香芝市議会 > 2013-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 香芝市議会 2013-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成25年第1回 3月定例会          平成25年第1回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成25年2月25日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (16名)    1番 池 原 道 生 君          2番 池 田 英 子 君    3番 堀 川 和 行 君          4番 中 山 武 彦 君    5番 欠       員          6番 奥 山 隆 俊 君    7番 橋 本 元 秀 君          8番 森 井 常 夫 君    9番 中 村 良 路 君          10番 関   義 秀 君    11番 下 田   昭 君          12番 小 西 高 吉 君    13番 細 井 宏 純 君          14番 河 杉 博 之 君    15番 北 川 重 信 君          16番 芦 高 省 五 君    17番 黒 松 康 至 君4 欠席議員 (1名)    18番 長谷川   翠 君5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     吉 田 弘 明       副市長    鎌 田 裕 康   教育長    廣 瀬 裕 司       危機管理監  杉 田 明 弘   企画部長   当 麻 俊 弥       総務部長   細 川 家 央   市民生活部長 石 田 善 彦       保健福祉部長 新 居   隆   都市建設部長 藤 岡 優 二       上下水道部長 仲 田 勝 彦   教育部長   平 井 隆 司       企画部次長  吉 村 宗 章   市民生活部次長坪 内 達 雄       保健福祉部次長美 馬 宏 次   都市建設部次長福 西 光 男       教育部次長  森 田 庄 一   会計管理者  葉 山 元 祥6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 上 島 秀 友                         〃 庶務課長 中 木   正7 会議の事件は、次のとおりである。   報第1号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について   議第1号 香芝市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定することについて   議第2号 香芝市附属機関設置条例を制定することについて   議第3号 香芝市行政財産使用料条例を制定することについて   議第4号 香芝市障害者支援センター条例を制定することについて   議第5号 香芝市自動車駐車場条例を制定することについて   議第6号 香芝市道の構造の技術的基準を定める条例を制定することについて   議第7号 香芝市道に設ける道路標識の寸法を定める条例を制定することについて   議第8号 香芝市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例を制定することについて   議第9号 香芝市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例を制定することについて   議第10号 香芝市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例を制定することについて   議第11号 香芝市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例を制定することについて   議第12号 香芝市実費弁償条例の一部を改正することについて   議第13号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて   議第14号 香芝市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正することについて   議第15号 香芝市水道事業給水条例の一部を改正することについて   議第16号 平成24年度香芝市一般会計補正予算(第4号)について   議第17号 平成24年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について   議第18号 平成24年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について   議第19号 平成24年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第3号)について   議第20号 平成24年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について   議第21号 平成24年度香芝市水道事業会計補正予算(第2号)について   議第22号 平成25年度香芝市一般会計予算について   議第23号 平成25年度香芝市国民健康保険特別会計予算について   議第24号 平成25年度香芝市後期高齢者医療特別会計予算について   議第25号 平成25年度香芝市介護保険特別会計予算について   議第26号 平成25年度香芝市下水道事業特別会計予算について   議第27号 平成25年度香芝市土地取得特別会計予算について   議第28号 平成25年度香芝市財産区財産特別会計予算について   議第29号 平成25年度香芝市水道事業会計予算について   同第1号 香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   請願第1号 公共バスの存続を求める請願書   発議第1号 香芝市議会委員会条例の一部を改正することについて   発議第2号 香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正することについて   発議第3号 香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について   発議第4号 香芝市議会政務調査費の交付に関する規程の一部を改正することについて   発議第5号 香芝市議会会議規則の一部を改正することについて8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    1番 池 原 道 生 君          2番 池 田 英 子 君                                 開会 午前9時04分 ○副議長(橋本元秀君) 本日、ここに平成25年3月第1回定例会、香芝市議会が招集されましたところ、議員諸公には何かとお忙しいなかですが、出席いただきましてまことにありがとうございます。本定例会が皆様方のご協力を得ましてスムーズに運営できますようよろしくお願い申し上げまして、開会にあたりましてのあいさつといたします。 続きまして、市長より招集のあいさつを受けます。 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 皆さん、おはようございます。 寒い日が続いておりますが、議員各位におかれましてはご健勝のことと存じます。 本日、平成25年第1回の定例議会を招集させていただきましたところ、何かと忙しいなかにもかかわりませず、ご参集いただきましてまことにありがとうございます。 本日は、平成25年度の一般会計予算特別会計予算並びに平成24年度補正予算、条例の改正、一部改正、人事案件、合計31の議案を提出させていただいております。とりわけ、そのなかでも平成25年度の一般会計予算につきましては、私が初めて取り組む当初予算でございます。財政状況が厳しいなかでも、日ごろ議員各位や市民の皆様方と会話のなかでいただいているご意見、そして我々職員一同が知恵と努力のなかで最大限積極的に取り組ませていただきました予算であります。来る新年度におきましても、夢を持って、その夢がかなうように私も取り組んでまいる所存でございます。どうか慎重審議のうえ、議員各位におかれましては議案同意賜りますようお願い申し上げまして、冒頭のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○副議長(橋本元秀君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより平成25年3月第1回香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○副議長(橋本元秀君) 署名議員ですが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、1番池原道生君、2番池田英子君にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。 議会運営委員会で、会期及び日程について審査願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 関議員。 ◆議会運営委員長(関義秀君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会を代表して報告させていただきます。 議会運営委員会は、去る2月14日に平成25年3月香芝市議会定例会についてを案件として、全委員出席のもと開催をいたしました。 まず、会期、日程につきましては、本日25日本会議の初日、27日総務財政委員会、28日民生文教委員会、3月1日建設水道委員会、4日から6日の3日間が予算特別委員会、11日、12日が一般質問、本会議の最終日が14日でございます。会期につきましては、18日間の予定で決定をいたしました。 次に、本日の日程ですが、この後、日程3、議長諸報告、日程4、市長施政方針、その後休憩に入り、予算特別委員会の委員の調整を行っていただくわけですが、以前に決定したとおり、立候補制で行いたいと思います。日程5、予算特別委員会委員選任、日程6、報第1号、日程7、同第1号、日程8、発議第1号、日程9、発議第2号、日程10、発議第3号、日程11、発議第4号、日程12、発議第5号、日程13、議第12号、日程14、理事者提出議案提案理由説明、日程15、理事者提出議案総括質疑、日程16、理事者提出議案委員会付託、日程17、請願第1号、以上の予定ですが、日程12の発議第5号と日程13の議第12号については、本会議での公聴会開催やそれに伴う参考人等にかかわる関連した議案であります。まず、発議第5号の公聴会の開催やそれに伴う参考人等の招致に係る議案を議決してから、引き続き日程13の議第12号の参考人等の実費弁償に係る議案を審議したいと思っております。議会初日の日程については、以上のとおり決定をいたしました。 なお、議員提出議案の日程8から日程12の発議第1号から発議第5号については、委員会に付託せず、本会議初日に決議することに決定し、発議第2号から発議第4号は関連する議案であることから一括議題とすることに決定をしました。また、日程13の理事者提出議案の議第12号についても、3月1日からの施行になりますので、委員会に付託せず、本会議初日に議決することに決定をしました。また、日程17、請願第1号については、民生文教委員会に付託することに決定しました。 次に、理事者提出議案の委員会の付託ですが、総務財政委員会には議第2号、議第3号、議第13号、議第14号、議第16号、議第27号、議第28号を、民生文教委員会には議第1号、議第4号、議第5号、議第17号から議第19号、議第23号から議第25号を、建設水道委員会には議第6号から議第11号、議第15号、議第20号、議第21号、議第26号、議第29号を、予算特別委員会には議第22号をそれぞれの委員会に付託することに決定しました。 次に、一般質問の通告期限については、本日の午後5時までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。また、一般質問の順番については、恒例によりくじで決定をしていただきます。 以上をもちまして、議会運営委員会の委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの議会運営委員長の報告に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日2月25日から3月14日までの18日間に決したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、議会運営委員長の報告のとおり、本定例会の会期は2月25日、本日より3月14日までの18日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程のとおりでご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決定いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○副議長(橋本元秀君) 諸般の報告をいたします。 長谷川議長から、体調不良のため欠席届が出ておりますので、ご報告を申し上げます。 また、定期監査及び例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承お願いいたします。 次に、議員の派遣について、香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、2月15日開催の奈良県市議会議長会に私が出席いたしましたので、報告をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 市長施政方針 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、市長の施政方針をお受けいたします。 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 本日、平成25年度一般会計予算を初めとする多数の重要議案を提案し、市議会のご審議をお願いするにあたり、ここに施政方針と重点施策を中心に所信を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 さて、我が国の経済の動向は、東日本大震災から復興施策の着実な推進や雇用、収益循環等の持ち直しを背景にした幅広い国内需要が成長を支えている一方、先行きについては電力供給の制約やデフレの影響には依然として注意が必要であり、海外経済の状況が改善するとともに穏やかに回復していくことが期待されるものの、海外景気の下振れが引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている状況が続いております。 こうしたなか、国の平成25年度予算につきましては、強い経済は国力の源泉であり、強い経済の再生なくしては財政の再建も日本の将来もないと位置づけており、日本経済再生に向けて、緊急財政経済対策に基づく平成24年度補正予算と一体的な15カ月予算として編成する一方で、予算配分を大胆に見直すとともに、予算全体として財政健全化を目標に見据え、復興、防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心、地域活性化に重点化する方針に基づき、財政健全化と経済成長の両立を掲げた編成がされております。 また、国の地方財政対策に目を転じますと、防災・減災事業、地域の活性化等の緊急課題、社会保障関係費の自然増等への対応する財源を含め、地方が安定的な財政運営を行えるよう、一般財源総額を平成24年度と同水準になるよう確保されたところでございます。 このような状況のなか、本市の財政状況は、平成23年度決算に基づく健全化判断比率における早期健全化基準をクリアするとともに、実質公債費比率及び将来負担比率においては、前年度より改善はしているものの、依然として高い数値での推移となっております。また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率についても改善し、全国平均を下回っておりますが、社会保障経費や公共施設の老朽化に伴う保全及び更新に係る経費の増加が見込まれるなかでは、依然として予断を許さない状況にあります。 このようななか、平成25年度の当初予算につきましては、市長に就任後初めて編成する当初予算であり、“「住まう 働く 育てる 」市民と共に 魅力ある新しい都市力創造の街 香芝!”をスローガンに掲げ、地域の問題課題を地域で解決する仕組みをつくる、4年で変えるプロジェクトの市政政策の実現に向けたものでございます。特に、市役所を変える、元気な香芝に変える、誰もが住みよい香芝に変える、子育てなら香芝に変える、エコファースト香芝に変えるの5項目のプロジェクトを柱として、昨年度に続き部局単位の枠配分方式による予算編成を行い、各事務事業の緊急性、重要性の優先順位を勘案して、限られた財源をより効果的、効率的に活用することにより、市民サービスのより一層の向上を図ることを基本原則として予算編成に取り組んだところでございます。 その結果、本市の平成25年度一般会計予算額は214億7,000万円で、平成24年度予算と比べまして3億円の減、率にして1.4%の減といたしました。各特別会計の予算総額は133億500万円で、平成24年度予算と比べまして3億5,700万円の増、率にして2.8%の増となっております。また、水道事業会計予算は21億3,340万2,000円で、平成24年度予算と比べまして2億1,055万2,000円の減、率にして9%の減となっております。これら8会計の全予算総額は369億840万2,000円で、平成24年度予算総額と比べまして1億5,355万2,000円の減、率にして0.4%の減となっております。 以下、総合計画の体系に沿って、平成25年度の市政運営の基本方針について申し上げます。 まず、自然と調和した美しい住環境をめざすまちでございます。 環境への取り組みにつきましては、住宅用太陽光発電システム設置補助を昨年11月1日よりスタートしておりますが、1月末現在で36件の申請があり、市民の環境に対する意識の高さがうかがえますことから、ことしもさらなる啓発に努めるとともに、平成25年度についても継続して取り組んでまいりたいと考えております。 