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令和 2年 3月総務委員会−03月23日-01号

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  1. 長岡市議会 2020-03-23
    令和 2年 3月総務委員会−03月23日-01号


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    最終取得日: 2023-06-09
    令和 2年 3月総務委員会−03月23日-01号令和 2年 3月総務委員会 令和2年3月23日(月)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(9人)   松 井 一 男 君   五十嵐 良 一 君   山 田 省 吾 君   長谷川 一 作 君   藤 井 達 徳 君   丸 山 勝 総 君   水 科 三 郎 君   笠 井 則 雄 君   五 井 文 雄 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   多 田 光 輝 君   神 林 克 彦 君   豊 田   朗 君   諏 佐 武 史 君   松 野 憲一郎 君   深 見 太 朗 君   池 田 明 弘 君   荒 木 法 子 君   田 中 茂 樹 君   大 竹 雅 春 君   池 田 和 幸 君   加 藤 尚 登 君   関   充 夫 君   杵 渕 俊 久 君   中 村 耕 一 君   諸 橋 虎 雄 君
      古川原 直 人 君   桑 原   望 君   関   正 史 君   関   貴 志 君   酒 井 正 春 君   高 野 正 義 君   丸山(広)議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   水澤副市長・      高見副市長     イノベーション推進監   金子危機管理監・    渡邉地方創生     政策監         推進部長   近藤総務部長      小山総務部参事   小嶋財務部長      成田財務部参事・                 市民税課長   星原子力安全対策室長  渡邉地域振興    兼危機管理防災本部長   戦略部長   佐藤会計管理者兼    高野工事検査監     入札・契約制度     改革担当部長   吉田秘書課長      新沢イノベーション                 推進課長   大矢政策企画課長    斉藤シティプロモーション                 担当課長   五十嵐ながおか・若者・ 水内広報課長      しごと機構推進      課長   江田人事課長      小熊行政管理課長   佐藤コンプライアンス  杉本情報システム     課長          管理課長   深澤市民窓口      青柳庶務課長     サービス課長   大野財政課長      高野契約検査課長   北村管財課長      植木施設マネジメント                 担当課長   堀井資産税課長     佐藤収納課長   川上危機管理防災    桜井原子力安全対策     担当課長        担当課長   上村地域振興戦略    武樋会計課長     担当課長   小田島消防長      高坂消防本部次長   佐々木総務課長     山田予防課長   佐藤警防課長      栗林指令担当課長   田上与板消防署長    田村栃尾消防署長   遠藤選管委事務局長   吉田監査委事務局長   金安中之島支所長    早川越路支所長   斎藤三島支所長     佐山山古志支所長   米山小国支所長     棚橋和島支所長   河内寺泊支所長     今井栃尾支所長   横山与板支所長     坂田川口支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   腮尾事務局長      水島課長   宮島課長補佐      木村議事係長   松原主任    ────────※──────── ○松井一男 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○松井一男 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。    ────────※──────── 1 議案第3号 令和2年度長岡市一般会計予算         (続) ○松井一男 委員長  議案第3号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出4、8、9、11、12款〕 ○松井一男 委員長  質疑はありませんか。 ◆藤井達徳 委員  それでは、2点ほどお願いしたいと思います。  