大和郡山市議会 2013-03-21 03月21日-05号
平成23年度の厚生労働省研究班による「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」の報告書に、「交通事故を含め外傷による脳脊髄液の漏れは決して稀ではない」と明記され、このことにより外傷による髄液漏れはあり得ないとの医学界の常識を覆す結果となった。
平成23年度の厚生労働省研究班による「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」の報告書に、「交通事故を含め外傷による脳脊髄液の漏れは決して稀ではない」と明記され、このことにより外傷による髄液漏れはあり得ないとの医学界の常識を覆す結果となった。
平成二十三年度の厚生労働省研究班による「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」の報告書に、「交通事故を含め外傷による脳脊髄液の漏れは決して稀ではない」と明記され、このことにより外傷による髄液漏れはあり得ないとの医学界の常識を覆す結果となった。
脳脊髄液減少症ガイドライン2007では、脳脊髄液腔から脳脊髄液(髄液)が持続的ないし断続的に漏出することによって脳脊髄液が減少し、頭痛、頸部痛、めまい、耳鳴り、視機能障がい、倦怠など様々な症状を呈する疾患であると定義されています。
細菌性髄膜炎の症状は、発熱や頭痛、嘔吐で始まり、初めは風邪などの軽い病気と区別がつきにくく、髄膜炎かどうかは脊髄に針を刺して採取した髄液で診断しますが、原因の菌を特定するまでに数日かかることもあり髄液検査は簡単にはできず、開業医が初診で髄膜炎と確定診断するのは事実上難しい現状があります。 細菌性髄膜炎は予防が最大の決め手であり、ワクチン効果は高いとされています。
髄膜炎かどうかは、脊髄に針を刺して採取した髄液で診断しますが、この髄液検査が簡単にはできず、開業医が初診で髄膜炎と診断するのは不可能ですし、原因菌を特定するまでに数日かかり、早期発見は今の医学水準では困難で、重症化するまで診断が難しいケースがほとんどです。