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  1. 新潟市議会 2019-12-18
    令和 元年12月18日環境建設常任委員会−12月18日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 元年12月18日環境建設常任委員会−12月18日-01号令和 元年12月18日環境建設常任委員会                環境建設常任委員会会議録              令和元年12月18日(12月定例会)                                     議会第4委員会室 令和元年12月18日  午前10時00分開会             午前10時30分閉会 〇環境建設常任委員会  1 意見要望採決  2 委員間討議   ・委員長報告内容項目について 〇出席委員  (委員長)  佐 藤 正 人  (副委員長) 倉 茂 政 樹  (委員)   金 子 益 夫  佐 藤 幸 雄  栗 原   学  皆 川 英 二
            林   龍太郎  五十嵐 完 二  細 野 弘 康  佐 藤   誠         志 田 常 佳  竹 内   功  中 山   均  以上のてんまつ会議録のとおりであるので署名する。    環境建設常任委員長   佐 藤 正 人 ○佐藤正人 委員長  ただいまから環境建設常任委員会を開会します。(午前10:00)  本日の欠席者はありません。  本日は,日程に従い,付託議案請願陳情意見要望採決を行います。  委員会に付託されました議案及び請願陳情は,お手元に配付の付託表のとおりです。                 (「委員長」との声あり) ◆林龍太郎 委員  議案第156号関係部分,第160号及び第161号は,継続審査とすることを主張します。 ○佐藤正人 委員長  ただいま議案第156号関係部分,第160号及び第161号について,継続審査との意見がありましたので,これを議題とします。  それでは,林龍太郎委員,お願いします。 ◆林龍太郎 委員  継続審査賛成立場意見を申し上げます。  現在集中改革プラン素案が示されています。市民に痛みの伴う改革を実行し,かつ市長及び副市長の報酬を減じてでも財政健全化を図ろうというこの時期に,2億9,000万円もの職員給与増額改定することは,市民の納得を得ることが難しいと判断します。この間,一般質問総務常任委員会を初め各常任委員会並びに我が会派において議論を重ねてきましたが,いまだ市民から納得いただける答えを導き出すことはできていません。ただし,民間給与増額根拠とした人事委員会勧告重要性は一定程度理解できるものであることから,単に否決すべきものではないと考え,継続審査を主張するものです。 ○佐藤正人 委員長  継続審査賛成あるいは反対意見はありませんか。 ◆五十嵐完二 委員  私は,継続にするのではなくて,採決を求めるものです。これらの議案は,人事委員会勧告に基づく給与改定に関するものです。憲法で保障された労働基本権は,全ての労働者に認められた基本的人権一つであるにもかかわらず,公務員は長期にわたって不当に制限されたままであり,この権利は一刻も早く回復されることは当然です。その労働基本権制約代償措置とされる人事委員会勧告は,速やかに実施されることは当然です。継続などということになれば消費税10%の増税とも相まって,年末年始に向けて消費マインドの冷え込みは,公務員はもとより民間にまで広まることも考えられ,地域経済に悪影響を与えることになりかねません。よって,採決を求めて継続には反対します。 ◆竹内功 委員  そもそも論になりますが,委員長が今継続ということで動議を取り上げられましたが,今の入りの経過を見ていて,動議として提案されたのかあるいはそのほかの意図があって提案されたのか極めて疑問が生じています。そのことを最初に表明して,継続審査反対することで若干の意見を申し上げます。  まず,環境建設常任委員会で5つの部及び水道局から説明があった議案第156号関係部分,第160号及び第161号についての人件費補正は,新潟人事委員会勧告に従ったものです。したがって,労働基本権を大きく制約している代償措置ですから,人勧を無視することはあり得ないという立場です。さらに,賃金が上昇しないことは,過去に地域経済に極めて大きなマイナスの影響を与えた経験があります。したがって,人勧を無視することは,市の職員を初めとして労働意欲の低下を招くことは必至ですので,この動議に対して反対します。 ◆細野弘康 委員  私ども議案第156号関係部分及び第160号,第161号について継続反対し,採決を主張します。  この議案の主な内容として,人事委員会勧告によって一般職員などの俸給や手当の改定を実施するものです。人事委員会は,市内民間企業給与について調査を行い,その結果をもとに給与に関する報告及び勧告を行っているもので,その制度は公務員労働基本権制約に対する一つ代償として設けられており,その勧告は尊重されなければなりません。また,本市の財政面を鑑みても,収支均衡を達成しており,財政健全化は引き続き行わなければなりませんが,即時に人件費に踏み込まなければならない状態ではありません。よって,継続反対し,採決を主張します。 ◆中山均 委員  私も継続反対し,この議案可決を求めます。  まず冒頭,賛成委員から理由一つとして,各委員会において十分議論を重ねてきたと述べられたのですが,少なくともこの委員会については一つもこの案件について議論はありませんでした。ですから,事実誤認であり歪曲であると指摘したいと思います。しかも,これだけの大きな提案を,この委員会において委員長から提案された委員間討議という場でも一切提案もなかったことでいうと,今ほどの提案は極めて唐突感を指摘せざるを得ないと思います。  その上で私からも若干の意見を述べますが,私自身は,人事委員会勧告については機械的な適用を必ずしも求めるものではありません。今までも減額という提案もありましたので,そういう意味でも単純にこれを適用すべきとは思いません。その適切さや財政状況などを検証して,実情と必要に応じて検討される必要性までは私は否定しません。しかしながら,今ほど何人かの委員からも指摘があったように,労働基本権を制限する代償として公務員労働条件改善のシステムとして機能しているものであって,これを無視あるいは先送りするのは,極めて抑制的慎重にあるべきで,相当理由根拠が必要だと思います。