新潟市議会 2019-02-20
平成31年 2月20日環境建設常任委員会-02月20日-01号
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
公共建築第1課の審査を終わり,建築部の審査を終わります。
次に,土木部の審査を行います。
最初に,
土木部長から
総括説明をお願いします。
◎柳田芳広
土木部長 土木部所管の議案の概要について説明します。
初めに,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分ですが,国の内示に合わせ,
増額補正をお願いするものです。また,あわせて
道路橋りょう事業,
街路事業及び
公園緑地事業において年度内の
事業完了が困難なものについて,
繰越明許費の追加をお願いするものです。
次に,議案第161号契約の締結についてですが,これは中ノ口川にかかる塩俵橋
橋りょう架替事業の実施に当たり,新潟県と協定を締結するものです。
詳細については
担当課長が説明します。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で土木部の
総括説明を終わります。
次に,
土木総務課の審査を行います。
土木総務課長から説明をお願いします。
◎武石和彦
土木総務課長 土木部所管の議案について,資料により説明します。
資料1,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算についての上段,
道路橋りょう事業について,
歳出予算29億7,650万3,000円,
歳入予算22億1,403万5,000円の
増額補正をお願いするものです。これは,今年度の
除雪稼働費分として保留していた
社会資本整備総合交付金について,今シーズンの
除雪稼働状況を踏まえ,
橋りょう維持補修事業や
除雪機械購入費などとして
増額補正するものです。
説明の都合上,歳出から説明します。なお,
予算科目の款,項及び金額は記載のとおりですので,説明は省略します。初めに,第2目
道路維持費,除雪体制の充実は,老朽化した除雪機械の購入や消
雪パイプ施設の
更新事業の進捗を図るものです。
次に,道路の
維持管理は,
一般国道113号など,
緊急輸送道路における陥没事故を未然に防ぐため,
路面下空洞調査の進捗を図るものです。
次に,道路の
維持補修は,
主要地方道新潟中央環状線など9カ所において舗装,
修繕事業の進捗を図るものです。
次に,
道路災害の予防は,国道402号など4カ所において土石災害などを予防するため,
のり面対策事業の進捗を図るものです。
次に,第4目
交通安全施設整備費,ゆとりと安心の
みちづくりは,
一般国道402号など12カ所において,老朽化した
道路照明灯など
交通安全施設の更新や通学路における
交通安全対策事業の進捗を図るものです。
次に,
自転車利用環境の整備は,
一般国道460号など3カ所において,
自転車利用が多い路線の歩行者や
自転車利用者の安全を確保するために,
自転車走行空間の
整備事業の進捗を図るものです。
続いて,第5目
橋りょう維持費,
橋りょうの
維持補修です。これは,
主要地方道新潟寺泊線,
善久高架橋など34カ所において,市が管理する道路橋の点検や
老朽化対策事業の進捗を図るものです。
補正事業の一覧については,資料2を確認いただければと思います。
続いて,歳入について説明します。資料1,ただいま説明した
歳出予算の財源として,
土木費国庫補助金及び土木債を記載のとおり増額するものです。
続いて,
繰越明許費の追加について説明します。資料4,平成30年度
繰越明許費の追加についての上段,
土木総務課の欄をごらんください。初めに,地元との調整に関係するものとして,
一般県道新津茨曽根燕線,月潟橋など5カ所です。これは,
床板補修工事に伴う通行規制の実施について,地元との協議や調整に期間を要したことにより工期を延伸するものです。
次に,計画の変更に関するものとして,
市道新潟鳥屋野線1号,八千代橋など4カ所です。これは,工事に使用する資材が全国的に不足していて,納品までに期間を要したことにより工期を延伸するものです。
次に,
関係機関との協議に関するものとして,
一般国道402号,西蒲区,間瀬地区など14カ所です。これは,
工事支障物の
移転補償協議に期間を要したことにより工期を延伸するものです。
最後に,その他として,
主要地方道新潟寺泊線,
善久高架橋など68カ所ですが,これはこのたびの2月補正に伴い,繰り越すものです。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
土木総務課の審査を終わります。
次に,
道路計画課の審査を行います。
道路計画課長から説明をお願いします。
◎
松島秀樹 道路計画課長 当課所管分は,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算と議案第161号契約の締結についての2件です。
初めに,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算のうち,
当課所管分について説明します。今回の
補正予算は,国の第2次
補正予算に伴い,事業費を
増額補正するものです。
予算科目の款,項及び金額は記載のとおりです。また,説明の都合上歳出から説明します。
資料1,
道路新設改良費の
幹線道路網の整備です。
幹線市道の整備として,中央区の
市道嘉瀬蔵岡線2号では,
道路改良にかかわる事業費を追加し,工事の進捗を図ります。
次に,国県道の整備として,国道460号,臼井橋など2カ所です。臼井橋では,旧橋撤去の事業費を追加し,工事の進捗を図ります。なお,
事業予定箇所は,資料3,
補正事業一覧のとおりです。
続いて,歳入について説明します。今ほど説明しました事業に係る財源として
土木費国庫補助金と土木債をそれぞれ記載のとおり増額するものです。
次に,
繰越明許費について説明します。資料4,初めに,
道路橋りょう事業です。地元との調整に関するものとして,
一般県道白山停車場女池線(旧電車通り)など7カ所です。旧電車通りでは,工事に伴う交通規制の方法について地元との調整に期間を要したことにより,工期を延伸するものです。
次に,計画・設計・施工に関するものとして,
主要地方道新潟中央環状線黒埼工区など15カ所です。黒埼工区において,
軟弱地盤対策として実施した盛り土の沈下が想定より進まず,期間を要したことから,工期を延伸するものです。
次に,他事業との調整に関するものとして,
市道小針線など6カ所です。小針線では,埋設管の管理者による工事との調整に期間を要したため,工期を延伸するものです。
次に,
関係機関との協議に関するものとして,
主要地方道新潟中央環状線(嘉瀬・割野工区)など37カ所です。嘉瀬・割野工区では
埋蔵文化財が出土し,その調査に期間を要したため,工期を延伸するものです。
次に,用地・補償に関するものとして,
市道嘉瀬蔵岡線2号など10カ所です。
嘉瀬蔵岡線2号の用地買収において地権者の移転に要する期間を確保するため,延伸するものです。
また,その他として,国道460号,臼井橋など3カ所は冒頭に説明した国の補正に伴うものです。
次に,
街路事業です。他事業との調整に関するものとして,
都市計画道路川端町入船線です。川端町入船線では,埋設管の管理者による工事との調整に期間を要したため工期を延伸するものです。
次に,
関係機関との協議に関するものとして,
都市計画道路亀田中央線です。
亀田中央線では,橋梁かけかえ工事において,
排水路管理者との協議に期間を要したため工期を延伸するものです。
