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07月08日-02号

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  1. 香芝市議会 2020-07-08
    07月08日-02号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 2年第3回 6月定例会            令和2年第3回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和2年7月8日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (15名)    1番 芦 高 清 友           2番 鈴 木 篤 志    3番 中 谷 一 輝           4番 筒 井   寛    6番 上田井 良 二           7番 下 村 佳 史    8番 中 山 武 彦           9番 森 井 常 夫    10番 中 村 良 路           11番 関   義 秀    12番 小 西 高 吉           13番 細 井 宏 純    14番 中 川 廣 美           15番 河 杉 博 之    16番 北 川 重 信4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条規定により議長より出席を求められた者は、次とおりである。   市長     福 岡 憲 宏       副市長    小 林   悟   教育長    村 中 義 男       企画部長   堀 本 武 史   総務部長   上 平 健 二       市民環境部長 南 浦 幸 次   危機管理監  笠 屋 眞 一       福祉健康部長 滝 村   豊   都市創造部長 奥 田 芳 久       上下水道部長 葛 木 好 昭   教育部長   福 森 る り       企画部理事  遠 藤   啓   福祉健康部理事黒 越 頼 雄       財務局長(財政課長事務取扱)                               仲   哲 司   地域振興局長(商工振興課長事務取扱)    福祉健康部次長平 山 訓 徳          津 崎 弘 美   都市創造部次長(土木課長事務取扱)     教育部次長  澤   和 七          津 本 和 也   会計管理者(会計課長事務取扱)          平 山 勝 啓6 会議記録・書記は、次とおりである。                        議会事務局長(議会総務課長事務取扱)                               奥 山 善 弘                         〃 書 記 倉 谷   純7 会議事件は、次とおりである。   一般質問8 議長は、会議録署名議員に次者を指名した。    9番 森 井 常 夫           11番 関   義 秀                                 開議 午前9時01分 ○議長(中村良路) 皆さん、改めましておはようございます。 九州ほうではかなり災害が発生しているようでございます。お亡くなりになられた方ご冥福を心よりお祈り申し上げ、一日も早い復興を心よりお願い申し上げたいと思います。 本市におきましてもまだ梅雨が続いておりますので、その辺を十分踏まえまして、よろしく対応をお願いしたいと思います。 それでは、危機管理監より、本市警報状況だけをまず始まる前にお知らせをさせていただきます。 はい、危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 現在も発令されておりますが、本日未明2時33分に本市に大雨警報、土砂災害ほうが発令ございました。続いて、2時50分、土砂災害警戒情報、続きまして3時27分に洪水警報が発令してございました。本市では災害警戒態勢警戒配備を敷きまして警戒に当たってございます。早朝でございますが、7時35分に土砂災害警戒情報が解除され、続きまして7時49分に洪水警報が解除されてございます。現在、大雨警報ほうが継続中ということでございます。 重立った被害報告でございますけれども、突風が未明に吹きましたので物飛散がございましたり倒木等が一部見られたということで、こちらほうは除却をさせていただいております。現時点では、そのほか目立った被害状況報告は入ってございません。 以上です。ありがとうございます。 ○議長(中村良路) ありがとうございました。 十分、本市も対応ほどよろしくお願いいたします。 それでは、改めまして本会議を再開いたします。 議員並びに理事者、傍聴にお越し皆様方にお願いを申し上げます。携帯電話電源はお切りになるかマナーモードにしていただきますようお願いします。また、傍聴規則第8条により、写真、録音等が禁止されております。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日本会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(中村良路) 署名議員でございますが、本会議初日に引き続きましてよろしくお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程決定 ○議長(中村良路) なお、本日日程ですが、お手元に配付とおりでございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 一般質問 ○議長(中村良路) それでは、ただいまより一般質問を行います。 議事を効率的に進めるため、一問一答方式であることを踏まえ、質問、答弁ともにできるだけ簡潔明瞭に整理して発言されるようお願いいたします。 答弁が質問趣旨を逸脱しているときや、質問されていないところまで答弁された場合は注意をすることがありますので、ご留意いただきたいと思います。 また、今回質問事項で類似した項目がある場合は、順位2番以降で質問される方は同じ趣旨質問は極力控えていただき、質問を繰り返すことないようにご協力もあわせてよろしくお願い申し上げます。今回は特に新型コロナウイルス感染症関連質問が多いため、この点ご留意をよろしくお願いいたしたいとあわせてお願いいたします。 それでは、2番鈴木篤志議員一般質問をお受けいたします。 はい、鈴木篤志議員。 ◆2番(鈴木篤志) 皆さんおはようございます。 議長お許しを得ましたので、鈴木篤志一般質問をさせていただきたいと思います。 まず、大項目1番香芝市防災対策についてをお聞きします。 新型コロナウイルス感染症において緊急事態宣言解除後にクラスターと見られる複数新規感染者発見が確認されており、再び感染拡大懸念が高まっておりますが、同時にきょうでも大雨とかあります、地震や大雨など自然災害懸念もあります。このような災害から市民生命などを守ることが行政責務と考えております。 香芝市も防災対策をいろいろされておりますが、3月下旬に香芝市総合防災マップが広報紙と一緒に届きました。まず、この防災マップについてをお聞きします。 前回はいつ作成し、今回どういった経緯で内容更新を行ったでしょうか。 壇上で質問を終わらせていただきます。 ○議長(中村良路) それでは、1回目鈴木篤志議員答弁をお願いいたします。 はい、危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 前回総合防災マップにつきましては4年前平成28年3月に発行させていただき、今回同様、広報「かしば」3月号と一緒に各戸配布させていただいたところでございます。 今回、どういった内容更新というところでございますが、平成30年に奈良県による土砂災害警戒区域見直しであったり特別警戒区域指定、それから葛下川洪水浸水想定区域見直しがございました。そういったことから、それら内容更新をさせていただいていると。 それともう一点、令和元年度に避難情報というものがまた変わりまして、そちらほう情報を組み合わせて、警戒レベルというものもできましたのでそちら内容について更新させていただいたところでございます。 ○議長(中村良路) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) ありがとうございます。 既に導入されている警戒レベルについて、いま一度概要を確認させていただきたいですが。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 警戒レベルほうでございますが、国ほうで令和元年出水期から全国的に防災情報伝え方を改められまして、新たに5段階警戒レベルというものを追記して発信を行うこととなりました。ご存じとおり、平成30年7月豪雨というものにおいて気象庁による気象警報とか市町村による避難情報といったさまざまな防災情報が発信されていたものの難解であるということで住民が情報を活用することができなかったではないかということから、警戒レベルとして1から5まで数字をつけて発表することとして危険度を直感的に理解していただこうということで始められたものということになってございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) ことしも大雨や台風多い時期を迎え、市民避難が必要となる事態も起ころうかと思いますが、避難を行うタイミングについて警戒レベル上はどのように設定されているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。
    ◎危機管理監(笠屋眞一) 住民皆様避難に関する情報でありますが、全部で3種類ございます。1つ目は避難準備・高齢者等避難開始というもの、それから2つ目、避難勧告、それから3つ目、避難指示(緊急)というものでございます。昨年度よりこれら名称だけではなくて警戒レベルが添えられることになりました。 例えばで言いますと、避難準備・高齢者等避難開始は警戒レベル3、避難勧告及び避難指示(緊急)は警戒レベル4となってございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 非常に重要な情報が総合防災マップには数多く掲載されておりますが、ぜひ市民皆さんにも内容確認をお願いしたいところでございます。 総合マップ配布後、存在そのものについて市民へ周知はどう行っているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 先ほど来ありました3月末発行広報「かしば」3月号と一緒に配布させていただいた以降で申しますと、広報紙面等におきまして市民皆様に発信させていただいておるところでございます。具体で言いますと、5月7日広報「かしば」お知らせ版5月号、引き続いてお知らせ版6月号、それから6月22日に発行いたしております広報「かしば」で防災特集を組んでおりまして、そちらでも記事を掲載させていただいてございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 6月に入り、大雨もそうなんですがこれから台風被害が懸念されるんですけれども、さらなる防災対策周知をお願いしたいと思います。 それでは次に、避難所について質問させていただきます。 警戒レベルによって市民方が避難されていますが、今年度からは避難所においても先ほど述べた新型コロナウイルス感染症感染懸念が考えられるですが、避難所で新型コロナウイルス感染症感染についてどのような対策を考えているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 本市といたしましては、避難所における消毒液設置や受付時健康状態確認ため検温配備、あと飛沫防止対策といたしまして間仕切りテントによる密接・密集対策、こういったものを行う予定でございます。 ただ、避難所数に応じて相当数物品が必要になることでございますので、今般補正予算にも上げておりますが地方創生臨時交付金を活用して確保に努めてまいりたいと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 一応、感染防止策として避難所にマスクなど備品とかはあるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 現在、避難所用としてマスクほう備蓄はございますが、数には限りございますので、できましたら市民皆様におかれましては避難際にマスクほうを着用、持参していただきたいと、お願いしたいと思ってございます。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 避難所で感染症対策として、同時に何を考えているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 先ほども申したところでございますが、まず最初受付際に体調確認、検温実施も考えておりますが体調確認をさせていただけたらと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) それでは、受付時に体調がよくない方については、その対応はどうするんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) お尋ね体調がよくない方に対して対応でございますけれども、発熱だとかせきなど体調がよくない方につきましては一般避難スペースとは別棟であったり階であったりということで、別室に案内する措置をとる予定でございます。できましたら、できる限りトイレだとか動線を分けたり、ごみ箱についても一般避難者とは交わらないようにさせていただけたらなと考えてございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 受付対応時に体調不良人をあらかじめ把握し、場合によっては別室、その処置をとる予定であるということなんですけれども、具体的に何度以上熱がある場合といった基準はあるでしょうか。 ○議長(中村良路) 笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 人によって平熱というものが異なるということでございますので大変難しゅうございますが、おおむね37.5度を一つ基準として考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 要望として、避難所で感染拡大が起こった場合、大変なことになるので、感染防止対策徹底をお願いしたいと思います。 それでは、大項目2番スポーツ公園について。 スポーツ公園については、平成31年3月と令和元年12月議会で状況や課題などをお聞きしていますが、また改めまして今年度進捗状況をお聞かせください。 ○議長(中村良路) 津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) まず、事業用地取得状況につきましては、全体区域約21.9ヘクタールに対しまして約13.8ヘクタール、約60.2%取得が完了しており、優先的に行っておりますプール施設区域につきましては約2.8ヘクタールに対して約2.3ヘクタール、81.1%取得が完了しております。 また、今年度につきましては、令和元年度補正予算も利用しながら、昨年度に引き続きプール区域に係る造成工事を現在行っております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 前回一般質問答弁と用地取得状況に変化がないように思われるですが、まだプール施設区域残り1名権利者と事業協力同意に至っていないということですが、また今度は事業用地取得はされるでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 今年度交付金配分では用地取得に当たる財源が確保できませんでしたので、現在もプール施設区域残り1名権利者とは事業協力同意には至っておりません。今年度も用地取得ができない状況でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 交付金分配が厳しく財源確保が厳しいということなんですが、今後もこのような状況が続くであれば、平成31年3月議会で答弁された令和5年夏供用開始が難しいではないでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 事業進捗につきましては、交付金配分が大きく影響しております。議員がおっしゃっていますように今後もこのような状況が続くことが予想されることから、予定しておりました令和5年供用開始は現段階では難しいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 令和5年度供用開始が厳しいであれば、いつ供用開始となるでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 先ほども答弁いたしましたが、交付金財源不足により事業用地取得及び造成工事完了見込みが令和5年度末となり、事業者へ事業用地引き渡しが令和6年度となる予定となっております。その後、PFI事業者が建設を行い、令和7年7月に開業する予定としております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 現在交付金分配状況では、PFIによる事業手法で令和7年7月供用開始も厳しいではないでしょうか。早期整備を目指すであれば、ほか手法検討も必要ではないでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 議員が質問されたように、今後交付金配分につきましてもより一層財源確保が厳しくなることも予想されますので、国動向に注視しつつ、さらには事業内容、事業手法についてももう一度見直し、事業を進める必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) それでは、中項目2番防災拠点についてを質問させていただきます。 本市地域防災計画では、災害に強いまちづくりとして広域避難地整備とあり、運動公園及び香芝総合公園を大規模災害時に広域避難地として利用できる防災機能を備えた公園として整備するとなっていますが、防災拠点を備えた公園とはどのようなものでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 国土交通省防災公園計画設計管理運営ガイドラインをもとにご説明いたします。 防災機能を備えた公園とは、地震に起因して発生する市街地火災等二次災害時における国民生命、財産を守り、大都市地域等において都市防災構造を強化するために整備される広域防災拠点、避難地、避難路として役割を持つ都市公園及び緩衝緑地を防災公園といいます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 災害時時系列に対応する防災公園役割について教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 災害時については、通常時を予防期間として、直後、災害発生からおおむね3時間、緊急、災害発生後おおむね3時間から3日、復旧、これについては災害発生後おおむね3日以降3段階に分かれております。 まず、災害発生直後段階では周辺住民緊急避難場所、救援活動拠点となり、2番目として緊急段階では救援活動場及び一時避難生活場となります。最後に、応急段階、復旧・復興段階では復旧・復興活動拠点となります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 香芝市地域防災計画では、スポーツ公園を広域避難地として整備するということなんですが、広域避難地を有する都市公園に求められる機能について教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 香芝市地域防災計画なかで広域避難地に求められる機能としては、ライフライン災害予防対策、これについては避難地トイレ確保、耐震性貯水槽整備、次に災害活動用緊急ヘリポート整備、避難地、避難路選定、これについては防火樹林帯整備が含まれます、避難地、避難路安全性向上、これにつきましては避難地標識設置、照明設備、放送設備整備がございます。最後に、生活必需物資確保体制整備、これは備蓄倉庫となっております。こういったものがあります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) では、具体的にどのような機能を備えた施設検討を行っているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 香芝市スポーツ公園基本計画でご説明いたしますと、水関連施設としては耐震性貯水槽設置、避難居住スペース付近には災害時に使用できるマンホールトイレ設置を予定しております。また、そのほかにも情報関連施設には非常用放送設備や非常用照明設備を、管理棟には備蓄倉庫など設置をすることも検討しております。これはあくまでも現時点で基本計画で検討結果でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 災害時には飲料水やトイレ確保が必要だと思いますが、耐震性貯水槽規模及びマンホールトイレ設置数を教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 現基本計画で説明となりますが、耐震性貯水槽規模は50トンです。被災後、3日以降については給水車等による外部から給水支援やインフラ復旧等が予想されるため、被災直後から約3日間緊急段階における必要水量として設定しております。 また、マンホールトイレについては54基を設置する予定でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) その使用するマンホールトイレ54基なんですけれども、どれだけ人数が何日間使用できるか、もう少し詳しく教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) マンホールトイレ1基で100人、54基で約5,400人が10日間使用することを考え、計画しております。 なお、マンホールトイレ1基当たり使用想定人数は国土交通省マンホールトイレ整備・運用ためガイドラインを参考にしております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) スポーツ公園が整備されると、大規模災害時救援活動、復旧・復興活動拠点として機能することが期待されるスポーツ公園が自衛隊、警察救援活動拠点や支援物資集積エリアとなる可能性がありますが、その場合配置計画は考えておられるでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 現状ではスポーツ公園は基本計画段階で最終案ではございませんが、基本計画上で自衛隊駐屯可能性が生じた時点を想定した配置計画はございます。 以上です。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 現時点で配置計画を教えてください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 現計画における香芝市スポーツ公園全体整備完了後配置計画についてご説明申し上げます。 自衛隊駐屯地としては、ヘリポート設置も考慮し多目的球技場を考えております。多目的広場には避難者避難テント設置を考えており、救援物資集積エリアは都市計画道路に近い駐車場を考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) スポーツ公園は、スポーツや運動を楽しむ公園だけではなく、大規模災害時における防災拠点として機能も兼ね備えた公園として整備が必要だと思います。優先的に行っているプール施設区域整備が思うように進まないであれば、広域避難地として早く利用できるようプール施設区域以外施設整備を先に進めてはどうでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長。 ◎都市創造部次長土木課長事務取扱](津本和也) 現在計画では、プール施設区域についても大規模災害時には一時避難や長期化による避難テント、避難居住スペースとして利用されますことから、プール施設区域につきましては引き続き優先的に整備を行い、そのほか施設については段階的に整備、供用開始を図ってまいりたいと考えております。 また、施設配置上もプール及びプール周辺道路が完成しなければそれ以外区域に進入することができませんので、まずはプール施設整備を進めたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) スポーツ公園は大規模災害時に多く市民方が避難される広域避難地となりますので、避難された市民皆様安全確保ためにも一日でも早く完成されることを期待しております。 それでは、最後項目で香芝市モナミホール今後です。 令和元年12月一般質問より半年たちましたが、広陵町と文化施設共同建設協議は図られたでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 広陵町では、公民館建てかえ及び文化芸術振興あり方検討委員会を設置された以降、令和2年2月22日に第1回を開催されたと聞いておりますが、そこでは協議をされておらないということでございます。現在はコロナ影響によりまして会議はされておりませんので、次回、8月以降に開催される予定と聞いております。 ただ、今年度に入りまして、広陵町側から香芝と広陵と共同建設については現状は難しいというようなお言葉を聞き及んでおります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) 検討会を立ち上げることは考えていますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現状、広陵町とそのお言葉とおり広陵町と話が難しいということでありましたら、市といたしましては検討委員設置も含め、公共施設広域連携と検討など最良方法を総合的に考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) それでは、市長にお聞きしたいんですが、本会議冒頭市長所信表明にもモナミホールについて検討会設置も含め検討していくということがあったんですけれども、市長として考えを最後に聞かせていただけますでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 鈴木議員、いろいろな質問をありがとうございます。 まず、モナミホールについてですけれども、議長や副議長も広陵町ほうに行かれた、そして私自身も広陵町ほうに行ってまいりました。そのなかなかでは一緒に共同建設していくは難しいではないかというふうな話は伺いました。 その結果、いろいろな方法を考えて、議員皆様、特に市民代表である議員皆様としっかりと協議をして新たな方法を、市にとって最良な方法を考えていかなければならないと私自身は考えております。そのために皆様方にもできるだけ市民方とたくさん接していただいてたくさん意見を集約していただき、そしてまた議会で発表して、そして一緒に討論していって新たな方法を考えていきたいというふうに私自身は考えております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、鈴木議員。 ◆2番(鈴木篤志) ありがとうございました。 それでは、鈴木篤志一般質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村良路) 以上で、2番鈴木篤志議員一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。              午前9時32分 休憩              午前9時39分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 次に、6番上田井良二議員一般質問をお受けいたします。 はい、上田井良二議員。 ◆6番(上田井良二) 改めまして、皆さんおはようございます。 皆さんもご存じように、いまだに猛威と恐怖を感じますコロナウイルス感染症はあらゆる人間行動に変化をもたらしておりますが、改めまして今回この感染症被害を受けられました皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、先週より大雨ため避難等をされておられます方、またお亡くなりになられました皆様に改めましてお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 さて、今回質問はコロナウイルスに関する市対応状況などについてを中心にお伺いいたします。 まず初めに、これまでに市が行ってきた各支援策についてお聞きしたいと思いますが、香芝市が直接補助や給付など個人向けに実施いたしました支援にはどのようなものがあるかを教えてください。 これで壇上で質問を終わります。 ○議長(中村良路) それでは、1回目質問に対しまして答弁をお願いいたします。 はい、堀本部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 失礼いたします。 給付事業に関しましては、特別定額給付金を初め、子育て世帯へ臨時特別給付金、またひとり親家庭に対する緊急支援金、また公立小・中学校給食費無償化に伴う私立校に対する昼食支援金等が上げられます。 また、新型コロナウイルス感染症に関連して収入が減少した方などを対象に、市税や国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、水道料金、下水道使用料など徴収猶予を実施してございます。 その他市民へ支援という点では、7月、8月分検針水道料金基本料金免除や、公立小学校、中学校、幼稚園、保育所など給食費2か月分、6月分、7月分となりますけれども無償化等を実施しているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(中村良路) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 個人向けはわかりました。それでは、同じく市が直接補助や給付、また貸付猶予など事業者向けに実施した支援にはどのようなものがあるか教えてください。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 給付事業に関しましては、県事業として休業要請等に協力した事業者に対し、奈良県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を支給されておりますけれども、本市独自施策として香芝市内に事業所が所在する事業者に対して、その協力金へ上乗せ交付を実施しているところでございます。 また、市税や水道料金、下水道使用料納付猶予や法人市民税申告納付期限延長等も行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、これ後に、今お聞きいたしましたは市が直接補助とか給付をやる援助なんですけれども、国とか県とか実際支援策について市が窓口として対応した支援にはどのようなものがあったかお教えください。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 国支援制度といたしましては、新型コロナウイルス感染症に感染した方に対する傷病手当金や企業に対する持続化給付金、小学校休業等に対応した助成金、雇用調整助成金、新型コロナウイルス感染症対応資金等がございますけれども、市へ問い合わせや相談等をいただいた際には随時適切な窓口へご案内をさせていただいております。 また、これらも含め、新型コロナウイルス感染症関連支援制度は広報紙やホームページで公表し、広く情報提供をさせていただいているところでもございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、先ほど香芝市独自というお話もありましたけれども、今後また新たな香芝市独自性を発揮した支援策は何か考えておられますか。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 今後支援策につきましては、国第2次補正、2次交付分で拡充された地方創生臨時交付金を主な財源といたしまして、市内事業者や市民へ支援を継続的に行ってまいりたいと考えてございます。 また、一過性支援だけではなく、今後新たな生活様式へ対応を想定した事業や整備等へ活用を検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今お聞きしましたけれども、各市でも県でも国でも補助をしっかりやってもらっています。でも、この市が窓口である場合、しっかりと対象方々に僕自身もお話をさせてもらうんですけれどもどのようにPRしていくか、せっかく補助を出しているんだから抜けないように、あれを受け取ったら会社が倒産しなくて済んだとかそういうをしっかりと今後もPRをやってもらいたいですし、香芝市独自策、いろんな国、県と方針もあるでしょうけれども、今回一時話も上がっていました、書きにくいとか書き方がわからないと、ちょっと聞くだけで書けるとかというような難しい部分もあるかもわからないですけれども、より簡単にご高齢方でも書けるような工夫をまた今後ともお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、各支援策進捗状況についてお聞きしたいと思います。 非常に注目度が高い今回10万円となっております特別定額給付金について進捗率はどれぐらいでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 給付金進捗率でございますけれども、本日時点で給付対象世帯約97.9%にあたります3万998世帯へ支給を終えております。金額ベースで申しますと、約98.6%にあたります78億1,780万円が支給済みとなっております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) 一時、大分前になりますけれども東京都さんほうでは3%ですか、非常に進捗率が悪いというふうにお聞きしましたけれども、100%に近づいているということで非常にありがたいお話なんですけれども、その97か98%進捗なんですけれども、その結果について市はどのように捉えておられますか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 特別定額給付金受付等に係るスケジュールについては市町村によって異なりますけれども、県内12市なかでは本市が最も早く申請書を発送しております。国補正予算が4月30日に成立したんですけれども、そちらから約1週間後5月8日に申請書を発送いたしまして、11日から受付を開始しております。 また、支給につきましても、郵送申請分振り込みほうを県内12市なかで最も早く5月22日に開始をいたしました。その後についても、毎週2回ずつ振り込みを行いました結果、6月18日には県内12市なかでもっとも早く支給率95%──こちら世帯ベースでございます──に達しております。 総括としましては、短期間間に申請が集中いたしましたので、最大申請いただいてから3週間程度お時間を要してしまったんですけれども、作業に携わってもらいました職員頑張りもありまして、全体として見ればスムーズに支給ほうを進められたかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 この特別定額給付金はたしか4月15日に国公明党山口代表が安倍首相に直談判して実現したものと聞いております。この時期は緊急事態宣言が発令前であり、当初1世帯30万円支給が盛り込まれた1次補正予算が閣議決定済みでしたけれども、その後、緊急事態宣言が出された後、この30万円給付で国民から納得が得られるかどうかという思いから、2次補正ではなく1次補正で早い支給と思いから16日に再度、山口代表が首相に直談判し、実現に至りました。 それを受けて各自治体へ通達があり、それをしっかりと香芝で受けとめていただいて、たしかゴールデンウイーク中にもかかわらず職員皆さんに休日出勤していただいたというふうにも聞いております。そのことにより、12市トップを切って発送、振り込みがスムーズにできたと聞いております。ここでかかわられた職員皆様に感謝を申し上げたいと思います。 