広陵町議会 > 2011-09-21 >
平成23年第3回定例会(第4号 9月21日)

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  1. 広陵町議会 2011-09-21
    平成23年第3回定例会(第4号 9月21日)


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    平成23年第3回定例会(第4号 9月21日)            平成23年第3回広陵町議会定例会会議録(最終日)                 平成23年9月21日               平成23年9月21日広陵町議会               第3回定例会会議録(最終日)  平成23年9月21日広陵町議会第3回定例会(最終日)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、11名で次のとおりである。    1番  山 田 光 春          2番  竹 村 博 司    3番  青 木 義 勝          4番  吉 田 信 弘    5番  笹 井 正 隆          6番  坂 口 友 良    8番  長 濵 好 郎          9番  八 代 基 次(議長)
      10番  八 尾 春 雄         11番  山 田 美津代   14番  山 村 美咲子(副議長) 2 欠席議員は、13番  松 浦 敏 信 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長  平 岡   仁     副  町  長  山 村 吉 由   教  育  長  安 田 義 典     総 務 部 長  坂 口 佳 隆   福 祉 部 長  竹 村 元 延     事 業 部 長  吉 村 元 伸   教育委員会事務局長            植 村 和 由     水 道 局 長  松 井 宏 之 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   城 内 武治郎   書     記  北 橋 美智代     書     記  藤 井 秀 紀 ○議長(八代基次君) ただいまの出席議員は11名です。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。     (A.M.10:52開会) 日程番号      付 議 事 件  1 地域公共交通システム検討特別委員会中間報告について  2 議案第37号 広陵町税条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第41号 平成23年度広陵町一般会計補正予算(第2号)  3 議案第38号 広陵町パークゴルフ場管理条例の制定について    議案第39号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正することについて    議案第40号 広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについて    議案第42号 平成23年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)  4 議案第43号 平成22年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定について    議案第44号 平成22年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第45号 平成22年度広陵町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第46号 平成22年度広陵町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第47号 平成22年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第48号 平成22年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第49号 平成22年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第50号 平成22年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第51号 平成22年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について    議案第52号 平成22年度広陵町水道事業会計決算の認定について  5 議員提出議案第14号 国税通則法の改正反対・納税者の権利確立を求める意見書について  6 議員提出議案第15号 電力多消費型経済からの転換を求める意見書について  7 議員提出議案第16号 原発事故による農畜産物に対する被害への早急な対策を求める               意見書について ○議長(八代基次君) 先ほど、議会運営委員会が開かれ、本日の議事日程について協議されておりますので、議会運営委員長より報告願うこととします。議会運営委員長、竹村君! ○議会運営委員長(竹村博司君) 皆さんおはようございます。大変開会がおくれましたこと、深くおわび申し上げます。  先ほど議会運営委員会を開かせていただきまして、本日9月21日に委員会を開き、平成23年第3回定例会の最終日の議事日程について協議しましたので、その結果を御報告申し上げます。  本日の議事日程でございますが、お手元に配付しております日程表のとおり決定しております。  まず、日程1番では、地域公共交通システム検討特別委員会委員長より議長に対し申し出がありましたので、中間報告していただきます。  次に、日程2番では、議案第37号及び第41号の2議案につきまして、付託されてました総務文教委員会副委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に議案ごとに質疑、討論を行い採決をしていただきます。  次に、日程3番では、議案第38号、第39号、第40号及び第42号の4議案について、付託されました厚生建設委員会委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に質疑、討論を行い採決をしていただきます。  なお、議案第38号については、私ほか6名からと八尾議員ほか1名の二つの修正動議が提出されておりますので、それぞれの趣旨説明を受け、質疑及び討論後採決をしていただきます。  次に、日程4番では、議案第43号から第52号の10議案については、付託されました決算審査特別委員会副委員長より委員会報告をしていただきまして、その後に質疑、討論を行い採決をしていただきます。  次に、日程5番から7番において、本日提出されました意見書に関する議員提出議案3議案を議題とします。議員提出議案第14号については山田美津代議員より、第15号については山村議員より、第16号については山田美津代議員より提出され、所定の賛成者がありますので、それぞれ提案趣旨説明をしていただきまして、質疑及び討論の後、採決をしていただきます。  以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(八代基次君) ありがとうございました。ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。  本日の議事日程は、委員長の報告のとおり、お手元に配付した日程表のとおりとすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は日程表のとおり決定しました。  それでは日程1番、地域公共交通システム検討特別委員会の中間報告についてを議題とします。地域公共交通システム検討特別委員長から中間報告をしたいとの申し出があります。  お諮りします。本件は、申し出のとおり報告を受けることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、地域公共交通システム検討特別委員会の中間報告を受けることに決定しました。  それでは、地域公共交通システム検討特別委員会委員長から報告をお願いいたします。委員長、吉田君! ○地域公共交通システム検討特別委員長(吉田信弘君) それでは、地域公共交通システム検討特別委員会の中間報告をさせていただきます。  まず、1番、設置の根拠  (1)地方自治法第110条「普通公共団体の議会は条例で特別委員会を置くことができる。」  (2)委員会条例第6条「特定の事件を審査する必要があるときは議会の議決により特別委員会を置くことができる。特別委員会の定数はその都度議会の議決によりこれを定める。」  2番、設置の目的、地域住民の実情に即し、より利便性を図った公共交通システムの構築に資するため。  3番、委員の定数、12名(議席順・敬称略、以下同じ)  山 田 光 春  竹 村 博 司  青 木 義 勝  吉 田 信 弘  笹 井 正 隆  坂 口 友 良  長 濵 好 郎  八 代 基 次  八 尾 春 雄  山 田 美津代  松 浦 敏 信  山 村 美咲子  4番、活動の期間、設置決議の日(平成23年6月17日)から平成24年3月31日  5番、活動内容について、委員会の開催、  第1回目は、平成23年6月17日に行いました。  説明員として、町理事者の方から、平岡仁町長・山村吉由副町長・坂口佳隆総務部長堀榮健恭総務課長の出席をお願いしました。その中で、新公共交通システムに関する町提出案について協議をさせていただきました。  (第2回)平成23年6月29日に開催いたしました。内容といたしまして、視察研修についての協議をさせていただきました。  (打ち合わせ会)平成23年7月20日に開催いたしました。内容といたしましては、視察研修報告等についての議題をいたしました。  (第3回)平成23年9月13日に行いました。内容といたしましては、今、報告をさせていただいております第3回定例会における中間報告についての内容でございます。  視察研修といたしまして、平成23年7月13日・14日、行き先は、長野県安曇野市「新公共交通 あずみん」の視察でございました。参加議員は吉田信弘・山田美津代・山田光春・青木義勝・八代基次・八尾春雄・松浦敏信・山村美咲子以上8名が参加いたしました。  報告書につきましては、別紙添付させていただいていますので、よろしくお願いいたします。  次に平成23年8月25日、岡山県総社市「新生活交通 雪舟くん」を視察いたしました。  参加議員は、竹村博司・坂口友良・長濵好郎、これも、同じく研修報告書をつけさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  6番目、今後の活動についてであります。  平成23年6月15日の全員協議会において、町から広陵町(新)公共交通システム案が示されましたが、議会として地域住民の実情に即した公共交通システムの構築が必要と考え、6月17日当日、特別委員会の設置を決議いたしました。即日、委員会を開催し、町が提出されている公共交通システム案について特別委員会として多方面から検討を行うとして、凍結をしてほしいという旨を伝えました。よって、今後、長野県安曇野市、岡山県総社市などの先進地視察研修の結果等を踏まえ、町民の声を十分に反映した住民のための広陵町新公共交通システムを検討し、広陵町に提案したいと考えております。以上で報告を終わります。 ○議長(八代基次君) ありがとうございました。  それでは、日程2番、議案第37号及び議案第41号を議題とします。  本案について、総務文教委員長より委員会の審査の結果について報告を願うことにします。  なお、総務文教委員長、松浦君が本日欠席のため、副委員長、山田美津代君から報告願います。 ○総務文教副委員長(山田美津代君) 松浦委員長が本日体調不良のため欠席をされておりますので、副委員長の私から報告をさせていただきます。  総務文教委員会は、12日の本会議において付託されました2議案につきまして、9月14日に委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。  まず初めに、議案第37号、広陵町税条例等の一部を改正する条例の制定については、今回の改正には、大企業、資産家の研究開発に関する優遇減税、証券優遇税制の2年間の延長、総合特区法に基づく国際戦略特区に対する固定資産税の軽減措置、納税者に対する刑事罰の強化、国保税の策定方式を旧ただし書きに一元化するということが盛り込まれているが、町としてどう考えるのかとの質疑があり、現下の厳しい経済情勢に対応し、税制の整備を図るための地方税法等の改正に基づいて改正を行っているものであるとの答弁であり、反対の意見があり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第41号、平成23年度広陵町一般会計補正予算(第2号)については、地域の居場所づくり事業の内容等の質疑があり、地区の公民館、おおむね小学校区で1カ所程度、地域交流の拠点となる場をつくることを目的とし、地域包括支援センターが行っている講座の出張開催等を考えているとの答弁がありました。また、事業名称への配慮や事業内容への要望がありました。  次に、大腸がん検診対策について、対象者、受診率、無料クーポン券の効果や、その他のがんに対する無料クーポン券の配布、がん教育の必要性等の質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  災害対策費における東日本大震災復興ボランティアについての質疑があり、町内在住の20歳以上、体力に自信のある方で、1回20名の3回、合計60名を募集し、宮城県名取市、岩沼市、仙台市方面への復興支援、生活支援、塩害対策等のボランティア活動をしていただく予定である旨の答弁がありました。
