平成29年第6回12月定例会 平成29年第6回
香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成29年12月4日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (16名) 1番 芦 高 清 友 君 2番 鈴 木 篤 志 君 3番 中 谷 一 輝 君 4番 筒 井 寛 君 5番 福 岡 憲 宏 君 6番 上田井 良 二 君 7番 下 村 佳 史 君 8番 中 山 武 彦 君 9番 森 井 常 夫 君 10番 中 村 良 路 君 11番 関 義 秀 君 12番 小 西 高 吉 君 13番 細 井 宏 純 君 14番 中 川 廣 美 君 15番 河 杉 博 之 君 16番 北 川 重 信 君4 欠席議員 な し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 吉 田 弘 明 副市長 鎌 田 裕 康 教育長 廣 瀬 裕 司 企画部長 黒 越 頼 雄 総務部長 滝 村 豊
市民環境部長(危機管理監) 堀 本 武 史
福祉健康部長 森 村 光 延
都市創造部長 奥 田 芳 久
上下水道部長 吉 村 文 一 教育部長 村 中 義 男 企画部次長(秘書広報課長事務取扱) 総務部次長(総務課長事務取扱) 笠 屋 眞 一 上 平 健 二 総務部次長(財政課長事務取扱) 市民環境部次長南 浦 幸 次 仲 哲 司
地域振興局長(市民協働課長事務取扱) 福祉健康部次長平 山 訓 徳 奥 山 善 弘
都市創造部次長吉 田 十 朗 教育部次長 福 森 る り 会計管理者 松 村 かおる6 会議の記録・書記は、次のとおりである。
議会事務局長 佐 谷 妃佐子 〃 総務課長 赤 土 昌 功7 会議の事件は、次のとおりである。 報第10号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について 報第11号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について 報第12号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について 承第5号 平成29年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)の専決処分の報告及び承認について 議第60号 香芝市下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例を制定することについて 議第61号 香芝市
附属機関設置条例の一部を改正することについて 議第62号 香芝市
自転車駐車場条例の一部を改正することについて 議第63号 香芝市道路占用料に関する条例及び香芝市
法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正することについて 議第64号 香芝市
都市公園条例の一部を改正することについて 議第65号 香芝市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例の一部を改正することについて 議第66号 平成29年度香芝市
一般会計補正予算(第4号)について 議第67号 香芝市道路線の認定について8 議長は、
会議録署名議員に次の者を指名した。 9番 森 井 常 夫 君 10番 中 村 良 路 君 開会 午前9時00分
○議長(小西高吉君) 改めまして、おはようございます。 開会に先立ちまして、理事者から発言を求められていますので、これを許可いたします。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) 開会前の貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。 この場をおかりいたしまして、去る11月24日に職員1名を
懲戒免職処分といたしました件につきまして、改めましてご報告とおわびを申し上げます。 事案の内容でございますけれど、当時、
福祉健康部保健センター所属の職員が病気休職中に交通事故を起こしました。その際、運転免許証が失効し無免許状態であったことが判明いたしました。さらに、休暇、休職の届けに提出されました診断書が本人による偽造であったことが発覚いたしました。偽造されました診断書は26通、不正に休暇、休職をとった期間は465日となっております。この間、支払われました給料につきましては、全額返還の請求を行っているところであり、本人からも弁済の意思は示されております。また、事案の重大性に鑑みまして刑事告訴をする方向で調整を行っております。市民からの公務に対する信頼を損ない、市の信用を失墜させる、あってはならない不祥事であります。市議会議員の皆様を初め、市民の皆様に心より深くおわびを申し上げます。今後、職員の綱紀粛正の徹底に努めまして、このような不祥事が二度と起こらないよう職員の管理に努めまして、市職員一丸となって市民の皆様方の信頼回復に努めてまいります。まことに申しわけございませんでした。
○議長(小西高吉君) 以上で、理事者からの報告とします。 本日、平成29年12月第6回
香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には師走で何かとお忙しいなか、ご出席いただきまして、まことにありがとうございます。 なお、本定例会がスムーズに運営できますよう、議員そして理事者の皆様方には格段のご協力をよろしくお願いいたします。 続きまして、市長より招集のあいさつをお受けいたします。 はい、吉田市長。
◎市長(吉田弘明君) 皆さん、改めましておはようございます。 早いもので12月、香芝市内におきましても師走の慌ただしい日となりました。歳末の特別警戒がスタートし、そしてたすけあい運動もスタートいたしました。たくさんの方に1日ご尽力いただき、例年を上回る募金が集まりましたことを報告しておきます。そして、昨日はみつわ保育所の竣工式がございまして、多くの皆様方に錦上、花を添えていただきましたことを改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。 さて、この9月の議会が終わりまして10月、11月と非常にイベント等でお忙しい日々だったと思います。例年になく、スポーツ、そしてイベントが多かったわけですけども、特に奈良県で初めて開催されました国民文化祭、そして障害者文化・芸術祭、同時に開催されまして、香芝よさこい祭が開催されたり、またその翌週には香芝初めてであります大相撲巡業、香芝場所が開催されました。横綱が引退されまして、今となっては4大横綱がそろったという大変意義深い場所であったように思います。また、スポーツの分野では、香芝在住の荒本君が国体で高校8冠を達成されたり、また
障害者スポーツ大会におきましても、高齢者の方が砲丸投げ、ソフトボール投げで銀メダル、女子高生の部で100メートル、200メートルの徒競走で金メダルという華々しい結果となりました。また、冬といっては駅伝でもありますが、香芝中学そして高校の女子、男子もそろって奈良県大会優勝というすばらしい結果で、まさに文武両道の香芝にふさわしいそんな成果が出たなというふうに誇らしく思っているところでございます。 そして、災害のほうでも特に台風が10月末に、連週で来たわけでございますけども、奈良県全域に大きな被害をもたらし、香芝におきましても始まって以来の避難勧告を出す形となりました。今回の予算においても一部補修の予算を計上させていただいてますが、ひどい被害が全国的にまたは奈良県全域であったわけですけども、そんななかでも最少の被害でおさまったというふうには安心しているところでございます。また、市のほうではこの11月から12月にかけて、いよいよ来年度の予算構築を進めているところでございますけれども、財政健全化に向けたところを視野に入れながら効率のいい、そういった
市民サービスを下げない予算構築をしてまいりたいと、このように思います。 本日は、そんななかでの審議をお願いするわけでございますが、報告案件、そして条例の一部改正と廃止、そして補正予算など合計12の議案についてご審議いただく予定でございます。何とぞ慎重審議いただきまして、ご同意賜りますようお願い申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西高吉君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより平成29年12月第6回
香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(小西高吉君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいて、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) ご異議ないようですので、9番森井常夫君、10番中村良路君にお願いいたします。
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△日程2 会期・議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(小西高吉君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。
議会運営委員会で、会期及び日程について審査を願っておりますので、
議会運営委員長から報告を求めます。 中川委員長。
◆
議会運営委員長(中川廣美君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、
議会運営委員会を代表して報告させていただきます。
議会運営委員会は、去る11月20日に平成29年12月定例会についてを案件として開催いたしました。 まず、会期・日程についてでございますが、4日本会議の初日、6日
総務企画委員会、7日
福祉教育委員会、8日
建設水道委員会、13、14日が一般質問、本会議の最終日は18日の15日間と決定いたしました。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、4、
香芝市議会改革調査特別委員会の中間報告、5、
市長行政報告、6、報第10号、7、報第11号、8、報第12号、9、承第5号、10、
理事者提出議案提案理由説明、11、
理事者提出議案総括質疑、12、
理事者提出議案委員会付託、17時散会。 議会初日の日程については、以上のように決定いたしました。 次に、
理事者提出議案の委員会への付託でございますが、
総務企画委員会には議第62号、議第66号を、
建設水道委員会には議第60号、議第61号、議第63号から議第65号、議第67号をそれぞれ委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の提出期限については、本会議初日の午後の再開まで、もしくは午後1時30分までに提出をお願いいたします。また、一般質問を行う順番についてですが、恒例によりくじ引きをしていただき、小さい番号を引いた順に一般質問を行っていただくことに決定いたしました。 これをもちまして
議会運営委員長の報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。
○議長(小西高吉君) ただいまの
議会運営委員長報告に対しまして、質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日4日から12月18日までの15日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) ご異議ないようですので、
議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は12月4日から12月18日までの15日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程案のとおりで、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) ご異議ないようですので、お手元の
