令和 2年第1回 3月定例会 令和2年第1回
香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和2年3月2日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (16名) 1番 芦 高 清 友 2番 鈴 木 篤 志 3番 中 谷 一 輝 4番 筒 井 寛 5番 福 岡 憲 宏 6番 上田井 良 二 7番 下 村 佳 史 8番 中 山 武 彦 9番 森 井 常 夫 10番 中 村 良 路 11番 関 義 秀 12番 小 西 高 吉 13番 細 井 宏 純 14番 中 川 廣 美 15番 河 杉 博 之 16番 北 川 重 信4 欠席議員 な し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 吉 田 弘 明 副市長 鎌 田 裕 康 教育長 村 中 義 男 企画部長 堀 本 武 史 総務部長 滝 村 豊 市民環境部長 南 浦 幸 次 危機管理監 笠 屋 眞 一 福祉健康部長 黒 越 頼 雄 都市創造部長(土木課長事務取扱) 上下水道部長 上 平 健 二 奥 田 芳 久 教育部長 福 森 る り 企画部理事 遠 藤 啓 財務局長(財政課長事務取扱) 地域振興局長(商工振興課長事務取扱) 仲 哲 司 津 崎 弘 美
福祉健康部次長平 山 訓 徳 上下水道部次長(工務課長事務取扱) 葛 木 好 昭 教育部次長 澤 和 七 会計管理者 赤 土 昌 功6 会議の記録・書記は、次のとおりである。 議会事務局長(議会総務課長事務取扱) 奥 山 善 弘 〃 書記 倉 谷 純7 会議の事件は、次のとおりである。 報第1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について 報第2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について 議第1号 香芝市
総合計画基本構想の議決に関する条例を制定することについて 議第2号 香芝市人権尊重のまちづくり条例を制定することについて 議第3号 香芝市
犯罪被害者等支援条例を制定することについて 議第4号 香芝市手話言語及び障がいの特性に応じた
コミュニケーション手段に関する条例を制定することについて 議第5号 香芝市の職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正することについて 議第6号 香芝市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正することについて 議第7号 香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについて 議第8号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例及び香芝市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについて 議第9号 香芝市史跡公園条例の一部を改正することについて 議第10号 香芝市
国民健康保険条例の一部を改正することについて 議第11号 香芝市印鑑条例の一部を改正することについて 議第12号 香芝市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正することについて 議第13号
香芝市営住宅条例の一部を改正することについて 議第14号 香芝市
水道事業給水条例の一部を改正することについて 議第15号 令和元年度香芝市
一般会計補正予算(第4号)について 議第16号 令和元年度香芝市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 議第17号 令和元年度香芝市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 議第18号 令和元年度香芝市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について 議第19号 令和元年度香芝市
土地取得特別会計補正予算(第1号)について 議第20号 令和元年度香芝市財産区
財産特別会計補正予算(第1号)について 議第21号 令和2年度香芝市一般会計予算について 議第22号 令和2年度香芝市
国民健康保険特別会計予算について 議第23号 令和2年度香芝市
後期高齢者医療特別会計予算について 議第24号 令和2年度香芝市
介護保険特別会計予算について 議第25号 令和2年度香芝市
土地取得特別会計予算について 議第26号 令和2年度香芝市財産区
財産特別会計予算について 議第27号 令和2年度香芝市
水道事業会計予算について 議第28号 令和2年度香芝市
下水道事業会計予算について 同第1号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第2号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第3号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第4号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第5号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第6号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第7号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第8号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第9号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第10号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第11号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第12号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第13号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 同第14号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて 諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 意見書第1号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書(案) 意見書第2号 請願採択を踏まえ「各交通事業者への働きかけを強める」意見書(案)8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。 3番 中 谷 一 輝 4番 筒 井 寛 開議 午前8時59分
○議長(福岡憲宏) 皆様おはようございます。 本日、令和2年3月第1回
香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しいところでございますが、ご出席いただきましてまことにありがとうございます。本定例会がスムーズに運営できますよう議員皆様方格段のご協力のほどをよろしくお願いいたします。 また、会議出席者は、マスクを自己判断でつけてくださって構いません、発言時も構いません。よろしくお願いいたします。 副市長より発言の許可を求められておりますので、発言を許可いたします。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) 開会前の貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 この場をおかりいたしまして、令和2年2月27日に職員1名を懲戒処分いたしました件につきまして、改めてご報告とおわびを申し上げます。 事案の内容につきましては、
福祉健康部生活支援課の課員が令和2年2月9日の午後1時35分ごろ、香芝市穴虫の市道にて自動車運転による物損事故を起こし、その際、無免許のうえ、警察官による呼気検査において基準を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転等により検挙され、その後、逮捕されました。 これらのことから、令和2年2月26日、香芝市
職員分限懲戒審査委員会を開催し、審議したなかで、翌2月27日付で懲戒免職処分を行ったものでございます。 またあわせて、上司である福祉健康部長、次長、生活支援課長の3名について、現場監督責任としての口頭厳重注意といたしました。 服務規律等の確保につきまして、常々通知並びに指導等を行ったなかで、このような不祥事が起こりましたことは遺憾であり、市民の皆様方に申しわけなく思うところでございます。まことに申しわけございませんでした。
○議長(福岡憲宏) 続きまして、市長より招集のあいさつをお受けいたします。 はい、吉田市長。
◎市長(吉田弘明) 改めまして皆さんおはようございます。 令和2年3月第1回の香芝市議会を招集させていただきました。皆様方におかれましては、大変お忙しいなか、ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 まず、冒頭には昨年12月に発生いたしました
新型コロナウイルス感染症の被害が日本全国を席巻し、不安が広がっているところであります。ご承知のとおり、本日より香芝市におきましても、小学校、中学校の臨時休業を教育委員会のほうから決断をされ、また香芝市におきましても、人が集まる、接する機会が多い春休みからゴールデンウイーク5月6日を目途に一部業務を休止し、そして貸館も休止させていただきたい、このように判断したところであります。 事態の収束が見られ次第、速やかに再開をする予定でございますが、今後も県、そして医師会並びに保健所、さまざまなところと連携を深めながら、市民の皆様においてはせきエチケット、さらには手洗い、不要不急の外出をしないと、こういったところを訴え、ご協力をいただきたいと、このように考えているところであります。 まさに災害級の事態となってございますが、昨年来、千葉県を襲った台風もしかりであります。香芝市においては、長野県に昨年職員を派遣いたしました。ことしにおきましても、1月14日から2月29日まで栃木県佐野市に派遣をさせていただき、重要な任務を終え、29日に帰ってきていただきました。経験した大切なことを庁内でも共有し、今後生かしていきたい、このように考えているところであります。 さて、香芝市においては、来年市制30周年を迎える年になり、今第5次の総合計画を立てるべく、計画を検討しているところでありまして、2月においても5回の
タウンミーティングを開催させていただいたところでございます。今後とも住みよいまちづくりを進めるための計画をしっかりと立ててまいりたいと、このように思っております。 さて、今回の議会につきましては、令和2年度におきます予算、一般会計、そして特別会計が中心になり、計46の議案を上程させていただいているところであります。特に、財政的においては、8年間のなかで皆様方のご協力と市民の理解を得ながら、重要な案件をしながらも将来負担比率や
実質公債費比率等は前倒しで目標を達成し、また経常収支比率という柔軟度を示すものについては、県下でも一番の柔軟度を誇れるようなまちとなってまいりました。 今回の予算につきましても、昨年の消費税のアップによりまして歳入が増えていく傾向にはありますが、一方で社会保障の増大というのは避けて通れないわけであります。また、本市においては、ごみ焼却場の建て直し、それから総合体育館の改修、さらには福祉センターと。さまざまなインフラの整備も含めて、待ったなしの状態が続いてございます。本年は、市長選ということでありますが、市民の緊急度、最優先を考えたなかで予算を計上させていただきました。また、補正においては、ICT、さらにはため池の事業も含めて取り組んでございますので、何とぞ慎重審議のうえ、ご理解賜りますようにお願い申し上げまして、開催のあいさつとさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより令和2年3月第1回
