広陵町議会 2019-03-20
平成31年第1回定例会(第5号 3月20日)
平成31年第1回定例会(第5号 3月20日)
平成31年第1回
広陵町議会定例会会議録(最終日)
平成31年3月20日
平成31年3月20日
広陵町議会
第1回
定例会会議録(最終日)
平成31年3月20日
広陵町議会第1回定例会(最終日)は、広陵町議場に招集された。
1
出席議員は、14名で次のとおりである。
1番 濵 野 直 美 2番 吉 田 信 弘
3番 山 田 美津代 4番 吉 村 眞弓美
5番 山 村 美咲子 6番 坂 野 佳 宏
7番 吉 村 裕 之 8番 坂 口 友 良
9番 堀 川 季 延(議長) 10番 奥 本 隆 一
11番 谷 禎 一(副議長) 12番 笹 井 由 明
13番 八 尾 春 雄 14番 青 木 義 勝
次に、議案第6号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正することについては、
所定外労働と
法定外労働のどちらを規則で定めるのかとの質疑に対し、
法定外労働について、上限を規則で定める予定であるとの答弁がありました。
他律的な業務の比重が高い部署に勤務する職員の労働時間について、どのように認識をしているのかとの質疑に対し、過去の実績をもとに、主に選挙事務を担当する職員を想定しているが、あくまでも例外的と認識をしているとの答弁がありました。
労働基準法、
労働安全衛生法は、公務員に適用されるのかとの質疑に対し、一部の規定を除いて適用されるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)については、
中央公民館の改修設計の現在の状況についての質疑に対し、既に12条報告を県に提出しているので、結果を注視しているところであるとの答弁がありました。
是正工事により、部屋等が利用できないことに対する代替策はあるのかとの質疑に対し、5つの体育館、
グリーンパレス、はしお元気村、
さわやかホール、そして、各大字、自治会の公民館等を利用させていただく考えであるとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
なお、この直後、議案第17号に関し、
附帯決議案の提出を求める動議がなされました。
附帯決議案の内容としては、平成29年8月18日に1万名の「
広陵中央公民館の
建て替え要望署名」が
広陵町長宛てに提出され、さらには、同年12月に開催された第4回
広陵町議会定例会において、同趣旨の請願が
全会一致で採択されたことを鑑み、議会の意思に対して、町当局に真摯な対応を求める。今回提案の設計及び工事については十分精査をして、「
安全性確保の修復工事」にとどめ、経費の節減を行うこと。町の他の施設についても、議会で指摘をしている関係法令との適合について早急に十分調査をして対応すべきであること。要望する会及び他の利用者の皆様に十分な理解を求めるため、さらに丁寧な事業の説明が必要であること。以上が、
附帯決議案の主な内容であります。
附帯決議案については、
全員一致をもって可決すべきものと決したため、委員会の意思決定とし、さらにこれを本会議の意思とするため、本委員会として議案を提出することに決した次第です。
次に、議案第20号、平成30年度広陵町
学校給食特別会計補正予算(第1号)については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、
議員提出議案第1号、
広陵町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、
議員提出議案第2号、広陵町
奨学資金支給条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、
議員提出議案第3号、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関する条例の廃止については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第6号)については、どの小学校のトイレを改修するのかとの質疑に対し、西小学校及び北小学校であるとの答弁がありました。
今後の改修計画についての質疑には、平成31年度に、真美ヶ丘第二小学校及び
真美ヶ丘中学校、そして、平成32年度において、
広陵中学校及び東小学校の設計を計画しているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単でありますが、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
堀川季延君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。なお、理事者側に対する質問は受け付けませんので御了承いただきたいと思います。
まず、議案第1号、広陵町
自治基本条例審議会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第1号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
それでは、議案第2号、広陵町
森林環境基金条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 反対の立場で討論いたします。
地方自治体の森林整備に資する財源確保のためとして、
個人住民税均等割に年1,000円の上乗せをして国が徴税し、これ税は2024年度からですが、都道府県と市町村に譲与します。国は、林業予算を削減、衰退を招いた反省もなく一方的に住民に負担を強いるものです。森林が果たしている多面的な機能の恩恵を受けているのは、住民だけではなく、企業、団体などの法人も受けています。それなのに住民個人だけに負担を求めるのは、著しく公平性に欠けるものであると思います。この
森林環境税及び
森林環境譲与税が創設されるとともに、この
基金条例が出されていますので、反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) 議案第2号、広陵町
森林環境基金条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。
森林所有者の
経営意欲の低下及び所有者不明の森林増加と森林
経営に関する課題が山積する中において、平成31年度から
森林整備等の財源を安定的に確保する観点から
森林環境税、そして
森林環境譲与税が創設されるもので、荒廃が進む森林の整備、担い手の確保、木材利用の促進などに充てられることが義務づけられており、本町の場合、
経営する森林等が存在しないため、木材利用の促進等を目的に
基金管理により計画的に実施しようとするものであります。
森林には、
地球温暖化や災害を防止する機能があるとして、同じような税が他県、そしてまた他市町村においては、そのような税の名称が異なるものも課税の対象となってございますけれども、目的税はなく、課税、二重課税、そういったことについても言及なされないものであるというふうに思います。ただ、2024年度のいわゆる
森林環境税、これにつきましては納税者の理解を得るためにきちっとした使途、効果を広く周知する仕組み、そういったことも今後検討、そして周知していただくことを要望し、
基金条例の設置については、何ら異議なく賛成をいたします。
以上です。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号、広陵町・香芝市
共同中学校給食センター運営委員会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第3号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第6号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号、平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
2番、
吉田議員!
○2番(
吉田信弘君) 動議。
○議長(
堀川季延君) ただいま
吉田議員から動議が出ましたので、暫時休憩いたします。
(P.M. 1:49休憩)
(P.M. 1:50再開)
○議長(
堀川季延君) 休憩を解き、再開いたします。
ただいま議案第17号に対しまして、
吉田議員からお手元に配付したとおり、修正案の内容、動議が提出されましたので、一読いただければと思います。
まず、議案第17号、平成30年度、広陵町
一般会計補正予算(第5号)に対する修正案を議題といたします。
提出者より
提案理由説明を求めます。
2番、
吉田議員!
○2番(
吉田信弘君) この議案に対して修正案を提出するわけなんですけれども、先ほどの
全員協議会の中でも私申し上げましたように、建て替えを希望される会の中で、人数的に把握はしておりませんけれども、このまま今のまま
中央公民館をさわらないでほしいという声も何割かあるわけです。その方たちの4月中ごろに行われる協議会の中でゼロからのスタートという形で今回修正案を提出させていただきました。これをそのまま来年度に持ち越しされるということは議会が認めたということになりますので、当然幾人かの方に対しては、迷惑になろうかなと思いますので、今回そういうことでこの項目については削除をお願いしたいということで提案したものです。
○議長(
堀川季延君) ただいまの説明に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。
お諮りします。
ただいま議案となっております本案については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会への付託を省略することに決定しました。
これより修正案及び原案について一括して討論を行います。
まず、修正案について、討論ありませんか。
14番、
青木議員!
○14番(青木義勝君) 修正案に対して反対の立場で討論をさせていただきます。
もちろんこの本案については、委員会でいろいろ協議した後、審議した後、いわゆる
委員会提案という形をとりまして、
全会一致で可決すべきものと決して出てきた議案であるわけで、よってもちろん委員会での評決を覆して変わっていくことは別に悪いことでもなしに、何も法的に何ら関係ないわけです。ただ、委員会の権威というのか、そういうことを踏まえてちょっと私は疑問だなと、こう思っておるわけでございます。
よって、この議案のいわゆる修正案、これ全額、いわゆる削除するということですので、それについては、その弊害として私が考えますのは、例えば12条で指摘を受けたそういう是正工事、いわゆる設計工事、こういうことにも手をつけられなくなり、もしも結果としては何かいろいろなことが出てきたときに、非常に安全性のことも踏まえて、ということは指摘されている、協議されている是正工事、設計もできないということになれば、何ともいらわれなく状況になるわけですから、よって全体を見てみたら、早期の建てかえをとおっしゃっているのは、あした、あさって、1年でできるのか、建てかえが考えていけるという状況であれば、それはまたいいわけです。しかし、いろんな諸状況において即建てかえというのは無理だと、そういうことの説明もあり、結構ですというわけにはいきませんけれども、現実は現実として見ていかないかんのは、議会議員の立場と私は思っております。
よって、まず是正工事という指摘工事をまずやってもらい、それに付随する修復工事、これも当然やってもらわないかんわけです。もちろんいらわんでいいという話もあるわけですけれども、やっぱり議会議員としては、やはり何もそういうほかのいろんな立場の人が
中央公民館を利用活用していただいているわけです。そのことも踏まえて、やはりまずは安全確保ということを私は第一義に議会としても考えていくべきだと思います。ただ、おっしゃるとおり、ずっと前に怠慢であり、いわゆる法を無視したような増築があったとか、それは責任の問題等あることはあるわけですけれども、それのために今現在、次の段階にそういう不安な、いわゆる安全性も保てないようなことになるような施設を使っていただくことは大変、私議員としても心苦しいと思うわけでございますので、よって、この予算を削除せよという修正案については反対いたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
5番、山村議員!
