松 井 一 男 君 水 科 三 郎 君
笠 井 則 雄 君 関 貴 志 君
酒 井 正 春 君 加 藤 一 康 君
五 井 文 雄 君
丸山(広)議長
────────※────────
〇説明
のため出席した者
水澤副市長 高見副市長
大滝地域政策監 金子危機管理監・
政策監
竹内市民協働 若月環境部長
推進部長
長谷川商工部長 伊藤観光・交流部長
兼
プレミアム付
商品券室長
安達農林水産部長 野口環境部次長
川合市民協働課長 金垣人権・男女
共同参画課長
水島文化振興課長 野口スポーツ
兼生涯
学習担当課長 振興課長
兼
中央公民館長
山田市民課長 宮島環境政策課長
小林環境業務課長 間嶋産業イノベーション
課長
里村
産業支援課長 山田工業振興課長
兼
プレミアム付
商品券担当課長
金子産業立地課長 星野観光企画課長
佐山観光事業課長 松木国際交流課長
波形農水産政策課長 諸橋農林整備課長
平澤農業委事務局長
金安中之島支所長 早川越路支所長
斎藤三島支所長 佐山山古志支所長
米山小国支所長 棚橋和島支所長
河内寺泊支所長 今井栃尾支所長
横山与板支所長 坂田川口支所長
────────※────────
〇職務
のため出席した
事務局職員
腮尾事務局長 水島課長
宮島課長補佐 木村議事係長
────────※────────
○池田和幸 委員長 これより会議を開きます。
────────※────────
○池田和幸 委員長 なお、
報道関係者から写真撮影
の申出がありましたため、
委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。
────────※────────
1 議案第3号 令和2年度長岡市
一般会計予算(続)
○池田和幸 委員長 議案第3号を議題といたします。
─────────────────
(1) 第1条
歳入歳出予算中
〔歳出7款〕
〇
長谷川商工部長兼
プレミアム付商品券室長、伊藤観光・交流部長 〔予算書及び説明書にて説明〕
○池田和幸 委員長 質疑はありませんか。
◆多田光輝 委員 私
のほうから、7款商工費に関しまして、4点ほど質問させていただきます。
まず1点目に、説明書
の267ページ、がんばる
地域企業応援事業補助金のうち、
商工会等伴走型活動支援は新規事業となっておりますので、内容等をお聞かせいただければと思います。
◎里村
産業支援課長兼
プレミアム付商品券担当課長 商工会等伴走型活動支援でございますけれども、先週に御議論いただきました長岡市がんばる
地域企業基本条例に沿いまして、企業に寄り添いながら支援する商工団体に対して、企業
の稼ぐ力を強化する取組、今想定しているものは地域企業
の外国人材確保や
海外販路開拓を目指すため
の取組といったものを各商工会から事業内容を公募しまして、それを支援する予定でございます。
◆多田光輝 委員 分かりました。
続きまして、273ページ、起業・
創業支援事業費の一般起業支援事業費のうち、
リーンローンチパッドプログラム委託料につきまして、今年度から名前
の変更と多少
の増額、それから今年度は事業が好評とお聞きしておりましたが、評価と起業に関して
の見通し等をお聞かせいただければと思います。
◎間嶋
産業イノベーション課長 まず、1点目
の名前が変わった理由でございますが、内容としましては今年度と変更はございません。今年度予算
の要求
のときには講座
の名称が決まっておりませんでしたので、リーン・スタートアップという手法
の名前をそのまま記載しておりました。今年度に事業を実施するに当たり、
リーンローンチパッドプログラムという講座
の名称に決めまして、来年度も引き続き実施させていただきたいと思っておりまして、予算に関する説明書には講座
の名前を記載させていただきました。
2点目
の増額
の理由でございます。今年度その
プログラムを開催してみまして、一部
の事業でちょっと時間が足りなかったなと、不十分だったなという反省点があったということ。もう1つ、発表会後
の事業化に向けたフォローが少し足りなかったなということが反省点としてございます。そのため、この
プログラムは
ビジネスアイデアの事業化を目指してやっておりましたので、その精度を上げるため、講座
の日数や時間を増やさせていただきましたので、増額となったものでございます。
3点目
の評価と今後
の見通しでございますが、今年度は参加した8チーム
のうち、1チームが実際に起業し、1チームが継続して事業化に向けた検討をしているところでございます。非常に好評でしたので、来年度は先ほど申し上げたとおり、
プログラムを充実させまして、より多く事業化できるように進めてまいりたいと考えております。
◆多田光輝 委員 はい、分かりました。期待しておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
続きまして、275ページ、新
産業創出支援事業費のうち、
ものづくり起業者事業所賃料等補助金について、今年度比で500万円ほど減額されておりますけれども、理由等々を教えていただければと思います。
◎山田
工業振興課長 委員御質問
のものづくり起業者事業所賃料等補助金の減額
の理由について御説明申し上げます。
当補助金は、将来
の地域経済を担う
ベンチャー企業の成長を支援するため、事業所
の賃料や改装費等を3年間を限度に補助するものでございました。これまで15社を支援し、事業規模
の拡大を促進するとともに、うち7社は
長岡新産業創造センター等のインキュベート施設から移転、いわゆる卒業
の際に活用され、施設
の効果的な利用にもつながったものと考えております。今年度で3年間
の補助期間を終了する企業が多かったために大規模な減になりましたし、来年度からはより総合的な起業支援を行うため、当補助金については新規募集を行わず、既存
の対象者のみを支援することとしたものでございます。ただ、来年度はより総合的な支援を行うため、
スタートアップ補助金を新設し、これにつきましては
産業イノベーション課の所管ではございますが、こちらをスタートし、賃料なども含めて対象者を総合的に支援していきたいと考えているものでございます。併せて国・県
の補助制度なども活用しながら、起業者に対し、
起業支援センターながおかclipなどと連携しながら、これまで以上に支援を充実させていきたいと考えております。
◆多田光輝 委員 はい、分かりました。
最後になりますけれども、先日からいろいろ質問等々がありましたけれども、283ページ
の川口総合交流拠点施設管理運営費の指定管理者委託料です。
債務負担行為分が増えておるようですが、その金額に関しまして詳しい内容等々を、
小坂井委員の所管事項に関する質問
のときにも若干御説明があったと思いますけど、詳しく御説明いただきたいと思います。
◎高見 副市長 先週来川口
の温泉について御審議いただきました。公社
の経営状況につきましては市長からも発言がありましたけれども、私も大変遺憾に思っております。温泉、温浴施設
の運営につきましては非常にコストがかかるものであり、例えば栃尾地域
のおいらこ温泉は川口温泉
の約半分
の規模
の施設ですけれども、
利用料収入を除いた
指定管理料の支出が約3,700万円、類似施設として長岡地域
のエコトピア寿も4,500万円と相応
の費用を投じて運営してきております。こうした中、川口温泉についてはホテル等
の収益も想定し、合併後
