香芝市議会 > 1992-09-29 >
09月29日-03号

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  1. 香芝市議会 1992-09-29
    09月29日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成 4年第4回 9月定例会          平成4年第4回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成4年9月29日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)   1番 奥 山 博 康 君        2番 吉 原 正 一 君   3番 松 村 睦 夫 君        4番 藤 本 みや子 君   5番 廣 瀬 哲 臣 君        6番 萬 慶 芳 貞 君   7番 西 里 晴 昭 君        8番 高 谷   廣 君   9番 小 川 正 晴 君        10番 角 田 博 文 君   11番 辰 已 亘 弘 君        12番 浜 口 藤 次 君   13番 田 中 信 好 君        14番 清 水 一 雄 君   15番 田 中   保 君        16番 吉 田 久 雄 君   17番 飛 鳥 誠 市 君        18番  欠     員   19番 西 村 忠 一 君        20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    助役     先 山 昭 夫   収入役    仲 田 武三朗    教育長    奥 嶋 岩 一   市長公室長  岡 田 紀 郎    総務部長   西 村 昭 一   民生部長   奥 山 誠 次    都市事業部長 竹 嶋   将   産業建設部長 吉 田   治    教委事務局長 堀 川 泰 弘   水道局長   森 口 教 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 高 垣 政 範7 会議の事件は、次のとおりである。   日程第1 一般質問                              開議 午前10時30分 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 廣瀬哲臣君の一般質問に対して市長の方から再度答弁を求めます。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) おはようございます。 それでは、先日に引き続きましてご答弁を申し上げます。 まず最初に、昨日の答弁漏れがございましたので、その件から申し上げたいと思います。 まず、市営住宅の考え方でございますけれども、市営住宅建て替え計画につきましては、現在の市営住宅は昭和30年代の建築でございまして、非常に老朽化が進んでおりますことから、平成4年度予算で調査費を計上させていただいているところでございます。用地につきましては、現在のところ公有財産を含め有効利用を考えております。今後、この建築計画の具体化に向かって取り組んでまいりたいと存じますが、なお採算性につきましては公営住宅の性質から申しまして、住宅困窮者を対象とする施設でございますので、大きな期待は寄せられないものと考えますので、よろしくご理解を賜りますようにお願いを申し上げます。 次に、高山台土地区画整理事業施行に伴いますところの市の負担についてでございますけれども、公共施設整備負担金といたしましておおよそ5年間で4億円を負担するものでございます。また、地域外関連事業に対しまして組合より応分の負担を求めるように進めてまいりたいと考えております。よろしくご理解を賜りますようにお願いを申し上げます。 さて、公約実現と財源見通しの裏打ちについてでございますが、各事業につきまして概算的に申し上げますと、まず1番目といたしまして教育関係では、旭ケ丘小学校新設事業につきましては総事業費おおむね44億円で、平成6年度事業で平成7年度に開校を予定いたしております。 次に、北中学校新設事業につきましては総事業費おおむね51億円で、平成6年度を初年度として3カ年事業で平成9年度に開校を予定いたしてまいりたいと存じております。 続きまして、総合福祉会館新設につきましては、平成4年度におきまして住民ニーズを把握するために現在基本調査を進めさせていただいております。次に、平成5年度に位置及び規模等を絞り込みまして、さらに基本設計を進め、でき得れば用地の確保へと進捗させてまいりたいと考えております。そして、建設は平成6年、7年度の2カ年事業といたしまして、推進してまいりたいと考えております。 なお、現時点における概算的な総事業費はおおむね60億円程度、用地代を含めまして、をめどといたしたいと存じております。これはまことに概算的な数字でございます。 続きまして、都市基盤整備事業としての中和幹線街路事業を10カ年間を完成目標年と定めまして、おおむね110億円を概算的な総事業費といたしまして、推進してまいりたいと考えているところでございます。 また、前市長から継承していかなければならない事業といたしまして都市整備街路事業消防署新設事業公共施設整備事業等を意欲的に取り組んでまいりたいと存じております。このような事業を推進する財源といたしましては、国庫補助金等の獲得に鋭意努力をいたす所存でございますが、大きな財源としましては起債に頼らざるを得ない状況でございます。 なお、これらの事業を推進するために事業費といたしまして毎年度60億円程度を投資的経費として必要となる見込みでございまして、そのうち一般財源としては25億円程度を想定いたしております。その結果といたしましては、平成9年度におきまして公債比率のピークとして18%程度に達する見込みでございます。よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 以上、終わります。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君の再質問をお受けします。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) それでは、私の再質問を議長にお許しいただきましたので、させていただきます。 昨日からの答弁なり、朝来の答弁の中で半分の事業費なり、また起債等言われたわけでございますけれども、私はそのほかに近隣公園、この用地買収、市長にあっては年次的に2カ所程度という形のものもあったわけであります。また、区画整理事業にありましても、まだ整理事業の高山台にあっては組合もできていないわけでして、こちらの一方的な最小限度の金額を言われているわけでして、私はそうではなくして、その区画整理事業内に街路事業、あるいは近隣公園があれば応分の負担と申しますか、その程度の、中和幹線が仮に入るならば、その中和幹線の入る部分だけの応分の負担があるのではないかと、これは従来の旭ケ丘とか、そういう観点からしても明らかであります。こういった費用の算定も言われていないわけであります。 また、昨日私が申しました都市計画街路の五ケ所・五位堂線であります。これについては既に近鉄から前受金といいますか、そういう形でどのぐらいの金額を受け取って、この事業を一日も早く完成しなければ、だんだん目減りしていくのだと、事業費そのものが高くなっていくのだと、金利を考えても目減りしていくと、市長としてどのような取り組みの姿勢なのかを問いただしているわけであります。ただいまの中で投資的経費60億円と、一般財源で25億円という数字でありますけれども、これらの私がお尋ねした市長としての公約なり、本市における、どうしてもやらなければならない問題、それらを積算すると、投資的経費も60億円程度に済むわけはないわけでありまして、昨日小学校、中学校ですら60億円という起債が必要であると、これが1年間、2年間という形で仮にされるにしても矛盾があります。 角度を変えて一つだけ質疑をさせていただきますと、あなたは昨日奥山議員モーターボートに関する、いわゆる場外舟券売り場のものに対して反対していく旨言われたわけですけれども、これら中学校、いわゆる教育施設の位置決定をして、そういったものを阻止するお考えなのか。となるならば、この北中学校が平成7年度の継続事業と言われる意味もまだ不明ですが、もしそういった教育施設等を位置決定することによってモーターボート舟券売り場を阻止するお考えがあるならば、今すぐにでも位置決定しなければならないと思います。そういった点にも明快な反対するだけの法的根拠、そういったものをお示し願いたいと思います。 なお、重複しますけれども、先ほど来申しましたように、朝来から私の方から事前にすべての事業を申し上げております。それらを抜かすことなく、この10年間をめどとしての、あなたの任期のせめて4年間でもちゃんとした積算による起債額なり、あるいは一般財源を言っていただきたいと思います。 というのは、起債の充当率は市長そのものが勝手に決められるのではなく、消防本署においても用地買収費、あるいは建物においては一切の補助金がないのが現実でありまして、起債充当率も75%であります。こういった観点からしましたら、先ほど言っていただきました1年間の投資的経費60億円、そのうちの財源として、一般財源として25億円程度ではつじつまが数字的に合わないわけでありまして、これらを明快なご答弁を願いたいと思います。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君の再質問に対して、市長、答弁。            (発言する者あり) 暫時休憩します。            午前10時44分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) お答え申し上げます。 近隣公園につきましては、財政上非常に難しい状況でもございますし、先日も申し上げましたけれども、近隣公園の整備の推進は非常に不可欠であろうとは思いますけれども、何よりもまず都市基盤が大切でございます。優先順位を定めながら、今後引き続き財政に伴う年次計画を立てて検討していきたいと、このように考えております。 