長岡市議会 > 1999-03-10 >
平成11年 3月定例会本会議−03月10日-03号

ツイート シェア
  1. 長岡市議会 1999-03-10
    平成11年 3月定例会本会議−03月10日-03号


    取得元: 長岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-12-12
    平成11年 3月定例会本会議−03月10日-03号平成11年 3月定例会本会議  平成11年3月10日     ─────────────────     議 事 日 程  第3号      平成11年3月10日(水曜日)        午後1時開議 第1 会議録署名議員の指名について 第2 市政に対する一般質問(4人) 第3 議案第1号 専決処分について(専決第1号から第5号まで) 第4 議案第2号から第10号まで 第5 議案第11号から第15号まで 第6 議案第16号から第26号まで 第7 議案第27号から第32号まで 第8 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償)     ───────────────── 〇本日の会議に付した事件           ページ 日程第1 会議録署名議員の指名について………………69 日程第2 市政に対する一般質問(続)  1 2000年問題について
       リバース・モーゲージ制度の導入について    男女混合名簿導入について(山田保一郎君)……69  2 災害に強いまちづくりについて    都市計画道路の接続について    町名改正について    住みよい長岡と言われるまちづくりについて(家老俊男君)    …………………………………………………………75  3 教育行政について(松川キヌヨ君)………………86  4 21世紀を担う子供たちの教育について(五井文雄君)    …………………………………………………………91 日程第3 議案第1号 専決処分について…………………  ……………………………(質疑)………………………97  専決第1号 平成10年度新潟県長岡市一般会計補正予算  専決第2号 平成10年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計補正予算  専決第3号 平成10年度新潟県長岡市と畜場事業特別会計補正予算  専決第4号 平成10年度新潟県長岡市下水道事業特別会計補正予算  専決第5号 平成10年度新潟県長岡市卸売市場事業特別会計補正予算 日程第4……………………(質疑)………………………97  議案第2号  平成11年度新潟県長岡市一般会計予算  議案第3号  平成11年度新潟県長岡市水道事業会計予算  議案第4号  平成11年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計予算  議案第5号  平成11年度新潟県長岡市と畜場事業特別会計予算  議案第6号  平成11年度新潟県長岡市下水道事業特別会計予算  議案第7号  平成11年度新潟県長岡市卸売市場事業特別会計予算  議案第8号  平成11年度新潟県長岡市スキー場事業特別会計予算  議案第9号  平成11年度新潟県長岡市駐車場事業特別会計予算  議案第10号 平成11年度新潟県長岡市老人保健事業特別会計予算 日程第5……………………(質疑)………………………98  議案第11号 平成10年度新潟県長岡市一般会計補正予算  議案第12号 平成10年度新潟県長岡市水道事業会計補正予算  議案第13号 平成10年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計補正予算  議案第14号 平成10年度新潟県長岡市下水道事業特別会計補正予算  議案第15号 平成10年度新潟県長岡市老人保健事業特別会計補正予算 日程第6……………………(質疑)………………………98  議案第16号 長岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第17号 長岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第18号 長岡市職員等の旅費に関する条例の制定について  議案第19号 長岡市児童館設置条例の一部改正について  議案第20号 長岡市児童遊園設置条例の一部改正について  議案第21号 長岡市福祉コミュニティ地区センター設置条例の一部改正について  議案第22号 長岡市国民健康保険条例の一部改正について  議案第23号 長岡市営食肉センター条例の一部改正について  議案第24号 長岡市農業集落排水施設条例の一部改正について  議案第25号 長岡市下水道条例の一部改正について  議案第26号 長岡市営住宅条例の一部改正について 日程第7……………………(質疑)………………………99  議案第27号 町(字)の区域及び名称の変更について  議案第28号 契約の締結について(長岡ニュータウン住区幹線3号)  議案第29号 契約の締結について(長岡中央浄化センター)  議案第30号 長岡地区伝染病院組合の共同処理する事務の変更及び長岡地区伝染病院組合規約の変更について  議案第31号 新潟県消防団員等公償組合規約の変更について  議案第32号 長岡市と山古志村との間における水道事務の委託に関する協議について 日程第8 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償)    ……………………………………………………… 100     ────────※──────── 〇出席議員(32人)             加 藤 一 康 君             山 田 保一郎 君             五 井 文 雄 君             目 黒 敏 夫 君             金 井   弘 君             石 橋 幸 男 君             近 藤 唯 一 君             五十嵐 清 光 君             大 地 正 幸 君             安 達   伝 君             小 山   忠 君             池 田 新 一 君             小 熊 正 志 君             恩 田 正 夫 君             伊 部 昌 一 君             小坂井 和 夫 君             松 川 キヌヨ 君             田 中 誠一郎 君             桜 井   守 君             矢 野 一 夫 君             太 田   修 君             細 山 隆 朋 君             長 部   登 君             土 田 九二男 君             小 林 善 雄 君             斎 藤   博 君             井 上 純 一 君             家 老 俊 男 君             横 山 益 郎 君             小 林 成 治 君             佐 藤 秀 雄 君             早 川 甚 松 君     ───────────────── 〇欠席議員(1人)             大 野   肇 君     ───────────────── 〇欠員(2人)     ────────※──────── 〇説明のため出席した者   市長        日 浦 晴三郎 君   助役        金 泉   保 君   収入役       亀 倉 弘 義 君   市長公室長     二 澤 和 夫 君   企画部長      会 田   洋 君
      財務部長      田 中 昇 治 君   福祉保健部長    笠 輪 春 彦 君   環境部長      金 子 正 修 君   商工部長      小野澤   豊 君   農林部長      竹 日 純 一 君   都市整備部長    福 原 淳 一 君   土木部長      杉 本 二士夫 君   水道局長      五十嵐 賢 典 君   消防長       水 科 三 郎 君   教育長       大 西 厚 生 君     ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   事務局長      佐 藤 浩 夫 君   次長        布 川   猛 君   次長補佐      田 所 照 夫 君   庶務係長      笠 原 敏 和 君   主任        高 橋 浩 二 君   主事        宮 島 和 広 君   主事        星 野 正 弘 君   主事        佐 藤 三 奈 君     ────────※────────   午後1時開議 ○議長(斎藤博君) これより本日の会議を開きます。     ────────※──────── ○議長(斎藤博君) なお、報道関係者から写真撮影の申し出がありましたため、傍聴規則に基づいて議長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。     ────────※──────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(斎藤博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において松川キヌヨ議員及び田中誠一郎議員を指名いたします。     ────────※──────── △日程第2 市政に対する一般質問(続) ○議長(斎藤博君) 日程第2、市政に対する一般質問を行います。  前回に引き続き、通告順により発言を許します。     ───────────────── △質問項目  2000年問題について  リバース・モーゲージ制度の導入について  男女混合名簿導入について ○議長(斎藤博君) 2000年問題について、リバース・モーゲージ制度の導入について、男女混合名簿導入について、山田保一郎議員。   