その意味で,今ほど述べられた理由根拠は,その相当理由にはなっていないと思います。  そのほか幾つか指摘しておきますが,今回の増額のとりわけ月額俸給については,若年層が主な対象であり,これを先送りあるいは否定するのは許されないと思います。  それから,そもそもこの増額についても,この間の人事委員会勧告についてはその都度執行部職員組合等職員当事者との議論や交渉を踏まえたもので,その当事者抜きにして,この場でそれを先送りすることもやはり許されないと思います。  また,安倍政権はそもそも各企業労働者給与増額要望しており,公務員も無縁ではないと思いますので,安倍政権の論理によれば,経済好循環のためにも給与増額は必要だと思います。  それから,この間の財政状況関係でいえば,責任市長議会にもあり,市長減額を出していますが,議会責任議論抜きにして,職員給与だけ先送りするのも許されないと思います。  財政的な根拠でいえば,この間の人事委員会勧告等を踏まえた全国の自治体給与の動向を踏まえて,来年度以降の交付税財政需要額に反映されます。したがって,今ほど指摘された2億9,000万円という額が頭打ちの財政の中で無理やり捻出するものではなくて,今後増額分財政根拠はあると指摘したい。したがって,2億9,000万円が突然負担になるものではないと思われますので,改めてこの議案については可決を求めます。 ◆志田常佳 委員  新市民クラブは,この議案に対して継続を主張します。意見は,翔政会の方が話したのと同じですが,私どもクラブは,今本市の厳しい財政状況を鑑みればこれから一層の慎重審議が必要であると思って継続とします。 ◆佐藤誠 委員  ただいま継続意見が出ました3件について,公明党可決を求めます。 ○佐藤正人 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  これより継続審査について採決を行います。  採決方法についてお諮りします。  議案第156号関係部分,第160号及び第161号について一括して採決したいと思いますが,御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○佐藤正人 委員長  では,そのように行います。  なお,挙手のない方については,継続審査反対とみなします。  それでは,議案第156号関係部分,第160号及び第161号について,継続審査賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手半数です。  したがって,本案について可否同数のため,委員会条例第17条第1項の規定により委員長において裁決します。  委員長裁決継続審査賛成です。したがって,議案第156号関係部分,第160号及び第161号は,いずれも継続審査すべきものと決定しました。  次に,継続審査とすることに決定した議案第156号関係部分,第160号及び第161号を除く議案について意見要望採決を行います。  お諮りします。意見要望については,これらの議案について一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○佐藤正人 委員長  そのように行います。  それでは,議案第103号関係部分,第112号,第116号,第155号,以上4件について,一括して意見をお願いします。 ◆林龍太郎 委員  翔政会を代表して,先ほど継続審査となった議案第156号関係部分,第160号及び第161号を除く全ての議案,第103号関係部分,第112号,第116号,第155号の4つの議案賛成立場から意見要望を述べます。  住環境政策課です。新潟市営住宅条例改正後も,入居している方々に対する滞納対策にしっかりと取り組まれることを要望します。また,条例改正の趣旨を踏まえ,引き続き滞納者へは呼びかけを継続するとともに,悪質な滞納者に対してはしっかりと対処されることを要望します。  土木総務課道路計画課です。企業の安定的な経営に貢献し,除雪または災害・緊急時に速やかに対応するためにも,繰越明許費債務負担行為の設定を併用して,より一層の工事平準化要望します。 ◆倉茂政樹 委員  日本共産党新潟市議会議員団を代表して賛否表明を行います。  付託された議案のうち,議案第155号指定管理者指定については反対し,議案第103号令和元年新潟一般会計補正予算関係部分初め議案第112号,第116号については賛成します。  議案第155号の反対理由についてです。議案は,新潟信濃バレー親水レクリエーション広場指定管理営利企業共同事業体指定するものですが,最初の1回だけは2者が応募したものの,その後は今回も含め,3回は1者のみであり,指定管理の目的の一つである競争性は失われています。そもそも公の施設は,自治体住民の福祉のために設けているものであり,営利企業の収益のためのものではありません。加えて,利益確保を優先する余り,雇用者賃金労働条件雇用形態など不安定雇用と低所得を生み出す懸念が常につきまといます。その一方,指定管理者である民間企業が多くの利益を得ても,住民利用者に還元する必要はありません。営利企業による指定管理はふさわしくないとの立場から反対します。  意見要望はありません。 ◆細野弘康 委員  民主にいがたを代表し,委員会に付託されました議案第103号関係部分,第112号,第116号,第155号について賛成します。意見要望はありません。 ◆佐藤誠 委員  新潟公明党を代表し,環境建設常任委員会に付託され,継続審査になりました以外の全議案について賛成し,1点意見要望を申し上げます。  議案第112号新潟市営住宅条例の一部改正については,これまで入居手続に際し,必要としていた連帯保証人の連署を不要とするもので,国の方針を速やかに倣ったものである。今後とも市営住宅ストック有効活用を図り,真に必要な市民居住環境の提供を進めるとともに,この措置がさらなる家賃等滞納につながらないよう適切に取り組まれたい。 ◆志田常佳 委員  新市民クラブを代表して,令和元年12月定例会環境建設常任委員会に付託された4件の議案議案第103号関係部分,第112号,第116号,第155号は賛成立場です。意見要望はありません。 ◆竹内功 委員  市民ネットにいがたを代表し,環境建設常任委員会に付託された議案のうち,先ほど継続審査となった議案を除く全議案賛成します。特に第156号以下,さらに意見を申し上げたかったのですが,機会がなくなりましたので,それ以外特に意見要望はありません。 ◆中山均 委員  無所属,中山です。