土 田 九二男 君 横 山 益 郎 君
佐 藤 秀 雄 君
櫻 井 議 長
────────※────────
〇
説明のため出席した者
金泉助役 亀倉収入役
二
澤市長公室長 間島企画部長
田中財務部長 川上市長公室付参事
本田市長公室次長 小野塚財務部次長
今井工事検査監 五十嵐秘書課長
山崎行政管理課長 奥倉広報課長
五十嵐庶務課長 中沢企画課長
小林国際文化課長 久須美防災課長
木曽契約検査課長 石橋用地管財課長
加藤情報システム課長 中村市民税課長
小林資産税課長 吉川収納課長
坂詰会計課長
水科消防長 田井消防本部次長
杉本消防総務課長 川上予防課長
高橋監査委事務局長 矢尾板選管委事務局長
────────※────────
〇職務のため出席した
事務局職員
佐藤事務局長 布川次長
美濃次長補佐 高橋主任
星野主事
────────※────────
○
大地正幸 委員長 これより会議を開きます。
────────※────────
○
大地正幸 委員長 最初に、昨日の
小坂井委員の質問について
理事者側より発言を求められておりますので、これを許します。
◎
工事検査監 昨日
説明させていただきました
コンクリート供試体の取り扱いにつきまして、資料を配付させていただきましたので、それについて
説明をさせていただきます。まず、左側に
建設現場、
生産者、
第三者機関、それから横の方には時間的な経過並びに
供試体の流れについてあらわさせていただきました。
コンクリート打設日におきましては、
監督員立ち会いのもと
供試体を採取いたしまして、翌日乾くまで現地に保管しております。
キャッピングのために
生産者である生
コン工場の担当がとりに参りまして、
キャッピングをいたしまして、次の日の午前中にもとの
建設現場の方に戻してございます。それ以降につきましては、試験をするまでの間、
建設現場において
現場養生をしながら保管をしております。それで、
試験日に
第三者機関であります新潟県
建設技術センターの方に持ってまいりまして
圧縮試験を行っております。
工事監査等御指摘がございました部分では、
生産者の方に
キャッピング等を任せておくということはすりかえ等の懸念もあるという御指摘があったわけでございますので、今後
立ち会い等そのような懸念を払拭すべく検討を進めてまいりたいと思っております。
なお、
コンクリート打設につきましては、10月中に打設が完了しておりまして、11月に
第三者機関で
圧縮試験等も完了しておりましたので、
工事監査の行われました1月12日には
建設現場には
供試体はございませんでした。
◆
小坂井和夫 委員 ちょっと1点だけ。質問はしませんが、資料をわざわざありがとうございました。このとおりやられていたということで、そういう
説明だと私は理解をするしかないんでありますが、このとおりやられておれば、
監査の中でなぜああいう指摘があったのかなという疑問が少し残ります。きょう
委員会も別なところへ移っていますから、これ以上申し上げませんが、このとおり行われていれば
監査の中での指摘はないというふうに思いますので、その辺のことについて後日で結構ですが、少し御
説明をいただければありがたいと。これは議会の中でなくて結構でございます。
あと、今すりかえのおそれ等々という話もございました。工場に置けばそういうすりかえの心配もあるんでしょうが、例えば冬場の
コンクリートの打設だった場合、工場の中でそれよりいい環境に置けばそれよりいい強度が出るわけでありますから、そういったおそれもあるわけでありますね。そういった部分できちんとした
行政側の
公共事業に対する監理という部分も今後の問題としてぜひ対応をしていただかなければならないんじゃないかなというふうに思いますし、変えるべきところは変えるべきところとしてありますが、このとおりやられていたんであれば何でああいう指摘があったのかという疑問がいま1点残りますので、それだけ申し上げておきます。
────────※────────
1 議案第2号 平成12年度新潟県
長岡市
一般会計予算
○
大地正幸 委員長 議案第2号を議題といたします。
─────────────────
1 第1条
歳入歳出予算中
〔歳出1款、2款1項〕
(
議会事務局長、
市長公室長、
財務部長、
会計課長、
企画部長) 〔
予算書・
説明書にて
説明〕
○
大地正幸 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
小林成治 委員 95ページの職員の教養及び
研修費なんですが、
先ほどちょっと御
説明があったんですが、新しい
人事考課技法の導入ということで、
管理者研修を実施するということですが、その内容についてもう少し詳しく
説明していただきたいと思います。
◎
市長公室次長 管理者研修でございますけれども、
人事考課導入の研修ということで
部長、
部次長、課長を対象に1回2日間、それを2回に分けて行います。その経費と、それから民間で行われております
人事考課研修と申しますか、そういうものに派遣する経費でございます。
◆
小林成治 委員 次に、97ページの
行政サービス向上プログラム策定経費、それから105ページの
広域連携推進プログラム策定経費、それから107ページの
国際交流推進プログラム策定経費ということで、この
予算には
プログラムという名前で3本出ているわけなんですが、
先ほどちょっと
説明もあったんですが、この
プログラムというのは、
推進なり
向上プログラムをまとめるのか、あるいは
先ほど説明があったような
事業を
推進していくのか。それから、1年かけて検討するのか、ある程度めどがついたら実施に移すのか、その辺
説明してもらいたいと思います。
◎
市長公室長 今おっしゃいましたように多岐にわたっているわけでございますが、例えば私の方の所管で申し上げますれば、
市民サービスの
向上のために、いろいろな
市民の御要望をまずお聞きするということと、今のところ考えられますのは、例えば窓口の改善とか、そういうふうなことになるわけでございます。それで、ただ
プログラムをつくっただけではどうしようもないわけですので、可能なものから当然実施に移していくということになろうかと思いますが、今
委員がおっしゃいますように、この3つの
プログラムを全部まとめた冊子というふうな形でまとめるかどうかについてはまだ詳しく検討してございませんが、いずれにいたしましても単に
計画をつくるということではなくて、私どもはそれを実施に移す
アクションプログラムだというふうに理解をしておりまして、まとまった段階ではまた議会に御
説明を申し上げるという形をとっていきたいというふうに考えております。
◎
企画部長 広域行政プログラム、それから
国際交流プログラム、両
プログラムにいたしましても現在既にベースがあるわけでございまして、それらに例えば
広域行政ですと、いろいろな
