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  1. 生駒市議会 2018-04-13
    平成30年第2回臨時会(第2号) 本文 開催日:2018年04月13日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から平成30年生駒市議会第2回臨時会再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程議事日程のとおりとなりますので、ご了承願います。  昨日の本会議散会後に互選いただきました議員定数に関する特別委員会委員長と副委員長を報告いたします。  委員長樋口清士議員、副委員長に白本和久議員。  以上で、議員定数に関する特別委員会の正副委員長の互選の結果報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 議案第41号 生駒市議会議員定数を定める条例の一部を改正する条例の制               定について 3 ◯中谷尚敬議長 日程第1、議案第41号、生駒市議会議員定数を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、過日、市長議案提案理由説明を受けたとおりでございます。  本案について、条例改正請求代表者意見を述べる機会を与えます。  なお、この際、条例改正請求代表者に申し上げます。意見を述べる時間は30分以内ですので、厳守願います。  また、傍聴人に申し上げます。傍聴規則第10条の規定により、議場における言論に対して、拍手その他の方法により公然と批判を加え、又は可否を表明すること、並びに私語又は談笑し、議事を妨害する行為は禁止されておりますので、あらかじめ注意いたします。  それでは、3名の条例改正請求者を代表して、渡邉義晃さんの発言を許可します。  条例改正請求代表者渡邉義晃さん。
                 (条例改正請求代表者 渡邉義晃さん 登壇) 4 ◯渡邉義晃条例改正請求代表者 請求代表者渡邉でございます。  地方自治法第74条に基づき、これより意見陳述をいたします。しばらくの間、お付き合い、お願いいたします。  今回の直接請求は、本市議員定数を24名から22名に2名減らすよう条例改正を求めるものであります。  平成26年6月に制定された議会基本条例第17条第2項には、議会は、定数を変更しようとするときは市の現状課題及び行政需要地方自治制度動向並びに市民意見考慮するものとすると明記されております。  現行の議員定数24名から2名削減して22名にすることについて、議会基本条例第17条第2項の四つの項目に照らし合わせてみますと、一つ目の市の現状については、業務の外部委託指定管理者制度導入削減可能な予算削減など、市は行財政改革に取り組んできた結果、経常収支比率が少しずつ改善しました。ただし、平成28年度の資料では91.1%。これは、横断歩道信号に例えるならば赤信号に変わる直前の黄信号が点滅しているという状態になっております。これは、行政改革に前向きに取り組んできた結果で、徐々に改善してきたものでございます。一方、議会は4年連続の議員期末手当引上げを可決し、保険料の半額を自治体に負担させる地方議会議員厚生年金への加入を求める意見書を採択するなどしています。これでは、議会行財政改革に協力していると市民に胸を張って言えるのでしょうか。  二つ目課題及び行政需要については、更なる少子高齢化の進行や労働人口減少等による税収減社会保障費増加等に対応した最小の経費で最大の効果を図る一層の行財政改革にいかに取り組んでいくかが将来を見据えた課題及び行政需要となっております。行財政改革は、言わば大阪環状線のレール点検のようなものです。これで終わりということはありません。  三つ目地方自治制度動向については、奈良県の本市周辺自治体は自ら議員定数削減を断行した自治体が多くなりましたが、議員定数削減により市民サービス低下したとか、市民意見を吸い上げられなくなったなどの意見は聞いたことがありません。これについては後ほど調査結果がございます。  四つ目市民意見については、今回の議員定数削減の直接請求において、直接請求に必要な署名数である有権者の50分の1の倍以上の署名が集まった事実は簡単に見過ごしてはならず、重く受け止めるべきであります。市長にも意見書の中で、請求の持つ意義の重さを真摯に受け止めておりますと述べていただいております。直接請求法定署名は非常にハードルの高いものでございます。そう簡単にできるものではございません。  以上、議会基本条例が定めている考慮、検討すべき事項に沿って個別総合的に考慮、検討すると、議員定数削減することが妥当となります。  なお、私たちは3名以上の削減も可能と判断いたしておりますが、一気に削減することは不安を感じる議員さんもおられることに配慮して、まずは2名削減を求めることといたしました。  さて、議員定数削減に当たっては、それが市民意思や多様な意見行政議会に届けることに影響はないのかということも考慮、検討しなければなりませんが、現在の本市では、1、市民自治基本条例、2、パブリックコメント、3、附属機関及び懇談会等への市民参加、4、行政機関へのメールでの意見、問合せ、5、インターネットモニター、6、タウンミーティング、7、市長へのメール、8、市民意見箱(ききみみポスト)、9、市民政策提案制度、10、議会市民懇談会、11、陳情委員会審査制度等々の、市民意思行政議会に届ける数多くの多様なチャンネルが導入・設置され、予算編成過程公表等行政情報提供が推進され、情報公開制度が充実する中で利用、活用されています。これだけの市と市民を直接に結ぶパイプが出来ています。議員定数2名の削減があったとしても、これらのパイプを通じて、市民意思、多様な意見行政議会に届けることが十分にでき、議員定数を2名削減しても行政サービス低下を何らもたらさず、十分にやっていけるものと思います。なお、実際に本市では既に先行して22名の議員での議会運営がなされております。  さて、ここで、議員定数を2名削減しても大丈夫であることの根拠を補強する資料を、僣越ながら、ご提供いたします。  この4月10日、奈良県内議員定数削減を行った各自治体議会事務局に聞き取り調査を実施いたしました。  聞き取り調査の内容は五つございます。一つ議員定数削減されたことで市民の多様な意見が反映されなくなりましたか。2、それにより行政サービス低下がありましたか。3、各委員会運営支障が出ましたか。