○議長(中川) はい、
小山委員長。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 5番、小山です。 それでは、
くらし環境常任委員会の報告を申し上げます。 まず、
付託外案件1、令和元年度王寺町
公共下水道事業及び
上水道事業の進捗状況について、資料に基づき報告を受けております。 まず、
下水道事業の進捗について報告を受けております。 汚水21-4-1号線
管渠築造工事については、令和元年12月17日に入札し、
株式会社春山組が落札され、工事の進捗率については約50%とのことです。 次に、本町4丁目
地内マンホールポンプ設備工事については、令和元年12月17日に入札し、株式会社第一
テクノ関西支店が落札され、工事の進捗率については約60%とのことです。 次に、
上水道事業の進捗について報告を受けております。第2
浄水場自家発電施設設置工事、
張井地区配水管改良工事(仮設)(本設)、
県道畠田藤井線配水管改良工事(その1)については、完了されたとのことです。 次に、
県道畠田藤井線配水管改良工事(その2)については、配管布設が完了し、工事の進捗率については約90%とのことです。 次に、
張井地区配水管改良工事(仮設)2工区については、令和元年12月17日に入札し、
植田水道工業所が落札され、工事の進捗率については約90%とのことです。 次に、
張井地区配水管改良工事(本設)2工区については、令和元年12月17日に入札し、
千葉水道工業所株式会社が落札され、工事の進捗率については約80%との報告を受けております。 次に、
付託外案件2、令和2年度王寺町
公共下水道事業及び
上水道事業の計画について、資料に基づき報告を受けております。 まず、
下水道事業の計画について報告を受けております。汚水21-3-5号線
管渠築造工事については、奈良県が発注する国道168号の
道路改良工事の進捗に合わせて下期に発注予定とのことです。 次に、
上水道事業の計画について報告を受けております。 第1
浄水場解体撤去工事については、平成30年1月に県営水道100%移行に伴い、廃止されている第1浄水場の施設の解体撤去を上期に発注予定とのことです。 次に、
張井地区配水管改良工事については、
老朽管更新計画に基づき、平成27年度からの継続事業で上期に発注予定とのことです。 次に、本町2丁目
地内配水管改良工事については、
老朽管更新計画に基づき、平成27年度からの継続事業で、仮設工事については上期に、本設工事については下期に発注予定とのことです。 次に、国道168
号配水管布設工事については、奈良県が発注する国道168号の
道路改良工事の進捗に合わせて下期に発注予定との報告を受けております。 次に、
付託外案件3、
県域水道一体化の進捗について、資料に基づき報告を受けております。 まず、
上水道エリアにおける
県域水道一体化の経緯については、平成29年10月に
市町村長サミットで
県域水道一体化の目指す姿と方向性が提示された後、翌年4月には
県域水道一体化検討会が立ち上げられ、令和元年12月までに4回の検討会を開催、その後5つのワーキンググループに分かれて、今後の
スケジュール、現状分析等について協議が重ねられているが、大きな進捗は見られないとの報告を受けております。 次に、奈良県が策定した新
県域水道ビジョンでは、水道事業が抱える課題解決を目的に、令和8年度に経営統合、その後おおむね10年後に事業統合を行うとされていたが、協議の中で「一体化の統合の効果を十分に発揮させるためには、当初から事業統合で検討すべき」との多くの意見や、国の「統合は事業統合が基本であり、経営統合は個別の認可が必要で、一旦経営統合すると、個別最適化が優先されることから、事業統合が一層困難になるため、最初から事業統合で進めることが望ましい」との見解により、今後の協議は、事業統合を前提とした協議にシフトしていくことになるとの報告を受けております。 委員からの、「一体化後の王寺町の管路更新はどうなるのか」との質疑に対し、「確定事項ではないが、各事業体の持っている更新計画を引き継いで行うことができないかとの意見が出ている」との回答を受けております。 次に、
付託外案件4、令和元
年度町内要望土木工事について、資料に基づき報告を受けております。 ホテル建設の関係で、令和2年度事業に変更された事業を除き、令和元
年度町内要望土木工事事業は全て完了予定との報告を受けております。 次に、
付託外案件5、第2期王寺町子ども・
子育て支援事業計画について、資料に基づき報告を受けております。 本計画は、
次世代育成支援行動計画と子どもの貧困対策計画とを一体的に策定し、王寺町総合計画を上位計画とした部門別計画で、対象は18歳までの子ども及びその保護者で、計画の期間は令和2年度から令和6年度までの5か年です。 また、「育つ喜びと育てる喜びが実感できるまち」を基本理念に、地域全体で子育てを支える環境が整った、誰もが安心して出産、子育てをできるまちを目指すもので、町立幼稚園や保育所などの見込み量については、計画期間である令和6年度までは、それぞれの事業において不足量はないとのことです。 次に、主な施策の方向性である5つの基本目標のうち、基本目標1の教育・保育と子育て支援の充実では、町立幼稚園においては、
義務教育学校の校区に合わせた園区の見直しや給食の実施、また、保育需要に対応するため、民間による認定こども園などの整備を検討されるとのことです。 委員からの町立幼稚園の3園から2園への再編についての質疑に対し、今後の園児数の見込み量を算出した結果、2園で園児の受入れは可能とのことです。また、保育需要に対応するための民間による認定こども園などの整備については、今後、保育ニーズが高まると予想されることから、保育の受け皿を確保するため、必要に応じて認定こども園や小規模保育園などの整備を検討されるとのことです。 次に、
付託外案件6、ファミリー・サポート・センター事業について、資料に基づき報告を受けております。 これまで、提供会員を2回募集され、17名の方に子育て支援員として登録いただいているとのことです。本事業について、依頼会員は生後6か月から12歳までの子どもを有する者とし、提供会員は心身ともに健康な20歳以上の者で、それぞれ会員として登録いただいた上で、保育施設等までの送迎や、保育施設等の終了後の預かりなどの援助活動を行うとのことです。また、実施方法は、事務局である子育て支援課が、依頼会員や援助内容や日時等の必要事項を確認し、提供会員と調整した上で依頼会員へ紹介後、事前に双方が十分な協議を行い、援助内容を決定されるとのことです。 次に、サポート料金は、平日の8時から19時までは600円、早朝の7時から8時及び夜間の19時から20時までは700円、休日の8時から19時までは800円とのことで、キャンセル料は、前日までの取消しは無料となるが、当日や無断の場合は費用が発生するとのことです。 今後の予定として、王伸等で依頼会員を募集後、説明会を開催し、依頼会員の登録人数や援助内容などを見極めた上で、早ければ令和2年4月から事業開始予定とのことです。 委員からは、依頼会員と提供会員のマッチングについて質疑があり、今後、会員同士の交流会を実施するなど、スムーズにマッチングができるよう実施していくとのことです。また、援助活動中の事故が発生した場合は、当事者間で解決することになるが、町が加入する地域子育て支援補償保険で補償することになるとのことです。 次に、