○5番(山村美咲子君) 賛成の立場で意見を申し上げさせていただきます。
私、総務委員会で附帯決議には賛成をさせていただきました、一旦は。なぜこうしてその附帯決議を無視するという形で、こういう今動議に出されて修正をさせていただきたいのかと申し上げますと、実はきょうの
全員協議会でさまざま役場理事者の方から説明を受けました。その中でやはり思うのは、やはりこういう契約があるからとか、不履行になるとか、そういうものを契約書を何か後ろ盾にしながらこれは何としても議決せなあかんの違うかというふうな説明を受けてしまうということが一つありました。そうなると、今ここの議会で何も修正せずにこのままの補正予算を通してしまうとなると、幾ら附帯決議にありましてもやっぱり拘束力はありません。ですので、やはりこの議会でこの議案が通ったんだからという中で、そういう説明会ですとか、住民の方、利用者の方々に説明をされるということが同じ原理で、そういう議論になりはしないかという心配が一つありました。
それとやはりまだまだ説明を厳しく議会が聞いていくと、いろんな資料が出てくる。また、決意というのか、説明も受けられますけれども、こういうものはしっかりと役場の各部署、教育委員会、総務部、企画部としっかりとその担当の部署がもっと煮詰めてこうするんだという共通認識のもので煮詰まった状態で出された議案ではなかったんだなということを改めて、きょうの
全員協議会で感じさせていただいたわけであります。ですので、やはり今は一旦この公民館に対する是正に関しては、削除していただき、しっかりと議論をし、煮詰めた状態の中で再び出していただくのがいいのではないかと思って、賛成をさせていただきました。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) この修正案に対して反対の立場で討論をさせていただきます。
当然繰越明許費の補正でございます。年度内に事業が完成しない場合は、繰り越して、ルール上、1年間通じて完成に早急にせしめるというふうなための措置であります。いわば当初予算の予算額に対しての執行のおくれの手だての補正であります。当然ながら設計についておくれを生じ、そしてまた12条申請に時間を要し、年度内にその執行が終わらないという予測のもとに上げられたものであります。当然契約を完了しておりますし、年度末3月31日に完成できないとすれば、繰り越して措置をするのは財政上の当然な措置であります。しかしながら、このおくれを説明するに少し理解の苦しむようなおくれの説明もあったのも事実であります。したがって、こういった執行については、事務を複雑化する、そういうことじゃなくて、当初の計画どおり、契約どおりに完成せしめる全力を投入していただきたいというふうに思うものであります。年度が変われば新たに予算を編成しなければならない。その作業、そして契約をどこで中断して、そして契約変更を持っていくか。年度で一区切りするについては、相当事務の煩雑、そしてまたその経費については当初とは変わった額になると予想もされますし、増額の可能性もございます。そういった意味で、繰越明許費については全てであるというふうに考えるものであります。
よって、この修正案には反対をさせていただきます。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君) 修正案に賛成の立場で討論をいたしたいと思います。
今、
笹井議員が言われた最初から3分の2あたりまでは私も全く同意見であります。法令違反をした建物が現にあると。これを法令に適した建物に直さにゃいかんということで平成30年度の予算が立てられたわけであります。これが年度末の3月31日まで上がらないのであるから、繰越明許の手続をするのは当然でございます。
総務文教委員会の議論では、そこまでの議論は一致したので、
全会一致で可決すべきものということで採択したものと思っております。
ところでなぜ、このおくれが生じたのかということをその後、調べてみますと、いろいろと県との間で難しい問題が起きている。そこに利用者の側が本当にそれでいいのかどうかというようなチェックもあるようでございます。利用者の側は今、面積が狭くなって困るとか、施設が使えなくなるとか、ピアノがないと練習ができないのに、ピアノがある会場を確保できるのかとかいろいろ不安をお持ちの方が多いわけでございます。4月入られたら速やかにそうしたサークルの皆様に具体的にどういう代替措置をとるのかということの手続をして、全てのサークルでこれでいこうやないかということが整いましたら、その段階で速やかに補正予算を提起していただいて、それで執行するのが一番よいやり方なのではないかと、このように思いますので、賛成いたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
11番、谷議員!
○11番(谷 禎一君) 私もこの修正案に対しては、賛成の立場で討論させていただきます。
もともとこの予算に関しましては、エレベーターの設置、そしてトイレの改修を目的としてつくられた予算が年度を越えまして繰り越しというふうな話になってきているわけです。なぜ繰り越しになってきているのかと申しましたら、これは既設公共施設の建物の調査を事前にしていなかったと、これは以前の北保育園の問題から発しまして、早急に是正、必要な公共施設については是正、そして調べて対処していくということは約4年前に話があったものです。それがいまだにできていなかったということが起因をしておるものです。これがはっきりできておれば、そういうのを見越して話を進められた。そして改修計画もできておった。もしくはもう少し早く対処できたというふうになっていたものです。何回かの、これも3回目のことになっておりますので、今回きちっとそういう建物も全庁的に調べて洗い直していただくということは町長言っておられますけれども、今回の件に関しては白紙に戻しまして、きちっと改めて考えるべきだと思います。
そして建物が危険というふうなお話がありましたが、決してそうではございません。耐震診断を行われてオーケーということはできております。だから危険な建物の中で利用していただくということはないと思いますので、今回については修正案について賛成とさせていただきました。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、次に、修正案を除く原案について、少し戻りますが、
委員長報告に対しての質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、修正案を除く原案について討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
それでは、まず修正案についての採決を行います。
まず、本案に対する修正案について、起立により採決します。
本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立7名であり、賛成多数であります。
よって、修正案は可決されました。
次に、修正案を除く議案第17号について、採決します。
修正案を除く議案第17号について、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第17号、修正を除く部分の原案については可決されました。
次に、
委員会提出議案第2号、議案第17号「平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)」に対する附帯決議についてを議題とします。
本案は、
総務文教委員会委員長から提出されております。
お諮りします。
ただいま議題となっております
委員会提出議案第2号について、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
委員会提出議案第2号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
提案理由の説明を求めます。
奥本総務文教委員長!
ただ、一部内容の中で修正案以外の部分もございますので、一応審議したいと思います。
○
総務文教委員長(奥本隆一君) それでは、提出議案の説明をさせていただきます。
議案第17号、平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)に対する附帯決議、本補正予算案における繰越明許費補正としての
中央公民館改修設計委託料は、本町において重要な施設を改修するものであることは十分に認識している。しかしながら平成29年8月18日に、1万名の
広陵中央公民館の建てかえ要望署名が
広陵町長宛てに提出され、さらには同年12月に開催された第4回
広陵町議会定例会において、同趣旨の請願が
全会一致で採択された。町当局の議会有志に対して真摯な対応を求める。
よって、今般の
中央公民館の改修については、
全員協議会等で町長が建てかえ及び時期についても検討考慮中であるとの説明があった。その前項であれば、今回提案の設計及び工事については十分精査をして、県より指摘された是正工事及び安全確保の修復工事にとどめ、経費の節減を求める。
町の他の施設についても議会で指摘をしている関係法令との適合について早急に十分調査をして対応すべきである。要望する会及び他の利用者の皆様に十分な理解を求めるため、さらに丁寧な事業の説明が必要である。
以上、決議する。
平成31年3月20日、奈良県
広陵町議会。
以上でございます。
○議長(
堀川季延君) 13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君) ただいま議案第17号に対する修正が可決をされましたので、640万円の繰越明許については、なくなりました。ところがこの附帯決議については冒頭に、本補正予算案における繰越明許費補正としての
中央公民館改修設計委託料はというふうに書いてありまして、既にこれが存在していないわけですので、附帯決議としては体をなさないと、こういうことですから審議しないというふうにするのが筋ではないかと思いますが、どうでしょうか。
○議長(
堀川季延君) 今
八尾議員のほうからお言葉をいただきましたが、一応附帯決議の中には利用者の皆さんに十分な理解を求めるために、さらに丁寧な事業の説明が必要であるという文章がございますので、それについては、そのとおりだというふうに思いますので、それをもってこれは修正動議の内容で可決となりましたので、意味をなさないということです。それはそのとおりでありますので。
14番、
青木議員!
○14番(青木義勝君) もちろん残念ながら修正可決されましたが、そこでその下のほうに、後ろのほうに書かせていただいている、いわゆる他の施設に対して従前から議会が、他の施設に対してきっちりとした法的な適合性があるものについて十分な調査をしなさいというのを出しております。
よって、私は、附帯決議については、やはり審議していただかな何の意味もないと。ただ、委員会でもそういうことを踏まえて
全会一致で可決しているという重みもあるわけですから、その辺は審議していただきたいと思います。
○議長(
堀川季延君) しばらく休憩します。
(P.M. 2:14休憩)
(P.M. 2:17再開)
○議長(
堀川季延君) 休憩を解き、再開します。
13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君) 先ほどの修正動議が採択されたことによりまして、640万円の繰越明許費がなくなりました。この附帯決議は、その640万円の繰越明許費の存在を前提にした決議でございます。その取り扱いについて議員間で十分なる論議もしておりませんので、これについては採決しないという動議を提出します。
○議長(
堀川季延君) ただいま
八尾議員のほうから採決しない旨の動議が出ましたが、これにつきましてお諮りします。
異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) それでは、附帯決議につきましては、審議しないということで決定いたしました。
次に、議案第20号、平成30年度広陵町
学校給食特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第20号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
次に、
議員提出議案第1号、
広陵町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第1号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、
議員提出議案第2号、広陵町
奨学資金支給条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第2号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、
議員提出議案第3号、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除に関する条例の廃止についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第3号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号、平成30年度広陵町
一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第31号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
次に、日程2番、議案第4号、第5号、第7号、第8号、第9号、第10号、第11号、第12号、第13号、第14号、第15号、第16号、第18号、第19号、第29号及び第30号の16議案を議題とします。
本案について、
厚生建設委員会委員長より委員会の審査結果について、報告願うことにします。
坂野厚生建設委員長!
