広陵町議会 2021-03-24
令和 3年第1回定例会(第5号 3月24日)
令和 3年第1回定例会(第5号 3月24日)
令和3年第1回
広陵町議会定例会会議録(最終日)
令和3年3月24日
令和3年3月24日
広陵町議会
第1回
定例会会議録(最終日)
令和3年3月24日
広陵町議会第1回定例会(最終日)は、広陵町議場に招集された。
1
出席議員は、14名で次のとおりである。
1番 坂 口 友 良 2番 堀 川 季 延
3番 千 北 慎 也 4番 山 田 美津代
5番 笹 井 由 明 6番 山 村 美咲子
7番 坂 野 佳 宏(議長) 8番 谷 禎 一
お諮りします。
委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決定しました。
次に、日程2番、議案第2号、第3号、第10号、第11号、第12号、第13号、第14号、第24号及び第28号の9議案を議題とします。
本案について
総務文教委員会委員長より、委員会の審査結果について報告願うことにします。
谷総務文教委員会委員長!
○
総務文教委員会委員長(谷 禎一君)
総務文教委員会は、12日の本会議において付託されました議案につきまして、17日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
まず初めに、議案第2号、広陵町
総合計画審議会設置条例の制定については、これまでの
総合計画策定の懇話会と今回の
総合計画審議会において役割はどう変わっていくのか。また、委員を12人以内とした理由は何かとの質疑に対し、懇話会とは、要綱に基づいており、町長の
私的諮問機関という形で自由な意見を述べていただくもので、審議会は、
地方自治法に基づいており、より深い内容について審議いただくものとなると。そのために、それぞれの分野ごとの方を中心とした
委員構成となっているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第3号、広陵町
教育振興基本計画等策定委員会設置条例の制定については、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、広陵町
消防団条例の一部を改正することについては、消防団員について、
公務災害補償はどの時点からどの時点まで対象であるかとの質疑に対し、消防団長から招集があったとき、または団員が火災を認知したときから火災終了までが対象であるとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例等に規定する休日の特例に関する条例の廃止については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、昭和57年度
固定資産税の納期の特例に関する条例等の廃止については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、令和2年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)については、
会計年度任用職員の人数及び報酬が減少している理由は何かとの質疑に対し、勤務時間の減少や
人員未確保、途中退職があったためであるとの答弁がありました。
西校区放課後子ども育成教室整備事業について、
地質調査費用に変更があるが、内容にも変更があったのかとの質疑に対し、9月
補正予算で上程した際には、511万5,000円で見込んでいたが、入札により214万5,000円で当初契約となり、その後、
ボーリング調査において減少分があるため、最終的に191万円で契約している。内容としては、おおむね変更はない、との答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、令和2年度広陵町
学校給食特別会計補正予算(第3号)については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、
百済赤部線東工区その2
道路改良工事に係る
請負契約の締結については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、奈良県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び奈良
県市町村総合事務組合規約の変更については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単ではありますが、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
まず、議案第2号、広陵町
総合計画審議会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号、広陵町
教育振興基本計画等策定委員会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第10号、広陵町
消防団条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例等に規定する休日の特例に関する条例の廃止についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号、昭和57年度
固定資産税の納期の特例に関する条例等の廃止についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号、令和2年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号、令和2年度広陵町
学校給食特別会計補正予算(第3号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第14号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号、
百済赤部線東工区その2
道路改良工事に係る
請負契約の締結についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号、奈良県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び奈良
県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
次に、日程3番、議案第4号、第5号、第6号、第7号、第8号、第9号、第15号、第25号、第26号及び第27号の10議案を議題とします。
本案について、
厚生建設委員会委員長より、委員会の審査結果について報告願うことにします。
吉村眞弓美厚生建設委員長!
○
厚生建設委員会委員長(
吉村眞弓美君)
厚生建設委員会は、12日の本会議において付託されました10議案につきまして、17日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
まず初めに、議案第4号、広陵町たまらん煙(
受動喫煙)から健康を守る
思いやり条例の制定については、前科のつかない過料という罰則の条例化についての施行に当たっては、揉め事のないよう慎重に進めていただきたい。
学校周辺等の禁止区域においての表示など、具体的な
周知方法はとの質疑に対し、
受動喫煙防止ということがメインになっているが、これをきっかけに吸う人は吸わない人の立場、吸わない人は吸う人の立場をいろいろ考える機会というふうにも思っている。この条例ができたというのではなく、これが始まりで、今後の活動をしっかりしていかなければならないと認識している。表示の仕方などの具体的な
周知方法としては、小学校・
中学校周辺の直接接する道路を現場確認の上、委員等と相談した結果、目に触れやすいところにポスターを掲示し、内容についても、直接的なものは避け、分かりやすい文言にするよう検討をしている。
また、通勤・通学時間に出向き、状況を確認、声かけ等を実施する予定。この条例の過料の部分については1年後。周知期間としては半年間となり、今後は規則で詳しく内容を決め、十分協議し進めていくとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号、広陵町立幼稚園預かり
保育条例の一部を改正することについては、春期・夏期・冬期の休業日にこのような手だてを増やそうという意図の改正だが、土日祝日は450円で受けていただけるのか、規則はどのように決められていたのかとの質疑に対し、従来から、規則のほうで、土曜日、日曜日、祝日及び
長期休業日については、預かりを実施しない日という形で定められており、今回の改正により、長期休業中の部分について実施するということで、第6条関係で実施期間及び保育料についての改正、この条例が通れば、規則で実施しない日としては、土曜日、日曜日、祝日、お盆の8月14日から16日、年末年始は12月29日から翌年1月5日までは実施しないと日として定めていく予定との答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、広陵町子ども・
子育て会議条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、広陵町
国民健康保険条例及び広陵町
介護保険条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、広陵町
介護保険条例の一部を改正することについては、第8期の改正について、65歳以上に当たる第1号被保険者は介護保険料の23%を支払わなければならない。これを65歳の人数で割り、1人当たりの金額を算出しているという認識でいいのかとの質疑に対し、本来であれば、調整交付金の5%を国からの補助を受けるものだが、全国各市町村の後期高齢者の所得の比率や所得の水準により、交付される率が異なってくる。令和3年度においては、広陵町は1.27%、令和4年、令和5年については1.48%ということで、全国的に比べ、後期高齢者の比率が低く、所得水準が高いことから、給付の割合が少ない。このことにより、23%プラスこの差額率が第1号被保険者に求めるべきものとして算出しているとの答弁がありました。
