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平成31年 3月建設委員会−03月13日-01号

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  1. 長岡市議会 2019-03-13
    平成31年 3月建設委員会−03月13日-01号


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    最終取得日: 2023-06-09
    平成31年 3月建設委員会−03月13日-01号平成31年 3月建設委員会 平成31年3月13日(水)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   杵 渕 俊 久 君   五十嵐 良 一 君   加 藤 尚 登 君   細 井 良 雄 君   永 井 亮 一 君   松 井 一 男 君   長谷川 一 作 君   五 井 文 雄 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   荒 木 法 子 君   田 中 茂 樹 君   池 田 和 幸 君   服 部 耕 一 君   池 田 明 弘 君   深 見 太 朗 君   大 竹 雅 春 君   広 井   晃 君   関   充 夫 君   中 村 耕 一 君   丸 山 広 司 君   山 田 省 吾 君   藤 井 達 徳 君   諸 橋 虎 雄 君   古川原 直 人 君   桑 原   望 君   水 科 三 郎 君   関   正 史 君
      笠 井 則 雄 君   酒 井 正 春 君   高 野 正 義 君   関   貴 志 君   加 藤 一 康 君   小坂井 和 夫 君   丸山(勝)議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   磯田市長        高見副市長   水澤副市長       金子危機管理監・                 政策監   大塚都市整備部長    成田中心市街地                 整備室長   小山土木部長      相田都市計画課長   山本交通政策課長    小見都市開発課長   中村住宅施設課長    高野公園緑地課長   高頭まちなか      清田まちなか     政策担当課長      整備担当課長   谷畑土木政策      阿部用地課長     調整課長   中川道路管理課長    石黒道路建設課長   入澤河川港湾課長    西野下水道課長   太刀川地域建設課長   韮沢水道局長      田村業務課長   船見浄水課長      水澤工務課長   河内中之島支所長    松永越路支所長   斎藤三島支所長     米山山古志支所長   佐藤小国支所長     早川和島支所長   八子寺泊支所長     今井栃尾支所長   内山与板支所長     坂田川口支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   野口事務局長      水島課長   宮島課長補佐      佐藤議事係長    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申し出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。    ────────※──────── 〇所管事項に関する質問 ○杵渕俊久 委員長  最初に、所管事項に関する質問を行います。 ◆加藤尚登 委員  それでは、私のほうからは今冬の少雪の状況での除雪体制についてお伺いをしたいと思います。  本当に昨年と打って変わってことしは少雪です。市民生活への影響も少なく、大概の市民の皆さんは喜んでいらっしゃると思うんですけれども、それにしても除雪を請け負ってしてくださる業者の皆様の状況はどうなのか。そしてまた、この除雪体制というのは、雪が少なくて予算執行が少なく喜んでいるというばかりではなくて、永続性という観点も重要であるということから、ことしの状況をちょっと伺わせていただきたいです。  まず最初に、今冬の降雪状況について把握されているところをお伺いいたします。 ◎中川 道路管理課長  今冬の降雪状況につきましては、平成20年度以降で最も雪の量が少なくなっております。全体の降雪の累計を見ますと、過去10年間の平均の5割弱でありましたが、川口、小国、山古志などの山沿いではまとまった雪は少なかったものの、出動基準の10センチを上回る降雪の日は平年の8割程度ございました。 ◆加藤尚登 委員  そういった非常に少なかった雪でありますけれども、その予算の執行状況、委託費というのですか、まだまだこれから残雪の処理もあろうかと思いますけれども、見込みも含めてどんな執行状況なのかをお伺いします。 ◎中川 道路管理課長  まず、委託料の仕組みについて御説明いたしますが、委託料は除雪の出動に伴う稼働料、除雪機械の保有にかかわる固定費、出動態勢を維持するための費用で、稼働に応じて変動する待機補償料、この3本の柱になっております。固定費は、除雪車の稼働の時間に関係なく一定の定額でございますが、昨年のような大雪の場合は、稼働料が多くて待機補償料は少な目のような感じになっております。逆にことしのように少雪の場合は、稼働料が少なくて待機補償料が多目になっております。  委員から御質問のありました除雪委託料執行状況につきましては、当初予算の9割程度、約12億4,000万円を今見込んでおります。その内容につきましては、稼働料が5億3,000万円、固定費が4億5,000万円、待機補償料が2億6,000万円の内訳となっております。  なお、稼働料につきましては過去5年間の平均額と比較しますと約5割になっています。 ◆加藤尚登 委員  こんなに雪が少なくても待機補償料も含めて当初予算の9割は執行していただいている、そういった状況をお伺いして一安心いたしました。業者の皆さんからどういうお声が届いているのか、また冬が終わった後も業者の意見なども聞いていただいて、今後も除雪体制を業者の皆さんには、少雪であろうが大雪のときにもまた頑張っていただけるようを挙げて維持できるように取り組むことが肝要であろうというふうに思っております。今後の対応についてお考えがありましたらお伺いします。 ◎中川 道路管理課長  今ほど御説明しましたとおり、委託料には固定費や待機補償料が含まれており、少雪で除雪車の出動が少ない場合でも除雪の体制が維持できるような仕組みとなっております。今後も引き続き稼働料及び固定費の月ごとの支払いや少雪時の待機補償料部分払い等、適切な委託制度の運用により、将来的にも安定した除雪の体制ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。  なお、除雪体制の維持に向けた取り組みの一環としましては、新年度から川口に加えて三島、小国地域でも年間を通じて市道の包括的管理業務委託を地元の除雪共同企業体と契約するような予定でおります。 ◆細井良雄 委員  私のほうからは、2点ほど聞かせていただきたいと思います。  まず、近年の異常気象に対する水道水の安定供給についてお伺いしたいと思います。1として、昨年夏の異常渇水による7月、8月の小国地域での大貝浄水場トリハロメタン濃度上昇の原因と対応等について伺いたいと思います。  昨年は、7月から8月にかけて異常な高温と渇水状況が続きました。7月の気温は、平均最高気温が28.6度でありますが、昨年は32.8度と異常な高温となりました。平均降水量は225.5ミリでありましたが、昨年は28ミリと例年の10分の1程度の渇水でありました。このため、小国地域においては水稲の大事な出穂の時期に干ばつとなり、大きな被害となっております。この中で渋海川から取水している大貝浄水場給水区域で、水道水に含まれるトリハロメタンの濃度が異常に上昇しました。これは、合併前にも何度かありまして、活性炭などの大量投入等で何とか対応してきたものと記憶しておりますが、今回の状況は異常気象の激化もあって大変厳しい状況であったと聞いております。この原因と対応について、まずお聞かせ願いたいと思います。  これまでは、地震や豪雨災害による送水管等の被害での給水停止はありましたが、昨年の7月にはトリハロメタンの発生により摂取制限といいますか、要するに飲み水には使わないでくれというような予防周知がされました。初めてのことでありまして、住民も大変混乱したのですが、実際は摂取制限されるようなことはなかったわけですけれども、改めてそのときの状況について御説明いただきたいというふうに思います。 ◎船見 浄水課長  トリハロメタンは、河川水に含まれる有機物質と消毒用の塩素が反応して生成されるものですが、小国地域大貝浄水場が取水している渋海川は、もともと有機物質を多く含んでいるため、小国地域ではトリハロメタンの濃度が上昇しやすい傾向にあります。昨年の夏は、渇水と猛暑によりトリハロメタンの生成が促進され、異常な濃度上昇となりましたが、小国地域の一部を妙見浄水場からの配水区域に切りかえたほか、粉末活性炭の増量、それから末端での放水など低減対策を行った結果、基準値を超えることなく収束しております。  昨年は、基準値を超えずに済みましたが、今後万が一基準値を超えた場合は、摂取制限を伴う給水となります。お風呂や洗濯などの生活用水通常どおりに水道水を使用していただいて差し支えありませんが、飲用にはペットボトルの配布や拠点給水を行いますので、そちらの水を使用していただきたいと考えております。 ◆細井良雄 委員  渋海川のいつもの水質の中に、微量のヨウ素等が含まれているというような話を聞いておりますが、その点についてどのように思っていらっしゃいますか。 ◎船見 浄水課長  渋海川は、十日町のほうから流れてくるのですけれども、上流のほうで温泉排水などが結構多くて、それが影響しているものと思っております。 ◆細井良雄 委員  我々農業関係者について言えば、渋海川の水はヨウ素がいっぱい入っていて稲にいいというような話をしている。おいしい米になるというような話がいっぱいあります。ですけれども、このトリハロメタンのことについて言えば、これが一つの原因となっているというふうに聞いております。そういう点では、今後もしっかりと監視をして対応していただきたいというふうに思います。  異常気象が大変続いております。今冬も異常な暖冬となり、降雪量も少なく、夏の渇水が大変心配されます。先ほどもちょっとお話がありましたけれども、昨年についてはこのような対応で、実際の摂取制限もなくなったわけですけれども、先ほど話されましたように、今後の対応としてはどういうふうなことが最も考えられるのか。今回については、管路をつないで妙見浄水場からの配水をふやしたという経過があるかと思いますが、その点について確認願いたいと思います。 ◎船見 浄水課長  委員の御指摘のとおり、昨年の夏のような渇水と猛暑が重なる気象条件では、今後もまたトリハロメタンの異常な濃度上昇の危険はあると考えております。この対策としましては、やはり監視体制の強化、それから昨年と同様に給水区域の変更、あるいは粉末活性炭の増量、末端での放水などを徹底して低減対策に取り組みたいと考えております。  また、昨年は総代向けの文書の配付や報道機関のホームページなどを利用して広報を行いましたが、直接住民の皆様に正確な情報が伝わるよう、わかりやすい広報の仕方についても検討していきたいと考えております。 ◆細井良雄 委員  昨年も丁寧に広報していただいたんですけれども、摂取制限というのを、いろんなものに使えないというふうに言いましたか。飲み水だけは気をつけて飲まないでくださいと、風呂や洗濯には使えますというようなことがあまり徹底されなかった部分もあって大変だという雰囲気があったわけですが、そこら辺についても事前にわかりやすく説明していただくことが必要なのではないかというふうに思われます。そういう点でも気をつけていただきたいと思います。  次に、昨年1月から2月にかけて、三島地域を中心に水道管の破裂等による断水がございました。原因と対応について伺いたいと思います。これについては、その日は温度が大変下がりまして、三島地域だけではなくて、私どもの地域でも幾つかのところで水道管の破裂があったわけです。この水道管の破裂等による漏水により、蓮花寺にある配水池の水位が低下し、給水制限をせざるを得なくなったと聞いております。再発防止のため、いろいろな対応をされてきたと聞いておりますが、その内容、また振り返ってみた内容等についてもお聞かせ願いたいと思います。 ◎水澤 工務課長  昨年の冬は例年にない寒波の影響から、凍結による宅内配管破裂漏水凍結防止のための蛇口からの放水によって配水量が急激に増加したため、三島地域蓮花寺配水池の水位が低下し、一部区域が断水となったものです。急激な配水量の増加を受けまして、三島地域上岩井の一部について、隣接する上除配水池区域に変更することで蓮花寺配水池からの受け持ち負担を軽減させ、断水件数の縮減を図ったところであります。  また、継続的に漏水調査を実施するとともに、水道だより号外を発行し、漏水の早期発見や過度の放水抑制の呼びかけを行いました。  その後の再発防止に向けた対応につきましては、蓮花寺配水池のさらなる負担軽減を目的に、配水連絡管布設工事を実施いたしまして、三島中央地区上除配水池区域への変更も現在可能となっております。結果、昨年と同程度の配水量の増加であれば断水は避けられる見込みでございます。そのほか、冬に備えまして市政だより10月号での注意喚起や水道だより保存版を発行するなどの広報を実施してまいりました。 ◆細井良雄 委員  そのような対応をしていただいて、実際にはわずかな時間で給水を始められたというふうな話を聞いています。  それで、今話しましたように、先ほどの小国地域のことでも大貝浄水場がとまる可能性があるということで、妙見浄水場からの水をふやしたという話を聞いております。また、三島地域においては、そのときに妙見浄水場の水を流し込んだということで、被害をなるべく少なくするように対応したというふうに聞いておりますが、これらのことについて、要するに小さい供給でなかなか大変なときには妙見浄水場の水を回すというような管の接続等については今後も考えていらっしゃるのか、そこら辺をお聞かせ願いたいと思います。 ◎水澤 工務課長  大貝浄水場与板浄水場蓮花寺配水池につきましては、既に既設管により接続されている区域でございますので、状況に応じて区域変更して緊急時の対応を図ってまいりますが、そのほかの浄水場につきましては越路浄水場寺泊浄水場栃尾浄水場、いずれの浄水場も隣接する配水区域との連絡には河川横断などの多額の費用が想定されますので、緊急時の使用に特化した連絡管の布設につきましては、今すぐの対応は難しい状況にあると考えております。しかしながら、緊急時の対応は大変重要であると思っておりますので、配水量の増大を見越した配水池貯水量の確保でありましたり、緊急時の対応マニュアルの充実、災害時総合支援体制の強化などを図ってまいりたいと考えております。 ◆細井良雄 委員  大事な水でございますので、安定して供給されるよう、今後も努力をお願いしたいと思います。  最後に、市内の要町歩道橋復旧工事の状況について伺いたいと思います。これは、昨年10月27日に大型トレーラーに積んだ重機の衝突によりまして歩道橋が大破し、歩道橋はその日のうちに撤去されたと聞いております。通学路の大事な歩道橋です。県の対応により復旧工事が進められていると聞いておりますが、関係者は一刻も早い復旧を望んでおります。現在までの進捗状況について、まずお聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 土木政策調整課長  昨年11月に新潟県が道路法に基づきまして、事故の当事者に対しまして施工命令をしたところでございます。現在その当事者のほうで復旧工事の設計を進めておりまして、間もなくその設計が完了する予定となっているとのことであります。今後は、関係機関と協議が調い次第、まずは準備工として地中に残っている基礎工の撤去を行いまして、その後歩道橋の本体の復旧工事に着手する予定でございます。また、そのほかの対応としまして、歩道橋の工事には鋼製の高力ボルトがかなり多く使われるということで、この高力ボルトは現在需要がかなり高まっておりまして、なかなか供給が追いつかないという状況があるということでございます。こういったことから、速やかに工事が進むように鋼材の確保にも努めているというふうに県のほうから聞いております。 ◆細井良雄 委員  次に、完成の見通しについてお聞かせ願いたいと思います。  現場は交通量も多いため、安全施設である歩道橋が一刻も早く復旧することが必要であります。長岡としても県に働きかけて、早期の完成を目指していただきたいと思いますが、完成の見通しについて知っているところをお聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 土木政策調整課長  県のほうとしては、児童にとって大切な歩道橋ということでございまして、一日も早く完成させたいという考えでございます。その完成時期につきましては、先ほど申し上げましたように、鋼材の供給不足ということもありまして、確定的なことは申し上げられないということでございますが、ことしの冬前の完成を目指して取り組んでいくというふうに伺っております。としましても、早期完成に向けて県のほうにしっかり要望してまいりたいというふうに考えております。 ◆永井亮一 委員  私のほうでは、昨年の9月市議会の建設委員会で質問いたしました長岡駅東口通路の改善をお願いしたその後の状況について、まずお伺いいたします。 ◎中川 道路管理課長  まず、東口につきましては、が管理しておる部分になりますが、昨年の11月に東口のエレベーターの前から南側に行きましてトイレの付近まで、ここはアーケードがかかっておりまして、天井の雨漏りの補修及びトイレ前の排水管の修繕工事を実施いたしました。また、12月にもパトロールを実施しましたが、その際に組合が所有している部分のアーケードで雨漏りを2カ所発見いたしましたので、管理者のほうへ修繕を依頼いたしました。その結果、前に委員がおっしゃった特に雨漏りがひどかった北側の越後交通の部分につきましては、修繕の申し入れの結果、来年度に産業支援課の補助金を活用しながら修繕を実施していただく運びとなりました。 ◆永井亮一 委員  確かに南側のほうを歩いてみて、雨漏りがなくなったのと、天井もきれいになったということで、当然といえば当然なのかもしれませんけれども、非常によかったなと思います。  また、今言われました越後交通管理部分も来年度予算でやっていただけるというのは、ぜひ実行の確認を引き続きお願いしたいと思います。  その際に、同じく質問いたしました大手口のほうのアーケード下の汚れと雨漏り、それから水はけがあったかと思うのですが、あわせてお聞きいたします。 ◎中川 道路管理課長  まず大手口のアーケードにつきましては、駅前広場のバスターミナル北側の部分で雨漏りを発見いたしましたので、こちらのほうも管理者に依頼いたしました。その結果、天井の清掃をしていただきまして、雨漏りは解消しております。  また、委員が以前おっしゃいました駅前の交差点の横断歩道部分の水はけの解消としまして、ことしの1月から2月にかけまして、側溝のふたをコンクリートのふたから編み目のグレーチングというものにかえさせていただきまして、あと側溝の延長をちょっと長目にするような工事を発注しまして、水はけの解消をいたしました。 ◆永井亮一 委員  そのことによって、一般の市民なり関連の方々から意見とか評価みたいなのは届いておりますか。 ◎中川 道路管理課長  その結果でございますが、通行される市民の方から、ことしは少雪だったのですが、大変歩きやすく、好評だったという話が届いております。 ◆永井亮一 委員  そのことについて、長谷川委員とも話をしたんですけれども、これらの対応は本当にすばらしくて、市民に好評というのはうなずけるところですが、あの大事な柱にさびが浮き出ていて、それからカビがあるわけです。外国の方々もニューオータニやグランドホテルへ泊まるときは、今ほど言った歩道のほうがよくなったとしても、東口のほうのあの柱の汚れは、ギャグじゃありませんが、おもてなし、表もないし、裏もなしというように、大事なおもてなしの東口の柱です。高圧洗浄とさび落としをやって、ペイントをぜひ、市長、副市長のほうもたまにはそちらも歩いてみて、本当の意味でのおもてなしをやっていただきたい、ぜひそのことをお願いして質問を終わります。 ◆松井一男 委員  おとといの文教福祉委員会所管事項の質問でもありましたが、市営住宅の空き室の状況と特徴、それから今後の供給とか管理のことでちょっと所管の範囲内で伺わせていただきたいと思います。  おとといの文教福祉委員会では、市営住宅1,847戸中101戸、5.5%ぐらいが空き室だという答弁がございましたけれども、この空き室についてさまざまあると思うのですが、特徴的なものがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ◎中村 住宅施設課長  今現在あいている住棟といいますか、団地につきましては昭和年代の建設のものが100%であります。やはりその当時の住宅でありますので、今の平成以降の建物よりは面積も小さく、あとエレベーター等もついておりませんので、あいている住戸につきましては主に4階とか5階があいていると。これはやはりあいていても高齢者の方たちが敬遠されて、そこが埋まらないという傾向にあるというところであります。 ◆松井一男 委員  やはり不便なところはあく。ただ、それとは逆に便のいい新しいところについては大変多くの方が待機されているということも耳にいたします。市営住宅の待機の状況というのは、どれくらいあるのか把握されていますでしょうか。 ◎中村 住宅施設課長  3月1日現在の市営住宅の入居待ちの人数は187名であります。傾向としましては、先ほど申し上げたとおりやはり平成以降の団地に集中しておりまして、156名が平成以降の団地のあきを待っていらっしゃいます。全体の待ちの人数の83%を占めています。 ◆松井一男 委員  住宅供給、それから住宅困窮者に住宅を供給するというのは大変重要な行政の仕事だと思いますけれども、一方では民間の開発、あるいは御自身で住宅を手当てされる方もいらっしゃるわけでありまして、そこら辺のバランスというのが一昨日の文教福祉委員会関充夫議員が指摘されたことの眼目なのかなとも思っております。良質で安全な住宅を管理しつつ、供給していくこともの大変重要な役目だと思いますけれども、今後の供給でありましたり管理の方針について、計画はつくられていると思いますが、どんな見通しで当たられているのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎中村 住宅施設課長  公営住宅の供給につきましては、従来より長岡公営住宅等長寿命化計画に基づきまして、今後の急速な人口減少や超高齢化社会などを推計しまして住宅の長寿命化予防保全に努めるというところで、現管理戸数を維持していこうということになっております。そのため、新たな住宅の供給は行わないというところであります。 ◆松井一男 委員  独自での供給でありましたり、維持管理を行うことの経済効率がどうだとか、人員の確保はどうだとかという議論はまた別にあると思いますけれども、実際に職員みずからが管理する住宅の状況を把握した上で、適切な維持管理をしていくことについては一定の意義があると思います。以前に所管が2つに分かれていることの弊害が指摘されましたけれども、そういう意見で都市整備部が所管してやっておられることについては、私は一定の意義があるなと今の住宅施設課長の答弁を聞きながら感じました。ぜひ今後も住宅困窮者のためにセーフティーネットとして公営住宅維持管理をしていっていただきたいと要望しまして、質問を終わります。 ◆五井文雄 委員  昨年12月に長岡は中枢中核都市に選ばれたわけでございまして、中越地域全体の経済や生活の牽引都市として魅力あるまちづくりが期待されているところでございます。従来から長岡は、例えばスポーツによるまちづくり、あるいは子育て、福祉のまち長岡、そういうことで多方面からまちの魅力を上げるいろんな施策を打ってきたわけであります。また我がは関越・北陸自動車道の結節点にあり、さらに国道8号、17号などにより関東、東北、北陸との広域的な道路ネットワークを形成しているわけでありまして、こうした地理的な広域ネットワークの優位性というのを生かして、さらにその方向からもまちづくりをやっていくことが大事だなと常々思っているところでございます。そういう中で近年、長岡版広域道路ビジョンというものを策定中とお聞きしておるところでございます。いろいろシンポジウム等も開催されておるわけでございますので、そのビジョン策定状況と内容についてお聞かせをいただきたいと思っております。 ◎谷畑 土木政策調整課長  御質問の長岡版広域道路ビジョンにつきましては、道路版の百年の計として長岡ですとか中越地域全体が日本海側の拠点となってさらに発展を遂げることを目指し、策定しているものでございます。  最初に、ビジョンの策定状況でございますが、昨年8月に市民や経済界の代表から成る懇談会を立ち上げました。この中でいろいろ御議論いただきながら、新たな4本の交通軸などの原案をまとめることができました。さらに、シンポジウムの開催ですとかパブリックコメントでも広く意見を聴取しまして、3月19日に最後の懇談会を予定しておりますが、ここで最終案をまとめる予定でございます。  次に、具体的な内容についてですけれども、ビジョンの中では新たな4つの交通軸の実現を目標に掲げておりまして、1つ目は国道289号、いわゆる八十里越道路を活用した会津地方につながる連携軸でございます。2つ目に、新潟港などを視野に入れまして、新潟方面から長岡、小千谷、十日町、さらに長野方面をつなぐ信濃川左岸を通る南北軸でございます。3つ目は魚沼から萱峠バイパス、そして長岡東西道路を通り、柏崎、北陸方面へとつなぐ東西軸。そして4つ目に、これらの交通軸の結節点となります長岡の東西市街地における信濃川橋りょうの強化ということを目標にしたものでございます。また、懇談会の中ではソフト対策の議論もいろいろされておりまして、例えば現在開発が進められております自動運転サービス、こういったものを高齢化が進行する地域の生活において活用することなどを受けまして、このビジョンではハード、ソフト両面から取り組むこととしているものでございます。 ◆五井文雄 委員  長岡は、従前からラダー状の道路網ということをやっていて、橋りょう建設には大変力を入れてきて、ようやく今大きな成果があらわれているところでございます。引き続き手を抜かないで頑張っていただきたいなと思っているところでありますが、今自動運転についてお話があったわけであります。ソフトの部分でということであります。山古志地域で実施されるということでありまして、先般議会でも一部取り上げられたというふうに思っておるわけでありますが、基本的なことをちょっとお聞きしたいので、もう一度お話をお聞きするところでございます。現在山古志地域で行っている自動運転サービスの実証実験についてお聞かせをいただきたいと思っておりますが、まず最初に自動車運転技術の仕組みというのはどういうふうに、道路に対してとかいろいろあるんだろうと思いますが、お聞かせいただきたいと思います。 ◎山本 交通政策課長  自動運転技術の仕組みについてお答えします。
     このたび山古志地域で使用される自動運転車両は、ヤマハ製のカート型の電気自動車で、定員6人の車両でございます。この車両の技術は、道路に埋設した電磁誘導線から磁力を感知し、その磁力をたどりながら走行するという技術を持った車両でございます。このたび実験で走行する県道と市道約3キロの区間の地面の下に電磁誘導線を埋設しております。実験走行中は、運転手が監視のために乗車しております。緊急時にはハンドル、アクセルを操作できるよう、安全確保を図りながら実験を行います。 ◆五井文雄 委員  基本的には、道路に磁石というか、そういう誘導するものを敷設しないと走らないということですね。わかりました。  それで、この山古志地域が選ばれた理由、また新潟県でこうした実験がされるというのは意義あることだと思っているんですが、山古志が選ばれた理由は、どのような技術を取得する目的でこのテストが行われるのかについてお聞かせをいただきたいと思っています。 ◎山本 交通政策課長  本は、もともと交通分野のイノベーションということで、自動運転には関心を持っておりました。そんなやさき、平成29年4月に国土交通省が実験地域の公募を開始したので、そこに応募したのが経緯でございます。この国土交通省の実験内容というのが、中山間地における道の駅等を拠点とした自動運転サービスとして、ビジネスモデルを検討するための募集でした。いわゆる過疎化が進む中山間地に自動運転車両を導入して、そこで運賃や宅配送料などの収入を得てビジネスにつなげられないかというような実験を目的に行うものです。  