長岡市議会 > 2016-03-10 >
平成28年 3月建設委員会−03月10日-01号

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  1. 長岡市議会 2016-03-10
    平成28年 3月建設委員会−03月10日-01号


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    平成28年 3月建設委員会−03月10日-01号平成28年 3月建設委員会 平成28年3月10日(木)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   杵 渕 俊 久 君   長谷川 一 作 君   田 中 茂 樹 君   深 見 太 朗 君   細 井 良 雄 君   山 田 省 吾 君   古川原 直 人 君   関   貴 志 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   五十嵐 良 一 君   池 田 和 幸 君   服 部 耕 一 君   池 田 明 弘 君   大 竹 雅 春 君   広 井   晃 君   高 見 美 加 君   関   充 夫 君   中 村 耕 一 君   丸 山 広 司 君   永 井 亮 一 君   藤 井 達 徳 君   諸 橋 虎 雄 君   松 井 一 男 君   丸 山 勝 総 君   桑 原   望 君   水 科 三 郎 君   笠 井 則 雄 君
      酒 井 正 春 君   高 野 正 義 君   加 藤 一 康 君   五 井 文 雄 君   小 熊 正 志 君   小坂井 和 夫 君   関(正)議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   森市長         磯田副市長   高見副市長       高橋地域政策監   金子政策監       中野技監   安達都市整備部長    小林中心市街地                 整備室長   志賀土木部長      小玉都市計画課長   渡邉交通政策課長    韮沢都市開発課長   中村住宅施設課長    中川公園緑地課長   相田まちなか      高頭まちなか     政策担当課長      整備担当課長   小山土木政策      阿部用地担当課長     調整課長   大塚道路管理課長    石橋道路建設課長   谷畑河川港湾課長    渡部下水道課長   三本地域建設課長   野口水道局長      田村業務課長   角田浄水課長      川津管路課長   赤川中之島支所長    瀬下越路支所長   竹田三島支所長     甲野山古志支所長   込山小国支所長     堀田和島支所長   本臼寺泊支所長     武士俣栃尾支所長   田邊与板支所長     小林川口支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   吉田事務局長      松永課長   諸橋課長補佐      宮島議事係長    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申し出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。    ────────※──────── 〇所管事項に関する質問 ○杵渕俊久 委員長  最初に、所管事項に関する質問を行います。 ◆田中茂樹 委員  おはようございます。私のほうからは、1月末の豪雪を中心としました除雪対応について御質問させていただきたいと思います。  ことしは暖冬少雪ということでございますが、やはり1月末のあの豪雪に関しては市民の皆様の関心も高いところだと思います。中越大渋滞の原因とか情報発信についての課題については、先日の市政に対する一般質問の中で議論されたり、あるいは市当局の皆様からの御説明を受けたりしておりますので、私のほうからはそれ以外の当日の市内の除雪等の対応状況をお聞きしたいと思いますので、いま一度24日から26日にかけての除雪の出動状況、対応状況についてお聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  市の除雪対応につきましては、1月23日夜の暴風雪警報の発令とともに除雪体制を強化し、24時間体制で市道の除雪に取り組みました。24日日曜日は、早朝から日中も含め連続して除雪を行い、翌25日月曜日は、通勤、通学日であるため、通常よりも2時間早く早朝除雪を開始し、東バイパスの迂回路となる川東農免道路都市計画道路横枕町福島線等の幹線道路の通行を確保しました。しかしながら、先日の一般質問の答弁のとおり、記録的な豪雪により、高速道路や国道8号、116号といった3大動脈の交通機能が完全に麻痺している中、周辺の県道や市道の枝道にまで大量の車が流入し、除雪が円滑に行えず、市内全体に渋滞が拡大していきました。このため、25日の早朝から交通道路状況を把握するため、土木部を挙げパトロールを実施し、午後から、拡幅が必要な幹線道路については、実施可能な路線からロータリ除雪による拡幅を行いました。26日も渋滞が継続しておりましたが、早朝から除雪を行ったことで、市道の約8割の圧雪を除去し、スタックのおそれのある箇所はほぼ解消いたしました。また、夜には国道8号中之島ランプ部の除雪にも加勢を行っております。翌27日ですが、早朝から残りの圧雪除去を行い、このたびの豪雪に伴う除雪対応を完了しております。 ◆田中茂樹 委員  通常よりも2時間早く、また何度も出動されているということで、オペレーターの方をはじめとした関係者の皆様の御苦労には大変敬意を払うところではございます。  当日、市民の皆様からもいろんな御意見、御要望があったかと思います。情報発信以外の内容に関して、特に除雪に関しての市民の皆様からの御意見、御要望などがもしありましたらお聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  このたびの豪雪時には、市民に一番身近な市に、国や県、ネクスコ東日本といった道路の管理主体を問わず、あらゆる道路に関する問い合わせが約400件寄せられました。主な内容についてですが、25日当日は、高速道路の通行どめ解除の見通しに関するもの、国道8号の渋滞原因と解消のめどに関するもの、国道8号の渋滞の影響で除雪がおくれた市道の枝線、生活道路については早く除雪してほしい、消雪パイプの消え残りを除雪してほしい、圧雪を取り除いてほしいとの問い合わせや要望が寄せられました。また、市道の圧雪処理が進んできた26日以降は、幹線道路を中心に、ロータリによる拡幅要望が寄せられました。 ◆田中茂樹 委員  私のところにもやはり地元の方から何とかしてもらいたいという電話をいただきまして、私もその現場に行きたくて、行こうとするんですが、やはり行けないという状況がありました。そういった状況の中でいただいた御意見なんですが、消雪パイプがある箇所に関してなんですけれども、融雪の水の量よりも降雪量がやっぱり多いということもありまして、道路の真ん中だけが解けていて、脇がおまんじゅうのように膨らんでいるという、そういった箇所がありました。例えば車のすれ違いができなかったりとか、あるいは路線バスが入ってきたんですけれども、角を曲がれずに、ちょっと立ち往生してしまうということがありまして、見かねた地域の年配の方がお一人でそこを除雪して、バスを誘導したというケースもありました。特にまた小学生とかが通る、登下校で使う融雪している場所に関しても、道の真ん中をどうしても通らざるを得ないというようなことになっていましたので、私のほうも道路管理課のほうにちょっとお問い合わせ、御相談させていただいたんですが、そういった箇所に関してはちょっと除雪が難しいというような御回答をいただいたわけでございます。せめて小学生、中学生が登下校に使う消雪パイプがある箇所に関しても、何かしらお知恵を絞っていただいて、道をよくしていただくといいますか、除雪をお願いしたいなと思うところなんですが、そのあたりのお考えをお聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  このたびの豪雪は、委員も今おっしゃったように、消雪パイプの能力をはるかに超える降雪があったため、市内のあちこちで、御指摘のように、消雪パイプ路線においても雪が消え残るような状態が見受けられました。消雪路線で消え残った雪については、従来からも冬期交通のネットワーク機能を確保する観点から、消雪組合等から要望があった路線については機械除雪で対応しておりましたし、今回もそのような対応をしました。このたびは、要請があった11路線について、消え残った雪を機械除雪により処理をいたしました。今後につきましても必要に応じ、機械除雪により、できるだけ市民の要請に応えられるよう努めてまいりたいと考えております。 ◆田中茂樹 委員  長岡市は、広いところでもございますので、できるだけ対応をお願いしたいと思います。  こういった豪雪に我々もなれているつもりではいたんですけれども、いざとなると、いろいろと反省すべき点もあるかと思います。たしか昨日の新潟日報の報道にもあったかと思うんですが、放置車両などがあったために除雪対応ができなかったというケースもあったということもお聞きしております。こういったこれらの反省を踏まえた上で、豪雪時に我々市民の皆様へのお願いすべきこととか、あるいは啓発すべきこともあるかと思いますので、その内容とかに関して何かお考えがあれば、お聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  このたびの豪雪で除雪に困った点として、路上に放置された車両があったということが報道されておりますが、長岡市道に関しましては、放置された車で除雪ができなかった箇所は川東に1件のみでございました。  このような豪雪の際には、まずは除雪本部あるいは警察などの関係機関に状況を連絡していただければ、最寄りの除雪車が支援に行きますので、その間待機していただくことを原則としてお願いしたいと思います。それから、やむなく車から離れる際は、地震災害時の行動マニュアルに準じて、車内に連絡先のメモを残した上で、鍵をつけたまま退避してもらいたいと考えております。なお、この対応につきましては、このたびの事態の課題検証や対応策を協議している、各道路管理者と警察から成る長岡圏域冬期道路交通確保連携会議においても提案したところであります。  今後、同様な事態になった際には、市の豪雪時緊急道路情報システム防災ホームページ、SNSなど、さまざまなツールを駆使してドライバーや市民に呼びかけをしていきますし、また降雪前に配布する除雪特集号などでも、こういったケースの心構えをしっかりと事前周知を図ってまいりたいと考えております。 ◆田中茂樹 委員  昨年9月の定例会でも、除雪計画と除雪技術などに関して私のほうで質問させていただきました。おかげさまで昨年よりも状況は改善されたというような意見も実際私のところに届いておりますけれども、やはり突然の雪といいますか、あの1月のような状況になりますと、やっぱり市民の皆様も大変不安になるかと思います。総合計画にも雪に強いまちづくりと盛り込まれているわけでございますので、ことしの計画に関しては今計画実施中というところで、反省は今後のことになるかと思いますけれども、これらの反省を生かした計画をまた十分お願いして、質問を終わります。 ◆深見太朗 委員  私からは、上越新幹線における通信環境の整備についてお聞かせ願いたいと思います。  2020年に東京オリンピックを控えて、当市でもオリンピックの合宿先の誘致等に向けて動いておるかと思います。そういったオリンピックの合宿先の誘致やこれからの環境面の強化において、上越新幹線の通信環境の整備は重要になってくるかと思いますが、まずは確認の意味で、上越新幹線やほかの新幹線の車内における携帯電話やWi─Fiといった通信環境の状況についてお伺いしたいと思います。 ◎渡邉 交通政策課長  新幹線における通信環境の整備状況についてお答えします。  全国の新幹線車内における通信環境の整備状況は、携帯電話につきましては東海道新幹線の全区間、山陽新幹線の大部分、東北新幹線の東京─盛岡間などで、トンネル内でも携帯電話が通信できる状況となっております。また、北陸新幹線では、今年度の秋から高崎駅から長野県側に向けまして工事に着手したというような状況となっております。Wi─Fiにつきましては、現在東海道新幹線の東京─新大阪間のN700系などの一部の車両において利用が可能となっております。  