また、現在の介護保険制度の仕組みでは、さらに住民負担が進む。国に対し介護保険の負担額が、国・県・町の基本線が5割、被保険者が5割になっているが、その割合を変更しない限り難しい。現場が情報を的確に発信していく必要がある。国の介護行政が後退し、値上げをしないと持たないという現状の中、今後の考えはとの質疑に対し、高齢化社会を迎えるに当たり、後退か前進かと言われると難しいところではあるが、必要不可欠な制度である。町民負担を少しでも少なくしたいという思いは同じ。2000年に制度ができ、現在は介護サービスがなければ社会が維持できないという状況。今後の展開について、町としても国のほうに財政支援を求めていく行動を取っていかなければならないと認識している。今年度、国の予算要望の際において申し上げていきたい。
また、国民健康保険についても同様に、子供の被保険者均等割をなくしてほしいという要望も町として挙げており、しっかりと社会福祉制度が安定して運営できるよう求めていくとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、広陵町
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正することについては、今回の一部改正について、膨大なページ数、まとめることはできないかとの質疑に対し、概要には要点をまとめているが、改正となると、国の条例を引用していることにより省略できないとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、令和2年度広陵町
下水道事業会計補正予算(第2号)は、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、広陵町第8期
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画を定めることについては、介護保険制度で毎月リハビリを週2回サービスを受け、月2万3,000円程度支払っている。施設より、4月から1,000円から1,500円に値上げする通知がきたが、8期以降の中で施設料の値上げが可能となったのかとの質疑に対し、詳しい詳細を確認しないと分からないが、令和3年4月に基本報酬の改定があるのが要因と思われるとの答弁を受けました。反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、広陵町第6期障がい
福祉計画及び広陵町第2期障がい
児福祉計画を定めることについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、広陵町
都市計画マスタープランの一部を改訂することについては、都市計画審議会の中で、上田部奥鳥居線の馬見北9丁目から西側の道路が都市計画道路でなくなるという話が出た。後日、議員で上牧町に出向き確認したところ、広陵町が道路を貫通させてほしいとの要望があり、上牧町としては、町内の情勢から道路を設けるのは厳しいとの回答をし、広陵町も了承したとの経緯を初めて知った。町として、上牧町に積極的に工事をしてもらう必要があるのではないかとの質疑に対し、上牧町としては、やはり都市計画道路として建築制限等をかけていく土地に置いておくことは、現状としては難しい。当初、昭和48年に決定した都市計画道路だが、情勢の変化により、都市計画道路の決定は見直しにより廃止させていただくという文書の通知があった。広陵町としては残念だが、道路事業としては、都市計画道路だけが道路事業ではないので、上牧町の意見を尊重し、都市計画道路の廃止路線については了承するという回答をした。
今後については、上田部奥鳥居線の現道拡幅等の道路整備事業として検討していただきたいという要望を続け、住民への周知のタイミング等についても検討しながら進めていきたいとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単ではありますが、
厚生建設委員会の審査の結果報告とします。
○議長(
坂野佳宏君) しばらく休憩します。
(A.M.10:32休憩)
(A.M.11:10再開)
○議長(
坂野佳宏君) 休憩を解き、再開します。
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第4号、広陵町たまらん煙(
受動喫煙)から健康を守る
思いやり条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) この条例に反対の立場で討論をいたします。
2点申し上げたい。世の中にも、喫煙をする方とされない方がありまして、喫煙が健康に害を及ぼすということの周知が進む中で、喫煙者の数もそれなりに減ってきているだろうと思いますが、喫煙は法律で禁止をされておりません。合法行為であります。税収も頂いているということで、喫煙者の側からの意見もあります。
そういう中で、喫煙がいいのかよくないのかという議論は、住民の中で双方の立場をお互いに意見交流しながら、確認をしていくと。最近は多様性を認めるというような言い方もされていますけれども、今回これがそれに当たるのかどうか、私分かりませんけど、そういう立場で議論をしませんと、たばこは悪だという前提に立った審議会の答申をそのまま受けた格好になっていると。議長も発言できませんから、あえて紹介しておきますけど、議長が
厚生建設委員会の中で、この審議会のメンバーの中で喫煙をされる方が1人かおられないということで、バランスがよくないということも指摘をしながら、喫煙がよくないという前提でものを立てるというのは、やっぱり考えものだという意見を言っておられました。私も同様です。
その場合には、例えば学校の近くだとか、お医者さんの近くだとか、健康に被害が出そうな場所について、あらかじめそれなりに指定をして、それなりに周知をして、住民の中に問題を提起をして話合いをしていただいて、なるほど、それはそうやろうというふうになっているのにもかかわらず、また注意をする住民の方がおられるのにもかかわらず、問題なしということですぱすぱと吸う人があれば、それは効果がなかなかないのだから、過料というような制度も提起をするということは、考えられないことではないと思います。だけど前提は、まず健康増進のために、
受動喫煙の問題については法律でも定められているわけだから、かえって医療に分煙だとか、いろんな手だてが講じられているわけだから、そういうことを実施をして、効果が得られないと、広陵町の住民はそういうことを理解することのできない人も、それなりに一定おられるようだということが明確になった時点で、例えばこの条例を変更して、1,000円の過料をしますよということであるんだったら、これは喫煙者の側にも了解が得られるんじゃないかと、そういう意見の違い、住民の中で評価が違うような問題を一方の側だけ味方するような条例という決め方というのは、何ぼ審議会の答申がそうだからというので、ちょっとそれはやり過ぎです。判断を、だからその時点で審議会の答申が出た時点で、町がそれをどういうふうに受け止めるかということをもう少し揉んでいただいて、住民の中に亀裂を生まないようにしてもらわないと困るというのが、第1点の理由であります。
二つ目でございます。タイトルでございます。たまらん煙とこうなっていますね。たまらんというのは、関西弁です。東京、関東ではたまらないというふうに言うそうであります。この場合、条例ですから、使われた言葉の意味が一つの理解しかできないというふうにしておかないと危ないですね。混乱するんですよ。それで、例えば、飯行こうぜと、今日何食うでいうて、カツ丼行こうかいうて、食べてみたと。うまいな、たまらんな、これはいうて、食べるときのたまらんもあるんですよ。だから、部屋中に煙が満ちて、このかぐわしい、このすばらしい世界に自分が酔いしれているというので、たまらんということだって、一面こじつけみたいな理論ですけど、そういうふうになることだってあるんですね。木村拓哉という、キムタクという人がいますけど、ラーメン食べておいしかったので、やばいというふうに言って、世の中でやばいが広がったんですね。おいしいときにやばいと言うんですよ。私の年代は、やばいといったら、危ないとか、してはならないときにする場合があります。
それから、方言のことであえていいますと、私、富山県の出身だから言いますけれども、ある家で法事があったんですね。それで、20人ほどの親戚の方がおいでになりまして、そこのお嫁さんが、今日は忙しいところありがとうございましたいうて、熱いお茶を持っていこうとしたら、けつまずいてお茶をひっくり返したと。そしたらどうなったかといったら、20人、口をそろえて、ようつかえん、つかえんと、こういうふうに言って、お嫁さん大ショック、東京から来たお嫁さんだったらしいんです。里へ帰っちゃったと、これ実際にある話で、私、母親から聞いているんです。富山県で、つかえんというのは、差し支えがないという意味なんですよ。だから、東京の人やから知らなかったんですね。だから方言だから、そういうことだって可能性あるんです。これは、
厚生建設委員会で質問したら、課長さんが、インパクトのある名前にしておいたほうがいいと、こういうことになったようでありますけど、広陵町に住んでいる人が全て広陵町で生まれたわけでもないし、あちこちから集まってこられているわけだから、やっぱり一つの理解しかできないような、そういう慎重さもいるんじゃないかと、もしつけるんであったら、広陵町喫煙規制条例いうぐらいにしておかれたらよかったんではないかなと思いますけれども、どうでしょうか。
そういうことで、もう少し議論をしていただかないと困る条例でございますので、この条例は反対です。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
岡橋議員!
