香芝市議会 > 2006-12-06 >
12月06日-01号

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  1. 香芝市議会 2006-12-06
    12月06日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成18年第5回12月定例会          平成18年第5回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成18年12月6日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員 (19名)    1番 中 山 武 彦 君          2番 川 田   裕 君    3番 奥 山 隆 俊 君          4番 森 井 常 夫 君    5番 中 村 良 路 君          6番 関   義 秀 君    7番 下 田   昭 君          8番 小 西 高 吉 君    9番 細 井 宏 純 君          10番 西 浦 秋 男 君    11番 河 杉 博 之 君          12番 北 川 重 信 君    13番 芦 高 省 五 君          14番 竹 下 正 志 君    15番 黒 松 康 至 君          17番 長谷川   翠 君    18番 角 田 博 文 君          19番 藤 本 みや子 君    20番 高 谷   廣 君4 欠席議員 (1名)    16番 中 川 廣 美 君5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     梅 田 善 久   収入役    奥 山 誠 次       教育長    山 田 勝 治   企画調整部長 山 田 順 久       総務部長   大 村   弘   市民生活部長 小 林 域 二       保健福祉部長 奥 野 喜 弘   都市整備部長 野 村 日出夫       産業建設部長 吉 田 博 昭   教育委員会事務局長            水道局長   福 田 芳 光          住 谷 日出隆6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 和 田 善 雄                          〃  書記 東 谷 静 一7 会議の事件は、次のとおりである。   議第51号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正することについて   議第52号 香芝市税条例等の一部を改正することについて   議第53号 香芝市下水道条例の一部を改正することについて   議第54号 香芝市消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて   議第55号 平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について   議第56号 平成18年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)について   議第57号 平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議第58号 平成18年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について   議第59号 奈良県後期高齢者医療広域連合の設立について   議第60号 奈良県市町村会館管理組合規約の一部を変更することについて   議第61号 葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについて   議第62号 奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについて   議第63号 香芝・王寺環境施設組合規約の一部を変更することについて   議第64号 奈良広域水質検査センター組合規約の一部を変更することについて   議第65号 香芝・広陵消防組合規約の一部を変更することについて   諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   諮第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    15番 黒 松 康 至 君          17番 長谷川   翠 君    19番 藤 本 みや子 君                              開会 午前10時05分 ○議長(角田博文君) おはようございます。 本日第5回香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員諸公には大変ご多忙にもかかわりませず、出席をいただきまして本当にありがとうございます。 会期中の本会議を初め一般質問、各委員会を通じまして議会がスムーズに運営、進行できますようにお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのあいさつといたします。 なお、中川議員から欠席の報告をいただいております。 続きまして、市長から招集のあいさつをお受けします。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 皆さん改めましておはようございます。 ただいま議長からご案内ございましたように、本日平成18年第5回の12月定例市議会を招集をさせていただきましたところ、師走に入りまして議員各位には何かとお忙しい中でございますけれども、早朝よりご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 皆さん方もご承知のとおり、先般、現在の景気拡大は、戦後最長だったいざなぎ景気を超えたとの判断を事実上示されたわけでございますが、企業のその実績、また業績というものは改善に向かう方向にございますけれども、国民の所得、いわゆる賃金が伸び悩むなど、景気拡大というものは一般家計には十分に波及はされておらず、実感なき最長景気とも言われておるわけでございます。 また、我々地方自治体の財政状況も、社会保障関係経費の増大や、高い水準で推移をいたします公債費などに伴いまして財政の硬直化が進行していることに加えまして、国の財政再建の名のもとで、各分野にわたりまして一方的な改革路線が推し進められてまいりました。こうした中で、三位一体の改革の影響により地方交付税等が大幅に減少してきたとこでございまして、依然として大変厳しい状況にございます。 来年度の予算編成に現在取り組んでおるとこでございますが、危機的な状況に直面していることを十分に認識をいたしまして、行政改革大綱実施計画に基づきました歳出削減を図りながら、事務事業全般にわたります効果性、そして必要性、そして後年度の財政負担等をさらに精査する中で、抜本的施策の事業の効率化、さらにはより厳しい選択と集中に取り組みまして、常に活力を失うことなく前向きにこれからの香芝の発展を願って、より一層の創意工夫と努力を重ねてまいりたいと、このように考えておるとこでございます。 どうか皆さん方には、厳しい環境下ではございますけれども、これからの香芝のふさわしい、また活力のある、魅力のあるまちづくりのために絶大なるご支援とご協力を心から幾重にもお願いを申し上げる次第でございます。 なお、本定例会におきましては、条例等の一部改正、一般会計特別会計補正予算、規約の一部変更、人権擁護委員の推薦などの17件の議案につきまして、本日より14日間にわたりましてご審議をお願いするわけでございますが、いずれも慎重ご審議を賜りまして、原案可決あるいは承認賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつと、そして議員皆さんへのお願いの言葉といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第5回香芝定例市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(角田博文君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいて異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、15番黒松康至君、17番長谷川翠君、19番藤本みや子君にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程等についてご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 はい、関委員長。 ◆議会運営委員長(関義秀君) おはようございます。 それでは、委員長報告させていただく前に、9月定例議会以降の議会運営委員会の報告をさせていただきます。 まず、10月30日、議会運営委員会を持ちました。視察研修の中止に伴うキャンセル料については、協議いたしまして、個人負担とすることに決まりました。 次に、11月22日、12月定例会を控えまして委員会を開催いたしました。冒頭に、11月10日に提出されました中川議会運営委員長委員長職の辞任に伴う委員長の互選が行われまして、私が議会運営委員長に就任させていただき、副委員長には中山委員に決まりました。また、今年度の全体研修につきましては、取りやめることに決まりました。 続きまして、本日の開会前に議会運営委員会を開催いたしまして、まず会期につきましては、本日12月6日から12月19日までの14日間の予定でございます。また、本日6日の本会議、7日、8日が一般質問、9日と10日が休会、11日が総務財政委員会、12日民生文教委員会、13日を休会として、14日が建設水道委員会、15日から18日までは議案整理並びに報告事務に伴う休会といたしまして、19日が最終日の本会議という日程でございます。 続きまして、本日の日程でございますが、会議録署名議員の後、日程2として会期、議事日程についての報告、日程3として議長諸報告、日程4として都市計画特別委員長報告、日程5としてスポーツ公園建設特別委員長報告、日程6として市長行政報告、日程7として議案一括上程、そして日程8の議第60号から日程13の議第65号につきましては同趣旨の組合規約の一部を変更する議案でございますので一括議題として取り扱いたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。次に、日程14として諮第2号、日程15として諮第3号、日程16として提案理由説明、日程17として総括質疑、日程18として委員会付託、日程19として決議第1号でございます。 次に、提出議案の委員会付託でございますが、総務財政委員会には議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号、民生文教委員会には議第56号、議第57号、議第59号、建設水道委員会には議第53号をそれぞれ付託することにいたしました。 次に、一般質問の順位でございますが、議席順ということでお願いいたします。 そして、始まる前の議会運営委員会の中で、議会だよりの中に一般質問の質問者を入れるということが決まりました。そして、載せる時期については再度、もう一度協議させていただくということで、よろしくお願いしたいと思います。 そして、委員会の議事録を掲示するかということにつきましては、全体協議会を開いて再度、載せるということの方向は決まっておりますが、内容につきましては再度全体協議会を開かせていただきましてまた審議していただくということで、よろしくお願いしたいと思います。 それと、お手元にあります陳情書が一部出ておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、19番目の決議第1号が出ておりますので、それも審議よろしくお願いしたいと思います。 それでは、委員長報告をこれで終わらさせていただきます。 ○議長(角田博文君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 はい、西浦秋男君。 ◆10番(西浦秋男君) ちょっと今委員長報告の中で、委員長がかわられた話は聞いたんですけども、委員長は副委員長でしたので、今度新たに副委員長がだれになられたかということは……。 ○議長(角田博文君) 言うてはりました。 ◆10番(西浦秋男君) えっ、言いはった。あっ、申しわけない。私の聞き漏れです。 それともう一点、総括質疑とかの話も出たんですか。 ○議長(角田博文君) 17番で……。 ◆10番(西浦秋男君) 17番。出ました。 ○議長(角田博文君) いや、出たと思いますけど。 ◆10番(西浦秋男君) それちょっと出なかったように思うたんで、私もそれも飛ばしてる可能性あります。失礼しました。 ○議長(角田博文君) はい、関委員長。 ◆議会運営委員長(関義秀君) 今、西浦議員さんがおっしゃいますように、総括質疑も今の委員長報告の中で報告させていただきました。
