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平成28年 9月産業市民委員会−09月13日-01号

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  1. 長岡市議会 2016-09-13
    平成28年 9月産業市民委員会−09月13日-01号


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    平成28年 9月産業市民委員会−09月13日-01号平成28年 9月産業市民委員会 平成28年9月13日(火)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(7人)   山 田 省 吾 君   加 藤 尚 登 君   田 中 茂 樹 君   服 部 耕 一 君   大 竹 雅 春 君   藤 井 達 徳 君   小坂井 和 夫 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   五十嵐 良 一 君   池 田 和 幸 君   池 田 明 弘 君   深 見 太 朗 君   広 井   晃 君   高 見 美 加 君   関   充 夫 君   中 村 耕 一 君   細 井 良 雄 君   丸 山 広 司 君   永 井 亮 一 君   杵 渕 俊 久 君   古川原 直 人 君   松 井 一 男 君   丸 山 勝 総 君   桑 原   望 君   水 科 三 郎 君   長谷川 一 作 君
      笠 井 則 雄 君   高 野 正 義 君   関   貴 志 君   加 藤 一 康 君   五 井 文 雄 君   関(正)議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   高見市長職務代理者   中野地域政策監     副市長   金子危機管理監政策監・     新エネルギー政策監               阿部政策監   鈴木市民協働      近藤市民部長     推進部長   茨木環境部長      森山商工部長   広瀬観光交流部長   小林農林水産部長   武士俣契約検査課長   山田アオーレ                 交流課長   小池市民協働課長    江田市民活動                 推進課長   栗林男女共同参画    水島生涯学習     推進担当課長      文化課長   川上スポーツ      成田市民課長     振興課長   宮島環境政策課長    野口環境施設課長   佐藤環境業務課長    河内商業振興課長   深澤工業振興課長    佐山産業立地課長   五十嵐観光企画課長   曽根まつり振興課長   西山国際交流課長    五十嵐農水産政策課長   高橋農林整備課長    中村住宅施設課長   野口農業委事務局長   長谷川中之島支所長   松永越路支所長   竹田三島支所長     米山山古志支所長   佐藤小国支所長     堀田和島支所長   本臼寺泊支所長     清水栃尾支所長   田邊与板支所長     小林川口支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   吉田事務局長      水島課長   諸橋課長補佐      宮島議事係長   石塚主査    ────────※──────── ○山田省吾 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○山田省吾 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申し出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。    ────────※──────── 〇所管事項に関する質問 ○山田省吾 委員長  最初に、所管事項に関する質問を行います。 ◆田中茂樹 委員  おはようございます。私のほうからは、ドメスティック・バイオレンス、DVについてお尋ねをいたします。  DVというのは、力と支配の関係だと言われておりまして、一番信頼をし合わなければならない相手から受ける暴力で、大変重大な人権侵害だと考えております。殴る、蹴るといった身体的な暴力以外にもさまざまな暴力があると聞いておりますけれども、ほかにどのような暴力があるのかまずお聞かせください。 ◎栗林 男女共同参画推進担当課長  配偶者からの暴力の防止及び被害者保護等に関する法律、いわゆるDV防止法と言っておりますが、この法律の中でも身体に対する暴力のほかに、これに準ずる身体に有害な影響を及ぼす言動を暴力というふうに定義をしております。例えば人格を否定するような暴言ですとか脅迫、それから無視をするといったような精神的暴力、それから性的行為の強要ですとか避妊に協力しないなどの性的暴力がこれに当たりますけれども、ほかにも外出を禁止するとかメールを制限する、あるいは監視するというような社会的な暴力、それから借金を繰り返したり、生活費を渡さないなどの経済的な暴力などがありまして、当センターでも何種類かの暴力を複合的に繰り返し受けているというような内容での相談を多数受けております。 ◆田中茂樹 委員  こういった暴力、いわゆるDVの相談件数というのが全国的にも増加しているというふうにお聞きしております。ちょっと古い話で大変恐縮なんですが、ことしの1月に新潟県警がまとめたストーカーとかDVの認知件数というのが10年連続でふえていると。2015年は、2006年に比べて4倍近い認知件数だったという記事もありました。そこで、長岡市へのそういったDVに関する相談についてお尋ねしますが、相談件数は昨年度まず何件あって、前年度と比べてどうだったのか、あるいは相談されている方の男女比率や年代などお聞かせください。 ◎栗林 男女共同参画推進担当課長  私どものほうで長岡市配偶者暴力相談支援センターを平成24年度に開設をしまして、事業として行っております。平成27年度の相談件数は911件ございまして、前年、平成26年度は669件でございましたので、前年比36%の増となっております。年により多少の増減はございますが、24年度のセンターの開設以降、増加の傾向になっております。  平成27年度の相談者の男女の比率でございますが、実相談者数が全部で86人の方から御相談いただいておりますが、男性の方は1名でございます。それで、相談者の年代別の数でございますが、20代の方が14人、30代が27人、40代が27人、50代が5人、60代が9人で、匿名での御相談などで年代がわからない方が4人おられます。男性の1名は40代の方でございました。 ◆田中茂樹 委員  今実数といいますか、数字を挙げていただいたんですが、こういった相談に関しまして市ではどのような対応をして、また支援体制はどうなのかお聞かせください。 ◎栗林 男女共同参画推進担当課長  まず、相談者に対する対応でございますが、まずは電話や面談により相談の内容を詳しく聞き取りをさせていただきまして、近年の傾向では健康問題や介護問題などの複合的な問題を多数抱えておられる方が圧倒的に多いために、専門的な機関を紹介したり、状況に合わせた助言や情報提供を行います。また、被害者同行者の緊急時における安全確保や一時保護所への移送も行っております。被害者自立支援促進への助言も行っておりまして、関係機関との連絡調整であったり、各種手続への同行支援なども行っております。また、必要に応じまして被害者の方の心のケアということでカウンセリングなども行っております。相談から保護、自立までの切れ目のない支援を心がけて支援をさせていただいているというところでございます。  このような支援の体制でございますが、当センター事業では市内のNPO法人へ一部の業務を委託しておりまして、官民協働での体制で運営をさせていただいております。このため、専門的なカウンセリングのほか、一時保護所の確保、出前相談といった支援が可能となっております。また、医師会弁護士会、警察署、児童相談所や法務局、その他の行政機関から成る長岡市DV防止ネットワークというのを持っておりまして、こちらの関係者の方からも多数の御協力をいただいております。庁内では、支所地域も含めましてほぼ全ての相談窓口関係課による連絡会議も開催をしておりまして、常に顔が見える関係で円滑な支援ができるよう心がけて情報交換を行っておるところでございます。 ◆田中茂樹 委員  手厚くサポートされている印象があるんですが、こういったDVに対する取り組みにつきましては、特に若い方、若年層に向けた意識啓発というのも重要だと考えているんですが、最近よく耳にするのがデートDVという言葉であります。国の調査でも、20代から30代の女性の2割程度がデートDVに遭っているというような結果があると。また、あるNPOの調査でも、10代から20代の3割が恋人や知人から裸の画像を撮らせてほしいと頼まれた経験があるということで、リベンジポルノなどの被害につながるというおそれもあります。相手にやっぱり嫌われたくないとか、信頼している相手だからこそ相談しづらいとか、あるいは自分たちだけで解決しようというようなことで潜在化しやすいという特徴があるようなんですが、そういった中で先月の新潟日報の記事にも村上の人権擁護委員協議会新潟リハビリテーション大学デートDVに関する人形劇を見せて啓発活動を行ったという記事がありました。そういった中で、長岡市ではデートDVなどに関して何か取り組みがありましたらお聞かせください。 ◎栗林 男女共同参画推進担当課長  若年層への啓発ということは、未来のDVを防止するという観点から本当に重要と考えておりまして、長岡市でもデートDV出前講座を平成22年度から実施をいたしております。長岡市で実施している出前講座につきましては、主に中学生、高校生を対象としておりまして、日ごろDVの相談を受けている相談員が直接学校のほうに出向きまして、授業の一環として市で作成したパンフレットや、それからパワーポイントを使いながら、加害者被害者心理状態相談窓口の周知、それから相手を尊重し、よりよい関係をつくることの大切さを考えてもらうような内容の講話を行う形になっております。出前講座を始めましてからこれまでに、養護教諭を対象としたものも含めまして、延べ27回、約4,000人を対象にこの出前講座を行っておりまして、講座を受けた生徒たちからは、DVは大人の中だけで起こるものではないということがわかったとか、暴力を認めず相手のありのままを受け入れること、自分らしさを失わないで自己決定をすることが大切なんだというような率直な感想文もいただいているところです。今年度も年度末までに7カ校から依頼がございまして、実施を予定しているところです。また、ことしは保護者の方からの御依頼もありまして、毎年11月に私ども男女平等推進センターのほうでウィルながおかフォーラムというのを開催しているんですけれども、この中でプログラムの一つとして、「おとなには見えない10代のデートDVを学ぶ」と題した分科会を予定しているところです。多くの方から御来場いただきまして、理解を深めていただく機会となればと考えております。 ◆田中茂樹 委員  DVというのは、社会の基礎単位である家庭はもちろんですけれども、人間関係を壊すもので、DVを受けている方が自分の子どもに対してまた虐待をしてしまうというようなことですとか、あるいはそれが原因で離婚されて貧困に陥るというような、本当にそういったものにつながっていく大変重要な事案でもありますので、いろいろな機関と連携されていると思いますが、引き続きまた啓発活動など十分行っていただけるようにお願いをして、質問を終わります。 ◆服部耕一 委員  私のほうからは、今回障害者雇用支援という問題につきまして、当委員会の所管にかかわる範囲で質問させていただきたいと思います。  本題に入る前に、少々私ごとの話になって恐縮なんですが、私が大学卒業後に勤務した企業におきまして、同期の方で身体障害者の方がおられました。私は、それまで障害者の方とじかに接する機会というのがあまりなかったので、最初のうちは彼とどう接したらいいのかというのを戸惑った時期もありましたが、障害者の彼のほうから、手伝ってほしいときは頼むから、それ以外は気を使わないでほしいんだというようなことを言われて、私自身も気が楽になったということもありますし、同時に彼は彼なりに世間に気を使いながら暮らしているんだなというようなことも感じたことがありました。また、一緒にまちなかを歩く機会もあったんですが、自分にとっては何でもないちょっとした段差が彼にとっては歩く上での障害になっているというようなことがわかったり、また当時は駅とかの公共施設にエレベーターとかエスカレーターの設置がまだまだ少ない時期でしたので、苦労して階段を上っているような姿を見て、バリアフリー化をもっと進めなきゃいけないなというようなことを感じたこともありました。このように障害者社会進出ということを、これは働く本人にとってもメリットはあると思いますが、一緒に働く労働者にとっても、障害を持つ方が身近にいらっしゃることによって差別や偏見の解消につながったり、またどうやったらともに暮らしていく社会が実現できるのかというようなことを考えるきっかけにもなるという点では、より多くの効果がもたらされるんじゃないかというようなことも感じたところでございます。そうした観点から、より一層障害者雇用支援を進めていく必要があるなということを感じているところでございます。  さて、この問題を考えるに当たって、まず何といっても障害者の雇用をめぐる情勢が今どうなっているのかということをリアルにつかむ必要があるというふうに考えております。そこで、そのことを示す指標の一つに法定雇用率がございます。これは、障害者雇用促進法によって、民間企業などは常時雇用している労働者数の一定の割合に相当する人数以上の障害者を雇用することが義務づけられております。例えば常用労働者が50人以上の企業では、法定雇用率は2.0%ということになっております。