○13番(岡橋庄次君) 議案第4号について反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。
受動喫煙は、肺がん、またいろんな病気に深く関わっており、健康に悪影響を及ぼすことが明らかであります。今回の防止条例により、町民の健康で快適な生活をしていただくということが基本であります。そのような生活をしていただくことが、我々にとっても、また町にとっても有意義やと思います。そういう立場で、議案第4号は賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本件については、反対者がありますので、起立により採決します。
賛成者の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立11名であります。賛成多数であります。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号、広陵町立幼稚園預かり
保育条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号、広陵町子ども・
子育て会議条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号、広陵町
国民健康保険条例及び広陵町
介護保険条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号、広陵町
介護保険条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
坂口議員!
○1番(坂口友良君) 本案、反対でございました。継続ですね。この条例の改正でございます。高齢者が一番関心のある保険料の改正でございます。先ほどのちょっと部長の答弁も聞いたんですが、この数字の出方というのは、いわゆる審査会、この介護保険の。ここの策定委員さんの中で資料が出てきて、ほんでお金が決まって、今回、何か話では、条例改正違うやん、そんなんせんでいいと、こういうことやったんですけど、連携されております。
ほんで一番の大きな問題は、そういうふうな値段の改正については、非常に大きな問題ですから、当然、住民の皆様方に、こういうような状態はどうでしょうか。あるいは、こうなりますが、どうでしょうかということを聞くべきと思います。残念ながら、今回分かったんですけど、その手続がどうもお金は別に言わんでいいんじゃないかと、こういうふうなことですけど、私は言わなあかんと思いますよ。だから、その辺をしっかりと高齢者の皆さん方に説明していただいて、ほんで議員も安心して賛成とできるような議案を作ってください。残念ながら、ちょっとこれは今言うているように、審議会の委員さんも先導そろっているんやから、その辺の説明が不十分、私はそない思いますので、反対しました。反対して、一番いいのは、
継続審査と、こういうふうになると思いますと。ということで、まずこれは反対しておきます。ちゃんと言うときます。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんか。
堀川議員!
○2番(堀川季延君) 議案第8号につきまして、反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。
高齢化が進んでいく本町の実態を踏まえ、年々増加する介護サービス給付費を確保するための保険料の改正となっております。また、負担の公平性の観点から、所得の高い方への負担率を上げることも行っており、低所得者に配慮されたものと考えます。その上で、介護給付費準備基金を取崩し、値上げ幅の抑制を図った改正でありますので、この議案第8号は賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) 八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 賛成者がありますので、反対の立場から討論をいたします。
今回は、第8期の介護保険料を定めるということなんですが、第7期のときにも、町は値上げをしたいという提案をしてきたんですが、議会がこれを止めました。幾つか要因があったと思います。
一つは、介護を予防する取組ができていないんじゃないかと。県内の他の自治体で普通にやられている取組を広陵町でもやってもらわないと困るのに、それが不足していると、こういう指摘がございました。これについては、十分とは言えませんけれども、少し取組始めまして、これはこれで大事なことでございます。
もう一つは、今、堀川議員が基金を使うんだと、全額使うんだと、こういうことで賛成討論されました。1億1,000万円という見通しを町は出しておりますが、これも3月31日までに締めてみないと分かりません。はっきり言って分かりません。サービスもどのように使われるか分かりません。答弁の中で部長は、新しい施設が造られたので、そこの施設を利用される方が確実にあるだろうという前提で見通しを立てると、こういうことが正当なんだということをいろいろ言われましたけれども、これも本当に見通しが現実のものになるかどうか分からないわけであります。
そうなってくると、町もそういう意味で、これまでとは違うような言い方で、この提案をされているわけですけれども、今、コロナの時代に、例えば、国保税の引上げを県知事が言うてきても、これはもう住民の理解を得られないと、議会を説得できないというので、今回提案をしないという判断をされたわけであります。これはやっぱりもっともなことだと思います。議会は、やっぱり町の基本的なところについて、よく監視をして、住民の方々がどういうふうなことを望むのかと。よくいうと、それは値上げしないほうが住民は喜ぶがななどといって、議論もなしに決めているかのように言われる方がありますけれども、今の経済状態からすれば、こういう公的な料金を引き上げるということについては、行政に対する不信も含めて、相当に反発が出ることがもうはっきりしているわけです。だからこれは、何とか引き上げなくてもいい、せめて据置きにしてもらいたいというやり方を、やっぱり事務局を含めて、大きな判断をしていただく必要があるんではないかと。私個人は、一般質問の中で、いろいろな提起もしましたけれども、試算もしましたけれども、試算の中身は、住民の理解を得られるという見込みがなかったので、それはもう駄目だと、撤回するというふうにならざるを得ない。だから、第7期の引上げ案を議論した段階と、この第8期の引上げのときでは、選択肢がかなり狭められている中での判断をせざるを得ないという、こういう事情があるわけですから、町長をはじめとした幹部の方々の強烈なリーダーシップがないと、これは乗り切れないだろうと、こういうことを大いにやるべきではないのかなと、そういう時期ではないのかと、このことを指摘をして、反対をします。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
谷議員!