データの整理をする、あるいは
広域行政の中で
長岡市民の
生活スタイルがどういうふうになっているかというような基礎的な
データをちょっと調査いたしまして、あるいは
長岡市民の
行動範囲はどうなっているかという
あたりも
実態調査をいたしたり、あるいは
懇談会をやりながら意見を聞いたりというようなことで、今後のあるべき
広域行政の
あり方を探っていこうということで、最終的に形としてまとめるようになるかどうかはちょっと今わかっておりませんけれども、そういう作業を通じて
行動計画をつくっていきたいなというふうに思っております。また、
国際交流協会の方についても、
市長がかねがね申されているとおり、
市民に開かれた
国際交流ということを標榜しておるわけでございますので、現在ございます
国際交流推進プログラムの見直しも兼ねまして、新たに
長岡市における
国際交流の動きが実際どういうふうになっているのかというような
調査活動も踏まえた中で、新たな
国際交流の
計画をつくっていきたいというふうに考えております。
◆
小林成治 委員 そうしますと、この12年度が
推進プログラムということになりますと、13年度に今度
アクションプログラムというような形で出てくるんでしょうか。その辺はどうなりますでしょうか。
◎
市長公室長 例えば
市民サービスの
向上ということになりますと、
予算が伴ったり、あるいは年度の切れ目で新しい
事業をやるというふうなことになりますと、
委員がおっしゃったようなことになろうかと思いますが、冒頭申し上げましたように
市民サービスの
向上といいましてもいろいろ多岐にわたるかと思いますので、今すぐ13年度は
アクションプログラムというふうなステップを用意しておるということでは必ずしもないわけでございまして、その内容によりましてまた検討をつないでいくということになろうかと思います。
◎
企画部長 広域行政の
プログラムにつきましては、既に
プログラムを運用するための
予算もついておりますし、それから
国際交流についても、一部それを先取りしたような形の
予算化もしておりますので、
調査活動をやりながら実際動いていくというぐらいのオーダーになろうかと思っております。
◆
小林成治 委員 それから、101ページの本
庁舎整備費の
情報ラウンジ設置工事なんですが、1階に設置されるというふうに聞いています。私がお聞きしたいのは、この
情報ラウンジと
情報公開コーナーの
結びつきといいますか、どちらもお互いに
情報公開ということで関連はあるんですが、場所の関係もあるでしょうけれども、その辺の
結びつきはどうなりますでしょうか。
◎
広報課長 プロジェクトチームということで検討させていただきましたので、私の方でお答えさせていただきます。2階に
情報公開コーナーがあるわけでございますけれども、そちらにあります
公開文書の目録を1階の方にすべておろしまして、1階で
開示請求ができるようにしてまいりたいと思います。1階の窓口のところでできるようにさせていただきます。それで、実際の開示につきましては2階の方に御案内する、そういう形でございます。
◆
小林成治 委員 109ページの
西部丘陵地整備推進事業の
アーティファクツ見学会の開催なんですが、展示するものが何点くらいあるのかということと、実際に見学会ができるのはいつごろになるのか、その辺をお聞きしたいと思います。
◎
企画課長 この内容は、
先ほども
部長の方が
説明しましたが、
スペースネオトピアと
佐藤工業が所有する
アーティファクツ24点。中身はロケット1、カプセル6、エンジン3、
人工衛星3、
宇宙服8、その他3というような内容でございますが、これを使わせていただきたいということでございまして、今
スペースネオトピアの
収納庫に保管されておりますが、今はただ倉庫という形で置いてありますので、見るには順番も悪いですし、見にくいという状況がございますので、これを若干整理・移動しまして見やすい形にして、そして夏休みを中心に、主に小学生を対象にいたしますが、
一般市民も含めて見学できるようにさせていただきたいと思っております。
◆
小林成治 委員 それから、111ページの
交通安全対策費の
セーフティーリーダー育成事業なんですが、
先ほどもちょっと
説明があったんですが、この
セーフティーリーダーの育成はどこが主体になって、どういう形で
リーダーを育成していくのか、その辺のことについて
説明してもらいたいと思います。
◎
防災課長 地域における
交通安全指導者、いわゆる
セーフティーリーダーの育成でございますけれども、これにつきましては、去る2月22日に議会の皆様から大変なお難儀をいただきまして制定していただきました
交通安全条例の第7条に
交通安全教育の
推進等が掲げられておるわけでございますけれども、その一部を具体化していると考えております。
セーフティーリーダーにつきましては、もちろん今回市の
事業としてやってまいりたいと考えておりまして、幼稚園あるいは
保育所、学校及び
老人クラブ等の組織や団体の皆さんに呼びかけをいたしまして、
適任者を募集いたしまして、交通安全に関する
自主的活動の中で
交通安全思想の普及と啓蒙に努めていただきたいと考えております。そのため、今後
研修会のカリキュラムを作成いたしまして、そこに参加していただきまして実際の知識を身につけていただいて、また各
地域に帰っていただいて活用をお願いしたいと現在のところ考えております。
◆
田中誠一郎 委員 きのうの所管の延長になるかもしれませんが、105ページの
高度情報化推進事業に関して少し突っ込んで
企画部長にお話を伺いたいのですが、たったこれだけの
テレトピア計画関連経費と、あとは
負担金でしょう。これで何が
情報化推進事業ができるかと。議案にあったもんですから、きのうは深く追い詰めなかったんですが、
マルチメディア研究会というのを立ち上げておりますね。この掌握、かかわり合い、これは
商工部に足を置いているかもしれませんが、4年目かそこらに入ったと思うんですけれども、
企画部ではこの関連がどう位置づけられているか、そこから聞いてみたいと思うんですがね。
◎
企画部長 確かにこれを見ると、非常に
予算額は少ないんですが、今回また特に
予算を配分し直したという経過もございますが、もともと
地域情報化の関係は大きく分けて
地域情報化施策と庁内の
OA化施策に分けて今まで
情報化を進めてまいりました。それで、庁内の
情報化につきましては、これまでは
情報システム課の方でやってきた、開発もやってきたということなんですが、できた
システムを
管理運営していくというのが非常に大きい業務のウエートがございますので、今の
情報システム課は
管理運営をする専門の課になっているということでございまして、福祉の分野とか教育の分野とか、いろいろ庁内でも
システムを開発する作業があるわけですけれども、これについての指導は今