それから、区画整理内の街路事業につきまして、中和幹線の負担が入るのではないかということでございますけれども、これにつきましても……。            (「14.5というのはわかっとんです、額としてどのぐらいになるのか」の声あり) 4億円は市が負担するものでございますが、区域外についてはまだ、負担をしていただく予定でございますけれども、金額についてはまだ算定しておりません。 それから、五ケ所・五位堂線の工事でございますが、これの事業費は約100億円、これに対する近鉄の前受金としまして、負担金としまして1億9,700万円の負担金、それから1億5,800万円の協力金、合わせて3億5,500万円の負担協力金の予定でございますが、これは事業執行時に負担協力金として予定されてございます。このことにつきまして、詳細につきましては担当部長の方から説明させていただきたいと、かように考えております。 それから、先日奥山議員の方からご質問がありまして、お答えしましたモーターボートの舟券の扱いにつきまして、議員のおっしゃるように、もちろん学校の通学時の区域にも当たるであろうし、またそれよりも交通の要点でございますので、非常に交通が混雑するであろうと、また通行にも非常に差し支えがあるだろうということで、私も地元の方からも大分いろいろ聞いております。そうしたことから、昨日のような発言をしたわけでございますけれども、これにつきましても慎重に対応していきたいと、このように考えております。 それから、廣瀬議員の方からご質問のございました事業費の経過でございますけれども、平成5年度には先ほど私が申し上げました中和幹線街路事業総合福祉センター新設事業消防署新設事業市道新設改良事業都市整備街路事業、それから老朽ため池整備事業河川改修事業、中小大規模改造工事公共用用地先行取得、それから北中学校新設事業旭ケ丘幼稚園新設事業旭ケ丘保育所新設事業旭ケ丘小学校新設事業総合公園新設事業、それから近隣公園新設事業市営住宅新設事業庁舎増築事業と、このような項目がございますが、これらのうち平成5年度の事業費の総額は63億8,000万円でございます。そのうち地方債は31億6,500万円、一般財源としまして23億4,550万円でございます。            (「市長、このままずうっと続けていくの。むちゃくちゃなことをする」の声あり) これを申し上げますと、一々全部上げますと大変でございますので、平成5年度から10年度にわたりまして、先ほど申し上げましたように約60億円程度の事業費を見込んでおります。そうしたことからいきますと、平成5年度の起債の、地方債の発行予定額は31億6,500万円、6年度につきましては46億4,130万円、それから平成7年度では36億1,000万円、平成8年度では18億2,700円、それから平成9年度では12億6,250万円という予定をいたしております。それから見ますと、公債比率を申し上げますと、平成5年度では14.1%、平成6年度では14.5%、平成7年度では16.4%、平成8年度で18%、それから平成9年度で18.1%、平成10年度で17.8%、以後公債比率は減少していくものと考えております。 それから、議員お尋ね中和幹線街路事業、これにつきましては10年間をめどということで、事業費は平成5年度で約10億円、毎年10億円という予算でございます。 それから、総合福祉センターにつきましては、平成5年度に30億円を予定しております。これは用地の買収を見込んでおります。また、これにつきましてはあくまで概算でございまして、まだ場所、それから規模、それまでは決めておりませんけれども、一応予算措置としてこれぐらい計上しようということでございます。 それから、消防署の新設事業、これにつきましても平成5年度では10億円、それから都市整備街路事業、これも5億円でございます。 それから、市道新設改良事業も5億円、それから公共用地先行取得が2億円、おおまかなところそういうところでございます。 それから、平成6年度中和幹線につきましては、先ほど申しましたように年次10億円、それから福祉センター平成6年度では15億円、これは建物でございます。それから、消防署の、これも建物でございますが5億円、市道新設改良事業、それから都市整備街路事業5億円ずつでございます。 それから、平成6年度から北中学校の用地の買収に入りたいと、かように考えておりますが、これの概算費用として30億円、それから旭ケ丘小学校新設事業としまして15億円を見込んでおります。旭ケ丘中学校につきましては6年、7年の継続事業でございます。平成6年度の総事業費が88億8,000万円になる予定でございます。 それから、総合福祉センター、これ建物が約30億円ほどかかるであろうという見込みから、6年度は15億円、それから7年度にはもう15億円というように考えております。 それから、北中学校新設事業につきましては12億円、それから旭ケ丘幼稚園新設事業として8億円、それから旭ケ丘保育所新設事業として、これも8億円……。 ○議長(田中信好君) 市長に申し上げます。 事業計画ということはわかるのですけれども、とりあえず財政等を見合わせた中で優先順位を決めて、とりあえずこれだけかかっていきたいのだと、公約されている分に対しても、それの財政の裏打ちという形のものですので、余り細かいことまでやっていただいても、質問者と余りかみ合わないと。 ◎市長(瀬田道弘君) どうも失礼いたしました。            (発言する者あり) ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午前11時02分 休憩            午後2時05分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 午前中に廣瀬哲臣君から出されております一般質問、市長の方から答弁があったわけですけれども、質問者との答弁内容が食い違っておりますので、改めて答弁をいただきたいと思います。 清水一雄君。14番(清水一雄 君) 昨日から私非常に一般質問も活発になって、どうもふろしきが広くなっているように思われるわけです。それで、質問者も理解できるようにしていただくという意味ではなお一層にそういう努力をしていただいて、市長も質問に対して的確に答弁して、そして質問がされてないものに対しては、それは答える必要ないと思うわけ、じっと聞いていたらそういうようなことから、こういう休憩をとらないといけないようになっているわけだから、その点双方に議長からお願いしていただきたい。質問者にもやっぱりなお一層の、私が言ったように双方に、立場は違うけれでも、お願いしてほしいと思います。そして、議事の進行にお互いに、皆さん市民のために貴重な時間を貴重に使いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) いろいろとご配慮いただきましてありがとうございます。 市長に申し上げます。 答弁に当たっては慎重に言葉を選んでいただいて答弁をいただくように、昨日の答弁と今日の答弁の内容が変わってくると、こういうことでは問題になりますので、ひとつ市長として責任ある答弁ということで今後も取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、改めて瀬田市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 午前中ご説明させていただきました中で、私といたしましては旭ケ丘小学校北中学校、それから総合福祉センター中和幹線に全力を注いでまいりたいと考えております。そのほかいろいろ申し上げましたけれども、さきに述べましたこれらの事業は私としての計画目標を示したものでございまして、今後は年次別事業予算につきましては国や県の方針や市財政の見通しを定めました中で、市議会を初め市民のニーズも的確に把握いたしまして、事業の執行に努めてまいりたいと考えております。何とぞよろしくご理解賜りますようにお願いを申し上げます。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君の3回目の質問があるわけですけれども、ただいまの市長の答弁を聞いておりますと、詳しい内容が触れておられませんので、これ以上続けても納得いく答弁が得られない、まだ3名の一般質問をされる方もございますので、廣瀬哲臣君の一般質問を一応ここで打ち切り、後日全体協議会を開いて、そして市長の政治姿勢をお聞きしていくと、こういった形をとらしていただきたいと思うのですけれども、ご了解いただけますか。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 一般質問の日程等もございまして、これ以上、今議長が言われた形であるならば、私としては非常に残念ですけれども、後日全体協議会においてすべての議員さんがいろいろとお聞きもしたいだろうということで、一応了解はさせていただきます。しかしながら、ここずっと市長の答弁を聞きますと、先ほど同僚議員から、また議長からもありましたように、議会における答弁は変えるなら変えるだけのやっぱり、それだけの理由づけをしていただいて変えていただかないと、昨日において言われたことと、今日の朝答弁されると、それが前向きな形で見通しが明るくなったのだという形で答弁が変わるについては我々大歓迎であります。しかし、初めに軽々しく無責任な答弁で、その場逃れをして、後でこのように財政的な裏打ちはどうかと詰めたときに、その認識なくして、じゃそれだけ難しいことでしたら不可能であり、難しいことだから後退するような、いわゆるトーンダウンするような答弁であれば、私は議会のせっかく議員が一般質問している中で、何のためにその答弁を得たのか非常に問題があろうかと思う。ですから、市長に特に、この全体協議会までに私の一般質問の趣旨を十二分に把握していただきまして、一問一答に対して的確な答弁、そしてトーンダウンのないように、これは私の質疑のみならず、6月議会、9月議会に示された最大限それに積極的に取り組んでいただくように要望して、私の再々質問というものは全体協議会でただしていきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君のご理解をいただきましたので、これで廣瀬哲臣君の一般質問を終わります。 はい、清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) ここでただしておきたいのは、一般質問を全協に持っていくということは、今後に対して影響力のないように、一般質問はあくまでもその日に消化するべき問題であって、全協を開く性格のものではないということを、それをやっぱり前提で決めてもらったと思いますが、これはもうかなりの原則やから、この場においてこういうようなことをやられるということはもうはっきり言って議会ルールもあったものではない、そういうことをひとつ議長、頼みます。 ○議長(田中信好君) いろいろとご配慮いただきまして、この問題に対しましていろいろ休憩に休憩を重ねると、こういう中から運営委員会を開いていただき、どのように対処したらいいかと、こうしたいろんな方の協議をいただいた中で大変大事な問題であると、こういうことで全体協議会ということで話し合っていただきましたので、ひとつご理解いただいて、一般質問だからまた今後もこういうことをということのないように十分議長として気をつけていきたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。            (発言する者多し) ○議長(田中信好君) 静粛に願います。 暫時休憩いたします。            午後2時12分 休憩            午後2時15分 再開
