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03月01日-01号

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  1. 王寺町議会 2019-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 王寺町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-20
    平成31年  3月 定例会          平成31年第1回定例会                          平成31年3月1日                          午後1時30分 開議議事日程日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 平成31年度施政方針について日程第4 (議第5号)人権擁護委員の推薦について                           (即決)日程第5 (発議第1号)平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の設置について                           (即決)日程第6 (発議第2号)平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の委員の選任について                           (即決)日程第7 (議第6号)平成31年度王寺町一般会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第8 (議第7号)平成31年度王寺町国民健康保険特別会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第9 (議第8号)平成31年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第10 (議第9号)平成31年度王寺町下水道事業特別会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第11 (議第10号)平成31年度王寺町介護保険特別会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第12 (議第11号)平成31年度王寺町水道事業会計予算について                (当初予算審査特別委員会付託)日程第13 (議第12号)平成30年度王寺町一般会計補正予算(第5号)について                  (総務文教常任委員会付託)日程第14 (議第13号)平成30年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第15 (議第14号)平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第16 (議第15号)平成30年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第17 (議第16号)王寺町教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について                  (総務文教常任委員会付託)日程第18 (議第17号)学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第19 (議第18号)王寺町部等設置条例の一部を改正する条例について                  (総務文教常任委員会付託)日程第20 (議第19号)職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について                  (総務文教常任委員会付託)日程第21 (議第20号)王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第22 (議第21号)王寺町公民館条例及び王寺町公民館使用条例の一部を改正する条例について                  (総務文教常任委員会付託)日程第23 (議第22号)王寺町子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第24 (議第23号)王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第25 (議第24号)王寺町水道法施行条例の一部を改正する条例について                 (くらし環境常任委員会付託)日程第26 (議第25号)王寺町道路線の認定について                           (即決)日程第27 (請願第1号)義務教育学校に関する請願書について                  (総務文教常任委員会付託)          王寺町議会会議録      平成31年第1回定例議会(第1日)開会日時    平成31年3月1日         午後1時30分散会日時    平成31年3月1日         午後4時26分場所      王寺町議会議場出席議員(議席順)  1番  北村達夫   2番  嶋内晴三  3番  小山郁子   4番  大久保一敏  5番  伊藤隆明   6番  沖 優子  7番  松岡成行   8番  鎌倉文枝  9番  中川義弘  10番  楠本 勝 11番  幡野美智子 12番  西本集一欠席議員 なし地方自治法第121条の規定により出席した者 町長        平井康之     副町長       平岡秀隆 総務部長      和田正英     住民福祉部長    森田眞弓 地域整備部長    植野善信     水道部長      清川 実 教育次長      中井一喜     社会福祉協議会部長 柏本由樹 総務部参事     幸田芳和     総務部参事     竹川雅敏会議に従事した事務局職員      吉川事務局長        石田書記 ○議長(鎌倉) 皆様、こんにちは。 本日、告示第6号をもって第1回定例会を招集されましたところ、ただ今の出席議員は12名で定足数に達しています。よって平成31年第1回定例会は成立しましたので、開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 平井町長、招集の挨拶を願います。 ◎番外1番(平井町長) はい。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、平井町長。 ◎番外1番(平井町長) 本日、第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方のご出席をいただき、まことにありがとうございます。 本定例会にご提案申し上げます案件につきましては、人事案件が1件、平成31年度の当初予算が6件、平成30年度の補正予算が4件、条例の制定が2件、条例の一部改正が7件、道路の認定が1件、合計21案件でございます。 どうか慎重にご審議を賜りますことをお願い申し上げまして、定例会の開会に当たりましての挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(鎌倉) これより、日程外ですが、諸般の報告をいたします。 2月18日に請願書を受理しております。 本日の会議に中野教育長から欠席の届けが提出されております。 以上で諸般の報告を終わります。 これより、日程外ですが、平井町長より閉会中の行政報告をお願いします。 平井町長、登壇の上、報告願います。 ◎番外1番(平井町長) 議長。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、平井町長。 ◎番外1番(平井町長) 登壇 それでは、私のほうから閉会中の行政報告をさせていただきます。 まず最初に、12月15日でございます。大阪府の柏原市、香芝市、三郷町、王寺町で構成いたします2市2町広域観光ルート整備推進協議会、この協議会の事業といたしまして、「大奈ウォーク&大奈マルシェ」、大奈というのは大阪の「大」と、奈良の「奈」の頭文字ですが、このイベントの開催をさせていただきました。 初心者コースといたしまして、大和川の河川敷から龍田大社をめぐる約5キロのウオーキングコースに140名の方が参加されまして、また、経験者コースでは2市2町エリアのルート検証といたしまして、60名のウオーキング協会の方にルートの安全性と今後の活用等を検証していただきました。 また、地域交流センターで開催した大奈マルシェには、おおむね1,800名もの多くの方にご参加をいただきまして、2市2町の魅力を知っていただくきっかけとなりました。 16日でございます。歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催しております。第51回として、立命館大学教授の本郷真紹氏に「聖武天皇の譲位・出家」をテーマに講演をいただきました。県内外から186名の方の参加をいただきました。 17日でございます。王寺南中学校におきまして、2年生を対象に出前授業を実施させていただきました。私たちが暮らすふるさと王寺の魅力をどのように紹介、PRするのか、また王寺町の財政状況や今後取り組むべき重点的な課題のほか、本年1月にオープンしました王寺町防災コミュニティセンターいずみスクエアですが、これの設置目的などを踏まえまして、災害時には地域の構成員として中学生の皆さんに期待されている役割などにつきましても説明を行わせていただきました。 18日でございます。第11回王寺町総合計画審議会が開催され、冒頭に挨拶を述べさせていただきました。新たな王寺町総合計画の平成30年度中の策定に向け、引き続き委員の皆様に審議をいただいたところでございます。 20日でございます。平成31年度奈良県予算編成に向けまして、奈良県町村会による平成31年度県予算等に関する要望活動が奈良県庁で実施されまして、奈良県町村会の厚生労働部会長を仰せつかっていますので、私も参加をさせていただきました。同日、奈良県の町村会役員会が開催されておりまして、平成31年度奈良県町村会の一般会計予算に関する基本方針等について協議をしております。 23日でございます。「第66回王寺町和マラソン大会」を開催いたしました。今年度は町内外からの977名の申し込みがあり、当日は861名の方にご参加をいただきました。幼児から高齢者まで幅広い年齢層の方々がアップダウンの激しいコースを完走されました。また、新たに商工会の協力によりまして、模擬店の出店などを行いまして、大会を盛り上げることができました。 24日でございます。新大和鉄道唱歌優秀作品表彰式地域交流センターで開催しております。これは、近鉄田原本線100周年を記念して、近鉄田原本線開通当時につくられた大和鉄道唱歌の新たな歌詞を沿線6町の中学生に募集し、その優秀作品を表彰したものでございまして、式典後には王寺町の合唱団の皆さんによる新鉄道唱歌のご披露がありました。 また、記念講演として、「1700年前の大和の大開発時代~ミヤケの遺跡と古墳群~」をテーマといたしまして、奈良県文化財保存課の坂靖氏に講演をいただきました。 25日でございます。王寺駅周辺町有地宿泊施設誘致事業によって誘致をいたしました大手ビジネスホテルチェーン株式会社東横インによりまして、王寺2丁目の事業用地においてホテル建設に向けた地鎮祭がとり行われております。待望の宿泊施設が2020年春に開業することで、観光産業の機軸として地域の活性化が期待されるところであります。 26日であります。王寺周辺広域市町村圏協議会、老人福祉施設三室園組合及び王寺周辺広域休日応急診療施設組合、これらの議会定例会が開催されております。それぞれ平成29年度の一般会計の歳入歳出決算等について承認がなされております。 27日から30日にかけてでございますが、王寺町消防団による年末夜警が実施されております。 31日でございます。大晦日から元旦にかけて、達磨寺及び町内社寺で、年末年始の年越しイベントが開催されました。達磨寺では、除夜の鐘つきやミニ燈花会、ぜんざい等のふるまいのほか、雪丸による雪丸お守りシールのプレゼントなどがございました。約1,300名の方々に達磨寺を参拝いただきました。 平成31年でございます。1月4日でございますが、王寺町遺族会主催の新年の忠魂碑参拝が達磨寺境内で行われております。 6日でございます。王寺町防災コミュニティセンターいずみスクエア」の竣工式典を挙行しております。高市衆議院議員等国会議員を初めとするご来賓の方々と地元各種団体の役員の皆さんなど、105名の方々のご臨席のもと、玄関前でテープカットを行いまして、竣工のお祝いをしていただきました。本町の防災拠点となるとともに、生涯学習の拠点としてコミュニティの輪が広がる場となることを期待しております。 10日でございます。王寺町の商工会新春懇親会が開催されております。 11日でございます。1月定例民生児童委員協議会が開催されまして、その協議会の中で、町長講話の時間を頂戴いたしましたので、民生児童委員の皆様方に防災あるいは王寺駅周辺のまちづくり、あるいは義務教育学校の整備、聖徳太子1400年御遠忌プロジェクト、さらに王寺町総合計画の5つの施策について、私のほうからご説明させていただきました。 12日でございます。王寺町消防出初式が健民運動場において挙行されまして、消防団員90名の皆さんが出動され、分列行進や放水演習などが行われたところでございます。 14日でございます。王寺町成人式を開催しております。新成人の皆さんがみずから企画、運営をされ、鏡割りや恩師の先生からのスピーチなどが行われました。166名の新成人の出席のもと、門出を祝う晴れやかな催しとなったところでございます。 15日でございます。奈良県広域消防組合市町村長総会が開催されておりまして、広域化後の5年間における火災等の出動体制の充実、強化や経費負担の軽減の成果について現状の報告がございました。 同じく15日でございます。第4回の奈良県・市町村長サミットが奈良県市町村会館で開催されております。「まちづくりとリーダーシップ」をテーマに、都市計画家の蓑原敬氏による講演があり、その後、「AI活用試行事業について」など、3つのテーマについて県からの情報提供がございました。 16日でございます。西和警察署年頭視閲式が開催されまして、西和地区防犯協議会会長として祝辞を述べさせていただきましたほか、実践的な逮捕術の訓練を見学させていただきました。 19日でございます。奈良県消防協会北葛城支部連合出初式高市衆議院議員等のご臨席のもと、広陵の健民運動場で開催されました。郡内消防団員160名の皆さんが出動し、北葛城郡町村会長として挨拶をさせていただきました。 また、同日でございますが、第3回ふれあい町民のど自慢大会が文化福祉センターで開催されました。7歳から93歳と幅広い年齢層の20組24名の方々がステージで自慢の歌声を披露されたところでございます。410名の方に観覧としてご来場いただきまして、応援の声や手拍子など会場が一体となりまして、大盛況のイベントとなったところでございます。 20日でございます。奈良県広域消防組合の観閲式が橿原運動公園で開催されまして、火災予防思想の普及と地域防災の一層の充実を図ることを目的に、車両・徒歩部隊の分列行進や消火消防並びに救急救助の訓練などが行われたところでございます。 同日です。歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催しております。第52回として、大蔵流小鼓方16世宗家で人間国宝の大倉源次郎氏に「大和猿楽と小鼓」をテーマに講演をいただきました。県内外から136名の方に参加をいただきました。 21日でございます。