本日選任
同意されました
委員各位につきましては、
日程等の調整を行い、7月に予定されています平成29年第2回
定例会の会期中において御紹介申し上げたいと思いますので、御了解のほどをよろしく
お願いをいたします。
それでは、次に、
日程4番、
議案第56号、
広陵町立小・中学校空調設備新設工事に係る
請負契約の締結についてを議題とします。
本案について、
説明願います。
吉田総務部長!
○
総務部長(
吉田英史君) 失礼します。
それでは、
議案第56号、
広陵町立小・中学校空調設備新設工事に係る
請負契約の締結について御
説明申し上げます。
議案書の15ページをごらんください。
本案につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により、
予定価格が5,000万円を超えることから、議会の議決を求めるものです。
まず1番、契約の目的は、
広陵町立小・中学校空調設備新設工事に係る
請負契約となります。
2番、契約の方法ですが、
総合評価落札方式による
一般競争入札を実施いたしました。3月22日に公告、その後、
審査等を経まして、5月11日に開札したものでございます。
入札参加の資格でございますが、
管工事におきます
経審点が1,000点以上で、
奈良県内に本店、支店、または
営業所を有すること。過去10年以内に空調の設置、または
増設工事で
請負金額1億円以上の元請実績を有することなどを条件といたしました。
技術評価点につきましては、
品質管理、
施工実績等を
加算対象としたものでございます。
3番、契約の金額は、税込みで5億2,596万円となります。
4番、契約の相手方は、村本建設株式会社奈良本店となります。
5番、契約の期間は、議決の日から平成29年9月29日までとなります。ただし、空調設備は9月1日から使用を開始するため、仮設工事を除いて8月31日までの完了としております。
なお、今回の
一般競争入札に参加いただきましたのは、村本建設株式会社1者でした。
今回の
予定価格につきましては、事後公表とさせていただいておりますけれども、税抜き4億9,550万円で、税込みにいたしますと5億3,514万円となります。
以上、よろしく御審議いただき、御可決賜りますよう
お願い申し上げ、
説明とさせていただきます。
○
議長(
笹井由明君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
2番、吉田君!
○2番(吉田信弘君) まずメーカーを指定されているのか、あるいは同等品以上であるのか。それと過去10年内に
管工事ですか、空調設備の工事をしたかということに対しての、これ当然資料をお持ちですので、提出を
お願いします。
それと町内業者の方で、落札率ですね、平均で結構ですのでお示しください。
以上です。
○
議長(
笹井由明君) 池端
教育委員会事務局長!
○
教育委員会事務局長(池端徳隆君) まず一番初めの御質問をいただいたことについてお答えを申し上げます。
メーカー指定というものではございません。能力、性能、汎用品ということで、空調の場合、このガス、ヤンマーとか、アイシンとかダイシンとか、相当程度のメーカーがあるというふうに認識してございますけれども、そのメーカーを指定したものではございません。
1点目につきましては、以上でございます。
○
議長(
笹井由明君)
吉田総務部長!
○
総務部長(
吉田英史君) 2点御質問のほうをいただきました。
まず、過去10年以内に空調工事をした資料ということですけれども、審査に当たりまして、村本建設株式会社から資料のほうを提出いただいております。その資料につきまして、また後ほど
委員会で提出のほうをさせていただきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
それから落札率の関係ですけれども、今回の
予定価格に対する落札率でいいますと、98.3%ですけれども、町内業者、土木についてという資料につきましては、今現在ちょっと持ち合わせておりません。全体の平均ということだと思いますけれども、今現在ちょっと資料のほうを持ち合わせておりませんので、ちょっと
委員会で報告できるかどうかわかりませんけれども、ちょっと調査のほうをしたいと思います。よろしく
お願いいたします。
○
議長(
笹井由明君) 2番、吉田君!
○2番(吉田信弘君) メーカーの指定がないということですけれども、ちょっと問題になりました保育園の園舎ですね、そこは役場のほうから町内の業者に見積もりをとってされているわけですね。だからこういう大きい金額、何億円もの金額でメーカーに対して、これ資料請求というか、見積もり合わせというのか、もらえないのですか。これ、メーカーによってかなり開きがあるわけです。これ皆さん御存じやと思うけど、各課でエアコンをつけようかと思ったらいろんなメーカーがあって、中国製もあるわけです。だからその辺がちょっと全然提示されていないから、ちょっと検討のしようもないわけでございますけれども。だから同等品以上ということで、当然仕様書が出ていると思うんですけれども。だからそこまでされてもいいんじゃないかなと思うわけです。だからそれと設計業者の価格の比較というのは、当然できてくることであって、ある程度オープンという形で行ってほしいと思います。
一般競争入札、今回総合評価、これはこの前もこども園で使われております。国のほうから来ているということは、重々これは承知しております。これについては質問はしませんけれども、ちょっと
委員会のほうで、資料がもしできるのであればね。
それと町内業者の、私も壁に張り出したものを全く見ていないんですけれども、何か聞くところによったら抽せんで最低の価格で落札しているというふうに聞いておりますので、だからその辺のバランスというのか、当然何か災害が起きれば、当然機械を持っておられる業者にすぐさま連絡をとって
お願いするわけです。村本建設さん、当然町内業者であるわけですけれども、村本建設さんの名前を書いている機械というのか、そりゃ舗装部分、村本道路はありますけれども、村本建設さんに対してのそういうふうなことは可能なんですか、緊急時において、そういう災害があれば応急措置。当然、私の中ではないから、当然町内の企業というのか会社に
お願いするといったことになると思いますので、だから全体的な考慮としては、ちょっと欠けているかなという私の認識を持っているわけですけれども、その辺はどういうふうなお考えですか、町長。
○
議長(
笹井由明君)
山村町長!