行政管理課の方でやっているという状況になっているんです。それで、
内部情報をただ中でためておくだけじゃ意味がないわけですので、当然
地域情報化といいますと、市の
情報が一番多いわけですので、それをどういうふうに
市民に、あるいは企業につなげていくかという
あたりのいわゆる
役所外の
地域情報化というものについては今まで
企画課が担当しておりましたんですが、どういうふうに
地域情報化を進めていこうか、こういう議論をさんざんやりまして、
地域情報化推進計画というのを3年ほどかけてつくりました。
内部情報とそれをつなぐ
地域の
情報化の
あり方がどうかというようなことでいろいろ議論して、トータルの
計画を
地域情報化推進計画という形にまとめております。それに基づいて
内部の
情報化も行っておりますし、
内部はまたさらに詳しい
情報化計画がございますが、大きくは
地域情報化施策の中に全部網羅されておりまして、今おっしゃる
商工部の
マルチメディア研究会も
地域情報化のメニューに載っているわけでございます。我々が今重点的にやっておりますのは、市内の
情報インフラの整備ですね。例えば
CATV網をもっとふやしてそれに助成していくとか、マスメディアであるFMの支援をしていろいろな機能に役立てていきたい、こういうことを
企画課で今専門的にやっているわけです。そんなことで、例えば
商工部で
バーチャルリアリティーとか
いろいろマルチメディアの実験をやっておりますけれども、そういうものはそれぞれのセクションでやっていただくことになってくると思いますし、これからもそういう形はどんどん出てくると思います。ただ、この前もちょっとお話ししましたけれども、やっぱり
内部情報、特に市の
情報は
市民にかかわる
情報を扱っているわけでございますので、非常に
地域情報化とはかかわりが深いわけですので、
地域情報化を進めていくためにはどうしても
内部情報化との
一体性が必要であるということでかねがね
内部では議論をしておりまして、
情報処理、
情報に関する役所の体制というのはある程度一元化をして、ずっと先まで見えるような形で作業をしていった方がいいんじゃないかという議論を今やっているところでございます。県なんかは全部一本化しておりますけれども、今の実態はそういう実態になっております。まあおわかりになったかどうかわかりませんが。
◆
田中誠一郎 委員 はい、結構です。それで、助役ね、今
部長の御答弁でわかるとおり、
市民が今一番求めているのは、いつでも、どこでも欲しがっているんです。だから、
先ほどの
情報ラウンジも結構ですが、これだけ速い
スピードで進んでいるんだから──
内部情報が今ばらばらの状況でしょう。私はそこが言いたいんですよ。それで、
企画部で福祉も、教育も、
行政サービスの分野も一本化して
内部情報を速い
スピードでまとめて、
市民が求めようとしている
情報にいつでもこたえられる準備を一刻も早くやってほしいというのが強い要望なんですが、その辺ひとつお考えをお聞きしておきたいと思っております。
◎助役 御指摘の意見は全くごもっともでございまして、
庁内組織の
情報プロジェクトチームを発足させる際にも庁議でこの話が出まして、
内部でひとつできるだけまとめてやろうという方針が出ておりますので、これからその辺については鋭意検討を進めてまいりたい。これはよく事務引き継ぎしてまいりたいと思っております。
◆
田中誠一郎 委員 先ほど小林成治委員がお尋ねしてくれましたので、了解をしておりますが、繰り返し要望だけにしておきます。答弁は要りません。109ページの
アーティファクツ見学会開催について、ぜひとも
宇宙飛行士を招聘していただくよう努力願いたいことを強く要望して終わります。
◆
早川甚松 委員 1点だけ確認をさせてもらいますが、113ページの
市立劇場の
外壁改修工事。これは11年度の継続かね。
◎
国際文化課長 11年度は南面と西面をやりまして、12年度は2年目で全部終了ということです。
◆
早川甚松 委員 11年度はそういうことを聞かなかったんですが、2月21日の消防の
親和会の席で、私は
市長のそばにいたんですよ。そうしたら、土田さんと諸橋さんの2人が来て、
市長に言うてくれってがいの。何のことかと聞いたら、
市立劇場の
改修工事を我々にはさっぱりさせてくれないと。
市長もそこにいなしたから、
市長聞いてくれと。この方々が非常に苦しがっているから、あんた考えてくれと言ったら、
市長は名刺交換してね。私も忘れないでくれと言ったわけでございますが、これは
地元業者には全く何にもさせなかったんでしょう。
◎
契約検査課長 今ほど
説明がありましたように、11年度は西側と南面をやりました。その際には
指名競争入札を実施して、
地元業者も入っております。ただ、
建築一式工事という形での発注です。結果的には
市立劇場をつくった会社がとって補修を行っております。
◆
早川甚松 委員 間違っているとは言わないが、ああいうしっかりした人がああいったものを何で地元の
業者にさせてくれないかと言ってくどいているからね。
市長も名刺交換しているんだから、あなた方に何らかの指示がありましたか。ないかね。私も
立ち会いをしていたんだから、それなら
市長に言いますよ。
◎
契約検査課長 時期はちょっとはっきりしませんが、11年度の
工事はかなり早い時期に、前
市長の段階でもって発注しております。
◆
早川甚松 委員 だから、11年度のことはいいんで、また新しくここへ出たから、これから発注するわけでしょう、8,700万円。11年度の経過について、今そういう入札の手続については初めてわかったことだけれども、地元で仕事できる人がいるのに、それは競争入札したことだから間違っているとは言わないけれども、やらしてくれと言うから、じゃあ
市長に言いなさいと。そして、
市長もそこで名刺交換してわかったと言うたんだから、新しくここで出た問題については、議会は当然通るわけでございますが、
市長からそういう
地元業者の育成なんてことの指示はありませんか。
◎
契約検査課長 一般的には
地元業者ということは当然話がありますが、特定の
工事でこういう
業者をという話は一切ありません。
◆
早川甚松 委員 わかった。それじゃ、おれは
市長に言うわ。「おめさん、うそばっかり言ってんな」と言うんで、まあいいや。ああいうしっかりした人がやらしてくれと言ってわざわざ来てお願いしているのにね。それだけ要望しておきます。
市長は私がいる前で約束したことなんだから、私も
立会人を受けたわけじゃないけれども、たまたま運が悪くて
市長のそばにいたらそうなったんだから、申し上げたんです。
◎
契約検査課長 ちょっと補足させていただきますが、
先ほども言いましたように基本的には
地元業者を優先しながら、必要に応じては市外の
業者ということで、前回の指名につきましては
市内業者もはっきり入っております。ただ、
発注業種が