そこで、最初の質問ということで、長岡市内においてこの法定雇用率を満たしている企業の件数や割合について、どの程度となっているかお伺いしたいと思います。 ◎河内 商業振興課長  委員御質問の長岡市における法定雇用率を満たしている企業数でございますけれども、ハローワーク長岡管内、具体的に言いますと長岡市と小千谷市の合計の数字になりますけれども、平成27年6月1日現在の調査結果では、対象企業数が231社に対しまして、達成企業数は115社となっておりまして、達成割合としては49.8%となっております。ちなみに、この数字は平成26年に比較しまして約7.5ポイント向上しておりますし、全国平均が47.2%ですので、それよりも高くなっているという状況でございます。 ◆服部耕一 委員  今御答弁の中にもございましたが、ハローワーク長岡管内における法定雇用率達成割合はほぼ半数ということになっております。前年に比べても上昇しているということで、この間企業や行政の皆様方が一体となって努力した結果、以前に比べれば法定雇用率達成状況は改善されているというふうに捉えております。この点は評価できる反面、一方でまだまだ半数の企業で達成できていないという現状があるということは、やっぱりさらなる努力が求められている分野ではないかというふうに思います。しかしながら、現在の経済状況のもとでは、企業だけの努力に任せているだけでは進まないというのも現状ではないかというふうに捉えております。  そこで、障害者雇用を促進するための長岡市の取り組みの一つに、平成20年8月から実施された障害者多数雇用事業者からの物品調達優遇制度がございます。過去市議会の場でも何度となく障害者雇用支援の重要性については議論がされているところでございます。平成20年3月議会本会議におきましても、共産党市議団のほうから、障害者雇用支援具体的施策として障害者を多数雇用している企業への優遇制度導入を提言したという経過もございます。このテーマの2つ目の質問としまして、この障害者多数雇用事業者からの物品調達優遇制度の内容について改めてお伺いしたいと思います。 ◎河内 商業振興課長  今ほど服部委員から御紹介のありました本制度の内容につきましてお答えをしたいと思います。  まず、目的なんですけれども、市が行う物品等の調達について、市内の障害者多数雇用事業者から物品または役務を積極的に調達することにより、障害者の雇用の促進及びその職業の安定を図ることを目的としております。制度の主な内容でございますけれども、登録の対象となる企業につきましては大きく3つございます。1点目といたしましては、市内に本店を有する中小企業者であるということ。2点目といたしましては、市の物品または役務に係る入札参加資格者名簿に登載をされていること。3点目といたしましては、企業全体として障害者法定雇用率に違反しておらず、かつ市内事業所における障害者雇用率が年間を通じて2.0%以上であることが条件となっております。登録された場合のメリットでございますけれども、市が調達しようとする物品または役務について、一定額以下の随意契約の契約の相手方として、また指名競争入札指名業者に選定するよう市として努めるというものでございます。 ◆服部耕一 委員  今回この質問をさせていただくに当たりまして、当時の議事録も読み返させていただきましたが、それによりますとこの制度が始まって4カ月後の平成20年11月時点の実績は、登録事業者が4社、契約実績は42件で、約548万円ということでした。その後実績を伸ばすために御努力をいただいているものというふうに理解しておりますが、3つ目の質問といたしまして、この制度の最新の実績についてどのようになっているかお伺いさせていただきます。 ◎河内 商業振興課長  登録企業数でありますが、平成28年4月1日現在で7社の企業から登録をしていただいております。また、平成27年度の実績でございますが、契約件数は355件、契約額は約2億4,000万円となっております。 ◆服部耕一 委員  今の御答弁でもございましたが、平成27年度の実績、当初と比べるとだいぶ実績が伸びておりまして、この間の推移を見てみましても、登録事業者数については若干の増減はございますが、件数と金額についてはほぼ年を追うごとに伸ばしており、順調に実績を伸ばしているものというふうに理解しております。また、この制度の実績が伸びることと一体に法定雇用率の達成も、少しずつですが、改善をされており、この制度が障害者雇用促進に一定寄与しているものということは理解しているところでございます。しかし、最初の質問でも触れたとおり、長岡管内の企業で法定雇用率を達成している企業はまだ半数程度だということを考えますと、障害者雇用支援はまだ道半ばではないかというようなところも現状ではないかというふうに思います。今後もこの制度を活用する企業をふやしていきながら、障害者雇用を促進し、法定雇用率を達成する企業をふやしていくためのさらなる努力が求められているのではないかと思います。最後の質問として、この点につきましての長岡市の考えをお伺いしたいというふうに思います。 ◎河内 商業振興課長  障害者の雇用につきましては、国が主体となって、企業の障害者雇用に係る環境設備に対する助成や、それから雇用納付金制度、それから税制面での優遇策など、さまざまな支援策がございます。また、障害者を対象としたハローワークでの就職相談職業紹介のほか、障害者就業生活支援センター運営委託などを行っております。市としては、物品調達優遇制度も含め、こうした制度をよく知ってもらうことが重要であるというふうに考えております。そこで、ハローワーク長岡長岡商工会議所、そして長岡市で組織をしている長岡市雇用対策協議会を中心に、情報共有を図りながら連携して企業の障害者雇用に向けたセミナーですとか障害者就職面接会などの開催を行っておるところでございます。物品調達優遇制度を活用する企業がふえるということは、障害者を雇用する企業がふえ、障害者の雇用の安定につながることから、市政だよりや市のホームページ、入札参加申請時など、さまざまな機会を捉えて周知をしております。今後とも企業における障害者雇用の促進に向け、関係機関と連携しながら積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ◆大竹雅春 委員  おはようございます。それでは、私のほうからは、ことしの長岡まつりの大花火大会についてお伺いしたいと思います。  何年ぶりかの両方とも平日という開催になったんですが、観客数が102万人ということでお伺いをしています。そのことについてどう評価されているのかお伺いします。 ◎曽根 まつり振興課長  4年ぶりに2日間ともに平日での開催となりました。2日間で102万人と、過去最高でございました昨年に比べまして2万人の減少でございましたけれども、3年連続で100万人を突破したということでございます。ことしも大変多くの方から来場していただきました。この状況につきましては、長岡花火の質や迫力、そしてプログラムの魅力、そして慰霊、復興、平和への祈りという長岡花火に込められた思い、そして日本一のマナー、案内誘導警備体制といったものが高く評価されまして、長岡ファン長岡花火ファンが年々着実に増加をしてきたというふうに分析しております。