○町長(
山村吉由君) 災害が発生したときは、防災協定を締結をいたしておりますので、全ての者において協力をしていただくということでございます。村本建設さんにおかれても、災害が起きたときは、即座に組織力をもって対応していただけるというふうに考えてございますので、今、重機がどこに何台あるということではなしに、組織の力として信頼できるというふうに思っております。もちろん防災協定も締結をさせていただいておりますので、総合力において貢献いただけるものと思います。
また、町内の小規模の事業者さんにおかれましても、その力、持てる力を存分に発揮していただけるものと大いに期待いたしておりますので、災害が起きたときは、ぜひ協力いただくという体制をとっていただいております。
○
議長(
笹井由明君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第56号は、
総務文教委員会に付託することに決定しました。
委員会で審査される間、しばらく休憩をいたします。
(A.M.10:46休憩)
(A.M.11:54再開)
○
議長(
笹井由明君) 休憩を解き、再開します。
それでは、
日程5番、
議案第56号、
広陵町立小・中学校空調設備新設工事に係る
請負契約の締結についてを議題とします。
本案について、
総務文教委員会委員長より
委員会の審査の結果について、報告願うことにします。
総務文教委員会委員長、谷君!
○
総務文教委員会委員長(谷 禎一君) それでは、先ほど開かれた
総務文教委員会の御報告をさせていただきます。
総務文教委員会は、本日、本会議において付託されました1
議案につきまして、
委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
議案第56号、
広陵町立小・中学校空調設備新設工事に係る
請負契約の締結については、エアコン設置後の運営面についての打ち合わせはできているのかとの質疑に対し、運営は、学校長、
教育委員会と十分打ち合わせをし、進めていきたいとの答弁がありました。
空調設備のメーカーは決まったのかとの質疑には、ヤンマーの製品を参考品番として、今後、同等品を決定していくことになるとの答弁がありました。
空調整備に係る事業費の財源内訳についての質疑には、内訳として、国庫補助金が、8,854万8,000円、起債が4億4,000万円程度、一般財源が1,700万円程度であり、起債の交付税算入分を除く実質の町負担額は、3億6,700万円程度であるとの答弁がありました。
ほかの建築工事では、落札率が87.2%、そして88.1%であるが、先日の認定こども園についても99.9%、今回は98.3%になっている。1者だけの応札とならないように、
経審点の基準を1,000点より下げる考えはとの質疑に対し、指名選定審査会の中でも議論し、参加していただきやすいように検討していきたいとの答弁がありました。
ランニングコストを下げるためにも、太陽光発電を設置する考えはとの質疑に対し、提案いただいた内容については、次の段階で検討していきたいとの答弁がありました。
ライフサイクルコストの比較においては、都市ガスよりプロパンガスの方が安くなっているように思うがとの質疑に対し、真美ケ丘地区の小学校に比べて、北小学校、東小学校は、規模が小さいため、使用料が安くなっているが、単価については、プロパンガスの方が高くなっているとの答弁がありました。
維持管理の契約についても、安く行っていけるのかとの質疑に対し、納入されたメーカーと協議し、安く契約していきたいとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、反対意見もなく、採決の結果、何ら
異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単でありますが、
総務文教委員会の審査結果の報告といたします。
○
議長(
笹井由明君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
2番、吉田君!
○2番(吉田信弘君) この
議案に対して反対いたします。
反対理由は、こども園と同じように総合評価方式、
一般競争入札を採用されていることであります。当然ながら、
広陵町内の企業に対しては、優位に図るような、優位になるような点数評価でございますので、恐らく1者しか今後も含めて応募されないと思います。
委員会の中で、
経審点が1,000点以上は業者、ちょっと県内、県外はわからないんですけれども、二十数社あるということで答弁していただいております。しかしながら、今回このような採用されることによって、高額な落札をされている。その二十数社を対象に、指名競争入札にすれば、幾らかの競争が働くものと考えますので、この
議案に対しては反対いたします。
○
議長(
笹井由明君) ほかに。
9番、堀川君!
○9番(堀川季延君) この事業につきましては、私たち議会も念願でありました小・中学校の普通教室へのエアコン設置の
請負契約の案件でございます。
奈良県内においても早いうちの施設改善というふうにも理解しております。速やかに夏休みの実施を図っていただくことを期待いたしております。
よって、賛成とさせていただきます。
○
議長(
笹井由明君) ほかに討論ございませんか。
10番、奥本君!