王寺町空家等対策協議会を開催いたしました。王寺町内にある5件の保安上危険となるおそれのある状態の空き家につきまして、特定空き家等に認定するための審査を行わせていただきました。その後、2月14日に特定空き家等に認定を行いまして、同月19日に所有者にその旨の通知を行ったところでございます。 22日でございます。奈良県葛城地区清掃事務組合正副管理者会議が開催されまして、組合運営に係る協議事項の確認や平成31年2月議会定例会案件等についての説明を受けております。また、同日、組合の首長会議も開催されまして、平成31年度の予算案など、2月議会定例会の案件等について説明を受けております。 26日でございます。王寺町防災フォーラムいずみスクエアで開催いたしました。天平台の自主防災会の皆さんに事例発表として要支援者名簿の活用についてをテーマに活動状況のお話をいただき、また、災害伝承語り部の大和田哲夫氏をお招きをいたしまして、「災害時の共助と避難所運営」をテーマにご講演をいただきました。161名の方にご参加をいただいたところでございます。 26日から27日にかけてでございますが、奈良市の平城宮跡で2日間にわたりまして「大立山まつり2019奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」が開催されました。それにあわせまして、県内のご当地グルメの発掘、発信、地域ブランド確立を目的に開催されております「第6回あったかもん」につきましては、王寺町から食品衛生協会の皆さんによります奈良の食材にこだわった雪丸バーガーを出店していただきました。 28日でございます。「聖徳太子ゆかりの里 観光振興講演会」を地域交流センターで開催しております。この講演会は、聖徳太子ゆかりの里の関連地域が連携いたしまして、利便性や各観光地の強みを生かしながら、地域の魅力や価値を高めていく取り組みの重要性を学ぶことを目的に開催をさせていただきました。生駒郡及び北葛城郡の各町長を初め、各町商工会、観光事業者等に参加をいただき、講師には岐阜県高山市の国島芳明市長をお招きいたしまして、「高山市のブランド戦略~地域に自信と誇りを~」というテーマで講演をいただきまして、広域連携による観光振興の重要性をお伝えいただいたところでございます。 同じく28日でございます。第12回王寺町総合計画審議会が開催されておりまして、総合計画案に対する住民の皆様の意見を伺うパブリックコメントの結果とその対応につきまして、確認、審議をいただいた後、中川幾郎会長から答申書の手交をいただきました。2019年度から10年間の基本構想及び5年間の前期実施計画からなる新たな王寺町総合計画に基づきまして、今後、目指す将来像としての「人とまちがきらめく和(やわらぎ)のふるさと 王寺」の実現に向けまして、PDCAサイクルのもと、総力を上げて取り組んでまいりたいと考えております。 同じく28日でございます。独立行政法人都市再生機構西日本支社の主催によりまして、西日本の自治体首長を対象といたしましたURまちづくり意見交換会が開催されておりまして、出席をしております。講師の当機構理事長中島正弘氏によりまして、「防災まちづくりと地方都市再生についてのURの取り組み」をテーマに講演がございまして、その後意見交換を行ったところでございます。 2月2日でございます。片岡の里保育園の生活発表会が文化福祉センターで開催されております。 3日でございます。達磨寺で節分豆まきが開催されまして、境内では厄払いのための茅の輪が設けられました。また、商工会による飲食ブースも設けられておりまして、昨年を上回る約1,800名の方にお越しをいただいたところでございます。 同日、王寺町自治連合会の新年初集会が開催されまして、新任自治会長の方々に対して委嘱状の交付と、退任される自治会長の皆さんに対しまして感謝状の贈呈を行わせていただきました。 4日から5日でございますが、「持続可能な観光」国際シンポジウムが奈良県と観光庁との共催によって開催をされております。これは地域に根差した産業を観光素材として活用した先進的な取り組みにつきまして、世界や日本国内での先駆者がいろいろ披露をし、意見交換するものでございました。1日目は、国連世界観光機関、UNWTOという略称がございますが、こちらの幹部による来日されての講演、あるいは奈良県立大学の伊藤忠通学長、さらに独立行政法人国際協力機構、JICAですが、こちらの北岡伸一理事長による講演がございました。2日目には、日本観光振興協会の久保理事長によります基調講演なり、あるいは梅乃宿酒造の代表取締役をされております吉田佳代氏等によりますパネルディスカッション等が行われたところでございます。 5日でございます。奈良県広域消防組合第3回の運営協議会が開催されました。平成31年組合議会第1回定例会への提出案件及び市町村分担金の負担方法等に係る検討につきまして協議を行ったところでございます。 6日でございます。奈良県都市計画審議会が開催されました。大和都市計画道路の変更及び吉野三町都市計画道路の変更について審議をいたしております。また、大和都市計画区域市街化調整区域における葛城市と御所市の一部におきます容積率等の変更などの報告を受けたところでございます。 8日でございます。第6回王寺町義務教育学校推進委員会を開催いたしました。教育課程、施設設備、そして総務と、各プロジェクトチームから王寺義務教育学校グランドデザイン(案)や各教科のカリキュラムの概要(案)など、これまでの調査・研究内容、あるいは進捗状況について報告を受けまして協議を行ったところでございます。 12日でございます。奈良県国土利用計画審議会が開催されまして、奈良県土地利用基本計画の改定及び奈良県土地利用基本計画図の変更について審議を行ったところでございます。 同日ですが、奈良県国民健康保険団体連合会の理事会が開催されておりまして、平成31年度の事業計画及び予算等について協議をしたところでございます。 13日でございます。「きれいに暮らす奈良県スタイル」推進協議会の総会が開催されております。平成30年度のきれいな奈良県づくり功労賞の表彰状の授与がありまして、奈良県立王寺工業高校と王寺町の役場職員で構成いたしますボランティアグループアクアグリーン」の2団体が表彰を受けまして、王寺町からは住民課の小山主事が「ボランティアグループ アクアグリーンの活動報告」と題しまして、プレゼンテーションをさせていただきました。また、「きれいに暮らす奈良県スタイル」行動計画の進捗状況の説明もあったところでございます。 15日でございます。西和地区自主防犯の集いが地域交流センターで開催されました。西和地区防犯協議会の会長として、挨拶を述べさせていただきました。また、式典では犯罪ゼロ・チャレンジ100日作戦の表彰式が行われておりまして、王寺町からは19団体が表彰されたところでございます。 17日から19日にかけまして、3日間にわたりまして、町内3会場でタウンミーティングを開催しております。おおむね10年後の町の将来像を示しまして、協働によるまちづくりを進めていく上での指針となる「新たな王寺町総合計画」及び「平成31年度の高齢者福祉・子ども子育て支援に関する予算(案)」をテーマにいたしまして、説明をさせていただき意見交換を行ったところでございます。参加者は3日間で延べ153人の参加をいただいたところでございます。 同日ですが、歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催しております。第53回といたしまして、東大寺別当の狭川普文氏「奈良時代から続く悔過法要~東大寺修二会を中心に~」とテーマに講演をいただきました。県内外から187名の皆さんの参加をいただいたところでございます。 18日でございます。奈良県葛城地区清掃事務組合議会の定例会が開催されておりました。平成30年度の組合一般会計補正予算及び31年度の組合一般会計予算等について、可決がなされております。 19日でございます。久度地区のまちづくりを考えるため、久度地区自治連合会の皆様方と、密集市街地対策の先進地である神戸市の浜山地区を視察いたしました。視察先の浜山地区まちづくり協議会会長さんからは、「まちづくりには『協働』が欠かせないんだ」というアドバイスをいただきまして、その現地施設をさせていただきました。 20日でございます。広域消防組合西和区分報告会が西和消防署で行われました。平成31年度組合特別会計及び一般会計予算、また、市町村分担金の負担方法等にかかる検討ワーキンググループ会議の進捗状況について、組合本部から説明を受けております。 21日でございます。第1回香芝・王寺環境施設組合議会定例会が開催されました。平成30年度の組合一般会計補正予算及び31年度の組合一般会計予算等について、可決がなされております。 同じく同日、奈良県町村会の役員会が開催されまして、31年度の奈良県一般会計歳入歳出予算(案)について協議を行ったところであります。 22日でございます。法隆寺主催の「第45回太子道をたずねる集い」が開催されました。法隆寺から王寺町、香芝市を経て大阪府の太子町磯長の叡福寺までのウオーキングコース、いわゆる磯長ルートと言っているわけですが、こちらのほうに約100名の方が参加されたところでございます。途中、達磨寺では雪丸とともに皆さんを出迎えさせていただきまして、ぜんざいのふるまいや雪丸グッズの販売、スタンプラリーなど、王寺町のPRを行ったところでございます。 23日でございます。西日本旅客鉄道株式会社が、来る3月16日より和歌山線と桜井線に新型車両227系を導入されることから、運行開始に先立ちまして、沿線10市町の自治体関係者等を対象として試乗会及び車両の一般公開が行われたところでございます。試乗会は、JR高田駅を出発地といたしまして、JR王寺駅までの区間で実施されまして、電車が到着後、王寺駅の5番乗り場にて車両の一般公開がございました。訪れた方々は車内見学や記念撮影等で多くの方が楽しまれておりました。 同じく23日でございますが、宝くじまちの音楽会「南こうせつwithウー・ファン 心のうたコンサート」を文化福祉センターで開催しております。歌手の南こうせつさんが70年代のフォークソングから現在の歌までを熱唱されたほか、中国のウー・ファンさんが古箏を奏でられました。また、「王寺ジュニア合唱団フェアリーベル」、あるいは「アンサンブルフローラ」、そして「王寺エコー」の皆さんが共演をされました。会場に636名の方の来場がございました。 24日でございます。奈良県主催、王寺町共催により、記紀で古代を学ぶ事業といたしまして、記紀を語る講演会が地域交流センターで開催されております。「考古学から考える聖徳太子墓-叡福寺北古墳と岩屋山式石室」をテーマに、関西大学の非常勤講師 今尾文昭氏による講演がございました。来場者はおおむね230名の方の来場でございました。 26日でございますが、「第1回静香苑環境施設組合議会定例会」が開催されました。平成30年度の組合一般会計補正予算及び平成31年度の組合一般会計予算等について、可決がなされております。 今日、3月1日でございますが、県立王寺工業高等学校の卒業証書授与式が挙行されております。 同じく、本日ですが、選挙管理委員会が開催されまして、定時登録者数が決定されております。登録者数は、男性が9,308名、女性が1万642名、合計1万9,950人でございます。 私からは以上でございます。 ○議長(鎌倉) 次に、閉会中の教育行政報告をお願いします。 中井教育次長、登壇の上、報告お願いします。 ◎番外(中井教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、中井次長。 ◎番外(中井教育次長) 登壇 それでは、私のほうから閉会中の教育行政報告をさせていただきます。 12月15日、「第6回ビブリオバトルin王寺」、高校生以上の一般大会を地域交流センターで開催しております。発表者は5人で、審査員は10人のほか、27人の来場者がありました。 21日、12月定例教育委員会を開催し、教育支援委員会の審議結果や教育委員会事務局組織規則の一部改正、これはいずみスクエア係を創設するもので、これらについて審議し、承認いたしております。 平成31年1月10日、県町村教育長会教育行財政部会研修会が明日香村で開催され、町村における講師や特別支援の実態について協議をいたしております。 11日、1月定例校園長会を開催し、教職員の人事評価シートや特別支援学級入級に伴う提出書類の作成を指示したほか、イノシシのわなの設置について注意喚起をいたしております。 12日、いずみスクエアのオープニングコンサートとして順次開催しているもので、この日はプロの吹奏楽団「Osaka Shion Wind Orchestra」の混成10重奏によるコンサートを開催いたしております。クラシックから行進曲のほか、ディズニー映画のテーマ曲メドレーなど、102名の来場者にプロの吹奏楽の音色を楽しんでいただいております。 同日、「第7回ビブリオバトルin王寺(中学生大会)」をやわらぎ会館で開催いたしております。発表者は5人で、審査員10人のほか、23人の来場者がありました。 22日から23日にかけて、北葛城郡地教委連絡協議会教育長視察研修として、福井市明倫中学校の視察を行っております。全国学力・学習状況調査などの結果が全国でも高水準の教育を進めている福井県において多くの学校が実施されている無言清掃や1、2年生の授業参観など、校長からは公民館を起点とした中学校区教育や学びに向かう生徒の育成の取り組みについて説明を受けております。 23日、第14回市町村対抗子ども駅伝大会、王寺町代表選手の結団式が行われております。小学5、6年生23名の候補者から選考された男女6名ずつ、12名の代表選手たちが力強く意気込みを語ってくれております。 25日、1月定例教育委員会を開催し、後援名義使用許可申請について審議し、承認するとともに、平成31年度の全国学力・学習状況調査の予定等について報告いたしております。 同日、第27回「人権等部落問題」郡民研究集会が河合町で開催され、朝日新聞生活文化部の中塚久美子氏から、「子どもの貧困問題から見えるもの」と題して講演が行われております。 2月6日、県立王寺工業高等学校の3年生が1年間かけて調査・研究や制作活動を行った校内課題の研究発表会が開催されております。 10日、「りーべるアラカルトスペシャル」として、王寺工業高等学校吹奏楽部ザ・ブルーカラーズと王寺ジュニアバンドハルモによる「ゆかいなコンサート」を地域交流センターで開催いたしております。ジャズからアニメのテーマ曲まで幅広いジャンルの演奏や、息の合った合同演奏など、380名の来場者に楽しんでいただいております。 14日、2月定例校園長会を開催し、新学習指導要領が小学校は2020年度から実施されることに伴う授業時間数の増加への対応策の検討や平成30年度幼稚園学校評価等報告書の提出などを指示いたしております。 同日、給食運営委員会を開催し、学校給食用物資納入業者の選定等を行っております。 16日、プロのジャズバンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND」によるコンサートをいずみスクエアで開催いたしております。共演者としてハルモや王寺中学校、王寺南中学校吹奏楽部、やわらぎウィンドハーモニーが出演し、「BLACK BOTTOM BRASS BAND」のメンバーと総勢86名で合同演奏もいたしております。乗りがよく、気分の盛り上がる演奏により、226名の来場者に吹奏楽の楽しさを実感していただきました。 24日、「おうじキッズフェスティバル」として、エリックの英語音楽コンサートを文化福祉センターで開催いたしております。主に幼稚園児から小学校低学年とその保護者を対象にしたもので、好評であった昨年に引き続き、NHK「えいごであそぼ」でおなじみのエリック氏の歌や踊りで、大人から子どもまで来場者488名が一緒になって盛り上がりました。 