    ○副議長(田中保君) それでは、休憩を閉じて再開いたします。 順位5番飛鳥誠市議員の一般質問を受けます。 ◆17番(飛鳥誠市君) それでは、瀬田市長一般質問を行いたいと思います。 このことについては6月定例議会一般質問宿題事項でございますが、これは本年6月17日の都計委員会で問題となり、6月議会の私の一般質問宿題事項でございます。瀬田市長、あなたの発言はなぜ議会で問題になったかというと、何の客観的事実、証拠がないのに、記者会見で発言され、それが新聞に載り大きな社会問題となり、香芝市議会は大変な汚名を県内外に知るところになったのであります。それは次のとおりであります。 「今のままでは香芝市の行政は利権、金権に毒され腐敗した状態になるおそれがある、自分たちの住む香芝市を真剣に考え、一部の人たちによる独善的な市政が行われている現在、悪い流れを阻止し、民主的行政を確立する」と言われたのであります。 次に、これは香芝市議会に対して「香芝市議会に対し、独善によって動かされている議会を正常に戻し、市民の行政を取り戻したい。そして、住民の住民による住民のための市政をしたい」と言われたのであります。この件について香芝市議会初め私に納得得られるような明快な答弁をされたいのであります。 次に、市長の政治姿勢と今後の政治理念については、まず市長の答弁を聞いた上で、自席から質問したいと思います。 以上です。 ○副議長(田中保君) ただいまの飛鳥誠市議員の一般質問に対しまして市長の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えさせていただきます。 私が立候補の表明をさせていただきました当時、ある新聞に飛鳥議員のご指摘のとおり、「今のままでは香芝市の行政は利権、金権に毒され腐敗した状態になるおそれがある。自分たちの住む香芝市を真剣に考え、一部の人たちによる独善的な市政が行われている現在の悪い流れを阻止し、民主的行政を確立しようという市民の強い熱意を感じ、これらに支えられて出馬を決意しました」と申し上げたことは確かでございます。しかしながら、私自身市長候補であり、行政マンとしての経験はもとより、もちろん市長としての経験もございません。そのような中、軽率にも香芝市の行政は利権、金権に毒され腐敗した状態になるおそれがあるとの軽々しくも大変な発言をいたしました。このことは心より深くおわびを申し上げる次第でございます。 また、市長就任以来、3カ月余りの短い期間の中でございますが、全くそのような事実はないことをここに確信を持って申し上げて、答弁とさせていただきます。何とぞよろしくご理解を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。 また、香芝市議会に対し、独善によって動かされている議会を正常に戻し、市民の行政を取り戻したい。そして、住民の住民による住民のための市政をしたいと申しました。このことにつきましても、先ほど答弁させていただきましたことと同時期に発言いたしたことでございまして、香芝市議会に対し独善によって動かされている議会を正常に戻し、市民の行政を取り戻したいと表現させていただきましたときは、やはり私が認識を何らしていない時期でございました。去る6月議会においてご質問をいただき、しばらく期間をちょうだいしまして、現在までの経過の中で議会の認識を改めて知ることができたことを申し上げます。議員の皆様方と議会を通じていろいろなご質問をちょうだいし、私も答弁の機会を与えていただきました。そのような中、議会議員皆様方の香芝市の発展を願い、さらに市民生活の安定を願われたご発言を種々承りましたことは、市民の意思を代表され、時によりまして理事者側への忠告、あるいは激励でもあると痛感しているところでございます。心から敬意と感謝を申し上げるところでございます。 以上の点からして、香芝市議会に対し独善によって動かされている議会を正常に戻し、市民の行政を取り戻したいとの発言は私の思い違いであることはもちろん、認識不足であり、大変軽率な言葉であったことを心から反省し、衷心よりおわびを申し上げる次第でございます。 今後の香芝市の発展は理事者の努力はもちろんのことでございますが、議会議員各位のご理解、ご協力が最も大切であることを痛感いたしております。今後とも絶大なるお力添えを賜りますことを衷心よりお願いを申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。 次に、市長の政治姿勢と今後の政治理念についてのお尋ねでございます。私は幾つかの行政目標を掲げてまいりました。基本的には都市基盤整備事業、福祉の充実、教育の充実の3つの大きな柱として取り組んでまいりたいと存じております。しかし、率直に申し上げまして、行政の多種多様化を改めて認識するとともに、限られた予算の範囲内で計画的な予算執行に努め、複雑、多様化する住民ニーズに応じ対応しなければならないことの重大さを痛感いたしております。 さて、主な施策といたしましては次のように推進してまいりたいと考ております。 まず、1点目の都市基盤整備事業としての中和幹線を初めとした幹線道路の整備、各駅前の整備、下水道の整備等を考えております。これらをなし遂げるには市民の皆様方のご協力はもちろんのこと、まちづくりを実行する信念と忍耐力が必要であると存じます。上級行政機関への陳情等による財源確保、あるいは土地買収への努力等、持てる力を出し切り、職員ともども一丸となって達成に向かってまいりたいと存じております。特に、国道165号線のバイパス的要素を持つ中和幹線につきましては、国、県との折衝を保ちつつ、財源、土地買収、補償等の問題を一つ一つ解消し、一日も早い完成を目指してまいりたいと考えております。 2点目といたしまして、福祉の充実でありますが、現在国家的課題として高齢化社会到来に伴う対応策が論じられております。これは深刻な問題であり、現在を生きる私たちに課せられた大きなテーマでもございます。高齢化は本市においても例外ではなく、これらの社会環境の変化に対応いたしますべく老人福祉政策はもとより、あらゆる福祉分野にわたってその充実を図っていかなければならないと考えております。これまで長生きは社会の一つの目標でございましたが、これからは単に長寿を目指すのではなく、長寿を喜ぶことのできる社会を目標とすることが期待されております。本市では老人福祉センターが高齢者の皆様方を対象に老人の憩いの場としてご利用いただいておりますが、香芝の21世紀を展望しました場合、これらの老人福祉センターの機能を包含し、総合的な福祉サービスを提供できる施設は不可欠であります。今後の高齢化社会の到来に対応した老人福祉を核として、総合福祉サービスの提供を目標として研究検討を深めていきたいと考えております。 3点目といたしまして教育の充実でありますが、まちづくりを推進する中で人づくりは何よりもまして重要な行政施策の一つであると判断いたしております。将来的にも大規模開発等により人口増加が予想され、長期的展望に立った教育施設の面的整備を継続的に行うとともに、新設小学校あるいは新設中学校の建設を行っていかなければならないと考えております。 また、近年余暇時間の増大とともに、生活の充実感を望む声が大きく、余暇時間の過ごし方が大きなテーマとなっております。これからの行政はこれらの要望にこたえる施策の選択が必要であろうかと考えております。生涯学習の拠点として二上文化センター等を位置づけ、だれもが集える施設としての活用を図りまして、各世代の利用に対応できる体制を整備してまいりたいと考えております。 私は今、香芝市は市制施行満1年を迎えますときに、歴代の市長が長年にわたりまして引き継いでこられました、この香芝市をますます飛躍、発展させなければならないという使命感でいっぱいでございます。このようなときに多方面にわたる行政需要に対応するための議会の強力なご支援、ご協力を心からお願い申し上げるのはもちろんのこと、私以下職員の皆さんと一丸となりまして施策の遂行に全力を投入しまして、行政効果を向上してまいりたいと思っております。 私の基本姿勢といたしましては、基本的には石田市政を継承しつつ、ハード、ソフト両面にわたり各施策の展開を図り、清新で明朗、かつ公正な市政を推進してまいりたいと存じております。 また、私がいつも申し上げております言葉でございますが、行政を進める中におきまして、すべての基本である市民サービスの原点に立ち返りまして、創意工夫により市民生活に根差した、市民が夢を持てるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。そのためにも私は、現在生活を営まれている人々の幸せを図るための行政、あるいは将来に向かって、今後何十年の長期にわたった目標を持った本市のための政治というものを考えてまいりたいと考えております。そのような進展を目標に政治を推進するためには、是非とも市民の皆様、議会議員の皆様、さらに私以下職員の皆さんがそれぞれの立場で香芝市の発展に対して寄与していただける形が大切であり、そのような市政が非常に重要であると強く感じております。 