• 憲法改正(/)
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  1. 新潟市議会 2019-06-28
    令和 元年 6月28日市民厚生常任委員会-06月28日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 元年 6月28日市民厚生常任委員会-06月28日-01号令和 元年 6月28日市民厚生常任委員会                 市民厚生常任委員会会議録               令和元年6月28日(6月定例会)                                議会第3委員会室 令和元年6月28日   午前10時00分開会             午前10時38分閉会 〇市民厚生常任委員会  1 意見要望採決  2 委員間討議   ・委員長報告の内容,項目について 〇出席委員
     (委 員 長) 伊 藤 健太郎  (副委員長) 宇 野 耕 哉  (委  員) 佐 藤 豊 美  阿 部 松 雄  小 野 清一郎  美の よしゆき         小 野 照 子  小 林 弘 樹  飯 塚 孝 子  高 橋 聡 子         松 下 和 子  石 附 幸 子  小 泉 仲 之  以上のてんまつ会議録のとおりであるので署名する。    市民厚生常任委員長  伊 藤 健太郎伊藤健太郎 委員長  ただいまから市民厚生常任委員会を開会します。(午前10:00)  本日の欠席者はありません。  本日は日程に従い,付託議案陳情意見要望採決を行います。  本委員会に付託されています議案及び陳情は,お手元に配付の付託表のとおりです。  初めに,議案について意見要望採決を行います。  お諮りします。意見要望については,全議案を一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○伊藤健太郎 委員長  そのように行います。  それでは,本委員会に付託されました議案第44号関係部分,第50号,第54号,第56号,第58号から第60号まで及び第62号,以上8件について一括して意見をお願いします。 ◆小野照子 委員  翔政会を代表し,市民厚生常任委員会に付託された議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分を初めとした全議案賛成の立場で若干の意見要望を申し上げます。  まず,議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分について,こども未来部保育課に対して,幼児教育保育無償化について要望を申し上げます。保育課内に無償化専任チームを設置し,対応に臨まれることに期待します。保育施設並びに市民にわかりやすく,丁寧に周知されることを望みます。現在でも保育士不足など保育にかかわる課題がありますが,保育課においても無償化を進める上での課題があるとの認識を示していることから,各保育園と共通の課題として捉え,それらの課題解決に向けて努力されるよう望みます。  次に,保健所健康増進課所管受動喫煙防止施策に対するチラシの作成について,本予算は,国の受動喫煙防止施策による財源をもとに,本市の保健所健康増進課市内企業に向けて受動喫煙防止の協力を要請するチラシなどを作成する補正予算議案である。国の受動喫煙防止対策法的根拠は,健康増進法改正において受動喫煙防止を定め,多数の者が利用する施設を管理する者は,これらを利用する者について受動喫煙防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならないとある。一方で,喫煙そのものは法令で禁止されている行為ではなく,男性の25%が喫煙者であることから権利の乱用とは言えない。よって,その喫煙という権利は憲法第13条により当然にして本市においても最大の尊重を必要とする。よって,製作すべきチラシ受動喫煙防止というより,大きな公共の福祉のため,個人の喫煙の権利を喫煙所という限られた空間で行っていただく協力の要請であり,新潟市内企業においては新潟市民のために自社の施設内に企業の負担において喫煙所の設置を求める協力の要請を主眼とすべきである。また,施設の敷地内に喫煙所を設けない場合に予想される道路や公園での喫煙による新たな受動喫煙などについて,市としての施策が皆無であった。このことは重大な瑕疵であるというのが審査の結果である。国の施策であることから可決の意思を示し,以下の点に留意すべきことを付します。  1,製作するチラシは,喫煙される方々の権利を認めながらも,民間企業に経済的な負担をいただき,市民受動喫煙防止のために行う施策であることを認識し,協力の要請の立場を前面に示すこと。  2,市民に制限,企業経済的負担を求める事業を行うことから,今後は市が率先して受動喫煙防止のために公衆喫煙所の整備などを行っていただきたい。 ◆飯塚孝子 委員  日本共産党市議団を代表して,令和元年6月定例会市民厚生常任委員会に付託された議案のうち,議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分については他の委員会で反対があるため反対,また議案第56号新潟こども創作活動館条例の一部改正については反対し,その他の議案については賛成します。その上で意見要望を申し上げます。  まず,議案第56号新潟こども創作活動館条例の一部改正についての反対理由について申し上げます。本議案は,東区にあるこども創作活動館指定管理者制度に移行するための条例改正です。こども創作活動館は,市民から寄贈された施設を活用して,平成10年に文化・創作活動や遊びを通して創造性豊かで健全な子供の育成を目的にオープンし,幼児から中学生,保護者対象とした多様な文化・創作活動保育士美術等の5人の専門職を直接雇用して直営で運営してきました。