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令和 3年第3回定例会(第4号 9月14日)

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  1. 広陵町議会 2021-09-14
    令和 3年第3回定例会(第4号 9月14日)


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    令和 3年第3回定例会(第4号 9月14日)             令和3年第3回広陵町議会定例会会議録(4日目)                  令和3年9月14日               令和3年9月14日広陵町議会               第3回定例会会議録(4日目)  令和3年9月14日広陵町議会第3回定例会(4日目)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、14名で次のとおりである。    1番  坂 口 友 良          2番  堀 川 季 延    3番  千 北 慎 也          4番  山 田 美津代    5番  笹 井 由 明          6番  山 村 美咲子    7番  坂 野 佳 宏          8番  谷   禎 一
       9番  吉 村 裕 之(議長)     10番  吉 村 眞弓美   11番  岡 本 晃 隆         12番  青 木 義 勝   13番  岡 橋 庄 次         14番  八 尾 春 雄(副議長) 2 欠席議員は、なし 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  山 村 吉 由     副  町  長  松 井 宏 之   教  育  長  植 村 佳 央     理事兼事業部長  中 川   保   まちづくり政策監 中 村 賢 一     企 画 部 長  奥 田 育 裕   総 務 部 長  吉 田 英 史     福 祉 部 長  北 橋 美智代   生 活 部 長  小 原   薫     教育委員会事務局長                                 池 端 徳 隆   事業部次長    栗 山 ゆかり     事業部次長    田 村   猛 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   鎌 田 将 二   書     記  松 本 貴 子     書     記  島 田 剛 至 ○議長(吉村裕之君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。     (A.M. 9:59開会) 日程番号      付 議 事 件 1  一般質問 ○議長(吉村裕之君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  それでは、日程1番、一般質問を行います。  9月13日の一般質問に続き、12番、青木義勝議員の発言を許します。  12番、青木議員! ○12番(青木義勝君) 皆さん、おはようございます。12番の青木でございます。吉村議長の御指名により一般質問をします。余談でお許しを願いたいと思いますが、まだ前哨段階の自民党の総裁選挙でございますが、1位は誰や2位は誰や、決選投票は誰と誰が勝つのかとか、私たち部外者にとっては、全く騒がしいだけでございます。国民の一番の心配事のコロナ対策は駄目だと言われてやめると言われた菅総理に任せて、次の総理を目指す方々は、総裁選に傾注中です。本町選挙区選出の高市前総務大臣が総裁選で勝利をされれば、県はもちろん初の女性総理の誕生となり大いに期待はしております。どなた様においてもコロナ対策の鎮静化とともに、経済再生に全力で取り組んでいただき、そして成果を示していただきたい。よろしくお願いしたいと思います。  それでは、質問に入ります。  質問事項1、竹取公園にぎわい創出基本計画の件でございます。  これについては、以前も説明を受けましたが、新聞報道でもあったので、基本計画策定段階でございますが、あえて質問することで議会録画中継及び議会だより等で町民に早期の周知の一助となると思い、質問をします。県と町が連携で竹取公園周辺まちづくりを推進するために、基本計画を策定され、全体の名称を花讃道プロジェクトとしてハード・ソフト両面にぎわい創出地域資源の活用などに取り組む計画で、今後5年以内の完了を目指しているということで、そして将来的な取組も盛り込んであり、地域住民民間事業者、県や町など行政との協働により地域活性化を目指す基本計画と認識をして、私も同感でございますので、期待をしております。コロナ禍で疲弊をした昨今ですが、花讃道という明るく、美しく、安らぎの計画が実現すれば、町のさらなる活性化のカンフル剤となると思いますが、当然町民及び来場者に名称どおりの実感としていただく内容が当然不可欠と思います。しかし、懸念するのは、コロナ禍がある程度鎮静化をし、平常時ともなれば、今まで同様、かぐや姫まつり等イベント時は駐車場不足などにより交通渋滞などで混雑をしていましたが、計画では、馬見花讃道となる上田部奥鳥井線車線減少となった場合の交通安全の対応についても心配をしておりますので伺いたいと思います。  そして関連事項として、多少のデメリットの懸念もあると思いますが、この計画とともに企業誘致にも伴い、人と物とお金が回れば、新たなる文化も創生されると思います。花讃道計画を見込んで、以下の事業の実現度を上げるために早い段階ですが、要望をします。適時点での実施を求めます。  ①唯一の鉄道箸尾駅から徒歩で、教行寺、そして大福寺、そして来春開業予定の長龍酒造会社の憩いのゾーン、高田川の堤の桜並木とか花、そして馬見丘陵公園、そして花讃道を通って竹取公園に着くというミニ観光ルートの案内板をかぐやちゃんを案内人としたイラストで分かりやすくかわいい案内板の設置をお願いしたいと思います。  ②箸尾駅から直接アクセスできるバス停の設置をということです。これは後で2回目で話をします。  ③量販店、これ堀川議員も質問されたこともあると思いますが、量販店、カインズの出店が頓挫したわけですね。馬見花讃道沿いの場所でもあり、当時の地権者等の大方の理解があったと聞いていましたので、同様な民間事業での活用を当局として全面的に推進、協力、支援が必要と思いますが、いかがでしょうか。誘致することが可能であるのか、調査、研究をしていただきたいと思います。  ⑤においては、通告をしてませんが、追加しますので、よろしくお願いします。  箸尾駅にレンタサイクルの設置を。この件は、平成28年9月議会で質問をし、設置に向けて研究することと答弁があり、同時に質問したかぐやちゃんの像の設置は実現をしました。この件についても、花讃道計画に合わせて適時の実施を求めます。本町にマッチをしたシステムづくりは研究をしていただきたいと思いますので、以上で演壇からの質問とさせていただきます。ありがとうございました。                   (不規則発言) ○12番(青木義勝君) すみません、議長。  ④これ以前にも提案をしたことがありますが、馬見古墳群公園を一望できる民間の商業施設ですよ、民間事業者が建設をして、経営もすると、こういうやり方のことで一つ県とともに連携して協力していただいて、民間の施設の誘致を可能か可能でないのかも踏まえて大いに研究をして、実現の方向に持っていっていただきたい。というのは、やはりそれをやることによって、民間資本でやるわけですから、税金を投入するということはあまりないわけ。ただし、土地については県といろいろ協議しないかんと思いますので、その辺をよろしくお願いいたします。  それでは、大変失礼をいたしましたが、お許しを願いまして、演壇からの質問といたします。ありがとうございます。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁お願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 青木議員さんの竹取公園にぎわい創出基本計画について、御質問いただきましたので、答弁を申し上げます。  まず一つ目の町の観光ルートにつきましては、令和元年度に国の「地方創生推進交付金」や県の「もっと良くなる奈良県市町村応援補助金」を活用して、リニューアル作成いたしました「歴史とロマンかぐや姫の里・広陵町ウォーキングマップ」におきまして、歴史散策コースと古墳めぐりコースを設定しております。  歴史散策コースは、近鉄松塚駅と箸尾駅をつなぐ南北の約9キロメートルのコースで、百済寺、広瀬与楽寺、教行寺など歴史ある寺院をめぐります。  古墳めぐりコースは、さわやかホールから竹取公園、かつらぎの道を経て近鉄五位堂駅に至るコースで、名前のとおり新木山古墳三吉石塚古墳巣山古墳牧野古墳などをめぐる約8キロメートルのコースとなります。さわやかホールへのアクセスは、箸尾駅と近鉄大和高田駅から広陵元気号の利用を案内しております。  両コースに設置いたしました14か所の案内看板を番号順にたどると、かぐや姫の物語になります。また、案内看板にあるQRコードを読み込むと広陵町クイズが出題される工夫もしており、令和2年度には、来町者の増加と、町内飲食店消費喚起を促すことを目的として、一般社団法人広陵産業総合振興機構なりわい」やボランティアガイドとともにウォーキングイベントを開催する準備をしておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実現には至っておりません。  議員から御要望いただきました箸尾駅と竹取公園をつなぐ観光周遊ルートにつきましては、教行寺や大福寺などの文化財や、箸尾城趾櫛玉比女命神社など、歴史散策コース歴史遺産があり、はしお元気村マルシェがリニューアルオープンしたことや長龍酒造の憩いのゾーンの整備も始まることなど、今後、さらにポテンシャルを高めることができることから、アフターコロナイベント開催に向けたルート設定を検討してまいります。  また、箸尾駅前にある案内看板につきましても、かぐやちゃんが案内人となったデザインでのリニューアルを検討してまいります。  次に、箸尾駅から竹取公園に直接アクセスできるバス停の設置についてでございますが、現在、広陵元気号北部支線におきまして、箸尾駅から竹取公園北口までのルートで、午前・午後の往復2便を運行しております。今後、花讃道プロジェクトによる新たなにぎわい施設等の整備など、具体的な取組の進捗状況を見ながら、運行ルート等の検討を行う必要があると考えております。  