さらには、そのような方向性を持った香芝市へと発展するよう私は全身全霊をささげることを心よりお誓い申し上げまして、私の政治理念にかえさせていただきます。この点よろしくご理解を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○副議長(田中保君) 2回目の質問はありませんか。 はい、飛鳥議員、再質問を受けます。自席でどうぞ。 ◆17番(飛鳥誠市君) それでは、市長に行政に対し、また市議会に対し、そして3番目の市長の政治姿勢と今後の政治理念という3点についてそこで答弁されて、自席から聞かせていただいて、まず1、2点のことについて、全くそのような事実はないということを答弁され、心からおわび申し上げますと、まだまだ、そしたら心から謝ったらそれで済むかという問題はありますけど、しかしながら私もそう何回も心から、心から、事実はない、心からおわびしますということを言っておられたら、ひとまずこの件については私は一応の決着をここで見ておきます。 それで市長、この件については今後やはり事実の中で事実を発言されることは、それはよろしい、しかし事実のないことを事実があるごとく言われたら大変な問題が起こるということで、よく認識をしておいていただきたいと。まだそのときは、あなたは一市民でございました。今は公人でございますので、ここで一度発言されることは、今私のこう言っていることももうテープが回っておりますので、そういうことをご認識の中で軽々しくそういう発言等のことなれば、本来ならばこれは市長不信任案ですよ、本当に。幾らそのとき一市民といっても、今はこうして公人となれば、議会に対して冒涜し、行政に対してありもないことを言われたのですからね。そういうところに匹敵するということを十分これから腹に据えてご答弁していただきたいと、責任を持って答弁していただきたいということを言っておきます。 そこで市長、私の3番目の市長の政治姿勢と今後の政治理念についてということでるる市長そこで答弁されました。私聞かせていただいて、今そこで私の答弁の、またあなたの政治理念を聞かせいただいて中和幹線、新設中学校、総合福祉施設、各駅前の整備、また下水道と盛りたくさんな目標を掲げられたのですが、しかし朝来の廣瀬議員の質問で、私いささかそこで発言されて聞いておりました中で、じゃこれに対して財源の裏打ち、確保、これを期待したかったのですよね。どのように、これをこのような事業計画を立てましたと、絶対に言ってもいかないのです。これに裏打ちされた財源の確保、こういうものが今そこで市長言っておられるけど、何ら入っていないのです。朝来の廣瀬議員のあなたのそこで答弁の中で私もじっと聞かせていただいていたら、来年度の予算は、私も初めに書いていったのですよ。当初予算だけでも300億円ぐらい組まなければとても事業はできないでしょう。じゃ財源の裏打ちはと、こうなるのですよね。市長それから私この言われたことに対して質疑を仮にやったら、私の後にまだお二方がその壇場の中で一般質問をされる人があるのですよね。恐らく私いろんな項目を書いてきたのですけど、できないと思います、はっきり言って。 そこで議長、私4番目に、以上、総括してということで、これに入っていきたいというように思います。 市長、よく聞いといてくださいね。この3番目の、あなたが言われたのですね。市長の政治姿勢と今後の政治理念についていささか私は、このことについて本当に期待していたのです。はっきり言って期待外れです。そしてもう一つ、政治姿勢というものは、市長、6月の都計委員会でこの件について問題になったのです。そして、6月の本会議場で問題となって宿題事項になったのですよね。そして、9月からいま一度この問題を宿題事項として市長、あなたに私はボールを投げたのですよ。政治というものは、やっぱりボールを投げる、そしたら理事者の方からすぐ間髪入れず、またそのボールを議会に対して投げ返してくると、十分機会はあったはずなのです。私から二度も市長に対してこの問題を提起するまでに、市長の行政報告の中に当然入れるべきだったのです。このことを私はふんまんやる方ないのです。私が言わなくても、市長の方から行政に対し、市議会に対して言語道断のような、そのような発言が、その当時は一市民といっても、今は市長ですから許されないのです。当然、私からボールを投げなくても、9月定例議会の本会議場において冒頭で言える機会を与えられていたのです。それを期待していたのです。ないから、私はこの件について一般質問に入れたのです。入れなくても、言われなくても、すぐボールを返していくと。それで、岸議員の一般質問の方でも言いっ放しではなしに、必ず答えを返してこいということも提起されたはずなのです。全くまだ瀬田市長はそういう政治の仕組み、流れ、そういうことは全くまだご認識がないように思うのです。でも、先ほどの心から、心からと、おわび申し上げますと言われれば、ただのおわびではなしに、本当に心からと言われてみれば、私それほどあなたに対して、言ってやろうと思うけど、心から、心からということで、そこで頭を下げられれば、それを信用しときましょう。そういうものであるということを今後の政治の中でひとつ誠心誠意、議会に自分の本音をさらけ出して、それが政治ですから。 それから、あなたの政治理念ですけど、財源の確保もないのに、裏打ちもわからないのに、廣瀬議員の朝来の、あなたの答弁は、テープが回っています。どうされますか。あれだけの事業ができたら結構です。あのテープは回ってますよ。そのことをご認識しておいてください。 その中で市長、この香芝市の、恐らく私、今の3番目の中に恐らく期待していたのは、今までは、去年までは香芝町でしたね。今は香芝市です。そしたら、市長としてこれから、それは財源のこともありますよ。しかし、町ではないのですから、香芝市となれば行政組織の機構の整備をしなければいけないでしょう。これを全く行政報告の中にもお触れになってないのです、これが第1点。書いといてください。市ですよ、今は市ですよ。市並みのやっぱり行政組織の機構の整備、これが必要なのです。これが何ら行政報告の中に入ってないのです。それから、市長、町と違うのです。 そしてからもう一つは、香芝市の職員さん、職員の能力向上とやる気の高揚、やる気の高揚ですよ。やっぱり町と違うのだ、今は市だと、そしたら市の職員、部長を含めて課長、全職員がやる気になるような市長、あなたがそのような指導もし、やる気を、仕事を誇りを持って行うように、そういうあなたが手本として、市職員の本当に香芝市のためならば能力向上をどうしてやっていくのだと、やる気の高揚ですね。こういうものをやはり行政を新市長としてやらなければいけないと思うのです。 それからもう一つ、香芝市を含めて広域行政への対応、市長、3市3町といったら、どことどことわかりますか、広域行政の3市3町といったら。そういうことも含めて、やはり行政とはどこが基本であるのかということも含めた中で、こういうものの中の、私は今日そこで言ってもらいたかったのです。そういう中で、私は杉田町長、山本町長、それから石田町長と瀬田市長、4代の町長、市長を私が現役の時代の中で知っているのです。今の瀬田市長には、その瀬田市長というカラーが全くないのです。また、そういう施策の中にも目玉がないのです。そして、あれをやります、これをやりますということで言われているのですよね。じゃ財源の裏づけ、確保はどうするのだと、こうなるのです。ここは言いっ放しではだめなのですよね。それは、あの杉田町長の時代は香芝町に財源を入るためにいろんな苦労も杉田町長はされました。いささか私はそのときは野党的な立場でありましたけど、あっぱれ千万でした。そういうものは、この3カ月間の中で何ら見受けないのですよ。そして、各理事者の方からいろんな書物が上がってくるやつを、市長はそれを具体化もしないで、もう言い放しでそこでやられるということの中で紛糾するのです。私もこの中で、いや3市3町のそういう中の広域行政はどうだとか、財源の確保はどうだとか、いや行政組織はどうしていくのだとか、職員の能力を向上さすためどのように考えておられるかといったら、恐らく三、四点ここで質問したら答えられないと思うのです。それが私入っていると思っていたのです。 参考に市長、これは私の総括ですから、答弁は要らないですから聞いといてください。 杉田町長のときは、全町市街化をされ、全町ということはないですけど、市街化され、し尿問題がありました。それはいろんな住民の意見はたくさんありましたよ。しかし、香芝のどんづる峯にし尿処理を持ってくることによって大きな、2市7町の方からお金が入ってくるのだと、こういう説明を受けました。これも大きな目玉であったなと。奈良県に先駆けて、あの真美ケ丘の区画整理もやられました。そういうやっぱりあなたとして目玉ですね、ただ石田市長の政治を継承するとか、いやどうだとか言われていますけど、そういうのでは当然であるし、またそのとおりだろうと思うのです。 ただ一つ、市長、これだけは言っときたいのです。私も3カ月前は一市民でございました。あなたもそうです。そして、今客観的に見えるのです。この3カ月間を通して、瀬田市長、あなたを見るときに、私はこのように評価しているのです。石田市長の施策を継承していくのだと言いながら、これは表向きだと思うのです。瀬田市長のいろんな提案、案件事項、議決事項もありました、この3カ月間。しかし、あなたが提案されるような事項は、補正予算と、あの五位堂駅区画整理の、この2つだけだったのですよね。その後の3カ月間は全部石田市長の提案された議決事項なのですよね。そんな中で、瀬田市長、あなたは石田市長の施策を継承すると言いながら、石田市長が提案したものだから、私は知らないとは言われないけど、何かそういうところが節々に私は見えるのです。節々に見えるのです。先代の市長がやってたことを本当に、議員諸侯に満場一致の中で議決にあずかることが先代市長のはなむけと違いますか。ただ単に、いろんな案件事項も、市長言っておきます。議決にあずかっていると思ったら大間違いですよ。いろんな石田市長の提案された議決事項はありましたけど、しかしそれは助役以下、そこにひな壇の三役、部長、課長はきりきり舞いしてあのような議決にあずかったということを肝に銘じておいていただきたいと思うのです。瀬田市長のお顔は立って、議会は立てておりません。