○議長(中川) はい、
小山委員長。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 5番、小山です。
くらし環境常任委員会の報告を申し上げます。 まず、
付託外案件1、
新型コロナウイルスワクチンの接種体制について、資料に基づき報告を受けております。 まず、実施方法については、
地域交流センターと
いずみスクエアの2か所において、
集団接種方式によるものとし、医療機関の休診日に当たる木曜日、土曜日、日曜日での実施を予定しているとのことです。 また、今後の
スケジュールについては、3月22日に
ワクチン接種関連の
問い合わせ専用ダイヤルを開設するほか、ワクチンの
供給状況等にもよりますが、現時点の予定では、4月15日には65歳以上の高齢者へ接種券を郵送し、接種予約の受付を開始するよう準備を進めているとのことです。 なお、接種の開始時期については、4月中に本町に配分されるワクチンの供給量が少なく、現時点で十分なワクチンの供給量が見込めない状況では、全ての高齢者に対し一斉に接種を開始することが困難であるため、
クラスター対策のより一層の推進の観点からも、まずは、
高齢者施設等の入所者及び施設の従業者から優先して接種を開始するよう準備を進めているとのことです。それ以外の方々への接種については、5月以降、今後のワクチンの供給量等を踏まえ、国から示された
優先接種順位に基づき、順次接種を開始していく予定であるとのことです。 次に、
付託外案件2、令和2年度王寺町
公共下水道事業及び
上水道事業の進捗状況について、資料に基づき報告を受けております。 まず、
下水道事業の進捗について、汚水21-3-5号線
管渠築造工事は、
株式会社春山組が落札し、工事の進捗率は、約90%とのことです。 次に、
上水道事業の進捗について、第一
浄水場解体撤去工事は、施設構造物の撤去が完了し、工事の進捗率は、約90%とのことです。
張井地区配水管改良工事(仮設)(本設)1、2工区については、完了しているとのことです。 本町2丁目
地内配水管改良工事(仮設)1、2工区については、服部設備が落札し、工事の進捗率については、約90%とのことです。 同工事の(本設)1工区については、
株式会社吉川設備王寺営業所が落札し、工事の進捗率は、約90%とのことです。 同工事の(本設)2工区については、
有限会社カキモト設備が落札し、工事の進捗率は、約40%とのことです。 国道168
号配水管布設工事については、
株式会社マツシタが落札し、工事の進捗率は、約90%とのことです。 次に、
付託外案件3、令和3年度王寺町
公共下水道事業及び
上水道事業の計画について、資料に基づき報告を受けております。 まず、
下水道事業の計画については、現在のところ、
管渠布設工事の計画がないとのことです。 次に、
上水道事業の計画について、第二
浄水場電気設備更新工事は、耐用年数を経過した高圧受電盤、
送水ポンプ盤、補機盤や
受水池水位計、中高区
配水池水位計及び流量計を更新対象として、上期に発注を予定しているとのことです。
県道畠田藤井線配水管改良工事(仮設)(本設)1、2工区については、
老朽管更新計画に基づき、平成27年度からの継続事業で上期に発注を予定しているとのことです。 次に、本町1丁目
地内配水管改良工事(仮設)(本設)については、
老朽管更新計画に基づき、上期に発注を予定しているとのことです。 次に、久度1丁目
地内配水管改良工事(仮設)(本設)については、
老朽管更新計画に基づき、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、
付託外案件4、
県域水道一体化について、資料に基づき報告を受けております。 まず、令和3年1月25日に水道事業の統合に向け、さらなる協議・検討を進めるため「
水道事業等の統合に関する覚書」が締結されたとのことです。 次に、
基本協定締結に向けた
スケジュール(案)について、5月の連休明けを目途に奈良県知事を会長とする「協議会」、奈良県水道局長を幹事長とする「幹事会」、市町村職員で構成される「作業部会」を設置し、令和4年度末に予定されている基本協定の締結に向け協議・検討を行なっていくとのことです。 次に、
付託外案件5、令和2年度
町内要望土木工事の進捗状況について、資料に基づき報告を受けております。
事業進捗率は、
道路新設改良工事100%、
舗装新設改良工事100%、
道路維持工事100%、
水路新設改良工事87%、
水路維持修繕工事100%、全体で99%実施しており、3月末までには100%完了とのことです。 次に、
付託外案件6、特定空家等の
行政代執行の終了について、資料に基づき報告を受けております。 令和2年6月30日に略式による
行政代執行を実施し、8月26日に倒壊の恐れのあった危険な家屋の除却工事が完了したことで、
行政代執行が終了となったとのことです。 また、
行政代執行に要した費用が866万8千円に確定となり、家屋の所有者への債務が確定したこと。さらに、その費用について、行方不明になっている家屋の所有者への請求を
大阪簡易裁判所に公示送達を行い、今後は、債務者の捜索を続け、所在が分かり次第、債権回収に努めていくとのことです。 そして、このことにより空き家法をはじめ関連する法の手続など、法的措置を全て遂行したとのことです。 委員より、「債務の消滅時効は5年とあるが、いつから時効が始まるのか」との質問に対し、「この債権については、
地方自治法第236条の規定により時効が進行し、時効の起算日が代執行の終了宣言の翌日からとなるため、令和2年8月27日から時効は進行している」とのことです。 次に、
付託外案件7、
バス停上屋設置工事の進捗について、資料に基づき報告を受けております。
バス停上屋設置工事については、令和2年12月8日に契約を締結し、3月31日までの工期で工事を行っているとのことです。 また、契約後すぐに
バス停上屋の工場製作を行っており、令和3年3月1日からは、設置場所であります白瓜と王寺本町4丁目の両バス停に基礎を作る工事を開始し、工事は予定どおり進んでいるので、3月末には工事を完了させ、4月からの供用開始を目指しているところであるとのことです。 委員より、「
バス停上屋の構造や大きさはどのくらいか」との質問に対し、「設置場所である国道168号の歩道の埋設物の関係から、
バス停上屋自体は民間宅地側に設置し、宅地側を背に、車道方向に屋根を張り出す形で設置し、
バス停上屋の構造は、柱、透明パネル及び屋根からなる構造で、一体型のベンチがついているものを採用している。屋根の大きさは、王寺本町4丁目バス停が幅4メートル奥行2メートル、白瓜バス停が幅2メートル奥行2メートルになる」とのことです。 次に、
付託外案件8、王寺町の文化財を生かした観光拠点づくり事業の進捗と計画について、資料に基づき報告を受けております。 令和元年に、文化庁長官より町として全国初の王寺町文化財保存計画の認定を受け、この計画を実行に移すべく国からの高い補助率の交付金を確保しながら事業を進めているとのことです。今年度の事業としては、明神山の学術的な眺望の価値をさらに高める為、VR(バーチャルリアリティー)コンテンツの制作や、「鉄道の町 王寺」をプロジェクションマッピングで町の移り変わりを投影し、昭和30年代の王寺駅周辺の様子をジオラマと鉄道模型で再現する取組を西大和学園鉄道部の協力の下、進められているとのことです。また、3月17日に、県指定保存修理工事完成と聖徳太子1400年御遠忌を記念して、達磨寺方丈ユニークベニュー(特別な空間)として、聖徳太子絵伝の絵解きや王寺町観光広報大使の川本三栄子氏による「聖徳太子と愛犬 雪丸」の講談等が計画されており、コロナ渦のため、無観客とし、この様子をラジオ放送とユーチューブによる動画配信を計画されているとのことです。 次に、次年度の取組として、明神山の山頂でVRゴーグルをつけ、山頂から見渡せる歴史眺望を没入体感できるコンテンツづくりや日本書紀の飢人伝説で聖徳太子と達磨大師の出会いの場所が達磨寺とされており、この伝承を広く知ってもらう取組として全国だるまさんころんだ選手権大会等を企画しているとのことです。 次に、