また、ごみの減量、再資源化につきましては、行政だけの取り組みにとどまらず、市民、事業者も含めた協働の取り組みが必要であることから、市民への情報発信や啓発の充実、分別ルールの徹底、資源ごみの収集率の向上を図る施策展開を行い、ごみの減量と分別による再資源化の推進を図ってまいります。 今後も環境を第一に考えるエコファーストの意識を市全体に広げ、環境先進都市として誇れることのできる香芝市、そしてエネルギーインフラが効率化、高度化した都市を目指してまいりたいと考えております。 次に、上水道事業につきましては、常に事業の健全運営に努めるべく、コスト意識の徹底と費用対効果を考え、効率的、合理的な経営管理に努めてまいります。また、施設整備につきましても、施設改良事業及び送配水管新設工事に計画的に取り組むとともに、災害等の危機管理に対する設備等の充実、水質管理体制の強化を図り、安全で安定した上水道の供給のため、より一層の努力を重ねてまいります。 水道料金につきましては、平成25年4月から県営水道料金の値下げに伴い、本市におきましても財政状況を精査したなかで、少しでも市民の方に還元できるよう水道料金体系の見直しを考えております。なお、本議会に水道事業給水条例の一部改正を提案しておりますので、よろしくお願いいたします。 公共下水道事業につきましては、昨年12月末現在の普及率は62.1%でございます。平成25年度においても管渠の整備を引き続き推進し、普及率の向上を図ってまいりたいと考えております。なお、昨年6月議会において議決をいただきました近鉄五位堂駅南側地区の管渠整備におきましては、本年3月末の完了を目指して取り組んでいるところでございます。また、平成21年度より実施している下水道地震対策事業に引き続き取り組むとともに、事故の未然防止及び耐用年数の延伸を図るため、平成25年度より長寿命化対策工事に取り組んでまいります。 次に、安心して、やすらぎを感じることができるまちでございます。 災害は、いつどのような形で発生するか予測できません。しかし、私たちの努力で、これらの災害を最小限にとどめることは可能です。そのためには、最悪の状況を想定し、平素から災害予防の取り組みや応急対策の訓練を重ね、何よりも災害に対する意識を高めることが不可欠であります。 防災対策につきましては、近年の台風や局地的豪雨などによる大規模な自然災害や活断層による地震、南海トラフ巨大地震などを想定した防災対策を進めておりますが、昨年9月の条例改正により、地域防災計画の作成や防災に関する重要事項を審議いただく防災会議に女性、そして自主防災組織の構成員に委員として加わっていただいたところでございます。今後におきましても、女性、地域の自主防災を初め、高齢者、障害者など、さまざまな視点からのご意見を賜りながら、市民が安心して生活を送ることができる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 また、平成25年度につきましては、災害時緊急連絡体制の整備、災害時要援護者等の避難対策、公共施設等の建物等の耐震化対策、関係機関との協定などによる総合的なネットワークによる復興支援体制の構築などが重要な課題であると認識し、ハード整備を初め、ソフト施策の推進により防災・減災・応急対策の構築を図ってまいります。 次に、地域・交通安全につきましては、香芝警察署と連携強化を図りながら、子供、女性の犯罪被害防止や振り込め詐欺撲滅に向けた対策として、出前講座や広報紙等による啓発活動を推進し、市民が安全で安心して暮らせるまちの実現に努めてまいります。 また、近年増加傾向にある高齢者の交通事故防止対策として、交通安全講習会や飲酒運転根絶に向けた対策として啓発活動を推進し、交通ルールやマナーの向上に努めてまいります。 次に、快適で便利なまちでございます。 高齢者や障害者に優しいまちづくりを目指し、香芝市バリアフリー基本構想を本年3月に策定いたしますが、平成25年度よりバリアフリー化の実現に向け、基本構想の着実な実施、評価、改善の継続的な協議のため香芝市バリアフリー推進協議会を立ち上げ、高齢者、障害者等が自立した社会生活を営むことができる環境を構築してまいりたいと考えております。 五位堂駅前北第2土地区画整理事業につきましては、駅周辺の良好な市街地環境形成のため、継続して区画整理事業を実施しています。平成24年度は、国道165号線沿いの旧葛下川の埋め戻し工事が完了し、引き続き交差点の拡幅工事を施工中であります。平成25年度は都市計画道路五ヶ所五位堂線を施工するとともに、区画整理事業に係る工事の完了を予定しております。 近鉄下田駅北地区整備事業につきましては、平成24年度から2期事業として、交通拠点のみならず地域の交流拠点として市民誰もが快適、安全に利用できる広場を整備するため、用地買収等に取り組んでいるところでございます。平成25年度におきましても、引き続き用地買収等に取り組んでまいりたいと考えております。また、あわせまして国道165号線の歩道整備につきましても、国と連携して進めてまいりたいと考えております。 街路事業につきましては、円滑な交通の流れを確保し、安全で快適な都市生活と機能的な都市活動を支える基本的なインフラ整備の取り組みを進めております。そのなかで、奈良県中和地区の拠点都市を東西に結ぶ中和幹線が昨年3月28日に桜井市から香芝市穴虫までがつながったところですが、その先線となります国道165号香芝柏原区間改良事業につきましては、奈良国道事務所において設計が進められており、地元周知を経て用地測量及び用地買収が行われる予定でございます。本市といたしましても、早期完成を強く要望してまいります。また、県が事業を進めております奈良西幹線につきましては、中和幹線の交差点から竹田川付近までの区間が完成しておりますが、竹田川付近から西名阪までの区間の拡幅のため、現在用地買収が進められているところでございます。 市道拡幅事業につきましては、JR五位堂2号踏切拡幅事業においてJR西日本と協定を結び、工事協議を行っており、平成25年度の完成を目指して進めてまいります。また、周辺狭隘道路の拡幅もあわせて進めてまいります。 生活道路につきましては、市民の安全確保のため、定期的なパトロール実施はもとより、自治会要望、市民通報に即応したうえで道路機能の維持管理に努めてまいります。また、都市公園につきましても定期的な点検を行い、市民の安全の確保に努めるとともに、街区公園等の管理を地元自治会とともに連携をとりながら住環境の保全に努めてまいりたいと考えております。 次に、地域公共交通につきましては、香芝市地域公共交通活性化協議会において、生活交通ネットワーク計画の策定をいたしました。この計画を推進するにあたり、新たに実施するデマンド交通実証運行の概要について市民説明会を開催し、いただいた意見を含めて検討いたしました実証運行計画の素案を協議会において承認をいただきました。今後も、さまざまな立場からのご意見を賜りながら利便性、効率性を高めた地域公共交通としてまいりたいと考えております。 次に、心豊かに健康に暮らせるまちでございます。 地域福祉計画につきましては、平成25年度においても計画の着実な進展を図ってまいりたいと考えております。特に、そのなかでも福祉の総合化につきましては、新設されました保健センターも含めまして多種多様な市民の福祉ニーズに応えるべく、福祉部内の情報共用を図ることにより、総合的かつより専門的な支援ができるように支援体制の充実を図ってまいります。 障害福祉につきましては、国におきまして平成25年度より障害者自立支援法から特に障害のある方の自立と社会参加、そして地域社会における共生を基本理念とした障害者総合支援法に改定されますが、本市におきましても本年3月に障害福祉政策の基本方針となる障害者計画の策定をいたします。平成25年度からは、この障害者計画に基づき、障害にかかわる各種サービスや施策の充実を図ってまいります。また、「すみれの里」に指定管理者制度を導入し、障害者総合支援法に規定する生活介護等の事業を行う県指定施設として形態を変更し、障害福祉サービス提供の充実を図ってまいります。 生活保護につきましては、我が国全体において経済不況のなか、保護受給者の急増が課題となっており、自治体財政圧迫の原因の一つとなっております。本市につきましては、保護受給の申請数がふえておりますが、保護受給者の自立、他市へのケース移管、受給者死亡などの保護の廃止により、昨年度の同時期と比較いたしますと横ばいという状況になっております。今後におきましても、生活困窮の方に対しましては適正な保護を行うとともに、就労支援による自立促進に力を注いでまいります。 次に、保健サービス・健康増進についてでございます。 保健センターを新築いたしまして、本年1月4日から業務を開始しておりますが、これまでに約1,500人の皆様に健診や相談にご利用いただいております。授乳室や多目的トイレの設置を初め、駐車場や待合フロアも広くなるなど施設環境もよくなり、また歯科検診台や視力検査機など専門機器をそろえ、安全で精度の高い保健サービスを受けていただけるようになりました。平成25年4月からは、新たに臨床心理ゾーンでの心の相談業務をスタートさせ、子供から大人までの悩みの相談や発達支援、ストレス対策に取り組み、心の健康づくりを強化いたします。また、子宮頸がんワクチンやヒブワクチン、小児用肺炎球菌のワクチンが定期接種に組み込まれることに伴い、安心できる予防衛生体制を構築し、市民の健康増進を図ってまいります。 高齢福祉につきましては、特別養護老人ホームの入所待機者の軽減を図るため、昨年に策定しました第5期介護保険事業計画に基づいて地域密着型介護老人福祉施設の整備を進めてまいります。また、介護予防の推進や高齢者が地域で安心して暮らせる支援づくりなどの取り組みについても、引き続き着実な推進を図ってまいりたいと考えております。 次に、次代を担う「育ち」を見守り、誰もが生涯輝いていられるまちでございます。 子育て支援につきましては、つどいの広場事業で地域子育て支援の場を開設、提供しておりますが、乳幼児の認知能力を初め、さまざまな能力の豊かな発達を促すことを目的に開設いたしました赤ちゃん学校講座は、定員30名に対し募集開始1週間足らずで定員オーバーとなるなど、非常に関心が高かったことから、平成25年度におきましても今年度の検証を行ったうえで、引き続き実施したいと考えております。 また、子ども・子育て支援法による市町村子ども・子育て支援事業計画の策定のためのニーズ調査を実施し、計画策定に係る審議会として地方版子ども・子育て会議を設置する予定でございます。この計画は、認定こども園化を中心とした計画になるものと考えております。 次に、学校教育でございます。 児童・生徒の背景にある生活環境や社会的環境が複雑になっている今日、学校における生徒指導上の問題を解決するためには、担当する教員に困難なやりとりが求められるケースが増加しております。こういった現状に対応するため、4月から新たに生徒指導支援室を設置し、生徒指導体制、教育相談体制の充実を図り、児童・生徒だけではなく、家庭及び学校教員へのサポートに努めてまいります。 とりわけ、いじめ問題の対応を円滑に行うため、現在香芝市いじめ対応マニュアルを作成しております。今後は、このマニュアルを積極的に活用し、いじめ撲滅宣言のまちとしていじめの早期発見、早期対応、未然防止に取り組んでまいります。加えて、児童・生徒の心身を深く傷つけることになる体罰につきましても、改めて指導のあり方を点検するため、学校訪問や教員研修を強化し、教員の人権意識や指導力の向上に努めてまいります。 また、平成11年度から青少年センターに不登校対応として開設しております適応指導教室は、本年4月から学校教育課の所管となります。保護者、学校、関係機関との連携をさらに深めるとともに、一日でも早い学校復帰を目指し、学習支援の取り組みを強化するなど、適応指導教室の充実に努めてまいります。 学校と地域の連携推進につきましては、平成25年度は保護者、地域が学校と情報や目標を共有し、協働して地域の教育課題の解決に取り組むという参画と協働による学校・地域パートナーシップ事業として発展させ、地域ぐるみで学校運営を支える仕組みづくりに取り組んでまいります。 中学校給食の実施につきましては、検討委員会の報告書を最大限に生かし、実施計画を策定し、早期実現を目指してまいります。平成25年度につきましては、まず配膳室整備の設計業務に取り組んでまいりたいと考えております。 就学前教育では、保育・教育の充実を図るため、幼稚園の適正規模化、幼・保一体化等について研究、検討を進めるとともに教職員研修の充実を図り、効率的かつ特色ある園運営に努めてまいります。 学校施設整備につきましては、子供たちの安心・安全な教育環境の整備として最優先で取り組んでおります。平成25年度の主な工事として、耐震化事業で5件、二上小学校施設整備工事の2年目、また学校施設の長寿命化対策として屋上の防水工事4件の合計10件を予定しております。 次に、家庭教育の充実についてでございます。 家庭教育は、近年の経済不安、核家族化、少子化など社会変化に伴い、家庭及び地域の教育力の低下が指摘されるなか、未来を担う子供たちの育成にとって大変重要なものとなってきています。家庭は全ての教育の出発点であり、人間形成の基礎を培い、心豊かな社会生活を営む生涯学習の場であることから、保護者が子育てについて学び合う機会として家庭教育学級を位置づけ、地域全体の教育力の向上に努めてまいります。低下が叫ばれる子供たちの規範意識や社会性の育成についても家庭教育を基盤とし、青少年健全育成事業を充実させながら相乗効果が得られるよう一体的に取り組んでまいりたいと考えております。 生涯スポーツの振興につきましては、市民の誰でも、どこでも、いつでも生涯にわたりスポーツに親しむことができる環境づくりが求められていることから、今後は一般社団法人香芝市体育協会を初め、スポーツの振興を図るスポーツ推進委員や地域総合型スポーツクラブ等、関係団体ともさらに連携を深めてまいります。また、ニュースポーツ等の紹介や普及のため、スポーツイベントを開催し、スポーツ振興とスポーツを通した市民の交流、地域の活性化に取り組みたいと考えております。 次に、図書館機能の充実につきましては、子供の読書環境の向上のため、移動図書館車により図書館から遠方の小学校等を巡回し、子供たちが直接選んだ本をクラスごとに貸し出すなどのサービスを始めたいと考えております。また、市民の生活情報館、地域の情報センターとして、暮らしやまちづくり、子育て、雇用、産業など地域の課題解決に役立つ図書館として関係機関、団体との連携を図りながら特色ある取り組みを行ってまいります。 次に、博物館機能の充実についてでございます。 二上山博物館では、市内の小・中学校における郷土学習授業の充実を図るため、「博学連携教育検討委員会」を立ちあげ、小・中学校との連携を進めております。今後におきましては、博物館を利用した学習や保有する文化財を活用した本物に接する授業を行うなど、教科書による学習とは違った教育的効果が得られるよう、博物館の機能をより発揮する取り組みを行ってまいります。 次に、みんなで創る豊かで将来性のあるまちでございます。 産業振興につきましては、中小企業資金融資制度及び新規創業資金融資利子補給金交付制度を設け、中小企業者に対しましては金融面の支援に努めているところでございますが、平成25年度よりこれらに加えまして、市内の中小企業の特許及び実用新案の出願に対する支援策を講じてまいりたいと考えております。 企業立地につきましては、平成25年度より組織を立ちあげまして、積極的な取り組みを始めるスタートの年と位置づけております。まずは、企業立地に向けて本市の考え方を市内外に発信していくとともに、市内の企業のニーズ把握に努めてまいります。そのなかで、本市の状況に合った企業の立地を促進していくための優遇措置の創設に向けて検討を行ってまいりたいと考えております。 農業振興につきましては、平成23年度に引き続き米粉の魅力を十分に知っていただく企画第二弾として、本年1月10日より2月28日まで「米粉deレシピコンテスト」を、また「米粉deスタンプラリー」を本年5月31日まで開催しております。今後も引き続き、さらなる米粉の消費拡大に努めてまいりたいと考えております。 観光振興につきましては、本市の観光資源の一つである「どんづる峯」への集客を図るため、公衆トイレを平成24年12月より県事業として施工されており、3月末には完成する予定でございますが、平成25年度におきましては「どんづる峯」周辺の観光案内看板、誘導看板等の整備を図ってまいりたいと考えております。また、「どんづる峯」を起点に和歌山県橋本市までつながる登山道「ダイヤモンドトレール」のPRを関係する10市町村で組織しております活性化実行委員会と連携して行い、「どんづる峯」の魅力をさらに発信してまいりたいと考えております。 また、例年4月中旬に実施しております香芝ウォークにつきましては、子供たちの参加を促すことでより多くの方の参加が得られるように、「香芝の民話の里を訪ねて」と題して、本市で伝承される民話を紙芝居で紹介しながら、近鉄関屋駅を出発する約8キロのコースで実施する予定でございます。 文化振興事業につきましては、拠点となるふたかみ文化センターの利用者ニーズの的確な把握に努め、質の高い文化芸術の提供と文化活動を行っている市民団体の育成についても指定管理者と連携をとって進めてまいりたいと考えております。 男女共同参画の推進につきましては、社会における男女共同参画を推進するため、各種審議会等の委員への女性登用を積極的に推し進めるとともに、自治会組織や企業等において女性を積極的に登用していただけるような働きかけを行ってまいります。また、人権啓発事業への取り組みについても、差別の根絶はもちろんのこと、生活に根差す差別意識の啓発を行い、問題解決への学習を深めていただくための多くの機会を提供してまいります。 次に、市民協働の取り組みについてでございます。 国、県からの権限委譲が行われ、地方分権が進むなか、行政はこれまでのような一元的な公共サービスを担うのではなく、市民、市民活動団体、事業者などと市が同じ目的に向かって対等の立場で互いの役割と責任を分担し、補完、協力しながらまちづくりを進めることが求められております。そのため、地域の問題課題を地域で解決する取り組みを支援するための制度設計を行い、市民の活力を活かしながら市民が主体となって行政とともにまちづくりを進める取り組みを行ってまいります。 また、民間企業を初めとするあらゆる分野で培ってこられた知識、経験及びスキル等をもって行政活動に協力をしていただくことを目的に、平成20年度に創設した「まちづくりパートナー制度」につきましては、平成24年度12月末日において77名の方々にご登録いただき、その活動も複数の分野において行われておりますが、今後はより一層の活躍の場の提供とパートナー相互の意思の疎通を図るべく取り組みを行い、市民の行政活動への参画によるまちづくりを実践してまいります。 次に、市民の信頼を得られる最適経営の自立したまちでございます。 