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  1. 新潟市議会 2020-10-05
    令和 2年決算特別委員会第1分科会−10月05日-02号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年決算特別委員会第1分科会−10月05日-02号令和 2年決算特別委員会第1分科会               決算特別委員会第1分科会会議録              令和2年10月5日(10月閉会中)                                     議会第1委員会室 令和2年10月5日     午前9時58分開会               午後0時38分閉会 〇決算特別委員会第1分科会  1 各課審査   ・議会事務局   ・選挙管理委員会事務局   ・人事委員会事務局   ・監査委員事務局   ・会計課   ・秘書課   ・北区役所     地域総務課
      ・東区役所     地域課  総務課   ・中央区役所    地域課  総務課   ・江南区役所    地域総務課   ・秋葉区役所    地域総務課   ・南区役所     地域総務課   ・西区役所     地域課  総務課   ・西蒲区役所    地域総務課 〇出席委員  (委 員 長) 古 泉 幸 一  (副委員長) 小 柳   聡  (委  員) 平 松 洋 一  小 野 清一郎  田 村 要 介  高 橋 哲 也         保 苅   浩  豊 島   真  渡 辺 有 子  宇 野 耕 哉         小 山   進  高 橋 三 義 〇出席説明員  江南区長               米 山 弘 一  秘書課長               山 本 正 雄  北区副区長・北区地域総務課長     参 宮 直 樹  東区地域課長             江 戸 誠 一  東区副区長・東区総務課長       櫻 井   豊  中央区地域課長            岩 渕 武 紀  中央区副区長・中央区総務課長     清 水   斎  秋葉区副区長・秋葉区地域総務課長   古 俣   浩  南区副区長・南区地域総務課長     水 野 利 数  西区地域課長             松 尾 大 介  西区副区長・西区総務課長       真 田 裕 子  西蒲区副区長・西蒲区地域総務課長   野 崎 和 博  会計課長               高 橋   裕  議会事務局総務課長          市 島 美 咲  選挙管理委員会事務局長        鈴 木   緑  人事委員会事務局次長         片 桐 康 博  監査委員事務局次長          中 津 昌 樹  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    決算特別委員会第1分科会委員長   古 泉 幸 一 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまから決算特別委員会第1分科会を開会します。(午前9:58)  本日の欠席はありません。  ここで、市政記者会、新市政記者会及び議会事務局から、今後の当分科会を通して撮影及び録音したい旨の申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○古泉幸一 分科会委員長  許可することに決定します。  本日は日程に従い、議会事務局選挙管理委員会事務局人事委員会事務局監査委員事務局、会計課、秘書課及び区役所の審査を行います。  ここで、本日及び今後の分科会審査の進め方について申し上げます。先日の決算特別委員会において副市長等から総括説明を受けていますので、分科会においては総括説明を割愛し、各課審査に入ることとします。また、執行部の説明に当たっては、新しい施策、主な事業について重点的に、事業の成果や反省点なども含めた説明となるようお願いします。  なお、質疑及び答弁については、一問一答形式で行うなど、簡潔、明瞭にすることとし、効率的な議事進行に御協力をお願いします。  本日使用する資料は事前もしくは本日お手元に配付していますので、御確認願います。  初めに、議会事務局の審査を行います。議会事務局総務課長から説明をお願いします。 ◎市島美咲 議会事務局総務課長  議会事務局所管分の令和元年度決算、最初に、歳入、第25款諸収入、第5項4目雑入、議会費雑入3万9,469円は、情報公開請求や議員の資産等公開に伴うコピー代の実費などです。  続いて、歳出、第1款1項1目議会費、支出済額9億7,806万3,623円、執行率95.5%です。内訳は記載のとおりですが、議員及び議会事務局職員に係る人件費が支出全体の89%を占め、そのほかは年4回の市議会だよりの発行や、政務活動費、議会事務諸経費など議会運営に係る経費です。なお、不用額4,649万1,377円の主なものは、政務活動費及び費用弁償です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  議会事務局職員の時間外勤務と年次有休休暇の取得率を見てみました。時間外勤務はそんなに多くないと認識していますが、年次有休休暇の取得率は低いほうから数えたほうが早い状況です。これは、勤務時間内に業務が集中することから、時間外勤務を多く行わないために年次有休休暇を取得できないということでしょうか。その関係について説明してもらえますか。 ◎市島美咲 議会事務局総務課長  ほかの職場に比べて年次有給休暇の取得がやや少ないことは認識しています。時間外勤務の縮減との関係について、業務日程の都合ということもありますし、積極的な有給休暇の取得を推進しています。 ◆渡辺有子 委員  管理職に時間外勤務手当が支給されないと認識していますが、管理職の時間外勤務の状況、時間を把握していますか。 ◎市島美咲 議会事務局総務課長  それぞれ把握しています。 ◆渡辺有子 委員  最後に、管理職に時間外勤務が集中していませんか。 ◎市島美咲 議会事務局総務課長  そのようなことはないと考えています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で議会事務局の審査を終わります。  次に、選挙管理委員会事務局の審査を行います。選挙管理委員会事務局長から説明をお願いします。 ◎鈴木緑 選挙管理委員会事務局長  選挙管理委員会事務局所管分の令和元年度決算、歳出、予算現額、支出済額、不用額は記載のとおりで、不用額の主な理由は、県議会議員選挙及び市議会議員選挙において無投票の選挙区があったことによる経費の減、市議会議員選挙選挙運動経費、公費負担分において見込みよりも候補者数が少なかったことなどによる経費の減です。  初めに、歳出、第2款総務費、第4項選挙費、第1目選挙管理委員会費は、市及び区の選挙管理委員36人分の報酬並びに市選挙管理委員会事務局職員9人分の人件費のほか、事務費などの事務局諸経費です。  次に、第2目選挙常時啓発費は、公正な選挙の推進と投票率の向上を目指し実施した各種啓発事業の経費です。主な事業は、小中高校生対象の明るい選挙啓発ポスター募集事業、高校での18歳選挙権をテーマとした出前授業、啓発資料の作成などで、児童生徒や新有権者の皆様から選挙に関心を持ってもらえるよう努めました。  次に、第3目参議院議員選挙費は、任期満了に伴い、昨年7月21日に執行した参議院議員選挙に要した経費です。  次に、第4目在外選挙人名簿登録費は、国外に居住する選挙人が在外選挙人名簿の登録審査を行った際に、申請内容の確認や在外選挙人証の送付などの事務に要した経費です。  次に、第8目県議会議員選挙費は、昨年4月7日に執行した県議会議員選挙の令和元年度中に要した経費です。なお、秋葉区と西蒲区は無投票でした。  第9目市議会議員選挙費は、県議会議員選挙と同日に執行した市議会議員選挙の令和元年度中に要した経費です。江南区は無投票でした。  続いて、歳入、第20款県支出金、第3項委託金、第1目総務費委託金選挙費委託金は、歳出で説明した県議会議員選挙及び参議院議員選挙在外選挙人名簿登録事務に要した経費に充当したものです。  次に、第24款1項1目繰越金は、市議会議員選挙費に係る前年度の繰越金です。  次に、第25款諸収入、第5項4目雑入は、市議会議員選挙において没収となった供託金などです。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で選挙管理委員会事務局の審査を終わります。  次に、人事委員会事務局の審査を行います。人事委員会事務局次長から説明をお願いします。 ◎片桐康博 人事委員会事務局次長  人事委員会事務局所管分の令和元年度決算、歳入、第25款諸収入、第5項4目雑入は、過年度の委員報酬の返納等によるものです。  続いて、歳出、第2款6項1目人事委員会費、予算現額、支出済額は記載のとおりです。初めに、人件費は、人事委員会の委員及び事務局職員の人件費です。  次に、事務局諸経費は職員採用試験に係る経費が主なものです。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で人事委員会事務局の審査を終わります。  次に、監査委員事務局の審査を行います。監査委員事務局次長から説明をお願いします。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  令和元年度一般会計決算のうち監査委員事務局所管分、歳入はないため、歳出、第2款総務費、第7項監査委員費、第1目監査委員費、予算現額、支出済額は記載のとおりです。人件費は、監査委員4名、一般職員19名、非常勤職員1名の人件費です。  次に、外部監査費は、包括外部監査人への委託料です。平成30年度に行った事務事業の見直しにより、前年度分から100万円減額した1,500万円を委託料上限額として予算計上し、同額を執行しています。  次に、事務局諸経費は、定期監査、決算審査などの実施に伴う消耗品費等の事務的諸経費です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆高橋三義 委員  次長に聞くのは酷ですが、審査の着眼点について伺います。本市では数値が合っているか、法令を遵守しているかといった基本的な監査が中心ですが、他都市を見ると、例えば、最少の経費で最大の効果を発揮する運営をしているか、税金は正しく効率的に使われているか、それぞれの事業が本来の効果を上げているかなどです。しかし、最近の監査の報告書を見ても、こうではないと思いませんか。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  御指摘は、今年度の新潟市各会計決算及び各基金の運用状況審査意見書にある審査の着眼点だと思いますが、決算はこちらの意見書のとおり、計数が正確か、手続的に適正かといった視点で審査しました。一方、例月監査や定期監査等においては、経済性、有効性といった視点も含めて監査事務を行っています。私は事務局の立場なので、予備監査になりますが、そういったものを踏まえて監査委員が適正に監査していると認識しています。 ◆高橋三義 委員  正確か不正確かというわけではなく、ただ、そういった観点が抜けていると思います。税金は公正さと効率性も考えていかないと、予算がだんだん縮小し、特にコロナ禍になっているときに指摘できるのは議会と監査委員しかありません。だから、監査の内容も変えていかなければならないのではないかと感じていますが、どうですか。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  そういった御意見を踏まえて例月監査に臨みたいと思います。先ほど申したように、例月の監査等は、経済性、有効性などを踏まえた上で監査しているので、そこは御承知おきいただきたいと思います。 ◆高橋三義 委員  もう一つ、ただ項立てた数値にするよりも、政令市の中でどうなのかという視点、着眼点が必要だと思います。本市の財政状況をよく知るためには決算書の中でそういう形で数字を表して、監査委員としての意見をきちんと示す、こういうところが不足していると思いますが、その辺はどうでしょうか。 ◎中津昌樹 監査委員事務局次長  今回の監査意見の中でも財政力指数等の指数を表しながら、政令市の中でどれくらいの位置だということも踏まえて意見しているつもりです。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。
