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平成21年第2回定例会(第1号 7月30日)

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  1. 広陵町議会 2009-07-30
    平成21年第2回定例会(第1号 7月30日)


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    最終取得日: 2023-04-24
    平成21年第2回定例会(第1号 7月30日)            平成21年第2回広陵町議会定例会会議録(第1号)                 平成21年7月30日               平成21年7月30日広陵町議会                第2回定例会会議録(初日)  平成21年7月30日広陵町議会第2回定例会(初日)は、広陵町議場に招集された。 1 出席議員は、13名で次のとおりである。    1番  山 田 光 春          2番  竹 村 博 司    3番  青 木 義 勝          4番  吉 田 信 弘    5番  笹 井 正 隆(議長)      6番  坂 口 友 良
       7番  乾   浩 之(副議長)     8番  長 濵 好 郎    9番  八 代 基 次         10番  八 尾 春 雄   11番  山 田 美津代         13番  松 浦 敏 信   14番  山 村 美咲子 2 欠席議員は、なし。 3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。   町     長     平 岡   仁   副  町  長   山 村 吉 由   教  育  長     安 田 義 典   財 政 部 長   笹 井 由 明   総 務 部 長     枡 田   進   福 祉 部 長   竹 村 元 延   事 業 部 長     吉 村 元 伸   教育委員会事務局長 松 井 定 市   水 道 局 長     植 村 和 由   収納対策部長    坂 口 佳 隆   社会福祉協議会事務局長 奥 本 隆 一 4 本会議の書記は、次のとおりである。   議会事務局長   松 井 宏 之   書     記  北 橋 美智代      書     記   菊 川 佳 昭 ○(笹井議長) ただいまの出席議員は13名で定足数に達しております。  これより平成21年第2回広陵町議会定例会を開会します。  それでは、本日の会議を開きます。    (A.M.10:07開会)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 日程番号      付 議 事 件  1        会期の決定について  2        会議録署名議員の指名  3 議案第33号 広陵固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて  4 議案第34号 広陵固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて  5 報告第10号 平成20年度広陵一般会計繰越明許費繰越計算書報告について  6 報告第 4号 広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告について    報告第 5号 広陵介護保険条例の一部を改正する条例専決処分報告について    報告第 6号 広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告について    報告第 7号 平成20年度広陵一般会計補正予算(第6号)の専決処分報告について    報告第 8号 平成21年度広陵一般会計補正予算(第1号)の専決処分報告について    報告第 9号 平成21年度広陵国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分報告について  7 議案第35号 広陵地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の制定について  8 議案第36号 広陵国民健康保険条例の一部を改正することについて  9 議案第37号 広陵都市公園条例及び広陵自動車駐車場条例の一部を改正することについて 10 議案第38号 平成21年度広陵一般会計補正予算(第2号) ○(笹井議長) まず、日程1番、会期の決定についてを議題とします。  本定例会の会期は、過日の議会運営委員会において本日から8月12日までの14日間とすることにあらかじめ決定されております。会期をそのように決定することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日から8月12日までの14日間に決定しました。 ○(笹井議長) 次に、日程2番、会議録署名議員の指名でございますが、会議規則第119条の規定により   9番  八 代 君  10番  八 尾 君 に指名します。 ○(笹井議長) 次に、日程3番、議案第33号、日程4番、議案第34号について、会議規則第38条第3項の規定により、お諮りします。本案については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) 異議なしと認めます。よって、議案第33号及び議案第34号については、委員会付託を省略することに決定しました。  それでは、日程3番、議案第33号、広陵固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。平岡町長! ○(平岡町長) 議案第33号についてご説明を申し上げます。  固定資産評価審査委員西浦宣行氏には、1期3年をお務めをいただき、引き続きお願いを申し上げておりましたが、ご本人の強い退任の申し出により、去る4月19日の任期満了をもって承諾をいたしたところであります。西浦氏には、数多くのご貢献とご功績をいただいたこと厚く御礼を申し上げる次第であります。  このことから後任の委員としてこのたびお願いいたします辻正夫氏は、天王寺商業高校から関大商学部をご卒業され、高知工科大学大学院修士課程を終えられて、大阪国税局に長年にわたりお勤めになり、現在、大阪市中央区淡路町において、みのり税理士法人代表取締役としてご活躍をされています。言うまでもなく税に関しましては精通されており、不動産に関する実務や識見は大変豊富であります。こうした実務経験を生かし、本町の固定資産評価審査委員会委員として審査申し出に関しましても、審査の中立性と公正さを適切にご判断願える最適任者であると確信いたすところであります。なお、任期は3年でございます。何とぞよろしくご同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。1番、山田議員! ○(山田光春議員) 辻さんについては別に問題ないと思いますが、この固定資産評価審査委員会というものについて、今まで、この現在までどういうような申し出事項があったのか、なかったのか、その内容をちょっと説明していただけたら結構かと思います。その後どのような進行状況になってんのか、お願いしたいと思います。 ○(笹井議長) 笹井財政部長! ○(笹井財政部長) 固定資産評価審査委員のお仕事という内容につきましては、一般に納税者から固定資産評価について異議があり、あるいはまたそういう意見がある、そうしたときに申し出があったときに開催をさせていただいておるところでございます。  過去の件数につきましては、年間1件から2件ぐらいでございます。なかった過去の年もございます。  実態といたしましては、みささぎ台のいわゆる宅内水路あるいは道路敷であるかというふうな観点で評価申し出、そしてまた内容のいわゆる確認、そういった意見に対しまして審査委員会を過去に開いた例が、現在記憶の中で1件ございます。それ以外は今上がってきておりません。本年度もまだ上がってきている実態はございません。今、一応係争中というふうな観点で、今もう一度申し出があるかどうか、今年の評価に対して申し出があるかどうかというのはまだ未定でございますが、過去にはそういう事例があったということでおとらえいただきたいと思います。 ○(笹井議長) ほかにありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第33号に同意することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は、原案のとおり同意されました。  