指定管理料の縮減を続け、近年では4,000万円程度に抑えて運営してまいりました。一方、地域人口や観光人口
の減少
のトレンドや設備
のトラブルなどにより経営が圧迫され、ホテル、
日帰り温泉も含め、赤字が拡大してまいりました。この間、温泉やホテル
の再生に実績
のある
民間事業者に協力も求めてまいりましたが、なかなか難しく、現時点まで具体化には至っておりません。市といたしましては、川口温泉は地域随一
の地域
の宝であり、すばらしい温泉だと考えており、市民
の皆様に納得いただける形で何としても事業継続してまいりたいという思いを持っているところでございます。今後、
行財政改革有識者懇談会の御意見等も踏まえ、将来的な検討をしていく必要があると考えておりますが、令和2年度予算におきましてはまずは事業継続を前提に
経営改善計画を作成し、体制を整えて運営するため
の費用を計上いたしました。今後、執行に当たってはさらに精査を行い、公社
の指導、監督を強化し、経営努力を求めていきたいと考えております。また、節目節目で議会
の皆様にも状況報告をさせていただきたいと思っております。
一方で、足元
の現実として今般
の新型コロナウイルスの影響が非常に見通せない状況となっております。状況に応じて事業途上であっても施設
の休止なども含めた抜本的な対応
の検討を行う必要があるものと認識しております。繰り返しになりますが、極めて厳しい状況
の中ではありますが、多く
の人に愛されている川口温泉が市民
の皆様から御納得いただける形で事業継続できますよう、市といたしましてはまずは公社とともに一層
の努力をしてまいりたいと存じます。引き続き御審議
のほどよろしくお願い申し上げます。
今
の具体的な御質問につきましては、
観光事業課長のほうからお答え申し上げます。
◎佐山
観光事業課長 増額分
の2,834万円についてですが、まず事業収入を多めに見誤った部分について
の下方修正分が1,500万円、新たに雇用する総支配人などへ
の給与が600万円、専門家へ
のコンサルティング費用が300万円、あと誘客促進
のため
の諸経費として約400万円計上しております。これらは、市が公社に示す
経営健全化方針の中で新たに追加する業務ということで必要経費として用意するわけですが、それぞれを積み上げた結果、令和元
年度補正予算額とほぼ同額となり、同額計上となったものです。実際
の契約額につきましては、今後
指定管理者と年度協定を取り交わす際にしっかりと精査してまいりたいと思います。
◆多田光輝 委員 今ほど高見副市長からもありましたように、我々も地域
の宝と非常に感じておりますので、しっかりと見守っていこうと思っています。よろしくお願いいたします。
◆神林克彦 委員 私
のほうから、何点か質問させていただきたいと思います。
まず、説明書
の271ページ
の地域産業人づくり支援事業費についてお伺いいたします。こちらに
伝統工芸後継者育成支援事業補助金というものがありまして、来年度
の予算が倍額となっております。今年度にどういった事業があり、そしてまた効果がうかがわれたということで倍額になったかと思いますが、その効果等についてお聞きいたします。また、こういう伝統工芸に関して、現状と今後をどういうふうにお考えか、市
の方向性を伺います。
◎山田
工業振興課長 伝統工芸後継者育成支援事業について
の御質問にお答えします。
本事業は、
伝統工芸産業の後継者育成に取り組む事業者を支援することで
伝統工芸産業の人材確保と技術
の伝承を進め、
伝統工芸産業の活性化に取り組むものでございます。事業者が後継者に支払う給与を5年間を上限に補助するもので、最初
の3年間が月15万円、最後
の4年、5年目は月10万円を上限に補助するものでございます。現在は、平成28年から
小国和紙生産組合に勤める方1名が対象となっております。この方は和紙原料
の下処理から紙すきまでこなせるようになっておりまして、現在市内酒蔵
のラベル製造をこなすなど、大きな戦力になっているというふうにお聞きしております。現在、市内
の伝統工芸産業は生産者
の減少と高齢化が進んでおりまして、後継者
の育成が喫緊
の課題であると認識しております。そんな中、令和2年度に与板打刃物や小国和紙
の事業者に新たな雇用
の予定があるというふうに聞いておりまして、これを支援するため、今回補助金を増額したいものでございます。
◆神林克彦 委員 効果と、また来年度は雇用が増えるということで、承知いたしました。
続きまして、同じページ
のものづくり未来人材育成支援事業費の中
のロボットイノベーション事業補助金についてちょっとお聞きいたします。先日行われました
長岡版イノベーション事業報告会でも取り上げられておりましたが、本年度は
ロボカップジャパンオープンが本市で開催されたということです。この中でも説明があったかと思いますが、来場者など、どのような規模で行った
のか、またその大会
の内容と、あと成果はどうであったか、お伺いします。
◎山田
工業振興課長 ロボカップジャパン、併せて
ロボットイノベーション事業について御説明させていただきたいと思います。
まず、昨年8月16日から18日
の3日間、
ロボカップジャパンオープンをアオーレを会場に開催させていただきました。全国から59チーム、400人を超える参加者と長岡市内を中心とする3万1,500人
の一般
の方々から御来場いただきました。最先端
のロボット技術を見ていただけたとともに、そこには地元を中心とする企業から出展いただきまして、長岡
のものづくりを発信し、企業と研究者
の交流を広げることができたというふうに考えております。今後、このロボカップで得られた成果を地域産業
の高度化につなげていくため、今年
の2月には
長岡ものづくりフェアにおいてロボカップジュニア
の北信越大会を行ったり、ロボット
の工作教室を行ったように、
関連イベントによる人材育成
の取組を続け、
ロボットイノベーション事業を行うNAZEなどを支援しながら、地域で
のロボット
の活用と
産業活性化を推進していきたいと考えております。技大、高専、
工業高校等で行われる
ロボット研究開発の支援、
ロボットジュニア等の人材育成などを併せてこれからも行っていきたいと考えております。
◆神林克彦 委員 本年度は学生など多く
の若い皆さんが関わりましたので、ぜひ今後につながっていくようによろしくお願いいたしたいと思います。
続きまして、273ページ、起業・
創業支援事業費についてお伺いいたします。この中で、本年度にありました未来
の起業家応援事業と
クラウドファンディング活用支援の項目がなくなっておりますが、こちらを廃止した理由とその事業
の内容についてお伺いします。
◎間嶋
産業イノベーション課長 委員御指摘
の未来
の起業家応援補助金と
クラウドファンディング活用支援の補助金につきましては廃止ということではなく、新設
のスタートアップ創出補助金に統合しております。先ほど多田委員からも御質問がございました275ページ
のものづくり起業者事業所賃料等補助金の新規分、未来
の起業家応援補助金、
あとクラウドファンディングの補助金、この3つを統合しまして
スタートアップ創出補助金というものを創設いたしました。
整理、統合した理由でございますが、まず未来
の起業家応援補助金でございます。こちらは長岡市にU・Iターンする方を対象としておりましたが、県
のにいがた
産業創造機構、NICOでも県外から移住してきた方が起業する場合
の補助金制度がありまして、こちら
