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07月09日-03号

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  1. 香芝市議会 2020-07-09
    07月09日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 2年第3回 6月定例会            令和2年第3回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和2年7月9日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (15名)    1番 芦 高 清 友           2番 鈴 木 篤 志    3番 中 谷 一 輝           4番 筒 井   寛    6番 上田井 良 二           7番 下 村 佳 史    8番 中 山 武 彦           9番 森 井 常 夫    10番 中 村 良 路           11番 関   義 秀    12番 小 西 高 吉           13番 細 井 宏 純    14番 中 川 廣 美           15番 河 杉 博 之    16番 北 川 重 信4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     福 岡 憲 宏       副市長    小 林   悟   教育長    村 中 義 男       企画部長   堀 本 武 史   総務部長   上 平 健 二       市民環境部長 南 浦 幸 次   危機管理監  笠 屋 眞 一       福祉健康部長 滝 村   豊   都市創造部長 奥 田 芳 久       上下水道部長 葛 木 好 昭   教育部長   福 森 る り       企画部理事  遠 藤   啓   福祉健康部理事黒 越 頼 雄       財務局長(財政課長事務取扱)                               仲   哲 司   地域振興局長(商工振興課長事務取扱)    福祉健康部次長平 山 訓 徳          津 崎 弘 美   都市創造部次長(土木課長事務取扱)     教育部次長  澤   和 七          津 本 和 也   会計管理者(会計課長事務取扱)          平 山 勝 啓6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長(議会総務課長事務取扱)                               奥 山 善 弘                          〃 書記 倉 谷   純7 会議の事件は、次のとおりである。   一般質問8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    9番 森 井 常 夫           11番 関   義 秀                                 開議 午前8時59分 ○議長(中村良路) 皆さん、改めましておはようございます。 それでは、本会議を再開をいたします。 議員並びに理事者、傍聴にお越しの皆様方にお願い申し上げます。携帯電話の電源はお切りになるか、マナーモードにしていただきますよう、よろしくお願いをいたします。また、傍聴規則第8条により、写真、録音等が禁止されておりますので、重ねてお願いをいたします。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員の指名 ○議長(中村良路) 署名議員は、前日に引き続きましてよろしくお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 一般質問 ○議長(中村良路) それでは、前日に引き続きまして一般質問を行います。 議事を効率的に進めるため、一問一答方式であることを踏まえ、質問、答弁ともできるだけ簡潔明瞭に整理して発言されるようお願いをいたします。答弁が質問者の趣旨を逸脱しているようなときや、質問されてないところまで答弁された場合は、注意をすることがありますので、ご留意いただきたいと思います。また、質問項目で類似した項目がある場合は、順位以降で質問される方は同じ趣旨の質問は極力控えていただき、質問を繰り返すことのないようご協力もあわせてお願いをいたします。 今回は、特に新型コロナウイルス感染関連の質問が多いため、この点をご留意いただきますことをあわせまして、重ね重ねよろしくお願いをいたします。 それではまず、昨日の中谷議員一般質問への答弁に関して、訂正の申し出がありましたので、これをお受けいたします。 堀本企画部長。 ◎企画部長堀本武史) 冒頭、貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 さきの中谷議員一般質問におきまして、新型コロナウイルス感染症への対応としての一般財源4億1,563万5,000円を含むコロナ対策としての全体事業費のご質問に対しまして、地方創生臨時交付金の第1次補正予算における実施計画の内訳をご答弁申し上げました。ご質問の趣旨と答弁内容が相違してございます。正しくは、全体事業費につきましては、特別定額給付金事業を含む91億8,561万9,000円でございます。 なお、特別定額給付金事業を除いた各部門別での事業費割合は、教育部が63.6%、福祉健康部が22.6%、市民環境部が13.6%、総務部が0.2%でございます。訂正及び補足答弁とさせていただきます。申し訳ございませんでした。 ○議長(中村良路) ありがとうございました。 それでは、一般質問をお受けをいたします。 それでは、9番森井常夫議員一般質問をお受けいたします。 はい、森井常夫議員。 ◆9番(森井常夫) 皆さん、おはようございます。 議長のお許しを得ましたので、私の一般質問をさせていただくことにします。 昨日より多くの議員の方々よりコロナ感染対策の市民への生活支援災害対策避難所運営並びに対策、学校等の対策等、数多くの質問をされ、答弁を聞かせていただきました。 今回はコロナ感染対策の質問が多いため、議長より同じ質問の重複をなるべく避けるようにと言われましたので、私は今回市内の中小商工業者の香芝市独自の支援策についてお聞きしたいと思います。 それでは、質問に移ります。 まず最初に、きのう質問がありました1人一律10万円の特別定額給付金の本市における状況をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) それでは、森井常夫議員の1回目の質問に対して答弁をお願いいたします。 遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 昨日時点で、給付対象世帯の約97.9%にあたります3万998世帯へ支給をいたしております。金額ベースで申しますと、約98.6%にあたります78億1,780万円が支給済みとなっております。 以上です。 ○議長(中村良路) それでは、2回目以降の質問をお受けいたします。 森井議員。 ◆9番(森井常夫) あと残り2.1%のなかには、受領を希望されていない方もおられるように思うんですけれども、何世帯か差し支えなければ教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 受け取りを希望されない世帯についてのご質問でございます。 世帯一部について受け取りを希望されない場合については、申請書のほうに受け取りを希望しない欄がございますので、こちらにチェックをしていただくということになっております。一方で、世帯全員につき受け取りを希望されない方については、そもそも申請書の提出自体、こちらのほうが不要となっておるところです。世帯全員の給付金を辞退する旨を申請書に記入していただいたうえで、ご提出いただく必要はないんですけれども、提出をいただいた方というのは6世帯いらっしゃるというふうに確認をしております。 ただ一方、そもそも提出が不要ですので、受給をまったく希望されないことを理由に申請書を提出いただいていない世帯につきましては、残りの2.1%のなかで受給意思があるんですけれどもまだ申請していない世帯との見分けがつかないというところですので、そちらの件数については把握できていないところです。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 きのうもその辺を聞かせていただいとったんですけれども、大体3万1,600何ぼかな、件数としては。そのうち500ほどはまだ返ってこないと。勧奨する、もう一度案内するということを聞かせていただいとるんですけれども、給付金の締切りは、香芝市では8月11日だったと思うんですけど、それまでに100%までも行かなくてもいいんですけど、それに近いほど頑張って支給できるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 次にですけれども、福岡市長は吉田前市長が4月28日に発表された取り組みを進めていくとしたかしば八策を継承すると言われましたが、その状況についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長堀本武史) かしば八策につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う生活支援及び経済支援として取り組みを進めてございます。それぞれの現時点における進捗状況について、簡単に答弁を申し上げます。 まず、市民の皆様への生活支援といたしましては、水道料金につきまして7月、8月分検針分につきまして基本料金を無料とすることが決定してございます。 次に、香芝市立の小・中学校の給食費2か月分無料につきましては、学校を開始いたしました6月、7月分を対象として実施することが決まってございます。 ひとり親家庭に対する支援金につきましては、国の施策とあわせまして、1人5万円とするものでございまして、早期に支給できますよう手続を進めているところでございます。 次に、事業者への皆様への支援といたしましては、休業要請に対する協力金として、7月7日現在において32件の協力金を支給しております。引き続き申請の受け付けを行ってまいります。 また、マスク、アルコールや消毒液など生活用品の製造を行う事業者に対する設備投資補助金につきましては、現時点で5つの事業者に対しまして交付の決定をしてございます。 ワクチン等の接種に対する費用助成につきましては、ワクチン等が完成した際には詳細な内容を検討してまいりたいと考えてございます。 次に、前市長、前副市長、教育長のこの夏の期末手当につきましては、既に50%減額をしてございます。 最後に、商工会との連携事業につきましては、町を活気づける取り組みとして、「できることからはじめようプロジェクト」といたしまして、香芝みらいクーポン事業などを進めておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員
    ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 さきに言われた4月28日以降の八策よりも、また子育て世代ひとり親家庭に支援金につきまして、国の施策として5万円と。まずは、そのとき1万円だったと思うんですけども、それに上乗せで、福岡市長のほうがやらせてくれやってありがたいと思います。また、給食費につきましても、私立のほうの就学の子供たちにも給食費相当額を支給すると、そういうこともしていただいてありがとうございます。また、よろしくお願いしたいと思います。 それでは次に、今の水道料金基本料金を免除するという7月分と8月分の検針分の対象件数と金額はいくらになるんでしょうね。教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長葛木好昭) 基本料金の免除の対象件数につきましては、市内の全世帯の水道事業者を対象としておりますので、一月あたりは約3万2,000件でございます。金額につきましては、一月で約5,500万円、対象は二月で約1億1,000万円を予定しております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 本市は、ほかの市町村に比べまして早い支援を打ち出しておられると思うんですよね。続いて他市もされてると思っておるんですけれども、いまだにこのように収拾がつかないような状態で、また延長なりは考えておられるのか、お教え願えますか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長葛木好昭) 今後の支援等の延長につきましては、今回の基本料金免除は、水道事業会計の営業収益の減収となります。持続可能な水道事業を構築するために、今後料金の免除等の支援はなかなか難しいかなと考えております。ただ、しかし水道料金下水道使用料支払い猶予につきましては、今後も増える可能性がございますので、個々に対応していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 森井議員。 ◆9番(森井常夫) わかりました。 他市の水道料金基本料金が、香芝市は意外と高いと。そういうことなんで、2か月の負担というのはすごい、2か月で1億1,000万円と。そういうふうになるというのは聞いておるんですけど、それはそれとして、また回答にありましたように、支援の延長は検討されてないということなんですけれども、水道料金支払い猶予とかというのは、個々にお話しさせていただきますということは、個々に局のほうへ申し出るという形になるんでしょうかね。それを教えてください。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長葛木好昭) 今議員おっしゃったように、支払い猶予の届け出という用紙をうちはつくっておりますので、それで届け出していただいたなかで、収納業者と料金を納めてもらう市民の方とのなかでお話し合いを持ちまして、支払い猶予についてご相談させていただくと、そういうことを考えております。今現在10件足らずということを聞いております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 10件ほどの届け出が出てるということなんで、その辺の周知はどのようにされたんですか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長葛木好昭) 上下水道ホームページにも掲載させていただいております。それと、市の広報のページについても支払い猶予についてご相談させていただくということで表記させていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 それでは、免除対象一般家庭事業所等の割合はどれぐらいの割合になるんでしょうか、教えてもらえますか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長葛木好昭) 香芝市は、口径別の料金体系をとっておりますが、届出の段階で事業所、一般家庭用とかという形の仕分けをしておりますので、うちの水道事業体の把握している数値という形でお知らせさせていただきます。基本料金免除対象一般家庭につきましては、96.2%でございます。事業所、サービス業、商業、病院等を合わせまして約3.6%、官公庁用が0.2%。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。 次に行かせてもらいます。 商工会と連携して、香芝みらいクーポンを発行されておるんですけれども、この仕組みについてもう少し詳しくお教えいただけますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回発行いたしました香芝みらいクーポンは、市内でも感染症の影響により低迷している地域経済を活性化するべく、商工会と連携して取り組んでおるものでございます。 内容につきましては、1世帯につき300円のクーポンを2枚、計600円を市内の飲食店や小売店で使っていただくものでございます。1回1,000円以上のお買い物に対して300円1枚を利用していただけるということになっております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 今月の発行される広報かしばのお知らせ版折り込みされてるということなんですけれども、クーポンは買い物のときに利用できるということなんですけれども、広報紙で折り込みでよかったのかなと思うんですよ。なぜなら、広報紙は自治会が配布されていますが、自治会未加入の方の家には届かないと思うんです。全世帯に届かない分はどのようにされるか、教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回クーポンを発行するに至りまして、市民の方へ情報提供の方法としては、広報紙の折り込みが一番最速でコストが低いと考えておりますが、ご指摘のとおり、全世帯に行き渡らないということも課題になっております。今回のクーポンに関しましては、広報紙が届かない世帯の方には商工振興課のほうで直接渡すか、郵送でお送りすることを想定しております。現在、ホームページでもお知らせしておりますけれども、皆さんに行き渡るように体制を整えてまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ホームページで確認したんですけれど、1世帯にクーポンを1枚で複数枚にならないように配布するとなっているんですよね。自治会の協力で自治会員の皆様には行き渡りますが、自治会未加入の方を把握するのは困難だと思うんですけれども、各自治会でも同じように困難だと思います。また、1世帯1枚としているが、市窓口で身元確認をするとなっているんですけれども、複数枚入手されたら、交付税のほうに影響が出ると思うんですけど、どういうふうに考えておられるんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 自治会未加入の方につきましては、直接市のほうへお問い合わせをいただきたいと考えております。クーポンは、広報の折り込みをしていない分は市のほうで管理しております。直接発行した分に関しましては、氏名の記録をとって、重複して発行しないように努めてまいりたいと思っております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) わかりました。 未加入の方もクーポンが行き渡るように周知していただきたいと、よろしくお願いしときます。 次に、県内の他市の同じようにクーポン券を発行してるようなところなどの研究はされたんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 県内では、いち早く天理市がクーポンを発行されておりまして、そちらは広報紙の紙面にクーポンを印刷して、切り取って使っていただくという方法でございました。香芝市のほうでは、より使いやすくするためにチラシのほうを折り込むという方法で行わせていただきました。今回、ご意見を参考にさせていただきまして、今後市民への提供の方向については、再度検討してまいりたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) それでは、クーポンを使える市内の事業所というのは、どういうようなところでしょうか、お教え願えますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 市内で経営されてます店舗で売り場面積おおむね200平米程度ということで、飲食店や小売店などが今対象になっております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ホームページを見ましたが、7月6日から8月31日までの使用期間で、まだ店舗の募集をしているみたいですが、募集は遅くないでしょうかね。それと、恐らく飲食店を中心に考えているのだと思いますが、200平米以下の店舗に絞っているのは何か理由があるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回発行にあたりまして、予算のほうは専決で対応させていただきました。その後、すぐに店舗の募集をさせていただきましたので、券の発行と同時の募集になっております。現在、ホームページのほうでは80店舗ほど掲載されていますけれども、今現在内々では100店舗募集は完了しておるところでおります。随時更新はしていきたいと思っております。また、募集店舗の制限につきましては、緊急事態宣言の影響によりまして売り上げが減少しました飲食店や小売店、こちらを中心に小規模事業者が事業を継続していただくためのクーポンの発行ということにさせていただいたものでございます。市民の皆様が市内でお買い物を続けるきっかけを提供することによりまして経済が少しでも活性化することを目的としておりますので、募集の基準をわかりやすくするために店舗の制限をさせていただいたということでございます。ご理解をお願いいたします。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 先日、クーポンの利用できる店というのを少し調べてみたんですけど、まだ募集中だけだということなんですよ。200平米以下といったら、コンビニ等が入ると思うんですね。その辺、普通のスーパーとかというのは、多分当てはまらないと。その辺は、コンビニのほうも随時加入はしてもらってるんですかね。今のところ何軒ぐらい入ってるんか、ちょっと教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 店舗の募集につきましては、まず商工会の会員様にすぐに提供させていただきました。未加入のお店につきましては、市のほうでも直接店舗のほうに出向きまして、こういう募集をしてるということをお知らせさせていただいております。コンビニ等とかも対象になってまいりますので、随時情報の提供をさせていただきまして、募集に参加していただきますように心がけていきたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 商工会と市の連携した一つの行事ですんで、ぜひ成功されるようにお祈りしときます。ありがとうございます。 それで、また戻るんで、ごめんなさいね。 今回、商工会と連携事業ということで、迅速な方法でいろんなことを行っていただきたいとは理解しているんですけれども、予算について交付金を活用されているようですが、例えば5月に水道局等で花火を打ち上げられましたよね。この費用も交付金のなかに含まれているのか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回のプロジェクトは、もともと商工会補助金として提供していた補助金プラス商工会経費と、あと市の補助金に臨時交付金を充当させてもらいまして運用させていただいておりますので、花火もそのなかに含まれております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) この花火の費用というのは、そういうような言い方をしたらまずいんか知らんけども、医療従事者とか香芝市内を景気よくするために上げていただいているという、商工会の連携した一つの行事だと思うんですよね。臨時交付金を利用してまたしていただいているということなんで、それはまたもっと商工会のほうもそういうのをいろいろ提案していただいて、もっと明るくし、ようなっていただきたいと思いますんで、その辺のときはまた話をしていただきたいと思います。 じゃあ次に、今回新型コロナウイルス感染症に関する補正予算額は、部署別の割合はどうなっているのか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 一般会計補正予算第1号から第5号までにおけます新型コロナウイルス感染症に関する予算につきましては、事業費で91億8,561万9,000円となっております。