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03月20日-03号

  • 辞職勧告決議(/)
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  1. 香芝市議会 2003-03-20
    03月20日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成15年第1回 3月定例会          平成15年第1回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成15年3月20日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)    1番 橋 本 元 秀 君          2番 松 原 隆 博 君    3番 西 浦 秋 男 君          4番 河 杉 博 之 君    5番 北 川 重 信 君          6番 芦 高 省 五 君    7番 竹 下 正 志 君          8番 吉 川 政 重 君    9番 黒 松 康 至 君          10番 中 川 廣 美 君    11番 長谷川   翠 君          13番 角 田 博 文 君    14番 藤 本 みや子 君          15番 萬 慶 芳 貞 君    16番 清 水 一 雄 君          17番 高 谷   廣 君    18番 田 中 信 好 君          19番 田 中   保 君    20番 長谷川 芳 治 君4 欠席議員  (1名)    12番 大 倉 勝 彦 君5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     岡 田 紀 郎   収入役    奥 山 誠 次       教育長    山 田 勝 治   企画調整部長 大 村   弘       総務部長   梅 田 善 久   市民生活部長 吉 田   治       保健福祉部長 奥 野 喜 弘   都市整備部長 野 村 日出夫       産業建設部長 藤 田 榮 作   教育委員会事務局長            水道局長   吉 田 博 昭          山 田 順 久6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 上 田 武 志                          〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   議第1号 香芝市消防団に関する条例の全部を改正することについて   議第2号 香芝市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正することについて   議第3号 香芝市手数料条例の一部を改正することについて   議第4号 香芝市立保育所設置条例の一部を改正することについて   議第5号 香芝市母子医療費助成条例の一部を改正することについて   議第6号 香芝市介護保険条例の一部を改正することについて   議第7号 香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについて   議第8号 香芝市都市公園条例の一部を改正することについて   議第9号 香芝市水道事業給水条例の一部を改正することについて   議第10号 平成14年度香芝市一般会計補正予算(第3号)について   議第11号 平成14年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について   議第12号 平成14年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)について   議第13号 平成14年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議第14号 平成14年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について   議第15号 平成14年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について   議第16号 平成14年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)について   議第17号 平成14年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)について   議第18号 平成15年度香芝市一般会計予算について   議第19号 平成15年度香芝市国民健康保険特別会計予算について   議第20号 平成15年度香芝市老人保健特別会計予算について   議第21号 平成15年度香芝市介護保険特別会計予算について   議第22号 平成15年度香芝市下水道事業特別会計予算について   議第23号 平成15年度香芝市土地取得特別会計予算について   議第24号 平成15年度香芝市財産区財産特別会計予算について   議第25号 平成15年度香芝市水道事業会計予算について   議第26号 奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を改正することについて   議第27号 香芝市道路線の認定について   議第28号 香芝市道路線の廃止について   意見書第1号 「環境教育・学習推進法(仮称)」の早期制定を求める意見書(案)   (追加議案)   意見書第2号 イラク問題の一日も早い終結をめざす意見書(案)8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    17番 高 谷   廣 君          18番 田 中 信 好 君    19番 田 中   保 君                              開議 午後2時03分 ○議長(萬慶芳貞君) 本会議を再開いたします。 ただいま出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(萬慶芳貞君) 本日の署名議員は、前日に引き続きましてお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 議会運営委員長報告 ○議長(萬慶芳貞君) それでは、本日の日程を議題といたします。 議会運営委員会でご審議願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 田中保委員長。 ◆議会運営委員長(田中保君) ただいま議長のお許しをいただきまして、本日、日程案についていろいろ議会運営委員会で審議をしていただきました。代表して報告させていただきます。 私の報告の後、日程3、総務文教委員長報告、これは議第1号、議第2号、議第3号、議第10号、議第15号、議第16号、議第23号、議第24号、それと意見書第1号でございます。 その後、日程4として、民生水道委員長報告をいただきます。議第4号、議第5号、議第6号、議第7号、議第9号、議第11号、議第12号、議第13号、議第17号、議第19号、議第20号、議第21号、議第25号、議第26号でございます。ご審議をいただいておりますので、委員長報告をしていただきます。 続きまして、日程5、建設経済委員長報告、これは議第8号、議第14号、議第22号、議第27号、議第28号、以上が建設経済委員会で審議をしていただいておりますので、委員長報告を受けたいと思います。 続きまして、日程6、予算特別委員長報告、これは議第18号平成15年度香芝市一般会計予算について予算特別委員会で審議をしていただいておりますので、報告を受けるわけでございます。 なお、追加議案として、意見書第2号、これは当初の本会議開会のときと政治状況も非常に変わっていると、こういうことから、きょう朝来から慎重に議会運営委員会の中でご審議をいただいたわけでございますが、状況を勘案して、提案者としてはイラク問題の一日も早い終結をめざす意見書案として審議をいただくわけでございます。あとの内容については議長の方から報告をされるわけでございます。ぜひとも議会運営委員会の審議に対しまして議員の皆さんのご理解をよろしくお願いいたしたいと思います。 それから、議案ではございませんけれども、同僚の吉川議員の方から、31日をもって辞職をしたいと、このような申し出が議長にございました。この問題についても、朝来議会運営委員会でいろいろ調整をしていただきまして、吉川議員の皆さんに対する辞任のごあいさつを受けることに決定をさせていただきました。 また、本議会で大変いろいろと議会に対して努力をしてくれました。職務といえども大変地道に努力をいただきました上田武志議会事務局長が本年をもって退職をされるわけでございます。上田議会事務局長からも議員の皆さんにぜひ退任のごあいさつ、お礼の言葉を述べたい、こういうことで議長に申し出がございました。議会運営委員会としては当然やはりそういった問題については、上田局長のそういった辞任のあいさつを受けたい、こういうことでございます。どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 なお、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足をよろしくお願いを申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本日の議事日程とすることにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 総務文教委員長報告 ○議長(萬慶芳貞君) 日程に従いまして、総務文教委員会に付託し、ご審議願っております議第1号から議第3号、議第10号、議第15号、議第16号、議第23号、議第24号、意見書第1号を議題とし、総務文教委員長から報告を求めます。 黒松委員長。 ◆総務文教委員長(黒松康至君) ただいま議長のお許しを得ましたので、総務文教委員会のご報告をさせていただきます。 当委員会は、去る3月6日定例議会において付託を受けました議第1号、議第2号、議第3号、議第10号、議第15号、議第16号、議第23号、議第24号、意見書第1号について、3月7日に全員出席のもと開会いたしましたので、その審査の経過と結果について、当委員会を代表して報告いたします。 まず、議第1号香芝市消防団に関する条例の全部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、従来のように各自治会で消防団員を募集するということを廃止するのか、また出動報酬は出動しなくてももらえるのかと質され、理事者から、消防団員の加入の依頼は各分団で任意にしておられる。出動報酬は区分内で出るが、分団長を通じて指導するようにお願いした。今後、第6条の欠格条項、第8条の分限条項、第9条の懲戒条項を厳格に取り扱っていくことにより、良好な成績をおさめていただくよう指導していくとの答弁がありました。 また、委員から、従来団員は各自治会割で決定していたが、どこの自治会からでもよいのか、また女性も消防団員になれるのかと質され、理事者から、消防団員は地域に密着しているので、募集は各自治会も協力しておられ、割り当ては慣例であったように聞いているが、柔軟に取り扱っていきたい。女性消防団については、3月の広報誌で男女区別なく消防団員の募集をしたが、応募はなかった、また服装も男女に対応できるように改正したとの答弁がありました。 また、委員から、婦人消防隊の扱いについて質され、理事者から、婦人消防隊が消防団員になられる意思は確認できなかった。現在は消防署の管轄にあり、その活動について消防署と協議していきたいとの答弁がありました。 委員から、市の職員が消防団を兼務していることについて質され、理事者から、全国的に消防団員のサラリーマン化が進み、団員の確保が難しい状況である。昨年11月に消防庁から通達があり、公務員においても一時的、例外的に本来の業務を離れ消防活動を行うことは消防団の活性化につながり、国民の生命、身体、財産の保護にも資することであるとの答弁がありました。 委員から、出動の手続について質され、理事者から、職務専念義務免除の報告手続を事後に行っているとの答弁がありました。 委員から、市役所の職員は消防が専業でないので、常備消防の強化をしてもらいたいとの要望がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第1号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第2号香芝市特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、常勤特別職の給料を減額した分の使い道について質され、理事者から一般財源として行政全般に使っているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第2号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第3号香芝市手数料条例の一部を改正することについてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、住民基本台帳カードにはどのような内容を入れるのかと質され、理事者から、住民票カードとパスワードであるとの答弁がありました。 また、委員会から、その他の情報を入れるのかと質され、理事者から、独自利用する場合は、議会での議決を受けた後でないとできない、現時点ではほかに入れないとの答弁がありました。 また、委員から、住民票をどのように利用するのかと質され、理事者から、現在は住所地の役場でしか住民票は取れないが、今後は住民基本台帳カードを利用して全国どこでも本人及び家族の住民票が取れるとの答弁がありました。 これに対し、委員から、顔がわからなくてもカードと暗証番号があれば取れるのかと質され、理事者から、住民基本台帳カードは、希望する住民の請求に基づき発行し、その手続は厳格な本人確認が必要であるので、現在事務処理要領を改正している。また、住民基本台帳カードの使用は、交付時に登録した暗証番号の照合を行うことにより、第三者による不正利用を防止することになる。不正利用した場合には、刑法、その他の法令で処罰されることも考えられる。そのようなことはないように厳重に取り扱うようにするとの答弁がありました。 また、委員から、法律ができるより先にカードを発行するのかと質され、理事者から、もう既に法律は成立し、公布されている。今後、平成15年8月25日の施行期日までに国で事務処理要領を決められ、それに基づき執行するとの答弁がありました。 委員から、鳥獣保護に関する法律の関係でどのような登録が必要なのかと質され、理事者から、メジロ等の山鳥の捕獲の許可は県で行い、使用許可は香芝市で行うとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第3号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第10号平成14年度香芝市一般会計補正予算(第3号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、穴虫・田尻線の3億200万円の増額補正は当初わからなかったのかと質され、理事者から、この分は土地開発公社を利用し用地買収したもので、国の経済対策の2次補正による事業費の拡大により行い、土地開発公社から買い戻すものであるとの答弁がありました。 委員から、幼児医療費で200万円ふやしているが、乳児医療費で300万円減らしていることについて質され、理事者から、昨年の医療制度改革に伴い、乳幼児医療の負担が3割から2割になり、乳児医療費幼児医療費も減っているが、幼児医療費は当初予算の想定より大幅に伸びがあり増額補正をしているとの答弁がありました。 委員から、地方債の起債の件で、市税の減った分は住民税等減税補てん債で行うが、それを70万円の減額補正しているのに、8,800万円もの追加補てんしているのはなぜか。また臨時財政対策債は4,650万円の減額補正し、交付税が減額されたことにより、市債を計上しているが、来年度への影響について質され、理事者から、市債の件で住民税等減税補てん債の70万円の減額は、当初予算で住民税等の減に対して4分の1の市債を発行することになっており、それが当初見込みより減ったものである。8,800万円の増額は法人税割や利子割交付金の減額分を起債でお願いしている。これらは後年度に交付税措置がある。また、今回の補正予算においてお願いしている旭ヶ丘小学校、中和幹線、穴虫・田尻線は起債の充当率も有利になり、一般財源の持ち出しを減額できるので、市の財政上も好ましい。