令和 元年第6回12月定例会 令和元年第6回
香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和元年12月2日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (16名) 1番 芦 高 清 友 2番 鈴 木 篤 志 3番 中 谷 一 輝 4番 筒 井 寛 5番 福 岡 憲 宏 6番 上田井 良 二 7番 下 村 佳 史 8番 中 山 武 彦 9番 森 井 常 夫 10番 中 村 良 路 11番 関 義 秀 12番 小 西 高 吉 13番 細 井 宏 純 14番 中 川 廣 美 15番 河 杉 博 之 16番 北 川 重 信4 欠席議員 な し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 吉 田 弘 明 副市長 鎌 田 裕 康 教育長 村 中 義 男 企画部長 堀 本 武 史 総務部長 滝 村 豊 市民環境部長 南 浦 幸 次 危機管理監 笠 屋 眞 一 福祉健康部長 黒 越 頼 雄 都市創造部長 奥 田 芳 久 上下水道部長 上 平 健 二 教育部長 福 森 る り 企画部理事 遠 藤 啓 財務局長(財政課長事務取扱) 地域振興局長(商工振興課長事務取扱) 仲 哲 司 津 崎 弘 美
福祉健康部次長平 山 訓 徳
上下水道部次長(工務課長事務取扱) 葛 木 好 昭 教育部次長 澤 和 七 会計管理者 赤 土 昌 功6 会議の記録・書記は、次のとおりである。 議会事務局長(議会総務課長事務取扱) 奥 山 善 弘 〃 書記 倉 谷 純7 会議の事件は、次のとおりである。 報第11号 香芝市監査委員条例及び香芝市上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について 議第45号 香芝市
附属機関設置条例の一部を改正することについて 議第46号 香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについて 議第47号 香芝市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部を改正することについて 議第48号 香芝市下水道条例の一部を改正することについて 議第49号 令和元年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)について 議第50号 令和元年度香芝市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 議第51号 奈良県
葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについて 議第52号 香芝市
総合体育館耐震及び大
規模改修工事請負契約の締結について 議第53号 指定管理者の指定について 議第54号 指定管理者の指定について 議第55号 香芝市道路線の認定について 意見書第3号 「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書(案)8 議長は、
会議録署名議員に次の者を指名した。 1番 芦 高 清 友 2番 鈴 木 篤 志 開議 午前8時59分
○議長(福岡憲宏) 皆様おはようございます。 本日、令和元年12月第6回
香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しいなか、ご出席いただきましてまことにありがとうございます。本定例会がスムーズに運営できますよう議員皆様方格段のご協力をよろしくお願い申し上げます。 続きまして、市長より招集のあいさつをお受けいたします。 はい、吉田市長。
◎市長(吉田弘明) 改めまして皆様おはようございます。 令和元年度第6回香芝市定例会を開催させていただきましたところ、大変お忙しいなか、ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。師走に入りまして早いものできょうは朝から歳末助け合い運動の活動をしてまいりまして、議員の皆様にも、また多くのボランティアの方々にもご賛同を賜り、ご協力を賜りましたこと、この場をかりまして感謝申し上げたい、このように思います。1年を振り返りまして、この夏においては九州で大雨があって被害がございました。香芝には大きな被害はございませんでしたが、9月に入りまして千葉県での台風の被害、そしてさらには10月、台風19号による被害がございました。香芝市におきましても千葉県袖ケ浦市への物資供給、さらには千曲川決壊において被害地域におきまして避難所での支援活動を職員が約1週間行きまして支援をしてまいりました。香芝市におきましても今後万全な体制をとっていくべく、この11月には地元の運送会社との協力協定も結ばせていただいたところでございます。 また一方、この秋はスポーツ、芸術の季節ということでございまして、高校の部では智辯カレッジが男女とも駅伝大会におきまして3連覇を達成し、また中学の部では西中の女子が同じく駅伝の部で優勝を果たすというすばらしい成果がございました。また一方、
合唱コンクールにおきましては北中、関西代表で銅賞をとるというすばらしい成果を上げていただきまして、ともに拍手を送りたいなあと、このように思っているところでございます。このように子供たちへの教育をさらに進めていくためにも、せんだって新聞報道でもありましたが
ICTの推進、タブレットを子供たちに1台というような方向で市でも考えてございましたが、国のほうでも政府のほうでもそういう決断をいただいて大変うれしく思っているところです。せんだって議長、副議長とともに
文部科学省政務官のほうに陳情、またあわせて財務省のほうにもお願いをしてまいりました。今後とも来期以降に向けてこれらの実現に向け努力してまいりたいと思っております。 また、一方で来年の3月30日に
大相撲桜井場所が新聞報道ございました。以前中学生議会において相撲発祥の地香芝でもさまざまな取り組みまたは国際都市としての友好ができないか、このような意見をいただきまして、スイス大使とお会いする機会がございまして、そういった話も盛り上がり、今後さらに友好関係を進めていければいいなあと、このように感じているところでございます。 そして、この11月、今我々は来年度の予算について仕事に取り組んでいるところでございます。9月の決算において過去からは随分さまざまな財政数値はよくなってまいりました。これを来期以降どのように反映させていくのかということについて今取り組んでいるところでございます。最少の経費で最大の効果が出るように英知を絞って取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともご指導をお願い申し上げたい、このように思います。 本日につきましては議会のなかで専決処分、そして条例の一部改正、補正予算、そして指定管理等、合わせて12の案件についてご審議を賜るわけであります。何とぞ慎重審議いただきまして原案可決賜りますようお願い申し上げ、冒頭のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより令和元年12月第6回
香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(福岡憲宏) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、1番芦高清友議員、2番鈴木篤志議員にお願いいたします。
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△日程2 会期・議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。
議会運営委員会で会期及び日程についての審査を願っていますので、
議会運営委員長から報告を求めます。 はい、細井委員長。
◆
議会運営委員長(細井宏純) 皆さんおはようございます。 ただいま議長のお許しを得ましたので、
議会運営委員会を代表して報告させていただきます。
議会運営委員会は、去る11月25日に令和元年12月定例会についてを案件として開催いたしました。 まず、会期日程についてでございますが、2日、本会議の初日、4日、
総務企画委員会、5日、
福祉教育委員会、6日、
建設水道委員会、12、13日が一般質問、本会議の最終日が16日の15日間と決定いたしております。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、日程4、市長行政報告、日程5、報第11号、日程6、
理事者提出議案提案理由説明、日程7、
理事者提出議案総括質疑、日程8、
理事者提出議案委員会付託、日程9、意見書第3号、17時、散会、議会初日の日程については以上のとおり決定いたしました。また、日程9の意見書第3号は
総務企画委員会に付託することに決定しております。 次に、
理事者提出議案の委員会への付託でございますが、
総務企画委員会には議第45号、議第46号、議第49号、議第51号、議第53号、議第54号を、
福祉教育委員会には議第50号、議第52号を、
建設水道委員会には議第47号、議第48号、議第55号をそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の提出期限については本会議初日の午後の再開時まで、もしくは午後1時30分までに提出をお願いいたします。 また、一般質問を行う順番についてですが、恒例によりましてくじを引いていただいて小さい番号を引いた順に一般質問を行っていただくことに決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。 これをもちまして、
議会運営委員会の委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの
議会運営委員長報告に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長から報告がありましたとおり、本定例会の会期は本日2日から12月16日までの15日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、
議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は12月2日から12月16日までの15日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の
議事日程案どおりでご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、お手元の日程案どおり、本日の議事日程とすることに決します。
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△日程3 議長諸報告
○議長(福岡憲宏) 諸般の報告をいたします。 監査及び例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、議員の派遣について、
香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして10月24日、25日開催の奈良県
市議会議長会県外研修、また11月19日開催の奈良県市議会議長会に上田井良二議員を派遣いたしましたので、報告いたします。
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△日程4 市長行政報告
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 はい、吉田市長。
◎市長(吉田弘明) それでは、さきの9月定例議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項についてご報告申し上げます。 まず、企画部において11月19日、
都市経営市民会議を開催いたしまして市民意識調査の集計結果の報告等をさせていただきました。本市を取り巻く状況、市民ニーズについての協議をいただき、取り組むべき課題や生かしていくべき本市の特性などさまざまな意見をいただいたところであります。ご意見を踏まえ、来年度に予定しております第5次総合計画策定に向け取り組んでまいりたいと考えております。 次に、市民環境関係でございます。10月24日から市民課窓口におきまして