部署別の割合の算出にあたりましては、この91億8,561万9,000円のうち特別定額給付金事業が79億9,910万円と全体の9割弱を占めておりますので、この給付金の事業を除きました11億8,651万9,000円での割合を申し上げますと、教育部で63.6%、福祉健康部で22.6%、市民環境部が13.6%、総務部で0.2%となっております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) この割合を見ますと、市長が推進する教育福祉関連の割合がすごく多く感じるんですよね。商工業のほうの市民環境部のほうにもう少し増やしていただけたらなと、事業もできるんじゃないかなと思うんで、どうかよろしくお願いしときます。これは、これで終わります。 国、県、ほかの市の事業者に対する支援策はいろいろ見られるんですけれども、本市独自の支援は考えているのか、教えてください。また、ちなみにほかの市ではどのような支援策があるかを調べておるようでしたら教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 県内12市の状況といたしましては、家賃の支援の給付金を実施される予定のところが2市、あと融資を受けた事業者への支援金の支給が3市と伺っております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 香芝市には製造業もたくさんあるわけでして、そのような事業者に対してもほかの市でやっているような何か支援策を考えていただくことはできないでしょうか。例えば国が行っている持続化給付金があると思いますが、なかなか申請が難しいものなんですよね。もう少し少額でも市でこの制度に上乗せでも支援するとかあると思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回いろいろなご質問をいただいているところですけれども、国や県の事業者への支援策は、あらゆる事業者に対しまして活用していただける内容となっております。まずは、この制度をしっかりと活用していただくのが一番早い事業者に対する対応であるかと思いますので、引き続き情報を提供していくようにさせていただきたいと思っております。また、持続化給付金の上乗せにつきましては、現在申請状況であったり、受給状況というのがまったく把握できていない状態でございます。現状では難しいと思いますけれども、今後国の交付金を活用いたしまして、市の全体の体制を見て、他市が行っております支援策を参考に考えていきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ありがとうございます。 奈良県では、コロナに関する貸し付けを拡充していると思うんですが、香芝市の融資の制度で新型コロナウイルス感染特例貸付額の増額は考えておられないんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 香芝市の融資制度につきましては、直接の貸し付けではありませんで、融資に対する利子と保証料の補給をすることを前提としております。奈良県の制度も同じような形で利子と保証料の補給をするものでございますが、無利子と無保証料になって対応されておりますので、国や県の融資制度のほうが事業者にとっては借りやすい内容となっております。市では、新たな制度を設けるよりも、上乗せの減少率を確認するセーフティーネットの認定を迅速に対応させていただいて、国や県の融資を素早く受けていただくための下支えをしていくことを支援策と考えていきたいと思っております。ご理解ください。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) それは、わかっているんですよね。市も県も利子と保証料を補填すると、ゼロにするというのはわかっているんですけれども、それが県のほうの無利子無保証融資制度が予定より申し込みが多く、もうストップしたわけなんですよね。 そこで、香芝市中小企業資金融資制度で1%の利子補給を助成してるのがありますよね。そのシステムをプロパーで出している今新しい、県の保証がとれないというところに1.2%、3年間猶予かな、それがあるんですね。1.2%で市が1%の利子補給をしたら、0.2とかなると私は考えるんですけど、そういうのは考えられてもどうでしょうかね。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今奈良県や国の融資のほうは、現状はストップしてない、ただ、利子の補給とかのゼロ%は3年で切れてしまうという現状でございます。その後、例えば市のほうの融資制度の補給率を上げた場合といたしましても、今回先行して国や県の融資を無利子で無保証料で受けていただくほうがより有利であると考えております。3年後の利子が発生するときに、市がそれを負担するというのは、そのときの市の予算、財政状況にも反映してまいりますので、今は現状にある国、県の融資のほうをお勧めするほうが事業者さんも安心して長く借りていただけると思いますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 丁寧な説明の答弁をありがとうございます。 私個人の意見で言わせてもらってるんでもなく、代弁者としてお聞きしているだけなんで、市としても考えてる、検討するとかという言葉は欲しかったんですけれども、きょうはこの辺でとめておきたいと思います。 次に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大において、厳しい経営環境に直面している中小企業者等にする、きのうも中谷議員からも、いろんな議員さんから聞かれておるんですけれども、もう一度お聞きしたいんですけれども、税金での軽減措置はあるのか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 税制面での措置ということでございますが、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策におけます税制上の措置といたしまして、固定資産税の軽減措置がございます。この内容でございますが、令和2年2月から令和2年10月までの任意の連続する3か月間の収入が前年の同期間に比べまして減少している中小事業者等に対して、令和3年度課税の1年度分に限りまして償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税の課税標準を減収額に応じて2分の1またはゼロにするものでございます。なお、令和3年1月31日までに当該中小事業者等より収入が前年の同期間に比べて減少している旨を証明する書類及び対象となる資産の一覧表を添えて申告された場合に適用されるものとなっております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) そのなかの中小事業者等というのは、どういうのが当てはまるんですか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 中小事業者等の定義でございますが、資本金の額または出資金の額が1億円以下の法人、それと資本または出資を有しない法人の場合では、常時使用する従業員の数が1,000人以下の法人、それと常時使用する従業員の数が1,000人以下の個人でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 市内にみんな、1,000人以下の個人とか、それぐらいしかないですよ。それが市内では当てはまるんですかね。ほとんど1億円以下の資本金だと思うんで、何社ぐらいあるんですか、わかります。わからなかったらいいですけどね。その辺をどのように周知されるのか、教えてください。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) ただいまのご質問で、申しわけありません、ただいま中小事業者等の数については資料を持ち合わせておりませんので、ご了承願いたいと思います。 周知につきましては、広報紙、ホームページ等で周知を行いますとともに、商工会に制度説明を行うなど、さまざまな方法をできる限り活用いたしまして周知してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) じゃあ、ちょっと聞きたいんですけれども、徴収猶予の特例制度について聞きたいんですけれど、従来の猶予制度とは何が異なるのか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 従来の通常の猶予制度におきましては、災害などを受けましていっときに納付が困難である場合に、個人の事情にもよりますが、延滞金の一部免除または全額免除、また金額や猶予期間によりまして担保が必要となってまいります。しかし、今回の特例制度におきましては、猶予期間中の延滞金が全額免除されるとともに、猶予金額や期間に関係なく担保の必要もございません。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 減免とはどう違うんですか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予につきましては、あくまでも納期限内に納付することができない事情がある方に納付を1年間猶予する制度となっておりますので、税額そのものを減額する減免とは異なるものでございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 徴収猶予、それは市内ではどの税目が当てはまるんか、教えてもらえますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 対象となる税目でございますが、固定資産税、法人市民税、個人市県民税、軽自動車税(種別割)が対象となってまいります。各税目の納期別におきましては、固定資産税は令和元年度第4期分から令和2年度第3期分まで、法人市民税は令和2年2月1日から令和3年2月1日までに納期限が到来するもの、個人市県民税は令和2年度第1期分から令和2年度第4期分まで、軽自動車税は令和2年度前期分が対象となってまいります。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) その税のほうの猶予は、納期限ごとに申請する必要があるんでしょうか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予の特例制度につきましては、申請をしていただく時点におきまして納期限までに納付することが困難な事情があることが要件となっておりますので、期別ごとに申請していただく必要がございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員