〔山田保一郎君登壇〕 ◆山田保一郎君 公明党の山田保一郎でございます。  通告に従い、質問いたします。  初めに、2000年問題についてお伺いいたします。  1960年代から80年代につくられたコンピュータの多くは西暦年の下2けたで認識・処理されることが慣例となっておりました。そのため、西暦2000年は00年と処理され、コンピュータは1900年と判断し、誤作動を引き起こしてしまいます。こうした背景には、コンピュータが普及し始めた当時はデータを保存・処理する際に必要なメモリーやハードディスクは極めて高価だったため、資源の節約のために西暦下2けた表記が使われました。国際標準規格、日本工業規格などコンピュータ処理向けの規格においても、西暦を下2けたで扱うものが多かったのであります。また、一度作成され利用され始めたプログラムやデータは、互換性の維持や資産継承の観点からも転換することは難しく、4けた表記への移行がなかなか進まなかったという実情がありました。今この2000年問題のタイムリミットが迫っております。コンピュータシステムが社会や生活の隅々にまで浸透した現在、2000年問題は金融、生産、流通など経済活動をはじめ、交通、通信、エネルギーなどあらゆる分野で深刻な事態を引き起こすおそれがあります。社会的な混乱を回避するために2000年問題の一刻も早い対応の完了が求められているところでございます。  そこで、お伺いいたします。まず、2000年問題について、市内企業の対応状況はいかがでしょうか。特に中小企業の対応のおくれが懸念されております。その一番の理由として経済的な要因があります。2000年問題を回避するためにはプログラムの修正やコンピュータシステム自体を更新するしかなく、そのため資金が必要となってきます。ただでさえ深刻な不況のさなか、いわば負の遺産であり、自己の責任で生じたものでない問題の解消のために資金を回すことはできるだけしたくないのが本音のところではないでしょうか。この中小企業の支援としてどのような対策をお考えでしょうか。  また、患者の生命・健康を守る医療分野でのトラブルは絶対にあってはならないことであります。市内大手病院の対応状況はどのようになっておりますでしょうか。各医療機関への周知徹底など積極的な対応が必要と考えます。また、戸籍、税務等市民の大切なものを絶対的な信頼性のもとで扱っております市の内部情報システムの対応状況はいかがでございましょうか、お聞かせください。  次に、12月定例会文教社会委員会にて民成クラブの恩田委員よりも御提案があり、論議されましたリバース・モーゲージ制度についてお伺いいたします。  この制度は、持ち家や土地はあるが年金だけでは日々の生活費に事欠くというお年寄りが、死亡するまでの間、経済面で安心して暮らせるように考えられた制度であります。内容は、お年寄りが自分の持つ家や土地などの不動産を担保に市福祉公社と契約を結んで年金融資を依頼、公社は依頼に基づき金融機関に融資をあっせん、金融機関不動産の資産価値を評価した上で毎月一定額の年金を融資するというものでございます。同制度は、欧米では歴史がありますが、国内では1981年に東京都武蔵野市が初めて導入。以後、同世田谷区、神奈川県川崎市などが導入するなど、現在全国17自治体で実施されております。子供のいないお年寄りや、子供がいても相続税で子供を困らせるよりゆとりある老後をというお年寄りから喜ばれております。  私はこの制度は、来年4月スタートの介護保険制度高齢者介護を社会で支えるとうたう一方で、「保険料・利用料が払えるか心配」、また「認定から外れる」などのお年寄りの暮らしの命綱である介護サービスが十分受けられない事態も予想される中、この介護保険制度を補完する役割も担っていけるものと考えております。  このリバース・モーゲージ制度、今年夏にも九州では初の試みとして熊本市が導入を決めました。担保物件については一戸建て住宅だけではなく、自己所有マンションも対象とし、生活費や福祉サービス医療費にも使うことができます。また、実施主体となる市福祉公社「ヒューマンライフ」では、年金のあっせんにとどまらず、医師や弁護士の協力を得て高齢者の財産の管理・保全も代行。悪徳商法からお年寄りを守るために通帳や証書、印鑑の保管、さらには預貯金の出し入れ、公共料金の支払いなどのサービスも行いたいとしております。  急速に進む高齢社会にあって、「家はあるが、もっとゆとりある生活を」というお年寄りにとって大変利用しやすいこの制度、当市におきましても導入の検討をされてはいかがでしょうか。市当局の見解を賜りたいと思います。  次に、男女混合名簿の導入についてお伺いいたします。  この件につきましては、平成8年3月定例会にて一般質問をさせていただきました。教育長より「どちらが先か後かによって男女の優劣が決まるものでもなかろうかと考えております。しかしながら、御提案も1つの方法かと思います。いずれにいたしましても、校長の判断にゆだねたいと思っております」との御答弁をいただいております。その後、昨年5月13日「長岡の小・中学校 広がる男女混合名簿」との報道がなされ、着実に導入が図られていることに安心をしているところでございます。導入校ではいずれも「学習指導上の支障もなく、時代の流れからも男女混合が妥当」と支持されていますが、現在導入されている小・中学校の影響とその評価をどのように考えておられますでしょうか。  ある教師は「男女混合名簿は単なる名簿だけの問題にとどまらず、教員の意識、さらには学校体制そのものを激しく突き動かす。差別や管理に反対する教員は多いが、それが口先だけのスローガンにとどまるか、自己変革も恐れず子供たちと向き合えるかを鋭く教員に迫っている」と自分自身を厳しく見詰めています。また、ある教員は「この実践は人をやさしくするということである。女を女として、男を男として見るのをやめて一人の人間として見ていこうというこの実践が、結果として人をやさしくしている。この実践は確かに手ごたえとして私の中にある」とも話しております。  男女別名簿から男女混合名簿に変えてマイナスになることは何もありません。男女混合名簿は男女平等教育であり、真の人間教育と考えます。私は、さらにこの導入を進め、全小・中学校での完全実施を図るべきと考えます。市当局の見解を賜りたいと思います。 ○議長(斎藤博君) 日浦市長。   〔市長日浦晴三郎君登壇〕 ◎市長(日浦晴三郎君) ただいまの山田議員の3点についての御質問につきまして、2000年問題につきましては概括的な点を私の方から申し上げまして、市内についていろいろと実態調査をやっておりますので、その詳細については助役の方から御答弁を申し上げます。それから、第2点につきましても助役の方から御答弁を申し上げます。それから、男女混合名簿の導入については教育長の方から御答弁を申し上げます。  2000年問題につきましては、冒頭おっしゃいましたけれども、まさにそのとおりでございますが、1960年から80年ごろの古いコンピュータに多い、こういうふうに言われているわけでございますけれども、処理能力が今のように発達する以前コンピュータでございまして、メモリーやハードディスクの容量が極めて希少だったのでございます。したがって、データ容量を最小にしなければならなかったわけでございます。その最たるものが今御指摘になりましたように、西暦につきましては「1999」という入力はせずに、下2けたを入力してやるわけでございますから「99」ということで記憶をさせてあるわけでございますが、これが2000年になりますと「00」になるわけでございます。古いコンピュータについては「00」を「1900」というふうに読むということでございまして、そのことによりまして日時でいろいろ契約をしておる、あるいは市の事業の中でも納税であるとかいろいろな問題にこの誤作動が影響してくるわけでございます。これに対応するために、国の方では行動5カ年計画をつくって、ことしの6月までには修正をして実験をしようというふうにこの行動計画の中でも決められておるわけでございますけれども、私ども地方自治体におきましてもそれに基づきまして、庁内でコンピュータを導入しておるものの修正、さらに外部との関係でコンピュータが利用されるものについても修正をしていかなければならないわけでございまして、それらにつきまして担当部で以前から調査を進めてきておるわけでございます。私どもの庁内の仕事、それから市内における今までの修正あるいは対応がどうなっているか、これらにつきましては助役の方から数字で御説明を申し上げたいというふうに思っております。  なお、このコンピュータの2000年問題につきましては、一たん誤作動が生じますと、これはネットワークで全世界結ばれておるわけでございますから、日本であるいは長岡の中で誤作動が生ずるということになりますと一瞬のうちに全世界に広まっていく危険は多分にあるわけでございます。そういう重要な問題でございますので、私どもも極力早く関係の調整を終わらせて対応をしてまいりたい、このように思っております。  それでは、調査の結果、それから第2点の問題、第3点の問題につきましては、それぞれ助役、教育長の方から御答弁を申し上げます。 ○議長(斎藤博君) 金泉助役。   〔助役金泉保君登壇〕 ◎助役(金泉保君) 御質問の諸点についてお答えいたします。  コンピュータの2000年問題につきましては、企業の対応の実態を把握するため、昨年11月、中小の製造業、商業、建設・管工業の900社を対象にアンケート調査を実施いたしました。その結果によりますと、全業種の57.9%が重要な問題と認識しているという回答がございました。また、既に対応済みまたは対応中及び検討中と回答した企業は73.7%でありました。まだ検討していないという回答は26.3%でありました。これらの状況を踏まえて、昨年度は中小企業事業団、商工会議所と一体となって2000年問題対応セミナーを開催し、理解を求めたところであります。本年度はさらに商工会議所が中心となって市内の企業を訪問し、啓蒙活動を行っております。一方、市内の大手製造業17社と大型店舗12社におきましては既に対応済みまたは対応中でありまして、遅くともことしの夏までには全社が完了予定であります。  市では、経済的な理由から中小企業の2000年問題への対応がおくれることのないように、既存の制度融資による支援を行っておりますが、国や県でもアドバイザーの無料派遣制度や政府系金融機関の低利融資に加え、税制措置などの多様な支援を行っております。