付託外案件7、一般廃棄物処理施設整備工事の進捗について、資料に基づき報告を受けております。 令和元年度の進捗状況として、敷地の用地測量及び境界確認作業を行い、令和元年8月に境界が確定し、建設予定地側(東側のり面)の土質調査を行ったとのことです。現在、実施設計の協議を進められており、令和2年3月中旬には仮設事務所設置が完了し、令和2年4月までには事務所を移転するとのことです。 次に、その他所管事項として、新型コロナウイルス感染症の感染防止に対する町の取組を時系列で報告を受けております。 まず、1月28日に奈良県初の新型コロナウイルスの感染者が出たことが判明し、翌29日、緊急部長会議を開催して情報を共有するとともに、手指消毒液、マスクの購入を決定、同日、住民向けにホームページや安全・安心メール、LINE等で周知し、AIによる自動回答機能、チャットボットにも項目を追加されたとのことです。1月31日には、手指消毒液と啓発チラシを庁舎、施設に設置、2月20日には、「イベントについて一律の自粛要請を行うものではないが、開催の必要性を改めて検討するように」との国からの要請を受けて、王寺町のイベント、行事等の一部中止を決定し、自治会回覧やホームページ、安全・安心メール等で住民に周知されたとのことです。 また、2月27日には、国が小・中・高校・特別支援学校等の3月2日から春休み開始までの一斉臨時休校の要請があったことから、王寺町でも子どもたちの安全を第1に考え、幼稚園、小中学校の一斉臨時休校、休園等を決定し、速やかに保護者に周知され、併せて、臨時休校以外に町内公共施設の3月末までの休館も決定されたとのことです。 なお、一斉臨時休校(園)に伴い、公設及び民間の学童保育は、ともに通常の春休みと同様に実施することを決定され、さらに町内私立保育園も通常どおりの保育実施を了承していただいたとのことです。町立幼稚園の預かり保育も、保護者が就労している場合は、臨時休園の期間中も通常の春休みと同様に実施することを決定されたとのことです。 臨時、部長会を開催して、情報共有や必要事項の決定がされており、今後も正確な情報収集に努め、刻々と変わる状況に適切に対応していくとの報告を受けております。 次に、現在行っている南駐輪場と西駐輪場トイレ改修工事の状況について、新型コロナウイルスの影響により、ウォシュレットの便座が入荷未定となっており、工事完了予定の3月末には、一旦ウォシュレットがない仮設便座で対応し、便座が入荷され次第交換するとの報告を受けております。 以上、
くらし環境常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(中川) ただ今より、各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において3番、坂下議員、4番、北村議員を指名します。 次に、日程第2、議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算についてから日程第20、議第22号、王寺町
墓地取得基金条例を廃止する条例についてまでを一括議題とします。 本議案は、当初
予算審査特別委員会及び所管の各
常任委員会に付託されておりますので、各委員長の報告を求めます。 初めに、令和2年度当初
予算審査特別委員長の報告、引き続き
総務文教常任委員長の報告を一括して求めます。
北村委員長、登壇の上、報告願います。
◆当初
予算審査特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、
北村委員長。
◆当初
予算審査特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) 登壇 はい、4番、北村です。 私からは、当初
予算審査特別委員会に付託されました議第4号から議第9号までの6案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会は去る3月9日に開会され、審査の冒頭において委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長には私、北村が、副委員長には小山委員がそれぞれ選任されました。 まず、議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ126億4,200万円、前年度より33億3,700万円の増額とされております。内容については理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「小中一貫
義務教育学校になればマンモス校となり、一人一人にきめ細やかな教育ができないことや、9年制となることで6年生のリーダーシップを発揮することが困難になるとの理由により、令和4年4月の開校の中止を求める。また、校内通信ネットワークの整備に多額の予算を計上するより、少人数学級の実施、福祉、子育て支援施策を充実すべきとの理由から、本予算案には反対する」との意見がありました。 賛成意見としては「厳しい財政状況にあっても、将来にわたって活力ある社会を維持していくために、昨年策定された総合計画に基づくまちづくり目標の実現に向けて、財源確保に努めながら積極的に新規事業を計上されているとの理由から、本予算に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第5号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億2,300万円、前年度より2,100万円の減額とされております。内容については理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「国が制度化した平成30年度からの国保の県単一化は、令和6年度の県下税率の統一化に向けて、公費の削減と国保税の連続値上げが行われる仕組みになっている。国の公費削減に対し、全国知事会や全国市長会は、持続可能な社会保障をつくるための国庫負担増を度々要請し、子どもの均等割の軽減措置を導入し、少子化対策の抜本強化を求めている。本来、制度として進むべき方向はこういったことであり、国民の健康保持を守っていくという点で、この制度を考え直さなければならないとの理由から、本予算案には反対する」という意見がありました。 