事業の執行上はこのような補正措置は有利な制度で今後も制度が続く限り使っていきたいとの答弁がありました。 委員から、香芝市の生活保護世帯はどれぐらいかと質され、理事者から、生活保護世帯は64世帯、98名であるとの答弁がありました。 また、委員から、生活保護は車があれば認定されないが、その普及率により認められる場合があるが、本市の場合はどうかと質され、理事者から、奈良県では病気等、通院している場合や僻地の場合は許可しているが、それ以外は許可していないとの答弁がありました。 委員から、旭ヶ丘小学校の増築の補正について質され、理事者から、旭ヶ丘は生徒数も急増しており、現在24教室あるが、今回は増築で30教室になる、これにより二、三年は対応できるが、それ以上では国の補助対象にならない、今後も児童数の伸びを的確に把握して対処していくとの答弁がありました。 また、委員から、児童数はまだ増加すると思うが、そのピークはいつごろか、また通学に危険な場所の歩道橋や信号等の設置について質され、理事者から、児童数は今後緩やかな増加と考えており、平成20年がピークで、その時点では普通教室が33必要である。また、体育館の西側の信号機は、保護者等から要望があり、総務課で協議し、高田警察署に設置をお願いした。警察は現在現場も確認し、県の公安委員会に申請していると聞いているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第10号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第15号平成14年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第15号については当委員会として可決しました。 続いて、議第16号平成14年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、簡易採決で、議第16号については当委員会として可決いたしました。 続いて、議第23号平成15年度香芝市土地取得特別会計予算についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、土地取得で3億5,000万円は旭ヶ丘の保育所用地のみか、また面積、単価は幾らかと質され、理事者から、旭ヶ丘は3億円で面積2,843.85平方メートル、坪当たり34万5,000円で計上している。用地買収の時点では鑑定価格で買収する。その他5,000万円は一般会計で予定しない緊急の取得分のもので、場所は決まっていないとの答弁がありました。 また、委員から、旭ヶ丘の土地開発公社の所有地の売却は坪当たり30万円であったが、30万円を切るような買収をするのかと質され、理事者から、最終的に買収価格は未定で、明言はできないが、幹線沿いで土地開発公社の所有地より位置的には恵まれているとの答弁がありました。 委員から、買収するときは住宅地のような小さい区画より大きな画地の方が安くなるのではないかと質され、理事者から、買収するときは大規模画地で行う。しかし旭ヶ丘の中でも場所によっては20万円から40万円程度となっているとの答弁がありました。 委員から、公共用地先行取得事業として3億円の起債があり、将来一般会計で相殺するとするが、それまでの利率は幾らかと質され、理事者から、平成15年度で借り入れを予定している保育所用地の公共用地先行取得事業債は、市中銀行で1.5%の利率で借りる予定である。過去に借り入れてる分は5.95%から1.9%で、5.95%の分は平成14年度で償還を終了しているとの答弁がありました。 また、委員から、今回で用地国債は終了するのかと質され、理事者から、磯壁・新在家線の事業で4年間の用地国債を受けていたが、平成14年度ですべて償還するとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第23号については当委員会として可決しました。 続いて、議第24号平成15年度香芝市財産区財産特別会計予算についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、財産区財産管理費交付金の内容について質され、理事者から、磯壁財産区100万円、良福寺財産区92万円、下田財産区850万円、そのうち今池分は600万円、保健センター分は250万円であるとの答弁がありました。 委員から、毎年この程度支出しているが、これらは何に使用されているのかと質され、理事者から、使途は自治会の予算、水利組合の予算、管理費用に使われていると思うとの答弁がありました。 また、委員から、財産区財産から支出するのは、特別な事業と聞いていたが、要望があれば支出するのかと質され、理事者から、地元公共事業があった場合に交付する、日常的な管理経費は管理費交付金として交付するとの答弁がありました。 また、委員から、地元への支出規定について質され、理事者から、地元公共事業交付金は、地元で集会所の建設や水路改修等に積み立てられている留保資金から取り崩すようになるとの答弁がありました。 委員から、賃貸料の抑制について質され、理事者から、財産区財産特別会計は、市が預かったものを目的に合ったものに交付していくものである。しかし、下田今池、良福寺千股池保健センターの件は以前から一般会計で処理していたものを、財産区ということで本会計で執行している。賃貸料については、協定、期間、過去の経緯等の問題もあり、今後の課題として関係課と協議を重ねていくとの答弁がありました。 委員から、各地域で親水公園をつくった場合の支払いについて質され、理事者から、今後の件は今池を含めて検討するとの答弁がありました。 委員から、香の池の財産区財産の売り払い金について質され、理事者から、香の池の件は議会からも指摘があり、努力し調査している。昨年に一部取引があったとの文書が出てきたということである。現在、当事者間で協議していただき、円満な解決を図っていただくようお願いしている。しかしながら、めどが立っていないのが現状で、今後は関係する問題について早急に解決するよう努力するとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第24号については当委員会として可決いたしました。 続いて、意見書第1号「環境教育・学習推進法(仮称)」の早期制定を求める意見書(案)を議題とし、提案者の説明を受けた後、委員から、環境教育・学習推進法を具体的に今の教育体系の中にどのように取り入れていくのかと質され、提案者から、現状は各学校によって環境教育について対応はばらばらであるので、国としてそれに確実に取り組んでいただくための推進法である。環境問題の取り組みに対して、提案国である日本が推進法を制定し、地方自治体の意見も聞いてもらい、国で議論を進めていくような形を思っている。この法律は制定後、具体的に国で考えてもらうということである。まず法律をつくって推進していく意識づけが大切であるという思いでの意見書であるとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、意見書第1号については当委員会として可決いたしました。 以上で当委員会に付託を受けました案件についての審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第1号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第1号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第2号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第2号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第3号について、討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) 議第3号香芝市手数料条例の一部を改正することについて、反対いたします。 住民基本台帳に現在氏名と住所だが、将来どのようなものが入れられるかわかりません。また、このようなことでは市民のプライバシーが守れないこともございます。また、住民基本台帳カード交付は顔が見られないということで、不正にもつながりやすいと思います。 このような市民プライバシーが守れない住基台帳の法令には問題がございます。よりまして、カードにも問題がございます。よりまして、議第3号香芝市手数料条例の一部を改正することについて反対いたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 田中保君。 ◆19番(田中保君) 議第3号の香芝市手数料条例の一部を改正することについて、反対があったわけでございますが、賛成の立場であります。 この条例については、やはり適切にいろいろと下水道に対する料金、こういった問題をシビアに香芝市の予算と合わせた中で適正に提案をされていることでございまして、賛成をするものであります。よろしくお願いいたします。
    ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第3号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第10号について、討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) 議第10号平成14年度香芝市一般会計補正予算(第3号)について反対いたします。 この補正予算は土木優先の補正予算でございます。土木費2億8,000万円の増額と、また教育費におきましては、旭ヶ丘小学校の増築のため、ほんの少しだけ教育費は増額されておりますけれども、土木費は一番多く補正されております。 そして、他の款につきましては、民生、商工におきましてはすべて減額され、民生では3,850万円、商工費は2,528万円と減額されております。土木優遇の補正予算でございます。また、穴虫・田尻線3億2,600万円の補正をされております。国の大型公共事業優先に基づくものでございます。また、急がなくてもよい磯壁・新在家線が補正されております。そして、繰越明許がされております。磯壁・新在家線3億3,120万円繰り越されておりますけれども、はじめからこの予算をとらなければよかったと思います。この半額の1億6,500万円もあれば、暮らし、福祉に回せるものでございます。 また、今回の補正予算は、職員の給料は人勧に基づきまして、14年4月より史上はじめてさかのぼって減額されています。しかし、特別職は減額しておりません。よりまして、議第10号平成14年度香芝市一般会計補正予算については反対いたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 田中保君。 ◆19番(田中保君) 議第10号に対しまして賛成の立場で討論を行います。 先ほど反対討論をされているわけでございますが、土木費、これは都市計画費も含めて構成比では25%であります。まちづくりのため都市計画道路、これは必要不可欠な問題でございます。 なお、繰越明許につきまして、いろいろと反対者は言われておりますけれども、計画から実行に移すときに、ある程度繰越明許についてはやむを得ない。したがって、正規な繰越明許を提案なされて、委員会として可決したわけでありますから、よろしくお願いいたしたいと思います。皆さんの賛成をよろしくお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切、採決に入ります。 本案について委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第10号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第15号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第15号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第16号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第16号については原案どおり可決いたします。 お諮りいたします。 議第23号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第23号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第24号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第24号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 意見書第1号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、意見書第1号については原案どおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 民生水道委員長報告 ○議長(萬慶芳貞君) 続いて、日程に従いまして、民生水道委員会に付託をし、ご審議願っております議第4号から議第7号、議第9号、議第11号から議第13号、議第17号、議第19号から議第21号、議第25号、議第26号を議題とし、民生水道委員長から報告を求めます。 長谷川翠委員長。 ◆民生水道委員長(長谷川翠君) ただいま議長のお許しを得ましたので、民生水道委員会の審査の経過と内容につきまして、委員会を代表いたしましてご報告をさせていただきます。 当委員会は、去る3月6日定例議会におきまして付託を受けました議第4号、議第5号、議第6号、議第7号、議第9号、そして議第11号、議第12号、議第13号、議第17号、議第19号、議第20号、議第21号、議第25号、議第26号の14議案につきまして、3月13日、1名の欠席はございましたけれども、そのほかの全員の議員の出席のもと開会をさせていただきました。その審査の結果と経過につきまして、当委員会を代表いたしましてご報告を申し上げます。 まず、議第4号香芝市保育所設置条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けました後、委員から、増員に伴い設備は整っているのかと質されました。理事者から収容の準備はできているとの答弁がございました。 委員から、二上保育所の入り口の場所が危険であるが、その対策について質されました。理事者から、学童保育所の前の駐車場を利用していただき、なるべく保育所の前には駐車しないように周知しているとの答弁がございました。 以上で、質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第4号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続いて、議第5号香芝市母子医療費助成条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、扶養義務の履行の明文化が国でつけ加えられたことにより条項がずれたのかと質されました。理事者から、そのとおりであるとの答弁がございました。 以上で、質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で、議第5号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続きまして、議第6号香芝市介護保険条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、介護保険料を26%上げる理由について質されました。理事者から、理由の一つは、介護保険制度が始まった平成12年4月から現在までに利用の伸びが2.4倍である、今後高齢者は団塊の世代を迎え相当数ふえる。もう一つは、第2期の事業計画では、第1号被保険者の保険料の負担割合が150円上昇し、また国からの調整交付金の割合が減り120円の上昇で、合計270円の上昇である。また一方で、第1期の基金残高の約8,500万円のうち、5,000万円取り崩して保険料の135円の抑制をしていると答弁がございました。県内10市では一番低い保険料になっているとのことでございます。 また、委員から、年金暮らしの人には大きな負担で納得できない、不況のときなので再考して保険料の引き下げることはできないのかと質されました。理事者から、低所得者の負担は大きいのは理解しているが、社会保険である介護保険制度はすべての65歳以上の人が中心となって介護を受けるということに対する制度である。低所得者に対する減免措置は4月から実施を予定しているとの答弁がございました。 