今後とも信濃川テクノポリス開発機構、商工会議所などの関連機関と一体となって2000年問題への対応が的確に行われるよう、情報提供及び指導等に努めてまいりたいと考えております。  次に、市内の大手病院の対応状況でありますが、長岡赤十字病院では、新築時に導入した医療機器は2000年をクリアした機器でありまして、問題はないということであります。また、従来からの医療機器につきましても医療機器業者と連携をとり、対応済みであるという報告をいただいております。長岡中央綜合病院につきましては、一部修正作業が完了しておりますが、現在も病院の電算委員会医療機器業者で機器の調査・確認中との報告を受けております。立川綜合病院につきましては、長岡中央綜合病院とほぼ同じような状況でございます。長岡西病院につきましては、大半が修正を完了しております。現在、残る一部について調査・確認中との報告を受けております。  なお、県は平成10年12月に各院長あてに医療分野での2000年問題について必要な対応を図るよう通知をいたしておりますし、日本医師会でも都道府県医師会に対し対応マニュアルを配付し、医療機関での対応に配慮いたしております。今後県や医師会等と連携し、2000年問題の進捗状況等についてさらに情報収集等に努めてまいります。  次に、市の戸籍、税務等21業務に係る内部情報システムの2000年問題対策につきましては、システムによっては平成11年の初めころに影響が出始めるということから、平成9年にこの対応方針を決定し、全庁挙げて取り組んでまいりました。また、全庁のプログラムの修正につきましては多大な労力と時間を要するため、担当部署のほか、専門の業者に委託して作業を進めております。今月末までに模擬テスト等も含めて作業は終了する予定でございます。  次に、リバース・モーゲージ制度の導入についてのお尋ねでございますが、この制度高齢者を対象に土地の保有資産を担保にした生活資金の融資を行うことによって生活の安定を図るものとして理解をいたしております。これは高齢者が物心両面にわたって生活を安定させるための1つの方法としては有効な制度であると思います。しかしながら、公的な視点を備えた制度とするためには幾つかの問題点があります。例えば、保有資産の価値がどの程度老後の生活を補充できるのか、補充できない場合はどうするのか、土地や家屋等の担保物件を死後売却できるのか、子供に残さなくてもよいのかなど、さまざまな問題が懸念されます。したがいまして、制度の有用性は認識しつつも、乗り越えなければならない問題点もありますので、国・県の動きや社会福祉協議会との協議、連携も考慮に入れながら検討を進めてまいりたいと考えております。  なお、厚生省におきましては、痴呆性高齢者等判断能力が不十分な人を対象に、日常の金銭管理サービスや福祉サービスを提供する地域福祉権利擁護事業を、本年10月から県社協を実施主体として実施の方向で検討されております。また、法務省におきましても、これらの方々の権利擁護を目的として成年後見制度が検討され、民法の改正が予定されているようでございます。国のこうした動きを注意深く見守ってまいりたいと考えております。 ○議長(斎藤博君) 大西教育長。   〔教育長大西厚生君登壇〕 ◎教育長(大西厚生君) 3番目の男女混合名簿導入についてお答え申し上げます。  現在、男女混合名簿を導入している市立学校は、小・中学校合わせて23カ校であります。導入している学校からは、形式的な面での男女の平等感はあるものの、健康診断、保健統計、学力テスト等における事務処理が煩瑣になったという報告を受けております。このことからも、男女混合名簿をすべての小・中学校で実施すべきとは考えておりません。導入については各学校の校長の判断にゆだねたいと考えております。  以上でございます。     ───────────────── △質問項目  災害に強いまちづくりについて  都市計画道路の接続について  町名改正について  住みよい長岡と言われるまちづくりについて ○議長(斎藤博君) 次の質問に移ります。  災害に強いまちづくりについて、都市計画道路の接続について、町名改正について、住みよい長岡と言われるまちづくりについて、家老俊男議員。   〔家老俊男君登壇〕 ◆家老俊男君 市民クラブの家老でございます。  私は、20年間の長きにわたり、はえある長岡市議会議員を務めさせていただきましたが、70歳の年齢も2年を越えましたので、この辺で世代交代させていただきます。議員になる前の25年間は、市の職員として現業関係の職場を体験させていただき、その中で約10年間労働運動にも参画いたしました。松田市長、内山市長、上村市長、小林市長、そして日浦市長と5代にわたっての市長さんの裏表の人生もかいま見ながら、御指導をいただいてまいりました。日浦市長からは特に当市助役に就任される前の県庁部長時代から御指導もいただいた昔の記憶を思い起こしておるところでございます。小林市長がぶち上げられたニュータウン構想も、市議会全会一致の支援にもかかわらず絵にかいたもちとなってしまい、日浦市長の発想による国営公園の開園によりようやく3分の2の土地利用の目途がついたものの、スペースネオトピアのとんざにより3分の1の土地はこれからの問題として残されておりますが、私はここではこの問題には触れません。私が議会の場で何回か要望してきて未解決の点について、この壇上からの最後の提言といたします。市長の誠意ある回答をお願いするものであります。  災害に強いまちづくりについて。  平成になって積雪量はめっきり減りましたが、これは地球温暖化のせいなのか、また市長の英断によって克雪・利雪市民憲章が制定されたゆえなのかわかりませんが、それでも先般の新潟日報1月21日朝刊に、住みにくい長岡の要因として雪の処理が大変だとの世論が載せられており、なるほどとうなずかせられたのであります。雪の処理に年間7億も8億もかけてもまだまだ市民の皆さんには苦痛の種になるのだと思わせる記事でありました。しかし、雪の降るのはとめることができないのであるし、また雨の降るのも今の人力ではどうにもできない。しかし、降った雨の処理は人の力、政治の力で処理しなければならない責務があると思うのであります。昔から言われております言葉に、「水を治むる者、国を治むる」という言葉があります。降った雨が人の住むところに被害を及ぼすのは、そこに住む人たちの対策、政治が悪いからなのではないでしょうか。  私たちの住む東側の一例を申し上げますと、東バイパスが整備され立体化されたことによって、その路面の水は少しの雨でも付近の用水・排水路を伝って、稲葉川に押し寄せてまいります。悠久山公園の整備に伴って駐車場が舗装されたことによって、雨が降り始めれば10分か15分にして、下流住宅地の排水路をあふれさせて稲葉川に押し寄せてまいります。上流付近の農地が基盤整備され、排水路がコンクリートU字溝と化したことによって、その流れは急流となって稲葉川に押し寄せてまいります。また、山北用水路が開渠のうちはその中にあふれて調整池の役割を果たしてきましたが、暗渠化されて路面が舗装されたことにより、その雨水も稲葉川に押し寄せて溢水するのであります。  このような環境変化によって中流の中沢、川崎地区は、50ミリから100ミリぐらいの降雨によって付近の住宅地は湛水被害を受けるのであり、稲葉川改修促進期成同盟会が設立され、その関係議員団の運動の成果が改修予算15億円余の事業費として着手されたことは感謝にたえないところでありますが、それも下流は猿橋川に合流して中之島町の地域を通って信濃川に合流するものであり、この改修は遅々として進まない現状であります。  これを解決するには、川崎の住宅密集地において緊急排水機場をつくり、改修の終わった栖吉川に排水する以外に解決する道はないと思い、建設委員会の場で何回か要望・提言をいたしてまいりました。流域変更は難しいとか、栖吉川があふれるとかのお話も承っておりますが、何年か前の土木事務所長さんからできないことはないとのお話を承り、平山知事が当選されたときに陳情したことも記憶に残っております。栖吉川があふれるならば、堆積した土砂をしゅんせつすればよいのであります。川の中に雑木雑草が繁茂しておる現状は、前に写真を撮ってこの議場で当時の助役に差し出し、一部の刈り取り撤去は実行していただきましたが、まだまだ下流には残っておりますし、建設省の管理区間は雑木雑草が繁茂し、上流から流れてきた土砂が堆積したままになっておるのであります。  栖吉川は昭和19年7月、180ミリ余の降雨によって破堤して大災害をもたらしました。それから約20年後の昭和38年8月の集中豪雨237ミリにより、水防団の必死の対策にもかかわらず破堤して大被害を起こしております。このときも市街地側の堤防は防護されましたが、東側右岸堤防は2カ所で破堤し、当時の内山市長はこの改修に地権者の同意を取りつけて改修に踏み切られ、現在の川形ができ上がり、柿川も新柿川がつくられて長倉地内でこれを合流されて、旧市街地の浸水防止に大きな貢献をされたのであります。  その後の維持管理は、地蔵橋付近までの人の目につくところは改良が行われておりますが、ここから下流はあまり手が加えられていないように見るのは私のひがみでしょうか。川は上流だけを直しても、また中流だけを直してもだめなのであります。拡幅改修をしたからこれでよいのではなく、上流からの土砂の流下を防ぎ、下流の堆積土砂を取り除き、河積を維持しながら豪雨に備えなければなりません。新柿川の堆積土砂の捨て場は、河川課長の要請によって栖吉地内に受け入れました。今後の搬出土砂の置き場については何とか置き場を見つけていきたいと思っておりますが、この土砂の流下を防ぐためには上流の栖吉地内にダムをつくることが急務であります。  私は、栖吉の貝坂地内の土砂流出箇所で昨年帝石東山試錐の事業完了により、せっかく国の事業費で設置した土留擁壁工を存置させるために、河川課長と協力しながら今この土地の寄附採納手続のために奮闘しているところでありますが、市長からもこれについての協力をお願いしたいところであります。何分にも鋸山を主峰とする東山山脈の急峻から何100ミリという雨に耐え得る栖吉川はまだまだの感がいたしております。先般、地元町内会長に同行し星野県議の御案内でダム建設の陳情に県庁まで行ってきましたが、この早期実現にも市長からも御尽力を賜わりたく要望するものであります。  このような河川管理をやっていただければ、その地形地勢を利用して流量の調節が図られて市街地の浸水被害が減少するものであることを提言するものであります。  次、都市計画道路の接続推進についてでございます。  都市計画道路は、長岡市内に70路線あるとのことであり、未完成の道路が何路線かあることは承知いたしておりますが、この路線のうち私が以前から要望しております台町川崎線について申し上げます。  この路線は、長岡消防署東分遣所前で途切れていたものを18メートルの幅員で東バイパスまで延伸していただくための都市計画決定がなされて、ようやく私の目の玉の黒いうちに実現できるものと喜んだのでありますが、そのうちに広域行政組合よりの要望により再度計画変更がなされて32メートルの幅員となりました。そして、四郎丸町永田線の実現も含めて駅東地区区画整理組合設立準備のための会合も何回か開かれるようになりました。  市長は、この四郎丸町永田線の市道認定で議会議決が必要になったとき、私はまだ1年生議員でしたが、幻の道路と言われた路線認定に建設委員会は反対の空気が強く否決するかとなったとき、休憩をとり小林市長にかわって私たち反対議員のところにお願いに来られて、台町川崎線は急いでやるようにするからとの条件を受け入れて、ようやく認定議決がなされたことは、お忘れではないはずであります。