○10番(奥本隆一君) 私も賛成の意見でさせていただきます。
この空調設備につきましては、中学校議会でも生徒たちから一般質問をいただきました。ということで、一日も早く夏休み中に完成できることを願っておりますので、賛成とさせていただきます。
○
議長(
笹井由明君) ほかにございませんか。
11番、谷君!
○11番(谷 禎一君) 賛成の立場で討論させていただきます。
今回の空調設備の入札に関しましては、基本的に認定こども園と同じように村本建設さん1者での入札になってしまいました。認定こども園は、99.9%、そして今回の分に関しては、98.3%、入札率が90%の上段で終わるという入札に関しては、非常にやっぱり考えていかなければいけない。まして1者での入札であると。これはあくまでも皆さんの税金を使っておるという意味からいくと、もう少し町のほうは考えていかなければならないと思います。一般の入札に当たっては、先ほどお話ししたように85%程度で落札しておるということから考えても、これは大いに反省するべきものだと思いますが、今回のこの分に関しましては、夏休み工事で行わなければならないと、そして完成しなければならないということで、やむなくこの結果につきましては、今回は賛成とさせていただきますが、今後問題を残さないように十分考えていただきたいと思います。
○
議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
本案について
反対者がありますので、起立により採決します。
議案第56号を
原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
笹井由明君) 起立12名であり、賛成多数であります。
よって、
議案第56号は
原案のとおり可決されました。
次に、
日程6番、
議員提出議案第4号、
監査請求に関する決議については、坂口君から提出され、所定の
賛成者があり成立しておりますので、これより議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(北橋美智代君) 朗読
○
議長(
笹井由明君) 本案について、
提案趣旨の
説明を
お願いします。
8番、坂口君!
○8番(坂口友良君) それでは、決議についての趣旨の
説明をさせていただきます。
2ページをちょっとあけていただけますか。2ページ、内容を書いてございます。
監査を求める事項、このようなことを書いております。この中にて不適切、不必要と思われる事項が入っているのではないか、このようなことでございます。
結果の報告としては、これまでに専門的な監査
委員の内容を報告いただきたい、このようなことでございます。
理由を見ていただきたいと思います。時系列的に順序を書いております。
簡単に、1番、急遽子供については待機児童が出ると、このようなことが急遽ありまして、補正予算で予算を組みました。議会は、これは仕方ないねと、園舎の
増設工事については賛成します。園舎を使うことについては賛成しますと、このようなことでございます。経緯はこのようなことでございます。
2番、その中で書類の提出がおくれたと、後からわかったことなんですけれども、一応
説明は、出してます、このような
説明がございました。だけど内容的には建築確認をとらんと、先に始まってしまうと、後から書類がそろえられたと。当然すぐに使用できない、使用中止と、こんなことになって、2カ月、3カ月使用できなかった。本来ならば、得るべき利益、使用できる利益がその間なくなりました。
さらに、やっと使えたなと思ったら、3番目になりますと、ことしの4月からこれは使用中止になっております。原因は、途中で必要なことをせずに、地耐力が足らないと。最初そんなん要らんよと言ってた人がいてるんですけれども、そういうことは言う人に対して、当然大丈夫かという声が議員から出たんですよ。出るからには当たり前、調べなさいと、調べた結果、軟弱地盤であると、このようなことがわかって、ことしの4月から使用停止というふうな問題になっております。損害を受けたのは、我々この議員や職員が損害を受けたんじゃないんですよ。利用者である町民が損害を受けたんですよ。町民税を払っている人からすると、私は町民税を払って、やっとこさ園舎を建ててもらって、何で使われへんねんと。どこかにミスがあったんじゃないですか、こういうことなんです。結果は、そのようなことで、そんな軟弱地盤なんか使ったらあかんと、多分県から何があったかわかりませんが、そのようなことで使用中止となったことは事実でございます。現在使っておりません。
さて、じゃあ、これどうするのとなれば、これから同じ敷地ですけれどもちゃんとしっかりした基礎をつくって、今のを解体してそっちへ持っていって、また組み立てて、さらに二千数百万円、まだ入札してませんから決定してませんよ。さらにお金をかける。これは全額町費なんですわ。町民税を負担すること、町民税を負担する町民からすれば、どこかのミスで何でおれがまた追加で払わないかんねんと、当然このようなことが出てまいります。出てこないなんてことは大間違いですよ。そのようなミスの結果、今使用されない。じゃあこれを使用するには、どうしたらいいんだということが、新しくちゃんとした基礎をつくって、そこに移設しちゃうと。解体して、またそこで立て直す、二千数百万円多分要るであろうと、このようなことがあります。ですから、今後からも、まだこの問題が出てくるんですよ。払う側からいうと、何でそんなもん私が誰かさんのミスに対して、追加で払わないかんねんと、こういうふうなことが出てくると思われますので、やはりここでしっかりとした総括、総括と言うんですけれども反省も含めて。これが要るのではないかと。正しい町民税を使うに当たっては、これは増設も、これ国庫補助やったら別に黙っていても、まあそんなことはないんですけれどもね。全額町民税でやっているんですわ。今度の改修も全額町民税でするんですわ。こんなん補助金取れませんよ、これ、移設ですからね。そのようなことがありますので、ここはしっかりとした総括事項ということで、専門家の意見も聞いて、正しい進路に直したいなということで、私が提案を行いました。現在、この物件のことは、今言ったように、過去の問題じゃなくて、まだ現在続いていると。使用中止が続いていると。これから先どうするんやと、これからまだ続くと、こういうことなんですよ。そういうことの問題を含んだ物件でございます。いずれも予算に絡んできます、予算、お金に。それも町民税に、全額かかってきます。そのようなことで今言っているように、しっかりとした総括を行いたいということで私が提出者ということになりまして、本決議するということで、本日の
監査請求に対する決議を上げさせていただきましたので、どうか良識ある皆さん方の正しい判断をいただきたい、そのような声でございます。いずれにしても、私の目線は住民目線ですよ。税金を払う人の目線ですよ。こちら目線ですよ。自由に使う側の目線じゃないですからね、その判断でいきたいと思いますので、議員先生の皆様方のよろしい判断を
お願いしたいと、このように思います。ありがとうございます。
○
議長(
笹井由明君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
6番、坂野君!
