○議長(田中信好君) 表 彰 状 香芝市 寺田清美殿 あなたは議会事務局に在職すること5年の永きにわたり職務に精励し、成績特に優秀であります。よって、表彰規程により記念品を贈り、これを表彰します。 平成7年8月2日 奈良県
市議会議長会会長 橿原市市議会議長 上野 勇 (拍 手) ────────────────────
○議長(田中信好君) 以上で表彰伝達を終わります。
市長招集あいさつ。
◎市長(瀬田道弘君) 皆さん、おはようございます。 本日、ここに第5回定例市議会を招集させていただきましたところ、議員各位には何かとご多忙の中ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 さて、本定例議会におきましては、平成6年度
一般会計決算の認定を初め18議案のご審議をお願いするものでございます。何とぞよろしくご審議をいただきまして、原案に可決あるいは認定並びに同意、ご承認を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、先ほど
全国市議会議長会から表彰を受けられました岸議員、また
全国市議会議長会並びに奈良県
市議会議長会から感謝状を受けられました辰已議員、また奈良県
市議会議長会から感謝状を受けられました萬慶議員にはまことにおめでとうございます。心よりお祝いを申し上げるところでございます。 今後とも、本市の市政推進に絶大なるお力添え並びにご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 本日からの定例議会、議員各位にまことにご苦労さまでございますが、よろしくお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中信好君) なお、
竹嶋産業建設部長から病気療養のため欠席したい旨届け出がございましたので、ご報告申し上げます。 ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第5回
定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員の指名
○議長(田中信好君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、7番藪善男議員、8番川村治議員よろしくお願いします。
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△日程2 会期・議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(田中信好君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。
議会運営委員会で会期及び日程についてご審議を願っておりますので、委員長から報告を求めます。
田中保運営委員長。
◆
議会運営委員長(田中保君) おはようございます。 本会議に先立ちまして、早
朝来運営委員会を開かせていただきました。その結果を代表してご報告申し上げる次第であります。 まず、会期でざいますが、本日本会議、あす休会、13日、14日
決算特別委員会、18日
総務文教委員会、19日
民生水道委員会、20日
建設経済委員会、21日、22日が一般質問、25日が本会議でございます。 なお、一般質問の通告でございますが、18日月曜日の午後1時までに提出をお願いいたします。 本日の議事日程でございますが、私の報告の後、議長の諸報告、
土地開発公社問題特別協議委員長報告、
都市計画特別委員長報告、
西名阪問題特別委員長報告、
総合福祉会館建設特別委員長報告、市長行政報告、そして休憩中に
決算特別委員会委員の互選を行います。 そして、
決算特別委員会委員の選任、議案一括上程、同第6号、同第7号、諮第1号、諮第2号、提案理由説明、監査委員の監査結果報告、総括質疑、委員会付託、決議第2号そして散会と、こういうことでございます。
決算特別委員会の構成でありますが、
総務文教委員会から2名、
民生水道委員会から3名、
建設経済委員から3名。この構成につきましては、会派等々も十分考慮していただきまして選出をお願いいたしたいわけであります。 付託議案でございますが、
総務文教委員会に付託を予定いたしておりますのが議第33号から議第36号、認第7号、
民生水道委員会に付託を予定いたしておりますのが認第3号、認第4号、認第8号、
建設経済委員会に付託予定が議第37号、認第5号、認第6号、認第9号、認第10号。
決算特別委員会につきましては認第2号でございます。 なお、本日議員の皆さんに配付をいたしておりますのが、陳情書、穴虫二上自治会長の吉田春義氏から陳情書が出ております。 要望書、これは北中学問題について、
尼寺自治会長池田安博氏より要望書が提出されております。 議員各位のお手元に配付をいたしているわけでございます。どうぞよろしくお願いいたしたいわけであります。 なお、本日の日程でございますが、
総合福祉会館建設特別委員長報告につきまして、諸般の事情で議長の方から発議をしていただきますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 以上、
議会運営委員会で審議をいたしました経過と結果でございます。 私の報告漏れあるいは答弁漏れにつきましては、委員各位の助言をよろしくお願いを申し上げまして、報告といたします。
○議長(田中信好君) それでは、ただいまの
議会運営委員長の報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま
議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日11日から25日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、
議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は9月11日、本日より9月25日までの15日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程のとおりでございますけれども、運営委員長から報告ございましたように、日程の変更について議題といたします。 お諮りいたします。 議事の都合により、日程7、
総合福祉会館建設特別委員長報告を第1番目に、4番目の
土地開発公社問題特別協議委員長報告の前に日程7を審議したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、そのように取り計らいをさせていただきます。
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△日程3 議長諸報告
○議長(田中信好君) それでは、諸般の報告をいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配付いたしておきましたから、ご了承願いたいと思います。 次に、平成6年度香芝市土地開発公社及び財団法人香芝市文化振興財団の
経営状況説明書の提出がありましたので、お手元まで配付をしておきましたので、ご報告といたします。
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△日程4
総合福祉会館建設特別委員長報告
○議長(田中信好君) それでは、日程に従いまして、
総合福祉会館建設特別委員長報告を求めます。 飛鳥委員長。
◆
総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) 運営委員長また議長の計らいで特別に1番に持ってきていただきまして、本当にありがとうございます。厚く御礼申し上げたいと思います。 それでは、
総合福祉会館建設特別委員長報告をさせていただきたいと思います。 去る9月5日に開催いたしました第11回
総合福祉会館建設特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表いたしましてご報告申し上げたいと思います。 当委員会は、
総合福祉会館建設についてを案件として、前回からきょうまでの経過及び(仮称)
香芝総合福祉会館基本計画構想(案)について理事者から説明を求めたのであります。 それによりますと、(仮称)
総合福祉会館の事業用地については、隣接地で一部未買収になっていた907.71平米を7月11日に契約し、買収した。この買収により、事業用地は予定した1万8,350.82平米すべて買収を完了いたしたのでございます。 また、進入道路の買収については、未買収地が2件あったがすべて完了したということでございます。 なお、未買収地としては、国道沿い1件であり、今後買収に努力したいということでございました。 次に、温泉の掘削工事であるが、5月25日から掘削工事を着手し、現在掘削深度は630メーターであり、地質は270メートルまでは砂れき、粘土層であり、270メーターからは花崗岩である。 進捗状況は、当初の工程どおりであるが、11月下旬に掘削工事、パイプの挿入、揚湯試験等を完了する予定であるということでございます。 また、建築設計であるが、設計業者は類設計室に決定し、8月10日に委託契約を締結したということでございました。 以後、理事者と設計業者により香芝市の福祉の拠点にふさわしい(仮称)香芝市
総合福祉会館基本構想(案)を作成した。
基本計画構想案の全体配置及び外構工事についてでございますが、建物の配置は北側隣接地に日陰の影響を少なくし、威圧感を与えることのないように配慮し、二上山の方向に合わせて敷地のほぼ中央に建物を配置したということでございます。 建物へのアプローチとしては、国道165線よりメインの
アプローチ進入路を確保し、ロータリー(車寄せ)に至る。建物玄関より車寄せまでひさしを設け、雨の日のために配慮している。また、大型バスによる施設利用に対し、南東も車寄せとひさしを設け、
バス待機スペースも確保している。
サブアプローチとして敷地西側より車、人共存のアプローチを設け、北側と東側には人専用のアプローチを2カ所計画しているということでございます。 駐車場は合計153台の駐車スペースを確保しており、車が駐車してないときには広場として利用可能とし、また植栽をところどころ配し、緑豊かな景観に配慮しているということでございます。 駐輪場はロータリーの外周部に60台分のスペースを確保し、自転車が見えないようにデザインされた壁で囲み、周囲に植栽するということでございます。 外構は、調整池の機能を持たせた池や水の流れ、噴水、石、木や水、花を適度に配置し、市民に親しまれ楽しんでいただけるさまざまな工夫をしたい。また、老人、障害者、子供たちも安全で安心して利用できる配慮をしているということでございます。
