香芝市議会 > 2006-12-19 >
12月19日-04号

  • 殉職(/)
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  1. 香芝市議会 2006-12-19
    12月19日-04号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成18年第5回12月定例会          平成18年第5回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成18年12月19日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員 (20名)    1番 中 山 武 彦 君          2番 川 田   裕 君    3番 奥 山 隆 俊 君          4番 森 井 常 夫 君    5番 中 村 良 路 君          6番 関   義 秀 君    7番 下 田   昭 君          8番 小 西 高 吉 君    9番 細 井 宏 純 君          10番 西 浦 秋 男 君    11番 河 杉 博 之 君          12番 北 川 重 信 君    13番 芦 高 省 五 君          14番 竹 下 正 志 君    15番 黒 松 康 至 君          16番 中 川 廣 美 君    17番 長谷川   翠 君          18番 角 田 博 文 君    19番 藤 本 みや子 君          20番 高 谷   廣 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     梅 田 善 久   収入役    奥 山 誠 次       教育長    山 田 勝 治   企画調整部長 山 田 順 久       総務部長   大 村   弘   市民生活部長 小 林 域 二       保健福祉部長 奥 野 喜 弘   都市整備部長 野 村 日出夫       産業建設部長 吉 田 博 昭   教育委員会事務局長            水道局長   福 田 芳 光          住 谷 日出隆6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 和 田 善 雄                          〃  書記 東 谷 静 一7 会議の事件は、次のとおりである。   議第51号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正することについて   議第52号 香芝市税条例等の一部を改正することについて   議第53号 香芝市下水道条例の一部を改正することについて   議第54号 香芝市消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて   議第55号 平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について   議第56号 平成18年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)について   議第57号 平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議第58号 平成18年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について   議第59号 奈良県後期高齢者医療広域連合の設立について8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    15番 黒 松 康 至 君          17番 長谷川   翠 君    19番 藤 本 みや子 君                              開議 午前10時03分 ○議長(角田博文君) 本会議を再開いたします。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(角田博文君) 本日の署名議員でございますが、前日に引き続きまして、15番黒松康至君、17番長谷川翠君、19番藤本みや子君にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 議会運営委員長報告 ○議長(角田博文君) それでは、本日の日程を議題といたします。 議会運営委員会でご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 関委員長。 ◆議会運営委員長(関義秀君) おはようございます。 本会議に先立ちまして、議会運営委員会を開かせていただきましたことを報告させていただきます。 本日の議事日程ですが、この後、日程3として、総務財政委員会に付託し、審議を願っております議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号について、委員長報告をしていただきます。 そして、日程4として、民生文教委員会付託審議を願っております議第56号、議第57号、議第59号について、委員長報告をしていただきます。 そして、日程5として、建設水道委員長付託審議を願っております議第53号について、委員長報告をしていただきます。 そして、1日目の議会運営委員会の懸案になっておりました議会だよりについては、3月発行の議会だよりから質問者の氏名を掲載させていただきます。 なお、問題が生じたときは、議会運営委員会で再度協議させていただくということで、決定いたしました。 以上のとおり報告させていただきますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位補足説明をよろしくお願いしたいと思います。 以上、報告させていただきます。どうも。 ○議長(角田博文君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本日の議事日程とすることに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり、本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 総務財政委員長報告 ○議長(角田博文君) それでは、日程に従いまして、総務財政委員会に付託し、ご審議を願っております議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号を議題とし、総務財政委員長から報告を求めます。 河杉委員長。 ◆総務財政委員長河杉博之君) 皆様、おはようございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、総務財政委員会を代表してご報告させていただきます。 当委員会は、去る12月6日定例議会におきまして付託を受けました議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号について、12月11日に1名欠席のもと開会いたしましたので、その審査の経過と結果について、当委員会を代表してご報告申し上げます。 まず、議第51号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、香芝市はラスパイレス指数が低いと言われているが、現在の状況について、また100分の3を超えない範囲で市長が規則で定める割合を加えるとなっているが、その内容についてただされ、理事者から、平成18年度のラスパイレス指数は94で、12市中9位である。12市平均では95.4であり、平均より1.4ポイント低い。また、規則で定める100分の3とは、地域手当の数値であるとの答弁がありました。 続いて、委員から、地域手当は、これまで100分の5ではなかったのかとただされ、理事者から、ことし3月31日までは調整手当としていたが、これが5%であり、4月1日からは全国的に地域手当という名称に変わり、本市においては3%であるとの答弁がありました。 