広陵町議会 2018-03-22
平成30年第1回定例会(第4号 3月22日)
平成30年第1回定例会(第4号 3月22日)
平成30年第1回
広陵町議会定例会会議録(最終日)
平成30年3月22日
平成30年3月22日
広陵町議会
第1回
定例会会議録(最終日)
平成30年3月22日
広陵町議会第1回定例会(最終日)は、広陵町議場に招集された。
1
出席議員は、14名で次のとおりである。
1番 濵 野 直 美 2番 吉 田 信 弘
3番 山 田 美津代(副議長) 4番 吉 村 眞弓美
5番 山 村 美咲子 6番 坂 野 佳 宏
7番 吉 村 裕 之 8番 坂 口 友 良
9番 堀 川 季 延 10番 奥 本 隆 一
11番 谷 禎 一 12番 笹 井 由 明(議長)
13番 八 尾 春 雄 14番 青 木 義 勝
職員を派遣することで、役場が手薄になってしまうのではとの質疑に対し、派遣は一時的なものであるため、職員の定員管理には影響はないと考えているとの答弁がありました。
この4月から正職員を何名くらい派遣する構想なのかとの質疑に対し、
社会福祉協議会には、局長として
町職員OBと、もう1名の職員の2名だけを派遣し、
シルバー人材センターには、派遣しないとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、広陵町
行政組織条例の一部を改正することについては、部を統合することにより、どのような効率化が図られて、どういう効果が得られると考えているのかとの質疑に対し、
技術系職員が少なくなっている中、経験不足をカバーするため、同じ部内の連携を深めることにより、効率的に行っていきたいとの答弁がありました。
また、理事の兼務を外したことにより、
事業関係については、理事が総合的に指導する立場で、部署間の連携を深める体制を考えているとの答弁がありました。
各課の事務量の適正化・配分の見直しについての質疑に対し、どの部署も年々事務量はふえてきており、全体の中で適材適所の人の配置を考えている。まずは、事務分掌の内容を整理し、業務を精査した上で、人の配置を検討したいとの答弁がありました。
企画部の課名を変更した理由についての質疑に対し、職員の人材育成を明確にするため、
企画調整課から
企画部門を切り離し、
秘書人事課に
名称変更を行ったとの答弁がありました。
また、
まちづくり推進課については、他の団体では、事業系の課名であることが多いため、
企画部門を統合の上、
企画政策課に
名称変更を行ったものであり、
まちづくり推進に関しての考え方や重要性が劣っていかないよう、トータルで
政策調整を行える課にしていきたいとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、広陵町
個人情報保護条例の一部を改正することについては、
個人情報の定義に追加するものとして、「
顔認証情報」「旅券番号」等の項目があるが、具体的に町ではどのようなことが考えられるのかとの質疑に対し、現状、「
顔認証情報」等の
身体的特徴の情報に関しては、町で利用している項目はないが、
個人情報をより明確に保護するために改正を行うものであるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、広陵町職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正することについては、3手当を残すこととなった経緯についての質疑に対し、昨年3月に
条例改正を提案させていただいたときには、関係各課との調整不足があったため、一年を通じヒアリングを行い、その結果、記載の3手当を残すこととなったとの答弁がありました。
各手当の支給額についての質疑には、徴収事務は、平成29年11月末までに12万円を支給している。また、
清掃センター保安管理については、58万8,000円を支給し、
犬猫等死体処理については、3件分として3,000円を支給しているとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、広陵町
企業立地の促進に係る
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正することについては、
固定資産税の
課税免除額についての質疑に対し、平成28年度は、189万7,248円、平成29年度は、189万1,505円、平成30年度は、概算で約600万円の見込みであるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、広陵町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、平成29年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)については、保育所費の
支援スタッフ賃金の
減額補正の理由についての質疑に対し、採用するに当たり、当初、フルタイムでの募集を計画していたが、扶養の関係で勤務時間の制限を希望されたことにより、減額となった。また、派遣等として採用したことも要因であるとの答弁がありました。
かぐや
姫まつりは、台風18号の影響により中止となったが、
運営委託料として、補正後の予算額が675万円となっている。その理由はとの質疑に対し、テントの設営、電気工事は、既に設置・撤去済であったため全額を支払った。また、打ち上げ花火、吉本興業との契約については、中止にはなったもの半額を支払ったためであるとの答弁がありました。
かぐや
姫まつりを住民主導の方向性で考えていくべきではとの質疑に対し、
実行委員会の反省会の場においても、同様の意見が出ているため、検討していきたいとの答弁がありました。
地区計画策定委託料の
減額補正についての質疑には、当初、馬見南5丁目の
計画作成を、委託する予定であったが、調査も必要なく、業者委託せずに自力で行える内容であったため、
減額補正したものであるとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号、広陵町
男女共同参画行動計画を定めることについては、計画の文言等を修正することは可能であるかとの質疑に対し、5回の審議会の審議を経て議案として提出したものであるため、修正することは難しいが、今後、個々の事業を推進していくに当たり、先進的な事例を参考に、具体的に考えていきたいとの答弁がありました。
計画の策定に当たり、2,500名に
アンケートをとられたが、年齢層、男女の割合はどのようにしたのかとの質疑に対し、
アンケート対象者については、無作為抽出であるとの答弁がありました。
町男性職員の
育児休業取得者数の現状についての質疑に対し、平成29年度に1名が取得しているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単でありますが、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
笹井由明君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
まず、議案第2号、
公益的法人等への広陵町職員の派遣等に関する条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号、広陵町
行政組織条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号、広陵町
個人情報保護条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号、広陵町職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第10号、広陵町
企業立地の促進に係る
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号、広陵町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号、平成29年度広陵町
一般会計補正予算(第5号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第21号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号、広陵町
男女共同参画行動計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程2番、議案第3号、第4号、第5号、第8号、第11号、第12号、第13号、第14号、第15号、第16号、第17号、第18号、第19号、第22号、第23号、第33号、第34号及び第35号を議題とします。
本案について、
厚生建設委員会委員長より委員会の審査結果について、報告願うことにします。
厚生建設委員会委員長、八尾君!
○
厚生建設委員会委員長(八尾春雄君) 御報告をいたします。
厚生建設委員会は、9日の本会議において付託されました、18議案につきまして、13日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
まず初めに、議案第3号、広陵町
地域福祉計画策定委員会設置条例の制定については、
地域福祉計画のスケジュールについての質疑に、新年度から住民の参加を募り、7月ごろから年度内に4回の
策定委員会を実施していく考えである。
策定委員会とあわせて、職員のワーキンググループを行い、町として何ができるのかを考えていき、社会
福祉計画についても、
社会福祉協議会としても目標に向かって行動していくことで同時に作成できたらと考えているとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、適正な答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で、可決すべきものと決しました。
次に、議案第4号、広陵町
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定については、書類の保存年限が大きく違っているのはなぜかとの質疑に対し、この条例の制定については、国の省令に合わせて指定権者の県が条例化していたが、平成30年4月1日から市町村に指定権者が委譲されることとなったことによるものである。介護報酬請求の基礎となる記録の保存義務期間を2年から5年と設定しているが、介護報酬返還に関する金銭的な債権の消滅時効が5年となっていることとあわせて保存年限を延長したものであるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号、広陵町
予防接種事故等調査委員会設置条例の制定については、なぜ今ごろの委員会設置の条例を制定されたのかとの質疑に対し、従来、予防接種は北葛城郡医師会との契約により行っており、その中の要領において、事故等調査委員会を運営していた。広陵町では、この委員会に諮るような事例は今まではないが、他市町との整合性と、北葛城郡医師会からの条例化したほうがよいとの意見があったことから今回の制定となったとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、適正な答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについては、どういう活動・成果が活動実績・成果実績となるのか。また、実績として挙げるには活動記録などの書面で報告する必要があるのではないかとの質疑に対し、必須事務としては、担い手への農地利用の集積、遊休農地の発生防止、解消及び新規参入の促進という仕事が加わった。具体的には、農地パトロールで耕作放棄地を見つけ、土地所有者に戸別訪問で面談し、農地中間管理機構やつくり手を探したりなどであり、各委員が毎月の活動を記入した「活動記録簿」を報告させているとの答弁がありました。
その他、質疑があり、適正な答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、
広陵町立認定こども園条例の一部を改正することについては、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で、可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、広陵町