    ○議長(角田博文君) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日6日から19日までの14日間といたしたいと思いますが、これに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり本定例会の会期は12月6日本日より12月19日までの14日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程のとおりで異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。 なお、日程8の議第60号から日程13の議第65号につきましては、同趣旨の組合規約の一部を変更する議案でございますので、一括議題といたしたいと思いますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(角田博文君) 続きまして、諸般の報告をいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配付しておきましたからご了承願います。 次に、議員の派遣でございますが、香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、10月17日、18日開催の奈良県市議会議長会県外視察に、11月15日開催の奈良県市議会議長会に竹下正志君を派遣いたしましたので、報告いたします。 次に、先ほどの議会運営委員長報告の中にもありましたように、閉会中に開催されました議会運営委員会におきまして中川委員長委員長職辞任に伴う委員長の互選が行われまして、新たに委員長として関義秀君が選任され、また副委員長には中山武彦君が選任されましたので、報告をいたします。 次に、中和幹線の整備促進を図る必要から、香芝市議会として県知事を初め関係機関に要望いたしたく、11月22日の議会運営委員会にお諮りして、12月5日に竹下副議長とともに要望書を提出しましたので、報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 都市計画特別委員長報告 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、都市計画特別委員長から報告を求めます。 はい、西浦委員長。 ◆都市計画特別委員長西浦秋男君) 先ほどは失礼しました。 それでは、ただいま議長の許可をいただきましたので、都市計画特別委員会の審査の経過と内容について、委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 当委員会は、去る11月28日に大和都市計画道路奈良西幹線の変更と生産緑地地区の変更についてを案件とし、全員出席のもと開会いたしました。 理事者からの報告を求め、都市計画課長より、来年1月中旬に都市計画審議会に付議する予定の大和都市計画道路奈良西幹線都市計画変更と、この奈良西幹線都市計画変更に伴う尼寺関屋線志都美駅前線、高小森線の都市計画変更、そして生産緑地地区の変更案について参考資料をもとに説明がありました。 まず、都市計画道路奈良西幹線は、起点を王寺町王寺一丁目、終点を香芝市北今市五丁目とし、王寺町及び香芝市を南北に縦断する標準幅員18メートル、2車線の幹線道路で、大半の区間が国道168号線と重複しており、国道25号、西名阪自動車道、中和幹線等東西交通軸と接続することから、大和平野地域のみならず大阪府域との連携、交流機能を強化する上で重要な役割を担っており、変更理由として、昭和40年の都市計画決定後、王寺町と香芝市において市街化区域の編入や用途地域の変更、また周辺の市街地再開発事業の整備、土地区画整理事業等が進むことにより沿道サービス施設の増大や土地利用状況が大きく変化してきており、これらの変化に伴い周辺の交通流動が変わり、現在事業中の中和幹線の供用により、今後さらに奈良西幹線交通量増加が見込まれることから、現在の18メートル、2車線から25メートル、4車線に変更するものであるとのことでした。 参考資料によりますと、奈良県決定の奈良西幹線は変更前、変更後の数値を示しており、区域延長は5,740メートルを5,380メートルに、車線の数を2車線から4車線に、標準幅員18メートルから25メートルに、そして平面交差9を10カ所に変更してありました。 次に、香芝市決定の都市計画道路の変更でありますが、奈良西幹線の変更に伴い、隅切り部分奈良西幹線に含まれることになり、尼寺関屋線の延長3,960メートルが3,950メートルに、志都美駅前線の延長80メートルが70メートルに、高小森線の延長1,890メートルが1,870メートルにそれぞれ短くなるための変更でありました。奈良西幹線変更区画図と標準断面を示してあり、今回の変更区間は、香芝市北今市交差点から王寺町本町一丁目交差点までの約4.6キロメートルになっており、標準断面は歩道3メートル、植樹帯1.5メートル、路肩0.5メートル、車道6.5メートルの両側と中央帯2メートルの標準幅員25メートルとなっておりました。 続いて、3ページと4ページには香芝市域の変更区画を4分割し、現在の都市計画を黄色で示し、変更後の都市計画は赤色で示しており、また市決定の都市計画の変更箇所を丸であらわしているとのことでした。 なお、この変更案の説明会は10月31日にふたかみ文化センターで開催し、約100名の出席をいただきましたとの説明でした。 次に、参考資料2の生産緑地地区の変更案について説明がありました。 資料1ページ目には、新旧対照表で変更前面積は約37.15ヘクタール、地区数は223カ所で、変更後の面積は37.13ヘクタール、地区数の変更はありませんでした。 次に、2ページ目は、現在の生産緑地、真美ヶ丘二丁目1-1、1-14、1-15、1-16で、真美ヶ丘区画整理事業地内にあり、周辺住環境等への影響上、営農環境が低下したことにより、営農環境の向上が図れる瓦口40-1、43-1に打ちかえるものであり、3ページに総括図、4ページには計画図として、青色が削除箇所、赤色が追加箇所となっておりました。 説明のあった変更案の今後の予定として、12月12日から12月26日までの2週間縦覧に供した後、奈良西幹線は1月の香芝市都市計画審議会に諮り、2月に奈良県都市計画審議会で審議され、国土交通大臣の同意を得た後、3月には都市計画の変更告示をされる予定となっており、また、市決定の都市計画道路生産緑地地区の変更については、1月の香芝市都市計画審議会に諮り、奈良県の同意を得た後、決定告示する予定をしているとの明快な説明がありました。 その報告に対し委員から、資料の変更区間の部分で、北今市交差点中和幹線の間はどういう扱いになるのか。中和幹線との交差点があるが、このあたりは変更しなくてもよいのかとただされ、理事者から、奈良西幹線は18メートル道路として現在県の方で施行中であり、変更については以前に済んでいるとの答弁がありました。 また、生産緑地地区の変更については質疑がありませんでした。 以上で都市計画特別委員会の審査の内容について報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 スポーツ公園建設特別委員長報告 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、スポーツ公園建設特別委員長から報告を求めます。 はい、小西委員長。 ◆スポーツ公園建設特別委員長(小西高吉君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、スポーツ公園建設特別委員会の審査の経過と内容について、委員会を代表してご報告申し上げます。 当委員会は、去る11月29日にスポーツ公園建設についてを案件とし、開会いたしました。 まず、理事者から今日までの取り組みと今後の事業の進め方について報告を求め、資料に基づき説明を受けた後、委員から、買収地の一部にレンゲ、菜の花を植えているが、管理面から見たコストの比較についてただされ、理事者から、買収済みの用地は4,941平方メートルであるが、春と秋の2回業者に刈り倒しを委託した場合は15万2,000円、雑草の処分代を含めると39万7,000円である。一方、菜の花を植えてこれまで要した資材の経費は7万8,000円である。今後トラクターによる耕作作業費として2万円がかかることから、予算としては10万円を見込んでいるとの答弁がありました。 さらに、委員から、景観の面ではレンゲ、菜の花が植えられている方がよいので、今後十分な管理をお願いしたいとの要望がありました。 委員から、植樹の計画についてただされ、理事者から、計画面積の4割から5割ぐらいを造成し、そのうちの緑地の部分を計画的に造成していく部分と、買収地のまま管理していく自然生えの部分がある。約5割ぐらいが自然生えの部分となるものと考えているとの答弁がありました。 委員から、あるところでは市民に個々の記念樹を植えてもらっているという例がある。そうすれば市の経費において費用も助かるし、提供された人の思い出づくりにもなり、さらに親しみのある公園となると思うがどうかとただされ、理事者から、今の意見を反映できるような十分なスペースがあるので、経費的なものを含んだ中で考えていきたいとの答弁がありました。 委員から、少しでもコストを下げる考えで取り組んでいただきたいとの要望がありました。 委員から、来年度以降、用地買収も含めて予算措置をどのように考えているのか。また、スポーツ公園の今後の計画と進め方についてただされ、理事者から、まず第2、第3の夕張をつくってはならないと思っている。今、香芝の置かれている立場は決してよくない。本市では、今日まで各事業をより積極的に戦略的に進めてきた。これにより町の様子も随分変わってきた。立地条件と、こうした都市基盤整備インフラ整備に合わせて、ついの住みかとして香芝市に移り住まれる方が随分ふえてきていることも事実である。現在、市内のスポーツ施設は、地域体育館総合体育館といった本来的な市の施設が極めて少ない。