また、委員から、地域調整手当5%から3%になると、個々の平均でどのぐらい減額になるのかとただされ、理事者から、本年3月から3%となっているので減ることはないとの答弁がありました。 委員から、改正後の給料表をどのようにすれば本市のラスパイレス指数は100になるのかとただされ、理事者から、給料表の改正によって7級から8級に1級ふえるので、これに影響する4級から8級までの分で昇級する。この分で、ラスパイレス指数の部分は若干上がると考えているとの答弁がありました。 委員から、給料表を変更した経緯についてただされ、理事者から、本市における給与構造改革の一環として、給与の適正化を図る観点から、県内各市給料水準の状況を勘案し、本市の水準が他市より低いことから、今回の改正をお願いしたとの答弁がありました。 委員から、給料表の改正後は全体的に昇級しているが、次長だけが据え置きになったのはなぜかとただされ、理事者から、平成17年度では9級制をとっていたが、その時点では相当の経験を有する課長級ということで次長と課長は同じ級であった。平成18年4月から7級制をとった関係で、次長級課長級ではなく部長級の7級とした。今回は、それをもとに戻したので、8級まで1級を増加し、次長を7級とし、課長級相当としたとの答弁がありました。 委員から、平成18年度に7級制になり、部長職と同じ級に上げられた。それを今回の改正でなぜ次長だけをもとに戻したのか、また次長職の定義についてただされ、理事者から、次長級については平成18年度で9級から一度に7級に短縮がされ、その際に、課長級が6級であるのでその時点の次長の給料を換算して、これを部長級と同じ7級にした。今回の改正は、9級制から1級減っただけである。次長職というのは部長職の次に来るもので、課長級と同等の級としている市町村もあり、それらも考え合わせた上で、8級制にした場合に7級としたとの答弁がありました。 また、理事者から、次長の職務については部長を補佐するというのが一番大きなねらいであり、部の課長のリードをするとの答弁がありました。 委員から、香芝市の職員の職の設置に関する規則では、順番が課長の次に参事となっているが、参事の後に課長という並びにすべきではないかとただされ、理事者から、級別職務分類表においては、参事と課長とも職務の級では7級であるとの答弁がありました。 委員から、市長が定める特命事項とは何かとただされ、理事者から、現時点では特命事項は出していない。しかし、今後の問題として必要であればこれを適用していきたいとの答弁がありました。 委員から、調理員は、夏休みはどんな仕事をしているのかとただされ、理事者から、夏休み期間中は調理の研さんや調理室の点検、研修等を主に行っている。毎日出勤し、めいめいの自己研さんに励んでいるとの答弁がありました。委員から、研修には研修員をつけ、それに対する報酬を受けているのか、また毎日調理場に出勤しているのか、この間の給料は普通どおり払われているのかとただされ、理事者から、毎日学校の調理場に出勤している。研修については、適宜各学校の方の調理員が集まって、栄養士も含めて学校給食全体の事項について研修をしている。給料は全額支払っているとの答弁がありました。 委員から、夏休み期間中、調理員は学校に出勤してテレビを見たり雑談をして帰る。それでも、税金から給料が出ているのは市の職員として妥当であるのかと市民から聞いている。今後、見直す考えがあるのかとただされ、理事者から、この問題については適正化に向けて考えなければならない。教育委員会とも協議を重ねていきたいとの答弁がありました。 委員から、給料表の改定はだれが決めるのかとただされ、理事者から、給料表については、人事院勧告の中で措置される。設置については、任命権者から提案できるとの答弁がありました。 委員から、8級制にすることにより、どれだけの費用がふえるのかとただされ、理事者から、月額にして175万円がふえるが、職員に支給している給料については、人事院勧告の趣旨にのっとり、本年4月から平均4.8%減額された新給料表により設定を行うものの、本年3月31日現在に受給をしていた給料額を保障する現給保障制度をとっており、今現在財政的には影響はないが、3年後にはラスパイレス指数にはね返ってくるものと思うとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で議第51号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第52号香芝税条例等の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、督促料を値上げすることによって払えない人や低所得者に対する対策についてただされ、理事者から、市税については、地方税法上、督促状を発送しなければならないと決まっている。また、督促手数料を条例の定めにより徴収することができるとなっている。実情では、督促状を発送し、市の窓口に来られた方には、相談に応じて督促手数料だけは免除し、本税だけを納めていただくケースもあるとの答弁がありました。 委員から、これまで督促状を出せば出すほど赤字がふえていたという構図である。今回、80円としても、封書代などを含めると赤字であると思う。滞納者の中には、払えるのに払わない方もいる。どうして今までこのような改正を行わなかったのかとただされ、理事者から、督促手数料については、昭和56年4月から改正されていない。当初は、はがきで発送していたが、当時の金額のままになっている。今回、行政改革に基づき見直しを行ったもので、コスト計算では110円程度になるが、一般的な考え方からいえば、80円は一定の郵便料金とする方がより理解を得やすいという考えから設定した。督促状については、市内特別料金で対応しており、郵送料50円と封書代、人件費の一部の合計として80円とした。今後、他の手数料等についても随時見直しをしていきたいとの答弁がありました。 委員から、香芝市税外収入金には保育料なども入るのかとただされ、理事者から、保育料、幼稚園の入園料事業料等であるとの答弁がありました。 委員から、奈良市職員の保育料、市税の未納問題があったが、香芝市ではどうかとただされ、理事者から、保育料、幼稚園の入園料についてはない。税に関しては1件あるとの答弁がありました。 委員から、この1件は悪質な滞納ではないのか。また、職員の滞納処理は、一般市民と同等の扱いかとただされ、理事者から、税金を分納で納めており、計画的な徴収で履行している。滞納処理一般市民と同じ扱いであるとの答弁がありました。 委員から、過去において、職員が税金を滞納し、不納欠損となった例はあるのかとただされましたが、資料がなく、調査結果が出たら報告するように求めました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数で議第52号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第54号香芝消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、消防団員のけがや障害の程度、補償額を規則でうたうことは議会軽視にならないかとただされ、理事者から、条例で決めて、その都度、市民の代表者である議会の議決を得るのが本筋であるが、障害の等級の基準を条例から規則に変えても、障害の等級を決めることについては、労働災害保険国家公務員地方公務員消防団員等において何ら差異はない。障害が起こった場合は、すべて労働者は同じ障害等級に区分される。また、規定されるものが各法令ごとに違うために、労災が変更されても、それに準じて各法令を即座に改正しないと、労働者障害等級に差が生じるので、機敏な対応をするものである。消防団員補償額は、今までどおり条例で規定しており、障害等級に違うものを市独自で定めても、公務災害補償基金から補償金がおりてこない。したがって、香芝市独自の補償額を決めることは現実問題としては考えられないとの答弁がありました。 また、委員から、消防署の障害等級等は、これまで労災や交通事故とは違った等級表を使っていたのかとただされ、理事者から、すべて同一の等級である。