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12月07日-01号

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  1. 王寺町議会 2015-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 王寺町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-20
    平成27年 12月 定例会          平成27年第4回定例会                          平成27年12月7日                          午前9時30分開議議事日程日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 (報第9号)専決処分事項の報告について     (王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について)                                   (即決)日程第4 (選挙第4号)王寺町選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙について                                   (即決)日程第5 (議第60号)平成27年度王寺町一般会計補正予算(第3号)について                          (総務文教常任委員会付託)日程第6 (議第61号)平成27年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について                         (くらし環境常任委員会付託)日程第7 (議第62号)平成27年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)について                         (くらし環境常任委員会付託)日程第8 (議第63号)王寺町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について                          (総務文教常任委員会付託)日程第9 (議第64号)王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について                         (くらし環境常任委員会付託)日程第10 (議第65号)王寺町税条例の一部を改正する条例について                          (総務文教常任委員会付託)日程第11 (議第66号)王寺町体育館使用条例の一部を改正する条例について                          (総務文教常任委員会付託)日程第12 (議第67号)王寺町介護保険条例及び王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について                         (くらし環境常任委員会付託)日程第13 (発議第19号)教職員定数の充実に関する意見書について                          (総務文教常任委員会付託)日程第14 (発議第20号)マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書について                                   (即決)          王寺町議会会議録      平成27年第4回定例議会(第1日)開会日時    平成27年12月7日         午前9時30分散会日時    平成27年12月7日         午前10時57分場所      王寺町議会議場出席議員(議席順)  1番  北村達夫   2番  嶋内晴三  3番  小山郁子   4番  大久保一敏  5番  伊藤隆明   6番  沖 優子  7番  松岡成行   8番  鎌倉文枝  9番  中川義弘  10番  楠本 勝 11番  幡野美智子 12番  西本集一欠席議員 なし地方自治法第121条の規定により出席した者 町長        平井康之     副町長       平岡秀隆 教育長       梅野満雄     危機管理監     岡嶋名良文 総務部長      中野 衛     住民福祉部長    浅井克矢 地域整備部長    井関 勇     水道部長      内山清三 教育次長      乾  清     住民福祉部参事   山岡正典 地域整備部参事   木村忠男会議に従事した事務局職員      吉川事務局長        山内書記 ○議長(西本) 皆さん、おはようございます。 本日、告示第44号をもって第4回定例会を招集されましたところ、ただ今の出席議員は12名で定足数に達しています。よって、平成27年第4回定例会は成立しましたので、開会します。 これより本日の会議を開きます。 平井町長、招集の挨拶をお願いいたします。 ◎番外1番(平井町長) 議長。(発言の挙手) ○議長(西本) はい。 ◎番外1番(平井町長) 皆さん、おはようございます。 本日、第4回定例会を招集いたしましたところ、皆様方のご出席をいただき、まことにありがとうございます。 本定例会にご提案申し上げます案件につきましては、専決処分事項の報告が1件、人事案件が1件、平成27年度の補正予算が3件、条例の制定が1件、条例の一部改正が4件、合計10案件でございます。 どうか慎重にご審議をお願いいたしまして、定例会の開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(西本) これより、日程外ですが、閉会中の諸般の報告をいたします。 閉会中の議員派遣について、10月22日、23日に全議員研修を実施いたしました。 1日目は、地域包括ケアシステムの先進地である広島県尾道公立みつぎ総合病院、2日目は、日本一の子育て村を目指す取り組みについて、島根県邑南町役場で視察研修を実施しております。 これより、日程外ですが、平井町長より閉会中の行政報告を願います。 平井町長、登壇の上、報告を願います。 ◎番外1番(平井町長) 議長。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、平井町長。 ◎番外1番(平井町長) 登壇 それでは、私のほうから閉会中の行政報告をさせていただきます。 まず、9月20日でございます。歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催をいたしております。第12回目となります今回は、群馬県高崎、少林山達磨寺の住職、廣瀬正史氏と、王寺町の達磨寺住職、日野周圭氏を講師にお招きをいたしまして、町制施行90周年記念シンポジウム「達磨とだるま」と題しまして、東西の達磨寺の成り立ちなどについてご講演をいただきました。県内外から約180名の方々にご参加をいただきました。 翌21日でございます。敬老の日を祝し、王寺町敬老会を開催しております。本年度の招待者は、昨年度より67名多い4,446名、内訳は男性が1,946名、女性が2,500名ちょうどでございまして、会場の文化福祉センターでございますが、ほぼ満員の659名の方々に出席をいただきました。落語家の月亭八方氏の演芸などをお楽しみいただきました。 22日でございます。県民にとって身近な地域課題の解決につなげるということを目的といたしまして、奈良県主催の地域フォーラムが三郷町文化センターで開催されております。