そういった中で、曜日に関係なく来てもらえる花火大会になったというふうに評価をしているところでございます。 ◆大竹雅春 委員  それで、特にことしいろんなことに取り組んで、新しい取り組みもあったと思うんですが、重点的に取り組んだことについてお聞かせいただけますでしょうか。 ◎曽根 まつり振興課長  ことし主に2つの点を重点的に取り組みをさせていただきました。1点目が安全・安心な大会運営、それからもう1点が花火プログラムの充実ということでございます。  安全・安心な大会運営につきましては、市民をはじめ多くの観客の皆様を安全・安心にお迎えするために、警察、関係団体とともに例年以上に万全な準備を進めてまいりました。これまで3年間、週末、休日開催の対応でございましたけれども、そこで培いましたノウハウ、それに加えまして、ことしさらに新たな安全対策にも取り組むなど、平日開催でございましたけれども、多くの来場者を想定する中で安全・安心な運営を最優先課題として取り組んできました。  もう1点が花火プログラムの充実ということでございます。新たな長岡花火ファン、それからリピーターをしっかりと獲得するという中で、長岡花火に込められた思いを多くの人に伝えたいという取り組みプログラムの充実を図ってまいりました。主なもの3点御紹介させていただきますと、1点目が長岡まつりの起源である長岡復興祭、それからことしが70年という節目でございました。それを記念しまして、慰霊、復興、平和への祈りという思いを込めた白菊、それから正三尺玉の3連発の打ち上げ、それからもう1点が熊本地震東日本大震災の復興を祈願した復興祈願花火フェニックスの5分間のフルバージョンでの打ち上げ。そして、新たな名物花火音楽つきスターマインといたしまして、越後長岡応援団でございまして、歌手の沢田知可子さんが中越大震災の際に長岡の復興応援ソングとして作詞をしていただいた曲に乗せました米百俵花火・尺玉100連発の打ち上げといった内容で、長岡花火のさらなる進化というところに取り組んだというところでございます。  以上2点をもとにことし運営をさせていただきまして、皆様、来場された方の御協力もあって、大きな事故もなく終了できました。また、大会の内容につきましても、大変満足をしていただいたというふうに感じております。 ◆大竹雅春 委員  今ほど新たな安全対策にも取り組んだということでのお話だったんですが、以前、2年前だったでしょうか、JRの事故がきっかけで駅前がパニックに近い状態になって大騒ぎになったとき、私たまたま駅前の2階の施設のところにいたんですけれども、救急車も来ていろいろ、どうなるのかなということで非常に心配しながらも見ていたんですが、特に安全対策について力を入れた点を教えていただけますでしょうか。 ◎曽根 まつり振興課長  ことし安全対策の中でも特に力を入れた点でございますけれども、今ほど大竹委員のほうからも話がございました。特に力を入れた点といたしましては、花火大会終了後の帰りの誘導というところに特に力を入れたということでございます。安全対策におきまして一番の課題は、最も混雑する花火大会の終了でございまして、一斉に観覧客が移動するという中で、堤防内外、それから長岡駅周辺には大変危険な状態が予測されております。このため、行った点といたしまして、花火プログラムにおきます名物花火の分散化、これは継続でございます。さらに、長岡駅への帰りの誘導をさらに強化をしたということでございます。  1つ目の名物花火の分散化につきましては、週末開催に入りました平成25年から実施をしておりまして、4年目となります。平日開催ということでございますけれども、大変多くの方が来られるという中で、ことしも引き続き実施したというものでございまして、一番人気でございますフェニックス花火、これを中盤に打ち上げると。このほか、人気でございます音楽つきのスターマイン、天地人花火などでございますけれども、そういったものや正三尺玉、こういった名物花火をバランスよくプログラムに配置する中で帰り客の分散化をことしも図ったということでございます。  もう1点が帰りの長岡駅への誘導強化ということでございまして、JR利用者の皆様からもしっかり安全に帰っていただきたいということで、早い段階での案内誘導を図って、大手通りからの事前の方面別の誘導を強化したということでございます。方面別誘導でございますけれども、新幹線、在来線、それぞれ2方面に分けまして、新幹線でございましたら新潟、東京方面、在来線でございましたら新潟方面と柏崎、越後湯沢方面に、合わせて4方面に分けて、しっかりと大手通りから誘導をしていったということでございます。  ことしさらに新たな取り組みといたしまして、タクシープール、バスロータリーを待機列のスペースとして開放、活用しまして、大手通りの混雑の緩和につなげたということ、それから4つの各方面が他の方面の方と交差しないように各ホームまでたどり着ける動線を確保し、そして安全な誘導を図ったということがことし新たに取り組んだものでございます。  こういった中で、名物花火の分散化、駅への誘導強化という中で、例年以上にスムーズにJR利用者の方からお帰りいただくことができたというふうに考えております。 ◆大竹雅春 委員  本当にロータリーをうまく使われたということでございますんで、そういった成果が出ているのかなというふうに思いますし、お聞きするところによると、職員の方々がほかの大曲とか諏訪湖とか大きな花火大会に視察に行かれて、その辺、ほかの地域の花火大会でどんな工夫をしているのかというのを勉強されているというふうにお聞きしていますんで、ここで甘んじることなく、またなお一層そういった勉強をしていただいて、いい施策を打っていただければなというふうに思います。  最後に、関連の質問になるんですが、この前小国のもちひとまつりでも大花火大会があわせて行われました。その他いろんな支所地域でも花火大会も行われています。今後は、その支所地域花火大会と、また長岡の花火との連携がより必要なんじゃないかなというふうに考えるんですが、そのことについてお伺いしたいと思います。 ◎曽根 まつり振興課長  こういった長岡市民の宝でございます長岡花火を活用しまして各地域の活性化につなげたいという思いは、委員のおっしゃったとおりでございまして、協議会も同じ気持ちでございます。ことしの2月に長岡まつり協議会におきまして、長岡花火ブランド戦略プランというものを策定する中でも、合併地域の各花火大会長岡花火の一体的なプロモーション展開というものを重要施策として掲げております。その第1弾といたしまして、ことしの8月7日に開催されました寺泊港まつり海上大花火大会、このフィナーレにおきまして、寺泊港まつり実行委員会、それから長岡まつり協議会、共同で音楽つきの大型のスターマイン、米百俵花火を打ち上げたところでございます。水中花火を取り入れた寺泊ならではの演出でございまして、来場者からも大変好評を得ました。委員おっしゃるとおり、各地域には夏、冬、非常に魅力的な花火大会がございます。