     18メートル幅員が32メートル幅員になったことにより、東分遣所や新潟日報長岡支社も移転しなければならなくなりましたし、美沢地内の10数戸も移転しなければならなくなった四郎丸町永田線。こういう大事業の中での区画整理組合の設立は、地権者全員の同意はなかなか簡単ではなく困難をきわめ、またバブルにはじけた土地価格の将来はその展望が開けぬ中で、米余りの水田をもてあます稲作農家はジレンマに陥っているのであります。たびたびの会合、勉強会にも、これを促進しようという人たちも、もう飽きがきたような気がする人もあると言われています。その中で、将来の土地利用についてのアンケートが配られました。その回収率と意向は私たちには何も知らされていないのでありますが、そのことはさておき、住民の声をよく聞き実行力に富んだ日浦市長が実現してもう15年が過ぎようとしております。この辺で市長が直接陣頭に立って台町川崎線、すなわち長岡駅東口と東バイパスを接続する台町川崎線の完成のための駅東地区の区画整理組合設立のために御奮闘を賜りたいのであります。担当部長、課長以下職員の皆さんが努力してくれていることは十分承知いたしておりますが、せっかくここまで進められてきた事業、国からの調査費がついて測量も終わったのでありますから、市長からも乗り出してもらって長岡の市街地の活性化のためにもぜひこの事業を1日も早く完成させるよう鋭意努力されることを要望するものであります。  次、町名改正についてであります。  戦後復興事業により区画整理事業が施行された旧市街地には問題がないと思われますが、私たちの町・栖吉地区は大変入り組んでおり、近ごろ郵便物が届かなくなった、おくれて困るという苦情が寄せられております。これは郵便番号の町名による7けた番号制の問題で機械に、いやコンピュータ人間が使われるようになったからでもありますが、古い体質による行政の欠陥でもあると思われます。  当栖吉地区の例を申し上げますが、悠久町地内には長倉地籍があり、中沢地籍があり、西片貝、栖吉、御山、千代栄等の地名が存在しており、悠久山に近い栖吉中学校中沢町に、中沢に隣接する栖吉小学校が悠久町になっていて、どうしてなのかと聞かれたとき困るのであります。これは、戦後区画整理事業を実施しないで合併した地域全体に通ずる悩みでもあるのではないのでしょうか。  合併後50年が過ぎようとしております。戦後に民間開発された地域には、このような苦しみが多いのであります。土合京田でも何年か前にはこの悩みを解決してほしいと相談を受けたことがありました。市街化区域、調整区域の中での線引きで解決していかねばならないのではと説得したことが記憶に残っておりますが、東バイパスの東側はおくれており、なかなか解決の方向に向いてくれない。中沢、美沢地区の町名改正のとき、この問題も一緒に解決したかったのにもう15年も経過をいたしました。  道路や川で区分けしたいとの当局の考えはわからないでもありませんが、担当者は関係町内会長の意見をよく聞かれて懇談する会合を持たれ、土地所有者属人主義であった町名がその地域に住む市民に不便を与えない形になるように道路も川も必要なのに、市の財政が火の車だから要求しないだけなのです。住民本位の行政が実施されることを強く訴えるものであります。  住みよいまちづくりのためについて申し上げます。  冒頭申し上げましたが、近年めっきり少なくなった積雪量も、年をとるごとにその処理が苦痛になってまいりましたが、これをとめることはできないのであります。「買い物の便よし、でも除雪が」という市民の声。「長岡はよいところであり住みやすいと思っていたのに」という市外から転居してきた人からの御意見を申し上げますが、長岡はガス料金が近隣市町村の公営ガスに比べて高い。水道の引き込み工事費が高い。土地が高い。近隣町村では宅地建物で2,500万から3,000万円で住めるのに、長岡では土地だけで2,500万円以上だと。これらの市民の声をなぜ聞かないのかとの御要望でした。  日浦市長になられてからは、消雪パイプの施工は緩和され、小林市長の時代から比較すると大変な善政をしかれたと感謝しております。振り返ってみますと、小林市長の時代には、市が金のなかった時代に上村市長が鳴り物入りで宣伝した消パイを議会が持ち上げ、地盤沈下のおそれを物ともせずに、その施工に圧力をかけ過ぎたのではなかったかと回想しております。  ガス料金は、北陸ガスの民間会社の経営であり、市は戦災復興の区画整理施行でガス管埋設工事の施工を加味して道路占用料を国の基準より低額に抑えていることにより、ガス料金は高くしないように要求していること。水道料金は、今から17年前に県下一高いと言われ、市長選挙の論点になったのであるが、それから市は料金抑制策として水道の拡張工事に一般会計から出資して企業会計の赤字を抑えている。水道局職員の企業手当も削る方向で行財政の改善が行われる。工事費の高いのは、水道局が工事単価を積算するときの基準を見直ししなければならないと説明したところでありましたが、この質問通告をしたところ、呼びもしないのに水道局職員が2人も議員控室にやってきまして、この基準は2年ほど前に公正取引委員会からの指摘があって業者対発注者の対応に任せることになっているとの説明を受けました。市水道局の発注工事についての積算単価にも言及し、私が区画整理を施行したときは、ガス・水道工事を同時に施工して大変工事費が節約できましたことを思い起こしております。  下水管工事、水道工事、ガス工事、これらの道路地下埋設物工事ができるだけ同一時期に施工されれば、通行者の迷惑も防げるし、路面復旧工事の監督もうまくいくのであります。行財政改善の方向として、御検討も必要ではなかったかと反省しているところでございます。  そこで、第1点として申し上げたいのは、市民の住宅意識調査がどのような設問形式で行われたのかわかりませんが、長岡市内の宅地価格がどうか、住宅の建築関係の価格がどうかとか、ガス・水道料がどうかとか、これらの点についても設問され、これにこたえて近隣市町村や類似都市等にも照会・調査をしながら行政・財政の改善も進めていく。「人のふり見て我がふり直せ」という昔からの教えを心の糧としながら、時代にマッチした行政を行ってほしいと提言するものであります。  私の2期目の年に柏崎市で中越6市の市議研修会で自治大学校講師の中島正郎先生のお話を聞いたことは、私の議員生活の中で忘れられない教訓となりました。「議会と首長は車の両輪である」と議会と執行機関のあり方について学ばせてもらったのですが、当時この講演の内容が耳に痛かった人もあるかもしれませんが、私は心に深く刻み込まれた内容であったので、「議会と長のアラカルト−提言・苦言・艶言−」を愛読書としてまくら元に置いて時々読ませてもらっております。大変参考になり、教えられる本であります。そのときの講演に、1期目の議員は無我夢中で名刺配りで顔を売り、2期目はようやく仕事を覚え、3期目・4期目は役につき、5期目はゴキブリ議員で明るいうちは家の中にいて暗くなるころになるとごそごそ出て飲み会に行くと批判されたことがありました。私は、この20年間の議員生活の中でこの教えが今も離れません。当時、今から15年前ですが、お金があったら私の選挙のときにこの先生を呼んで講演会を開きたいと考えたこともありましたが、謝礼が30万円くらい、ほかに旅費が要ると聞いて、金がなくて断念したことを思い起こしております。  日浦市長にかわられてからの理事者の態度は、以前と比較して議会を重視していただきました。以前は県下の市の中でも市長の給料は一番高く、議員の給料は最低だと言われたのが、現在議員の給料は全国の類似都市並みに引き上げていただきました。議会の委員会にもめったに欠席されることなく、よく務めていただきました。本当にありがとうございました。市長の任期も余すところ1カ年余り、残された任期中、常任委員会には万障差し繰って出席されて議員の発言や提言をよく聞き、部課長の答弁を評価される。このことが議会と理事者は車の両輪であり、市長は運転者であり、議長は運転助手か車掌ではなかろうかと(笑声)私は提言するものであります。  常任委員会における通告制もわからないわけではありませんが、このたびの私の通告に余りたくさんの職員が押しかけてきたのには辟易といたしました。こんなことでは行政改革にはなりません。議会答弁のために課長補佐が残業をするということもよくわかりましたので、通告制はやめていただくよう提言して、20年間の長きにわたって温かい御指導をいただきましたことに心から感謝申し上げるとともに、議員各位のますますの御活躍と長岡の発展をお祈りして壇上からの提言を終わらせていただきます。  本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(斎藤博君) 日浦市長。   〔市長日浦晴三郎君登壇〕 ◎市長(日浦晴三郎君) ただいま家老議員から、この壇上から最後ということで4点ほどの御提言がございました。その御提言につきましてお答えを申し上げたいと思っております。  