○6番(
坂野佳宏君) 今、報告いただきました件に対して、質疑いたします。
今、
坂口議員が順番に過去の経緯から今の実態までの
説明をされましたが、これは議会としてずっと議論してきて、議会からの質問、それから
理事者からの回答、いろいろな結果としてその都度その都度おさめてまいった件でございます。本来この4番目に書いております損害等求償活動等につきましても、我々議会14人が考えていくべきことでございます。それを
監査請求という形で、なぜ監査に振って逃げるのか、私は大いに疑問であります。この辺につきましては、逆に取り下げしたらいいんじゃないかと私は思っておりますので、質問いたします。
○
議長(
笹井由明君) 8番、坂口君!
○8番(坂口友良君) 私、前もって
監査請求の仕方をいろいろ勉強しているんです。ここにも資料があるんですけれどもね。お金の出入りだけじゃなくて、しっかりとした増設した建物、公有財産ですよ、これの管理はどうなっているのとか、それに対する財産の管理、たまたまこれちょっと管理をはっきりしてなかったんちゃうかと、原因があるんですよ、使っていないんですよ、このようなことについて議員が、じゃあ、これは一体このぐらいの損金が出ているんちゃうかというのは、なかなか理論的には算定が難しいと思います。ここはやはり専門的に、専門家の話も聞いて、しかるべき返事が出たら、それをまた議員でまとめたらいいんですよ。何もこれでせえと言っているんじゃないですよ。そのような専門家の意見もいただいて、それで我々もまた足らないところもわからへんし、あるいはまたここに専門の建築設計のその基準から、そんな物置に使っていいんかと、こういう話もまた出てくるかもわかりませんからね、ここはやっぱり十分に審議して、十分に注意をしていただきながら、専門家の意見も聞いて、これはいずれ移設とか、またこれ今現在終わったんじゃないです、これからも続きます。これからも公金を出していかなあかんねん。公金を出して移設しようと、こういうことなんですよ。それについて、こんなもん原因があるから、誰かにちょっと弁償してもらえと、こういう話にもなり得る話なんですよ、これ。全額町民が負担せなあかんのかと、こういう話では、これは明らかにおかしいですからね。そのようなことも含めまして専門家の意見も聞きながら、この議会の中で、今まで聞いたことないですからね、聞きながらこの議会の中で取りまとめて、正しい方向に行きたいと、このようなかたい思いで私がちょっと提案させていただいたところでございます。よろしく御理解願いたいと思います。
○
議長(
笹井由明君) ほかに質疑ありませんか。
13番、八尾君!