のほうが金額も大きいので、そちらに応募してもらおうということで考えております。そのため、市としてはU・
Iターン者のみ
の補助金は廃止しまして、もともと長岡に住んでいる方も対象としまして
スタートアップ創出補助金としたものであります。
もう1点、
クラウドファンディング補助金の整理、統合
の理由でございますが、こちらは起業者
の資金調達方法としては有効であるというふうに認識しております。ですが、平成30年度、令和元年度と実績がなかったこともありまして、単独
の補助金ではなく、
スタートアップ創出補助金の対象経費として組み込むことで統合しまして予算を有効活用したいと考えております。
◆神林克彦 委員 内容と統合
の理由はよく分かりました。
続きまして、279ページ、ながおか
花火館管理運営費の運行バス路線延長補助金についてお伺いしたいと思います。これは、現行
のバス路線をながおか花火館
のほうまで乗り入れる、延長するということで、
新幹線利用の観光客であるとかビジネスマン
の皆様
の取り込みに非常に寄与する
のではないかと。
道の駅ということですけれども、長岡
駅を利用する方もいらっしゃいますので、その取り込みという意味と、あとはやはり長岡は日本酒を売りにしているので、車に乗らずに行ける方策として非常に期待しております。今回こういった形で補助金がついているわけですが、この路線延長
の内容であるとか補助金
の使い方についてお伺いいたします。
◎佐山
観光事業課長 委員
のおっしゃるとおり、できるだけ多く
の方々からながおか花火館に来ていただけるようにということで、既存
の運行バス路線を延長運転するものです。具体的には、長岡
駅から大手大橋を経由しまして、
日赤病院止まりになっているバス路線を土日、祝日限定で、1日8便になりますが、ながおか花火館まで延長運転させるものでございます。
補助金
の内訳についてですが、
車内アナウンスですとか料金表
の改定に係る初期投資分として177万円で、バスを走らせるため
の運行経費として86万円という内訳になっております。
◆神林克彦 委員 その運行経費について1つお伺いしますけれども、こちら
の運行経費という
のは、ちょっと令和3年度以降はまた違う話になりますが、場合によっては数年度運行経費
の補助を出していくような方向性がある
のでしょうか。
◎佐山
観光事業課長 秋頃
のオープンということで、半年ぐらい様子を見まして、その結果や、予算要求
の時点で引き続き継続するかどうかといったことを、データに基づいて検証してまいりたいと考えております。
◆神林克彦 委員 はい、分かりました。
では、次
の質問に移りたいと思います。283ページ、
川口総合交流拠点施設管理運営費については13日からいろいろと質問等がなされておりますが、ここでまた改めて何点かお聞きしたいので、質問させていただきます。
先ほど高見副市長
のお話もございました。また、2,834万円といった形で積算して金額
の根拠を示していただいて、もちろん経営改善
のためということでお伺いして、そちら
のほうは理解したところでございます。やはり13日もいろいろな御意見が出ましたが、この2,834万円を上乗せして執行するに当たって、令和2年度
の経営改善計画の作成をしっかりと行わなくてはいけない
のですが、現時点でどのような動きをしておりますでしょうか。また、それに対して市は指摘事項、要望等を具体的にどのような形で行っているか、現時点で
の動きを教えてください。
◎星野
観光企画課長 え
ちご川口農業振興公社の令和2年度
の改善プランの方針案につきましては、既に作成済みでございます。しかし、この方針案には数値目標など
の記載がないなど、不足する部分が多々ございますので、現在公社に別途作成を求めております令和2年度から5年間
の経営改善計画の中で、各年度
の具体的な売上げ目標、宿泊者数、
温泉利用者数等
の目標値をしっかりと提示するよう求めてまいります。
また、取組としましては、支配人
の配置を含めたガバナンス
の確立、魅力的な集客プラン
の展開、それから専門事業者による経営改善、経営戦略に係るコンサルティング
の導入などを求めてまいりたいと考えております。
なお、市
の対応といたしましては、計画に記載された各取組や数値目標
の実現性をしっかりと確認するとともに、月1回程度は連絡会議を開催しまして、経営状況や収支改善策
の進捗状況について分析してまいりたいと考えております。
これらを基本としながらも、一方で先ほど高見副市長
の答弁にもございましたが、
新型コロナウイルスの影響を考慮する必要が生じております。市としても状況に応じた対応する必要があると認識しております。いずれにしましても、令和2年度以降につきましてはこれまで以上に同社
の経営状況を注視しまして、事業へ
の介入をより積極的に行いたいと考えております。
◆神林克彦 委員 事業
の改善計画について承知いたしました。
今後頻繁に会議を開くということですが、もちろん市から
の要望もしっかり伝えていただいて、また公社
の大変な状況もあるかと思いますので、そういったことを忌憚なく意見交換して、風通し
のいい形で進めていただければと思います。
この川口総合交流拠点についてもう少しお伺いしたいと思います。ちょっとダブる部分もあると思いますが、確認
の意味で、令和2年度は場合によっては事業
の停止など、思い切った措置をとっていくということで、高見副市長からも、あと今
星野観光企画課長からも答弁があった
のですけれども、今回
の新型コロナウイルスもそうですが、本当にいろいろな事態が考えられます。万が一令和2年度内に赤字になった場合には、13日
の委員会では一般的に個々に不測
の事態が起きた際には
指定管理料の上乗せを協議する場合があるというふうな御答弁があったと思う
のですけれども、万が一赤字となった場合には
指定管理料の上乗せ等
の対応をする可能性があるかどうか、お伺いいたします。
◎佐山
観光事業課長 先週
の産業市民委員会で申し上げましたとおり、今回に限り特別にということですので、追加支援することは考えてございません。ただ、後者
の、個別
の理由ではなくて、今年
の少雪ですとか、
新型コロナウイルスといった市有施設全体に係るような理由
の場合は、別途対応を考える必要があると考えております。
◆神林克彦 委員 今申し上げたように、赤字になったりとか、途中で操業を持続できないというようなこと
のないように、今回しっかりと予算も盛っているわけですから、そのあたりを検討してこの予算
の執行に当たっていただきたいと思います。
あともう1点です。これも13日
の委員会でいろいろな質疑や答弁がございましたが、公社とは令和2年度いっぱい
の契約ということになっております。ここでいろんなお答え等もありましたが、改めてお聞きします。今現在
の方向性として、令和3年度以降
の指定管理者を選定するに当たっては指名指定という同じ形で行う
のか、お考えをお伺いします。
◎佐山
観光事業課長 当施設につきましては、実際に公社がこれまで長年にわたって管理しておりまして、そのノウハウがしっかりと蓄積されておりますし、引き続き管理運営をお願いする前提で業務改善計画
の提出をお願いするわけですので、令和3年度以降も単年度ごと
の契約ではございますが、公社を指名指定することを想定しております。その際に、公社から示された目標、指標がきちんと実現できているかどうかしっかりと見極めまして更新していくことになりますので、目標を達成していなければ公社と