賛成意見としては「令和2年度から導入される医療機関等で、保険証やマイナンバーカードを提示することで被保険者資格の有無を確認できるオンライン資格確認の導入経費や、第2期データヘルス計画に基づき、被保険者の健康保持増進につながる保健事業を展開する予算となっており、生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も継続的な取組として予算計上されている。また、県から示された令和2年度国民健康保険事業費納付金に要する費用に充てるため、保険税の改正が行われているが、全ての世帯が値上げになるのではなく、所得が少ない、いわゆる低所得者世帯では値下げになる世帯もあり、被保険者の急激な負担とならないよう基金の繰入れを行うなど、町独自の激変緩和措置も行われたものとなっているとの理由から、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第5号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第6号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億9,500万円、前年度より2,400万円の増額とされております。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「この医療制度は75歳以上の高齢者だけの独立した保険制度で、2年ごとに保険料率が改定され、その都度値上げになる仕組みである。加入者の多くは年金収入だけで、他の医療保険と比べて所得に対する負担割合も高く、大きな負担となっているとの理由から、本予算案には反対する」との意見がありました。 賛成意見としては「令和2年度は2年に1度の保険料の改定の年であり、所得割率、均等割額とも引上げとなる。これは奈良県後期高齢者医療広域連合が奈良県全体の令和2、3年度の2年間の医療給付費の総額から、国・県、市町村の公費負担、若年者からの支援金といった収入を差し引いた額を基に算出されたもので、平成30年度の奈良県全体の後期高齢者医療被保険者の1人当たりの医療費が約94万4千円、本町では約98万5千円と高額となっており、応分の負担として引上げは必要と考える。また、協会けんぽといった、いわゆる社会保険では、保険料の約半分は事業主が負担しているため、本人の負担は軽減されているが、後期高齢者医療制度では、事業主負担といったものはないものの、国・県、市町村からの公費負担、若年者からの支援金などの負担により運営されている。さらに、被保険者の健康維持と医療費の適正化を目指して、生活習慣病の早期発見に有効な健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も本予算に計上されているとの理由から、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第6号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第7号、令和2年度王寺町
下水道事業特別会計予算については、歳入歳出予算総額をそれぞれ8億4,633万2千円、前年度より537万4千円の増額とされております。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。審査の結果、議第7号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第8号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計予算案については、介護保険事業で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億1,914万8千円、前年度より9,414万8千円の増額とされております。介護サービス事業で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ411万円、前年度より54万円の増額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「介護保険は、高齢者がその人らしく尊厳のある生き方ができる保険であるべきである。介護保険が発足して20年、65歳が負担する介護保険料は当初から2倍となっている。制度を持続可能とする名目の下、見直しのたびにサービスが縮小され、負担が増えている。これ以上の負担増は、高齢者にもそれを支える現役世代にも痛みを押しつけるものとの理由から、本予算案に反対する」との意見がありました。 賛成意見としては「2025年には団塊の世代が75歳以上となり、高齢者をめぐる課題はますます増加することが予想され、安定した介護保険サービスを提供することは重要である。予算には、第8期に向けた介護保険事業計画の策定予定も盛り込まれ、高齢者の自立支援や重度化防止等を視野に入れた事業や、認知症に関する理解促進のための認知症相談窓口や、高齢者見守り事業等の必要不可欠な予算が計上されているとの理由から、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第8号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第9号、令和2年度王寺町
水道事業会計予算について、まず、収益的収支予算の収入で、総額を6億1,964万9千円、前年度より241万8千円の減額、また、支出で総額9億2,783万2千円、前年度より3億947万9千円の増額とされております。 次に、資本的収支の収入で、総額7,029万5千円、前年度より699万9千円の減額、また、支出で総額2億2,522万1千円、前年度より1億1,351万1千円の減額とされております。内容について、理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「新設加入金は営業収益に計上することで当年度純利益に加算され、利益剰余金として積み立てられ、必要なときの補填財源として確保されるべきであり、それにより利益を増やし、料金を引き下げることが可能である。水道広域化に備え、公平で適正な水道料金設定を維持できるよう水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引下げを求めるとの理由から、本予算案に反対する」という意見がありました。 賛成意見としては「県営水道への配水転換に伴う第1浄水場の解体撤去に要する費用を計上することで、一時的に多額の資金を要することになるが、経常経費を抑えた予算編成とされている。また、水道事業会計は独立採算制を基に、王寺町の地域の現状に見合った料金体系で、新設加入金を財源として、老朽配水管路の更新や施設改修等の建設改良を実施され、安全・安心な飲料水を安定して供給できる健全な財政運営がなされているとの理由から、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第9号、令和2年度王寺町