○厚生建設委員長(坂野佳宏君) それでは、厚生建設委員会は、7日の本会議において付託されました16議案につきまして、12日に委員会を開き、慎重に審査いたしました。その結果を御報告申し上げます。
まず初めに、議案第4号、広陵町ともにはぐくむ
手話言語条例の制定については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号、広陵町
農業版コワーキング施設設置条例の制定については、どのような形で指定管理者制度が展開を見せ、就農者に対しても生計が成り立つまでの指導体制は備わっているのかとの質疑に対し、機構への指定管理という形でコワーキング施設設置に関して連携していく。また、収益を得るということではなく、就農者の方には自立のための練習の場としてこの場を活用いただきたいとの答弁があり、
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、広陵町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについて、条文の「町長が適当と認めたもの」の基準とは、また保護者との情報交換の場は設けられているのかという質疑に対し、人材に関して年齢制限は設けておらず、勤務成績を含めての判断をするというもの。また、保護者とは全体的にはないものの個々での面談や送迎の際にかかわる機会はあるとの答弁があり、
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、広陵町
放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについて、11月1日から2カ所での運用が開始されたくすのきクラブの人数と振りわけの基準、また開発に伴う人口増加に備えた定員のあきはあるのかとの質疑に対し、地域や兄弟構成などを考慮した30人ずつの編成であり、一部教室の解放もしていただいているのであきは現時点ではあるとの答弁があり、
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、広陵町
子ども医療費助成条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、広陵町
ひとり親家庭等医療費助成条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、広陵町心身障がい
者医療費助成条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、広陵町国民
健康保険税条例の一部を改正することについては、4,219世帯ある中、実質増額となる介護被保険者世帯への特例措置として基金を活用し、減額できないのかとの質疑に対し、県域への納付金額は定められており、制度上、所得割と均等割の2方式が負担を最小限に抑えることのできるものである。また、次年度以降は平成31年度の賦課を確認し、平成32年度の納付金の状況と基金残高と照合し考えていくとの答弁を受けました。
反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、広陵町霊園条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、広陵町
ふるさと会館条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、
広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、広陵町
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、平成30年度広陵町
介護保険特別会計補正予算(第2号)については、質疑及び
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、平成30年度広陵町
墓地事業特別会計補正予算(第2号)について、全体の区画数に対して実墓地数は幾つあるかとの質疑に対し、町営区画は1,194区画あり全て購入済みではあるが、近年、購入者に比べて返還希望者が多く、空き区画は52区画あるとの答弁があり、
反対意見はなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号、
地域福祉計画を定めることについて、社会福祉協議会への予算の動きはどのような形になっているのか、また配食サービスや生活困窮者に対する今後の対応策にはどのような計画を持っているのかとの質疑に対し、今回の社会福祉協議会への予算計上は人件費に充てるものである。また青い鳥が保有していた資金の使い道は、町の補助に該当しない事業所に委託して、経験値の少ない現在の社会福祉協議会へ指導を願う際やイベントに用いられる。また、配食サービスに関して、社会福祉協議会とは別に、平成30年度から民間業者の参入により昼食の配食を必要とされるおよそ40人に行っている。生活困窮者を支援する具体案は、当人の気持ちを考慮することを前提とし、各部署での横の連携を強化していく上で、職員で結成したワーキンググループ内で計画をしている。サロンに関しては、地域で複数設立することは検討中である。しかしながら計画倒れにさせないために、
地域福祉計画に関連のある方々を毎月の広報に掲載し情報発信することで、身近な方の活躍を通じ、町民の理解を深めていただくことにつながると考える。そして、その地域にいる魅力あふれる人財を掘り起こして、CSWになっていただくよう働きかける。先進地には、火つけ役になるCSWの存在が必要不可欠なのであるとの答弁がありました。
その他、各委員から種々の質疑があり、いずれも適正に答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、葛城市・広陵町
介護認定審査会共同設置規約の変更については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単ではありますが、厚生建設委員会の審査の結果報告といたします。
○議長(
堀川季延君) ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第4号、広陵町ともにはぐくむ
手話言語条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第4号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。
(P.M. 2:32休憩)
(P.M. 2:59再開)
○議長(
堀川季延君) 休憩を解き、再開いたします。
それでは、議案第5号、広陵町
農業版コワーキング施設設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第5号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号、広陵町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第7号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号、広陵町
放課後子ども育成教室条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第8号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号、広陵町
子ども医療費助成条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第9号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第10号、広陵町
ひとり親家庭等医療費助成条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第10号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号、広陵町心身障がい
者医療費助成条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第11号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号、広陵町国民
健康保険税条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 反対の立場で討論いたします。
平成31年分の特例として、基礎課税の世帯別平等割について、6,300円安くすると言われ、多くの方が安くなると言いますけれども、介護納付金課税の平等割を廃止していますけれども、均等割を1万300円から1万6,600円と廃止した分を上乗せされてしまいました。そのことによって大半が安くなっても6,300円上がる世帯があるということで、これは賛成することができません。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
7番、吉村議員!
○7番(吉村裕之君) 賛成の立場から討論いたします。
本条例の改正につきましては、まず1点目として介護納付金課税の世帯別平等割を廃止し、賦課方式を3方式から所得割額と均等割額の2方式とし、また被保険者均等割額を現行の1万300円から1万6,600円に改正するものであります。
また2点目としまして、財政調整基金を活用し、平成31年分の特例として国民
健康保険加入の全世帯に課税される基礎課税医療保険分の世帯別平等割を2万7,400円から2万1,100円に改正し、一律6,300円を減額することにより、全ての国保加入世帯の保険税の軽減を図ったものであります。介護納付金分の賦課方式の変更等につきましては、本来世帯への賦課ではなく、40歳以上、65歳未満の被保険者個人がその賦課対象となるものであることから県単位化に向けた取り組みとして賦課方式を統一するため実施されるものでありますが、これまでの制度から急な課税変更であることからその影響額が発生することになります。しかし、課税内訳のバランス等を考慮しながら本町が国民
健康保険事業の財政運営の安定化のための平成27年から積み立ててきた財政調整基金を活用し、平成31年度は全ての国保加入世帯への医療保健分の軽減とあわせ、さらに1世帯に3人以上の介護納付金分の被保険者がいる場合には、減免制度により平成31年度においては、世帯主に新たな負担が生まれないように軽減することを考えるとの答弁がありました。
平成32年度以降、今後も住民が安心できる保険制度の設計が必要であることは誰しも認めるところではありますが、現在限られた財政と制度の中ででき得る検討された上での改正であることから、本議案につきまして賛成といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第12号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号、広陵町霊園条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第13号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号、広陵町
ふるさと会館条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第14号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号、
広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第15号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号、広陵町
水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第16号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号、平成30年度広陵町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第18号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号、平成30年度広陵町
墓地事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第19号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号、
地域福祉計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第29号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号、葛城市・広陵町
介護認定審査会共同設置規約の変更についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第30号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
次に、日程3番、議案第21号、第22号、第23号、第24号、第25号、第26号、第27号及び第28号の8議案を議題とします。
本案について、
予算審査特別委員会委員長より委員会の審査結果について報告願うことにします。
奥本予算審査特別委員長!