テーマでございますが、「健康・医療・介護」と、2つ目が「協働と連携のまちづくり・奈良モデル」と、この2つのテーマにつきまして、奈良県立大学長の伊藤先生のコーディネーターのもと、荒井奈良県知事、森三郷町長、今中上牧町長岡井河合町長や専門家等によりますパネルディスカッションが行われました。私のほうからは、「奈良県健康ステーションの誘致と、健康寿命奈良県一を目指した王寺町の取り組み」と合わせまして、「三郷町、王寺町が連携した観光振興・健康増進」ということで、「大和川のジョギングコースの整備」について紹介をさせていただきました。 23日でございます。大正15年2月11日に町制を施行して以来、王寺町は今年度で90周年を迎えました。「和」の日であります9月23日のこの日に、王寺町町制施行90周年記念祝賀式典文化福祉センターで挙行させていただきました。第1部といたしまして、ハンドベルチームによるオープニングの演奏、さらに町の発展の軌跡をたどるDVDの上映、荒井奈良県知事を初め多くのご来賓の方々の皆様をお迎えしての90周年のお祝いとともに、10年後の100周年にまた向けまして、これからの王寺町のさらなる発展への決意を新たにいたしました。第2部では王寺町功労者表彰式を挙行いたしまして、町政発展に寄与いただきました2名の方を表彰しております。第3部として、南米ボリビア在住で音楽活動を通じて活躍され、王寺町とゆかりの深い秋元広行さんのグループによるフォルクローレコンサート「ボリビアの宴2015」を開催いたしました。516名の方々に来場いただきまして、ボリビア音楽をお楽しみいただきました。 24日でございます。秋の交通安全県民運動の一環といたしまして、JR王寺駅及び畠田駅前におきまして、交通安全の広報及び啓発を行い、交通事故の防止を呼びかけいたしました。 25日でございますが、秋の交通安全県民運動の一環といたしまして、西和地区交通安全フェスタが開催されまして、表彰式及び無事故・無違反チャレンジラリーの開始宣言が行われております。 26日でございますが、王寺幼稚園及び王寺北幼稚園の運動会が開催されております。 28日です。秋の交通安全県民運動の一環といたしまして、西和警察署長とともに、交通安全の広報及び町内各所の巡視を行いました。 同日でございますが、奈良県立朱雀高校観光ビジネス科1年生の授業にお招きをいただきました。私のほうから、マスコットキャラクター「雪丸」を活用したまちづくりや、王寺町の観光振興事業について講義をさせていただきました。 30日でございます。町内2中学校の体育大会が開催されております。 同日、奈良県町村会等関係団体の決算監査が行われまして、平成26年度奈良県町村会歳入歳出決算等について監査をさせていただきました。 10月2日でございます。赤い羽根共同募金の街頭啓発が王寺駅前及び畠田駅前で実施されております。 3日でございます。王寺小学校王寺北小学校の運動会及び王寺南幼稚園王寺南小学校の合同運動会が開催されております。 6日でございます。奈良県町村会、総務教育部会が開催されまして、平成28年度の県予算等に関する要望事項等について協議をいたしております。 7日でございます。健康増進とお互いの親睦を図ることを目的といたしまして、第3回の王寺町民ゴルフ大会雪丸杯を奈良KOMAカントリークラブで開催をいたしました。100名のご参加をいただいております。 8日でございます。王寺町社会福祉協議会主催戦没者追悼式文化福祉センターで開催し、戦後70年の節目の年に当たり、式辞を述べさせていただき、また戦没者のご冥福をお祈りさせていただきました。130名の参列をいただいております。 10日の日でございますが、松永弾正久秀の命日法要を久秀の墓石があります達磨寺で行わさせていただきました。約50名の参列をいただいております。松永久秀は茶道に通じた文化人の一面もあり、これにちなんで法要の後、方丈にて抹茶と茶菓子の振る舞いも行われております。 11日でございます。第58回王寺町民体育大会を27自治会、約1,500名の方々の参加をいただきまして、開催をいたしております。本年は新種目として、議員の皆様にもご提案いただきました防災に関する競技を取り入れまして、担架やリアカーで人を運ぶ「防災借り物競争」も、大人も子どもも力を合わせて楽しみながら競技に臨まれておりました。 13日でございます。奈良県町村会役員会が奈良県市町村会館で開催されておりまして、26年度の奈良県町村会歳入歳出決算等について協議が行われております。 14日でございます。第1回の奈良・東和・西和・南和保健医療圏構想調整会議が奈良で開催されております。地域医療構想の策定に向けて県の当局から説明がございました。この会議は、将来の医療と介護の総合的な提供体制の確保に関する地域医療構想の実現に向けまして、地域医療構想の策定に関し、2次保健医療圏ごとに地域の関係者との意見交換の場として県が設置されているものでございます。 15日でございます。新作のオリジナル講談「聖徳太子と雪丸」が町文化祭で講演が行われるにあたり、お披露目の告知を王寺町観光広報大使で講談師の川本三栄子氏から行っていただきました。同時に郷土愛の醸成を育むことを目的に、町内小学校の教材の1つとして活用するために作成をいたしました雪丸漫画「ゆきまり探検隊タイムスリップして王寺の歴史を追え!」とのタイトルの漫画の制作発表を、作画を担当していただきました王寺町出身の漫画家、えのきろうちょうさんとともに行わさせていただいております。 17日でございます。雪丸カフェ「ポエム」のオープニング式典を開催いたしました。町内に福祉作業所があり、障害者支援に取り組まれておるNPO法人ポエムが運営なされるもので、障害者雇用促進と憩いの場として皆さんに大いに利用いただけるよう地域交流センター5階に開設をいたしたところでございます。ここのポエムでございますが、窓側のカウンター席からの、信貴山あるいは生駒山などの景色をお楽しみいただきながら、軽食あるいはコーヒー、雪丸のオリジナルスイーツといったものもいただくことができまして、皆様に好評をいただいております。現在、約1日平均でございますが、50名程度の来客があるというふうに聞いております。 18日でございますが、歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催いたしております。第13回目の今回は、法隆寺の管長、大野玄妙氏に「聖徳太子の心-和の文化と大乗精神-」というテーマでご講演をいただきました。県内外から約160名の皆さんに参加をいただいております。 19日でございます。東京都六本木のグランドハイアット東京で開催されました奈良県観光キャンペーンに参加をいたしております。旅行業者やメディア等に対しまして、王寺町の魅力を私のほうからPRをさせていただきました。 20日でございます。第4回香芝・王寺環境施設組合議会定例会が開催されておりまして、平成26年度の組合一般会計歳入歳出決算等について承認がなされております。 22日でございます。奈良県及び一般財団法人地方自治研究機構主催自治振興セミナーが、奈良で開催されております。このセミナーは、地方公共団体職員政策形成能力及び法制実務能力の育成、向上を目的といたしたものでございまして、今回は講師に慶応義塾大学法学部教授であり、また元総務大臣の片山善博氏などによる講演が行われております。 24日でございます。奈良県及び本町を初めとする6市町奈良県消防協会主催の奈良県林野火災消火訓練が葛城で開催されております。県民の防火意識の高揚と関係機関の連携あるいは連絡体制の強化を目的といたしまして、迅速かつ的確な消火活動等を実施できるよう訓練が行われております。 25日でございます。奈良県主催の「インターナショナル・トラベル・フェア・ウィズ・ローカル・ガバメンツ2015」商談会及び交流会が、ホテルグランヴィア大阪で開催されまして、王寺町がブースを出展し、町のPRを行っております。 26日でございます。東アジア地方政府の代表が集う第6回東アジア地方政府会合が奈良市内で開催されておりまして、知事招宴に出席をさせていただきました。 27日でございます。