ただいま、固定資産評価審査委員会委員に選任されました辻正夫氏が来られておりますので、議場に入っていただきます。 ○(平岡町長) ただいま、ご同意をいただきました辻正夫氏をご紹介申し上げます。  辻さん、一言そこでごあいさつお願いします。 ○(辻氏) あいさつ ○(平岡町長) ありがとうございました。辻さん、どうぞよろしくお願いします。 ○(笹井議長) 本日は、どうもご苦労さまでした。 ○(笹井議長) 次に、日程4番、議案第34号、広陵固定資産評価員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。平岡町長! ○(平岡町長) 議案第34号についてご説明を申し上げます。  固定資産評価員吉村浩一氏には、平成13年9月より7年余り長年にわたりお務めをいただいていたわけでありますが、このたびご本人から退任の申し出があり、承諾をいたしたところであります。吉村氏には、ご指導とご助言を賜り、そのご功績に対し心より厚く感謝を申し上げる次第であります。  このことから後任の評価員として、このたびお願いいたします佐々木富美男氏は、天王寺高校から京大工学部卒業され、大阪府庁に長年にわたりお勤めになり、在職中には企業局宅地室課長建築都市部副理事を歴任せられ、第二阪奈有料道路事業、水と緑の健康都市建設事業などに携わり、宅地建物取引主任土地区画整理士測量士など多くの資格をお持ちでございます。退職後も現在まで民間建設会社にお勤めされ、活躍されております。よって、長年の不動産に関する実務や識見は大変豊富であります。本町の固定資産評価員としても実務経験を生かし、適切なご指導とご助言をいただける最適任者であると確信いたすところであります。  何とぞよろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○(八尾議員) ご提案をいただいた固定資産評価員のことですが、吉村浩一さんの退任について町長はご指導に感謝すると、こういうふうに述べられました。3月と4月に行われた議会株式会社出の土地の取得に関する調査特別委員会報告の中でこのことについて少し述べたところがあります。吉村浩一氏は、株式会社出の委託を受けて広陵町に土地買収を働きかけたわけですが、町長と一体の公職者が今度は町長に営業行うことは両立できることではありません。平成13年9月といえば平岡町長初当選直後であり、今日までずっと同氏がこの役目を担われてることになります。土地購入平成19年6月27日で、広陵町側で鑑定書をとっていないわけですから、広陵町としての予定買収価格を算出するためには一般的には固定資産評価員より助言を求めることとなるわけで、固定資産評価員たる新和不動産から土地買収を持ちかけられた際には、その時点で固定資産評価員を解任すべきものでしたとの報告があります。解任ではなくて本人から退任の申し出があり、町長はご指導に感謝するということになったわけですから、この出(イズル)の調査特別委員会報告を受けて、そのことによってやめていただくということではないようでございますが、それで間違いありませんか。  そしてまた、今後、町との関係において公職者が町に対していろいろな働きかけをする、営業をかけるというようなことと、私は両立しないので、そういうことはやめていただきたいと、そういう気持ちを持っとるわけですが、その点についてどういうふうにされるおつもりなのかお尋ねをいたします。 ○(笹井議長) 山村副町長! ○(山村副町長) ただいま八尾議員さんからのご指摘の件でございますが、自発的意思で吉村氏は退任を申し出をいただきました。出(イズル)の問題につきましても、この固定資産評価員というのは個別の評価お願いする立場ではございませんで、広陵町の固定資産税課税全般にわたってご助言をいただくという立場でございます。今回も出(イズル)の取引に関しましてこの方に特に価格鑑定お願いしたいうことではございませんので、その点ご理解いただきたいと思います。  ただ、公職者の方が町との取引関係にあるということについて避けなければならないということは十分理解をいたしております。今後もそのことを踏まえて取り組んでまいりたいと思います。 ○(笹井議長) ほかに質疑ありませんか。1番、山田君! ○(山田光春議員) 今、八尾議員の方からもいろいろな指摘がありましたが、私もそういうふうな、この特別委員会を通して、また昨年以来この出の問題を調査、指摘、ここの場所で一般質問等々させていただいて、この固定資産評価員の吉村氏と、そして町側との関係がどうだったのか、そして鑑定書においてももっともっと指導があってもよかったのではないか等々含めてこうしたことをやらせていただいたわけですが、結果としてきょう初めて私はこの吉村氏が退任されたということを今この場所で見るわけでありまして、それまで何ら情報がない。もう少し早目に情報を私自身も入れておけば、もっと違った質問ができたかなと思うわけですけども、退任を受けられた、退任したいと、そう意を酌んでいただいておられましたので、了としたいと思いますが、13年9月より7年間この固定資産評価員をやられたと。  それでこの中にはいろいろ任期とか、いつからなのか、9月から受けられていますが、あと1カ月か2カ月ぐらいあるわけですが、この佐々木さんについてはこの任期までの間になのか、それからいつからいつまでこうした任期をしてもらおうと思っておられるのか、その辺を明確にしたいと思いますし、また自ら、個人から退任したいと言うまでの任期なのか、その点をきちっとここには書いてありませんので、説明をお願いしたいと思っています。 ○(笹井議長) 山村副町長! ○(山村副町長) 固定資産評価員の任期については、地方税法にも定めがございません。この前も申し上げたとおりでございます。今回も任期、ご同意をいただいて町長委嘱状をお渡しした日から業務に当たっていただきたいと考えております。  ただ、いつまでもお務めいただくのがいいのかどうかというところは課題でございますので、そのあたりは今の段階では任期の定めはないと、この議案では任期の定めがないとご理解をいただきたいと思いますが、そのことは今後の課題として検討したいというふうに思います。
    ○(笹井議長) ほかに質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。10番、八尾君! ○(八尾議員) 提案をされた佐々木氏については異存がございませんので、賛成ですが、ただし吉村浩一さんが退任を申し出られたので、それを了解をしたということについては町長としてそういうふうにすべきでないというふうに思います。  たまたまですが、きょうばったり役場の前で、吉村浩一さんきょう来ておられましたので、お会いをしましたら、やめられるんですってねというふうに伺いますと、自分の出処進退は自分で決めたいと、こういうふうに言っておられました。そういう意味で受け取られたのかもしれませんけれども、問題は行政の側でこういう問題について、きちんとしたけじめをつけておくということが大事ですので、その点は吉村浩一さんが退任を申し出られたので、それを了解するというやり方は私は承服はできないという点を明確にして、賛成討論といたします。 ○(笹井議長) ほかにありせんね。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。議案第34号に同意することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、議案第34号は、原案のとおり同意されました。  ただいま、固定資産評価員に選任されました佐々木富美男氏が来られておりますので、議場に入っていただきます。 ○(平岡町長) ただいま、ご同意をいただきました佐々木富美男氏をご紹介します。  佐々木さん、その場で一言ごあいさつお願いします。 ○(佐々木氏) あいさつ ○(平岡町長) どうもありがとうございました。よろしくお願いします。 ○(笹井議長) 本日は、どうもご苦労さまでした。 ○(笹井議長) 次に、日程5番、報告第10号、平成20年度広陵一般会計繰越明許費繰越計算書報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) 報告第10号、平成20年度広陵一般会計繰越明許費繰越計算書報告についてご説明申し上げます。  議案書の30ページをお開き願います。ここに掲げております事業につきましては、既に21年3月議会及び本議会において一部の事業について補正をお願いするわけでございますが、地元交渉補助条件等によりまして年度を越えると予測されることから繰り越し事業として議決承認を得ているところでございます。出納閉鎖日をもちまして繰越金が確定をいたしたことから、その計算書報告をいたすものでございます。  