香芝市議会 2020-07-08
07月08日-02号
令和 2年第3回 6月定例会 令和2年第3回
香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和2年7月8日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (15名) 1番 芦 高 清 友 2番 鈴 木 篤 志 3番 中 谷 一 輝 4番 筒 井 寛 6番 上田井 良 二 7番 下 村 佳 史 8番 中 山 武 彦 9番 森 井 常 夫 10番 中 村 良 路 11番 関 義 秀 12番 小 西 高 吉 13番 細 井 宏 純 14番 中 川 廣 美 15番 河 杉 博 之 16番 北 川 重 信4 欠席議員 な し5 地方自治法第121条
の規定により議長より出席を求められた者は、次
のとおりである。 市長 福 岡 憲 宏 副市長 小 林 悟 教育長 村 中 義 男 企画部長 堀 本 武 史 総務部長 上 平 健 二
市民環境部長 南 浦 幸 次 危機
管理監 笠 屋 眞 一
福祉健康部長 滝 村 豊
都市創造部長 奥 田 芳 久
上下水道部長 葛 木 好 昭 教育部長 福 森 る り 企画部理事 遠 藤 啓
福祉健康部理事黒 越 頼 雄 財務局長(財政課長事務取扱) 仲 哲 司
地域振興局長(商工振興課長事務取扱) 福祉健康部次長平 山 訓 徳 津 崎 弘 美
都市創造部次長(
土木課長事務取扱) 教育部次長 澤 和 七 津 本 和 也 会計
管理者(会計課長事務取扱) 平 山 勝 啓6 会議
の記録・書記は、次
のとおりである。
議会事務局長(議会総務課長事務取扱) 奥 山 善 弘 〃 書 記 倉 谷 純7 会議
の事件は、次
のとおりである。 一般質問8 議長は、
会議録署名議員に次
の者を指名した。 9番 森 井 常 夫 11番 関 義 秀 開議 午前9時01分
○議長(中村良路) 皆さん、改めましておはようございます。 九州
のほうではかなり災害が発生しているようでございます。お亡くなりになられた方
のご冥福を心よりお祈り申し上げ、一日も早い復興を心よりお願い申し上げたいと思います。 本市におきましてもまだ梅雨が続いておりますので、その辺を十分踏まえまして、よろしく対応をお願いしたいと思います。 それでは、危機
管理監より、本市
の警報
の状況だけをまず始まる前にお知らせをさせていただきます。 はい、危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 現在も発令されておりますが、本日未明2時33分に本市に大雨警報、土砂災害
のほうが発令ございました。続いて、2時50分、
土砂災害警戒情報、続きまして3時27分に洪水警報が発令してございました。本市では
災害警戒態勢の警戒配備を敷きまして警戒に当たってございます。早朝でございますが、7時35分に
土砂災害警戒情報が解除され、続きまして7時49分に洪水警報が解除されてございます。現在、大雨警報
のほうが継続中ということでございます。 重立った被害報告でございますけれども、突風が未明に吹きましたので物
の飛散がございましたり倒木等が一部見られたということで、こちら
のほうは除却をさせていただいております。現時点では、そのほか
の目立った被害状況
の報告は入ってございません。 以上です。ありがとうございます。
○議長(中村良路) ありがとうございました。 十分、本市も対応
のほどよろしくお願いいたします。 それでは、改めまして本会議を再開いたします。 議員並びに理事者、傍聴にお越し
の皆様方にお願いを申し上げます。携帯電話
の電源はお切りになるかマナーモードにしていただきますようお願いします。また、傍聴規則第8条により、写真、録音等が禁止されております。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日
の本会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(中村良路) 署名議員でございますが、本会議初日に引き続きましてよろしくお願いいたします。
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△日程2 会期・議事
の日程
の決定
○議長(中村良路) なお、本日
の日程ですが、お手元に配付
のとおりでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程3 一般質問
○議長(中村良路) それでは、ただいまより一般質問を行います。 議事を効率的に進めるため、一問一答方式であることを踏まえ、質問、答弁ともにできるだけ簡潔明瞭に整理して発言されるようお願いいたします。 答弁が質問
の趣旨を逸脱しているときや、質問されていないところまで答弁された場合は注意をすることがありますので、ご留意いただきたいと思います。 また、今回質問事項で類似した項目がある場合は、順位2番以降で質問される方は同じ趣旨
の質問は極力控えていただき、質問を繰り返すこと
のないようにご協力もあわせてよろしくお願い申し上げます。今回は特に
新型コロナウイルス感染症関連の質問が多いため、この点
のご留意をよろしくお願いいたしたいとあわせてお願いいたします。 それでは、2番
鈴木篤志議員の一般質問をお受けいたします。 はい、
鈴木篤志議員。
◆2番(鈴木篤志) 皆さんおはようございます。 議長
のお許しを得ましたので、鈴木篤志
の一般質問をさせていただきたいと思います。 まず、大項目1番
の香芝市
の防災対策についてをお聞きします。
新型コロナウイルス感染症において
緊急事態宣言の解除後にクラスターと見られる複数
の新規感染者
の発見が確認されており、再び感染拡大
の懸念が高まっておりますが、同時にきょうでも大雨とかあります、地震や大雨など
の自然災害
の懸念もあります。このような災害から市民
の生命などを守ることが行政
の責務と考えております。 香芝市も防災対策をいろいろされておりますが、3月下旬に香芝市
総合防災マップが広報紙と一緒に届きました。まず、この防災マップについてをお聞きします。 前回はいつ作成し、今回どういった経緯で内容
の更新を行った
のでしょうか。 壇上で
の質問を終わらせていただきます。
○議長(中村良路) それでは、1回目
の鈴木篤志議員の答弁をお願いいたします。 はい、危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 前回
の総合防災マップにつきましては4年前
の平成28年3月に発行させていただき、今回同様、広報「かしば」3月号と一緒に各戸配布させていただいたところでございます。 今回、どういった内容
の更新というところでございますが、平成30年に奈良県による
土砂災害警戒区域の見直しであったり
特別警戒区域の指定、それから葛下川
の洪水浸水想定の区域
の見直しがございました。そういったことから、それら
の内容
の更新をさせていただいていると。 それともう一点、令和元年度に避難情報というものがまた変わりまして、そちら
のほう
の情報を組み合わせて、警戒レベルというものもできましたのでそちら
の内容について更新させていただいたところでございます。
○議長(中村良路) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) ありがとうございます。 既に導入されている警戒レベルについて、いま一度概要を確認させていただきたい
のですが。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 警戒レベル
のほうでございますが、国
のほうで令和元年
の出水期から全国的に防災情報
の伝え方を改められまして、新たに5段階
の警戒レベルというものを追記して発信を行うこととなりました。ご存じ
のとおり、平成30年7月豪雨というものにおいて気象庁による気象警報とか市町村による避難情報といったさまざまな防災情報が発信されていたものの難解であるということで住民が情報を活用することができなかった
のではないかということから、警戒レベルとして1から5まで
の数字をつけて発表することとして危険度を直感的に理解していただこうということで始められたものということになってございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) ことしも大雨や台風
の多い時期を迎え、市民
の避難が必要となる事態も起ころうかと思いますが、避難を行うタイミングについて警戒レベル上はどのように設定されている
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 住民
の皆様
の避難に関する情報でありますが、全部で3種類ございます。1つ目は避難準備・
高齢者等避難開始というもの、それから2つ目、避難勧告、それから3つ目、避難指示(緊急)というものでございます。昨年度よりこれら
の名称だけではなくて警戒レベルが添えられることになりました。 例えばで言いますと、避難準備・
高齢者等避難開始は警戒レベル3、避難勧告及び避難指示(緊急)は警戒レベル4となってございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 非常に重要な情報が
総合防災マップには数多く掲載されておりますが、ぜひ市民
の皆さんにも内容
の確認をお願いしたいところでございます。
総合マップ配布後、存在そのものについて市民へ
の周知はどう行っている
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 先ほど来ありました3月末発行
の広報「かしば」3月号と一緒に配布させていただいた以降で申しますと、広報紙面等におきまして市民
の皆様に発信させていただいておるところでございます。具体で言いますと、5月7日
の広報「かしば」お知らせ版5月号、引き続いてお知らせ版
の6月号、それから6月22日に発行いたしております広報「かしば」で防災特集を組んでおりまして、そちらでも記事を掲載させていただいてございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 6月に入り、大雨もそうなんですがこれから台風
の被害が懸念されるんですけれども、さらなる防災対策
の周知をお願いしたいと思います。 それでは次に、避難所について質問させていただきます。 警戒レベルによって市民
の方が避難されていますが、今年度からは避難所においても先ほど述べた
新型コロナウイルス感染症の感染
の懸念が考えられる
のですが、避難所で
新型コロナウイルス感染症感染についてどのような対策を考えている
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 本市といたしましては、避難所における消毒液
の設置や受付時
の健康状態
の確認
のため
の検温
の配備、
あと飛沫防止対策といたしまして
間仕切りテントによる密接・密集対策、こういったものを行う予定でございます。 ただ、避難所数に応じて相当数
の物品が必要になることでございますので、今般
の補正予算にも上げておりますが
地方創生臨時交付金を活用して確保に努めてまいりたいと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 一応、感染防止策として避難所にマスクなど
の備品とかはあるんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 現在、避難所用としてマスク
のほう
の備蓄はございますが、数には限りございますので、できましたら市民
の皆様におかれましては避難
の際にマスク
のほうを着用、持参していただきたいと、お願いしたいと思ってございます。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 避難所で
の感染症対策として、同時に何を考えている
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 先ほども申したところでございますが、まず最初
の受付
の際に体調確認、検温
の実施も考えておりますが体調
の確認をさせていただけたらと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) それでは、受付時に体調がよくない方については、その対応はどうするんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) お尋ね
の体調がよくない方に対して
の対応でございますけれども、発熱だとかせきなど体調がよくない方につきましては一般
の避難スペースとは別
の棟であったり階であったりということで、別室に案内する措置をとる予定でございます。できましたら、できる限りトイレだとか
の動線を分けたり、ごみ箱についても一般
の避難者とは交わらないようにさせていただけたらなと考えてございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 受付対応時に体調不良
の人をあらかじめ把握し、場合によっては別室、その処置をとる予定であるということなんですけれども、具体的に何度以上
の熱がある場合といった基準はある
のでしょうか。
○議長(中村良路) 笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 人によって平熱というものが異なるということでございますので大変難しゅうございますが、おおむね37.5度を一つ
の基準として考えてございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 要望として、避難所で
の感染拡大が起こった場合、大変なことになるので、
感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。 それでは、大項目2番
のスポーツ公園について。
スポーツ公園については、平成31年3月と令和元年12月議会で状況や課題などをお聞きしていますが、また改めまして今年度
の進捗状況をお聞かせください。
○議長(中村良路)
津本都市創造部次長、答弁。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) まず、事業用地
の取得状況につきましては、全体区域約21.9ヘクタールに対しまして約13.8ヘクタール、約60.2%
の取得が完了しており、優先的に行っております
プール施設区域につきましては約2.8ヘクタールに対して約2.3ヘクタール、81.1%
の取得が完了しております。 また、今年度につきましては、令和元年度
の国
の補正予算も利用しながら、昨年度に引き続きプール区域に係る造成工事を現在行っております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 前回
の一般質問
の答弁と用地取得
の状況に変化がないように思われる
のですが、まだ
プール施設区域の残り1名
の権利者と事業協力
の同意に至っていないということですが、また今度は事業用地
の取得はされる
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長、答弁。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 今年度
の交付金配分では用地取得に当たる財源が確保できませんでしたので、現在も
プール施設区域の残り1名
の権利者とは事業協力
の同意には至っておりません。今年度も用地取得ができない状況でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 交付金
の分配が厳しく財源
の確保が厳しいということなんですが、今後もこのような状況が続く
のであれば、平成31年3月議会で答弁された令和5年
の夏供用開始が難しい
のではないでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長、答弁。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 事業
の進捗につきましては、交付金
の配分が大きく影響しております。議員がおっしゃっていますように今後もこのような状況が続くことが予想されることから、予定しておりました令和5年
の供用開始は現段階では難しいと考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 令和5年度
の供用開始が厳しい
のであれば、いつ供用開始となる
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 先ほども答弁いたしましたが、交付金
の財源不足により事業用地
の取得及び造成工事
の完了見込みが令和5年度末となり、事業者へ
の事業用地引き渡しが令和6年度となる予定となっております。その後、
PFI事業者が建設を行い、令和7年7月に開業する予定としております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 現在
の交付金
の分配状況では、PFIによる事業手法で令和7年7月
の供用開始も厳しい
のではないでしょうか。早期
の整備を目指す
のであれば、ほか
の手法
の検討も必要ではない
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 議員が質問されたように、今後
の交付金配分につきましてもより一層財源
の確保が厳しくなることも予想されますので、国
の動向に注視しつつ、さらには事業内容、事業手法についてももう一度見直し、事業を進める必要があると考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) それでは、中項目2番
の防災拠点についてを質問させていただきます。 本市
の地域防災計画では、災害に強いまちづくりとして広域避難地
の整備とあり、運動公園及び
香芝総合公園を大規模災害時に広域避難地として利用できる防災機能を備えた公園として整備するとなっていますが、防災拠点を備えた公園とはどのようなものでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 国土交通省
の防災公園計画設計・
管理運営ガイドラインをもとにご説明いたします。 防災機能を備えた公園とは、地震に起因して発生する
市街地火災等の二次災害時における国民
の生命、財産を守り、
大都市地域等において都市
の防災構造を強化するために整備される
広域防災拠点、避難地、避難路として
の役割を持つ都市公園及び緩衝緑地を防災公園といいます。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 災害時
の時系列に対応する防災公園
の役割について教えてください。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 災害時については、通常時を予防期間として、直後、災害発生からおおむね3時間、緊急、災害発生後おおむね3時間から3日、復旧、これについては災害発生後おおむね3日以降
の3段階に分かれております。 まず、災害発生直後段階では周辺住民
の緊急避難
の場所、救援活動
の拠点となり、2番目として緊急段階では救援活動
の場及び一時避難生活
の場となります。最後に、応急段階、復旧・復興段階では復旧・復興活動
の拠点となります。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 香芝市
地域防災計画では、
スポーツ公園を広域避難地として整備するということなんですが、広域避難地を有する都市公園に求められる機能について教えてください。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 香芝市
地域防災計画のなかで広域避難地に求められる機能としては、
ライフライン災害予防対策、これについては避難地
のトイレ
の確保、
耐震性貯水槽の整備、次に
災害活動用緊急ヘリポートの整備、避難地、避難路
の選定、これについては防火樹林帯
の整備が含まれます、避難地、避難路
の安全性
の向上、これにつきましては避難地
の標識
の設置、照明設備、放送設備
の整備がございます。最後に、
生活必需物資確保体制の整備、これは備蓄倉庫となっております。こういったものがあります。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) では、具体的にどのような機能を備えた施設
の検討を行っている
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 香芝市
スポーツ公園基本計画でご説明いたしますと、水関連施設としては
耐震性貯水槽の設置、避難居住スペース付近には災害時に使用できるマンホールトイレ
の設置を予定しております。また、そのほかにも情報関連施設には非常用放送設備や非常用照明設備を、
管理棟には備蓄倉庫など
の設置をすることも検討しております。これはあくまでも現時点で
の基本計画で
の検討結果でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 災害時には飲料水やトイレ
の確保が必要だと思いますが、
耐震性貯水槽の規模及びマンホールトイレ
の設置数を教えてください。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 現基本計画で
の説明となりますが、
耐震性貯水槽の規模は50トンです。被災後、3日以降については給水車等による外部から
の給水支援やインフラ
の復旧等が予想されるため、被災直後から約3日間
の緊急段階における必要水量として設定しております。 また、マンホールトイレについては54基を設置する予定でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) その使用するマンホールトイレ
の54基なんですけれども、どれだけ
の人数が何日間使用できる
のか、もう少し詳しく教えてください。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) マンホールトイレ1基で100人、54基で約5,400人が10日間使用することを考え、計画しております。 なお、マンホールトイレ
の1基当たり
の使用想定人数は国土交通省
のマンホールトイレ整備・運用
のため
のガイドラインを参考にしております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志)
スポーツ公園が整備されると、大規模災害時
の救援活動、復旧・復興活動
の拠点として機能することが期待される
スポーツ公園が自衛隊、警察
の救援活動
の拠点や支援物資
の集積エリアとなる可能性がありますが、その場合
の配置計画は考えておられる
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 現状では
スポーツ公園は基本計画段階で最終案ではございませんが、基本計画上で自衛隊
の駐屯
の可能性が生じた時点を想定した配置計画はございます。 以上です。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 現時点で
の配置計画を教えてください。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 現計画における香芝市
スポーツ公園の全体整備完了後
の配置計画についてご説明申し上げます。 自衛隊
の駐屯地としては、ヘリポート
の設置も考慮し多目的球技場を考えております。多目的広場には避難者
の避難テント
の設置を考えており、救援物資集積エリアは都市計画道路に近い駐車場を考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志)
スポーツ公園は、スポーツや運動を楽しむ公園だけではなく、大規模災害時における防災拠点として
の機能も兼ね備えた公園として
の整備が必要だと思います。優先的に行っている
プール施設区域の整備が思うように進まない
のであれば、広域避難地として早く利用できるよう
プール施設区域以外
の施設
の整備を先に進めてはどうでしょうか。
○議長(中村良路) はい、
津本都市創造部次長。
◎
都市創造部次長[
土木課長事務取扱](津本和也) 現在
の計画では、
プール施設区域についても大規模災害時には一時避難や長期化による避難テント、避難居住スペースとして利用されますことから、
プール施設区域につきましては引き続き優先的に整備を行い、そのほか
の施設については段階的に整備、供用開始を図ってまいりたいと考えております。 また、施設配置上もプール及びプール周辺
の道路が完成しなければそれ以外
の区域に進入することができませんので、まずはプール施設
の整備を進めたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志)
スポーツ公園は大規模災害時に多く
の市民
の方が避難される広域避難地となりますので、避難された市民
の皆様
の安全確保
のためにも一日でも早く完成されることを期待しております。 それでは、最後
の項目で香芝市モナミホール
の今後です。 令和元年12月
の一般質問より半年たちましたが、広陵町と
の文化施設
の共同建設
の協議は図られた
のでしょうか。
○議長(中村良路) はい、津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 広陵町では、公民館建てかえ及び文化芸術
の振興
のあり方検討
委員会を設置された以降、令和2年2月22日に第1回を開催されたと聞いておりますが、そこでは協議をされておらないということでございます。現在はコロナ
の影響によりまして会議はされておりませんので、次回、8月以降に開催される予定と聞いております。 ただ、今年度に入りまして、広陵町側から香芝と広陵と
の共同建設については現状は難しいというようなお言葉を聞き及んでおります。 以上でございます。
○議長(中村良路) 鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) 検討会を立ち上げることは考えていますか。
○議長(中村良路) はい、津崎
地域振興局長。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現状、広陵町と
のそのお言葉
のとおり広陵町と
の話が難しいということでありましたら、市といたしましては検討
委員会
の設置も含め、公共施設
の広域連携と
の検討など最良
の方法を総合的に考えていきたいと思っております。 以上です。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) それでは、市長にお聞きしたいんですが、本会議冒頭
の市長
の所信表明にもモナミホールについて検討会
の設置も含め検討していくということがあったんですけれども、市長として
の考えを最後に聞かせていただけますでしょうか。
○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 鈴木議員、いろいろな質問をありがとうございます。 まず、モナミホールについてですけれども、議長や副議長も広陵町
のほうに行かれた、そして私自身も広陵町
のほうに行ってまいりました。そのなか
の話
のなかでは一緒に共同建設していく
のは難しい
のではないかというふうな話は伺いました。 その結果、いろいろな方法を考えて、議員
の皆様、特に市民
の代表である議員
の皆様としっかりと協議をして新たな方法を、市にとって最良な方法を考えていかなければならないと私自身は考えております。そのために皆様方にもできるだけ市民
の方とたくさん接していただいてたくさん
の意見を集約していただき、そしてまた議会で発表して、そして一緒に討論していって新たな方法を考えていきたいというふうに私自身は考えております。どうぞよろしくお願いします。
○議長(中村良路) はい、鈴木議員。
◆2番(鈴木篤志) ありがとうございました。 それでは、鈴木篤志
の一般質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中村良路) 以上で、2番
鈴木篤志議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 午前9時32分 休憩 午前9時39分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 次に、6番上田井良二議員
の一般質問をお受けいたします。 はい、上田井良二議員。
◆6番(上田井良二) 改めまして、皆さんおはようございます。 皆さんもご存じ
のように、いまだに猛威と恐怖を感じますコロナウイルス感染症はあらゆる人間
の行動に変化をもたらしておりますが、改めまして今回この感染症
の被害を受けられました皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、先週より大雨
のため避難等をされておられます方、またお亡くなりになられました皆様に改めましてお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 さて、今回
の質問はコロナウイルスに関する市
の対応状況などについてを中心にお伺いいたします。 まず初めに、これまでに市が行ってきた各支援策についてお聞きしたいと思いますが、香芝市が直接補助や給付など
の個人向けに実施いたしました支援にはどのようなものがある
のかを教えてください。 これで壇上で
の質問を終わります。
○議長(中村良路) それでは、1回目
の質問に対しまして答弁をお願いいたします。 はい、堀本部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 失礼いたします。 給付事業に関しましては、特別定額給付金を初め、子育て世帯へ
の臨時特別給付金、またひとり親家庭に対する緊急支援金、また公立小・中学校
の給食費無償化に伴う私立校に対する昼食支援金等が上げられます。 また、
新型コロナウイルス感染症に関連して収入が減少した方などを対象に、市税や国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、水道料金、下水道使用料など
の徴収猶予を実施してございます。 その他市民へ
の支援という点では、7月、8月分
の検針
の水道料金
の基本料金免除や、公立小学校、中学校、幼稚園、保育所など
の給食費2か月分、6月分、7月分となりますけれども無償化等を実施しているところでございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 個人向けはわかりました。それでは、同じく市が直接補助や給付、また貸付猶予など事業者向けに実施した支援にはどのようなものがある
のか教えてください。
○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 給付事業に関しましては、県事業として休業要請等に協力した事業者に対し、奈良県
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を支給されておりますけれども、本市
の独自施策として香芝市内に事業所が所在する事業者に対して、その協力金へ
の上乗せ交付を実施しているところでございます。 また、市税や水道料金、下水道使用料
の納付猶予や法人市民税
の申告納付
の期限延長等も行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、これ
の後に、今お聞きいたしました
のは市が直接補助とか給付をやる援助なんですけれども、国とか県とか
の実際
の支援策について市が窓口として対応した支援にはどのようなものがあったかお教えください。
○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 国
の支援制度といたしましては、
新型コロナウイルス感染症に感染した方に対する傷病手当金や企業に対する持続化給付金、小学校休業等に対応した助成金、雇用調整助成金、
新型コロナウイルス感染症対応資金等がございますけれども、市へ
の問い合わせや相談等をいただいた際には随時適切な窓口へご案内をさせていただいております。 また、これらも含め、
新型コロナウイルス感染症関連の支援制度は広報紙やホームページで公表し、広く情報提供をさせていただいているところでもございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、先ほど香芝市独自というお話もありましたけれども、今後また新たな香芝市
の独自性を発揮した支援策は何か考えておられますか。
○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 今後
の支援策につきましては、国
の第2次補正、2次交付分で拡充された
地方創生臨時交付金を主な財源といたしまして、市内事業者や市民へ
の支援を継続的に行ってまいりたいと考えてございます。 また、一過性
の支援だけではなく、今後
の新たな生活様式へ
の対応を想定した事業や整備等へ
の活用を検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今お聞きしましたけれども、各市でも県でも国でも補助をしっかりやってもらっています。でも、この市が窓口である場合、しっかりと対象
の方々に僕自身もお話をさせてもらうんですけれどもどのようにPRしていくか、せっかく補助を出しているんだから抜け
のないように、あれを受け取ったら会社が倒産しなくて済んだとかそういう
のをしっかりと今後もPRをやってもらいたいですし、香芝市独自策、いろんな国、県と
の方針もあるでしょうけれども、今回一時話も上がっていました、書きにくいとか書き方がわからないと、ちょっと聞くだけで書けるとかというような難しい部分もあるかもわからないですけれども、より簡単にご高齢
の方でも書けるような工夫をまた今後ともお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、各支援策
の進捗状況についてお聞きしたいと思います。 非常に注目度が高い今回10万円となっております特別定額給付金について
の進捗率はどれぐらいでしょうか。
○議長(中村良路) はい、遠藤理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 給付金
の進捗率でございますけれども、本日時点で給付対象世帯
の約97.9%にあたります3万998世帯へ支給を終えております。金額ベースで申しますと、約98.6%にあたります78億1,780万円が支給済みとなっております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) 一時、大分前になりますけれども東京都さん
のほうでは3%ですか、非常に進捗率が悪いというふうにお聞きしましたけれども、100%に近づいているということで非常にありがたいお話なんですけれども、その97か98%
の進捗なんですけれども、その結果について市はどのように捉えておられますか。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 特別定額給付金
の受付等に係るスケジュールについては市町村によって異なりますけれども、県内12市
のなかでは本市が最も早く申請書を発送しております。国
の補正予算が4月30日に成立したんですけれども、そちらから約1週間後
の5月8日に申請書を発送いたしまして、11日から受付を開始しております。 また、支給につきましても、郵送申請分
の振り込み
のほうを県内12市
のなかで最も早く5月22日に開始をいたしました。その後についても、毎週2回ずつ振り込みを行いました結果、6月18日には県内12市
のなかでもっとも早く支給率95%──こちら世帯ベースでございます──に達しております。 総括としましては、短期間
の間に申請が集中いたしましたので、最大申請いただいてから3週間程度お時間を要してしまったんですけれども、作業に携わってもらいました職員
の頑張りもありまして、全体として見ればスムーズに支給
のほうを進められた
のかなというふうに思っております。 以上です。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 この特別定額給付金はたしか4月15日に国
の公明党
の山口代表が安倍首相に直談判して実現したものと聞いております。この時期は
緊急事態宣言が発令前であり、当初1世帯30万円
の支給が盛り込まれた1次補正予算が閣議決定済みでしたけれども、その後、
緊急事態宣言が出された後、この30万円
の給付で国民から納得が得られる
のかどうかという思いから、2次補正ではなく1次補正で
の早い支給と
の思いから16日に再度、山口代表が首相に直談判し、実現に至りました。 それを受けて各自治体へ通達があり、それをしっかりと香芝で受けとめていただいて、たしかゴールデンウイーク中にもかかわらず職員
の皆さんに休日出勤していただいたというふうにも聞いております。そのことにより、12市
のトップを切って発送、振り込みがスムーズにできたと聞いております。ここでかかわられた職員
の皆様に感謝を申し上げたいと思います。 実に直談判から1か月というスピード感あふれる10万円
の配布じゃなかったかなと思っておるところでございますけれども、ここでは100%完遂へ
の対応策は何か考えておられますか。
○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 給付金
の受給につきましては申請が必要なことから広報紙、ホームページないしはポスター等で周知を図っているところです。また、総務省が作成いたしました視覚障害者
の方向け
のリーフレットを活用した案内も行ってございます。 これら
の周知ないしは広報に加えまして、先月末6月末時点でまだ申請をいただいていない方については個別に勧奨
の通知、申請
のお勧め
の通知をいたしております。 さらに、市より送付した申請書が宛先不明で返ってきた世帯