○13番(
八尾春雄君) 2点お尋ねしたいと思います。
私、議員になりましてから、これで満9年なんですが、議会が監査
委員さんに
監査請求をするという
議案は初めてでございます。議員でなかったときに、住民
監査請求は経験があるんですけれども、初めてのことですから慎重に対応せなあかんなと、こんな気持ちもいたしております。2点お尋ねをいたします。
今の時点で、
坂口議員は、今からも経費が発生するではないかということはるる言われましたが、現時点で問題のある支出というのは、幾らあるというふうに思っておられるのか、金額を明示をいただきたいと思います。それが1点。
それからもう一つは、監査
委員との関係は慎重にしなくてはいけません。民間の方で、住民の方で1名監査
委員を
お願いしております。議会からも監査
委員が出ておるわけであります。この問題が発覚してから見ますると、平成27年度の監査
委員は、
山村美咲子議員、平成28年度の監査
委員は、青木義勝議員、平成29年度は、奥本隆一議員というふうになっております。この平成27年、28年の定期的な監査報告が議会にも報告をされておりますけれども、この保育園の増築問題について特にコメントがあったということは、確認ができませんでした。コメントがないということになれば、それは特に監査
委員として問題にすべきではないという判断をされたのだろうと、私は現時点で感じております。
ところが今回の決
議案を
坂口議員が提案をされ、かつてそのときに監査
委員であった
山村美咲子議員が賛同されるということになりますと、みずから問題がないと議会に報告された監査報告について、みずからこれをさかのぼって変更せよと、こういうことになることになりませんかと。今回、奥本議員になりますから、その中身を私が担当した時代は、そのままにしておいて、新たに選出された奥本議員に、この監査をしてくださいね、こんな言い方になろうかと思います。ちょっとちぐはぐしておりまして、どのように認識しておられるのか、その2点お尋ねします。
○
議長(
笹井由明君) 8番、
坂口議員。
○8番(坂口友良君) 先に2番言います。御存じだと思いますが、監査というのは1年以内のことなんですよ。1年以内のことについて、監査をすると、こういうことになっております。条例からいうと、そうなっているんですけれどもね。これは、私先ほども言ったように、ことしの4月から今まで使っていた校舎が使えなくなってしまった、これが一つですね。その結果、どうなったかというと、玉突き状態でよその場所を使っていると。そこのよその場所もまた他の施設を使っていると、何もただじゃないんですよ。その他の施設を使っている、お隣の施設も当然電気代も要れば、ガス代も要れば、光熱費も要れば、ほかの人が使おうと思ったら、いっぱいで使われへんとか、こういうふうな町のもろもろの費用が出ております。ただ、それは私残念ながら幾らか把握しておりませんので、そこで正確なことは言えませんので、だから、新しい監査
委員、ことしから4月以降、電気代、ガス代、水道代、よその施設を使った場合のもろもろ、どういう費用、そういうふうなこともきっちりと出していただきたいということで、私、特に強調して言っているのは、ことし4月から使用中止により何か発生するんちゃうかと。要らぬお金ですよ、今まで以外に。そういうこともありました。
それでもう一つ、監査
委員をやっていた人がこんなん監査
委員、当然今でもいてるんですよ監査
委員、ほなこんなん議決参加できるんかと、こういう問題もあるんですけれども、それは事務局長が調べてやってます。じゃあ、かつての監査
委員さんがやっているかなと、名前を出して、それは先ほど言ったように、これ、ことし、監査というのは1年以内のことを調べて、こういうふうにどうなっていますかと、あるいは現時点、私何回も強調している、4月以降こうなって、今まで明らかに住民の皆さんが使っていたのが4月以降使われなくなった、これは事実なんですよ。使っていたら何の問題もないんですよ、私こんなこと言いませんよ。事実使われなくなってしまった。そのためによそのほかの施設を使っていると、それに対するあれはどうなのか、こういうふうな疑問がありますので、そこははっきりとやっぱりそのとき、その年度に応じた総括をしていかなきゃならないなと、こういうふうなことを思っています。じゃあ、これあと移設に何ぼかかるんだというのは、これは予算しかわかりませんからね、実際入札をやったらはっきりと金額が出てくるんだと思います。当然その金額が出てきたら、当然それを移設に当たるには何らかの原因が今のが使われないということで、よそに新しいのを移設するんでしょ。当然、今までのことについて何らかの責任のある人は何割負担とか、当然そんなん100%町民税で払わされるんですか、その辺は非常にちょっと不審に思いますので、今言ったように損害の額、これについては、やはりそういうふうにプラスアルファの金額、お金が発生すると思われるので、そこは監査
委員さんが一番詳しいので、そこは一つ精密に出していただきたいということです。
あと、今言った監査
委員がこの場合議決に入ってどうかというのは、事務局長に調べてもらいます。ちょっと返事を
お願いします。
○
議長(
笹井由明君) 2回目。
13番、八尾君!
○13番(
八尾春雄君) いや、誰が議決に参加するかどうかは私聞いておりません。
結局、
坂口議員は、現時点で幾ら問題のある支出があったのかについては、わからないと、正確なことは言えませんというのが一つ目の答弁でございました。
二つ目のかつて監査
委員をされた方が、この問題について何ら問題にされていないことを今回変更することになりはしないかと心配をしている分については、答弁がありませんでした。答弁できなかったものとして理解をして質問を終わります。
○
議長(
笹井由明君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
反対討論をお受けします。
9番、堀川君!
○9番(堀川季延君) この決議には、反対の立場で討論させていただきます。
今回の
監査請求においては、保育園園舎増築に関する予算・決算の不適切、不必要と疑われる事項となっておりますが、予算の執行にあっては、経理上適正に処理されております。ましてや予算・決算は議会において承認・可決済みでもあります。事務執行に関しては、園舎増築について、待機児童を出さないとの考えから急ぎ過ぎた増築工事を実施したことで、法的に不十分な進め方となったため、議会は町に対し報告を求め、それに対し改善措置を付した意見を送付しております。
また、待機児童の把握については、広報や子育て支援広場などを通じて、必要な限り、入園希望の児童数の把握に努めており、
監査請求の理由には当たらないものと考えます。使用停止となった増築園舎は、今後放課後子ども育成教室へ転換される予定であり、税金の無駄遣いとは言えないことからも本決議には反対であります。
以上です。
○
議長(
笹井由明君)
賛成討論ありますか。
5番、山村さん!