職員は,非常勤とはいえ継続性が担保され,創作活動を年間170回実施し,利用実績は1日平均117人利用するまでになっています。子供たちに直接かかわり,子供の成長,発達に対応した創作活動を実践していく上では,長期の継続的な方針と専門性を担保することが不可欠です。しかし,指定管理者制度に移行した場合,職員人事権継続性は担保されません。また,利用者の苦情への対応については,地元関係者運営委員会を設置して対処していくとのことですが,市の指導,監督が間接的な対応となることから,現行より後退することが懸念されます。本施設指定管理者制度導入する理由が,行政改革プラン2018年の工程表にあるからで,現行施設運営の不備を改善するためのものではありません。利用対象者が成長,発達過程にある子供であり,利用者との信頼関係を継続させることが求められる公の施設であることからも,期間を限定する指定管理者制度は適当でないとの考えから反対するものです。  次に,市民病院です。議案第50号は,会計年度任用職員制度導入に当たって条例改正するものです。該当職員は,非常勤職員76人,臨時職員282人の計358人です。医師や看護師医療技術者対象となっています。専門職確保課題である中,雇用の更新上限を4回までを上限とすることで安定した人材確保,雇用の継続が担保できなくなります。フルタイム職常勤性専門性継続性の観点から正規化も選択できるよう要望します。移行後の職員の身分,給与等については,職員の不利益にならないよう,関係する全ての労働組合との協議を求めます。また,労働組合に加入していない職員も多くいるのではないかと考えられることから,対象となる職員皆さんにも制度導入について丁寧に説明し,意見を聞くこともあわせて求めます。  次に,保健衛生部保健所健康増進課です。健康増進法改正受動喫煙対策が強化され,本市においては学校,病院児童福祉施設行政機関の第一種施設にとどまらず,第二種施設子供利用する市有施設も同時に7月1日から敷地内禁煙対象としたことは評価します。今後,事業所やホテル,飲食店などの第二種施設原則屋内禁煙の実施に向けた取り組みについては,関係部署と連携し,受動喫煙に対する市民への啓発と分煙の喫煙専用室設置適正基準を満たすことの合意形成を図り,円滑に進めることを期待します。  次に,福祉部障がい福祉課です。議案第60号は,軽度者対応地域活動支援センターⅡ型の障がい者デイサポートセンター明日葉の利用者実態から,医療的ケア者や障がいの重い方に対応できる人員体制とする必要から,生活介護,日中一時支援に変える条例改正です。国と県からの財源確保が見込まれ,運営費の増額で職員体制確保が安定し,利用者にとっての支援が拡充されることは評価します。しかし,指定管理者の選定は,非公募による市社会福祉協議会でしたが,次期選定は公募とすることで継続性に懸念があります。利用者が安心して利用できるよう,指定管理者を選定されるよう求めます。  次に,こども未来部保育課です。幼児教育保育の10月無償化に向けて増員等で準備が始まります。短期間での準備ですが,市民利用者事業者への丁寧な説明と周知,給食費などの課題を調整され,10月実施が円滑に進められるよう要望します。 ◆高橋聡子 委員  民主にいがたを代表して,本委員会に付託された議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分を初めとする全議案賛成の立場から若干の意見要望を申し上げます。  議案第44号関係部分のうち,こども家庭課,未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金について,寡婦控除対象から外れていた未婚のひとり親に対して給付を行うため,全ての対象者へ確実に支給されるよう要望します。  次に,東区健康福祉課こども創作活動館について,指定管理者制度導入に当たって,地域との連携や多世代交流が進むことを期待します。  次に,市民病院新潟市民病院職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について,制度移行がスムーズに行われるよう,職員との対話を重視し,理解が得られるように取り組まれることを要望します。 ◆松下和子 委員  新潟市公明党を代表し,令和元年6月定例会,本委員会に付託されました議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分ほか全ての議案賛成の立場から若干の意見要望を申し上げます。  初めに,福祉部障がい福祉課議案第60号新潟市障がい者デイサポートセンター条例の一部改正について,障がいの程度によらず利用できる施設であるが,重度の方たち利用が多く,指定管理者制度導入時から赤字が続いているということで,利用実態に合わせたサービス形態として,地域活動支援センターⅡ型から来年度より移行することは評価します。これからも国,県の財源を活用しながら,日中の居場所の確保とともに,少しでも多くの方々にサービスの提供をされたい。  こども未来部保育課,10月から始まる幼児教育保育無償化に向けた取り組みについて,無償化専任チームが設置されましたが,タイトなスケジュールだけに,十分な人員の確保事業者及び対象となる家庭への丁寧できめ細やかな対応に努められたい。  保健衛生部保健所健康増進課受動喫煙対策について,第一種施設における敷地内禁煙が義務づけられるわけですが,本年7月1日からの施行ということで,時間がない中での取り組みとなります。周知,啓発の徹底とともに,分煙など環境に配慮しさらなる対策の強化をされたい。  市民病院議案第50号新潟市民病院職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について,会計年度任用職員制度創設によるものですが,病院という専門性が求められるところでもあり,医師,看護師など人員の確保とともに,病院の質の低下を招かないよう体制の強化に努力されたい。  