基準となるものはあくまで労災の等級であるので、労災の等級を国家公務員地方公務員消防団員もそれに準じている。過去においても、すべての労働者が同一の障害等級によって行われているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数で議第54号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、奈良県後期高齢者医療広域連合では、奈良県39市町村のうち、議員が20名しか選ばれない。香芝市から議員に入れない場合、いろいろな面で不都合が生じると思うが、この準備金を強制的に支出させられるのは問題ではないのかとただされ、理事者から、後期高齢者医療制度が平成20年4月から発足するが、各都道府県において県単位の広域連合を設置して財政運営に当たることになっている。準備負担金は出さざるを得ないとの答弁がありました。 委員から、奈良県後期高齢者医療広域連合準備負担金の今後の動向についてただされ、理事者から、この負担金は、広域連合の事務局の運営資金であり、今後も後期高齢者保険制度が存続する限り、市の負担金は続くことになる。今回の準備負担金は約半年分で約4,000万円である。設立後の負担額は、現在のところ未定であるとの答弁がありました。 委員から、準備負担金算出基準についてただされ、理事者から、150万7,000円の内訳は、均等割20%で、各市町村の負担分が21万1,692円、75歳以上の高齢者人口割が50%で、68万610円である。また、各市町村の人口割が30%で61万4,792円、合計150万7,000円であるとの答弁がありました。 委員から、今後の負担金についてただされ、理事者から、来年度から均等割が10%、高齢者人口割が45%、人口割が45%となり、来年度予算に7,800万円を要求しているとの答弁がありました。 委員から、雑入の過年度収入で、乳幼児医療等県費補助金精算金232万5,000円が歳入に入っているが、逆に、これは支出するときや支払わないときがあるのかとただされ、理事者から、乳幼児に限らず、福祉医療については一定額を除いた分の半分を県費で補助していただいているが、概算でいただき、医療費が確定するのがかなり後になるので、これで精算を伴うものであるとの答弁がありました。 また、委員から、民生費の国県支出金返納金434万9,000円は、精算に伴うものかとただされ、理事者から、そのとおりとの答弁がありました。 委員から、総括質疑後期高齢者医療制度になると、今までの老人保健制度が崩れるのではないかについてただされ、理事者から、老人医療費の増大が続く中、拠出金が増大し、現行のままでは老人保健制度そのものが崩壊する状況になっている。今回の改正は、75歳以上を独立した医療制度とすることで拠出金を出す側の現役世代との負担を公平明確化し、国民皆保険制度の安定を図るものであるとの答弁がありました。 ここで質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けた後、多数決の結果、賛成多数で、議第55号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第58号平成18年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、土地購入費1億7,920万円の単価と鑑定についてただされ、理事者から、鑑定をとった結果、平米単価は6万3,000円としたとの答弁がありました。 委員から、この金額で旭ケ丘保育所用地を買収するのかとただされ、理事者から、鑑定価格をもって予算計上しているが、財政事情が厳しい中、少しでも安い価格で交渉していきたいとの答弁がありました。 委員から、旭ケ丘土地区画整理組合は、これまで保育所がすぐにでも設置されるような条件を提示し、販売をしてきたが、結局いつまでたってもできなかった。旭ケ丘幼稚園香芝北中学校用地取得には、組合事業負担軽減などいろいろな理由があったと思うが、価格的には当時の相場であったかは別にして、かなり市のお金も投入している。銀行団が保留地を担保に資金を貸し付けていた影響もあり、住民は大きな苦痛を味わった。法的な手続の上であれば構わないが、償還方法の設定も行わずにじゃぶじゃぶお金を貸していたという経緯もある。旭ケ丘の住民にとって、一日も早く保育所が欲しいというのは本音であるが、税金の中から土地を買うとなれば、これ1点だけの問題ではない。銀行が住民をどんどん呼び込んだ結果、このような事態になってきたのに、なおかつこの土地に高い評価をするのはおかしい。銀行との価格交渉は厳しくシビアにやっていただきたいとの要望がありました。 委員から、財政難の中、この土地を買って保育所をすぐに建てる力があればよいが、組合が解散するために買わないと仕方ないという話を聞いている。平成19年3月に解散するということで、その後の処理や賦課金の問題を全部市が引き継ぎ、財産を差し押さえてでも取り立てていかなければならないという厳しい条件だけが残ってくる土地である。借金で購入したこの土地に保育所が建てられるのかとただされ、理事者から、この土地は当初から組合との事業計画の中で保育所用地として確保していただくことで今日に至っている。組合の保留地自体が12月中に全部売却されるという状況であり、市としても、保留地処分状況を見ながら最終年度で取得をするものである。過去何回か予算措置をした中、今日まで見送ってきたが、期限が出されたことから取得に至ったものである。旭ケ丘の状況を見れば、平成21年か22年ごろには保育所が必要になる。今後、保育所の建設についてはいろいろな手法が考えられるので、検討していきたいとの答弁がありました。 委員から、この土地の使い道がなくなり、競売にかけるというような心配はないのかとただされ、理事者から、今の状況では、あくまで旭ケ丘地区内で保育所の開園が必要であると認識している。公設公営は現状ではそぐわないと認識しているので、今後、民営等も含めて、あくまで保育所用地として活用を図っていきたいとの答弁がありました。 委員から、過去の約束というか、香芝市が買い損ねてきたということがあって、組合が解散しなければいけない中で、無理やり買わされるという状況のように思う。組合も困っており、銀行も担保にとってしまっている状況で、そのような土地については、市も行政としてどうしても処理をしなくてはならないということになれば、単価面でもう一度交渉をし直して、市民が納得いくような値段にしていただきたいとの要望がありました。 委員から、なぜこれまで保育所の建設を遅らせてきたのかとただされ、理事者から、保育所は香芝市全域を1区とみなしており、これまで若葉保育所に20人、公立保育所で約50人、民間に70人ほど入所されている状況である。これまでも、乳幼児数の推移を見守ってきたが、今まではその必要がなかったとの答弁がありました。 委員から、旭ケ丘地区内では、今後かなりの出生数が見込まれるので、保育所を早急に建ててもらいたいとの要望がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第58号については当委員会として可決いたしました。 以上で当委員会に付託を受けました案件についての審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員各位補足説明をどうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(角田博文君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 議第51号について委員長報告のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、議第51号については原案のとおり可決いたします。 続きまして、議第52号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 議第52号香芝税条例等の一部を改正することについて、反対いたします。 行革で使用料値上げが出ていますが、また市営住宅、これまで督促料を取っていませんでしたが、徴収されるようになっております。生活が苦しく、税金や国保、介護保険料など払えない人にも、督促料が値上げされます。窓口に来た方には取らないケースもあるようだが、支払えない人には所得の低い人が多いことでございます。所得の低い人に負担をかけるべきではないと思いますので、反対いたします。議第52号には反対いたします。 ○議長(角田博文君) 賛成討論をお受けします。 川田裕君。 ◆2番(川田裕君) 議第52号香芝税条例等の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論を行わせていただきます。 本案は、市税、税外収入金、国民健康保険料、道路占用料、市営住宅の滞納者に対する督促手数料の見直しを行うものであります。督促手数料が発生するということは、本来の納税納入義務者が督促という行為に対する原因をつくったものであり、それに係る費用について市民全体で負担するものではなく、その当事者が負担していくということは当然のことであります。したがいまして、議第52号につきましては賛成するものでございますので、議員各位のご賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕
    ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 賛成多数と認め、議第52号については原案のとおり可決いたします。 続きまして、議第54号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 議第54号香芝消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正して規約にすることについて、反対いたします。 条例から規約になれば、ほとんど国が決めたとおりにはすると思いますが、市民の命と財産を守る消防団のけがや障害の等級など補償の金額を決めることは、議会にかけずにすることは、議会軽視にもつながるので反対いたします。 ○議長(角田博文君) 賛成討論をお受けします。 川田裕君。 ◆2番(川田裕君) 議第54号、本案について賛成の立場から討論をさせていただきます。 本案は、消防団員の公務災害による障害補償年金を支給する場合の障害の程度等の基準について、労働者災害補償保険法施行規則の例に倣って、地方公務員においても、法律から省令に移行され、消防団員についても条例から規則に移行されたものであって、内容等に何ら変更を加えるものではございません。変更の目的は、基本となる労災側の省令が変更されても、条例改正を伴う消防団員には改正がおくれて適用できないという事態をなくすための処置であります。また、消防賞じゅつ金条例についても、賞じゅつ金を受ける遺族の順位を国の規定に倣って明確化したものであり、いずれも消防団員及びその家族等の待遇を考えたものであることから、本案に賛成するものであります。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(角田博文君) どうもご苦労さんでございます。 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) どうも。 賛成多数と認め、議第54号については原案のとおり可決いたします。 続きまして、議第55号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算について、反対いたします。 この補正予算では、奈良県後期高齢者医療広域連合設立準備負担金に150万7,000円が補正されておりますが、この補正は、後期高齢者医療広域連合をつくり、平成20年4月より、後期高齢者医療制度で75歳以上高齢者だけの医療制度をつくり、75歳以上の高齢者全員から保険料を取ること、また息子や孫の社会保険や共済の扶養家族の人には、保険料が74歳まで要らないが、75歳から保険料を払わなければならなくなり、不公平も出てきます。国保の人は保険料を払っていると答弁されましたが、本来、高齢化になると全員を無料にすべきでございます。しかるに、年金から保険料が引かれ、保険料の滞納者から保険証の取り上げも出てきます。医療費が上がると、県と保険者に医療費抑制を迫り、保険料引き上げなど出てきます。また、生活習慣病対策の強化、健診や健康指導の義務づけで新たな費用負担が出てまいります。そして、高齢者に負担は大きくなると言われております。 後期高齢者医療連合の議員は20名しかいません。奈良県には39市町村がございます。39市町村の実情が反映しにくいものでございます。 奈良県後期高齢者医療広域連合設立には、このような大きな問題もございます。地方自治体の第1の責務は住民の暮らし、福祉、安全を守ることでございます。以上、その点で議第55号に反対いたします。 ○議長(角田博文君) 賛成討論をお受けします。 川田裕君。 ◆2番(川田裕君) 議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について賛成の立場から討論をいたします。 今回の補正は3,636万4,000円の増額補正し、歳入歳出総額を199億7,636万4,000円とする補正予算が提出されております。 その内容は、老人保健特別会計繰出金の増額を初め、奈良県後期高齢者広域連合の設立に伴う費用負担や子育て支援施設の設計などに対する増額補正であり、これは市民生活に深くかかわるものや法に基づく医療制度の運営に係る補正内容となっております。 また、後期高齢者制度設立につきましては、現役世代高齢者の保険料を支えていこうという新しい試みであり、現在の老人保健制度は崩壊に近づいているというものをかんがみ、設けられた制度であると認識しております。 よって、議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)につきまして、賛成するものであります。議員諸公賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(角田博文君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) 賛成多数と認め、議第55号については原案のとおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第58号について、委員長報告のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようですので、議第58号については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 民生文教委員長報告 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、民生文教委員会に付託し、ご審議を願っております議第56号、議第57号、議第59号を議題とし、民生文教委員長から報告を求めます。 細井委員長。 ◆民生文教委員長(細井宏純君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、民生文教委員会を代表いたしましてご報告させていただきます。 当委員会は、去る12月6日定例議会におきまして付託を受けました議第56号、議第57号、議第59号について、12月12日に委員全員出席のもと開会いたしましたので、その審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。 まず、議第56号平成18年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、医療費が値上がりし、それにより予算額にかなり出た部分があるのかとただされ、理事者から、平成14年度の改正によって、当初70歳であったのが75歳に1年ずつ延長になって、平成19年度までは毎年約200人ずつ減っている状況であった。医療費もそれに応じて減ると当初予算を策定したが、医療費は減らず、補正したとの答弁がありました。 さらに、委員から、当初予算として41億6,154万9,000円の予算を組まれたが、医療費などの高騰により、補正を組まなければならないということかとただされ、理事者から、そのとおりですと答弁がありました。 