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令和 2年 3月建設委員会−03月11日-01号

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  1. 長岡市議会 2020-03-11
    令和 2年 3月建設委員会−03月11日-01号


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    最終取得日: 2023-06-09
    令和 2年 3月建設委員会−03月11日-01号令和 2年 3月建設委員会 令和2年3月11日(水)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   深 見 太 朗 君   荒 木 法 子 君   諏 佐 武 史 君   松 野 憲一郎 君   加 藤 尚 登 君   杵 渕 俊 久 君   酒 井 正 春 君   加 藤 一 康 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   多 田 光 輝 君   神 林 克 彦 君   豊 田   朗 君   池 田 明 弘 君   田 中 茂 樹 君   大 竹 雅 春 君   池 田 和 幸 君   五十嵐 良 一 君   山 田 省 吾 君   関   充 夫 君   中 村 耕 一 君   長谷川 一 作 君   藤 井 達 徳 君   諸 橋 虎 雄 君   丸 山 勝 総 君   古川原 直 人 君   桑 原   望 君   関   正 史 君
      松 井 一 男 君   水 科 三 郎 君   笠 井 則 雄 君   関   貴 志 君   高 野 正 義 君   五 井 文 雄 君   小坂井 和 夫 君   丸山(広)議長    ────────※──────── 〇説明ため出席した者   磯田市長        水澤副市長   高見副市長       大滝地域政策監   金子危機管理監・    茂田井都市整備部長     政策監   成田中心市街地     野口土木部長     整備室長   相田都市計画課長    安藤交通政策課長   小見都市開発課長    川合住宅施設課長   高橋公園緑地課長    高頭まちなか                 政策担当課長   清田まちなか      松尾まちなか学び・     整備担当課長     交流施設担当課長   谷畑土木政策      吉野用地課長     調整課長   中川道路管理課長    石黒道路建設課長   入澤河川港湾課長    西野下水道課長   太刀川地域建設課長   韮沢水道局長      田村業務課長   船見浄水課長      水澤工務課長   金安中之島支所長    早川越路支所長   斎藤三島支所長     佐山山古志支所長   米山小国支所長     棚橋和島支所長   河内寺泊支所長     今井栃尾支所長   横山与板支所長     坂田川口支所長    ────────※──────── 〇職務ため出席した事務局職員   腮尾事務局長      水島課長   宮島課長補佐      木村議事係長    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  東日本大震災が発生してから本日で9年を迎えます。ついては、東日本大震災で犠牲となられた方々御冥福をお祈りするため、午後2時46分から1分間黙祷を行いたいと考えております。委員会審議状況によりまして、少し前に休憩をとりますので、皆さん御協力をお願いいたします。  なお、報道関係者から写真撮影申出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。    ────────※──────── 〇所管事項に関する質問 ○深見太朗 委員長  最初に、所管事項に関する質問を行います。 ◆諏佐武史 委員  私からは、市道における児童・園児安全対策について伺います。  これまで地元に限らず市内至るところで通学路に対する要望を伺ってまいりました。何年か前に比べて改善されていると思われる通学路や市道も多くあると思いますが、通学や帰宅中子どもが歩いている様子を見て、危ないになっているなと思うようなもまだあります。この点については、小学校、警察、各道路管理者などが連携を図っている通学路交通安全プログラムと、未就学児が日常的に集団で移動する経路等交通安全確保徹底というものが行われているとお聞きしました。これは教育委員会が主体となって、小学校、警察、各道路管理者などが連携を図っているものと聞いておりますが、所管範囲内で御答弁をいただけたらと思います。  まず、点検により、児童通学や園児通園において市道安全対策が必要な箇所数と整備状況実績、また歩道整備を行った箇所実績を伺います。 ◎中川 道路管理課長  まず、長岡市通学路交通安全プログラムにおきまして安全対策要望があった箇所は、1,273か所あります。そのうち市道につきましては430か所で要望が上げられており、これまでに389か所で対策を実施しています。進捗率は90%となっています。このほか、委員がおっしゃられました新たに歩道を整備したり路肩を広げるなど対策を必要とするものは58か所あり、このうち24か所が整備済みでございます。さらに現在26か所で整備を実施しており、合わせると進捗率は86%になります。  次に、昨年5月に保育園児ら16人を巻き込んだ大津市事故を受け、園児散歩コースなどにおいても点検を行いました。34か所で対策が必要とされ、年度末にはそのうち27か所対策が完了します。進捗率は79%となっております。 ◆諏佐武史 委員  次に、最近市内交差点で横断歩道たまり場に立てられたポールを目にしますが、これも対策一つなでしょうか。今御答弁いただいた内容について、安全対策具体的な取組についてお伺いします。 ◎中川 道路管理課長  具体的な安全対策としましては、例えば交差点改良、歩道拡幅、側溝蓋がけ、それから安全施設設置などがあります。委員から今御指摘がありました横断歩道たまり場に設けた金属製ポールなんですけれども、これも安全対策一つで、車が過って歩道に進入するを防ぐもので、今年度末には市内16か所に設置いたします。こうした状況を市ホームページやフェイスブックながおかの道対策事例などを紹介しています。いずれにおきましても、こういった通学路等安全対策につきましては、学校、保育園、PTA、あと警察と連携を図りながら計画的に取り組んでおり、来年度も引き続き対策を実施し、児童や園児が安心して通行できるように進めてまいりたいと考えております。 ◆諏佐武史 委員  次に、通学路踏切について伺います。  今質問した内容以外で、地域声を聞いていく中で、児童通学路安全確保ため、狭隘な踏切に対する拡幅要望声が多く聞かれるところであります。実際に現地を見ていく中でも、通学路に歩道がないなど状況が確認され、安全確保ために踏切対策を推進していくべきと考えるところであります。踏切対策に対する根拠法としては、踏切改良促進法があります。過去に議論されたこともあるようですが、平成28年には法改正されたとことなので、改正後ボトルネック踏切指定基準について伺います。 ◎安藤 交通政策課長  御質問とおり、平成28年に法改正されておりまして、通学路安全対策観点からは踏切歩道が前後道路歩道より狭く、通学路であれば自動車交通量が1日500台以上、歩行者及び自転車交通量が1日40台以上など、構造利用条件を満たすもの、また通学路であるものであって、幼児・児童・生徒または学生通行安全を特に確保する必要があるものといった、構造要件がないものも法改正によって要件として加わってきております。 ◆諏佐武史 委員  では、ボトルネック踏切指定基準に対する長岡市指定状況と取組状況についてお伺いします。 ◎安藤 交通政策課長  市内では現在、高山踏切長岡街道踏切2か所が指定されてございます。いずれも通学路安全対策プログラムにおいて要対策箇所に位置づけられており、十日町小学校通学路である高山踏切は拡幅工事、越路小学校通学路である長岡街道踏切は通学路を横断地下道へ経路変更する方針で関係者と合意形成に向けて調整を開始しているところでございます。現地など事業実現性も考慮し、その2か所を指定して事業に取り組んでいるところでございます。 ◆諏佐武史 委員  2か所で事業を進められているということなんですが、例えば私住んでいるところ近く前川小学校通学路である前川踏切は、踏切部分だけ車道が狭隘で、歩道がない危険な状態となっております。その他踏切においても地域から対策要望声が上がっておりますが、踏切対策に対する市考えをお伺いします。 ◎安藤 交通政策課長  現在指定している2か所事業をまず着実に推進していきたいと考えているところでございます。前川踏切につきましては、通学路安全対策プログラム中で拡幅要望がございましたが、近傍に横断地下道があることを勘案して、踏切拡幅は現実的ではないというふうに判断しているところでございます。  質問とおり、前川踏切を含め、多く対策要望があることは認識しているところでございます。指定基準や実現性面で課題も多いことから、拡幅だけによらないソフト面も含め、可能な対策を検討していきながら、セーフティーパトロールによる見守りなど、地域協力を得ながら児童安全確保に努めていきたいというふうに考えているところでございます。加えまして、現在ボトルネック踏切指定は令和2年度まで指定期間というふうに国で定められておりますので、国における指定見直し動向にも今後注視してまいりたいと考えてございます。 ◆松野憲一郎 委員  私ほうからは、水道関係について幾つかお聞きいたします。  まず初めに、水道料金支払い方法についてお伺いいたします。長岡市水道料金支払い方法については、口座振替と納付書による支払い方法2種類かと思いますが、口座振替納付書支払い利用状況についてお伺いいたします。 ◎田村 業務課長  水道料金支払いにつきましては、最近状況では口座振替でお支払いしていただいているお客様が約80%でございます。残り20%が納付書で支払いで、このうち15%はコンビニエンスストアを御利用いただいてお支払いしていただいております。金融機関窓口でお支払いしていただいている方は、全体5%となっている状況です。 ◆松野憲一郎 委員  口座振替がかなり浸透していることが分かりました。これも職員皆様が口座振替に促す努力があってことだというふうに思っております。  次質問ですが、口座振替キャッシュレスと言えますが、昨年10月消費税増税に合わせてキャッシュレス決済促進還元策も始まり、世の中ではキャッシュレス化が進み、生活に浸透していると考えます。