東区役所健康福祉課議案第56号新潟こども創作活動館条例の一部改正について,年間3万人を超える利用者のある施設となっているが,指定管理者制度導入ということで自主事業取り組みなどサービスの向上と今まで以上に地域に開かれた施設となるよう期待します。 ◆石附幸子 委員  市民ネットにいがたを代表し,市民厚生常任委員会に付託された全議案賛成します。その上で意見要望を申し上げます。  議案第44号関係部分保健所健康増進課受動喫煙に係る補正予算について,法による義務よりも強化した対策をとる施設として,子供利用を目的とした施設保健衛生部が所管する機関などの施設を該当としたこと,さらに公民館,図書館が加えられたことを評価します。今後は,市有施設以外においても市民の健康を守る観点から,受動喫煙防止普及啓発とともに施設管理者等への指導を積極的に行っていただきたい。  こども未来部保育課幼児教育保育無償化について,無償化に向けては大変な作業を要するものであるため,その任務に当たる職員に過度の負担がかからないよう,必要な人員体制の充実を求めます。また,無償化によって予想される入園者数の増加による待機児童の発生や保育士不足などに対し,きめ細やかで具体的な対応を求めます。  議案第50号,市民病院会計年度任用職員制度導入に際しては,今後も当該職員組合等と丁寧に協議を進めていくことを求めます。  議案第56号,東区健康福祉課こども創作活動館条例の一部改正について,こども創作活動館は,利用実績も高く,創作活動を専門とする職員を含む体制で,熱心な仕事ぶり来館者地域の方々から高く評価されてきました。また,伝承文化活動や絵本の読み聞かせなど,地域人たちやボランティアも多くかかわり,地域の大事な多世代交流の場ともなっていました。指定管理者制度導入に当たっては,これまで培ってきた取り組み職員体制管理手法に関し,職員からじっくりと話を聞き,利用する子供保護者に違和感なく,失望を与えることがないよう,今までのよいところを引き継ぐ形でスムーズな移行を求めます。 ◆小泉仲之 委員  当委員会に付託された議案第44号令和年度新潟一般会計補正予算関係部分及び他の全議案賛成した上で意見要望を申し上げます。  最初に,一般会計補正予算のうち,コールセンター電話交換運営事業については,ITの普及及びAIの活用ももうすぐ現実となる今日,民間に運営委託するためのプロポーザルを行う前に,市としての今後の基本的な方向性を早急に定めるべきです。  次に,幼児教育保育無償化に向けた取り組みでは,法案成立から実施に向けて期間が非常に短い。市の内部準備及び民間施設での準備実施には万全に取り組まれたい。その上で,民間施設での受け入れ準備には新たな人を雇う等の必要があることから,費用負担について配慮が必要です。また,認定変更での同施設での受け入れ施設定員見直しについては,実態に即して十分な配慮を求めるところです。  次に,受動喫煙対策にかかわる補正予算は,健康増進法の一部改正を受けての取り組みです。本市の今回の提案は法による義務より強化した内容で,評価するところです。その上で,喫煙者がゼロにはならないのですから,例えば市役所本庁を見るならば,当然喫煙者周辺道路白山神社白山公園周辺に向かうものと想定されます。当然同地区は公共施設も多く,多くのイベント等でにぎわう場所であることから,市役所内の対策だけではなく,周辺民間施設も含めた総合的な対策を早急に望むものです。  次に,議案第50号,市民病院での会計年度任用職員制度導入は,不安定な臨時職員の雇用及び労働条件の向上に寄与するものとして期待し,評価します。その上で,今後優秀な会計年度任用職員を正規登用する制度も検討すべきです。任期付職員のモチベーションを上げ,イオングループではパートの主婦の方が取締役になった例もありますから,本市の場合でいえば例えば副市長になるドリームもあるのではないでしょうか。  最後に,受動喫煙対策協議会報告があった津波避難対策で強く感じたことですが,市の職員皆さんは,直接住民と接する基礎自治体であることを忘れてはならないということです。国の方針に従い,計画を策定することは当然ですが,必ず私たちの前に住民や市民という人がいるということです。机上のプランではなく,実際に人がどう行動するかや対処するかをぜひ考えていただきたいと思います。今,県の原発事故による周辺住民避難計画でも,実効性ある計画が問われています。防災計画でも今回の受動喫煙対策でも,私たちが日ごろより接する住民,人がどう行動するかを考え,後追いではなく,事前に十分に考慮し,シミュレーションした実態,実情に即した,計画に裏打ちされた,本当の意味での実効性のある市政が求められています。市の職員皆さんにはぜひ心にとめていただきたいと願い,以上とします。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  それでは,これより採決を行いますが,採決方法についてお諮りします。  反対意見のありました議案第44号関係部分及び第56号については,別途採決とし,他の議案については一括して採決したいと思いますが,これに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○伊藤健太郎 委員長  そのように行います。  それでは,初めに,議案第44号関係部分について,本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手多数です。  したがって,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に,議案第56号について,本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手多数です。  