付託外案件9、第8期王寺町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画案について、資料に基づき報告を受けております。 計画の趣旨は、第6期計画から住み慣れた地域で安心して暮らせる「安心拠点」を中心とした地域包括ケアシステムの構築を目指し、様々な高齢者施策を推進してきており、第8期では、さらに高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を継続していくことを目的に、地域包括ケアシステムを支える介護人材の確保及び育成の強化などを視野に入れた計画となっているとのことです。計画期間は、令和3年度から令和5年度までの3年間で、基本目標である「住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまち」の実現を目指していくとのことです。 また、施策を展開する上で3つの方向性を示されており、「継続的な地域包括ケアシステムの推進」、「介護保険制度の健全な運営と介護人材の確保」、「高齢者の健康寿命の延伸と生きがいづくりの推進」を掲げておられます。 なお、第8期の第1号被保険者の介護保険料基準月額については、第7期と同じく5,600円とのことです。 次に、
付託外案件10、第6期王寺町障害福祉計画案について、資料に基づき報告を受けております。計画の基本理念は、第3期王寺町障害者計画との整合性を図り、「人と人がふれあい みんなでつくる やわらぎのまち」を継承し、「地域共生社会の実現に向けて取り組むまち」を目指していくとの説明を受けております。第6期計画は、障害福祉サービスの提供体制の整備や国の定める基本指針に即した目標値を定める実施計画となっており、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とするとのことです。 特に、重点課題を3つ掲げておられ、児童発達支援の充実や就労支援の充実、「親亡き後」を見据えた地域生活の支援を進めていくとのことです。 次に、
付託外案件11、第2期王寺町地域福祉計画及び地域福祉活動計画案について、資料に基づき報告を受けております。 計画策定の趣旨は、「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくために」、人と人とのつながりが感じられる地域づくりを目指す計画として、地域福祉計画と地域福祉活動計画の2つの計画を総合的に策定したと説明を受けております。計画期間は、令和3年度から令和7年度までの5か年計画で、3つの基本目標を掲げておられ、1つ目の「ふれあい、生きがいをもてる居場所づくり」では、「サロン、こども食堂などを活用した居場所づくりの拡充」を重点取組とし、2つ目の「地域を支える人づくり」では、「地域福祉の担い手の発掘と育成強化」を重点取組に掲げておられます。3つ目の「助け合い・支え合いのつながりづくり」では、「ワンストップの相談窓口からの重層的な支援体制の構築と連携強化」、「王寺町防災士ネットワークとの連携強化」及び「要支援者の『災害時ケアプラン』に基づいた防災訓練等の実施及び評価」を重点取組として掲げていると説明を受けております。 なお、この計画を広く周知するために、4月以降、概要版を各戸配布されるとのことです。 次に、
付託外案件12、第4次王寺町健康増進計画及び食育推進計画案について、資料に基づき報告を受けております。 平成28年に策定した第3次王寺町健康増進計画の評価を踏まえ、引き続き住民と行政の協働による健康づくりの推進により、基本理念「目指そう 健康寿命奈良県一」の実現を目指すもので、計画の実施期間は、令和3年度から令和7年度の5年間とのことです。 また、栄養食生活・食育、身体活動・運動など6つの個別分野ごとに取り組むべき方向性を示し、その中でも優先的に取り組むものを重点的な取組として分かりやすく示しており、今後はこの重点的な取組を広報しながら、関係するボランティア組織を中心に、関係機関等と連携して計画を推進していくとのことです。 次に、
付託外案件13、一般廃棄物処理施設(美濃園)整備工事の進捗について、資料に基づき報告を受けております。 令和2年度は、擁壁工事、雨水排水工事の土木工事及び山留工事の地盤改良工事による基礎杭工など建築工事を行ったと説明を受けております。 令和3年3月末日の土木工事及び建築工事の進捗率は、12.8%とのことです。 令和3年度の工事については、張り出しデッキ工事の下部工及び上部工の土木工事、建築工事は、地盤改良工事による基礎杭工と地下1階、地下2階の躯体工事を行うとのことです。 次に、その他所管事項として、昨年11月に開設した香芝市・葛城市・北葛城郡新型コロナウイルスPCR検査センターの検査実績について、令和3年2月末現在で120人で、そのうち王寺町の利用者は3人とのことです。 次に、「町立幼稚園の園区の見直しの進捗状況」について、報告を受けております。 12月議会以降の進捗としては、町立幼稚園の全職員において、就学前教育をさらに充実させるための新たな教育目標や、通園バスの運行ルートなどについて検討を重ね、特に通園バスについては、できるだけ早く保護者に知らせる必要があったため、各幼稚園のPTA役員に保護者説明会の開催について相談されたとのことです。 王寺幼稚園の保護者説明会は、2月13日に北園区と南園区に分けて開催され、改めて、園区の見直しの時期は令和4年4月であること、また、各幼稚園の園長からは、通園バスの運行ルートなどの現段階での考え方を説明された後、保護者からの意見や質問を受けたとのことです。 王寺北幼稚園と王寺南幼稚園の保護者説明会は、
新型コロナウイルス感染症防止のため、王寺幼稚園の保護者に説明された内容を文書で伝えるとともに、意見や質問を受け付けるための期間を設けてそれぞれの幼稚園で対応されているが、加えて、王寺北幼稚園と王寺南幼稚園合同の保護者説明会を3月23日に開催されるとのことです。 今後も、検討された内容については、できるだけ早く保護者に説明することで、保護者の理解が得られるよう取り組んでいくとの報告を受けております。 委員から、「令和4年度からの町立幼稚園の新たな教育目標を検討する上で学識経験者の役割は何か」の質問に対し、「子ども・子育て会議の委員である学識経験者の専門的な立場からの意見を聞きながら進めていく」とのことです。 次に、ごみの排出量の現状について、理事者から香芝・王寺環境施設組合(美濃園)で処理しているごみ排出量、住民1人当たりのごみ処理費、県内における本町の家庭系のごみ排出量、古紙類回収の状況等について説明を受けております。 次に、介護保険料誤徴収について、誤徴収に伴う返金と追加納付の現状及び令和3年2月1日付での職員の処分についての2点の報告を受けております。 以上、
くらし環境常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 以上、各委員長の報告を受けました。 ただいまより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において12番、幡野議員、1番、玉守議員を指名します。 次に、日程第2、議第6号、令和3年度王寺町