                       (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で監査委員事務局の審査を終わります。  次に、会計課の審査を行います。会計課長から説明をお願いします。 ◎高橋裕 会計課長  会計課に係る令和元年度一般会計決算、初めに、歳入、第25款諸収入、第5項4目雑入、総務費雑入は、情報公開に係る資料のコピー代です。  続いて、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第5目会計管理費会計管理事務費2,837万3,577円、主な内容は各種収納金を口座振替により納めていただく際に金融機関に支払う事務手数料のほか、源泉徴収に係る発送事務委託経費各種印刷経費などの事務諸経費です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で会計課の審査を終わります。  次に、秘書課の審査を行います。秘書課長から説明お願いします。 ◎山本正雄 秘書課長  秘書課所管分の令和元年度決算、歳入、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入、31万3,812円の内訳は、荒井前副市長の職員宿舎借り上げに係る自己負担分です。  続いて、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、671万7,604円の内訳は、交際費、全国市長会及び県市長会負担金、その他事務諸経費となっています。  次に、第20目諸費、表彰関係経費241万4,981円は、新潟市表彰条例に基づいて、市政功労者の個人22名を表彰したもので、表彰状や記念品の贈呈を行うなどした経費です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で秘書課の審査を終わります。  次に、区役所の審査を行います。  ここで区役所の審査方法についてお諮りします。地域課、総務課の2課の審査を行う区役所については、効率的な議事の進行を図るため、区役所ごとに一括して審査したいと思いますが、いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○古泉幸一 分科会委員長  そのように行います。  初めに、北区役所の審査を行います。北区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎参宮直樹 北区地域総務課長  令和元年度新潟市一般会計決算のうち北区地域総務課分、3ページ、歳出、支出済額合計27億40万4,943円、執行率99%、不用額の主なものは、人件費及び区役所管理運営費などです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、北区の一般職員及び非常勤職員の人件費です。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、コミュニティ協議会の運営助成などです。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。北区賑わいづくり事業は、地域が組織する協議会と協働し、新崎駅の南口にイルミネーションの設置を行い、生活・交通拠点のにぎわい創出に努めました。  公共施設利用促進バス事業は、主に夏休み期間中の子供たちを対象とした無料バスを運行することで、区内の公共施設の利用促進を図りました。延べ834人の利用があり、利用した子供たちへのアンケートでは好評価をもらいました。  郷土芸能伝承支援事業は、北区郷土博物館が20年前に撮影した神楽、獅子舞などのVHS映像をDVDにしました。作成したDVDは貸出し用とするほか、保存団体、図書館、コミュニティセンターなどに配布し、地域の宝である郷土芸能の伝承支援につなげました。  地域「ひと・まち」パートナーシップ支援事業は、コミュニティ協議会や小・中学校の活動に新潟医療福祉大学の学生を派遣し、大学生が協働のパートナーとして人と人、地域と地域、人と地域を結びつける役割を担い、当該活動の活性化を図りました。  地域防災ひとづくりは、防災士へのスキルアップ研修を実施し、その研修成果を携えた防災士の指導による地域の防災訓練や研修会が12回開催され、共助のリーダー育成地域防災力の向上を図りました。また、避難の目的や避難所開設基準に関するチラシを作成しました。  区自治協議会提案事業は4つの事業を行いました。北区みんなで見守り隊は、見守り活動を行う多くの人たち、団体の情報交換の機会としてフォーラムを開催しました。2つ目、生きる力・支え合う力の育みは、子育て中の大事なことと子育てへの応援の仕方をまとめたママ・パパ応援パンフレットを制作し、赤ちゃんが生まれた家庭と園児のいる家庭に配布しました。また、新潟医療福祉大学の学生を講師とした家庭介護セミナーを開催し、支え合いの機運の醸成を図りました。  4ページ、3つ目、子どもと音楽の出会い創出は、区内の小学6年生を北区文化会館に招き、クラシックに親しみ、感性を育む機会としてコンサートを開催しました。4つ目、潤いの福島潟創出は、福島潟のラムサール条約登録に向け、区民の理解を深めるため、啓発パネル展の巡回開催などを行いました。  次の区政振興費は、所管するコミュニティセンター緊急修繕工事などです。  次に、区役所の管理運営は、区役所、出張所及び連絡所の光熱水費や清掃委託、施設警備などの管理運営経費です。  次に、庁舎の整備は、北区役所新庁舎建設に係る経費です。区役所と公民館の複合化により、総施設面積を削減した建設工事に着手しました。年内に竣工、令和3年2月1日の供用開始を予定しています。  次に、第14目市民生活費のうち、自治会等集会所建設費補助は、自治会館の修繕工事4件に対して補助を行いました。  次のコミュニティ施設の管理運営は、コミュニティセンター施設管理業務委託料などです。  次のコミュニティ施設の整備は、北地区コミュニティセンターなどの施設修繕を行いました。  次に、第16目文化振興費歴史文化施設の管理運営は、北区郷土博物館管理運営経費です。  次に、第19目防災対策費は、水防倉庫など5施設の維持管理経費です。  続いて、歳入、5ページ、収入済額合計7億1,820万363円、予算現額に対する収入済額の割合92.2%で、予算現額に比べ減額となった主な理由は、新庁舎建設工事の入札差額に起因する市債の減額によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項9目行政財産使用料は、区役所・出張所敷地内のATM設置などに伴うものです。  次に、第20款県支出金、第1項7目政令指定都市拠点化支援交付金は、新庁舎建設に伴う県支出金です。  次に、第21款財産収入、第1項1目財産貸付収入は、区役所の自動販売機設置や所管の普通財産貸付けなどに伴う貸付料です。  次に、6ページ、第21款財産収入、第2項2目物品売払収入は、北区郷土博物館刊行物などの売払い収入です。  次に、第25款諸収入、第5項4目雑入は、区役所など所管施設の光熱水費、コピー代実費分などです。  次に、第26款市債、第1項1目総務債は、北区役所新庁舎建設に伴う市債です。  続いて、集中改革の取組、別紙5、12ページ、事業番号20、葛塚地域実行計画の推進は、当課が所管する新庁舎建設について、豊栄地区公民館と複合化し、公共施設総面積を削減します。面積比に応じた光熱水費の削減を一般財源効果額として計上していますが、令和3年2月の供用開始を予定していますので、現時点での変更点はありません。なお、ハード面の複合化をさらに生かすべく、ソフト面において行政庁舎として区役所が管理する会議室を閉庁時に公民館施設として貸し出すことで、市民の利便性向上と施設の有効活用を図ります。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆宇野耕哉 委員  北区賑わいづくり事業の新崎駅イルミネーション設置は、利用者増を目的に企画したと思いますが、その効果はどうだったか、利用者がどのくらい増えたか、結果を教えてください。 ◎参宮直樹 北区地域総務課長  駅の利用者数は把握していません。ただし、大幅に利用者が増えた、減ったといったことはありませんので、今まで利用している方がそのまま利用されているものと思います。 ◆宇野耕哉 委員  そうすると、にぎわいづくり、人の往来を増やすという当初の目的は効果がなかったという判断でしょうか。 ◎参宮直樹 北区地域総務課長  設置したことによって、駅に来られる方は多くなりましたが、利用にまで結びついていないのは残念な結果です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で北区役所の審査を終わります。  次に、東区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎江戸誠一 東区地域課長  東区地域課所管の令和元年度決算、1ページ、予算現額1億2,492万1,000円、収入済額1億906万1,363円、予算現額に対する収入済額の割合87.3%で、減額となった主な理由は、新型コロナウイルス感染症による影響などによる使用料の減少によるものです。  3ページ、歳出、予算現額4億7,691万7,000円、支出済額4億6,943万4,691円、執行率98.4%で、不用額の主なものは、自治会等集会所建設費補助における工事内容の変更に伴う補助額の減などによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。東区まんなか文化プロジェクトは、東区の中央に位置する東区プラザにおいて、東区市民劇団「座・未来」による演劇公演や新潟県立大学との連携によるクリスマスコンサート、そして東区や本市にゆかりのある方々によるバレンタインふれあいコンサートなどを行いました。区の魅力や文化を発信し、延べ978人の方からおいでいただき、区民の多様な参画によるにぎわいの創出と地域の活性化に取り組みました。  東区の産業・観光にぎわいプロジェクトは、区の産業、観光の魅力発信や地域の活性化のため、東区工場夜景バスツアーや東区産業・観光フォトコンテストを実施しました。工場夜景バスツアーは4回実施し、延べ155人の方から参加いただきました。また、産業・観光フォトコンテストには、市内外64人の方から176点の応募がありました。  