上越新幹線につきましては、延長の3分の1がトンネルでありますが、その区間で携帯電話が不通となっておりますが、先日の新聞報道にもありましたように、不通解消に向け、高崎側から順次整備が行われる計画となっておりまして、平成28年度には群馬県の2つのトンネルに整備が行われるというような見通しとなっております。今後、新潟県内においても整備が期待されるというような状況となっております。  また、新幹線の車内ではございませんが、県内の新潟、長岡、越後湯沢の3駅におきまして、今月25日からWi─Fiが利用できるというようなことが報道されております。 ◆深見太朗 委員  今ほど御説明いただいたとおり、新聞報道でも、群馬県側から上越新幹線のトンネルの総延長107キロ中約30キロの環境整備が始まるという新聞の記事が載っておりましたけれども、その中ではまたいつまでに完了するといったような計画はまだ立っていないということで、これからも継続的にお願いをしていく必要があるのかなと思います。  現在長岡市では、28年度予算に市内のWi─Fi環境の整備を進めており、これらの通信環境の整備は今後の観光には非常に有効だと思っております。今現在も長岡市では長岡まつりなどで多くの外国人の方を含む観光客が市内に訪れておりますし、またオリンピックの合宿誘致によって、それらの観光客もふえてくるかと思います。そういった中で、移動中においても携帯電話やインターネットに接続できる環境は当市にとっても魅力向上になるものであり、交流人口の拡大につながると思います。さらなる交流人口拡大や魅力の発信のためには、上越新幹線での携帯電話やWi─Fiといった通信環境の整備は非常に重要であると考えますが、市のお考えをお聞かせください。 ◎渡邉 交通政策課長  上越新幹線の通信環境についてお答えいたします。  市といたしましては、委員の御指摘のとおり、観光をはじめ交流人口の拡大を図る上で、首都圏と市内を結ぶ大動脈であります上越新幹線において、携帯電話の不通解消による利便性の向上や首都圏や世界に向けた長岡市の魅力の発信、またビジネスで利用する方へのサービス向上、さらに長時間の乗車を快適に過ごすためのツールとして、インターネットにアクセスできる環境は必要なものと考えており、携帯電話の不通解消、Wi─Fiなどの通信環境の整備は大変重要であると認識しております。 ◆深見太朗 委員  市としてもそういった上越新幹線の通信環境の整備は重要だと考えておるとのことですけれども、その整備の促進について、現在までの取り組みや今後について、今考えている取り組みなどありましたらお聞かせください。 ◎渡邉 交通政策課長  上越新幹線の通信環境の整備に向けた市の具体的な取り組みについてお答えいたします。  これまで市では、新潟県議会議員、新潟県、県内市町議会、県内市町、各商工団体などが会員となります上越新幹線活性化同盟会や新潟県議会、新潟県、新潟県市長会、新潟県市議会議長会、各商工団体などが会員となります新潟県鉄道整備促進協議会を通じまして、上越新幹線の通信環境の整備促進を毎年JR東日本に要望を行っているところでございます。特に上越新幹線活性化同盟会では、昨年8月17日にJR東日本本社、国土交通省、関係国会議員に、長岡市も同行し、直接要望を行っているところであります。今後も引き続き同盟会、協議会を通じまして、県や沿線市町と連携しながら、JR東日本、国や関係機関などに要望を行ってまいります。 ◆深見太朗 委員  これまでも要望を上げておるということですし、またこれからも要望を上げていくということで、引き続き対応をお願いしたいのと、また私たち自身も議員として、ほかの沿線の議員の方たちと連携をとりながら、そういった促進を進めていきたいと思いますので、また協力できればと思います。よろしくお願いして、質問を終わります。 ◆細井良雄 委員  私のほうからは、2つの問題について質問させていただきたいと思います。  河川の河床低下について伺いたいと思います。これについては、私どもの住んでいる地域のような中山間地域においては、中小の河川のいろんな問題がありますが、河床低下が進んでいて、これに困っているというところもたくさんあると思いますので、小国地域を例にしてお聞かせ願いたいというふうに思います。  小国地域と越路地域を流れ、信濃川に至る渋海川は、平成23年の7月の豪雨で氾濫し、森光地域の向橋が流失するなど、大きな被害を受けました。その後進められた復旧工事で、橋のつけかえや護岸の崩壊などの復旧工事はほぼ完了したと思われます。渋海川の被害の状況や復旧工事の概要について、市としてどのように捉えているか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  23年7月の新潟・福島豪雨で、1級河川の渋海川流域では、溢水などによりまして約75ヘクタールの浸水被害がございました。渋海川でも護岸施設が被災しまして、河川を管理する新潟県では、16カ所で約5億5,000万円の災害復旧事業の採択を受けまして、工事を進めました。委員もおっしゃるとおり、現在は全ての復旧事業は完了していると聞いております。 ◆細井良雄 委員  特にあの当時、まさかと思っていた橋脚が落下するようなことがあったわけなんですけれども、この原因はどういうふうにつかんでいらっしゃいましたでしょうか。 ◎谷畑 河川港湾課長  向橋につきましては、河道内に橋脚がございまして、そこに流木がひっかかったということで、かなり水の流れが渦を巻く状況でございました。そのために、橋脚の基礎部分がえぐられたということで、桁の落下につながったものと理解しております。 ◆細井良雄 委員  渋海川につきましては、長年河床の低下が進んできた川でありまして、私どもの小さかったころ見た渋海川からすれば、もう河床がずっと下がって、昔の面影がないような状況になっております。これまで河床の低下防止のために堰堤の幾つかが設置され、点在しております。しかし、この水害の後、堰堤と堰堤の間の部分では河床の低下が進んだと私どもは見ておりますが、小国地域では、渋海川については約600ヘクタールの水田のための農業用水が取水されております。これは、地域の大事な産業でありますので、この取水ができなくなるというのは大変な問題となるわけでございますが、河川としてはそういう問題についてはちょっと違うというふうに言うかもわかりませんけれども、それぞれの地域で取水されているところで、これらの河床の低下が大きく影響しているものと思われます。4月、5月の雪解け時については何とかなるんですけれども、7月、8月に渇水期になると、川筋があっちへ行ったりこっちへ行ったりするような状況では、大変かんがいに苦労しているというのが実態であります。このような問題について、市としてはどのように今捉えていらっしゃるか、お聞かせを願いたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  河川を管理する新潟県のほうに私どもとしては確認したところでございますが、先ほども申し上げたとおり災害復旧が終わりまして、あくまで河川の管理上においては全く支障がないという見解でございます。 ◆細井良雄 委員  河川管理としてはということだかと思うんですが、この間、床どめ堰堤のあるところからちょっと離れて、流下が激しくなっているようなところについては護岸の崩壊等も心配されるようなところも出ておるという状況でございます。そういう意味で、この前の23年の水害のときにはだいぶそういう点でそういうところの護岸が落ちたという例もあるかというふうに考えております。県としてはそういうふうな対応だかと思うんですが、長岡市としてはその辺どういうふうに地元の市としては見ていらっしゃるか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎中野 技監  おっしゃっている部分がちょっとよくわからないんですけれども、まず県の河川ですから、今ほど河川港湾課長が答えたように、河川管理上は支障がないということになれば、これは長岡市はどうにもできません。それが1つ。  それから、2つ目の農業水利の関係ですけれども、これはあくまでも受益者が占用工事で施設を管理、設置、改築すべきものですから、ちょっとそこは切り離していただきたいと思います。委員のおっしゃっている気持ちもわかりますけれども、河川管理者としては、それはいかんともしがたい実態でございますので、その辺はまた土地改良事業とか、そういうところで有効な支援制度を活用して整備をされたほうがよろしいと思いますし、それについてはまた私どものほうで農林部のほうにお話をしていきたいというふうに思っていますので、御理解をお願いします。 ◆細井良雄 委員  こういう中で河床が安定していないようなところについては、河床低下防止の床どめ等の工事が今までも何回かされてきたわけでございますが、これを県のほうとして、県、国として進める要件についてどのように対応されているのか。また、市としてそういうことについてどのように地域に指導されているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  今ほど床どめということでお話しいただきましたけれども、まず設置されている床どめなんですが、先ほど委員のほうもおっしゃられたとおり、ブロック積みの護岸の適正な根入れ、こういったものを確保するために、川底が必要以上に下がらないようにするために設けられている、要は床どめ目的ということでございます。水の流れによりまして川底が下がりやすい場所に設置されるもので、河川の縦断勾配ですとか、こういったものを考慮して、その場所が決まっているということなので、設置の目的は今ほど申し上げたとおりでして、ただたくさん数があればいいというものではございませんので、その辺は御理解をいただきたいというふうに思います。 ◆細井良雄 委員  そのような状況の中で床掘れが進んで、両護岸等が崩壊するような心配があるというような場合は、地元等の要望があれば検討するということなんでしょうか。 ◎谷畑 河川港湾課長  河川管理者である県のほうから、河床の低下により、今委員がおっしゃられたようなブロック積みなどの施設に影響がある場合には、直接県のほうに相談いただきたいということでございます。 ◆細井良雄 委員  そのような場合、長岡市がその中で住民の意見を聞いたりして、取りまとめをしたり、要望等については一緒になってやっていただくようなことになるかと思いますが、そのようなことについてどのように対応されるんですか。 ◎谷畑 河川港湾課長  地域の御要望につきましては、私ども河川港湾課もしくは支所のほうで県の方と一緒に立ち会いをしながら現状確認して、要望するところはしっかり要望させていただきたいと思っております。 ◆細井良雄 委員  川としての管理ということについてはそういうふうにお答えいただいたかと思うんですが、中山間地域、特に我々のようなところでは農業用水の取水というのは大変地域の課題でございますので、そういう点では違うと言うかもわかりませんけれども、市の河川港湾課としてもぜひそのような状況は見ていっていただきたいというふうに思うんですが、どうでしょうか。 ◎谷畑 河川港湾課長  繰り返しになりますけれども、河床が下がって、農業用水などの取水に支障がある場合はあると思います。これは県の見解ですけれども、用水管理者のほうで対応いただくという中で、例えば先ほど委員がおっしゃられたような護岸に影響する場合も含めて、異常がある場合は、農林のほうと確認をして、県のほうにしっかり伝えていきたいというふうに思っています。 ◆細井良雄 委員  よろしくぜひ対応いただきたいと思いますし、また現状の把握をしっかりとやっていただきたいというふうに考えております。  次の質問に移らせていただきます。2番目の質問については、冬期集落保安要員についてでございます。冬期集落保安要員制度については、山間豪雪地域の集落の冬期間の道路確保や安全・安心な生活を確保することを目的に設置されたものでございます。山間豪雪地域の集落の冬の暮らしを支える制度として喜ばれてきたものでございます。しかし、十数年前に制度の内容が大幅に改正され、それまで配置されていた多くの地域での保安要員の配置が廃止されました。小国地域では、たしか7集落に配置されていたものが、現在では1カ所、1集落だけになっております。長岡市全体から見ても、栃尾地域の半蔵金集落と小国の1カ所、合わせて2カ所しか配置がされておりません。  この保安要員を配置することのできる基準は、1として、集落の高齢化率が50%を超えていること。これは、もう中山間地域についてはほとんどが間違いなく適用するような状況でございます。それと、2番目が集落世帯数が20戸未満であること。3番目が集落内道路の未除雪延長が1.5キロ程度あること。この3つの条件のうち2つをクリアすることが条件となっております。