実に直談判から1か月というスピード感あふれる10万円配布じゃなかったかなと思っておるところでございますけれども、ここでは100%完遂へ対応策は何か考えておられますか。 ○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 給付金受給につきましては申請が必要なことから広報紙、ホームページないしはポスター等で周知を図っているところです。また、総務省が作成いたしました視覚障害者方向けリーフレットを活用した案内も行ってございます。 これら周知ないしは広報に加えまして、先月末6月末時点でまだ申請をいただいていない方については個別に勧奨通知、申請お勧め通知をいたしております。 さらに、市より送付した申請書が宛先不明で返ってきた世帯方もいらっしゃいます。こういった世帯につきましては、郵便局へ照会でしたり現地調査を通して配達可能と判断した場合には再度投函を行っております。 この給付金につきましては受給を希望されない方がいらっしゃるということですので、支給率が100%ジャストまでは達することはできないかなというふうには考えておるんですけれども、受給を希望される方が申請ほうをお忘れにならないように、引き続き周知であったり勧奨ほうに取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。引き続き、努力ほうをよろしくお願いいたします。 それでは、個人向けじゃなしに事業者向けで先ほどお話がありました香芝市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金、これ進捗状況はどう捉えておられますか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 協力金につきましては6月1日より申請受け付けを行っておりまして、昨日7日時点で申請件数が42件、このうち支給件数が32件となっております。 やや件数が少ないところなんですけれども、本市としては広報紙等で掲載を行うとともに、商工会を通じて商工会員皆様に協力金チラシを配布するなどして周知ほうに努めておるところでございますが、こちら奈良県協力金上乗せという関係上、奈良県ほう支給決定が想定よりも時間を要しておりますことから、やや市へ申請については出足が鈍くなっているという状況でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 確かに奈良県とつながりがあるからかもわからないですけれども少ないかなと危惧するところですけれども、これもしっかりとPRしていただいて、県を受けて市を受けていただくようにまたご努力をお願いしたいと思います。 総合的に今後について対応策などは考えておられますか。 ○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) まず、先ほど給付金ほうですけれども、引き続き広報紙等を用いました周知広報を行うとともに、個別に勧奨通知を送付いたしております。 今後については、8月11日が申請期限となっておりますので、そちら期限が間近に迫ってまいりましたら、香芝市民方を対象としまして南都銀行ATMほうに給付金広告画面ほうを広告として掲載する予定となっております。こうした取り組みによりまして、支給率をできるだけ100%に近づけてまいりたいというふうに思っております。 後段協力金ほうにつきましては、県ほう支給決定がやや想定より時間を要しておりますので、香芝市ほう申請期限ほうをできる限り多く方に申請いただけるように、従来7月末だったんですけれども1か月延長いたしまして8月31日まで延長いたしております。休業ないしは営業時間短縮にご協力いただいた事業者事業継続を支援するために、今後も商工会等と連携いたしまして協力金事業周知啓発に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 1つそこでも思いましたことは、県証明書みたいながなかったら受けれないという部分があるんですよね。相談に来られた方が先に市へ来られたときにもう同時でやらせていただくとか、金額からよれば市だけでええねんとかという方もおられるかもわからないので、そのあたり今後課題として、サービス課題ということでまたご努力いただけたらなというふうに思いますので、そのあたりも含めてまたよろしくお願いいたします。 それでは、中項目3つ目補正予算に対する取り組みについてお聞きしたいと思います。 この6月議会で補正予算書などに項目ごとに記載されておられる部分がありますけれども、国補正予算に対して香芝市民ためにどのような考えもと取り組みを行ったかをお聞きしたいと思います。 まずは、1次補正予算で地方創生臨時交付金についてはどのような取り組みを行ったかお教えください。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 国第1次補正予算における地方創生臨時交付金につきましては、本市交付限度額は2億4,131万5,000円となっております。事業といたしましては、感染予防物品購入や事業所支援、子育て世帯、困窮世帯支援、学習支援等18事業へ活用を予定しております。 なお、本交付金は令和2年4月1日移行実施事業に対して充当されることから、一部緊急性高い事業につきましては専決処分とさせていただき、既に事業を実施しているものも含んでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今、第2次補正予算もおりているようですけれども、その第2次補正予算で地方創生臨時交付金交付上限額、1次ときは2億4,000万円でしたけれども、この2次補正場合、上限額どれぐらいで、活用にはどういうふうに考えておられるかお教えください。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長。 ◎企画部長(堀本武史) 本市における第2次補正分につきましては、交付限度額は5億6,839万円となっております。今回交付金拡充については、地域実情に応じ、家賃支援を含む事業継続や雇用維持等へ対応を後押しするとともに、新しい生活様式を踏まえた地域経済活性化等へ対応を目的としております。ただし、これまでに一般財源により予算化した事業へ組み替えや財源充当も可能なことから、最適な実施計画を今後立案させていただいて事業を進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、これは本会議でも一部質問された方がおられるんですけれども、国から支出金なんですけれども、俗に言う使い切る、余ったら返すというが原則にあるようにも聞いておるですけれども、この1次、2次とももしも使い切ることができなかった場合どうなるか、また特例などは何かあるかお教えください。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 地方創生臨時交付金に関しましては、国第1次補正予算で1兆円が計上されておりますが、そのうち約7,000億円が第1次交付限度額として配分されてございます。 次に、国第2次補正予算においては2兆円が第2次交付限度額として配分されております。また、第1次補正予算分残り3,000億円分は第3次交付限度額として冬ごろに提示される予定でございます。 このように、第1次交付から第3次交付まで実施計画提出時期は分かれてございますけれども、すべて実施計画がトータル的な配分額なかで事業間で流用も可能となっておりますことから、最終的には事業進捗を見ながら全額活用できるようには市ほうで調整を図ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 しっかりとうまいこと予算取りをしていただいて、市民ために活用していただけたらなと思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは、中項目4番目、今後避難所運営についてですけれども、奈良県内公明党議員で各地で避難所における感染防止対策ため確認活動を行って、この香芝でも公明議員3名で6月8日に市内避難所や緊急備品について施設や小・中学校を見学させていただきました。その節は危機管理監を初め、関係皆様に大変お世話になりました、改めて御礼申し上げます、ありがとうございました。 この前後に内閣府などから各都道府県宛てに避難所コロナウイルス対策に配慮した避難所運営と運営訓練ガイドライン、適切な行動に導くルールや原則というガイドライン通知がありまして、それを受けて6月22日に奈良県知事から避難所運営に係るガイドラインが発表されたと聞いております。 そこで、県知事が発表した避難所運営に係るガイドラインを受けて、香芝市として今後避難所運営についてどのような方向性を持って進んでいかれるかお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃいました県ガイドライン基本的な考え方とおりで、1つは3密対策、2つ目にうつらない、うつさないため基本的な感染症対策、3つ目として感染拡大を防止するため避難者健康管理、これを実現できるよう対応する物品購入も含めて現在対応してまいりたいと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 各避難所第一番に上がっているが避難所スペース、これに課題があると。皆さんもご存じように避難所数を増やすということが急務かなというふうに思っておりますけれども、このあたりについて、例えば安全であれば自宅、またテント、空き家など活用なども考えられますけれども、このあたりお考えはどうですか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃるとおりで、避難所数を増やすというところを考えてございます。課題として各避難所収容人数が限られてございます、そういったことでございますので、避難状況に応じまして避難対象地域最寄りでない隣接避難所開設も検討させていただいているところでございます。 また、避難所における密集・密接対策といたしまして、テント活用も想定しております。こちらほうにつきましても、屋外テントというも地震災害ときには活用できるものと考えてございます。 あと、特に在宅避難や親戚や知人宅等、避難所以外で安全であればその安全な場所へ避難していただくと、そういったことを市民方にもあわせて周知することも大事なことなかなと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 私たちも点検させていただいたときに、私も初めて行かせていただいた関屋ほうですか、広大な敷地がありました。以前学童ため施設ですか、結構広さもあって、そのあたりもしっかりと活用していただいて、これも非常にこの件に関しては喫緊課題として早急な対応が望まれていると思います。先週末から先ほどもお話しさせてもらったように九州で大雨等でもわかるように、いつこの香芝でも起こるといった状況が発生するやもしれませんので、そのあたりもしっかりとよろしくお願いしたいと思います。 そこで、以前にも聞かせていただいたんですけれども、自助、共助がさらに重要視されると考えますけれども、以前にも質問いたしまして各自治会単位で災害対応マニュアル見本を配布したと思うんですけれども、そのあたり配布後状況についてはどうなっておるでしょうか、お教えください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) いくつか自主防災組織であります自治会さんにおきまして、マニュアルに関する出前講座要請であったり市マニュアルをさらに掘り下げた独自マニュアル作成というようなものに基づいた訓練をしていただいているところでございます。 おっしゃるように自助重要性周知であったり共助支援に関しては今後も継続して実施してまいりたいと考えてございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) 以前にもお話しさせてもらいましたように、非常に大事じゃないかなというように思うんです。まだまだ市は何をしてくれんねんというお考え方がたくさんおられると思いますけれども、それもやることはやるんですけれども、やはりまずは自助、そして共助、しっかりとこのあたりを市が先頭になってお願いしますという形で、それ以外につきましてはこういう設備をしっかりと、備品等もサポートしますという形でしっかりと教育といいますか整えていただいて、今後、市民皆様にアピールをしていただきたいなというふうに思います。 最後に、避難所緊急備品について、これも考え直す必要があると思いますけれども、先ほどお話しいたしましたが地方創生臨時交付金、これも活用していただいて、どういう備品必要があるか何か考えておられますか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃる交付金ほうを活用させていただきまして、避難所用テント、屋外、屋内用、それともちろん避難所ほうに配備する消毒液、マスク、これ買い増し、それから防護衣、それから非接触型体温計であったり、それから発電機、ポータブルになりますが発電機であったり充電可能な非常用バッテリーようなもの、それから扇風機等購入を計画させていただいているところでございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 もう臨機応変にどんどんどんどん時代は進んでいきますから、それにしっかり対応していただくようにまたよろしくお願いいたします。 それでは、中項目5番に行きます。税収についてですけれども、感染症による税収影響や対応についてお聞きしたいと思います。 現在、コロナウイルスによる税収へ影響はどう捉えておられますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 現在納税状況から見ますと、コロナウイルス影響は限定的となっております。しかしながら、コロナウイルス影響によりまして納付が困難な方に対して1年間徴収を猶予する特例制度が創設されておりますので、今後状況により特例制度を申請される方が多くなりますと税収へ影響は大きくなってくるものと考えております。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、現在していただいています納税猶予、この特例制度についてお教えください。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 新型コロナウイルス感染症影響によりまして収入が前年同月と比較いたしましておおむね20%以上減少した納付が困難な方に対しまして、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できるものでございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) それでは、この特例制度について市民皆さんへ周知方法はどうされていますか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 4月上旬に国から通知がございました、そのなかでは新型コロナウイルス感染症発生に伴い納税が困難な方に対する徴収猶予制度特例につきまして広く周知するなど適切に対応するようにと内容でございました。本市におきましては、4月中にホームページに掲載させていただき、広報「かしば」お知らせ版5月号、6月号へ掲載を行い、リーフレットを窓口に設置して周知に努めているところでございます。 今後におきましても、引き続き広く周知に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) わかりました。 同じいつも回答だと思うんですけれども、それではこの特例制度申請件数、これはどれぐらい現状でございますか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 昨日7月7日現在でございますが47件でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしたら、この徴収猶予によって徴収率に与える影響はどれぐらいあるんでしょうか、わかりますでしょうか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予いたしました税目につきまして、同税目、同期別昨年度納付実績をもとに試算いたしますと、令和2年5月末徴収猶予によります税収減収額については約1,400万円、徴収率ではマイナス0.38%程度影響になると考えられます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしたら、今はさほど減収に対する影響は少ないかなというふうに思いますけれども、今後予測より減収が増えたと、減収になった場合対応策はどのように考えておられますか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 新型コロナウイルス感染症影響を踏まえました地方税法徴収猶予特例が設けられたことに伴いまして、地方公共団体一時的な減収に対応するために、猶予相当額について特例債を起こすことができる地方税徴収猶予特例債が創設されております。収支状況に応じまして、地方債による対応についても今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 今ところはそんなに影響はないかなとも思いますけれども、しっかり注視していただいてしっかりまた対応していただいて、サービスが減ることないようにまたよろしくお願いしたいと思います。 それでは、中項目6番、市内で感染者発生時対応についてお聞きいたします。 まず、香芝市内で感染者はこれまで何人いましたか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 香芝市内感染者数ということでございますが、県で市町村名が発表されるようになりました4月8日以降でございますと6名方がおられます。それまで4月7日以前につきましては保健所単位で発表されてございまして、香芝市が属しております中和保健所管内でそれまで8名感染者が発生しているという状況でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、少なくて6名、多くて14名という形になると思うんですけれども、個人情報絡みもあると思うんですけれども、市民皆さんが例えば感染したらどのような対応を市は行うんでしょうか。何かマニュアルみたいなものはあるんでしょうか、そのあたりをお教えください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) まず、マニュアルでございますけれども、新型インフルエンザ等対策行動計画というマニュアルがございます。そちらほうでは相談窓口体制であったり、市民に対する感染対策周知であったり、施設関係、学校等休業等、こういったものを重立ったもので申しますと定められてございます。 おっしゃいますように市民にということでございますが、香芝市本市に限らず県内で感染者や本市と隣接して人行き来が多い大阪で感染者が増加傾向でございましたら、市内感染拡大、市中感染拡大を防ぐためにも公共施設再休止であったりだとかといったことを検討することになろうかと考えてございます。 なお、感染者、市民方が公共施設を利用されたという場合、そういう情報が本市ほうに寄せられた場合につきましては、その動線であったりそのエリアについて当方ほうで消毒作業等を行うということは考えてございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、市職員が感染した場合、これはどのように処置、対応されるかお教えください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 市職員ということでお尋ねでございますが、本市では香芝市新型コロナウイルス感染症に係る職員予防対応マニュアルというものを作成して、全職員に周知しておるところでございます。このマニュアルなかでは、毎日検温であったりだとか什器等日常消毒、こういうようなことをしたり、発熱等症状により病院を受診した場合につきまして対応、こういったものを想定した行動履歴調査であったり、またその職員濃厚接触者となる可能性洗い出しなんかを定めておりまして、こういった対応ほうで備えさせていただいているというところでございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 市民皆さんはともかくとしまして、市職員さんが感染すると市民皆様に感染する場合があるということは考えられますので、そのあたりしっかりと確認していただくも一つですけれども、あらゆる方策をとっていただいて市民サービス向上をお願いしたいと思います。 また、ひとつお願いしたいですが、市民皆さんが香芝で出たというと構えはると思うんです、それが例えば入院された、治療を受けられた、退院されたという、退院したとか病気が治癒したという報告もまたやっていただけたらなというふうに思うんです。実際にどれだけこの香芝市内にいてるんやと、自分間近に、まして自宅待機というふうに言われているわけですから、香芝市なかにそういう入院された方がおる、発生したけれどもしっかり治癒した、治ったという情報もまた流していただけたらなというふうに思いますので、そのあたりをまたあわせてよろしくお願いしたいと思います。 今までに本当に経験したことない感染症について、これからまた冬に向けて2次感染等も、今回も少し奈良県ほうでも出ておりますけれども、それらを考えながら最小限にとめる施策が必要になってくると思います。特に梅雨期間から豪雨による避難所開設は喫緊課題であり、スムーズな対応が求められると思いますので、今後とも市民安全確保をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次大項目へ行かせていただきます。 ここで最近よく市民皆様よりご要望いただきます、数件私も受け付けをさせていただきました行政関連支払い方法についてキャッシュレス決済を香芝でも導入してほしいと、なぜ香芝ではできないんだというような話をよく聞きます。 そこで、PayPayについてのみですが調べさせていただきました。奈良県内では大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、生駒市、宇陀市、三郷町、三宅町、高取町、吉野町、曽爾村、明日香村6市4町2村が実施をしております。主に市県民税や住民税、固定資産税や軽自動車税、国民健康保険税などがあり、さらに上下水道料金のみしている行政もあります。特にご要望いただいているが上下水道になるんですけれども、今回補正予算なかに税収についてキャッシュレス決済導入関連予算が組まれておったように思いますけれども、そのあたりスマホ決済詳細についてお教えください。 ○議長(中村良路) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 予定しておりますスマホ決済につきましては、納付書に記載されましたコンビニ収納ためバーコード情報をスマホアプリで読み取りまして、銀行口座から現金払いや電子マネーにより市税を納付していただくものとなってございます。 当該決済に対応しているPayPayを例にいたしますと、まずスマホアプリを起動いたしまして、メニューから請求書払いを選択していただき、納付書バーコードを読み取りますと、納付書に記載されております税目や税額が表示されますので、内容をご確認いただき、支払いボタンを押していただきますと、支払いが完了となるものでございます。
    ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 それでは、スマホ決済できる支払いですね、何ができるか教えていただけませんか。 ○議長(中村良路) 仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 対応しています公金につきましては、個人市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料を予定しております。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 このスマホ決済開始時期はいつごろからを予定されておられますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 本年12月から開始を予定しております。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 それでは、この導入周知についてはどうされますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 周知につきましては、ホームページ、広報へ掲載、また督促状に案内文を封入、また来年度以降につきましては当初納税通知書へ案内文封入などを予定しております。できる限り多く媒体を活用いたしまして周知してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 これもほかにご意見をいただくんですけれども、クレジットカード払い、これ導入についてはどのようなお考えを持っておられますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 市税など公金新たな収納方法といたしましてクレジットカード決済を導入して収納方法を多様化することにつきましては、納税者利便性向上とともに納期内納付率向上につながるものと考えております。 しかしながら、導入にあたりましてはシステム改修でありましたり手数料など新たな費用が発生いたしますので、費用対効果につきましても試算するとともに、先進事例研究、他市動向も十分に注視しながら検討してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 他市動向も必要ですけれども、こんなことこそトップを切っていただいたらありがたいなというふうに思いますので、あわせてお願いしたいと思います。 今回、お話しさせていただきましたように、このキャッシュレス決済について本当にご意見多かった支払いが上下水道料金だったんですけれども、この上下水道で導入予定はございますでしょうか、お教えください。 ○議長(中村良路) 葛木部長、答弁。 ◎上下水道部長(葛木好昭) 上下水道料金キャッシュレス決済についてでございます。 令和3年3月1日より導入を予定しており、取り扱いアプリにつきましてはLINEPay、PayPay、auPay、Paidy4社サービスが利用できるように収納代行業者や料金システム業者と現在調整を行っております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 そうしましたら、なぜこの市役所導入時期がずれて遅くなっているか、そのあたりを教えていただけませんか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長(葛木好昭) 現在、上下水道部では料金システム更新作業を進めており、令和3年3月1日に新たなシステムを稼働することと予定しております。その時期に合わせることで特別な改修や調整必要がなくスムーズに導入することができるため、市役所と異なる時期で導入を予定しております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 このキャッシュレス決済導入によって従来銀行から口座振替変更が増えるため、口座振替率低下を招くではという懸念も聞いておりますけれども、このあたりいかがでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長(葛木好昭) 県内で導入済み都市確認をしましたところ、口座振替率に大きく影響するようなことはなく、変更するお客様は極めて少ないということをお聞きしております。 今般キャッシュレス決済導入によって上下水道をご利用お客様納入手段を増やし、お客様サービス向上に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) ありがとうございます。 非常にいいご意見をいただきましてありがとうございます。市民皆さんも待っておられると思いますので、始めたわ、また停止するわということがないようにまたくれぐれもお願いしたいと、PRほうもまたよろしくお願いしたいと思います。 今回感染症により本当に生活形態が変わって、仕事革命やオンライン会議など利用を初めとして急速に進んでいることもあって、市民皆様全体生活においても少しでも楽に簡単にできないかといった要望が本当に増えつつあります。そういうご意見に対してもスピーディーな対応が求められる時代でもございます。非常に今現在、香芝市だけではなく我慢ポイントが多くなっております。レジ袋有料化とかコロナ対応、そして災害などそういうが増えており、スピーディーさがより一層求められる時期であるがゆえに、そういう世なか最先端を行くもの導入についてはしっかり安全性を確保したうえで早期導入は、この公的、公立場としても必要な部分ではないかと考えます。 そのことによって今後とも迅速な対応をお願いしまして、私一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中村良路) 以上で、6番上田井良二議員一般質問を終わります。 ここで暫時休憩。              午前10時21分 休憩              午前10時29分 再開 ○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 暫時休憩いたします。              午前10時29分 休憩              午前10時30分 再開 ○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、4番筒井寛議員一般質問をお受けいたします。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 改めまして、おはようございます。 議長お許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 今議会は市長選挙最初議会ということで、新しく市長に就任されました福岡市長に対し、これから香芝市を背負い引っ張っていっていただくにあたり、所信表明演説を引用しながら市政方向性をどのように考えているかを聞いていきたいと思います。 福岡市長は、当選直後コメントからその後多く新聞やテレビ等マスメディアで発言、出演など、いろいろな場でみずから言葉でいろいろ語っておりますが、そのなかで私が知る限りにおいて吉田前市長、また前市政に対する批判的な言葉は一切発することなくここまで来ています。そのことは福岡市長人格的に尊敬されるべき点であり、私には到底まねできることではありません、感服しております。 その敬服すべき福岡市長言動に対し、吉田前市長は多く場面で退任弁として未来へ扉は開いておいた、あとはお任せしますというような趣旨発言をしている、これを見聞きしたときは私はぞっとしました。もう背筋が凍る思いでありました。この期に及んでまだ自分手柄にしたいか、香芝市発展勢いを減速させ、周り市や町よりも選ばれ負ける町にしてしまっておいて、今後、新市長や職員さんが必死で頑張って立て直していけば、それは自分が下準備しておいたからだ、だから今後香芝市発展は自分手柄だとでも言いたげなこの発言は許されざるものであり、とんでもない勘違いであると断じておかなければならないと私は思うですが、先ほど申し上げたとおり福岡市長は前市政に対し批判的な発言は一切していない。 もし、前市政に対しまったく何も問題なしと考えるであれば、そのまま前市長に任せておいて市長選挙を闘う必要はなかったわけでありまして、香芝市現状があまりよい状態ではないと考えているものと私は思うでありますけれども、福岡市長は実ところどう捉えているでしょうか。これから市政方向性を語るにしても、現状を総括したうえでないと打ち出していけないではないかと考えるであります。 そこで、まず財政状況についてどう感じているかから聞かせていただきます。 選挙の折、吉田前市長は市貯金とも言える基金を六十数億円ためた、それをコロナ対策に使用すると、まるで自由に使えるお金が60億円以上あるかように吹聴していましたが、確かに基金と名つくものを総合計すれば60億円を超える額にはなるけれども、内訳を見れば退職金に充てる積み立て13億円や介護給付用準備基金、借金返済ため減債基金であったりと使い道が非常に限定されたものなどを含んだ額であり、私はこれは誇大広告であったというふうに思っています。 また、単年度経常収支比率も100を超える数字を出している自治体が多いなか、県内で唯一90%を切る数字を出していることを財政に弾力性があると自慢していましたが、100%を切ることは見方、考えようでは、もっとできるのに、もっと市民サービス、行政サービスにお金を使えるのに、市民サービスを質量ともに落として貯金に走った、その結果基金増額であったとも言えるではないでしょうか。経常収支は低ければよいというものではないと指摘を外部有識者から聞いたこともあります。 ということで、まず今本市財政状況を福岡市長はどう捉えているかを聞きまして、壇上で質問を以上とします。 ○副議長(芦高清友) 1回目質問につきまして、答弁をお願いいたします。 はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) まずは、いろいろな厳しいご指摘、そして評価をありがとうございます。 財政に関してですけれども、前吉田市長が進めてこられた財政再建ということに関しまして、私自身はある一定評価をしているということを筒井議員には申し上げたいというふうに思います。ただし、今筒井議員がおっしゃったように経常収支比率、それが低いことを自慢しているようではだめだという点に関しては私も筒井議員と1点同じだと思います。 ただ、100%を超えているというは非常に厳しいかなというふうには思います。今、類似団体等で言いますと、県平均では98.4と、香芝市は89.8と非常にいい状態でございます。全国平均では93.0ということで、私イメージとしてはその全国平均程度が一番使いやすいかなというふうな観点は持っております。 そして、筒井議員ご指摘基金残高です、おっしゃるように私自身もこの金額は多過ぎるなというふうに思っております、すべてを合わせてというはおかしいなというふうに思っています。基金残高といたしまして、平成30年度末において14億7,804万円というふうなことが私考える財政調整基金等減債基金合計というふうに、これが基金考え方ではないかなというふうに思います。 じゃあ、その基金自体ですけれども、人口1人当たりで割り算したら一体いくらぐらいなかというふうなことを考えてみると、県内においては33位と、37市町村あるなか33位ということで、1人当たり財政基金としてはあまりいい状態ではないなというふうに私自身は考えております。 じゃあ、どれぐらい規模が一応適正なかということなんですけれども、標準財政規模10%程度、おおよそ15億円ぐらいある、その状態が一番適正ではないかというふうに考えております。この基金というは災害とか急務な経済情勢悪化などそういったところに使っていかなければならないと思いますのである程度は必要だと思いますけれども、60という数字というは筒井議員がおっしゃるようにちょっと大きく評価し過ぎかなというふうに思います。 じゃあ、市長選においてそこまで吉田市長を評価するであれば出なくてもよかったんじゃないかというふうなこともあるかもしれません。ただ、やっぱり考え方というが違いまして、今筒井議員がおっしゃったことは、ミネルウァフクロウは夕暮れ時に旅立つというふうな感じで再検討していかなければならないかなというふうなことは考えております。ありがとうございます。 ○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) ありがとうございます。 答弁いただいた内容についてはよくわかりました、理解はできたんですが、ただできれば香芝市財政状況、現在厳しい状況だと捉えているかそうではないかというとこら辺を市長口から直接聞いておきたかったところではあるんですが、なかなかその辺をはっきり言うは難しいかなというふうに思いますので、ただ今答弁なかに含まれているものを読み取ったら厳しい財政状況なかでも使うべきところには使うという趣旨ことが込められていたというふうに私は受け取れたというふうに理解しておきます。 では、香芝市人口についてはどう考えているでしょうか。