第2回王寺町総合戦略懇話会が開催されておりまして、若者を対象--17歳から22歳でございますが、この若者を対象としたアンケートの調査結果や王寺町人口ビジョンの素案について審議が行われております。 28日でございます。第2回静香苑環境施設組合議会定例会が開催され、平成26年度組合一般会計歳入歳出決算について承認がなされております。 同日、奈良県都市計画審議会が奈良で開催されまして、大和都市計画道路の変更でございますが、八条紀寺線ほか1路線、西九条佐保線等につきまして、計画の変更が承認がなされております。 29日でございます。奈良県の道路と都市公園の整備の充実を求める合同県民大会が奈良で開催されまして、国道25号など県内の直轄国道をはじめ、県内主要幹線道路等の整備促進や、道路整備に係る予算確保等についての要望書などが決議されております。 30日でございます。町制施行90周年記念事業といたしまして、達磨寺所有の重要文化財であります絹本著色涅槃図の里帰り展を10月30日から11月3日の5日間、達磨寺本堂内で行いました。約820名の方々が訪れていただいております。 31日でございますが、広陵町制60周年記念式典が挙行されておりまして、私のほうも出席をさせていただきました。 10月31日と11月1日でございますが、王寺町の文化祭を開催いたしております。文化協会の芸能発表や商工会による雪丸大などでにぎわっておりまして、公民館教室あるいはクラブ、サークルなど多くの力作がそろい、2日間にわたり盛大に開催がなされております。総来場者数として約3,600人というふうに集計をしております。 11月2日でございます。国道25号斑鳩町三室交差点から王寺町本町1丁目交差点の間、約1.2キロメートルでございますが、この国道25号の道路改良整備につきまして、王寺町、斑鳩町、三郷町の3町長合同によりまして、奈良県知事に早期事業化に向けた要望を行いました。なお、11月4日には国土交通省奈良国道事務所長に、さらに、11月6日には、国土交通省近畿地方整備局長に同様の要望を行わさせていただいております。 同日ですが、奈良県国民健康保険団体連合会臨時理事会が開催され、連合会の役員選出等が行われ、理事長に松井桜井市長が選出されております。 同じく2日でございますが、王寺町中学生読書感想文コンクールの表彰式を開催いたしております。中学生を対象に「聖徳太子と愛犬雪丸のものがたり」を夏休みの課題図書として、読書感想文を募集させていただき、応募総数181作品、これは王中、南中の1年生の全員でございますが、皆さんから応募いただきまして、その中から特に優秀であった13作品に、町長賞あるいは教育長賞等の表彰を行わさせていただいております。 3日でございます。王寺町制施行90周年記念事業として、文化講演会文化福祉センターで開催しております。講師には東京大学名誉教授の北岡伸一氏をお招きいたしまして「『昭和の時代』と、国際社会と日本の関わりについて~戦後70年の節目として~」ということをテーマにして、第2次世界大戦当時の日本と世界の情勢、あるいは、なぜ戦争に向かっていったのかなど、先生のほうからわかりやすくお話をいただき、参加者として約360名の方に出席をしていただいております。 4日でございます。国交省大和川河川事務所主催によります水害に強い大和川流域づくり意見交換会が、王寺町で開催されまして、県内大和川流域11市町と奈良県関係者の出席のもと、大和川流域の洪水対策や水害対応について意見交換を行っております。 5日でございます。王寺町老人福祉施設等整備審査委員会が開催されまして、委員6名の方を委嘱させていただきました。委員の皆様には、王寺町が必要とする特別養護老人ホームの整備に伴う公募において、社会福祉法人から応募のあった内容について審査をいただくこととしております。内容につきましては、今後その結果を受けまして、町のほうで決定をし、奈良県のほうに上申するという運びになっております。 8日でございます。信貴山城址保全研究会特別講演会千田奈良大学学長を講師として三郷町文化センターで開催されております。 9日でございますが、奈良県広域消防組合運営協議会が開催されまして、組合議会第2回定例会の提出案件等について協議がなされております。 同日、秋季火災予防運動期間に合わせまして、王寺町消防団による防火宣伝パレードが実施され、火災予防を呼びかけていただいております 11日でございます。奈良県支部創立120周年・有功会設立50周年記念奈良県赤十字大会が、奈良県文化会館におきまして、名誉副総裁であります寛仁親王妃信子殿下ご臨場のもと挙行がされております。殿下からの有功章のご授与の後、日本赤十字社感謝状等の贈呈が行われ、大会宣言が決議されております。 12日でございます。首都圏在住の奈良にゆかりのある方々が集って交流を深める「ふるさと奈良の集い」が、奈良県と東京奈良県人会の共催によりまして、東京で開催されております。 15日でございます。王寺町社会福祉協議会主催社会福祉まつりが、文化福祉センターで開催されております。午前は屋外で模擬店の出店、午後はホールでの式典、あるいは催し物が行われまして、約1千名の方々のご参加をいただいております。 同日、歴史リレー講座「大和の古都はじめ」第14回を地域交流センターで開催いたしております。講師に興福寺の貫首である多川俊映氏をお招きをいたしまして、「神仏習合の大和」と題しまして講演をいただきました。県内外から約150名の方々に出席をいただいております。 16日でございます。メディア等でも取り上げられているソフトバンクのロボットでありますPepperが、マスコットキャラクター雪丸のアシスタントとして、町の観光案内あるいはイベント告知などさまざまな情報を発信していくということにいたしておりまして、Pepperのお披露目会を地域交流センター雪丸ミニプラザで行わさせていただきました。今後、県立王寺工業高校の情報処理部の先生やあるいは生徒の皆さんにご協力をいただき、今後連携をとっていただいて、観光アプリ等の開発を進めていきたいと思っております。 17日から19日まで、町村会等の出席のために上京をいたしておりますが、17日は奈良県町村長研修会が開催されまして、地域の活性化あるいはまちづくり活動に取り組まれております北海道富良野の「ふらのまちづくり株式会社」の代表取締役であられる西本伸顯氏による講演、あるいは町村長による意見交換会が行われております。 18日でございますが、国道25号道路改良整備につきまして、王寺町、斑鳩町、三郷町の3町長合同によりまして、高市早苗総務大臣土井亨国土交通副大臣、並びに奈良県選出国会議員、及び国土交通省幹部の方々に、要望書を手渡しさせていただきまして、早期の事業化に向けた要望を行っております。 同じく18日でございますが、全国町村長大会NHKホールで開催され、萩生田光一内閣官房副長官が首相の代理として来賓でご臨席され、環太平洋パートナーシップ協定、TPPですが、これに伴う特別決議等の決議が行われております。 19日ですが、奈良県の道路と都市公園整備の充実を求める合同県民大会決議につきまして、奈良県及び関係市町村による国土交通省及び国会議員への要望活動が行われ、これに参加をいたしております。 21日でございますが、地域のきずなが強く、町外からもたくさんの方々が訪れ、常ににぎわいがある王寺町を目指すという目的で、あるいはまた、現在の町の魅力を再発見いただくため、地域特性でございます水辺空間あるいは歴史空間を生かした「王寺ミルキーウェイ(天の川)」を開催をいたしております。今年は午前から役場前で、王寺ラーメン博を初めて開催をいたしております。終了予定時刻より早い時間から完売となるお店もございました。多くの方々にご来場いただいたものと思っております。葛下川では、水に浮かべると点灯する“いのり星(R)”の放流によりましてつくられた美しい一夜限りの天の川、それから達磨寺では燈火会とハンドベルの音楽演奏、さらに奈良芸術短期大学のご協力によるやわらぎの鐘あるいは雪丸ロードでの光の演出、さらに王寺小学校では奈良学園大学マーチングバンド部による音楽ステージ、さらに商工会の模擬店、市町村の物産展、ご当地キャラクターショーなどで大いににぎわいを見せていただきました。