多くは1番と2番、要するに高齢化率と集落の戸数が対応になるのかなというふうに思っております。  この条件のうち、特に集落世帯の20戸未満であることが大きなネックになっているんではないでしょうか。平場の集落と違いまして、豪雪地域の山村集落においては、ある程度の集落の戸数の集積がないと、冬の間の道路確保の効率や共同作業での分担ができないため、山間地でも40戸程度の集落集積は標準的であります。また、これを割り込むと、集落の機能維持が大変困難になっているというのが状況なんではないでしょうか。こういうふうに40戸を割ってくると、急速な人口の流出を招く状況になるというのが実態ではないでしょうか。ところが、この集落保安要員の配置基準は20戸であります。この点については、私も何年か前に、県の基準をぜひ直していただくよう、実態に合わせていただくように市に要望し、県の配置について要望していただくようにお願いしてきたかと思います。山間豪雪地の集落にとって、冬場を安心して暮らすためにも、今こそこのような制度の適用を進めることが大切だかと思うわけでございます。市のこれまでの対応、それから県への要望等について、まずお聞かせを願いたいと思います。 ◎大塚 道路管理課長  冬期集落保安要員についてですが、委員もおっしゃったように、以前の議会で御質問されまして、この件について答弁させていただきましたが、これは県の補助制度を活用し、現在栃尾の半蔵金、小国の法末の2集落で設置しております。そのほかの集落についてもこの制度が活用できるよう、長岡市も採択要件の緩和については県に対してたびたび要望してきたところでありますが、昨日県に確認をしたところ、現時点では要件の見直しを行う予定はないとの回答がございました。  これとは別ですが、市としては、そういった集落に対して、自主的に生活道路など除雪活動を実施する町内会、集落等に対しまして小型除雪機の無償貸与という事業を展開しております。地域の皆さんからは大変喜ばれていて、たくさんの要望をいただいており、毎年着実に貸与台数を増してまいりました。来年度は、今お待ちいただいている全ての町内会や集落等に貸与できるよう予算要求しております。また、このように地域の皆さんが自発的、自主的な活動や、それから要望に対してしっかりと相談に乗っていますし、下支えをする取り組みもやってございます。また、小国地域につきまして、以前は冬期集落保安要員があったけれども、今は要件の変更から設置ができないという集落につきましても、機械による除雪、それから消雪パイプ、それから今ほど申しました小型除雪機の貸与等でしっかりと冬の交通は確保しておりますので、御安心いただきたいと思います。 ◆細井良雄 委員  今お答えいただいたような対応をされていることについては承知をしておりますが、集落保安要員のよさというのは、大変少なくなってきた、20戸にはならないけれども、その前後まで来ているような集落にとっては、若い人が2人で、若い人といいますか、重機を運転できるような方が、屈強な方が2人集落で冬場を守ってくれるという点では大変大きな安心感が与えられるところであります。また、道路の除雪等についても、今実際に行っている法末地域等については大変な苦労をされておりますけれども、この間いろんな、救急車が入れないなんていうときに、保安要員がしっかりと除雪をして、入れるというような格好も進めるなど、いろんな意味で集落維持に貢献しているんではないかというふうに考えております。そういう意味で、市としても採択要件の緩和については要望されておるかと思いますので、そのことについては今後もしっかりと続けていただきたいというふうに思いますが、その点どうでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  今ほども答弁しましたように、機会あるごとに要望してまいりたいと考えております。 ◆細井良雄 委員  今法末地域で保安要員が配置されておるんですが、法末については多いときでは4メーター超えるような雪が降るわけでございます。それから、小国地域については法末にあれですが、ここでは今3トンのキャタピラーのブルドーザーが配置されておるわけですけれども、大雪になると通勤時間帯までに出すのがなかなか困難だというような状況もありまして、オペレーターなどがタイヤローダーについての検討もしていただけないかというような意見が出ております。この点について、若干更新時期も近づいておりますので、市としても地元の意見等も聞いて、対応いただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  法末集落につきましては、急勾配な道路、それから幅員の狭い道路が多いという地域特性を抱える中で、今ほどおっしゃいましたようにブルドーザーによって、以前は雪を踏みつけることで歩道を行き来する人の往来を確保する作業を行っておりました。現在では、車両の通行を確保するため、車道の押しのけ除雪を実施しております。ブルドーザーによる除雪は、押しのけた雪を地域の排雪場所まで、たとえそこに道がなくても、雪の上をずっと押していけるという作業メリットがあると地域の方からは伺っております。御提案のタイヤドーザーにつきましては、今ほど委員もおっしゃったように大変雪深いところで、果たして急勾配の道路でスリップの発生も危惧されます。そういったところで作業効率や安全性の面も踏まえて、地域の皆さんの意見をよく聞きながら、導入に関しては慎重に判断していく必要があると考えております。 ◆細井良雄 委員  ぜひ地域の皆さんの意見を聞いて、やっていただきたいと思います。 ◆山田省吾 委員  よろしくお願いします。私のほうからは、集会所等における合併浄化槽の設置に対する支援についてお聞かせください。  私の住んでいる寺泊地域、合併後10年たつわけですけれども、おかげさまで本当に公共下水の工事が順調に進んでいるなという感じがいたしております。合併後、認可地域に認定されてから始まったわけですけれども、本当にその中において、私の目から見ても順調に進んでいるかなという感じがいたしております。  そんな中で、国の政策でしょうか、前であれば隅々まで公共下水というようなことで事業は進んだと思うんですけれども、最近はやはり費用対効果という言葉の中で、なかなか隅々まで行かないという中で、当地域におきましてもやはり公共下水から外れている集落が見受けられますし、その集落につきましては市の合併浄化槽支援制度を活用しながら順調に進んでいるかなという感じが見受けられますし、またここに来て結構各集落単位で入ってきているのかなと思います。そうすると、最後に残るのがどうしても皆さんがよりどころにしている集会所あるいは公会堂という災害時に避難所となるところなんですけれども、そこについてはなかなか集落の持ち出しというか、自治会の会費の中で設置しなければだめだということで、非常に負担になるという話を聞くわけですけれども、そういう部分からしまして、災害時の集会場としても活躍するような場所に対する市の支援はどうなのかという部分をお聞かせください。
    ◎渡部 下水道課長  長岡市において下水道計画のない区域では、国からの設置補助金をいただきながら、合併処理浄化槽の整備を進めております。委員から今お話がありました集会所とか公会堂ということでございますけれども、非常に公共性も高いですし、きれいな環境を保全する観点からも、早期に改善すべき施設だと考えております。また、国の交付基準にも合致しております。このため、早目に予算面や、それから対象となる施設を調査して、地域の皆様の要望を受けるべく支援体制をきっちりと整えておきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆山田省吾 委員  本当に喫緊にしなけりゃだめだということは聞こえないんですけれども、女性の方々の話を聞きますと、どうしてもトイレがねという話をよく聞くもんですから、今の話を持ち帰りながら、また皆さんに説明していきたいなと感じております。  そうしますと、やはり今私が話したとおり、災害時に皆さんが心のよりどころとする集会所等も、やはり地震あるいは水害等で被災する可能性というのは多々あると思うんです。そうなったときどうしても修繕ということが常に頭に来るわけですけど、災害を受けたときですけれども、そういうときに対する公的な支援というのはどうなのか、ちょっとお聞かせください。 ◎渡部 下水道課長  長岡市では、平成23年7月の新潟・福島豪雨、それから平成25年7月豪雨がございましたけれども、その際には、被災された皆様ができるだけ早くもとの生活に戻れるように、水害等により土砂の流入した浄化槽につきましては、平成23年で10件、平成25年には7件の清掃を行っております。今後の災害につきましても、市民の生活を第一に考えまして、そのときの被害の状況に応じた支援を行いたいと思っております。 ◆山田省吾 委員  本当に集まったけれども、トイレは使えないとか、そういうことが想定されるとなると非常に、何のために集まるんだということになると思うんですけど、そうなった場合の窓口といいますか、災害のときの窓口は、例えば支所のほうでよろしいのか、それとも本庁の下水道課のほうでよろしいのか、その辺だけ聞かせてください。 ◎渡部 下水道課長  その辺でございますけれども、支所、本庁、これ一体になっておりますので、多分支所のほうが近いと思いますので、その辺については支所のほうにお話しいただければ、下水道課としてお話を聞きながら対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆山田省吾 委員  そのようになったときにはひとつよろしくお願いいたします。  続きまして、和島地域で今工事をしている郷本川の改修についてお聞かせください。この郷本川につきましては、平成25年7月の建設委員会現地視察で現場を見させてもらったと思うんですけれども、そのときには市道にかかる橋、あるいは県道にかかる橋の工事、橋脚の工事をしていたのかなと思います。その後、今工事が2年余りたって進んでいるわけですけれども、今までの経過とこれからの推移といいますか、進捗状況についてお聞かせください。 ◎谷畑 河川港湾課長  2級河川郷本川は、新潟県が改修事業を進めております。これまでの経過ですけれども、郷本川流域では昭和53年、平成16年をはじめ、過去のたび重なる豪雨で浸水被害を受けておりました。郷本川の本流が和島中心部の島崎地区の真ん中を貫流しておりまして、住宅も隣接していることから大規模な改修事業が行えないということで、市街地を迂回させるバイパス、いわゆる捷水路を新たに開削する計画で、平成20年度から本格的な工事が進められております。現在の進捗状況ですけれども、捷水路区間2.3キロのうち、下流から県道長岡和島線付近まで工事が進んでおります。そして、和島小学校につながります市道のまなび橋とすぐ下流の県道橋、和島橋がそれぞれ26年、27年度に完成し、現在供用されている状況でございます。今後の見通しですけれども、28年の梅雨前には小島谷川との接続が可能になるということでございます。残りの工事としまして、本川の接続、そして市道橋の入後橋のかけかえ工事がありますが、新潟県のほうは平成29年度末の完成を目標に進めたいということで伺っております。 ◆山田省吾 委員  郷本川につきまして、もとは小木ノ城から郷本地域というか、山田地域に排水されているわけですけれども、特に今工事しているところというのは非常に低い地域でありまして、本当に湛水しているのを見ているわけです。そんな中で本当にこれが開通することによって、災害というか、水害が起きるのがなくなるのかなという感じがするんですけれども、その部分についてどのような事業効果といいますか、見ているか、ちょっとお聞かせください。 ◎谷畑 河川港湾課長  事業効果についてお答えいたします。  捷水路が完成いたしますと、ふだんは市街地を流れる郷本川本川に水を流すわけですが、豪雨になりますと、流し切れない量を入後橋付近に設けられます分水堰から捷水路に流すということになりますので、島崎地区、小島谷地区などの市街地をはじめとしまして周辺の農地も含めて広い範囲で浸水被害は大きく改善され、安全性は向上するものと考えております。 ◆山田省吾 委員  私たちの住んでいるところは、信濃川の分水路の関係、あるいは五千石とか、本当に川に挟まれた地域でありまして、また海に出るところにつきましては非常に山を切り開いたような河川が多いもんですから、土砂災害等で閉塞するというようなことも過去にあったわけですけれども、そういうことが今後起きないという部分の中で進めてもらっているのかなと思います。また、今郷本川につきましては大体雨の降ったときに水量といいますか、その部分はどのぐらいを想定しているのか、ちょっと最後にお聞かせください。 ◎谷畑 河川港湾課長  改修計画によりますと、昭和53年6月の洪水による浸水被害を解消するという目標で整備を進めております。流域も広く、雨の降り方にもいろいろありますが、単純には言えない部分もございますけれども、昭和53年6月の雨量が日雨量で230ミリであります。そういったことから、同じ降り方であれば安全性は確保できるというふうに考えております。 ◆古川原直人 委員  それでは、大河津分水の改修事業の発生土利用についてお伺いをしたいと思います。  この分水路改修事業については、特別委員会もあるわけでございますけれども、今年度は開催の予定がないということでございますので、委員長の了解を得て、あえてこの場でちょっと質問させていただきたいと思います。  さきの大河津分水特別委員会で、今年度の国の予算が40億といいましたか、20億といいましたか、買収のための測量、それから一部買収とか、買収面積の確定、その他もろもろの調査が含まれておって、その一部の中に河口の国有地の土砂を野積橋を渡って上流にダンプで運ぶという説明があったと思うんです。もう3月半ばでございますけれども、一向にその動きが見えていませんので、現在どうなっているのか、おわかりの範囲でお聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  委員がおっしゃるとおり、国の説明では、用地買収の伴わない河口付近の掘削を行うという計画で、今年度工事に着手するということで説明をいただきました。改めて国のほうに確認しましたところ、工事を始める前に地域住民の方々にあらかじめ説明をしまして、御意見を聞いた上で運搬ルートなどを決めたいということでありまして、現在まさにその調整を行っているところでございます。工事着手は来年度になる可能性が高いですが、国からはできるだけ着手したいというふうに伺っております。 ◆古川原直人 委員  一向に動きがないもんですから、ちょっとお聞きをしてみました。  それから、この分水改修工事については、土砂の処理が大きな課題であると思っております。文化センターはまなすの裏の海岸地帯は進入禁止になっておりますから、私ももう何十年も入っていなくて、この前、久しぶりに20年ぶりぐらいに入ってみました。あそこの裏には、寺泊中学校の造成した廃土の堤防と郷本川の堤防2本がコロニーの下までずっと5メーターぐらいの高さで走っていたのを覚えておりまして、海岸のほうは砂が、防波堤、それから国上の隧道が出てから海の水が舞って、そこが削られていったということで、たしか20年前はこの天井の高さぐらいしかなかったんですけど、この前行きましたらもう七、八メーター、10メーターぐらいの断崖でございました。野積地区、右岸側のほうは全部階段式護岸を保安林の災害復旧ということで、砂が削られるもんですから、災害復旧で護岸堤がぐっと1キロメーターぐらいもうやりましたから、そこから砂とれないもんですから、港のほうには行かないので、コロニーから南側、港に向かっての砂がとれて、運ばれて、海水浴場のほうに着くということで、本当にもう七、八メーターぐらいの岸壁でございました。そういうことでございますので、この土砂の処理方法が一番問題になるんじゃないかと思います。そこで、この土砂の処理方法とか場所とか、それから野積橋はかけかえになるわけでございますので、野積橋など、国または国道を管理する県からの市に対して何らかの協議があるのかないのか、あったらお聞かせ願いたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  掘削土砂の処理につきましては、国のほうから大河津分水路ですとか信濃川、こういった堤防強化などの治水事業を優先して使用していくと聞いておりますけれども、現在国としてはとにかく用地取得に向けて全力を注いでいるということでございまして、今のところ特に発生土処理に関する具体的な協議はございません。  それと、野積橋についてなんですが、これは国と県が現在協議を進めておりまして、間もなくかけかえの位置が示されると思います。私ども市としましても、今それを待っている状況でございます。 ◆古川原直人 委員  それでは、ちょっと土砂の処理について、私の考えといいますか、思っていることを申し上げたいと思うんですが、土砂については遠くへ運ぶより近くで処理したほうが効率的であるというふうに考えております。海岸の侵食も進んでおりますので、右岸側、野積の下のように階段護岸を積んで、侵食されないように護岸を整備して、そこに土砂を入れればいいんじゃないかという考えでございます。そうすれば、侵食対策または土地利用も図れるということだと思いますが、中には島をつくれとか、いろいろな意見を言う人もおりますので、その多様な地域の意見を聞いて、市の方針を定めて、地域の活性化になるように進めていってもらいたいと思うんですが、いかがでございましょうか。 ◎谷畑 河川港湾課長  先ほど申し上げましたとおり、掘削土砂につきましてはまだ具体的な利用は決まっていないという状況でございます。委員も御承知のとおり、海浜地の例えば埋め立てをする際には、その発生する土地の確認行為というものがございまして、それは土地の利用を確定するということが条件になると考えております。したがいまして、その埋め立てた土地の利用につきましては、市が進めています寺泊港整備・利活用構想との整合性を図ることですとか、委員がおっしゃるように地域の意見もしっかり伺いながら進めることが大切だと思っております。また、国や海岸管理者である県の考え方もありますので、いただいた御提案については貴重な御意見として賜りましたので、今後の参考にさせていただきたいというふうに思っております。 ◆古川原直人 委員  この裏には、私の思いとしては、新たに生じた土地の確認という行為、これは市の責務だと思っております、法律上は。そういうことで、前に一般質問したときに、護岸をしない限りはだめですよという答弁でございましたけれども、これ以上侵食されなければいいんだという行政実例もあるわけでございますし、測量を国からしてもらえれば測量賃が不要になるという利点もあるわけですから、そこが私がこの護岸をしてという狙いでございますので、ぜひその辺を考えて進めていってもらいたいと思います。 ◆関貴志 委員  それでは、私も1月下旬の豪雪時の除雪についてお伺いをしたいと思います。  久しぶりに長岡地域においては豪雪だったわけでありまして、今回は中之島地域等も豪雪だったわけですが、自然というのは我々に生活基盤を与えてくれているわけですけれども、時には人間の想像力を超えたり、対応力を超えてくることもあるんだなと改めて実感もしたところであります。そういうときというのは行政だけに頼らず、いわゆる市民力、地域力みたいなものを活用しながら、さらに言えばライフスタイルみたいなことも少し考えながら対応していかなきゃいけないんだろうなというふうには感じたところであります。しかしながら、今回の除雪及び渋滞の状況を見ますと、課題もまだあったのかなと、行政側の課題もあったのかなと思うところでありますので、質問させていただきます。  この件に関しては、今ほど田中委員のほうからも、それから本会議でも議論がありまして、経緯ですとか市の対応などは把握をさせていただきました。特に市の対応に関しては、随分早期から初動態勢を組んでやられたということは、大変これは評価されるべきことではないかなと思っておりますし、大変な状況の中、御努力をいただいて、おおむね適切な対応をされたんではないかなと思っているところであります。2人の議員からもこれまで議論がありましたので、私は今後の対策ということに絞って、簡潔にお聞きをしたいと思います。  まず、おとといになりますけれども、関係機関による検討会議、このたびの除雪及び渋滞を踏まえての検討会議が開かれて、今後の対策方針が定まったというふうに聞いているわけですが、この辺の対策方針、どのような方針が定まったのか、お伺いをしたいと思います。これは、長岡市のほうもメンバーとして出席されていたというふうに伺っているものですから、対策の方針をお伺いいたします。 ◎大塚 道路管理課長  3月8日に長岡圏域冬期道路交通確保連携会議が開催されました。この会議の中では、以下の4つの視点でこのたびの事態の課題を整理して、対応策を立てていこうということが話し合われました。  1つ目は、車両流入が避けられない市街地での除雪体制、除雪方法についてです。これは、今回あちこちでスタック車両が発生し、その救出処理に追われて、除雪が思うように進まなかったことに対し、今回のような異常降雪時の除雪方法やドライバーへの協力依頼、迂回路の設定等について対策を講じるものでございます。  2つ目は、住民、ドライバー、企業への除雪状況等の情報提供と不要不急の外出を控える呼びかけについてです。これは、ドライバーや市民への情報提供が不十分であったとの指摘もあり、とりわけ関係機関から成る情報連絡本部が立ち上がらなかったことや道路情報がわからないまま出かけて渋滞にはまったとの苦情もあったことに対し、時期を逸しない迅速な情報連絡本部立ち上げと道路状況を市民に的確に情報発信すること等について、今後の対策を講じるものでございます。  3つ目は、並行する高速道路の早期交通開放についてです。これは、大動脈である高速道路が今回のように長時間通行どめになった反省を踏まえ、異常降雪時の支援体制の強化や除雪車の機能強化、増強、ネック箇所への消雪施設設置等について対策を講じようとするものでございます。  4つ目は、長時間渋滞が発生した際のドライバー支援についてです。これは、今回の渋滞ではドライバーに対する水、食料の支援が不十分であったことの反省を踏まえ、支援体制の明確化と事前準備について対策を講じるものです。  なお、今後の動きといたしまして、これら4つの視点でさらに検討を進めて、今月末を目途に具体的な策を含め、中間報告をしようという内容で話し合いを行いました。 ◆関貴志 委員  大きな方針が出て、これからの具体的な対応策が出てくるということですので、大体今お話しいただいたこの4つの視点をやはり今後取り組んでいかなきゃいけないんだろうなというふうに同感しておりますので、ぜひまた取り組みのほうを今後続けていっていただきたいなと思います。  それで、このたびのいろいろな課題が指摘されている中で、私は今後特に解決しなきゃいけない問題として、いわゆる関係者の連携ということが報道でも叫ばれているわけでありますけれども、この点について次に質問いたします。  今の答弁の中にもありましたけれども、長岡市も構成員でありますけれども、国、県等関係機関が入りまして、長岡圏域冬期道路交通確保連携会議というものが設置をされております。これの会議というのは、冬期の大雪等の異常気象等による主要幹線道路の不通や交通渋滞などの事態を回避するために、圏域の関係する機関が連携して対応するという目的で設置をされておられるものですけれども、その中で特に異常気象時においては情報連絡本部を設置するということになっているかと思います。  この情報連絡本部というのは、まさに情報の共有であったり、除雪体制の協議、調整であったりということで、連携とか情報というこのたびいろいろと指摘をされている問題について取り扱っていくということを目的に設置をされるということでありますが、この情報連絡本部がこのたびの豪雪時において設置をされなかったということが私は悪影響としてさまざまな分野で出てきてしまったんではないかなというふうに考えております。この情報連絡本部が適切な時期に設置をされていれば、連携とか情報提供、情報発信、情報共有ということも含めて、もう少し対処ができたんじゃないかなという感想を持っているわけであります。したがって、今後はこの情報連絡本部の立ち上げというものが適時適切に行われる必要があると思っております。  この情報連絡本部は、規約によると、おそらく招集権者が国のほう、国土交通省の長岡国道事務所になっているんじゃないかと思うんですけれども、今後はこの招集権者の招集だけに頼らず、関係機関からもぜひ適切なときでの開催を求めていくということが必要になってくるんじゃないかと思うんですが、長岡市としてこの点どのようにお考えか、お聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  本会議でも土木部長が答弁いたしましたが、当日、国からは除雪完了のめど等の情報が全く来ませんでしたので、長岡市は国道事務所に職員を派遣し、情報収集に当たりました。関係機関との連携、情報の共有、発信を担う情報連絡本部が委員も今おっしゃったように設置されなかったということは、今回のケースでは大きな課題であると認識しておりますし、この件について市民からも同様な対応が来ておる中、長岡市もその答弁に苦慮しているところでございました。