広陵町議会 > 2014-09-22 >
平成26年第3回定例会(第4号 9月22日)

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  1. 広陵町議会 2014-09-22
    平成26年第3回定例会(第4号 9月22日)


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    平成26年第3回定例会(第4号 9月22日)           平成26年第3回広陵町議会定例会会議録最終日)                平成26年9月22日              平成26年9月22日広陵町議会              第3回定例会会議録最終日)  平成26年9月22日広陵町議会第3回定例会最終日)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、14名で次のとおりである。    1番  堀 川 季 延          2番  谷   禎 一(副議長)    3番  吉 村 眞弓美          4番  坂 野 佳 宏    5番  山 村 美咲子          6番  竹 村 博 司
       7番  奥 本 隆 一          8番  吉 田 信 弘    9番  坂 口 友 良         10番  青 木 義 勝(議長)   11番  笹 井 由 明         12番  八 尾 春 雄   13番  山 田 美津代         14番  八 代 基 次 2 欠席議員は、なし。 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  山 村 吉 由     副  町  長  中 尾   寛   教  育  長  松 井 宏 之     企 画 部 長  植 村 敏 郎   総 務 部 長  川 口   昇     福 祉 部 長  宮 田   宏   生 活 部 長  池 端 徳 隆     事 業 部 長  北 橋 邦 夫   危機管理監    村 田 孝 雄     上下水道部長   堀 榮 健 恭   クリーンセンター所長           教育委員会事務局長            松 本   仁              奥 西   治 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   阪 本   勝   書     記  津 本 智 美     書     記  下 村 大 輔 ○議長(青木義勝君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。     (A.M.10:04開会) 日程番号      付 議 事 件  1 議案第37号 巣山古墳史跡整備検討委員会設置条例の制定について    議案第38号 広陵町立歴史資料館整備検討委員会設置条例の制定について    議案第42号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給           与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することにつ           いて    議案第44号 平成26年度広陵町一般会計補正予算(第2号)    議案第57号 広陵町防災通信システム整備事業に係る請負契約の締結について  2 議案第39号 広陵町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準           を定める条例の制定について    議案第40号 広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制           定について    議案第41号 広陵町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条           例の制定について    議案第43号 広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについて    議案第45号 平成26年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)    議案第46号 平成26年度広陵町水道事業会計補正予算(第1号)  3 議案第47号 平成25年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定について    議案第48号 平成25年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第49号 平成25年度広陵町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい           て    議案第50号 平成25年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第51号 平成25年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第52号 平成25年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第53号 平成25年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第54号 平成25年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第55号 平成25年度広陵町水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分について    議案第56号 平成25年度香芝・広陵消防組合一般会計歳入歳出決算の認定について  4 議員提出議案第12号 軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定基準の改正などを要請する           意見書について  5 議員提出議案第13号 「危険ドラッグ脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を           求める意見書について  6 議員提出議案第14号 ウイルス性肝炎による肝硬変・肝ガン患者に対する救済を求める意見書           について  7 議員提出議案第15号 意見書取り下げに関する決議について ○議長(青木義勝君) 先ほど、議会運営委員会が開かれ、本日の議事日程について協議されておりますので、議会運営委員長より報告願うことといたします。  議会運営委員会委員長、竹村君! ○議会運営委員会委員長竹村博司君) 皆さん、おはようございます。  議会運営委員会は、本日9月22日に委員会を開き、平成26年第3回定例会最終日議事日程について協議しましたので、その結果を御報告申し上げます。  本日の議事日程でございますが、お手元に配付しております日程表のとおり決定しております。  次に、日程1番では、議案第37号、第38号、第42号、第44号及び第57号の5議案につきまして、付託されました総務文教委員会委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に議案ごとに質疑、討論を行い、採決をしていただきます。  次に、日程2番では、議案第39号、第40号、第41号、第43号、第45号及び第46号の6議案について、付託されました厚生建設委員会委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に議案ごとに質疑、討論を行い、採決をしていただきます。  次に、日程3番では、議案第47号から第56号の10議案については、付託されました決算審査特別委員会委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に質疑、討論を行い、採決をしていただきます。  次に、日程4番から7番において、意見書に関する議員提出議案4議案を議題とします。  議員提出議案第12号、第13号及び第14号については坂口議員より、第15号については八尾議員より提出され、所定の賛成者がありますので、それぞれ提案趣旨説明をしていただきまして、質疑、討論の後、採決をしていただきます。  以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(青木義勝君) ありがとうございました。  それでは、ただいまの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。  お諮りをします。  本日の議事日程は、委員長報告のとおり、お手元に配付した日程表とすることに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の議事日程は、日程表のとおりと決定いたしました。  暫時休憩します。     (A.M.10:09休憩)     (A.M.10:10再開) ○議長(青木義勝君) 休憩を解き、再開をいたします。  それでは、日程1番、議案第37号、第38号、第42号、第44号及び第57号を議題とします。  本案について、総務文教委員会委員長より委員会の審査の結果についてを御報告を願うことにいたします。  総務文教委員会委員長、堀川君! ○総務文教委員会委員長堀川季延君) 皆さん、おはようございます。  総務文教委員会委員長から議長に宛てましての報告書をお手元に届いていることだと思いますが、一部ちょっと修正、訂正をさせていただきたいと思います。  冒頭に議案第37号の審議の結果でございますが、「全員一致修正可決」となっております。大変恐れ入ります「修正」ではなく「原案可決」ということで報告させていただきたいと思います。あらかじめよろしくお願い申し上げます。  総務文教委員会は、11日の本会議において付託されました5議案につきまして、16日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず初めに、議案第37号、巣山古墳史跡整備検討委員会設置条例の制定については、国の特別史跡である巣山古墳整備検討ということであるが、町はどの範囲まで計画できるのかとの問いに、国は「墳丘や埋葬施設の部分については現状を維持・保存する」よう指示されるので、これまで町は墳丘のすそ周りや外堤のすそ周りを整備しており、発掘や護岸工事を行うにも国の文化財保護審議会の許可が必要なため、工事の内容、調査の内容をこの整備検討委員会で検討し、整備の計画書を国に提出するものとの答弁がありました。  