長岡市議会 2002-11-07
平成14年決算審査特別委員会(13年度決算)−11月07日-02号
平成14年
決算審査特別委員会(13年度決算)−11月07日-02号平成14年
決算審査特別委員会(13年度決算)
平成14年11月7日(木)午前10時開議
──────── ※ ────────
〇
出席委員(16人)
近 藤 唯 一 君 五十嵐 清 光 君
竹 島 良 子 君 勢 能 節 朗 君
石 橋 幸 男 君 小 山 忠 君
小 熊 正 志 君 伊 部 昌 一 君
小坂井 和 夫 君 細 山 隆 朋 君
土 田 九二男 君 小 林 善 雄 君
斎 藤 博 君 横 山 益 郎 君
小 林 成 治 君 早 川 甚 松 君
───────────────────
〇
委員外議員で出席した者
藤 田 芳 雄 君 笠 井 則 雄 君
高 野 正 義 君 関 貴 志 君
五 井 文 雄 君 加 藤 一 康 君
山 田 保一郎 君 池 田 新 一 君
大 地 正 幸 君 恩 田 正 夫 君
田 中 誠一郎 君 櫻 井 守 君
矢 野 議 長
──────── ※ ────────
〇説明のため出席した者
二澤助役
竹日収入役
北谷企画部長 島岡財務部長
本田商工部長 片桐農林部長
小野塚都市整備部長 木本土木部長
山崎秘書広報課長 野本防災課長
坂詰契約検査課長 安達用地管財課長
小林福祉総務課長 木曽環境施設課長
小野塚環境業務課長 阿部商業振興課長
長谷川工業振興課長 金山観光課長
吉岡農林政策課長 細貝農林振興課長
野口都市政策課長 佐藤都市整備課長
片桐建築住宅課長 広井公園緑地課長
若木道路管理課長 茨木道路建設課長
大平河川課長 和田下水道管理課長
大野下水道建設課長
水科消防長 田井消防本部次長
恩田総務課長 小林予防課長
野口教育総務課長 佐藤スポーツ振興課長
高野監査委事務局長 布川農業委事務局長
──────── ※ ────────
〇職務のため出席した
事務局職員
大久保事務局長 美濃次長
水島次長補佐 米山議事調査係長
──────── ※ ────────
○
近藤唯一 委員長 これより会議を開きます。
──────── ※ ────────
1 議案第73号 決算の認定について(平成13年度
一般会計・
特別会計)
(続)
○
近藤唯一 委員長 議案第73号を議題といたします。
───────────────────
・
一般会計(歳出)
5款 労働費
6款
農林水産業費
7款
商工費
(
商工部長、
農林部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 まず、5
款労働費について、質疑、意見はありませんか。
◆
小坂井和夫 委員 少しお聞かせいただきたいんですけど、
実績報告書の93ページ、それから94ページにもあるんですが、例えば
ニュータウンいこいの広場の
県勤労者福祉施設運営協議会負担金というのが3万円ありまして、その下の
勤労者体育センターは
負担金で
県勤労者福祉施設協会となっていますが、
運営協議会と
福祉施設協会は違う組織なのかなという感じなんですが、その辺の違いと、その次のページの
サンライフでも
福祉施設協会負担金というのがあるんですが、これは各
施設ごとにみんな県のこういう協会に
負担金をという
システムなんでしょうか、その辺ちょっとお聞きしたい。
◎
商工部長 雇用開発推進事業団が主体となっている施設が
サンライフ、あるいは
ニュータウンいこいの広場等々になっております。それを管理、運営しているところが今ほど申された各協会でございまして、各
施設ごとに
負担金を払っているということでございます。
◆
小坂井和夫 委員 そうすると、9のところの
運営協議会というのと、10は
福祉施設協会となっています。これは違う組織なんですか。
◎
スポーツ振興課長 社団法人の新潟県
勤労者福祉施設運営協議会という
協議会がございますので、これは先ほど
商工部長が説明申し上げました雇用・
能力開発機構の施設を管理していく主体的な
協議会になっております。ですので、同じ内容だということですが。
◆
小坂井和夫 委員 同じ組織なんですか。
◎
スポーツ振興課長 はい、同じ組織でございます。
◆
小坂井和夫 委員 どうしてこう書き方が違ったの。
◎
スポーツ振興課長 3施設とも再度確認をいたしまして、御報告したいと思います。
◆
石橋幸男 委員
実績報告書の91ページなんですけれども、
雇用促進事業費の問題ですね。
パートバンク嘱託相談員報酬、それから
雇用開発推進員報酬という形があるわけで、今ほど取り組まれたことでは
企業訪問や
情報提供、そうした活動を延べ800
事業所ですか、訪問されてきたというふうなお話がありましたけれども、具体的にもう少し詳しくその成果と申しますか、その辺もありましたらひとつお聞かせ願えればと思います。
◎
商業振興課長 まず、
市民センターにございます
パートバンクと申しますが、パートを希望される方の相談、求職に対する支援でございますが、長岡市といたしましては
長岡公共職業安定所と連携、協力をいたしまして、1名の
相談員をお願いしております。ここでは延べ1万5,628名の方から相談ですとか、あるいは職を求める上でのそういう申し出がございました。このうち5,935名の方を企業の方に紹介を申し上げました。これで実際に就職できた方でございますが、2,031名の方が就職できました。約34.2%でございます。
それから、
雇用開発推進員でございますが、これも
長岡公共職業安定所と連絡、調整をいたしまして、
商業振興課に2名の方をお願いしております。13年度の実績でございますが、
訪問日数が2名で325日訪問をさせていただきました。この訪問によって実際に企業の方から906名の求人がありました。
◆
石橋幸男 委員 それで、その前にもう1つあるんですけど、その当時
求人倍率が0.46倍ですかね。ですから、そういう点でいくと現在も非常に厳しいわけですよね。ですから、そういう点で今の2つの問題についてですけれども、こうした方向では非常に成果として上がっているというふうに見られると思うんですね。ですから、そういう点でここへの手だてをもっともっとさらに拡充と申しますか、人員も含めて要望しておきたいというふうに思います。
◆
横山益郎 委員
実績報告書93ページのいこいの広場の松くい
虫防除委託料。ちょっと私わからないんですけれども、最近の傾向としては被害が拡大しているのか、鎮静化しているのか、その辺の傾向についてちょっとお聞かせください。
◎
農林振興課長 長岡市全体では、松くい虫は
減少傾向になっております。県の報告では、
下越地方がまたふえているという情報を得ております。
◆
横山益郎 委員 私もそう思っているんですが、今言われたように
中越地方から
下越地方に移ったというのは何が原因でそういう形になっていったのかなんていうのは調査をされたようなことはありますか。例えば中越の
この辺一帯が山の関係等を含めて環境がよくなって、住みづらくなったもんだから、今度は下越の方へ移ったとかですね。どういう傾向があるのか、その辺原因がわかりましたら聞かせてください。
◎
農林振興課長 私どももそこまではちょっと把握しておりません。
◆
横山益郎 委員 例えば風に乗っていったとか、鳥が運んでくるのかどうかわからんけれども、そういう点でそういうあれがなくなったのか。いろんな関係があるんだと思うんですけれども、どなたかその辺ちょっとわかる人はおいででないですか。
◎
農林部長 一般論で申し上げますけれども、この
中越地域の松くい虫についてはピークが過ぎまして、次の世代の松が出てきているという状況でございまして、
長岡市内におきましても今の
ニュータウン地域及び東山の
自然観察林、村松の石彫の道周辺を重点的に防除しておりまして、それ以外のところはもう防除はしておりません。おそらくこれは観測的な言葉で恐縮ですけれども、ピークが過ぎたのではなかろうかというふうに考えております。
○
近藤唯一 委員長 次に、6
款農林水産業費について、質疑、意見はありませんか。
◆
横山益郎 委員 最初に、
実績報告書の96ページの一番下、
地籍調査事業の準備が始まった年だろうと思うんですけれども、ここに
調査費という形で計上されているんですが、今年度は平成14年度ですけれども、今どの程度まで準備が進んでおって、いつごろから実施される形になるのか、その辺ちょっと聞かせてください。
◎
農林政策課長 ただいま御質問のございました
地籍調査事業につきましては、平成12年度から単独で調査を実施しております。それで、平成13年度につきましては、市内にどれだけいわゆる地図が混乱している地域があるのか、その辺の実態を把握する調査を実施いたしました。また、今年度についても、引き続き
川西地域について調査を実施しているという状況でございます。したがいまして、現在その調査結果を待って今後具体的にどうするかというのについて検討をしてまいりたい、このように考えているところでございます。
◆
横山益郎 委員 そうすると、川東の方は大体終わったの。
◎
農林政策課長 ただいま申し上げました調査につきましては、平成13年度は
川東地域を対象に終了しております。
◆
横山益郎 委員 どのくらいの箇所。
◎
農林政策課長 じゃ、ちょっと具体的に結果についてお話といいますか、お答えをしたいと思います。最初に、地図のない集落と地図が混乱している集落ということでございます。地図がない集落については、御案内のように
太田地区の3集落と妙見町が挙げられております。次に、地図が混乱している集落ということでございます。これも
委員会等でお答えをしておりますが、
松葉地域、御山、栖吉等々が挙げられております。それで、トータルで見ますと、