次に、民間事業者の誘致について、町としても全面的に推進の協力支援が必要ではないかとの御質問でございますが、株式会社カインズにつきましては、事業を中止、進出を断念されることとなりましたが、当該地につきましては、県道大和高田斑鳩線町道上田部奥鳥井線との交通結節点であり、また、県営の馬見丘陵公園や竹取公園に近接する地域で集客力もあることから、まちづくりにおきまして、非常にポテンシャルの高いエリアであると認識しております。このことから、本町といたしましては、地域の魅力向上及び生活利便性の向上を図るため、進出を検討される民間事業者との対話を重ねながら、誘致を行ってまいりたいと考えております。  最後に、古墳群公園を一望できる民間の商業施設を県と町との連携での誘致の可能性についてでございますが、竹取公園周辺地区まちづくり基本計画にも掲げました、公園や古墳などの地域資源を生かした新たなにぎわい創出を図るため、引き続き県と連携を取りながら、民間活力による誘致の可能性について研究してまいりたいと考えております。  追加で御質問いただきましたレンタサイクルの検討については、担当のほうで検討はいたしておりますので、また後ほど2回目の質問の中でお答えいたしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  青木議員! ○12番(青木義勝君) 優しい答弁、感謝をいたします。  それでは、2回目の質問に入りたいと思います。  花讃道プロジェクトのことですが、このような件は、我々年寄りは5年、10年先のことは預かり知らぬことと思いますが、今を知る者が将来を語るべしと私自身勝手に解釈をしておりますので、あえて申し上げております。よろしくお願いをします。  花讃道プロジェクト計画地域住民と協働で仕組みや体制づくりを検討するとあるので、各年度の進捗状況や適時点に周知及び意見聴取の当然手段は必要と思いますので、それについて説明を求めたいと思います。  そして計画実現時の想定される混雑時の馬見竹取の両讃道及び周辺の人流や車の増加に伴う安全対策の対応策についても伺いたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(吉村裕之君) 中川理事! ○理事兼事業部長(中川 保君) 花讃道プロジェクトでは、年次年次で目標を掲げて順次作業を進めていくということになってございます。現在は、その年次に向けていろいろ補助事業を導入していかなければならないということも考えておりまして、そういった部分で、県、あるいは国の関係機関と協議をさせていただいているところです。なかなかうまく使える交付金事業が見つからないという状況もございますので、我々としても苦労しているところではあります。ただ、年次計画に沿ってそれぞれの計画づくりは進めていきたいと考えております。いろいろメニューを書かせていただいておりますけれども、全て決定したものではないので、これから勉強してつくり上げていくと、皆さんと話し合いながらやっていくということになります。ですので、花讃道ということで歩行者を優先したにぎわいのある道づくりを考えておりますけれども、その部分についても交通量等を調べてどこまでできるかというのを具体的に絞り込んで考えていきたいと思っています。ですので、そういった部分を含めてまだ未決定という部分はございますけれども、安全を確認しながら4車線を2車線にするといったちょっと大胆な計画も打ち出させていただいている部分もございますので、そういった部分も調査しながら進めたいと考えております。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 理事、何でこういう質問を、まだ早いという感覚があるかも分かりません。しかし役所というのか、公の仕事というのは大体決まってしまったら動かんわけですわね。そやから周辺の住民、町民の意見も当然聞く、協働でということは頭言葉になっているわけですから、あえて早い段階で言うべきもの、要望すべきものは言うておかな、ぱぱぱぱっと終わってしまったら、形としてセレモニー的にはいろいろそういうようなことはされますが、しかしほとんどは決まってしまったらこのままというのが私の経験で何回もしてますので、あえて早い目にかたまらんまでに計画段階でいろいろな意見の周知をやっていただきたいと。それこそ周辺住民との協働の作業であると、プロジェクトであるということになっていると思いますので、その辺であえて申し上げたということで理解をしていただきたいし、そのような方法で手段をどういう形で住民の意見を集約していくとか、方法については慣れていると思いますのでよろしくお願いいたします。そういう意味で質問をしたと、こういうことでございます。  交通安全のことは当然のことですからね、しかし、人流が増える。今、コロナで人流を止めとけということですけど、将来は人流を増やさな何のためにしてるんか分からんへんわけや。誰も来ないならお店を出しても売れないということやから、人流が増える、車の行き来が増える、通行料が増える。それを見込んでの計画やからね。そんなんにならへんのやったら止めといたほうがええわけや。そういう意味で総合的に対応のために、また一番大事なことは周辺住民を巻き込むということやと思いますので、それを頭に入れてよろしくお願いします。  それでは、花讃道計画を見込んでの要望の件でございます。  ①箸尾駅から竹取公園までのミニ観光ルートの設定、案内板の設置の件でございますが、かぐやちゃんのイメージに沿ったもの、もう少しかぐやちゃんがちょっと低い。駅から降りてきた人が視線が前に行ったときにかぐやちゃんのほうが低いからもうちょっと上げるべきやと、前から言うてたやつ、できたときから。そやけど考えると言うてくれてはってんけど、長いこと考えてもらっていると思いますけど、その辺もじっくり考慮していただきたいなと。そして、やはりかぐやちゃんと本当にどういう形で都度都度活用していくか。かぐやちゃんとともにと頭に入れて、かぐやちゃんは活動の道具じゃなしに、広陵町の観光のための共にやっている人やと、こういう解釈でやっていただきたいと思います。検討は的確に、そして迅速に、そして適時の設置をよろしくお願いいたします。この件に関して、次長ちょっとすみません。 ○議長(吉村裕之君) 栗山事業部次長! ○事業部次長栗山ゆかり君) 青木議員さんの御質問にお答えさせていただきます。  確かにかぐやちゃんは観光大使として使いながら広陵町の観光にやはり活躍していただくのが一番いいのかなというふうにも考えておりまして、このコロナの前はやはりなりわいができましたので、なりわいのほうでかぐやちゃんを使いながら、そういうプロジェクトをやりたいという申出も私どものほうにありましたけれども、今コロナ禍の中で、そういうところは全てちょっとストップしているのが現状でございます。これからコロナがあけてきまして、またこういう人流を広陵町のほうに人を呼んでこれるような状況になりましたら、かぐやちゃんの今後の使い方も考えながらやっていきたいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。  それと箸尾駅の駅前のかぐやちゃんの高さが低いということなんですけれども、今かぐやちゃんの像については3体今設置しております。役場と竹取公園と、それから箸尾駅というところになっております。高さについては、やはり一緒に写真のフォトスポットとして撮っていただくにはやはりあの高さがいいのではないかというような業者からの提案も頂いて、あの高さにしておりますので、ちょっとフォトスポットとして活用していただければと思いますので、ちょっと高さのほうは、ちょっとまた危険を伴うかも分かりませんので、ちょっとまた業者のほうとも話をしながら検討はさせていただきますが、できればあの高さでちょっと今のところは御辛抱いただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 私一人が言うてるん違うんや。結局お客さんが降りてきた人とかが、まずそれを言いはるからね、うっかり、ありましたかというような、見てもらうのが目的であるんやから、業者はいろいろ考えておっしゃったと思います。そやけどこっちが何のためにやっているんやと、次長、いつもあなたはそういう考えの人やと思っているからね、そこをしっかりとやっていただきたい。えらい莫大な金がかかるんじゃないわけで、上へ上げるだけやから台を置いて下を差し替えるだけの話やから、その辺もやっていただきたいなと、こう思うわけでございます。  そしてちょっと奥田部長に、このバス停の件を質問を、最初のやつでやりましたが、よう考えて、私も直接アクセスということを、ばしっと駅を降りてすぐ竹取公園花讃道と思ってそういう解釈をされたと思いますが、観光ルートのためのやつやから、それにあまりこだわらずに直接ダイレクトじゃなしにこだわらずにバスの車窓から楽しめることも踏まえたミニ観光ルートとしても、これを考慮して研究していただきたいなと、こういうことです。ちょっと部長その辺のことをお願いします。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) 青木議員のほうからはバス停の件でお尋ねをいただいております。答弁書に書かせていただきましたとおり、今現在は、元気号北部地点で午前・午後の往復2便ということでおっしゃっていただいていますように箸尾駅から竹取公園まで元気号に乗って移動していただくというところが一つの目的になっておりますので、議員が今おっしゃっていただいたような車窓から広陵町の例えば史跡を楽しんだりとか、町並みを見ていただくというような視点というのは少し今現在のルートではなっておらないのかなと思います。先ほどからおっしゃっていただいています花讃道プロジェクトが形になっていきまして、竹取公園の中ににぎわいの拠点というものができてくる中で、今現在は、箸尾駅からやはり竹取公園までどういう形で移動いただくか。そこでバスを利用、どういう形でバスに乗っていただくかというところで答弁のほうもさせていただいたわけですけれども、その間にそういったちょっと違う視点で、また観光の視点で楽しんでいただいて、目的地として竹取公園を選んでいただくというようなルート設定ができればというふうに考えております。  あと、やはり昨今は歩いて移動をしていただく、それを楽しむという方が増えておりますので、バスだけではなくて、駅からやはり竹取公園に歩いて楽しみながら移動いただくというようなところは、先ほどのルートの設定と併せて、バスのルートと、歩いてのルート地域振興課のほうとも一緒に協議を進めていい形で設定ができればというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 部長、もちろん歩いては、私も徒歩でと言ってるからな、しかし歩けない人もおるやろし、また高齢者の人もおるやろし、そういうことも踏まえてバスの活用もある。