対面式セミセルフレジを導入いたしました。住民票などの発行手数料について職員が現金を受領し精算するといった作業が効率化され、よりスムーズに窓口業務が行えるようになりました。これにより公金管理の面におきましても一層の適正化が図られるものと考えております。 また、
マイナンバーカードにつきましては、11月3日の香芝ふれあいフェスタ及び11月23日の障害児・者ふれあいの集いにおいて
申請用写真撮影キャンペーンを行い、合わせて239名の申請及び交付受付をいたしました。今後につきましても定期的に
写真撮影キャンペーンや休日窓口を開設し、
マイナンバーカードの普及に努めてまいります。 次に、交通安全対策といたしましては、9月23日に市内の自動車学校におきましてドライビングスクールを開催いたしました。高齢者や
ペーパードライバーを対象に26名の方にご参加いただき、基本的な模擬実技を通して自動車運転に関する交通安全意識の向上と安全な運転方法の実践を図りました。 また、9月30日にふたかみ
文化センター市民ホールにおきまして「交通事故のない やすらぎの
大和路づくり~大和の交通マナーを高めよう~」をスローガンに香芝市
高齢者交通安全推進大会を開催いたしました。約180名の参加をいただき、大会を通して高齢者の
皆さん一人ひとりに正しい交通ルールとマナーを再確認していただいたところであります。 次に、本年も大型で強い勢力の台風が発生し、中でも9月の台風15号及び10月の台風第19号は東日本を中心に甚大な被害をもたらしました。本市におきましては災害警戒態勢を敷き台風に備え、結果としては大きな被害はございませんでした。被災地支援といたしまして台風第15号により被災された千葉県袖ケ浦市に対し同期市自治体災害時相互応援協定に基づきブルーシート120枚を提供させていただきました。また、台風第19号により被災された長野県長野市には10月23日から28日までの6日間、本市職員2名を派遣し、奈良市、五條市、田原本町の派遣職員とともに
避難所運営業務に従事いたしました。 次に、11月9日から15日までの1週間におきまして秋の
全国火災予防運動が実施されました。「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」を標語として、本市におきましても消防団による各駅前において防火啓発、また市内一円を消防車両でめぐる
防火啓発パレードを行い、冬季に向けて火の取り扱いの注意喚起をさせていただきました。 次に、災害時に円滑な救援物資の配送を図ることを目的として11月21日に市内企業の
かつらぎ運輸株式会社と災害時等における緊急物資輸送及び緊急物資拠点の運営に関する協定を締結いたしました。香芝市で災害が発生した場合だけではなく、ほかの市町村において災害が発生し香芝市が支援を行う場合においても協力いただくもので、円滑に救援物資をお届けし、被災者の生活の安定に寄与することができるものと考えております。今後におきましても協定の締結により関係機関との協力体制の構築に努めてまいります。 次に、
消費税率引き上げによる国の施策として本市におきましても
プレミアム付商品券発行事業を実施しており、10月1日から商品券の販売を開始しております。11月20日現在、6,777名の対象者に購入引換券を発行させていただき、市内237件の店舗において使用していただける状況になっております。
プレミアム商品券は2月15日まで使用可能であり、今後におきましても継続して啓発を行い、市内での消費喚起につながるよう努めてまいります。 観光振興につきましては、10月27日に香芝ウォーク2019を狐井地区から鎌田地区の間に点在する
恵心僧都源信ゆかりの地をめぐる約8キロのコースで実施いたしました。当日は天候にも恵まれまして市内外から291名の参加をいただき、
ボランティアガイドによる阿日寺や福應寺などの解説を聞きながらウオーキングを楽しんでいただきました。 次に、11月3日に第24回香芝ふれあいフェスタを開催いたしました。当日は
ボランティア団体や市民活動団体がブースやステージを盛り上げてくださり、市民の活躍及び出会い、交流の場となりました。また、マルシェといたしまして市内の飲食業者に出店協力いただき、たくさんの人たちでにぎわい、子供から高齢者まで幅広い方々に楽しんでいただくことができました。参加いただいた皆様に感謝申し上げますとともに今後につきましても市民協働によるイベントとして継続し取り組んでまいりたいと考えております。 次に、福祉健康部でございます。長寿を祝い市民の皆様に高齢者への敬愛の精神と高齢者福祉に対する理解と関心を深めるため、9月16日、敬老の日に
総合福祉センター全館を利用して敬老会を開催いたしました。当日は約430名の参加があり、各種体験・相談コーナーにつきましてはさまざまな団体や市内企業から趣向を凝らしたブースを設置いただきました。また、いきいき100歳体操や大道芸と笑いを交えた認知症予防の講演も実施し、触れ合いと学びの機会となり、子供から高齢者まで楽しくイベントに参加していただきました。 次に、令和3年から令和5年の第8期
介護保険事業計画の策定に向け65歳以上の方を対象に
介護保険意識調査を実施いたしました。今後につきましてはアンケートの集計や分析、課題の抽出を行い、給付費予測や
介護予防事業計画へとつなげてまいりたいと考えております。 次に、毎月11月は
児童虐待防止推進月間と位置づけられており、11月1日の全国一斉
街頭オレンジリボンキャンペーンにあわせ近鉄五位堂及びJR志都美駅において街頭啓発を行いました。また、各自治会にご協力をいただき、児童虐待防止について市民の皆様に周知させていただくとともに市内の保育所、幼稚園、こども園等の保護者の皆様に児童虐待防止に関するリーフレットの配付を行いました。
児童虐待防止に関する意識も高まっており、今後につきましても児童虐待の早期発見、対応強化に取り組んでまいります。 次に、11月23日に障害児・者ふれあいの集いを民生児童委員及び
ボランティア団体の皆様にご協力いただき開催いただきました。障害のある方やその家族を中心に約390名の市民の方に参加いただき、多くの触れ合いと交流の場となりました。障害のある方だけではなく多くの皆様に参加いただいたことで、障害福祉への理解の深まりとともにお互いを支え合う地域づくりにつながっていくものと考えております。 次に、福祉センターにつきましては、
公共施設等総合管理計画に基づく
中規模修繕工事に向けた設計業務に着手しております。施設の長寿命化を図るとともに安全・安心に利用できる施設として市民の皆様に提供できるよう取り組んでまいります。また、
中規模修繕工事の一部として
ゲートボール場の改修工事を行っており、改修後は冬季の利用におきましても安心してゲートボールを楽しんでいただける施設として整備を進めてまいります。 次に、
都市創造部関係でございます。東日本各地におきましては相次いだ豪雨により河川の氾濫や土砂災害、断水や停電など甚大な被害が発生いたしました。奈良県内におきましては河川改修など流す対策に加え、上流に降った雨が一度に川に流れ込まないようためる対策にも取り組んでおります。本市におきましては水利組合等の協力のもと、豪雨の前にため池の水位を下げ、雨水を一時的に貯留する目的で整備事業を進めており、これまで市内5カ所のため池において整備事業が完了し、現在瓦口地区の2カ所のため池で整備事業を行っております。また、畑地区の6カ所のため池におきましては基礎調査を実施し、4カ所のため池で事業効果が見込まれるとの結果でございました。当該ため池について地元と調整を行い、今後につきましてもためる対策としてため池を活用した
流域貯留浸透事業を進めてまいります。 次に、11月8日の心のバリアフリーを推進するため関屋小学校の3年生70名を対象に香芝市
社会福祉協議会の協力のもと、
国土交通省奈良運輸支局との共催により
バリアフリー教室を開催いたしました。アイマスクを使用した疑似体験や車椅子の利用体験を通して子供たちにとって正しい介助方法をはじめ障害者の方や高齢者への気遣いや思いやりの大切さについて学びにつながったものと考えております。 次に、
上下水道部関係でございます。上水道事業につきましては、経営の健全化に取り組むとともに安全でおいしい水道水の安全供給に努めているところでございます。水道施設におきましては老朽管を中心に計画的に耐震管への布設がえを進めているほか、災害時におきましても安定した水道水の供給を行うため、今泉配水場場内の配管更新2期工事に着手しており、令和2年3月末の完成に向けて事業を進めているところでございます。 また、11月10日に青葉台・祇園荘・
関屋近鉄住宅地自治会合同防災避難訓練、また11月17日には
志都美校区自治会合同防災訓練に参加し、緊急貯水槽の操作確認、応急給水活動などを実施いたしました。今後におきましても自治会等の防災訓練に参加し、自助、共助に関する啓発活動と災害現場における対応能力向上に努めてまいります。 次に、公共下水道につきましては、9月末現在の普及率は71.3%、水洗化率は92.6%となっております。今後とも普及率及び水洗化率の向上を目指し未普及地域の整備を進めるとともに未接続世帯につきましても普及啓発に努めてまいります。 次に、教育部関係でございます。就学前のすべての3歳から5歳の子供たちが良質な幼児教育、保育の機会が得られるよう、10月1日から保育料無償化が始まりました。本市におきましては保育所、幼稚園、こども園に在園している児童を対象に漏れなく案内通知を行うなど入念に準備を行い、スムーズに対応させていただくことができました。また、新制度への未移行園や幼稚園の預かり保育等の
施設等利用給付の手続につきましても順調に進めることができ、新年度の入園、入所を考えておられる保護者の皆様には安心して保育サービスを受けていただけるものと考えております。今後も引き続き保育料無償化も含め幼児教育、保育に関する情報発信を行ってまいります。 次に、香芝市
総合体育館耐震及び大規模改修工事につきましては、10月29日に入札を行いました。本工事においては耐震化はもちろんのこと、メインフロアの床材の張りかえ、空調設備やエレベーターの設置、洋式トイレ及び多機能トイレの設置、
車椅子用観客席の整備などを行い、完成後はバリアフリー化され、安心・安全で快適なスポーツ空間に生まれ変わる予定でございます。工事期間中は市民の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、11月に中央公民館とふたかみ文化センターで第43回公民館まつりを開催いたしました。中央公民館で学習されている85団体が参加し、9日及び10日は書道や園芸などの作品展示や公開学習、16日及び17日はコーラスや舞踊など舞台芸能発表を行いました。
公民館まつり実行委員会により企画、運営され、4日間で延べ約2,260名の来場者でにぎわいました。 また、11月23日から11月30日までを会期として美術展覧会を開催いたしました。第29回目となる今回は絵画32点、書芸35点、写真64点の計131点が出展されました。今後におきましても市民の芸術活動に対する関心を高めるとともに出品者が日々研さんされた作品発表の場として開催してまいりたいと考えております。 次に、二上山博物館におきましては教育委員会と指定管理者の共催事業といたしまして「聖徳太子と古代寺院片岡・広瀬地域の開発」をテーマに10月12日から12月8日まで特別展を開催しております。飛鳥時代から香芝市周辺の片岡・広瀬地域は寺院が造営され始めた地域であり、香芝市においては尼寺廃寺が造営されました。また、平野塚穴山古墳など皇族と関係深い古墳も数多く存在いたします。本特別展を機会に飛鳥時代において皇族との結びつきが強かった地域であったことを市民の皆様に知っていただき、歴史や文化をより身近に感じていただくことにより香芝を愛し郷土に対する誇りにつながることを期待しております。 以上、さきの定例議会からこの間の主な事項について報告申し上げましたが、今後とも香芝のまちづくりのため議員各位のお力添えを賜りますようお願い申し上げて行政報告とさせていただきます。ありがとうございました。