の方もいらっしゃいます。こういった世帯につきましては、郵便局へ
の照会でしたり現地調査を通して配達可能と判断した場合には再度投函を行っております。 この給付金につきましては受給を希望されない方がいらっしゃるということですので、支給率が100%ジャストまでは達することはできないかなというふうには考えておるんですけれども、受給を希望される方が申請
のほうをお忘れにならないように、引き続き周知であったり勧奨
のほうに取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。引き続き、努力
のほうをよろしくお願いいたします。 それでは、個人向けじゃなしに事業者向けで先ほどお話がありました香芝市
の新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金、これ
の進捗状況はどう捉えておられますか。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 協力金につきましては6月1日より申請
の受け付けを行っておりまして、昨日7日時点で申請件数が42件、このうち支給件数が32件となっております。 やや件数が少ないところなんですけれども、本市としては広報紙等で掲載を行うとともに、商工会を通じて商工会員
の皆様に協力金
のチラシを配布するなどして周知
のほうに努めておるところでございますが、こちら奈良県
の協力金
の上乗せという関係上、奈良県
のほう
の支給決定が想定よりも時間を要しておりますことから、やや市へ
の申請については出足が鈍くなっているという状況でございます。 以上です。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 確かに奈良県と
のつながりがあるからかもわからないですけれども少ない
のかなと危惧するところですけれども、これもしっかりとPRしていただいて、県を受けて市を受けていただくようにまたご努力をお願いしたいと思います。 総合的に今後について
の対応策などは考えておられますか。
○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) まず、先ほど
の給付金
のほうですけれども、引き続き広報紙等を用いました周知広報を行うとともに、個別に勧奨
の通知を送付いたしております。 今後については、8月11日が申請
の期限となっておりますので、そちら
の期限が間近に迫ってまいりましたら、香芝市民
の方を対象としまして南都銀行
のATM
のほうに給付金
の広告
の画面
のほうを広告として掲載する予定となっております。こうした取り組みによりまして、支給率をできるだけ100%に近づけてまいりたいというふうに思っております。 後段
の協力金
のほうにつきましては、県
のほう
の支給決定がやや想定より時間を要しておりますので、香芝市
のほう
の申請期限
のほうをできる限り多く
の方に申請いただけるように、従来7月末だったんですけれども1か月延長いたしまして8月31日まで延長いたしております。休業ないしは営業時間
の短縮にご協力いただいた事業者
の事業継続を支援するために、今後も商工会等と連携いたしまして協力金事業
の周知啓発に努めてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 1つそこでも思いましたことは、県
の証明書みたいな
のがなかったら受けれないという部分があるんですよね。相談に来られた方が先に市へ来られたときにもう同時でやらせていただくとか、金額からよれば市だけでええねんとかという方もおられるかもわからないので、そのあたり今後
の課題として、サービス
の課題ということでまたご努力いただけたらなというふうに思いますので、そのあたりも含めてまたよろしくお願いいたします。 それでは、中項目3つ目
の国
の補正予算に対する取り組みについてお聞きしたいと思います。 この6月議会で
の補正予算書などに項目ごとに記載されておられる部分がありますけれども、国
の補正予算に対して香芝市民
のためにどのような考え
のもと取り組みを行ったかをお聞きしたいと思います。 まずは、1次補正予算で
の地方創生臨時交付金についてはどのような取り組みを行った
のかお教えください。
○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 国
の第1次補正予算における
地方創生臨時交付金につきましては、本市
の交付限度額は2億4,131万5,000円となっております。事業といたしましては、感染予防物品
の購入や事業所支援、子育て世帯、困窮世帯支援、学習支援等
の18
の事業へ活用を予定しております。 なお、本交付金は令和2年4月1日移行
の実施事業に対して充当されることから、一部
の緊急性
の高い事業につきましては専決処分とさせていただき、既に事業を実施しているものも含んでございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今、第2次補正予算もおりているようですけれども、その第2次補正予算で
の地方創生臨時交付金の交付上限額、1次
のときは2億4,000万円でしたけれども、この2次補正
の場合、上限額どれぐらいで、活用にはどういうふうに考えておられるかお教えください。
○議長(中村良路) はい、堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 本市における第2次補正分につきましては、交付限度額は5億6,839万円となっております。今回
の交付金
の拡充については、地域
の実情に応じ、家賃支援を含む事業継続や雇用維持等へ
の対応を後押しするとともに、新しい生活様式を踏まえた地域経済
の活性化等へ
の対応を目的としております。ただし、これまでに一般財源により予算化した事業へ
の組み替えや財源充当も可能なことから、最適な実施計画を今後立案させていただいて事業を進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、これは本会議でも一部質問された方がおられるんですけれども、国から
の支出金なんですけれども、俗に言う使い切る、余ったら返すという
のが原則にあるようにも聞いておる
のですけれども、この1次、2次とももしも使い切ることができなかった場合どうなる
のか、また特例などは何かある
のかお教えください。
○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史)
地方創生臨時交付金に関しましては、国
の第1次補正予算で1兆円が計上されておりますが、そのうち約7,000億円が第1次交付限度額として配分されてございます。 次に、国
の第2次補正予算においては2兆円が第2次交付限度額として配分されております。また、第1次補正予算分
の残り3,000億円分は第3次交付限度額として冬ごろに提示される予定でございます。 このように、第1次交付から第3次交付まで
の実施計画
の提出
の時期は分かれてございますけれども、すべて
の実施計画がトータル的な配分額
のなかで事業間で
の流用も可能となっておりますことから、最終的には事業
の進捗を見ながら全額活用できるようには市
のほうで調整を図ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 しっかりとうまいこと予算取りをしていただいて、市民
のために活用していただけたらなと思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは、中項目
の4番目、今後
の避難所運営についてですけれども、奈良県内
の公明党議員で各地で避難所における
感染防止対策のため
の確認活動を行って、この香芝でも公明議員3名で6月8日に市内
の避難所や緊急備品について施設や小・中学校を見学させていただきました。その節は危機
管理監を初め、関係
の皆様に大変お世話になりました、改めて御礼申し上げます、ありがとうございました。 この前後に内閣府などから各都道府県宛てに避難所
のコロナウイルス対策に配慮した避難所運営と運営訓練
のガイドライン、適切な行動に導くルールや原則というガイドライン
の通知がありまして、それを受けて6月22日に奈良県知事から避難所運営に係るガイドラインが発表されたと聞いております。 そこで、県知事が発表した避難所運営に係るガイドラインを受けて、香芝市として今後
の避難所運営についてどのような方向性を持って進んでいかれる
のかお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃいました県
のガイドライン
の基本的な考え方
のとおりで、1つは3密対策、2つ目にうつらない、うつさないため
の基本的な感染症対策、3つ目として感染拡大を防止するため
の避難者
の健康
管理、これを実現できるよう対応する物品購入も含めて現在対応してまいりたいと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 各避難所
の第一番に上がっている
のが避難所
のスペース、これに課題があると。皆さんもご存じ
のように避難所数を増やすということが急務かなというふうに思っておりますけれども、このあたりについて、例えば安全であれば自宅、またテント、空き家など
の活用なども考えられますけれども、このあたり
のお考えはどうですか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃるとおりで、避難所数を増やすというところを考えてございます。課題として各避難所
の収容人数が限られてございます、そういったことでございますので、避難状況に応じまして避難対象地域
の最寄りでない隣接
の避難所
の開設も検討させていただいているところでございます。 また、避難所における密集・密接対策といたしまして、テント
の活用も想定しております。こちら
のほうにつきましても、屋外
のテントという
のも地震災害
のときには活用できるものと考えてございます。 あと、特に在宅避難や親戚や知人宅等、避難所以外で安全であればその安全な場所へ避難していただくと、そういったことを市民
の方にもあわせて周知することも大事なことな
のかなと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 私たちも点検させていただいたときに、私も初めて行かせていただいた関屋
のほうですか、広大な敷地がありました。以前
の学童
のため
の施設ですか、結構広さもあって、そのあたりもしっかりと活用していただいて、これも非常にこの件に関しては喫緊
の課題として早急な対応が望まれていると思います。先週末から先ほどもお話しさせてもらったように九州で
の大雨等でもわかるように、いつこの香芝でも起こるといった状況が発生するやもしれませんので、そのあたりもしっかりとよろしくお願いしたいと思います。 そこで、以前にも聞かせていただいたんですけれども、自助、共助がさらに重要視されると考えますけれども、以前にも質問いたしまして各自治会単位で災害対応
のマニュアル
の見本を配布したと思うんですけれども、そのあたり
の配布後
の状況についてはどうなっておるでしょうか、お教えください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) いくつか
の自主防災組織であります自治会さんにおきまして、マニュアルに関する出前講座
の要請であったり市マニュアルをさらに掘り下げた独自マニュアル
の作成というようなものに基づいた訓練をしていただいているところでございます。 おっしゃるように自助
の重要性
の周知であったり共助
の支援に関しては今後も継続して実施してまいりたいと考えてございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) 以前にもお話しさせてもらいましたように、非常に大事じゃないかなというように思うんです。まだまだ市は何をしてくれんねんというお考え
の方がたくさんおられると思いますけれども、それもやることはやるんですけれども、やはりまずは自助、そして共助、しっかりとこのあたりを市が先頭になってお願いしますという形で、それ以外につきましてはこういう設備をしっかりと、備品等もサポートしますという形でしっかりと教育といいますか整えていただいて、今後、市民
の皆様にアピールをしていただきたいなというふうに思います。 最後に、避難所
の緊急備品について、これも考え直す必要があると思いますけれども、先ほどお話しいたしましたが
地方創生臨時交付金、これも活用していただいて、どういう備品
の必要があるか何か考えておられますか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃる交付金
のほうを活用させていただきまして、避難所用
のテント、屋外、屋内用、それともちろん避難所
のほうに配備する消毒液、マスク、これ
の買い増し、それから防護衣、それから非接触型
の体温計であったり、それから発電機、ポータブルになりますが発電機であったり充電可能な非常用バッテリー
のようなもの、それから扇風機等
の購入を計画させていただいているところでございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 もう臨機応変にどんどんどんどん時代は進んでいきますから、それにしっかり対応していただくようにまたよろしくお願いいたします。 それでは、中項目
の5番に行きます。税収についてですけれども、感染症による税収
の影響や対応についてお聞きしたいと思います。 現在、コロナウイルスによる税収へ
の影響はどう捉えておられますか。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 現在
の納税状況から見ますと、コロナウイルス
の影響は限定的となっております。しかしながら、コロナウイルス
の影響によりまして納付が困難な方に対して1年間徴収を猶予する特例制度が創設されておりますので、今後
の状況により特例制度を申請される方が多くなりますと税収へ
の影響は大きくなってくるものと考えております。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、現在していただいています納税猶予、この特例制度についてお教えください。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司)
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして収入が前年同月と比較いたしましておおむね20%以上減少した納付が困難な方に対しまして、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できるものでございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) それでは、この特例制度について市民
の皆さんへ
の周知方法はどうされていますか。
○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 4月上旬に国から
の通知がございました、そのなかでは
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い納税が困難な方に対する徴収
の猶予制度
の特例につきまして広く周知するなど適切に対応するようにと
の内容でございました。本市におきましては、4月中にホームページに掲載させていただき、広報「かしば」お知らせ版
の5月号、6月号へ
の掲載を行い、リーフレットを窓口に設置して周知に努めているところでございます。 今後におきましても、引き続き広く周知に努めてまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) わかりました。 同じいつも
の回答だと思うんですけれども、それではこの特例制度
の申請件数、これはどれぐらい現状でございますか。
○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 昨日7月7日現在でございますが47件でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしたら、この徴収
の猶予によって徴収率に与える影響はどれぐらいあるんでしょうか、わかりますでしょうか。
○議長(中村良路) 仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予いたしました税目につきまして、同税目、同期別
の昨年度
の納付実績をもとに試算いたしますと、令和2年5月末
の徴収猶予によります税収
の減収額については約1,400万円、徴収率ではマイナス0.38%程度
の影響になると考えられます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしたら、今はさほど減収に対する影響は少ない
のかなというふうに思いますけれども、今後予測より減収が増えたと、減収になった場合
の対応策はどのように考えておられますか。
○議長(中村良路) 仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司)
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえました地方税法
の徴収猶予
の特例が設けられたことに伴いまして、地方公共団体
の一時的な減収に対応するために、猶予相当額について特例債を起こすことができる地方税
の徴収猶予特例債が創設されております。収支状況に応じまして、地方債による対応についても今後検討してまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今
のところはそんなに影響はないかなとも思いますけれども、しっかり注視していただいてしっかりまた対応していただいて、サービスが減ること
のないようにまたよろしくお願いしたいと思います。 それでは、中項目6番、市内で
の感染者
の発生時
の対応についてお聞きいたします。 まず、香芝市内で
の感染者はこれまで何人いましたか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 香芝市内
の感染者数ということでございますが、県で市町村名が発表されるようになりました4月8日以降でございますと6名
の方がおられます。それまで4月7日以前につきましては保健所単位で発表されてございまして、香芝市が属しております中和保健所管内でそれまで8名
の感染者が発生しているという状況でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、少なくて6名、多くて14名という形になると思うんですけれども、個人情報
の絡みもあると思うんですけれども、市民
の皆さんが例えば感染したらどのような対応を市は行うんでしょうか。何かマニュアルみたいなものはあるんでしょうか、そのあたりをお教えください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) まず、マニュアルでございますけれども、新型インフルエンザ等対策行動計画というマニュアルがございます。そちら
のほうでは相談窓口体制であったり、市民に対する感染対策
の周知であったり、施設関係、学校等
の休業等、こういったものを重立ったもので申しますと定められてございます。 おっしゃいますように市民にということでございますが、香芝市本市に限らず県内で
の感染者や本市と隣接して人
の行き来が多い大阪で
の感染者が増加傾向でございましたら、市内
の感染拡大、市中感染拡大を防ぐためにも公共施設
の再休止であったりだとかといったことを検討することになろうかと考えてございます。 なお、感染者、市民
の方が公共施設を利用されたという場合、そういう情報が本市
のほうに寄せられた場合につきましては、その動線であったりそのエリアについて当方
のほうで消毒作業等を行うということは考えてございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、市
の職員が感染した場合、これはどのように処置、対応される
のかお教えください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 市職員ということでお尋ねでございますが、本市では香芝市
の新型コロナウイルス感染症に係る職員
の予防対応マニュアルというものを作成して、全職員に周知しておるところでございます。このマニュアル
のなかでは、毎日検温であったりだとか什器等
の日常
の消毒、こういうようなことをしたり、発熱等
の症状により病院を受診した場合につきまして
の対応、こういったものを想定した行動履歴調査であったり、またその職員
の濃厚接触者となる可能性
の洗い出しなんかを定めておりまして、こういった対応
のほうで備えさせていただいているというところでございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 市民
の皆さんはともかくとしまして、市
の職員さんが感染すると市民
の皆様に感染する場合があるということは考えられますので、そのあたりしっかりと確認していただく
のも一つですけれども、あらゆる方策をとっていただいて市民サービス
の向上をお願いしたいと思います。 また、ひとつお願いしたいですが、市民
の皆さんが香芝で出たというと構えはると思うんです、それが例えば入院された、治療を受けられた、退院されたという、退院したとか病気が治癒したという報告もまたやっていただけたらなというふうに思うんです。実際にどれだけこの香芝市内にいてるんやと、自分
の間近に、まして自宅待機というふうに言われているわけですから、香芝市
のなかにそういう入院された方がおる、発生したけれどもしっかり治癒した、治ったという情報もまた流していただけたらなというふうに思いますので、そのあたりをまたあわせてよろしくお願いしたいと思います。 今までに本当に経験したこと
のない感染症について、これからまた冬に向けて2次感染等も、今回も少し奈良県
のほうでも出ておりますけれども、それらを考えながら最小限にとめる施策が必要になってくると思います。特に梅雨期間から豪雨による避難所開設は喫緊
の課題であり、スムーズな対応が求められると思いますので、今後とも市民
の安全確保をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次
の大項目へ行かせていただきます。 ここで最近よく市民
の皆様よりご要望いただきます、数件私も受け付けをさせていただきました行政関連
の支払い方法についてキャッシュレス決済を香芝でも導入してほしいと、なぜ香芝ではできないんだというような話をよく聞きます。 そこで、PayPayについてのみですが調べさせていただきました。奈良県内では大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、生駒市、宇陀市、三郷町、三宅町、高取町、吉野町、曽爾村、明日香村
の6市4町2村が実施をしております。主に市県民税や住民税、固定資産税や軽自動車税、国民健康保険税などがあり、さらに上下水道料金のみしている行政もあります。特にご要望いただいている
のが上下水道になるんですけれども、今回
の補正予算
のなかに税収についてキャッシュレス決済導入関連
の予算が組まれておったように思いますけれども、そのあたり
のスマホ決済
の詳細についてお教えください。
○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 予定しておりますスマホ決済につきましては、納付書に記載されましたコンビニ収納
のため
のバーコード情報をスマホアプリで読み取りまして、銀行口座から
の現金払いや電子マネーにより市税を納付していただくものとなってございます。 当該決済に対応しているPayPayを例にいたしますと、まずスマホ
のアプリを起動いたしまして、メニューから請求書払いを選択していただき、納付書
のバーコードを読み取りますと、納付書に記載されております税目や税額が表示されますので、内容をご確認いただき、支払いボタンを押していただきますと、支払いが完了となるものでございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 それでは、スマホ決済
のできる支払いですね、何ができる
のか教えていただけませんか。
○議長(中村良路) 仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 対応しています公金につきましては、個人市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料を予定しております。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 このスマホ決済
の開始時期はいつごろからを予定されておられますか。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 本年
の12月から
の開始を予定しております。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 それでは、この導入
の周知についてはどうされますか。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 周知につきましては、ホームページ、広報へ
の掲載、また督促状に案内文を封入、また来年度以降につきましては当初
の納税通知書へ
の案内文
の封入などを予定しております。できる限り多く
の媒体を活用いたしまして周知してまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 これもほかにご意見をいただくんですけれども、クレジットカード払い、これ
の導入についてはどのようなお考えを持っておられますか。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 市税など
の公金
の新たな収納方法といたしましてクレジットカード決済を導入して収納方法を多様化することにつきましては、納税者
の方
の利便性
の向上とともに納期内納付率
の向上につながるものと考えております。 しかしながら、導入にあたりましてはシステム
の改修でありましたり手数料など新たな費用が発生いたしますので、費用対効果につきましても試算するとともに、先進事例
の研究、他市
の動向も十分に注視しながら検討してまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 他市
の動向も必要ですけれども、こんなことこそトップを切っていただいたらありがたいなというふうに思いますので、あわせてお願いしたいと思います。 今回、お話しさせていただきましたように、このキャッシュレス決済について本当にご意見
の多かった支払いが上下水道料金だったんですけれども、この上下水道で
の導入予定はございますでしょうか、お教えください。
○議長(中村良路) 葛木部長、答弁。
◎
上下水道部長(葛木好昭) 上下水道料金
のキャッシュレス決済についてでございます。 令和3年3月1日より導入を予定しており、取り扱い
のアプリにつきましてはLINEPay、PayPay、auPay、Paidy
の4社
のサービスが利用できるように収納代行業者や料金システム業者と現在調整を行っております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、なぜこの市役所
の導入時期がずれて遅くなっている
のか、そのあたりを教えていただけませんか。
○議長(中村良路) はい、葛木
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(葛木好昭) 現在、上下水道部では料金システム
の更新作業を進めており、令和3年3月1日に新たなシステムを稼働することと予定しております。その時期に合わせることで特別な改修や調整
の必要がなくスムーズに導入することができるため、市役所と異なる時期で
の導入を予定しております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 このキャッシュレス決済
の導入によって従来
の銀行から
の口座振替
の変更が増えるため、口座振替率
の低下を招く
のではという懸念も聞いておりますけれども、このあたりいかがでしょうか。
○議長(中村良路) はい、葛木
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(葛木好昭) 県内で導入済み
の都市
の確認をしましたところ、口座振替率に大きく影響するようなことはなく、変更するお客様は極めて少ないということをお聞きしております。 今般
のキャッシュレス決済
の導入によって上下水道をご利用
のお客様
の納入手段を増やし、お客様サービス
の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、上田井議員。
◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 非常にいいご意見をいただきましてありがとうございます。市民
の皆さんも待っておられると思いますので、始めたわ、また停止するわということがないようにまたくれぐれもお願いしたい
のと、PR
のほうもまたよろしくお願いしたいと思います。 今回
の感染症により本当に生活
の形態が変わって、仕事革命やオンライン会議など
の利用を初めとして急速に進んでいることもあって、市民
の皆様全体
の生活においても少しでも楽に簡単にできないかといった要望が本当に増えつつあります。そういうご意見に対してもスピーディーな対応が求められる時代でもございます。非常に今現在、香芝市だけではなく我慢ポイントが多くなっております。レジ袋
の有料化とかコロナ対応、そして災害などそういう
のが増えており、スピーディーさがより一層求められる時期であるがゆえに、そういう世
のなか
の最先端を行くもの
の導入についてはしっかり安全性を確保したうえで
の早期導入は、この公的、公
の立場としても必要な部分ではないかと考えます。 そのことによって今後とも迅速な対応をお願いしまして、私
の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中村良路) 以上で、6番上田井良二議員
の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩。 午前10時21分 休憩 午前10時29分 再開
○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 暫時休憩いたします。 午前10時29分 休憩 午前10時30分 再開
○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、4番筒井寛議員
の一般質問をお受けいたします。 はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 改めまして、おはようございます。 議長
のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 今議会は市長
選挙後
の最初
の議会ということで、新しく市長に就任されました福岡市長に対し、これから
の香芝市を背負い引っ張っていっていただくにあたり、所信表明演説を引用しながら市政
の方向性をどのように考えている
のかを聞いていきたいと思います。 福岡市長は、当選直後
のコメントからその後
の多く
の新聞やテレビ等マスメディアで
の発言、出演など、いろいろな場でみずから
の言葉でいろいろ語っておりますが、そのなかで私が知る限りにおいて吉田前市長、また前市政に対する批判的な言葉は一切発することなくここまで来ています。そのことは福岡市長
の人格的に尊敬されるべき点であり、私には到底まね
のできることではありません、感服しております。 その敬服すべき福岡市長
の言動に対し、吉田前市長は多く
の場面で退任
の弁として未来へ
の扉は開いておいた、あとはお任せしますというような趣旨
の発言をしている、これを見聞きしたときは私はぞっとしました。もう背筋が凍る思いでありました。この期に及んでまだ自分
の手柄にしたい
のか、香芝市発展
の勢いを減速させ、周り
の市や町よりも選ばれ負ける町にしてしまっておいて、今後、新市長や職員さんが必死で頑張って立て直していけば、それは自分が下準備しておいたからだ、だから今後
の香芝市
の発展は自分
の手柄だとでも言いたげなこの発言は許されざるものであり、とんでもない勘違いであると断じておかなければならないと私は思う
のですが、先ほど申し上げたとおり福岡市長は前市政に対し批判的な発言は一切していない。 もし、前市政に対しまったく何も問題なしと考える
のであれば、そのまま前市長に任せておいて市長
選挙を闘う必要はなかったわけでありまして、香芝市
の現状があまりよい状態ではないと考えているものと私は思う
のでありますけれども、福岡市長は実
のところどう捉えている
のでしょうか。これから
の市政
の方向性を語るにしても、現状を総括したうえでないと打ち出していけない
のではないかと考える
のであります。 そこで、まず財政
の状況についてどう感じているかから聞かせていただきます。
選挙の折、吉田前市長は市
の貯金とも言える基金を六十数億円ためた、それをコロナ対策に使用すると、まるで自由に使えるお金が60億円以上あるか
のように吹聴していましたが、確かに基金と名
のつくものを総合計すれば60億円を超える額にはなるけれども、内訳を見れば退職金に充てる積み立て
の13億円や介護給付用
の準備基金、借金返済
のため
の減債基金であったりと使い道が非常に限定されたものなどを含んだ額であり、私はこれは誇大広告であったというふうに思っています。 また、単年度経常収支比率も100を超える数字を出している自治体が多いなか、県内で唯一90%を切る数字を出していることを財政に弾力性があると自慢していましたが、100%を切ることは見方、考えようでは、もっとできるのに、もっと市民サービス、行政サービスにお金を使えるのに、市民サービスを質量ともに落として貯金に走った、その結果
の基金
の増額であったとも言える
のではないでしょうか。経常収支は低ければよいというものではないと
の指摘を外部有識者から聞いたこともあります。 ということで、まず今
の本市
の財政状況を福岡市長はどう捉えている
のかを聞きまして、壇上で
の質問を以上とします。
○副議長(芦高清友) 1回目
の質問につきまして、答弁をお願いいたします。 はい、福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) まずは、いろいろな厳しいご指摘、そして評価をありがとうございます。 財政に関してですけれども、前吉田市長が進めてこられた財政
の再建ということに関しまして、私自身はある一定
の評価をしているということを筒井議員には申し上げたいというふうに思います。ただし、今筒井議員がおっしゃったように経常収支比率、それが低いことを自慢しているようではだめだという点に関しては私も筒井議員と1点同じだと思います。 ただ、100%を超えているという
のは非常に厳しい
のかなというふうには思います。今、類似団体等で言いますと、県平均では98.4と、香芝市は89.8と非常にいい状態でございます。全国平均では93.0ということで、私
のイメージとしてはその全国平均程度が一番使いやすい
のかなというふうな観点は持っております。 そして、筒井議員ご指摘
の基金残高です、おっしゃるように私自身もこの金額は多過ぎるなというふうに思っております、すべてを合わせてという
のはおかしいなというふうに思っています。基金
の残高といたしまして、平成30年度末において14億7,804万円というふうなことが私
の考える財政調整基金等減債基金
の合計というふうに、これが基金
の考え方ではないかなというふうに思います。 じゃあ、その基金自体ですけれども、人口1人当たりで割り算したら一体いくらぐらいな
のかというふうなことを考えてみると、県内においては33位と、37市町村あるなか
の33位ということで、1人当たり
の財政
の基金としてはあまりいい状態ではないなというふうに私自身は考えております。 じゃあ、どれぐらい
の規模が一応適正な
のかということなんですけれども、標準財政規模
の10%程度、おおよそ15億円ぐらいある、その状態が一番適正ではないかというふうに考えております。この基金という
のは災害とか急務な経済情勢
の悪化などそういったところに使っていかなければならないと思いますのである程度は必要だと思いますけれども、60という数字という
のは筒井議員がおっしゃるようにちょっと大きく評価し過ぎかなというふうに思います。 じゃあ、市長選においてそこまで吉田市長を評価する
のであれば出なくてもよかったんじゃないかというふうなこともあるかもしれません。ただ、やっぱり考え方という
のが違いまして、今筒井議員がおっしゃったことは、ミネルウァ
のフクロウは夕暮れ時に旅立つというふうな感じで再検討していかなければならないかなというふうなことは考えております。ありがとうございます。
○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) ありがとうございます。 答弁いただいた内容についてはよくわかりました、理解はできたんですが、ただできれば香芝市
の財政状況、現在厳しい状況だと捉えている
のかそうではない
のかというとこら辺を市長
の口から直接聞いておきたかったところではあるんですが、なかなかその辺をはっきり言う
のは難しい
のかなというふうに思いますので、ただ今
の答弁
のなかに含まれているものを読み取ったら厳しい財政状況
のなかでも使うべきところには使うという趣旨
のことが込められていたというふうに私は受け取れたというふうに理解しておきます。 では、香芝市
の人口についてはどう考えている
のでしょうか。つい数年前まで市が持っていた予想データという
のは2055年ごろまで、8万5,000人ぐらいまでがピークであろうと
