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平成21年 3月文教福祉委員会−03月17日-02号

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  1. 長岡市議会 2009-03-17
    平成21年 3月文教福祉委員会−03月17日-02号


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    最終取得日: 2023-06-09
    平成21年 3月文教福祉委員会−03月17日-02号平成21年 3月文教福祉委員会 平成21年3月17日(火)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(9人)   長谷川 一 夫 君   小坂井 和 夫 君   中 村 耕 一 君   丸 山 広 司 君   細 井 良 雄 君   関   正 史 君   大 平 美惠子 君   高 野 正 義 君   家 老   洋 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   永 井 亮 一 君   加 藤 尚 登 君   山 田 省 吾 君   杵 渕 俊 久 君   関   充 夫 君   池 田   彌 君   桑 原   望 君   鈴 木 正 一 君   古川原 直 人 君   長谷川 一 作 君   松 井 一 男 君   丸 山 勝 総 君   西 澤 信 勝 君   藤 井 達 徳 君   諸 橋 虎 雄 君   水 科 三 郎 君
      笠 井 則 雄 君   藤 田 芳 雄 君   酒 井 正 春 君   山 田 保一郎 君   五十嵐 清 光 君   小 熊 正 志 君   大 地 正 幸 君   矢 野 一 夫 君   五井議長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   小野塚副市長      大野副市長   山崎地域政策監     羽賀福祉保健部長               (兼定額給付金室長)   佐藤福祉総務課長    谷内田福祉相談課長   (兼定額給付金室次長)   北本介護保険課長    穂刈国保医療課長   佐野健康課長   加藤教育長       野口教育部長   押見教育総務課長    腮尾学校教育課長   (兼学務課長)   矢沢子ども家庭課長   若月保育課長   鈴木中央公民館長    小野田中央図書館長   山屋科学博物館長    山岸教育センター所長   星野学校教育課管理主事 島倉学校教育課管理主事   小黒中之島支所長    西沢越路支所長   齋藤三島支所長     青木山古志支所長   村山小国支所長     早川和島支所長   本合寺泊支所長     長谷川栃尾支所長   笠原与板支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   五十嵐事務局長     中澤次長   長谷川次長補佐     佐藤(秀)主任    ────────※──────── ○長谷川一夫 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── 1 議案第7号 平成21年度長岡市一般会計予算(続) ○長谷川一夫 委員長  議案第7号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出10款1〜6項〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  何点かお聞きしたいと思います。  まず、学校給食のことについてでございますが、昨年は汚染米などで学校給食の現場が大変混乱をしたかと思います。何としても子どもたちに安全な給食を提供するために食材等についてもしっかりと選定をする体制を進めてもらいたいと思いますが、その関係から栄養士の配置等については、小学校では説明書の337ページでしょうか、ここと中学校の場合は347ページのところに載っているんではないかと思いますけれども、この点について配置や、それから昨年起きた事故を防ぐための、その後の予防措置のようなものについてどのように対応されているかお聞かせ願いたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  お尋ねの件でございますが、栄養士の配置でございますが、原則は本務校1校、それから兼務校2校でございます。ただ、調理委託をしております部分に関しては本務校1校、それから兼務校1校ということになっております。さらに、委託をさせていただいた初年度は、委託先1人という配置になっております。  それから、もう1点お尋ねの安全に関することですが、栄養教職員のほうで食材を注文しておるわけでございますけれども、安全に十分注意して発注しておるわけでございますが、先般起こりましたような汚染米に関する部分というのは、これは原料の段階の話でございまして、栄養教職員のほうでそこまで検査といいますか、これはできておらないというのが実態でございます。ただ、給食のモットーとして安全ということには最大の注意を払っているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ◆細井良雄 委員  前回のことは、要するに製品への混入なんで、その原料になったものについてはなかなか難しいという判断であろうかと思いますけれども、栄養士だけじゃなくて、教育委員会総体としてその辺についての知識をしっかり広げて対応していただきたいというふうに考えております。また、二度とこういうことのないように、なるべく地元の安心な食材を利用するようにお願いしたいと思います。  続いて、学校の耐震化についてお聞きします。小学校は345ページ、中学校は353ページ、355ページというふうになっております。これについては、2次補正等において積極的な対応がされている部分があって、前倒しがされていて、大変いいことというふうに考えております。  それで、この中に耐震の診断の部分がございます。特に体育館の診断が多いんではないかというふうに思いますけれども、体育館については避難所の大事なスペースになるわけですけれども、これまでに体育館が使えなかったというような部分で今後改修を予定している部分についてはありますでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  耐震化のための耐震診断でございますが、御指摘のとおり21年度予算で体育館も含めて何棟かお願いしておるわけでございますけれども、これについては原則21年度で終わらせたいというものでございます。  それから、震災のときに使えなかったということでございますが、その後体育館を中心にトイレとか、そういうものを整備しながらやってきておるところでございまして、その整備は全部で終わっております。現在のところ、先般のような地震が来た場合であっても体育館は使えるものというふうに認識しております。 ◆細井良雄 委員  特にこれも含めて構造上の問題かと思うんですが、構造的には大丈夫であっても、天井材が落ちることによって、なかなか入れないというような部分が今まであったかと思うんですが、耐震整備をしている中で、その構造上どういうふうに直すとかというようなことを今されているのかちょっとお聞きしたいと思いますが。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  2次部材の問題でございますが、この点につきましても今御指摘のとおり、耐震診断を行いまして、耐震化工事で対応しなければだめだという部分につきましては、そのようにさせていただいております。 ◆細井良雄 委員  21年度で診断が終わるわけですが、体育館も含めてこれの改造が終わる見込みについては22年度まで引っ張って前倒ししたということですが、それでよろしいわけですか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  市長が19年度にお約束させていただきました部分につきましては、予定どおり22年度までに終了するということでございます。 ◆細井良雄 委員  24年度を前倒しして22年度までという話になっていたんじゃないでしょうかね。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  国では24年度までにということでございましたが、昨今またさらに国では23年度までというふうに申しておりますが、長岡市は当時の2年前倒しということで、方針に変わりはございません。 ◆細井良雄 委員  次に、養護学校の改修の問題、それから整備の問題を聞かせていただきます。  357ページの学校施設整備と359ページの学校建設、両方の問題を聞かせていただきたいと思います。ここでは、当座の建築費として学校施設整備の部分で300万円上がっておりますが、これの場合は今学校の間仕切りや何かが当座は予定されているというふうに思われます。まず、ここはどういう対応なんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  養護学校の特に高等部で生徒数がふえまして、間仕切り対応等々で対応しておりますが、今委員がおっしゃった部分は、その部分でございます。 ◆細井良雄 委員  当座の対応がその部分だということですね。  それから、約3,700万円ということで書いてあります12の学校建設のほうですけれども、これは設計、それから地質調査等となっておりますが、用地の買収も含めての対応というふうになっていますが、その規模や、それから大体の概要を聞かせていただきたいと思うんですが。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  先ほど申し上げましたように、高等部で生徒がふえておりまして、23年度あたりをめどに教室が不足すると、こういう状況でございます。それに対応するために、先般本会議でも御答弁申し上げましたが、現在の敷地で高等部の増設を考えております。 ◆細井良雄 委員  用地買収があるようですが、これについては拡張した上でということになるわけでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  現在の敷地で増設を考えておりますが、そうしますと不足する部分が出るのかなという点も考慮しておりまして、敷地の拡大も視野には入れております。 ◆細井良雄 委員  この設計の中では、前回教育長からお話しいただいたように、小・中学部の抜本的な見直しも含めて高等部の増築をしていくというふうな方向をお聞きしていたんですが、今この設計の中には全体設計、例えば高等部の体育館の設計も含んだ構想で進んでいるんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  これら設計のことになりますと、これから基本的な設計をやっていくわけでございまして、私は今そこまで申し上げられる資料を持っておりませんので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ◆細井良雄 委員  総合的な、抜本的な改善も含めた対応がというふうに聞いていたんですが、じゃあ今のところは当座の部分の対応ということになるんでしょうかね。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  具体的に現在の体育館は小・中を視野に入れて設計されたものでございまして、その後高等部が増設されまして、当然狭隘になっているということは確認しておりますので、その部分も視野に入れてはおります。 ◆細井良雄 委員  ぜひ教育環境をよくして障害児教育がしっかりできるように対応を願いたいと思います。  365ページに長谷川邸の部分がございます。19、20、21年と地震以来これまでずっと休館をしていた長谷川邸がやっとオープンのできるような状況になったというふうに聞いております。これについては、関連する施設も、本体が閉園しているんで、なかなか動きができないということで困っていた状況ですが、このオープンについての記念の催し物や何かの予算も組まれていますが、これはどのようになるのか。また、オープンの時期をいつというふうに見られているのかお聞かせ願いたいと思います。 ◎山屋 科学博物館長  長谷川邸のオープンにつきましては、6月下旬から7月上旬あたりを考えております。  セレモニーの内容といたしましては、吹奏楽、それからあと記念お茶会というものをやっていきたいと考えております。 ◆細井良雄 委員  じゃあ、6月下旬から7月の初めごろのオープンと。オープンの大体の内容みたいなものについては、まだ明確なものにはなっていないんでしょうか。 ◎山屋 科学博物館長  今委員が言われたとおり、6月下旬から7月上旬あたりを開館といたしたいと。  それから、オープンセレモニーにつきましては先ほど申し上げましたように、記念お茶会、それから吹奏楽ということでやっていきたいと考えております。 ◆中村耕一 委員  済みません。説明書の343ページなんですけれども、地上デジタルテレビ整備事業費というのが出ております。これは、平成23年の7月24日でアナログ放送が終わるということで緊急の課題になっておりますけれども、この事業の内容と、小・中学校関係で何台のテレビがあるのか、わかったら教えてもらえますか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  御指摘の地上デジタルテレビ整備事業費でございますが、これは学校のテレビの地上デジタル化に対応する環境をつくっていこうという事業でございます。  それから、ちょっと済みません……申しわけございません。台数は、後ほど答えさせていただきたいと思います。 ◆中村耕一 委員  わかりました。  デジタル化への事業ということになると、じゃあ例えば実際にデジタルテレビに入れかえるとか、チューナーを入れるとか、そういうところまで踏み込んで入るということですか、それともただ調査だけの事業になりますか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  まず、どういう工事をしないと対応できないかという、こういう調査をさせていただいて、そして今後の学校の中におけるテレビの配置も検討する中でその対応をさせていただきたいというものでございます。 ◆中村耕一 委員  各学校にも数あると思いますし、それぞれチューナーで対応するのか、テレビそのものをかえるのかとか、いろいろなことが出てくるかと思いますし、もう期間がないもんですから、的確な処理をよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、次に345ページ、小学校大規模改造の中で、桂小学校でいよいよ校庭の芝生化ということで、先回質問させてもらってこういう形になって、ああ、始まってよかったなと思っているんですけれども、当然その芝生化ということになりますと、やっぱり地域のある程度の働きかけなり、受け皿的なものが整ってということになると思うんですけれども、その経緯と、それから芝生化に幾らぐらいかかっているのか、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  委員おっしゃるとおり、芝生化は植えた後、これの対応が非常に大変だというお話は聞いております。したがって、地域にそういう管理の組織といいますか、こういうものができ上がるということが今後必要かなというふうにも思っておりますが、そういう点では桂小学校は地域を挙げて応援をいただけるものというふうに思っておりまして、させていただいております。  芝生化の予算は、全体で1,200万円ほどを予定しております。 ◆中村耕一 委員  済みません。それは平米幾らぐらいになりますかね。 ◎加藤 教育長  今計算していますので、その前に芝生化は桂小学校の200メートルトラックの内側を考えてございます。  先ほど住民の皆さんというお話が出ましたが、地元住民から成る桂公園をつくる会という組織を皆さんが申し出てくださいました。私どもはなぜここに踏み切ったかというと、皆さんもよくわかるとおり、花いっぱい運動とか、もう断トツのいわゆる環境整備──植物関係は、地域のおじいちゃん、おばあちゃんから若いお父さん、お母さん、そして子どもたち、そういった部分で伝統的に取り組みが非常にすばらしいという部分がございましたので、こういう取り組みをするわけでございます。 ◆中村耕一 委員  数字にこだわるのは、本当にこの桂小学校が長岡では一番最初にされるということで、それの効果とか、それによってまたほかの学校への広がりも考えられるもんですから、その芝生化すること自体今いろいろな方法があるみたいで、例えば先回ちょこっと出した鳥取方式とか、そういうのであれば平米当たり100円ぐらいでもう施工ができる。それで、維持管理においても肥料とか、水やりの手間がそうそう要らないとか、住民の方が参加して専門業者をそう煩わせなくてもできるような、そういう芝生化という格好でやっていただいて、それがすばらしい効果があるということになれば、またほかのところにも広がるということで、あまり立派な芝生をつくってもらっても管理が本当に大変ということになると、もうほかにどこも手を挙げないというふうな、そんなことになるとまた大変かなと思うもんですから、ちょっと確認させてもらったんで、数字がもしわからなかったら後で…… ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  桂小学校で予定している工事の平米当たりでございますが、5,800円ほどということです。 ◆中村耕一 委員  結構するんですね。本当に今後ということもありますし、長岡初ということでもありますので、そういういろいろな面を考えてよろしくお願いしたいと思います。  続きまして353ページ、今度は宮内中学校の校舎が改築になるということですけれども、ことしの1月に東中が新築されまして、教科センター方式が取り入れられて新たに始まったわけですけれども、宮内中学校の場合には何か特色のあるつくり方とか、そういうことを考えておられるのか、その辺をちょっとお聞かせ願えますか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  宮内中学校の改築につきましては、現在地元の皆さんも入れて、あるいはPTAの皆さんも入れて委員会を立ち上げて今協議を進めているところでございます。東中学校と対比された場合、教科センター方式の方向には少し向いていないのかなという認識でいますが、まだ最終段階を終えておりませんので、それを踏まえて実施設計へと進んでいきたいというものでございます。 ◆大平美惠子 委員  何点かお願いいたします。  まず、説明書の335ページの熱中!感動!夢づくり教育推進事業で、来年度もいろいろなメニューが用意をされておりまして、特に生の芸術体験ということを取り上げていただき、いろいろな子どもたちにあまねく芸術体験をしてもらおうという試みというか、気概のようなものが感じられるんですけれども、劇団四季がやって来る!夢づくりミュージカルというものが今回は6年生全部に見ていただくということになったらしいですが、たしかこれは今年度はまだ招待事業だったと思うんですけれども、全部の6年生にという、これに踏み切った理由といいますか、どういう評価をされて来年度に向けてこういう形になったのか教えてください。 ◎腮尾 学校教育課長  本年度は、今委員が言われたとおり、招待事業ということで希望者に案内いたしまして、児童・生徒約400人、あと保護者も加えると1,200人ほどから劇団四季のミュージカルを見ていただきました。そこでの評価が大変よかったということもございますし、あと劇団四季側のほうから、これは長岡だけではないんですが、県内では新潟ですとか、主要都市を回って、できればある一定の1つの学年に対してそういった本物のミュージカルを公演したいという話をいただきました。基本的にこの上演に係る費用は劇団四季側のほうが持たれるということを聞いておりましたので、長岡市の負担としては子どもの送迎代だけになるんですけれども、一応そういったことで、あと劇団四季のほうからは演目の中身は大体小学校6年生が適するだろうという話もありましたので、5年生は東京フィルと、6年生は劇団四季ということで、来年度ですが、その学年の全部の児童への事業の一環として本物の舞台芸術を見せたいというふうに考えております。 ◆大平美惠子 委員  そうしますと、今回この演目というのは劇団四季側からの働きかけもあって6年生ということに決定したというお話なので、そうすると5年生、6年生は今後もずっと継続的に必ずこういう生の芸術体験を体験できるということではないのでしょうか。 ◎腮尾 学校教育課長  劇団四季側のほうからは向こう何年間というお話もありませんので、当分の間というふうに思っておりますが、これをずっとということは、今時点ではまだわからないということでございます。 ◆大平美惠子 委員  次をお願いいたします。  337ページに部活動遠征費補助事業というのがございます。この金額を見ますと、平成20年度と比べるとだいぶ削られているように思うんですけれども、この部活動の遠征に関する実績といいますか、21年度はどんなようなものがあってこの額になったのか教えてください。 ◎腮尾 学校教育課長  この事業は、本年度の新規事業でございまして、特に部活動の市外遠征に係ります保護者の負担を少しでも軽減したいということで立ち上げた事業でございます。市教委も校長会ですとか、各種会議を通じて周知徹底を図ったつもりでいるんですけれども、予算の段階では300部程度というふうに見込んでおったんですが、今のところ2月末現在でその10%ちょっとぐらいでしょうか、まだ39部ぐらいしか申請が上がってきておりません。そういった今年度の実績も踏まえまして来年度の予算をかなりダウンというか、削ったんですが、ただ来年度は、もうアンケートもとって、見込みを大体押さえていまして、このダウンした額の中でも何とか回れるというふうに考えております。 ◆大平美惠子 委員  せっかく新規事業として立ち上がったこの部活動遠征費ですので、実績に応じて金額も削られてきたということだと思うんですが、ぜひ周知徹底と、それから今後保護者の方にも──いろいろな話を聞くんですよ。遠征費とか、家庭の負担のこととかもお聞きしているんですが、実際に上がってくる件数というのがなかなかないというお話も今ありましたけれども、両方の努力が必要だと思うので、また周知徹底のほうをよろしくお願いしたいと思います。