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△日程5 報第11号 香芝市監査委員条例及び香芝市上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、報第11号を議題といたします。 理事者から報第11号の提案理由説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) ただいま提案のありました報第11号香芝市監査委員条例及び香芝市上下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の報告についての議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。 本案は、地方自治法等の一部を改正する法律が公布され、令和2年4月1日に施行されることに伴い、本条例において当該法律の条項を引用する規定を改正する必要が生じたため、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項第6項の規定により本年11月15日に専決処分をいたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第11号につきましての報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの説明に対しまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、報第11号については報告を受理いたします。
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△日程6
理事者提出議案提案理由説明
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、
理事者提出議案の提案理由説明を求めます。 はい、鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康) 提案いたしております議案につきまして提案理由の説明を申し上げたいと思います。 まず、議第45号香芝市
附属機関設置条例の一部を改正することについてでございます。本案は、本市が発注する業務等の受託候補者を専門性、技術力、企画力等を総合的に判断したうえで選定するにあたり、当該選定に係る審査をより公平に、かつ公正に行うことを目的として地方自治法第138条の4第3項の規定により市長の附属機関として香芝市プロポーザル審査委員会を設置するため本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第46号香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正することについてでございます。本案は、非常勤特別職の職員に係る費用弁償について本市の実情に合わせた見直しを行うため、地方自治法第203条の2第4項の規定により本条例の一部を改正するものでございます。改正の内容といたしましては、会議等に出席するための費用弁償について一定の要件を満たす場合に支給することができるようにするものでございます。 次に、議第47号香芝市
地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部を改正することについてでございます。本案は、令和元年9月19日付で都市計画決定をいたしました畑地区地区計画について建築基準法第68条の2第1項の規定により当該区域内における建築物の制限を行うため本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第48号香芝市下水道条例の一部を改正することについてでございます。本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い本条例の一部を改正するものでございます。主な改正の内容といたしましては、成年被後見人等の欠格条項に係る規定の見直しを行い適格化を図るものでございます。 次に、議第49号令和元年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)についてでございます。本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億631万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ253億253万3,000円とするものでございます。歳出の補正内容でございますが、民生費におきまして後期高齢者医療療養給付費負担金、障害福祉サービス提供事業、生活保護システム整備事業、衛生費におきましては母子保健情報連携システム整備事業、教育費におきましては小・中学校におけるトイレ整備事業、小学校の児童に係る就学援助費、認定こども園等に係る施設型給付費、東京2020オリンピック聖火リレー奈良県実行委員会負担金の増額を補正するものでございます。歳入につきましては歳出の補正に伴います財源を地方特例交付金、国県支出金、繰越金及び市債に求めたものでございます。 次に、第2表の繰越明許費につきましては、小・中学校におけるトイレ整備事業におきまして繰越明許費を設定するものでございます。 次に、第3表の債務負担行為の補正につきましては、東京2020オリンピック聖火リレー奈良県実行委員会負担金におきまして期間及び限度額を追加するものでございます。また、第4表の地方債補正につきましては、起債枠の決定に基づく地方債の限度額を変更するものでございます。 次に、議第50号令和元年度香芝市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,369万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ69億2,469万円とするものでございます。補正の内容は、歳出につきましては総務費で369万円、保険給付費で1億6,000万円の増額を補正するものでございます。 なお、歳入につきましては歳出の補正に伴います財源を国県支出金に求めたものでございます。 次に、議第51号奈良県
葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについてでございます。本案は、地方自治法第286条第1項の規定による規約の一部を変更するため、本組合を組織する関係地方公共団体の協議を行うにあたり同法第290条の規定による議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第52号香芝市
総合体育館耐震及び大
規模改修工事請負契約の締結についてでございます。本案は、香芝市
総合体育館耐震及び大規模改修工事について落札者である株式会社奥村組と契約金額9億3,720万円で工事請負契約を締結するため議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第53号指定管理者の指定についてでございます。本案は、香芝市文化施設、香芝市中央公民館及び香芝市二上山博物館の施設の管理運営につきまして香芝市文化施設条例、香芝市公民館条例並びに香芝市二上山博物館条例の規定により香芝みらい創造プロジェクトを指定管理者として指定することについて地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第54号指定管理者の指定についてでございます。本案は、香芝市地域交流センターの管理運営につきまして、香芝市地域交流センター条例の規定により白鳳台自治会を指定管理者として指定することについて地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第55号香芝市道路線の認定についてでございます。本案は、道路法第8条第1項の規定に基づく香芝市道として要件を満たしている21路線につきまして同条第2項の規定に基づき認定をお願いするものでございます。内容につきましては、都市計画法第40条第2項の規定に基づき帰属を受けました2-214号外10路線、建築基準法第42条第1項5号規定に基づく位置指定道路として設置されました4-251号外7路線、公共性を鑑み開発事業者より管理引継を受けました6-104号、土木課にて施工する新設道路1-124号の認定でございます。 以上、条例の一部改正、補正予算、指定管理、道路線の認定の11件の議案でございます。何とぞ慎重にご審議賜りまして原案可決賜りますようお願いを申し上げまして提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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△日程7
理事者提出議案総括質疑
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、これより
理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はご遠慮願いたいと思います。 それでは、
総務企画委員会に付託を予定しています議第45号についての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第45号の質疑を打ち切ります。 次に、議第46号につきましての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第46号の質疑を打ち切ります。 次に、議第49号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、小西議員。
◆12番(小西高吉) 補正予算についてお伺いいたします。10ページ、ページ数で言うと10ページになるんですけど、教育費のところで先ほど副市長のほうからも説明あったわけなんですが、トイレ整備工事、これ洋式化にされる工事だと思うんですが、場所と、これによって普及率というか何%になるのか、その点お聞かせいただけます。 それと、要・準要保護児童就学援助費、これ大体人数で言うと何名分になるのかお伺いいたします。
○議長(福岡憲宏) はい、澤教育部次長。
◎教育部次長(澤和七) 失礼します。 まず、学校のほうでございますけども、真美ヶ丘東小学校、小学校費のほうでございます。それから、香芝西中学校、中学校費のほうでございます。学校のほうはこの2校になっております。 また、洋式化率のほうでございますが、小学校、真美ヶ丘東小学校のほうは最終100%、洋式化率100%になる予定でございます。また、西中のほうでございますけども、最終の洋式化率が90.9%になる予定でございます。 またもう一点、要・準要保護児童就学援助費の人数でございますけども、約60名分ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ありがとうございます。真美ヶ丘東小学校においては100%と、ほんで西中においては90.9%、もうこれが最終になろうかと思うんですけど、これは西中においては使われないところは、もうあえて改修されないということだと思うんですけど、これ真美ヶ丘東小学校において100%ということは、もうすべてが洋式トイレになるという理解でいいんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) はい、澤次長。
◎教育部次長(澤和七) おっしゃるとおりでございます。
○議長(福岡憲宏) 小西議員。
◆12番(小西高吉) ちょっと気になるのが和式トイレを残さなくていいのかなあというちょっと思いがあるんですけども、今はもう全家庭において洋式トイレだという認識をされてるというか、アンケートなりとられたなかで進められているのか、その点だけお聞かせいただけますか。
○議長(福岡憲宏) 澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 全家庭洋式化ということはまだないんかなあと思いますけども、一応文部科学省の小学校学校施設整備指針、また中学校学校施設整備指針におきまして洋式便器を採用するなど生活様式や児童・生徒のニーズ等を踏まえた便所を計画することが重要とされているということで示されているなかで、和式になじみがなく使用しづらいという児童・生徒の日常的な不安をなくすということを最優先にすべて洋式化ということで進めております。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、河杉議員。