    ◆9番(森井常夫) 1年間の猶予があって、固定資産税でしたら4期、それから7期かな、その辺も期ごとにしなければならないと。面倒なことですけれども、猶予してもらえるんだったらそれも必要かなと思うんですけど、考えておきます。 じゃあ次に、先ほども出てたんですけども、休業要請協力金を受け付けしていると思うんですけども、現在の進捗状況は何件か教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 私のほうからさらに詳しくご説明いたします。 協力金につきましては、6月1日より郵送によって申請を受け付けさせていただいております。申請期間につきましては、当初7月末までとしておりましたけれども、奈良県の交付決定が当初の想定よりも時間を要しておりますので、8月末までというふうに延長させていただきました。進捗状況につきましては、7月7日時点で申請件数42件、支給済み件数が32件、支給金の金額は185万円となっております。ちなみに、奈良県におきましては7月2日時点で申請件数5,990件、支給済み件数が1,700件となっております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) それの市内で申請している業者とかというのはわかりますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 主に飲食業とサービス業となっております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) わかりました。 事業所の支援策として、市の独自施策をお願いしたいと思って質問してるんですよね。だから、今回のコロナウイルス感染対策については、商工振興協議会を開催して意見を聞いておられたんですかね。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 商工振興協議会につきましては、もともと昨年度3月に開催を予定しておりましたが、コロナ禍によりまして開催のほうが実質できておりませんので、今回のさまざまな事業についてのご意見というのは伺っておらない状況でございます。しかしながら、先行して行っております事業につきましても、本年度中に協議会を開催いたしまして、今の事業につきまして検証を行っていただくとともに、今後の施策につきましてのご意見も伺っていきたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) わかりました。 それはわかりますが、県内でも新型コロナウイルス感染関連倒産をされた企業も出てきているということで、これだけ終息が長引いているのでは、市内でも倒産や廃業する事業者が増加するのではないかと。一刻も早く当協議会を開催していただき、これまでの支援策の検証をするとともに、今後の本市独自支援を期待をしたい、また休業要請の対象になった事業所については、協力金を支給されているが、その関連の事業所には対象外であることを踏まえ、何らかの手を打っていただきたいと。十分検討していただきたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員ご指摘のとおり、コロナ禍による事業者への影響ははかり知れないと考えております。まずは、飲食業等、先に逼迫したところに対応させていただきましたが、製造業等、ほかの事業者に関しましても、これからますます経済のほうの影響は出てくると考えておりますので、市の支援策につきましては、早い段階で協議会を開催いたしまして、検証と今後の支援策についてご意見を伺ったうえで、混迷している事業者に対する施策を十分に検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) ぜひ検討をしていただきたいと。商工振興協議会を早く、年度内に持つというのだったら来年3月までですから、もう少し早く考えていただきたいと思います。お願いします。 じゃあ次、第2波、第3波についての本市の対応を聞かせていただきますけれども、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、最近地域による感染者数は増加している状況であります。今後、感染の第2波、第3波が来るものと考える今、きょうの一般質問でも第2波の対策について質疑があったと思います。いま一度、市の感染防止対策についてを確認したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) さきの質疑でもご答弁させていただいておりますように、公共施設の利用休止であったり、利用条件の付加、それから庁内の対策であったり、避難所の対策であったりとご答弁させていただいておりました。それ以外で申しますと、市民の方にお願いする部分にございますけれども、3密を避ける、マスク、手洗いの徹底などの新生活様式というものの定着を目指してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 今回は、大雨とか、複合の避難所の運営になってくると思うんですけども、それはちゃんと検討していただいて、今後のために役に立つようにやっていただきたいと思います。 次に、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う市内の各種組織の連携について教えてもらえますか。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長堀本武史) これまでの感染拡大時においては、医師会との連携体制でございましたり、学校、福祉施設における対応、各事業所支援などにつきましても、商工会との調整など既にさまざまな連携体制が構築されているところではございます。万が一、次の感染拡大が見受けられた際には、こうした実績を踏まえて早急な対応、対策が可能なものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) じゃあ、よろしくお願いいたします。 終わりになるんですけども、香芝市商工基本方針のなかにあります市内の既存企業、地場産業の活性化についての本市や商工会に望む施策としては、資金融資制度の拡充、土地利用等の規制緩和見直し、従業員の資質向上のための支援、多様な人材の雇用を促進する仕組み、生産向上のための設備投資に対する補助などが上位になっていると定められています。このようなことを踏まえ、今後も引き続きなお一層香芝市全体の魅力、活力向上という観点から、地域政策として商工業の振興に取り組んでいきたいと思います。 最後、また市長に聞きたいんですけれども、市長の所信表明のなかにもありますビジョンとして、「奈良いち」を掲げられ、「チャレンジ&プラス」として事業を推進していくとありますが、5つの軸を充実されるためには、既存企業、地場産業の活性化が不可欠ではないかと思います。既存企業、地場産業が元気になることによって税収入が見込まれるのが近道ではないんでしょうか。市長、今回のコロナ対策だけでなく、今後の香芝市内の商工業の支援及び発展についてお伺いします。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) いろいろなご質問をありがとうございます。 チャレンジじゃなくて、「チェンジ&プラス」という形でさせていただいておりました。今あるものを変えるとともに、さらにつけ加えていこうということで、「チェンジ&プラス」という形で提案させていただきました。 そして、今森井議員から教えていただいたいろいろな商工業の発展、私自身、選挙中もお話しさせていただいてたんですけども、市内の商工業を潰すような企業誘致はしないでおこうというふうな提案をさせていただいておりました。森井議員と考えるところは一緒です。市内の商工業発展なしには香芝市は発展していかない、奈良で1番にはなれないというふうには思っております。だからこそ、香芝市内の商工業をアップすると。それによって、香芝の魅力がどんどん上がっていくというふうに私自身も考えておりますので、一緒に協力して頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(中村良路) はい、森井議員。 ◆9番(森井常夫) 市長、ぜひよろしくお願いいたします。 今回の一般質問は、これで終わらせていただきます。 ○議長(中村良路) 以上で、9番森井常夫議員一般質問を終わります。 ここで暫時休憩をいたします。              午前9時44分 休憩              午前9時55分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 次に、15番河杉博之議員の一般質問をお受けいたします。 はい、河杉博之議員。 ◆15番(河杉博之) 改めまして、皆さんおはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、私の一般質問をさせていただきたいと思います。 一般質問の前に、昨日から登壇される方が皆さんおっしゃっておられるように、今回のコロナウイルスの関係で罹患された方、またお亡くなりになられた方にお見舞い等々を申し上げたいと思いますし、また昨日も長野、岐阜まで広がっております豪雨の影響でまた被災された方々にもお見舞いを申し上げたいと思います。大変、今日本の世の中自身が慌てふためいているというか、そんな状況になってるなかでございますけれども、今回の一般質問につきましては、香芝における子育て施策、また学校教育の新たなチャレンジということで、オンラインについてお尋ねをさせていただきたいなとも思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 今冒頭にも申し上げましたように、コロナの関係で働き方がいろんな形で変わってきております。今まで子供を預けなくてもよかったような状況のなかの方々が、働き方がいろんな形で角度が変わったがゆえに預けていかなくてはいけない、この香芝において子供がありがたいことにまだまだ増えてる状況ではございますけれども、なかなか子供を預けれる状況がすべてにおいてありにくいというところがございまして、その辺をどう改善できるのかというのを改めてお伺いをさせていただきたいとも思っておりますので、よろしくお願いします。 また、昨年の12月に保育所関係の、子育て関係の先生方の雇用についてお願いを申し上げたところ、昨日企画部長のほうにも確認をさせていただいたんですけれども、また雇用関係の仕方も若干変えていただきながら、雇用の門戸を広げていただきながら対応してるというふうにも聞いておりますので、なるべく人的な要因、また物理的な要因が一日も早く解消できるような形でお願いをしたいなと思っております。 そんな子育てのなかで、子供を預ける状況になかなか難しいという香芝市でございますけれども、まず今回のコロナの関係でテレワークという形で世の中が進み始めております。この香芝のなかでも、朝駅に立たせていただいてますと、テレワークの状況でなかなか会社に行かずに家庭内でやられてるという方もお伺いをしてるところもございますけれども、そのなかで単純な疑問を受けましたので、まずここの壇上の質問としてお伺いをさせていただきたいのは、テレワークということで家庭内で仕事をすると、こういう形で行われた場合に、今まで勤務をされておりましたので子供を預けておったんですけれども、家庭内だと家庭内保育ができるでしょという形になって、子供を預けられなくなるのか、それについて改めて確認という意味でお伺いをさせていただきたいと思っておりますので、そのあたりについてのご答弁をいただければということをお願い申し上げまして、壇上からの質問とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) それでは、河杉議員の1回目の質問に対しまして答弁をお願いします。 はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今の在宅勤務においても保育所に預けられるかというご質問でございますけれども、まず在宅勤務でも保育所にはお預けいただくことはできます。これまでも、自宅で自営されている方ですとか内職で保育所を利用されている保護者もいらっしゃいました。テレワークは就労の場所でございますので、入所要件は満たしておられるということでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) それでは、2回目以降の質問をお受けいたします。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 何はともあれ、環境が変わろうとも子供を預けれる要件は整うなかの一つであるというふうに今答弁いただいたと思いますので、ありがとうございます。 また、在宅ワークをすることによって、家庭内で子供の顔を見れるという状況はあるんですけれども、在宅ワークのなかで、逆に今回のコロナ禍のなかでなってるなかで、子供との触れ合いが最初はよかったんですけれど、仕事というふうに考えた場合は大変ご苦労が増えているというふうにもお伺いをしておりますので、そういう形のなかで保育所もしくはこども園に預けれるということは可能であるというお答えをいただきましたので、よろしくお願いします。 とはいいながら、この香芝の状況でございますけれども、入所ができる、今現在入所されてる方はまだしも、コロナ禍のなかで新たな雇用体系とか、また働かざるを得なくなるような状況が今生まれてるんですけれども、入所できる形、ゼロ歳から6歳までのお子さんは入所できると言われてるんですけれども、なかなか入所できない。