国民健康保険条例の一部を改正することについては、国保県単位化での国保料抑制を目的とする自治体の法定外繰り入れについては、県は、公平な保険料と言えないので自治体へ調整をするとのことで、条例の条文を見る限り、してはならないという条文は見当たらないが、どう理解すればよいかとの質疑に対し、法定外繰り入れは禁止されているものではないが、平成36年度に県単位化が完成される。それまでの期間は基本的に繰り入れできないが、市町村の状況によって繰り入れなければならないところについては、各市町村での協議となる。広陵町においては、平成30年度からは一般会計からの法定外繰り入れは行わず、不足する分については国保財政調整基金を充てて対応していくように考えているとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、適正な答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、広陵町
国民健康保険税条例の一部を改正することについては、町独自で行っている軽減措置についての考え方はどうかとの質疑に、減免制度については、他の市町村より広い範囲で減免適用している状況である。県単位化の制度完成時点で全部引き継げるかは、協議を重ねていく必要がある。平成30年度においては、そのまま減免制度を適用し、財源については財政調整基金を充て、それ以降についても基金と調整しながら減免制度を継続できればと考えている。医療費水準が上がらないことでの各市町村の医療費対策は、県全体での医療費抑制だけではなく、各市町村で行う取り組みは変わらず、できる限り継続して医療費抑制に向けて取り組んでいかなければならないとの答弁がありました。
また、県に対しては市町村を支援していく姿勢が感じられるか、また、激変緩和措置について広陵町としての対策を考えているのかとの質疑に対し、奈良県で一本になったときのメリットは県民全体が健康になるという施策をしっかり打っていく以外に方法はないと思っている。奈良県も、健康寿命全国一を目指すという取り組みを公言されていて、今後が期待できる。制度完成が平成36年であり、それに向かって保険税額が示されているので、ある程度上げていくことになるが、医療費を見込んで上がるということなので、御理解をいただきたい。みんなで医療費抑制への取り組み、健康づくりをすることによって、奈良県内の総医療費が下がれば、上がることも抑えられることにもなるので、健康であるための施策を取り続けたい。減免については、広陵町にとって必要であれば、相談しながら制度として継続することもあり得ると考えるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、広陵町
介護保険条例の一部を改正することについては、過去の実績と予想される高齢化の伸び率の結果についての質疑に対し、介護保険の増については、高齢化が進む中で
介護予防が大事である。広陵町では
介護予防リーダーを養成し、事業として「KEEPはつらつ教室」をつくり、町主体で教室を開き、住民が歩いていける場所で
介護予防に努められる「通いの場づくり」を行っている。主体的に
介護予防に努めようと立ち上げた地域が12カ所あり、平成30年度においても老人クラブ等にも声かけをしながら予防に努めていく考えである。また、高齢化が進んでいるので、介護になる前の元気なときからの
介護予防が今後、介護保険料抑制につながってくると思われるので、地域づくりから予防に努めたいとの答弁がありました。
その他、各委員からの質疑があり、答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決により否決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、広陵町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについては、介護医療院とは何かとの質疑に対し、新しく介護保険施設と位置づけられたものであり、療養型の転換施設となっていくものである。機能は、要介護者に対し、長期療養のための医療と日常生活上の介護を一体的に提供する介護保険上の介護保険施設と医療法上の医療提供施設として法的に位置づけるとされているとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、広陵町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並
びに指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、広陵町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、広陵町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正することについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、広陵町
都市公園条例の一部を改正することについては、運動施設率が都市公園の率を上回った実態から、50%を超える施設については条例で定めなさいという緩和措置だと理解していいのかとの質疑に対し、都市公園法の運動施設率の法律の現状は施行令で50%と定められているが、運動施設の国際基準化やバリアフリー化により今後、都市公園の運動施設改修時に50%を上回ることになってくる。市町村独自で参酌し数値を1年以内に決定するようになっているため、当町の施設を調査したところ、真美ヶ丘メモリアル広場について運動施設が55%になっていた。当初は50%で計画していたものが、完成時に55%になっていた状況があるようである。パークゴルフコースについては、
都市公園条例上とパークゴルフ管理条例の二重で管理しているので、
都市公園条例から外しても何ら問題がないこと、また、指定管理者としても自由度が高まることから、特段管理上で支障がないように思われるとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、平成29年度広陵町
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、各委員から種々の質疑があり、いずれも適正に答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、平成29年度広陵町下水道事業会計補正予算(第2号)については、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第33号、広陵町第7期
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画を定めることについては、
介護予防リーダー養成を受けて、KEEPはつらつ教室の延べ参加人数が3年間同じ人数というのはなぜかとの質疑に対し、「はつらつ教室」よりも地域で実際に歩いていける場所づくりに移行していきたいという思いから、「はつらつ教室」の人数を減らさず、通いの場支援箇所で歩いて行ける場所をつくっていこうと、平成30年度は12カ所、31年度は15カ所、32年度は20カ所と計画し、「はつらつ教室」については現状維持で表記しているとの答弁がありましたが、反対者がありましたので、採決の結果、可否同数となり、委員長採決により否決すべきものと決しました。
次に、議案第34号、広陵町第3期障がい者計画を定めることについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、議案第35号、広陵町第5期障がい
福祉計画及び広陵町第1期障がい
児福祉計画を定めることについては、質疑及び
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、
厚生建設委員会の審査の結果報告といたします。
○議長(
笹井由明君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第3号、広陵町
地域福祉計画策定委員会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第4号、広陵町
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第4号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号、広陵町
予防接種事故等調査委員会設置条例の制定についてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第8号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号、
広陵町立認定こども園条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号、広陵町
国民健康保険条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号、広陵町
国民健康保険税条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号、広陵町
介護保険条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) これは、介護保険料を500円上げるということで、第6期の計画値では、実績値が4,847円だったのが、基準値が5,200円で保険料が決められて3年間運営されてきたものです。今度の第7期の計画も、過大に見積もられているということが十分考えられます。本当に年金生活の方、勝手に年金から引かれて、今、年金が大変中国のほうで、年金機構が情報が流出しているんじゃないかという懸念もあるし、扶養控除の申請の用紙も変わっているのに、それが気がつかなくて130万人の方がもらえる年金が少なくなっていたり、今、年金でいろんな不祥事が起きています。そういう大変年金に対しての国民の皆さん、不安に思っている中で、勝手にこの介護保険料を引かれているわけですけれども、今、本当に500円と言いますけれども、これ以上本当に何を切り詰めて生活していったらいいのという、そういう年金生活の方の声をたくさんお聞きします。ここに過大に見積もられて第6期をやられてきたわけですから、この第7期も本当に過大に見積もらずに今のでも高いということがほかの市町村でも高いところがありますけれども、安く抑えているところもございます。ですから、5,200円のままでいくということが考えられないんでしょうか。ぜひ、町民の生活、年金生活者の生活を考えていただいて、この500円の値上げというものに対しては、賛成するわけにはいきませんので、反対討論といたします。
○議長(
笹井由明君) 反対討論がありました。賛成討論願います。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君) 賛成の立場から討論させていただきます。
介護保険事業につきましては、必要なサービス量と施策を見込み、国、県、町の負担と皆様からの介護保険料で実施する制度でございます。
介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険料の増額という内容でございますが、高齢化が進んでいく中、介護保険サービスの利用者の増加、またサービス利用によって住みなれた地域で生活が維持できるものと考えられるため、サービス利用度が高くなると見込まれています。これら利用者の増加やサービスの伸びを推計した結果として、今回の保険料の増額が見込まれています。現在、御利用している方の安定的なサービスを継続、高齢化に伴った利用者の増加などを考えると、保険料の増額は、必要な費用としていたし方ないものと理解しております。今後ますます介護保険制度の重要度が高まる中、具体的な施策として介護サービスの適正な利用、
介護予防、住民主体の地域づくり支援などを実施していき、住民が安心して住みなれた地域で、いつまでも自分自身が望む生活を継続できるよう取り組みの充実を図るとのことでございます。将来に向け、安定した介護保険制度確保のため、事業推進、充実を要望し、賛成討論といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
8番、坂口君!
○8番(坂口友良君) 反対討論でございます。少々データをもって論じたいと思います。
それでは、皆さん方のお手元に比較表をつくってお渡ししております。
この表を見ていただきたいと思います。介護保険料というのは、総合的な福祉政策の結果が出てくる、このように言われています。今までは介護保険というのは、事業所がやっておりました。ところが事業所だけでは限界が出てきたということで、国も方針を撤回しまして、全ての住民の協力を得てやりなさいということが明確に出てきております。