対象事業につきましては、掲げております16事業でございます。総額にいたしまして10億2,061万5,819円となってございます。このうち平成20年度からの一般財源繰越充当額は、5,904万3,400円でございます。以上、よろしくご承認賜りますようお願いをいたします。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。以上で報告第10号は終了いたしました。 ○(笹井議長) 次に、日程6番、報告第4号、第5号、第6号、第7号、第8号及び第9号を議題とします。  会議規則第38条第3項の規定により、お諮りします。本案については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、報告第4号、第5号、第6号、第7号、第8号及び第9号については、委員会付託を省略することに決定しました。それでは、各案件ごとに審議いたします。  まず、報告第4号、広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) それでは、報告の第4号、広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告についてご説明を申し上げます。  議案書の3ページをお開き願います。今回の改正につきましては、平成21年3月27日付地方税法が改正され、同年3月31日公布、4月1日施行とされたことから、やむを得ず専決をさせていただく結果となったものでございます。  内容につきましては、各改正条文が列記されておりますが、主な改正点のみを申し述べたいと思います。  まず、3ページの上段、36条の2でございますが、町民税申告書の様式が改正されまして、給与所得者公的年金等受給者雑損控除、そして医療費控除申請書が追加されたものでございます。  次に、47条の2第2項でございますが、公的年金所得以外の他の所得に係る税額の特別徴収への加算につきましては当面行わないとする改定でございます。  それから3ページの末行から4ページに上段に掲げております第56条でございますが、一般社団法人及び一般財団法人社会医療法人を対象に固定資産税非課税措置が追加されたことによるものでございます。  それから中ほどの第58条の2でございますが、非課税措置を受けるための必要添付書面を5項目にわたって規定をしております。  次に、4ページ中ほどから5ページに至る附則各条文でございますが、これまでの土地価格特例措置、そして宅地等に対する負担調整、また農地に対する負担調整の制度を引き続き平成21年度から平成23年までの3カ年の延長が図られたことによるものでございます。また、すぐれ優良な住宅、いわゆる優良住宅地の造成のための土地を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る町民税の課税の特例につきましても、平成26年度までの延長が図られているものでございます。  さらに5ページの下段の附則の第2条第6項の上場株式等の配当の個人住民税課税特例につきましても、同様に平成23年度までの3カ年に延長図られたものでございます。  その他関連条文につきましても用語の整理を行っておるわけでございますが、いずれにいたしましても今回の改正につきましては、税の軽減が図られる改正でございまして、施行期日平成21年4月1日となってございます。  どうぞよろしくご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第4号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、報告第4号は、報告のとおり承認されました。  次に、報告第5号、広陵介護保険条例の一部を改正する条例専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 報告第5号、広陵介護保険条例の一部を改正する条例の専決につきましてご説明を申し上げます。  議案書の9ページと新旧対照表の22ページをごらんいただきたいと存じます。広陵町の介護保険保険料率につきましては、改正前の条文におきましては第3期介護保険事業計画に基づき基本月額を4,000円として、平成18年度から平成20年度までの3年間の保険料率について、それぞれの所得段階別に定めていたところでございます。  平成21年度以降の保険料率につきましては、さきの第1回定例町議会におきまして第4期事業計画に基づく以降3年間の保険料率について、お諮りを申し上げたところでございますが、新しい保険料率の決定には至らなかったという経過がございました。  この結果、平成21年3月31日をもって以降の年度における保険料条例根拠がなくなることとなりますので、やむなく同日付をもって専決をさせていただき、従前の保険料率を変更することなく条文中の年度に係る文言のみを改正させていただくことによりまして、平成21年度の保険料についての規定を設けさせていただいたものでございます。  なお、附則第1項におきまして、この条例平成21年4月1日から施行することとし、第2項におきまして平成20年度以前の保険料については、従前どおりとしております。また、第3項におきまして、平成22年度、23年度の保険料率につきましては介護保険法の規定に基づき、平成21年度中に定めることとしております。以上、よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○(八尾議員) 介護保険料の改定については、今、部長の方から述べられたとおりですが、根拠になっている介護保険法第129条というのを読んでみますと、ここにはおおむね3年を通じ財政の均衡を保つことができるものでなければならないというふうに書いてあります。他の市町村においても保険料の改定については3年ごとに区切って、それでサービスの量がどうなるかとかいろんな計算をしまして、それで計算するんですよという3年単位の提示がされているわけです。ところが今回提案がありましたのは、21年度は行くんだけれども、22年度と23年度については21年度中にどうするのか決めるんだと、こういうことになりますから、3年単位の考え方とは違う考え方を提案をしておられるわけです。これは介護保険法との関係で抵触するのではないかと心配をしておりますが、その点どのような吟味がされてそういうふうになったのかどうか。私の理解では、今回提案がありましたが、3年間このままでいくというふうにも理解ができるのではないかというふうに思いますが、それを排除する根拠がどういうふうにあるのか、説明をお願いします。 ○(笹井議長) 竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) ただいまのご質問に対し説明申し上げます。おっしゃるとおり、介護保険法では、おおむね3年を期間として定めるというふうに定められておりまして、本町の場合、第3期の中期計画に基づきまして、平成21年度以降の計画というものを策定をさせていただきました。その計画に基づき、その3年間の保険料率を給付額と保険料率に応じて策定をして提案をさせていただいたところでございますけれども、先ほどご説明申し上げました結果で21年度以降の保険料率が現在において定まっておらないという状況でございましたので、やむなく今年度の保険料率のみをまずは専決をさせていただき、以降につきましては次の、第3期の計画と整合性を持たせながら21年度中に定めるというふうに今回条例の方を定めさせていただいたものでございます。 ○(笹井議長) 10番、八尾君! ○(八尾議員) じゃあ、2回目の質問ということで、そうすると介護保険の策定委員会では、うちの山田美津代議員はそれは反対であるということを述べて、全会一致にはならなかったわけですけれども、議会においては4,500円にするということはだめだということが決まったんですね。だからそれは議会の意思として、やっぱりそれはそういうふうにしてもらうわけにいかないよということがあるわけだから、そうなったら新しい介護保険料を決めることができなかったと部長おっしゃるけれども、それはつまりは4,000円でそのまま行くということを決めたんだというふうになるのではないかと。そういうことを排除する、それ違いますよと、八尾が言うてること違いますよということ排除するそれ根拠があるんですかということお尋ねしてるわけです。今は事情は説明されたけど、排除する根拠は言っておられませんから、何かあるんだったら言ってください。 ○(笹井議長) 竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 説明申し上げます。