東区歴史浪漫プロジェクトは、古代史の謎とされ、東区内に存在していたとの説が有力である渟足柵や、平成26年度に古墳であると確認された牡丹山諏訪神社古墳を広く市民にPRするため、実行委員会を組織し、東区歴史浪漫まち歩きやシンポジウムの開催、小・中学校への出前講座、パネル展示などを行い、周知に努めました。また、商店街などと協働し、東区内及び中央区沼垂地域の60店舗が参加する東区歴史浪漫スタンプラリーを実施しました。スタンプラリーの達成者は410人となり、地域のにぎわいづくりに貢献できたと考えています。  区自治協議会提案事業は、東区まちづくり力向上プロジェクトとして、これまでの活動を生かし、よりよい東区の実現に向けて取り組みました。地域コミュニティ協議会と協働でじゅんさい池自然環境保全事業を実施したほか、発災時における地域防災対応力向上事業では自治会、町内会の役員などを対象にワークショップを開催し、延べ188人の参加がありました。また、魅力の再発見と愛着を深めることを目的に区内の施設を見学する東区めぐり子どもバスツアーなど、全6事業を実施し、東区の魅力向上や地域課題の解決に取り組みました。  次の区政振興費のうち、区政振興費(緊急対応分)は、コミュニティ施設などにおいて必要な改修工事を実施したものです。  区民ふれあい祭開催事業について、第13回を迎えたこの催しは、東区内全てのコミュニティ協議会から選出された方などで実行委員会を組織し、東総合スポーツセンターで開催しました。区内で活動する団体による芸能ステージ、公共的団体による啓発や中学生の部活動の紹介などを行い、約1万4,000人の方からおいでいただき、にぎわいづくりに寄与しました。  次に、4ページ、第14目市民生活費自治会等集会所建設費補助は、自治会などが地域活動を行うため、その拠点となる集会所の建設、修繕等に要する経費の一部を補助したものです。当初建て替え2件の見込みでしたが、1件は大改修に変更となりました。  次の、コミュニティ施設の管理運営は、東区内10のコミュニティ施設の指定管理委託料です。  次に、第16目文化振興費は、区役所庁舎2階にある東区プラザの管理運営経費です。  次に、第18目スポーツ振興費は、主に東総合スポーツセンターなど、東区内6か所のスポーツ施設の指定管理委託料です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、観光資源・観光イベントの充実は、山の下船江町浜海水浴場の管理運営費です。  続いて、6ページ,歳入、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、東区プラザ及び東総合スポーツセンターなどの体育施設の使用料です。  続いて、集中改革の取組、別紙1、34ページ、68、区民ふれあい祭開催事業について、オリンピック事前合宿により会場が例年の日程で利用できないことなどから、主催者である区内のコミュニティ協議会などと協議し、令和2年度は休止とし、取組の一部を他事業と連携して実施し、区民ふれあい祭の今後の在り方については、連携した事業効果などを踏まえ、検討することとしていました。今年度、寺山公園のイベントと連携した取組を実施する予定としていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度の実施は見送ることとなりました。今後は、令和3年度もオリンピック事前合宿が予定されていることから、区民ふれあい祭は休止とし、今年度実施できなかった他事業との連携を行いつつ、今後の在り方について、引き続き地域と協議していきたいと考えています。 ◎櫻井豊 東区総務課長  東区総務課所管分、1ページ、歳入、決算額合計6,187万3,380円、予算現額に対する収入済額の割合94.2%で、減額の主な要因は、区役所地下1階に入居する商業テナントの光熱水費などの実費相当分の減によるものです。  続いて、歳出、決算額合計22億2,398万623円、執行率98.5%で、不用額の主なものは、職員人件費や区役所管理運営費の光熱水費などです。  初めに、歳出、8ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、東区の一般職員と非常勤職員を合わせた344名分の人件費です。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。東区安全安心ファミリーフェスタは、警察や消防などの関係団体などと協力し、幅広い世代の皆様を対象に東区役所のエントランスホールで開催して、約1,600名の方が訪れました。歩行者等各種シミュレーター体験や、安全安心クイズなどが人気を博して、楽しみながら防災、防犯、交通安全に対する関心を高めてもらいました。  わが家の防災力向上事業は、自治会、町内会やコミュニティ協議会などが実施する防災訓練や研修会へ出向き、防災出前講座を実施しました。令和元年度は計49団体、約4,100人とこれまでで最も多い皆様が参加くださいました。防災の基礎的な知識や地域の特性、避難行動などを学び、災害においては自分の身を守る考え方のきっかけづくりになったのではと考えています。また、親子向けの防災イベント、親子チャレンジデーでは、クイズや体験を交えながら、日常における防災対策や災害時の対応などについて、保護者とともに子供たちが習得する機会となりました。  東区安心安全な地域づくり事業は、地域安全マップを作成する活動に対して支援しました。これは、子供たちが危険な場所を見分ける力を高めるため、コミュニティ協議会などと児童が一緒に小学校の校区を歩き、写真やイラストなどを用いて作成するもので、東区の5つの小学校から19チームが新潟県地域安全マップづくりコンテストに出品して、県知事賞を受賞したほか、3チームが入賞するなど、とても高い評価を受けています。  次の区政振興費は、所管施設の修繕工事などを行った費用です。  次に、区役所の管理運営は、区役所などが所管する各庁舎の光熱水費、設備管理などの経費です。  次に、第13目交通安全対策費は、保育園、幼稚園、小学校や老人クラブなどで開催する交通安全教室、交通安全運動の街頭啓発、交通災害共済加入事務などに要した経費です。  続いて、歳入、9ページ、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目行政財産使用料は、東区役所庁舎に設置した市政情報モニターなどに係る財産使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、区役所庁舎に入居する商業テナントや社会福祉協議会などの貸付収入です。  次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、耐用年数を経過して不要となった大型特殊車両を売却した経費です。  次に、第25款5項4目雑入は、テナントなどが使用した光熱水費、各庁舎の自動販売機電気料の実費分です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆田村要介 委員  東区歴史浪漫プロジェクトについて、決算で丸まった数字だとあれなので、どういう形で発注されているか、経費などをお聞きします。 ◎江戸誠一 東区地域課長  東区歴史浪漫プロジェクトの経費について、大きく3つの事業があります。まち歩きなどを行った普及啓発事業に関わる経費約100万円、ボーリングを行った探索調査事業の約60万円、スタンプラリーなどを行った関連活性化事業の約340万円が内訳の主なものです。 ◆田村要介 委員  発注は分かれていますか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  はい、そのとおりです。 ◆宇野耕哉 委員  東区工場夜景バスツアーは非常に好評だったと思います。参加者数延べ155人とありますが、応募者はどのくらいでしたかお聞かせください。 ◎江戸誠一 東区地域課長  それぞれ定員40人、計4回の応募者が合計926人、倍率5.8倍です。 ◆宇野耕哉 委員  それだけ好評の事業ですが、途中で回数を増やすなどはしなかったのですか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  令和2年度は4回から6回に増やそうと企画していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で回数を令和元年度並みの4回に圧縮せざるを得ませんでした。 ◆渡辺有子 委員  新型コロナウイルス感染症の影響で、公共施設等で使用料が減収になったと思いますが、指定管理料について調整したとか、決算の中で見直しはあったのでしょうか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  指定管理料について、コミュニティ施設は、令和元年度決算において、指定管理料の見直しは行っていません。利用料金は下がっていますが、令和元年度まで繰り越している利用料金の積立てで吸収できたこともあって、決算では動かしていません。また、体育施設についても、指定管理料の影響はありません。 ◆渡辺有子 委員  休館中における指定管理者が雇用している方の処遇については把握していますか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  コミュニティセンターにおいても、受付業務等がありましたので、その期間も管理人は変わらず勤務していました。 ◆渡辺有子 委員  コミュニティ施設は比較的、影響はないと思いますが、体育館や東区プラザでは、それ以外の業務に携わる方がいると思います。そこはいかがでしょうか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  体育施設、東区プラザでもそのまま勤務しています。 ◆渡辺有子 委員  次に、親子チャレンジデーについて、この事業は、周知を含めてどのように参加者を募集しましたか。 ◎櫻井豊 東区総務課長  区だよりやホームページです。