つい数年前まで市が持っていた予想データというは2055年ごろまで、8万5,000人ぐらいまでがピークであろうと予測データを持っていたわけでありますが、2018年を境に8万人を一度も超えることなく一旦減り始め、現在は7万9,200人台でほぼ横ばい状態が続いているような状況でありますが、その本市人口伸びがとまったに対し、香芝市周り、接している王寺町、広陵町、葛城市人口が微増しているというふうに、まさに選ばれ負ける町になってしまったということでありますが、その内容、人口構成ことです、福岡市長は選挙前、選挙中を通じてゼロ歳から4歳まで年齢別人口、これは子供ことです、そして30歳から44歳まで世代人口、これは住宅購買意欲が高い層だというふうに言えると思うんですが、このあたり、この辺が物すごい勢いで減り続けているということを指摘していました。 総人口よりもこれが問題なんだと、このことが問題なんだ、私もまったく同感であります。子供と子育て世代が大きく減少していくなかで、住みやすさ、学びやすさ、育てやすさで奈良いちになると掲げて当選された福岡市長はこの状況をどう判断され、どう挽回していく心づもりなか、さらにはそのため香芝市魅力づくり、それをどう考え、どのように発信していくか、もう総論、概論で結構です、市長考え、気持ちを聞かせてください。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) まず、先ほど財政について言葉足らずであったかなと思いますので、財政については筒井議員と同じく厳しい状況であるというふうなことは自分自身では考えております。そのうえで、先ほどミネルウァ話をさせていただいたんですけれども、あれはローマ神話でミネルウァという知神がフクロウを連れているんですけれども、それが夕暮れ時、たそがれ時、要するに日が沈むというふうなときに飛び立つということなんです。そして、そのうえから俯瞰した状態でもう一度財政全体を見直すというふうな意味があって使わさせていただきました。 人口についてですけれども、人口はおっしゃるように若い、本当に子育て世代と若い世代というのの人口増加は昔から比べてとまっているというふうに私自身は考えております。もう少し大きい範囲で15歳までというふうなことを判断すると、香芝市というはほか市に比べては非常に若い町だというふうには思っております。 住みやすさについて、昨年度実施した意識調査においては、香芝市にずっと住みたいというふうに住み続けたいと思っていらっしゃる方割合は59.0%、5年前調査は54.9%というふうに比べると少しポイントは上がっているかなというふうに思っております。 あと、香芝イメージアップをしていかなければならないと、シティプロモーションをしていかなければならないというふうに私自身は考えています。新聞とかテレビでもできるだけ発信はしているつもりなんですが、個人SNSでも私自身は奈良いちということを掲げさせていただいております。その結果、個人SNS上ではございますが香芝に住んでみたいというふうなお返事をいただいたり、香芝市がいいなというふうなお答えをいただいたりもしております。 日曜日にまた奈良新聞ほうで取材を受けて発表させていただきました。その結果、広報室ほうにそのお手紙、ファクスをいただいたりしてとてもいい話だったというふうな形でお返事をいただいたりもしています。少しずつですが魅力アップに貢献しているかなというふうには考えております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今いただいた答弁前半、住み続けたいという人パーセンテージが増えたから住みやすい町だと判断するはいささか安易だと思いますけれども、とにかくそういうであればぜひとも選ばれ勝つ町に、香芝に住みたいという人が来る、そのような町に香芝市をしてほしいものであるというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。 済みません、私が言うも変ですが、市長、できるだけコンパクトによろしくお願いします、これから市長にいっぱいしゃべっていただきますのでよろしくお願いいたします。 では、市長考えを実現していくため具体策といたしまして、市長は所信表明なかで多く提案をなされているわけでありますけれども、私なりに分解、整理いたしますと、冒頭あいさつとコロナ関連を除きまして33項目が並べられていたというふうに私は分析しています。このなかには、例えば最後33番目なんかは市民声や思いを感じるため現場主義を貫くなどというような心構えようなものも入っていますし、また途中では例えば18歳まで医療費無料化提案、こんなんはもう聞かなくても内容もはっきりわかっていてすぐやってほしいというようなものでありますので、私が気になったもの、もう少し詳しく聞きたいと思ったものについて質問をしていきたいと思います。 まず初めに、JR香芝駅バリアフリー化件でありますが、言わずもがな市長ももう推進すべきものとしているわけでありますが、まずは担当所管に現時点進捗状況を聞いておきたいと思います。現状はいかがでしょう、どうなっているでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 奥田都市創造部長、答弁。 ◎都市創造部長(奥田芳久) 香芝駅バリアフリー化につきましては、令和2年度、今年度より鉄道駅バリアフリー化事業を実施していく予定でございましたが、残念ながら4月当初予算では補助事業として国採択がいただけなかったという状況でございます。 しかし、その後、5月20日にJR西日本より国から補正予算対応について意向を聞かれているが香芝市はどうかというふうな連絡もございまして、当然本市といたしましてもこれまでと同様に事業を進めたい思いであるということを伝えております。今、現状としてはそのような状況でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 国当初予算ではつかなかった、採択されなかった、補正予算に期待しているということでよろしいですね。 その補正予算がつくかつかないかというはいつわかるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 奥田都市創造部長、答弁。 ◎都市創造部長(奥田芳久) JRからはまだ年末まで間で判明するであろうというふうには聞いております。ただ、新型コロナ対策を含む国補正予算全体考え方にも影響されますので、香芝駅バリアフリー事業について補正予算が確保できるかどうかというところについてはまだ不透明な部分が多いではないかというふうに考えてございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) そうですね、今週に入ってもまた大きな災害が発生しておりまして、これまで大きな地震、水害、それからことしこのコロナというような脅威がありまして、それらそれぞれ対策に莫大な費用を要しているような状況なか、その補助事業として採択されるかどうか、されればよし、もしされなければこれをどうしていくかという話でありますが、これはいいか悪いかではなくて例えばということで提示するだけですが、例えば選択肢一つとして市費、市単費でそれでもやっていくというようなそこまで考え方、どうしていこうというそのことを市長は考えておられるかと市長に聞きたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 市方針としては、基本的にはJR香芝駅バリアフリー化を進めていくという思いは変わりません。ただ、先ほどお話しさせていただいたように財政がそんなにいいわけではないということは筒井議員もご理解いただけると思いますし、基金がたくさんあるというわけではないということもご理解いただいていると思います。 その別方法ということに対しては、議員皆様と一緒に新たな方法というものを提案させていただいて考えさせていただくというふうな思いはあります。 あと、先ほど住み続けたいという話ですけれども、香芝市においてそこにいる人たちが住みたいというふうな町、これが一番アピールになっていくと思うんです。それ自体を下げてしまうとほかから人口を呼ぶことはできないというふうに思います。JR香芝駅に関しても非常に便利だというふうな形で進めていかない限り、人口は増えていかないというふうに思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 済みません、戻られると時間的につらいですが、住み続けたいは家を買ってしまったからもうそこから動けないもあるので、年齢が行ってしまってということもあるので、だからいささか安易やというふうに言ったわけでありまして、当然住み続けたい人数が多くなかったらそれは魅力がない町なんだろうと、それは言ってはることはわかります、それはそうです。せやけど、それでは安易ですよということを言いたいので、もう済ませておりますので、申しわけございません、丁寧に答えてくださったことについては感謝いたしますが、前へ進めていきたいと思います、済みません。 JR話に戻ります。 JR話ですが、今市長ほうから答弁いただいたことは当然市長としても何としてでも進めていくというそういう思いを、決意を持っておられるということを、私としてもそのように市長が思ってくれているというふうに思いますので、早期実現をよろしくお願いいたします。 次に行きます。 次に、地域公共交通ネットワークを形成していくと所信表明なかで述べられております。今まさに地域公共交通活性化協議会が組織されておりまして議論されている最中だと思うんですが、その協議会及びその公共交通網形成計画現状というはどうなっているでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 今お尋ね公共交通網形成計画ほうでございますが、令和元年度に計画策定に着手いたしまして、昨年でいいますと既存データで不足しておりました利用者声を聴取するためにアンケートであったり地域住民懇談会を実施して現状把握も行ったところでございます。 現在は、活性化協議会におきまして地域公共交通網計画に関する基本的な方向性であったり基本方針等を決定するため協議を進めているところでございます。 今後大まかなスケジュールにはなりますけれども、今年度末に公共交通網形成計画をつくり、その後、運行計画を策定したり、それからその翌年、令和4年度中実証運行を目指してまいりたいなと考えておるところでございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今、私が聞いたから会議進捗状況を答弁いただいたわけですが、結局それを踏まえて、要は地域公共交通ネットワークというがどのようなものになるというイメージで今、でき上がるものがどんなものができるというイメージなんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 現時点におきまして、鉄道、路線バス、タクシーという公共交通につきましては、主に市民通勤であったり通学、買い物など市民生活を支える中心的な役割を果たしていただいており、本市が運行してございますデマンド交通、コミュニティバスにつきましては買い物、通院、それから地域交流など市民日常生活を支える移動手段として役割を果たしておりますので、それぞれ特性を生かし、また補完をしながら市民移動を支える交通ネットワークを確立してまいりたいなと考えておるところでございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今の管理監から答弁を聞いて、それを踏まえて市長に聞いておきたいんですけれども、公共交通活性化協議会があって、新しいネットワークを形成していこうと今しているわけなんですが、そのでき上がった姿というを今聞いた限りでは現状、もちろん改善される部分はあったとしても、結局今とあまり大きく変わらない姿でしかないかなというふうには感じて聞き取ってしまうわけでありますが、市長が考える新たな地域公共交通あり方、その新たな形です、そんなんはどういうイメージを持ってはりますか。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 選挙中からもお話しはさせていただいていたんですけれども、私なかでは基本的に市民が決めるというふうなアイデアを持っています。自分自身アイデアもあるんですけれども、まずは市民皆様方にご意見を聞くというふうなお話をさせてもらっておりました。 一応、去年話だと公共交通に特化したタウンミーティングというが10月27日に2回、11月10日に2回が開かれているようではございますが、私自身としてはもっとよりよい方法がないかなというは思っております。そのうえで、一つアイデアとして筒井議員も入っていらっしゃるこの地域公共交通活性化協議会において、例えばきょうもたくさん市民方が傍聴に来られていますと、同じように会議においても傍聴に来られている方がおられると思います、そういったところに例えば委員委員のような形でご意見を賜るような場を設けてはどうかなというふうなは私なかでは思っております。 そのうえで協議会人たちが、ああ、なるほど、市民今こういうニーズがあるかというふうな生声を聞いてまた新たな方法が考えれるかなというふうには私自身は思っております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 市民声を聞くということは市長はもう一貫して言っていますので、できる限り市民が求めるものに近い形で新たな地域公共交通が形づくられることを望んでおきます。 続きまして、障害者が暮らしやすい環境や体制づくりということについても触れられていて、本年4月から施行されました香芝市手話言語及び障がい特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例、これを生かしていくという旨ことが述べられております。 この条例、大変いいものができたと思っておるわけでありますが、この条例施行後、これまでに既に実施された施策、事業等があれば教えてください。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 現在まで取り組みといたしましては、まず市民方に向けて4月発行広報「かしば」におきまして条例が制定されたことを周知させていただきました。 また、市役所職員に対しましても、各課に対し条例制定について、特に窓口対応時における合理的配慮について周知をさせていただいたところでございます。 また、現在社会福祉課に配置しております専任手話通訳者業務時間を4月より1時間延長し対応させていただいておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これはもうさらにどんどんどんどん今後も進めていただきたい、今考えている今後さらにできること、やっていくことというもありましたらどんどん追加で報告してほしいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 現在進めている事業でございますが、市役所本庁で聾者と窓口対応につきまして、手話が言語であるという考えに基づきまして、手話で会話が行えるように本庁と専任手話通訳者を配置しております総合福祉センターにタブレットを設置し、テレビ電話による応対業務ができるよう、現在整備を進めているところでございます。 また、事業所や各公共施設等も含め、広く市民方に対しまして条例制定について理解と普及を目的としたパンフレット作成も進めていきたいと考えてございます。 今後もこのように事業を展開してまいりたいと考えてございますが、いずれにいたしましても障害あるなしにかかわらず暮らしやすいまちづくりを着実に進めていかなければならないと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) テレビ電話でありますとか大変楽しみです。それから、今答弁なかにありました事業所、市民方々全員に対してもそうなんですが、事業所等に対する普及についてパンフレット等という部分もありました、それについてはぜひともしっかり頑張っていただきたいなというふうに思います。 この条例ができたことで、聾方に対する施策というは随分と進んでいくものというふうに感じます。今後はほか障害をお持ち方々に対してどんどん施策を広げていっていただきたいなと。市長はこれまでにも多く障害者方々と直接かかわってこられたということを僕は聞き及んでおりますし、市長としては香芝を障害者が暮らしやすい町にしていくんだというその思いは持っておられると思うんですが、どんな町が市長が考えるところ障害者が暮らしやすい町というふうに考えていますか、その辺を語ってほしいと思います。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) まず、条例話からさせていただいた場合、条例4条第3項には、この施策推進について障害者その他関係者意見を聞く機会を設けるものとするというふうな文言があります。条例制定ときにもお話しさせていただきましたけれども、障害方々意見をできるだけ多く聞いて、そして変えていかなければならないというふうに私自身は思っております。 何度もお話しさせていただいておりますが、当事者意見を聞くということです。先日、7月6日障害懇親会、筒井議員もおられたと思います、その場でたくさんご意見をいただきました。その人たちことを考えて、そして切り離すではなく、私自身がある日突然何らかの障害を負う可能性があるというふうなことは常に思っております、大きな交通事故があるかもしれません、何か災害によってとか、あとは例えば病気によって障害を持つかもしれません、だから障害者施策ということではなくて、あす自分たちため施策だというふうな思いを持って取り組んでいるところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これも一貫しておっしゃっている当事者声を聞く、それから今最後にありましたあす自分ためというそのあたり、我が事として考えていただけるというようなところは非常に頼もしいと思います、よろしくお願いいたします。 続きます。男女共同参画についてですが、県内で最も早く男女共同参画宣言をした本市でありますが、実際ところこれまでどんな取り組みがなされてきて、現在はどんな状況にあると言えるでしょうか。 ◎市長(福岡憲宏) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 香芝市では、これまで教育委員会と協力いたしまして、中学生に男女共同参画啓発物品配布や、あと学校が開催いたします講演会へ講師を派遣させていただいたり、次世代に向けた意識向上に努めてまいりました。 また、年に2回は専門的な講師を呼びまして講演会を開催いたしましたり、固定的な性別役割分担意識を見直すために男性家庭参加を促進するためセミナーを行ったり、男女共同参画推進に向けて取り組みを進めてまいりました。 市内で推進状況で申しますとまだまだと感じておりますので、今後も積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 努力されていること自体はあれなんですが、今答弁でよくわかるんですけれども、どうしても意識向上とか推進という言葉で何がどれだけ達成できたかとか、今現在はどこにおるかというようなところを示すが大変難しいかなというふうに考えるわけです。 ですから、私としては例えば具体的な結果が目に見える形そのような取り組みというは考えられないものかなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。 ○副議長(芦高清友) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員おっしゃいますように、なかなか目標というを立ててそこに向かってというは難しいところではございますけれども、やはり男女固定的な役割分担意識は男女共同参画社会形成を阻害する大きな要因となっておりますので、これまで中学生啓発活動は進めてまいりましたが、もう少し低年齢化、人間形成基礎となる幼児教育や学校における意識づくりなども大きな影響を及ぼすと考えておりますので、できれば子供ころから男女共同参画理解を推進させていただき、将来を見据えた自己形成ができるような取り組みも進めてまいりたいと考えております。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) わかります、答弁としてはもうそれで結構です。ただ、確かに結果がなかなか見えるような形というは難しいとは思うんですが、できるだけ結果が検証できる取り組みというを考えてやっていただけたらいいかなというふうに思います。 これについても市長に聞きたいわけでありますが、その市長が考える男女共同参画が実現している社会というはどんな姿でしょうか。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) SDGs5つ目やつだったかなというふうに思います。日本ジェンダーギャップ指数がご存じように144か国中114位だったかなと、非常に低い状態なんです。だから、目指すところというか思うところではノーベル平和賞マララさん活動ようなこと、私自身はあそこまではさすがにできませんけれども、その人その人が誰もが希望できるような職種についてしっかりと勉強でき、多様な人々が互いに人権を尊重し合えるようなそのようなことができればすてきな町ができるかなというふうには考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 済みません、抽象的な質問で失礼いたしました。でも、そういうイメージを持っているからこそそれに向かえるというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続いて、香芝市経済産業振興についても触れてあります。香芝市がにぎやかになって商工業ともに発展していく、そのためには香芝市発信力、香芝から情報発信というが大切になってくると思うんですが、市アピールというはどのようにできているというふうに捉えておられますでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 商工振興という形でいいますと、これまで商工業振興や観光魅力発信を軸に事業を展開してまいりました。それらを含めて香芝魅力を発信するために、昨年度から快適な暮らしができる、くらしば、仕事がしやすい場所、しごとば、訪れてもらえる場所、めぐりば、これを総称いたしまして「みつばかしば」をキャッチフレーズとしてシティプロモーションを展開してまいっております。 昨年度は、市外でパンフレット配布や香芝ブランド、KASHIBA+や地場産業を活用させてもらいまして物産展を開催いたしましたところ大変好評でありましたので、今後も進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これもいろいろと努力されているというは今答弁からは聞こえてくるんですが、ただ私たちが実際になかなか成果というかそれが上がってこないというか実感できていない、見えていないというふうに感じます。 私はもっと楽しいことで盛り上がる香芝とかというそういうなんていうが何かないかなとかというふうに考えているわけですが、その辺は市長、いろいろなアイデアを持っておられるというようなそんなことはないですか。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 商業振興に対しては先ほど局長話したようなことになるかなと思うんですが、次に観光ということに関しては観光資源をまだまだ活かしていかなければならないかなというふうには思っております。例えば、相撲発祥地であったり楠木正成ゆかり地であったりどんづる峯もそうですし尼寺廃寺跡もそうでしょう、あとは今、日本遺産登録もあるので何かこれに対していろんなことができないかなというふうには思っています。文化芸術面で私知人等も一緒に集まっておもしろいことができるんじゃないかなと、何かコラボできないかなということは考えております。 逆にこれこそいろいろ筒井議員にもおもしろいアイデアがあったらお聞きしたいなとは思うんですけれども、よろしくお願いします。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 本当にいろんなアイデアを出し合って、楽しいところ、香芝は楽しいよ、香芝へ行ったらおもしろいよというそういうなんで香芝は有名になれたらいいなというふうに考えております。 どんどん続きます。国際交流活動についても触れています。香芝は国際交流が盛んなところなかと問われれば、現状、今どんな感じだというふうに捉えていますか。 ○副議長(芦高清友) 津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 国際交流といいますと非常に大きな課題となっておりますけれども、市といたしましてはこれまで取り組みは市民向け国際理解セミナーや諸外国料理を教えていただく国際料理教室、こういったものを展開してまいりました。 まだまだ展開は足らないと考えております、今後は外国人住民さらなる増加が予想されますことから、市内外国人市民実情やニーズに合わせた行政サービス提供を行ってまいりたいと考えております。例えば、コミュニケーション支援として日本語教室や日本社会に関する学習支援などそういったことも検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
    ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) そうですね、日本語、外国語支援が国際交流かと言われたらそれもそうかなとは思いますけれども、交流と言うからには行き来があってこそと思うんです。 私、実はずっと前から私が持っている個人思いつきアイデアではあるんですけれども、例えば市内中学2年生なかで英語力試験をやって、TOEICとかTOEFLとかそんなんをやって高得点者上位1人あるいは2人ぐらいまでを市お金で1年間、オーストラリアに留学させてあげるというようなそんな制度をつくったらおもしろいなとか思っていたんです。そうすれば、生徒たち英語学習モチベーションがずっと上がるとか、そのことによって市内生徒英語レベルが上がるとか、その制度があるということを知ったら香芝市内中学校に通いたいといってわざわざ香芝に引っ越ししてくるような子供も出てくるんではないかなとか、あるいはそんな制度があるというだけで香芝市がニュースになって有名になるとかそういうメリットがいっぱい出てくるかなというふうなことで、もちろん肝心交流も進んだりというようなことも考えたりしていたわけでありますが、市長、このアイデアどうですか。直接これがいいか悪いか、できるかできないかとかではなくて、こんなことをおもしろいって感じてもらえたらいいかなというふうに思うんですが、どうでしょう。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 筒井議員アイデアは非常におもしろいと思います。ただ、市教育というふうな感じにおいてインセンティブを求めるような教育というは少し教育概念からは外れているかなというふうに思います。 例えばですが、私持つアイデアとしては民間団体がそういうふうなことをするというであればそこに対して補助金を出したりするというなら協力ができるかなとは思うんですが、市自体としてそれをやるというは難しいかなというふうに思っています。 所信表明なかで国際交流というふうにお伝えさせていただいたのでこういった表現でやっていると思うんですけれども、これ自体は補正予算でも出ていたこのザ・ジャパン・エクスチェンジ・アンド・ティーチングプログラム部分です、JETです、34万円やつでたしか75か国ぐらいで7万人ぐらいが参加しているというふうなことで、こちら今度来ていただく、それがあくまで交流ということで伝えさせていただきました。 筒井議員ように青年海外協力隊で海外に何年もおられたというふうな経験を持つ子供たちが将来出てくるような交流は確かにしていきたいというふうには考えております。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) グローバルな視点というを持った市政運営というを福岡市長には期待したいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 教育分野に入っていきますが、教育ことを考えるときに当たり前に子供ファーストなわけであります。子供ことを考えるがもう一番なわけでありますが、子供によい教育を与えるために先生方労働環境をよくするということは考えていかなあかんというふうに私は考えるわけであります。 もともと私も教育現場におった者としてそのようなこと考えになるわけでありますが、それでさらに言うと学校現場働き方改革が今どんどんどんどん進められていかなければならないと言われていながらなかなか進んでいかないという状況なかで、最近校務支援システムという言葉をよく耳にします。 聞くところによると主にハード面支援であり、それを活用したソフト面で教師校務や授業以外部分、子供とかかわり以外部分で仕事を軽減するものとして聞いてはおるわけでありますが、その校務支援システムというをちょっとだけ説明してもらえますか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 校務支援システムでございますけれども、これは奈良圏域で導入するシステムでございまして、児童・生徒出欠、成績、保健、進路など情報管理や教職員出退勤状況、服務また各種月次報告などの管理、そしてグループウエア機能としてメッセージ送受信、掲示板、スケジュール管理などを行えるブラウザーを利用する総合型システムでございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これでいろいろな効果が得られるかなというふうに考えておるわけでありますけれども、これ私が以前からずっと何度か一般質問もさせていただきました、委員会でも話をさせていただいています、教師働き方改革なかですごく有効なものと考えているが給食費徴収事務完全公会計化というところなんですが、そこへ組み込むというか利用できるというふうなところ、学校で働き方改革一番効果あるところという観点で組み込んでいくことはできませんか。市長意思として、給食費徴収事務を完全公会計化するのにこの校務支援システムを利用するというような話をしていただけたらありがたいんですけれども。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) そのお話はたしか総務企画委員なかでも筒井議員から質問があってお話しされていたと思います。その徴収システムについて今先行している都市がありますので、そこ部分を検証させていただいた結果、有効なシステムであれば導入を考えていきたいというふうには思っております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これについてはまだ今うまくいくかどうかわからへんというところで話があったわけでありますが、何とかぜひとも給食費徴収事務完全公会計化実現をよろしくお願いいたします。 それでは次、幼・保再編計画基本方針について、これは前市長時代に公立幼・保再編計画基本方針が示されたわけでありますが、その概要、簡単で結構です、確認しておきたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) この基本方針は、核家族化進行や共働き世帯増加による教育・保育ニーズ多様化や市内人口分布変化へ対応や施設老朽化へ対応、また子供たちセーフティーネットとして機能するとともに、持続可能でさらに充実した運営ができるように時代に沿って形態や数を変えながら再編するため根拠となるものでございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) これにつきましても、実は以前私が質問したなかで受け入れ人数削減を示唆するようなそのような答弁があって、私はそれにひっかかって、その再編は定数削減ありきではないと確認をそのときにさせていただいたと思うんですが、それについてはその確認でよろしいでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 基本的には、公立、私立を問わず1小学校区に1つこども園という考えもと、余裕教室ある公立幼稚園と定員を超えて申し込みある保育所を1つ施設と捉えたこども園や幼稚園からこども園化など施設を効率的に使うこと、また民間活力も導入しながら保育事業に対する十分な受け皿確保を行うものでございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今答弁でもそういうことでは答えてはもらっているんですけれども、ここはほんまにはっきりとしっかりと市長には答えていただきたいんですが、この再編基本方針というは福岡市長就任前にもう既に作成されたものなので市長思いはあると思うんですが、今後就学前教育・保育体制について市長考え方を聞かせてください。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) この面に関しては、私思いというよりやはり人口変化が一番大きいかなというふうには考えております。その人口変化によって園児数が減少しているようなところ、例えば今後運動会を開くにも非常にしんどいような園が出てくると、そういった園というであったりとか、あとは老朽化が非常に激しいような園もあるというふうには聞いています。そういったところはそのまま効率的なことを考えていかなければならないかなというふうに考えています。 人口大きな変化がない限り、引き続きこの方針はある程度踏襲していくべきではないかというふうに私自身は考えております。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) もちろん人口動態に合わせた、つまり先ほどから次長答弁なかにもありましたニーズに合わせたというところが一番重要になってくるんだとは思いますけれども、その質、量、内容です、それらを含めまして就学前教育・保育につきましても奈良いち香芝になるというとこら辺はぜひとも福岡市長には期待したいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 済みません、通学路ことに関しては、予定していたんですが飛ばします。 さらに、モナミホールについても聞かせていただく予定だったんですが、さき鈴木議員こととまったく重複いたしますので重複についてはしないようにしますが、1点だけ、市長答弁なかで議員がいっぱいたくさん市民と触れ合って意見を吸い上げてきて、そういう意見を検討会で言ってくれというふうに答弁であったと思うんですが、私がイメージしていた検討会とは違う、検討会はもうそのまま直接市民参加型検討会なではないかなというふうに考えていたので、そこだけ。モナミホール検討会についてことです、そのことについて私は直接市民参加型検討会をするかなと思っていたので、市長先ほど答弁が少し私が思っていたと違ったということですので、改めてそこについてどうお考えなかだけ言ってください。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 私考えている検討会も実はいろんなパターンがあるんです。例えば、市が主催した検討会に対して議員皆様方と一緒に、市民方も一緒に話していただくような検討会であったり、それぞれ議員さんがある程度ところで、例えばですけれどもいろんなところでタウンミーティングを開いていただくと、そこに対して私たちが一緒に参加させていただくバージョンであったり、先ほど鈴木議員にも話していたみたいにいろんなところから吸い上げてきたものを考えたりと。 最終的に当然決定するは議員皆様に判断を委ねるわけなので、その検討会、もちろん議案としてこちらから出してきたときには最終的に議員皆様方に判断していただくということには変わりはありませんので、そこ前段階としていろんなパターンがあるというふうに私自身は思っております。 だから、市民ができるだけ参加するような検討会というを、例えば市主催であったり議員さんが主催であったり、それはまた議長とかと相談させていただいて話ですけれども、いろんなバージョンがあるというふうに私自身は考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) わかりました。まだ検討会形もいろいろ考えるということでよろしくお願いいたします。これも市民皆様求めるものに近いものというがいいかなというふうに思います、よろしくお願いします。 次に、スポーツ公園についても聞くつもりだったんですが、これについてももうほぼ進捗状況等については重複しますのでそれについてはもうおいときます。 1点だけ、これも直接市長に聞いておきたいんですが、次長答弁なかに事業内容や事業手法見直しも検討していかなければならないというは一応含まれていました。