介護保険法におきましては、3年間の計画を立てるに当たりまして、その間の3年間におけます必要なサービス量、それを十分に吟味して計画として見込み、それに必要な費用を見込むということの原則に立ちまして介護保険料を決定するというのが大原則で定められてる内容でございます。  広陵町の場合、介護保険の計画の査定委員会、各方面からご参画をいただきまして、いろいろなご意見をいただきながら回数を重ねご協議をいただきました。その結果、いろいろなご意見もございましたけれども、委員会として町長にご答申いただきました内容につきましては、その必要なサービス量に見合う保険料はこうであるべきというような内容でもって答申をいただきました。町といたしましては、その内容を尊重させていただき、法で想定しております必要なサービス量に見合う費用の徴収というところで、3年間の保険料率を4,500円を基準として提案させていただいたというのが、これも経過説明になりますけれども、そういう内容でございます。  つきましては3年間のこの必要なサービスを提供していく、介護保険としては必要がございますので、それには今の計画に基づく収入が必要だという内容で現在考えております。ただ、今1年を経過をして、2年目、3年目を決めていくという内容で、特にこの内容につきましては3年間を決めなくてはならない中で県等とも協議をいたしまして、このような条例の規定を一たんさせていただいておるわけですけれども、今必要な内容がこれであるという計画がありながら、それと違う内容で3年間の条例を定めるというのは法の趣旨からいいまして許されない内容であるというふうに理解をしております。よろしくお願いいたします。 ○(笹井議長) 1番、山田議員! ○(山田光春議員) 今回先ほど説明がありました、この第1回目の定例会のときは、この介護保険が否決されたわけです。それはもう紛れもない事実でありまして、策定委員会で審議して町長に答申したものは4,500円、これを答申して町長に出された。それがこの議会ですね、ところで否決された。これは大きなもんであります。策定委員会は、先ほど部長も説明されましたように、3年、3年のスパンでやられて、4,500円を計画して、そして3年間で計画立てて、そのぐらいの保険料だったらもつでしょうということで4,500円を設定された。それがこの場所でその改定したいというのが否決された。それは大きなことですよね。それを今ここで専決処分して1年間だけ4,000円で、あと22、23年はまだ何ぼかわかりませんけど、この期間中に出して審議して賛成してくださいと、そういうのはちょっとおかしいのではないかと思ってんですよ。だから3年間が、策定委員会でも3年がスパンであるならば3年間で4,500円を出されて、そして答申した。そしてこの議会で、それも議会含めてで3年間の保険料ですから、1年間だけを勝手に皆さん方の都合のいいように1年間は4,000円でしますわ、前年度に、あとの2年間はまたお願いします、それは通らないんではないかと私は思いますが、いかがですか。 ○(笹井議長) 竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 説明申し上げます。まず、3月の議会におきましていろいろとご意見、ご議論をいただいた結果であると、その結果でご意見をいただいておるというふうに理解はしております。  ただ、まず法が定めておりますのは、向こう3年間のサービスをどれだけ提供しなければならないか、そのサービスを提供するについてはどれだけの保険料をご負担いただけなければならないか、それらをきっちりと計画を立てて、計画に基づいて徴収すべきというのは、何回も申し上げておりますとおり基本でございます。  その中で広陵町は、まずは4,500円の保険料のご負担がなければ向こう3年間計画どおりのサービスを提供していくことができない、サービスを提供するためには4,500円をいただかなければならないという結論に達したわけでございます。ただ、その過程の中でいろいろとご意見をいただいた結果、その4,500円の3年間をお決めいただくことができなかったということでございます。ただ、向こうあと2年間あるわけですけれども、3年間を一つのスパンと考えますと、現在計画の中で見込んでおりますサービス量を今のところ十分に見込める状況ではないと、当然県、国の方も判断をされておるわけでございまして、その中で県とも十分協議をさせていただき、ご指導もいただいた中で、当面は今年度、前年度と同額でまずは専決をさせていただかなければ4月スタートすることができませんので、この旨お願いをしたわけでございます。  それで22年度、23年度につきましては、そのサービス量見込みがある以上、同じ金額で現時点で決定するというのは県としてはそういう指導がなかなかいただけなかったということもございまして、21年度中に22年度、23年度は決めなさいというようなご指導もいただいた中で今回のような年度を区切った条例の提案をさせていただいてお願いするわけでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(笹井議長) 1番、山田君! ○(山田光春議員) 部長、それは理事者側の書類上、私たちは4,500円にしたい、5,000円にしたいという、それは十分わかるわけですよ。それを前回の第1回目のときにここで説明されて、私たちに賛否をとられたわけでしょう。それを否決されたという、これは大きな重みなんだと理解をせなあかんわけ。理事者側が私たちはこんだけの金が欲しい、計画が組めないから4,500円にしたいというて、第1回目は否決されたということ、重みをとらんことには、それをじゃあもう一度出すというような形は、やはり議会運営上も、町長、おかしいのではないかと。それを否決という重みをどうとらえているか、町長、どうでしょうか。この議案に通してちょっとお答えしてほしいと思います。 ○(笹井議長) 平岡町長! ○(平岡町長) 議会で否決されたんですから、それはそのとおり実施をしておりません。4,500円にお願いをしている。従前は4,000円だったんですね。サービス量がどんどん増えていくわけです。サービスが減っていく場合はご異論があろうかと思いますが、増えているんです。値上げをさせていただきたいという、町民の皆さんのご意見を踏まえて議会に提案したものが否決をいただいたんですから、改めて検討をし直す期間を今年くださいと。今年度は昨年と同額でお願いしたいと、このことをお願いしているわけでございまして、決して否決を重みにおいて今年度検討をしていただく、2年、3年で修正をして図っていくものでございまして、今年度は昨年度と同様にお願いをして、否決の重みを今年度中に町民の皆さんと協議をさせていただくということをお願いしているものでございます。 ○(笹井議長) 11番、山田君! ○(山田美津代議員) 先日介護保険の3年間の計画の冊子いただきましたけれど、それにはもう4,500円の値上げ案の計画の分が3年間分が載っていたんです。私、抗議したんですけれども、こういうふうにできてしまってるので、このまま了承してほしいということだったんですけれども、でも今お聞きしましたら議会で決まった否決というのすごく重みがあるということですから、そしたら計画の方を、大きく計画を、数値をとらえてると思うんで、やっぱり圧縮していただいて、その冊子の方を、計画の方を直していただくという、議会の方を重みをいただいて3年間の4,000円でいくということで計画全体をつくり直していただくというふうに、私もっと強く言ったらよかったなと今思ったんですが、初めに竹村部長が今の説明なさったときに3年間の保険料をお諮りした結果ということを言っておられました。初めそうおっしゃいましたでしょう。ですから3年間の保険料をお諮りして議会で否決になったんですから、それはやっぱり計画の方を変えていただかないといけないのではないでしょうか。介護保険策定委員会でも私も強く申し上げましたけれども、計画自体が大き過ぎるんだと。黒字になってるんだから、もっと圧縮して保険料を上げないような計画を立てるべきではないかというふうに思います。 ○(笹井議長) 竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 説明申し上げます。以前にも議員さんにお問い合わせいただきました第4期の介護保険事業計画の計画書の冊子のことであろうと思います。この計画書につきましては、この策定につきましては、先ほどもご説明申し上げましたけれども、策定委員会において今後、第4期のサービス量を分析するとともに、それに応じた事業というのを計画をしていただいたものでございます。それでこの内容を町長に答申いただき、計画として取りまとめをさせていただき、実際の実施に当たりましては、その都度議会の先生方ともまたご相談、ご協議をしながら、町長がその方針を決定すると、あるいはその内容によって条例を決定して実施をしていくというのが内容でございます。