また、ポイントがたまるなど様々なメリットがあり、無視できない状況ではないかと感じております。今定例会初めに磯田市長が、令和2年度市政執行方針スマートフォン決済導入ということに触れられておりました。そこで御質問ですが、水道料金支払い方法としてクレジットカード支払いも含め、今後キャッシュレス決済導入考えがあるかお伺いいたします。 ◎田村 業務課長  まず、クレジットカード支払いにつきましては、導入に際しまして電算システム改修に非常に高額な費用がかかるということと、決済ごとにカード会社ほうに支払う手数料も、ほか支払い方法に比べまして非常に割高になるということがありまして、経営に影響が出る懸念がございますことから、現在は導入を見送っている状況になっております。  ただ一方で、キャッシュレス支払い、いわゆるスマートフォンを使って支払い方法になるんですけれども、現在コンビニエンスストア収納代行会社ほうで提携しておりますキャッシュレスサービスを利用すれば初期費用があまりかからずに導入できるという見込みになっておりますので、可能なところから導入に向けて準備をしておる状況になっております。今ところ、今年夏頃から利用開始できるような見込みでおります。 ◆松野憲一郎 委員  少し先ということでありますが、たしか新潟県内全体でも水道料金支払いではキャッシュレス決済が進んでいない状況でありますので、長岡市がパイオニアになっていただくことを楽しみにしております。  次に、老朽化した水道管入替えについてお伺いいたします。1月に和歌山県和歌山市で漏水事故が発生し、その修繕工事に伴い、市全体5分の1を対象とする大規模断水を予定していたですが、具体的な漏水箇所は工事当日に道路を掘削してみないと分からないというような状態で現場掘削を始めたところ、基幹水道管ではなく、枝分かれした細い管で漏水が判明した事例がありました。そのときによく聞いた言葉が、法定耐用年数40年というものでした。その漏水原因は分かりませんが、長岡市ではその法定耐用年数を超えた水道管割合がどのくらいあるかお伺いいたします。 ◎水澤 工務課長  水道管法定耐用年数である40年を超過する管路につきましては、平成30年度末におきまして、延長が501キロ、管路総延長が2,201キロでありますので、割合といたしましては22.8%となっております。 ◆松野憲一郎 委員  まだあるんだなというふうに感じました。ただ、その法定耐用年数40年という数字がかなり独り歩きをしているようにも思えますので、ぜひ計画的に工事を進めていただくようお願いいたします。  次に、水道管布設替え、交換考え方についてお伺いいたします。水道管にもいろいろな時代背景というものがあり、その時々によって使用されている水道管材質が違いますが、長岡市では法定耐用年数、また水道管材質、どのような考え方で布設替え、交換工事を進めているかお伺いいたします。 ◎水澤 工務課長  法定耐用年数を超えたとしても、ただそれだけをもって漏水するというものではございません。特に近年布設している管につきましては60年から80年はもつとも言われておりますので、すぐ更新するということではなくて、管赤水でありましたり漏水実績など、優先順位を見極めながら、効果的な更新を実施しております。その中で、現在では赤水発生要因となっております昭和45年以前内面被覆されていない鋳鉄管、あるいは法定耐用年数を超えて耐震性低い基幹管路、あるいは漏水履歴あるビニール管など管を対象に更新事業を実施しております。 ◆松野憲一郎 委員  承知いたしました。水道事業は設備産業でもあります。また、日本全体話ですが、古い水道管を全て更新するとしたら130年以上かかるとも言われております。予算に限りもありますので、老朽化している水道管を交換していくは、布設替えが困難な箇所もあったりと大変だと思いますが、優先順位をつけて進めていただきたいというふうに思います。  次に、漏水等原因となる水道管腐食についてお伺いいたします。おいしい水をお客様ところまで届けるためには、水道管自体も健全でなければ各家庭などには届きません。そして、その水道管天敵は腐食だというふうに思いますが、水道管腐食にはどのような原因があるかお伺いいたします。 ◎水澤 工務課長  腐食主な要因といたしましては、内面が被覆されていないために発生するさびこぶによる管本体浸食でありましたり、埋設箇所土壌や地下水による外面から腐食、あるいは迷走電流などによる電食が主な原因と考えております。 ◆松野憲一郎 委員  少し細かい話になりますけれども、電食というは、簡単に言うと直流電気鉄道流れた電流によって生じる腐食ことだというふうに思いますが、長岡市は交通要衝でもあり、市民生活に密接して鉄道はあります。そこで、低廉で安全・安心な水を供給するために、そして漏水事故を発生させないために、電食に対する対策は必要不可欠だと考えますが、どのように行っているかお伺いいたします。 ◎水澤 工務課長  長岡市電気防食につきましては、外部電源などにより強制的に発生させた電流を利用しまして、鉄道から漏れた電流などを別に接続した金属板に誘導しまして、その金属板を本管に代わって腐食させることで、本管自体腐食を防止するという方法を取っております。今現在長岡市においては、電食影響を受けやすいとされる鋼管うち、骨格を形成する妙見浄水場から上除配水池まで約24キロと、調査により電気防食が必要とされた線路下重要管路2か所について対策を完了しております。 ◆松野憲一郎 委員  承知いたしました。全国では、漏水や破損事故が年間で2万件以上起きており、特に高度成長期時代に布設されたものであるというふうに言われております。また、水道管だけ問題でなく、これから人口減少社会を迎えますし、今後20年、30年と経営も厳しくなることが予想されます。しっかりと水道基盤強化を図っていくことをお願い申し上げまして、私から質問を終わります。 ◆杵渕俊久 委員  私からは、土木部に少し質問したいと思います。  ちょっと古くなるですが、昨年台風第19号による浸水被害は、信濃川上流域長野県に降った豪雨により信濃川水位が上昇して発生したものであります。その対策をしっかりと進めていくことは大変重要でありますし、市いち早い対応には本当に敬意を表しているところでございます。ただ、治水対策基本としては、その場所に降った雨、いわゆる流域降雨へ対策であると考えております。  栃尾地域では平成23年新潟・福島豪雨で甚大な被害を受け、県による1級河川塩谷川改修や市による楡原地区浸水対策ポンプ設置など、しっかりと対策が進められてきたと思っております。近年は、雨降り方が短時間かつ局地的に強く降るようになってきており、これまであまりあふれなかった水路、あるいはまた雨水管等も頻繁にあふれるようになってきております。また、河川を管理する国や県が降雨で氾濫した場合に浸水する危険性が高い場所を示した洪水浸水想定区域設定に当たり、これまで50年から150年に1回程度計画規模大雨想定ほかに、1,000年に1回規模想定し得る最大限降雨についても追加されたと聞いております。雨降り方がこれまでより強くなっていることや、今後はますます豪雨が頻発すると思われるため、大規模な対策に加え、生活に密着した小規模な対策も含めて、長岡市全域において豪雨対策をしっかり進めていくことが必要だと感じております。これについて市考えをお伺いしとうございます。 ◎入澤 河川港湾課長  委員が話されました栃尾地域1級河川塩谷川改修は、地元協力と県・市連携によりまして、総延長10キロを超える大規模な河川改修がおよそ5年で進められました。また、同じ時期に整備が進められました中心部柿川放水路は、このたび台風第19号でもしっかりと効果を発揮していたと考えております。豪雨対策は、市街地雨水対策、それと併せた排水路整備、国・県管理河川整備など、国・県・市で連携して取り組んでいく必要がございます。河川整備は、下流から順に整備していきますので、完了までには長い年月がかかります。浸水被害状況などを捉えながら、今後もしっかりと河川や水路整備を進めてまいりたいと考えております。 ◎西野 下水道課長  私から内水対策についてお答えします。  これまで表町貯留管、それから琴平公園貯留施設に続きまして、寿町排水ポンプ場整備を進めていくとともに、浸水常襲箇所については雨水管、横断管サイズアップ、排水路拡幅など、ピンポイント対策によりまして順次対応していきます。また、可搬式ポンプと発電機などを常備しまして、緊急時における排水態勢も強化したいというふうに考えております。河川や下水道によるインフラ整備ほかにも、市民皆様からも協働して取り組んでいただけるように、貯留タンク、防水板設置費用に対しまして市内全て地域を対象に助成をしておりますので、御活用いただきたいと思います。今後も国・県・市が連携しまして、ハード、ソフトを効果的に組み合わせながら、河川整備など流域対策から雨水管サイズアップなど、生活に密着した対策まで様々な取組を推進することによりまして、浸水対策を進めていきたいというふうに考えております。 ◆杵渕俊久 委員  とにかく今までもしっかりやってきたと思いますけれども、こればかりは避けて通れない災害一つでもありますので、今後もしっかり対応をお願いしたいと思います。  次に、新型コロナウイルスについては、土木部はあまり関係ないような気がしますけれども、少しお聞きしたいと思います。全国的に新型コロナウイルス感染が拡大している中で、2月下旬に熊本県と千葉県で建設現場作業に従事する人が感染したという報道がありました。こうなると、工事を中止しなければならないということになるので、自粛する業者などもいろいろと心配が出てくるものと思います。そこで、土木工事などにおける感染拡大へ対応として、国や県などから何らかの通知が出ているかどうかお聞きいたします。 ◎谷畑 土木政策調整課長  国土交通省ほうから県を通じまして3回通知が来ております。具体的に申し上げますと、2月25日付で施工中工事現場において感染者が出た場合対応としまして、工事一時中止指示、そして工期見直し、また設計変更を適切に講じる旨通知が来ております。さらに2月27日付で、感染者は出ていないけれども感染拡大防止に向けた取組中で、3月15日まで自粛期間中に受注業者ほうから工事など中止申出があれば、その意向を確認しなさいという内容通知が来ております。さらに、2月28日付で、学校臨時休校に伴いまして、育児ために技術者などが休まなきゃいけないと、確保できないというような状況になった場合につきましても工期見直し、一時中止等を適切に講じる旨通知がございました。 ◆杵渕俊久 委員  先般、市ほうから建設業者等に工事や業務中止意向調査通知があったようですが、国通知などを受けて通知をされたか、市これまで対応をお聞かせ願います。 ◎谷畑 土木政策調整課長  今ほど通知を受けまして、3月4日付で契約検査課ほうから建設業者と建設コンサルタントに対しまして、感染拡大防止ため受注者から工事等中止や工期延長といった要望があるかどうかということを確認する通知をさせていただいたところでございます。