一般会計予算についてから日程第18、議第22号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 本議案は、当初
予算審査特別委員会及び所管の各
常任委員会に付託されておりますので、各委員長の報告を求めます。 初めに、令和3年度当初
予算審査特別委員長の報告に引き続き、
総務文教常任委員長の報告を一括して求めます。
北村委員長、登壇の上、報告を願います。
◆当初
予算審査特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、
北村委員長。
◆当初
予算審査特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) 登壇 はい、4番、北村です。 当初
予算審査特別委員会に付託されました、議第6号から議第11号までの6案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る3月12日と15日に開会され、審査の冒頭において、委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長には私、北村が、副委員長に小山委員がそれぞれ選任されました。 まず、議第6号、令和3年度王寺町
一般会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ135億7,400万円、前年度より9億3,200万円の増額とされております。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「予算が巨額であること、また、個別事項では、
義務教育学校での少人数学級の導入、学校給食調理場の外部委託の運営方針の見直しや、男女共同参画事業の拡充の要望のほか、久度防災コミュニティルームの使用料設定を見直しすべきとの理由から、本予算案には反対する」との意見がありました。 賛成意見として、「本予算案は、平井町政3期目のスタートに当たって、協働による『安全で』、『美しく』、『活気に満ちた』くらし満足度の高い生活空間の実現に向け、王寺町のより一層飛躍と、また、住民の暮らしを守るために必要な予算が計上されていることから、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第6号、令和3年度王寺町
一般会計予算については、挙手採決により、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第7号、令和3年度王寺町
国民健康保険特別会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ24億800万円、前年度より、8,500万円の増額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「県統一化により高い保険税率に引き上げられており、令和3年度予算にも示されている。子どもの均等割の軽減措置は少子化対策の抜本強化として全国知事会、全国市長会も度々要請されており、持続可能な社会保障をつくっていくには欠かせないものである。高過ぎる保険税をいかにして引き下げて、誰でも支払い可能な税額にすることが必要である。子どもの均等割の軽減が予定されているが、令和3年度については保険税が従来どおりで、高いままであるので反対する」という意見がありました。 賛成意見として、「第2期データヘルス計画に基づき、被保険者の健康保持増進につながる保健事業を展開する予算となっており、生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も継続的な取組として予算計上されている。また、県から示された令和3年度国民健康保険事業費納付金に要する費用に充てるため、また県から示されている統一保険税率に着実に近づけていき、かつ急激な負担増とならないよう段階的な保険税率改正が行われている。これまでと同様、保険税の高い収納率の維持や、他の特定財源の確保により、安定した制度運営をされようとしている。よって、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第7号、令和3年度王寺町
国民健康保険特別会計予算については、挙手採決により、賛成多数で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第8号、令和3年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億9,600万円、前年度より100万円の増額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「加入者は年金収入だけの方が多く、その年金は今後減り続ける。保険料の所得に占める負担率は、後期高齢者医療では8.4%、組合健保では5.8%、共済組合では5.9%で、比較すると所得に占める負担率が高い。この医療制度は、医療費削減、自己負担増の制度設計で、高齢化を財政の負荷とみなすということが問題で、社会福祉充実の立場から、この予算案に反対する」という意見がありました。 賛成意見として、「今後も高齢化が進み、医療費が増えていく中で、王寺町の責務として、安定した事業運営に資するため保険料の適正な納付を維持していくこと、また、被保険者の健康維持と医療費の適正化を目指して生活習慣病の早期発見に有効な健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も本予算に計上されている。よって、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第8号、令和3年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算については、挙手採決により、賛成多数で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第9号、令和3年度王寺町
下水道事業特別会計予算について、歳入歳出それぞれ8億6,456万3千円とし、前年度より1,823万1千円の増額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。審査の結果、議第9号、令和3年度王寺町
下水道事業特別会計予算については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第10号、令和3年度王寺町
介護保険特別会計予算については、介護保険事業で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億8,300万円、前年度より、1億3,614万8千円の減額とされており、介護サービス事業では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ461万円、前年度より50万円の増額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「1点目は、王寺町の介護保険料が国の標準9段階に対し17段階の多段階を採っていることに対しては一定の評価をしつつ、累進性を高めていく観点からさらに考えてほしい。また、低所得者のほうが高所得者より所得に対する負担割合が高くなっているから反対である。2点目は、自立支援・重度化防止の取組に対して、国が評価し保険者機能強化推進交付金が配分されるが、これは生活援助に制限をかける国の給付抑制の政策であるから反対である」との意見がありました。 賛成意見として、「2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、2040年には、現役世代が減少し、さらに高齢化が進むと言われている中、介護保険制度の持続可能性を維持しながら高齢者が可能な限り住み慣れた地域で日常生活を営むことを可能とし、安定した介護保険サービスを提供することは大変重要である。本予算には、高齢者の自立支援・重度化防止等を視野に入れ、介護予防事業の強化に努められた予算が計上されているため、賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第10号、令和3年度王寺町