平成25年4月より第4次総合計画の政策分野への整合、重点取り組み事項の充実及び市民にわかりやすくということを目的とした行政組織の見直しを行います。 具体的には、防災・危機管理体制の充実強化として危機管理部並びに産業、文化の振興及び地域との連携協力を有機的に実現するための市民経済部の創設、そして高齢者を初めとする市民の疾病予防及び健康増進の充実を目的とした健康局並びに環境先進都市への進展を実践するための環境局を部の内部組織として設置いたします。 なお、昨年12月議会におきまして原案可決いただきました香芝市行政組織条例の一部の改正につきましては、当該委員会、本会議において大所高所から貴重なご意見をいただきました。新たな組織をもってさらなる市民サービスの向上と市民の行政に対する信頼感や安心を高めることを目的として市民の目線、市民の役に立つことを念頭に、情熱を持ち、職員一丸となって行政に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 また、参考資料として提出させていただきました香芝市組織機構図につきましては、別添のとおりご意見を踏まえ一部変更しておりますので、ご確認をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 また、今後発生する大量退職を見据えた職員体制の適正化につきましては、平成25年度において実施する職員の採用に加え、新たに構築する再任用制度を導入することにより行政運営に必要な人員確保を行うとともに、これらの対策を含む総合的な職員の育成計画を策定し、人的な側面から効率的な組織運営を行い、組織の活性化を図ってまいりたいと考えております。 次に、平成25年度は、第4次総合計画前期基本計画の5年の中間年度にあたります。平成23年度より取り組みを開始した同計画に位置づけされた7つの政策分野38の施策について、その進捗の検証と市民ニーズの把握のため、市民意識調査を実施いたします。実施調査の結果につきましては、無作為抽出市民を中心とした市民討議会による検証等の市民参画手法を活用することにより、行政サービスの受け手である市民の意見を十分参考にしながら必要な計画修正等を行い、市民が納得される事業の選択、言いかえれば納税者に納得していただける税金の使い方に努めてまいりたいと考えております。 地域大学との連携につきましては、多種多様化、高度複雑化する市民ニーズへの適切な対応と専門的知識に裏づけされた計画等の策定推進のため、本市と連携協力関係にある大阪樟蔭女子大学、畿央大学及び帝塚山大学との共同事業等の取り組みを充実させていきます。また、昨年9月に関屋キャンパス移転を発表された大阪樟蔭女子大学との今後の連携協力につきましては、これまで同様の協力関係を継続してまいりたいと考えております。 次に、平成25年度は、市長就任から2年目を迎えるわけでございますが、私の市政政策プロジェクトにつきましては進捗管理を行っていき、各プロジェクトの早期実現に向けて努めてまいります。また、それとあわせて平成24年度から実施しております事務事業別決算書を継続作成し、各事務事業の物件費や人件費を把握することで各事務事業の今後のあり方について判断し、選択と集中を図ってまいりたいと思います。 次に、情報部門の業務継続計画につきましては、災害時等の非常時優先業務を特定し、その業務の継続に必要な措置を講じていくことにより高いレベルで業務継続を行える状況を目指してまいります。平成25年度におきましては、サーバールーム内の環境整備を行う予定でございます。また、市が保有する個人情報は市民全体の情報資産であり、セキュリティが保たれるということは市民に対して安心感を与えるとともに、安定した行政経営を目指すために欠かせないことであると考えます。そのために、基幹系セキュリティ対策事業として対策ソフトを導入し、情報漏えいを防ぐ堅牢なシステム仕組みづくりを行ってまいります。 次に、本市が所有している公有財産のうち建物につきましては、平成25年1月時点で約300施設あり、そのうち昭和56年以前に建てられ、築後30年を経過している施設は全体の約30%弱でございます。また、平成25年3月末の香芝市土地開発公社の解散に伴い、公社の保有地が市の公有財産となります。今後、建物の老朽化への対応や土地の管理、利活用等が課題となってまいります。このため、施設の長寿命化や建てかえ費用の平準化あるいは施設の統廃合、土地の有効活用、低・未利用地の売却など効率的な管理を行うとともに、財政負担を減らすためファシリティマネジメントの手法を取り入れ、公有財産の整備計画の策定を平成25年度において進めてまいりたいと考えております。 以上、総合計画の政策分野別に、平成25年度市政運営の基本方針を申し上げました。 私は、市長就任以来、民間出身の市長としてこれまで培ってきました知識と経験を糧として市民への行政サービスを改善し、市民にとって役に立つところとなるよう市役所をサービス業として経営してまいりたいと常々申しておりましたが、その一つとして本年2月より7月末までの毎月2日間、住民票や税関係の証明書交付、納税相談等の窓口業務の時間を延長しております。市民ニーズを把握し、市民の皆さんが利用しやすい窓口のあり方を検討するため試験的に実施しておりますが、ご協力いただいたアンケート結果等を検証し、窓口の利便性の向上を検討してまいりたいと考えております。 今後につきましても、引き続き市民サービス向上に努め、市民満足度を向上させる施策を推進してまいる所存でございます。どうか議員各位におかれましては、今後の市政運営につきまして格別のご理解と、そして一層の協力をいただきますようお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(橋本元秀君) ご苦労さまでした。 暫時休憩をいたします。              午前9時56分 休憩              午前10時43分 再開
    ○副議長(橋本元秀君) それでは、休憩を解いて再開をいたします。 ここで、予算特別委員会の設置についてお諮りをいたします。 付託を予定しております議第22号平成25年度香芝市一般会計予算については、委員会条例第5条の規定により8人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、議第22号については8人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 予算特別委員会委員選任 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、予算特別委員会の委員の選任を行います。 休憩中に互選いただいておりますので、香芝市議会委員会条例第6条第1項の規定により指名したいと思います。 名前を読み上げます。 委員、芦高省五君、委員、河杉博之君、委員、下田昭君、委員、関義秀君、委員、中村良路君、委員、森井常夫君、委員、中山武彦君、委員、堀川和行君。 予算特別委員会の委員の選任について、ただいま指名しましたとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、ただいま報告したとおり選任することに決定いたします。 なお、休憩中に予算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選していただいておりますので、報告をいたします。 予算特別委員会委員長、中村良路君、副委員長、堀川和行君。 以上です。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 報第1号 損害賠償の額の決定の専決処分の報告について ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、報第1号を議題といたします。 理事者から、提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案のございました報第1号損害賠償の額の決定の専決処分の報告について、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、公用車の運行に起因して発生した自動車事故の損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項により平成25年1月16日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上のとおり、報第1号の報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。 報第1号については、報告を受理します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 同第1号 香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、同第1号を議題といたします。 理事者から、提案理由説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案なりました同第1号香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、平成25年4月6日付で任期満了予定の固定資産評価審査委員会の委員であります梅本司氏につきまして、引き続き委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 本人は、人格、識見高く、固定資産評価審査委員会の委員にふさわしい方でございます。 どうか慎重ご審議をいただきまして、原案にご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより本案を採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、同第1号については原案のとおり同意いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 発議第1号 香芝市議会委員会条例の一部を改正することについて ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、発議第1号を議題といたします。 提案者から、提案理由の説明を求めます。 関議員。 ◆10番(関義秀君) ただいまの発議第1号でございます。香芝市議会委員会条例の一部を改正することについて、提案理由を説明させていただきます。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、発議第1号香芝市議会委員会条例の一部を改正することについて、提案理由の説明をいたします。 本案は、地方自治法の改正に伴い、委員会に関する規定を簡素化され、委員会の選任方法、在任期間等について法律で定めていた事項を条例に委任されました。また、去る平成24年12月議会で香芝市行政組織条例の一部が改正され、部の名称変更等がありましたので、関係規定を整備するために本条例の一部を改正するものでございます。 改正の主な内容ですが、常任委員会の名称を総務財政委員会を総務経済委員会に、民生文教委員会を教育福祉委員会に、また建設水道委員会を建設環境委員会に改めるものでございます。改正内容の詳細については、全員協議会で事務局から説明がありましたので、ここでは省略させていただきます。 なお、本条例は平成25年3月1日からの施行となりますが、第2条第1項から第2項第3号までの改正規定は、同年4月1日からの施行となります。 以上、香芝市議会会議規則第14条の規定に基づき提案をいたします。 議員諸公のご賛同を、よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りします。 本案につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、本案については委員会付託を省略いたします。 これより本案を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、発議第1号については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9  発議第2号 香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正することについて △日程10 発議第3号 香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について △日程11 発議第4号 香芝市議会政務調査費の交付に関する規程の一部を改正することについて ○副議長(橋本元秀君) ここでお諮りをいたします。 日程9から日程11の発議第2号から発議第4号については関連する議案ですので、一括議題にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、発議第2号から発議第4号については一括議題といたします。 提出者より、提案理由の説明を求めます。 関議員。 ◆10番(関義秀君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、発議第2号香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正することについて、発議第3号香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について、発議第4号香芝市議会政務調査費の交付に関する規程の一部を改正することについてを、一括して議題といたします。 提案理由説明をいたします。 ただいま提案になりました発議第2号香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正することについて、発議第3号香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について、発議第4号香芝市議会政務調査費の交付に関する規程の一部を改正することについて、提案理由説明を行います。 発議第2号から発議第4号につきましては、地方自治法の改正に伴うものですが、改正の詳細な内容については、全員協議会において事務局から説明を受けておりますので、省略をさせていただきます。 ここでは、主な内容について説明をさせていただきます。 まず、発議第2号の改正の内容ですが、政務調査費の名称を政務活動費に改め、交付の目的を議会の議員の調査研究、その他の活動に資するために改め、また政務活動費に充てることができる経費の範囲については、要請、陳情活動費、会議費等の項目を追加し、現在の規程で定めていた事項を条例で規定いたしました。 なお、本条例の施行期日は平成25年3月1日から施行になりますが、経過措置として改正後の香芝市議会政務活動費の交付に関する条例の規定は、この条例の施行の日以降に交付される政務活動費から適用し、同日前に改正前の香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の規定により交付された政務調査費については、なお従前の例によるものといたします。 次に、発議第3号については、従来の使途基準細目を廃止し、使途の範囲、按分率等を変更した新たな使途基準細目を制定するものです。 なお、この細目は、平成25年度の政務活動費から適用するものです。 次に、発議第4号については、第5条の政務調査費の使途基準を削り、政務活動費を充てることができる経費の範囲は、発議第2号の第6条で定めております。 なお、この規程は平成25年3月1日から施行となります。経過措置として、改正後の香芝市議会政務活動費の交付に関する規程は、平成25年度の政務活動費から適用いたします。 以上、香芝市議会規則第14条の規定に基づき、発議第2号から第4号を提案いたします。議員諸公のご賛同、よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。 芦高議員。 ◆16番(芦高省五君) 発議第2号、第3号、第4号のことについて委員長から提案理由説明があったわけですけれども、いろいろ聞いておりますと、拡大利用される、これはいいと思うのですけれども、やはりお金の使い道そのものを拡大していくというのではなしに、今までどおりでいいのではないかと、このように私自身が思っているところです。その辺のところについて委員長からよろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 関議員。 ◆10番(関義秀君) ただいま芦高議員からご質問がありましたけども、従来、政務調査費につきましては、いろんな意見を議員の皆様方からお聞きしております。より一層議員が政務調査するためにわかりやすく、そして明朗に、そして市民のためになる政務調査をしていただくために今回議員諸公で協議をいただき、そして十分に議論をしたなかでの決定です。どうぞご理解よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ほかに質疑ございますか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りします。 発議第2号から発議第4号につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、発議第2号から発議第4号については委員会付託を省略いたします。 これより発議第2号から発議第4号について、採決に入ります。 まず、発議第2号についてお諮りします。 本案については原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 反対討論をお受けいたします。 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 議長のお許しをいただきましたので、発議第2号香芝市議会政務調査の交付に関する条例の一部を改正することについて、反対討論をさせていただきます。 政務調査費については、およそ税金の使途としてふさわしくない支出事例が全国的に会派や議員において多数見られ、厳しい批判を受けています。その結果、住民監査請求や住民訴訟の対象となってきた件数も多くあります。そのなかで、従来の使途基準を条例により広げることを可能にした今回の法改正に基づく条例改正が短期間のうちに、しかも住民に広く知らせることもないなかで決められようとしていることに懸念を感じます。発議第2号におきましては、要請、陳情活動費、また会議費など項目をふやし、拡大するところによって使途基準を拡大するものと考えます。よって反対とさせていただきます。 ○副議長(橋本元秀君) 賛成討論をお受けいたします。