早速この近くの実績を見てみましょう。広陵町、河合町、香芝市、生駒市、このように数字を取り上げております。平成29年度の実績の数値が出ております。平成30年度の予定、どこもこんなん出ているんですよ。これを見ていただいても、広陵町、河合町、香芝市、生駒市、非常に広陵町の高い数字が目立つ、こういうようなことでございます。内容分析を行います。高齢化率、書いております。広陵町24.27、河合町が35.8、すごい高齢化です。香芝市が22.77、まだ若いと。生駒が26.59、広陵町よりちょっと高齢化がいっていると。このような数値でございます。このような高齢化が大きい、先ほど意見がありましたよね、高齢化すると値段が上がるんじゃないんですよ。この中身が問題なんです。ここにもう一目瞭然に出ております。じゃあ、どこに差があるのか。この下でございます。サロン活動、いきいき体操とか、KEEPとか、先ほどこれが出てました。KEEPは12カ所ですか、この数字を入れておいてください。コメントに書いております。総合的な福祉を推進すると。例えば河合町は、35.8、物すごい年寄りなんですよ。河合町は、社協の会って、ボランティアですけれども、50人ぐらいでやっているんかと、ちゃうねん、2,304人やって、社協の会員が。いかに総がかりでやっているか。この辺も明確に出ている。社協の会員が会費も徴収して164万3,000円、全て意識のある人を集めてやってますと、こういうことです。香芝市、ここは若いですけれども、サロン活動なり、福祉の活動、体操教室いろいろやっております。特徴は小地域福祉推進委員会制というのをとってまして、その
地区ごとに福祉を進めていこうと、こういうことでやっております。4,824人が4,809人と反対に下がったと、こういうような結果でございます。生駒市、広陵町とよく雰囲気が似ているところです。高級住宅地が続いております。ここも高齢化が著しいんやけど、サロン活動なり、向こうは百歳体操といって、今50カ所、これが176カ所でするんですって、全然ベースが違うと。お金が5,200円ぐらいと、こういうことでございまして、明らかにこの介護保険の料金というのは、総合福祉政策、この結果が出るのでございます。いずれにしても、広陵町、ちょっと非常にこの辺のベース、福祉に対する取り組みが、あるいは、これからの社協の体制、あるいは
地域福祉計画、まだ広陵町にはないですからね、生駒市も香芝市もありますよ。この辺も大きく体制的な不安があって、非常にこのような料金になってきております。いずれの各市町村も聞いたところ、3年間の過去の実績をとって、それを将来の高齢化の伸びに当てはめて、それで料金を出してくるんですって。ベースは一緒ですよ。だから、この資料、別に私、出さんでも当局が出しているのと、同じ資料なんですよ。同じ資料が出ているんです、当局も。私がつくったのは、たまたま調べてつくっただけでして、同じ資料のベースでもって、何でうちのこれがこう高いというのは、我々は住民代表、だから二元代表制というんですけれども、値上げに賛成した議員が説明せなあきません、こんなんになりますねんと、何でこんなんになりますねんと、こういうふうな説明をせなあきませんので、これは明らかに内容がちょっと不足しているということで、早急に訂正しまして、また出されたらいいと思いますので、今回この案については、明確に一目瞭然でございますので、反対させていただきます。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第14号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立5名であり、賛成少数であります。
よって、議案第14号は、否決されました。
次に、議案第15号、広陵町
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君)
指定地域密着型サービスの人員とか、設備及び運営に関する基準を定める条例ですけれども、これ、介護医療院というのをつくるということで中身を見ますと、3年以上、1年以上とか、また作業療法士、または言語聴覚士などの利用者の処遇が適切に行われると認められるときは、こういう方たちを置かないことができることとか、また、そういう当該医療機関併設型指定密着型特定施設に浴室、便所及び食堂を設けないことができるとか、大変こういう施設とか、人員またそういう特色を持った方を緩和しているように思うんです。いろんなところで事故が起きていますね、今介護の施設で。そういうことがこういうところで起きるんではないかと、そういう危惧を私は持つわけです。こういう後退したものができ、運営されるということに危惧を持ちますし、患者さんにとって、よい介護状態になると私は思いませんので、この議案に対しては、反対をいたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君) 賛成の立場から討論させていただきます。
本条例の改正については、地域包括ケアシステム強化のための介護保険法の改正に伴い、共生型地域密着型サービスの基準、介護医療院の創設、定期巡回、随時対応型訪問介護看護等、一定の基準を満たせば共生型サービスとして介護サービスの提供可能となるものであります。厚生労働省の改正により、本町条例においても、法の条項を引用する箇所についての条項の追加、条ずれ等所要の改正を行い、より一層介護サービスの充実を推進が図られるようとするもので、何ら異議なく賛成討論といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第15号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号、広陵町
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並
びに指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) 議案第15号で、述べたとおりの介護医療院のことで、これは基準が緩和されているものだと思いますので、反対いたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君) 同じく議案第15号と同じ理由により賛成いたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) ほかに討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第16号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号、広陵町
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) この議案第17号ですけれども、第3条第4項中、介護保険施設の次に障がい者の日常生活及び社会生活云々ということで、これは介護施設や障がい施設のいずれかの指導を受けた事業所が他方の制度の指定を受けやすいように基準を緩和し、高齢者介護を障がい児や障がい者の両方に対応できるようにするものだと思います。少なくない障がい者が要支援1・2などの軽度者として要介護認定されており、ボランティアや無資格者による総合事業の対象になります。このやはり基準を緩和するというところで、これを賛成するわけにはいかないと思いますので、反対をさせていただきます。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君) 議案第17号も議案第15号と同じ理由により、異議なく賛成といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第17号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号、広陵町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第18号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号、広陵町
都市公園条例の一部を改正することについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第19号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号、平成29年度広陵町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号、平成29年度広陵町下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第33号、広陵町第7期
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
8番、坂口君!
○8番(坂口友良君) これもちょっと明確に、これ、私も何遍もこれ全部読んでいるんですよ。間違いがございます。具体的に先に言っておきますわ、もう資料をみんなに渡しているんです。37ページ、持っている方は見てください。生活支援体制整備事業、こんなことを書いてあるんですけれども、国はこんなことをせえとは言ってないんですわ。既に資料とか渡しております。また、私の一般質問のときにも資料をつけときました。国はこんなこと言ってませんで言っておくけど。
社会福祉協議会がコーディネーターをやったらええとかね。ちゃんと国は、構築の仕方から、こういうふうにやって、先ほど私言ったように、全ての住民の協力を得ることによって、それで選んでいきなさい。私の一般質問のときの資料にちゃんと国の資料をつけております。ですから、ここもちょっと訂正して、その他の訂正、数字のところは先ほどの、私が言いました議案第14号で言ってますので、そこも訂正して出されたらいいと思いますので、今回の議案は内容的に反対なんです、内容だけちょっと間違ってますから。国はこのとおりせえというんじゃなくて、国費を出してくるんです。国は国の税金を出して、こうしないと言ってくるんですわ、当たり前の話。だから、それをちゃんと守ってください。ということで、この法案は、ちょっと書きかえが必要でございますから、今回この法案は反対して、また新しく書きかえて提出してくださったらいいと思います。これは完全に間違ってますよ。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君) 賛成の立場から討論させていただきます。
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画につきましては、3年ごとに見直しを行い、策定されており、今回は、第7期計画策定となり、平成30年度から平成32年度までの実施計画が見込まれております。介護保険制度の改正では、地域包括ケアシステムの深化推進が重要ととられており、自立支援、重度化防止に向けた取り組みの充実、医療と介護の連携推進、地域共生型社会の実現に向けた取り組み等が重要とされています。本町の計画内容におきましても、基本目標を定め、具体的な施策としての取り組みの実施を計画し、示しているものと考えております。住みなれた地域での自分らしい生活の継続を目指すため、
介護予防に重点を置き、運動を切り口とした地域づくり支援、医療介護連携、認知症施策の取り組みなどの充実が見込まれています。
また、今計画から取り組みの評価指標が示されており、今後の取り組み状況の進捗と比較し、評価できる内容となっております。
また介護サービスの見込み量、事業費においては、給付費実績や施策を反映し、必要な介護サービスを実施するため、3年間の必要事業費を積算しているものと考えております。これら計画内容については、本町の介護保険制度、高齢者福祉の根幹となることから、より一層の取り組みの充実と推進を要望し、賛成討論といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) 先ほど議案第14号で反対したとおり、これは5,700円で、この事業が、今の濵野さんの賛成討論にもありましたように、平成30年度から32年度までの3年間の事業の積算をもとにしてつくられた計画ということで、高い介護保険料のほうで計画がされていますので、この高齢者の
福祉計画の事業計画、賛成するわけにはいかないと思います。見直していただけるということで、お願いしたいと思います。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第33号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立4名であり、賛成少数であります。
よって、議案第33号は否決されました。
次に、議案第34号、広陵町第3期障がい者計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第34号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第35号、広陵町第5期障がい
福祉計画及び広陵町第1期障がい