     続きまして、もう2点なんですが、343ページ、同じようなことで校外学習経費というものが学習指導推進費の中にありまして、902万円ほどついているようですが、この校外学習経費についても今年度どのような内容の実績がありましたでしょうか、教えてください。 ◎腮尾 学校教育課長  この経費は、幾つかあるんですけれども、まず校外学習に係る経費ということで、各種大会というんですか、特に小学校ですと、基本的に全部の学校の子どもたちが参加いたします親善陸上大会ですとか、あるいは親善音楽会があるんですが、その大会に参加する児童のバスでの輸送代というのが一番大きなものでございます。  あと、これも合併前からそうなんですが、長岡市内では各学校が授業で校外学習をするとき1校当たり何回かということで一応バスの補助というんですか、それもやっておりまして、学校を出て外で授業ですとか、そういった大会をやるときのための経費ということでこの金額を計上しております。 ◆大平美惠子 委員  各種大会だけでなくて、またいろいろなそれこそ資源というか、広くなった長岡市──この間寄せていただきました栃尾の美術館だとか、それから寺泊の水族博物館とか、いろいろな学習の場が広がっているので、この校外学習についてはこれからも大いにサポートする、また経費計上をぜひお願いしたいというふうに思っております。  続きまして、最後ですけれども、367ページの北越戊辰戦争伝承館、まだ仮称ですけれども、これが整備されるということを今回見たんですけれども、どのような内容の計画なのか、その概要について。それから、これからどういうふうに整備されていくということなのか、その方向性というかがわかりましたら教えてください。 ◎山屋 科学博物館長  北越戊辰戦争伝承館整備事業でございますが、いわゆる八丁沖が北越戊辰戦争の激戦地の1つであったということで、それを伝承していきたいという地域からの非常に強い要望がございます。それを受けまして、次年度におきましては市民ワークショップ等々を考えておるんですが、それによりましてまず市民の意向調査、そして検討委員会を立ち上げまして、それで展示内容、どのような方法がいいのか、どのような規模がいいのかもひっくるめまして検討していきたいと考えております。ですので、今後整備がどういう方向になるかというのは、それで基本構想がある程度固まった段階から入っていきたいと考えております。 ◆大平美惠子 委員  そうすると、伝承館と書いてありますが、今からもう何か特別な箱物というか、建物を想定されているということではないのでしょうか。 ◎山屋 科学博物館長  ある程度イメージでは持っておるんですが、そんなにでっかいものではなくて──それもひっくるめて検討に入っていきたいと考えております。 ◆大平美惠子 委員  それこそ長岡市内に点在するこういういろいろな史跡をこれからつなぎ合わせて1つのまた歴史の継承というか、そういうことは大事なことだと思いますけれども、これからまた慎重に検討していただいて、その検討の経過もお知らせいただければというふうに思います。 ◆丸山広司 委員  それでは、説明書の341ページにあります自動体外式除細動器、AEDのことなんですけれども、これの賃借料とありますけれども、これは1台当たり年間幾らぐらいの賃借料なのか。これと同じのが351ページ、これは中学校だと思うんですけれども、1台当たり大体同じぐらいの値段じゃないかなと思うんですけれども、まずその賃借料が幾らぐらいなのか。  それと、このAEDは幼稚園にも配備されているというふうに聞いておるんですけれども、これがどこに計上されているのかちょっとお聞かせを願いたいのと、もう1点が、これはきのう民生費のところでお聞きすればよかったんですけれども、ここでこのAEDの項目が出たんで、一緒にお尋ねをするんですけれども、民生費の177ページの最下段、それから179ページの最上段、長生保育園、恵和保育園に対する整備事業ということで26万5,000円ずつ計上されているんですけれども、これは助成という意味でとっていいのかどうなのか、その辺の3点をあわせてお聞かせ願いたいと思います。 ◎若月 保育課長  まず、お尋ねの幼稚園の件でございますが、355ページの幼稚園保健管理費に含まれております。公立幼稚園は2園ありますが、これは平成19年度と20年度にそれぞれ整備を終えているものでございます。  保育園につきましては、先ほどの177ページ、179ページでございますけれども、これは子どもたちの安全・安心のために整備するに当たって2分の1の補助を出しておりまして、長生保育園、恵和保育園では新年度に購入するということで本体並びに消耗品、それからケース等の購入価格であります53万円の2分の1の26万5,000円を補助するものでございます。 ◆丸山広司 委員  一番最初に聞いた小学校、中学校に配備されているAEDの1年間の賃借料というのは幾らですか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  大変恐縮でございますが、私が承知している範囲はリースで何台で幾らという形で、済みません。ちょっと今その細かい資料をあれしていませんので、また後ほど1台当たりということでお答えさせていただきたいと思います。 ◎若月 保育課長  済みません。保育園、幼稚園も同じことをやっておりますので、幼稚園のほうののを参考に話をさせていただきますと、私どもはリースで1台を5年間契約しておりまして、本体は一月約6,000円でございますので、年間約7万2,000円で、5年間で三十五、六万円ぐらいのものでございます。 ◆高野正義 委員  説明書の345ページの小学校建設事業費の中で千手小学校の建てかえがあるんですけれども、これは21、22年度継続事業ということになっておりますが、この完成予定は22年度末なのか、それとももうちょっと早いのか、その辺をまずお聞かせ願いたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  22年度の前半のほうで計画されております。 ◆高野正義 委員  前半といいますと、6月ころというような形で理解しておけばよろしいんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  その後も整備があるわけですが、これから予算を議決していただいて、契約させていただいて工期が決まってくるわけでございますので、もくろみとしては委員が今おっしゃった時期を1つの目安としております。 ◆高野正義 委員  そこで、この建てかえにかかわりまして、プールと給食室を取り壊した後に校舎を建てるという形になっておると思いますが、まず初めに給食関係についてどのような対応をされるのかお聞きしたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  千手小学校の給食でございますが、400食を予定しておりまして、これをつくるところは表町小学校が近いということで、そこで対応させていただきたいということで今準備を進めております。 ◆高野正義 委員  そうしますと、表町小学校でつくって、それを千手小学校に運んで給食を出すという形になると思うんですが、それはそれでいいんですけれども、そうしますと今千手小学校に委託業者が入っていると思いますけれども、その辺の関係はどのような形になるんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  今入っていただいている委託業者とは来年度は契約を結ばないという形にさせていただいております。業者のほうも承知されております。 ◆高野正義 委員  そこで、もう1点、今ほど言いましたように、プールも壊すわけですが、夏の水泳の授業についてどのような形をとられるのかお願いしたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  授業につきましては、ダイエープロビスフェニックスプールを利用して、その間貸し切りバスで児童の送迎をしたいということで計画されております。 ◆高野正義 委員  そこで、特に夏休み期間中、子どもが大変楽しみにしておりますプールの利用なんですが、町内ごとに時間割りで町内プールという形の中で父兄も含めてやっているんですけれども、その辺に対する支援とか何かはございますでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  御指摘の点はよく承知しておりますが、プール開放は一夏のことでございますので、特に支援というものは考えておりませんが、ひとつまた御家族等々で新しくできるプールを大いに利用していただきたいなと、こういうふうに思っております。 ◆高野正義 委員  新しいプールは、上のほうにすばらしいのができるとお伺いしていますんで、じゃあその辺は理解させていただきます。  千手小学校のことだけお聞きしたんで、まことに恐縮なんですが、日越小学校につきましてはこのような事例等はないんでしょうか、そこだけお聞きしたいと思いますが。今ほど伺ったような部分は、この建てかえについてはないんでしょうか。  その下に日越小学校がありますよね。これは、今プールとか、給食で、千手小学校での対応というような問題はないのかということですが。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  日越小学校のほうでは、期間の中で今委員が御指摘されたような対応をとる部分はございません。 ◎加藤 教育長  今千手小学校の改築の話が出まして、給食やプールの利用についての話がありましたが、給食につきましては工事期間での中断が1年2カ月ぐらいに及ぶ予定なんですよ。この間に保護者の皆さんにお弁当をひとつお願いしたいと、こういうのはあまりにも長過ぎると。私らも非常に困りました。近辺をよく見ましたら運べる距離、それから冷めない距離といいますか、そしてその400食ができる施設に表町小学校があったということでやらせていただくと。なぜこういうことを言いますかというと、今まで富曽亀小学校、大島小学校、希望が丘小学校も生徒増に伴う給食室の増改築、あるいはドライ化のときは給食を中断いたしました。そのときは保護者の皆さんに本当に理解をいただいて、2から3カ月我慢をしていただいて、お弁当という形にしましたので、千手小学校は特別じゃなくて、そういった施設が近間にあって請負ができる。そして、長期にわたるということでの対応でございますので、御理解をいただきたいと、こう思っております。 ◆家老洋 委員  それでは、まず今高野委員のほうから質問がありましたように、説明書の339ページの学校施設・設備整備等事業費を見ますと、プールの改修等の項目が非常に出ているわけですけれども、私も随分前にプールの件について質問させていただいたことがあるんですけれども、学校の中のプールというものが今実際どういう形になっているのか。我々の地元の小学校、中学校のプールを見ていると、あまり活用されていないんではないかと。今高野委員のほうからも話があったように、夏休みのプール開放等も小学校ではやっておりますけれども、逆に中学校等については、ほとんどそういうものはないというような中で、このプールの改修だとか、あるいは維持管理にかかわる経費というのは毎年相当な額が出ているんではないかなと。それと、今言った利用の頻度、そういったものを考えた場合に今後プールの授業等についてはもう少し明確なというか、具体的な方針を定めるべきではないかなと思うんですけれども、そういったものについては教育委員会として何かお考えはありますでしょうか。 ◎島倉 学校教育課管理主事  小学校は、5月の連休明けあたりからプール清掃を行いまして、それから夏休みに入るまで天候等の状況を考えながらプール指導に当たっているところであります。子どもたちは、夏の運動の1つとして大変楽しみ、また体を鍛えているというのが現実のところでございます。 ◆家老洋 委員  ちょっとお願いなんですけれども、プールの保守点検とか、あるいは管理に係る経費というものについて今後積算をしていただきたいということが1つと、もう1つは学校での利用状況を把握していただけないかなと。そういった中で、今ちょっと後ろの議員のほうから東中はプールがないんだけれどもという話も出ているわけですけれども、そういう場合、今後そのプールのことについて、例えば今のダイエープロビスフェニックスプールもできたわけですし、市の悠久山プールもあるわけですので、そういったものをうまく利用しながら、経費的なことも考えながらこれから進めていくべきではないかなと私は思っておりますので、そういったことについてちょっと検討をしていただけないかなという気がするんですけれども、その点についてお考えがあったらお聞かせいただきたいと思うんですけれども。 ◎加藤 教育長  プールも含めて、体育設備全般について検討をしなければならないことは確かでございます。  まず、今島倉学校教育課管理主事も御答弁申し上げましたが、子どもたちにとって水泳というのは大事なスポーツ種目、運動種目の1つでございます。皆さんも体験をされてわかりますように、ほかの運動種目と水泳で全く違うのが1つあるんでございます。これは、支点がないということです。浮くということです。ほかのどんなスポーツも地面か床に触れていますが、水泳というのは浮くんです。これを子どもたちに体験させるということは大変大事なことなんです。そして、小さいうちからの水なれ、水遊びから泳ぎを覚えさせ、そしてもしやのときにみずからの命を守るという技能も身につけさせます。同時に、将来大人になってからの余暇の夏のスポーツの楽しみということも教えなきゃならないのが学校教育でございますので、一概にあまり使わんから要らんとか、そうではなくて、やっぱりいろんな面からも総合的に考えなきゃならないと、こう思っています。ただ、小学校と中学校の現場での利用回数といいますか、授業時数というのはまちまちでございます。先々を考えて東中はプールに投資をするよりもほかの体育施設に投資をして、プールはバスの輸送で悠久山のダイエープロビスフェニックスプールを数回代用するということに踏み切ったわけでございますので、冒頭申し上げましたように、体育設備は検討はしなければならないということは十分認識しております。 ◆家老洋 委員  私は、そのプールが要らないとか、そういった話をしているわけではなくて、管理費だとか、コストの問題を考えた場合にやはり将来的に考える必要があるだろうと。一度教育総務課の担当者の方を呼んで──例えばプールの材料というか、今グラスファイバーでできるプールもあるわけです。そういった場合は塗り直しが要らないとか、安全だとかと。今プールはやっぱり何回も塗り直さなくちゃいけないとか、そういったことも踏まえていろいろなことを検討しながら、例えば更新をするときには今までとはちょっと違った形のもので設計をするとか、そういったことも今後ぜひ御検討いただいて、もう1点は一度お願いしたことがあるんですけれども、学校のプールは浅くて一般開放には向かないという話もされているんですけれども、やはり例えば夏休みに、管理の問題が一番大変だろうと思うんですけれども、一般開放もしていただいて、今歩いたりする方が随分おるわけですので、そんな形でその地元のプールとして開放できるような方向性なんかも検討できるんではないかなと思っておりますし、せっかくある施設ですので、有効に使っていただくような形を今後教育委員会でも真剣に検討いただきたいなということを要望しておきたいと思います。  ちょっと戻って申しわけないんですが、333ページの外国人児童生徒支援事業費なんですけれども、これは現在外国人が何名いて、どういう事業をやっていられるのか、概要を説明いただきたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  市内に在籍しています外国人の子どもの数ですけれども、数字は、昨年の11月現在でございますが、22校で55人いらっしゃいます。そのうち日本語の指導が必要な子どもは、9校で22人ということでございます。 ◆家老洋 委員  次に、外国語指導助手による英語教育推進事業費、これはALTで、これも私は何回か質問させていただいたんですけれども、例えばここに5,984万9,000円という額が出ているんですけれども、これについては国のほうからどれぐらいお金が出ているのかということをちょっとお聞かせいただきたいんですけど、おわかりになりますでしょうかね。 ◎腮尾 学校教育課長  国のほうから交付税措置があるという話は聞いているんですが、今細かい数字は持っておりません。済みません。 ◆家老洋 委員  これも以前ちょっとお願いをしたんですけれども、これを単純に割ると460万円になるわけですけれども、下の英語指導員賃金等は二百数十万円という形になって、例えば私もALTの方は何人か知っておりますが、ネーティブスピーカーということでここへ住んでおられる方を採用できないのかなと。国のほうから助成がたくさん出るんだからALTを使っているということであれば私は理解できるんですけれども、長岡市の持ち出しということであって、英語教育の推進ということを考えた場合には、もう少し人材というか、人員を考えてもよろしいんではないかなと思うんですけれども、その点についてお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  今ここに書いてある13人のALTがおりますが、このうち国のほうからの紹介というんでしょうか、自治体国際化協会のほうから、要はJETと言って、どちらかというと、まだ日本語もほとんどしゃべれないような、そういった方をあっせんしていただいたというALTは5人なんですよね。それ以外の8人につきましては、JETの期間が終わって引き続き残っている方ですとか、あるいはそういったシステムに乗らないで、長岡とか近郊にお住まいの外国人の方ということですので、この13人の全員が全員そういった国からの紹介を受けてということではございませんし、以前と比べてJETと言われている人の数はちょっとずつ減らしてきていまして、今の状態がそういった点ではちょうどバランスがいい体制かなというふうに思っております。 ◆家老洋 委員  それは、わかりました。  ただ、今在住の方に対しても、これは平均で460万円ですので、普通の長岡市の嘱託職員だとか、この下の英語指導員賃金等に比べると非常に高いんではないかなと。外国から来られた方で、JETプログラム等の方は多分住居費とか、そういったものも全部含まれているんだろうと思うんですけれども、今お聞きすると、8名の方はここにおられるという中で、私はどれぐらい授業をやっていられるのかというのはきちんと把握はしておりませんけれども、ほかとのバランスを考えた場合にちょっと高いんではないかなという気がしておりますので、国のほうから補助なり、何かが出ているんであれば理解はできるんですけれども、ほかとのバランス。それから、もう少し長岡の人ができるんであれば、私はもうちょっと安くできるんではないかなという気がしますので、その分増員をするとか、そういった形で効率が図れないものかなと思うんですけれども、お考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  確かに課題があるのかなというふうに思っております。最近ほかの自治体では市が直接雇用という形をとらずに、民間の会社というか、英会話学校、あるいはそういった企業と契約してやっているところも出てきておるようです。そういった動きも注視しながら、今現在長岡市は直に雇用しておりますが、そういった民間の会社を入れることで経費的にも同じ予算で多くの人が雇用できるという話も聞いておりますので、そこは今後いろいろ情報収集してちょっと研究をさせていただきたいというふうに考えております。 ◆家老洋 委員  それから、343ページの学習情報化推進事業費の中でパソコン等賃借料が2億900万円と。これは、中学校のほうは1億3,700万円、養護学校が300万円ぐらいで、合計3億5,000万円ほどになっているわけですけれども、非常に高額だなという感じで見させていただいたんですけれども、実際何台ぐらい賃借されているのかということをまずお聞きしたいと思います……済みません。後でよろしいです。  それと、361ページの熱中!