今回本市において考えた実験計画については、ターゲットとして高齢者をおらたるや診療所へ送迎し、日常的な生活の足を支援する、それから小・中学生の児童館への送迎、それにより安全な移動を支援する、そしてまた送迎を通じて住民の見守り活動や地域コミュニティを構築する、それから地場野菜の集荷、そしてそれをおらたるに届けて、そこで調理した弁当をまた宅配で輸送する、あと観光客の移動とか、そういったものを盛り込んだ実験計画を策定し、国交省のほうで認められ、このたびビジネスモデルとして実験を行うものです。 ◆五井文雄 委員  私は道路ビジョンという部分で自動運転についてお聞きをしたのですが、今ほどのお話を聞きますと、幅広いところで、商業振興だとか観光だとかということで、この自動運転の実証実験はこれからの長岡にとっていろんな分野で夢が膨らむようなものだなというふうに感じました。この実証実験を契機に、各分野で取り込んで、ほかの地域にあまりとられないように頑張っていただきたいというふうに思っているところであります。  話が戻りますけれども、この長岡版広域道路ビジョンの実現に向けての今後の取り組みについてお伺いしたいと思っております。 ◎小山 土木部長  このビジョンは次の100年に向けて策定するものでありますけれども、としては新たな交通軸を実現するためにも当面の目標を掲げ、しっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。  そこで、具体的な目標でありますが、まず信濃川左岸の南北軸を形成する左岸バイパスの南北延伸の早期完成を目指していきたいというふうに思っております。さらに、昨年から検討を進めております大積スマートインターチェンジの事業化に向けた詳細検討や東西軸を構成する長岡ニュータウンと国道8号を連絡する道路の整備についてもしっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。  また、東西の主軸となる長岡東西道路、フェニックス大橋についてですが、今後国道17号への接続が実現しますと、交通量のさらなる増大が見込まれておりますので、私どもとしては4車線化を喫緊の課題と捉えまして、今後事業化に向けてどういった体制で運動を展開していけばいいのか、よく研究していきたいというふうに考えております。  そのほか会津につながる連携軸についても、2月に開催いたしましたシンポジウムで会津若松商工会議所の会頭のほうから、広域ネットワークの強化に向け、ぜひ長岡と合同で要望していきたいといった提案もいただいております。今後は実現に向けて、会津との連携も含め、どういった枠組みで要望活動を行っていけばいいのか、この辺についてもまた検討していきたいと考えております。  いずれにいたしましても、今後長岡あるいは中越地域が発展していくためには、広域幹線道路の整備は極めて重要な課題だというふうに考えておりますので、ビジョンの実現に向けて今後もしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ◆五井文雄 委員  私が冒頭に申し上げましたように、長岡は交通ネットワークの要衝にあるわけでありまして、これらを活用していくのは大変大事なことだと思っております。今お話を聞きますと、このビジョンは100年先を見据えたというようなお話でありますが、土木部長に御答弁いただいたように喫緊の課題もあるわけでありまして、大きな目と小さな足元といいますか、ここ3年、5年、10年後とかということを含めて、長岡単独でできるわけではございません。国・県、そしてまた何よりも周辺市町村の皆さん方と協力して実現していかなければならない事案でございますので、このビジョン策定の後もしっかりと取り組んでいただきたいことを要望して質問を終わります。 ◆五十嵐良一 委員  私のほうからは、下水道革新的技術実証事業、いわゆるB─DASHプロジェクトの状況についてお伺いしたいと思います。  今回の一般質問につきましても、再生可能エネルギー等で質問させていただきました長岡環境基本計画というのがございますが、そういった環境対策の中でこの再生可能エネルギーは十分可能性を持っているわけでございます。国が進めていますB─DASHプロジェクトという事業の取り組み状況について、最初にお伺いしたいと思います。 ◎西野 下水道課長  これまで全国の中小規模の下水道処理場では、コストやエネルギーの効率の問題からエネルギー回収は進んできませんでした。このような中、中之島浄化センターを舞台としまして小規模下水道におけるエネルギー回収に関する実証研究に取り組んでいるところでございます。研究の概要としましては、下水道汚泥を高濃度メタン発酵によりまして発生するバイオガスを発電利用するもので、あわせて汚泥の減量化による維持管理費の削減なども目指しております。  現在の進捗状況ですけれども、実証プラント施設の建設がおおむね完了いたしまして、今月末に国土交通省の竣工検査を受ける予定としております。 ◆五十嵐良一 委員  長岡においても農集、特定環境といったところはございます。こういったところまでやっぱり考えていかなければならないのではないかと思います。今月末に検査を受けられると思うんですけれども、今後そういった長岡における下水道の施設に関してどのような形で進めていくのか、お伺いしたいと思います。 ◎西野 下水道課長  長岡の施設におきまして、大規模処理場では長岡中央浄化センターがガスの利用をしております。中小規模の処理場においてエネルギー利用はまだまだ行っておりませんので、この中之島浄化センターの実証実験の成功を機に、今後はほかの処理場においても研究のほうを進めていきたいというふうには考えております。 ◆五十嵐良一 委員  そういった中小規模については、またいろんな再編といいますか、統合とかがあるんだろうと思いますけれども、長岡は海、川、山というような再生可能エネルギーにとっては大変大きなポテンシャルを持っている地域ではないかなというふうに考えています。この下水道汚泥の中には、もちろん好気性、嫌気性等々のさまざまな菌があるんですけれども、大河津分水のほうへ行きますと、河川敷や土手には雑草が広大に生い茂っています。あれを見るたびにエネルギーがもったいないなと思うのですけれども、そういったものを回収した中で、下水道汚泥とさまざまな菌を有効に発酵させていけば、さらなるエネルギーの増加があるのではないかというふうに考えています。  また、先般、自治体新電力というような形がニュースに出ておりました。この自治体新電力というのは、大変大きなポテンシャルを持っているわけでありまして、雇用、産業の創出に十分な魅力があるのではないかというふうに思っています。ぜひこの成果が実証されて、全国的なモデルになることを望みながら、今後新たな自治体の新電力の設置に向けても考えていっていただければと思いまして、質問を終わらせていただきます。 ○杵渕俊久 委員長  所管事項に関する質問は、この程度にとどめます。    ────────※──────── 1 議案第23号 長岡都市計画マスタープラン策定委員会設置条例の制定について ○杵渕俊久 委員長  議案第23号を議題といたします。 〇大塚都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第23号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 2 議案第35号 長岡下水道条例等の一部改正について ○杵渕俊久 委員長  議案第35号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の細井良雄です。議案第35号長岡下水道条例等の一部改正について、反対の立場で討論いたします。  本条例の改正は、本年10月の消費税10%への値上げ分を下水道料金等に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなる中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由により、本案件に反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  本条例は、国の消費税の方針に基づいて地方自治体がとるべき対応を定めた条例であり、市民生活を安定、確保させるために必要な措置であると考えます。  よって、本案に対して市民クラブは賛成であります。 ○杵渕俊久 委員長  議案第35号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第36号 長岡水道条例の一部改正について ○杵渕俊久 委員長  議案第36号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党の細井良雄です。議案第36号長岡水道条例の一部改正について、反対の立場で意見を述べさせていただきます。  本条例の改正は、本年10月の消費税10%への値上げ分を水道料金に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなる中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由により、本案件には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  本条例は、国の方針に基づき地方自治体がとるべき措置を定めた条例であり、市民クラブは本案に賛成であります。 ○杵渕俊久 委員長  議案第36号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第37号 長岡簡易水道等に関する条例の一部改正について ○杵渕俊久 委員長  議案第37号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  議案第37号長岡簡易水道等に関する条例の一部改正について、反対の立場で意見を申し上げます。  