次に,議案第161号契約の締結について説明します。資料5,さきの12月議会において
債務負担行為設定の議決をいただいた塩俵橋
橋りょう架替事業について,現在新潟県が実施している
中ノ口川広域河川改修事業にあわせ県と連携してかけかえを行うことから,その施行について協定を締結するものです。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆金子益夫 委員 資料4,第8款2項の
中央環状道路黒埼工区など15カ所のところの,
軟弱地盤対策として実施した盛り土の沈下が想定よりも進まず期間を要したという説明ですが,これはもっといっぱい盛れば沈下が進むということか,それとも地盤がよくて,盛り土したがそんなに下がらなかったということか,どう解釈すればいいのですか。
◎
松島秀樹 道路計画課長 こちらについては,
軟弱地盤ということで相当地盤が弱いところになっています。それで,設計の中である程度地盤を想定して盛り土することによって沈下させる,地盤を安定させることとしています。その設計の想定の期間より時間がかかってしまったというところです。
◆金子益夫 委員 余りよくわからないのだが,もっと重いものをいっぱい上げればどのぐらい下がるという,沈下を見ていてやったのだろうと思うが,それが進まないというのは,思ったよりも
軟弱地盤でなかったのか,上にもっと盛り土をいっぱいすればよかったのか,どちらですか。
◎
松島秀樹 道路計画課長 地盤が弱いので,一気に土砂を盛り土していくことはできませんので,徐々にやっていくこととしています。それがなかなか思うように進まなかったというところです。
◆永井武弘 委員 思うように進まなかった理由を説明してください。
◎
松島秀樹 道路計画課長 想定していたより地盤がよかったので,盛り土の沈下がなかなか進まなかったということです。
○
深谷成信 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
道路計画課の審査を終わります。
次に,
公園水辺課の審査を行います。
公園水辺課長から説明をお願いします。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分のうち,
当課所管分について説明します。
繰越明許費の追加について説明します。なお,
予算科目の款,項及び金額は記載のとおりですので,説明を省略します。
資料4,初めに,地元との調整に関するものとして,西区の寺尾中央公園など11公園のトイレの
バリアフリー化を行うための整備です。これは,公園を利用する地域住民や
公園愛護会などとの施工時期の調整により工期を延伸するものです。
次に,
関係機関との協議に関するものとして,東区の
阿賀野川河川公園のトイレの
バリアフリー化などを行うための整備です。これは,
河川管理者との施設の構造についての協議に期間を要したことにより工期を延伸するものです。
次に,その他として,新潟市
公園施設長寿命化計画策定業務委託についてです。国が策定している指針の改定により追加業務が生じたため,
業務委託期間を延伸するものです。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
◆
飯塚孝子 委員 公園のトイレの
バリアフリー化について,地域住民との調整が理由で延伸となったということですが,平成30年度の全体箇所数と区ごとの予定箇所と繰り越された箇所の内訳についてお伺いします。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 今年度のトイレの
バリアフリー化工事ですが,18カ所を予定しています。
繰り越しに関して区別に申し上げます。東区で2カ所,中央区で1カ所,江南区で1カ所,南区で5カ所,西区で3カ所となっています。
◆
飯塚孝子 委員 繰り越されるのが今聞いた箇所ですが,そもそも計画された箇所数,分母がどれくらいかをまず教えていただきたかったのですが,全区で18カ所計画されたのかがまず1つ。終わったのなら終わったでいいのですが,北区も箇所数があったのですよね。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 失礼しました。18カ所の内訳ですが,北区が2カ所,東区が2カ所,中央区が1カ所,江南区が2カ所,秋葉区が2カ所,南区が5カ所,西区が3カ所,西蒲区が1カ所です。
◆
飯塚孝子 委員 そうしますと,実施されていなかったというか,全く全部送りが,東区や南区,西区,中央区,その4区は全く供用もできない,全部
繰り越しになったということでしょうか。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 予定していた箇所が全部
繰り越しになっています。
◆
飯塚孝子 委員 その理由が
公園愛護会だとか,地元住民との調整ができなかったということですが,全ての区が同じ理由でそうなったのでしょうか。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 1カ所は,
河川管理者との協議に時間を要したものですが,それ以外は言われたとおり代表的な理由として地元との調整に時間を要したものです。ただし,一つ一つの案件を見ていきますと,それぞれ地盤の改良が必要になったり,地元に協議に入ったときにさまざまな仕様の変更があったり,追加があったりしたということがありましたので,個々に見ていくとまたそれぞれもう一つの違う理由もあるようなところがあります。
◆
飯塚孝子 委員 所管は各区建設課ですが,年度に予算が決定した段階で準備が進められると思います。12カ月かけてもまだ決着しないというのは少し時間を要し過ぎではないかと思うのですが,その点どうでしょうか。
◎
玉木正蔵 公園水辺課長 公園の工事ですが,各区の考え方として利用者が減る冬場の工事を考えていますので,そこに合わせて協議を進めていったという傾向にあります。また,今年度例年に比べ箇所数が非常に多くありますので,その辺早目の調整ができればもう少し
繰り越しが減ったのではないかと考えています。
○
深谷成信 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
公園水辺課の審査を終わり,土木部の審査を終わります。
次に,下水道部の審査を行います。
最初に,
下水道部長から
総括説明をお願いします。
◎大勝孝雄
下水道部長 下水道部所管の議案の概要について説明します。
下水道部所管の議案は,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分と議案第154号平成30年度新潟市下水道事業会計
補正予算(第2号)の2議案です。
まず,議案第150号関係部分ですが,中央区山二ツ排水路,江南区山崎排水路の改修に伴う県への工事負担金の
繰越明許費の追加です。
続いて,議案第154号関係部分ですが,国の補助事業に係る当初内示の減及び
国土強靱化のための緊急対策による追加内示に伴う補正,また国庫補助金請求において精算実績額が既に受け入れていた額を下回ったことによる差額の返還及び債務負担行為の追加として,出水期前の修繕工事に伴う公共下水道
維持管理事業の設定,また
関係機関協議や遺跡発見による工事の見送りなど,今年度中の契約を見送った工事について,見直しによる廃止をお願いするものです。
詳細については,
担当課長から説明します。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で下水道部の
総括説明を終わります。
次に,
経営企画課の審査を行います。