水道事業会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、当初
予算審査特別委員会の
委員長報告といたします。 続きまして、
総務文教常任委員会に付託されました議第10号、議第16号、議第18号、議第21号の4案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第10号、令和元年度王寺町
一般会計補正予算(第4号)について、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3億9,598万7千円を減額し、総額を94億7,310万7千円とするものです。審査の結果、議第10号については全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第16号、王寺町監査委員に関する条例及び王寺町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。地方自治法等の一部を改正する法律に伴い、条ずれが生じたため、該当する条文を引用している箇所について必要な整備を行うもので、審査の結果、議第16号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第18号、王寺町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。令和2年1月17日付で発出の総務省通知において示された準則に基づき改正するもので、会計年度任用職員がその任用の際に行う服務の宣誓については、任命権者が別段の定めをすることができる旨を条例で定め、その任用形態や任用手続に応じた方法で行うことを可能とするものです。審査の結果、議第18号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第21号、王寺町
奨学基金条例及び王寺町
奨学資金貸付に関する条例を廃止する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。県等の奨学制度の内容が充実されたことにより、現在、本町制度での貸付実績がないため、本条例をそれぞれ廃止するものです。審査の結果、議第21号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
総務文教常任委員会で付託された案件の
委員長報告といたします。 以上です。
○議長(中川) 次に、
くらし環境常任委員長の報告を求めます。
小山委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
くらし環境常任委員長(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、
小山委員長。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 はい、5番、小山です。
くらし環境常任委員会に付託されました議第11号から議第15号、議第17号、議第19号、議第20号、議第22号の9案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第11号、令和元年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、歳入歳出予算の総額にそれぞれ759万6千円を追加し、総額を24億5,158万4千円とするものです。審査の結果、議第11号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第12号、令和元年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、歳入歳出予算の総額にそれぞれ382万6千円を追加し、総額を3億7,537万5千円とするものです。審査の結果、議第12号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第13号、令和元年度王寺町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,676万9千円を減額し、総額を8億591万円とするものです。審査の結果、議第13号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第14号、令和元年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、介護保険事業で、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億407万3千円を減額し、総額を19億6,624万3千円とし、また、介護サービス事業会計で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ50万6千円を増額し、総額を447万7千円とするものです。審査の結果、議第14号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第15号、令和元年度王寺町
水道事業会計補正予算(第1号)について、収益的収支の収入の部では、補正前の予算額から711万3千円を減額し、6億1,495万4千円とするものです。支出の部では、補正前の予算額から2,897万4千円を減額し、5億8,937万9千円とするものです。 次に、資本的収支の収入の部では、補正前の予算額から232万円を減額し、7,497万4千円とするものです。支出の部では、補正前の予算額から3,619万2千円を減額し、3億254万1千円とするものです。審査の結果、議第15号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第17号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。王寺町予防接種健康被害調査委員会において、奈良県及び王寺町の組織改革等に伴う必要な改正及び王寺町における健康づくり施策を推進するための基本的な事項を定める健康増進計画策定に当たり、必要な事務を行う策定委員会を設置するための改正をするものです。審査の結果、議第17号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第19号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、平成30年度から県単位化に伴い、奈良県が令和6年度の県内保険税水準の統一化に向けて、令和2年度国民健康保険事業費納付金に要する費用を決定したため、県から示された標準保険税率を参考に、税率の改正を行うものであります。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として「平成30年4月から国保の県単一化が実施され、令和6年の税率統一まで高過ぎる保険料のさらなる引上げが行われる。県内どこに住んでも保険料の水準は同じになるが、求める質と量の医療機関が当該地域にあるかどうかなど、医療環境が地域によって異なることから公平ではない。令和2年1月末の国保の加入世帯で見ると、全体で56.4%、半分以上の世帯が引上げとなる。令和元年10月から消費税が10%に引き上げられたところ、さらに国保の引上げは滞納世帯の増加を引き起こす原因にもなりかねない。よって、この条例案には反対する」という意見がありました。 賛成意見としては「国民健康保険は、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など制度の安定化を図るため、平成30年度から県単位化された。これにより、必要な保険給付費は県から全額交付金として交付され、安定的な制度に生まれ変わった。今回の