日程案どおり本日の議事日程とすることに決定いたします。
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△日程3 議長諸報告
○議長(小西高吉君) 日程に従いまして、諸般の報告をいたします。 定期監査及び
例月出納検査の結果報告の提出がありましたので、その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、議員の派遣について、
香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、10月24日、25日開催の奈良県
市議会議長会県外研修、また11月21日開催の奈良県
市議会議長会に
福岡憲宏議員を派遣しましたので、報告いたします。
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△日程4
香芝市議会改革調査特別委員会の中間報告
○議長(小西高吉君) 日程に従いまして、
香芝市議会改革調査特別委員会の中間報告をお受けいたします。 中山委員長。
◆
議会改革調査特別委員長(中山武彦君) ただいま議長のお許しを得ましたので、去る10月2日並びに11月20日に開催いたしました本委員会の審査概要につきまして、委員会を代表して中間報告をさせていただきます。 委員会では、議会改革の調査事項として、議員の調査研究の推進を議題とし、
政務活動費の必要性などの審査を行い、最近の裁判の判例状況などを考慮し、本市の
政務活動費の手引きに示されている案分率などについて、今後の改善点や課題について審査を行いました。 これからも、引き続き、さらなる調査研究を行っていきたいと考えています。 以上をもちまして、本委員会の審査概要についての中間報告を終わります。
○議長(小西高吉君) ただいまの報告に対しまして、質疑をお受けいたします。 はい、福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 確認でちょっと教えていただきたいんですけども、
政務活動費についてなんですが、方向性としてなくしていく、現状維持、そしてほかに減らしていく、増やしていく、現状維持、そして支払い方法について後払い、現状維持、これだけの選択肢があるんですが、現在の話し合いの状況はどうなってますか。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆
議会改革調査特別委員長(中山武彦君) なくしていく、なくしていかないというものについては、
政務活動費の必要性というところで最初に審議をいたしまして4点の確認をいたしました。これについては、議会の
チェック機能の強化、また
給与所得者等の議員に門戸を開く等の観点から必要性を確認しました。また、透明性については、
政務活動費をホームページについて収支報告を出していくという方向で審査をしております。また、減額する等の話もございましたけども、現在の状況で決して多いというわけでもございませんので、金額については現在の状況で十分かなという話をしております。これは資料に基づきまして、現在、使われている執行率、ほぼ50%ということもございます。また、使ってらっしゃらない方、また使ってらっしゃる方の分布も見ましたけども、決して30万円ということですけども、過小でもないし、また過大でもないという状況になっております。そういった状況で今は審査を進めている状況です。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 話し合いの過程は非常にわかりやすくていいんですけども、基本的に僕が今、質問させていただいたところによると、現状維持、現状維持、現状維持というふうな形が多いかなというふうに思うんです。委員長があまり発言するなというふうな感じの批判もあろうかと思うんですが、僕は委員長がたくさん調べていただいて発言されてるのは非常にいいと思うんです。ただ、どうしても何か方向性が、市民から今の結果だけ見れば、何や、現状維持してるだけやんというふうに思われてしまうのかなというふうに思います。まだ決定ではないと思うんですけども、先ほどの例えば後払いについて、前払いと後払い、普通一般の企業であれば、ほぼ後払いが世のなかの主流だというふうに思います。話聞いてますと、議会事務局のほうとしても前払いと後払いで、手間がどれだけ変わるんだというのも議論にあったと思うんですが、後払いのほうが逆に楽になるんじゃないかというふうなこともおっしゃられてました、たしか。であれば、あくまで議会改革をしていく、進めていくのであれば、例えばそこだけでも市民感覚といいますかね、民間感覚になるような形で今後また話を進めていただいたらどうかなというふうに思います。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。
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△日程5
市長行政報告
○議長(小西高吉君) 日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 吉田市長。
◎市長(吉田弘明君) さきの9月
定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項について報告いたします。 まず、総務部関係では、市税の徴収につきましては、納期内納付を定着させ収納率の向上を目指すため、口座振替、
コンビニ収納の利用促進の一環として10月2日から各課、関係各位と
Pay-easy口座振替受け付けサービスを開始いたしました。今後も納税しやすい環境の整備を行うことによって市民の利便性の向上に努めてまいりたいと思っております。 また、若年層の納税及び自主納付の意識向上を図るために、納税者の約3割強を若年層が占めております軽自動車税、これにおきましては催告等により意識喚起を行いました。継続して若年層を初め市民の納税及び自主納付の意識向上を図ってまいりたいと考えております。 次に、市民環境部では、市民課におきまして8月7日から職員によります
マイナンバーカード申請用の
無料写真撮影を実施し窓口での申請を受け付けております。開始から10月末まで838名の方にご利用いただきました。こうした取り組みによりまして、
マイナンバーカードの普及率は10月末現在で13.35%となりまして、平成29年度目標であります15%の達成を目指し、今後も引き続き
無料写真撮影などを実施しまして普及率向上に努めてまいりたいと考えています。また、10月と11月に開催されました、香芝よさこい祭や香芝ふれあいフェスタ、障がい児・障がい者ふれあいの集いなど、日程に合わせまして
マイナンバーカードの臨時窓口を開設させていただいたところでございます。今後におきましても、普及促進に努め、
コンビニ交付利用率向上につなげてまいりたいと考えております。 次に、
交通安全対策につきましては、例年行っております香芝市
高齢者交通安全推進大会を9月27日に
モナミホールで開催いたしました。「交通事故のない やすらぎの
大和路づくり~大和の交通マナーを
高めよう~」と、これをスローガンといたしまして高齢者の皆さん一人一人に
交通安全思想をより一層高めていただき、正しい交通ルールと交通マナーの実践を習慣づけていただきました。 次に、防災対策につきましては、超大型の台風21号が10月22日から23日未明にかけまして県内に接近し、各地に甚大な被害をもたらしました。本市におきましても市内各所で道路の冠水や陥没、土砂崩れなどの被害がございましたが、自治会や消防団、関係所管の協力によりまして人命にかかわる重大な被害とはなりませんでした。また、
総合福祉センターや
香芝西中学校等、計5カ所の指定避難所の開設を行い
土砂災害警戒区域の一部に避難勧告を発令し、地域住民の皆様に避難をしていただいたところであります。今後も不測の事態に対し各種団体、関係所管との連携を図りながら、市民の皆様の生命、財産を守るため迅速、的確に災害への対応を行ってまいります。 次に、11月9日から
全国火災予防週間がスタートいたしました。「火の用心 ことばを形に 習慣に」、これを標語といたしまして各駅前において防火啓発、そして消防車両により
防火啓発パレードを行い、冬季に向けて啓発活動を行ったところでございます。また、11月12日には、香芝市消防団、香芝消防署の
秋季合同訓練を香芝市総合プールで実施いたしました。当日は、建物火災が発生した想定で建物からの救出訓練、
ホース延長訓練、
応急担架作成訓練等を行い、各関係機関と連携を深めるとともに士気の高揚を図りました。さらに、11月26日には、本市と真美ヶ丘東、
真美ヶ丘西小学校区の
自主防災組織が大地震が発生した想定で
合同防災訓練を
香芝東中学校で実施いたしました。当日は、体育館において
避難所設営訓練を行い、グラウンドでは
初期消火訓練、
応急手当て訓練、給水訓練、煙体験訓練を行い、自治会、学校、行政との連携を再確認したところでございます。 次に、10月9日、第32回国民文化祭・なら2017と第17回
全国障害者芸術・文化祭なら
大会イベントとして、香芝よさこい祭・奈良大会を開催いたしました。全国からの公募により集まった26の団体により、よさこい祭りが披露されました。高知のよさこい
祭り大賞チームの「十人十彩」に出演いただいたほか、障がい者団体のチームや子供チーム、障がいのある方もない方も、各世代の皆様方とともによさこい踊りを踊り、クライマックスの総踊りでは参加者と来場者が一団となりよさこい踊りを楽しみました。 11月5日には、第22回香芝ふれあいフェスタを開催いたしました。
ボランティア、市民活動にかかわる多種多様な団体の出会いの場、交流の場において地域住民、世代、諸団体などの
ジャンルカテゴリーの垣根を越えて参加者や来場者が継続的に地域振興、活性化、環境保全、
青少年健全育成活動に寄与することを目的として、当日は盛況のなか、お子様から高齢者まで幅広い方々に楽しんでいただくことができたと思っております。 次に、11月1日には、香芝市
地域交流センター開所式が行われ、式典の後住民参加による
ミニコンサートが開催されました。施設につきましては、周辺住民等の
サークル活動など、活発に利用されております。 観光振興につきましては、10月13日に
良福寺磯壁地域の
相撲発祥伝承地の一角に腰折田公園が完成いたしました。敷地内には相撲を連想させる力士像、土俵が設置され、新設看板には相撲観光で連携しております桜井市、葛城市とともに相撲ゆかりの地を紹介しております。今後、訪れた方が香芝の相撲の歴史に触れていただける拠点として活用し、さらなる観光推進に努めてまいりたいと思います。 次に、福祉健康部では、毎年11月は
児童虐待防止推進月間と位置づけられており、県内一斉
街頭オレンジリボンキャンペーンにあわせ、11月2日には近鉄五位堂駅並びに近鉄二上駅で、また23日には障がい児・者ふれあいの集いにおいて
オレンジリボンを配布し
児童虐待防止への啓発を行いました。
児童相談所全国共通ダイヤル「189(いち・はや・く)」の開設から3年目を迎え、児童虐待に関する意識も高まっている状況にあることから、今後におきましても虐待予防の早期発見そして早期対応に
取り組み児童虐待防止に努めてまいりたいと考えております。例年行っております障がい児・者ふれあいの集いを
民生児童委員や
ボランティア団体の方々のご協力のもと、11月23日に開催したところでございます。障がいをお持ちの方、その家庭の方々を中心に約300名の方にご参加いただきまして多くの触れ合いと交流の場となりました。 次に、
臨時福祉給付金につきましては、7月25日の