の予測データを持っていたわけでありますが、2018年を境に8万人を一度も超えることなく一旦減り始め、現在は7万9,200人台でほぼ横ばい状態が続いているような状況でありますが、その本市
の人口
の伸びがとまった
のに対し、香芝市
の周り、接している王寺町、広陵町、葛城市
の人口が微増しているというふうに、まさに選ばれ負ける町になってしまったということでありますが、その内容、人口構成
のことです、福岡市長は
選挙前、
選挙中を通じてゼロ歳から4歳まで
の年齢別
の人口、これは子供
の数
のことです、そして30歳から44歳まで
の世代
の人口、これは住宅購買意欲が高い層だというふうに言えると思うんですが、このあたり、この辺が物すごい勢いで減り続けているということを指摘していました。 総人口よりもこれが問題なんだと、このことが問題なんだ、私もまったく同感であります。子供と子育て世代が大きく減少していくなかで、住みやすさ、学びやすさ、育てやすさで奈良いちになると掲げて当選された福岡市長はこの状況をどう判断され、どう挽回していく心づもりな
のか、さらにはそのため
の香芝市
の魅力づくり、それをどう考え、どのように発信していく
のか、もう総論、概論で結構です、市長
の考え、気持ちを聞かせてください。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) まず、先ほど
の財政について言葉足らずであったかなと思いますので、財政については筒井議員と同じく厳しい状況であるというふうなことは自分自身では考えております。そのうえで、先ほどミネルウァ
の話をさせていただいたんですけれども、あれはローマ神話でミネルウァという知
の神がフクロウを連れているんですけれども、それが夕暮れ時、たそがれ時、要するに日が沈むというふうなときに飛び立つということなんです。そして、そのうえから俯瞰した状態でもう一度財政全体を見直すというふうな意味があって使わさせていただきました。 人口についてですけれども、人口はおっしゃるように若い、本当に子育て世代と若い世代という
のの人口増加は昔から比べてとまっているというふうに私自身は考えております。もう少し大きい範囲で15歳までというふうなことを判断すると、香芝市という
のはほか
の市に比べては非常に若い町だというふうには思っております。 住みやすさについて、昨年度実施した意識調査においては、香芝市にずっと住みたいというふうに住み続けたいと思っていらっしゃる方
の割合は59.0%、5年前
の調査は54.9%というふうに比べると少しポイントは上がっている
のかなというふうに思っております。 あと、香芝
のイメージアップをしていかなければならないと、シティプロモーションをしていかなければならないというふうに私自身は考えています。新聞とかテレビでもできるだけ発信はしているつもりなんですが、個人
のSNSでも私自身は奈良いちということを掲げさせていただいております。その結果、個人
のSNS上ではございますが香芝に住んでみたいというふうなお返事をいただいたり、香芝市がいいなというふうなお答えをいただいたりもしております。 日曜日にまた奈良新聞
のほうで取材を受けて発表させていただきました。その結果、広報室
のほうにそのお手紙、ファクスをいただいたりしてとてもいい話だったというふうな形でお返事をいただいたりもしています。少しずつですが魅力アップに貢献しているかなというふうには考えております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 今いただいた答弁
の前半、住み続けたいという人
のパーセンテージが増えたから住みやすい町だと判断する
のはいささか安易だと思いますけれども、とにかくそういう
のであればぜひとも選ばれ勝つ町に、香芝に住みたいという人が来る、そのような町に香芝市をしてほしいものであるというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。 済みません、私が言う
のも変ですが、市長、できるだけコンパクトによろしくお願いします、これから市長にいっぱいしゃべっていただきますのでよろしくお願いいたします。 では、市長
の考えを実現していくため
の具体策といたしまして、市長は所信表明
のなかで多く
の提案をなされているわけでありますけれども、私なりに分解、整理いたしますと、冒頭あいさつとコロナ関連を除きまして33
の項目が並べられていたというふうに私は分析しています。このなかには、例えば最後
の33番目なんかは市民
の声や思いを感じるため
の現場主義を貫くなどというような心構え
のようなものも入っていますし、また途中では例えば18歳まで
の医療費
の無料化
の提案、こんなんはもう聞かなくても内容もはっきりわかっていてすぐやってほしいというようなものでありますので、私が気になったもの、もう少し詳しく聞きたいと思ったものについて質問をしていきたいと思います。 まず初めに、JR香芝駅
のバリアフリー化
の件でありますが、言わずもがな市長ももう推進すべきものとしているわけでありますが、まずは担当
の所管に現時点
の進捗状況を聞いておきたいと思います。現状はいかがでしょう、どうなっているでしょうか。
○副議長(芦高清友) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久) 香芝駅
のバリアフリー化につきましては、令和2年度、今年度より鉄道駅バリアフリー化事業を実施していく予定でございましたが、残念ながら4月
の当初予算では補助事業として国
の採択がいただけなかったという状況でございます。 しかし、その後、5月20日にJR西日本より国から
の補正予算対応について
の意向を聞かれているが香芝市はどうかというふうな連絡もございまして、当然本市といたしましてもこれまでと同様に事業を進めたい思いであるということを伝えております。今、現状としてはそのような状況でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 国
の当初予算ではつかなかった、採択されなかった、補正予算に期待しているということでよろしいですね。 その補正予算がつくかつかないかという
のはいつわかるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久) JRからはまだ年末まで
の間で判明するであろうというふうには聞いております。ただ、新型コロナ対策を含む国
の補正予算全体
の考え方にも影響されますので、香芝駅
のバリアフリー事業について補正予算が確保できるかどうかというところについてはまだ不透明な部分が多い
のではないかというふうに考えてございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) そうですね、今週に入ってもまた大きな災害が発生しておりまして、これまで
の大きな地震、水害、それからことし
のこのコロナというような脅威がありまして、それらそれぞれ
の対策に莫大な費用を要しているような状況
のなか、その補助事業として採択される
のかどうか、されればよし、もしされなければこれをどうしていく
のかという話でありますが、これはいいか悪いかではなくて例えばということで提示するだけですが、例えば選択肢
の一つとして市費、市
の単費でそれでもやっていくというようなそこまで
の考え方、どうしていこうというそのことを市長は考えておられるかと市長に聞きたいと思います。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 市
の方針としては、基本的にはJR香芝駅
のバリアフリー化を進めていくという思いは変わりません。ただ、先ほどお話しさせていただいたように財政がそんなにいいわけではないということは筒井議員もご理解いただけると思いますし、基金がたくさんあるというわけではないということもご理解いただいていると思います。 その別
の方法ということに対しては、議員
の皆様と一緒に新たな方法というものを提案させていただいて考えさせていただくというふうな思いはあります。 あと、先ほど
の住み続けたいという話ですけれども、香芝市においてそこにいる人たちが住みたいというふうな町、これが一番アピールになっていくと思うんです。それ自体を下げてしまうとほかから人口を呼ぶことはできないというふうに思います。JR香芝駅に関しても非常に便利だというふうな形で進めていかない限り、人口は増えていかないというふうに思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 済みません、戻られると時間的につらいですが、住み続けたいは家を買ってしまったからもうそこから動けないもあるので、年齢が行ってしまってということもあるので、だからいささか安易やというふうに言ったわけでありまして、当然住み続けたい人
の数が多くなかったらそれは魅力がない町なんだろうと、それは言ってはることはわかります、それはそうです。せやけど、それでは安易ですよということを言いたいので、もう済ませておりますので、申しわけございません、丁寧に答えてくださったことについては感謝いたしますが、前へ進めていきたいと思います、済みません。 JR
の話に戻ります。 JR
の話ですが、今市長
のほうから答弁いただいたことは当然市長としても何としてでも進めていくというそういう思いを、決意を持っておられるということを、私としてもそのように市長が思ってくれているというふうに思いますので、早期
の実現をよろしくお願いいたします。 次に行きます。 次に、地域公共交通ネットワークを形成していくと所信表明
のなかで述べられております。今まさに地域公共交通活性化協議会が組織されておりまして議論されている最中だと思うんですが、その協議会及びその公共交通網形成計画
の現状という
のはどうなっているでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 今お尋ね
の公共交通網形成計画
のほうでございますが、令和元年度に計画策定に着手いたしまして、昨年でいいますと既存データで不足しておりました利用者
の声を聴取するためにアンケートであったり地域
の住民懇談会を実施して現状
の把握も行ったところでございます。 現在は、活性化協議会におきまして地域公共交通網計画に関する基本的な方向性であったり基本方針等を決定するため
の協議を進めているところでございます。 今後
の大まかなスケジュールにはなりますけれども、今年度末に公共交通網形成計画をつくり、その後、運行計画を策定したり、それからその翌年、令和4年度中
の実証運行を目指してまいりたいなと考えておるところでございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 今、私が聞いたから会議
の進捗状況を答弁いただいたわけですが、結局それを踏まえて、要は地域公共交通ネットワークという
のがどのようなものになるというイメージで今、でき上がるものがどんなものができるというイメージなんでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 現時点におきまして、鉄道、路線バス、タクシーという公共交通につきましては、主に市民
の方
の通勤であったり通学、買い物など市民生活を支える中心的な役割を果たしていただいており、本市が運行してございますデマンド交通、コミュニティバスにつきましては買い物、通院、それから地域交流など市民
の日常生活を支える移動手段として
の役割を果たしておりますので、それぞれ
の特性を生かし、また補完をしながら市民
の移動を支える交通ネットワークを確立してまいりたいなと考えておるところでございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 今
の管理監から
の答弁を聞いて、それを踏まえて市長に聞いておきたいんですけれども、公共交通活性化協議会があって、新しいネットワークを形成していこうと今しているわけなんですが、そのでき上がった姿という
のを今聞いた限りでは現状
の、もちろん改善される部分はあったとしても、結局今とあまり大きく変わらない姿でしかない
のかなというふうには感じて聞き取ってしまうわけでありますが、市長が考える新たな地域公共交通
のあり方、その新たな形です、そんなんはどういうイメージを持ってはりますか。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏)
選挙中からもお話しはさせていただいていたんですけれども、私
のなかでは基本的に市民が決めるというふうなアイデアを持っています。自分自身
のアイデアもあるんですけれども、まずは市民
の皆様方にご意見を聞くというふうなお話をさせてもらっておりました。 一応、去年
の話だと公共交通に特化したタウンミーティングという
のが10月27日に2回、11月10日に2回が開かれているようではございますが、私自身としてはもっとよりよい方法がない
のかなという
のは思っております。そのうえで、一つ
のアイデアとして筒井議員も入っていらっしゃるこの地域公共交通活性化協議会において、例えばきょうもたくさん
の市民
の方が傍聴に来られていますと、同じように会議においても傍聴に来られている方がおられると思います、そういったところに例えば
委員外
委員のような形でご意見を賜るような場を設けてはどうかなというふうな
のは私
のなかでは思っております。 そのうえで協議会
の人たちが、ああ、なるほど、市民
の今こういうニーズがある
のかというふうな生
の声を聞いてまた新たな方法が考えれる
のかなというふうには私自身は思っております。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 市民
の声を聞くということは市長はもう一貫して言っていますので、できる限り市民が求めるものに近い形で新たな地域公共交通が形づくられることを望んでおきます。 続きまして、障害者が暮らしやすい環境や体制づくりということについても触れられていて、本年4月から施行されました香芝市手話言語及び障がい
の特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例、これを生かしていくという旨
のことが述べられております。 この条例、大変いいものができたと思っておるわけでありますが、この条例
の施行後、これまでに既に実施された施策、事業等があれば教えてください。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 現在まで
の取り組みといたしましては、まず市民
の方に向けて4月発行
の広報「かしば」におきまして条例が制定されたことを周知させていただきました。 また、市役所職員に対しましても、各課に対し条例制定について、特に窓口対応時における合理的配慮について周知をさせていただいたところでございます。 また、現在社会福祉課に配置しております専任手話通訳者
の業務時間を4月より1時間延長し対応させていただいておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) これはもうさらにどんどんどんどん今後も進めていただきたい、今考えている今後
のさらにできること、やっていくことという
のもありましたらどんどん追加で報告してほしいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 現在進めている事業でございますが、市役所本庁で
の聾者と
の窓口対応につきまして、手話が言語であるという考えに基づきまして、手話で会話が行えるように本庁と専任手話通訳者を配置しております総合福祉センターにタブレットを設置し、テレビ電話による応対業務ができるよう、現在整備を進めているところでございます。 また、事業所や各公共施設等も含め、広く市民
の方に対しまして条例制定について
の理解と普及を目的としたパンフレット
の作成も進めていきたいと考えてございます。 今後もこのように事業を展開してまいりたいと考えてございますが、いずれにいたしましても障害
のあるなしにかかわらず暮らしやすいまちづくりを着実に進めていかなければならないと考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) テレビ電話でありますとか大変楽しみです。それから、今答弁
のなかにありました事業所、市民
の方々全員に対してもそうなんですが、事業所等に対する普及についてパンフレット等という部分もありました、それについてはぜひともしっかり頑張っていただきたいなというふうに思います。 この条例ができたことで、聾
の方に対する施策という
のは随分と進んでいくものというふうに感じます。今後はほか
の障害をお持ち
の方々に対してどんどん施策を広げていっていただきたいなと。市長はこれまでにも多く
の障害者
の方々と直接かかわってこられたということを僕は聞き及んでおりますし、市長としては香芝を障害者が暮らしやすい町にしていくんだというその思いは持っておられると思うんですが、どんな町が市長が考えるところ
の障害者が暮らしやすい町というふうに考えていますか、その辺を語ってほしいと思います。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) まず、条例
の話からさせていただいた場合、条例
の4条
の第3項には、この施策
の推進について障害者その他関係者
の意見を聞く機会を設けるものとするというふうな文言があります。条例制定
のときにもお話しさせていただきましたけれども、障害
の方々
の意見をできるだけ多く聞いて、そして変えていかなければならないというふうに私自身は思っております。 何度もお話しさせていただいておりますが、当事者
の意見を聞くということです。先日、7月6日
の障害
の方
の懇親会、筒井議員もおられたと思います、その場でたくさん
のご意見をいただきました。その人たち
のことを考えて、そして切り離す
のではなく、私自身がある日突然何らかの障害を負う可能性があるというふうなことは常に思っております、大きな交通事故があるかもしれません、何か
の災害によってとか、あとは例えば病気によって障害を持つかもしれません、だから障害者
の施策ということではなくて、あす
の自分たち
のため
の施策だというふうな思いを持って取り組んでいるところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) これも一貫しておっしゃっている当事者
の声を聞く、それから今最後にありましたあす
の自分
のためというそのあたり、我が事として考えていただけるというようなところは非常に頼もしいと思います、よろしくお願いいたします。 続きます。男女共同参画についてですが、県内で最も早く男女共同参画宣言をした本市でありますが、実際
のところこれまでどんな取り組みがなされてきて、現在はどんな状況にあると言えるでしょうか。
◎市長(福岡憲宏) はい、津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 香芝市では、これまで教育
委員会と協力いたしまして、中学生に男女共同参画
の啓発
の物品
の配布や、あと学校が開催いたします講演会へ講師を派遣させていただいたり、次世代に向けた意識
の向上に努めてまいりました。 また、年に2回は専門的な講師を呼びまして講演会を開催いたしましたり、固定的な性別
の役割分担意識を見直すために男性
の家庭参加を促進するため
のセミナーを行ったり、男女共同参画
の推進に向けて
の取り組みを進めてまいりました。 市内で
の推進状況で申しますとまだまだと感じておりますので、今後も積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 努力されていること自体はあれなんですが、今
の答弁でよくわかるんですけれども、どうしても意識
の向上とか推進という言葉で何がどれだけ達成できた
のかとか、今現在はどこにおる
のかというようなところを示す
のが大変難しい
のかなというふうに考えるわけです。 ですから、私としては例えば具体的な結果が目に見える形
のそのような取り組みという
のは考えられないものかなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。
○副議長(芦高清友) はい、津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員おっしゃいますように、なかなか目標という
のを立ててそこに向かってという
のは難しいところではございますけれども、やはり男女
の固定的な役割分担意識は男女共同参画社会
の形成を阻害する大きな要因となっておりますので、これまで中学生
の啓発活動は進めてまいりましたが、もう少し低年齢化、人間形成
の基礎となる幼児教育や学校における意識づくりなども大きな影響を及ぼすと考えておりますので、できれば子供
のころから男女共同参画
の理解を推進させていただき、将来を見据えた自己形成ができるような取り組みも進めてまいりたいと考えております。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) わかります、答弁としてはもうそれで結構です。ただ、確かに結果がなかなか見えるような形という
のは難しいとは思うんですが、できるだけ結果が検証できる取り組みという
のを考えてやっていただけたらいいかなというふうに思います。 これについても市長に聞きたいわけでありますが、その市長が考える男女共同参画が実現している社会という
のはどんな姿でしょうか。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) SDGs
の5つ目
のやつだったかなというふうに思います。日本
のジェンダーギャップ指数がご存じ
のように144か国中
の114位だったかなと、非常に低い状態なんです。だから、目指すところというか思うところではノーベル平和賞
のマララさん
の活動
のようなこと、私自身はあそこまではさすがにできませんけれども、その人その人が誰もが希望できるような職種についてしっかりと勉強でき、多様な人々が互いに人権を尊重し合えるようなそのようなことができればすてきな町ができる
のかなというふうには考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 済みません、抽象的な質問で失礼いたしました。でも、そういうイメージを持っているからこそそれに向かえるというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、香芝市
の経済産業
の振興についても触れてあります。香芝市がにぎやかになって商工業ともに発展していく、そのためには香芝市
の発信力、香芝から
の情報発信という
のが大切になってくると思うんですが、市
のアピールという
のはどのようにできているというふうに捉えておられますでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 商工振興という形でいいますと、これまで商工業
の振興や観光
の魅力発信を軸に事業を展開してまいりました。それらを含めて香芝
の魅力を発信するために、昨年度から快適な暮らしができる、くらしば、仕事がしやすい場所、しごとば、訪れてもらえる場所、めぐりば、これを総称いたしまして「みつば
のかしば」をキャッチフレーズとしてシティプロモーションを展開してまいっております。 昨年度は、市外で
のパンフレット配布や香芝ブランド、KASHIBA+や地場産業を活用させてもらいまして物産展を開催いたしましたところ大変好評でありましたので、今後も進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) これもいろいろと努力されているという
のは今
の答弁からは聞こえてくるんですが、ただ私たちが実際になかなか成果というかそれが上がってこないというか実感できていない、見えていないというふうに感じます。 私はもっと楽しいことで盛り上がる香芝とかというそういうなんていう
のが何かないかなとかというふうに考えているわけですが、その辺は市長、いろいろなアイデアを持っておられるというようなそんなことはないですか。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 商業振興に対しては先ほど局長
の話したようなことになるかなと思うんですが、次に観光ということに関しては観光資源をまだまだ活かしていかなければならないかなというふうには思っております。例えば、相撲発祥
の地であったり楠木正成ゆかり
の地であったりどんづる峯もそうですし尼寺廃寺跡もそうでしょう、あとは今、日本遺産
の登録もあるので何かこれに対していろんなことができないかなというふうには思っています。文化芸術
の面で私
の知人等も一緒に集まっておもしろいことができるんじゃないかなと、何かコラボできない
のかなということは考えております。 逆にこれこそいろいろ筒井議員にもおもしろいアイデアがあったらお聞きしたいなとは思うんですけれども、よろしくお願いします。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 本当にいろんなアイデアを出し合って、楽しいところ、香芝は楽しいよ、香芝へ行ったらおもしろいよというそういうなんで香芝は有名になれたらいいなというふうに考えております。 どんどん続きます。国際交流活動についても触れています。香芝は国際交流が盛んなところな
のかと問われれば、現状、今どんな感じだというふうに捉えていますか。
○副議長(芦高清友) 津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 国際交流といいますと非常に大きな課題となっておりますけれども、市といたしましてはこれまで
の取り組みは市民向け
の国際理解セミナーや諸外国
の料理を教えていただく国際料理教室、こういったものを展開してまいりました。 まだまだ展開は足らないと考えております、今後は外国人
の住民
のさらなる増加が予想されますことから、市内
の外国人市民
の実情やニーズに合わせた行政サービス
の提供を行ってまいりたいと考えております。例えば、コミュニケーション支援として日本語教室や日本社会に関する学習支援などそういったことも検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) そうですね、日本語、外国語支援が国際交流かと言われたらそれもそうかなとは思いますけれども、交流と言うからには行き来があってこそと思うんです。 私、実はずっと前から私が持っている個人
の思いつき
のアイデアではあるんですけれども、例えば市内
の中学2年生
のなかで英語力
の試験をやって、TOEICとかTOEFLとかそんなんをやって高得点者
の上位1人あるいは2人ぐらいまでを市
のお金で1年間、オーストラリアに留学させてあげるというようなそんな制度をつくったらおもしろいなとか思っていたんです。そうすれば、生徒たち
の英語学習
のモチベーションがずっと上がるとか、そのことによって市内
の生徒
の英語レベルが上がるとか、その制度があるということを知ったら香芝市内
の中学校に通いたいといってわざわざ香芝に引っ越ししてくるような子供も出てくるんではないかなとか、あるいはそんな制度があるというだけで香芝市がニュースになって有名になるとかそういうメリットがいっぱい出てくるかなというふうなことで、もちろん肝心
の交流も進んだりというようなことも考えたりしていたわけでありますが、市長、このアイデアどうですか。直接これがいいか悪いか、できるかできないかとかではなくて、こんなことをおもしろいって感じてもらえたらいいかなというふうに思うんですが、どうでしょう。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 筒井議員
のアイデアは非常におもしろいと思います。ただ、市
の教育というふうな感じにおいてインセンティブを求めるような教育という
のは少し教育
の概念からは外れている
のかなというふうに思います。 例えばですが、私
の持つアイデアとしては民間
の団体がそういうふうなことをするという
のであればそこに対して補助金を出したりするというなら協力ができるかなとは思うんですが、市自体としてそれをやるという
のは難しいかなというふうに思っています。 所信表明
のなかで国際交流というふうにお伝えさせていただいたのでこういった表現でやっていると思うんですけれども、これ自体は補正予算でも出ていたこのザ・ジャパン・エクスチェンジ・アンド・ティーチングプログラム
の部分です、JETです、34万円
のやつでたしか75か国ぐらいで7万人ぐらいが参加しているというふうなことで、こちら今度来ていただく、それがあくまで交流ということで伝えさせていただきました。 筒井議員
のように青年海外協力隊で海外に何年もおられたというふうな経験を持つ子供たちが将来出てくるような交流は確かにしていきたいというふうには考えております。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) グローバルな視点という
のを持った市政運営という
のを福岡市長には期待したいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 教育分野に入っていきますが、教育
のことを考えるときに当たり前に子供ファーストなわけであります。子供
のことを考える
のがもう一番なわけでありますが、子供によい教育を与えるために先生方
の労働環境をよくするということは考えていかなあかんというふうに私は考えるわけであります。 もともと私も教育現場におった者としてそのようなこと
の考えになるわけでありますが、それでさらに言うと学校現場
の働き方改革が今どんどんどんどん進められていかなければならないと言われていながらなかなか進んでいかないという状況
のなかで、最近校務支援システムという言葉をよく耳にします。 聞くところによると主にハード面
の支援であり、それを活用したソフト面で
の教師
の校務や授業以外
の部分、子供と
のかかわり以外
の部分で
の仕事を軽減するものとして聞いてはおるわけでありますが、その校務支援システムという
のをちょっとだけ説明してもらえますか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 校務支援システムでございますけれども、これは奈良圏域で導入するシステムでございまして、児童・生徒
の出欠、成績、保健、進路など
の情報
管理や教職員
の出退勤状況、服務また各種月次
の報告など
の管理、そしてグループウエア機能としてメッセージ
の送受信、掲示板、スケジュール
管理などを行えるブラウザーを利用する総合型
のシステムでございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) これでいろいろな効果が得られる
のかなというふうに考えておるわけでありますけれども、これ私が以前からずっと何度か一般質問もさせていただきました、
委員会でも話をさせていただいています、教師
の働き方改革
のなかですごく有効なものと考えている
のが給食費
の徴収事務
の完全公会計化というところなんですが、そこへ組み込むというか利用できるというふうなところ、学校で
の働き方改革
の一番
の効果あるところという観点で組み込んでいくことはできませんか。市長
の意思として、給食費徴収事務を完全公会計化するのにこの校務支援システムを利用するというような話をしていただけたらありがたいんですけれども。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) そのお話はたしか総務企画
委員会
のなかでも筒井議員から質問があってお話しされていたと思います。その徴収システムについて今先行している都市がありますので、そこ
の部分を検証させていただいた結果、有効なシステムであれば導入を考えていきたいというふうには思っております。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) これについてはまだ今うまくいくかどうかわからへんというところで話があったわけでありますが、何とかぜひとも給食費徴収事務
の完全公会計化
の実現をよろしくお願いいたします。 それでは次、幼・保再編計画
の基本方針について、これは前市長
の時代に公立
の幼・保再編計画
の基本方針が示されたわけでありますが、その概要、簡単で結構です、確認しておきたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) この基本方針は、核家族化
の進行や共働き世帯
の増加による教育・保育ニーズ
の多様化や市内
の人口分布
の変化へ
の対応や施設
の老朽化へ
の対応、また子供たち
のセーフティーネットとして機能するとともに、持続可能でさらに充実した運営ができるように時代に沿って形態や数を変えながら再編するため
の根拠となるものでございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) これにつきましても、実は以前私が質問したなかで受け入れ人数
の削減を示唆するようなそのような答弁があって、私はそれにひっかかって、その再編は定数削減ありきではないと
の確認をそのときにさせていただいたと思うんですが、それについてはその確認でよろしいでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 基本的には、公立、私立を問わず1小学校区に1つ
のこども園という考え
のもと、余裕教室
のある公立幼稚園と定員を超えて申し込み
のある保育所を1つ
の施設と捉えたこども園や幼稚園から
のこども園化など施設を効率的に使うこと、また民間
の活力も導入しながら保育事業に対する十分な受け皿
の確保を行うものでございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 今
の答弁でもそういうことでは答えてはもらっているんですけれども、ここはほんまにはっきりとしっかりと市長には答えていただきたいんですが、この再編基本方針という
のは福岡市長就任前にもう既に作成されたものなので市長
の思いはあると思うんですが、今後
の就学前教育・保育
の体制について市長
の考え方を聞かせてください。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) この面に関しては、私
の思いというよりやはり人口
の変化が一番大きい
のかなというふうには考えております。その人口
の変化によって園児数が減少しているようなところ、例えば今後運動会を開く
のにも非常にしんどいような園が出てくると、そういった園という
のであったりとか、あとは老朽化が非常に激しいような園もあるというふうには聞いています。そういったところはそのまま効率的なことを考えていかなければならないかなというふうに考えています。 人口
の大きな変化がない限り、引き続きこの方針はある程度踏襲していくべきではないかというふうに私自身は考えております。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) もちろん人口動態に合わせた、つまり先ほどから次長
の答弁
のなかにもありましたニーズに合わせたというところが一番重要になってくるんだとは思いますけれども、その質、量、内容です、それらを含めまして就学前教育・保育につきましても奈良いち
の香芝になるというとこら辺はぜひとも福岡市長には期待したいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 済みません、通学路
のことに関しては、予定していたんですが飛ばします。 さらに、モナミホールについても聞かせていただく予定だったんですが、さき
の鈴木議員
のこととまったく重複いたしますので重複についてはしないようにしますが、1点だけ、市長
の答弁
のなかで議員がいっぱいたくさん市民と触れ合って意見を吸い上げてきて、そういう意見を検討会で言ってくれというふうに答弁であったと思うんですが、私がイメージしていた検討会とは違う、検討会はもうそのまま直接市民参加型
の検討会な
のではないかなというふうに考えていたので、そこだけ。モナミホール
の検討会について
のことです、そのことについて私は直接市民参加型
の検討会をする
のかなと思っていたので、市長
の先ほど
の答弁が少し私が思っていた
のと違ったということですので、改めてそこについてどうお考えな
のかだけ言ってください。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 私
の考えている検討会も実はいろんなパターンがあるんです。例えば、市が主催した検討会に対して議員
の皆様方と一緒に、市民
の方も一緒に話していただくような検討会であったり、それぞれ
の議員さんがある程度
のところで、例えばですけれどもいろんなところでタウンミーティングを開いていただくと、そこに対して私たちが一緒に参加させていただくバージョンであったり、先ほど鈴木議員にも話していたみたいにいろんなところから吸い上げてきたものを考えたりと。 最終的に当然決定する
のは議員
の皆様に判断を委ねるわけなので、その検討会、もちろん議案としてこちらから出してきたときには最終的に議員
の皆様方に判断していただくということには変わりはありませんので、そこ
の前段階としていろんなパターンがあるというふうに私自身は思っております。 だから、市民ができるだけ参加するような検討会という
のを、例えば市主催であったり議員さんが主催であったり、それはまた議長とかと相談させていただいて
の話ですけれども、いろんなバージョンがあるというふうに私自身は考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) わかりました。まだ検討会
の形もいろいろ考えるということでよろしくお願いいたします。これも市民
の皆様
の声
の求めるものに近いものという
のがいいかなというふうに思います、よろしくお願いします。 次に、
スポーツ公園についても聞くつもりだったんですが、これについてももうほぼ進捗状況等については重複しますのでそれについてはもうおいときます。 1点だけ、これも直接市長に聞いておきたいんですが、次長