の契約を終了することになります。
◎伊藤 観光・交流部長 ちょっと補足な
のですけれども、指名指定というところではあるかと思いますが、基本的に選定委員会が開催されますので、そこでしっかりまた情報を検討していただいて、選定委員会から受ければ場合によっては公募という形もある
のかなと思っております。なので、そこまでに至るまでにはしっかり書類も揃えて、事業計画をしっかり確認していくということで考えております。
◆神林克彦 委員 令和3年度以降
の方向性について理解いたしました。ノウハウもあるということなので、単年度でしっかり確認していただいて、そのノウハウを生かして、地域
の宝という言葉もありましたが、しっかりこの施設を生かすように今後進めていっていただきたいと思います。
最後
の質問になります。287ページ
のインバウンド推進事業費についてお伺いします。まず、「越後長岡」観光振興委員会負担金というものがインバウンド推進事業費
の中に盛り込まれておりますが、この事業内容についてお伺いいたします。
◎星野
観光企画課長 市と商工会議所、観光コンベンション協会等で構成されております「越後長岡」観光振興委員会
の負担金240万円でございますが、内容としましては台湾で
の商談会へ
の参加、それから台湾
の旅行会社が長岡市を視察する際
の滞在費、そして多言語
の観光プロモーション動画
の制作などを想定しております。台湾へ
のプロモーションにつきましては、
新型コロナウイルスの影響も見ながらですけれども、県が実施する事業と連動しておりますので、県と情報交換をしながら進めてまいりたいと考えております。全体としまして、官民連携で取り組むことでより効果が見込めると考えられる事業につきまして、この負担金として計上しているものでございます。
◆神林克彦 委員 内容について承知いたしました。
次に、同じインバウンド推進事業費
の中
の観光情報多言語化業務委託料ということで盛ってありますが、この事業内容についてお伺いいたします。
◎星野
観光企画課長 観光情報多言語化業務委託料80万円でございます。こちらは、観光
の案内看板、それから観光施設における展示解説パネル等、QRコードを活用した多言語化を進めるため
の委託料となっております。
◆神林克彦 委員 事業内容について承知いたしました。
では、この項目で最後
の質問になります。本年度は、観光通訳ボランティア育成研修委託料ということで、外国語言語を話す方
の研修
の委託料ということが盛り込まれていましたが、来年度にはその項目がございません。その理由と、あとこういった通訳ボランティア
の方、特に長岡まつりとかであるといろいろな緊急時に対応するのにそういったボランティア
の方が大切だと思いますが、そのボランティア
の育成
の部分についてほか
の事業
の実行や支援を考えている
のか、そのあたりについてお伺いいたします。
◎星野
観光企画課長 観光通訳ボランティア育成研修委託事業につきましては、平成30年度から2か年計画で実施してまいりました。1年目
の受講者が2年目にステップアップ研修を受講し、スキルアップを図るといったものでございます。この2年間
の実施によりまして、即戦力となる人材を育成するという事業目的に対して一定
の成果が得られたと評価いたしまして、令和2年度は計上しておりません。ただし、委員がおっしゃるとおり、こういった通訳ボランティア
の方は非常に大切な要素と認識しておりますので、特に予算化されているものはございませんけれども、通常業務
の中で必要に応じて勉強会や研修会
の開催などを行ってまいりたいというふうに考えております。
◆中村耕一 委員 説明書
の267ページ
の事業承継支援事業費、金額は大きくないですけれども、大事な事業だと思います。今年度とそうそう変わらない
のですけど、今年度にどういうことをやった
のか、その内容と成果をまずお聞かせください。
◎里村
産業支援課長兼
プレミアム付商品券担当課長 今年度
のこの事業承継
の活動に関しましては、金融機関、税理士、それと中小企業診断士
の方々を集めまして、事業承継応援ワーキング会議を開催して、情報を共有したというところでございます。また、その中で国
の制度改正について、県
のほうから説明を受けながら、今後何に注意していくべきかを議論していたということでございます。
◆中村耕一 委員 それを受けて来年度にどんなことをやる
のか、お聞かせ願いたいと思います。
◎里村
産業支援課長兼
プレミアム付商品券担当課長 新年度につきましては、定期的に国
の事業承継に関する制度や支援体制、支援メニューが変わってきますので、これらに関する情報共有
の勉強会
の場、それと事業承継
のきっかけづくりにつながる各機関で開催する事業承継
のイベントやセミナーといったもの
の活動
の周知を各機関と連携、協力して情報発信していくことを引き続き展開していきたいというふうに考えております。
◆中村耕一 委員 ずっと流れ
の中で
の政策だという感じな
のですけど、今
新型コロナウイルス等々
の関係
の中で、特に中小とか個人
の事業者が本当に経営をどうしようかという問題がこれから多く出てくると思います。そういう面で、これまで
の事業承継
の政策だけでなくて、やはりその辺ももう少し深く考えていただいて、やっていただければと思いますので、その辺について
のお考えなどはございますか。
◎里村
産業支援課長兼
プレミアム付商品券担当課長 新型コロナウイルスの関係で、先週に金融機関と情報交換会をしました。その中で建築関係、特に一人親方でせがれさんとか、そういう後継者がもういないと。今から融資を受けて、その上で事業を継続できるかどうかというところも正直心もとないということで、金融機関
のほうからはここで事業を畳むという雰囲気も少し出始めているという声も聞いております。そういう中で、金融機関とも事業承継について、これからそういうことも意識した取組をやっていかなきゃいけないんじゃないかということも先週
の会議
の中で議論しましたので、そういった結果も踏まえて新年度に速やかに対応していきたいというふうに考えております。
◆中村耕一 委員 そのような細かい目配りをよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、285ページに観光施設整備事業費が総額で盛られていますが、この中でずっと言われている川口総合交流拠点施設ですけど、金額
の内訳としてはどのくらいを占める
のでしょうか。
◎佐山
観光事業課長 川口総合交流拠点施設に係る整備事業
の工事
の費用は、総額で3,620万円になります。
◆中村耕一 委員 内容としては空調関係とかいろいろある
のですけれども、今後、将来
の可能性や存続性など、いろんなことが言われている中で、これはどうしてもやらないともう運営ができなくなるような投資な
のでしょうか。
◎佐山
観光事業課長 施設が造られてから大分年数がたっておりまして、老朽化している部分も多々ございます。施設を所管する長岡市として、利用者に快適にサービスを提供するために必要な改修工事等を行うものです。GHP
の改修ですとか、これまで何年か前からもう計画的に行っているものもございますし、来年度は特に施設全体
の改修計画を立てるため
の調査を行いまして、今まで対症療法的な修繕
で対応していたというところがございますので、効果的、効率的な対応によって、施設