受け付け期間終了後に申請率向上に向けて未申請の方に対して再度、案内を送付いたしました。最終的に、対象者1万1,571人に対しまして1万と141名の方が申請され、申請率は87.6%となりました。 次に、秋から冬にかけまして猛威を振るうインフルエンザによる肺炎の併発や重篤化の予防のため、高齢者インフルエンザ予防接種を10月1日から実施してございます。1月末までの実施となっておりますが、全国的にワクチンの供給不足が懸念されているところでございます。ワクチン接種希望者には早目の接種をお願いしますとともに、今季も流行が最小限に食いとめられるよう感染予防や体調管理には十分に気をつけていただくよう周知してまいりたいと思います。 また、10月12日、香芝市
民生児童委員大会記念講演といたしまして、「精神疾患や地域支援について、回復までの道のり」と題し、心の健康講演会を開催し92人の
民生児童委員の皆さんに参加いただきました。今後も精神疾患に関する正しい知識の普及啓発を行いまして心の健康づくりへ取り組んでいただけるよう支援の充実を図ってまいります。 次に、敬老の日の9月18日、長寿を祝い市民の皆様に高齢者の敬愛の精神と高齢者の福祉に対する理解と関心を深めるために、敬老会を実施し524名の参加をいただきました。 また、元気高齢者への取り組みとして、「住みなれた場所で元気で暮らし続けるために今自分にできること」と題しましていきいき百歳体操を実施している4地区と関心のある地区を対象に交流会を11月20日に実施し、一般介護予防の普及に努めたところであります。 次に、10月15日、認知症の方や家族、支援者、一般の方が少しずつリレーをしながら全国へたすきをつなぐ「RUN伴」が開催され、香芝においても多くの方が参加され、認知症についての理解が深まったと思っております。 次に、保険料におきましても、
Pay-easy口座振替受け付けサービスを10月2日からスタートしたところです。11月末現在、保険料収納課において68件の申し込みがあったほか、市税や水道料金、保育料を合わせまして105件の申し込みがございました。今後も本サービスを利用した振替奨励を行ってまいりたいと考えます。 次に、都市創造部関係では、温室効果ガスの排出量の削減と維持管理コストの低減を目指し昨年度より取り組んでおりました道路照明灯のLED化事業が9月に完了いたしました。市内の道路照明灯につきましては、708カ所のLED化によりまして年間約258トンの二酸化炭素排出量の削減と69%の電力使用量の削減ができる予定でございます。 道路や公園など都市基盤整備にかかわる主要な財源である社会資本整備総合交付金の配分は年々厳しい状況となっており、計画的な事業推進への影響が懸念されております。こうしたなかで、10月30日には奈良県の道路と都市公園整備の充実を求める合同県民大会、また11月8日は安全・安心の道づくりを求める全国大会に出席し、奈良県選出の国会議員や国土交通省に対しまして直接、交付金の配分についての要望を行ってまいりました。災害復興や東京オリンピックといった大きなニーズがございますが、そのなかでも地方への支援は強くお願いしてきたところでございます。これまでも、さまざまな場において要望活動を行ってまいりましたが、これからも積極的な要望活動を行ってまいります。 次に、屋外広告物の表示の適正化にかかわる啓発活動を一層強化するために、9月1日からの屋外広告物適正化月間に本市職員による市内のパトロールを実施し、違反広告物の除却をいたしました。さらに、11月にも国、県及び民間企業と連携をして違反広告物の除却活動を行いました。今後も屋外広告物の表示の適正化により美しいまちづくりの推進に努めてまいりたいと考えております。 次に、上下水道部につきましては、公営企業の経営健全化に不断に取り組むとともに、安全でおいしい水の安定供給に努めているところでございます。水道施設におきましては、老朽管を中心に計画的に耐震管の布設がえを進めているほか、防災訓練を実施することにより地震など災害時の対応にも取り組んでいるところでございます。 また、11月6日には、水道事業の効率的かつ円滑な運営を図るため水道事業懇談会を開催いたしました。決算状況や主な事業についての報告や意見交換などを行った後、今年度に耐震化工事が完了いたしました高区配水場1,000トンのステンレスタンクや、緊急時に給水タンク車に直接給水できる装置などを視察いただき、災害時の備えや応急救急活動の重要性などを確認していただきました。 次に、公共下水道事業につきましては、10月末現在で普及率は69.1%となっております。今後も普及率の向上を目指し普及啓発、幹線管渠、枝線管渠の整備に努めてまいります。 次に、教育部でございます。2カ年計画で実施しておりました、みつわ保育所の建てかえ工事につきましては、11月末に2期工事が無事終わり、昨日、竣工式を行わせていただいたところでございます。平成30年4月からは定員200名での保育を実施してまいります。 10月3日には畿央大学と、10月31日には大阪教育大学と連携協力に関する提携を締結いたしました。いずれも人的、知的交流を通じて地域に根差した多様な学びの機会を提供することなどにより教育の充実の発展を目的としており、教員の研修のあり方に関する共同研究や、教員を目指す学生が実践力を身につける機会を提供しながら、大学が有するさまざまな資源や研究成果の提供を受けることができる有意義な協定であることから、児童・生徒だけではなく教職員にもさまざまなメリットがあるものと期待しているところでございます。 次に、11月18日は香芝市教育の日でございました。本年で3年目を迎えました当日は、香芝市立の各幼稚園、小・中学校で作品展やオープンスクール等を開催し、保護者を初め地域の皆様など多数の方にご協力とご参加をいただきました。今後も一人でも多くの皆様方に学校教育に関心を寄せていただきますよう地域に開かれた、地域とともにある学校運営を目指してまいりたいと考えております。 11月30日には総合教育会議を開催いたしました。当日は、教育長を初め教育委員全員に出席をいただき、小・中学校の教育環境の充実について意見交換を行いました。子供たちにどのような力をつけていくべきか、学校の教育のさまざまな課題について活発に議論し、教育環境の一層の充実を図るため目指すところと課題になっているところを共有する機会となりました。 次に、平成4年に開館し、ことしで25周年の節目を迎えました二上山博物館におきまして「香芝市文化財25年~発見・発掘、そして感動」をテーマに9月30日から11月26日まで特別展を開催いたしました。本市の歴史、文化を象徴する文化財を精選し、これまで蓄積していた調査研究の成果も交えて展示いたしました。この機会に市民の方々が地域の歴史や文化をより身近に感じ興味を持っていただくことで改めて香芝を愛し、地域人としての誇りにつながることを期待しております。 また、市民図書館におきましては、読書週間にあわせて10月24日から11月26日まで「としょかん・本のまつり2017」を開催いたしました。期間中にはさまざまなイベントや講座を開催し、子供からシニア世代にわたるたくさんの方々にご来館をいただきました。今後とも広く市民の方に利用いただくために、さまざまな機会を通じ利用促進に向けた取り組みに努めてまいります。 以上、さきの
定例市議会からこの間の主な事項についてご報告申し上げましたが、今後とも香芝のまちづくりのために、議員各位におかれましてはお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、行政の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
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△日程6 報第10号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
△日程7 報第11号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
△日程8 報第12号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
○議長(小西高吉君) それでは、日程に従いまして、報第10号から報第12号の3議案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案のありました報第10号から報第12号までの提案理由の説明を申し上げます。 まず、報第10号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告についてでございます。 本案は、学校施設の維持管理に起因して発生した事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分の事項第5号の規定により平成29年10月12日に専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、報第11号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告についてでございます。 本案は、
交通安全対策事業に起因して発生した事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項の第5号の規定により平成29年11月10日に専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 次に、報第12号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告についてでございます。 本案は、学校施設の維持管理に起因して発生した事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項第5号の規定により平成29年11月16日に専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第10号から報第12号につきましての報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(小西高吉君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 確認で教えていただきたいんですけども、今回のこの賠償というのは民法の715条の報償責任で言ってるのか、それとも国賠1条の代理責任で言ってるのか、それはどっちになりますかね。
○議長(小西高吉君) ちょっと聞こえにくかったんで、再度。済みません。 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 失礼しました。民法715条の報償責任にあたるのか、国賠1条の代理責任にあたるのか、どちらになるんでしょうかという質問です。
○議長(小西高吉君) 暫時休憩します。 午前9時40分 休憩 午前9時41分 再開
○議長(小西高吉君) 休憩を解いて再開いたします。 村中教育部長、答弁。
◎教育部長(村中義男君) 休憩をとっていただきまして、ありがとうございました。 今、お尋ねの件でございますけれども、民法の715条の使用者等の責任、それに基づいて支払いをさせていただくものでございます。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 公権力責任でなくて、民法の規定の使用者責任になると、個人に対しても損害賠償が発生する可能性がありますよね。それを心配してるんですけども、それに関しては大丈夫なんですか。
○議長(小西高吉君) 村中教育部長、答弁。
◎教育部長(村中義男君) この件は、本市と奈良県シルバー人材センター協議会との労働者派遣基本契約、これに基づきまして派遣をいただいている用務員がその起因者となっておるわけですけれども、その契約条項のなかに損害賠償につきましては規定されておりまして、派遣業務の遂行において派遣労働者が故意または重大な過失により市に損害を与えた場合は、これは当然派遣元である奈良県シルバー人材センターは法律上の賠償責任を負うものとなります。ただし、その損害が指揮命令権者、この場合は各、それぞれ学校の教頭になっております、その派遣労働者に対する指揮命令等により生じたと認められる場合についてはこの限りではないというふうに契約のなかに入っておりますので、この件につきましては市がすべて損害賠償の責任を負うというところでございます。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 今回の件に関しては、この和解条項で和解されてるということなんですが、僕が心配しているのは今後のことでして、例えば今の話だと契約されている分に関しては問題ないかもしれませんけども、地域の草刈り