○8番(谷 禎一君) 私も反対の立場で討論させていただきます。
先ほどの説明を聞かせていただきましたが、住民の代表である委員さんの部分に関しても、丁寧な説明ができていないように思われます。それで、今回の部分に関しては、そういうふうな手続等の部分を踏まえていないという意味で、慎重に今後やっていただきたいという意味も込めまして、反対の立場とさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
千北議員!
○3番(千北慎也君) それでは、賛成の立場から討論させていただきます。
手続についてのお話ございましたけれども、策定委員会においても、今回の計画においては、介護保険料を載せないという形のことが説明されておりまして、それに対して、委員の方から、特に
反対意見もないようでございました。
今回の手続については、問題がなかったと思うんですけれども、やはり事業量が決まったら、その後勝手に保険料が決まるというような御説明もなされているんですけれども、その複雑な計算の部分は、実際、住民の方は理解しづらいところかと思いますので、今回に関しては、策定委員会の皆さんからも御理解いただけたらということですが、次回以降は、きちんと数字を載せる形で、パブリックコメントもとっていただくように期待させていただく形で、今回に関しては賛成とさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) ほかございませんね。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
それでは、本案については、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第8号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立9名であり、賛成多数であります。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号、広陵町
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号、令和2年度広陵町
下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第15号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号、広陵町第8期
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
坂口議員!
○1番(坂口友良君) これは、第8期の介護保険の計画でございます。これは、策定委員さんの努力のたまもので、まとめてきていると思います。策定委員会がするということは、町民がやっているんです。ほんで、町民がするというか、町民についても実態どうやとか、これは今こうですよとか、これがいわゆるパブリックコメントという意味ですけど、これについて知らせるべきと思います。何か今の話によると、もうそんな知らせなんでいいと、部長の話もあったんですが、それはやはり、これからのことも考えると、その辺は町長も十分承知していただいて、オープンしていくと、このようなことになっていますので、非常に困った問題でございます。
内容的に見ても、私既に指摘しております。もらっている資料とこの数値違いますねん。後からまた見たら分かりますけどね。今はそんなこと言うてんじゃなくて、パブリックコメントと住民参加による審議会でしょう。ほんで委員さんに作ってもうたんやから、最低、やはり住民の皆さん方に実態を知っていただくというのが、私は一番いいと思います。残念ながら、今回はそんなんお金言わんでよろしいと、高齢者の一番の興味のあるところを、何か作為的で何やというんやけど、高齢者からいうたら、何で作為的やんかと、こういうふうに言われますので、その辺は十分注意してほしいということで、副町長は、このメンバーに入っているということで、メンバー表見たら入っていましたからね。その辺も行政側のトップとして、副町長、住民に十分知らせと、こういうふうにやってもうたら、またさらにいい3年後のあれですけど、いい案ができると思いますので、その辺よろしくお願いしまして、今回ちょっと残念ながら、点数足りませんでした。こういうようなことで、次回に期待しまして、反対しておきます。
○議長(
坂野佳宏君) 反対討論がありましたので、ほか討論ございませんか。
堀川議員!
○2番(堀川季延君) 賛成の立場で討論させていただきます。
本町の高齢化率の上昇、特に団塊の世代が後期高齢者として迎える令和7年を見据えながら、現状の把握を行い、できる限りの介護給付の推計に努めるとともに、介護予防等のさらなる充実に向け、計画には、諸政策を盛り込んでおり、利用者の利便性を図るものであります。したがいまして、この計画は賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) 八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 賛成討論がありましたので、反対の立場から討論いたします。
何度も部長に尋ねておりますが、この制度ができてから、この3月末で21年になるんですが、介護保険の制度が前進をしているのか後退をしているのかという認識は、いまだ部長は、あなたはっきりしていない。国から言われたことを忠実に計算をして、数字に間違いがないかどうかを確認をすると、こういうことを仕事としてはやっているわけです。それで、基金を取り崩していくのかどうなのかと、これは政策判断のところがあるだろうと思います。
しかし歴史を見ると、要支援1、要支援2を介護保険の対象から外して、被保険者の法律上の権利が発生するような仕事でなくしたりとか、あるいは、ホームヘルプサービスの時間を60分から45分に短縮したりとか、料金をぐっと上げたりとか、だから改悪に続く改悪なんですって。だからそれは、こういうところから住民の暮らしを守るためにどういうことが必要なのかという発想に立たない限り、まともな介護保険の計画というのはできないんじゃないかと、仕事していないとは言っていないんですよ。仕事はしておられるんですけれども、住民にぴったりフィットするような計画にならないんじゃないかというふうに思っております。
そういう意味も込めて、第8号の
介護保険条例のところに反対をしておりますので、大本になる、この第8期の
介護保険事業計画に賛成をするというのは論理が通りませんから、これはやっぱり反対をしておきますということでございます。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第25号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立9名であり、賛成多数であります。
よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号、広陵町第6期障がい
福祉計画及び広陵町第2期障がい
児福祉計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号、広陵町
都市計画マスタープランの一部を改訂することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
次に、日程4番、議案第16号、第17号、第18号、第19号、第20号、第21号、第22号及び第23号の8議案を議題とします。
本案について、
予算審査特別委員会委員長より、委員会の審査結果について報告願うことにします。
笹井予算審査特別委員長!