経営企画課長から説明をお願いし,質疑に当たっては内容により
担当課長から答弁をお願いしたいと思います。
◎木津茂
経営企画課長 初めに,議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分について説明します。議案書8ページ,
繰越明許費の補正です。資料により説明します。
第8款土木費,第6項都市排水応急対策費,雨水排水対策事業として2,060万円の
繰越明許費を追加するものです。都市の雨水も流入している中央区山二ツ,江南区山崎排水路の農業用排水路を県との合併施行で改修を行っている雨水排水対策事業で,家屋調査のための地元調整に時間を要し,年度内の完了が見込めなくなったことから,
繰り越しをお願いするものです。
続いて,議案第154号下水道事業会計
補正予算(第2号)について,資料により説明します。議案書は21ページ,予算説明書は40ページとなっています。
初めに,1,補助事業費の減額,(1),内示状況です。防災・安全交付金及び
社会資本整備総合交付金合わせて①,当初予算額107億8,000万円余を国へ要望していましたが,②,当初内示は96億400万円余の内示額でした。③,防災・減災,
国土強靱化のための緊急対策による追加内示6億9,300万円余がありましたので,差し引き4億8,305万8,000円の減額補正をします。なお,防災・安全交付金は,主に浸水・地震対策等に係る交付金で,
社会資本整備総合交付金は主に未普及対策や改築,更新等に係る交付金です。
次に,(2),
補正予算の内容です。建設改良費において,費目ごとに記載の金額を減額補正するものです。補正の主な内容は,当初内示に対して予定していた補助事業のうち,管渠建設費では鳥屋野排水区鳥屋野幹線管更生工事,処理場建設費では中部下水処理場雨水吐出槽耐震補強工事などを次年度に送るほか,今年度発注工事において請負差額が生じていることなどで対応するものです。また,固定資産購入費は今年度購入予定の五十嵐排水区幹線用地で,構造の変更に伴い,事業認可変更後の購入となったことから減額するものです。
また,防災・減災,
国土強靱化のための緊急対策による国補正の増については,管渠建設費では,白山排水区白山幹線耐震化工事,ポンプ場建設費では,白山公園ポンプ場等の調査,診断委託,処理場建設費では,中部下水処理場雨水沈砂池ポンプ棟の調査,診断委託などを追加するものです。
以上,補正額合計で4億8,305万8,000円の減額補正となりましたが,今後ともそれぞれの事業の進捗に努めるとともに,必要な財源については国へ要望を続けていきます。なお,補正額の財源内訳としては,国庫補助金が2億8,395万8,000円の減額,企業債が1億9,910万円の減額補正となっています。
次に,2,国庫補助金の返還です。国庫補助金の請求において,工程のおくれにより平成29年度の精算実績額が既に受け入れていた額を下回ったことにより,その差額を返還するため,補正するものです。
工程のおくれとなったのは,北上ポンプ場電気設備の平成28,29年度の2カ年計画の更新工事です。当初平成30年3月に竣工予定としていましたが,大雪の影響により雪解け水や消雪パイプなどによる融雪水等の排水を行うため,雨水のポンプ運転を優先したことによりおくれが生じ,平成30年5月の完成となったものです。3月末に予定していた出来高が5月になったため,平成29年度に受け入れていた補助金の差額を返還しますが,これについては今年度に再度請求しています。
次に,3,債務負担行為の補正です。(1),追加として,ポンプや処理場設備等が夏の出水期に突然の故障や停止を起こさないよう,事前に修繕を終わらせておくために,公共下水道
維持管理事業として限度額3,000万円の追加設定をするものです。(2),廃止として5件あります。白山下水道橋耐震補強工事は,
関係機関との協議によるもので,次の横越排水区雨水調整池ほか築造工事は,試掘調査により遺跡が発見されたことから,発掘調査が必要になったことによるもので,それぞれ発注を見送るものです。次の3件,中部下水処理場,汚泥処理棟受変電設備工事,ガスタンク設備工事,汚泥脱水機設備工事については,策定中のストックマネジメント計画や国の緊急点検調査を受けて,改築対象施設の優先度の見直しにより発注を見送るものです。以上の理由により平成30年度発注を一旦見送りとしますが,いずれも平成31年度以降に改めて実施する予定となっており,白山下水道橋耐震補強工事と中部下水処理場ガスタンク設備工事については,平成31年度当初予算で債務負担を再設定する予定です。
○
深谷成信 委員長 ただいまの説明に質疑はありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
経営企画課の審査を終わり,下水道部の審査を終わります。
以上で
議案審査を終わります。
次に,付託議案についての
委員間討議を行いたいと思います。委員の皆様から御意見がありましたらお願いします。
(な し)
○
深谷成信 委員長 なければ,以上で付託議案についての
委員間討議を終わりますが,採決については4常任委員会で同時に行うこととなりますので,ここで委員会を休憩します。(午前10:45)
(休 憩)
○
深谷成信 委員長 ここで協議会を開会します。(午前10:47)
初めに,
都市交通政策課から,新
バスシステム事業の中間評価について報告を受けます。
都市交通政策課長より報告をお願いします。
◎西山富也
都市交通政策課長 昨年12月に開催した新
バスシステム事業評価委員会にて審議いただいた開業3年間の中間評価について報告します。
この評価委員会は,本市と新潟交通の間で結んだ新バスシステム運行事業協定に基づき,事業が適正に行われているかを評価いただくことを目的に,開業前の平成27年8月に設立したもので,学識経験者や地元経済界,地域の代表の皆様などで構成されています。今回の中間評価については,約5年間の事業期間の中間年である3年目が経過したことから,3年分をまとめて評価いただいたものです。資料,新潟市新
バスシステム事業の中間評価の左側をごらんください。事業内容について,事業性,BRT,バス路線再編の3つのステージで評価いただきました。
事業性については,協定に定めた年間走行キロ数の維持やバス利用者数の実績などを確認いただき,運行の効率化による増便効果と利用者数の増加傾向が維持されており,引き続きこの方向性を継続していくこととの評価をいただきました。
次に,BRTについては,BRT区間のバス利用者数や運行状況の実績などを確認いただき,引き続き機能向上を図ることとの評価をいただきました。
次に,バス路線再編については,郊外路線,新設路線のバス利用者数の実績などを確認いただき,引き続き利用状況等を踏まえた改善に取り組むこととの評価をいただいたところです。
この3つのステージを総合的に評価いただいたものが資料右側の全体評価となっています。全体評価は2つあり,1つ目は,開業当初の混乱はあったものの,バスサービスの維持,拡充がバス利用者数の増加につながる好循環を実現している。2つ目は,今後もバス運行の効率化による走行キロ数の確保やバス利用環境の向上といった方向性を継続しながら改善に努め,好循環を維持していくこととの評価をいただきました。
また,全体評価とあわせて,改善に向けた附帯意見を委員会から頂戴しました。A4の資料,中間評価の附帯意見をごらんください。4つの項目で計10個の意見を頂戴しています。その中で,黒丸の意見は,おおむね2年程度での速やかな改善を要するもの,白丸の意見は,黒丸の事項とともに,継続して取り組みを進めるものとして意見を頂戴したところです。
今後この評価結果を踏まえ,私どもと新潟交通とともに,改善に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。