また、香芝で唯一の県民グラウンドも土地の所有権の大半は県であり、市独自の運動公園施設も極めて少ない状況である。スポーツ公園については、一日も早い完成を望む声と、厳しい財政の中、中止せよという声、またこの財政状況を乗り切る間、一時凍結をすればどうかというさまざまな意見を聞いている。内部的にもこれを今後どのように進めていけばよいかと検討を加え、強行に進めることによって市民に大きな迷惑をかけるようなことがあってはならないということから、一つは、23ヘクタールを分割施行で進めている。事業費も、当時150億円とも100億円とも言われてきたが、今80億円近くまで大きくグレードを落としてきている。当初計画では事業期間が10年という財政見通しもあったが、急激な国の厳しい締めつけの中、10年でだめであれば細々とでも進めていかないと、一たんこの事業を凍結をしたり中断してしまうと、今後財政見通しが立ち再開しようとしても、国の補助金、また地権者や地域の協力をいただくことも難しいと考える。今以上の数倍のエネルギーが要ると思うので、できる限り予算規模を絞りながら事業の期間を延ばしていったらどうかという考えを持っている。一時的には赤字財政を余儀なくされると思うが、スポーツ公園建設が大きな過重負担とならない、市の財政が何とか運営していけるような方法で、財政の厳しい間は事業量も落として、できる限り事業延長を図りながらこのあらしが過ぎるのを待ちたいと考えているとの答弁がありました。 続いて、委員から、この事業はこれまで多くの費用と苦労をかけながら進んできた。凍結というよりも、5年、10年延びるかもわからない状況であるが、ぜひとも市民の要望の高いこのスポーツ公園がオープンする日を心待ちにしたいという思いである。しかし、長いスパンになると大きく政策の変更もあり得ることで、せっかくの香芝市のまちづくりの構想が途中で断念するということには絶対にならないということはないと思う。そういう意味からも、既に所管、市当局すべてを通して、防災関係のことを含めて、このスポーツ公園の重要性、またこれからの計画を示しているが、長期にわたる計画であるので、市民の理解と期待を含めた啓発、認識のさらなる努力が必要と思う。これからの市民の理解を求める努力をどのように考えているのかとただされ、理事者から、これからの取り組みは、かなりの知恵と度胸と判断と決断が必要であると思う。最近はスポーツ人口が非常に増大しており、若い人たちはアウトドアを好み、団塊の世代が退職時期を迎える。健康志向が向上し、スポーツに対する関心が非常に高くなっているが、今その適当な場所がないということで、場所探し、場所取りに大変ご苦労いただいている。施設を有効に使うために、早くあけて遅くまで使う。場合によっては夜間照明も増設して、限られたスペースを有効利用し、スポーツ公園ができるまでの間、何とかつないでいこうという試みもあるが、これほどスポーツを愛好し、スポーツを楽しんでいただいている方からの要望も非常に多い。特に、若い人たちからは、もう随分期間がたっているのではないか、完成はいつかという厳しい意見も聞いている。管理の問題も含めてみんなが知恵を出し合ってもらって、自分たちの公園だと親しんでいただき、年じゅうを通してそこへ足を運んでいただけ、子や孫の代まで皆さんがすばらしいスポーツ公園ができるのだという期待を持っていただけるような方法でこれからも取り組んでいきたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、このスポーツ公園建設については、理解を十分されていなくて批判的な意見を耳にすることがあるが、ここまで進めてきた事業であるので、苦労は多いと思うが、何とか完成に向けて努力いただきたいとの要望がありました。 ここで休憩をとり、スポーツ公園建設予定地を視察した後、委員から、スポーツ公園建設予定地までの道中に砂利を敷き、いろいろ管理に苦慮してもらっている。今後も住民から苦情が出ないように、引き続き十分な心配りをお願いしたいとの要望がありました。 以上でスポーツ公園建設特別委員会の審査の内容についての報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 はい、藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) スポーツ公園建設特別委員会として、理事者からいろいろスポーツ公園について、市民からの、中止とか、凍結とか、進めてほしいとか、いろいろ意見があったと聞きますけれども、スポーツ公園の市民要求が厳しい中で、委員会として見通しをどのように理事者に対して、理事者は細々と続けていくということを今の報告から聞いたら言うてはるようですけれども、委員会として見通しなりをもっと論議した方がいいと思うんですけれども、その点の論議はどのようになったのでしょうか。 ○議長(角田博文君) はい、小西委員長。 ◆スポーツ公園建設特別委員長(小西高吉君) この間の委員会で、先ほども委員長報告させていただいたとおりでありますが、委員会では、藤本議員さんが思われるほど十分じゃないのかもわかりませんが、十分審査させていただいたつもりであります。 以上です。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) はい、ほかにないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 以上で特別委員長報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 市長行政報告 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、市長の行政報告をお受けいたします。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) さきの9月の定例市議会から3カ月を経過いたしましたので、この間の主な事項につきましてご報告を申し上げたいと思います。 まず、企画調整関係でございます。 後期基本計画、行政改革大綱についてであります。 11月2日に都市経営市民会議を開催し、本市の行政改革の進捗状況等の報告を行いました。今後も、市の主要施策の進捗状況について定期的に報告を行い、市民の視点から多くのご意見を賜りたいと考えております。 次に、ことしも「香芝ふれあいフェスタ2006」を11月5日に開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、市内外より例年にも増して多くの方々に訪れていただくことができました。イベントの趣旨であります人と人との触れ合い、また香芝の魅力との触れ合いを肌で感じていただいたのではないかと思っております。 続きまして、11月30日には国民保護協議会を開催し、関係機関のご意見を踏まえまして、本市では平成18年度中に国民保護計画の策定に向けまして取りかかっております。今後、パブリックコメントの実施、奈良県との協議の後、正式に計画決定となります。 次に、防災関係については、自治会単位で組織されている自主防災組織ごとに、地域住民の方々が中心となって創意工夫を凝らした訓練を市内の各地域で実施をしていただいております。また、緊急災害時用の簡易トイレ10基を購入し、中学校区ごとに配置をしたところでございます。今後とも、災害時に備えまして、初動体制の確立、市民生活の安定のため市民の皆さんとの協働により、総合的な防災力の充実強化に努めてまいりたいと考えております。 次に、総務関係でございます。 香芝市土地開発公社では、昨年6月に県知事から第1種経営健全化団体の指定を受けまして、目下、経営健全化に取り組んでいるところでございます。その経営健全化計画に沿って、特定土地のうち、旭ケ丘地区の7区画と近鉄五位堂駅北の1区画、合計8区画の1,520平方メートルを一般競争入札により売却することといたしました。最低売却価格の合計額は9,422万1,000円で、入札は12月18日を予定をいたしております。 次に、市営住宅真美ヶ丘団地の供用開始に伴いまして、旧西真美、五ヶ所団地につきましても売却に向けて条件整備を行っていますが、今後はこれらが整ったものから、順次、一定の条件を付しての一般競争入札による売却を予定をいたしております。 次に、市民生活関係でございます。 香芝市環境基本計画の策定の進捗状況についてであります。 住みやすいまちづくりとして長期的な計画を示す香芝市総合計画や香芝市緑の基本計画等の観点のもとに、香芝市環境基本計画等策定準備調査会議の中でプロポーザル方式により選定いただいた業者と委託契約を締結をいたしました。 また、市全体で取り組むための組織として、香芝市環境基本計画等策定会議を庁内に設置をし、関係各課との連携を図りながら、環境基礎調査及び環境に対する住民意識調査や課題等の整理を行うとともに、幅広く市民の声を取り入れ、市民、企業、行政が共同して実施するための基本計画づくりを進めてまいる予定でございます。 次に、国民健康保険事業につきましては、平成20年4月より、75歳以上の方は新たに創設される新保険制度に加入することになり、この新保険の賦課や給付等の事務は、県下全市町村が参加し設立される奈良県後期高齢者医療広域連合が行うことになります。奈良県後期高齢者医療広域連合は平成19年4月に発足予定で、規約の議決について本議会に提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 次に、保健福祉関係でございますが、障害者自立支援法が本年4月から施行され、障害者が地域社会の中で必要な支援を活用し自立した生活を送ることができるよう支援をするために、相談支援の事業、日常生活用具給付事業、移動支援事業、手話通訳者設置及び派遣事業の支援を10月から実施をいたしました。 また、11月23日に、市内のさまざまな障害をお持ちの方やその家族がレクリエーションを通じて地域住民と交流を行い、地域福祉の促進を図ることを目的に「障害者・児ふれあいの集い」を実施したところ、多数の方々の参加を得ることができました。 次に、都市整備関係でございます。 香芝インターチェンジ北地区の地区計画につきましては、市街化調整区域に規制をかけることにより、環境を保全した中で本市の活性化に資するような望ましい施設の立地を誘導するため、10月5日の香芝市都市計画審議会でご審議をいただき、11月10日に決定告示を行いました。 次に、奈良県において、市街化調整区域内の一定の既存集落における新たな住宅等の立地を認めるための規制緩和条例が平成17年1月1日に制定されました。これに伴いまして、区域指定を受けるため、高・上中地区において10月23日及び24日に各地区の公民館で地元説明会を開催し、同意を得た上で県に事前協議書を提出いたしております。今後は、都市計画審議会にお諮りをし、その上で県の開発審査会の審議を経て、指定、告示をされることになり、地域の住民の方々のコミュニティーの維持、活性化が図られると考えられております。 次に、都市計画道路奈良西幹線の計画変更については、市民を対象に10月31日に説明会を開催し、12月12日から縦覧を予定をいたしております。内容については、王寺町本町一丁目から香芝市北今市七丁目までの約4.6キロメートルにつきまして、18メートルの道路として都市計画決定されていたものを、4車線の幅員25メートルに変更しようとするものです。本市といたしましても県と連携をし、一日も早く完成するよう努力をしてまいります。 近鉄下田駅北地区整備事業につきましては、国土調査に基づく筆界の復元作業が完了いたしまして、道路境界、また用地境界の確定を11月16日及び18日に実施をし、境界確定が完了後、土地鑑定並びに家屋調査業務を速やかに行ってまいりたいと考えております。 