委員から、ことしの老人医療を受けた人数とその最高額についてただされ、理事者から、件数は昨年1年間で約15万件ある。額は600万円から800万円が最高で、心臓病の方が最高になる場合が多いとの答弁がありました。 さらに、委員から、市内で受けられている医療機関の割合についてただされ、理事者から、割合は把握していないと答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決により、議第56号については当委員会として原案のとおり可決しました。 次に、議第57号平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、介護システムの改修委託料として294万円が必要となるのかとただされ、理事者から委託業者と十分協議した上で見積書の提出があるとの答弁がありました。 委員から、総括質疑、答弁にあったが、保険料徴収方法の見直しに伴うシステムの改修で、特別徴収の回数をふやすことにより、被保険者の的確な把握、保険料徴収の向上、被保険者の利便性の向上につながるものか、疑問に思うとただされ、理事者から、このシステムの改修は、社会保険庁から送られてくる状況に合わせ、情報の把握を適時行うことにより、保険料の早期徴収、納付義務者の利便性の向上につながるものと考えると答弁がありました。 委員から、介護保険制度の改正等についての利用者への制度の周知方法と利用者の相談方法についてただされ、理事者から、制度の周知方法については、広報のほか、地元での出前講座等あらゆる機会で説明している。相談については、18年度の制度改正により地域包括支援センターを設置し、総合相談事業として体制をとっている。専門職も介護福祉課に在籍し、対応していて、改めて市民へ周知を進めると答弁がありました。 これに対し、委員から、出前講座を中心として、幅広い世代に周知をお願いしたい。介護保険制度に限らず、行政全般についての出前講座の拡充をお願いすると要望がありました。 委員から、香芝市で介護保険を受けられている人数についてただされ、理事者から、1,761人が認定を受けているとの答弁がありました。 さらに、委員から、香芝市内に介護サービスを行う業者件数についてただされ、理事者から、34社であるとの答弁がありました。 さらに、委員から、市内、市外の業者の取り扱う金額割合についてただされ、理事者から、金額割合はわからないとの答弁がありました。 委員から、市内の業者を使うことにより、利便性等サービスが向上すると考えるので、データ収集し、参考にされたいと要望がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対討論賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数と認め、議第57号については当委員会として可決いたしました。 次に、議第59号奈良県後期高齢者医療広域連合の設立についてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、総括質疑にもあったが、連合議員の具体的な選出方法等と選出されない団員の意見はどのように反映されていくのかについてただされ、理事者から、後期高齢者広域連合の議会は、医療制度に関する議案等を審議することとなる場で、効率的な運営を図る目的で人数を絞っていて、20人の基準は多くの府県で市町村数の半分に絞っているところが多い。市町村の意見の反映ということについては、議員は特定の市町村の意見を述べるのではなく、後期高齢者制度全体についての意見を述べていただくということから、候補者の推薦に関しても、代表される市議会議長会等からの推薦となっているとの答弁がありました。 さらに、委員から、議員の任期についてただされ、理事者から、選挙の機会をできるだけ減らし、長い期間お願いすることとしていて、市町村議員の任期としたとの答弁がありました。 さらに、委員から、香芝市から選出された場合、その方の任期はいつからいつまでかとただされ、理事者から、議員が選ばれると4年後の任期までとなると答弁がありました。 さらに、委員から、4年ということで理解するがとただされ、理事者から、4年とは次の任期が21年3月までで最長4年となるとの答弁がありました。 委員から、前期高齢者は、70歳から74歳まで、後期は75歳と理解するがとただされ、理事者から、現在は前期高齢者は70歳から74歳まで、平成20年4月からは前期高齢者は65歳以上で後期高齢者は75歳以上となるとの答弁がありました。 さらに、委員から、75歳以上を対象とする広域連合が実際県下39市町村が足並みそろえてうまくいくのか、疑問である。特に、国では医療費そのものを総額的に引き上げていて、果たしてうまくいくのか疑問視するがとただされ、理事者から、県内全市町村で広域化し、財政の安定を図り、老人医療費の増大に備えていく趣旨で設立されたものであると答弁がありました。 さらに、委員から、保険料そのものも決まっていない。また、従来分担金と言われた部分が支援金となり、支援金についても決まっていないのかとただされ、理事者から、支援金は、全国統一単価が決まっていないので、額については未定であるとの答弁がありました。 さらに、委員から、それぞれの府県段階によって金額的にばらつきが出る可能性があるということかとただされ、理事者から、市町村の人数によるばらつきが出る。人数が同じであれば支援金も同じ額となるとの答弁がありました。 委員から、被保険者の資格管理に関する申請及び届け出の受け付けについては、香芝市を通じて広域連合に申請することとなるのかとただされ、理事者から、例えば75歳になった場合の受け付けというのは、市町村の事務として残るとの答弁がありました。 さらに、委員から、適用者について香芝市で適切に指導、援助すると理解するがとただされ、理事者から、そのとおりであると答弁がありました。 委員から、総括質疑で、現役世代と高齢世代の負担割合について明確化できるのか、財政運営の責任の明確化ができるのか、財政破綻をする市町村があればどうなるのか、広域連合への意見参画ができるのか、後期高齢者医療保険制度ではなく、なぜ医療制度としたのかとただされ、理事者から、現役世代高齢者世代の負担の明確化は、高齢者の保険料が1割、現役世代の支援金が4割、公費が5割と明確化されている。財政運営の責任は、広域連合が担う。財政破綻の件に関しては、法律で拠出金を出すことが義務づけられ、財源は確保できるものと考える。運営参画は、県において保険者協議会が設置されていて、医療費の適正化などについて広域連合との間で意見交換する機会がある。ただ、一般被保険者の意見反映の場は今後の検討課題である。後期高齢者医療制度で保険がつかないのは、財源が、公費や国保、社保からの拠出金が9割であるので、保険という名称は用いないと答弁がありました。 委員から、本市の人事組織は今後どのようになるのか、また支援金のシミュレートはしているのかとただされ、理事者から、本市から広域連合に、事務処理のため、職員を19年4月より派遣する予定となっている。支援金のシミュレーションはしていないとの答弁がありました。 委員から、市町村が実施する健康プランを今後どのように生かしていくのか、未就労者の負担能力による所得調整問題をどのようにするのか、後期高齢者の応益負担問題についてただされ、理事者から、市町村が実施する健康プランは、人間ドック、国保ヘルスアップ、エイズ予防などの各種の健康教室などを実施し、医療の削減に取り組んでいく。支援金の未就労者問題は、国民全体で支え合う考えであるので、各保険者ごとのゼロ歳からの加入者に応じ、算定することとなっている。後期高齢者の応益負担割合は五分五分ぐらいになると聞いているとの答弁がありました。 委員から、議員の定数で、20人のうち市が6人、町村が4人となっているが、市全体を含めて整合性があるのかとただされ、理事者から、市と町村の議員数は、種々の構成割合を総合的に勘案したと答弁がありました。 委員から、議員の任期については、各自治体の議員の任期に連動しているのか、最長4年が途中でもかわれるのかとただされ、理事者から、最初は、20人が選ばれるが、その後はそれぞれ議員の任期が違うので、欠員が生じたときは、議長会等からの推薦で選出となり、残りの議員の任期となると考えるとの答弁がありました。 