感動!夢づくり教育推進事業で、ポニースクールの件なんですけれども、これも私は何回か発言をさせていただいたんですけれども、約1,000万円の予算がついているわけですが、東京からポニーが来て、学校へあれして、そのほかにもいろんなところでやられているとは──ちょっと金額的な問題もありますし、成果を聞くと、子どもたちは喜んで非常にいい成果があったというお話をいただいているんですけれども、今後もうちょっと御検討いただけないか。というのは、前にも提案させていただいたんですけれども、例えば長岡には牧場もあるわけですし、ポニーもいるわけです。調教ができないという話も聞いていますけれども、そういったのも含めて、山古志等の皆さんで仕事がない方は、そういうところでポニーを飼っていただいて、調教は調教でまたいろんなところへ勉強に行ってもらってやってもらう。通常考えると、東京からポニーを呼んできて長岡で触れ合うというよりも──長岡から東京にポニーを連れていくというんだったらわかりますけれども、何かそういうふうなことに毎年1,000万円ずつかけているわけですけれども、そのことについてもう少し今後──すばらしいことであれば長岡で自前の事業としてやっていけないかなというような気がするんですけれども、お考えがあったらお聞かせいただきたいと思いますけれども。 ◎矢沢 子ども家庭課長  ポニースクールの事業につきましては、委員がおっしゃるように、毎年1,000万円ほどの予算をいただく中で子どもたちや、それから高齢者の方、いろいろな方たちがポニーと触れ合う中で非常に大きな成果を毎年着々と着実に上げているという事業でございます。毎年子どもたちを中心に2,000人以上の多くの方がポニーと触れ合う中で、特に子どもたちにとっては本当にまたとない機会ということで、大きな感動体験ですとか、交流事業ということで実施をしております。  東京から、全国からポニーが長岡に集まってきて事業を行っているわけですが、一緒にポニーを連れてくる若い世代の方たちが子どもたちと接することですとか、子どもたちへの声がけですとか、やはりそこはプロでございまして、初めは怖がっていた子どもたちも1日の体験の中で非常に生き生きとした表情になるということで、その辺についても非常に大きな成果があると思っております。  また、今後につきましては、いただいた御意見などを踏まえながら検討させていただいて、よりよい事業にしていきたいと思っております。 ◆家老洋 委員  私は、2年ほど前にお願いをしているんですけれども、検討していただいたんだろうと思うんですけれども、毎年こういう形でやられる。これは、私は決して否定をするわけじゃないんですけれども、今子ども家庭課長が言われたように、いい事業であれば長岡でできるんではないかなと。そういう環境が整っているわけですので、そういった形で進んでいくということも農林振興とか何かと兼ね合わせながらぜひやっていただきたいなと思いますし、これでこの件については終わりにしたいと思うんですけど、評価をされるんであれば、ぜひ全体でもう少し検討をしていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それで、もう1点、最後になりますけれども、その下の青少年「生きる力」育成事業費、これは私どもの地元でも子どもふるさとふれあい広場ということで非常に有効に活用させていただいているんですけれども、こちらのほうは今年度に比べるとマイナスになっております。要望が少なくなったのか、取り組む子ども会が少ないのか、その点についてマイナスになった要因をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎矢沢 子ども家庭課長  この子どもふるさとふれあい広場事業は、青少年健全育成連絡協議会が主体となって行う地域での子どもたちのさまざまな事業に支援をしている事業ですが、昨年と比べますと10万円少し全体の経費が縮小になっておりますけれども、決して要望が減っているということではありません。もともと活動上限金ということで報償金額の上限を設定して、その中で取り組んでいる事業でございますので、状況を見ると、予算的には若干減らした中でもこれまでと同様の、またこれまで以上の事業ができるということで予算を組んでございます。 ◆家老洋 委員  要望なんですけれども、これについては私どもの栖吉では10事業ぐらいで9万円をいただいて非常にありがたいなと思っております。そういった意味で、ポニーと比較するわけじゃないんですけれども、10事業もやって5,000円とか1万2,000円の補助をいただいて、非常にうまく活用させていただいているわけなんですけれども、そういったものがもっともっと地域に広がって市内全体で取り組んでいけるような、そしてまた特に地域と子どもの関係ということにやはり今一生懸命取り組んでおられるわけですので、できればこういったものをもう少しふやしていただけないかなという気がいたしておりますので、要望して終わりにしたいと思います。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  先ほどのパソコンの小・中学校等への配置の台数でございますが、20年4月1日の状況でございます。小学校には全体で1,805台、中学校には1,398台、それから養護学校が34台というふうになっております。総合計で3,237台でございます。  それから、中村委員のお尋ねのテレビの台数でございますが、昨年の10月現在でございますが、小学校に1,026台、中学校に368台、合計で1,394台でございます。 ◆家老洋 委員  そうしますと、コンピューター1台当たりのリース料というのは年間10万円ぐらいになるわけですかね。 ○長谷川一夫 委員長  後で調べたらまた。 ◆小坂井和夫 委員  3点ほどお願いしたいんですけど、まず最初に今のページ、家老委員のほうから聞かれたパソコンの借り上げ料ですか、だいぶお金がかかっているという質問もありましたんで、聞きづらいんですけど、今情報化の時代のわけでありますが、たしかこの20年度からでしょうか、各小・中学校の教員の方々にもパソコンを1台ずつ行政のほうで配置、配備するという対応が始まっているかと思うんでありますが、この説明書の343ページの金額は、それも含んだ金額なんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  先ほどの家老委員の御質問の項目は、主に学校の授業で使うパソコン教室とか、そういうところに配置されている、また各クラスに配置されているパソコンの台数でございます。  委員がお尋ねの学校教職員に1台ずつという事業でございますが、これは小学校のほうのページ数で申し上げますが、333ページの校務支援推進事業費、ここに含まれているものでございます。それで、今年度、20年度から5カ年かけて全教職員にパソコンを1台ずつ配置したいという内容でございます。  ちなみに、今年度、20年度の配置でございますが、小・中18カ校、369台を配置しております。このたびお願いした21年度分の予算は21カ校、356台という数字になっております。それで、残りは3年度ございますが、大体300台から400台の範囲で5カ年かけて配置したいと、こういう計画でございます。 ◆小坂井和夫 委員  はい、わかりました。  333ページということですが、これもやっぱりリースということになるんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  5年のリースを考えております。 ◆小坂井和夫 委員  はい、わかりました。  次の質問に行きます。367ページです。説明欄の上のほうに順動丸のシャフトの保存活用というのがありますが、これは寺泊なのかなと思いますけど、シャフト移設、あるいは展示等の経費というふうにあります。私もまだ見たことがないんでありますけど、前にちょっと説明があったのかもしれませんが、勝新太郎じゃなくて、勝海舟ですか、その関係のものみたいに聞いた記憶が若干あるんでございますが、その辺の文化的な位置づけ、あるいは保存的な位置づけ、その辺がどんなもんなのか。あと、展示されるとすれば寺泊地内ということになるんでしょうけど、どこかお考えのところがありますのか、その辺を聞かせてもらえますか。 ◎山屋 科学博物館長  順動丸シャフト保存活用事業についてでございますが、順動丸は徳川幕府の御用船でございました。当時世界最新鋭の艦として外輪、外側にわっかがついていて、そして蒸気機関と、蒸気船というものでございまして、それを徳川幕府が購入したものでございます。今委員が言われましたように、将軍が乗ったり、勝海舟が乗ったりというようなこと、そんなことなんかも随所に紹介されておる非常に幕末を代表する船ということが言えるかと思います。  そして、これなんですが、北越戊辰戦争に巻き込まれまして、寺泊沖で官軍に追い詰められて爆破したと、自爆して沈んだというものでございます。そして、その際にシャフトが回収されたと。外輪と外輪の駆動軸としてのシャフトでございますが、4メーター30センチぐらいの長いもので、両側の外輪でワンペアになっているシャフトがここに書かれておりますシャフトでございます。  現在は、2本が寺泊水族博物館の入り口の端と端に1本ずつ展示されております。海風等々に非常にさらされまして、非常に状態が悪くなってきているということもございまして、次年度にはとりあえず潮風に当たらないところに移設する。そして、移設先で若干展示をしていきたいと考えております。場所としましては、寺泊文化センターはまなすを予定しております。そしてその過程で、だいぶ劣化していますので、今後の保存処理について考えていきたいと。また、これは4メーター30センチもございますので、保存処理が非常に大変なんですね。普通保存処理というのは小さいものを対象にすることが多いもんですから、同様に幕末、函館沖でもって沈没した開陽丸という船がありまして、その一部を保存処理した先生が筑波大におられますので、その先生から指導を受けて、これからどういうふうに保存していったらいいかなということを次年度に考えさせていただきたいということで予算を計上させていただいております。 ◆小坂井和夫 委員  大変詳しくありがとうございましたが、これは今説明があったのかもしれませんが、何か市の文化財とか、そういった認定といいますか、その辺はどうなっているんですか。 ◎山屋 科学博物館長  寺泊町時代に指定されたものを引き継ぎまして、現在は長岡市指定文化財でございます。そしてまた、自爆した地点は、保存処理にだいぶお金がかかりそうな感じもいたしますので、埋蔵文化財の遺跡指定ということで昨年手続をいたしました。だから、埋蔵文化財資料でもございます。 ◆小坂井和夫 委員  はい、わかりました。  