受注者が工事中止を希望する場合に、例えば土木部が発注した工事であれば、直接土木部工事監督員に申し出るということとなっております。 ◆杵渕俊久 委員  では、市発注工事現場などで工期延長といったような影響が、今ところ出ているかどうかをひとつお聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 土木政策調整課長  先ほどお答えしました通知を市ほうから出したわけなんですが、今日現在で、受注者ほうから工事等中止措置をしてほしいという要望等は一件もございません。また、土木部といたしましては、建設業協会など関係団体に対しまして、工事現場影響はどうかということを確認しておりました。そうした中で、業者中には、先行きが不透明で心配する声が少し聞こえるということなんですが、今年は雪も少なくて、順調に工事が進み、3月に入ってほとんど工事は完了に向けて進んでいるということで、影響はないというようなお話でございました。ただ、今後市としましても経済対策工事ですとかゼロ市債設定工事といった早期発注工事を含めまして4月に着手するものもかなりございますので、このような状況が続けば、工事へ影響が心配されます。引き続き建設業協会など関係団体と連携体制を強化する中で、状況把握に努めながら、国や県通知に従って、適切かつ柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。 ◆酒井正春 委員  先月会派説明で、悠久山公園基本計画案説明をいただきました。その中で、短期計画として、桜再生、トイレ美装化、歴史・里山整備、子育てゾーン再整備という4つ項目を示されて、新年度から取り組んでいくと。また、桜植え替えもそうなんですが、これから悠久山公園件については、昨年9月当委員会で質問させていただきました。その中で、100年続いた悠久山公園恐らく半分ぐらいをNPO法人でやっていた悠久山清掃を4月4日に予定しておったんですが、新型コロナウイルス関係で延期をすることになりました。そういった関係で私は先般、悠久山公園へ行って、いろいろと見た後に、泉翠池をずっと見ていました。子ども頃はあそこで踊り合ったり船を出したり、いろいろな思いがあるを思い出しながら見ていて、そして家に帰ってテレビを見ていたときに、ロンドンブーツさんが出ている「池水ぜんぶ抜く大作戦」という番組を見て、これだと思いました。泉翠池を一周歩いてみたですが、水がきれいですし、その分それだけヘドロがずっと出ている感じが非常にしていて、この100年を契機に掃除したらいいんだろうなという思いをしたときに、たまたまその番組を見て、この企画を利用するべきだなという思いがありました。公園緑地課長はこの番組を御存じでしょうか。 ◎高橋 公園緑地課長  私も何度か見ております。 ◆酒井正春 委員  それで、私はこれについて提案したいと思っているですが、もう既に取り組んできたかどうか。私は、この計画5番目に入れてもらいたいと思っているですが、公園緑地課所見というか、その辺をちょっとお聞かせください。 ◎高橋 公園緑地課長  今ほどお話しいただいた「池水ぜんぶ抜く大作戦」でございますけれども、実は平成30年10月にテレビ制作会社ほうから悠久山公園泉翠池をその番組ロケ地候補としたい旨相談、打診を受けております。この番組内容は、御存じ方も多いと思いますが、池水を抜きまして、外来種を除去することで池生態系を保全し、池本来姿に復元するものとなっております。市といたしましても、この趣旨に賛同することから、実現に向けまして資料提供など積極的に協力させていただきましたが、結果的には実現できなかったというものであります。 ◆酒井正春 委員  分かりました。それでも次100年に向けて何かやりたいなという思いがあったんですけれども、あの泉翠池は結構広いんですね。調べたら7,600平米あると。アオーレアリーナ延べ床面積と同じ大きさ池なんです。やはり誰か力を借りないと、とても掃除しようとか考えられない。私は、あのとき単純に思って、この池を掃除して、山古志からコイを持ってきて、そしてまたいろんな方々からあそこで楽しんでもらえる、流れいい池に生き返らせたいなと思っておったんですが、聞いたらテレビは無念ということでした。実際見てみると、コイもイロゴイが20匹ぐらい、クロゴイというかマゴイが30匹ぐらい、計50匹ぐらいいました。それで聞いてみたら、小さいみよけた魚が結構いっぱいいるような話もあったですが、それをひょうたん池から移して、あそこへ全部山古志コイを移してとか思って、すごく夢はあったんですが。何かまた方法を考えましょう。  それでは、もう1つ質問させていただきます。3月2日新潟日報に記事が載っていましたが、高速道路から道の駅へ立ち寄りやすくするという国交省から発表でございます。この件については、道の駅ながおか花火館についてもぜひこれを運用しないわけにはいかないだろうと、運用すべきだろうという思いで新聞記事を読んでおりました。ちょっとこの立ち寄り、一時下車といいますか、現状ルールというはどういうふうになっているか教えてください。 ◎谷畑 土木政策調整課長  これは、国土交通省が社会実験として今行っております。一時退出が可能となる対象の道の駅という言い方をしますけれども、いわゆる高速道路インターチェンジから最寄りの道の駅に一時退出できる。また、さらに高速道路に戻るときに、通常であれば初乗り料金がかかるですが、それがかからない、減免されるということで、途中下車しても乗ったインターから最終的に下りたインターまで金額は変わらないという制度でございます。新聞記事にございましたが、高速道路に戻るまで時間がおおむね1時間以内というものを、このたび3時間以内に延長しようということで国土交通省が検討を進めているという内容でございます。 ◆酒井正春 委員  退出時間を1時間から3時間になれば、ながおか花火館もゆっくりと楽しんで、また戻れるという時間帯にもなるのでいいことだと思うですが、今現在で対象の道の駅というは全国で何か所あって、それで国交省はこれからどうしようとしているんですか。 ◎谷畑 土木政策調整課長  今、一時退出対象となっている道の駅は全国で23か所ございます。これを国土交通省ほうは倍近く50か所程度まで増やしたいということで検討していると伺っております。 ◆酒井正春 委員  それで、当然道の駅ながおか花火館もエントリーといいますか、ぜひこれは実現してほしいという思いが私自身非常に強いですが、今市対応といいますか、取組方法とか、感触や可能性、その辺はどうですか。
    ◎谷畑 土木政策調整課長  委員おっしゃられるとおり、ながおか花火館にぜひこの制度を最大限活用したいというふうに私どもも考えておりまして、実は既に国土交通省、そしてネクスコ東日本と相談をさせていただいております。今までは1時間以内だったものですから、現状を考えますと、長岡インターからながおか花火館までが1キロをちょっと超える距離になっています。そうすると、1時間と考えますと、トイレ休憩であれば十分だと思いますが、そこでゆっくり休憩をしたり食事をしたりする時間を考えますとちょっと短いなということで、ぜひ時間延長をしてほしいという思いもございました。  それで、今回こういった朗報といいますか、制度見直しということなので、ぜひこれを最大限活用していきたいと思っております。3時間あれば、もしかすると花火シアターを見る時間もあるかなと、さらにそのほか施設にも足を延ばしていただけるかなという期待もございます。そうした中でこの条件を考えますと、もう1つ条件がございまして、高速道路上にある休憩施設、いわゆるパーキングエリアですとかサービスエリアが国ほうでは、25キロ区間でないところの道の駅やカバーできる道の駅はぜひそういったものを既存ストックを使って休憩してもらおうというような考えがありまして、ながおか花火館がある位置を考えますと、栄パーキングエリアから、次は山谷パーキングエリアは35キロ離れていますので、そういった条件を十分満たすんじゃないかなというふうに考えておりますので、可能性は十分あると思います。ただ、これから詳細な要件が示されますので、そういったことをしっかり確認しながら、ぜひエントリーをしていきたいというふうに考えております。 ◆酒井正春 委員  ぜひ市には総力を挙げて実現してもらいたいと思いますが、ある方からアドバイスを頂いたお話をすれば、長岡北スマートインターからも利用ができる。要は新潟ほうから来ても、北スマートインターからそのまま行って、また戻れる。また、東京ほうから来ても長岡インターで下りて行ける。こうすると、全国でも有数というか、知名度高い道の駅に変わっていくんだろうと思います。ですから、その辺も頭中に入れながら、来訪客が集まりやすい、よりよい道の駅にしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆加藤一康 委員  私ほうから水道局に関係して二、三点お伺いをしたいと思います。  御承知とおり、長岡市は3度にわたる合併で給水地域も拡大したと同時に、水道施設も非常に増えた。こういう中で、効率的な供給、あるいはまた整備推進計画を持つ必要があったと私は認識しております。平成16年、そして19年と2度震災を経験したことによって、水道局ハード、ソフト両面から水道施設耐震化、そしてまた危機管理体制というものを強化してきたというふうにも思っています。水道施設が次々と更新時期を迎える中、計画的な更新、そしてシステム再構築といったものに、市民ニーズはもとより、人口減少や社会情勢変化に迅速かつ的確に対応していかなくてはならないという、水道局使命とも言えるものに対して鋭意取り組んでこられて今水道事業があるんだろうというふうに思っています。取りも直さず、この中・長期計画は、平成21年に策定した水道ビジョンによって計画的な事業が進んできたというふうに認識しております。  1つ目質問ですが、私認識ではこの水道ビジョン計画年度が平成30年度で終わっているというふうに受け止めています。その水道ビジョンは10年間計画だったわけですけれども、まず水道ビジョンに対する評価と、課題としてはどんなことが残ったか、水道局受け止めについてお伺いをしたいと思います。 ◎田村 業務課長  長岡市水道ビジョンにつきましては、委員御指摘とおり、計画期間は平成21年度から平成30年度で、現在は終了している形になっております。ただ、水道ビジョン全体といたしましては、策定時に30年から50年先を見据えた長期間計画中で10年分を施策具体的な期間としてお示しをしたものになっております。  そこで、この水道ビジョン策定から既に10年経過いたしましたが、成果につきましては、まず管路や施設整備面から見ますと、管路ではフェニックス大橋建設に併せまして布設した送水管がございます。