委員から、一たん決められた市の議員はずっと持つこととなるのかとただされ、理事者から、香芝市の議員が選ばれたとすると、21年3月までが任期で、そこで任期が終わる。その後は、議長会からの推薦となり、それが大和高田市の議員となるかどうかわからないが、その方の任期となるとの答弁がありました。 委員から、広域連合の発足の時期とそのスケジュール、議員選出の時期についてただされ、理事者から、設立の時期は3月初旬までには決めていかなければならないと考える。議員の選出は、統一地方選挙の関係で検討課題であるとの答弁がありました。 委員から、広域連合に1人派遣され、業務を行う職員が減るのに対して、補充でよいのかとただされ、理事者から、人員の配置については、市民サービスの低下にならないように努めると答弁がありました。 さらに、委員から、業務内容は今と変わらないので、収納率等を考えると、増員が必要ではないのか、欠員に対して拡充要望がありました。 また、委員から、出向する職員に、給料、処遇、待遇の不公平が発生しないのかとただされ、理事者から、職員の待遇については、今後広域連合と人事当局との協議となると答弁がありました。 委員から、出向者の不利益等にならないように十分配慮願いたいと要望がありました。 委員から、総括質疑で、75歳になれば、それまで保険料が必要でなかったものが必要になってくる。低所得者に対する対策があるのか。介護保険と同じように、年金から強制的に保険料が引かれるのか。20人の議員数について、増員できないのかとただされ、理事者から、低所得者対策は国保と同じく、7割、5割、2割軽減等が予定されている。年金からの徴収については年額18万円以上を受給されている方を対象とする予定で、介護保険と合わせた保険料の額が2分の1を超える場合においては、保険料を天引きしない予定となっている。議員の増員は、規約の改正で可能であると答弁がありました。 委員から、広域連合で地域の医療や暮らしが守られると思うかとただされ、理事者から、広域連合で負担を明確化し、今後の老人医療費の増大に備えるのが趣旨であるとの答弁がありました。 委員から、現行の制度から広域連合に移るが、各自治体及び被保険者側のメリット、デメリットについてただされ、理事者から、1市町村だけでは、財政的に不安定な状況になっていて、これを広域化することによって国保も財政の安定を図れるものと考える。75歳以上の方がすべて医療費を負担することとなり、現行の国保の加入者が保険料を支払っているが、社会保険や共済の被扶養者の方は保険料を払っていない状況であるので、一般の被保険者から見た場合にも負担の公平化が図れると考えるとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対討論賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数と認め、議第59号につきましては当委員会として可決いたしました。 以上で民生文教委員会に付託を受けました案件の審査の経過と結果について私の報告を終わりますが、報告漏れ等がございましたら、所属委員各位補足説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 議第56号について、委員長報告のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、議第56号については原案のとおり可決いたします。 続きまして、議第57号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) それでは、議第57号平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、反対いたします。 この補正予算により、被保険者の的確な把握、保険料徴収の向上、被保険者の利便性の向上につながるというふうに言われておるわけでありますけれども、システムを改修することにより、介護保険料の引き上げも予想されます。介護保険制度を利用しやすいように、利用者をもっとふやしていく、そして介護保険料を引き下げていくことが今強く求められておるというふうに考えるわけであります。また、今回の補正の負担は、国、県が半分、市負担が半分でありますが、システムを改修するのであれば、国や県の負担をもっとふやすべきであると、このように考えるところであります。したがいまして、この補正予算(第2号)には同意できません。よって、議第57号には反対であります。 終わります。 ○議長(角田博文君) 続きまして、賛成討論をお受けします。 中村良路君。 ◆5番(中村良路君) それでは、議第57号平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今回の補正は、介護保険法等が一部改正されたことによる特別徴収対象者の捕捉回数の複数化等に伴う介護保険システム改修であり、その費用の2分の1は国保補助ということでございます。また、捕捉回数の複数化により、年金を受給している高齢者にとっては介護保険料の支払いのための金融機関等に出向く手間も省け、利便性など、また必要な収納率の向上にもつながるものでございます。よって、本案につきましては、賛成といたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(角田博文君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) 賛成多数と認め、議第57号については原案のとおり可決いたします。 続きまして、議第59号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) それでは、議第59号奈良県後期高齢者医療広域連合の設立について、反対討論を行います。 75歳以上になると、子供や孫から見放され、後期高齢者医療広域連合に入らなければならなくなり、まさに高齢者にとって寂しい限りであり、現代版うば捨て山と言わざるを得ません。保険料は未定、拠出金が支援金に変わるが、この金額も未定と言われております。はっきりしているのは、医療費総額が引き上がれば、今後はどんどん引き上がる仕組みになっており、新たな費用負担増となり、果たして後期高齢者医療の広域連合をつくっていかなければならないのか、疑問に思うところであります。今、求められているのは、地域の被保険者の医療や暮らしをどう守っていくのかが問われており、そのことがはっきりしていません。また、75歳以上の高齢者で高額所得者の保険料は、大幅に下がるので、格差が一段とひどくなる、このように言われておるわけであります。県下に39の市町村がありますが、20人の議員しかいない。これではそれぞれの地域の実情が十分反映されないのではないかと、このように考えるわけであります。このような議第59号、問題点あるいは疑問点の多い議案でありますけれども、以上のような趣旨から、議第59号の広域連合の設立には反対いたします。 終わります。 ○議長(角田博文君) 賛成討論をお受けします。 中村良路君。 ◆5番(中村良路君) それでは、議第59号奈良県後期高齢者医療広域連合の設立につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 現在、高齢者の医療給付は、国、県、市と国保、社保などの拠出金による老人保健制度により行われていますが、これらの拠出金を出す側の現役世代の負担は、年々増加して、国保や健保組合など医療保険制度全体が崩壊の危機に立たされております。そのため、国におきまして、現行の老健制度を廃止し、世代間の負担割合を明確、公平にする制度といたしまして、75歳以上を対象とする後期高齢者医療制度を設立することが、去る6月の医療制度改革におきまして決定をいたしております。ただ、高齢者の所得格差が生じていることも、十分議論する余地があることを認識いたしながらの中で、後期高齢者医療制度の運営は、県内すべての市町村が参加する広域連合を設立して行うことが法で決められており、市は決議をしなければなりません。 以上の理由によりまして、私の賛成の討論といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 賛成多数と認め、議第59号については原案のとおり可決いたします。 