こうした事態の中、この件については、当市としては早目に検証が必要と判断し、関係機関に今ほど委員がおっしゃった長岡圏域冬期道路交通確保連携会議の開催を要請し、この事態の直後、2月2日に第1回会議の開催の運びとなりました。その中で、今回の件も含め、それ以外の課題も含めて、長岡市としては、関係機関が情報連絡本部を時期を逸することなく速やかに立ち上げることが重要ですと申し上げました。そこで集まった情報を長岡市が集約して、市独自のツールであるFMながおかや状況に応じてエリアメールを活用し、市民に最も身近な長岡市が発信していこうという考えから、豪雪時緊急道路システム、これもしっかりと活用してもらいたいということをこの会議の席上強く申し上げたところでございます。今後は、先ほど言った連携会議の中で、国、県、その他の機関とも連携して、今回の反省も踏まえて、しっかりと対応策を考えていきたいという意気込みでございます。 ◆関貴志 委員  冒頭申し上げたように、私は長岡市の守備範囲の中では本当にしっかりと対応していただいたと思っていますけど、なかなかああいう気象状況になると、それだけでは実質的に市民生活に影響が及ぶということになるので、ぜひ今答弁いただいたような方向で今後も御努力をいただきたいと思います。  次は、節水型自動降雪検知器の普及についてお伺いをいたします。長岡市は、地下水保全ということで、この節水型自動降雪検知器の普及に取り組んでいただいております。民有地における駐車場等の消雪施設については所管は環境部、そして町内会ですとか道路消雪組合による道路消雪の施設については土木部のほうの所管ということになっているかと思います。これから話をさせていただくのは両者に共通する課題だと思うんですけれども、建設委員会なので、具体的には土木部所管の消雪施設について、きょうはお伺いをさせていただきます。  まず、町内会ですとか道路消雪組合が設置主体になっている私有の消雪パイプの設置主体数及び管路延長が最近、ここ数年どのような傾向にあるのか、お聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  道路における私有消雪パイプの設置主体となる消雪組合等の数でございますが、長岡市では現在1,440団体を把握しております。近年新たに組織された団体は、平成25年度には69団体、26年度には51団体、27年度は現時点で38団体となっております。また、これらの消雪組合等が敷設した消雪パイプの総延長は、現在約366キロメートルでございます。近年新たに敷設された延長は、平成25年度には約27キロメートル、26年度は16キロメートル、27年度には約12キロメートルとなっております。 ◆関貴志 委員  それで、この節水型自動降雪検知器の普及についてでありますけれども、これは24年度からだと思うんですが、新規に消雪パイプを設置する場合で補助を受ける場合は必須の条件になっているかと思います。ほとんどこの補助を使っていられると、100%に近いんじゃないかなと思うんで、24年度以降の新規の分についてはこの自動降雪センサーが入っていると思うんですけれども、片や平成26年度からだと思うんですが、この検知器単体でも長岡市のほうで補助制度をつくっていただいておるんじゃないかと思います。24年度からの新規の場合は、必ず入れなきゃいけないということの要件になっているんで、入っていると思うんですけれども、26年度以降、それの前ももしあれば、わかればお願いしたいんですけれども、新しく検知器を入れかえるという、新規じゃなくて、わざわざ新しいものに入れかえるという数が近年どのような数になっているのか、お聞かせください。 ◎大塚 道路管理課長  消雪組合等が設置した道路の消雪パイプにおいて、旧式の降雪検知器から節水型の降雪検知器にのみ切りかえたと、ほかの井戸だとか散水管の工事は伴わない、いわゆる検知器の切りかえのみの件数をお答えしますと、平成25年度には3件、26年度には19件、27年度には30件となっております。近年の傾向としましては、年々増加してきているというような状況でございます。当然これとは別に、今ほど言いましたが、井戸の新設、消雪パイプの新設、またそれらの更新の際には、委員もおっしゃったとおり節水型の降雪検知器の設置を義務づけておりますので、全体の数としてはもっと上がるんですが、今ほど言いました数字はあくまでも降雪検知器のみの切りかえ工事の数でございます。 ◆関貴志 委員  降雪検知器の切りかえのみでも数がふえているということは、おそらく市民の中にも今まで長岡市のほうでやってこられた普及啓発が随分浸透してきているのかなということは感じております。  そこで、さらに地下水保全という意味からでも、なるべく早期に多く普及したほうがいいという観点から以下お聞きするわけですけれども、実は私は居住地がまちなかに近いところに居住していることも含めて、ここ数年、いわゆる消雪組合の維持管理費、簡単に言うと電気代等々の負担がちょっと負担感が出てきたんだよねという声がちらちらと私の耳に届くようになってきておりました。決定的だったのは去年の秋に、実際の市民の相談として、かなり負担が大きいので、何とかならんかいなという真っ正面からの相談を受けたことがありました。状況を私なりに分析してみると、おそらく高齢化によって世帯収入が落ちてきたから、電気代等々、維持管理費そのものの1世帯当たりの額は変わらないんだけど、世帯の収入が落ちたことによって負担感が上がったという要素もあるのかなと。それから、見てみると、やはり空き地、空き家がふえてきているということもありまして、要は組合としての維持管理経費は変わっていないんだけど、空き地、空き家がふえることによって、1世帯当たりの負担、実際の額が上がってきているという背景もあるのかなというふうに分析を私なりにはしているわけです。そんなことがあって、昨年そういう市民の相談があったもんですから、私もこの節水型の自動降雪検知器があるということは頭の中に入っていましたんで、じゃあこれに切りかえることによって、組合の年間の電気代が抑えられているのではないかなということで、いろいろ調べて、若干アドバイスさせていただいた経緯もあるんですが、その中で道路管理課のほうにその補助の制度ですとか、さまざま当時少し情報をいただいて、私なりに検討しました。そして、補助率ですとか、実際にどれぐらい水や電気代が削減できるのかというような大ざっぱなところをお聞きして、今度自分自身が所属している消雪組合に当てはめて、ちょっと計算をしてみたら、3年から4年で元が取れるというような計算になりました。これは随分やっぱりいいんだなと。4割前後、おそらく水及び電気が軽減されるということが多いんじゃないかなと思うんですけど、あくまでこれは自分の所属している1つの組合だけに当てはめてやってみたんでありますが、標準的なパターンとしては、やはり同じような傾向になるのでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  私どもも過去、この節水型降雪検知器への切りかえをしたものについて試算を行っております。200件ぐらいの例を試算しますと、やはり30%前後の節水あるいは電気料の軽減が発生しますので、おおむね初期投資を回収するには、今ほどおっしゃったように3年ぐらい、これはポンプの出力とか何かによって若干変わってきますが、平均すれば3年程度で回収する試算は行っております。 ◆長谷川一作 委員  私からは、栃尾に流れる塩谷川の改修事業について聞かさせていただきたいと思います。  23年7月の新潟・福島豪雨に1級河川塩谷川は氾濫して、甚大な浸水被害を受けた。これ私の住宅も仕事場もやられたところであります。これまで災害復旧工事が進められ、ほとんどの工事が完了したようだが、これまでの経過を含め、現在の状況と今後の見通しについてお聞かせください。 ◎谷畑 河川港湾課長  塩谷川のこれまでの経過ですけれども、委員がおっしゃったとおり、平成23年7月の新潟・福島豪雨では塩谷川流域で建物307棟、そして農地約173ヘクタールの甚大な被害を受けました。塩谷川本川につきましても大きく被災しておりまして、通常の原形復旧では十分な効果を発揮できないということで、災害復旧助成事業ということで、河道を広げ、整備をするということになったものでございます。事業主体につきましては新潟県でございます。見附市杉沢から長岡市の上塩までの10.6キロ、総事業費約98億円と、これをおおむね5年間の事業期間で、24年度から本格的な工事が始まったものでございます。栃尾地域においては、刈谷田川の改修工事以来の大規模事業となると理解しております。現在の状況でございますが、事業全体で51件の多くの工事が発注されておりまして、大部分の工事は完了しております。現在そのうち3件の工事が進められている状況になっております。今後の見通しですけれども、新潟県に確認しましたところ、これらの残りの工事もことしの秋ごろに全て完了する見込みであるということですので、新潟県としても治水効果を出すためにできるだけ早く工事を進めたいということで聞いております。 ◆長谷川一作 委員  この事業は、98億円という大事業であるとともに、橋のかけかえも4橋あるなど生活に欠かせない工事もある中で、計画どおりおおむね5年間で進めることができた背景には地元の協力が欠かせなかったと思うが、事業が順調に進んだ理由、また工事を円滑に進めるため、どのような取り組みをされてきたか、お伺いいたします。 ◎谷畑 河川港湾課長  これまで順調に工事が進捗した要因としまして、事業主体である新潟県の取り組みはもちろんのこと、塩谷川改修事業推進協議会が地元主体で立ち上がっております。また、地元の漁協組合をはじめ地域関係者が一体となって事業推進に取り組む協力体制が整っていたということが大きく挙げられると思っております。幾つかの具体例を申し上げますと、用地買収につきましては、約300人の地権者の方々から協力的に買収に応じていただきまして、約7万5,000平米もの事業用地が取得できたと伺っております。さらに、この工事で河床の掘削土、これは約20万立米ほど発生したわけなんですが、地元近くの沢地などに埋めることができまして、効率よく処分が行えたのも関係地権者の協力があって実現したものと考えております。また、地域住民の取り組みをちょっと御紹介させていただきますが、橋のかけかえ工事につきましては、市道橋の沖布橋、楢山橋、巾ノ橋と県道橋の新町橋の4橋、全ての橋が完成しております。その橋につきましては、上塩小学校、下塩小学校の児童が橋名板の文字を書いたりですとか、橋の竣工式では、地元のアイデアによりまして、自転車、軽トラ、トラクターによる工夫を凝らした3台渡り初めというものが行われまして、地元の皆さんは橋への愛着を持って橋の開通がお祝いされたというふうに伺っております。これらの取り組みは、事業主体である県が年3回発行する塩谷川ニュースで紹介されまして、工事の進捗状況とともに地元住民に周知が図られてまいりました。今ほど申し上げました官民一体となった推進体制やさまざまな取り組みがさらに円滑な事業推進につながったものと考えております。 ◆長谷川一作 委員  最後に、先般の新潟・福島豪雨、また今後発生する水害に対して完璧に安全性が確保できたと思うのでございますけれども、市の考え方を伺って、終わりたいと思います。 ◎谷畑 河川港湾課長  洪水に対する安全性ですけれども、これまで塩谷川下流部の流下能力ですが、整備前は毎秒300トンでしたけれども、整備後は毎秒560トンとなりまして、約2倍の能力になると県から伺っているところでございます。また、堤防はコンクリートブロックで覆う巻堤というふうになっておりまして、これも越水による侵食に強い堤防整備が行われました。このような改修内容によりまして、塩谷川流域の豪雨のときの安全性は大きく向上するものと確信しております。 ◆関貴志 委員  済みません。あとわずかでありますが、よろしくお願いいたします。  先ほど答弁をいただいて、長岡市の試算でも節水型自動降雪検知器を長岡市の補助を使って導入、更新した場合には3年ほどで初期投資が回収できるということは、4年目ぐらいからプラスに転じていくということだと思います。私、今回の自分でちょっと携わった経験からですと、やはりこの節水型自動降雪検知器は、前段でお聞きした限りにおいても、より順調に普及速度が上がっているようでありますが、昨今の地下水の状況等々考えると、やはりこの加速をしていく必要はあるんだろうなと思っている中で、今までこの節水型の検知器に入れかえてくださいという市の呼びかけというのは、どちらかというと節水とか地下水保全という観点から広報されてきたように私は感じているんです。それにプラスをして、入れかえると簡単に言えば得するんですよという費用面でのメリットを広く広報していくアプローチというものを加えていくことで、より更新速度を上げていくことができるんではないかと思っているんであります。