香芝市議会 > 2013-06-10 >
06月10日-01号

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  1. 香芝市議会 2013-06-10
    06月10日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成25年第3回 6月定例会          平成25年第3回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成25年6月10日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (16名)    1番 福 岡 憲 宏 君          2番 上田井 良 二 君    3番 中 井 政 友 君          4番 下 村 佳 史 君    5番 池 田 英 子 君          6番 川 田   裕 君    7番 中 山 武 彦 君          8番 奥 山 隆 俊 君    9番 森 井 常 夫 君          10番 中 村 良 路 君    11番 関   義 秀 君          12番 小 西 高 吉 君    13番 細 井 宏 純 君          14番 中 川 廣 美 君    15番 河 杉 博 之 君          16番 北 川 重 信 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     吉 田 弘 明       副市長    鎌 田 裕 康   教育長    廣 瀬 裕 司       危機管理部長 杉 田 明 弘   企画部長   当 麻 俊 弥       総務部長   細 川 家 央   市民経済部長 森 田 庄 一       福祉健康部長 吉 村 宗 章   都市環境部長 藤 岡 優 二       上下水道部長 仲 田 勝 彦   教育部長   平 井 隆 司       企画部次長  森 村 光 延   総務部次長  辻 本 博 一       市民経済部次長坪 内 達 雄   健康局長   井 上 貴 雄       環境局長   堀 本 武 史   教育部次長  村 中 義 男       会計管理者  濱 井   剛6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 松 原 秀 典                         〃 庶務課長 中 木   正7 会議の事件は、次のとおりである。   報第2号 平成24年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第3号 平成24年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第4号 公共下水道工事(12-補1-3)請負変更契約の締結の専決処分の報告について   報第5号 権利の放棄の専決処分の報告について   報第6号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について   報第7号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について   報第8号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について   報第9号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の専決処分の報告について   報第10号 香芝市国民保護計画の変更の報告について   議第32号 香芝市の一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例を制定することについて   議第33号 平成25年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について   議第34号 香芝市障害者支援センター指定管理者の指定について   議第35号 奈良県広域消防組合の設立について   議第36号 香芝・広陵消防組合の解散について   議第37号 香芝・広陵消防組合の解散に伴う財産処分について   諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   選第1号 香芝市選挙管理委員の選挙について   選第2号 香芝市選挙管理委員の補充員の選挙について   決議第1号 香芝市の公共バスを存続する決議(案)   決議第1号 奈良県広域消防組合の設立についての附帯決議(案)   請願第2号 公共バスの存続を求める請願書8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    3番 中 井 政 友 君          4番 下 村 佳 史 君                                 開会 午前10時10分 ○議長(河杉博之君) 皆さんおはようございます。 本日、ここに平成25年6月第3回香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しいなか、ご出席いただきましてまことにありがとうございます。 また、梅雨に入ったとはいえ、空梅雨が続いておりまして天候不順が続いておりますが、また季節外れの台風3号が近づいてきているという情報もございます。いろいろな状態のなかで大変厳しい6月議会になろうかと思いますが、議会開会中、皆様方のご協力をいただきながらスムーズに議会運営ができますようよろしくお願いを申し上げまして、冒頭のごあいさつとさせていただきます。 それでは、会議に入ります前に、全国市議会議長会より長谷川翠前議員並びに黒松康至前議員が感謝状並びに表彰状を受賞されておりますので、その伝達式をとり行わせていただきます。 それでは、まず長谷川翠様、ご登壇よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君)               感  謝  状  香芝市 長谷川 翠殿 あなたは全国市議会議長会評議委員として会務運営の重責にあたられ、本会の使命達成に尽くされた功績はまことに顕著なものがありますので、第89回定例総会にあたり深甚な感謝の意を表します。 平成25年5月22日  全国市議会議長会会長 佐藤祐文 代読。大変におめでとうございます。(議長より感謝状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ○議長(河杉博之君) それでは、黒松康至様、ご登壇よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君)               表  彰  状  香芝市 黒松康至殿 あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第89回定例総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。 平成25年5月22日  全国市議会議長会会長 佐藤祐文 代読。大変におめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ○議長(河杉博之君) それでは、続きまして市長より招集のあいさつを受けます。 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 皆さんおはようございます。 本日は、平成25年第3回定例議会を開催させていただきましたところ、皆様におかれましてはお忙しいなか、ご出席賜りましてまことにありがとうございます。また、日ごろは香芝市政の発展に向けご尽力を賜っていますことを心より感謝申し上げる次第です。 さて、本日私から議案として提案をさせていただいている案件ですが、平成24年度の繰越明許費繰越計算書の報告が2件、専決処分の報告が6件、国民保護計画の変更報告が1件、条例の制定が1件、補正予算1件、指定管理者の指定が1件、人事案件が2件、選挙管理委員等の選挙が2件、奈良県広域消防組合関係が3件、合計19の議案です。各議員におかれましては、何とぞ慎重審議のうえご同意賜りますようお願い申し上げまして、冒頭のあいさつといたします。本日はよろしくお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより平成25年6月第3回香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(河杉博之君) 署名議員ですが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議がないようですので、3番中井政友君、4番下村佳史君にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。 議会運営委員会で、会期及び日程について審査を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 川田委員長。 ◆議会運営委員長(川田裕君) 議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会を代表し、報告をさせていただきます。 議会運営委員会は、去る5月27日に平成25年6月定例会についてを案件とし、また本日は開会前に理事者提出議案の追加議案についてを案件とし、全委員出席のもと開催いたしました。 まず、会期・日程についてですが、10日本会議初日、12日総務経済委員会、13日教育福祉委員会、17日香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会、20日、21日一般質問、本会議の最終日が24日の15日間と決定をいたしました。 なお、建設環境委員会については、委員会へ付託する議案がありませんので、開催されません。 次に、本日の日程ですが、この後、日程3番、議長諸報告、4番、香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会中間報告、5番、市長行政報告、6番、報第2号、7番、報第3号、8番、報第4号、9番、報5号、10番、報第6号、11番、報第7号、12番、報第8号、13番、報第10号、14番、諮第1号、15番、諮第2号、16番、選第1号、17番、選第2号、18番、理事者提出議案提案理由説明、19番、理事者提出議案総括質疑、20番、理事者提出議案委員会付託、21番、決議第1号、22番、請願第2号、17時散会の予定です。 議会初日の日程については、以上のとおり決定をいたしました。 また、日程21番の決議第1号及び日程22番の請願第2号については、総務経済委員会に付託することが決定いたしました。 次に、理事者提出議案の委員会への付託ですが、総務経済委員会には議第32号、議第33号、議第35号から議第37号を、教育福祉委員会には報第9号、議第34号をそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の通告期限については、本日の午後5時までとなっております。また、一般質問を行う順番は、従来一般質問の通告時にくじを引いていただき、若い番号を引いた順に一般質問を行っておりましたが、今回は改選後初めての定例会になりますので、議席番号の大きい順に行っていただくことに決定しましたので、よろしくお願いいたします。 その他について協議した内容です。まず、本会議、委員会のインターネット中継についてです。会議のインターネット中継を推進するために、今後、費用対効果や利便性等を検証していくことになりました。 次に、本会議、委員会への電子機器の持ち込みについてです。本会議に、議員の皆さん方を対象にタブレット型の端末機の持ち込みを許可することに決まりました。ただし、メール、録音、録画等は禁止です。あくまでも検索機能やダウンロードした資料閲覧等に活用いただくということです。 次に、休日議会の開催についてですが、平成25年9月定例議会の決算特別委員会を土曜日、日曜日の2日間、2階大会議室で開催することに決定いたしました。 なお、マイク設備等の経費については、本会議の補正予算に計上されております。 次に、答弁についてです。議員の具体的な質問に対して抽象的な答弁や、後でそのような意味で言ったのではない等があることから、的確な答弁をしていただくように理事者に対して通告をいたしました。 次に、傍聴者の受け付け手続です。本会議から個票をつくり、それをボックスに入れていただく形に変更いたしました。 次に、意見書等の議員の提出議案の提出期限ですが、緊急を要する議案を省き、次回から議会運営委員会3日前、午後5時までという期限に変更いたしましたので、よろしくお願いいたします。 次に、庁舎及び公共施設の課内への立ち入りについてですが、本件は平成22年3月に設置いたしました議会改革特別委員会の決定事項で、個人情報の観点から議員や一般の方は課内への立ち入りは禁止しています。調査事項等がある場合は、理事者の許可が必要です。また、生活保護等の行政処分に関する協議に議員が立ち会いをすることも禁止しておりますので、厳守いただきますようお願いをいたします。 以上をもちまして、議会運営委員会委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は6月10日から6月24日までの15日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は6月10日から6月24日までの15日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程のとおりでご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、お手元の日程案どおり本日の議会日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(河杉博之君) 諸般の報告をいたします。 監査及び例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、議員の派遣についてですが、香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、5月17日開催の奈良県市議会議長会奥山隆俊議員を派遣いたしましたので、ご報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~