児福祉計画を定めることについてを議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第35号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程3番、議案第24号、第25号、第26号、第27号、第28号、第29号、第30号及び第31号を議題とします。
本案について、
予算審査特別委員会委員長より委員会の審査結果について、報告願うことにします。
予算審査特別委員会委員長、奥本君!
○
予算審査特別委員会委員長(奥本隆一君) それでは、予算審査特別委員会は、去る3月9日の本会議において付託されました8議案について、15日、16日及び19日に委員会を開き、審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。なお、多ページにわたりますので、少々早口になるかと思いますが、御了承願いたいと思います。
初めに、議案第24号、平成30年度広陵町
一般会計予算でありますが、まず、総括質疑として、町長の施政方針を実現させるためには、組織・職員の力量が重要であるが、今現在、どのようなところに弱点があり、どのように修正をしていく必要があると考えているのかとの質疑に対し、職員の力量については、近年、コミュニケーション能力が落ちてきているように感じている。また、自分で考え行動し、新しい提案で仕事を進める力や政策の論点整理の力も不足しているため、従来型の手法に捉われず、変化を持たせる動きとして、新しい取り組みをとり入れ、軌道修正を図っていきたいとの答弁がありました。
次に、歳入については、町税における滞納繰越分の徴収率の算出根拠についての質疑に対し、実績に基づいて予定徴収率を算出しているとの答弁がありました。
利子割交付金、配当割交付金及び株式等譲渡所得割交付金の積算根拠についての質疑には、地方財政計画及び県における伸び率の見込みを参考に算定しているとの答弁がありました。
ふるさと納税の実績についての質疑に対し、平成30年2月末現在において、703万5,000円であるとの答弁がありました。
また、返礼品で人気の商品はとの質疑に対し、靴下が一番人気があり、肉も多くの方が希望されているとの答弁がありました。
今後の認定こども園のスケジュールについて、計画どおりに順次進めていくことになるのかとの質疑に対し、財政状況は厳しいが、精査して、幼保一体化総合計画に記載の方向で進めていきたいとの答弁がありました。
ほかに、税の滞納処分、たばこ税の現況、公共施設のあり方、財政状況等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、歳出でありますが、まず、総務費では、職員のラスパイレス指数の実態についての質疑に対し、平成28年度は99.5%、平成29年度は98.7%であるが、経常収支比率の中に占める総人件費の割合は、県下で一番低くなっているとの答弁がありました。
職員力を上げるための研修予算が減っているように思うがとの質疑に対し、外部研修は若干減少しているが、根幹にかかわる基本的な研修についての増減はないとの答弁がありました。
職員による政策の提案が必要であると考えるがとの質疑に対し、奈良県で開催している「政策自慢大会」への参加を促しているところであり、過去には、優秀賞も受賞しているとの答弁がありました。
地域担当職員に関し、以前、区・自治会に配布した「コミュニティカルテ」は既に回収済みなのかとの質疑に対し、カルテは全て回収済みであり、4月または7月に開催される区長・自治会長会の場において、地域の課題をまとめたものを配布する予定であるとの答弁がありました。
自治総合センター一般コミュニティ助成金についての質疑には、馬見南2丁目自治会に対し、コピー機、パソコン、エアコン、防災備品等の購入費用を助成する予定であるとの答弁がありました。
町有地を売却する基準、価格等についての質疑に対し、現状、売却に関しての一定の基準はないため、売却基準を早急に整備し、それまでの間は、売却を進めない。また、売却価格については、不動産鑑定に基づく額を最低価格として売却する方針を考えているとの答弁がありました。
3月のダイヤ改正により箸尾駅の電車の本数が時間により削減されることとなったが、町に協議はあったのかとの質疑に対し、町に事前協議はなかったが、今後、近鉄との会議の場において状況を尋ねることは可能であるとの答弁がありました。
子供を連れて働ける場の確保、体制づくりに取り組む考えについての質疑に対し、コワーキングスペースの設置に伴い、テレワーク、サテライトオフィスの検討を進めているところであるとの答弁がありました。
かぐや
姫まつりの参加者が減少していることも踏まえ、内容を見直すべき時期に来ているのではとの質疑に対し、商工会とのかかわりもあり難しい面もあるが、平成30年度の一年間をかけて協議していきたいとの答弁がありました。
以前に提案した「赤ちゃんの駅」について予算化されているのかとの質疑に対し、授乳の場として使用できるテントは備えており、イベント時に貸し出すことは可能であるとの答弁がありました。
そのほか、職員の健康診断の受診状況、北方領土の返還、人権施策の現状等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、民生費では、追悼式の参加者が年々減少しているが、北葛城郡4町で合同開催をする考えはとの質疑に対し、遺族会の場において提案しているが、地域ごとに行いたいという意見も多いため、平成30年度においては従来どおりとしたい。今後、どういった形がよいのかについては、急激に変えることのないよう十分に配慮しながら、遺族会に働きかけていきたいとの答弁がありました。
学習支援教室の状況についての質疑に対し、奈良県
社会福祉協議会において実施されており、放課後子ども育成教室の「あすなろクラブ」に週1回来ていただいているとの答弁がありました。
また、支援のあり方について、町ではどのように考えているのかとの質疑に対し、生活困窮者支援や学習支援の必要性は感じており、教育委員会を中心として構想を検討しているところであるとの答弁がありました。
民生・児童委員のなり手不足についての質疑に対し、福祉のまちづくりの延長線上に民生・児童委員がおられるため、地域福祉の充実に努めていくことによって、なり手が出てくると考えているので、いろいろな角度から取り組んでいきたいとの答弁がありました。
広陵北かぐやこども園が開園するが、病後児保育は実施されるのかとの質疑に対し、状況を把握しながら平成31年度からの実施を検討しているとの答弁がありました。
子育て支援施設「ポケット」についての質疑に対し、利用者は少ないが、必要とされる方もおられるため、どういった形で運営をしていくのかについて、検討をしているところであるとの答弁がありました。
シルバー人材センター補助金の積算内訳についての質疑に対し、運営補助金としては、会員数及び就業延べ日数による活動ランクに基づき、573万9,000円を計上している。また、事業費活動のサポート事業として、会員の人員及び実績を点数化し、350万2,000円を計上しているとの答弁がありました。
そのほか、保育コンシェルジュ、救急キットの配布、軽度生活援助事業等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、衛生費では、産後ケア事業の内容についての質疑に対し、産後4カ月くらいまでの母親を対象に、自立してすこやかに育児ができるよう支援するものであるとの答弁がありました。
また、どの医療機関と提携をするのかとの質疑には、奈良県内の産婦人科、助産所が委託先になると考えているとの答弁がありました。
空き家対策事業についての質疑に対し、平成29年度に5回の会議を開催した。今後は、平成30年度中に空き家対策の計画を策定し、それをもとに特定空き家等の対策を行っていきたいとの答弁がありました。
転入者に対し、どのようにごみの分別方法についての説明を行っているのかとの質疑に対し、転入時にごみ分別ガイドを配布しており、また、住民懇談会の場においても、容器包装プラスチックの分別方法等の説明は行ってきた。今後も要望があれば、地域に出向き、説明会を開催する考えであるとの答弁がありました。
そのほか、新清掃施設の進捗状況等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、農商工費では、弁財天
地区土地改良事業の概要についての質疑に対し、平成30年度事業としては、井堰等の改修、大区画化を実施するための事業計画を策定するものであるとの答弁がありました。
農業版コワーキング施設整備事業についての質疑には、いちごのビニールハウス4棟と育苗のためのビニールハウス1棟を、農業塾出身の方を中心に貸し出す計画であるが、同時に、移住定住の観点からも取り組みを進めていきたいとの答弁がありました。
かぐやちゃん観光PR看板の製作についての質疑に対し、大和鉄道100周年イベントに来られる方をお出迎えするため、立体的なかぐやちゃん人形を箸尾駅前に設置し、町をPRしたいとの答弁がありました。
かぐやちゃんの認知度を上げるために、グッズをもっと製作してみてはとの質疑に対し、平成29年度にシール、バッヂ、刺しゅうの入った靴下、ペットボトルカバー等を作成した。平成30年度においては、文房具やかばん等の販売の予算を計上しているとの答弁がありました。
中小企業・小規模事業振興基本条例の特色についての質疑に対し、現在、9月議会での上程に向け、素案を策定中であるが、自立的な努力により経営の向上を目指す企業、地域社会に貢献する企業等に対し、あらゆる支援策を考える条例にしたいと考えているとの答弁がありました。
そのほか、全国コットンサミットへの参加等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、土木費では、古寺中線整備事業の現況についての質疑に対し、平成30年度中の用地補償完了を目指し、今後も積極的に交渉をしていきたいとの答弁がありました。
橋りょう長寿命化修繕事業に関し、どの橋を修繕する計画なのかとの質疑に対し、的場橋、枯木橋、葛城3号橋、里合橋、桜橋を予定しているとの答弁がありました。
横断歩道の塗装がはがれている箇所について、修繕のための予算は計上しているのかとの質疑に対し、横断歩道の塗装は、警察の業務であるため、修繕依頼を行っているとの答弁がありました。
そのほか、町道の整備等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、消防費では、消防組合が香芝・広陵消防組合から奈良県広域消防組合に移行されたことにより、出動がおくれる等の事例はあったのかとの質疑に対し、常備消防と非常備消防が連携し、迅速に対応しているため、遅延が発生したことはないとの答弁がありました。
次に、教育費では、なかよし広場の指導員の体制についての質疑に対し、現在の2名に加え、再任用職員、民生委員等のボランティアで対応していくとの答弁がありました。
また、現在、はしお元気村で使用していた部屋を今後どのように活用していくのかとの質疑に対し、検討中であるため、決定次第、報告をさせていただくとの答弁がありました。
西小学校教室改修工事の内容についての質疑に対し、平成31年度に児童数の増加が見込まれることにより、2教室が不足することとなった。このため、現在のコンピューター室を二つの普通教室に改造するための工事であるとの答弁がありました。
また、西小学校に配置されるタブレットの台数についての質疑には、66台を予定しており、主にグループ学習で利用されるとの答弁がありました。
特色ある学校づくり補助金の実績についての質疑には、小学校においての実績はないが、中学校では、真美ヶ丘中学校が「QUテスト」を年2回実施しており、人間関係の構築、いじめにより一人で悩んでいないか等の把握に活用しているとの答弁がありました。
教員の長時間労働に対処するため、どのような取り組みが必要なのかとの質疑に対し、帰宅を促す声かけを行うよう、校長会を通じて引き続き伝えていきたいとの答弁がありました。
学校に図書館司書を配置しているのかとの質疑に対し、平成29年度から小学校には、火曜日から金曜日までの間、一人ずつ司書を配置している。また、中学校には、再任用職員を各校2日ずつ配置しているとの答弁がありました。
映画「天使のいる図書館」の上映から約1年が経過したが、反響は続いているのかとの質疑に対し、再上映時には、問い合わせも多数あり、現在でもDVDの貸し出し希望者は多い。映画の中に映し出される地域の風景が好評で、ぜひ見てみたいという方がまだまだ多くいらっしゃると感じているとの答弁がありました。
そのほか、療育教室のあり方、小学校における非構造部材耐震化工事の現状、小学校区の再編等について質疑があり、それぞれに適切な答弁を受けました。