広陵町の重要な観光資源として、どこまで整備ができるのかとの問いには、平成14年に設定された基本設計に基づき、整備を進めており、外堤に遊歩道を設けてランニングコースとしたり、担当者レベルでは、水辺にボートを浮かべたりと考えているが、重要文化財よりもランクが上の史跡であるので、墳丘及び埋葬施設については、維持・保存に努めるのみとの答弁がありました。  ほかに、国・県・町の負担率、要綱から条例への経緯について質問がありましたが、その都度適切な答弁があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号、広陵町立歴史資料館整備検討委員会設置条例の制定については、近々、公共施設等総合管理計画ができれば、歴史資料館単独での箱物建設優先順位がかなり低くなるはずだが、複合施設としての検討はとの問いに、公共施設等総合管理計画は、既存の施設に関するものであり、当委員会では歴史資料館のみの整備検討をお願いするものだが、町長部局検討段階が及んだ際に複合施設とする可能性もあるとの答弁がありました。  また、その施設は長期の財政計画に従って検討されなければならないが、教育的価値のある文化財が見ていただけない状態にあるため、関係者の長年の要望でもあり、広陵町の身の丈に合った施設を検討してもらうとの答弁があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第42号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することについては、本議案の提案の根拠を確認する問いに、6月議会に提案した同名の議案は、管理監督責任を含めた案であったため議会の指摘を受けたことにより取り下げ、職員の給与が下がっているのに特別職が下がっていない現状を変えるため、特別職報酬審議会で出された答申を根拠として減額をするものとの答弁があり、退職手当組合と相談して、このようなやり方を指示されたのかとの問いには、退職手当組合は、宇陀市と葛城市の2市と県内町村が加入しているが、このような減額は初めてのことで、加入していない市は独自の条例で判断し、奈良市長のように「ゼロ」を掲げている方もおり、地方自治として判断が任されているとの説明があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。
     次に、議案第44号、平成26年度広陵町一般会計補正予算(第2号)については、精神障害者医療の助成に係るシステム改修費用について質問があり、福祉医療既存システムをコピーして新設するので、共同化システムのうちで180万円程度の少額の計上となっているとの答弁がありました。  同助成について、市部が1級のみとしているのに、広陵町が1・2級としたことについての問いには、市部には、療育手帳や2級の一部に未承認の該当者があって混乱することを避けるため2級を外し、施行も平成27年4月からとされたが、町村はシステム改修も手短に完了し、県の指示どおり1・2級とし、本年10月からの施行とさせてもらっているとの答弁がありました。  保育所費の補正は、今回の建築確認申請の無届けの結果、必要となった委託料かとの問いに、12条申請事に指摘を受けた部分の改修のために計上するもので、西保育園で撤去を指導された倉庫の再設置、北保育園耐震診断西保育園車椅子用スロープの設置、玄関幅の拡張などに必要な設計監理委託料で、その後に必要となる工事費用は、今のところ算出できないとの答弁があり、反対者意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第57号、広陵町防災通信システム整備事業に係る請負契約の締結については、各家庭についている有線放送を活用することについて検討があったかとの問いには、有線放送施設は旧村にしかなく、真美ヶ丘地区にはないので連携は採用しませんでした。今後どうしても届かないところがあれば、個別に検討するとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上、簡単ではありますが、総務文教委員会の審査結果報告といたします。  以上でございます。 ○議長(青木義勝君) ありがとうございました。  ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議いたします。  それでは、議案第37号、巣山古墳史跡整備検討委員会設置条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をいたします。  お諮りをします。  議案第37号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号、広陵町立歴史資料館整備検討委員会設置条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第38号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第42号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号、平成26年度広陵町一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第44号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号、広陵町防災通信システム整備事業に係る請負契約の締結についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第57号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程2番、議案第39号、第40号、第41号、第43号、第45号及び第46号を議題とします。  本案について、厚生建設委員会委員長より委員会の審査結果についてを報告願うことにいたします。  厚生建設委員会委員長、坂口君! ○厚生建設委員会委員長坂口友良君) それでは、厚生建設委員会の報告をいたします。  厚生建設委員会は、11日の本会議において付託されました6議案につきまして、16日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず初めに、議案第39号、広陵町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定については、質疑として、保育の必要性の認定に際し、求職活動中の有効期間はいつまでかとの問いに、今後規則で定めるが90日を限度として考えているとの回答がありました。  また、求職活動中や育児休業中の利用についても一律に短時間認定とされるのかとの問いに、国のQ&Aに示されるとおり、市町村の判断で11時間保育と8時間保育に分けるが、8時30分から16時30分の8時間が基本で、その時間を外れる場合は、延長保育となる。詳細は、子ども子育て会議で決めるとの回答があり、同じ保育時間なのに時間がずれるだけで延長保育になり、負担増にならないようにとの要望があったが、基本の保育時間は施設ごとに設定するもので、個人の希望ごとに設定することはできないものであるが、負担が過度にならないような措置を今後会議で決めていくとの回答がありました。  ほかに幼保連携認定こども園について、三吉に新設される私立保育園最新情報について、暴力団の排除に関する情報の取得方法などの質問があり、その都度適切な回答を得て、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号、広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については、質疑として、第34条職員の規定に「保育士」の記載がないことについて質問があり、「家庭的保育者」と記載があり、その内容は、第23条第2項で町長が行う研修を修了した保育士、保健師及び看護師と定めており、国の示す範囲を超えて規定しているとの回答がありました。  3・4階の施設も認められているが、安全のための措置を今のうちに決めておかないととの指摘には、第28条に設置の基準を設けており、避難用設備も規定されているが、詳細は認可の申請に関する規則を設けていかなければならないと考えているとの回答があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第41号、広陵町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については、第10条第4項に「1の支援の単位を構成する児童の数はおおむね40人以下とする」とあるが、現在のクラブは40人を超えているのではとの問いには、「1の支援単位が40名」であって、現在のクラブの定員は70名で、二つの支援単位を設置し、2名以上の支援員を置くものとするとの答弁があり、また同条に示す職員の資格を有しながら、現在の賃金では生活できないのではとの問いには、勤務時間が短いので少額にとどまるが、職員を募集しても集まらない現状があるので、近隣を調査して検討していくとの回答があり、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第43号、広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについては、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第45号、平成26年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)については、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第46号、平成26年度広陵町水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上、簡単でございますが、厚生建設委員会の審査結果報告といたします。 ○議長(青木義勝君) ありがとうございました。  ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議をします。  それでは、議案第39号、広陵町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第39号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。