ボランティアであったりとか、PTAとかで当然草刈りで行っていらっしゃる方とかもたくさんおられますよね。そうした場合、同じような事故が起こらないとも限らない。その場合において、公務員でないから国賠は入らないですよね、当然。そして今、契約がないからその民法の規定がはまるんかどうかっていう、要するに
ボランティアの人にもそういったこと、今後、当てはまるのかどうかということが心配されるんですけども、それは大丈夫なんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 村中教育部長、答弁。
◎教育部長(村中義男君) まず、学校施設内で起きました事故につきましては、保険のなかの全国市長会でやっております学校災害賠償補償保険、これによって適用されますのでこの分につきましては支払いがされるというところでございます。また、それ以外で例えば通学路における見回り等、そういうな形につきましても、これは市民の総合賠償補償保険というのも市では加入をいたしておりますので、そういった部分での補償はされるということになっております。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 河杉博之君。
◆15番(河杉博之君) 済みません、ちょっと確認させてもらいたいんですけど、今、保険払うほうの話でいいんですけど。これ、報第11号と報第12号かな、ごめんなさい、要は学校内で起こったってことですよね。学校内で起こったということは児童・生徒がいる状況にあると。これが起こったこと自体のこれは不可抗力だから構わない、構わないというか仕方ないことなんですけども、これ以降、学校内の安全確保、特に草刈りという、石が飛ぶという状況というのは改善されたんですか。その辺について、ちょっとお伺いさせていただきたいんですが。
○議長(小西高吉君) 村中教育部長、答弁。
◎教育部長(村中義男君) この事故が発生いたしましてから各学校に対しましては、まず口頭で注意喚起をさせていただきました。その後におきまして同じような事故が発生いたしましたことから、今度は文書によって注意喚起を行っております。その内容につきましてですけれども、一応、草刈り業務につきましては決して1人では実施しないということ。それと周りに注意を行ったうえで行うこと。また飛散防止のためのシートやネット、これにより養生を必ず行うこと。そういったことにつきましては、文書で指導はさせていただいているところでございます。
○議長(小西高吉君) 河杉博之君。
◆15番(河杉博之君) ぜひ生徒・児童にそういう事故が起こらないようにお願いしたいということと、文章だけじゃなくて、しっかりこういうとき見に行っていただくということもお願いできたらと思いますので。事故が起きてからじゃ、また遅い話なんで。今、物損で済んだから、まだこれ補償で済んでますけれども、しっかりその辺は教育委員会として大変ご苦労かけますけれども、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 筒井寛君。
◆4番(筒井寛君) 報第10号と報第12号についてですが、要は専決処分の報告であり、額は若干高いように感じるところはありますが、それも適正であったのだろうというふうにも考えるとするならば、今回この報第10号、報第12号についての問題は約40日ほどの間という近接した期間に類似した事故が学校内で起こっているということが問題にされるべきだという話でありまして、できるだけ重複は避けますけれども。要は当然、注意喚起と周知徹底は当然であり、それについては教育委員会、教育部のほうも取り組んでいただいてるとは思いますけれども、このような類似した形で起こっているということにつきましては、例えばその具体的、草刈りをするときのその方法であったり、あるいはその使用した機具そのものの問題であったりというようなことも考えられます。ということで、もちろん、注意喚起の周知徹底は当然必要であり注意はしていただくわけでありますが、そのような状況のなかにおきましても事故というのは起こり得る可能性はあるわけで。私は具体的な方策として、もう既にシート等での養生という答弁はありましたけれども、それも含めまして、例えば機具の問題、それから作業方法の問題、それらについての具体的な防止策をしっかりと検討していただきたいというところを、もう少し詳しくしっかりと答えていただきたいと思います。
○議長(小西高吉君) 村中教育部長、答弁。
◎教育部長(村中義男君) これまで草刈り業務によるこういった事故という報告がなかったものですから、安全に作業は行われているものというふうに思っておりました。しかしながら、今、ご指摘のように短期間のうちに連続して発生しましたことから、私どもも改めて、この部分につきまして調査をいたしました。結果、両校とも従来の草刈り機の金属刃ではなく、作業者自身の安全性を確保することからナイロンコードカッター、これを使用しての作業であるということがまず一つわかりました。 このナイロンコードカッターというのはご承知のように従来の金属刃ではなく、ナイロンの樹脂、これを高速で回転させて草を切るというよりたたいて切るという仕組みでございまして、消費者庁の国民生活センターの調査によりますと、従来の金属刃と比べてキックバック、これは障害物や地面などにぶつかって起きる刈刃のはねですけれども、これがないこと。また石やコンクリートを砕くほどの威力がないことから、先ほどの同国民生活センターにおきましても異物などが多い場所ではナイロンコードカッターの使用を推奨されておりました。しかし、一方で小石が多い場所や砂や乾いた土の多い場所での使用には向いていないということもそのなかでは確認はされているところでございます。 これらのことから、今回の事故原因につきましては、これまでの金属刃を使用しての草刈りはキックバックを警戒して慎重な作業を行っていただいておりましたけれども、逆に安全なナイロンコードカッターによる草刈り機を使用することによりまして、小石や砂が多い場所も積極的にきれいにしようというなかから作業が行われたことが、今回の事故の大きな要因であると考えられます。また、国民生活センターではその刃の違いによる飛散距離また飛散速度のデータも公開されております。さらには、安全に使用するマニュアルもございますので、今後も引き続きまして、これらの資料を活用しながら学校と協議を行いまして安全な作業に努めてまいりたいというふうに考えております。具体的な部分につきましては、先ほど河杉議員のところでもお答えをさせていただいたところでございます。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 関義秀君。
◆11番(関義秀君) 報第11号の件なんですけども、このような事故が起こったというのは多分15日か1日は市の職員が立哨されてるということで、何らかの形でトラブルがあって車に接触したということなんだと理解しておるんですけども。学校の通学、下校のときの一般の方々の
ボランティアで立哨されてる方、その人たちがもしかこういう事故に遭遇する。その場合、これと同じような対応ができるのか、それともどういう形で対応していただくのか。それとまたどこに誰が立ってるとかというような把握ができて、その事故があった場合の対応について、どのように市が考えておられるのかお聞きいたします。
○議長(小西高吉君) 堀本
市民環境部長、答弁。
◎
市民環境部長[危機管理監](堀本武史君) 今回のケースにつきましては、早朝の立哨の部分での事故でございました。今回、使わせていただいた保険自体が全国市長会市民総合賠償補償保険によるものでございまして、どんな事情によりまして、いろんなケースがやっぱりあると思いますけれども、この保険適用になる部分につきましては同様の対応をさせていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 関義秀君。
◆11番(関義秀君) それは補償の対象の出どころはわかるんですけども、一般にそれぞれ小学校、中学校、そして幼稚園、保育所、一般の方々が
ボランティアで立哨されてる場合、こういう形になったときにどのような対応をされるんか、それをお聞きしているんです。
○議長(小西高吉君) 堀本
市民環境部長、答弁。
◎
市民環境部長[危機管理監](堀本武史君) 一応、補償保険の対象といたしましては、市の行事、社会福祉活動でございましたり、
ボランティア活動に該当いたします。その部分がそこに該当するかというところの部分は、細かくは今、私のほうからなかなか答弁は申し上げにくいわけですけれども、市民総合賠償補償保険に適用するものでございましたら対応させていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 関義秀君。
◆11番(関義秀君) 3回目なんで、これでまた質問ができないわけなんですけども、これは一つの参考として、今後の検討材料にしてほしいんですけども、やはり一方では小学校や中学校で見回り活動に一般の方々に
ボランティアを要望、要請しているところもたくさんあると思うんですよね。どこに立ってるかということもわからないで、仮に交通事故が起こってその人たちが事故に巻き込まれる、またその人らがたまたま道路に通行どめを指示した、車をとめたときに指示したときに車が直接走ってきて、いろんな形でのトラブルが起こったときの対応については今の状況では
ボランティアの方も不安だと思うんですよね。その辺の何かそういう人たちの救済方法、またそういう人たちに事故防止の対策の指針とかそういうなもんを今後検討していただいて、より安全に立哨していただくような形を私はとっていただくほうが、その人たちも安心して立哨ができるんじゃないかなというように思うんで、その辺はいかがでしょうか。
○議長(小西高吉君) 堀本
市民環境部長、答弁。
◎
市民環境部長[危機管理監](堀本武史君) 保険ということでございます。我々の解釈違いもあるかとは思いますけれども、おおむね
ボランティアに関しましては対応させていただけるものというふうに考えてございます。詳細につきましては再度、調べさせていただきます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 上平総務部次長、答弁。
◎総務部次長[総務課長事務取扱](上平健二君) 失礼いたします。保険につきましては、総務部管財課のほうでまとめて契約いたしとりますので、一般的なことでございますけれども若干補足だけさせていただきたいと思います。 まず、先ほどもありますように市民賠償責任保険並びに学校災害賠償補償保険という保険に加入しております。今、関議員のご質問にありましたように、住民の方がこういう事故に遭われた場合の対応、どういうふうな補償になるのかということについてご説明いたします。 まず、市民賠償責任保険並びに学校災害補償保険におきまして、まず第三者に危害を加えた場合については損害賠償の責任につきましては対象になります。もう一方のほうですが、活動しておられる本人が事故に遭われるという場合につきましては、これらの保険の対象にはなるんですが治療費そのものを保険対象とするのではなく、お見舞金として補償費用が支出されるという形になってまいります。それと、最後にですが、個人で
ボランティア活動をしている場合について、このような災害に遭われた、もしくは被害を与えてしまった場合についてでございますが、基本的に個人、任意の
ボランティア活動については当該保険の適用はないということになってございます。これを認めてしまいますと際限なく範囲が広がってしまうということもあろうかと思います。ただし、市の管理下などにおいて行われた