次に、災害復旧費では、平成29年度に発生した台風被害の実績に対し、平成30年度の予算額は少ないのではとの質疑に対し、当初予算では、予算枠として計上したが、災害により、実際に必要となった場合には、補正予算で対応するとの答弁がありました。
以上、各分野にわたり、質疑をいたしましたが、いずれも適正に御答弁いただいたものでありますが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、平成30年度広陵町
国民健康保険特別会計予算については、県からはどのような支援があり、事務軽減化が図られるのかとの質疑に対し、国庫補助金については、国と県のやりとりとなるため、この事務は軽減化が図られると思われる。また、保険給付費が6,000万円減額となっているが、抑えていけるのかとの質疑に対し、一般被保険者数、退職被保険者数ともに減少傾向にあり、一人当たりの給付単価はふえているが、医療にかかる人数が昨年に比べても400人の減により給付費が減少しているとの答弁がありました。
データヘルス計画の取り組みについての質疑には、平成27年度末に平成28年度、平成29年度のデータヘルス計画を立てており、来年度以降の計画については、特定健康診査の計画とあわせて、平成30年度に計画を立てていくとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成30年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算については、減免制度についての質疑に対し、段階的に廃止される部分がある。もともと5割軽減されていたが、平成29年度から2割軽減となり、平成30年度には所得割に対する特例措置の軽減が廃止される。均等割に対する軽減割合は変更はないとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、平成30年度広陵町
介護保険特別会計予算については、どのようなベースに基づいて、介護保険を積算したのかとの質疑には、平成30年度から3年間の計画となっている。広陵町においては、施設の利用度が高いが現状は在宅通所介護、地域密着型通所介護、訪問介護などの在宅サービスの利用度も伸びている。その3年間の伸びを踏まえて計画をしている。3年間、安定的に介護サービスを住民に使っていただけるか、伸びだけでなく、施策を踏まえた中で予防に取り組み、適正なサービス提供を踏まえて、今回、5,700円を基準額とし、被保険者の所得段階に応じて、負担いただくよう予算計上しているとの答弁がありました。
また、政策等について、質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、平成30年度広陵町
墓地事業特別会計予算については、合葬墓の具体的な取り組みについての質疑に対し、墓じまいをされる方、墓守ができない方などのために設置しようと考えているものである。全体的な慰霊祭については、今後の検討課題としたいとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受け、
反対意見もなく、採決の結果、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号、平成30年度広陵町
学校給食特別会計予算については、現在の食育の実績、取り組みはとの質疑に対し、食育の日、地産地消の推進、各学校での調理実習へのセンター栄養士の派遣、また、各校での食育授業の一環として、栄養士及び調理会社の調理員を派遣して、食育講演を実施している。広陵中学校では昨年11月、真美ヶ丘中学校では今年3月、香芝北中学校では2月に実施している。未実施の学校については、これから実施する予定である。また、食品ロスを抑えるために、3学期から各学校ごとに残食量の集計をして、配布し、残食量の削減に努めているところである。センターの視察については、11回ほどあり、内訳としては、各校のPTA、各市町のコミュニティ、自治会の視察・試食等を実施しているとの答弁がありました。
残食はふえているが、原因と対策はとの質疑に対し、前回の報告では、10%を切るか切らないかでしたが、現在の残食率は給食の献立にもよるが、主食、御飯については、10%前後残っている。主菜は、肉・魚等いろいろあるが、大体4%から5%残っている。悩みの種が和え物・サラダで、内容にもよるが20%から30%程度残っているのが現状である。衛生管理基準上、給食は1分以上、85度以上加熱しなければいけないと取り決めがあるので、野菜については、生野菜の提供ができないとなり、加熱処理してすぐに真空冷却機で10度以下に冷やして学校へ提供しているが、なかなか生徒達には受け入れが難しいのか、残食となっている。栄養士や調理会社等では、日夜、調理工夫等、研究に研究を重ねているが、なかなか残食量が減るところまでには至っていないのが現状であるとの答弁がありました。
その他、各委員から質疑があり、いずれも答弁を受けましたが、反対者がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、平成29年度広陵町
水道事業会計予算については、旧水道局跡地解体工事の積算根拠はとの質疑があり、資料の提出を求めました。その他、県広域化について、大滝ダムの事業効果についてなどの質疑があり、いずれも答弁を受けました。
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第31号、平成30年度広陵町
下水道事業会計予算については、企業会計を導入される際、独立採算制が原則であり、経費の全部を利用者の負担金に充てるのが原則であると言っておられる。これは法律では不当であるとの質疑に対し、繰り入れの理屈は料金で賄うべきでない経費については一般会計から負担しなさいという理屈であるので、それがどれに当たるかは整理が必要であるが、下水道の処理に必要とする経費は料金で賄うということになろうかと思う。建設に当たって、管路が離れているところまでたくさんの経費を投入して、整備をして、その管の利用が少ないといったところもあるので、それを全て料金で賄うのは正しいのかどうかというところは、今後の検討課題になろうかと思う。もう一つは、下水道が100%整備されているものではないので、浄化槽で処理されている家もたくさんあり、公平性という観点からは下水道の便益を受けている方は料金で負担するような話になってくると思うので、今後、しっかりと議論していきたい。また、施設設備の減価償却をどの程度料金に反映していくべきか、財産台帳が整備されたので、再度精査をし、機会あれば報告をしたいとの答弁があり、
反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上、予算審査特別委員会の審査結果報告とします。御清聴ありがとうございました。
○議長(
笹井由明君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに審議します。
それでは、議案第24号、平成30年度広陵町
一般会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
13番、八尾君!
○13番(八尾春雄君) この
一般会計予算に反対の立場から討論をしたいと思います。
反対討論ですから、反対の根拠を中心に挙げます。義務的経費であるとか、あるいは努力されて前進したことなど少し触れるかもしれませんが、それを反対討論に盛り込むというのは、ふさわしくないだろうと、こう思っているわけです。
それで、今回の平成30年度の予算について大変重要な予算だというのは、二つの意味合いがあると思います。
一つは、公共施設の縮減計画ということについて、町長から議会でも決めてもらいたいということで決めて、国に送ったわけですけれども、それを知った住民から1万人もの見直しを求める要望署名が出て、議会もその請願を採択をして、結果、平成30年度はこれから200億円とも300億円とも言われる必要な経費をどのように賄うのかということを本格的に議論をするんだと、こういう住民合意がとれるかどうかという、そのスタートになる、そういう予算になったわけです。ですから、予算そのものが住民の理解がきちんと得られるような説得力のあるものになっているかどうかというのが、大変重要なことになっているというのが第1点の前提でございます。
二つ目に国のほうでは、今の憲法9条に自衛隊の存在を書き加えたいという、国のあり方を本格的に変えようという動きが急でございます。御存じのようにおととしの9月19日に、平和安全法が国会で採択をされまして、日本の自衛隊は、これまで出かけられなかったような南スーダンまで、若い自衛隊員350人派遣をして、無事に帰ってきたそうですが、最近の情報では、そのうち2人が自殺をされたという報道がございます。戦死ではないとしても、今からそういうことが国のあり方が外国との戦争を構えるというようなことを前提にした憲法改正をしようじゃないかということを総理大臣が言い切っているわけですから、そういう中で我がまちが憲法を守って、そのことを暮らしに生かす、行政に生かすという立場で頑張るのか、それとも国の言いなりになっていくのかと、このことが大変問われている話だろうと、そういうことで前段述べた上で、具体的に述べてまいりたいと思います。
一つはマイナンバーのことなんですけれども、我がまちでは、5,500万円ほどの金を投入して、事業の整備をいたしましたが、報告によれば、カードを取得された方は、9%にすぎないということでございます。扶養控除申告書に番号を書きなさいと言われても、書かなくても不利益はありません。税務申告書に番号を書きなさいと言われても、それを書かなくても不利益はありません。年金の資料に、登録にこの番号を書きなさいと言われても、書かなくても不利益はありませんと。今どうなっているかというと、この1月末までに会社から給与支払い報告、広陵町にお住まいの方の給与支払い報告が住民税課に届いておりまして、それに基づいて、どちらのどなた様からどれだけの住民税がいただけるのかということを積算をして、町は事務を進めているわけですが、今度は、金を入ってくることを前提にするわけですから広陵町がその事業所に対して、この方については、年間これだけ住民税を払ってねという特別徴収の書類を送る必要があるわけですな。その特別徴収の書類を送るときに、国はマイナンバーをこれまでは書くということを言っていただいたんですが、書かないということで方針転換をしました。なぜかといったら、事故が余りに多過ぎるからであります。これが漏えいするとどえらいことになるというふうに思って大変心配していたところ、今回、年金の手続で500万円とも600万円ともいわれる情報が漏えいをしたと。だから違反をしたんでしょうけれども、事業を委託を受けた会社は違反をして、そういうことをやったんだから、年金機構の側からすればけしからんというふうに言えば、それまでかもしれませんけれども、そのようなところに、会社にデータを提供するということが、結局こういうことになると。だから一人の番号で全部管理するということになるから、顔認証システムと、それと一括したら、我が国は監視社会になると、こういう不安を述べておられる方も大変多いわけでございます。こういうことに、これを推進すると、部長は義務ですよというふうなことも本会議の答弁で言われましたけれども、これは、あっさりともうやめませんかということを言いたいと思います。
それから二つ目でございますが、職員の残業問題が焦点が上がりました。これまで議会答弁でも総務部長みずから、どこで残業が多いのかということを質問をいたしますと、福祉部でございますと。こういうことで、この間、本会議でもやりとりをいたしました。福祉部長は、適切に対応しているというふうに言うけれども、うそを言ったらいかんわ。夜遅くに行ったら、大体介護福祉課の吉田課長は最後まで残ってやってますよ、一生懸命やってますよ。あれね、心配するんですよ、体壊しますよ。鬱でメンタルでお休みしている方が1名あるというふうに予算審査特別委員会の中でも報告がありましたけれども、鬱的な症状、メンタル不全を起こしている職員もこれからふえてくるのではない。8時間働いたら当たり前に暮らせる社会、当たり前に働けるそんな役場づくりをやらなければいけないのに、そういうことにさっぱり焦点が当たっていない。このことについて、私は、公平委員会が何をしているのかということをたびたび思って言ってきたわけであります。地方公務員法の第8条に、公平委員会、人事委員会についての規定がございます。人事評価、給与、勤務時間、その他の勤務条件、研修、厚生、福利施設制度、その他職員に関する制度について、絶えず研究を行い、その成果を地方公共団体の議会、もしくは町、または任命権者に提出することという規定があります。だから公平委員会の事務局は、ことし王寺町にあるようですけれども、4つのまちの職員の働き方がどうなのかと。これはもう学校の先生だって同じことですよ。学校の先生のところもちゃんと調べて、これはいかんなと、こんだけ長いこと働かせたら病気になるわということをちゃんと認識をして、公平委員会の側から町に対して提出をする。逆に言ったら、町長の側から何とかこの残業問題を解決したいんだということを公平委員会の側に発信してもらわなあかん話です。それから当事者である、最終的には、働いておられる皆さんが、これを何とかしたいということで改善をしなければいかんということになっているわけですから、今から冒頭に申しましたように、200億円とも300億円ともいうような大きなお金に関する議論をやるわけですから、職員の力を発揮しないわけにはいかないわけですよ。そこのところがこけちゃったら、この計画はまともに進みませんから、そういう問題についてちゃんとやっていただかなくてはいけないのに、ほとんどやっていないということがはっきりしたのではないかと、こういうことを二つ目に申し上げたいと思います。