介護保険特別会計予算については、挙手採決により、賛成多数で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第11号、令和3年度王寺町
水道事業会計予算について、まず、収益的収支予算の収入で総額6億2,234万5千円、前年度より269万6千円の増額、また、支出で総額6億1,281万円、前年度より3億1,502万2千円の減額とされております。 次に、資本的収支の収入で総額6,523万8千円、前年度より505万7千円の減額、また、支出で総額4億1,042万9千円、前年度より1億8,520万8千円の増額とされております。 内容について、理事者から補足説明を受け、慎重審議を行った後の討論では、反対意見として、「コロナ禍での住民に対する支援策として、剰余金を使い、町独自の策として水道基本料金の減免をすべきである。また、水道広域化に備え公平で適正な水道料金設定を維持できるよう水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引き下げを求める。以上のことから本予算には、反対する」という意見がありました。 賛成意見として、「全国的に見られる配水量の低下により減収となっているが、経常経費を抑え、事業会計として健全な運営を図った予算編成をされている。また、新築工事の減少により建設改良の財源となる工事負担金が減少し、それを補う財源として国庫補助金がうまく活用され更新工事の進捗に尽力されており、安全・安心な飲料水を安定して供給できるよう健全な財政運営がなされていることから賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第11号、令和3年度王寺町
水道事業会計予算については、挙手採決により、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、当初
予算審査特別委員会の
委員長報告といたします。 続きまして、
総務文教常任委員会に付託されました議第12号、議第18号、議第19号の3案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第12号、令和2年度王寺町
一般会計補正予算(第11号)については、歳入歳出予算の総額から、それぞれ4億5,659万7千円を減額し、総額を162億1,954万7千円とするものであります。 審査の結果、議第12号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第18号、
王寺町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、
地方自治法の一部が改正され、自治体に対する
損害賠償責任のうち、一定額を超える部分を免除することができるよう、本条例を制定するものであります。 当議案については、
地方自治法第243条の2第2項の規定に基づき、議会から監査委員に意見を聴取し、監査委員の回答書の写しを委員並びに委員外委員にも資料として配付し、監査委員の意見を踏まえた上で審査いたしました。 以上、審査の結果、議第18号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第19号、王寺町
久度防災コミュニティルーム条例の制定について、資料に基づき説明を受けております。 この条例は、防災活動や地域コミュニティー活動の推進を目的に、久度防災コミュニティルームを設置するためのもので、理事者からは、公平性の観点から受益者負担である使用料を設定し、その金額は、近接の
地域交流センターの使用料と比較し、新施設の「管理人の不在」、「鍵の受渡しが別施設になる」という特殊性を考慮して、より低い金額に設定したことなどの説明を受けております。 質疑の後の討論では、反対意見として、「
地域交流センターを基準に設定された使用料は高いと感じる上、使用料を徴することは、コミュニティー活動を阻害する要因となり、本条例案には反対する」という意見がありました。 賛成意見として、「受益者負担でもある使用料は必要で、自治会や子ども会等の活動では、他の公共施設と同様、減免の適用があることから、本条例案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第19号、王寺町
久度防災コミュニティルーム条例の制定については、挙手採決により、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
総務文教常任委員会に付託されました案件の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 次に、
くらし環境常任委員長の報告を求めます。
小山委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
くらし環境常任委員長(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、
小山委員長。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 5番、小山です。
くらし環境常任委員会に付託されました議第13号から議第17号、議第20号から議第22号の8案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第13号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ418万7千円を増額し、総額を23億3,496万円とするものです。 審査の結果、議第13号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第14号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ781万9千円を増額し、総額を4億527万3千円とするものです。 審査の結果、議第14号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第15号、令和2年度王寺町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ3,402万1千円を増額し、総額を8億8,035万3千円とするものです。 審査の結果、議第15号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第16号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第4号)については、介護保険事業で、歳入歳出予算の総額から、それぞれ1億9,778万5千円を減額し、総額を20億543万円とし、介護サービス事業で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ、41万7千円を増額し、総額を496万3千円とするものです。 審査の結果、議第16号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第17号、令和2年度王寺町