委員から、利用の見直しによるサービス面について質されました。理事者から、介護報酬の変更に伴いケアマネジャーの制度も利用者本位の方向に変更している。市は財政的な安定を保つためにも介護予防に力を入れていく。ケアマネジャーの充実、質の向上を図るために、国の補助金でケアマネリーダー制度を実施するとの答弁がございました。 委員から、積立基金は幾らあるのか、またその取り崩しについて質されました。理事者から、平成14年度末現在の予定残高は約8,500万円あり、そのうち第2期の平成15年から17年の3年間で、基金を含めた中で利用やサービス等を検討し、保険料を算出している。17年度末で基金5,000万円を取り崩す予定であるとの答弁がございました。 また、委員から、介護保険の給付額は3年間で余ったのに、値上げすることについて質されました。理事者から、給付された額は平成12年、13年ともに2億円ほど余った。また14年度は6,000万円ほど余る。基金に残ったこの理由は、平成12年度の当初、関屋病院が医療保険適用の病院から介護適用型の施設になるということであったが、平成14年10月までそれをされなかったことによるものである。基金は今後の介護保険の安定的な運営のために執行する。県下10市の基金の残額は一番少なく、これは第1期の保険料が安かったということであるとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けました後、採決の結果、賛成多数と認め、議第6号につきましては当委員会として可決をいたしました。 続きまして、議第7号香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、国保の退職者は2割負担から3割負担になり、医者にかかりにくくなる。これらの対策について質されました。理事者から、この医療制度改正で2割から3割になるが、これは退職者だけではなく、社会保険の加入者も含めてすべての70歳以下の国民は、乳幼児を除いて3割負担となる。これは負担の公平性を図り、将来のために医療の保障をするために行うものであるとの答弁がございました。 委員から、香芝市では国保世帯はどのくらいふえているのか、また現在の国保世帯はどれくらいかと質されました。理事者から、社会保険から国保に入られる方は約2,000人で、このすべてではなく、転出や社会保険を継続される方もいるので、確実な数字は把握をしていない。また、国保世帯数は9,329世帯であるとの答弁がございました。 委員から、国保料を払っていない人が年々増加しているが、それはどのくらいいるのか、また短期保険証の発行はどのくらいかと質されました。理事者から、滞納世帯は1,300世帯で、短期保険証は668人に発行しているとの答弁がございました。 委員から、景気が厳しく、国保の払い込みは大変な額である。一般会計からの繰り入れをふやして、2割負担の継続の考えについて質されました。理事者から、この改正は国民皆保険を守り、将来の良好な医療制度を保障するために必要な措置であるとの答弁がございました。 委員から、徴収率と、払い切れない場合の分納の方法について質されました。理事者から、徴収率は平成13年で92.03%、平成12年度は91.49%である。保険料は前年度の収入に基づき決定をするので、分納相談では来年度の保険料を推定し、平均をして払いやすい方法で対処しているとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第7号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続きまして、議第9号香芝市水道事業給水条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けました後、委員から、検査はどのような資格を持っている人がするのか、また検査をしないときの罰則について質されました。理事者から、厚生労働省関係の建築物における衛生的環境の確保に関する法律の中で、飲料水に関する水質検査を行う事業の施行規定に基づき、奈良県に登録した業者が講習を受けて認定をされた業者である。県内では42業者、市内では1業者である。また、水道法の中で管理基準で罰則は100万円であるとの答弁がございました。 委員から、届け出て講習を受ければ資格を得られるものであるなら、市で該当する建築物の所有者にそういうことを指導するよう講習をしたらどうかとのご意見がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りをしたところ、簡易採決で、議第9号につきまして、当委員会といたしまして可決をいたしました。 続きまして、議第11号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、一般会計の繰入金の680万円の減額の理由について質されました。理事者から、人件費の不用額であるとの答弁がございました。 委員から、財政調整交付金の1億2,470万円の減額の理由について質されました。理事者から、歳入歳出同額で予算を組むので、補正も歳入で繰越金1億6,800万円を計上したので、それに見合う歳出の調整をしたものであるとの答弁がございました。 委員から、繰越金として1億6,764万円あるが、この繰り越しをしないで還元して、国保料を安くできるのではないかと質されました。理事者から、健康保険財政は、繰越金は平成13年度に2億200万円、平成14年度は1億6,800万円であるが、単年度では3,400万円の赤字であり、これを還元する考えはないとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第11号につきまして、当委員会として可決をいたしました。 続いて、議第12号平成14年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、簡易採決で、議第12号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続いて、議第13号平成14年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、歳入合計で5,840万円の減額になっているが、65歳以上の高齢者に保険料を還元していない理由について質されました。理事者から、今回の補正額の主なものは、介護給付費の当初予算額15億円に対して14億4,000万円の支出で、6,000万円の減になっている。これを要因として基金ができるが、これは今後の介護保険の安定的な運営、また介護保険料の抑制に使うためのものであるとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数と認め、議第13号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続いて、議第17号平成14年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、総係費710万円の減額は人事院勧告によるものかと質されました。理事者から、そのとおりであるとの答弁がございました。 委員から、水道料金に消費税をかけていることについて質され、理事者から、消費税法に定められているので、公共機関として支払うべきと考えているとの答弁がございました。 委員から、渇水対策により4,000万円が減額されたということだが、水道料金が高いため節水をされたのではないかと質されました。理事者から、昨年の渇水は6月25日から9月5日まで長期にわたり、27万6,000トンの水量が減少した結果であるとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論を受けた後、採決の結果、賛成多数と認め、議第17号については当委員会といたしまして可決をいたしました。 続いて、議第19号平成15年度香芝市国民健康保険特別会計予算についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、国保会計が前年度よりふえたのは、リストラなどで社会保険から国保に移ってきた人がふえたためかと質されました。理事者から、国保の予算は40億9,800万円から43億9,800万円と3億円の増額である。これは、一般と退職の療養給付金がふえたことによるものである。その原因は、医療費の支払い月が従来4月から翌年の3月までを1年としていたが、14年度からは3月から翌年の2月までに変更となり、11カ月分の予算で計上し、15年度は12カ月分の予算となったことによるとの答弁がございました。 委員から、国保料はふえているが、国庫支出金は4,280万円程度減っている、これで大丈夫かと質されました。理事者から、収納率の向上に努力をし、赤字にならないようにするとの答弁がございました。 委員から、保険者支援繰入金とはどういうものかと質されました。理事者から、保険者支援事業は、今年度より低所得者を多く抱える保険者を財政的に支援するために、新たに3年間に限り創設をされた制度で、低所得者の数に保険料の収納額を乗じて、その10%を交付されるものであるとの答弁がございました。 委員から、健康づくり事業委託料について、これは今年度策定の健康香芝21と関連をしているのかと質されました。理事者から、これは高齢者の基本健康診査に充てている。そのデータは健康香芝21に役立てる予定であるとの答弁がございました。 また、委員から、水中ウオーキングは高齢者の足腰の強化に大変に効果があるということを聞くが、総合福祉センターでの講習について質されました。理事者からは、コースは1コースで、月・水・金の午前中3コース、1週間で9コースをしているとの答弁がございました。 委員からは、水中ウオーキングの講習をもっとふやして、健康香芝21に織り込んでもらいたいとの要望がございました。 委員から、国民健康保険の制度は年々複雑になってわかりにくいが、どうかと質されました。理事者から、2月に10市の事務担当と協議する機会があり、制度の改善を、県を通して国に要望をしてもらうようにお願いをしたとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第19号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続いて、議第20号平成15年度香芝市老人保健特別会計予算についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、予算が前年より減少している理由について質されました。理事者から、9,500万円の減額の主な理由は、昭和7年以降に生まれた人は75歳に達しないと老人保健の該当者に達しないということになった。その結果、受給者数が減少すると予想して減額をしたとの答弁がございました。 委員から、その減少分は国保にかかるのかと質されました。理事者から、国保のこの会計への拠出金が減り、国保の医療費はふえると予想するが、今後見きわめていきたいとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、簡易採決で議第20号につきましては当委員会として可決をいたしました。 続きまして、議第21号平成15年度香芝市介護保険特別会計予算についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、一般会計からの繰入金が前年度よりふえているのは評価をするけれども、第1号被保険者介護保険料が2,305円から2,900円に上がっている理由について質されました。理事者から、この費用は第1期に高齢者が使われた費用をもとに算出をし、今後の高齢者の伸び、サービスの伸び等も含めて計算をしたもので、県下の10市と比較しても低い額であるとの答弁がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第21号につきまして、当委員会として可決をいたしました。 続きまして、議第25号平成15年度香芝市水道事業会計予算についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、給水分担金の場所はどこか、また水道工事は指名競争入札であるが、条件つきの一般競争入札ですべきであるが、どうかと質されました。理事者から、給水分担金の830戸分は、高山台、旭ヶ丘、分譲マンション等である。指名競争入札は、入札要綱に基づき市内業者優先でしているとの答弁がございました。 また、委員から、香芝市で登録している業者数は幾らかと質されました。理事者から、従来の香芝市の指定が19業者で、その他管工事業者は133業者であるとの答弁がございました。 また、委員から、19業者を中心にするのかと質されました。理事者から、経験、実績等を踏まえ、19業者が指名されるが、実績があれば新規に参入する規定を設けたとの答弁がございました。 委員から、繰越利益剰余金が平成14年度は3億2,110万円、平成15年度はかなり減って2億6,190万円、平成16年度、17年度と減っていくが、水道料金の値上げはいつになるのかと質されました。理事者からは、収益的収入よりも支出が多く、赤字予算であるので、今後においては経費の節減、事務の合理化を行い、有収率のアップにも努力をするが、それでも赤字が出る場合は繰越利益剰余金で補てんをしていく、そして繰越利益剰余金がなくなるようであれば、値上げも検討しなければならないとの答弁がございました。 委員から、平成16年度は値上げの方向で検討していくのかと質されました。理事者から、繰越利益剰余金がなくなる時点で検討をするとの答弁がございました。 委員から、平成14年度の渇水に対して、市民から苦情等があったのかと質されました。理事者から、市民の高度の理解によりスムーズに節水ができ、苦情等はなかったとの答弁でございました。 委員から、委託料等の減少の理由は何かと質され、理事者から、委託料は発注先との協議で節減をし、また削減もした。委員から、節減はいいが、サービスの低下のないようにお願いをしたいとの要望がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成討論をお受けした後、採決の結果、賛成多数と認め、議第25号につきましては当委員会といたしまして可決をいたしました。 続きまして、議第26号奈良県葛城地区清掃事務組合規約の一部を改正することについてを議題とし、理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、簡易採決で議第26号につきまして当委員会として可決をいたしました。 以上で当委員会に付託を受けました案件につきましての審査の経過と結果につきましてご報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をどうぞよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの委員長報告に対し、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第4号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第4号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第5号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第5号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第6号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第6号香芝市介護保険条例の一部を改正することについて、反対であります。 不況で大変厳しい状況のもとでの26%という大幅な介護保険料率の値上げであります。1段階の人で年3,570円の値上げ、2段階の人で5,360円、3段階の人で7,140円、4段階の人で8,930円、5段階の人で1万710円と、まさに大幅な値上げであります。所得の低い人に厳しく、所得の多い人に優しい介護保険料率と言わざるを得ません。 引き上げの理由として、年々利用者がふえてきており、財政状況が厳しくなっていると言われていますが、基金から取り崩してでも、また予算執行率が低い状態のもとでは引き下げるべきであると考えます。月3万円の年金暮らしの高齢者の方が、月2,900円払えば2万7,000円しか残らず、利用料を払えば生活ができないではありませんか。このような大幅な引き上げ、値上げには反対であります。したがいまして、議第6号香芝市介護保険条例の一部を改正することについて、反対いたします。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) それでは、議第6号に賛成の立場から討論をいたします。 