それで本年3月におきましての計画につきましては、策定委員会からご答申いただきました内容を尊重させていただき、計画書としてまとめさせていただいたものでございます。あわせまして、これででき上がっとるからご辛抱願いたいという内容のものではないということをご理解いただきたいと思います。  それで今回町長が21年度の介護保険事業を実施するに当たりましては、一般の町民の方に前年度までと同じ税額で、保険料率でもってこのように介護保険事業を今年度させていただきますということ、65歳以上の平成21年度介護保険料は決定しましたという内容で1ページぶち抜きで、7月の広報で町民の方には従来どおりの保険料率で改めてお知らせをしておる内容でございまして、もう一度繰り返して恐縮でございますけれども、向こう第4期の3年間の計画と、それから実際の今年度の保険事業の内容というのはその都度ご相談させていただいて決定をさせていただいてるということでご理解をいただきたいと思います。  それと22年度、23年度につきましては、介護の計画では21年度から3年間4,500円という決定はしておりますけれども、条例の趣旨は今年度中に時間をかけてご議論をいただいて、22年度、23年度を決めていくという内容を示した附則でございますので、その点もご理解いただきたいと思いますし、なぜこのようなうたい方になっておるかということにつきましては、3年間を一度に決めるというのが法の趣旨でございますけれども、広陵町のこのようなご意見をいただいて、このような1年だけを前年度と同じような形でスタートさせていただいた第4期でございますので、以降につきましてはいつ決めるのか、決めないかわからないというような状況で置いとくわけにいきませんので、県の指導によりまして附則で21年度中に22年度、23年度をご議論いただいてまた決めていくという内容で定めさせていただいたものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(笹井議長) ほかにありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) ないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。10番、八尾君! ○(八尾議員) 竹村部長に対して、今回否決をしたので3年間4,000円でいくという理解を排除する根拠を示せというふうに言いましたが、結局言われたのは県の指導ということであって、根拠を示すことができませんでした。それはまだ議会ありますから、ちゃんと調べていただく必要があろうかと思います。  そのうえで言うてました、介護保険の策定委員会の中で論議があったのは、サービスの量がふえてると言われてるけれども、精算のときになったら常に90何%なんですね。いつも高い見込みで計算をして、それで3年たって精算してみたらこれだけ余りました、こういうやり方になってることの矛盾についても指摘をしているわけです。ですからそういう点も踏まえてやっていただく必要がある。  それから先ほど山田光春議員やら美津代議員も言われたように、そうすると町の対応は議会がこれを4,500円を認めないことが問題なんだと、これはもう4,500円要るんだから認めてもらうまで議論するんだと、こういう姿勢にも聞こえるわけです。だからこれはやっぱり正しくない。町長はどういうつもりで言われたかわかりませんが、実はその件で共産党がビラを配布しましたところ女房に怒られたんだと、お父さん、何でこんなことしたのということで怒られたんだということを笑いながら言っておられたので、どこまでの話なのかわかりませんけれども、結局4,000円ということだと、奈良県39の自治体で平均数字が4,016円ということで、ほぼ平均数値になっているわけで、住民は、なるほど町長はいろいろ判断されたけれども、何とかこらえて値上げを、立場もあるけれども、値上げはしないという選択をされたんだろうと、こういうことで前向きに受けとめておられる住民の方もおられるわけですから、そういう趣旨も十分踏まえて対応していただきたい。賛成か反対か最後に言わなきゃいかんのですが、今年度このままでいくいうことですから、そういう意味で先ほどの意見を申し上げたうえで賛成ということでお願いしたいと思います。 ○(笹井議長) ほかにありませんね。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) それでは、討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第5号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) 異議なしと認めます。よって、報告第5号は、報告のとおり承認されました。  しばらく休憩します。午後1時から再開いたします。
       (A.M.11:05休憩)    (P.M. 0:59再開) ○(笹井議長) 休憩を解き再開します。  次に、報告第6号、広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) それでは、報告第6号、広陵税条例の一部を改正する条例専決処分報告についてご説明を申し上げます。  議案書12ページをお開き願います。今回の改正では、長期的にわたりすぐれた良好な住宅、いわゆる長期優良住宅の普及の促進に関する法律が平成21年6月4日に施行されたことに伴い、時期やむなく専決させていただく結果となったものでございます。  内容でございますが、長期優良住宅建築計画に基づき県において認定された住宅につきまして記載しております1号から4号までの書類を町長に提出することにより固定資産税特例措置が講じられるものでございます。このことから1年目から3年目までの2分の1の軽減の一般の住宅に比べまして、この長期優良住宅に関しましては1年目から5年目までを2分の1に軽減期間が延長なることになります。  施行期日は公布の日となり、平成21年6月4日以後に新築をされました長期優良住宅に対し平成22年度分以降の固定資産税が2分の1に軽減される適用となってございます。  どうぞよろしくご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第6号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) 異議なしと認めます。よって、報告第6号は、報告のとおり承認されました。  次に、報告第7号、平成20年度広陵一般会計補正予算(第6号)の専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) 報告第7号、平成20年度広陵一般会計補正予算(第6号)の専決処分報告についてご説明を申し上げます。  議案書16ページをお開き願います。本案につきましては、3月定例議会におきまして繰越明許費補正のご承認後、まちづくり交付金事業の進捗と年度補助枠におきましてやむを得ず翌年度繰越額に変更を生じることとなったことによるものでございます。補正後の額は、1億2,890万円でございます。よろしくご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第7号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、報告第7号は、報告のとおり承認されました。  次に、報告第8号、平成21年度広陵一般会計補正予算(第1号)の専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) 報告第8号、平成21年度広陵一般会計補正予算(第1号)の専決処分についてご説明申し上げます。  議案書の22ページをお開き願います。本案につきましては、国の生活支援政策による子育て応援特別手当交付金事業が当初の500件、500人の対象者が、結果におきまして573件595人に確定をいたしましたことから、時期やむなく専決補正をさせていただく結果となりました。補正額は、交付金342万円と事務費10万2,000円の合わせて352万2,000円で、全額を国庫補助金で充当をすることになります。  よろしくご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第8号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、報告第8号は、報告のとおり承認されました。  次に、報告第9号、平成21年度広陵国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分報告についてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 報告第9号、平成21年度広陵国民健康保険特別会計補正予算の専決についてご説明を申し上げます。  