     また、かぐや姫ホール耐震補強設計委託料については、入札方法、積算の根拠等の質疑があり、それぞれ答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。  以上、簡単でありますが、総務文教委員会の審査報告といたします。 ○議長(八代基次君) しばらく休憩いたします。     (A.M.11:10休憩)     (A.M.11:11再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開いたします。  ありがとうございました。ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議します。  まず、議案第37号、広陵町税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。先ほどの委員長報告に対して、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。 ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 税条例等の一部を改正する条例の制定について、反対の意見を申し上げたい。  まず、議論の中で、町が説明をしておられたのは、国の法律が変わったので整合性を持たせるために町の税条例も改定をするという根本を述べられました。  国が変わったんだから地方も変わるのは当たり前ではないかという議論もないわけではありませんが、中身をよく吟味していただいて、住民にとって幸せになる方向での改正なのか、それともますます困窮する方向での改正なのかということは、内容でよく吟味する必要があると、こういうことで、一概にそれは受け入れられないということをまず表明をしておきたいと思います。  今、総務文教委員会の報告がありましたが、その中で指摘をしたのは共産党のいろいろ問題があるという指摘でございます。その中で、私、幾つか絞って申し上げたい。  一つは、過料を3万円から10万円に増額するということが盛り込まれております。金額7万円もふやすわけですから、そうならないうちに早いこと期限内に払うてちょうだいねと、こういうのが趣旨だろうと思います。  しかし、税金を納めない人の理由というのは、納めることができない、納めたくても納められないという人と、それから意図して納めないという人とやっぱり分かれるんだろうと思います。それを一緒くたにするようなやり方になっていないかどうか、それは、今、広陵町で差し押さえの件数が極めて急増しているという特徴があります。  平成20年度に29件、平成21年度が166件、それから平成22年度が232件というふうに毎年急増しております。これは、県下の自治体でもそういう傾向があるようですけれども、差し押さえをどんどん進めて、それで取り立てを図るということが本当に正しい方針なのかどうか、これは大いに議論する必要がある。  私らのところに生活相談のある方々の中には、商売がうまくいかなくなって売り上げが減ったと、あるいはリストラにあって困ってるんだとか、いろんな生活困窮者がおられるわけです。窓口にいって、相談をしても、いきなり、あんたんところは差し押さえをするからなとか、こういうふうに言われて非常に心外だったということも、私、一般質問の中で申したとおりでございます。  そうしたことをやりながら、税の取り立てに極めて熱心な割には税務相談で、例えば減免であるとか、あるいは免除であるとか、支払いの猶予であるとか、それから住民税法第15条の5に換価の猶予という規定がありまして、取り立てた、差し押さえをした財産をお金にかえるということを一たん猶予してもらいたいと、こういう制度が地方税法の中に定めがあるんですけれども、そういうことについてのお知らせがさっぱりできてない。  せんだって、私、収納課長にこのことの問い合わせをいたしましたら、平成22年度で2件あったというふうに言っておられましたが、住民の方はほとんど御存じないのであろうというふうに課長は言っておられました。  それはそうです。収納課のところでそういう宣伝といいますか、そういう制度があるということを明確に広報で述べてないから、それはそうなるでしょう。  ですから、住民の側としたら、支払いが滞ったというときに、相談に行こうと、役場に行って相談に乗ってもらおうやないかという発想になるよりは、嫌やな、あそこに行ったらまた恥かかなあかんな、難しいこと言われるないうことでますます支払いがおくれるという関係になるわけであります。  そういう強権的な取り立てということが今度の税条例の、言うてみれば、哲学になっておるということが2番目に指摘をしておきたいと思います。  それから、もし負担するんであれば、もう少し富裕層に負担をしてもらったらどうかということを私らいつも言っておりますが、きのうですか、アメリカの大統領のオバマさんが、どうもそれを現実に言っております。230兆円の赤字をどうやって穴埋めをするのか、その半分については富裕層から取りたいんだと。  ちょっと紹介をしますと、税制の改正では、税率の全般的引き下げを図る一方、抜け穴の廃止、年収100万ドル以上の富裕層の税率が中間層の税率より低くなるような各種規定の廃止などを定めていますというふうになっております。  ところが、今回のこの税条例の改定の根本になったところは、引き続き証券優遇税制といいまして、大金持ち、配当金たくさんもらえるような方々の税率は、本来であれば2割所得税もらわなあかんのに、1割で負けてやるというのを、さらに2年間延長する、こういうことが哲学に入っておるわけであります。  ですから、住民の生活をおもんぱかって、何とかこれを支えようという発想から出た法律改正ではないところを前提にして、この税条例が改定が提起されている、そのような税条例の改定を認めるわけにいきませんので、反対でございます。 ○10番(八尾春雄君) 14番、山村君! ○14番(山村美咲子君) 反対意見がございましたので、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  広陵町税条例等の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。  今回の広陵町税条例等の一部を改正する条例の制定については、地方税法が現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して、税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律により一部改正されたことに伴い所要の改正が行われるものであり、私は賛成をいたします。  ただし、やはり今反対討論があったとおり、住民の方への適切な納税相談を希望いたしまして、賛成といたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について、反対者がありますので、起立により採決します。  議案第37号を原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立8名であり、賛成多数であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第41号、平成23年度広陵町一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  先ほどの委員長報告に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第41号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩いたします。     (A.M.11:22休憩)     (P.M. 1:31再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開いたします。  次に、日程3番、議案第38号、議案第39号、議案第40号及び議案第42号を議題とします。  本案について、厚生建設委員長より委員会の審査の結果について報告願うことにします。厚生建設委員長、山田光春君! ○厚生建設委員長(山田光春君) では、厚生建設委員会委員長報告をさせていただきます。  厚生建設委員会は、12日本会議において付託されました4議案について、9月14日に委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告します。  議案第38号、広陵町パークゴルフ場管理条例の制定については、芝生の管理体制に関すること、案内板に関することを要望いたしました。料金は使用者等関係者による会議を催し定めると規定しているが、この会議のメンバーが一般公募せず、町長が指名した10人を選考して幅広い意見を議論してもらったとの報告を受けました。運営コストが1,000万円との本会議での説明がありましたが、いまだに今年度実績数値が示されていない理由について質疑、平成23年度予算を示し、年間1,350万円程度の運営経費が発生する。ただし、もう少し節約できる見込みとの答弁がありました。  検討委員会の答申については、慎重にして対応すべきではないかとの問いに、検討委員会のメンバーには、まとめてもらった案は議会に提案することになるので、必ずしもそのとおりに決定するとは限らないと説明してあると町長の答弁がありました。  昨年、提出されたパークゴルフ場使用料金の件で、町長が提案した1ゲーム500円は8対4で否決され、200円の修正案は6対6で可否同数で、議長の裁決で修正案は否決されました。その経過について検討会議には正確に報告されておりません。しかし、500円は報告されている。議会軽視の姿勢が出ていると思っています。  人件費553万円は、この施設には重い経費ではないかとの問いに、この人件費は半減できるかもしれないが、新たに人件費を投入する必要があるとの答弁がありました。  70歳以上、障がい者等線引きをして料金に差を設ける必要はないでのはとの問いに、検討会議ではいろいろなアイデアが出たが、町内300円と200円との差を設けることにしたとの答弁があったが、アンケート調査結果を見ても、1ゲーム200円、2ゲームでワンコイン、500円でできることが望ましいとの声が多いし、町内200円が適当な値段ではないかとの意見がありました。  1ゲーム300円については高いのではないか、一律200円でよいとの意見もありました。また、議会運営委員会に配付された議案を見ると、町内1ゲーム300円等の中身については、議会の空気が厳しいので、議会と話し合って、意見交換して、それから町が提案することもいいのではないかと申し出ましたが、事前の調整は行わないと拒絶の意思表示がありましたことを報告しておきます。そうした中、反対者があり、採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議案第39号、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正することについては、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく全員一致で可決すべきものと決しました。  つぎに、議案第40号、広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについては、町営住宅の駐車場使用料金は1台当たり月額2,000円としているが、1世帯に2台以上所有されている方についてはどのように対応するのかとの質疑に対し、個人的に民間のところを探してもらうようお願いするとの答弁を受け、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく全員一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第42号、平成23年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)については、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく全員一致で可決すべきものと決しました。以上、簡単でありますが、厚生建設委員会の審査の結果報告とします。 ○議長(八代基次君) ありがとうございました。  ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議します。  まず、議案第38号、広陵町パークゴルフ場管理条例の制定についてを議題とします。  本案に対しては、竹村君ほか6名からと八尾君ほか1名から、お手元に配付しております二つの修正の動議が提出されておりますので、これより本案とあわせて議題とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  それでは、提出者の趣旨説明を求めます。まず、竹村君!説明願います。 ○2番(竹村博司君) 議案第38号、広陵町パークゴルフ場管理条例に対する修正案。  議案第38号、広陵町パークゴルフ場管理条例を次のように修正する。  別表第2(第7条関係)の一部を次のように改める。  パークゴルフ場の1ラウンド(18ホール使用)で大人1回につき、町民の方は200円で設定させていただきたい。そして、町民以外の方に対しては、理事者側から提案がありましたとおり、1ラウンド500円の料金を徴収していただく。そして、子供について、町民は100円、町民以外は、理事者提案の300円で。70歳以上、障がい者等については線引きをせず、町民、町外とも同じ料金設定とする。  1日利用につきましては、町民500円、町民以外1,200円で利用してもらう。子供については、町民300円、町民以外600円で、70歳以上障がい者等についても、1日利用についても同じ料金とする。  用具(クラブ1本、ボール1個)は1日につき100円ということで提案させていただきます。  古寺コース、クリーンセンターコースについては無料とする。  この修正案を提出に当たり、多くのパークゴルフを楽しんでおられる方々からの声を聞き参考にさせていただきました。  理事者から提案がありました議案に対して、修正案を提出させていただきます。 ○議長(八代基次君) 次に、八尾君!説明願います。 ○10番(八尾春雄君) それでは、説明をいたします。  議案第38号、広陵町パークゴルフ場管理条例の制定についての別表2でございます。  このことについて、町民以外ということについては町の原案をそのままということで何らいじっておりません。  町民のところを次のようにしてはどうかということでございます。  まず、大人1人につき、町民200円。それから、子供1人につきは無料。70歳以上障がい者等については無料。  1日使用についてでございます。大人1人につき500円、子供1人につき無料、70歳以上障がい者等については無料。  それから、用具について、大人1人につき100円、子供1日につき100円、これは同じでございます。  古寺コース、クリーンセンターコースは原案のとおりということでございます。  趣旨を説明をいたします。  まず第一に、町原案との対比でどこを修正しているかというのは、今申し上げたとおりでございます。町内だけを変更してはどうかということでございます。  二つ目に、大人の健常者に関する料金300円は高すぎるので200円に修正してはどうかという提案です。  日本共産党議員団は、公共施設は原則的に無料とすべきことを従来から主張しており、今回もこの原則を変更するつもりはありませんが、もともとございました古寺のゴルフ場、それから、今回新たに整備をしていただいたクリーンセンター敷地内のパークゴルフ場が無料で開放される、整備をされるということになりましたので、もし、有料が受け入れられないという方がありましたら、そちらを利用することが可能になったということ。  それから、加えて、パークゴルフ場はテニスコートも同様ですが、ほかに利用目的を設定することができません。グラウンドや体育館のように、幅広く使用できる施設とは性格を異にしておりますので、値頃感のある料金設定はやむを得ないのではないかと柔軟に検討した結果でございます。  第3に、70歳以上の高齢者、障害者、子供については料金を徴収することに反対でございますので、無料に修正してはどうかという提案でございます。世の中の動きを反映して、今回、町原案では子供に加えて70歳以上の高齢者、障がい者についても別料金制の導入を提案しておられます。
     金額の大小はわきに置いて、私たちはこうした考え方は大いに普及すべきものと考えております。民間の施設においても学生割引や高齢者割引、障害者割引の制度が少しずつ普及しており、今回、町が考え方を整理して提案していることは歓迎すべきことであります。  そのことを踏まえて、住民税を負担している住民からの利用料金を徴収するのはごく限定をしてほしい。この考え方で料金設定が可能なのは、大人の健常者に限定しいてほしいということであります。  第4に、用具、クラブ1本とボール1個の料金を200円から100円に修正する件でございます。用具は消耗品であり、買いかえの準備として有料にすることは昨年スタート時から賛成をしてまいりましたけれども、今回、利用環境を幾らかでも改善したいという判断で100円を提案をしております。  また、私たちの提案以外に、竹村議員からも提案がありました。これは、実は修正案をどうしたらよいのかということですり合わせの機会を持っております。最終的には、決裂をしておりますけれども、この用具のところについては一致したということで、今回、このような提案内容にしております。  よい提案はよい提案として取り入れて、修正提案するという立場での提案であることを付言をいたします。  第5に、損益の見通しに関してでございます。年間のランニングコストについて、町の説明では、平成23年度も半年になろうとしているのに、まだ実績数字が報告されておらず、平成23年度予算で吟味すると1,350万円の経費がかかるとの報告を受けました。  町の提案準備は、今回のことでは、8月30日の議会運営委員会において関係する一切の資料を提供していただく必要があったのではないかと思いますが、ランニングコストの実績数字がどのようになっているかはごく基本的なデータでございますので、これはこの際指摘をしておきます。  さて、1,350万円の経費のうち、550万円の正規職員1名の人件費がまことに大きく、この事業による収入では賄いきれないのではないかと心配をしております。最終的に管理責任を負う正規職員を配置するにしても、半額程度に抑制すべきではないのかと考えております。よって、年間のランニングコストを1,100万円程度ということで予想して計算をいたしました。  7カ月の利用実績が町内9,000人、町外3,000人となっておりますので、利用条件を全く変更しなければ、年間で町内1万5,000人、町外5,000人が予想利用人数になります。  まず、町内は大人の健常者を200円の有料としますので、70歳未満と70歳以上の利用がちょうど半々と見て、7,500人の利用がこの有料化によって3割減るという見込みをして5,000人として計算した場合、200円負担してもらったら100万円になります。町外は500円で5,000人の見込みですから、250万円と試算できます。これに、1日利用や用具使用料を加算すると、400万円から450万円当たりの収入になるのではないかと思います。ですから、ランニングコストの3分の1から2分の1程度は賄えるのではないかと考えております。  よって、差額の700万円程度の町の負担は軽スポーツの奨励で健康で過ごし、医療費の低減化に生かしてはどうか、こういう考え方で整理をしたいと思います。以上でございます。 ○議長(八代基次君) それでは、先ほどの委員長報告及び修正案の説明に対し、質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) それでは、論点を正確にする意味でも、提案者の一人でありますが、竹村議員から提案のあった修正案について5点お尋ねをいたします。  まず第1は、議員は議会の責任をどのように認識しておられるのかという点でございます。  今回の条例案については、9月8日本会議上程、12日本会議で厚生建設委員会に付託を決定し、14日の会議で詳細な審議を行っております。先ほど委員長から御報告ありました。常任委員会でこの案件一つで1時間25分を要しております。余り事例がある議案ではありません。議員の側も理事者の側もそれぞれの意見や真意を伝えるために、相当の努力をしておられたと思います。  そこで、質問ですが、竹村議員は常任委員会でのこの1時間25分に及ぶ論議を踏まえた上で提案をしておられるのか、それとも、さっぱり踏まえないで提案をしておられるのか、どちらでございましょうか。当日、あなたは所用があるとしてこの厚生建設委員会を欠席しておられますので、常任委員会の内容をどのように把握してどのように扱われたのかを明確にしていただきたい。  そして、そもそも議員が、所用があるなどとして議会を欠席することがよいことなのかどうか、議会に出席してみずからの意見を陳述するのが議会議員本来の任務でありまして、この点も自覚しておられるのかどうか、あわせてお尋ねをいたします。これが1点でございます。  二つ目でございます。提案内容に関する点で、有料が原則か無料が原則かという点でございます。  こうした公共施設の利用に当たっては、日本共産党議員団は住民は無料が原則であると認識をしております。住民税を負担している住民から重複して利用料を徴収するのは問題がある。しかし、町外者の場合には住民税を負担させていませんから、それにふさわしい料金設定するのは根拠があると思います。  今回、有料の修正案を提案されたところを見ると、利用者が利用料を負担するのが原則だ、当たり前だと認識してこの提案をしておられるのですか。それとも、今回は無料が原則だが、これこれの理由があって有料の修正案を提案しているのか、どちらでございましょうか。有料にしていることの根拠が何であるのを明確に述べていただきたいと思います。  第3でございます。この修正案を実行した場合には、年間のランニングコストのうちどれぐらいを負担してほしいと考えているのか。そして、差額の町負担についてはどのような位置づけで町が負担すべしと考えているのか、その根拠と見通しを説明をお願いしたいと思います。  さらに町長は、この施設には1億7,000万円の費用がかかっていることを挙げ、この費用についても利用者に負担させてはどうかという議論があることを紹介しておられました。その問題についての認識をお示しを願います。利用するものと利用しないものがいるのだから、かかった費用はすべて利用者に負担させるべしという見解もありますが、そうした見解についてどのように考えているのか明確に御答弁をお願いします。  第4番目でございます。高齢者、障がい者の扱いについてでございます。  この修正案では、子供は100円と半額設定する以外は、障がい者割引と高齢者割引の発想がありません。しかし、世の中は障がい者や高齢者に対する支援制度を設けて、これらの皆さんが外で活動することを奨励する時代に既に入っております。  ですから、世の中が一歩前進しようとするときに、それも町長の側からその意義について語りながら、その提案がありましたのに、議会議員の側でこれを抹消してしまうごときの対応は愚策といって差し支えないのではないかと思いますが、このことについての認識をお尋ねをいたします。  第5は、昨年の6名連名による修正案との関係でございます。昨年、山村議員が6名連名で提出された修正案と比較をしてまいりました。  まず、町内ですが、大人1日利用料を700円から500円に変更した以外は全く同じ提案でございます。さらに町外を見ますと、子供料金が1ラウンド100円から300円に、1日利用を300円から600円に増額する一方、反対に大人は1日利用を1,300円から1,200円に減額する内容となっております。  つまり、今回提案された竹村案は、町外は子供を利用しにくくして、幾分ですね。大人については町内も町外も減額をして幾分利用促進を図ると、こういう内容になっておりますが、基本的な組み立ては同じといって差し支えないと思います。  昨年の修正案について、日本共産党議員団は、無料が原則の公共施設なのに有料が前提の修正案であるので、反対すると態度表明した経過があります。ですから、今回の議案が提案された際には、昨年の修正案と同様の修正案であれば賛成できないとあらかじめお伝えしておりましたのに、やはり同様の内容での提案になっており、まことに残念な対応でございます。  一方、町の原案は、あれだけ吉村事業部長が500円だ500円だ500円だと言い続けても、そして今回見直しをされて、見直しに本来であれば多くの住民参加が求められた、それを怠っている点は私指摘をしますけれども、とにかく500円ではあかんのだと、こういうことで見直しをされて300円の提案をしておられるわけです。こういうことに落ちついたと。  こういうことからしますと、今回7名の議員さんで提案をしておられますが、こうした経過においてどのように関連づけたらよいのか、その点をどのように考えてるのか、以上5点についてお答えをお願いいたします。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 私は、パークゴルフ場でよく練習させていただいております。  その中で、プレーする人たちの声を十分に聞いて、こういう200円という設定をさせていただいたようなわけでございます。  休んだということは非常に悪いことですねんけども、私が出席できないということで厚生建設委員長にこの旨を伝えて、私はお願いしておいたのが私の提案理由でございます。  2番目に、やはり、これは有料やないと駄目やと思います。町は無料無料と、共産党さんたちは言わはるけども、やはり、これは使用者は有料で使うていただくのが原則じゃないかと、かように思っております。  また、3番目は利用者負担をしていただくことが原則で、やはり私はこれが一番いいんじゃないかなと、かように思っております。  また、平等の立場で原則として障がい者も子供も同じように負担していただくんが一番いいんじゃないかと、かように思っております。 ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 答弁漏れ。昨年の案との関係。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 昨年の案とことしの案というのは、昨年の案は、ただ500円と言ったばかりで、検討委員会で検討していただいた200円の案が全然出てこんということは、理事者が控えておられるか、また発言なかったか、そこらのとこがわからんということで、私については非常に残念やと思っております。  答弁漏れという指摘ありますんで、それに関してのみやってください。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 答弁漏れということで、1回目の質問ということでよろしいですね。5点質問をしまして、最後のところですね。昨年の修正案との関係をお尋ねしたんですが、今、竹村議員は、町の原案が問題があったんだという趣旨の発言をしておられますので、昨年、修正案6名出しておられますね、山村議員から出しておられますね。その修正案と今回の修正案がどういう形で結びついてるんですかと。  一回、私はあそこで否決されたわけだから、もう一回見直しをしていただいて出すべきではなかったのかと。あの町でさえ、吉村部長も500円500円と言い続けて、私、大分論争しましたけどね。300円というふうにやっぱり訂正をしてこられたと、こういう趣旨をやっぱり生かしていく必要があるんじゃないかと思いますが、どうでございますかということをお尋ねしております。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 私はいろんな人の意見を聞いて、プレーする人のためを思い、いろんなことを聞き、私は今の修正案を出したということでございます。 ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 答弁ありがとうございました。  では、答弁に基づいてもう少しお尋ねをしたいと思います。  