もう一つ何を言いたいかといったら、元気号は今は通院とか、通学とか、買い物とか、あるいは朝夕の通勤とか、これを目的としていると思います。ここに観光という位置づけをして、元気号のあいている時間、現実に必要な人が利用する以外の観光としての元気号の活用、もちろんそのことについては、料金の問題も踏まえてやはりそういう形での位置づけも私は元気号に加えるのが私は必要だと、こう思っているんです。明日、明後日じゃなしに、花讃道の計画が実施するということになれば、もっと手前からもやらなあかんけど、その意味で元気号の空気を運んでいるというような状態があれば、これを逆手にとって、将来観光のバスとしてもそういう考え方をもって、実施していただいたほうがいいんじゃないかなと。いろいろ便利が悪いとか、時間がかかり過ぎとかいろいろあります。そのことと同時に違った角度から元気号の活用を大いに考えていただきたい。これ部長、担当やと思うから奥田部長、この観光との組み合わせというのはどうかな。今現在の、将来でですよ、花讃道計画が実施されるということを踏まえて、観光としての位置づけをどう思いますか。遠慮なくおっしゃってください。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) 青木議員からは、元気号の運行につきまして、通勤・通学だけではなくて、観光、そういった目的での活用ということでお尋ねをいただいたところでございます。おっしゃっていただきましたように、現在の元気号は、住民の方への調査、アンケート等も通じまして、やはり通勤であるとか、それから買い物であるとか、また、通院ですね、そういったところを平日の午前中を中心に動かれる方が多いというようなところで一つ、結果として現れましたので、そういう方々をメインに今のルートを設置させていただいているところでございます。おっしゃっていただいていた観光という視点は、それ以外に一つ一つの広陵町にある観光資源自体がそこまで一つ一つが突出して珍しいものであるとかいうものではありませんので、なかなかその辺がちょっと弱いというところがありますので、元気号観光メインにというところでのこれまでの考え方というのは少し少なかったように思います。ただ、これが花讃道で竹取公園がそういうにぎわいの拠点として形となってきたときには、これはまた人の移動というところで変わってくるというふうに思っております。これを町の観光面で生かさない手は当然ないわけでございますので、そういった視点はしっかり取り入れて、ルートの再編というのは引き続き考えてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 私自身も長いこと生きてるからね、このまちで。観光資源についても観光協会の設置も提案したことあるけど、今言ってるそれに受け皿としての観光資源、有名なものはないんだというような当然考え方で今でもあると思います。それではあかんと私は思います。せっかく持てる資産をどういう形でPRさせていくのか。普通いうたら何でもないようなまちが何かの機会で全国の注目を浴びるということも当然あったわけ。それは偶然はないわ、しかけがあったと私は思います、そのまちには。民間の知恵も相当入っていると思います。今まで無名であったところが映画のロケになったとかいろいろ要素はあります。しかし、残念ながら「天使のいる図書館」のPRはまずかったと思っています。もったいなと思っています。あのような非常にいい企画もあり、また小芝さんというかわいい子を使っているわけやからね、男前も使っているんやけど。ところがどうもこっちのほうが発信力がなかったのかなと。あらゆる手は打ったと聞いてます。しかしそれも空振りに近かったと思います。そのことを踏まえて部長、これからもっと翼を広げて、本当に仕掛けはどうするんやということで、それに民間の知恵もほり込んでやるわけ。我々ではあかんし、またそんなん大変失礼やけど、役所の偉いさんでは無理やねん、そういうことは。と私は思っていますが、その辺のしっかり視点を変えて、翼を広げていきたい。何のために花讃道をやるんだと、こうなるわけですよ。そこを大いに理解をしていただきたいなと、あえて申し上げます。そういうことです。  ③カインズの件でございます。これは奥田部長、説明願いたいと思います。地権者、いわゆる世間、町民ですね、まちにおいても、眠れる資産の活用と思うので、私、前も言うた三方良しの価値観で民間商業施設の誘致の早期の取組を求めたいと思います。あの場所ですよ。馬見花讃道の沿線になるわけですから県道の高田斑鳩線の接続をするわけやから、その辺のことについて、ちょっと所見というのか、どのような考え方をもって開発、活用していきたいと思っておられるのか、将来も踏まえてちょっと部長、所見を聞きたい。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) 青木議員から今御質問をいただきましたカインズさんの出店が頓挫した後でございますけれども、この件につきましては昨年の12月議会でも堀川議員のほうから御質問をいただきまして、どういう形になっているのか、また今後の方向性等について御質問いただいたところでございます。  基本的には、やはり商業施設の誘致を考えております。現在もカインズさんが頓挫した後になりますけれども、実際に幾つかの問合せが来ておりまして、最終的な進出の意向までということには至っておりませんけれども、着実に何件か問合せを頂いているというような現状でございます。そのいずれにつきましても基本的には商業施設ということでお話を頂いておりまして、その際に私どもカインズさんのときにもそうだったんですが、やはり地域に食料品、スーパーというものがございませんので、そういった店舗を兼ね備えた商業施設をできればここにお願いしたいということで申しております。そのあたり、もともと地権者の方々、やはりそういうことを望んでおられて、大方の方が同意をいただいていたところでございますので、基本的には商業施設を再度誘致しているというようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 今、部長のあれは大いに理解しております。私なぜこれにこだわったかというのは、せっかくほぼ地権者の皆様方も周辺の方も期待されておられたことが頓挫したと。これについてほっといたら、例えば沿線に沿ってる土地であれば、地権者であればほっといてもいつかは売れます。当然活用される民間が。私が言いたいのは全体を見なあかんと言ってるわけ。全体をやっぱり使っていただける。というのは沿線だけ使われるんだったら真ん中のほうの地権者であれば何をしてるねんということになる。囲まれてしまったらあかんわけですね。そういう意味で早いこと虫食い状態にならんまでに行政が買うのはできませんので、商業施設民間事業者に大いに。それでこの間企業誘致の、企業選定のときにも私それに触れましたけれども、今現在商工会の吉川さんという方も来ていただいていた。そのときに県の商工会の連合会に私知り合いがおりますので、専務をしているらしいけど、それも吉川さんとの話をしてました。とにかく初め、県の商工会のほうに頼んでんけど、それはちょっとやっぱり商売敵を増やすようなことになれば、工場誘致とかはそれは構まへんけど、商業誘致にすると大変県が力を入れてやるのは青木さんちょっとしんどいねんでというのが本音です。ただし、建前ですということもあった。そやけどサイドからどこかでそういうことをアプローチしていただいたらなと、こういうことですので、大いに人脈も使って、あの場所、町長のそばで言いにくいと思いますが、しっかりと、他のいわゆる協力しようやないかと。ましてや花讃道をやっていると言うてるところで虫食いになれば残念だなと、持てる資産を、眠れる資産の活用は何をしてたんだと、こういうことですので、あえてしつこく言ってるということでその辺のこともよろしくお願いいたします。
     そして4番目に演壇で忘れた大失敗の、これがメインでして私のね。そういう意味で古墳群公園、竹取も踏まえて、それから今言う巣山古墳も当然ですが、馬見丘陵公園というのはいわゆる古墳群公園がメインになっているわけです。しかし、御存じのように歩いてずっと散策してたら分からん、古墳と書いてあっても。ところが、私、大分前に議長をさせていただいたときに二、三回、ヘリコプターに乗せてもらいましたからね、そのときの当時の町長と一緒に上から見たら、町長、こんなええ資産、上空から古墳が見えるわけや、きれいに。もったいなというのを実感しました。それを脳裏にあるからね、ヘリコプターでずっと観光で回るぐらい客はけえへんからね、そういう意味で、商業施設の誘致、いわゆる古墳群公園を一望できる、これは広陵町と奈良県が金を出してやるのはしんどいということも踏まえて、民間施設に商業施設をと、これをあえて言うてるわけです。以前に質問したときは、竹取公園が開園したときに、私たまたま3年後ぐらいに議会議員になったと思います。そのときに初めて県の知事さんと会ったときに、当時柿本さんのときに直接言うたことがあります。ええ話やと言ってあるけどそうでもなかったような感じです。そういう意味で、せっかく花讃道というプロジェクト計画が動くということをチャンスとして、これをやることによって誘致することによって、大事なのは、やはり今の公園は金を持っていないわけです、現実に県もそやし、竹取もそやねん。奉仕しているだけのこっちゃ。それをちょっと違う形をとって、もしも可能であれば、やっぱり民間の商業施設を誘致することによって、高いめなやつを建ててもらって、上から見えるようにすることによって、丘陵公園と竹取公園の当然知名度アップになると思います。そこで商業活動が動けば、商業活動があればいわゆる経済波及効果も出てくるわけ。これが大事だと思います、私は。広陵町と奈良県が商売するわけにはいきません。ほな、場所はどうやねんと。これについては、さっきも言うたように大いに研究していただきたい、県とともに。私はあると思いますよ。県の持ってる土地も、それはちゃんと聞いてますし、駐車場にしようかという話もあるらしいけど、そんなことも踏まえて、また広陵町の竹取公園町有地の持っている駐車場の問題、あの駐車場かてそんでええんかなというぐらいな感じですから、そういう意味をもってせっかく花讃道計画、大きなプロジェクトが5年単位で大いに動くということをぼおっとしてんと、しっかり協働できるように県を引っ張り込んでやっていただきたい。これやかましく言ってるのはなぜかというたら、今知事さんが現職の間に何とかこれを言っていただいたほうが町長、これ実現性を持たそうと思ったらやっぱりトップの前向きな考えがなかったら駄目です。よって、今現在で馬見丘陵公園を県のメインの施設ということですので、それも踏まえて、この間防災の拠点については、五條に取られるような感じやからね。