この介護保険制度は、やがて来るべき未曾有の高齢化社会を踏まえて、現行では維持不可能であるということから、新しく発足して、生まれてまだ間もない制度であり、対応についても修練されているとはまだ言えない状況でございましょう。第1期3年間の結果、介護される側と介護する側とに分けて考えた場合、介護する側が当初の予想より大変であるということから、検討をされ、介護される側によりよいサービスを提供するために改定された結果でございます。 値上げについては大変心苦しいものがありますけれども、今後の社会生活を考えた場合、安心できるシステムがぜひとも必要だと考えます。基金の取り崩しによって保険料も抑制し、また低所得者層には減免・軽減措置も検討しているようであり、また市独自でケアマネリーダー制度をつくり、寝たきり予防に努力をしていくということであります。今後の3年間、介護される人たちに、さらにより優良なサービスを提供できるように努力していただきたいと思います。よりまして、議第6号香芝市介護保険条例の一部を改正することについて賛成をいたします。諸公ご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第6号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第7号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第7号香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについて、反対討論をいたします。 第5号の退職被保険者本人2割、第6号の家族入院2割、外来3割を削除することは、退職被保険者が本人、家族とも3割になり、少ない年金から支払うのは大変であります。昨年10月の老人医療改悪で、気管支炎で在宅酸素療養をしている人が、月8,500円だけの支払いであったのが、1万円前後になり、支払いができないので治療が中断され、命の心配が出てきているというふうに報道もされております。また、今大変な不況で家計が深刻な状況になっています。2割から3割負担には同意できません。したがいまして、議第7号香芝市国民健康保険条例の一部を改正することに反対いたします。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) それでは、議第7号に賛成をする立場から討論をいたします。 私、国保のことにつきますと、いつも言っていますけれども、さあ、いざ自分が大きなけがをしたり、また大病をして病院で医療行為を受ける立場になったとき、この保険のありがたさがよくわかります。現に、私自身が経験者ですから、間違いはありません。 今回の改正は、退職者にも既に3割負担の人と同じようにするものでありまして、国民皆保険である以上、公正応分の負担はやむを得ないと思います。値上げについては多少の抵抗感はありますけれども、この制度を将来にわたって維持するためには、やはり痛みを我慢する必要があると考えます。よって、議第7号香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについて賛成をいたします。諸公よろしくお願いをいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第7号については原案どおり可決いたします。 続いてお諮りいたします。 議第9号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第9号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第11号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第11号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、反対討論を行います。 繰越金1億6,700万円を歳入に入れず、国保世帯に還元すれば国保料を引き下げることは十分可能であり、一般会計からの繰り入れを減にせず増にすれば国保料を引き下げることはできます。不況のもとで生活が大変厳しくなっているときに、市民に還元していくということからも、国保料を引き下げていく、そういう補正予算にすべきであります。したがいまして、議第11号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について反対いたします。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論を省略いたします。 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第11号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第12号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第12号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第13号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 失礼します。議第13号平成14年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、反対の立場から反対討論を行います。 入ってくるべき国庫支出金であるとか、あるいは支払基金交付金、また一般会計からの繰入金が減額されておりますが、減額せずに、積立基金を取り崩してでも介護保険料は引き下げるべきであります。低所得者や年金受給者にとって、保険料の支払いが大変であり、減免すべきであります。よって、議第13号平成14年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、反対討論といたします。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) 議第13号に賛成の立場で討論をいたします。 この6,000万円の減額補正の理由は、介護サービス給付費が減少したことにより精算するものであります。でありますから、それの還元等については、これは適当でないと判断をいたします。介護保険制度から考えますと当然のことでありまして、昨年度の給付費が少ないということは、言いかえればお年寄りが元気であったということで、大変喜ばしいことであります。よって、議第13号平成14年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について賛成をいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第13号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第17号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第17号平成14年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)について、反対いたします。 3条の営業費用や4条の資本的収入、資本的支出そのものについては理解できます。しかし、前々からいつも言っておりますように、消費税がつけられております。やはり消費税そのものはつけるべきでないというふうに考えるわけであります。したがいまして、議第17号平成14年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)について反対します。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) 徐々に声の調子がよくなってまいりました。 議第17号について、賛成の立場で討論をいたします。 この補正につきましては、長期渇水によって節水を呼びかけましたところ、渇水が解除になってからも節水が続いたために、予定した売り上げが達成できなかったことによる補正でありまして、水道経営にとってみると少し複雑な心境ではありますけれども、この結果の補正でありますから、いたし方のないことでございましょう。また、耳にたこができるほど消費税を言われておりますけれども、この消費税とか職員の給料の減額による補正については、これは公共機関として当然のことをやっただけのことでございます。何も特別なことをやったわけではございません。よって、議第17号平成14年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)に賛成をいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第17号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第19号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第19号平成15年度香芝市国民健康保険特別会計予算について反対いたします。 国保会計制度ができて長らくになりますが、国保の国庫支出金は1980年には57.5%でありましたが、2000年度には36.3%と激減しております。それに比例して保険料が引き上げられてきたという経過があり、国庫補助が定率性から定額制へと改悪されています。今支払いが大変厳しい保険料でもあります。国保加入者は中小業者、農業、そして無職の人、低所得者が中心であり、介護保険料も払わなければなりません。滞納者の多くが払いたくても払えないのが実情であります。均等割や平等割を引き下げるべきであり、短期保険証の発行はやめるべきであると考えます。保険料を引き下げていく、そのためには一般会計からの繰入金が前年比で増額となっていますが、一般会計からの繰り入れをもっとふやすべきであり、基金から取り崩してでも保険料を安く、また低くすべきであります。したがいまして、議第19号平成15年度香芝市国民健康保険特別会計予算について反対いたします。終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) 議第19号に賛成の立場で討論をいたします。 あと5年から10年すると、いわゆる団塊の世代が国保の世界に流れ込んできます。対象となる人口は一気に膨れると思われます。また、この団塊の世代の数の大きさについては、彼らを対象にした新しいビジネスモデルができるのではないかというくらいすごい数の人たちが、この国保の世界、世の中にあふれてくるわけであります。現在、既に75歳以上の人たちについては、別の制度を検討する必要があるのではないかという議論さえ始まりました。国民健康保険の制度は絶対に存続をさせないと困る制度であります。今会社勤めで社会保険に加入する人は、経営者がその幾らかの分を負担しなければならないので、社員を契約制にして、社会保険に加入しない会社も出ているそうであります。そうなると、なおさら国保に人が流れ込んでくるわけで、大変な状況がすぐ目の前にやってこようとしているわけです。この制度を何としても維持させなければなりません。今年度の予算について言えば、低所得者に対して時限措置ではあるものの、支援制度という今までにない新しい制度も創設されました。少しでも改善がなされていると思います。香芝市の国保会計も43億円という膨大な規模になってまいりました。ひとつしっかりと対応をしていただいて、今後市民の健康増進のために積極的な施策を望みたいものでございます。よりまして、議第19号平成15年度香芝市国民健康保険特別会計予算について賛成をいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第19号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第20号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第20号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第21号について、討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 議第21号平成15年度香芝市介護保険特別会計予算について反対の討論をするものであります。 国では一昨年10月より、65歳以上の人が全額払わなければならないことになり、無職の人や低額年金者は大変であり、非課税の人には無料にすべきであります。一般会計からの繰り入れも3億1,000万円と前年より増額となり、評価そのものはいたしますけれども、やはり介護保険料は減額すべきであります。また、介護保険会計では余ったお金を返していくのであれば、市民に返していく、安くしていくということをやるべきだと考えるものであります。そして、積立金を取り崩してでも介護料を安くすることはできますし、このような26%という、まさに大幅な引き上げ、値上げには反対であります。したがいまして、議第21号平成15年度香芝市介護保険特別会計予算について反対いたします。反対討論を終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) もう少しでございます。ご辛抱願います。議第21号賛成の立場から討論をいたします。 この介護保険という制度がなければ、高齢者の人たちはとにかく悲惨な状況に立たされます。この予算については第1期の3年間を見直して、サービスやその他の事業を精査して、基金を投入してまでも値上げをなるべく抑えようという努力が盛り込まれています。今後介護保険にかかる人がふえてくるのは、火を見るより明らかでありますから、この制度を維持しなければならないと考えます。よりまして、議第21号平成15年度香芝市介護保険特別会計予算について賛成をいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第21号については原案どおり可決いたします。 続いて、議第25号について、討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) それでは、議第25号平成15年度香芝市水道事業会計予算について反対討論を行います。 当年度未処分利益剰余金が3億2,000万円あり、水道料金を引き下げるべきであります。そして、水道工事での入札は指名競争入札ではなく、透明性のある条件つきの一般競争入札にすべきでもあります。また、公共料金に消費税がついていますが、公共料金に消費税をつけるということについてはやめるべきであるというふうに考えます。現金預金が16億5,000万円ほどあり、料金を引き下げるべきであるというふうにも考えます。水道料金を安くし、水を安定的に供給していく、そのために最大の努力をすべきであるというふうに考えます。したがいまして、議第25号平成15年度香芝市水道事業会計予算に反対いたします。 反対討論を終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 竹下正志君。 ◆7番(竹下正志君) それでは、議第25号に賛成の立場で討論をいたします。 水道事業は当然ながら独立したものであり、安全なおいしい水を継続的に供給しなければなりません。ここ二、三年の財政計画を見ておりますと、平成15年ごろには利益剰余金は底をつくようになっておりました。ところが、徹底した見直しを行った結果、経費の節約や販売量の伸び等も勘案をして、数年この状況が進みそうな計画に練り上げられました。また、4条関係でも、計画はかなり活発な積極型であり、これからも安全で安心して飲める水の供給に万全を期すための予算でございます。 当局がコスト圧縮のために、いろんな形で経費の節減を図り、特に今年度の予算においては涙ぐましい努力をされております。一生懸命やっている彼らがつくり出した予算に対して異を唱えるということは、何か冷たい心しか持ち合わせていないような気がしてかわいそうに思います。消費税については、今まで言ったとおり、これは決められたことでありまして、我々としても脱法行為を進めるわけにはまいりません。よって、議第25号平成15年度香芝市水道事業会計予算について、大いに賛成をいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第25号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第26号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第26号については原案どおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 建設経済委員長報告 ○議長(萬慶芳貞君) 続いて、日程に従いまして、建設経済委員会に付託をし、ご審議願っております議第8号、議第14号、議第22号、議第27号、議第28号を議題とし、建設経済委員長から報告を求めます。 