次に、志都美駅西土地区画整理事業につきましては、仮換地指定を土地区画整理審議会の審議を経て9月21日付で行いました。 また、都市計画道路志都美駅前線及び志都美駅歩行者専用道路につきましては、10月20日に奈良県知事の事業認可を受け、事業に着手をいたしました。 次に、公共下水道につきましては、引き続いて幹線管渠の延長工事を実施する一方、特に枝線の面的整備の充実に努め、普及率の向上を図ってまいりたいと考えております。10月末現在の普及率は約54.8%となっております。 なお、本議会に香芝市下水道条例の一部改正を提案させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 次に、産業建設関係でございます。 近鉄五位堂第1号踏切拡幅に伴う道路改良事業につきましては、国の補助事業として取り組んでおりますが、現在、五位堂駅構内の近鉄線下の水路工事を完了いたしており、今年度中に近鉄線沿いの水路工事等を施行し、平成19年度に踏切拡幅工事に着手する予定でございます。 また、市道改良工事などにつきましても計画的に実施をし、快適な生活環境と秩序あるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。 次に、昨年度に実施されました国勢調査の第1次基本集計結果がこのほど総務省から公表されました。それによりますと、本市の平成17年10月1日現在の人口は7万998人で、平成12年度の調査時に比べまして7,511人、率にいたしまして11.8%の増加となりました。少子化や過疎化により多くの自治体では人口の減少に歯どめがきかない中、全国の市で3番目に高い人口増加率を示しました。 次に、農業施策についてでございます。各地元農業団体にご協力をいただきまして、率にして110.9%の生産調整を達成いたしました。米の政策改革を初めとした農業政策の大きな変革期にありますが、地産地消の推進を含め、引き続き本市の農業の振興に努めてまいりたいと考えております。 次に、教育関係でございますが、いじめにより児童・生徒がみずから命を絶つという痛ましい事件が全国各地で相次いで発生をし、大きな社会問題となっております。本市におきましても、いじめ問題への対応は大変重要な課題であることから、市内各小・中学校長には、日々の教育活動のあり方をきめ細かく点検し、適切かつ的確な対処を図るとともに、事件、事故の未然防止に努めるよう早々に通知をいたしました。 また、学校訪問時には直接指導を行い、さらには市内全校の小学校4年生から中学校3年生にアンケート調査を実施をして、児童・生徒の思いや実情を把握することに努めてまいりました。 一方、小・中学校長並びに幼稚園長を対象にした研修会を開催いたしまして、いじめ等を早期発見するための生徒指導のあり方やいじめ問題に適切に対応する学校体制づくり、保護者、地域、関係機関等外部との連携のあり方等について、外部講師による指導を実施をいたしました。特に、いじめ等の問題はどの学校でも起こり得ることを強く認識し、人権教育や個性を生かす教育を引き続き推進する中、いじめ等の事案が生じたときには教育委員会に直ちに報告するとともに、教育委員会、学校、保護者、地域が一体となって解決に当たること等について改めて確認をし、今後とも事件が起こることのないようになお一層の努力を払ってまいりたいと考えております。 また、社会体育や生涯学習におきましては、市民体育祭、子どもフェスティバル、公民館祭り、美術展覧会などを開催をし、子供からお年寄りまでの多くの市民参加により盛大に行うことができました。今後も各事業に工夫を凝らすなど、市民の多様なニーズにこたえてまいりたいと考えております。 次に、水道関係でございますが、上水道事業につきましては、事業の健全運営を図るために、常に経費の節減とともに財源の確保に努めているところでございます。 水道設備につきましては、送配水管布設工事及び給水管布設替工事などについて、順次設計施工に取り組み、常に安全で良質な水の安定供給のため、より一層の努力を重ねているところでございます。 次に、「香芝ふれあいフェスタ2006」におきましては、水道局として出展をし参加者の皆さんへ給水袋等の防災グッズを配布し、給水タンク車の展示のもと給水袋への緊急給水訓練を多くの皆さん方に体験していただくとともに、水道事業関係資料等の展示を行い、上水道質問コーナーも開設をいたしました。 また、11月21日には水道事業懇談会を開催をさせていただき、水道事業の現状について報告を申し上げ、委員皆さんからの貴重なご意見をいただき、今後の水道事業運営の参考とさせていただくところでございます。 最後になりましたが、最近、資金の不適正な取り扱い、また工事発注をめぐる不祥事、休暇の不適切な取得、飲酒運転等による交通事故など、公務員の不祥事問題が連日のように報道されております。 本市におきましては、これまで機会あるごとに職員の綱紀粛正の強化を図ってまいりましたが、これら一連の不祥事件は公務員全体の信頼を損なう極めて重大な問題であります。このため、本市職員も一人一人が全体の奉仕者であることを改めて強く自覚をし、市民本位の行政の推進に全力を尽くすよう綱紀粛正の強化に取り組んでいるところでございます。どうか議員各位におかれましては、今後とも香芝のまちづくりのためにお力添えを賜りますことを心からお願いを申し上げまして、行政報告といたします。ご清聴ありがとうございました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 議案一括上程 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次を朗読させます。 はい、事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) それでは、議案の目次を朗読させていただきます。 議第51号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正することについて、議第52号香芝市税条例等の一部を改正することについて、議第53号香芝市下水道条例の一部を改正することについて、議第54号香芝市消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて、議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について、議第56号平成18年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、議第57号平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、議第58号平成18年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について、議第59号奈良県後期高齢者医療広域連合の設立について、議第60号奈良県市町村会館管理組合規約の一部を変更することについて、議第61号葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについて、議第62号奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについて、議第63号香芝・王寺環境施設組合規約の一部を変更することについて、議第64号奈良広域水質検査センター組合規約の一部を変更することについて、議第65号香芝・広陵消防組合規約の一部を変更することについて、諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、諮第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 以上でございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8  議第60号 △日程9  議第61号 △日程10 議第62号 △日程11 議第63号 △日程12 議第64号 △日程13 議第65号 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、議第60号から議第65号について一括議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 はい、和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 議第60号奈良県市町村会館管理組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、奈良県市町村会館管理組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 議第61号葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、葛城広域行政事務組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 議第62号奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、奈良県葛城地区清掃事務組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 議第63号香芝・王寺環境施設組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、香芝・王寺環境施設組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 議第64号奈良広域水質検査センター組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、奈良広域水質検査センター組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 議第65号香芝・広陵消防組合規約の一部を変更することについて。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、香芝・広陵消防組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) 理事者から提案理由説明を求めます。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案なりました議第60号奈良県市町村会館管理組合規約の一部を変更することについて、議第61号葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについて、議第62号奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を変更することについて、議第63号香芝・王寺環境施設組合規約の一部を変更することについて、議第64号奈良広域水質検査センター組合規約の一部を変更することについて、議第65号香芝・広陵消防組合規約の一部を変更することについての6議案を一括しての提案理由の説明を申し上げます。 議第60号から議第65号につきましては、地方自治法第286条第1項の規定に基づきまして、規約の一部を変更いたしたく、同法第290条の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 はい、藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) この規約なりの改正によりまして、変更することによりまして、聞いてるのは助役が副市長、収入役が廃止ということを聞いてるわけなんでございますけれども、それはそれなりにいいとは思うんですけれども、収入役を廃止すればその部署はどのようになるのか。