川東地域でございますが、太田を除きますと総筆数は約29万筆あるわけでございますが、何らかの問題がある筆数が約2万筆、全体の7%という結果が出ております。概略でございますが、以上のとおりでございます。
◆
横山益郎 委員 今御答弁をいただいたんですけど、まだそのほかにやっぱり集落と集落の関係で小さい箇所が幾つかあるだろうと思っているんですが、その辺も調査の対象になったんですか。
◎
農林政策課長 基本的には市全域を対象に調査を実施しているということでございまして、今御質問がございましたように、例えば県道敷で
拡張整備をやった後に誤差が生じていると、必ずしも更正図と現地が一致しないというような箇所もございますし、
基盤整備が終わったところは、もうきちんとした形で公図が残っているんですが、それと既存の土地とのいわゆる接点といいますか、そういったところでギャップといいますか、誤差が生じているというようなことも含めまして調査を実施したところでございます。
◆
横山益郎 委員 今ほどの答弁のように、13年度から川西ですか。そうすると、15年か16年
あたりになると、
関係業者に委託なりいろんな形でやっていくということになるんですか。その辺この先どういう形になっていくんですか。
◎
農林政策課長 これは
常任委員会でも御答弁を申し上げたんですけれども、調査も3年目に入ってきておりますので、何らかの
方向性を出さなければならないだろうという考え方は持っておりますが、これも繰り返し申し上げておりますように、取りかかるとなりますと膨大な経費とまた労力といいますか、それを要しますので、その調査結果を待ちまして一応どういう対応をするのかその辺の
方向性を出してまいりたい、このように考えております。
◆
横山益郎 委員 じゃあ、この辺でやめておきます。
次に、98ページのながおか
米ブランド化、これはいつの議会でも産環の
委員会あたりで出てくるんですが、ここに
土づくりの関係だとか、それからコンバインだとか、
マルチの
田植機だとか、いろいろ県の補助を含めてこの
ブランド米の戦略化のためにながおか米を売り出そうということで一生懸命努力をされているわけです。その中で「新潟米」
有利販売体制確立事業補助金ということで、寺宝町
生産組合だとか、その上に
再生紙マルチ田植機というのが購入されたりして補助をされて、これは例えば
再生紙マルチを使った
田植機の稼働だとかどのくらいの
業務面積があって、それが表題に掲げておられるながおか米のものについて効果をあらわしているんだろうと思うんですが、その辺一連を含めて少しお話を聞かせてください。
◎
農林振興課長 ただいま御質問の
再生紙マルチ田植機でございますけれども、この
事業主体であります
長岡オーガニックカルチャーという名称の団体は6名で組織しておりまして、13年度は7ヘクタールをこの
田植機で植えております。委員も御承知のことかと思いますけれども、これをやることによりまして中干し時期まで水田の雑草を抑制することができるという効果がございます。これは除草剤の
使用減等がございますので、結果的には安全な
米づくりにも貢献するものと思っております。
◆
横山益郎 委員 それで、今言われたようにいわゆる
マルチをかけて農薬を使わないで生産された米の販売は、
JA越後ながおか
農業協同組合を通じてやっているのか、6名の
皆さんが特別にその販売をされておるのか、その辺どういう形態になっておるのか、おわかりでしたらお聞かせください。
◎
農林振興課長 この人たちはかなり
耕作面積が多い方でございますので、こういう米に対しては農協へ出るものもあるかと思いますけれども、大体顧客を持って販売しているのではないかなと思っております。
◆
横山益郎 委員 そうすると、その辺の具体的なものはあまり把握をされていないんですね。
◎
農林振興課長 販売数量等まではちょっと把握しておりません。
◆
横山益郎 委員 細かく聞いて悪いんですけど、この6人の
皆さんというのは優秀な農業をやっているんだろうと思うんですが、どのくらい全体面積があってその7ヘクタールをこういう形で
マルチを使っているのか、その辺わかりますか。
◎
農林振興課長 申しわけありませんが、そこまではちょっと把握しておりません。
◆
横山益郎 委員 例えば
補助金の関係だとかになれば、やはりその辺がきちっと行政の方で把握された中で
補助金というのは出ていくんだろうと思うんですよ、全体を考えますとね。その辺どういう体制になってどうなっているかこの一部だけわかって──例えば素人的で悪いんですけれども、そうでないとやっぱりまだほかのいろんな
補助金体制があるわけですから、その辺どうなんでしょうかね。部長、やっぱり私はその
生産組合なり、そういう1つの組織なり、ある程度のものがわかった中で
補助金というのは出ていくんじゃないかなと思うんですけれども、その辺いかがですか。
◎
農林部長 御指摘のとおり、
補助事業に取り組む場合にはその
事業主体の基礎的な数値というのは把握しなければいけないわけですけれども、今ここにそういう詳細のデータは持ち合わせていないということでございますし、当然補助を申請する、あるいは
補助金を支出するという段階にはその辺はチェックしております。
◆
横山益郎 委員 そうだろうと思って聞いたんですけど、課長の答弁だと何かその辺あまり明らかでないみたいですから、そんな程度で
補助金を出しているのかなと。これは嫌みで言っているわけじゃありませんので、その
辺補助金というのは大事なものですから、どなたが見られてもやっぱりオープンでないといけないだろうなと、こんなふうに思ったもんですから、ちょっとお聞きをいたしました。
◆
石橋幸男 委員 それでは、
実績報告書の99ページのながおか産
農産物消費拡大事業費ということで、その中の
米消費拡大対策事業ということで、この中身についてもうちょっと詳しく実績、また成果というか、その辺がありましたら含めてお願いできればと思います。
◎
農林振興課長 米消費拡大対策事業でございますけれども、この経費の中身といたしましては春、秋に開催されます農業ふれあいまつり、また
大手通りで行われます
歩行者天国、
料理教室等を通じまして地元産の米の
消費拡大のPRを行っておるものでございます。
◆
石橋幸男 委員 今おっしゃった
あたりが
対策事業ということなんですか。というのは、私が考えるには
対策事業ですから、当然それに含まれた成果というか、その辺があっていいのかなという気もしましてね。と申しますのは、これは議会での私の質問等もあった、いわば
学校給食への地元産コシヒカリを実施しようという話もしてきたわけですけれども、そうした
消費拡大という
あたりでの
取り組み対策、その辺が行われてきたんではないかなと、この項目に入るのかなという思いもありまして御質問したわけなんですけれども、全くそういうのとはかかわった事業ではないということなんですね。
◎
農林振興課長 13年度の
取り組みにつきましては、
学校給食の
事業等はここに含まれておりません。
◆
石橋幸男 委員 わかりました。この問題がやっぱり
消費拡大という点では非常に重要な課題でございますので、こうしたまつりも大事ですけれども、具体的な手だてとしてそうした
取り組み等をやはり行政としてどうかかわるのかということが重要だと思っていますので、要望いたしておきたいと思います。
◆
横山益郎 委員 今の関連なんですけれども、
石橋委員が聞かれたのに対して、今の課長の答弁というのは何か私はちょっと違っているんじゃないかなと。この年はそういうのをやっていませんみたいな。私はそうでないだろうと思うんですよ。この問題はもうずっと以前から
産環委員会だとか議会で議論されてきている問題ですから、この年はやっていないとか、先ほどの春、秋のまつりだとか何かみたいなのにだけ費やされているみたいな形というのはちょっとおかしいんじゃないかなという感じがしますし、この下に
長岡野菜のあれもあるんですが、私は今
農業委員会に席を置かせていただいて、その
学校給食の──それは今部長も御存じのように、地場産の野菜だとかいろんなものをぜひ安心して食べられる野菜、米はもちろんですけれども、地産地消という意味合いから今進めているのは十分承知しているんですが、野菜の関係では長岡の
青果市場と学校の──これはあれが違いますけれども、栄養士の
皆さんとはいろいろと相談されて、
学校給食の中でそういう地場産の野菜を提供するという形が着々と進んでいるというふうにも伺っているわけです。何か今の課長の答弁というのはちょっとそっけないみたいな、それだけやっているみたいだということになるとちょっと問題があるんじゃないかなという感じがしたもんですから、その辺も含めて部長の答弁をひとつ。
◎
農林部長 ただいまの決算の中身でございますけど、これは予算を要した事業について説明申し上げておりますが、当然のことながら今おっしゃいますようなことはやっておりますし、また私
ども農林部としては米の
消費拡大、野菜の
消費拡大、またそれに伴う生産の振興というのを柱にしているわけですので、これは予算を伴う部分だというふうに御理解いただいて、それ以外にも十分そういう事業は展開しているということでございます。例えば今例示されました
学校給食等とのすり合わせにつきましては当然内部の話でございますので、その辺は問題点を探り、その
解決方法やそれを生産に結びつける方法の研究は進めているわけでございます。
◆
横山益郎 委員 いや、わかるんですけど、
委員長のあれにもありますように、この決算に関してはがちっと枠をはめられてしまうと何か質問することがなくなるんですよね。当然13年度の予算があって決算があるわけですから。だから、その点で課長の答弁というのは、何か余りにも春、秋のまつりだとか何かみたいで、あとないみたいな答弁ですから、そうじゃないんじゃないかなというふうに発言の趣旨、発端があるわけですよ。だから、今部長が言われたのはわかるんですけれども、そういうものがあって初めて決算という形になってくるわけですから、当然そのくらいの説明は少し時間がかかるかわからんけれども、してほしいなという感じがしたもんですから。