これによりまして、東西連絡管複線化が完了しております。そのほか老朽管布設替えを着実に進めてきました。また、施設面ほうでは、妙見浄水場をはじめ、小国大貝浄水場、栃尾浄水場など施設更新事業、そして不動沢浄水場統合事業など、ほぼ予定どおりに完了してきたところです。また、経営面ほうでは、合併後料金統一を行うことができました。また、企業債発行残高につきましては、計画当初から16億円を減らすことができまして、現在180億円以内に収めていることができるようになりました。  ただ、今後課題につきましては、合併に伴う取組がいろいろありましたけれども、一段落しております中で、現在は人口減少が進んでおりますため、水道料金収入が減少傾向にあるということと、変わらず施設や管路など老朽化が進んでおりますので、その更新需要がこれからも見込まれるということで、これらを大きな課題と捉えております。 ◆加藤一康 委員  水道ビジョン計画年度は10年分を示したということですし、その根底にあるは30年から50年先を見据えているんだろうということは大体分かりました。それで、この水道ビジョンに代わるようなものを策定するお気持ちはあるんでしょうか。 ◎田村 業務課長  平成30年度で終わりました水道ビジョンにつきましては、厚生労働省が平成16年から全国的につくるようにという形で示されたものであります。ただ、16年から10年間間に東日本大震災などがありまして、施設災害に対する対応ですとか、それから急速に人口減少が大きく進んできている社会情勢がより鮮明になってきていることから、厚生労働省ほうではまず新水道ビジョンを示しまして、全国水道事業者に対しましてもそれに沿った形で作成するようにという推奨がなされております。  また一方で、公営企業経営面を所管する総務省ほうでは、経営戦略というものを収支計画をベースに置きながら策定を進めてほしいという要請がなされております。  長岡市といたしましては、水道ビジョンほうが平成30年度で終わっておりますので、事業自体は継続性を持たせて現在も進めてきているところではありますけれども、厚生労働省言う新水道ビジョンに沿ったものにするか、総務省言う経営戦略に沿ったものにするかという点につきましては、いずれにしろ施設整備計画をベースにしながら財政収支計画を策定する必要がありますので、経営戦略、総務省示す内容に沿ったもので、厚生労働省新水道ビジョンに当たるものを包括して示すという形経営戦略を策定して、これから水道事業経営指針にしたいというふうに考えているところでございます。 ◆加藤一康 委員  総務省、厚生労働省それぞれ違いは、説明以上ことは私は知り得ていませんけれども、いずれにしても水道ビジョンに代わるものを、経営戦略ということになるんでしょうか、その辺名称についてもちょっと後で御答弁を頂きたいと思いますが、そういったものを策定中だということであれば、その策定している経営戦略はいつ完成するんですか。 ◎田村 業務課長  今長岡市ほうで取り組んでおります経営戦略策定は、令和2年度中を現在予定しております。総務省ほうでも令和2年度中に全国公営企業が関係するところで経営戦略をつくりなさいという話があるんですけれども、その期限内に策定を目指しているところです。 ◆加藤一康 委員  お言葉ですけれども、総務省指導が令和2年度中というは分かりました。しかしながら、先ほど来もほか委員から老朽管布設替え、あるいは水道管更新等々で質問があったわけです。そういった全体計画性を持たなければいけないと私は思うんです。水道ビジョンでは、そこは網羅されているんだろうというふうに私は思っていましたけれども、今お話をお聞きすれば、水道ビジョン終了年度から経営戦略まで間に2年間間が空いてしまうという状況なわけです。これが、30年度以降2年間水道事業に影響はなかったかという疑問を率直に思うわけです。その点については、いかがお考えですか。 ◎田村 業務課長  御指摘とおり、2年空白期間があるという形にはなっておりますが、前段でちょっとお話ししましたけれども、水道ビジョンというものが30年から50年先長いスパンで見通しを立てた上で計画だったわけでございまして、水道事業というものが永続性が極めて高い装置産業であるということから、一番経費かかる浄水施設整備をメインに置きますと、どうしても10年計画で終わってしまうものではないということから、30年から50年先長いスパンで計画を立てております。したがいまして、水道ビジョンとして公表いたしました計画期間は10年でありますけれども、当然その10年で施設整備が終わるものではなく、それ以上スパンものを盛り込んでいる中で10年期間を公表したというふうに御理解いただければなと思っております。したがいまして、水道ビジョン自体が長い期間を対象とした計画であるということから、10年で終わるも以上にまだ継続しなければならない事業を含んでおるという計画であったことから、それを今空白期間となった2年間においても継続して実施しているというふうに御理解いただきたいと思います。また、それに伴った影響というものは出ておりません。 ◆加藤一康 委員  業務課長言っていることも分からないわけではない。だけれども、最初に申し上げたように、ビジョン計画年数が終わって、水道局はどこを目指して仕事をしてきたかなと思うわけです。それは水道ビジョン中にみんな網羅されていますよというであれば、水道ビジョンと経営戦略引継ぎといいましょうか、やっぱりバトンが上手に渡っていないと。ビジョン延長でやっているというであれば、じゃあ水道ビジョン計画年数を経営戦略ができるまで延ばすとか、これはもう水道局というよりも、事業責任者である市長経営判断も加わらなければ、延ばす延ばさないということを水道局が単体で決められないと私は思うんです。その辺についてどのように引継ぎをやっていこうとしているか、今話を聞いた中でも10年間で全て完結していくものじゃないけれども、そのものについては経営戦略中でちゃんと示していきますよということで私は理解しているですが、それで間違いないですか。 ◎韮沢 水道局長  今ほどいろいろ御指摘を頂きました。経営戦略につきましては現在策定中ということで、本来であれば水道ビジョンが終わった後、すぐに経営戦略というものを策定すべきということなんですけれども、様々な検討をしていたということで、若干遅れているというは大変申し訳ないなというふうに思っております。  現在、経営戦略ほうは、おおむね将来水需要予測ですとか、最適な水運用をどうするかというようなことを基本にして、現在資産状況を全て調べて、アセットマネジメントによって更新需要を策定して、投資を平準化した上で、50年間投資計画まではおおむねできているというような状況になります。ただ、昨今災害多発ということで、さらなる災害対応必要性があるということと、水道法が改正されたということで、長岡市単体ではなくて、もう少し周辺事業体と連携ができないかなどといった検討がやっぱり必要だろうということ。さらには、現時点まで検討では将来収支見通しがやっぱり非常に厳しくなるだろうというふうなことが想定されるため、今後はいかにして減収分を抑えつつ支出を削減して、どういう形で効率的に投資していくかと、いわば経営戦略戦略部分をさらに検討する必要があるだろうということで、策定を令和2年度末までに延ばしたということになります。ある程度量的な検討は行いましたが、もう少し質的な検討向上を図りたいというところが理由になります。  私どもは、安全でおいしい水を安定して供給するという責務がございます。そのためには安定した経営が必要だということから、私どもはお客様から頂いた水道料金で独立採算で経営しているということで、今後は人口が減って、収益も減る一方で、更新需要は増えるという中で、利用者に負担が直結しないような形でできるだけ効率的に経営していきたいということで、もう少しお時間を頂きまして、あまり拙速に策定してすぐに変更するということは避けたいなということがありました。結果的に、2年間空白ができることになってしまったということになります。ただ、その間につきましては、先ほどお話ししていただきましたように、もともと水道ビジョンが30年から50年先というスパンでやっておりますので、その事業を継続して、当然ながらその事業についても新しい経営戦略中に盛り込んでいきたいというふうに考えております。そういうことですので、何とか御理解いただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。 ◆加藤一康 委員  水道局長思いは分かりましたし、私は水道局がただ時間だけを過ごしたということは思っていない。策定するには水道ビジョンにはない視点、公営企業経営観点から今経営戦略を作成しているということは理解しています。だけれども、繰り返しになりますが、空白期間がどうしても気になる。今、水道局長がるる述べられておりますけれども、やっぱりその判断は水道局長じゃないでしょう。事業責任者である方判断というは必要ないんですか、必要なんですか、どうなんでしょう。 ◎韮沢 水道局長  最終的には水道局事業管理者は、市長でございます。ただ、水道局局長が事業管理者から事務委任を受けているということで、私どもほうで判断して、当然ながら相談はさせてもらっていますけれども、水道局として判断したということになります。 ◎高見 副市長  水道局長ほうから説明がございましたが、当然市長、副市長ほうでも水道局と相談上で、空白期間という言い方がございますが、経営戦略をきちんとつくる上で時間がかかっているということで御理解いただきたいと思います。理由につきましては繰り返しになりますが、昨年水害も含めまして、水害対応も含めた災害対策強化、あるいは総務省が言っているように、水道事業というが単独市町村ではなかなか実施し得ないというところが多くなっている中で、周辺水道事業者と連携在り方など新しく検討すべき課題が出てきている中で、それを踏まえた経営戦略というを、現在市単独事業計画中で見ている経営というを再度検証した上で、来年度うちに経営戦略をまとめようということでございます。この間につきましては、事業継続性ということで、従来から水道ビジョン延長上ですべきことをしっかりと実施し、それを前提とした経営戦略を来年度にまとめまして、市民皆様に安心していただける水道事業ビジョンと経営姿というを見ていただくことにしていきたいという市全体判断を踏まえたものでございます。 ◆加藤一康 委員  分かりました。令和2年度ことについては議案に係りますので、議案審議中でまた申し上げますけれども、令和2年度中でもう既に事業を計画されているわけです。そうすると、公営企業経営観点からじゃなくて、長岡市水道局事業として、計画にあるものなか、ないものな判断が私らはつかない。