最初の質問ですけれども、先ほど厚生建設委員長も報告がありましたが、あの中身を報告を聞いておりまして、実は私、厚生建設委員会の副委員長でございますので、委員長の山田光春委員長の報告については私は支えますと、サポートしますと、賛成か反対かは別にして、とにかく現状をありのままに1時間25分の会議の中身がどうであったかということをお伝えをしたわけです。それを生かしていただいて、私、大変喜んでおります、一つはね。  ですから、やっぱり、そういう議員にもいろんな意見の交換だとか、町の説明もあるわけだから、もし、提案者ということで大変重たい役目を果たされるということであるんだったら、じゃあ、議会事務局で録音を聞かれたんですか。尋ねられたんですか。確認はしたんですか、それをまずお尋ねをいたします。それが一つです。  それから二つ目ですが、公共施設、今、竹村議員は有料が原則と、こういうふうに言われました。私は、有料もあると思います。あえて否定はしません、今回私ども200円、有料もいいのではないかということで柔軟に見直したということは申し上げたわけです。  しかし、世の中一般に、例えば体育館使うにしても、公民館使うにしても、おふろに入るにしても、年齢制限ありますけどね、無料ということになってるわけです。それは、町長がいつも言うておられるように、役所は金もうけのために事業をやっているわけじゃないと。町民が幸せになるために、健康になるために事業をやっておるんだから、その点はやっぱり考える必要があると、こういうふうに言っておられるわけで、無料にできるものはぜひ無料にしていただいたらいいんじゃないかと。それを、原則が有料というふうに言うてしまうのは、ちょっとやり過ぎじゃないかと思いますが、その点についてお答えをお願いしたいと思います。  それから、3番目のことでございます。3番目は、先ほど答弁漏れというのがありましたけれども、一体、竹村議員の案では、収入がいかほどになるのかと見積もっておられるのか、年収で何ぼになる見込みだということを言っていただかないと答弁にならないと思います。それを出してください。  それから、4番目ですが、高齢者、障がい者を健常者と同列に扱うことが平等の立場だという趣旨で言っておられたと思います。私は、これはかえって不平等だろうと。支援が必要な方についてはやっぱり支援をするというのが世の中の流れになっているんじゃないかと、そういう時代認識をしておられるのか、おられないのか。それをお尋ねをいたします。  4点、お願いします。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 説明は厚生建設委員長から翌日にお聞きしに行っております。  やっぱり有料は原則として、私はお金をいただくのが本当じゃないかと、私はそれを認識しております。県営プールでもやはりお金を払ってでも私、孫の水泳についていっております。これはどこでも原則としてお金をいただくのが当たり前のことじゃないかな、かように思います。  ランニングコストは、私が200円にするいうことは、吉村部長がおっしゃってる年間3万人という入場者があるだろうということで一応600万円と入れまして、そして、1日1,200円ということにおきましては、町外者が多数今度はふえるんじゃないかと私は計算しておりまして、町の試算と同じように1,000万円ぐらいはいけるんじゃないかなと、かように思っております。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。8番、長濵君! ○8番(長濵好郎君) 議員提案された修正案について、納税者の意見はどのように反映されていますか。一つこれをお聞きします。竹村議員の修正案についてお願いしておきます。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 納税者の方とおっしゃいますけれども、パークゴルフ好きな人は納税者であっても、遊びに一緒に来ていただいてプレーするのが楽しみであれば来ていただいたら結構かなと私は思っております。 ○議長(八代基次君) 8番、長濵君! ○8番(長濵好郎君) その辺がね、私とちょっと考え方が違いますねん。  納税者は皆納税者です。しかし、その中にパークゴルフの愛好者、それから嫌いな人がおられますわな。その辺をちょっと区別して考えていただきたい。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) あのね、来られない人がおられるからということですねんけども、だから、私、町の提案500円、300円、200円にさせていただいておりますねん。一人でも多くの方に活動していただいて、プレーしていただくことが健康に一番いいかなと、かように思ってますが。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 修正案提出者の竹村博司議員にお尋ねいたします。  理事者から提案された各条例案は、パークゴルフ利用者検討会議において議論され、その答申に基づいて出されたものでありますが、その答申をどのように評価されているのか、無視してよいとお考えですか。それ1点でございます。  次に、パークゴルフ利用者検討会議の皆さんと改めて協議して理解を得る努力をする考えはありますか。  そして、3番目といたしまして、提案された議員及び賛同された議員皆さんにお尋ねしたいと思います。受益者負担の考え方を納税者たる町民の皆さんに述べていただきたいと思います。一人ずつお願いいたします。  議長、お計らいをよろしくお願いいたします ○議長(八代基次君) 今の笹井議員の質疑に対しまして、2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) きょうの話も聞いておりましてんけども、パークゴルフ場の検討委員会の委員様の中ではいろんな意見も出たように思われますが、議事録は聞いておりませんので、200円という案はなかったか、そこのとこも理事者に聞きたいと思っております。  そしてまた、2番目については、                  (不規則発言あり) ○2番(竹村博司君) いえいえ、なし、もう嫌です。                  (不規則発言あり) ○2番(竹村博司君) いえ、取り入れてません。                  (不規則発言あり) ○2番(竹村博司君) 値段的に取り入れたとこもありますけども、ほかのとこはなしです。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君の質問に対して、明確に答えてくれと、こういう趣旨だと、そういうことですね、笹井君。そういうことでよろしくお願いします。2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) 笹井議員おっしゃるように、検討委員会では500円、300円はあるけれども、200円が出てなかったということですので、私たちはこれが一番いい案じゃないかなと、かように思って提案させていただいたようなわけでございます。  そして、またいろんなこと、提案を取り入れられたということかと聞かれましてんけども、ある提案者たちのいいとこも取り入れさせていただき、また、私たちの提案する200円ということも押し進めてまいりたいと、かように思っております。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 答弁になっていない。200円の問題がなかったので、無視してると言うてください。もう一つのほうは検討委員会の皆さんの理解を得るための努力の考えはあるかと聞いておるんで、その返事はないように思う。その点、もう一度、再度。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君、笹井君の指摘に対して、もう少し明確に答えてください。竹村君! ○2番(竹村博司君) 検討委員会でございました検討委員長が議場にまで入ってきて無礼なことは失礼やということも一言も言わず、これが検討委員会の言うことを聞けというようなことでは私は駄目やと思っております。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) わかりました。その後の議会が検討会議に改めて理解を得る努力をする考えはあるんかないかということです。 ○議長(八代基次君) 2番、竹村君! ○2番(竹村博司君) それはないです。 ○議長(八代基次君) 笹井君が言いましたほかの、竹村提案者に対して同意された議員の答弁も聞きたいとおっしゃっておられました。皆とおっしゃってましたけど、もし希望の方、あれば。3番、青木議員! ○3番(青木義勝君) 今のはね、我々は提案者に渡して委託してるわけですから、提案者には問うても、賛同者一人ずつに意見を聞くということは沿わないと、こう判断してます。 ○議長(八代基次君) いや、全員と言ってませんよ。たくさんおられるから、もし。いま一度、青木議員! ○3番(青木義勝君) あのね、こういう決議であり、また提案であればね、提案者が責任を持って、代表者で言ってるわけです。しかし、賛同者一人一人は提案者に任せて、一緒のことを言ってるわけですから、一々賛同者が一人ずつ答弁すること、今までもないし、また、する必要は私はないと判断をしてお断りをします。
    ○議長(八代基次君) 笹井君、特に最後の意見の。質問やなしに、意見を言ってください。それで終わりということで、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 青木議員に対しましてはね、議会、いろいろと改革改革言ってこられておりますのに、こういうこともあるから、やっぱりそういうことにも議論に乗って、正確な自分の思いを語っていただくのが議員の立場と思うんですけども、いかがですか。 ○議長(八代基次君) 1番、山田議員! ○1番(山田光春君) 今、笹井議員がそういう提案されましたけどね、我々は7人で提出者は竹村博司さんという代表を出して、質問に対してお答えしてるわけですから、一人一人ね、賛成者に対してこういうのはルール違反、ルールにそんなんありませんのでね、ですから提案者がきちっと答えてると、それで理解してほしいというのがこの議会のルールだと思いますね。議長、その判断でよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(八代基次君) そうしますと、私の考え方も若干甘かったいう面もあるかもしれませんから、その点につきましては陳謝いたしますが、青木議員、山田議員の答弁じゃないんですが、そういう意見もありますんで、一つ、笹井君もそれで一つ了承していただいてよろしくお願いしたい。 ○5番(笹井正隆君) 私は、議長がそういうふうに采配振ってもうたら結構です。一応、私は2回までの意見は述べましたので。  今後、この件につきまして、また議論することがあろうかと思いますが、その節はよろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) 承りました。ほかに質疑はございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論の順序は、おおむね原案賛成者、原案及び修正案反対者、原案賛成者、修正案賛成者の順に行ってください。議論の整理上、そういう順番でお願いをいたします。  討論ありませんか。  原案の賛成者について討論ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 私は受益者負担の立場、修正案にも料金のことを言っておられますが、受益者のことを思って修正しておられますが、私は、やはりもう少し今まで1年間プレーしてきて皆さんの御意見も賜った中で、理事者から提案されましたパークゴルフ利用者検討会議で議論されて、そのことが答申されて、理事者もその諮問を受け、いろいろと検討されて結果、適当だということで提案されたと私は思いますので、この案に対しては私は賛成といたします。以上です。 ○議長(八代基次君) 次に、原案及び修正案に反対する反対者、討論を。原案も修正案も反対する人。三つ出ておりますからね。原案と修正案に反対する方。なかったらなかったでいいんです。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) ありませんね。  その次に、原案賛成者、修正案賛成者。だから、二つ出てますから、どっちの修正案に賛成かということも含めて。11番、山田君! ○11番(山田美津代君) 八尾修正案に対して賛成の立場で発言します。  やはり、子供と町が原案に入れていただきました70歳以上と障がい者という枠を設けていただきまして、この分を共産党としましては70歳以上の高齢者、また障がい者にとりましては、やはり無料が当然ではないかなと思います。子供と70歳以上、障がい者からお金を取るのは反対なので、この八尾案を支持したいと思います。賛成意見でございます。 ○議長(八代基次君) 3番、青木君! ○3番(青木義勝君) 私は八尾議員提案の、いわゆる使用料の項目に対しまして反対の立場で討論させていただきます。  我々とほとんど同じということになるわけですが、ただ、70歳以上、子供さん、そして障がい者の皆さんということを無料ということで提案されておりますが、私はなるほど無料というのは一番いいかもわかりません。  ただ、私といたしましても、いわゆる障がい者のお方、いわゆる、例えば病院へ行くとか、買い物に行くとかいろんな意味で行きたくなかっても行かなくてはならないとか、それには交通手段とか、また、そういうことがあるわけですので、そういうときは当然、障がい者の皆さんに割引というのはいいと思いますよ。  パークゴルフ場、また70歳以上もそうです。パークゴルフ場、70歳までパークゴルフのできる健康なお方は、私、無料より、無料というても、やはりお金をそれなりの料金、200円をいただくという、また、出していただくのも、私はそんなに抵抗なく出していただけると判断をしてますし、また、利用しておられる人たち何人かにお聞きした中、高齢者の人です、70歳以上の人に聞いても、そのような答えも、全部ではありませんが、聞いております。  そういう意味で、障がい者のお方においてもパークゴルフ場を要らんのに無理に来る人はないと思いますよ。