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 発議第2号香芝市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正することについて、賛成の立場から討論をさせていただきます。 これは政務調査費の名目を政務活動費に変えるということで、地方自治法の改正に伴うものです。なおかつ関議員からも説明ございましたように、議会議員の活動範囲をサポートする幅を広げて、香芝市のために一つでも多く活動ができるような形での改正案です。発議第2号につきましては、幅を広げながら皆様方の議会活動の結果をしっかりサポートできるような形での改正だと思っておりますので、議員諸公のご賛同をどうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(橋本元秀君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 原案についてお諮りします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○副議長(橋本元秀君) 着席ください。 賛成多数と認め、発議第2号については原案のとおり可決いたします。 次に、発議第3号については原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 異議ありということですので、反対討論をお受けいたします。 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 発議第3号香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について、反対討論をさせていただきます。 発議第2号でも述べさせていただきましたように、今回の使途細目を広げることとなります飲み物及び茶菓子代など、1人当たりの200円を限定とした項目や、研究、公聴費、請願、陳情活動費には手土産代について3,000円を設けるという項目もあり、按分もまた広がってまいります。こういうもとで、市民の感覚から外れると考え、反対討論とさせていただきます。 ○副議長(橋本元秀君) 賛成討論をお受けいたします。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 発議第3号香芝市議会政務活動費の使途基準細目の制定について、賛成の立場から討論を申し上げます。 発議第2号でもありましたように、議会議員の活動の香芝市に対する活動の内容を幅広くさせていただくため、その活動費の使途をしっかり皆様方で議論をしていただきながら、限度を決めながら使途を明確にしていく、これは逆に言えば議員一人一人のしっかりとした責任を明確にする細目です。このなかにあてはまるもの、あてはまらないものをしっかり分けながら、議員一人一人が責任を持って貴重な税金を香芝のために使う、このような制定ですので、どうぞ議員諸公のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(橋本元秀君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 原案についてお諮りします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○副議長(橋本元秀君) ご着席ください。 賛成多数と認め、発議第3号については原案のとおり可決いたします。 次に、発議第4号については原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 異議ありということですので、反対討論をお受けします。 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 発議第4号香芝市政務調査の交付に関する規程の一部を改正することについて、反対討論をさせていただきます。 発議第2号、第3号に関係する今回の発議第4号については、先ほども申し上げてまいりましたように、その立場より反対とさせていただきます。 ○副議長(橋本元秀君) 賛成討論をお受けいたします。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 議長のお許しをいただきましたので、発議第4号香芝市議会政務調査費の交付に関する規程の一部を改正することについて、賛成の立場から討論を申し上げます。 発議第4号につきましては、発議第2号、発議第3号で皆様方のご賛同をいただきました。しっかりとした政務活動費にかえた活動内容を、市または議会のほうに領収書を含め、使途目的を明確にして報告をする書類関係の改定です。これがなければ、反対に先ほどから反対者が申されているような明確さが余計失われると思いますので、この改正について議員諸公のご賛同をぜひよろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(橋本元秀君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 原案についてお諮りします。 本案について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○副議長(橋本元秀君) ご着席ください。 賛成多数と認め、発議第4号については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程12 発議第5号 香芝市議会会議規則の一部を改正することについて ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、発議第5号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 関議員。 ◆10番(関義秀君) 発議第5号香芝市議会会議規則の一部を改正することについてでございます。 ただいま提案になりました、発議第5号香芝市議会会議規則の一部を改正することについての提案理由の説明をいたします。 本案は、地方自治法の改正に伴い、会議規則の一部を改正するものです。改正の内容についてですが、改正前は公聴会の開催、参考人の招致を法が認めていたものは委員会のみでありましたが、小規模な地方公共団体においては議員数が少人数であるため、委員会で行うことは実態に合わない状況でありました。このため、委員会でなく、本会議においても公聴会の開催、参考人の招致をすることができるようにしたのが今回の会議規則の改正です。公聴会、参考人の関係につきましては、会議規則第78条の2から第78条の8に明記しております。 なお、この規則は公布日から施行となりますが、第99条第2項の改正規定については、平成25年3月1日からの施行となります。 以上、香芝市議会規則第14条の規定に基づき提案をいたします。議員諸公のご賛同よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りします。 本案につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、本案については委員会付託を省略いたします。 これより本案を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、発議第5号については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 議第12号 香芝市実費弁償条例の一部を改正することについて ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、議第12号を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) ただいま提案になりました議第12号香芝市実費弁償条例の一部を改正することについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、地方自治法の一部改正により、議会の公聴会等に参加した者に対する実費弁償について、従来は議会の委員会に限定されていたところ、本会議についても実費弁償する旨が規定されたことに伴い、当該参加者等に対し実費を弁償するため、本条例の一部を改正するものでございます。慎重ご審議のうえ、原案可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りします。 本案につきましては委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、委員会付託を省略します。 これより本案を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、議第12号については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 理事者提出議案提案理由説明 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、理事者から提出議案の提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 提案いたしております議案につきまして、提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第1号香芝市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定することについてでございます。 本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法第37条において準用する第26条の規定に基づき、本市における新型インフルエンザ等対策本部の設置に関し、必要な事項を定めるものでございます。 次に、議第2号香芝市附属機関設置条例を制定することについてでございます。 本案は、要綱等にて設置していた委員会等について、地方自治法第138条の4第3項及び第202条の3第1項に規定される附属機関として設置するため、本条例を制定するものでございます。 次に、議第3号香芝市行政財産使用料条例を制定することについてでございます。 本案は、地方自治法第238条の4第7項の規定による許可を受けてする行政財産の使用について、同法第225条の規定に基づき使用料を徴収する場合の規定を定めようとするもので、同法第228条の規定により本条例を制定するものでございます。 次に、議第4号香芝市障害者支援センター条例を制定することについてでございます。 本案は、障害者の自立した日常生活及び社会生活を支援することにより、障害者の福祉の増進を図るため障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第5条第7項に規定される生活介護及び同条第15項に規定される就労継続支援を行うため、本条例を制定するものでございます。 次に、議第5号香芝市自動車駐車場条例を制定することについてでございます。 本案は、香芝市土地開発公社の解散により公社所有地が市に移管されることに伴い、五位堂駅前北の自動車駐車場について継続していくこととするため、地方自治法第244条の2の規定により駐車場の設置及び管理に関する事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。 次に、議第6号香芝市道の構造の技術的基準を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年5月2日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第33条において道路法が一部改正され、道路構造に関する基準について市町村の条例で定めることとなったことに伴い、本条例を制定するものでございます。 次に、議第7号香芝市道に設ける道路標識の寸法を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年5月2日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第33条において道路法が一部改正され、市町村道に設ける道路標識の寸法について市町村の条例で定めることとなったことに伴い、本条例を制定するものでございます。 次に、議第8号香芝市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年8月30日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第162条において高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が一部改正され、特定道路の新設または改築を伴う場合の移動等円滑化のために必要な道路構造の基準について市町村の条例で定めることとなったことに伴い、本条例の制定をするものでございます。 次に、議第9号香芝市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年5月2日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第36条において河川法が一部改正され、準用河川における河川管理施設等の構造基準について市町村の条例で定めることとなったことに伴い、本条例を制定するものでございます。 次に、議第10号香芝市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年8月30日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第103条において都市公園法が一部改正され、都市公園及び公園施設の設置基準について政令で定める基準を参酌し、設置者である地方公共団体の条例で定めることとなったことに伴い、本条例を制定するものでございます。 次に、議第11号香芝市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例を制定することについてでございます。 本案は、平成23年8月30日に公布されました地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律第162条において高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が一部改正され、特定公園施設の新設、増設、または改築を伴う場合の移動等円滑化のために必要な基準について条例で定めることとなったことに伴い、本条例を制定するものでございます。 次に、議第13号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、平成24年12月定例会において議決をいただきました香芝市行政組織条例の一部改正に伴う内部組織の改編に係る規定整備のため、本条例の一部改正を行うものでございます。 次に、議第14号香芝市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正することについてでございます。 本案は、国家公務員の退職給付の給付水準の見直し等のため、国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律が平成25年1月1日に施行されたことに伴い、本市職員においても退職給付の官民均衡を図るべく、国家公務員に準じた支給水準の引き下げを行うため、本条例の一部改正を行うものでございます。 次に、議第15号香芝市水道事業給水条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、県営水道料金の値下げに伴い、本市の水道料金の値下げを行うため、本条例の一部改正を行うものでございます。 次に、議第16号平成24年度香芝市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億6,589万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ272億6,169万円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、退職者の増に伴う退職金の増額、公共施設整備基金等の積立金の増額、国の第1次補正予算及び予備費の活用に伴います前倒し事業として近鉄下田駅北地区整備事業などの増額を行う一方で、年度末における予算の執行状況を把握したなかで不用額等の減額を行い、あわせて国県支出金等の歳入額の確定による財源調整を行うものでございます。 歳出の主なものにつきましては、総務費の一般管理費で9,327万7,000円、財産管理費で1億9,587万9,000円、土木費の都市計画対策費で6,538万円、下田地区整備事業費で2億4,277万4,000円、五位堂駅前北第二土地区画整理事業で7,754万1,000円、教育費の小学校費の学校管理費で1億1,080万9,000円、幼稚園管理費で1億6,964万1,000円などの増額補正及び人件費の不用額等の減額補正でございます。また、歳入につきましては、歳出の増額補正に伴います財源として国庫支出金、市債等の増額を求めたものでございます。 次に、第2表の繰越明許費につきまして、農地費の震災対策農業水利施設整備事業など、14事業におきまして繰越明許費の設定をするものでございます。 次に、第3表の地方債補正につきましては、起債枠の決定に基づく地方債の限度額を追加、変更するものでございます。 次に、議第17号平成24年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,290万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億7,690万3,000円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、歳出におきまして保険給付費で5,000万円の減額、共同事業拠出金で1,363万5,000円の減額、過年度療養給付費等負担金返還金で8,587万5,000円の増額をするものでございます。これに伴う歳入につきましては、国庫支出金で6,353万7,000円の減額、療養給付費交付金で1,433万4,000円の増額、前期高齢者交付金で2,300万9,000円の減額、共同事業交付金で7,819万3,000円の減額、繰越金で1億1,465万5,000円を増額するものでございます。 