ですから、策定はこれ以上遅らせないという思いは感じましたので、これ以上は申し上げませんけれども、ぜひ経営戦略が完成した暁には、水道ビジョンを示したときみたいに会派説明じゃなくて、議員協議会を開いていただいて、そして長岡市水道行政、公営企業経営在り方についてしっかりとまた御説明していただきながら議論をさせていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 ◆荒木法子 委員  本定例会一般質問でも質問させていただきました、子育てしやすい環境整備について質問をさせていただきたいと思います。本定例会一般質問では、アンケートから見えた子育て世代ニーズについてという形で質問をさせていただきました。アンケートとは、2月に私ほうで取らせていただいた未就学児を育てる保護者に向けて実施したもので、160人方から回答が寄せられたものでございます。その中で、子ども用トイレやおむつ替えシート、授乳室などを増やしてほしい、また設置をしてほしいという声が多数ございましたので、建設委員会所管内にて質問をさせていただきたいと思います。  今ほど申し上げましたベビーキープやおむつ替えシート、子ども用小便器または便座、授乳室は、男性も女性も小さな子どもを連れて安心してお出かけするために必要な設備だと考えております。そこで、施設整備について何を基準にこれら設置についてチェックをしているか、まず伺わせていただきたいと思います。また、現在対象となる施設運用状況も併せて伺います。 ◎川合 住宅施設課長  市有施設整備に当たりましては、平成8年度に新潟県が制定しました福祉まちづくり条例における整備基準に基づいて設置しているところであります。具体的には、子育て世代利用を想定しまして、施設計画相談や設計打合せなどで主管課から意見を聞きながら設計に反映しており、主に誰でも利用可能な多目的トイレ設置を中心に整備を行い、案内表示についてはピクトサインで表示をしているところであります。 ◆荒木法子 委員  こちら(資料を示す)新潟県福祉まちづくり条例整備マニュアルを基にチェックをしているということでございます。現在整備が進められている摂田屋エリア及び米百俵プレイス(仮称)は、設備整備に当たってはどういう設計考え方で現在検討されていますでしょうか、教えてください。 ◎川合 住宅施設課長  まず、摂田屋エリアにつきましては、条例整備基準に基づきまして、男女別トイレと多目的トイレを3月完成予定屋外トイレ中に整備しました。多目的トイレにおきましては、おむつ替えシートやベビーキープを、また男子トイレにつきましては受け口低い小便器を設置いたします。 ◎松尾 まちなか学び・交流施設担当課長  米百俵プレイス(仮称)人づくり・学び・交流エリアにつきましても、同整備基準に基づきまして、多く市民皆さんから利用を見込むフロアを中心に、男女それぞれトイレにはベビーキープや子ども用便器、ベビールームには授乳スペースやおむつ替えシートなど、分かりやすい案内表示とともに設置いたします。 ◆荒木法子 委員  現在整備が進められている施設に対してもそちら配慮がなされているということで、安心させていただきました。基本的に県マニュアルは、あくまで努力目標だと聞いております。第2期長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略戦略2において、子育て環境整備や支援へ満足度を令和5年度までに6.5ポイント上げると目標に掲げています。満足度を上げるためにも重要なポイント一つだと考えていますが、施設整備面から今後方針を伺いたいと思います。 ◎茂田井 都市整備部長  委員御指摘とおりに、第2期総合戦略においても、子どもを産み育てたいと思うまちづくりを進めるということは重要な戦略一つとなっております。ですので、施設整備におきましても、子育て世代に配慮した施設整備というは非常に重要であると十分に認識して設計等を進めているわけであります。基本的に市有施設を整備するに当たっては、先ほど住宅施設課長が言いましたとおりに、施設を所管する部署がそれぞれ考えを持って、都市整備部ではそれを実現すべく形にすることをしているわけなんですけれども、その際には所管部局考えに加えて、法令や条例を遵守してという部分はもちろんありますが、子育てあるいは福祉など観点を入れた中で整備を進めております。子育てにやさしい施設づくりという意味では、先ほど委員ほうから御紹介あった県福祉まちづくり条例については、おっしゃるとおり努力目標ではあるんですけれども、ただその中にきちんと基準が示されておりますので、今後もその基準に沿って、また条例では対象にならない小規模な施設も含めて、子ども未来部ですとか福祉保健部、あるいは施設所管課等と協議をしながら、より一層配慮をしていきたいというふうに思っております。 ◆荒木法子 委員  引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。  次質問をさせていただきます。本日新聞に(資料を示す)、旧大和最後輝き描きたいということで、これから旧大和取壊しが始まる前にいろいろとデザインがされたという記事が載っておりました。それに付随した内容質問をさせていただきたいと思います。  再開発がどんどん進んでいる長岡周辺ではございますが、今後も長岡市が中枢中核都市であり続けるために、長岡顔、玄関口にぎわいについては私も大変重視をしておるところでございます。先日、長岡市ホームページを見ていましたら、平成25年から30年まで歩行者通行量調査結果が掲載されていました。その分析について、まず伺いたいと思います。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  御質問歩行者通行量でございますけれども、長岡市中心市街地活性化基本計画成果指標としても計測をしているものでございます。平成25年から30年通行量でございますけれども、中心市街地活性化基本計画指標値といたしまして、そのうち長岡大手通り周辺16地点歩行者通行量合計を使っています。こちらにつきましては、第1期中心市街地活性化基本計画開始前平成19年平日平均が8万人でございましたが、これと比較いたしまして現在は2割以上増加しております。10万人以上となる年もあるなど、現在も上昇傾向にあるものと考えております。 ◆荒木法子 委員  2割以上増加ということで、政策が着実に進んでいるなと感じさせていただきました。まちカフェやアオーレ長岡でイベント、またホコ天、トモシア交流支援事業など、大手通り商店街とともに様々な取組を今まで行っておられます。にぎわい創出へ効果について、分析を教えてください。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  こちらにつきましては、平成30年度に完了いたしました中心市街地活性化基本計画2期計画最終フォローアップにおきまして、歩行者通行量は期間中に目標値を達成し、また大手通表町2地区再開発に加えて各種ソフト事業を実施することで安定して多く来街者があるまちになったというような評価を頂いております。こういったハード整備効果が、御質問ような様々なソフト事業を併せることで持続的に発揮されまして、まちなか歩行者やにぎわい増加に寄与しているものと考えております。 ◆荒木法子 委員  そうしましたら、これから進められます大手通坂之上町地区市街地再開発事業によるマンション供給やまちなか図書館(仮称)整備事業、産学連携情報交流センター(仮称)整備事業が令和7年頃竣工予定で、現在整備が進められておりますが、それが歩行者通行量に及ぼす効果について教えていただければと思います。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  こちらにつきましては、中心市街地活性化基本計画第3期計画が今年度から開始しているところでございます。その中で、指標値といたしまして、大手通り交差点から西側8地点歩行者通行量合計を平成30年度2万4,409人から2,243人増やして、令和5年度には2万6,652人にすることを指標としております。この増加分うち、1,842人分が御質問大手通坂之上町地区市街地再開発事業に係る分増加分として考えております。  なお、この指標値でございますが、計画期間が令和5年度までとなっておりますので、実際に再開発事業が全て完了する令和7年度以降につきましては、さらに高い効果を発揮するものと期待しております。 ◆荒木法子 委員  令和7年頃竣工までに3年間、現在も含めましてこれから商工会議所が一時移転をしたり、また北越銀行と旧大和の道が車両通行止めが続くことで、中心市街地歩行者通行量、つまりにぎわいが縮減することが予測されます。工事影響や対策について教えてください。 ◎清田 まちなか整備担当課長  工事による影響につきましては、事業を進捗する上で、今までありました施設機能については、一時移転等をしていただくことになりますので、少なからず影響はあると考えております。その中で、工事期間中歩行者動線等につきましては、大手通りは現在と変わらず通行ができる予定でありますし、現在車両通行止めをさせていただいているところにつきましては、歩行者は工事期間中も通行ができますよう、施工者であるUR都市機構と調整を図っているところでございます。また、にぎわいという部分につきましては、工事期間中は、安全対策をする上で鋼板塀等で仮囲いされることとなります。この仮囲い等を利用いたしまして、工事進捗情報はもとより、市施策や観光、イベントなど、再開発事業だけでなく、様々な情報発信ができるようなキャンパスといたしまして活用することを今現在検討しておるところでございます。 ◆荒木法子 委員  一時的に歩行者が減ることはやむを得ないが、活用はしていくということで承知をいたしました。  中心市街地再開発を進めることで、どんな長岡顔を目指して実現していくか、その必要性と将来性について市認識を改めて伺いたいと思います。 ◎成田 中心市街地整備室長  大手通坂之上町地区再開発事業ですけれども、このたび権利変換という大きな節目を迎えました。ただ、先日議員協議会でも御説明させていただいていますが、続いて市民センター場所、それと昔寿屋旅館があった駅前地区、こうしたところも順に再開発動きが出てきております。一方、皆様もまちなかを歩いていただいている中でお気づきかと思いますが、だんだん、だんだん店舗が、特に1階店舗が埋まってきているなというような状況を感じていただいているかとは思います。さらに、大手通りと直角に交わっているスズラン通りですとかセントラル通り辺り、あと残念ながらちょっと開館が遅れましたけれども、長岡街宿というゲストハウス、あるいはいろいろなオフィス、こういったところリノベーションが順に進んできている。こういったところから、ようやく長岡まちなかも動き出してきたかなというふうな感触を私は持ってございます。  