国民健康保険税条例の一部を改正する条例案については、奈良県が示す令和6年度の保険税水準の統一化に向けた保険料方針の下、保険税の上昇が避けられない中、その上昇する保険税の2分の1に国保の財政調整基金を活用した町独自の激変緩和措置を実施するなど、被保険者にとって急激な負担にならないように改正されている。また、県内どこに住んでも所得や世帯状況が同じであれば、保険税水準が同じというのは、被保険者にとって非常に分かりやすく公平である。よって、本改正に賛成する」との意見がありました。 以上、審査の結果、議第19号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第20号、
王寺町営住宅管理条例及び王寺町再
開発住宅条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。民法における債権関係の規定の改正がなされたことにより、保証人保護の観点から全ての債務に係る個人根保証契約について極度額の定めが必要となり、さらに民事法定利率が3%に引き下げられ、今後の市中金利の変動に対応するため、3年ごとに見直す変動制に改められたことに伴い、保証人への極度額の設定及び民事法定利率を変更するための例規整備を行うものです。審査の結果、議第20号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第22号、王寺町
墓地取得基金条例の廃止について、議案説明資料に基づき説明を受けております。近年、墓地を取得する方が少なくなってきており、また、今後、王寺町では新たに墓地を取得する考えもなく、所有分を売却するのみとなることから、本条例を廃止するものです。審査の結果、議第22号については、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
くらし環境常任委員会に付託された案件の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 以上、各委員長の報告を受けました。 休憩いたします。3時15分から再開いたします。 休憩 午後3時03分 再開 午後3時15分
○議長(中川) それでは、休憩を閉じて再開いたします。 日程第2、議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言を願います。
◆5番(小山) 登壇 はい、5番、小山です。 議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算についての反対討論を行います。 本予算は、初めて100億円を超える126億4,200万円の前年度比135.9%の予算です。反対の第1の理由は、
義務教育学校(北)新築工事に29億7千万円、新築工事管理業務に5,500万円、
義務教育学校(南)大規模改造工事等に5億1,219万円、大規模改造工事等管理業務に4千万円の計上です。小中一貫
義務教育学校は2016年に始まった制度です。
義務教育学校(北)は1,000人を超えるマンモス校になり、一人一人行き届いたきめ細やかな教育ができるのか。また、
義務教育学校(南)では、現在の南小学校に4年生まで、南中学校に5年生から9年生までの分離型となります。ギャングエイジと言われる4年生がリーダーシップが執れるのか疑問です。6・3制で発揮できた6年生のリーダーシップを発揮することが困難と考えます。 以上述べた理由により、小中一貫
義務教育学校の2020年開校は中止を求めます。 校内通信ネットワークの整備に、
義務教育学校(北)に4千万円、南小学校に3千万円、南中学校に3千万円、合計1億円が計上されていることです。2023年までに、全児童生徒に1人1台のコンピューターを持たすという設置計画だけが独り歩きしていて、何の教科にどのように使うか見えていません。コンピューター運営に伴う保守や支援員の人件費に経費が出ないと、教員に負担がかかる可能性があります。分かる子はどんどん進んでいきますが、取り残される児童生徒が多くなる可能性があります。集団授業の効果が生かせず、全体としては学力低下の懸念があります。 ネットワークの整備に多額の予算を投じるより、教員増、少人数学級を優先すべきと考えます。
義務教育学校や校内通信ネットワークに巨額の予算を計上するより、社会福祉や子育て支援に予算を増やすことを求めます。 次に、在宅
老人福祉事業の高齢者優待入浴事業の利用1回につき自己負担100円の廃止と、高齢者優待バス運賃補助事業は年200回の無料乗車券の支給を提案し、利用1回につき自己負担100円の廃止を求めて反対討論といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆7番(沖) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 沖議員、登壇の上、発言を願います。
◆7番(沖) 登壇 はい、7番、沖です。 議第4号、令和2年度王寺町
一般会計予算案について、賛成意見を述べさせていただきます。 令和2年度予算の編成におかれましては、「人とまちがきらめく和(やわらぎ)のふるさとづくり」の実現に向けて、昨年3月に作成しました王寺町総合計画を基に、現状の課題に向き合った政策を計上されております。 王寺町の平成30年度経常収支比率は96.1%と、全国平均の93.0%を上回り、依然として厳しい財政状況ではございますが、可能な限りの特定財源の確保に努めながら積極的に新規施策を計上されております。 特に賛成すべき点について、まず、「安全で安心に暮らせるまちづくり」としては、有事の際の備えとして、消防団第1分団屯所の改築、指定避難所の空調設備整備事業や、防災拠点となる役場庁舎や指定避難所の非常用電源整備に向けた調査、地域防災活動の促進を図る防災士ネットワーク活動への支援など、災害に強いまちづくりを推進するとともに、住民の安全・安心につながる施策が計上されております。 次に、「健やかに暮らせるまちづくり」としては、合理的配慮のための自治会への物品購入助成や、ヘルスアップサポーターの養成など、障害のある人等の社会参加への支援や、身近な場所での健康づくりなど、福祉健康事業の充実に向けた予算が計上されております。 次に、「人を育みみんなが学べるまちづくり」では、令和4年4月の開校に向けて、北と南の