    △日程4 香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会中間報告 ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会の中間報告をお受けいたします。 森井委員長。 ◆香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員長(森井常夫君) 香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会委員長報告。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、去る5月9日、そして5月20日に開催いたしました第1回及び第2回の香芝市職員採用及び人事に関する調査特別委員会の審査の概要について、委員会を代表して中間報告をさせていただきます。 第1回目の委員会では、請求資料についてを案件とし開催いたしました。理事者に対して請求した資料ですが、1、人事採用計画の変遷、2、特定任期付職員採用に関する起案の全て、3、特定任期付職員採用に関する要綱及び内規の全て、4、特定任期付職員に関する公募の資料、5、特定任期付職員に関する香芝市経営会議の議事録、6、保育所民営化計画の変遷、7、保育所の人事配置表、8、保育所の勤務シフト表、9、保育所に関する香芝市経営会議の議事録、10、子育て支援センター職員配置表、11、子育て支援センター勤務シフト表、12、ごみ収集業務民間委託計画の変遷、13、ごみ収集業務に関する香芝経営会議の議事録、14、再任用に関する全ての資料、15、再任用計画の変遷、16、臨時職員の一覧表、その他必要な資料については、別途請求することにいたしました。 理事者から資料の説明を受けた後、質疑をお受けいたしました。 まず、特定任期付職員についての質疑ですが、委員から、危機管理の観点から特定任期付職員を採用されているが、なぜ公募をしていないのか。また、企業立地を推進するための専門官の採用に関して定義がないが、その点どのように考えているのかをただされ、理事者から、今後法律に沿って選考基準等を抜本的に見直したいとの答弁がありました。また、企業立地推進担当特定任期付職員の予算については、この6月議会で減額補正をしたいという答弁がありました。これに対し、委員から、特定任期付職員採用の取扱等については、次回の委員会までに回答をいただきたいとの要望がありました。 委員から、企業誘致については、香芝市総合計画を180度転換し、企業立地推進室を設置されているが、具体的なプランや効果を検証されたのかただされ、理事者から、数値化できるものは積極的に出していきたいとの答弁に対し、委員から、企業立地に関連した税制や収益関係の計算書を次の委員会までに出していただきたいとの要望がありました。 次に、案件2の再任用については、委員から、勤務評定の平均点、偏差値等の資料を次回委員会までに提出するよう要望がありました。 次に、案件3の人事採用についてです。委員から、保育所のトイレ等の環境や職員がサービス残業をされているなど、労働環境が悪過ぎるが、その点どのように考えているのかただされ、理事者から、次の委員会までに現状を把握し、報告したいとの答弁がありました。 委員から、臨時職員の採用年数は法律では1年までとなっているが、現状は2年以上勤務している職員が多数いることや、また公募を行わずに臨時職員を採用していることについては、なぜそうした結果になっているのかただされ、理事者から、保育所等の採用はそれぞれの所管で行っており、採用に際しては常々公募を行うことや、雇用期間についても指導を行っている。しかし、公募を行って定数に満たない場合は2年を超える場合もある。今後は、5年以上の職員等については、何らかの方策を考えたいとの答弁がありました。 委員から、人事採用計画の大幅な見直しを何年も前から言ってきたが、その点どのように考えているのか。理事者から、今後は、民営化等の観点も含めたなかで人事採用計画を再度検討したいとの答弁がありました。 委員から、香芝市は人口1人当たりの職員の割合は、県下の他市と比較してどうなのかただされ、理事者から、平成21年度の決算ベースでは、人口1,000人当たりの職員数で換算すると、香芝市は5.52人、桜井市8.72人、天理市8.72人であるとの答弁がありました。 委員から、子育て支援センター有償ボランティアについては、勤務シフト表を作成しており、これはボランティアではないと思うが、その点どのように考えているかただされ、理事者から、子育て支援センターのあり方については、今後人事当局と協議しながら進めたいとの答弁がありました。 委員から、収集センターの臨時職員を長期間雇っていることについては以前から指摘をしてきた、また収集センターの民営化という答弁もいただいていたが、現在どのような進捗状況なのかただされ、理事者から、現在直営で行っているごみ収集業務は、平成8年度から正職員の採用を中止しており、その分の代替として臨時職員や再雇用を行っている、またごみ収集業務の民間委託は関係機関との調整等がつかず、もう少し時間をいただきたいとの答弁がありました。 また、その他の案件では、委員から、保育所の民営化の方向性や公共施設設備基金が使える体制の構築については、次回の委員会で聞きたいとの要望がありました。 以上で、本委員会の審査概要の中間報告を終わります。 ○議長(河杉博之君) ただいまの報告に対しましての質問をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質問がないようですので、質問を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 市長行政報告 ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) さきの3月定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項について報告いたします。 まず、総務関係です。 奈良県・市町村サミットにおいて検討されてきました地方税の一元化、共同化に関する奈良モデル事業として、奈良県及び大和高田市と連携し、共同で滞納整理を図ってまいりたいと考えており、この6月より税負担の公平性とさらなる自主財源を確保するため、大口滞納案件徴収困難案件などの滞納整理を専門とするチームを編成し、税の徴収強化に取り組んでおります。 次に、市民経済関係です。 観光振興につきましては、本市の観光資源での一つであるどんづる峯において、一昨年の駐車場供用に続き、新たにトイレを設置し、4月より供用開始をしております。 また、例年実施しております香芝ウォークにつきましては、4月14日に近鉄関屋駅を出発地として約7.7キロのコース、「香芝の民話の里を訪ねて香芝ウォーク2013」と題して実施したところ、天候にも恵まれ、市内外から1,000人を超える参加をいただきました。終点の市役所では、市内の地場産品の即売会を実施し、好評を博しました。 そして、4月23日に実施いたしました岳のぼりには、香芝市の上ノ池横登山口から約270人の参加があり、自然に親しみながらの美化清掃に取り組んでいただきました。 次に、本市においては4回目を迎えましたヤングアメリカンズが5月2日から4日の3日間、モナミホールで開催されました。その期間中は市民39名のボランティアが運営にかかわり、小・中学生190名がワークショップを通じて歌と踊りをアメリカの若者と一緒に学び、最終日には約700名の観客の前で特色あるショーが盛大に繰り広げられました。また、開催期間中、44名のヤングアメリカンズは市内の各家庭にホームステイし、日本での暮らしを体験されました。 次に、福祉健康関係です。 4月よりスタートいたしました保健センターでの臨床心理事業は、月曜日から金曜日まで毎日、臨床心理士において対応しているところです。5月末までの相談件数といたしましては、成人33件、子供の発達相談が61件となっております。今後も、ますます身近な相談場所として市民に活用いただけるものと期待しております。 また、ことしに入って風疹が流行していることから、妊婦の配偶者などを対象に、風疹ワクチンの接種につきまして公費助成を今月から実施しており、妊婦と胎児の健康保持を目指してまいります。 次に、障害者基本法に基づき、障害者の施策に関する基本的な計画として、香芝市障害者計画を本年3月に策定いたしました。この計画は、平成23年3月に策定された香芝市地域福祉計画との整合、調整を図るとともに、障害者福祉に関するアンケートの調査結果も加味し、今後の障害者施策の基本的な方向と具体的な目標や取り組みを総合的、体系的に取りまとめたものです。計画の期間は平成25年度から平成30年度までの6年間としており、本市における障害者関係施策のさらなる推進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、都市環境関係です。 高齢者、障害者等の移動などの円滑化の促進に関する法律に基づき、本年3月に香芝市バリアフリー基本構想を策定いたしました。今後、基本構想の実現に向けた推進体制として香芝市バリアフリー推進協議会を7月に発足させるとともに、基本構想に位置づけられた事業の着実な実施を図ってまいります。 次に、街路事業につきましては、昨年3月28日に中和幹線が桜井市から香芝市穴虫の高田バイパス合流地点までつながりましたが、その先線であります国道165号香芝柏原区間改良事業について、3月に国土交通省による道路設計が完成いたしましたので、関係する自治会に対しまして4月から5月にかけて設計の概要を説明させていただきました。現在、現地で計画ラインの確認ができるよう、幅ぐいの設置が行われているところです。 また、奈良県が事業を進めております奈良西幹線につきましては、現在、竹田川付近から西名阪までの区間の用地買収が進められており、市といたしましても県事業にさらなる協力を行ってまいりたいと考えております。 市道拡幅事業につきましては、JR五位堂2号踏切拡幅事業において平成25年度末の工事完成を目指し、4月1日にJR西日本と工事協定を締結いたしました。また、周辺狭隘道路の拡幅もあわせて進めてまいります。 葛下川改修事業につきましては、現在、奈良県施工にて瓦口地内の真美ヶ丘幹線高架下から国道165号線まで護岸工事を行っており、現在、施工中の区間は今月に完成する予定です。また、旧葛下川埋め戻し工事につきましても、現在、隣接地権者と河川用地の確認作業を行っており、7月には埋め戻し工事に着手する予定です。 次に、ごみの減量化とリサイクルの推進についてです。本市のごみ量は、人口増加にもかかわらず、微量ながら年々減少傾向にあります。これは、市民の方々のごみの減量化、資源化への意識の向上によるものと考えられます。今後、分別ルールの徹底や分別品目の見直し等の検討を行い、さらなるごみの減量化、資源化に取り組んでまいります。 美濃園につきましては、平成24年度に長寿命化計画を策定し、3月26日に地元4自治会に対しまして計画概要の説明をさせていただき、さまざまな意見をいただきました。それを受けまして、庁内議論を重ね、美濃園の整備方針について、現在の場所で再度新設を行っていきたい旨のお願いを5月24日に地元4自治会に申し上げたところです。今後におきましては、詳細な整備計画を作成するとともに、地元合意を目指し、引き続き協議を重ねてまいります。 次に、昨年度に引き続き、自宅に住宅用太陽光発電システムを設置された方を対象とした設置費用の一部補助の申請を5月1日より受け付けたところ、5月30日までに合計83件の申請があり、予算額に達したため、受け付けを終了いたしました。今後も、再生可能エネルギーの活用による温室効果ガスの削減に向け、市民への普及啓発等に取り組み、エコファースト香芝に推進してまいりたいと考えております。 