ただ、最終的に市長判断として、長い年月がたってなかなか思うように進んでいっていないと、このスポーツ公園、これ抜本的、根本的に計画から見直していくというようなそういう可能性、そんなものも最終的にどうしていきたいかという市長思いです、これを聞かせていただきたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 先ほど答弁なかにもあったみたいに、一番僕なかでひっかかっているはこのPFI方式なんです、これによって非常におくれているではないかなというふうに考えています。それを議員皆様と一緒に考えていくことによって、例えばこの手法を変えることによって部分的には開放していけるんではないかなと。そうすると、鈴木議員がさっきおっしゃっていたみたいに防災拠点としても使っていくこともできるし一部供用していくこともできるということを、また皆さんと一緒に協議していきたいというふうに考えております。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) よくわかりました。ありがとうございます。 ここまで本当に駆け足で広く浅くという形で市長考えを聞かせていただいたわけでありますが、とにかく今就任したばかり大変な時期だと思いますが、その福岡市長考える方針に沿って前向きにどんどんしっかりと進んでいっていただきたい、私も今後はもう後ろ向き発言はしないように慎むようにいたします。 個別テーマにつきましてはもっと深く突っ込んで追求していかなければならないものはいっぱいあると思いますので、これは今後また改めて一般質問させていただきます。 済みません、時間が少ないんですが、1つ目を終わりまして大項目2つ目に行きます。 コロナ話は重複することは当然予測されていたわけでありますが、実際そうなり、またその内容についても似たものになることも十分可能性が高いということはわかっておったんですが、あえて入れましたは違う視点で私も指摘しておきたい、それは何かというと市役所内人的な体制面話であります。 きっかけは、私も議員同士つながりで他市議員からその議員職員さんで特別定額給付金支給事務を担当している職員が5月1か月残業代が、正確には時間外勤務が180時間に近い、そんなんがおるんだけど香芝はどうやって聞かれて調べに行ったという話で人事ほうと話をしていると、その日夕方にテレビで報道されて、橿原市職員、5月残業最大178時間、もうテレビでニュースでばんと出たと。あらら、これは大変やと、橿原だけでなく、じゃあ香芝もという話で、それから他市についても状況を調べてほしいという話をしていたら、またすぐそれが7月1日でしたか、高田で200時間超えで、12市なかで生駒市以外10市、もちろんつまり香芝を含んで10市、過労死ライン80時間超えというそういう残業時間、時間外勤務報道がばんと出されたわけです。これはしっかりと追及しておかなあかんという話でこの質問になっております。 まず、時間がないなかで大事なので、特別定額給付金支給事務にかかわる市役所内体制というがどんなんであったかというをまず聞いておかなあきません、それをよろしくお願いします。 ○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 本市特別定額給付金関連予算につきましては、令和2年4月28日臨時議会に可決いただき、5月1日付で新型コロナウイルス感染症緊急経済対策本部を設置いたしました。こちらにつきましては、企画部理事を本部長、地域振興局長、企画政策課長2名を副本部長として、その他実動部隊として各部局より推薦された主幹級以下職員11名、総勢14名でスタートいたしました。また、あわせまして会計年度職員等も含めまして基本26名体制で業務を行ってまいってございます。 本市におきましては、市内3万1,665世帯方々へ給付金をいち早くお届けすることを目的に、5月ゴールデンウイーク中も含め、5月8日までに申請書等封入作業を行い、8日じゅうには発送してございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 私が知る限り、私も調べたデータなかでいうと大体基本26名というその体制につきましてはそんなに変わらない、人口規模からすれば橿原がもう少し多かったかもしれませんけれども適正な人数であったかなというふうにも考えるわけでありますが、本当にこの大変な作業を市民方々にいち早く給付金を届けるために時間外も頑張っていただいて、そのおかげで本市におきましては非常に順調かつ迅速に10万円が届けられたということは聞きました。これはもう先ほど上田井議員ところでもありました、県内でも、いやもう全国でも相当早いレベルで届けられたというふうに、そのことにつきましては本当に頭下がる思いであり、それは職員さんに対する感謝ではあるわけではありますが、ただしかしそのなかで過重な労働が1人あるいは少数人間にしわ寄せが来るというような、のしかかってくるというようなそういったことがあったではないかというその心配はあります。 本市におきましては具体的にはどのぐらい時間外勤務が発生したか、全体ではどれぐらいなか、また個人では最大時間数どれぐらいであったかというは報告をお願いいたします。 ○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 基本26名で行っておりましたけれども、一時的に緊急動員も行ってございまして、給付金に従事した職員5月平均時間外勤務時間は平均は26時間となってございます。 また、最大時間外勤務時間につきましては83時間となってございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 個人最大83が問題かなというふうに思うわけでありますが、報道では200時間を超えている高田、150時間を超えている市もほかにありました。100時間を超えるとなったらもう1つや2つやなかった、もっとたくさんあった、そのなかで最大が83という状況であればましなほうだったというふうには考えるわけではありますけれども、でも過労死ライン80というは超えている、これは問題にしなければならないではないですか。 ○副議長(芦高清友) はい、堀本部長。 ◎企画部長(堀本武史) 厚生労働省労災認定につきましては、80時間につきましては2か月から6か月平均となってございまして、1か月単位で申しますと100時間を超える場合が長時間過重業務というふうに考えられているところでもございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 要は報道にはなかったんです、テレビ報道されなかったんですが、80というは2か月から6か月ぐらい平均なかで80と、1か月ということで見るなら100ということやから基準なかには入っておるということですね、それはわかりました、理解できました。ただ、それでも83はやっぱり多いんだというふうに思ってもらって、その職員さん健康面につきましては非常に気をつけていただきたいというふうに思います。 もう時間がないんですが、市でこういう感染症が起こったとき、これはもう私は今回ことは災害級事件だというふうに考えているわけでありますが、災害ときは対策マニュアルがありますよね、こういう感染症が発生した場合は行動マニュアルはないかと聞こうと思っていたら、先ほどなかで対策行動計画というものはあるという話でありましたが、そのなかには人的な、組織的な体制というものも明記されているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) そのマニュアルなかで各所属部分担業務とか等々記載してございます。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今回、非常に初めてこのような事態であったという状況なかで体制が組まれていたは、今はスムーズに機能したというふうに管理監としては考えておられますか。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 計画等々、マニュアルは以前から策定しておったものの、こういった経験、感染、新型コロナウイルスという感染症というものは初めて経験ということでございますので、必ずしもすべてスムーズにいったということではないようには受けとめさせていただいております。 ○副議長(芦高清友) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) この経験を生かして、ぜひともいろいろな体制、人的な体制改善をして、第2波、第3波に控えていただきたいと思います。 職員さんも市民一人であります、香芝市在住でなくても市民と同じというふうに考えております。市民ために頑張っていただくが職員さんでありますが、1人職員さんが倒れたらそれは多く市民を救えなくなるというわけでありますので、1人ずつ職員さんを大切にしていただきたいと、そして市民ために必死で働いていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 私一般質問を終わります。 ○副議長(芦高清友) 以上で、4番筒井寛議員一般質問を終わります。 お昼休憩。              午前11時31分 休憩              午後1時10分 再開 ○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、8番中山武彦議員一般質問をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 皆さん、こんにちは。 議長お許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。 本日は3項目を通告しております。その前に、今大変災害現場では被災地現場はまさに今被害状況が出ていますので、安全で被災地方々が送られますようにお祈りしたいと思います。 そしてまた、コロナ、また災害大雨ことでお亡くなりになりました方お悔やみを申し上げまして、またお見舞いもあわせて申し上げたいと思います。 まず、1項目めは学校現場支援についてです。 最初は、子供、教職員熱中症対策についてです。 ことし夏は暑くなると言われておりますが、学校は6月に再開いたしましたが、今時期、梅雨空気圧関係で体調を損じやすい時期でございます。子供さん心身状態は大丈夫なかと大変気になるところでございます。 そこでまず、今学校現場において登校しづらかったり、あるいは日常生活リズムが崩れていると思われているような子供さんが見受けられるかどうか、まず伺いたいと思います。 これで1回目質問を終わります。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今年度6月末時点で全欠席児童・生徒数でございますけれども、46名でございます。昨年度6月末時点で30日以上不登校を理由とした欠席者数が49人でございましたので、数字上につきましては昨年度と変わらない状況ではございます。 しかしながら、まだ一月しか経過していない状況で昨年度と同等数という見方もすることができるわけでございますので、今ところは休校明けで心や体に負荷を抱えつつも無理をしている状態であることも十分考えられますので、予断を許さない状況であるというふうに捉えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今答弁で6月にしては多くなるかなということですね。今、始まって一月ですので、3か月後通年6月と比べてどうなるかわからないということですね。 子供さんなかでまだ日常リズムが戻っていない方がいらっしゃるということで、子供さんや、また教職員方、これから梅雨晴れ間や梅雨明け等暑くなると思うんですけれども、熱中症にならないような注意が必要だと、こう思います。 そこで伺いますが、熱中症対策、熱中症予防について香芝はどのように考えているか教えてください。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 熱中症予防ことでございます。新型コロナウイルス感染症拡大防止ため対策としまして、児童・生徒、教職員にマスクを着用させていることもございまして、今年度熱中症対策はこれまで以上に万全を期すべきというふうに考えてございます。 まずは、暑さに負けない基礎体力をしっかりとつけるために、子供たちには適度な運動、適切な食事、十分な睡眠をとるように計画的、継続的に指導に取り組むようにということで学校ほうにお願いしております。 また、児童・生徒自身が体調管理を常に意識できるように言葉がけをいたしまして、適度に水分補給や休憩をとるように、自分自身でそういった態度がとれるようにということで主体的な態度育成に努めたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 具体的にはどのようなことを進めていくか教えていただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 各学校それぞれに学校実情に応じまして換気を行いつつエアコン温度管理の徹底、そして日差しを遮るために晴れ日でも傘を差してマスクや帽子をつけないで登下校を行うこと、また家庭学習に不要な教科書や副教材を学校に置いておくこと、そしてスポーツドリンク携帯ですとか、あるいはネッククーラー使用許可などさまざまに取り組んでもらっているところでございます。 今後は、各校取り組みを共有いたしまして、最も暑い時期にはランドセルにかえて例えばリュックサックなどを利用できるように、また体操服やTシャツなどで登下校も行えるようにということで検討を行ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 学校現場では新型コロナ第2波感染予防も危惧されますのでマスク等も気になるところなんですが、一番は暑さに負けない体力づくりということで教育委員進めているところだと思いますが、よく言われているが生活習慣「早寝早起き朝ごはん」というところで、朝起き抜けは水分が一番抜けていると、脱水状態にあることが言われていますので、朝十分な水分です、また塩分、たんぱく質等バランスいい朝御飯ということで、学校等でこれを体力づくり大前提に推奨していただきたいと思います。この「早寝早起き朝ごはん」生活習慣、できたら学校でしっかり子供が水分をとってきたかな、どのような朝御飯を食べたかなというようなチェックができればいいと思うんですが、この点はどうでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 議員ご指摘ように、朝、自宅でできる熱中症対策、最大熱中症対策は朝食をとることだというふうに言われているところでございます。毎日、各学級において健康観察というは行っているわけでございますけれども、朝御飯を食べてきたかどうか、その内容や量などについて詳細には把握できていないところでございます。 熱中症予防大切な観点としまして、保健だよりなど家庭向け通信においてしっかりと紹介して周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 細かくはできませんけれども、皆がやれば、きょうはこれを食べてきたとかというふうなことで広まれば可能かなと思うんです、何も聞かなくても、こちらから。ですから、そういうふうに風土というものをつくっていただければと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 それから、次質問に移ります。 GIGAスクールについて伺いたいと思います。 新型コロナ影響で新しい生活様式が実践されていますけれども、自粛中はインターネットを使ったテレワークとかオンライン学習も注目され始めています。学校現場ではGIGAスクール、子供に1人1台パソコンを持たせるなどICT環境を整備するというふうに聞いていますけれども、どういった成果が期待できるか伺いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) GIGAスクール構想目指すところは、多様な子供たち一人一人に対しまして個別に最適化され、資質、能力が一層育成されるため環境実現というところを目的としているわけでございます。具体的には、授業中に一人一人反応を把握することもできますし、同時に別々内容を学習することも可能となります。 また、授業中、即時的に多様な考えに互いに触れることができる対話的な学びにも最適なツールであるというふうにも言われてございます。 そういったよさを生かして、これまで教育実践とICTとベストミックスを図り、学習活動を一層充実させて、教職員や児童・生徒力を最大限に引き出すことが期待できるというふうに考えてございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) ぜひとも進めていただきたいと思います。 前々回ですか、遠藤理事とも議論しましたが、Society5.0でこのICT化、人工頭脳等を使った人材がこれから重視されると、そういうことでさまざまな社会的な問題を解決するうえでこのGIGAスクール基盤が非常に大事だと思いますので、ぜひとも人材育成に向けて頑張っていただきたいんですが、私はむしろリモート学習では学校に来れない児童・生徒、また例えば難病であったり障害をお持ち方、こういった方、また不登校で学校に行きづらい、こういった子供さんについてもこのGIGAスクール、学習機会を提供するうえで非常に有効だと思うんです。 このようにGIGAスクール理念でもすべて児童・生徒ということですので、市長が言っている良質な教育です、これを提供するツールになるとこのように思いますので、香芝も5億円近くかけてやりますので、こういった来れない、来づらい方へリモート学習、そういったものにツールとして使うことはできますでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) ICT教育、このGIGAスクール構想よさ一つとして特別支援学級児童・生徒や今おっしゃいました不登校児童・生徒等対応についてはまさに個別最適化を目指すGIGAスクール構想きもであるというふうに考えてございます。ですので、できるだけ積極的に取り組んでいきたいというふうに考えているわけでございます。 特に不登校児童・生徒については家庭とつながる必要がございますので、学校と家庭とを個別につないでいく必要があるということでございます。 さきに専決を承認していただいた1,000台端末とモバイルルーターを今後も活用いたしまして児童・生徒に対応することで家庭でそういった通信環境が整うことになりますので、個別に児童・生徒と担当教員がオンラインでつながって会話をしたり学習したりするようなことは可能になってくるかというふうに思っております。 リモートで一斉授業にそういった不登校子供さんたちも授業に参加するという取り組みは少し時間がかかるかと思いますけれども、ぜひ目指していきたいというふうに思っております。 いずれにしましても、各校状況や児童・生徒ニーズに応じてこのリモートスタイルでICTを積極的に取り入れた学びについてもきめ細やかに進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今、モバイル対応ということもございました、日常的な学習うえでも通信費負担というものも必要だと思うんです、重くなるかもしれません、これからリモートが普及しますと。要保護児童・生徒や特別支援教育方には幼児・児童・生徒保護者方に国ほうから措置するような支給がなされると聞いていますけれども、香芝市として準要保護ですね、一般財源化されているということで、についても通信費支援をしていただく方向で検討していただきたいんですが、この点はどうでしょう。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) いわゆる就学援助対象者にオンライン学習に必要な通信費支援をすることにつきましては、地方創生臨時交付金対象となることが例として示されているところでございます。 本市につきましては、モバイルルーターを無償で貸し出すという予定をいたしておりますので、国方針と同様対応ができるというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) それでできればいいんですが、ただできない場合とか、例えば容量を超えたりとかいろいろと考えられますので、その都度また相談に乗っていただければと、今ところ市方針ではできるということですね、負担はないということでよろしくお願いいたします。 じゃあ、GIGAスクールについて、ゲーム依存対策について伺います。 ゲーム依存というはゲーム障害という病気にあたりまして、昨年はWHOがゲーム障害、依存症ということで新しい病気に認定しております。また、ゲーム依存者は脳働き変化を伴うということで、アルコール依存や薬物依存者なかで起きる変化と似通った変質をするということで大変怖い病気になっております。 また、昨年12月OECD調査では、日本ではICTを使って学習するよりはゲームやSNSを使っている時間がもう断然違うということで、そんな結果も出ています。2017年、日本調査でも中学生12.4%、高校生16%がネット依存やというようなことがうたわれていまして、男性は主にオンラインゲーム、女性はSNSにはまっているということで大変に危惧される状況なんです。 今回、長期休み間、子供様子、保護者さんに聞いたらゲームに夢中になっていたというような声も聞きました。どこまで夢中になっていたかはわかりませんが、香芝市でもそういった意味でゲーム依存になって体調を崩しているような子供さんがいるではないかと心配しております。 香芝はゲーム依存対応をどう考えているかを教えていただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) ゲーム依存ということでございます。 ゲーム依存となることで、例えば朝起きられないとか食事をとらない、あるいは日常生活に支障を来すばかりか感情コントロールが難しくて物を壊したり家族に対して暴力を振るうなど問題行動につながるというケースが存在していることも明らかになっているところでございます。 基本的には家庭で明確なルールづくりが重要となるところではあるわけでございますけれども、学校といたしましても情報社会で適正な活動を行うためもとになる考え方と態度を育成する情報モラル教育を推進していくなかで、このゲーム依存を含むネット依存についても児童・生徒に指導していく必要があるというふうに考えてございます。 他市町村事例でいいますと、例えば毎月何日はノーメディアデーにして家族会話時間を持ちましょうとかテレビゲームなどは実施しないようにしましょうとかといったようなところで、学校だけでなくPTAなどともいろいろと検討してそういうルールをあえてつくっておられるような市町村もございます。 健康教育を推進していくうえでも、家庭と連携して健全な日常生活を送ることができるよう、今後、指導や支援を強化してまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) ぜひとも考えないといけないと思うんです。長期休業がきっかけではまってしまっているという子供さんもいらっしゃるかもしれませんので、文科省は中学生に対して条件つきでスマホを持ち込むことということ方針を決めたということで、緊急連絡手段として使うということで条件つきというがみそだと思うんですが、生徒がこれを持ってもみずからを律することができるようにというふうに書いているんですけれども、なかなかそれはできないと私は思っているんです。 学校でも今おっしゃったようなノーメディアデーですか、そういったものもルールづくりを保護者と、また本人と考えてやっていく必要があると思うんですが、その点どうでしょうか、学校でルールづくりです。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 学校でどういったルールづくりができるかというは、今私どもとしては具体的なプランはございませんけれども、他市事例などを研究いたしまして実践可能なルールをつくっていけるように研究をしてまいりたいというふうに考えております。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) その点、よろしくお願いしたいと思います。 みずからを律するはなかなか難しいと思うんです、統一ルールを使ってみんなでやっていくと。映画なかでも週2日は休みにしようと、VRで映画もございましたけれども、最終的に。そういった意味でぜひとも必要だと思いますので、早急な取り組みをお願いいたします。 続いて、大変困っている相談がもしあれば、様子を見ようということじゃなくて即介入して相談機関、医療機関、治療、入院ということになると思うんですけれども、そういうことをしなきゃいけないらしいです、ゲーム依存になると。もう昼夜逆転しているし、ゲームが終わらないですから。 ですから、そういったことについても目配せをしていただく必要があると思うんです。そういった学校から介入です、家族ではもうどうしようもないというとき介入についてぜひともお願いしたいと、これは要望しておきますのでお願い申し上げたいと思います。 続いてまた、質問させていただきます。 困難を抱えている子供さんへ支援ですが、3月卒業を控えた時期に突然学校が休みになってということで悲しい思いをした子供さんもいらっしゃると思います。休業中、家族が一緒にいるということでよかったという声がある一方で、仕事面で不安でいらいらしたり家事が増えたということで女性にもストレスがかかっているような声も聞いていますし、子供さんも同じように表にはあらわれていないかもしれませんがストレスを抱えているというように思います。 健康面、学習面でしんどくなっている子供さんがいてるかなとこのように心配しているんですが、このことについて学校現場ではどのような対応をしているか伺いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 6月から本格的に学校が再開いたしまして一月がたったわけでございますけれども、今ところ落ちついて学習に取り組む生活を過ごしているように感じてございます。子供たちも再開を待ち望んでいたことやしっかり学ばなくてはならないという機運もございまして、今、子供たち姿を見ておりますと主体的に学習に取り組んでいる態度が見られると報告も受けているところでございます。 そんななか、学習進度でございますけれども、再開から一月がたっているところですが、通常4月開始4月末進度と比べますと早く展開しておりまして、従来単元計画を短縮しつつこれまでおくれを取り戻しているような状況でございます。 そういったところで、子供たちはまだ態度にはあらわれていないけれどもいろいろとストレスなどを抱え込んでいるそういったリスクもあるというふうに私どもも危惧しているところでございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) あらわれていないというところがまさに怖いところでございまして、それがなかなか感情を表に、災害ときもPTSDでしたっけ、うちにこもっちゃって言えないというようなことなんです、東日本大震災。ですから、そういう意味では表に出ないが怖いというふうに認識していただいて対応していただく必要があると、受けとめが難しいと思いますけれどもお願いしたいと思うんですが、そういった面談もしていただいているということですけれども、ご家庭様子も関係してくると思うので全員家庭訪問、これを速やかにしてはどうかと思うんですが、その点、対応はどう考えていらっしゃいますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 現在は、コロナ感染予防観点から家庭訪問や授業参観、懇談会など保護者方々と直接会って話す機会がとりにくい状況でございまして、気になる児童・生徒には個別に家庭訪問等を行って対応しているという状況で、全員家庭訪問が行えていない状況でございます。 今後も各教員が丁寧に子供たちを見取って、ちょっとした変化も見逃さずにアンテナを張り、子供たちに寄り添った形で指導、支援をしていくように私どもほうからもまた重ねて学校ほうにお願いしていきたいというふうに思ってございます。 さまざまな事案に応じて私どももスクールソーシャルワーカーを軸として学校と連絡を密にとって、場合によっては指導主事支援やスクールカウンセラー、また関係機関であるところ児童福祉課や医療機関等多方面と連携をとりつつ、子供たちケアに全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。
    ◆8番(中山武彦) ぜひとも地域協力もありますから、そのあたりもいつも見ていますので、子供ことは、ですからいろいろ話を聞いていただいて、そちらほうにも発信していただいてお願いしたいと思います。 続いて、またお話を聞かせていただきますが、3月議会でも聞いた内容なんですが、在宅自粛中、家族が一緒にいるということで虐待やDVリスクが高まるということで通報窓口相談が増えると考えられていました。香芝でもこの児童福祉課へ相談等はどうでしたか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 相談件数でございますけれども、今年度と前年度、こちら4月から6月3か月間、この間児童福祉課へ相談なり通告件数を見ますと、今年度が82件、前年度につきましては81件とほぼ同数となってございます。 ただし、そのうち直近6月、この1か月だけを見ますと前年度21件に対しまして今年度は44件と倍増してございます。 なお、今年度82件内訳でございますけれども、虐待関係が66件、一般的な家庭相談が16件となってございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 大変虐待が危惧されているというふうにとるんですけれども、この大半が占めている虐待関係です、子供見守り強化についてどう取り組んでいるか伺いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 本市では、令和2年4月より子ども家庭総合支援拠点、こちらを児童福祉課内に設置いたしました。これはすべて子供とその家族及び妊産婦を対象に、特に要支援児童及び要保護児童とその家族に対しまして、相談やアウトリーチなどを含めました包括的、継続的な支援を行う拠点となるものでございます。 拠点では、子ども家庭支援員2名、そして虐待対応専門員2名を配置してございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) その総合拠点でやっていただきたいんですけれども、感染予防しながら対象児童把握、これは行われていますか。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協に登録されております支援対象児童、こちらにつきましては厚労省から通知にもよりまして教育委員会を初めとします学校関係者や関係機関と緊密に連携しまして支援児童等状況把握に努めました。就学児童につきましては小・中学校と、そして保育所、幼稚園、こども園児童につきましては公立、私立保育所、幼稚園、こども園と、また特定妊婦や未就園児につきましては保健センター等関係機関、こちらと連携しまして電話や登校日等で状況を把握してございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) そうですね、そういったことをやっていただくということを言ってはりましたので、また電話、登校日で状況把握ということなんですけれども、学校に来ていない子供というもいらっしゃるので見守り強化というを引き続きお願いしたいと思いますので、ぜひともこの点は力を入れてください。お願いいたします。 続いて、2番自立相談支援体制強化について伺います。 香芝市では一律10万円給付、先ほどお話もありましたけれども大変早くやっていただいたということで感謝申し上げたいと思います。 そうしたなか、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出された影響で住民相談が増えていると聞いているんですが、自立相談支援現状を教えていただけますでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 新型コロナウイルス感染症影響などから自立相談件数ほうが急増してございます。令和2年3月から6月まで相談件数は92件、このうち69件が住居確保給付金について相談で、自立相談件数75%を占めております。前年度平成31年3月から令和元年6月まで自立相談件数につきましては31件でございましたので、約3倍となっております。 また、住居確保給付金、こちら申請件数は例年四、五件程度でございますけれども、3月から6月まで24件となっている状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 生活保護相談は増えていますか。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 生活保護相談件数につきましては、令和2年3月から6月までで29件でございました。前年度と比較しますと5件増となってございます。 なお、生活保護について相談件数は微増ではございますけれども、今後新型コロナウイルス感染症影響によりまして経済落ち込みが長引くようでございましたら、相談及び申請等につきましても増加するものと思われます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そういったことで今相談が増えているということで、コロナ禍では今回社会福祉協議会で行っている緊急小口資金等特例貸し付け申し込みが急増していると聞いているんですが、貸付状況は把握されているでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 令和2年3月25日から6月30日まで相談件数でございますけれども、632件となってございます。緊急小口資金及び総合支援資金、こちらを合わせた申請件数でございますけれども、申請件数につきましては360件、申請金額につきましては1億532万円と伺っております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) かなり雇用が悪化しているということで大変に増えているというふうに思います。 公明党ほうでも条件を緩和しましたので、住宅給付金等はかなり使いやすいし小口資金も増えていると思うんですけれども、生活不安を持つ方が多くなっているなかでこの状況を見てどのような課題があるか、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 新型コロナウイルス禍終息兆しにつきましては一旦見えてきたものの、今後第2波など予断を許さないような状況でございます。このようななか、面談による自立相談支援がやりにくい状況、さらに企業におけます面接自粛などさまざまな課題がございます。また、有効求人倍率も低下しており、今後状況によりましては休業または失業される方がさらに増える可能性も懸念されておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そういうことで、どのような対応策をとるか教えていただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 緊急小口資金等特例貸し付けや住居確保給付金など活用に加えまして、最後セーフティーネットでございます生活保護におきまして生活基盤を十分に確保し、就労支援等自立に向けて支援してまいりたいと考えてございます。 また、今般新型コロナウイルス第2波等で休業または失業される方が急増しました場合には、自立相談支援員加配等、支援体制強化も図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今、生活保護もという話をされておりますけれども、実際は貸し付けほうに流れたかなということで、ほか市町村窓口方も本来は生活保護を受けて救うべき人たちを、貸しやすい、借りやすいから貸し付けほうにもうどんどん乱発したんじゃないかとこのような反省点もあるようでございますので、今後、当座はいいですが、お金あるけれども、その次、今もないかもしれません、そういうときことを考えて生活保護申請、このあたり対応をしっかりと考えていただきたい、このように思いますのでよろしくお願いいたします。これから2波、3波と続くと思います、よろしくお願いしたいと思います。 続いてお伺いいたしますけれども、地域つながりについて伺います。 