それで、再開発ということなんですが、これはもう御承知とおり、まちづくり一つ手法でしかないです。ただ、拠点整備的な要素がありますので、本来再開発をしたエリアだけではなくて、波及効果というものを持っている、そういうプロジェクト、事業ということは感じてございます。それで、こうした段階で、より大事になってくるものは、やはり再開発エリアといいますか、地区だけでこの効果を終わらすではなくて、周辺へ波及効果を何とかつなげていく。そのためには、やっぱりソフト事業といいますか、タウンマネジメントということがより重要になってくるかなと。今ほどまちなか整備担当課長からもありましたけれども、これまでも中心市街地活性化協議会を中心にいろいろなソフト事業を展開してきております。ただ、これから米百俵プレイス(仮称)というイノベーション拠点をつくっていこうと。こういったことからも、このまちを使う方とか住んでいる方、それと事業者であるUR、そういったところが中心となって、米百俵プレイス(仮称)趣旨を引き継いで、やっぱりタウンマネジメントというは何テーマをしっかりとつくるか、そこが大事だと思っています。そのテーマをしっかりとつくった上でこのソフト事業を展開していくことで、まちなか整備が進んでいくんだろうと。いずれにしてもこういった、規制ではなくて、緩やかな誘導ようなマネジメントをしていくことでまちは育っていくものかなというふうに感じてございます。 ◎高見 副市長  大手通坂之上町地区再開発事業というは、やはりこの土地が国漢学校あった場所であること、米百俵伝統と、そして今回互尊文庫移転を受け入れる施設であるということでございます。この長岡歴史中で、明治が始まって、どういう時代になるか分からない、新たな時代を迎えたときに、人材育成をして、どんな時代にも耐えられる子どもを育てていこう、あるいは互尊文庫で勉強して産業を興していく人をつくろうという時代転換期にあの一角がまさにその核となったわけでございます。  現在、日本状況あるいは世界状況将来がまた一つ見通しにくい時代を迎えている中で、やはりこの米百俵核となる土地でこういった施設、あるいはこういった事業が行われて、そこで人材なり産業が興っていくことで、次見通せない事業に耐えていく長岡、伸びていく長岡をこの大手通りに示していきたい。今成田中心市街地整備室長ほうから申し上げましたとおり、幸いにしてこの事業だけではなくて、既にUR都市機構が隣市民センターへ投資を始めておりますし、地元民間もその隣でまた再開発を始めようとしているということで、この事業というものが次長岡に向けた起爆剤になっていくということを、必要性、将来性として認識しているところでございます。 ○深見太朗 委員長  所管事項に関する質問は、この程度にとどめます。    ────────※──────── 1 議案第39号 長岡市農業集落排水施設条例一部改正について ○深見太朗 委員長  議案第39号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第39号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 2 議案第41号 長岡市駐車場条例一部改正について 3 議案第42号 長岡市自転車駐車場条例一部改正について ○深見太朗 委員長  議案第41号及び第42号を一括議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第41号及び第42号は、いずれも原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案とおり決しました。 ・議決事由 いずれも原案とおり可決    ────────※──────── 4 議案第43号 長岡市下水道事業設置等に関する条例一部改正について ○深見太朗 委員長  議案第43号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第43号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 5 議案第44号 市道路線認定、変更及び廃止について ○深見太朗 委員長  議案第44号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書、図面及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第44号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決
       ────────※──────── 6 議案第47号 財産取得について(左岸バイパス北延伸道路整備事業用地) ○深見太朗 委員長  議案第47号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第47号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 7 議案第48号 資本剰余金処分について(下水道事業会計) ○深見太朗 委員長  議案第48号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第48号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 8 議案第16号 令和元年度長岡市一般会計補正予算  (1) 第1条 歳入歳出予算補正中当委員会付託分  (2) 第3条 繰越明許費中当委員会付託分  (3) 第5条 債務負担行為補正中当委員会付託分 ○深見太朗 委員長  議案第16号を議題といたします。 〇茂田井都市整備部長韮沢水道局長野口土木部長成田中心市街地整備室長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第16号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 9 議案第21号 令和元年度長岡市簡易水道事業特別会計補正予算 ○深見太朗 委員長  議案第21号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第21号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 10 議案第3号 令和2年度長岡市一般会計予算 ○深見太朗 委員長  議案第3号を議題といたします。  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出2〜6款〕 〇茂田井都市整備部長野口土木部長韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   午前11時46分休憩    ─────────────────   午後1時開議    ─────────────────   〔8款1〜4項〕 〇野口土木部長茂田井都市整備部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。 ◆加藤尚登 委員  では、2点お願いします。  説明書289ページ、建設発生土対策事業費内容ですけれども、整備費と管理委託料が載っていますが、これは例年どおり計上なか。と申しますは、台風第19号により河川敷に大量土砂が入りました。それ搬入とここ関わりとか、この発生残土処理施設はあとどのぐらいもつか、それも含めてお聞きします。 ◎谷畑 土木政策調整課長  こちら建設発生土対策事業費うち、処理場管理委託料等は長岡市発注公共工事発生土を受け入れるため経費でございます。今委員がおっしゃられたように、台風第19号で河川敷に大量土砂が堆積したようなものを見込みまして、例年よりも約5,000立米多く受入れ態勢を取って増額しているものでございます。また、今後こちら施設につきましては、約90万立米受入れが可能となってございます。今後30年間は、こういった計画を持って施設運営をしているところでございます。 ◆加藤尚登 委員  今後30年間と聞いて安心いたしました。  307ページ包括的市道管理業務事業費は、平成30年度から三島、小国、川口3地域で先行してやってみるということで何年か過ぎたわけですけれども、令和2年度も元年度と同じ3地域ですが、今後方向性とか、地域を広げる予定とか、お考えがあればお聞かせください。 ◎中川 道路管理課長  包括的市道管理業務委託についてですが、今ほど委員おっしゃるとおり、三島、小国、川口3地域で実施しております。こうした実施状況を今把握しております。あと、メリット、デメリットを検証しながら、他地域で導入することが可能かどうか。それから、地域によっていろいろ特性が違いますので、海手もあれば山手もあります。その特性把握をしながら、一番大変なは業者体制なんですけれども、今除雪企業体と随意契約する方式を取っております。こういった企業体形成が可能かどうかというを、またこれから来年度かけていろいろヒアリングしたりしていきたいと思います。ですので、こういった受入れ態勢が整ったところから、随時協議しながら包括管理委託を進めてまいりたいと考えております。 ◆荒木法子 委員  説明書291ページすまい耐震改修促進事業費に関しましては、昨年3月建設委員会で加藤尚登委員ほうから同様質問をさせていただいてございます。その際に、昭和50年から昭和56年建築木造住宅方にアンケート調査をした結果、耐震改修や耐震診断をしたいという意向がたくさんありましたと答弁がございました。その上で今年1年執行しているわけですが、2年度は減額になっております。たくさんあった耐震改修や耐震診断意向を受けて、今回減額になっている理由を教えてください。 ◎小見 都市開発課長  今ほど荒木委員おっしゃるとおり、今年度耐震改修費につきましては、アンケート調査によってかなり多く方がおられたということで、例年よりも多く見積もっておりましたけれども、実際に応募をかけたところ、今年度耐震診断実績が48件ということで、問合せ件数もその後だいぶ少なくなってきたことから、来年度については約2割削減40件を見込んでおります。片や工事費ほうにつきましては、今年度は10件分予算でありましたが、今年度実績は2件ということですので、これらも実績を考慮して、来年度改修費は8件ということで、それぞれ減額となっております。 ◆荒木法子 委員  承知しました。  次に、307ページをお願いいたします。地域安全・安心確保事業費に関しまして、生活道路等維持補修工事費が上げられていますが、今年度から1,500万円程度減額になっております。減額理由について伺いたいと思います。 ◎太刀川 地域建設課長  今年度より減額している理由ですけれども、2月臨時会ほうで同じ事業を前倒しで計上しておりまして、その分減額されているということでございます。 ◆杵渕俊久 委員  説明書301ページ街路樹植替事業費について、毎年やっているんでしょうけれども、私思うですが、例えば都市計画道路だとかそういう道路は、当然まちなかですから街路樹があったほうがいいような気がしますけれども、たとえ都市計画道路であれ、中山間地ほうは振り向けば緑があるんです。そういうところにあえて街路樹は要るかなという問題が1つ。  それと、木選び方についてです。ケヤキなんて物すごく太くなって、またすぐ根上がりだとか、舗装を壊すわけです。イチョウもそうです。例えば、ハナミズキはそういうことはないと思うんです。そういうことも考えながらやっていっていると思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ◎高橋 公園緑地課長  街路樹設置場所ですけれども、基本的には道路構造令で交通量多い道路ということで、それに基づいて設置しております。  あと、樹種につきましては、植え始めた頃は、早く大きくなる木ということでイチョウなどが選定されていましたが、現在はかなり大きくなって、逆に根が歩道を傷めているといった状況になっていますので、今植え替えで行っているものは、基本的にヤマボウシを植えております。 ◆杵渕俊久 委員  よく分かりました。木種類については、もちろん雪国ですから低木もいいと思うんです。あまり大きくならないにしてもらいたいなと要望しておきます。 ◆酒井正春 委員  説明書323ページ県営工事負担金で、平成30年度予算が栃尾、与板、寺泊、1,740万円、今年度予算が2,050万円だったというふうに思います。今回、新年度は増額されていますが、新年度はこの事業がどういう内容になっていくか説明してください。 ◎入澤 河川港湾課長  実は県営工事負担金につきましては、県が急傾斜地対策事業として工事箇所を選定して工事を進めているというものでございまして、来年度は4か所予定がございます。その中で、予算と実績がかなりずれてくるという部分は、急傾斜地工事実績で、負担金請求が年度末になって県から請求が来ると。そのときに、実は現場状況に応じて、予定どおりに工事が進捗しない場合がございます。工事が進捗しない場合ですと、実績に基づく負担金請求ですので、予算残が出ることがあると。来年度予算要望につきましては、事前に県来年度執行予定箇所を4か所いただいておりまして、その工事予定額ということで、こちらほうも負担金を予算計上しているというところでございます。    ─────────────────   〔8款5・6項〕 〇茂田井都市整備部長成田中心市街地整備室長、野口土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。 ◆諏佐武史 委員  それでは、予算に関する説明書331ページ街なみ環境整備事業費うち、表中にあります摂田屋地区事業概要について質問いたします。  今定例会一般質問にもありましたとおり、現在長岡市では、一部プレオープンに向けて機那サフラン酒本舗整備を進めている状況でございます。そこで、表中主屋・離れ座敷実施設計業務委託、米蔵改修2期工事、トイレ新設2期工事、そして物件移転補償内容についてお伺いします。 ◎相田 都市計画課長  御質問ございました表中4点内容についてお答えいたします。  まず、1点目主屋・離れ座敷実施設計業務委託は令和3年度以降建物修復、改修工事に向けまして、来年度4月以降に旧機那サフラン酒本舗全体管理運営を行います民間事業者と相談をしながら、現在基本設計を進めているというふうな状況があります。来年度は、この2つ建物について、活用方法や整備方法、さらに具体的な検討を進め、建築に関わる実施設計を行うというものであります。  2点目米蔵改修2期工事についてでありますけれども、現在は簡易な飲食、物販スペースでありますとか、観光案内コーナー、ボランティア活動場など、様々な用途に活用できるような空間として整備を今進めている最中でございます。来年度予定をしております2期工事といいますは、建物内内装工事、設備工事、さらに仕上げ左官工事について、それぞれ残り工事を行うものでございます。  3点目トイレ新設2期工事件でございますけれども、トイレに隣接した形で障害者方々ため駐車スペースを用意をしておりまして、そこに屋根をかけるような工事を予定しております。  あと最後に、物件移転補償費でありますけれども、県道滝谷三和線歩行者安全確保を図るために、現在通行妨げとなっております電柱2本を移設するということであります。管理者と協議が調ったことから、機那サフラン酒本舗敷地内に電柱を移設するということで、電柱及び電線管理者が移転に要する費用を補償するというものであります。 ◆諏佐武史 委員  摂田屋地区をきっかけとした長岡ファンをさらに増やすために、これからも着実な整備をお願いしたいと思います。また、県道滝谷三和線安全確保に向けた電柱移設について、まずは迅速な予算化と対応をしていただいたことについては評価したいと思います。来年度速やかな工事着工をお願いしたいと思います。  次に、333ページ公共交通等確保維持事業費負担金ところに、長岡市地域公共交通協議会とありますが、本協議会は地域事情に即した輸送サービス実現に必要となる事項を協議する場と認識しております。平成31年度当初予算では305万円であったに対し、令和2年度予算では400万円と、約100万円増額となっておりますが、その内容について伺います。 ◎安藤 交通政策課長  本協議会は委員言われる目的で毎年数回開催しておるものでして、平成31年度当初予算時点におきましては2回開催を予定していたものでございます。令和2年度におきましては、令和3年度から予定している栃尾地域デマンドタクシー本格運行に関わる協議事項を想定しておりまして、3回開催を予定しているものでございます。また、新たな公共交通システム検討会設置、開催も予定しているところでございまして、それに伴う予算を増額したものでございます。 ◆諏佐武史 委員  今御答弁中に、新たな公共交通システム検討会とありましたが、その目的と内容について伺います。
    ◎安藤 交通政策課長  現在、国土交通省と経済産業省では、MaaSなどに代表される新たなモビリティーサービス推進や検討が進められ、全国的に先行モデル事業も始まっているところでございます。本市といたしましても、長岡市地域公共交通網形成計画におきまして、誰もが使いやすく分かりやすい公共交通実現を目標としているところであり、その実現に向けて路線バスキャッシュレス化や、現在長岡市バス路線はグーグルに代表される経路検索においてバス路線が反映されていないですが、そういった経路検索充実など可能性について、有識者も交えて検討会場を設置する予定としているものでございます。 ◆諏佐武史 委員  御答弁いただいたキャッシュレス化や経路検索など充実は、市民利便性はもちろん、来訪者利便性向上にもつながるものでありますので、実現へ向けて検討を進めていただきたいと思います。  次も333ページなんですが、公共交通等確保維持事業費負担金中之島地域生活交通検討会と公共交通確保実証実験業務委託料和島地域についてお尋ねいたします。この実証実験は令和2年度予算から設けられており、新たな事業と認識しておりますが、その目的と内容について伺います。 ◎安藤 交通政策課長  本事業は、公共交通空白地における、主に高齢者移動手段確保を目的とした取組となります。中之島地域生活交通検討委員会につきましては、中之島地域では平成29年度にデマンド型乗合タクシー実証実験を行い、思った結果が得られなかったわけですが、実験を行った三沼地区と西所地区におきましては共助による移動手段について検討動きが始まっておりまして、その共助会運営や実証運行を行った場合運行費用支援などを予定しているものでございます。  続きまして、公共交通確保実証実験業務委託料和島地域につきましては、和島地域では昨年、和島地域生活交通検討委員会が設置されておりまして、9月からは割烹バスを活用した共助による運送取組が始まっております。しかしながら、割烹バスということで、やっぱり経営へ影響もあるということもございまして、令和2年度途中まで取組となっている予定でございます。引き続き検討委員会で検討を進め、それに代わる交通手段として、今ところタクシー活用などを想定しておりますが、それに代わる地域生活交通実証実験を行う予定としているところでございます。 ◆諏佐武史 委員  昨年9月から行われている和島地域共助運送内容と、これまで実績について最後に伺います。 ◎安藤 交通政策課長  実証運行内容ですが、高齢率高い高畑、日野浦、中沢地区を対象に、和島支所や小島谷周辺を結ぶ毎週火曜と木曜午前2便、午後2便で、地域割烹バスを活用した共助による無料運送を行っているものでございます。実績といたしましては、9月から1月まで4か月間で利用者は55名、1便当たり1.62名。稼働率としては、計画134便中実働が35便で、稼働率26%という結果になってございました。今年度取組につきましては、この結果を受けながら検討会において内容を検討していくことになるかと思います。 ◆荒木法子 委員  では、説明書333ページをお願いいたします。周辺整備事業費に関しまして、来迎寺周辺として駐車場整備工事等が入っていますが、こちらについて詳しく教えてください。 ◎安藤 交通政策課長  本市におきましては、先ほど言った公共交通網形成計画におきまして、パーク・アンド・ライド推進ということで事業進捗を図っているところでございます。来迎寺駅の北側におきましては、旧越路町時代に来迎寺周辺市街地活性化基本計画構想というがございました。それに伴う駅前広場構想があったため、当時その用地を取得したですが、未使用状態となっているというところでございまして、そちら土地を有効活用してパーク・アンド・ライド、そのほか目的で多目的駐車場としても利用できるような駐車場整備を行っていきたいというふうに考えているものでございます。 ◆荒木法子 委員  続きまして、335ページをお願いいたします。中心市街地整備推進事業費に関しまして、先ほど中心市街地整備室長より御説明がございました若者まちなか居場所づくり推進事業業務委託という部分で、旧柳原分庁舎民間資金活用というふうな説明がございましたが、手法を詳しく教えていただければと思います。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  御質問若者まちなか居場所づくり推進事業業務委託は、柳原庁舎跡地の利活用ということで、平成30年度から令和元年度にかけまして、民間業者力を借りるという前提でサウンディング調査を進めてきております。そういった中で、民間主導利活用を推進する上でPFI事業という手法が一番理想的といいますか実用的だというふうな判断に達したということで、改めて令和2年度にPFI事業実施に向けて調査委託を進めるものでございます。