ゲートボール場は老人の皆様が屋外スポーツを通じて健康増進し、交流を図る場とする。また、東側駐車場の一部に福祉作業所、敷地面積約700平米、建物面積約200平米を建築できるスペースを確保しているということでございます。 また、外観デザインは「折り鶴」をモチーフに、二上山に向かって今にも飛び立たんとする様子を外観デザインに採用しているということでございます。これは、香芝の歴史を象徴し、未来に向かって飛躍するイメージを表現している。また同時に、市民に親しみと誇りを持っていただけるものと願っている。外観上特に重要な屋根の部分は軽快感と緊張感をあらわしており、また基壇部と屋根との間はガラスで透明度を出し、施設の解放性と明るさを表現している。 屋根の材料等は選択する上で、耐久性や汚れに対する配慮を行い、また構造的には風の吹き上げに対する配慮等を十分に行い、堅固な構造を考えているということでございます。 次に、平面計画について。 1階は介助を必要とする施設として、老人、障害、精薄、
デイサービス部門や
社会福祉協議会、
訪問看護ステーション、ボランティア諸室及び事務受付、食堂喫茶を配置しているということでございます。 エントランスホールの中庭に面して開放的な明るい空間として間近に受付を設けた。 老人、身障、精薄、
デイサービス部門のゾーンへのメインエントラスより渡り廊下を介して連続している。これによりゾーンの区分をより明確にし、利用者にとってわかりやすい構成をしているということでございます。 デイサービスの中央に
スタッフルームと
カウンター受付を配置し、十分に目が行き届くようにしている。また、特別浴室は将来増設スペースを確保し、一般介助浴室は安全に配慮し、介助しやすい設計となっており、隣接して休憩室を配置したということでございます。 老人のための和室大広間は126畳の広さを持ち、日常的に4つに分割し、利用できるように配慮している。また、食堂・喫茶は池に面した位置にし、
ゲートボール等の後気軽に利用できるように、外部から直接利用できるように入り口を設けているということでございます。 2階は、大浴場ゾーンと
多目的ホールゾーンに分かれているということでございます。 大浴場は純和風の内装を施し、木の香りに包まれ二上山の四季折々の景観を楽しみながら温泉を利用し、また気泡浴、打たせ湯、寝かせ湯、サウナ等も設け、子供から老人のだれもが楽しめる温泉としたということでございます。 露天ぶろは自然の岩や樹木を配置し、折り鶴の屋根のひさしの下に設けた。ここでも二上山の自然のうつろいを十分に楽しんでもらえるように配慮したということでございます。 温泉を楽しんだ後は、更衣室で着衣の後、和室に寝転びながら休憩し、カラオケで交流することもできる。さらに、フィットネスやエアロビクスのためのフィットネスルームを備え、健康増進や世代交流の場を設置しているということでございます。
多目的ホールゾーンには、150名収容の可動式客席や
可動式ステージを備えた多目的ホール、100名収容の研修室、本格的設備を備えた50名収容の視聴覚室、また児童・母子福祉関係の各部屋を配置しているということでございます。 3階は、健常者も障害を持つ方もだれでも利用できるクワハウス的なプールゾーンでワールプール、バブルパワー、塩湯、寝かせ湯、ミストルーム、歩行浴サウナ等完備しているということでございます。 機能回復訓練の歩行浴のための入水方法や水深に配慮し、同時に本格的水泳の練習に可能な25メートルプールを設け、また幼児のためのプールやジャグジー等を設けて、市民が安心して楽しめる交流空間としているということでございます。 また、折り鶴の羽の下に開かれた明るい室内から、二上山を中心とした自然の展望を楽しんでいただけるということでございます。 以上、理事者から説明の後、
総合福祉会館建設地に出向き、現場担当者から説明を聞いたのでございます。 現場視察の後、質疑をお受けいたしました。 委員から、
基本計画案どおりに設計し、建築した場合幾ら経費がかかるか質され、建築費については9月末に概算額を提示してもらう予定であり、それを受けて市として検討したいとの答弁があったのでございます。 それに対して委員から、福祉会館の建設地の周辺は市街化区域であり、今後マンション等の建設が予測されるので、高額な建築費がかかるようであれば、外観のデザインにこだわらず十分検討していただきたいとの意見があったのでございます。 また、委員から、福祉会館の設計についてプロポーザル方式で6業者から参加され、理事者の方が類設計室に決定され、不採用になった5業者に対して謝りに行かれたとの風聞を聞いているが本当であるか。その経緯について質されたのであります。 この件に関して、採用、不採用の通知発送後、県内の3業者を訪問したのは事実である。それについては、不採用になったから謝りに行ったのでないかというような憶測もされているようであるが、2回のプロポーザル懇談会を開催した後、12月には最後の結果通知を出すということで6業者に説明をしていたが、その後2回の懇談会では最終結果が得られず、そのために決定が遅くなるという通知を6業者に出した。 しかし、年明けから本市の助役、収入役の行政推進の基盤にかかわる問題が生じ、結局プロポーザル方式での業者決定どころでなくなり、ようやく5月末の特別委員会での報告後、最終結果を業者に通知した。そういう経緯の中で、技術提案書について各業者は技術者を集め、知恵、能力を駆使し、技術提案書を提出してもらい、プロポーザル方式に参加していただいた。 また、他の自治体において設計業者に対し、結果通知を設計業者に持参している自治体もあり、不採用になった業者のご苦労に対する私の気持ちとしての敬意をあらわす意味で行ったとの答弁がありました。 以上で
総合福祉会館建設特別委員会の審議内容についての委員会の報告は終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、各委員の補足説明をよろしくお願い申し上げます。 終わります。
○議長(田中信好君) それでは、ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 藤本みや子君。
◆10番(藤本みや子君) 詳しく今設計計画について説明していただいたんですけれども、利用者が使いやすいようにするためにも、委員会でいろいろと設計図が配付されたと思うのですけれども、その設計図を各議員に配付していただけないかどうか、この場でしていただきたいことと、それと私たちもそれについても検討していきたいなと思います。 それと、プロポーザル方式で類設計にされたということなんですけれども、他の5業者にお話に行ったとか言われておりますけれども、結局はこれは随意契約になったのでしょうか、指名競争入札になったのでしょうか、その点はっきりお聞かせ願いたいことと。 3つ目には、施設運営についてでございますけれども、よく建物を建てて施設運営者が後で社協とか、市が管理するんだったらいいんですけれども、違う財団法人に委託するとかいろいろあるかと思うのですけれども、先にその施設運営管理者を決めて、その方たちが設計に加わるという方向の方がより後々使いやすいものになると思うのですけれども、その3点についてお伺いいたします。
○議長(田中信好君) 飛鳥委員長、答弁。
◆
総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) まず設計図のことについては、これは理事者の方が配付していただけるかどうか。我々委員会としては関知するところではございません。 それから、設計について6業者からプロポーザル方式で出されたんですけど、私の委員長報告どおりでございますので、その点ご理解のほどお願い申し上げたいと思います。
○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 ここで休憩に入りますが、
議会運営委員長から報告ありましたように、
決算特別委員会が設置されましたので、休憩中に委員の互選をお願いいたします。 昼食後、委員互選のため議員控室にご参集いただきますようよろしくお願いいたします。 暫時休憩いたします。 午前11時55分 休憩 午後1時57分 再開
○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程5
土地開発公社問題特別協議委員長報告
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、土地開発公社問題特別協議委員長から報告を求めます。 岸委員長。
◆土地開発公社問題特別協議委員長(岸為治君) 議長の許しを得まして、去る7月18日、土地開発公社問題特別協議委員会を開催しましたので、その経過を報告させていただきます。 当日の委員会は特別委員会でございまして、特に議案といたしましては、審議の中心となるべきものは、4月に市から、開発公社から訴訟を葛城裁判所に提出されました。これらの関係についてということと、それから公社のこれから、今現在ということについて審議をするということで進めてまいったわけでございます。 まず、訴訟の裁判の内容について理事者から説明を受けたのでございます。その説明たるや余りにも簡単に報告があったので、この報告ではただ裁判の経緯を言っておるだけではないかと、訴訟をしたものとしてその内容あるいは進め方について、現在の状況はどうなのかという委員からの質問があったわけでございます。 しかし、そのことにつきましても、理事者といたしましては今回の提訴してある問題の、いわゆる訴訟の原因は公序良俗ということで、この契約並びにすべてが無効であるということを訴えておりますと。したがって、それらについて被告側は、今それらについての書類を裁判所に提出されておって、そして今現在はそういう裁判の場で被告側あるいは原告側というような争いのあるようなことはないと。ただ、書類的な打ち合わせあるいは証拠を持たれてきておるということの裁判であって、傍聴あるいはそれらについても原告の方へもあえてそうした問い合わせはないわけだと。 それじゃ、次に行われる裁判においては、もうそれらがお互いに話し合いあるいは訴訟した原告側、被告側のそうした関係のことが行われるんかということもあったわけでございますが、それについても現在のところまだ未定でございますということで、この8月18日の委員会は、訴訟につきましての問題は、その経緯というものはそれのみで終わっております。 ただし、委員から訴訟するということであれば、一方だけが悪いということでこの訴訟は成り立たない。開発公社理事そのものがすべて市長からこの訴訟を起こしなさいと言われる前に、自分らの姿勢を正しておるのかどうかということが質問として出されました。 あるいはまた、この大切な問題について、開発公社の理事の中には監事もいるわけではないかと。そうした中に監事がおらないと、きょうの委員会にも出てきておらないということはどうなっているんだということの質問があったわけでございます。このことにつきましては、監事が現在いないということで、それぞれの監事の立場を説明していただく監事がいませんでしたので、委員長として監事の出席要請をいたしました。 そして、出席要請いたしました結果、監事は4月1日に、これは名指しで申し上げますと、城水道局長でございますが、私は4月付で監事にならしていただいて、きょうまでは出ることも要らないまた出なくてもいいという習慣があったそうであるので私は出ておりませんでしたと。それでは、これからはということでございましたが、監事の役目を務めさせていただくように努力すると、また勉強をさせていただくということで了解されたようになっております。 