香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(福岡憲宏) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、3番中谷一輝議員、4番筒井寛議員にお願いいたします。
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△日程2 会期・議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程についての審査を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 はい、細井委員長。
◆議会運営委員長(細井宏純) 皆さんおはようございます。 ただいま議長のお許しを得ましたので、議会運営委員会を代表して報告をさせていただきます。 議会運営委員会は、去る2月21日に令和2年3月定例会についてを案件として開催いたしました。 まず、会期日程についてでございますが、2日本会議の初日、4日総務企画委員会、5日福祉教育委員会、6日建設水道委員会、10日から12日が予算特別委員会、16日、17日が一般質問、本会議の最終日が19日の18日間と決定いたしました。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、日程4、市長施政方針、日程5、
予算特別委員会委員の選任、日程6、報第1号、日程7、報第2号、日程8、同第1号、日程9、同第2号、日程10、同第3号、日程11、同第4号、日程12、同第5号、日程13、同第6号、日程14、同第7号、日程15、同第8号、日程16、同第9号、日程17、同第10号、日程18、同第11号、日程19、同第12号、日程20、同第13号、日程21、同第14号、日程22、諮第1号、日程23、諮第2号、日程24、
理事者提出議案提案理由説明、日程25、
理事者提出議案総括質疑、日程26、
理事者提出議案委員会付託、日程27、意見書第1号、日程28、意見書第2号、17時散会。 議会初日の日程については、以上のとおり決定いたしました。 なお、日程5の
予算特別委員会委員の選任でございますが、これまで同様に立候補制により、委員7名を選任することに決定いたしました。 また、日程27の意見書第1号は、福祉教育委員会に付託することに決定しております。 また、日程28の意見書第2号は、委員会に付託せず、本日即決することに決定しています。 次に、理事者提出議案の委員会への付託でございますが、総務企画委員会には議第1号から議第3号、議第5号から議第8号、議第11号、議第13号、議第15号、議第19号、議第20号、議第25号、議第26号を、福祉教育委員会には議第4号、議第9号、議第10号、議第16号から議第18号、議第22号から議第24号を、建設水道委員会には議第12号、議第14号、議第27号、議第28号を、予算特別委員会には議第21号をそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の提出期限については本会議初日の午後の再開時まで、もしくは午後1時30分までに提出をお願いいたします。 また、一般質問を行う順番についてでございますが、恒例によりましてくじを引いていただき、小さい番号を引いた順に一般質問を行っていただくことに決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。 これをもちまして、議会運営委員会の委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) はい、下村議員。
◆7番(下村佳史) 貴重な時間をありがとうございます。 去る2月21日の議会運営委員会におきまして、事前に連絡なしにおくれ、委員の皆様方にはご心配とご迷惑をおかけいたしました。以後、注意いたします。
○議長(福岡憲宏) 議員の皆様におかれましても、本会議、各委員会出席にあたりましては、
香芝市議会会議規則第2条及び第85条の欠席の届けに規定されているのと同様、遅刻の場合に関しても、それぞれの開議時刻開始までにその旨を届け出てください。 あわせて、理事者の皆様方も出席される組合議会、附属機関等に対しても、同様の対応をどうかよろしくお願い申し上げます。 ただいまの
議会運営委員長報告に対しての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長から報告がありましたとおり、本定例会の会期は本日2日から3月19日までの18日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、
議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は3月2日から3月19日までの18日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程案どおりでご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。
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△日程3 議長諸報告
○議長(福岡憲宏) 諸般の報告をいたします。 監査及び例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承願います。
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△日程4 市長施政方針
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、市長の施政方針をお受けいたします。 はい、吉田市長。
◎市長(吉田弘明) 本日、令和2年度一般会計予算案をはじめとする多数の重要議案等を提案し、市議会のご審議をお願いするにあたり、ここに施政方針と重要施策を中心に所信を申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 早いもので、本年は私が市民の皆様のご負託を受け、香芝市政をかじ取りさせていただいて4年を迎えるわけでございます。この間、議員各位におきましても、また多くの市民の皆様から鼓舞激励をいただきましたことを深く感謝を申し上げたいと思います。 さて、我が国の経済の行き先について、当面、弱さが残るものの、雇用、所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果をもって景気は緩やかに回復していると言えます。一方で、通商問題をめぐる動向、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域をめぐる情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加えて、消費税率引き上げ後の消費者マインドの動向、
新型コロナウイルスによる経済への影響に留意しなければならない状況となってございます。 政府は、経済再生なくして財政健全化なしの基本方針のもと、デフレ脱却、経済再生と財政健全化に一体的に取り組み、2020年ごろの名目GDP600兆円経済と2025年度の財政健全化目標の達成を目指すとしております。 また、地方財政につきましては、少子・高齢化に対応した人づくり革命や防災・減災、国土強靱化をはじめとする暮らしの安全・安心の確保など取り組みを進めるとともに、引き続き地域の実情に応じ、自主性、主体性を最大限発揮して地方創生を推進するとしており、今後もこうした国の動向を絶えず注視しながら適切に対応する必要があると考えております。 さて、本市の財政状況は、平成30年度の決算に基づく健全化判断比率におきまして、実質公債費率で16.9%、将来負担比率で101.8%となっており、いずれも前年度より改善し、早期健全化基準はクリアしております。しかしながら、依然として全国平均よりも高い数値での推移となってますことから、今後におきましてもさらなる改善に向けた取り組みを継続する必要があると考えております。 このような状況ではございますが、少子・高齢化、働き方改革を背景とした子育て環境の充実や老齢人口の増加に伴う社会保障関係経費の増大、
会計年度任用職員制度の施行、ごみ処理施設の建てかえ、老朽化の進む公共施設等の大規模な改修や維持管理への対応など、多額の財政需要が見込まれます。社会情勢の変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来世代に過度の負担を先送りしないため、限られた財源を重点的かつ効率的に配分することにより、健全で持続可能な財政運営を行ってまいります。 そこで、令和2年度予算につきましては、令和2年度は市長改選の年となり、義務的な経費や国等の補助事業など前年度より継続して実施する事業を考慮した骨格予算としながらも、第4次香芝市
総合計画後期基本計画の実現に向けた取り組みを着実に実施するとともに、未来志向で持続可能なまちづくりに向け、新たな課題にも対応しながら市民サービスの向上を第一優先に掲げ、予算を編成したところでございます。 その結果、本市の令和2年度一般会計予算額は256億2,000万円で、前年度予算に比べまして12億7,000万円の増、率にして5.2%の増となっております。 また、各特別会計の予算総額は131億6,500万円で、前年度予算と比べまして2億8,000万円の増、率にして2.2%の増となっております。 また、各公営企業会計の予算総額は62億3,438万3,000円で、前年度予算と比べまして5億3,223万4,000円の増、率にして9.3%の増となっております。 これら8会計の予算総額は450億1,938万3,000円で、前年度予算に比べまして20億8,223万4,000円の増、率にして4.8%の増となっております。 以下、総合計画の体系に沿って令和2年度の市政運営の基本方針について申し上げます。 まず、自然と調和した美しい住環境を目指すまちでございます。 環境への取り組みといたしまして、今後も引き続き循環型社会の形成に向け、ごみの減量化と資源化に重点を置き、これまでごみとして償却していたものを資源として有効活用できる地域づくりを推進してまいります。 令和2年度においては、この3月に策定予定のごみ減量と資源化の推進計画及び令和元年12月に回収品目を追加した
使用済小型家電改修事業、2月に実施したリユースイベント「ええもんクルっと市」の進捗状況をもとにごみの排出を減らす取り組み、そして資源として再利用できるようなさらなる方針を構築し、行政の責務として3R──リデュース、リユース、リサイクル──を含めた環境施策に取り組み、ごみの減量化を図ってまいりたいと考えております。 次に、都市公園につきましては、地域における触れ合いと交流の場、また災害時の一時避難空間としての重要な施設であることから、香芝市
公園施設長寿命化計画を策定し、適切な公園管理に努めております。令和2年度は、市内3カ所の公園において、トイレの改築、遊具の更新、園路等の施設改修工事を実施する予定でございます。工事の完了後は、今まで以上に快適にご使用いただけるものと考えております。 また、地域に密着した小規模な公園につきましては、住民の皆様のお声を聞かせていただき、実績に合わせた公園へと改修できるよう、計画を立ててまいりたいと考えております。
スポーツ公園事業につきましては、プール建設に伴う造成工事を継続して行うとともに、残る事業用地取得に取り組んでまいります。 次に、平成29年5月に生産緑地法の一部改正に伴い、都市農地の位置づけが農地の保全、活用を図るため、宅地化すべきものから都市にあるべきものへと大きく転換されました。現在の制度が令和4年12月に終了し、その後は土地所有者の意向により、10年単位で特定生産緑地が設定されることになります。本市におきましても、引き続き都市農地を計画的に保全し、より良好な都市環境の形成を図っていくため、新制度の運用開始に向けて令和2年度から説明会をはじめ、土地所有者等に対する意向調査など準備を順次進めてまいりたいと考えております。 次に、水道事業につきましては、安全で安心して飲める水の安定的な供給を堅持し、地震等の災害時における給水体制を確保するため、施設等の維持管理、また経営基盤の強化が求められているところでございます。 水道施設におきましては、本市の配水拠点である今泉配水場の各配水タンクについて、災害に備えるため、単独で運用できるよう、令和元年度から4期4年計画で事業を進めております。また、水道