そういうことでこの件に関しまして、奥田部長、ちょっとその辺のことを聞いて、最後にこの件に関しては町長にも力を入れてもらわないかんわけ。どう思っておられるか、県に対して。これは後で聞きますので、部長、先にちょっと。 ○議長(吉村裕之君) 奥田企画部長! ○企画部長奥田育裕君) 青木議員のほうから今おっしゃっていただきましたのは、やはり公園であるとか、古墳であるとか、本町にとっての大事な資源でございます。それをどう生かすのかというところで、これまでの我々公の立場のほうからの生かし方というか、考え方だけじゃなくて、やはり民間の知恵を生かした活用というのがあるんじゃないかということで、一つ御提案を頂いたのかなというふうに考えております。現場のところの実際の話でいきますと、やはり馬見丘陵の景観保全地区ということで、高さ的なところの制限はやはりあるようでございますので、議員がイメージされているような施設がそういったところでどれだけ現実可能かというところは今後研究していく必要があろうかと思います。  いずれにしましても本町のそういったこれまでなかなか活用という部分に目を向けられてなかった古墳等の資産をしっかりと活用できるためには、そういった民間との連携によって誘致をするというのも一つの手法であると引き続き研究はしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○12番(青木義勝君) 山村町長! ○町長(山村吉由君) 馬見丘陵公園と竹取公園というのは大きな財産ですので、これをいかに活用するかというのは我々に課せられた使命であるというふうに思います。青木議員が上から古墳の位置を確認されたということでございますが、私、そういった体験がないわけでございますが、イメージとしては、おっしゃるとおり上から見ると本当に古墳が至るところにあり、また意見も寺戸の下池、上池が公園内にございますので、そういったやはり観光地としての評価は高いだろうと思います。今でも年間、馬見丘陵公園は110万人お越しいただいておりますので、これをいかににぎわいづくりにつなげていくかということが大事でございますので、竹取公園と馬見丘陵公園の接点で県と連携してまちづくりを進めようということで、これも知事のほうに提案をさせていただいて、承認をいただいたということでございます。さらに、この民間資本でどうやってこの事業に参画をいただくか、この古墳を見下ろすような施設が可能なのかどうかというところはまだ自分としてもイメージがわかないわけでございますが、どんな手法があるか、我々が考えもつかない提案が出てくることを期待をいたしているところでございますので、しっかりと情報発信をして、いろいろな提案もいただきながら、理事も申し上げましたようにまだ確定したものではございませんので、しっかりと夢を描いていけたらなというふうに思います。具体的なお答えはできませんが、そういう方向で進めてまいりたいと思います。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 町長、その辺は全力で、また大きな仕事が残ってしまったら大変と思っておられるやろけど一つチャレンジをしていただきたいなと、こう思うわけでございます。やはりそういうせっかくのこと、どう拡大していくかというのは使命だと思います。現のトップである人の、皆お互いにね。そういう意味で大いにやっていただくことがいろんな意味での価値あるものになると私は思います。将来を踏まえてね。その辺のことを大いに認識をしてやっていただきたいと思います。  そして⑤のレンタサイクルの件でございますが、これ私は素人でございますので、今現在の状況でいろいろあちこちでやっておられます。それは広陵町の身の丈に合うシステムというか、レンタサイクルの有効なシステムというのはあちこちで皆やっておられますけれども、それを十分研究して、明日明後日の話じゃなしに、花讃道を見込んでプロジェクトを見込んでのことですので、栗山次長はその辺のことはなかなかセンスあると思いますので、ちょっとどう思っておられるのかな、ちょっと確認のためにお願いしたい。 ○議長(吉村裕之君) 栗山事業部次長! ○事業部次長栗山ゆかり君) 青木議員さん御提案のレンタサイクルの件でございます。以前に広陵町に新規採用職員として、3年前ですかね、来た職員が私に自転車を活用したタウンプロモーションの事業をしたいということで、実施計画案を私に提案してくれたことがあります。これはやはり別の市町村からこちらに来て、広陵町の町内は交通の便が悪いというところで、何とかプロモーションに使えないかということで提案をしてくれたものでございました。ただ、これにつきましては、やはり素案の素案でなかなかまだ実現には至っておりませんけれども、やはりこれは広陵町にとって交通の便が悪い、徒歩ではなかなか行きにくいところがあるというところがありますので、しっかりとこれから研究していく材料になるのかなというふうに以前も考えておりました。今回、竹取公園の花讃道プロジェクト、それからはしお元気村マルシェもオープンしました。それから長龍の憩いのゾーンもできます。その中でこの自転車のことについては、またいろいろと研究をさせていただきたいと考えております。以前に出たときには、明日香とかはやはり史跡が十分ございますので、レンタサイクルの活用は十分できているというのは認識しておりまして、じゃあ、自分たちと同じようにあまりポテンシャルのないところ、桜井市のほうの状況をこの当時の担当は研究しました。やはり周知ができていない、広報ができていないというところで初めだけちょっと利用があったんだけれども、なかなか難しいというところもございましたので、その周知の方法についても今後研究してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 青木議員! ○12番(青木義勝君) 次長、そのいろんなことにやっぱりさっきちょっと職員さんもそんな話をしはったと、意見もあったということですので、やはり一部の者じゃなしに、民間の今現在の事業者についてもいろいろ広陵町をこういうような形でレベルアップしていきたいということも踏まえて、得意な産業何とか機構の先生方もおられるし、それにも聞いて、意見を頂いて、引っ張り込んでね、もったいないせっかくしてもらっているのに。そういう意味をもって、大いにこれから翼を広げて、欲望の欲と違いまっせ、翼を広げて広陵町の将来を見据えた夢のあるしっかりとしたまちをつくるために県がそんな一緒にしようやないかと言うてくれていることを、もちろん町も要望したわけですが、この花讃道プロジェクトは、絶対活用せなあかんと私は。まして企業誘致で企業立地も決まっておりますので、大いにそれをやっていただくことがここへ広陵町に住んでくれる、また働いてくれる、学んでくれる人が、そして私、自転車にこだわった話もしたけど、裏を返せば自転車に乗って走れる元気な人も利用できて喜んでもられたらと、こういう視点もあります。もちろん車椅子でというのも当然ありますよ。そんなことも踏まえてパラリンピックもあったわけですので、それも頭に入れてやっていただきたいということをお願いをいたしまして、議長、私の質問を閉めます。ありがとうございました。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、青木議員一般質問は終了しました。  しばらく休憩します。     (A.M. 10:55休憩)     (A.M. 11:00再開) ○議長(吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。  次に、10番、吉村眞弓美議員の発言を許します。  10番、吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 傍聴席の皆様、おはようございます。ありがとうございます。議席番号10番、吉村眞弓美でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、壇上より一般質問をさせていただきます。  まず質問事項1番、脱炭素社会の実現について。  昨年、国においては「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを力強く宣言されました。広陵町は、SDGs未来都市に選定され、現在その計画に基づき、各種施策を実施・検討していただいているところであります。この8月にはカーボンニュートラルに向けた再エネ導入計画の公募型プロポーザルを実施されています。まずは、どのような企画提案があったのか具体的に教えてください。  質問事項2、福祉制度のはざまにある課題解決に向けて。  昨年6月、地域共生社会関連法の成立で、介護や障がい、子育て支援、生活困窮といった異なる制度が一緒に扱えるようになりました。中高年のひきこもりの子供を高齢の親が支える8050(はちまるごーまる)問題や子育てと介護が同時に発生するダブルケア、また、家族等にケアの必要な人がいるケアラーなどへの支援が推進されるのではないかと期待するところです。この4月から、手上げ方式でスタートした重層的支援体制整備事業ですが、広陵町においては、福祉制度のはざまにある課題解決に向けてどのようなお考えをお持ちでしょうか。  質問事項3、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に係る生活支援事業について。  先日、福祉部のほうでパルスオキシメーターについてお話を伺う機会がありました。重症化を察知する医療機器なので、当然、自宅療養者に貸し出され、使用されるものとばかり思っておりました。すると、個人情報の関係があり、自宅療養をされている方がどこの誰なのか、町のほうでは全く分からない。貸出しは県が行っているとのことでした。物すごく違和感が残りました。そうした中、8月26日に「新型コロナウイルス感染症対策に関する都道府県と市町村との連携について」という、事務連絡が出されました。都道府県と市町村が連携をして自宅療養者等に対する生活支援を行う内容となっております。まだまだ感染者が増えていく可能性がある中において、自宅療養というものに対して住民に身近な立場である広陵町が、しっかりと対応していかなければ、住民の皆様の健康が守れないと考えますが、いかがでしょうか。奈良県と連携をとって、生活支援を積極的に行うべきです。県からの協力要請を待つのではなく、意欲的に県に働きかけ、対応をお願いしたいですが、いかがですか。  以上、3点よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) ただいまの質問に対し、答弁をお願いします。  