ここで暫時休憩をいたします。 なお、休憩後1時半から開きたいと思いますので、よろしくお願いします。              午前11時14分 休憩              午後1時31分 再開 ○議長(角田博文君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 建設水道委員長報告 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、建設水道委員会に付託し、ご審議を願っております議第53号について建設水道委員長から報告を求めます。 下田委員長。 ◆建設水道委員長(下田昭君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、建設水道委員会を代表いたしましてご報告させていただきます。 当委員会は、去る12月6日、定例議会におきまして付託を受けました議第53号について、12月14日に委員全員出席のもと開会いたしましたので、その審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。 議第53号香芝下水道条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、維持管理費と資本費に対して、使用料収入で賄うことで理解するが、予算で該当するものについてただされ、理事者から、維持管理費では、使用料徴収業務等に要する委託料、汚水の浄化に要する流域下水道維持管理負担金、消耗品等需用費、事務用機器借り上げや下水道台帳のリース料の使用料及び賃借料などが該当する。資本費では、下水道整備に伴う起債の元利償還金が該当すると答弁がありました。 さらに、委員から、維持管理費で大きな金額についてただされ、理事者から、県に支払いを行っている流域下水道維持管理負担金であると答弁がありました。 さらに、委員から、長期間料金改定を全く行っていない状況で、受益者負担の原則から考えて、やむを得ない部分もあるが、今まで以上に多方面、十分な配慮を行って運営に努めていただきたいと要望され、関連して、上水道の会計が毎年赤字であるが、運営をどのように考えているか。また、未利用の水道用地の売却を含めた考え方についてただされ、理事者から、水道事業も財政的な見通しは厳しい状況である。未利用土地の売却については、時と場合によって視野に入れて考えていきたいと答弁がありました。 これに対し、委員から、すべての事業に対し、厳しい状況であるが、健全な運営をするために努力していただきたいと要望がありました。 委員から、今回の値上げによる増収額とこれからの下水道整備事業の整備方針についてただされ、理事者から、19年度で試算値約6,000万円の増収につながる。計画的な整備に加え、下水道への接続意識の高い地域もあわせて実施することにより、効果的な下水道の整備に努めたいと答弁がありました。 委員から、値上げの費用で効果的に事業を進めていただきたいと要望がありました。 委員から、処理に係るコスト単価についてただされ、理事者から、使用料の1立方メートル当たり95.5円になる。維持管理費は82.1円、資本費は201.5円になるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、資本費と維持管理費の単価の合計は283.6円となり、使用料95円を差し引いた金額が一般会計対応分と理解する。使用料単価が維持管理費にすべて充当されていて、95円のうち82円が維持管理費であるので、資本費に対しては何%充当しているかとただされ、理事者から、維持管理費は100%賄えているが、資本費については充足率約6.7%であるとの答弁がありました。 委員から、市としては、建設コスト、資本費に当たる部分の負担割合はどれぐらいが適当と考えるかとただされ、理事者から、維持管理費と資本費については、私費負担と考え、使用料で賄うということが原則とするが、維持管理費は100%充足させる。全国的に調査すると、資本費についてはおおむね50%を目安としていて、方向づけられていることが多いとの答弁がありました。 さらに、委員から、この時期に改定する考え方についてただされ、理事者から、一般会計からの負担が続くことが、受益者負担の観点から公平性に欠ける点があること、また県下各市や近隣の町の料金水準から見ると低料金の位置にあること、国においても適正な下水道料金の設定を強く打ち出していることを考慮し、急激な使用者の負担増とならないようにも考慮しながら、今回の改定をお願いしているとの答弁がありました。 委員から、昨年の決算で耐震診断の業務委託料があったが、調査結果を踏まえて、補修コストがふえると考えるが、その状況についてただされ、理事者から、耐震診断の調査結果については、今後補助金を受けながら地震対策を行いたい。また、30年以上経過した真美ヶ丘管内の調査を実施している。当時、ヒューム管で整備されていて、腐食が進んでいたり継ぎ目から木の根が入り込んで雨水の浸水等が発生している事例がある。下水道使用料の検討の中には、地震対策や真美ヶ丘地区の修繕等の費用についてはコスト計算には入れていないとの答弁がありました。 さらに、委員から、経営的な視点では、下水道の汚水は私費で、雨水は公費でだが、汚水は本当に私費で賄えるのかとただされ、理事者から、下水道については、使用の対象が特定され、受益者負担の原則に基づいて、使用料について負担を求めていくこととしている。なお、水質の改善等もあり、公費負担も必要と考えると答弁がありました。 委員から、値上げによる効果とあわせて、節減の努力はどのようにするかとただされ、理事者から、資本費については17年度では約6.7%の充足率となっている。この改定の効果で、平成19年度で資本費の充足率が約14.7%、平成20年度で約15.4%、平成21年度で約16.4%と、接続者の人数もふえることで徐々にふえてくると試算する。下水道の接続の増加は、収入につながり、水洗化率の向上は重要であると考える。17年度末、水洗化率は88.5%で、今後、水洗化率を維持するのではなく、長期に接続されていない家庭に対しての普及活動を職員で努めていきたいと考えると答弁がありました。 委員から、節減と値上げについての行革全体の考え方についてただされ、理事者から、国においても行財政改革を進めていき、大半の自治体が交付税の削減による大きな財源不足が生じてきた。都市経営市民会議で歳出の抑制を基本的に図り、経常経費のさらなる削減、普通建設事業の削減を行った中で限界もあり、歳入の使用料、手数料、受益者負担の提言をいただき、市民生活に直結するものは極力政策的に抑え、今般督促手数料と下水道料金の改正を19年度からお願いしたい。下水道の場合、資本費の参入率を考慮すれば、160円弱の金額となるが、県下と比べ、本市は接続時に受益者負担はない状況にあり、100円は極力抑えた改正案で、今後3年に一度の見直しを行いたいと答弁がありました。 これに対し、委員から、接続時の受益者負担はなく、抑えているということで理解する。行革も含め、慎重に行っていることを理解するとされました。 委員から、総括質疑から、今のこの時期になぜ下水道料金を改正されるのか、増収を図る意味についてただされ、理事者から、下水道は生活に欠かせないものである。市民生活の負担増加につながらないように、平成4年から14年間、料金の改正を行わず、据え置いていた。しかしながら、行財政改革の推進を図る中で、受益者負担の原則によって公平性を図ることとし、適正な料金設定を行うことを前提に、下水道使用料金の検討を行ってきた。料金改定の検討に当たっては、利用者の急激な負担増加にならないよう、県下各市、近隣の町の状況を踏まえて、1立方メートル85円を100円に改正をお願いしている。下水道料金の増収については、その分、一般会計からの繰出金の軽減につながっていて、受益者負担の公平性の適正化につなげたいと答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第53号については当委員会として可決いたしました。 