また、地球温暖化対策の推進の一環として、今年度は5月1日よりエコスタイルキャンペーンを実施いたしております。期間中は、適正な冷房温度の徹底と職員の軽装勤務の励行を初め、無理なく持続可能な節電対策を実施していますので、市民並びに議員の皆様のご理解とご協力をお願いしたいと思います。 次に、上下水道関係です。 上水道事業におきましては、給水人口は増加するものの、市民の方の節水意識の高揚、節水型機器の普及等により、1人当たりの水道使用水量が年々減少傾向にあることから収入の増加が見込めない状況ですが、4月からの県営水道料金の値下げに伴いまして、本市におきましても財政状況等を精査したなかで、水道料金の値下げにつきまして3月議会において決議をいただき、5月検針分より水道料金の値下げを行っております。今後におきましても、経費の徹底したコスト削減に努めるとともに、費用対効果を考慮した事業展開を行うことで事業運営の健全化を図ってまいります。 次に、教育関係です。 いじめは、子供の人権を侵害する重大な問題であり、決して許されない行為であります。3月には、いじめの未然防止の取り組みや早期発見、適切な対応を図るため、いじめ対応マニュアルを作成し、全ての小・中学校に配付いたしました。さらに、5月13日には、いじめ対応における教職員の質の向上を目的としていじめ対応マニュアルの研修会を行い、いじめをしない、させない、見逃さないという言葉のもと、いじめを許さない学校、魅力ある学校づくりに取り組んでいるところです。 また、本市の将来像である「笑顔と元気!!住むならかしば」を受け、人と人とのつながりを深め、よりよい地域社会づくりを進めていくため、笑顔で元気よくあいさつを交わすことを目的として、毎月25日をニコニコあいさつの日とし、5月より市内の幼稚園、小・中学校においてあいさつ運動を展開しております。笑顔で元気よくあいさつをすることは、園、学校はもちろん、家庭や地域において連帯感が高まり、また子供たちが健やかに育ち、安全で安心な住みよい社会を築くためにもとても重要なことであり、今後は市内全域にこの運動が広まるよう努めてまいりたいと考えております。 次に、子供の読書の環境の向上に寄与するため、3月23日に本格稼働いたしました移動図書館車「ぶっくる号」を活用し、保育所、学童保育への巡回サービスを開始いたしました。今後は、各地域と市民図書館を結ぶ「ぶっくる号」としてより一層の工夫を重ね、市民の身近で親しみの持てる市民図書館を目指してまいります。 以上、さきの定例市議会からこの間の主な事業についてご報告申し上げましたが、今後とも香芝市のまちづくりのため、議員各位のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、行政報告といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 報第2号 平成24年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、報第2号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 報第2号。ただいま提案になりました報第2号平成24年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決をいただきました各事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。 農林商工費の農業費の震災対策農業水利施設整備事業を初めとする14件の事業につきまして、合計11億8,500万2,000円の繰越明許費設定の議決をいただきましたうち11億7,907万5,000円を翌年度へ繰り越しさせていただきました。主な繰越理由といたしましては、国の補正予算(第1号)に伴う予算計上が3月補正予算となり、事業の執行期間が短かったためです。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては、国庫支出金、地方債及び一般財源となっております。 以上のとおり、報第2号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君) それでは、ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 報第2号については、報告を受理いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 報第3号 平成24年度香芝市下水道事業会計繰越明許費繰越計算書の報告について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、報第3号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 報第3号。ただいま提案になりました報第3号平成24年度香芝市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、繰越明許費として議決をいただきました下水道事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。 都市水環境整備下水道事業の繰越明許費として7,500万円の議決をいただき6,840万円を、五位堂駅前北第2土地区画整理事業における公共下水道事業の繰越明許費として870万円の議決をいただき870万円を、地震対策下水道事業の繰越明許費として1,900万円の議決をいただき1,809万2,000円を、大和川上流流域下水道整備事業の繰越明許費として5,410万円の議決をいただき5,409万5,000円をそれぞれ翌年度へ繰り越しさせていただきました。 なお、翌年度繰越額の財源といたしましては、国庫支出金、地方債等となっております。 以上のとおり、報第3号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 市長にお聞きします。 前に消防でも聞かせていただきましたが繰越明許、これは年度末に補助金を取りまして翌年度に繰り越し、1年間でこれだけの事業をやっていくわけです。質疑の内容は、できないように頑張りますとか、そういうことを聞いているのではありませんので、その点にご注意してお答えください。 まず、今年度執行できなければ来年事故繰越になります。地方債関係についてどのようになるのか、お答えください。 ○議長(河杉博之君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) その分につきましては、年度内に執行し切れない場合は、次の繰り越しはできないものと考えています。したがって、その場合については単費等々になろうと思います。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 地方債がとぶということですか。 ○議長(河杉博之君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) そのように認識しております。年度内にできるようにやっていきます。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ほかに質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 報第3号については、報告を受理いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 報第4号 公共下水道工事(12-補1-3)請負変更契約の締結の専決処分の報告について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、報第4号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 報第4号。ただいま提案になりました報第4号公共下水道工事(12-補1-3)請負変更契約の締結の専決処分の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成24年7月9日に議決をいただき締結しました公共下水道工事(12-補1-3)の請負変更契約の締結について、地方自治法第180条第1項の規定により平成25年3月21日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。 以上のとおり、報第4号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君) それでは、ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 報第4号については、報告を受理いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 報第5号 権利の放棄の専決処分の報告について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、報第5号について議題といたします。 報第5号は、個人情報保護法の観点から秘密会で審議をしたいと思います。秘密会とするためには、地方自治法第115条の規定により出席議員の3分の2以上の賛成を必要といたします。討論を行わないで決定することになっております。 それでは、秘密会で審議をすることについて採決をいたします。 秘密会とすることに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(河杉博之君) ただいまの賛成者は15名、3分の2以上です。したがいまして、本案につきましては秘密会で審議することに可決をされました。 それでは、秘密会としての議案の審議に入りたいと思います。 大変恐縮ですが、議員、理事者以外の傍聴の方におかれましては、香芝市議会傍聴規則第9条によりまして、ご退場くださいますようよろしくお願いを申し上げます。 傍聴の方、秘密会になりますので、ご退席のほどよろしくお願いを申し上げます。 それでは、秘密会を開きます。              (午前10時55分秘密会に入る)              (午前11時11分秘密会を終了する) それでは、先ほど報第5号を審議いたしまして、報告を受理いたしました。 お諮りいたします。 先ほどの秘密会の議事録の記録につきましては、香芝市議会規則第107条の規定によりまして、公表しないということにご異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、そのとおりに決します。 ここで、10分間の休憩に入ります。 暫時休憩いたします。              午前11時12分 休憩              午前11時22分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 報第6号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について △日程11 報第7号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について △日程12 報第8号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について ○議長(河杉博之君) ここでお諮りいたします。 日程10の報第6号から日程12の報第8号については、一括議題としたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、そのように決定いたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました報第6号及び報第8号の損害賠償の額の決定の専決処分の報告について、並びに報第7号の損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 まず、報第6号についてです。 本案は、公用車の運行に起因して発生した自動車事故の損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により平成25年3月29日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。 次に、報第7号についてです。 本案は、学校において発生した事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定により平成25年5月7日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。 次に、報第8号についてです。 本案は、道路の管理の瑕疵に起因して発生した事故の損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により平成25年5月17日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。 