助役以下三役、後ろに、ここに座っているひな壇の部長諸君、課長、きりきり舞いしてあのような形におさまったということを十分ご認識をしていただきたいということを知っていただき、あと15分ほど残っていますけど、項目を尋ねていったならば、必ずこれはまたストップいたしますので、またの機会にするということをして、あと私の後に2人ほどおられますので、協力もしてほしいという議会運営委員長、また議長の方からそういうことでありますので、私の質問をこれで打ち切ります。今言っていたことをひとつ市長、肝に銘じておいていただきたいということを言っておきますので、以上です。 ○副議長(田中保君) 答弁はよろしいですか。 ◆17番(飛鳥誠市君) いいです。言ったらまた前向いていきませんので、総括と言いましたので。 ○副議長(田中保君) 質問者がいいとおっしゃっているので、それで構いませんが、1番から3番まで市長の答弁には具体的財源裏づけ見通し、ここまではいいとして、あと市職員のやる気、広域行政、行政組織についての具体的な方針等についても答弁を省略いたします。 それでは、順位5番飛鳥誠市君の一般質問を打ち切ります。 続きまして、順位6番小川正晴議員の一般質問をお受けします。 ◆9番(小川正晴君) それでは、私の一般質問をいたします。 昨日、今日2日間に今現在まで市長の姿勢についてる同僚議員からもお尋ねがあったわけです。私もただ単に市長の姿勢についてという題名において質問させていただくわけで、先ほど飛鳥議員に対しての市長の姿勢をただした姿の答弁がありまして、答弁関係においては非常に我々議員一同、ある程度了解すべき点もあるし、いろいろな面である程度お答えに了解しているわけですけれども、私は昨日、今日を通していろいろ市民の声を市長にお届けするごとく、こうして質問させていただいているわけです。その中でまだ本当に市民の声としてまだ市長の耳に届いてない部分に関して少し実例をもって質問していきたいと思うけれども、終局的細部において総括的な面で今後の市長の姿勢として対応していただく答弁で結構だと思います。 市も市政となってちょうど1年目、市長となられて3カ月、今日まで本当に多種多様な問題点を抱えながら、議会の我々にも本当に何を尋ねても食い違いの中で今日まで至ったわけです。今後12月の議会までになお一層の研さん、また努力を重ねていただかなければ、我々としてもまた本当に市民一人一人にしても、この市政の執行に当たってはどうなっているのかと、非常な不安の中で今日過ごされているわけです。そのためにもやはり全体的を通して確たる市長の政治姿勢というものを本当に示していただきたいわけです。そういう点で同じような質問が続いているわけですけれども、例えば学校、中学問題、本当に白鳳台から通学する場合に、教育法やそういういろんな通学区域の範囲を考えてでもいろんな問題があるわけです。これらを12月までにもうちょっと調査研究させていただきますので、通学問題に関しては12月に質問させていただきます。 学校教育の過程の中で土曜日の休日が実施されるようになりまして、特に私、各地域の学童、義務教育範囲内の生徒たちの活動を二、三注意して見てみますと、何としてでも活動したいわけですね、児童たちは。そうすると、今各地域にはそれぞれ一芸に秀でたそれぞれの特殊技術を持った方たちが、スポーツにしても、文化問題、また絵画、あらゆる文芸方面においても、とにかく文化活動、スポーツ、すべてに香芝市の市民の方々にはすぐれた方が隠れた存在で埋ってるわけです。これらの人たちを何としてでも拾い上げて、そして地域活動で輪になって、ボランティアあるいは賛助できる範囲内に活動を密にして、市民のそうした一人一人の埋もれたものを開発していくということは、文化ホールなりまた文化振興財団なり、また公民館なり、あるいは青少年センターとか、そういういろいろな機関で、また自治会とかを通して当然そういう方たちをマークして、また登録していただいて、そうして地域活動の中に義務教育のそういう運動をしたい、また勉強をしたいという人たちの範疇を少しでも助けるボランティアとして活躍できるような、対話のとれたそういう行政を何とか考えていただけたらというように考えているわけです。 これは別に市長に答弁と、教育長に答弁というわけではなしに、こういう面もあるということを自覚して、総合的に最後で市長の考えを求めておきます。 それから、一地域の問題として考えがちな、真美ケ丘の地区センター、この件についてでありますが、実際今から、昭和62年12月に私はここで今、真美ケ丘と西真美の方たちの在住で大方年間3億円というお金が、日常品を購入するために流れていると、町外に、市外に。そういう中で真美ケ丘の地区センターというのは公団施工として、これは都市計画法に基づいて設置しなければならない義務、行為なのです。そのために両町であわせて、当時の石田市長と広陵町の服部町長とのもとで契約して、作成の図面が3種類にわたって取り交わした分があるわけです。そのときに私が、62年12月にそういう面で早期実現をしていただきたいと、何としてでも町外へ流れていく香芝市の経済が、何としても香芝市の市内で行われるようにということをお願いしたわけです。それに基づいてかなり進展していったわけですけれども、先ほど前回、今回の建設経済委員会の方で資料いただきましたら、当時と比べたときに非常に香芝市には経済的効果、私が言う香芝市としての経済効果の交流ではなしに、町外の方に、市外の方に、広陵町の多く主体が、経済の交流がいくような可能性が出ていると、もちろん駅前整備の中においての自転車問題、自転車駐輪場預かりの件もありましょうけれども、何らかの形でもう少し話し合いができなかったかというのが、実はその当時私も市民のアンケート調査をやったときに、本当に一番今市民が欲がっている、新しく来られた方たちは住んで、病院のないことに非常に嘆いておられる。これは今度も私はこの場所で、この中で何度も叫びました。でも病院に関しては本当に何ら手を打つどころか、今回中央病院も閉鎖することになりました。かつて今現在を考えてみますと、関屋病院が253床ですかね、一般診療についてのベッド数は。そうして、旭ケ丘病院が104床、それで地域診療所、それぞれのところで30床、合わせて387床になるのかな、そのような現状のベッド数、それに加えてなぜ病院が審議になかなか入らないか、つくらなくてもいいかという理事者の考え、これらを総合して考えましたときに、まず第1点に考えられることは、我が香芝市には18嘱託の医院、お医者さんがおります。市で任命した嘱託のお医者さんがおります。18診療所になっているのか、簡単に言えば18医院ですね、その18医院で果たして今、夜中にダイヤルを回して、今腹が痛い、あそこが痛いというて、のどに骨がささった、さあ行こうかと、行く病院を探した場合に、救急車を呼んでどこへ連れていってくれるか、本当にみじめな思いをしなければいけない。 今極端な例を言いますと、今年ある72歳の老人の方が、夜12時に緊急に入ることになりました。ある病院へ搬送されました。そうして、3日目に是非来てくださいというので行きました。そうしたら、ここの病院におったら治療を受けてたら死んでしまうと、何とかしてくださいというわけです。何とかしてくださいと本人が言う、だけど悲しいかなその先生は私に会わずに、手当てしてある病院へ搬送することを決めてやってみたのですけれども、その診断を持って行ったら、こんな患者はうちでは受けられませんと、こんな診断でしたら受けられません、今動かせませんよと言われた。本人はここで治療を受けたら死にますと言って助けてくれ言っているのです。これが香芝市が救急で呼んで連れて行った先が、病院がそんな処置です。そして、わずかそれから1週間、医者がカメラを飲まして、そして7時から外へ出てください、出た、出たものの、手術させてくださいと言って出して5分、亡くなりました、わずか10日ですよ。同室にいる人たちもみんな、あんな元気な人がなんでなのかと、それが現実の今の香芝市の対応なんです。本当に情けなかった。もちろんその人は72にもなっているから、もうこれ以上皆さんに迷惑かけるのもいやだから結構です言って葬式出した。本当に1人の命でもむだに過ぎていっているのは山ほど感じているわけです。まして64年度、平成元年のときです。それも中央病院で、頼むから出してくださいといって12月に中央病院で亡くなられた方、わずか1カ月で、その方もここでおってこれしたら大変だと、頼むから出してくれと、そういうことを2度も私体験したわけです。もちろん後の方に関しては傷害ですけどもね。だけど、これが果たしてこのまんまでいいものか、だから私は本当にこれから行政もやっていくんだったら、本当に考えるのだったら諮問機関をつくりなさいよ、諮問機関という機関をつくって、そうして少しでも市民のニーズを、声を聞きなさい。本当に情けないのですよ。何のためにこの世に生まれてきてますの、香芝市にこの楽園を求めて越してきますの、そんな中でも今だに何一つそういう面に関しては、すべてが何もない。それは18嘱託の医者が私たち任命しているわけです。それでも対応して間に合ってるかという、それが市民のニーズにこたえられているのか、それだったらちゃんとそんな状況になるはずがない。これが現実の問題もあるわけです。これは一例でございますけれども、本当にこれ以外に国民健康保険の問題でも、ここへ来て年金生活で、そして資産割の割り当てを受けた国民年金の払う金額に対して家を売って払えというのかという問題が起きた場合は、どのような処置があるのかはっきり明示してやらなければ、このままだったら何のために香芝市へ来たのかという方もいるわけです。でもやはり法律は法律であり、やはり国民の義務は義務だ、そういう面でもどのようにそういう声を聞く機関として、私はかつて3月でしたか、去年の12月でしたか、市民の声を聞くそういう場所をつくっていただきたい、市民相談をしていただきたい、私たちがそれを受けてもどうすることもできない。私たちがどうするわけにもいかないし、だからそういう市民の声を聞いて答えられるシステムがあるならば、そこへ初めて市民と理事の意気の通った、気の通った、心の通った対話ができて、そこから初めて市に対してああすばらしい、この生まれた地域に、越してきた地域はこんなすばらしいところだと、だから第2の故郷としてここで骨を埋めても、何と楽しい香芝市だろうと、そういうところにコミュニケーションの場が、また理事者、職員の方も勉強にもなる。