よって、自分もパークゴルフ場へ行くという希望を持って、希望者で来ていただくのやから、私はその意味では、かえって差をつけることが、ある意味ではちょいと失礼に当たるんじゃないかな。そのぐらい、身体障害者の手帳があったとしてもパークゴルフができるというある意味では、喜んでいただくわけにはいかんけど、その意味では満足してあえて来ていただくと、承知で来ていただくということであるので、私は無料とすべきじゃないと、私はそう考えておるわけです。 ○議長(八代基次君) ほかに、5番、笹井君!どの案に対してどうかということを、立場を明確にしてから一つお願いします。 ○5番(笹井正隆君) 八尾議員の修正案について、私は一言、反対の立場でございますが、八尾議員のおっしゃることは、私にとっては本当に聞くにたえないところでございます。  私も高齢者になりましたので、八尾議員のおっしゃっていただくのは本当にありがたいことでございます。それで、私も週に4日ないし5日行っている中で、これが無料とかいうことになったら、自分のためにしてるのかということにもなりかねませんし、また高齢者、また身体障がい者の方とも私は大抵回っております。  その中で、私らは、やはり少しの応分の受益者負担はしてもいいという意見が私はほとんどの人、ただで言う人はおられません。安いにこしたことはないということはおっしゃっても、できるだけ安い方向にしていただきたいいうことを伺っておりますので、受益者負担、やはり町の財政、少しのお金にいたしましても、やはりそういうわけにはいかないと思うので、私は先ほど申しました町の原案のとおりだったらいいと思います。  そして、用具の貸し出しにつきましても、町民に対しては無料のときに200円の用具代、子供は100円ですか、になっておりましたけども、1年たって、経過でそれを半値にするというのもいかがなものかなと思います。  それというのも、用具はやっぱり壊れなかっても古くなってきたら取りかえんならんということ、また、古寺のパークゴルフ場、またはクリーンセンタのパークゴルフ場にも新しいのがまた必要と思います。福祉のほうでも持っておられますけども、それも年限たっておりますので、かえんなん時期等あると思いますので、その点もやはり100円ではあれだから200円で原案どおりにしていただいたらという意見でございます。以上です。 ○議長(八代基次君) 10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 竹村議員の提案に反対の立場で討論をしたいと思います。  先ほどいろいろ質問をしましたが、答弁された中身は、公共施設は有料が原則であるとか、障がい者、高齢者を同じ金額に扱って平等なんだという発想自体、到底、私受け入れることができません。そのような発想に立つのは、やっぱりまずいだろうと、こう思っております。  もう少し申し上げたいのは、実は、今回公共施設、無料が原則ということで私ら言うておりましたけれども、一体どうしたらいいのかということで、竹村議員が今回提案をしておられる議員面々とすり合わせをいたしました。すり合わせをしました。  無償が原則ということで頑張りましたけれども、折り合いがつかないので、そしたら子供や障がい者や70歳以上は100円でどうかと、こういう妥協案も提示をして話し合ったわけです。できるだけ議会の多数が賛同できる案をつくったほうがスタートするにはいいのではないかと、こういう立場で実は調整をした経緯がございます。  残念ながら、70歳以上、障がい者の人については同じ扱いにいくんだということになりましたので、それでは、残念だけれども一致できないということで、自分たちが最もよいと思う提案をしたらいいのではないかと、こういうことでございます。  結論、この後、すぐ採決で出ると思いますけれども、議論はそういうことで尽くしましたので、今後、1年間利用する中で、やっぱりまた考えていったらいいんじゃないかと。  それから、笹井議員言われたように、障がい者の方や高齢者の方、自分は元気だし、幾分かでも払いたいんだと、こういう御意見があるのは私も承知しております。ですから、私は尋ねたんであります。公共施設は無料が原則だが有料も一部認めるのか、それとも、有料が原則だけれども無料もありなのか、一体どっちなんですかと。私はやっぱり無料が原則で、だけども気持ちがあるんだったら、例えば、従来もやっておりましたように募金箱を設営しまして、自分が負担してもいいと思うぐらいの募金はそこに入金をして、自分は幾らかでも払いたいと、自分は障がい者だけども障がい者割引使いたくないんだと、こういう方は健常者として扱いしたらいいし、年齢70歳超えていても60歳の年齢で入りたいのでそれにしてくれというふうに言えばそれは通る話ですから、それは余り差がないんだろうと思います。  そんなやり方もしたらできるということも調整、すり合わせの中でいろいろやりとりはしたんですけれども、残念ながらこういうことになりましたので、最終的には採決で決めていただくということでございますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。14番、山村君!立場を明確にしてお願いします。 ○14番(山村美咲子君) 竹村議員が出されました修正案について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  町がとっていただきましたアンケート結果の中でも、200円が一番多いというのが私たち認識しております。そういうことから、やはり200円が妥当ではないかと思います。  前回の議会でも申し上げましたが、老人クラブで一緒にプレーをされる方の中で60歳代、70歳代ということで料金の差をつけるというよりも平等に200円なら200円をいただくということで、事務の簡素化、やはり事務をとっていただく方にとっても非常に仕事がしやすしというのもあると思いますので、多くの方に楽しんで利用していただき、元気な広陵町を目指していきたいと思いますので、竹村議員の修正案に賛成の立場で意見を述べさせていただきました。 ○議長(八代基次君) おおむね討論される諸君、出尽くしたと思いますが、もしまだしたいという議員ございましたら挙手してください。8番、長濵君! ○8番(長濵好郎君) 竹村議員の修正案に反対討論いたします。  私もパークゴルフ愛好者の一人であります。パークゴルフ利用者の適正な負担が必要だと考えておられると思います。  あれだけ気持ちよくプレーできるのも維持管理に経費をかけていただいております。広陵町のシンボルとして末永く親しまれるコースを維持するための最低限の負担、それが町の原案であると考えております。  したがって、安易な引き下げとなる修正案には反対します。以上でございます。 ○議長(八代基次君) 5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 竹村議員の修正案に対しての反対。  もう一度申します。修正案、竹村議員の修正案はただ安ければよいという安易な考えでなっていると思います。  私もパークゴルフ愛好家であり、利用者からは安くしてほしいという願いも聞いております。しかし、パークゴルフ利用検討会議で幅広く議論された結論を軽々しく葬り去るということはあってはならないと私は思っております。  利用者の声も十分取り入れられた上で町の原案が妥当であり、修正案には私は反対いたします。以上。 ○議長(八代基次君) 3案出ておりますんで、どれに対してどういうのか、ちょっとふくそうしまして、それで私の議場指揮もちょっとややこしくなったかと思いますが、おおむね各議員の討論に対する回数ですね、これで出尽くしたと思います。  特に、わしはまだやという方、ございませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) なければ、討論を打ち切り、採決します。  それでは、議案第38号の採決を行います。  まず、本案に対する八尾君ほか1名から提出された修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立2名であり、賛成少数であります。  よって、八尾君ほか1名から提出された修正案は否決されました。  次に、本案に対する竹村君ほか6名から提出された修正案について、起立により採決します。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立6名であり、賛成多数であります。  よって、竹村君ほか6名から提出された修正案は可決されました。  次に、ただいま修正決議した部分を除く原案について、採決します。  お諮りします。修正決議した部分を除く部分については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、修正議決した部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第39号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号、広陵町営住宅管理条例の一部を改正することについてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第40号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号、平成23年度広陵町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり)
    ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第42号は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、日程4番、議案第43号、第44号、第45号、第46号、第47号、第48号、第49号、第50号、第51号及び第52号を議題とします。  本案について、決算審査特別委員長より委員会の審査の結果について報告願うことにします。  なお、決算審査特別委員長、松浦君が本日欠席のため、副委員長の山田美津代君から報告いたします。 ○決算審査特別副委員長(山田美津代君) 松浦委員長が本日体調不良のため欠席されておりますので、副委員長の私から報告をいたします。  決算審査特別委員会は、去る9月12日の本会議において設置され、調査並びに審査の付託を受けた10議案につきまして、9月15日及び16日に委員会を開き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。  初めに、議案第43号、平成22年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定について、まず歳入面では町税全体の収納状況、差し押さえ件数についての質疑や使用料、手数料に関連した質疑、図書弁償金に関しての質疑等があり、町税の収納率については町県民税の収納率が若干下がっているものの、全体的には伸びていることなど、いずれも詳細な説明を受けました。  次に、歳出については、各款ごとに審査をいたしましたので、款ごとに御報告いたします。  まず、議会費では、議員共済費町負担金、議長交際費、動画配信計画についての質疑があり、議員年金制度の廃止に伴う町負担金の今後の推移等の説明を受けました。  次に、総務費ですが、2人乗り自転車購入補助金、地方税電子化協議会負担金、地域間交流事業参加負担金、全国近畿大会参加選手激励費、人権啓発関係経費、区自治会長報償費、事故損害賠償金、金明太鼓等に関しての質疑があり、いずれも適切な答弁を得たところであります。  また、交通指導員と給食調理員などの期限つき職員の給与、雇用形態等の違いや職員の健康管理面等への配慮に対する質疑があり、それぞれに説明を受けました。  次に、民生費では保育園の保育料に関する質疑があり、年齢別に保育料を設定していること、近隣市町を見据えた中で第2子については半額を免除し、第3子については全額免除するとの答弁を受けました。  また、療育教室について、実施状況や町全体として手厚く取り組んでほしいとの質疑があり、答弁を受けました。  そのほか、シルバー人材センター補助金、社会福祉協議会補助金の内容及び見直しについて、追悼式の今後の取り組み方について、福祉医療費資金貸付金の利用実績や周知方法について等々の質疑があり、いずれも適切な答弁を受けました。  次に、衛生費では、国保中央病院に関すること、うつ病対策、命の相談室、妊産婦健診の状況、精神障がい者医療給付費の給付件数、火葬場残骨処理委託料の契約額、葛城清掃事務組合負担金の状況等について質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  また、清掃費においては訴訟行為委任事務委託料についての質疑があり、現在係争中事案の弁護士費用であることと、及び今までの経過と見通しについての答弁を受けました。  塵芥処理費の需用費委託料の不用額が多い理由や栗本鐵工所との保証額、契約との関係についての質疑があり、維持経費の補償額とは上限額を示しており、それを超えた部分については栗本鐵工所が負担をすることになっておりますが、平成22年度は維持経費額が保証額を下回っているとの答弁がありました。  次に、農商工費でははしお元気村の修繕費の内容について、地籍図移動修正業務委託料について、住宅リフォーム補助金が減っているが利用しにくいのではとの質疑があり、いずれも適正な答弁を受けました。  土木費では、道路改修維持費の工事箇所、カーブミラー設置場所の選定方法などの質疑があり、詳細な説明を受けました。  次に、消防費では、町防災計画の見直し及び配布等についての質疑があり、見直しは行ったが、東北大震災の発生により再度見直しが必要と考えているため、その後において住民への周知を図るとの答弁がありました。見直す際には、女性の視点からの意見を反映してほしいとの質疑があり、今後検討するとのことでありました。  また、消防出初め式について、寒い中であるので、内容等を検討してほしいとの質疑あり、いろいろなしきたり、慣例等もあり、消防団との話し合いも必要ですが、時間短縮できるよう要望していくとの答弁がありました。  