25日、2月定例教育委員会を開催し、王寺町教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定や、王寺町部等設置条例の一部を改正する条例、これは文化財保存、また幼稚園について所管を教育委員会から町長部局へ移行するもので、これらについて審議し、議会に提案することを承認いたしております。 27日、「平成30年度地域と共に歩む学校活動報告会」をやわらぎ会館で開催いたしております。学校関係者だけではなく町民の方にも、学校・家庭・地域の連携協力によるさまざまな取り組みを知っていただくことを目的に行い、奈良県教育委員会人権地域教育課から2名を含め31名が参加されております。 以上でございます。 ○議長(鎌倉) ただ今の町長及び教育次長の閉会中の行政報告に対する補足説明を求められる方は、ご発言をお願いします。 幡野議員。 ◆11番(幡野) 町長に2点、教育行政、教育次長に対する補足説明は1点、お願いをいたします。 まず、町長の補足説明を求めるものでございますが、2月10日前後であったかと思いますが、これは日にちが違いますけれども、それぞれ県の大和都市計画変更、また土地利用基本計画の変更ということが審議されたということでございました。この内容をもう少し詳しく補足説明お願いいたします。 また、教育行政に関しての報告でございますが、最後の2月27日「地域と共に歩む学校活動」ということの内容はどういうものであったのか、その点についてお願いいたします。 ○議長(鎌倉) 今、補足説明を、町長。 ◎番外1番(平井町長) 都計審、県の都計審でございますが、2月6日だったですか、都計審でございますが、まずこの県の都計審と、それから土地利用計画審議会、これは町村会のほうから私が代表として、町村会を代表として、まず委員に指名されて参加しているものでございまして、都市計画審議会、都計審に関心があるから入っていると、そういうもんでは実はございませんので、念のためにお話をまず申し上げます。 6日の県の都計審ですけれども、1つは大和都市計画道路の変更ということで、宇陀市内の西峠山辺三線という都計道路ほか1件、それと、これは実は廃止でございます。それから、吉野三町都市計画道路変更、これは吉野町と下市町の吉野下市線でございますけれども、これは区域の変更、事情の変更によっての路線の区域の変更がなされたものでございます。都計審のほうはその決定、それとあわせて先ほどちょっと触れましたが、調整区域内における容積率の変更がございまして、これは葛城市と広陵町の一部でございます。 それから、12日が奈良県国土利用計画審議会でございますけれども、県の土地利用基本計画を改定するに当たって、特別委員会を設けて、ことし1年間、国土利用計画の改定を行っていくと、こういう報告を受けたところでございます。あわせて、奈良県の土地利用基本計画図の変更についても審議をしております。 私からは以上です。 ○議長(鎌倉) 中井教育次長。 ◎番外(中井教育次長) 教育委員会の中井でございます。 今、ご質問のありました「平成30年度地域と共に歩む学校活動報告会」、2月27日に開催いたしております。毎年、年度末にこのような会を開催するんですけれども、内容といたしましては、学校・地域パートナーシップ事業というのを御存じだと思いますが、学校と保護者、地域が協働して学校をベースとした地域コミュニティを確立し、教育向上に取り組んでいるもので、王寺町では熱心に取り組んでいただいており、例えば、平成23年には王寺北小学校が、29年度には南小学校が、昨年は王寺小学校が文部科学大臣表彰を受賞されるほど取り組んでいただいているということで、今回も各5小中学校から1年間の取り組みについて報告がなされております。 以上です。 ○議長(鎌倉) ほかにありませんか。 幡野議員。
    ◆11番(幡野) すみません、補足説明でもう少しお願いしたいんですけれども、土地利用基本計画で国土利用計画の改定ということで言われました。そういうことだろうと思うんですけれども、この内容につきましては具体的なことということは、この中では出ておりませんのでしょうか、その点について1点だけお願いいたします。 ◆11番(幡野) 町長。 ◎番外1番(平井町長) ことし1年かけて、国土利用、奈良県の土地利用計画を改定するということでございますが、まず、内容的なものにつきましては、スケジュールの説明と構成の審議会の委員の説明がありました。それと、先ほど言いましたように特別委員会をつくって項目ごとに審議をしていくという、そういった、どちらかと事務の流れ、手続についての説明がありました。 特に内容的なことにつきましては、やはり今現在の、奈良県全体の土地の状況といいますか、やっぱり隣地の状況、あるいは特にやっぱり農地の減少でありますとか、そういったこととか、あるいは災害対応、大きな傾向としての概要の説明はございました。今後、それを受けて特別委員会のほうで細かく審議されると。今後2回ですか、年内に計画審議会が予定されていまして、そこで成案にしていくと、こういう内容でございました。 以上です。 ○議長(鎌倉) ほかにございませんか。 大久保議員。 ◆4番(大久保) 4番、大久保です。 先ほど、空き家対策で5件あるとおっしゃったと思うんですけれども、できますればどこにあるか、あるいは通達をして、どのような形で反映されるか、その点ちょっと詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(鎌倉) 空き家対策についてですが。 町長。 ◎番外1番(平井町長) 空家等対策協議会の概要でございますが、特定空き家に認定をさせていただいた5件でございますが、ちょっと固有名詞を省きまして場所で申し上げます。本町2丁目の白瓜の自治会内、それから久度3丁目、古寺自治会内の隣接する2件、それからこれも白瓜です本町2丁目の白瓜の1件、それから、畠田6丁目、小黒地内の倉庫でございます。この5件について認定をさせていただいて、今後、必要な指導なりを行っていくということでございます。 ○議長(鎌倉) ほかにございませんか。     (なしの声) ○議長(鎌倉) 以上をもって、町長及び教育長の閉会中の行政報告を終わります。 続きまして、常任委員長の閉会中の報告でございますが、各常任委員会及び各特別委員会は閉会中に委員会を開会されておりません。よって、報告事項はございません。 なお、議会運営委員長の報告は、日程第2、会期の決定において報告をいただきますので、省略させていただきます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において、9番、中川議員、10番、楠本議員を指名いたします。 日程第2、会期の日程を議題とします。 去る2月22日と本日開会前に議会運営委員会を開会していただいております。議会運営委員長より会期等について報告を願います。 楠本委員長、登壇の上、報告をお願いします。 ◆議会運営委員長(楠本) はい。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、楠本委員長。 ◆議会運営委員長(楠本) 登壇 去る2月22日と本日開会前に議会運営委員会を開催しております。その審議結果を報告申し上げます。 本定例会の会期につきましては、本日から14日までの14日間と決定させていただいております。 次に、会期日程でございます。本日1日、本会議第1日。4日、本会議第2日、一般質問、午前9時30分から。5日、総務文教常任委員会、午前9時30分から。6日、くらし環境常任委員会、午前9時30分から。7日及び8日、当初予算審査特別委員会、午前9時30分から。14日、本会議最終日、午前10時からでございます。 次に、本日の議事日程及び議案の取り扱い方法についてご報告申し上げます。 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、平成31年度施政方針について。日程第4、議第5号、人権擁護委員の推薦について、即決。日程第5、発議第1号、平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の設置について、即決。日程第6、発議第2号、平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の委員の選任について、即決。日程第7、議第6号、平成31年度王寺町一般会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第8、議第7号、平成31年度王寺町国民健康保険特別会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第9、議第8号、平成31年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第10、議第9号、平成31年度王寺町下水道事業特別会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第11、議第10号、平成31年度王寺町介護保険特別会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第12、議第11号、平成31年度王寺町水道事業会計予算について、当初予算審査特別委員会付託。日程第13、議第12号、平成30年度王寺町一般会計補正予算(第5号)について、総務文教常任委員会付託。日程第14、議第13号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、くらし環境常任委員会付託。日程第15、議第14号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、くらし環境常任委員会付託。日程第16、議第15号、平成30年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、くらし環境常任委員会付託。日程第17、議第16号、王寺町教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定について、総務文教常任委員会付託。日程第18、議第17号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、くらし環境常任委員会付託。日程第19、議第18号、王寺町部等設置条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会付託。日程第20、議第19号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、総務文教委員会付託。日程第21、議第20号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第22、議第21号、王寺町公民館条例及び王寺町公民館使用条例の一部を改正する条例について、総務文教委員会付託。日程第23、議第22号、王寺町子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第24、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第25、議第24号、王寺町水道法施行条例の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第26、議第25号、王寺町道路線の認定について、即決。日程第27、請願第1号、義務教育学校に関する請願書について、総務文教委員会に付託。 以上、日程第7、議第6号から日程第25、議第24号までは、一括議題とします。 日程につきましては、以上のように当委員会において決定いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、当委員会におきまして決定をいたしました議会運営の事項について報告をいたします。 まず、当初予算審査特別委員会の設置及び委員の選任につきましては、本日の議長発議の提案議題として取り扱いいたします。 当初予算審査特別委員会の委員の選任については、議会改革特別委員会で議長を除く全議員を委員とすることと、確認されております。 次に、町長の施政方針につきましては、質疑及び補足説明は受け付けはいたしません。あらかじめ決定いたしております。 以上をもって、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(鎌倉) お諮りします。会期等については、ただ今の委員長の報告どおり決定したいと思います。ご異議ございませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、会期は委員長の報告どおり本日から14日までの14日間と決定いたしました。 ただ今から35分まで休憩いたします。     休憩 午後2時21分     再開 午後2時35分 ○議長(鎌倉) 休憩を閉じて再開させていただきます。 日程第3、平成31年度施政方針についてを議題といたします。 施政方針についての質疑及び補足説明は受けないこととする旨、議会運営委員会において決定されております。 平井町長、登壇の上、発言をお願いします。 ◎番外1番(平井町長) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、町長。 ◎番外1番(平井町長) 登壇 ただ今、議長のお許しをいただきましたので、平成31年度当初予算並びに重要施策を中心に、町政運営の基本方針について、私の所信の一端を申し上げ、議員各位を初め住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 「人とまちがきらめく和(やわらぎ)のふるさとづくり」を目標に、町政2期目をあずからせていただきまして丸2年、中間点を過ぎたところでございます。4つの基本政策を柱とした公約を実現すべく、議会を初め、住民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、新たな諸施策に精いっぱい取り組むことによりまして、町行政が着実に歩みを進めていることに対しまして、心から感謝を申し上げるところでございます。 振り返りますと昨年1年間は、大阪府北部地震や西日本豪雨、夏から秋までの断続的な台風など、日本列島各地で災害に見舞われました。幸いにも本町では甚大な被害は発生しませんでしたが、特に配慮が必要な方々への早期避難を促すため、5回の避難準備・高齢者等避難開始を発令するとともに、安否確認のための避難行動要支援者名簿を配付させていただきました。自治会長や民生児童委員を初めとする多くの関係機関の皆さんにご協力をいただきましたこと、改めて御礼を申し上げる次第でございます。自然災害が多発する中、防災、減災に向けまして、住民の皆さんの自助、共助の意識の高まり、地域あるいは向こう3軒両隣のつながりは、より一層大切はものとなってまいります。本年1月6日、避難所機能をあわせ持った王寺町防災コミュニティセンターいずみスクエア」がオープンいたしました。町の防災拠点として防災訓練や防災教育を初め、住民の皆さんのコミュニティ形成の場としても、効果的に活用していきたいと考えております。 さて、31年度は、4月の統一地方選に始まり、5月には新天皇の即位と改元により新たな時代を迎えることとなります。さらに7月には参議院選挙、10月には消費税の引き上げなど、さまざまなことが「革(あらた)まる」節目の年となります。また、今後の王寺町の10年間の基本方針を定めた基本構想と、前期5年の基本計画から成る新たな王寺町総合計画のスタートとなる年でもあります。地域におけるさまざまな課題に対し、適切な役割分担に基づいて、その解決に取り組むことができるよう、住民と行政の協働、パートナーシップによるまちづくりを基本に、激変する社会情勢の中、住民の皆さんの生活がよりよいものへと「革(あらた)める」ことができるように、気を引き締めてまちづくりに取り組み、引き続き町の未来の発展に全力を尽くしてまいる所存でございます。 