水道事業会計補正予算(第4号)については、収益的収支の収入の部では、補正前の予算額から364万2千円を減額し、6億1,800万7千円とするものです。 支出の部では、補正前の予算額から1億293万円を減額し、8億5,220万9千円とするものです。 次に、資本的収支の収入の部では、補正前の予算額から810万7千円を減額し6,218万8千円に、支出の部では補正前の予算額から764万5千円を減額し、総額を2億6,231万6千円とするものです。 審査の結果、議第17号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第20号、
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、指定地域密着型サービスなどの運営基準等について条例の基準となっている厚生労働省令の一部改正により、関係する条例の一部を改正するものです。 審査の結果、議第20号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第21号、王寺町
介護保険条例の一部を改正する条例については、介護保険法施行規則及び介護保険の医療保険者の納付金の算定等に関する省令の一部改正により、第8期介護保険事業計画の策定に伴い、
介護保険条例の一部の改正を行うものです。 審査の結果、議第21号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第22号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、奈良県から示された市町村ごとの令和3年度国民健康保険事業費納付金の納付に要する費用確保のため、また令和6年度の県内統一保険税率に段階的に近づけていくための保険税率改正と、令和3年4月1日から保険税の減免基準が県内で統一されることに伴う改正を行うものであるとのことです。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「平成30年から国保の県単一化が実施され、令和6年、奈良県では同じ所得、同じ世帯構成であれば、どこに住んでも保険料水準が同じとなる統一保険料を目指している。しかし、都市部の住民と山間部の住民とでは医療機関の数などに差があり、統一保険料は公平ではない。また令和2年の
新型コロナウイルス感染症の影響で所得が減少された方が多い中での保険税率の引上げとなる。よってこの条例案に反対する」という意見がありました。 賛成意見として、「平成30年度の県単位化を契機として、奈良県においては被保険者の負担の公平化を図るため、県内保険税水準の統一化を令和6年度に完成するよう進められている。また、併せて県が中心となって市町村の保険税徴収事務や保険給付事務の共同化、標準化についても推進されている。保険税率改正については、県から示されている統一保険税率に着実に近づけていき、かつ急激な負担にならないよう、計画的、段階的に改正されているものであり、また減免基準の改正については、令和3年4月から減免基準が県内で統一されることによる改正である。県と市町村が一体となり、令和6年度の県単位化の完成に向けて必要な改正である。よって本改正に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第22号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、挙手採決により、賛成多数で、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
くらし環境常任委員会に付託された案件の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 以上、各委員長の報告を受けました。 休憩いたします。再開時間は11時20分といたします。 休憩 午前11時08分 再開 午前11時20分
○議長(中川) 休憩を閉じて再開いたします。 日程第2、議第6号、令和3年度王寺町
一般会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言を願います。
◆5番(小山) 登壇 はい、5番、小山です。 議第6号、令和3年度王寺町
一般会計予算についての反対討論を行います。 本予算は、令和2年度予算と同様、100億円を超える135億7,400万円の予算です。 まず、男女共同参画事業として4万1千円しか計上されていないということです。 北葛4町では、王寺町のように男女共同参画週間にポスターや男女共同参画に関する図書の展示しかしていない自治体や、大きく予算を計上し、男女共同参画事業を大きく捉え、事業所へのアドバイザー派遣事業やセミナーの開催など実施している自治体があります。SDGsの目標5のジェンダー平等も視点に据え、職員への働きかけや講演会等の開催など、予算を増やすべきです。 次に、
義務教育学校整備事業として38億4,044万6千円が計上されています。 昨年、新型コロナウイルスによる突然の3月からの休校で、子どもたちは大人の想像をはるかに超える身体的・精神的な負担を抱えての6月からの登校となりました。コロナウイルス感染症対策専門会議の新しい生活様式の1つである最低1メートルの身体的距離の確保は、
新型コロナウイルス感染症防止に不可欠です。今求められることは、子どもたちの心身のケアと豊かな学び、安心・安全な学校生活を保障することです。分散登校で経験済の感染防止のためのフィジカルディスタンスを保ち、一人一人の子どもに教職員の目が行き届き、個性が大切にされる教育を王寺町の
義務教育学校に望みます。 次に、新たに総務使用料の久度防災コミュニティルームの使用料として54万円が計上されています。受益者負担の原則として有料化が持ち込まれています。原則というだけで、法律ではありません。受益者負担の考え方を公の施設に持ち込むのは、負担できない人は使えないことにつながるということです。コミュニティルームは、地域住民が誰でも気軽に使える施設にするため、低額に見直すべきです。 次に、在宅老人福祉事業の高齢者優待入浴事業の費用を1回につき自己負担100円の廃止と、高齢者優待バス運賃事業は年200回の無料乗車券の支給を提案し、利用1回につき自己負担100円の廃止を求めます。 最後に、給食調理場運営委託ではなく、学校給食は学校教育の一環でもあり、積極的に食育に取り組むためや、伝統食、行事食、手作り感の感じられる町直営を求めます。 以上、述べた理由により反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆8番(松岡) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、松岡議員、登壇の上、発言を願います。
◆8番(松岡) 登壇 はい、8番、松岡です。 それでは、議第6号、令和3年度の
一般会計予算についての、賛成の意見を申し上げます。 平井町長は、このたびの町長選挙に当たり、「和(やわらぎ)のふるさとづくりビジョン」として、1つ目は、5年後の町制施行100周年を節目としつつ、2037年に予定されているリニア中央新幹線の全線開通を視野に入れ、西和地域の中核都市にふさわしいまちづくりを推進すること。2つ目は、聖徳太子ゆかりのまちとして、「和(やわらぎ)の精神」を共有しながら、住民の皆様との協働による「安全で」、「美しく」、「活気に満ちた」くらし満足度の高い生活空間を実現することの2つを示されました。また、その実現に向けて、令和3年度