○予算審査特別委員長(笹井由明君) 失礼します。
予算審査特別委員会は、去る3月12日の本会議において付託されました8議案について、18日及び19日に委員会を開き、審査しましたので、その結果を報告します。
初めに、議案第16号、令和3年度広陵町
一般会計予算でありますが、まず歳入については、町たばこ税についての質疑に対し、たばこの本数は毎年減少しているが、平成30年度の税制改正で、毎年10月にたばこの値上げが進んでいるため、税収が微増しているとの答弁がありました。
有資源回収売却金について、前年度より減額になっている理由についての質疑に対し、コロナ禍の影響で資源の単価が下がっているためであると答弁がありました。
そのほか、町民税の徴収率、未熟児養育医療個人負担金等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、歳出でありますが、まず総務費では、自衛官募集事務委託金についての質疑に対し、名簿閲覧については、自衛隊は国の防衛、災害対策を担っており、組織を維持するため、防衛省から依頼があれば、それに従うと答弁がありました。
携帯メール利用料について、使用目的は何かとの質疑に対し、災害情報等を全職員に一斉通知するためのシステムであるとの答弁がありました。
ふるさと納税関係委託料についての質疑に対し、委託先は、さとふると広陵町産業総合振興機構(なりわい)で、比率としては3対7で委託する予定であるとの答弁がありました。
そのほか、人事評価制度、公共交通運行事業、UPS整備委託料、企業立地促進奨励金等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、民生費では、総合保健福祉会館ESCO事業についての質疑に対し、室内環境を損なうことなく、省エネルギー化を実現し、併せてESCO事業者が省エネ効果を保証する制度となっている。CO2の削減量、光熱水費の削減等の指標を基に、省エネルギー削減率を設定し、事業者から提案いただき、効果検証を行っていくとの答弁がありました。
心の健康相談における弁護士の役割についての質疑に対し、毎月、無料の法律相談をしており、様々な法的部分の相談を請け負っていただいているとの答弁がありました。
老人クラブ活動等社会活動促進事業補助金の予算増減についての質疑に対し、老人趣味の会では、クラブ数の減少により減額となり、老人クラブ連合会では、研修等の補助金が増額となっている。
そのほか、民生児童委員活動費負担金、自殺対策への取組等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、衛生費では、石綿読影精度に係る調査委託金についての質疑に対し、肺がん検診のレントゲンを利用し、石綿関連疾患が発見できる体制を整備するためのものである。この事業に参加する住民の自己負担額は、全て環境省が負担するとの答弁がありました。
老朽空家等除却補助金についての質疑に対し、予算200万円の内訳は、1件50万円を上限とし、4件分の補助を計上している。空き家の解体は自己資金で処理しただくものであるが、危険な空き家を少しでもなくすという本旨の下、経済的理由で解体できない案件への後押しをする旨の補助であるとの答弁がありました。
そのほか、不妊治療、リサイクル素材等分別作業委託料等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、農商工費では、タウンプロモーション事業委託料についての質疑に対し、この事業は、広陵町産業総合振興機構(なりわい)に委託するもので、3月から4月にかけて行うイチゴのイベントが含まれている。その他のプロモーションについても、なりわいと共に進めていきたいと考えているとの答弁がありました。
弁財天地区土地改良事業の現況についての質疑に対し、現在は、ファブリダムの工事がほぼ完了している。来年度の事業は、あぜを取り除き、大きな土地にまとめる、いわゆる畦畔除去を予定しているとの答弁がありました。
そのほか、森林環境譲与税活用委託料、ウンカ被害対策等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、土木費では、竹取公園周辺地区整備計画策定事業について、パークPFIや指定管理者制度といった考えはあるかとの質疑に対し、パークPFIについては、カフェを行うに当たり、1事業者から相談がある。指定管理者制度については、公園全体の指定管理が可能かを事業者に相談しているが、現状では難しいと聞いている。まずは、一部分の指定管理が可能かを検討しているとの答弁がありました。
ブロック塀等撤去工事補助金について、これまでに申し込まれた件数と予算が減少している理由は何かとの質疑に対し、撤去件数について、令和元年度、令和2年度ともに、1件として答弁がありましたが、その後、令和元年度は2件であったことが判明しており、ここで修正し報告といたします。
予算の減少については、令和2年度では10件として計上していたが、令和3年度では5件として計上しているためであるとの答弁がありました。
そのほか、平成緊急内水対策事業、町営住宅整備工事等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、教育費では、学校支援地域本部事業についての質疑に対し、見守り等の学校支援ボランティアの活動で、奈良県における学校・地域パートナーシップ事業がこれに当たる。また、消耗品費は各学校分を集約した予算計上している。通学合宿は、広陵東小学校で地域の協力を得て行っていくとの答弁がありました。
電子書籍の利用状況についての質疑に対し、令和2年度の利用者数は330人程度で、貸出冊数はコロナ禍前と比べると3倍ほど伸びているとの答弁がありました。
そのほか、ALT関係費、要保護・準要保護児童就学援助費、家庭教育支援チーム等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
以上、各分野にわたり、細かくお聞きし、いずれも適正に答弁をいただいたものでありましたが、
反対意見がありましたので、採決の結果、賛成多数で、議案第16号は原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、令和3年度広陵町
国民健康保険特別会計予算については、令和6年度の県単一化で、保険料がかなり上がると危惧するが、増額の見込み、またデメリットはとの質疑に対し、所得割額として1.88%上昇の予定、均等割、平等割についてはあまり差が出ないと想定される。所得に応じて上昇率は変わるので、高所得者については影響が出てくるが、10%までに収まる見込みである。デメリットについては、町独自の減免制度ができなくなるとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、令和3年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算については、滞納繰越分普通徴収保険料について、納税者はどのような方かとの質疑に対し、年金額が低い高齢者の方が滞納せざるを得ない状況にあるとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、令和3年度広陵町
介護保険特別会計予算については、相談支援委託料事業の実績についての質疑に対し、令和2年度はコロナ禍の影響で開催できなかったが、日々の地域包括支援センター内で認知症の相談を受けたとの答弁がありました。
また、社会資源把握支援サービスシステム構築委託料の内容についての質疑に対し、ケアマネジャーがケアプランを立てる際に、医療機関、他の介護事業所の入居状況、ショートステイの空き状況、通いの場等の情報収集ができるシステム構築にかかる委託料であるとの答弁を受けました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、令和3年度広陵町
墓地事業特別会計予算については、合葬墓の納骨数と予約件数、
周知方法等についての質疑に対し、現在19体の納骨があり、生前予約は17件、墓地返還後、合葬墓に移行された件数は5件、周知については、引き続き、広報及び町のホームページの掲載と今後は案内板の検討もしていくとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、令和3年度広陵町
学校給食特別会計予算については、残食率についての質疑に対し、大幅な献立改善と残食率の傾向を見ながら改善を行った結果、令和2年度6月から12月の6校平均の残食率が10.7%。昨年度は13.1%でマイナス2.4%の減少となったとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、令和3年度広陵町
水道事業会計予算については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
最後に、議案第23号、令和3年度広陵町
下水道事業会計予算については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、予算審査特別委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
坂野佳宏君) しばらく休憩します。
(A.M. 11:51休憩)
(P.M. 1:29再開)
○議長(
坂野佳宏君) 休憩を解き、再開いたします。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第16号、令和3年度広陵町
一般会計予算を議題とします。
それでは、先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(山田美津代君) 反対の立場から討論させていただきます。
継続審議にはなりましたけど、
自治基本条例案、丁寧に町民に説明を十分してから議会にかけるべきだったと思います。審議委員からも、説明会をしてからという御意見が多かったのに、町長は、自分の公約なんですという説明もありましたけれども、性急に提案してきた。予算でも不十分な部分が見受けられます。
また、自衛隊への名簿閲覧を続けていくことで、自衛隊に名簿を勝手に見せることは、閲覧を許していない自治体もある中で、住民からプライバシーの侵害ということで、訴えられることも出てくるのではないかと思います。
また、デジタル社会推進法予算が1,000万円入っている。この法案は、AIに自治体窓口を任すような方向に向かう、住民サービスがないがしろになるおそれがある法案で、議論が必要です。政府がおし進めるデジタル化は、国、自治体にシステムを統一、標準化するものです。マイナンバーカードの普及を軸に、国家による個人情報の一括管理を強め、企業がそのビッグデータを活用することで経済成長を促すという国家戦略に立っています。個人情報をビジネスの対象として、監視社会を本格化させ、国家公務員の在り方を変質させることになり、憲法13条が保障するプライバシー権の侵害です。
例えば、ハローワークにおける求職や前職などの情報が統一され、再就職で恣意的に利用される可能性も否定できません。一つに集めた個人情報が漏えいしたらどうなるのか。セキュリティの面からも問題があります。デジタル化は、行政手続のオンライン化など効率的運用に寄与する側面がありますが、行政窓口では、助言や相談など、人と人との対面によって実態に沿ったきめ細やかなサービスの提供が求められるケースが多くあり、デジタル化だけで行政サービスの質の向上にはつながりません。デジタル格差も広がる懸念もあります。コロナ禍で必要な人員確保や職員の労働条件の改善など、公務公共体制を保障することこそ必要です。デジタル化が人員削減の手段となっては本末転倒です。
以上の理由で、このデジタル化が入った予算でもあるので、反対をさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) それでは、賛成討論ありませんか。
堀川議員!