◆15番(河杉博之) 済みません、私も同じくトイレのところなんで、補正予算書の10ページ、11ページにまたがるんですけど、今、東小学校と西中学校が約100%と九十何%ということで、これはまず最初に校舎内のトイレという意味、それとも学校全体の、もう体育館も外、グラウンド、トイレも含めてという意味なのかというのが1つと、それと学校の今の今回の補正予算に入っている学校はそれでいいんですけれども、市内全体として今どんな状況にあるのか教えていただけますか。
○議長(福岡憲宏) はい、澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 済みません、失礼いたします。 まず、洋式化につきましてですけども、学校のすべての便所、グラウンドの便所等、そういったものもすべて含んだ中での洋式化ということでなっております。 それから、市内全体の現状でございますけども、市内の小・中、幼全体で約40%が洋式化ということになっております。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) ありがとうございます。学校側については敷地内全部のトイレということで、ちょっと気になるのが小学校、中学校、災害起きたらいけないんですけど、起きたときに避難所になり得るところ、今どうしても学校のことなんで子供中心の設計になっているのか、避難所も含めて高齢者が使いやすいような少しの広さの大きさがあるのかとか、その辺は検討されてるのかなというちょっと思いがあったので、それについて、お答えができるんであれば、ひとつお答えしていただきたいなというのが1つと、もう一つ、今市内全体で40%と、このトイレの話を聞くと、よく大規模改修でという話があるんですけれども、こういう形で補正が出されて、ほいで東小学校においては100%となりますと、市内ではなかなか進まないところに教育環境格差とまで言っていいかどうかわかりませんけれども、この辺のことがなかなか進まないということになりますと、ある学校へ行くと今次長が本当におっしゃったとおりで、学校でトイレをするというときにいろんな気持ちを持つお子さんがいるなかで、少しでも早くという。ところが、大規模改修とともにとなると、どんなスケジュールで動いているのかわからない、また市民の方にも知らしめられない。予算があって、国の予算があってというところもあると思いますので、きっちりとしたスケジュールが組めるというのはなかなか難しいというのも理解はしてるんですけれども、大体この時期にここをやっていく、ここをやっていくというのは教育部としての提示ができないものかなあという思いがありまして、その2点ちょっとお伺いさせていただきたいんですが。
○議長(福岡憲宏) はい、福森教育部長。
◎教育部長(福森るり) ご質問いただきました多目的トイレといいますか、多機能トイレでございますけれども、各校障害のあるお子さんですとか、さまざまな困難を持っているお子さんがおりますので、そういったところで多機能トイレを設置するという方向で整備を進めているところでございます。 それと、改修の順番ということでございますけれども、従前お答え同じような質問をいただいておりまして、大体全体15年程度ですべての学校のトイレが更新されるようにというところで平成27年度より計画をしているところでございますけれども、ご質問のなかにありましたように、なかなか整備に関する補助が思ったようにつかずに進捗のほうはやや遅れているというところでございます。私どもは教育施設を全棟建築年の順番に並べまして、大規模改修を優先するところ、また個別のトイレを優先するところという大体の指針となるような表は持っておりまして、そのなかで実態に合わせて順番をつけているというようなところでございます。市民の方にお見せすると、公表するというようなところについてはあくまでも検討の資料というような意味づけをしているところでございます。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) 部長おっしゃるようになかなか検討段階のものを表に出すと誤解を招くということもございますので、ただやはり今進んでるところ、変な話、1かゼロかとまでは言いませんけれども、特に今回の補正で東小学校が100、西中も先ほど小西議員も言われましたように使ってないところがあるので90、実際は実質100ですよね、そういうところと、さっきの次長がおっしゃったように40%が市内全体の話になると、変な話、全然できてないところまでできてるというところだと思うんですね。だから、そういう意味合いにおける教育環境の格差、特に学校で子供たちというのは長い時間、1日の平日の場合は長い時間を生活されてるなかで、その辺の格差が生まれないように努力もしていただきたいし、できると言ってできないということになると非常にがっかりすることも多いので、なかなか出せないというのはわかるんですけれども、ある程度精査して、15年先とまでは言いませんけれども、2、3年ぐらいの話というのはちょっとずつでも出していきながらということを市民の方にインフォメーションするのも私は教育部の一つの役目だとも思いますので、そこは前向きにちょっと検討していただいて、なるべく実質に近いような形の情報の開示というのを努力していただきたいなあということをお願いしておきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) 11ページの施設型給付費のことですけど、教育費ですね、1億6,000万円の増額ということなんですけど、金額的にかなり大きいんですが、これについては幼児教育の無償化等の関係じゃないとは思うんですが、その点について内容をまず教えていただけますか。
○議長(福岡憲宏) はい、澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 施設型給付費、当初予算において9園分で1億9,000万円を施設型給付費で計上させていただいておりましたが、保育園から移行した4園につきましては予算編成時の段階では施設型給付費に占める加算額が未定であったということもございまして、なかなかその加算を見通したなかでの見込み額ということができませんでした。今回、決算を見込みましたところ、約3億5,000万円の施設型給付費が必要ということで、不足額1億6,000万円の補正をお願いするものでございます。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 中山議員。
◆8番(中山武彦) 当初からまだ未定の部分があったということで増やしたということですね。これ、公立でなければかなり市の負担も少ないので、ほとんどが国と県の支出金ということですので、こういう形に今移行していってるわけですけど、この市長の最初の方針にもあったとおり、こういった施設型給付費に移行してないところもあるんですね、未移行施設、このあたりについては、こういったことの事態というのは起こって補正とかなかなかしづらい分があるんですけど、このあたりの分については就園奨励費か何か、そのあたりのことではね返ってくるんですかね。そのあたりは今回は補正とかないんですか。
○議長(福岡憲宏) 澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 今回の無償化に伴いまして以前新制度に移行していなかった園につきましては就園奨励費ということになっておりましたけども、10月以降の無償化に伴いまして無償化に対する施設型給付費という形ではございませんが、無償化に伴って国からの補助も入るような仕組みになっております。もう既に補正予算のほうは、ちょっと何月議会かはちょっと今、何月議会かは今ちょっと、9月だったと思うんですけども、お願いしていたと思います。今回は、もう補正のなかには含まれておりません。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) わかりました。そういった未移行施設ですね、その点についても当然こういったものが出てくると思うんで、ちょっとそのあたり気になってるんで、その辺、ちょっと、9月で終わってるということですかね。補足説明、ちょっとお願いします。
○議長(福岡憲宏) はい、じゃ、澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 済みません、失礼いたしました。既に未移行園につきましては当初である程度見込んでおりましたので、申しわけございません、当初予算で計上させていただいております。 以上でございます。済みません。
○議長(福岡憲宏) じゃ、続き。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) わかりました。見込みがしっかりできてるということで、その未移行施設については今後そういった就園奨励費もなかなか上がらない状況でしょう、今ね、国基準にいってるんかどうかちょっとわからないんですけども、そういったことを考えたうえでやってらっしゃると思うんですけど、そちらのほうについては、もう移行等今後する予定ないんですかね。そのあたりもちょっと確認したいんですが。
○議長(福岡憲宏) 澤次長。
◎教育部次長(澤和七) 済みません、説明が不十分で申しわけございません。未移行園の就園奨励費自体は9月までで一旦もう終了ということになりまして、未移行園につきましても無償化制度にのりまして別の仕組みにより、また国庫等が入るような仕組みになっております。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第49号の質疑を打ち切ります。 次に、議第51号についての総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 済みません、この条例改正で香芝市の負担額というのはどれぐらい変化するんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) はい、南浦市民環境部長。
◎市民環境部長(南浦幸次) 議員おっしゃいました分でございますが、金額の変更というのは私どもも非常に関心のあることでございました。したがいまして、組合のほうに確認いたしましたところ、運搬金額の変更はないという回答をいただいております。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) これはこの運搬業、運搬に関する経費は御所市が抜けるということで、じゃ今までの運搬にかかっていた経費というのはきっちりとその各市町に分けられてきっちりと区別されていたということなんでしょうかね。その他に係る事務経費とかはなかったんですか。
○議長(福岡憲宏) はい、南浦部長。
◎市民環境部長(南浦幸次) 収集運搬に係ります経費すべてを合算いたしまして4市4町で割り算して各単価を出してるということでございます。ですので、今回御所市が抜けたことによりましてその残りの分、3市4町で等分化、割り算いたしまして単価が出るということございます。その単価につきましては4市4町のときと3市4町のときにつきましても変更はなしというふうに聞いております。
○議長(福岡憲宏) はい、ほかにございませんか。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) この第8条の特別議決についてなんですけども、組合議会の議決すべき事件のうち組合市町の一部に係るものについてはというとこで、その当該事件に関係する組合市町から選出された組合議員の出席者の過半数の賛成を含む出席議員の過半数でこれを決すると、これ新たに追加されてるんですね、これ、この内容というのは関係する市町の組合議員さんの過半数で決するということですかね。これと各市議会でこういった議案にかけてる部分についての関係ということもちょっとわからないんですけど、この新しく追加した背景とか内容を教えていただきたいんですけど。
○議長(福岡憲宏) はい、南浦部長。
◎市民環境部長(南浦幸次) ちょっと言葉で説明するのは非常に難しい部分ではあるんですが、例えば通常の議決でしたら組合議会、市については各市4名、町については各市2名でございますので、4市4町で合計24名の議員がいらっしゃいます。そのうち通常の議決で13対11で可決の場合は賛成の場合は議案については可決であるという部分ではございます。ところが、13対11の賛成の部分に御所市の議員が4名かかわっているということになりますと、3市4町にかかわる案件につきましては13から4名引きますと9対11になってしまいますので、関係市町による過半数はとれていないということでございますので、合計して13対11で賛成であっても否決になってしまうというような部分を決めたものが特別議決というものでございます。