の長寿命化につなげてまいりたいと考えているところです。
◆中村耕一 委員 そうすると、例えば今ボイラーが壊れているとか、ここがもう駄目だとか、そういうことじゃなくて、今後
の活用を見越してこれから計画を立てたり、整備したりという、これから
のことということでよろしいわけですか。
◎佐山
観光事業課長 例えば揚湯ポンプというものがございます。それはもう2年に1度変えなきゃいけないものでございますので、そうしたものを含めて対応していくということでございます。
◆中村耕一 委員 大体分かりました。今後
の運営等々を含めた上で
の整備は、またきちんとやっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆諸橋虎雄 委員 私は、1点だけお聞きしたいと思います。
説明書
の265ページ
の中小企業融資資金貸付金
の中
の地方創生特別融資資金について少しお伺いしたいと思います。本年度より1億7,300万円程度増額されておりますが、この制度は平成29年度から実施されてきたと思いますけれども、利用実績や利用見込みに合わせた増額ということだと思いますが、この制度
の特徴的な概要とその増額した理由について改めてお聞かせいただきたいと思います。
◎里村
産業支援課長兼
プレミアム付商品券担当課長 地方創生特別融資
の特徴でございますけれども、地方創生を推進するためにこの制度を設けました。起業・創業や前向きな設備投資、まずそういったもの
の制度融資、それと企業
の持続的な成長と経営基盤
の強化につながる経営改善、さらに事業承継を推進していくことを目的に、平成29年度に創設しております。制度融資
の特徴としては、最大5,000万円まで、なおかつ1.25%という一番低い金利からスタートする低利子な融資制度ということが一つ
の大きな特徴になっております。
あと、新年度
の予算編成
の中で
の増加理由についてでございますけれども、平成30年度
の実績が98件、約5億7,000万円
の貸付けを行いました。今年度については、それよりも少し下がっております。利用状況については、今4億円程度
の貸付けという形で、利用件数も少し下がっておりますけれども、金融機関と商工会や商工会議所にヒアリングしていく中で、米中摩擦による中国経済
の低下が懸念されているということで、一番使い勝手
のいいこの制度融資を増額しまして、新年度に対応していきたいというふうに考えて、増額
の予算措置をしているというところでございます。
◆高野正義 委員 説明書
の271ページ
の長岡産業交流会館支援事業費
の補助金
の中に大規模改修支援
の予算が盛られております。これは今年度と同様といいますか、若干増えたわけですけれども、この改修
の内容をお聞かせ願いたいと思いますし、この改修につきましては年次計画等でやっているかどうかをお聞きしたいと思います。
◎山田
工業振興課長 御質問
のハイブ長岡、長岡産業交流会館
の大規模改修
の補助金についてお答えいたします。
ハイブ長岡は、平成3年10月
の開館から約30年となります。ハイブ長岡では、経年劣化に伴う老朽箇所
の大規模修繕を安全面や緊急度などが高いものから順次計画的に取り組んでおります。大体10年間
の順次計画を立てておりますが、また状況に応じて見直していきたいと思っております。その長期
の大規模改修
の借入れに伴う償還金相当を補助しているものでございます。令和元年度には、大ホール
の床
の不陸工事、要は展示会をやるのに床がちょっと凸凹で、なかなか出展者から不評であったというような、展示場としてちょっと致命的な部分があった
のですが、その辺
の工事を令和元年度に行いまして、そのため令和2年度に償還分が増加したものでございます。
◆高野正義 委員 それで、およそどのぐらい
の方がそこに行かれる
のか、年間
の入館者数がお分かりでしたらお聞かせください。
◎山田
工業振興課長 ハイブ長岡
の利用者数でございます。平成30年度
の利用者数は39万1,000名ちょっとでございます。そして、見本市で
の利用が43件ほどございました。
◆高野正義 委員 はい、分かりました。
次に、同じページ
の産業活性化推進事業費
の補助金
のうち工場増設等支援事業ですけれども、今年度と同程度
の予算がついておりますが、どのようなといいますか、何社ぐらい
の支援等々を考えておられる
のか、その辺
の事業内容についてお聞きしたいと思います。
◎山田
工業振興課長 工場増設等支援事業補助金についてお答えさせていただきます。
この補助金につきましては、市内企業
の雇用を促進するため、雇用増を伴う工場等
の増設や施設投資について、固定資産税相当額を3年間補助する制度でございます。これまでに26件
の支援を行いまして、おおむね120人
の雇用増を得られたものでございます。ただ、現在は求人数が求職者数を上回っていることや国
の生産性向上特別措置法に伴う固定資産税等
の特例措置などが中小企業
の設備投資に使われているものでございます。こういうことから、来年度につきましては本事業は新規募集を行わず、既存
の対象者のみを予算
の範囲内で支援していきたいと考えております。今後は、単なる設備投資
の補助ではなく、生産性
の向上に向けてきめ細かく寄り添いながら企業
の取組を支援してまいりたいと考えております。
◆小坂井和夫 委員 説明書
の277ページに長岡まつり事業費という
のがありまして、昔は前夜祭と言いましたが、平和祭
の催しとか、いろんな祭り関連事業へ
のという説明がありましたが、どういう事業に大体幾らくらいということを聞かせてもらえますか。
◎佐山
観光事業課長 今御紹介がありました平和祭についてが115万円。2日
の昼行事になります、ふれあい広場が380万円。3日
の昼行事、わんぱくおまつり広場が445万5,000円。あと、協賛事業
の開催経費としまして、1日
の晩に行います灯籠流しが80万円。7月31日に行われます平和
の森コンサートに30万円。あと、「長岡まつり」、「祝長岡まつり」といった冠がついてございます各種体育行事につきまして30万3,000円等々、あと印刷製本費という内訳になってございます。
◆小坂井和夫 委員 今お聞きした金額は、長岡市
のほうからその灯籠流し等々
の催しをやられる団体、グループがそれぞれあるわけですが、そこへ
の補助金という捉え方でよろしい
のでしょうか。
それと併せて、花火財団が平成29年度にできたわけでございますが、財団については花火に特化しているわけでございますけれども、その財団ができる前から今説明があったこういった事業は存在したかと思う
のでございます。そういった事業費といいますか、補助金、そういった部分について変化はある
のかない
のか聞かせてもらえますか。
◎佐山
観光事業課長 まず、これら
の経費につきましては補助金ということで支出しております。
これまで
の金額的な経緯につきましては、大体平準化というか、変わりはございませんが、例えば昨年度は開府400年記念で豊川
の手筒花火を招聘してといったような、記念事業
のときには若干上乗せ分があるということになります。
◆小坂井和夫 委員 私もまだ今
の時点で事前に詳しく調べているわけでもないですので、今日はここでやめておきますが、財団ができて、花火という
のはある意味もうかる事業なわけです。それで、花火も含めたトータルで長岡まつりという中で、今説明
のあったそのほか
のいろんな長岡まつり