○2番(堀川季延君) 議案第16号、令和3年度広陵町
一般会計予算について、反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。
令和3年度当初予算につきましては、町長の任期満了に伴う選挙があることから、骨格予算での編成となっているものの、町民の生活に関わる経費については予算計上されています。まずは、新型コロナウイルスワクチン接種のための経費をはじめ、災害に強いまちづくりを目指し、緊急内水対策事業として、貯留施設の整備や防災行政無線の強化、感震ブレーカー設置のための補助金が計上されています。
住宅開発により、人口増加の著しい西校区への対応として、幼保連携型認定こども園整備のための経費や放課後子ども育成教室の整備予算、また、子供の教育環境の向上を図るため、小中学校のトイレを洋式化にする整備予算も計上されています。
箸尾準工地域では、企業誘致へ向けての用地確保も進み、区域内の縦断道路整備経費が計上され、地域の活性化が図られてまいります。
また、農業生産基盤の充実を図るため、百済川向地区において、農地の集約化に向けて圃場整備も実施されてまいります。
産業においても、大和高田市と協働で中小企業・小規模企業の中間支援組織Bizが開設され、一定の成果を上げております。ほかにも、各種事務事業への取組について、私たちの生活に密着した継続的な予算が計上されており、最小の経費で最大の効果を上げるための努力をいただいております。
なお、コロナ禍により、見通しがつかない事業も多いと思いますが、国の動きや経済、社会情勢を見極め、
補正予算など柔軟に対応いただくことをお願いいたしまして、この予算には賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 賛成者がございましたので、反対の立場で討論をいたします。
山田議員がおっしゃったことは、一つ一つそうだということで、確信のある反対討論になっておりますが、もう一つ追加をしておかなければいけないのは、予算の編成に当たっては、その事業で使う経費を、その部門でやはり計上する。土地開発公社の問題をめぐって、選任をして、その地で働けという義務を取っ払っているんだと、こういうことを言っていますけれども、この事業をスタートするときに、町長は赤字を出さないということを約束するなどということになったわけです。このそれぞれの部門の経費を箸尾準工地区の開発に使う経費を、開発公社につけるべき経費を、この町の予算につけているという、付け替えをやっているわけですから、事情が結局どうなるのか分からなくなる。本来、経費計上しておかなければいけないところからも、町の経費で使うということになるわけですから、これはまずいだろうと思います。
二つ目に、デジタル化のことについてもう一つ言っておきますけれども、国のデジタル化法案、国会に出された法案関連資料、45か所間違いがあったので、訂正をしますということを今国会では議論になっているようです。政府側は、間違いましたので、補正しますと。漢字の間違いしました。数字の間違いしましたいうて、直そうというんですから、今これはもう法案の根本に関わるような問題だというので、内閣で閣議決定してから、もう一回出せというようなやりとりに、激しい戦いになっているようでございます。非常に心配なので、そういうふうになっている話です。
Society5.0のことについても、ちょっと述べておきたいと思います。その後、教育長も熱心にこの問題については言っておられるので、私もそれなりに調べているわけですが、一つだけ申し上げておきます。
Society5.0という社会はどういう社会かといったら、貧富の格差が解消される社会だそうです。今の社会をそのままの仕組みにしておいて、貧富の格差がなくなるとは思えない。その根拠に何を使うのかといったら、IoTとAIであります。機械を使えば、貧富の格差はなくなるという、社会構造の変革を目指そうというんだったら、それはまた別のやり方もあるだろうに、機械で世の中が変わるものはあるんですけど、根本的な問題として、これは大きなテーマになりますから、今後もこの問題については追及をしていきたいと思いますけれども、以上の点で、反対でございます。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案については、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第16号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号、令和3年度広陵町
国民健康保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(山田美津代君) 国保会計、反対の立場で討論いたします。
県からの保険税の値上げや、町独自の減免制度廃止せよとの圧力を跳ね返していただいたことは、本当に高く高く評価させていただきますけれども、今現在も高過ぎる保険税に困難な町民の暮らしのことを思うと賛成はできません。どこに住んでも同じ所得なら、同じ保険税にするという間違ったやり方の国や県に、もっと自治体同士手を組んで抵抗していってほしいと思いますので、この国保会計には反対をさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) 賛成討論ありませんでしょうか。
吉村議員!