○5番(
山村美咲子君) 賛成の立場で意見を言わせていただきます。
先ほど八尾議員から平成27年度、私、監査
委員をさせていただいていて、それをしていたのに、こういう決議の
賛成者になるのはいかがなものかということでございます。本当にそういうことに関しましては、その当時、しっかりとまだ継続中ということで、はっきりとこういう観点というのを持たなかったということに関しては反省を申し上げます。ですけれども、今、
賛成討論でおっしゃいましたけれども、放課後子ども育成教室の教室に使うからということでありますけれども、それはまた別の次元のことであります。あの園舎というのは、園児を保育するということで増設されたものでございますので、やはり目的外使用ということになるのではないかという思いでおりますので、その辺のところもしっかりと、この中にもありますので、精査していただきたい。そして住民の方の血税を支払われたということに関して、目的外使用であるということに終わってしまうということに関してもしっかりと第三者の意見をいただきたい、そして住民の方に私自身も見抜けなかったという反省も込めて、しっかりと
説明もさせていただけるように判断をしていただきたいという思いで賛成をさせていただきましたので、この決議には賛成をさせていただきます。
○
議長(
笹井由明君) ほかに反対討論ありますか。
7番、吉村君!
○7番(吉村裕之君) 理由の1点目にありますように、待機児童が把握できなかったというところから始まっている部分であると思いますけれども、この部分については、平成25年11月からのことでございまして、その後、さまざまな関係事項等が
議案として上がってきたり、議論が議員の中であったと思います。その中で、平成28年4月に町会議員の選挙がございまして2名の入れかわりがございましたが、体制としては影響がないと思いますので、その部分の話についてはずっと継続されているところもあったかと思うんですけれども、そういった中で、議会でのそういう審議であるとか、監査
委員によります監査を経てきた中で、やはり議員の目線で今まではしてきたと。そういった中で、また議員が新たに
地方自治法98条2項に基づく監査というよりも別の形での
地方自治法でうたうところの監査の方法でもって、その部分を精査する、明らかにしていくということのほうが重要かと思いますので、この部分につきましては、議員みずからが監査という部分については反対をいたします。
○
議長(
笹井由明君) ほかに
賛成討論。
14番、青木君!
○14番(青木義勝君) 私は賛成の立場で討論させていただきます。
私は、平成28年度ですか、監査
委員をさせていただいたということでございました。そのころに関しまして、もちろん監査ということで、金額、いろんなことも監査させていただきまして、もちろん定期監査報告には私は述べてません、出てませんでしたけどね、もちろん私1人じゃないわけですから、監査
委員もね。それを踏まえて、これは指摘はしたこと事実ですけれども、これは私自身もきっちりと書面に出すべきであったということは深く反省をします。よって、この案件に関しましては、まず住民の皆さんの中から
監査請求すべきだというような声も私にも入っておりました。しかし、やはりいろんな状況も踏まえて、やっぱり議会という機関をもって、やはりいわゆる法的な間違いも認められ、いろんな責任も感じておられると、これも踏まえ、そして今現在、使用停止となっていることに関する、これに対してはやっぱりきちっとした議会が
監査請求権が当然あるわけですから、やっぱり住民監査に任すことなく、議会の皆様がやはりきっちりとした形で、決算
委員会も皆終わったからどうでもないというような時代じゃないということの認識をもって私自身も反省も踏まえて、あえて
監査請求について議会からの賛成といたします。
○
議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
13番、八尾君!
○13番(
八尾春雄君) 反対の立場で討論をいたします。5点にわたって申し上げたいと思います。
一つは、これ4月24日に副町長辞職勧告決議を可決しておりますけれども、この決議の中で議会として、この保育園の増築問題について何が起こっているのかという事実認識については、既に確定をしております。順番が例えば今回のような監査
委員さんに対する
監査請求を
お願いをして、事実をきちんと確認してくださいと、その結論が議会に報告をされて、これだったらこのままにしておけませんねと、このことについて指揮監督した副町長の責任は免れないと、辞職勧告を決めるべきであるという流れになるのであれば、私は論理的につながるのだろうと思います。既に町長・副町長の報酬について、削減をするときにも、何が起きているのかの事実認識はされておりますし、せんだっての辞職勧告決
議案でもされておりまして、このことは、5月1日発行の
広陵町議会だよりにも、この決議が印刷をされて、全町民に配付をされているわけですから、事実の認識としてはそういうことになるだろうというふうに思います。順番が違ってませんかと。
二つ目に、先ほど
坂口議員に質問をした件ですが、一体幾らの損害があったのかということを計算をしていない。認識がないまま、監査
委員さんに任せるから頼むわと、こんな言い方になるわけでございまして、これはちょっと無責任ではないかと。それなりに議員として、このような決
議案を出すのであれば、幾らか、これとこれが問題だと。その上で、これから発生する経費もあるではないかというふうに立てるべきですが、その答弁がありませんでした。これが二つ目です。
三つ目に、先ほど堀川議員からもおっしゃったように、予算・決算はそれぞれ承認を賛成多数で可決をしております。平成27年度の決算は、昨年の9月議会で議論をいたしまして、共産党は理由を述べて反対をしておりますけれども、ほかの議員さんは賛成をしているわけです。もし、こういうような不明瞭なことがあるんだったら、保育園のこういう運営の問題について問題があるではないかということをるる述べて、しっかりだめだと、認められないということをやらなあかんですよ。それをやらないまま賛成をしておきながら、今になって
監査請求をするというのは論理に一貫性がない。このことを指摘をしておきたい。