義務教育学校の整備として、本体建設工事や大規模改造工事に着手される予定で、子どもたちの学習環境の整備に向けた取組を着々と進められています。併せて、
義務教育学校開校に向けて、子どもたちにきめ細かい指導が行き渡るよう個別最適化学習の実施や、校内通信ネットワークの整備など、教育現場に配慮しながら準備を進めていくとされています。また、子育て支援については、育児の援助を行いたい人と受けたい人をマッチングするファミリーサポート事業を新たに始め、地域の中での相互援助活動により、安心して子育てができる環境整備を図るとされております。 最後に、「活力とにぎわいのあるまちづくり」として、7月18日のホテルのオープンを控え、また2021年2月の聖徳太子1400年御遠忌に向けて、首都圏や九州地方など全国に王寺町の魅力を発信する事業や、王寺町の文化財を生かした観光拠点づくり協議会への補助、明神山の山頂、参道整備など観光やまちのにぎわい創出により、王寺町の魅力向上にさらに注力されていくとのことです。 これらの予算は、平井町長が真に王寺町の未来を熟考し、住民の声を幅広く反映されたものであり、本予算に賛成するものでございます。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第4号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第4号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第3、議第5号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 12番、幡野です。 議第5号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計予算について、反対討論を行います。 国が2018年4月から導入した国保県単一化の下、2024年の県下税率統一に向けて、高過ぎる保険税のさらなる引上げが図られています。本年度予算では、1,340万8千円の基金繰入れが行われていますが、加入世帯の56.4%が税額引上げとなる予算となっています。 実態はどういうものか一例を挙げてみますと、給与収入400万円、4人家族、世帯構成は30歳代夫婦と子ども2人の場合、本年度では38万5千円の保険税となります。この同じ条件で昨年度の場合は37万9千円でありました。6千円の値上げとなるわけでございます。また、保険者努力支援制度は、自治体の医療費削減の努力を国が採点し、成績がよい自治体に予算を重点配分していくもので、本予算では交付金874万5千円が計上されています。 国が公費削減を迫るのに対し、全国知事会や全国市長会は持続可能な社会保障をつくるため、国庫負担増を度々要請し、子どもにまでかかる国保税均等割部分の軽減措置を導入し、少子化対策の抜本強化を求めています。国が進むべき道はこの方向であることから、本予算に反対といたします。 以上でございます。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆6番(大久保) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 大久保議員、登壇の上、発言を願います。
◆6番(大久保) 登壇 はい、6番、大久保です。 議第5号、令和2年度王寺町
国民健康保険特別会計予算案について、賛成の意見を述べさせていただきます。 国民健康保険は、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など制度の安定化を図るため、平成30年度から県単一化されました。これに伴い、令和6年度には県内統一の保険税水準となります。 このような状況の下、今回の予算案は、歳出では、令和2年度から導入される医療機関等で保険証やマイナンバーカードを提示することによって被保険者の資格の有無を確認できるオンラインの資格確認の導入経費や、第2期データヘルス計画に基づき、被保険者の健康保持増進につながる保健事業を展開する予算となっており、生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も、継続的な取組として予算計上されております。 また、歳入では、県から示された令和2年度国民健康保険事業費納付金に要する費用に充てるため、保険税の改正が行われておりますが、全ての世帯が値上げになるのではなく、所得が少ない、いわゆる低所得世帯では値下げになる世帯もあります。さらに、被保険者の急激な負担とならないよう基金の繰入れを行うなど、町独自の激変緩和措置も行われたものとなっております。よって、本予算に賛成するものでございます。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第5号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第5号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第4、議第6号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 議第6号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を行います。 本予算は被保険者が3,460人、保険料総額が3億1,171万9千円、1人当たり調定額が8万9,839円で、前年比5,398円の増額とされています。令和2年度は保険料が2年ごとに改定される年度で、県平均保険料額は8万2,462円で前年比7,945円の増、均等割は4万8,100円で前年比2,900円の増、所得割は9.41%で前年比0.52%の増となっています。 75歳以上ともなれば、病院にかかりながら生活していく方も多いでしょう。その中での負担増は、若い世代とは違う深刻さを持っています。年金を主な収入としている多くの高齢者にとっては、収入は増えないのに負担だけが増えていくわけであります。このことの深刻さを見過ごすべきではありません。高齢者に対する給付を削っていくと、若い世代が高齢期を迎えたときには極めて貧しい社会保障しかないという状態に陥ってしまいます。その時代時代で、各世代で必要とされる医療、介護、年金を保障していくことが大事なのであって、財政はそのために優先的に使うべきです。 誰でも人生の最終的な局面においては、安心してできるだけ不安なく過ごしたいと思うし、それを保障していくのが社会の責任ではないでしょうか。社会がつくり出した富がふさわしい形で社会保障に振り向けられることを求め、本予算に反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆1番(玉守) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 玉守議員、登壇の上、発言を願います。