そういう中から新しい息吹のもとに新しいまちづくりが行われていく、そういう面を考えたときに、本当に市民に合った、ニーズに合った行政、こういうものに対しては本当にもっと考えていただきたい。本当に今までずっと数多くの一般質問でこのように今回も出てます。みんな絵にかいたもちになるのではないかということです。それらを本当に取り組んでいくならば、もう少しこの市民の声をどう対処していくかという面について、もっと市としての対応、また機能、そういう面について十分検討していただいて、新しい行政、新しい市としての出発点を模索、検索していただいて、よりよき政治を執行されるようお願いするが、市長の見解を求めて、これで終わります。 ○副議長(田中保君) 署名議員を追加いたします。 20番岸為治議員にお願いいたします。 ただいまの小川君の御質問に対して市長答弁を求めます。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 先ほど小川議員から数々の行政の中の取り組みについて御意見をちょうだいいたしました。私たちは市民の声を行政に反映しまして、市民のニーズにこたえるのが行政執行者としての責務であろうかと考えております。 行政の問題点をただいま多種多様にわたりましてお聞かせいただきました。住みよい豊かなまちづくりの推進に必要であることを認識させていただいております。この中で行政上取り組まなければならない問題点については、私以下職員が一丸となって施策の遂行を痛感いたしております。 現時点におきましては、部長会により各所管から持ち寄った重要課題を協議いたしてまいっております。これをさらに意義あるものに深め、充実していきますとともに、市制施行1年を迎えますが、多方面にわたる行政需要に対応するため、市にふさわしい行政機構に見直しも検討し、また必要に応じ企画調整会議的な組織の設置も含め、横、縦の連絡を密にしまして、これからの諸問題を処理し、行政効果を上げるように、また向上していくように努力してまいりたいと思いますので、何とぞご理解を賜りたいと思います。 ○副議長(田中保君) 小川君の再質問を受けます。どうぞ。 ◆9番(小川正晴君) 総括でいろいろ、総括的に市長の答弁いただきました。よく理解しているつもりです。 二、三軽減してそれを聞いていただきたい。 まず、前般6月の議会でも申し上げました農業問題、農業の活性の問題につきまして一点申し上げます。 ○副議長(田中保君) 小川議員に申し上げます。 再質問でありますから、新しい質問は議員として高度な政治判断をして質問を続けてください。 ◆9番(小川正晴君) 今の問題については、私が先ほど言った市長諮問機関というのか、そういう一つの行政的な効果の出る、今市長が非常に市民の声を聞く機関としての設置問題、例えば先ほどの病院で、例えば一つの病院をつくるのに、県の中で行政上どうなっているか、こうなっているか、非常に恵まれている状況ではありますが、香芝市としての対応はどうあるべきかという点で、やはりそういう点で聞く場合でも、例えば消防署がどういう状況で搬送しているか、やはりそういう実例、消防署の方も来ていただく、また町内の開業医の嘱託のお医者さんの代表なり何なりを来ていただく、そういう方たちからの総合的なそういう会合の意見をとっていくというような会合にして、そういう是か非かという問題でもそちらでやはり理事者として多くの。            (「小川議員は市民の代表と違う」との声あり) だから多くの意見を、いや市政、是か非かという面について、行政上の執行で是か非かという面についての参考としてそういう機関を設けていくつもりはあるのか、ないのかという点を先ほど答弁の中にはちょっとなかったもので、どうですかということがお聞きしたいということと、るる通告の中にも市民のニーズとして、市民の声としてまだまだその点1点は研究なり何なり好きなように答弁願います。 私が一番感じることは、市民としての声として、やはり血の通った行政、ガラス張りの行政というのは石田市長の、前任者のいつもよく使われた言葉でありましたけれども、全く私たちも今のことかつて今日までのいろんな質問の中で全く攻め方がどうのこうのという問題ではなしに、本当に市民サービス、市民のための行政、先ほどから同僚議員がたくさん質問されている中で、聞くたびに回答の最後の回答は、先ほど飛鳥議員に言われた、総括して市長が答えたとおりだと思うけれども、全くそれで済ましてしまって、終わっていいものなのか、やはり今後の行政の面で、執行の面でこれらの市民のニーズを多種多様にお聞きになって、やはり解決を公募として、是か非という面においての決断していくという面で、少しでもそういうように大きく声をお聞きして、市民あるいは行政手腕の方たちのもとでいろいろと上級官庁とも相談しながら、いけるものはいける、いけないものはいけないで、昨日の冒頭の岸議員の答弁の中にもありました。ご答弁になられた点もあるようで、絵にかいたもちに終わらせないで、やはり質問者なりまた議会を通して返答をいただく、そういうあり方を再度確認して、どういきたいのか、どうされるとか、その2点についてできたら答弁いただきたい。            (発言する者あり) ○副議長(田中保君) 静粛にお願いいたします。 小川議員、3点とおっしゃってましたが、2点でよろしいですね。 以上2点について市長答弁。            (発言する者あり) ○副議長(田中保君) 休憩はいたしません。今質問してます。            (発言する者あり) ○副議長(田中保君) 暫時休憩いたします。            午後3時27分 休憩            午後3時34分 再開 ○副議長(田中保君) 休憩を閉じて再開いたします。 今休憩中でありますけれども、議事進行が出まして、小川議員、2つ答え、3つ答えという場合には、これはお互に議員として的確な答弁をもらうということで、やはり具体的な項目だけでもやはり挙げていただくと、そういうようなやはりルールに従った方法を講じていきたいと、このように思います。 それでは、小川議員の再質問に対しまして、市民相談の問題、さらに病院等の問題について市長答弁。 暫時休憩いたします。            午後3時36分 休憩            午後3時41分 再開 ○副議長(田中保君) それでは、大変不慣れでご迷惑かけました。 小川議員の再質問に対する答弁を、市民相談の問題、病院の問題に対して市長答弁求めます。 市長。 休憩を閉じて再開します。 市長の答弁を求めます。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 病院の問題でございますけれども、現在当市における医療機関としましては、1病院が減少し、2病院、18診療所を有しております。 診療科目につきましては、一部専門分野的な科目が不足していますことは否めませんが、本市にありましては交通機関等の便にも恵まれ、比較的近隣市町村等の施設も利用しやすい利便性もございます。その面、市独自での病院の設置計画はいたしていない現状でございます。 今後もますます増加の一途をたどる保健医療ニーズに対応すべく、奈良県医療計画の整備計画と絡めて県や関係機関等への積極的な働きかけや、民間活力の導入等を図り、一層の健康保持の増進を進めてまいりたいと考えております。 それから、行政苦情についての問題につきましては、現在個々の所管に入り、部長、課長において事情を調査いたしますとともに、問題点を整理し、所管で対応できる問題は所管で処理し、2カ所以上の部に関係する問題は、部長会において協議し、処理あるいは回答していく方向で処理いたしておりますので、何とぞご了解いただきたいと思います。 ○副議長(田中保君) ご質問者、小川議員。 ◆9番(小川正晴君) 今の市長の答弁で了解はしております。でも、私は先ほどここで述べさせていただいたごとく、市民の中には非常に病院を求めている声は多いわけです。当時から私が第一声、病院の問題を取り上げて言ってから、現実は病院の入院するベッド数だけ数えても減ったわけです。増えたわけじゃないわけです。現実減ったわけなのです。減ったということは、それだけ市民の健康を云々という市の姿勢というものがそれでいいものかどうなのかということは、市長が判断してもわかるごとく、現実は下がっているわけです。それが真実だということをはっきりと認識を置いていただきたい。ただ周りの市町村にいいからといって、周りの市町村にお願いして回っていって、回されていった市民は、中にはそういうありがた迷惑が生じているわけです。その現実を目をつぶって、このまんま、まだ行政は執行するのか、その点についてはどう考えられるのか、私は本当に今この大方、もう間もなく8年にもなる中で、病院の必要性についてはかなり言ってきたつもりです。でも、一度も取り上げられないのは。            (「見解の相違」との声あり) 見解の相違ではあるけれども、問題はやはり香芝市が任命している嘱託医の、今先ほど言われた18病院、それで賄っていけるという認識の問題があるのです。それがなければ、それを解消しようと思ったら、先ほど3月でしたか、健康カードの設置をするならば、進行していって、そして国が行うところの指定自治体として、その研究材として執行できるのならば、ということは三郷町も実施しているわけです。奈良県で三郷町がするのか、やはり大きな市として実行したいわけです、国も。もうそこまで来ているわけです。速やかにそれも取り組んでいって、本当に市民の一人一人の健康、末長く幸せになっていただける、そういう行政の温かさが私は欲しいわけです。そういう点で今回これを中心に申し上げたのですけれども、これらを市長として真実受けとめれるときにどうあるべきかで、ここで回答しろ言ったって、今日、明日言ったからいってもすぐできるものと違うし、予算も伴うことだし、上級官庁のような問題もあるし、近隣のいろんな問題もあるし、そういう面で即答はできないけれども、課題として速やかに検討していただくべきではないかなと私は提言して、回答は要りません。 質問を終わります。 ○副議長(田中保君) これは質問ではなしに意見ですか。 順位6番小川君の一般質問は終わりました。 引き続きまして、順位7番藤本みや子議員の質問を受けます。 はい、藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) それでは、一般質問をいたします。 