管におきましては、老朽
管を中心に耐震
管への布設替え工事を促進するとともに、基幹
管路につきましては、国道拡幅工事と合わせて工事を行ってまいります。 次に、公共下水道事業につきましては、健全で快適な生活環境の整備と公共用水域の水質保全を図ることを目的に事業を進めており、12月末の普及率は71.6%となっております。平成30年度に事業計画の拡大を図った区域についても順次事業を推進しており、今後も効率的な整備を図ってまいります。 なお、上下水道の整備を進めるうえで、施設更新による投資費用の増大が見込まれるなか、財源確保はもとより、新素材や新工法を積極的に導入し、
管路及び
管渠の長寿命化やダウンサイジング等の設備投資の最適化によりコスト縮減に努め、持続可能な運営に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、安心して安らぎを感じることができるまちでございます。 近年、全国各地で地震や台風などの自然災害により、甚大な被害が発生しております。昨年におきましては、9月の台風15号や10月の台風19号が各地に甚大な被害をもたらしました。本市におきましては、大きな被害はなかったものの、災害に対する備えは重大な課題となっており、引き続き防災対策の取り組みに努め、特に資機材や備蓄品などの充実を図ってまいります。また、自治会や学校等での出前講座の開催や自主防災組織と協働による防災訓練などの実施により、防災意識の向上に努めてまいります。 次に、消防団活動につきましては、耐震強度不足による第5分団機庫の建替工事を予定しております。また、令和2年度は2年に1回の消防操法大会の年でございます。今回は、第1分団が出場する予定となっており、優勝を目指し、4月から訓練を始める予定でございます。今後におきましても、市民の生命、財産を守るために、火災や地震などによる大規模災害を想定した訓練を実施し、地域防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、地震に強いまちづくりの推進のため、耐震化への意識啓発や無料耐震診断、耐震改修工事補助等を実施することにより、住宅の耐震化を促進してまいります。また、民有地の危険なブロック塀につきましては、倒壊による通行者への人的被害の防止や避難経路を確保するため、令和2年度におきましても撤去費用の一部を補助し、危険なブロック塀の撤去を推進してまいりたいと考えております。 次に、大和川流域の各自治体におきましては、既存のため池を活用し、一時的に
雨水を
貯留するなど、河川や水路への流出量を抑制し、洪水の発生を軽減する総合的な対策に取り組んでおります。令和2年度は、瓦口地区2カ所のため池において工事を予定しております。また、畑地区のため池においては基礎調査が完了し、4カ所で事業効果が見込まれるとの結果であったことから、地元調査を行い、ため池を活用した流域
貯留浸透事業を推進してまいります。 また、台風等による豪雨や大規模な地震により農業用ため池が被災するおそれがあるなか、担い手不足などによりため池の適正な維持管理が困難となることが懸念されております。ため池が有する農業用水の供給機能の確保を図りつつ、防災・減災対策の強化を図る措置を講ずるために、新たに農業用ため池の管理及び保全に関する法律が施行され、令和2年度におきましては、国の制度を積極的に活用し、防災重点ため池のハザードマップ作成、ため池の諸元調査、ため池耐震性調査を行ってまいります。今後も引き続き、市内全域にあるため池の防災・減災対策の強化を図ってまいります。 次に、防犯対策につきましては、全国及び本市におきましても刑法犯発生件数は年々減少傾向にあるものの、全国的には子供や女性が被害となる事件や高齢者を狙った特殊詐欺などが発生しており、不安を抱く人は少なくない状況です。犯罪を未然に防ぐためにも、警察署、自治会で活動されている防犯ボランティアの皆様や各種団体とのさらなる連携に努め、防犯意識の向上や自主防犯活動の促進を図り、安心して暮らせる犯罪に強いまちづくりに努めてまいります。 次に、交通安全対策につきましては、高齢ドライバーによる重大な事故の増加、自転車事故における高額賠償事例の発生など、社会情勢及び市民を取り巻く交通環境は変化し、奈良県における自転車の賠償責任保険の加入義務など見られるよう、さらなる交通安全対策を求められているところでございます。市内各小学校区の危険箇所を中心に朝の街頭立哨や交通巡視を引き続き行うとともに、自転車賠償責任保険の加入促進や警察署と連携をとり、ドライビングスクールや自転車講習会などを実施し、交通事故防止の啓発を積極的に行い、交通事故のない安全・安心なまちづくりに努めてまいります。 次に、快適で便利なまちでございます。 当初策定から5年が経過いたしましたバリアフリー基本構想におきましては、これまでの事業の進捗状況や問題点等を踏まえ、見直しを実施いたしました。令和2年度以降は、重点整備地区内の公共施設や道路において、ユニバーサルデザインを取り入れたハード整備を推進するとともに、ソフト面におきましても、心のバリアフリーを広め、お年寄りや障害をお持ちの方に対する思いやりのある優しい心を市民とともに育んでまいりたいと考えております。 また、継続して取り組んでおりますJR香芝駅のバリアフリー化につきましては、令和2年度に詳細設計、令和3年度及び令和4年度の2カ年で工事が実施される予定でございます。本市といたしましても、事業が円滑に進むよう、鉄道事業者及び国、奈良県と連携し、香芝駅のバリアフリー化に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、公共交通の充実につきましては、コミュニティバスやデマンド交通の相互補完により、市民の皆様の通院や買い物等の日常生活を支える移動手段の確保に取り組んでまいりました。今後につきましては、令和元年度から着手しております地域公共交通網形成計画の策定を行い、コミュニティバスやデマンド交通、またほかの地域公共交通機関におけるそれぞれの特性を生かし、役割分担、連携により、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成を目指してまいります。 また、駅周辺の整備につきましては、本市の特色である駅機能の充実を図るため、利便性の向上及び安全性の確保、また駅を生かした土地利用の促進に取り組んでおります。近鉄二上山駅につきましては、用地の境界確定が完了し、区域内の建物や工作物について補償調査を行い、令和2年度におきましては用地取得を実施し、令和3年度に駅前広場の工事を実施してまいりたいと考えております。 次に、都市計画道路の整備につきましては、円滑な交通の流れを確保し、安全で快適な都市生活と機能的な都市活動の基盤となるインフラ整備を目的として、継続的に取り組んでいるところでございます。スポーツ公園に関連する都市計画道路畑分川線及び尼寺関屋線につきましては、スポーツ公園のプール区域に隣接する区間の事業用地取得及び整備工事に取り組んでおります。また、王寺町域付近の都市計画道路畑分川線の整備につきましては、令和2年度も引き続き盛土工事を行う予定でおります。 次に、国により進められております国道165号香芝柏原改良事業につきましては、本市が用地国債制度を活用したことにより、約1万7,200平方メートルの事業用地を取得しております。今後につきましては、残りの用地取得は国の直轄予算で行われ、一団の事業用地の確保により、調査及び工事施工等が順次進められていく予定でございます。 また、奈良県により進められておられます国道168号線香芝王寺道路整備事業につきまして、令和元年度は旭ケ丘団地東入口交差点前後400メートルを重点的に事業用地の取得に取り組まれました。令和2年度におきましては、竹田川から西名阪交差部までの間で一部の水路工事や仮歩道工事が実施される予定でございます。今後におきましても、無電柱化も実施される4車線化工事が早期に着工されるよう、本市も事業協力してまいります。 次に、市内の生活道路におきましては、防災性及び住環境の向上を図り、安全で快適なまちづくりを推進するため、道路の新設、拡幅整備を行ってまいります。令和2年度におきましては、尼寺地区の新設道路の完成を予定しており、狐井地区においては道路拡幅のための事業用地を取得し、一部工事を実施する予定でございます。今後におきましても、地元の皆様の協力のもと、道路環境の改善に努めてまいります。 次に、心豊かに健康に暮らせるまちでございます。 総合福祉センターにつきましては、開設後20年以上が経過し、建物及び設備の劣化が著しく、中規模改修を実施すべく、令和元年度におきましては、設計業務をはじめとした取り組みを進めてまいりました。令和2年度におきましては、中規模改修工事に着手してまいります。 次に、地域福祉計画につきましては、平成28年度から5カ年を第2期計画期間としており、終了時期を迎えますことから、次期計画の策定に着手し、地域福祉の推進に向けて取り組んでまいります。 次に、医療体制の充実につきましては、令和2年2月4日から日本骨髄バンクが実施する事業において、骨髄等の提供を行った者に対し、骨髄移植ドナー支援事業助成を実施し、骨髄等の提供に伴う身体的、精神的、そして経済的な負担の軽減が図られるよう、支援をしてまいりたいと考えております。 次に、葛城地区の2次救急医療体制につきましては、救急搬送に対する応需率が大きく改善し、体制整備を行った効果があらわれていると考えています。この充実した救急医療体制の整備や取り組みについて、市民の皆様に安心していただけるよう、広報啓発などを行い、今後につきましても安全・安心のまちづくりを進めてまいります。 次に、がん検診推進事業につきましては、香芝市医師会のご協力により、肺がん検診について医療機関で受診することができる個別検診を予定しております。このことにより、特定健診と同時に受診できるようになり、受診者の利便性の向上が図られるものと考えております。 予防接種事業につきましては、約3年間をかけて実施する風疹の予防接種事業が2年目を迎えます。2年目の対象者である昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの男性約5,600人に対しまして、4月にクーポン券を送付する予定をしております。また、令和2年10月から乳児のロタウイルスワクチンが定期接種化されます。予防接種対象者への周知を積極的に行い、受診率の向上を図り、感染症の拡大予防と重症化予防に努めてまいります。 次に、香芝市における65歳以上の高齢者数は1万8,000人を超え、包括的支援事業の適切な実施に向け、令和2年4月から市内1カ所の地域包括支援センターを3カ所に細分化し、利便性及び市民サービスの向上を図ってまいります。 また、令和2年度は第7期介護保険事業計画においての最終年度となり、次期第8期介護保険事業計画の策定年度となることから、これまでの実績を踏まえ、介護保険、高齢者福祉に関する意識調査の結果等、評価分析を行い、次期計画の策定を進めてまいります。 次に、令和2年度が最終年度となる第5期障害福祉計画、第1期障害児福祉計画につきましては、今後も継続して障害者福祉に資するため、検証を踏まえ、次期計画の策定を行い、ニーズに合ったサービスの充実に努め、障害の有無にかかわらず、自分らしく暮らすことのできる人に優しいまちづくりを目指してまいります。 次に、国民健康保険につきましては、疾病の早期発見、早期治療及び健康増進を図るため、特定健康診査を無料化するとともに、人間ドック助成につきましても増額し、健康意識の高揚を図ってまいります。 次に、生活保護施策につきましては、支援を要する人の生活を保障するとともに、その自立を助長するという生活保護制度の基本理念のもと、最大限の支援を行い、自立の助長を促進するとともに、医療扶助の適正化、不正受給の厳正な対処に努めてまいります。また、生活困窮者の自立支援施策につきましては、相談窓口の周知を徹底するとともに、広域就労準備支援事業との連携を密にし、包括的かつ効果的な取り組みを進めてまいります。 