一般会計予算には、多岐にわたる事業の実施に関する予算が計上されております。 特に賛成すべき点として、総合計画で示されたまちづくり目標ごとに申し上げますと、「住民に開かれ、自立するまちづくり」におきましては、協働のまちづくりや、自治体のデジタル化に向けた取組を進められること。「快適で暮らしやすいまちづくり」では、将来の王寺町の発展に大きく関わる王寺駅周辺のまちづくりや、畠田駅前広場整備など、都市基盤の整備に関する取組を進められること。また、「安全で安心に暮らせるまちづくり」では、住民の生命と財産を守るため、葛下内水対策貯留池や泉の広場防災公園の整備のほか、業務継続計画の策定など、ハード・ソフト両面にわたる対策を講じられております。「健やかに暮らせるまちづくり」におきましては、障害のある方を対象とした外出支援の拡充や、「健康寿命奈良県1位」の達成に向けて、「歩く健康づくり」を進められること。また、「人を育み、みんなが学べるまちづくり」では、
義務教育学校の整備をはじめ、「教育のまち王寺」の実現に向けた取組を進められること。「活力とにぎわいのあるまちづくり」では、町の主要な観光スポットである明神山のさらなる整備や、王寺駅を基点とする宿泊滞在型観光への取組を進められるなど、税源の涵養や地域経済の活性化を図るとされています。 このほかにも、新型コロナウイルスの感染予防のための「
新型コロナウイルスワクチン接種」や、地域経済を活性化するための「雪丸振興券」といった、住民生活にとって重要な事業に係る予算も計上されております。 以上、本案は、王寺町が将来に向けてより一層飛躍し、また、住民の暮らしを守るための予算となっております。よって、本予算に賛成するものであります。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第6号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第6号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第3、議第7号、令和3年度王寺町
国民健康保険特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 それでは、令和3年度王寺町
国民健康保険特別会計予算についての反対討論を行います。 本予算は、令和6年の県下税率統一に向けまして税率が改正されるもので、王寺町では加入世帯の54.5%が値上げとなり、1世帯平均3,655円の値上げ予算となっております。また、保険者努力支援制度交付金として868万円が計上されております。これは、自治体の医療費削減や税の徴収努力を国が採点し、成績がよい自治体に予算を重点配分していくもので、本町の場合、特に徴収率の高さが評価されているとのことです。 このほど、県においては、令和3年度以降適用とする奈良県国民健康保険運営方針の見直しが行われ、収納対策として、財産調査を優先的に実施する。積極的、効果的に差押えを実施する。分割納付は1年以内とする。短期保険証は原則1か月とするなどの方針が示されております。 そもそも、国保は、加入者が無職や非正規雇用の方が中心で、本町の場合令和2年度で所得33万円未満が加入2,927世帯のうち1,231世帯となっているように、低所得の人々の医療を支えるセーフティーネットの役割があるものであります。加入者は高齢者が多いため医療費が高くなるという実態があり、どうしても保険税の負担が大きくなって、収納できにくくなる、収納率が低くなるという構造的な問題があり、これがもともとの国保全体の問題であります。 もともとの問題についてどうしていくのかという検討なしで、収納率のみに焦点を当てるだけでは、国保の本来の役割を置き去りにしてしまうことになります。この根本的な問題は、国保に対する国の負担割合があまりにも少ないというところに大きな問題があります。国に対してきちんと求めるべきは求めていかなければなりません。県の見直し方針にそのまま従っていくのではなく、大いに異議を唱えていただきたいと思います。 資格証発行は、窓口で医療費を100%支払わなければならないので、病気になっても病院に行けません。県の資格証発行世帯は、昨年10月現在18万5,444世帯の中、203世帯で、0.11%です。王寺町は9世帯で、0.31%で、県平均の3倍となっております。資格証発行は、命と直結する問題であり、最後のセーフティーネットの国保の役割に背くもので、資格証の発行はやめ、短期証の交付に替えることを求め、本会計予算に反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆6番(大久保) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、大久保議員、登壇の上、発言を願います。
◆6番(大久保) 登壇 6番、大久保です。議第7号、令和3年度王寺町
国民健康保険特別会計予算について、賛成の意見を述べさせていただきます。 国民健康保険は、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など制度の安定化を図るため、平成30年度から県単位化をされ、より一層、被保険者の負担の公平化を図るため、令和6年度の県内保険税水準の統一化を段階的に進めておられます。 このような状況の中、今回の予算案は、歳出では、第2期データヘルス計画に基づき、被保険者の健康保持増進につながる保健事業を展開する予算となっており、生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も継続的な取組として予算計上されております。 また、歳入では、県から示された令和3年度国民健康保険事業費納付金に要する費用に充てるため、また県から示されている統一保険税率に着実に近づけていくよう保険税率の改正が行われておりますが、全ての世帯が値上げになるのではなく、所得が少ない低所得者世帯では、値下げになる世帯もあります。さらに急激な負担増とならないよう段階的な改正となっております。 これまでと同様、安定した財政運営をしておられます。よって本予算に賛成するものでございます。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第7号についてを採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第7号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第4、議第8号、令和3年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対の発言を許します。
◆12番(幡野) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 議第8号、令和3年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算についての反対討論を行います。 本予算は、被保険者が3,511人、保険料総額が3億769万6千円で、1人当たり調定額が8万7,494円となっています。保険料軽減対象者は、7割軽減が1,282人、5割が352人、2割が488人で、計2,122人、60%を占めています。加入者は年金収入だけの人が多く、その年金は今後減り続けます。所得に占める保険料負担率は8.4%で、他の協会健保7.5%や組合健保5.8%、共済組合5.9%に比べても、最も高いものとなっています。本医療制度は、医療費削減、自己負担増の制度設計で、高齢化を財政の負荷とみなすもので、社会福祉重視の立場から反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆3番(坂下) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、坂下議員、登壇の上、発言を願います。