○9番(吉村裕之君) 賛成の立場から討論いたします。
国民健康保険制度は、国民皆保険制度の基盤を支える重要な役割を果たし、住民の健康保持と公衆衛生の向上に大きな役割を果たしております。しかしながら、医療費の増加や加入者のうち、高齢者や低所得者の占める割合が大きいといった構造的な問題も抱えているところであります。そのことにつきましては、
広陵町議会では、
国民健康保険制度への財政支援の拡充を求める意見書の採択など、都道府県単位化後も国民健康保険が将来にわたって、住民の生命を守る介護保険制度の要となり得るよう財政支援を求めております。
令和3年度予算におきましては、安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保などが可能とされる県単位化に伴う予算となっておりますが、特定健康診査や特定保健指導への取組、それから生活習慣病リスクのある方への発症予防への取組、また各検診事業では、受診率向上への取組など、それぞれの事業において、コロナ禍の状況に対応しながら、引き続き改善し、体制整備を行うとしております。
全国の市町村長を初め、議会や知事会など、全ての国保関係者が毎年集まり開催される国保制度改善強化全国大会でも、国保が地域保険としての機能を十分に発揮できるよう、財政基盤強化のための公費投入や子供に係る均等割保険料、保険税の軽減制度の創設など、様々な事業や制度運営に、国の責任おいて財政支援を初め、必要な措置を講ずるよう国に対し強く要望し、その実現を図ろうとしております。
そのような中、本町として、現行の法律や制度、限られた財源と資源の中で、被保険者への健康保持と公衆衛生の向上のために、保険給付や保険事業について、できる限りの対応を図っていることから、本町のこの予算については賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんでしょうか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第17号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号、令和3年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(山田美津代君) 予算委員会でも討論させていただきましたけど、2年ごとに保険料が上がり、普通徴収の僅かな保険料の方も滞納の高齢者も増えているんです。また、2020年度から導入される医療費窓口負担2割の大改悪、これ2割とか倍になるわけですね。それが予定されています。コロナ禍と貧困で高齢者は、今でも受診抑制をしている。これを一層加速させるものでありますので、この後期高齢者医療保険の予算には反対をさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) それでは、賛成討論はありませんか。
青木議員!
○12番(青木義勝君) 本予算議案に賛成の討論をいたします。
私自身も後期高齢者であります。医療広域連合の議会議員もさせていただいております。なるべく負担増は抑えたいが、しかし現状は、高齢者の医療費が増大する中で、現役世代と高齢者の負担を公平で分かりやすくして、社会全体での医療を支えることが国民皆保険制度を将来にわたり持続可能とする制度と私は理解をしております。団塊の世代が75歳以上の高齢者となり、現役世代の負担のさらなる上昇が想定される中、その減少を抑えながら、全ての世代の方々が安心してできる社会保障制度を構築し、次の世代に引き継いでいくために必要な見直しと一定の配慮を踏まえつつ、維持継続に向けた検討が見えます。保健事業においても配慮された予算であり、令和3年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算については、賛成といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんか。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 賛成者がありましたので、反対の立場から意見を申したいと思います。
2年ごとの保険料の改定ということでありましたけれども、
広陵町議会でそういう議案が出てくるかといえば、出てきません。何となれば、広域連合でやっているからであります。その広域連合の代議員は誰かといったら、75歳以上の高齢者の方から代表を出しているわけではありません。この議会議員の中から出しているわけであります。たまたま75歳以上の議員さんが代議員で行かれている場合もありますけれども、そうでない場合も当然あるわけです。だから民主的な手続ですね。意見があれば、困難があれば、あるいは不満があれば、そういうことを受け付ける制度というのは、他の健康保険制度にはあるんですけど、この後期高齢者医療制度には確かなかったと思います。だからそういう意味では、非民主的で、年齢で受けられる医療差別するという、本来の在り方から随分離れた制度をやってきたわけですけれども、2008年にスタートして、これで13年になりましょうか。高齢者の支払う、負担する医療費は高齢者で払えと。みんな誰だって高齢になったら、病気になったり、けがしたりしやすくなるでしょう。それはやっぱり若い人は病気もしない、けがもしないという人たちの支払う保険料で、社会保険として、やっぱり成立をさせようということであれば、そういう年齢で差別するというようなことは、やっぱり避けるべきだという根本問題に突き当たるわけでございまして、共産党は、この制度全く認めておりません。よって、反対をいたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案については、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第18号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号、令和3年度広陵町
介護保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(山田美津代君) 議案第8号、議案第25号でも討論されましたように、過大な見積りによる値上げ案というのは賛成できません。コロナ禍で生活が大変、今でも勝手に年金から差引かれて、年金も減っていく中で、400円、たった400円と思われるかもしれませんけれども、今でも勝手に高い保険料を引かれて、その中から、生活していっておられる高齢者の方のことを考えますと、400円の値上げでも大変な負担だと思いますので、反対をさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) それでは、賛成討論のある方、挙手をお願いします。
吉村眞弓美議員!
○10番(
吉村眞弓美君) 第7期は、介護予防の充実という観点から、保険料が5,200円に据え置かれました。今回は、団塊の世代が後期高齢者に到達する令和7年を見据えた計画となっております。1億1,000万円の基金投入でぎりぎりまで絞り込んだ給付となっていることは評価できます。また新たな施設がスタートし、利用できるのであれば、給付費として見ておかないと、利用したいときに利用できない状況になってしまう。決して、過大見積りではない旨、答弁がありました。介護予防においても、KEEPハツラツ教室や通いの場にも力を入れていただき、少しでも給付費の抑制に取り組もうとする努力が伺えます。
よって、この予算書には賛成をさせていただきます。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんか。
坂口議員!
○1番(坂口友良君) 反対討論。私は、高齢者の代表する議員として、また高齢者からこういうことを言うてほしいと、こういうこと言われてもて、ぜひちょっと言いたいと。高齢者が言うているのは納得したい、これでも払うと。しかし、高齢者はこれ言う場所どこであるねんって。先ほど聞いたら、何かもう言わんと、パブリックコメントした。こういうようなことを聞きました。3年前のパブコメはちゃんと値段が出ていたんですわ。こんなん集めた、ほんでどうでっかと、今回、何でこんななっているんですかというのがですね。高齢者としては、我々の意見を言う場所はどこなんやと。いや、それは議員が言いますわなって、そんなん言う議員おらんでと、こういうふうなことにもなってもいかんので、私は、高齢者の味方の議員として、ここにちょっと一つ宣伝をしまして、はっきり言いたい。
ほんで、あと困るのは、町長が広報でしっかりと伝えくださいね。値上げこんだけって。値上げこうやって、後から請求書来るんですよ。ほんで、それを見て、何でこんな上がってんねんっていうから、また苦情が議員のところ来るので、今回は、広報もしっかり。値上がりがこんなんなりましたと、説明していたらいいんですよ。こういう保険で値上がりしましたと、こういうふうなことを加えてもうたら、100%パーフェクトの案になりますので。今回、90%ぐらい。惜しかったですね。もうちょっと頑張ってもうたら、私も賛成と、こう言うんやけど、やっぱり何せ、坂口議員は福祉に詳しい高齢者の味方の議員と、こういうふうになっていますので、私もやっぱり言うべきところは言いますと、こういうふうに宣言していますので、こういうことで、もう少しちょっと頑張ってやってください。お願いしますよ。
○議長(
坂野佳宏君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案については、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第19号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立9名であり、賛成多数であります。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号、令和3年度広陵町
墓地事業特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号、令和3年度広陵町
学校給食特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) ないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
山田議員!