次に、次代を担う育ちを見守り、誰もが生涯輝いていられるまちでございます。 家庭をめぐる状況の変化のなかで、家庭教育充実の必要性は今まで以上に求められております。家庭教育学級は、児童・生徒の健全育成を目指し、その原点となる家庭の教育力を向上させるため、児童・生徒を取り巻く大人が学校、地域社会と連携を図りながら子供の発達段階に応じた家庭教育の意義や役割、児童の人権を守ることについて学習することを目的に実施しております。今後も引き続き、学習機会の提供と学級活動の支援に努めてまいりたいと考えております。 次に、就学前教育・保育の充実につきましては、公立幼稚園、保育所の再編等に関する基本方針に基づき、地域や保護者の皆様方の理解を得ながら、新たな小規模保育事業者の公募、公立幼稚園こども園化の準備を含め、第1期事業計画を推進してまいります。子育てする若い世代にこのまちで子育てしてよかった、このまちに住み続けたいと感じていただけるよう、就学前教育・保育の充実に努めてまいります。 次に、学校施設関係につきましては、現在策定中の学校施設等長寿命化計画に基づき、トイレの洋式化も含め、良好な教育環境の整備に取り組んでまいります。 次に、令和2年度から全面実施される新学習指導要領に対応し、より主体的、対話的で深い学びを実現するため、児童・生徒1人1台の教育用パソコンの配置に向け、高速かつ大容量の通信環境の整備を実施してまいります。また、教職員が子供たちと向き合える時間を増やすため、教職員用校務支援システムの導入に向け、検討を進めてまいります。校務の効率化を図るとともに、教職員のワーク・ライフ・バランスと教育の質の向上を目指してまいります。 また、新学習指導要領の実現に向けた取り組みといたしまして、授業時間の確保とともに、児童・生徒の教育活動に本来のゆとりを生み出しつつ、教職員の負担の平準化を行うことを目的として、令和2年度から夏期休業の短縮を実施したいと考えております。子供たちの学びの充実のため、各関係機関と連携し、進めてまいりたいと考えておりますので、市民の皆様にもご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 次に、教職員の働き方改革につきましては、平成30年度末に策定した業務改善方針に基づき、香芝市立学校における働き方改革推進協議会を設置し、具体的な取り組みとなる実施計画を取り決めてまいりました。働き方に関する啓発文書を発行するとともに、教職員を対象とした意識、実態調査を行い、現場の教職員や有識者、地域の方々を含めた協議により取りまとめたもので、令和2年度におきましては、計画を実行に移し、業務の見直しや意識改革を進めるとともに、学校への支援体制を充実させてまいりたいと考えております。 次に、特別支援教育につきましては、近年、特別支援学級に在籍する児童・生徒のほか、通常学級に在籍しながら特別な支援を必要とする児童・生徒の割合が増加傾向にあります。特別支援教育支援員の配置について拡充を行い、よりきめ細やかな支援を行ってまいります。 次に、開かれた学校づくりの推進につきましては、令和3年度末を目標に市内14小・中学校すべてに学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクール化を目指し、取り組みを進めており、令和元年度におきましては5校がコミュニティ・スクールとなっております。令和2年度から新たに5校が加わる予定であり、今後におきましても、学校、保護者、地域の方々が子供たちの健やかな成長にかかわり、参画、協働の体制を広げてまいりたいと考えております。 次に、中央公民館におきましては、指定管理者制度の導入により、民間のノウハウを生かし、各種講座の充実や施設、設備の適切な運営が行われております。今後も指定管理者と連携を図り、生涯学習活動の拠点施設として、各種情報の発信や市民の皆さんの学習意欲を高揚させる講座の開設、また質の高い文化芸術の提供に努めてまいります。 総合体育館につきましては、耐震、大規模改修工事を実施しており、順調に進むよう、工程管理に努めてまいります。工事期間中は、市民の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 次に、市民図書館におきましては、主催事業としての講座や講演会を開催するだけではなく、市民が主体的に行う学習や研究、またその成果の発表の場を提供し、地域文化の創造の場、生涯学習の場、幅広い世代が集うコミュニティの場となるよう、取り組みを進めてまいります。 次に、学童保育所につきましては、引き続き指定管理者と連携し、放課後児童の健全育成に努め、子育て世代の支援となるよう、働きやすい環境の整備に取り組んでまいります。 次に、子育て家庭への施策を総合的に推進するための基本的な指針として、第2期子ども・子育て支援事業計画を策定いたしました。今後につきましては、計画に基づき、本市に応じた質の高い幼児期の教育・保育及び地域子育て支援事業の充実に努めてまいります。また、地域すべての子供とその家族を対象に子ども家庭支援員と虐待対応専門員が相談や訪問、関係機関との連携調整等のソーシャルワーク機能を担い、継続的な支援を行うことができるよう、子ども家庭総合支援拠点の整備を目指してまいります。 次に、みんなでつくる豊かで将来性のあるまちでございます。 商工業の振興につきましては、市内企業の競争力の強化、新規創業の促進、新たな起業の立地に向けて制度の充実を図り、引き続きさまざまな事業を展開してまいります。企業立地推進事業として、これまで企業立地推進条例に基づき、事業認定を受けた2つの事業所に対しまして補助金の交付を行ってまいりました。令和2年度におきましても、新たな企業立地の予定を確認しており、香芝市における新たな雇用の創出、新しい人の流れが見込まれることと考えております。 次に、観光の振興につきましては、市内の観光資源であるどんづる峯の保全と観光地として活用するために、令和元年度から基礎調査を実施しております。現在の自然景観を損なうことなく、多くの方に末永く訪れていただくために、どんづる峯を継続的に整備してまいりたいと考えております。今後につきましても、市内に点在する観光資源について、さらなる魅力向上に努め、市内外の観光客が集うことができるよう、近隣自治体との観光連携事業を実施し、PR活動を推進してまいりたいと考えております。 次に、新たな農業振興の一環といたしまして、平成25年に奈良県産業振興総合センターにおいて研究報告がなされていた多収米による酒造試験についてを参考に、米粉の原料として本市で作付されている多収米品種のホシアオバを酒米とした日本酒づくりを行い、香芝市の新たなブランド商品である新酒「呑鶴」が完成いたしました。1月には大阪での香芝市プロモーションイベントにおいて「悠久の光」とともに試験販売を行いました。令和2年度も引き続き、香芝の新たなブランドとして「呑鶴」が認識されるようPRするとともに、農家及び酒蔵が連携し、香芝の米を使った日本酒づくりが継続していけるよう、取り組んでまいります。 また、遊休農地解消活動の一環として、保育所、幼稚園の子供たちや福祉団体、JAと連携し、遊休農地で農作物を生産する活動を農業委員会で実施しております。このような活動もあわせて、耕作放棄地の解消や担い手育成、食育へとつながるよう、香芝市の農業政策を継続して推進してまいります。 次に、人権啓発につきましては、誰もが性別、国籍等にかかわらず、お互いの多様性を認め合い、支え合う共生社会を実現し、個性と能力を十分に発揮できるよう、人権尊重のまちづくりについて市の方針を明確にし、さまざまな人権課題について人権尊重の啓発活動に取り組むとともに、新たに犯罪被害者等の支援に関する基本理念を定め、犯罪に巻き込まれた被害者等の必要とする施策を総合的に推進してまいります。 次に、男女共同参画の推進につきましては、女性活躍推進のため、子育て女性のための就職相談やマザーズセミナー、男性の育児推進を目的とした男性いきいきセミナーのイベント等を開催し、男女共同参画のさらなる推進に向けて、ワーク・ライフ・バランスや女性活躍の推進、男女平等社会の実現を目指した取り組みを一層進めてまいります。 次に、自治振興につきましては、自治会が自主的に取り組む安心・安全な住みやすいまちづくりのために、本市におきましては防犯灯のLED化を促進し、電気使用量及び維持管理費の削減、環境への配慮を目的に補助金を交付しております。また、防犯カメラの設置補助金や地域住民の連絡網整備を目的とした有線・無線放送設備補助金、災害等による火災の初期消火に対応するための消防設備に対する補助金等、きめ細かい支援により、活力あふれる地域力の源である自治会を引き続き支援してまいります。 次に、文化施設につきましては、令和2年度から令和6年度までの5年間を期間とした指定管理者による管理運営が新たに始まります。指定管理期間が5年間となったことにより、運営面において人材確保と育成期間の確保が図られ、長期的に質の高い安定したサービスを提供していただけるものと考えております。今後におきましても、質の高い文化芸術と市民サービスのさらなる向上及び効率的な運営に取り組んでまいります。 次に、二上山博物館につきましては、指定管理者導入後、照明のLED化や案内表示の追加など観覧者の利便性の向上に努めております。また、博物館友の会ふたかみ倶楽部も2年目を迎え、会員数は平成30年度比で約1.5倍の164名となり、映画会やストーンアート、日本書紀の読書会など、新たな講座も積極的に開催されております。また、国史跡平野塚穴山古墳の整備事業が完了することから、平野塚穴山古墳を特別展のテーマに取り上げ、講演会等を開催いたします。平野塚穴山古墳の整備事業に伴う発掘調査で、高松塚古墳など飛鳥地域を代表する古墳との関連性が高いことが判明し、マスコミで大きく報道されたことから、国史跡尼寺廃寺跡とともに、魅力ある歴史資産を積極的に活用してまいりたいと考えております。今後とも指定管理者と連携し、博物館の活性化と博学連携教育も含め、学習環境の充実を図ってまいります。 また、令和2年度におきましては、天皇陵との説もある狐井稲荷古墳の発掘調査に着手し、狐井城山古墳とともに、将来的に国の史跡指定を目指し、進めてまいりたいと考えております。 次に、市民の信頼を得られる最適経営の自立したまちでございます。 令和2年度は、第4次総合計画の最終年度となることから、現在、令和3年度からの第5次総合計画の策定に向け、市民意識調査をはじめ、
タウンミーティングや都市経営市民会議においてご意見をいただくとともに、若手職員によるチームで検討を重ねているところでございます。令和2年度内に本市の将来像やまちづくりの基本方針、政策等をまとめ上げていきたいと考えております。 次に、マイナンバーカードの普及におきましては、休日や市主催イベント等において職員による無料写真撮影を含めた臨時窓口を開設し、令和2年1月末現在、申請率20.92%、交付率17.42%となっております。マイナンバーカードの普及とマイナンバーカードの利活用の促進に関する方針が国において決定され、令和2年度におきましては消費活性化策としてマイナポイント事業、また令和3年3月からはマイナンバーカードの健康保険証利用が予定されており、引き続き無料写真撮影等を実施し、マイナンバーカードの普及に努め、住民票等のコンビニ交付の利用促進につなげてまいりたいと考えております。 次に、市が所有する建築物につきましては、香芝市公共施設等総合管理計画に基づき、計画的に施設の維持管理を行い、効率的な整備、長寿命化を図っております。令和2年度は、施工中の総合体育館も含め、22施設の改修及び建替工事を実施する予定でございます。また、16施設については、改修計画策定を目的とした設計業務を実施する予定でございます。 次に、Pay-easy口座振替受け付けサービスは導入から2年がたち、令和元年度におきましては、12月末現在、市税、保険料、水道料金、保育料を合わせ517件の申し込みがあり、累計で1,347件となっており、継続的に利用者数が増えております。引き続き、納税者の利便性の向上に努めてまいります。 次に、市税の徴収業務につきましては、長期間にわたる滞納を防ぐため、早期に滞納者との納付交渉を行い、分納計画に基づく納付の有無を適宜確認しております。また、差し押さえにつきましては、現年課税分においても実施し、未納額の削減に取り組んでいるところでございます。今後におきましても、自主財源の柱である市税収入の確保のため、奈良県との協働徴収を実施し、徴収力の強化を図り、多角的な滞納整理に努めてまいります。 また、保険料につきましては、被保険者の高齢化など構造的な問題があるなか、負担の公平性の確保を図るとともに、滞納者に早期の納付相談を促し、生活状況や財産状況など個々の実情を十分把握し、きめ細やかな対応に努めてまいります。 以上、総合計画の体系別に令和2年度の市政運営の基本方針を申し上げました。令和という新しい時代を進んでいくなかで、働き方改革及びさらなるICT化などさまざまな課題に対し、新しい発想を持って改善に取り組み、魅力のある、将来にわたって持続可能な付加価値の高いまちを築くべく、全力を尽くしてまいる所存でございます。 どうか議員各位におかれましては、今後の市政運営について格別のご理解と、そして一層のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、施政方針とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(福岡憲宏) ここで、予算特別委員会の設置についてお諮りいたします。 議第21号の審査については、香芝市議会委員会条例第5条の規定により7人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、7人の委員で構成する予算特別委員会を設置することに決定いたします。 暫時休憩いたします。 午前9時56分 休憩 午後1時30分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。