まず、9款消防費でありますが、説明書の355ページ、災害時次期情報伝達方式構築関係経費情報伝達手段拡充経費90万円について伺います。これは高齢者世帯等固定電話避難情報を一斉配信するシステムのことだと思いますが、システムについてもう少し詳しく御説明いただけたらと思います。また、今後の周知ですとか加入手続をどのように進めていかれるのか、そして加入者を現段階でどの程度想定されているのか、この点についてまずお聞かせいただきたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  御質問のシステムにつきましては、私どもから固定電話音声データ防災情報について配信するサービスでございます。周知や手続の方法でございますけれども、今年度中に運用が開始できる手続を踏み、出水期前にはそれぞれの町内会の情報を入力いたしまして、まずは情報伝達していただく役割を担っていただいているそれぞれの町内会長にいち早く一斉に情報が伝わるという環境を整えていくところでございます。その後、一定の要件を設けまして登録者の方を募り、その際には例えばシステム留守番電話の場合はどうなのかとか、電話に出なかった場合どのようになるのか、そういったことを加入していただく手続の段階でしっかりとお知らせしながら、手続を進めていこうというふうに考えているところでございます。まず来年度につきましては、高齢者世帯を中心に1,400件から1,500件程度の加入を見込んでいるところでございます。 ◆藤井達徳 委員  分かりました。今説明の中でも少し触れていただいたようでありますが、主に高齢者が対象ということでございますので、近年の特殊詐欺等の横行によりまして、電話に出ないようにという高齢者も少なくございません。実際啓発チラシも地域に配られていて、私のところにも入っていたのを見ますと、これは長岡市と長岡警察署から発行されたものでして、(チラシを示す)「電話に出ないことが一番の対策です」というチラシ特殊詐欺対策で回っているわけです。ですから、加入の際に丁寧な説明をということでございましたので大丈夫かと思いますが、せっかく加入しても機能しないようでは困ると思いますし、しっかりとした対応をお願いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  もう1点お願いしたいと思いますが、説明書の357ページでございます。市民防災推進事業費地域防災教育経費540万円について伺います。新規事業として、マイ・タイムラインなどの防災教育を行う経費という説明がございました。質問ですけれども、学校での活用かと思いますが、事業目的を改めてお伺いしたいということと、それから対象学年はどのように進めていかれるのか、また具体的な事業内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  この事業の目的でございますけれども、まずは昨年の台風第19号の教訓を踏まえまして、水害に限らずですけれども、それぞれの学校の授業の中で、いざというときの行動を子どもたちにしっかりと考えてもらって備えていただき、それをまた御家庭に持ち帰って、御家族等でそういったことを一緒に考えてもらう機会を設けていただくということでございます。対象につきましては、市内の全小学校を対象として考えておりまして、学年につきましては、おおむね小学校5年生を中心として今考えているところでございます。内容につきましては、NPO法人に授業の内容を委託しまして、長岡市オリジナルのマイ・タイムラインを作成して、それを普及していくということを考えているところでございます。 ◆藤井達徳 委員  分かりました。特に風水害の場合は余裕を持って、避難行動が立てられるわけですから、災害に備えて一人一人が事前に個人の防災計画というものを立てていくマイ・タイムラインの取組は非常に大事かと思います。  また、御説明にもございましたとおり、それを子どもたちがまず学校現場で学んで、それを家庭に持ち帰って、そして家族と一緒にまた考えて、家庭のマイ・タイムラインを考えていくという連動した取組、広がりを期待しておりますので、ぜひしっかりと取組をお願いしたいというふうに思います。 ◆長谷川一作 委員  私からも消防費についてちょっとお願いいたします。  説明書の351ページの消防団施設管理事業費の中に施設整備費があるんですけれども、今年度は12か所ということで、そのほかに事業概要も書いてあったんですけど、このたびの事業概要等が分かりましたら、ちょっとお聞かせください。 ◎佐々木 総務課長  消防団施設整備内容でございますが、消防団車庫機械器具置場の3か所のリース、これは5年リースの2年目でございます。そのほかに、警鐘台、消防団の火の見やぐらでございますけれども、これの解体撤去工事9か所の内容となっております。 ◆長谷川一作 委員  355ページの地域防災計画関係経費防災アドバイザー経費が新規で盛られているということで理由をお聞かせ願いたい。