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1. 新潟市議会 2019-06-28
   令和　元年　６月２８日文教経済常任委員会−06月28日-01号

   
   取得元: 新潟市議会公式サイト
   最終取得日: 2023-04-22
   令和　元年　６月２８日文教経済常任委員会−06月28日-01号令和　元年　６月２８日文教経済常任委員会 　　　　　　　　　　　　　　　　文教経済常任委員会会議録 　　　　　　　　　　　　　　令和元年６月２８日（６月定例会） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　議会第２委員会室 令和元年６月２８日　　　　午前１０時００分開会 　　　　　　　　　　　　　午前１０時１６分閉会 〇文教経済常任委員会 　１　意見・要望・採決 　２　委員間討議 　　　・委員長報告の内容，項目について 〇出席委員 　（委 員 長）　志　賀　泰　雄 　（副委員長）　荒　井　宏　幸
   　（委　　員）　水　澤　　　仁　　深　谷　成　信　　内　山　　　航　　土　田　真　清 　　　　　　　　保　苅　　　浩　　東　村　里恵子　　風　間　ルミ子　　加　藤　大　弥 　　　　　　　　内　山　幸　紀　　青　木　　　学　　串　田　修　平 　以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。 　　　文教経済常任委員長　　　志　賀　泰　雄 ○志賀泰雄　委員長　　ただいまから文教経済常任委員会を開会します。（午前１０：００） 　本日の欠席はありません。 　本日は日程に従い，付託議案の意見，要望，採決を行います。 　本委員会に付託されています議案等は，お手元に配付の付託表のとおりです。 　これより意見，要望，採決を行います。 　ここで，お諮りします。意見，要望については，全議案及び諮問を一括して行いたいと思いますが，御異議ありませんか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　 （異　議　な　し） ○志賀泰雄　委員長　　そのように行います。 　それでは，本委員会に付託されました議案第44号関係部分，第51号及び諮問第２号，以上３件について一括して意見をお願いします。 ◆土田真清　委員　　翔政会を代表して，令和元年６月定例会で文教経済常任委員会に付託された議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分と議案第51号新潟市岩室地域水産業振興開発基金条例の廃止については賛成し，諮問第２号地方自治法第229条の規定に基づく審査請求に関する諮問については，還付を認めないとする立場から若干の意見，要望を述べます。 　初めに，各課への要望です。議案の審査に対して資料を別途つくっていただいている苦労には心から感謝申し上げます。資料作成に当たっては，過去の経緯の説明が審査に必要であると判断される場合は，しっかりと記載を行っていただきたい。また，資料作成時には経緯を時系列に並べたり箇条書きにするなど，わかりやすい資料作成に今後も努めていただきたい。 　農林水産部農林政策課，議案第44号一般会計補正予算関係部分，森林経営管理事業についてです。森林経営管理法に基づく森林経営意向調査を西蒲区のモデル地区において実施するものであり，西蒲区役所や地域，関係者と連携を密にして的確な事業の推進に努められたい。 　秋葉区産業振興課，議案第44号一般会計補正予算関係部分です。石油の世界館魅力向上事業について，2,226万円という寄附金を活用して行う事業であり，寄附の目的に照らし合わせ，石油の世界館の魅力向上につながるよう，子供や訪日外国人も楽しめ，かつ今後の維持管理にも配慮した設備投資を進められたい。また，地域と連携しながら入館者数を伸ばすべく事業に取り組んでいただきたい。 　教育委員会教育職員課，議案第44号一般会計補正予算関係部分，教職員人事給与システム改修事業について，会計年度任用職員制度に対応するためのシステムの改修であるため，計画に沿って的確な事業の推進に努められたい。 　西蒲区産業観光課，議案第51号新潟市岩室地域水産業振興開発基金条例の廃止について，新潟漁業共同組合との協議は既に十分尽くされていると思うが，組合員に不利益が生じないよう周知に努められたい。 　経済部産業政策課，諮問第２号地方自治法第229条の規定に基づく審査請求に関する諮問について，審理意見書のとおり，本件審査請求を棄却するのが相当と考える。しかし，定期券購入時の説明や文書交付等の改善と還付対応については，公共施設間の整合性を図りながら利用者のサービス向上に努められたい。 ◆風間ルミ子　委員　　日本共産党新潟市議会議員団を代表し，当委員会に付託されました議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分については，他の委員会で反対があるために反対し，議案第51号新潟市岩室地域水産業振興開発基金条例の廃止については賛成します。諮問第２号地方自治法第229条の規定に基づく審査請求に関する諮問については，棄却すべきものとします。 　以下，意見，要望を申し上げます。 　初めに，議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分についてのうち，秋葉区産業振興課，石油の世界館魅力向上事業について，寄附金を活用して施設をリニューアルするとのことです。小・中学校の先生等からの聞き取りを行い，授業に生かせる内容，子供たちにわかりやすい内容にする努力をされていることを評価します。施設周辺の石油の里公園は，国の史跡に指定されている貴重な地域でもあり，石油の世界館がリニューアルを契機として市民に親しまれ，日本における石油とのかかわりを発信する施設になることを期待します。 　次に，農林政策課，林業振興事業について，森林経営管理法に基づく森林管理意向調査結果などを入力できるようにするための林地台帳システムの改修と意向調査に係る補正とのことです。森林は，水源の涵養や多くの生物を育む場として公益的機能とともに，健全な森林は二酸化炭素を吸収し，温暖化防止対策としても貴重な役割を担っています。木材価格の低迷や高齢化などによって林業の担い手がなく，手入れされず，荒廃した森林がふえていることは深刻で，環境保全をすることは喫緊の課題です。一方，森林経営管理法は，法案審議の中でその運用によっては憲法が保障する財産権を侵害している可能性が高いなどの懸念が出されていたものです。今回の取り組みにおいては，あくまでも森林所有者の意向を尊重するとともに，森林の環境保全に役立つ事業にすることを要望します。 　