◆
伊部昌一 委員 大変細かいんですけれども、
実績報告書108ページの牧場費の中の
ポニー広場運営費で、削
蹄手数料が8万8,000円となっているんですが、今
ポニーは何頭いましたでしょうかね。
ポニー広場ですので、
ポニーのひづめを削る手数料ですか。これは何頭が対象になっているんでしょうかね。
◎
農林振興課長 現在
ポニーは4頭おりまして、この4頭の削蹄に要する手数料でございます。
◆
伊部昌一 委員 じゃあ、1頭当たり2万2,000円。1つの足5,000円ぐらいだというふうに理解してよろしいんですか。
◎
農林振興課長 はい、そのとおりでございます。
◆
伊部昌一 委員 110ページに
林業構造改善事業費というのがございます。171万円で県の補助もあるわけなんですけれども、これは具体的に
地図情報システム導入というふうになっているんですが、どんなことをやろうとされているのか。要するにちょっと輪郭がわかりませんので、この事業の中身についてひとつ詳細にお答えいただきたいと思うんですが。
◎
農林振興課長 先ほど部長の方からも若干触れましたけれども、今まで
森林整備計画とか
森林施業計画を立てる際には全部手作業でペーパーをめくりながら資料を作成したんでございますけれども、これを電算化することによって先ほど申し上げましたような事務の
簡素化が図れるということがございますので、この
システムを導入するということでございます。
◆
伊部昌一 委員 事務の
簡素化とかということなんですが、大変失礼なんですけれども、具体的にこの
地図情報システムということですが、その辺どういう事業にどういう効果を期待してどんな中身なのか。今の答弁ですとちょっと概略もわかりませんので、さらに踏み込んだ御答弁をいただきたいんですが。
◎
農林部長 今ほど説明申し上げましたように、今まで手作業でやっておったわけですけど、これはどういう仕事かといいますと、
森林簿というのが別にございまして、それは各筆ごとに一覧になっているわけでございます。それと森林図というのがございます。また図面は
林班図というのがございまして、それとの照合が手作業ですと非常に煩瑣であったということで、これをまず電算化して
森林簿と
林班図を突合できるような
システムにしたということでございます。それで、これをすることによりまして、いろいろな
林業施業というのがあるわけですけれども、その
年度計画は
森林組合が中心になって立てるわけですけれども、そういうものに活用して
地域ごとにどういう施業を施したらいいかという
計画策定に役立てていく、そういうものでございます。
◆
横山益郎 委員 ちょっと聞かせてください。
実績報告書の105ページ、この先のことを言うとまたあれになるかわかりませんが、
農免農道整備事業。それこそ13年度の実績が県単
ふるさと農道緊急整備事業と絡めてここへ示されているんですが、この先の見通しと言うとまた
だめらろうかね。大体わかっているんですけれども、百束の方から富島まで14年度の春に一部開通だというふうには伺っているんですけれども、13年度の実績はこれでわかりましたので、その辺少しだけ触れていただけませんか。
◎道路建設課長 今委員のおっしゃるとおりなんでございますけれども、この川東農免農道は百束町地内から小曽根町地内の国道351号、いわゆる商業高校まで延長約5キロメートル、幅員10メートルで県単と、ほ場整備事業を2本立てで3つの工区に分けて整備をしております。それで、13年度は猿橋川の上部工を施工いたしまして、百束から宮下までの間を14年度で施工して完了と。その間が供用開始ということになります。残るは宮下から商業高校までの間1.7キロメートルございますけれども、16年度の供用開始を目指して進めていくという状況でございます。
◎
スポーツ振興課長 先ほど小坂井委員から質問がありましたいこいの広場の
協議会負担金、それから
勤労者体育センターの
負担金、
サンライフ長岡の
負担金の名称についてどうなのかというお話がありましたんですが、これについてお答え申し上げますが、いこいの広場の
協議会という部分について誤りがありましたので、ここで訂正させていただきます。正しくは新潟
県勤労者福祉施設協会負担金ということですので、よろしくお願いします。
◆
小坂井和夫 委員 わかりましたが、今
協議会とおっしゃったんですけど、その前の運営もとれるんですね。運営議というのをとるわけですね。
◎
スポーツ振興課長 御指摘のとおりでございます。
○
近藤唯一 委員長 7款
商工費について、質疑、意見はありませんか。
◆小林成治 委員
実績報告書の112ページの商店街活動活性化支援事業費の中で、空き店舗等活用事業についてどのような活用状況であったのかお伺いしたいと思います。
◎
商業振興課長 事業の目的でございますが、13年度に私ども
商業振興課の職員が目で確認をした1階の空き店舗は23店ほどあるというふうに考えております。こうしたメインストリートに面したところを優先的にシャッターをあけていただくというのがこの事業の目的でございます。実際の事業の成果でございますが、13年度は9軒の空き店舗に入る方に補助をさせていただきました。内容でございますが、1階の空き店舗の賃借料の2分の1、1店当たり10万円が限度でございますが、補助をさせていただいて、9店のシャッターがあきました。
◆小林成治 委員 これに関連するんですが、いわゆる中心市街地で空き店舗が23店あったということなんですが、その下の中心市街地活性化基本計画で基本計画推進
協議会、それからまちなか再生研究会という2つがありまして、この年度でそれぞれどのようなことが計画され、実施されたのかと。それから、特にそのまちなか再生研究会は専門家集団を立ち上げたということですので、その辺がどうなっているのかお伺いしたいと思います。
◎
商業振興課長 まず、中心市街地活性化基本計画の関連でございますが、中心市街地活性化基本計画は平成10年度に作成いたしました。そこで、自来具体的な活性化基本計画に基づく推進管理と申しますか、実際にどのように具体的に進めたらいいかということを検討してまいりました。平成13年度におきましても、八王子市、松本市等の先進地を視察いたしましたり、委員10名の方で2回ほど会議を開催いたしました。内容でございますけれども、中心市街地の活性化について具体的に検討を重ねてまいりました。それで、具体的にどうかということを現在検討させていただいているところでございます。
また、まちなか再生の関連でございますが、まちなか再生研究会の委員は9名でございますが、お願いしている方は研究機関、学識経験者、不動産関係者、税理士、それから商いを営んでおられる方で構成しております。13年度の活動の内容でございますが、具体的に申しますと中心市街地を訪れる方の減少や空き店舗の増加、中心市街地が抱えるいろんな問題について専門的に、定量的に調査分析を行うということでございまして、今後のまちなか再生に向けた具体的な検討を今しているところでございます。
◆小林成治 委員 市長は、この中心市街地の活性化に力を入れていくということを表明されているわけなんですが、これから市の方でも取り組むと思うんですが、そのときにこういった
協議会ですとか研究会というものがあるんですが、その辺の絡みで今後どのように進めていかれるのかお伺いしたいと思います。
◎
商工部長 ただいまの御質問でございますけれども、中心市街地活性化基本計画は先ほど話しましたように平成10年から5カ年ということで、平成14年で4年目に入ります。主に進行管理、時々の
皆さんの御意見を伺うと。基本計画は実はソフト事業とハード事業の計画を立ててございまして、ソフト事業の方は一店逸品運動、あるいはチャレンジショップ、家賃補助ですか、そのほかいろいろなソフト事業がだいぶ進んでおります。ハード面につきましては、いろいろ地権者の絡みもあり、再開発の関係で非常にこれは難しいというか、課題がある問題かと思っております。中心市街地活性化基本計画はそういうあれで、5年間といいますと最終年度が平成15年ということになりますので、あと1年それは続けていきますけれども、主に進行管理ということで、当初立てた計画はそのような形になろうかと思います。
まちなか再生研究会は平成13年度に立ち上げまして、先ほどお話しさせていただいたように、今までとかく中心市街地はこうあった方がいい、あああった方がいい、家賃は高いのか低いのか等々あったのを実態的に、定量的にちょっと分析してみようというようなことで平成13年度は進めました。平成14年度は家賃の問題だとか、そのデータをじゃあどのように生かしていこうかと。また、先ほど話しましたようにまちなかの1階というのは、1つとしては人の住むところがあり、
事業所があり、公共的なものがあり、そして商店街がありという1つのまちを形成するときにどのようにということになりますと、やはり1階だけではなくて2階の
事業所等々もある意味ではふやすべきではなかろうかと。そうしますと、どのようにという部分で、このまちなか再生研究会は定量的な数字をもとにどう再生できるのかということで、ただいま具体的に検討をしているところでございます。
◆小林成治 委員 確認したいんですけど、この中心市街地活性化基本計画推進
協議会は10年に立ち上げて5年後というと14年になるんじゃないでしょうか。
◎
商工部長 策定したのが平成11年3月でございまして、それから数えていくということになります。