の協賛事業等々、それらへある程度振り向けるということもあったように思います。この花火事業については財団に特化しているわけですから、そういった意味で、いや、なかなか今までから見ると予算や運営費が不足してというような声も届いております。これはまた私もちょっと調べた後で、機会があれば後日委員会で触れさせていただきたいと思います。
◎高見 副市長 長岡花火財団でございますけれども、例えば昨年
の台風被害で土砂
の撤去費という
のを今般花火財団
のほうでは予算に計上しております。そういった災害時
の対応など
の経費を保留していたりしますので、決してもうかっているという状況ではございませんので、申し上げておきたいと思います。
◆小坂井和夫 委員 次に移らせていただきますが、283ページ、それから285ページにかけて、先ほどからいろいろ出ておりました川口総合交流拠点施設
の関係でございます。さっき高見副市長
のほうからも今後
の方向についていろいろお話もございまして、その後
観光事業課長のほうから、今回新年度予算に盛る
指定管理料の内容について
の説明
の中で、総支配人について600万円ほどというふうな説明があったかと思う
のでございますけれども、これは600万円となりますと、月当たりにすれば50万円という結構高額な報酬ということになるわけでございます。その辺
の方向といいますか、専門的な経験や知識も必要かというふうに思う
のでありますが、その辺は例えばもしそういった方をそこに据えられるとなった場合、公募とかどんな形で考えてやられていく
のか、その辺
の状況はどんなでしょうか。
◎伊藤 観光・交流部長
小坂井委員の御質問
の趣旨としましては、この高額な部分、このお金
のない公社に対してということが多分御指摘
の中にある
のかなと思いますが、その際はそこ
の内容をしっかり精査して、御指摘
のとおり私どももよく考えていきたいと思っております。総支配人がいなくなって1年数か月がたつわけですけれども、その間私どももあらゆるところに声がけをしていっているところです。現時点では見つかっていない
のですが、やはりそれだけ
の知識や専門性がある部分について、その給与と
のバランスというものもある
のかなと思っておりますので、一応予算
の中では見ておると。その組織
のガバメントが欠落していた部分が大きいので、そういうところは引き続きしっかりと力を入れて、いい人材を見つけていきたいと考えております。
◆小坂井和夫 委員 観光・交流部長から今お話がありました
のはこれから
の検討という大まかな説明なんだろうと思う
のです。そういう状況なんだろうと、私も先週
の委員会でやりとりをさせていただいて、そういうふうに理解はしているつもりでございます。ただ、それにしては600万円というはっきりとした説明があったものでございますから、言葉は悪い
のですけど、はて、そうは言いながらも事は水面下で何らか進んでいる
のかなと勘ぐらざるを得ない説明なわけでございますから、その辺について慎重にやっていただきたいという思いな
のでございます。
さっきも、じゃあ令和3年度
の指定管理者はどうなんだという質疑もございました。これは2年度まではもう
指定管理者が決まっているわけでございますから、私は公募も含めて考えるべきではないかということを先週申し上げさせていただいたわけでございます。そういった中で今日
の観光・交流部長
の説明では、もし選定委員会
の中で公募という話があればということでございます。その前に
観光事業課長からは、公社にはノウハウがあるというような説明もありました。それと現在
の川口
の施設
の整備、これは設計委託という
のが多い
のですけど、これからどうしても直さないと施設が動いていかないという
のもある
のでございます。これに対するさっき
の説明
の中では総合的な計画を立てるため
の、どういう計画を立てたらいいかを来年度
の3,600万円
の中で検討していくという内容かと思う
のであります。それらを合算しますと、何か存続ありきという方向に行っている
のかなというふうにとらざるを得ないものでありますから、先週
の委員会で市長
のほうからは廃止も含めてというふうな話もあったわけでございますが、そういったことも含めましてぜひ慎重に事を進めていただきたいということを申し上げておきます。
それで、最後に1点、さっき
の総支配人
の関係になるわけでございますが、やはりこれはホテルも含むわけですから、非常に専門性が必要というふうに思われるわけです。そういった中で、600万円でいい
のか悪い
のかといろいろありますが、そういった中でもし仮に総支配人
の方が決まった場合、その後じゃあ令和3年度は
指定管理者を公募して、公社がならなかった場合はどうなる
のかというあたりも含めていろいろ関係してくるように思います。そんなものですから、その辺も鑑みながら慎重な対応をしていっていただきたいというふうに思うわけでございますし、そういった中でさっき総支配人に600万円という
のが、はてどういうことな
のかなと思ったものでありますから、その辺も含めて申し上げたことを加味していただいて対応していただきたいと思います。最後にちょっとお考えがあったら聞かせていただきたいです。
◎伊藤 観光・交流部長 先週
の委員会で
の所管事項に関する質問や補正予算
の審議、それから今ほど
の予算審議でございますけれども、各委員
の皆様から頂いた御意見を私どもしっかりと受け止めさせていただきまして、対応させていただきたいと。それを踏まえた上で今後
の状況、例えば
新型コロナウイルスとか
の社会情勢についてもまたしっかり、先ほど高見副市長
のほうから話もありましたけど、そういった様子も見なければならない。ゆっくりと考えている暇はないと私どもも考えておりますので、早急に
経営改善計画も立てつつ、バランスを見ながらしていきたい。ある程度存続ありきというわけではなく、あらゆることを視野に入れながらやっていきたいと思いますので、引き続き御理解
のほどよろしくお願いいたします。
◆小坂井和夫 委員 この関係で最後に申し上げておきますが、これから慎重に見極めて対応される
のだったら、人件費
の600万円なんて出すべきではないと思う
のです。それを出せば、600万円はそれなり
の人でなきゃ払えない金額だと思います。じゃあ、これは事が進んでいる
のかなと思わざるを得ないものですから、それだけ申し上げておきます。
最後にもう1つあります。285ページでございます。ながおか花火館整備事業費があるわけでございますが、これは今定例会
の本会議でも少し質問が出ておりまして、そこで水澤副市長からも説明がございました。新聞でもちょっと報じられておるわけでございますが、これはある意味プレオープンであっても8月2日、3日
の花火
の前にということで大勢
の市民
の皆さんも期待されて今日まで来ておられると思います。そういう方向で私どもも説明をいただいていますし、長岡市側も準備を進めてこられたというふうに思うわけでございますが、新聞報道によりますと、観光事業課
のお話として、施設
の指定管理者を全国から募るため、募集期間を想定よりも長くしたと。そのことが間に合わない大きな理由だというふうに新聞には書いてあります。本会議では、水澤副市長
のほうから、
指定管理者は決まっているわけですが、
指定管理者によるテナント募集あるいは内装工事というものが進行中であるし、また受入れ体制などをきちんと整備したいために長岡まつりにはちょっと間に合わないので、秋口にオープンという説明がありましたが、長岡まつりに間に合わなかった理由はどっちなんでしょうか。