また洪水ハザードマップ作成経費ということで、今年度もありましたけれども、来年度もまた予算がついているということで、この進捗状況等を教えてもらいたいし、津波ハザードマップ作成経費は新規で出ているわけですけれども、マップを作る際にどういうことに特に注意してつくらなきゃいけないかということをよろしくお願いいたします。 ◎川上 危機管理防災担当課長  まず、1つ目の防災アドバイザーでございますけれども、長岡市は台風第19号の教訓を踏まえて、新たな避難の在り方情報提供の仕方を今トータルで検討しているところでございまして、そういったことをしっかりと市民周知を図っていくに当たって、基となる考え方につきまして、しっかりと有識者の方々からアドバイスをいただき、構築していく必要があるということでアドバイザーを委嘱するというものでございます。  続きまして、洪水ハザードマップでございますけれども、これも台風第19号の教訓を踏まえた内容に変更する必要が生じたということでございまして、今年度中の完成を目指して進めていたところでございますけれども、今ほど申し上げたようなしっかりと長岡市が考える避難の在り方、それから情報提供とかそういったところとリンクした事前の備えに役立つハザードマップとしたいということで繰越しさせていただいて、出水期前に間に合うように今編集作業を進めているところでございます。それで、令和2年度の予算で要求させていただいているものにつきましては、視覚障害の方であるとか外国人の方など、避難行動配慮者の方々から御利用いただくためのハザードマップに係る経費を計上させていただいているところでございます。  津波ハザードマップにつきましては、今年1月に、津波災害警戒区域を指定したことを受けまして、これに合った最大規模でのハザードマップの作成が市に義務づけられたことによりまして、作成するものでございます。これにより、これまで以上に大きな災害を想定して、より安全に避難していただくためのマップを作成するということになります。 ◆長谷川一作 委員  同じく355ページの市民防災推進事業費が今年度から800万円ばかり増えているということでありますけれども、その増額の理由を教えていただきたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  市民防災推進事業費の増額の主な理由でございますが、地域防災訓練等経費について、浸水想定地域から域外への水防避難訓練を来年度実施することや、支所の防災訓練の見直しに係る経費として増額がございます。  それから、地域防災活動支援経費につきましては、現在中越市民防災安全士会から、よろず相談窓口講師派遣等で御協力いただいているところでございますが、新たな避難の考え方等々の普及にかなりのニーズが見込まれるため増額をさせていただいているところでございます。  それから、先ほど藤井委員からも御質問いただきましたけれども、めくっていただきまして357ページの地域防災教育経費のほうでマイ・タイムラインの授業を行うというところが主な増額の要因になってございます。 ◆笠井則雄 委員  それでは、説明書の355ページの避難対策事業費備蓄物資整備等経費が載っておりますので、少し聞かせていただきたいと思います。  新型コロナウイルス感染拡大を受けまして、全国的に医療現場にも深刻な影響が及ぼされていると聞いているところであります。先般、新潟は備蓄されたマスク13万枚を県内25の病院に配布したと報道されているところであります。まず、当市におけるマスク消毒液備蓄状況はどうかお聞かせ願いたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  今現在、長岡市ではマスク消毒液の備蓄につきましては、避難所でスタッフが作業する際の衛生面を確保するために利用する分の備蓄にとどまっているところでございます。 ◆笠井則雄 委員  災害はないほうがいいわけでありますが、今回の新型コロナウイルスのようなことがまたいつ起こるかも分からないわけでありますから、十分備蓄の状況を確認しながら、今後はマスク消毒液の十分な備蓄も必要ではないかと私は考えるところでありますが、いかがでしょうか。 ◎川上 危機管理防災担当課長  今回の教訓を踏まえまして、こういった感染症予防対策に当たっての備蓄も必要だという認識を持ちましたので、しっかりと対応できるように今後検討してまいりたいと考えております。 ◆笠井則雄 委員  同じく消防費の359ページに、災害対策一般経費になるんだろうと思いますが、新型コロナウイルスで市民の皆さんの心配も大変多いわけでありますので、少し聞かせていただきたいと思っております。  所管が外れない程度に質問しますが、健康課でいわゆる新型コロナウイルスの感染の疑いのある方の相談窓口が設置されて、マスコミや私たち議員に資料としていただいているのを見ますと、土日・祝日も開設し、また時間も午後8時まで延長したということで、昨日の午後5時現在で60人近い方々からの御相談があったというふうな報道もあるわけであります。