    ◆渡辺有子 委員  当初、予定していた参加人数は大体このくらいで、実際もそうでしたか。 ◎櫻井豊 東区総務課長  20組ですので、そこまで届きませんでしたが、およそ予定していた範囲内でした。 ◆豊島真 委員  東区歴史浪漫プロジェクトについて、おととい10月の講座に私も参加してきました。とても多くの方が参加されて、歴史浪漫だけではなくて、地域の成り立ちと併せて扱っていました。渟足柵が本当に発掘されれば物すごく歴史的な遺産になるわけで、ロマンを追っていろいろな展開をしてもらいたいと思っています。そこでお聞きしますが、実際に学界、例えば新潟大学と取り組んでいますか。 ◎江戸誠一 東区地域課長  新潟大学の名誉教授から御協力いただき、探索事業を行い、また、シンポジウムで御講演いただくなど、いろいろ連携しています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で東区役所の審査を終わります。  次に、中央区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎岩渕武紀 中央区地域課長  中央区地域課所管の令和元年度決算、1ページ、歳入、予算現額1億7,562万2,000円、収入済額1億6,074万9,000円、予算現額に対する収入済額の割合91.5%、歳出、予算現額8億4,825万4,000円に対し、支出済額8億3,567万3,092円、執行率98.5%です。  初めに、歳出、3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は記載の4事業に取り組みました。北前船がもたらした伝統的産業PR事業は、新潟漆器、発酵食、古町芸妓について産業的な観点からの認知度向上や、利用促進のための取組を行いました。区内の飲食店などを対象にした新潟漆器の貸出しや、小学校でのみそ作りカリキュラムを通じて、区の伝統的産品である新潟漆器、発酵食の認知度向上を図りました。さらには、料亭の味と芸妓の舞、古町芸妓PR事業を実施し、より多くの方に古町芸妓に触れる機会を提供したことで、港町文化や古町芸妓の魅力を伝えることができたと考えています。  地域主体の人口減少に関する取組推進事業は、北部総合コミュニティセンターなどでマルシェの開催や野菜の定期販売を通じて、コミュニティ協議会や地域団体等による自主的な取組を支援し、にぎわい創出や交流の機会になったと考えています。  地域のお宝!再発見事業は、新潟シティガイドによる解説つきのまち歩きを年間30回開催し、延べ597人の参加がありました。参加者から中央区の魅力を実感してもらえる機会になったと考えています。  区自治協議会提案事業は、4つの部会で担当分野ごとにテーマを決め、自ら企画、提案した事業に取り組みました。第1部会では、古町・本町エリアの今後のにぎわいづくりの取組につなげてもらうため、区民を対象に古町・本町商店街に関するアンケート調査を実施しました。第2部会では、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代を対象とした福祉分野の事業を募集し、自治協議会との協働で実施する、地域でつくろうささえ愛支援事業を行いました。第3部会では、子供たちの防災意識を高めるとともに、地域の歴史を学び、愛着、誇りづくりにつながる新潟の歴史から学ぶ防災まち歩きの企画、検討を行いました。第4部会では、バス利用の促進に向けて、区内施設に案内掲示等を行いました。地域課題の解決に向けたこれらの取組を通じて、協働の要として自治協議会の役割を果たすことができたと考えています。  次に、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助は、自治会集会所の建設1件、修繕1件の補助を行いました。コミュニティ施設の管理運営は、区内に9施設あるコミュニティセンター、コミュニティハウスの管理運営に関する経費です。コミュニティ施設の整備は、閉校した旧湊小学校の跡地に二葉コミュニティハウス分館を整備した経費と、平成30年度中に改修工事を終えた北部総合コミュニティセンターの移転、引っ越しに係る経費となります。なお、新北部総合コミュニティセンターについては昨年7月に、二葉コミュニティハウス分館は本年5月に開館しています。  次に、第16目文化振興費、芸術文化の拠点機能充実及び文化施設の管理運営は、市民プラザをはじめ、記載の4つの施設の管理運営に係る経費です。  次に、第17目市民会館費は万代市民会館の管理運営経費です。  次に、5ページ、第18目スポーツ振興費は、鳥屋野総合体育館や西海岸公園市営プールなど7施設の管理運営経費やスポーツ振興会に対する活動支援費です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、魅力あふれる観光都市づくり、観光資源・観光イベントの充実は、関屋浜、日和山浜の2つの海水浴場の管理経費と信濃川やすらぎ堤で春に開催したにいがた春咲きフェスタに係る経費です。  次に、第5目露店市場管理費は、本町市場と本町下市場の管理運営経費です。  続いて、歳入、6ページ、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、当課が所管する市民プラザ、旧日本銀行新潟支店長役宅、旧齋藤家別邸、万代市民会館及び各体育施設に係る使用料収入です。  次に、第6目商工使用料は、本町市場と本町下市場への出店料収入です。  次に、7ページ、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、中央区が管理する海水浴場における海洋ごみの回収処理経費に対する補助金となります。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、建物貸付料は、万代市民会館などからの貸付料収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入は、体育施設やコミュニティ施設などにおける自動販売機に係る電気料実費収入などです。  次に、第26款市債、第1項市債、第1目総務債は、歳出で説明した二葉コミュニティハウス分館の建設工事に充てた市債借入額です。予算現額に対する減少については、事業の請負差に伴う減額分です。  続いて、集中改革の取組、別紙1、34ページ、69、春のイベント開催費は、協賛企業の減少により、従来のイベント規模を維持していくことが難しくなってきたことなどから、春のイベント実行委員会で協議した中で、市の経費負担を段階的に引き下げ、'20年度をもって事業廃止するに至ったものです。  次に、別紙3、40ページ、84、沼垂まつり補助金は、持続可能な実施に向けた祭りの運営を促すため、補助金上限額を毎年、段階的に見直しするものですが、新型コロナウイルスの影響により、今年度は沼垂まつりが中止になったことから、令和3年度においては補助の減額をせずに、令和2年度の当初予定額と同額に据え置くことを予定しています。 ◎清水斎 中央区総務課長  中央区総務課所管分、1ページ、歳入、決算額合計3,580万748円、予算現額に対する収入済額の割合106.3%で、増加の主な要因は、賃料などの雑入の増によるものです。  次に、歳出、決算額合計29億9,084万6,397円、執行率99.4%で、不用額の主なものは、職員の人件費です。  初めに、歳出、8ページ、第2款総務費、第1項9目区政推進費のうち、人件費は記載のとおり中央区職員分です。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。アトリウム発にぎわいプロジェクトは、NEXT21、1階アトリウムでクルーズ船寄港に合わせたイベントや防犯活動、音楽祭など、町なかの活性化を図りつつ、アトリウムの活用方法の提案やPRを行いました。  防災人材育成・地域づくり事業は、中学生や自主防災組織のリーダーを対象に避難所運営の講習会を行ったほか、防災資機材の購入や資機材保管庫の設置費用を助成することにより、地域防災組織の体制強化を図りました。また、要支援者への啓発活動のほか、地域が行う津波自主避難マップの作成支援を行いました。  次の区政振興費は、区役所や出張所の施設修繕など、緊急対応に要した経費です。  次に、区役所の管理運営は、中央区役所及び出張所の管理運営に係る経費です。  次に、第13目交通安全対策費は、幼児、児童や高齢者を対象とした交通安全教室や街頭啓発などに係る経費です。  続いて、歳入、9ページ、第18款1項9目行政財産使用料は、中央区役所庁舎内の市政情報モニターなどに係る財産使用料です。  次に、第21款1項1目財産貸付収入は、所管する財産に係る土地貸付料及び建物貸付料です。  次に、第25款5項4目雑入は、中央区役所、出張所における入居団体等が使用した光熱水費の実費徴収分です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小柳聡 委員  地域課の古町・本町商店街に関するアンケート調査について、どういった方が対象か、アンケートの概要を詳しく教えてください。また、どういった活用をしたのか、併せてお聞かせください。 ◎岩渕武紀 中央区地域課長  古町・本町商店街に関するアンケート調査は、自治協議会の第1部会で実施したものです。対象者は中央区在住の2,000名を無作為抽出して、アンケート用紙を郵送しました。そのうち838件を回収、回収率41.9%でした。古町・本町商店街に関する様々な設問がありましたが、例えば、直近1年間で古町・本町商店街へ訪問したことがあるかという設問に対しては、中央区の大半の方が1年以内に1回は古町、本町へ足を運んでいるという結果が出ています。また、古町・本町商店街の主なアクセスという項目についての設問には、自家用車の割合51.9%と、圧倒的に高い結果が出ています。そのほか、商店街の魅力といった設問があり、意外だったのは、アーケードが高く評価されていて、アーケードがあって非常に歩きやすく気に入っているという回答が45%ほどで、これが最も高い回答だったと思います。そのほか、古町の魅力は何ですかという問いに対して、若者世代のほうが古町の町並みや雰囲気、あるいは歴史や文化に魅力を感じているという結果が出ています。アンケート結果については部会のほうで取りまとめて、商店街だけでなく我々行政や商工関係の団体、あるいは市民の皆様にも幅広く提供して活用してもらうということで、今情報を公開しています。ちなみに、第1部会では、このアンケート調査も参考にした中で、今年度、古町のまちなか活性化に向けて、ランチマップづくりに取り組んでいるとのことです。 ◆小柳聡 委員  現在、部局横断で古町再生プロジェクト・チームをつくっていますが、そういったところにこのデータが生かされるのだと思います。居住地によってアンケートの結果も違うと思いますし、年齢によるものもあります。そういったことを含めて、1回でこれを終わらせてしまってはアンケートとしては効果がないので、継続的に実施して、効果を見極めていく必要があると思います。その辺り、行政側としてはどのように考えていますか。 ◎岩渕武紀 中央区地域課長  今回のアンケートについては自治協議会提案事業ということで、自治協が行ったわけですが、そのアンケート結果、継続性といいますか、そういうデータも必要になってくると思いますので、引き続きこの種のアンケートを続けていくことも検討していきたいと思います。 ◆保苅浩 委員  総務課の交通安全教室について、開催数190回とほとんど毎日行っているような回数ですが、どういう体制で行っているか具体的に教えてもらえますか。 ◎清水斎 中央区総務課長  非常勤職員として交通安全指導員を4名配置していて、主に保育園、幼稚園、小学校や高齢者団体などの希望があったところに出向いて、自転車の乗り方や横断歩道の渡り方などをカット絵という紙芝居のようなものを使って交通安全を指導しています。 ◆保苅浩 委員  回数の多さにびっくりしました。何らかの成果は見えますか。 ◎清水斎 中央区総務課長  毎年、継続して交通安全指導を希望される団体が多いと聞いていますので、子供や高齢者から有意義と感じてもらっているのではないかと考えています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で中央区役所の審査を終わります。  次に、江南区役所の審査を行います。なお、本日、江南区地域総務課長が欠席となっていますので、江南区長から説明をお願いします。 ◎米山弘一 江南区長  江南区では、文化スポーツに係る事務は産業振興課、交通安全に係る事務は区民生活課所管となりますのであらかじめ御承知おき願います。  3ページ、歳出、支出済額19億5,403万4,210円、予算現額に対する執行率98.9%で、不用額の主なものは、職員人件費や庁舎管理費などに係る経費です。  初めに、第2款総務費、第1項6目財産管理費、財産管理費諸経費10万4,030円は、旧曽野木市営住宅跡地の維持管理に係る経費です。  次に、第9目区政推進費のうち、人件費は、区役所職員297名に対する人件費で、内訳は記載のとおりです。  次に、地域コミュニティ活動の活性化、地域コミュニティ育成事業は、コミュニティ協議会の安定した運営を図り、地域と行政が協働してまちづくりに取り組む環境を整備することを目的とした事業で、具体的にはコミュニティ協議会の事業に要する経費に対して助成金を交付したものです。  