建築一式工事という形で発注しておりますので、市内の大手の
建築会社が入っております。
◆
早川甚松 委員 わかっているけれどもね。やらしてくれと言って泣いている人がいるから、考えてくれってがあて。わかった、わかった、
市長が約束したんだからいいや。
◆
笠井則雄 委員 それでは、107ページなんですけれども、ながおか
男女共同参画基本計画の
策定経費があります。御存じのように、法律の施行を受けまして各自治体で
基本計画づくりが始まったわけであります。あらゆる分野での
女性参画ということが必要だというふうに論議の中でされたと聞いておりますけれども、
長岡市の策定の考え方、あるいはスケジュール的にどんなイメージを持っておられるのかお聞かせをいただきたいと思います。
◎
企画課長 当然、法律が施行されたわけでございますので、そこに盛り込まれた理念を基本的に尊重して、この趣旨に沿って
長岡での実態を踏まえたプランを策定したいと考えております。そして、スケジュールとしては、先日第1回目の
懇談会を開かさせていただきましたけれども、新年度におきましても5回ほど
懇談会を開くとともに、
市民からもいろいろの意見をお聞きしながら約1年かけて、3月ぐらいになろうかと思いますけれども、まとめていきたいというふうに考えております。
◆
笠井則雄 委員 市民からいろいろな意見をこれから聴取する方法もあると思いますけれども、具体的には今どんなことをお考えでしょうか。
◎
企画課長 1つは、
懇談会の中に既に公募の3名の方が
市民として参加しておりますし、当然
懇談会の
メンバーそのものも
市民・主婦の方から参加していただいております。それから、私どもはけさじろ荘に女性交流ルームというのを開設させていただいておりますが、ここに女性団体36団体が登録しておりまして、こういった人たちにも途中で何回か策定状況をお話しして意見を交換したいと考えておりますし、また途中においてもインターネットあるいは市政だより等で広報して御意見をいただくというようなことも考えております。
◆
笠井則雄 委員 広く
市民の声を反映するようにお願いをしたいと思います。
それでは、109ページでありますけれども、第2次新
長岡発展
計画後期基本
計画策定関連
事業費が載っております。私は本会議でも質問させてもらいましたけれども、これからの作業というのは十分承知をしておりますけれども、計数のとり方を含めまして、
事業内容についてもあんまり大型開発に偏らない種々選択も必要ではないかというような意見も述べさせてもらいました。そこで、ただいま
市民アンケートが全
市民的にとられているわけでありますけれども、この集約を含めて今後どのような日程で後期
計画の取り組みがなされるのかお聞きをしたいと思います。
◎
企画課長 これにつきましては、まず策定の基本方針を27日の議員協議会でお話しさせていただこうと思っていますが、そこで皆さんから御意見をいただいた中で策定方針を確定させまして、そして4月に入りましたら早々に庁内の策定体制を整備していきたいと思います。これは全部局にわたりまして組織してまいりたいと考えております。そしてまた、
予算の中にも計上してございますが、これは各界各層の
市民を想定しておりますが、こういったメンバーで策定
委員会を立ち上げまして意見を聞きながら、また同じく
予算に計上しておりますが、
地域別
懇談会を開催しながら、そしてインターネットを活用しまして途中の策定過程等を示しながら、
市民からいろんな意見を聞きながら、そういうものを踏まえながら、めどとしては12月ぐらいにはまとめたいというふうに考えております。
◆
笠井則雄 委員 この
予算にも盛ってあるわけですけれども、
地域別
懇談会。行財政改善
推進計画を決定する時点でも
地域別
懇談会が開かれて、私も参加をさせてもらいましたけれども、これはどんな
地域別というんでしょうか、何カ所かでもいいですけれども、どんなイメージを持っておられるんでしょうか。
◎
企画課長 現在の基本
計画は
地域としては7地区に分かれておりますが、おおむねそういうイメージでおります。
◆
笠井則雄 委員 それでは、111ページなんですけれども、
予算的には少額なんですけれども、私はいろんな方からお話を聞いておるもんですから、ぜひともお届けをしたいと思っています。あしなが育英会のニュースなどを私は見させてもらっているんですけれども、実は交通遺児に対する激励品のことであります。御存じのようにこの平成不況の中で、遺児の家庭が大変不況の波を大きく受けているということで、そんなニュースもいただいています。例えばお母さんが入院しますと、兄弟が3人いれば、小学校6年生ぐらいのお姉さんが家事をして、2年生、3年生の面倒を見るということで2カ月、3カ月を何とか切り抜ける、こういう家庭もあるように聞いております。そこで、私のイメージでは近年激励品があまり上がっていないような気がしておりますけれども、現行の支給内容はどうなっておるのかちょっと聞かせていただきたいと思います。
◎
防災課長 不幸にして交通事故に遭われた御家庭の交通遺児の方につきましては、記載のとおり激励品購入費ということで、学習用の図書の購入費の支援を行っております。これにつきましては、昭和36年でございますか、市議会の皆様の方で交通安全都市宣言というものを決議していただきました。その20周年を記念いたしまして支給を始めたというふうないきさつがございます。現在のところ交通遺児の方は37人でございます。要綱によりまして、小学校の低学年の方が2,000円でございます。小学校の高学年の方が4,000円、中学生の方が8,000円、高校生の方が1万2,000円ということで図書券を購入いたしまして、毎年クリスマスの時期に配付を行っておるところでございます。
◆
笠井則雄 委員 今お聞きしましたけれども、2,000円とか1万2,000円をどういうふうに見るかというのはおのおのあろうかと思いますけれども、
先ほど言ったような状況で大変御苦労なさっている家庭もあるやに聞いておりますから、ぜひとも次年度以降の
予算づけの際にはそういう気持ちも含んでいただきましてお願いをしたいということを要望しておきます。
◆
小坂井和夫 委員 何点かちょっとまとめて質問をいたします。あと1点意見だけ申し上げます。
まず、97ページの事務
事業評価
システム関連経費1,400万円ですが、これは11年度から調査等をやってきていられたかと思います。12年度は全
事業にということですが、専門家に委託されるのかどうか、その辺のことについて1点お聞かせください。
それから、これはちょっと意見、要望になりますが、101ページの庁舎管理とか庁舎整備ということに関連をするかと思うんでありますが、人のとらえ方、