              (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号、広陵町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第40号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号、広陵町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第41号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号、広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第43号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号、平成26年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第45号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第45号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号、平成26年度広陵町水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第46号は、委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。  続きまして、日程3番、議案第47号、第48号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号、第54号、第55号及び第56号を議題とします。  本案について、決算審査特別委員会委員長より委員会の審査の結果についてを報告願うことにいたします。  決算審査特別委員会委員長、坂野君! ○決算審査特別委員会委員長(坂野佳宏君) それでは、決算審査特別委員会委員長報告をいたします。  非常に活発な意見が出ましたので、ちょっと長時間になりますが、お聞きください。  決算審査特別委員会は、去る9月11日の本会議において設置され、調査並びに審査の付託を受けた10議案につきまして、17日及び18日に委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  初めに、議案第47号、平成25年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定について、まず、歳入面では、本年1月から株式譲渡所得割が10%から20%になったことによる影響の質問があり、交付金自体が県から年1回3月の交付であるため把握できないとの答弁がありました。  また、株式譲渡所得割交付金や配当割交付金は、年度途中で予算を補正できないものかとの問いに、配当割交付金についても年3回の交付で、補正計上できる期間に情報がないので、不可能との答弁がありました。  たばこ税の収入増については、販売本数はタスポの導入、消費税8%の影響により減少しているが、増税分により税収は伸びているとの説明がありました。  そのほか、滞納税の不納欠損処理の内訳や居所不明者の取り扱い、純資産変動計算書、雑入・出会いイベント参加費など、いずれも詳細な説明を受けました。  次に、歳出については、各款ごとに審査をいたしましたので、款ごとに御報告いたします。  まず、総務費ですが、公共交通運行委託料、庁舎の修繕費、今後3年間の退職予定者数38名、定年退職者の再任用、女性幹部の登用、情報公開・個人情報研修に関しての質疑があり、いずれも適切な答弁を得ました。  また、支援スタッフに係る賃金は2億800万円かかっており、他の自治体では部門ごとに民間委託を導入しており、今後比較検討を重ねていきたいとの答弁がありました。  職員の資質向上のための研修参加負担金について内容を問う質問には、市町村アカデミー参加が4名、NOMA研修が6名、全国市町村国際文化研修会が5名、市町研修センターが行う無料の研修に73名を参加させており、今年度からは自治大学校に1名を派遣し、長期研修を受けてもらうとの答弁がありました。  AEDの保守についての問いには、更新のサインが出たら対応するとのことでしたが、ほとんどのAEDが施設の中に設置されており、休日や閉館日に使用できない状況に置かれていることに対し、改善の要望がありました。  また、電算処理業務委託料については、7市町の共同により5年間で1億円の経費削減を見込めるとの回答がありました。  次に、民生費では、手話奉仕員賃金、はしお元気村朝市の売り上げ減少、保育所増築工事の再発防止策、緊急通報システム事業の今後のICT活用、保育所入所判定基準について質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  最近はゲートボール場の維持管理費用がもったいないのではとの問いに、確かにゲートボールはプレーヤーが激減しているが、グラウンドゴルフでの利用があり、施設の活用については検討していくとの回答がありました。  保育士処遇改善臨時特例交付金とはとの問いに、保育士不足が問題視される中で一定基準の保育士確保に頑張った保育園に対する補助金で、労祷保育園の職員給与の改善のために、保育士16名、非常勤の保育士33名、保育士以外の対象人員14名の給与に応じて案分され支給されたものとの説明を受けました。  身体・知的障害者相談員謝礼の不用額が多いことについては、後見人謝礼を年36万円で予算化したが、後見を要する方がなかったことと、相談支援事業として精神障害はナッツ、知的障害は青垣園、身体障害はどんぐりという事業者に相談支援の委託しており、ケアしているとの回答がありました。  次に、衛生費では、出生者数と全戸訪問数の相違について、アライグマ、イタチ、タヌキの駆除について、がん検診、斎場管理委託料についての質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  また、清掃費においては、ごみ処理町民会議について、今後のアバウトな計画を尋ねると、平成26年、平成27年で場所と処理方式のみを決めるとの回答がありました。  塵芥処理費の需用費が町財政を圧迫するのではとの問いには、15年間使用するに当たり想定している修繕費は年1億円で、範囲内でおさめられるよう見積もりや入札で節約に取り組むとの答弁を受けました。  次に、農商工費では、北葛三市農業委員会連絡協議会の共有する問題について、ウォーキングマップの活用についての質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  農地・水保全管理支払事業助成金については、町内12の団体を大字・自治会とは別につくっていただき、団体が行う農業用水路の泥上げ、草刈りなどの共同事業と農道の舗装、水路の改修などの向上事業に対して助成をしているとの回答がありました。  住宅リフォーム補助金については、いつまで続けるのかとの問いに、消費税増税などで負担がかかる中、当面は続けるが、利用度とともに考えていかなければならず、耐震や発電パネルの設置など災害に強い対策を含む工事への助成へ内容の切りかえを検討しているとの回答がありました。  土木費では、道路橋梁維持費の繰越明許費の平成26年度執行状況、自転車・歩行者道安全対策、町内狭隘道路、沢の交差点について質疑があり、適切な答弁を受けました。  次に、消防費では、災害用備品の備蓄における女性の視点についての質問に対し、業者との相談に意識を加えていくとの回答がありました。  続いて、教育費においては、平成25年度全国学力・学習状況調査、不登校への対応、語学指導助手(ALT)の体制及び活用方法について質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  また、保健体育総務費の工事請負費に不用額について質疑があり、中央体育館の高圧受電設備の更新が未執行に終わったとの答弁を受けました。  次に、多額に及ぶ予備費の内訳について質疑があり、町税過誤納還付金及び還付加算金456万6,831円、第7回アンサンブルコンテストの全国大会出場に65万7,181円、斎場雨どいの大雪による破損修繕46万2,000円、図書館のガス空調設備の修繕42万5,510円、火葬炉の断熱扉に安全装置の取りつけ工事25万8,280円との説明を受けました。  以上、各分野にわたり、細かくお聞きし、いずれも適正に答弁をいただいたものであり、反対意見もなく、採決の結果、全員一致で、議案第47号は原案どおり認定すべきものと決しました。
     次に、議案第48号、平成25年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、単年度黒字決算の要因について、高額療養費の実態、特定健診について質疑があり、適切な答弁を受けました。  収納率が上がっているが、まだ払えない方がおり、減免制度を見直す予定はあるかとの問いには、あくまでも災害等による一時的生活困難者に対する措置であり、見直す予定はないとの回答がありました。  短期保険証の発行や交付未済みの保険証の数が減っていることに対しては、納期内納税を徹底して協力願っており、現年度分の納付が進んでいることと、居住調査で保険証の不要な者を除いているためとの説明がありました。  平成29年度からの保険者広域化について質疑があり、県は財政面を受け持つが、保険料の賦課徴収と保健事業は町が受け持つことになり、給付面が未定であるとの説明があり、現在の累積赤字は各市町村で補填し、統合される予定であるとの答弁がありました。  