次に、分権型協働都市の基盤の強化、区自治協議会運営事業は、区自治協議会の運営に係る経費です。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。江南区未来づくりプロジェクトは、亀田商工会議所など区内主要団体で構成する江南区まちづくり協議会を開催するとともに、協議会がこれまで調査、分析を行ってきた江南区の強み、江南駅の必要性をPRするため、リーフレットを作成し、情報発信を行ったものです。また、地域住民と人口減少に向けたワークショップを行い、地域課題の洗い出しと課題解決の方策に向けて検討し、結果を瓦版として配布したものです。  みんなで語り、考える、使いやすい公共交通は、江南区生活交通改善プランの改定に向けて、区内公共交通関係者と意見交換を重ね、次年度からの新たなプランを策定するとともに、区バスのさらなる利用者増に向け、一部運行ルートの見直し、それから亀田第一病院前の新たなバス停設置、そして区バスを活用したイベントなどを実施しました。結果として、年間利用者数は約1,100人増えて、初めて9万人台を超えています。  江南区安心・安全な地域づくりの推進は、各地域の実情に応じた防災、防犯、交通安全の分野において、地域コミュニティ協議会と協働し、防災訓練などによる地域の安心、安全の意識啓発や資機材などの整備を行っています。また、区内の公立中学校全6校において、消防署などと連携し、ジュニアレスキュー隊育成講習会を開催し、次世代の防災への意識啓発を図りました。  「江南区をPR」ジュニアサポーターは、スポーツ分野で活躍する区内の小・中学生が全国規模の大会に出る際にジュニアサポーターに任命し、江南区親善大使のキャラクターグッズを活用して江南区の魅力を現地で発信してもらうとともに、子供たちの江南区に対するシビックプライドの醸成にも寄与するとの目的で行う事業であり、令和元年度は全国中学校総合体育大会に出場した3名の中学生を任命しています。  区自治協議会提案事業は、区自治協議会が主体となって、まちづくりサポートプロジェクト、子どもたちの声を活かす地域“未来”プロジェクト、誰でも安心して安全に暮らせるまちづくりプロジェクトという3つの事業を実施しました。  次の区政振興費は、亀田市民会館のエレベーターや両川連絡所の自動ドアなど、各施設の緊急修繕に要した費用です。  次に、区役所の管理運営は、江南区役所、横越出張所及び曽野木・両川・大江山連絡所に係る管理運営経費です。  次に、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助は、自治会等の活動の拠点である集会所の改築及び修繕に係る費用に対する補助金で、計2つの自治会の集会所の修繕に、補助率3分の1、限度額100万円の範囲内で補助したものです。  次のコミュニティ施設の管理運営は、亀田地区コミュニティセンターなど、区内3つのコミュニティ施設の指定管理に係る経費です。  次のコミュニティ施設の整備は、曽野木地区における市営住宅跡地を活用したコミュニティ拠点整備の施設の整備に向けて、民間活力を生かした施設整備とするために、専門家のアドバイスを受けながら、事業スキームの整理、そして公募型プロポーザルを実施して、事業実施者を選定したものです。  次に、第17目市民会館費、市民会館の管理運営は、亀田市民会館、亀田あけぼの会館の指定管理に係る経費です。  続いて、歳入、5ページ、収入済額合計1,705万6,798円、予算現額に対する割合100.7%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項1目総務使用料、総務管理使用料は、亀田市民会館など、当課が所管する各施設の使用料収入などで、内容は記載のとおりです。  次に、第9目行政財産使用料は、庁舎敷地内の職員の駐車場使用料などです。  次に、第21款財産収入、第1項1目財産貸付収入は、当課が所管する土地や各施設の自動販売機設置などの貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項4目雑入、総務費雑入は、当課が所管する各施設において設置を認めた自動販売機の電気料実費です。  続いて、集中改革プランに関連する取組、別紙5、13ページ、曽野木地域実行計画の推進は、新潟市財産経営推進計画に基づき策定した曽野木地域実行計画として、曽野木地区市営住宅跡地に新たなコミュニティ施設を整備すること、同余剰地に近隣の老朽化した2つの市立保育園を統合し、民営化した保育施設を整備すること、そして統合した2つの保育園の廃止後の跡地を売却、活用いただくことを主な取組として進めるものです。本内容については、令和元年12月定例会においてコミュニティ施設整備費の債務負担行為の設定を承認してもらい、本年2月定例会の総務常任委員会でも経過を説明しています。2月定例会時点との主な変更点は、集中改革プラン策定時は、新たな保育施設部分の用地を売却か、貸付けか決定しておらず、取りあえず売却として整理していましたが、選定事業者からの提案に基づき、30年間の貸付けに変更となっています。また、保育課が取り組んでいる市立保育園配置計画の推進において、保育園民営化に伴う削減効果が変更されたことに伴い、集中改革期間3年間での全体的な見直し効果額は約6,700万円の減となったものです。現在の状況について、令和元年度に事業実施者を選定して、9月25日に事業契約を締結しました。また、12月定例会には、令和3年度に完成予定のコミュニティ施設について、財産の取得議案を提案する予定です。今後も本事業が円滑に進むよう、事業者や地域住民と引き続き連携しながら進めていきたいと考えています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  区ごとに聞きたいのですが、共通しているので、江南区にまとめて3点をお聞きします、よろしくお願いします。  初めに、特色ある区づくり事業区政振興費がありますが、この位置づけや考え方の違いについて伺います。 ◎米山弘一 江南区長  特色ある区づくり事業は、区ビジョンまちづくり計画の実現と、それに係る事業です。また、区民からいろいろな区の課題解消に向けた提案を頂きますので、そういったものを実現するための予算と考えています。  区政振興費は、例えばかめだ音楽祭や地区公民館の文化祭など、地域の文化を盛り上げるために用意しています。 ◆渡辺有子 委員  区政振興費の中で、施設の修繕等にも活用していると思いますが、そういう点もありますよね。 ◎米山弘一 江南区長  区政振興費の中の緊急対応分ということで、例えば令和元年度は、亀田市民会館のエレベーター修繕工事や両川連絡所の自動ドアの修繕工事、あるいはコミュニティルームの空調取付けといった工事を行っています。 ◆渡辺有子 委員  予算編成の際は、一定の基準があって、特色ある区づくり事業で行うか、区政振興費で行うかは各区の判断でしょうか。 ◎米山弘一 江南区長  緊急対応ですので、必要になったときに、突発的な事象に対して対応する予算です。 ◆渡辺有子 委員  これに限りませんが、特色ある区づくり事業区政振興費は、それぞれに影響する関係ですか。 ◎米山弘一 江南区長  緊急対応の部分の予算は、特色ある区づくり事業の予算の中には特に設けていないので、緊急対応分の予算は、緊急対応のときに活用します。 ◆渡辺有子 委員  次に、自治協議会の役割について、事業の計画から実施までに関係する事項等を自治協議会に説明を行って意見を求める、または承認を受けるのだと思いますが、一方、自治協議会は地域へ説明する役割を担っていますか。 ◎米山弘一 江南区長  市から事業の説明を受けたものを自治協議会として地域に説明する役割はありませんが、御承知のとおり自治協は各コミュニティ協議会等から参加しているので、コミ協から選出された委員が地元に帰って説明する機会はあるかと思います。 ◆渡辺有子 委員  区制になってから随分時間も経過して、それぞれの自治協議会も区づくりや地域づくりに相当奮闘されていると思います。ただし地域との関係で言うと、イベントなどの広報には本当に一生懸命取り組まれていますが、自治協から地域に市の事業について説明、報告する、また地域の意見を酌み上げるところまではまだ現実的ではありません。議会の前に自治協にもきちんと説明が行われるので、一定程度の役割はあるだろうと思います。その役割を自治協として担っていくことが大事なことだろうと思いますが、そういった課題は自治協議会の会議の中で検討ができる環境でしょうか、それとも、自治協として独自に行っていけばいいとの認識でしょうか。 ◎米山弘一 江南区長  自治協議会は区内のいろいろな団体から参加されていて、その中で、自らいろいろな課題に取り組むことが大きな役割です。各区ともそうだと思いますが、区長懇談会等でコミ協単位にて地元に入って、自治会と意見交換して、課題を解消するように取り組むこともあります。また、それに当てはまらない個別の事業があれば、担当課が自治会に伺い、意見交換しながら進める形がいいと思います。自治協としてどのくらい地域に連絡を入れるかといった部分はそれぞれ捉え方が違うかもしれませんが、自治協議会の基本的な役割という意味では区の課題に取り組んでいくためにあるものと理解しています。 ◆渡辺有子 委員  少なくとも市や区が自治協に説明したことをもって市民、区民への周知と捉えていないと確認してよろしいでしょうか。 ◎米山弘一 江南区長  そう理解しています。 ◆渡辺有子 委員  次に、行政改革で、特色ある区づくり事業の予算と区の提案予算制度の見直しを'19年度に検討することになっていたと思います。行政改革自体を否定するものではありませんが、今の検討状況について伺います。 ◎米山弘一 江南区長  2つの柱があります。1つは特色ある区づくり事業について、本来、全市的に取り組むべき事業が入っているのではないかと、区は区の課題に特化して対応すべきで、そういうところに特色ある区づくり事業を使っていくべきではないかとの課題で、そういったもののすみ分けをまず行うべきではないかというのが1つ目の柱。もう一つ、全市展開すべき事業について区提案予算という制度があっても、提案してもなかなか予算化されないので、全市的な課題は本庁が対応して予算化するべきではないかという2つ目の柱。その辺の強化について検討するという2本の柱があります。後半の区提案予算については、ワーキンググループをつくって検討し始めたところでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響があって、今、作業が止まっていると聞いています。 ◆渡辺有子 委員  検討する機関というのは、具体的にどういうものですか。 ◎米山弘一 江南区長  いろいろな検討の進め方があると思いますが、この部分については区制施行から様々な調整を経てきていますので、期間はできるだけ早くという部分はもちろんありますが、そう性急にならないように取り組んでいくべきかと考えています。 ◆渡辺有子 委員  機関というのは、時間の期間ではなくて、検討する方、どういう方が中心か、体制という意味です。 ◎米山弘一 江南区長  基本的には、区の中でまず整理して、併せて、全庁での調整という形になると思います。また、間には例えば行政経営課などが入って、調整すると思います。 ◆渡辺有子 委員  全体的にいろいろな事業があるので、関わっていかなければならないと思いますが、例えば会議では区長が区でまとめたものを政策調整課との中で行う、代表は区長でまとめて臨むような形ですか。 ◎米山弘一 江南区長  最終的には、区長がもむことになると思います。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。