また、収入役の人件費は今後どのように使おうとされておられるのか、その点お伺いいたします。暮らしや福祉に使うお考えになっておられるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(角田博文君) はい、梅田助役、答弁。 ◎助役(梅田善久君) ただいまのご質問でございますが、自治法の改正によりまして収入役という制度が来年の3月末をもって制度的になくなるわけでございまして、それにかわりまして会計管理者というものを置いてくるわけでございます。収入役につきましては、当然特別職という形になるわけでございますが、会計管理者につきましては一般職の中で職員となるということでございます。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) はい、ほかにございませんか。 はい、藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 会計管理者になるわけなんですけど、部内で新しくまた部署をつくるということですか、それとも兼ねるということですか。総務部長とかそういうような方々が兼ねるということですか。 ○議長(角田博文君) はい、梅田助役、答弁。 ◎助役(梅田善久君) 会計管理者につきましては、市の中で一般職の職員の中で任命するという形になるわけでございます。 ○議長(角田博文君) はい、ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 議第60号から議第65号までの6議案について委員会付託を省略し、簡易採決により原案のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、議第60号から議第65号までの6議案については原案のとおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 諮第2号 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、諮第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 はい、和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市逢坂六丁目843番地。氏名、吉田宗丘。生年月日、昭和14年1月21日。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) 理事者から提案理由説明を求めます。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案なりました諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由の説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の吉田宗丘氏が平成18年12月31日付をもちまして任期満了となりますが、引き続き委員に推薦いたしたく提案するものでございます。 吉田氏は人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご承認賜りますようお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 本案について委員会付託を省略し、簡易採決により原案のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、諮第2号については原案のとおり承認いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程15 諮第3号 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、諮第3号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 はい、和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 諮第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。平成18年12月6日提出。香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市穴虫1084番地。氏名、清水浩也。生年月日昭和12年7月6日。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) 理事者から提案理由説明を求めます。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案なりました諮第3号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の清水浩也氏が平成18年12月31日付をもちまして任期満了となりますが、引き続き委員に推薦いたしたく提案するものでございます。 清水氏は人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご承認賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 本案について委員会付託を省略し、簡易採決により原案のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、諮第3号については原案のとおり承認いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程16 提案理由説明 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、理事者から提出議案の提案理由説明を求めます。 はい、先山市長。 ◎市長(先山昭夫君) 提案いたしております各議案につきまして、それぞれ提案理由の説明を行ってまいりたいと思います。 まず、議第51号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正することについてでございます。 本案は、平成18年の人事院給与勧告及び職員の給与の適正化のため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第52号香芝市税条例の一部を改正することについてでございますが、本案は、行政改革大綱に基づく受益者負担の適正化の一環といたしまして、市税、税外収入金、介護保険料、国民健康保険料、道路占用料、市営住宅の滞納者に対する督促手数料の料金の見直しを行い、関連する6つの条例について、一括により改正するものでございます。 次に、議第53号香芝市下水道条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、行財政改革の一環として下水道の使用料に関し適正化を図り、下水道事業の適正な運営に資するため、使用者に対して急激な負担増にならないように、また県下各市町村の状況も踏まえた中で、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第54号香芝市消防団員等公務災害補償条例及び香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されたことに伴いまして、同政令の関係部分を引用しております本条例の整備等を行うため、一部を改正するものでございます。 次に、議第55号平成18年度香芝市一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,636万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ199億7,636万4,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、老人医療費の増加に伴う繰出金の増額及び子育て支援施設の設計費等の補正であり、歳出におきましては、民生費の社会福祉総務費で2,680万8,000円、医療福祉費で150万7,000円、児童福祉総務費で370万円、諸支出金の国県支出金返納金で434万9,000円の補正をお願いをいたしております。 また、歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を繰越金、諸収入の増額に求めたものでございます。 次に、議第56号平成18年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,010万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億1,164万9,000円とするものでございます。 補正の主な内容といたしましては、医療諸費の3億5,010万円の補正であり、また歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を医療費交付金1億8,925万5,000円、国庫支出金といたしまして1億723万円、県支出金2,680万7,000円、一般会計繰入金で2,680万8,000円を見込んでおります。 次に、議第57号平成18年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本件は、歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ294万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億8,666万4,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、介護保険法の改正によりまして、年金保険者における特別徴収の開始時期の複数化に係るシステム改修委託料294万円の補正でございます。 また、歳入につきましては、国庫補助金147万円及び繰越金147万円を見込んでおります。 次に、議第58号平成18年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,920万円を追加をさせていただき、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,420万円とするものでございます。 補正の内容は、諸支出金の財産取得費で1億7,920万円の補正であり、また歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を市債に求めたものでございます。 次に、議第59号奈良県後期高齢者医療広域連合の設立についてでございます。 本案は、奈良県内の全39市町村が後期高齢者医療制度に関する事務の共同処理を行うに際しまして、規約を定め、奈良県後期高齢者医療広域連合の設立を行うために、地方自治法第291条の11の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。 