○予算審査特別委員長(奥本隆一君) それでは、予算審査特別委員会は、去る3月7日の本会議において付託されました8議案について、13日及び14日に委員会を開き、審査しましたので、その結果を報告します。
まず初めに、議案第21号、平成31年度広陵町一
般会計予算でありますが、まず、歳入については、町民税の個人分均等割見込み額が前年度に比べ約70万円の増額となっているが、その理由はとの質疑に対し、新しい一戸建て住宅が多く建ってきており、働き盛りの方がふえることを見込んで計上しているとの答弁がありました。
森林環境譲与税は、具体的に何に使う予定なのかとの質疑に対し、ナラ枯れの対策や森林学習の費用に充て、残金は積み立てて、来年度以降の事業に活用したいとの答弁がありました。
町有建物の貸付収入に関し、図書館分として30万円が計上されているが、何に対するものなのかとの質疑に対し、「かぐやカフェ」であるとの答弁がありました。
ほかに、地方特例交付金、ファミリー農園の現状、炭化物に関する費用等について質疑があり、それぞれに答弁を受けました。
次に、歳出でありますが、まず、総務費では、個人番号カードの交付率についての質疑に対し、平成31年2月末現在において、11.4%であるとの答弁がありました。
回遊ツアーの内容についての質疑には、移住定住を推進する観点から、主に大阪圏から広陵町に住んでいただけるよう取り組みを進めており、町をよりよく知っていただくために、一泊二日の体験ツアーを計画しているとの答弁がありました。
会計年度任用職員制度導入支援委託料についての質疑に対し、制度改正に伴い、支援スタッフ等の事態把握調査、事前研修及び例規を整備するための費用であるとの答弁がありました。
職員研修の取り組みについての質疑に対し、市町村アカデミー、全国市町村国際文化研修所、自治大学等で開催される各種研修会へは積極的に参加していきたいとの答弁がありました。
交通公園の今後のあり方についての質疑に対し、建物は、長寿命化せず除却し、公園のみを残す方向で検討しているところであるとの答弁がありました。
そのほか、自衛官募集事務、ふるさと納税、公共交通運行事業、防犯カメラの設置等について質疑があり、それぞれに答弁を受けました。
次に、民生費では、成年後見人制度利用支援事業助成金の昨年度の実績についての質疑に対し、昨年度の利用はなかったとの答弁がありました。
自殺対策への取り組みについての質疑に対し、新年度において、職員及び民生委員を対象にゲートキーパーの養成講座を開催するとの答弁がありました。
老人福祉関係委託料が減っているが、その理由はとの質疑に対し、実績ベースで予算計上しているためであり、利用されている方を制限しているわけではないとの答弁がありました。
手話奉仕員養成事業委託料が前年度より減額となっている理由についての質疑に対し、委託費用は、入門編が35万円、基礎編が40万円となっているが、隔年で実施していることから、平成31年度予算は減額となっているとの答弁がありました。
そのほか、追悼式の運営、保育園改修工事等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、衛生費では、犬のふん害対策のための啓発を狂犬病予防注射の場において、引き続き行っているのかとの質疑に対し、ペーパースコップ等の啓発物品の配布を継続して行っているとの答弁がありました。
地球環境保全PR用物品に対する質疑に対し、「川をきれいに」という啓発の文言を記入したティッシュや生ごみネットを環境保全指導員と職員で配布し、啓発に努めているとの答弁がありました。
現在、エコセンターはどのように利用されているのかとの質疑に対し、紙すき体験を行っており、平成30年度実績としては、4件、14名の参加があったとの答弁がありました。
そのほか、予防接種事業、ごみ中継施設整備計画等について質疑があり、適切な答弁を受けました。
次に、農商工費では、防災重点ため池防災減災整備事業についての質疑に対し、町内75カ所のため池のうち、民家や公共施設に隣接し、被害が想定される34カ所のため池に対し、氾濫解析業務を実施するものであるとの答弁がありました。
「新規就農者総合支援事業助成金」と「担い手・
経営強化支援事業助成金」との違いについての質疑に対し、前者は、50歳までの新規就農者に対し、1件150万円を支給するものである。一方、後者は、既に就農されている方に対し、
経営強化をするための助成金であるとの答弁がありました。
農業版コワーキング施設整備事業の予算が前年に比べ、大幅に減額となっている理由についての質疑に対し、平成30年度は設備投資のための金額が多かったためであるとの答弁がありました。
そのほか、弁財天地区土地改良事業、地籍調査費、産業総合振興機構等について質疑があり、適切な答弁を受けました。
次に、土木費では、百済中央線バイパス整備事業の進捗状況についての質疑に対し、用地取得を伴う事業であり、現在、23筆中19筆の購入を終えたところである。今後は、購入済みの19筆の箇所について、できる範囲で工事を進めていきたいとの答弁がありました。
廟谷池を埋めた後の利用方法についての質疑に対し、今後、地元等と話し合い決めていきたいとの答弁がありました。
ブロック塀等撤去工事補助金の予算内訳についての質疑に対し、補助金額10万円を10件分計上しているとの答弁がありました。
そのほか、竹取公園、西谷公園の整備等について質疑があり、適切な答弁を受けました。
次に、消防費では、洪水ハザードマップの作成についての質疑に対し、水防法の改正により現在、県が見直しを行っているところであり、完成後、それに付随して、町においても作成するとの答弁がありました。
そのほか、感震ブレーカー設置補助金等について質疑があり、適切な答弁を受けました。
次に、教育費では、あすなろ第二クラブの改修後の開所が、なぜ7月になるのかとの質疑に対し、補助事業であるため、補助金決定後の工事となるため、7月開所の予定となっているとの答弁がありました。
いじめ問題連絡協議会の会合は行っているのかとの質疑に対し、昨年5月に開催したとの答弁がありました。
そのほか、就学援助費、私立幼稚園就園奨励費補助金等について質疑があり、適切な答弁を受けました。
次に、公債費では、地方債残高の現状と今後の推移についての質疑に対し、適切な答弁を受けました。
以上、各分野にわたり、質疑をいたし、いずれも適正に御答弁いただいたものでありますが、議案第21号につきましては、社会福祉協議会補助金減額に係る修正案が提出されました。
提出された修正案について、提出者から提案説明を受けた後、質疑、討論を行い、まず修正案について採決した結果、賛成多数で修正案のとおり可決すべきものと決定いたしました。続いて、修正部分を除く部分について採決した結果、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
以上が審査の結果であります。
次に、議案第22号、平成31年度広陵町国民
健康保険特別会計予算については、被保険者数が前年より97人減っている。支払いが困難な保険税の負担を軽減するために繰り入れ措置はとれないのかとの質疑に対し、一般会計からの繰り入れは廃止されている。また、若年者健診に関しての補助金はなく、一般施策で対応しているため、現状の措置が今できる最大限のものであるとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、平成31年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算については、保健事業委託金及び
健康増進等事業交付金はどこから入ってくるものかという質疑には、奈良県後期高齢者医療広域連合より委託を受けて入ってくるものであるとの答弁があり、また
健康診査委託料増額の理由はとの質疑に対して、単価の値上がりと、対象者が増加したことによるものとの答弁がありました。
また、滞納繰越分普通徴収保険料滞納者数と国庫支出金の本年度予算額がないことについては、滞納者数は15人であり、昨年度は保険料の軽減特例に関してのシステム見直しを行ったため予算を計上していたが、来年度に予定はないとの理由から予算を上げていないとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、平成31年度広陵町
介護保険特別会計予算については、認知症初期集中支援チームの活動及び実績について、また認知症カフェについての質疑には、初期集中支援への相談はあるが医療につながった実績はない。今後は、家族の思いも考慮した上で、ハートらんどしぎさんとも提携し、周囲の理解・本人の説得につなげるハードルを下げた体制づくりが必要と考えている。そのための啓発や養成講座にも力を注ぎたい。また、認知症カフェは月に一度、現在はエリシオン真美ヶ丘・おきなの杜・大和園広陵温泉の3事業所で開催されており、いずれも好評をいただいているとの答弁がありました。
また、在宅医療介護連携推進事業並びに地域自立支援事業についての質疑に対して、在宅医療介護連携推進事業として現在、国保中央病院に窓口を設置し、磯城郡3町と広陵町が専門職と病院とをつなぐ働きをしている。そして、大和高田市・香芝市・葛城市・広陵町ではケアマネジャーと病院と連携して、入退院調整ルールの検討などを行っている。
また、地域自立生活支援事業では、ケアマネジャーと医師を交えて月2回、さまざまな事例を挙げたケア会議と介護予防検討会議を開催している。加えて、住民の意識向上に努めており、介護予防教室「はつらつ教室」と「ミニ運動教室」の参加者は多くなっており、21カ所ある「かよいの場」の利用者も年間延べ5,000人を超えている。介護予防は長期で効果を見ることが大切であるとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、平成31年度広陵町
墓地事業特別会計予算については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成31年度広陵町
学校給食特別会計予算については、中学校給食の残食問題に関しての現状と取り組みについての質疑に対して、平成30年4月から平成31年1月末での6中学校合わせた残食率は12.5%であり、以前よりも増加している。これは、インフルエンザの流行による学級閉鎖が重なったことが影響している。また、嗜好はさまざまであることや中学生は自我が目覚め体型を気にする年ごろに加えて、基準改正に伴い、塩分濃度が3グラムから2.5グラム未満に制限されたことが献立に影響し、残食問題の軽減が進まない要因となった。しかしながら、保護者、調理員、教育委員会並びに校長を交えての話し合いの場は設けられており、その都度残食問題の軽減対策について講じているとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、平成31年度広陵町
水道事業会計予算については、固定資産除却費について、給水分担金について、浄水場解体撤去工事費用についてなど、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けました。
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第28号、平成31年度広陵町
下水道事業会計予算については、料金改正についての質疑には、上下水道事業
経営審議会は、これまでに3回開催され、料金の外税表記についての審議結果と下水道料金値上げ案に関して諮問した。これに伴い、来年9月議会にはこの内容を上程できるよう進めているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、予算審査特別委員会の審査結果報告とします。
○議長(
堀川季延君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第21号、平成31年度広陵町一
般会計予算を議題とします。
本案に対しては、予算審査特別委員長から修正案が提出されておりますので、これより本案とあわせて議題といたします。
それでは、先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。
これより修正案及び原案について一括して討論を行います。
まず修正案について、討論に入ります。
討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) 私は、議案第21号、広陵町一
般会計予算における修正案について、反対の立場で討論をいたします。
本町社会福祉協議会、これより社協と申しますが、社協補助金の予算額においては、予算審査委員会で質疑、答弁を求めるといったことはほとんどなく、審議が終了した後において、突如として動議が出され、予算減額修正案の提出がなされたものであります。当然審議の中での質疑・答弁がされたものでないことから、修正案についての質疑に対する説明理由も曖昧で、そのうち採決の結果、賛成多数で可決されました。
広陵町に期待される福祉行政において、共助を実現する福祉施策の重要性がますます増してきている中で、社協はその中でも中心的役割を果たしております。社協は社会福祉法に地域福祉の推進を図ることを目的とする団体と規定されており、町が策定した広陵町
地域福祉計画、先ほど議決されましたが、と共通の基本理念を持ち、地域福祉における具体的な行動を実行するための地域福祉活動計画を策定しています。町としてもこれらの計画に基づき、町と社協が連携を深め、町民、民間企業や団体、その他社会福祉法人等の協働による地域福祉を推進する必要があります。社協は、民間の社会福祉法人という立場である以上、自主財源をもって法人を運営することが原則であり、さらには持続可能な事業を続けるために、自主性と自立性を十分に確保することは必要不可欠であります。しかし、社協は営利を目的とする団体ではなく、その財源は基本的には寄附金、補助金で賄うこととされており、自主財源の増大は地域福祉のための資金増強と行政からの自立という二つの意味での地域福祉にとって欠かせず、それがために行政が推進すべきものであります。こうしたことから本年度当初予算に組み込まれた法人運営の根拠となる人件費については社協の充実、連携強化を図るべく昨年5月に策定された改善計画に沿ったものであり妥当であると判断をいたします。十分な審議がなされないまま減額修正に案として提出された減額修正案については、反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
14番、
青木議員!