なお,この中間評価については,本日の報告の後,市ホームページに掲載していきたいと考えています。
○
深谷成信 委員長 ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。
◆佐藤幸雄 委員 新しい予算案が出てくる前にこれを徹底的にやらないとだめだ。基本的にこういう評価をすることによって何が起きるかというと大変なことです。まず,審議委員の名前を全部挙げて,名簿も全部出してください。誰が評価するのですか。冗談ではない,こんな評価。
○
深谷成信 委員長 名簿は出せますか。
◎西山富也
都市交通政策課長 はい,あります。準備ができ次第配付できます。
○
深谷成信 委員長 ただいま佐藤幸雄委員から資料要求がありましたが,委員会としてこれを行うことでよろしいでしょうか。
(異 議 な し)
○
深谷成信 委員長 そのように決定しました。
◆佐藤幸雄 委員 結果的にこういう評価が出てくると,いいからどんどん進めるということなの,我々に聞かせると。何で反対意見があって,なぜBRTだけでやろうとする状況になっているかということ。いいと言っているが,現実的に新潟の世の中を全部変えて,人の流れも変えて,こんな評価で,また一生懸命事業を進められたら新潟市自体が大変なことになります。だから,こんな評価を誰がしたか。あきれてしようがないという感じです。審議委員のことは別にして少し突っ込んで聞きますが,まず基本的に効率化による増加傾向が維持されており,引き続きこの方向性を継続していくことを踏まえてやっていくと,現実的に今のままで行くことが基本路線ということになっていくよね。それだけ確認しておきます。
◎西山富也
都市交通政策課長 委員からご指摘がありましたが,今回の評価委員会の評価としては,今まで続いていたサービスの低下が利用者の減を招いているといった悪循環が新バスシステムの導入によって好循環に向かいつつあると,この点については評価いただいたと。ただし,この好循環を維持していくためには,さらに改善を進めていかなくてはいけない部分を,私どもはしっかり受けとめなければと考えています。
◆佐藤幸雄 委員 改善の部分とは何ですか,挙げてください。
◎西山富也
都市交通政策課長 その点については,市長からも発言がありましたとおりまずは乗りかえの不満を解消していくために環境の改善を進めていくことから私どもとしては取り組んでいきたいと考えています。
◆佐藤幸雄 委員 乗りかえのどういう問題が起きているのか,羅列してください。
◎西山富也
都市交通政策課長 まずは,青山の乗りかえ地点,結節点が中心になると思いますが,まだバスを快適に待つ環境づくりが不足しているということで市長からも指示をいただいています。まずは,例えば今上屋があって防風壁がありますが,それが少し足りないところがありますので,その辺をふやしていくとか,またさらにわかりやすい情報案内の出し方についても取り組んでいくということで,できるだけ乗りかえの抵抗感を少なくしていきたいと考えています。
◆佐藤幸雄 委員 どういう状況で少なくしていくのですか。
◎西山富也
都市交通政策課長 数としてどう捉えていくかは,また今後検討する部分かと思いますが,現状よりもよくしていく取り組みをまずはしっかりと進めていきたいと考えています。
◆佐藤幸雄 委員 部長,ここへ来てください。
○
深谷成信 委員長 新階
都市政策部長,着席をお願いします。
◆佐藤幸雄 委員 大変恐縮です。
都市政策部長をお呼びして申しわけないのですが,BRTのシステムによって市民でも8割の方々が反対している,この現状は認識していますよね。
◎新階寛恭
都市政策部長 はい。
◆佐藤幸雄 委員 何でだと思いますか。
◎新階寛恭
都市政策部長 乗りかえそのものの不便さがかなり大きいと思います。今回のシステムのかなめが乗りかえが発生することですので,乗りかえそのものが起きているということが今のような批判,反対の原因になっていると思います。
◆佐藤幸雄 委員 バスのシステムによってこの3年間人の流れがずっと変わりました。どう変わったか認識を言ってください。
◎新階寛恭
都市政策部長 一部の方におかれては,乗りかえの不便が理由で中心市街地に足を運ばなくなったという声も聞いています。
◆佐藤幸雄 委員 それだけではなくて,大きく新潟市の顔が変わったと思いませんか,人の流れが変わってどう変わったか。例えば東中通,それから東大通,バスを2,000台から1,100台に減らして,今1,240台に戻しました。バス自体の本数は少なくなり,大型バスはスムーズに通る。人の流れが本町,古町へ行かなくなった。現実的に起きていることといえば,本町の商店街に誰も人が行かなくなった。本町,そしてまた三越はBRTの影響はないのですか。BRTの影響はどのぐらいあるのか,きちっと精査したことがあるのか,しっかり説明してください。
◎新階寛恭
都市政策部長 実際来られなくなった方のうち,BRTの影響を受けた方がどれぐらいかは,正確に数字で把握しているものではありませんが,少なくとも来街者が現状徐々に減りつつある状況のうちのBRTの影響は一定の割合あるとは認識しています。
◆佐藤幸雄 委員 私が言っているのは,このシステムによって大きく人の流れが変わってしまった。本町,露天商がなくなった。今度本町市場,三越が撤退する。BRTの影響は物すごく大きいと思っているのだが,その大きい割合をどう認識しているか,そんないいかげんな答えではなくてもう一回言ってください。
◎新階寛恭
都市政策部長 定量的にどれぐらいの割合というのは把握していませんので,この場では詳細にお答えできません。そこまで分析できていません。
◆佐藤幸雄 委員 あなた
都市政策部長でしょう。そんな認識しかないの。人の流れが変わって町が廃れようとしているのですよ,新潟の顔だった古町,本町が。
都市政策部長がそんな認識でとても勘弁ならない。人の流れが変わってしまうということは根本的な問題です。町が大きく変わって,では古町,本町をどのようにして立て直すのですか。それは
都市政策部長のサイドでしょう。どう考えているのか説明してください。
◎新階寛恭
都市政策部長 乗りかえによって不便を生じさせてしまっていることは事実ですので,乗りかえそのものを上回るバスのサービス,例えば速度が上がるとか,乗りかえることによって納得がいく料金になるとか,それから乗りかえ環境など,いろいろな形でバス交通に理解をいただくのもそうですし,BRTだけによらず,BRTを補完するほかの交通システムを導入することによって,結果としていろいろなところから古町,本町方面に来やすいと思える環境を全体としてつくっていくことも必要だと思っています。あわせて,バスだけでなくて,いろいろなモード連携によって,自転車その他多様なモビリティーによって行き来しやすい環境をつくっていくことが,ひいては郊外部に買い物等で流れていってしまっている方をもう一度古町,本町に呼び戻す方策だと思っています。現在BRTのシステムは過渡期にあると思っています。先行して乗りかえ,集約による市内全体の路線援助維持というシステムを行いましたが,これが完成形ではなくて,今引き続き全体として改善しています。その途中乗りかえによる不満を言われている方は,一定程度いらっしゃるのはわかっています。そのうち町なかの減ってきた人数のうちどれぐらいかまでは把握していないのですが,実際に不満を感じている方がどれぐらいかはおおむね把握しています。そのような方に対しても直接ケアできる政策を打っていきたいと考えています。