まずは、平成31年度の予算概要に先立ちまして、前年度(平成30年度)の主な行政運営について述べさせていただきます。 安全・安心のまちづくりにおいては、防災・減災への取り組みとして、先ほど申し上げましたが、泉の広場公園内に整備を進めておりました防災コミュニティセンターいずみスクエア」が竣工し、本年1月にオープンをいたしました。施設の概要としましては、過去の災害のパネルや防災関連グッズを展示する防災学習コーナーの整備をするとともに、自家発電設備や貯水槽、汚水槽のほか、屋上には太陽光発電も備えています。また、体育館を初め、多目的に使用できる大小の会議室、調理室、備蓄倉庫など、災害発生時には1,000人規模の避難所機能を有しており、町の防災拠点として、今後、広い敷地内に防災ヘリコプターが離着陸できる公園整備も予定をしております。あわせて、生涯学習の拠点として音響設備を備えたホールや多目的室、ギャラリースペース。体育館などを備え、世代を超えた文化、芸術、スポーツの振興を図ってまいりたいと考えております。 また、災害応急対策として、断水時の給水作業を迅速に行うため、給水車及び避難所用の組み立て式貯水槽を整備いたしました。有利な財源である緊急防災・減災事業債を活用の上、地域防災力の強化を図りました。昨年発生した大阪府北部地震によるブロック塀等の倒壊事故を受け、危険性のある町内公共施設や町有地のブロック塀の撤去、改修を行うとともに、道路利用者の安全確保を目的に、まずは優先的に通学路に面する危険性のあるブロック塀等の撤去を促すため、その費用の一部を助成する制度を創設いたしました。 本年1月26日に、いずみスクエアで開催した王寺町防災フォーラムでは、「要支援者名簿の活用について」といったテーマにより、天平台防災会の活動事例をご紹介いただきました。地域での主体的、先進的な取り組みが町全体に広がっていき、互近助・共助の意識が高まるよう町としても支援を行ってまいります。 災害時における迅速で有意な支援として、自治体間での災害時応援協定は必要不可欠となっており、昨年8月には、滋賀県湖南市と災害時における相互応援に関する協定を締結いたしました。現在、大阪府柏原市、河内長野市とともに3団体と協定を締結しておりますが、より実効性のあるものとしていくため、有事の際だけでなく、日ごろから職員交流による情報交換を行ってまいります。また、災害時における地域の対応力を強化するため、町内で特別養護老人ホーム「てんとう虫」を運営する社会福祉法人である「博寿会」と王寺町が「災害時における福祉避難所施設利用に関する協定」を締結いたしました。災害時に一般の避難所での生活が困難な要配慮者の方々が過ごす福祉避難所として活用が期待されます。 次に、住み続けたいまちづくりにおきまして、まず、健康への取り組みとして、誰もが日常生活の中で気軽に健康づくりができるよう、28年度から遊歩道や公園内に健康遊具の設置を進めておりまして、30年度は久度神社付近とせせらぎ公園及び王寺1丁目公園に各2基ずつ設置を進めています。また、大和川ふれあい広場の多門橋から出合橋間、約460メートルにゴムチップ舗装を施したジョギングコースを整備いたしまして、大和川、葛下川を一体的に結ぶコースが完成いたしました。水辺に親しみながら、ジョギングや散歩を楽しむことで、健康増進につながることを期待しております。 高齢者福祉の取り組みでは、高齢者等のバス利用者の休憩スペースを確保し利便性の向上を図るため、バス停留所9カ所に新たにベンチの設置を進めており、年度内に完成いたします。 まちづくりの取り組みとして、王寺1丁目公園整備事業につきましては、都市公園を確保することとあわせて、オープンスベースを有効に利用することで、防災に資する機能のほか、地域の憩いの場、交流の場として、地域の新たなコミュニティを育てる公園となるよう整備を進めておりまして、年度内に完成する運びとなっております。 「賑わい創出イベント」として、大和鉄道、これは近鉄田原本線でございますが、これが昨年4月26日に開通100周年を迎えたことで、本町では記念イベントとして、8月には舟戸児童公園に展示している蒸気機関車D51のライトアップ点灯式を行い、台風の影響によりまして7月から10月へと延期となりましたが、「王寺鉄道フェスティバル」や「亀の瀬近代遺産見学ツアー」を開催することができ、約3,600人もの多くの人々の来場のもと、「鉄道のまち王寺」を広くPRすることができました。昨年、台風で中止となり、2年ぶりの開催となった町の一大イベントである「王寺ミルキーウェイ(天の川)」につきましては、町内外から過去最高の2万1,000人の人々にお越しをいただきまして、大盛況で終えることができました。 また、平成26年10月から始まり、毎月開催している歴史リレー講座「大和の古都はじめ」が、昨年11月に第50回を迎えたことによりまして、帝塚山大学教授の西山厚先生や女優の紺野美沙子さんをお招きし、特別記念講演、シンポジウムを開催いたしました。会場の文化福祉センターには500人を超える多くの皆さんにお越しをいただきまして、「聖徳太子ゆかりの里 王寺」の魅力を大いにPRすることができました。 次に、未来を担う人づくりでは、町内3カ所目の子育て広場、わくわく広場をいずみスクエア内に開設をいたしました。1月8日のオープニングイベントには約80人の親子の皆さんに参加をしていただきました。「自宅から近いと行きやすい」など、保護者の方から喜びの声をいただいておりまして、子どもと保護者の触れ合い、あるいは情報交換や仲間づくりの場としての多くの方々にご利用をいただいているところであります。 各小学校の空き教室を利用して実施している公設の学童保育事業について、保護者の多様な働き方のニーズに対応するため、午後6時までの通常保育に加えまして、希望される方には午後7時までの延長保育を昨年7月から導入いたしまして、充実を図ったところであります。また、王寺南小学校の児童の増加により空き教室がなくなるため、小学校敷地内で3部屋の学童保育室を新設するとともに、町が学童保育事業を委託している片岡の里学童保育所につきましても、児童の増加に対応するため、施設を増築された経費に対して助成を行いまして、保護者が安心して働くことのできる環境の整備を図りました。 幼児の安全確保及び子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、安全基準を満たした幼児2人同乗用の自転車の購入に対する一部助成制度を創設いたしました。30年度では本年1月末現在、20件の申請があり助成を行いました。 小学校においては、児童がICT機器の基本的な操作を身につけることができるようタブレット端末を充実するとともに、電子黒板やデジタル教科書を導入し、よりわかりやすい授業への展開を図りました。 地域のコミュニケーションの醸成とともに子どもたちの見守りを目的とした「あいさつ+1(プラスわん)運動」につきまして、カードの配布や、のぼりの設置などの啓発に加えて、葛下川の出合橋からJR和歌山線鉄橋までの遊歩道等を「あいさつ+1ストリート」と位置づけまして、誰もが気兼ねなく挨拶を交わす実践の場として運動の定着を進めたところであります。 町が支援する音楽のあるまちづくり団体は、ジュニア団体を初め、大人によるハンドベルや吹奏楽のチームなどが、さまざまなイベントなどで活躍いただいています。その団体の1つである王寺ジュニアバンド「ハルモ」が昨年11月に東京で開催されました第24回日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場いたしまして、小学校部門において見事、最優秀賞を受賞されました。大変喜ばしいことでありました。町の元気を代表する取り組みの1つとして、今後も継承、発展していけるよう、支援をしていきたいと考えています。 次に、住民に開かれ自立するまちづくりでは、観光振興の取り組みとして、重点観光スポットとして位置づけている明神山につきまして、季節によりますが1カ月6,000人を超える多くの人々が山頂へ登られている状況であります。山頂からの360度パノラマ景色を堪能しながら、ゆっくりと食事や休憩をしていただく場所を確保するため、あずまやを2基整備するとともに、老朽化していたトイレを改修し、より一層おもてなしの環境整備を図りました。なお、展望のいい東側に整備中でありますが、桟敷デッキにつきましては、ゴールデンウイークに利用いただけるよう、本年4月中に完成する予定となっております。 また、昨年2月から7月の期間で、前期に引き続きまして、後期として「明神山の魅力~360度の絶景眺望 1400年の歴史空間~」をテーマにフォトコンテストを開催いたしました。季節ごとにかわる明神山からの風景を切り取った96点もの写真を応募いただきました。優秀な作品を表彰させていただくとともに、展示会を開催いたしました。壮大な歴史の流れを感じることができる絶景のビューポイントとして、1年を通じて四季折々の明神山の魅力を切りとったすばらしい写真を、それぞれポストカードやカレンダー、ポスターとして制作をいたしたところでございます。現在、いすみギャラリーに展示するなど、多くの方々に触れていただいております。 町の歴史をPRするイベントとして、8月に『太子と大師~「雪丸とだるま」~』と題して、第2回首都圏観光PRイベントを東京有楽町の朝日ホールで開催し、635人もの人々に来場いただきました。また、12月には東京銀座ブロッサム中央会館で開催した日本各地に残る歴史・伝統文化等を伝承していくことを実践されている「NPO法人歴史の駅」との共催によりまして、シンポジウム、テーマは「聖徳太子の衣・食・住-愛犬・雪丸のまち『王寺町』-」ですが、このシンポジウムには250人の人々にお越しをいただきまして、首都圏において聖徳太子ゆかりの王寺町の魅力を存分にPRすることができたところであります。 次に、広域観光振興の取り組みとして、奈良県ウオーキング協会、斑鳩町、三郷町、安堵町との連携のもと、聖徳太子ゆかりの地をめぐる「聖徳太子の里ツーデーウォーク」を11月に開催し、約1,900人の多くの方々に参加をしていただきました。 産業振興の取り組みとして、王寺駅北エリアの遊休不動産を活用した新たな事業者の新規出店につながる取り組みにつきましては、「王寺らーめんトライアル」と題しまして、昨年3月から7月までの期間で、空き店舗を活用したチャレンジショップを行いました。延べ2,000人を超える人々が来店されまして、期間終了後、その場所を活用した新規の出店につなげることができました。また、本年2月には、民間主催のラーメン博の開催や、新たに有名ラーメン店が出店されるなど、駅北エリアの魅力発信の強化によりまして、まちへの新たな人の流れをつくることができたところでございます。 次に、広報での取り組みといたしまして、一昨年に引き続きまして、王寺町を評価していただく喜ばしい出来事がございました。広報紙につきましては、手に取ってもらえる親しみのある紙面づくりに取り組んでまいりましたが、毎日新聞近畿市町村広報コンクールにおきまして、広報おうじ「王伸」が最優秀賞に次ぐ優秀賞1席を受賞いたしました。また、11月に行われた県内市町村の若手職員らが、我が町の一押しの政策をアピールする奈良県市町村政策自慢大会において、先ほどお話しました王寺らーめんトライアル事業を題材といたしましてプレゼンテーションを行ったところ、最も高評価の大賞に選ばれました。さらに、本年2月には河川を中心に王寺町全域の清掃活動等への取り組み、地域の美化への貢献が認められまして、王寺町職員のボランティアグループアクアグリーン」が「きれいに暮らす奈良県スタイル」推進協議会会長、これは奈良県知事でございますが、この会長から、きれいな奈良県づくり功労賞をいただきまして、それと、県立王寺工業高校と同時に、これは受賞いたしたところでございます。このような賞をいただいたことは、住民の皆さんと、長年地域を行政の協働で積み重ねてきた結果でありまして、大変うれしく感じている次第でございます。 次に、自主財源の確保に向けた取り組みは、公平、公正な税の確保に向けて、町税の徴収率を高く維持する取り組みを引き続き進めることとしております。町の財源の根幹を担っている町税の徴収率につきましては、町民皆さんのご理解に支えられまして、27年度は99.1%、28年度、29年度ともに99.3%と全国的にも高い徴収率を堅持しておりました。引き続き、公平、公正な税の徴収確保に取り組んでまいります。 以上が平成30年度の主な実績でございます。30年度に策定した計画に基づく施策及び着手中の取り組みなどにつきましては、31年度の予算の概要、取り組みの中で申し上げたいと思っております。 それでは、31年度の予算概要・取り組みでございます。 住民の皆さんと共有するビジョンとしての暮らし満足度県内トップの生活空間の実現を目指しまして、「安全・安心のまちづくり」、「住み続けたいまちづくり」、「未来を担う人づくり」、「住民に開かれ自立するまちづくり」の4つの基本政策に基づく各種事業をご説明申し上げます。 まず、「安全・安心のまちづくり」におきましては、防災・減災への取り組みとして、これは冒頭申し上げましたが、昨年を顧みますと、本町で大きな災害はなかったものの、全国的には自然災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられました。中でも7月に発生した西日本豪雨によりまして、最も被害の大きかった岡山県真備町の状況を見ますと、その地形からも王寺町も決して他人事とは言えない状況であることを強く認識している次第であります。 今後、発生の確立が高いとされる南海トラフ巨大地震や想定外の集中豪雨による河川反乱など、予期せぬ災害から住民の皆さんのとうとい人命を守り、貴重な財産の被害を最小限に抑えるためには、地域の防災力を高めることが喫緊の課題となっております。 町としては一昨年10月の台風21号による被災後、河川改修など抜本的な対策への早期着手を国あるいは県に強く要望してきたところでありまして、大和川、これは国の直轄管理区間でございますが、こちらでは大和川水系河川整備計画に位置づけられましたためる対策としての100万トンの、100万立米の国直轄遊水地の早期整備や、河川の流下能力を高める河道掘削約2万立米の早期達成を目指しまして、29年度の国の2次補正におきまして、8,000立米の河道掘削と約100メートいるの築堤工事の予算が計上されまして、30年度内の完了予定で、これは工事が進められております。さらに30年度の国の2次補正におきまして、1万立米の河道掘削等の予算が確保されました。引き続き河川改修が進められることとなっております。 また、葛下川、これは県管理区間でございますが、こちらのほうでは記録的な降雨による増水が堤防を越流させないように、緊急仮設の1トン土嚢が29年度に設置されました。また、30年度にはそれにかわるパラペット、これは高さ50センチメートルのコンクリートの擁壁でございますが、このパラペットの設置工事が行われたところでございます。さらに、JR和歌山線鉄橋から上流200メートル付近までの葛下川未改修区間におきまして、抜本的な対策として河道掘削などを行うため、30年度内に予備設計を完了していただきまして、31年度には詳細設計を予定しているとのことでございます。 今後もハード面での河川の整備も含めて、国・県への要望を継続し、総合治水対策事業を近隣の地町と連携しながら推進するとともに、ソフト面では、自助、互近助、共助の意識高揚に向けて、地域の皆さん、あるいは自主防災会との連携のもとに、避難行動要支援者名簿の平常時からの活用や個別計画の作成、実効性のある防災訓練の実施、また町内の防災士の資格を持つ方々の組織化を進めまして、地域のリーダー的役割を担っていただけるような環環づくりを図るなど、地域の防災力を高める取り組みを行ってまいります。 