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△日程5
予算特別委員会委員選任
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、予算特別委員会の委員の選任を行います。 委員の選任については、香芝市議会委員会条例第6条第1項の規定により私のほうから指名したいと思います。 委員、北川重信議員、中川廣美議員、小西高吉議員、中山武彦議員、下村佳史議員、筒井寛議員、中谷一輝議員、以上でございます。 予算特別委員会の委員の選任について、ただいま指名しましたとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、報告したとおり選任することに決します。 なお、休憩中に予算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選していただいておりますので、報告いたします。 委員長に北川重信議員、副委員長に中谷一輝議員。 以上でございます。
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△日程6 報第1号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
△日程7 報第2号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、日程6の報第1号及び日程7の報第2号の2議案を一括議題といたします。 理事者から、報第1号及び報第2号についての提案理由説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) ただいま提案のありました報第1号及び報第2号の損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告についての提案理由の説明を申し上げます。 まず、報第1号でございます。 本案は、公用車の運行に起因して発生した自動車事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項第5項の規定により令和元年12月24日に専決処分をいたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、報第2号でございます。 本案は、公用車の運行に起因して発生した自動車事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項第5項の規定により本年2月12日に専決処分をいたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり報第1号、報第2号につきましての報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの説明に対しまして何かお聞きになりたいことはございませんか。 はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 一括でございますが、報第1号につきまして。 午後6時5分という時間であること、それから場所が奈良ホテルであるということ、所管課が秘書広報課であるということ、公用車の事故であるということでありますので、一体何のどのような内容の公用でここへ出向くことに至り、事故に至ったのか、どういう理由でそこにいたのかということについて、具体的に詳しく報告してください。
○議長(福岡憲宏) はい、堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) ご答弁申し上げます。 連合奈良結成30年記念の招待会、レセプションにおいて市長が来賓として招かれまして、開会が16時というところのなかで行かれたというところでございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) それは、来賓であったということでありますので、会費等、その参加費等については、徴収があり、支払いをしたのかどうかということ、それからそのレセプションの、それは概要で結構です、どのような内容であったのかということについてお聞きします。
○議長(福岡憲宏) はい、堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) まず、レセプションの内容につきましては、労務、労働関係の意見交換会であったというふうに認識をしてございます。会費のほうですけれども、5,000円ということで、交際費のなかから支出をいただいてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 私は、国民民主党所属の議員でありますので、連合という労働組合の集まりでありますその連合奈良は支援団体であり、友好団体であり、私もその会には、私は非常勤の特別職でありますので、勤務時間外であり、かつ当然のことながら私費で、私の費用、自分のお金で会費を払い、参加しておるわけでありますが、今具体的に詳しくというふうに言ったにもかかわらず、労働関係の意見交換会、労働関係諸問題の意見交換会ということでありましたが、レセプションというのは総会があって、30周年記念の記念式典があり、その記念式典にあいさつをするために来賓で行っていたのではないですね。その後、そういう式典の打ち上げとして飲食を伴う、お酒、アルコールも出る、その席に参加していたわけですよね。それを税金からお金を払って、それに参加し、それは来賓出席要請があれば、それは公務とみなされるわけですか。税金でアルコールを含む飲食をしたという疑いを持たれても仕方がない状況だというふうに考えるんですが、公務としての妥当性、それからそれに対して公金を支出するということの妥当性ということについては、いかがですか。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 市長の公務につきましては、小さな部分でございましたり、大きな部分でございましたり、いろんな部分で出席をしていただいている部分もあろうかと思いますけれども、今回連合奈良というところのなかでは、我々が把握してございますのは、日本におきましても最大級の労働組合組織というふうに私のほうは認識してございまして、そういった大きな組織のなかで出席された面々も、私が把握しておりますのは、奈良県知事をはじめとしてほかの市町村もほぼ出席をされているという状況も鑑みまして、公務として妥当性があるのかなというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) お金の使い道に対して、税金に公費。 はい、堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) ですので、組織規模でございましたり、人数規模でございましたり、そういったもので公費と市長個人の私費とで区分をさせていただいているような状況でございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにありませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、報第1号及び報第2号については報告を受理いたします。
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△日程 8 同第 1号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程 9 同第 2号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程10 同第 3号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程11 同第 4号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程12 同第 5号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程13 同第 6号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程14 同第 7号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程15 同第 8号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程16 同第 9号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程17 同第10号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程18 同第11号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程19 同第12号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程20 同第13号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程21 同第14号 香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、日程8の同第1号から日程21の同第14号の14議案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) ただいま提案のありました同第1号から同第14号までの香芝市農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについての14議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、令和2年3月31日をもって任期満了となる香芝市農業委員会委員につきまして、同第1号、寺口喜夫氏、同第2号、福田武氏、同第3号、平山芳司氏、同第4号、高谷保男氏、同第5号、高岡平典氏、同第6号、奥山孝一氏、同第7号、山本一男氏、同第8号、尾田正幸氏、同第9号、畑山佳央氏、同第10号、田中修氏、同第11号、縄田多賀司氏、同第12号、田中文洋氏、同第13号、窪田昭子氏、同第14号、甲本京子氏、以上の14名を任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、それぞれ議会の同意を求めるものでございます。 皆様、農業委員としてふさわしい方でございますので、何とぞよろしく原案同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの説明対しまして、質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、同第1号から同第14号の14議案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 同第1号から同第14号は、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、同第1号から同第14号については、原案のとおり同意することに決定いたしました。