今後各地域の花火大会長岡花火との連携を深めまして、各地域の活性化、そして長岡市全体の発展に長岡花火が寄与できればというふうに考えているところでございます。 ◆藤井達徳 委員  それでは、防犯灯の設置について何点かお尋ねをしたいと思います。  長岡市では、犯罪のない安全・安心のまちづくりを目指して、町内会等の団体が設置する防犯灯に対して補助金を交付しております。平成24年度からは、環境配慮型防犯灯、いわゆるLED灯を設置する場合には、その補助金の補助率や上限額をかさ上げして積極的にLED灯の設置や取りかえを推進しております。また、地球温暖化への対応として、二酸化炭素の削減、あるいは福島での原発事故以来、電気料金の値上げで負担増に悩む町内会も関心を寄せておりまして、今後のまちづくりに向けてこの防犯灯のLED化への対応は大変重要な施策と考えております。  そこで、LED灯の推進に向けて何点かお尋ねをしたいと思います。まず、1点目でございますが、LED灯のメリットについてはいろいろ挙げられるわけでありますけれども、従来型の街灯と比較してLED灯はどういった効果があるのか、改めてお伺いをしたいと思います。 ◎江田 市民活動推進課長  LEDの効果につきましては、まず蛍光灯よりも明るく、防犯効果が期待できるという点であります。次に挙げられますのが電気料金が半額程度となるなど、維持管理費の軽減でございます。耐用年数につきましても、蛍光灯の2年に対し10年以上というふうに言われております。このほかCO2の排出量も6割程度削減されることから、環境にやさしいといった点も挙げられるかと思います。 ◆藤井達徳 委員  今メリットについて幾つか代表的な効果について御答弁をいただいたわけでございます。今の御答弁のとおり、大変大きな効果があるわけでございます。こうした中、長岡市としてはこうした効果も考えながらLED灯の推進を進められているわけでございますが、現在長岡市が行っている防犯灯設置補助金のうち、LED灯については充実強化がされてきたというふうに理解しておりますが、現在その補助内容はどうなっているのか確認をさせていただきたいと思います。 ◎江田 市民活動推進課長  LED灯の補助率につきましては、平成24年度から見直しを行い、2分の1から5分の3に引き上げております。上限額につきましても引き上げを行い、専用の柱に新設する場合は5万6,000円、既存の柱に新設をする場合は2万6,000円、器具一式の取りかえにつきましては2万5,000円とさせていただいております。 ◆藤井達徳 委員  LED灯推進に向けて、4年前からこうした補助の充実強化を図ってきていただいているわけでございますが、こうした中、市内の防犯灯の設置数、全体としてどの程度あるのかということと、それから補助を受けてLED灯がどの程度進んできたのかということで、その設置割合はどうなっているのか、現状についてお尋ねをいたします。 ◎江田 市民活動推進課長  町内会等が設置しております防犯灯は、市内に約2万8,000灯ございます。そのうちLED灯につきましては、約7,000灯となっております。割合に直しますと25%ということになります。 ◆藤井達徳 委員  現在LED灯は、全体の25%ということで今伺いました。市内の防犯灯に占めるLED灯の設置の現状について、現在市ではどういった御認識をお持ちなのかということと、それから今後LED灯の推進に向けてどういった展開をお考えなのか、現段階で市のお考えがございましたらお尋ねをしたいと思います。 ◎江田 市民活動推進課長  現在の設置割合につきましては、先ほど申し上げたとおり25%でありますが、これは平成24年度、先ほど申し上げました見直し以降、わずか4年間で20ポイント以上上昇した結果ということであります。また、昨年度の補助件数は約3,000件でございますが、これの99%がLEDということで、そうしたこともこの制度がしっかりと定着をしてきた成果というふうに考えております。したがいまして、今後も引き続き制度の周知はもちろんですが、LEDのメリットや計画的な取りかえについてPRに努め、LED化を推進してまいりたいと考えております。 ◆藤井達徳 委員  ただいま認識と今後のお考えについてお伺いしたわけでございますが、防犯灯の整備に関する支援ですとか取り組みについては、各自治体によってさまざまな取り組みがあるわけでございます。例えば業者とのリース方式によりましてその設置費用全体で大幅にコストを抑えるというやり方で一気に設置を図ると、こういった整備をしている自治体も他県にはございますし、また電気料金の全額負担等を実施している自治体もあると、こんなふうに伺っているところでございます。さまざまなやり方がある中で、当市では補助金制度、これを活用して、各地元町内会等に周知を図りながら計画的な整備を進めていく、その支援をしていきたいと、こういう基本的な考えを今伺ったわけでございます。ところで、防犯灯は地域によって、例えば傘、和風の器具にして、町並みの景観に合わせたこうした器具を設置しているものもございます。ちなみに、私の地元の宮内駅前商店街は洋風の、ヨーロッパ風の傘にしまして、まちの雰囲気づくりに工夫を凝らしております。さまざまなこうした器具があるわけでございますが、こうした中、電気料金の負担軽減や、より明るさを求めてLED灯への切りかえを計画的に進めていこうと、こういう動きが各町内で見られるわけでございます。しかし、現在市の補助制度を活用してLED灯などに取りかえようとしますと、器具一式を取りかえないと補助が受けられない、こうした仕組みになっております。景観に合わせて今の街灯をそのまま生かしたい、あるいはまだまだ今の器具が使えるのに捨ててしまうのはもったいない、こういった声が地域から私のもとに寄せられております。LED化への対応は既に終了いたしましたが、これまで国の補助金を活用してLED化をした地域、あるいは市の補助金制度を活用するためにやむなく使える器具一式交換した地域もあると聞いております。街灯の器具の形にこだわらない地域はそれでよいわけでありますが、先ほど申し上げたとおり、景観に合わせた今の器具をそのまま活用したい、こういった地域もございます。最近では、街灯の製品や技術もさまざま進化してきておりまして、器具交換をしなくとも既存の器具をそのまんま生かして、簡単な取りつけ工事だけで電球をLEDに取りかえできる、こうした方法も出てきているようでございます。そこで、まちの景観の維持やまだ使えるものを使うことによる環境への負荷の軽減、あるいは町内会等の電気料金の負担軽減等の観点から、こうした方法も市の補助対象になるようぜひ検討していただきたいと思うわけでございますが、市のお考えがございましたらお尋ねをしたいと思います。 ◎近藤 市民部長  今ほど委員のおっしゃられましたとおり、LEDがいろいろと機種とか仕様も非常にさまざまになってきております。あとやはりLEDの補助の取り扱いについては、さまざまな自治体の例とかもありますし、あと市内でもいろんなニーズがあるということも、これからまだまだ研究していかなくちゃいけないと私らは思っているところです。ただ、今ほどの委員の観点の景観の維持、それから環境負荷の軽減、それから町内会の負担の軽減というのに鑑みまして、私らもLEDの推進化をしていくという立場から、今後も検討してまいりたいと考えております。