いずれも詳細に説明をいただきましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第48号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第49号、平成25年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、現年度普通徴収保険料の収入未済額について質疑があり、13名で16万8,161円であるとの答弁を受けましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第49号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第50号、平成25年度介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、食の自立支援事業、要介護1と要支援1・2の境界線について質疑があり、詳細な答弁を受けましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第50号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第51号、平成25年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、マンホールポンプ、下水管渠検査用カメラ、水洗化促進のための調査、浄化センターへの委託と住民の料金負担について質問があり、適切な答弁を受けました。  反対意見もなく、採決の結果、全員一致で、議案第51号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第52号、平成25年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定については、現在までの総区画数1,194区画及び未整備区画数243区画での今後の事業展開について質疑があり、平成24年度に整備した61区画のうち、12区画が売れ残っている中で返還される区画がふえており、平成25年度には13区画が売れたが、16区画の返還があったとの説明があり、今後行政が運営する墓地については、今から考えていかなければならないとの回答がありました。  反対意見もなく、採決の結果、全員一致で、議案第52号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第53号、平成25年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定については、食材納入業者の地元対応について、牛乳納入業者の選定、収納課による滞納整理について質問があり、適切な答弁を受けました。  平成24年度に発生した北小学校の食中毒事件に係る改善の進捗状況について質疑があり、発生年度の国の調査で19項目中17項目の改善点を指摘され、改善を進めたが、平成25年12月の2回目の調査で13項目の改善点が残っており、異例の3回目調査が本年12月に決まっているとの説明を受けました。  また、給食調理員の人員確保について質疑があり、現在正職員5名、支援スタッフ21名を確保しているが、国の指導で技術職としての調理員採用は控えており、責任の重大さに賃金が見合わないと応募される方が減っている。事務局レベルでは直営から委託へ転換に迫られているとの認識があるとの答弁を受け、反対意見もなく、全員一致で、議案第53号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第54号、平成25年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、全員一致で、議案第54号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第55号、平成25年度広陵町水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分については、有収率向上の要因、南郷配水場跡地の売却について、県水料金への大滝ダム分上乗せについての質疑があり、詳細な答弁を受けました。反対意見もなく、全員一致で、議案第55号は原案どおり認定すべきものと決しました。  最後に、議案第56号、平成25年度香芝・広陵消防組合一般会計歳入歳出決算の認定については、奈良県広域消防から3名の説明員を迎え、顧問弁護士委託料、化学消防車のインターネット公売、指令の一元化の進捗状況、組合議会の開催状況についての質疑があり、詳細な答弁を受けました。反対意見もなく、全員一致で、議案第56号は原案どおり認定すべきものと決しました。  以上、概略ではありますが、決算審査特別委員会の審査の結果報告といたします。 ○議長(青木義勝君) ありがとうございました。  それでは、ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議します。  それでは、議案第47号、平成25年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第47号は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第47号は、認定されました。  次に、議案第48号、平成25年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。  13番、山田さん! ○13番(山田美津代君) 反対の立場で意見を述べさせていただきます。  決算委員会でも討論しましたが、200万円の所得の人が30万円もの保険税で苦しまれておられます。町は広域化に移行するのに赤字は解消しておかなければと単年度収支を赤字を出さないためと値上げをしました。でも、見込みが大幅に違って黒字でしたが、町民には返すことをしない。累積赤字もあり、一般会計から繰り入れもいるから、毎年見直すと言われています。毎年上がることも考えられますし、広域化での値上げも町民に不安を与えています。これ以上、値上げされたら生活できないという悲鳴が聞こえます。町民に向けて赤字解消は無理を超えています。町はもっと真剣に国に要望をするべきです。払いたくても払えない国保税、町民の立場で考えていく姿勢が見えませんので、反対をいたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  1番、堀川君! ○1番(堀川季延君) 議案第48号につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  依然として医療保険を取り巻く状況は厳しいものがあり、若年者の健康診査や特定健康診査を実施し、町民の健康づくりに努めておられるところであります。定められた制度の中でいろいろな健康増進事業の推進を初め、医療費の適正化対策にも配慮しているものであります。  平成29年度から県へ保険者を一元化するため、累積赤字の解消に一般会計から相当の繰り入れも行っており、認定すべき決算でありますので、賛成といたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  12番、八尾君! ○12番(八尾春雄君) 賛成意見がありましたので、反対意見を申し上げたい。  本年3月議会に国保税の値上げが提案され、可決となっております。そのときの池端部長の本会議での説明を紹介をいたします。  本町国民健康保険特別会計における平成25年度の決算見込みにつきましては、単年度収支で約1,676万円の赤字、一般会計からの財政支援5,000万円を除く単年度収支見込み額は6,676万円の赤字決算となる見込みでございます。一方、国において国民皆保険の中核を担う国民健康保険を維持するために、平成29年度に予定されております医療制度の抜本改革として、国保の運営主体が市町村から都道府県に一元化されることなどを控え、本町の国民健康保険財政については御認識をいただいておりますとおり、現状その健全化に向けての取り組みが喫緊の課題でございます。そのため、国民健康保険会計の単年度収支の均衡を図り、なおかつ負担の公平にも配慮しつつ、適正化と累積赤字をこれ以上増加させることがないようにすることが必要となるものでございます。平成22年度の税率改正時点から、経年の見直しを実施し、誰しも負担増は望むものではございませんが、今般再度適正税率に改正をお願いするものであります。これが部長の提案理由でございました。  平成25年度決算見込みは、1,676万円の赤字でございましたが、確定した今回の決算では、9,855万円の黒字ということになりました。1億円を超える乖離が生じております。赤字だ赤字だと大騒ぎして、値上げをしてみたら実は黒字でしたという格好の悪い事態になっております。これでは、ああそうですかと簡単に了解するわけにはまいりません。この結果、累積欠損金は9,036万円にまで圧縮をされてきております。一般会計から毎年5,000万円を繰り入れていることも影響しております。しかし、国保の収支は、地方自治体の責任というより、国の責任であります。国庫負担をどんどん減らして、25年前には国保の会計の中で、国の負担比率は大体50%あったんですが、今回の平成25年度は24.1%であります。ほぼ半分になってしまったということです。どうするかといったら保険者である町は、被保険者である住民に対して、その分だけ負担せよということで、値上げをしてきたというのがこの間の内容でございます。ですから、町が勝手に国保税の値上げをしてきたものでないことははっきりしております。国の責任が大分大きいなと、こういうことになっているわけであります。  それともう一つ、今、賛成者、反対者とも触れられました広域化の件でございます。  国民健康保険制度の財政基盤強化について、全国知事会は、本年6月2日に国に対して、国民健康保険制度の財政基盤強化を要望しております。この中で何と言っているか。国は、被用者保険との保険料負担の格差に係る議論を十分に行わず、いまだ問題解決への道筋を明確に提示していない。国には、国保の被保険者の負担が限界に近づいていることを改めて認識し、後期高齢者支援金への全面総報酬割を導入することにより、生ずる財源を国保の支援に優先的に活用することはもとより、追加国費の規模も含めた抜本的な財政基盤強化の具体策を一刻も早く提示するよう強く要請する。これがことし6月2日、全国知事会会長、お隣の京都府の知事さん、山田啓二さんからの要望であります。全国知事会社会保障常任委員会委員長、栃木県の知事、福田富一様の要望で、こうなっております。全国知事会も国保税の負担が限界に近づいているということを認識していることは大変明白でございます。  それと公会計の問題にも触れておきます。  国保会計は、複式簿記を導入しますと、平成26年3月末、滞納国保税が1億8,399万円ありますので、未収国保税という新たな勘定科目を設定すると、一気に9,363万円の累積黒字決算になります。実態に合っておりません。公会計の導入は慎重に検討すべきではないかと思います。  我が広陵町からも知事会の要望に学んで、例えば広陵町の体育館で、国民健康保険危機突破町民集会(仮称)を呼びかけていただいて、これ以上私たちの負担はできないということを明確にして、国に物申すようにしていただきたいと考えます。  