そこで、健康問題のそういう対応は大変評価しているところでありますが、全国的には新型コロナウイルスの影響で採用内定取消しなどいろんなことも起きているようであります。それは商工部を中心として商工会議所ハローワーク長岡など、関係機関がいろいろ窓口を立ててやっているということは十分承知していますが、防災から雇用まで、いわゆるワンストップでの相談窓口も今回の場合は必要ではないかと私は思いますが、お考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。 ◎深澤 市民窓口サービス課長  委員御質問の総合窓口における市民向けの対応でございますが、まず前段としまして、今現在私どもが取り組んでる内容を初めに御紹介させていただきたいと思います。  今現在、庁内向けの対応といたしましては、感染症予防対策といたしまして、アルコール消毒剤による除菌ですとか、除菌シートを使いまして市民が使う鉛筆や筆記用具等を除菌したりですとか、マスクの着用を励行したりしているところでございます。また、今後の感染拡大に備えまして、まずは業務継続ができるように業務の優先順位ですとか職員体制の維持をいかにすべきかというところを庁内向けに指示しているところでございます。  また、今現在市民にお願いしている部分としまして、既に市のホームページに掲載してございますが、先ほど申し上げましたとおり、庁舎の出入口のところにアルコール消毒液を設置してございますので、そちらの利用をお願いすることですとか、あるいは転出届やマイナンバーの申請あるいは各種の証明書発行などは、庁舎に来庁しなくても手続できるものがございますので、まずはそういったもので郵送対応をお願いする部分と、あるいは東西のサービスセンターですとか各支所でも手続ができるものもございますので、そういった形で来庁者の分散化というものを図っているところでございます。  委員御提案の今後の相談体制につきましては、今現在委員がおっしゃったとおり、保健所ですとか健康課あるいは産業支援課等において、それぞれ相談窓口を設置しているところでございますので、まずはそういったところへしっかりと情報をおつなぎすることによって、市民の方の不安解消に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆笠井則雄 委員  要望ですけど、マスコミ報道あるいはマスコミに出ておられるお医者さんなどの一部の話によれば、少し長期化するのではないかと心配している先生もおられるわけでありますから、防災から雇用まで、関係機関電話番号を探して相談すること自体も市民の皆さんは大変だというお声もあるわけでありますから、防災から雇用まで統括したような総合的な窓口が必要ではないかと思いますので、今後検討していただきたいというふうに思います。要望であります。 ◎金子 危機管理監政策監  日々刻々と感染症が発生するだとか、それに伴う経済がどうであるとか雇用がどうである、あるいは今おっしゃられたように4月の採用がどうなるというようないろんな不安なり要望なり問合せがあるというのは、もちろん承知いたしております。それができれば1か所で済むということを望んでおられる市民の気持ちも大変理解できるのですけれども、一方で対応が日々刻々と変わったり、非常に専門性が高かったりいたしますので、我々としてはまず聞かれたことに間違いなく正しく答えられるということを第一にしていきたいと思っております。そのために、すぐにワンストップができるかどうかは分かりませんが、問い合わせたところがたとえ違っていても、それはここなので、ここのところにお聞きいただければしっかりつなぐことができるというようなことで、市民の立場に立った問合せ対応というものをしっかりと考えていきたいと思っております。お尋ねのワンストップ窓口というものの実現も頭に置きながらも、委員のおっしゃることを十分理解しながらやっていきたいというふうに考えております。 ◆笠井則雄 委員  353ページですけど、関原出張所整備事業費に耐震を含めた経費が載っております。そこで、本予算の事業内容をもう少し詳しくということと、いつ頃完成して、耐震化された後に、地域の一つの防災拠点として立ち上がるのかなど、改めて聞かせていただきたいと思います。 ◎佐々木 総務課長  関原出張所整備事業費事業概要でございます。まず、関原出張所は、耐震診断において耐震補強が必要と診断された建物でございますので、耐震化を進める部分の工事が耐震化でございます。また、建物自体が狭隘化しておりますので、130平米程度を増築いたしまして、主に衛生管理等の面から仮眠室の個室化を進めるという点と、女性消防職員が勤務可能な女性スペースを確保するような事業内容となっております。 ◆笠井則雄 委員  おおむねの完成予定はいつでしょうか。