4番目でございます。先ほど山村議員のことについても、それから青木議員も
賛成討論の中でみずから言われました、反省しますと。反省をしてください。問題があれば、監査
委員というのは、やっぱりそういう役割ですから、恐らく平成29年度の監査
委員は奥本隆一議員でございますので、町政に問題があれば、しかるべく厳しい指摘をベテランとしてやっぱり指摘をしてほしいなと、こんなことを思っております。論理がみずからが議会に報告した問題がないという監査
委員の結果を監査報告について、みずから後にさかのぼって否定をすると、これはちょっと自己矛盾に陥ってはいないか。
5番目でございます。4月24日に決議が可決された後、私は
議案を準備をされました谷議員に
お願いをしております。この決議に賛成した6名の議員が集まりまして、今後の取り組み方について相談をしたいと、こういうふうに申し入れをしておったものでございます。残念ながら谷議員のほうからは6名を集めることが自分の力ではできなかったというふうにお話がありましたが、招集をかけていただきました、1回会いませんかということで会ったわけであります。それでこのときに住民
監査請求を八尾議員がよく手がけておられるんだったら
お願いできませんかというような話がありますと、何を言っておるんだと。賛成した議員の中で応援してくださる方もおいでになるわけだから、きちんと話をして取り組んだらいい話だし、それをできないからというので、結局自分の知り合いにはそういう方がいないので、議会のほうで
監査請求しようではないかと、こんなことを述べられたものでございます。これは私は、住民
監査請求であれば、職員措置請求書というやつで、町長がこんな無駄遣いをやっているから金返せというふうにやれば、重要なことになると思います。住民のところにはちゃんとこれ決議したということは言っているわけですから、新聞でも言っているわけですから、これは住民が一人の有権者として十分に考えられて、そういう声を出される方があれば、共産党は応援をするし、それからそうでなければ、それはそれとして町民は受け入れたのかなと思ったりしますけれども、この問題は引き続き解決する必要がある。そんなことがありますので、最終的に事態を全て明らかにするために、監査
委員さんが一体どんなことでそんな失態をやらかしたのかということも含めまして、これは7月議会に調査特別
委員会の設置を
お願いをして、それで議会としてもこの問題について議会がどうであったのかと、こういう反省を込めて調査をする提案をしたいというふうに考えておりますことを述べまして、反対意見といたします。
○
議長(
笹井由明君) ほかに。
11番、谷君!
○11番(谷 禎一君) くしくも私の話が出ましたので、お話しさせていただきます。
今回の
監査請求に関しては、要は今まで議会の監査
委員としてやられた方が自分の立場を捨てて反省をして、これはいかんなということで提案なり、意見を述べられたものです。これは非常に重たい話。実際に、これの問題というのはどこにあったかといいましたら、要は平成25年の12月に急遽、要はプレハブ園舎を増築しなければ、待機児童が受け入れられないというふうなことから、きちっと法的に建築確認もとって、そして検査済証もいただいて、そして開園するんやという約束をもとに議会に提出されたものです。それについて議会がオーケーということで言ったものであって、それが全然なされてなかった。そして最終的に設計図等にありますように、地質調査等もやらずに建ててしまったことが原因で、こういう事態を招いたものです。実際に監査
委員さんとか、そのときにはその内容はわからないということで、当然きちっと明らかにしていけばわかることです。
そして八尾議員が先ほど言われたように、要は町長・副町長の減俸で事が済んでいる部分もあるんじゃないかというお話はされますが、その部分に関しましては、以後に要は地盤調査の結果、利用できないということがわかったものであるので、その責任とは別の問題であります。それと基本的には、要は住民の税金で建てられたものが目的を利用できずに、目的を達成できないと、そのかかった費用はどうなんですかいうことを問うておるのであって、実際にこの部分に関しまして、誰がどうや、もう倉庫に使っておるからいいんじゃないかとか、今度学童保育に使うからいいんじゃないかというふうなもので済まされるものではございません。
それと後、住民
監査請求のことに関して、私のほうでお話があったという話は、聞かせていただきましたが、内容は聞かせていただきました。ただ、私は要は一級建築士の職責柄、違反で建てたものに関して、それは違うじゃないかと、それは間違っているじゃないかということを常々申し上げた結果、もっと反省してきちっとやってくださいよという話をやってきた中で、それが履行されずに、そのまま何回も繰り返されておるから、最終的に辞職勧告のお話をさせていただいたものです。それから先というのは、これは議会で決まったものですので、議会が判断するものであって、要は住民
監査請求がどうのこうのということに関しては、八尾議員からは話はありましたですよ、ただ、それについてこれを
お願いしてやるとか、私のほうでできないよと、どうのこうのというようなお話ではない話です。
まとめて申しましたら、今回の部分に関しましては、要は町サイドが法的な手続を行わずに、きちっとしたやるべきことをやらずにした結果、こういう結果を招いたものであります。その建物についても税金関係を使っておる。その税金の使い方について、間違いやったんじゃないですかと、それについて監査をきちっと
お願いして、そしてどれが間違いであったのか、どれが要は不適切であったのかいうことを明らかにした上で、その部分に関してはきちっと返還なり、そういうふうなものを考えたらどうかということを述べているものでありますので、ここで反対なりするようなことがあれば、常識関係が疑われるんじゃないかと。よその議会であれば、こんなん当然賛成すべきものじゃないかというふうに思います。皆さんの常識的な判断をもって、住民の皆さんの目線で考えていただけたらと思いますので、私はこの提案に関しては賛成の立場としたいと思います。
○
議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
4番、吉村さん!