以上のとおり、報第6号から報第8号までにつきましての報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 報第6号から報第8号については、報告を受理いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 報第10号 香芝市国民保護計画の変更の報告について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、報第10号についてを議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 報第10号。ただいま提案になりました報第10号香芝市国民保護計画の変更の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、国民の保護に関する基本指針及び奈良県国民保護計画の変更並びに法令等の改正に伴い、香芝市国民保護計画を変更いたしましたので、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第35条第8項において準用する同条第6項の規定により報告を行うものです。 以上のとおり、報第10号につきましての報告を終わりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。 中井議員。 ◆3番(中井政友君) これは戦争が起こった場合の香芝市民の生活とか安全を守るための計画ですけど、関連してお聞きします。香芝市は核兵器平和都市宣言をしていまして、市長も平和市長会に入られているので、まず戦争が起こらないような努力をすべきだと思うのです。その辺、八尾空港にオスプレイが来たり、いろんな国で核実験が行われたりされていますけども、そういうことに対しての抗議の電報を広島とか長崎の市長は打たれたりされているのです。そういう平和に関する市長の思いを少しお聞きしたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 中井議員に申し上げます。 ただいま審議をいただいておりますのは、報第10号で国民保護計画の変更についてです。考え方につきましては、別の機会でまたご質問いただければと思いますので、ご了解のほどよろしくお願い申し上げます。 ほかにございますか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) それでは、質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 報第10号については、報告を受理いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、諮第1号を議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 諮第1号。ただいま提案になりました諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成25年6月30日付で任期満了予定の人権擁護委員の川崎登貴子氏につきまして、引き続き人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものです。 なお、本人は、人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方ですので、何とぞよろしく原案にご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、採決に入ります。 諮第1号は原案のとおり決することに、ご異議ございませんでしょうか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議がないようですので、諮第1号は原案のとおり承認することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程15 諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、諮第2号を議題といたします。 理事者から議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 諮第2号。ただいま提案になりました諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の吉田宗丘氏が平成25年6月30日付で任期満了となるため、新たに備後充代氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものです。 なお、本人は、人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方ですので、何とぞよろしく原案にご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、採決に入ります。 諮第2号は原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議がないようですので、諮第2号は原案のとおり承認することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程16 選第1号 香芝市選挙管理委員の選挙について ○議長(河杉博之君) それでは、日程に従いまして、選第1号を議題といたします。 理事者から提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 選第1号。ただいま提案になりました選第1号香芝市選挙管理委員の選挙について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、香芝市選挙管理委員の任期満了に伴いまして、地方自治法第182条第1項の規定により委員4人の選挙を行っていただきたく提案を申し上げておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定によりまして指名推選にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議がないようですので、選挙の方法については指名推選によることに決定いたします。 続いて、お諮りをいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議がないようですので、議長において指名することに決定いたします。 暫時休憩いたします。              午前11時34分 休憩              午前11時35分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。 それでは、香芝市選挙管理委員を指名いたします。 選挙管理委員に、磯壁二丁目1134番地1、辻幸藏君、下田東三丁目1266番地1、堀田武司君、上中405番地、黒松健君、高94番地、喜夛成典君、以上4名を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました4人の方を、香芝市選挙管理委員の当選人と決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、ただいま指名をいたしました4人の方が香芝市選挙管理委員に当選をされました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程17 選第2号 香芝市選挙管理委員の補充員の選挙について ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、選第2号を議題といたします。 理事者から提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 選第2号。ただいま提案になりました選第2号香芝市選挙管理委員の補充員の選挙について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、香芝市選挙管理委員の補充員の任期満了に伴いまして、地方自治法第182条第2項の規定により補充員4人の選挙を行っていただきたく提案を申し上げておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) お諮りいたします。 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、選挙の方法は指名推選によることに決します。 続いて、お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、議長により指名をすることに決定いたします。 香芝市選挙管理委員の補充員に、穴虫1227番地2、村井義博君、五位堂六丁目181番地1、寺田幸司君、瓦口1120番地、瀧井明君、真美ヶ丘二丁目10番2号、植田朋子君、以上4名の方を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名をいたしました4名の方を、香芝市選挙管理委員の補充員の当選人と決定することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、ただいま指名をいたしました4名の方が香芝市選挙管理委員の補充員に当選されました。 なお、補充員の順序は、ただいま指名いたしました順位にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、補充員の順位はただいま指名いたしました順位によることに決定いたします。 ここで、昼食のため暫時休憩いたします。              午前11時39分 休憩              午後1時22分 再開 ○議長(河杉博之君) それでは、休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程18 理事者提出議案提案理由説明 ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、理事者提出議案の提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 提案いたしております議案につきまして、提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、報第9号地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の専決処分の報告についてです。 本案は、平成25年4月1日より障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改められることに伴い、本市条例規定において法律名等を引用しております条項の整理のための改正を行うもので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき平成25年3月29日に専決処分をしましたので、同条第2項の規定により報告するものです。 次に、議第32号香芝市の一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例を制定することについてです。 本案は、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく給与減額支給措置を踏まえ、本市の一般職の職員の給与等についての特例を定めるものです。 主な内容につきましては、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間、給料及び地域手当を国家公務員の給与水準まで減額するものです。 次に、議第33号平成25年度香芝市一般会計補正予算(第1号)についてです。 本案は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,846万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ214億8,846万5,000円とするものです。 主な補正の内容ですが、議会費におきまして会場設営費、総務費におきましては自治会活動支援事業、緊急雇用創出事業等、消防費におきましては消防団資機材等整備事業の増額を行う一方で、総務費におきましてデマンド交通運行事業、農林商工費におきましては職員の人件費の減額に伴う経費を補正するものです。歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を県支出金、諸収入及び市債の増額に求めたものです。 次に、第2表の地方債補正につきましては、起債額の決定に基づく地方債の限度額を追加するものです。 次に、議第34号香芝市障害者支援センター指定管理者の指定についてです。 本案は、香芝市障害者支援センター条例に基づき、香芝市障害者支援センター「すみれの里」について社会福祉法人以和貴会を指定管理者として指定するものです。 次に、議第35号奈良県広域消防組合の設立についてです。 本案は、平成18年6月14日に公布施行されました消防組織法の一部を改正する法律による改正後の消防組織法第31条の規定に基づき、消防の事務を共同する一部事務組合を設立することに関し規約を定める協議につきまして、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 次に、議第36号香芝・広陵消防組合の解散についてです。 