以上のとおり反対でございます。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  本案については、反対者がありますので、起立により採決をします。  議案第48号は、認定することに賛成諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青木義勝君) 起立11名であり、賛成多数であります。  よって、議案第48号は認定されました。  次に、議案第49号、平成25年度広陵町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。  13番、山田さん! ○13番(山田美津代君) この制度も2年ごとに保険料が上がります。収入のない高齢者の命をつなぐ年金から容赦なく引かれ、収納率は100%です。特別徴収の方に未納が見られますが、わずかな保険料が納めされず苦しんでおられる高齢者の姿が目に浮かびます。若い間さんざん苦労され、働いてこられ、税を納めてこられたのに、死ぬまで払えというこの制度、本当に廃止しかありませんので、反対をいたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  1番、堀川君! ○1番(堀川季延君) 反対者がありますので、賛成の立場で討論させていただきます。  ますます高齢化が進む我が国にありまして、平成20年度に創設された75歳以上の方に伴う医療給付の会計であり、制度も定着したことを受けて、内容の充実化が大切だと考えます。人間ドックや脳ドックの助成を初め、健康増進のための事業に取り組んでいただいております。このことからこの決算につきましては、適正に執行されており、賛成といたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  12番、八尾君! ○12番(八尾春雄君) 賛成討論がありましたので、反対討論をいたします。  広陵町議会は、既にこの後期高齢者医療制度の廃止すべしという意見書を可決をいたしております。国に対して送っているわけです。今大体1,400万人の75歳以上の方がおいでになるわけですが、若いときと高齢者になったときのどちらが病気になりやすいかといえば、高齢者になってからのほうが病気になりやすいという特徴があります。ところがこの制度は、高齢者だけを囲い込んで、別会計の制度にして、高齢者の医療費は、高齢者が負担せよという制度に変えてしまいました。よって、国民健康保険と被用者保険にもとどおり一旦戻したらどうですかと、こういうことが大きな目標になってきたものでございます。  また、ことし4月に掛金を上げました。2年に1回は必ず掛金を上げる仕組みにしています。いわゆる団塊の世代と言われる人が75歳に到達したときに、一番医療費がかかるんですよということを見据えて掛金を上げ続ける制度をつくったわけであります。  それともう一点、高取町に新澤議員がおいでになります。以前にも議長にお尋ねをしておりますけれども、我が広陵町議会で、この後期高齢者の広域連合の議員を選挙をいたしたわけであります。新澤議員にお願いをいたしているわけですから、私、新澤議員からこの後期高齢者の広域連合の様子を何も聞いておりません。ですから、ほかの住民の方にも何も報告する材料がないわけであります。後期高齢者の被保険者の代表の方がこの運営に参加をするというふうになっていない。極めて非民主的な制度になっていることを指摘をして、廃止をすべき問題であることを指摘をして、反対といたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  本案について、反対者がありますので、起立により採決をします。  議案第49号は、認定することに賛成諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青木義勝君) 起立11名であり、賛成多数であります。  よって、議案第49号は認定されました。  続きまして、議案第50号、平成25年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。  13番、山田さん!
    ○13番(山田美津代君) この介護保険の導入時、決算委員会でも申し上げましたけれども、保険料は2,842円でした。今は、基準保険料4,800円です。少ない年金から引かれ、消費税は上がり、年金は削減され、介護保険を使おうと思えば、要支援1・2は訪問通所介護は国から市町村へと移行され、自治体により格差が生まれそうです。利用料が払えなく、介護保険を使うのをためらわれている方もおられます。国は自助をせよと言いますが、国は介護状態になったときに安心できるようにと制度ができたのではないのですか。今ごろ自分たちでどうにかせよなんて詐欺だと思います。もっと自治体として国に声を上げるべきです。これも町民の悲鳴が聞こえてくるので、反対をいたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  3番、吉村さん! ○3番(吉村眞弓美君) 賛成の討論をさせていただきます。  介護保険については、急激な高齢化の進展に伴い、要介護認定者等の増加や介護サービスの利用も年々増加が見込まれ、今後とも厳しい財政運営が続くものと考えられます。そうした中で、医療費を抑えていくためにも予防事業というものが大切になってまいります。平成25年度の事業関係については、1次予防の事業として、保健センターが中心となって骨密度の測定や栄養相談、歯科相談、体力測定等々を実施され、2次予防の事業として運動機能を重点としたいきいき運動教室、認知症を予防するものとして脳の健康教室を積極的に展開していただいていることは評価するところであります。今後も高齢化が進む中で、認知症高齢者の増加も予想され、より地域に密着したケア体系の構築、介護サービスの充実が求められていることから、地域包括支援センターを核とした地域ケアシステムの構築とともに介護予防事業の重点化を図りつつ、適正な介護給付の執行に努めることを要望し、賛成の討論といたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  12番、八尾君! ○12番(八尾春雄君) 賛成討論がありましたので、反対の立場で討論をいたします。  今、吉村議員がいろいろ言われましたけれども、国は、財政が今のままではもたないので、地方自治体に責任を押しつけると、こういうふうに判断をしたものでございます。その点を誤らないようにお願いしたいものと思います。  この第5期の平成24年度のときに、それまで被保険者の負担比率が20%から21%にアップをいたしております。国の法律で住民負担を強化したことによるものでございます。広陵町に65歳以上の方は7,470人で、21.5%の高齢化率になっております。このうち、1,194名が認定をされておりますから、実に15.9%の方しか介護保険の認定をされておりません。また、今般、要支援1と2を今度は介護保険から外そうという動きになっておりますが、この要支援1と2では358人がおいでになります。1,194名のうち358人を外すということになれば、一気に30%を外すことになるわけであります。この結果、認定者は836人、65歳以上の方の実に11.1%にしかならないわけであります。介護保険料は、年金から勝手に天引きされるのに、介護サービスを使えるのは、9人に1人という状況でございます。これでは負担感は相当なものになります。国保や介護の問題は、財政の運用が難しいという視点から議論をするのではなくて、社会保障の一つとして、被保険者の負担をできるだけ減らすという観点から、もっと町長に頑張ってもらいたいと思っております。それを私たちも応援する。こういう意味で反対をいたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論は打ち切り、採決をします。  本案について、反対者がありますので、起立により採決をします。  議案第50号を認定することに賛成諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青木義勝君) 起立11名であり、賛成多数であります。  よって、議案第50号は認定されました。  次に、議案第51号、平成25年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第51号は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第51号は認定されました。  次に、議案第52号、平成25年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第52号は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第52号は認定されました。  次に、議案第53号、平成25年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第53号は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第53号は認定されました。  次に、議案第54号、平成25年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第54号は、委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第54号は、認定されました。  次に、議案第55号、平成25年度広陵町水道事業会計決算の認定及び剰余金の処分についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第55号は、委員長の報告のとおり認定及び原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第55号は、認定及び原案可決されました。  次に、議案第56号、平成25年度香芝・広陵消防組合一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対しまして、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議案第56号は、委員長の報告のとおり認定及び原案可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第56号は、認定及び原案可決されました。  それでは、続きまして、日程4番、議員提出議案第12号、軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定基準の改正などを求める意見書については、坂口君から提出され、所定の賛成者があり、成立をしておりますので、これより議題といたします。  朗読をさせます。  局長! ○議会事務局長(阪本 勝君) 朗読