したがって、そのような今後の情報の出し方というか、これが必要になってくると思うんですが、長岡市としてどのようにお考えでしょうか。 ◎大塚 道路管理課長  節水型自動降雪検知器の維持管理経費の面からのメリットにつきましては、これまでも消雪組合等から相談を受けた際には、環境面に加えて、こういったメリットがあるんだよと、皆さんのところにも、今委員のお言葉をかりるならば、ある程度将来で得してくるんだよということはしっかりとこれまでもPRしてまいりましたし、長岡管工事業協同組合や削井協会、ここに加盟する業者というのがお客様として住民の施工をしているわけでございますので、これらの会員業者を通じて、このメリットを十分に周知していただくよう、これまでも依頼をしてまいりました。今後の取り組みもしっかりとこれらを継続していきますので、委員からも、機会があれば、ぜひともまたPRの御協力をお願いしたいと考えております。 ○杵渕俊久 委員長  所管事項に関する質問は、この程度にとどめます。    ────────※──────── 1 議案第34号 長岡市立地適正化計画策定委員会設置条例の制定について ○杵渕俊久 委員長  議案第34号を議題といたします。 〇安達都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆関貴志 委員  ちょっと1つだけ確認させていただきたいんですけれども、これ28年度中に市の立地適正化計画を策定するという、28年度中に計画の策定が完了するということでよろしいでしょうか。 ◎小玉 都市計画課長  28年度末までに計画を策定したいということで、この策定委員会を開催してまいりたいと考えております。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第34号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 2 議案第49号 長岡市大規模集客施設制限地区内における建築物の制限等に関する条例の一部改正について ○杵渕俊久 委員長  議案第49号を議題といたします。 〇安達都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第49号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第50号 長岡市建築審査会条例の一部改正について ○杵渕俊久 委員長  議案第50号を議題といたします。 〇安達都市整備部長 〔議案書及び資料にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第50号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第56号 市道路線の認定、変更及び廃止について
    ○杵渕俊久 委員長  議案第56号を議題といたします。 〇志賀土木部長 〔議案書及び図面にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第56号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第21号 平成27年度長岡市一般会計補正予算  (1) 第1条 歳入歳出予算の補正中当委員会付託分  (2) 第3条 繰越明許費中当委員会付託分  (3) 第4条 債務負担行為中当委員会付託分 ○杵渕俊久 委員長  議案第21号を議題といたします。 〇野口水道局長安達都市整備部長志賀土木部長小林中心市街地整備室長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆関貴志 委員  1点お聞かせください。44ページの市街地再開発事業費についてお伺いしたいんですが、その前に繰越明許費のところの説明で、大手通表町西地区市街地再開発事業費の繰越明許になった理由として、駐車場の仕様変更ということで今説明があったと思います。翻って44ページのこの事業費確定に伴う整理の金額が大きいですし、補正前の額の半分ぐらいということになっているんですが、これも要因としては同じ要因と理解してよろしいんでしょうか。 ◎高頭 まちなか整備担当課長  まず、減額の補正でございますが、まず基本的にこの補助金でございますけど、再開発組合が施行する再開発事業に対する補助金でございますが、平成27年9月議会で御答弁したとおり、工事中の建物の竣工予定が平成28年3月から平成28年9月に年度を越えて延長するように市街地再開発事業の事業計画が変更になっております。これによりまして、平成27年度に予定していた事業費のうち、まず28年度に実施することになった分に対して減額するものでございます。また、繰り越し分につきましては、当初27年度に施工を予定しておりました駐車場工事につきまして、年度途中で仕様変更が必要になりまして、そのための諸手続に不測の時間を要し、当初27年度中に施工できる予定であったんですが、こちらが施工できなくなったということで、その分について繰り越すものでございます。 ◆細井良雄 委員  今説明がございましたが、私どもこの問題について担当からいろいろ聞かせていただきました。今中心市街地整備室長から説明がありましたとおり、当初50億円の予算で始まった本計画は、いろんな変更で13億7,000万円を増額して、63億7,000万円で竣工することとほぼなったというようなことであります。44ページのところに事業費確定に伴う整理というふうになっていますが、これは総事業費のほぼ確定というふうに私ども担当課からは聞いておりますが、それでよろしいでしょうか。 ◎高頭 まちなか整備担当課長  先ほど御答弁したとおり、この減額につきましては、工事完了期日の延長によりまして、28年度に施工費を減額して送ったものでございますが、現在の工事が平成28年9月に竣工すると再開発組合から説明を受けておりますので、市としましては、この減額した分の予算を再度28年度に計上させていただいておりますが、これをもって事業完了するものと認識しております。 ◆細井良雄 委員  私ども担当課からいろいろ聞かせていただきましたが、先ほど言ったように63億7,000万円で竣工する方向となったと。それから、先ほども言われましたように、本年3月に竣工する予定だったのが本年9月とおくれたことにより、来年度の支払い分について本年度より引いて、今回減額して、8億6,000万円を送り込んで、今度、来年度の中で支払うようになると。ただ、この中では63億7,000万円の事業費はほぼ確定的だというような話を聞いていますが、それに間違いございませんか。 ◎小林 中心市街地整備室長  まず、減額して、今回の議案にのせているものと申しますのは、今年度の工事の進捗に合わせて、到達しなかったものについて一旦落としますということです。改めて来年度必要な事業費は計上させていただいているということでございます。  現在の再開発事業全体のことを申し上げますと、本年の9月に竣工します。おおむね大きなというか、あと事務費が少しぐらい残りますけれども、それは組合の事業費でございまして、市の予算としては、本年の9月に竣工すれば、もうほぼない、それ以上発生しないものというふうに認識をしております。   午前11時57分休憩    ─────────────────   午後1時開議 ◆細井良雄 委員  午前中に引き続き、この問題について質問させていただきます。  本年9月には完成予定とされておりますが、現在3月時点の店舗や事業所の入居予定の状況について伺うものであります。この事業を開始する前にはその地域に商店や事業所があったわけですが、それがどのような対応になっているのか、そこも含めて聞かせていただきたいと思います。 ◎高頭 まちなか整備担当課長  再開発事業の前には、当地区には15件の店舗や事業所がございまして、床面積の合計でいきますと4,100平方メートルございました。現時点の予定では、完成後には地区内に店舗や事業所が5件、床面積の合計で5,400平方メートルになる予定である旨を再開発組合から聞いております。 ◆細井良雄 委員  昨年1月に出ております概要の図面で見ますと、学習塾が1階、2階、3階に入りますし、また事業所としては歯医者が入ってくるようであります。そこで、北側の隅のほうに店舗部分が図面の中では出ておりますが、ここについてはどのような入居が今されようとしているわけでしょうか。 ◎高頭 まちなか整備担当課長  御質問の店舗部分につきましては、今現在まだ確定していない旨、再開発組合から聞いております。 ◆細井良雄 委員  平成24年12月に議会の各派代に説明された当初の図面と完成予定図を比較してみますと、北側の1階、2階部分に3戸の店舗併用住宅が入ることになっておりましたが、完成予想図の中ではそれがなくなって、先ほど言った小さな店舗スペースが北側のほうにあるわけなんですけれども、そこもまだ応募がないというような状況を聞いております。学習塾が入り、歯科医院が入りますが、当初の計画に予定されていた店舗などの商業的なものはこの中でほとんどなくなってしまうというのが今の状況ではないかと思うわけでございます。中心市街地の中にある施設ですので、商店街としては大変残念な結果でないかと考えるものであります。 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第21号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 6 議案第26号 平成27年度長岡市簡易水道事業特別会計補正予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第26号を議題といたします。 〇野口水道局長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第26号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 7 議案第27号 平成27年度長岡市下水道事業会計補正予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第27号を議題といたします。 〇志賀土木部長 〔予算書・説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  議案第27号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○杵渕俊久 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 8 議案第7号 平成28年度長岡市一般会計予算 ○杵渕俊久 委員長  議案第7号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出2〜6款〕 〇安達都市整備部長志賀土木部長野口水道局長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   〔8款1〜4項〕 〇志賀土木部長安達都市整備部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。 ◆山田省吾 委員  まず最初に、何点か質問させていただきます。説明書の291ページの建築指導費の中のすまいの耐震改修促進事業費、27年度から見るとだいぶ減額になっているんですけれども、耐震診断あるいは耐震改修工事が大体落ちついたということで理解してよろしいでしょうか。 ◎韮沢 都市開発課長  すまいの耐震改修促進事業費ということで、耐震診断のほうにつきましては、中越大震災を受けまして17年度から、改修工事のほうにつきましては18年度から実施しております。これまでに耐震診断のほうにつきましては1,056件、改修につきましては176件ということで、当初は非常に件数も多かったんですけど、近年はやはり10年以上たっているということで、徐々に減ってきてはおりますけれども、長岡市としましてはまだまだ診断、改修等も必要というふうに考えておりまして、28年度も予算を計上させていただいていると。ただ、減ってきているということで、過去3年間の平均の数を計上させていただいているというところでございます。 ◆山田省吾 委員  続きまして、309ページ、土木遺産等有効活用事業費、先ほど土木部長のほうから説明があったんですけど、事業内容について、もう少し具体的に詳しく教えてもらいたいんですけれども。 ◎三本 地域建設課長  土木遺産等有効活用事業費について詳しく説明させていただきます。  