本案は、奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、香芝・広陵消防組合の解散に係る広陵町との協議について、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 次に、議第37号香芝・広陵消防組合の解散に伴う財産処分についてです。 本案は、香芝・広陵消防組合の解散に伴う財産処分に係る広陵町との協議について、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 以上、条例の専決処分の報告、条例の制定、補正予算、指定管理者の指定、組合の設立、解散などの7議案です。何とぞ慎重にご審議をいただきまして、原案可決賜りますようお願い申し上げます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程19 理事者提出議案総括質疑 ○議長(河杉博之君) それでは、日程に従いまして、これより理事者の提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願いたいと思います。 それでは、総務経済委員会に付託を予定しております議第32号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 議第32号香芝市の一般職の給与の臨時特例に関する条例を制定することについて、質疑をさせていただきます。 今回のこの措置は、国難という東日本大震災での復興支援での国家公務員の給与の一部を一時的に引き下げる、地方も同じく国家公務員に準ずるということでされている議案ですが、当然こういった国難においては、やはり公僕として働く地方公務員にとっても支援するということは当然必要と思います。しかし、国家公務員が7.8%の削減をするからといって、地方まで国に準ずる削減をするということはどうかということで考えております。 地方は、これまでさまざまなことで歳出を抑えてこられたと思っております。特に、大きいのは人件費の抑制で、採用を控え、後補充をされないままの人員のなかで行政改革を進めてこられたということは、皆さん方もご存じだと思います。さらには、今回退職金も1人当たり300万円という抑制をされるということにおいても、職員は法案が法案だから仕方なく我慢をせざるを得ないということかもわかりませんが、そのような安易な引き下げに関しては、やはり慎重に考えていかなければならないのかと、そのように私は思うところでございます。 それで、これまでの5年間においては、国家公務員に準ずる給与の削減や人件費の抑制、本市はどのぐらいの引き下げが行われたのか。また、今回の削減で本市はどれだけの削減金額になるのかということですが、そのことについて質疑をさせていただき、さらには職員を削減する行政改革を進めてこられた、今までのこれらのことに対して一体どのように考えておるのかということをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 森村企画部次長。 ◎企画部次長(森村光延君) ただいまご質疑いただきました件は、私から回答申し上げたいと思います。 まず、過去の人件費等の削減ですが、ご存じのとおり、職員の採用抑制ということで人件費の削減につきましては、人員を減らすという削減方法と給料を減らすという、人件費そのものを減らすといった方法があるわけですが、本市につきましては、基本的には人勧準拠を守ってきたわけですので、どちらかといいますと、人員をふやさないという方法で総人件費の抑制を進めてきたわけです。額については、5年間での効果額ということで、手元に本日資料は持ち合わせていませんが、人員の総額抑制ということで所定の効果をあげているものと思います。 今回の国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に準拠いたしました香芝市の一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例、これの効果額ですが、国におきましては平均7.8%という減額です。本市が今回上程させていただきました条例案ですが、こちらにつきましては平均4.11%、あくまでも国家公務員の俸給と私どもの給料、これをラスパイレス指数という一定の尺度のもと、100%に合わせるという調整を行っているものです。結果といたしまして、7月から実施するわけですが、3月までの9カ月間で約1億1,900万円の効果額になるという予想をしているわけです。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 質疑は3回ということなので、続けて私の質疑とさせていただきます。 今回の措置につきましては、これは地方交付税法第3条2項で、国は交付税の交付にあたっては地方自治の本旨を尊重し、条件をつけ、またはその使途を制限してはならないという条文にも書かれております。また、地方六団体でも総務大臣宛に、今回は東日本大震災で必要な一時的な措置とはいえ、地方の固有の財源である地方交付税を給与の引き下げの要請手段として用いたと受けとめざるを得ず、地方のこれまでの人件費の抑制の努力を考慮することなく、ラスパイレス指数の単年度の比較のみに基づき、本来条例により自主的に決定されるべき給与についての引き下げ要請があってはならないことと、このように総務大臣に要請をされているなかでのこういった今回の引き下げについて、本市としては一体どのように考えるのか、お答えください。 ○議長(河杉博之君) 当麻企画部長。 ◎企画部長(当麻俊弥君) 交付税につきましては、そういう自主的な部分があるのでということの趣旨はわかるのですが、基本的に国の地方財政措置において給与費の減額がなされ、それに伴う影響額という部分が出ておりますので、その部分についてこの減額措置も地方については追随しなければならないと思っております。 それと、その単年度という部分ですが、これは国に地方の協議の場において、その点につきましては削減、人件費の総額抑制ということで人数的な部分を、地方がやっているというところは主張させていただき、聞くところによりますと1年というところの措置が9カ月で済んだということを聞いております。そういう認識をいたしております。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) そういうことで、一応答弁としてお聞かせいただきます。 もう一点、この地方交付税削減については、当面2013年度に限り、臨時特例として給与費8,504億円を減額することを決定されており、国家公務員が震災復興財源に充てるために2年間の限定したことに歩調を合わせるよう、地方交付税を削減することによって自治体を誘導されている、そのように思います。この削減と引きかえに、これまで自治体の、先ほど言われましたように人件費削減努力を反映させた地域元気づくり事業300億円、緊急防災・減災事業費4,550億円、また国が実施する全国防災事業の地方負担分973億円を新設して、合計8,523億円を地方の財源の計画に歳出に計上しようと、そのように今後されるようですが、このように何か政治的な要因があるなかでの削減ではないかと、そのように考えざるを得ません。 そこで、今回削減に対しまして、市長としてどのように考えているのか。また、市長は生駒市の山下市長とは知人であり大先輩で、いろんな意見交換を交わせる友人であろうということを当初の所信にあたっての私の質問のなかで、そのようにお答えをしていただいております。その山下生駒市長ですが、生駒市は今回の措置についてはされないということを言われております。 そのことについては、今後やはり本市におきましても職員が生活をするなかにも、やはり直接影響も出てくるのではないかと、そのように考えるところですが、市長として一体どのように今回の削減については思っているのか、その辺をお答えしていただき、あと残りの私が申し上げたことに対しては、再度委員会でもご議論をしていただきたい、そのように思います。 ○議長(河杉博之君) 今回の議第32号に対する市長の思いについて、吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) まず、冒頭の生駒市長との話ですが、もちろん友人であり、同じ市長会のメンバーであるのは間違いありませんが、削減云々についての影響または考え方というのは、やはり違うわけです。私は、やはり国の考えである東日本大震災のことについての考えはいろいろありますが、最終的には協力をすべきではないかと、このように思ったわけです。 一方で、2月にも市長会から総務大臣にそういった交付税とかと引きかえにやるのはいかがなものかと、また国と市の関係というのはそういった上下の関係ではないと、こういった話をして、市長会から総務大臣に出させていただきました。そういったなかでなのかどうかわかりませんが、先ほど部長からありましたように、当初1年というところが9カ月というような形にもなったのであろうかと、このように思います。 そして、もう一つ申し上げておきたいのは、6月5日の全国市長会におきましても、お越しいただいた安倍総理並びに総務大臣副大臣に、今回のことについてと地方交付税と人件費、これを連鎖させるということはあってはならないことだと、こういった決議を出させていただいたというところです。 ○議長(河杉博之君) ほかに質疑ございますか。 中井議員。 ◆3番(中井政友君) この条文中で、少しわからなかったのですけど、第3条のところに一般職の任期付職員もその適用を受けると書いてあるのですが、どのような職員の方ですか。 ○議長(河杉博之君) 森村企画部次長。 ◎企画部次長(森村光延君) 一般任期付職員の採用等に関する条例に関する職員についての説明をさせていただきたいと思います。 任期付職員といいますのは、弁護士であるとか医師であるとか、内部では養成できないような人材を外部から一定の期間採用する、任用するという制度です。そういう職員に対しても、この条例において1号給から4号給までは6.77%、それぞれの等級に応じて減額をするものです。
    ○議長(河杉博之君) 中井議員。 ◆3番(中井政友君) 少し勘違いしていたかもしれないのですけど、香芝市の一般職の臨時職員や非常勤職員の方々もおられますが、その方はこの適用外でしょうか。 ○議長(河杉博之君) 森村企画部次長。 ◎企画部次長(森村光延君) 臨時的任用職員は、任期付採用職員に関する条例に該当しない職員ですので。臨時的任用職員です。 ○議長(河杉博之君) 中井議員。 ◆3番(中井政友君) 最後に香芝市の職員の方、先ほど中村議員もありましたように、職員1人当たりの人口も大変多いし、ラスパイレス指数も低いなかで今回の措置、やはり職員の方々のやる気というか、頑張ろうという気持ちが薄れないように配慮していただけたらと思います。やはり、職員の頑張りというのは市を支えるものですので、ぜひご配慮いただけたらと思います。市内の経済を循環させる意味でも職員給与は、年額にしたら30万円、40万円になりますので、やはり地域を元気にするという観点を持っていただけたらというふうに私の意見とします。 ○議長(河杉博之君) 中井議員、それは答弁要りますか。              (3番中井政友君「いや、要らないです」との声あり) ほかにございますか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ないようですので、議第32号の質疑を打ち切ります。 次に、議第33号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 7ページの緊急雇用創出事業費についてですが、指導管理委託料というふうになっております。この委託料につきましては一体どのようなことになるのか、お答えください。 ○議長(河杉博之君) 村中教育部次長。 ◎教育部次長(村中義男君) ご質疑の指定管理委託事業ですけれども、現在本市の各学校には情報コミュニケーション技術、いわゆるICTとしてパソコンや電子黒板、そういった情報機器を配備しております。しかしながら、その情報機器の取り扱いに精通いたしました教員、そういった人がやはり不足しておりまして、全体としてそれら情報機器を有効活用しているとは言いがたい状況です。教員が困ったときに相談ができて、また安心して指導にあたることができる環境づくり、それをすることが重要な課題として捉えまして、このたびの企業支援型雇用創造事業を活用いたしまして、本市と委託契約をさせていただきました企業より派遣されるICTの支援員、そういった方のサポート体制を構築してまいりたいと考えているところです。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 再度、こういった機器を使ってどのような効果があるのか。どういうところに使われているのか、お聞かせください。 ○議長(河杉博之君) 村中教育部次長。 ◎教育部次長(村中義男君) 具体的な事業としましては、委託をさせていただく企業、そちらから支援員を派遣していただきます。