    ○議長(青木義勝君) それでは、本案について提案趣旨の説明をお願いします。  9番、坂口君! ○9番(坂口友良君) それでは、既に皆様方のお手元に意見書案を配付しておりますので、読み上げさせていただいて、提案とさせていただきます。  軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定基準の改正などを要請する意見書(案)ということでございます。  軽度外傷性脳損傷は、交通事故や高所からの転落、転倒、スポーツ外傷などにより頭部に衝撃を受け、脳内の情報伝達を担う「軸索」と呼ばれる神経繊維が断裂するなどして発症する病気である。  主な症状は、高次脳機能障害による記憶力・理解力・注意力の低下を初め、てんかんなどの意識障害、半身麻痺、視野が狭くなる、匂い・味がわからなくなるなどの多発性脳神経麻痺、尿失禁など複雑かつ多様です。  この病態は、世界保健機関(WHO)において定義づけがなされており、他覚的・体系的な神経学的検査及び神経各科の裏づけ検査を実施すれば、外傷性脳損傷と診断することができると報告されています。  しかしながら、この軽度外傷性脳損傷は、日本の医療において知られておらず、またMRIなどの画像検査では異常が見つかりにくいため、労災や自賠責保険の補償対象にならないケースもあるのが現状です。  さらに、本人や家族、周囲の人たちもこの病態を知らないために誤解が生じ、職場や学校において理解されずに、悩み、苦しんでいるケースが多々あります。  以上のことから、医療機関を初め、国民・教育機関への啓発・周知が重要と考えます。  国におかれましては、現状を踏まえて下記の事項について適切な措置を講ずるよう強く要望します。  記  1、業務上の災害、または通勤災害により軽度外傷性脳損傷となり、後遺障害が残存した労働者を労災の障害(補償)年金などが受給できるよう、労災認定基準を改正すること。  2、労災認定基準の改正に当たっては、他覚的・体系的な神経学的検査法など、画像にかわる外傷性脳損傷の判定方法を導入すること。  3、軽度外傷性脳損傷について、医療機関を初め国民、教育機関への啓発・周知を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  ということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(青木義勝君) それでは、これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議員提出議案第12号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第12号は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。     (A.M.11:19休憩)     (A.M.11:19再開) ○議長(青木義勝君) 休憩を解き、再開します。  次に、日程5番、議員提出議案第13号、「危険ドラッグ脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書については、坂口君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。  朗読させます。  局長! ○議会事務局長(阪本 勝君) 朗読 ○議長(青木義勝君) それでは、本案について、提案趣旨の説明を願います。  9番、坂口君! ○9番(坂口友良君) それでは、議長のお許しを得て、時間もいただきましたので、ゆっくりと提案させていただきます。  既に皆様方のお手元に意見書案を配付しております。その意見書案を読み上げて、提案とさせていただきます。  「危険ドラッグ脱法ハーブ)」の根絶に向けた総合的な対策の強化を求める意見書(案)でございます。  昨今「合法ハーブ」等と称して販売される薬物(いわゆる「危険ドラッグ」=脱法ハーブ、脱法ドラッグ)を吸引し、呼吸困難を起こしたり、死亡したりする事件が全国で相次いで発生しています。特に、その使用によって、幻覚や興奮作用を引き起こしたことが原因と見られる重大な交通事故の事案がたびたび報道されるなど、深刻な社会問題となっており、我がまちも例外ではありません。  危険ドラッグは、「合法」と称していても、規制薬物と似た成分が含まれているなど大麻や覚醒剤と同様に、人体への使用により危険が発生するおそれがあり、好奇心などから安易に購入したり、使用したりすることへの危険性が強く指摘されています。  厚生労働省は、省令を改正し、昨年3月から「包括指定」と呼ばれる方法を導入し、成分構造が似た物質を一括で指定薬物として規制しました。また、本年4月には改正薬事法が施行され、指定薬物については覚醒剤や大麻と同様、単純所持が禁止されました。  しかし、指定薬物の認定には数カ月を要し、その間に規制を逃れるために化学構造の一部を変えた新種の薬物が出回ることにより、取り締まる側と製造・販売する側でイタチごっことなっています。また、危険ドラッグの鑑定には簡易検査方法がないため捜査に時間がかかることも課題とされています。  そこで、政府におかれては、危険ドラッグの根絶に向けた総合的な対策を強化することを強く求めます。  記  一、インターネットを含む国内外の販売・流通等に関する実態調査及び健康被害との因果関係に関する調査研究の推進、人員確保を含めた取り締まり態勢の充実を図ること。  一、簡易鑑定ができる技術の開発を初め、鑑定時間の短縮に向けた研究の推進、指定薬物の認定手続の簡素化を図ること。  一、薬物乱用や再使用防止のために、「危険ドラッグ」の危険性の周知及び学校等での薬物教育の強化、相談体制・治療体制の整備を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  ということでございます。 ○議長(青木義勝君) それでは、これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議員提出議案第13号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第13号は、原案のとおり可決されました。  それでは、次に、日程6番、議員提出議案第14号、ウイルス性肝炎による肝硬変・肝ガン患者に対する救済を求める意見書については、坂口君から提出され、所定の賛成者があり、成立いたしておりますので、これより議題とします。  朗読させます。  局長! ○議会事務局長(阪本 勝君) 朗読 ○議長(青木義勝君) それでは、本案について提案趣旨の説明を願います。  9番、坂口君! ○9番(坂口友良君) これについても既に皆様方のお手元に配付させてもらっておりますので、読み上げて提案とさせていただきます。  ウイルス性肝炎による肝硬変・肝ガン患者に対する救済を求める意見書(案)ということであります。  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、B型・C型肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されており、より重篤化した肝硬変・肝がんに対する治療自体についての助成制度が存在しない。そのため重度の病態により就労困難な肝硬変・肝がん患者の多くは、経済的に苦しい中で高額の医療費を負担せざるを得ず、生活に困難を来している。  また、現在の障害者手帳の認定基準は、肝炎対策推進協議会でも取り上げられているように、肝硬変・肝がん患者を初めとする肝炎患者の病状に合致する基準となっていないため、支援が必要な病態にある大多数の患者が認定を受けることができない現況にある。  しかし、現在、ウイルス性肝炎が原因である肝硬変・肝がんによって多くの方が亡くなられている中で、最も重篤な病態である肝硬変・肝がん患者に対する医療費を初めとした各支援制度が極めて貧弱である現況に鑑みれば、ウイルス性肝炎が原因である肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成制度及び生活支援制度の創設は、肝炎患者に対する各種政策において、特に緊急に取り組むべき課題といえ、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法においても「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援のあり方について検討を進めること」との附帯決議がなされている。  よって、国におかれては、次の事項に取り組まれるよう強く要望する。  1、ウイルス性肝炎を含む肝炎医療に関する医療費助成制度を創設すること。  2、肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、早急に患者の実態(特に肝硬変・肝がん患者の病態)に応じた障害者認定制度に改めること。  3、ウイルス性肝炎が原因である肝硬変・肝がん患者の治療に対する医療費助成制度及び生活支援のための制度を早期に創設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  ということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(青木義勝君) それでは、これより本案について、質疑に入ります。  質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  お諮りをします。  議員提出議案第14号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第14号は、原案のとおり可決されました。  続きまして、日程7番、議員提出議案第15号、意見書取り下げに関する決議については、八尾君から提出され、所定の賛成者があり、成立をしておりますので、これより議題とします。  朗読させます。  局長! ○議会事務局長(阪本 勝君) 朗読 ○議長(青木義勝君) それでは、本案について、提案趣旨の説明を願います。  12番、八尾君!