北川委員長。 ◆建設経済委員長(北川重信君) ただいま議長のお許しを得ましたので、建設経済委員長報告をさせていただきます。 去る3月6日の本会議において建設経済委員会に付託を受けました議第8号、議第14号、議第22号、議第27号、議第28号の5議案について、3月14日に当委員会を開催いたしましたので、その審査の経過及び結果について、当委員会を代表して報告を申し上げます。 まず、議第8号香芝市都市公園条例の一部を改正することについてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、他の市町村のナイター料金について、1時間1,500円という料金の算定基礎について質され、理事者から、奈良市鴻ノ池球場は30分当たり3,000円、生駒市が1時間当たり4,000円、天理市が1時間当たり5,300円、大和高田市は3時間で6,000円、広陵町が1時間当たり5,000円、当麻町が30分当たり2,000円である。料金については基本料金を含めて電気代の全額、実費を徴収するということで決定したとの答弁がありました。 委員から、高塚グラウンド夜間照明の使用が木曜日を除くとなっているが、木曜日はどのような理由で使えないのかと質され、理事者から、施設の改善、また整備のため木曜日を週に1回休みにするとの答弁がありました。 委員から、高塚公園の今後の使用はどのようになるのかと質され、理事者から、今までは高塚公園はオープン状態であったが、今回夜間照明設備を設置することでフェンスを囲むことになっている。使用については、これまでと同様に、使用許可を受けた方が優先的に使用できるが、それ以外でも自由に使用できるとの答弁がありました。 委員から、夜間照明の利用方法を質され、理事者から、グラウンド使用の申し込みと同時に、夜間照明の利用の申し込みを受け付ける、受け付け後再度、使用日当日に総合体育館でコインを購入し、そのコインとコイン投入箱のかぎを持っていき、グラウンドでは使用者はそのかぎでふたをあけ、コインを入れる。コインを入れると、1枚につき1時間が点灯するとの答弁がありました。 委員から、夜間照明の使用時間が1時間に満たない場合はどうなるのか、また午後9時に照明を消す場合はどうするのかと質され、理事者から、1時間未満についても1時間分の料金を徴収をする。また、消灯については、タイマーセットをしているので、午後9時になると自動的に消灯するとの答弁がありました。 委員から、グラウンド近くの住民への光に対する公害は大丈夫かと質され、理事者から、周辺も調査したが、照明の高さが約14メートル、4月以降になり、桜の木も茂ってくると光は及ばないと判断しているとの答弁がありました。 委員から、香芝市総合プールの老朽化に伴い、施設のリニューアルなど創意工夫をして利用者をもっとふやすべきではないのかと質され、理事者から、老朽箇所については修理を行い、またサービスの向上に努めて、より多くの市民に利用されるよう努めていきたい。また、プールの期間中に入場者をふやすため、水泳教室を行い、また創意工夫をした中で行っていきたいとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第8号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 議第14号平成14年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、工事の入札について、条件つき一般競争入札で行う考えがあるのかと質され、理事者から、工事請負契約の入札方法は、香芝市建設工事請負業者選定要綱に基づいて行っており、今後も要綱により実施したいとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第14号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 議第22号平成15年度香芝市下水道事業特別会計予算についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、工事箇所として34カ所を予定しているが、地域的にはどうかと質され、理事者から、下田地区で7カ所、二上・三和地区で11カ所、五位堂地区で12カ所、志都美・旭ケ丘地区で4カ所の計34カ所であるとの答弁がありました。 委員から、上中地区の調整区域の整備について、また上牧町との関係についてを質され、理事者から、上中から高への上中第1汚水幹線の整備については、県道上中・下田線がかなり狭隘で工事の際、発進立抗の設置、通行制限、迂回路の確保等が非常に難しく、また延長が1キロ近くあるため工事期間も長期にわたることから、工事の着手がおくれています。この区間は整備は上牧町との関係もあり、上牧町の整備と合わせた中で行う。また、そのことで事業の期間や通行制限等は解消され、整備期間が約10年もかかる期間が本線の整備が2年から3年で整備ができると思われる。上牧町との接合場所は調整区域であるが、既に事業認可を取っており、公共下水道の事業として整備を行いたい。なお、平成14年度に測量業務を完成しており、15年度中に上牧町と協議を行い、土質調査、設計等を行い、平成16年度からの工事に着手する予定があるとの答弁がありました。 委員から、水洗化率向上のため、どのような努力をしているのかと質され、理事者から、水洗化率向上のため、昨年5月から普及相談員1名を採用して水洗化の促進に取り組んでいる。供用後3年以上経過した地域で未接続の家庭について水洗に切りかえてもらえるように、相談員が各家庭を訪ね、昨年には537件を回って、切りかえの実績が46件ありました。15年度の賃金で1名増員し、2名を予算計上をして、一刻も早く投資効果が上がるよう事業をしていきたいとの答弁がありました。 委員から、平成15年度予算は前年度に比べ、年間予算で約4億円の減額がされているが、なぜ減ったのかと質され、理事者から、平成14年度には雨水事業で5億円の事業を行っており、その分がすべて減ったため、今回は減額となったとの答弁がありました。 委員から、普及相談員を採用するのもよいが、市民の生の声を聞く意味も兼ねて、職員が直に市民のもとへ訪問し、啓蒙啓発活動をするのも一案ではないかと質され、理事者から、下水道を整備して供用を開始した段階で、その区域が接続できるという案内等には職員が回っている。また、工事施工中でも市民に対して公共下水道が完成すれば切りかえをしてもらうという説明も行っているとの答弁がありました。 委員から、地方債の利率が5%以内となっているが、現在の状況ならもっと低く設定できるのではないかと質され、理事者から、地方債の利率については、一般会計及び特別会計を含めてすべての起債において5%以内と定めている。これらの事業は繰越明許や事故繰越で起債を受ける年度が数年にわたる場合もあり、そうした場合も勘案の上、このような利率を設定し予算化をしているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第22号については当委員会として簡易採決で可決をいたしました。 続いて、議第27号香芝市道路線の認定について、議第28号香芝市道路線の廃止についてを一括議題として理事者の説明を受けた後、質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第27号、議第28号については、当委員会として、簡易採決で可決をいたしました。 以上で、建設経済委員会に付託を受けました案件の審査経過と結果について、私の報告を終わりますが、報告漏れ等がございましたら、所属委員各位に補足説明をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 松原議員。 ◆2番(松原隆博君) 2点だけお願いいたします。 グラウンドの照明器具についてですけれども、まず1点は、高さ14メーターとおっしゃったと思うのですが、それは一番ピークのところだと思うのですけれども、桜の木があるから、その葉っぱで隠れるであろうということですけど、桜の木は落葉樹ですので、その点わかっておっしゃってるんでしょうけれども、それと14メーターといいますと3階余り、桜のピークは3階まである木があるかわかりませんけど、現実はそんな大きい木がなさそうに思います。その点少しまた話が出たか、そしてまた以後の対策が必要だと思います。ちょっと補足だけさせたもらうと、暗い懐中電灯でも結局まぶしいというのは、目を向けて光源が小さくても当たるということがまぶしい、ルックスの問題とは違うんですよね。ですから、どうして隠すかという、ちょっと進んだ話が出たかどうか1点。 それと、1時間当たりの委員長の説明、たしか1日とおっしゃったけど、1時間当たりだと思うのですけども、1,500円、当時の設定。これほかの市、1時間、30分とか出てまいりましたが、単位が知らされてませんので、同じワット数で換算しての説明があったかどうか、この2点だけ、なければなかったで結構ですが、お願いいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 北川君。 ◆建設経済委員長(北川重信君) 1つ目の桜の木の話は、葉っぱじゃなくて木の枝、でも4月1日からの施行なんで、実際のところまだ見にも行ってないし、今話を聞いたときは、ルックスとかそういうこともまだそういう話までは具体的にはなかった。そして、今後またそのように検討はしていきたいと思います。 そして、もう一点のワット数というのか、そのなるほど時間の1時間1,500円というと安いということなんですが、ワット数はちょっと奈良市の球場というんかな、鴻ノ池球場、ちょっと規模も違うということもあるし、ワット数はうちのグラウンドに合うたワット数なんで、そこをちょっと理解してほしいと思います。そういうことで。 ○議長(萬慶芳貞君) いいですか。 ほかに。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) 入札方法で香芝市の建設工事の請負業者選定要綱でやっているということなんですけれども、これまでほとんど指名競争入札であり、そして大きな事業であると共同体の競争入札なんですけれども、それも数社に限られておりまして、ほとんど指名競争入札のような状態であると思うのですけれども、その業者選定の内容そのものを指名競争入札に、改善する条件つきの一般競争入札に改善する方向等について、委員会でどのように論議されたのか、お伺いしたいんですけれども、初めの本会議で芦高議員が聞いておられたと思うのですけど、その点について委員会でどのように深められたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(萬慶芳貞君) 北川委員長。 ◆建設経済委員長(北川重信君) 先ほど答えたように、工事請負契約の入札方法は、香芝市建設工事請負業者選定要綱に基づいて行っておるということで、理事者の方からそういうふうに聞いていますし、そのようにやっていると私たちは見てますので、それで理解をしてほしいと思います。 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第8号について、委員長報告どおり決することご異議ござまいせんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第8号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第14号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議あり」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対討論をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) 議第14号平成14年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について反対いたします。 下水道普及率もふえて一定評価できますれけれども、下水道使用料金842万円ふえていますが、これにも消費税がかかります。消費税は国で決められたといえ、工事の問題については消費税は香芝市としてどうしようもございませんけれども、使用料についての消費税については、香芝市独自で上乗せをとりやめることもできます。 また、下水道建設費637万円減額されてます。それについても税金の使い方をもう少し工夫して、工事請負を指名競争入札を条件つきの一般競争入札で行われるならば、税金の使い方がもう少し改善されるのではないかと思います。よりまして、議第14号については反対いたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 西浦秋男君。 ◆3番(西浦秋男君) 議第14号平成14年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 今回の補正予算は、下水道使用水量の増加に伴う下水道使用料徴収業務委託料及び流域下水道維持管理負担金の増額が主であり、何ら反対する理由もございません。また、消費税の問題は、先ほどの件もございましたけれども、我々にはどうすることもできないと考えております。 また、業者選定請負の条件つき一般競争入札の件でございますけども、これは地方自治法施行令第167条の指名競争入札は、234条第2項の規定により、指名競争入札にできる場合は次の各号に掲げる場合とすると。工事または製造の請負、物件の売買その他の契約で、その性質または目的が一般競争入札に適しないものをするとき、またその性質または目的により競争に加わるべき者の数が一般競争入札に付する必要がないと認められる程度に少数である契約をするとき、また一般競争入札にすることが不利と認められるときと、こういうような自治法があるわけです。この中で、やはり公共事業、下水道なんかは数多く香芝市でやると、また公告をしていかなければならないというふうな金のかかることを、大きな事業であればよろしいですけども、こういった小さな分については、できるだけ費用のかからない方法で指名していくと、そのために香芝市の請負契約というのがございまして、それにちゃんと決めてされておると。これに基づいてつくっておるわけです。そして、条件をちゃんと見て、3社以上、3人以上があれば指名できるんだというようなことも書いてますし、そんな中で非常に市としましても、必要経費のかからない方法でやっているということをやはり考えなければならないと、このように思います。よりまして、この議第14号平成14年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)に賛成いたします。議員諸公の皆様方のご賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第14号については原案どおり可決いたします。 お諮りいたします。 議第22号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議あり」「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対討論をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) 議第22号平成15年度香芝市下水道事業特別会計予算について反対いたします。 下水道の普及率も、ふやすために努力をし、一定評価できるところもございます。しかし、下水道使用料に2,549万円ございますが、これにも先ほども言いましたように消費税がかけられております。市民の負担になってまいります。さらに、国は1%ずつ消費税を引き上げ、15%にもしようとしております。市民にとって、消費税のかかった下水道料金は大変でございます。負担でございます。 また、下水道工事4億6,989万円ございますけれども、先ほども申したように、ほとんどが指名競争入札予定でございます。この指名競争入札は、談合のおそれもあり、工事費をつり上げられやすいおそれもございます。下水道工事の入札方法を条件つきの一般入札に変えまして、税金の使い方を市民のために、より効率よく使うべきでございます。そのような予算にすべきでございます。よりまして、議第22号については反対いたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 西浦君。 ◆3番(西浦秋男君) 議第22号平成15年度香芝市下水道事業特別会計予算につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 平成15年度の下水道予算は、非常に厳しい財政状況下であるにもかかわらず、市民が健康で快適な文化生活をするためになくてはならない公共下水道整備事業に積極的に取り組まれております。今後も、一日も早く市内全域の公共下水道が整備できるよう、全力を傾注していただくことを期待いたしまして、議第22号平成15年度香芝市下水道事業特別会計予算に賛成いたします。 なお、消費税、また公共工事の入札に関しては、先ほどのことと同じでございますので、割愛させていただきたいと思います。議員諸公の皆様方のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第22号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第27号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第27号については原案どおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第28号について、委員長報告どおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、議第28号については原案どおり可決いたします。 暫時時間延長いたします。 暫時休憩いたします。              午後4時23分 休憩              午後4時54分 再開