これは、各小学校に派遣していただきます。小学校では、学校の情報機器に関する情報の整理とか、学校のICTのパソコンとか電子黒板、そういったもののコンサルティング、また教員へのアプリケーション研修、もう一つは、各学校にあるパソコン室を活用させていただきまして、各保護者を相手に、パソコンとかスマートフォンとか、そういう形で情報ツールがいろいろ出回っているわけですけれども、それが、児童・生徒にも行き渡っているということも考えられますので、そういったモラル教育、それらもパソコン室を使って研修会等を開催していきたいという考えです。 ○議長(河杉博之君) もう少し具体的に、要は各学校にどのようなパソコン教室があってどういう事業があって、それを拡充していくということを説明できる形がとれればありがたいとは思うのですが。ICTそのものが今小学校においてどのような形で活用されていて、まず現状がこういう事業があって、それを拡充していくというような説明があればわかりやすいかとは思うのですけれども。それについてはどうでしょう。 村中教育部次長。 ◎教育部次長(村中義男君) 現在、市内の学校には、教育用のパソコンといたしまして、小学校では1校につきまして20台、中学校につきましては42台を配置しております。また、電子黒板につきましては、各小・中学校で各校にそれぞれ1台ずつ配置を行っております。そういったなかで、小学校におきましては、中・高学年でインターネットを利用して年間15時間程度パソコン室で調べ学習、こういったものを行っています。また、低学年では、コンピューターに触れて親しむ目的でマウス操作などを中心に年間5時間程度利用をしています。また、それとは別に、デジタル教室を導入している学校もございます。市内では4校ございまして、タブレットパソコンを教室に持ち込んで、各学級に導入されている大型液晶テレビに映してデジタル教科書の映像を利用しています。 中学校におきましては、昨年度教育用のパソコンを入れかえさせていただきました。同時に、国語、数学、理科、英語、技術家庭におきましてデジタル教科書を導入しまして、各校において授業のなかで取り入れていただいているところです。今回、活用させていただく補助事業につきましては、こういう授業をやっていただいているのですけれども、より充実した授業を展開していただくために各先生方にそういった研修もさせていただきまして、知識を習得していただいてより一層充実した教科にしていきたいと考えているところです。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。 関議員。 ◆11番(関義秀君) 4ページの款7消防費のなかで1,705万4,000円が補正されておりますけども、この支出のなかにはポンプ車と書いています。多分消防団の機器の老朽化に伴うポンプ車の購入と思っておりますが、具体的にどのようなポンプ車でどこの分団に配備されるのか、そしてどういう機能を持っているか、お聞きいたします。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) 消防ポンプ自動車の件ですが、今のところCD1型というポンプ自動車を見込んでいるところです。今回、国の補助等がございまして、これは歳入で350万6,000円の補助金が確定いたしまして、今回補正をお願いしているところです。第1分に購入したポンプ車を配置する予定をしております。先ほどの国の補助の内示は、5月にあったものです。 ○議長(河杉博之君) 関議員。 ◆11番(関義秀君) 第1分ということでかなり老朽化したポンプ車だと聞いておりますけども、先ほども聞いたように装備はどのような装備かお聞きします。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) 細かい装備の内容を申し上げればいいわけですか。 ○議長(河杉博之君) 暫時休憩いたします。              午後1時54分 休憩              午後1時55分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。 関議員。 ◆11番(関義秀君) 先日、磯壁、そして上中のほうは誤報だったらしいですけども、大変大きな火事がございました。充実ということは各分団、大げさな話ですけども、昼夜を問わず命をかけて消火現場に行かれているので、内容につきましてはほとんど決まっていると思うのですけども、分団と十分に協議をしていただいていると思いますが、より一層の充実したポンプ車の装備をお願いするということでよろしくお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ないようですので、議第33号の質疑を打ち切りいたします。 続きまして、議第35号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中村議員。 ◆10番(中村良路君) この設立ですが、やはり本市にとって最大のメリットとデメリットというところをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) 今回、奈良県広域消防組合の設立につきまして、追加議案として提出させていただいているところです。ごらんのように37市町村が消防事務につきまして、共同処理するという奈良県広域消防組合を設立することにつきましての議案です。 メリットということですが、大きくは指令が一本化になります。もちろん生駒市と奈良市は入っておりませんが、指令が一本化になるということにつきましては、災害現場に最も近い署へ指令を出すということになりますので、到着時間の短縮化が図られます。このことによりまして、今まで救われなかった命も救われるということが考えられるということです。それと、経済的な効果といたしまして、これは総務部門と通信部門が先に統合されます。それによりまして、人員的な削減の効果もございます。それと、消防の指令システムが統合されまして、これはデジタル化の整備ですが、これは平成28年に予定されておりますが、これによりましてスケールメリットもございまして、本市におきましては広域で、市単独でする場合と比較いたしまして約3億7,600万円余りの軽減が図られるというものです。 そして、デメリットということですが、あえてデメリットと申しますと、例えば私ども消防本部あるいは消防署に勤務している何名かが本部へ行くということで、通勤距離が遠くなるであろうということも考えられます。特に、大きなデメリットというのは考えられないところでございます。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 危機管理部長がデメリット的にはそうないと言いますが、これからの先行きにあたりまして、やはり本市にとっても分担金、負担金というのが当然かかってくる問題だと思います。これは消防議会でも議論をされていると思いますが、そういったことでやはり将来的には本市にとってもかなりの負担があるのではないかと、そのように私は思います。その辺は、また委員会でもご議論を願いたい、そのように思います。 次に、少し聞かせていただきたいと思いますが、今回この香芝・広陵消防議会におきまして決議書が提出されました。その決議書が提出され、5月31日に受理をされて議決をされております。そういったなかで、内容に関してはまだまだ不明瞭なところがたくさんあるというふうに書かれているにもかかわらず、今回のこの設立についての議案提案ということについては、どういうことであるのかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 決議に至るまでには、昨年10月に香芝・広陵消防組合議会でまず決議がございました。その後に、現状を踏まえたなかで決議をいただいたわけですけれど、当初昨年10月にいただいたなかでは、非常に不明な部分も多いなかで検討する課題も多くございました。そして、規約に対するいろんなご質疑があったのも事実です。その後、ある程度県におきましてもその問題を解決すべく、規約以外に協定とかという類いのなかで明らかにできる部分は明らかにさせていただいたと、それを経て今回の5月の決議に至ったわけです。我々といたしましても、取り組みました経過を踏まえましたなかで、やはり提案させていただくことが寛容かということで提案させていただいたところです。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 今副市長から答弁いただきまして、一応提案されたということで受けとめて、あとはまた委員会でもご議論を願いたいと思います。 次に、もう一点、3回目ですが、これは6月6日に奈良県の37市町村が協議会を開催されたなかで広陵町長、また当然本市の吉田市長も含めまして、この設立につきましては賛成だという表明をされたと、そのように聞いております。そういったなかで、香芝・広陵消防議会でこういった決議文が可決されているなかにおいて、管理者がそこで賛成をする、また香芝市議会におきましても、今設立についての議題とされているなかで、既に市長が手を挙げて賛成をするといったことに対しまして、市議会、また組合議会において、やはり少し行き過ぎではないかと、私はそのように思います。 両方の議会においての意見もしっかりと踏まえながら、管理者というのは、我々も当然市民を代表してここへ来させていただいているなか、私たちの意見も決議もなしのままで、先にそういった市長自身が賛成をされるということについては、議会を冒涜しているのではないかと、そのように私は感じるところですが、その辺はいかがでしょうか。市長、答弁願います。 ○議長(河杉博之君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 今、中村議員がおっしゃいました総会において先に賛成をしてるではないかということと、議会の議決が後ではないかというお話ですけども、これはまず小委員会をずっと重ねてまいりました。また、事務方で幹事会を重ねてまいったというなかで、もちろん組合議会でもいろいろ問題を提議といいますか、疑問をいっぱい出していただきまして、それに向けて県並びに事務局、それから事務方等々でその不明瞭なところを解決すべく打ち合わせしてまいりました。 そして、最終的に首長が集まったなかで、こういった内容でまず各市町村議会に提案する内容でいいかどうかと、そういった確認をさせていただいたわけです。そして、それぞれ賛成となりましたので、首長が各市町村議会でお諮りいただいて内容を判断いただくと、こういうような流れですので、決して議会等を冒涜というようなことではありません。そういったことだけは、申し上げておきたいと思います。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。 福岡議員。 ◆1番(福岡憲宏君) 先ほどの中村議員の質疑とかぶっているところもあるのですけど、先ほど教えていただいた人員を削減することによってのメリット、金額的なメリット、そしてあと時間が短縮される、デジタル化して一本化することによってというのはわかります。それ以外にまだメリットはありますね。それをお答えいただけますか、金額的なことですけども。人員削減によるメリット、お金を減らすことということ以外にも、することによるメリットというのはもうないですか。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) 先ほど申し上げました以外のメリットというご指摘です。 経常経費につきまして、年間の経費ですけども平成33年度が統合ということになっておりますけども、その想定では約6,000万円の軽減措置が図られるのではないかという試算をしているところです。それは金銭的な経済効果ということで、今申し上げたところです。 ○議長(河杉博之君) 福岡議員。 ◆1番(福岡憲宏君) 軽減だけではなくて、国、県から補助金とかいただける、そういったメリット、その金額的なことを教えていただきたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) 先ほど申し上げましたデジタル化に伴いまして、広域化を図る一部事務組合に対しまして、県から市町村の負担の2分の1を助成するという措置が平成28年度までに限って行われるということで、今回それに乗られたというところです。本市につきましても、先ほど申し上げましたように軽減が図られております。 ○議長(河杉博之君) 福岡議員。 ◆1番(福岡憲宏君) ということは、平成28年度までにそれをしていかないと補助金の半額はいただけないということでよろしいですか。 ○議長(河杉博之君) 杉田危機管理部長。 ◎危機管理部長(杉田明弘君) そのとおりです。この事業については、平成23年度で切れているということで5年間の延長を図られているということで、平成28年度までの延長です。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 総務委員会に所属しているのですけども、今の総括質疑で、余りにもいいかげんな答弁なので一言言わせていただきたいのです。メリット、時間が早く着くとか、そういったことも今杉田部長おっしゃいました。だけど、今回の規約については、そういったものは今後協議するとなっており、全く決まってないのです。