フィナーレには打ち上げ花火と、昨年よりスケールアップした内容で、県内外より約1万6千人のご来場をいただいたところでございます。町制施行90周年の記念となるイベントとして、盛況に開催できたのかなというふうに思っております。 25日でございます。奈良県と阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター主催の災害対策専門研修「トップフォーラムin奈良」が開催されておりまして、人と防災未来センターの河田恵昭センター長の講義などの後、ワークショップとして首長の災害対応における役割を認識することを目的とした演習を行っております。 27日でございます。奈良県市町村政策自慢大会が開催されまして、プレゼンテーション能力の向上あるいは健全な競争意識の醸成を目的に、それぞれの市町村の特色ある施策、政策についての発表が行われました。王寺町では保健センターの志田さんが発表していただきました。残念ながら優等賞ではなかったんですけれども、しっかりとしたプレゼンテーションを行っていただいております。 30日でございます。第3回奈良県市町村長サミットが桜井市立図書館で開催されております。奈良モデルにつきまして、平成26年度市町村の決算状況あるいは市町村税による税収強化の取り組みなどについて、県から説明がございました。その後、知事を交え、各市町村長で意見交換が行われております。 12月1日でございます。王寺町消防委員会を開催いたしまして、年末年始の諸事業及び優良団員の表彰者の選考等が審議されております。 2日でございます。会計検査院による総務省所管会計実地検査が行われまして、プレミアム商品券あるいはマイナンバーに係るシステム改修、国勢調査などについて検査を受けております。 同じく2日でございますが、選挙管理委員会が開催されまして、定時登録者数が決定されております。登録者数は、男性が8,938人、女性が1万190人、合計1万9,128人でございます。 3日でございます。歳末たすけあい募金の街頭啓発が王寺駅前と畠田駅前で実施されております。 同日、王寺町、三郷町、大和川利活用検討懇談会第3回が開催されまして、王寺町、三郷町周辺の大和川を活用した環境整備につきまして、三郷町長あるいは国土交通省大和川河川事務所長、さらに奈良県に各関係部局とジョギングコースの整備や植栽等の環境整備について協議を行っております。 同じく3日でございますが、王寺町体育協会年間各種大会反省会が開催されておりまして、体育協会各部会から各種大会の結果報告等が行われております。 4日でございます。奈良県消防協会北葛城支部正副団長等合同会議が開催されまして、支部連合会の出初め式や優良団員の表彰等について審議がなされております。 私からは以上でございます。 ○議長(西本) 次に、教育長より閉会中の教育行政報告をお願いいたします。 梅野教育長、登壇の上、報告願います。 ◎番外(梅野教育長) 登壇 それでは、私のほうから教育行政報告をいたします。 まず、9月28日、9月の定例教育委員会を開催し、北葛城郡空手道大会開催に伴う後援名義使用許可申請についてなど報告しております。その後、臨時教育委員会を開催し、教育長職務代理者の選任について審議し、尻懸智氏を選任しております。 10月7日、第2回奈良県教育サミットが桜井で開催され、吉田県教育長から平成27年度全国学力・学習状況調査の結果等について報告があり、各市町村間で生じている学力・学習意欲、規範意識、体力の結果について、各市町村長と各市町村教育長に、県知事、県教育長等を交えてアイランド形式におけるグループ協議及び発表が行われました。 9日、10月定例校園長会を開催しております。 13日、近畿町村教育委員会研修大会が京都で開催され、兵庫教育大学大学院教授の日渡氏による講演、さらに大阪府箕面教育委員会から実践発表等が行われ、出席しております。 17日、奈良県小学生バンド連盟主催のオータムフェスティバルに出演の王寺町ジュニアバンドハルモに対し、大和高田さざんかホールで激励を行っております。 23日、10月定例教育委員会を開催し、少林寺拳法演武大会開催に伴う後援名義使用許可申請についてなどを報告しております。 26日、町内3幼稚園の園訪問を実施しております。 同日、社会教育委員兼公民館運営審議会委員会議を開催し、議長、副議長の選出及び泉の広場公民館、体育館の今後の検討体制についてなど協議しております。 27日、北葛城郡教育長会議が河合町で開催され、北葛城郡地教委連絡協議会平成27年度中間事業経過についてなど報告があり、引き続き、教育長会・校長会合同会議が開催され、出席しております。 28日、奈良県町村教育長会第2回生涯学習部会研修会が奈良県教育研究所で開催され、奈良県教育委員会事務局人権・社会教育課の九鬼課長補佐による講演があり、出席しております。 29日、王寺北小学校と王寺南中学校の学校訪問を実施しております。 11月4日、奈良県人権教育推進協議会西部ブロック研修会が上牧町で開催され、戦争体験の語り部、鈴木氏の講演及び上牧町人権協の山岡氏による報告などがあり、出席しております。 6日、王寺南小学校王寺小学校、王寺中学校の学校訪問を実施しております。 11日、11月定例校園長会を開催しております。 12日から13日にかけましては、市町村教育委員会研究協議会が奈良で開催され、第1日目、11月12日でございますが、福井大学大学院教育学研究科の松本教授の講演やパネルディスカッションが開催され、13日、第2日目の分科会では新教育委員会制度の実施状況について、兵庫県伊丹市教育委員会からの報告等があり、出席しております。 17日、北葛城郡人権教育推進連絡協議会理事会が王寺町で行われ、出席しております。 18日、王寺町人教、授業を通しての研修会が王寺北小学校で開催され、出席しております。 19日、11月定例教育委員会を開催し、文化祭、文化講演会、人権学習懇談会の実施状況についてなど、報告しております。 22日、少林寺拳法演武大会が王寺アリーナで開催され、出席いたしました。 29日、奈良県家庭婦人バレーボール協議会西部ブロック秋季親睦大会が王寺アリーナで開催され、出席しております。 12月3日、12月定例校園長会を開催しております。 6日、昨日、第40回王寺町剣道大会が王寺アリーナで開催され、出席しております。 私からの報告は以上でございます。 ○議長(西本) ただ今の町長及び教育長の閉会中の行政報告に対する補足説明を求められる方は、ご発言願います。 ◆8番(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、鎌倉議員。 ◆8番(鎌倉) 8番、鎌倉です。 教育長に1点お尋ねいたします。 泉の広場のその後のことについて、建設についてと思いますが、協議されたというふうにご報告ありましたが、具体的に何か変わってきていることとか、予定がありましたら教えてください。 ◎番外(乾教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、乾次長。 ◎番外(乾教育次長) 教育委員会の乾でございます。 この社会教育委員さんとの協議でございますが、今は、泉の広場体育館、公民館の基本計画を整備させていただいている中で、その社会教育委員さんから、プロジェクトチームをつくろうということで、そのメンバーの人選を行わさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(西本) ほかにございませんか。 ◆11番(幡野) はい。(発言の挙手)