まず、議案書の25ページをごらんいただきたいと存じます。第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8,486万2,000円を追加させていただき、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億5,126万2,000円とするものでございます。その内容でございますが、議案書の28ページをお開きいただきたいと存じます。今般やむを得ず専決により予算の補正をさせていただきましたのは、平成20年度の国民健康保険特別会計において5月31日の出納閉鎖を迎えるに当たり財源不足を生じることとなったため、平成21年度の予算を繰り上げて充用させていただくためのものでございます。  内容でございますが、平成20年度末での累積による財源不足額は3億8,486万2,000円で、このうち平成19年度までの累積財源不足が2億4,212万9,000円、20年度単年度の財源不足が1億4,273万3,000円となっております。この財源不足を補うために歳出予算におきまして前年度繰り上げ充用金として財源不足相当額の補正をお願いいたしまして、一方、歳入予算におきまして平成21年度の国民健康保険税のそれぞれの科目から財源措置をさせていただいているという内容でございます。  財源不足を生じることとなった要因といたしましては、近年医療費の高度化により医療費が増嵩している一方で、医療費の伸びに見合う所要額を保険税で満たし切れていないという実態があるものとの分析をしておりますが、さらに詳細について検証を行っているところでございます。今般の補正予算につきまして、どうぞよろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○(笹井議長) これより本案について質疑に入ります。質疑ありませんか。10番、八尾君! ○(八尾議員) 国民健康保険会計の赤字分の処理ということで提案をされたと思います。20年度末で穴のあいてるところを21年度の予定収入から借りてきて穴埋めするという、去年もこれされたと思いますけども、金額がどんどん膨らんでいるので心配をしていると。その大きな要因として、国との関係、県との関係、それから今はどうやら都道府県単位の制度に移行するような話も出ております。いつも同じことを質問していてはよくありませんので、その県段階の話でちょっとさせていただきたいんですが、新聞報道にもよると広陵町の国保料は、なかなか払えないという方も多いんですけれども、県内の各自治体と比較をすると下位にある、下の方にあるということになっていることが報道されてました。そうすると都道府県単位ということになりますと医療費をたくさん使っておられる市町村とドッキングするわけですから、そういう意味で果たしてそれが本当に広陵町の住民にとって幸いなことになるのかどうなのかということも一つはあります。  それから滞納の件については、いつも国保運営協議会でも質問が出ていますけれども、議員のところには個人の情報になりますからどこのどなたさんがどういう経過で滞納しておられるのかというのはさっぱりわからないわけです。わからないということになれば事務局を信用する以外にないと。本来払うことができる人であるのにもかかわらず払うていただけない方なのか、払おうという意思があるんだけれども、払うに払えない方なのかという区分けも含めてなかなかそのあたりの滞納の金額もはっきりといたしません。町長は、滞納はむしろ財産だと。実は単式簿記ですから収入不足に陥るわけですけれども、これ複式簿記導入したら未収入金で一遍でボンと2億円出るはずなんですけど、会計の仕組みもそんなことなってますから、わかりにくいところがあるかと思いますけども、事務方の相当の努力をしていただいた中でもそういうふうになってるわけですから、一体どういう方向に向かおうとしておられるのか。今回の処置はこれでよろしいんじゃないかと思います。例年どおりの処理をとりあえずして、すぐに値上げということにまで踏み込まないで後期高齢者医療制度の効果についても見定めたいというご返事ありましたから、そういう流れで来てるので、私異存ないんですけれども、将来的に一体どういう方向で強めようとしておられるのか。それから国や県が言うてることだからおいそれと乗って、ほかの市町村の赤字分を負担させられるようなそんなことも、またおもしろくないようにも思うので、そのあたりの見通しも含めまして教えていただけたらと思います。 ○(笹井議長) 竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) ご質問の件でお答えをさせていただきます。まず、今、国の方あるいは県の方でも検討をしております都道府県単位にすることに関連いたしまして、町の国民健康保険としてどうなのかと、どういう考えができるのかというお問い合わせかと思います。都道府県単位につきましても、国あるいは厚生労働省、厚生労働大臣の方ら以前に打ち出されて、各都道府県におきましては各知事さん段階で賛否両論あったようにも聞いておりますけれども、ご承知のように奈良県の方では一元化に向けて研究を開始するというような旨を近畿ブロックの会議で先日発表されたようにも伺っております。それで一元化に向けて国保事業全体を一度にというのは非常に難しい問題であろうと私どもも考えておりますけれども、共通する内容について問題を整理しながら進めて、一歩踏み出すというようなことで県へ慌てて問い合わせたところ、そのようなお話もいただいております。ただ、具体的な進捗状況については今のところまだ出ておらないというところ。  それから各保険者、市町村によりまして、おっしゃっておりますとおり会計が非常に各事情を有したままで運営をしておられます。保険税もしかりです。それから収支状況もしかりでございまして、そのあたりの調整がいざ事業全体を一本化ということになるとどのような調整をされるのかということ、まだそのあたりは全く私どもも情報としてはつかんでおらない状況でございます。一方、広陵町に返ってみますと、広陵町は税率は低い、ご負担は安いと言いながら、やはり今年度におきましては多くの累積赤字を、要するに赤字を抱えておる状況でございまして、普通に考えたら赤字持ったまま合併というのもなかなか難しかろうという判断をいたします。それも含めまして先ほどの一本化になるに当たってどのような会計処理が伴い、どのような制度のすり合わせが行われるかというところ、これ十分に情報を得ながら対応してまいりたいと考えております。繰り返しになりますけども、先ほど県がそのような検討を開始するということに当たりまして、いろんな部署の部門の財政健全化に向けまして検討を開始される中で、国保もその都道府県の一本化も含めて国保部門のそれぞれの市町村の担当課長が、集まりまして、そういう勉強会を行うというようなことを近々開始をされるように聞いておりますので、それらにおきましても説明、情報を仕入れ、また意見もお伝えさせていただき、情報を収集させていただきたいと考えておるところでございます。  それから滞納の件でございます。いわゆる滞納者におきます滞納額、それも徴収することになると財源不足額、幾分かは賄えるのではないかというようなお話もございますけれども、実際窓口でいろいろとお伺いしてる中で、最近昨今の経済状況から払いたくても払えないといいますか、非常に生活の状況が昨年と一転して変化をしたというお話も直接聞く場合もあるわけでございます。以前からそのようなことがございましたら窓口で直接ご相談いただきますようにというご案内もさせていただいてるところでございますけれども、そういう意味ではいわゆる保険税の減免ということにつきましても、今年度4月から減免の規則を改正させていただきまして、いわゆる昨年と状況が大きく変わったお方につきましては保険税の減免を対応させていただくように、広く適用させていただく旨改正をさせていただいたところでございます。さらに払えるのに払えないお方につきましては、収納の担当の方と合わせましていわゆる滞納整理に、私ども課税担当も合わせまして対応してるところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(笹井議長) ほかにありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。討論ありませんか。          (「なし」の声あり) ○(笹井議長) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。  お諮りします。