    ◆藤井達徳 委員  ただいま検討していくということで御答弁いただきました。繰り返しになりますけれども、LED灯については蛍光灯より寿命も長く、電気料も安い、またCO2削減もできるという大変多くのメリットがございます。このメリットを最大限生かすためにも、ぜひLED灯の推進を図っていく必要があると思います。そういった意味で、より多様な補助制度になるように研究を進めていただきたいと、こういうふうに要望しまして、質問を終わらせていただきます。 ◆小坂井和夫 委員  観光関係ということになろうかと思いますが、先ほど花火の関係が出ておりました。102万人ということで、安全・安心ということで、いろんな工夫をなさってというやりとりがあったわけでございますが、それに関しまして、担当課でことしの花火を振り返って、100万人を上回ったわけですから、基本的には大成功なんでしょうが、こういった点はもう少し考えていかんきゃならんなとか、こういう点は反省点だったのかなとか、そういったあたりというのは何らか認識されている部分はあるもんでしょうか。 ◎曽根 まつり振興課長  今ほどの質問に対しまして、当然協議会といたしましても毎年大会が終われば必ず課題の抽出と来年に向けた対策を講じて検討しております。その中で、先ほどの安全対策につきましては、正直言いましてどこまでやればいいという話ではございません。ただ、やはりやりながら課題は出てきておりますので、それをある程度の形はできてまいりましたけれども、さらなるまた新たな取り組み等を関係機関とつくっていきたいというふうに思っております。また、チケット販売につきましても、これも一番いい方法というのは常に我々も模索しております。毎年購入される方がより買いやすいようなやり方、スケジュール等を毎回考えて実施しております。それでもやはりいろんな要望とかこうしておけばよかったというものは必ず出てきておりますので、そういった点につきましても今後来年に向けて詰めていきたいと思っております。このほかにも、当然花火大会プログラムの関係等々、来年に向けて課題の抽出を今行っておりまして、より長岡花火ファンがふえるように、リピーターがふえるように、安全・安心が確保できるような取り組みを今後も引き続き力を入れてやっていきたいというふうに考えております。 ◆小坂井和夫 委員  また時間をかけながらということでいいのだろうと思いますが、ぜひまたよりよい花火になりますようにということは当然お願いしたいと思うんです。  それで、今お話の中でチケットというようなことが少し出ました。ささいなことなのかもしれませんが、市民の方からこんな声が届いております。御紹介かたがた、来年に向けて何らかの改善ができるものなのかどうか、ぜひ御検討いただきたいもんだなという思いがするもんですから、お聞きをしたいんであります。これはことしの花火のパンフレットです。(資料を示す)家庭に配られたわけでございますが、ここのネット販売に関してでございます。私のところへちょっとお話があったのは、まず最初は郵送あるいはインターネット受け付けということで、抽せんをやって当選が決まるわけでございますが、その後、これで見ますと6月18日からインターネット販売、先着ということでございます。それに申し込まれたという方なんでございますけれども、ネットで購入申し込みをやりますと、振り込み用の銀行口座、それといつまでにということ、それからあなたの受け付け番号は何番、何番ですよということが表示されるんだそうです。私やったことないもんですから、わからないですけど。表示されて、その金額を振り込み口座に送金を行うということなんでございますが、送金を行った後、チケットを販売する組織からは一切入金の確認等の連絡がないということだそうでございます。それで、まつりチケットセンターですか、ここに電話で確認を行ったんだそうでございますが、それについてはチケットの発送をもってかえるという御返答があったという話でございました。購入された方としては、指定口座、ちゃんと番号間違いなく送ったはずだがなという自信はお持ちなんでしょうが、ただ入金の確認ができないと。それで、またチケットが送られてくるのはほぼ1カ月後ということになるわけでございますから、そういった意味で、はて、果たして大丈夫だろうかと。もしそれが何かの手違いでだめだった場合、もう花火はすぐそこへ近づいているわけですから、一定の人数になりますとなかなかチケットの手配も大変だというふうなことで、その辺について安心感といいますか、振り込んだ場合の確認といいますか、そういったことができて、安心してチケットが届くということを待っていることのできる対応というのはできないものなのでしょうかねという御相談でございます。当然システムとかいろんな、性格は違うんだと思うんですが、例えば今はネットでいろんな本でも何でも、CDでも買えるわけです。その分入金を、カード決済ということになるんでしょうか、そういう格好にしますと即受け付けましたというのはメールでアドレスへ返ってくるわけでございます。それと同じような方法はできるのかどうかわかりませんが、その辺について今どんな方法で、システムでやっておられるのかということと、今申し上げたことについて何らかの改善の余地があるものかどうかお聞かせいただけますか。 ◎曽根 まつり振興課長  まず、現状を申し上げますと、抽せん、それから先着という流れでやっておりますけれども、いわゆる当選件数、送付対象者につきましては約2万件でございます。そのうち郵送での申し込みは約8,000件ということでございます。やはりインターネットを活用できないという方もいらっしゃいますので、協議会といたしましては郵送という形での取り扱いをやっているという状況でございます。流れ的なことでございますけれども、当選者の情報を管理しております受け付け管理システムというものがございまして、そこに対して日々金融機関からの入金データを登録して、突合された当選者の情報を抽出してチケットを郵送しているという流れでございます。今ほどの入金確認のお知らせというものにつきましては、今のところお知らせはしておりません。ただ、当選者に対しましてチケットの到着期限につきましては事前にお知らせはしているところでございます。ネット申し込みされた方に入金確認のお知らせをすることにつきましては、郵送での申し込み者もいる中で、現行のシステム、体制の中では、非常に短期間での作業ということでございまして、極めてちょっと厳しい状況であるというふうに考えております。ただ、しかしながら今委員のおっしゃられるように入金された方の不安というものも理解は当然できます。我々もできることからやっていきたいというふうに考えておりますんで、まずは購入者に対してより迅速に丁寧な対応というものの徹底を図ってまいりたいというふうに考えております。 ◆小坂井和夫 委員  ぜひ来年に向けて、まだ時間はありますから、検討を願いたいなというふうにはお願いしたいんですが、その方はせめて購入した方が自分で、データベースといいますか、自分で検索できるというふうな方法にしていてもらえれば、一々返信が来なくても自分でも確認できるというようなお話もなさっておりました。私あまりコンピューターは詳しくないもんですから、その辺のことも含めて、システム改善というのが非常にお金がかかるものなのかどうかわかりませんけど、その辺の試算等も含めて、あるいは金融機関、それからお聞きしているところでは、JTBですか、チケットセンター、JTBとも提携しながらおやりのようでございますが、そういう関係者の間での検討をぜひ進めていただきたいもんだなというふうに思います。  もう1つつけ加えるならば、チケットセンターでしょうか、ここでの対応、これがもう少し丁寧にされていたら私のところへ相談に来た方も少しは安心をなさったのかなというふうな思いも相談を受けながらしておりますので、そういったことも含めて、今まつり振興課長からは丁寧な対応にというお話もございましたが、ぜひ検討を進めていただきたいというふうに思います。  これも観光に絡むんですが、これもささいなことかもしれませんが、与板ビール園がオープンをいたしました。私まだ行ったことがないんでございますが、ぜひ行ってみたいなと思っておりますが、この辺の入り込みの状況はいかがなもんでしょうか。10月いっぱいということで承知はしておりますが、簡単で結構ですが、お聞かせいただけますか。 ◎五十嵐 観光企画課長  与板のビール園につきましては、御存じのように7月30日にオープンいたしまして約一月がたちました。一月がたったということで、委託運営をしております会社とこれから打ち合わせをするところなんですが、予約ベースで当初の目標であった4,000人は超えておりまして、5,000人に近づいているということで、予約ベースの人数ではございますが、今のところ順調なのかなというふうには思っております。 ◆小坂井和夫 委員  与板地域のみならず長岡全体の大事な観光資源といいますか、売り出すメインでございますんで、思い入れを持ちながらオープンしたというふうに承知をしておりますが、大体予想された入り込み数というふうに理解してよろしいということでしょうか。 ◎五十嵐 観光企画課長  委員おっしゃるとおり、今のところ順調ではございますが、行政としても初めての試みでしたので、引き続きいろんな課題が見えてきましたので、運営企業と一緒になってやっていきたいというふうに考えております。 ◆小坂井和夫 委員  まだ10月まであるわけでございますから、ぜひ鋭意改善すべきところは改善しながらというふうに思っておるわけでございますが、これも1つ、私のところへちょっとお話のある市民の方がおられまして、旧市内の方なんですが、十何人してバスを予約してビール園へ行かれて楽しんでこられたそうです。非常にロケーションもそれなりにいいしというお話をなさっておりましたが、ただ1つ残念なのが大事なビールのジョッキがプラなんですよねというお話がございまして、今この時代どこのビアガーデンへ行っても取っ手のついたグラスが普通なんでしょうけどねというふうなお話をなさっておりました。大事な長岡の、繰り返しますが、目玉なわけでございますので、また中川清兵衛のネーミングもついているわけでございますが、その辺含めてぜひ改善をしていったらより一層知名度が上がるんではないかな、そんな思いがいたしましたんで、その辺をお聞かせいただけますか。 ◎五十嵐 観光企画課長  当初ビールのジョッキにするかプラカップにするかというのを議論いたしまして、最終的には効率の面ですとか対保健所の衛生面でいろんなことを考えましてプラカップにいたしました。委員がおっしゃいますお気持ちはよくわかります。ただ、今後安定的な運営していく中で果たしてジョッキにかえられるかということは、よく運営会社のほうと検討していきたいと思います。 ◎高見 市長職務代理者副市長  まだ行かれていないということですので、ぜひ行っていただきたいと思いますが。与板地域、ちょっと足の悪いところで、どれだけ人が実際行ってくれるのかというのはやってみるまでわからなかったんですが、今観光企画課長から説明したとおり、予約ベースで4,000人を超えてきたということで、与板という地に外部から、もちろん地元の方も来てはいただいておりますけれども、外部から3カ月で四、五千人の人に来ていただいたというのは、非常に順調なのかなと思っています。ちょっと気候が涼しくなってきたので、ビールがどうなるのかという心配もありますが、この試みというのはちゃんと地域の資源を生かせば少し離れたところでも多くの人が訪れてくれる可能性があるということだと思いましたので、今後はさらにほかの地域ヘの展開も含めて、来年度この反省も踏まえながら、検証しながら次の展開を考えていきたいと思っております。 ○山田省吾 委員長  所管事項に関する質問は、この程度にとどめます。    ────────※──────── 1 議案第107号 契約の締結について (市立劇場) 2 議案第108号 契約の締結について (市立劇場) ○山田省吾 委員長  議案第107号及び第108号を一括議題といたします。 〇近藤市民部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○山田省吾 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆小坂井和夫 委員  耐震含めて、あと天井、それから客席シートとありますが、これは客席シートも古くはなっているんでしょうが、今までついていたものと何らか大きな、よりお客さんが楽しめるといいますか、そういった改善点なんていうのは、もしあるようでしたら聞かせてほしい。 ◎水島 生涯学習文化課長  ただいま御質問のありました客席シートについてでございますが、かなり表面が古くなっておりますので、シート全体の張りかえを行います。また、足の金属の部分がだいぶ劣化をしておりますので、そちらを補強するということになります。ですので、見た目に大きく変わるというよりは、安全面でまたしっかりとした客席に変更するというような改修の内容になっております。 ◆藤井達徳 委員  今回の大規模改修によりまして、当初の竣工から43年経過しての工事かと思うんですが、一般的なコンクリートの建物というのは耐用年数50年と言われています。今回の大規模改修工事を受けて、今後長寿命化ということも図られていくと思うんですが、大体どのぐらい耐用年数として延伸化を見込んでいるのか、もしおわかりでしたらお聞かせください。 ◎水島 生涯学習文化課長  今回の工事ですが、主な目的は耐震改修ということでございますが、今委員おっしゃいましたように既に40年以上が経過をしておりますので、いろんな意味で老朽化が進んでおります。例えばなのですが、一番著しいのは空調設備ということです。本来の耐震改修工事の内容ではなかったのですが、これをまた新たに別の機会に工事をするということになりますと、多大な休館の期間と、それから別にまた大きく工事経費がかかります。