それで、最後にもう少し聞きたいんですが、今水族博物館の外にあるということで海風ということですが、それが文化センターはまなすですか、その建物のどういうところにとりあえず展示されるのかわかりませんが、それだけを今説明いただいたものでありますので、できるだけ大勢の人の目に触れるというふうにすべきだなと思うんでありますけど、そういった文化センターはまなすに設置されるとすれば、その辺の状況についてはどんななのか。また、今後検討されて文化センターよりもっといいところがあればまたということも含めたとりあえずの設置なのか、その辺はどうなんですか。 ◎山屋 科学博物館長  先ほども申しましたように、非常に長いんですよね。4メーター30センチということで、とりあえず置く場所がないということで、はまなすの内部、ロビーのところにちょうどそのスペースがございますので、そこでとりあえず展示させていただくと。そして、いずれ保存処理が済みましたら、かなりの資料でございますので、今度展示活用をしっかりと考えていきたいと考えております。 ◆小坂井和夫 委員  はい、わかりました。ぜひいい方向で検討を願いたいと思います。  最後にもう1点でございますが、375ページに文書公開経費というのがありまして、ここの委員報酬等々はいいんでありますけど、前からたしか長岡の文書館といいますか、そういった構想もあったというふうに承知をしておるんでありますけど、その辺の現在お考えになっている方向性等々をここに関連づけて少しお聞かせいただけませんか。 ◎小野田 中央図書館長  モンジョカンといいますか、ブンショカンといいますか、いろんな言い方があるんですが、とりあえずブンショカンと言わせていただきますけれども、郷土の歴史を後世に伝える貴重な資料である古文書、それから保存期間が終了した歴史的な公文書などそういう資料を保存、活用していくための文書館については、市の総合計画のほうに整備を位置づけております。  今文書資料室のほうで膨大な歴史資料を整理、保存、それから整理の済んだものから公開しておりますが、資料のほうは実は合併によりまして、各合併地域にありました歴史的公文書もふえました。それから、災害によってそれぞれの地域、御家庭にあった古文書なんかもたくさん預けられております。それから、災害の関係のアーカイブスということで資料のほうが倍増といいますか、かなりの量になっております。  資料のほうは、整理したものは公開をするんですけれども、文書資料室は互尊文庫の2階にありますが、スペースのほうが大変狭くて十分なサービスができにくい状態です。資料のほうも各地域の支所、それから浦瀬の倉庫等に分散しております。そういう意味で文書館についてもこれからシティホール整備に伴って教育委員会の関係で幸町庁舎の検討なんかもありますし、その他さまざまな施設の検討に合わせて具体的に検討はしていきたいと思うのですが、当面文書資料室の閲覧室のほうで歴史関係者ですとか、市民の方々に文書を使っていただいて、来年度は3階の会議室を文書のためのスペースとして活用するよう整えたいと思っております。  以上のような状況です。 ◆小坂井和夫 委員  今の3階の会議室というのは、どこの建物の3階の会議室ですか。 ◎小野田 中央図書館長  失礼いたしました。  互尊文庫の3階でございます。 ◆小坂井和夫 委員  ここの3階かと思ったんですけど、今ちょっと説明がありましたように、私どももこの幸町の本庁、市役所庁舎をシティホール整備に伴ってじゃあどういうふうに使おうかという一定のたたき台的なものはいただいておるわけなんでありますけど、そのいただいている中には文書資料室、文書館といいますか、そういったものは入っていなかったようなんですけれども、例えばこの中にそういうスペースがあるかどうかわかりませんけれども、そういったことを含めてモンジョカン、ブンショカンというんでしょうか、早い時期の設置についてぜひ検討を進めてもらいたいというふうに思っておりますが、その辺を含めて教育長、いかがですか。 ◎加藤 教育長  今中央図書館長が申し上げましたように、こういった文書は後世に伝える貴重な資料でありますし、後世になれば前世を語る大事な資料のわけでございますので、大事にしていかなきゃならんと、こう思っています。  旧長岡市の部分、それから合併した市町村の公文書があって、私らはそれはもう頭にあったわけですが、その間に災害がありました。それから、アーカイブスの問題もあったということで、仕事は本当に立て込んでいるというのが現状でございます。今のスペースですと、分類作業も大変手狭ですし、あるいは公開に当たっても、おいでいただいた方に窮屈な思いをさせているという部分がございますので、当座は先ほど言いました互尊文庫3階の会議室をそういった形で活用すると。それから、将来的には先ほど申し上げました市役所移転に伴ってここの本庁舎、幸町庁舎の活用がどのくらいできるのか、教育委員会の大事な1つのセクションでございますので、頭に入れて検討していきたいと、こう思っております。    ─────────────────   〔歳入〕  (2) 第2条 継続費中当委員会付託分  (3) 第3条 債務負担行為中当委員会付託分 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長)、野口教育部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆家老洋 委員  先ほどのコンピューターのリース料を最後にちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけど。 ○長谷川一夫 委員長  おわかりいただけますか……もう一度。 ◆家老洋 委員  済みません。先ほどお願いしたコンピューターのリース料が1台当たりどれぐらいなのかということをちょっと確認させていただきたいと思うんですけれども。   午前11時35分休憩
       ─────────────────   午前11時47分開議 ◎野口 教育部長  時間がかかって大変申しわけございませんでした。出ましたんで、教育総務課長から答えさせます。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  大変申しわけございませんでした。  小学校で契約しているもの、中学校で契約しているもの、それぞれ申し上げたいと思いますが、この金額にはソフトが10種類ぐらい、それからプロジェクター、プリンターなど周辺機器のリースも含んでおる金額と御認識いただきたいと思います。小学校費では、1台当たり月額9,978円、中学校では月額8,359円という計算になります。 ◆家老洋 委員  これは年額にしますと10万円を超えるわけなんですけれども、私は高いとか安いという話じゃないんですけれども、通常のリースに比べると相当な額じゃないかなと。今言われたようにソフトが10種類ということで、前も総務委員会か何かで質問があって、ワードだとかエクセルが入っていなくて、教育ソフトが入っているというようなことで割高になるという話も伺ったことがあるんですけれども、実際これについてちょっとお伺いしたいのは、複数のリース会社というか、業者が入っているのか。それと、養護学校、中学校、小学校を合わせると3億5,000万円ほどになるんですけれども、どのような形で契約をされているのか教えていただきたいと思うんですけれども。 ◎小野塚 副市長  契約の話になりますので、ちょっと話をさせてもらいたいと思いますが、今教育委員会の小・中学校だけではなくて、この本庁舎の中にも1人1台のパソコンが入っております。それで、パソコンは通常4年か5年の耐用年数でリース期間が切れると。そうしますと、一挙にかえると大変ですので、ある程度リースの回数に合わせて、分割して入札、契約をしています。ですから、パソコン自体の単価はその年、その年の入札の結果によって違います。ですから、今家老委員がおっしゃいましたように、パソコン自体ですと3,000円とか4,000円ぐらいの金なんですが、ただ事務的に使うときにパワーポイントとか、エクセルとか、ワードとか、いろんなものを入れた条件で入札すると1台当たりの単価がぐっと上がります。一般職員は、パワーポイントは事務用にはあまり使いませんので、それは除いたものを何台、入れたものを何台──というのは入札ですので、ことしは富士通、来年はNECという形で入ってきますので、単純に1台当たり平均幾らという話じゃないですし、それからソフトも入札ですが、これは実はワンセットになっていまして、50台で1つというような形になっていますから、例えば30台しか要らなくても50台のものをリースしなきゃいけないと。こういういろいろ細かいものがありまして、それで今教育委員会のものは学習用ソフトが相当ついておりますから、相当高い値段になっています。これは、実際パソコン1台の単価とはまた別のところの経費がかかっているということを御理解いただきたいと思います。 ◆家老洋 委員  前にそういう質問があった中で、当然ワードとかエクセルが入っていると安いという話も伺ったんですけれども、そういったものに対しては検討されたのかなということをちょっとお聞きしたいんですけれども……質問の趣旨はわかりませんか。前に学校のコンピューターに関して、今言われたように、教育の専門ソフトを入れているんだから割高になりますよと。実際子どもたちのものにワードだとか何かは本来はもう入っているべきじゃないかなと思うんですけれども、わざわざ抜いて、そして教育ソフトを入れたということで割高になると。いや、ちょっとそれだと例えば地域の方々が、老人会の方々とか何かが学校の施設を利用してワードだとか、エクセル、表計算の講義をやる上においてはできないじゃないですかというような御意見もあったかと思うんですけれども、それ以降そういったことに対して御検討いただけたのかなということをちょっと確認させていただきたいと思うんですけれども。 ◎押見 教育総務課長[兼学務課長]  私自身そういう検討をしたかどうかということについて認識しておりませんので、そのようにお答えさせていただきたいと思います。 ◆家老洋 委員  押見教育総務課長は、そのとき担当課長ではありませんでしたので、そのお話はお聞きになられていないのかもしれないんですけれども、いずれにしても委員会でそういう話が出たと私は記憶をしておりますので、そういった中で我々委員の、あるいは議員の発言したことについては、やはり組織としてきちんと検討していただけないかなと。先ほども検討しますと言われるんですけれども、実際検討されていないんじゃないかなというような気がしないでもないんですけれども、この場限りの発言ではありませんので、今後そういったところをぜひ留意いただきたいなと思いますし、このソフトについて、あるいは賃料について私は専門じゃないですので、高いとか安いとかはちょっと言えないんですけれども、実際今我々の感覚からいくとちょっと高いんではないかなという気がいたしておりますので、その点についてもまた皆さんのほうからも御検討いただいて、もう少し安くしていただけたらなと私は思っておりますが、これは要望で終わりにしたいと思います。    ───────────────── ◆細井良雄 委員  平成21年度一般会計予算についての日本共産党議員団の意見を申し上げます。  福祉・教育予算については、国の第2次補正などに絡んでの妊婦健診の助成の拡大、学校耐震化の前倒しなどの前進面は評価いたします。  子育ての駅などについての必要な事業でありますが、過大な投資とならないよう、その機能が十分発揮できる運営を望みます。  一方、小学生の通院医療費の助成は3人以上の子どものいる家庭に限られるなど、子育てをしている全世帯を支える立場に立っていません。通院医療費の助成は、小学校卒業までの全児童を対象として実施すべきであります。  介護施設入所を希望しても入れず、在宅介護をやむなくしている世帯などの家族へのお見舞金、これについての増額や厳しい環境にある母子世帯への市単独の手当の新設などを今こそ実現すべきであると考えます。  不況で市民の所得は急激に下がっており、国民健康保険や介護保険など低所得者の多い保険制度においては、低所得者支援のために一般会計からも繰り入れをふやし、保険料の負担などが増加をしないよう努めることが今市の取り組むべきことだと考えます。  また、子どもたちに安全な給食を提供し、食育の大事な現場である学校給食現場が本年も小学校3校、中学校1校で民営化されることについては反対であります。  以上の点から、21年度一般会計予算について反対といたします。 ◆関正史 委員  平成21年度長岡市一般会計予算における当委員会に付託されました件につきまして、私ども市民クラブの意見を申し上げます。  厳しい経済状況の中、前年度比7.1%増、経済と暮らしを元気にする積極予算を打ち出しております。生活安心確保対策として、出産・子育て支援の拡充、障害者支援の拡充、教育、文化面では「熱中!感動!夢づくり教育」のますますの推進、学校施設の増改築による教育環境の整備、お年寄りが生きがいを持って毎日過ごせる環境づくりと出産・子育て、教育、そして介護ときめ細かく配慮した予算であり、評価するところであります。よって、私ども市民クラブは本予算に賛成いたします。  総合計画にのっとり、着実に前より前へ進むべきであります。予算執行に当たりましては、最少の経費で最大の効果、積極的な事業展開、市民サービスの向上に一層の努力をお願いいたしまして、賛成意見とします。 ◆中村耕一 委員  平成21年度長岡市一般会計予算の当委員会分につきまして、私ども公明党の意見を述べさせていただきます。  平成21年度予算につきましては、昨年より続く世界的な景気後退の中、税収が大幅に落ち込む見込みとなっております。その中にあって、これまで要望の多かった妊婦健診の14回の無料化、中越こども急患センターでの土曜日の夜間診療開始、前倒しの小・中学校の整備、耐震化の促進、そしてきめ細かな福祉行政など市民生活の安心のための施策に長期的な視点に立って積極的にしっかりと取り組んでおられます。私どもの訴えてまいりました市民要望にかなりの部分でこたえているものとなっており、評価をするものでございます。今後とも市民の側に立った心通う業務を強く要望し、本予算に賛成をいたします。 ○長谷川一夫 委員長  議案第7号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○長谷川一夫 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※────────   午前11時59分休憩    ─────────────────   午後1時開議    ────────※──────── 2 議案第8号 平成21年度長岡市国民健康保険事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第8号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆家老洋 委員  説明書の特5ページの一般被保険者滞納繰越分のところの収納率の件なんですけれども、上のほうの一般被保険者国民健康保険料の1、2の収納率は今年度に続いて95%とか94%ということで算定をされているんですけれども、こちらの滞納部分のほうが今年度は16.95%なんですが、来年度は15.10%になっています。経済情勢を反映してということだろうとは思うんですけれども、済みませんけど、その点についてもう少し詳しく説明をいただきたいと思います。 ◎穂刈 国保医療課長  まさに収納率が落ちているというのが実態でございます。本来現年分の滞納だけじゃなくて、繰り越し分につきましても真剣に取り組んでいるところではございますが、今の状況の中ではどうしても収納率が落ちてきて、今委員からお話がございましたように、繰り越し分については16.95%が15.10%に下がってくるというのが実態でございます。決しておろそかにしているわけじゃございませんが、実態に応じた率をこのたび計上させていただいたものでございます。 ◆家老洋 委員  年々滞納がたまってくると当然払わなくなるというか、払えなくなってしまうというのもわかりますし、特に初年度なんかは逆に忘れていたとかというような理由で納めていただけるんではないかなとは思うんですけれども、やっぱり初期対応というか、それは皆さんもよく御存じだとは思うんですけれども、以前もこういう質問がありましたけれども、そういったところで何かしら努力はされていると思うんですが、その点についてちょっと詳しいところを教えていただきたいと思います。 ◎穂刈 国保医療課長  今委員がおっしゃったように、まさに初期の段階で電話がけするなり、訪問するというのは大変効果的だと私どもも考えております。そうした意味で1期でも未納があれば、または口座振替で未納があるような方もいらっしゃるわけでございますけれども、そこにはできるだけ丁寧にお話を申し上げて、1つには国保制度というものをきちんとお知らせするということと、同時にもしも納められない理由があるんであればその辺の事情をちゃんとお聞きするということに努めているところでございますし、本年度からは日曜、祭日の相談、訪問等も充実させておりますし、また同時に被用者保険等に加入されていると思われる方に対しては手続をちゃんとしていただきたい、または口座振替をお勧めするとか、さまざまな手段を設けまして、対応しているところでございます。 ◆細井良雄 委員  私のほうからは、全般的な国保の会計の組み立ての考え方を聞かせていただきたいと思うんですけれども、歳入の部分を見ますと、国民健康保険料の収入が2億3,000万円減額になっております。後ろのほうを見ますと、歳出の部分でも減っている部分もあるので、これで大丈夫かなというふうに思うんですけど、まずこういう不景気の状況の中で基盤となる国保料については上げないでほしいと、何としても据え置きしてほしいというのが私どもの考えでありますが、予算編成に当たって1人当たりの国保料がどういうふうになるのかを想定してこの組み立てをされていたのか。また、人数もふえていると思いますし、国保についてはそういう状況の中でこの健康保険料の減額という部分もちょっと気になるんですけれども、その辺を説明いただきたいと思います。 ◎穂刈 国保医療課長  まず、国保料をどういうふうな形でという御質問がございましたので、そこからお答えしたいと思います。  21年度の1世帯当たりの保険料につきましては、現在の景気の急速な低迷に伴いまして、被保険者の方の収入が減るだろうということが見込まれていることから、本年度と同程度にするということで保険料を見込んでいるところでございます。  それから、2点目としまして保険料の総額が下がっているということに関連いたしまして、国保の加入者がふえているのに保険料が減るのはいかがかというふうな御質問かと思いましたけれども、これはたしか18年度当時からずっと被保険者というのはだんだん減少傾向で来ているもんですから、21年度もやはり減少するだろうという見込みを立てておったところでございます。 ◆細井良雄 委員  じゃあ保険料については基本的には据え置きという方向で検討されてこの予算を組んでいらっしゃるという今の話なんですけれども、そのために工夫した部分やこの中で配慮した部分等がありましたらお知らせ願いたいと思います。 ◎穂刈 国保医療課長  工夫したところ、配慮したところという御質問でございますが、国保の予算編成の基本といいますのは、国、県の動向と、あとは医療費の動向に着目して予算を組むという部分が大変多いわけでございます。そこを過去の実績等に基づきまして積算してこの予算編成になっているところでございますけれども、そこであえて申し上げるならば、一般会計制度外繰入金が今年度が5億2,000万円であったのが来年度は4億2,000万円と。1億円減っているじゃないかと。医療費がふえている中、制度外繰入金が減っているのはどういうことかというふうな御意見があろうかと思いますが、その点について申し上げますと、まず歳出につきましては医療費が約7億円ふえております。そして、老人保健拠出金が約6億円減りました。その結果、歳出総額では1億8,000万円増額になっております。そして、歳入を見ますと、前期高齢者交付金でございますけれども、これが11カ月分が本来の12カ月分交付されるということで、年間で約10億円ふえることになります。しかし、そのふえることに伴って国、県の負担金、交付金、その他の交付金等が全部減額になっておると。そうした結果、一般会計繰入金を1億円減額したとしても保険料を20年度と同程度に据え置くことができるというものでございます。 ○長谷川一夫 委員長  議案第8号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第9号 平成21年度長岡市国民健康保険寺泊診療所事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第9号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  議案第9号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第10号 平成21年度長岡市老人保健事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第10号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  議案第10号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第11号 平成21年度長岡市介護保険事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第11号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  日本共産党議員団の意見を申し上げます。  