したがって,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に,ただいま採決しました議案を除く議案第50号,第54号,第58号から第60号まで及び第62号,以上6件について,それぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手全員です。  したがって,本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で付託議案採決を終わります。  次に,陳情について採決を行います。  ここで,採決の流れについて説明します。陳情については,初めに継続審査意見があれば,継続審査についてお諮りします。その際,挙手のない方は継続審査に反対とみなします。また,継続審査とならない場合は,採択か不採択か結論を出していただきます。なお,採択についてお諮りしますので,挙手のない方は不採択とみなします。  また,陳情第1号については,第1項から第3項までを一括して採決したいと思いますが,いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○伊藤健太郎 委員長  そのように行います。  初めに,陳情第226号について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第226号新潟市民病院複数主治医制市民に知らせることを求めることについては,不採択を主張します。  提出者の願意は理解できますが,現状において入院診療科の全科において複数主治医制となって,入院診療計画書ベッドサイドにおいても主治医名が明記され,患者へ説明がなされ改善が図られています。また,市民への広報もされていることから,不採択を主張するものです。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第226号について,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手はありません。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に,陳情第1号第1項から第3項までについて採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第1号市民病院は患者,家族との対応について解決を図るべく改善を求めることについての第1項から第3項までについて不採択を主張します。  陳情者に長期間不快な思いと疑念を抱かせたことは反省すべきと考えます。しかし,病院との話し合いややりとりを繰り返されています。また,同様な質問に対しての対応が同様な回答であることから,コンタクトが封じられているとは言いがたいことから,不採択を主張するものです。
     また,市民病院においては,今後も市民医療行為に対して理解をいただけるよう,十分な説明とともに,誤解や疑念を抱かせないよう,市民に頼られる病院として努力されることを願います。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第1号第1項から第3項までについて,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手はありません。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。 ○伊藤健太郎 委員長  次に,陳情第5号第1項について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆小野照子 委員  陳情第5号に対して不採択を主張します。  障がい者の誰もが安心して暮らせる防災マニュアルの作成について,障がい者の方は,それぞれ障がいの度合いが異なります。地域支援者民生委員の平常からのコミュニケーションを密にすることで,災害時に状況などに関し具体的な情報を提供し,支援活動ができると考えます。民生委員が市の避難支援マニュアルに沿って個別避難支援計画を作成していますが,実務的なマニュアルになっているとは言いがたい状況です。引き続き努力をお願いします。  行政と民生委員避難支援への温度差や意識のずれを感じます。当局が毎年民生委員と顔合わせし,避難支援への意識向上のための情報交換を行っていることは大いに評価するもので,今後も引き続き有意義な会となるよう実施していただきたい。また,今年度から始まる当局と福祉部との連携をぜひ強化し,障がい者一人ひとりに寄り添った実のある支援活動となるように尽力していただきたい。  以上,課題はあるものの,所管の取り組みは一定の評価ができるとし,不採択を主張します。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第5号障がい者の誰もが安心して暮らせる防災マニュアルの作成についての第1項においては,避難行動支援者避難支援マニュアルに障がい者対応支援が明記されていますが,本市の要支援者の個別の支援計画策定率は65%で,未策定者も7,400人あることから,全ての障がい者へ情報を的確に提供し,指示に万全を期すとの願意は妥当と考え,採択を主張します。 ◆石附幸子 委員  陳情第5号第1項については願意妥当と考え,採択を求めます。  新潟地域防災計画において,要援護者避難支援にかかわる全体計画の策定を含め,発災時における要援護者避難支援を明らかにし,新潟避難行動支援者避難支援計画において,要支援者の65%に個別計画が作成されているということですが,今取り組んでいることの推進とともに,障がい者に対してのタイムリーで的確,かつそれぞれの障がい特性に応じたわかりやすい情報提供は,命をも左右しかねない重要なツールでもあることから,障がい当事者や障がい者団体からの丁寧な聞き取りや障がい福祉課との連携など,さらに検討する必要があると考えて採択を主張します。