これは、昨年の12月にも、その前からずっとお伺いさせていただいておるんですけれども、まず香芝における待機児童の状況を教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 令和2年4月現在の待機児童でございますけれども、いわゆる厚生労働省基準で申しますと、待機児童はゼロということでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ごめんなさい、部長。いつもこのやりとり、何か漫才みたいで同じことをやってるんであれなんですけど、厚生労働省基準ではなくて、実情というのを把握されてると思うんですね。香芝というのは、子育てができるまちということで、今回福岡市長もそれを継承してやられるというか、議員時代からもずっとその旨でおっしゃっておられますので、そういう話もずっとしてるんですね。現状として、実際、待機児童が本当に胸を張ってゼロと言えるんであれば、この質問はもう終わりますけれども、どうでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) いわゆる希望されている保育所に入所できない児童数につきましては、民間保育所等も含めまして合計で34名の方がいらっしゃいます。内訳でございますけれども、ゼロ歳児が7名、1歳児が19名、2歳児が7名、3歳児が1名となってございまして、3歳児未満児がほとんどということでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 済いません。それと確認したいんですけども、今部長のほうで答弁の頭に希望をしている保育所に入所ができない、現在この34名の方については、入所はされてるんですか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) いえ。入所せずに待っておられるという状況でございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ということですよね。要は、待機、家庭内か、どういう状況かは別にして、要は入所されてない。それは、希望してる保育所があいてないからというのを筆頭にいろんな状態はあるんでしょうけれども、そういう状況にあるというご理解でということですね。これは、あくまで申請をされたという、そういう行為をされた方というので把握されてるということですよね。ですから、もしかしたら隠れという形もまだまだあり得ると。要は、今は教育委員会で把握されてるのが34名ですけれども、実際もっと膨れる可能性もあるということですよね。 それとともに、今の希望されるということもあるんですけれども、実際入所されてるなかでもよく耳にするのが兄弟姉妹が年齢の関係で別々の保育所、こども園に預けざるを得ないというふうにも聞いているのですけれども、今その辺の把握はどうされておられますか、わかっておれば教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) みずから選択して別の施設に入所されている方もいらっしゃいますので、そういった方を除くと今現在兄弟姉妹別々の保育施設を利用されている世帯は13世帯。児童数にいたしますと、28名いらっしゃるという状況でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 入所できないよりは入所できたほうがいいという形でお話をしていただいて、そこにご理解をいただいて入っていただいてると思うんですけれども、実質どんなご苦労を保護者の方がされてるかというのは、把握されておられますか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 朝の忙しいなか、別々の施設にそれぞれのお子さんを預けられるというご苦労はもちろんですけれども、それぞれの施設によりまして行事も違いますし、持ち物や用意するものなども異なっておりますので、そういった面で同一の施設に預けておられる世帯に比べますと、大変ご苦労をおかけしているというふうに認識いたしております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) そうですよね。要は、働かれてる保護者の方でございますので、その方がお子さんを預けに行く、それが2か所以上になるという、3か所になってるところがあるかどうかはわかりませんけども、最低でも2か所以上のところに預けに行く。それが通勤もしくはどういう形でお仕事をされてるかは別ですけれども、スタートをする前に本当に朝の忙しい時間に時間を割かれるという状況があるということなんですけれども、その辺についてどういう形でやっていくかっていうことは思うんですけれども、香芝っていうところは大阪に勤務をされてるご家庭が非常に多いというふうな状況ではございますよね。ですから、きのうからずっとありますように、コロナの関係でも大阪に勤務されてる保護者の方について不安を持ちながらというところもあるとは思うんですけれども、実際希望されてる保育所というのはどのあたり、もしくは待機をされてる保育所というのはどのあたりが多いんでしょうかね。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 現在待機されている地域といたしましては、五位堂、真美ヶ丘、三和小学校区が多い状況でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 五位堂、真美ヶ丘、三和小学校ということで、そういう意味では五位堂駅を中心にしたエリアという形になるのかなとも思うんですけれども、待機児童、今回真美ヶ丘をこども園にするという、そういう計画もあるんですけれども、それはとりあえず置いておいて、現実的にその園を含めて、そこに入れれば通勤的には可能であると。 ところが、そこに入れないからさっきの待機の方がいらっしゃるのかもしれないし、朝の時間を削っても入れないのは本当に働けなくなるので遠いところにもということがあると思うんですけれども、前々からお願いしてる香芝の今の状況に合わせるという意味で、これがすべて正しいという話をするつもりはございませんけれども、よく私学なんかでも駅前の預かり分園みたいなのをつくっていただいていると思うんですね。そこに、駅の近くにとにかくお子さんを預けて、時間的な幅、細かいところはともかくとして、預けて通勤されると。帰ってくると、そこの分園にお子さんを呼んだら帰ってくると。分園からは、バスもしくはいろんな手段をもって本園に日中は行かせていただくということで、兄弟のバラバラ化もなくなる可能性もあるし、実際香芝市内を一円って考えた場合に、保育所であろうとこども園であろうと、これから市長も所信表明で言っておられましたように、こども園化をしていくということの話のなかでも、子供を預けに行く距離的なものの解消の一端となると思うんですけれども、その辺についての考え方っていうのはどういうふうに思っておられますか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 駅に近いエリアが待機が多いということは、先ほど申しましたとおりでございます。また、今現在ハルナ保育園さんが五位堂、そして二上に分園を持っておられまして、保護者の方も利便性よくご利用になってらっしゃるということでございます。そういった意味では、駅に近いところにそういった受け入れ先があるということについては、非常に効果が高いというふうに考えているところでございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) その効果が高いという状況のなかで、香芝がずっと発展していくなかで、それこそ市長が7年間議員をやられている間もそうだと思うんですけども、待機児童が実質ゼロになったことはないですよね。実質ゼロというのは、これまた非常に難しい状況だとは思うんですけれども、要は通勤をするための希望するところに預けられないから泣く泣くということを含めたり、先ほど申し上げた姉妹兄弟が別々ということの解消のための状況というのを残念ながら変えてはいっておられない。 これは、いろんな状況があると思うんですよ。今の現状にあるものについての老朽化もあるし、建て直しもしていっていかないといけない、全体を考えた場合に低いパーセントのためにそこまでの予算が組めるかどうかということも、いろんな状況というのはあるとは思うんですけれども、ただ香芝の、きのうも筒井議員がおっしゃっておられましたけれども、いろんな形で住み続けていくための一つの要因として子育てをする、これも市長もずっと言っておられることだと思うんですけど、子育てのためにどういうふうにしていくかということになると、安心して預けられる、預けることがメインではなくて、ちゃんと質を落とすことなく、しっかりそこで教育、教育という言葉がどこまで正しいかわかりませんけれども、していって、安心できる香芝市がその辺を構築していくべきだと思うんですけれども、いろんな状況のなかで全国でこういう形でやってる、今ハルナの話をされましたけれども、全国でいろんな形でこういうところをやってるところもあるわけですよね。そういうなかで効果が出てると思うんですけれども、そういうことについて、私は何回かこれをお願いしたと思うんですけど、どういう検討をされたか、お答えいただけますか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 議員には、かねてから駅前の送迎ステーションのことについてはご質問をたび重なっていただいているところでございます。 どうすればそういったニーズの偏りですとか駅に近いエリアの待機解消が図れるか、他市の事例等を調査をさせていただいております。まず、県内ではこういった送迎ステーションを行っている市町村はございませんでした。現在、実施をされている東京都の町田市ですとか大阪府の大東市の状況を聞き取りをさせていただきましたけれども、町田市の場合は対象年齢が1歳から5歳ということで、30分未満の運行をされているということでございます。実際の利用者は、3歳児以上が多いということでございます。また、大東市では、これもこども園の分園が駅に近いところに設置されておりまして、そこをステーションとして利用が、こういったステーション事業をやっておられるわけですけれども、ここについては、条件としては満2歳以上と。乗車時間についても20分程度ということでございまして、利用者については6名から8名ということだと思います。 全国にも大きなターミナル駅を持っておられるような市町村については、こういった事業をなされて効果が出てるというようなことも見てとれますので、私どももひとつ調査のなかでこういったことができるかどうかということについては、これまでも検討をしてきたというようなことでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 検討していただいて、要は具体的に進まないと絵に描いた餅の状態になるということですよね。現実的にここ何年間解消がされてない。要は、子供がありがたいことに増えて、ニーズが増えているなかで、特に香芝において何回もこれをお伺いさせていただいたり、お尋ねをさせていただいているなかで、結局は0、1、2の子供たちの行き場所がないというか、預けられない。先ほどの待機のことでもそうですけど、1歳が15名ですか、34名のうちのね。約半分を占めている。なかなかゼロ歳児というのが難しいところでもあると思うんですけれども、前回企画部にお願いして、そういう意味では人的要因の窓口は広げていただけるような手当てを、これがすべてとは言いませんけれども、やっていただいて、なかなかハード面がうまくいかない。ただ、現実的には今回真美ヶ丘東をこども園化することによって、若干キャパが増えていくんだろうなとは思うんですけれども、そういったなかでどういうふうにしていったらいいのか。 ほんで、何回も言いますけれども、駅前ステーションにしてバスでやっていくこと自体が100%正しいというふうに言っているんではなくて、例えば今の状況のなかで短期で解消するためにどうしていくのかっていうのが一番問題になると思うんですね。5年、10年後先になりますと、子供たちも小学校に行っちゃいますし、現実的にその間に若いご家庭が生活難になっていくということもあり得るわけですよね。生活形態が変わるんですよね。 