引き続きまして、今後このような裁判をしていることによって、もしここで政治的あるいは行政的に解決をしない、これは裁判に頼っているんだということになってくると、この結末は大変長くかかるんじゃないかと。民事訴訟ということは、一般的に見て大変長くかかるのが民事訴訟であると。 そうしたことで、この裁判の状況を踏まえた中で見てみる中に、こうしたことになっていく過程の中で、各理事も了承をしているということになれば、この裁判の結果を見てそして罰すべきは罰し、処分をすべきは処分しなければならないようなことになる考えがあるが、これについてはどうかと。またあるいは、ほかにもたくさんのこの開発公社についての疑いのあるものがあるのだと、それらはどうするのかと、こういう質問に対しまして、理事者の方から、いろいろあるけれども、弁護士と相談しました結果、これが一番先に出されて、そしてこの裁判の判決いかんによって職員に、あるいは関係者に対しての処分もしていきたいと、こういうことで今この問題だけを取り上げているのでございますと。この問題というものは、まさにニチイの私有地とそれから個人の土地と、そして五位堂駅北西側と申しますか、狐井領、これらで交換された問題でございます。 こういうことで、いろいろと問題はほかにもたくさんこれに類似したものがある。これらは今後どうしていくんかということでありましたが、市長並びに理事者の方からといたしましては、あくまでもこの裁判の結果を見て処分をすべきは処分すべきであると。そこまで置いておくのかということでありましたが、それなりに理事者の方としてはまずそのような形になるというようなニュアンスのことで、今とりたててこれをやった職員、それらについては結果を見ずして今処分をするべきでない。また、そうしたことで職員らに対して処罰をするためにやっているんじゃないと。やはり、開発公社が今後正常な歩みで行けるように今努力をしているんだということであったのでございます。 なおまた、これからも開発公社が今の人事で本当に正しい開発公社理事ということでいけるのかどうかと。すなわち、三役の欠員、あるいはまた部長等の欠員等々もあって、大変開発公社の理事というものに対して、いわば人数的にも足らない、こういう中でどう進めていくのかということであったわけでございますが、これにつきましては、今度鋭意努力してこれらの補充あるいはまた正しい公社の進め方をできるように努力していきたいということであったと、こういう経緯でございまして、極めて簡単でございますが、各委員の方からいろいろとご意見もありましたが、今要約して申し上げたように、裁判の経緯それから今後の開発公社ということにつきまして報告をさせていただきました。 なおつけ加えて、この公社のできましたゆえんは、当初検察庁へ告発されたという問題について、受け皿としてこの協議特別委員会ができたわけでございますけれども、ただその裁判あるいは訴訟を見ていって、それの裏づけでない。今後開発公社が市のために正しい運営をされるように、今のこうした問題があるがために進めていけない。現在ある土地をどのように処分することが正しいのか、あるいはまたどういう運用をすることが正しいのか、これらもともに考えていく委員会であるということで、一応18日の委員会を終わっているということを報告いたします。 終わります。
○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
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△日程6
都市計画特別委員長報告
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、都市計画特別委員長から報告を求めます。 小川委員長。
◆都市計画特別委員長(小川正晴君) それでは、
都市計画特別委員長報告を私からさせていただきます。 去る9月1日、7日に開催いたしました都市計画特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表して報告いたします。 都市計画についてを案件とし、所管より都市計画事業について説明を受けました。 まず、街路事業で二上駅前線の進捗状況について、二上駅前線の工事状況は、補助事業分として平成7年7月末での工事期間で工事を進めてきましたが、現状ではまだ完了していない状況であります。未施工箇所は2カ所であり、本線である旧竹田川から北へ約110メートル、また駅前広場で農地等に係る用排水路の関係と広場の南東の角約170平米が未施工箇所であります。 この本線の工事のおくれた原因は、地域周辺の方の二上駅前線工事対策協議会との協議がおくれて進まなかったのが主な原因であります。 その内容は、対策協議会の役員側は、二上駅前線のアクセスとして周辺整備で北側道路延長約35メートルの部分を4メートルに拡幅し、それを先にしてほしいとの申し出があり、土地所有者は本線を優先との主張から解決に努力しているが、事実上工事がとまっている状況であります。 工事の出来高は73.5%であり、工事完成予定は補助事業として平成8年3月末までとなっておりますが、できるだけ早い時期に地元及び地権者の説得に当たり、9月上旬には着手も考えております。 また、磯壁・新在家線の事業については、地権者等に対し8月24日と30日に地元説明会を行い、稲の刈り取り後に測量をすることで了解を得て、測量が終わり次第用地交渉に入る予定をしております。 次に、中和幹線の進捗状況についてですが、工事については引き続き高山台土地区画整理区域内の造成工事をこの8月に契約し、工事延長は約200メートルで、目下準備に取りかかっており、工期は来年3月末竣工予定となっております。 また、橋梁等の耐震基準について国等より指針が出たので、それに基づき設計の見直しを行っているところであり、作業終了後、橋台工事を発注する予定をしております。 高山台土地区画整理区域内の中和幹線については、延長約720メートルの造成工事が本年度で終了し、来年度より構造物等の工事に取りかかる予定であり、平成9年末には工事を完了されるように進めております。 なお、香芝西中学校への通学路については、高山台土地区画整理組合と検討を行い、中和幹線に歩道橋を設置すべく国、県等の関係機関と協議を行っているところであり、協議が整い次第、工事発注を行う予定であります。 また、用地買収の状況は、8月末におきまして香芝市施行区間では用地約6万7,100平方メートル、進捗率約68%、家屋35軒、進捗率約49%の買収を行っております。奈良県施行区間では、用地約3,400平方メートル、進捗率約12%、家屋8軒、進捗率約21%の買収を行っております。香芝市、奈良県を合わせた進捗率は、用地で約55%、家屋で約39%であります。 以上の説明に対し、委員から、二上駅前線事業に係る地域整備道路の拡幅で、東西線に決定された理由について質され、東西線に決定した理由については、二上駅前対策協議会からの要望、また市としても地域整備道路の周辺整備全体を考えた場合、南北線より東西線の方が価値が大きいという判断をし東西線を先行するという形で進めているとの答弁がありました。 これに対し委員から、今後は便利さを考え、南北線の道路拡幅も検討してほしいとの要望がありました、 また委員から、二上駅前線の用地買収に関して未解決のところがあり、一向に工事が進んでいないが、今後市としてどう対処するのかとの質疑に対し、理事者から、この件に関しては権利者との交渉もあり、的確な答弁が出ないということで9月1日の委員会を閉じました。 9月7日に開催いたしました委員会では、前回の質疑に対する答弁をお受けしました。 市長は、二上駅前線の事業につきまして、認可期間が今年度限りであり、何としてでもこれを完成させておきたいという強い意欲を持って進めてまいりたい。そのためには、なお一層最善を尽くし、補助返還の事態が生じないように完成に向けて前進していきたいとの答弁がありました。 続いて、新用途地域への移行の最終案について説明を求めました。 1月の委員会で新用途地域またそれらの素案について理解をいただいたが、今回変更箇所を加え最終案として近く都市計画審議会に諮問を行い、また10月17日から10月31日まで、県下一斉に都市計画法に基づく案の縦覧が行われ、また来年早々に都市計画決定がされる予定であります。 今回の変更箇所については、尼寺地区で168号線沿いで住居地域から準住居地域へ移行する分。それから、上中地区の168号線沿いで、住居地域から準住居地域へ移行する件。それから、逢坂地区内の中和幹線沿いで、2種住居専用地域から第1種住居地域へ移行する分。真美ケ丘地区内の真美ケ丘幹線沿いで第2種住居専用地域から第2種中高層住居専用地域に移行するものであります。 真美ケ丘区域内は、区画整理事業により開発され、比較的大きな換地が行われ、中央に都市計画道路の香芝南回り線沿道に位置する地域であります。 この香芝南回り線は、真美ケ丘地区内を通過し、中和幹線また国道165号線とも交差しており、将来は近鉄大阪線と立体交差し、本市南部を環状的に回り近鉄下田駅に至るものであり、将来的にも重要な幹線道路として位置づけられ、その交通量も多量なものと予測されます。 これらの状況を踏まえて、沿道型サービス施設の立体動向等を考慮し、幹線道路の沿道における商業、業務施設の立地を誘導するものであって、ひいては周辺の住宅地の安定供給にもつながるものとして、約4.5ヘクタールを現行の第2種住居専用地域と同等の規制内容となる第2種中高層住居専用地域への移行を行うものであります。 また、同地域でハス池西側の住宅地とハス池東側の幹線沿いについては、沿道利用が図れないこと、また隣接地の別所地域と土地形態から見て一体的なものであることから、現行の第2種住居専用から第1種住居地域へ移行を行うこととしました。 以上の説明に対し、委員から、真美ケ丘区域内で中央に都市計画道路の香芝南回り線沿道に位置する地域を、現行の第2種住居専用地域と同等の規制内容となる第2種中高層住居専用地域への移行を行うものであるが、高い建物で町並みが崩れ、非常に暗くなり、日照権の関係で問題があると思いますが、その点どう考えられますかと質され、この地域について、当初から地権者に理解を得た中で、第2種住居専用地域ということで開発、区画整理を行っている。用途地域は現行と同じ規制内容であり、建築においてはすべて建築基準法に基づくものであります。 続きまして、五位堂駅北土地区画整理事業について、また金剛・生駒国定公園内における建築基準の規制の変更について、雨水計画について説明を求めました。 まず、五位堂駅前北土地区画整理事業の未施行地区の進捗状況については、5月8日及び12日に権利者の説明会を行い、その後地区内の関係地権者135名に対しアンケート調査を実施しました。アンケート調査については7月21日に郵送し、現在は約50%強の回収率であり、今後回収率を高めるために未提出者については督促をしたい。また、調査表は、記名式で行い、内容については事業の賛否、土地の所有状況、換地の利用計画、説明会等の今後の方法等についてである。一定の回収率になった時点で内容の検討を行い、今後多数の権利者にご理解を得られるよう努力していきます。 