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第5号第1項について,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手少数です。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に,陳情第5号第2項について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第5号第2項においても,先ほどの第1項と同様の趣旨で願意は妥当と考え,採択を主張します。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第5号第2項について,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手少数です。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に,陳情第5号第3項について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第5号第3項においては,不採択を主張します。  集合住宅等への安否救助は,オーナー,管理不動産会社が災害対策本部に必ず報告する仕組みをつくることを求めていますが,一律に課することは困難と考えるからです。しかし,現状において自治会の緊急連絡網の配付資料には,集合住宅管理者に自治会費を一括徴収している住民の安否確認を依頼している実態もあることから,住民に混乱を来すことを懸念し,しっかり決めてほしいとの願意と受けとめます。担当課としても現状把握して,自治会等への指導を図られたい。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第5号第3項について,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手はありません。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に,陳情第8号について採決を行います。  初めに,継続審査意見はありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  継続審査との声がありませんので,採択,不採択についてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  陳情第8号75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書の提出について,採択を主張します。  新潟市の後期高齢者医療制度の被保険者は,平成31年1月時点で11万3,713人です。そのうち,住民税非課税世帯に該当する年金収入のみの80万円以下世帯と168万円以下世帯の被保険者数は4万6,364人で,被保険者全体の40%を占め,半数近くが生活困窮状態にあります。後期高齢者医療制度施行時に導入された低所得者の保険料軽減特例が2019年度から段階的に廃止となりました。収入80万円以下世帯の9割軽減保険料3,690円は,3年後には1万1,070円と3倍に引き上げられます。年金支給額が年々引き下げられている中での負担増です。  また,高齢者のひとり暮らし世帯が急増している中,生活保護受給者においても高齢者が53%を占め,年々高齢者の比率がふえている厳しい生活実態にあります。さらに,政府から老後30年間の夫婦の生活資金は年金以外に2,000万円が必要との試算が公表され,老後の不安は増すばかりです。高齢者の健康保持のために必要な医療を適宜安心して受けられる仕組みがあっての健康寿命です。健診の無料化や医療費の負担軽減がなければ,健診の受診や精密検査,その後の治療が継続できないことにつながります。全国保険医団体連合会が行った受診実態調査では,経済的理由による治療中断が4割に上り,医療費を理由に検査や投薬を断る患者が医科,歯科全体で42.5%あったと回答し,重症化が懸念される実態がありました。保険料の負担増に続き,政府が進める窓口負担の2割化は,高齢者の生活と健康に大きな影響を及ぼすと主張する陳情者の願意は妥当と考えます。よって,市民の暮らしと安心して医療を受けられるために,75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書を政府に提出することについて,採択を主張するものです。 ○伊藤健太郎 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  これより採択についてお諮りします。なお,挙手のない方は不採択とみなします。  陳情第8号について,採択賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○伊藤健太郎 委員長  挙手少数です。  したがって,本件は不採択とすべきものと決定しました。  以上で陳情採決を終わります。  本日結論の出た案件については,会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し,議長に提出したいと思います。  次に,委員長報告の内容,項目について御協議いただくため,委員間討議を行いたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○伊藤健太郎 委員長  それでは,御意見がないようですので,以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。  以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会します。(午前10:38)...