◆1番(玉守) 登壇 1番、玉守です。 議長のお許しを得ましたので、議第6号、令和2年度王寺町
後期高齢者医療特別会計予算案について、賛成の意見を述べさせていただきたいと思います。 後期高齢者医療制度は、都道府県単位で設置されている後期高齢者医療広域連合が主体となって運営されております。令和2年度は2年に1回の保険料の改定の年であり、所得割率、均等割額とも引上げとなります。これは、奈良県後期高齢者医療広域連合が奈良県全体の令和2年度と3年度の2年間の医療給付費の総額から、国・県、市町村の公費負担、若年層からの支援金といった収入を差し引いた額を基に算出されたものです。平成30年度の奈良県全体の後期高齢者医療被保険者の1人当たりの医療費が約94万4千円、また本町では約98万5千円と高額になっており、応分の負担として引上げは必要と考えます。 また、協会けんぽといったいわゆる社会保険では、保険料の約半分は事業主が負担しているため、本人の負担は軽減されているのは確かです。しかし、後期高齢者医療制度は事業主負担といったものはありませんが、先ほど申しましたとおり、国・県、市町村からの公費負担、若年層からの支援金などの負担により運営されております。さらに、被保険者の健康保持増進と医療費の適正化を目指して、生活習慣病の早期発見に有効な健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も本予算に上げられております。よって、本予算に賛成するものであります。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第6号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第6号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第5、議第7号、令和2年度王寺町
下水道事業特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第7号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第7号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第6、議第8号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 議第8号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計予算についての反対討論を行います。 本予算は第7期の最終年度で、被保険者数が7,287人とされています。昨年10月の消費税10%引上げに伴い、市町村民税非課税世帯全体を対象とした保険料負担の軽減が実施され、保険料基準額に対する割合が、第1段階0.45から0.3に、第2段階0.7から0.5、第3段階0.75から0.7に軽減されるものとなっており、これ自体は増税に対する一定の配慮と言えます。 一方で、前年同様、保険者機能強化推進交付金327万4千円が計上され、介護給付費を縮減することが求められています。要介護認定の引下げや介護保険からの卒業の強要などにつながりかねません。現場の努力にもかかわらず、地方自治体の役割を保険者として給付抑制に矮小化し、高齢者がその人らしい尊厳ある生活を生きられる地域づくりを放棄させる性格のものであります。また、所得段階別保険料割合の設定は17段階となっていますが、所得に対する保険料の負担割合は所得が低いほど高いもので、この改善が求められます。 介護保険制度は、制度導入から20年がたちました。2000年度から要介護と認定された人数と介護保険に関わる費用は3倍、65歳以上の人が支払う保険料は2倍になりました。制度を持続可能なものとするという名目の下に見直しがされてきましたけれども、そのたびにサービスが縮小され、負担が増えてきました。これ以上の負担増、給付減は高齢者にも、それを支える現役世代にも痛みを押しつけるものであり、反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆2番(若林) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 若林議員、登壇の上、発言を願います。
◆2番(若林) 登壇 はい、2番、若林です。 議第8号、令和2年度王寺町
介護保険特別会計予算案について、賛成意見を述べさせていただきます。 令和2年度についても、第7期王寺町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画に基づいた給付費等を見込んだ上で予算が計上されており、当初の予算額は21億1,914万8千円で、前年度より9,414万8千円が増額されております。2025年には団塊の世代である75歳以上の方が後期高齢者となり、高齢者をめぐる課題がますます増加することが予測される中で、安定した介護保険サービスを提供するために、介護保険制度を維持しなければなりません。 独り暮らしや高齢者のみの世帯が今後さらに増加していく中、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう高齢者の自立支援や重度化防止の取組を視野に入れた町内にある特別養護
老人ホームを利用して実施する介護予防事業や、短期集中予防サービス「ちゃれんじデラックス教室」の予算が計上されております。 さらに、本予算は、高齢者が自分らしく生活できるよう、第8期王寺町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画の策定予算も盛り込まれております。よって、本予算案に賛成いたします。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第8号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第8号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第7、議第9号、令和2年度王寺町
水道事業会計予算について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言を願います。
◆5番(小山) 登壇 はい、5番、小山です。 議第9号、令和2年度王寺町
水道事業会計予算についての反対討論を行います。 平成30年3月、県で新
県域水道ビジョンが策定され、