報告第9号を承認することに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、報告第9号は、報告のとおり承認されました。  次に、日程7番、議案第35号、広陵地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の制定についてを議題とします。  朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。枡田総務部長! ○(枡田総務部長) 議案第35号、広陵地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の制定についてをご説明申し上げます。34ページをごらんいただきたいと思います。今回の条例の制定は、イズミヤ株式会社出店のための安部地区整備計画を定めるものであります。都市計画法により定められる地区計画の区域内において、建築物の敷地、構造、建築設備、または用途に関する事項で当該地区計画の内容として定められたものを建築基準法に基づく制限とするために条例でこれらの内容を定めるものであります。  第1条に目的として、この条例を定めることにより当該区域における適正な都市機能と健全な都市環境を確保することを目的としております。  第2条に用語の定義を規定し、第3条に適用区域を定めております。  36ページの方に別表第1として、安部地区整備区域を定めております。  次に、34ページに戻っていただきまして、第4条の建築物の用途の制限、それから次のページの第9条、建築物等の高さの最高限度でございますが、これは別表第2、そこに詳細を規定いたしておりますので、36ページをごらんいただきたいと思います。36ページの左側の方ですね、第4条関係になりますねんけども、建築物の用途の制限でございます。これは建築することができる建築物を掲げております。これはイズミヤ株式会社が予定している規模、業務を基本として定めております。  次に、右のページですが、これは第5条関係の建築物の容積率の最高限度、これを10分の10以下ということで定めております。  次に、第6条関係の建築物の建ぺい率の最高限度でございますが、これを10分の6以下に、第7条関係の建築物の敷地面積の最低限度を2,000平方メートル以上に定めております。  次に、第8条関係の壁面の位置の制限でございます。これは1.5メートル以上とし、外壁等の中心線の長さの合計が3メートル以下であるものや物置その他にこれに類する用途に供し、軒の高さが2.3メートル以下でかつ床面積の合計が5平方メートル以下であるものはこの限りではないと定めております。  次に、第9条関係、建築物等の高さの最高限度を15メートルとし、ただし書きで階段室等建築物の屋上部分については水平投影面積が建築面積の8分の1以下の場合はその高さは5メートルまでは算入しないとしております。  次に、35ページに戻っていただきまして、第10条関係でございます。これは一の敷地とみなすこと等による制限の特例を掲げております。イズミヤの店舗及び外部棟など建設されますが、これら建築物は同一敷地内にあるものとみなし、この条例の容積率等を適用するものでございます。  次に、第11条の公益上必要な建築物の特例でございますが、これは建築基準法及び都市計画法に規定されておりまして、例としては路線バスの停留所上屋、それから巡査派出所、公園、公衆電話などでございますが、これらを建設する場合は広陵町都市計画審議会の同意を必要とするものでございます。  次に、第12条は、規則への委任規定でございます。次の第13条は罰則規定でございますが、これは建築基準法に従い罰金50万円といたしております。  この条例は、議員の皆様にご賛同いただきましたなら公布の日から施行をいたしたいと考えております。以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○(笹井議長) 次に、日程8番、議案第36号、広陵国民健康保険条例の一部を改正することについてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。竹村福祉部長! ○(竹村福祉部長) 議案第36号、広陵国民健康保険条例の一部を改正することにつきましてご説明を申し上げます。  議案書の39ページと新旧対照表の24ページをごらんいただきたいと存じます。出産育児一時金の金額につきましては、広陵国民健康保険条例第5条によって定めさせていただいてるところでございますけれども、本年5月22日付をもって健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布及び施行されたことに伴いまして、本条例の改正をお願いするものでございます。内容でございますが、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産された場合に支給させていただきます出産育児一時金につきまして、産科医療補償制度に加入している医療機関等で出産されたときには、現行の38万円を42万円に、産科医療補償制度に加入していない医療機関等で出産されたときには、現行の35万円を39万円に、それぞれ4万円引き上げるというものでございます。  ただし、根拠となります政令において平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間の暫定的な措置とされていることから、条例の附則に第4項として経過措置の条文の追加をさせていただくものでございます。なお、改正条例の施行日は、平成21年10月1日でございます。合わせまして今回の制度改正におきましては、さらに安心して出産できる環境を整備するという観点から、出産育児一時金の医療機関等への直接支払い制度が創設されることになっております。内容でございますが、10月1日以降に出産された場合、医療機関等における出産費用のうち出産育児一時金で支給される金額につきましては、被保険者が医療機関の窓口で一たん現金で支払っていただく必要がなくなり、医療機関等から費用請求に基づいて各保険者、広陵町の場合は、広陵町から国保連合会を通じて直接医療機関等へ支払うというものでございます。もちろんこれには医療機関のその旨の協力が要るということでございますけれども、全医療機関がこのような取り扱いになるであろうという想定をしてございます。なお、今回の改正は、現時点では先ほど説明申し上げましたように平成23年3月31日までの暫定措置とされておりますけれども、今後の妊産婦の経済的な負担の軽減を図るための保険給付のあり方であったり、あるいは費用負担のあり方につきましては引き続き国において検討、継続されるということになっておりますことを申し添えさせていただきたいと思います。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。 ○(笹井議長) 次に、日程9番、議案第37号、広陵都市公園条例及び広陵自動車駐車場条例の一部を改正することについてを議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。吉村事業部長! ○(吉村事業部長) 議案書の40ページからでございます。議案第37号、広陵都市公園条例及び広陵自動車駐車場条例の一部を改正することについてご説明を申し上げます。  議員皆様方ご承知のとおり、平成19年度から竹取公園の第1駐車場及び第2駐車場について有料化ということで取り組んでまいりました。このたびの町長選挙におきまして、平岡町長は基本的には町民の利用については無料化をしたいという公約を掲げて当選をされました。町長就任早々にこの件につきまして、担当あるいは関係者で検討を重ねました。今回その検討の内容について申し上げたいと思います。  平岡町長は、今後の4年間におきまして広陵町を全国にPRをしていきたいと、広陵町は美しい町である、人が住みたくなる町であるということを広く県内あるいは県外にも訴えていきたいという思いをお持ちでございます。  19年度、20年度の有料化の実績を検討いたしました。19年度の有料期間、これは4月から始めさせていただいて、季節のいい11月、そして12月、1月、2月はいわゆる冬場ということで利用も少ないので、無料としております。3月については、春休み等もございますので、利用がふえるということで駐車場料金をちょうだいいたしました。結果、延べで1万8,200台のご利用がいただけました。駐車場料金の収入金額は、概算で申し上げます。950万円の収入を得たわけでございます。これに対しましてシルバー人材センターへの人件費の支出でございますが、概算で申し上げます。380万円の支出をしております。  次に、平成20年度の実績を申し上げます。平成20年度は、19年と比べまして変更した部分がございます。