中山隧道有効活用調査業務委託料でございますけれども、山古志地域にある市道山古志644号線、中山隧道は、日本一長い手掘りトンネルとして平成18年に土木学会選奨土木遺産に指定されました。中山隧道は、このような学術的のみならず、先人たちが手掘りで掘り抜いた努力と苦労を未来に継承する地域の宝であり、これを活用することで、地域のさらなる交流人口の拡大を図ることが期待できます。しかし、そのほとんどが掘削当時のままの状態であり、風化が著しく、剥落や崩落の危険があるため、道路としての安全性を確保しつつ、歴史的遺産としての重要性、価値を加味した実効性のある整備をすべく、保存、補修等に関する調査、検討を行うものであります。 ◆山田省吾 委員  マスコミ等で私も見たこともあります、通っていないんですけれども。先人の残したもの、今長岡市も地域の宝ということで非常に推奨しているわけですけれども、そういう部分の活用の仕方等を土木部としても考えていらっしゃるのか、その辺どうぞお聞かせください。 ◎三本 地域建設課長  今現在、新聞で御案内のとおり、危険な状態であるということで、そのほとんどを通行どめにしている状況でございます。しかしながら、地元で観光ボランティアの方々が見学者の申し込みを受けまして、現地で説明をしておりますので、それを継続し、さらに地域の宝として、全線開通を目指して、全国に発信していきたい、いけるのではないかというふうに考えております。 ◆山田省吾 委員  よく言われる、きずなでもってつくった隧道だと思うので、大事にしていってもらいたいなと思います。  その下の地域の安全・安心確保事業費、先ほど少し説明があったんですけど、これ初めての内容かなと思うんですけれども、その事業内容についてもう少し詳しく教えてください。 ◎三本 地域建設課長  地域の安全・安心確保事業費について説明させていただきます。  支所地域の生活道路の小規模な維持修繕、更新工事については、支所の判断で適期適正に行っているところですが、老朽化の進行に伴い、住民からの維持修繕、更新に対する要望は非常に強く、その全てに応えられない状況になっております。そのため、地域の課題や要望に対し、迅速かつきめ細かく対応できるよう、支所の裁量で地域の実情に応じて執行できる積極的な予算づけを行い、支所と地域住民の良好な関係を構築し、身近な生活道路を整備することにより、安全で快適な住環境の整備を行う事業でございます。 ◆山田省吾 委員  本当に地元住民の方は支所にお願いに行っても、金がないとか予算がないとかという中で、非常に先送りされているのが現状と思いますと、今まで以上に手厚くこういう予算を組んでもらったということは本当にありがたいなと感じます。  最後ですけれども、先般の予算概要の中で浸水対応緊急対策の実施という項目の中で排水ポンプを整備していくんだというような内容があったんですけれども、その部分というのは347ページの市街地浸水対策事業費の中に含まれている内容なんでしょうか。その辺教えてください。 ◎三本 地域建設課長  そのとおりでございます。 ◆山田省吾 委員  内容的にはどういう、具体的な内容について、少しわかりましたら教えてもらいたいなと思います。 ◎三本 地域建設課長  この市街地浸水対策事業につきましては、近年頻繁に発生するゲリラ豪雨等によって、低地、低い地域において浸水被害が多発している状況にあります。抜本的な対策は河川改修等にあるわけですけれども、対策には皆さん御存じのとおり多大な時間と費用を要することから、なかなか進捗しない現状にあります。そのため、浸水常襲地区を抱えている与板、川口地域において、少しでも住民負担を軽減させるために、応急的な対策として仮設の排水ポンプ等を整備するものであります。 ◆山田省吾 委員  そうすると、私も前、総務委員会のときに与板地区の消防署周辺の湛水という話をさせてもらったんですけれども、そういう部分の中でも多少軽減されると。大工事になるとだいぶ時間かかるんですけど、応急的に低地の部分についてはそういう排水ポンプを設置して、急に湛水するのを抑えるというような理解でよろしいんでしょうか。 ◎三本 地域建設課長  そのとおりでございます。 ◆深見太朗 委員  説明書の291ページ、2目建築指導費のアスベスト改修促進事業費のもう少し詳しい説明と、これの対象となる方をお聞かせください。 ◎韮沢 都市開発課長  アスベスト改修促進事業費ということで新年度予算計上させてもらっております。これにつきましては、民間の1,000平米以上で多くの方が利用する建築物、これが対象になっておりまして、現在長岡市内には対象となる施設が721施設ございます。これを対象にしてこの事業をやっているということで、今現在、調査によりますと、対策がまだできていない施設というものが37施設ございます。今回このうちの1施設、今年度市政だよりで一応募集を行いまして、1件の応募があったということで、それの事業費を今回計上させていただいたというところでございます。 ◆古川原直人 委員  説明書の325ページの一番上、信濃川右岸堤防道路整備事業費、これについてはここ2年、洗堰から中条までの区間、中央線を引いた本当にいい道路をつくっていただきまして、ありがとうございました。毎日快適に通勤というか、通っておりますけれども、はてことしはどこをやってくれるのかなと思って一生懸命探しましたら、この325ページの一番上に200万円がありました。この黒津町ほかとなっていますけれども、これ本当にどこの部分か、ちょっと聞かせていただけますか。 ◎石橋 道路建設課長  この200万円につきましては、高速道路の下がちょっと細くなっておりまして、ネック箇所となっておりますので、ここの部分を解消しようということで委託、調査するものでございます。 ◆古川原直人 委員  そうすると、29年度からまた工事に入るということでしょうか。
    ◎石橋 道路建設課長  一応順調に委託の結果が出れば、そのように考えたいと思っております。 ◆細井良雄 委員  説明書の335ページの橋りょう修繕・整備事業費に小国町三桶の三桶橋、それともう1つ、小国町原の宮田橋が出ておりますが、この橋の修繕については地域の人たちからだいぶ前から言われていたんですけれども、今回のせていただいて、ありがたいと思っています。三桶橋と宮田橋とも相当高いところにある橋なんですが、この設計の方向について、今どのような方向で検討されているのかお聞きしたいんですが、どうでしょうか。 ◎三本 地域建設課長  この委託料は、老朽化に伴う修繕のための委託料でございます。その設計をするために、その方法を検討するために委託するものでございますので、高いからどうだとかということについて今ちょっと申し上げることはできません。    ─────────────────   〔8款5・6項〕 〇安達都市整備部長小林中心市街地整備室長、志賀土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。 ◆深見太朗 委員  4点ほど質問させてください。  まずは、説明書の357ページ、全国花のまちづくり長岡大会関連事業費ということで、本日も花が飾ってあったり、垂れ幕が下がっていたりしますので、ぜひPRを兼ねて詳しく説明をお聞かせください。 ◎中川 公園緑地課長  まずもって、この会場に花が飾ってありますけれども、議員の皆様に御支援いただきましてありがとうございます。  本大会は、ことしの5月28日、29日、アオーレ長岡を会場にしまして、とにかく会場、その周辺を花でいっぱいに飾るほか、星野知子さんの講演や各種イベントのほうを用意させていただいております。新潟県で初めての大会となっておりまして、我々スタッフ一同も頑張っておりますので、来年度またこの準備のほうよろしくお願いしたいと思います。委員の皆様におかれましても、市民の皆様におかれましても、会場のほうにぜひお越しいただければと思います。よろしくお願いします。 ◆深見太朗 委員  我々も精いっぱい応援させていただきたいと思います。  続きまして、363ページの7目公園建設費の単独事業の中で7,956万円という予算がついておりまして、工事が6件載っておりますが、全て一式なので、おおよそで構いませんので、この事業費の振り分けがどのぐらいになるのか、教えていただければと思います。 ◎中川 公園緑地課長  工事の内容ですが、363ページの表の上のほうから説明いたしますと、長岡市民防災公園のほうでは、バスケットでまちを盛り上げようということで、バスケットゴールを設置する工事費になっております。  めくりまして、365ページ、江陽公園になります。江陽公園のほうは、日ごろグラウンドゴルフ、サッカー、野球で幅広い利用がありますけれども、雨が降るとちょっと水はけが悪いものですから、暗渠工事のほうを行う予定になっております。  続きまして、2段目の長倉公園(仮称)ですが、長倉農住土地区画整理事業により創出された公園予定地であります。この部分ですが、悠久山自転車歩道の専用道の整備にあわせまして公園のほうも一部整備をするというふうな内容になっております。  続きまして、信濃川右岸河川敷広場(仮称)でございますけれども、これは長生橋から大体大手大橋の間、信濃川の高水敷になりますけれども、8.4ヘクタール、国土交通省の工事でちょうど整備された土地になりますけれども、ここに植栽を設置する工事の内容になっております。  続きまして、その下ですが、西部丘陵東地区緑地(仮称)になりますけれども、西部丘陵東地区の産業ゾーンの整備にあわせまして東側部分の0.7ヘクタールの整備をするものでありまして、そこへ働く人たちの憩いの場として緑地を28年度整備する予定になっております。  最後に、金町公園(仮称)になりますけれども、こちらのほうは昨年度から整備を進めておりまして、28年度も継続整備をしていくというふうな内容になっておりまして、内容ですけれども、あずまや、トイレ、それから植栽等の工事を行う予定になっております。  以上の内容になります。 ◆深見太朗 委員  工事費のほうの振り分けというのは、おおよそで構いませんので、教えてはいただけますか。 ◎中川 公園緑地課長  それぞれの金額ということでしょうか、振り分けといいますと。 ◆深見太朗 委員  もし可能なら。 ◎中川 公園緑地課長  金額のほうは、ちょっと申しわけありませんけど、済みません。 ◆深見太朗 委員  わかりました。済みません。  じゃあ、続いてなんですが、369ページの一番下、克雪住宅整備事業費ということで、昨年も同等の金額がのっていたと思うんですが、おおよその事業内容とか、詳しいのをお聞かせください。 ◎中村 住宅施設課長  この克雪すまいづくり支援事業補助金につきましては、対象が小国、山古志、栃尾、川口地区になります。融雪式の住宅につきまして11件、その他、耐雪とかありますけれども、それが5件の予定になっております。これは、県の補助金が入ってきますので、またこれが県の補助金の配付額によりまして若干変更してくると思いますが、以上のようであります。 ◆深見太朗 委員  わかりました。  じゃあ最後に、371ページの空家等対策関連事業費ということで、昨年から目がえがあって、金額もだいぶふえまして、内容のほうもふえたかと思いますが、もう少し説明をいただければと思います。 ◎中村 住宅施設課長  この事業につきまして、上のほうから委託料の空き家バンク推進業務委託につきましては、ホームページ等に出ております空き家バンクの事業であります。これは委託料でありますので、次の住まいの情報ポータルサイト業務委託につきましても今年度同様であります。緊急安全代行措置等委託につきましても、これも今年度同様であります。  空家実態調査委託につきましては、これは今年度町内会の皆様から協力を得まして、空き家、そして管理されている空き家、またはちょっと不適切な空き家等の報告を受けています。現在進捗率につきましては80%弱でありますけれども、新年度に向けまして、さらにまた町内会のほうに依頼をします。その報告に基づきまして、おおよそ3,000軒ぐらいの空き家が、管理されている空き家も含めまして、あるのではないかと考えております。この空き家を業務委託をしまして、個別にその状態を調査して、データを、要は台帳をつくります。台帳をつくりまして、関係課と共有するということで、あとはこのデータをもちまして所有者を確認して、周知を図るということのもとの作業であります。それが空家実態調査委託であります。  次の空き家バンク登録促進モデル事業補助金であります。これは、全く新規の事業でありますが、我々空き家バンクの事業につきましては平成23年から事業を行っております。延べ登録件数が132件であります。そのうち成約件数が62件と非常に成約の確率が高いものであります。また、ホームページにおける検索件数も月平均5,500件を超えている非常に注目をされている部分でありますけれども、我々としましてはこれをさらに登録件数をふやしたいというふうに思っております。