まず第1点の稲葉川中流の緊急排水ポンプ場の設置の問題でございますけれども、これについては1つの水系の中で処理をするということが第一義的な問題であろうというふうに思うわけでございますが、これらの問題が十分解決できないということであれば、流路変更といいますか、他の河川と連携をする、こういったことも考えられるのではなかろうかな、このように思うわけでございます。平成7年の集中豪雨以来、数回にわたりまして県に対して要望を行ってまいったところでございますが、なかなか県の方もわかってはおるんでしょうけれども、従来の長い間の慣行を破るということについての抵抗があったようでございます。しかし、たび重なる水害、それから地元の皆さんの強い熱意にほだされまして、県の方といたしましても緊急排水ポンプ場の設置についても1つの課題である、このような認識に変わっておりますので、この際さらに強く県の方へお願いを申し上げ、その実現に最大限の努力を払ってまいりたい、このように思います。  それから、第2点の栖吉川の上流での砂防ダムの設置の問題でございますが、これはもう御承知のことで釈迦に説法でございましょうけれども、砂防ダムは治水、それから土砂災害を防止する、そのために砂防ダムの建設は極めて有効な対策である、このように認識はいたしております。栖吉川に設置されております砂防ダムは、昭和36年の集中豪雨以前のものが3つ、それから46年に1つ設置されておりますが、さらに昨年の8月の豪雨のときに栖吉地区で7カ所の河川災害が発生をいたしておるわけでございまして、これを受けまして県の方も、地元からの要望や打ち合わせの結果、新規の砂防ダムの設置について前向きに検討をしていただけるようになっておりますので、これについても時期を失することなく雪消えを待って現地調査を予定しておりますので、地元の皆さんからも御協力をお願いいたしたい、このように思います。  それから、都市計画道路の接続の問題でございますが、この東バイパスまでの台町川崎線の早期実現についての運動につきましては、家老議員がまさに生涯の仕事として取り組んでこられたんではなかろうかなというふうに拝察をいたしておるわけでございますけれども、そういった御努力が実を結びまして、区画整理事業につきましては、平成11年度に予定されております市街化区域の編入、さらには同年に準備組合を設立することを目標に、事業実現に向かって地元の方でもそのような動きをいたしておりますので、これらの地元の動き等々をにらみながら、組合の事業実現に向かっての立ち上がりの努力をいたしたい、このように思います。また、これらにつきましてはなかなか利害が相反して意見の一致を見るのに時間がかかるということが私の今までの経験からいたしましても間々あるわけでございますが、この地区の準備組合の設立と台町川崎線の早期実現のために、私も必要があればという表現は極めてあいまいな表現でございますが、現地に出向きまして関係の皆さんとひざ詰めでお話し合いを進め、早期実現に向かって努力をしてまいりたい、このように思います。現在、減歩率にも影響する事業計画の作成をしておるところでございますけれども、御指摘のとおり関係者全員の合意のもとに事業を進めよう、こういうことで取り組んでおるわけでございまして、従来にも増して強力に事業推進を図ってまいりたい。そのためには私も現場に出向きましてじかに関係の皆さんとお話し合いを進めさせていただきたい、このように思っております。  それから、全般的な問題でございますけれども、国の街路事業の採択は最近特に厳しくなってきております。そういう中で、今話題になっておりますこの重要な街路をどうやって早期に実現するか、その1つの方法といたしましてこの路線の推進について住宅宅地関連促進事業の活用によりまして早期事業化を図っていこう、こういうことで考えておりまして、そのような運動も展開をいたしておるわけでございますが、駅東地区の区画整理事業をできるだけ早く立ち上げて、このことによりましてあわせて重要幹線でございます台町川崎線の早期整備を図ってまいりたい、このように考えております。  家老議員の長年のライフワークとして取り組んでこられましたこの問題につきましても、御自身をはじめ関係の皆さんの大変な御努力が今御答弁申し上げましたような形になってまいりましたので、さらにここで腰折れすることのないように全力を挙げて取り組んでまいりたい、このように思っております。  それから、町名の変更でございますけれども、これは対話集会に出向きましたときにもこのお話を再三伺っておるわけでございますが、町名につきましては従来自治省の実施基準のようなものがございまして、それに従って事を運んできておるわけでございます。それでもまだこの悠久町の町名の変更につきまして先が見えないわけでございますが、これらにつきましては地元の事情というふうなものを十分そんたくして、自治省の実施基準もわからないわけではございませんけれども、それらが直ちに実施できない、そしてまた町内の話し合いの問題等を考えれば、必ずしも実施基準に従わなければ町名変更ができないということがこの地方分権の叫ばれている中でどういうものかなという疑問も抱くわけでございますけれども、これも私ども勝手にはできないわけでございますが、関係の皆さんの御了解を得るように最善の努力をいたしてまいりたいというふうに考えております。確かに第一線の自治業務をしょわれて、そして町内のまとまりを指導して、地域の発展を図っていく上で重立ちの皆さんの大変な努力は察するに余りあるわけでございまして、そういう第一線の自治を担当しておられる皆さんの御努力にこたえることが必要であろう、このように思っておりますので、これからも十分地元の皆さんと協議を進めながら問題の解消を図ってまいりたい、このように思っております。  それから、第4点でございますけれども、水道工事の金額の問題やらガス料金の問題やらいろいろございましたが、これらにつきましてはそれぞれ事情の違ったものがあるわけでございまして、ガス料金に至りましては地方公営企業のガス事業と民間でやるガス事業とではおのずからそこに趣を異にするものもあろうかなというふうに思いますし、水道工事の金額の問題につきましては標準単価表が平成8年から廃止されておりますので、実情に合うように十分そんたくしていかれることになるんではなかろうかな、このように思っております。  ただ、水道料金につきましては、市民生活に影響を及ぼすということから、私が市長になりましたときから水道料金については極力据え置いて今日まで至っておるわけでございますので、その辺をひとつ御理解をいただきたいなというふうに思っております。  また、近隣町村との問題でございますけれども、ガス料金等についてはほぼ同程度であるんではなかろうかなというふうに認識はいたしておりますが、議員御指摘のように、ただガス料金や水道工事費の問題だけではなしに、私たちの日常生活全般にわたりまして適正な価格が保証されるということが大事なことではなかろうかと思いますし、また教育、文化、福祉、交通等生活全般にわたりましてのいろいろな指標を実態として私どもが把握しながら行政を進める、このことが必要ではなかろうかなというふうに思います。これにつきましては今までもいろいろ検討も進めてまいったわけでございますけれども、平成11年には、1年間というわけにはまいりませんけれども、長岡短大に市の職員をかなりの数派遣して、こういった経済指標の問題やら、あるいは経済の動向調査の問題であるとか、こういったことの研修に派遣をしたいというふうに思っておりまして、これらを中心にしながら、市の行政も科学的にやれるように努力をしてまいりたい、このように思っております。平成10年、11年は若干多いんでございますが、これらをどの時期にどうということをこれから予算を御決定いただければ詳細検討しながら、職員の研修に長岡短大に派遣をしたい、このように考えておりますので、これから県の統計資料あるいはリサーチセンター関係の指標調査等を参考にした上で、調査実施の方法を検討してまいりたい、このように思っております。  最後の御質問ということでお断りになりましたが、これはまた本議会の最終日にそういう機会もあるようでございますので、地方自治を去られる皆さんについてはその際また長岡市代表いたしまして感謝申し上げたいと思っております。今まで大変高邁な御質問、御提言をいただいて、ありがとうございました。     ───────────────── ○議長(斎藤博君) この際、15分程度休憩いたします。   午後2時8分休憩     ─────────────────   午後2時25分開議 ○議長(斎藤博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。     ───────────────── △質問項目  教育行政について ○議長(斎藤博君) それでは、次の質問に移ります。  教育行政について、松川キヌヨ議員。   〔松川キヌヨ君登壇〕 ◆松川キヌヨ君 私は市民クラブの松川キヌヨです。  通告に従い、教育行政について質問いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。  文部省は、2002年度から実施される完全学校週5日制のもとでの学習内容、指導方法を示した小・中学校学習指導要領案と幼稚園の教育要領案を昨年の11月18日に公表いたしました。これは1989年3月以来約10年ぶりの改訂であり、ゆとりの中でみずから学び考える力を育成することを柱に、教科内容を基礎・基本に厳選。創意工夫を生かした教育のため総合的な学習の時間(総合学習)を新設し、授業時間を弾力化したり学校の裁量範囲を広げたりするなど21世紀の学校像を提起しました。教科内容も現行より約3割削減したり、国際化、情報化に対応し、中学校で外国語(英語)と技術・家庭の「情報とコンピュータ」を必修とし、小学校の総合学習で外国語会話ができるようにした一方で、日本人としての自覚の育成を強調しました。そして、完全学校週5日制の導入で授業時間は現行より週2時間減ったり、中学校では各教科で選択授業が可能になるなど選択の幅が拡大されるようになりました。  市長は平成11年度の市政執行方針の中で、次代を担う青少年の健全育成、後継者養成については長岡市政の大きな力の置き場所として考えておられ、幸い長岡には「米百俵の精神」が培われており、この教育尊重の風土を長岡の誇りとして育てていくことが肝要だと申されております。  