続いて、金剛・生駒国定公園内の建築基準についての変更については、国定公園内の建築基準には特別保護地区、第1種特別地域、第2種特別地域、第3種特別地域、普通地域の5つの地種区域があり、本市は第2種特別地域に規定されているが、実質的には山間部を除く地域については普通地域と変わらない開発状況となっている。 これは、本市における国定公園に関する規制が昨年の10月の行政手続法が施行されるまでは、県と市との単独の取り決めにより環境庁の審査指針に比べ緩やかな規制で運用されてきたからであります。 今回の行政手続の施行により、建物建築規制の基準を環境庁審査指針とすることに決定されたことに伴い、建築基準がかなりきつくなり、現在更地の箇所での建築が事実上困難となり、また既に居住されている住宅については、規制が緩過ぎるという現象が生じました。 市としては、従来どおりの規制指導を県に申し入れましたが、法制度上の問題として、今までのような県の要領での運用は不可能ということで、県から普通地域への地種区分の変更案が出された。 しかし、普通地域に移行すると、建築規制は全くなくなり、自然公園としての規制してきたことが著しく損なわれることになる。加えて、今後の地域に与える影響も大きく、本市にとって将来的に大きな問題となることが予想されたが、国、県の指導もあり、健全な環境を守りつつ建物が建築できる方向である普通地域を選択することとなりました。 その後、県から国への働きかけの結果、当該地域を国の規制の強い審査指針を適用しない特認地域として認定されるに至った。これにより市独自の基準づくり作業に入り、県とも協議しつつ規制基準を作成しました。 新しい規制基準については、将来的な住環境と規制数値の根拠を考慮し、市街化区域の中でも最も規制の強い第1種住居専用地域と同レベルの規制を適用することとなった。 続いて、雨水計画について。 普通河川を法河川(準用河川を含む)と下水道に指定する場合の管理分担区分は、流域面積2平方キロメートル以上を河川とし、これ未満を下水道とすることが原則とされております。 いずれにしても、降雨に伴い流出してきた雨水をできるだけ速やかに河川等の放流水域に排除することが雨水排除計画の要件であり、本市においては河川の改良工事が進められているものの未改良箇所は多く、その整備が先決であり努力したい。 公共下水道の計画はおおむね20年先の市街地の動向を勘案し、総合的な見地から全体計画区域を定め基本計画を策定するものである。その計画の中で、市街化区域または人口密集地域について汚水、雨水ともに公共下水道として都市計画決定を行う。したがって、基本的には市街地の雨水排除は公共下水道として計画し、事実実施することが望ましいが、下水道計画は汚水計画に律束されるのが一般的で今日までの流れであり、また機能的にもおのおの独立したものである。したがって、雨水排除計画を策定する際は、雨水に伴う雨水流出量は汚水と比較してはるかに大きい。このために雨水排除用の管渠の大きさは、汚水管に比較してかなり大きくなり、これらの建設に当たっては暗渠構造のため、かつ排水ポンプ場を必要とする場合に至っては多大な事業費が必要となることから、できる限り既存の河川、水路、農業用排水路、道路側溝が雨水施設として活用できるかどうかを判断し、できるだけそのまま利用するかまた一部改修の方向で検討すべきであり、建設費の削減等に努めるよう指導があります。 下水事業には、耕作の事業が除かれており、もし都市下水路に指定されると、農耕用に堰を設けて取水するような行為、横断的、縦断的に占用する行為等に対して制限が加わり、農耕者との間にトラブルが絶えないものと推測されます。したがって、本市においてはまだかなりの範囲にわたって田園もあり、ため池も多く散在していることから、常襲的な浸水箇所について水路改修を行うのは得策であり、指定については市街地の形態から見て時期尚早と考えております。むしろ、流出抑制施設に力を注ぐべきであると判断する。 以上の説明に対し、委員から、五位堂駅前北(西)土地区画整理事業についてのアンケート調査は、いつごろをめどに調査を終わり、検討案をまとめるのかと質され、アンケート調査については、10月末までに回収率70%を超える努力をし、年末または年明けに検討案をまとめ、説明会等で対応していきたいとの答弁がありました。 それに対し、委員から、五位堂駅前区画整理事業については、事務監査請求も出ており、住民の関心度は高く、建設省からも指導を受けている。今後もっと積極的な姿勢で努力する必要があるとの意見がありました。 また、委員から、雨水計画について大雨による水害が各所で起きているにもかかわらず、開発行為を認めていくというのは矛盾しているのではないかと質され、本市は市街化区域がかなりの面積を占めており、市街化区域内での開発の規制は難しいため、早急に河川整備を実施したいとの答弁がありました。 また、委員から、金剛・生駒国定公園内の建築基準についての変更理由について、また対象となる地域の住民に報告されたのか質され、建築基準の変更については、国の行政手続法の関係で建築基準を環境庁の基準に統一化された。また、地域の住民に対しては報告していないとの答弁がありました。 また、委員から、都市計画について報告は受けているが、委員会に報告されたときには何の審議の余地もない。今後こうしたことのないよう十分留意していただきたいとの意見もありました。 以上で当委員会の審査内容について報告を終わりますが、2日にわたり審議しましたので大変膨大な文になりますが、大変簡略して報告いたしましたが、ご理解賜りまして、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願い申し上げまして終わります。
○議長(田中信好君) ご苦労さまでございました。 ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。
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△日程7
西名阪問題特別委員長報告
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、西名阪問題特別委員長から報告を求めます。 川村委員長。
◆西名阪問題特別委員長(川村治君) 去る9月4日に開催いたしました西名阪問題特別委員会の審査の経過と内容につきまして、委員会を代表してご報告申し上げます。 まず最初に、理事者から前回の委員会から今回の委員会までの経過報告を受けました。それによりますと、用地買収状況は前回の委員会以後、平成7年8月31日現在までの間に、道路公団施工地区で236.32平米を買収したことにより、全体の用地買収済面積が1万2,847.71平米、83.10%の達成率。権利者数では3人増の73人、79.35%の達成率。筆数にして4筆増の85筆、84.16%の達成率。また、建物は1戸増の26戸、81.25%の達成率となっている。この買収により残りの未買収地は道路公団施行地区内で2,365平米、県施行地区内で247平米の合計2,612平米となっている。 また、工事の進捗状況は平成6年度現在で、全体の890メートルのうち370メートルが完工しているが、今回の用地買収により本年度約125メートルの暫定工事を実施する。工事期間は本年10月より来年3月末を予定し、車道、歩道部分については12月末までを予定し、植樹帯工事については来年1月から年度末までを予定している。この施工断面については、植樹帯8メートル、道路部分は歩道2メートルを含んで10メートルの工事を予定しているとの説明の後、委員から、まとまって買収されている箇所が何カ所かあるが、この部分の工事予定について質され、部分的に買収をしている箇所もあるが、この部分だけ工事というのは物理的に不可能で、ある程度の連続性を持った距離ができれば部分的に工事をしたいとの答弁がありました。 また、委員から、インター入り口付近で西名阪に入っていく左折車線工事の着工予定について、またこの工事の施工及び工事費の負担について質され、今回公団施行地区での暫定工事の実施に伴い一定のめどが立ったため、平成8年度には実施できるよう県とも協議をしている。また、工事施工及び工事費とも県が行うとの答弁がありました。 次に、香芝高架橋騒音、低周波音の測定及び交通量調査の測定報告書について理事者から報告を受けました。 それによりますと、測定は平成7年5月10日から5月11日にかけての24時間測定で、前回の昭和63年5月と同じ場所での測定で、測定地点は第1地点が大阪方面の高架橋の直下地点、第2地点は高架橋の直下から13メートル離れた地点、第3地点は直下から20メートル離れた地点の3地点で測定した。 騒音レベルでは、最大は朝の9時で、第1地点で67デシベル、第2地点で64デシベル、第3地点で63デシベルであり、騒音が一番低い時間帯は22時で、第1地点で60デシベル、第2地点で58デシベル、第3地点で59デシベルとなっている。 低周波音レベルでは、最大は14時で、第1地点が95デシベル、第2地点が84デシベル、第3地点が82デシベル、一番低い数値は22時で、第1地点が83デシベル、第2地点が76デシベル、第3地点が77デシベルとなっている。 これら騒音、低周波の測定結果を前回の昭和63年度と比較すると、騒音レベルは落ちているが、低周波は横ばいか少々上がっている。 また、交通量では両車線の24時間の合計を比較すると、昭和63年度で5万7,942台が、平成7年度になると8万2,086台となっている。 これらの報告に対して、委員から、これらの調査は今後定期的に行う予定があるのかと質され、定期的な測定について改良工事を行う等が基本となるが、今後定期的に行うかどうかを検討していきたいとの答弁に対し、委員から、この調査費の委託料について、またこの費用は西名阪の公害に伴う調査費用であるので公団からの補助は出ないのかと質され、委託料は165万5,000円で、一般会計から出ている。測定については公団は公団で実施しているが、その信頼性等から市独自で資料を持つため測定しており、費用負担については今後公団に働きかけていきたい。 また、委員から、植樹帯をつくる前と比較すると、騒音レベルは落ちているが肝心の低周波が上がっている。これを理事者側としてどのように受けとめているのかと質され、交通量がふえていることから低周波が少し上がっていると思うが、公団もこれらの工事が終わった時点で測定を行っていると思うので、それらをあわせ比較して専門的な意見を聞き、今後の委員会に報告したいとの答弁に対し、委員から、全国的に低周波公害が大きく取り上げられているが、この数値がどの程度までなら耐えられる限界であるのかがわかれば調べてほしい。また、低周波レベルの数値が上がっているので、未施工部分も早急に整備するように理事者側として公団に対し十分働きかけしていただきたいとの要望がありました。 続いて休憩をとり、理事者の説明を聞きながら、西名阪香芝インター付近の現地視察を行いました。 現地視察の後、委員から、植樹帯の管理等の費用負担についてまた自動測定器の設置を公団に要求することについて質され、植樹帯の管理及び自動測定器の設置についても、今後公団に協議をしていきたいとの答弁がありました。 以上で当委員会の審査内容についての報告を終わらせていただきますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をお願いいたしまして、報告を終了いたします。