ただ、昨年6月の常任委員会で山田委員のほうからも、寺泊地区で、やはりせっかく中古住宅として活用ができるような住宅はあるんだけれども、中に家財があって、なかなかそれが片づけられないと。そういうことにつきまして、その中古住宅、空き家が円滑に流通しない理由の1つとしては、やっぱり家財、遺留品があるんじゃないかなと。それにつきまして、少しでもその要因を我々のほうで支援すれば、空き家については有効に活用できるんではないかというようなことで、この制度を我々今考えております。家財ですけれども、家財のほかに、室内のハウスクリーニングとか屋外の草とか樹木、その片づけの費用、そして仏具等の処分費も考えております。あと、この空き家については市外と県外の方たちが相続として持っていらっしゃる方が多いというふうに聞いております。ですので、そのときに例えば市内の業者の方に代行して処分を委託といいますか、代行できるのではないかなということで、行政書士等の方たちからお聞きしましたけれども、そのような委託については十分対応はできるという話も聞いておりますので、それらの代行費用につきましてもこの対象としようというものであります。  引き続きまして、次は空き家利用者応援事業であります。これも新規でありまして、これは今度利用者であります。バンクに登録をされた物件について、賃貸または売買された利用者に対しまして、その引っ越し費用の3分の1、5万円を限度として支援をしようというものであります。さらに、空き家バンクの物件について賃貸、売買の契約をする場合については、必ず専門業者の仲介をお願いしております。そのため、仲介手数料がどうしてもかかりますので、その仲介手数料につきまして、3分の1、5万円を限度として補助しようというものであります。  それと、次の緊急安全代行措置等工事費でありますが、これは今年度同様であります。 ◆細井良雄 委員  それでは、説明書の361ページ、市街地再開発事業関係経費のうち委託料が、2つありますが、これ、それぞれの金額または委託する事業の内容等についてお聞かせ願いたいと思います。 ◎相田 まちなか政策担当課長  委託料3,000万円の内訳につきましては、予算上の考え方は、まちなか建物更新等調査研究委託が500万円、大手通表町東地区市街地再開発事業化検討調査委託が2,500万円であります。  最初に申し上げましたまちなか建物更新等調査研究委託という内容について御説明させていただきます。まちなかの建物の建てかえが進まない中、にぎわいを創出する方法として、空き店舗等の利活用といったものが考えられます。いわゆるリノベーションといったものであります。この予算は、不動産関係者へのヒアリングなどを通して、まちなかの進出ニーズでありますとか、この方法の支援の必要性でありますとか、支援方策の考え方等を調査研究するといった経費であります。  続きまして、大手通表町東地区市街地再開発事業化検討調査委託でありますけれども、この予算は表町東地区再開発事業の事業化に向け、当該地区の権利者で構成されております準備組合での検討を支援するための経費であります。さらに、事業成立性の観点から、民間活力等の導入に向けた検討経費を計上したものであります。 ◆細井良雄 委員  それぞれの委託予定先についてお聞かせ願いたいと思います。 ◎相田 まちなか政策担当課長  平成28年度の業務委託の予定先につきましては、まず1つ目のまちなか建物更新等調査研究委託については今後検討してまいりたいと思います。さらに、大手通表町東地区市街地再開発事業化検討調査委託につきましては、これまでもUR都市機構が行っておりますので、URも含めまして今後検討してまいりたいと思います。 ◆細井良雄 委員  2番目の委託事業については、本年度も今やっている最中だかと思います。その点で、本年度と新年度の調査の内容がどのように変わっているのか、またそこら辺の状況を聞かせていただきたいなと思うんです。本年度の進行状況も含めて聞かせていただければと思います。 ◎相田 まちなか政策担当課長  表町東地区の現在の取り組み状況といいますか、検討状況でありますけれども、権利者との個別相談でありますとか、ヒアリングをまず実施しております。さらに、まちなか民間活力創造研究会といったものを北越銀行と長岡市、URとで研究会を立ち上げましたけれども、会員企業を中心に、表町東地区に関心を持つ民間企業の掘り起こしを行っております。さらに、権利者の意向に沿った複数案の建築パターンといったものを、これはまだまだたたき台ではありますけれども、ケーススタディーとして検討を行っております。あと、再開発事業によりまして、有利な国庫補助制度の活用といった部分についても検討しております。  このようなことを行ってまいりましたけれども、28年度も引き続きまして業務委託の中で、権利者の合意形成に向けた各種資料の作成、事業計画案のさらなる検討、民間活力の導入方策の検討などを行い、準備組合を支援し、さらなる事業成立性の観点から計画の熟度を高めてまいりたいと、このように考えております。 ◆細井良雄 委員  この事業については、市が発注することになるわけですよね。そういうことでありますので、できればその前後にその内容等がわかるようなものを文書等で見させていただきたいなというふうに思っております。 ◆田中茂樹 委員  私のほうから何点か、説明書の353ページから355ページにかけまして質問させていただきたいと思います。  まず初めに、駅周辺整備事業費というのがありまして、355ページに3件詳細が書いてあるわけなんでございますが、昨年は前川駅というふうに書いてあって、今回2つついているんです。この3つの内容のいわゆる計画といいますか、改修終了年度ですとか、あるいはそれぞれの金額、内訳などがわかりましたら教えていただきたいと思います。 ◎渡邉 交通政策課長  こちらの3つの事業でございますが、まず1つ目の前川駅前広場整備でございますが、JR前川駅を交通結節点といたしまして、利便性の向上を図るため、東口に駅前広場を整備するものと考えております。一応駐車台数を15台、駐輪台数を28台予定しております。平成28年度につきましては、造成などの土木工事、舗装工事、消雪設備などの整備を行いまして、供用を目指すものでございます。  続きまして、長岡駅東口広場改修でございますが、こちらにつきましては、今長岡駅東口では一般車両やバス、タクシーが錯綜しているような状況がありまして、通行がしにくい状況となっております。駅広場内の区画線のほうも消えておりまして、通行に必要な動線がわかりにくいというような状況になっておりますので、区画線の再設置など、注意喚起の看板などを用意いたしまして、安全な通行を確保するものというふうに考えております。  3つ目ですが、寺泊駅前広場整備でございますが、こちらにつきましては、寺泊駅は特に朝の通勤時間帯に送迎の車が集中いたしておりまして、駅前の通りの道路に渋滞が発生しているというような状況になっております。この渋滞が原因で、無理な追い越しや歩行者の乱横断、それから路線バスの運行に支障が出ているような状況となっております。こういった問題を解消するために、今あります駐車スペースとかを活用いたしまして、スムーズな車両の流れ、駐車スペースを新たに見直すことによりまして問題を解消するというものを考えております。こちらにつきましては、新年度測量、基本設計のほうをやりたいというふうに考えております。  済みません。個別の事業費につきましては控えさせていただきます。 ◆田中茂樹 委員  わかりました。  続きまして、同じページなんですが、公共交通等確保維持事業費に南循環バス調査検証業務委託料170万円ということで、これ何か毎年のようについているということですが、まず委託先と内容についてお聞かせください。 ◎渡邉 交通政策課長  こちらの検証業務につきましては、新年度の委託先について、これから検討することと考えております。  内容につきましては、現在南循環線の見直しを検討しておりまして、新年度に立川病院が郊外のほうに移転するということもありまして、そういった意味で今経路の見直しの検討を進めております。こういった見直しに伴う利用者の状況、増減をきちんと把握して、適切な運行をやりたいなというふうに考えておりまして、その費用を計上させていただいております。 ◆田中茂樹 委員  じゃあ、立川病院が建てられた後もそういった検証も今後続くということでよろしいでしょうか。 ◎渡邉 交通政策課長  当然経路が変わったことを想定した場合に、すぐに影響が出る場合と、それからしばらく時間を置いてみないとわからない部分が当然ありますので、できるだけ継続的に調査できればというふうに考えております。 ◆田中茂樹 委員  同じ項目の負担金なんですが、長岡市、見附市、飯山線と3つありまして、長岡市地域公共交通協議会の金額について、昨年よりちょっとふえているということと、あと飯山線沿線地域活性化協議会、これ新規でついているようなんですが、倍増といいますか、ふえた理由とか、あるいは新規につけた狙いなどがありましたら教えてください。 ◎渡邉 交通政策課長  まず、長岡市地域公共交通協議会のほうの予算なんですが、新年度1,200万円を予定しているところです。この中身といたしましては、新年度の協議会で、今現在長岡市地域公共交通総合連携計画というものに基づきまして計画等を進めているところでございますが、国のほうのスキームがバージョンアップいたしまして、新年度、地域公共交通網形成計画というものに見直しをかけようといったことで、その予算のほうを計上したことによりまして、協議会の費用が大きくなっているということになっております。  もう1つ、飯山線沿線地域活性化協議会のほうの予算でございますが、こちらにつきましては、長岡市のほうが今この飯山線沿線地域活性化協議会のほうに加盟しているところでございます。この協議会のほうでSLの運行を要望しておりまして、これをJR東日本のほうで要望を受けていただきまして、平成28年の秋に飯山駅から長岡駅間でSLを運行させるというような今計画を考えておりまして、現在詳細につきましては協議会とJR東日本で今協議を進めているところでございます。このSL運行に係るイベント、それから沿線の警備とかの費用につきまして、今回この400万円の負担金を計上させていただいております。 ◆田中茂樹 委員  あともう何点かあるんですが、その下の公共交通利用環境整備事業費、補助金の移動円滑化設備整備費、先ほど説明の中でバリアフリーの話が出てきたと思うんですが、金額のほうも倍増しているということで、確認なんですが、もう一度その内容とふえた理由などについてお聞かせください。 ◎渡邉 交通政策課長  こちらの費用につきましては、ノンステップバスの導入の補助金になっておりまして、新年度バス事業者のほうから6台の新規の購入を検討しているということで、6台分の費用を見させていただいております。費用につきましては、通常のバス、それからノンステップバスの購入した場合の差額の2分の1を市のほうで補助するような形を考えておりまして、その費用を計上させていただいております。 ◆田中茂樹 委員  移動円滑化という言葉がちょっとよくわからなかったもんですから、バリアフリーとか言っていただけると非常に助かりますので、ぜひわかりやすい表現をしていただくとありがたいと思います。  最後の質問なんですが、その下の交通円滑化事業費のまちなか駐車場対策検討業務委託料680万円、これも昨年と変わらないようなんですが、まず委託先と、あと内容について、あと検討というのはこれは毎年続けていくものなのかどうかということも含めて教えていただきたいと思います。 ◎渡邉 交通政策課長  新年度の委託先については、今後検討させていただきたいというふうに考えております。  この業務の内容につきましては、中心市街地に位置する駐車場の現況、利用状況や満空の状況を把握いたしまして、現在整備が進められております大手通表町西地区の再開発事業、それから検討が進められております東地区の再開発事業とかの進捗も踏まえまして、周辺駐車場への影響や具体的には駐車場の過不足などの状況を検討するものを考えております。    ─────────────────   〔9款〕 〇志賀土木部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○杵渕俊久 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ───────────────── ○杵渕俊久 委員長  本案については、次回に引き続き審査することといたします。    ────────※──────── ○杵渕俊久 委員長  本日は、これにて散会いたします。   午後2時21分散会    ────────※────────...