◆小林成治 委員 市長がおっしゃった、これから中心市街地の活性化に力を尽くすというのが、今の御答弁からはちょっと伝わってこないんですよね。だから、その辺の考え方だけお聞きしたいと思います。私もこれについては考えを持っていますけど、決算委員会ですのでそれは言いませんが、いわゆる中心市街地の活性化に取り組む市の考え方だけお聞きしたいと思います。
◎助役 市長も何回か申し上げておりますように、15年度予算の中に具体的にあらわしていきたいというふうに考えております。それで、中心市街地活性化の事業は商工部だけではございませんで、再開発というふうなことになりますと都市整備部も絡んでまいりますし、それから例えば子供のいろいろな遊び場というふうなことを中心市街地に持ってくるということになりますと、福祉だとか教育委員会なんかも絡んでくるわけでございます。それで、過日それらの課が全部出し合いまして、15年度予算にどういうふうに盛り込んでいくかということのおおよその整理をさせていただいて終わっておりまして、これから今度各セクションで来年度の予算要求に目がけてそれらを具体化していく施策の細部を今練っておるという段階でございます。
◆
小坂井和夫 委員 今小林成治委員の方から少し質問がありましたが、もう少しこの再生研究委員会についてお聞きしたいんですけれども、専門的な立場からその可能性について、これを一定の定量的なものも含めて調査、分析のためにという説明でございますが、この研究会は今14年に入っていますが、今現在も継続されているんだろうというふうに思いますけれども、13年度の段階で調査、分析をされた内容といいますか、その辺さっきの説明ですとその分析の定量的なものをもとに今後に向けて具体的に今検討していますとおっしゃったもんですから、13年度の段階でどのような調査、分析の結果だったのかお聞かせください。
◎
商業振興課長 平成13年度にやった内容について申し上げます。まちなか再生の関連で6回の研究会を開催いたしました。主な問題でございますが、ちょっと抽象的なことから申しますと、中心市街地の活性化についてはもちろん商店街のことを指します。
◆
小坂井和夫 委員 私がお聞きしたいのは、調査、分析を数量的なものも含めてされたわけですから、その結果として今後中心市街地、まちなかについてやっぱり数量的に、あるいは分析の結果こうすべきだなという一定のものが13年度の中で出たわけでしょうね。それに基づいて14年度は今具体的に検討していますとおっしゃったわけですから、大まかでいいんですけど、13年度に調査、分析の結果こうすべきだというものが出ましたという、そこを聞かせてもらいたい。
◎
商業振興課長 まず、税金、地価、家賃の問題等を分析いたしました。それから、家賃収支のシミュレーション等でございます。ただ、これについては非常に時間を要することとして、研究会では継続的にどうしたら理解と協力が得られるかを深く掘り下げていこうということで終わりました。
◆
小坂井和夫 委員 また委員会もありますからこの程度にしておきますが、確認しておきますが、今の説明ですと大まかにいろんな分析の結果、まちなかについては税金の問題、あるいは地価の問題、あるいは家賃の問題、こういったものを抜きにやはり考えられないなという分析の結果が出たということですね。そのほかにもあるんでしょうけれども、そこは今ちょっと話がありました。さっき小林成治委員の方からもいろいろ御意見が出ておりますが、この15年度予算にというところを本当に市全体として考える場合、どうしてもこの分析はやっぱり1つのもとになると思うわけですね。その辺の連携性というのを密にとっていただきながらやっていただきたいということを申し上げておきます。
◆小山忠 委員
実績報告書の112ページなんですが、今いろいろとお話がございましたが、商店街活動活性化支援事業(商店街パワーアップ事業)というふうなことでもって1,821万円の金額が決算として出ているわけですが、その中でもって(3)の
補助金等も含めて内容的な問題については時間の関係があるもんですから、これは省略します。それで、私がお聞きしたいのは、支援事業とか
補助金等をあれした場合について、13年度の決算は事業が終わったら、今もお話がございましたが、投資に対するその効果、成果というふうなものについて非常にシビアに分析されて、次の期によりよくそれが生きてくるような形のあり方に投資といいますか、そういうふうなものは当然のごとくされているんだろうと思うんですが、次年度に対して
補助金をまたいろいろ設定していかんきゃならんというふうなときは、その前年度の
補助金事業の成果を踏まえた形の中でもって、次は当然対象になる方々等を含めた形の中でもって次年度、13年度だったら14年度の
補助金を設定していくという形での運びになりますか。
◎
商工部長 補助金の関係でございますけれども、申請が出て実施し、実績報告までありますけれども、その間実施に当たってはいろいろと協議を重ね、どのように持っていったらいいのかというのも当然含まれております。それと同時に、実績報告が出る段階でまた
皆さんの御意見も、あるいは実施結果も協議の対象になっております。結論から申し上げますと、ただ
補助金を出しっ放しということではなくて実績報告に対してこちらでいえばその成果が上がったのか。成果が上がった部分というのは、ある意味では人数の関係になったり、人通りの関係になったりするわけでございますけれども、そういうようなことを1つの評価にしながら次年度の
補助金対象を決めていくというような考えでございます。
◆小山忠 委員 わかりました。ぜひそういう形でもって、投資に対する本当にシビアなやっぱりその効果というものを追求しながら、より喜ばれるような形の
補助金、支援事業というものをひとつお願いをしたいというふうに考えます。
次に、これもやっぱり
補助金という形になるでしょうか、113ページのフロンティアチャレンジの関係ですね。さっき説明いただきましたウェットブラストによる、あるいはまたデータム平面を内蔵するというふうなことでの非常に新しい新製品、しかもまたマグネシウムという時代性に合ったものについての非常に効果のある新製品の創出という形になるんでしょうけど、こういうふうなものに
補助金を出して、あるいはまたフロンティアチャレンジの事業に対する懸賞みたいな形でもって金を出して、これに対して実用化されたとか、あるいはまた実用化がもう一歩手前まで来ているんだとか、非常にやっぱり金をかけ、そしていろんな共同開発を推進していって、新製品の誕生という明るい展望の中でもってあれしているということはありましょうかね。私は、新製品を開発するということがそんな簡単にできるかということも十分わかっているつもりなんですが、ただ今までこのフロンティアチャレンジという事業はもうかなりの年数を経てきていると思うんですね。それに対して累算する長岡市の資金の投下というものもやっぱりあるだろうと思うんですよ。そういう何十件かあるフロンティアチャレンジのそういう事業に対して、それが実用化され、そして長岡の経済界に対して新製品が活用されたというふうな形での非常に明るい展望が開けてきたというふうなものについての話をあまり聞かんもんですから、そういうふうなものについての見通しだとか、展望だとかというふうなものについてちょっとお聞かせ願えればありがたいと思うんですが。
◎工業振興課長 まず、平成13年度のフロンティアチャレンジでございますが、先ほど部長が申し上げましたように、全部で16件の採択がございました。現状で申し上げますと、そのうちの6件が現在既に完成をしておるということで、販売に回せる状態になっていると。それから、2件が自社で使用をされておると。それから、それ以外の16から8を引きました残りの8件が改良等で今まだ研究を継続されておるという状況でございます。ちなみに、平成7年度からフロンティアチャレンジ事業は実施しておるわけでございますが、平成13年度までに
補助金を交付した件数が121件でございます。そのうち生産販売にこぎつけておるものが73件、それから残念ながら研究開発を断念されたものが1件、それから自社で使用されておるものが13件、その他改良中等まだ製品化まで至っていないけれども、研究を継続されておるものが34件という状況でございます。
◆小山忠 委員 実用化が非常に進んでいるということにつきましては非常に心強く、ありがたく思っています。できればそういうふうな状況等を所管の委員会だとか私どもに、こういう成果になっていますよというふうなものをあれしていただければ非常にありがたいと思うんですが、今後のあり方の中でもってまたお考えいただければありがたいと思いますが。
◎工業振興課長 検討させていただきたいと思います。前向きに対応させていただきたいと考えております。
◎
商工部長 先ほどのフロンティアチャレンジの関係は委員御指摘のとおりかと思いますし、またそれが基礎研究の段階に終わるのと、それから製品をつくるだけの段階に終わるのと、それからそれが市場が持てて商品になる段階といろいろあろうかと思います。長岡の場合はとかく三条、燕と違いまして技術開発のところに重きを置きながら今少しずつそれを製品、工作機械あるいは測定機械等々を持っていっているわけでございまして、研究の方もより市場に出るような形にだんだん進んでいくかと思います。そういう意味で、このフロンティアチャレンジの趣旨と申しますか、そこを重視していきたいと思っております。
◆
石橋幸男 委員
実績報告書の111ページの企業誘致促進事業費ですね。この企業誘致費と、それから長岡オフィス・アルカディア関係経費の2つの点なんですけれども、どちらも基本的には企業誘致というふうになるかと思うんですけれども、これは私は予算のときも、所管でも、また決算の都度お話ししてきた経過もあるんですけれども、今ほど活動内容が紹介されました。いろいろ努力されておるわけですけれども、なかなか厳しい経済情勢だと、こんなお話もございました。ですから、本当に今そういう状況でもあるわけですけれども、特にこのオフィス・アルカディア等のかかわりですけれども、厳しい経済情勢でありますけれども、これまでの間も含めましていろんな