次に，諮問第２号について，今回は，新潟市勤労者総合福祉センター条例施行規則に沿い，棄却すべきと判断しますが，使用料の説明，還付の条件等については，より丁寧な周知が必要であったと考えます。また，他の公共施設においては自己都合によっても還付を認めている事例もあることから，条例そのものの還付条項の見直しを検討することを要望します。 ◆加藤大弥　委員　　民主にいがたです。本委員会に付託された議案第44号関係部分及び第51号については賛成し，諮問第２号については請求を棄却すべきものと考えます。 　以下，若干の意見，要望を申し上げます。 　議案第44号関係部分のうち，秋葉区の石油の世界館魅力向上事業について，全額寄附金での事業ということで，ありがたいことであり，アラムコ・アジア・ジャパン株式会社には感謝します。事業の内容を先方にもきちんと伝え，後でトラブルになる事態を生じさせないようしっかりと対応されたい。 　教育職員課の教職員人事給与システム改修事業について，2020年４月より施行される会計年度任用職員制度に対応するための改修費ということで，必要な事業だとは認識しますが，そもそも国が制定した制度に対処するための事業だということからすれば，全額国負担とすべきと考えます。国からは交付税措置があるとのことですが，確実に措置されるよう確認を怠らないでいただきたい。また，費用は全額随意契約による委託料ということですが，適正価格になっているのか，他都市の状況を確認するなどして，誤りなき対処を要望します。 　諮問第２号については，棄却すべきものとしますが，今後の対応として自己都合であっても還付を可能とする方向で条例の改正を検討されるよう要望します。 ◆内山幸紀　委員　　新市民クラブを代表して，令和元年６月定例会で文教経済常任委員会に付託されました議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分及び議案第51号新潟市岩室地域水産業振興開発基金条例の廃止についてに対して賛成する立場です。なお，諮問第２号地方自治法第229条の規定に基づく審査請求に関する諮問についてに関しては，本件はこれを棄却するべきであるとします。 　以上の立場で若干の意見，要望を申し上げます。 　秋葉区産業振興課，アラムコ・アジア・ジャパン株式会社からの寄附について，投影設備及び映像に係る費用となっていたと思いますが，過去５年間で約１万人の来場者で，施設を無料開放で約20年間にわたり運営してきたとのことです。担当課の見解としては，観光施設としてではなく，教育施設としての位置づけとのことです。その中で，現時点のレート換算で約2,300万円をかけて行うものですが，かなり費用対効果が薄く感じ，また答弁の中でも寄附金の中でできる範囲としており，計画性に乏しいと感じられました。寄附金においても貴重な，まれな財産ですので，誘客，集客，関係人口を呼び込む実績を生み出す資料が必要と感じましたので，もう少し議論して知恵を出していただきたいとお願いします。 ◆青木学　委員　　市民ネットにいがたを代表して本委員会に付託された議案第44号関係部分並びに第51号について賛成し，諮問第２号については棄却すべきものと考えます。 　その上で，諮問第２号について若干の意見を申し上げますが，今回のケースについては，自己都合とはいえ，交通事故に伴う精神疾患によって利用できなくなったということで，御本人にとっては大変な状況であったとお察しします。ほかにもこうした途中解約ということで還付を求める声もあって，現在市でも研究を進めているということですし，また同じ体育施設の中でもアイスアリーナについては還付を認めていることが実態としてあります。そういう中で，これからこうしたケースなどもよく検証，分析しながら，この市長が認める特別な事情の範囲についてさまざまな角度から改めて検討，検証して方向性を出していくべきだと考えます。 ◆串田修平　委員　　無所属の串田です。文教経済常任委員会に付託されました議案第44号令和元年度新潟市一般会計補正予算関係部分ほか全議案に賛成します。特に意見，要望はありません。 　また，諮問第２号地方自治法第229条の規定に基づく審査請求に関する諮問については，これを棄却すべきと判断します。精神疾患により，フィットネスセンターを利用することができなくなったこと等を理由としていますが，診断書の提出もなく，精神疾患の状況が把握できない状況です。民法上の心神耗弱状態であれば事情も変わってくると思いますが，そういう状況ではないとの答弁でした。よって，申請者の責めに帰するところとなり，個人的自由によるもので，不還付は妥当であると考えます。ただし，今後は長期間の定期券については，自己都合による場合，ケースによっては一考を要すると考えます。 ○志賀泰雄　委員長　　ほかにありませんか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（な　　し） ○志賀泰雄　委員長　　それでは，これより採決を行います。 　初めに，議案第44号関係部分について，本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （賛成者挙手） ○志賀泰雄　委員長　　挙手多数です。 　したがって，本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 　次に，議案第51号について，本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （賛成者挙手） ○志賀泰雄　委員長　　挙手全員です。 　したがって，本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 　次に，諮問第２号について，当委員会としては，本件はこれを棄却すべきであると答申するものです。 　これに賛成の方の挙手をお願いします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （賛成者挙手） ○志賀泰雄　委員長　　挙手全員です。 　したがって，諮問第２号は，本件はこれを棄却すべきであると答申することに決定しました。 　以上で付託議案等の採決を終わります。 　本日結論の出た案件については，会議規則第102条の規定により，委員会報告書を作成し，議長に提出したいと思います。 　次に，委員長報告の内容，項目について御協議いただくため，委員間討議を行いたいと思います。 　委員の皆様から御意見があればお願いします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（な　　し） ○志賀泰雄　委員長　　それでは，御意見がないようですので，以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。 　以上で本日の日程を終了し，委員会を閉会します。（午前１０：１６）...