山村町長! ○町長(山村吉由君) 吉村眞弓美議員さんの御質問にお答えを申し上げます。  まず、1番目、脱炭素社会の実現についてでございます。  先日の笹井議員の御質問に答弁申し上げたとおり、本計画はさきの7月議会で補正予算として上程し、御可決いただき、環境省の委託を受けた公益財団法人日本環境協会による「令和2年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再エネの最大限の導入の計画づくり及び地域人材の育成を通じた持続可能でレジリエントな地域社会実現支援事業)」として、広陵町カーボンニュートラルに向けた再エネ導入計画策定事業につきまして公募型プロポーザルを実施しております。  今年度に当該補助金を活用して広陵町の2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取組の計画策定を行い、来年度以降、計画に沿った具体的な事業実施を予定しております。  計画策定で行う内容といたしましては、基礎情報の収集及び現状分析、将来の温室効果ガス排出量に関する推計、地域の将来ビジョン・脱炭素シナリオの作成、再生可能エネルギー導入目標の作成、将来ビジョン等の実現に向けた政策及び指標の検討、住民・専門家を交えての検討委員会の開催を予定しております。  今回の計画策定は、広陵町の2050年のカーボンニュートラルを実現するためにやるべきことを定義することになるもので、単に目標に向かって進むというより、こうしなければ実現しないという内容になると考えております。  2番目の福祉制度のはざまにある課題解決に向けてということについてでございます。  議員御指摘のとおり、80代の親と50代のひきこもりの子の8050(はちまるごーまる)問題、子育てと介護のダブルケア、前定例会でも取り上げられたヤングケアラーの問題などは、制度・分野ごとの縦割りでは対応できない複雑で複合的な課題としていわゆるはざまのニーズへの対応が求められている現状と捉えております。令和2年6月に包括的な支援体制を構築するべく、地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を改正する法律が施行され、それに伴い、属性を問わない相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援の三つの支援を一体的に実施する重層的支援体制整備事業も都市部から導入されております。本町におきましては、支援体制構築の足がかりとして、奈良県社会福祉協議会の実施する地域力向上支援事業の支援を受け、コミュニティソーシャルワーカーを活用した課題解決のノウハウを導入するモデル事業に広陵町社会福祉協議会とともに取り組んでおります。  今後の課題として、子供、障がい、高齢、生活困窮など複合的な課題や既存の制度のはざまの困り事を抱える方への働きかけなどにより課題を整理し、関係機関につなぐコーディネーターの育成が重要であると考えております。困り事を抱える方への個別支援を起点に、地域の共助の仕組みづくりや、解決に向けた新たな資源開発までを一貫して対応できるコミュニティソーシャルワーカーをつなぎ役とし、福祉行政から一般行政まで、あらゆる課題を早期発見できる体制づくり、より効果的に必要なサービスや専門機関につなぐことができるネットワークづくりに努め、分野を超え横断的に、住民のニーズに応えることのできる体制を整えてまいりたいと考えております。  3番目の自宅療養者に係る生活支援事業についての御質問でございます。  新型コロナウイルス感染症による感染者数が、全国的にも増加していることに伴い、自宅療養者も増加していると連日報道されております。奈良県におきましても新規感染者数の記録が更新されるなど、本町におきましても日々感染者がいらっしゃることは、県の報告でも確認されているところでございます。現在、本町における自宅療養者に関する情報につきましては、県の個人情報保護の観点から一切ございません。  しかしながら、本町における自宅療養者もゼロではないという認識の下、身近に支援者がいない自宅療養者、自宅待機者、濃厚接触者に対する生活支援サービスといたしまして、社会福祉協議会との連携を図ることとし、ホームページの新型コロナウイルス情報の中に新たにアイコンを作成し、検索しやすいように工夫もいたしましたので、支援を必要とされる方が御利用いただけるよう、今後も情報発信を継続してまいります。  答弁書には書いてございませんが、明日、奈良県副知事に会いに県町村会会長・副会長として行ってまいりますので、そういった情報を欲しいと言っておられる町村もございますので、県と連携を深めるように取り組んでまいりたいと思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) それでは、2回目の質問に入っていただきます。  吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 再エネ導入計画の公募型プロポーザルを実施ということなので、もう少し企画提案、どういう具体的にあったのか、教えていただけたらと思います。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 町長の答弁のありました6つまで、これは基礎情報、それから将来の温室効果ガス排出量に関する推計、それから将来ビジョン、それから再生可能エネルギー導入の作成、それから将来ビジョン等の実現に向けた政策及び指標の検討、検討委員会の開催、これは仕様書で書いたとおりでございますので、そのとおりやってもらうということになっております。プラスアルファで実は事業者さんから来たものがありまして、それもちょっと追加で入れようと思っていることをちょっと申し上げます。  PPA事業者の誘致の検討というのがあります。これPPAというのは、PPAモデルというのは電気を使う方、利用者ですね、屋根とか敷地に太陽光発電システムなどを無償で設置、運用して、発電した電気をその利用者が購入する。PPA事業者には、その費用を支払うというビジネスモデルです。PPAモデルですと、初期費用とか、保守メンテナンスなどの維持費を基本的に発生させずに電力コストの削減が期待できるというメリットがありまして、これ今2019年11月から買い取りが順次終了しております。その代わりになるモデルとして、今急速に全国的に事業を拡大しておりまして、それの導入可能性も今回の計画の中で探ろうということを提案を受けましたので、これはお願いしようと思っています。  それからもう一つが、笹井議員の答弁でもちょっと触れたんですけれども、住民の分かりやすい説明、これがやはり必要だろうと今後は。実は2019年に改定しました広陵町地球温暖化対策実行計画というのは、これは役所の問題としての整理した計画でございますが、今度の計画策定というのは、どちらかというと、広陵町全体の話になりますので、これには住民の理解、協力、それから事業者の理解、協力が不可欠であります。そういった意味でこの補助金そのものが地域人材の育成を通じた持続可能でレジリエントな地域社会実現支援事業ということもありますので、そういう意味で、この検討委員会、この辺を通じて地元で協力してくれるリーダーになる方の育成をやろうということを目指しているというところでございます。  それから計画そのものは2050年を見据えるんですが、2050年というと皆さん感じているように国の物すごい壮大な理想系を持ち上げておりますので、これ皆さん、実現性にかなり疑問を持っていらっしゃると思います。かなり厳しいという感覚を持っています、私も。そういった意味では、今回の策定では、2050年の計画を見据えるんですが、具体的には2030年までをかなり具体的な計画として提示をするということを目指そうということでちょっと打合せをしたところでございますので、2030年までであれば具体的にいつ、どのぐらいのときに何ができるというところまでを提示できると。それを基にして住民のほうに一般家庭の標準モデルであれば、どのくらいの電気を使っているけれども、こういうことをやることによってCO2がどのぐらい削減できるのでどうでしょうかというような資料もちょっと提示できるところまでを考えているというところでございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) ありがとうございます。  まず初めに、広陵町のエネルギー代金、これは幾らぐらい町外に流出しておりますでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) これはかつてリーサス分析をやったときに数字というのが出てまして、これちょっと古いんですね、データ、2013年のデータなんですが、ちょっと今それしかないのでそのデータです。これでいきますと、エネルギー代金流出量というのは、トータルで38億円、広陵町のGDPが当時535億円という試算ですので、7.1%に相当する額、かなり大きい枠です、GDPに占める割合としては。とすると、この代金流出は広陵町で本来広陵町にお金が落ちたらすごくいいんですけれども、今それが流出しているという状況でございます。ちなみにこの代金流出というのは、石油とか、天然ガスとか、それから石油石炭製品とか、電気とかガス供給熱とか、そういうのが積算の根拠ですので、ちょっとかなり広範囲な調査の結果として出ている数字でございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 地域経済を考えたときにどうやって地域にお金を持ってくるか。そういったことばかりに目が向いて、どうしたら地域から出ていくお金を減らせるのかはあまり考えられませんでした。しかし、本当は地域からのお金の流出を減らす、このことこそが大切になってまいります。先ほど広陵町からエネルギー代金として38億円流出しているとのことでした。それが毎年毎年永久に流出するということになると、大変にもったないことです。そこで、エネルギーの地産地消に取り組むことがポイントとなってまいります。災害時の停電対策としても再生可能エネルギーを軸とした分散型電源というものに転換していく必要があります。広陵町の脱炭素社会の実現には太陽光が柱となることは間違いありません。また、日本における再生可能エネルギーの主力も太陽光発電です。太陽光発電は2012年に固定価格買い取り制度FITが導入されて以降、加速度的に増えてきました。この太陽光発電に使用する太陽光パネルは製品寿命が約25年から30年とされています。そのため、FIT開始後に始まった太陽光発電事業は2040年頃には終了し、その際、太陽光発電設備から一斉に太陽光パネルを含む廃棄物が出てくることが予想されています。太陽光をはじめとした再エネを長期的に安定した主力電源の一つにしていくためには、こうした廃棄物問題を避けて通ることはできません。