                       (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で江南区役所の審査を終わります。  次に、秋葉区役所の審査を行います。秋葉区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  3ページ、歳出合計19億9,724万423円、執行率98.7%で、不用額の主なものは、人件費及び庁舎の管理費です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、一般職員197人、非常勤職員34人分の人件費です。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。アキハスムプロジェクトVol.2は、女性の人材を発掘、育成し、女性ならではの視点のまちづくりを進めるため、30人の女性から成るAkiha女子を支援し、Akihaきらきらプロジェクトとして、まちづくりマップの作成や、フェイスブックを立ち上げてイベントを開催するなどしました。また、秋葉区移住体験ツアーは、昨年、台風のために中止となりましたが、移住に対して熱心に取り組んできた朝日・金津地区に加えて、隣接する2地区も合わせた地区を金津里山地区と称して、昨年11月に小須戸地区に次ぐ秋葉区2番目の移住モデル地区に指定し、取組を支援しました。その結果、同地区への県外からの移住者は2世帯、4人でした。また、SNSフォトコンテストなどの取組により、里山、鉄道、花など、秋葉区の特性と魅力を発信し、ブランド化や区民の地域への愛着、誇りの醸成に努めました。  吉田千秋NEXT100(センチュリー)事業は、小学生向けと大人向けに吉田千秋を学ぶ講座を開催し、学びの場を通じて、ふるさとへの愛着と誇りを育みました。  アキハの宝子ども発見・体感・体験サポート事業は、小学校の総合学習において秋葉区独自の宝、個性である鉄道、石油、里山、古墳、花の生産などを小学生が体験できるよう、地域や区民の団体と連携し、事業の企画、実施を支援しました。各学校からは、生徒の地域への関心が高まり、子供たちの心に残る事業になったとの感想が寄せられました。  花が迎えるまちづくり事業は、市民との協働により国道403号沿いのフラワーロードを除草し、スイセンやコスモスなどの季節の花で彩って国道を通る皆さんを歓迎し、花の美しい秋葉区を広く内外にアピールしました。  区自治協議会提案事業は、区自治協議会が主体となり、関係団体、地域等と連携しながら4つの事業に取り組みました。そのうち、課題解決きらめきサポートプロジェクトは、地域課題の解決につながる事業を募集し、市民団体と自治協議会が共同して区内のひな人形やお宝を巡る、秋葉ひなめぐりなど、4つの取組を実施しました。そのほか、認知症予防に資する講演会の開催など、記載の事業を行いました。  4ページ、次の区政振興費は、エフエム新津市政番組放送委託事業や、市指定文化財の満願寺稲架木並木の管理などの事業及び緊急対応として行った施設修繕などにかかった経費です。  次に、政策推進経費は、アキハスムプロジェクトのウェブサイトの維持管理に要した経費です。  次に、区役所の管理運営は、秋葉区役所及び小須戸出張所の管理運営経費です。  次に、第13目交通安全対策費、交通安全推進費は、交通安全教室の開催や街頭啓発活動などを実施し、交通事故の発生防止に努めました。令和元年の秋葉区内の人身交通事故発生件数は70件となり、発生率は市内8区中で最も低い数字となりました。引き続き、発生ゼロ件を目指して取り組んでいきます。  次に、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設費補助は、新設の町内会館の建設費補助と、ほか4件の修繕に対する補助金です。コミュニティ施設の管理運営は、秋葉区内6つのコミュニティセンターの管理運営に係る経費です。  次に、第16目文化振興費、芸術文化の拠点機能充実以降は、秋葉区文化会館、新津地区市民会館、小須戸地区ふれあい会館の管理運営に要した経費です。  次に、5ページ、第17目市民会館費は、新津地域学園の管理運営に係る経費です。  次に、第18目スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進、スポーツ施設の管理運営は、秋葉区総合体育館をはじめ、区内体育施設の管理運営に係る経費です。  次に、第19目防災対策費は、自主防災組織の防災訓練用資機材の整備や緊急告知FMラジオの起動電波試験放送と防災ポンプ設備の管理などに要した経費です。  次に、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費は、新津地区勤労青少年ホームの管理運営に要した経費です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第5目林業振興費は、新津森林公園の管理に係る経費です。  続いて、歳入、6ページ、収入済額合計8,365万3,625円、予算現額と比べて79万8,375円の減で、その主な理由は、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るため、体育施設を3月4日から休館したことにより、体育施設使用料において126万8,000円余の不足が生じたことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、総務管理使用料は、新津地区市民会館など、記載の各施設及び秋葉区総合体育館などの体育施設に係る使用料です。  次に、第4目労働使用料は、新津地区勤労青少年ホームの施設使用料で、第9目行政財産使用料は、区役所や各施設における自動販売機設置などの使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、新潟地方法務局への土地貸付料や県地域振興局への区役所庁舎5階フロアの貸付けのほか、社会福祉協議会への新津地域交流センターの建物貸付料などです。  次に、7ページ、第22款寄附金、第1項寄附金、第1目一般寄附金は、平成30年10月に越後天然ガス株式会社と締結した連携協定に基づき、同社の電力事業の収益を地域振興へ還元するため、寄附を受けたものです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入は、区役所庁舎維持管理費に対する県からの分担金が主なものです。  続いて、集中改革の取組、別紙1、36ページ、73、スポーツ振興事業(各種教室開催費)は、小・中学生を対象としたレクリエーション教室などの事業を新津レクリエーション協会に委託しているものです。昨年、同協会と協議し、委託料を段階的に縮小し、令和4年度に委託を解消することとなりました。その後は、同協会の自主事業として継続される見込みです。  次に、別紙5、7ページ、11、新津地区市民会館管理運営費について、同会館は大小4つの貸室を持つ会館ですが、築47年が経過し、施設、設備の老朽化が顕著で、適切な利用環境の確保が困難になっています。また、合併建設計画により、区内には貸室機能を持つコミュニティセンターなどが整備されており、令和5年度をもって新津地区市民会館の廃止を計画しています。今後は利用者へ説明を行い、理解が得られるよう努めていきたいと考えています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小柳聡 委員  アキハスムプロジェクトVol.2について、ここに計上されている以外にもほかの課でもアキハスムプロジェクトの予算はありますか。これだけでしょうか。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  アキハスムプロジェクトの所管は当課で、ほかの課ではこの事業を所管していません。 ◆小柳聡 委員  これまで取り組まれていることを非常に評価している上でお伺いします。今回、女子の視点を入れて、取組に色をつけて、より進められたと思います。2世帯、4人が金津里山地区に来ていただいたとのことですが、どういった方が来られたのか。あと小須戸地区も移住モデル地区になっていますが、その結果についても教えてください。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  金津里山地区には2世帯、4人の方が昨年度、県外から転入されていて、1世帯はかつて移住体験ツアーで秋葉区に来られて、秋葉区を気に入られた方が川崎市から転入されました。もうお一方は、単身者で、新卒で埼玉県から転入されたと伺っています。それから、小須戸地区については、昨年度、12世帯が移住されたと聞いています。 ◆小柳聡 委員  秋葉区で非常に成果を上げているのであれば、それこそほかの区でも同じような取組があっていいと思います。小須戸地区に12世帯も来たのは、どういう要因があったと分析していますか。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  小須戸地区は町ぐるみで空き家の調査を行い、情報発信にも熱心に取り組まれています。また、東京事務所などとも連携して首都圏での情報発信にも取り組んでいて、そういったこれまでの取組が数字になって現れてきているのではないかと感じています。 ◆小柳聡 委員  '19年度は女子という視点を入れましたが、事業を行っていく上で、次にどう展開させるか、だんだん難しくなっていくと思います。その辺りをどう考えていますか。 ◎古俣浩 秋葉区地域総務課長  Akiha女子について、30人が4つのテーマに分かれて、グループでイベントの実施などを取り組んでいます。  委員のおっしゃるとおり、一旦ここで立ち止まって、今後の展開について検討する時間を持って、次のステージに向けた取組を考えていく必要があると感じています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で秋葉区役所の審査を終わります。  次に、南区役所の審査を行います。南区地域総務課長から説明お願いします。 ◎水野利数 南区地域総務課長  1ページ、令和元年度決算所属別内訳表、南区全体の決算状況、収入済額2億2,620万4,635円、収入済額の割合91.2%、歳出合計28億1,959万1,361円、執行率98.4%です。  南区地域総務課所管分、歳出、3ページ、支出済額合計21億7,112万5,512円、執行率98.3%で、不用額の主なものは人件費などです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、一般職員226人と非常勤職員43人の人件費などです。  次に、地域コミュニティ活動の活性化、地域コミュニティ育成事業は、コミュニティ協議会の運営助成などに係る経費です。  次に、分権型協働都市の基盤の強化、区自治協議会運営事業は、自治協議会の運営費です。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。地域と取り組む防災事業は、3,902人が参加した南区総合防災訓練や中学校防災教室、白根高校防災ボランティア講座を実施するなど、区民のさらなる防災意識の向上や啓発を図りました。  空き家対策プロジェクトは、空き家無料相談会の実施や、南区内の空き家調査結果をデータ化し、地図情報として各地域と情報共有し、地域住民自らが空き家対策に取り組む意識の醸成を図りました。  