の答弁
のなかに事業内容や事業手法
の見直しも検討していかなければならないという
のは一応含まれていました。ただ、最終的に市長
の判断として、長い年月がたってなかなか思うように進んでいっていないと、この
スポーツ公園、これ抜本的、根本的に計画から見直していくというようなそういう可能性、そんなものも最終的にどうしていきたい
のかという市長
の思いです、これを聞かせていただきたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 先ほど
の答弁
のなかにもあったみたいに、一番僕
のなかでひっかかっている
のはこのPFI
の方式なんです、これによって非常におくれている
のではないかなというふうに考えています。それを議員
の皆様と一緒に考えていくことによって、例えばこの手法を変えることによって部分的には開放していけるんではない
のかなと。そうすると、鈴木議員がさっきおっしゃっていたみたいに防災
の拠点としても使っていくこともできるし一部供用していくこともできるということを、また皆さんと一緒に協議していきたいというふうに考えております。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) よくわかりました。ありがとうございます。 ここまで本当に駆け足で広く浅くという形で市長
の考えを聞かせていただいたわけでありますが、とにかく今就任したばかり
の大変な時期だと思いますが、その福岡市長
の考える方針に沿って前向きにどんどんしっかりと進んでいっていただきたい、私も今後はもう後ろ向き
の発言はしないように慎むようにいたします。 個別
のテーマにつきましてはもっと深く突っ込んで追求していかなければならないものはいっぱいあると思いますので、これは今後また改めて一般質問させていただきます。 済みません、時間が少ないんですが、1つ目を終わりまして大項目2つ目に行きます。 コロナ
の話は重複することは当然予測されていたわけでありますが、実際そうなり、またその内容についても似たものになることも十分可能性が高いということはわかっておったんですが、あえて入れました
のは違う視点で私も指摘しておきたい、それは何かというと市役所内
の人的な体制面
の話であります。 きっかけは、私も議員同士
の横
のつながりで他市
の議員からその議員
の職員さんで特別定額給付金
の支給事務を担当している職員が5月1か月
の残業代が、正確には時間外勤務が180時間に近い、そんなんがおるんだけど香芝はどうやって聞かれて調べに行ったという話で人事
のほうと話をしていると、その日
の夕方にテレビで報道されて、橿原市
の職員、5月
の残業最大178時間、もうテレビでニュースでばんと出たと。あらら、これは大変やと、橿原だけでなく、じゃあ香芝もという話で、それから他市についても状況を調べてほしいという話をしていたら、またすぐそれが7月1日でしたか、高田で200時間超えで、12市
のなかで生駒市以外
の10市、もちろんつまり香芝を含んで10市、過労死ライン
の80時間超えというそういう残業時間、時間外勤務
の報道がばんと出されたわけです。これはしっかりと追及しておかなあかんという話でこの質問になっております。 まず、時間がないなかで大事なので、特別定額給付金
の支給事務にかかわる市役所内
の体制という
のがどんなんであったかという
のをまず聞いておかなあきません、それをよろしくお願いします。
○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 本市
の特別定額給付金関連
の予算につきましては、令和2年4月28日
の臨時議会に可決いただき、5月1日付で
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策本部を設置いたしました。こちらにつきましては、企画部理事を本部長、
地域振興局長、企画政策課長2名を副本部長として、その他実動部隊として各部局より推薦された主幹級以下
の職員11名、総勢14名でスタートいたしました。また、あわせまして会計年度職員等も含めまして基本26名体制で業務を行ってまいってございます。 本市におきましては、市内3万1,665世帯
の方々へ給付金をいち早くお届けすることを目的に、5月
のゴールデンウイーク中も含め、5月8日までに申請書等
の封入作業を行い、8日じゅうには発送してございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 私が知る限り、私も調べたデータ
のなかでいうと大体基本26名というその体制につきましてはそんなに変わらない、人口規模からすれば橿原がもう少し多かったかもしれませんけれども適正な人数であった
のかなというふうにも考えるわけでありますが、本当にこの大変な作業を市民
の方々にいち早く給付金を届けるために時間外も頑張っていただいて、そのおかげで本市におきましては非常に順調かつ迅速に10万円が届けられたということは聞きました。これはもう先ほど
の上田井議員
のところでもありました、県内でも、いやもう全国でも相当早いレベルで届けられたというふうに、そのことにつきましては本当に頭
の下がる思いであり、それは職員さんに対する感謝ではあるわけではありますが、ただしかしそのなかで過重な労働が1人あるいは少数
の人間にしわ寄せが来るというような、のしかかってくるというようなそういったことがあった
のではないかというその心配はあります。 本市におきましては具体的にはどのぐらい
の時間外勤務が発生した
のか、全体ではどれぐらいな
のか、また個人では最大
の時間数どれぐらいであった
のかという
のは報告をお願いいたします。
○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 基本26名で行っておりましたけれども、一時的に緊急動員も行ってございまして、給付金に従事した職員
の5月
の平均時間外勤務時間は平均は26時間となってございます。 また、最大時間外勤務時間につきましては83時間となってございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 個人
の最大
の83が問題かなというふうに思うわけでありますが、報道では200時間を超えている高田、150時間を超えている市もほかにありました。100時間を超えるとなったらもう1つや2つやなかった、もっとたくさんあった、そのなかで最大が83という状況であればましなほうだったというふうには考えるわけではありますけれども、でも過労死ライン
の80という
のは超えている、これは問題にしなければならない
のではないですか。
○副議長(芦高清友) はい、堀本部長。
◎企画部長(堀本武史) 厚生労働省
の労災認定につきましては、80時間につきましては2か月から6か月
の平均となってございまして、1か月単位で申しますと100時間を超える場合が長時間
の過重業務というふうに考えられているところでもございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 要は報道にはなかったんです、テレビ報道されなかったんですが、80という
のは2か月から6か月ぐらい
の平均
のなかで
の80と、1か月ということで見るなら100ということやから基準
のなかには入っておるということですね、それはわかりました、理解できました。ただ、それでも83はやっぱり多いんだというふうに思ってもらって、その職員さん
の健康面につきましては非常に気をつけていただきたいというふうに思います。 もう時間がないんですが、市でこういう感染症が起こったとき、これはもう私は今回
のことは災害級
の事件だというふうに考えているわけでありますが、災害
のときは対策マニュアルがありますよね、こういう感染症が発生した場合は行動マニュアルはない
のかと聞こうと思っていたら、先ほど
のなかで対策行動計画というものはあるという話でありましたが、そのなかには人的な、組織的な体制というものも明記されているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) そのマニュアル
のなかで各所属部
の分担業務とか等々記載してございます。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 今回、非常に初めて
のこのような事態であったという状況
のなかで体制が組まれていた
のは、今
のはスムーズに機能したというふうに
管理監としては考えておられますか。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 計画等々、マニュアルは以前から策定しておったものの、こういった経験、感染、新型コロナウイルスという感染症というものは初めて
の経験ということでございますので、必ずしもすべてスムーズにいったということではないようには受けとめさせていただいております。
○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) この経験を生かして、ぜひともいろいろな体制、人的な体制
の改善をして、第2波、第3波に控えていただきたいと思います。 職員さんも市民
の一人であります、香芝市在住でなくても市民と同じというふうに考えております。市民
のために頑張っていただく
のが職員さんでありますが、1人
の職員さんが倒れたらそれは多く
の市民を救えなくなるというわけでありますので、1人ずつ
の職員さんを大切にしていただきたいと、そして市民
のために必死で働いていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 私
の一般質問を終わります。
○副議長(芦高清友) 以上で、4番筒井寛議員
の一般質問を終わります。 お昼休憩。 午前11時31分 休憩 午後1時10分 再開
○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、8番中山武彦議員
の一般質問をお受けいたします。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 皆さん、こんにちは。 議長
のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 本日は3項目を通告しております。その前に、今大変災害
の現場では被災地
の現場はまさに今被害状況が出ていますので、安全で被災地
の方々が送られますようにお祈りしたいと思います。 そしてまた、コロナ、また災害
の大雨
のことでお亡くなりになりました方
のお悔やみを申し上げまして、またお見舞いもあわせて申し上げたいと思います。 まず、1項目めは学校現場
の支援についてです。 最初は、子供、教職員
の熱中症対策についてです。 ことし
の夏は暑くなると言われておりますが、学校は6月に再開いたしましたが、今
の時期、梅雨空
の気圧
の関係で体調を損じやすい時期でございます。子供さん
の心身
の状態は大丈夫な
のかと大変気になるところでございます。 そこでまず、今学校現場において登校しづらかったり、あるいは日常生活
のリズムが崩れていると思われているような子供さんが見受けられる
のかどうか、まず伺いたいと思います。 これで1回目
の質問を終わります。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 今年度
の6月末時点で
の全欠席児童・生徒数でございますけれども、46名でございます。昨年度
の6月末時点で
の30日以上
の不登校を理由とした欠席者数が49人でございましたので、数字上につきましては昨年度と変わらない状況ではございます。 しかしながら、まだ一月しか経過していない状況で昨年度と同等数という見方もすることができるわけでございますので、今
のところは休校明けで心や体に負荷を抱えつつも無理をしている状態であることも十分考えられますので、予断を許さない状況であるというふうに捉えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 今
の答弁で6月にしては多くなるかなということですね。今、始まって一月ですので、3か月後
の通年
の6月と比べてどうなるかわからないということですね。 子供さん
のなかでまだ日常
のリズムが戻っていない方がいらっしゃるということで、子供さんや、また教職員
の方、これから梅雨
の晴れ間や梅雨明け等暑くなると思うんですけれども、熱中症にならないような注意が必要だと、こう思います。 そこで伺いますが、熱中症対策、熱中症予防について香芝はどのように考えている
のか教えてください。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 熱中症予防
のことでございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止
のため
の対策としまして、児童・生徒、教職員にマスクを着用させていることもございまして、今年度
の熱中症対策はこれまで以上に万全を期すべきというふうに考えてございます。 まずは、暑さに負けない基礎体力をしっかりとつけるために、子供たちには適度な運動、適切な食事、十分な睡眠をとるように計画的、継続的に指導に取り組むようにということで学校
のほうにお願いしております。 また、児童・生徒自身が体調
管理を常に意識できるように言葉がけをいたしまして、適度に水分補給や休憩をとるように、自分自身でそういった態度がとれるようにということで主体的な態度
の育成に努めたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 具体的にはどのようなことを進めていく
のか教えていただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 各学校それぞれに学校
の実情に応じまして換気を行いつつエアコン
の温度
管理の徹底、そして日差しを遮るために晴れ
の日でも傘を差してマスクや帽子をつけないで登下校を行うこと、また家庭学習に不要な教科書や副教材を学校に置いておくこと、そしてスポーツドリンク
の携帯ですとか、あるいはネッククーラー
の使用
の許可などさまざまに取り組んでもらっているところでございます。 今後は、各校
の取り組みを共有いたしまして、最も暑い時期にはランドセルにかえて例えばリュックサックなどを利用できるように、また体操服やTシャツなどで
の登下校も行えるようにということで検討を行ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 学校現場では新型コロナ
の第2波
の感染予防も危惧されますのでマスク等も気になるところなんですが、一番は暑さに負けない体力づくりということで教育
委員会
の進めているところだと思いますが、よく言われている
のが生活習慣
の「早寝早起き朝ごはん」というところで、朝
の起き抜けは水分が一番抜けていると、脱水状態にあることが言われていますので、朝
の十分な水分です、また塩分、たんぱく質等
のバランス
のいい朝御飯ということで、学校等でこれを体力づくり
の大前提に推奨していただきたいと思います。この「早寝早起き朝ごはん」
の生活習慣、できたら学校でしっかり子供が水分をとってきた
のかな、どのような朝御飯を食べた
のかなというようなチェックができればいいと思うんですが、この点はどうでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 議員ご指摘
のように、朝、自宅でできる熱中症対策、最大
の熱中症対策は朝食をとることだというふうに言われているところでございます。毎日、各学級において健康観察という
のは行っているわけでございますけれども、朝御飯を食べてきたかどうか、その内容や量などについて詳細には把握できていないところでございます。 熱中症予防
の大切な観点としまして、保健だよりなど家庭向け
の通信においてしっかりと紹介して周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 細かくはできませんけれども、皆がやれば、きょうはこれを食べてきたとかというふうなことで広まれば可能かなと思うんです、何も聞かなくても、こちらから。ですから、そういうふうに風土というものをつくっていただければと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 それから、次
の質問に移ります。 GIGAスクールについて伺いたいと思います。 新型コロナ
の影響で新しい生活様式が実践されていますけれども、自粛中はインターネットを使ったテレワークとかオンライン学習も注目され始めています。学校現場ではGIGAスクール、子供に1人1台
のパソコンを持たせるなど
のICT環境を整備するというふうに聞いていますけれども、どういった成果が期待できる
のか伺いたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) GIGAスクール構想
の目指すところは、多様な子供たち一人一人に対しまして個別に最適化され、資質、能力が一層育成されるため
の環境
の実現というところを目的としているわけでございます。具体的には、授業中に一人一人
の反応を把握することもできますし、同時に別々
の内容を学習することも可能となります。 また、授業中、即時的に多様な考えに互いに触れることができる対話的な学びにも最適なツールであるというふうにも言われてございます。 そういったよさを生かして、これまで
の教育実践とICTと
のベストミックスを図り、学習活動を一層充実させて、教職員や児童・生徒
の力を最大限に引き出すことが期待できるというふうに考えてございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) ぜひとも進めていただきたいと思います。 前々回ですか、遠藤理事とも議論しましたが、Society5.0でこのICT化、人工頭脳等を使った人材がこれから重視されると、そういうことでさまざまな社会的な問題を解決するうえでこのGIGAスクール
の基盤が非常に大事だと思いますので、ぜひとも人材育成に向けて頑張っていただきたいんですが、私はむしろリモート学習では学校に来れない児童・生徒、また例えば難病であったり障害をお持ち
の方、こういった方、また不登校で学校に行きづらい、こういった子供さんについてもこのGIGAスクール、学習機会を提供するうえで非常に有効だと思うんです。 このようにGIGAスクール
の理念でもすべて
の児童・生徒ということですので、市長が言っている良質な教育です、これを提供するツールになるとこのように思いますので、香芝も5億円近くかけてやりますので、こういった来れない、来づらい方へ
のリモート学習、そういったものにツールとして使うことはできますでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) ICT教育、このGIGAスクール構想
のよさ
の一つとして特別支援学級
の児童・生徒や今おっしゃいました不登校
の児童・生徒等
の対応についてはまさに個別最適化を目指すGIGAスクール構想
のきもであるというふうに考えてございます。ですので、できるだけ積極的に取り組んでいきたいというふうに考えているわけでございます。 特に不登校
の児童・生徒については家庭とつながる必要がございますので、学校と家庭とを個別につないでいく必要があるということでございます。 さきに専決を承認していただいた1,000台
の端末とモバイルルーターを今後も活用いたしまして児童・生徒に対応することで家庭で
のそういった通信
の環境が整うことになりますので、個別に児童・生徒と担当教員がオンラインでつながって会話をしたり学習したりするようなことは可能になってくるかというふうに思っております。 リモートで一斉
の授業にそういった不登校
の子供さんたちも授業に参加するという取り組みは少し時間がかかるかと思いますけれども、ぜひ目指していきたいというふうに思っております。 いずれにしましても、各校
の状況や児童・生徒
のニーズに応じてこのリモートスタイルで
のICTを積極的に取り入れた学びについてもきめ細やかに進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 今、モバイル対応ということもございました、日常的な学習
のうえでも通信費
の負担というものも必要だと思うんです、重くなるかもしれません、これからリモートが普及しますと。要保護児童・生徒や特別支援教育
の方には幼児・児童・生徒
の保護者
の方に国
のほうから措置するような支給がなされると聞いていますけれども、香芝市として準要保護ですね、一般財源化されているということで、についても通信費
の支援をしていただく方向で検討していただきたいんですが、この点はどうでしょう。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) いわゆる就学援助
の対象者にオンライン学習に必要な通信費
の支援をすることにつきましては、地方創生
の臨時交付金
の対象となることが例として示されているところでございます。 本市につきましては、モバイルルーターを無償で貸し出すという予定をいたしておりますので、国
の方針と同様
の対応ができるというふうに考えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) それでできればいいんですが、ただできない場合とか、例えば容量を超えたりとかいろいろと考えられますので、その都度また相談に乗っていただければと、今
のところ市
の方針ではできるということですね、負担はないということでよろしくお願いいたします。 じゃあ、GIGAスクールについて、ゲーム依存対策について伺います。 ゲーム依存という
のはゲーム障害という病気にあたりまして、昨年はWHOがゲーム障害、依存症ということで新しい病気に認定しております。また、ゲーム依存者は脳
の働き
の変化を伴うということで、アルコール依存や薬物依存者
の脳
のなかで起きる変化と似通った変質をするということで大変怖い病気になっております。 また、昨年12月
のOECD
の調査では、日本ではICTを使って学習するよりはゲームやSNSを使っている時間がもう断然違うということで、そんな結果も出ています。2017年、日本
の調査でも中学生
の12.4%、高校生
の16%がネット依存やというようなことがうたわれていまして、男性は主にオンラインゲーム、女性はSNSにはまっているということで大変に危惧される状況なんです。 今回、長期
の休み
の間、子供
の様子、保護者さんに聞いたらゲームに夢中になっていたというような声も聞きました。どこまで夢中になっていたかはわかりませんが、香芝市でもそういった意味でゲーム依存になって体調を崩しているような子供さんがいる
のではないかと心配しております。 香芝はゲーム依存
の対応をどう考えている
のかを教えていただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) ゲーム依存ということでございます。 ゲーム依存となることで、例えば朝起きられないとか食事をとらない、あるいは日常生活に支障を来すばかりか感情
のコントロールが難しくて物を壊したり家族に対して暴力を振るうなど
の問題行動につながるというケースが存在していることも明らかになっているところでございます。 基本的には家庭で
の明確なルールづくりが重要となるところではあるわけでございますけれども、学校といたしましても情報社会で適正な活動を行うため
のもとになる考え方と態度を育成する情報モラル教育を推進していくなかで、このゲーム依存を含むネット依存についても児童・生徒に指導していく必要があるというふうに考えてございます。 他市町村
の事例でいいますと、例えば毎月何日はノーメディアデーにして家族
の会話時間を持ちましょうとかテレビゲームなどは実施しないようにしましょうとかといったようなところで、学校だけでなくPTAなどともいろいろと検討してそういうルールをあえてつくっておられるような市町村もございます。 健康教育を推進していくうえでも、家庭と連携して健全な日常生活を送ることができるよう、今後、指導や支援を強化してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) ぜひとも考えないといけないと思うんです。長期休業がきっかけではまってしまっているという子供さんもいらっしゃるかもしれませんので、文科省は中学生に対して条件つきでスマホを持ち込むことということ
の方針を決めたということで、緊急連絡手段として使うということで条件つきという
のがみそだと思うんですが、生徒がこれを持ってもみずからを律することができるようにというふうに書いているんですけれども、なかなかそれはできないと私は思っているんです。 学校でも今おっしゃったようなノーメディアデーですか、そういったものもルールづくりを保護者と、また本人と考えてやっていく必要があると思うんですが、その点どうでしょうか、学校で
のルールづくりです。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 学校でどういったルールづくりができるかという
のは、今私どもとしては具体的なプランはございませんけれども、他市
の事例などを研究いたしまして実践可能なルールをつくっていけるように研究をしてまいりたいというふうに考えております。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) その点、よろしくお願いしたいと思います。 みずからを律する
のはなかなか難しいと思うんです、統一ルールを使ってみんなでやっていくと。映画
のなかでも週2日は休みにしようと、VRで映画もございましたけれども、最終的に。そういった意味でぜひとも必要だと思いますので、早急な取り組みをお願いいたします。 続いて、大変困っている相談がもしあれば、様子を見ようということじゃなくて即介入して相談機関、医療機関、治療、入院ということになると思うんですけれども、そういうことをしなきゃいけないらしいです、ゲーム依存になると。もう昼夜逆転しているし、ゲームが終わらないですから。 ですから、そういったことについても目配せをしていただく必要があると思うんです。そういった学校から
の介入です、家族ではもうどうしようもないというとき
の介入についてぜひともお願いしたいと、これは要望しておきますのでお願い申し上げたいと思います。 続いてまた、質問させていただきます。 困難を抱えている子供さんへ
の支援ですが、3月
の卒業を控えた時期に突然学校が休みになってということで悲しい思いをした子供さんもいらっしゃると思います。休業中、家族が一緒にいるということでよかったという声がある一方で、仕事面で不安でいらいらしたり家事が増えたということで女性にもストレスがかかっているような声も聞いていますし、子供さんも同じように表にはあらわれていないかもしれませんがストレスを抱えているというように思います。 健康面、学習面でしんどくなっている子供さんがいてる
のかなとこのように心配しているんですが、このことについて学校現場ではどのような対応をしている
のか伺いたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 6月から本格的に学校が再開いたしまして一月がたったわけでございますけれども、今
のところ落ちついて学習に取り組む生活を過ごしているように感じてございます。子供たちも再開を待ち望んでいたことやしっかり学ばなくてはならないという機運もございまして、今、子供たち
の姿を見ておりますと主体的に学習に取り組んでいる態度が見られると
の報告も受けているところでございます。 そんななか、学習
の進度でございますけれども、再開から一月がたっているところですが、通常4月開始
の4月末
の進度と比べますと早く展開しておりまして、従来
の単元
の計画を短縮しつつこれまで
のおくれを取り戻しているような状況でございます。 そういったところで、子供たちはまだ態度にはあらわれていないけれどもいろいろとストレスなどを抱え込んでいるそういったリスクもあるというふうに私どもも危惧しているところでございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) あらわれていないというところがまさに怖いところでございまして、それがなかなか感情を表に、災害
のときもPTSDでしたっけ、うちにこもっちゃって言えないというようなことなんです、東日本大震災。ですから、そういう意味では表に出ない
のが怖いというふうに認識していただいて対応していただく必要があると、受けとめが難しいと思いますけれどもお願いしたいと思うんですが、そういった面談もしていただいているということですけれども、ご家庭
の様子も関係してくると思うので全員
の家庭訪問、これを速やかにしてはどうかと思うんですが、その点、対応はどう考えていらっしゃいますか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 現在は、コロナ
の感染予防
の観点から家庭訪問や授業参観、懇談会など保護者
の方々と直接会って話す機会がとりにくい状況でございまして、気になる児童・生徒には個別に家庭訪問等を行って対応しているという状況で、全員
の家庭訪問が行えていない状況でございます。 今後も各教員が丁寧に子供たちを見取って、ちょっとした変化も見逃さずにアンテナを張り、子供たちに寄り添った形で指導、支援をしていくように私ども
のほうからもまた重ねて学校
のほうにお願いしていきたいというふうに思ってございます。 さまざまな事案に応じて私どももスクールソーシャルワーカーを軸として学校と
の連絡を密にとって、場合によっては指導主事
の支援やスクールカウンセラー、また関係機関であるところ
の児童福祉課や医療機関等
の多方面と連携をとりつつ、子供たち
の心
のケアに全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) ぜひとも地域
の方
の協力もありますから、そのあたりもいつも見ていますので、子供
のことは、ですからいろいろ話を聞いていただいて、そちら
のほうにも発信していただいてお願いしたいと思います。 続いて、またお話を聞かせていただきますが、3月議会でも聞いた内容なんですが、在宅自粛中、家族が一緒にいるということで虐待やDV
のリスクが高まるということで通報窓口
の相談が増えると考えられていました。香芝でもこの児童福祉課へ
の相談等はどうでしたか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 相談件数でございますけれども、今年度と前年度、こちら
の4月から6月
の3か月間、この間
の児童福祉課へ
の相談なり通告件数を見ますと、今年度が82件、前年度につきましては81件とほぼ同数となってございます。 ただし、そのうち直近
の6月、この1か月だけを見ますと前年度
の21件に対しまして今年度は44件と倍増してございます。 なお、今年度
の82件
の内訳でございますけれども、虐待関係が66件、一般的な家庭相談が16件となってございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 大変虐待が危惧されているというふうにとるんですけれども、この大半が占めている虐待関係です、子供
の見守り強化についてどう取り組んでいる
のか伺いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 本市では、令和2年4月より子ども家庭総合支援拠点、こちらを児童福祉課内に設置いたしました。これはすべて
の子供とその家族及び妊産婦を対象に、特に要支援児童及び要保護児童とその家族に対しまして、相談やアウトリーチなどを含めました包括的、継続的な支援を行う拠点となるものでございます。 拠点では、子ども家庭支援員2名、そして虐待対応専門員2名を配置してございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) その総合拠点でやっていただきたいんですけれども、感染予防しながら
の対象児童
の把握、これは行われていますか。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協に登録されております支援対象児童、こちらにつきましては厚労省から
の通知にもよりまして教育
委員会を初めとします学校関係者や関係機関と緊密に連携しまして支援児童等
の状況把握に努めました。就学児童につきましては小・中学校と、そして保育所、幼稚園、こども園
の児童につきましては公立、私立
の保育所、幼稚園、こども園と、また特定妊婦や未就園児につきましては保健センター等関係機関、こちらと連携しまして電話や登校日等で状況を把握してございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) そうですね、そういったことをやっていただくということを言ってはりましたので、また電話、登校日で
の状況把握ということなんですけれども、学校に来ていない子供という
のもいらっしゃるので見守り強化という
のを引き続きお願いしたいと思いますので、ぜひともこの点は力を入れてください。お願いいたします。 続いて、2番
の自立相談支援
の体制強化について伺います。 香芝市では一律10万円給付、先ほど
のお話もありましたけれども大変早くやっていただいたということで感謝申し上げたいと思います。 そうしたなか、
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出された影響で住民相談が増えていると聞いているんですが、自立相談支援
の現状を教えていただけますでしょうか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳)
新型コロナウイルス感染症の影響などから自立相談件数
のほうが急増してございます。令和2年3月から6月まで
の相談件数は92件、このうち69件が住居確保給付金について
の相談で、自立相談件数
の75%を占めております。前年度
の平成31年3月から令和元年6月まで
の自立相談件数につきましては31件でございましたので、約3倍となっております。 また、住居確保給付金、こちら
の申請件数は例年四、五件程度でございますけれども、3月から6月まで24件となっている状況でございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 生活保護
の相談は増えていますか。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 生活保護
の相談件数につきましては、令和2年3月から6月までで29件でございました。前年度と比較しますと5件
の増となってございます。 なお、生活保護について
の相談件数は微増ではございますけれども、今後
の新型コロナウイルス感染症の影響によりまして経済
の落ち込みが長引くようでございましたら、相談及び申請等につきましても増加するものと思われます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そういったことで今相談が増えているということで、コロナ禍では今回社会福祉協議会で行っている緊急小口資金等
の特例貸し付け
の申し込みが急増していると聞いているんですが、貸付状況は把握されているでしょうか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 令和2年3月25日から6月30日まで
の相談件数でございますけれども、632件となってございます。緊急小口資金及び総合支援資金、こちらを合わせた申請件数でございますけれども、申請件数につきましては360件、申請金額につきましては1億532万円と伺っております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) かなり雇用が悪化しているということで大変に増えているというふうに思います。 公明党
のほうでも条件を緩和しましたので、住宅給付金等はかなり使いやすいし小口資金も増えていると思うんですけれども、生活不安を持つ方が多くなっているなかでこの状況を見てどのような課題がある
のか、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 新型コロナウイルス禍
の終息
の兆しにつきましては一旦見えてきたものの、今後
の第2波など予断を許さないような状況でございます。このようななか、面談による自立相談支援がやりにくい状況、さらに企業におけます面接
の自粛などさまざまな課題がございます。また、有効求人倍率も低下しており、今後
の状況によりましては休業または失業される方がさらに増える可能性も懸念されておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そういうことで、どのような対応策をとるか教えていただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 緊急小口資金等特例貸し付けや住居確保給付金など
の活用に加えまして、最後
のセーフティーネットでございます生活保護におきまして生活基盤を十分に確保し、就労支援等自立に向けて支援してまいりたいと考えてございます。 また、今般新型コロナウイルス
の第2波等で休業または失業される方が急増しました場合には、自立相談支援員
の加配等、支援体制
の強化も図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 今、生活保護もという話をされておりますけれども、実際は貸し付け
のほうに流れた
のかなということで、ほか
の市町村
の窓口
の方も本来は生活保護を受けて救うべき人たちを、貸しやすい、借りやすいから貸し付け
のほうにもうどんどん乱発したんじゃないかとこのような反省点もあるようでございますので、今後、当座はいいですが、お金あるけれども、その次、今もないかもしれません、そういうとき
のことを考えて生活保護
の申請、このあたり
の対応をしっかりと考えていただきたい、このように思いますのでよろしくお願いいたします。これから2波、3波と続くと思います、よろしくお願いしたいと思います。 続いてお伺いいたしますけれども、地域