    ○12番(八尾春雄君) それでは、提案をいたします。  総務文教委員会に付託するのがよいと考えておりましたが、反対者があり、いきなり本会議での討論を迎えております。この結果、少しこの会場ではお時間をいただきますがお許しを願いたいと思います。  まず、決議案を読み上げます。  意見書取り下げに関する決議(案)。  去る平成26年6月16日、当議会は「慰安婦問題に関する請願」を賛成多数で採択した。この請願においては、「国に意見書の提出を求める」との記載があり、議長は、請願者が用意した「慰安婦問題に関する意見書」なる文書を同年7月15日に内閣総理大臣・外務大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・財務大臣のそれぞれに送付したが、下記に示すとおり、同意見書は当議会において議決していないことが明白であるので、今般これを取り下げる。  記  1、議会に上程されていない。  2、提案者・賛同者の記載がない。地方自治法では、議員定数の12分の1以上の賛成がなければ提案そのものができないルールになっている。  3、提案理由の説明がなされていない。  4、採決を行っていない。賛成者も反対者も存在しない。  5、採決の結果は報告されていない。  6、「慰安婦問題に関する意見書」なる文書は、請願採択後に全議員に配付されたものである。  平成26年9月22日、奈良県広陵町議会。  ということでございます。  提案理由をさらに5点申し上げたいと思います。  第1点目でございます。  6月16日に青木議長は、日本共産党議員団の制止を考慮せず、議長の責任で送りますと突っぱねました。このため私たちは、7月4日文書で申し入れ、翻意を促したのですが、回答は意見書と請願を一括採択したとなっています。その際、阪本事務局長は、津山市、明石市、米子市において、請願を採択すれば、請願者が準備した意見書を採択したことにして、国に送っているとの説明がありましたが、しかしながら、次に示すように、これら三つの市では、今回のような進め方はしておられません。  岡山県の津山市議会、末永弘之議員でございます。国に対して議会から意見書を出してほしいとの請願が提出された場合には、請願者が準備した意見書案が添付されている場合が多いので、該当常任委員会で請願書と意見書を開示して、同時に議論をしている。請願書は議会では修正できないが、意見書は賛成する議員が中心になって手直しを行い、最終的には議長が案として定めて本会議に臨む。よって、各議員は、この請願が採択されたら、この意見書が可決されるのだなとの認識で請願の採択に臨むことになる。よって、意見書を独自に提案し、独自に議決することはしていないとの返事でございます。私は、末永議員に対しては、地方自治法違反であり、手抜きである旨を指摘をしております。  兵庫県明石市議会の辻本たつや議員でございます。請願と意見書の一括採択など聞いたことがない。国に対して、意見書を出してほしいとの請願が採択されたら、意見書を続けて追加上程の手続により、採決をすることになる。うちの議会はいいかげんな答弁をした市長に対しても動議提出が頻繁にある議会で、問い合わせのような議事は全く行っていない。  鳥取県米子市議会、岡村えいじ議員でございます。そんな議事はしたことがない。請願が本会議で採択されたら休憩し、直ちに常任委員会を開催して、意見書の作成に入る。請願人が用意した意見書も参考にする。この常任委員会意見書に賛成する議員が提案者と賛同者となり、再開した本会議に追加で上程をして採決を行っている。請願と意見書の一括採択なんて、地方自治法違反であり、とんでもない話だ。こういう返事がございました。  なお、広陵町議会の今回の場合は、請願が採択された後に、初めて意見書なる文書が配付されたのであって、上程もしていないし、議論もしていないし、議決もしていませんので、津山市議会の事例をもって、正当することはできない。これがその根拠でございます。  次でございます。  日本共産党の中央委員会に連絡をとり、対応する機関から全国市議会議長会事務局に照会をいたしました。意見書と請願は個別に採決が必要ですとの返事でございました。  次の根拠でございます。  7月15日に、広陵町議会議長名で国に意見書を既に送っています。この文書には、「地方自治法第99条の規定により平成26年6月16日議決した意見書を別紙のとおり提出いたします」と書いてあります。この文章を議席にお配りをしたいということで、事務局に申し入れをいたしましたが、情報公開によって、入手した文書である旨を告げられまして、お手元に届いておらないと思います。この正規の文書には、平成26年6月16日議決した意見書を送ると、こういうふうに書いてあるわけであります。議決したなどと事実でないことを書くのはよくないと思います。また、みずから主張している請願と意見書の一括採択とも異なっております。  次の根拠でございます。  平成26年8月1日発行の広陵町議会だより86号について少し述べたいと思います。  この号においては、この意見書だけ掲載をいたしております。7月15日の広報委員会、最後の委員会では、私から議決していない意見書は掲載するべきでないと意見を述べましたが、委員長の谷議員、ほかのメンバーが載せるべしと載せたものでございます。しかし審議の経過も採決の結果もありません。それで意見書の表示がありませんで審議の経過や採決の結果も表示ができない。やむなく3行を追加して、コメントを試みておられるわけであります。いわく当該意見書は第2回定例会にて、請願第2号、慰安婦問題に関する請願書(国に意見書の提出を求める請願)、賛成多数で採択となり、意見書の送付を行います。この文章の主語は、「意見書は」でございます。述語は「採択となり」としか読めないわけであります。しかし実際には、請願書は採択されたが、意見書は議決していないので、この文面であれば意見書が採択されたと誤解を招く表現になっており、許されません。  よって、議決していないのに、議決したことにしておこうと無理をするので、こうした小細工をした文書をつくらざるを得ないのではないかと思っております。  結論でございます。  もしかすると、青木議長は、請願が採択されたら準備された意見書も採択したことになると誤った理解をして採決に臨んだ可能性もあると思います。その場合には、6月16日に指摘を受けて、助言を受け入れていれば、今回のような決議案を議論することもなかったのではないかと思います。しかし、議決していないのに議決したことにして、国に送ってしまったわけですから、最低限地方自治法違反の状態は回避する必要があるように思います。最近の広陵町議会では、保育園の園舎の増築問題で、町による建築基準法違反が話題になりました。法令を遵守して、仕事をしてもらいたいと議会は町長に厳しく要求をしております。しかし、今回起きているのは、町議会は法令によらず多数の賛成があればよいというものにほかなりません。他者には厳しく、みずからに甘くでは説得力を持ち得ないと心配しているものでございます。この上は、地方自治法違反状態を速やかに脱することが肝要ではないでしょうか。その上で、議会は意見書を国に送る請願を採択したのですから、どのような意見書を送ったらよいのか、協議すればよいと考えます。  以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(青木義勝君) 御苦労さまでした。  それでは、これより本案について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  4番、坂野君! ○4番(坂野佳宏君) 私自身は、この意見書に対して、本来この本会議で議論すべきの問題ではないという認識であります。要は総務委員会で採択はしないとなった後に、議員懇談会とかでもみましょうかという形で本来すべきであったんじゃないかと。理事者の前で、このいい、悪い、急に私もこれをたとえ見たときに、いいも悪いもわからない。これをこの理事者の前でまた議論するのはいかがなものかなという考えもございますので、今後の討論については、私は退席させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(青木義勝君) わかりました。           (4番 坂野佳宏議員 退場) ○議長(青木義勝君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。  