ボランティア活動については対象になるという形にもなっております。 したがいまして、事前に市に届け出を行っていただくことが必要になってくるのかなということでございますので、市教育委員会の担当所管のほうと十分お話をしていただきまして、市がいつ、誰が、どこで、どのような活動をしているのかということを把握している分につきましては、活動者名簿等を作成しているということが条件になってくる可能性が極めて高うございますので、その点十分留意いただきまして、こういう
ボランティア活動をやります、公益的な活動をやりますということにつきましては、事前に市の担当課のほうと協議いただきたいなと思ってございます。よろしくお願いいたします。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 報第10号から報第12号の3議案については、報告を受理いたします。
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△日程9 承第5号 平成29年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)の専決処分の報告及び承認について
○議長(小西高吉君) 次に、承第5号について理事者から提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) 承第5号、ただいま提案のありました承第5号平成29年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)の専決処分の報告及び承認についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成29年10月22日執行の衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査に伴いまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同法第96条第1項第2号の規定に基づく予算を定める専決処分をいたしましたので、同法第179条第3項の規定に基づき報告するものでございます。 補正予算の内容につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ242億3,660万3,000円とするものでございます。 慎重ご審議のうえ、原案にご承認賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(小西高吉君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 ここでお諮りいたします。 承第5号は、
香芝市議会会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) ご異議ないようですので、承第5号は委員会付託を省略いたします。 それでは、お諮りいたします。 承第5号は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) ご異議ないようですので、承第5号につきましては原案のとおり承認することに決定いたします。 ここで暫時休憩いたします。 午前10時00分 休憩 午前10時15分 再開
○議長(小西高吉君) 休憩を解いて再開いたします。 ここで理事者より発言を求められておりますので、許可いたします。 上平総務部次長。
◎総務部次長[総務課長事務取扱](上平健二君) 失礼いたします。貴重な時間をいただきましてありがとうございます。 先ほどの私の保険に関する答弁の件で1点だけ、ちょっと追加させていただきたいと思います。今回の交通安全指導のようなケースで、PTAの方々が市の職員とともに指導していただいているという場合につきまして、こういうケースについてですけれども、基本的に市が主催もしくは共催する行事に対する
ボランティアということについては対象になるとされておるんですけれども、そのなかで市からの依頼もしくは教育委員会からの依頼があるということも前提条件になっておりますので、その辺我々理事者のほうもですけれどもきっちり市主催、共催の事業については各種団体のほうに依頼をかけていくということにしたいと思います。
ボランティアにつきましては先ほど言うたとおりなんですけれども、市の依頼もしくは教育委員会の依頼、こういうものも一つの条件になってくるということですので訂正しておわびさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
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△日程10
理事者提出議案提案理由説明
○議長(小西高吉君) それでは、日程に従いまして、
理事者提出議案の提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。
◎副市長(鎌田裕康君) 提案いたしております議案につきまして、提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第60号香芝市下水道事業に
地方公営企業法の規定の全部を適用することに伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。 本案は、本市下水道事業について、平成27年1月27日付、公営企業会計の適用の推進についての国からの要請を受け、
地方公営企業法第2条第3項の規定に基づき、同法の規定の全部を適用し、公営企業会計へ移行を図る必要があるため、関係条例の整備を行うものでございます。 主な内容につきましては、香芝市水道事業の設置等に関する条例において、下水道事業に関する規定を追加することにより、
地方公営企業法第2条第3項の規定に基づく、法の適用を明文化するものでございます。その他公営企業化に伴い、香芝市行政組織条例ほか7件の条例の一部改正並びに1件の条例廃止をあわせて行うものでございます。 次に、議第61号香芝市
附属機関設置条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、香芝市スポーツ公園整備事業に係るプール施設の整備にあたり、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の規定に基づき、民間の資金、経営能力及び技術的能力の活用による効率的かつ効果的な事業の導入を図り、当該事業に係る事業者の選定を行うことを目的として、地方自治法第138条の4第3項に規定する附属機関として、香芝市スポーツ公園整備事業PFI事業者選定委員会を設置するため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第62号香芝市
自転車駐車場条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、民間事業者が設置管理している自転車駐車場施設について、無償による譲渡を受け、平成30年4月1日より地方自治法第244条の2第1項の規定に基づく公の施設として設置するため、本条例第2条に規定する駐車場に当該施設を追加するものでございます。 次に、議第63号香芝市道路占用料に関する条例及び香芝市
法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案のうち、香芝市道路占用料に関する条例の一部改正につきましては、道路占用物件の多様化に伴い、本条例に定める道路占用物件の種類の見直しを図る必要があるため、道路法施行令に規定する種類に改正するとともに、それに対応する占用料について、国の算定方法により算定した額に改正するものでございます。 その他の改正といたしましては、占用料の減免要件の明確化、督促手数料及び占用料の延滞金利率の改正、地方自治法第228条第3項の規定に基づく過料の設定等を行うものでございます。 また、香芝市
法定外公共物の管理に関する条例の一部改正につきましては、
法定外公共物の占用料の額及び算定方法について、香芝市道路占用料に関する条例の規定を準用しているため、同条例の改正に伴い影響する引用規定の改正を行うものでございます。 次に、議第64号香芝市
都市公園条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、さきに提案しております道路占用料に関する条例の一部改正に伴い、都市公園法第6条第1項もしくは第3項の規定に基づき公園施設を占用する場合、または本条例第3条第1項の規定に基づく行為を行う場合の使用料について、本市の実情に応じた適切できめ細やかな料金設定を行うため、改正を行うものでございます。 また、その他の改正といたしまして、公園施設使用に伴う制限行為及び禁止行為についての見直しを図り、関係規定の整備を行うものでございます。 次に、議第65号香芝市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、都市緑地法等の一部を改正する法律が平成29年6月15日に施行されたことに伴い、都市公園法の一部が改正され、都市公園利用者に対して一層の利便性の向上を図るため、飲食店、売店等の公募対象公園施設の設置または管理とその周辺の園路、広場等の特定公園施設の整備等を一体的に行う事業者を公募により選定する場合には、当該公募対象公園施設につきまして条例で定めるところにより建ぺい率の緩和の特例が適用できることになり、本市におきましても都市公園の有効活用を図るため、国の基準を参酌し、本条例において規定の新設を行うものでございます。 その他公園における運動施設の敷地面積に対する制限規定について、国の基準を参酌し、地方公共団体の条例で新たに定める必要が生じたため、あわせて規定の新設を行うものでございます。 次に、議第66号平成29年度香芝市
一般会計補正予算(第4号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億1,324万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ244億4,984万7,000円とするものでございます。 主な歳出の補正内容でございますが、民生費におきましては障害福祉サービス提供事業、地域生活支援事業、保育所緊急整備事業、教育費におきましては認定こども園等に係る施設型給付事業、災害復旧費におきましては台風21号の暴風雨に伴います農業施設の災害復旧事業、河川災害復旧事業の増額を補正するものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を国県支出金、繰越金及び市債等に求めたものでございます。 次に、第2表の地方債補正につきましては、起債枠の決定に基づく地方債の限度額を追加するものでございます。 次に、議第67号香芝市道路線の認定についてでございます。 本案は、道路法第8条第1項の規定に基づく香芝市道として要件を満たしている35路線につきまして、同条第2号の規定に基づき認定をお願いするものでございます。 内容につきましては、都市計画法第40条第2項の規定に基づき帰属を受けた2-211号ほか26路線、建築基準法第42条第1項第5号の規定に基づく市指定道路として、設置されました2-207号ほか6路線、土木課所管事業に伴い新設される10-261号の認定でございます。 以上、条例の制定及び一部改正、補正予算、道路の認定等の8件の議案でございます。何とぞ慎重にご審議いただきまして、原案可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。
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△日程11
理事者提出議案総括質疑
○議長(小西高吉君) 日程に従いまして、これより
理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願いたいと思います。 それでは、