◆佐藤幸雄 委員 なぜこんなことを言っているかというと,まるっきり市民の不満の声なんか全然反映していないではないですか。こういう評価が出てくるとまるでいい方向に向かっているのだと,このままやっていきますという報告のための資料のようなものです。
○
深谷成信 委員長 質問の途中ですが,ここで事業評価委員会の名簿が届きましたので,配付します。
(別紙資料「第6回新潟市
バスシステム事業評価委員会出席者名簿」配付)
◎新階寛恭
都市政策部長 この事業評価,中間評価では,全体として市内の路線バスの延長の現状が維持されていることは,A3の資料では評価いただいています。全国でそもそも便数が減っているとか,路線が廃止されている状況がある中で,新潟市のバス交通は路線延長を維持していることが評価されています。一方で,2枚目では,乗りかえ抵抗とか,ダイレクト便を含めて路線などについて細かく地元の批判もあることは御存じで,そういった各論の町なかに向けての乗りかえやすさとか,そういったものも努力すべきということが附帯意見で言われていますので,全てが好循環になっているから,いいと言われているだけではありません。
◆佐藤幸雄 委員 本当にいいシステムで,本当に評価していれば,自然的に説明してわかってくれれば市民は納得いってくるのです。こういう状況を進めるということは,まるで変えないで進めるということをしていくと,まだまだ不満は残っていく。まず1つ先ほど言ったように,
都市政策部長なのだから,この人の流れが変わったことを根本的に調査して,新潟市の行く末,古町をどうするのか,ここら辺にかかわってくるのです。なぜかというと,人が行かなくなるようなシステムがこの今のBRTのシステムです。大変なことをしてしまったという認識がない間は,新潟市の活性化は絶対あり得ない。だから,
都市政策部サイドで基本的に考えなければだめ。まず,本当に今,古町,本町,BRTのせいですよ。なぜかというと,北,東の人たちは今まで古町行きがありました。古町行きも今は駅しかないから,おろされます。そのおかげで万代は物すごく活性化しているのです。本町に行っていた人は行かなくなったわけです。沼垂方面のおばあちゃんは,それを楽しみにして,本町まで行って買い物して帰ってきていた。今は乗りかえしなければ行かれないから,重たい荷物も抱えられないからと行かなくなってしまった。現実にそういう声はいっぱいある。鳥屋野や女池や近江の人たちは市役所で乗りかえさせられるのです。今までは駅に行った。それで,バスターミナル駅に行っていた。その人たちが乗りかえしないと古町でおりられなくなったの。乗りかえしないと行けなくなったから,行かない。青山の人たちは,我々は乗りかえさせられるから,面倒くさくて行かなくなった。区制のせいで西区も本当にいろいろなことが区でできるようになったこともある。現実的にはそういうことで行かなくなってしまった。行かなくなった結果,やはり人が行かなくなれば過疎になっていくわけです。その状況を生み出しているのがBRTだという根本を我々はみんなそう思っているから,あなたがその認識が全然ないから,こういう発言をするのです。全然認識ないでしょう。本町商店街が閑散としているのはBRTのせいでないというのですか。
都市交通政策課長,それは答えてください。
◎西山富也
都市交通政策課長 少なからずというよりも影響があるということでは私は認識しています。ゆえにそういった改善を進めていく必要があると捉えています。
◆佐藤幸雄 委員 だから,維持の改善を,BRT,審議会の評価を見ると評価が物すごくいい,これは我々から言わせると進めるということです。そうではない,市民はそう思っていない。
今の市長は乗りかえ制度をもっと検討すると言ったではないですか。どう検討していくのですか。
◎新階寛恭
都市政策部長 基本的には市長の言われるとおり見直ししていきます。市全体の路線延長を維持することも大事ですので,そういうことも両立させつつ直すべきところを直していくというスタンスかと思います。
◆佐藤幸雄 委員 その方向性を市民が納得いくだけの乗りかえの変更はできるか。基本的に今はっきり言ってバス・ラピッド・トランジット・システム,これは要するに高速で人を運ぶ運輸の体制のことではないですか。確かに朝晩2,000台萬代橋を通っていたバスをいきなり1,100台に減らした。朝晩乗りかえして物すごく便利になった人たちもいる。だが,昼を見てください。バスの中は閑散,昼間なんて誰も乗らないのだから。現実的には皆さんが思ったように乗りかえしてくれないから。道路,閑散,スムーズに行く。駅へ行くのに,あの路線を回ると物すごく時間がかかるから,東中通に入ったら駅に極端に早く行く。そういうことにしたために,反対に一番の古町という新潟市の昔の老舗のメーンの町が極めて厳しい状況になっています。今後大和跡に何かできるというときに,本当に今のBRTのままの路線で果たして古町の活性化なんて考えられるのですか。大和跡に市役所つくったって,それは大和跡へ市役所つくれば市役所へ行く人は行くだろう。少なくとも駐車場のあんなところに市役所を持っていくのは私も反対ですが,それはそれで事業として流れていくだろうが,人の流れができていない町をどのように活性化していくかを考えたときに,BRTがもしこのまま進むとすると私は大変なことになっていると思うから,今こうして言っているのです。そこら辺少し答えてください。
◎新階寛恭
都市政策部長 BRTの要件は,まだ今のバスシステムは十分備えていないと思っています。ラピッドになっていないというか,早く行けるようになっていないですし,そういうのも含めて改善しないと,首都圏の例えば民鉄ですと,快速に乗りかえるのは早く行けるから乗りかえるのであって,そういう状態にならずに全ての人に必ず乗りかえなければいけない状態を強いてしまっていながらスピードが速くないということで,皆さん非常に嫌がりますし,そもそも乗りかえで待っている間も寒いということで,皆さん嫌がられるので,そういうことをきちんと直していかなければいけないと,それは当初から思っています。その改善はしていきたいと思っています。
◆佐藤幸雄 委員 反対に,先ほど言ったように,バスのBRTシステム,基本的には萬代橋の朝晩の渋滞を避けるために人を運ぶためのシステムなのです。それを全部の時間帯にしてしまった。昼,夜なんかがらがらなのだから,駅に行こうが,そんなの全然今でもほとんど半分以上に戻すような状況がないと誰も納得しません。よく人数がふえたなんてわからないぐらいに今の西区の人たちで寺尾駅の近くの人はみんな電車にかえてしまった。基本的に我々議会が了承したのは,周りの渋滞する部分に余力ができるから,周りの路線,郊外バスを充実すると。郊外バスを充実するといったって,人なんかそんなにいっぱいふえて乗っているわけでないから,何にも充実していないのです。現実的に流通センターなんてバスが減らされて怒っているのだ。それはなぜか……
○
深谷成信 委員長 佐藤委員,評価委員会の評価についてのコメントを執行部からいただいたほうがよろしいかと思うのですが,いかがでしょうか。
◆田辺新 委員 今委員長が言ったのに対して意見を言わせてもらいたい。というのは,評価委員会にどのようなセッティングをしながらこの報告書がまとまってきたかという過程なのです。
○
深谷成信 委員長 その辺の過程を聞いてください。お願いします。現状についての認識はそれぞれ委員皆さんお持ちでしょうから,こういう評価に至る過程についてお聞きいただければと思いますので,御協力お願いします。
◆田辺新 委員 この回答が,中間回答なのかしれませんが,こういう方向性で回答が出るというのは,本当に佐藤幸雄委員が言うようにおかしいのです。したがって,どういう誘導の仕方をしたのか,お願いしたいのです。
◎西山富也