以上、条例の一部改正、一般会計特別会計の補正など9件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議をいただきまして、原案可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由といたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(角田博文君) 暫時休憩いたします。 なお、昼は1時半から再開ということでお願いをいたします。              午前11時02分 休憩              午後1時33分 再開 ○議長(角田博文君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程17 総括質疑 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定されております議案につきましては、所属委員会の各委員の質問はできるだけご遠慮願います。 それでは、総務財政委員会に付託を予定しております議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号について総括質疑をお受けいたします。 はい、芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) それでは、議第54号と議第55号について簡単に聞いておきたい、このように思います。 議第54号のいわゆる公務災害補償条例及び香芝市の消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正についてでありますけれども、賞じゅつというのは難しい言葉で、どういう意味があるんですかと、こういうふうに聞かせていただいたら、勇敢に救出に向かうということを賞じゅつというふうに言っておるわけであります。この54号で言いますならば、国の方の法律が変わったと、それで条例でうたっているのを規則でうたっていきたいんだということのようでありますけれども、そうしますと、細かいことについては規則でうたうということを言われております。そうなりますと、議会にかけずに補償額の金額等々についてはふやしたり減らしたりすることもできるのではないかというふうに考えるわけです。だから、国の法律が変わったと、そらまあ結構でしょう。条例を規則でうたうというのであれば、やはりこういうふうな補償の金額等々については議会で審議していくということが大事じゃなかろうかと思います。その辺のところをひとつよろしくお願いしたいと。 それと、議第55号です。これは一般会計補正予算というところで、この補正予算、きのうちょっと見てましたけれども、歳出の方で言いますならば、老人保健特別会計繰出金であったり、奈良県後期高齢者医療広域連合設立準備負担金あるいは子育て支援施設設計委託料等々でかなりの額が出ていくということでありますけれども、特に款3民生費項1社会福祉費の目3の医療福祉費ですが、民生文教委員会でも一つの議案として入ってますけれども、後期高齢者医療の広域連合設立の部分で言いましたら、こういうふうなことをつくっていけば今までのいわゆる老人保健の健康保険制度そのものが基本的に崩れてくるのではないかというふうな懸念もしております。その辺のところについてひとつよろしくご答弁お願いしたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、ただいまの2点について大村総務部長、答弁。 ◎総務部長(大村弘君) 議第54号の公務災害の補償条例の一部改正についてでございますが、ご指摘のように、国の上位法でございます法律の改正に伴いまして、本市もそれを引用いたしておりますのでそれを引用するわけでございますけども、内容といたしましては、この公務災害に定められております傷病補償なり障害補償あるいは介護補償の各等級ごとのそれぞれの障害の程度と、これらをそれぞれの別表2、3、4において事細かく表現をなされておるわけでございまして、ただこの別表の分のみを規則でこれからうたわせていただくということになるわけでございますけども、当然この上位でございます政令で規定されておりますものを省令にというふうに順次繰り下げてこられることになっておりまして、本市もそれに合わせたわけでございます。そして、そのことが議会の議決を無視するというような形でおっしゃっていただいたように思うんですけども、当然本市といたしましても、条例上、これは準則に基づいてすべて政令のままそうした引用をさせていただいておりますので、ただこれは公務災害の性格上、やっぱり全国一律に、各上位法が改正されますと、それに合わせて機動性と、いわゆる即効果性を発揮できる規則の運用をお願いするという形になろうかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(角田博文君) はい、小林部長。 ◎市民生活部長(小林域二君) 老人健康保険制度が成り立っていかないっていうことのご質問でございますけれども、現在がそういうふうな状況になっておりますので抜本的な改正をなされるということでございます。現役世代のやはり負担をできるだけ軽くしたいということと、それからやっぱりこういうふうな各保険制度について先々まで維持していくための本来の改正ということでご理解賜りたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) 今、それぞれの部長の方から答弁をいただいたわけであります。非常にまあ言うたら話が難しいというようなことで、私これ十分理解できないんです。だから、これはあくまでも総括質疑です。だから、総務財政委員会に付託されるということですから、そこで十分審議を尽くしていただきたい、このことを言っておいて、一応この総括質疑については終わらせていただきます。 ○議長(角田博文君) はい、長谷川翠君。 ◆17番(長谷川翠君) 失礼します。議第58号についてお尋ねをさせていただきます。 平成18年度の香芝市の土地取得特別会計補正予算というところでありますけれども、項目としては公共用地の先行取得事業債ということで1億7,920万円が提示されてるわけですけれども、具体的には公共用地を取得するということで、この目的は何を目的として公共用地を取得されるのか、まずお尋ねをしたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、答弁。 はい、奥野保健福祉部長、答弁。 ◎保健福祉部長(奥野喜弘君) ご質問の用地購入の件でございますけども、この用地につきましては保育所の建設を目的として補正予算をお願いしてるものでございます。 ○議長(角田博文君) はい、長谷川翠君。 ◆17番(長谷川翠君) 今奥野部長の方から保育所用地ということでお話がありまして、取得目的というのが今ご答弁いただいたわけでございますけれども、この地域はどこでしょうか。済みません。 ○議長(角田博文君) はい、奥野保健福祉部長、答弁。 ◎保健福祉部長(奥野喜弘君) 地域につきましては、現在旭ケ丘団地内の児童数がかなり増加しておりますので、主体は旭ケ丘地内の子供の保育ということでございますけども、現在保育所は保育所の園区というのはないわけでございまして、旭ケ丘の方でもほかの保育所へ行くこともできますので、主体は旭ケ丘ということでお願いしているわけです。 ○議長(角田博文君) はい、長谷川翠君。 ◆17番(長谷川翠君) 今、保育所用地、場所としては旭ケ丘、保育所ですから指定はない、全市の方から保育所を利用できると、こういう中での取得をしていくということかと思います。その中で、旭ケ丘ということでありますと幼稚園が開園をされたとこでありますけれども、それに伴う保育所という、人口増加、特に若い方の転入が多い、これから数年間は保育所及び幼稚園を利用される方が増大をするであろうという、そういうところから今回の提案をされたというふうに理解をしておりますけれども、今、一つ、幼稚園よりも保育所の需要が非常に高くなるであろう。要するに、働くお母さんを含めまして保育所の利用が高くなるということで、ますます保育所を利用される方は多様化してくると思います。 そういう中で、香芝市におきましても、例えば香芝市が建てまして、香芝市の方で運営をしていくとなりますと、また財政的なあらゆる問題も発生してきていろんな議論が出てくるんではないかというふうに思うんですけれども、今国の方としまして、私も数年前から、旭ケ丘幼稚園ができるときに既に幼・保一元というところの提案といいますか、お話をしておりました中で、ことし、平成18年10月ですけれども、国の方でも幼稚園と保育所の、要するに保育と、それから教育というところのバランス、それぞれのまた保育所と幼稚園のよさを生かして幼・保一元化をさらに進めてるということかと思います。そして、この平成18年10月1日からは、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案というものが出まして、認定こども園が認定をされたところであります。これにおきましては財政措置もかなり変わってくるわけで、幼稚園と保育所と一緒にすれば両方からの要するに助成というものも得られるわけですので、今後、香芝市におきます幼・保一元化、認定こども園というもののとらえ方というものをどのように考えておられるのかということと、また今後、旭ケ丘における今回の用地取得の保育所を中心とした目的で買われることに対しまして、国の動向といいますか、社会情勢に合わせた対応につきましてどのように考えておられるか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、奥野保健福祉部長、答弁。 ◎保健福祉部長(奥野喜弘君) この保育所の運営方式でございますけども、やはり公設公営ですか、それと民設民営やいろんな方法はございますけども、現在国の補助金等の状況を見てみましても、やはり公設公営というのはちょっとしんどいような状況になってきておるわけでございまして、こうした運営につきましては、今後いろいろな検討会等をつくった中で検討していかなければならないと思ってるわけでございます。 なおまた、先ほどご質問の認定こども園のことでございますけども、これは新しく国の方で打ち出された制度でございますけども、この制度につきましては、子供の減少地域において幼稚園と、そして保育所を一緒にやろうという制度でございまして、実際に幼稚園の場合減少傾向にあり、また保育所の方は増加傾向にあるということで、一緒にしたら合理的に運営ができるのではないかということで打ち出された制度でございまして、本市の場合におきましても、幼稚園、また保育所の状況を見ましても、やはりかなり増加しておりますので、この認定こども園の運営というのは難しいのではないかなと思っておるわけでございます。 ○議長(角田博文君) はい、長谷川翠君。 ◆17番(長谷川翠君) 済みません。最後になるんですけれども、部長の方の一つの考え方というものを今ご答弁いただいたかというふうに思うわけでありますけれども、やはりこれから運営という面におきますと、幼稚園と保育所が一体化した認定施設においては、例えば公設民営というお話からいきますと、学校法人または社会福祉法人、いずれであっても経常費及び施設整備費等の助成というものがありますので、これから財源というところの一点の視点かもしれませんけれども、十分その辺のところも考慮し、そしてまた最初に申し上げましたように、幼稚園と保育所それぞれの教育と、そして保育に欠ける子供、また保育に欠けない子供ともどもに、幼稚園、保育所のよさを生かした、申し上げました認定こども園、また幼・保一元化、十分ご検討くださいましてこれからの一つの検討にしていただいて進めていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(角田博文君) はい、ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りをいたします。 