○14番(青木義勝君) ただいまの減額修正について賛成の立場で討論させていただきます。
本議会の総括質疑の中で、町長が質疑を受けた中で、社協に対する増額というのか、去年より、昨年度より。それについての答弁でいろいろ協議をしました、内部でね。しかし私の判断で、これを増額という、予算をつけたということの答弁がありましたので、それをお聞きした中で、私自身たまたま社会福祉協議会の会長を町長がされており、そして広陵町長が広陵町の予算の配分の権限を持っているわけですね。その人が社協に対して増額の形をとるというような、いかにもそのような形の答弁であったと私は思っておりますのでね。ちょっと待てよと。ということは会長が町長でないのであれば、それはまた話は別ですが、会長が町長であり、町のほうから予算のことについて出すということは、ちょっと考え方によって、見方によっては、お手盛り的なニュアンスが見受けられるように、私は感じました。
よって、本当に社協に対しての我々も大きな期待もあり、いろいろ提案、提言もさせていただいております。それを実際として実践するためには、当然予算が必要なことは承知しております。しかし、まず社協が別組織ということで自立をしてやっていこうという、また局長の決意も聞いておりますので、それであるのであれば、やはり現物給付ではなしに、いわゆる町としても十分社協というのを大活用していただくためにも、やはり現物給付に捉われずして、町が抱えている事業であったとしても、それを社協に持っていく、振りかえていく、業務を移転するという形も踏まえて、そして財源の確保、独立したやつがいやということもあると思いますが、現実は現実としてやっていかなあかんということですので、町がやるべき業務を社協に渡していく。そして自立する第一歩を踏み出していただく。ということは、最初から社協の決意も聞いている中で、町長も会長としての決意をおっしゃっているわけです。最初からちょっと言葉は悪いですが、げたを履かせて出発させるというのは、人件費のことは承知しておりますよ。そんなことも踏まえて、ちょっとその辺が私は疑問を持ったということで。そこで先ほど積立金の話も出ましたが、私はこの際、浄財の取り崩しもされて、もちろん理事会でちゃんと協議していかなあかんけどね。それも踏まえた中でやはり社協の自立でまずやってもらう。そしてどうにもならないということになれば、これはやはりちゃんとした形でサポートしていくというのは当然なことだと私は思っております。そういう意味で、まずは出発点からげたを履かないようにしていくということでお願いしたいというのと、そして業務においても、例えば先ほどの浄財の積立金、それが余り使うべきものじゃないということもわかりませんが、今現在、先ほども言ったような状況であると同時に以前から金利の高いときは利子が結構あったわけですから、それが運用されていってたわけやからな、現に。それであれば原資を使っていくのもそんなにえらい抵抗するような話じゃないと私は思っております。そのことも踏まえて、また、以前、安曇野の視察研修のときにも、福祉バスという形で、またデマンドも踏まえて、社会福祉協議会が運営をされてそれなりの成果を上げておられることもお聞きしておりますので、これは一気にはできませんが、やはり社協というものの自立として、そして役所がやらなくてはならないものと切り離して、またいろんな業務、民生委員さんのいろんなあれとか、またいろんな各種団体の管理とかいっぱいあると思います。そのことも踏まえて、私はやっていってできるだけ社協が広陵町の中のもう一つの機関として大いに充実をした仕事をしていただけるサポートは当然必要だと思うので、よって、私はこの修正案に対して、賛成という形で討論をさせていただきました。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
7番、吉村議員!
○7番(吉村裕之君) 反対の立場から討論いたします。
社協におきましては、当然できる限り自力でもって頑張ってもらうということとともに、行政も委託すること、また行政が手が届かない部分につきましては、補助金等によって社協とともに行政もあわせて前に進めていく施策というものが必要になってくるかと思います。それに当たりまして、私今般、予算委員のほうをさせていただきましたけれども、
笹井議員からの討論にもありましたように社会福祉協議会に対しては一つの質問しかされず、それに対して理事者からも適切な答弁がございました。それ以降に修正案が出たということで、どちらかというと修正ありきの予算委員会であったのかなというふうな感じを受けました。そうなりますと、予算委員自体が予算委員会の存在をどういうふうに見ているのかという部分にもちょっと疑問を感じるところがございますので、今般のこの修正案に対しては、予算委員としても反対いたしますし、議員としても反対という形で反対討論とさせていただきます。
○議長(
堀川季延君) 11番、谷議員!
○11番(谷 禎一君) 賛成の立場で討論させていただきたいと思います。
予算委員の中にも議員活性化委員会の方もおられます。わからない部分は自分で聞いて、それで質問を受けると。それで納得するまで話をするというふうなことをやっていくための活性化委員会というのをつくったのであります。その中で今回の減額修正に関しましては、基本的には、社会福祉協議会が去年の年度末で4,000万円の費用を持っておったと。そして1億円以上の浄財があるというふうなことにおいて、反対の議員お二人が言われるように、社協は自立していかないかんと。そして中核組織をなしていくんだと言われておりますが、そのためには、そうしたらここまで町がやってあげようと、あそこまでやってあげようということの繰り返しをやっていてどうして自立できるんでしょうか。きちっとその財源があるのであれば、自主的にその財源を投下して、そして成功事例を見せていくというのが社協の自立に関与するものであります。いつまでも甘い形のもので町が補助していく時代ではございません。しっかりとした社協の自立をしていただいて、どうぞ成功事例を見せていただき、そして事業拡大に対して、町からこれだけの補助金なりをいただきたいという形のものを出していただきたいと思います。
よって、今回の部分に関しては賛成とさせていただきます。
○議長(
堀川季延君) 反対討論はありませんか。よろしいですか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 1点につき賛成討論をさせていただきます。
笹井議員はこの予算委員会で質問も答弁もなくと今言われました。吉村裕之議員は、一つの質問だけということを言われましたが、私は奥西局長に聞きましたら、社協は300万円の手持ちがあって、1,900万円ありますということを確認いたしましたので、この1,200万円を減額して、この分はやはり社協が自立、
青木議員や谷議員が言われた、後は一緒ですけれども、しっかりと自立していくのに使っていただきたい。町が補助するのではなく、しっかりお金もあるんだから、これを使って自立をして頑張っていってほしい。そういう意味でこの修正案を提出させていただいたということでございます。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 次に、修正案を除く原案についての討論に入りたいと思います。
修正案を除く一般会計当初予算について、原案について討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 修正案を除く一般会計については、反対をいたします。
理由の一つは、この2019年度予算の最大の問題は、10%の消費税の増税分が入っていることです。この増税に対しては賛成と明言する財界人や昨年末まで内閣官房参与を務めた学者など多くの人々から今増税したら大変なことになるという声が上がっています。3カ月もマイナスの経済指標となっていることが判明したからです。安倍さんが過去2回延期を決定したときより景気が悪化傾向なことは明らかですから、今増税したら大変なことになるというのは当然なことではないかと思います。これが入っているということが一つの理由です。
2番目は、公民館など多くのことで、住民との話し合いがやっぱり欠けているのではないかと思えるからです。
それから3番目は、高齢者予算が軒並み減っていました。
それから4番目は、自衛隊名簿を提供しているからです。13日の国会参議院本会議で、岩屋防衛大臣は、これは強制はできないと認めているのにもかかわらず、町長はこれからも続けていくと言われたと。この4点で、この一般会計の予算に対しては反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) 議案第21号、一般会計当初予算の修正案を除く部分について、賛成の立場で討論をいたします。
町長の施政方針においては、三つのまちづくり、重点施策を掲げ、第4次総合計画、後期基本計画、また、まち・ひと・しごと創生総合戦略、その他さまざまな計画実現のための方針をお聞きしました。特に本年度の言葉を「道」と称し、政策目標を達成するための道筋をつける。そして人材を育成し、動議をもって着実に推進していく、このような力強い言葉も伺っておるところであります。平成最後の年となる31年度の当初予算につきましても、財政調整基金、いわゆる貯金を取り崩しての予算編成、大変厳しい財政状況であるというふうに認識をいたしております。そのような中で持続可能な開発目標SDGsの目標達成に向けて、まちの役割を果たしていく、先進的に取り組むまちとして自治体のSDGsモデル事業にもエントリーをしていくということでございます。
また、まちの将来を見据え、産業総合振興機構の設立であったり、県と連携した竹取公園周辺のまちづくり、幼児教育無償化への対応、そしてまた防災防犯体制、こういった充実に予算も盛り込まれておるわけでございます。どれも安心して住み続けられる持続あるまちづくりを目指しての予算編成だと考えております。
先ほど来、いろんな項目について
反対意見を申されましたこともありますけれども、消費税の増税、これらは社会保障の充実、また将来世代への負担のつけ回し、こういった軽減を図るためにも財源確保に取り組まれたものでございますし、国において十分審議され、軽減税率も導入されることになっております。国の方針、また法律に基づくものであるというところから異論はないと考えます。
一方自衛隊に対しても同様でございます。自衛官募集に対する事務、これは
地方自治法で定められた法定受託事業でございます。役所は法令に従って仕事をしていかなければならないわけで、こういったことは行政の根幹となるべきものと理解をしております。
総じて平成31年度一
般会計予算は、まちの将来を見据えた住民生活に密着したきめ細かな予算と考えております。異論ないところでございます。先ほどの一部修正案をつくる部分については残念でございますが、それ以外の部分につきましては、異論なき、私の賛成討論といたします。
以上でございます。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君)
笹井議員が賛成討論をされましたので、私は反対の立場から討論したいと思います。
山田議員と重なるところは、特に重らないようにいたします。
それで、まず消費税が乗っていると。4,000万円も町の負担がふえるということを言いながら、そのことに対して困ると、地方自治体としてはこんなことやられたら困るんだということをちゃんと言わなきゃいけないのに、そのまま受け入れるというのは私は考えられない。以前の議論で水道や下水道に消費税をオンして住民に負担いただいていると。水道、下水道の予算決算で、そのことを根拠に予算決算に反対するということを長いことしてきたんですけれども、もうそれはやめますということを宣言したことがございます。それは上位法でございまして、一定の根拠があるというふうに言っております。
今回は2%を現に上げると。実際に使われるのは法人税に使っており、そして景気自体も悪くなるという、こういうことですから、全く景気の浮揚策にならないというところをやっぱり見抜いてしかるべき我がまちの財政はこうだということで言っていただく必要があろうかと思います。
それからごみ袋のことについても申し上げたいと思います。ずっと言い続けておりますが、せんだっての一般質問では、おむつの回収のことについては、これは無料で回収すべきものじゃないかと。そういうことをまず始めるべきではないのかと。年間でほぼ試算で5,400円にもなるような負担を乳幼児を抱える家庭に強いておると。これは子育て支援のまちということで考えるならまずここを無料化をしていくべきなのに、それに対して非常に冷淡な態度をとっております。
それから長時間労働のことについても申し上げたいと思います。先ほど条例改定で職員の労働時間、残業の上限については、規則で定めるということについて共産党は賛成をしております。しかしその具体的に何時間までというのは決めていないわけです。そこに参考などという恐ろし気な文書がありまして、1カ月に100時間を限度とするだとか、1年12カ月のうちの6カ月までは認めようだとか。しかし、このきょうおいでになる職員の中で限度いっぱい働いてみなさいよ。
健康を害しまっせ、こんなん。町がどんな規則を定めるのか今のところわかりませんから、特に反対の根拠というまではいきませんけれども、参考というふうに言っているんだから、あれを恐らく決めるんだろうと思うんですけれども、学校にも行きました。先生方は大変でございます。残業をさせないように、しなくてもいいようにするために、それはもともとの教科教育にもっと時間を使ってもらいたいと。小学校に1日4コマで授業の上限を定めるなら、我がまちで何人の先生が必要かとお尋ねしたら32名というとんでもない増員をしなければいかんということになっておるようでございます。現場というところはやっぱりそういう意味で、やっぱり