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△日程22 諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
△日程23 諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、日程22の諮第1号、日程23の諮第2号の2議案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) ただいま提案のありました諮第1号、諮第2号の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 まず、諮第1号でございます。 本案は、本年6月30日付で人権擁護委員を任期満了となる大島久美子氏につきまして、引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものでございます。 なお、本人は、現在葛城人権擁護委員協議会における子ども人権委員会に属され、積極的に活動をされておられ、現任期満了後におきましても引き続き任務を全うされる所存でおられますので、何とぞよろしく原案にご承認賜りますようお願い申し上げます。 次に、諮第2号でございます。 本案は、本年6月30日付で人権擁護委員を任期満了となる五百倉英明氏の後任といたしまして、新たに西本辰雄氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により意見を求めるものでございます。 なお、本人は教職員として長きにわたり子供と家庭に関するさまざまな相談に応じてこられた経験をお持ちの方でございますので、何とぞよろしく原案にご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの説明に対しまして、何かお聞きになりたいことはございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) お諮りいたします。 まず、諮第1号について原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、諮第1号については原案のとおり承認することに決定いたしました。 次に、諮第2号について原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、諮第2号については原案のとおり承認することに決定いたしました。
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△日程24
理事者提出議案提案理由説明
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、理事者提出議案の提案理由説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) 提案いたしております議案につきまして提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第1号香芝市総合計画基本構想の議決に関する条例を制定することについてでございます。 本案は、香芝市
総合計画基本構想を策定するにあたりまして、当該基本構想の趣旨とその重要性に鑑み、議会の議決事項とするため地方自治法第96条第2項の規定により、本条例を定めるものでございます。 次に、議第2号香芝市人権尊重のまちづくり条例を制定することについてでございます。 本案は、多様化している人権課題に対し、市、市民等が協力し、より一層人権尊重の理念の普及を推進する必要があるため、本条例を制定するものでございます。 主な内容といたしましては、人権尊重のまちづくりに関し、基本理念を定め、市の責務等を明らかにし、人権に関する施策について基本的事項を定めるものでございます。 次に、議第3号香芝市
犯罪被害者等支援条例を制定することについてでございます。 本案は、犯罪被害者等基本法の規定に基づき必要な施策を実施するため、本条例を制定するものでございます。 主な内容といたしましては、犯罪行為等によって被害を受けられた本人やその遺族等が平穏な日常生活を営むために必要となる支援について、基本理念と当該支援施策の実施に係る基本的事項を定めるものでございます。 次に、議第4号香芝市手話言語及び障がいの特性に応じた
コミュニケーション手段に関する条例を制定することについてでございます。 本案は、すべての市民が障害の有無にかかわらず、互いに人格と個性を尊重し、支え合うことによって自分らしく豊かに暮らすことができる地域共生のまちづくりを実現することを目的として、手話が言語であることの理解の促進並びに障害の特性に応じた
コミュニケーション手段の理解及び利用の促進のため、本条例を制定するものでございます。 次に、議第5号香芝市の職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、地方公務員法第31条の規定に基づく服務の宣誓について、任用形態の多様化及び
会計年度任用職員の任用制度の導入に伴い、本市の実情に合わせた見直しを行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第6号香芝市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、フルタイム
会計年度任用職員の公務上の災害等に対する補償を定めるため、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、当該職員に係る公務災害等の補償基礎額を新たに定めるものでございます。 次に、議第7号香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令により、公職選挙法施行令の一部が改正されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、投票管理者についての交代制が可能になったことに伴う報酬額等の整備を行うものでございます。 次に、議第8号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例及び香芝市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、時間外勤務手当等の算定基礎となる勤務1時間当たりの給与額の算出方法について、労働基準法に準拠した基準に見直しを行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、当該時間単価の算出に用いる1年間の勤務時間を法定労働時間から祝日及び年末年始の休暇を減じて算出した時間に改正するものでございます。 次に、議第9号香芝市史跡公園条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、平野塚穴山古墳史跡公園を広く市民の利用に供する施設として設置するため、地方自治法第244条の2第1項の規定により本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第10号香芝市
国民健康保険条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の施行等に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、令和6年度の県内統一保険料水準に向けた保険料率の見直しを行い、国民健康保険料の基礎賦課限度額を引き上げるとともに、保険料の被保険者均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準の引き上げを行うものでございます。 次に、議第11号香芝市印鑑条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を諮るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、成年被後見人の欠格条項に係る規定の見直しを行い、一定の要件を満たした場合には、成年被後見人が印鑑の登録を受けることができるようにするものでございます。 次に、議第12号香芝市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、道路構造令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、自転車通行帯の設置に関する基準を当該政令どおりの内容で定めるものでございます。 次に、議第13号
香芝市営住宅条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、民法の一部を改正する法律等により、民法等の一部が改正され、本年4月1日に施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、市営住宅入居者の保証人における債務保証の限度額を設定するものでございます。 次に、議第14号香芝市
水道事業給水条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、水道事業の経営健全化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容といたしましては、水道料金及び下水道使用料の算定の基礎となる水量の点検を隔月に実施するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議第15号令和元年度香芝市
一般会計補正予算(第4号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億3,629万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ249億6,624万1,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、国の補正予算(第1号)に伴う事業といたしまして、ため池防災対策調査計画事業、橋梁点検及び長寿命化修繕事業、小・中学校ICT教育環境整備事業、また退職者の増に伴います退職手当などの増額を行う一方で、年度末における予算の執行状況を把握したなかで不用額等の減額を行い、あわせて国県支出金等の歳入額の確定による財源調整を行うものでございます。 歳出の主なものは、総務費の一般管理費で1億5,777万8,000円、財産管理費で1億141万1,000円、民生費の障害福祉費で3,944万6,000円、農林商工費の農地費で1億360万2,000円、土木費の道路維持費で4,527万5,000円、教育費の小学校費の学校管理費で2億5,410万8,000円、中学校費の学校管理費で2億572万3,000円などの増額補正及び施設型給付費、医療扶助費、請負差金、人件費の不用額等の減額補正でございます。 また、歳入につきましては、歳出の増額補正に伴います財源として国県支出金、繰越金等の増額を求めたものでございます。 第2表の繰越明許費補正につきましては、奈良県公立小・中学校空調設備設置緊急支援補助事業など14事業におきまして繰越明許費の設定をするものでございます。 第3表の地方債補正につきましては、起債枠の決定に基づく地方債の限度額の変更をするものでございます。 次に、議第16号令和元年度香芝市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,231万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ69億6,700万3,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、総務費で473万円、保険給付費で480万円を減額し、国民健康保険事業費納付金で1,996万7,000円、基金積立金で2,548万1,000円、諸支出金で639万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。 なお、歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源として繰入金及び繰越金などの増額を求めたものでございます。 次に、議第17号令和元年度香芝市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,664万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億164万2,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、総務費で152万円を減額し、後期高齢者医療広域連合納付金で3,816万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源として後期高齢者医療保険料及び繰越金の増額並びに繰入金の減額をするものでございます。 次に、議第18号令和元年度香芝市