のつながりについて伺います。 中高年
のひきこもりが増えているなかで、いわゆる8050問題、高齢になった親と生活困窮
のひきこもり
の中高年が同居しているとこのような問題もあるんですが、あとまたダブルケアということで親
の介護と子供
の育児、ダブルで来るという複合的な課題が今問題になっています。 国は、自立相談
の支援機関
の体制強化策としてつながり推進員という、失業者を雇用してこの方々に支援していただくというような相談体制整備策を持っておりますけれども、こういったことも香芝も期待していきたいんですが、香芝
のひきこもり
の方へ
の支援、どこまで進んでいる
のか教えていただきたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 平成27年度より生活困窮者自立相談支援事業、また令和元年度より子ども・若者支援相談事業、こちらを社会福祉協議会へ委託して実施してございます。経済的な生活困窮者だけでなく、長期化するひきこもり
の方やそのご家族から
の相談、またニート、不登校などさまざまな悩みをお持ち
の子供、若者とその保護者から
の相談を受けてございます。 そして、どのような支援が必要かを相談者と一緒に考えまして、具体的な支援プランを作成し、アウトリーチや同行支援を含めた自立に向けた寄り添い方
の支援を行っておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 今、アウトリーチという声も出ましたが、地域
のつながりづくりについてはどのように進めている
のか教えてください。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 具体的な取り組みといたしましては、広域就労準備支援事業としましておやつづくり体験、こちらを令和元年度に2回実施してございます。ひきこもり
の方やそのご家族に参加いただき、相談支援につなげるきっかけづくりを提供しております。また、社会福祉協議会ではひきこもり
の方
のご家族
の負担感、こちらを軽減し、当事者同士
のつながりをつくってもらう目的でひきこもり家族
の集い、こちらを月1回開催していただいております。 このほかにもコミュニティソーシャルワーカーが地域
の各種団体と協働し市民
の交流を深めるつながりづくり
の活動、こちらや、気になる人を見守る見守り活動、こちらを支援し、地域住民同士が地域
の気になることを話し合う場として気になる会議という
のも開催していただいているところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 進んでくれていると思うんですけれども、今現在夏祭り
の中止とか自治会、老人会
の活動が自粛されているなかでつながりがなかなか難しい状況なんです。ですから、大変な方、気になる方へ
の対面で
の訪問、アウトリーチが重要だと思いますけれども、今現在もこれをされているんでしょうか、アウトリーチ。
○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 生活困窮者自立相談などで支援が必要な方へ
のアウトリーチや同行支援、こちらにつきましても現在も感染症対策に十分配慮したなかで行ってございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そうしていただけるということで、それは非常にありがたいなと思いますけれども、確かにひきこもり
の方へ
のアウトリーチは難しい面がありますので、とはいえしっかりと皆さん団体でタッグを組んでやっていかなあかん問題もありますので引き続きお願いしたいと思います。 今、私冒頭言いましたけれども、失業者を雇って自立相談機関で雇用してつながり推進員ということで、先ほど加配もという話もされましたけれども、新しいそういった第2次補正
のメニューも出ていますので、今後、例えば土日祝日
の相談
の実施も必要かもしれませんし、さまざまな課題に取り組んでいくためにもこういったつながり推進員
の雇用も念頭に入れていただきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 続いて、お聞きいたします。最後に、介護現場で
の支援についてです。 コロナ
の関係で介護現場、予防しながらサービス提供ということで大変苦労されております。そこでまず、香芝市内において
緊急事態宣言が出されてから
の介護現場で
の現状を教えていただけますでしょうか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 市内におけます介護サービス事業所やサービス利用者、この間で感染になった事例という報告はございません。そのこともございまして、介護
の現場では大きな混乱もなく、通常的な事業が行われているような状況でございます。
緊急事態宣言後は、通所系サービスにおきまして利用者
の判断で通い
のサービスを控えるケース、こちらが軽度認定者において多く見受けられました。しかし、現在は徐々に通常利用に戻されておられます。 また、訪問系
のサービスにつきましてはほぼ平常どおり
の利用が続いております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 訪問系は通常やっているということで、家に来ていただかなあかん方はいらっしゃいますのでそういうことなんだと思うんですけれども、現在まで事業所や利用者
の感染事例はないということですが、皆が外出を控えているなかで介護認定
の必要な方がなかなか介護を控えていると、申請に行けないという状況があれば心配ですが、その点はどうだったんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 初めて認定を受けます新規
の申請につきましては、以前より月70人前後で推移しており、コロナ禍におきましても減少傾向はまったく見られておりません。面談形式で行います認定調査につきましては、必要不可欠なものであるため通常どおり実施しているものでございます。 また、調査員におきましては、感染予防対策を講じて訪問しておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 感染予防対策をして訪問ということですけれども、防止対策は主にとられていたんですね、介護認定
の業務を行ううえでかなりとられていました。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 認定につきましては有効期間がございます。従来
の期間から新たに12か月延長します臨時的な取り扱いを行いました。これは、認定調査における人と
の接触を避けることで感染予防
の対策を講じるものでございます。具体的には、4月から6月に更新手続が必要となる更新予定者に認定調査、こちらを省略いたしまして12か月
の期間を延長した保険証を送付してございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そういったこともされたうえで
の認定ということだと思うんですけれども、介護事業者さん、大変な状況でお仕事をされていたということで改めて敬意を表し感謝したいんですが、私
のほうにも悲鳴
のような要望がありまして、マスクは当時は自前でしなきゃいけないとか、消毒等用意するものがたくさんあったということで何とか支援してくださいという声がありました。 そうしたなかで、香芝としては介護事業者さんへ
の支援をどのようにされた
のか教えてください。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 3月中旬に、市内事業所を対象にマスクとアルコール
の在庫確認を実施いたしました。そちらでマスク不足が判明いたしましたので、緊急性を感じまして市
の備蓄よりマスク
の配布を行ってございます。 また、5月中旬には寄附によりますマスクと手指消毒用
のアルコールを市内
の介護サービス事業所さんすべてに配布させていただいております。 4月下旬から県から
の物品
の配布も始まりまして、現状では事業所における必要物品
の供給はできている状況でございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 当時ばたばただったと思うんですが、そういったことで現在は落ちついていますけれどもやはり大変だったということだと思うんです、当時は。そういったことで感謝しているんですが、国もいろいろと施策を打っていまして、衛生物資
の予算とかおくればせながらですが今、補正予算も成立しているということで、従事者
の慰労金も出るそうです。 今気になっている
のは、6月に始まった介護報酬
の上乗せ算定
の臨時的な取り扱いというところです。これは、同意書を持ってこられて同意してくださいということで同意したら介護報酬を引き上げることができるというようなことで、現場は混乱している面もあって、慰労金があるのに何でかなという声も聞いているんです。 今回、そういったことで市として把握はされていますか、この件については。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 新型コロナウイルス
の影響を受け、サービス事業所におきましては感染症対策、こちらに係る作業等も増大しておるような状況でございます。事業所支援として
の報酬
の引き上げ
の一例でございますけれども、通所系サービスにおきましてサービス利用時間ごとで
の介護報酬単位がございまして、実際
の提供時間よりも長い時間
の区分
の単位で
の介護報酬が受けられるというもので国
のほう
の取り扱いを把握してございます。 ただ、議員もおっしゃっていただいていますように事前に利用者さん
の同意が必須となってございまして、またケアマネジャーと
の調整も必要となっておるものでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 市で何か月かおくれて情報が入ってくると思うんです、すべて現場
の声が。ですから、こういったことがあったときにいち早くキャッチしてそれぞれ
の対応をせないかんと思うんですが、同意をせなあかんということで現場
の説明が不十分なのでなかなかわからないということであちこちに相談もされますので、アンテナを張っていただきたいと思います。 要するに、介護報酬が低いのでそういった手間暇かけてやっている部分
のコロナ対策も評価していただいて、利用者さん
の納得
のうえで同意してくださいという話ということでいいと思います。そういう話を皆さんにしていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 こういったなかでいろいろとされているんですけれども、県内でも感染者がまた再び出てきております。これから介護現場では感染拡大
の第2波を見据えた対応が必要なんですけれども、課題という
のはどのようなもの、課題と対応策について伺いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 介護サービス、こちらは高齢者やその家族
の生活を支え、また高齢者
の健康を維持するうえで不可欠なものと考えてございます。今後は最大限
の感染症対策、こちらを継続的に行いつつ必要なサービスを提供する体制、こちらを構築する必要があると考えてございます。 今後
の取り組みといたしまして、事業所におけます感染症予防
の徹底強化を図り、各サービス事業者や奈良県と
の連携、調整を行い、緊急時における介護サービス供給が可能となる体制、こちらを構築していくことが必要であると考えているところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そうだと思うんですが、具体的にはこの介護予防事業、自粛中はどのようにされていた
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 2月下旬より感染症
の予防
のため一般介護予防教室、こちらを全面中止いたしておりました。また、通い
の場、いきいき百歳体操
の自粛要請を4月8日付でお願いしたところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) その間、フレイルにならないような対策という
のは利用者さんにされておられましたか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 対策といたしまして、高齢者
の孤独や活動量
の低下が懸念されますので、その予防を目的としましていきいき百歳体操に参加されておられます418名
の方全員に
新型コロナウイルス感染症に対する高齢者として気をつけたいポイントや、あと電話相談窓口、こちら
の案内チラシ、そして自宅でできる体操チラシ等、こちらを送付してございます。 また、広報お知らせ版
のほうでいきいき百歳手帳、こちらは携帯用
の介護予防手帳でございますけれども、こちら
の無料配布
の案内を掲載しまして、高齢者で希望される方にいきいき百歳手帳と介護予防について
のパンフレット、こちらを郵送させていただいております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) そういったチラシを配るしかないわけですね、パンフレットとかということで、家でやっているかどうかという
のはなかなかできない、閉じこもっていること自体が介護予防にならないんです、ですから対策になっていないと思うんです。 第2波が来て再び自粛になったときに同じようにデイサービスを控えたり介護予防教室が再び中止になるおそれがありますよね、現状では。ですから、そこ
のところを中止というようなことにならないように、今新しい生活様式ということで現在やっていますので、そのあたり
のことを引き続きやっていく必要が私はあると思うんです。 そういったことで、もし今
の現状、3か月たったなかで再開しましたけれども、そのとき
の影響という
のは出ているかどうか、これはわかっているんですか。
○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。
◎福祉健康部次長(平山訓徳) 介護サービス
の特徴といたしまして、重度者
の方はサービス
の継続が必須となっている方がほとんどでございます。しかしながら、軽度者
の方につきましては自宅内で
の生活も可能な方が多く、感染対策を第一に考え、この間、サービス利用を自粛されたケースも多くあったと聞いております。 こちら
のコロナ
の影響によります生活
の変化に伴いまして機能低下が進んだ高齢者については現状なかなか把握、今直近では難しいですけれども、今後
の介護認定
の申請状況等で考察できる
のではないかと考えておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 中山議員。
◆8番(中山武彦) そういったことなんですけれども、今ぼちぼち検証、いろんなものが検証され始めているんですが、6月26日付
の奈良新聞にも載っていたんですが、調査によると高齢者が人と会うことを控えたり社会参加を控えたら要介護リスクが増えると、これは前々から言われていることなんで、そこで新型コロナ
の接触リスクと、接触による感染リスクと
の比較です、感染者と接触するケースという
のはかなり低いなかであったり社会参加を控えた方は高齢者は全員にそういったリスクが及ぶということが考えられますので、このあたりについてもう一度介護現場がちゃんと機能するようにしっかりと検証するというか、当然検証しなくても引きこもっていたら悪くなるはずなんです、要介護リスクが出てくるはずなんで、鬱とか、そういったことを考えていただく必要があると、第2波、第3波に向けて。 結論からいえば、新聞にも書いていましたけれどもコロナ
のリスクだけではなくさまざまな既存
のリスクもあわせて考えるべきだと、具体的には現在
の状況では高齢者
の健康を保つためには密を避けた少人数で
の外出とか換気をした室内、また屋外で
の距離をあけながら
の交流とか予防教室、これはもう今もできるんですけれども、それをこれからも続ける必要があるんじゃないかと、全員にリスクがかかってくるんでということなので、ぜひともそのあたりを検討していただきたいとこのように思いますので、考察されるということなので引き続き検討していただきたいと思います。 私
の質問は以上なんですが、市長、せっかくなので、時間があるのでお聞きします。 いろいろ重責を今担っていただいたなかで、3月、2月は医療関係者
のエッセンシャル
の方々
の経緯等もあったと思いますけれども、この議会と首長と立場が違うわけでございますけれども、住民目線を忘れずに、先程、前回もおっしゃっていた理事者になったら目先が変わったと、大変な状況もわかったということもおっしゃっていたんですが、議会
のこの住民目線も忘れてはいけないとこのように思いますので、是々非々でともにやっていきたいと思いますので、何かコメントがあればお話ししていただきたいと思います。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) たくさん
の質問ありがとうございます。 私、議員時代から中山議員
の質問はいつも市民に寄り添っている形が非常に多いなという
のは感じておりました。本日
の質問も生活に困っていらっしゃる方
の目線に立って質問されていますし、よく中山議員
の口からアウトリーチという言葉がたくさん聞かれていたように記憶しておりますし、本日もそのようなお話がたくさんあったと思います。 その市民目線を忘れないようにという
のは常に私自身も思っているところですが、やはり私よりも議員さん
のほうが、多く
の議員さんおられますのでより市民に近い形でいろいろご意見をいただいたらなというふうに思います。これからもどうかよろしくお願いします。 (8番中山武彦「どうもありがとうございました」と
の声あり)
○副議長(芦高清友) 以上で、8番中山武彦議員
の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 午後2時03分 休憩 午後2時14分 再開
○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、12番小西高吉議員
の一般質問をお受けいたします。 はい、小西議員。
◆12番(小西高吉) ただいま議長
のお許しをいただきましたので、私
の一般質問をさせていただきます。 九州豪雨によりまして多く
の方々が命を奪われる、そんな被害が出ております。本当に心からご冥福をお祈りいたします。 そして、コロナ
の感染により有名人では志村けんさん、岡江久美子さんが亡くなられたということで、本当にいろんな方が亡くなられて、葬式も家族に上げていただけることができないとかそんなことも聞かせていただいております、本当に心からご冥福をお祈りいたします。 今回は、安心・安全に生み育てられるまちづくり、ほとんど毎回この大項目で質問させていただいておりますが、1番として新型コロナ感染症対策についてということで、第2波、第3波に備えて香芝市
の対策ということで、まずは奈良県
のPCR検査
の体制と県
の体制もいろいろ聞かせていただこうと思っておりました。 そんななか、きのう家
のほうに帰ると香芝
のお知らせ版と一緒にみらいクーポン、そして奈良県
の県民だより、これを見ると意外と聞こうとしていたことが載っているんですが、県民だよりをお持ちじゃない、届けていただけない、持っておられないとかいろんな方おられると思いますので、市民
の方が少しでも安心していただけるという意味も込めまして、発信
の場として理事者
のほうからご答弁いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたしまして、壇上から
の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 奈良県
のPCR検査
の検査体制についてということでございます。 県内でPCR検査が必要となった方につきましては、
新型コロナウイルス感染症外来11病院、ドライブスルー3か所、発熱外来クリニック3か所、保健所や保健所
の指示により一般医療機関
のいずれかで検体を採取することになってございます。採取した献体は、奈良県保健研究センター、奈良市保健所、民間検査機関、医療機関におきまして検査ができる体制となっております。現在では、1日約215検体
の検査ができる体制となってございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 小西議員。
◆12番(小西高吉) それでは、香芝市で
のPCR検査
の実施は可能な
のかどうか、市民
の方を考えると近くですぐにPCR検査をしていただけたら、陰性か陽性か、陰性を願いますが、望まれている方も多いですしそういう声もいただくんですが、その点いかがですか。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) PCR検査を香芝市独自で実施する場合は、敷地
の確保、診療所開設届、施設設置条例
の制定、設備
の投資やその他物品
の調達、医療従事者
の確保など難しい課題が多々存在することから、容易にできるものではないと考えてございます。 しかしながら、
新型コロナウイルス感染症に対しましては新薬、ワクチン
の開発は国が進めており、また検査
の検体採取方法につきましても咽頭拭い液だけでなく唾液でも検査が可能になるなど、今後も状況が刻々と変化していくことが考えられます。 本市といたしましても、変化していく状況に柔軟に対応できるようにこれまで以上に医師会と
の連携を強め、さらには医師会
のご協力もいただきながら対応してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) なかなかPCR検査を香芝市で実施する
のは難しいということで、医師会
のご協力がなくてはできませんので、ぜひ医師会としっかり協力していただいて、市民
の方が安心していただけるような体制づくりをよろしくお願いしておきます。 あと、県内
のコロナ専用
の病床数
の状況をお教えいただけますか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 奈良県によりますと、ピーク時には県内でコロナ専用病床が318床準備されておりました。現在は感染が小康状態にあることから156床と縮小し、通常
の医療
の機能を回復させております。 また、軽症患者が入所する宿泊療養施設につきましては、現在108室が整備されており、今後も現在
の規模を維持されることとなっております。 今後におきましては、再度
の感染拡大に備え、感染蔓延期にはコロナ専用病床を500床確保すると聞いております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) そうですね、この県民だよりにも書いていただいているので、感染再拡大期には289床、感染蔓延期には422床プラスアルファ500床
の確保を目指しているということも書いていただいております。 ちなみに、発熱時
の受診方法としてはどのような手順を踏んでいくんでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 発熱している方
のなかでも、感染者が近くにいたなど
の理由で新型コロナウイルス
の感染に不安
のある方や海外渡航歴
のある方は帰国者・接触者相談センターに連絡をして指示に従っていただくことになっております。 また、一般的な発熱につきましては、まずかかりつけ医や近く
の医療機関に電話をし症状を伝えていただき、医療機関
の指示に従って
の受診となります。連絡をしないで医療機関を受診されますと、新型コロナウイルスに感染していた場合、院内感染、医療崩壊につながるおそれもございますので、必ず事前に医療機関に連絡をしていただいたうえで
の受診をお願いしておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 実際に新型コロナに感染した場合はどのような治療を受けるようになるんですか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 奈良県内で現在感染が確定しますと、軽症でも指定医療機関へ入院し、治療を受けることになっております。現時点におきましては発熱やせきなど
の症状を緩和する目的
の対症療法が中心となっており、解熱剤やせきどめ
の薬
の投与、点滴が実施されております。 また、肺炎を起こした場合には酸素投与や人工呼吸等を行うこともございます。 このように、重症化する人は一般的に2割ほどと言われておりますが、抗体保有率
の調査結果では感染していない人がほとんどであり、今後感染し重症化するおそれもございます。 そのため、市民
の皆様には感染しないように外出後は手洗いをしっかり行い、ウイルスを体内に入れない、万が一感染してもせきエチケットやマスク、手洗いなどで他
の人にうつさない、これら一人一人ができること
のご協力を今後もお願いしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ありがとうございます。 誰もがなりたくてうつるわけじゃないので、うつったときに最悪命を落とさないようにだけしていただけたらと思いますので、ここには西和医療センター、元三室病院
のほうで発熱外来クリニックがオープンされたというような、県民だよりに載っておりますので、ぜひお持ちでない方は見つけてでも見ていただけたらというように思いますのでよろしくお願いしておきます。 続きまして、2番目として災害時
の避難所となる学校施設等についてということで、1つ目にトイレ
の洋式化について、避難所と指定されている学校
のトイレ
の洋式化
の現状、これ何回もお聞かせいただいているんですが、今
の現状をお教えいただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 現在
のトイレ
の洋式化率につきましては、小学校が約42%、中学校が約32%、幼稚園が約70%、小・中・幼全体で約43%となっております。 今年度、香芝東中学校、真美ヶ丘東小学校と香芝西中学校
の第2期工事を予定いたしておりまして、工事後
の洋式化率は小学校45%、中学校が約63%、幼稚園70%ということで、全体で53%となる見込みとなってございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) わかりました。 とりあえず避難所ということでお聞かせいただきたいんですが、避難所となる
のは基本的に体育館ということなんですが、体育館
のトイレ
の洋式化はどんな状況ですか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 体育館
の洋式化率でございます。現在、小学校が約24%、中学校が約30%ですけれども、今年度
の工事後
の洋式化率は小学校が31%、中学校が47%となる見込みとなってございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 災害時においては校舎
のトイレも使用するべきだと思うんですけれども、そこはどうなんですか。マンホールトイレ、午前中質問されたなかでそういう答弁もありましたが、そこら辺
のお考えをお聞かせいただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 幸いにもこれまでは学校
の避難所に多く
の方が来られたり夜を明かされたりする例という
のは多くはございませんでしたけれども、発生する災害
の規模により避難者が増えた場合については校舎
のトイレも開放する必要があるというふうに考えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 災害時に避難された方で一番気を使われる
のがトイレだと、トイレになるべく行かんようにしようと思ったら水分をとらないと、ほんなら脱水症状になると、悪循環になりますので、そこら辺も考えたなかで進めていただいていることだとは思うんですが、ぜひお願いしたいと思うんですが。 3月に策定された香芝市学校施設長寿命化計画では今後10年程度ですべて
の学校が洋式化されるとなっているんですが、福岡市長においては
選挙期間中も、そして所信表明においても学校
のトイレ
の洋式化を早期に進めていきたいということでおっしゃっていただいているんですが、その点
のお考えをお聞かせいただけますか。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 小西議員は僕が議員時代からずっとこのトイレ
の洋式化について訴えていらっしゃっていた、それは僕もずっと聞いていてなるほどという思いはたくさんありました。 そもそもこの長寿命化計画においては今後10年で整備するというふうな話になっておりますが、やはり老朽化とか、あとは使いづらいトイレという
のはたくさんあると思います。子供たち
の日常
の不安を解決するためにも、まずは使用できるように機能回復をしていこうと、そのためには今これにどれだけ
の費用がかかる
のかということももう一度計算してよということは部局
のほうに訴えさせていただいております。 そのうえで、トイレ
の洋式化という
のは10年よりも早い段階で進めていきたいというふうに思っております。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 予算もかかることですし、こうやって急に
新型コロナウイルス感染症があって財政的にもそちら
のほうに力を入れなければならないとかいろんな今後
の状況はもちろんわかるんですけれども、今後何もなければ10年より短いという
のはもちろんわかるんですが、せめて5年とかそういうような意気込み、ただ状況によっては変わっていく
のはわかっているので、その点を再度お願いできますか。
○副議長(芦高清友) はい、福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) もともと
のある計画よりは早く進めれるんですが、それがじゃあ何年かという
のは残念ながらお答えしにくいなと思います。それは費用
の面だけではなくて工事期間
の面もあると思いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 ただ、小西議員
の訴えという
のは非常に強く感じておるところでございますので、一緒に協力して頑張りたいと思います。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ぜひよろしくお願いしておきます。 小学校では6年間、中学校では3年間しかないので、いつも言いますように校区で決まってしまうので、子供たちが学校を選べないという
のが今現在そういう状況ですので、ぜひ同じ環境
のなかで学べるような状態にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 続きまして、学校施設等へ
の消防署
の立入検査についてということで、避難所でもある学校は消防法第4条による立入検査
の対象になっております。そんなことから、昨年度
の実施状況を報告いただけますか。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 避難所でもある学校につきましては、消防法第4条による立入検査
の対象施設でございます。消防署による立入検査につきましては、火災予防
のために必要があるとされるときに行われるものでございまして、実は定期的に行われるものではございません。昨年度につきましてはすべて
の小学校、中学校において立入検査が行われたということでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) そうですね、昨年度は全部
の学校、保育所等も、こども園とかもいろいろあるんですが、消防署にて開示請求させていただきました、今広域になっているので香芝署で受けていただけるんですが、実際にもらいに行く
のは本部、橿原まで行かなければいけなかったんですが、そのなかで何点か、たくさんあるんですが気になる
のがあえて学校名は言いませんが避難障害となる物件等
の除去と指摘されている、あと消火器を設置した場所には見やすい位置に標識を設置すること、体育館に設置されている避難口誘導灯
の点灯不良を解消することとか誘導灯球切れ、あといろいろあるんですが、こういったことに対して
の対応はどのようにされているんですか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 立入検査
の後、学校現場に対しましては検査結果通知書が交付されまして、改善を要する事項があった場合には改善計画
の報告書
の提出が求められております。改善を指示される内容につきましては、先ほど議員
のほうからお示しがありましたように避難経路確保
のため
の障害となるもの
の移動や危険物表示が不鮮明など学校現場で対応できる事柄や誘導灯
の点灯不良、火災報知機
の電球切れなど比較的費用
のかからない事柄については対応いただいております。 しかしながら、防火扉
の開閉不良、あるいは消火器具
の不良など費用がかかるものにつきましては、学校現場においても優先して対処すべき問題解消
のため後回しとなってございまして、まだ改善できていないものもございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 開示請求させていただいて、その資料にも改修予定日という
のが多分市
の教育
委員会
のほうから署に対して
の返答で予定させてもらっているということで、改修日という
のも実際載っているんですけれども、どっちかというと載っていないほうが多いんですが、そういった改修できていないものについてはいつまでに整備されるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 トイレ同様、防災設備につきましても校舎全体へ
の配管や配線がされていることから、その設備単体で
の改修を行うことが困難であるものも多くございます。基本的には香芝市学校施設長寿命化計画に基づきまして、大規模な整備を行う予定でございます。しかし、指定された事柄
の緊急性
の程度や重要度を十分考慮いたしまして、計画的にできるだけ早期に進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 命にかかわることもありますのでぜひ、もちろん予算、財政
の部分もあろうかと思うんですが優先順位をしっかり考えていただいて取り組んでいただきたいと思うんですが、ふだん非常階段を使用しない、使用できない状態
のところもあると聞かせていただいているんですけれども、その点では法的には問題はないんでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久) 非常階段が使用できない、また使用していないというふうな建築に関する法律
の解釈といたしましては、まず建築基準法施行令第125条
の2第1項に、屋外に設ける避難階段に屋内から通ずる出口に設ける戸
の施錠装置は屋内から鍵を用いることなく解錠できるものとし、かつ当該戸
の近く
の見やすい場所にその解錠方法を表示しなければならないと定められております。 この条文からいいますと、屋内から屋外へ出るため通路や階段が施錠されていて容易に解錠できず速やかに避難できないような状況であれば、建築基準法上、不適切な状況であるというふうに考えられます。 また、消防法におきましても、避難通路については避難
の支障になるような物品が放置されないよう
管理しなければならない旨
の条文もございますので、緊急時に避難通路が施錠されたままということになりますと消防法にも抵触する可能性があるというふうには思われます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 今
の答弁からいくと、施錠されていて、いざ
のときに施錠されたままで使用できなかったら建築基準法上も消防法上も抵触すると、問題があるというご答弁をいただいたわけなんですが、昨年
の12月議会
の私
の一般質問でさびついている非常階段は危険ではない
のかという質問をさせていただいたときに、答弁として学校によっては非常階段としては使用していないという答弁を部長
のほうからしていただいたんですが、これは問題ないんですか。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 前回、今ご指摘ありました昨年12月
の一般質問において私が答弁した内容でございまして、非常階段として使用していないというふうに申し上げました
のは、具体的には香芝西中学校
の特別教室棟
の非常階段でございます。学校に聞き取りをいたしましたところ、生徒が行う避難訓練については特別教室棟に生徒がいる確率が大変低いということから訓練には使用していないという意味であったということでございますので、改めてご説明をさせていただきます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 非常時には、災害時にはその非常階段は使うという答弁だというように認識していいんですね。 ちなみに質問させていただくんですが、非常階段を施錠して使用できない状態
のものは本当にないんですか、その点をお答えいただけます。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) いくつか
の学校におきましては、日常的に児童・生徒
のいたずらですとかむしろ危険防止策といたしまして入り口にチェーンをかけたり避難階段につながる扉に鍵がかけられているという例は具体的にはございます。しかしながら、チェーンはすぐに取り外せたり、また扉
の鍵を子供
の手
の届かない位置に置いておいたりといったようなところで災害発生時に使用できるようにというところで工夫されておりますので、改めて現状を確認いたしまして、安全上、適切な運用ができるように指導をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ふだん遊んでいるなかで非常階段から落ちたとかそういうことがないように、下手に利用しないようにふだん鍵をかけておられると、ほんでいざというときは先生