ありがたいことにお願いできるご両親がそばにおられる方はまだ幸せなほうで、なかなかそういうわけにもいかないという、今都会化されてるこの香芝市のなかで、そういう保護者たちのご家庭の声をどういうふうに聞いていくのかっていうのが大切だと思うんですけども、短長期のこと、長期というのは置いておきましょうか、長期では意味がないのでね。短中期のなかでどういうふうにやっていくかっていうので、スタートとしていい手だてっていう意味ではどういうふうに考えていくのか。駅前ステーションというか、分園、これは非常に難しいとは思うんですけど、分園とかステーションとかっていう話になってくると、どっちがどうなるかわからないんですけど、ステーションをすることによって親御さんたちの不安も出てくるのかなというのも聞いおるんですが、その辺も聞いてはいただいていると思うんですけど、何かその辺の情報があれば教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) まず、駅前ステーションに関しまして、私どもも直接保護者の方のご意見なども聞かせていただく機会もございました。確かにニーズもあるのかなというふうには、先ほど申しましたように考えているわけでございます。保護者の利便性が高くなるという意味では、今後もこの駅前の子供さんをお預かりするというサービス、そして子供さんを送迎するというサービスについては、ニーズが見込まれるだろうというふうに考えているところでございます。 ただ、先ほど申しましたように保護者の方からのご意見を聞きますと、ゼロ歳から1歳、2歳というその年齢のお子さんですと、バスに乗せるのは不安だなというようなお声ですとか保育園の、先ほどハルナの分園のお話をさせていただきましたけれども、保育園がバスを直接運行されている場合については、在園の先生の顔も見えて、子供の状況もわかりやすい、不安がないというようなご意見もいただいているわけでございます。 そういったところで、市内の保育所、こども園につきましては、駅に近い施設に限らず、今全体的に低年齢児の受け入れ数が限られているところでございますので、香芝市といたしましては、まずはこの低年齢児の受け皿を増やす努力、これをする必要があるかということで、まずそこに取りかかりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 実際、バスに子供たちを乗せるというのは、リスクも高くなるし、いろんな意味でいいところばかりじゃないというのは、理解もしておりますし、だから、先ほどから言ってるように、駅前にものをつくること自体の正しさっていうのはいろいろあるかとは思うんですけれども、ただ現状的に解消するために、まずは駅前に、要は一時預かり、分園かステーションかは別にして、ものをつくりながら、今の現状で香芝市における園の場所に増築をするとか改築をするというのがなかなか難しいんであれば、短期的に考えた場合に、ある地域に1つ、巨大なものとは言いませんけれども、1つそれを解消できるようなものを建てていくというのも一つの方向性かなとは思うんですね。その辺もあわせて検討していくっていうことが大切だと思うんですけど、それについての検討はできるものなのかどうか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 入所を希望されて待機児童が多いという地域は、先ほども申しましたように五位堂エリアということで、利便性もよく、子育て世帯が住みやすい地域というふうに考えているところでございます。 現在、課題となっている、まず幼・保の需給バランスですとか、あるいは地域によるニーズの違いですとか、もっと申しますと公立施設の老朽化といったようなことを勘案して、昨年7月に幼・保の再編計画というものを策定いたしました。まずは、この計画に基づきまして、民間の活力を生かしながら公立幼・保の再編を確実に進めることで、希望する人が希望する場所で保育を受けられるようにしたいというふうに考えてございます。 この幼・保の再編というのは、5年以内、10年以内、それ以上という形で計画期間を区切っているわけでございまして、ただこの計画ですと間近の短期のニーズにはお応えできないというような状況でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) それでも動き出したからよしとせんかいと言われたらそうなのかなという気はせんでもないんですけれども、先ほど申し上げたみたいに、大人の5年と子供の5年っていうのは、特に乳幼児の5年というのは大きい違いで、おぎゃあと泣いてるところからおしゃべりができるところまで行くと。自分で服が着れるようになるという5年なんですよ。ですから、そこについて親御さんたちが安心して預けられる場所をどう構築していくかというのは、喫緊の課題なんですね。 これは、きょう言うてあしたやれって言ってるんじゃなくて、何年も前から言って、どうなんですかって問い合わせをさせていただきながら、現実問題としてお金の問題があったり、老朽化の対策、現状あるわけですからね。そこを変えていかなくちゃいけないとか、安心・安全な建物にしていかなくちゃいけない、こういうことも兼ね合いとしてあるので、決して教育委員会さんとかは、以前ありました福祉のほうで何やってたんだっていう話ではないんですけれども、これから先は何かを打ち出していかないと、何やってたんだになるということですよね。そういうところに来てるということですよ、確実に。 それは、なぜかというと、今部長もおっしゃられたように、老朽化が始まってきて、また今子供たちが住んでおられる地域的な割合も、分布図も変わってきて、統廃合も考えていかなくてはいけない。統廃合といっても、廃することを言うんではなくて、こども園化とか、ある意味でガラガラポンして、そこにきれいなものを建ててニーズを大きくするということも統廃合かとは思うんですよ。 先ほど申し上げたように、今まではそこに、変な話、すぐ行ける親御さんが子供たちを預けるということだったんですけど、香芝を一円で考えた場合にどういうふうになるのかっていうことの一つの話として、駅前のステーション、もしくは分園、バスでのもの。 先ほどの0、1、2のバスの通園については、保護者たちの不安はよくわかりますけれども、現実的にはこれはお高くなりますけれども、特殊バスをしっかりやっていくことと、あとは子供たちっていうのは、私らもあれでしたけど、バスの先生はバスの先生、ステーションの先生はステーションの先生ということで、しっかり認識はされるんで、そこのことをやっていけばね。じゃあ、園に預けたからといって、朝から預けて1回も交代なく最後に保護者の方にお渡しするまで先生がつきっきりかっていったら、そういうわけでもないわけですよね。そこの連携というのは、ある意味でしっかりプロの方にお任せをするわけですから、そこについてはご理解いただくしかないと思うんですけれども、ただいろんなご意見があってもいいと思いますし、ただ実際今預けられない子供たちを抱えておられるご家庭をどうしていくかっていうのを真剣に取り組んでいただきたいんですよ。 だから、先ほど何回も申し上げますけど、駅前保育でバスをやること自体がすべてが正しいとは言いません。どういうふうにするのか、それの一つとして最後に、今回補正でも出てます真美ヶ丘東をこども園化によって、まずどういう効果が出るか、ご報告いただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今回補正予算にも上げさせていただいております真美ヶ丘東幼稚園を認定こども園化することによる効果でございますけれども、現在真美ヶ丘保育所が飽和状態ということでございますので、この東幼稚園をこども園化することによって、こういった飽和状態の緩和ということが期待できます。また、この真美ヶ丘保育所の飽和状態が緩和されれば、先ほど来の待機の中心となっている0、1、2歳の受け皿というのも、またこの保育所への誘導が可能ではないかというような期待もいたしているところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 大いに期待をしたいんですけれども、これ自体を全然とめる気もないし、推進していただきたいんですけど、たまさか市長が議員時代私と一緒のエリアなんで、東幼稚園にも保育所にも行ってるんですけど、決して広くないんですよ。今真美ヶ丘保育所が緩和されるとおっしゃいましたけど、緩和じゃなくて正常な状態に戻るだけですよね。だから、東幼稚園でニーズを増やして受け皿をつくるということ自体は、どんどんやってもらわなあかんと思うし、所信表明で市長もおっしゃられたように、これから市内のなかのこども園化っていうのを進めてもらいながら、空き教室はさすがに言えない状況にもなっては来ていますけれども、幼稚園の利活用っていうのはどんどんしていただかなくちゃいけないなと思う。 その一つなんで、これはこれでいいと思うんですけれども、現実的に真美ヶ丘の保育所の緩和になるかっていったら、私は多分ならないと思いますので、そこはしっかり現実としてね。変な話、100名のところを120名入れて20名がなくなりましたから緩和になりましたっていう話じゃないわけですから、そこはしっかり考えいただいて、先ほどの繰り返しになりますけど、まずは今預けたくても預けられない子供をお持ちのご家庭をどういうふうにしていくのかというのと、もう一つ、これは香芝特有ですけれども、11月の申し込みではなくて、年間を通して香芝っていうのは申し込み、要は預けたいっていうリクエストが出てくるところなんですよね。これは、通常に言う3月、4月の転出、転入の時期でもありますし、また今回のコロナ禍でいうと働きに出なくてはいけなくなったっていうことが、特に大阪の近隣で、大阪で振り回される状況になってるとなりますと、この夏でもそうですし、秋でもそうです。11月からじゃないと申し込みできませんよ、申し込みしたところで、そこで入れたところで4月からですよね。そうではなくてっていうところも、やはり受け皿として考えていただかなくてはいけないということを再度、申しわけないけれども、繰り返しになりますが、そこはしっかり理解をしていただいてるとは思うんですけれども、理解をしているのと手を打つのは話が違いますので、そこを手を打っていただかないと何の解消にもならないということを重々お願いしたいなと思うんですね。 そこに加えてですけど、以前、多分これは市長が議員のときに言った話だと思うんですけど、世の中に出ましたけど1年生の壁ですよね。学童保育にはなるわけですけど、これは一緒のことが起きてますよね。今シダックスさんが頑張っていただいているんですけれども、ただそれはソフト面でシダックスさんに頑張っていただいているんですけど、ハード面について、これは教育委員会、教育部のほうでしっかりやっていかなくちゃいけないと思うんですけど、現実的に学校の施設のなかに学童保育所を建てていただくのが一番安全面からいっても間違いないんですけれども、ただ残念ながらにも香芝の小学校に学童保育所の建屋を建てるって言ったら、それでなくても狭いグラウンドをさらに狭くするような状況になると思うんですけども、その辺について今どういう状況で、どういう形で考えておられるか、お答えいただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今現在、学童保育所におきましても待機の児童がおられるという状況でございます。内訳としましては、下田学童保育所が9名、そして二上学童に1名、三和学童に6名、志都美学童に5名、真美ヶ丘東学童が2名、旭ケ丘第1学童が2名というような状況でございます。私どもも、学校の施設も含めまして年度の途中に待機が出たので新しく施設を設けるといったようなことは、なかなか難しいわけでございますけれども、来年度はこういったことが起きないようにということで、予算編成の際には十分精度の高い予測をしながら施設を増やす努力を、それはまた学校内の施設も含めてですけれども、考えていきたいと思います。 残念ながら、待機が生じてるところは児童数も非常に多い学校でして、学校内にそういった余裕がないという実情もございますので、そういうところでまず場所の確保といったようなところもしっかりと私どもも考えていかないといけないというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 端的にお伺いしたいんですけれども、今私も申し上げたように、学校施設のなかに学童保育の建屋を建てること自体はなかなか、何回もこれはいろんな方から聞かれておられますし、現実的に見に行かせていただいても、難しいだろうなというのは理解はしてるんですね。