県域水道一体化が正式に位置づけられました。目標年次は令和8年度とし、おおむね10年後に事業統合とされています。しかし、それぞれの自治体の水道事業会計にはかなりの差があります。また、水道料金にも差があります。おおむね10年後の事業統合は難しいのではないでしょうか。 王寺町は、近隣の自治体に比べると、水道管の老朽化対策も計画的に行われています。また、本予算の剰余金は13億3,111万4千円もあります。新設加入金は営業収益に計上することで当年度純利益に加算され、利益剰余金として積み立てられ、必要なときの補填財源として確保されるべきです。そうすることで利益を増やし、水道料金を引き下げることが可能となります。
県域水道一体化に備え、公平で適正な水道料金設定を維持できるよう水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引下げを求めて、反対討論といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆3番(坂下) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 坂下議員、登壇の上、発言を願います。
◆3番(坂下) 登壇 はい、3番、坂下です。 議第9号、令和2年度王寺町
水道事業会計予算案について、賛成意見を述べさせていただきます。 本予算については、収益的収支予算において、収入では、安定した配水量により、昨年度と比較しても大幅な増減がない予算編成となっております。 一方、支出においては、昨年度に比べ、県営水道転換による第1浄水場の解体撤去費用が計上され、一時的に多額の資金が必要となるものの、整備の維持管理等の経常経費をできるだけ最小限に抑えるため努力することで、王寺町の地域の現状に見合った料金体系で必要な事業を実施し、事業会計として健全な運営を図った予算編成とされております。 資本的収支では、新設加入金を財源の1つとして
老朽管更新計画に基づく老朽配水管路の更新や施設整備を実施されるなど、安全・安心な飲料水を安定して供給できるよう計画的な財政運営がなされております。 今後も地方公営企業の基本原則であります企業の経済性を発揮し、独立採算制を基に、さらなる企業努力に努められ、効率的な経営をより一層図られることを期待し、令和2年度王寺町
水道事業会計予算は適正なものと認めます。よって、本予算案に賛成するものであります。 以上です。
○議長(中川) ほかに討論ありませんか。 (なしの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第9号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第9号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第8、議第10号、令和元年度王寺町
一般会計補正予算(第4号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第10号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第10号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第9、議第11号、令和元年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第11号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第11号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第10、議第12号、令和元年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第12号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第12号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第11、議第13号、令和元年度王寺町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第13号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第13号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第12、議第14号、令和元年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第14号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第14号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第13、議第15号、令和元年度王寺町
水道事業会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第15号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第15号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第14、議第16号、王寺町監査委員に関する条例及び王寺町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第16号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第16号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第15、議第17号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第17号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第17号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第16、議第18号、王寺町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第18号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第18号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第17、議第19号、王寺町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (なしの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)