その先には事業化を目指して進めていきたいと考えております。 ◆荒木法子 委員  続きまして、339ページをお願いいたします。公園整備事業費悠久山公園に関しましては、老朽化した桜植え替えとトイレ改修等実施設計というものがこの中に入っていると伺っております。トイレ改修等部分で、先ほど所管事項に関する質問でもございましたとおり、子育て環境整備視点に立ちまして、こちら整備方針について教えていただければと思います。 ◎高橋 公園緑地課長  悠久山公園トイレ改修でございますけれども、全てトイレというわけにはいきませんが、これから新設するトイレ、また大規模改修するトイレについては、おむつ替えとか、そういうものについても設計段階で取り込んでいきたいというふうに思っています。 ◆荒木法子 委員  お子さんがたくさん来る場所になると思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆酒井正春 委員  説明書339ページ公園施設安全・安心対策事業費で、緊急支援総合対策工事費が新しく3,000万円計上されているかと思うですが、詳しい内容を教えてください。 ◎高橋 公園緑地課長  緊急支援総合対策工事費は新規事業になりまして、国緊急支援事業、正式には都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業を活用いたしまして、公園内防犯性向上を図っていくため事業になります。具体的には植栽帯再整備、防犯上等支障になる大きくなって鬱蒼とした樹木を伐採し、公園内死角をなくすことで、公園内を明るく、見通しよい空間にしていくということで、公園防犯性向上を図っていくものになります。実施箇所については、南町公園などを予定しております。    ─────────────────   〔9款〕 〇野口土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。 ◆荒木法子 委員  説明書361ページ道路除雪費、除雪イノベーション研究会関連経費に関しまして伺います。今年度は少雪で、予定していた実証実験等ができなかったではないかなと感じておりますが、こちら来年度活動について教えてください。 ◎中川 道路管理課長  委員御指摘とおり、今冬は近年まれに見る少雪でした。予定していた実験が3つあるんですが、そのうち2つができなかったと。まず、IoTセンサーを使って、無人で積雪深さを測る実証実験をやったんですけれども、数値がゼロとか1とか、そういった感じでしたので、ちょっと雪深さが測れませんでした。  それから、2つ目地下水と連動して運転する消雪パイプ制御システム実証実験につきましてもなかなか雪が降らなかったので、観測等はできたですけれども、よいデータを取ることはできませんでした。この2点につきましては、来年冬も除雪イノベーション研究会を続けてまいりますので、また実証実験ができるかどうか検討してまいりたいと思います。  3つ目実証実験なんですけれども、国土交通省協力によって、運転支援ガイダンスつきロータリ除雪車は体験することができました。研究会委員方も含めまして、12月に北陸技術研究所で運転させていただきましたし、2月には長岡国道事務所管内で除雪オペレーター方が一緒に乗ったというふうなことで、非常に好評でありました。  これらを踏まえまして、来年度は3回研究会を予定しております。今冬検証と、それから来年冬にどういったことをやるかと、新技術導入調査とか、運転支援ガイダンスを実際に市除雪車に搭載することができるかとか、そういった委託内容をこの予算でやることになっております。    ─────────────────   〔歳入〕 〇野口土木部長茂田井都市整備部長成田中心市街地整備室長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ───────────────── ○深見太朗 委員長  それでは、本件に対する意見はありませんか。 ◆荒木法子 委員  議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算について、市民クラブ意見を申し上げます。  広大な市域を持つ本市では、住民生活や産業振興に不可欠な公共インフラ確保、災害対策をきめ細やかに行う必要があります。本予算では台風第19号教訓を踏まえ、寿町排水ポンプ場整備や緊急排水強化、河川環境整備、保全など、治水・内水対策強化、通学路や冬季車道、歩道安全確保、公共交通空白地区における地域交通確保ため実証実験実施、市営住宅長寿命化、公園再整備で防犯性向上を図る取組など、本予算は市民暮らしを守り、将来にわたって安心して暮らせるまちづくりを進めるものであり、評価をいたします。また、大手通坂之上町地区市街地再開発事業における除却や建設工事など、新しい米百俵による人材育成と未来へ投資も進み、その成果を期待するものでございます。  以上ことから、市民クラブは議案第3号令和2年度長岡市一般会計予算当委員会付託分について賛成いたします。 ○深見太朗 委員長  議案第3号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 11 議案第9号 令和2年度長岡市浄化槽整備事業特別会計予算 ○深見太朗 委員長  議案第9号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第9号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 12 議案第10号 令和2年度長岡市下水道事業会計予算 ○深見太朗 委員長  議案第10号を議題といたします。 〇野口土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第10号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 13 議案第11号 令和2年度長岡市水道事業会計予算 ○深見太朗 委員長  議案第11号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕   午後2時45分休憩    ─────────────────   午後2時47分開議 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆加藤一康 委員  説明書特233ページ、所管事項質問でお伺いしましたけれども、恐らくこの妙見浄水場給水区域拡大事業が大きな事業になるというふうに思います。先ほど、水道ビジョンから経営戦略流れについてお話を聞いたわけですけれども、一定理解は示したですが、一言言わせてもらえれば、経営戦略策定を待ってこの妙見浄水場給水区域を拡大しようという事業に移行していくという手続は考えなかったでしょうか。そこをまずお尋ねします。 ◎水澤 工務課長  妙見浄水場給水区域拡大事業につきましては、経営戦略策定後着手も検討したところでございますけれども、給水区域拡大対象となります与板と寺泊両浄水場電気や機械設備経年化が進んでおります。例えば与板浄水場受変電設備などは耐用年数が20年ところ、既に38年が経過しているということで、メーカーによる修繕部品供給も生産が終了しているという状況でございますので、早急に着手したいというものです。あわせて、今回布設工事により日進量を検討し、実績を確認する中で、その結果を経営戦略に反映させていきたいということもありまして、少しでも早く着手したいというものでございます。 ◆加藤一康 委員  工務課長言わんとすることも分かりますけれども、順序がちょっと違うんじゃないかなということを心配しているんです。水道事業会計でいろんなところを見ても、10億円という額がオーダーでもういろんなところに載っているわけじゃないですか。そのほかにも維持管理も含めて事業をやろうとしているときに、方向性を打ち出している計画が少し遅れてくると。理由を聞けば、老朽化が進んでいるので、一日も早くやりたいと。なであれば、一日も早く経営戦略をつくるべきなんだと私は思います。その理由が、先ほども含めて、分かったといえば分かったということなんですけれども、先ほど高見副市長からも御意見を頂きましたから、これ以上は申し上げませんが、両副市長がおいでですからあえて言わせてもらえば、こういう全体計画がない中で、各課、各部署細切れ事業が近ごろ目立ちます。全体議論をしないでいて、個々メリットやデメリット、あるいは経費、効果を前面に出してくるということにつきましては、私も議会としてこれに同意、議決をするわけですから、全体計画がない中でどの部分を計画的に、あるいは進めていくかということもしっかり議論するが私ども役目でございます。先ほども申し上げましたけれども、どうかひとつ令和2年度から着手する事業があるということを、経営戦略ができたときにきちんとそこに突合といいましょうか、計画に沿った形ものになっていくことをぜひお願いをしておきたいなというふうに思いますが、何かお考えがありましたらお願いします。 ◎韮沢 水道局長  今ほど順番が違うという御指摘だと思うですけれども、経営戦略ができてから事業をするべきだということで、確かに新規事業につきましてはそうすべきだというふうには思います。ただ、今回妙見浄水場給水区域拡大事業につきましては、実は合併時から懸案事項ということで、前水道ビジョン中でも浄水場統廃合というものを想定して事業化していたと。本来であれば、水道ビジョン中で事業化できればよかったとは思いますけれども、それが延びてここまで来てしまったというような事情があるということで、そもそも水道ビジョン中に位置づけされているというふうに考えておりますので、その辺をどうか御理解いただきたいなというふうに思います。 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第11号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── 14 議案第12号 令和2年度長岡市簡易水道事業会計予算 ○深見太朗 委員長  議案第12号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  議案第12号は、原案とおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり決しました。 ・議決事由 原案とおり可決    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  これにて散会いたします。   午後3時4分散会    ────────※────────...