健康で元気でやっていただく。それからやっぱりモチベーションを高める。自分が役場の職員として、地方公務員としての本来の役割を果たしたいと思うからこそ、そういう労働環境を整えてもらいたいということになるんですが、いまだに例えば振替休日を取得するのは2カ月以内と原則になっておりまして、その間に取得しなければなくなりますなどという、恐らくこれは
労働基準法違反であります。せんだっての
総務文教委員会では、地方公務員においても
労働基準法と
労働安全衛生法については、これは一部を除いて適用されるということになりましたから、早速
労働安全衛生法を読み始めておりますが、大変な事態でございます。これは別途申し上げますけれども、こういうことにやっぱり本格的に役所全体が取り組んでいただきたいと、そういうことを思っております。
それから元気号のことについても少し申し上げたいと思います。これはワークショップということで、極めて少人数なんですけれども、幸いなことに参加されている方は自分がこういうところで困っていますというだけじゃなくて、まちのこと全体を考えて、ここはどうかしら、あそこはどうかしらという議論をしていただいているので、全庁的な見直しができたと思いますから、今度しかるべき手続を踏んで、改善がされると思いますから、期待しておりますけれども、これを本格的に改善するためには、今運転手とバスをふやすということがないとクリアできないわけです。しかし、そこに持っていくためには恐らく元気号を利用していない方々に対して、この元気号というのはなかなか大事なんですよと。それからもう一つは、元気号では支え切れないところは、デマンド交通を導入しないといけないんですよということをちゃんと町が言わなければこの問題は解決できないわけであります。給食のところでまた申しますけれども、香芝との間で連携の協定も結んでいる関係がございますから、香芝にデマンド交通、広陵町のエリアについても導入してもらいたいということを言っているわけですけれども、なかなかそういう判断には立たないということでございます。
予算は、義務的経費もあれば、改善の計画といいますか、改善の事業も当然にあります。きょうは反対討論をやれというから問題点だけ挙げました。全部が反対というわけじゃありませんけれども、そういう点幾つか申し述べた事情によりまして、反対といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
それでは、議案第21号の採決を行います。
まず、本案に対する修正案について、起立により採決します。
本案の
委員長報告は、修正可決であります。本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立8名であり、賛成多数であります。
よって、修正案は可決されました。
次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、採決します。
お諮りします。
修正議決した部分を除く原案について、賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、修正部分を除く議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号、平成31年度広陵町国民
健康保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 国保会計について、反対の立場で討論いたします。
高過ぎる保険税の軽減に、国は3,400億円の公費算入が行われました。でも一般会計からの繰り入れが減らされれば住民負担の軽減にはなりません。国保加入世帯の平均所得は年138万円というように、国保は低所得者中心の医療保険になっていますから、負担できる保険料は限られるんです。にもかかわらず中小企業従業員向けの協会けんぽと比べ、保険料と会社と折半する仕組みがこの国保にはないのに、国庫負担を減らしてきたことや、国保料だけにある均等割によって子供が多い世帯ほど国保料が高くなることで、国保の1人当たり平均保険料が協会けんぽより1.3倍も高くなっています。特に所得が低い世帯では、子供が多いほど生活が苦しくなる。これが実態です。大金持ちでも年61万円の上限額を支払えば大金持ちはそれで済んでしまっています。住民税も含め、支払い能力に応じた応能負担中心の算定に切りかえてほしいと思います。そして1兆円の公費負担増で均等割などを廃止し、国保料を協会けんぽ並みに引き下げるという国に対しての要望を強めてほしいと思います。
これらのことで、この国保会計には反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
7番、吉村議員!
○7番(吉村裕之君) 賛成の立場から討論いたします。
国民
健康保険制度は、我が国が誇る国民皆保険制度の基盤を支える重要な役割を果たし、住民の
健康保持と公衆衛生の向上に大きな役割を果たしてきておりますが、医療費の増加や加入者のうち、高齢者や低所得者の占める割合が大きいといった構造的な問題も抱えているところであります。
広陵町議会におきましても、平成28年第3回定例会で国民
健康保険制度への財政支援の拡充を求める意見書についてを
全会一致で採択し、都道府県単位化後も国民
健康保険が将来にわたって住民の生命を守る皆保険制度のかなめとなり得るよう、財政支援を求めたものでありました。平成30年度から県と市町村がともに国民
健康保険の運営を担い、また県が財政運営の責任主体となったことにより、本町においても県単位化に伴う予算となっております。平成31年度予算では、平成27年から積み立てられた財政調整基金の本年度の基金残高の見込み額のうち、約20%の4,390万3,000円を取り崩し、減免制度への充当、医療保険分平等割額の減額への充当、県への納付金不足額に対して住民の負担となる税率改正を行わず、基金による充当、そして保健増進事業のさらなる充実を図るための予算を組んでおります。国からの援助がない。また、少ないからといって保健事業を停滞させるわけにはいかず、本町としても限られた財政や定められた制度の中で現状の減免制度を維持しながら財政調整基金の繰り入れによる財源調整とできる限り住民の負担の軽減を図っております。
また、県が国保財政の運営の責任主体となることによるスケールメリットから安定的な財政運営が可能となり、県単位化による国の支援が拡大することで、持続可能な社会保障の確立が図られると考えますことから、平成31年度広陵町国民
健康保険特別会計予算は賛成といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第22号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号、平成31年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君)
後期高齢者医療特別会計予算に対して、反対の立場で討論を行います。
滞納の分ですけれども、昨年は47万7,741円だったのが、今年度の予算では、64万3,019円ということで滞納がふえているんですね。さらに後期高齢者医療制度の保険料、均等割を軽減する特例措置、9割軽減、8.5割軽減を10月から廃止し、7割軽減になります。このように2年ごとに保険料も見直しされるし、収入のない75歳以上の高齢者に対して、この軽減措置も廃止されるということで、もっともっとこの滞納をされる方がふえてくるのではないかなと。こんな高齢者いじめのこの制度は一日も早く廃止すべきだと思いますので、反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) 議案第23号、平成31年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
非常に高齢化が進む我が国におきましては、本制度は医療保険をみんなで支える仕組みとして、平成20年度に創設されました。その後、10年が過ぎたわけであります。制度として定着してきているというふうに感ずるものであります。今後も高齢者医療を維持していくためには、世代間の負担の公平化をもっていかなければなりません。そのことから創設時から暫定的に実施してきた減免の上乗せ措置についても見直しが図られたものと理解をしております。なお見直し時期については、低所得者への社会保障の充実策の実施時期と合わせて行われることから一定の配慮がなされているというふうに思うわけであります。
したがって、平成31年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算については賛成といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第23号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号、平成31年度広陵町
介護保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) 反対の立場で討論いたします。
2018年10月からホームヘルパーが自宅を訪問し、1カ月の基準回数以上、例えば要介護1だったら20回以上、それから要介護5だったら31回以上の生活援助サービス、どんなことかといったら調理とか、清掃とか、洗濯などですね。そういう生活援助サービスをケアプランに盛り込んだ場合、ケアマネによる市町村への届け入れが義務化されました。市町村は地域ケア会議でケアプランの内容を検証し、不適切と判断すれば変更を促す場合もあります。10月以降、基準回数を超えたケアプランを届け入れたケアマネは全体のわずか4.5%にとどまり、今回の義務化が利用者の自立支援に役立つと言えるかとの問いに対し、言えないと回答したケアマネは81.7%にもなりました。このように年金とかから介護保険料を引かれていて、この使いにくい、また生活援助が必要なのに、国はこのように削ってきているわけです。ケアマネさんが自立支援に今度の義務化が役立つと言えるかの問いに対し、言えないとしたケアマネが81%以上にもなっているわけです。こんな使いづらい介護保険制度に変わっている、変えられているということに対して、これは介護保険は国家的詐欺じゃないかと言う人もいるくらいに今なっています。それでこのことを進めているという介護保険の予算に対しては、賛成するわけにはいきませんので、反対といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(笹井由明君) 議案第24号、平成31年度広陵町
介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。
ただいまいろんな反対理由に数値を取り上げてケアマネのアンケート調査、そういったことについても自立支援についての反対討論があったわけでございますけれども、本予算は、第7期の介護保険事業計画の中間年に当たります。そして第6期計画から介護保険料を据え置いた計画の中で平成30年度の給付実績等を分析した、そして安定した介護保険、そういったサービス提供の確保と同時に介護予防、認知症の政策等の事業充実に向けた取り組みが計画されている予算計上であるというふうに思われます。高齢化が進んでいく中で、介護を必要とする方、認知症の方、増加が見込まれているわけでございます。適正なサービス利用や認知症施策、医療介護の連携、介護予防事業の取り組みに重点を置いて事業を実施していただくことが住みなれた地域での生活の継続につながり、また将来の介護保険計画にも影響があると認識をいたしております。これら連携して取り組まれ、住民の
健康、意識の高まりとなって、そして元気なまち広陵につながるよう事業推進、充実を要望し、賛成討論といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第24号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号、平成31年度広陵町
墓地事業特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第25号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号、平成31年度広陵町
学校給食特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) この給食会計に対して反対の立場で討論いたします。
審議の中で残食数が10%から12%にふえているということがわかってきました。それなのに給食費を値上げも考えている、検討しているというようなこともわかってまいりました。今小学校が4,200円の給食費、中学校が4,500円です。多子世帯に支援を300万円あればできるのにしていただけない冷たい教育委員会です。残食数を減らす努力も足りないのではないかと思います。やはりここの部分をしっかりと値上げを検討しないで、そして多子世帯に支援をしていただくことを検討していただきたいと思います。それがなかなか検討していないのではないかなと思いますので、反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
4番、吉村議員!