    ○議長(西本) はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 教育長に1点でございます。 11月12日、福井大学の先生が講演なさったということをお聞きしました。これは、テーマは何だったのかお願いいたします。 ◎番外(梅野教育長) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、教育長。 ◎番外(梅野教育長) すみません。ちょっとテーマのほうは忘れておりますが、教育長のことについて、アンケート調査等を行われて、それの発表です。前職が何であったかとかいうことを分析されていたみたいです。それから、教育を変えるということで、教育長がかわれば、教育も変わるんだというようなお話がありました。 以上でございます。 ○議長(西本) はい、ほかにございませんか。     (ございませんの声) ○議長(西本) 以上をもって、町長及び教育長の閉会中の行政報告を終わります。 続きまして、各常任委員長の閉会中の報告でございますが、各常任委員会等は閉会中に委員会を開会されておりません。よって、報告事項はございません。 なお、議会運営委員長の報告は、日程第2、会期の決定において報告をさせていただきますので省略いたします。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において、2番、嶋内議員、3番、小山議員を指名します。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 去る12月1日と本日開会前に議会運営委員会を開会いただいております。議会運営委員長より会期等について報告を願います。 松岡委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆議会運営委員長(松岡) はい、議長。 ○議長(西本) はい、松岡議員。 ◆議会運営委員長(松岡) 登壇 議長のご指名でございますので、去る12月1日と本日開会前に議会運営委員会を開会いたしております。その審議結果をご報告申し上げます。 本定例会の会期につきましては、本日から17日までの11日間と決定させていただいております。 次に、会期日程でございますが、本日7日、本会議、8日、本会議2日目一般質問、午前9時30分から、9日、休会、10日、総務文教常任委員会、午前9時30分から、11日、くらし環境常任委員会、午前9時30分から、12日から16日まで休会、17日、本会議最終日、午前9時30分からでございます。 次に、本日の議事日程及び議案の取り扱い方法についてご報告を申し上げます。 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、報第9号、専決処分事項の報告について(王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について)、即決。日程第4、選挙第4号、王寺町選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙について、即決。日程第5、議第60号、平成27年度王寺町一般会計補正予算(第3号)について、総務文教常任委員会付託。日程第6、議第61号、平成27年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、くらし環境常任委員会付託。日程第7、議題62号、平成27年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、くらし環境常任委員会付託。日程第8、議題63号、王寺町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について、総務文教常任委員会付託。日程第9、議題64号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第10、議題65号、王寺町税条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会付託。日程第11、議題66号、王寺町体育館使用条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会付託。日程第12、議題67号、王寺町介護保険条例及び王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、くらし環境常任委員会付託。日程第13、発議第19号、教職員定数の充実に関する意見書について、総務文教常任委員会付託。日程第14、発議第20号、マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書について、即決。 以上、日程第5、議第60号から日程第12、議題67号までは一括議題といたします。 次に、12月8日、本会議2日目の議事日程につきましてのご報告を申し上げます。 12月8日、本会議2日目、日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、一般質問。 以上のとおりでございます。 以上のように議会運営委員会において決定いたしましたので、よろしくお願いをいたします。 以上をもちまして議会運営委員会からの報告を終わります。 ○議長(西本) お諮りします。会期等については、ただ今の委員長の報告どおり決定したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、会期は委員長の報告どおり本日から17日までの11日間と決定しました。 日程第3、報第9号、専決処分事項の報告について(王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について)を議題とします。 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(平岡副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、副町長。 ◎番外2番(平岡副町長) 報第9号、王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の専決処分につきましては、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が、平成27年10月1日に施行され、共済年金が厚生年金に統一されたことから、本条例の一部を改正させていただくものでございます。改正の主な内容につきましては、法の施行により共済年金が厚生年金に統合され、旧共済組合員期間を有する消防団員等が10月1日以後に公務災害認定される場合は、原則として厚生年金が支給されることとなるため、公務災害により支給される年金と公的年金との併給調整規定について、国に準じた所要の整備を行ったものでございます。 なお、本条例の改正につきましては、法律の一部改正に伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令など、関連する政令を改正する政令が平成27年9月30日に公布されたことから、同日に条例の一部改正について専決処分させていただき、平成27年10月1日から施行させていただいたものでございます。 以上のとおり、9月30日に専決処分をさせていただいておりますので、ご報告を申し上げ、ご承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(西本) これより質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(西本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(西本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより報第9号、専決処分事項の報告についてを採決します。 