そこで、第1の質問として、2002年度学校週5日制の完全実施において長岡ではこれをどうとらえておられるのですか。その方向性についてお聞きいたします。  第2の質問としまして、子供の心の豊かさとたくましさということで、この学校週5日制の完全実施が行われると思われますが、子供たちの土・日の過ごし方について、トータルで月約8日間の休みの使い方について青少年の健全育成のためにどのようにして取り組むべきなのですか。  長岡の人材教育の位置づけの中で「人材教育活動の領域には、必要に応じ教育課程外の活動も含むものとし、学校教育社会教育の接点の拡大を図る。このことは、学校週5日制の完全実施に当たり、土・日曜日における児童・生徒の活動の受け皿を設けることにも資するものと考えられる」となっております。これこそ子供たちの生涯学習への大きなキーポイントになるのではないでしょうか。そして、PTAの方々が中心となり、地域の活力と地域の人々の社会貢献の中で子供たちのあすを生きる力が生まれるのではないでしょうか。しかし、よりよい青少年の健全育成のためには、よいリーダーの育成のための研修と土・日ということでの先生方の対応、学校開放の問題などがあると思われますが、どのように考えておられますか。それこそ教育の長岡から、2002年度学校週5日制実施に伴う教育改革プログラム(生涯学習の考えの中で)を発信してはいかがでしょうか。  これで私の質問は終わりますが、今度こそ生涯学習の中に学校教育の機関が入り込むように思われます。12年間の議員活動の中で、今回で6回目の生涯学習にかかわる質問をいたしました。私は自分のテーマでもあり、最も大切な問題としてとらえてまいりましたので、今後とも長岡の教育の中での重点項目としてとらえていただきたいと切望するものであります。  また、私が女性議員として、母親議員として幾つかの質問及び問題提起をいたしまして、幾つかの方向性を出していただきましたことを心より感謝をいたします。そしてまた、日浦市長はじめ、議員の皆々様にも心より御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(斎藤博君) 日浦市長。   〔市長日浦晴三郎君登壇〕 ◎市長(日浦晴三郎君) ただいまの松川議員の御質問にお答えをいたしますが、2002年学校週5日制の完全実施に向けての教育の方向性、それから青少年の健全育成について、土・日の活用の仕方、健全育成に市としてどうかかわっていくかという項目につきまして、特に市としてどうかかわっていくかの問題については、長岡独特の問題として長岡の人材教育を実施いたしておるわけでございまして、それとの関連もあろうかと思いますので、教育長の方から御答弁を申し上げます。  生涯学習につきましては、私から申し上げるまでもないわけでございますけれども、平成4年に長岡市生涯学習推進基本計画を策定いたしました。この基本計画策定のときの環境といいますか背景は、いわば日本全体が経済大国というようなことを謳歌しておったときではなかろうかな、このように思うわけでございまして、そのことが物的な思想といいますか、それがむしろ心の思想よりも──まあどっちがどうこうという截然とした区別はないんだと思いますけれども、経済大国ということから物質文明を追求する時代であったんではなかろうかなというふうに思いますが、それでは一体我々がこれから一生を生きていく上でどうなんだという自己に対する疑問というふうなものもあり、あるいは地域全体としてもそういった風潮があったんではなかろうかなというふうに思います。そして、それと相前後いたしまして生活のゆとりを求める傾向が出てきて、そして生きることに対する楽しみというふうなものへの志向の高まりが加わってきたのではなかろうかな。そんなことから生涯学習、いつでも、どこでも、だれでも好きな勉強ができる、そういう時代を考えていく必要があるだろうということから、上越教育大学の前田先生を座長にいたしまして議論をし、推進基本計画をつくっていただいたわけでございまして、それに基づいて今も生涯学習あるいは教育全体というものは進めておるわけでございますけれども、生涯学習について特に長岡の場合には、求める学習、開かれた学習、満たされる学習、この3つを基本に据えながら生涯学習を組み立てていこうではないかということで努力をしてまいったつもりでございます。  その具体的なものとして、図書館の分館ネットワーク化を考えて、どこでも自分の好きな勉強ができる方途が必要であろうということでございますし、また生涯学習もただ本を読んでいるだけではないわけでございまして、体力、学力の両方が兼ね備わっていかないといけないわけでございますので、そのためにはやはりスポーツの振興というふうなものが生涯学習の一角をなして進められていかなければならんだろうと。そういったことから、地域的な配置等を考慮しながら今までスポーツ施設の整備を急いでまいりました。さらに、高齢期における生涯学習というふうなことから、ゲートボールの問題であるとか、あるいは高齢者みずからが考えるということから高齢者大学であるとか、いろいろ計画をしてまいったわけでございます。  それらは帰するところ平成4年に策定をいたしました推進基本計画に基づいて実施をしてきているわけでございまして、その延長線上にやはり私はこれからの教育改革というふうなものも無縁のものではないというふうに思っておりますし、私どもが今まで進めてきた方向というふうなものは決して間違ってはいなかった、このように思っておるわけでございますが、詳細につきましては教育長の方から御答弁を申し上げます。  家老議員のように松川議員も最後でございますということですが、今までいろいろな、特に女性問題につきましては大変御指導をいただき、長岡市の発展のために御努力をいただいたわけでございまして、心から厚くお礼を申し上げたいと思っております。 ○議長(斎藤博君) 大西教育長。   〔教育長大西厚生君登壇〕 ◎教育長(大西厚生君) 教育行政につきましてお答え申し上げます。  今、市長の方から申し上げたことに関連いたしまして、若干生涯学習学校教育との位置づけにつきましてお話し申し上げまして、それから人材教育に触れていくというふうな形で申し上げたいと思っております。  生涯学習は、新しい概念として、特に長寿社会において対応すべき問題が非常に複雑多岐に分かれるところから、従来、我が国におきましては学問はそもそも一生のものということで格別、生涯学ぶことについては異論はなかったわけでございますが、社会の進展、技術の発展等に関しまして、例えば今世紀の初めにおきましては、子供5人を育て成人した暁において夫婦に残されている時間はゼロであったと。最近は子供2人を成人させた後、夫婦に残されている時間は22年もしくは23年であるというふうになっておりまして、長寿社会の到来とともに、従来なかったいわば学習経験というものを課題として検討せざるを得ない、こういう状況にございます。  その点に関しましてさらに付言いたしますと、そもそも学校教育社会教育というものは車の両輪ということで、疑いようもないそれぞれの位置を認め合ってきたわけでございますが、社会教育が生涯教育、さらには生涯学習ということで、文部省を中心として改組されるということが出来いたしまして、それに伴って車の両輪であった社会教育がその中に吸収され、同時に片方の一輪であった学校教育も実は立場が変わってまいりまして、生涯学習全体の中の一要素であると。そして、学校教育に期待されるものは、生涯学習に対応するための基礎・基本の学力を身につける、こういうふうに位置づけが決まったわけでございます。そして、その学校教育は、今までの学校教育、いわば一種の独自性を捨てて、家庭、学校、社会が相連携しなくては成立しないという状況にまで立ち至っているわけでございます。  そういう状況の中で、学校教育は、特に先ほど来出ております学習指導要領の改訂あるいは教育要領の改訂ということからくる、特に小学校中学校におきましては総合的な学習という従来なかった、いわば他の教科を通底させるような、幾つかの教科を総合化したそういう学習が新しく入ってきておりまして、これが今後の我が国の教育の極めて大きな課題であり、また興味ある発展を実は遂げる要素にもなるものでございます。そういうことの中で、長岡市の行っております人材教育は、広く社会の人材を求めているということと、そういうことを通して特に才能教育、ポイントは体育系、芸術系、言語系というものに特化される形でその特性を発揮しよう、こういう状況でございます。そういうことを前提といたしましてお答え申し上げます。  最初に、2002年の学校週5日制の完全実施を長岡市ではどうとらえているのか、また学校週5日制の完全実施に向けた今後の教育の方向性はどうかということでございますが、中央教育審議会の答申は、ゆとりの中で子供たちに生きる力をはぐくむ教育の実現を目指しております。その実現の方途の中で、学校週5日制の完全実施が組み込まれていると思っております。したがって、先ほどもお話のございました内容の縮減あるいは時間の縮減、こういうこともすべてゆとりと生きる力に焦点を合わせる形で行われる、こういうことでございます。答申ではその理念として、形式的な平等の重視から個性の尊重への転換を目指し、一人一人の能力、適性に応じた教育を展開するという考え方に立って提言がなされておりますが、当市が一人一人の情操を高め、その才能を引き出して卓越した個性を育てることを目指してきているということにつきまして、国と方向性を一致させているわけでございます。このような観点から、学校教育の充実に努めるとともに、家庭や地域社会との連携を強め、生きる力をはぐくんでまいりたいと考えております。  次に、健全育成についてでございますが、土・日における健全育成の考え方に関してでございますけれども、現在の青少年は、心の豊かさや精神的たくましさという点で欠ける面がありまして、また人や社会とかかわる体験が不足しているというふうに言われております。このため、地域を中心とした社会教育の重要性が言われていることから、青少年に感動体験を味わわせたり、人や自然との触れ合いが深められるような活動を体験させる機会や場を、土・日を中心としてより一層充実していく必要があるわけでございます。このことからして、学校教育部門を人材教育を柱とする、仲立ちとするという形で社会教育への転換を図っていくという必要性が求められておりますし、そういう状況の中では、教員が単に学校の教師としての責任を全うするだけでなく、市民として土・日におきましてはフリーな立場で社会教育の形を通して人材の育成に参加していただきたい、こういうふうに考えているわけでございます。  