続いて、教育費においては、体育館の防犯カメラ設置の経緯について質疑があり、東体育館への設置であることや、要保護・準要保護児童就学援助費の実績、馬見南5丁目集会所改装工事や巣山古墳植生管理委託料などの内容についての質疑があり、答弁を受けました。  また、かたらい教室運営負担金についての質疑があり、大和高田市に不登校の生徒のためのフリー教室があり、広陵町からの生徒も受け入れをしていただいていることによるものであり、単独設置というのは難しいとの答弁がありました。  そのほか、クーラー設置やお弁当の食中毒対策等についての質疑についても説明を受けました。  以上、各分野にわたり細かくお聞きし、いずれも適正に答弁をいただいたものでありますが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第43号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第44号、平成22年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、特定健康診査の受診率、高額療養費限度額適用認定制度の利用促進のための周知方法、生活機能評価審査負担金の減額理由等の質疑があり、詳細な答弁受けましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第44号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第45号、平成22年度広陵町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第46号、平成22年度広陵町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、滞納収入未済額についての対応方法等質疑があり、個別に納税交渉を行い、ほぼなくなりつつあるとの説明を受けましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第46号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第47号、平成22年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、介護従事者処遇改善臨時特例基金について、また不用額が1億円についての質疑があり、詳細な答弁を受けましたが、反対意見があり、採決の結果、賛成多数で、議案第47号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第48号、平成22年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、現在の公債費残高、また、その削減方法についての質疑があり、平成22年度末残高で87億6,200万円であり、削減方法については35年間の償還計画に基づき償還しているが、一般会計からの繰入金もあることなどから、現在110円の下水道料金についても全国平均である150円に徐々に値上げしていく必要があるとの答弁を受け、何ら異議なく、全員一致で議案第48号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第49号、平成22年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定については、都合により墓地を未使用で返還される場合、購入金額の6割しか戻ってこないが、消費者保護の観点から見て問題があるのではとの質疑に対して、販売当初に説明しており、現在まで約100基の返還があるが、特にトラブルはなく、公平性の観点から見て見直しは検討していないとの説明があり、また、町営の共同墓地の設置について検討されているのかとの質疑があり、直接御相談は受けていないが、現在の社会情勢を見ると、今後の課題となるとの答弁を受け、何ら異議なく、全員一致で議案第49号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第50号、平成22年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定については、お米は奈良県の学校給食会から購入しているが、地元で購入ができないのかとの質疑に対して、地元でも購入は可能だが、年により豊作、凶作もあり、安全で安定した購入が不可欠であることから、県を通じて購入しているとの答弁があり、また、地場産の食材を購入してはとの質疑に対して、学校給食のニーズにこたえて常に安定的に納入していただけるような組織ができれば購入していきたいとの答弁を受け、反対意見もなく、全員一致で議案第50号は原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第51号、平成22年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定については、質疑及び反対意見もなく、採決の結果、全員一致で原案どおり認定すべきものと決しました。  次に、議案第52号、平成22年度広陵町水道事業会計決算の認定については、町に5億円貸し付けするより、企業債の償還に充てればとの質疑に対して、過去借入金の高い利率分については繰上償還を行ったが、この企業債は繰上償還の制度がないとの答弁を受け、また、3年間で7名退職されるが、職員の人材育成についてどのように考えているのかとの質疑に対して、町長、副町長等と協議を行っており、企業職員として専門的な知識を育成していくとの答弁を受け、反対意見もなく、議案第52号は原案どおり認定すべきものと決しました。  以上、概略ではありますが、決算審査特別委員会の審査の結果報告といたします。 ○議長(八代基次君) ただいまの委員長報告に対し、各議案ごとに審議します。  まず、議案第43号、平成22年度広陵町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 平成22年度一般会計決算に反対の立場で討論をいたします。  まず第1点目でございます。税金の取り立ての件でございます。  差し押さえ件数が急増しております。私たち共産党議員団のところにも町の滞納者に対する取り立てが非常にきつくなったと、こういう声が飛び込んでおります。そのときに、礼節を持って対応してほしいということを一般質問でも述べましたけれども、納税者にしたら差し押さえという言葉自体発せられることが非常に苦痛なわけです。困ったときに窓口にやっぱり相談に行くというぐらいにしなきゃいけないのに、まるっきり逆の話でして、そのときに、収納の係のところにやりとりをする際には自分の収入が一体幾らになるのかということをみずからの計算で、つまり確定申告をして、その控えを持ち込んで交渉されてはどうかということを私たちは言っております。これは推計課税といいまして業者とかお仕事によってこれぐらいの税金がかかるだろうというような仮定の数字で税務当局から指摘をされるのではなくて、税金はあくまで納税者自身が自主的な計算によって行うということでやったらどうかというやりとりをしておりますが、今回、その時点の前年度の収入は確定申告でわかるけれども、その時点の財産状況がわからないので明細書を提出をしてもらっているんだというふうに答弁がありました。  これは、王寺町で非常に県内でも取り立てが厳しいという、それに倣ったやり方でございまして、恐らく各自治体のところでこの収納のことについて相当意思統一をしてかかっているんじゃないかとかえって心配をしておりますけれども、本当に納税ができる人と、それからできない人の見きわめをもう少し懇切丁寧にやっていただきたいというのが1点でございます。  二つ目でございますが、人権の啓発についての集会の支出がありました。質問をいたしますと、差別はいまだに現存しており、かえって悪くなってるんじゃないかと、こういう指摘もあるんだという答弁がありました。  2003年3月末で同和対策特別措置法というものは既に廃止をされておりまして、全国レベルでの同和対策はもう終了しております。差別は解消に向かって進んでいるという認識を研修の中でも明らかにしていただく、こういうことが大事であろうと思います。その動きに逆流しているんじゃないかというのが第2点目でございます。  3番目は、社会福祉協議会の補助金をめぐる問題でございます。これは監査委員の青木議員の対応について質問もさせていただきました。支出をされた明細に計画どおりの支出が社会福祉協議会でなされておるので適正であるということを監査委員の側から認定をされたというふうに思いますが、しかし、社会福祉協議会のプールしているお金から本来負担してはならない裁判の賠償金を支払ったというのは事実でございます。  そういう社会福祉協議会の活動を支えるという意味においてはやっぱり問題があるんじゃないかと、こういうことも指摘をしておきたいと思います。  4点目でございます。サービス公社の3年契約の雇用についての議論がありました。労働基準法では、期限つきの雇用契約というものの上限を定めておりまして、これは3年であります。4年とか5年契約したいと言ってもそれは違法でございます。3年が限度でございます。  これは、なぜこのような形態がなされたのかといえば、1年、2年、3年ぐらいの間に、例えばプロジェクトチームなどで特にその期間だけ雇用が発生するんだという場合に対応したやり方であって、例外的な取り扱いでございました。  ところが、1998年に労働者派遣法という法律が全面的に改悪をされまして、それまで限定的に適用されていた業種がもう一気に拡大をして、製造業にまで膨らんだと。統計によれば、年収200万円以下の方が1,000万人を超えるような状況になっていて、30代の男性で結婚している方の比率も相当に落ち込んでいる。収入がないのでなかなか結婚もできないし、子供ももうけられないと、その分だけ、今度は税金担税力というか、そういうところにはね返ってくることだろうと思います。これはやっぱり、3年といわず将来の事業を、町の仕事を見据えて期間を外していただくと、この主張は全くそのとおりであろうと思います。  ただ、申し上げたいのは、そのことを主張された公明党の議員さんは当の本部では労働者派遣法の改悪に断固賛成の立場でございますので、不安定就労、非正規労働の拡大に一方では、中央では手を貸しながら、広陵町議会ではそれと逆の立場をとっていると、この矛盾を私はあえて指摘をしておきたいと思います。  6番目でございます。ごみの関係でございます。  今回、栗本との協定によりまして、修繕費が広陵町で負担をすべしということになりまして、1億2,000万円には達しておらないという報告をいただきましたけれども、やはり全体の経費を押し上げていることに間違いはないと思います。  このときには、住民に対して分別を進め、堆肥にできるものは堆肥化をしてできるだけランニングコストも減らしていくというやり方が必要だし、協力をしていただいている住民の皆さんに経過の報告、結果の報告もして、引き続き協力を求めるというやり方が必要なんですけれども、今のところクリーンセンターにまで見学に来てほしいと、こういうやり方、言い分を通しておられますので、これはやはり見直しをしていただく必要があります。  六つ目でございます。学校図書館の専任司書の問題でございます。  平成19年、平成20年に大きな成果を上げて、東小学校では本の貸出冊数が一気に10倍になったというような大きな成果があったようでございます。これは、この点を指摘をして教育長には、ぜひ平成24年の予算においてはぜひ専任の図書館司書を配置してもらいたいんだと、こういうことを申し上げておりますので、その点で御努力をいただきたいと思います。  7番目でございます。認定こども園の件でございます。  議会では、公的保育の公の責任を放棄するやり方ではないのかということで心配をして、全会一致で認定こども園のことについてはやめるようにということで政府に意見書を送っている経過がありますが、町段階ではいまだに研究をするなどといって、引き続き温めており、これを具体化しようという動きも見せております。駄目なことはやっぱり駄目ということでこの際あきらめてください。  職員の健康問題でございます。広陵町は人口1,000人当たりの職員の労働者数が類似の自治体では6.8人に対して5.0人でございます。非常に少ない人数でやりくりをしている。  せんだって、メンタル不全者が何名おられますかとお尋ねをしましたら、すぐに何人だという返事がありませんで、副町長が指折り数え出すというような状況も見られました。もう少し職員を大事にしてください。  無理な仕事がないのかどうか、矛盾が出ておらないのかどうか、自分の自主性、自発性というものがもっと生かされる職場になっているのかどうかということだってきめ細やかにチェックをしていただく必要があろうかと思います。  最後でございます。教育の問題にまた戻って申しわけありません。  例えば、今、納税の義務の勉強だとか、それから資金運用の勉強なども小学校、中学校でやられているようでございます。今の何か傾向にあるようです。  しかし、私は例えばここで労働基準法が労働者を保護していることの重要性の問題であるとか、あるいは多重債務者にならないために気をつけるというのは何であるとかいうような、実際の将来大人になったときに身につけておくべき、しかるべき教育というものも位置づけてやっていただく必要がある、そういうことにぜひ再検討をしていただきたいなと、こういうことを思っているところでございます。  そして、反対意見というよりは、従来からも懸念材料も含めて申し上げるのを常にしておりますけれども、以上申し上げたような中身を、ぜひ改善していただいて、十分に住民本位の来年度の予算につなげていただきたいということをお願いを申し上げまして反対討論といたします。 ○議長(八代基次君) 14番、山村君! ○14番(山村美咲子君) 反対意見がございましたので、平成22年度一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  八尾議員から9項目にわたって反対理由を述べられました。若干、私も共感するところはございます。  税金の取り立てというのも、先ほどの議論でも要望をさせていただきました。  