都市交通政策課長 今回の事業評価については,あらかじめ設定した指標があり,例えばステージごとの評価でいきますと,事業性の評価については,まず評価指標として,運行事業協定に基づく運用というところで年間走行キロ数が維持されているかどうかを数値としてお示しし,確認いただきました。もう一つは,新潟市内のバス利用者数がどういう推移を見せているかも,数字をもって説明し,着実にふえていると確認いただいた上でこういった評価をいただきました。少し細かくなりますが,BRTや,バス路線の再編についても,あらかじめ設けた指標に基づき,データをごらんいただいて,それぞれが適切に指標に基づいてふえていると確認いただいて,この評価につながっているところです。
◆田辺新 委員 評価委員のメンバーの中に民間のバスを利用する方々の代表というのはいないのです。したがって,こういう形で出ることが,大勢の方々がおかしいのではないかということになるので,本来の今までの交通体系とBRTが導入されてからの交通体系の比較をしてもらう形でなければだめだと私は思うのです。その辺があったかないかということです。ただBRTありきでそれを評価してもらったかどうかなのです。従来のバスシステムとBRTが導入されてからのバスシステム,そこの評価,前はこうだったが,入れたらこうなったと,誘致効果がないのだと思います。
◎西山富也
都市交通政策課長 今回の評価委員のメンバーについては,学識経験者,地元の経済界の方々,あとは地域の代表の方等から参画いただいています。その中で,学識経験者の方については,全国的なバスの状況,公共交通の状況に非常に詳しい学識の方に今回参画いただいたところです。そういった全国的な状況を見据えつつ,新潟の取り組みについてはどうかという見識の中で評価いただいたところですし,なおまた新潟市で乗りかえに対する不満が多いといったものも十分把握した中で,この評価をいただいたと私どもは捉えています。
◆田辺新 委員 そういう事務方の説明を聞きながらこの評価になったと思うのです。いわゆる行政主導型の評価委員会ではないかと思うのです。メンバーから見てそう思います。それは,確かに言われるとおり専門的な知識のある人たちであるかもしれません。ただ,そうであればもっと,今までの在来のバス体系とBRTが導入されてからのバス体系がどうなったかということになると私は思うのです。ただBRTありきの中での評価委員会の評価を求めた形なのです。したがって,先ほど佐藤幸雄委員が言われるように,BRTありきの形の中でこれからもやっていくのかが問題なのです。従来のバスダイヤと今導入されたBRTとを比較して,そして住民代表でも民間代表でもいいですが,そういう方々が入った中で,こうあるべきだったのではないか,BRTはこう抜本的な改革をしなければだめなのではないかという意見が出てくると思います。したがって,このメンバーでいいとか,悪いとかではないですが,行政が説明したもの,あるいは資料を提出したものを分析しながら求められてもこういう形になってくるのではないかと思います。
◆佐藤幸雄 委員
都市政策部長に聞きたいのですが,これ見るとまるっきりいい評価なのです。まるでこれを進めていくという評価なのです。だが,現実問題として今新潟市の将来の都市構想,都市構図,それから今回の公共交通のあり方,これはBRTの問題だけではないのです。そこら辺踏まえてこれが出ることが物すごく大きい影響を及ぼしてくるのです。このまま進めていくの。ところが,市民はみんなこのシステムを反対しているのです。考え方を聞かせてください。
◎新階寛恭
都市政策部長 この事業評価委員会は,協議会とか,あるいは今後の交通のあり方検討委員会という性格ではなくて,設置したときの考え方としては,学識による第三者評価という観点での委員会としていました。今後のBRT,要は集約型のバスシステムをどうしていくかも含めて,一方で交通戦略プラン検討委員会を設けていまして,これはまた割と地元の方も入っていただいた委員会です。そういう中でもバスシステムの改善を含めた今後の取り組みについては議論しています。この事業評価委員会の評価が全てではなくて,ある観点での,利用者がふえているかどうかという観点での評価だと思っています。乗りかえを含むバスシステムの改善については,戦略プラン検討委員会での議論も含めて,市としては事業評価委員会,それから戦略プラン検討委員会など,いろいろな委員会の意見も踏まえて,見直すものは見直していきたいと思っています。
◆永井武弘 委員 いろいろな意見が出ていますが,私も一番地域のことがよくわかる,市民を代表する商工会とか,青年会議所が欠席されたことは不満があるのですが,あとは学識経験者とか,そういう人たちですので,あなた方が示したのに対しては必ずいい答えが返ってくると思っています。だから,この中間評価については,多分そういうのが反映していると思っていますし,今言われた戦略委員会の意見を私は尊重していただいて,システムの改善は今後やるべきだと思っていますし,特に佐藤幸雄委員が言われた鳥屋野,女池の駅の直結,あるいは郊外バスのダイレクト便。来るときはいいのです。新潟から帰るときのダイレクト便は,ほとんどバスがすいていますので,あそこで乗りかえする必要がないのです。私も郊外線を使っていますが,駅から青山まで30分かかります。そこへまた乗りかえて行くと,それからまた30分,1時間かかるのです。ダイレクト便であれば40分ぐらいで行きます。もとはそうだったのです。それを乗りかえなければならないのはやはり負担なのです。だから,負担を軽減するのを今後考えるべきだと思っています。戦略委員会というのは各地域から出していただいて,バスを利用している人を委員に選任していただきたいと思うし,そういう人たちの意見も取り入れていかないとなかなか市民は納得しないと思っています。だめなものはだめなのです,乗ってみればわかりますから。だから,そういうことを今後十分に検討して,市民から愛されるバスシステムを構築していくのが,私は新潟市のやるべき今後の姿だと思っていますが,どうでしょうか。
◎新階寛恭
都市政策部長 おっしゃるとおり直すべきものをきちんと直していくという姿勢で取り組んでいきたいと思っています。
◆
飯塚孝子 委員 第6回の事業評価委員会がいつ行われたかが1つと,定期的に行われるペースがどれぐらいかということと,このメンバーで地元の方は今商工会と青年会議所,あと自治協議会会長会議,それ以外に地元選出の方は誰かを教えていただきたいのと,評価委員の選任は公募という仕組みはないのかを確認したいのですが。
◎西山富也
都市交通政策課長 まず,今回の中間評価をいただきました委員会の開催の日時ですが,昨年12月14日に開催しています。評価委員会の開催の間隔ですが,これまでまず開業前に1回,その後,開業後の年の年内にも1回開催しました。その後,1年目の評価というところで開催して,その後は2年目の評価,今回の中間評価という形で開催したところです。ですので,基本的には年1回開催したところです。あとメンバーですが,今回公募委員はいらっしゃいません。
◆
飯塚孝子 委員 学識経験者はみんな新潟市外の方でしょうか,どういう構成ですか。
◎西山富也
都市交通政策課長 学識経験者というくくりの中ではお三方ありますが,まず谷口委員ですが,こちら筑波大学の教授です。大串委員は,現在は愛知の大学に移られていますが,設立当初は新潟大学に在籍されていた方です。鈴木委員は,交通ジャーナリストという肩書ですが,東京にお住まいになられている方です。
◆
飯塚孝子 委員 ほかはみんな市内の選出者ですか。
◎西山富也
都市交通政策課長 そのほかの委員については,全て新潟市の方です。ただ,住所まで正確に把握していませんので,新潟の方ということで答えさせていただきたいと思います。