取り組み、この誘致に対する庁内でのいろんな協議があったと思うんですけれども、その辺新たなというか違う角度というか、そんな方向
あたりがまたあるのかないのかも含めて、これからの企業誘致といいますか、こうした誘致活動と申しますか、そういうものの考え方というか、その辺がありましたらお話ししていただければありがたいなと思っています。そうした
取り組みが結果的にはいろいろ厳しいということで、これだけの事業費を使っているのにそういう形で終わってしまうという問題になるわけですけれども、その辺新たな考え方というか
取り組みというか、そういうことがありましたらひとつ公表していただければありがたいし、また新しい年度に向けてのそうした
方向性が考えられていれば、お答えをお願いできればと思っていますが。
◎工業振興課長 今委員御指摘のとおりでございまして、本当に厳しい状況が続いておりまして、何とか実現できないものかということであちこち駆けずり回っておるということでございます。何か新しい有効策はないのかということなんでございますが、私ども手をこまねいているわけじゃございませんで、平成13年度からは新たに大学の研究者で民間の比較的大きな企業からお越しになっている先生方が市内の大学にもかなりの数いらっしゃいますんで、そういう方との懇談会の場をまずつくりまして、その後それに基づいて追っかけ訪問をして、先生から何か情報はないのかというようなことで追っかけ作業も13年度からやっておるような次第でございます。正直申し上げまして、いろいろ策を講じておるんでございますけれども、今のところ私どもこれが決め手というものは生み出しかねておるという状況でございます。
◆
石橋幸男 委員 本当に努力されていることはわかるわけなんですけれども、委員会の所管だと思うんですけれども、市長みずからの答弁の中にオフィス・アルカディアの価格が高いんだと、こんな話が聞かれたかと思っていますけれども、その辺について公団側があるわけだと思うんですけれども、今後の問題としてその辺の
方向性が協議対象になったのか、その辺はどうなんでしょうかね。
◎工業振興課長 市長が申し上げたとおりでございまして、今坪単価で約10万円という状況は私ども市内の実情から見ましても確かに割高感はぬぐえないわけでございます。私ども何とか引き下げできないものかというお話も申し上げてはおるんでございますけれども、国の特殊法人という性質もございまして、なかなか実現の方向には向かえないというのが現状でございます。ただ、前にもちょっと申し上げましたけれども、公団も何とか打開策をということで定期借地制度を業務用地にも先般開始したところでございますんで、公団は公団なりに精いっぱい努力はしていただいてはおるんだけれども、なかなか思うようなところまでまだ至らないというのが現状でございます。
◆
石橋幸男 委員 引き続き努力をお願いしておきます。
113ページの地場産業販路開拓促進事業費のテクニカルアドバイザー報酬。2名の方が活動されているわけですが、この実績とその効果はどうでしょうか。
◎工業振興課長 テクニカルアドバイザーは、先ほど部長が申し上げましたようにお二方お願いしておるわけでございまして、昨年の活動実績を申し上げますと、市内企業の訪問が延べで366社、それから受注活動といたしまして市外を訪問した件数が46社、50件。さらに、誘致関係も一部御協力といいますか活動していただいておりまして、そちらの方が5社ということでございます。前にも何かの機会に申し上げたかと思うんですが、アドバイザーが1人で企業を訪問して1人で受注をとってくるという形じゃなくて、受注促進事業の企業の
皆さん方と同行していただいたり、アドバイザーの方で入手した情報を企業に流して一緒に受注活動を展開するというような形でやっておるというのが実態でございまして、成果につきましては先ほど冒頭で部長が説明申し上げたような実績として上がっておるというふうに御理解いただきたいと思います。
◆
石橋幸男 委員 それで、114ページの受注促進事業費というのがあるわけなんですけれども、ここでもそうした受注という点で、特に予算面におきますと昨年度に比べて127万円ほど上乗せされているんですね。ですから、そういう点では非常に力を入れてもらって、そうした今の厳しい情勢の中で図っていただいているなと、こんなふうに見ているわけなんですけれども、こことのかかわりで先ほど説明があったのかなと思いますけど、このテクニカルの関係では今初めてお聞きするんですよね。そうでないですか。説明ありましたかね。私ちょっと落としたのかな。それで、両方にもかかわるんですけれども、今本当にこういう情勢ですので、この成果を見ますと非常に
取り組みそのものから受注が成果として上がっているわけです。ですから、やはりここへとられた予算措置、さらにその成果に立った上で必要があると思っていますけれども、その辺どうでしょうか。
◎
商工部長 受注促進の関係では、昨年新潟鐵工所の関係で12月補正で増額をさせていただいた部分で、全体で427万円の中で動いております。今までのとかく待ちの姿勢ではなくて、いろいろ企業を訪問する。もちろんその点までダイレクトメール、あるいはその規模、あるいは業種によって訪問選定していくわけなんですけれども、そこでいわゆる大きい物づくりの動きや何かも市内の企業の方は
皆さん認識されてきております。最近の傾向といたしまして、単品のものではなくて、受注するとしたら設計からある程度組み立てまで、あるいは鋳物から表面処理加工までというようにオーダーの出方が随分いろいろ違っております。そんな意味で、受注促進委員会のメンバー等々も企業の
皆さんと連携をとりながら、1社が1社ではなくて横の連携を保ちながら長岡市のいわゆる企業の底上げをこの推進委員会でも担っている部分でございます。いろいろな面、長岡の産業ということで機械、鋳物等々をやっているわけでございまして、今後ともこの方に力を入れながら、仕事は待ってちゃ来ませんので、大いにまた企業あるいは商工会議所、私どもと連携をとりながらやっていきたいと思っております。
◆
小坂井和夫 委員 1点だけお願いをしたいんですが、きょうの決算委員会の議論でありますように、長岡の経済も、そしてまた雇用も大変な状況のわけですから、そういった中で販路の拡大、あるいはフロンティアチャレンジもさっき話が出ましたが、小山委員の高度化等々さらにまた力を入れてもらわなきゃならんというのは同意見のわけでありますが、そういった意味から1つだけ。
実績報告書の114ページの緊急の雇用対策ですか、ここで予算がついておりまして、さっきの説明では高圧処理は18人の雇用、太陽光発電は7人の雇用というふうな説明しかなかったように思うんでありますけれども、この目的は緊急の雇用対策という一面もありますが、それをこの2つに振り当てたというそれなりのまた意味もあろうかというふうに思いますし、そういった意味で雇用は創出されたけど、それによってこの2つの技術的な面がやはりどの程度の前進を見たのか、そしてまたそれを生かしながら今どういう状況にあるのか、そういった
あたりをもう少しお聞かせいただきたいんですが。
◎工業振興課長 まずHP、高圧処理の関係でございますが、平成11年度から13年度まで3カ年にわたって緊急雇用の資金をいただきながらいろいろ開発をしたと。こちらにつきまして試作品までをやってくださいという内容で委託したものでございまして、内訳といいますか状況を申し上げますと、現在商品化のめどが立ったものが4件ございます。それから、商品化を検討しているものが3件、それから研究を継続しておるものが2件、断念せざるを得なかったというものが2件という状況でございます。
それから、太陽光の方でございますが、こちらは平成12年度、13年度の2カ年事業で実施しておりまして、市内の企業で遠赤外線による融雪装置を開発しておるメーカーがございます。それと、前にも産学協同等でも取り上げていただいております太陽光発電、特に積雪地の冬期間を何とかしたいということでいろいろ取り組んでいらっしゃいましたので、こちらの方を何とか合体する形でいけないかというものがこの研究開発の趣旨でございます。平成12年度につきましては、遠赤外線それから太陽光発電、冬期間の詳細なそれぞれのデータとりをやったということでございます。13年度につきましては、市役所前のバス停のところに融雪装置を設置して、公的な空間で平場の一番利用度の高いところで実際どれぐらいの融雪ができるのか、そのためにはどれぐらいの電力が必要なのかという
あたりの実証実験をやっております。それと同時に、太陽光の方もいろいろなデータとりを重ねてやっておりまして、それとあわせまして実際太陽光とジョイントはしなかったわけでございますけれども、いろいろデータ分析をしたということでございます。結果的に申し上げますと、遠赤外線の融雪装置というのは、通常ほかの一般の電気による融雪の半分ぐらいのランニングコストで上がるというふうに言われておるわけでございますが、その使用料でもなおかつ消雪面積の1.2倍ぐらいの太陽光のパネルが必要だというのがいろいろ実験した結果現在出ておる結論でございまして、今後太陽光発電のようなパネルのさらなるエネルギー変換率の技術向上ですか、改革をしていただくのを待つと同時に、遠赤外線の融雪装置も効率的に融雪できるように改善していきたいというふうな形で今後考えられております。
◆