次に、青少年の健全育成のために市としてどうかかわっていくのかということでございますが、健全育成の基本は幼少期における日々の家庭の愛情としつけというふうに考えております。具体的には、家族一緒の食事やあいさつ、会話を大切にし、家族のきずなを深めることが最も重要であると考えており、今後ともいろいろな手段で家庭に働きかけてまいりたいと思っております。このことにつきましては、公民館活動あるいは長岡の市子連、こうしたものもいろいろな意味で御協力をいただきまして、家庭との直接的な接触に重点を置いた考え方でまいりたい、こういうふうに思っております。また、子供会や地域健全育成会など地域における健全育成力の向上を図るため、その中心となる指導者の育成が急務になっていることから、子供会育成者研修会の実施、小学生リーダー及び高校生ボランティアリーダーの養成等に努めてまいります。特に長岡市におきまして特筆すべきものは、小学校の5年生をもってリーダー研修を開始するという、これは極めてユニークな点であると思っておりまして、その点は高く評価しているところでございます。さらに、恵まれた自然の中での集団宿泊体験や子供相互の交流を図るさまざまな青少年育成事業を推進するとともに、児童館等の整備充実に努めてまいりたい、こういうふうに考えております。  現在、2002年の学校週5日制の完全実施を目指して、全国的な意味ではその受け皿が必ずしも十分でないという状況がございまして、当市におきましてはその意味では我々のなし得る限りを1つの形としてあらわしながら、若干の意味でも他の都市のモデルになれば幸いであると思って、その受け皿を今鋭意策定しているところでございます。  以上でございます。     ───────────────── △質問項目  21世紀を担う子供たちの教育について ○議長(斎藤博君) 次の質問に移ります。  21世紀を担う子供たちの教育について、五井文雄議員。   〔五井文雄君登壇〕 ◆五井文雄君 市民クラブの五井文雄でございます。  通告に従いまして、21世紀を担う子供たちの教育について質問をさせていただきます。  少子化により各方面、分野に及ぼす影響は、ここ数年の間に大きく広がり、当議会においても数次にわたり取り上げられておるところであります。私自身も、少子化時代の教育問題都市計画につきまして提言してきたところであります。その結果、JR駅を中心としたまちづくりにつきましては御理解を賜り、長岡市都市計画マスタープランに反映させていただき、感謝申し上げるところであります。しかし、これとて少子化の解消にはまだまだ時間のかかる問題であり、その間に確実に少子化は進行し、複式学級が増加することは逃れられない事実であると考えられます。市長は常々「効率だけで統廃合はしない」と明言されており、市長の学校教育に対する姿勢に感謝申し上げるところであります。  さて、県教育委員会では新年度予算案で、本県での教育上の課題として小規模校の割合が高いことを挙げ、小規模校での効果的でよりよい学習の方策を探るため、教員配置など学校現場だけでは解決できない教育行政上の課題、市町村教委相互の連携について検討する「21世紀の学校等のあり方検討委員会(仮称)」が初めて設置される予定でありますし、学校と保護者、地域との連携の必要性が高まっていることを受け、三者が一体となって教育活動参加するチャレンジ21教育推進運動が新たに始まるということであります。  そこで今回は、複式学級につながる問題点について取り上げさせていただきます。  学校教育、特に小学校教育では、児童と教師の触れ合いの重要性は論をまちません。教師の目は、心は、かけがえのない個性と秘められた可能性を持つ児童に常に傾注され、児童一人一人の個性や可能性を高め、花開くプロセスを日々学校で、また学級で追求することが教育であると私は思います。この姿は、普通学級であろうと複式学級であろうと、決して変わってはいけないものであります。複式学級のイメージは、1人の教員が2つの学年を担当し、例えば授業の半分は2年生、もう半分は3年生というような授業形態になるのではないかと思います。その結果、複式学級に不安を抱く人たちの思いは、普通学級に比べて進度や内容の精選などいろいろな点にあろうかと思います。  そこで、私は複式学級の実態を知るために、今年1月19日に前川小学校、また1月21日には太田小学校、太田中学校で1日入学を体験させていただきました。私のお願いを快くお引き受けいただき、実態を提供してくださった各学校の教職員の皆様に対し、深く感謝申し上げるところであります。私が複式学級に抱いていた不安はこの体験を通して相当解消されました。それは、児童の元気な快い学習活動の実情を私なりに感じ取ることができたからであります。そこにはいじめや不登校、ましてや学級崩壊などは存在しないということであります。お互いに助け合う姿がそこにはありました。しかし、普通学級と比較すれば、やはり幾つかの問題点を感じずにはいられないのであります。そこで、複式学級の全国的な評価と、当市の実態につきましてお聞かせをいただきたいと思います。  さて、今後の複式学級に対しての対応として、3点ほど御提案をさせていただきたいと思います。  その1といたしまして、授業に従事する教職員を増員することで複式学級の解消ができないだろうかということであります。複式学級担当教員は、常に2学年分の教材研究を行い授業に臨まなければならないため、普通学級担当教員の2倍の学習が必要となり、教師の負担が大きくなるのであります。しかし、このことは県の教員定数枠の問題もあり、直ちに解決するのは困難であろうかと思います。それならば地域の人材の活用はできないものでしょうか。私が体験させていただいた授業は国語であり、3年生は書き取り練習、2年生は紙芝居の朗読でありました。例えば学級担当教員のほかに助手をつけてはいかがでしょうか。学級担当教員が書き取り授業を行っているとき、助手が紙芝居の朗読の指導に当たることができ、極めて能率的であり、また、児童一人一人に目の行き届いた触れ合いのある授業が可能になるかと思います。複式学級は、児童数減少の所産であり、このことは学校と地域住民とのつながりの希薄を意味するものであります。地域住民の学校に寄せる関心を高めるためには、地域の人材を活用することにより学校に活気を与えることが大切であると考えます。地域のボランティア協力は比較的可能かと思われますが、市といたしましての資金的な援助はできないものでしょうか。  その2といたしまして、モラール(士気)高揚のための移動授業の実施であります。児童数10人程度の学級では、チームプレーなどによって培われるモラールの経験不足が懸念されるのであります。例えば週1回程度、複式学級の子供たちが一堂に会せる機会、場所を設定することはできないものでしょうか。このようなことが可能であるならば、複式学級の子供たちには今まで未経験であった大人数によるゲームなどいろいろな催しを通して、その喜び、感激を体験することができるということであります。これは、長岡の人材教育を拡大していけばいいわけではないかな、こう思っております。  その3といたしまして、初めて複式学級となる学校につきましては、学校区民を対象とした複式学級の説明会等の開催であります。このことにつきましては、さきの本会議でもお聞きしたところでありますが、学校区民は初めての経験であるため、種々不安を感じることは当然であり、この不安を解消するためには、適切な説明を行う必要性があると痛感いたしておるので、ぜひ対処くださいますようお願いいたします。  以上の諸点につきまして、市当局の御見解をお聞かせいただきたいと思います。  私も微力ではありますが、この少子化が招いた複式学級が学校統廃合へとつながることのないよう、諸問題の解決に全力で取り組んでいく所存であります。  さて、地域での過疎化が進むに伴い、児童数も減少し、複式学級としての学校存続すら危ぶまれるようになり、やがては統廃合に追い込まれることが予想されます。そこで、このようなことのないよう、過疎化が進みながらも、自然環境に恵まれた立地条件と小規模校のすぐれた面を生かした特色ある学校づくりを推進してはいかがでしょうか。また、通学区域の弾力化を図ることにより学校選択が自由になれば、各校の教育環境や教育課程の改善にもつながるのではないでしょうか。  さて、第2次の「規制緩和の推進に関する意見」によりますと、学校選択の弾力化につきましては、公立の小・中学校では子供の就学すべき学校は市町村教育委員会が指定することとなっており、子供は原則として指定された学校に就学しなければならないこととなっております。この就学校の指定に当たっては、おおむねどこの市町村においても通学区域が設定されており、この通学区域に基づいて学校指定が行われております。指定された学校を変更できる場合とは、保護者市町村教育委員会に申し立てを行い、同教育委員会が相当と認めた場合に限られており、基本的には、保護者等に子供を通わせたい学校を選択する機会は、制度的にも実態的にも保障されておりません。子供が自己を確立しながら、多様な価値を認め合い、それぞれが伸び伸びと学習するためには、特色ある学校づくりを推進していかなければなりません。各学校は、個性ある教育課程の編成に取り組むことなどに加え、教育を受ける側が何を求め、何を評価するかを重視していく必要があります。指定された学校以外の選択は困難という硬直した状況から、みずからの意思で多様な価値の中から選択できる状況になるということは、選ぶ側の意識を柔軟にするとともに責任感を生じさせ、ひいては逃げ場がないために生じている不登校の問題解決にも寄与していくと考えられるという意見を発表しております。  また、教育行政地方分権や新学習指導要領が実施されることに伴い、学校ごとの特色を持った教育課程の編成など、教育委員会や学校の独自性を発揮する環境は整いますが、当市における通学区域の弾力化、学校選択の弾力化、特色ある学校づくりについてのお考えをお聞かせいただきたいのであります。  最後に、玄関まで見送ってくれた各校の子供たちの元気な姿が今も脳裏に焼きついております。必ずや21世紀の長岡をリードしてくれる人物に成長してくれるものと確信しております。