    佐々木 総務課長  失礼しました。来年度いっぱいで完成する予定でございます。 ◆笠井則雄 委員  この間1年、2年の審議の中で、消防本部など13施設のうちまだ耐震補強工事が終わっていないのが去年の話だと3か所ということでありました。関原出張所を除いてあと3か所になるんじゃないかというふうに思いますが、もし違っていたら指摘をしてください。その施設名と全ての消防庁舎耐震補強工事が完了する見込みはいつ頃だというふうに考えているんでしょうか。 ◎佐々木 総務課長  耐震化が必要な建物につきましては、委員のおっしゃるとおり残り3か所ございます。栃尾消防署小国出張所、それから新町出張所でございます。具体的なスケジュールにつきましては、栃尾消防署は旧栃尾郷診療所跡地への移転を計画しておりますが、具体的なスケジュールは今のところ未定でございます。また、残りの2施設についても建物、敷地ともに狭隘化しておりますので、耐震化するのか、移転して改築するのか等を含めて、今後計画して耐震化を進めてまいる予定でございます。 ◆笠井則雄 委員  この間の論議の中で、新型コロナウイルスについては強い財政出動も必要だという論議もありまして、市長もそれを受けて御答弁しているところでありますので、そういう状況の中で、あなた何言ってるんだと言われそうでありますが、改めて述べさせていただければ、地震などの災害時には消防庁舎は市民の安心・安全確保出動拠点になるわけです。毎年同じような論議をして恐縮ですけど、それが耐震診断は終わっているんだけど、工事が終わっていないとか、一部栃尾消防署のほうは分かっているようでありますが、いつ頃になるか分からないとか、そういうことはいかがなものかなというふうに思っているんですよね。ですから、お金の使い方ですから、両副市長もいるし、財務部長もおられますが、これは一刻も早くしないと市民の皆さんも不安だと思うんですよ。ですから、そういう面で改めて市の考え方をお伺いしたいと思います。 ◎小田島 消防長  今ほどの御意見ですけれども、当然消防は人員と機械器具、施設があっての消防でございますので、施設については今ほど総務課長が申しましたように、計画的に整備を進めております。  一方、建築年数とか老朽化耐震性についても考慮して計画を進めているところですが、やはり敷地の大きさ、規模、構造とかからその場所には建て直すことができないパターンと、市の進めております長寿命化によって、手を加えることによってもう30年、40年使えるような施設というふうに2つに分けた計画を持っております。そうした中で、やはり構造を補強することで長もちさせるというのは、今関原出張所を増改築するという方向で進めておりますし、新たに移転する栃尾消防署につきましては、タイミングよく敷地を確保することができました。ただ、敷地についても交通インフラの整ったところとか、そういう部分でどこでも移れるわけでもございません。そういった敷地を取得するタイミングとか、いい候補地があるかないかによっても、やはり時期が変わってくるかと思います。そういった中ではそういう状況を見ながら、また市の人口動態も大幅に変わっております。そういうところで、どこに整備したらいいのかということを含めて、今後のタイミングについては検討していきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。 ◆五十嵐良一 委員  私のほうから、説明書の357ページの市民防災推進事業費中越市民防災安全大学の中身についてちょっとお伺いしたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  その事業につきましては、平成18年度から開催しておりまして、これまでに680人の中越市民防災安全士を輩出している事業でございます。現在は、土日を中心に5日間、20講座程度を開催して、地域の防災リーダーの育成を行っている事業になります。 ◆五十嵐良一 委員  中越市民防災安全士に認定されますと、いわゆる防災士の資格が取れるということでございます。確かに行政としてやるべきことはたくさんあると思いますけれども、やはり地域の住民自らが防災をきちっと考えていく、そういった意味では防災士は大変重要な位置づけだと思います。これは令和元年12月末現在の数字で、おそらく今変わっているかと思いますけど、新潟では全体で4,402名というふうになっています。この4,400という数字が多いのかどうかというのはまたいろんなところがあると思いますけれども、愛媛県では何と1万4,000人を超えています。やはりそういった意味では危機意識の高いところはこういう防災士も多くなっているんじゃないかと思うんです。私自身も被災者だったのですが、行政の方々も実際何かあれば被災者になるわけであって、今後、子どもたちへの教育も含めて、地域の安全について、行政だけに頼るのではなく、そういった意味では防災士も大変重要だと思うのですが、今後についてどのようなお考えなのかお伺いしたいと思います。 ◎川上 危機管理防災担当課長  防災士の育成につきましても、中越市民防災安全大学のカリキュラムを受講した方から、防災士の資格を取得するための資格試験をこれに合わせて受験できるような体制を取っておりまして、今年度までに長岡市の中越市民防災安全大学を受講した方から500人の防災士の合格者が出ているところでございます。