三つ目でございます。介護保険のサービスがどんどん絞られてきております。施設に行ってても在宅で家に帰りなさいと。今回介護医療院ということで、これを緩和する条例なども提起をされておりますけれども、そうしますと、一体65歳以上の方、高齢者の方がどのような日ごろの生活をしていったらいいのかということが当然困ってくるわけであります。その点で先駆的なのが、これまでも申しておりますように、軽度生活支援事業でございます。年間288万円、桁が一つ違うんじゃないかと、こういうふうに思います。これ聞いてみましたら、介護保険の認定を受けておられない方も65歳以上の世帯であれば、利用ができるので大変助かるということで、好評でございます。これを受け入れて、仕事をしていただいている
シルバー人材センターには、924万円の町からの補助が出ていますが、これは聞いてみましたら、積算根拠は国の基準だそうでございます。だからとりわけ、我が広陵町でこういう問題について、特別に応援をしなくてはいかんなと、そういう状況になってきたなという認識があって、この計算をしたものではございませんで、決められているから計算をしたということになっているわけですから、そういう意味で、介護保険から漏れ落ちていく人たちが出ないように、町が隅々まで温かく配慮した対応をしているのかということがこれで疑われているということが言えるのではないか、こういうふうに思っております。
認定こども園でございます。4月1日からいよいよスタートして、5日には開園式が開催される運びになっております。おめでたいことですから、余り言いたくはありませんけれども、もともと保育園と幼稚園という性格の異なった施設をドッキングをさせるという無理が生じております。保育士の方に伺ってみましたら、子供が150人を超えるぐらいから、子供は緊張を強いられるのでよくない。これは教育的効果だそうです。幼稚園は学校ですからいろいろそれにふさわしい勉強をしてもらったらいいんですが、保育園は生活の場でございます。朝起きて、顔を洗って、お手洗いに行って、御飯を食べて、お着がえしてと、うんちしてと、こういうような日ごろの生活をする場所でございます。これを無理やりこういうことでつくるわけですけれども、これが果たしてうまくいくのかどうか、実際に現場で働いておられる先生方のところが一番矛盾が大きくなるのではないかと、大変心配をしているわけでございます。スタートするということですから、私は失敗を望んでいるわけではありません。ありとあらゆる力を動員をして、この事業が成功するように、そして願わくば、待機児童というものが発生しないように手配をするということをこのことと一緒にやる必要があるけれども、土台無理な話を通そうというところが非常に大きな点になっておるかと思います。
次は、土地の開発問題でございます。
3,000平方メートルを超える土地の開発については、池を設置しなさいというのが、奈良県の条例で定められておりましたのに、一部の地域では、これを脱法的に解釈をいたしまして二つに分割をする、1年間の期間をあけるということで、この開発を進めていることが明らかになっております。これは現に、都市整備部はつかんでいるようでございます。ただし、瑕疵のない書類が出てくると困ると、こんなことになっているんですが、これはやっぱり実態がどうだと。実態で判断をしないといかん。というのは、これは昨年の10月22日に台風被害があれだけありましたから、だからこれは避けて通れない、たまたま堤防が決壊しませんでしたけれども、もし堤防があれで決壊していたら、今、私らこんな落ちついて議会でこんなことをやってられない状況になっているかもしれません。そういう意味では、今、ことしの平成30年度は、踏ん張りどころであります。まちの住民の人と安全のために何ができるのかということを精いっぱい力を発揮しなければ、我がまちは乗り越えられないのではないか。
それに次に、もう一つ言っておかなきゃいけないのは、リニア新幹線の問題です。協議会で会費を払っている。大した金額ではないんですけれども。昨年だったかな、道路を改善するための補助率55%を引き続き継続してくださいという提案がございまして、
広陵町議会も採決をしましたが、私はこれは大型の公共事業優先の意見書になるので反対だとやりましたけれども、実際どうなっているのか。もしリニアに対してこれだけ力を注ぐのであれば、私たちの広陵町の生活道路のこことここががたがたしているから、ここを直そうやないかということをもっと予算措置していただく必要があるんではないか、こんなことも指摘をしておきたいと思います。
部落差別解消推進法について質問をしました。先ほどの予算特別委員会の
委員長報告では、適切な答弁があったと、こういうことでございますが、私はあえて言いますけれども、余り認識しておられなかったですね、答弁者はね。実は課長さんが答えるべきような話ではないですよ。あれは、やっぱり町長が実際には、我がまちでこういう問題が起きているのか、いないのか。これまで
同和対策特別措置で、奈良県では1兆5,000億円の金を投入をして、34年間にわたって投入をして部落差別をなくそうやないかということをやってきて、一般事業にこの差別の解消が進んで、一般事業に移ってきたと、こういう経過があるわけです。それをまた逆流させると、こういう流れがあって、この予算書の中には、そういう中身は書いてないんですよ、逆流の中身は書いていないんですよ。だから、町長わかっているなという面もあるかもしれません。しかし、その危険があるということは指摘をしなければいけないし、職員のところはどうも認識がないようですから、そこのところはきちんとしていただきたいものだというふうに思っているわけでございます。
以上、述べましたように、町政のことで言えば、冒頭申しましたように、義務的経費もあれば、前進している点もありますけれども、そういう、ことしが大変重要な年で、それにふさわしい対応をとらなくてはいけないという、隅々までそういう方針が徹底されているのかといえば、これはもうされていない。むしろ職員の側が、これだったらまた引き続き残業続きで体を壊すんじゃないかという、心配をしなければいけないような予算になっているということを指摘をして反対討論といたします。
○議長(
笹井由明君) 賛成討論はありませんか。
9番、堀川君!
○9番(堀川季延君) 議案第24号、平成30年度広陵町
一般会計予算について、反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。
今、7つほど反対の内容を盛り込んでお話を頂戴しました。去年は6つの悪ということでお話を聞いておりますけれども、ごみ袋は今回はお話の中には出ておりませんでしたけれども、元気号の話も出ておりませんでした。総じて、国で、県で議論されて一応方針を出された内容のものもございますし、そのことには触れようとは思いませんけれども、平成30年度の当初予算につきましては、少子高齢化への対応を軸に諸事業を生活に密着した政策も掲げられております。
まず福祉面では、健康教室、広陵元気塾や
介護予防リーダーKEEPによる教室の実施など健康長寿への取り組みも継続して実施されます。また4月には、念願の広陵北かぐやこども園が開園され、幼保一体となった就学前での保育教育が展開され、期待を持っております。地場産業については、中小企業、小規模企業への活性化のための振興計画を策定され、農業においても新規就農者の拡大を図るとともに、事業助成や集団営農を進めることとしております。
減災防災対策として、防災備品等の購入、耐震ブレーカーの普及、防災訓練も引き続き実施するなど、防災体制の強化に向けた予算となっております。
教育については、特別支援教育に十分な配慮をしており、タブレットを活用した小中学校ICT教育が順次整備を図られてまいります。昨年、小中学校の普通教室に空調設備が整備され、夏休みを短縮した学力の向上への足がかりも始められてまいります。
こういった各種事務事業への取り組みについて、
一般会計予算の113億3,000万円は、非常に重いものと考えております。平成30年度予算は、財政調整基金の取り崩しを5億1,700万円見込んでおり、今後も厳しい財政状況が予想されます。最小の経費で最大の効果を上げるための努力をお願いし、賛成といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) ほかに討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第24号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号、平成30年度広陵町
国民健康保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) 反対の立場で討論いたします。
この国保の都道府県化ですね、4月から都道府県が国保の保険者となり、市町村の国保行政を統括、監督する仕組みがスタートします。この新たな制度により、国保財政の流れは、都道府県が国保事業に必要な費用を各市町村に納付金として割り当てる。市町村は、住民から保険料を賦課徴収し、集めた保険料を都道府県に納付する。都道府県は、保険給付に必要な財源を交付金として市町村に拠出することになります。政府は、国保の都道府県化に向けた措置として、毎年約3,400億円の公費投入を行うこととしており、15年度から消費税増税、増収分の一部を財源に国保税の法的減額適用者の数に応じて、市町村に公費を配分する低所得者対策に毎年約1,700億円を投入してきました。18年度予算案では、1,664億円を投入することとしております。残りの約1,700億円については、財政調整機能の強化、財政調整交付金の自主的増額や自治体の責めによらない要因による医療費増、負担への対応、例えば精神疾患や子供の被保険者数、非自発的失業者などに約800億円、財政リスクの分散、軽減方策に約60億円を計上しています。医療費削減の努力をした市町村に予算を重点配分していく。保険者努力支援制度に約840億円を計上しています。
また、保険料の収納不足で都道府県に納付金を完納できない市町村や給付費の急増で財政が困難になった市町村に対し、貸付、交付を行う財政安定化基金は、15年度から段階的に基金を造成し、本体部分は、これまでに1,700億円に積み増しされました。18年度には、300億円を積みますとしております。基金の総額は2,000億円になります。政府は毎年3,400億円の公費投入により、国保の抜本的な財政支援の強化を図るとしておりますが、それを引きかえに市町村独自の法定外の繰り入れが削減や解消をされてしまえば、高過ぎる保険料のさらなる値上げにつながりかねません。しかもこの公費の中には、貸付分の償還を市町村に義務づけて、最終的に住民の保険料に転嫁する財政安定化基金や給付費削減の努力を行った自治体に予算を重点配分する保険者努力支援制度などが含まれている。こういうことなど、今までも高くて払えない、そういう保険者に対して、ことしは、このままいくと、基金を取り崩して上げることはしない。また、町独自の政策もそのまま続けるということは、評価をいたしますが、6年後に上げていくのではないか。そしてこの町独自の減免制度なども、町長、県に対して検討をするように申し上げるという、そういう答弁をお聞きをしておりますけれども、大変難しいのではないかな、これすごく危惧するわけです。ぜひ、頑張っていただきたいと思うんですけれども、6年後の国保税の値上げということが大変危惧されます、この県の単位化、これは荒井知事が突出して行っていることなんですけれども、どこにいても同じような給付が受けられるというのは、私はおかしいのではないかなと思いますので、この県の単位化に対して反対をいたしますので、この国保についても町の国保会計についても反対をさせていただきます。1,700億円、低所得者に対しての低減のために図られておりませんので、こういう理由にて反対をさせていただきます。
○議長(
笹井由明君) 賛成討論はありませんか。
9番、堀川君!