本条例の改正は、本年10月の消費税10%への値上げ分を簡易水道料金等に課するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなっている中、市民の負担がさらにふえるのは回避すべきであります。  以上の理由により、本案件には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  本条例は、国の方針に基づき、地方自治体がとるべき措置を定めた条例であり、本案に賛成であります。 ○杵渕俊久 委員長  議案第37号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第44号 市道路線の認定、変更及び廃止について ○杵渕俊久 委員長  議案第44号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔議案書及び図面にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第44号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 6 議案第46号 財産の取得について(左岸バイパス南北延伸道路整備事業用地) ○杵渕俊久 委員長  議案第46号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆松井一男 委員  平面図を拝見すると、河川敷とか道路敷が白抜きで買収対象じゃないのはわかるんですが、高瀬町と雨池町の境でしょうけど、1カ所白抜きのところがあるんですが、これは何か特段の事情があるんですか。お聞かせください。 ◎石黒 道路建設課長  この白抜きの部分につきましては、現在用地交渉を進めている場所でございます。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第46号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 7 議案第14号 平成30年度長岡一般会計補正予算  (1) 第1条 歳入歳出予算の補正中当委員会付託分  (2) 第3条 繰越明許費中当委員会付託分 ○杵渕俊久 委員長  議案第14号を議題といたします。 〇韮沢水道局長小山土木部長、大塚都市整備部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第14号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 8 議案第19号 平成30年度長岡簡易水道事業特別会計補正予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第19号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第19号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 9 議案第20号 平成30年度長岡下水道事業会計補正予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第20号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第20号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 10 議案第21号 平成30年度長岡水道事業会計補正予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第21号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第21号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 11 議案第1号 平成31年度長岡一般会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第1号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出2〜6款〕 〇大塚都市整備部長、小山土木部長韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   〔8款1〜4項〕 〇小山土木部長、大塚都市整備部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。 ◆加藤尚登 委員  説明書の297ページ、すまいの耐震改修促進事業費ですが、今年度と比較して増額であります。その理由と見込みを教えていただきたいと思います。 ◎小見 都市開発課長  すまいの耐震改修促進事業費の増額の内容でございますけれども、耐震改修がなかなか進まないということで、昭和50年から昭和56年建築の木造住宅の方にアンケート調査を今年度にさせていただきました。この中で、来年度に耐震診断や改修をしたいという意向調査を取りましたところ、数多くございました。ただ、これを全部予算化することはちょっと難しいということで、年次計画で考えさせていただいて、新年度の耐震診断費助成金は約50件分を計上させていただいて、402万円でございます。  そして、耐震改修費助成金につきましては全体工事費が10件、部分工事費1件、シェルター3件、設計費11件、合わせて1,410万5,000円を計上しております。 ◆加藤尚登 委員  丁寧な意向調査の上での予算計上ということで、了解いたしました。制度的な補助率の上積みとか、そういう制度設計もあったのでしょうか。 ◎小見 都市開発課長  今回は、補助率のアップはございません。 ◆加藤尚登 委員  了解しました。  その下のブロック塀等安全対策事業補助金は、昨年話題にも上ったわけですけれども、この予算計上の積算については、例えばが危険なブロック塀を把握してこういう計上に至ったのか、それとも市民の皆さんからの申し込みを待ってこのくらいの予算を計上されたのか、どちらでしょうか。 ◎小見 都市開発課長  では、全てのブロック塀の把握はしておりませんので、今のところは通報とか、また御相談によっての予算計上という形になっております。 ◆加藤尚登 委員  了解しました。  次に、315ページの包括的市道管理業務試行事業費ということで、川口に引き続き三島、小国が加わるということで、川口での実証を踏まえて、効果があるという見込みの中で今回拡張されているわけですけれども、この事業に対する思いというか、見込みや狙いについて確認させていただきたいと思います。 ◎中川 道路管理課長  この事業につきましては、川口で先行してやったわけですが、大変好評でありまして、早期発見、それからスピーディーな対応、住民からの苦情も受けられるというふうなことで大変効果がありました。ちなみに、川口地域では苦情のほうも減っておりまして、5分の1ぐらいになっております。こういった効果を見ながら三島、小国でパトロールのほうを先行的に今年度実施しておりましたが、来年度は全面的な包括管理業務委託に移行したいという考えになります。 ◆松井一男 委員  何点かお願いします。  説明書の301ページの道路維持費、長岡南越路スマートIC維持管理委託料でありますが、市内にはほかにもスマートインターチェンジがあるんですが、管理の形態が違うのか、ここだけ委託料として計上されておりますけど、もう1つはどうなっているのかお聞かせください。 ◎中川 道路管理課長  この費用は、長岡南越路スマートインターチェンジにおきまして、ちょうど県道柏崎高浜堀之内線からインターチェンジとの接続の部分までの上り、下りの費用となっておりまして、その部分の消雪パイプ、草刈り、それから舗装の穴埋め等をネクスコ東日本に委託しております。委員から御指摘のありました北スマートインターのほうは、普通の市道の管理となっておりまして、整備のほうも当時社会実験としてやっており、そのときの継続事項になっております。 ◆松井一男 委員  もう1点お願いします。  329ページの広域基幹道路整備事業費でありますが、広域基幹道路効果分析業務委託料として費用が毎年計上されておりますけれども、どんな効果分析業務をされているのかお聞かせください。 ◎谷畑 土木政策調整課長  広域基幹道路整備事業費につきましては、先ほどの所管事項の質問でもお答えしましたが、これまで広域道路関係の検討をしてまいりました。いわゆる広域道路になりますと、国とか県にお願いする役割の部分がかなり多いと思うんですけど、平成26年から継続して勉強会をずっとやってきたところでございます。その中で今年度に広域道路ビジョンという形でビジョンがまとまったという一連の流れで検討してまいりました。来年度につきましては、広域道路ビジョンの中で先ほど申し上げた4つの大きな交通軸がありますけれども、そこを少し1路線掘り下げて具体的に検討のほうを進めてまいりたいと思っております。今いろいろと想定しておりますが、例えば八十里越道路が完成した際に栃尾方面から道路を接続した場合、どれだけの交通量が見込まれるかですとか、あと道路交通の検討ですとか、そういったものを少し具体的にしていきたいというふうに考えております。 ◆松井一男 委員  297ページの建築指導費のアスベスト改修促進事業費については、たしか手挙げ方式で予算計上をして対応されていたと思うのですが、これは今回何カ所ぐらいあったんでしょうか、お聞かせください。 ◎小見 都市開発課長  このたびのアスベスト改修促進事業につきましては、南町にある1棟のマンションの方から要望がございまして、こちらのアスベストを除去するものの経費を計上しておりますので、件数としては1件でございます。    ─────────────────   〔8款5・6項〕 〇大塚都市整備部長、成田中心市街地整備室長小山土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕   午前11時58分休憩    ─────────────────   午後1時開議 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。 ◆細井良雄 委員  それでは、何点か質問をお願いします。  説明書の347ページの公共交通等確保維持事業費、栃尾地域公共交通確保実証実験業務委託料に400万円が計上されております。栃尾地域においても路線バスが廃止になるため、公共交通の確保という点でこの事業がスタートすることと思いますが、この事業の内容はどのようなものを考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎山本 交通政策課長  委員のおっしゃるとおり、路線バスが平成31年9月末をもって廃止の意向ということで、本市としましてはそれとバトンタッチする形でデマンドタクシーを軸に今検討しているところです。実験については、1年半をかけてやろうと思っておるところですが、実験期間中に地元の御意見やタクシー会社の御意見を聞きながら、運行内容を見直しながら進めていきたいと思います。今具体的にどういう時刻に走るとか、そういうところはまだ調整中でございます。 ◆細井良雄 委員  これについては昨年度から中之島でもいろんな実験をしておりますけれども、実験期間がちょっと短過ぎるのではないかというような意見もあるわけなんですけれども、その辺についてはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎山本 交通政策課長  中之島のときについては、約半年間、9月から3月まで行いました。その中でアンケートをとる等、実験の内容がどうであったか、地元の方から声を聞いて、それを参考にしつつ、今後栃尾においても実験の中で御意見を聞きながら進めたいと思っておりますので、またその効果についてはいずれお知らせしたいと思っております。 ◆細井良雄 委員  ぜひ地元の人たちの意見を聞いて対応していただきたいと思います。
     続きまして、349ページ、寺泊小木航路社会実験運航補助金が500万円出ております。これについては、昨年度から寺泊─赤泊航路の存続等の運動を一生懸命やってきたわけなんですけれども、これが廃止になるということで、これにかわる格好で小木航路との社会実験がされるわけですが、この事業の具体的な内容、対応等についてお聞かせ願いたいと思います。 ◎山本 交通政策課長  31年度の寺泊─小木航路の社会実験につきましては、観光振興を目的にジェットフォイルによる寺泊─小木間のチャーター運航を最大20日間の社会実験運航をする計画でおります。このチャーター便については、今後旅行商品を企画する中で魅力ある長岡にも佐渡にも立ち寄っていただけるようなプロポーザル方式で旅行商品を選定し、最大20日間ですけれども、実験を行いたいと思っております。 ◆細井良雄 委員  小木航路ということですが、この中で今までの赤泊にも寄れるようなコースはつくれないものなんでしょうか。 ◎山本 交通政策課長  今の段階では寺泊─小木を軸に考えております。と申しますのは、佐渡に渡ったときに小木港のほうが2次交通が便利であるというところもありまして、軸としては小木へ向かう航路を検討中でございます。 ◆細井良雄 委員  佐渡汽船の航路については、鯨と衝突したという最近の話がありますけれども、いずれにしてもこの臨時航路といいますか、この実験事業はジェットフォイルでやるわけなんですけれども、そのような事故の関係で何か心配するようなことはないですか。 ◎山本 交通政策課長  このたび3月9日にジェットフォイルの接触事故が起きたことは、報道でも皆さん御承知のとおりでございます。現在佐渡汽船はジェットフォイルを3隻保有しておりまして、ぶつかってしまった「ぎんが」という名前のジェットフォイルを今修理して、かつもう一隻「つばさ」というジェットフォイルは定期点検というか、ドック中でございまして、3隻がそろう状態となるのが7月中旬以降というふうに佐渡汽船から聞いております。ですので、その3隻がそろった段階で、7月以降に実験を開始する見通しという今の情報でございます。 ◆細井良雄 委員  この寺泊─小木航路という形で実験されるわけなんですけれども、寺泊の関係者の中には、ずっと60年続いてきた赤泊との航路の復活を望んでいる声がまだたくさんあります。その点についても考慮して対応していただきたいというふうに思います。  次の質問に移ります。同じページの人づくり・学び・交流施設整備推進事業費に約11億2,000万円の予算がついておりますが、これについては今年度から計画されております米百俵プレイス(仮称)人づくり・学び・交流施設の具体的な設計の内容、その他についての事業が組み込まれているものであります。もうちょっと具体的な内容について御報告願いたいと思います。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  こちらの米百俵プレイス(仮称)人づくり・学び・交流エリアの検討経費ということでございますけれども、まず具体的に言いますと、内装工事実施設計は、工事のできる設計をする部分と、あとこちらは去年の議員協議会の際にも御説明しましたが、A─2街区とB街区という2棟にまたがる施設と御説明したのですが、そのうち内装については両方にまたがる形になります。  その次の耐震改修工事等実施設計となっておるところにつきましては、B街区についてはかねてからリノベーションで使うというふうに申しておりましたが、こちらの図書館の部分に対する耐震改修の設計経費です。  最後に、特定事業参加者負担金となっておりますが、こちらは再開発の制度で事前にお約束をして床を買う場合にある程度経費の平準化を図る意味で分割で払うということもできるという、特定事業参加者ということで分割で払う契約を結ぶという前提で考えておりますので、その初年度分ということで計上したものでございます。実際の中身につきましては、今年度は基本設計等を進めておるところでございますので、施設の中身につきましては、もうちょっと具体的な御説明ができる段階になりましたら、また改めて御説明の時間をとらせていただくことになると考えております。よろしくお願いいたします。 ◆細井良雄 委員  概算でも結構ですので、このそれぞれの事業費的なものを聞かせていただけませんでしょうか。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  特定事業参加者負担金は約8億円を予定しています。あと耐震改修工事等として約1億円、残りの約2億2,000万円が図書館の内装等の設計経費でございます。 ◆細井良雄 委員  それで、12月の建設委員会の質疑でもテナントの入る予定、駐車場の街区の下にもテナントが入る、それからB街区の近くにもテナントが入るというようなことで計画されたかと思うのですが、今の段階でその見込みはどのような状況になっているでしょうか。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  テナントにつきましては、権利者等であるA─1街区の部分ですとか、あとC街区については、駐車場街区ということで御説明したかと思うんですが、C街区は今事業パートナーということで、将来そこに入る事業者を公募しておりまして、現時点で複数社からの応募をいただいておりますので、今後プロポーザル等で選定していければと考えております。  また、その他A─1街区につきましては、施工者であるUR都市機構が選定を進めているというふうに理解しております。 ◆細井良雄 委員  開発事業は、大変金のかかる工事でありますが、今長岡の財政については大変厳しい状況になってきていますので、しっかりと検証して事業効果があるようにきちんと精査しながら事業を進めていただきたいというふうに思います。 ◆松井一男 委員  説明書の349ページ、今細井委員が聞かれたので、2度は聞きませんが、米百俵プレイス(仮称)の約11億円の内訳については承知いたしました。  それで、351ページにかけて米百俵プレイス(仮称)のB街区の耐震改修工事等実施設計業務委託が4,000万円上げられていますけど、これは人づくり・学び・交流施設整備推進事業費とどう絡むのか。実際やることでかかわりがあるのかどうかお聞かせください。 ◎清田 まちなか整備担当課長  今ほどの御質問でございますが、先ほどお答えさせていただいた部分につきましては、人づくり・学び・交流エリアということで、基本的にはB街区のほうの地下1階から3階までというところの部分になろうかと思います。今ほどお話しいただきました大手通坂之上町地区市街地再開発事業費の整備事業費の部分につきましては、その上の階のほうの事業費になってきます。 ◆松井一男 委員  確認ですが、それは商工会議所が入るフロア周りということで理解していいですか。 ◎清田 まちなか整備担当課長  そのような形で御理解いただければと思います。 ◆松井一男 委員  続けて、345ページの駅周辺整備事業費について、都市整備部長から寺泊駅前広場整備と説明がございました。寺泊、和島地域にとりましては、JR越後線というのはお宝だと思っておりますし、大変結構なことでありますが、この整備の経緯といいますか、眼目というか、パーク・アンド・ライドなのか、何か特定の事情があってするものなのか、そこら辺の背景なり整備の目的について概要をお聞かせください。 ◎山本 交通政策課長  寺泊駅前広場の実施設計の予算につきまして、この駅周辺の整備の経緯につきましては、平成28年度から現地測量をし、この事業に着手したわけですけれども、そもそも通勤時間帯の送迎車両、夕刻の帰宅時間のお迎えの車両と、あとバス、それから待ち合いしているタクシー、それらが駅周辺の狭いスペースの中で混在して、無秩序な走行により危険性があるということから、今回駅の花壇とかを拡張してロータリーを設けて、事故のないような駅周辺の整備を行ってまいります。  また、パーク・アンド・ライドとしても現在3台か4台ぐらい使われている状況でもありますので、それ相応の駐車台数を確保したパーク・アンド・ライド整備を行います。 ◆松井一男 委員  わかりました。  続けて、347ページ、公共交通関連施設維持管理費でありまして、バスロケーション、バス位置情報配信システム車載機につきましては、昨年の建設委員会で質疑がありまして、3カ年にわたって増車分の車載機の購入費を補助ではなくての持ち物を、交通事業者のバスに取りつけていただくというスキームだそうでございますが、もともと国主導で始まった公共交通、バスの利便性向上の事業だと理解しておりますけれども、予定どおり平成32年で終わるのでしょうか。去年聞いたのでは、新年度分の台数は15台ということでしたが、確認をさせてください。 ◎山本 交通政策課長  予定では、31年度に15台を要求しておったところですが、若干課内の事業で査定がありまして、14台分の台数、305万4,000円を計上しております。32年度にまたがっても車載機は追加を計画しております。 ◆松井一男 委員  全国でバスロケーションシステムを運用されて、中には撤退したバス事業者、要するに廃止をしてしまったというものもあるそうでございます。この公共交通情報提供システム運用経費というのがバスロケのソフト運用部分だろうと理解しているのですが、平成24年ぐらいから事業を実施しているんだと思いますけれども、利用者や事業者の評価でありましたり、としてどのようにその効果を把握なさっているのかお聞かせいただけますか。 ◎山本 交通政策課長  おっしゃるとおり、公共交通情報提供システム運用経費の1,034万2,000円の大半を占めるのがながおかバスiのサーバーシステム処理に係る費用でございます。570万円ほど占めておるところです。その中で車載機の数になりますけど、約200台バスに取りつけておって、それを常に通信してコンピューターで処理しているというところでございまして、なかなかコストダウンはできないところでございます。  ただし、効果について御説明させていただきますと、平成24年度からこのながおかバスiを運用しておりまして、年々アクセス数は伸びておるところです。御紹介しますと、平成27年度は120万件、28年度は180万件、29年度は350万件、今年度の2月末時点では既に440万件ということで、月別にデータを比較しましてもどの月も伸びており、年間を通じて伸びている状況でございます。  このメリットにつきましては、長時間バス停で待たずとも、直近にバスが迫ってきたときにバス停に寄れるというようなことから、市民の方々はメリットを享受しているというふうに考えております。 ◆松井一男 委員  アクセス件数の増大は、おそらくスマートフォンの普及拡大に伴うものだろうと容易に想像できるわけなのですが、私も高速バス等の際に便利で使っていましたけど、意外にサーバーのおくれがありまして、まだバスが手前にいたはずなのに通り過ぎてしまったなんていう笑えない話があるようであります。いずれにしましても、バスの運行は公共交通の確保として大変重要で意義があると思いますので、このような取り組みについては評価したいと思いますけれども、長岡市内を走るバスに関しては、いまだ現金か回数券しか対応していただけていない。全国的に見ても非常に立ちおくれた状況にある中で、やっぱり交通系ICカードの活用でありましたり、そういったものも含めた利便性向上というのも必要だろうと思います。例えばバス位置情報についてもビッグデータを使うとか、汎用の地図アプリとの乗り入れをするとか、イノベーション的なものが他ではいろいろ検討されていますが、長岡としては何かそのような検討はされておるのですか。 ◎山本 交通政策課長  ICカードにつきましては、質問のあった委員のみならず、いろんな声を聞いております。ICカードにつきましては、バス事業者の同意も必要ですので、常に適宜研究しているところでございます。  そのほか新たな施策というのは、まだ課内での研究段階でございますが、現在例えばグーグルマップでバスの経路検索ができるなど、世界的に使われているグーグルにバス情報を載せるというのも一助となるかと思っておりますので、この辺につきましては予算化する、しないは別として、今現在研究中でございます。御紹介にとどめたいと思います。 ◆加藤尚登 委員  それでは、説明書351ページ、市街地再開発事業支援業務委託料で、バーチャルリアリティーを活用したという御説明があったかと思うんですが、その内容についてお伺いします。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  バーチャルリアリティーでございますけど、平成29年度に長岡中心市街地の大手通り等を中心に現在の建物とかの3次元画像といいますか、3次元データを作成したものでございます。目的としましては、このたびの再開発等でまちなかに新しい建物が建ったときの市街地景観等のインパクトとか、そういったことを把握するという目的でございまして、新年度の予算要求の中身につきましては、例えば今回新たに再開発事業で入った建物だけではなくて、建てかわっている建物もございますので、そういったデータ更新等やVRを引き続き活用するための作業等を含めて考えているものでございます。  目的としましては、今後再開発の説明会等でそういった画像を地域の方にお見せすることができれば、ビルがどんな形になるかというイメージもつかみやすくなるんじゃないかと考えております。 ◆加藤尚登 委員  バーチャルリアリティーで再開発ビルの中に入ることはできるんですか。 ◎高頭 まちなか政策担当課長  そうです。図面等が全てそろっていれば、そういったことも技術的に可能でございます。今後また施工者等々に作業をお願いしなきゃいけないところはありますけど、内装等がうまく入れば中に入ることも可能になるんじゃないかとは考えております。 ◆加藤尚登 委員  その辺については期待させていただきたいと思います。  次に、355ページ、市民手づくり公園支援事業費のほり鐘いやしの広場(仮称)整備用材料費等、これは堀金のことだと思うのですが、この「ほり鐘」は誤植じゃないんですか。これは地元の提案ですか。 ◎高野 公園緑地課長  これは、地元の方から以前ここで鐘が発掘されたということから堀金という地名がついたというようなお話をいただきまして、地元から提案のあった名称になります。 ◆加藤尚登 委員  勉強させていただきました。  361ページ、空家等対策関連事業費の中に緊急安全措置等工事費が盛ってあります。当然該当場所が確定している予算だと思われますが、どこかをお聞きしていいのか、何カ所あるかをお聞きしていいのかわかりませんが、ちょっと内容を御説明ください。 ◎中村 住宅施設課長  ここに書いてある緊急安全措置等工事費については、場所は特段設定していなくて、よくあるといいますか、暴風、強風時に何か飛んできてドアに落ちたとか、緊急時において、予測されている場合もありますけれども、その対応をするための工事であります。一応3回分、1工事に25万円ぐらいということで、よくあるのは屋根の瓦が落ちそうなので、屋根を落としたとか、倒れそうなので倒しちゃったとかというところであります。    ─────────────────   〔9款〕 〇小山土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   〔歳入〕  (2) 第3条 債務負担行為中当委員会付託分 〇小山土木部長、大塚都市整備部長、成田中心市街地整備室長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ───────────────── ○杵渕俊久 委員長  それでは、本案に対する意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  平成31年度一般会計予算のうち当委員会付託分について、日本共産党議員団の意見を申し上げます。  住宅リフォーム支援事業の3世代居住や空き家利用対策の存続、拡充や地元業者による包括的な道路維持管理等の拡大などにつきまして、評価をしております。  本年度は、中心市街地の活性化として大手通坂之上町地区市街地再開発事業、米百俵プレイス(仮称)の本格的な実施計画がつくられる年になっております。既に中心市街地への投下額は総額で550億円を超えており、財政的に大変厳しくなっている今日においては、これまでの事業の検証をしっかりとし、事業費を極力抑えるようにして、事業効果の高いものになるよう一層の努力を求めるものであります。  以上、意見を付して本予算には賛成いたします。 ◆加藤尚登 委員  議案第1号平成31年度長岡一般会計予算について、市民クラブの意見を申し上げます。  住民生活に不可欠な道路環境整備、公共交通確保に向けた栃尾地域での実証実験、防災・減災に必要な河川整備やすまいの耐震改修促進事業費などをバランスよく予算計上されております。また、次の100年に向けた長岡版広域道路ビジョンの実現に向けた短期的、中期的な取り組みも始まり、未来の長岡のまちづくりに向けた力強い動きが感じられます。  大手通坂之上町地区市街地再開発事業では、バーチャルリアリティーなどの最新技術を用いて議論を活性化させるなどの創意工夫ある取り組みを期待いたします。  また、川口地域から始まった包括的市道管理業務委託が三島、小国地域にも広がり、市民ニーズへの迅速な対応が期待され、土木、建設業者の経営にも好影響があるものと思われます。  