の届く範囲に鍵が置いてあってそれであけて誘導するということですよね。基本的には学校で
の避難
の場合は先生が先頭になって子供たちを誘導する、避難させるという
のがそういう流れだろうとは思うんですけれども、本当に大丈夫な
のかなという不安な部分もありますので、いろいろ確認したうえでご検討いただけたらなと思います。わかりました、学校については結構です。 次、避難所で
の新型コロナ感染症についてということで、災害時、避難所で避難者が体調不良となりコロナ感染症
の疑い
のある場合において
の対応はどのようにされるんですか。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) お尋ね
の避難中に感染
の疑いという
のか体調不良がある場合ということでございますが、当然帰国者・接触者相談センターに連絡、相談するとともに、その方につきましては一般
の避難スペースとは別
の棟であったり階など
の専用
のスペースにご案内するという対応を考えてございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 午前中
の鈴木議員
の答弁でしたか、行ったときにはそこで検温するなり書いてもらうとかいろいろ入るときにはあったんやけれども、途中で、避難してからそういうことになったとき
の対応をしっかり考えていただけたらなと思うんですが、例えば感染された方
のご家族、濃厚接触者と言われる方々が避難されてきた場合においては市としてはどのような対応をとられるんですか。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 家族
の方が陽性となって、そのご家族
の方、濃厚接触者というところが災害時、避難されるというような想定でございますけれども、濃厚接触者
の方につきましては事前に保健所からその方に対して
の行動確認や生活上
の注意点に関する説明をされる機会があると聞いてございます。 また、災害等で避難が必要となった場合は市役所に事前に連絡するというような体制となってございますので、そういった連絡があった場合は一般
の避難所とは別
の場所をご案内させていただこうかとそういうふうに考えてございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ということは、今現在コロナにかかられた場合においてはそのご家族に対してもし災害が今起きた場合においては、香芝市やったら香芝市
のほうに先に連絡入れてほしいと、そのときに避難場所をそこで確認してほしいというそこまで
の周知は誰がするんですか。病院側がそこまでしていただけるということなんですか。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) ご連絡をしてくださいというところは保健所
のほうがもともと
のご家族
の陽性というところ
の部分で
のご説明をされるというふうに県
のほうから聞いてございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) そしたら、今現在、今までにおいてもそのような、保健所としてはそういうような対応をされていたと、そういう連絡をされていたということで理解しておいていいということですね。それをどうやねんってそこまで追及する思いはないんですけれども、今後もそういうふうにされるということで理解しておきます。 続いて、大地震、災害時
の避難者数、本当に大きな地震がいつ、市長も
選挙期間中もおっしゃられたけれども今起こってもおかしくないという、大きな地震が起こってもおかしくないというお話もありましたが、そのなかで避難場所は確保されていると聞くんですけど、この新型コロナ感染症対策
の3密対策として場所は確保できるんですか、今
の現状で。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃるように、大規模地震というような最大被害想定というところで
のお話とさせていただきますけれども、本市
の場合におきましては最大想定人数としまして中央構造線断層帯地震というもの、約2万2,000人という避難者数という
のを設定してございます。 現在
の本市
の29か所
の避難所、小・中学校
の校舎
の部分も合わせますと合計収容人数は約2万5,500人ということで収容可能とは考えてございますが、おっしゃるように3密対策とかというところでどうしても建物内で
の収容が困難になった場合につきましては屋外で
のテント利用という
のも想定に入れておりまして、できる限り密集・密接へ
の対策を考えてございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) なぜ聞かせていただくかというと、今起こっている九州
の豪雨、熊本で
の豪雨で今避難されている映像があったんですけれども、その避難場所においては避難者数を3分の1にしていると、このコロナ
の3密
の対策として。となると、簡単に言うと3分の1しか収容できないと。 今、2万5,500人
の収容をできるだけ
の確保をしていると、足らんかったら運動場にテントを張ってというお話もありますが、天候によってもなかなか運動場という
のは気温とかその時期によってもいろいろ難しい
のかなと思うので、そこからいうと上田井議員もおっしゃっていましたけれども避難所は多いほうがいいんじゃない
のかなという僕もその思いなんですけれども、例えば以前、関屋にあった樟蔭女子大学関屋キャンパス、平成27年4月から廃止されているということで学校としては今利用されていないようなんですが、ここはもともと避難所だというようなことも聞かせていただいているんですが、ここ自体も減ったということだと思うんですけれども、これ新たに避難所として指定するようにはできないんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 議員おっしゃるとおり、大阪樟蔭女子大学さんにつきましては平成27年度末をもって指定避難所
の指定を取り消してございます。私どもとしましては第三者へ譲渡されるというようなことも検討されているようなことを当時聞いておりましたので、第三者に譲渡された場合、改めて避難施設として
のご協力を譲渡先等にお願いするということで考えてございました。ただ、結果的に閉校されてから5年以上経過しているという現在もそのままというようになっているようでございますので、一度状況
のほうを確認させていただけたらなと考えてございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 今現状、もともと第三者に譲渡される、基本的に学校とか研究所しか無理だというお話も聞かせてはいただいていたんですが、あの後として利用するには。ほんで、今危機
管理監
のほうから確認するというお話だったんですが、せっかくなので今情報を持っていただいている方に答弁いただけたらなと、今状況としてどうなっている
のか、お願いできますか。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 大阪樟蔭女子大学関屋キャンパス跡地につきましては、これまでにおきましても利用を検討する民間企業と
の橋渡しなどを行ってきたところではございますけれども、成立までには至らなかったという経緯もございます。現在、跡地につきましては定期的に大学
のクラブ活動に利用されておりますけれども、本市におきましても地域
の活性化につながる施設
の立地
の誘導も含めまして大学側と協議、調整を行いながら働きかけを行っていきたいというふうには考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 避難所、一つでも多いほうがいいと思いますので、ぜひいろんな意味で市にとってもあそこはもったいないので、あのままにしておく
のはという思いがありますのでぜひお願いしたいと思うんですが。 ちなみに確認だけさせていただきたいんですが、避難所として指定されていない場所に避難した場合においては救援物資は来ないと、テレビでもそれを心配されていたんです。3密を避けるために違うところに分かれてということで、コロナ
の3密は対策とれたけれども、指定されていないので救援物資が届くかどうか心配なんですという報道がありました。 その点が実際どうな
のかという
のと、そして下手に今避難するよりももう家でいてくださいと、その場合、家にいるほうが安全だという場合もあると思うんですけれども、その場合において家で避難と言っていい
のかどうかわからないですけれども、家におられる方に対して
の救援物資等、その点
のお考えをお教えいただけますか。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) まず、例えば議員おっしゃるようなイメージでいきますと、自主防災組織さんによる自主避難所という
のを開設されるケースという
のは想定してございます。これは以前より各自主防災組織さん
のほうには開設された折には必ず市役所
のほうにご一報いただくような形でお願いしてございます。その後、避難人数等々もお聞きしたなかでそういう物資です、これにつきましてはできるだけ一般
の避難所と同等
のものを配送できるような形では考えてございます。 それと、ご自宅でということで、さき
の答弁でもあったと思いますけれども自助といいますか安全でご自宅があればそこで垂直避難していただくだとか、知人、親戚等
の家に安全なところに行っていただく
のも一つ
の避難方法ですよということも周知しておるところなんでございますが、それとあわせて以前よりご家庭で
の備蓄品という
のもお願いしてございます、最低3日、できれば1週間という
のもあわせて以前からお願いしているところでございますので、そういった自助
の部分でお願いできたらなと思います。 もちろん、必要な物資で供給ができるようなものがあればその辺は広報等々しまして、そういう配布場所という
のは周知すべきものとは考えてございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 災害時すぐには誰がどこ
の避難所におられるとかなかなか確認もしにくいだろうし、家でとりあえずおられるという
のもわかりにくい
のかもわからないですけれども、そういう情報収集を早目にしていただいて、対応をぜひお願いします。今
の答弁からいくと大丈夫だと、救援物資はわかりさえすればちゃんと届けさせていただくというようにお答えいただいたということで、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、3番目としまして児童・生徒
の登下校時
の新型コロナ対策、熱中症対策についてということで、登下校時
の新型コロナ対策
の状況をお教えいただけますか。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 戸外ではございますけれども、なるべくお互い
の距離をあけて密集・密接を避けて安全に登下校をするように指導しているところでございます。特に小学校では部団で集まって登校、また集団で下校いたしますので、近距離で会話することなどがないように声かけをさせていただいています。 また、児童・生徒には、登下校時においても基本的にはマスクを着用させているという状況でございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) マスク着用で
の登下校、よく見させていただくんですが、そのマスク着用で相当暑いですよね。じっとしていても汗ばんでくる
のに歩くと本当に汗びっしょりになってしまうんですけれども、その点からいうと心配される
のが熱中症、この熱中症対策はどのようにお考えですか。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 基本的にはマスクをつけるように伝えているわけでございますけれども、文科省が示しております衛生
管理マニュアル
のなかでも熱中症も命にかかわる危険が上がることでございますので、熱中症対策を優先するようにという指示も出てございます。歩いていて息苦しくなったりしんどくなったりする場合は、しゃべらずにマスクを外してもいいよということも子供たちには伝えているところでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 報道等でもありましたし、下田、志都美小学校ですか、傘を差して
の登下校ということで報道もあって、私も自分
の息子が学校に行っていますのでそこは十分理解させていただいているんですけれども、この点を詳しくお教えいただけます。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 傘差し登校
のことでございますけれども、もともとは夏休みを短縮して授業を実施することになりましたので、そのなかでマスクと帽子を着用しながら登下校することは、先ほどもありました熱中症
の危険が大変増すことになります。そういったことから、傘を差すことで直射日光を遮るだけでなくソーシャルディスタンスも保つことができるというようなことで、登下校時
のマスクと帽子
の着用にかえて傘を使用することを市教委
のほうから学校や保護者に促しているというような状況でございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 実際に傘を差す効果としては科学的にはどのような効果があるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) これは環境省
の調べではございますけれども、日傘を使って強い日差しから体を守ると汗
の量が17%減ることがわかっているということでございます。 また、日差しを遮ることで体感温度が3度から7度低下するというようなデータもあるということでございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 今おっしゃっていただいた
のが体感温度が3度から7度下がるという等
の効果をお教えいただいたんですが、ちなみにデメリット、多分これも把握していただいていると思うんですがその点はいかがですか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) このデメリットは特に現場
のほうからいろいろな懸念
の声が上がっているわけでございまして、傘を持つことで両手があかないということや、細い道は幅をとってしまって危険を伴うんじゃないかとか、視界が悪くなって車や自転車と接触する可能性が高くなるんじゃないかとか、あるいは傘を使ってふざけたり遊んだりしてしまうことが懸念されると、さらには列がソーシャルディスタンスをとるわけでございますので列が長くなってしまうことで信号が渡りにくくなる
のではないかといったようなこと
の懸念が各現場
のほうから声が上がっているということでございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 聞かせていただくなかで、低学年
の子供さんって傘を浮かせて持つという行為がどうしてもしんどいということで、どうしても肩に乗せて傘がここにもう密着しているような状態で、低学年
の子供さんって小さいですから道路から傘まで
の間がどうしても間隔が狭いと、どうしてもその空間
のなかが異常に暑くなってしまうと、その状況
のなかで学校へ行ったらもうくたくたやねんという子供さんも実際におられます。 そんなこともあったので聞かせていただいているんですが、実際にこの傘差し登下校
の各学校
の状況はどんな状況なんですか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 各学校
の状況につきましては、進捗についてはさまざまでございます。地域や保護者
の理解を得て基本的に全児童が差して登校するという学校もございますし、実際周知
のうえ、差さないことも選択できるというような学校もございます。その学校は6月中旬開始当初は実際に3割程度であったけれども、下旬には7割程度
の子供が傘を差しているというような状況
の報告を受けております。 あと、ほとんど
の学校でも6月下旬から7月初旬にかけて傘を差して登下校してもいい旨
の連絡をした、あるいはする予定であると、そのほかにはまだ検討している段階、あるいは積極的には勧めないで差すことを許可するというだけ
の学校もあるということで、各学校足並みがそろっている状況ではないというようなことでございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) なかなかその状況、生徒数、坂が多いとかいろんな状況もあろうかと思うのでそこはなかなかすべてしたらいいじゃない
のと簡単にはいかない
のかなとは思うんですけれども、ちなみに選べるところです、差してもいいし差さなくてもいいです、差さない場合は多分帽子にマスクをしてという限定だと思うんですけれども、そのなかで実際してみてやっぱりしんどいからもともと
のマスクにかえてんというようなそんな声とかという
のは教育
委員会には入っているんですか。
○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。
◎教育部長(福森るり) 直接私どもで意見を聴取したとか声が直接届いているということはないんですけれども、私も通勤途上に子供たち
の様子を見ておりますと、晴れた日、傘は持っているけれども差していないというような子供も散見されまして、実際子供
のなかではどうしようかというふうにいろいろと悩んでいると、いいところもあるけれどもやっぱり悪いところもあるなということで、差していたけれどもやめたというよりも差したり差さなかったりしているというような現状がある
のではないかというふうに推測されます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) そうですね、どちらでもいいとなるとなかなか難しい
のかなと思いますし、ただ絶対しなさいとなるとしんどい子も差したままでいなければならないと、なかなかすべてがオーケーという
のは難しい
のかなと思うんですけれども、そういう声も実際に聞いていただいて本当に何がいい
のかという
のも考えていただけたらなと。コロナ対策もしながら熱中症対策もしなきゃならない、相当難しい時期に来ているなかで夏休み期間を短くして学校に行かなければならないということで、ほかにいろんな対策もとっていただけるようですけれども。 あと、今後
の熱中症対策を聞かせていただこうと思ったんですが、先ほど中山議員
のほうから質問されて、今後ランドセルをリュックサックにかえるとかTシャツもオーケーにするとかいろんな答弁をされたので、特にランドセルをリュックサックってありかなと、ランドセルをするとこのベルト
の部分と背中、子供びっちょびちょになっていますから、そこからいうとリュックサックもありな
のかなというように思います。 最後、時間ありますので市長に最後お答えいただきたいんですけれども、今回いろんな災害
のことなり学校、熱中症対策、新型コロナ対策等質問させていただいたんですけれども、何か市長
のお考えがありましたら教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) まず、
選挙中からもお話しさせていただいておりましたが、ある日突然地震、今この瞬間に地震が起こるかもしれないというふうなことは常に考えておかなければならないと、小西議員もその意識だと思います。そのためには、まず命を守るため
の方法として先ほど非常階段
のお話とかいろいろ教えていただきました、まだ私自身が勉強不足でわからないところがたくさんありますと、小西議員は消防団に属していらっしゃって私よりも大分知識が多いのでまたそれを教えていただいて参考にさせていただきたいと思います。 そして、コロナと熱中症対策です、この暑さ
の対策なんですが、私自身も学校というより個人でそれぞれ選べるような状況が好ましい
のかなというふうに思います。それぞれ
の地域によって全然場所がいろいろ違いますと、当然狭いところが多いようなところでは傘なんか差しにくいでしょうし、むしろ昼間だけ差したいねんという子もいるでしょうし、保護者
の意向として差したほうがいいという方もおられるでしょうし、そしてあと制服も体操服
のほうが楽だという方もおられますし、体操服には名前が書いているから不安なんだというふうな方もおられるという話も聞いています。 だから、それぞれに対して一番楽な方法をこの夏とっていけたらなというふうには思っております。だから、ある程度自由に選べるような方法を私
のほうから提案させていただいて、個々
の学校ないし保護者で選んでいただけるような方法をとれないかなということを提案してまいります。ありがとうございます。
○副議長(芦高清友) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ありがとうございました。 今回は特に新型コロナと熱中症対策ということで本当に命にかかわる問題ですので、皆さんいろいろ、理事者
の方々いろいろ考えていろいろ苦労もしていただいて、きょうと言えばいいんですか、夜中に出ていただいて災害
の対策もしていただいているということも聞かせていただいておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いしておきます。本当にありがとうございました。終わらせていただきます。
○副議長(芦高清友) 以上で、12番小西高吉議員
の一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 午後3時04分 休憩 午後3時14分 再開
○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、7番下村佳史議員
の一般質問をお受けいたします。 下村議員。
◆7番(下村佳史) 皆さんこんにちは。 まず初めに、去る6月5日に北朝鮮に拉致されている横田めぐみさん
のお父さん、滋さんが亡くなられました。心よりご冥福を申し上げます。滋さんは、拉致被害者家族連絡会
の代表をも務められ、娘さんや拉致された方々
の救出に尽力を尽くされてこられました。私たち国民は、一日も早くこの問題
の解決に向けて関心を持ち続けなければなりません。 また、このたび
の中国武漢から発症した新型コロナウイルス
の日本における感染者が昨日、奈良県で新たに2人
の感染者を含め2万991名、うち993名
の方がお亡くなりになられました。改めてご冥福をお祈り申し上げますとともに、今入院されておられます患者
の方々には一日も早く健康になられますようにお見舞い申し上げます。 さて、このコロナウイルスということで今回質問をまず初めにさせていただきますが、新型コロナウイルス
の対策としてさまざまな支援、対策を行ってこられたと思いますが、特に市民向けとしてどのようなことを行ってこられたんでしょうか。 壇上から
の質問を終わります。
○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) お尋ね
の件でございますが、広報紙やホームページにおきまして感染予防について
の情報提供や各種相談、支援
の窓口
のご案内、また公共施設やコミュニティバス
のバス停などにおいて注意喚起
のポスター掲示などを行ってまいりました。 また、2月23日以降、市主催
のイベント等
の中止、延期を行ったりだとか、2月27日以降、公共施設
の利用休止を行いました。 そのほか、4月中旬より妊婦さんへ
のマスク
の配布であったり、市立
の小・中学校、幼稚園、こども園、保育所
の児童・生徒へ
の布マスク
の配布であったりということなどを行ってまいりました。
○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 今回、感染対策として医療・介護従事者
の方へ
の対策もされたと思いますが、まず奈良県内や本市においてコロナ感染者が発生した時期にこの地域
の医療機関
の状況はどのようなことであったか教えていただけますか。
○副議長(芦高清友) はい、滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 1月28日、奈良県内で初めて
新型コロナウイルス感染症患者が確認されて以降、感染拡大が見られ、本市
の医療機関におきましても発熱された患者が受診されますと医療従事者
の感染へ
の不安は緊迫したものがあったと伺ってございます。 また、アルコール消毒液、マスク、防護服などが全国的に不足している状況
のなか、発熱があれば医療機関に電話連絡
のうえ、受診することをお願いしておりましたが、連絡なく受診される方もおられたようで、院内感染
の予防対策にも大変苦慮されておられたということをお聞きしております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 私も医療従事者
の方々
のご苦労は耳にしているわけですが、医療機関に対して市はどのような支援をされてきた
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) まず、マスクや防護服
の不足に対しましては、地域
の医療現場
の崩壊を防ぐために市
の備蓄品を医療機関に配布いたしました。マスクにつきましては、発熱、味覚障害を訴える患者を診察することが多い内科、耳鼻咽喉科
の医院2病院、6診療所に、また防護服につきましては2病院、24診療所に対し配布をいたしました。 また、医師会より発熱により医療機関を受診される場合は電話連絡をしていただいてから受診するよう市民
の方へ啓発してほしいという依頼に対しましては、広報紙で
の啓発
のほか、広報車で巡回による広報活動を実施いたしました。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 この医療機関、そして介護従事者
の方
のご苦労に関しまして、商工会と市が水道局にライトアップされたり花火を上げられたり、そしてまた市
の職員
の方々は週1回、拍手をされてその労をねぎらわれたということもお聞きしていますが、介護・福祉
の方々
の感染防止方法について、その介護サービス従事者へ
の認識、また周知はできていたんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 厚生労働省通知による介護サービス事業所における感染防止に向けた取り組みを事業所に配布し、実施していただくようにしております。具体的な内容といたしましては、感染症対策
の取り組み、感染症に感染した者が発生した場合
の取り組みが、入所、訪問、通所
の各サービス体系別で示されております。 また、感染予防対策
の促進につきましては、国、県から
の通知があれば、その都度速やかに情報提供を行っておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) それでは、介護サービス事業所に向けて
の感染防止対策として香芝市が行っている支援、またマスクやアルコール消毒液など
の物品につきましては中山議員が質問されておりましたが、今後においても引き続き支援されていくんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 今後につきましては、感染症対策に必要な衛生用品など
の物品購入費用につきましては国
の支援対象事業として
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金10分の10が交付されることとなってございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 先ほど
の医療従事者もそうですけれども、介護サービス
の利用者が感染した場合はどのようにしたらいい
のでしょうか、その対策をお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 利用者が感染された場合
の対応手順につきましては、事業所において国が策定しているマニュアルに沿って実施をし、保健所と相談
のうえ、対応していただくことになってまいります。 まずは感染予防対策を徹底していただき、市といたしましても介護サービス事業所と連携を図りながら継続した介護サービス
の提供ができるよう支援してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 いろいろ感染対策があるわけなんですけれども、香芝庁舎内で感染するとたちまち行政
の運営が滞るということで、庁舎内における対策としてはどのようなことを行ってこられたんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 庁内ということで、公共施設内における職員から市民へ
の感染だとか、市民同士で
の感染、そういう
のの発生を防ぐべく各種対策を行ってまいりました。具体的には、先ほど別
の答弁
のほうで申しましたように市
の行事
の中止、延期であったり公共施設
の利用休止、そのほか窓口における飛沫感染防止パネルを設置したり来庁者用
の椅子
の距離を確保したり、職員におきましてはマスク
の着用、検温による職員
の毎日
の体調
管理、執務場所
の分散化や時差出勤、カウンター
の毎日
の消毒、それからあと換気
の徹底と、こういったことを継続してやってございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 第1波が終わり、2波、3波と来る予定があるかもしれないので、十分今後も対策していただきたいと思います。 それでは、市民へ
の生活支援ということで税等へ
の対策をお聞きしますが、新型コロナウイルス
の発生に伴い、納税が困難な方へ
の対策としては市はどのような対策を講じておられるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 仲財務局長。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予
の特例制度が創設されまして、新型コロナウイルス
の影響により収入
の減少など
の理由から市税
の納付が困難な方で申請を希望される方を対象に徴収猶予
の特例制度
の申請を受け付けております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) その徴収猶予
の特例制度とお聞かせ願ったわけなんですけれども、その申請にはどのような書類が必要になるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 確認させていただく申請書には、申請書
のほか売上帳でありましたり現金出納簿、給与明細等
の収入
の状況などがわかる書類が必要となってまいります。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) しつこく聞くようなんですけれども、そういった書類がどうしても用意できない方もおられると思うんですが、その場合
の対応はどのようにしたらいいでしょうか、またどのようにしていただけるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) コロナウイルス感染症
の影響によりましてやむを得ず書類
の添付が困難な場合につきましては、聞き取りによる確認など
の対応を認めていく旨
の見解が国からも出ております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 このような市民へ
の生活
の支援としてどのような役割を考えておられるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) コロナウイルス感染症
の影響によりまして納税が困難な方に対しまして、市税
の納期内
の納付や滞納により発生する延滞金へ
の不安を取り除きまして、まずは当面
の生活を維持していくためにも必要な制度であると考えております。 しかしながら、猶予につきましては1年間となっておりますので、猶予期間終了後
の納付について個々
の状況に応じた丁寧な対応が必要であると考えております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。ぜひとも市民
のために助けていただきたいというふうに思います。 また、市民
の生活支援としては健康維持についてお聞かせ願います。さき
の国民健康保険途別会計補正予算(第2号)において国民健康保険健康維持推進給付金を専決処分されていますが、その給付金はどのような目的で創設されたものでしょうか、再度給付金
の目的を確認させていただきたいと思います。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 健康維持推進給付金は、
新型コロナウイルス感染症の影響により感染防止
のために外出自粛を求められ、行動制限を強いられていたことにより、身体的、精神的に健康不安を感じておられる国民健康保険被保険者
の方へ支給するものでございます。 この給付金を活用していただき健康維持増進を図っていただくことにより医療費
の抑制につなげていただくため、香芝市国民健康保険被保険者1人当たり1万円を支給するものでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ただいま医療費
の抑制につなげていただくという答弁をされましたが、今回どのような経費に使われることを考えておられるんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 給付金
の使途でございます。 使途につきましてはさまざまな使い道があると考えております。長らく不要不急
の外出を控えておられたことから運動不足
の解消や筋力低下を防ぐため健康器具
の購入、趣味へ
の活用、また食事などでご家族とお過ごしいただくことによりまして気分転換、リフレッシュなど、身体的に限らず心
の健康づくりにも役立てていただくことが大事であると考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがたい話ですが、給付金
の支給要件や対象者はどのようになっている
のかお聞かせ願えますか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 支給要件につきましては、
緊急事態宣言発令による外出自粛要請期間中
の令和2年4月30日に本市
の国民健康保険被保険者であり、健康維持推進給付金
の実施要綱
の施行日である6月11日におきましても被保険者である方
のうち、平成31年4月1日以降に国民健康保険料
の納付実績がある世帯に属する方を対象にしております。 しかし、令和2年度
の保険料につきましては7月8日本日ですが納入通知書を発送することから、本年4月1日以降に資格を取得された方
の納付実績は求めておりません。 また、6月29日現在
の対象者は1万4,490人、8,697世帯でございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 現在
の対象者がかなり
の人数と、また世帯数ということで、この給付金
の周知についてどのような方法で周知される
のかお聞かせ願えますか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 周知につきましては、6月22日発行
の広報かしば、また7月6日発行
の広報かしばお知らせ版に掲載するとともに、7月1日には対象世帯に申請書及び案内文を送付し、ホームページにおきましても周知をしております。 また、本日発送する令和2年度
の保険料納入通知書
の同封物にも給付金について案内し、広報かしばお知らせ版8月号にも掲載を予定しております。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ぜひとも全員に周知し、いただける方にはぜひとも手
の届くようにしていただきたいと思いますけれども、健康維持推進給付金については最後
の質問となりますが、申請から給付まで事務処理としてはどのようにされていかれる
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) 滝村
福祉健康部長、答弁。
◎
福祉健康部長(滝村豊) 先ほども申しましたが、対象世帯へは7月1日に申請書類を送付しており、受け付け期間終了
の8月31日まで郵送による申請受け付けとしております。 また、給付金は受け付けした申請書
の記載内容、添付書類等を審査
のうえ、指定された預金口座に振り込みいたします。この振り込みにつきましてはできる限り速やかに手続を進めることとしておりますが、振り込みまではおおむね1か月から2か月を要するものと考えております。 ただ、申請書類送付後、早々に申請いただいた方につきましては、7月15日に振り込みができるように準備
のほうを進めておるところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ご足労をおかけしますけれども、ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、(3)企業・事業者へ
の支援策ということで、今回コロナ
の影響により市内
の企業や事業者
の売り上げが低迷している状況でありますが、事業者向け
の支援策をお聞きしたいと思います。 まず、市が現在行っている支援はどのようなものがある
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現在、事業所向け
の市が行っている支援でございますが、セーフティーネット制度というものがございます。こちらは、コロナ
の影響により売り上げが減少している事業者
の売上減少率を市が確認をして認定することによりまして、県や国
の融資制度を優遇されるというものでございます。 また、奈良県
の休業要請に協力し、協力金を支給された事業所に対しまして、市が上乗せ
の協力金を支給させていただいております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 国
の制度ということでありがたい話なんですけれども、県が行っている事業ということでありがたい話なんですけれども、市独自で行っている支援策という
のはないんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 先行して行っておりました
のは、
緊急事態宣言で活動自粛
の期間、商工会と連携いたしまして、香芝
のコロナに負けないお店応援プロジェクトというものを実施させていただいておりました。内容につきましては、市内
の飲食店がテイクアウトを行っておったり、小売店が宅配サービスを行っておりましたそういった
のをSNSやホームページ
のほうで紹介をさせていただいております。 また、
緊急事態宣言が解除された現在、香芝みらいクーポン
のほうを発行いたしまして、市内
の消費喚起と経済
の活性化を進めることを目指しております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 もう今回
のお知らせ版でクーポン
のほうは各家庭に配布されているようで、また僕もお見かけしまして、使われてどんどん活性化していただきたいなというふうに思います。 それでは、事業者へ
の家賃補助や持続化給付金など国でも検討されているみたいですが、そのような支援策はできますか、香芝では。
○副議長(芦高清友) 津崎
地域振興局長、答弁。
◎
地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現在、国
の支援策につきましてはさまざまな事業所へ
の対応を考え、多岐にわたってやっていただいております。現在は、それらをしっかり研究いたしまして、多く
の事業所が支援を受けていただけるように市はそちら
の情報を提供させていただいているところでございます。 しかしながら、まだまだ事業所へ
の支援は足らないと思いますので、市
の施策といたしましては国
の地方創生臨時交付金の活用につきましてさまざまな用途を検討しながら事業所へ
の支援も含めて全体
のバランスを見ながら広く活用していきたいと考えております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 改めて申しますけれども、コロナ対策
の臨時交付金なので有効な活用をぜひともお願いいたします。 また、奈良県内
のほか
の市町村もいろんな支援策をされていますが、地域によって内容が違うので、できれば県内自治体がタッグを組んで同じ支援をしていただけると不公平感がなくなるというふうに私は思うわけなんですけれども、奈良県で取りまとめてもらってもよいと思うんですが、検討していただくことはできる
のでしょうか。ぜひともできるように要望して、この質問は終わりたいというふうに思います。 続きまして、(4)小・中学校へ
の対応についてお聞かせ願いたいと思います。 先ほども中山さん
のほうからご質問があったと思うんですけれども、6月学校再開後、通年に比べて単元
の計画
の凝縮などによりこれまで
のおくれを取り戻している状況とお聞きしましたが、学習
の理解度についてはどのようにお考えでしょうか。
○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 理解度につきましては、個人
の学びを総括的に確実に把握しているという状況ではまだありませんけれども、授業で
の様子やミニテスト等
の結果からは大幅に理解に不安があるというようなことは特段お聞きしておりません。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) そうであってもおくれているというふうに感じているわけなんですけれども、そのあたりどのように対応されて、また対応していくつもりなんでしょうか、お聞かせ願います。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 現在においても子供たち
の学びを見取り、毎時間ごとに確認テストを行ったり家庭学習で理解
の定着を課したりして学習
の定着が十分に図れているかどうかを把握すべく取り組んでおります。そのなかで十分に理解が進んでいない児童・生徒には、負担や無理がかからないように休み時間や放課後等を使って補習にも取り組むというような状況でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 先ほどもこの質問も出たと思いますけれども、学習支援
の一つ
の手法として家庭学習
の充実をさせるため、端末
のない家庭
の児童・生徒にはタブレット等を貸し出してオンライン授業を進めていくという必要があると思いますが、そのあたりはどのように考えているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) GIGAスクール構想
の加速化を受けて、対面式授業で
のICT活用を充実していくとともに、今後はリモートで
の授業
の環境も進めていく必要があると考えております。その際は、端末がない家庭
の児童・生徒に端末
の貸与についても検討してまいりたいと考えております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ぜひとも学習支援ということで、くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。 そして、学校
のほうに移りたいと思いますが、学校で
の新型コロナウイルス
の対策については生活
のうえで指導はどんなことを行っている
のかお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 生活上
の指導につきましては、文部科学省
のほうから示されております学校における
新型コロナウイルス感染症に関する衛生マニュアル、これに基づいて実施しております。主な内容といたしましては、教室内におけるソーシャルディスタンス
の確保、換気
の徹底、手洗い
の徹底、また学校給食
の前向き実施
の指導などでございます。 また、教職員
の協力を得て学校施設、階段
の手すりや教室等
のドアノブ、トイレ
の手が触れる部分など
の定期的な消毒も行っている状況でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) さき
の補正予算でも金額が出ていましたが、それら
の消毒液、ところによれば在庫がないという答弁があったんですけれども、消毒液等
の準備はできているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 消毒用
の次亜塩素酸ナトリウム液、それから給食用
の使い捨て
のゴム手袋、消毒等に使用する教師用
のゴム手袋等を学校
のほうにきちんと配布させていただいております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 学校が休校になるようなことがあれば、なお一層授業がおくれるということで、万全な対策を施していただきたいなというふうに思います。 それでは、学校はそういうふうに対策を消耗品や備品についてはしっかり準備していただいているというふうに今お聞かせいただきましたが、学童保育における新型コロナウイルス
の感染対策についてはどのようにされている
のか、また何か基準
のようなものがある
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 指定
管理者
のほうが作成しております現場におけるコロナ対策
の指針というものに基づきまして、室内
の換気、うがい、手洗い、また昼食やおやつ
のとき
の座り方
の工夫やマスク
の着用など
の感染対策を行っております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 感染対策を行っているということなんですけれども、もっと具体的にどのように対策をされているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) それぞれ
の学童保育所
の環境により工夫をしながら行っているという状況でございますけれども、例えば机はプラスチック段ボールで仕切りをつくるなど距離をあける工夫をしています。 また、手洗いやトイレで待つときも距離をあけて待つ、おやつを配るときなどは従来は児童が集まったなかで配っていたものなどそういったものは指導員が配布するようにしております。 また、遊ぶとき等は密にならないように気をつけるように子供たちに伝えたり、こういったことを行っております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 消毒など環境面も含めてほかに行っていることはあるでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 環境面でございますけれども、学童保育終了後、それから開所前に室内
のおもちゃや手
の触れる場所
の消毒や、手洗い後はペーパータオル
の使用、クーラーを使用しながらも窓
の開閉をして換気にも注意をしております。 また、保護者
の方々には各学童で行っている状況を学童保育所だよりでお知らせしている学童保育所もございます。 以上です。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) いろんな対策をされているという
のはよくわかるんですけれども、公共施設でしたら福祉センターとか公民館、また学校等では密にならないような対策を学童以上にされていると思うんですけれども、密を防ぐために学校等
の施設を利用とかはできないんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 学童保育所ごとに事情が異なりますけれども、放課後児童が密集になる時間を少しでも緩和するために、学校
の運動場や体育館、図書室を借りることについて学校にご協力をいただいております。状況によって、運動場を中心にはなりますけれども利用させていただいております。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 施設と子供たち
の対策ということは十分理解したわけなんですけれども、学童
の指導員さん
の体調
管理や安全対策はどのようにされているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) ふだんより検温等を行い体調
管理には十分注意していただいているところでございますけれども、発熱嘔吐等
の兆候がある場合等はもちろん休む、また家族等が新型コロナウイルスに感染した場合や濃厚接触者等に該当した場合など
の対応
の方法も示されておりますので、それに基づいて対策されておるような状況でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 今回、
緊急事態宣言のもと、指定
管理で運営されているわけなんですけれども、その指定
管理者と
の連携はできているんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七)
緊急事態宣言中、それからまた宣言解除後におきましても、安全で安心な保育が行えるように事業者とは毎日欠かすことなく連絡をとり合いながら連携して業務を進めております。 以上です。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 今いろいろお聞かせ願って、学童
の状況等、十分わかったわけなんですけれども、これからも十分連携をとっていただきたいと思います。また、学童
の保育所は学校と比べると先ほども言いましたように密
の状態だというふうに思います。もちろん施設
のことや指導員
のことなどもあると思いますが、少しでも密を解消できるような工夫をしていただくことを要望して、学童については質問を終わりたいと思います。 続きまして、DV
の対策についてお聞かせ願いたいと思いますが、先ほどもこの一件として質問されていましたので簡単にいきたいと思います。 臨時休業時においてDV等
の気になる児童・生徒にどのようにアプローチされていたんでしょうか。
○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 臨時休業中には、ポスティング、また電話連絡等で子供たち
の家庭で
の様子について一定
の把握に取り組んでおりました。特に要保護児童対策地域協議会に上がっている児童・生徒については3月末から5月末まで学校が主体となってできる限り家庭を訪ねて、すべて
の児童・生徒
の現認確認を行いました。 さらに、さまざまな家庭的事情から気になる子供については、各担任で状況によっては家庭で
の過ごし方を確認し、適宜適切に声かけをしてまいりました。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) DV等については心
の問題ですので十分対応していただきたいと思います。 学校が再開されて不安を抱えながら登校している子供たちもいると思います。今後も学校や学童、そして関係機関とも連絡を密にし、心
のケアも含め安全・安心な運営に取り組んでいただくことをお願いして、学校について
の質問はこれで終わりたいと思います。 続きまして、5番、今回
の新型コロナウイルス感染症に係る情報提供や周知についてお聞かせ願います。 まず、市民に対してはどのような手法で、内容で、情報提供を行っている
のかお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史)
新型コロナウイルス感染症に係る情報につきましては、これまでホームページや広報紙、フェイスブック、広報車、ヤフー防災速報、庁内における放送などによりまして周知を行っております。
緊急事態宣言時など感染症が拡大していく状況下におきましては、感染症
の予防に関する基礎知識や医療機関
の受診
の流れといった感染拡大
の防止、そして感染予防に関する情報
の周知を行ってまいりました。 感染拡大が落ちつきました現時点では、アフターコロナ、ウイズコロナを見据えた生活支援や経済支援など取り組みが進んでまいりましたので、こうした情報に重点を置いて周知を行っているところではございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) そういう周知は十分わかりましたが、国
の特別定額給付金や県
の対策、そして本市
の独自
の対策などさまざまな対策が講じられているなか、非常に多く
の情報が交錯している状況であると思います。 市民
の皆様にはたくさん
の情報
のあるなかからそれぞれに必要とされる対策を的確にお知らせすることが重要であると思いますが、こうした観点から情報
の周知につきましてはどのようにされているか、再度お聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 国や県、市、その他関係機関におきまして数多く
の経済支援に係る対策が講じられており、引き続いて検討も進んでおります。市民
の皆様におかれましてそれぞれ必要とされる対策が異なる場合もございます。本市では、都度ホームページや広報紙におきまして支援及び相談窓口を一覧に取りまとめてわかりやすく表示する工夫をしております。 さらに、スピード感を持って周知する情報につきましてはホームページやフェイスブックなど、より皆様に広く周知する情報につきましては広報紙など、広報媒体
の特徴を生かしながら的確に情報周知を図っているところではございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 今
の情報
の提供ということでいろいろ教えていただいたわけなんですけれども、そもそも市民向け
の専用窓口等をつけてはどうかなということで、ホームページや広報における周知も重要ですが、直接市民
の皆様方から
の相談に対応する窓口も必要と考えています。 こういった
新型コロナウイルス感染症に係る相談についてどのように対応している
のかお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 来庁されて
の相談につきましては、市役所1階
の案内に
新型コロナウイルス感染症総合案内窓口において内容をお伺いした後に、各担当部署を案内して詳細な相談をお聞きすることとしてございます。 また、電話で
の相談につきましても、内容をお伺いした後、各担当部署へとつなぐ対応をしてございます。 なお、特に問い合わせが多くございました特別定額給付金に係る相談につきましては、専用相談窓口並びに専用ダイヤルを設置して対応しておりました。 7月1日に発送いたしました国民健康保険被保険者を対象とした香芝市健康維持推進給付金につきましても、専用
の相談窓口並びに専用ダイヤルを設置して対応しているところではございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 午前中にも上田井さんから
の質問にもありましたように市民
の方々にわかりやすく、そしてもらえる方にはしっかりと受け取っていただける対策を今後も続けていただきたいなというふうに思います。 この新型コロナウイルス感染に今回なったわけなんですけれども、香芝市が進めています第5次香芝市総合計画がことしまとめられるというふうに計画ではできていますが、このウイルス感染拡大に伴いまして大きく社会情勢が変化しています。こうしたなか、スケジュールに変更がない
のか、またこういう状況
のなかでウイルス感染症
の影響をどのように踏まえた総合計画となる
のかお聞かせ願えますか。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 現状におきましては令和2年度中
の策定スケジュールで考えておりますけれども、次期総合計画においては
新型コロナウイルス感染症の感染拡大等
の緊急事態を踏まえたうえで
の総合計画とすべきと我々も考えてございます。 つきましては、スケジュールありきではなく、今後
の社会情勢も踏まえつつ十分な検証をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 十分検討していただきたいなというふうに思いますが、この感染症拡大に伴い、総合計画以外
の各種計画においては進捗に影響が出る
のでしょうか。どのように対応されている
のでしょうか。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 各種個別計画におきましても、最上位計画でございます総合計画に即した改変が必要となる場合もあろうと考えてございます。 また、至急
の改変までに至らない場合であったとしても、今後見直しを行う際には今回
の新型コロナウイルス感染症の感染拡大
のような事象も踏まえて修正する必要もあろうかと考えているところではございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 十分に再検討されるものはしていただいて、コロナ対策、アフターコロナということで香芝市
のいろんな計画を見直していただきたいなというふうに思います。 続きまして、大項目、市長
の所信表明についてお聞かせ願います。 まず、現在認識している本市
の課題についてお聞かせ願います。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 本市は近年まで人口増加を続けてまいりましたけれども、少子高齢化は確実に進行しておりまして、人口減少局面に転じていく可能性もあるなか、まだ厳しい財政状況であることも否めません。市民意識調査におきましても、総合計画策定にあたり、9月に実施したアンケートにおきまして困ることという設問に対して、病院など医療体制や道路など都市基盤
の整備状況、交通機関
の利便性、3点が上位を占めております。 また、重要度が高く、かつ満足度が低いという施策につきましては、都市基盤等に加えて子育て支援や保育サービスが上位となっております。市民感覚からしてもそのような施策が我々としては課題と考えているところでございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) そういった解決に向けてはどのように取り組みをされる
のでしょうか、また進めていかれますか。
○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 市長
の所信表明でもございました市政と市民と
の距離を縮め、市民協働型
の市政運営を進めることによりまして課題解決を図ってまいりたいというふうには考えてございます。 また、香芝市だけで解決できないものにつきましては、これまで以上に国や県等と調整並びに連携を強化し、課題解決を図ってまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 先ほど
のコロナ
の第5次計画等、そして今
の答弁等をお聞かせ願ったわけなんですけれども、今後
のビジョンとして奈良いちを挙げておられます香芝市が、そして香芝市が奈良で一番となるような市政を運営していくということですが、市政
の運営については現在制作中
の第5次香芝市総合計画と直接的に関連するところであると思いますので、改めましてその方向性についてお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) いろいろご質問ありがとうございます。 内容について、私自身が所信表明でもお話しさせていただきましたが誰もが住み良い街にする、そして学校を良くする、子育てを応援する、市役所を良くする、市民が決めるというこの5つ
の柱とこの第5次
の計画とをうまく結びつけてやってきたいというふうに考えております。 そして、下村議員が同じような考え方を持っていらっしゃると思います。見させていただいたら、1、誰もが住みやすいまちづくり、2、安心・安全で暮らせるまちづくり、3、環境に優しく活力
のあるまちづくり、頑張ろう香芝、みんなと一緒に明るい香芝
の未来をつくるためにと3年ちょっと前にやっていたと思います。私自身で足らない部分はまた下村議員からご提案いただいて、一緒に奈良で一番
の町をつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(芦高清友) 下村議員。
◆7番(下村佳史) 間近な問題を解決するということで聞かせていただいたわけなんですけれども、今回コロナウイルスに端を発しましてこの全体像としましてはかなり世界観が変わってくるというふうに思います。それは世界史を統計学的に研究された文明法則史によれば、世界史は東西に分かれて文明は豊かに創造する好調期が800年に1年、東と西洋
の文化が入れかわると、今そのちょうど交換期になってきているということで、これからは今まで
のヨーロッパやアメリカに頼らず、今度は東洋
の時代が来るというふうに話されております。そのなかで、まさにアフターコロナを考えるにあたっては文明
の質が一変しまして、生活
の質や幸せ
の尺度がひっくり返ることを前提に将来ビジョン
の政策を策定していかなくてはならないと思います。そのためにも、まずは今後
の考え方として広域経済
の確立、そして共生文明
の創造、そして高徳国家
の建設等を掲げながら、香芝市
の先行きを見据えていただきたいなというふうに思います。 そして、奈良いちじゃなく日本一
の香芝市にしていただきたいなというふうにお願いをしまして、私
の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(芦高清友) 以上で、7番下村佳史議員
の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 午後4時01分 休憩 午後4時18分 再開
○議長(中村良路) それでは、休憩を解いて再開いたします。 それでは、3番中谷一輝議員
の一般質問をお受けいたします。 中谷一輝議員。
◆3番(中谷一輝) 皆さんこんにちは。 議長
のお許しをいただきましたので、日本維新
の会中谷一輝が一般質問を行います。よろしくお願いいたします。 まず初めに、新たな市長福岡市長と小林副市長におかれましては、ぜひ市長がよく常に言われている市民
の声を聞いて、そして市民目線を忘れず、今後香芝市発展
のためご尽力願いますようよろしくお願いいたします。 現在、世界的に新型コロナウイルスが蔓延し、日本でも4月7日から1都1府5県で
緊急事態宣言が発出され、また4月16日には
緊急事態宣言の対象区域が全国へと拡大しました。日本は諸外国と違い、強力な強制力
のない自粛
のお願いだけで企業、事業者、国民すべて
の協力
のおかげで5月中旬から徐々に
緊急事態宣言が解除され、5月25日には全国で
緊急事態宣言が解除されました。 しかし、新型コロナウイルス感染者数は世界では約1,150万人、死者数が約53万人、日本でも感染者数が約2万人を超えてきています、死亡者数も979人となっております。新型コロナウイルスで亡くなられた方々
のご冥福と、感染者
の一日も早く
の回復をお祈り申し上げます。 また、現在も新型コロナウイルスと闘ってくださっている医療従事者
の方々にも心より感謝申し上げます。 最近また関東
のほう、東京
のほうでも連日100人を超えてきています。そして、奈良県でもここ数日間、1日で約1名から2名、感染者、PCR検査
の陽性者が出てきています。無症状
の感染者もいることから、新型コロナウイルス
の治療薬やワクチンができるまではいつどこで誰が感染してもおかしくなく、まだまだ予断を許さない状況であることから、香芝市
の新型コロナウイルス対策等について質問させていただきます。 まず、中項目
の1番、
地方創生臨時交付金等について、現在、国では第1次、第2次補正予算が成立したことによって、香芝市には第1次で2億4,131万5,000円、第2次では5億6,839万円が予定されていますけれども、香芝市
の一般財源
の持ち出し、香芝市単費はいくらですか。 以上で、壇上から
の質問を終わります。
○議長(中村良路) それでは、中谷議員
の1回目
の質問に対しまして答弁をお願いします。 はい、仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) これまで一般会計
の補正予算に計上いたしました
新型コロナウイルス感染症へ
の対応として
の一般財源
の総額につきましては、4億1,563万5,000円となっております。この財源につきましては、財政調整基金を活用しております。
○議長(中村良路) それでは、2回目以降
の質問をお受けいたします。 はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) では、今回
の地方創生臨時交付金と財政調整基金でどのような事業に対してどれぐらい
の事業費がかかっていますか。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後4時22分 休憩 午後4時23分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 堀本企画部長、答弁。
◎企画部長(堀本武史) 子育てや教育支援関係でいきますと1億2,788万7,000円ということとなってございまして、また感染拡大防止対策関連では6,587万7,000円、また事業者支援、地域活性化関連事業といたしましては約9,800万円となってございまして、最終、庁舎環境整備として180万円となってございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) ありがとうございます。 この国から
の地方創生臨時交付金、あと香芝市から
の単費
の持ち出し分合わせてしっかりとこのコロナに対して
の対策、サポート、支援等を行っていってもらいたいんですけれども、財政調整基金が14億円強ほどあったと思うんですけれども、現在どれぐらいになっていますか。
○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。
◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) これまで
の補正予算に計上いたしました
新型コロナウイルス感染症へ
の対応、また政策事業へ
の対応を加味いたしました現時点におけます財政調整基金
の残高につきましては10億6,743万7,000円となっております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) この財政調整基金なんですけれども、10年に一度来るか来ないかという大災害であったり財政
の危機的状況であったりというときに使われるんですけれども、今後、第2波、第3波
の大きさ、状況にもよりますが、もし仮に第1波よりも大きな第2波、第3波が来たときに、この財政調整基金をどこまで使う覚悟がある
のか、これは市長にお伺いしたいんですけれども、全部その状況によってまた変わってくると思うんで難しいとは思うんですけれども、もうどうしようもないときは全部使うつもりがある
のか、それともやっぱり今後
のために少しはこれぐらいは置いておかないといけない
のかというところをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。
◎市長(福岡憲宏) 先ほど
の答弁でもありましたように、まずは10%ぐらいをめどにためておかなければならないという気持ちはあります。だから、基本的には15億円ぐらいは持っておかなければならないと、今もう既に4億円ぐらい使っているので残りが10億円という形になります。また、国から
のもので戻したとしてまたある程度は戻ると思います。ただ、中谷議員おっしゃるみたいに命
のために使わなければならないという覚悟は持っています、ただそれがどのような規模でという
のは残念ながら今すぐどれに何だけ使っていいという
のはわかりませんけれども、ある程度使っていかなければならない覚悟はあります。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) そうですね、第2波、第3波
の状況にもよりますし、そのとき
の経済状況、被害
の度合いにもよるんですけれども、財政
の規模
の大体10%ぐらい、15億円ということなんですけれども、この15億円
の財政調整基金という
のは10年に一度起こるか起こらないか
の大災害に備えてということで、今回このコロナ感染症
の蔓延はその大災害に当たるんじゃないかということも思いますので、ぜひ市民にとってそういった財政で苦しいからとかいろんなことが不安に思う、そういったことでいろんな不具合が起こらないように、
地方創生臨時交付金、それと財政調整基金を使ってしっかりと支援、サポートしてもらいたいと思います。 それと、国
の事業なんですけれども、特別定額給付金について事務費を含めた国から
の交付金額という
のはいくらになっていますか。
○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 特別定額給付金事業につきましては、給付金全額が事業費として、給付事務に係る経費が事務費としてそれぞれ国から補助されます。事業費につきましては79億2,730万円、事務費につきましては6,910万円、こちら
の概算払いを既に受けております。 なお、事業終了後において、実績に基づく精算
のほうを予定しているところです。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) それでは、特別定額給付金、この未申請件数を教えてください。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) 集計
の都合上、やや古い数字となりますけれども、6月30日現在、まったく申請されていない世帯が613世帯、1回申請いただいたんですけれども記入漏れ等
の不備によりまして申請書を送り返した後に再び
の申請、こちらをいただいていない世帯が51世帯ございまして、合計664件が6月末現在未申請となっており、こちら世帯全体
の約2.1%に当たるところです。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) それでは、申請書を送ったけれども戻ってきた、住所が不明で戻ってきた件数、連絡がとれない件数等を教えてください。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。
◎企画部理事(遠藤啓) そちらにつきましては、当初61件ございましたけれども、本人から
の申し出であったりこちらから
の郵便局へ
の問い合わせであったり現地訪問等を通じて配達可能と判断した世帯については再度投函を行っておりまして、6月末時点で不達になっている件数は当初
の61件
のうち14件に減っております。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) それでは、先ほど
の答弁
のほうで7月上旬に未申請者に勧奨したということですけれども、この書類
の不備が51件あったというところ、ここも7月上旬に勧奨しているうちにこの51件も入っているんですか。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事。
◎企画部理事(遠藤啓) 申しわけございません、こちら
の7月初旬にしております
のはまったく一回も申請いただいていない方に関する勧奨でございます。おっしゃっている一回申請していたけれども不備で返している方については今週ないしは来週あたりに同じように勧奨
の通知をお送りする予定でございます。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) そうですね、不備にあっては一度送ってきてもらっているわけですから、そういった給付
の意思を示していて、不備ですよというこの通知を見ていないか届いていないかわからない
のかというところがあるのでこれをしっかり勧奨していただきたいんですけれども、この未申請者に関して報道等で勧奨しないという報道とかがあったと思うんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事。
◎企画部理事(遠藤啓) おっしゃっている報道につきましては、新聞社
の質問内容に関します双方
の認識
の相違から本市
の回答意図が正確に伝わっておりませんでして未申請者へ
の勧奨をまったく予定していないものとして報道されたものでございまして、事実とは異なる内容となっているところです。 以上です。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 報道
の誤報だったという、認識
の違いだったということなんですけれども、あの報道を見た方で、その人は申請はしていたんですけれども、高齢者
の方であったり通知が来ている
のを忘れていた、わからなかったという人もいてると思いますので勧奨
のほうはしっかりよろしくお願いします。 そして、申請書
の不備があった方に対しては、期限が8月11日ということなのでそれまでにしっかり申請していただけるように勧奨
のほうをよろしくお願いいたします。 次に、医師会や妊婦
の方々にマスクを配られたと思うんですけれども、その備蓄状況とかはいいんですけれども、今後、マスクはどのぐらい購入する
のか、どれぐらい備蓄する予定な
のかという
のをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 今後
のマスク購入予定というところでございますが、現在在庫が約3万枚ございます。それから、これから補正予算等々にも上げてございますけれども、国
の地方創生臨時交付金を活用した購入予定数といたしましては、合わせまして20万7,500枚を購入する予定としてございますので、合わせて23万強
の在庫になる
のかなと。 ただ、当然日々使う分もございますので、もちろんそれよりも若干減ってまいるかと思います。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) それでは、消毒液、防護服等についても同様にお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) まず、消毒液でございますけれども、現在およそでございますが1,300リットルほど今所有している状況でございます。臨時交付金
のほうを活用して
の購入予定でございますが、すべて
のものを合わせまして、例えばバス、タクシー向けであったりだとか公共施設
の職員が使う用であったりとか来庁者用、また避難所用ということで今
のところ2,190リットル程度を購入する計画をしてございます。合わせますと3,500リットル弱になるかと思います。当然、これも消費する分も多々出てくるかと思いますので、それよりも少ない備蓄になってくるかなと思います。 それから、防護服
のほうでございますけれども、現在、当初100着ほど持ってございましたが医療機関
のほうにも提供させていただいたというところで、その後
の購入と合わせまして現在133着防護衣
のほうございます。こちら
のほう
の購入予定でございますけれども、これも臨時交付金を活用して
の購入予定になるんですけれども、感染者が発生したような場合
の公共施設
の消毒作業に当たる部分であるとか災害時
の部分であるとか、それから医療機関向け
の備蓄としてということで約400着程度を購入するという計画でございます。 以上です。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) この防護服なんですけれども、感染症が出たときにその消毒であったり職員が使ったりするってあるんですけれども、今後予定している400着でそれが妥当な
のか多い
のか少ない
のか僕はわからないんですけれども、何でそれぐらい
の防護服
の着数が出てきた
のかお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) まず、災害時で申しますと遺体安置、大規模地震災害という
のを想定したところで大体300着強、医療機関提供用に60着程度、公共施設
の消毒用等々で八十数着というところで積算をさせていただいているところで、これで足りる
のかとかという
のはクラスター感染
の発生回数であるだとか、医療機関
のほうも備蓄
のほうとかをされていくかと思いますので、これももし逼迫した場合にもっと提供いただきたいということになりましたらまた数もそこで変化するかと思いますので、これが適切というか適当な数字ということはなかなか申せないと思います。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) じゃあ、それはそれでまた今後