今ちょうど再エネ導入計画の公募をされているのですから、廃棄物問題についてどのような問題が懸念されており、どのような対策を行うべきなのか、しっかりと検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) まず前段のほうの代金流出に関してですけれども、今回検討するPPAモデルですね、これちょっとさっき言い忘れたんですが、Power Purchase Agreementという略なんですけれども、これは基本的に広陵町の家庭とか事業所さんも太陽光を使いますので、これは地産になります。そこで要するに電気を使うということになれば地消になります。問題は代金流出なんですが、このPPA事業者は残念ながら広陵町には今ありませんので、最初のときはどうしてもどこかから来てもらうという形になるんですが、将来的には例えば地域のほうの会社として独立してもらうとか、例えば広陵町と第三セクターをつくるとかいうところを視野に入れれば、逆に言うと、そこは地元にお金が落ちる仕組みをつくれるということで、これもちょっと検討の中では一緒に少し触れようという話は今進めているところです。  それから次の後段の廃棄物問題、これ実は、問題になっています。かなり全国的に問題になってきていまして、今回の計画策定は太陽光モデルの廃棄までは実は検討対象にしていませんでした。ただ、今後の課題としては重要なものですので議員の御質問もありましたので、今回の調査の対象に加えることといたします。昨日ちょっと事業の予定者とすり合わせをしたんですけれども、これ議会から要求が多分あると思うのでと言ったら、対象にして検討しましょうという話になりましたので、計画書の中には触れようと思っております。  課題としてはちょっと幾つかあります。まず三つあります。  まず一つ目は放置・不法投棄されるのではないか。二つ目が有害物質が流出、拡散されるのではないか。それから最終処分場が逼迫するのではないか。これはかなり課題としてもううたわれているんですが、国のほうの対策も遅れております。それからそのための方策で考えられているのは、三つありまして、1番目が事業者がきちんと廃棄できる仕組みづくり、2番目が情報不足を解消して有害物質を適正に処理すること、3番目が太陽光パネルのリユース・リサイクル促進というのが挙げられますが、また太陽光パネルそのものは20年から30年の耐用年数があると言われています。ただし、それの附随するモジュール、太陽光パネルそのものは長くもつんですけれども、例えばコンデンサだとか、その周辺の配線だとかいうのは実は10年程度が寿命と言われています。どのタイミングで廃棄するか。維持管理のためにどういう管理をしていくかというのは、基本的にはやはり今の制度の中でという話になると、実はかなり遅れていますのでこの課題を広陵町単独での取組には限界があると考えています。国もカーボンニュートラルの柱は太陽光だと考えているようですので、この問題は全国的なものだと考えますので、今後国では何らかの法整備をするとともに、規制や支援策を講じると思われます。この辺は、ちょっと予定事業者と話していると、かなりいろんな動きの情報が入りつつありますので、それを踏まえて今後うちのほうもどうするかということを考える。したがって、今回の計画の策定の中では、これにも触れた廃棄物問題にも触れた形で整理するというほうを考えているところでございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) ぜひよろしくお願いします。  また、近年全国各地で台風や局地的な大雨による水害が多発しており、これに伴う太陽光発電設備の浸水、破損被害が発生しております。太陽電池発電設備は浸水、破損をした場合であっても光が当たれば発電をすることがあります。このため浸水時に設備に接近すると感電をするおそれがあります。また、モジュール、太陽光パネルの種類によっては鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれているものもあり、農地への有害物質の流入など起こらないとも限りません。様々な観点から適切な管理が必要です。どのようにお考えでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 太陽光パネルの維持管理も非常に大事な課題でございます。従来のFITですと、これって設置するときには設置をして買い取って、設置したら後は個人の責任ですというような整理をされていたんですが、これではやはり問題があると思います。基本的に太陽光発電機には耐久性があって、従来ですと、ほとんどメンテが要らないと言われたものですから、現実はほとんど放置して問題ないと言われているということで、この放置状態というのが当たり前だったのが過去の話でございます。ついメンテを怠って故障したり、破損することはあります。それから家庭や事業所に設置された太陽光発電設備は、台風や豪雨などによって浸水したり破損すること、これも考えられます。太陽光発電設備は浸水したり破損したりして光が当たれば発電しますので、今のやり方としては、メーカーがむやみに近づかないでくださいという注意喚起程度で終わってしまっているのが実情でございます。また、モジュール、太陽光パネルによっては鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が使われている場合がありますので、破損の状況によっては有害物質が流出するおそれもあります。今のところは家庭とか事業所に設置した太陽光発電設備が台風や豪雨などの被害に遭ったときにむやみに近づかないようにということだけしかやっていませんので、これについても対策が必要と考えます。  今回、考えようとしているPPAモデルというのは、これは設置して、設置した後は個人の所有になるのではなくて、PPA事業者の所有物として設置をして、その利用料として回収する仕組みですので、基本的に途中の維持管理というのは事業所が責任をもってやるという形になります。そのときにしっかりした事業所を選んで、きちんとした維持管理をしてくれる会社がどうかとか、それから定期的なメンテナンスをするかとか、それから事故が遭ったときの対応はどうするか。これもきちんとできるような事業者を選定することによって、多分飛躍的に安全性というのは対策できる仕組みというのはつくれる可能性もあるのではないかということは事前の協議の中で議論したところでございますので、これが結構な計画の柱になってくるかなというところは考えているところでございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 確かに譲渡するまでの10年程度は維持管理、事業者側にありますけれども、譲渡後のメンテナンスは自己責任であります。よって、安心はできないと考えております。なので、しっかりとルールをつくっていただいて進めていただけますようくれぐれもよろしくお願いいたします。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 今のPPAモデルというのは10年程度で契約が終了すると個人の所有に移転するという仕組みになってございます。この辺もちょっと広陵町では考えなきゃいけないと思っていまして、個人所有になった場合については維持管理というのもある程度継続してメンテナンスをするということも場合によっては条例で定めて義務づけるとかやらないとやはり危険性はあると思います。特に危険なのは、むしろ10年ぐらいは頑丈なのでもつんですね。むしろ10年ぐらい経過した後に老朽化したときにかえって問題になりますので、それも踏まえた上での制度化をどうするべきとか、どういうような規制をかけるべきかというのもこの計画の中では触れていきたいというふうに考えています。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) そのときに結ばれる、やはり契約が内容が一番大切かと思いますので、譲渡された後のメンテのほうとかももし補っていただけるのだったら、そのような契約がいいなというふうに思っておりますので、また検討いただけたらよろしくお願いいたします。  今回の公募では、再エネ導入計画の策定ですが、事業実施、運営体制の構築等、スケジュールとしてどのように進んでいくのでしょうか。日本環境協会の2号事業に臨まれるのでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) 今回の計画策定後の実施事業、運営体制、スケジュールも今回の計画策定で明らかになってくるものと考えます。先ほど触れましたように2050年まではかなり先になりますが、2030年までをかなり具体的な計画と実施施策を示したいというふうに考えていますので、この辺で明らかになってくると思います。計画策定をしながら来年度以降の取組についても検討を進め、必要に応じて来年の取組についても計画策定で議論していきたいというふうに考えています。  今回の計画策定は、未来都市推進課、環境対策課、企画政策課が協力して進めようという予定にしていますので、今後の体制構築も含めて、この計画策定の中でやっていきたいというふうに考えています。  なお、今回の計画策定事業は1号事業の1という定額100%補助の事業でございました。来年度に向けて今後の引き続きこの辺の事業を継続しようと思いましたら、今回の概算要求で、この制度そのものが変質してしまっております。したがって2号事業にそのまま突っ込めるという保障がなくなってしまいまして、その代わりなんですけれども、今考えているのは、地球脱炭素移行・再エネ推進交付金という補助事業がございます。これ全国で、国では全国で2030年までに少なくとも100か所程度を指定して重点対象の支援を行うというものでございまして、それに対する補助が出る制度でございます。広陵町において脱炭素先行地域として位置づけ、補助金を活用した政策の展開、これを目指せば、この辺の補助金が取れる可能性があるというふうに考えています。全国100ぐらいありますので、そういう意味ではしっかりした調査と計画を策定すれば、確率は飛躍的に上がるというふうに考えています。この補助金申請に向けての準備も今回の計画策定の中で検討することとしていまして、場合によっては様式に埋め込んだりとか、それからその辺の予算要求への事前準備とか、この辺も含めて協力してくれるというふうに回答を聞いております。  今後のこの脱炭素、いわゆるカーボンニュートラルというのは、ただではできるものじゃありませんので、金額もそれなりに大きくなる可能性があります。事業の実現性、対投資効果を見極めた上で慎重に検討する必要があると思っています。