    ○議長(萬慶芳貞君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 予算特別委員長報告 ○議長(萬慶芳貞君) 続いて、日程に従いまして、予算特別委員会に付託をし、ご審議願っております議第18号を議題とし、予算特別委員長から報告を求めます。 田中保委員長。 ◆予算特別委員長(田中保君) ただいま議長のお許しをいただきました。3月6日本会議で付託を受けました予算特別委員会、3月10日、11日、2日間、しかも2日間時間延長を行いながら慎重に審議を行ってまいりました。その経過と結果について、委員会を代表しご報告を申し上げる次第であります。 余り具体的な報告につきましては、2日間にわたるわけでありますから、委員会として要旨について報告を申し上げ、具体的な問題については質問等の中でお受けをしてまいりたい、このように思います。よろしくお願いいたします。 まず、委員会としては、平成15年度香芝市一般会計の予算案、提案に対する総括的、具体的な説明を求めたわけでございます。これに対しまして、地方財政に関しては税の減収のほか地方交付税の縮小、国庫補助負担金の削減の影響があり、非常に厳しい状態で予算編成を行ったとのことでございます。21世紀にふさわしい魅力あるまちづくりのための施策を推進していかなければならず、快適で身近な市政とすべく、国の補助金が整理・縮減される中において最大限の事業執行財源の確保に努め、後年度の償還に対して財源を伴う有利な地方債の活用等によって、増加事業に対する歳入財源の確保に本予算で努めてきたとのことでございました。 歳出におきましては、全般にわたり節減合理化を図り、事務事業の見直し、行財政の効率化を推進し、限りある財源を有効配分して市民生活に密着した事業を中心に新規事業の採択、あるいは拡充をした結果、本市の平成15年度一般会計予算は223億6,000万円で、対前年度9.4%の増で予算編成を行ってきたとのことでございました。歳入の根幹である市税が78億4,592万円で、前年度比1億6,738万5,000円の減、利子割交付金が7,230万円で前年度比9,560万円の減、地方交付税が37億3,000万円、3億8,000万円の減であるとのことでございました。臨時財政対策債を含めると、一般財源は140億9,942万5,000円、前年度比5,581万円の増でございまして、財源の確保に努めてまいりたい、いわゆる歳入欠陥のない政治姿勢を貫いてまいりたい、こういうことでございました。 また、市債でございますが、37億3,820万円、これは9億2,880万円、率にして33.1%の増と予算提案をいたしておりますけれども、これは住民税等減税補てん債及び臨時財政対策債を除く実質事業債では23億1,030万円で、前年度比2億5,960万円、12.7%の増と、こういうことでございます。 歳出におきまして、性質別経費での構成比は、人件費、扶助費、公債費等の義務的経費は42.7%、消費的経費は10.8%、建設事業等の投資的経費は27.3%、その他の経費は19.2%、性質別経費の増減率についてでございますが、議員もご案内のように、義務的経費は前年度比6.5%増、消費的経費は前年度比1.3%増、投資的経費は前年度比18.9%増、その他の経費は8.5%増となっているわけでございます。 総務費では、特に真美ヶ丘集会所整備補助事業で3,300万円、スポーツ公園整備事業で1億1,141万円、民生費ではつどいの広場、これは子育て交流でございますが、この事業で228万6,000円、乳幼児健康支援一時預かり事業で669万円、公立保育所延長保育促進事業で858万円、若葉保育所大規模改造事業で3,980万円、旭ヶ丘学童保育所改築事業で2,740万円、ひとり暮らし緊急通報体制等整備事業で259万円、衛生費では市営火葬場整備事業で3億円、これは後で債務負担行為の中で、2年度でありますから2億5,000万円の債務保証が、この中には含まれませんが、債務負担行為の中で計上をされているわけでございます。健康香芝21計画策定事業で460万円、農林商工費では100万円、土木費ではJR新駅整備及び関連事業で5億3,500万円、中和幹線をはじめ、都市計画道路建設事業で22億9,873万3,000円、五位堂駅前北第二土地区画整理事業で7億4,121万3,000円、市営住宅新設事業で1億5,014万円、教育費では、小・中学校図書情報化推進事業で390万円、香芝中学校弓道場整備事業で5,200万円、中学校給食施設整備事業で3,800万円、旭ヶ丘幼稚園新設事業でございますが、調査費として、設計費として1,500万円、幼稚園教育振興計画策定事業で265万円、尼寺廃寺整備事業で2億1,018万5,000円、埋蔵文化財発掘調査受託事業で1億2,483万円、これらを計上しているということでございます。 先ほど申し上げました2表の債務負担行為でございますが、火葬場整備事業で、2カ年事業によって2億5,000万円、都市計画事業をはじめ各種の公共事業を推進するに当たって、用地取得が不可欠であることから、香芝市土地開発公社の債務保証限度額、これを110億円、平成15年度において取得または補償する用地等の事業資金10億円及びこれに対する利子相当額を限度とする設定の提案があったわけでございます。 続きまして、地方債でございますが、若葉保育所大規模改造事業、旭ヶ丘学童保育所整備事業、清掃運搬施設整備事業、火葬場整備事業、臨時地方道路整備事業、臨時河川等整備事業、街路整備事業、地方特定道路整備事業、住宅市街地総合整備事業、まちづくり総合支援事業等々、いわゆる起債の限度額37億3,820万円でございました。その起債の方法及び利率と償還の方法を地方債の中で提案をいたしてまいりました。第5条の一借でありますけれども、予算執行上の資金需要に対処するため、その借入限度額を35億円に定めるものでございまして、6条の歳出予算の流用は、歳出予算における各項の経費の金額を流用することのできる範囲を定めるものでございます。 これらに対しまして、市税の落ち込み、あるいは交付税、国庫補助の削減等いろいろあるわけでございますが、前年度と比較して9.4%増の223億円の予算であるけれども、厳しい経済状況の中で、このような積極予算を組まれることについての見解、これについて委員会として質したわけでございますが、これに対しましては、社会経済状況は厳しい、委員会が指摘をされるとおりでありますけれども、市税の減少、交付税の削減、国庫補助負担金の減額等で大変厳しい状況で提案した。行政には停滞は許されず、都市基盤整備事業については継続しつつ、現在まで進めてきた新駅の整備事業、尼寺廃寺等の整備事業、火葬場の改修事業のほか、児童福祉関係の大幅な増額等が15年度中に集中したように思う。そのことから、事業増はこういう時代であっても積極予算を組まざるを得なかった。財源の状況についてはゆとりある状況ではないけれども、最小の経費で効果を上げることを原則に、財政動向を十分に把握した中で予算編成を行ったと、こういうことでございました。 また、委員会としては、バブル崩壊後非常に景気が低迷し、税収も減ってきている。その中で、地価が下がっているのに、しかも固定資産税だけがふえている。全体的には9.4%の積極予算を組まれており、一定の評価は委員会としてできるけれども、税金が下がって収入が下がれば歳出も下がることはだれでもできる予算である。しかし、非常に積極的な予算を組んでいる。市税に対する課税の基準をどこに置いてどのように行っているのか、市長がいつも安心と安全のまちづくり、これらを口癖のように言われるけれども、行政を進めていくため、この予算の中でどのようにそのような見解を求められているのか、このように質したわけでございます。 これに対しましては、固定資産税と財産区についてでございますが、集会所等の件については、真美ヶ丘集会所、この予算で補助を提案している。これらは財産を持っていない自治会については集会所の新設、あるいは改築については困難な状況にあることは現実である。市として、これらの緩和を図るため、集会所に対する補助要綱を見直して、今までは3分の1の補助率で2,000万円が限度であったけれども、2分の1まで補助率を上げて3,600万円を限度額としたと、こういうことでございます。 なお、固定資産税についての考え方に対してでございますが、評価については12年から15年の評価替えと、3年に1回の価格の見直ししかなかったが、これだけの下落傾向にあるので、12年度以降についても毎年時点修正を行って、固定資産税の課税に努めている。しかし、これらの抜本的な評価については15年度の評価替えでしか処理できないので、その中で基準点をふやしていく。または現状の地価が数字に出る以上の下落がある物件も現実にあると思うので、それらについては評価をしている鑑定士等にその辺の状況を十分踏まえた中で適正に行ってもらう。固定資産税は地価が下がっているのに税金が上がるということで、不合理なことで理解をなかなか得にくい。しかし、見直しの中で、農地のうち95%は15年度の課税見込みでは据え置きないし引き下げであり、残りは負担調整率が低い部分で、5%ほどは上がる。また、宅地も含めた中では6割程度について固定資産税の上昇がなくなってくる。地価の下落そのものがこれから数年の間に税額に反映されるという事態まで、具体的な調整が進んでいるのではないか。このような見通しに立って、ここまで地価が下落すれば、鑑定士に意見等を言った中で、評価点をさらにふやして15年度の評価に対応したい、こういうことを十分留意をしながらこれらの課税について検討を加えていくと、こういうことでございました。 さらに、固定資産税に対する見解については、市としてさらに具体的にどういうことかということで、委員会として見解を質したわけでございます。数字で質したわけでございます。この、地価が下がっているのに固定資産税だけが上がるという不合理、これにつきましては、農地については95%、宅地も若干低いが税額は据え置きや下落がふえてくる。この予算に提案している5,600万円、これらの固定資産税の増の主な要因は、1つは農地について不公平課税をなくす意味から、現況が農地以外の利用をしているかどうかを15年度の評価替えに際し、再度全市内の調査を行ったことによる増、これが約5,600万円のうち2,500万円であったと、こういうことでございます。 さらに、これらについて、委員会として、固定資産税は今まで地価が下がっていたのが、それに伴う増がなくなってきている。15年度でそれがはっきりと見えてきた。16年、17年についてもこのままの状況が続いて、評価の見直しが行われれば、ここ数年の間上昇がなくなってき、市民にも理解が得られやすいのではないか。こういうことは委員会の意見として具申をいたしたわけでございます。答弁については、必要ないと、こういうことで委員会としての統一見解を提案を意見として付したわけでございます。 また、本会議の中で、市営住宅の問題あるいは火葬場、これらの問題について総括的な質問が行われたわけであり、この総括的な質問に対して、委員会としてさらに質問を深めたわけでございます。市営住宅に関する15年度予算の内訳は造成と出ているけれども、内容は造成及び排水工事、周辺の道路整備を含んで予算措置を行っている。財源は国庫補助金としてどうかと、このように尋ねました。これに対しまして、財源の国庫補助金は約5,000万円、それから公団の協力費で1,500万円、起債で6,960万円、これらを見込んでいるとのことでございました。 また、火葬場の3億円、あるいは債務負担行為2億5,000万円、これは2年間でございますが、これに対する問題でございますが、見解を委員会として質してまいりました。徹底的に議論をし、休憩を行いながらこういった問題について委員会としての一定の評価を得たわけでございますが、この火葬場は将来的には移転新設を考えている。したがって、現在の火葬場、これに対しては一時的につなぎのために整備を行いたい。本来、火葬場、斎場、墓地、これらを一体とした構想が望ましいと考えており、候補地選定については今から内部的に検討に入っていきたい。なお、それらの新しい場所を調査するための調査費、これについては本来15年度一般会計予算3億円、あるいは2億5,000万円の中で調査費として含めたい、こういう答弁がございました。したがいまして、新しい場所を求めるための調査費をこの中に含んでいるということを、委員会として再度確認をいたしたわけでございます。 なお、リフレッシュ工事につきましては、焼却炉の老朽化で利用者に大変迷惑をかけている、そういう現状でありますから、炉自体から取りかえて、炉の前に前室を設け、冷却装置も取りつけして短時間で収骨できるようにし、煙突も取り除き、無煙・無臭化を図ってきたい。これはめどでありますが、10年から15年のつなぎではある。その間でも利用者に迷惑をかけてはならないことから工事を進めたい。工事は原則として競争入札で行いたい。これからの工事実施に向けて進めることにつきましては、事業費の節減に鋭意努力をしたい。このような答弁がございまして、委員会として了承をいたしたわけであります。 さらに総括質疑をされた中で、累積地方債が15年度末で390億円と、年々増加をしている。この問題について。また、借金がふえているので大丈夫かという不安がある。起債制限比率など、財政状況。これは本予算を提案するに当たって、公債費としてどのような状況でこれはなっているのか、こういうことでございます。 中学校の給食3,800万円、あるいは都市計画道路で22億円、市道には2億円であるが、安全な生活道路が大事である、こういうことからこの2億円の予算の提案に対しても委員会として質してまいったわけであります。 また、国保支援事業で2,800万円、退職者が2割から3割に改正されているが、それらに対する医療費減額制度に使えるのかどうか。貸付金制度など一般会計ではどうか。また、土木費に25.9%、非常に投資的経費がふえているではないか。この予算提案に対して、委員会として質してまいったわけでございます。これに対しまして、15年度の市債は前年度と比較して9億2,880万円が増加している。うち臨時財政対策債、減税補てん債等の増が6億6,920万円、実質的には2億5,960万円の増である。15年度末での起債制限比率は15.4%を見込んでおり、制限を受ける20%までは余裕はあると、こういうことでございます。 なお、委員会としてこれらの臨時財政対策債、減税補てん債について、起債で承認はするけれども、実際地方交付税がこれだけ減った、そして起債がふえる、借金がふえる。このてんまつについての見解もあわせて質したわけでありますけれども、これに対しては、後年やはり国のこれらの、これは時限立法でありますけれども、国庫補助という形で交付税の穴埋めとして香芝市に還元をされる、このように答弁があったわけでございます。 それから、起債の未償還額、これは390億5,000万円、そのうち交付税の対象額は242億円、差し引き地方債残高は148億4,000万円。これらの事業は市税の減収、また非常に厳しい状況にある税収落ち込みによって、今後も重点事業については特に補助金等の確保をした中で事業に取り組んで、財政の健全化を図っていきたい。そういう見解を市長から答弁があったわけでございます。また、都市計画道路、一般道の整備につきましては、都市計画道路はまだ整備途上であることから、今後も整備について投資が必要である。これと関連して、地元の一般道路についても、2億円の予算の問題でありますが、地元要望を十分踏まえた中で取り組んでいきたい、こういうことでございます。 なお、土木費と他の費用との比較につきまして、土木費は都市計画関連の整備で比率が非常に高い。