決まってないものを、なぜそんなことを言えるのですか。おかしいではないですか。 それと、今のデジタル化の補助金の話もそうです。県は確かに、現在、広域化に参加すればそれを半分援助しますと言っています。だけど、これは地方自治の本旨、いわゆる県から出す補助金です。広域化の問題とこの補助金の問題、これをリンクさせているだけであって、これは本来憲法違反ではないですか。今騒がれています。広域化に参加したら補助金は出すけれども、広域化に参加しなければ補助金は出さない、これはだめだと言われているのと違いますか。先日の国会の答弁でも、そういった旨の答弁等々あります。みんなそれを聞いて決断していくわけですから、いいかげんな答弁はやめてください。 それと、先ほどほとんど大きなデメリットはないとおっしゃいました。デメリットはたくさんあるのではないですか。給料システムの関係、人員の配置、常備消防力も弱くなる。平成33年度以降は、他の市町村に人をとられるかもしれないのです。全くそういったことも現在決められてないではないですか。全部先送りではないですか。それが広域化に対してデメリットがないとは、どういうことですか。それをはっきりおっしゃっていただけますか。 ○議長(河杉博之君) 暫時休憩いたします。              午後2時12分 休憩              午後2時16分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) まず、デメリットについて言葉不足がございました。過日、協定に関連いたしまして、現場の担当している職員といろいろ現状のシステム的な部分について、そしてまた今後の体制的な部分について県の準備室の構想と、大変ギャップがあるという話も聞いております。その点につきましては、内容を取りまとめたなかで現場ともども、うちの市長が準備室とともにかけ合うということで話はしているわけですけれど、一々全部を今この場では申し上げられませんけれど、新しい消防システムをつくっていくにあたりまして、現場の職員がどれだけの仕事をやるのか。そしてまたそのなかの給与システム、あるいはそれに付随するシステムを、そんな県のペースで短期間でできるのかということが現在大きな課題になっているところです。この部分につきましては、また私どもの努力といたしまして、まず準備室、また県に対し、その本来の県の考えをただしていきたいと考えているところです。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 真実を答えていただきたいのです。今のでも、私らが認識しているのと違うのです。先ほどの副市長の答弁でもありましたけど、あれからいろんな意見が出て、いろいろ変わってきたとおっしゃっていたではないですか。規約は何も変わってないではないですか。聞く側にしたら、いかにも変わったように聞こえるのです。だけど、何も変わっていない。そして、今もその変わった規約であれば、我々もこんなこと言ってないです。全く訴えるにもかかわらず、何も変わらない、聞きもしない。 県に訴えていきたいと言っていましたけど、消防事務はどこですか。市町村ではないですか。なぜ県の許可をとらないといけないのですか。それこそ、地方自治の本旨に反しているではないですか。憲法を読んだら書いていますので、地方自治の本旨について語ってください。 ○議長(河杉博之君) 川田議員、大変申しわけないですけども、多分これ以上やっていただいても回数の問題もございますし、川田議員も所属委員会の委員ですので、12日の委員会でまたその答弁もいただくこととして、今の時点においてはとりあえずおさめていただいて議事を進めさせていただきたいと思いますが、ご了解いただけますか。 暫時休憩いたします。              午後2時19分 休憩              午後2時23分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 十分私も全てのことが認識できてないなかで、疑念を招くような答弁に至ることは、これは避けるべきでした。今後、総務経済委員会で私の申し上げましたことについて説明申し上げたいと思います。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ほかにないようですので、議第35号の質疑は打ち切りいたします。 続きまして、議第36号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ないようですので、議第36号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第37号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ないようですので、議第37号の質疑を打ち切りいたします。 以上で、総務経済委員会に付託を予定しています理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続きまして、教育福祉委員会に付託を予定しております報第9号につきましての総括質疑をお受けいたします。 川田議員。 ◆6番(川田裕君) これは名称変更という報告議案ですけども、障害者保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴うということですけども、今障害者関係福祉の法律はかなり変更されています。今どこまで関係条例の整理が進んでいるのか、全般的なことをお答えください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) お尋ねの法律の改正に伴いましての条例改正ですが、今条例の改正に伴う部分につきましては、本条例の部分が改正の部分です。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 全国的な法律の話なので、国で審議会もやっています。こちらのほうの審議会の内容は、今どのような状態になっているのですか。そして、そのなかで今後どのような条例を整備していかなければいけないのか、それが決まらないとまだこちらでもできないはずです。だから、そのあたりをどのようにやっていくか。地域に根づいた障害者の生活をどのようにしていこうかというのが基本ラインですので、その点について今の審議状況を教えてください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 本条例の改正によりまして、基本概念的な理念あるいはまたサービス基盤の計画的な整備ということで、特にサービス基盤の計画的な整備の面では、今後基本指針あるいはまた計画等、定期的な見直しと検証を行っていくという形で考えております。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 3回目ですけど、見直しを行っていくというのは、これは昔からずっとやっていることです。だから、この法律が制定されて、その内容を審議会で議論されているわけではないですか。アウトリーチ施策もそうではないですか。 だから、副市長に聞きます。アウトリーチ施策、今国の審議でかなり取り組んでいますけど、それはどんなことか、香芝市にはどのように取り入れていくのか、その辺の展望をお聞かせください。 ○議長(河杉博之君) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 申しわけございません。そこら辺はわかりかねます。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 議長の特別なお許しで、もう一度だけ質疑させていただきます。 わからないはわからないでいいけれども、例えば人事配置を大幅にされました。わからないのにどうしてできるのですか。この障害者施策、今たくさんあります。問題が山積みです。やっていかないと、この1年全くとまっています。その点についてお答えください。 ○議長(河杉博之君) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 人事異動と、そして職場のまず維持ですけれど、やはり人事異動に際しましては、それなりに所管の担当部長の意見等も踏まえたなかで私なりに対応させていただいた部分です。ただ、まず職場の職務と、そしてまた個人の職歴といいますか、その能力といいますか、そこら辺でいろんな人事異動に関するさまざまなお言葉を賜っていることは承知しております。今回の人事のなかで賜っている言葉につきましては、今後の職務に糧としていきたいと考えているところです。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。 中村議員。 ◆10番(中村良路君) それでは、1点ほど。 これは文言の改正ですが、このことについて市町村が地域生活支援事業を行うということですが、こういった障害者に対して意思疎通の支援をするという事業も含まれておりますが、そういったことに対してどのように取り組まれているのか、お答えください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) お尋ねの件は、事業ですか。質疑の趣旨が少しわかりかねますので、もう一度、済いませんがよろしくお願いします。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) こういった障害者を補助するための研修や、障害者と意思疎通を図る。そういった支援に対しての取り組みは、市としてはどのようにされているのか、お聞かせください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) まことに申しわけございませんでした。 本法律の改正によりまして、各条例は改正していますけども、もとをただしましたら、この障害者福祉計画に基づく分で、今障害者福祉計画を立案させていただきました。これにつきましては、あらゆる面の施策について盛りだくさんのメニューですけども、これを進捗さす意味では有効な計画になっていることと思います。 障害者の支援策につきましては、応益負担から応能負担ということでやっておりますけども、これは今回適用範囲を難病患者を含めて範囲が拡大されたことによりまして、条例の趣旨に沿って、またこれが障害者のための施策として展開されていくものと思います。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) いろいろと言われましたが、私が聞いていますのは、障害者とその他の人と、そういったコミュニケーションを図るための意思疎通をするのにはどういうことをされているのかというのを聞いているわけです。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) この法律の改正部分の大きな分野です。日常生活と社会生活を総合的に支援するという形になっていますので、この辺につきましては、障害者福祉計画に基づいて健常者とともに計画を推進してまいりたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) それで結構ですが、私が選挙に関して少しそういった意思疎通ができる、できないということで疑問に感じたので質疑させていただいたわけです。政治政策を候補者が述べる場に、手話をされる方を呼ぶことができないということを聞いたことがございました。それというのは、当然、障害を持たれた方も政治活動にはかかわっていかなければならない大きな課題の一つだと私は思いながら、そういった候補者に対する手話活動にどうしても公的に参加できない、要請はできないということを聞きました。そういうことは本来許されるべきか、そういう人たちに政治の話はしてはいけないということになるのか、その辺が少し私は疑問に感じたので、この事業に関しての取り組みを聞かせてもらったわけです。それについて、今までそういったことを聞かれたかどうかだけで結構ですが、お答えください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 所管におきましては、ことしから手話の対応をする職員も配置しています。これによりまして、よりよく障害者の方々と意思疎通が図れるものと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ないようですので、報第9号の質疑を打ち切りいたします。 続きまして、議第34号につきましての総括質疑をお受けいたします。 川田議員。