次に、議第18号平成24年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ107万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億2,392万9,000円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、歳出におきましては負担金補助及び交付金を減額し、歳入につきましては一般会計繰入金を減額するものでございます。 次に、議第19号平成24年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ6,770万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億8,191万7,000円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、歳出におきましては、介護サービス給付費のほか保険給付費で8,100万円の増額をするものでございます。歳入につきましては、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金を増額するものでございます。 次に、議第20号平成24年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,190万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億7,090万4,000円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、歳出については下水道建設費の都市水環境整備下水道事業費における委託料、補償補填及び賠償金、また公債費の利子を減額し、流域下水道事業費の負担金補助及び交付金を増額するものでございます。これに伴う歳入につきましては、国庫支出金、繰入金を減額し、使用料及び手数料、市債を増額補正するものでございます。 第2表の繰越明許費につきましては、都市水環境整備下水道事業、新市街地開発事業関連公共下水道事業、地震対策下水道事業、流域下水道事業について設定をお願いするものでございます。 第3表の地方債補正につきましては、公共下水道事業債の借入限度額を3億9,100万円に、流域下水道事業債の借入限度額を1億6,170万円に、資本費平準化債の借入限度額を1億8,670万円に、借換事業債の借入限度額を1億2,520万円に変更をお願いするものでございます。 次に、議第21号平成24年度香芝市水道事業会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、平成24年度香芝市水道事業会計第3条予算におきまして、支出総額に670万円を追加し、支出総額を18億115万円とするものでございます。その内容といたしましては、消費税及び地方消費税納付額と過年度損益修正損について増額するものでございます。 次に、第4条予算の収入につきましては1,925万円を減額し、収入総額を1億7,213万6,000円とし、支出におきましては1億5,070万円を減額し、支出総額を3億9,880万4,000円とするものでございます。主な内容につきましては、収入については開発申請の減少に伴う工事分担金及び国庫補助金の減額であり、支出については工事の請負差金等による水道設備等の減額及び国債の購入取りやめにより投資金の減額をするものでございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億2,666万8,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,068万4,000円及び過年度損益勘定留保資金2億1,598万4,000円で補填するものでございます。 次に、議第22号平成25年度香芝市一般会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市一般会計予算の総額は歳入歳出それぞれ214億7,000万円で、前年度の当初予算に比べまして3億円の減、率にして1.4%の減となっております。 主な新規主要事業といたしまして、総務費では前期基本計画進捗管理事業、デマンド交通運行事業、民生費ではこども園施設整備事業、すみれの里指定管理事業、衛生費では住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業、臨床心理事業、農林商工費では企業立地推進事業、中小企業特許等取得支援事業、震災対策農業水利施設等整備事業、土木費では近鉄五位堂駅前渋滞解消対策事業、流域貯留浸透事業、JR五位堂2号踏切拡幅事業、狭隘道路整備促進事業、近鉄下田駅地区整備事業、消防費では既存木造住宅耐震改修工事補助事業、緊急速報メール整備事業、教育費では中学校給食事業実施事業、二上小学校増築事業、学校施設等耐震補強事業、小学校、幼稚園英語教育推進事業となっております。その他につきましては、住民福祉の充実、都市基盤整備など、前年度より継続して実施する事業が主な歳出の内容となっております。 歳出の性質別経費の構成比では、人件費、扶助費、公債費の義務的経費は58.9%で、消費的経費は14.1%、投資的経費は7.1%、その他の経費は19.9%となっております。 歳入におきましては、市税を初め、国県支出金の財源確保と起債の活用等を図りながら収支の均衡保持に努めてまいりたいと考えております。 次に、第3条の地方債につきましては、退職手当支給のほか、8件の起債の限度額が19億1,490万円であり、その起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものでございます。 次に、第4条の一時借入金につきましては、予算執行上の資金需要に対処するため、その借入額を40億円に定めるものであります。 次に、第5条の歳出予算の流用につきまして、歳出予算の各項の経費の金額を流用することのできる金額を定めたものでございます。 次に、議第23号平成25年度香芝市国民健康保険特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市国民健康保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ68億500万円であり、前年度当初金額との比較では額にして4,100万円、率にして0.61%の増となっております。 歳出の主な内容につきましては、総務費で1億3,743万円、保険給付費で45億864万5,000円、後期高齢者支援金で9億5,187万円、介護納付金で3億9,470万円、共同事業拠出金で7億2,324万5,000円となっております。また、これらの財源といたしまして、保険料、国庫支出金、繰入金等を見込んでおります。 次に、議第24号平成25年度香芝市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市後期高齢者医療特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億6,000万円で、前年度当初予算との比較では3,500万円、率にして5.6%の増となっております。 歳出の主な内容につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金で6億1,812万3,000円、健康保持増進事業費で1,309万円となっております。また、これらの財源といたしまして、後期高齢者医療保険料及び繰入金等を見込んでおります。 次に、議第25号平成25年度香芝市介護保険特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市介護保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ38億2,500万円で、前年度当初予算との比較では額にして4億3,200万円、率にして12.7%の増となっております。 歳出の主な内容につきましては、保険給付費で34億3,100万円、地域支援事業及び介護サービス事業費で5,414万9,000円となっております。また、これらの財源といたしましては、介護保険料、国庫支出金、支払基金、県支出金、繰入金等を見込んでおります。 次に、議第26号平成25年度香芝市下水道事業特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市下水道事業特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ18億3,700万円で、前年度当初予算との比較では額にして2億1,200万円、率にして10.3%の減となっております。 歳出の主な内容につきましては、都市水環境整備下水道事業の管渠築造工事費及び関連する事業費であり、これらの財源には使用料、国庫支出金、市債及び一般会計からの繰入金等を見込んでおります。 第3条の債務負担行為につきましては、香芝市水洗便所改造資金融資あっせんに係る取扱金融機関に対する債務の損失補償についてでございます。 第4条の地方債につきましては、公共下水道事業、流域下水道事業、資本費平準化の起債限度額が7億1,620万円であり、その起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものでございます。 第5条の一時借入金では、借り入れの最高限度額を6億円と定めるものでございます。 次に、議第27号平成25年度香芝市土地取得特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市土地取得特別会計の予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,800万円で、前年度当初予算に比べまして4,400万円、率にして52.4%の増となっております。 歳出の主な内容は、財産取得費で8,793万円、公債費で4,007万円となっております。 次に、議第28号平成25年度香芝市財産区財産特別会計予算についてでございます。 平成25年度の香芝市財産区財産特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,000万円とするものでございます。 歳入の主な内容につきましては、財産収入である財産売払収入及び土地貸付等の財産運用収入でございます。歳出の主な内容につきましては、財産区財産管理交付金、基金積立金など、地元公共事業費でございます。 次に、議第29号平成25年度香芝市水道事業会計予算についてでございます。 平成25年度の水道事業会計予算につきましては、業務の予定量といたしまして給水戸数が3万1,570戸、年間総配水量820万トンを予定しており、主要な建設改良事業といたしまして配水管整備事業等を計画しております。 収益的収入及び支出、第3条予算の収入総額は17億500万3,000円で、前年度当初予算に比べまして6,556万8,000円、率にして3.7%の減となっております。支出総額は16億7,972万7,000円で、前年度当初予算に比べ1億1,472万3,000円、率にして6.39%の減となっております。第3条予算の収支につきましては2,527万6,000円の単年度黒字となっております。 次に、資本的収入及び支出、第4条予算の収入総額は2億3,149万6,000円で、前年度当初予算に比べ4,011万円、率にして20.95%の増となっております。支出総額は4億5,367万5,000円で、前年度当初予算に比べ9,582万9,000円、率にして17.4%の減となっております。 なお、第4条予算の収支において不足する額2億2,217万9,000円は、過年度損益勘定留保資金等による補填を予定いたしております。 以上、平成25年度の一般会計、特別会計、水道事業会計の予算並びに平成24年度の補正予算そして条例の制定、一部改正の28件の議案でございます。何とぞよろしくご審議いただきまして、原案可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○副議長(橋本元秀君) ご苦労さまでした。 昼食のため、暫時休憩をいたします。              午前11時42分 休憩              午後1時33分 再開              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程15 理事者提出議案総括質疑 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、これより理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮をお願いしたいと思います。 それでは、理事者提出議案のうち、総務財政委員会に付託を予定しています議第2号につきましての総括質疑をお受けします。 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 議第2号につきまして、ここに市長の附属機関というように別表で書かれておりますが、こういった委員の定数ですが、なぜこの定数ということでくくられているのかお聞きし、それと今までのいろんな委員会とかございましたけども、大概各種団体、その他いろんな人におきましても、私を含め同じ方がよく顔を合わすといったような状況が今までにございましたが、そういったことにつきましても、この書かれているなかにはそういう人たちも当然含まれるのかどうか、というのもお聞きをしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 吉村企画部次長。 ◎企画部次長(吉村宗章君) 附属機関の設置条例に伴います委員の定数ですが、本来冒頭の議案の提案理由説明にもございましたが、もともと要綱で設置されていた部分を今回条例化させていただく部分として前例に倣いまして、委員の定数についてはそれを勘案させてもらいまして定数として定めているものです。 また、重複する委員が構成されている例もあるのではないかというお問い合わせですけども、以前から自治連合会の会長等、いろいろ参画いただいている委員会がございますけども、今後選任にあたりましては、先ほどお話のあるように、余り重複ならないような形を考えてまいりたいと思っています。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) そのようにしていただけたらと思いますが、それとやはり広く公募をするということで、この委員の選任基準と書かれておりますが、一般公募ということでも、そういった選び方をされるということはないかどうか、その辺もお聞きしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 吉村企画部次長。 ◎企画部次長(吉村宗章君) 一般公募というお問い合わせですけども、一般公募させてもらう部分につきましては、なかなか公募を行った時点においても応募されない事例もございます。なおかつ、市には登録していただいている市民の方々もおられますので、その方々もこの会議の場にも参画していただくような形を考えてまいりたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) そういった形ですが、やはり隠れた存在のたくさんの識見者もおられると思いまして、市長が認めるというところに、そういった公募で数名の方が入られるというのもいいのではないかと思います。また、先ほど同じ顔ぶれの方といえば申しわけございませんが、そういう方も見受けられるというなかで、会議におきましてもなかなか皆さん口が重たくて、内容的には納得されているのだと私はそう認識しますが、もう少しいろんな角度から議論をしていただければと思って、今の発言をさせていただいたわけです。やはりそういったことも含めて、今後その会議がどのような内容であったかというのは、やはりもう少し把握すべきではないかと思いますが、その辺はどうでしょう。 ○副議長(橋本元秀君) 吉村企画部次長。 ◎企画部次長(吉村宗章君) 市全体にわたる話ですけども、附属機関と申しましても、あくまでも市民協働のまちづくりを進めている本市ですので、この辺も含めまして広く市民の方に参画していただくという形を捉えてまいりたいと思います。当然、この附属機関にわたる議論については議事録等に書き示しておりますので、それについては公開前の確認としては、意思形成過程の部分はなかなか公開しにくい部分はございますけども、あくまでも文書公開を対象として、確認をとってまいりたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。 関議員。 ◆10番(関義秀君) 全般について委員の選任基準ということで、今も中村議員がおっしゃいましたけども、まず識見を有する者という項目と、その他市長が必要と認めた者と、この2点の項目があるわけですけども、識見を有するのは多分一つの項目のなかで、その識見のある者という者はどのような形、また市長が必要と認める者という、これはどういうところからそういう人選をされているのか。どういう情報を得て選任されるのか。そこをお聞かせいただけますか。 ○副議長(橋本元秀君) 吉村企画部次長。 ◎企画部次長(吉村宗章君) 委員の人選ですが、この附属機関の確認といたしましては、あくまでもこの識見を有する方、いわゆる学識経験者もおられますし、あるいはまた知識、経験を有する市内の方もおられます。広く市民の方を公募して、識見を有する方を募ってまいりたいと思います。それから、市長が特にということになりますけども、これはあくまでもその附属機関の内容あるいは審議内容等に基づく部分で、市長が改めて選任するという形を捉えていただいたら結構だと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 関議員。 ◆10番(関義秀君) もう一つ、識見を有する者というのはどういう情報、個人情報もありますけども、そういう人たちは市民のなかからどのような形で情報を収集して任命するのか。それと、今市長が必要と認める人、その人は、市長がこの人がいいということになると、市長のイエスマンになる可能性も懸念されるわけです。そういう場合、もっと市民のなかから、市民だけではないけども、もっと広く、どのような基準で選ばれるのか、そういう点をお聞きしているのです。 ○副議長(橋本元秀君) 当麻企画部長。 ◎企画部長(当麻俊弥君) 議員ご指摘の部分につきましては、委員の選任ということでございます。識見とは、物事を正しく判断ということですので、それを知識的に持っておられる方という形です。個々の委員会に照らして、やはりそれは考えていかなければならないのかなと。そして、ただ広くその部分をどうやって把握しているのかという部分につきましては、例えば企画におきますとまちづくりパートナーというところで登録いただいているなかにおいて、今であればそういう識見を有しているという形で登録いただいているので、その辺から選ぶのも当然だろうと思います。また、担当所管においては、それらの情報を日ごろ市民との協働ということですので、それらのご意見をいただいている方を選んでいく。もちろん、先ほど来からのご質問ありましたような公募という方法もとれればと考えています。 ○副議長(橋本元秀君) 関議員。 ◆10番(関義秀君) 3回目になりますので、それはまた議論していただきたい。 この各項目のなかで、重複されている委員は何カ所で何名おられるか、わかったら教えてください。 ○副議長(橋本元秀君) 吉村企画部次長。 ◎企画部次長(吉村宗章君) これまでの附属機関と言われる部分に、一番多く参画いただいている方でありましたら、自治連合会の会長、それから民生児童委員連合会の会長等が含まれておりまして、延べにしますと5附属機関に介入をしていただいたという形が見てとれます。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第2号の質疑を打ち切ります。 次に、議第3号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第3号の質疑を打ち切ります。 次に、議第13号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕
    ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第13号の質疑を打ち切ります。 続きまして、次に議第14号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 議第14号ですが、この退職手当についてですが、今回、国でこういった退職手当の削減ということを言われておりますが、本市にとってこの条例を改正することについて、どれほど不利益をこうむられる方がおられるのか、少しお聞きしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 当麻企画部長。 ◎企画部長(当麻俊弥君) 不利益ということではないのですが、やはりこの影響ということになりますと、実施は来年度の4月1日からですので、それ以降について職員全てが基本的には対象になってきます。ここにありますように、段階的に3年間で減額するという形ですので、減額後においてはその部分が対象となってくるので、今後出てくる退職については、この条例が認められればそういう形になってこようかと思っております。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 来年度からということですが、やはりこの間、市役所に勤められて奉職をされるわけですが、こういったことで退職金に関しまして徐々に3年間におきまして400万円程度の大きなお金がいただけないということになりますが、行政としてその辺、やはり一生懸命今まで働いて、最終的にはお金がもらえないということに対してどのような意識を持たれているのか、少しその辺お聞かせください。 ○副議長(橋本元秀君) 当麻企画部長。 ◎企画部長(当麻俊弥君) 官民格差というなかで、国は1月1日からご承知のように実施しています。それを受けて、地方もやはり国に準じた形でやるということです。おっしゃっていただいているのは、我々職員としては非常にありがたい形であろうかと思いますが、やはり人事院の勧告もそうでありますし、国の施策にのっとって香芝市は進めていくということでございます。ただ、国の9カ月という段階的なものを香芝市は1年単位で、この3年間で減額させていただきたいという思いです。これについて減額するということですので、非常に厳しい状況であるというのは十分認識いたしております。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 私が思うには、これだけを減額するというのはよくわからないけども、仕方ないのかなと思うけど、今まで地方の職員と言えば、これまでかなりいろんなことで削減、国がなされてないのにかかわらず削減をされていた。今回、国がされるからまた地方もされるというのは、私は今までからずっと見ながらどうも納得がいかない、そういった思いでございます。その辺、市長も今回提案されており、また経営会議で企業の誘致とかということを考えておられますが、市長としてこういった、一生懸命働いて最終的には満額の退職金がいただけないということに対して、その辺の今後の市長の取り組みと、やはり来年度からの削減に対してどのような思いでおられるのか、お聞きしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 中村議員がおっしゃるとおりで、私も基本的には国と地方の関係において、地方はやはりこういった面でも自立していくべきだと思っております。過去に、地方の基礎自治体がみずから給与の削減等もやっていた例も知っておりますから、私は市長会として国にこの削減についてはいかがかというような文言を市長会からまとめて出させていただいたという経緯がありますので、まずそれを申し上げておきたいと思います。 それと、一方で官民格差の退職金というところにおいては、若干やはり平均値のなかで差があろうかという気もいたしておりますので、今回のタイミングでやるかどうかというのは若干私も市長会を通じて国に申し上げた内容でもあったのですが、今回につきましてはこの方向で職員からも提案いただきましたので、今回出させていただいたという経緯です。成果において退職金という労でねぎらうというのは、本来あるべき姿だと私は思っております。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第14号の質疑を打ち切ります。 次に、議第16号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) それでは、議第16号につきまして総括質疑をさせていただきます。 今回、国の補正予算の1次補正で、かなり前倒しの事業等を踏まえて予算を組まれているのですが、特に土木費と教育費で大分と補足されて予算組みをされております。ただ、民生費等、ほかにも保育士の給与、民間の保育所の給与の増額等々、国のメニューではまださまざまなメニューがあると思うのですけど、その点土木と教育の方、非常に熱心に補足されたかと思いますが、どこまで精度のある事業であるか。特に、繰り越しがかなり多いということもございますけども、その点について全体的に教育と土木が結構頑張って社会基盤の交付金等を補足されていますが、国のこの予算、どこまで市の精度のある事業で補足されているのか、この点について伺いたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) このたびの国の補正予算あるいは予備費を使った事業ですけれども、国の補正予算としてのメニューがなかなか我々財政サイドへも届かなくて、今回の補正で各所管に向けて発せられました補正予算のメニューを見たなかでこれの補正対応をさせていただいたというのが事実でして、例えば新規で防災・減災という観点からいえば4事業、これが2,942万円でございます。また、平成25年度の当初予算で計上すべき前倒し事業につきましては、これが5億6,138万円ということになっておりまして、それと平成26年度以降の事業について前倒しが可能な部分、これもこの補正で見ておりまして、これにつきましては2,000万円ということで、合計6億1,080万円の国の補正予算対応の事業として、今回計上をさせていただいています。 ○副議長(橋本元秀君) 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) 1つ例を挙げますと、繰り越しを今回されるというものでどこまで精度があるのかということで、1つ7ページの補正予算書の河川費の流域貯留浸透事業、コモ池の分ですが、こういったもの等、かなり土木と教育は予算組みをされています。ある程度住民の意向とか、そういったものをしっかりと熟したうえでの予算要求、補正予算と思いますが、その点はどうですか。 ○副議長(橋本元秀君) 藤岡建設部長。 ◎都市建設部長(藤岡優二君) 今お尋ねの河川費における流域貯留浸透事業、コモ池ですが、1,500万円の補正をさせていただいて、これについては繰越明許費にあげさせていただいております。こちらについては、住民要望等ございまして、そしてまた流域貯留浸透ということで防災面からの事業化を進めたいということで、来年度からさせていただくということで、今年度に繰り越しいたしまして対応させていただきたいと考えております。 その他もろもろ、土木事業につきましては、できる限り補正予算を組みまして、それについては当然3月中にはなかなか難しいものですので、明許繰越費へあげさせていただいて、できる限り住民対応を図ってまいりたいと補正予算をさせていただいたところです。 ○副議長(橋本元秀君) 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) これは悪いと言っているのではなく、補足を早くされて事業化、国の予算を引っ張ってきているという面で土木と教育委員会、耐震等ですが、非常にいいということを言っているのですけど、ただほかのメニューとして例えば先ほども言いましたが、民間の保育士の部分とか、国の補正予算はほかにもたくさんメニューとして、特に民生部分ではたくさんございます。そういったものを補足されてないというのが、少し私は疑問に思っているわけですが、その点についての今回の補正予算の考え方はどうですか。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 福祉関係につきましては、現在そのような細かい状況につきましては把握できないというのが現状でございます。 ○副議長(橋本元秀君) 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) 国の補正予算、いろいろメニューが出ていますけども、市町村等、地方においてはまだ詳細はわからないというふうに今の答弁では聞き及んだわけです。片や土木とか教育ではしっかりとしたメニュー出しをして、民生部局を代表して悪いですが、ほかにも若者の雇用とか、結構国の補正予算が出ていますので、この補正予算に間に合わなくても年度途中でも結構ですので、しっかりと国の補正予算を引っ張った事業をできるように、市長に伺いたいのですが、お願いできますか。 ○副議長(橋本元秀君) 吉田市長。 ◎市長(吉田弘明君) 今の議員のご指摘、非常によく理解できます。やはり、年末の大きな選挙も踏まえて、非常に1月、2月、予算編成に伴う情報収集に苦慮しました。代議士からお電話いただいたりというところで部局につないだりというような、若干情報が交錯したなかでの予算作成、それから議会につきましても若干ほかの市町村よりも早いというなかで、十分に予算に反映できてないところもあろうかもしれませんので、今後おっしゃったように情報をしっかり入れながら、年度中での補正も含めて取り組んでまいりたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 議第16号について、ほかにございませんか。 関議員。 ◆10番(関義秀君) 項3の1の河川維持費の工事請負費で、先ほど答弁を聞いていたのですが、私の聞き間違いでしたら済いませんが、流域貯留浸透事業整備工事で9,600万円が減額補正されています。減額された理由と、これは国の補助事業だと理解しているのですけども、その辺は私の認識がおかしいのでしょうか。それは38ページの池の工事の分だと思うのですけども、いかがですか。 ○副議長(橋本元秀君) 福西都市建設部次長。 ◎都市建設部次長(福西光男君) 38ページ、河川維持費の工事費の減額補正ですけども、これは当初ヤブツ池の工事を予定しておりましたが、地元と水利のほうが工事内容の意見の疎通が調わなかったために、一応減額補正したものでございます。 ○副議長(橋本元秀君) 関議員。 ◆10番(関義秀君) 多分そのとおりだと思うのですけども、今後の見通しですね。もちろん地元と協議をして、地元も十分に理解しなければなかなかできない工事だと思うのですけども、その辺の今まできっちりと地元説明もされていたと思うので、前回は設計費も明許繰り越しがあったと思うのです。副市長、その辺は最初かかわっていたと思うのですけども、大体の流れは自分では理解しているのですけども、今後の見通しについてはどのような考えでいらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田裕康君) 地元の管理主体が実行組合、そしてまた地域の自治会関係の役員という構成で、双方の協議がなかなか調わなかったと、設計以前の段階でもなかなか趣旨とか今後のため池を、流域貯留浸透事業をすることによって、広場とかの活用等についてもいろいろ議論のあったことは事実です。そんななかで、境界測量をするさなかに地権者も含めましたなかで協議が相整わなかった。期限いっぱいまで担当としてはその協議が整うのを待っていたわけですけど、仕方なく減額補正ということになりました。今後、来年度も協議が整えば、対応をさせていただきたいと考えているところです。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第16号の質疑を打ち切ります。 次に、議第27号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第27号の質疑を打ち切ります。 次に、議第28号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第28号の質疑を打ち切ります。 以上で、総務財政委員会に付託を予定しています理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。続きまして、民生文教委員会に付託を予定しています議第1号につきましての総括質疑をお受けします。 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 議第1号インフルエンザについてですが、これは平成21年度ですか。インフルエンザ特別委員会が設置されて、いろいろ議論をされたということですが、そういった議論のなかで、今回の条例がどのように反映されているのか、その辺をお聞かせ願えたらと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) 基本的には、以前の条例を踏襲しているものです。今回に関しましては、政府におきましてもインフルエンザだけではなくて、インフルエンザ等となっておりまして、いわゆるデング熱とかコレラとか、そういう新たに人に影響を及ぼす感染症が出た場合に、全てのものに対応できるようにという形で特別対策法が施行されまして、ことしの5月から緊急事態宣言がなされたときに、対策本部が設置されるということになっております。それに対応するためにつくっておりまして、前回のインフルエンザ特別措置法を踏襲してさらに拡大しようというものです。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) わかりました。 それでは、このインフルエンザ対策本部の本部長ですが、これは本部長というのは市長ではないわけですか。それと、このインフルエンザにかかわりまして、インフルエンザがはやり出し、こういった対策本部が立ちあがるというのは、どういった状況のもとで立ちあがるのか。この2点をお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) 本部長は、市長が就任いたします。 この指針におきまして対策本部が立ちあがる状況ですけれども、政府から緊急事態宣言が出されたとき、その場合におきまして市町村において対策本部を設置するということです。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 対策本部長が市長というのは、これには明記されないのですか。 それと、先ほど緊急事態が発生したということで言われておりますが、それはどんなときに、ニュースか新聞報道か、そういった報道機関によるものなのか。また、何らかの基準的な数値があるのかどうか。その辺のわかるところで結構ですが、お答えいただければと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) 本部長につきましては、インフルエンザ特別措置法の第35条におきまして、市町村長が本部長につくという形になっております。 ただ、緊急事態宣言、どういう場合に発生するかというのは、具体的には法律の施行前ですので、その辺のところ予測するのは難しいと思うのです。外国の例でしたら、例えばインフルエンザが変異して、人から人へ感染するようになって多くの人命が失われるような状態、そして社会全体の混乱が予想されたような状況、そういう場合には緊急事態宣言が発令されるのではないかと考えています。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 香芝市新型インフルエンザ対策本部条例ということで、インフルエンザに感染するような状態になった場合、職員の方がいろいろ動くということでよろしいですか。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) 職員も当然対象になっているのですが、香芝市民がインフルエンザに感染するような状態になった場合です。 ○副議長(橋本元秀君) 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 職員の方が救助などをするなかでどんどんかかっていって、それが広がっていくおそれがあると思うのです。そういうときは、職員に対して何か予防接種を必ず受けさすとか、そういう対策はあるのでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) これは職員ということに限定するということはできないのですけど、マスクの着用や手洗い消毒の徹底、うがいの慣行など、そういう形でできるだけ予防して感染を防ぐというような状況になってくると思います。 ○副議長(橋本元秀君) 池田議員。 ◆2番(池田英子君) それぞれが各自でやっていくっていうことですか。 そういうなかで、5ページの最後に派遣手当というのが加わるということが書かれているのですが、手当の基準はどれぐらいの額でしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 杉田危機管理監。 ◎危機管理監(杉田明弘君) 先ほどから新型インフルの関係でお聞きいただいております。