○議長(田中信好君) ご苦労さまでございました。 ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 以上で特別委員長報告を終わります。
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△日程8 市長行政報告
○議長(田中信好君) 本日の日程に従いまして、市長の行政報告をお受けします。 市長。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、さきの6月定例市議会以後の行政報告につきまして、その概況をご報告を申し上げます。 まず、市長公室でございますが、地域防災計画の見直しにつきましては、阪神・淡路大震災を教訓に早速作業に着手するとともに、8月11日に防災会議を開催して、今後の取り組むべき基本方針についてご承認を得ました。 基本的には、3カ年計画で上位計画との整合性を図りながら取り組むものとし、本年度におきましては防災アセスメント、初動体制の確立、災害対策機材・備蓄品の充実、市民の防災意識の高揚について取り組む予定でございます。 次に、葛城広域行政事務組合につきましては、基本計画に基づき「かつらぎ少年少女洋上研修」を8月6日から9日までの3泊4日で実施いたしました。これは21世紀を担う圏域の子供たちに圏域内外の人的交流を通じて、青少年に広い視野と見識をはぐくむことを目的にしたものでございます。 次に、真美ケ丘に建設中の地区センターにつきましては、「エコール・マミ」の名称で、本年11月1日オープンの予定でございまして、これにより地域の方々の利便性のアップが図られるとともに、当地域の入居にも一層の拍車がかかるものと期待をいたしております。 次に、昨年10月に施行されました行政手続法に基づき、本市の国定公園地域における建築物の各種行為に関する規制内容が変更されることになりました。これらにつきましては、昭和45年の県の基準により今日まで指導を行ってきたところでございますが、今回の行政手続法の施行により規制基準を昭和50年4月1日に施行された審査指針に統一することにされました。このことから、県とも種々検討を重ね、県から国への働きかけにもよりまして、国の審査指針の例外的な措置として「特認地域」の認定を受けることになりました。 次に、文化振興面でございますが、グラフ誌「香芝遊学」をより市民に根づいた情報誌とするため、市民の方が地域の情報を持ち寄り、記事を作成するというタウンウォッチャーを募集いたしましたところ12名の参加を得ました。次号からこの市民のタウンウォッチャーが「香芝遊学」に新風を吹き込むものと期待されております。 次に、「歴史街道計画」につきましては、近畿47市町村共同で7月からは二上山博物館がスタンプラリー、9月からは歴史街道100選フォトコンテストに参加し、香芝の歴史豊かな風土を近畿全体にアピールしているところでございます。 次に、国際交流につきましては、国際交流市民グループ、「グローバル香芝」と一緒に交流を重ねまして、8月には留学生や市内在住外国人が地区の盆踊りに参加して日本文化を楽しんでいただきました。 次に、ふたかみ文化センターにおいて、7月30日から8月6日まで「二上山の昆虫・世界の昆虫」と題して展覧会を開催いたしましたところ、期間中9,000人以上の入場がございました。また、同時上映しましたハイビジョン「昆虫酒場」にも多くの家族連れの方がごらんになりました。改めて自然のすばらしさや大切さを感じ取っていただきました。 次に、市民生活の関係でございますが、ごみの収集につきましては、十分使える資源ごみと本当に要らないごみを分別することで、ごみの減量と資源化に役立つとともに、焼却効率もよくなり、ひいては焼却炉の延命にもつながることから、9月から4種分別収集を実施いたしました。 また、毎日の家庭ごみの中でも生ごみは特に大きな割合を占めており、生ごみをリサイクルすることで注目されるのが微生物を使って生ごみを堆肥に変える方法でございます。そこで、生ごみリサイクルボカシづくりモニターを募集したところ約130名の申し込みがありまして、10月初めに講習会を実施したいと考えております。 次に、火葬場につきましては、煙突及び再燃炉ダクトの補修工事が完了いたしましたので、現在火葬炉5基で稼働いたしております。 次に、福祉関係でございますが、(仮称)
総合福祉会館の建設に伴う事業用地及び農道分の進入道路用地の買収につきましては、すべて完了をいたしました。 また、温泉の掘削工事につきましては、現在630メートルまで掘削を行っておりまして、当初の工程どおり順調に進んでおります。 また、建築設計につきましては、現在基本設計案の検討を行っており、本市の福祉の拠点にふさわしい実施設計を行ってまいりたいと考えております。 次に、民生委員、児童委員の任期でございますが、本年11月30日をもって任期満了となり、12月1日で一斉に改選されることになります。この改選時に、現在の委員定数66名から5名増員されまして71名の定数となります。 委員の推薦につきましては、民生委員推薦会で選任していただくことになるわけでありますが、法の趣旨に則した適格者の推薦に努めることから、地域の事情に精通しておられます各自治会からの推薦をお願いしているところでございます。 次に、都市整備事業の関係でございますが、住環境の保護や市街地形態の多様化への対応等を目的としまして、平成4年6月に都市計画法の一部が改正され、用途地域の種類が8種類から12種類に移行されることにつき、素案の縦覧や公聴会等を行ってまいりました。このたび、最終案といたしまして市民の方々に意見を聞くべく、来る10月17日から31日まで縦覧を行い、県の都市計画審議会を経て来年3月に都市計画決定される予定でございます。 また、旭ケ丘地区近隣公園の公共施設管理者負担金といたしまして3,000万円の増額内示をいただきましたので、本議会に補正をお願いしているところでございます。 次に、街路関係でございますが、認可済みの事業につきましては、早期完成に向けまして努力をいたしておりますが、難航している事業については補助事業の期限もあり、早い段階での解決を考えております。 また、施工済の橋脚につきましては、建設省から耐震基準の指針が示されましたので、見直しを行っているところでございます。 次に、新規事業の磯壁・新在家線につきましては、地元説明会を8月24日と30日の両日にわたって行いました。測量のお願いをいたしたところでございます。この事業に関連して、本議会に路線名9-174号線で道路認定をお願いをしているところでございます。 また早期に完成をさすことから、地方特定道路整備事業債として1億円の内示を得ましたので、本議会に補正をお願いをいたしております。 次に、下水道事業につきましては、香芝汚水幹線北今市から関屋までをミニシールド工法並びに推進工法により施工いたしたく本議会にお願いをしているところでございます。 次に、産業建設の関係でございますが、西名阪周辺整備事業につきましては、早期完成に向け用地買収に積極的に取り組んでおります。また、本年度工事といたしまして、県道香芝インター線の一部道路改良及び植樹帯設置工事が着工される予定でございます。 次に、国道165号線高田バイパス建設事業につきましては、7月27日より暫定供用され、残工事につきましても努力を重ねております。 また、県道香芝・太子線につきましても、残りの用地買収に精力的に取り組んでいるところでございます。 次に、河川事業につきましては、葛下川、すがる川及び原川の改修計画を進めており、竹田川の改修は近鉄大阪線の橋梁部から五月ケ丘までの工事は本年度に完了の予定であります。その上流についても本年度工事として一部着工の予定でございます。 また、7月4日、5日の大雨により市内の河川等に多大な被害が発生し、その応急処置及び復旧に全力を注ぐとともに、県河川の被害箇所については災害復旧事業として着手できるよう取り組んでおります。 次に、市道事業につきましては、市道6-28号線、高村線改良工事にかかわるJR踏切の拡幅につきましては、本年度に着工できるよう努力を重ねております。 なお、市は道路新設改良や道路維持管理並びに河川改修等につきましては、各自治会からの要望等を検討しながら計画的に実施してまいりたいと、かように考えております。 次に、教育関係でございますが、教育施設の整備につきましては、老朽化の目立つ施設から逐次改修工事を行っておりますが、本年度は下田小学校及び関屋幼稚園の大規模改修工事を完了いたしました。 また、総合体育館のリフレッシュ工事につきましては、平成5年度より年次的に改修工事に取り組んでおりまして、本年度は内部改修工事が完了をいたしました。今後とも市民の健康づくりの場として、より多くの人々に利用していただけるよう努めてまいりたいと、かように考えております。 次に、学校教育につきましては、本市の学校教育方針を踏まえ、児童・生徒、保護者並びに地域住民の期待にこたえるため、新規採用教員等ほか他市町村からの転勤教員を対象に、「香芝市新任教育研修会」を開催し、教員としての知覚と資質の向上に努めております。 次に、水道事業でございますが、一般啓発用及び小学校の教材用として水道事業の啓発用ビデオの制作に取りかかっておりまして、今月の20日ごろに完成の予定でございます。 このビデオの内容は、県営水道の原水としている吉野川の源流から御所浄水場を経て本市に至るまでの水の旅と、本市の水道施設を紹介したものでございます。 次に、昨年度からの繰り越し事業でございます高山台送水管布設工事につきましては、この8月末に竣工いたしました。 一方、配水管布設替工事につきましては、当初計画の9路線のうち6路線について発注済みであります。その他の工事につきましても測量及び設計中でありまして、順次着工してまいりたいと考えております。 以上申し上げましたのが、6月定例市議会以後の行政報告の概要でございますが、議員各位には市政の推進に格段のご協力をいただいておりますこと厚く御礼を申し上げるところでございます。 本市といたしましても、市制後のあらゆる行政分野における充実期に入っており、市民の皆様方からの信頼と期待にこたえるべく、今まで以上に気を引き締め、初心を忘れることなく真摯に行政課題に取り組んでまいる所存でございます。今後におきましても取り組むべき課題について、あらゆる方向から検討、研さんを重ねてまいりたいと存じております。どうぞ、議員の皆様方におかれましては、今後とも絶大なるお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして行政報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。
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△日程9
決算特別委員会委員選任
○議長(田中信好君) それでは、日程に従いまして