2番、谷君! ○2番(谷 禎一君) 私は、反対の立場で討論をさせていただきます。  この意見書の提出を求める請願というものは、請願と意見書の二つの性格の違うものでありまして、近隣市町村では例が少ないものであるため、奈良県町村議会議長会と全国町村議会議長会議事調査部にも協議をかけて判断をいただいているものであります。  まず、意見書の提出を求めた請願であることから、一つ目として意見書と請願書を一括採決したということ。  次に、各議員の皆様には、意見書を関係省庁に提出するという審議、つまり請願が可決になれば、意見書を出すという認識をいただいているものであります。  以上、2点をもって、意見書は関係行政機関に提出しています。ゆえに意見書を取り下げることはありません。152名もの住民の請願を妨げることはすべきではないということです。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  11番、笹井君! ○11番(笹井由明君) 私は、この意見書取り下げに関する決議(案)につきましては、非常に迷い、苦しんだわけでございますが、党派を超えて賛成の立場で討論をいたします。  今回の慰安婦問題に関する請願書については、5名の紹介議員のもとで提出審議され、結果、採択されました。一方、意見書は、一括採決の方法をたどった形で請願採択の流れから意見書を出すことを議員全員が認識されたものと結論づけ、既に内閣総理大臣を初め、5大臣宛ての広陵町議会からの意見書が議長名で総理大臣に提出されています。  私は、今回の請願書、意見書の中身においては何ら異議を申すものではございません。ただ、この審議の中では、意見書の体裁を整えるについて、休憩動議が発言されましたが、否決された経緯があります。そんな中で、今回なぜこの意見書を取り下げようとする決議(案)が提出されたのかをひも解いて請願の審議手続について議員活動図書等で勉強をさせていただきました。採択をした請願は、議会みずからが措置するか、執行機関に送付をして、措置をさせることになります。条例の制定、改廃に関する請願を採択したならば、条例案を議員が発案すべきである。そして意見書を提出されたいとする請願を採択したのであれば、意見書案を発議すべきであるとされています。  こうしたとき、本来は、請願採択と条例改正案、意見書案については別立て審議になるものと理解をいたしました。意見書そのものの提案者、賛同者の記載をしたものを準備し、請願採択とは別に審議することがルールではないかなと思ったところであります。ただ、意見書を伴う請願につきましては、一括審議もあり得るとされ、全国で1市が存在するとも認識をさせていただいております。一括審議の敢行をしようとする場合についても、やはり事前に取り決めをしておくことも審議をスムーズに進める上で必要でないかなと思ったところでもあります。今回のように意見書を含む請願審議においては、請願者と同時に意見書も提出されるべきもので、今回の議事手順を私なりにいかなるものかと改めて考えたときに、やはり基本ルールにのっとり、意見書を別立て審議に付し、採決を明確化すべきと判断いたしたところであります。  こうしたことから、本意見書取り下げに関する決議(案)については、賛成をいたします。  以上です。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  1番、堀川君! ○1番(堀川季延君) これはもう賛成も反対の方々も今おっしゃっていただいたとおりではございますが、第2回の定例会におきまして、請願の要旨を見ますと、当然意見書の提出を請願するという文面になっており、我々賛成者も反対も当然セットものという理解のもとで、いわゆる1から5を今、決議の中で掲げられておりますが、いわゆるセットものとして意見書も承認したというふうに読み取れる内容ではございます。ただ、6番にありますように、意見書がその後に、採決後に配られたということは事実でもありますので、これは不手際があったという以外にないものでございます。ただ、条件というのはなんですけれども、急ぐ内容でなければ、私たちも十分に内容を熟読できる機会も、これは最終日の議運で上がった、提案された内容でもございますので、少しばたばたしたような動きもあったのかなと思いますけれども、1から5については読み取れるということで、今回取り下げに関する決議に対しては、反対の立場をとらせていただきたいと思います。今後は誤解を招くことの内容に慎重に審議していきたいというふうには思います。  以上でございます。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ありませんか。  6番、竹村君! ○6番(竹村博司君) 私は、決議案に賛成いたします。  6月16日の朝、議会運営委員会では請願を総務文教委員会に付託することは決めましたが、意見書については何の協議もしておりません。直後の本会議で請願を議題とすることは提案して決定していますが、意見書については何も提案しておりません。意見書については、上程もしていなければ討論もしていないし、採決も行っていない。これが事実です。  よって、一旦元に戻しておくことが必要です。今回の決議案は取り下げることを確認するだけの内容ですから、賛成いたします。  なお、議会運営委員長として一言申し上げます。  今回の請願を議長が受理したのは、6月5日となっていますが、議会に報告されたのは6月16日の最終日の朝の議会運営委員会でした。5日に受理したなら速やかに全議員に明らかにどのように取り扱ったらよいのかよく相談する必要があります。最終日まで秘密にしておくやり方は感心いたしません。そのことを申し上げて賛成いたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ございませんか。  13番、山田さん! ○13番(山田美津代君) 私は賛成の立場で討論いたしたいと思います。  間違ったらことをしたら、やっぱり直ちに訂正すべきだと思います。議運の委員長も堀川議員もおっしゃられたように、もともと6月5日に請願者から預かった請願を最終日の16日まで議長が抱えていて、そして議運にも出されず、委員長も知らなかったなんてこと今まであったでしょうか。やはりその辺でばたばたと最終日の朝に出されて、回覧されて、そしてそこに意見書がついていたとおっしゃいますけれども、やっぱり皆さんの認識にはなかったと思います。本会議には意見書は提出が最初されていませんでした。八尾さんの抗議で初めて意見書が机の上に配付されたんです。紹介議員もいません。提案理由もありません。請願が採択されたのだから国に送るという、そういう議会審議は間違っています。私が休憩動議を出しましたけれども、賛成議員が少なく、議長がそのまま進めてしまわれました。今、議会基本条例を作成中です。町民にこのことをどう説明するのでしょうか。国民が議員の言動、動向、お金の使い方、全て今注視しています。間違いは間違いと謙虚に正して取り下げをするのが議会人としての道だと思いますので、この取り下げの意見書に賛成をいたします。 ○議長(青木義勝君) ほかに討論ございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(青木義勝君) それでは、討論がないようですので、討論はこれにて打ち切り、採決をします。  本案については、反対者がありますので、起立により採決をします。  議員提出議案第15号を原案のとおり決議することに賛成諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(青木義勝君) 起立5名であり、賛成少数であります。  よって、議員提出議案15号は原案のとおり否決されました。          (4番 坂野佳宏議員 入場) ○議長(青木義勝君) 以上で、本日の議事日程は、全て終了しましたので、これにて会議を閉じます。  本定例会に付議されました事件は、全て終了しました。  平成26年第3回定例会は、これにて閉会とします。     (A.M.11:55閉会)  以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。        平成26年9月22日             広陵町議会議長  青 木 義 勝             署名議員     堀 川 季 延             署名議員     谷   禎 一...