先ほど継続となった議案以外の全ての議案賛成します。特につけ加えるべき意見はありませんが,1点だけ,第155号の指定管理については,収支計画の資料が添付されていました。この間の議論を踏まえたものであり,一定の改善が図られているものとして評価します。 ◆五十嵐完二 委員  委員長に質問しますが,先ほど継続になった3つの議案は通常の対応でいうと,本会議には一切かかりませんよね。請願陳情も同様です。今回こういうことになって,本会議報告されるのですか。 ○佐藤正人 委員長  本会議環境建設常任委員会として報告は出します。 ◆五十嵐完二 委員  そうすると,ここで言うのもおかしな話ですが,その報告に対して意見を言う場はあるのですか。 ○佐藤正人 委員長  ないです。それでは,これより採決を行います。  採決方法についてお諮りします。  反対意見のありました議案第155号については別途採決とし,他の議案については一括して採決したいと思いますが,いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○佐藤正人 委員長  では,そのように行います。  それでは,初めに議案第155号について,本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手多数です。したがって,本案原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に,ただいま採決した議案を除く議案第103号関係部分,第112号,第116号,以上3件についてそれぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手全員です。したがって,本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で付託議案採決を終わります。  次に,請願陳情について採決を行います。  ここで,採決の流れについて説明します。請願陳情については,初めに継続審査意見があれば継続審査についてお諮りします。その際,挙手のない方は継続審査反対とみなします。継続審査とならない場合は採択か不採択結論を出していただきます。なお,採択についてお諮りしますので,挙手のない方は不採択とみなします。  初めに,請願第2号について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  継続審査との声がありませんので,採択か不採択かについてお諮りします。意見はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  願意は妥当と考え,採択を主張します。 ○佐藤正人 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  では,採択についてお諮りします。  なお,挙手のない方は不採択とみなします。  請願第2号について,採択することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手全員です。  したがって,本件採択すべきものと決定しました。  次に,陳情第32号について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。
                       (な  し) ○佐藤正人 委員長  継続審査との声がありませんので,採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  願意は妥当であり,他の政令市でも電子たばこ対象に加えているところもあることから,採択を求めます。 ○佐藤正人 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  それでは,これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第32号について,採択することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手半数です。  本件について可否同数のため,委員会条例第17条第1項の規定により委員長において裁決します。  委員長裁決は不採択です。したがって,陳情第32号は不採択とすべきものと決定しました。  次に,陳情第55号について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  継続審査との声がありませんので,採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  住民バスは,住民の足を守る上で大事な公共交通であり,廃止すべきでないとの立場から,不採択を主張します。 ○佐藤正人 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○佐藤正人 委員長  では,これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第55号について採択することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○佐藤正人 委員長  挙手ありません。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  以上で請願陳情採決を終わります。  本日継続審査と決定したものについては,会議規則第103条の規定により議長に申し入れたいと思います。  また,本日結論の出た案件については,会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し,議長に提出したいと思います。  次に,委員長報告内容項目について御協議いただくため,委員間討議を行いたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。 ◆五十嵐完二 委員  その委員長報告は,最初継続になった給料の関係も含めた報告になるのですか。 ○佐藤正人 委員長  ならないです。  以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。  以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会します。(午前10:30)...