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億720万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ46億2,083万1,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、介護サービスに係る保険給付費で8,000万円、地域支援事業費で1,658万円の減額を行うものでございます。それに伴う歳入につきましては、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等について減額するものでございます。 次に、議第19号令和元年度香芝市
土地取得特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,063万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億936万8,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、公債費の元金、利子を減額するものでございます。これらに伴う歳入につきましては、財産収入等を減額補正するものでございます。 次に、議第20号令和元年度香芝市財産区
財産特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ116万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,084万円とするものでございます。 補正の内容につきましては、歳出につきましては、地元公共事業費におきまして、地元公共事業交付金で86万円、一般会計繰出金で30万円の減額を行うものでございます。なお、歳入につきましては、歳出の補正に伴いまして、その財源でございました地元公共事業積立基金繰入金を減額するものでございます。 次に、議第21号令和2年度香芝市一般会計予算についてでございます。 令和2年度の香芝市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ256億2,000万円で、前年度当初予算と比較いたしまして12億7,000万円の増、率にして5.2%の増となっております。 新年度予算は、義務的経費や国等の補助事業などにより、前年度より継続して実施する事業を考慮した骨格予算としながらも、緊急な対応を必要とする経費等について、必要所要額を計上し、市民生活に影響が生じないように予算編成を行っております。 主な新規、主要事業といたしまして、総務費では第5次香芝市総合計画策定事業、旧公民館等再編計画事業、犯罪被害等支援事業、移住支援事業、民生費では総合福祉センター中規模修繕事業、第3期地域福祉計画策定事業、第6期障害福祉計画策定事業、子ども家庭総合支援事業、衛生費では骨髄移植ドナー支援事業、ロタウイルスワクチン予防接種事業、ごみ減量再資源化の推進事業、農林商工費では企業立地推進事業、緊急森林被害対策事業、土木費では鉄道駅バリアフリー化事業、流域
貯留浸透事業、尼寺関屋線、畑分川線整備事業をはじめとする街路整備事業、スポーツ公園整備事業、消防費では消防団第5分団機庫建替事業、防災用品備蓄事業、教育費では教職員の働き方改革事業、保育所緊急整備事業、総合体育館耐震長寿命化事業、狐井稲荷古墳発掘調査事業となっております。 その他につきましては、住民福祉の充実、都市基盤整備など、前年度より継続して実施する事業が主な歳出の内容となっております。 歳出の性質別経費の構成比では、人件費、扶助費、公債費の義務的経費は52.4%、消費的経費は15.2%、投資的経費は10.5%、その他の経費は21.9%となってございます。 歳入におきましては、市税をはじめ、国県支出金の財源確保と起債の活用等を図りながら、収支の均衡保持に努めてまいりたいと考えております。 第3条の債務負担行為につきましては、コミュニティバス運行事業を含め、8件の期間及び限度額を設定するものでございます。 第4条の地方債につきましては、文化施設整備事業を含め、12件の起債の限度額が26億2,300万円であり、その起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものであります。 第5条の一時借入金につきましては、予算執行上の資金需要に対処するため、その借入限度額を40億円に定めるものであります。 第6条の歳出予算の流用につきましては、歳出予算の各項の経費の金額を流用することのできる範囲を定めるものであります。 次に、議第22号令和2年度香芝市
国民健康保険特別会計予算についてでございます。 令和2年度香芝市
国民健康保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ68億9,400万円で、前年度当初予算と比較いたしまして1億3,300万円の増、率にして2.0%の増となっております。 歳出の主なものは、総務費で1億4,858万2,000円、保育給付費で49億663万円、国民健康保険事業費納付金で17億5,100万円、保険事業費で7,571万4,000円となっております。これらの財源といたしましては、国民健康保険料、県支出金、繰入金等を見込んでおります。 次に、議第23号令和2年度香芝市
後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 令和2年度の香芝市後期高齢者医療特別会計の予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億5,900万円でございまして、前年度当初予算と比較いたしまして9,400万円の増、率にして9.7%の増となっております。 歳出の主なものといたしましては、総務費で3,616万8,000円、保険事業費で3,389万9,000円、後期高齢者医療広域連合納付金で9億8,523万3,000円となっております。これらの財源といたしましては、後期高齢者医療保険料及び繰入金等を見込んでおります。 次に、議第24号令和2年度香芝市
介護保険特別会計予算についてでございます。 令和2年度の
介護保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ48億8,400万円でございまして、前年度当初予算と比較いたしまして2億8,700万円の増、率にして6.2%の増となっております。 歳出の主な内容といたしましては、保険給付費で45億40万円、地域支援事業費及び介護サービス事業費で2億4,344万8,000円となっております。これらの財源といたしましては、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金等を見込んでおります。 次に、議第25号令和2年度香芝市
土地取得特別会計予算についてでございます。 令和2年度の香芝市
土地取得特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億1,700万円で、前年度当初予算と比較いたしまして2億3,300万円の減、率にして42.4%の減となっております。 歳出の内容は、財産取得費で8,100万円、国道事業用地取得費で435万円となっております。これらの財源といたしましては、財産収入等を見込んでおります。 次に、議第26号令和2年度香芝市財産区
財産特別会計予算についてでございます。 令和2年度香芝市財産区
財産特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,100万円でございまして、前年度当初予算と比較いたしまして100万円の減、率にして8.3%の減となっております。 歳出の内容は、地元公共事業費で1,100万円となっております。歳入の主な内容は、土地貸付による財産貸付収入及び地元公共事業積立基金繰入金などでございます。 次に、議第27号令和2年度香芝市
水道事業会計予算についてでございます。 令和2年度香芝市
水道事業会計予算につきましては、業務の予定量として、給水戸数が3万4,125戸、年間総配水量829万6,000立方メートルを予定しております。 主要な建設改良事業としては、配水
管整備事業及び今泉配水場場内配管更新工事の第3期を計画しております。 収益的収入及び支出であります予算第3条の収入総額は19億9,052万4,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして2,586万1,000円の増、率にして1.3%の増となります。一方、支出総額は18億1,545万5,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして5,749万4,000円の増、率にして3.3%の増となっております。 次に、資本的収入及び支出であります予算第4条の収入総額は1億9,353万6,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして1,028万6,000円の減、率にして5.0%の減となっております。一方、支出総額は8億5,861万6,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして2億6,864万円の増、率にして45.5%の増となっております。 なお、予算第4条の収支につきまして不足する額6億6,508万円は、当該年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金による補填を予定しております。 次に、議第28号令和2年度香芝市
下水道事業会計予算についてでございます。 令和2年度香芝市
下水道事業会計予算につきましては、業務の予定量として水洗化人口が5万4,100人、年間有収水量513万6,000立方メートルを予定しております。 主要な建設改良事業としては、汚水
管渠等建設事業を計画しております。 収益的収入及び支出であります予算第3条の収入総額は14億8,740万5,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして3,103万8,000円の増、率にして2.1%の増でございます。一方、支出総額は14億3,687万円で、前年度当初予算と比較しておりまして2,140万4,000円の増、率にして1.5%の増となります。 次に、資本的収入及び支出であります予算第4条の収入総額は17億1,975万5,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして1億6,645万4,000円の増、率にして10.7%の増となっております。一方、支出総額は21億2,344万2,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして1億8,469万6,000円の増、率にして9.5%の増となっております。 なお、予算第4条の収支につきましては、不足する額4億368万7,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金による補填を予定しております。 以上、令和2年度の一般会計、特別会計、水道事業会計、下水道事業会計の予算、並びに令和元年度の補正予算、そして条例の制定及び一部改正など、合わせまして28件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議賜りまして、原案可決いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございます。