中高年ひきこもりが増えているなかで、いわゆる8050問題、高齢になった親と生活困窮ひきこもり中高年が同居しているとこのような問題もあるんですが、あとまたダブルケアということで親介護と子供育児、ダブルで来るという複合的な課題が今問題になっています。 国は、自立相談支援機関体制強化策としてつながり推進員という、失業者を雇用してこの方々に支援していただくというような相談体制整備策を持っておりますけれども、こういったことも香芝も期待していきたいんですが、香芝ひきこもり方へ支援、どこまで進んでいるか教えていただきたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 平成27年度より生活困窮者自立相談支援事業、また令和元年度より子ども・若者支援相談事業、こちらを社会福祉協議会へ委託して実施してございます。経済的な生活困窮者だけでなく、長期化するひきこもり方やそのご家族から相談、またニート、不登校などさまざまな悩みをお持ち子供、若者とその保護者から相談を受けてございます。 そして、どのような支援が必要かを相談者と一緒に考えまして、具体的な支援プランを作成し、アウトリーチや同行支援を含めた自立に向けた寄り添い方支援を行っておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今、アウトリーチという声も出ましたが、地域つながりづくりについてはどのように進めているか教えてください。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 具体的な取り組みといたしましては、広域就労準備支援事業としましておやつづくり体験、こちらを令和元年度に2回実施してございます。ひきこもり方やそのご家族に参加いただき、相談支援につなげるきっかけづくりを提供しております。また、社会福祉協議会ではひきこもりご家族負担感、こちらを軽減し、当事者同士つながりをつくってもらう目的でひきこもり家族集い、こちらを月1回開催していただいております。 このほかにもコミュニティソーシャルワーカーが地域各種団体と協働し市民交流を深めるつながりづくり活動、こちらや、気になる人を見守る見守り活動、こちらを支援し、地域住民同士が地域気になることを話し合う場として気になる会議というも開催していただいているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 進んでくれていると思うんですけれども、今現在夏祭り中止とか自治会、老人会活動が自粛されているなかでつながりがなかなか難しい状況なんです。ですから、大変な方、気になる方へ対面で訪問、アウトリーチが重要だと思いますけれども、今現在もこれをされているんでしょうか、アウトリーチ。 ○副議長(芦高清友) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 生活困窮者自立相談などで支援が必要な方へアウトリーチや同行支援、こちらにつきましても現在も感染症対策に十分配慮したなかで行ってございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そうしていただけるということで、それは非常にありがたいなと思いますけれども、確かにひきこもり方へアウトリーチは難しい面がありますので、とはいえしっかりと皆さん団体でタッグを組んでやっていかなあかん問題もありますので引き続きお願いしたいと思います。 今、私冒頭言いましたけれども、失業者を雇って自立相談機関で雇用してつながり推進員ということで、先ほど加配もという話もされましたけれども、新しいそういった第2次補正メニューも出ていますので、今後、例えば土日祝日相談実施も必要かもしれませんし、さまざまな課題に取り組んでいくためにもこういったつながり推進員雇用も念頭に入れていただきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 続いて、お聞きいたします。最後に、介護現場で支援についてです。 コロナ関係で介護現場、予防しながらサービス提供ということで大変苦労されております。そこでまず、香芝市内において緊急事態宣言が出されてから介護現場で現状を教えていただけますでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 市内におけます介護サービス事業所やサービス利用者、この間で感染になった事例という報告はございません。そのこともございまして、介護現場では大きな混乱もなく、通常的な事業が行われているような状況でございます。 緊急事態宣言後は、通所系サービスにおきまして利用者判断で通いサービスを控えるケース、こちらが軽度認定者において多く見受けられました。しかし、現在は徐々に通常利用に戻されておられます。 また、訪問系サービスにつきましてはほぼ平常どおり利用が続いております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 訪問系は通常やっているということで、家に来ていただかなあかん方はいらっしゃいますのでそういうことなんだと思うんですけれども、現在まで事業所や利用者感染事例はないということですが、皆が外出を控えているなかで介護認定必要な方がなかなか介護を控えていると、申請に行けないという状況があれば心配ですが、その点はどうだったんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 初めて認定を受けます新規申請につきましては、以前より月70人前後で推移しており、コロナ禍におきましても減少傾向はまったく見られておりません。面談形式で行います認定調査につきましては、必要不可欠なものであるため通常どおり実施しているものでございます。 また、調査員におきましては、感染予防対策を講じて訪問しておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 感染予防対策をして訪問ということですけれども、防止対策は主にとられていたんですね、介護認定業務を行ううえでかなりとられていました。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 認定につきましては有効期間がございます。従来期間から新たに12か月延長します臨時的な取り扱いを行いました。これは、認定調査における人と接触を避けることで感染予防対策を講じるものでございます。具体的には、4月から6月に更新手続が必要となる更新予定者に認定調査、こちらを省略いたしまして12か月期間を延長した保険証を送付してございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そういったこともされたうえで認定ということだと思うんですけれども、介護事業者さん、大変な状況でお仕事をされていたということで改めて敬意を表し感謝したいんですが、私ほうにも悲鳴ような要望がありまして、マスクは当時は自前でしなきゃいけないとか、消毒等用意するものがたくさんあったということで何とか支援してくださいという声がありました。 そうしたなかで、香芝としては介護事業者さんへ支援をどのようにされたか教えてください。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 3月中旬に、市内事業所を対象にマスクとアルコール在庫確認を実施いたしました。そちらでマスク不足が判明いたしましたので、緊急性を感じまして市備蓄よりマスク配布を行ってございます。 また、5月中旬には寄附によりますマスクと手指消毒用アルコールを市内介護サービス事業所さんすべてに配布させていただいております。 4月下旬から県から物品配布も始まりまして、現状では事業所における必要物品供給はできている状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 当時ばたばただったと思うんですが、そういったことで現在は落ちついていますけれどもやはり大変だったということだと思うんです、当時は。そういったことで感謝しているんですが、国もいろいろと施策を打っていまして、衛生物資予算とかおくればせながらですが今、補正予算も成立しているということで、従事者慰労金も出るそうです。 今気になっているは、6月に始まった介護報酬上乗せ算定臨時的な取り扱いというところです。これは、同意書を持ってこられて同意してくださいということで同意したら介護報酬を引き上げることができるというようなことで、現場は混乱している面もあって、慰労金があるのに何でかなという声も聞いているんです。 今回、そういったことで市として把握はされていますか、この件については。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 新型コロナウイルス影響を受け、サービス事業所におきましては感染症対策、こちらに係る作業等も増大しておるような状況でございます。事業所支援として報酬引き上げ一例でございますけれども、通所系サービスにおきましてサービス利用時間ごとで介護報酬単位がございまして、実際提供時間よりも長い時間区分単位で介護報酬が受けられるというもので国ほう取り扱いを把握してございます。 ただ、議員もおっしゃっていただいていますように事前に利用者さん同意が必須となってございまして、またケアマネジャーと調整も必要となっておるものでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 市で何か月かおくれて情報が入ってくると思うんです、すべて現場声が。ですから、こういったことがあったときにいち早くキャッチしてそれぞれ対応をせないかんと思うんですが、同意をせなあかんということで現場説明が不十分なのでなかなかわからないということであちこちに相談もされますので、アンテナを張っていただきたいと思います。 要するに、介護報酬が低いのでそういった手間暇かけてやっている部分コロナ対策も評価していただいて、利用者さん納得うえで同意してくださいという話ということでいいと思います。そういう話を皆さんにしていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。 こういったなかでいろいろとされているんですけれども、県内でも感染者がまた再び出てきております。これから介護現場では感染拡大第2波を見据えた対応が必要なんですけれども、課題というはどのようなもの、課題と対応策について伺いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 介護サービス、こちらは高齢者やその家族生活を支え、また高齢者健康を維持するうえで不可欠なものと考えてございます。今後は最大限感染症対策、こちらを継続的に行いつつ必要なサービスを提供する体制、こちらを構築する必要があると考えてございます。 今後取り組みといたしまして、事業所におけます感染症予防徹底強化を図り、各サービス事業者や奈良県と連携、調整を行い、緊急時における介護サービス供給が可能となる体制、こちらを構築していくことが必要であると考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そうだと思うんですが、具体的にはこの介護予防事業、自粛中はどのようにされていたでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 2月下旬より感染症予防ため一般介護予防教室、こちらを全面中止いたしておりました。また、通い場、いきいき百歳体操自粛要請を4月8日付でお願いしたところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) その間、フレイルにならないような対策というは利用者さんにされておられましたか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 対策といたしまして、高齢者孤独や活動量低下が懸念されますので、その予防を目的としましていきいき百歳体操に参加されておられます418名方全員に新型コロナウイルス感染症に対する高齢者として気をつけたいポイントや、あと電話相談窓口、こちら案内チラシ、そして自宅でできる体操チラシ等、こちらを送付してございます。 また、広報お知らせ版ほうでいきいき百歳手帳、こちらは携帯用介護予防手帳でございますけれども、こちら無料配布案内を掲載しまして、高齢者で希望される方にいきいき百歳手帳と介護予防についてパンフレット、こちらを郵送させていただいております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) そういったチラシを配るしかないわけですね、パンフレットとかということで、家でやっているかどうかというはなかなかできない、閉じこもっていること自体が介護予防にならないんです、ですから対策になっていないと思うんです。 第2波が来て再び自粛になったときに同じようにデイサービスを控えたり介護予防教室が再び中止になるおそれがありますよね、現状では。ですから、そこところを中止というようなことにならないように、今新しい生活様式ということで現在やっていますので、そのあたりことを引き続きやっていく必要が私はあると思うんです。 そういったことで、もし今現状、3か月たったなかで再開しましたけれども、そのとき影響というは出ているかどうか、これはわかっているんですか。 ○副議長(芦高清友) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 介護サービス特徴といたしまして、重度者方はサービス継続が必須となっている方がほとんどでございます。しかしながら、軽度者方につきましては自宅内で生活も可能な方が多く、感染対策を第一に考え、この間、サービス利用を自粛されたケースも多くあったと聞いております。 こちらコロナ影響によります生活変化に伴いまして機能低下が進んだ高齢者については現状なかなか把握、今直近では難しいですけれども、今後介護認定申請状況等で考察できるではないかと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) そういったことなんですけれども、今ぼちぼち検証、いろんなものが検証され始めているんですが、6月26日付奈良新聞にも載っていたんですが、調査によると高齢者が人と会うことを控えたり社会参加を控えたら要介護リスクが増えると、これは前々から言われていることなんで、そこで新型コロナ接触リスクと、接触による感染リスクと比較です、感染者と接触するケースというはかなり低いなかであったり社会参加を控えた方は高齢者は全員にそういったリスクが及ぶということが考えられますので、このあたりについてもう一度介護現場がちゃんと機能するようにしっかりと検証するというか、当然検証しなくても引きこもっていたら悪くなるはずなんです、要介護リスクが出てくるはずなんで、鬱とか、そういったことを考えていただく必要があると、第2波、第3波に向けて。 結論からいえば、新聞にも書いていましたけれどもコロナリスクだけではなくさまざまな既存リスクもあわせて考えるべきだと、具体的には現在状況では高齢者健康を保つためには密を避けた少人数で外出とか換気をした室内、また屋外で距離をあけながら交流とか予防教室、これはもう今もできるんですけれども、それをこれからも続ける必要があるんじゃないかと、全員にリスクがかかってくるんでということなので、ぜひともそのあたりを検討していただきたいとこのように思いますので、考察されるということなので引き続き検討していただきたいと思います。 私質問は以上なんですが、市長、せっかくなので、時間があるのでお聞きします。 いろいろ重責を今担っていただいたなかで、3月、2月は医療関係者エッセンシャル方々経緯等もあったと思いますけれども、この議会と首長と立場が違うわけでございますけれども、住民目線を忘れずに、先程、前回もおっしゃっていた理事者になったら目先が変わったと、大変な状況もわかったということもおっしゃっていたんですが、議会この住民目線も忘れてはいけないとこのように思いますので、是々非々でともにやっていきたいと思いますので、何かコメントがあればお話ししていただきたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) たくさん質問ありがとうございます。 私、議員時代から中山議員質問はいつも市民に寄り添っている形が非常に多いなというは感じておりました。本日質問も生活に困っていらっしゃる方目線に立って質問されていますし、よく中山議員口からアウトリーチという言葉がたくさん聞かれていたように記憶しておりますし、本日もそのようなお話がたくさんあったと思います。 その市民目線を忘れないようにというは常に私自身も思っているところですが、やはり私よりも議員さんほうが、多く議員さんおられますのでより市民に近い形でいろいろご意見をいただいたらなというふうに思います。これからもどうかよろしくお願いします。                            (8番中山武彦「どうもありがとうございました」と声あり) ○副議長(芦高清友) 以上で、8番中山武彦議員一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。              午後2時03分 休憩              午後2時14分 再開 ○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、12番小西高吉議員一般質問をお受けいたします。 はい、小西議員。 ◆12番(小西高吉) ただいま議長お許しをいただきましたので、私一般質問をさせていただきます。 九州豪雨によりまして多く方々が命を奪われる、そんな被害が出ております。本当に心からご冥福をお祈りいたします。 そして、コロナ感染により有名人では志村けんさん、岡江久美子さんが亡くなられたということで、本当にいろんな方が亡くなられて、葬式も家族に上げていただけることができないとかそんなことも聞かせていただいております、本当に心からご冥福をお祈りいたします。 今回は、安心・安全に生み育てられるまちづくり、ほとんど毎回この大項目で質問させていただいておりますが、1番として新型コロナ感染症対策についてということで、第2波、第3波に備えて香芝市対策ということで、まずは奈良県PCR検査体制と県体制もいろいろ聞かせていただこうと思っておりました。 そんななか、きのう家ほうに帰ると香芝お知らせ版と一緒にみらいクーポン、そして奈良県県民だより、これを見ると意外と聞こうとしていたことが載っているんですが、県民だよりをお持ちじゃない、届けていただけない、持っておられないとかいろんな方おられると思いますので、市民方が少しでも安心していただけるという意味も込めまして、発信場として理事者ほうからご答弁いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたしまして、壇上から質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 奈良県PCR検査検査体制についてということでございます。 県内でPCR検査が必要となった方につきましては、新型コロナウイルス感染症外来11病院、ドライブスルー3か所、発熱外来クリニック3か所、保健所や保健所指示により一般医療機関いずれかで検体を採取することになってございます。採取した献体は、奈良県保健研究センター、奈良市保健所、民間検査機関、医療機関におきまして検査ができる体制となっております。現在では、1日約215検体検査ができる体制となってございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 小西議員。 ◆12番(小西高吉) それでは、香芝市でPCR検査実施は可能なかどうか、市民方を考えると近くですぐにPCR検査をしていただけたら、陰性か陽性か、陰性を願いますが、望まれている方も多いですしそういう声もいただくんですが、その点いかがですか。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) PCR検査を香芝市独自で実施する場合は、敷地確保、診療所開設届、施設設置条例制定、設備投資やその他物品調達、医療従事者確保など難しい課題が多々存在することから、容易にできるものではないと考えてございます。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症に対しましては新薬、ワクチン開発は国が進めており、また検査検体採取方法につきましても咽頭拭い液だけでなく唾液でも検査が可能になるなど、今後も状況が刻々と変化していくことが考えられます。 本市といたしましても、変化していく状況に柔軟に対応できるようにこれまで以上に医師会と連携を強め、さらには医師会ご協力もいただきながら対応してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) なかなかPCR検査を香芝市で実施するは難しいということで、医師会ご協力がなくてはできませんので、ぜひ医師会としっかり協力していただいて、市民方が安心していただけるような体制づくりをよろしくお願いしておきます。 あと、県内コロナ専用病床数状況をお教えいただけますか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 奈良県によりますと、ピーク時には県内でコロナ専用病床が318床準備されておりました。現在は感染が小康状態にあることから156床と縮小し、通常医療機能を回復させております。 また、軽症患者が入所する宿泊療養施設につきましては、現在108室が整備されており、今後も現在規模を維持されることとなっております。 今後におきましては、再度感染拡大に備え、感染蔓延期にはコロナ専用病床を500床確保すると聞いております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) そうですね、この県民だよりにも書いていただいているので、感染再拡大期には289床、感染蔓延期には422床プラスアルファ500床確保を目指しているということも書いていただいております。 ちなみに、発熱時受診方法としてはどのような手順を踏んでいくんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 発熱している方なかでも、感染者が近くにいたなど理由で新型コロナウイルス感染に不安ある方や海外渡航歴ある方は帰国者・接触者相談センターに連絡をして指示に従っていただくことになっております。 また、一般的な発熱につきましては、まずかかりつけ医や近く医療機関に電話をし症状を伝えていただき、医療機関指示に従って受診となります。連絡をしないで医療機関を受診されますと、新型コロナウイルスに感染していた場合、院内感染、医療崩壊につながるおそれもございますので、必ず事前に医療機関に連絡をしていただいたうえで受診をお願いしておるところでございます。 以上でございます。
    ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 実際に新型コロナに感染した場合はどのような治療を受けるようになるんですか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 奈良県内で現在感染が確定しますと、軽症でも指定医療機関へ入院し、治療を受けることになっております。現時点におきましては発熱やせきなど症状を緩和する目的対症療法が中心となっており、解熱剤やせきどめ投与、点滴が実施されております。 また、肺炎を起こした場合には酸素投与や人工呼吸等を行うこともございます。 このように、重症化する人は一般的に2割ほどと言われておりますが、抗体保有率調査結果では感染していない人がほとんどであり、今後感染し重症化するおそれもございます。 そのため、市民皆様には感染しないように外出後は手洗いをしっかり行い、ウイルスを体内に入れない、万が一感染してもせきエチケットやマスク、手洗いなどで他人にうつさない、これら一人一人ができることご協力を今後もお願いしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) ありがとうございます。 誰もがなりたくてうつるわけじゃないので、うつったときに最悪命を落とさないようにだけしていただけたらと思いますので、ここには西和医療センター、元三室病院ほうで発熱外来クリニックがオープンされたというような、県民だよりに載っておりますので、ぜひお持ちでない方は見つけてでも見ていただけたらというように思いますのでよろしくお願いしておきます。 続きまして、2番目として災害時避難所となる学校施設等についてということで、1つ目にトイレ洋式化について、避難所と指定されている学校トイレ洋式化現状、これ何回もお聞かせいただいているんですが、今現状をお教えいただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 現在トイレ洋式化率につきましては、小学校が約42%、中学校が約32%、幼稚園が約70%、小・中・幼全体で約43%となっております。 今年度、香芝東中学校、真美ヶ丘東小学校と香芝西中学校第2期工事を予定いたしておりまして、工事後洋式化率は小学校45%、中学校が約63%、幼稚園70%ということで、全体で53%となる見込みとなってございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) わかりました。 とりあえず避難所ということでお聞かせいただきたいんですが、避難所となるは基本的に体育館ということなんですが、体育館トイレ洋式化はどんな状況ですか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 体育館洋式化率でございます。現在、小学校が約24%、中学校が約30%ですけれども、今年度工事後洋式化率は小学校が31%、中学校が47%となる見込みとなってございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 災害時においては校舎トイレも使用するべきだと思うんですけれども、そこはどうなんですか。マンホールトイレ、午前中質問されたなかでそういう答弁もありましたが、そこら辺お考えをお聞かせいただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 幸いにもこれまでは学校避難所に多く方が来られたり夜を明かされたりする例というは多くはございませんでしたけれども、発生する災害規模により避難者が増えた場合については校舎トイレも開放する必要があるというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 災害時に避難された方で一番気を使われるがトイレだと、トイレになるべく行かんようにしようと思ったら水分をとらないと、ほんなら脱水症状になると、悪循環になりますので、そこら辺も考えたなかで進めていただいていることだとは思うんですが、ぜひお願いしたいと思うんですが。 3月に策定された香芝市学校施設長寿命化計画では今後10年程度ですべて学校が洋式化されるとなっているんですが、福岡市長においては選挙期間中も、そして所信表明においても学校トイレ洋式化を早期に進めていきたいということでおっしゃっていただいているんですが、その点お考えをお聞かせいただけますか。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 小西議員は僕が議員時代からずっとこのトイレ洋式化について訴えていらっしゃっていた、それは僕もずっと聞いていてなるほどという思いはたくさんありました。 そもそもこの長寿命化計画においては今後10年で整備するというふうな話になっておりますが、やはり老朽化とか、あとは使いづらいトイレというはたくさんあると思います。子供たち日常不安を解決するためにも、まずは使用できるように機能回復をしていこうと、そのためには今これにどれだけ費用がかかるかということももう一度計算してよということは部局ほうに訴えさせていただいております。 そのうえで、トイレ洋式化というは10年よりも早い段階で進めていきたいというふうに思っております。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 予算もかかることですし、こうやって急に新型コロナウイルス感染症があって財政的にもそちらほうに力を入れなければならないとかいろんな今後状況はもちろんわかるんですけれども、今後何もなければ10年より短いというはもちろんわかるんですが、せめて5年とかそういうような意気込み、ただ状況によっては変わっていくはわかっているので、その点を再度お願いできますか。 ○副議長(芦高清友) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) もともとある計画よりは早く進めれるんですが、それがじゃあ何年かというは残念ながらお答えしにくいなと思います。それは費用面だけではなくて工事期間面もあると思いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 ただ、小西議員訴えというは非常に強く感じておるところでございますので、一緒に協力して頑張りたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) ぜひよろしくお願いしておきます。 小学校では6年間、中学校では3年間しかないので、いつも言いますように校区で決まってしまうので、子供たちが学校を選べないというが今現在そういう状況ですので、ぜひ同じ環境なかで学べるような状態にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 続きまして、学校施設等へ消防署立入検査についてということで、避難所でもある学校は消防法第4条による立入検査対象になっております。そんなことから、昨年度実施状況を報告いただけますか。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 避難所でもある学校につきましては、消防法第4条による立入検査対象施設でございます。消防署による立入検査につきましては、火災予防ために必要があるとされるときに行われるものでございまして、実は定期的に行われるものではございません。昨年度につきましてはすべて小学校、中学校において立入検査が行われたということでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) そうですね、昨年度は全部学校、保育所等も、こども園とかもいろいろあるんですが、消防署にて開示請求させていただきました、今広域になっているので香芝署で受けていただけるんですが、実際にもらいに行くは本部、橿原まで行かなければいけなかったんですが、そのなかで何点か、たくさんあるんですが気になるがあえて学校名は言いませんが避難障害となる物件等除去と指摘されている、あと消火器を設置した場所には見やすい位置に標識を設置すること、体育館に設置されている避難口誘導灯点灯不良を解消することとか誘導灯球切れ、あといろいろあるんですが、こういったことに対して対応はどのようにされているんですか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 立入検査後、学校現場に対しましては検査結果通知書が交付されまして、改善を要する事項があった場合には改善計画報告書提出が求められております。改善を指示される内容につきましては、先ほど議員ほうからお示しがありましたように避難経路確保ため障害となるもの移動や危険物表示が不鮮明など学校現場で対応できる事柄や誘導灯点灯不良、火災報知機電球切れなど比較的費用かからない事柄については対応いただいております。 しかしながら、防火扉開閉不良、あるいは消火器具不良など費用がかかるものにつきましては、学校現場においても優先して対処すべき問題解消ため後回しとなってございまして、まだ改善できていないものもございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 開示請求させていただいて、その資料にも改修予定日というが多分市教育委員ほうから署に対して返答で予定させてもらっているということで、改修日というも実際載っているんですけれども、どっちかというと載っていないほうが多いんですが、そういった改修できていないものについてはいつまでに整備されるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 トイレ同様、防災設備につきましても校舎全体へ配管や配線がされていることから、その設備単体で改修を行うことが困難であるものも多くございます。基本的には香芝市学校施設長寿命化計画に基づきまして、大規模な整備を行う予定でございます。しかし、指定された事柄緊急性程度や重要度を十分考慮いたしまして、計画的にできるだけ早期に進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 命にかかわることもありますのでぜひ、もちろん予算、財政部分もあろうかと思うんですが優先順位をしっかり考えていただいて取り組んでいただきたいと思うんですが、ふだん非常階段を使用しない、使用できない状態ところもあると聞かせていただいているんですけれども、その点では法的には問題はないんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、奥田都市創造部長、答弁。 ◎都市創造部長(奥田芳久) 非常階段が使用できない、また使用していないというふうな建築に関する法律解釈といたしましては、まず建築基準法施行令第125条2第1項に、屋外に設ける避難階段に屋内から通ずる出口に設ける戸施錠装置は屋内から鍵を用いることなく解錠できるものとし、かつ当該戸近く見やすい場所にその解錠方法を表示しなければならないと定められております。 この条文からいいますと、屋内から屋外へ出るため通路や階段が施錠されていて容易に解錠できず速やかに避難できないような状況であれば、建築基準法上、不適切な状況であるというふうに考えられます。 また、消防法におきましても、避難通路については避難支障になるような物品が放置されないよう管理しなければならない旨条文もございますので、緊急時に避難通路が施錠されたままということになりますと消防法にも抵触する可能性があるというふうには思われます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 今答弁からいくと、施錠されていて、いざときに施錠されたままで使用できなかったら建築基準法上も消防法上も抵触すると、問題があるというご答弁をいただいたわけなんですが、昨年12月議会一般質問でさびついている非常階段は危険ではないかという質問をさせていただいたときに、答弁として学校によっては非常階段としては使用していないという答弁を部長ほうからしていただいたんですが、これは問題ないんですか。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 前回、今ご指摘ありました昨年12月一般質問において私が答弁した内容でございまして、非常階段として使用していないというふうに申し上げましたは、具体的には香芝西中学校特別教室棟非常階段でございます。学校に聞き取りをいたしましたところ、生徒が行う避難訓練については特別教室棟に生徒がいる確率が大変低いということから訓練には使用していないという意味であったということでございますので、改めてご説明をさせていただきます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 非常時には、災害時にはその非常階段は使うという答弁だというように認識していいんですね。 ちなみに質問させていただくんですが、非常階段を施錠して使用できない状態ものは本当にないんですか、その点をお答えいただけます。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) いくつか学校におきましては、日常的に児童・生徒いたずらですとかむしろ危険防止策といたしまして入り口にチェーンをかけたり避難階段につながる扉に鍵がかけられているという例は具体的にはございます。しかしながら、チェーンはすぐに取り外せたり、また扉鍵を子供届かない位置に置いておいたりといったようなところで災害発生時に使用できるようにというところで工夫されておりますので、改めて現状を確認いたしまして、安全上、適切な運用ができるように指導をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) ふだん遊んでいるなかで非常階段から落ちたとかそういうことがないように、下手に利用しないようにふだん鍵をかけておられると、ほんでいざというときは先生届く範囲に鍵が置いてあってそれであけて誘導するということですよね。