南区まちづくり支援事業は、南区の活性化を目的に活動しているにいがた南区創生会議へ支援を行いました。取組の結果、南区の交通機能の検証を行い、南区公共交通結接点基本構想を策定しました。また、にぎわいを創出するイベント、みなみマルシェを開催し、南区の魅力を発信しました。  文化資源魅力UP事業は、旧笹川家住宅の利用促進を図るため、落語の独演会や三味線ライブなどを開催しました。また南区伝統芸能フェスタを開催して、神楽など南区に伝わる伝統芸能を披露し、好評を得ました。  区自治協議会提案事業は、自治協議会が部会を中心に自ら企画、実施した事業です。区バスの利用啓発のため、車内を装飾したラッピングバスを運行し、また、出会いの場を提供する出会いの場づくり事業を実施しました。その他、地域活動団体からアイデアを募集する南区まちづくり活動サポート事業として6事業を実施しました。  白根高校とのまちづくり連携事業は、区内唯一の高等学校である県立白根高等学校との連携を深め、コーディネーターが仲介役となって地域との調整を行うことで、高校生が各種ボランティア活動に参加するなど、学校と地域活動の関係を構築することができ、まちづくりの人材育成につながりました。  未来創造教室は、小・中学生を対象に郷土愛あふれる豊かな心の育成などを目的に、各界で活躍する方の講演やワークショップ形式による学習活動を行いました。地域学習では、南区のよさを発見したり、再認識したりして、南区への愛着や親しみを感じることができ、また地域と協働した活動を実施することで、地域の活性化にもつながりました。  次の区政振興費は、地域の交流事業や区が管理する施設の修繕に係る経費などです。地域おこし協力隊を活用した地域活性化事業は、白根子行進曲復活プロジェクトを実施するなど、南区のPRにつながりました。  次に、4ページ、政策推進経費、南区PR事業は、旧笹川家住宅でプロジェクションマッピングとライティングによる演出、笹川邸光の夕べを実施し、南区のPRを図りました。  次に、区域情報の発信、広報放送事業は、エフエム新津を活用し、放送エリアである南区、秋葉区などへ向けて南区のPR、イベント情報の提供を行いました。  次に、区役所の管理運営は、南区役所庁舎と味方・月潟出張所庁舎の管理運営などに係る経費です。  次に、第13目交通安全対策費は、交通安全教育や、交通安全運動の際に啓発活動やイベントなどを実施しました。なお、令和元年度の交通事故死亡者数は、昭和32年以来62年ぶりにゼロ人となりました。  次に、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備のうち、自治会等集会所建設補助は、新築1件、修繕5件の補助を行いました。  次のコミュニティ施設の管理運営は、区内10か所の地域生活センターの管理運営費などです。  次に、地域安全情報の発信、防犯啓発活動推進事業は、防犯啓発を進めるため、高校生防犯ボランティアの育成を行いました。  次に、第16目文化振興費、文化財の保護と活用、文化財保護調査事業は、国指定天然記念物、月潟の類産ナシの管理、保護に係る経費です。  次に、歴史文化施設の管理運営は、しろね大凧と歴史の館、旧笹川家住宅と隣接する曽我・平澤記念館の管理運営費です。  次に、5ページ、第18目スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進のうち、スポーツ振興事業は、区民の健康増進を図るため、白根ハーフマラソンをはじめとした各種スポーツ大会を開催しました。  次のスポーツ施設の管理運営は、当課所管の14スポーツ施設の管理運営費です。  次に、住民主体のスポーツを支える組織の構築は、スポーツ振興会への補助金です。  次に、スポーツ振興諸経費は、スポーツ振興などに関する事務費です。  次に、第19目防災対策費は、災害応急対策の充実のため、防災行政無線などの維持管理経費が主なものです。  続いて、歳入、6ページ、収入済額合計5,468万3,732円、予算現額に対する収入済額の割合71.9%で、収入済額が予算現額を下回った主な理由は、当初、予定していた起債が一般財源からの支出になったことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料は、当課所管施設の観覧料、使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、土地、建物の貸付料です。  第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、旧笹川家住宅と曽我・平澤記念館で販売する物品の販売収入や不用車両の売払い収入です。  次に、7ページ、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入は、当課所管施設に設置している自動販売機の電気料、コピー代などの実費負担分になります。  次に、第26款市債、第1項市債、第1目総務債は、旧松橋集会所の解体工事に充当した起債です。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  歳入のところで、減額になった理由が一般財源云々とありましたが、もう一回説明してもらえますか。 ◎水野利数 南区地域総務課長  かなり古い旧松橋集会所を壊すに当たり、当初、起債を充当する予定にしていましたが、除雪経費等の支出が少なかったこともあって、後年度に償還費を発生させるよりも、できる範囲で一般財源を充当しようということで、非常に少ない額の起債の充当になりました。 ◆宇野耕哉 委員  南区PR事業、笹川邸PRイベントについて、実施回数2回と書いてありますが、そのほかはみんな参加人員が書いてあります。この効果がどうだったか教えてもらえますか。 ◎水野利数 南区地域総務課長  区としては非常に大きなイベントで、光の夕べを秋頃に開催しました。それと同時期に秋祭り、妖怪ばなしとからくり人形を実施しました。 ◆宇野耕哉 委員  ほかの事業は参加人数がどうだという結果が見えますが、これは2回実施したとしか書いていないので、実際にどのくらいの人が集まった、観客がいたなど、これだけのお金をかけてどれだけの成果が出たのかお聞かせください。 ◎水野利数 南区地域総務課長  令和元年度の入館者数は、全体で6,138人、それぞれイベント等を実施した際にも100人単位で集客しましたが、3月中のイベント中止、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり、結果としては対前年度300人程度の減です。 ◆宇野耕哉 委員  プロジェクションマッピングを行ったときにどれだけの効果があったかをお聞かせいただけますか。 ◎水野利数 南区地域総務課長  昨年度イベントを行った中では一番多く集客して、1,164名の参加を得ました。 ◆高橋哲也 委員  交通安全推進事業について、ほかの区と比べると開催回数が少ないように思えます。また、回数に対して金額も、例えば東区役所は108回で約55万2,800円と金額的にもほかの区と比べて多いようなので、その理由や金額の内訳をお聞かせください。 ◎水野利数 南区地域総務課長  ほかの区と比較するなど、踏み込んでいないので、適切な答弁ができるか分かりませんが、基本的には保育園や高齢者団体等からの要請に基づいて行っています。それと警察や交通安全推進協議会と例年行っている秋の交通安全運動等で開催しています。全国的な傾向でもありますが、区内の交通事故件数はかなり減ってきていて、南区では死亡事故が62年ぶりにゼロになったということで、地域と共に取り組んできた結果が現れていると思います。また、土木の部分でも交通安全対策事業などをいろいろ行っていますが、大きい要因は、8号を迂回するバイパスが郊外にできて、町なかの安全が向上した結果であると考えています。 ○古泉幸一 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で南区役所の審査を終わります。  次に、西区役所の審査を行います。それでは、順次、説明をお願いします。 ◎松尾大介 西区地域課長  令和元年度新潟市一般会計決算、西区地域課所管分、1ページ、歳入、収入済額8,813万7,410円、予算現額に対して587万7,590円の減額で、主な理由は、体育施設の使用料収入について、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため施設を臨時休館した影響のほか、夏の猛暑や休日の天候不良による影響があったものと考えています。  続いて、歳出、支出済額4億6,235万3,980円、予算現額に対する執行率97.3%です。不用額1,300万円余りの主な理由はスポーツ施設管理運営委託費において緊急修繕等に係る経費が不要となったこと、区自治協議会運営事業において新型コロナウイルス感染拡大防止のために自治協議会の開催を中止したことや、委員の出席が当初見込みを下回ったことによる委員報酬の不用額です。  3ページ、初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、地域コミュニティ活動の活性化は、主に区内15コミュニティ協議会への運営費補助です。  次に、分権型協働都市の基盤の強化は、主に区自治協議会委員への委員報酬です。  次に、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業です。西区スポーツ健康プロジェクトは、子供たちを対象にしたかけっこ教室やプロ野球OB野球教室、主に高齢者を対象にした健康運動教室を実施したほか、オリンピック機運醸成のため、日本女子ソフトボールリーグにおける選手入場のエスコートキッズの募集、本市では6年ぶりとなるNHKラジオ放送の夏季巡回ラジオ体操の開催などを行い、延べ3,985名の方から参加いただきました。区民の皆様にスポーツの楽しさを知ってもらうとともに、区民の交流、健康寿命の増進などにつながる取組になったと考えています。  西区への愛着を育む〜魅力お届け事業は、大学生の定住を促進するため、新潟大学と連携し、学生の企画によるフリーペーパーの発刊や、内野町をリポートする番組の制作など、区の魅力を感じてもらえる取組を実施しました。また、平成28年度から西区かがやき大使に任命している西区出身の元タカラジェンヌ、越乃リュウさんから区の催しや区の特産農産物のPRに協力していただくとともに、昨年度からは新たにホームページやSNSでの情報発信を行いました。  出動!西区地域盛り上げ隊は、中学生を対象に地域課題の解決方法を考えるワークショップを開催したもので、昨年度は中野小屋中学校で中学生が避難所でできることについて、小新中学校で地域の支え合い、中学生ができることについて、それぞれ地元コミュニティ協議会にも参加いただき話合いを行いました。中学生はもちろん、事前に家族とも課題について話し合う機会を設けるなど、幅広い世代から地域に関心を持ってもらうきっかけとなったと考えています。  区自治協議会提案事業は、地域の課題解決に向けた提案を地域団体から募る西区の宝サポート事業の実施のほか、空き家に関するシンポジウムの開催や、区民による音楽や踊りなどの芸能祭、西区アートフェスティバルの開催など、自治協委員や地域団体と連携、協働し、地域課題の解決や区の活性化に取り組みました。  次の区政振興費は、コミュニティセンターや市民会館の緊急修繕を行ったほか、西区アートプロジェクトとして新潟大学との協働による音楽コンサートや造形ワークショップを開催したほか、親子向けのクラシック音楽プログラムの実施など、地域の活性化や子供たちの創造性を育みました。