総務企画委員会に付託を予定しています議第62号につきましての総括質疑をお受けいたします。 筒井寛君。
◆4番(筒井寛君) 新しく自転車駐車場が3つ市の施設になるということで、今回の条例改正案は出てるわけでありますが、現状、既に市の公営となっております自転車駐車場の利用状況というものについて報告をお願いしたいと思います。 というのは、あまり利用されていない施設もあるのではないかというような市民の方からの声も聞いておる状況でありますので、それぞれについて、それぞれというのは既にある市の施設が6ですか、それについての利用状況、利用状況というのは例えば常に満車であるのかと、あるいはがらがらのときが多いとかっていうようなことを含めて、状況が把握できているのであれば報告をお願いしたいと思います。利用率っていうんですか。
○議長(小西高吉君) 堀本
市民環境部長、答弁。
◎
市民環境部長[危機管理監](堀本武史君) 今、議員ご質問の部分というのは台数に関して。 率、はい。 ちょっと率までは今回出してございません。申しわけございません。各駅についてのイメージ的な部分でご報告をさせていただきますと、近鉄五位堂駅北につきましては、やはり広陵からの自転車の駐輪もございますんで、量的には満杯ということではございませんけども入ってございます。JR香芝駅につきましては、やはりだんだん減ってきてございますんで量としては相当の余りがございます。近鉄下田駅地下につきましても相当の余裕がございます。近鉄関屋駅や志都美、西、東についても相当の余裕はございます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 筒井寛君。
◆4番(筒井寛君) もちろん違法駐輪というのがあってはいけないので、余裕を持って十分自転車駐車場が確保されているということが必要であると思うので、現在余裕があるということにつきましては、それを今取り上げて問題にするということではないと思うんですが、さらに増えていくという状況のなかで適正な利用を促進していくというような、あるいは例えばJR香芝駅の自転車駐車場においては空きスペースが大きくあるというようなことを聞き及んでいますので、例えばそのスペースの有効な利用、もちろん本来目的である自転車駐車場として使用されることが望ましいというふうには思うわけでありますが、それが減少傾向にあり、かつあいたままであるというようなことであるならば有効に利用するというようなことも考えられるのではないかというふうに思いますので、検討のほう、またよろしくお願いいたします。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 芦高清友君。
◆1番(芦高清友君) 先ほどの筒井議員に関連するところでございますが、新たに二上駅北、二上駅南、JR五位堂ということが公設になるということでございますけども、これらが新しく加わることに関しまして、運営状況、今までのも踏まえまして運営していくことになるわけですから、計画と申しますか、見通しをお聞かせください。
○議長(小西高吉君) 堀本
市民環境部長、答弁。
◎
市民環境部長[危機管理監](堀本武史君) 見通し、収支的なお話でよろしいでしょうか。二上駅北側につきましては、高山台でございましたり、旭ケ丘等の団地もございますんで相当数入ってございます。収入、これは平成30年度ということで、まだ確定はもちろん今後の話にはなりますけれども、おおむね収入としましては2,700万円でございましたり、2,800万円ぐらいの収益があるであろうというふうに考えてございます。歳出につきましては、2,300万円から2,400万円の歳出が出てくるであろうというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 芦高清友君。
◆1番(芦高清友君) その状況としましては、黒字で運営していくというような見通しという答弁だと認識しております。ありがとうございます。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、議第62号の質疑を打ち切ります。 次に、議第66号につきましての総括質疑をお受けいたします。 筒井寛君。
◆4番(筒井寛君) 済みません、確認だけです。 補正予算の歳出です。
一般会計補正予算書16ページ、歳出、款6、項4、目8スポーツ公園費にPFI事業者選定委員会委員報酬5人分ということで、5万円が計上されております。これにつきまして、私は
建設水道委員会のほうに所属しておりますので、そちらのほうでそのPFI事業者選定委員会が設置されるかどうかということは、これから審議されるということであります。ですので、あくまでもし仮にということでありまして、それはあくまでも可能性はゼロではないということで想定しとかなきゃならないという意味で申し上げているわけでありますが、否決となり、本会議においても否決となった場合、PFI事業者選定委員会が設置されないということになる。となると、この支出については一旦ここで計上されて不用額として扱われる形になるんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) ただいまの筒井議員のご質問ですが、今回、同時に附属機関の設置条例を上げさせていただいております。当然のことながらその設置条例に伴います予算の支出ということになっておりますので、これはどちらも成立して初めて執行がかなうものかなというふうに解釈しております。筒井議員のおっしゃったとおりのことでございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 河杉博之君。
◆15番(河杉博之君) 済みません、今と同じとこなんですけど、16ページのPFI事業者選定委員会のこれは予算として上げていただく、今、部長のほうからありましたように同時進行でやっていただくことで結構でございますので、それはいいんですけれども。ちょっとお伺いしたいのは11月30日付の奈良新聞で29日の日に秘書広報課のほうから多分、今回の議会に対する定例の12月議案なんかを発表されたり、記者会見されたと思うんですが、次の日の奈良新聞を見ていただいたんかなと思うんですけれども、PFIありきで記事が載ってるんですが、こういうのはあれなんですかね、市としてはこういう載せ方がいいとか悪いとかというのは全然検討せずにもう記者任せになっているのか。誤解を生むような載せ方、もう市の問題というよりもこれメディアとの話になるのかなと思うんですが。今から議論をしていくにもかかわらず、プール施設にPFIってもう紋切り型で書かれてるんですけど、この辺について市のほうのお考え方お聞かせいただければと思うんですが。
○議長(小西高吉君) 笠屋企画部次長、答弁。
◎企画部次長[秘書広報課長事務取扱](笠屋眞一君) 失礼します。新聞のほうの記事のほうのことをおっしゃってるかと思うんですけれども、各新聞社の新聞記者のほうで独自取材されたり、また私どものほうで記者会見なり記者発表したりするなかで新聞のほうに掲載いただいておるところでございまして。各新聞社、記者の席で書かれているものとは認識しております。なお、記事掲載されてるなかで、私どものほうの誤解を生じる部分だとか、具体的に違うことを書かれてるとかという場合につきましては、過去も含めて抗議なり訂正を求めるといった要望をしていることはございます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 河杉博之君。
◆15番(河杉博之君) 次長がおっしゃられたのよくわかりますし、これ難しい部分は持ってるんであえて聞いてるんですね。紋切り型で書かれると今から議案に対して、ずっと議論を重ねていく予定であるのにもかかわらず、これありきでやられると、これと違うと何やってんねんというような状況になってしまってもあれなので。これはお願いなんですけれども、しっかり市として提案をされてるもの、また議会としてこれから審議していくもの、この部分についての記事になるときの目の通し方というのは、なるべく誤解を招かないような書き方をしていただくようにまたお願いさせていただいたらなという思いがありますので、ぜひお願いしたいなと思います。これだともうPFIにせなあかんみたいな書き方されてますのでね。PFIがいいとか悪いとかという議論じゃないですよ。済みませんが、大変申しわけないんですが、そこについては再度、市のほうとメディアのほうとの話し合いをしっかりしていただくようにお願いをできたらなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 細井宏純君。
◆13番(細井宏純君) 16ページの歳出なんですけども、款3の民生費の保育所の関係の緊急整備事業、この概要について教えてください。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) この支出につきましては、いずれも民間のこども園あるいは保育園の施設整備の内容でございまして、1つはせいか幼稚園様の防犯カメラ、防音壁の設置、もう一つにつきましては関屋保育園の門扉及びフェンスの改修という内容でございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) 細井宏純君。
◆13番(細井宏純君) どちらも民間の保育所ということで、しかも緊急整備が必要ということで、それで国費もついているようなんですけども、本市の、私立じゃなくて市立の保育所の関係でこういった防犯関係の施設でこの2園の補助金を出す以上に悪い状況の保育所というのはないですね。あくまでも、この2園が悪いということですか。その状況、緊急性の優先順位とかというのはここには含まれないんですかね。あくまでもこの2園がそれの緊急性があるから補助金もつけて整備をする、負担金を出すということになるんでしょうか。その辺のところはどうですか。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) この緊急性につきましては、例えば公立、いわゆる香芝市立の施設との相対的な評価をしているわけではございませんでして、民間からのまず申し出の内容が補助金の要綱と合致しているかどうか。あるいはその内容が国が定めるような緊急性を持っているかどうかというところで判断をさせていただいているところでございます。
○議長(小西高吉君) 細井宏純君。