◆3番(坂下) 登壇 3番、坂下です。 議第8号、賛成討論をいたします。 議第8号、令和3年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の意見を述べさせていただきます。 後期高齢者医療制度は、都道府県単位で設置されている後期高齢者医療広域連合が主体となって運営されています。 また、この制度は、国、県、市町村からの公費負担、若年者からの支援金などの負担により運営されておりますが、今後も高齢化が進み、医療費の増加が見込まれる中で、王寺町の責務として安定した事業運営に資するため、保険料の適正な納付を維持していくこと、また被保険者の健康保持増進と医療費の適正化を目指して、生活習慣病の早期発見に有効な健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も本予算に上げられています。よって、本予算に賛成するものであります。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第8号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第8号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第5、議第9号、令和3年度王寺町
下水道事業特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第9号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第9号については委員長の報告どおり可決されました。 ただいま時間は11時46分です。このまま本日の日程を終了するまで議事を続けたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、このまま本日の日程が終了するまで議事を続けます。 日程第6、議第10号、令和3年度王寺町
介護保険特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 議第10号、令和3年度王寺町
介護保険特別会計予算について、反対討論を行います。 本予算は、介護保険第8期計画初年度の予算で、被保険者数は7,043人であります。本保険料は2019年10月の消費税10%引上げに伴う非課税世帯への軽減が継続されるとともに基準額も据え置き、保険料の値上げはありません。しかし、本町の所得段階別保険料は、類似団体と比べ、令和2年度では多くの段階で最も高い水準でありました。所得に対する保険料の割合が、所得が低いほど高いものになっており、その改善のために17段階に拡大し、累進性を高め、中所得層の高い保険料を抑えることに意味があったのですが、保険料率の設定がそうはなっていなかったため、ほとんどの段階で高い保険料となっていました。8期も引き継がれますが、この見直しが必要であります。 次に、自立支援重度化防止として、保険者機能強化推進交付金が374万3千円計上されました。これは生活援助に制限をかける国の給付抑制の政策であり、介護認定の引下げや介護保険からの卒業が強調されかねません。地方自治体の役割を、保険者として給付抑制に矮小化し、高齢者がその人らしい尊厳ある生活を生きられる地域づくりを放棄させる性格のものであります。 制度導入の2000年から要支援、要介護の人数が3倍、保険料は2倍となりました。制度を持続可能なものにするという名目の下、見直しのたびにサービスが縮小され、負担が増えてきました。生活援助に制限をかける給付抑制のための取組は、当事者の暮らしの基盤を揺るがすものであり、利用者の自立支援に役立つとは言えないものであります。 個別性が強い介護労働に一律画一的な標準化した取組を強制で介護費を抑制することは、本来の介護とは言えません。よって、反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆2番(若林) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 若林議員、登壇の上、発言を願います。
◆2番(若林) 登壇 はい、2番、若林です。 議第10号、令和3年度王寺町
介護保険特別会計予算について、賛成意見を述べさせていただきます。 令和3年度は、第8期王寺町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画のスタートの年であり、同計画に基づいた介護給付費を見込んだ予算が計上されており、当初の予算額は、19億8,300万円が計上されています。 2025年には、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、2040年には、現役世代が減少しさらに高齢化が進むなど、高齢者をめぐる課題がますます増加することが予測される中で、介護保険制度の持続可能性を維持しながら高齢者が可能な限り住み慣れた地域で日常生活を営むことを可能としていくことには、安定した介護保険サービスを提供することが大変重要です。 独り暮らしや高齢者のみの世帯が、今後さらに増加していく中、高齢者の自立支援や重度化防止の取組を視野に入れた介護予防事業の予算の強化に努められています。 例えば、町内の特別養護老人ホーム等を利用して実施される短期集中予防サービス、チャレンジデラックス教室等、介護予防事業の強化に努められています。また、QRコードによる見守り事業にも取り組まれており、住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らすことができる予算編成とされています。 以上のことから、本予算案に賛成いたします。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより、議第10号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第10号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第7、議第11号、令和3年度王寺町
水道事業会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言を願います。
◆5番(小山) はい、5番、小山です。 議第11号、令和3年度王寺町
水道事業会計予算についての反対討論を行います。 平成30年3月、県で新県域水道ビジョンが策定され、
県域水道一体化が正式に位置づけられました。令和7年に事業統合とされ、企業団事業の開始と予定されています。本年、令和3年1月25日に29の関係団体等で、