美馬次長、先ほど答弁したとおりですけども、ただ国の行動計画自体がまだできておりませんので、それを参考に県が行動計画をつくります。それを参考にして市がつくるということで、もともとある行動計画を若干変更する必要もあろうかと思います。今言われている手当というのは、例えば本市に災害が起こって、他の公共団体等から支援がある場合に手当を支給するということで、本市の条例あるいは規則のなかに手当額を定めております。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 皆さんが聞いておられるのですけど、原点に返って、これは新型インフルエンザ等で、いろんな感染症等々で対応するというために法の制定が今からだということで、細かいことはわからないということですが、これの読み解き方ですけれども、要は対策本部が設置されて、結果何をされるのですか。その具体的なものがよくわからないのですけど、その辺を教えていただけますか。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) 具体的には、情報収集と発信、あるいは関係機関との調整、患者の救急搬送、予防接種の実施、外出制限等々です。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 例えば、災害時に何か起こったときに、職員の方々がよく出てくるようなことが、感染症に対応するという形で動くということですか。それが一般職員の方を、市長が任命してという形になるという理解でよろしいのでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 美馬保健福祉部次長。 ◎保健福祉部次長(美馬宏次君) おおむねそのように考えておりますけれども、先ほど杉田危機管理監から申し上げましたように、行動計画がまだ具体的には定まっていない部分もございますので、そのような方向になっていくものと考えています。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 最後にもう一つ確認ですけど、これはもちろん美馬次長が再三言っておられるように、まだ法そのものが具体的になってないということで、この施行期日も法の定めるところということになっているのですけれども、これは行動計画がでたら、プラス香芝市に対応するような行動計画を、また提示されるということでよろしいのでしょうか。今は条例ですから、こういうことを定めるというだけですが、実質この中身について具体的なものは提示されるということで理解してよろしいでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 杉田危機管理監。 ◎危機管理監(杉田明弘君) 行動計画につきましては、平成21年8月につくった行動計画を若干変更する必要があろうかと思いますけども、それにつきましては議会に提示するということになっております。法で決まっております。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第1号の質疑を打ち切ります。 次に、議第4号につきましての総括質疑をお受けいたします。 細井議員。 ◆13番(細井宏純君) 障害者の支援センター条例ということですけども、指定管理者の選定についての時期的なタイムスケジュール、どのように想定なり計画されているのか、お聞きします。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 本議会におきまして、条例をご承認いただければ、4月から5月、指定管理者の公募を実施したいと考えております。そして、6月議会で指定管理者の承認をいただくということでございます。9月1日よりその指定管理の運用をしてまいりたいと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 細井議員。 ◆13番(細井宏純君) 基本的には公募でスタートしようとされているということで、要するに第6条で特別な事情があると認める場合を除き公募するということで、このケースに限っては特別な事情は想定されてないということでよろしいですか。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 特別な事情といいますと、不測の事態等がございますので、厳密に申し上げることはできませんが、原則的には公募ということで、広く募集してまいりたいと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 細井議員。 ◆13番(細井宏純君) 最後ですけども、附則で準備行為ということで、平成25年9月1日の施行前に指定管理者に関する準備作業を行うことができるということになっているのですけども、現時点においてそういった作業はされているのか、されているようだったら具体的には現在はどういう作業をされているのか。参考までにお聞きします。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 現在、準備作業については行っておりません。今後、指定管理者の選定委員会等、事務的な作業は進んでいくことと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。 中村議員。 ◆9番(中村良路君) この障害者支援センター条例のなかで、指定管理をされるということですが、この指定管理をされる理由についてお答えいただきたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 現在の「すみれの里」につきましては、市の直営でやっておりまして、県知事の指定をいただいてないという状況です。それで、なぜ指定が現在ないかということですが、これは申請もしていないという現状ですが、この事務にかかわるものにつきましては、例えばヘルパー、医師、看護師等の人件費が必要ということで、本市の場合、現在は県の指定をもらっておりませんので、それはございません。それを指定管理することによりまして、今までのこの業務の経験のある業者でそのような人材を集めながらやっていけるというところで、専門的な介護等を実施できるというメリットと、財政的に効率性が出てくるのであろうというところです。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 利便性もあり、専門家がされるということですが、なぜ私がこれを言ったかといえば、障害者の方、障害を持たれている方というのは健常者と違うところが、やはり時間どおりにはきっちり全てが運んでいかないのではないかと、そのような思いもあるし、いろんな障害を持たれた方がこの指定管理をされるところに行かれるということで、少し窮屈なところがあるのではないかと、そのように思います。今まで各施設が指定管理されているなかで、我々が利用するときにもやはり時間どおりきっちりと、これはこういう規定でやってくださいという四角四面なところは当然でありますが、そういったことで我々は利用するわけですが、やはり障害を持たれた方というのは、そのようなある程度融通がきくほうが障害者にとっても利用しやすいのではないかなと、そのような思いで私はこの発言をさせていただいたわけですが、その辺は考慮されなかったかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) このセンターの運営につきましては、四角四面にやっていくということは、障害者の状況を見ながら行えば、そういうことはないであろうと考えます。また、それぞれの専門の分野の人がそのセンターの事業を実施していきますので、障害者の障害の度合いに応じた介護等を実施していく予定ですので、そのようなご心配はないというふうに考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 私が発言させていただいておりますのは、やはりこの目的です。自立した日常生活や社会生活を支援するということで、やはり障害者の福祉の増進を図る意味で私はこのように発言をさせていただいたわけですが、今後それをされるにあたりまして、やはり当初はなかなか枠にはまったようなこともできないかと思われますが、こういったことでこの指定管理をされるなかで障害者が窮屈な思いをされるという意見が多かったとすれば、その辺は考える余地はあるのかどうか。その辺だけをお聞かせいただきたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長
    保健福祉部長(新居隆君) この施設の主な事業といたしましては、障害者に対する生活介護と就労支援ということですので、障害者の方につきまして窮屈な思いをさすというようなことはないのではないかと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第4号の質疑を打ち切ります。 次に、議第5号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中村議員。 ◆9番(中村良路君) 議第5号につきまして、これも指定管理ということを行われますが、最近よく空き地を使って駐車場を民間の方がされておりますが、ああいった民間でやるという、そういった駐車場の管理の仕方というのは考えられなかったのか。少しお聞かせ願いたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) この五位堂の駐車場ですけれども、現在、指定管理者ではございません。業務委託でございます。そして、今言われた機械操作の駐車場ということですけれども、現在の業務委託で今のところ収益も上がっておりますし、例えばこの機械装置を導入するとなれば、かなりのコストもかかります。これをペイするにも期間もかかってまいりますので、現在、この駐車場用地で利用ということを考えておりますけれども、冒頭の施政方針のなかにもありましたように、市有地の有効的な活用、利活用ということで市有地全体を洗い出す必要もございまして、ここ当分はこれにつきましては今の形態で業務をしていきたいと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 中村議員。 ◆9番(中村良路君) わかりました。 私が思うには、以前そういった民間会社が自分で機械を設置して管理をする、土地を貸すといった会社も当然あったように私は記憶をいたしております。そういった会社に預けるほうが、会社の利益にもつながるし、市にとってもそれほど出費も、委託するという費用も少なくて済むのではないかと、そのように思って私は言っておるわけですが、そういった方法というのはご存じではなかったですか。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) その方法も我々は認識しております。ただ、先ほど申し上げましたように、それで民間にその土地を提供して民間が設置するという方法であれば、それが収支、黒になっていかない限りなかなか返してもらえないということもございます。これがいいのか悪いのか、ずっと駐車場で将来的にも行くということであれば、そういう方法も可能だと考えますけれども、現在はそうしたファシリティマネジメントを含めたなかで、全ての市有地を検討していかなければならないと考えておりますので、しばらくはこの形態でお願いしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 中村議員の質問に関連しての話になってしまうのですけども、今の細川部長のご答弁だと、これはせっかくの駅前の土地だから有効利用があるのではないかということを踏まえてということで、長期契約にわたるとしんどいのだろうという、そういう考えのもとで、業務委託から指定管理者にしたいと思いますが、これは土地開発公社が持っていたものを市に戻すときに、駅前の土地であるということで市における有効活用というのは検討されたのでしょうか。それとも検討される期間を、これだけの期間と定めているから、その間はこれにしたいという内容での答弁でしょうか。しばらくの間というのは、行政言葉でいうと何か逃げているだけなので、大体何年を考えているからこうしたいと、今の話だとペイをするためには、何年までだったらペイができてという話になるのですか。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) あらゆる市有地の有効活用ということで、これから1年をかけてその辺は検討をしていきたいと、このように思っております。今、土地開発公社の保有地を処分する、あるいはどのように利活用するかということも検討を加えてまいりましたけれども、何分にももう少し検討の期間が必要ということで、こういった結論に至ったということでございます。よろしくお願いします。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) この指定管理者の契約期間は、どのぐらいですか。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) 中村議員の質問でもお答えいたしましたけども、指定管理者は現在行っておりません。この指定管理者の項目を1項加えさせていただきましたのは、将来においてこういう指定管理者制度を活用する場合のことを想定しての話で、この条項を設けているわけです。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) そうではなくて、指定管理者を使ったときに、今考える期間というのはどのぐらいを考えて指定管理者の契約期間を定めるつもりですかというふうに聞いたつもりなので、言葉足らずで大変申しわけございませんが、その辺がなかったら当分の間とか、しばらくの間ペイしませんという細川部長の話は違ってくると思うので、そこを明確にさせていただきたいだけです。駅前の土地ですので、特に今は民間出身の市長がおっしゃられている土地の有効活用で言えば、駐車場が有効活用なのであればもっと力を入れたらいいし、そうでないのであれば有効活用の方法が出てくると思いますので、その辺の検討期間も含めてどのぐらいを考えておられるのですかとお伺いしているだけです。 ○副議長(橋本元秀君) 細川総務部長。 ◎総務部長(細川家央君) 指定管理者の期間は、通常と同様3年ぐらいを想定しておるわけですけれども、指定管理者をする前にこういった利活用を考えなければならない。この指定管理者と土地開発公社の保有地の有効活用というものは、少し切り離して考えていくべきではなかろうかと思っております。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第5号の質疑を打ち切ります。 次に、議第17号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第17号の質疑を打ち切ります。 次に、議第18号の総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第18号の質疑を打ち切ります。 次に、議第19号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第19号の質疑を打ち切ります。 次に、議第23号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第23号の質疑を打ち切ります。 次に、議第24号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第24号の質疑を打ち切ります。 次に、議第25号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第25号の質疑を打ち切ります。 以上で、民生文教委員会に付託を予定しています理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 暫時休憩いたします。              午後2時33分 休憩              午後2時46分 再開 ○副議長(橋本元秀君) 休憩を解いて再開いたします。 続いて、建設水道委員会に付託を予定しています、議第6号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、議第6号の質疑を打ち切ります。 次に、議第7号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第7号の質疑を打ち切ります。 次に、議第8号につきましての総括質疑をお受けいたします。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 1点お伺いしたいのですけども、議第8号で香芝市移動等円滑化のために云々の条例ですけども、これは基本的に上の法令がおりてきて条例にしてということで、香芝市らしいところはないというふうにも聞いているのですが、1点議案書の44ページにあります歩道の高さというとこで、第8条で歩道の車道等に対する高さは5センチを標準とするものとしとあるのです。香芝市において、きょうの午前中の市長の施政方針でもありましたように、来年度よりバリアフリーの推進をしていくということですが、横断歩道等を有するところは2センチ以下とするということになっているのですけれども、バリアフリーを考えた場合に道路と歩道は、段差を5センチというのは、ベビーカーとか車椅子、また高齢者の手押し車等々が非常に困難になっているというのは耳にされていると思うのですが、この辺を新しい基準に変えていくということは検討されなかったのかどうか。まず、1点お伺いしたいのです。 ○副議長(橋本元秀君) 藤岡都市建設部長。 ◎都市建設部長(藤岡優二君) 車道と歩道ですが、車道から歩道への横断の乗り入れというのは原則的に考えておりません。歩道から歩道へという形になります。あるいは、切り下げしておられるところから歩道への乗り上げということになるわけです。この高さ5センチと書かせていただいているところですが、これは歩道と車道との差が5センチですので、あくまでも車道から歩道へ直接乗り上げという意味合いのことではございません。それについては横断歩道とかあるいは切り下げの部分から、2センチ以下のところから歩道に入っていただくということです。また、この5センチにつきましては、排水等の関係から歩道から車道への排水あるいは車道から歩道への越水、オーバーフローを考えまして5センチ程度の高さが必要であろうと考えているところです。