◆13番(細井宏純君) そしたら、民間の園と市立の園とでは評価基準が違うということなんですけども、例えばこの2園が補助金を使うて整備される、市立の保育所が圧倒的に防犯関係の整備がなされてないということであれば、単費単独を使ってでも比較関係のうえでいえば必要になると思うんで。それで、私自身が各保育園、保育所の状況を確認してないので、どの程度が必要なんかのレベルがわからないんですけども、どなたが見たかて、この園にそういう設備をするんやったらこの市立の保育所何でこんな状態やねんということはないようにだけはしてくださいよ。またそれの整備計画が何かあるんでしたら教えていただきたいんですけども。そういった劣悪な防犯基準の園はないという解釈でよろしいんでしょうか。その辺のところ教えてください。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) 防犯関係につきましては、香芝市立の保育所につきましてはテレビカメラつきのインターホンなどをまず活用をいたしているところでございます。また、基本、登校、登園の時間帯、限られた時間帯以外は施錠をしておりますので、そういう運用面での防犯対策をもって補完をしているというところでございます。議員おっしゃってますように民間との施設内容の差が大きくなるということでございましたら、私どももその辺を十分配慮したなかで施設整備のあり方というようなことを考えてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) 今、おっしゃった16ページの歳出の分ですけども、民生費の部分と教育費の部分で今、細井議員がおっしゃったような保育所の緊急整備事業補助金それと施設型給付費、どちらも認定こども園の経費がかかってきてるということなんですが、特に認定こども園については経費がかかるというふうに私は認識してるんですが。教育費の、恐らく園児の増加による施設型給付費は当然運営費として増加していくということですけど、要は経常経費的に増えていくということだと思うんですが、これは今年度これで補正でやると新年度からはアップした金額で経常的に増えていくというふうに捉えていくんでしょうか。この教育費について、まず伺いたいと思います。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) 今、議員からご指摘ありましたように、この施設型給付につきましては、1号認定の教育を必要とする子供に対する給付でございまして、人数が増えればもちろん恒常的に扶助費的な扱いでございますので増えていくものというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) 予算割合については国庫、県、国と県の支出金にまた一般財源等で、見かけ上は5割ぐらいの市の持ち出しになってるんですが、そのスキームについて国が2分の1、県が4分の1、市は4分の1という形で考えていいんですかね。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) 保育所、いわゆる2号、3号の子供とは若干この助成の構造が違うのですけれども、おおむね国と県からそれ相当の割合の補助があるというようなところでございますけれども、あくまで民間のこども園あるいは施設型給付を受ける幼稚園に入園されている方に対する給付でございますので、こういった方が増えてまいりますと私どもの負担もそれ相当に増えてくるということでございます。公立の幼稚園を選ばれる方、それから民間の幼稚園、こども園を選ばれる、1号認定の方、いずれも私ども支援をしていく必要があるというふうに考えてございますで、ご了解のほうよろしくお願いしたいと思います。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) 香芝では民営化もこれから進んでいくと思うんですけども、認定こども園になると特にこういった経費が増えていくのではないかなと、このように思ってるんです。今後、受け皿も増やす方法も考えなきゃいけないかもしれませんし、その点について公立の保育所、また民営化されている、民間に委託しているこういった保育所の経費、いずれも増えていくと。やはり市の持ち出しは増えていくというふうに思ってるんですけど、市の財政としてはこういったものもしっかり加味したうえで検討していただかなければならないと思うんですが、この点ちゃんと計画に反映して考えてるのか。公立の直営と民営化と、また認定こども園による補助金のこのスキームが増えていく形によって市の持ち出しが変わってくると思うんですよね。認定こども園は特にお金がかかると、このように思ってるんですが、今後の見通しとしてはこういった経費、補正でぱっと上げて今後、当初からどんどん上積みしてくという形になると非常に認めざるを得なくなってくると、こう思うんですけど。その点どうでしょうね、当初からわからない状況でこういった形をしてたわけかな。見込み違いということなんですか。
○議長(小西高吉君) 福森教育部次長、答弁。
◎教育部次長(福森るり君) 増額の主な要因としましては、ご指摘のような見込み違いというのはもちろんございます。特に今回の場合は、基本部分の単価の高い、年齢の低い子供の割合が思ったよりも多かった。また公定価格につきましても国のほうは毎年上昇させてきております。今回も3%程度の上昇がございましたので、その辺については当初予算の段階では、なかなか見込みができなかったというなこともございますので、こういった形で補正のないように私どもも経験を積み重ねて当初予算でご審議いただけるように、補正のないような形で進めてまいりたいというふうに考えてございます。また、公立の幼稚園と、それからこういった形で給付をする民間の幼稚園、保育所、こども園といったようなところとのバランス、公立でやったほうがいいのかどうか、役割とそれから財政面での効果といったところはあわせて、計画をつくる際に十分に加味した形でご説明に耐え得るような内容にしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(小西高吉君) 暫時休憩します。 午前10時48分 休憩 午前10時48分 再開
○議長(小西高吉君) 休憩を解いて再開いたします。 滝村総務部長、答弁。
◎総務部長(滝村豊君) 失礼します。当初予算のなかで、もちろん見込みのなかでは予算のほうは計上していくわけなんですけれども、過大になり過ぎましたら、やはり一般財源の占める割合もありますので、その辺は所管課と十分協議をしながら予算のほうは当初のほうには盛り込んでいきたいなというふうに思っております。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 鈴木篤志君。
◆2番(鈴木篤志君) 提案理由をされた副市長にお聞きします。 災害復旧事業の歳入に関して、歳入される時期はいつになるのか、また奈良県との協議はどうなっているのか詳細をお答えください。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 災害復旧に対する歳入ということですので、私のほうからご答弁申し上げたいと思います。 災害復旧に関しまして、今回、2件の災害復旧工事を補正でお願いしてるところでございますけれども、まず農業用施設が1件、それと河川災害が1件ございます。河川災害につきましては、国のほうから3分の2の補助金がございます。農業用災害につきましては、これは奈良県のほうで農業用施設は激甚災害に今回指定されておりますので、95%の国庫が歳入として見込めるという内容になっております。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 鈴木篤志君。
◆2番(鈴木篤志君) あと、提案理由をされた副市長にお聞きします。 奈良県に確認したところ、災害復旧に関する具体的な金額決定はまだされていないと聞き及んでいますが、提出された補正予算額は既に決定されている金額と解釈してもよろしいのでしょうか。
○議長(小西高吉君) 奥田創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) そのことについても、私のほうからご答弁申し上げます。 災害復旧ということですので、やはりスピード感を持って対応していくことが、これが第一の原則になっております。予算の段階で当然
概算をもちろん立てて、それをもって計上していくことと、鈴木議員言われましたように実際の積算、これまた並行してやっております。この実際の災害査定については国庫でありますので奈良県の基準、あるいは奈良県の審査もこれからということになりますけれども、それは並行してやっていきますので、予算についてはこのなかできちっと県のほうでも承認されるものというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、議第66号の質疑を打ち切ります。 以上で、
総務企画委員会に付託を予定しています
理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続いて、
建設水道委員会に付託を予定しています議第60号につきましての総括質疑をお受けいたします。 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 確認なんですけど、平成30年度の決算からキャッシュフローの計算書を作成して経営とか分析ができるようになっていくと、そういうことでよろしいんですか。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 決算ではなく、30年度の予算からこの承認を得られましたら公営企業の予算を立てていくということになります。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) そうしましたら、30年の予算段階からついてくるということはシステム的に間に合うのかなという気がするんですけれども、一番気になるのは減価償却であったり、資産の計算の方法が多分、大幅に変わると思うんですよね。そうなった場合に、システムを変えないとだめなんで、相当の予算がそれに対してかかるのかなというのが推測されるんですけど、それはまず大丈夫なのかということと、その予算面に関して市単独なのか、それとも国とか県の補助があるのか教えてください。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) この法適化については平成27年に総務省から要請があったものでございまして、本市といたしまして財政措置があるという期間中に移行をしたいという意向がありまして、平成27年度から移行の準備を進めてまいりました。固定資産台帳の作成、減価償却、その部分に関して3年かけて適正な価格を算出しております。 次に、公会計でございますが、今、水道事業で公会計をシステムが走らせております。それを利用しまして、そこに下水道の勘定科目等を追加して、そのシステムを使うということで大幅なシステム改良はありません。 次に、その法適化に伴う金額でございますが、約3,000万円ほどかけて法適化の準備をしました。その財政措置として起債ができるということと、その起債に対して普通交付税が算入されると、そういう財政措置がありますので、この機会に法適化を選んだ理由の一つでございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 中谷一輝君。
◆3番(中谷一輝君) 下水のほうが公営企業に移ることになったんですけれども、公営企業の人数が30名から40名に変更されるということで、事業における会計上の問題としまして退職引当金の不足が考えられると思うんですけれども、一般会計の退職基金から資金の退職引当金の移動はされるんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 公営企業の会計はフルに引当金を計上しなさいという制度がありますので、一般会計からその部分は引き当てられるかなと考えております。
○議長(小西高吉君) はい、中谷一輝君。
◆3番(中谷一輝君) その引当金に相当する下水分の額はいくらになるんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 今、この場で数字は持っていません。平成30年度の予算で明らかになると考えております。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) この会計の話に戻るんですけど、条例によりますと上下水道部が行政組織条例からなくなるということなんですけど、下水道関係が公営企業になるということで上下水道部そのものが削除されてるということのつじつまが、水道部も今まであったわけで、そのあたりの考え方をちょっと教えていただけますか。どういう整理をされてるかと。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 公営企業になりますと、市長部局から外れます。公営企業というのは地方公共団体が設置するものでございまして、水道事業の設置等に関する条例というのがございます。このなかに下水道事業も含めて上下水道部を置くという条例改正をいたしますので、上下水道部のなかに水道事業と下水道事業があるという格好になります。 以上です。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) これまではその水道条例のなかに下水道部というものを置いてたわけで、それがそのまま変わってくると。水道と下水道の合わせた条例ができるわけですね、今回。ということだと思います。今回、管理者について、この新旧対照表でも規則で定めるというところを管理者が定めるとかというふうに変えておりますし、例えば9ページ、新旧対照表、下水道条例の第3条とか、その以降も、また管理者が定めて管理者が許可するというに今まで規則でやってたところが管理者に変えていってるということなんですけども、これはやはり規則じゃなくて管理者がすべて決めると、定めるということにはしないんですかね。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 規則は地方自治法で市長が定めるっていう規定があります。もう一つ、地方公営企業のなかに企業管理規程、「きほど」と書きますが、あります。管理者は業務に関して管理規程を設定することができます。ということですので、市長が定めてた規則が管理者が定める規程になるということでございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) ということは、管理者が定めるというものは管理者が定める規程ということですよね。そういうふうに読むということだと思いますね。じゃあ、これでいいんですかね。管理者が定めるというだけで、「管理者が」に変えてますね、「規則で」というところね。規程に変わるというわけにはならないんですかね。その点いいという判断をされているわけですね。 じゃあ、規程というものはどこに規定されますか。この条例のなかでは規程というのは規定しないんですかね。指定しておく必要あるんじゃないですか。