     次に、4ページ、第14目市民生活費、活動や交流の場の整備は、自治会等集会所の改築、修繕に係る補助と、区内に5つあるコミュニティセンター、コミュニティハウスの管理運営に要した経費です。  次に、第17目市民会館費は、西新潟、黒埼の両市民会館の管理運営に係る経費です。  次に、第18目スポーツ振興費は、西総合スポーツセンターをはじめとする体育施設の管理運営経費と、区内16のスポーツ振興会への補助金などです。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費は、赤塚にある佐潟水鳥・湿地センターの管理などに要した経費です。  続いて、歳入、6ページ、初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、西新潟、黒埼の両市民会館及び西総合スポーツセンターなど体育施設の使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、自治会集会所の貸付用地における電柱等の土地使用料、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入は、体育施設に設置している自動販売機の電気代や、区役所1階にある市政情報モニターの広告料などです。  続いて、集中改革プランの取組状況について、2つの事業の見直しに取り組んでいます。1つ目、別紙1、37ページ、76、西区アートプロジェクト(音楽・造形)は、新潟大学との協働により、音楽と造形の2つの部門で文化祭を実施していましたが、それぞれの実行委員会を1つに統合することで、大学の学科を超えた連携を深め、音楽と造形が融合した企画内容を検討していくこととしています。昨年度から西区自治協議会が主催するアートフェスティバルと連携していますが、令和2年度はチラシの共通化による20万円の削減効果を見込んでいます。また、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学生が企画、指導する接触型のワークショップの回数を見直したことから、令和2年2月時点からさらに10万円の事業費の削減を見込んでいます。  次に、別紙5、3ページ、3、スポーツ施設のストック適正化について、12月定例会にて廃止条例案を提案の上、今年度いっぱいで小針野球場を廃止する予定としていることから、これまで管理運営にかかっていた経費を削減効果として記載しました。なお、小針野球場は、開設から50年が経過し、老朽化が著しく、引き続き安全に利用いただくことが難しくなってきたこと、周辺の住環境の変化などにより利用に制限があることなどから、今年度末をもって廃止し、跡地については売却する方向で現在、庁内の調整を進めています。売却の手法等については、詳細が決まり次第、議会にも改めて説明したいと思います。 ◎真田裕子 西区総務課長  1ページ、歳入、西区総務課決算額1,036万4,325円、収入済みの率277.1%で、増となった主な理由は、当初、見込んでいない土地の一時貸付けがあったことなどによるものです。歳出、西区総務課決算額24億858万6,161円、執行率99.1%で、不用額の主な理由は、少雪により、庁舎等の除雪費や光熱水費が少なかったことなどによるものです。  7ページ、初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費のうち、人件費は、西区の一般職員、非常勤職員に係る給与などで、内訳は記載のとおりです。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、西区安心安全な地域づくり推進事業は、地域防災力の強化を図り、災害に強いまちづくりを進めるとともに、交通安全や防犯について意識啓発を図るための取組です。津波や洪水などへの対策として地域の避難マップづくりを進めるとともに、自主防災組織の実施する防災訓練への支援などを行いました。また、新たな取組として、中学生を対象とした外部講師による自転車安全運転講習会を区内4中学校で実施しました。また、高齢者を対象とした安全運転指導を実施し、交通ルールの周知を図りました。  次の区政振興費は、西区役所健康センター棟などで緊急的に必要となった施設修繕工事を行ったものです。  次に、区役所の管理運営は、西区役所、西出張所、黒埼出張所など、庁舎の維持管理に要した経費です。  次に、第13目交通安全対策費は、これまでの区と同様に、交通安全教室や交通安全運動、交通災害共済加入事務などに要した経費です。幼児や児童、高齢者を対象とした交通安全教室や街頭指導などを通して交通安全の意識を啓発し、交通事故の防止に努めたものです。  続いて、歳入、8ページ、初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料は、電柱の設置などに伴う行政財産使用料です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、区役所、出張所の自動販売機設置や普通財産に係る貸付料です。  次に、第2目財産売払収入は、廃車となった公用車11台の売払い収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第4目雑入は、区役所及び出張所に設置した自動販売機の電気料やコピー代の実費などです。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で西区役所の審査を終わります。  次に、西蒲区役所の審査を行います。西蒲区地域総務課長から説明をお願いします。 ◎野崎和博 西蒲区地域総務課長  1ページは、西蒲区の所属別の決算額を記載したものです。  3ページ、歳出合計額27億9,781万133円、予算現額に対する執行率97.8%で、不用額の主な要因は、職員の人件費や区役所、出張所の管理運営費などです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目財産管理費は、当課所管の公有財産に係る維持管理経費です。  次に、第9目区政推進費のうち、人件費は記載のとおりです。  次に、地域コミュニティ活動の活性化は、地域コミュニティ育成事業としてコミュニティ協議会への運営助成や補助金制度を学ぶ研修会並びにコミュニティセンター利用率向上に関する実務研修会などを実施したものです。  次に、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業です。にしかんスポーツサポート事業は、ホッケーやテニスなどの出前教室並びに技術講習会の開催を支援し、ジュニア育成や競技人口の拡大を図りました。また、新潟アルビレックスランニングクラブの指導者2名を招聘し、ランニング初心者向けのアル美健康ランニングセミナーを開催し、スポーツをするきっかけづくりに取り組んだものです。  地域の防災力向上支援事業は、自主防災会などが実施する防災訓練への助成や小規模自治会の防災組織設立支援などを行ったほか、地域の防災設備の充実を図るため、防災資機材の購入にも助成しました。これにより、新たに3自治会で自主防災組織が設立しました。また、将来の地域防災を担う中学生を対象とした体験型防災学習を実施し、災害を生き抜く力を養い、防災において地域の一員としての役割などを学んでもらうことができました。  区自治協議会提案事業は、地域の課題解決や活性化を図るため、子供の豊かな心の育成を目的とし、保護者を対象とした講演会を開催した西蒲区「豊かな心」育成事業や、西蒲区認知症対策事業として認知予防に向け、ウオーキングを活用した事業及び区の魅力を伝える西蒲区まちあるきガイド養成事業を実施しました。  次の区政振興費は、合併以前より旧町村で実施していた文化・スポーツ事業などに係る経費のほか、緊急的な修繕工事の経費です。  次に、区役所の管理運営は、西蒲区役所及び4出張所の管理運営経費です。  次に、4ページ、第13目交通安全対策費は、交通安全啓発や交通災害共済の加入促進などを図るための経費です。高齢者に交通安全講話を実施するとともに、保育園児などには交通安全教室などを開催して、交通安全の意識向上を図りました。  次に、第14目市民生活費は、4自治会の集会所の修繕に対する補助のほか、区内の4コミセンに係る指定管理料及び今年度供用開始した潟東地域コミュニティセンター整備事業に係る工事費です。  次に、第16目文化振興費は、区内の市民団体が文化施設活性化のために実施する事業経費や、記載の各施設の管理運営費です。  次に、5ページ、第17目市民会館費は、記載の2施設の管理運営経費です。  次に、第18目スポーツ振興費は、各種スポーツ施設の管理運営経費が主なものです。  次に、第19目防災対策費は、岩室、潟東、中之口の各地区に設置した防災行政無線の維持管理経費です。  次に、第8款土木費は、巻駅前及び巻本町通り駐車場の維持管理に要する経費です。  続いて、歳入、6ページ、決算額4億139万1,633円、予算現額に対し95.4%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、文化施設及び体育施設の使用料、第7目土木使用料は、市営駐車場の使用料収入並びに電力柱の占有料、第9目行政財産使用料は、区役所や出張所、各施設に設置されている電柱や自動販売機などの設置に係る使用料収入です。  次に、7ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、所管する土地や建物の貸付料です。  次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、不用となった公用車7台の売払いなどに伴うものです。  次に、第25款諸収入、第5項4目雑入は、区役所などにおけるコピー代や自動販売機の電気料実費相当額など、第26款市債は、潟東地域コミュニティセンター整備事業の本体工事に係る起債です。  続いて、集中改革の取組、別紙2、10ページ、18、市民会館の管理運営は、入浴施設、公民館、図書館などから成る複合施設、潟東ゆう学館の管理運営に指定管理者制度を導入し、民間活力の導入による管理運営の効率化と質の向上、経費削減を図るものです。現在、令和3年4月1日の制度移行に向け、指定管理者の選定作業を進めています。今月下旬に開催する評価会議を踏まえて候補者を決定し、12月定例会において指定管理者の指定について提案する予定です。制度導入による経費削減効果は、人件費を含み現時点で2,600万円程度を見込んでいます。  次に、別紙5、7ページ、12、生涯にわたるスポーツ活動の推進は、区内体育施設の集約化などを進め、管理運営コストの削減と効率的な管理運営を図るものです。資料に記載の一般財源効果額は、令和元年度の指定管理者再選定の際に中之口地区と潟東地区の体育施設管理者を1つにまとめたことによる削減額です。今後は、施設の種類ごとの配置方針や地域別実行計画などを踏まえ、引き続き指定管理者単位の見直しや施設の在り方などを検討し、持続可能な施設運営の実現に向け、取り組んでいきます。 ○古泉幸一 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○古泉幸一 分科会委員長  以上で西蒲区役所の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で本日の日程を終了し、決算特別委員会第1分科会を閉会します。(午後0:38)...