◆皆川英二 委員 私もいろいろな意見はあるのですが,今ほど皆さんからいろいろな意見が出ましたが,正直言いまして机上の空論だけにはなってもらいたくないです。きょう出た意見は真摯に受けとめて,皆さんの責任ではないですよ,みんなの責任なのです。それを含めて何らかの形でこれをまとめて,もう一回我々を含めてどういう方法がいいのか,本当に大変な問題だと思うのです。私は北区ですが,いろいろな話を聞いています。本当に正直言っていい話は聞いていません。ただ,現にやってきたわけですから,市長も今後検討していくと言われるので,前向きな姿勢できょうの意見を,皆さん本当の真からの意見だと思いますので,机上の空論にならないように,私たちも当然これに対していろいろやっていくと思いますので,それを含めてまとめてもう一回またひとつやることを望んで私はこれで終わります。
○
深谷成信 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
都市交通政策課の報告を終わります。
次に,新潟駅
周辺整備事務所及び
道路計画課から新潟駅周辺の
拠点性強化について報告を受けます。新潟駅
周辺整備事務所長の報告の後,答弁は内容により
道路計画課長からもお願いします。
◎伊藤敏 新潟駅
周辺整備事務所長 先般国に対して要望してきました新潟駅周辺の
拠点性強化について報告します。
A3の概要図をごらんください。新潟駅周辺の整備については,
鉄道高架化事業,昨年4月15日に高架駅第1期開業を迎えています。左側の越後線の高架化が終了しています。引き続き第2期の工事に着手しており,右側の信越線と白新線の全面高架化に向けて工事を進めています。この越後線が高架化したことにより,
立体交差道路の
新潟鳥屋野線がことしの5月上旬,G20前に2車線で一部供用開始して,来年度中には4車線で全面供用する予定となっています。
そのほかに
立体交差道路の計画を緑色の点線で表示しています。新潟駅の西側,図面では左側になりますが,新潟駅西線,新潟駅の東側,図面では右側になりますが,新潟駅東線と東跨線橋の明石紫竹山線の3路線あります。こちらの路線ですが,いまだ進捗率が十分でない状況のため,さらなる促進が求められているところです。
そのほかに幹線道路として整備を進めている,下側の紫色の線,通称笹出線は,
出来島上木戸線と,整備済みの南口広場から黒い太線でつながっています。これは弁天線,あともう一個左側になりますが,
新潟鳥屋野線と接している少し細い線,駅南線は整備済みです。
また,その他の整備については,整備済みの南口広場,整備を進めています万代広場と高架下広場などがあります。これらの事業については,現在国からの支援をいただいて,実施しているところです。
さらに,市内中心部の混雑緩和に向けて都心部と迂回する外側のネットワークとして,図面でいうと右側になりますが,グレーの太線で表示してあります万代島ルート線の整備を国が直轄事業として進めています。
本市としては,今後交流人口の拡大の視点から,幹線公共交通軸のさらなる強化や新潟駅周辺における交通結節機能の強化なども必要と考えています。このような中,新潟の拠点化とともに,中心部のにぎわいを取り戻すため,
連続立体交差事業を初めとした新潟駅周辺の整備を着実に進めていきたいと考え,これまで以上に国からの交付金,補助金などの支援とあわせて,国の直轄事業による支援についても,2月13日市長とともに国土交通省にお願いしてきたものです。配付した要望書と新潟日報の記事については,後ほどごらんいただければと思います。
○
深谷成信 委員長 ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。
◆
飯塚孝子 委員 私は,この逆の立場で,直轄事業が万代島ルート線を柳都大橋につなぐ必要はないという立場で国交省に交渉してきたのです。柳都大橋ができたことで逆に流出がむしろスムーズになって,どんどん江南区のモールに行く回数が多分ふえたのではないかという懸念を持っていて,そういう定住人口が動く,逆に流出しているという可能性もありますので,容易に直轄事業のさらなる進捗というか,進めることは,中原市長とは反対の立場なので,その点皆さんには意見として言っておきたいと思います。
○
深谷成信 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で新潟駅
周辺整備事務所及び
道路計画課の報告を終わります。
次に,
住環境政策課から指定専決に係る訴えの提起及び調停の申立てについて報告を受けます。
住環境政策課長より報告をお願いします。
◎落合秀也
住環境政策課長 指定専決に係る訴えの提起及び調停の申し立てについて報告します。
訴えの提起は,再三の催告にもかかわらず,家賃の納付がなく,法的手続に入る旨の通知を行っても無反応を続けるなど納付の意思が認められない長期滞納者に対して住宅の明け渡しと滞納金の支払いを求めるものです。このたびの相手方は,資料に記載の3名です。また,この訴えの提起については,必要に応じて上訴,和解,その他の必要な措置を行います。
調停の申し立ては,市営住宅家賃の催告に対して分割による納付の意思を示したものの,納付
計画どおりに履行されない長期滞納者に対して納付計画の実効性を法的に担保するために民事調停の申し立てを行うものです。このたびの相手方は,資料に記載の1名です。また,この調停の申し立てについては,不成立の場合には住宅の明け渡しと滞納金の支払いを求めるための訴えを提起し,必要に応じて上訴,和解,その他必要な措置を行います。滞納を繰り返す入居者に対しては文書や電話,訪問による催告を定期的に行い,必要に応じて分割納付の相談に応じたり,福祉の制度や担当窓口を案内したりするなど世帯の生活状況に応じた対応をしています。今後も滞納月数や滞納金額が増大することがないよう,適切に対応していきたいと考えています。
○
深谷成信 委員長 ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で
住環境政策課の報告を終わります。
次に,水道局から
浄水処理用凝集剤(
ポリ塩化アルミニウム)の入札談合に係るメーカーへの
損害賠償請求について報告を受けます。
水道局経理課長から報告をお願いします。
◎小柴謙
水道局経理課長 水道水の浄水処理に使用する凝集剤の入札談合にかかわるメーカーへの
損害賠償請求について報告します。
凝集剤は,川から取水した原水の中の細かな浮遊物質の凝集,沈殿を促す薬品で,水道局では半年ごとに納入業者を公募して,入札により調達しています。
1,経緯ですが,公正取引委員会は平成28年2月に,東北,北陸及び新潟の各地区に供給する
ポリ塩化アルミニウムのメーカーに対し,遅くとも平成23年から平成26年4月までの間,販売価格の低落防止を図る不当な行為があったとして,独占禁止法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を行いました。
水道局が公正取引委員会に依頼し,入手した資料によると,新潟地区では5社が排除措置命令を受けており,新潟市への納入においても不当な行為を行っていたことが明らかとなりました。このため,談合を行っていたと認められた期間に新潟市内の販売業者を通じて製品を納入した,資料に記載の3社に対し損害賠償を請求し,水道局が総額5,150万円余に加え,遅延損害金150万円余の支払いを受けたものです。
次に,資料左下の入札,契約にかかわる関係についてですが,水道局は薬品販売業者を対象に入札を実施し,納入契約を締結していますので,今回違反のあった製造と卸売をするメーカーとの間には直接の契約関係がありません。しかしながら,メーカーが卸売価格を不当にコントロールすることで間接的な金銭損害を受けたと推定されたため,水道局は各メーカーに賠償を求めたものです。