市民のとらえ方は立場とか置かれた環境の中でそれぞれに多様性、違いがあるんだなとつくづく私も思ったわけでございますが、本庁舎のエレベーターの前に、例えば2階のエレベーターの乗り口であれば「1階、3階に御用の方は階段を御利用ください」というふうに書いてあります。それはそれでいいと思うんでありますけれども、実はあるお年寄りの方から、私はだいぶ年になってちょっと足が弱ってきて、できるだけ健康を維持して足を弱らせんように頑張っているんだけれども、市役所へ行くと、1階でエレベーターに乗ろうとすると「2階へ御用の方は階段で」と書いてあって、極力階段で行こうと思うけれども、そこでがくっと感じてしまう、そんなお話をなさる方がございました。それで、実は私は最近市の社会福祉センターに行きましたらエレベーターがありまして、張り紙が2種類ありました。「車いす以外の方は階段を御利用ください」と。そこに括弧書きがありまして、「健康のため」というふうなことが書いてあるんですね。あと「節電に御協力を」ということで階段を上っていきましょうという漫画が書いてありました。どういう方法がいいのかというのは私もわかりませんが、例えば市役所本庁の1階に「2階へ御用の方は階段を御利用ください」と。そこにただし書きで「節電と健康のために」とか、そんな親切さがあるとより
市民に対して行きやすい市役所ということになるんじゃないかな、そんな思いがしていますので、1点ちょっと申し上げておきます。
それから、109ページでございますが、
市民参加
推進事業費の
市民活動研修参加費助成経費ですね。11年度もこんな部分がついていたようですが、12年度は何か特段お考えの部分があるのかどうか、どんな内容でお考えかお聞かせください。
それからもう1点、113ページにリリックホールの関係が出ておりまして、その
管理運営費に施設維持修繕費200万円がございますが、どういった修繕を予定されているのかお聞かせください。
◎
企画課長 私の方から109ページの
市民活動研修参加費助成経費の考え方をお話しさせていただきますが、御承知のようにこれからのまちづくりにとってどうしても、行政だけではなくて
市民の参加が必要となるということでございまして、とりわけNPO法もできまして、こういった
市民活動が期待されるところでございますので、私どもとしてはそういったNPOも含めた
市民活動がさらに活発になるようにということで、ここで想定しましたのは、例えばNPO団体を設立しよう、あるいは活動の枠を広げたい、こういった方が人材を養成するような
研修会に参加したいといった場合、そこに参加する参加費と旅費の3分の2程度を助成したらどうかというふうに考えて計上させていただきました。
◎
財務部長 101ページのエレベーターの表示についてのお話がございました。私ども職員ではなかなか気がつかないことを
市民からいろいろとお話をいただくわけでありますが、今のお話もそうした1つだろうというふうに思います。十分に表示等については工夫をしてまいりたいと思っております。1つの例を申し上げますと、やはり
市民の方からお話をいただいたことなんでありますが、階段が2カ所あるわけでありますが、階段のところに次の階の案内がない、ぜひ案内をしてはどうかというような御意見をいただいたことがございましたので、今1階の階段のわきを見ていただきますと、2階の案内がしてございます。これも
市民の御意見をいただいてやったものでございます。いろいろとお話を承りながら
市民の目線で表示等を考えていきたいと思っております。
◎
行政管理課長 それでは、97ページの事務
事業評価
システム関連経費についてお答えいたします。この
事業につきましては、11年度から継続的にやっておりまして、11年度もコンサルに委託しておりますので、その選定方法をお示しすることによってお答えとしたいと思います。評価
システムにつきましては、三重県で先駆的に取り組まれておりますが、まだ確立した手法がございません。そこで、いわゆる人のまねをするんじゃなくて、できるだけ
長岡市独自の
システムをつくりたいというふうに考えております。ただし、残念ながら私たち独自ではなかなかできませんので、やはり外部の力をかりなければならないという形で、まず選定
委員会を庁内で発足いたしまして、そこでもって方針を決めました。まず選定対象とするコンサルタントを全国的な事例から3社洗い出しまして、そこからプレゼンテーションをしてもらうという形で、具体的にどのような形で
長岡市の評価
システムができるかということを提案していただきました。それを評価
委員会でお諮りいただきまして、11年度につきましては日本能率協会──ここは三重県の
システムを取り組んだところでございますが、そこと委託契約をしておりまして、現在、今年度の最後の詰めの作業を行っております。12年度も継続的な仕事でございますので、能率協会の方にお願いすることになろうかというふうに考えております。
◎
国際文化課長 リリックホールの施設維持修繕費についてでございますが、リリックホールはデザイン的にはすばらしい建物なんですけれども、といがついていなかったということで、平成10年度に雨垂れがすごく垂れるということで軒どいをつけましたけれども、まだ雨垂れの対策ができていないということで、軒どいの雨水を受けまして縦に落とす縦どいを今回敷設したいということで、西側の駐車場から入る階段の口、それから楽屋口等に縦どいをつけて雨水対策を施したいというものでございます。
◆
小坂井和夫 委員 大体理解いたしますが、ちょっとだけ申し上げておきたいと思います。
リリックの関係はといということでありますが、きのう所管でもいろいろ出ておりましたけれども、斬新的な建物でございますので、私がいろいろお聞きしているだけでも、まだほかにもっとこうやった方が、ああやった方がという声が正直あります。そういった意味で、財団が窓口でいいのかどうかというきのうのあれを言うつもりはありませんが、ぜひその辺使ってみた上で、やはり変えることによってより
市民が使いやすくなる部分は積極的に変えていけばいいわけでありますから、そういった立場で今後とも対応してほしいというふうに思います。
あと、事務
事業評価
システムの関係でありますが、12年度は全
事業にということでそのやり方について検討すると。それで1,400万円。結構かかるもんだなという思いがしますが、そんな中で、13年度以降実際に評価をしていくということになるとすると、その辺のやり方についてどんなふうになっていくのかなというのをもう1点だけお聞きをしたいと思います。
それから、109ページの
市民参加のことについて、少し
説明はありましたが、NPOとか
市民団体の皆さんが研修に参加をされるときの助成といいますか、そういうふうに受け取ったんでありますが、そこはそことして必要だというふうに思いますけれども、昨年10月に出されました
長岡市の
市民参加のマニュアルがありますよね。その中にも職員自身がいかに