以上で建設水道委員会に付託を受けました案件の審査の経過と結果について、私の報告を終わりますが、報告漏れ等がございましたら、所属委員各位補足説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 行政改革大綱で下水道料金を値上げするというふうなことも出てましたけれども、その下水道料金の値上げについてなんですけれども、行革を行うならば、工事費の入札改善も考えて、そして下水道料金の値上げを抑えることが必要だと思うんですけれども、その点、香芝の下水道工事の入札改善をどのようにされるのか、論議されたか、お聞きいたします。 ○議長(角田博文君) 下田委員長。 ◆建設水道委員長(下田昭君) そのような審議はしておりません。 ○議長(角田博文君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 議第53号について、委員長報告のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議あるようでございますので、議第53号について討論に入ります。 反対討論をお受けします。 反対討論はだれがされるんですか。 芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) 議第53号香芝下水道条例の一部を改正することに反対いたします。 下水道は人間が健全な生活を営んでいく上において欠くことのできないものであります。10月末現在の普及率が54.8%と言われていますが、枝線の面的整備ではそこまでいってないのが実情であります。世間では、景気が大きく順調に回復していると、このように言われておるわけでありますけれども、末端のところではまだまだ厳しい状況が続いているのが現実であります。今回のいわゆる値上げ案、改正案、これは下水道料金の引き上げ、公共料金の値上げであります。値上げ額がわずかな金額であっても、市民の負担は増大し、またあわせて下水道工事での入札を改善して、落札率そのものを減らしていけば、下水道料金を引き上げる必要もなくなってくる、このように思うわけであります。 以上のことから、この条例の一部を改正する案には同意できません。今回の下水道条例の一部を改正することに反対いたします。 終わります。 ○議長(角田博文君) 続きまして、賛成討論をお受けします。 中山武彦君。 ◆1番(中山武彦君) 議第53号香芝下水道条例の一部を改正することにつきまして、賛成の立場から討論をいたします。 平成17年度決算を見ますと、収入となります下水道使用料は、約3億3,100万円、支出に当たります下水道を運営するための下水道管理費は、維持管理費として約2億8,500万円、資本費として約6億9,900万円が必要であることから、使用料収入が不足している状況が見られます。これを1立方メートル当たりの処理原価に置き直しますと、比較しますと、香芝市は人口5万人以上の都市の平均と比べて58円もコストが高くついている計算になります。一方、使用料単価は40円安く設定されているところでございます。これにより、現在の香芝の使用量は、維持管理費を賄うのにやっとの水準となっております。香芝市が、これまで長期間にわたって使用料を低く抑えてきたことについては、コストを度外視したものと思われますが、市民の負担を抑え、各家庭が公共下水道への接続をすることを促進するというものであり、現在までに普及率が53.5%を超える結果となっております。下水道使用料が平成4年より来年5月までの間、15年間改定されていない中で、現在のコストを考えますと、今回の改定は一般会計繰出金の軽減にもつながるものであり、受益者負担の原則に基づくもので、必要性を認められるところです。しかしながら、適正な範囲の値上げというものが求められるところでございます。 公共料金の値上げということは、利用者に一定の負担を強いるものでございますが、これらの状況を踏まえまして、利用者への急激な負担増にならないように配慮しながら、他の市や町の料金状況も考慮した中で、今回の提案がなされたものと考えております。しかしながら、厳しい財政状況でも、まず値上げありきでは市民が納得できないと、こう思われますので、今後は、市トータルとして支出面での節約、効率的な行政運営に一層努力されることを求めるものでございます。 市民に過度の負担にならない範囲で、今後とも、適正な下水道の運営、公共下水道の着実な整備を図られることを期待いたしまして、以上により議第53号香芝下水道条例の一部を改正することにつきまして、賛成するものでございます。議員諸公の皆様のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(角田博文君) ありがとうございます。 賛成多数と認め、議第53号については原案のとおり可決いたします。 以上で本会議に付託されました案件の審議は全部終了いたしました。 これをもちまして平成18年第5回定例香芝市議会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る12月6日から本日19日の14日間の会期にわたりまして、議員各位には、本会議、そして一般質問、さらに委員会等におきまして、慎重にご審議を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。 また、理事者の皆様方におかれましても、会期中におきます議員各位の意見及び要望等につきまして、十分尊重されまして、香芝市政運営のために格段のご努力をいただきますようお願いを申し上げまして、閉会に当たりまして私のあいさつといたします。 理事者、あいさつ。 先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。 議員各位には、去る12月6日から本日までの14日間の長きにわたりまして、私の方からご提案を申し上げました17議案につきまして慎重にご審議を賜りまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 また、提案いたしました全議案につきまして、原案可決あるいは承認をいただきまして、重ねてお礼を申し上げる次第でございます。 本会期中の一般質問や、委員会等の中で議員各位から賜りました貴重なご意見、またご提言につきましては、深く認識をいたしまして、これからの施策に反映させてまいりますとともに、すべてにおきまして厳しい環境下でございます。また、情勢下でございますけれども、常に英知を結集いたしまして、豊かさの実感できるまちづくり、そして元気のあるまちづくりに、職員一丸となって邁進する所存でございます。 ことしも余すところあと十日余りとなったわけでございまして、現在、18年度中の各予定をいたしております事業、さらには事務の執行に努めておりますが、これらの貫徹に向けましてさらに心を引き締めながら取り組んでまいる考えでございます。 なお、年の瀬も押し迫ってまいりました。本日が、年内におきまして議員の皆さん方とお会いする機会が最後であろうかと存じます。ことし一年間、議員各位におきましては、市政の推進を初め各方面にわたりましてお力添え、ご協力、ご指導を賜ってまいりまして、おかげをもちまして無事過ごすことができましたこと、重ねて心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 どうか、来年も、本年に増しまして、お力添え、ご協力、またご指導賜りますことを切にお願いを申し上げまして、平成18年12月定例市議会の閉会に当たりましての議員の皆さん方へのお礼の言葉といたします。本当に長期間ありがとうございました。 ○議長(角田博文君) どうもありがとうございました。                              閉会 午後1時55分 以上、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証し、署名する。                   平成18年12月19日                   香 芝 市 議 会     議  長      角 田 博 文     副 議 長      竹 下 正 志     署名議員      黒 松 康 至     署名議員      長谷川   翠     署名議員      藤 本 みや子...