○議長(小西高吉君) 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 4月1日の施行までに、今までの規則を規程という形に変えて市長権限を管理者権限に加えた形で改正を予定しております。約三十数本ある規程を変える予定をしております。
○議長(小西高吉君) 暫時休憩します。 午前11時03分 休憩 午前11時03分 再開
○議長(小西高吉君) 休憩を解いて再開いたします。 吉村
上下水道部長、答弁。
◎
上下水道部長(吉村文一君) 管理者が定めるイコール管理規程ということになりますので、そこまで管理者の規程を定めるという表現までにはしてない状況です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございますか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、議第60号の質疑を打ち切ります。 次に、議第61号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中谷一輝君。
◆3番(中谷一輝君) 附属機関を設置して業者選定を行うものなんですけれども、機関への委任になるので市長部局から一切意見はできないっていう解釈でよろしいんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 担当部局としては、もちろん提案するということになります。その委員会の意見をいただくということになりますので、その審査のところにつきましては委員会に委ねるということになります。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 中谷一輝君。
◆3番(中谷一輝君) 委員会では意見はじゃあできるということで、委員会に意見を出すということでよろしいんでしょうか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) プールの施設等について市長部局からも当然意見というか、ベースとなるものは提案します。それで、それをベースに委員会から意見をいただくと。また、事業者の選定をお願いするということになります。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 中谷一輝君。
◆3番(中谷一輝君) わかりました。 次なんですけれども、見識(後刻「識見」に訂正)を有する者とありますけれども、見識(後刻「識見」に訂正)とはどのように提議されているんでしょうか。それと、市長が必要と認める者とありますけれども、これ条例に書き込む以上、解釈の説明が求められるんですけれども、基準となる必要なものの基準を説明していただけますでしょうか。
○議長(小西高吉君) 今の「見識」じゃなくて、「識見」で。 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) まず、識見を有する者というところでございますけれども、PFI事業となりますと公共政策学の部門でありますとか、プールでありますので健康科学の部門、あるいはその建築の部門、あるいは財務、財政に通じておられる方といったところを識見を有する者というところの解釈として考えております。あと、もう一つのその他市長が必要と認める者というところでございますけれども、それ以外にPFIという民間の活力を利用して行う事業でございますので、別途そういったところの必要性があったときにはそれを市長が特段また認めるというところですけれども。ここの定義は特に今のところは設定はされておりません。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) 先ほど河杉議員からもありましたが、まだ決まったわけではないが、こういった形で設置条例を設けるという形ですね。成功すれば新しいこともできて結構だと思うんですけども、このプールにおけるPFIの成功事例というのは当然いくつかあって、それで香芝市においてもそこに乗っていって収益等も上げていきたいのだと思うんですけど、そのあたりは何か状況的にはしっかり把握されているんですか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) プールをPFIで調達しようとすることにつきましては、いろいろ調査も進めておりました。ほかの事例を調べたり視察も行いましたけれども、現在はPFIで運営されているプール、非常に多いという感覚でございました。それを例にとりまして、プールをPFIで調達していくということで進めております。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) PFIを活用して、どのような効果が出るのかということをちょっとお聞きしたいです。 現在、香芝が運営している総合プールありますね。それと比較してどのような形に効果が出るのかというのは言えますかね。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 今の総合プールができてから33年がたち時代も変化しております。当時はこういった手法もなかった時代でございます。そのような時代につくられたプールが今も現在運営されとるわけなんですけれども、プールと申しますか、こういった利用料を取って
市民サービスを行う施設につきましては、やはり長期間にわたる持続可能な
市民サービスを継続していかなければならないというところがまず第一にございます。それとあと、前回の総合プールのときと先ほども申しましたけども時代が変わりまして、やはりそこの資金の調達方法というのも今現在は非常に苦しいものがございます。国の補助金につきましても配分が非常に低い状態でありますので、従来のような方法では、なかなかその事業化がかなうことが難しいと。PFIですと民間の資金も利用できますので、その辺の事業化に対しては有利かなということを考えます。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 中山武彦君。
◆8番(中山武彦君) ですから、民間にそういった手を挙げてくれるところ、または会社として今回の香芝の事業に参入してくれるところがあって、いい計画ができれば効果が出ると、このように今ちょっと思ったんですが。そういった事業者というものについては、この関西というか奈良県でもやはり見込まれるんですかね。そういった計画はつくれなかったでは無駄になっちゃうんですけどね。そのあたり資金的にも、また経営的な感覚で香芝を助けてくれる会社、そういったものがつくっていただけるのかというのはどうですか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 議員おっしゃいますように、PFIの導入の検討につきましては、そういった受け皿がないと、これは計画倒れに終わってしまうということにもなりますので、既に奈良県内でもPFIでプールを運営している先行事例もございますので、民間会社がPFIに参入する意欲があるかどうかの市場調査も既に行いました。その結果、参入の意欲も結構見込まれるということがわかりましたので、PFIの計画を行っておるところでございます。 以上です。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(小西高吉君) 質疑ないようですので、議第61号の質疑を打ち切ります。 次に、議第63号につきましての総括質疑をお受けいたします。 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) この第7条についてなんですけども、この秩序罰についてですが、過去に実績とかそういったもんはあるんですか。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 第7条の過料のところでございますけれども、過去にと申しますか、この占用料条例、改正にあたりまして昨年度から見直しをやっておりましたけれども、それに伴いまして今、実際のまずその
数量、占用案件が適切であるかどうかというのもすべてマッピングして調査を行いました。そうしたところ、漏れ落ちといいますか、申請漏れがございました。本市では、電力関係の電柱で136本、通信関係の二次占用の線、それで45本の漏れ落ちがございましたので、その辺を勘案しまして今後の過料というところを設定させていただきまして、きちっとその分は占用料を取るということを目指しております。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) 要するに、この罰則規定が今までなかったから払う意思がわからないですけども、漏れててもいいやというそういう気持ちが相手側にあった可能性があるということで秩序罰を今回から入れたと、こういうことですかね、今の話やったら。僕がお聞きしてるのは、全体的に香芝市内において、その秩序罰の回収の仕方が、請求先がわからないときとかはどうするのかなということをお聞きしたいんですけども、それはどうするんですかね。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 道路占用料につきましては、電柱とか電線とか地下埋設物が基本でございます。例えば、その現地を見まして占用許可のない電柱が立っておるということになりますと当然それは調べますけれども、その辺でその占用物が誰の持ち物かわからないといったというふうな事例は今のところないというふうに判断しております。
○議長(小西高吉君) 福岡憲宏君。
◆5番(福岡憲宏君) でも、ここに看板であったりとか、一時的に掲げるような催し物とかというのはあるんで、それで当然看板の設置者と催し物をやる人が一緒とは限らない場合もありますよね。そういった場合に回収はもうまったくできないということになったら、どうしていくのかなというふうに思ってお聞きしているんですけども。
○議長(小西高吉君) 奥田
都市創造部長、答弁。
◎
都市創造部長(奥田芳久君) 確かにその看板等で所有者がわからないといった簡易なものについてはやっぱり、先ほど僕その大きな話をしたんですけれども、看板等について所有者がわからない、もう今は矢印だけの看板とかというのも設置されておるところもあります。そういったものについてはもちろん占用許可もございませんので、それは道路管理者として、これはもう除却を行うということになります。 以上でございます。
○議長(小西高吉君) ほか質疑ございませんか。 上田井良二君。