31年度のソフト面の主な取り組みといたしまして、まず、現在の王寺町地域防災計画は平成27年8月に策定されたものでありまして、その後の法改正や平成30年3月に改訂された奈良県地域防災計画を初め、大規模災害に備えるため、町が31年度で策定を進めます災害廃棄物処理計画等の町の関連計画との整合を図りながら、改訂を進めてまいります。また、特定の地域において発生が予測される自然災害の被害範囲などを図上に示しました防災ハザードマップにつきまして、大和川及び葛下川の浸水想定区域の更新や土砂災害警戒区域の設定など、現状に即した見直しが必要となっておりまして、紙面でのマップに加えまして、スマートフォンなどから容易な閲覧が可能となるようウエブ版のハザードマップを導入いたします。新たなハザードマップにつきましては、河川氾濫時の危険箇所や避難場所などについての正確な情報を広く周知することによりまして、逃げおくれゼロを目指してまいりたいと考えております。さらに、浸水想定区域において、予測される水深あるいは避難場所や避難する方向などを記載いたしました案内板の設置によりまして、住民の皆さんの備えや自助意識の高揚につなげていきたいと考えております。 家屋の耐震化につきましては、住民の皆さんが自分の命を守る行動を常にとれるよう今後も引き続き、木造家屋の耐震診断及び必要な改修老朽化した家屋やブロック塀等の除去などへの支援措置、あるいは耐震対策の必要性や効果に関しての啓発を継続いたしまして、補助制度の活用を促進してまいります。 また、近年の豪雨や大規模地震等により多くのため池が被災し、大きな被害が生じていることを踏まえまして、町内60カ所のため池の詳細調査を行ってまいります。 次に、施設整備の取り組みとして、地域防災の中核的存在である消防団の活動を推進していくため、分団の活動拠点として昭和41年建築で老朽化しております第1分団屯所の移転整備を検討しております。地域のコミュニティ施設としての機能をあわせもった施設として、久度の家の場所への整備を検討していることから、まずはその機能を含む活用方策を地元住民の皆さんと協議を進めまして、その上で設計業務に着手してまいりたいと考えております。 避難所機能をあわせ持った町の防災拠点として大きな役割を担ういずみスクエアについては、周辺整備も含めて大規模災害時の全町的な避難拠点または地域の避難所として災害の種類や被災規模に応じた運用ができるように機能を強化していきたいと考えております。周辺の泉の広場公園の整備につきましては、有事の際はヘリコプターも離着陸できるように、できる限り構造物を設けず、芝生広場や駐車場を含めた防災公園として整備をしていきたいと考えております。なお。公園整備は県が整備される都市計画道路元町畠田線の工事に合わせて段階的に行う必要があります。県は31年度から用地測量や、補償調査を行うとともに、32年度までの2年間で公園隣接地の用地取得を行う予定で進められております。本町も今後県とともに用地交渉を行いまして、その一部を公園への進入路あるいは駐車場として整備していく予定となっております。 防災・安全への取り組みとして、高齢者の方や子どもが住みなれた地域で安心して暮らせるまちづくりの取り組みとして、コンビニや食料品店を初め金融機関等、複数の事業者と見守りネットワーク協定を今月締結することといたしておりました。地域全体で助け合い、支えあっていける社会を目指してまいります。 また、近年、野生鳥獣による農林業被害が増加しておりまして、特にイノシシによる被害は中山間地域を中心に拡大し、王寺町でも農作物への被害が発生しております。本町では対策として、猟友会の指導のもとでわなを設置しておりまして、29年度には16頭、30年度は本年2月1日現在で、既に18頭のイノシシを捕獲しております。今後は自治会や農業委員会、猟友会、町職員で構成されるイノシシ等被害対策捕獲チームでの捕獲と駆除の推進あるいは、住民等への周知・啓発を徹底するとともに、イノシシによる農作物への被害を防止するための防護柵の設置費用の一部を補助する制度を創設したいと思っております。 次に、道路についての取り組みとして、昨年度に引き続き、国道25号の本町1丁目交差点から三室交差点間の1.2キロメートル区間の4車線整備の新規事業化に向けまして、奈良県西和地域における道路交通のネットワーク整備の必要性の検討を踏まえまして、王寺、斑鳩、三郷の3町が連携し、県とともに国に強く要望してまいりたいと思っております。 国道168号につきましては、30年度の整備予定区間である王寺動物病院付近から大前木材センター前までの約170メートルの歩道整備が年度内に完了する予定となっておりまして、これによりまして、歩道が確保され、通学路の安全性が向上されるものと考えております。 また、畠田4丁目交差点改良工事につきましては、31年度中に建物等支障物件が除去され、32年度から工事に着手予定をなっておりまして、畠田4丁目交差点から畠田駅前交差点につきましても、重点交渉区間と位置づけまして、35年度の供用開始に向けて建物調査終了物件から順次、用地交渉をされております。今後は王寺町としても地権者の皆さんから協力をいただけるように説明を行いまして、奈良県と連携しながら4車線化事業の進捗向上を図ってまいりたいと考えております。 JR畠田駅前広場整備事業につきましては、重点公約の1つでありまして、歩行者の安全や自動車の円滑な通行の確保に加えまして、18年後の2037年、平成49年ですが、リニア中央新幹線の奈良市附近駅の開業に伴う大きな環境変化が予測されることから、畠田駅のポテンシャルを生かしたバスターミナルの設置を計画しております。北葛城郡の玄関口として移住促進を目的とした「すむ・奈良・ほっかつ!」PR事業と連携をいたしまして、県知事が会長である奈良県地域交通改善協議会で示されている方向性に沿って、畠田駅から新たなバス路線の整備を図っていくこととしております。これにつきましては、現在、奈良県により実施されております国道168号の4車線化と一体的な整備によりまして、北葛城地区の拠点駅としての活用に向けて、早期完成を目指して権利者の皆様に丁寧な説明を行いまして、ご協力をいただけるよう尽力をしてまいりたいと考えております。30年度は用地買収1件と用地幅を決定するための道路予備設計を行っているところでありまして、31年度は詳細設計や用地買収を進めたいと考えております。なお、国庫補助事業としての国の交付金の配分が非常に厳しい状況にありますが、奈良県や国に交付金増額の要望を行うとともに、昨年は全国街路事業促進協議会への出席とあわせまして、奈良県選出の国会議員への要望書の提出も行っておりまして、今後も計画的な事業執行のために強く働きかけを行ってまいりたいと考えております。 次に、住み続けたいまちづくりにおきまして、まず、健康への取り組みとして、本町は健康寿命奈良県一を目指し、「ウォーキング実践教室」や「シルバーウォーク」、「ファミリーウォーク」の開催、町内各所への健康遊具の整備等、歩く健康づくりを基本に、まちに出かけ、歩きたくなるような環境整備を進めております。歩くことは誰でも気軽に実践でき、継続することでさまざまな疾病予防や健康寿命の延伸が期待されております。引き続き、毎週土曜日に保健センターで保健師等の専門職による健康相談を受けられる「てくてく健康チェックデー」や気軽に健康チェックや活動量計の利用ができる奈良県健康ステーションの利用促進を図りまして、歩くことへの動機づけに努めてまいります。 また、町歌に合わせて無理のない全身運動ができる「やわらぎ体操」の体験講座を実施しました。受講された人には、「やわらぎ体操普及推進員」として認定させていただきました。既に100名を超える方々が推進員となっていただいております。「いきいき健康サロン(出前健康チェック)」やイベント等を通じて、「やわらぎ体操」が親しみのある体操として広く住民の皆さんに浸透するように努めてまいりたいと考えております。 王寺町の健康づくり推進施策の基本的な方向を示す第3次王寺町健康増進計画の計画期間が32年度に終了するため、第3次計画の評価及び次期計画の策定に向けて、住民対象のアンケート調査を実施いたします。調査結果から健康課題等を明かいにし、王寺町の実情に合った計画の策定に策定に取り組んでまいりたいと思っております。 また、がん検診の受診や歩くことによりポイントが得られ、集めたポイントに応じて商品と交換することのできる健康ポイント事業を開始いたします。楽しみながらポイントを集めると同時に健康になれる仕組みをつくり、健幸寿命奈良県一を目指してまいります。 次に、地域福祉の推進におきましては、住民同士の交流ができるサロンやこども食堂など、自宅に閉じこもりがちな人の外出のきっかけづくりや、地域の子どもたちが気軽に集える居場所づくりが大切であります。現在、住民同士の交流の場として住民主体によるサロンが13カ所開設されておりまして、目標の20カ所開設を目指しております。また、こども食堂も2カ所開設されておりまして、集い・つながり・支え合う交流拠点が広がっております。このような住民主体の活動に、社会福祉協議会がコーディネーター的役割を担いまして、それぞれの団体が催しを行っているイベント等について、情報の共有、提供を行うなど、引き続き支援を行ってまいります。 障害者福祉の取り組みでは、重度障害の方及び65歳以上の要介護2以上の在宅高齢者を対象に、1回の乗車につき基本料金分を助成していた福祉タクシー事業につきまして、1回の乗車で400円のチケットを複数枚利用できるように見直しを図りまして、利用者の利便性の向上を図りたいと考えております。 高齢者の健康福祉への取り組みでは、少子高齢化が急速に進む中、平成37年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、本町においても約6人に1人が後期高齢者になると予測されております。また、国の認知症施策推進総合戦略、いわゆる新オレンジプランでございますが、こちらのほうでは平成24年に65歳以上の約7人に1人であった認知症高齢者が、平成37年には約5人に1人になると推計されていることから、介護保険サービスの利用は、今後ますます増加することが予想されます。 それに伴いまして、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯もふえることから、住みなれた地域で安心して自分らしく暮らせる介護、あるいは介護予防、医療、住まい、生活支援のサービスを一体的に提供できる地域包括ケアのシステム体制を構築することが求められているところであります。 町では昨年4月に開設されました町内初となる特別養護老人ホーム「てんとう虫」内に設けられました地域交流スペースを活用いたしまして、高齢者の自立支援や介護予防を目的とした65歳からの体操教室を毎週水曜日に開催しております。毎回20数名の方が参加されておりまして、今後、体操教室の拡充を含めて、介護予防や健康などに関心のある高齢者や地域の方にとって魅力のある講演会やイベントとなるよう工夫を行ってまいります。また、第7期介護保険事業計画では、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯が増加する中、要支援の段階から入所が可能な介護付有料老人ホームの誘致を盛り込んだところであります。昨年10月に王寺町老人福祉施設等整備審査委員会を設置いたしました。介護付有料老人ホームの整備が可能な事業者を30年度末に決定の上、町から県のほうに上申を行いまして、本年10月の採択を目指すこととしております。 在宅生活の支援の取り組みとして、みずから所定のごみ集積場までごみ出しをすることが困難な方に対しまして、町の収集員が個別による収集と安否確認を行います(仮称)やわらぎ安心収集、個別収集を実施いたします。対象者につきましては、避難行動要支援者の範囲を基本といたしまして、地元の自治会長さんや民生児童委員の皆さん方のご意見を伺いながら31年度の上半期に検討行いまして、下半期から開始できるように進めてまいりたいと考えております。 また、認知症施策の推進として、専門職による認知症なんでも相談を定期的に開催をいたしまして、早期受診、早期治療につながるように認知症の方とその家族を支援してまいります。また、複数の事業者との見守りネットワーク協定に加えまして、認知症等による行方不明者の速やかな保護と安全確保を目的に、服などに張りつけましたQRコードを発見者が読み取りますと、連絡先が表示されるといったシステムの導入によりまして見守り体制の充実を図ってまいります。 現在、高齢者の外出支援として進めておりますやわらぎの手帳優遇措置事業のバスカード、イコカカード、タクシー優待券につきましては、段階的に対象年齢を75歳まで引き上げることといたしておりまして、31年度の対象年齢は72歳以上となります。また、高齢者等のバス利用者に快適なスペースを確保するため、バス停留所へのベンチ設置に引き続きまして、屋根の設置に向けて調査を行ってまいります。 敬老事業につきましては、対象となる高齢者が年々増加し、会場となる文化福祉センターは1回の開催では参加者全員を安全に収容することが困難な状況となっていることから、31年度の敬老会につきましては、対象地区を分けた上で午前、午後の2回開催といたしまして、皆さんに安全、快適に参加いただけるよう内容を見直すことといたしました。 次に、まちづくりへの取り組みでは、王寺駅周辺のまちづくりにつきまして、これは奈良県と連携いたしまして西和地域の中核となる拠点機能の強化をまちづくりのコンセプトとした「王寺駅周辺地区まちづくり基本構想」を昨年5月に策定し公表いたしたところでございます。その基本構想の策定と同時に、県とのまちづくり連携事業の次の段階である「まちづくり基本協定」を締結いたしまして、基本構想の実現に向けて、31年度の末をめどに、具体的な事業内容や事業スケジュールなどを定める「まちづくり基本計画」の策定を目指しているところであります。 まず、駅南地区におきましては、奈良県知事も公約として明言されているJR王寺駅周辺への県西和医療センターの移転・再整備については、王寺町立地適正化計画に規定のある都市機能誘導を実施する上でも、もっとも重要な事項でありまして、駅周辺に生活利便施設を集積するための核となる施設として早期実現を目指してまいりたいと考えております。 また、駅北地区につきましては、幅が4メートル未満の狭隘な道路や消防車両が入れない道路が多く、接道を満たさない区画が点在しております。駅に近い立地にありながら高度利用がなされていない、あるいは災害時の一時的な避難場所となり得る公園やオープンスペースがないといった課題がございました。中央公民館の跡地利用のあり方も含めまして、久度地区の全ての自治会長の皆さんを対象として久度地区懇談会におきまして、意見交換を行っているところであります。本年2月には町並み整備の先進事例として、神戸市浜山地区に視察に行ってまいりました。今後も久度地区懇談会を中心とした地域の方々との協働のまちづくりを目指しまして、引き続き、県と連携の上、計画策定を進め、速やかに公表できるように努めてまいります。 王寺駅周辺の宿泊施設の建設に伴う王寺東公園整備事業につきましては、供用開始から35年を経過し、公園内施設の一部に劣化が見られることから、リニューアルを実施するものでありまして、隣接するホテルの整備とあわせて、公園利用者の快適性の向上を図っていきたいと考えています。 香芝市と共同設置しております香芝・王寺環境施設組合「美濃園」のごみ処理施設につきましては、30年度から4カ年事業として、熱エネルギーが再利用できる最新の設備を完備した新しいごみ処理施設への更新を図るべく、事業者の選定手続を進めてまいりました。昨年11月からの施設建築の実施設計を行っておりまして、本年7月に工事に着手の上、平成34年11月に新たな施設が完成する予定となっております。 また、河合町・上牧町と共同設置しております葬祭場「静香苑」では、昨今のペットブームによりまして、家族同様にかわいがっていたペットの遺骨を持ち帰りたいと希望される利用者が多くなっていることから、動物火葬については1日1体での予約制となりますが、これまでの収骨のできない合同火葬に加えまして、ペットの遺骨をお渡しできる個別火葬を本年4月から実施いたします。 