○議長(福岡憲宏) 中山議員。
◆8番(中山武彦) ですから、単純に合計の過半数ではないと、単純合計の過半数では決まらないというか、関係する出席議員の過半数がないといずれにしても決まらないということですか。これ、関係する議員が否決したら否決ということになるということですか。
○議長(福岡憲宏) 南浦部長。
◎市民環境部長(南浦幸次) おっしゃるとおりで、収集運搬のみに関する事務につきましては御所市は本来関係ない部分ではございますので、いくら御所市の議員が全員賛成に回ったといたしましても、3市4町の部分で過半数に届かなければ、その議決は否決されるという状況でございます。
○議長(福岡憲宏) 中山議員。
◆8番(中山武彦) それは組合のなかで決められた案ということで、そのあたりについては納得されて出てきてると思うんですけども、これはどうなんですかね、特別議決ということはよくなされることなんですかね。そういった関係ない市町村と関係する団体とのことについては関係団体で、もうほぼ決せられるという趣旨だと思うんですけど、そういうことって全体のことと個別のことも議論とかされたんですかね。そういった関係団体だけの利益ということと全体の利益ということとか、そのあたりのことは問題なくなるんですか。
○議長(福岡憲宏) 南浦部長。
◎市民環境部長(南浦幸次) 通常、組合議会といえども出席議員の総数で決するのが正しい部分ではございます。ただ、今回におきましては御所市独自の事情で抜けられたということでございますので、できるだけ残りの3市4町に配慮した議決を考えるということで、あまり通常ではないとは思うんですけども、こういった特別議決という条文を設けられたというふうに聞いております。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第51号の質疑を打ち切ります。 次に、議第53号についての総括質疑をお受けいたします。 はい、小西議員。
◆12番(小西高吉) 指定管理者の指定についてなんですけど、ここに指定管理を行わせる施設の名前上がってるんですけど、ここに2番に香芝市モナミホールというのが上がってるんですけど、現に休館している状況ですんで、その業務内容が変わってきてると思うんですけど、具体的に今度5年間になるんですかね、令和2年から7年までされるんですけど、どういうふうな業務内容になってくるんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎地域振興局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 現在、モナミホールにつきましては休館となっておりますけれども、施設のなかにはまだ入れる状態になっておりますので、火災の予防、防火、防災の予防のための危機管理に係る経費がかかっております。主に電気料金とあと維持管理料としてのセコムに関する委託のその費用が年間かかっておりますので、その部分の指定管理のほうに管理していただいてるということでございます。
○議長(福岡憲宏) 小西議員。
◆12番(小西高吉) 実際、モナミホールを開館されていたときと休館された形になったときとのその予算的なお金の面ですよね、そこら辺は実際今回のこの指定管理を結ぶ場合にあたって予算的には単年度で言うとやっぱり少なくなってるのかなと思うんですけど、その点はいかがですか。
○議長(福岡憲宏) 津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 本年度の参考で申し上げますと、モナミホールが休館になりましたことでその運営費用の分、約300万円程度減額となっております。次年度以降の指定管理もその維持管理の分、かかる分だけを残してあとは減額となる予定になっております。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、芦高議員。
◆1番(芦高清友) 議第35号、参考資料の13ページですね、審査結果で評価点が示されてるんですが、3,066点、4,500点中ということで、これ1団体中第1位なので、この評価点というのが4,500点中、何割で適正だったのかというのがちょっと読み解けないんですけど、ちょっと教えていただけますか。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 評価の点数につきましては、選定委員会の委員のなかで協議していただいた結果、約6割を超えるものを評価するということに決定していただきました。
○議長(福岡憲宏) 芦高議員。
◆1番(芦高清友) その6割がということでありましたら、もちろん超えているんかなあというふうに思うんですが、この指定管理のこの採点表、参考資料12ページですね、見てますと、事業者のセルフモニタリングのところでの審査項目なんかもあるんですけども、この評価点を受けて香芝市もしっかりこの指定管理者に対してモニタリングしていくというふうに、という点ですね、そのことをどのように考えておられるのかお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) 暫時休憩いたします。 午前10時05分 休憩 午前10時05分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。 津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) モニタリングにつきましては選定委員のほうからも一応意見として行政モニタリングをしっかりするようにということと利用者モニタリングも行政も一緒になってやるようにということの意見をいただいておりますので、それらを参考に実施してまいりたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 芦高議員。
◆1番(芦高清友) 今後やっていくということなんかなというふうに思うんですが、それなぜかといいますと、指定管理期間もこれ3年から5年に変わっているんかなあというふうに思います。そのあたりはどのような理由だったのかなというふうに思ったんですね。香芝市のほうで、またあと審査員のほうでも何かその理由に結びつくことがあったのかなあというふうに思ったんですが、その点最後にお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) 暫時休憩いたします。 午前10時07分 休憩 午前10時07分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。 津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 指定管理者を3年から5年に延長させていただいた理由につきましては、一応5年間にすることによって市民サービスを向上させてもらうこと、あとは消耗品等、あとリース契約等のコストのほうが削減されるということと、あと公募における相応のそれぞれの業務量の緩和、また公募時における競争率の向上が図られるということで、事業者にとって長期の事業ということになると内容のほうも強化されると考えて5年間にさせていただきました。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、河杉議員。
◆15番(河杉博之) 済みません、今の5年間にされたことなんですけど、次長おっしゃったような形で基本的な契約はいいと思うんですけども、ただ状況見ますと、ふたかみ文化センター、二上山博物館以外は、モナミホールは今休館中、公民館も老朽化が進んでるなかで5年間というところでどういう形になるのかわからない、特にモナミをこれから先どうしていくかわからない状況のなかでということだと思うんですね。要は受けられる指定管理者側もぶっちゃけた話商売でやられてるわけですから、その辺についての話し合いというのはどういう形でされたんですかね。今5年間で市民サービスの向上、行政側から見ると多分そうだと思うんですけれども、現実的に指定管理を受けるほうからすると、いつ何どきどういう状況に変わるかわからない、だから前回の契約のときにはことしの4月1日からモナミがストップした、こういう状況になるわけですよね。それについてのレクチャーといいますか、やりとりというのはどういう形でやられたのかちょっと教えていただけますか。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) モナミホールの面も含めましてこの毎年毎年変動していくであろうその案件につきましては年度協定においてその他その都度その都度内容を諮って協議していきたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) もう一つ聞きたいのは、要は先ほど5年間で、私も5年間で長い長期スパンでやったほうがある程度の市民サービスの計画が立てられるのでという意味ではすごい賛成なんですけど、ただ施設的に不安になってるような施設というなかで、特に中央公民館なんかさっき申し上げた老朽化が進んでいるなかでちょっと不安もなきにしもあらずやなというところもあるんですけれども、この辺についての要は指定管理者側の逆にアドバイスといいますかね、ご意見とかは行政側は受けておられるのかどうかというのはどんな感じなんですかね。
○議長(福岡憲宏) 津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) ふたかみ文化センターに関しましては、やはり設備のほうの課題もあるということで、指定管理者側、今現在段階でもいろんな改善点というのを報告を受けておりますので、それを踏まえて次年度以降の指定管理者との協議は進めてまいりたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 河杉議員。
◆15番(河杉博之) 最後に、要は何とかこの辺をしっかり市民の文化といいますか、にぎわいの中核にしていただきたいんで、ぜひお願いしたいんですけれども、要は今までみたいにどんと任せっきりにはなかなかなれない施設になってきてるなという思いがあるので、その辺についてはしっかり担当所管のほうも指定管理者にお任せっきりじゃなくて、ある程度イベント的なものはお任せしないといけないところはあると思うんですけども、いろんな形で注視をしていただきながらしっかりとした市役所とともにある文化施設という意味でにぎわいがあるようにお願いをしたいなということがありますので、ぜひ小まめな連携の取り合いをしていただきたいという、特に5年になるということで、ぜひお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 今回のその審査結果が4,500点中3,066点ということで、基準としては6割以上で合格ということなんですけど、今回これ68%ということは、これは高評価なんですか。どうなんですか。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 評価につきましては60%以上ということで、事業内容につきましては高評価だと感じております。今現在やっていただいている指定管理者の事業内容をまださらに拡大して内容を充実するというところで、事業計画の中身については評価は得られたと感じております。
○議長(福岡憲宏) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) 単純に100点満点中68点、これ高評価って値するのかどうかというのは私個人としては微妙なんですけれども、この評価点、ずっとあるんですけれども、今後契約していくなかでこれを改善する対策なり指導なりは今後どうしていくのかというのと、指定管理料ですか、委託料、今後契約するときにその委託料に対してこの点数というのは何らか影響はするのかどうかというのをちょっとお聞かせください。