◎佐山
観光事業課長 3月5日
の本会議で水澤副市長が御答弁されましたとおり、ながおか花火館
の建設工事自体は当初
の予定どおり順調に進んでおります。ただ、施設を管理運営します
指定管理者を公募する際に、今委員からもお話がございましたとおり、多く
の企業から御参加いただきたいということで、公募
の期間
の目安となる30日間から大幅に延長しまして、80日間にいたしました。そのことでスケジュールが少し後送りになっております。ながおか花火館
のオープン時期につきましては、来場者
の受入れ体制をしっかりと時間をかけて万全
の準備をしたいという
指定管理者の意向や、国土交通省側と
の協議も踏まえまして、秋口
の全館オープンを目指すということにしております。
◆小坂井和夫 委員 ちょっと
観光事業課長から事前に時系列
の資料をもらった
のですけど、今説明がありましたように、80日間ということで、一般的な期間よりもちょっと長めにということでございましたが、その後
の推移を見ますと選定結果
の通知は10月30日になさっている
のですね。それから、
指定管理者の指定
の議決は12月議会でということで、その間に1か月以上空いているわけでございますが、ただ選定結果は10月30日に管理される業者に通知されているわけでございます。1か月半くらい空白期間があるわけでございまして、この間何らかの事前
の打合せややりとりという
のは可能だったんじゃないかと思う
のでありますが、そういったことからすれば何とか花火にオープンを間に合わそうという努力をどういうふうになさってきた
のかなと、ちょっと疑問を持たざるを得ないわけでございます。今
観光事業課長からちょっと説明がありましたけれども、観光事業課
のほうは公募期間を長くした
のが間に合わない理由だとおっしゃっている。ただ、本会議では、その後決まった指定管理業者が今テナントを募集しており、いずれ決まる
のでしょうが、その方々も含めた受入れ体制
の整備にしっかり時間をかけたいものですからオープンを先送りしますという説明なんです。本当はどっちな
のかなと思ってしまう
のですが、この辺についてもう少し説明があったらお願いできるとありがたい
のですが。
◎伊藤 観光・交流部長 今ほど
の答弁
の中で指定管理
の公募期間をとったことも間違いないところでございまして、その後に
指定管理者が決定する議決を得て初めて優先交渉者が決定するわけなので、優先交渉者としても正式に動けない部分があったところがある
のかなと思っております。私どもとしては、その後ようやく包括協定を結んでいるわけですけれども、そういった時期もあります。それから
指定管理者がやっと公募に入っているといったことなので、どれが全て正しいというわけじゃなくて、一連
の流れ
の中で少しずつ後送りになってしまったと。そして、秋口
の全館オープンということですけれども、今国交省と
の協議もしておりまして、私どもとしましては前々からオリンピック・パラリンピック前に一部オープンといったお話もさせてもらっています。この辺は国と
の協議です。一部オープンを目指しつつ秋口に全館オープンといったことでございますので、基本的にはまだ打合せ途中でございますけれども、そういった流れで動いてまいりたいと、このように思っております。
◆小坂井和夫 委員 今
の観光・交流部長
の説明で大体は了解いたしますが、最後にもう少し聞かせてほしい
のですが、今
のテナント
の募集状況、応募がどれくらいある
のか、またいつ頃までにテナントを最終決定していこうという流れにある
のかということをひとつ聞かせていただきたい
のと、今観光・交流部長から一部オープンというお話もございました。完全なオープンは秋口であったとしても、もし曲げてそうだとしても、ぜひプレオープン的な一部オープン、これを何とか花火
の前にという期待が市民
の皆さん
の間では非常に大きいと思う
のです。そういった意味ではドーム型
のシアターがございますよね。その辺はテナントも何も関係ないところだと思う
のでありますが、その辺も含めて一部オープン
の中に含めることが可能な状態な
のかどうかを聞かせていただけますでしょうか。
◎佐山
観光事業課長 まず、テナント
の募集についてですが、2月15日から3月14日までが募集期間でございました。市内
のレストランやフードコートなどを募集したわけでございますが、それぞれ多く
の業者から問合わせ等を頂いているということです。今日あたりその結果等が届くものと思っておりますので、私もちょっと楽しみにしているところです。
もう1つ、プレオープンということです。国交省と
の協議
の案件
の中で、全館オープン日という
のを決めまして、その全館オープン
の前に
道の駅の施設そのものを活用する、全館オープンといいながらその前にプレオープンするといった取扱いについては、ちょっといろんな細かな話合いが必要だということで現在進めておりますが、委員おっしゃられましたとおり、完成している部分という
のもございますので、同じ敷地内で工事をしておりますから、安全確保や安全誘導ができるかどうかといったことも含めまして検討して、できるだけそちら
のほうにいければなというふうに考えて準備しております。
◆小坂井和夫 委員 国交省
の絡みもあるということでしょうが、例えばシアターも含めてプレオープンといいますか、一部オープンという中に含めることが可能かどうかは、今日
の段階ではまだ判断できないということですね。
◎佐山
観光事業課長 重ねて申し上げますが、国交省と
の調整事項もございますので、そこは検討中、まだ未定ということになります。
◆小坂井和夫 委員 今日
の時点では分かりましたが、繰り返しになりますけど、大勢
の市民
の皆さんが期待している施設でございますから、大いなる努力をお願いしたいと思います。
◆田中茂樹 委員 確認
の意味で、1点だけお聞かせいただきたいと思います。
説明書
の275ページ
の一般観光事業費
の補助金
の長岡観光コンベンション協会についてお聞かせいただきたいと思います。今年度より1,300万円ほど
の減額でありまして、まずその減額
の理由と、今ちょっと
新型コロナウイルスの影響により観光面でいろいろと厳しい部分があると思いますが、今年度
の協会
の取組などがもしお分かりでしたらお聞かせください。
◎星野
観光企画課長 長岡観光コンベンション協会
の補助金でございます。減額
の主な理由といたしましては、昨年9月に閉鎖いたしましたまちなか観光プラザ
の家賃及びプラザ運営に係る職員
の人件費
の減、それから昨年10月にはコンベンション協会が事務所を市民センターに移転しておりますけれども、その引っ越し
の経費を今年度は計上しておりました。来年度はそれを計上しておらないということで減額してございます。
また、コンベンション協会
の力を入れてやっていく事業でございますけれども、観光ボランティアガイドですとか長岡
駅観光案内所職員
の研修実施などによるおもてなし
の機運醸成といったもの、
新型コロナウイルスの収束後に向けてしっかりと受入れ体制を強化していきたいということでございます。
また、今年9月に公開が予定されております映画「峠」を活用した観光プロモーションにつきましては、「越後長岡」観光振興委員会を母体として展開いたしますけれども、令和2年度