土木費が25.9%、ちなみにそれらの構成比率について、委員会として質したわけでございますが、それらに対しましては、衛生費が8.8%、農林商工費が1.4%、教育費等につきましては、また款の教育の中で答えていきたい、こういうことでございます。 なお、給食の予算でございますが、これについては自校方式かセンター方式にするのか、現在考えているのはどうか、このように質したわけでございますが、これは検討委員会を立ち上げて協議を行っている。もう一つの方法として、市の栄養士により献立を行い、民間委託という方法もあるので、それらを検討していきたい、こういうことでございました。 主要な点について、委員長として報告をさせていただきます。先ほど累積地方債の15年度末、これらの増加、起債制限比率については15.何%であるけれども、これらの財政状況、これの推移、本予算を提案するに当たってどうか、委員会として質してまいったわけでございますが、この市債は対前年度と比較して9億2,880万円、これがふえているわけでございまして、臨時財政対策債、減税補てん債等の増が6億6,920万円、これはすべて起債でありますから、実質的には2億5,960万円の増になるわけでございます。15年度末の起債制限比率、これは15.4%であって、15年度末の起債の未償還額、これについては約390億円、このうちの交付税の対象額でありますけれども、これは242億円でございまして、差し引き実質の地方債残高、これは148億4,000万円であるとのことでございました。これらの事業は、市税の減収等で非常に厳しい状況でございまして、今後も重点事業について、特に補助金等の確保をした中でこれらの事業に取り組んで、香芝市財源の、いわゆる財政の健全化に努めるよう頑張っていきたい、こういうことでございました。 また、歳入の中の款1の市税、款6の地方交付税、これらの問題について委員会としては質したわけでございますが、市税や寄附金、財産収入は自主財源である。地方交付税は依存財源で、約3億8,000万円が減るけれども、これは臨時財政対策債で、これも依存財源であると。その年で支払っても次の年で返ってくる性格のものである。こういったことを委員会としては承知をしながら、歳入として自主財源、依存財源という大きな財源に分けて、構成比としては市税等の自主財源が45%、依存財源が55%になるということでございます。自主財源に大きなウエートをかけていく方が市の財政の安定化としてはすばらしいものである。これに対する努力、あるいは政治的な努力、また予算編成に当たってどうであったのか。この状態であれば、自主財源が減ってきて依存財源がふえる。香芝市の財政が不安定になっていく方向にあると思うけれども、市税等について安定した自主財源確保のための見解について質したわけでございます。 これに対しましては、自主財源と依存財源、現在本市の自主財源としての市税は35.1%、構成比率ではそういうことであります。その中にある寄附金、あるいは繰入金、諸収入、大きな率を持ってきているけれども、この額がなくなってくると、現在の市税の構成比率はもっと大きくなる。こういう見解であります。ところが、現在香芝市としては繰入金、諸収入をもって市のインフラ関係、道路整備関係の事業に大きく取り組んでいる関係上、繰入金等は財政調整基金、これらを取り崩して財源としている、このとおりであります。そうした財源の中での市税の割合が35.1%、財源等を取り崩さなければ市税の割合が10%ほど上がってくるわけでありますから、そうすると現在の状況では経常収支比率は80ちょっとであって、悲観すべき状況にはないと、このような答弁でございました。 ただ、このような事業を多く進めてきた関係上、起債の額が非常に大きくなってきている。その中で240億円、約65%の額が財源措置をされるような起債を持っていると、こういうことでございます。今年度も起債の中に臨時財政対策債を発行しているけれども、これは平成13年度から15年度までに、この3カ年に限って国税5税の不足分を各地方公共団体で借り入れをして、その分を後年度で財政措置をしていくという仕込みであって、その中で財源割り振りをしながら今年度の予算も提案をさせていただいた。自主財源の中で一番大きく占める市税、これは市民税あるいは固定資産税、所得の伸び、経済低迷の中には伸び率がマイナスであるけれども、人口の伸びを伴うと他の市町村と比べて、その率は微動である、こういうことで委員会としては了承をいたしたわけでございます。 また、委員会として財産区のある自治会、この自治会については公民館や集会所を建てて、地代も入ってくるわけであります。同じ香芝市民でありながら、財産区のない自治会、これは満足な公民館もないし、家賃収入も入ってこない。この中で税金が平等にかけられているのが実態である。したがって、これは聞こえはよいが、例えば国道が通っていて、一方の土地は電気・ガス・水道・下水道が整っている。一方ではこれらがない。このような土地を同じような路線価格で決めていること自身に予算提案に当たって問題はないのか。自治会によって税金が変わってくるのが公平なかけ方だ、そのように見解を質したわけでございます。具体的には、真美ヶ丘集会所の件について、この予算で補助金を提案しているけれども、これら財産を持っていない自治会の集会所の新設、改築については非常に困難な状況にあることは現実であって、市としてもこれらの緩和を図るため、集会所に対する補助要綱を見直して、3分の1の補助率で2,000万円が限界であったけれども、2分の1まで補助率を上げて、3,600万円を限度額としたと提案をしているわけでございます。県や国の補助金が別に出た場合も、それも加算をして捻出をする、用地等についても非財産区の自治会については500万円を限度とする補助制度があるけれども、これらで十分とは言えないので、今後は検討を拡大をしていきたい、こういうことでございました。 固定資産税につきましては、抜本的な評価については15年度の評価替えの中で基準点をふやす、また現況の地価が数字に出る以上の下落がある物件もあるので、それらについては評価をしている鑑定士、これらと十分検討をすると。また、負担調整率が低い部分で上がってくる場合もあるし、宅地も含めた中では6割程度については固定資産税の上昇がなくなってくる。鑑定士にこういった問題を十分勘案をしながら提案をしてまいりたい、こういうことでございます。 最後に、開発公社でございます。これは債務負担行為の問題でありますけれども、開発公社について健全化を図るために今後どのような扱いをするのか、方針を質したわけでございます。この関係につきましては、5年以内の事業用地、これについては具体的には高山台のグラウンドを除いて、街路事業関係は公社で事業用地を選考し、これは一般会計で買い戻していく。いわゆる10年以上の長期保有地が現在60億円ほどあるけれども、これは旭ヶ丘の代替用地、これが11億円、これらを処分できるように模索して頑張っていきたい、議員諸公のぜひ理解と協力を求めたい。いろんな方法を今後この1年間の中で、議会とも検討しながら協力をお願いをしたいと、こういうことでございました。 何分2日間時間延長を行って、付託を受けた予算特別委員会としては慎重に審査を行ってまいりました。すべて議員諸公の中で報告するのが本意でございますけれども、これは物理的、時間的な問題もございまして、委員長として総括質問等々で議論された、そういう問題について総括的、また重要な問題については集中して委員会として質してまいったわけであります。 以上が予算特別委員会の審議の結果でございました。委員長として、平成15年度の一般会計予算に対して、討論を省略し、簡易採決で異議ないかと、このように諮ったわけでございますが、異議がございまして、まず反対討論を受け、賛成討論を受けたわけでございます。採決の結果、圧倒的多数で先山市長が提案をされた平成15年一般会計予算については、委員会として議決をすることに決したわけでございます。 以上が私の報告でございます。報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足をよろしくお願いを申し上げまして、極めて簡潔に報告を申し上げました。ご理解をいただきまして、どうぞよろしく賛同のほどをお願い申し上げたい。 終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの委員長報告に対しまして、質疑をお受けいたします。 松原君。 ◆2番(松原隆博君) 火葬場の点ですが、リフレッシュ工事、それから改修という言葉で我々も説明を受けたわけですが、実態は柱残すぐらいのことで、全くの建て替えであることは明白なんですが、その点について総括質疑で、まだ敷地は広うございますから、駐車場等に新しく建てて、建て上がってから今のをこぼすということをご提案させてもうた記憶がございますが、その点についてはいかがでございますでしょうか。 ○議長(萬慶芳貞君) 田中委員長。 ◆予算特別委員長(田中保君) ただいま委員長に対する質問がございました。この予算提案に当たっては、あくまでもリフレッシュ工事と、焼却炉の老朽化で利用者に迷惑をかけている。本来は新しい場所を一体化して建設をするわけでございますけれども、炉自体の取りかえのために新しい場所を見つけるまでに10年から15年間のつなぎである、そういうことでございました。総括質問はいろいろありましたけれども、委員会としてはこの問題について大事なことは、ただ炉の建て替え工事ではなしに、一体化した新しい場所を求めて、やはり建設をすることが大事だ。したがって、調査費をこの中に含めるか否か、この問題が大きな委員会としての議論になりまして、調査費を含める、私が先ほど報告したとおりでございます。委員会の審議の内容についてはそのようにご理解を賜りたい、そういうことでございます。 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑を打ち切ります。 議第18号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 芦高君。 ◆6番(芦高省五君) 失礼いたします。議第18号平成15年度香芝市一般会計予算に反対をいたします。 先日、日本の平均株価が20年ぶりに8,000円を割るなど、経済の先行きに不安を感じている状況が生まれています。今日本経済は景気悪化と物価下落が同時並行で進行し、かつて経験したことのない経済危機に陥っており、リストラによって勤労者の所得が減り、そのために民間の消費が冷え込んで物が売れなくなっており、企業は物が売れんがために値下げに踏み切り、物価が下がっています。そのために、企業の売り上げが落ち、そのもとで利益を生み出そうと一層のリストラを進め、それがまた民間の消費を縮小させるというデフレの繰り返しであります。これは小泉内閣の経済政策の失敗の結果であるというふうに思うわけであります。 こういう状況のもとで平成15年度の香芝市の一般会計予算でありますが、前年度比予算9.4%増の223億円の予算であります。言うまでもなく、市民の税金をどう有効かつ効率的に使っていくかでありますが、希望の見える予算とはなっていないというふうに言わざるを得ません。構成比で見ますならば、土木費が多く、民生費が前年比で伸びてはいるが、農林商工費が依然として低く、市民の懐を暖めて消費を回復し、活性化するという予算にはなっていないと言わざるを得ません。 また、公共事業を中心としての地方債がふえ続けており、償還をどうするかの展望が十分見えていません。新規主要施策事業については評価できる部分がありますが、他の料や税を合算すれば大変な負担となっており、生活がますます苦しくなってきているのが現状であります。 土木費については、中和幹線や奈良西幹線は本来国や県がやるべき仕事であり、市が請け負っている、そのために財政状況を一層厳しくしていると言わなければなりません。やはり開発優先の予算と言わざるを得ません。民生費、衛生費、農林商工費、教育費などは予算額をふやして、老後が安心して生活ができ、営業が育ち、子供たちがより以上伸び伸びした生活が送れる、そのような予算にすべきであると考えます。また、市民の目線に立った予算にすべきであります。したがいまして、議第18号平成15年度香芝市一般会計予算について、反対いたします。 反対討論を終わります。 ○議長(萬慶芳貞君) 暫時休憩します。              午後5時39分 休憩              午後5時48分 再開 ○議長(萬慶芳貞君) 休憩を閉じて再開いたします。 反対討論をお受けいたします。 松原君。 ◆2番(松原隆博君) お許しをいただきましたので、議第18号平成15年度香芝市一般会計予算についての反対の弁を述べさせていただきます。 火葬場についてですが、先ほども委員長からかなりの質疑をしていただいた内容をお承りしておりますが、まず地元説明もなく、まず我々議員団にも説明もなく、今回の急遽な予算を出された。そしてその後は委員会でご審議いただいたわけでありますが、調査費用は私の提案でありますが、表には出ませんが実質確保をしていただいたようであります。私は表に出ないというその形そのものがやはり無理があると思います。それが1点。やはり地元自治会とでの市長さんの中・長期の構想も後日聞いたわけでありますが、それならば、当初から下田の自治会、西真美の自治会等で、そういう内容を含めた協定書を締結してから、我々にも説明あり、この予算を出すべきだと思っております。 それと、増改築という言葉で表現されておりますが、先ほど来より申し上げますように、皆さんもお勉強していただきましたように、5基の炉をとめて、基礎から、炉から、つまり全部新設、同じ場所でされるわけであります。それに対するデメリットは多々ございます。行政側は臨時の炉、かなり高価であるそうでございますが、2基用意される、その工事中、らしゅうございますが、私何遍も申しましたように、百歩譲ってコンセンサスが整うて、10年先の目標までの新しい炉に着手するにしても、敷地はあるわけでございますから、あいた敷地に新設をされて、その間、そうされないとコストは高くつくわ、いわゆる増改築でございますから、そしてその間やはり1日に3人なり5人なりお亡くなりになる状態が続いておるわけでございますので、他市町村の施設を利用しなければならない状況が続きますので、百歩譲ってコンセンサスが整って新設する場合であっても、今の炉を使いながら1年2年で新設をされて、完成時に旧炉をこぼつという方がよりベターであるし、予算も恐らく安くつくに、その安くついた予算で10年15年というお言葉が出ましたが、その中・長期的に使うについては、いわゆる高齢化率が十数%から25%に近づいてる市の状態でございますので、5基では不足でございますので、浮いたコストで6基なり7基なりすべき。多々こういう点を、問題を含めたやぶから棒の予算と言わざるを得ないと思います。 それにもう一つ疑問がございますが、いわゆる箱物の増改築、言葉は増改築でございますが、実質新設でございますが、設計委託料がどこにも見当たらないように思いますが、これもちょっと異常な感じをいたします。しかるに、この予算を含んだ平成15年度の香芝市一般会計予算については以上の意味で反対を申し述べたいと思います。 以上です。 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成討論をお受けいたします。 中川廣美君。 ◆10番(中川廣美君) 議第18号平成15年度香芝市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 今年度の予算は223億6,000万円で、対前年度9.4%の増額の積極的予算が提出されております。現在、景気動向がつかみにくい上に、構造改革に伴う制度改正の行方も不透明で、国、地方にもかかわらず財政を取り巻く環境は方向性が定まらず、財政予測が困難な状況にあります。地方財政においては、地方税の減少、地方交付税の削減、国庫補助負担金の縮減の影響が考えられるなど、まことに厳しい状況下にあります。我が香芝市においても、自主財源の根幹をなす市税のほか、利子割交付金や地方交付税などの一般財源の総額が減少し、一方、歳出では扶助費、公債費の義務的経費がますます増加するという、厳しい財政状況の中での予算編成であったと理解するものであります。 このような状況の中にあって、人口が増加を続ける香芝市にあっては行政の停滞は許されず、常に先行投資事業を行い、また今日的な政策課題である環境、また少子・高齢化対策、教育施策の充実など、各施策に対して効果的な財源配分を行い、21世紀にふさわしいまちづくりの施策を進める最大の努力をされていると感じております。特に、歳出全般にわたりまして、事務事業の見直し、行政の効率化を推進した上で、経常経費を中心に節減合理化を図られております。これまで進めてきた中和幹線をはじめとする都市計画道路整備などの都市基盤整備を推進し、あわせて乳幼児健康支援一時預かり事業、公立保育所延長保育促進事業、ひとり暮らし緊急通報体制等整備事業などの少子・高齢化対策、市営火葬場整備事業、小・中学校図書館情報化推進事業、中学校給食施設整備事業など、市民生活に密着した事業を中心に新規事業の採択、また拡充をした幅広い予算編成であったと感じております。 