基本的には学校で避難場合は先生が先頭になって子供たちを誘導する、避難させるというがそういう流れだろうとは思うんですけれども、本当に大丈夫なかなという不安な部分もありますので、いろいろ確認したうえでご検討いただけたらなと思います。わかりました、学校については結構です。 次、避難所で新型コロナ感染症についてということで、災害時、避難所で避難者が体調不良となりコロナ感染症疑いある場合において対応はどのようにされるんですか。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) お尋ね避難中に感染疑いというか体調不良がある場合ということでございますが、当然帰国者・接触者相談センターに連絡、相談するとともに、その方につきましては一般避難スペースとは別棟であったり階など専用スペースにご案内するという対応を考えてございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 午前中鈴木議員答弁でしたか、行ったときにはそこで検温するなり書いてもらうとかいろいろ入るときにはあったんやけれども、途中で、避難してからそういうことになったとき対応をしっかり考えていただけたらなと思うんですが、例えば感染された方ご家族、濃厚接触者と言われる方々が避難されてきた場合においては市としてはどのような対応をとられるんですか。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 家族方が陽性となって、そのご家族方、濃厚接触者というところが災害時、避難されるというような想定でございますけれども、濃厚接触者方につきましては事前に保健所からその方に対して行動確認や生活上注意点に関する説明をされる機会があると聞いてございます。 また、災害等で避難が必要となった場合は市役所に事前に連絡するというような体制となってございますので、そういった連絡があった場合は一般避難所とは別場所をご案内させていただこうかとそういうふうに考えてございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) ということは、今現在コロナにかかられた場合においてはそのご家族に対してもし災害が今起きた場合においては、香芝市やったら香芝市ほうに先に連絡入れてほしいと、そのときに避難場所をそこで確認してほしいというそこまで周知は誰がするんですか。病院側がそこまでしていただけるということなんですか。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) ご連絡をしてくださいというところは保健所ほうがもともとご家族陽性というところ部分でご説明をされるというふうに県ほうから聞いてございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) そしたら、今現在、今までにおいてもそのような、保健所としてはそういうような対応をされていたと、そういう連絡をされていたということで理解しておいていいということですね。それをどうやねんってそこまで追及する思いはないんですけれども、今後もそういうふうにされるということで理解しておきます。 続いて、大地震、災害時避難者数、本当に大きな地震がいつ、市長も選挙期間中もおっしゃられたけれども今起こってもおかしくないという、大きな地震が起こってもおかしくないというお話もありましたが、そのなかで避難場所は確保されていると聞くんですけど、この新型コロナ感染症対策3密対策として場所は確保できるんですか、今現状で。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃるように、大規模地震というような最大被害想定というところでお話とさせていただきますけれども、本市場合におきましては最大想定人数としまして中央構造線断層帯地震というもの、約2万2,000人という避難者数というを設定してございます。 現在本市29か所避難所、小・中学校校舎部分も合わせますと合計収容人数は約2万5,500人ということで収容可能とは考えてございますが、おっしゃるように3密対策とかというところでどうしても建物内で収容が困難になった場合につきましては屋外でテント利用というも想定に入れておりまして、できる限り密集・密接へ対策を考えてございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) なぜ聞かせていただくかというと、今起こっている九州豪雨、熊本で豪雨で今避難されている映像があったんですけれども、その避難場所においては避難者数を3分の1にしていると、このコロナ3密対策として。となると、簡単に言うと3分の1しか収容できないと。 今、2万5,500人収容をできるだけ確保をしていると、足らんかったら運動場にテントを張ってというお話もありますが、天候によってもなかなか運動場というは気温とかその時期によってもいろいろ難しいかなと思うので、そこからいうと上田井議員もおっしゃっていましたけれども避難所は多いほうがいいんじゃないかなという僕もその思いなんですけれども、例えば以前、関屋にあった樟蔭女子大学関屋キャンパス、平成27年4月から廃止されているということで学校としては今利用されていないようなんですが、ここはもともと避難所だというようなことも聞かせていただいているんですが、ここ自体も減ったということだと思うんですけれども、これ新たに避難所として指定するようにはできないんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 議員おっしゃるとおり、大阪樟蔭女子大学さんにつきましては平成27年度末をもって指定避難所指定を取り消してございます。私どもとしましては第三者へ譲渡されるというようなことも検討されているようなことを当時聞いておりましたので、第三者に譲渡された場合、改めて避難施設としてご協力を譲渡先等にお願いするということで考えてございました。ただ、結果的に閉校されてから5年以上経過しているという現在もそのままというようになっているようでございますので、一度状況ほうを確認させていただけたらなと考えてございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 今現状、もともと第三者に譲渡される、基本的に学校とか研究所しか無理だというお話も聞かせてはいただいていたんですが、あの後として利用するには。ほんで、今危機管理ほうから確認するというお話だったんですが、せっかくなので今情報を持っていただいている方に答弁いただけたらなと、今状況としてどうなっているか、お願いできますか。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 大阪樟蔭女子大学関屋キャンパス跡地につきましては、これまでにおきましても利用を検討する民間企業と橋渡しなどを行ってきたところではございますけれども、成立までには至らなかったという経緯もございます。現在、跡地につきましては定期的に大学クラブ活動に利用されておりますけれども、本市におきましても地域活性化につながる施設立地誘導も含めまして大学側と協議、調整を行いながら働きかけを行っていきたいというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 避難所、一つでも多いほうがいいと思いますので、ぜひいろんな意味で市にとってもあそこはもったいないので、あのままにしておくはという思いがありますのでぜひお願いしたいと思うんですが。 ちなみに確認だけさせていただきたいんですが、避難所として指定されていない場所に避難した場合においては救援物資は来ないと、テレビでもそれを心配されていたんです。3密を避けるために違うところに分かれてということで、コロナ3密は対策とれたけれども、指定されていないので救援物資が届くかどうか心配なんですという報道がありました。 その点が実際どうなかというと、そして下手に今避難するよりももう家でいてくださいと、その場合、家にいるほうが安全だという場合もあると思うんですけれども、その場合において家で避難と言っていいかどうかわからないですけれども、家におられる方に対して救援物資等、その点お考えをお教えいただけますか。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) まず、例えば議員おっしゃるようなイメージでいきますと、自主防災組織さんによる自主避難所というを開設されるケースというは想定してございます。これは以前より各自主防災組織さんほうには開設された折には必ず市役所ほうにご一報いただくような形でお願いしてございます。その後、避難人数等々もお聞きしたなかでそういう物資です、これにつきましてはできるだけ一般避難所と同等ものを配送できるような形では考えてございます。 それと、ご自宅でということで、さき答弁でもあったと思いますけれども自助といいますか安全でご自宅があればそこで垂直避難していただくだとか、知人、親戚等家に安全なところに行っていただくも一つ避難方法ですよということも周知しておるところなんでございますが、それとあわせて以前よりご家庭で備蓄品というもお願いしてございます、最低3日、できれば1週間というもあわせて以前からお願いしているところでございますので、そういった自助部分でお願いできたらなと思います。 もちろん、必要な物資で供給ができるようなものがあればその辺は広報等々しまして、そういう配布場所というは周知すべきものとは考えてございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 災害時すぐには誰がどこ避難所におられるとかなかなか確認もしにくいだろうし、家でとりあえずおられるというもわかりにくいかもわからないですけれども、そういう情報収集を早目にしていただいて、対応をぜひお願いします。今答弁からいくと大丈夫だと、救援物資はわかりさえすればちゃんと届けさせていただくというようにお答えいただいたということで、ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、3番目としまして児童・生徒登下校時新型コロナ対策、熱中症対策についてということで、登下校時新型コロナ対策状況をお教えいただけますか。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 失礼いたします。 戸外ではございますけれども、なるべくお互い距離をあけて密集・密接を避けて安全に登下校をするように指導しているところでございます。特に小学校では部団で集まって登校、また集団で下校いたしますので、近距離で会話することなどがないように声かけをさせていただいています。 また、児童・生徒には、登下校時においても基本的にはマスクを着用させているという状況でございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) マスク着用で登下校、よく見させていただくんですが、そのマスク着用で相当暑いですよね。じっとしていても汗ばんでくるに歩くと本当に汗びっしょりになってしまうんですけれども、その点からいうと心配されるが熱中症、この熱中症対策はどのようにお考えですか。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 基本的にはマスクをつけるように伝えているわけでございますけれども、文科省が示しております衛生管理マニュアルなかでも熱中症も命にかかわる危険が上がることでございますので、熱中症対策を優先するようにという指示も出てございます。歩いていて息苦しくなったりしんどくなったりする場合は、しゃべらずにマスクを外してもいいよということも子供たちには伝えているところでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 報道等でもありましたし、下田、志都美小学校ですか、傘を差して登下校ということで報道もあって、私も自分息子が学校に行っていますのでそこは十分理解させていただいているんですけれども、この点を詳しくお教えいただけます。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 傘差し登校ことでございますけれども、もともとは夏休みを短縮して授業を実施することになりましたので、そのなかでマスクと帽子を着用しながら登下校することは、先ほどもありました熱中症危険が大変増すことになります。そういったことから、傘を差すことで直射日光を遮るだけでなくソーシャルディスタンスも保つことができるというようなことで、登下校時マスクと帽子着用にかえて傘を使用することを市教委ほうから学校や保護者に促しているというような状況でございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 実際に傘を差す効果としては科学的にはどのような効果があるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) これは環境省調べではございますけれども、日傘を使って強い日差しから体を守ると汗量が17%減ることがわかっているということでございます。 また、日差しを遮ることで体感温度が3度から7度低下するというようなデータもあるということでございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 今おっしゃっていただいたが体感温度が3度から7度下がるという等効果をお教えいただいたんですが、ちなみにデメリット、多分これも把握していただいていると思うんですがその点はいかがですか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) このデメリットは特に現場ほうからいろいろな懸念声が上がっているわけでございまして、傘を持つことで両手があかないということや、細い道は幅をとってしまって危険を伴うんじゃないかとか、視界が悪くなって車や自転車と接触する可能性が高くなるんじゃないかとか、あるいは傘を使ってふざけたり遊んだりしてしまうことが懸念されると、さらには列がソーシャルディスタンスをとるわけでございますので列が長くなってしまうことで信号が渡りにくくなるではないかといったようなこと懸念が各現場ほうから声が上がっているということでございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) 聞かせていただくなかで、低学年子供さんって傘を浮かせて持つという行為がどうしてもしんどいということで、どうしても肩に乗せて傘がここにもう密着しているような状態で、低学年子供さんって小さいですから道路から傘まで間がどうしても間隔が狭いと、どうしてもその空間なかが異常に暑くなってしまうと、その状況なかで学校へ行ったらもうくたくたやねんという子供さんも実際におられます。 そんなこともあったので聞かせていただいているんですが、実際にこの傘差し登下校各学校状況はどんな状況なんですか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 各学校状況につきましては、進捗についてはさまざまでございます。地域や保護者理解を得て基本的に全児童が差して登校するという学校もございますし、実際周知うえ、差さないことも選択できるというような学校もございます。その学校は6月中旬開始当初は実際に3割程度であったけれども、下旬には7割程度子供が傘を差しているというような状況報告を受けております。 あと、ほとんど学校でも6月下旬から7月初旬にかけて傘を差して登下校してもいい旨連絡をした、あるいはする予定であると、そのほかにはまだ検討している段階、あるいは積極的には勧めないで差すことを許可するというだけ学校もあるということで、各学校足並みがそろっている状況ではないというようなことでございます。
    ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) なかなかその状況、生徒数、坂が多いとかいろんな状況もあろうかと思うのでそこはなかなかすべてしたらいいじゃないと簡単にはいかないかなとは思うんですけれども、ちなみに選べるところです、差してもいいし差さなくてもいいです、差さない場合は多分帽子にマスクをしてという限定だと思うんですけれども、そのなかで実際してみてやっぱりしんどいからもともとマスクにかえてんというようなそんな声とかというは教育委員会には入っているんですか。 ○副議長(芦高清友) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 直接私どもで意見を聴取したとか声が直接届いているということはないんですけれども、私も通勤途上に子供たち様子を見ておりますと、晴れた日、傘は持っているけれども差していないというような子供も散見されまして、実際子供なかではどうしようかというふうにいろいろと悩んでいると、いいところもあるけれどもやっぱり悪いところもあるなということで、差していたけれどもやめたというよりも差したり差さなかったりしているというような現状があるではないかというふうに推測されます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) そうですね、どちらでもいいとなるとなかなか難しいかなと思いますし、ただ絶対しなさいとなるとしんどい子も差したままでいなければならないと、なかなかすべてがオーケーというは難しいかなと思うんですけれども、そういう声も実際に聞いていただいて本当に何がいいかというも考えていただけたらなと。コロナ対策もしながら熱中症対策もしなきゃならない、相当難しい時期に来ているなかで夏休み期間を短くして学校に行かなければならないということで、ほかにいろんな対策もとっていただけるようですけれども。 あと、今後熱中症対策を聞かせていただこうと思ったんですが、先ほど中山議員ほうから質問されて、今後ランドセルをリュックサックにかえるとかTシャツもオーケーにするとかいろんな答弁をされたので、特にランドセルをリュックサックってありかなと、ランドセルをするとこのベルト部分と背中、子供びっちょびちょになっていますから、そこからいうとリュックサックもありなかなというように思います。 最後、時間ありますので市長に最後お答えいただきたいんですけれども、今回いろんな災害ことなり学校、熱中症対策、新型コロナ対策等質問させていただいたんですけれども、何か市長お考えがありましたら教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) まず、選挙中からもお話しさせていただいておりましたが、ある日突然地震、今この瞬間に地震が起こるかもしれないというふうなことは常に考えておかなければならないと、小西議員もその意識だと思います。そのためには、まず命を守るため方法として先ほど非常階段お話とかいろいろ教えていただきました、まだ私自身が勉強不足でわからないところがたくさんありますと、小西議員は消防団に属していらっしゃって私よりも大分知識が多いのでまたそれを教えていただいて参考にさせていただきたいと思います。 そして、コロナと熱中症対策です、この暑さ対策なんですが、私自身も学校というより個人でそれぞれ選べるような状況が好ましいかなというふうに思います。それぞれ地域によって全然場所がいろいろ違いますと、当然狭いところが多いようなところでは傘なんか差しにくいでしょうし、むしろ昼間だけ差したいねんという子もいるでしょうし、保護者意向として差したほうがいいという方もおられるでしょうし、そしてあと制服も体操服ほうが楽だという方もおられますし、体操服には名前が書いているから不安なんだというふうな方もおられるという話も聞いています。 だから、それぞれに対して一番楽な方法をこの夏とっていけたらなというふうには思っております。だから、ある程度自由に選べるような方法を私ほうから提案させていただいて、個々学校ないし保護者で選んでいただけるような方法をとれないかなということを提案してまいります。ありがとうございます。 ○副議長(芦高清友) 小西議員。 ◆12番(小西高吉) ありがとうございました。 今回は特に新型コロナと熱中症対策ということで本当に命にかかわる問題ですので、皆さんいろいろ、理事者方々いろいろ考えていろいろ苦労もしていただいて、きょうと言えばいいんですか、夜中に出ていただいて災害対策もしていただいているということも聞かせていただいておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いしておきます。本当にありがとうございました。終わらせていただきます。 ○副議長(芦高清友) 以上で、12番小西高吉議員一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。              午後3時04分 休憩              午後3時14分 再開 ○副議長(芦高清友) 休憩を閉じて再開いたします。 次に、7番下村佳史議員一般質問をお受けいたします。 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 皆さんこんにちは。 まず初めに、去る6月5日に北朝鮮に拉致されている横田めぐみさんお父さん、滋さんが亡くなられました。心よりご冥福を申し上げます。滋さんは、拉致被害者家族連絡会代表をも務められ、娘さんや拉致された方々救出に尽力を尽くされてこられました。私たち国民は、一日も早くこの問題解決に向けて関心を持ち続けなければなりません。 また、このたび中国武漢から発症した新型コロナウイルス日本における感染者が昨日、奈良県で新たに2人感染者を含め2万991名、うち993名方がお亡くなりになられました。改めてご冥福をお祈り申し上げますとともに、今入院されておられます患者方々には一日も早く健康になられますようにお見舞い申し上げます。 さて、このコロナウイルスということで今回質問をまず初めにさせていただきますが、新型コロナウイルス対策としてさまざまな支援、対策を行ってこられたと思いますが、特に市民向けとしてどのようなことを行ってこられたんでしょうか。 壇上から質問を終わります。 ○副議長(芦高清友) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) お尋ね件でございますが、広報紙やホームページにおきまして感染予防について情報提供や各種相談、支援窓口ご案内、また公共施設やコミュニティバスバス停などにおいて注意喚起ポスター掲示などを行ってまいりました。 また、2月23日以降、市主催イベント等中止、延期を行ったりだとか、2月27日以降、公共施設利用休止を行いました。 そのほか、4月中旬より妊婦さんへマスク配布であったり、市立小・中学校、幼稚園、こども園、保育所児童・生徒へ布マスク配布であったりということなどを行ってまいりました。 ○副議長(芦高清友) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 今回、感染対策として医療・介護従事者方へ対策もされたと思いますが、まず奈良県内や本市においてコロナ感染者が発生した時期にこの地域医療機関状況はどのようなことであったか教えていただけますか。 ○副議長(芦高清友) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 1月28日、奈良県内で初めて新型コロナウイルス感染症患者が確認されて以降、感染拡大が見られ、本市医療機関におきましても発熱された患者が受診されますと医療従事者感染へ不安は緊迫したものがあったと伺ってございます。 また、アルコール消毒液、マスク、防護服などが全国的に不足している状況なか、発熱があれば医療機関に電話連絡うえ、受診することをお願いしておりましたが、連絡なく受診される方もおられたようで、院内感染予防対策にも大変苦慮されておられたということをお聞きしております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 私も医療従事者方々ご苦労は耳にしているわけですが、医療機関に対して市はどのような支援をされてきたでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) まず、マスクや防護服不足に対しましては、地域医療現場崩壊を防ぐために市備蓄品を医療機関に配布いたしました。マスクにつきましては、発熱、味覚障害を訴える患者を診察することが多い内科、耳鼻咽喉科医院2病院、6診療所に、また防護服につきましては2病院、24診療所に対し配布をいたしました。 また、医師会より発熱により医療機関を受診される場合は電話連絡をしていただいてから受診するよう市民方へ啓発してほしいという依頼に対しましては、広報紙で啓発ほか、広報車で巡回による広報活動を実施いたしました。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 この医療機関、そして介護従事者ご苦労に関しまして、商工会と市が水道局にライトアップされたり花火を上げられたり、そしてまた市職員方々は週1回、拍手をされてその労をねぎらわれたということもお聞きしていますが、介護・福祉方々感染防止方法について、その介護サービス従事者へ認識、また周知はできていたんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 厚生労働省通知による介護サービス事業所における感染防止に向けた取り組みを事業所に配布し、実施していただくようにしております。具体的な内容といたしましては、感染症対策取り組み、感染症に感染した者が発生した場合取り組みが、入所、訪問、通所各サービス体系別で示されております。 また、感染予防対策促進につきましては、国、県から通知があれば、その都度速やかに情報提供を行っておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) それでは、介護サービス事業所に向けて感染防止対策として香芝市が行っている支援、またマスクやアルコール消毒液など物品につきましては中山議員が質問されておりましたが、今後においても引き続き支援されていくんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今後につきましては、感染症対策に必要な衛生用品など物品購入費用につきましては国支援対象事業として新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金10分の10が交付されることとなってございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 先ほど医療従事者もそうですけれども、介護サービス利用者が感染した場合はどのようにしたらいいでしょうか、その対策をお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 利用者が感染された場合対応手順につきましては、事業所において国が策定しているマニュアルに沿って実施をし、保健所と相談うえ、対応していただくことになってまいります。 まずは感染予防対策を徹底していただき、市といたしましても介護サービス事業所と連携を図りながら継続した介護サービス提供ができるよう支援してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 いろいろ感染対策があるわけなんですけれども、香芝庁舎内で感染するとたちまち行政運営が滞るということで、庁舎内における対策としてはどのようなことを行ってこられたんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 庁内ということで、公共施設内における職員から市民へ感染だとか、市民同士で感染、そういうのの発生を防ぐべく各種対策を行ってまいりました。具体的には、先ほど別答弁ほうで申しましたように市行事中止、延期であったり公共施設利用休止、そのほか窓口における飛沫感染防止パネルを設置したり来庁者用椅子距離を確保したり、職員におきましてはマスク着用、検温による職員毎日体調管理、執務場所分散化や時差出勤、カウンター毎日消毒、それからあと換気徹底と、こういったことを継続してやってございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 第1波が終わり、2波、3波と来る予定があるかもしれないので、十分今後も対策していただきたいと思います。 それでは、市民へ生活支援ということで税等へ対策をお聞きしますが、新型コロナウイルス発生に伴い、納税が困難な方へ対策としては市はどのような対策を講じておられるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 徴収猶予特例制度が創設されまして、新型コロナウイルス影響により収入減少など理由から市税納付が困難な方で申請を希望される方を対象に徴収猶予特例制度申請を受け付けております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) その徴収猶予特例制度とお聞かせ願ったわけなんですけれども、その申請にはどのような書類が必要になるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 確認させていただく申請書には、申請書ほか売上帳でありましたり現金出納簿、給与明細等収入状況などがわかる書類が必要となってまいります。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) しつこく聞くようなんですけれども、そういった書類がどうしても用意できない方もおられると思うんですが、その場合対応はどのようにしたらいいでしょうか、またどのようにしていただけるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) コロナウイルス感染症影響によりましてやむを得ず書類添付が困難な場合につきましては、聞き取りによる確認など対応を認めていく旨見解が国からも出ております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 このような市民へ生活支援としてどのような役割を考えておられるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) コロナウイルス感染症影響によりまして納税が困難な方に対しまして、市税納期内納付や滞納により発生する延滞金へ不安を取り除きまして、まずは当面生活を維持していくためにも必要な制度であると考えております。 しかしながら、猶予につきましては1年間となっておりますので、猶予期間終了後納付について個々状況に応じた丁寧な対応が必要であると考えております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。ぜひとも市民ために助けていただきたいというふうに思います。 また、市民生活支援としては健康維持についてお聞かせ願います。さき国民健康保険途別会計補正予算(第2号)において国民健康保険健康維持推進給付金を専決処分されていますが、その給付金はどのような目的で創設されたものでしょうか、再度給付金目的を確認させていただきたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 健康維持推進給付金は、新型コロナウイルス感染症影響により感染防止ために外出自粛を求められ、行動制限を強いられていたことにより、身体的、精神的に健康不安を感じておられる国民健康保険被保険者方へ支給するものでございます。 この給付金を活用していただき健康維持増進を図っていただくことにより医療費抑制につなげていただくため、香芝市国民健康保険被保険者1人当たり1万円を支給するものでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ただいま医療費抑制につなげていただくという答弁をされましたが、今回どのような経費に使われることを考えておられるんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 給付金使途でございます。 使途につきましてはさまざまな使い道があると考えております。長らく不要不急外出を控えておられたことから運動不足解消や筋力低下を防ぐため健康器具購入、趣味へ活用、また食事などでご家族とお過ごしいただくことによりまして気分転換、リフレッシュなど、身体的に限らず心健康づくりにも役立てていただくことが大事であると考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがたい話ですが、給付金支給要件や対象者はどのようになっているかお聞かせ願えますか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 支給要件につきましては、緊急事態宣言発令による外出自粛要請期間中令和2年4月30日に本市国民健康保険被保険者であり、健康維持推進給付金実施要綱施行日である6月11日におきましても被保険者である方うち、平成31年4月1日以降に国民健康保険料納付実績がある世帯に属する方を対象にしております。 しかし、令和2年度保険料につきましては7月8日本日ですが納入通知書を発送することから、本年4月1日以降に資格を取得された方納付実績は求めておりません。 また、6月29日現在対象者は1万4,490人、8,697世帯でございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 現在対象者がかなり人数と、また世帯数ということで、この給付金周知についてどのような方法で周知されるかお聞かせ願えますか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 周知につきましては、6月22日発行広報かしば、また7月6日発行広報かしばお知らせ版に掲載するとともに、7月1日には対象世帯に申請書及び案内文を送付し、ホームページにおきましても周知をしております。 また、本日発送する令和2年度保険料納入通知書同封物にも給付金について案内し、広報かしばお知らせ版8月号にも掲載を予定しております。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ぜひとも全員に周知し、いただける方にはぜひとも手届くようにしていただきたいと思いますけれども、健康維持推進給付金については最後質問となりますが、申請から給付まで事務処理としてはどのようにされていかれるでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 先ほども申しましたが、対象世帯へは7月1日に申請書類を送付しており、受け付け期間終了8月31日まで郵送による申請受け付けとしております。 また、給付金は受け付けした申請書記載内容、添付書類等を審査うえ、指定された預金口座に振り込みいたします。この振り込みにつきましてはできる限り速やかに手続を進めることとしておりますが、振り込みまではおおむね1か月から2か月を要するものと考えております。 ただ、申請書類送付後、早々に申請いただいた方につきましては、7月15日に振り込みができるように準備ほうを進めておるところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ご足労をおかけしますけれども、ぜひともよろしくお願いいたします。 続きまして、(3)企業・事業者へ支援策ということで、今回コロナ影響により市内企業や事業者売り上げが低迷している状況でありますが、事業者向け支援策をお聞きしたいと思います。 まず、市が現在行っている支援はどのようなものがあるでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現在、事業所向け市が行っている支援でございますが、セーフティーネット制度というものがございます。こちらは、コロナ影響により売り上げが減少している事業者売上減少率を市が確認をして認定することによりまして、県や国融資制度を優遇されるというものでございます。 また、奈良県休業要請に協力し、協力金を支給された事業所に対しまして、市が上乗せ協力金を支給させていただいております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 国制度ということでありがたい話なんですけれども、県が行っている事業ということでありがたい話なんですけれども、市独自で行っている支援策というはないんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 先行して行っておりましたは、緊急事態宣言で活動自粛期間、商工会と連携いたしまして、香芝コロナに負けないお店応援プロジェクトというものを実施させていただいておりました。内容につきましては、市内飲食店がテイクアウトを行っておったり、小売店が宅配サービスを行っておりましたそういったをSNSやホームページほうで紹介をさせていただいております。 また、緊急事態宣言が解除された現在、香芝みらいクーポンほうを発行いたしまして、市内消費喚起と経済活性化を進めることを目指しております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 もう今回お知らせ版でクーポンほうは各家庭に配布されているようで、また僕もお見かけしまして、使われてどんどん活性化していただきたいなというふうに思います。 それでは、事業者へ家賃補助や持続化給付金など国でも検討されているみたいですが、そのような支援策はできますか、香芝では。 ○副議長(芦高清友) 津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現在、国支援策につきましてはさまざまな事業所へ対応を考え、多岐にわたってやっていただいております。現在は、それらをしっかり研究いたしまして、多く事業所が支援を受けていただけるように市はそちら情報を提供させていただいているところでございます。 しかしながら、まだまだ事業所へ支援は足らないと思いますので、市施策といたしましては国地方創生臨時交付金活用につきましてさまざまな用途を検討しながら事業所へ支援も含めて全体バランスを見ながら広く活用していきたいと考えております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 改めて申しますけれども、コロナ対策臨時交付金なので有効な活用をぜひともお願いいたします。 また、奈良県内ほか市町村もいろんな支援策をされていますが、地域によって内容が違うので、できれば県内自治体がタッグを組んで同じ支援をしていただけると不公平感がなくなるというふうに私は思うわけなんですけれども、奈良県で取りまとめてもらってもよいと思うんですが、検討していただくことはできるでしょうか。ぜひともできるように要望して、この質問は終わりたいというふうに思います。 続きまして、(4)小・中学校へ対応についてお聞かせ願いたいと思います。 先ほども中山さんほうからご質問があったと思うんですけれども、6月学校再開後、通年に比べて単元計画凝縮などによりこれまでおくれを取り戻している状況とお聞きしましたが、学習理解度についてはどのようにお考えでしょうか。 ○副議長(芦高清友) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 理解度につきましては、個人学びを総括的に確実に把握しているという状況ではまだありませんけれども、授業で様子やミニテスト等結果からは大幅に理解に不安があるというようなことは特段お聞きしておりません。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) そうであってもおくれているというふうに感じているわけなんですけれども、そのあたりどのように対応されて、また対応していくつもりなんでしょうか、お聞かせ願います。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 現在においても子供たち学びを見取り、毎時間ごとに確認テストを行ったり家庭学習で理解定着を課したりして学習定着が十分に図れているかどうかを把握すべく取り組んでおります。そのなかで十分に理解が進んでいない児童・生徒には、負担や無理がかからないように休み時間や放課後等を使って補習にも取り組むというような状況でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 先ほどもこの質問も出たと思いますけれども、学習支援一つ手法として家庭学習充実をさせるため、端末ない家庭児童・生徒にはタブレット等を貸し出してオンライン授業を進めていくという必要があると思いますが、そのあたりはどのように考えているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) GIGAスクール構想加速化を受けて、対面式授業でICT活用を充実していくとともに、今後はリモートで授業環境も進めていく必要があると考えております。その際は、端末がない家庭児童・生徒に端末貸与についても検討してまいりたいと考えております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。