小坂井和夫 委員 説明でわかりましたが、さっきも申し上げましたようにいろんな技術開発等を通じて、要は長岡なりの新しい技術あるいは長岡らしい産業といいますか、それがやはりこれからの大事な面になっているわけでありますから、例えばこの緊急雇用対策自身は国の制度だったかと思いますが、そういったものも含めてさまざまな制度を大いに活用しながら技術の開発、それとあわせてやはり雇用の拡大というところにつなげる方向で頑張っていただきたいと思います。
───────────────────
午前11時58分休憩
───────────────────
午後1時開議
───────────────────
・と畜場事業
特別会計
(
農林部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
石橋幸男 委員 BSE、いわば狂牛病の問題が非常にあった時期ではないかなと思っているところでありますけれども、そのBSE対策について対応をされてきたわけでありますけれども、そういった一連の対応についてまずお聞かせ願えればと思います。
◎
農林振興課長 それでは、BSE発生後の食肉センターにおける対応について申し上げます。BSE発生後、食肉センターにおきましては、従来にも増して徹底した衛生管理に努めてまいりました。県食肉衛生センターによる全頭検査を昨年10月18日より実施しております。また、特定危険4部位──脳、目、脊髄、小腸の一部でございますが、これは10月5日から焼却処分としております。今後も市民への安全な食肉供給のために一層衛生管理に努めてまいりたいと考えております。
◆
石橋幸男 委員 それは一定のそうした指導もあっての対応ではあるかと思っておりますけれども、そうした中でも狂牛病に対する影響どころか、そうした形で全体で5.6%の増という数字として上がっているわけで、本当にそういう点ではよしとしなきゃならんと思っていますし、またこの食肉センターが公共的な立場に置かれている安全性がやはり市民にとっては非常に大事であり、また本当にそのことが果たしている役割があるかと私は思っているわけで、食肉センターの
皆さんの高度な技術もまた非常に評判になっているというお話も漏れお聞きしているところでありますけれども、そういう点ではまた今後のさらなる努力を期待するところであります。
◆
横山益郎 委員 大動物の関係で牛、馬の頭数の割合というのはどういうふうになっているのか。それから、牛、馬もそうなんですが、それを別々にしても結構なんですけれども、豚は市外からどの程度入ってきているのか、その割合がおわかりでしたらお聞かせください。
◎
農林振興課長 大動物につきましては、市内産がこのうち12%ほどでございます。この中には、長岡に家畜市場がございますけれども、あそこで取引されたものが即食肉センターへ持ち込まれたものも含めての頭数でございます。それから、豚につきましては豚全体のうちの0.5%でございます。
◆
横山益郎 委員 市内が0.5%ですか。
◎
農林振興課長 はい、市内が0.5%です。それ以外は市外と。
◆
横山益郎 委員 牛と馬の割合というのはわからないですか。
◎
農林振興課長 13年度につきましては、この大動物は全部牛でございます。
───────────────────
・卸売市場事業
特別会計
(
農林部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
───────────────────
・スキー場事業
特別会計
(
商工部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
小坂井和夫 委員 ちょっとお聞かせいただきたいんですけど、
実績報告書の234ページにスキー場の収入ということで、リフト収入のスキーリフト収入、それから次のページはロッジ収入、それからサマーボブスレー使用料と発売枚数が書いてありますが、合計で結構ですけど、例えばスキーリフト収入は平成12年度の枚数は何枚だったのかというのを聞かせてください。
◎観光課長 まず、スキーリフトの収入についてですが、総計でよろしゅうございますね。
◆
小坂井和夫 委員 はい。
◎観光課長 総計で発売枚数が13万5,885枚。金額も必要でしょうか。
◆
小坂井和夫 委員 要らない。
◎観光課長 サマーボブスレーリフト収入でございますが、これが2万4,518枚。駐車場につきましては9,380台。それから、ロッジ収入でございますが、これは件数で2,027件。サマーボブスレー使用料につきましては2万7,261枚ということになっております。
◆
小坂井和夫 委員 冒頭の説明で、夏季が前年度に比べて8,390人の減少、また冬の場合2万6,400人の減少という説明がここに書いてありますが、冬の場合は雪等々もあるんでしょうけど、夏季の場合、例えばサマーボブスレーの関係でも発売枚数は減っておりますが、夏季の来場者が減ったという
あたりの理由といいますか、その辺いかがなんでしょうか。
◎観光課長 13年度は夏季において非常に猛暑が続きまして、夏の間なかなか屋外に来ていただけるお客様が少なかったというのが1つの原因であろうと思いますし、全国的な傾向なんですが、レジャーの多様化といいますか、そういった要因もございまして、東山ファミリーランド一帯だけじゃなく、多様な方面での遊び方、レジャーの仕方というのが影響しているんではないのかなと思っております。
◆
小坂井和夫 委員 サマーボブスレーは平成12年のオープンだったですかね。
◎観光課長 12年度オープンでございます。
◆
小坂井和夫 委員 今回のこの決算のところにも、新しいグレステンスキー等々もまた工事がなされているわけであります。委員会でも前に出たことがあるように思いますが、例えばサマーボブスレー等は冬場のマイナスといいますか、それをカバーするというのがそもそもの目的だったように記憶をいたしますし、サマーボブスレーは12年にオープンして、また13年が猛暑あるいはレジャー多様化等々と説明がありましたが、そもそもレジャー多様化は前提の上でこれをつくったんじゃないかというような思いもいたしますので、今後これはやっぱり夏の入り込み客を図っていくと。いろんな事情があってもそこをやはりいろんな対策を立てていくということは非常に大事じゃないかというふうに私は思うんでありますが、グレステンスキーももう完成したわけでございます。その辺何かお考えのところがあればお聞きだけしておきたいと思いますが。
◎観光課長 今の御質問ですが、確かに通年利用を目指し、夏の利用もふやしていこうということでサマースキー場をつくったわけでございまして、ことしはまだサマーシーズンが終わっておりませんけれども、サマースキー場をオープンしたことによりまして、現時点でサマーボブスレーの利用者が昨年を上回る結果となっております。したがいまして、そういったいろいろな施策をスキー場で講じていることが相乗効果となって今後多くのお客様から訪れてもらえるんではないのかなと。そして、来ていただけるようにそういった企業努力といいますか、営業努力をやってまいりたいというふうに思っております。
───────────────────
・
一般会計(歳出)
8款 土木費
(土木部長、都市整備部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
小坂井和夫 委員 ちょっとお聞かせいただきたいんですけど、
実績報告書の121ページの一番上に消雪パイプ点検・調整委託というのがありますが、これは毎年冬に向けての点検だと思いますけれども、この辺どういった形で業者といいますか委託されているのか。また、委託される場合、ここの決算では380万円ほどでありますが、全市で何キロあるのかちょっとわかりませんが、その委託に当たっての単価の基準といいますか、キロ幾らというふうな基準なのか、その辺ちょっとお聞きをしたいんですけど。
それから、もう1つこのページですが、少し下がりまして放置自転車があります。(1)と(2)に関係しますけど、放置自転車監視員、それから巡回整理等業務委託というふうにありますけど、この2つの役目の区分といいますか仕事の区分といいますか、どういう形になっておりますのかお聞かせください。
◎道路管理課長 まず最初に、消雪パイプの点検の委託でございますけれども、長岡市有の消雪パイプにつきましては摂田屋分室の管理員の方で点検をしておるんでございますけれども、電気設備の点検とか特に交通量の多い箇所につきましては管理員だけではちょっと手に負えないというところがございまして、それについては業者委託をさせてもらっております。それから、細かい点検のものにつきましては設計の方ではじいておりますので、お金については後でまた御説明させていただきます。
それから、放置自転車の(1)と(2)で何が違うのかということでございますけれども、(1)につきましては長岡駅の東口に自転車駐車場を整備してございまして、放置自転車の禁止区域に指定されております。そちらの方の監視員については(1)でさせてもらっておりますし、大手口につきましては禁止区域ではありませんので、そこに置いたからまずいということではないわけでございますが、ただ整理をきちんとさせていただかないと皆様方の苦情がたくさんありますし、通行に支障になるということで、これは巡回点検をして整理して、できれば暫定置き場なりに誘導したいということで仕分けをしてございます。
◆
小坂井和夫 委員 消雪パイプの業者への委託に当たっての基準を後で説明いただけるということですか。私ちょっと詳しいのはわかりませんけど、今の説明ですと例えば電気系統等の点検については管理員では無理なんでというふうな説明があったようですが、
長岡市内ずっと長い距離にわたって市有の消雪パイプがあると思いますけど、その目詰まりだとかそういったところを点検されているんではないかなと思ってお聞きをしたんですけれども、その辺どうなんですか。