そういう意味では国の動向がかなりのキーポイントになるんですが、国のほうの補助金ですね、それから支援策、この辺がかなり影響度合いが大きいと思いますので、これをしっかり今回の分析の中では見据えていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 実質ゼロ宣言について、昨年山村議員の質問の中で、国と同じ方向でしっかりと宣言をしなければ進まない。明確に町民の皆さんに宣言すると御答弁を頂きました。環境省のホームページにあるこれまでに表明した地方公共団体2021年7月30日時点で奈良県では、生駒市、天理市、三郷町、田原本町となっております。どのようになっておりますでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 中村まちづくり政策監! ○まちづくり政策監(中村賢一君) これ、カーボンニュートラルの広陵町の見込みなんですけれども、広陵町は特殊事情がございまして、クリーンセンター、これが操業停止になります。これによって実は2030年までに78.9%削減という見込みを立てておりまして、この実現はかなり現実的に可能であるという判断をしております。その一方で、公益施設が今回建設されますので、その保有自治体の排出量は増加することになります。しかしながら地域全体の視点で考えますと、単独で処理施設を建設・運用するより、地域連携で行ったほうが全体の建設費や運営経費を抑えるだけではなくて、効率的な運転が可能になりますので、二酸化炭素の排出量の総枠、総量そのものは減少するのは間違いないということでございます。また従来よりも二酸化炭素の排出が少ない、最新の設備の導入も予定されていると聞いていますし、今回の施設では、24時間運転もやるという予定になっていますので、重油等の燃料の使用量というのは飛躍的に下がります。これつけたり消したり、つけたり消したりすると最初に物すごい重油の量が必要になんですけれども、全く必要なくなりますので、ずっと継続して火がついていますので、そういう意味ではかなり二酸化炭素排出量は従来と比べれば減るということでございます。  このようなことを総合的に考えると、連携自治体全体として二酸化炭素は間違いなく減るということを言えるのは間違いないところでございます。  なお、今回の計画策定では、地域全体での二酸化炭素削減効果の試算は今回の調査には含まれておりません。広陵町としてはこれだけ減りますというのは出るんですけれども、全体で減りますという試算はちょっとする予定にはなっておりません。  今後の各種、いろんなところに報告することがあるわけですね。二酸化炭素の排出量というのは定期的に報告しています、環境省等に。これについては自治体単位でございますので、広陵町の削減量として報告するのは間違いないということでございますので、クリーンセンターが広域化されるからといって、全体の報告をやるということにはならないということで、広陵町単独で報告するというのが今後の報告のやり方になります。  連携自治体、相手がいますので、そのことを考えると、広陵町単独で二酸化炭素排出を激減できますと言ってしまうと、ちょっと相手がありますので、逆に言うと、その辺はちょっと慎重にならざるを得ないだろうと。うちはクリーンセンターがなくなるのでできるんですけれども、相手は増えますので、その辺勝手に手を挙げて、勝手にうちすごいですとは言えない状況にありますが、今後の各種補助金等については、やはりゼロ宣言とかニュートラル宣言をした自治体じゃないと選ばれない傾向がございます。今回の採択も広陵町は全然宣言していないのによく受けられたなというのがあって、議員がおっしゃられた自治体は全部宣言している自治体なんですね。そういうところが受けられるので、今後については、何らかの宣言は必要だと思いますので、どういう宣言がいいのかも含めて検討したい。本当は理想系は連携した広域で協働でこれだけの総体が減るのでニュートラル宣言したいですというのが理想系なんですが、なかなか相手の事情がございますので、この辺はちょっと広陵町できることも模索しながら宣言については、至急検討して結論を出したいというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 広陵町はSDGsに取り組むまちであり2050年CO2実質排出ゼロを目指す町であるということでしっかりと周知もしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に移ります。  重層的支援体制事業は、広陵町では手を挙げていただいておらないと思っておりますけれども、既存の資源をフル活用して、制度のはざまにある課題に取り組んでいくということについては、何ら変わるものではありません。また、法改正をしたからといってすぐに制度のはざまにある課題が解決するわけでもありません。先進自治体に共通することは庁内連携体制ができていることに加え、住民や民間団体等と連携しながらソーシャルワーカー(社会福祉援助技術できる職員)がいること、まさにこのことに尽きると思います。広陵町には幸いにも、コミュニティソーシャルワーカーが設置されております。コミュニティソーシャルワーカーは困っている人を支援するために地域の人材や制度、サービス、住民の援助などを組み合わせたり、新しい仕組みづくりのために調整やコーディネートを行ったりする役割を担います。この役割を考えると、重層的支援体制事業において、コミュニティソーシャルワーカーが中心的な役割を担うということになります。具体的には支援を必要とする人に対し、安否確認や見守り、生活課題の発見、相談援助、必要なサービスや専門機関へのつなぎなどを行い、また、住民同士の支え合いの活動支援のほか、セーフティネットの体制づくりなど地域福祉の計画的な推進を図るため、関係機関、団体などに働きかけていきます。コミュニティソーシャルワーカーが支援するのは、高齢者や障がいのある人、貧困家庭、単身者、外国人、ホームレス、広範囲にわたります。一くくりに支援が必要な人といっても生活習慣や環境、家族の状況、人との付き合い方の流儀など千差万別です。中には人とコミュニケーションを取るのが苦手な人、認知能力が低下している人などもいます。それだけに適切な支援に当たっては、その人の心身の状況や生活環境、人間関係などを十分理解し、信頼関係を築くことが重要なため、根気よく地域の人を巻き込みながら取り組んでいくことが求められます。私はコミュニティソーシャルワーカーこそが福祉制度のはざまで困っている人々を救うことができる人であると考えております。広陵町において、コミュニティソーシャルワーカーが制度のはざまにある課題を解決した成功事例はありますか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) コミュニティソーシャルワーカーが解決した成功事例というところになりますと、どのようなものをもって成功と言うかというところはなかなか大変難しいところでございます。ただ、相談窓口がきっかけとなってそういう支援につながったという例はございます。ふだん福祉部の各課でありましたり、社会福祉協議会も含めまして日々いろいろな相談を受けております。例えば、症例をあまり詳しくはお話はできませんが、高齢の親と障がいを持つ夫、子供を抱えながら一家の働き手となって一家を支えている外国人の妻という家庭であったりとか、認知症の症状が最近出てきた中でひきこもりの子供さんがいらっしゃるというようなケース、あと認知症ということが周りにも認知されずに近所トラブルが発生しているようなケースなど、いろいろ町内のあずまやでちょっと生活を送っておられるホームレスの保護であったりとか、本当に多くの相談を受けさせていただいております。一つの本当に部署だけでは解決できないような状況が多くあります。各課で情報をしっかりと共有をさせていただき、解決策等を検討はしておりますが、その際にやっぱり重要となってきますのがコミュニティソーシャルワーカーが要となって各つなぎ役となっていくことが最も大事だというふうに認識をさせていただいておりますので、今社会福祉協議会等とも連携を取りながらしっかり人材育成を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) コミュニティソーシャルワーカーの活躍ということで一つ提案させていただきたいんですけれども、例えば要援護者の方の声なき声を拾うのは、このコミュニティソーシャルワーカーさんというのはすごい大切な立ち位置に立ってはると思うんです。また、やり方によっては拾えると思うんですね。それで、月に1回予約制にして出張相談、福祉なんでも相談窓口というものをつくっていただいていますけれども、本当に声なき声という方は窓口までも来られません。相談に来ないんです。なので、出向いて何でも相談を聞かせていただきます、何でも福祉相談してくださいと、どこまでも寄り添わせていただきますという、住民の心を打つようなチラシをつくって、広報の中に、広報の中の法律相談みたいな一コマに載せるんじゃなくて、A4サイズのビラを1枚使って、住民の方の心を打つ、これならここに電話してみようかなと思うビラをつくって、毎回毎回挟み込んでコミュニティソーシャルワーカーさんの出張相談を予約制で賜ってほしいんです。それで声なき声を拾い上げていただいて支援のほうにつなげていっていただきたいというのがお願いです。それで、いろいろなところのやり方を見ていたんですけれども、あるところでは、1年経過したら毎年だと思うんですけれども、1年間やってきた活動報告をアップされているんです。そこには、住民の方のお声が寄せられててコミュニティソーシャルワーカーさん、本当に頼りにしてますというお声がいっぱい載ってたんですね。広陵町では、自治基本条例も策定されて、まさに住民自治が進んでいく。我が区では何が問題なんやろと。お隣に独り暮らしの認知症のおばあちゃんが住んでいる。この人をどうして支えていったろうという話が出たときに、福祉がかんでたら、とにかくコミュニティソーシャルワーカーさんがその話し合いの中に入っていく。そして解決の調整役をかって出る。そういうことをしていったら報告書を上げたときに各自治体から例えば私の住んでいるところから入ってもらって、そのことが一つ解決できたら、本当に頼りにしてます、コミュニティソーシャルワーカーさんありがとうございますというお礼がいっぱい届くと思うんです。なので、出張相談をやってほしいというのが一つと、1年間の活動をアップして、住民の声の方、どういうふうにコミュニティソーシャルワーカーさんを身近に感じてはるのか、全然名前も聞いたことないと思ってはるのかという、バロメーターの一つにしていただきたいとも思うんですけれども、お願いできますでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長!