決算特別委員会の委員の選任を行います。 休憩中に互選していただいておりますので、事務局から報告させます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君)
決算特別委員会、委員田中保、委員奥山博康、委員飛鳥誠市、委員藤本みや子、委員川村治、委員藪善男、委員長谷川翠、委員中川廣美。 以上。
○議長(田中信好君)
決算特別委員会の委員の選任については、ただいまの報告どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、報告どおり選任することに決します。 なお、休憩中に
決算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選していただいておりますので、事務局から報告させます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君)
決算特別委員会委員長田中保、副委員長奥山博康。 以上。
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△日程10 議案一括上程
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 議第33号香芝市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正することについて、議第34号香芝市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて、議第35号平成7年度香芝市
一般会計補正予算(第2号)について、議第36号香芝・
広陵消防組合規約の一部を改正することについて、議第37号
公共下水道管渠築造工事(第405号工事)請負契約の締結について、認第2号平成6年度香芝市
一般会計歳入歳出決算の認定について、認第3号平成6年度香芝市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第4号平成6年度香芝市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認第5号平成6年度香芝市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第6号平成6年度香芝市五位堂駅前
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第7号平成6年度香芝市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認第8号平成6年度香芝市
水道事業会計決算の認定について、認第9号香芝市道路線の認定について、認第10号香芝市道路線の廃止について、同第6号香芝市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて、同7号香芝市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについて、諮第1号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて、諮第2号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて。 以上。
○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。 午後2時58分 休憩 午後3時40分 再開
○議長(田中信好君) それでは、休憩を閉じて再開いたします。
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△日程11 同第6号
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、同第6号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 同第6号香芝市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて、平成7年9月30日付任期満了予定の香芝市公平委員会の委員の選任について、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条第2項の規定により、次の者を本市公平委員会の委員に選任したいので、議会の同意を求める。平成7年9月11日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市関屋1306番地、氏名、吉田道央、生年月日、昭和8年12月13日、選任年月日、平成7年10月1日。 以上。
○議長(田中信好君) それでは、理事者から提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、同第6号香芝市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、平成7年9月30日をもって任期満了となります吉田道央委員を引き続き本市公平委員会の委員に選任いたしたいので、地方公務員法第9条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 本人は人格、見識とも高く、公平委員会の委員にふさわしい方でございますので、何とぞよろしく原案にご同意を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(田中信好君) 本案につきましては、人事案件でございますので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、同第6号については原案のとおり同意いたします。
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△日程12 同第7号
○議長(田中信好君) 日程に従いまして、同第7号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 同第7号香芝市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについて、平成7年9月30日付任期満了予定の香芝市教育委員会の委員の任命について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により、次の者を本市教育委員会の委員に任命したいので、議会の同意を求める。平成7年9月11日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市五位堂250番地、氏名、杉田博、生年月日、昭和20年3月19日、任命年月日、平成7年10月1日。 以上。
○議長(田中信好君) 理事者から提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、同第7号香芝市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、平成7年9月30日をもって任期満了となります杉田博委員を引き続き本市教育委員会の委員に任命いたしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 本人は人格高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する方でございますので、何とぞよろしく原案にご同意を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(田中信好君) 本案につきましても、人事案件でございますので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、同第7号については原案のとおり同意いたします。
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△日程13 諮第1号
○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして、諮第1号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 諮第1号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて、次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成7年9月11日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市五位堂155番地、氏名、沢田順子、生年月日、昭和7年3月24日。 以上。
○議長(田中信好君) 理事者から提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、諮第1号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、平成7年10月31日をもって任期満了となります沢田順子委員を引き続き本市の人権擁護委員に推薦いたしたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 本人は人格、識見ともに高く、人権擁護委員にふさわしい方でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中信好君) 本案につきましても、人事案件でございますので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、諮第1号については原案のとおり承認いたします。
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△日程14 諮第2号
○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして、諮第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 諮第2号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて、次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成7年9月11日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市関屋1372番地、氏名、徂徠俊彦、生年月日、昭和7年11月6日。 以上。
○議長(田中信好君) 理事者から提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、諮第2号