また、予算額は少ないですが、除雪イノベーション研究会を新しく立ち上げられ、その成果を期待するものです。  以上のことから、市民クラブは議案第1号平成31年度長岡一般会計予算の当委員会付託分について賛成いたします。 ○杵渕俊久 委員長  議案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 12 議案第7号 平成31年度長岡浄化槽整備事業特別会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第7号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の意見を申し上げます。  議案第7号平成31年度長岡浄化槽整備事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。本予算は、本年10月の消費税10%への値上げ分を浄化槽整備事業の料金に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなる中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由から本予算には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  市民クラブの意見を申し上げます。  本予算は、国の方針に基づき想定される事態を組み込んだ予算であり、可決すべきものと申し上げます。 ○杵渕俊久 委員長  議案第7号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 13 議案第8号 平成31年度長岡簡易水道事業特別会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第8号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の意見を申し上げます。  ただいまの議案第8号平成31年度長岡簡易水道事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。本予算は、本年10月の消費税10%への値上げ分を簡易水道事業の料金に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなる中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由から本予算には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  市民クラブの意見を申し上げます。
     本予算は、法令に基づき想定される事態を織り込んだ予算であり、可決すべきものと判断いたします。 ○杵渕俊久 委員長  議案第8号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 14 議案第9号 平成31年度長岡下水道事業会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第9号を議題といたします。 〇小山土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆松井一男 委員  説明書の特169ページの管渠費で、説明欄の5、6、9にマンホールポンプの経費の記載がございます。下水道というのは自然流下方式で、下流に行くほどどんどん深くなると工事費が大変なので、低平地だと一定の間隔でポンプでくみ上げて地表付近に送るというものだと理解しておりますが、現在のマンホールポンプの基数というのは何基でございましょうか。 ◎西野 下水道課長  マンホールポンプの総数なんですけれども、市内の総数で520基です。 ◆松井一男 委員  これは、普通の下水道でいうと多いほうなんですか、少ないほうなんですか。 ◎西野 下水道課長  しっかり調べたわけではないんですけれども、先輩方から聞くところによると、長岡市内は平坦地も多かったり、河川も多いので、そういったところでマンホールポンプの総数は同自治体の規模としては多いほうだというふうに聞いております。 ◆松井一男 委員  29年の議事録を見ると、市内全体のマンホールの基数が6万7,000基ということですので、0.7%程度です。ポンプでありますので、電気料が必要であったり、メンテナンスのために通信通話料が必要だとか、またオイル交換、これ引き上げて交換しなきゃならないとウエブで見るとありますけれども、私の地域にもようやく公共下水道、特環でありますが、今工事をしていただいております。中之島浄化センターが真ん中ら辺にあるものですから、そこより下流はとにかくマンホールポンプだらけ、時折動作音が聞こえることもあります。大変ありがたい公共施設ができたなと思っているわけですが、未来永劫管理をし続けなきゃならない中で、例えばこの通信通話料というのはおそらくメンテナンス、故障したときとか異常があったときに目視でなかなか点検できないことを合理化して点検するためのシステムだと理解しておりますが、実際は電話回線か何かを使っているのでしょうか。 ◎西野 下水道課長  下水道は24時間365日とめることができませんので、通信に関しては電話回線を利用しております。マンホールポンプの脇に制御盤が立っておりますけれども、その中に非常用通報装置というのが内蔵されておりまして、故障や停電の緊急時には、そこから通信が中央浄化センターの維持管理業者に飛ぶようになっております。自動通報が入る仕組みというふうになっております。 ◆松井一男 委員  磯田市長がイノベーションを提唱されて久しいわけでありますが、例えばこういったことも普通の今までのルーチンでいうと電話回線を使って通信して云々なんでしょうけれども、もう少し合理化して何かイノベーションがあるといいなと思うわけですが、そんなことというのは全然検討されていないんですか。 ◎西野 下水道課長  この装置には、各種センサーがついておって、その監視信号を受けて、あらかじめセットしております漏水や漏電、加熱とか十数点の情報が自動的に通報されるというふうになっております。この装置には、最大16点の信号がありますので、まだまだ未利用な点はあるというふうに考えておりまして、このマンホールポンプの異常通報の種別をふやすのがいいのか、また空き信号については別の利用をしたらいいのかというふうなことを今年度から課の中で検討を始めたところです。まだまだ具体的な内容については今後検討していく余地があると思っています。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の意見を申し上げます。  議案第9号平成31年度長岡下水道事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。本予算は、本年10月の消費税10%への値上げ分を下水道事業の料金に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなる中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由により本予算には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  議案第9号平成31年度長岡下水道事業会計予算について、市民クラブの意見を申し上げます。  法令を遵守すべき自治体であれば、10月に予定されている消費税増税を織り込んだ予算は可決すべきものと判断いたします。 ○杵渕俊久 委員長  議案第9号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 15 議案第10号 平成31年度長岡水道事業会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第10号を議題といたします。 〇韮沢水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆五井文雄 委員  説明書の特239ページ、浄水汚泥運搬・処分業務についてお聞きいたしますが、新年度の搬出数量をもう一度教えてください。 ◎船見 浄水課長  妙見浄水場で保管しております4,050トン全量を搬出する予定でおります。 ◆五井文雄 委員  全量ですね。これで全量の搬出が終わるわけですね。わかりました。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の意見を申し上げます。  議案第10号平成31年度長岡水道事業会計予算について反対の立場で討論いたします。本予算は、本年10月の消費税10%への値上げ分を水道事業の料金に転嫁するものであります。物価が上がり、市民の暮らしが厳しくなっている中、市民の負担がさらにふえることは回避すべきであります。  以上の理由により本予算には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  議案第10号平成31年度長岡水道事業会計予算について、市民クラブの意見を申し上げます。  消費税増税につきましては、法にのっとり予定されているものであり、それを織り込んだ当予算は適正なものと判断し、可決すべきものと判断いたします。 ○杵渕俊久 委員長  議案第10号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○杵渕俊久 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  これにて散会いたします。   午後2時29分散会    ────────※────────...