◎道路管理課長 電気点検につきましては、東北電気保安協会とか、それから大手口、東口の駅前広場等のロードヒーティング等の電気点検につきましては、つくってもらった業者の方から点検をしてもらっておりますし、それから先ほど言いました
大手通りとか要は交通量の多いところの点検につきましては、管理員の手には負えないので、それについては業者委託をしておりますが、これについての細かい単価はちょっとわかりませんけれども、説明できないんで申しわけないんですが、きちんと設計をして発注をしているということでございます。
◆
小坂井和夫 委員 消雪パイプの水の噴き出し口がありますよね。その掃除も毎年してなさるんでしょう。
◎道路管理課長 そうです。
◆
小坂井和夫 委員 それに当たって、例えば1メーター幾らで委託を発注なさるのか、その辺何らかの基準がおありなのかなということをお聞きしたいわけでありますから、それは今わからんきゃ後でよろしいですけれども、お願いをしたいということです。
それから、放置自転車は今この区分の説明をお聞きしましたが、これは昨年の決算委員会でも私どものクラブで申し上げているようでございますが、例えば大手口に関してはやっぱり行政側がきちんと対応するというのが当然必要で、大事でございますけれども、そことあわせて地元の商店街等もあります。やっぱりそういったところとの連携を密にしながら、効果のある対応ということを改めてお願いしておきたいと思います。
◎道路管理課長 先ほど申し上げましたように、管理員の手に負えない発注をしておりますのは、今ほど委員がおっしゃいます消雪パイプのノズルの点検等については4カ所で、金額でいいますと150万円程度でお願いをしておりますけれども、これは地区がばらばらですので、設計を組んで契約検査課の方で入札をされて決めているということでございますので、ただ単にメーター幾らということではないんで、細かい積算については後ほど小坂井委員の方にお示しをしたいと思いますけど。
◆
伊部昌一 委員 1点だけお尋ねします。
実績報告書の143ページの市街地再開発事業費のところなんですが、先ほど説明もありまして、準備組合等順調にいっているかのような話を承りましたし、設計関係にも手を出しているというふうな話もあったんですが、ことしに入っての
常任委員会でも話があったのかもしれませんけど、ちょっとわからないので再度お尋ねするんですが、13年度は具体的にどのような事業をやられ、どこまでこの話が進展しているのかということと、それを受けて14年度にどのようなものを引き継いで事業をされておるのか、その辺の経過を恐縮ですが、お聞かせいただきたいと思います。
◎都市整備課長 市街地再開発事業の進展状況でございますが、13年度には今ほど説明申し上げましたように、
補助事業を入れて表町地区で実施しております。この地区につきましては、基本設計に基づきまして地元の合意形成を図ろうとしているわけですが、反対者がおりまして、なかなか形成の方がちょっと大変でございまして、14年度につきましてもまた合意形成を図っていきたいというところでございます。それから、中央地区にございましては区域を分けて可能性のあるところをやろうという形で地元の方でまとまっておるんですが、なかなか形成が図れないというような状況で、状況を見まして断念せざるを得ないのかなという部分もございますし、また区割りの中で部分的にはもうちょっと指導していけば何とかなるかなというような部分もございます。
◆
伊部昌一 委員 今承っていますこの地区の話はことしになってからいろいろだいぶ盛り上がっているわけですが、今答弁を伺って何かちょっと寂しいなと思ったんですが、表町の関係について見ると同意がなかなかスムーズにいかないと。それも今お話を承れば中身としてはかなり厳しいんではないかというふうに私は受けとめたんですが、その辺は今後何とかうまくいける可能性はあるんでしょうかね。ちょっと方針になって悪いんですけれども、5,000万円という大変な金を使っていますので、その辺のことについてお尋ねしたいと思いますし、それから中央地区はもう今ほどの答弁のように、ちょっと困難であるというふうに私ども議会としては理解していいのかなという、その辺再度になるんですけど、考え方を教えていただきたいのと、ちょっと細かいんですが、大手通表町地区の関係で基本設計に入られたということなんですが、それもちょっと反対者がいるということなんですが、5,000万円を使っておるんですけど、どういう部分にどのぐらいのお金が振り込まれたのか、その辺もあわせてお尋ねさせていただきたいと思います。
◎都市整備課長 中央の部分でございますが、また14年度に入りまして丸専の部分につきましては優良住宅等整備事業でやりたいというような動きも出てきておりますので、その辺をまた指導していきたいと思っています。
それから、表町地区でございますけれども、
補助事業費の使い道でございますが、基本設計で委託しております。委託料としましては、施設の建築物の基本設計で4,935万円で業者委託をしております。一応建物の設計と概算工事費等の内容になっております。
◆
伊部昌一 委員 要するに事業を進めている中身というのは、特に表町地区ということに限っていえば、その地区をチャラにして何かの大きい1つの建物といいますか、それをつくるということを前提にした設計図が4,900万円かかりましたと、こういうことなんですか。
◎都市整備課長 今まで11年度から
補助事業等を入れてそれぞれ関係者でお話しして、それに基づいた形で一応この建物の設計、それから工事費等を出しております。
◆
伊部昌一 委員 所管の委員会じゃありませんので、これ以上申し上げませんけれども、ここの中心市街地の問題はこれから大変重要な問題になってきますし、市の大きな課題でもあるわけですが、今ほど13年度の事業をお聞かせいただきますとなかなか難しいような話も聞こえてくるわけなんですが、12年度も、それ以前も含めてなんですが、相当税金が投入されていると思うんですよね。ですから、これがだめになりましたでは済まないわけでありまして、今年度あるいはまた来年度も含めてなんですが、これは必ず成功するというふうなことで理事者の
皆さんにひとつ奮闘していただきたいし、頑張っていただきたいということを強くお話しさせていただきます。
◆
石橋幸男 委員
実績報告書の117ページの道路維持費の問題なんですけれども、昨年の12年度決算のときにもお話しさせてもらってきたし、また14年度予算のかかわりでもこの維持費については御質問をさせていただいてきたわけですけれども、13年度決算でいきますと5億9,800万円ということなんです。それで、12年度決算から見ますとこれは1,800万円ほど上乗せはあるんですけれども、これは5年間のスパンで見ますと1億円近くが減らされているという現状があるわけなんですね。けれども、現場と申しますかこの車道、歩道、そして側溝の補修という点で申しますと非常に要求も強いわけです。また、その辺の要求にこたえていくという点でも1億円近く減らされているという状況がはっきりしているわけです。管理の時代と言われる今日にとってみても、やはりこうした状況、ここへの要求にこたえていくという点でも、私は結果的に見てもっともっとそうした予算の必要性があるんではないかなと、こんなふうに考えるわけなんですけれども、現場と申しますか、その辺どういうふうな対応等がとられているかちょっとお聞かせください。
◎道路管理課長 道路維持費につきましては、平成9年に約7億円あったものが平成10年から約6億円になって、平成10年から大体6億円前後ということで推移をしておりまして、5年前と言われますとこの1億円がどうしても残ってしまうんでございますけれども、ここ4年間、6億円程度でシーリングをかけろとは言われておりますけれども、今委員御指摘のように道路の延長は若干なりともふえておりますし、維持管理をする範囲もふえているわけですので、道路維持費については厳しい財政状況ではありますけれども、お願いをいたしまして若干でも伸ばしていただいているということにつきましては、昨年も御答弁をさせていただいたとおりでございます。ただ、大きく伸ばすということにつきましては、ほかの事業もたくさんありまして、同様な事情もありますでしょうから、昔のように戻せという話はなかなか困難かなというふうには考えております。ただ、昨今違っておりますのは、バリアフリーという考え方が歩道に取り入れられてきておりまして、単に戦災復興の歩道を直せばいいということではなくて、昨今のニーズに合ったバリアフリーの歩道に改築するということで動き出しておりまして、特定財源がいただけるものでございますので、道路維持費という枠を越えまして道路改良費の方で歩道改築につきましては予算措置をしてあります。これにつきましては、12年度に6,500万円が13年度に1億3,000万円ということでかなり増額をして力を入れていると。これも大きな意味では道路の維持費だというふうにお考えをいただければ、委員御指摘のように維持費については伸ばしているということは言えるかと思います。ただ、それだからといって細かい修繕とかというのがおろそかになっているということではありませんで、それはきちんとやらさせていただいた上でこういった改良にも取り組んでいるということで御理解をお願いしたいと思います。
◆
石橋幸男 委員 そうした新たな管理区分といいますか、いわばバリアフリー化という点で、それは本当に重要な問題ですから、私としては重要な課題として受けとめておきますけれども、やはり通常の経費として道路、側溝は壊れるわけですから、当然それに対する補てんというのは必要になってくるわけですから、今課長のおっしゃった怠りなくというお話でございますので、市民の声にこたえていかれる方向にやはり予算づけをしていただきたいと要望しておきます。