の大きなトピックであるというふうに思っておりますので、しっかりとプロモーションを行っていきたいということでございます。
─────────────────
〔9、10款〕
〇
安達農林水産部長、
若月環境部長、
竹内市民協働推進部長 〔予算書及び説明書にて説明〕
○池田和幸 委員長 質疑はありませんか。
◆諸橋虎雄 委員 説明書
の433ページ、体育館改修整備事業費
の栃尾体育館について少しお聞きしたいと思います。この栃尾体育館は、耐震診断
の結果、大規模改修が必要だという施設でありますが、令和2年度における予算
の総額、それから2年度中に耐震改修を全て完了させる予定な
のかどうかについてお聞かせください。
◎野口 スポーツ振興課長 栃尾体育館
の耐震改修工事についてですが、予算は1億8,520万円となります。内容といたしましては、耐震補強工事になります。工事
の期間になりますけれども、予定といたしましては令和2年
の7月から12月に工事をさせていただきます。この間につきましては、アリーナ
の使用は不可能となりますので、御理解
のほどお願いいたします。
◆諸橋虎雄 委員 すると、耐震改修工事はこれで全て終わる予定ですか。
◎野口 スポーツ振興課長 この中で耐震改修工事が終わりますので、予定どおりにいけば12月
の完了検査とともに使えるようになるという予定でやりたいと思っております。
─────────────────
〔歳入〕
(2) 第2条 継続費
(3) 第3条 債務負担行為中当委員会付託分
〇
安達農林水産部長、
竹内市民協働推進部長、
若月環境部長、
長谷川商工部長兼
プレミアム付商品券室長、伊藤観光・交流部長 〔予算書及び説明書にて説明〕
○池田和幸 委員長 質疑はありませんか。
◆小坂井和夫 委員 説明書
の89ページですが、18款2項1目不動産売払収入に旧市営牧場があります。これは事前にいろんな資料を頂いているわけでございますが、もし契約が調った場合、今までは市営牧場ということで公共
の運営だったわけでございまして、御承知
のように近隣にはいろんな町内会とか、あるいは住宅がそう遠くない場所にあるわけでございます。ここは中山間地でございまして、いろんな意味で近隣と
の関係性という
のはこの間もあったと思いますし、もし民間に運営が移ったとしても、長い期間でありますから、そういった部分が当然懸念されるというふうに思ったほうがいいだろうと思う
のであります。そういった点から、もし契約が調って民間に所有が移ったとしても、地域住民
の生活あるいは安心といいますか、そういったものに対処する意味からも、行政としても知らん顔はできないだろうと思う
のであります。その辺は限界はある
のかもしれませんが、長岡市としてどんな形でそういった部分を担保されていく
のかどうか、お考えがありましたら聞かせていただきたい
のですが。
◎波形 農水産政策課長 旧市営牧場
の売却予定につきましては、売却後も牧場として利用されることから、まず今までどおり地元
の管理がなされるだろうということが期待されております。一方で、東山ふれあい農業公園もそのままという予定になっておりますので、そのまま環境も維持されまして、市民
の憩い
の場として今後とも活用がされるというふうに期待しているところでございます。
一方で、やはり委員おっしゃいますように、市有財産
の民間へ
の売却ということでございますので、様々な課題とか地域へ
の説明を丁寧に行いながら事業を進めてまいりたいというふうに考えております。
◆小坂井和夫 委員 丁寧に対応しながらという御説明なので、それで了といたしますが、実際どこが所有されるかはこれから
の問題かと思う
のであります。今までと同じく牧場として運営するというふうな説明をいただいておりますが、それがまた軌道に乗るまでは一定
の期間も必要だろうと思う
のです。そういったところも加味しながら、長岡市として決して所有が移ったからもうこれで関係ないんだという対応ではない部分が必要かと思っておりますので、今後ともぜひそういった方向でお考えいただきたいというふうに思います。農林水産部長、何かお考えがあったらちょっと聞かせてもらえますか。
◎安達 農林水産部長 今回
の旧市営牧場
の売却につきましては、いろいろ御心配いただいているところでありますが、今後も牧場として経営されるということですので、牧場、畜産業という
のは農林水産業でして、民間に行ったとしても当然私どもに関わってくることであります。今後売却先が決まった折には、従前から説明しておりましたけれども、基本協定を結ぶことになりますので、その中でもその影響が最小限に食い止められるような取組はきちんとしていきたいと思いますし、先ほど農水産政策課長が言ったように、ふるさと体験農業センター、ふれあい農業公園等
の関連施設がありますので、関連施設
の連携とともに、そういうふうな窓口としては私ども農林水産部で持続的にやっていきたいと思っております。
─────────────────
○池田和幸 委員長 それでは、本案に対する意見はありませんか。
◆多田光輝 委員 議案第3号令和2年度
一般会計予算のうち、当委員会付託分について、市民クラブ
の意見を述べさせていただきます。
本予算は、長岡
の未来を創る市民
の活動支援、DV被害者へ
の心
のケアと生活支援、高齢運転者へ
の安全運転セミナー
の実施など、地域活動や市民生活へ
の支援を幅広く行うほか、田んぼダム
の整備推進など、令和元年台風第15号、第19号
の教訓を踏まえた治水強化による市民
の安全確保等、市民
の暮らしと安全
の確保は本予算
の大きな柱
の一つであり、大変評価するところであります。
また、頑張る地域企業
の支援、
ロボットイノベーション事業やバイオエコノミーなど、地域経済
の活性化と人材育成には大変期待いたします。
そして、いよいよ行われる東京オリンピック・パラリンピックに向けたイベントや長岡
の魅力発信と交流・関係人口
の拡大を目的とした摂田屋地区
の整備や、ながおか花火館
のオープンなどへ
の期待も大きいところですが、行財政改革が求められる中において、観光施設など
の運営や
指定管理者制度
の適切な在り方など、幾つか
の課題が散見することも否めません。
2020東京オリンピック・パラリンピックを目指し、全国各地で行われている地方創生
の節目
の年として、その成功とさらなる飛躍を願うとともに、本予算案が市民
の暮らしを守り、市民とともに長岡
の未来を創る予算となることを期待いたしまして、議案第3号令和2年度
一般会計予算に賛成いたします。
◆神林克彦 委員 議案第3号令和2年度長岡市
一般会計予算について、賛成
の立場ではございますが、その中で1点、
川口総合交流拠点施設管理運営費の指定管理者委託料について意見いたします。
令和2年度
川口総合交流拠点施設管理運営費は、本年度
の包括協定時に執行予定であった4,118万円から2,834万円という大幅増
の6,952万円となった。ほか
の施設も運営が厳しい中、管理料が横ばいであることに比して異例
の措置である。しかし、地域
の大切なにぎわい
の場を現時点でなくす
のは妥当ではない。また、当施設を生かせば、本市
の交流人口
の拡大に寄与すると考え、令和2年度
の当施設
の指定管理料の増加については、やむを得ないものと考える。ただし、新たな協定を結ぶ際には、目標値などを定めた実効性
のある改善計画を作成し、その内容を議会へ開示すること。運営に当たっては、問題点
の早急な解決に努め、議会に対し適宜報告することを求める。