そういったことを総合的に考えまして、長寿命化、それから施設の安全維持ということで、今回組み入れられる工事については組み入れさせていただいたということです。それで、何年さらに使えるかということについては、ちょっとお答えは難しいんですが、もう大規模改修をするということが当面の間ないように、しっかりとした施設を維持するための工事は今回盛り込まさせていただいております。 ◎高見 副市長  一応私も建築屋ですのでお答えしますが、きちんと外壁の防水工事とか屋上の防水工事とかしていけばコンクリートは100年でももちますので、その心配はなかろうかと思います。今回の改修、今後のメンテナンスを通じて、できるだけ長い間使えるように管理していきたいと思います。 ○山田省吾 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  議案第107号及び第108号は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件はいずれも原案のとおり決しました。 ・議決事由 いずれも原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第109号 契約の締結について (栃尾斎場) ○山田省吾 委員長  議案第109号を議題といたします。 〇近藤市民部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○山田省吾 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆小坂井和夫 委員  資料をいただいていますが、大きな石があったんでということでございます。こういう工事の場合、事前に地質調査、ボーリング調査といいますか、当然やられると思うんですが、偶然そこに大きな石が当たらなかったのかなという思いがするわけでございますが、何カ所ぐらいボーリング、地質調査をやられて、ちょうど運悪くそこには当たらなかったということなのかどうか。  それから、これ大きい丸が2つありまして、上の丸には転石除去及び掘削工法変更とありますが、転石除去をして石を除去してしまえば、普通だったら普通の工法で掘削できるんではないかと思いますが、今市民部長からかたい地層でという説明もございましたが、かたい地層云々ということも地質調査である意味ではわかるんじゃないかなというふうに思うんですが、その調査をやっておりながらなぜ工法の変更があったのか、いかがでしょうか。 ◎成田 市民課長  まず、ボーリング調査でございますが、全体的では4本なんですが、いわゆる建物敷地ということでは3カ所ボーリング調査をしております。これにつきましては、当初から山地だということである程度かたい地層というものを想定していた中で、平地ですと2カ所という場合もあるんですが、平面的に傾斜だとかそういう部分も見る、また傾斜というか、そういったのを見るということの中で3カ所をさせていただいたというところでございます。確かに当たらなかったのか云々ということもございますけれども、じゃあそれを数多くすることになりますと、やはりボーリングの経費もかかりますし、それを設計に適用することによってまた今度工事概算価格が上がってしまうというようなことも想定されるというような中で、トータル的に見た場合にはこういった形での対応というのがやむを得ないというふうに考えておるところでございます。かたい地層というところでございますけれども、ボーリングというのが66ミリぐらいで入っていくんだそうです。細い、66ミリ、7センチ弱であけるんですが、くい打ち自身は約80センチ、800ミリという形であけていきます。そのときに当たった感触といいますか、そういったものがやっぱり実際にやってみたときに想定よりもかたかったという中で、ロックオーガーというらしいんですけれども、特殊機械をかたい地層にあけるに当たって使うことになったということで、今回増嵩させていただいたというところでございます。 ◆小坂井和夫 委員  成田市民課長のほうでは、工事ということになると専門じゃないもんですから、限界があるのかもしれないんですが、私は実際別な課からちょっと資料をもらっているんですが、地質調査の中ではかたい層がちゃんと確認はされているわけです。今何ミリですか、説明もございましたが、太さ云々の問題ではなくて、そういう調査、ボーリング調査をなさっていればどういう地質かということはある程度事前に把握できるわけですから、普通でしたらそれに基づいて設計する段階でこういう掘削機械を使ってということなんだろうと思うんですが、その辺はいかがだったんでしょうかねということをお聞きしたんでございますが。もう少し説明ありましたら。 ◎成田 市民課長  確かにかたい地層だということは事前に想定はされておったんですけれども、実際に掘ってみたら想定以上にやはりかたかったというところでございます。 ◆小坂井和夫 委員  わかったようなわからんような、想定以上と言われればボーリングやってもやらんでも意味ないんじゃないかなという思いがしちゃうわけでございます。たびたびこういう増嵩というのがほかでも出るもんですから、安易にこういうことがあってほしくないなという思いがいたしますし、またそういった事前の調査といいますか、やっぱりきちんとやるべきだと、そんな思いがこういうのが出るたびにするもんでございますから、質問をしたわけでございます。これちょっと所管が外れるかもしれないんですけど、私の感覚でいきますと、4億円からの仕事ですよね。大きな石が出てきたということでございますが、4億円の請負なわけでございますから、その範疇でなるんじゃないかなというふうな思いも一面ではいたします。これについては、所管が違うかもしれませんから、お答えはいいですけれども、これは長岡市全体の発注工事に絡むことだと思います。そういった部分、やはり今後きちんとした対応をしていただきたいということだけ申し上げて、ここについて質問は終わります。 ○山田省吾 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  議案第109号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第100号 平成28年度長岡市一般会計補正予算  (1) 第1条 歳入歳出予算の補正中当委員会付託分 ○山田省吾 委員長  議案第100号を議題といたします。 〇森山商工部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○山田省吾 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  議案第100号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田省吾 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○山田省吾 委員長  これにて散会いたします。   午前11時14分散会    ────────※────────...