    ◆7番(下村佳史) ぜひとも学習支援ということで、くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。 そして、学校ほうに移りたいと思いますが、学校で新型コロナウイルス対策については生活うえで指導はどんなことを行っているかお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 生活上指導につきましては、文部科学省ほうから示されております学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生マニュアル、これに基づいて実施しております。主な内容といたしましては、教室内におけるソーシャルディスタンス確保、換気徹底、手洗い徹底、また学校給食前向き実施指導などでございます。 また、教職員協力を得て学校施設、階段手すりや教室等ドアノブ、トイレ手が触れる部分など定期的な消毒も行っている状況でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) さき補正予算でも金額が出ていましたが、それら消毒液、ところによれば在庫がないという答弁があったんですけれども、消毒液等準備はできているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 消毒用次亜塩素酸ナトリウム液、それから給食用使い捨てゴム手袋、消毒等に使用する教師用ゴム手袋等を学校ほうにきちんと配布させていただいております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 学校が休校になるようなことがあれば、なお一層授業がおくれるということで、万全な対策を施していただきたいなというふうに思います。 それでは、学校はそういうふうに対策を消耗品や備品についてはしっかり準備していただいているというふうに今お聞かせいただきましたが、学童保育における新型コロナウイルス感染対策についてはどのようにされているか、また何か基準ようなものがあるでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 指定管理ほうが作成しております現場におけるコロナ対策指針というものに基づきまして、室内換気、うがい、手洗い、また昼食やおやつとき座り方工夫やマスク着用など感染対策を行っております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 感染対策を行っているということなんですけれども、もっと具体的にどのように対策をされているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) それぞれ学童保育所環境により工夫をしながら行っているという状況でございますけれども、例えば机はプラスチック段ボールで仕切りをつくるなど距離をあける工夫をしています。 また、手洗いやトイレで待つときも距離をあけて待つ、おやつを配るときなどは従来は児童が集まったなかで配っていたものなどそういったものは指導員が配布するようにしております。 また、遊ぶとき等は密にならないように気をつけるように子供たちに伝えたり、こういったことを行っております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 消毒など環境面も含めてほかに行っていることはあるでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 環境面でございますけれども、学童保育終了後、それから開所前に室内おもちゃや手触れる場所消毒や、手洗い後はペーパータオル使用、クーラーを使用しながらも窓開閉をして換気にも注意をしております。 また、保護者方々には各学童で行っている状況を学童保育所だよりでお知らせしている学童保育所もございます。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) いろんな対策をされているというはよくわかるんですけれども、公共施設でしたら福祉センターとか公民館、また学校等では密にならないような対策を学童以上にされていると思うんですけれども、密を防ぐために学校等施設を利用とかはできないんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 学童保育所ごとに事情が異なりますけれども、放課後児童が密集になる時間を少しでも緩和するために、学校運動場や体育館、図書室を借りることについて学校にご協力をいただいております。状況によって、運動場を中心にはなりますけれども利用させていただいております。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 施設と子供たち対策ということは十分理解したわけなんですけれども、学童指導員さん体調管理や安全対策はどのようにされているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) ふだんより検温等を行い体調管理には十分注意していただいているところでございますけれども、発熱嘔吐等兆候がある場合等はもちろん休む、また家族等が新型コロナウイルスに感染した場合や濃厚接触者等に該当した場合など対応方法も示されておりますので、それに基づいて対策されておるような状況でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 今回、緊急事態宣言もと、指定管理で運営されているわけなんですけれども、その指定管理者と連携はできているんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 緊急事態宣言中、それからまた宣言解除後におきましても、安全で安心な保育が行えるように事業者とは毎日欠かすことなく連絡をとり合いながら連携して業務を進めております。 以上です。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 今いろいろお聞かせ願って、学童状況等、十分わかったわけなんですけれども、これからも十分連携をとっていただきたいと思います。また、学童保育所は学校と比べると先ほども言いましたように密状態だというふうに思います。もちろん施設ことや指導員ことなどもあると思いますが、少しでも密を解消できるような工夫をしていただくことを要望して、学童については質問を終わりたいと思います。 続きまして、DV対策についてお聞かせ願いたいと思いますが、先ほどもこの一件として質問されていましたので簡単にいきたいと思います。 臨時休業時においてDV等気になる児童・生徒にどのようにアプローチされていたんでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 臨時休業中には、ポスティング、また電話連絡等で子供たち家庭で様子について一定把握に取り組んでおりました。特に要保護児童対策地域協議会に上がっている児童・生徒については3月末から5月末まで学校が主体となってできる限り家庭を訪ねて、すべて児童・生徒現認確認を行いました。 さらに、さまざまな家庭的事情から気になる子供については、各担任で状況によっては家庭で過ごし方を確認し、適宜適切に声かけをしてまいりました。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) DV等については心問題ですので十分対応していただきたいと思います。 学校が再開されて不安を抱えながら登校している子供たちもいると思います。今後も学校や学童、そして関係機関とも連絡を密にし、心ケアも含め安全・安心な運営に取り組んでいただくことをお願いして、学校について質問はこれで終わりたいと思います。 続きまして、5番、今回新型コロナウイルス感染症に係る情報提供や周知についてお聞かせ願います。 まず、市民に対してはどのような手法で、内容で、情報提供を行っているかお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 新型コロナウイルス感染症に係る情報につきましては、これまでホームページや広報紙、フェイスブック、広報車、ヤフー防災速報、庁内における放送などによりまして周知を行っております。 緊急事態宣言時など感染症が拡大していく状況下におきましては、感染症予防に関する基礎知識や医療機関受診流れといった感染拡大防止、そして感染予防に関する情報周知を行ってまいりました。 感染拡大が落ちつきました現時点では、アフターコロナ、ウイズコロナを見据えた生活支援や経済支援など取り組みが進んでまいりましたので、こうした情報に重点を置いて周知を行っているところではございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) そういう周知は十分わかりましたが、国特別定額給付金や県対策、そして本市独自対策などさまざまな対策が講じられているなか、非常に多く情報が交錯している状況であると思います。 市民皆様にはたくさん情報あるなかからそれぞれに必要とされる対策を的確にお知らせすることが重要であると思いますが、こうした観点から情報周知につきましてはどのようにされているか、再度お聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 国や県、市、その他関係機関におきまして数多く経済支援に係る対策が講じられており、引き続いて検討も進んでおります。市民皆様におかれましてそれぞれ必要とされる対策が異なる場合もございます。本市では、都度ホームページや広報紙におきまして支援及び相談窓口を一覧に取りまとめてわかりやすく表示する工夫をしております。 さらに、スピード感を持って周知する情報につきましてはホームページやフェイスブックなど、より皆様に広く周知する情報につきましては広報紙など、広報媒体特徴を生かしながら的確に情報周知を図っているところではございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 今情報提供ということでいろいろ教えていただいたわけなんですけれども、そもそも市民向け専用窓口等をつけてはどうかなということで、ホームページや広報における周知も重要ですが、直接市民皆様方から相談に対応する窓口も必要と考えています。 こういった新型コロナウイルス感染症に係る相談についてどのように対応しているかお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 来庁されて相談につきましては、市役所1階案内に新型コロナウイルス感染症総合案内窓口において内容をお伺いした後に、各担当部署を案内して詳細な相談をお聞きすることとしてございます。 また、電話で相談につきましても、内容をお伺いした後、各担当部署へとつなぐ対応をしてございます。 なお、特に問い合わせが多くございました特別定額給付金に係る相談につきましては、専用相談窓口並びに専用ダイヤルを設置して対応しておりました。 7月1日に発送いたしました国民健康保険被保険者を対象とした香芝市健康維持推進給付金につきましても、専用相談窓口並びに専用ダイヤルを設置して対応しているところではございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 午前中にも上田井さんから質問にもありましたように市民方々にわかりやすく、そしてもらえる方にはしっかりと受け取っていただける対策を今後も続けていただきたいなというふうに思います。 この新型コロナウイルス感染に今回なったわけなんですけれども、香芝市が進めています第5次香芝市総合計画がことしまとめられるというふうに計画ではできていますが、このウイルス感染拡大に伴いまして大きく社会情勢が変化しています。こうしたなか、スケジュールに変更がないか、またこういう状況なかでウイルス感染症影響をどのように踏まえた総合計画となるかお聞かせ願えますか。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 現状におきましては令和2年度中策定スケジュールで考えておりますけれども、次期総合計画においては新型コロナウイルス感染症感染拡大等緊急事態を踏まえたうえで総合計画とすべきと我々も考えてございます。 つきましては、スケジュールありきではなく、今後社会情勢も踏まえつつ十分な検証をしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 十分検討していただきたいなというふうに思いますが、この感染症拡大に伴い、総合計画以外各種計画においては進捗に影響が出るでしょうか。どのように対応されているでしょうか。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 各種個別計画におきましても、最上位計画でございます総合計画に即した改変が必要となる場合もあろうと考えてございます。 また、至急改変までに至らない場合であったとしても、今後見直しを行う際には今回新型コロナウイルス感染症感染拡大ような事象も踏まえて修正する必要もあろうかと考えているところではございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) ありがとうございます。 十分に再検討されるものはしていただいて、コロナ対策、アフターコロナということで香芝市いろんな計画を見直していただきたいなというふうに思います。 続きまして、大項目、市長所信表明についてお聞かせ願います。 まず、現在認識している本市課題についてお聞かせ願います。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 本市は近年まで人口増加を続けてまいりましたけれども、少子高齢化は確実に進行しておりまして、人口減少局面に転じていく可能性もあるなか、まだ厳しい財政状況であることも否めません。市民意識調査におきましても、総合計画策定にあたり、9月に実施したアンケートにおきまして困ることという設問に対して、病院など医療体制や道路など都市基盤整備状況、交通機関利便性、3点が上位を占めております。 また、重要度が高く、かつ満足度が低いという施策につきましては、都市基盤等に加えて子育て支援や保育サービスが上位となっております。市民感覚からしてもそのような施策が我々としては課題と考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) そういった解決に向けてはどのように取り組みをされるでしょうか、また進めていかれますか。 ○副議長(芦高清友) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 市長所信表明でもございました市政と市民と距離を縮め、市民協働型市政運営を進めることによりまして課題解決を図ってまいりたいというふうには考えてございます。 また、香芝市だけで解決できないものにつきましては、これまで以上に国や県等と調整並びに連携を強化し、課題解決を図ってまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 先ほどコロナ第5次計画等、そして今答弁等をお聞かせ願ったわけなんですけれども、今後ビジョンとして奈良いちを挙げておられます香芝市が、そして香芝市が奈良で一番となるような市政を運営していくということですが、市政運営については現在制作中第5次香芝市総合計画と直接的に関連するところであると思いますので、改めましてその方向性についてお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(芦高清友) 福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) いろいろご質問ありがとうございます。 内容について、私自身が所信表明でもお話しさせていただきましたが誰もが住み良い街にする、そして学校を良くする、子育てを応援する、市役所を良くする、市民が決めるというこの5つ柱とこの第5次計画とをうまく結びつけてやってきたいというふうに考えております。 そして、下村議員が同じような考え方を持っていらっしゃると思います。見させていただいたら、1、誰もが住みやすいまちづくり、2、安心・安全で暮らせるまちづくり、3、環境に優しく活力あるまちづくり、頑張ろう香芝、みんなと一緒に明るい香芝未来をつくるためにと3年ちょっと前にやっていたと思います。私自身で足らない部分はまた下村議員からご提案いただいて、一緒に奈良で一番町をつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(芦高清友) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 間近な問題を解決するということで聞かせていただいたわけなんですけれども、今回コロナウイルスに端を発しましてこの全体像としましてはかなり世界観が変わってくるというふうに思います。それは世界史を統計学的に研究された文明法則史によれば、世界史は東西に分かれて文明は豊かに創造する好調期が800年に1年、東と西洋文化が入れかわると、今そのちょうど交換期になってきているということで、これからは今までヨーロッパやアメリカに頼らず、今度は東洋時代が来るというふうに話されております。そのなかで、まさにアフターコロナを考えるにあたっては文明質が一変しまして、生活質や幸せ尺度がひっくり返ることを前提に将来ビジョン政策を策定していかなくてはならないと思います。そのためにも、まずは今後考え方として広域経済確立、そして共生文明創造、そして高徳国家建設等を掲げながら、香芝市先行きを見据えていただきたいなというふうに思います。 そして、奈良いちじゃなく日本一香芝市にしていただきたいなというふうにお願いをしまして、私一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(芦高清友) 以上で、7番下村佳史議員一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。              午後4時01分 休憩              午後4時18分 再開 ○議長(中村良路) それでは、休憩を解いて再開いたします。 それでは、3番中谷一輝議員一般質問をお受けいたします。 中谷一輝議員。 ◆3番(中谷一輝) 皆さんこんにちは。 議長お許しをいただきましたので、日本維新会中谷一輝が一般質問を行います。よろしくお願いいたします。 まず初めに、新たな市長福岡市長と小林副市長におかれましては、ぜひ市長がよく常に言われている市民声を聞いて、そして市民目線を忘れず、今後香芝市発展ためご尽力願いますようよろしくお願いいたします。 現在、世界的に新型コロナウイルスが蔓延し、日本でも4月7日から1都1府5県で緊急事態宣言が発出され、また4月16日には緊急事態宣言対象区域が全国へと拡大しました。日本は諸外国と違い、強力な強制力ない自粛お願いだけで企業、事業者、国民すべて協力おかげで5月中旬から徐々に緊急事態宣言が解除され、5月25日には全国で緊急事態宣言が解除されました。 しかし、新型コロナウイルス感染者数は世界では約1,150万人、死者数が約53万人、日本でも感染者数が約2万人を超えてきています、死亡者数も979人となっております。新型コロナウイルスで亡くなられた方々ご冥福と、感染者一日も早く回復をお祈り申し上げます。 また、現在も新型コロナウイルスと闘ってくださっている医療従事者方々にも心より感謝申し上げます。 最近また関東ほう、東京ほうでも連日100人を超えてきています。そして、奈良県でもここ数日間、1日で約1名から2名、感染者、PCR検査陽性者が出てきています。無症状感染者もいることから、新型コロナウイルス治療薬やワクチンができるまではいつどこで誰が感染してもおかしくなく、まだまだ予断を許さない状況であることから、香芝市新型コロナウイルス対策等について質問させていただきます。 まず、中項目1番、地方創生臨時交付金等について、現在、国では第1次、第2次補正予算が成立したことによって、香芝市には第1次で2億4,131万5,000円、第2次では5億6,839万円が予定されていますけれども、香芝市一般財源持ち出し、香芝市単費はいくらですか。 以上で、壇上から質問を終わります。 ○議長(中村良路) それでは、中谷議員1回目質問に対しまして答弁をお願いします。 はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) これまで一般会計補正予算に計上いたしました新型コロナウイルス感染症対応として一般財源総額につきましては、4億1,563万5,000円となっております。この財源につきましては、財政調整基金を活用しております。 ○議長(中村良路) それでは、2回目以降質問をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) では、今回地方創生臨時交付金と財政調整基金でどのような事業に対してどれぐらい事業費がかかっていますか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後4時22分 休憩              午後4時23分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 子育てや教育支援関係でいきますと1億2,788万7,000円ということとなってございまして、また感染拡大防止対策関連では6,587万7,000円、また事業者支援、地域活性化関連事業といたしましては約9,800万円となってございまして、最終、庁舎環境整備として180万円となってございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) ありがとうございます。 この国から地方創生臨時交付金、あと香芝市から単費持ち出し分合わせてしっかりとこのコロナに対して対策、サポート、支援等を行っていってもらいたいんですけれども、財政調整基金が14億円強ほどあったと思うんですけれども、現在どれぐらいになっていますか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) これまで補正予算に計上いたしました新型コロナウイルス感染症対応、また政策事業へ対応を加味いたしました現時点におけます財政調整基金残高につきましては10億6,743万7,000円となっております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この財政調整基金なんですけれども、10年に一度来るか来ないかという大災害であったり財政危機的状況であったりというときに使われるんですけれども、今後、第2波、第3波大きさ、状況にもよりますが、もし仮に第1波よりも大きな第2波、第3波が来たときに、この財政調整基金をどこまで使う覚悟があるか、これは市長にお伺いしたいんですけれども、全部その状況によってまた変わってくると思うんで難しいとは思うんですけれども、もうどうしようもないときは全部使うつもりがあるか、それともやっぱり今後ために少しはこれぐらいは置いておかないといけないかというところをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 先ほど答弁でもありましたように、まずは10%ぐらいをめどにためておかなければならないという気持ちはあります。だから、基本的には15億円ぐらいは持っておかなければならないと、今もう既に4億円ぐらい使っているので残りが10億円という形になります。また、国からもので戻したとしてまたある程度は戻ると思います。ただ、中谷議員おっしゃるみたいに命ために使わなければならないという覚悟は持っています、ただそれがどのような規模でというは残念ながら今すぐどれに何だけ使っていいというはわかりませんけれども、ある程度使っていかなければならない覚悟はあります。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) そうですね、第2波、第3波状況にもよりますし、そのとき経済状況、被害度合いにもよるんですけれども、財政規模大体10%ぐらい、15億円ということなんですけれども、この15億円財政調整基金というは10年に一度起こるか起こらないか大災害に備えてということで、今回このコロナ感染症蔓延はその大災害に当たるんじゃないかということも思いますので、ぜひ市民にとってそういった財政で苦しいからとかいろんなことが不安に思う、そういったことでいろんな不具合が起こらないように、地方創生臨時交付金、それと財政調整基金を使ってしっかりと支援、サポートしてもらいたいと思います。 それと、国事業なんですけれども、特別定額給付金について事務費を含めた国から交付金額というはいくらになっていますか。 ○議長(中村良路) 遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 特別定額給付金事業につきましては、給付金全額が事業費として、給付事務に係る経費が事務費としてそれぞれ国から補助されます。事業費につきましては79億2,730万円、事務費につきましては6,910万円、こちら概算払いを既に受けております。 なお、事業終了後において、実績に基づく精算ほうを予定しているところです。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それでは、特別定額給付金、この未申請件数を教えてください。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) 集計都合上、やや古い数字となりますけれども、6月30日現在、まったく申請されていない世帯が613世帯、1回申請いただいたんですけれども記入漏れ等不備によりまして申請書を送り返した後に再び申請、こちらをいただいていない世帯が51世帯ございまして、合計664件が6月末現在未申請となっており、こちら世帯全体約2.1%に当たるところです。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それでは、申請書を送ったけれども戻ってきた、住所が不明で戻ってきた件数、連絡がとれない件数等を教えてください。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事、答弁。 ◎企画部理事(遠藤啓) そちらにつきましては、当初61件ございましたけれども、本人から申し出であったりこちらから郵便局へ問い合わせであったり現地訪問等を通じて配達可能と判断した世帯については再度投函を行っておりまして、6月末時点で不達になっている件数は当初61件うち14件に減っております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。