水道事業等に関する覚書が締結され、王寺町もその中に含まれています。 しかし、それぞれの自治体の水道事業経営には格差があります。当然水道料金にも差があり、事業統合は難しいのではないでしょうか。 また、本予算の剰余金は約10億7千万円あります。令和2年7月から10月までの4か月間の水道料金の基本料金を、地方創生臨時交付金の1次分で減免されました。支出額は3,945万5千円となっています。覚書には、現在水道事業が所有している資産等を全て引き継ぐと書かれています。平成27年までの20年間、高い水道料金で将来のためにため込まれてきた譲与資金を、統合によって全額供出されるのは、住民として納得できません。
県域水道一体化の備えの1点目として、コロナ禍での住民に対する経済支援として、剰余金を使い、町独自で水道料金の基本料金の減免をするべきです。本来使用目的である急激な人口増加や配水管拡張事業の予定もない現状では、新設加入金を建設改良費の財源に充てるのではなく、営業収益に計上することで、当年度純利益に加算され、利益剰余金として積み立てられ、必要なときの補填財源として確保されるべきです。そうすることで利益を増やし、水道料金を引き下げることも可能となります。 そこで、
県域水道一体化の備えの2点目として、公平で適正な水道料金設定を維持できるよう、水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引下げを求めます。 以上の理由により、本予算に反対いたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆1番(玉守) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) 玉守議員、登壇の上、発言を願います。
◆1番(玉守) 登壇 はい、1番、玉守です。 議席番号1番、玉守でございます。議第11号、令和3年度王寺町
水道事業会計予算について、賛成の意見を述べさせていただきます。 現在、水道事業は奈良県主導のもと
県域水道一体化に向け協議を進められ、毎年度積み上げてきた内部留保資金の有効活用が議会でも議論されております。その中で本予算は、まず資本的収支においては内部留保資金を活用し、第2
浄水場電気設備更新工事や老朽管更新工事等の施設の更新に充分な予算を計上され、安全・安心な飲料水を安定して供給できるよう更新工事の進捗に尽力されています。 次に、収益的収支予算においては、設備の維持管理等に係る経常経費を最小限に抑えるよう努められ、王寺町の地域の現状に見合った料金体系の中で必要な事業を実施、計画されており、事業会計として健全な運営を図った予算編成となっております。 今後も、地方公営企業の基本原則である企業の経済性を発揮し、独立採算制を基に、さらなる企業努力に努められることを期待し、効率的な経営をより一層図られることを望みまして、令和3年度王寺町
水道事業会計予算は適正なものと認めるところでございます。よって、本予算に賛成いたします。 以上でございます。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより、議第11号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第11号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第8、議第12号、令和2年度王寺町
一般会計補正予算(第11号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第12号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第12号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第9、議第13号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第13号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第13号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第10、議第14号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第14号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第14号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第11、議第15号、令和2年度王寺町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第15号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第15号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第12、議第16号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第4号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第16号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第16号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第13、議第17号、令和2年度王寺町
水道事業会計補正予算(第4号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第17号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第17号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第14、議第18号、
王寺町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第18号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第18号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第15、議第19号、王寺町
久度防災コミュニティルーム条例の制定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言を願います。
◆5番(小山) 登壇 はい、5番、小山です。 議第19号、王寺町
久度防災コミュニティルーム条例の制定についての反対討論を行います。 本条例の使用料は、1時間600円となっています。近隣の自治体では、斑鳩町の中央公民館、東・西公民館の使用料は、1時間当たり100円から400円となっております。また、総合保健福祉会館、生き生きプラザの大会議室を除く会議室の使用料は1時間当たり330円から370円となっております。また、河合町の総合福祉会館は、1時間当たり300円から500円、上牧町の保健福祉センター2000年会館の多目的室と調理室を除く使用料は1時間当たり200円から400円となっています。 以上、近隣の自治体で一番高い料金となっております。町民の福祉の増進及びコミュニティルームは、地域住民が誰でも気軽に使える施設にするため、低額に見直すべきです。 以上、述べた理由により反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆1番(玉守) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) 玉守議員、登壇の上、発言を願います。