4、削減により何か不都合なことが起きましたか。5、市民からの苦情がありましたか。以上の5点についてお聞きしましたところ、次のようでございました。  桜井市では平成19年4月、約10年前です。20名から16名に4名削減削減根拠は他市との合併不調から来る行財政改革削減後、何ら問題が起きていない。  大和高田市では平成19年、これも10年前です。20名から18名に2名削減削減根拠財政難を乗り切るために全ての部門で行政改革を行ったこと。削減後、何ら問題が起きていない。市民からの苦情もない。  葛城市では平成24年に18名から15名に3名削減削減根拠は、これも行財政改革でございます。削減後、何ら問題が起きていない。議会事務局では苦情を把握していない。  香芝市では平成25年に18名から16名に2名削減削減根拠行財政改革。不都合なことは全く起きていない。  大和郡山市では平成25年に議決があり、平成27年の選挙から、24名から22名に取りあえず2名削減。これは、いずれ20名にしていく経過的措置であると説明がありました。何ら問題も起きておりませんという回答でございます。  そして、天理市では、20名から18名に2名削減した後、平成29年6月には、次回選挙より16名にすることを議決しております。削減根拠は市の人口減から来る財政難への対応。削減後、市民からの苦情もなく、何らの問題も起きていない。委員会運営支障が起きていない。こういう回答を頂きました。  このように、調査した全ての自治体に非常に好意的に回答していただいた結果、2名から4名程度の定数削減では、五つの質問事項全てにおいて何ら問題や不都合な点が起きていないことが判明しました。市民の多様な意見が反映されなくなるといった意見は全くの杞憂であることが分かりました。請願・陳情も今までどおりに出ていますと各議会事務局に答えていただきました。  つまるところ、議員定数削減により議会運営は何ら支障を来していないということが分かりました。調査の結果、生駒市でも、議員定数削減しても議会運営には何ら支障を来すことがないということが確信できました。  市長意見書にも記載のとおり、議員定数本市を下回る類似団体の方が上回るそれより多くなっています。そのことも、本市では議員定数削減できることを示しています。  以上の理由根拠により、本市議員定数を2名削減していただくことを求めます。  議会の力は議員の数によって決まるのではなく、議員に必要な資質がどれだけ発揮されるかで決まります。議員定数削減すると同時に、議員に必要な資質を高め、発揮していただくことをお願いいたします。  最後に、今回、臨時議会を開催して、議員定数削減する条例改正案をご審議いただくこと、議員皆様方に深く感謝いたします。また、議会での意見陳述機会をお与えいただきましたこと、誠にありがとうございました。 5 ◯中谷尚敬議長 発言は終わりました。  条例改正請求代表者渡邉義晃さんにおかれましては、ご退場願います。              (条例改正請求代表者 渡邉義晃さん 退場) 6 ◯中谷尚敬議長 本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本案は、お手元に配布いたしております議案審査付託表のとおり、議員定数に関する特別委員会審査を付託いたします。  暫時休憩いたします。              午前10時15分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時0分 再開 7 ◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  議員定数に関する特別委員会委員長から、会議規則第108条の規定に基づき、閉会中の継続審査申出書が提出されております。  お諮りいたします。  この際、議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 8 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~   追加日程第1 議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査について 9 ◯中谷尚敬議長 追加日程第1、議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査については、ただ今配布いたしました閉会継続審査申出一覧表のとおりとすることにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 10 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議員定数に関する特別委員会閉会中における継続審査については一覧表のとおりとすることに決定いたしました。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  よって、今臨時会はこれにて閉会したいと思います。  閉会に当たり、市長から挨拶がございます。  小紫雅史市長。              (小紫雅史市長 登壇) 11 ◯小紫雅史市長 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本臨時会で提案いたしました議案第41号につきましては、先ほどのご議決により、継続して審査をされるということになりました。今後、特別委員会におきまして本案に対する議員各位の活発なご議論をお願いするとともに、市行政の発展に一層のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 12 ◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。  これにて平成30年生駒市議会第2回臨時会閉会いたします。              午前11時3分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               生駒市議会議長   中 谷 尚 敬               署 名 議 員   沢 田 かおる                  〃      西 山 洋 竜                  〃      惠比須 幹 夫 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....