    ○福祉部長(北橋美智代君) 今福祉なんでも相談窓口というのを社会福祉協議会のほうに設置をさせていただいております。多くの方にどんどん来ていただいて、まずは来ていただけたらというふうな形で予約制を取らせていただくわけでもなく、本当に立ち寄ってください、どうぞ相談に来てくださいというような体制は今はつくらせていただいているという状況です。なかなか来づらいというところもございますので、そういうことができるようには社会福祉協議会ともちょっと相談をさせていただきたいというふうに思います。今、来ていただいていく中でやっぱりいろんな形で来られます。まず、相談内容についても本当にいろいろです。その中から本当にその相談者の方が何を望んでおられるのか、言葉の中には本当に何を望んでおられるのか、何がいいのかというところを本当に聞き取れるだけのなかなか人材というか、そういうこともできないというか、人材育成をしていかなければならないというふうに思いますので、そういうことも含めまして、相談のやり方であったりとかを研究をさせていただきたい。社会福祉協議会とともにやらせていただきたいというふうに考えております。報告書もその一つというふうにも思います。知っていただく、こういう場所があるんだとか、こういう人がいるんだということを知っていただけるところにはなると思いますので、どういう方法でやっていけばといいかというところを協議をさせていただいて、見出していきたいというふうに思います。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 先ほども言いましたけれども、声なき声の方は絶対の窓口には来られないので、どうしたら拾えるかというところをしっかり考えていただいて、研究という言葉はすごい嫌いですけれども、実際に前に進めるようにやっていっていただけたらと思いますので、お願いします。  じゃあ、次の質問に移らせていただきます。  自宅療養者の支援なんですけれども、日常生活に必要な部分はホームページのほうにもアップしていただいて、何人かの議員さんの一般質問も今回ありましたのでお聞かせいただいております。その中で、答弁の中で、そういう通達が回ってきたので県からもまた要請があるとか、そのホームページを見て、住民さんのほうから電話がかかってきたら支援をするとかいう私が聞いていたら何かすごい消極的な気がするんです。連携を取りなさいと、取ってくださいという通達が回ってきたのだから広陵町のほうから県側のほうに自宅療養されている方、広陵町の住民さん教えてくださいとアプローチすることもできるのではないか、教えてくれるか、くれないかは分からないですけれども、県から依頼が来るのは待っているのではなく、教えてください、何とかしたいんですという思いを県のほうに町のほうから逆にぶつけるということもできるのではないかと思っております。それと食料品だけではなくて、広陵町にはパルスオキシメーターが五、六台あるというふうに聞いておりますので、そういった部分の貸出しとかも住所と名前が分かったらできるのではないかというふうに思っております。まずパルスオキシメーター、そしてすごい住民の方からお声をいただいたのがニュースとかでやっていたので余計住民の方は敏感になっておられるのかと思うんですけれども、親御さんたちが感染したときの子供さんの預かり場所、そういうところをつくる必要があるのではないかというお声を頂戴いたしました。そのあたりについてはどうでしょう。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) パルスオキシメーターにつきましては、配付というのは、今いろいろなレベルのもの、1,000円台から何万円台というようないろいろなものがございます。町では簡易なものになりますが、5台程度ちょっとワクチン接種用に配備をしておりましたが、それにつきましてもお声がけをいただければ貸出しも可能かなというふうに考えておりましたが、ただ、先ほども議員おっしゃっていただいていて、医療機器でございます。その中で自宅療養者が使用されたときに数値等が低くなったときに町としてその対応をなかなかできないというような状況もございましたので、貸出し等にはちょっと慎重になっていたという状況がございます。ただ、今県のほうが県医師会に働きかけをされて、自宅療養者に往診とかオンライン診療であるとか、そういうところで見守りというか、自宅療養の経過観察等をされるようにというふうなところもございますので、今、北葛医師会のほうでそういうことも検討されている中で、町が機器を提供させていただいて、見守りに使っていただけないかということで協議をさせていただいて、関係市町村といろいろ調整をさせていただいて、必要がある方に届くような形を今検討をさせていただきたいというふうに考えております。今、要りますということであれば、貸出しも可能というふうに思っております。  あと、子供さんのことになりますが、なかなかその間、他の方と接触することがかなり難しいという中で、町としてお預かりするというのは、なかなか場所を確保してというところは難しいようなところもございますが、感染状況等というのは保育園とか、お休みのそういうことで親御さんから直接保育園等に情報が入ってくるというようなことになっておりますので、どういうふうにされるのかというところをそこで聞き取っていただくようなことをやっております。大体一緒に療養施設に行かれるであるとか、子供さんの年齢にもよりますし、置かれておられる親御さんの症状の重い、軽いというのもありますし、いろいろその方それぞれに状況は違いますが、どういうふうにされるのですか、どういうふうな保健所から指示が出ているんですかとかいうことを園のほうなり、コンタクトを取れるところで調整をさせていただきながら相談に乗らせていただいているという状況でございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 相談に乗っていただいているんですけれども、実際に親御さんが子供を預かってほしいと言いはったら預かる場所というのは、広陵町は現在はないんですよね。だからそのことを考える必要があるのではないかということが言いたいんですけれども、例えばグリーンパレスの一室を使ってとか、そういうことはやっぱり動線上というか、難しいんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 町でお預かりする接触者というか、見るというのはなかなか難しいので、そういう施設であったりとか、そういうところには調整をさせていただいたりとかしながら預かる場所というのは、調整、支援というのは相談はさせていただいております。町としてそういう場所をということになると、なかなか接触ができない、ほかの方と接触ができないという状況ですので、そこはちょっと難しい状況かなというふうに思います。あまり小さいお子様というのは、親と離せないという状況もありますので、子供さんの年齢にもよるかなとは思いますので、同時に治療というか、療養されているというような状況でございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) 年齢によるのはよく分かります。乳幼児の方なんか離してとかいうのはちょっと無理なのかなと思いますけれども、ある程度幾つか年もしっかりしてきたらほかのところで空き家やったかな、何かを使って子供さんを預かるというところもあるのよということを住民の方がおっしゃっていたので、多分自治体のほうで何らかの手を、その子供の問題に対して何らかの手を打ってはる自治体って絶対あると思うんですね。そういったところをしっかり調べていただいて、やはり広陵町のほうでも手を打っていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  それと災害時に自宅療養されているということは、今、災害が起こって避難所に避難される方が自宅療養者という可能性が全くないということはないんですよね、避難所に来られる、避難してこられるという事態も想定できると思うんです。そうしたときによく使われているのが、自治体とかではまだまだあまり聞かないんですけれども、気圧の高低差をつけて菌が気圧は高いほうから低いほうに流れますので、陰圧というか、そういう気圧のちょっと低い部屋をつくって、そこに療養者の方を確保したら、菌が気圧の高いほうには空気は流れないので陰圧室のブースというか、場所を1室つくれるようにしていただきたいなと思うんですけれども、ちょっと私、それにかかる費用がどれぐらいかかるのかとか、簡単に気圧が低くなるのかというところが全く分からずに質問をさせていただいているわけですけれども、そういったことは考えれば、工夫をすれば可能なんでしょうか。 ○議長(吉村裕之君) 北橋福祉部長! ○福祉部長(北橋美智代君) 病院とか、そういうのでそういう部屋をつくったりというところでされているというのは聞きますが、避難所でというのはなかなか経費的なところもあって難しいのかなというところはあると思いますが、ちょっと確認させていただきます。広陵町の場合は、ちょっと場所を公表はできないんですが、一つの避難所をそういう方のための避難所としてお伝えをさせていただくように準備をさせていただいているというところでございます。 ○議長(吉村裕之君) 吉村議員! ○10番(吉村眞弓美君) ありがとうございます。またいろんな方法があると思いますので、今回はコロナですけれども、これが一旦収束したら、こういうことが絶対起きないとは限りませんので、それに対応した災害時の対応もしっかり考えていっていただけたらなと思います。自宅療養者をどのように支えるのか、広陵町が役割を担えるように県に対して情報が共有できるよう積極的に働きかけていただきますことを強く要望いたしまして、一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(吉村裕之君) 以上で、吉村議員の一般質問は終了しました。  以上で、本日の議事日程は全て終了しましたので、本日は、これにて散会します。     (P.M. 0:00散会)...