夏休みでございます7月、8月については無料化を実施をさせていただきました。その結果、7カ月間の延べ駐車台数は1万4,000台でございます。駐車場料金の収入額は714万となってございます。同じくシルバー人材センターへの人件費支出は、202万円という、こういう状況でございます。これを分析いたしますと、平成19年の4月、5月の利用台数と平成20年度の4月、5月、同時期でございます、比較をいたしますと、この2カ月で約2,100台のいわゆる利用減が見受けられます。月にして平均1,000台減ったんかなというような分析をしたところでございます。  このような状況の中で、当初は有料化に入る際には年間利用者30万人の利用があって活気が非常にあるということを申し上げておったわけでございますけれども、やはり駐車場の有料化ということを受けて町内の方なのか、あるいは町外の方なのか、そのあたりは判明いたしませんが、公園の利用者が若干少なくなったという実態を把握いたしました。また、今後、有料化を続けるにしても住民の方々からは、やはり広陵町の公園の中でも他の町から、あるいは県外から数多くの方が来てくれる広陵町にとって、大変、いわゆる対外的に宣伝できる公園であると。こういう公園はやはり活用する手はあるんではないかというようなご意見もたくさんいただいたところでございます。
     そういったことから、町づくりの方針を大きく転換することにはなりますけれども、この際、竹取公園の駐車場の有料化をやめて、町に活気を取り戻す、今現在も活気あるわけですけれども、なお一層活気ある町、そして来年秋に開催されます全国都市緑化ならフェアを目指して美しい町のPRをしていきたいなということで、今回この37号を上程したわけでございます。内容につきましては、新旧対照表25ページから28ページにかけて2つの条例のおのおのの改正部分を表示しております。簡単に申しますと、いわゆる都市公園条例におきましては、これまで一時使用の有料であった竹取公園第1駐車場という表現を削除させていただきます。別表第1の2におきましても削除をさせていただくと。そして一時使用料の普通車500円、中型1,000円、そして大型バス2,000円という項目、いわゆる料金の設定でございますけれども、この別表第3についても削除をさせていただいたという内容でございます。また、自動車駐車場条例の方につきましても竹取公園の第2駐車場を位置づけておりましたが、その箇所について削除をお願いすると、そして無料化を図るという趣旨でございます。  どうぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げて、説明といたします。以上でございます。 ○(笹井議長) 次に、日程10番、議案第38号、平成21年度広陵一般会計補正予算(第2号)を議題とします。朗読させます。局長! ○(松井議会事務局長) 朗読。 ○(笹井議長) 本案について説明願います。笹井財政部長! ○(笹井財政部長) それでは、議案第38号、平成21年度広陵一般会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。本予算案は、歳入歳出それぞれ2億8,144万3,000円を追加し、総額を109億6,496万5,000円といたすものでございます。  48ページをお開き願います。あわせてA4のプリント物1枚でございますが、地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業一覧表をお配りをさせていただいております。合わせてお手元にお願いを申し上げたいと思います。48ページ、まず歳出でございます。今回の補正予算につきましては、主として国の緊急経済対策及び緊急雇用創出等の政策に伴う補助事業の補正予算でございます。ご承知のように、地上アナログ放送は平成23年7月24日までで地上デジタル放送へ完全移行されることから、学校を初め各公共施設におきまして既存テレビの入れ替えを行うべき予算を各費目ごとに計上をさせていただいております。入れ替えのテレビ台数でございますが、総数320台となっておりまして、現有のテレビにつきましては使用年数により最も有益な処分方策を見出し、実施案を協議させていただきたく思っております。これら財源には地域活性化・経済危機対策臨時交付金等を充当をしております。  次に、2款1項2目の財産管理費についてでございますが、公有財産につきましては記録管理が法律上義務づけられておるわけでございますが、それぞれの地方自治体の自主的な整備にゆだねられていることから、ただ決算に添付いたします財産に関する調書を記録するにとどまってございます。今後、未利用地あるいはまた遊休地の売却促進など当面の課題に対応していくべく公有財産管理システム構築事業につきまして総額3,109万3,000円を見込んでおります。そのうち平成21年度補正予算といたしまして2,107万4,000円を計上いたしております。残る1,001万9,000円につきましては、第2表で債務負担行為補正をお願いをしておるものでございます。これら財源につきましても緊急雇用創出事業臨時特例基金より全額補てんされることになります。  次に、4款衛生費でございます。2目の予防費では、女性特有のがん検診推進補助事業といたしまして455万9,000円を計上いたしております。  次に、49ページになるわけでございますが、4目の環境保全費では、美しいまちづくり事業として河川清掃に係る経費54万1,000円を追加補正をいたしております。  それから2目の塵芥処理費でございますが、剪定資源化対策費としてチップ保管施設設置工事費及び機材購入費1,911万円を計上いたしております。この財源につきましても全額地域活性化・経済危機対策臨時交付金が充てられます。  次に、6款土木費、2目の道路橋りょう新設改良費については、既存予算の地域連携推進事業費補助金が充てられることによりまして財源振替をしております。  次に、50ページをごらんいただきたいと思います。4目の緑化推進事業費では、全国緑化ならフェアに向け周辺道路の美化植栽委託料として50万円を追加補正させていただいております。  7款消防費、災害対策費では、既設予算に活力あふれる市町村応援補助金が充てられることにより財源振替をしております。  8款の教育費でございますが、小・中学校のテレビ入れ替え予算のほか新学習指導要綱の改定に伴う理科備品の充実を図るために小・中学校合わせ384万9,000円を追加補正いたしております。この財源につきましては、理科教育等設備整備費補助金が充てられます。また、広中、真美中におきましては、スポーツを通じ町の名を全国に発信し、元気な町づくりに貢献を願っております。ことしも県大会において各種目で優秀な成績をおさめられ、このたび近畿大会、全国大会への出場選手が決定をいたしました。これらに係る経費につきましてもクラブ活動費補助金として316万7,000円を計上いたしております。  6項の保健体育費では、子供から大人までのすべての住民がスポーツに親しみ、体力の増進と健康づくりに寄与するために各種スポーツ用品の購入費に218万2,000円を計上いたしました。この財源につきましても地域活性化交付金が充てられます。  次に、歳入について説明を申し上げます。47ページにお戻りいただきたいと思います。13款各費目の国庫補助金につきましては、先ほど来説明を申し上げてまいりました地域活性化交付金を初めとする見込み額を科目ごとに計上をしております。  14款県支出金におきましても、各費目ごとに緊急雇用促進事業交付金及び活力あふれる市町村応援補助金を見込んでございます。  17款のふるさと基金繰入金につきましては、今回の補正予算により捻出されました財源1,926万4,000円につきましては繰り戻しをすることといたしました。  19款の町債でございますが、デジタル化事業債3,980万円の発行を予定をしております。それから地方債、債務負担行為の補正につきましては、それぞれ44ページ、45ページの左の表に掲げたとおりでございます。以上で説明を終わります。どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○(笹井議長) 以上で本日の議事日程は、すべて終了しました。  お諮りします。議案熟読のため、7月31日から8月2日までの3日間を休会したいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」の声あり) ○(笹井議長) ご異議なしと認めます。よって、7月31日から8月2日までの3日間を休会といたします。なお、本日行われなかった議案に対する質疑につきましては、8月3日午前10時から引き続き行うことといたします。  本日はこれにて散会します。    (P.M. 1:51散会)...