子供たちの健全な成長を祈りつつ、私の質問を終了させていただきます。 ○議長(斎藤博君) 大西教育長。   〔教育長大西厚生君登壇〕 ◎教育長(大西厚生君) 21世紀を担う子供たちの教育に関しましてお答え申し上げます。  最初に、複式学級に関する評価と当市の実態等についてでございますが、若干御質問の順序に対するお答えを前後する形で申し上げることをお許し願いたいと思っております。  今年度、複式学級のある学校は、小学校2カ校、中学校1カ校であります。新たに複式学級になるかどうかは学級編制の基準に基づいて決定されますが、複式学級の概要については、先ほども御要望がございましたが、今後とも十分な理解を得るため、事前に校長が複式の教育内容等につきまして説明の機会を工夫するよう働きかけてまいりたいと思っております。現在、複式学級での授業を実施している学校では、少人数のよさを生かし、どの子供にも目を行き届かせ、その子らしい個性・能力を伸ばす、こうした教育を推進していると受けとめております。また、児童・生徒一人一人が教師とじかに触れ合う機会やリーダーとして活躍する機会が大規模校より多くなる、こういうふうに期待しておるわけでございます。しかし、小規模校では集団性や社会性、よい意味での競争心や進取の気性などが育ちにくいという指摘がございます。その解決のために、大規模校との交流学習を行うなどの工夫に努めておりますし、長岡の人材教育の学校群方式により、広がりのある人間関係の中で学び、足腰の強い児童・生徒の成長を期待しているところでもあります。  複式学級の解消につきまして御提言がございましたし、また前にも若干これに類似した御質問があったわけでございますので、お答え申し上げます。複式学級の解消のため教員を補助する者を雇用することにつきましては、国・県で定めております定数法及び配置基準の期待するところではないと考えております。しかし、特色ある学校づくりを進めるために、地域の人材活用については積極的に取り組んでまいります。先ほども松川議員の御質問にお答えした中で、地域社会に対して広く開かれた学校教育である必要もございますので、学校規模の云々ではなくて、地域の人材を活用するという意味からこの線は進めてまいりたいと思っております。  次に、小規模校の活性化に向けた特色ある学校づくりや通学区域の弾力化、学校選択の弾力化等についての御質問でございますが、この特色ある学校づくりにつきましては、規制緩和の動きの中で教育改革が大きく動き出しております。中高一貫教育や高校・大学入学者選抜の改善なども示されているように、子供たちや保護者主体的に教育を選択することを尊重し、一人一人の多様な個性や能力を引き出し、伸ばしていこうとする時代に入ってきております。特色ある学校づくりが強く求められてきておりますし、教育システム全般にわたり改革が求められていると理解しております。長岡の人材教育においては、学校や学年の垣根を外した教育を行っております。既に国が示しております通学区域制度の弾力的運用や学校選択の弾力化、そして特色ある学校づくりを総合的に勘案し、教育上の効果を高めていきたいと考えております。  なお、若干補足いたしますが、統廃合の考え方でございますが、直ちにこれをもって統廃合云々の規定をつくるとかそういうことではなくて、それぞれの学校の特色を発揮させ、それを選択するということを基本的な考え方として、直ちに来年度実施というわけにはまいりませんけれども、時間をかけてその方向に努力してまいりたいと思っております。なお、通学区域につきましては、御意見のとおりに、市町村教育委員会の規則によって決められておりまして、それはそれなりの意味もあり、また伝統もあったわけでございますが、長岡におきましては、この通学区域の設定につきましては、いわば教育投資の1つの単位といたしまして非常に大事な役割を果たしてきたわけでございます。しかし、文部省の指定する、あるいは意味する通学区域の弾力的な運用につきましては、今後国の動きと軌を一にしながら考えてまいりたいと思っておりますし、確かにこの学校に決められれば動くことができないということが実態上運用されているのでございますけれども、それをもっともっと学校選択の場においては弾力化をして、単にいじめ等があったから動く、動かないというふうな判断だけでなく、それぞれの才能を生かした形で、長岡で言えば体育・芸術・言語、こうした才能系列を生かす学校の特色性をはっきりさせて、それを選択できる方向に時間をかけながらまいりたい、こういうふうに考えているところでございます。
     以上でございます。     ───────────────── ○議長(斎藤博君) 以上をもって、市政に対する一般質問を終結いたします。     ────────※──────── △日程第3 議案第1号 専決処分について  専決第1号 平成10年度新潟県長岡市一般会計補正予算  専決第2号 平成10年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計補正予算  専決第3号 平成10年度新潟県長岡市と畜場事業特別会計補正予算  専決第4号 平成10年度新潟県長岡市下水道事業特別会計補正予算  専決第5号 平成10年度新潟県長岡市卸売市場事業特別会計補正予算 ○議長(斎藤博君) 日程第3、議案第1号専決処分についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本件は、関係常任委員会に付託いたします。     ────────※──────── △日程第4  議案第2号 平成11年度新潟県長岡市一般会計予算  議案第3号 平成11年度新潟県長岡市水道事業会計予算  議案第4号 平成11年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計予算  議案第5号 平成11年度新潟県長岡市と畜場事業特別会計予算  議案第6号 平成11年度新潟県長岡市下水道事業特別会計予算  議案第7号 平成11年度新潟県長岡市卸売市場事業特別会計予算  議案第8号 平成11年度新潟県長岡市スキー場事業特別会計予算  議案第9号 平成11年度新潟県長岡市駐車場事業特別会計予算  議案第10号 平成11年度新潟県長岡市老人保健事業特別会計予算 ○議長(斎藤博君) 日程第4、議案第2号から第10号までの平成11年度当初予算9件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本案は、関係常任委員会に付託いたします。     ────────※──────── △日程第5  議案第11号 平成10年度新潟県長岡市一般会計補正予算  議案第12号 平成10年度新潟県長岡市水道事業会計補正予算  議案第13号 平成10年度新潟県長岡市国民健康保険事業特別会計補正予算  議案第14号 平成10年度新潟県長岡市下水道事業特別会計補正予算  議案第15号 平成10年度新潟県長岡市老人保健事業特別会計補正予算 ○議長(斎藤博君) 日程第5、議案第11号から第15号までの平成10年度補正予算5件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本案は、関係常任委員会に付託いたします。     ────────※──────── △日程第6  議案第16号 長岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  議案第17号 長岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第18号 長岡市職員等の旅費に関する条例の制定について  議案第19号 長岡市児童館設置条例の一部改正について  議案第20号 長岡市児童遊園設置条例の一部改正について  議案第21号 長岡市福祉コミュニティ地区センター設置条例の一部改正について  議案第22号 長岡市国民健康保険条例の一部改正について  議案第23号 長岡市営食肉センター条例の一部改正について  議案第24号 長岡市農業集落排水施設条例の一部改正について  議案第25号 長岡市下水道条例の一部改正について  議案第26号 長岡市住宅条例の一部改正について ○議長(斎藤博君) 日程第6、議案第16号から第26号までの条例11件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本案は、関係常任委員会に付託いたします。     ────────※──────── △日程第7  議案第27号 町(字)の区域及び名称の変更について  議案第28号 契約の締結について(長岡ニュータウン住区幹線3号)  議案第29号 契約の締結について(長岡中央浄化センター)  議案第30号 長岡地区伝染病院組合の共同処理する事務の変更及び長岡地区伝染病院組合規約の変更について  議案第31号 新潟県消防団員等公償組合規約の変更について  議案第32号 長岡市と山古志村との間における水道事務の委託に関する協議について ○議長(斎藤博君) 日程第7、議案第27号から第32号までの事件議決6件を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本件は、関係常任委員会に付託いたします。     ────────※──────── △日程第8 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償) ○議長(斎藤博君) 日程第8、報告第1号専決処分の報告についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(斎藤博君) 質疑なしと認めます。  本件は報告事項でありますので、これをもって終結いたします。     ────────※──────── ○議長(斎藤博君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これをもって散会いたします。   午後3時10分散会     ────────※────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         長岡市議会議長  斎 藤   博         長岡市議会議員  松 川 キヌヨ         長岡市議会議員  田 中 誠一郎...