○9番(堀川季延君) 議案第25号につきましては、反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。
この議案につきましては、約3,000万人が加入する国民健康保険の財政運営主体が、平成30年度から市町村から都道府県に移管されることに伴い、本町においても県単位化に伴う予算となっております。平成30年度は、税率改正を行わず、減免制度も維持しながら、財政調整基金の繰り入れにより財源調整を図っているところでございます。
また、定められた制度の中で、保健増進事業の推進を初め、医療費の適正化対策にも重点をおいた予算となっております。国保財政の運営主体を都道府県に移行することによるスケールメリットから安定的な財政運営が可能となり、県単位化による国の支援が拡大することで、持続可能な社会保障の確立が図られるものと考えます。
このことから、
国民健康保険特別会計予算は、賛成といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) ほかに討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第25号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。
(A.M.11:55休憩)
(P.M. 1:29再開)
○議長(
笹井由明君) 休憩を解き、再開します。
次に、議案第26号、平成30年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君)
後期高齢者医療特別会計予算についての反対討論を行います。
2008年4月に、この
後期高齢者医療制度が始まりました。対象者は75歳以上の人です。この75歳以上の人を国民健康保険や健康保険などから引き離し、高齢者だけの別保険として高い保険料を押しつけるものです。所得割を負担する人のうち、所得の低い人、所得58万円までの人については、特例的に5割軽減されていましたが、平成29年度は、2割軽減になり、平成30年度以降は廃止されます。均等割額は、2017年度は7割軽減、2018年度は5割軽減、2019年度以降は、加入後2年間は5割軽減、3年目以降は軽減なしとなります。高齢者の生活が苦しい中でのこの軽減措置の廃止は許されません。社会保障は、憲法25条の生存権を国が保障する社会保障です。大型開発や年間5兆円を超える軍事費の無駄を削り、大企業や富裕層への優遇税制を正せば、社会保障の財源は確保できます。国が定めた制度を実施するのが広域連合の責務だといいますが、広域連合の根拠法は、
地方自治法第291条7第1項です。同法は、第1条2で地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本としています。
後期高齢者医療制度は、この精神に反すると考えます。
そこで、この後期高齢者の特別会計は、反対といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
5番、山村さん!
○5番(
山村美咲子君) 議案第26号、平成30年度広陵町
後期高齢者医療特別会計予算につきまして、反対者がありましたので、賛成の立場で討論をさせていただきます。
高齢が進む我が国にあって、平成20年度に創設された制度でございます。医療をみんなで支える仕組みということで75歳以上の方に伴う医療給付の会計であり、10年を過ぎて制度も定着しております。急激に少子高齢化が進む現在の中で、やはり皆保険、医療というのは守らなければいけない制度だと思っております。特別な事情による減免制度もありますので、今後やはりこうした時代背景を備えて、この
後期高齢者医療特別会計というのは、維持しなければいけないと思いますので、この予算には賛成といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) ほかに討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第26号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号、平成30年度広陵町
介護保険特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
8番、坂口君!
○8番(坂口友良君) これ明確に二つの勘違いの数字が入っております。一つは、今までの賛成討論を聞いたらわかりますように、広陵町は5,200円だったんですわ。それを介護度が高齢化になってぐっと伸びるよと、それで5,700円ですよと。ここ、皆さん方そう話を聞いています、高齢化の伸び率、だから5,700円にしたいんやと、こういう話でございます。
ここで疑問点、二つあるんですよ。一つは、5,200円、それが正しかったのか。こういうことです。我々は、既に、前に吉田課長のヒアリングを受けて、ネット金額、正味の金額ですよ、スマホのネットじゃなくて正味の金額は四千八百何ぼ、先ほど共産党さんの議員が言いました。実際は、四千八百何ぼの、これがネット金額といって、ネットといって正味の金額、スマホのネットじゃないんですよ、ネットって二つ意味あるんですけれども、正味という意味なんですよ。そこからスタートして、高齢化でぴゅっと前の人はほんまに5,700円のなるのかと、この議論が一つ。
もう一つは、先ほど私が指摘したように、先行事例で河合町とか、香芝市とか、生駒市とかいろいろ示させてもらいました。当然よそも軽減、減らそうといろんな策をとっているんですわ。ところが残念ながら広陵町は、その策が薄いと、ごたごたもありました、社協もあってね。今回精力的にいい改革をしようと、こういうふうなことになっているのに、残念ながらこの数字は、そういうのが含まれていないという、二つの大きな要因が隠されています。これは、今までの実績に基づいたら、今まで使っていたら、これだけかかりますと、論法ばかり聞かされてきました。そうじゃなくて、広陵町としての政策を取り入れたらこうなっていますよというような政策を入れて、大きな問題点ですから、その辺も予算を組み替えていただいて、次に出していただいたら結構かなと思います。それで内容的には、既に私も比較表を出してますし、私がつくろうが、別に当局がつくろうが同じ資料になりますから、間違いはないですからね。そういうのも考慮して、議案第14号と議案第33号で述べていますので、それを考慮しまして、この議案には反対ということでございます。
○議長(
笹井由明君) ほかに賛成討論ございますか。
9番、堀川君!
○9番(堀川季延君) 議案第27号、平成30年度広陵町
介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。
この予算につきましては、第7期
介護保険事業計画及び
高齢者福祉計画において、平成30年度から平成32年度までの3年間に必要な事業量を見込み、安定的な介護保険サービスの提供ができるよう、計画された初年度の予算計上であると認識しております。高齢化が進む中にあって、介護を必要とする方の増加や介護のサービス利用の変化に伴った介護保険事業費の増額が見込まれており、安定した適切なサービス利用、事業実施に向けた予算となっております。今後ますます介護保険制度の必要性が高まる中、
介護予防や地域づくりなど、より一層事業の取り組みを充実させるよう要望し、
介護保険特別会計予算につきましては、賛成といたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに反対討論。
13番、八尾君!
○13番(八尾春雄君) ちょっと視点を変えて反対討論を行います。
先ほど議案第14号のところで、
介護保険条例の一部を改正することについて、議会は否決をしました。値上げすることはあたわずという結論を出したわけであります。ところがこの介護保険の特別会計は、その値上げを前提にして組み立てた予算でございます。既に前提条件は欠いておるのに、採決をせよと求めること自体、論理に一貫性がないんじゃないかと僕は思う。前提が欠いているわけですよ、あかんと言うたわけだから、この議会で。それはその時点で何らかの対応策があってしかるべきではないかと、私は思いますけれども、何の対応もされておらないというのは、かえって不思議であります。そういう意味で否決されるべしという意見でございます。
○議長(
笹井由明君) ほかに賛成討論ありませんか。
7番、吉村君!
○7番(吉村裕之君) 賛成の立場から討論いたします。
介護にかかわる事務は、今後ともますます煩雑、多岐にわたるということが考えられます。本定例会の他の議案を見ましても、福祉、介護に対する行政の役割というものがふえてきているということを感じます。もちろんそれは住民の側から見れば、支援事業を初め、福祉サービス等の充実をしていくということにつながっていくと考えられますが、今後ますます社会の要請等によりまして、すべき役割がふえると。そのあたりをしっかり考えて計画して、事業を実施し、成果等を検証し、だめなところは改善していくということが求められ、それに際しまして、職員の配置や人員管理を含め、支援事業、
介護予防を初め、地域資源の活用に力を入れて、事業実施に向けた取り組みをしていくための予算であるというふうに認識しております。月額5,700円につきましては、過去に納付していただいた分で、支出していなかった部分として、準備基金の取り崩しを8,000万円投入して、約240円の抑制のために、それは使用されておりますし、そのほかでも
介護予防の成果も見込んでの5,700円という額であります。そしてまた今既に、保険給付やサービスを受けている方々、またまさにこれから受けようとされている方がおられます。日常の流れの中で、給付やサービスを中断することは、住民の皆様に支障、不利益を与えるおそれがないよう、今般この予算につきまして、賛成いたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第27号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立5名であり、賛成少数であります。
よって、議案第27号は、否決されました。
次に、議案第28号、平成30年度広陵町
墓地事業特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号、平成30年度広陵町
学校給食特別会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
3番、山田さん!
○3番(山田美津代君) 中学校給食ですけれども、前にお聞きしましたら、残食率が10%以上あるということで、主食が10%、主菜が4から5%、サラダとか、和え物が20から30%というふうな御答弁をお聞きしましたけれども、やっぱり小学校と比べると多いと思うんですよ、多過ぎると思うんです。やはり私の一般質問でもしましたように、やっぱり4,000食の食事をおいしく、そして安全に提供するには、大変な努力が要ると思うんです。それだけのやっぱり時間なり、研究をする時間、また人数、そして先進地を見ていくとか、宇陀市の給食とかもっともっと研究をしてほしい。4,000食だからできないということもあると思いますけれども、主食がこんなに残されるというのは、私も最新式の設備を入れているのになぜだろうというふうに思うんですが、この辺をやはりもう少し改善をしていただきたいと思いますので、反対討論とさせていただきます。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ございませんか。
1番、濵野さん!