これは、条例改正のときにも言わせてもらいましたけれども、今のような時期に介護保険、特に高齢者が対象となっている人たちの保険料については上げるべきではないというふうに申しております。  ここで、前回の補正の中で話が出てきているわけですが、介護給付費の準備基金が今12億5,000万円ほどあるという報告がありました。今回国のほうとしても、これについては介護保険にあっても20%未満の人しか介護を受けていないので、基本的にはそれを全部出して対応するべきだということで、保険料の値上げをしないような指導があるかと思いますが、今回はそのうち2億3,900万円ほどしか落としていないと。この点については、これをしっかり使って保険料の値上げをとめるべきだというふうに考えます。  よって、この案件については反対いたします。 ◆丸山広司 委員  それでは、平成21年度長岡市介護保険事業特別会計予算について市民クラブの意見を申し上げます。  介護保険事業を将来にわたって継続し、高齢者が安心して生活を送るために第4期では、第3期において創設された介護予防事業の効果的な実施や今後とも増加が予想される認知症の高齢者への支援体制の強化、住みなれた地域での生活を支援するための地域密着型サービスの整備促進等、よりよい制度にするための取り組みが示され、さらなる充実を図ることは重要なことです。これらのサービスの充実等に必要な保険給付額は、平成19年度は約172億円であったものが平成22年度は約208億円に膨らみ、36億円、率にして21%上昇しますが、この上昇分のすべてを保険料に上乗せすると1人月額で平均516円増となります。しかし、国の臨時特例交付金の1億5,000万円と介護給付費準備基金の6億3,000万円を取り崩し、介護保険料の上昇を抑制することにより316円引き下げられ、1人月額で200円増の負担は介護保険制度を持続させるためにはやむを得ないものと考えます。  以上のことから、介護保険事業のさらなる充実を図るための介護保険事業特別会計予算に賛成いたします。 ○長谷川一夫 委員長  議案第11号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○長谷川一夫 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 6 議案第12号 平成21年度長岡市診療所事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第12号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆家老洋 委員  参考までに山古志地域の診療所と、それから小国地域の診療所の年間の利用状況について、平成19年度で構いませんので、教えていただきたいと思います。 ◎佐野 健康課長  山古志の診療所でございますが、19年度が9,229人、1日大体39人でございます。20年度が、2月末でございますが、8,182人、1日約38人の利用でございます。  次に、小国でございますが、19年度が2万3,843人、1日大体88人、20年度が、これは1月末でございますが、1万9,494人、1日大体87人という利用でございます。 ○長谷川一夫 委員長  議案第12号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○長谷川一夫 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※────────
    7 議案第17号 平成21年度長岡市後期高齢者医療事業特別会計予算 ○長谷川一夫 委員長  議案第17号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長(兼定額給付金室長) 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○長谷川一夫 委員長  質疑、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  私どもは、この予算に対して反対の立場なんですけれども、細かい内容について聞いておくことが必要だと思いますので、聞かせていただきます。  昨年事業が発足してからことしで1年たって、規定によりますと、ことしから1年以上滞納された高齢者についても保険証の取り上げといいますか、資格証明書の交付が行われることになっております。これについては、今まで75歳以上の方についてはこれを発行してはならないという規定になっていたのが、この後期高齢者医療事業から開始されることになっているわけであります。これについては、この2月12日に、地方でもいろいろな要望があって、厚労省がこの問題についての指針みたいなものを出したというふうに聞いております。この中では、資格証を交付しないとする基準みたいなものも出ているようであります。この点について、また後期高齢者の皆さんの滞納が1年過ぎたのについては保険証の取り上げということになっておりますけれども、市として親身な対応をしていただきたいと思いますので、その辺についてお知らせ願いたいと思いますが。 ◎穂刈 国保医療課長  今の御質問に対しまして、2点のことについてお答えしたいと思っています。  1点目は、確かに資格証という問題はあるんですけれども、最初に現在の滞納状況についてお知らせしたいと思っています。2月10日現在でございますけれども、滞納していらっしゃる方は245人でございました。被保険者の総数が約3万7,000人でございますので、99%以上の方はきちんと納めていただいているという実態にあります。  そして、次に資格証明書をどういう人に交付するかということでございますけれども、納付があればもちろん交付しないわけでございますが、そのほかに分納中であってももちろん交付いたしません。特別な事情があれば交付いたしません。そうした中におきまして、本市におきましては国保と同様に丁寧な納付相談と高齢者であることに配慮した取り組みを行ってまいりますので、どうぞ御安心していただきたいと思っています。  そして、個々の対応というのがやはり一番大事ではないかというふうに思っているところでございます。じゃあ、長岡市は今まで何をしていたかということでございますけれども、制度発足当時にダイレクトメールで納付のお知らせをしたり、または昨年の12月、ことしの2月におきましては電話で納付のお知らせをしたり、口座振替のお勧めをしたり、そして2月の下旬からは訪問しております。実際今分納している方もいらっしゃるわけでございますけれども、やはりこうした1件ごとの丁寧な積み重ねをやることによって資格証明書の交付は抑制していきたいというのが私どもの気持ちでございます。 ◆細井良雄 委員  大変丁寧な対応をされているわけですけれども、この制度自身があまりよくない制度というふうに私どもは思っています。その中であっても事務については丁寧な対応をしていただきたいというふうに思います。  また、厚労省から示された資格証を交付しないこととする基準、これについては既に網羅をした対応をされていると思いますけれども、あくまでも高齢者の負担の軽減のためにこれをきちっと守っていただいて、相当な収入があるにもかかわらず、保険料を納めていない悪質なものに限って対応しなさいという指導が厚労省からも来ているわけですんで、その形でやっていただきたいというふうに思います。 ◎穂刈 国保医療課長  委員が今おっしゃったように、相当な収入がある方だけに限って交付しなさいという国からの通達が出ておりますが、ただじゃあ相当な収入は幾らからにするんだということにつきましては、本年度中に国が指針を出すことになっておりますので、それをもとに広域連合で検討して、じゃあどういう方が相当な収入がある方なんだということを決めるわけでございますけれども、それとともに、じゃあどういう人に出すかというイメージとしまして、先ほど申し上げたように、99%以上の多くの人はきちんと納めていただいているのが実態なんです。じゃあ、その中で資格証の交付対象者としてイメージしているのは、立派な家に住んで、高級な車に乗って、でも保険料を納めないというような方がもしいらっしゃるんであれば、そこはまじめに納めている方が、正直者がばかを見るという制度に絶対にしちゃならんという思いから、そういう方には資格証を出さんばならんというふうに考えているところでございます。 ◆細井良雄 委員  今のお話のように、事務当局が大変御苦労されていることについてはよくわかりますけれども、この保険制度については大変問題のある制度だというふうに考えております。日本共産党議員団においては、後期高齢者医療については廃止して新たに出直すという立場で今運動を進めているところでありますし、全国の世論調査においても過半数の方々がこのことを要求しております。私たちは高齢者を差別し、低所得者にまで負担を強いるこの制度を廃止すべきという立場から、この案件に対して反対をいたします。 ◆高野正義 委員  それでは、市民クラブの意見を申し上げます。  平成20年4月、後期高齢者医療制度は急速に進む高齢化に伴い、増大する高齢者の医療費を社会全体で支えるため、高齢者世代と現役世代の負担の公平化を図りつつ将来にわたって国民皆保険制度を持続可能なものにするために創設された重要な施策であると理解しています。この制度が始まって以来、さまざまな問題が指摘されましたが、国は所得の低い方へのさらなる負担軽減を図るとともに、年金天引きの選択制の確保など制度の定着を図るための改正を行ってまいりました。今後とも制度の充実を図りながら高齢者に喜んでもらえる制度にしていくことが重要であり、この制度を1年もたたないで廃止するなどということは、高齢者に不安と混乱を与えるだけであります。  このように制度の継続と充実を図るための後期高齢者医療事業特別会計予算は必要不可欠なものでありますので、本予算に賛成をいたします。 ○長谷川一夫 委員長  議案第17号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○長谷川一夫 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○長谷川一夫 委員長  これにて散会いたします。   午後1時59分散会    ────────※────────...