よく言われる学校の教室をある意味で改造しながら学童保育のエリアとして使うっていうこと自体ができない理由っていうのはあるんですか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 学童保育として専用施設として使おうと思いますと、長期休みも学童保育は毎日あけてございます。そういった面で、管理上、独立しているというようなことが要件として求められることでございます。いわゆる直接この学童に出入りできるような掃き出しの窓口があるといったようなところを私どもも要件としているようなことがございまして、管理上、学校内に設けるっていうことについては、一定のハードルがあるというふうに認識いたしております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 管理上というのは、誰に対してどういう形の管理上ですか。 ○議長(中村良路) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 先ほど申しました学校の運営形態と、そして学童の運営形態が違います。休みのときにも学童を開かないといけないということもございますので、そういう意味での学校側と学童側との管理の形態の違いといったようなところで管理上難しい面があるということでございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) それは、学校ですか、教育委員会ですか。どこですか、管理をするのに支障を来すところは。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 教育委員会といたしましては、学童保育所も所管しておりますし、学校施設の管理も所管しているということで、教育委員会が何か支障があるというふうには思ってございません。 学校としましては、学校の職員がいない時間帯や日に子供の出入りや保護者の出入りがあるといったようなところで、独立した出入り口が望ましいというような希望もございますし、私どももそういった施設であるほうが管理上、利便性が高いというところで、教室の余裕のある場所と、そういった学童に適した場所といったようなところが直ちに一致しないというところで、なかなか場所の選定等が難しいというようなこともございます。 以上です。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 要は、学校の施設から独立するかせえへんかっていう話ですよね。直接出入りができるかどうかっていうことですよね。学校自身の一番端の教室は直接出入りできますよね、どこの学校も。その教室を今使っておられるところも、すべての学校についてって、今学童保育の施設があるところはいいんですけど、狭くなってたり、老朽化してる、また学童保育に行くこと自体が危険を伴うような状況のある学校について、そこのマスゲームのやり方っていうのはできないんですか。そこに対して、学童に対して学童の時間は出入りができないようにするという、それぐらいの改造、リフォーム的なことっていうのは普通にできると思うんですけれども、その辺についてもご検討されたうえでですか、それとも教室を貸すのが嫌だから管理上やらんですっておっしゃっておられるんですか、どうなんですか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今ご指摘がありましたように、学校外に学童を設けるよりも学校内で施設をつくったほうが利便性も高いし、保護者の安心も高いということで、私どもはまず余裕のある教室があるかどうかというところで施設を調査させていただきます。1階の端にある場所が理科室であったり、図工室であったり、はたまた保健室であったりということで、学童は通常の教室には必要ない水道ですとかガス、今は電気ですとか、ガスは一定今は使ってないんですけども、そういうところで通常の教室には必要のないようなものの施設が必要になってくることもございます。そういうところで、物理的な位置だけではなくて、そういった水道や電気、ガスといったような引き込みの動線なども勘案しながら学童の場所を学校の校舎内につくれるかどうかっていうのを今まで選定しております。 そういうなかで、例えば関屋ですとか鎌田といったようなところは、そういう経緯も、三和小学校もそうですけれども、そういう今の教室を動かして学童保育所にするというようなこともこれまでやってこさせていただきました。そういうところで、今待機が出ているところがそれができるかといいますと、教室もいっぱいであると。子供も増えて教室もいっぱいであるというようなところで、そこがマッチしないという現状についてもご理解いただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) おっしゃってることはよくわかりますし、それが頭から違うだろうという話は全然する気はないんですけれども、ただやろうと思って向いておるのか、できないと思ってとめておるのかっていうのは大きな違いなわけですよ。 要は、子供たちの安全確保等、しっかり親御さんに対して安心をしていただくため、今の世の中がそういう状況になってきておりますので、昔みたいに首から鍵を下げて鍵っ子と言われた時代では、残念ながらなくなってきてる、これが残念ながらという言葉が正しいかどうかわかりませんけど、なってきているわけで、今この香芝においても1人で帰らすこと自体が不安になるっていう状況のなかで、どういう形で共働きの保護者の方々のなかで子供たちを安全に遊ばせたり、学習させたりっていうことだと思いますので、そこを実現するという意味で見ていかない限り、だめです理由は何ぼでも並びますよ。やっていただいているんでしょ、何ぼかは。ガスはあれとしても、水道とか引こうと思ったら、外にパイプでも引けるじゃないですか、そこに出したらいいんですから。できない理由はやめてください。 ただ、いろんな状況があります。部長がおっしゃってるとおりだと思いますので、はなから何を言ってるんですかっていう話は全然ないですけれども、ただ子供たちを中心に見たときに、どうしていくのかっていうのを考えていかないと、これも一緒で、結局待機児童っていうのは変えていけないし、もっと言うたら、今現実的に学童の建屋自体が老朽化になって困ってるところがあるわけじゃないですか。その辺の解消もならないっていう状況になるでしょ。別にそこを改修しなくて教室にせえとは言いませんけどね、全然。 だから、今子供たちが1回学校の敷地内から外に出てそこまで行くっていうこと自体の安全確保もこのごろの世の中でいったら、指導員の方もどきどきしながらやってる、先生方もどきどきしながらっていうところもあるわけですから、その辺を少しでも解消できるものっていうのを検討していただきながら、しっかりその辺について取り組んでいただきたいなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。 市長、ごめんなさい、何回か先ほどから市長が7年間議員をやられてるなかで一緒に話をさせていただいたこともありますし、今回の所信表明でも、市長も5年、10年の計画でっていうこともありましたけれども、こども園化とか実際待機児童とかっていうご相談も受けられてると思いますので、これについてまず短期で手をつけていって解消していきながら、本当の意味での大きい枠をつくっていただきたいと思ってるんですけど、それについてどう思われるか、ご答弁いただけますか。
    ○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 教育長がおられるなかで、私の思いということで先に伝えさせていただきますけれども、まず学校内の学童、これは私もいいアイデアだと思います。できるところからやっていったほうがいいのかなというふうに私自身も思います。 そして、先ほどの待機児童の解消の案として、駅前ステーションのお話をいただきました。自分なりに整理したんですけども、Aパターン、Bパターン、Cパターンがあるのかなというふうに考えました。Cパターンっていうのが今もともとやってる市のパターンかなというふうに、こども園化を増やしていくという。AパターンとBパターンは、今河杉議員から教えていただいたバスで空き教室に運んでいくというパターン。そして、Bパターンはできるだけ大きなような施設などを考えて、そこにバスで運ぶようなパターンというふうなことかなというふうに思いました。 まず、Aパターンにおいて、あいてるところというのが1か所でなくて、何か所に多分あいてると思うんですね。そうなったときに、バスをそこに回していくというのにゼロ歳から2歳の子供を乗せるというのに不安を感じる保護者の方は多いのかなというふうな、確かに気はします。これは、ほかのところでやってるパターンで、まだ香芝市版に落としてないんですけれども、ざっくりと費用としてランニングコストとして1億円ぐらいかかるんじゃないかというふうな見通しがされてます。だから、しっかりと金額的にもう一度香芝版で計算してみないとだめだなというふうには思っております。 Bパターンの、例えば大きなものをつくると。これは、非常に効率的にはよくなると思いますと。そのかわり、多分ある程度あいてるところを潰していってっていう形にはなると思うんですね。そうなると、今そんなすぐできるわけないですけど、そこに行こうと思っていたような人たちというところに対して大きな不便がかかってくるのかなというふうなことにはなります。市のことだけ考えて、お金のことを考えたら、多分大きなものをつくってある程度潰していったほうが、それは効率的にはいいかと思いますけども、ちょっと今の香芝のバージョンには合いにくいかなというふうな思いはありますと。 ただ、金額的に香芝のバージョンっていうのを出してないんで、それは1回計算してみて、議員の皆様にも見ていただいて、その金額ならやってみるべきだ、いやいや、その金額で乗る人が3歳以上しか乗らないんじゃないかであれば、そのお金をここに使うのではなくて、ほかの子育て政策に使ったほうがいいんじゃないかというふうなことをまた議員の皆様と一緒に検討したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 市長に聞かせていただいたのは、要は結局今市長もおっしゃったように、予算が伴うことなんですね。何が正しいのかっていうのは、私も正直なところ、さっきから何回も申し上げてるようにわからない、今市長がおっしゃってるように、香芝のパターンとしてどうなのかっていうのがある。 そのなかで、困っておられる保護者の方の短期解消をするにはどうしたらいいかっていうことだったので、教育長は多分そういう意味での決意はあると思うんですけど、お金の面でなかなか気の弱い方なんで、市長に言えないんで、その辺についてしっかり、もちろん内容とものが伴えばっていうことになるのは事実だと思うんです。おっしゃっておられるように約1億円かかるなというのも、私もその辺はいろんな状況のなかで見てはおるんですけれども、ただ状況のなかでお金をかけること自体の費用対効果がどこまで出るのかっていうのをしっかり検証していかなくてはいけないと思いますし、そのなかで保護者の方、100人が100人喜ぶことはなかなか難しいとは思うんですけど、預けられなくて今困っておられる方の解消もしていかなくてはいけない。今預けられる方をまたそこに、端に寄せるわけにもいかにというなかで、どうしていくかというのを所管部署として教育長を中心に討論していただきたいなと思ってますので、ぜひ次のときにはこういう答えが出ましたよっていうことは、教育長の口からしっかりお伺いさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 続きまして、GIGAスクールといいますか、ICT、学校の今回のオンライン教育についてお伺いさせていただきたいなと思っておるんですけれども、昨日同僚の中山議員からもありました、下村議員からも、また中谷議員からも、いろんな形でオンラインのこと、GIGAスクールの関係でのお尋ねもありましたので、時間も時間ですのではしょりながら聞かせていただきたいと思うんですけれども、きのうもありましたようにGIGAスクールといいますか、ICTを活用しての学校のオンライン授業のなかで、まずざっくりお伺いさせていただきたいのは、まず教育委員会さんとして今回の7月、8月、またそれ以降のGIGAスクール構想ですけども、どういう形で何をしていくのかをおさらいも含めてお伺いしたいと思いますので、ご答弁いただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) まず、専決いただいた1,000台の利用も含めてご説明をさせていただきます。 