本案は、報告のとおり承認することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、本案は報告どおり承認することに決定しました。 日程第4、選挙第4号、王寺町選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(西本) お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。 続いてお諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定いたしました。 それでは、王寺町選挙管理委員会の委員及び補充員の氏名を発表いたします。王寺町選挙管理委員会の委員には、井上惠以君、清水稔夫君、尾仲孝允君、土谷正孝君、以上の方々を王寺町選挙管理委員会の委員に指名いたします。 お諮りいたします。ただ今指名いたしました方々を、当選人と定めることにご異議はございませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました方々が王寺町選挙管理委員会の委員に当選されました。 続きまして、王寺町選挙管理委員会の補充員については、第一順位、古賀秀孝君、第二順位、岩村佐一君、第三順位、池田芳憲君、第四順位、山本照美君、以上の方々を王寺町選挙管理委員会の補充員に指名をいたします。 お諮りします。ただ今、指名いたしました方々を王寺町選挙管理委員会の補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました方々が王寺町選挙委員会の補充員に当選されました。 なお、補充員の順位につきましては、ただ今申し上げましたとおりの順位で行いたいと思います。ご異議はありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、補充員の順位については、ただ今申し上げましたとおりの順位で決定をいたしました。 日程第5、議第60号、平成27年度王寺町一般会計補正予算(第3号)についてから、日程第12、議題67号、王寺町介護保険条例及び王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 理事者、一括して提案説明を願います。 ◎番外2番(平岡副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、平岡副町長。 ◎番外2番(平岡副町長) それでは、議第60号、平成27年度王寺町一般会計補正予算(第3号)についてから議題67号、王寺町介護保険条例及び王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてまでを一括してご説明申し上げます。 まず、議第60号、平成27年度王寺町一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億3,777万9千円を増額し、総額を87億8,162万4千円といたしております。 続きまして、議第61号、平成27年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,994万5千円を増額し、歳入歳出それぞれ27億360万4千円といたしております。 続きまして、議第62号、平成27年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、介護保険事業について、歳入歳出予算の総額にそれぞれ460万5千円を増額し、17億6,899万9千円といたしております。 続きまして、議第63号、王寺町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、個人番号を利用する事務その他必要な事項を定めるため、本条例を制定させていただくものでございます。 続きまして、議第64号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、空き家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議を行うための町長の附属機関として、王寺町空き家等対策協議会を設置するもので、本条例において所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議第65号、王寺町税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、王寺町税条例の改正をさせていただくものでございます。 主な内容につきましては、まず1点目が、地方税の猶予制度に関する一定の事項については地域の実情に応じて条例で規定する仕組みとなったことから、必要な規定を整備するものであります。 2点目は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、減免申請書等においてマイナンバーの記載を求めるものであります。 3点目は、町たばこ税について、旧3級品の製造たばこに係る特例税率の廃止するもので、激変緩和の観点から、平成31年4月1日までに4段階で税率の引き上げを行うものであります。 最後に、4点目として、町税の減免申請の提出期限について、現在「納期限前7日」を「納期限まで」に改正するもので、都道府県税である自動車税に係る減免申請の提出期限は多くの都道府県で納期限までとなっている現状を踏まえ、改正するものであります。なお、各改正はそれぞれの法律の施行の日に合わせて施行するものであります。 続きまして、議第66号、王寺町体育館使用条例の一部を改正する条例につきましては、現在、本町において公の施設についてインターネットを利用した施設予約システムの導入を進めております。そのうち王寺アリーナ等の体育館施設が施設予約システムの対象施設として、奈良県電子自治体共同運営協議会から承認されました。平成28年度から、該当施設においてシステムを導入する際に、施設予約システムに対応した利用区分、使用料等に改正するため、本条例の一部について所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議第67号、王寺町介護保険条例及び王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、減免の申請期限は各市町村によって申請の状況や審査等、事務処理に要する期限がさまざまであり、実情に応じた期限を定める必要があるため、総務省の取り扱い通知に基づき、介護保険料及び国民健康保険税の減免申請について、提出期限を現在の「納期限前7日」から「納期限」に改正を行うものでございます。 以上、議第60号から議第67号までを一括してご説明申し上げました。よろしくご審議いただき、議決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(西本) お諮りします。ただ今議題となっています議第60号から議第67号までについては、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって議第60号から議第67号までについては、各常任委員会に付託することに決定しました。 日程第13、発議第19号、教職員定数の充実に関する意見書についてを議題とします。 提案者、幡野議員、登壇の上、提案説明を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 教職員定数の充実に関する意見書案につきまして、その提案の趣旨説明を行います。 35人学級は、国において2011年3月、義務教育標準法改正で、全会一致で法律に盛り込まれました。小学校1年を35人学級にすることにし、附則で小学校2年以降も順次改定を検討、実施すると定めました。その翌年の2012年度予算では、小学校2年を35人学級にするだけの予算もつきました。