○議長(福岡憲宏) はい、津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 指定管理の審査項目におきます管理運営であったり運営業務であったり、その辺のところは毎年毎年行政側のほうのモニタリングによって評価をさせていただいたうえで次年度以降の事業については検証をしていきたいと思っております。管理運営に関しましては施設の現状の施設の整備のこともありますので、そこは指定管理者とその都度協議をしてまいりたいと考えております。
○議長(福岡憲宏) 局長、あと値段のことも質問に。点数によって金額が変わることがあり得るのかという。 はい、津崎局長。
◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 文化センターにつきましては基本今考えております金額に関しましてはこの行政モニタリングをしたうえで改善できるところがあれば変動はすることもあるかと思いますけれども、今のところ現状のまま5年間の予算の範囲内でと考えております。
○議長(福岡憲宏) 中谷議員。
◆3番(中谷一輝) この5年間予算の範囲内でということなんですけれども、僕はこの6割という基準はクリアしてるとはいえ68%というぎりぎりだなというところもあるんで、その辺、その予算内といえどもこの点数というのは検討、これも入れて検討するべきかなと思いますし、この香芝みらい創造プロジェクトさんに対しても毎年毎年その評価を検証するだけでなく指導もしていかないといけないと思います。今回、この指定管理公募にあたって1社が辞退されてここみらい創造プロジェクトさんに決まるだけになったわけなんですけれども、このなかでたしか4社が入ってたと思うんですけど、1社が抜けてると思うんですけど、その理由とかわかれば最後にちょっとお聞かせください。
○議長(福岡憲宏) 暫時休憩いたします。 午前10時15分 休憩 午前10時15分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。 福森教育部長。
◎教育部長(福森るり) 構成される事業者のうち小学館集英社プロダクションが抜けられた理由というところについては具体的には説明を受けてございませんけれども、むしろ私どもとしましては小学館集英社プロダクションのノウハウを引き継いだ人員体制をきちっと組んでいただくということですとか、あるいは文化センターのなかに博物館の管理をする集英社、小学館がいてたのと国際ライフパートナーさんがいてたという2社併存してたということで起きるこの若干の連携の悪さとかといったようなものがむしろ解消されるというところで前向きに捉えているというところでございます。公民館、博物館で行う事業の際にはむしろ人員の融通ですとか連絡体制、協力体制といったようなものが組みやすくなるといったような評価をむしろしておりますので、理由はわかりませんけれども問題があるというふうには考えてございませんので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第53号の質疑を打ち切ります。 次に、議第54号についての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第54号の質疑を打ち切ります。 以上で、
総務企画委員会に付託を予定しています
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時18分 休憩 午前10時31分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。 続いて、
福祉教育委員会に付託を予定しています議第50号についての総括質疑をお受けいたします。 ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第50号の質疑を打ち切ります。 次に、議第52号について一言申し上げます。 今回、資料の差しかえが何度もありました。議会との申し合わせにより原則資料というのは1週間前というふうになっていたと思います。それにより議会としてはより慎重に審議をするためだと私自身は考えております。今後このようなことがないように理事者の方々には訂正等がないようにしっかりと資料を提出してください。よろしくお願いいたします。 それでは、議第52号についての総括質疑をお受けいたします。 はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) この参考資料見せていただきました。まあまあ今議長からも差しかえ云々ありましたけども、訂正前のやつも含めて見させていただいてるなかで、図面についてもしっかり見させていただいたつもりではあります。がしかし、非常に大きな疑問点といたしまして、この改修工事において、もちろん体育館は体育館であるということはもちろん重々承知しております。ですが、モナミホールが今使えない状況になっている、そのときにその体育館に例えば簡易的なステージを組み、音響装置を運び込み、PAですね、を入れて、そういうステージなどができる、そういうコンサートなどもできるような機能も持たせると。もちろん先ほども申しました体育館は体育館でありますので、完全な音楽ホールとしての代替機能を持っているというものではないけれども簡易的にはそのような機能も持ってというようなことも改修のなかに含まれていたかのような話が散見されていたように思います。しかしながら、このいただいた参考資料を見たなかにおきましては、そのようないわゆるステージを組み、コンサートのような、それに類するようなもの、演奏会に類するようなものができるような装置が今この改修のなかには見られない。例えば、例えばですよ、市が何か大きな行事を行うときに当然予算を組んでステージをつくり、そして音響装置を運び込み、それなりの行事が行うようにできるということにはなるだろうとは思いますけれども、モナミホールを閉めるにあたって代替機能も持たせるようにするという話になるならば、例えばコーラス団体や吹奏楽など音楽をやっている団体あるいは少人数の演劇などのそのような小さな団体であっても練習やリハーサル等に使用できるようなそのような状況になるのかなあというふうに予想しておった、そのような話であったかのように思わせるような話があったということで、例えばそんな話になるならば、ピアノの格納庫さえないと。ピアノをじゃ例えばコーラスの練習をするというときにその都度運び込めというのかと、それで代替機能を持ったと言えるのかというような、そういうことにもなりますので、この図面からはそういうことが見れない、私は読み取ることができませんでしたという言い方にしときます。その点についてはどのように考えておられるんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) はい、福森部長。
◎教育部長(福森るり) 体育館の改修、今回は耐震化、それからバリアフリーをメインとした改修というところでございます。今ご指摘がございましたようなモナミホールの代替施設としての改修を前提としているものではないということはまずお答えさせていただきたいと思います。そして、この建物については用途変更をするわけではございません。あくまでも体育館というところでございまして、ご質問のなかでほとんど私が申し上げたようなことはおっしゃっていただいたわけなんですけれども、例えばそういったイベントとして使用する場合には業者に委託をして仮設のステージをつくっていただいたり、音響施設を持ち込んで音楽の用に供するといったようなイメージをいたしているところでございます。あらかじめステージを組み込んだ設計ですとか、あるいはグランドピアノを常設するようなものというような改修ではないというところでお答えをさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(福岡憲宏) はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) 全然その答弁はそのとおりだと思います。そうだということで、私も先ほども言ってるようにあくまでも体育館であるということは、かつバリアフリー化であり、耐震化であり、そして空調設備の、あとはトイレ等のそういう改修であるということについても老朽化をリニューアルするということも十分承知しておりますが、これまでの理事者側の説明のなかにモナミホールを閉めるにあたり完全ではない、私もこれは多分何度も確認を、強調して確認したと思いますが、完全ではないにしろ、簡易的ではあるにしろ、代替機能を持たせるようなことも考えているというようなことを理事者のほうから説明されたことは一度もありませんか。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) 改修の時期とモナミホールの休館の時期が似通っていたことによるものかと思いますけれども、香芝市内には1,000人を超える収容できるような施設がモナミホール以外にどこかあるかといいますと、体育館には客席がそれ相当の数がございますので、例えば大規模な集会をするといったようなときには体育館を使用するというようなご説明をさせていただいたかなあとは思います。多用途に使うといったような説明をさせていただいたかもしれませんけれども、代替施設として位置づけて、いわゆる音楽ホールですとか演劇といったようなことを前提としたつくりにするというようなご説明をさせていただいたことはないのではないかというふうに考えてございます。あくまでもモナミホールが休館をするといったような段階でたくさんの人数を収容する場合には使えるというような認識でご説明をさせていただいたかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(福岡憲宏) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) 何度も言いますように体育館は体育館ですから完全に音楽や演劇等、そのようなものにそういう演奏や表現に対応する、耐え得る完全な代替施設にするというふうに言うた、おっしゃられた、そのような発言は私も聞いていないと思いますが、簡易的にあっても代替的機能を持たせるというような発言はあったと私は記憶しています、もちろん改めて調べさせていただきますけれども。今の部長の答弁は、福森部長の答弁は、それはそのまま当然、今これ本会議場で発言されているわけでありますので、そのままちゃんと市民に伝わるように市民への説明として今そういう部長からの答弁があったということで私は理解させていただきます。つまりそれなりの予算をかけて、お金をかけてステージを組み、音響装置をわざわざ持ち込んでやっと大きな行事はできるけれども、例えばモナミホールを使っていた小さな団体が簡単にできるようなもの、簡単に使用できるようなものではないというふうに私は説明していただいてるものだと捉えます。違いますかね。例えばさっきも言いましたけど、コーラスの練習しよう、モナミホールでは練習、例えば練習や、それからリハーサル、そこでやって、本番は違うところでやることもあったかもしれません。ピアノ要りますよ。ピアノを運び込めということですよね。例えば私が言うてるのは、この改修のなかで多目的な収納庫みたいなものがあって、でも実際現実にはピアノがあって、ステージ組んだら人力ですよ、人力でうんしょ、うんしょと押し出せば、ピアノも足は下にはキャスターがついてますので、それぐらいのことであればやって、ちょっと練習ができるというような、それぐらいのことをできるのかなと思っていたら、コーラスの練習するためにグランドピアノを運び込んで練習が終わったらそのピアノをまた運び出してくださいという話ですよね。実際にはもう不可能だということですよね、現実には、そのような使い方は。つまり、モナミホールの代替施設としてそのような機能を持たせることも考えているというふうな話はあったと思うけれども、結局は市としては市が行う行事として予算を組んで大がかりにステージを組んでPA装置を運び込んでする、そのようなものはできるけれども、市民が、市民の団体が使えるようなものではないという、そのような説明であったと捉えてよろしいですか。
○議長(福岡憲宏) はい、福森部長。