続いて、民生文教委員会に付託を予定しております議第56号、議第57号、議第59号について総括質疑をお受けいたします。 はい、川田裕君。 ◆2番(川田裕君) 議第59号について、奈良県後期高齢者医療広域連合設立についてお聞きしたいと思います。 今回の後期高齢者医療制度、広域連合ですね、を設けるに至ったのは、現行の老人保健制度についての問題点、特に保険者の拠出金の負担が、現役世代がどこまで負担すればいいのか、現役世代と高齢世代の負担が不明確であると。それと、医療費を支払う市町村と実際の費用負担を行う保険者が分かれていたために、だれが財政運営上責任を持つのかという不明確な点ですね。医療費の適正化に努力しても、請求された金額を支払うと、まさに一方的な、制度運営に参画できない点が大きな問題点であったと思っております。 そこで、お聞きしたいんですけれども、この後期高齢者負担制度の新設で、香芝市でも老人保健制度で負担増になってきましたけれども、現役の世代と高齢世代の負担割合、これは明確化できるのかがまず1点。 次に、この後期高齢者医療制度の新設でも、医療費を行う市町村と実際の費用負担を行う保険者、これが分かれているために、だれが財政運営に責任を持っているのかが不明確であると思うんです。その辺を明確化できるのかというところ。 それとまた、市町村の中で連合を組みますんでね、財政破綻をする市町村、自治体があれば、その点はどうなるのかということが1点。 まず、連合と、広域連合ですね、と医療保険者である市町村との協議、運営についての今後の改革点、改良しなければいけない点多々あると思うんですけども、そういった運営に参画できるのかが1点。 次に、この後期高齢者制度はどうして後期高齢者医療保険制度ではなく医療制度となったのか。制度改正に関しましていろんなご議論、経緯があったと思うんですけども、その辺を1点。この4点についてご答弁いただきたいと思います。また、ちょっと通告しておりませんので、資料がなければわかる範囲で結構でございますんで、よろしくお願いします。 ○議長(角田博文君) はい、小林市民生活部長、答弁。 ◎市民生活部長(小林域二君) ただいま川田議員さん老健制度についてのご指摘をいただいております。確かに指摘いただいたとおりでございまして、いろいろと問題も出てまいっております。そうしたことから、ご存じのように後期高齢者制度というものが新たに創設されました。そうした中での現役世代と高齢世代の負担の明確化でございますけれども、国の方では50%の負担、それと現役世代からの支援金といたしましてこれまた40%、残る10%につきましては、まさにご本人と申しますか、この後期高齢者の被保険者の方が負担するということで割合については明確化されております。 それと、2点目の財政運営の責任の明確化でございますけれども、これも広域連合と申しまして、奈良県単位で39市町村、これが全市町村加入されております。そうした中で、運営そのものにつきましては広域連合が運営いたしますので、そうした意味からは責任の明確化はされとると理解いたしております。 それと、財政破綻の件でございますけれども、夕張市のようにやはりこの広域連合の中でもそうしたことが起きたらという懸念の中でのお尋ねだと思います。これにつきましては高齢者の医療の確保に関する法律というものがございまして、その中で保険者の義務というものがございます。その中では、後期高齢者の方の支援分というものにつきましては負担するということで規定されておりますので、これはもう安心していただきたいと思います。 それと、広域連合と市町村との協議の中で支払う側の意見を述べられるかどうかというお尋ねだと思います。これにつきましては、既に設置されておりますところの保険者協議会等の中で、保険者の間での運営状況、あるいは保険の方の医療の適正化等で意見交換なりする場がございます。そうした中で、今後は広域連合ということにつきましても、同じく運営する側と、それから医療費の方での支出する側とのそういう議論という場ができてまいります。なおかつ5年ごとの見直しということも聞いておりますので、こういうふうに議論されることによりましてよりよい制度になるということで私らも望んでるわけでございます。 それと、後期高齢者の医療制度が、医療保険ではなく、なぜ医療制度なのかということでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、負担割合の中で、国が50、それから現役世代の支援分が40%、それから被保険者の方の負担が10%ということでございます。仕組みにつきましてはまさに社会保険制度そのものでございますが、ほかの社会保険制度と比べまして余りにもやはり保険者の方の負担割合が少ないということから、あえてこうした医療制度というふうな名前にされたと聞いております。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) はい、川田裕君。 ◆2番(川田裕君) 予想以上のご答弁ありがとうございました。 では、今大体理解できましたんで、ちょっと視点を変えてもう一点聞きたいんですけども、今現在香芝市におきまして75歳以上の人口は何人いらっしゃるのかと。 また、この広域連合をスタートするに当たりまして、当然、いわゆる税調査とか事務負担ですね、これが保険者側の仕事ということで法律では明確化されてますんで、事務がかなりふえると思うんですよ。そのところの香芝市においての人事の組織は今後どのように考えておられるのかということが1点。 最後に、平成20年度から制度自体はスタートしていくということになりますけれども、今現在の人口割、香芝市の人口割ですね、負担が人口割と75歳以上の割合となってくると思うんですけれども、これ高齢者負担と人口割を足しまして、実際支払う支援金ですね、支援負担金は大体どれぐらいになるかということを現在でシミュレーションされているのかということ。この点についてもちょっと通告はしておりませんので、わかる範囲でご答弁いただきたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、小林市民生活部長、答弁。 ◎市民生活部長(小林域二君) 75歳以上の方、それと身体障害者の方につきましては後期高齢者制度で見るということになっておりますので、約でございますけども、5,100人ということで理解していただいたらありがたいと思います。 それと、今現在、広域連合の準備ということで、39市町村の中で7人程度準備に入っております。新年度、平成19年度からは香芝市からも1名出てもらいたいという要請がありまして、人事の方でございますが、言うてよいかどうかちょっとあれですが、それに伴いまして、やはり賦課とかはそちらでされるんですけども、やっぱり収納関係については回ってきます。そうしたことから、今でも手いっぱいでやっておりますけども、できましたら拡充していただいたらありがたいなと、こういうふうに思っております。 それと、シミュレーションをかけておるかどうかということの負担分でございますけれども、実はこの制度につきましては介護保険制度と類似したもんがございます。それで、これにつきましても一応国の方から基準的な単価の方は出てまいりまして、ほいでそれに必要な分ということで、同じようなことで金額をはじいていくわけでございます。そのように聞いておりますが、今現在ではまだ確かなそういうふうな数字が出ておりませんので、来年の7月ぐらいにはシミュレーションをかけられるようになると、そういうことでご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、よろしいですか。 はい、川田裕君。
    ◆2番(川田裕君) ありがとうございました。ちょっとその他聞きたいことたくさんあるんですけど、総括質疑ということで、先ほどご答弁いただきましたように、今後広域連合にて後期高齢者制度の保険がスタートしていくということで議論をしていくことがかなり多くなってくると思うんです。問題の提起としまして、支援金の負担につながる現役世代の保険料の負担、これにつながる医療費の適正化の努力、これどこの市町村でも今行っておられると思うんです。うちでも健康になっていただこうとかというプランもやっておられますんでね。そういったものにつきましても、負担する側がそういった努力によってプラス・マイナス・10%とかというめり張りの仕組みがあるわけですけど、それを今どのように生かしていくのかと、今後。それが楽になれば高齢者負担も全然問題なくなると思いますんでね。で、破綻自治体が出た場合負担率の変更はどのようになるのか。ほかには、後期高齢者の負担については、あ、前期高齢者ですね、65歳から74歳ぐらいまでの方ですか、前期高齢者負担についてどう考えるのか。また、ゼロ歳を初めとしました未就労者、こういった負担能力を勘案すると。収入もないのに今回の制度だったら負担割合になってますんでね、そういったものを勘案するために、所得調整問題、これをどのようにするのか。ほかには、後期高齢者の中でも1割負担になってくるんで、応益負担か応能負担のこういった問題もやっぱり出てくると思います。その他、ご答弁ほとんどいただきましたんで、まだ問題たくさんあると思うんですけど、かなり安易にスタートするとちょっと大変なものになると。国の答弁なんか聞いてますと、これを広域連合でいろいろご議論いただいてどんどん上に上げて、そしていい制度にしていきたいというようなことも言ってますんで、かなりちょっと高度な審議が重要であると思いますんで、委員会にて徹底してご審議、ご議論いただいた上で、今後の広域連合での協議の場でそういった提起がどんどんできるようにご審議いただきたいなと。よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、ほかにございませんか。 はい、河杉博之君。 ◆11番(河杉博之君) 済みません。今、川田議員からも種々聞かれた中で、ちょっと根本的な話1点だけお伺いさせていただきたいんですけど、これ奈良県下でこういう連合を組むということで、既存する各市町村全部入るわけですよね。ちょっとこれ読んでても私頭が悪いから読み切れない部分もあるんですが、単純にお伺いしたいのは、ここの広域連合に入る議員ですけども、これ数を読ませていただくと単純に20名ではないかと。今、小林部長が川田議員の答弁の中で香芝市はっていう今お話もあったようにちらっと聞いたんですけども、要は39市町村ある中で20名しかいない。これ物申すってことができるときとできないときがあるのかないのかですね。だから、要は選ばれなかったときにどういう形でいけるのか、そのシステム的なこともひとつお伺いしたいんですけれども。金は出すけど物は申すなになるのか。いろんな意味で負担をしていかなくてはいけない。今、負担の話は川田議員の方が大分お伺いしていただいたんでそれは理解はしてるんですけども、根本的なところちょっと一回教えていただきたいんですが。 ○議長(角田博文君) はい、小林市民生活部長、答弁。 ◎市民生活部長(小林域二君) 広域連合の中で、おっしゃったように20名と限られております。そして、それぞれのところからも当然、おっしゃるように皆さん議員さんも選出してもらいたいというふうな希望も多いと思います。ただ、広域連合の中では、各それぞれの市町村の立場で物申すんではなく、やはり後期高齢者のそういうふうなことをどうやっていくんかという、もう一つ奈良県全体としての議論ということでございますので、あえて人数についてはそういうふうに絞られとると聞いておりますので、ご理解の方お願いいたします。 ○議長(角田博文君) はい、河杉博之君。 ◆11番(河杉博之君) 奈良県全体に立ったというその基本的な考え方はわかるんですけども、奈良県においても北は奈良市から南は十津川村までの地域格差っていうのもありましょうし、後期高齢者が実際パーセンテージ的に多いところ、少ないところあると思うんですね。それで、要は人口割でお金を払うとか払わないとかっていう話になってきたときに、金は出してるけど、あんたんとこはそんな人数おるわけじゃないからみたいな話になるのか。絶対人数でいくのかによってやっぱり意見の出方は違うと思うんですよ。各市町村の利己的なことを言うっていう意味ではなくて、今小林部長のおっしゃってることは理解はするんですけれども、ただ、あんた選ばれなかったから、あんたとこ負担結構多いけど黙っときやっていう世界にはこれ決してならない話じゃないかなというふうに思うんですね。ですから、この20人の定数においてうまく本当に回るのか回らないのかも含めて、いろいろ考えていかなくてはいけないのではないかなというふうに思うんですね。これが改正きくものかきかないのか私もわかりませんけれども、これは委員会の方でまたちょっとその辺についての、システム的な根本的な話だと思いますんで、香芝として物申せるときであればいいんですけども、物申せない、ここに選ばれなかったときに一体どうしていけるのかというお答えをまたいただければなと思います。この答えについては委員会で結構でございますんで、よろしくお願いします。 ○議長(角田博文君) はい、ほかに。 はい、藤本みや子君。 ◆19番(藤本みや子君) 57号の介護システムの改修事業の補正予算が出てるんですけれども、委託料関係が出てるんですけれども、この介護システム、どのようにどうするのかお伺いしたいことと、それと後期高齢者医療制度の創設ですけど、皆さん聞いておられると思うんですけれども、75歳以上の高齢者だけの医療制度をつくるための広域連合の設立なんですけれども、ここでやはり保険料とか決められていくと思うんです。そういうような中で、75歳の方で今まで74歳までは息子さんやお孫さんの扶養家族になってた人は保険料を払わなくて済んだわけなんですけれども、今度75歳になった途端に保険料を払わなければならないという事態が出てくるんじゃないかと思いますけれども、それらの対策を盛り込まれてるのかどうか。低所得者に対する対策ですね、そういうのが実現するものかどうかお伺いしたいことと、75歳以上の方から医療改悪の中で年金から保険料が差し引かれるということが言われておりましたけれども、年金から強制的に、収入が少ない年金の中から、生活もできない年金制度の中から保険料が引かれると。介護保険と同じように引かれるとなると大変な問題も出てきますので、そこらの問題なんかも大きな問題があるので、これから設立してからいろんな形で決められていくと思うんですけれども、それらの困った方に対する対策等ができる制度にするためにも、どのような形で今後考えられていくような内容になっているのか、その点もお伺いしたいことと、それと先ほど皆さんが言ってますように、39市町村ある中で20名の議員となりますと香芝が入れない可能性があると。香芝の実情がこの広域連合の中に反映できないっていう面があるので、この20名をある程度各市町村が入れるような形で39名とかそういうふうな形にできるような内容に物申すことが市長会とか議長会等でできるかどうか、その点もお伺いしたいんですけれども。 ○議長(角田博文君) はい、奥野保健福祉部長、答弁。 ◎保健福祉部長(奥野喜弘君) ご質問の介護システムの改修の件でございますけども、ことしの10月から介護保険法の一部が改正されまして、第1号被保険者の保険料の徴収方法が見直されたわけでございます。これに伴いますシステムの改修費でございますが、内容といたしまして、現在第1号の被保険者の保険料は年金受給者からの特別徴収ということになっておるわけでございまして、従来年1回の年金受給者の確認を行ってるわけでございますけども、この回数を6回にふやすことによりまして被保険者の早期に把握をし、また特別徴収の対象者を的確に把握できるということで、今回このシステムの改修をお願いするわけでございます。このことによりまして、保険料の徴収率の向上や、また被保険者の利便性の向上につながるものと、こう思ってるわけでございます。よろしくお願いします。 ○議長(角田博文君) はい、小林市民生活部長、答弁。 ◎市民生活部長(小林域二君) 75歳以上で今まで保険料を支払っていないという方がいる。そしてそういう方がまたかかっていくと、こういうことでございますけれども、国民健康保険につきましては、もう既にその方につきましても同じように支払いはしていただいておりまして、あくまで社会保険とか国保以外の保険の話をされているんだろうと思います。 もう一点につきましては、低所得者ということにつきましても、従来のシステムから大きく逸脱するというような性格のものではございませんということの理解をまず賜りたいと思います。 もう一つ、議員さんにつきましての20名の話でございますけれども、先ほども答弁させていただきました。やはり一応意思統一なされている中で今回こういうふうな形で提案をさせていただいてるという中で、各市長会なり、あるいは各市議会議長会の中でまた推薦なりということで決めていただくということでご理解を賜りたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、ほかに。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 続いて、建設水道委員会に付託を予定しております議第53号について総括質疑をお受けいたします。 はい、芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) 建設水道委員会にはこの下水道の条例一部改正だけということでありますが、これを料率改定をして14年ぶりに引き上げしたいと。基本的には85円を100円にさせていただきたいというようなことの提案だというように承っているわけでありますけれども、最近景気は回復してる、いろいろテレビ、マスコミ等々言われておりますけれども、いわゆる末端のところでいくとそこまでまだまだいってないというのが実情であるというように思っているわけであります。こういうふうなときに、下水道料金、いわゆる公共料金であります。たとえわずかな料金改正、引き上げであったとしても、やはり基本的には反対と言わざるを得ないと、このように考えているところです。 そこで、聞いておきたいのですけれども、今のこの時期になぜ下水道料金を改定されるのかが1つ。 あわせて、引き上げということで増収が見込まれるわけでありますけれども、収入の増加を図るということの意味についての考え方をお聞かせ願いたい。よろしくお願いします。 ○議長(角田博文君) はい、野村都市整備部長、答弁。 ◎都市整備部長(野村日出夫君) 下水道につきましては生活に欠かせないものでございます。市民生活の負担増加につながらないように、平成4年から14年間料金の改定を行わずに据え置きしておったわけでございます。しかしながら、行財政改革の推進を図る中で、受益者負担の原則によりまして公平性を図ると。適正な料金設定を行うことを前提に下水道の使用料金の検討を行ってまいったわけでございます。料金改定の検討に当たりましては、下水道の利用者の急激な負担増加にならないように考えまして、県下各市や、また近隣の町の状況などを踏まえた中で、このたび1立方メートルを85円から100円に改定をお願いするものでございます。 なお、下水道料金の収入につきましては、その部分が一般財源からの繰出金になって軽減につながるものでございまして、受益者の負担の原則によりまして公平性の適正化につなげたいなと、このように考えているわけでございます。ご理解賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(角田博文君) はい、ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程18 委員会付託 ○議長(角田博文君) 日程に従いまして、委員会付託を行います。 議第51号、議第52号、議第54号、議第55号、議第58号については総務財政委員会に、議第56号、議第57号、議第59号については民生文教委員会に、議第53号については建設水道委員会にそれぞれ付託することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、それぞれ各委員会に付託することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程19 決議第1号 ○議長(角田博文君) 続いて、日程に従いまして、決議第1号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 はい、和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 決議第1号中川廣美議員に対する辞職勧告決議(案)。 上記の議案を香芝市議会会議規則(平成4年議会規則第1号)第14条の規定により、別紙のとおり議決を求める。 平成18年12月6日提出。 提出者、香芝市議会議員芦高省五。 賛成者、香芝市議会議員藤本みや子。 以上でございます。 ○議長(角田博文君) 提出者から内容説明を求めます。 はい、芦高省五君。 ◆13番(芦高省五君) 決議第1号中川廣美議員に対する辞職勧告決議(案)、皆さん方のお手元に配付しておりますこの決議案文を朗読し提案したい、このように思います。 中川廣美議員に対する辞職勧告決議(案)。 平成18年10月20日に、中川廣美議員が収賄容疑で逮捕され、11月9日に起訴されました。 このことは、議員としてあるまじき行為であります。 本来、議員は市民の負託を受けて暮らしや福祉・教育充実のため、その先頭に立って行動しなければなりません。 また、議会は「言論と良識の府」「民主主義のかがみ」といわれるだけに、議員の果たす責務は重大であります。 そういう立場から、今回の中川廣美議員が業者から金品を受け取り、法律に抵触する行為は許されるものではありません。その責任の重大さを認識して、直ちに議員を辞職すべきです。 よって、ここに香芝市議会として、中川廣美議員の辞職を勧告する。 以上決議する。 以上であります。どうか議員の皆さんご協力いただきますよう心からお願いいたします。 終わります。 ○議長(角田博文君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切りいたします。 お諮りいたします。 本案について委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようですので、委員会付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(角田博文君) 異議ないようでございますので、決議第1号については原案どおり可決いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 あす7日、8日の両日は一般質問が日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をお願いをいたします。 また、11日は総務財政委員会、12日は民生文教委員会、14日は建設水道委員会が日程となっております。議員諸公には各委員会の付託案件について、慎重審議をよろしくお願いをいたします。 本日はこれにて散会いたします。                              閉議 午後2時18分...