    ◆6番(川田裕君) 障害者支援センターの指定管理についてお聞きします。 これについては、今まで香芝市で行っていた事業を今度指定管理者に指定するということですけれども、まず香芝市において運用方法の基本方針、これはどのようなものを提示されましたか。 それと、2点目。この指定管理者の制度を利用することによって、コストパフォーマンスはどれだけ試算されているのか。 また、3点目。そのコストパフォーマンスが出た場合、どのようにこの障害者施策に運用していくのか。この3点についてお聞かせください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 今回、指定管理者になりますのは、もちろん障害者福祉計画にも立案をさせていただいておりました。それと、今後、障害者の方々に対しまして日常的な生活介助、あるいはまた新しく就労継続支援という事業も展開させてもらってまいります。このことを、指定管理者の応募に対しては仕様に書き添えてございます。 それから、コストパフォーマンスですけども、指定管理になりますと、当然、直接的な経費は指定管理者で皆賄っていただけるわけですけども、それに対しまして国から2分の1、県と市からおのおの4分の1ずつという形の負担割合となっています。したがいまして、市で4分の1という軽減になりますと、平成25年度で予測させていただいている経費から見ますと約1,500万円の余剰が出てくるという考え方に立っております。 これからの還元策ですけども、これも地域福祉計画によりまして今後の基金の積み立て、あるいはまた運用方針について議論してまいりたいと思っております。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) この間いただいた地域障害者計画ですね。そのなかには、こういった昔ながらのやり方をやっていたのが、国の補助金とか県の補助金等々を利用して、それで財源を生もうと。その財源を生んだうえで新しい施策に入っていき、その財源を使うというのが計画の趣旨だったと思うのです。また、そういう報告も受けています。だから、その具体的な計画をどのように今進められているのか。それをお聞きしているのです。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 今、具体的には定めていません。今後、よりよく地域福祉計画あるいはまた障害者計画に基づきまして、この基金の考え方を持って運用をしてまいりたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 1点だけ確認させてください。 今後、こういった福祉事業、障害者だけではなくてどんどん民生費がふえています。そういったなかで、予算もふやしていかなければいけない。そういった背景のなかにあって、節約できるとこは節約する、効率化するものは効率化する。そしてつくった財源をまた新たなサービス、または重視していくためにプラスアルファしていくという考え方だったと思うのです。 今回、1,500万円ほど効果が出るだろうと言うことでしたが、このまま何も聞かなかったら別に使ってしまうかもしれない。だから、我々が聞きたいのは、障害者関係というのは非常に手薄でありました。今やっと力を入れかけたところでさっきの人事異動の話も出ていましたけど、大きく後退させられて、今の状態です。こういったところも含めて、思いつきの施策でこれをやりましょうって、そんなのはやめていただきたいのです。十分計画を練ったうえで効果を検証したうえで施策としていくのですが、あくまでも、こういった資金というのは障害者施策等々に使っていくという解釈でよろしいのですか。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) サービス内容によります剰余金ですので、その福祉に対しての基金的なものの充実した取り扱いとさせていただきたいと思います。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。 池田議員。 ◆5番(池田英子君) この指定管理者を選ばれるにあたって、何団体が来られたのか、お伺いします。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 応募していただいたのは2団体です。 ○議長(河杉博之君) 池田議員。 ◆5番(池田英子君) 2団体で、決まったのが以和貴会ということで、その評価というのは、接戦だったのかどうかお伺いします。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 点数のほうは、ここでは明らかにさせてもらいませんけど、余りにも点数のほうは開いておりました。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) 手を挙げられたのは、2業者ということですね。これは市内、市外含めて応募されたのかどうか、その辺はどうでしょうか。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 市内の2団体です。 ○議長(河杉博之君) 応募をかけたのが、全国か市内だけか。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 広く公募しております。インターネット等を通じておりますので、市内業者に限ったものではございません。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) そのなかで、やはり選ばなければならないということですが、プレゼンもいろいろされて、ここが一番効果的だというのは、指定管理を行うにあたりどういう提案をされたのかをお聞かせ願いたいと思います。どういうところがよかったのか。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 評価項目はたくさんございます。もちろん、今までの実績もございますし、今後の取り組みの方策あるいはまた危機管理状況、それから今後の運営の形態等含めまして、評点的にはたくさんございますので、これといって目指すものは、サービスの低下を招かないように心得ていただきたいということです。 ○議長(河杉博之君) 中村議員。 ◆10番(中村良路君) そういわれれば、特にこれといういいところはないというように聞かせてもらっていいのかどうか。私は、特徴的なところがなかったというふうに今聞こえましたが、そういったなかでやはり障害を持たれた方というのは心の不安とかという相談業務が、一番大切なことかと私はそのように感じているところですが、この指定管理をされたということに対しても、あらゆる障害を持たれた方が気軽に相談できるような、そういったことというのは当然その指定管理をするというなかにも含まれているのかどうか。その辺をお聞かせください。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 今回の指定管理の目的ですけども、まず1点は生活介護事業、それともう一点は新たに加わりました就労継続支援事業でして、相談事業については、今のところそこには附記はしておりません。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。 下村議員。 ◆4番(下村佳史君) 今回、「すみれの里」について指定管理にされているのと、「すみれの里」という建物自体もそのなかに含まれていると捉えているのですけども、そのなかに身障者団体が印刷機を入れられて事業をされていると思うのですけども、その取り扱いについて、今後どういうふうに市としてされるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(河杉博之君) 吉村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(吉村宗章君) 施設内での障害者協会でしていただいております作業所の件だと思います。これにつきましても、先ほどお願いしております就労継続支援、これについては符合する部分ですので、これを再度代表の方に協議を行っていただいている最中です。よりよく障害者の方々の就労支援が広がるように期待を持って、市からも協議の場に入らせていただいて、9月1日の開始までにはよりよくなるように協議を進めたいと思っております。 ○議長(河杉博之君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ほかにないようですので、議第34号の質疑を打ち切りいたします。 以上で、教育福祉委員会に付託を予定しております理事者提出議案の総括質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程20 理事者提出議案委員会付託 ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第32号、議第33号、議第35号から議第37号については総務経済委員会に、報第9号、議第34号については教育福祉委員会に付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、それぞれの委員会に付託をすることに決します。 ここで、暫時休憩いたします。              午後2時45分 休憩              午後3時00分 再開 ○議長(河杉博之君) 休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程21 決議第1号 香芝市の公共バスを存続する決議(案) ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、決議第1号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 川田議員。 ◆6番(川田裕君) 決議第1号香芝市公共バスを存続する決議(案)。 上記の議案を、香芝市会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。 提案理由説明につきましては、本題の朗読とさせていただきます。 香芝市公共バスを存続する決議(案)。 平成10年度から運行が開始された香芝市公共バス(無料)は、香芝市役所と総合福祉センターへの送迎を目的とし、大きな役割を果たしてきた。また、香芝市地域公共交通にて、さらなる交通の利便性と有効性の向上を目的とし、香芝市地域福祉計画に基づき平成22年10月21日から香芝市地域公共交通活性化協議会「以下協議会と言う」が開かれ、協議を重ねた結果、香芝市公共交通ネットワーク計画が策定された。 なお、本年10月からデマンド交通から開始されるが、協議会では本年11月末をもって現在運行の公共バスを廃止する決定がなされた。しかし、市民の皆様の存続するお声がいまだに多いことから、デマンド交通の実証運行の間は継続し、効率化の研究が行われることが決定された。現在、運行の公共バスは、公共施設への送迎バスであり、ボランティアの方を初め、多くの市民に利用されている。地域社会に深刻な影響を及ぼす公共バスの廃止は認めず、存続を求める。 以上、決議する。香芝市議会。 ○議長(河杉博之君) では、ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案につきましては、総務経済委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、本案については総務経済委員会に付託をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程22 請願第2号 公共バスの存続を求める請願書 ○議長(河杉博之君) 日程に従いまして、請願第2号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 中井議員。 ◆3番(中井政友君) 議長のお許しを得ましたので、請願理由を述べさせていただきます。 代読をします。 香芝市では、2010年10月に香芝市地域活性化協議会を設置し、公共交通の抜本的変更を審議して2013年3月市議会にその内容を報告されました。香芝市公共バスの存続を求める会は、3月議会に2,001筆の署名を添えて公共バスの存続を求める請願書を提出しましたが、継続審議、すなわち審議未了となりました。新しく選出された市議会議員の方々のもとで、改めて審議されるよう請願いたします。今回は2,685筆の証明を添えて提出いたします。地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出します。市民の思いをぜひ審議いただけますようお願いいたします。 ○議長(河杉博之君) ただいまの説明に対しましての質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、総務経済委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(河杉博之君) ご異議ないようですので、本案については総務経済委員会に付託いたします。 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 12日は総務経済委員会、13日は教育福祉委員会が日程となっております。所属委員の皆様方には、各委員会の付託案件について慎重審査よろしくお願いをいたします。 また、20日と21日の両日は一般質問が日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をよろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。                                 閉議 午後3時07分...