◎道路管理課長 先ほどの小坂井委員の細かい資料が参りましたので、お答えをさせていただきたいと思います。一応県の基準が決まっておりまして、設計につきましてはメーター当たり330円程度で設計をしていると。これは積算基準で決まっておりますので、それに延長を掛けて設計額の方を出していると。すべて入札にかけておりますので、単価については個々で違うということで御理解をお願いしたいと思います。
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9款 消防費
(消防長、土木部長、企画部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
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近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
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石橋幸男 委員 1点だけですけれども、除雪の出動に対する基準が10センチということになったのはこの13年度でしたけど、それに対する効果と申しますか、ちょっと少雪でもあったのかなと思いますけど、その辺どんなふうにとらえられておりますか。
◎道路管理課長 今、委員御指摘の15センチから10センチに切りかえるということで我々としては華々しく打ち上げたんでございますけど、いかんせん最深積雪が30センチということで、この評価をするには余りにも少ない雪でございまして、大変言いにくいんでございますけれども、最初10センチにしたことによってどの程度歳出がふえるのかという試算をしたときに、10%ぐらいはふえるのかなということで考えておりましたけれども、これも出たわけではないんではっきりはわかりませんけど、15センチから10センチで出したことによって、積雪で見ますと2割ぐらいの日にちを余計に出ていると。要は今までだったら出なかったんだけれども、昨年に限り2割ぐらい日数的には余計出ている。ただ、お金に関しては7%ぐらいふえたのかなという結果論としての試算はしてあります。それから、今までは15センチ程度でということで目標にしておりましたけれども、10センチで出したおかげで、逆に何でこんなに早く来るんだ、こんな雪で来るんだという苦情もいただいたりしておりますんで、この辺は10センチというのが浸透していけばそういうのが直ってくるのかなというふうには思っております。10センチにしたことによっての効果は、昨年はちょっとはかり知れないということで御理解をお願いしたいと思います。
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石橋幸男 委員 それこそこの14年度に雪がどう降りますか、これはありますけれども、引き続いて10センチの体制でひとつ臨んでいただきたいというふうに思っています。
それから、いま1点ですけれども、歩道除雪の強化が図られてきているかなと思っていますけど、そうした状況をちょっとお聞かせ願って、その歩道除雪がやはり非常に望まれているというふうに思っていますけれども、いろんな小型除雪車も購入されたりしておりますけれども、そうした
取り組みをお聞かせください。
◎道路管理課長 歩道除雪につきましては、これも委員御存じだと思いますけど、歩道については国、県、市と共同で雪みち計画というのをやらなきゃいけませんので、そういった関係行政機関を挙げて取り組んでおりまして、年々歩道の除雪延長は伸びております。飛躍的にということではありませんけれども、2キロとか3キロというオーダーで伸ばしております。これについても歩道のハードの問題、要は除雪車が入れるような歩道でないとまずいわけでございますし、それから雪をどかす場所がないといけないわけでございます。それから、民間の方から逆に看板とかそういったものもどけていただかないといけないといういろんな問題をクリアしながらやっているわけでございますし、それから歩道除雪機も買わなきゃいけない。歩道除雪機は車道と違って足が遅いもんですから、1台でやれる距離も決まっておりますので、それをやってくださる業者の方も育成しなきゃいけないということで、委員から見ると歯がゆいのかもしれませんけど、着実に伸ばしていくということより方法はないかと思っております。これについて市民アンケートにもありますように、力を入れてほしいナンバーワンだというふうには思っておりますので、その件については十分認識をしておりまして、着実に進めていくということにさせていただきたいと思います。
◆小山忠 委員
実績報告書の152ページの災害対策費の関係でちょっとお聞きしたいんですが、震災等
対策事業費の中の耐震診断関係経費が231万円ということでもって金額はあれしているんですが、この耐震診断というのが公共施設なのか、あるいはまた市民の個人住宅等の耐震診断であるのか、その辺の関係等についてお聞かせ願いたいと思うんですが。
◎防災課長 耐震診断関係経費につきましては、いわゆる災害時における避難所等の主要施設の安全性を確保するということでございまして、地区防災センターを主体的にやっておるわけでございます。ちなみに、この本庁舎も実施をしておりますし、今現在のところ公共施設で41施設ほど、特に地区防災センターで大体小・中学校の体育館を実施していると。あくまでも公共施設を優先的に、市の施設を優先的に実施している、こういうことでございます。
◆小山忠 委員 ちなみに、いわゆる公共施設の中における耐震診断ということでもって箱物の関係からいろいろあるだろうと思うんですが、現在までにしなければならんところのそういう必要な箇所の耐震診断、これは橋りょう等もあるいは出てくるかもしれません。そういうものを含めてしなければならんものについてどの程度まで耐震診断が終わっているのかどうかというその状況というものを概略で結構ですんで、お聞かせ願いたいと思うんですが。
◎防災課長 今ほど申し上げましたように、あくまでも公共施設ということでございます。災害等が発生したときに市民の
皆さんがそこに退避をしなきゃならんわけですから、特に生命、身体並びに財産の確保ということで、その中でも生命の確保というものがやっぱり一番大切ではないかということで、あくまでも公共施設を主体にしてやっておるわけでございます。今ほど話がありましたように、橋りょう等ということがあったわけでございますが、それ以前にとりあえず14年度までの緊急的な耐震診断は終了しておるわけでございます。さらに、まだ実施をしていない小学校、中学校の校舎といったものもありますし、あるいは保育園、その他いろんな施設があるわけですけれども、そういう施設も災害が起きますと避難所に指定をされるということでございますから、そこらを今後とも優先的にやっていきたいという考え方でございます。
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午後2時44分休憩
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午後3時5分開議
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・下水道事業
特別会計
(土木部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
◆五十嵐清光 委員
実績報告書の209ページでありますが、13年度末で普及率が98.1という非常にすばらしい実態だと思いますし、これは市当局並びに住民の理解があってのことだろうと思うんでありますが、14年度が終わりますとさらにこの数字は上がるものと見ております。したがって、長岡市ではほぼ全部普及するというふうに思われるわけでありますが、現実に公衆用道路といいますか、通常は道路で使っておるんですが、市道でない私の土地であるというような関係から下水道を引くことができないということで、現在でもなおくみ取り式をしなければいけないという方、あるいは自分で簡易的なトイレを、排水設備を使っておられる方もおるわけでありますが、それは町中の人でありまして、隣までは下水道は入っておりますが、その隣はくみ取り式であるという非常に理解をしがたい現実が長岡各地で少しあるわけであります。そういうものに対する今後の考え方といいますか、どのようにしたらいいかということがもしあれば聞かせていただければと思いますが。
◎土木部長 言われているところは多分私の土地で分筆も何もしていない場所が現状は道路敷になっているように見えるという場所ではないかと思いますが、これが終わるというときになれば、今までの現状、実態を踏まえて何か方策を考えなければいけないかなというふうに考えているところでございます。
◆五十嵐清光 委員 やっぱり環境問題でありますから、全市民が公共下水道を使えるようなことで、その点についてぜひ努力をしていただくことを強く強く要望しておきたいと思っております。
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・駐車場事業
特別会計
(土木部長) 〔
事項別明細書及び
実績報告書にて説明〕
○
近藤唯一 委員長 質疑、意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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近藤唯一 委員長 本日は、これにて散会いたします。
午後3時39分散会
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