今後もこういった取組を通しまして地域の防災リーダーを育成し、地域と連携した防災体制を強化してまいりたいというふうに考えております。    ─────────────────   〔歳入1款〕 〇小嶋財務部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○松井一男 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   〔2〜23款〕  (2) 第3条 債務負担行為中当委員会付託分  (3) 第4条 地方債  (4) 第5条 一時借入金  (5) 第6条 歳出予算の流用 〇小嶋財務部長小田島消防長近藤総務部長渡邉地方創生推進部長渡邉地域振興戦略部長星原子力安全対策室長危機管理防災本部長遠藤選管委事務局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○松井一男 委員長  質疑はありませんか。 ◆山田省吾 委員  説明書の87ページの土地建物貸付収入について少しお聞かせいただきたいと思います。  そのうちの敷地貸付収入についてですけれども、先ほどの説明では実績を基にという言葉があったと思うんですが、その計算式等はあるんでしょうか。 ◎北村 管財課長  計算式につきましては、市有財産評価額のおおむね5%を基準に算定させていただいております。 ◆山田省吾 委員  これは全てに通じるということでよろしいでしょうか。個別において変化するとかそういうことはないんでしょうか。 ◎北村 管財課長  5%で算定しておりまして、特別な事情がある場合につきましては減免処理している場合がございます。 ◆山田省吾 委員  その特別な事情とは、分かりましたら教えてもらえませんか。 ◎北村 管財課長  目的が公共的な用途に使っている場合ですとか、団体が公共的な団体等の場合は減免している場合がございます。 ◆笠井則雄 委員  説明書の89ページに土地建物売払収入がありまして、19日の委員会でも論議になったところでありますが、住宅用地等で西千手があります。この内容とスケジュールなどを考えておられましたらお聞かせ願いたいと思います。 ◎北村 管財課長  西千手の土地につきましては、旧消防本部敷地の売却を想定しております。スケジュールにつきましては、年度早めに売却手続に入りたいというふうに考えております。    ───────────────── ○松井一男 委員長  それでは、本案に対する意見はありませんか。 ◆丸山勝総 委員  議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、市民クラブの意見を申し上げます。  人口減少、少子高齢化の進展などの様々な要因により、基幹収入である市税は伸び悩み、地方交付税は、合併算定替の段階的縮減により減額するなど、歳入の確保は依然厳しい状況が続いております。現下の厳しい財政状況の中、徹底した行政改革を進め、歳出削減を図られ、有利な起債など特定財源の確保に可能な限り取り組まれました。その結果、財政調整基金の取崩しは3億5,000万円となり、前年度から大幅に圧縮されたことは、行政改革が着実に進んでいるあかしであり、高く評価いたします。  昨年の台風第19号の教訓を踏まえ、ハザードマップやマイ・タイムライン防災教育を進め、市民の防災意識を高める政策や行政ICTの推進やスマートフォン決済の導入、オープンイノベーションによる行政課題の解決などにより、行政サービスの効率化と利便性の向上を図られていることは、時代のニーズを的確に捉えた施策であると評価いたします。  また、令和2年度から第2期長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートいたします。再生可能なまちづくり、若者が長岡に誇りと希望を持つまちづくり、イノベーションの視点に立ち、全ての分野で前例にとらわれることのない新たな発想によるまちづくりを大胆に進めることが重要であると考えます。引き続き行政改革に真摯に取り組まれ、持続可能な行政運営を進めるとともに、市町村合併から15年を迎える長岡市の諸課題の解決、産業基盤の強化、経済の好循環につながる施策を講じていただくことをお願いいたします。  結びに、新型コロナウイルスによる長岡市経済への影響は、かつて経験したことのない計り知り得ないものと考えます。長岡市がこれまで取り組んできた行財政改革は成果が現れ、この流れは決して止めてはいけません。しかしながら、現下の厳しい経済状況を鑑みれば、時には有事としての視点で大胆な財政出動も必要な場合があると考えます。今こそ議会と行政が一丸となってこの難局を乗り越え、市民の安心・安全を守られることをお願いいたしまして、市民クラブは令和2年度一般会計予算の当委員会付託分について賛成いたします。 ◆山田省吾 委員  議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、長岡令和クラブの意見を申し上げます。  令和2年度の予算は、市民の安全と暮らしの安定に全力を尽くすということを第一に考え、予算編成をされたと市長は述べられました。そして、暮らしを守り、市民とともに長岡の未来を創る予算とし、5つの重点項目を立てた内容であります。当委員会付託分として、防災・災害対策の分野では、台風第19号の教訓を踏まえた災害に強いまちづくりを重点に、早めの避難行動を促す体制づくりや地域防災力の強化を推し進めることと人口減少による地域経済のための集落支援員の配置、また地域おこし協力隊を活用しての地域の活性化、また地域の協働力を生かした地域の宝磨き上げ事業など、地域の活性化を積極的に推し進める予算となっており、評価いたします。  また、今後の財政運営についても令和2年度当初予算における財政調整基金の取崩し額は対前年比で16億7,000万円の減ということで、収支不足を大幅に圧縮する内容となっており、評価いたします。  最後に、新型コロナウイルスにより、地域経済や市民生活に影響が出てきており、予算執行を速やかに実行することを要望し、令和2年度長岡市一般会計予算の当委員会付託分について、長岡令和クラブは賛成いたします。 ◆藤井達徳 委員  議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分につきまして、長岡市公明党の意見を申し上げます。  令和2年度当初予算は、暮らしを守り、市民とともに長岡の未来を創る予算と銘打ち、5つの重点施策を柱とした予算編成となっています。特に昨年10月に発生した台風第19号の教訓を踏まえた災害に強いまちづくりとして、ハード、ソフト一体となった防災・減災対策が盛り込まれています。近年頻発する豪雨災害等から市民の生命を守るためにも、教訓を生かしてしっかりと防災体制の強化に取り組んでいただきたいと思います。  また、行政サービスの効率化と市民の利便性向上の施策として、行政ICTの推進やオープンイノベーションによる行政課題の解決に向けた取組も期待されます。  一方で、向こう5年間の財政見通しは、基幹収入である市税の伸び悩みや地方交付税の減額などの影響を受けて、毎年15億円規模の収支改善に迫られています。まさに、行政改革は待ったなしであります。加えて新型コロナウイルス感染拡大に伴い、市民生活や市内経済には深刻な影響が広がっています。  一昨日、市内において初めての感染者が発生したことから、感染予防の強化といった危機管理とともに、今後市内企業を下支えするための機動的な財政運営にも留意しなければなりません。難しいかじ取りが求められますが、新年度予算が市民の暮らしを守り、市民とともに長岡の未来を創る予算として有効に執行されることを要望し、本予算に賛成いたします。 ◆笠井則雄 委員  議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、日本共産党議員団の意見を述べさせていただきます。  初めに、一昨日の3月21日に長岡市で初の新型コロナウイルス感染症患者が発生しました。新潟など関係機関と密な連携をしながら、十分な対策を講じ、市民への迅速かつ正確な情報提供をお願いしたいところであります。  さて、磯田市長は令和2年度市政執行方針で、市政執行の基本として、市民の安全と暮らしの安定に全力を尽くすとし、台風第19号の教訓を踏まえた災害に強いまちづくりを進めるといたしました。  そこで、当委員会付託分を見てみますと、長岡空襲75年目の節目の年を迎え、長岡空襲75年企画事業や県立歴史博物館とのタイアップ事業など平和に関する取組を期待しています。  また、台風第19号の教訓を生かした災害に強いまちづくりも市民総ぐるみの防災・減災体制の再構築を基本方針とし、避難行動、情報の発令、職員出動体制の見直しや地域住民との連携強化、洪水ハザードマップの作成などは評価するところであります。  しかし、本年度から5年間の財政見通しが示されましたが、今後、年15億円程度の収支改善の取組については、持続可能な行財政のあり方に関する有識者懇談会の意見を踏まえてとのことでありますが、対応策が見えないところもあり、注視していきたいと思っています。  また、昨年に続き、新潟の原子力防災訓練が行われるとのことでありますが、昨年行われなかった必要な避難訓練や訓練で見つかった課題をしっかりとに伝え、市民の安心・安全のために、実効性ある避難計画を行うことが課題と思います。このことも求め、一般会計予算について賛成いたします。 ○松井一男 委員長  議案第3号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○松井一男 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○松井一男 委員長  これにて散会いたします。   午前11時8分散会    ────────※────────...