大和高田市議会 2001-03-01 平成13年3月定例会(第1号) 本文
その10 雨水対策について 本市は、立地的に雨に弱いまちを雨に強いまちにと、平成10年度より進めてまいりました「総合雨水対策基本計画」が平成12年度末をもって完了することから、計画に基づき順次改善を図るべく、本年度は、西代地区内水路の改修に伴います所要の措置を講じるとともに、築山都市下水路下流部分につきましては、県当局のご支援により、本年度末の完成を目指すものであります。
その10 雨水対策について 本市は、立地的に雨に弱いまちを雨に強いまちにと、平成10年度より進めてまいりました「総合雨水対策基本計画」が平成12年度末をもって完了することから、計画に基づき順次改善を図るべく、本年度は、西代地区内水路の改修に伴います所要の措置を講じるとともに、築山都市下水路下流部分につきましては、県当局のご支援により、本年度末の完成を目指すものであります。
ところで、奈良県では、八二年八月の集中豪雨による大水害を教訓に、建設省と県、関係市町村が協力して大和川流域総合治水対策協議会をつくり、大和川とその支川の河川改修や雨水貯留施設の設置、ため池の治水利用などの対策をとってきました。八二年の水害が無計画な乱開発が大きな要因だったことから、一定規模以上の開発には調整池を義務づける措置もとられるようになりました。
委員から、雨水計画とは別に、現在まで被害をこうむっている地域の市独自の今後の対応について質され、理事者から浸水計画について、まず雨水計画で都市計画法に基づく都市計画決定を受けるべく県の下水道課と協議中であり、秋には都市計画案の縦覧を経て都市計画審議会に諮り、都市計画決定を行いたいと考えている。緊急性のある地域は、市の水路改修工事、維持工事等で浸水を防除していくとの答弁がありました。
次に、浸水対策について質問があり、理事者より、昨年九月の集中豪雨による浸水被害については、現状を調査し、緊急を要する下水道管渠工事、水路整備等を実施してきたところである。十二年度においても、管渠工事等を実施するとともに、合流区域については、排水管の系統、流量等を全体的に調査、検討し、改善を図っていきたい。
スポーツ公園構想には、自然公園、雨水排水あるいは地域の生活基盤にかかわる美濃園いわゆる焼却場等の問題がいろいろ絡んでいるわけでありますけれども、積極的にこういった問題については、いろいろと話し合いをしながらこの構想について一日も早くこういった問題の建設のために努力をする、こういうことでございます。
また道路公団では配水管のしゅんせつを実施いたしました。なお、藤田製作所の用地買収が完了しますと水路のつけかえ、水路の新設など道路公団において施工することになっています。 次に、西名阪料金所工事の関係で、松原本線料金所は現在7ブースが平成12年末ごろには9ブースとして完成予定です。柏原本線料金所については11ブースとして完成しています。
一点目は、市道やすらぎの道と県道木津横田線に、本市を南北に貫く雨水管を設置するなど、抜本的な雨水対策に取り組む考えはありませんか。二つ目は、都市の保水機能を回復するための施策について、この地域の公園や学校などに一時貯水できるための機能を持たせるなど、施設整備が必要と考えますが、市長の考えをお聞かせください。三点目は、緊急用土のうの不足など、今回の水害は多くの課題を残しました。
また、本議会に、本線工事に伴う近鉄南大阪線下の排水管の改修工事を行いたく、補正予算をお願いいたしておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、公共下水道事業についてでありますが、市民が健康で快適な文化生活をするために、下水道事業はなくてはならないものであります。
水道事業会計ですが、耐震型貯水槽の新たな設置や老朽管の布設替え、また有収率の向上など努力されていることはよく承知しています。そして、一番苦しい一般会計から老朽管の布設替えの費用相当分を繰り入れしていただいております。しかし、企業会計としては単年度で1億1,498万円の赤字であります。本来ならばこの耐震型貯水槽の建設費も一般会計で賄うべきものだと考えます。
また委員から、住民の方が梅雨時期を迎え、水害を危惧されており、五位堂駅前北西地区土地区画整理事業と関連して、全体的な葛下川の雨水の対策は、何年したらできるか質され、理事者から、下田集落地区の葛下川は、県の高田土木事務所及び産業建設部が説明会を行い、現在一部補償交渉等に着手している。下田の国道165号線から合流点までの間を改修できれば、水害についての一定の調整はできると思う。
さらに、本市がおかれている地理的・立地的条件から、雨水排水施設とともに、都市環境づくりの根幹事業として、必要不可欠なものであります。
委員より「ため池工事について、雨水対策、洪水対策を含めての話し合いは進めてもらっているのか。」との問いに、担当者は「農政課と十分協議した中で進めていきたい。」と答弁されました。 次に、第7款商工費における補償補てん及び賠償金についてであります。委員より「融資枠、返済期限等、一歩踏み込んだ施策や地場産業の活性化の考えはあるのか。」との問いに、担当者は「融資額及び期間については、拡大している。」
次に、公共下水道につきましては、本年度の補助事業として第3処理分区の主要幹線であります五位堂第1汚水幹線について、工事延長約290メートルを管径200ミリから900ミリでミニシールド工法、推進工法及び開削工法により、施工いたしたく株式会社奥村組と仮契約を締結いたしました。
また、香芝市雨水計画につきましては、平成9年度補正でお願いしたわけでございますが、それから10年度に完成をさせたいと、このように思っております。続きまして、都市計画決定の諸手続に入ってこの事業を推進してまいりたいと、かように思っております。 また、市が行う道路新設改良や道路維持並びに河川改修につきましては、市民の日常生活を支え、地域の活性化を図る上で必要不可欠なものでございます。
また、委員から、雨水計画等策定の事業年度、調査内容、目標について質され、雨水計画の事業年度については、本年度と来年度の2ケ年であり、また、調査内容については、道路状況、河川水路状況、土地利用計画、短時間降雨データの収集と整理、排水系の整理、河川等の現況と改修計画、雨水施設の概算事業費の算出までの基本調査である。
最後に、中水道(雨水)の利用についてでありますが。東京墨田区では雨水の有効利用を積極的に推進しております。大相撲でにぎわう国技館も雨水を利用しています。国技館の8,360平米の広い屋根で集められた雨水は、まず沈殿用のタンクに入り、次にろ過機を経て1,000トンの容量の地下タンクに埋められます。それが水洗トイレ、掃除用、冷房用を初め植物への水、積雪時の屋根への散水と幅広く使われています。
また、委員から池を埋め立てるにはどのような土を使うのか、また池に入れるヒューム管の口径について、また進入道路については擁壁をし、舗装を考えているのかと質されたのであります。池に入れる土は山土であり、ヒューム管の口径については200ミリと300ミリである。また、進入道路については現状のままであるとの答弁がありました。