次に、移住・定住促進に向けた取り組みとして、29年度から引き続き、30年度も北葛城郡4町による「すむ・奈良・ほっかつ!」推進協議会によりまして、広報や町のPRに取り組んでまいりました。31年度も引き続き、北葛城郡4町が連携し、取り組みを進めることといたしておりまして、VR(仮想現実)を用いた広報媒体による新たな取り組みを実施いたします。また、町単独施策としての町内で3世代同居や近居される方を対象とした補助事業につきましては、30年度は本年1月末時点で13件、助成制度を創設した28年度からは累計25件の実績となっておりまして、引き続き周知を図ってまいりたいと思っております。 郷土愛の醸成やふるさとづくりの促進、世代間交流の場として実施しております「町民盆踊り大会」や「王寺ミルキーウェイ(天の川)」につきましても継続して開催をし、移住して来られた方々にとって王寺町が本当のふるさととなるよう移住・定住施策を充実させていきたいと考えております。 空き家対策につきましては、王寺町空家等対策計画に基づきまして、空き家化の予防や空き家の分別・把握、さらには流通・利活用といった段階に応じた取り組みを今後も引き続き行うとともに、放置されている空き家で保安上危険となったり衛生上有害となったりするおそれのある空き家に対しましては、特定空き家に認定して、代執行も含めた法的措置を講じていきたいと考えております。 次に、助成の就業支援の取り組みでは、王寺ミラクル100事業として、本年1月「ミラクルショップichigo」が地域交流センターの「雪丸カフェポエム」内にオープンをいたしました。15人の女性がそれぞれレンタルボックスを借りられまして、手づくりのピアスやブローチなどを販売していただいております。いろんな能力を持たれている女性の皆さんが得意分野で活躍をし、事業をともに展開していく仲間がふえていくことを期待しております。あわせて、就職セミナーや起業、就業に係る講座の開催など、国や県と連携しながら、多様な女性の働き方を支援してまいります。 生涯学習の充実では、生涯スポーツの推進に向けて、現在の泉の広場テニスコートが都市計画道路元町畠田線の整備敷地内に位置することから、代替施設として葛下3丁目地内の土地約9,000平方メートルを買収し、新たなテニスコートを整備いたします。フットサル併用2面を含むコート6面、管理棟、駐車場及び照明設備を整備するとともに、緊急時には本町地区の内水対策となる貯水機能を有する施設として、31年度は町の土地開発公社による用地取得を進めてまいりたいと考えております。 また、年間延べ1万人を超える方々に利用していただいております王寺アリーナトレーニングルームにつきましては、部屋の面積が狭く、トレーニング機器の種類も少ないため、スペースを拡大するとともに、有利な財源を活用しながら、本格的なウエイトトレーニングだけでなく、有酸素系トレーニングマシン等の充実を図ります。幅広い年齢層が利用できる健康づくりの場として、多いに活用していただけるものと考えております。 新たに整備したいずみスクエア内のいずみアリーナにおいては、トップアスリートを招いてスポーツ教室を開催します。31年度は北京オリンピック等で活躍された元バドミントン選手の小椋久美子さんを予定しております。夢や憧れを持ち、トップアスリートを目指すことやスポーツを始めるきっかけ、また、スポーツの活性化につながることを期待しております。 次に、町立図書館では、空調機更新工事の休館を利用いたしまして、図書館の特色が出せるようなリニューアルを検討しております。また、図書館への来館が難しい高齢者の方々にいつまでも元気で本に親しんでいただけるように、地域交流センターいずみスクエア及び文化福祉センターの町内3施設におきまして、新たに高齢者向けの図書コーナーを設けるとともに、きめ細かなサービスとして、事前に予約された本を町内3施設で受けとっていただけるサービスも始めたいと思っております。 文化・芸術の鑑賞としては、「こころにピアノコンサート」、「王寺寄席」、「やわらぎ名画劇場」、「文化講演会」等の文化事業を実施するとともに、新たに整備したいずみスクエアのほか、文化福祉センターややわらぎ会館など、各ホール個々の施設の特性を生かした吹奏楽やコーラス、ハンドベルやピアノコンサートなどを開催していきます。 また、「りーべるアラカルト」での活動披露や「いずみスクエア」内での「いずみギャラリー」等における展示なども誰もが文化芸術に触れ親しみ、さまざまな活動を発表できる機会を創出していきたいと考えております。 次に、文化財の保存と活用の取り組みにつきましては、本年4月1日より施行される文化財保護法並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の所管とされていた文化財保護の事務を町長部局に移管いたします。 文化財保護法の改定により、地域における文化財の保存・活用に関する総合的な計画を作成できる規定が設けられたことから、本町では30年度から既に王寺町文化財保存活用地域計画の作成を進めております。31年度は、法律に従って地域計画の認定を申請するとともに、認定されたのちには地域の文化財に関するシンポジウムを開催し、文化財を生かした観光振興のまちづくりをより一層進めてまいります。 奈良県指定文化財の達磨寺方丈については、修復に向けた財源の一部として、多くの皆さんからふるさと寄付金をいただきまして、奈良県が主体となって平成30年2月から本格的な修理が進められてきました。30年度は3カ年計画で半解体修理する事業の2カ年目に当たり、小屋組を残して解体された後、耐震補強設計が検討されてきました。達磨寺方丈は柱が細くて壁が少なく、予想よりも大がかりな補強工事が見込まれることから、3カ年の計画の延長の可能性も含めて、県や達磨寺とも協議しながら、完成後には歴史的な空間を生かしたさまざまなイベントを実施するなど、積極的に活用してまいりたいというふうに考えております。 達磨寺は聖徳太子と達磨大師が出会った物語を創建由緒とする寺院であり、その出会いの場面を描いた橋本関雪の作品「片岡山のほとり」を所蔵する民営美術館の許可を得まして、その複製品を作製いたします。さまざまな場所で達磨寺の歴史的背景をわかりやすく紹介できるとともに、その魅力を高めることができると大いに期待をしております。 また、西安寺跡につきましては、遺跡として整備、活用するための発掘調査を29年度から継続してまいりました。30年度は昨年11月から12月に第8次の発掘調査を行いました。金堂の基壇が確認でき、その成果から西安寺が南向きの四天王寺式の伽藍配置であることが明らかになりました。本年2月に西安寺跡が県の指定史跡に指定されることが決定されました。今後は2年以内の国指定を目指しまして、講堂や門、回廊などの有無を調査の上、飛鳥時代以来の歴史に触れることのできる遺跡として整備をしてまいりたいと考えております。 未来を担う人づくりにつきましては、子育て支援の充実の取り組みとして、平成29年1月に開設したすくすく子育て支援センターにおきまして、30年度にはさらなる充実を目的に心の相談を開始し、助産師による妊産婦や新生児訪問、保健師による相談など、妊娠期から出産、子育て期にわたるまで、関係機関と連携しながら、個々のニーズに合った切れ目のない支援を行ってまいりました。31年度からは、さらにきめ細かい支援体制の充実を目的に、産後ショートステイ・デイケア事業を開始いたします。育児に不安があり、育児の相談や指導等が必要な母親などを対象に助産院等でショートステイやデイケアを利用して、産後の母親の健康管理や子育ての相談、指導を受けることで、安心して子育てができるように支援体制を強化してまいります。 本年10月の消費税率10%への引き上げによる財源を確保・活用し、国において幼児教育の無償化が進められています。幼稚園や保育所などを利用する3歳から5歳までの全ての子ども及びゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子どもにつきまして、保育料が無償化されます。なお、制度の対象とならないゼロ歳から2歳までの子どもを持つ世帯に対しましては、経済的負担の軽減を図るため、在園する2子目に係る保育料の全額減免制度は、王寺町独自の施策として継続して実施してまいります。 また、消費税率引き上げに伴う経済対策として行われる低所得者やゼロから2歳児の子育て世帯向けのプレミアム付商品券、これは2万円で2万5千円券を購入できる商品券でありますが、この発行業務につきましては、制度概要を周知するとともに地域において消費喚起となるよう円滑に事務事業を進めてまいりたいとも考えております。 現在の王寺町子ども・子育て支援事業計画の計画期間が終了するに当たりまして、国の基本方針に即して、子育て支援の充実に向けて、30年度に実施したニーズ調査の結果にも基づきまして、これまでの子育て支援策について検証を行った上で、今度の王寺町における子育て事業の需要見込み量等を盛り込んだ第2期王寺町子ども・子育て支援事業計画を策定いたします。あわせて、義務教育学校開校によりまして、校区が南北2校区となることから、幼小接続の推進のため、町立幼稚園のあり方についても再編を含めた検討を行います。 病気中などの小学校までの子どもを対象にした病児保育事業につきましては、現在、西和圏域5町におきまして、西和医療センター敷地内での開設に向けた協議を行っておりまして、平成32年1月開設に向けて取り組んでまいりたいと考えております。また引き続き、大和高田市の土庫病院や生駒市の阪奈中央病院の協力も得ながら、本事業の充実を図ってまいりたいと考えております。 地域において小学生までの子どもの送迎や預かりなどの援助を受けたい人と援助を行いたい人の相互援助活動の連絡・調整を行いますファミリーサポート事業については、援助を行っていただく会員確保のための会員の募集、研修等を行いまして、できるだけ早期の実施を目指したいと考えております。 次に、福祉医療助成につきまして、国の制度改正により、本年8月診療分から未就学児を対象に、窓口での自己負担額のみの支払いとなる現物給付方式を県内一斉に導入することになりました。これによりまして窓口負担分を立て替えることなく医療機関を受診していただけることとなります。 また、昨年から関東地方を中心に風しんが大流行したため、感染により特に影響の大きい妊娠を予定または希望している女性や妊娠している女性の配偶者などを対象に町独自で風しん任意予防接種費用の一部助成制度を創設し、風しんの感染拡大防止に取り組んでまいりたいと考えています。 次に、「教育のまち王寺町」を実現するため、その基盤となる義務教育学校(小中一貫教育)の整備を平成34年4月の開校を目指して、着実に進めてまいります。そのため、学識経験者や住民代表、学校関係者など、25名の委員で構成する義務教育学校推進委員会におきまして、教育課程、施設・設備、あるいは総務、この総務は学校運営、あるいは通学路、PTA関係等でございますが、この3つのプロジェクトチームによりまして、調査研究を行っております。その報告、提案を各委員会で協議しながら本町にふさわしい義務教育学校の設置に向けて準備を進めているところであります。 王寺義務教育学校グランドデザインといたしまして、王寺町教育振興ビジョン基本理念「夢と希望に向かって輝け瞳 明日を担う王寺っ子~一日生きることは一歩進むことでありたい~」これを掲げまして、義務教育9年間の一貫した教育課程を心身の発達段階に応じた学年区切りといたしまして、1年生から4年生の前期、これを習得期と位置づけていますが、5年生から7年生の中期、これは充実期、それから8年生、9年生の後期、これを発展期と位置づけ、この3つのまとまりで編成するものでありまして、義務教育学校の強みを生かした教育の推進のために、教育課程PTにおきまして、9年間の系統的な各教科等カリキュラムや特色ある教育カリキュラムの作成を、小中学校の現場の教員が中心となって進めていただいております。また、通学路につきましては、総務PTにおきまして安全点検を実施し、要注意箇所の把握等を行いました。生徒指導担当教員やPTA役員にもご意見を伺った上で、既に通学路概要案をまとめておりまして、今後、最適ルートを決定し、防犯カメラや街灯の設置など必要な安全対策を図ってまいります。制服につきましても、総務PTにおいて、全国の制服の状況など調査・研究を進めておりました。新年度から制服検討委員会を立ち上げ、保護者等アンケートを実施しながら、制服の選定を進めてまいります。 次に、施設整備では、義務教育学校(北)については、老朽化の進んでいる王寺小学校と王寺中学校、王寺北小学校の3校を統合して、王寺中学校での施設一体型の整備に向けて、昨年3月に策定した(仮称)王寺義務教育学校(北)建設における基本計画をもとに、施設・設備PTにおきまして、現場の教職員から十分意見を聞きながら、昨年12月に基本設計を完了いたしました。 この基本設計につきましては、昨年11月に文部科学省において事前協議を行いました。体格差の違う児童生徒の安全面に加えまして、メディアセンターやランチルーム、多目的スペースなど、児童生徒の共用・連携に配慮したものとなっておりまして、施設面において高い評価をいただいております。間もなく実施設計業務を終えまして、いよいよ31年度は造成工事に着手してまいります。 義務教育学校(南)につきましては、将来の施設一体型への整備の可能性を検討した上で、現行の王寺南小学校及び南中学校施設を使用した施設分離型での開校のために、必要な改修を含めた建設計画に関する考えとして、(仮称)王寺義務教育学校(南)建設に伴う土地利用調査報告を昨年12月に作成いたしました。これは王寺南小学校、王寺南中学校の整備の適性等の調査といたしまして、自然条件、これは地形や地質でございます。自然条件による敷地等の分析や、立地条件、環境条件及び敷地条件など、学校施設建設の課題整理と施設形態を検討の上、概算工事費を算出して整備の基本的な考えをまとめたものであります。この考えをもとに、平成34年4月の義務教育学校(南)の開校に向けて、子どもたちの安心安全かつ機能面においても良好な教育環境を確保するために、31年度において、基本設計・実施設計に着手をしてまいります。また、当初の計画では義務教育学校2校施設整備に合わせて、空調整備を予定しておりましたが、今後も猛暑が予測され、児童生徒の安全・安心の確保が急務であることから、義務教育学校開校までの3年間のみの使用となる王寺小学校、王寺北小学校、王寺中学校を含めまして、全ての小中学校の校舎に今年の6月からエアコンが使用できるよう準備を進めているところであります。 これらの義務教育学校開校に向けた取り組みにつきまして、住民の皆さんにご理解をいただけるよう31年度早々の4月には幼稚園、小学校及び中学校のPTA総会におきまして、説明会を開催するなど、今後も議会を初め、地域や保護者の方々に順次説明をし、ご意見をいただきながら着実に進めてまいりたいと考えております。 次に、小学校におきましては、32年度から実施される新学習指導要領におきましてプログラミング教育が必修されるなど、今後の学習活動に対応できるようパソコン教室の機器を更新いたします。また、子どもたちが本に親しむ機会をふやし読書習慣を身につけることを目的に、小中学校の図書館に貸出・返却受付や挨拶ができる雪丸ロボットを活用した児童生徒だけで運用できる図書館システムを導入します。このシステムは、既に導入されている京都聖母学院小学校において、子どもたちはみずから進んで本を読んでいる、あるいは上級生と下級生のコミュニケーションが生まれるなどの効果が認められていることから、子どもたちが利用したくなる学校図書館になることを期待しているところであります。 中学校におきましては、校長の監督を受けまして、部活動の技術指導や大会への引率等を行うことを職務とする部活動指導員が学校教育法施行規則に新たに規定されました。本町においても、指導体制の充実を推進するため、専門的な指導が難しい部活動について、部活動指導員を配置し、教員を支援するとともに、部活動の質的向上を図ってまいります。 