人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、平成7年10月31日をもって任期満了になります徂徠俊彦委員を引き続き本市の人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 本人は人格、識見ともに人権擁護委員にふさわしい方でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(田中信好君) 本案につきましても、人事案件でございますので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、諮第2号については原案のとおり承認いたします。
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△日程15 提案理由説明
○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして、理事者から提出議案の提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬田道弘君) それでは、定例議会に提案をさせていただいております議案について、その理由を申し上げさせていただきます。 議第33号香芝市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、地方公務員災害補償法等の一部が改正されたことに伴いまして、本条例の一部改正をお願いするものでございます。 主な内容につきましては、傷病補償または傷害補償年金を受けるもので、一定の支給事由により介護を要するものに対してその費用を補償するものでございます。 次に、遺族補償年金を受けることができる子、孫または兄弟、姉妹の範囲を18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあるものとするとともに、遺族補償年金の最高額を受ける場合の遺族数が4人の場合にも該当するようにし、遺族数が2人及び3人の場合についても年金の支給額を引き上げるものでございます。 次に、福祉施設という名称を福祉事業に改め、被災職員が受ける介護の援護及び公務上の災害を防止するために必要な事業を加えるものでございます。 また、経済情勢の変化等を勘案して、罰金額の適正化を図るため所要の引き上げをするものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議第34号香芝市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、非常勤消防団員等にかかわる損害補償の基準を定める政令の一部が改正されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容は、遺族補償年金の給付率の最高額に該当する遺族数が5人以上から4人以上に、遺族数が4人の場合の給付率を230日分から245日分に、遺族数が3人の場合の給付率を211日分から223日分に、遺族数が2人の場合の給付率を193日分から201日分にそれぞれ改正するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 議第35号平成7年度香芝市
一般会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億2,685万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億7,448万3,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出におきましては、土木費の準用河川改修費において改修工事委託料等で1億500万円、都市計画対策費では奈良住宅情報システム設置に伴う使用料及び備品購入費で281万3,000円、街路事業費で尼寺・関屋線、磯壁・新在家線街路事業の工事及び用地購入費で1億8,000万円、街路促進事業費では、中和幹線事業で購入財産購入費から工事請負費に振りかえ、公園費では公共施設管理者負担金で3,000万円、諸支出金では前年度生活保護費国庫負担金等の返納金で287万2,000万円を補正するものでございます。 これらの財源といたしまして、歳入では国庫支出金、繰越金、諸収入、市債に求めております。 次に、第2表の債務負担行為の補正につきましては、準用河川杉橋川改修工事について、期間を平成9年度までとし、限度額を2億4,000万円に定めるものでございます。 また、第3表の地方債補正につきましては、特定地方道路整備事業債の追加と公園整備事業債及び臨時地方道整備事業債の限度額を変更するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議第36号香芝・
広陵消防組合規約の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、現在建設中の香芝広陵消防組合本部香芝消防署の庁舎建設につきまして、11月20日工事竣工、新庁舎への事務所移転を12月1日と予定されております。これに伴いまして本組合規約第4条に規定をしております組合の事務所の位置を香芝市本町1429番地から香芝市本町1462番地に改めるものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議第37号
公共下水道管渠築造工事(第405号工事)請負契約の締結について。 本案は、公共下水道事業に関する整備事業として、契約金額3億1,415万円で、奈良県北葛城郡広陵町大字安部547番地、村本建設株式会社、更生管財人松本宗和氏と契約を締結するため議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事概要は、香芝第1汚水幹線の北今市御陵北側交差点から関屋方面へ、延長約503メートルを管径700ミリ900ミリでミニシールド工法及び推進工法により実施するものでございます。 指名業者は株式会社浅沼組、株式会社奥村組、奥村組土木興業株式会社、株式会社竹中土木、前田建設工業株式会社、株式会社森組、株式会社森本組、村本建設株式会社の8社でございます。 なお、工期は平成8年3月29日までといたしております。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第2号平成6年度香芝市
一般会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市一般会計の歳入総額は187億2,649万8,000円で、歳出総額は182億7,384万4,000円であり、歳入歳出差引額は4億5,265万4,000円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源は1億6,901万9,000円で、実質収支額は2億8,363万5,000円であり、執行率は歳入で95.1%、歳出で92.8%でございます。 平成6年度の主な事業といたしましては、
総合福祉会館新設事業で15億3,231万円、道路新設改良事業で4億8,871万3,000円、近鉄下田駅地下自転車駐車場整備事業で3億7,075万8,000円、中和幹線街路事業で8億5,075万8,000円、都市計画街路事業5路線で5億2,283万3,000円、真美ケ丘東小学校増築事業で2億5,353万1,000円、旭ケ丘小学校新設事業で22億475万9,000円などでございます。 また、基金につきましては、財政調整基金他8基金に3億8,407万円の積み立てをいたしましたが、一方平成6年度の事業資金として8億7,230万円の取り崩しを行っております。平成6年度末で28億4,389万4,000円となっております。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第3号平成6年度香芝市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市国民健康保険特別会計の歳入総額は23億6,945万円で、歳出総額は22億7,513万3,000円であり、歳入歳出差引額は9,431万7,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差引額と同額であり、執行率は歳入で94.6%、歳出で90.8%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第4号平成6年度香芝市
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市老人保健特別会計の歳入総額は25億6,876万7,000円で、歳出総額は25億9,361万4,000円であり、歳入歳出差引額は2,484万7,000円の歳入不足となり、平成7年度歳入をもって繰上充用を行った決算となりました。実質収支額は2,484万7,000円の赤字となり、執行率は歳入で98.9%、歳出で99.9%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第5号平成6年度香芝市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市下水道事業特別会計の歳入総額は19億5,456万8,000円で、歳出総額は19億5,421万1,000円であり、歳入歳出差引額は35万7,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差引額と同額であり、執行率は歳入で99.9%、歳出で99.9%でございます。 なお、下水道事業の状況につきましては、当年度末における普及率は23.1%で、下水道管渠築造工事につきましては、整備率は40.7%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 認第6号平成6年度香芝市五位堂駅前
北土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計の歳入総額は6億9,380万円で、歳出総額は6億8,725万2,000円であり、歳入歳出差引額は654万8,000円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源は450万円で、実質収支額は204万8,000円であり、執行率は歳入で99.2%、歳出で98.3%でございます。 なお、当該区画整理事業につきましては、当年度末で約95%の進捗率でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第7号平成6年度香芝市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市土地取得特別会計の歳入総額は6億3,055万8,000円で、歳出総額は5億1,233万7,000円であり、歳入歳出差引額は1億1,822万1,000円でございます。実質収支額は歳入歳出差引額と同額であり、執行率は歳入で98.9%、歳出で80.4%でございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第8号平成6年度香芝市