○4番(吉村眞弓美君) 賛成の立場から討論させていただきます。
先ほどの反対討論の中にも残食率が高いとの御指摘があったかと思います。理事者側からは1月に学級閉鎖があり、その分が残食として上がっているとの理由とともに、食育の観点からも残食は好ましいものではなく、運営委員会においても改善対策の必要性を認識している。それぞれの学校での取り組みについて話し合いの場を設けている。音楽を流して食べやすい環境をつくるなどできる取り組みは継続して努力を続けていく旨、説明がありました。
また、給食の提供についても4者懇談会の中で保護者の方の意見を確認している。塩分濃度が低く改定されましたけれども、カツオのだしをとって工夫をしたり、できるだけおうちで食べていないものを取り入れていこう、いろいろなものを食べていただこうという形で行っているとの説明もありました。
また給食費の滞納繰越についても昨年と比べて減っております。
よって、平成31年度広陵町
学校給食特別会計予算については、何ら異議なく当然に認定すべきであり、賛成といたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論。
13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君) 反対の立場から討論をいたします。
たしか中学校給食の運営委員会の結論は古寺の町営住宅北側の土地に町内の二つの中学校を対象にした給食センターをつくりましょうと、こういうことだったのがいろいろな経過で香芝と合同でそれを広陵につくり、香芝には土地代金は要りませんということまで言い出して、議会もこれを承認をすると。30年で1億円の収入を放棄する欠陥予算であります。この理由で1回反対をすれば、これが改善されない限り、ずっと反対せざるを得なくなる。金がないと言ってるんだから、ちゃんと金よこせと香芝に言ってもらわなあかん。こういうことがちゃんと理解できないといけない。だから土地使用料という形でとれないのであれば、例えばデマンド交通で段取りしてくれませんかという妥協案を提示をしているんですが、まだそれについては、きちんと返事がございません。
それから残食のことで学級閉鎖による部分があるということを賛成意見を言われた吉村眞弓美議員も言われました。これ子供らに、これ食べなさいねと言って残したら残食ですよ。だけど朝から一生懸命調理してて、インフルエンザで何クラス学級閉鎖になって提供ができないんだったら、それは残食と言わんの違うかと、分母からそれを引いてもらわなあかん。こういうことをきちんと科学的に調査をして、数値が正しいのかどうなのか吟味してもらわなあかんということがあります。
それと、それをやってもなおかつやっぱり残食が多いという場合があります。これは週当たりに7日ありますから21回の食事をするわけですよ。我々は21回食事をするわけです。そのうちの5回、これが残食が多いという議論になっているんですけれども、家庭も含めてどうだったのかということをもっとやらなきゃいけませんから、これはもう学校教育と社会教育を合体して、子供らが家でどんな食生活を営んでおるのかということもちゃんと把握をした総合的なやり方をとらないといけないんじゃないかというふうに思っております。私はだから残食が多いから学校が悪い、教育委員会が悪いというふうに言いたくないというか、言うつもりはないんですよ。それはやっぱり社会全体の問題があるからね。だからそこらあたりとちゃんと踏まえた的確なやり方があるのではないかと。
それともう一つは、小学校と中学校は世代と違うというのがありますけれども、小学校はそれまでの働いておられた方が引き続き、所属する会社は違いますけれども民間委託になってやっているけれども、中学校は丸っきり新しいところでやっているわけですよ。だから運営の蓄積もないということを前提にしたやり方をとらざるを得ないわけだから、これはよっぽどしっかりとやってもらわないといけないのではないかと。そういう意味では、やっぱり民間委託をするという選択をされたことが果たして本当によかったのかどうか、私は間違った判断をされているのではないかと。直営に戻すということも含めてこれから給食をどういうふうにやっていくのかぜひ考えていただく契機にしていただきたいと、こう思っておりますので、反対をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第26号を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号、平成31年度広陵町
水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第27号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号、平成31年度広陵町
下水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第28号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
次に、日程4番、
議員提出議案第5号、2019年10月の
消費税増税中止を求める意見書について、
八尾議員から提出され、所定の賛成者があり成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(田村 猛君) 朗読
○議長(
堀川季延君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
13番、
八尾議員!
○13番(八尾春雄君) 最初に意見書の文案を読み上げます。
政府は予定どおり、2019年10月から消費税率を10%に引き上げようとしています。家計消費は低迷し、深刻な消費不況が続いています。実質賃金は伸びず、年金受給額はさらに削られようとしています。金融資産を持たない世帯が全世帯の3割を超えるなど、格差と貧困は拡大する一方です。このまま税率が引き上げられれば地域経済をさらに疲弊させ、中小企業や小規模事業者の営業を脅かし、雇用不安を招くなど国民生活は大変な影響を受けることになります。
政府が行おうとしている消費税の増税対策は、一時的で対象も限定され、富裕層ほど大きな恩恵を受けるものです。「軽減」と宣伝されている複数税率による混乱も心配されています。消費税率引き上げのために莫大な予算を継ぎ込むなど本末転倒であり、本気で景気対策を行うというのなら、消費税10%への増税こそ中止すべきではないでしょうか。
そして、2023年に導入される「インボイス(適格請求書)制度」は地域経済を担う中小業者にとって大きな負担となり、免税業者が商取引から排除されるという重大な問題があります。景気悪化を招き、低所得者ほど負担が重いのが消費税の特徴です。「今、消費税を上げるときなのか」といった疑問の声が大きく広がっています。住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える2019年10月の消費税率10%への引き上げとインボイス制度導入を中止することを強く求めます。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成31年3月20日、奈良県
広陵町議会、内閣総理大臣 安倍晋三様。
こういう意見書でございます。
この中でインボイスという、初めて見る言葉ですから、少し紹介をしておきます。
これは適格請求書というふうに言っておりますが、これを発行する事業者は納税地の税務署長に申請書を提出して、税務署長の登録を受けることになります。登録を受けた事業者は、請求書などには必ず登録番号を記載する義務が生じます。登録を受けた事業者は、課税売上高が1,000万円以下になった場合でも免税事業者にはなれません。通常1,000万円以下であれば免税事業者なんですけれども、これを登録すると免税事業者にはなれません。登録番号には共通番号、法人番号の利用が検討されています。また免税事業者は、登録を受けることができないことになります。現在の仕入れ税額控除の要件は、請求書など及び帳簿書類の保存ですが、インボイス制度が始まると適格請求書及び帳簿書類の保存に変わります。現在は、要件さえ整っていれば、誰が発行した請求書、領収書でも仕入れ税額控除の対象となりますが、インボイス制度になると登録事業者の番号が記載されている請求書だけが仕入れ税額控除の対象になります。免税事業者から商品を購入した事業者はたとえその免税事業者が発行した請求書を保存したとしても消費税の仕入れ税額控除の対象になりません。なかなか難しいことを言っているんですが、こういうふうに理解をしていただきたいと思います。年間の仕入れ額が税金をちょっと脇に置いて500万円の仕入れをして、それをお客さんに800万円で売りましたと。この場合は、お客さんから受け取る税額10%ですから、800万円の10%で80万円をお客さんから消費税を預かることになります。仕入れが500万円ですから、10%50万円を仕入れ業者に払うわけですから仕入れ税額控除というのは80万円から50万円既に払っているので残りの30万円を納税しますよと、こういう制度が今適用されているんですね。この500万円の仕入れ業者があなたのところはどっちですかと。このインボイスを発行できる事業者にちゃんとしておられますか、しておられませんかということなんですね。もしそういうことがされていないんだったら、どういうことになるかといったら50万円を認めてもらえませんから80万円の納税をせなあかんということだから一気に50万円、その事業者は自分で自腹を切らなあかんと、こういう問題になるんですね。だから取引するときにどちらの業者なのかということをあんたどっちですの、あんたどっちですのということで自分のところの事業にできるだけ有利なお得意先を選ぼうと思ったらこういうことになってしまうということになりますので、これはどえらいことだと。2023年から始めるというふうに言っておりますけれども、これはもう商売をたたまなあかんの違うかということで、これまで1,000万円以下の売り上げしかない小さなところだったら免税になっておったのが、そうはいかなくなってきたということが大きな点だと。きょうは事業者のことをちょっと詳しく申し上げましたけれども、これが消費税がどこに使われておるかとか、逆進性が高いとか、これまで何度か言っておりますので、その内容は意見書に入れておりませんけれども、そういう内容でございますので、ぜひ賛成をお願いしたいと思います。
以上でございます。
○議長(
堀川季延君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
4番、吉村議員!