◎教育部長(福森るり) 私が今ご発言させていただいたことにつきましては、あくまでも体育館の改修のことという答弁でございますので、そのコーラスグループがグランドピアノを使って練習をされるということでしたら、例えば公民館ですとか市民ホールといったようなところをご提案をさせていただきたいというふうに考えてございます。体育館の改修についてはあくまでも耐震工事と長寿命化を含めてバリアフリー化をするということで、体育館の改修の目的ということで私どもはお答えさせていただきたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中川議員。
◆14番(中川廣美) 香芝市自体、この体育館のかわりにするような場所がほとんどないような状況で、今体協関係とかいろいろなスポーツ団体で練習しておられるんですけど、これ工事1年ですか、1年やったら1年の間、もう何もやらないということなんですか。その辺はどうされるんですか、今使ってる方に対してね。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) 総合体育館の工事期間中の代替施設の対応でございますけれども、まず使用中止期間の各継続クラブへの情報提供を既に行っているところでございまして、提供内容といたしましては、例えば北部地域体育館、それから文化センター、地域交流センター、福祉センター、保健センター、中央公民館などが考えられてございまして、各施設には事前に相談済みでございます。また、小・中学校の体育館についてもクラブ活動の支障のない夜間を中心にご案内をさせていただいております。また、登録クラブ以外の利用者の方についても総合体育館の受け付けや生涯学習課の窓口でも同じようなご案内をさせていただいてるところでございます。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 中川議員。
◆14番(中川廣美) いろいろ福祉会館とかいろいろ言われたんですけども、それはどの競技をどのように持っていかれる予定なんですか。 それと、前から私提案してたんですけども、公民館の入り口のあいたとこにトレーニングルームの器具ぐらい置いたらどうやという話もしてたんですけども、まったく1年だったら1年あくようでしたら、そういう方向性もどうなんですか、その辺は。
○議長(福岡憲宏) 暫時休憩いたします。 午前10時46分 休憩 午前10時46分 再開
○議長(福岡憲宏) 休憩を解いて再開いたします。 福森部長。
◎教育部長(福森るり) まず、どの施設でどの競技をするといったような指定をさせていただいたわけではございませんでして、もちろん公民館でバレーボールはできないわけなんですけれども、施設の許容の範囲でさせていただくようにということで事前にそれぞれの施設とは協議をさせていただきまして、各団体の方が一番適切と思われる施設を選択されるということでございます。 また、トレーニングルームについてもかねてより中川議員からは公民館への移動のこともご提案いただいてたわけでございますけれども、あくまでもトレーニングルームにつきましては早期の開設を目指して私どもとしてはその仮設のトレーニングルームをつくるといったようなことについてはいたしかねるというような状況でございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 中川議員。
◆14番(中川廣美) 今度の委員会までにどの競技をどの場所に代替的に提供するとか求めていくとかということを出してくださいよ。それと、トレーニングルームでしたらトレーニングルーム供用開始すると言われてますけど、いつから供用開始できるか、その辺の日数的なものももうちょっと詳しくやってもらわんと、今時点でできてたら何も言わないですけども、ただこのように思うてるだけでは、使用してる者も大変ですやろ、今現在。だから、何とかこの委員会、代替をできるという形のものを各クラブに声をかけていただいて約束もろうてくださいよ。要望しておきます。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) 代替施設で行える競技につきましては私どもも一定想定はいたしておりますので、委員会にまたご説明をさせていただきたいと思います。また、トレーニングルームにつきましてもこの工事の全体の工期ですとかいろいろな制限事項も含めて詳細にご説明をさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、関議員。
◆11番(関義秀) この資料のなかの最終ページのなかの26ページ、屋根改修工事のこの図面入ってるんですけども、現在の体育館の明かり取りという形でトップライトが入ってますよね。なぜ当初僕らもちょっと聞いた話では、トップライトを入れることによって体育館の明かりを十分確保できると。昼の時間なんかは照明もつけなくてもその明かりで競技ができるというようなお話も聞いてたんですけども、1つはトップライトついてるということはレンズのかわりをして体育館がかなり暑いというような使用される方々のいろんな意見がございました。今後改修されるときにあのトップライトは取って空調設備をすることによって空調の熱効率がええというような思いもしてたんですけども、この図面を見させていただきますと同じく同じようにFRPのドーム型のトップライトがつけられるということで設計になってるんですけども、この辺についてはどのような使用者の今までの意見等々も聞かれたら、多分トップライトはもうクーラー入れるとについては支障を来すんやというお話もあったと思うんですけども、その辺はいかがお聞きなんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) トップライトのことにつきましては、既存のものを撤去いたしまして新設をするということでございます。今どういった素材を使うかはまた確認をさせていただきますけれども、恐らくそういった熱を遮熱するような機能がついているかどうかの確認を改めてさせていただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 関議員。
◆11番(関義秀) 部長がおっしゃるのもわかるんですけども、クーラーをつけるという、今までクーラーないときは明かり取りとか、そういういろんなトップライトの効果があったと思うんですけども、全体的にクーラーを入れると、もちろんクーラー使わないで使用される方もあったら、そりゃ明かりも必要になるかもわかりませんけども、本来の目的は今回の耐震も含めて市民に快適な形でこの体育館を使用してもらうという一つの大きな大義名分があったと思うんですよね。そのときにトップライトをつけるということは熱効率も悪いと、そしてクーラーもどんどんどんどんしていったら維持費も電気代とかいろんな形で負担もかかるということで、ちょっと今の時代の体育館にしては逆行してるの違うかなと、これ全部折板も全部取りかえるということなんで、トップライトを取り払ったら全部折板にしてあって別にその辺差し支えないのじゃないかなという思いもするんですけど。 そしてもう一つは、仮にトップライトをつけるなら、トップライトの下に暗幕というんか、光を遮断するカーテンなんかもつけてるとこは時々あるんですわ。そやけど、今の体育館なんかはほとんどもう屋根の折板丸出しやなしに天井ついてる体育館、それもなぜかというと熱効率、そして外部の光が入ってこないでバドミントンとか卓球なんか外部の光入ってくるとプレーに支障を来すというようなこともありますので、そういうことも含めたら、私はこのトップライトというのは何のためにつけて何を目的にこれをつけてるのか、それもう一度説明お願いします。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) 今、ご指摘のございましたような例えば卓球やバドミントンなどはシャトルやボールが見えにくくなるということで、今もカーテンを閉めて運用されているという実態については私どもも把握いたしております。ただ、この設計段階のなかでエアコンを入れること、それからもちろん光をとることですね、LED化してライトの電気効率、明るさを確保するといったようなことも同時にさせていただくわけでございますけれども、そういった条件を提示したなかで設計士との協議のなかで今決まったものでございまして、今トップライトに暗幕をつけるといったようなご提案等も含めましてこの屋根の改修の詳細につきましてはまた委員会でご説明をさせていただけたらというふうに思ってございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(福岡憲宏) はい、関議員。
◆11番(関義秀) 今、部長のほうから委員会でご説明もするということなんですけども、まあまあ委員会でもっと詳しくいろんな議論がなされると思うんですけども、私もスポーツにかかわってた人間としては、もうあの体育館については、もう従来のできた当時は斬新ないろんな形での新しい制度も取り入れてされたということも聞いとるんですけども、30年以上たってもう体育館の形態、ほとんど体育館は今クーラーついてますわね。クーラーがついていったら、もうやっぱり熱効率とか照明の問題、いろいろなものをしたら、この段階では私はもっと詳しくもうちょっと体育館の機能の問題について協議を設計屋さんも含めて、スポーツもされてる体育協会の方か専門的なスポーツをされる方、その人たちのほんまの意見を聞いて設計をされたんかというのは、これを見て私愕然としましたよ、そやけど。そやから、議論でされてるということで契約もされてるのでどういう形になるのか僕はわかりませんけども、やはり唯一香芝の地域体育館もありますけども、公式なスポーツ競技ができる体育館としては私はちょっと舌足らずのとこがあるのかなあという思いもするんですよ。そやから、委員会でしっかりしてもろうて、やっぱり市民が、ああ、なるほど、改修してようなったな、納得できるなあ、やっぱりこの体育館あったらどこへ行っても恥ずかしくないなあ、私は試合に行っても、いや、香芝の体育館はやっぱりよそに負けんほど立派な体育館に改修されたなというような思いになるような体育館にしてほしいわけですわ、お金も9億円、10億円近うのお金をかけてするんですからね。ちょっとこれは研究不足やったんかなと思います。それだけとりあえず指摘しておきます。ちょっと答弁もお願いします。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) いろいろとご指摘をいただきましてありがとうございます。何度も申し上げておりますけれども、まずは耐震化というところ、それから公共施設の管理計画のなかでこれを長寿命化するというところでございまして、新たな機能、最新の機能を盛り込んだ形に十分できていないというご指摘については真摯に受けとめさせていただきまして、どういうそういったご指摘を運用に活かしていくという意味でよりよい使い方、より使いやすい体育館でありますようにしっかりと協議をしていきたいというふうに思ってございます。ありがとうございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 はい、中村議員。
◆10番(中村良路) この図面を見させていただいて車椅子の配置図なんですが、この配置図2カ所なんですが、大体スポーツ施設ということでバレーボールやったら両面に2面ぐらいとれる広さだと思うんですが、これで片方しか言うたら見れる観客席の車椅子の置くところがない。言えば反対側にも当然必要であったんではないかというふうに私はそう思うんですが、応援する選手が出られてたら応援しに来られる、両面でされてたら、片面で大きな声出して応援するわけにいかないというところも含めて、なぜこの片面だけのほうに車椅子の設置するところが2カ所しかなかったのか、その辺お聞かせいただきたいと思います。
○議長(福岡憲宏) はい、福森部長。
◎教育部長(福森るり) ご指摘をいただきましたなぜ片面だけかというところでございますけれども、構造上、エレベーターの近くにというところでの配慮がございました。ほかに適切な場所が設定できなかったというのが正直なところでございまして、まずはエレベーターからの距離、それから車椅子で観覧されるうえで安全な場所を確保するという観点で設定いたしまして、この今の6名の方の観覧席ということになりましたので、ご指摘は十分受けとめさせていただきたいと思いますけれども、制限上、ここしかなかったというように聞いてございます。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 中村議員。