2点目の人権の啓発につきましては、部落差別特措法が特例措置がなくなったからといって差別というのは、部落問題だけではない。人権というのは一人一人にとって大切なものであります。今、本当にいろんな人権侵害のケースが多発しているのも現状でありますので、これにつきましては、人権問題につきましては啓発を続けていただきまして、さまざまな一人一人がこういう意識を持つということが大事であると認識をしております。  4点目のサービス公社、3年雇用につきまして公明党の議員ということでおっしゃいました。それは私でございます。これは、私、住民の味方であります。広陵町の町会議員として働かせていただくためにも、やはり住民の御意見というのは尊重し、やはり町当局に届けなければいけない、住民のお声を何とか実現したいという議員本来の思いで訴えさせていただいております。国のほうの方針とは少々違いはあっても、やはり党の、大きな国の立場でおっしゃって、国民全体の立場で法を改正していくというのと、また、地方議員だからこそ一人一人の意見ということで訴えさせていただくという使命というのはまた違ったものがあるのではないかと思っております。  7番目の認定こども園につきまして、これを進めてまいりましたのは公明党であります。親が働こうが働こまいが子供にとって等しく教育、また保育を受ける権利があるのではないか。一人一人の子供たちの幸せにとって必要な施設、また人的配置をしていただきたいというのが私たちの意見であります。  さまざまな反対理由の中でありましたけれども、私としましては、この厳しい財政状況の中で多方面にわたる住民のための適切な事業が執行されており、また徹底した事務経費の削減など、健全な財政運営のために努力されておるということも認めております。決算全体から見ても適正で効率的な予算執行がされておりますので、私はこの一般会計については賛成をさせていただきますが、やはり、町当局にも一人一人住民のための行政というのを行っていただくようお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について反対者がありますので、起立により採決します。  議案第43号を原案のとおり認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立8名であり、賛成多数であります。  よって、議案第43号は認定することに決定しました。  次に、議案第44号、平成22年度広陵町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 国保会計の決算に反対の立場で意見を申し上げたいと思います。  まず、昨年12.8%増税ということになりました。私ども共産党は、払いたくても払えない人がふえるのではないかと大変心配をいたしました。  数字は若干、収納が高まったということになっております。町民は極めて協力的です。相当に無理を重ねて納税しておられる方もあるのではないかと、こういうことが言えます。  その数字が国保運営協議会の資料で出された、所得が33万円以下の169の世帯で、1世帯当たり平均で4万3,543円の滞納があるんだと、こういうふうになっております。  先ほど、年収200万円以下の方が1,000万人を超えておるという政府統計のことを紹介をいたしましたけれども、余裕のある方とそうでない方の差が非常に著しくなっておるんじゃないかと、こういう皆さんに対して温かい支援の手だてを講ずるのがやはり町の自治体の役割ではないかと。
     そのときに、二つ申し上げたいのが、一つは国の負担金が20年前には5割ありましたのが、今は25%しかありません。根本原因は国の負担金が下がっているということの問題です。これに対しては町長は要望しているんだと、町村会長のところで頑張っているんだという報告がありましたから、ぜひその方向でやっていただきたいと思いますが、なかなか国保の方針のところまでそれが町内の住民のところで意思統一されているのかといえば、必ずしもそういうことにはなっておりません。  一方で、山添村の国保税が医療費も少ないし国保税も低いということの紹介を今回いたしました。健康づくりにもっと腐心しまして、それで病気にならない、そういう人たちをたくさんつくるという方向にもっともっと踏み出すべきではないのかと思います。このあたりのやりくりをもっと進めてほしい、こういう意味もございます。  それから、給付実績の通知の問題でございます。決算審査特別委員会の中でも山田美津代委員が指摘をしました。国民健康保険が助け合いの制度であるというふうに書いてありますけれども、法律にはそのような文言は何らないわけです。戦前の旧法にはそういう文言があるわけですけれども、現在の国民健康保険法にはないわけであります。  これは広陵町だけの問題ではありませんで、県下の国民健康保険すべての自治体において関係することだから、広陵町から発信をしてもらいたい。そのときに、国保の運用を大きな、奈良県で一本にするという広域化の問題がやはり出ておりました。  消防についても広域化ということが言われております。小さなどんぶりに御飯が足らないからといって大きなどんぶりに入れたら、じゃあ足りるのかいったら、やっぱり足らないというだけのことだし、自治体が税金を収納するという、そういうだけの仕事になりまして、個別の細かい対応ができないということですから、これに対しても明確な対応をしていただかんとあかんのに、それを怠っておられるということは大変問題があろうかと思います。  そういう中で、この決算を承認するわけにいかないと、こういうことで反対討論といたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。8番、長濵君! ○8番(長濵好郎君) それでは、賛成討論をいたします。平成22年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。  厳しい財政運営となっておる中、単年度収支において黒字計上されており、その努力は評価されます。  国庫負担金の増額等を理由に反対されておりますが、苦しい財政の中にあって、実情に即した適正な制度運営の結果の決算であり、私は賛成です。ありがとうございました。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について反対者がありますので、起立により採決します。  議案第44号を認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立8名であり、賛成多数であります。  よって、議案第44号は認定することに決定しました。  次に、議案第45号、平成22年度広陵町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第45号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第45号は認定されました。  次に、議案第46号、平成22年度広陵町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 後期高齢者医療会計に反対する立場で討論をいたします。  まず、年齢で会計を別にするという国際的にもほとんど事例のない差別医療をこの制度で設けてから、2008年4月からですから、もう3年半以上たちます。  後期高齢者というネーミングも、非常に高齢者に対して反発をいただいているところでございます。  いろいろ制度の改善を言いたいという場合には、被保険者の中から代表が出まして、この制度のここの点を直してもらいたいということが国民健康保険でも会社の社会保険でも言う仕組みがあるわけですけれども、この後期高齢者医療保険は選挙をするのは、代議員を選挙するのは町会議員でございます。私はまだ75歳には到達しておりませんけども、選挙権があるという、こういう矛盾したことになっております。当事者の代表が出る仕組みになっておらんという、非民主的な組織であることも非常に大きな問題でございます。  そして、かかる医療費がどんどん上がるという場合に、社会全体で支えると、長いこと苦労された方に対する処遇としてそのようなやり方がいいのかと、別会計にしてあなた方高齢者の医療費についてはあなた方の負担金で負担しなさいという、こういう制度でございますので、もう速やかにやめていただくということが大事な点でございます。  2009年、総選挙のときに政権交代がありましたけれども、この制度を速やかに廃止してほしいというのが国民の声でございました。その点も指摘をして反対討論といたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。4番、吉田君! ○4番(吉田信弘君) 平成22年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。  現行制度に基づいて適正な運営が行われた結果の決算であり、私は賛成いたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について反対者がありますので、起立により採決します。  議案第46号を認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立8名であり、賛成多数であります。  よって、議案第46号は認定することに決定しました。  次に、議案第47号、平成22年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 介護保険特別会計決算に反対の立場で意見を申し上げます。  国のほうでは、このままだと保険料が5,000円を超えるのではないかという不安から、程度の軽い方に対して、これまで介護保険で見ておった方々を切り離しまして、それぞれの自治体でやれと、こんな方針を出しておるようでございます。  そうなりますと、これまで介護保険で受けていた介護サービスというものが果たして広陵町で受けることができるのかどうか、一体そのことをだれがやるのかということが当然に問題になってこようと思います。  そういう足切りですね、こういうことに対して質問をしてもなかなか返事がまいりません、そういうことを指摘しても。制度が適用されてから考えるということなのかもしれませんけれども、それではアピール力が弱いのではないかと思います。  そして、例えば介護タクシーを使いたいという方がおられましたので、私ちょっとお話聞いてみたら、体調のいいときには自分で運転するし、近所の子供に運転してもろうて行くんだけれども、体調の悪いときにはやっぱり援助が必要だと。そのときに、強制的に徴収されている介護保険料でございますので自分もサービスの対象に加えてほしいと、こういう意見を言っておられるわけです。これは介護認定されておりませんから、通常は健康な方ですから対象になりません。  しかし、住民の中では、給料や年金からもう天引きをされると、強制的に天引きをされるという制度でございますので、このあたり十分に住民の方々にお話をして、理解を得る、了解を得るという活動がまだまだ弱いのではないかというふうに思います。  それから、来年3月には、いよいよ次の期の介護保険料の基準額を定める年になってまいりました。前回は黒字が見込まれるのに赤字見込みにしたり、いろいろ手だてを講じて計算をして、奈良県で39ある自治体で一気に500円を値上げするというような、そんな提案をされてきました。  今度はそういうことのないようにしていただきたいと思っております。実態にやっぱり即した科学的なデータで判断をしていただきたい。そういうことも指摘をして、反対意見とします。以上です。 ○議長(八代基次君) 討論ありませんか。5番、笹井君! ○5番(笹井正隆君) 平成22年度広陵町介護保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。  年金から保険料が天引きされ、大きな町民負担となっている反面、認定が軽くされているということを反対の理由にされておりますが、制度については保険者としての町の裁量外であり、現行制度に沿った適正な予算執行がなされているものであり、平成22年度介護保険特別会計歳入歳出決算については、私は賛成いたします。 ○議長(八代基次君) ほかに討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  本案について反対者がありますので、起立により採決します。  議案第47号を認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(八代基次君) 起立8名であり、賛成多数であります。  よって、議案第47号は認定することに決定しました。  次に、議案第48号、平成22年度広陵町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第48号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第48号は認定されました。  次に、議案第49号、平成22年度広陵町墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第49号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第49号は認定されました。  次に、議案第50号、平成22年度広陵町学校給食特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり)
    ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第50号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第50号は認定されました。  次に、議案第51号、平成22年度広陵町用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第51号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第51号は認定されました。  次に、議案第52号、平成22年度広陵町水道事業会計決算の認定についてを議題とします。  先ほどの委員長報告に対し質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 異例ですが、委員長に質問します。委員長答弁不能の場合は水道局長を指示してください。  今回の水道決算は来年の予算にどう関係するかというのがポイントになろうかと思います。その点で台風12号とか、今、過ぎ去ろうとしてますけど、15号とか、まさかの時ですね、台風が来ましてこういうことがありますけれども、水道事業を考える上で何か考えておかなくてはいかんなということで認識しておられる点があったら教えていただいたほうが、今後の検討の材料にしたいなと思いますので、よろしくお願いします。委員長。 ○議長(八代基次君) 委員長はどうですか。11番、山田副委員長! ○決算審査特別副委員長(山田美津代君) それでは、その認識について水道局長、答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(八代基次君) 水道局長! ○水道局長(松井宏之君) 決算の審査委員会でもちょっと御答弁申し上げました。危機管理といいますか、その辺の災害に対するマニュアルというようなものを本年度で計画しているということでございます。  それに基づいて今後、災害に対しての的確な判断といいますか、それに沿うて災害を回避するという形で進んでいきたいと思います。  それともう1点、来年度の予算に対しましては今年度、基本的な計画という部分も若干作成するということを考えておりますので、それにつきましては、真美ヶ丘の配水場を中心に考えているということでございます。  それにつきましても、当然計画決定になりましたら、今後予算のほうに反映していきたいということを考えております。  それと、その計画の根本といいますか、当然、前からお願いしてますとおり、懇談会、また議会の特別委員会のほうで今後の給水方法といいますか、水道の今後とるべき方針といいますか、方向づけという形で決定していただいて、その後に計画を作成するという形になってくるかと思いますので、その辺の最後の決定につきましてもよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(八代基次君) ほかに質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。  討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第52号は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。  よって、議案第52号は認定されました。  しばらく休憩します。     (P.M. 3:34休憩)     (P.M. 3:45再開) ○議長(八代基次君) 休憩を解き、再開いたします。  次に、日程5番、議員提出議案第14号、国税通則法の改正反対・納税者の権利確立を求める意見書については、山田美津代君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。朗読させます。局長! ○議会事務局長(城内武治郎君) 朗読 ○議長(八代基次君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。山田美津代君! ○11番(山田美津代君) 国税通則法の改正反対・納税者の権利確立を求める意見書  内容を読ませていただきます。  前の菅内閣が決定した「税制改正大綱」には11年度税制の改正とあわせて、「納税者権利憲章」の策定、国税通則法「改正」が含まれています。  「納税者権利憲章」は国税庁が作成する行政文書とし、課税庁に対する強制力もなく、納税者の権利保護もあいまいです。  国税通則法「改正」案には、①白色申告者の記帳を義務化、②税務調査(増額更正)期間を5年に延長、③修正申告の強要の合法化、④再調査権の新設、⑤事前通知しないことを法定化、⑥資料、伝票等を税務当局が幾らでも預かることができる領置権の拡大、⑦更正の請求を行う納税者への挙証責任の義務化など、納税者の権利を侵害する規定が数多く入れられようとしています。  中小業者は日々国民の暮らしと経済の振興に寄与するため奮闘しています。今以上の過重な記帳負担や徴税行政には耐えられません。消費税の免税点引き下げや簡易課税制度の縮小はやめるべきです。  以上のようなことから下記の項目を要望します。                      記  一、税務署の調査権を強化する国税通則法の改正を行わないこと。  一、憲法の理念に基づき、税務行政に適正手続を貫く「納税者の権利憲章」つまり、諸外国では制定されている納税者の権利を保障する法律を国民合意で制定すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するということですが、これに対しましては、日本公認会計士協会がこれに対して意見を述べてます。  税務職員等による帳簿書類等の提出が求めに応じない場合の罰則規定の新設など、国税庁、国税局、もしくは税務署の権限の強化となっている点がある。  日本公認会計士協会は、改正通則法案の本来の趣旨であった納税者の権利確保の観点から問題があるものとしています。  こういうことで、うちも商売をやっているんですけれども、国税局が調べに入った場合、ちょっと待ってくださいということがこれで言えなくなるわけですね。ということで、やはり、納税者の権利としてあるものをこれはなし崩しにされるので、納税者の権利確立を求める意見書をぜひ皆さん賛成していただきたいと思います。以上です。 ○議長(八代基次君) これより、本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議員提出議案第14号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第14号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、日程6番、議員提出議案第15号、電力多消費型経済からの転換を求める意見書については、山村君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。朗読させます。局長! ○議会事務局長(城内武治郎君) 朗読 ○議長(八代基次君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。 ○14番(山村美咲子君) 本文を朗読ということで提案趣旨の説明にかえさせていただきます。  電力多消費型経済からの転換を求める意見書  3月に発生した東日本大震災の影響もあり、日本経済の先行きは今後も予断を許さない状況にある上、東京電力福島第一原発の事故を受けてエネルギー供給が制約される中で、長期的な電力消費の抑制が必至となっています。  現在、各家庭では省エネ・節電対策を励行し、大口消費者である企業などでも電力消費の抑制に努める動きが定着しています。しかし、節電努力の要請が長引くと見込まれる中、現在のような個々の努力にゆだねられている場当たり的な節電対策のままでは社会全体の対応としては限界があります。  そのため、これまでのいわゆる“当面の対応”から脱却し、電力多消費型経済社会からの転換を図り、省エネ・節電対策が日常的・安定的に実施できる社会を早急に実現する必要があります。  よって、政府におかれては電力消費を提言する対策とともに、「電力多消費型経済社会」から転換させるため、以下の項目を早急に決定、実施するよう強く求めます。                      記  一、家庭での省エネ、エコ化の早期推進のため、「節電エコポイント」(仮称)を創設し、省エネ型家電への買いかえ(旧式の冷蔵庫、エアコンの買いかえ)LED照明の普及を促進する。住宅エコポイントは改修工事の対象範囲などを拡充した上で再実施する。  一、事業所等における太陽光発電設備やLED照明導入など省エネ投資を促進するため、税制、財政、金融面での支援措置を講ずる。  一、企業における長期休暇取得や輪番操業の徹底、在宅勤務の推進などを図る。  皆様におかれましては、御同意いただけますようによろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(八代基次君) これより、本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○10番(八尾春雄君) 誤植だと思いますが、「3月に発生」だと思いますので、「発災」になってますので、その点だけお願いします。 ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議員提出議案第15号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第15号は原案のとおり可決されました。 ○議長(八代基次君) 次に、日程7番、議員提出議案第16号、原発事故による農畜産物に対する被害への早急な対策を求める意見書については、山田君から提出され、所定の賛成者があり、成立しておりますので、これより議題とします。  朗読させます。局長! ○議会事務局長(城内武治郎君) 朗読 ○議長(八代基次君) 本案について、提案趣旨の説明をお願いします。山田君! ○11番(山田美津代君) 原発事故による農畜産物に対する被害への早急な対策を求める意見書  福島第一原発事故はいまだ収束の見通しが立たず、放射能汚染の被害は日々拡大し、多くの人々に深刻な不安と苦しみを与えている。また、放出された膨大な放射性物質により農畜産物の汚染が拡大し、風評被害も相まって出荷量の減少、価格下落が続き、さらに長期化することが予測されている。こうした事態は、生産農家のみならず、関係業者にとっても死活問題になりかねない事態を招いている。  一般消費者においても、食の安全に大きな不安を抱いており、また、学校給食の現場にも大きな影響を及ぼすなど、農畜産物をめぐる危機は国民の身近に迫っており、国家的な規模となっている状況にあります。  政府においては、放射性セシウムの汚染によって、一時出荷停止措置をとった肉牛については、国による汚染牛肉の買い上げや全頭検査地域の拡大、あるいは簡易検査の容認など、汚染・流通範囲の拡大に伴う応急的な措置を打ち出しているものの、部分的、後追い的な対策の感が否めない。
     よって、政府はさらに事態を重く受けとめつつ、国民の不安を一日も早く払拭するため、また、被害農家とその関連産業を支援、救済し、被災地農家の再建と食料の安定供給体制の確立、食の安全・安心を確保するため、下記事項について万全な対策を講ずるよう求めるというものですが、被災者の願いということで何点か被災者の言葉をちょっと読ませていただきます。  浪江町の79歳の男性は、一時帰宅でまちに戻ったら、よその国のようだった。こんな場所で商売は成り立たない。  大熊町の男性は、避難が長期にわたり、飼っていた牛50頭がみんな死んだ。  川内村の女性は、いつでも新鮮な野菜を畑でとって食べられたのに、買ったものを食べていると涙が出てくる。早く除染を進めてほしい。  浪江町の女性は、一時帰宅したときに品物を持ってきたが、5カ月も放射能に汚染されていて、体に影響がないか心配。  大熊町の女性は、住めない家のローンを払い続けており、お金がない。中学生以上の娘4人が四畳半の一部屋で生活している。震災から半年もたつのに、土地や家の補償がどうなるのかまだ何も知らされていない。補償を一時的なものにしないでほしい。一軒一軒被災者の家を回り、私たちの声を聞いて補償のやり方を考えるべきだと、こういうふうに被災者は言われておられます。  政府は、お米1キロ当たり500ベクレルという基準を設けていますけれども、米飯給食のお母さん方はすごく心配されているわけですね。お米に野菜、肉と全部含めて500ベクレルのものを毎日1キロ食べると、年間5ミリシーベルトの内部被曝になるが、それでも安全かということで心配されておられます。それに対し、厚労省は500ベクレルは厳しい数字だが大丈夫を繰り返しているわけです。  こういうことで、やはり国は東京電力に対しても損害賠償をきちんと指導するべきだと思いますし、また、この記に書いてありますように、ちょっと読ませてもらいますけれども、三つ述べているわけですが、  1、農畜産物の風評被害を防止し、安全性を担保する対応として放射能汚染が疑われるすべての食品の放射線量を測定する体制を至急確立すること。  2、被害農家及び関連産業に対する全面賠償を早急に行うこと。  3、一般消費者に対しては、正確な情報を迅速に提供するとともに、安全、安心な農畜産物の流通に努めること、ということを意見書として早急に国に対して対策をしてほしいということで提出をしたいと思います。ぜひ、一人でも多くの方、皆さん、賛成をよろしくお願いいたします。 ○議長(八代基次君) これより、本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。           (「なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議員提出議案第16号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」の声あり) ○議長(八代基次君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第16号は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の議事日程はすべて終了しましたので、これで会議を閉じます。  本定例会に付議されました事件はすべて終了しました。  平成23年第3回定例会はこれにて閉会いたします。     (P.M. 4:06閉会) 以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。        平成23年9月21日             広陵町議会議長   八 代  基 次             署名議員      山 田  美津代             署名議員      松 浦  敏 信...