    ◆3番(中谷一輝) それでは、先ほど答弁ほうで7月上旬に未申請者に勧奨したということですけれども、この書類不備が51件あったというところ、ここも7月上旬に勧奨しているうちにこの51件も入っているんですか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事。 ◎企画部理事(遠藤啓) 申しわけございません、こちら7月初旬にしておりますはまったく一回も申請いただいていない方に関する勧奨でございます。おっしゃっている一回申請していたけれども不備で返している方については今週ないしは来週あたりに同じように勧奨通知をお送りする予定でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) そうですね、不備にあっては一度送ってきてもらっているわけですから、そういった給付意思を示していて、不備ですよというこの通知を見ていないか届いていないかわからないかというところがあるのでこれをしっかり勧奨していただきたいんですけれども、この未申請者に関して報道等で勧奨しないという報道とかがあったと思うんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、遠藤企画部理事。 ◎企画部理事(遠藤啓) おっしゃっている報道につきましては、新聞社質問内容に関します双方認識相違から本市回答意図が正確に伝わっておりませんでして未申請者へ勧奨をまったく予定していないものとして報道されたものでございまして、事実とは異なる内容となっているところです。 以上です。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 報道誤報だったという、認識違いだったということなんですけれども、あの報道を見た方で、その人は申請はしていたんですけれども、高齢者方であったり通知が来ているを忘れていた、わからなかったという人もいてると思いますので勧奨ほうはしっかりよろしくお願いします。 そして、申請書不備があった方に対しては、期限が8月11日ということなのでそれまでにしっかり申請していただけるように勧奨ほうをよろしくお願いいたします。 次に、医師会や妊婦方々にマスクを配られたと思うんですけれども、その備蓄状況とかはいいんですけれども、今後、マスクはどのぐらい購入するか、どれぐらい備蓄する予定なかというをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 今後マスク購入予定というところでございますが、現在在庫が約3万枚ございます。それから、これから補正予算等々にも上げてございますけれども、国地方創生臨時交付金を活用した購入予定数といたしましては、合わせまして20万7,500枚を購入する予定としてございますので、合わせて23万強在庫になるかなと。 ただ、当然日々使う分もございますので、もちろんそれよりも若干減ってまいるかと思います。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それでは、消毒液、防護服等についても同様にお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) まず、消毒液でございますけれども、現在およそでございますが1,300リットルほど今所有している状況でございます。臨時交付金ほうを活用して購入予定でございますが、すべてものを合わせまして、例えばバス、タクシー向けであったりだとか公共施設職員が使う用であったりとか来庁者用、また避難所用ということで今ところ2,190リットル程度を購入する計画をしてございます。合わせますと3,500リットル弱になるかと思います。当然、これも消費する分も多々出てくるかと思いますので、それよりも少ない備蓄になってくるかなと思います。 それから、防護服ほうでございますけれども、現在、当初100着ほど持ってございましたが医療機関ほうにも提供させていただいたというところで、その後購入と合わせまして現在133着防護衣ほうございます。こちらほう購入予定でございますけれども、これも臨時交付金を活用して購入予定になるんですけれども、感染者が発生したような場合公共施設消毒作業に当たる部分であるとか災害時部分であるとか、それから医療機関向け備蓄としてということで約400着程度を購入するという計画でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この防護服なんですけれども、感染症が出たときにその消毒であったり職員が使ったりするってあるんですけれども、今後予定している400着でそれが妥当なか多いか少ないか僕はわからないんですけれども、何でそれぐらい防護服着数が出てきたかお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) まず、災害時で申しますと遺体安置、大規模地震災害というを想定したところで大体300着強、医療機関提供用に60着程度、公共施設消毒用等々で八十数着というところで積算をさせていただいているところで、これで足りるかとかというはクラスター感染発生回数であるだとか、医療機関ほうも備蓄ほうとかをされていくかと思いますので、これももし逼迫した場合にもっと提供いただきたいということになりましたらまた数もそこで変化するかと思いますので、これが適切というか適当な数字ということはなかなか申せないと思います。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) じゃあ、それはそれでまた今後状況もいろいろ変化していきますので、そのときそのとき臨機応変に対応してもらいたいと思うんですけれども、当初このコロナウイルスが蔓延したときにマスクや消毒液がなかなか手に入らないという事態があったんですけれども、今回この補正予算が成立されればいつまでにこのマスクが消毒液、防護服等が入ってくるか、いつ入ってくるかをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) こちらほうは、専決させていただいている部分については数量が少なくございますのである程度期間で入ってくるかと思います。今、補正予算ほうで上げさせていただいている部分につきましてはかなり量になってきますので、今ところそのロット単位というもございますのである程度納期を分けて、今年度でいうと3回程度に分けて納入業者と協議しながら分けて納入していただくというような工夫を考えてございます。大量になるとなかなか納期ほうが守れないということはヒアリングで聞いてございますので、その辺は工夫してまいりたいなと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 専決分がある程度、ある程度というがいつなかがわかりにくいんですけれども、今年度を3期に分けてということは、例えば今年度台風シーズンには間に合わないということですか。 ○議長(中村良路) 笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 先ほどご答弁を最初ほうでさせていただいたとおり、マスクについて約3万枚、それからアルコール消毒液につきましては1,300リットル程度ございますので、そちらほうで十分この災害については間に合うかなと。補正予算ほうで計上させていただいているはいわゆる大規模地震というような想定で、掛ける日数的にも1週間程度という積算でその数字をはじき出して購入させていただきたいなと考えているところでございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) これに関しては業者ほうも限界があるかと思いますので、補正予算が成立後、速やかに購入し、納品できるように業者ほうにもお願いして言ってもらいたいと思います。今言った大規模災害、地震等はいつ起こるかわからないので、それに備えて早い備えほうをよろしくお願いいたします。 次に、中項目2番目災害時避難所対策等についてですが、各議員がいろいろ質問されているのでその辺を省いていくと、最初きょう答弁なんですけれども、災害時避難所コロナ対策についてなんですけれども、検温する、検温するというはおでこにぴっと当てるやつだと思うんですけれども、その機械正確性というが僕も不安でして、僕自身、あるところで検温されたときに37度9分という数字が出て、帰ってはかったら36度だったと、そういった数字が出るんですけれども、この検温、37.5を基準にするということで、そういった超えた場合、しっかりした体温計ではかって隔離、別ところにするならする、一般ところに一緒にするならするということでよろしいんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃるように非接触型、一般的に表面温度ということで実際体温とおおよそですが3度程度違うというようなことも私聞いておりますけれども、おっしゃるとおり再度37.5度と推測される以上でありましたらもう一度普通体温計でもう一回はかっていただいて確認させていただくというような流れになるかと思います。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この夏かなり暑くなるということですので、日中暑い日差しなか、ずっと来たらあの検温では高い温度が出ると思いますので、その辺もしっかりよろしくお願いします。 この熱中症なんですけれども、マスク着用で熱中症危険もありますけれども、大体避難所、体育館等でしたらかなり暑くなると思うんですけれども、その辺対策はどうされるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 今回臨時交付金活用というところで大型扇風機、それからスポットクーラーというも購入は当初予算ほうでも考えさせていただいております。 また、停電時に備えましたポータブル発電機、こちらほうも交付金ほうで活用させていただこうかなと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) ぜひそういった体育館、非常に暑くなりますので対策をお願いしたいんですけれども、このポータブル発電機については過去答弁で令和2年から令和4年まで3年間で計画的に購入予定とお聞きしていたんですけれども、これはどうなっているんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 議員おっしゃるとおり、以前そういうような形でお答えさせていただいておりましたが、今回この国地方創生臨時交付金を活用しまして前倒しでこの3年分を今年度で一気に整備したいなと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それはもうしっかり早い購入、そして設置ほうをよろしくお願いいたします。 この学校で避難所運営についてなんですけれども、主に体育館になるとは思うんですけれども、この教室や運動場使い方というを詳細に教えてもらいたいんですけれども、コロナウイルス対策で3密を避けるということでグラウンド、運動場等を使う、教室も使うということで、テントを購入予定ということもありましたけれども、このテントというは体育館内に張るかグラウンドに張るか、体育館なかは間仕切りだけでいくか、その辺も詳細を教えてください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) お尋ねテント件でございますけれども、基本的には飛沫防止というところで体育館、屋内用テントということを考えてございます。そして、以前答弁にもありましたが大規模災害を想定した場合はなかなかすべて体育館、校舎なかで賄えないということも想定されますので、屋外テントも今回数量ほうは勘案させていただいて、分けて購入させていただこうかという計画でございます。 ○議長(中村良路) ここで、暫時時間延長をいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 以前少しどこかで聞いたと思うんですけれども、その屋外、グラウンドは各自車を使用したりということも考えているようなことを聞いたんですけれども、この屋外用テントであっても、総務委員ほうで筒井議員から質問があったと思うんですけれども雨が降ったらどうなるか、この屋外テントでということも懸念されるんですけれども、その辺お聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) おっしゃるとおり車で避難される方、例えばペットを連れてこられている方とか事情によって車で来られている方もあろうかと思います、特にコロナ感染を危惧される方についてそういった方もおられるかと思いますので、可能な範囲になりますけれども車で車中泊というも健康には留意をしていただかないといけませんけれども対応ほうは想定させていただいているというところでございます。 もう一点、おっしゃっていました雨天時テントことをお聞きになっているかと思いますけれども、野外用テントでございますのでそもそも悪天候場合でも使えるような形にはなってございますが、基本的に大雨災害関係につきましては屋内でとは考えてございますが、どうしても大規模災害時ときには屋外も使わざるを得ないという状況も想定したということで、そのときに雨が降ればというご質問だと思いますけれども、屋外用対応テントということで考えさせていただいております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その屋外用テント、車、体育館、教室を使って、通常ならば、コロナが関係なければ2万2,000人を想定して最大2万5,500人収容が可能だということなんですけれども、コロナ対策をしては現段階で何人ぐらいになっているんですか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 先ほど申しております数字につきましては、ある程度積算をさせていただいて床面積から割り出して算出してございます。基本的に2万5,000人と申しましたけれども、テント大きさ大体2メートル掛ける2メートルなんですけれども、もともと避難者数2万5,000人を出す際に大体1人1メートル掛ける2メートルということですので、基本的にうまいこと1つテントに2人入っていただきましたら特に変わるところはないんでございますけれども、テントでございますので通路部分が必要になってきてございます。そういった意味で若干苦しくなるという程度でございます。 きっちりした積算数字は今手元に持ち合わせてございませんので、ご容赦いただきたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今後、その辺も踏まえていろんなパターンがあると思います、家族内で感染者が出た場合、じゃあ家族ごと別ところにするか、その人、体調不良人だけを別ところにするか、いろんなことが考えられると思いますので、早くコロナ対策をしたうえで隔離する場所も考えたうえで何人収容できるかというを計算して出しておいてください。 この避難所開設なんですけれども、市民一人一人、新型コロナウイルスが怖いということで、もし避難勧告等が発令されたときにコロナを気にして避難をちゅうちょする方というがもしかしたら出てくる可能性があると思うんですけれども、そのことに対して市民へ啓発と周知はどうされるんですか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後4時49分 休憩              午後4時51分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) もちろん安全な場所ということであれば避難していただかなくても結構かと思いますが、どうしても避難と、危ないということでありましたら、各携帯電話エリアメール、それからヤフー防災アプリ、それから市ホームページ、それから広報車による周知をもって先ほどような私言った対策をとっておる避難所に行っている旨をお知らせして少しでも安心していただけたらと、そういうふうに考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 香芝市においては、過去を見ても大規模災害で避難所が満員になるということがなかなかなく、市民一人一人、私も含めてですけれども避難するという、避難所に行くという心構えがかなり薄いかなとは思いますので、香芝市内も土砂災害警戒区域だとかありますのでしっかりとその辺を周知していただいて、命にかかわることなので何回でもしっかりとよろしくお願いいたします。 次に、学校現場対策等についてお伺いします。 現在、保育所、幼稚園、小学校、中学校すべてが再開され、各学校で新型コロナウイルス対策と通常どおり授業を行うこと両立で大変苦労されていると思います。特に子供たちは感染症についてわかっていなくて、友達同士楽しければマスクも外しますし接触して遊ぶことも多いと思います。だからといって注意するわけにもいかず、特に保育所、幼稚園ともなると子供たちは関係なく友達と接して遊ぶと思いますけれども、人と接して遊ぶということも教育一環だと思いますが、現在どのように保育所、幼稚園では指導されているんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 保育所、幼稚園ほうでは屋内にいてるときはマスク等を着用しておりますけれども、外部、外で遊んだりするときはもちろんマスクを外したりそういったことについてもある一定、みんなが集まって密にならないということを見たなかでそういったこともして対応している状況でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 子供は関係なく遊びますので、かなり保育士方等大変な思いをされていると思います。子供同士が接してそれを注意するわけにもいきませんしかなり苦労があると思うんですけれども、保育士とか教職員方からどんなことが負担となっているか、どのような声が上がっているかお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 学校等で今負担となって一番耳にしますは、学校消毒等です、こういった業務が負担であるということでお聞きしております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その消毒とかその対応というはどう考えられておられますか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後4時55分 休憩              午後4時55分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 休憩をおとりいただいてありがとうございます。 放課後消毒作業を職務として、各校1名スクール・サポート・スタッフを任用させていただきたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今回、補正予算ほうでスクール・サポート・スタッフということが含まれていましたけれども、感染症対策ために児童・生徒が帰った後に教室内換気や消毒などを行ってもらうわけですけれども、各小・中学校1人ずつ、1日2時間程度ということで聞いているんですけれども、これでどこまで消毒してもらうか、教室や廊下、玄関からすべてをしてもらうか、どこまで作業になるんですか、これ。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 教室内等でドアノブとかよく子供たちが手が触れる部分、そこ消毒です。それから、トイレ清掃などそのあたりが現在教職員により行われておりますが、その部分をお願いしたいと考えております。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後4時57分 休憩              午後4時57分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その辺、スクール・サポート・スタッフですので、まだこの補正予算通っておりませんけれども、この教職員働き方改革ということも踏まえてしっかりとこの負担を取り除いていただきたいんですけれども、今回このスクール・サポート・スタッフ、シルバー人材センターに委託を考えておられるようですけれども、例えばコロナで解雇された人であったりパート収入が減少して困っておられる方を雇うということはできなかったんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 今回は補正予算ほうご承認いただけたらすぐにスタッフほうを配置したいということから人材を抱えておるシルバー人材センターほうに委託をさせていただきたいと思いまして、そのように考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今回そういった形でシルバー人材センターに委託ということなんですけれども、今後、例えばいろんな消毒作業であったりこういった作業ができるほか場所で雇用を考えることがあるならば、第2波、第3波が来たときにそういうことがあるならばぜひコロナで解雇された人だったり、これはもう全体に言えるんですけれども収入減になって苦しい人であったりということを優先的に雇って、少しでも足しにしていただくということも考えていってください。 次に、コロナウイルスで3か月臨時休業となった期間学習おくれをどう取り戻すかをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 今回3か月間休業ということがございましたので、今後、夏休み短縮、それからモジュール学習を取り入れたりしながら時間確保をしていきたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その夏休み短縮等で100%学習おくれを取り戻すことは可能なんでしょうか。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 何をもって100%かというところではございますけれども、この3か月間で小学校6年生でいいますと約200時間授業時間数ということになりますので、その部分を先ほど夏休み短縮とかを取り入れたとしてもすべて取り戻すことは困難であると考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) そうなった場合、小学校6年、特に中学校3年生方になると受験が控えていると思うんですけれども、奈良県ほうでは県内受験範囲を狭めるということも言われていると思うんですけれども、そこは対応できるかどうか、また足りないであれば冬休み短縮というも考えているかどうかというをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 奈良県県立高校受験については、一定出題範囲を狭めた配慮を行って、従来どおり時期に実施する予定ということでお聞きしております。その対応につきましては、いろいろ学校評価等も影響が出ると思いますので、1学期中間テストができなかった分は学習中見取りをしっかり行ってそれを反映させていきたいと、また実技教科等につきましては1学期実施できないようなものがございますので、それは2学期に入って評価を行ってそれぞれ1学期評価として取り入れるなどして柔軟に対応させていただきたいと思っております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今回定例会で提出された補正予算にあった学習おくれを取り戻すため学習指導員についてお聞きしたいんですけれども、各小・中学校に1人ずつ14人ということで、実際どういった指導を行うか、授業中にサポートするか、放課後に補習等をするかというところ、細かいところを教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 主に授業中サポートというを考えております。しかし、放課後学習補助や別室で個別指導補助など各校状況、また児童・生徒実態に応じてさまざまに対応いただくことを想定しております。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 授業中サポート、各校1人で、例えば小学生やったら1年から6年まで全部をサポートするんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 同時にすべてクラスをサポートするようなことはできないと思いますので、そこは限られた人材なかで指導員が必要に応じてそのなかに入っていくように工夫していきたいと考えております。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 各校1人ずつというはもうかなり無理があると思うんですけれども、例えば限定して最終学年、小学校でしたら6年生、中学でしたら3年生を主に集中してサポート、学習指導員として動いてもらいたいとは思いますけれども、例えば授業でおくれていたり理解がなかなかできないところを補習とかということも考えてこの学習指導員というを活用してもらいたいと思います。1校に1人ずつというは少ないとは思います。 この参考資料ほうでチームティーチング指導というがあるんですけれども、これって何なんですか。
    ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) チームティーチングというは、複数教員が一応役割を分担して協力し合って指導するという方式でございますけれども、今回場合はチーフとなる教員が授業をリードしまして、そこにサブとなる指導員が入って指導を補助するというそういったことを考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) せっかくこれやるんですから、もし補正予算が通ったときにはこの方たちを有効に使ってこの学習おくれというも取り戻してもらいたい、ただやはり1学校に1人というはかなり少ないと思います。 この学習指導員には教師志望大学生を考えておられるようですけれども、日額3,000円で本当にこれ人材確保できるんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) しっかり人材が確保できるようにということで準備を進めております。今もって確実にというはお約束できないんですけれども、確保をしっかりして配置できるように準備してまいりたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 補正予算が通ったときにはしっかりと確保してもらいたいんですけれども、やるからにはしっかりと有効に効果があるようにやってもらいたい、中途半端な形ではやってもらいたくないというがあるので、その辺はしっかり今後もチェックしていきますのでよろしくお願いいたします。 次に、夏休みを短縮してオンライン学習を取り入れるということを聞いているんですけれども、このことについても詳細をよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) オンライン学習ほうですけれども、夏休みを短縮して7月27日から8月7日までは夏季特別校時として午前中3時間授業を実施し、午後からは在宅学習に取り組む予定をしております。この際に在宅で学びをする場合にオンラインを使った学習を取り入れたいと考えております。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) オンライン授業について、もう少し具体的によろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 方法でございますけれども、従来紙媒体で課題に加えた形でプラスアルファとしてウエブ上でドリル教材、また学習支援ツールを使った課題受け渡し、ヒントなど動画等視聴などを想定した端末を活用して学びを考えております。 ですので、すべて在宅学習においてパソコンを利用してリアルタイム、オンラインで双方向学習を行うというものではございません。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) このウエブ上でドリル教材、学習支援ツールということなんですけれども、これがその児童・生徒がやったという確認とかというはどういうふうにとっていくんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) この教材ですけれども、児童が問題を開いて1問、2問、順次進んでいくものを、先生側からはどの児童が今どの問題、何ページ目までやっているとかそういった部分はすべて情報として見れるようになっておりますので、そちらで確認できる状況になっております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) わかりました。 昨日ですか、ホームページほうでG Suite for Educationか何かが上がっていたと思うんですけれども、これが夏休みオンラインやつになるんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) G Suite for Education、これはシステムでございまして、オンライン分で申しますと、例えば小学校でしたらジャストスマイルというようなドリル型教材がございまして、そういったものを準備しております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) あと、これ使い方というかダウンロード手順が載っていたんですけれども、今ここにおられる市職員方とかやったらパソコンとか詳しいかとは思います。この職員なかでもパソコンがあまりわからないという方っておられるんでしたら、そのダウンロード仕方であったりとかそういったこと、あれ手順に乗ってその人ができるかどうかという検証とかはされました。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 私もパソコンほうオンライン教材です、小学校6年生オンライン教材を算数と国語、実際に使ってみました。そんななかで、一番難しいというか初めてパソコンを使う子が入るのに難しいは、そのパソコンからそのシステムに入るときログインするIDとパスワードを入れるが一番難しいんじゃないかなと考えます。実際、その教材を使ってみますと、本当にもう画面をタッチして選ぶとかマウスでクリックして選ぶとか、そして次へというような問題が出てそれ答えを選んでいくだけものですので、少し慣れれば普通に使いこなせるようになるように思います。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) あのダウンロード仕方とかは本当にパソコンをさわったことがない人に一度見てもらって、どの辺がわかりやすいかわかりにくいかというを聞いたほうがいいと思います。少しさわっている方でもあれ順番どおりいってもなかなか難しいところもありましたので、その辺もしっかりとよろしくお願いいたします。 飛ばしまして、専決処分でまず貸出用パソコンを先に1,000台用意するということなんですけれども、この貸出用1,000台はあるんですけれども、例えば借りれるなら借りたいなという人で1,000台を超えた場合にどういった基準で言い方悪いですけれども選別するか、判定するか、優先順位をどうするかというをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 一応優先順位ほうをつけさせていただきまして、また家庭に保護者皆さん、パソコンがまったくないご家庭です、それを優先順位1番として、次に小学校4年生以上で平日昼間に児童・生徒に使わせる端末がないご家庭、その次ですけれども小学校4年生以上で持っていてもOSが古くて利用するになかなか動作が遅くなるなどパソコン状況にあるところというような形で優先順位をつけさせていただいて、あと家族1世帯には1台というようなことで縛らせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その辺もしっかりとお願いしたいんですけれども、ただパソコン1人1台というは今年度中、来年1月、2月でしたか、ということで実現するということなんですけれども、令和2年6月8日付新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営ためガイドラインによりますと、家庭端末を活用することはあくまで緊急的な対応であり、一刻も早くICT環境を整えることが必要で、少なくとも小学校6年生と中学校3年生最終学年や経済的理由等でICT環境を準備できない家庭に対してICT環境整備は遅くとも令和2年8月までに目指すということがありますけれども、現在香芝市には小学校6年生、中学校3年生で合わせて何人おられますか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 5月時点数字でございますけれども、6年生が894人、中学3年生が823人で、合わせて1,717名児童・生徒ということになります。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今回、貸出用1,000台を使っても足りないと思うんですけれども、どういうふうに使われていくんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 1人1台パソコンが整備されるまではこの1,000台をということになるんですけれども、すべて授業時間でパソコンを使用するわけではございません。まずは先行して納品されるこの1,000台パソコンを授業内容により必要なクラスで使用するなど、必要なときに利用できるように調整を行いながら運用してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) じゃあ、今後オンライン授業取り組みについてはどのようにしていくかというを教えてください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 今時点では、夏季特別校時期間中ような内容を想定しておりますけれども、今後は各校を巡回するICT支援員を任用する予定でございます。トラブル対応を初め、授業で活用仕方について教員研修や個別指導、授業に係る機器設定や接続等支援、教員や児童・生徒操作支援、メンテナンス等を職務として予定しておりますので、これら支援員力もかりながら、まだまだ課題はあると考えますけれども、最終的にはリアルタイムオンライン授業ができるような環境を目指してまいりたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) このICT支援員というは何人でどのようなことをするんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 小学校2名、中学校1名で巡回していただくことを想定しております。 主な職務内容ということになりますけれども、授業で活用仕方について教員研修や、また個別支援、それから授業計画へ支援など、また授業前機器接続設定等操作方法支援です、それから必要に応じて授業中教員や児童・生徒へ操作支援、各校で取り組み事例をICT活用事例としてまとめてそういった情報提供をしていくなど、プラス日々メンテナンス、またトラブルが発生した場合対応、不具合原因一次切り分けなどをしていただきたいと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その人数で足りるかどうかわからないんですけれども、情報担当方とか負担が増えないようにしっかりと支援員を活用してください。 時間がないので飛ばしていきたいんですけれども、熱中症対策についてなんですけれども、エアコン温度設定と換気についてどういうふうにしていくかというをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) エアコン温度管理ですけれども、空調設備運用指針では夏季温度設定は28度というを原則にしておりますけれども、新型コロナウイルス感染症対策として窓を少しあけたままで換気しながらエアコンをつけております、ふだんよりも室内が暑くなってくる可能性がございますので、そのあたりにつきましては小まめに温度調整をするようにして対応しております。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 他市町村では各校でいろんなデータをとって何度にしたら換気しているときでも適正な温度になるかというをデータをとってやっているみたいなので、その辺もしっかりとやってもらいたいんですけれども、今回換気をしながらエアコンを使うということで電気代がかなり増えると思うんですけれども、その電気代というはどこが持ちますか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 光熱費ほうですけれども、これは教育総務課ほうで一括管理しております。今年度は今議員おっしゃっていただいたようにコロナことで電気代が増えると思います。しかし、この対応を最優先としておりますので、増加することについてはやむを得ないと考えております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その辺もしっかりとよろしくお願いします。 次に、前回教育委員会会議で議論されていたと思うんですけれども、晴実台、さくら坂地区スクールバス運用というはどうなりましたか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 晴実台とさくら坂から関屋小学校に通学する児童通学路が片道約2キロから2.5キロという状況がございました。アップダウンを繰り返す通学路でもございます。昨年度より熱中症対策ということで香芝市社会福祉協議会と自治会と協定により、社会福祉協議会が地域貢献として送迎サービスを実施して、それを利用されていた状況でございます。 今年度は、コロナ禍を受けた授業時間確保ため夏休み短縮に伴いまして、当該地区児童はより厳しい環境下で下校することになることから、この夏休み短縮期間に対する期間を対象にバス運行に伴う経費助成を行いたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) その地区は前から声が上がっていたと思うんですけれども、香芝市内でほか地域で同じような地域がないかということと、その地域別に例えば補助金を出してその地域で交通安全対策、熱中症対策等に使ってもらうということ、そういった方法というは考えておられませんか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 地域なかで見ましたら、今回補助を行うルートが一番長いと考えております。距離的には近いところもございますけれども、繰り返しアップダウン等を行う状況等はございません。 地域に対して補助ということですけれども、ちょっといいですか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後5時21分 休憩              午後5時21分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 澤教育部次長。 ◎教育部次長(澤和七) 休憩をおとりいただいてありがとうございます。 通学中暑さ対策としてスクールバス運行については、現時点規定では小学校ではおおむね4キロ、中学校でおおむね6キロということでございますので、現時点で夏バス運行についても香芝市小・中学校では実施しないという現状がございます。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) そのスクールバスという観点では教育部としてはできないんですけれども、市、私考えとしては、例えばその地域地域によって課題は違うので、地域協働型であったり市民提案型という形で何らかの補助金は出せないかなということは検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) ありがとうございます。 最後1個、修学旅行ってどうなりましたか。行くか行かんかだけぱっと言ってください。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 修学旅行につきましては、現時点では日程や行き先を変更して実施する予定で検討しております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今後補償、サポート等、いろいろ第2波、第3波と質問をしたかったんですけれども、ほか議員もしていただいていますので僕はこれで終わりたいと思うんですけれども、この修学旅行なんですけれども新型コロナウイルス感染症影響で自粛生活を余儀なくされていろんな行事も中止になって思い出がかなり減っていますので、児童・生徒特に最終学年思い出をつくるという意味でしっかりとつくっていってあげてほしいと思います。 以上で、一般質問を終わります。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後5時23分 休憩              午後5時23分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 以上で、3番中谷一輝議員一般質問を終わります。 お諮りいたします。 本日会議はこの程度にとどめ、9日に再開したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」と声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、そのように決定します。 本日は、これをもって散会いたします。                                 閉議 午後5時24分...