の状況もいろいろ変化していきますので、そのときそのとき臨機応変に対応してもらいたいと思うんですけれども、当初このコロナウイルスが蔓延したときにマスクや消毒液がなかなか手に入らないという事態があったんですけれども、今回この補正予算が成立されればいつまでにこのマスクが消毒液、防護服等が入ってくる
のか、いつ入ってくる
のかをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) こちら
のほうは、専決させていただいている部分については数量が少なくございますのである程度
の期間で入ってくるかと思います。今、補正予算
のほうで上げさせていただいている部分につきましてはかなり
の量になってきますので、今
のところそのロット単位という
のもございますのである程度納期を分けて、今年度でいうと3回程度に分けて納入業者と協議しながら分けて納入していただくというような工夫を考えてございます。大量になるとなかなか納期
のほうが守れないということはヒアリングで聞いてございますので、その辺は工夫してまいりたいなと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 専決
の分がある程度、ある程度という
のがいつな
のかがわかりにくいんですけれども、今年度を3期に分けてということは、例えば今年度
の台風シーズンには間に合わないということですか。
○議長(中村良路) 笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 先ほどご答弁を最初
のほうでさせていただいたとおり、マスクについて約3万枚、それからアルコール消毒液につきましては1,300リットル程度ございますので、そちら
のほうで十分この災害については間に合うかなと。補正予算
のほうで計上させていただいている
のはいわゆる大規模地震というような想定で、掛ける日数的にも1週間程度という積算でその数字をはじき出して購入させていただきたいなと考えているところでございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) これに関しては業者
のほうも限界があるかと思いますので、補正予算が成立後、速やかに購入し、納品できるように業者
のほうにもお願いして言ってもらいたいと思います。今言った大規模災害、地震等はいつ起こるかわからないので、それに備えて早い備え
のほうをよろしくお願いいたします。 次に、中項目2番目
の災害時避難所
の対策等についてですが、各議員がいろいろ質問されているのでその辺を省いていくと、最初
のきょう
の答弁なんですけれども、災害時
の避難所
のコロナ対策についてなんですけれども、検温する、検温するという
のはおでこにぴっと当てるやつだと思うんですけれども、その機械
の正確性という
のが僕も不安でして、僕自身、あるところで検温されたときに37度9分という数字が出て、帰ってはかったら36度だったと、そういった数字が出るんですけれども、この検温、37.5を基準にするということで、そういった超えた場合、しっかりした体温計ではかって隔離、別
のところにするならする、一般
のところに一緒にするならするということでよろしいんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監、答弁。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃるように非接触型、一般的に表面温度ということで実際
の体温とおおよそですが3度程度違うというようなことも私聞いておりますけれども、おっしゃるとおり再度37.5度と推測される以上でありましたらもう一度普通
の体温計でもう一回はかっていただいて確認させていただくというような流れになるかと思います。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) この夏かなり暑くなるということですので、日中暑い日差し
のなか、ずっと来たらあの検温では高い温度が出ると思いますので、その辺もしっかりよろしくお願いします。 この熱中症なんですけれども、マスク着用で熱中症
の危険もありますけれども、大体避難所、体育館等でしたらかなり暑くなると思うんですけれども、その辺
の対策はどうされるんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 今回
の臨時交付金
の活用というところで大型
の扇風機、それからスポットクーラーという
のも購入は当初予算
のほうでも考えさせていただいております。 また、停電時に備えましたポータブル
の発電機、こちら
のほうも交付金
のほうで活用させていただこうかなと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) ぜひそういった体育館、非常に暑くなりますので対策をお願いしたいんですけれども、このポータブル発電機については過去
の答弁で令和2年から令和4年まで
の3年間で計画的に購入予定とお聞きしていたんですけれども、これはどうなっているんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 議員おっしゃるとおり、以前そういうような形でお答えさせていただいておりましたが、今回
のこの国
の地方創生臨時交付金を活用しまして前倒しでこの3年分を今年度で一気に整備したいなと考えてございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) それはもうしっかり早い購入、そして設置
のほうをよろしくお願いいたします。 この学校で
の避難所運営についてなんですけれども、主に体育館になるとは思うんですけれども、この教室や運動場
の使い方という
のを詳細に教えてもらいたいんですけれども、コロナウイルス
の対策で3密を避けるということでグラウンド、運動場等を使う、教室も使うということで、テントを購入予定ということもありましたけれども、このテントという
のは体育館内に張る
のかグラウンドに張る
のか、体育館
のなかは間仕切りだけでいく
のか、その辺も詳細を教えてください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) お尋ね
のテント
の件でございますけれども、基本的には飛沫防止というところで体育館、屋内用
のテントということを考えてございます。そして、以前
の答弁にもありましたが大規模災害を想定した場合はなかなかすべて体育館、校舎
のなかで賄えないということも想定されますので、屋外
のテントも今回数量
のほうは勘案させていただいて、分けて購入させていただこうかという計画でございます。
○議長(中村良路) ここで、暫時時間延長をいたします。 はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 以前少しどこかで聞いたと思うんですけれども、その屋外、グラウンドは各自
の車を使用したりということも考えているようなことを聞いたんですけれども、この屋外用テントであっても、総務
委員会
のほうで筒井議員から質問があったと思うんですけれども雨が降ったらどうなる
のか、この屋外テントでということも懸念されるんですけれども、その辺お聞かせください。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) おっしゃるとおり車で避難される方、例えばペットを連れてこられている方とか事情によって車で来られている方もあろうかと思います、特にコロナ感染を危惧される方についてそういった方もおられるかと思いますので、可能な範囲になりますけれども車で
の車中泊という
のも健康には留意をしていただかないといけませんけれども対応
のほうは想定させていただいているというところでございます。 もう一点、おっしゃっていました雨天時
のテント
のことをお聞きになっているかと思いますけれども、野外用テントでございますのでそもそも悪天候
の場合でも使えるような形にはなってございますが、基本的に大雨災害関係につきましては屋内でとは考えてございますが、どうしても大規模災害時
のときには屋外も使わざるを得ないという状況も想定したということで、そのときに雨が降ればというご質問だと思いますけれども、屋外用
の対応
のテントということで考えさせていただいております。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その屋外用テント、車、体育館、教室を使って、通常ならば、コロナが関係なければ2万2,000人を想定して最大2万5,500人
の収容が可能だということなんですけれども、コロナ対策をしては現段階で何人ぐらいになっているんですか。
○議長(中村良路) はい、笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) 先ほど申しております数字につきましては、ある程度積算をさせていただいて床面積から割り出して算出してございます。基本的に2万5,000人と申しましたけれども、テント
の大きさ大体2メートル掛ける2メートルなんですけれども、もともと
の避難者数2万5,000人を出す際に大体1人1メートル掛ける2メートルということですので、基本的にうまいこと1つ
のテントに2人入っていただきましたら特に変わるところはないんでございますけれども、テントでございますので通路
の部分が必要になってきてございます。そういった意味で若干苦しくなるという程度でございます。 きっちりした積算
の数字は今手元に持ち合わせてございませんので、ご容赦いただきたいと思います。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今後、その辺も踏まえていろんなパターンがあると思います、家族内で感染者が出た場合、じゃあ家族ごと別
のところにする
のか、その人、体調不良
の人だけを別
のところにする
のか、いろんなことが考えられると思いますので、早くコロナ対策をしたうえで隔離する場所も考えたうえで何人収容できる
のかという
のを計算して出しておいてください。 この避難所
の開設なんですけれども、市民一人一人、新型コロナウイルスが怖いということで、もし避難勧告等が発令されたときにコロナを気にして避難をちゅうちょする方という
のがもしかしたら出てくる可能性があると思うんですけれども、そのことに対して市民へ
の啓発と周知はどうされるんですか。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後4時49分 休憩 午後4時51分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機
管理監。
◎危機
管理監(笠屋眞一) もちろん安全な場所ということであれば避難していただかなくても結構かと思いますが、どうしても避難と、危ないということでありましたら、各携帯電話
のエリアメール、それからヤフー
の防災アプリ、それから市
のホームページ、それから広報車による周知をもって先ほど
のような私
の言った対策をとっておる避難所に行っている旨をお知らせして少しでも安心していただけたらと、そういうふうに考えてございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 香芝市においては、過去を見ても大規模災害で避難所が満員になるということがなかなかなく、市民一人一人、私も含めてですけれども避難するという、避難所に行くという心構えがかなり薄いかなとは思いますので、香芝市内も
土砂災害警戒区域だとかありますのでしっかりとその辺を周知していただいて、命にかかわることなので何回でもしっかりとよろしくお願いいたします。 次に、学校現場
の対策等についてお伺いします。 現在、保育所、幼稚園、小学校、中学校すべてが再開され、各学校で新型コロナウイルス
の対策と通常どおり
の授業を行うこと
の両立で大変苦労されていると思います。特に子供たちは感染症についてわかっていなくて、友達同士楽しければマスクも外しますし接触して遊ぶことも多いと思います。だからといって注意するわけにもいかず、特に保育所、幼稚園ともなると子供たちは関係なく友達と接して遊ぶと思いますけれども、人と接して遊ぶということも教育
の一環だと思いますが、現在どのように保育所、幼稚園では指導されているんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 保育所、幼稚園
のほうでは屋内にいてるときはマスク等を着用しておりますけれども、外部、外で遊んだりするときはもちろんマスクを外したりそういったことについてもある一定、みんなが集まって密にならないということを見たなかでそういったこともして対応している状況でございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 子供は関係なく遊びますので、かなり保育士
の方等大変な思いをされていると思います。子供同士が接してそれを注意するわけにもいきませんしかなり苦労があると思うんですけれども、保育士とか教職員
の方からどんなことが負担となっているか、どのような声が上がっている
のかお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 学校等で今負担となって一番耳にします
のは、学校
の消毒等です、こういった業務が負担であるということでお聞きしております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その消毒とか
のその対応という
のはどう考えられておられますか。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後4時55分 休憩 午後4時55分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 休憩をおとりいただいてありがとうございます。 放課後
の消毒作業を職務として、各校1名
のスクール・サポート・スタッフを任用させていただきたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今回、補正予算
のほうでスクール・サポート・スタッフということが含まれていましたけれども、感染症対策
のために児童・生徒が帰った後に教室内
の換気や消毒などを行ってもらうわけですけれども、各小・中学校1人ずつ、1日2時間程度ということで聞いているんですけれども、これでどこまで消毒してもらう
のか、教室や廊下、玄関からすべてをしてもらう
のか、どこまで
の作業になるんですか、これ。
○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 教室内等でドアノブとかよく子供たちが手が触れる部分、そこ
の消毒です。それから、トイレ
の清掃などそのあたりが現在教職員により行われておりますが、その部分をお願いしたいと考えております。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後4時57分 休憩 午後4時57分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その辺、スクール・サポート・スタッフですので、まだこの補正予算通っておりませんけれども、この教職員
の働き方改革ということも踏まえてしっかりとこの負担を取り除いていただきたいんですけれども、今回このスクール・サポート・スタッフ、シルバー人材センターに委託を考えておられるようですけれども、例えばコロナで解雇された人であったりパート収入が減少して困っておられる方を雇うということはできなかったんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 今回は補正予算
のほうご承認いただけたらすぐにスタッフ
のほうを配置したいということから人材を抱えておるシルバー人材センター
のほうに委託をさせていただきたいと思いまして、そのように考えております。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今回そういった形でシルバー人材センターに委託ということなんですけれども、今後、例えばいろんな消毒作業であったりこういった作業ができるほか
の場所で雇用を考えることがあるならば、第2波、第3波が来たときにそういうことがあるならばぜひコロナで解雇された人だったり、これはもう全体に言えるんですけれども収入減になって苦しい人であったりということを優先的に雇って、少しでも足しにしていただくということも考えていってください。 次に、コロナウイルスで3か月臨時休業となった期間
の学習
のおくれをどう取り戻す
のかをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 今回3か月間休業ということがございましたので、今後、夏休み
の短縮、それからモジュール学習を取り入れたりしながら時間
の確保をしていきたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その夏休み
の短縮等で100%学習
のおくれを取り戻すことは可能なんでしょうか。
○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 何をもって100%かというところではございますけれども、この3か月間で小学校6年生でいいますと約200時間
の授業時間数ということになりますので、その部分を先ほど
の夏休み
の短縮とかを取り入れたとしてもすべて取り戻すことは困難であると考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) そうなった場合、小学校6年、特に中学校3年生
の方になると受験が控えていると思うんですけれども、奈良県
のほうでは県内
の受験
の範囲を狭めるということも言われていると思うんですけれども、そこは対応できる
のかどうか、また足りない
のであれば冬休み
の短縮という
のも考えている
のかどうかという
のをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 奈良県
の県立高校
の受験については、一定出題範囲を狭めた配慮を行って、従来どおり
の時期に実施する予定ということでお聞きしております。その対応につきましては、いろいろ学校
の評価等も影響が出ると思いますので、1学期
の中間テストができなかった分は学習中
の見取りをしっかり行ってそれを反映させていきたいと、また実技教科等につきましては1学期実施できないようなものがございますので、それは2学期に入って評価を行ってそれぞれ1学期
の評価として取り入れるなどして柔軟に対応させていただきたいと思っております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今回
の定例会で提出された補正予算にあった学習
のおくれを取り戻すため
の学習指導員についてお聞きしたいんですけれども、各小・中学校に1人ずつ14人ということで、実際どういった指導を行う
のか、授業中にサポートする
のか、放課後に補習等をする
のかというところ、細かいところを教えていただけますか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 主に授業中
のサポートという
のを考えております。しかし、放課後
の学習補助や別室で
の個別指導
の補助など各校
の状況、また児童・生徒
の実態に応じてさまざまに対応いただくことを想定しております。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 授業中
のサポート、各校1人で、例えば小学生やったら1年から6年まで全部をサポートするんでしょうか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 同時にすべて
のクラスをサポートするようなことはできないと思いますので、そこは限られた人材
のなかで指導員が必要に応じてそのなかに入っていくように工夫していきたいと考えております。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 各校1人ずつという
のはもうかなり無理があると思うんですけれども、例えば限定して最終学年、小学校でしたら6年生、中学でしたら3年生を主に集中してサポート、学習指導員として動いてもらいたいとは思いますけれども、例えば授業でおくれていたり理解がなかなかできないところを補習とかということも考えてこの学習指導員という
のを活用してもらいたいと思います。1校に1人ずつという
のは少ないとは思います。 この参考資料
のほうでチームティーチング指導という
のがあるんですけれども、これって何なんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) チームティーチングという
のは、複数
の教員が一応役割を分担して協力し合って指導するという方式でございますけれども、今回
の場合はチーフとなる教員が授業をリードしまして、そこにサブとなる指導員が入って指導を補助するというそういったことを考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) せっかくこれやるんですから、もし補正予算が通ったときにはこの方たちを有効に使ってこの学習
のおくれという
のも取り戻してもらいたい、ただやはり1学校に1人という
のはかなり少ないと思います。 この学習指導員には教師志望
の大学生を考えておられるようですけれども、日額3,000円で本当にこれ人材確保できるんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) しっかり人材が確保できるようにということで準備を進めております。今もって確実にという
のはお約束できないんですけれども、確保をしっかりして配置できるように準備してまいりたいと思います。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 補正予算が通ったときにはしっかりと確保してもらいたいんですけれども、やるからにはしっかりと有効に効果があるようにやってもらいたい、中途半端な形ではやってもらいたくないという
のがあるので、その辺はしっかり今後もチェックしていきますのでよろしくお願いいたします。 次に、夏休みを短縮してオンライン学習を取り入れるということを聞いているんですけれども、このことについても詳細をよろしくお願いいたします。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) オンライン学習
のほうですけれども、夏休みを短縮して7月27日から8月7日までは夏季特別校時として午前中3時間授業を実施し、午後からは在宅学習に取り組む予定をしております。この際に在宅で
の学びをする場合にオンラインを使った学習を取り入れたいと考えております。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) オンライン授業について、もう少し具体的によろしくお願いします。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 方法でございますけれども、従来
の紙媒体で
の課題に加えた形でプラスアルファとしてウエブ上で
のドリル教材、また学習支援ツールを使った課題
の受け渡し、ヒントなど
の動画等
の視聴などを想定した端末を活用して
の学びを考えております。 ですので、すべて
の在宅
の学習においてパソコンを利用してリアルタイム、オンラインで双方向
の学習を行うというものではございません。 以上でございます。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) このウエブ上で
のドリル教材、学習支援ツールということなんですけれども、これがその児童・生徒がやったという確認とかという
のはどういうふうにとっていくんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) この教材ですけれども、児童が問題を開いて1問、2問、順次進んでいくものを、先生側からはどの児童が今どの問題、何ページ目までやっているとかそういった部分はすべて情報として見れるようになっておりますので、そちらで確認できる状況になっております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) わかりました。 昨日ですか、ホームページ
のほうでG Suite for Educationか何かが上がっていたと思うんですけれども、これが夏休み
のオンライン
のやつになるんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) G Suite for Education、これはシステムでございまして、オンライン
の分で申しますと、例えば小学校でしたらジャストスマイルというようなドリル型
の教材がございまして、そういったものを準備しております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) あと、これ
の使い方というかダウンロード
の手順が載っていたんですけれども、今ここにおられる市
の職員
の方とかやったらパソコンとか詳しいかとは思います。この職員
のなかでもパソコンがあまりわからないという方っておられるんでしたら、そのダウンロード
の仕方であったりとかそういったこと、あれ
の手順に乗ってその人ができるかどうかという検証とかはされました。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 私もパソコン
のほう
のオンライン教材です、小学校6年生
のオンライン教材を算数と国語、実際に使ってみました。そんななかで、一番難しいというか初めてパソコンを使う子が入るのに難しい
のは、そのパソコンからそのシステムに入るとき
のログインするIDとパスワードを入れる
のが一番難しいんじゃないかなと考えます。実際、その教材を使ってみますと、本当にもう画面をタッチして選ぶとかマウスでクリックして選ぶとか、そして次へというような問題が出てそれ
の答えを選んでいくだけ
のものですので、少し慣れれば普通に使いこなせるようになるように思います。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) あのダウンロード
の仕方とかは本当にパソコンをさわったことがない人に一度見てもらって、どの辺がわかりやすいかわかりにくいかという
のを聞いたほうがいいと思います。少しさわっている方でもあれ
の順番どおりいってもなかなか難しいところもありましたので、その辺もしっかりとよろしくお願いいたします。 飛ばしまして、専決処分でまず貸出用
のパソコンを先に1,000台用意するということなんですけれども、この貸出用1,000台はあるんですけれども、例えば借りれるなら借りたいなという人で1,000台を超えた場合にどういった基準で言い方悪いですけれども選別する
のか、判定する
のか、優先順位をどうする
のかという
のをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 一応優先順位
のほうをつけさせていただきまして、また家庭に保護者
の皆さん、パソコンがまったくないご家庭です、それを優先順位
の1番として、次に小学校4年生以上で平日昼間に児童・生徒に使わせる端末がないご家庭、その次ですけれども小学校4年生以上で持っていてもOSが古くて利用する
のになかなか動作が遅くなるなど
のパソコン
の状況にあるところというような形で優先順位をつけさせていただいて、あと家族1世帯には1台というようなことで縛らせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その辺もしっかりとお願いしたいんですけれども、ただパソコン1人1台という
のは今年度中、来年1月、2月でしたか、ということで実現するということなんですけれども、令和2年6月8日付
の新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営
のため
のガイドラインによりますと、家庭端末を活用することはあくまで緊急的な対応であり、一刻も早くICT環境を整えることが必要で、少なくとも小学校6年生と中学校3年生
の最終学年や経済的理由等でICT環境を準備できない家庭に対してICT環境
の整備は遅くとも令和2年8月までに目指すということがありますけれども、現在香芝市には小学校6年生、中学校3年生で合わせて何人おられますか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 5月時点
の数字でございますけれども、6年生が894人、中学3年生が823人で、合わせて1,717名
の児童・生徒ということになります。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今回、貸出用
の1,000台を使っても足りないと思うんですけれども、どういうふうに使われていくんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 1人1台パソコンが整備されるまではこの1,000台をということになるんですけれども、すべて
の授業時間でパソコンを使用するわけではございません。まずは先行して納品されるこの1,000台
のパソコンを授業内容により必要なクラスで使用するなど、必要なときに利用できるように調整を行いながら運用してまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) じゃあ、今後
のオンライン授業
の取り組みについてはどのようにしていく
のかという
のを教えてください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 今
の時点では、夏季
の特別校時期間中
のような内容を想定しておりますけれども、今後は各校を巡回するICT支援員を任用する予定でございます。トラブル対応を初め、授業で
の活用
の仕方について
の教員研修や個別指導、授業に係る機器
の設定や接続等
の支援、教員や児童・生徒
の操作支援、メンテナンス等を職務として予定しておりますので、これら支援員
の力もかりながら、まだまだ課題はあると考えますけれども、最終的にはリアルタイム
のオンライン授業ができるような環境を目指してまいりたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) このICT支援員という
のは何人でどのようなことをするんですか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 小学校2名、中学校1名で巡回していただくことを想定しております。 主な職務
の内容ということになりますけれども、授業で
の活用
の仕方について教員
の研修や、また個別
の支援、それから授業計画へ
の支援など、また授業前
の機器
の接続設定等
の操作方法
の支援です、それから必要に応じて授業中
の教員や児童・生徒へ
の操作支援、各校で
の取り組み事例をICT活用事例としてまとめてそういった情報提供をしていくなど、プラス日々
のメンテナンス、またトラブルが発生した場合
の対応、不具合
の原因
の一次切り分けなどをしていただきたいと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その人数で足りる
のかどうかわからないんですけれども、情報担当
の方とか
の負担が増えないようにしっかりと支援員を活用してください。 時間がないので飛ばしていきたいんですけれども、熱中症対策についてなんですけれども、エアコン温度
の設定と換気についてどういうふうにしていく
のかという
のをお聞かせください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) エアコン
の温度
管理ですけれども、空調設備運用指針では夏季
の温度設定は28度という
のを原則にしておりますけれども、
新型コロナウイルス感染症の対策として窓を少しあけたままで換気しながらエアコンをつけております、ふだんよりも室内が暑くなってくる可能性がございますので、そのあたりにつきましては小まめに温度
の調整をするようにして対応しております。
○議長(中村良路) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 他
の市町村では各校でいろんなデータをとって何度にしたら換気しているときでも適正な温度になる
のかという
のをデータをとってやっているみたいなので、その辺もしっかりとやってもらいたいんですけれども、今回換気をしながらエアコンを使うということで電気代がかなり増えると思うんですけれども、その電気代という
のはどこが持ちますか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 光熱費
のほうですけれども、これは教育総務課
のほうで一括
管理しております。今年度は今議員おっしゃっていただいたようにコロナ
のことで電気代が増えると思います。しかし、この対応を最優先としておりますので、増加することについてはやむを得ないと考えております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その辺もしっかりとよろしくお願いします。 次に、前回
の教育
委員会会議で議論されていたと思うんですけれども、晴実台、さくら坂地区
のスクールバス
の運用という
のはどうなりましたか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 晴実台とさくら坂から関屋小学校に通学する児童
の通学路が片道約2キロから2.5キロという状況がございました。アップダウンを繰り返す通学路でもございます。昨年度より熱中症対策ということで香芝市社会福祉協議会と自治会と
の協定により、社会福祉協議会が地域貢献として送迎サービスを実施して、それを利用されていた状況でございます。 今年度は、コロナ禍を受けた授業時間確保
のため
の夏休み短縮に伴いまして、当該地区
の児童はより厳しい環境下で下校することになることから、この夏休み短縮期間に対する期間を対象にバス運行に伴う経費
の助成を行いたいと考えております。 以上でございます。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その地区は前から声が上がっていたと思うんですけれども、香芝市内でほか
の地域で同じような地域がない
のかということと、その地域別に例えば補助金を出してその地域で交通安全対策、熱中症対策等に使ってもらうということ、そういった方法という
のは考えておられませんか。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 地域
のなかで見ましたら、今回補助を行うルートが一番長いと考えております。距離的には近いところもございますけれども、繰り返し
のアップダウン等を行う状況等はございません。 地域に対して補助ということですけれども、ちょっといいですか。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後5時21分 休憩 午後5時21分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 休憩をおとりいただいてありがとうございます。 通学中
の暑さ対策として
のスクールバス
の運行については、現時点
の規定では小学校ではおおむね4キロ、中学校でおおむね6キロということでございますので、現時点で夏
のバス
の運行についても香芝市
の小・中学校では実施しないという現状がございます。
○議長(中村良路) はい、福岡市長。
◎市長(福岡憲宏) そのスクールバスという観点では教育部としてはできないんですけれども、市、私
の考えとしては、例えばその地域地域によって課題は違うので、地域協働型であったり市民提案型という形で何らかの補助金は出せないかなということは検討してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) ありがとうございます。 最後1個、修学旅行ってどうなりましたか。行くか行かんかだけぱっと言ってください。
○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
◎教育部次長(澤和七) 修学旅行につきましては、現時点では日程や行き先を変更して実施する予定で検討しております。
○議長(中村良路) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今後
の補償、サポート等、いろいろ第2波、第3波と質問をしたかったんですけれども、ほか
の議員もしていただいていますので僕はこれで終わりたいと思うんですけれども、この修学旅行なんですけれども
新型コロナウイルス感染症の影響で自粛生活を余儀なくされていろんな行事も中止になって思い出がかなり減っていますので、児童・生徒
の特に最終学年
の思い出をつくるという意味でしっかりとつくっていってあげてほしいと思います。 以上で、一般質問を終わります。
○議長(中村良路) 暫時休憩します。 午後5時23分 休憩 午後5時23分 再開
○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 以上で、3番中谷一輝議員
の一般質問を終わります。 お諮りいたします。 本日
の会議はこの程度にとどめ、9日に再開したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と
の声あり〕
○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、そのように決定します。 本日は、これをもって散会いたします。 閉議 午後5時24分...