○4番(吉村眞弓美君) 反対の討論をさせていただきます。
消費税10%のときの増収分については、社会保障と財政健全化とのバランスをとりつつ、子育て世代への投資を集中することで全世代型社会保障を実現することとし、引き上げ時には軽減税率の導入などの対策もとられております。せめて食べるものだけは税率を上げないでほしいという庶民の切実な願いを受けとめ、公明党は軽減税率導入を求める約560万人もの署名を政府に届け、この制度を実現させました。各世論調査でも軽減税率に賛同する声は大きいわけでございます。庶民の目線からすると、所得に占める飲食料品の割合を見ますと、低所得者のほうが飲食料品への支出は大きいわけでございます。軽減税率によって実質的な負担減の効果が大きいのは、明らかであり、つまり軽減税率は低所得者こそ恩恵を受けるようになっております。経済の成長軌道を確かなものとし、消費税率の引き上げを実施することは教育負担の軽減などの少子化対策や社会保障の充実、財政健全化のために不可欠であることから意見書の趣旨には賛同できず反対を主張いたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
3番、
山田議員!
○3番(
山田美津代君) この意見書に賛成の立場で討論いたします。
軽減税率と言われますけれども、食料品や定期購読の新聞は税率が8%に据え置かれます。政府は軽減税率と呼んでいますが、今より軽減されるわけではなく、据え置き税率にすぎません。食料品は外食を除くとなっていますが、外食の定義は複雑で、税率が何%になるかの判別は極めて面倒なことになります。多くの品目を扱っている商店では税率を区分して計算しなければなりません。同じ食品でも店内で食べる場合と持ち帰る場合とで税率が違うなど混乱は必至です。そして二人以上世帯の2018年の年間平均消費は338.8万円、前回増税前の2013年と比べたら25万円も落ち込んでいます。月2万円も消費を切り詰めているのですから、景気が上向かないのは当然です。中小の業者では、消費税を転嫁し切れずに身銭を切って納税することもありますが、片や大企業は、基本的に消費税を負担していません。また消費税は低所得者層ほど負担が重い税金です。年収200万円未満の負担率は、年収2,000万円以上の人の6倍にもなっています。軽減税率を導入しても逆進性がますますひどくなります。
政府が5.7兆円の増税をするために6兆円の対策をばらまくというこのやり方には本末転倒だ。それなら最初から増税をしなければいいという声もあります。年金生活者は何重もの被害が生じます。社会保障に使うと言いますけれども、3月末で消費税を導入されてから満30年、累計は372兆円、2019年見込みプラスで397兆円です。ところが法人三税は減収額が298兆円、所得税や住民税の減収額が275兆円ですから、すっかり減税の穴埋めで消えているわけです、30年間、多くの国民から消費税をとっても。大企業は減税していますから。だから社会保障に全然使われていないんです。そういうことで、この10月の増税をしても社会保障には回ってこないと思います。ですから増税に中止を求める意見書には賛成をいたします。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
5番、山村委員!
○5番(山村美咲子君)
八尾議員からインボイスのことで説明がございました。識者の声によりますと、この方は中央大学経済学部教授の長谷川先生でありますけれども、インボイス制度は、消費に関する経済活動を透明化するインフラ基盤になる。定着すれば益税問題の解決や下請企業の転嫁対策にも有効だ。インボイスの導入は、大規模事業者にとっては難しくないはずなのですぐにでも実施してもらいたいという識者の声もあります。またこの複数税率に対応したレジの導入や受発注システムの改修に対しましては、政府が補助金を支援しておりますので、私はこの意見書には反対をさせていただきます。
○議長(
堀川季延君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議員提出議案第5号を原案のとおり決議することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(
堀川季延君) 起立3名であり、賛成少数であります。
よって、
議員提出議案第5号は否決されました。
次に、日程5番、
議員提出議案第6号、
米軍基地負担に関する提言の推進を求める意見書については、
奥本議員から提出され、所定の賛成者があり成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(田村 猛君) 朗読
○議長(
堀川季延君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
10番、
奥本議員!
○10番(奥本隆一君) それでは、
米軍基地負担に関する提言の推進を求める意見書の文面を朗読させていただきます。
47都道府県の知事で組織する全国知事会は、沖縄県を初めとする在日米軍基地に係る基地負担の状況を基地等の所在の有無にかかわらず広く理解し、都道府県の共通理解を深めることを目的として、平成28年11月に「
米軍基地負担に関する研究会」を設置し、これまで6回にわたり開催してきた。研究会では、日米安全保障体制と日本を取り巻く課題、
米軍基地負担の現状と負担軽減及び日米地位協定をテーマに、資料に基づき意見交換を行うとともに、有識者からのヒアリングを行うなど、共通理解を深め、7月26日・27日の両日に開かれた全国知事会において「
米軍基地負担に関する提言」を決定した。47都道府県の知事が「各自治体住民の生活に直結する重要な問題」として、
米軍基地負担の現状や改善すべき課題について共通理解を深め、米軍基地の負担軽減や日米地位協定の見直し等に関する提言を決定したことは、極めて重いものである。
よって、国に対し、国民の生命・財産や領土・領海等を守る立場からも、全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」を踏まえた次の事項について積極的に取り組まれるよう強く要望する。
1.米軍機による低空飛行訓練等については、国の責任で騒音測定器をふやすなど必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる時期について速やかな事前情報提供を必ず行い、関係自治体や地域住民の不安を払拭した上で実施されるよう、十分な配慮を行うこと。
2.日米地位協定を見直し、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立入の保障などを明記すること。
3.米軍人等による事件・事故に対し、具体的かつ実効的な防止策を提示し、継続的に取り組みを進めること。また、飛行場周辺における航空機騒音規制措置については、周辺住民の実質的な負担軽減が図られるための運用を行うとともに、同措置の実施に伴う効果について検証を行うこと。
4.施設ごとに必要性や使用状況等を点検した上で、基地の整理・縮小・返還を積極的に促進すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月20日、奈良県
広陵町議会、衆議院議長 大島理森様、参議院議長 伊達忠一様、内閣総理大臣 安倍晋三様、内閣官房長官 菅 義偉様、外務大臣 河野太郎様、防衛大臣 岩屋 毅様。
以上でございます。
○議長(
堀川季延君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、日程6番、
議員提出議案第7号、
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書については、坂野議員から提出され、所定の賛成者があり成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(田村 猛君) 朗読
○議長(
堀川季延君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
6番、坂野議員!
○6番(坂野佳宏君) 朗読いたします。
食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書。
まだ食べることができる食品が生産、製造、販売、消費の各段階で廃棄されている、いわゆる食品ロスの削減は、いまや我が国において喫緊の課題と言える。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン(2015年度)と推計されており、これは国連の世界食糧計画(WFP)が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上る。政府は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、家庭での食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが、事業者を含め国民各層の食品ロスに対する取り組みや意識啓発は、いまや必要不可欠である。食品ロスを削減していくためには、国民一人一人がおのおのの立場において主体的にこの課題に取り組み、社会全体として対応していくよう、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要である。また、まだ食べることができる食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが重要である。
よって、国におかれては、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって
食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、下記の事項について真摯に取り組むことを強く求める。
1.国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。
2.商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、
食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。
3.賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成31年3月20日、
広陵町議会、敬称略で衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、以下各担当大臣に宛てます。
以上です。
○議長(
堀川季延君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第7号は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、日程7番、
委員会提出議案第1号、
議会活性化特別委員会の
活動期間延長についてを議題とします。
議会活性化特別委員会については、平成31年第1回
広陵町議会定例会閉会の日までに活動を終えるよう期限をつけましたが、同委員会から会議規則第45条第2項の規定によって、平成31年第4回
広陵町議会、いわゆる平成31年12月議会定例会閉会の日まで活動期間を延長されたいとの要求がありましました。
お諮りします。
委員会の要求のとおり、期間を延長することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
堀川季延君) 異議なしと認めます。
よって、
委員会提出議案第1号、
議会活性化特別委員会の活動期間を委員会の要求のとおり、平成31年第4回
広陵町議会(平成31年12月議会)定例会閉会の日まで延長することに決定しました。
以上で、本日の
議事日程は、全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本定例会に付議されました事件は、全て終了しました。
平成31年第1回定例会は、これにて閉会します。
(P.M. 4:43閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
平成31年3月20日
広陵町議会議長 堀 川 季 延
署名議員 吉 村 眞弓美
署名議員 山 村 美咲子...