次に,2,経過です。排除措置命令以降,水道局は賠償請求の損害額の立証に必要となる証拠データを調査して,昨年の1月に水道局が試算した適正価格と不当にコントロールされていた納入価格との差額を支払うよう3社に対して求めました。各メーカーからは,直接謝罪を受けるとともに,責任については争いがなく,賠償に応じる姿勢を見せたことから,これまで順次交渉を進め,昨年末までに賠償額を確定し,先月までに賠償金の支払いを受けています。
続いて,3,
損害賠償請求額の内訳です。まず,ア,違反行為期間における市への製品納入状況です。水道局では,この薬品の購入を3種類に分けて半年ごとに入札を行っています。各メーカーの製品の納入状況などは表に記載のとおりですが,違反行為が行われていた3年間の当薬品の支払い額は,総額で計の欄,2億7,000万円余となっています。これに対し,イ,市が試算した適正価格は,各社の製品の適正な価格を販売会社の入札額などから調査,分析して,水道局が算出したものです。談合がなかったと仮定した場合の価格を求めることは不可能ですが,賠償請求を行うためには基準となる価格を立証する必要がありますので,水道局ではこれを適正価格として各社への請求の基準としました。これをもとに算出したものが,ウ,
損害賠償請求額です。3社に対して総額計6,009万円余を支払うよう求めています。結果は,エ,損害賠償同意額です。損害賠償額は,3社合計で5,150万円余となりました。
3社中2社は,水道局が算定した適正価格を基準とした額での合意となりましたが,多木化学については,損害額の算定において双方の主張に大きな差があったことから,水道局は弁護士に委任し,交渉を続けてきました。相手方からは,製品の原価計算に関する資料の提示を受けるとともに,薬品に関する市場状況に関する詳細な説明があり,一定の減額に応じるよう要請がありました。独占禁止法に基づく損害賠償の裁判例では,支払い額の5%から10%とされることがほとんどであり,またこの薬品に関する損害賠償についての他都市の例からしてみても高い水準であることから,弁護士とも相談して,和解条件としては妥当な水準と判断しました。
今後の対応などですが,これまでも談合などの防止のため,契約制度の改革を進めてきました。それでもなお直接の契約関係にある者が談合等の事実があった場合は,契約額の20%を求めることが水道局の全ての契約条項に明記してあります。しかしながら,今回のようにメーカーが価格をコントロールするなど,契約当事者以外の方から間接的な損害を受けた場合の対応は非常に難しいものがあります。特に水道用薬品は,メーカーも少なく,少数の業者が市場を独占している状況にあります。今後においても市民利益が損なわれることがないよう,製品価格の動向を注視していきたいと考えています。
○
深谷成信 委員長 ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 以上で水道局の報告を終わります。
以上で協議会を閉会します。(午前11:43)
(休 憩)
○
深谷成信 委員長 委員会を再開します。(午後3:30)
これより意見,要望,採決を行います。
お諮りします。意見,要望については,全議案を一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。
(異 議 な し)
○
深谷成信 委員長 そのように行います。
それでは,当委員会に付託された議案第150号関係部分,第154号及び第161号,以上3件について一括して意見をお願いします。
◆高橋哲也 委員 保守市民クラブを代表して,平成31年2月定例会において
環境建設常任委員会に付託されました平成30年度分の全議案に賛成の立場で,意見,要望はありません。
◆佐藤正人 委員 平成31年2月定例会において,平成30年度分の全議案に賛成です。意見,要望はありません。
◆
飯塚孝子 委員 日本共産党市議団を代表して,本委員会に付託されました議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分,議案第154号平成30年度新潟市下水道事業会計
補正予算,議案第161号契約の締結についての全議案に賛成します。その上で若干の意見,要望を申し上げます。
土木部
公園水辺課です。公園トイレの
バリアフリー化改修予定施設が18カ所中,地元住民との調整ができないことが理由で11カ所が次年度送りとなりました。全く着工していない行政区も4区もありました。また,阿賀野川河川敷公園トイレも
河川管理者との協議がおくれ,延伸となっています。公園トイレの
バリアフリー化は,住民福祉の増進に寄与する事業であることから,地元や
関係機関との協議は計画的に進め,年度内供用するべきです。早急に着工し,供用開始できるよう要望します。
次に,下水道部です。当初内示の管渠建設費等の減額で,予定していた長寿命化工事が中止されることとなりました。老朽化施設や管渠の耐震補強等は計画的に実施されるよう要望します。
◆渡辺和光 委員 民主にいがたです。平成31年2月定例会,
環境建設常任委員会に付託されました平成30年度分の議案について全て賛成し,意見,要望はありません。
◆栗原学 委員 新潟市政クラブは,平成31年2月定例会,
環境建設常任委員会に付託された平成30年度分の第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分,第154号新潟市下水道事業会計
補正予算及び議案第161号契約の締結についての3件,全議案に賛成です。
◆佐藤誠 委員 新潟市公明党を代表し,
環境建設常任委員会に付託された平成30年度分の全議案について賛成し,1点意見,要望を申し上げます。議案第150号平成30年度新潟市
一般会計補正予算関係部分,建築部
公共建築第1課の
公共建築物保全適正化推進事業について,危険
ブロック塀の撤去を追加して行おうとするもので,今後とも地震による倒壊,事故の未然防止へ危険な塀については早急に徹底されるよう取り組まれたい。
◆竹内功 委員 市民ネットにいがたを代表し,本委員会に付託された平成30年度分の全議案に賛成します。その上で意見,要望はありません。
○
深谷成信 委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
深谷成信 委員長 それでは,これより採決を行いますが,採決方法についてお諮りします。
採決についても,全議案を一括して行いたいと思いますが,御異議ありませんか。
(異 議 な し)
○
深谷成信 委員長 そのように行います。
それでは,議案第150号関係部分,第154号及び第161号,以上3件についてそれぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。
(賛成者挙手)
○
深谷成信 委員長 挙手全員です。したがって,本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で採決を終わります。
本日結論の出た案件については,会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し,議長に提出したいと思います。
次に,
委員長報告の内容,項目について御協議いただくため,
委員間討議を行いたいと思います。
委員の皆様から御意見がありましたらお願いします。
(な し)
○
深谷成信 委員長 それでは,御意見がないようですので,以上で
委員長報告についての
委員間討議を終わります。
以上で本日の日程を終了し,委員会を閉会します。(午後3:35)...