また、日本サッカー協会の「夢の教室」を引き続き開催します。元トップアスリートら夢先生が生徒たちと触れ合う機会や体験談を通して生徒たちは夢を抱き、目標に向かって努力する大切さを実感しています。さらに、芸術家を学校に招く文化芸術による子どもの育成事業といたしまして、31年度は演劇を実施いたします。本格的な文化芸術を身近に体験することで、芸術への関心を高め、豊かな創造力や思考力、コミュニケーション能力の育成にもつながることを期待しております。 次に、住民に開かれ自立するまちづくりでは、地方の人口減少に歯どめをかけ、国全体の活力向上を目的とした地方創生の具現化を図るため、全国の自治体では独自の総合戦略が策定され、早や4年が経過しようとしています。本町でも、2060年、平成72年の人口を約2万人維持することをめざす王寺町人口ビジョンを掲げまして、国の地方創生交付金など、有利な財源を確保しながら、王寺町総合戦略に基づいて、子育て支援や観光産業の振興、移住・定住促進といったさまざまな施策を展開してまいりました。 本町の人口の推移につきましては、県内市町村トップの増加率となった平成27年国勢調査では2万3,025人となっておりまして、国立社会保障人口問題研究所、いわゆる社人研の人口推計である2万1,531人を大きく上回っていました。その後も順調に人口増が進んでおりまして、30年度につきましては、住民基本台帳人口で2万4,000人超を維持し、昨年12月31日現在では2万4,215人と町の目指す目標以上の伸びを見せております。さらに本年2月に公表されました奈良県人口推計、これは年報でございますが、これにおける人口動態を見ますと、平成29年10月1日から平成30年9月30日の1年間で、王寺町の自然増が71人であります。これは香芝市に次いで県内2位でありました。ただし、自然増減率、率で見ますと0.30%、これは県内1位であります。そして、転入超過数が280人でありまして、これは県内第1位となっているところであります。 また、子どもの出生数につきましては、合計特殊出生率、これは15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が一生の間に生むとしたときの子どもの数とされておりますが、この出生率は、平成29年におきましては、王寺町は1.87人で、全国の平均1.43人や、奈良県の1.33人と、国あるいは県の平均が伸び悩む中、その数値を大幅に上回っております。 このような数字を見ますと、本町の総合戦略に掲げる各種取り組みの成果が徐々に実を結んできていることを実感しているところであります。今後、取り組み状況に対する効果検証をしっかりと行いながら、町のにぎわい創出、あるいは観光振興に資するさまざまな施策の展開によりまして、町の魅力を高めるとともに、子どもを産み育てやすい環境を整えまして、結婚、妊娠、出産、子育て、教育、それぞれのステージにおける効果的な政策を進めてまいりたいと考えております。 本町では、おおむね10年後の将来像を示し、住民と行政が協働しながら、その実現に向けてまちづくりを進めていくための総合的な指針・戦略としての新たな王寺町総合計画の策定に取り組んでまいりました。「人とまちがきらめく和(やわらぎ)のふるさと王寺~豊かな自然のなか、みんなでつくる心つながるまち~」を、まちの将来像として掲げました。各分野のまちづくり目標の達成に向けて、住民・地域・事業者・行政がその役割分担を明記し、一体となって各施策に取り組むこととしております。詳細は王寺町の公式サイトに掲載しておりますが、新たな総合計画に基づきまして、住民の皆さんと行政とが常に課題認識を共有しながら、より実効性のある取り組みを行ってまいりたいと考えております。 このような自助・共助・公助の役割分担と協働の柱となる(仮称)王寺町まちづくり条例の制定を目指すこととし、住民参加のもとで、よりよい王寺町のまちづくりを進めていくための基本理念や仕組み、行政運営のあり方など、町の独自性を踏まえた、まちづくりの基本ルールを定めることとしております。 次に、観光振興による地域の活性化は、町にとって地方創生への一番の処方箋であるとの認識のもと、貴重なまちの資源を磨き上げ、町内外にその魅力を発信しております。 重点観光スポットとして位置づけている明神山の山頂は、奈良盆地側には箸墓古墳や飛鳥といった大和王朝誕生期から藤原京、平城京が見渡せ、大阪平野側に目を転じれば2019年、平成31年、今年でございますが、世界遺産の登録を目指している百舌鳥・古市古墳群を初め、あべのハルカスや明石海峡大橋と、1800年の歴史を俯瞰できる歴史的眺望となっておりまして、ほかにはない貴重なまちの資源として明神山の魅力を最大限高めるとともに、より多くの利用者に安全で快適に利用していただけるよう、引き続き整備を行ってまいります。31年度におきましては、明神山山頂の南斜面の利活用に向けて、個人所有地の用地買収に向けての不動産鑑定業務を行うとともに、現遊歩道は狭隘な箇所もあることから、バイパス的な役割を果たす自動車が通行可能なアクセス道路の整備に向けまして、引き続きルートの検討業務を進めてまいりたいと考えております。 次に、新大阪駅からJR奈良駅までの直通ダイヤが設けられたおおさか東線全線の開通、これが平成31年3月16日でございますが、これに向けましたPR事業といたしまして、大和川河川敷へのこいのぼりの設置を初め、連携大学のマーチングバンドの出演など、水辺空間を利用した歓迎イベントを本年4月14日に開催いたします。また、人気のある亀の瀬トンネルの見学を柱に、町内飲食店との連携のもと、明神山や信貴山など近隣の観光ポイントをめぐるツアーを企画してまいります。さらに東西からの新幹線の玄関口である新大阪から奈良への利便性が飛躍的に向上することから、本町としても町の歴史や魅力を発信する首都圏PR活動を継続するとともに、西日本からの観光客の誘客を目的とした福岡市内でのPR活動もあわせて行っていきたいと考えております。 今月21日に行われます駅北エリア内の商業店舗と連携した食イベントやフォトロゲイニング、これは地図をもとに時間内にチェックポイントを回りまして、写真を撮って得点を集めるスポーツの一種でございますが、このフォトロゲイニングに加えまして、広域連携事業としての「聖徳太子の里ツーデーウォーク」につきましては、斑鳩町や三郷町とのタイアップによりまして31年度も継続的に開催し、まちのにぎわい創出につなげていきたいと考えています。 次に、国の地方創生推進交付金を活用しながら、28年度から5カ年計画で進めている王寺町、大阪府柏原市、香芝市、三郷町の2市2町による広域観光ルート整備推進協議会では、ルートマップの作成とともに、昨年12月に初めてのウオーキングイベント、「大奈ウォーク」を開催いたしました。31年度につきましては、著名な歴史講師の解説つきのウオーキングイベントなど、付加価値をつけた話題性のあるイベントを実施いたしまして、特色のある観光ルートとして認知度を高めてまいりたいを考えております。 観光庁の統計数値では、平成30年の訪日外国人旅行者数につきまして3,119万人と、6年連続で過去最多を更新しており、今年行われますラグビーのワールドカップや来年の東京オリンピック・パラリンピック、さらに2021年の関西ワールドマスターズゲームズから2025年の大阪・関西万博と、多くの人々が集まるイベントが目白押しの中、地方への観光効果の浸透も大いに期待をされております。特に本町では、聖徳太子没後1400年の節目に当たる2021年の聖徳太子1400年御遠忌に向けてのプロモーションを推進しておりまして、聖徳太子ゆかりの市町村や民間事業者が連携し、エリアとしての魅力発信を行っていくことが必要不可欠と考えております。本年1月28日に、岐阜県高山市の国島市長をお迎えいたしました。観光振興講演会を開催したところ、生駒郡・北葛城郡両郡8町の首長や議員の皆さん、あるいは観光・商工関係者など約180人の方々に参加をいただきました。国島市長からの「自治体トップがそれぞれのまちの魅力をPRするのではなく、エリアとして地域全体の魅力を相互に伝えていくことが本当の広域観光である」こういった指摘は大変重要と考えておりまして、官民協働のもと、広域で地域が一体となりまして、総力戦で進めていくことが大切であると再認識した次第であります。今後も、官民など多様な関係者の幅広い連携によって地域観光を積極的に推進、あるいはマネジメントする組織である日本版DMOの設立についても、勉強会の開催など、機運の向上を図ってまいりたいと考えております。 次に、産業振興の取り組みとして、王寺町の産業構造は、第3次産業の割合が約90%を占めている中、各事業所の概要、あるいは経営状況、雇用状況など、現状や課題を把握し、王寺町の特色を生かしたより効果的な産業振興施策につなげるため、商工業実態調査を行ってまいりたいと考えております。 また、本町では宿泊滞在型の観光を推進し、地域経済の活性化を図るため必要不可欠なものとして、王寺駅周辺での宿泊施設の誘致を積極的に進めてまいりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを初めとした多くの人が訪れるイベントに間に合うよう、昨年5月に公募型プロポーザル方式によりまして、株式会社東横インを優先交渉権者として決定し、6月には基本協定を締結、12月の起工式を経て2020年4月の開業を目指して、現在、建設工事が進められているところであります。あわせて、昨年7月には、王寺町観光協会とJR西日本レンタカー&リース株式会社の連携のもと、王寺駅にレンタカー事業を開業いたしました。このような基盤整備とともに、商工業実態調査の結果も踏まえまして、宿泊施設との連携による王寺駅北・南側一体のグルメマップの作成や旅行ツアーの企画など、滞在型、周遊型の観光を基軸とした観光産業の活性化に向けて、効果的な取り組みを行っていきたいと考えております。 さらに、国では本年10月の消費税率10%への引き上げに伴う経済対策として、キャッシュレス決済時のポイント5%還元を実施することとなっております。その後、おおむね2020年の夏ごろから、手続を行えばマイナンバーカード、個人番号カードですが、これにポイントがたまる自治体ポイントの上乗せ支援による消費活性化策を行うこととしております。本町としても、地元商業の活性化につながるよう必要な準備を進めてまいります。 次に、昨年12月、住民サービスの向上と持続可能な財政運営を目的として策定いたしました王寺町行財政改革大綱及び実施計画につきましては、31年度から3カ年計画で、ICT(情報通信技術)とAI(人工知能)の活用や組織体制の一元化、あるいは職員の人材育成など、21項目について取り組んでいくこととしております。特に、AIの活用につきましては、奈良県が31年度事業として、スマートフォンを使っての簡単な問い合わせであれば、平日休日を問わず24時間、AIが自動回答するというAIを活用した住民からの問い合わせ対応業務の自動化ツールの導入を市町村と一体となって進めることとしております。県内市町村から5団体を募集し、その導入経費を県が全額負担するとされていることから、本町としてもAI技術の活用による住民サービスの向上や、業務の効率化を目指して積極的に参加したいと考えております。 また、組織体制の見直しとして、先に述べました教育委員会の所管とされていた文化財保護の事務を町長部局に移管するとともに、幼児教育の総合的な推進のため、町長部局と教育委員会とに所管が分かれておりました保育園、あるいは幼稚園に係る所管を本年4月から町長部局に一元化の上、新たな部署として、こども未来部子育て支援課を創設することで、利用者にとってわかりやすく、かつ利用しやすい窓口にするとともに、地域における子育て支援等を総合的に推進してまいりたいと考えております。 昨年、12月議会で公共施設の使用料の改定等に伴う関係条例の整備に関する条例を議会に上程し、議決いただきました。今回の改定は、施設を利用する人と利用しない人との負担の公平性を確保するため、受益者負担の観点から利用する人に適正な応分の負担をお願いするものであります。これまで住民の皆さんの一般利用が無料であった施設と使用料を設定していなかった施設につきまして、本年4月1日の申請分から使用料が必要となってまいります。ただし、公益性のある使用については減免制度を適用することとし、また、町外利用者や営利活動を行う利用者の使用につきましては別に料金を設定しております。町内公共施設の管理運営経費は、住民の皆さんの税金と利用する人の使用料で賄われることとなりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、29年度から修復を行っております奈良県指定文化財の達磨寺方丈につきましては、その財源として、ふるさと寄付金制度を活用し寄附金を募っております。平成30年12月末現在で、30年度の寄附額は既に29年度の寄附額の1.4倍、約2,460万円の寄附をいただいているところであります。寄附に対する返礼品については新聞報道等で御存じかと思いますが、各市町村の地場産品のみとするよう、国から強く指導がなされております。王寺町におきましても、特産品が少ない中、工夫を凝らしてアイデアを出しながら、返礼品の充実を図っていきたいと考えております。寄附金から返礼品などの所要経費を除き積み立てた基金は、29年度から31年度までの3カ年事業として行われる達磨寺方丈修復事業に充当するとともに、今後も広く寄附を募ってまいりたいと考えています。 次に、公営企業などの特別会計についてですが、上水道事業では、昨年末、国において水道法の一部が改正され広域連携の推進や官民連携の推進などが盛り込まれました。奈良県では、水道法の一部改正に先立ち県域水道一体化に向けた検討協議会が設置されておりまして、王寺町も参画し協議を進めているところでございます。 上水道の水源については、昨年1月に、町内全域を県営水道による配水に切り替えましたが、さらに安全・安心な水の安定供給を維持するため、老朽管更新工事や災害時における第二浄水場への電力確保を目的に、自家発電設備の整備を進めてまいります。本町の水需要につきましては、王寺駅周辺の集合住宅の建設や南元町地区ほかの住宅建築による人口の増加に伴いまして、微増ではありますが配水量は増加傾向にあります。今後も、企業会計として更なる経費削減を初め、経営の効率化を図りまして、水道事業の健全な運営に努めてまいりたいと考えております。 下水道事業につきましては、大雨や台風に備えた内水対策として整備いたしました久度・本町ポンプ場は供用開始から約30年が経過し、設備の更新の時期を迎えております。本町ポンプ場の電気設備更新工事につきましては、29年度からの継続事業として実施し、30年度末には完了いたします。今後も住民の皆さんが安心して暮らせるよう計画的にポンプ場設備の更新・維持管理に努めてまいりたいと考えております。 次に、国民健康保険におきましては、年齢構成と医療費水準が高く、所得水準が低いといった構造的な課題を抱えておりまして、高齢化の進展や医療の高度化により医療費が年々増加し、将来的に国保財政が急激に悪化する恐れがありました。また、全国的に小規模な保険者(市町村)が多いため、少子・高齢化の進展によりまして、保険運営が一層不安定になることが予測されたため、30年度から都道府県が財政運営の責任主体となりまして、安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保等、国保運営の中心的な役割を担い、制度の安定化を図るための都道府県単位化がなされました。しかし、市町村は、地域住民と身近な関係にあることから、これまでどおり、国保の資格管理や保険税の賦課徴収、また、保健事業を引き続き担っております。今後は、被保険者の負担の公平化を図るため、同じ所得・世帯構成であれば、県内どこに住んでも保険税が同じとなる36年度の保険税率の統一化に向けまして、被保険者にとって急激な負担とならないように、国保の財政調整基金を活用しながら運営をしてまいりたいと考えております。 