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△日程25
理事者提出議案総括質疑
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、これより理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はご遠慮願いたいと思います。 それでは、総務企画委員会に付託を予定しています議第1号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、芦高議員。
◆1番(芦高清友) 議第1号香芝市
総合計画基本構想の議決に関する条例を制定することについてで質問させていただきます。 基本構想、今の現行の定義、内容を見てましたら、基本方針と政策施策が示されています。この議案が可決ということになると、基本計画の内容がまったくなしで、基本構想だけを議会に諮るということでいいんですかね。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 今計画してございますのは、この議案が通りましたら、12月議会に基本構想を上程をさせていただく予定で動いてございます。基本構想のみでございます。
○議長(福岡憲宏) 芦高議員。
◆1番(芦高清友) そうしましたら、基本構想が変更なり、いろんな議会のなかで内容に変更を加えることができるということなんですか。丸かバツかということだけなんですか。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 今あくまで予定ということで聞いていただければありがたいんですけれども、まず12月議会で今回考えてございますのは、採決というところでございます。しかしながら、今参考資料として策定のスケジュールというのをお配りしてございますけれども、そこを見ていただきますと、9月あたりにパブリックコメントというところで基本構想を住民の皆さんも含めてご確認をいただきたいというところの部分は考えてございまして、その段階、9月ということで、9月議会で今回学校における個別計画で全体協議会でご説明をさせていただいたような形をとらせていただいて、まず9月のパブリックコメントの段階である程度の基本構想をお示しさせていただければなというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 芦高議員。
◆1番(芦高清友) この内容を見てましたら、策定、あと変更または廃止のときに議決をとるっていうことなんですが、今までというか、総合計画は基本構想が10年見て、基本計画は5年ずつ、前期、後期で分けてるわけですね。ちょっと重なるかもしれませんけれども、10年分の議決をとるということで間違いないんですね。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 今考えてございますのは、12年というところで考えてございます。まず、前期、中期、後期ということで、4年ごとの基本計画を考えてございまして、その12年間の基本構想を9月の全体協議会である程度ご報告プラスパブリックコメントをしまして、12月に議案として提出させていただければなというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 基本構想のこの条例なんですが、策定と同時に変更と廃止ということになってますね。今芦高議員のほうからもありました12年ということで答弁もあったんですが、変更、廃止について理事者のほうからの提案によって議決するというような書きぶりなんですが、先ほどもありましたけど、修正なり、こちらからの提案とか、場合によっては4年ということですから、それぞれいろんな異動もあると思うんですけどね、議員もいろいろ、首長も。そのあたりのことに対して、議員のほうからどれぐらいアクションができるのかっていうのは、この条例では何か想定してますか。
○議長(福岡憲宏) はい、堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 12年といいますと、非常に長いスパンでの構想となってまいります。時代の流れ、またいろんな事件もあるなかで、災害等も起こるかもわかりませんし、そういったことも踏まえて、変更及び廃止というところも議決事項とさせていただきたいということで提案をさせていただいているところでございます。 あくまで基本構想でございますんで、細かい部分といいますのは、基本計画に織り込んでまいりますので、基本計画自体が4年、4年のサイクルでまた考えてまいりますので、そこで議員各位からのご意見も踏まえて構成していきたいというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 中山議員。
◆8番(中山武彦) ですから、基本構想については、12年のなかで変更等もあり得るということなんですけども、議員のほうから議決というのは、さっきも言うたように、芦高議員のほうからあったように、丸かバツかというふうなことになっちゃいがちなんですけども、ある意味修正とかということとかつけ加えという話、こういう考え方とかというのを前もって、かなり前から、策定過程である程度のことをこちらのほうに言っていただかないと、なかなか判断もできないし、いいものが出てきたらいいんですけど、そういうことを、過程が大事なんで、ある意味でもう少し刻んだ形で意見聴取していただきたいと思います。ですから、議会のほうからの提案が、アクションの機会があるように条例の中身も、何かそういうことを踏まえてるという形で解釈していただきたいと思いますけど、どうですか。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 議員各位からのご意見も踏まえたなかでの変更、修正というふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 確認なんですけれども、今の質問と少しかぶるところもあるかと思うんですけれども、この条例が可決されたときに、12月の議会で提案予定だということなんですけれども、この基本構想ができて、どこら辺までそのなかの細かい計画が議会で出してもらえるのか。あくまで大まかな部分だけしか出てこないのか、それとも素案の作成された部分まで全部出してきてもらえて、議会での意見も踏まえての基本計画のパブリックコメントをこの1月に予定しているのかっていうところだけ。我々の意見とかもどれだけ反映できるのか、細かい計画のところは。その辺をもう一度お聞かせください。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) 基本構想につきましては、施策と政策というところで分かれてくるとは思います。その下にまた事業というのが張りついてまいります。事業の部分につきましては、ある程度基本計画の部分に含まれていくのかなと思ってございまして、ある程度施策、政策がまとまった段階における素案としての事業項目については、ある程度お示しできるのかなと思ってございます。ただ、議決事項としましては、基本構想と考えてございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) その議決事項としては、構想の部分だけではいいんですけれども、そのときの今の議会のような参考資料としての素案の部分もしっかり出してもらって、審議できるような状態にしてもらえますか。
○議長(福岡憲宏) 堀本企画部長。
◎企画部長(堀本武史) はい。できる限り出す方向で検討してまいります。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第1号の質疑を打ち切ります。 次に、議第2号についての総括質疑をお受けいたします。 はい、河杉議員。
◆15番(河杉博之) 済いません。今回、人権尊重のまちづくり条例ということで、いろんな形で香芝市の活性化を含めてっていうことで出していただいていると思うんですけれども、このなかの全文のなかの一番下のところに、ここに私たちはお互いの多様性を認め合い云々あるんですけど、きょうの午前中の市長の施政方針でもありました、これを踏まえて言っていただいた多様性ということで、今世のなかが非常に多様性のことについて議論されてて、いろんな自治体のなかで悩まれてるというか、どういうふうに対応したらいいかっていうことがあると思うんですね。一番わかりやすいのが、どうせこんな話になると思うんですけれども、香芝市自体はこれを出した、条例として制定して、その後ですね。その辺についての考え方をどうされていくのかっていうことは、議論されたかどうか、またもちろんそういう考え方をお持ちでこういう考案を持ってますよっていう答えがあるのかどうか、1回お伺いしたいんですが。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎地域振興局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員おっしゃいますとおり、多様性に関しては、人権のまさしく課題になっておるというところでございます。今回、質問いただきましたLGBTの件につきましても、これまでも職員の研修であったり、講演会や啓発活動は取り組んでまいりました。今回、この人権の条例を制定させていただいたからには、それ以上の課題は考えていかなくてはいけないと考えております。今年度、他市のなかでパートナーシップ制度っていうのを導入される市があるというふうにお聞きしておりますので、その辺のところの検証を我々は確認しながら、これから研究をしてまいりたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) 今津崎局長がおっしゃられたパートナーシップの件で、奈良県でも奈良、生駒かな、何かスタートし始めるということなんで、ぜひまた勉強していただいて、そのまま焼きつけじゃなくて、香芝市に合ったような形っていうのをお願いしたいなというふうに思いますので、またそれについては市長を含めてリーダーシップをとっていただいてとは思うんです。 それともう一つ、ごめんなさい、この人権のなかで市民というくくりになっては当たり前でいるんですけれども、今グローバル化、国際化になってて、ここに香芝市における外国人の方の居住もありますと。市民か居住してるだけかって非常に難しいところではあるんですけれども、グローバル化に対しての話っていうのは、どういう形で考えておられるかもお伺いさせていただきたいんですが。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎地域振興局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 国際交流という観点からも、グローバルに関しては市民窓口であったり、対応のほうをしっかりと制度として高めていかないといけないというふうに考えております。こちらも引き続き検証をしていきたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 ぜひお願いしたいのは、そういうことにおいて、学校でよく言われるいじめ、これが結局社会のなかでも出てくる可能性があるということで、これが出されてるとは私は理解はしてるんで、ぜひこれがいい形で運営できるような形、市民の方々にご理解いただける、周知ができるような形っていうのをぜひとっていただきたいなという思いでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中山議員。