○4番(吉村
眞弓美君) 賛成の立場から討論させていただきます。
今回、待機児童が出るということで、出さないための措置として両園舎の増築を決定されたときからの経緯でございますけれども、平成25年の12月の補正予算など6,400万円を計上することとなりました。その中で不手際によりまして、最初の4月から園舎のほうを使用する予定だったものが3カ月おくれとなったり、またこの3カ月おくれの分のサービスが受けれなかったというのは、この6,400万円の中の幾らに当たるのかとか、また平成29年度、北保育園の増築園舎が平成29年度は使用停止になりました。この1年間のサービスを住民の方が現実に受けられない。これは6,400万円計上された中の幾らに当たるのか。また、軟弱地盤によって、また12条報告によって増築園舎を移設することになりました。ここにかかる移設費用等が幾らになるのか。こういったものを積み上げまして、住民の方というのはいろいろ
説明しますけれども、なかなか難しくて理解できないところもあると思うんです。そういったときに一番わかりやすいのは、お金で幾ら損させたんですよと、6,400万円計上したけれども、本当は受けられるべきサービスがこれだけ受けられなかったのは幾らに当たるんですよと、そういった
説明が一主婦としては一番わかりやすい
説明になってまいります。私も住民の方に透明なわかりやすい
説明をぜひしたいと思っております。そういったときに、監査の専門の知識を持った方に調査をしていただいて報告をしていただいたものをもって
説明をさせていただきたいと、前々から思っておりました。一番わかりやすい住民の方に納得していただける白黒がはっきりする内容ではないかなと思いますので、ぜひ
監査請求をやっていただきたいなと思いますので、賛成の討論とさせていただきます。
○
議長(
笹井由明君) ほかに討論ありませんか。
10番、奥本君!
○10番(奥本隆一君) 私もこのたびの
監査請求に関する決議には、反対の立場で討論をさせていただきます。
私は、本年4月から監査
委員の要職をいただいておりますが、この件に関する予算の執行については、当時の監査
委員により慎重に精査されて何ら問題もないとの議会でも報告をいただいております。これまでに幾度となく、この問題については議論を交わされてきたことなんですけれども、
理事者側の待機児童を出さないための究極の判断によるものであって、それが保護者の方からも感謝されているという声もたくさん聞きます。また、今回提出された監査を求める記載理由でありますけれども、適切な待機児童が把握できなかったことと記載されておりますが、平成25年の10月当時に募集をした、その時点で既に定員をオーバーする申し込みがあったことによって、やむなく増築をされたというもので、議会においても承認したものであります。そして法令を遵守せず建築するなど、安易に事業執行を行ったことについては、さきに述べたように待機児童を出さないための究極の判断であり、いたし方なかったと思います。不明確な事務執行、建築工事による使用停止となったことについては、非常にもったいない。保護者の方ももったいないと思っておられる方もたくさんおられます。
理事者側は安全を確認しながら使用されてきた後1年間のみの使用であります。今までどおり安全を確認して使用することもできたのではないかと私は思います。私はこの増築の物件よりも、四十数年前にため池を埋め立て、建築された
広陵西第二幼稚園のほうがはるかに危険ではないかと推測するものでありますが、今もこの西第二幼稚園は安全を確認しながら使用されておることから、この増築園舎が使用禁止となったことについては、非常に残念でなりません。
最後に、議会に調査権を行使するに当たっては、慎重の上にも慎重であらねばならないことから
監査請求に関する決議に、私は反対いたします。
以上です。
○
議長(
笹井由明君) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
笹井由明君) 討論がないようですので、討論を打ち切ります。
採決します。
本案について、
反対者がありますので起立により採決します。
議員提出議案第4号を
原案のとおり決議することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
笹井由明君) 起立6名であり、賛成少数であります。
よって、
議員提出議案第4号は否決されました。
以上で、本日の議事
日程は、全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本
臨時会に付議されました事件は、全て終了しました。
平成29年第3回
臨時会は、これにて閉会します。
(P.M. 0:46閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
平成29年5月16日
広陵町議会議長 笹 井 由 明
署名議員 坂 野 佳 宏
署名議員 吉 村 裕 之...