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 今の説明では少しわからないのですけど、横断歩道のあるところは2センチ以下、歩道があって車道があって歩道があるという切り下げの部分は2センチ以下とするというのは、この第8条はそれ以外のとこですよというふうに理解したらいいのか、ご説明いただけますか。 ○副議長(橋本元秀君) 藤岡都市建設部長。 ◎都市建設部長(藤岡優二君) 第9条に、横断歩道に接続する歩道部の延端は車道等の部分より高くするものとし、その段差は2センチを標準とすると書いています。歩道から歩道、横断歩道等については2センチ、車道から歩道については2センチ以下、標準ということになろうかと考えます。車道から歩道へは、直接乗り上げるところは横断歩道のところから入っていただく。ですので、どこからでも車道から歩道へは入れないということです。横断歩道のところから入っていただく、あるいは車道から歩道へ入っていくときは、そのまま入るということは一応考えていないということです。 ○副議長(橋本元秀君) 暫時休憩いたします。              午後2時51分 休憩              午後2時55分 再開 ○副議長(橋本元秀君) 休憩を解いて再開いたします。 藤岡都市建設部長。 ◎都市建設部長(藤岡優二君) 大変失礼いたしました。 河杉議員指摘の点につきましては、5センチを標準とするということですので、それを運用させていただくなかで2センチ、あるいはその程度になるだろうと考えているところです。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) この条例自体は、5センチをマックスとするということでいいのですけども、私が申し上げたいのは、要はバリアフリーのこれから対策をしていくなかで、そういうところを明記しないと、業者においては5センチ以内であればいいという形になるということになるのです。そこを明確に明文化の指摘によって、バリアフリーが一歩でも進むのではないかという懸念から申し上げておりますので、その点についてはよく考慮していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ほかございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第8号の質疑を打ち切ります。 次に、議第9号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第9号の質疑を打ち切ります。 次に、議第10号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第10号の質疑を打ち切ります。 次に、議第11号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第11号の質疑を打ち切ります。 次に、議第15号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第15号の質疑を打ち切ります。 次に、議第20号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、議第20号の質疑を打ち切ります。 次に、議第21号につきましての総括質疑をお受けいたします。 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) この特別会計補正予算の93ページのところですけど、かなり建設改良費で減額をされているのですけども、この減額をされている理由としてはどういったものがあるのかお伺いしたいと思います。 ○副議長(橋本元秀君) 仲田上下水道部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) 水道設備費の減額ということでよろしいでしょうか。 配水施設費等の減額におきましては、工事変更及び工事請負差金で減額になっております。次に、送配水管新設工事費につきましては、開発申請の減少及び工事請負金の差金です。そして、委託料につきましては、入札差金及び委託工事に伴う不用額が発生しておりますので、その分となります。 ○副議長(橋本元秀君) 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) 配水施設の費用で7,800万円が出ておりますけども、特に整備事業費で工事変更というか、今のですね。これは具体的には聞きませんが、何かの事情でということですか。 ○副議長(橋本元秀君) 仲田上下水道部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) 配水施設費の7,820万円の減額ですが、青葉台地区の工事を予定しておりましたが、それを2カ年工事とした部分で4,100万円のほどの減額をしております。あと、緊急貯水槽の入札差金による1,900万円の減額になっております。 ○副議長(橋本元秀君) 中山議員。 ◆4番(中山武彦君) わかりました。 水道の収支につきまして、非常に今後もタイトになってくると思うのですが、こういった減額については受益者負担というか、そういった部分も出てくるのかと思うのですけど、このあたりについては今回の青葉台の変更、このあたりについて支障はなかったのか。収益が減らなかったということになると思うのですが、そういう影響はなかったのですか。 ○副議長(橋本元秀君) 仲田上下水道部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) 今回の青葉台を2カ年にさせていただいた理由というのが、当初事業を行うなかで、大阪ガスの関係で迂回路がちょうど重複した状態で工事が重なりました。それによって智辯学園のバス等、結構車が通っておりますので、そういった車をとめることができないということで、やむを得ず2カ年に事業を分散させていただいたという形になっています。収益については、全く変わりありません。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第21号の質疑を打ち切ります。 次に、議第26号につきましての総括質疑をお受けいたします。 小西議員。 ◆12番(小西高吉君) 平成25年度の下水道事業特別会計予算についてお伺いいたします。 平成25年度の予算で、先ほど市長の施政方針のところで、昨年12月現在でこれは認可区域内と思うのですけども、普及率が62.1%ということですが、平成25年度のこの予算で何%まで普及率が上がるのでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 暫時休憩いたします。              午後3時05分 休憩              午後3時06分 再開 ○副議長(橋本元秀君) 休憩を解いて再開いたします。 仲田部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) 大変申しわけございませんでした。 普及率は65.1%でございます。 ○副議長(橋本元秀君) 小西議員。 ◆12番(小西高吉君) 65.1%、ちょうど3%になるのですか。この状況でいきますと、認可区域内で80%を超えて、初めて認可区域を広げることができるという答弁を何回もいただいているのですけど、この予定でいきますと3%ずつ上がったとして、大体認可区域を広げられるのはいつごろになるのでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 仲田上下水道部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) 7年の延伸をかけておりますので、次回、平成29年の更新時期に80%になれば更新できるものと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 小西議員。 ◆12番(小西高吉君) 平成29年度を目標に進めておられると思うのですが、少し市民の方から聞かれたのですけど、香芝市全域で下水道が通るのは何年後になるのというのを聞かれたのですけど、聞かせてもらったら40年ぐらいかかるのではないかという答えもいただいたのですけど、実際どうでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 仲田上下水道部長。 ◎上下水道部長(仲田勝彦君) おっしゃるとおり、今の事業ペースで進みますと、そのような時期になってこようかと考えています。 ○副議長(橋本元秀君) ほかございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ないようですので、議第26号の質疑を打ち切ります。 次に、議第29号につきましての総括質疑をお受けいたします。               〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、議第29号の質疑を打ち切ります。 以上で、建設水道委員会に付託を予定しております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続きまして、予算特別委員会に付託を予定しています議第22号につきましての総括質疑をお受けいたします。 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 私は今回予算委員に選任いただいたので、本当は質疑を遠慮する立場にあるのですが、どうしても予算委員会に臨むにあたり確認をさせていただきたいことが何点かありますので、議長のお許しをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 平成25年度の予算の概要のなかで、新規事業等々羅列をしていただいておりますし、本日の午前中に市長の施政方針のなかでも何点か述べられているのですが、まず1点13ページにあります民生費のなかで、こども園の施設整備事業ということで750万円計上いただいております。これについて、設計事業ということで市長は施政方針で言われているのですが、750万円というお金をかけて設計するにしても、場所的な問題等々が具体的に掲げられているのではないかと思うのですが、その辺がわかれば、1点お答えいただきたいのです。よろしくお願いします。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) こども園の整備事業といたしまして、設計また調査等の委託でして、これにつきましては子育て3法が昨年成立いたしまして、認定こども園化が今後進んでいくということを前提といたしまして、鎌田幼稚園の給食室、また保育室等の予算として計上しておるところです。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) 確認ですが、子育て法、またこれからの経済的な発展を望むにあたり、今は市においても保育の待機児童が多いということで国の方針に従い、来年度からの予算として認定こども園の開始をするためのことだと思うのですけども、設計が出ておりまして、こども園そのものの開始時期というのがもしわかれば教えていただきたいのです。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) こども園につきましては、国で平成25年度当初から子ども・子育て支援会議を通して方向性が定められていくということですが、最短で平成27年度ということが言われております。 ○副議長(橋本元秀君) 河杉議員。 ◆14番(河杉博之君) この点については以上で、もう一つ結構話題になっております中学校給食のことですけれども、同じく予算案の概要の15ページのところの教育費の一番上に中学校給食実施事業ということで1,020万円計上いただいているのですが、これについては配膳室の整備等々ということで市長の施政方針で報告があったのですけれども、これについて内容と、また給食全体の対応として市長が言われているのですが、自校方式、親子方式、センター方式、ここら辺があると思うのですが、どの辺まで決まっているのかどうか。その辺も教えていただけますでしょうか。 ○副議長(橋本元秀君) 森田教育部次長。 ◎教育部次長(森田庄一君) 4中学校の配膳室の改修にかかわります設計委託料として、1,020万円を組ませていただいているところですが、この工事概要につきましては、配膳室の改修、そしてまた給食を3階、4階等に上げるためのリフトの設置という工事概要を予定しておりまして、この設計費用を組んでいるところです。 ご質問の2つ目の方式についてですけれども、検討委員会から一定報告はいただいておるところですけれども、現在、策定会議を設けまして、その実施方式につきましても改めて検証したなかで進めてまいりたいと考えているところです。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。 小西議員。 ◆12番(小西高吉君) 河杉議員からこども園についてお伺いされたのですけど、実際、今は保育所に関して待機児童は何人おられるのか。また、第1希望に入所されてない方は何人か。わかればお願いできますか。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) 待機児童につきましては、現在、入園当初につきましてはゼロというところで、途中から申し込むという方をカウントすれば待機児童という数字はあがってこようかと思っております。あとの質問については、手元に数字がありませんので、申しわけございません。 ○副議長(橋本元秀君) 小西議員。 ◆12番(小西高吉君) 今答弁でも言っていただいたように、途中で引っ越してこられて保育所に預けたい、もしくは幼稚園に行かれていて急に家の事情で共働きしなければならない等と、事情によって入りたいといっても入れないというのをよく聞くのです。その点、このこども園の事業予算をあげられているのですけど、こども園ができることによって、そういうのも全て解消できると考えてよろしいのでしょうか。また、全く違うのですか。 ○副議長(橋本元秀君) 新居保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(新居隆君) この認定こども園の主な原因といいますのは、都会での保育所の待機児童の解消というのが大きな部分を占めております。本市におきまして、認定こども園を整備していくということになると考えておりますけれども、その途中での待機児童、この解消にも寄与するであろうと思っております。また、幼児の保育と幼稚園での幼児の教育、これらの統合と融合を目的として認定こども園が実施されていくというところですので、今議員おっしゃいました待機児童についても、全市的に認定こども園を計画していくなかで、解消の方向に向かっていくのではないかと考えておりますが、これにつきましては先ほども申しましたように、国の子ども・子育て支援会議、またそれを受けて今年度の5月以降、地方版の子ども・子育て支援会議を、それぞれの市町村でつくってまいりますので、そのなかでのニーズ調査等で方向性を探っていきたいと考えております。 ○副議長(橋本元秀君) 小西議員。
    ◆12番(小西高吉君) そしたら、第1希望に入れなかった方の人数だけ、また委員会のほうで報告していただいたら結構だと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(橋本元秀君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ほかにないようですので、議第22号の質疑を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程16 理事者提出議案委員会付託 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第2号、議第3号、議第13号、議第14号、議第16号、議第27号、議第28号の7議案については総務財政委員会に、議第1号、議第4号、議第5号、議第17号から議第19号、議第23号から議第25号の9議案については民生文教委員会に、議第6号から議第11号、議第15号、議第20号、議第21号、議第26号、議第29号の11議案については建設水道委員会に、議第22号については予算特別委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、それぞれ各委員会に付託することに決定いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程17 請願第1号 公共バスの存続を求める請願書 ○副議長(橋本元秀君) 日程に従いまして、請願第1号を議題といたします。 それでは、紹介議員から提案理由の説明を求めます。 池田議員。 ◆2番(池田英子君) 読ませていただきまして、公共バスの存続を求める請願書とさせていただきます。 請願書第1号公共バスの存続を求める請願書。 1、請願の要旨。香芝市公共バスの存続を求めます。 2、請願の理由。14年間、高齢者を中心に活用されてきた公共バスの廃止を十分に知らされないままに、地域公共交通活性化協議会で計画されています。このことは、地方自治法第1条の2、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本とし、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする趣旨に反します。私たちは市民の意思を酌み取り、市議会で十分討議されるようお願いいたします。 地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出します。 ○副議長(橋本元秀君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りします。 本案につきましては、民生文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○副議長(橋本元秀君) ご異議ないようですので、請願第1号については民生文教委員会に付託することに決定いたします。 以上で、本日の日程は全部終了いたしましたが、2月27日は総務財政委員会、28日は民生文教委員会、3月1日は建設水道委員会、4日から6日までの3日間は予算特別委員会が日程となっております。議員諸公には、各委員会の付託案件について慎重審査をよろしくお願い申し上げます。また、11日と12日の両日は一般質問となっていますので、議員諸公の格段のご協力をお願いいたします。 本日はふなれな代理議長でしたが、ご協力ありがとうございました。 本日は、これにて散会いたします。                                 閉議 午後3時24分...