また、増加事業に対する財源確保については、国の補助金が整理縮減される中において、最大の事業財源の確保に努力され、後年度の償還に対して財源を伴う有利な地方債の活用などにより確保し、限りある財源を有効に配分した上での前年度対比9.4%増加の予算編成であったことを評価したいと考えております。 この3月10日、11日の2日間で行われました審査の中で、各委員から出された課題、要望もたくさんありましたが、特に開発公社の債務負担行為に対しても、公社の早期健全化に努められるという姿勢を委員会で示していただきました。また、火葬場のケースについても、市民の期待にこたえるため、調査費をつけていただきました。これらはおおむね評価のできる内容であったと理解しております。 また、2日間の審査の中で、今年度の予算作成に当たりまして、理事者並びに職員の皆さんには大変ご苦労をかけたことに深く敬意を表するとともに、この予算編成において最小の経費で最大の効果を上げることができるよう、一層の努力をされることを重ねてお願いいたします。よりまして、議第18号平成15年度香芝市一般会計予算について賛成いたします。議員諸公の賛同をお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(萬慶芳貞君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告どおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 反対の方の挙手を求めます。              〔反対者挙手〕 ○議長(萬慶芳貞君) 賛成多数と認め、議第18号については原案どおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 意見書第2号 イラク問題の一日も早い終結をめざす意見書(案) ○議長(萬慶芳貞君) 続いて、日程に従いまして、意見書第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 ◎議会事務局長(上田武志君) 意見書第2号イラク問題の一日も早い終結をめざす意見書(案)。 上記議案を地方自治法第99条の規定により、別紙のとおり議決を求める。 平成15年3月20日提出。 提出者、香芝市議会議員芦高省五。 賛成者、香芝市議会議員清水一雄、竹下正志。 以上でございます。 ○議長(萬慶芳貞君) 提出者から提案理由説明を求めます。 芦高省五君。 ◆6番(芦高省五君) 失礼します。それでは、皆さん方のお席に配布されております意見書第2号イラク問題の一日も早い終結をめざす意見書(案)を朗読し、提案にかえさせていただきます。 イラク問題の一日も早い終結をめざす意見書(案)。 米国は、イラクが大量破壊兵器を開発保持している疑いがあることを理由に同国への武力攻撃への準備を進めていたが、両国の衝突は昨年11月13日、イラクが大量破壊兵器の査察と廃棄を求めた国連安保理決議を無条件で受諾したことに伴い一たん回避されたものの、この日3月20日に武力攻撃を開始しました。 イラク政府は直ちに大量破壊兵器の開発保有という野望を捨て、国際社会の懸念を払しょくすることが必要であります。しかし、イラクが大量破壊兵器を保有しているという疑いが米国の先制軍事攻撃を正当化することにならないのもまた明らかであります。 今回のこの戦争は、イラクの多くの罪なき民衆が傷つくと同時に、中東状況は一層不安定になり、日本国民の多くは米国のイラク攻撃によって日本の平和と安全、国民生活が脅かされることを強く懸念しております。したがって、国におかれましては、憲法の平和条項を生かし、米国の武力攻撃を中止させ、国連憲章の理念に沿って一日も早い終結に向けて全力を傾注するよう強く要望するものであります。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 以上です。どうかよろしくお願いします。 ○議長(萬慶芳貞君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、本案については委員会付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、意見書第2号については原案どおり可決いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程 議員辞職願 ○議長(萬慶芳貞君) 吉川政重君から議員の辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 吉川政重君の議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、吉川政重君の議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決します。 吉川政重君の議員辞職の件を議題といたします。 吉川政重君の退場を願います。              〔8番吉川政重君 退場〕 ○議長(萬慶芳貞君) 事務局から辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(上田武志君) 辞職願。 このたび一身上の都合により、平成15年3月31日をもって議員を辞職をしたいので、許可されるよう願い出ます。 平成15年3月20日、香芝市議会議長萬慶芳貞様。 香芝市議会議員吉川政重。 以上でございます。 ○議長(萬慶芳貞君) お諮りいたします。 平成15年3月31日をもって吉川政重君の議員の辞職を許可することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(萬慶芳貞君) ご異議ないようでございますので、平成15年3月31日をもって吉川政重君の議員の辞職を許可することに決します。 吉川政重君、入室。              〔8番吉川政重君 入場〕 ○議長(萬慶芳貞君) ただいま辞職を許可されました吉川政重君からあいさつの申し出がありますので、あいさつをお受けいたします。 吉川君。 ◆8番(吉川政重君) 失礼いたします。ただいま任期途中での議員辞職という非常に身勝手なお願いをさせていただきましたにもかかわりませず、議員諸公の皆様には温かいご理解を賜り、ご承認を賜りましたことに深く御礼を申し上げます。また、このような辞職に当たり、皆様にごあいさつをさせていただく機会をお与えいただきましたこと、あわせて深く感謝を申し上げております。ありがとうございます。 さて、私、初めてこの議会に議席を賜りましてから、この3月で丸10年を迎えさせていただくことになりました。この間、多くの先輩議員の皆さんから温かいご指導を賜りました。10年、非常に短いようで長い10年でございました。もう既に初めて私が議席をいただいた当時在籍をされておりました議員の皆さんのうち、8名の方が今この場にはいらっしゃいませんし、またひな壇の理事者の席にお座りの方も、今や三役の皆さんを除いてすべての方が今この場にはいらっしゃらないわけであります。そのような皆さんも含めまして、当時まだ29歳で右も左もわからない中、時宜を得た適切なご指導を賜り、また同僚議員の皆様には人生の先輩としての温かいご指導を賜りまして、きょう、皆様のまことに温かいご支援のおかげでこの日を迎えさせていただいたところであります。改めて御礼を申し上げます。 私自身、このたび新たな挑戦をさせていただくということで、一市民に戻らせていただく決意をさせていただきましたけれども、今後いつどこでどのようなことをしておったとしても、この栄えある香芝議会に議席を所属をさせていただいたことを、そして何よりも同僚議員、先輩議員、すばらしい議員の皆様たちとご一緒をさせていただいたことを生涯の誇りとして持ち続けてまいりたいと、このように存じておるところでございます。どうか皆様には今後も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げておきます。 最後になりましたけれども、議員諸公の皆様、それから理事者の皆様方のますますのご健勝、そして香芝市議会並びに香芝市のさらなる飛躍を祈念申し上げまして、非常に簡単でございますけれども、退任に当たり皆様への御礼のごあいさつとかえさせていただきます。どうもありがとうございました。お世話になりました。 ○議長(萬慶芳貞君) 議会を代表いたしまして、贈る言葉を田中保君からいただきたいと思います。 ◆19番(田中保君) ただいま議長のお許しをいただきまして、恒例によって年長議員が贈る言葉を述べると、こういう立場で議会を代表し、甚だ僭越でありますが、吉川政重君にお言葉を差し上げたい、このように思います。 この3月をもって10年、10年ひとくくりと申しますけれども、吉川君は29歳の若い情熱で香芝市議会に当選をされました。非常に勉強熱心で、まじめでこの議会生活を過ごされたわけであります。私たちも先輩ではありますが、いろいろと指導を賜る一面もあったわけでございました。非常に惜しい存在とは思いますけれども、新しい方向を目指して頑張りたい、その決意や熱意はかたく、香芝市議会を去られるわけであります。香芝の議会を退任されても、議員として培った情熱、そして一緒に議会活動を行ってきたこの指導については、いろいろと違う角度からご指導をいただきたいな、そして吉川君の前途に、本当に大きな光があることを心からお祈りを申し上げながら、吉川政重君に対する送別の言葉といたします。ありがとうございました。 ○議長(萬慶芳貞君) 続きまして、3月末をもちまして退職されます上田議会事務局長からあいさつをお受けいたします。 ◎議会事務局長(上田武志君) 失礼をいたします。議長さんのご配慮によりまして、退職に当たりまして一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 私は香芝町に就任以来、香芝市と40年間にわたりまして今日まで無事に勤められましたことは、市長さんはじめ議長さん、また各議員の皆様方のご指導、ご鞭撻によることと感謝をし、厚く御礼申し上げます。この40年間、特に議会事務局での6年間におきましては、多くの議長さん、議員さんのもとでご指導いただきました。今思い起こしますと、100条委員会、また県の市議会議長会の野球大会、県の市議会議長会の会長市の事務局を持たせていただきまして、また現職での西里議長さんが不慮の事故により亡くなられましたこと、今走馬灯のように思い浮かぶところでございます。 退職後は一市民となるわけでございますけども、香芝市、また下田地区のために少しでも協力できたらなと思っておるところでございます。また、市役所に、目にとまったときには声の一つもかけていただきたいなと思っております。 最後になりましたけども、市長さん、議長さん、各議員の皆様方には十分健康に留意されまして、香芝市の発展のために頑張っていただきたいなと願っているところでございます。退職に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(萬慶芳貞君) 議会を代表いたしまして、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 上田議会事務局長におかれましては、3月末をもちまして長年の奉職を終えられますが、香芝町及び香芝市と、長きにわたり香芝市の発展のためにご尽力いただきましたこと、まことにご苦労さまでございました。特に議会事務局長での6年余りの間におかれましては、誠心誠意をもって円滑な議会運営に努められましたこと、改めまして感謝を申し上げる次第でございます。今後とも健康に留意されますとともに、一層のご活躍をお祈り申し上げまして、ごあいさつにかえたいと思います。ご苦労さまでした。 以上で本定例会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。 これをもちまして平成15年第1回香芝定例市議会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 去る6日以来本日まで15日間の会期にわたり、議員各位には本会議また委員会におきまして終始ご熱心にご審議を賜りましたことを、厚くお礼を申し上げます。今後とも市の発展のため、議員諸公の絶大なるご協力、心からお願いを申し上げます。 理事者各位におかれましては、本会期中に出されました意見、要望等に十分留意されまして、今後の市政執行になお一層のご尽力を期待いたします。 また、3月31日をもって市議会議員を辞職されます吉川議員には、これまでの市勢発展に対するご尽力に敬意を表しますとともに、今後も健康に留意されまして、新たな場所で一層のご活躍をお祈りいたします。 終わりに、これまでの議会運営に対する理事者各位のご協力に厚くお礼を申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 理事者あいさつ。 ◎市長(先山昭夫君) 閉会に当たりまして、一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。 議員各位には、大変お忙しい中でございましたけども、去る3月6日から本日までの15日間という、本当に長きにわたりまして、私の方から提案を申し上げてまいりました平成15年度の香芝市一般会計予算をはじめ各特別会計、さらには14年度の補正予算並びに条例制定、一部改正、さらには人事案件など、30議案に対しまして慎重にご審議を賜り、その上議員各位の深いご理解とご協力によりまして、それぞれ原案可決、ご同意賜りましたこと、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。特に、助役、収入役の選任につきましても、高度なご理解をいただきまして、満場一致でご同意を賜りましたこと、重ねてお礼申し上げます。お二人につきましても、皆さん方のご厚意に決して背くことなく、今後きっとご期待に沿えることを確信をいたしておるわけでございまして、重ねてお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。 なお、本会期中に、ただいま議長の方からご指摘がございましたように、議員各位から賜りましたご意見やご指摘、またご提言に対しましても今後心を新たにいたしまして、見直すべきところは見直し、また正すべきところは正しまして、執行に今後反映させてまいりたいと、かように思っておるところでございます。特に新年度は、私個人にとりましても2期目の集大成の年でもあるわけでございますし、また本市におきましてもさらなる発展を目指す新生香芝の大きなチャレンジの年と考えておるわけでございます。そんな意味からも、今改めまして地方自治の原点に立ち返りまして、市民と協働のまちづくり、市民の目線に立った行政をより一層推進してまいりたいと考えておるわけでございます。 なお、また大変後になりましたが、吉川議員さんには先ほどご退任のごあいさつをちょうだいいたしました。吉川議員には、市議会議員10年という豊富な経験と実績をもって、このたびの県議会議員の選挙に出馬をされる予定で、今その諸準備を進めておられるわけでございますけども、この間吉川議員には議員活動を通じまして、すばらしい政治姿勢のもとで市勢の発展のために大変ご尽力を賜ってまいりましたこと、心から厚く御礼申し上げる次第でございます。この選挙に際しましてはくれぐれも健康にご留意をいただき、最高の成果をおさめていただき、県議会という大舞台で、そしてまた新天地におきまして今日まで培ってこられましたその切れ味の鋭い感性をもちまして、県政に新しい新風を吹き込んでいただき、我が香芝の発展、また県政の発展のためになお一層ご尽力をいただきますこと、さらには吉川議員のご健闘と大勝を心からご祈念を申し上げます。 最後になりましたけれども、議員各位には本当に今後とも市政の推進、また限りない香芝の発展のためにより一層のご支援とご協力をいただきますことを心から幾重にもお願い申し上げして、簡単でございますけれども、閉会に当たりましてのお礼と感謝の言葉といたします。本当に長期間ありがとうございました。 ○議長(萬慶芳貞君) それでは閉会いたします。                              閉会 午後6時19分 以上、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証し、署名する。                   平成15年3月20日                   香 芝 市 議 会     議  長      萬 慶 芳 貞     副 議 長      角 田 博 文     署名議員      高 谷   廣     署名議員      田 中 信 好     署名議員      田 中   保...