市民の気持ちを酌み取れるか、またそこで一緒にやれるかということなしには実現できないということが非常に強く書かれていると思います。そういった意味で、私は職員の皆さんの研修なのかなと思ったんですが、そういった部分でないとすれば、それは12年度はしようがないかもしれませんが、12年度も何とかやるべきだと思いますが、その辺についてどうされていくのか。あと、②ワークショップ開催経費と③まちづくりシンポジウム等開催
負担金、これは都市整備部の関係になると思うんでありますが、この中でも非常に
市民参加という部分を中心にした取り組みがやられるという
計画になっているというふうに私は理解をします。そういった意味で、担当の課は異なりますが、②、③でこれだけの
予算が盛ってあるわけですから、そことの連携ということが大事じゃないかなというふうに思いますけれども、その辺についてどんなふうにお考えなのか、それだけ聞かしてください。
◎
行政管理課長 それでは、事務
事業評価
システムの今後のスケジュール関係を中心にお話しさせていただきます。まず12年度でございますが、1つは第2次新
長岡発展
計画の後期基本
計画と密接に関連してくるというふうに理解しております。したがいまして、この策定スケジュールと調整していくということが大きな基本になっております。もう1つが13年度
予算に反映させていきたいというふうに思っておりまして、そうしますと、けつの方が
予算編成のスケジュールに合わせないといけないということでございます。これは例年のスケジュールがあるわけでございますので、それを一応目途に作業を進めていきたい、このように思っております。それから、今年度モデル
事業をやっておりまして、最終的な形を提案いたしまして、まだまだ勉強の時間がありますので、その辺を年度の前半で整理いたしまして、今申しましたようなスケジュールに持っていきたい、このように考えております。
◎
企画課長 市民参加の件でございますけれども、特に新年度は職員研修のための
予算を計上しておりませんけれども、
内部でいろんな取り組み等をやっておるわけですので、そういった事例を
内部研修という機会を設けてやっていきたいなと考えております。
それから、都市整備部を中心に
予算計上されておりますが、こういった場合においても、我々としてはよその先進事例の資料といいますか、そういったものの収集は続けられますので、もしそういうので参考になれば、当然そういったところに提供するなり連携をしていきたいと思っております。
◆伊部昌一
委員 95ページの職員採用関係経費でお伺いします。これは想定される応募の数とかいろいろあろうかと思うんですが、実際1人当たりどの程度採用に関係してかかっているのかということと、それからパンフレットを出されていますけれども、これは受験生の皆さんにはどんな評判なのかな、そういう感触がわかればお聞かせいただきたいんですが。
◎
市長公室次長 採用するときの経費なんでございますけれども、応募者数によって随分違ってきますけれども、一般的にいろいろ試験問題とかとかございまして、第2次の試験までいきますと、1人大体7,000円ぐらいかかりますのが大まかな数字でございます。いろいろな試験科目等々を
第三者機関にお願いしてございますので、そのようになります。
それから、パンフレットの件でございますけれども、要項ということでいつ、どこで、どの職種をどういうような内容でということで、ひところ応募者数が少ないときは随分写真つきとかとかやりましたけれども、現在は文字を中心にしてやってございます。と申しますのは、印刷費もだいぶかかるということでございますので、できるだけ経費を効率的に持っていきたいということでございます。
◆伊部昌一
委員 次に、99ページの広報課の中に一般経費という記載があるわけです。これは581万4,000円ということになっておりますが、11年度の場合、ここに目の不自由の方の市政だよりですか、そういったものも含まれているというふうなお話も伺いましたけれども、この一般経費の中身あるいはまた
事業内容、これについて教えていただきたいと思います。
◎
広報課長 一般経費の中身でございますけれども、広報全般にかかる経費でございまして、例えば写真をいっぱい撮りますので、写真の経費ですとか、今ほどの声の市政だよりのテープ代でございますとか、そのほか
研修会の参加の経費、記者クラブの関係の経費等々でございます。
◆伊部昌一
委員 次に、101ページになるんですが、議案には出てまいりませんけれども、これは用地管財課の所管施設ではないかと思いますので、質問させていただきますが、健康センターの隣にもとの車両センターがありますよね。前の議会でも出ておりましたけれども、現在どのように使われているのかということと、健康センターの駐車場は大変狭くて
市民から駐車場の確保ということで要望もされているんですが、あれを早期に取り壊して駐車場を広げていただきたいと思うんですが、その辺の考えあるいは
計画等についてお聞かせをいただきたいと思います。
◎用地管財課長 西千手の車両センターの跡地につきましては、現在建物は倉庫がわりに使わせていただいております。市の持ち物が非常に多くございまして、表町にビルがあったわけでございますが、あの中に
長岡まつり等の材料、資材等がありましたけれども、351の改修に伴いまして受け皿がなかったわけでございますので、今西千手に入っております。それから、古紙の保管庫としても利用しております。おっしゃるとおり駐車場のせつなさは十分承知しておりますけれども、残念ながら今建物を壊して新たに求めるというのが非常に困難でございますので、今現在そういう利用を進めていきたいというふうに考えておるんですが、よろしくお願いします。
◆伊部昌一
委員 そういうお話なんですが、昨日の所管でも話がありました市の遊休地といいますか、結構あいている土地もあるわけですよね。そういうところを利用してプレハブ等ということも考えられるわけでありますので、やはり早急に駐車場として活用できるようにぜひ検討をさらに促進していただきたいと思いますので、強く要望しておきますが、お考えはありますか。要望にこたえていただきたいと思いますが。
◎
財務部長 よく状況を把握しながら十分に検討させていただきたいと思います。
◆伊部昌一
委員 次に、103ページの車両管理関係経費なんですが、これはちょっと考え方が変わったのかどうか、私の理解が間違っているのかもしれませんのでお尋ねするんですが、自動車借上料でジープ2台となっています。これはレンタルで車を2台借りるということで理解してよろしいのかどうかということと、今後市としても自動車を購入しないでこういう方式を導入していこうということの前ぶれなのかどうか、この辺の借上料の関係についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎
財務部長 今のお話でございますが、6年のリース契約で導入しようというものでございます。それから、将来的にどうかという話でございますが、この2台をとりあえずやってみながら、購入した場合とリースの場合との比較をしながら将来的な問題はまた整理していきたいと思っております。
◆伊部昌一
委員 次に、107ページの女性政策
事業費の中に女性問題研修・研究委託料があります。これは具体的にどんな研修をされて、どこに委託をされているのか。これは11年度もあったと思うんですが、その内容あるいは成果、この辺をお聞かせいただきたいのと、相談業務関係経費とありますが、これは多分女性の皆さんの相談だろうと思うんでございますけれども、今までどのような相談があり、どのような相談に対する解決策といいますか取り組みをされてきたのかお聞かせいただきたいと思います。
◎
企画課長 最初に、女性問題研修・研究委託料でございますが、これはF&Mながおか
市民会議というのがありますが、そこにずっとこれまで委託しておりまして、中身としては女性問題の調査研究、それから
一般市民を対象にした
研修会を毎年開いていただいております。具体的に何をやってきたかというのをお話ししたかったんですが、今ちょっと見当たらなくて申しわけないんですが、例えば11年度ですと、女性センターは今後も必要だろうというようなことがございまして、その女性センターで具体的にどんな
事業を展開すればいいのか、そういったことも検討していただいておりますし、あるいは研修としましては、今少子化ということで子育てが社会の大きな課題になっておりますので、子育てにどうかかわればいいのかといったようなことを講師を招いて
一般市民を対象に研修等をやっております。そうしたことで、女性政策をどう進めればいいかという調査研究を進めていただいておりますし、女性問題に対する意識啓発という面で
市民を巻き込んでそういう活動を展開していただいているということでございます。
それから、相談業務でございますが、これにつきましては、けさじろ荘で女性交流ルームを中心にして女性の健康相談というのをやっているんですが、中身としてはそういうことでございます。これは毎月2回土曜日の午後開いておりますが、もちろん男性も受けておりまして、今までの実績を見ましても、10年度には130件の相談を受けておりますし、それから11年度もこれまでに84件の相談を受けております。内容としては健康が一番多くて、あるいは家族・夫婦関係、あるいは心の問題、こういったものについて相談を受けております。
◆伊部昌一
委員 今ほどの女性問題研修・研究委託料に関連してちょっと意見を申し上げるんですが、今ほど少子化問題、子育てや将来の女性センターができた場合のいろんな研究をやられているということでございますが、その後に課長の方から多くの
市民、女性の方への啓発も含めた巻き込んだ運動というふうな話もされました。私は男性なんでそういう部分はあまり詳しくないんでございますが、普通の
市民という言い方は悪いんですが、職業女性、一般的な方にこの活動の浸透がちょっと薄いような気もしてならないわけでございます。今後の活動の中においてはもっと広範な取り組みといいますか活動ができるようにぜひ研究を進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。
最後の質問なんですが、その下にあります企画一般経費の第17回全国自治体政策研究交流会議。
先ほど説明がありましたが、新規ですよね。これは具体的にどこで何を研究し、どのような方が参加をし、どんな活動をする会なんですか。
◎
企画課長 これにつきましては、8月24日から26日の3日間かけまして、リリックホール、ハイブ、造形大で第17回全国自治体政策研究交流会議というものを開催したいということなんですが、その3日間のうち初日が自治体政策研究交流会議というものなんですけれども、これは昭和59年に全国の自治体の政策研究にかかわる人たちが
情報交流の場をつくろうということで、第1回が横浜で開かれたわけです。これがずっと全国持ち回りで開こうということで開催されてきまして、ことしが17回ということになるわけでございますが、こういうことで
長岡で開かれるということでございます。そして、2日目が自治体学会。これは学会の開催ということになるわけです。3日目はエクスカーションと呼んでおりますが、要するに県内のいろんなまちづくり、具体的に取り組んでいるところを視察する、こういう形式で進めようということでございます。そして、初日の自治体政策研究交流会議につきましては、新潟県が主体となりまして、
長岡市、県
市長会、町村会で実行
委員会を組織しまして立ち上げたいということでございます。その開催に要する経費の
負担金ということで計上させていただいております。昨年はちなみに倉敷市で開かれまして、参加者が大体600人から700人。ことしもそのくらいを見込んでおります。
◆伊部昌一
委員 ここに参加される対象の方はどなたになるんでしょうか。
◎
企画課長 自治体職員、学者、それに場合によっては
一般市民、こういうことになります。
─────────────────
〔2款2・4~6項〕
(
財務部長、
市長公室長、選管委事務局長、
監査委事務局長) 〔
予算書・
説明書にて
説明〕
○
大地正幸 委員長 質疑、意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
─────────────────
〔3款、4款、8款、9款、11款、12款〕
(
企画部長、
財務部長、消防長) 〔
予算書・
説明書にて
説明〕
○
大地正幸 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
笠井則雄 委員 249ページであります。
地域防災
計画見直し関係等経費が載っておりますけれども、過日私は一般質問で原発の防災
計画の見直しについて意見を申し述べたわけであります。そのときの答弁として、県の見直し方針が決まってからというふうなお話でしたけれども、この中にそれらも含まれているというふうな理解でよろしいんでしょうか。
◎
防災課長 御指摘いただきました原子力防災につきましては、
地域防災
計画見直し関係等経費の中で、
長岡市の防災対策をもう1遍検討する中に一部含んでおります。これにつきましては、昨年東海村におきまして臨界事故がございました。その関係で国では新法を、原子力災害対策特別措置法を制定したわけでございますけれども、それがこの6月の中旬ごろから施行されるというふうな予定になっております。現在国では政令とか規則を制定しようというふうな準備を行っているわけでございます。県もそれを受けて県の原子力防災
計画の見直しをしようということでございますので、私どももそれらを見据えながら、市としても独自に専門家の意見、また県の意見等を交えながら研究をしてまいりたいと考えております。
─────────────────
〔歳入1款〕
(
財務部長) 〔