また、重要な課題であります医療費の適正化につきましては、27年度に策定した第1期データヘルス計画に基づき、生活習慣病予防を中心とした保健事業を実施してまいりました。31年度は、30年度に策定した第2期データヘルス計画に基づきまして、引き続き、医療費分析を踏まえた効果的な保健事業を実施してまいります。 さらに、より一層、健康の保持増進を図っていただくための人間ドックについても、検診費用の一部助成を引き続き実施してまいります。 後期高齢者医療につきましては、その運営主体であります奈良県後期高齢者医療広域連合で、30年度に医療費等の給付に要する費用などに対応するため、保険料率の改定がなされました。31年度はその保険料率を適用することとなっております。王寺町といたしましては、被保険者の皆さんが安心して医療サービスを受けていただけるよう、制度の円滑な運営を続けてまいります。また、より一層、健康の保持増進を図っていただくための人間ドックについても、検診費用の一部助成を引き続き実施してまいりたいと考えております。 以上、平成31年度予算の基本的な考えと主な施策の概要について申し上げてまいりました。 平成の時代の終わりと新しい時代の始まりが見えてきた今、世の中の流れはますます速く、変化が激しくなっております。AI(人工知能)の進展によりまして、ロボットや自動走行などの技術が次々と具体化しつつある現在、将来を見据えながら、また、変化を感じとりながらスピード感を持って、まちが将来にわたり成長・発展していくための必要な施策に取り組んでいくことが重要となってまいります。 2026年、平成38年の町制施行100周年を展望し、西和地域の中核都市にふさわしいまちづくりを推進するとともに、引き続き、住民皆さんと行政との協働のまちづくりを基本に、安心で、美しく、活気に満ちた暮らし満足度県内トップの生活空間の実現に向けまして、町政運営に全身全霊をかけて取り組んでまいりたいと考えております。 議員の皆様を初め、住民の皆様におかれましては、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げまして、私の施政方針といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(鎌倉) 以上をもって、平成31年度施政方針についてを終わります。 ここで休憩いたします。再開時間は4時10分といたします。     休憩 午後4時00分     再開 午後4時10分 ○議長(鎌倉) 休憩を閉じて再開いたします。 日程第4、議第5号、人権擁護委員の推薦についてを議題とします。 理事者、提案説明をお願いします。 ◎番外1番(平井町長) はい。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) 町長。 ◎番外1番(平井町長) 人権擁護委員の推薦についてでございます。 人権擁護委員辻岡剛氏が任期満了となりまして、その後任に上田正晴氏を推薦いたしたく同意をお願いするものでございます。 上田正晴氏は、昭和50年に王寺中学校の教職員となられ、長きにわたり、教育現場で培われた経験はもとより、人格識見も高く人権擁護活動に大いに生かされるものと確信し、今回委員に推薦いたしたく、ご同意を求めるものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(鎌倉) お諮りします。ただ今議題となっています議第5号については、原案のとおり推薦したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、議第5号については原案のとおり推薦することに決定いたしました。 日程第5、発議第1号、平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の設置についてを議題とします。 本案については、平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会を設置し、平成31年度当初予算の審査をこれに付託したいと思います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、発議第1号については、原案のとおり可決されました。 日程第6、発議第2号、平成31年度王寺町当初予算審査特別委員会の委員の選任についてを議題とします。 本案につきましては、さきに可決されました当初予算審査特別委員会の委員の選任を行うものです。 お諮りします。委員の選任については、委員会条例第5条の規定に基づき、議長を除く全議員を委員に選任したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、議長を除く全議員を平成31年度王寺町当初予算審査特別委員に選任することに決定いたしました。 日程第7、議第6号、平成31年度王寺町一般会計予算についてから、日程第25、議第24号、王寺町水道法施行条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 理事者、一括して提案説明をお願いします。 ◎番外2番(平岡副町長) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、副町長。 ◎番外2番(平岡副町長) それでは、議第6号 平成31年度王寺町一般会計予算についてから、議第24号 王寺町水道法施行条例の一部を改正する条例についてまでを一括してご説明申し上げます。 まず、議第6号、平成31年度王寺町一般会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ93億500万円とし、対前年度比7.3%の増、金額で6億3,500万円の増額とするものでございます。 続きまして、議第7号、平成31年度王寺町国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ23億4,400万円とし、対前年度比7.4%の減、金額で1億8,600万円の減額とするものでございます。 続きまして、議第8号、平成31年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ3億7,100万円とし、対前年度比8.1%の増、金額で2,780万円の増額とするものでございます。 続きまして、議第9号、平成31年度王寺町下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ8億4,095万8千円とし、対前年度比5.4%の減、金額で4,774万2千円の減額とするものでございます。 続きまして、議第10号、平成31年度王寺町介護保険特別会計予算につきましては、まず、介護保険事業において、歳入歳出それぞれ20億2,500万円とし、対前年度比4.4%の増、金額で8,500万円の増額とするものでございます。 次に、介護サービス事業につきましては、歳入歳出それぞれ357万円とし、対前年度比13.5%の増、金額で42万5千円の増額とするものでございます。 続きまして、議第11号、平成31年度王寺町水道事業会計予算につきましては、まず、収益的収支の収入では、総額6億2,206万7千円とし、対前年度比5.6%の増、金額で3,310万2千円の増額、また、支出では、総額6億1,835万3千円とし、対前年度比5.8%の増、金額で3,412万1千円の増額とするものでございます。 次に、資本的収支の収入では、総額7,729万4千円とし、対前年度比109.9%の増、金額で4,046万8千円の増額、また、支出では、総額3億3,873万3千円とし、対前年度比0.2%の減、金額で52万3千円の減額とするものでございます。 続きまして、議第12号、平成30年度王寺町一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出予算の総額から、それぞれ4億9,465万4千円を減額し、総額を92億8,809万6千円とするものでございます。 続きまして、議第13号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に、それぞれ160万8千円を増額し、歳入歳出それぞれ26億228万8千円としております。 続きまして、議第14号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ259万7千円を増額し、歳入歳出それぞれ3億4,654万6千円といたしております。 続きまして、議第15号、平成30年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、介護保険事業でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ337万6千円を増額し、19億7,282万5千円といたしております。 次に、介護サービス事業会計でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ25万5千円を増額し、480万2千円といたしております。 続きまして、議第16号、王寺町教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の制定につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育委員会の所管とされている文化財保護の事務を町長部局へ移管させることが可能となったことに伴い、当該事務の所管を教育委員会から町長部局へ移管させ、当該事務を町長が管理し及び執行することとするため、新たに本条例を制定しようとするもので、あわせて関連する例規について所要の整備を行うものでございます。 続きまして、議第17号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につきましては、学校教育法が一部改正され、専門職大学が制度化されることに伴い、放課後児童支援員、布設工事監督者及び技術管理者の資格要件について、専門職大学の前期課程を修了した者を追加する等、関係する条例について必要な整備を行うものでございます。 続きまして、議第18号、王寺町部等設置条例の一部を改正する条例につきましては、子育てに関する施策を効果的に推進するため、平成31年度から新たにこども未来部を設置するため、本条例の一部を改正するとともに、関連する例規について所要の整備を行うものでございます。 続きまして、議第19号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年の人事院勧告を受け、国家公務員に準じ、時間外勤務命令を行うことができる時間の上限等を規則で定めるための規定を加えるため、本条例の一部を改正するものでございます。 続きまして、議第20号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年度末をもって保健衛生指導委員を廃止するため、関連する例規について所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議第21号、王寺町公民館条例及び王寺町公民館使用条例の一部を改正する条例につきましては、平成31年7月31日をもって、王寺町中央公民館を廃止することに伴い、関係する例規の一部を改正するものでございます。 続きまして、議第22号、王寺町子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例につきましては、平成31年8月診療分から、子ども医療費等の助成方法が未就学児のみを対象に県内一斉に現物給付方式が導入されることに伴い、関係する条例の一部を改正するものでございます。 続きまして、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、平成30年度からの県単位化に伴い、奈良県が平成36年度の県内保険税水準の統一化に向けた平成31年度国民健康保険事業費納付金に要する費用を決定したため、県から示された標準保険税率を参考に、持続可能な財政運営に重点を置きながらも、被保険者の負担に配慮した税率に改正するものでございます。 続きまして、議第24号、王寺町水道法施行条例の一部を改正する条例につきましては、技術士第二次試験の選択科目が見直され、上下水道部門の選択科目の「水道環境」が「上水道及び工業用水道」に統合されることに伴い、布設工事監督者の資格について、技術士法の規定する第二次試験のうち上下水道部門の合格者に係る選択科目から「水道環境」を削除するものでございます。 以上、議第6号から議第24号までを一括してご説明申し上げました。よろしくご審議いただきまして、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(鎌倉) お諮りします。ただ今議題となっています議第6号から議第24号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、当初予算審査特別委員会及びそれぞれ所管の常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、議第6号から議第24号までについては、当初予算審査特別委員会及び各常任委員会に付託することに決定いたしました。 日程第26、議第25号、王寺町道路線の認定についてを議題とします。 理事者、提案説明をお願いします。 ◎番外2番(平岡副町長) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(鎌倉) はい、副町長。 ◎番外2番(平岡副町長) 議第25号、王寺町道路線の認定につきましては、王寺町本町4丁目301-3番地先において延長72.2メートルを池ノ原東11号線に、本町4丁目301-3番地先において延長30.7メートルを池ノ原東12号線に、道路法第8条第2項の規定により、認定いたすものでございます。 以上、よろしく審議いただきまして、議決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(鎌倉) これより質疑に入ります。質疑のある方、ご発言お願いします。     (なしの声) ○議長(鎌倉) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言お願いします。     (なしの声) ○議長(鎌倉) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第25号についてを採決します。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決定しました。 日程第27、請願第1号、義務教育学校に関する請願書についてを議題とします。 お諮りします。請願第1号については、会議規則第88条の規定により、総務文教常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、請願第1号については、総務文教常任委員会に付託することに決定いたしました。 お諮りします。以上をもって本日の日程は全部終了しました。本日はこれをもって散会したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(鎌倉) 異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会することに決定しました。 散会します。     散会 午後4時26分 上記会議の次第は、書記の記載したものであるが、内容が正当であることを証するために署名する。          議会議長          署名議員          署名議員...