○4番(山田美津代君) 予算委員会で、コロナ禍で実施された給食費への支援、令和3年度は打ち切り、多子世帯への支援も今年度は行わない、先延ばしされるとの説明でした。給食も献立や仕入れ先変更などの改善はしているとの説明でしたが、残食数も減ったと言われますが、小学校と比較すれば、まだ10%と相変わらず多く、給食の配膳体制への改善も検討しないという説明でございましたので、賛成はいたしません。反対いたします。
○議長(
坂野佳宏君) それでは、賛成討論。
岡本議員!
○11番(岡本晃隆君) 議案第21号、賛成の立場で討論をさせていただきます。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の支援策として、無償という形で給食を実施していただきました。かなり大きな支援になったというふうに考えております。学校給食は、子供たち全てに安心安全な食を提供するということを大前提として、最低限必要な価格によって、調理員さんをはじめ、関係の方々の必死の努力で給食は行われております。それによって、子供たちの健やかな成長といったものに寄与していると考えます。
また、コロナ禍にあっては、支援が必要だということですけれども、給食ということに関しましては、受益者負担という形で、どうしても必要なことであり、これからの最低限の価格によって、コスト削減ということに全力で取り組んでいただいております。また、多子世帯への支援ということについても、今後検討していくということもありました。
以上のことから、この案には賛成をいたします。
○議長(
坂野佳宏君) 八尾議員!
○14番(八尾春雄君) 元小学校の校長先生が学校給食は受益者負担の原則だなんて、よくもそんなことを言ったもんだとびっくりしております。これは食育の一環であるものでございまして、日本国憲法で義務教育の無償原則というふうに決まっているのに、お金を取るという学校給食法そのものに問題があるのではないかという、こういう観点から、教育のやっぱり正常化をする必要があるんじゃないかと思います。
土地代金のことについても、香芝との関係で、香芝から当然入金をされなければいけない、そういうお金が要らないと。これは議会も承認をして、町長と市長の間で合意に達したから、それでもう手続は済んだと。いや、済んだからといって、そういう問題がやっぱり残っているということですから、これはそういうことが続く限り、共産党は言い続けることになろうかと思います。
3番目は、民間委託の問題があります。自分のところで雇って、従業員ですね。職員を指導して、この給食をやれるという、そういう自信がないのか、民間委託にしているわけでございます。町が雇って指導監督して、いい給食にするという方針よりも、民間に任せたほうがいいという判断をするということは、以前にも申しましたけれども、それはもう公務労働の敗北を意味するようなことが現実にあるわけですから、これは大いに反省をして、この後どうするのかということをしっかりと議論をしていただく必要があります。
以上をもって、反対討論といたします。
○議長(
坂野佳宏君) ほか討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案については、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第21号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
坂野佳宏君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号、令和3年度広陵町
水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号、令和3年度広陵町
下水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
次に、日程5番、
議員提出議案第3号、
国民健康保険制度の
国庫負担増額を求めるために、
奈良県知事の一層の尽力を要望する意見書については、八尾議員から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(鎌田将二君) 朗読
○議長(
坂野佳宏君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
八尾議員!
○14番(八尾春雄君) それでは、提案をいたします。最初に読み上げます。
国民健康保険制度の
国庫負担増額を求めるために、
奈良県知事の一層の尽力を要望する意見書。
国民健康保険は、1958年制定の国民健康保険法によって、健康で文化的な最低限度の生活を保障する日本国憲法第25条を医療面で具体化し、国民皆保険制度を実現するものとして制度化されました。
この制度には、被用者保険の事業主負担に当たるものがないため、国が国庫負担を定めています。制度制定以降、1984年までは、かかった医療費の45%が国庫負担であったものが徐々に引き下げられ、さらに事務負担金の国庫補助が廃止されるなど、現在では、市町村国民健康保険の総収入に占める国庫負担の割合は4分の1程度にまで減っています。この結果、地方自治体は被保険者負担を引き上げざるを得ず、払いたくても支払いが困難となっている世帯が増えています。
こうした中で、保険料負担率を被用者保険並みに引き下げるよう、貴職も加わる全国知事会が1兆円の
国庫負担増額を求めていることは重要なことです。国は、保険者支援制度の拡充など財政支援を強めましたが、求められている水準から比べるとまだ不十分な水準です。
よって、当議会は、国の責任で国民皆保険制度を支えるべきであることから、
国民健康保険制度の
国庫負担増額を強く求めるところであり、特に焦点になっている子供に係る均等割保険税(料)の廃止を求めて、貴職が一層尽力されることを要望するものです。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和3年(2021年)3月24日、奈良県
広陵町議会。
宛名は、
奈良県知事 荒井正吾様としております。
少し説明をします。
当初、共産党議員団が提案した内容は、奈良県の
国民健康保険制度を県単位化することについて、いろいろ矛盾が起きているので、これを見直してもらいたいと、是正をしてもらいたいという趣旨の意見書でございました。
議会運営委員会では、
厚生建設委員会でよく議論をするようにという結論でございましたので、
厚生建設委員会で議論をして、参加しておられる委員の各位から、いろいろ意見を承ったところであります。そうしますと、4項目の要望事項についてのうち、2項目については納得できないと、これを削除してもらいたいという意見が出ましたので、これを受け入れました。それに伴って、前文、これが対応していないので、それに合わせた文に修正するようにということで意見が出ましたので、これも受け入れました。この結果、当初の提案した意見書の案とは随分内容が変わったものになりましたけれども、これはあくまで、困難を極めている国民健康保険財政の改善を目指して、立場の違いはあるけれども、この点については一致できるのではないかということを主張したものでございまして、各位の賛成をぜひお願いしたいのでございます。
以上でございます。
○議長(
坂野佳宏君) これより、本案について質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
坂野佳宏君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の
議事日程は全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本定例会に付議されました事件は、全て終了しました。
令和3年第1回定例会は、これにて閉会します。
(P.M.2:04閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和3年3月24日
広陵町議会議長 坂 野 佳 宏
署名議員 山 田 美津代
署名議員 笹 井 由 明...