水道事業会計決算の認定について提案理由を申し上げます。 平成6年度香芝市水道事業会計の収益的収入総額は13億9,252万827円で、執行率は97.5%であり、対前年度比で3.8%の減収となりました。一方、支出総額は16億7,813万9,755円で、執行率は96.0%であり、対前年度比では18.3%の増となりました。したがいまして、消費税を除いた損益計算書における当年度純損失は2億9,299万5,756円でございます。 次に、資本的収支でございますが、収入総額は4億8,048万6,620円で、執行率は86.5%でございます。一方、支出総額は5億2,673万5,864円で、執行率は67.3%でございまして、歳入歳出差引額4,624万9,244円の不足額につきましては、減債積立金及び当年度消費税資本的収支調整額で補てんいたしました。 次に、平成6年度における水道事業の業務内容でございますが、給水人口5万6,501人で、対前年度伸び率は1.8%であり、普及率は99.9%でございます。年間の県水受水量は740万8,080トン、有収水量は679万1,065トン、有収率は91.7%でございました。なお、販売価格は消費税抜きで1トン当たり165円97銭、前年度より14銭高となり、一方給水原価では消費税抜きで238円99銭で、前年度より30円93銭高となりました。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、認第9号香芝市道路線の認定について。 本案は香芝市道としての要件を満たしている1-103号線ほか10路線を香芝市道に認定するものでございまして、このうち開発関係路線が7路線でございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、認第10号香芝市道路線の廃止について。 本案は、さきの認第9号において市道に認定されることに伴いまして、その必要がなくなる4-17号線及び7-87号線の2路線を廃止するものでございます。 慎重ご審議の上、原案認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 以上で終わります。
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△日程16 監査委員の監査結果報告
○議長(田中信好君) 続いて、監査委員から平成6年度監査結果の報告をお受けいたします。
◎監査委員(出川太平君) それでは、意見書のご報告を申し上げます。 平成6年度香芝市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算の審査を終えましたので、その結果につきましてご報告いたします。 なお、この意見は監査委員2名の合議の結果でございます。審査の概要及び意見につきましては、お手元に配付しております意見書のとおりでございます。 監査の対象は香芝市一般会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、下水道事業特別会計、五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計、土地取得特別会計の歳入歳出決算及び財産に関する調書等でございます。 審査の方法は、各会計歳入歳出決算書及び附属書類等を関係諸帳簿と調査、照合を行い、計数の正確性、予算の執行状況、前年度対比について検討し、あわせて必要に応じ関係職員から説明を聴取して実施いたしました。 各会計の決算概要を述べますと、一般会計につきましては、歳入総額187億2,649万8,000円、歳出総額は182億7,384万4,000円で、差引4億5,265万4,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億6,901万9,000円を差し引くと2億8,363万5,000円の黒字決算となっています。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳入総額23億6,945万円、歳出総額23億7,513万3,000円で、差引9,431万7,000円の黒字決算となっています。前年度に引き続き黒字決算となっていますが、今後におきましても経営努力を積極的に行い、国保財政の健全化に向け一層努力されることを期待するものであります。 次に、老人保健特別会計につきましては、歳入総額25億6,876万7,000円、歳出総額25億9,361万4,000円で、差引2,484万7,000円の赤字決算となっています。収支不足額2,483万7,000円は翌年度繰上充用金で補てんされています。 次に、下水道特別会計につきましては、歳入総額19億5,456万8,000円、歳出総額19億5,421万1,000円、差引35万7,000円の黒字決算となっています。 次に、五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計につきましては、歳入総額6億9,380万円、歳出総額6億8,725万2,000円で、差引654万8,000円となり、翌年で繰り越すべき財源450万円を差し引くと204万8,000円の黒字決算となっています。 次に、土地取得特別会計につきましては、歳入総額6億3,055万8,000円、歳出総額5億1,233万7,000円で、差引1億1,822万1,000円の黒字決算となっています。 結論といたしまして、審査に付された各会計歳入歳出決算書及び附属書類は関係法令の諸規定に準拠して作成されており、各会計諸帳簿及び証票書類等々照合点検したところ、計数は正確であると認めました。 また、予算執行状況におきましても、おおむね適正妥当であると認めました。 なお、多額の不用額が生じておりますが、これは主に年次のまたがる建設関連投資であり、今後留意されるように望むものであります。 当年度も厳しい財政状況の中、各種の重点施策、事務事業の推進において収支の均衡を保持しながら健全な財政運営に努力されているところでありますが、今後における大型プロジェクト、事務事業の推進により多額の経費が見込まれ、なお厳しい財政運営が予測される中、事務事業の遂行に当たっては創意工夫を凝らし、事務の簡素化、効率化を図り、慣行の見直し、諸経費の節減を図るとともに、税収入等自主財源の確保に格段の努力をされることを強く望むところであります。 次に、香芝市水道事業特別会計決算審査の結果につきましてご報告申し上げます。 審査の概要及び意見は資料のとおりでございます。 収益的収支につきましては、消費税抜きで事業収益13億4,823万3,000円に対し、事業費用は16億4,122万8,000円で、差引2億9,299万5,000円が本年度の純損失となっております。 資本的収支につきましては、資本的収入4億8,048万7,000円に対し、資本的支出は5億2,673万6,000円で、収支不足額4,624万9,000円は減債積立金等により補てんされています。 結論といたしましては、決算を調整した証票書類、事業報告書、決算書、貸借対照表と計数は正確であり、適切に処理されていました。 なお、今年度の収支は大幅な赤字となっております。これは県営水道の値上げによる受水費が大きく影響をしたものであります。今後におきましても、給水収益の増収は見込めるものの、県営水道受水費の増加を初め老朽配水管布設替、企業債の返還等多額の資金が必要と思われ、経営環境は厳しい状況になるものと予想されます。今後の経営においても、より一層経費節減と有収率の向上に努力をはらい、合理的で効率的な運営に努められるよう要望するものであります。 以上をもって監査意見の報告といたします。
○議長(田中信好君)
出川監査委員さんには大変ご苦労さまでございました。本日は早朝よりご出席をいただき厚く御礼申し上げます。 今後とも香芝市の発展と健全財政のためにご尽力を賜りますよう重ねてお願いをいたします。 なお、
出川監査委員さんには、この後ご予定がございますので、退席をしていただきます。本日はまことにご苦労さまでした。
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△日程17 総括質疑
○議長(田中信好君) それでは、日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しています議案については、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮を願います。 それでは、
総務文教委員会に付託を予定しております議第33号から議第36号、認第7号について総括質疑をお受けいたします。 小川議員。
◆14番(小川正晴君) 今の総括質疑の問題ですけれども、それは質疑に入る前にちょっと私今気がついたことなんですけれども、この歳入歳出決算書の提出書類の中の内容の分について疑問点がありますので、市長にお伺いしたいんですけれども、よろしいでしょうか。文書的な問題があると思って、今気がついたからお尋ねするわけですけど、もしできたら許可願いましたらそれをお聞きしたいと思いまして。
○議長(田中信好君) 小川議員に申し上げます。 今総務文教に付託を予定しているということですので、議第33号から議第36号あるいは認第7号、これのどの点をということでひとつ総括質疑をお受けしたい。あとでまた一般会計の決算についての総括質疑がございますので。 ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 続いて、
民生水道委員会に付託を予定いたしております認第3号、認第4号、認第8号について総括質疑をお受けいたします。 藤本議員。
◆10番(藤本みや子君) 認第3号の国民健康保険決算でございますけれども、平成6年4月より国民健康保険が引き上げになりましたけれども、この影響について国民健康保険料の収益等はどのようになったのか。また均等割が1万2,000円から1万5,000円、平等割が1万5,600円から1万8,300円と上がりましたので、低所得者は32%も引き上げになっていると思うのですけれども、それらの影響についてお伺いしたいことと。 また、平成6年10月1日より入院給食費が1日600円負担になりました。1カ月入院しますと1万8,000円の患者負担になったんですけれども、その影響で総医療費にどれだけ影響しているか。私としては微々たるものでこういうふうなものは入れなくていいと思うのですけれども、どのような影響があらわれているかお伺いしたいことと。 認第4号老人保健会計につきましても、入院給食費が1日600円、お年寄りは収入それぞれございますので、少し安くはなりますけれども、これについても負担がふえているということで、総医療費からしてどのような影響があらわれた。ほとんど影響があらわれないと思うのです。こういうふうなものを上げても上げなくてもいいと思いますけれども、そういうふうな総医療費からしてどのくらいの影響になったかお伺いしたいことと。 認第8号水道会計の決算でございますけれども、平成6年度に施設分担金が3条予算に入れられるようになりまして、このときに当初予算では5,700万円を施設分担金に入れてますけれども、決算では2億2,652万円とかなり違った額になってるんですけれども、その点についてお伺いいたします。