予算書・
説明書にて
説明〕
午前11時59分休憩
─────────────────
午後1時開議
○
大地正幸 委員長 質疑、意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
─────────────────
〔2~12款、14~20款〕
2 第3条 債務負担行為中当
委員会付託分
3 第4条 地方債
4 第5条 一時借入金
5 第6条 歳出
予算の流用
(
財務部長、選管委事務局長、消防長、
企画部長、
市長公室長、
会計課長、
議会事務局長) 〔
予算書・
説明書にて
説明〕
○
大地正幸 委員長 質疑、意見はありませんか。
◆
小林成治 委員 327~328ページなんですが、地方債の調書が出ております。平成12年度は11年度より11億1,376万1,000円減るということであります。それで、
市長が市政執行方針の中で「平成14年度までに地方債残高を40億円圧縮するという行財政改善
推進計画の目標はほぼ達成できる見込みであります」というふうに述べられたんですが、今後の見通しについてどうか、お伺いしたいと思います。
◎
財務部長 行財政改善は平成10年度からスタートしているわけであります。10年度及び11年度については、それぞれ決算及び
予算で定めた額を発行する予定でございますし、12年度についてはただいま発行の額を
説明させていただきました。それで、13年度、14年度について12年度並みの──12年度は40億9,800万円でありますが、13年度、14年度についても40億円程度を発行するならば、行財政改善で目標としておりました平成9年度の年度末の残高730億3,700万円に比較して約40億円減額することができるということを前提にして、
市長が市政執行方針で申し上げたところでございます。
◆
笠井則雄 委員 1点だけお願いします。全体にかかわる問題かと思いますけど、もし調べてあればで結構でありますけど、平成12年度における消費税の影響額はどのぐらいか教えていただきたいと思います。
◎財務
部次長 平成12年度当初
予算の状況でございますが、消費税につきましての歳入に係る影響額は、一般会計では2,352万2,000円、それから水道
事業会計を含む特別会計につきましては3億5,823万4,000円、合計で3億8,175万6,000円であります。歳出に係る影響額でございますが、一般会計が7億3,682万6,000円、特別会計が3億9,476万3,000円、合計で11億3,158万9,000円となります。
◆伊部昌一
委員 1点だけお尋ねします。78ページの繰越金なんですが、これは存目計上になっていますが、年度末になってまいりましたけど、11年度の繰り越しは大体どの程度の額が見込めるのかお聞かせいただきたいと思います。
◎財務
部次長 今年度ももうすぐ年度末を迎えるわけですが、歳入・歳出ともまだ未確定の部分が結構ございます。また、組織も大きゅうございますので、なかなかその確定が困難でございますが、今現在予測しておりますのは10億円をちょっと超える剰余金が出る見込みでございます。昨年度よりもちょっと多目に出る予定でございます。
─────────────────
◆
笠井則雄 委員 総務委員会に付託された
予算について態度表明をさせていただきます。
我が党はこの間、
市民の安全、健康を最優先する立場で市政の実現を求めて主張してまいりました。本
予算の内容のうち、ガラス張りの市政を実現するために
情報ラウンジの設置など積極的な
情報公開に取り組む姿勢や、女性政策
事業費の増額、非核平和都市
推進事業の着実な前進など、評価をしているところであります。その一方、破綻した
スペースネオトピア計画跡地利用の流れの中に、
西部丘陵地整備推進事業費が
予算計上されています。ネオトピア
長岡第2ゾーン整備基本
計画は、
長岡市投資分で9億円を含め29億円の大型開発
事業であります。今後の市政に係る重要な問題であり、これを引き続き
推進する方向の方針については同意できないという立場であります。したがいまして、私どもは平成12年度
長岡市
一般会計予算に反対を表明いたします。
◆
小坂井和夫 委員 私ども民成クラブの意見を申し上げます。
税増収の見込めない厳しい財政状況、あるいは冷え切った経済情勢、雇用不安、そしてまた待ったなしの地方分権の中での行政運営と、当市に課せられました課題は大変重いものがあるというふうに思います。その反面、
市民のニーズあるいは主権者としての意識は多様化しておりますし、かつまた大きく変化してきておりまして、それらを見越した的確な行政運営が待望されているんだろうというふうに思います。そういった立場から、私ども民成クラブは本会議あるいは各
委員会で意見を申し上げ、また提案もいたしてまいったところでございます。きょうは
総務委員会でございますので、その辺大まかなものをかいつまんで改めて申し上げるとすれば、福祉の低下を来さないような中での介護保険の実行をはじめとする福祉の政策の部分、あるいは循環型社会実現に向けた多様な政策の展開、そしてまた
市民の税金を有効に使うコストを意識した公平、厳格な
公共事業の執行、そして健全財政の確立、さらには
情報公開を前提とする
市民参加、
市民との協働による市政運営、そのための職員の意識改革、あるいは公営住宅政策、雨水総合
計画などの生活に密着した切実な課題への具体的行動、経済活動の活性化、雇用不安の解消に向けた実効性のある政策などなどでございます。
以上、いろいろ申し上げましたが、これら私どもクラブが主張させてもらいました方向について、今回の
予算はある程度前向きな方向で取り入れられている
予算であるというふうに理解をしておりますし、また今後1年間の運営の中で不十分な部分については確実に実行していただく、そのことを期待して本
予算には賛成をいたしたいと思います。
◆
小林成治 委員 公明党の意見を申し上げます。
平成9年度から消費税率が3%から5%に引き上げられまして、私どもずっと反対してきたわけでありますが、これがもう4年目になりましたので、定着したというふうに見ています。それから、この
予算につきましては、
情報公開の
推進、
行政サービスの
向上、
市民参加による市政改革
プログラムの策定について評価します。財政健全化に努めるよう要望いたしまして、本
予算に賛成いたします。
○
大地正幸 委員長 議案第2号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○
大地正幸 委員長 挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。
・議決事由 原案のとおり可決
────────※────────
○
大地正幸 委員長 これにて散会いたします。
午後1時34分散会
────────※────────...