◆10番(中村良路) 大体言われる意味はわかりましたけども、反対側のコートで競技されて逆方向で応援するというのもちょっとおかしな話ですよね。スポーツされてその方を応援しに行って目の前で試合してない人を応援せんと遠くの人を応援するというのも、ちょっと手前の人の競技されてる人に対してどうかなと私はそのように思うわけであります。それと、今パラリンピックとかというふうなことで大いにオリンピックも含めて盛り上がっております。そんな観点も含めまして今後この改造するにあたって障害者の人たちが使用されることもあります。また、障害者の方も応援しに来られます。そういったことを含めてすべてをそういうふうにしろとは言いませんが、そういったことも当然今の時代やったら考えていくべきじゃないですか。東京オリンピック・パラリンピックっていうふうに政府のほうも大いにそのように対応されてるところでしょう。それなのにこれから改造するのに平面ばっかしじゃないでしょう。そういったことの考えというのはどうでしょうか。もしかそういう障害者の方が競技されて応援されるようになられたら、その方は拒否するわけですか、でもないでしょう。だから、当然やっていただかなあかんでしょう、そういう競技も当然必要でしょう。だから、完璧なもんは僕は求めてないけども、それなりの対応できるようなことは当然必要じゃないかなというふうに私は思いますが、その辺はどうでしょうか。
○議長(福岡憲宏) はい、福森部長。
◎教育部長(福森るり) まず、ご指摘につきましては、今回の今の既存の体育館の改修というところでさまざまな法的な制限のあるなかでの改修でございます。面積を増やすこともできないといったような、非常になかなか難しい制限があるなかでの改修であったということをまず前置きとしてお話をさせていただきたいと思います。今、ご指摘のありましたように障害者の方も見ていただけるようにということで今設けましたのがこの障害者用の観覧席でございます。今まではなかったものでございまして、もし仮にご覧になるのでしたらフロアでご覧いただくしかなかったものを今回はエレベーターをつけて観客席からごらんいただけるような設計を設けたということでございます。 また、多目的トイレなども含めて障害のある方がご利用いただきやすいようなものを既存のさまざまな制限のなかで最大限考えたものでございますので、ご意見としましては私どもも同じようにパラリンピックが今後開催されるということで意識も高まっているなかでのことでございますけれども、できる限りの最大限のことをさせていただいたということでございます。 また、フロアにつきましては、ご指摘もありましたように車椅子競技が安心してできるようにというような配慮もなされているところでございますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(福岡憲宏) 中村議員。
◆10番(中村良路) 理解はしますけども、しますけども、この時代にはマッチしてないかなというふうに私は、私自身は、私がそういうふうに思うんで、その辺のこともよくよく考えて、これで終わるんじゃなしに次の段階も踏まえて設計も考えていったらいいんじゃないですか。何も今してほしいというのを僕は言ってなく、今後のためのことも含めてそういった設計も踏まえて考えるべきだったんではないかなというふうには思うわけです。だから、これ僕がちょっと言わせていただいたんです。 それとあと例えばこのエレベーターとまった場合のこの障害者の方の避難経路について、この今の体育館の形態からいうたら、なかなか階段折れてなっている階段でなかなか難しいんじゃないかなと思いますが、その辺のことはどのように考えてここに車椅子を設置されたのかお聞かせください。停電でエレベーターがとまった場合とか緊急避難の場合、そういったことも含めてちょっとお聞かせください。
○議長(福岡憲宏) 福森部長。
◎教育部長(福森るり) ご指摘ありがとうございます。まずはエレベーターがとまった場合については人的にサポートしながら安全に避難していただくということをする必要があるというふうに思ってございます。まずは想定をして、新しい体育館になりましたら、そういったことも想定して、今までにないものができるわけでございますので、しっかりと指定管理者とともに避難経路の確保ですとか避難訓練ですね、を積極的にさせていただきたいと思います。ご指摘ありがとうございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第52号の質疑を打ち切ります。 以上で、
福祉教育委員会に付託を予定しています
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続いて、
建設水道委員会に付託を予定しています議第47号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、筒井議員。
◆4番(筒井寛) この地区計画ですね、内容そのものについては議案も、それから参考資料も読ませていただきました。そもそもこの地区計画がこの地図、参考資料等で示されている赤い線の枠内に設定されるその理由は具体的にこれからどういうふうになっていくから今回この地区計画が改正され、それが条例議案となったのかというところをお聞かせください。
○議長(福岡憲宏) はい、奥田都市創造部長。
◎都市創造部長(奥田芳久) この地区計画の区域の設定でございますけれども、都市計画マスタープランにおきまして国道に接しております市街化調整区域で広い有効利用できる面積があるということで都市計画マスタープランでまず有効活用の設定を行ってございます。そのなかで地元地権者及びその事業提案者からあの区域の範囲について相談があり、その範囲を地区計画でまず区域の設定をいたしました。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) そういう形で今答えていただくのではなくて、つまり、じゃもう一歩踏み込んで、具体的に今の地区計画がここに設定されることでこの区域におけるごくごく近い将来にその使用される目的が既に定まっているんでしょうか。
○議長(福岡憲宏) 奥田部長。
◎都市創造部長(奥田芳久) この地区計画は市街化調整区域に対しまして商業施設等の誘致を考えた地区計画の設定をしております。想定される商店といいますか店舗といいますか、建物はスーパーマーケットや飲食店、物販店や流通関連業務施設というふうなことを想定して地区計画の設定をしております。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) 筒井議員。
◆4番(筒井寛) そうですか。具体的に既にこの地域に進出を考えている企業、店舗等については既にあるんでしょうか。あるならば教えてください。
○議長(福岡憲宏) 奥田部長。
◎都市創造部長(奥田芳久) 一応事業者さんの候補としてはございます。 以上でございます。
○議長(福岡憲宏) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第47号の質疑を打ち切ります。 次に、議第48号についての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第48号の質疑を打ち切ります。 次に、議第55号につきましての総括質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ないようでございますので、議第55号の質疑を打ち切ります。 以上で、
建設水道委員会に付託を予定しています
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。
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△日程8
理事者提出議案委員会付託
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、
理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第45号、議第46号、議第49号、議第51号、議第53号、議第54号については
総務企画委員会に、議第50号、議第52号については
福祉教育委員会に、議第47号、議第48号、議第55号については
建設水道委員会に付託することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、それぞれの委員会に付託することに決します。
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△日程9 意見書第3号 「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書(案)
○議長(福岡憲宏) 日程に従いまして、意見書第3号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 はい、中山議員。
◆8番(中山武彦) おはようございます。 それでは、議長のお許しを得ましたので、意見書第3号「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書(案)につきまして文面をもちまして提案理由説明とさせていただきます。 本年8月、茨城県の常磐自動車道で男性が執拗なあおり運転を受けて車を停止させられ、容疑者から顔を殴られるという事件が発生した。また、平成29年6月には神奈川県の東名高速道路においてあおり運転を受けて停止した車にトラックが追突し夫婦が死亡している。こうした事件、事故が相次ぐ中、あおり運転をはじめとした極めて悪質、危険な運転に対しては厳正な対処を望む国民の声が高まっている。 警察庁は平成30年1月16日に通達を出し、道路交通法違反のみならず危険運転致死傷罪や暴行罪等のあらゆる法令を駆使して厳正な取り締まりに取り組んでいるが、あおり運転に対する規定がなく、防止策の決め手とはなっていない。今後はあおり運転の厳罰化に向けた法改正の検討や更新時講習などにおける教育のさらなる推進及び広報啓発活動の強化が求められるところである。 そこで、政府におかれては、今や社会問題化しているあおり運転の根絶に向け、安全・安心な交通社会を構築するため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記、1、あおり運転の厳罰化については、危険運転を行った場合のみでも厳しく処罰される海外の事例なども参考にしながら新たに規定を設け、実効性のある法改正となるよう早急に検討を進めること。 2、運転免許更新時における講習については、これまでの交通教則による講習に加え、あおり運転の危険性やその行為が禁止されていること及びその違反行為に対しては取締まりが行われることについての講習も行い、その内容を交通教則に記載すること。 3、広報啓発活動については、あおり運転が禁止されており取締まりの対象となることやあおり運転を受けた場合の具体的な対処方法などについて警察庁及び都道府県警察のホームページ、SNSや広報紙などを効果的に活用し周知に努めること。 以上でございます。議員諸公のご検討をよろしくお願い申し上げます。
○議長(福岡憲宏) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) 質疑がないようでございますので、意見書第3号の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案につきまして、
総務企画委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(福岡憲宏) ご異議がないようでございますので、本件については
総務企画委員会に付託をいたします。 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。 なお、4日は
総務企画委員会、5日は
福祉教育委員会、6日は
建設水道委員会の日程となっております。所属委員の皆様方には各委員会の付託案件について慎重審査のほどよろしくお願い申し上げます。 また、12日と13日の両日は一般質問の日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をよろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 閉議 午前11時15分...