その後、小学校3年、4年、5年というように35人学級が順次進むはずでございました。 ところが、安倍政権となり、政府財務省によりまして、2013年も、2014年も35人学級への動きがとめられました。そればかりか、2015年度予算編成では、政府の財政制度等審議会において、小学校1年も40人学級に戻せ、教員をもっと減らせという議論がなされ、文部科学省も35人推進の概算要求すら見送るという異常な事態に陥っておりました。少人数学級は国民の極めて切実な教育要求です。学校では、手厚いケアが必要な子どもがふえ、学級崩壊や立ち歩き、またトラブルの増加などさまざまな教育困難が広がっています。 中教審初等中等教育分科会では、2010年に、40人という学級規模では学校経営が困難となっていると提言しています。少人数学級になれば、勉強を丁寧に見ることができ、子どもの発言や発表の機会もふえます。みんなで話し合いながら認識を深めていくなど、学習のあり方も変わります。 世界に目を向ければ、欧米では1学級30人以下が当たり前です。韓国でも35人学級編制を目標としています。まさに少人数学級は世界の流れであります。こうした状況があるからこそ、少人数学級は、日本PTA全国協議会、全国レベルの県校長会や教頭会、また教育委員会の協議会やさまざまな教職員組合が求める文字どおりの国民的な要求になっているのであります。 全国知事会も、中長期的な教職員定数改善計画の早期策定を求めています。6月の衆議院の文科委員会は、全会一致で教員削減について容認できないと決議し、定数を定めた義務教育標準法を改正して35人学級の実現を求めています。 そして、10月29日には、日本PTA全国協議会において、教職員定数の削減に反対する緊急要望書が決議されました。当議会におきましても、本意見書を採択できるよう議員各位のご賛同をお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(西本) 日程第13、発議第19号、教職員定数の充実に関する意見書についてを議題とします。 提出者幡野議員がただ今登壇して説明していただきました。 お諮りします。ただ今の発議第19号については、会議規則第36条第1項の規定により、議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、発議第19号については、総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 次に、日程第14、発議第20号、マイナンバー制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書についてを議題とします。 提出者、小山議員、登壇の上、提案説明を願います。 ◆3番(小山) 登壇 はい、3番、小山です。 発議第20号、マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書案についての提案説明をいたします。まず、意見書案を朗読させていただきます。 日本国内に住民登録している人全員に12桁の番号を割り振り、国が情報を一元管理するマイナンバー(社会保障・税番号)が施行され、10月末から住民に番号を通知するカードの郵送が始まっています。配達間違いなどの事故が相次ぐ一方、住民が希望していないのに、自治体がマイナンバーを住民票に記載したりするなどのミスも起きています。厳重管理が必要な個人のプライバシーを扱う仕組みなのに、始動した途端にトラブル続きでは、国民の不安は募るばかりです。来年1月からの本格運用に突き進むには余りにも危険です。 マイナンバーは、赤ちゃんからお年寄りまで、外国人も含め、日本に住民登録している人に一人残らず番号をつけ、納税や社会保障の行政手続などで利用される仕組みです。戸籍、収入など大量の個人情報を結びつけることが可能なマイナンバーには、情報の漏えい、国による国民監視の強化などに、国民の疑念は消えていません。 制度を始めるには、1億2千万人以上の全対象者に番号を通知することが必要です。そのため、約5,500万世帯に簡易書留で通知カードを郵送します。日本の郵便史上で例のない膨大な作業が10月23日から順次開始されました。早くも違う世帯に配達したり、一時紛失したりする事故が発生しています。今後、人口の多い自治体での郵送が本格化する中、誤配送の増加を危惧する声が上がっています。自治体窓口でマイナンバーを間違って発行したケースは10市区町村以上あります。第三者の手に渡った事例もありました。マイナンバーの仕組み自体が、ちょっとしたミスによって、容易に他人に番号を知られるリスクと一体であることを浮き彫りにしています。 さらに重大なのは、自分の番号を受け取ることすらできない人が多発するおそれがあることです。政府は11月中に通知カードが届き終わるかのような日程を描いておりますが、そんな保証は全くありません。住民票を動かさずに高齢者の施設に入居している人、震災の避難者、家庭内暴力から逃れている被害者などで、必要な手続をしている人以外のところには届きません。自治体によっては、住民の1割から2割に届かないと頭を痛めているところもあります。制度が始まっても、自分の番号すら知ることができない人が多数生まれることは極めて深刻な矛盾です。 職場に提示が求められることもある通知カードに、性別記載があることに、心と体が異なる性同一性障害の人たちからは、職場にいられなくなると不安が上がっています。通知カードが点字表記でないため、ひとり暮らしの視覚障害者は、誰に番号を教えてもらえばいいのかと困惑しています。多様な国民の実情を無視し、一方的な番号を割り振るやり方のどこが国民の利便性向上なのか、乱暴な推進はやめるべきです。 大企業などは、数兆億円規模のマイナンバー市場に沸き立っています。厚生労働省の担当職員が収賄で逮捕されたことは、マイナンバーが利権、癒着まみれである実態も示しています。大企業のもうけのために、個人のプライバシーを危機にさらすなどあってはならないことです。 よって、国において社会保障(社会保障・税番号)制度の本格運用は凍結、中止するよう強く要望いたします。 今、意見書案を朗読させていただきました。提案理由は、この意見書に集約されておりますが、マイナンバーに対する各省庁への質問に対しては、このような回答がされています。 まず、内閣府では、1つ、個人番号の取得は強制ではない。取得せずとも不利益はない。2つ、従業員から番号提出を拒否された、記録がなくても罰則はない。 国税庁では、1つ、確定申告に番号未記載でも受理し、罰則や不利益はない。番号を扱わないことで国税上の罰則や不利益はない。 厚生労働省では、労働保険の書類に番号の記載がなくとも、罰則や不利益はない。2つ、労働保険事務組合が番号を扱わないことで、罰則や不利益はないと回答されております。 次に、来年1月に本格稼働をいたしますマイナンバー制度は、個人情報漏えいの危険性が高く、憲法が保障するプライバシー権を侵害するとしまして、弁護士や住民ら計156人が、12月1日、国を相手にマイナンバーの利用停止や削除などを求めるマイナンバーは違憲訴訟を、全国5地域で一斉に起こしております。原告の女性の1人は、病歴や職歴などマイナンバーに蓄積され、当局がひもつけして見ることができる恐ろしい社会が待っている、今とめなければと語っています。また、代理人の弁護士は、マイナンバーは1億3千万人弱の個人データを扱う巨大インフラだ、一旦動き出せば見直しは事実上不可能、弊害が社会問題になる前に差しとめて見直すべきだと述べています。また、原告の自営業の男性は、中小零細業者にとっては、管理責任だけが押しつけられ、メリットがないと訴えていいます。 マイナンバーは行政だけでなく、勤務先など民間で収集保管する仕組みです。訴状では、準備不足のまま運用開始を迫られた民間企業等ではセキュリティー対策が不十分なところも多い、漏えいの発生は必然と言わざるを得ないと強調しています。こうした漏えいによる被害やマイナンバーを万能キーにした個人情報の名寄せ、成り済まし被害の危険性を指摘しています。 