まず、今年度は夏休みを短縮いたしまして、7月27日から8月7日までは夏季特別校時として午前中3時間授業を実施し、午後からは在宅学習に取り組む予定をいたしております。在宅での学習の大きな目的は、計画性を持った家庭学習を適切に課すということによって、学校で全体授業で学ぶ時間を何とか凝縮するということでございまして、これまでの宿題としての家庭学習も含めまして、例えば反転学習的な知識や技能を獲得するような学習の方法、そういったものも取り入れることができればなというふうに考えております。 まず、方法としましては、従来のプリント形式での課題を加えた形でのプラスアルファとして、ウェブ上でのドリル教材ですとか学習支援ツールを使った課題の受け渡し、それからヒントとなるような動画の視聴といったようなものを想定して端末を活用しての学習を考えております。なかなか今大学などでやっておられるようなリアルタイムでのオンライン授業という形は、短期的には難しいわけでございますけれども、この夏休みが終わった後も、先ほど申しましたような活用をしながら、最終的には第2波、第3波に備えて、リアルタイムのオンライン授業ということができるようにというところでさまざまに工夫を加えていきたいというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) わかったようなわからんような話なんですけど、要は最初は一方通行のデータ送信で、画面を見てねと。これが動画であったり、アプリケーションの問題集というか、ドリルであったりということですよね。夏休みが短縮されて、その間は午前中授業で、昼から宿題のように持ち帰ってということですよね。それ以降、2学期以降ですか、3学期以降ですか、来期ですか、オンライン授業の予定になるのは。そのスケジュールを教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 校内でのインターネット環境が整いますのは3学期からということでございますので、まずは校内の即時的な活用ができるのは3学期以降というふうに考えてございます。 議員ご指摘のオンライン授業、先生が学校にいながら子供たちが各家庭で授業に参加するリアルタイムの双方向授業がいつごろできるのかというようなご質問かと思いますけれども、それにつきましては少なくとも3学期以降、場合によっては、どの先生もそういうことができるようになるというようなことの環境が整いますのは、来年度になるのかなというふうには考えているところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ざっくり来年度からオンライン。構築についてはあれなんですけど、何点かちょっとありまして、1つは今1人1台の端末、GIGAスクールで第1次と第2次の補正で1人1台っていうことを1,000台に抑えられていると。多分教育委員会さんとしては、取り急ぎは夏休みの短縮において、家庭内環境において動画を見たり、さっき申し上げたようにドリルをしたりということなので、家庭内環境で行けるでしょうという形で言われてると思うんですけれども、まず1点、家庭内環境でお子さんが2人以上いらっしゃる方の学年が違うなかで、どういうふうに端末が家にあるよっていっても1台しかないなかでどうやっていくのかという解消をどうするのか、GIGAスクール構想自体は1人1台という形になってて、今回1,000台ですけど、足らずをいつの時点でどういうふうに入れていくのかっていうこともありますよね。その他を含めて、GIGAスクール構想を全体的に回していこうとしたときの先生方のスキルアップをどうしていくのか、こういう問題が山積していくんですけれども、これについてともう一つ、ごめんなさい、家庭内のWi-Fi環境ですよね。今回、ポケットWi-Fiとかを全部やるんですけれども、そこできのうも中山議員がおっしゃってましたけど、要・準要保護の家庭にはいくんですけれども、家庭内がやってるからといっていけるのかっていうのと、いろんな状況があるなかで、その辺の解消っていうのはどういうふうに考えておられるか、もう時間がないので、ごめんなさい、まとめて聞いちゃいましたけど、お答え願えますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) まず、家庭環境によって通信環境も異なります。今ポケットWi-Fiというか、ものについては、1,000台用意させていただいておりますので、昨日澤次長からもご答弁させていただきましたとおり、優先順位を設けながら、1,000台で足りるのかというようなことでございましたので、1,000台については優先順位を設けて、環境が整わない家庭ですとかに貸し出しをさせていただきたいというふうに思ってございます。貸し出しにあたっては、保護者の負担がないようにということでございますので、その辺も就学援助等の受給者なども含めて優先的に貸し出しをさせていただきたいというふうに考えてございます。 それ以降の話で申しますと、例えば一定の貸出要件に加えまして、例えばご家庭にも一部負担をいただきながら、市としても負担が増さないように、持続的にこういう通信環境を貸し出すというような仕組みがつくれないかというようなことは、私どもも考えているところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) これから始まることなんで、なかなかあれなんですが、ただ備えあればっていうところになるんですけれども、非常に危惧するのは、今部長もおっしゃってましたように、要は家庭内によって、通信環境を含めてすべてにおいてシステム環境が異なるということですね。貸し出したものについては同一ですけれども、そうではないものについてのトラブルが出てくる可能性が通常に考えたら大きいんですね。 要は、今回のコロナ禍で政府が配ったアプリでもそうですけれども、すべてにおいて対応できてるようで、なかなかその辺はできないところがある。そこにできないからといって愚痴を言うんではなくて、それを対応するための人員的要素が要るでしょっていうことが一つですよね。それと、それを先生にお任せするんであれば、先生を先生する、教育する先生が必要ですよねっていうところが一つある。予算とかを見ると、なかなかそこまでの人員的予算を持って構築されてないというところですよね。 ハード面の構築はそうなんですけど、いざ配ったときのソフト面の構築とメンテナンスっていうのをどうしていくかっていうのを考えていっていかなくちゃいけないんですけれども、それは予算的に今からでもとっていくような予定はあるんですか。スタートしてからでもいいんですけれども、そこは財政とはお話をされてるなかで動いておられるんですか。やったけども予算をとれませんからだめなんです、我慢してくださいっていう話にはならないんですけど、どうなんでしょう。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) トラブルですとか、そういったICT環境、1日に場合によっては1万台程度のパソコンが動くというようなこともこれから想定されますので、まずは導入時期に関しましては、国の整備方針にありますように、4校に1名程度のという割合でICT支援員を配置させていただきます。次年度以降については、このICTの専門の職員を教育委員会に配置していただきますように、人事担当とも調整をいたしております。急な対応におきましては、先ほど申しました支援員に加えて、市教委としてもこういったICTにたけた者もおりますので、全面的にサポートしながら学校自体がスムーズに、円滑に学習ができるように支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 先生方でもコンピューターに強い方もいらっしゃいますので、その辺の方のスキルアップをしながら対応していくということだと思うんですけれども、スタート時点の人的な要因の濃さっていうのはつくってもらわないと、ランし始めてからのやつについては、別にある程度平常時に何かトラブルがあったときに対応でいいと思うんですけども、スタート時のその辺の対応っていうのは濃くしていかなくちゃいけないっていうのは、本当に検討しておいていただかないと、スタートしましたら。 一番問題なのは、きのうも言ってましたけど、6年生と中学校3年生なんですよ。これは、今のところ多分教育委員会としては学校とオンライン授業とっていうのを、リアルタイムは別にして併用していく形だと思ってるんですけど、怖いのは2波、3波のときの学校がまた休校になったときなんですよ。受験体制も多分いろんな意味で変わると思うんですけれども、ただ地域的になってしまうっていう形になったときに、じゃあ香芝だけおくれてるっていう状況をどうしてくのか。特に、小学校から中学校に上がる6年生と中学校で受験をして高校に行く、進級、進学をするという3年生に対しての、まずスタートを早めて中身を濃くしていくっていうことを検討いただかなくちゃいけないと思うんですけども、そこについては今どのようにお考えですか。これは、GIGAスクール構想でも6年生、3年生のスタートアップっていうか、スキルアップっていうのは大切にということで予算もつけていただいているようなんですけれども、その辺についてはどうですか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 貸し出しの要件のなかにも、先ほどご指摘がありました最終学年、6年生、中学3年生といったようなところは、優先ということになってございますので、不安のないように私どもも備えてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ごめん、貸し出しの話じゃなくて、オンラインで、要は双方向のやりとりを6年生と中学校3年生には、変な話、早くスタートをしないと不安が募るだけなんですよ。ドリルだけどんと渡されて、一方通行の先生の授業だけを何回も見るではなくて、その辺の解消をどういうふうにしていくかっていうのを、この今の夏休みが短縮されている間に2学期のことを考えて、全部でやろうと思ってもなかなかスタートできないので、まずは進級するというか、6年生から中学校に上がる子供たち、中学校3年生から次に進む子供たちに対してどうしていくかっていうのを検討していただかなくちゃいけないと思うんですけれども、どうでしょうかっていうことなんですが。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 高学年から、今ご指摘がありました最終学年を中心にオンライン学習ができますように、私どもも準備をしっかりと進めたいと思っております。 以上です。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 要は、今回コロナ禍のなかで、最初は休みでラッキーって思ってたけど、今すごく不安になってる子供たち、それから親御さんたちも含めて多いので、その辺を香芝の教育委員会、教育部として、少しでも不安を解消できるような形っていうのをしっかり構築をしていただきたいなと思いますので、大変失礼な言い方をしたとは思いますけれども、そこだけは大切にお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。大変にありがとうございました。 ○議長(中村良路) 以上で、15番河杉博之議員の一般質問を終わります。 本日の日程はこれで終了しました。 なお、明日10日は本会議となっておりますので、議員各位には慎重審議よろしくお願いをいたします。 本日は、これで散会をいたします。                                 閉議 午前10時55分...