○1番(濵野直美君)
反対意見がありましたので、賛成の立場で討論させていただきます。
中学校給食につきましては、香芝市との共同給食センターとして運営されております。給食センター敷地の香芝市への無償貸与につきましては、平成28年7月29日の臨時会において、議案第38号として可決されたものであります。当時議会においても十分な議論がなされ、我々議会が決定したものでありますし、また給食費の無償化、山田さんの一般質問にもありましたが、多子世帯に当たっては、減免の検討の余地があるという答弁をいただきました。本予算をもって、反対とは言えないと思いますし、今後の課題として見ていきたいと考えます。
そのほか、小中学校給食運営に関する予算に関しては適正に計上されており、
学校給食特別会計予算については、賛成したいと思います。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
13番、八尾君!
○13番(八尾春雄君) 濵野議員は少し先回りをして賛成討論をされたようでございますけれども、議会で議決したことや、広陵町と香芝市がそういう約束をしたということは事実でございますから、それに間違いはないだろうと思います。私が申し上げているのは、それは住民の立場から見てどうなのかと。今から大量の公共施設の管理とか、運営費などについて金がかかるから根本的に議論をする年にしなくてはならんのだと言っているときに、本来受け取ることのできる金を受け取らないで、あるいは払う必要のない金まで払ってというようなことは当然に住民目線でチェックがありますよと、そういうことに耐えられないような欠陥予算になっていませんかということを主張したものでございまして、何ら恥ずかしいものではございません。
よって、反対いたします。
○議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) ほかに討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
本案について、反対者がありますので、起立により採決します。
議案第29号を原案のとおり可決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
笹井由明君) 起立11名であり、賛成多数であります。
よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号、平成30年度広陵町
水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号、平成30年度広陵町
下水道事業会計予算を議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程4番、
議員提出議案第2号、
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書については、山村さんから提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(北橋美智代君) 朗読
○議長(
笹井由明君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
5番、山村さん!
○5番(
山村美咲子君) 意見書を朗読させていただきます。
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書。
一昨年8月の北海道・東北豪雨や、昨年7月の九州北部豪雨など、近年、地方における中小河川の被害として土砂の流出による河床上昇や流木等による橋梁での河道埋塞が発生しており、まさしく河床が上がっていることが洪水発生の一つの原因となっている。
しかし、これまでの都道府県及び市町村が管理する河川の流量確保のための河道掘削については、維持補修の範囲として、おのおのの単費予算で行われており、遅々として進んでいないのが実情であった。
そのような中、国土交通省は、今回、中小河川の豪雨対策を強化するため、全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえた「中小河川緊急治水対策プロジェクト」を取りまとめ、中小河川の河道掘削についても再度の氾濫防止対策の一つとして緊急対策プロジェクトに盛り込んだ。
しかし、この緊急治水対策プロジェクトは、おおむね3カ年の時限的措置であり、河道掘削の対策箇所についても「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴がある区間」と限られている。
よって、政府においては、今回の緊急治水対策プロジェクトが、中小河川を管理する地方自治体にとって真に活用しやすい施策となるよう、下記の事項について取り組むことを強く求める。
記
1、河道掘削を含む「中小河川緊急治水対策プロジェクト」については、平成29年度補正予算で約1,300億円が盛り込まれているが、次年度以降についても、地方自治体の要望を踏まえ、十分な予算を確保すること。
2、「中小河川緊急治水対策プロジェクト」では、河道掘削の対策箇所を「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴があり、再度の氾濫により多数の家屋や重要な施設の浸水被害が想定される区間」と限定しているが、今後は中小河川を管理する地方自治体がより柔軟な対応ができるよう、対策箇所の拡大も含め検討すること。
また、国直轄河川の河道掘削についても、周辺自治体の要望を踏まえ、必要な対策を行うこと。
3、今回の「中小河川緊急治水対策プロジェクト」は、おおむね3カ年の時限的措置であるが「防災・安全交付金」を活用した中小河川の河道掘削については、恒久的な制度となるよう検討すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。平成30年3月22日。
この意見書につきまして委員会での御質問があったんですけれども、奈良県において、対策が必要な箇所、4カ所ございます。その4カ所の4係留なんですけれども、十津川村の神納川、五條市大塔町鍛冶屋谷、黒滝村の黒滝川、上北山村の泉谷川、いずれも崩壊土砂を補足するための砂防の事業に着手したばかりの箇所で、今回の平成29年度補正予算で工事着手のための詳細設計等を行うということです。広陵町におきましても、関係してくるのは、三つの河川となっており、補正予算が平成29年度補正予算事業としてついております。沢の高田川、大場の広瀬川、百済の曽我川ということで、広陵町にとってもやはり身近な問題であります。皆さん御認識のように、本当にこの高田川においても、本当に天井川になっておりますので、本当に近隣の住民の方が大雨が降るたびに、いつも心配されるという実情がございます。ですので、やはり国においても、しっかりとこうした恒久的な予算をつけていただくような、この意見書を皆様の御理解をいただいて、可決していただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
○議長(
笹井由明君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第2号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程5番、
議員提出議案第3号、住民の安全・安心を守るため
公務公共サービスの拡充・向上と自治体臨時・
非常勤職員の地位・待遇改善を求める意見書については、谷君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(北橋美智代君) 朗読
○議長(
笹井由明君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
11番、谷君!
○11番(谷 禎一君) それでは、朗読をもってかえさせていただきます。
住民の安全・安心を守るため
公務公共サービスの拡充・向上と自治体臨時・
非常勤職員の地位・待遇改善を求める意見書。
2017年5月に会計年度任用職員制度の導入を柱とする地方公務員法及び
地方自治法が改正され、2020年4月に施行されます。地方自治体に働く臨時・
非常勤職員は、全国で65万人を超え、臨時・
非常勤職員なしには地方自治体は1日たりとも運営できないと言っても過言ではありません。
民間企業に働く、非正規雇用労働者では、2018年4月から労働契約法第18条に基づく無期雇用への転換請求が始まります。一方で、公務に働く臨時・
非常勤職員は、労働契約法は適用されず、任用であることを根拠に、「いつまでも非正規、いつまでも雇いどめ可能」な状態に置かれています。これは改正地公法・自治法施行後も変わるものではありません。
つきましては、住民の安全・安心を守り、
公務公共サービスの拡充・向上と自治体臨時・
非常勤職員の身分の安定、地位の向上を図るため、下記の事項について意見書を提出します。
記
1、臨時・
非常勤職員の賃金・労働条件の改善に必要な地方自治体の財源を確保すること。
2、勤務時間による賃金・労働条件の格差を解消する
地方自治法改正のさらなる拡充を図ること。
3、「任期の定めのない常勤職員を中心とした公務運営」の原則を堅持するため、本格的業務を担う臨時・
非常勤職員を任期の定めのない正規職員として採用する仕組みを整備すること。その採用に当たっては、通常実施している選考基準(適性・資格取得・試験・面積・小論文・実技・試用期間・健康診断等)を踏まえた公正で客観的な選考結果に基づいたものとすること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成30年3月22日、
広陵町議会。
内閣総理大臣 安倍晋三様、財務大臣 麻生太郎様、総務大臣 野田聖子様。
以上でございます。
○議長(
笹井由明君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第3号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程6番、
議員提出議案第4号、
議会活性化特別委員会設置の決議については、山村さんから提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(北橋美智代君) 朗読
○議長(
笹井由明君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。
5番、山村さん!
○5番(
山村美咲子君)
議会活性化特別委員会設置の決議。
次のとおり、特別委員会を設置するものとする。
記
1、名称 議会活性化特別委員会。
2、設置の根拠
地方自治法第109条及び
広陵町議会委員会条例第6条。
3、目的 議会活動の活性化を目指し、議会運営の方向を検討する。
(1)議会報告会、議員討論会、政策立案の取り組みについて。
(2)議員研修のあり方について。
(3)タブレットの利用方法、議会中継の検討について。
(4)議会BCP、防災マニュアルの作成について。
(5)議会広報について。
(6)議員定数、報酬、政務活動費のあり方について。
(7)その他関連事項について。
4、委員の定数 7名。
5、活動の期間 議決の日から平成31年第1回
広陵町議会定例会閉会の日までとし、閉会中も継続して活動を行えるものとする。
開かれた議会を目指し、
広陵町議会の活性化を目指し、特別委員会の設置を決議するものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
笹井由明君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議員提出議案第4号は、原案のとおり決議することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第4号は、原案のとおり決議されました。
お諮りします。
ただいま設置されました議会活性化特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第4項の規定により、1番、濵野直美さん、4番、吉村眞弓美さん、7番、吉村裕之君、8番、坂口友良君、9番、堀川季延君、11番、谷 禎一君、13番、八尾春雄君を指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
笹井由明君) 異議なしと認めます。
よって、議会活性化特別委員会の委員は、指名した7名を選出することに決定しました。なお、委員長、副委員長については、委員により互選されました結果、委員長には八尾春雄君、副委員長には吉村裕之君と決定しておりますので、報告をいたします。
以上で、本日の
議事日程は、全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本定例会に付議されました事件は、全て終了いたしました。
平成30年第1回定例会は、これにて閉会します。
(P.M. 2:05閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
平成30年3月22日
広陵町議会議長 笹 井 由 明
署名議員 山 田 美津代
署名議員 吉 村 眞弓美...