議員各位におかれましては、本意見書を採択していただくようお願い申し上げまして、提案説明といたします。 ○議長(西本) これより質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。ございませんか。     (ございませんの声) ○議長(西本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 ◆6番(沖) はい。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、沖議員。登壇の上、発言を願います。 ◆6番(沖) 登壇 6番、沖です。 マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書について、反対討論を行います。 マイナンバーは住民票を有する全ての方に1人1つの12桁の番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が、同一人の情報であることを確認するために活用するものです。マイナンバー制度により、公平・公正な社会の実現、国民の利便性の向上、行政の効率化が図られます。 期待される効果としては、大きく3つ挙げられます。 1つ目は、行政機関や地方公共団体などで、さまざまな情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間で連携が進み、手続が正確でスムーズになります。 2つ目は、添付書類の削減など行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。行政機関が持っている自分の情報の確認や、行政機関からさまざまなサービスのお知らせを受け取ることも可能になります。 3つ目は、所得や行政サービスの受給状況を把握しやすくなり、負担を不当に免れたり、給付を不正に受けたりすることを防止するほか、本当に困っている人にきめ細やかな支援を行えるようになります。 現在、既に住民票を有する国民一人一人に12桁の番号が順次通知されている状況ではありますが、個人情報が外部に漏れるのではないか、他人のマイナンバーで成り済ましが起こるのではないかといった懸念の声もあります。 そこで、マイナンバーを安心・安全に利用するために、制度面とシステム面の両方から個人情報を保護するための措置が講じられております。 まず、制度部分の保護措置としては、法律に規定があるものを除き、マイナンバーを含む個人情報の収集や保管は禁止されています。また、特定個人情報保護委員会という第三者機関が、マイナンバーが適切に管理、運用されているかを監視、監督しております。さらに、法律に違反した場合の罰則も従来より重くなっています。 次に、システム面の保護措置としては、個人情報を一元管理せず、従来どおり、例えば、年金の情報は年金事務所、税の情報は税務署といったように分散して管理し、また、行政機関の間で情報のやりとりをするときも、マイナンバーを直接使わず、システムにアクセスできる人を制限し、通信する場合は、情報の暗号化が行われます。また、情報提供ネットワークシステムを使って、自分の個人情報を、いつ、誰が、なぜやりとりしたのかを自身で確認できる手段として、平成29年1月からマイナポータル(情報提供等記録開示システム)が稼働する予定です。 個人番号カードについては、申請することで、平成28年以降交付される予定です。この個人番号カードは、本人確認のための身分証明書として利用可能となります。また、カードに搭載されるICチップや電子証明書を活用することにより、住んでいる町の条例で定めるサービスにも使用できるようになるほか、e-Taxを初め、各種電子申請が可能となります。 なお、ICチップには券面に書かれている情報のほか、電子申請のための電子証明書が記録されますが、所得の情報や病気の履歴などのプライバシー性の高い個人情報は記録されません。そのため、個人番号カードから全ての個人情報がわかってしまうことはありません。 以上のように、さまざまな安全対策が講じられスタートしたマイナンバー制度は、国民の利便性を高め、行政を効率化し、公正・公平な社会を実現する社会基盤であり、今後期待される効果は大きいものと考えます。よって、マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書については、反対といたします。 ○議長(西本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆11番(幡野) 議長。(発言の挙手) ○議長(西本) はい、幡野議員。登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 マイナンバー(社会保障・税番号)制度の本格運用の凍結、中止を求める意見書についての賛成討論を行います。 ただ今、この意見書につきましての反対討論がございました。そこには、困っている人にきめ細かな対処ができるというような指摘もございましたし、制度面やシステム面の保護措置がなされているという指摘もございました。しかし、これは本格運用のもとで、このシステムあるいは制度面が十分に機能するかどうか、これは未確定であり、マイナンバーそのものの目的から申しまして、非常に不安というものは国民の間に根強いものがございます。 政府はマイナンバーについて、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平・公正な社会を実現する、こういう社会基盤だと説明し、社会保障の手続を簡略化したり、税の徴収漏れや不正受給防止などに利用するとしております。これは、さきの賛成討論の中でも指摘されております。しかし、国民の利便性といっても、年に数えるほどの手続のうちの一部が省略できるといった程度であります。 そもそも、マイナンバー制度は国民の要望から生まれたものではありません。国民の所得、資産を厳格につかみ、徴税、社会保険料漏れなどを効率よく管理したい政府と、これをビジネスチャンスにしたい大企業の要求から出発したものであります。制度導入によってIT業界の大手企業には数兆円の利益がもたらされると言われており、総務省などで検討されているクレジットカード機能つきマイナンバーカードなど民間利用が進めば、利益はさらに大きくなります。 この間の、政府、また大企業、大手企業の癒着、こういうものがさまざま報道されてまいりました。国が、国民に一律に番号を割り振りし、監視、管理し、収奪する個人番号制度は、プライバシー権を侵害する憲法違反の制度であります。国民には一切メリットのない番号制度と言わなければなりません。これは、実施を凍結、中止するしかないと考えます。よって、本意見書に賛成するものでございます。 ○議長(西本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(西本) これをもって、討論を終結します。 これより、発議第20号についてを採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(西本) はい、結構です。起立少数です。よって、発議第20号は否決されました。 お諮りします。以上をもって本日の日程は全て終了しました。 本日はこれをもって散会したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(西本) 異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会することに決定しました。 本日はこれをもって散会します。     散会 午前10時57分 上記会議の次第は、書記の記載したものであるが、内容が正当であることを証するために署名する。          議会議長          署名議員          署名議員...