1、自衛隊の海外派兵問題についてでございます。            (「国会議事堂か」との声あり) 再び戦争に巻き込まれないために、PKO法にも反するカンボジアへの自衛隊海外派兵の中止を政府に要請し、自衛隊の募集協力は中止をするお考えがあるかどうかお尋ねいたします。 自衛隊の募集について、広報での募集協力の中止をすることについては、市長がどれだけ毅然とした態度をとれるかということでございます。 米軍の立川飛行場の拡張の用地の収用で、告知を市長が拒否したとき、最高裁は憲法違反の国の事務については拒否できるとしています。機関委任事務であっても市長が毅然とした態度で筋を通して対応すれば、国も職務執行命令の発動はできません。この点をはっきりさせていただいて質問させていただきます。 政府は9月17日からカンボジアに自衛隊の停戦監視隊8人、施設部隊30人、輸送艦、補給艦を派遣しています。今後は自衛隊員を1,200人から1,700人も派遣しようとしているのでございます。政府は戦後初めて自衛隊の海外派兵の一歩を踏み出したのでございます。ポル・ポト派が武装解除を拒否して国連部隊に銃撃など停戦違反を繰り返しています。けん銃、また小銃を持った自衛隊員が行けば標的にされるのは火を見るよりも明らかでございます。思想、心情を超えて一人の自衛隊員も死傷者は出してはなりません。            (「そのとおり、そのとおりです」との声あり) PKO発動の前提条件は停戦合意となっていますが、このような停戦違反が続いているカンボジアへの自衛隊の海外派兵は憲法にも反しますし、PKOにも反します。香芝では広報お知らせ版に自衛官募集の掲載がされています。このような時期に自衛官を募集協力するのは国民を戦争に巻き込み、自衛隊員の死傷者を出すために協力するようなものでございます。この9月は15年戦争の原因となった満州時変が起きた月、勃発の月でございます。この15年戦争で日本人は240万人、アジア人民は2,000万人が亡くなりました。再び戦争に巻き込まれないためにもPKO法案に対してカンボジアへの自衛隊海外派兵の中止を政府に要請し、自衛隊の広報への募集協力は中止するお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 2つ目に、老人福祉計画についてでございます。 1、老人福祉計画の取り組み状況の公開をするお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 老人福祉計画は来年までの計画が義務づけられています。そして、香芝でも県の調査内容で民生委員さんや保健婦さんの協力で、1月から3月の間調査しています。寝たきり40人、一般老人448人の調査をしておられるが、その内容がどのように、また老人福祉計画がどのように進められているか私たちははっきりわかりません。市長が開かれた市政としてということで公約しております。資料や調査を公開し、計画はどのような内容で取り組んでいるか私たちにわかるように公開できないのでしょうか、お尋ねいたします。 2つ目に、計画が十分論議できる協議会や懇談会等の設置をするお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 県調査のアンケートだけでは老人の深刻な状況がわかりません。また、計画も県マニュアルだけでは実情に合わなかったり、不足があったりすると思います。市長の言われる市民参加の市政として、職員やホームヘルパー、保健婦、医師、高齢者、ボランティア、地域各種団体組織、議員などが参加できる協議会、懇談会などを含み取り組むお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 3つ目に、保健福祉計画のかなめとなる香芝で遅れている特別養護老人ホームの建設をどのようにしようと思っておられるかお尋ねいたします。 10市のうち香芝市だけ特別養護老人ホームがございません。香芝では保健計画を立てる場合、特別養護老人ホームがなく、今後は市町村に頼らなければなりません。現在でもデイサービス、ショートステイ、介護センター利用は当麻園と大和園に頼っているのが実情でございます。保健福祉計画には特別養護老人ホーム、デイサービス、ショートステイの計画が必要でございます。県の市政要件に老人ホームがあることの要件もあります。香芝には絶対老人ホームが必要です。市長の公約の高齢者福祉対策として特別養護老人ホームをどのように考えておられるのかお尋ねいたします。 3つ目に、学校5日制対策として、1つ目に学童保育所第2土曜日午前から実施するお考えがあるのでしょうか、お尋ねいたします。 9月12日は初めての学校5日制が実施され、多くの子供たちは楽しかったと言われています。香芝でも親子旅行などが目立ちました。各学校でお楽しみ会、映画会など行事がされ、有意義に過されたようでございます。香芝は学校5日制に対して基本的に午前中、小学校3年生以下の留守家庭児童を対象に、運動場や体育館、図書館などを利用して、学校の図書館を利用いたしまして行いました。しかし、これらの対象者は学童保育の対象者でもございました。香芝は他の地域に、他の市町村に比べて学童保育所が制度化されすぐれています。親も子供も学童保育所になれ親しんでいます。学校5日制に対して午前は学校、午後は学童で、グラウンドで弁当を置くところがなくてうろうろするという心配、また月1回では子供が親密感が薄く行きにくい、友達のところに遊びに行くなど、また母親が土曜日休みの職場に変更したなど聞いています。学校では全校生対象にした行事をしたところは多く集まりました。そうでないところは人数が少なかったようでございます。市長の教育に対して人間教育ができる環境づくりをしたいという公約でございます。今後は香芝のすぐれた制度化された学童保育所を活用し、午前から開設し、学校では全校生対象行事をし、5日制を香芝の現状に合わせて有意義にしていただいてはいかがでしょうか。 また、2つ目に学校5日制対策として、また子供の放課後対策としても児童館の建設をするお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 児童館は児童の厚生施設として児童福祉法に基づいてつくられるもので、児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、情緒を豊かにするためのもので、親子の地域活動の触れ合いの場となります。香芝には図書館の屋上に遊具施設が置かれ、子供たちに喜ばれております。しかし、地域には児童館がありません。小学校ごとに児童館を建設するお考えがあるのでしょうかお尋ねいたします。 4つ目に、生活環境整備についてでございます。 お尋ねいたします。市長は豊かな郷土づくり、また都市基盤の整備を言われております。そのために、1つ目には生活道路の整備、でこぼこ道や袋小路対策についてお尋ねいたします。 香芝では車や自動車、人が頻繁に利用し、公私用道路でなくても舗装されていないところがございます。また、市道であっても舗装されていないところもございます。また、堤防などでも車や自転、人が頻繁に利用しているところでも舗装されておりません。そして、ほこりっぽく、雨の日はぬかるみになります。また、でこぼこで自転車、単車は転倒しやすく、けが人まで出ている状況でございます。その上、舗装されていても水道工事で段差やでこぼこになっております。また、側溝がないために雨天には道路に水たまりになり、雨の日は水たまりにつかりながら歩かねばならないところもございます。ミニ開発地域で継ぎ足し継ぎ足しの開発のため道路が迷路と袋小路になり、災害のときは危険な状況でございます。道路を少し新設すれば通り抜けることができると思われる地域もございます。生活道路のでこぼこ道と袋小路対策のため、また舗装、側溝をつくり道路を新設をするお考えがあるのかどうかお尋ねいたします。 2つ目に、歩道の整備についてでございます。 168号線、165号線は車が頻繁で危険です。歩道がどうしても必要です。特に下田周辺では少しずつ改修はされてきていますが、特に危険な踏切周辺が遅れています。買収も済み建設省の名儀になっているところでも歩道がつけられていません。早急に歩道を設置して、歩きやすくしていただくことを国、県に要請しているのかお尋ねいたします。 また、コーナン前に歩道がつけられておりますけれども、南側でございますけれども、途中で歩道が切れて、郵便局まで歩道工事がされていません。なぜできないのでしょうか。これも建設省に要請しているのかお尋ねいたします。 また、岡本歯科前も危険な状況です。側溝は埋めていただきましたけれども、まだ狭い状況です。岡本歯科さんが歩道をつくり、その好意で住民の皆さんは通していただいております。道路の拡幅何とかならないのでしょうか。歩道の整備、168号線、下田周辺、また岡本歯科前、165号線、コーナン前に歩道の要請を国、県にしていただくお考えがあるのでしょうかお尋ねいたします。 3つ目に、公園の増設と整備でございます。公有地、民有地を利用し、開発業者の責任のあるところは明確に指導し、旧村内の公園増設計画強化するお考えがあるのでしょうかお尋ねいたします。 香芝では大規模開発地域は公園があります。また、市政になるとき磯壁4丁目、藤山1丁目、その他のミニ公園に遊具などつけていただきました。そして、塗りかえなども努力していただいております。しかし、ミニ開発地域や旧村は公園が不十分でございます。開発業者の公園設置の責任も明確になっていません。昨日、磯壁公園については、本年度中に登記されると聞いておりますけれども、まだまだミニ開発地域、継ぎ足し開発では公園の設置は明確になっておりません。また、旧村にも公園らしきものは余りございません。お宮さん、また公民館の空き地が公園になっているぐらいです。 公園には都市公園、近隣公園、児童公園、運動公園、道路公園があります。このような公園を公有地、土地開発公社の土地や香芝市の所有の土地、水道局の土地、またため池や民有地などをもっともっと活用して公園にできないかどうか。また、県管理の竹田川の堤防、すがる川堤防を遊歩道にし、道路公園にできないのでしょうか。 また旧村で特に公園増設が要望されております。その点についてもどのようにお考えになられているのか、以上的確なご回答をよろしくお願い申し上げます。 ○副議長(田中保君) 藤本議員の1回目の質問に答弁をそれぞれにしていただきますが、非常に多岐にわたっておりますので、大きな1番、大きな2番の3番、これを市長に答えていただきます。 それから、大きな2番の1、2と大きな3番を民生部長に答弁いただきます。4番目の1番、3番については、吉田産業建設部長。2につきましては竹嶋都市計画部長にお願いいたします。 大きな1番、それから大きな2番のうちの1、2、3番目、3番目だけこれは市長にお願いします。 あと大きな2番の1、2、それから大きな3番、これは奥山民生部長に答弁いただきます。 4番目の1番と3番を吉田産建部長。 4番目の小さな2番は竹嶋都市事業部長、それぞれ答弁を求めます。 市長。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 自衛隊の海外派兵問題についてお答えします。 現在、国際社会の主要国の中でも経済大国であります我が国は、国際社会的対して経済的に大きく貢献してまいっております。しかしながら、今日の国際社会からは平和維持活動の面におきまして積極的に貢献するよう求められているところでございます。我が国といたしましても、国際社会の主要国の一員としまして国際社会の平和維持のために自衛隊を海外へ派遣することは、新しい国際貢献のあり方であると認識いたしております。 今回のカンボジアへの自衛隊派遣は、国連平和維持活動、PKO協力法に基づく合法的な派遣であると理解しておりますので、自衛隊のカンボジア派遣の中止を政府に要請することは考えておりません。 また、自衛隊の募集協力につきましては、今日まで広報かしばお知らせ版に自衛官募集のお知らせ記事を掲載してきております。これは自衛隊法施行令の定めに基づいて行っているものでございますので、何とぞご理解いただきますようにお願いを申し上げます。 次に、特別養護老人ホームでございますが、公営での建設につきましては、今日まで答弁をいたしてまいりましたとおりでございます。引き続き社会福祉法人等外郭団体との話し合いの中で特別養護老人ホームの建設促進を画策すると同時に、人生80年代にふさわしい長寿社会を実現するための健康づくりと生きがいを持って暮らせる地域づくりの施策の検討を進めてまいりたいと存じておりますので、何とぞよろしくご理解を賜りますようにお願いを申し上げます。 ○副議長(田中保君) 続きまして、民生部長。 ◎民生部長(奥山誠次君) 老人保健福祉計画についてお答えを申し上げます。 本計画策定の趣旨は、高齢者の福祉や保健サービス提供に関する市の取り組み施策を広く市民に公表するという、いわゆる行政計画の策定でございます。こうしたことから、市民の意見やニーズを十分に盛り込んだ計画でなければならないと認識をいたしているところでございます。現在は高齢者の現状把握並びに各サービスの利用状況のデータ収集が終わり、素案策定に着手しているところでございます。これらがまとまり次第、老人保健福祉計画策定委員会の編成を願って、高齢者が安心して老後を過ごせる計画等をしてまいりたいと存じております。 老人保健福祉計画策定委員会の構成メンバーにつきましては、ただいま拝聴いたしましたご意見を参考としながら、慎重に編成を行ってまいりたいというように存じます。 次に、学校5日制対策の学童保育所第2土曜日午前から実施をについてお答えを申し上げます。 9月5日から始まった学校5日制の対応については、今日までの土曜日の学童保育所における児童の受け入れ状況、いわゆる実績など、また教育委員会の対応などを考え合わせ、十分に熟慮して学校休校の土曜日におきましても従来どおり放課後とし、午後からの開設をすることとし、保護者の皆様にも周知撤底を図り、第1回目を去る5日に実施いたしましたところでございます。我々が一度決定したことだからといって、決してそれにこだわるわけではありませんが、我々が最も心して当たらなければならないことは、朝令暮改であろうかと存じます。 次に、児童館につきましては、児童に健全な遊び場を与え、幼児及び少年の健康を増進し、遊びを通して創造性、自主性を培い、情操を豊かにするとともに、児童の健全育成に関する総合的な機能を有する有意義な施設であることは認識をいたしているところでございます。 現在仮称総合福祉会館整備計画プロジェクトチームによって香芝市にふさわしい総合福祉会館について鋭意調査研究を行っているところでございます。複合する施設として、福祉5法にかかわる施設を初め、意欲的に検討を進めてまいりたいと考えております。財政事情、優先度合いなどを配慮しながら、これら計画書をまとめてまいりたいと考えているところでございます。 終わります。 ○副議長(田中保君) それでは、4の1、3について吉田産業建設部長。 ◎産業建設部長(吉田治君) それでは、4番の1、4番の3についてお答えを申し上げたいと思います。 まず初めに、生活道路のでこぼこ道と袋小路対策についてお答えを申し上げます。 道路は生活していく上において必要不可欠なものであります。市道の整備等については、年次計画を立てて行っているところでございます。 でこぼこ道等の補修においては、市内全域を定期的にパトロールをいたしまして対処いたしているところでございます。 また、袋小路につきましては、ほとんどが開発により築造されたものが主であり、これらの道路においても基準に適合したものであるため、市に引き継ぐ要望があれば当然引き継ぎすることになります。本来これらの道路については、公道から公道へ通じているものであるのが好ましいのでありますが、事情によってできないということが実情でございます。しかし、今後はできるだけ通り抜けするよう行政指導をもって指導してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、公園の増設と整備についてをお答え申し上げます。 現在都市公園は86カ所、各自治会の子供広場は18カ所ありまして、現状の公園管理については、都市公園については自治会委託と、財団法人香芝文化振興財団とに委託し、子供の広場については自主的に自治会においてつくっていただき、管理されているのが実情でございます。自治会が設置される子供の広場及び遊具等については、子供の広場等維持補修制度に基づき補助いたしておりますのが実態でございます。また、一般デベロッパーが開発してできた公園、区画整理等においてつくられた公園については、各所管より引き継ぎまして維持管理をしているのが実情でございます。 ご質問の地域への公園増設についてでございますが、現段階では産業課においていたしておりません。しかし、今後は管理面も含めまして市の行政機構の改革等をした中、これらの要望にお答えできる体制をもって対応していかなければならないと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いを申し上げます。 終わります。 ○副議長(田中保君) 2番について、竹嶋部長。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 4番目の2でございます。歩道の整備ということでご答弁いたしたいと思います。 国道168号線、下田駅周辺等、さらに165号線のコーナン前の歩道の整備につきましては、既にご承知いただいておりますように、交通困雑の解消、さらには歩行者の安全を図るために県道下田駅付近から国道165号線合接付近まで約650メートル区間を道路改良によりまして整備を図るべく、県事業といたしまして昭和61年度から事業を進めているところでございますが、道路用地の取得ができました区間から順次拡幅なりあるいは歩道の設置を施工されているのが現状でございます。ご質問の下田駅周辺の歩道整備につきましては、近鉄線の踏切改良と地下道新設工事につきましては、本年度の末から平成6年度にかけまして3年間の工事といたしまして着手される予定になっております。しかし、その周辺は特に危険な混雑状態で、本年度内におきましては近鉄踏切の暫定拡幅と暫定の歩道の設置を予定されているわけでございまして、また165号線交差点付近の歩道につきましても、一部用地は未買収もございますが、できる区間があれば何とか県に強く要望して、一日も早く設置されるよう努力してまいりたいと思います。 さらに、岡本歯科前の歩道でございますが、先ほどご承知いただいておりますように、一部側溝のふたをつけてできておりますが、またさらに歩道につきましても、岡本歯科前の敷地の中で1メートル程度の歩道ができているわけでございます。この建て替え時点からいろいろと交渉されておりましたが、全体計画の中の拡幅ということであれば協力するということでございますので、この辺につきましても全体計画を立てた中でご協力いただけるように、今後この地域も含めまして県に強く要望並びに要請を続けてまいりたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(田中保君) 藤本議員の質問を受けます。 はい、藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) 第2回目の質問をさせていただきます。 今、市長はこのPKO法に、自衛隊の海外派兵についての問題でございますけれども、自衛隊の問題の派兵については反対の意見については考えていない。また、お知らせ版では国の方で、自衛隊の方でやっているのでというようふうなご回答でございましたけれども、今カンボジアではプノンペン政府の声明でも6月18日から8月8日までの間にポル・ポト派が停戦違反を219回も繰り返し、多数の死傷者が出ています。ポル・ボト派はUNTAC部隊の襲撃や、またUNTACに投降する兵士を銃殺しています。カンボジアではこのような危険な地域になっています。今PKOの発動については、条件がなくなってきているということでございます。PKOの5原則は当事者間の同意、停戦の合意、中立性のこの3つのうち1つでもなければ撤退するということでございます。だから、派遣する条件はないのでございます。このような時期に自衛隊の募集は今するべきではないのでございます。他の市町村でもはっきりと自衛隊のPKOをつくるにも市長は毅然とした態度をとっております。香芝市でも毅然とした市長の態度がこの時期には最も大切な時期ではないでしょうか。是非こういうような態度をとっていただくお考えを再度お聞きいたします。 それと、日本を再び戦争に巻き込まれないようにするためにも、地方自治体の長は努力をしなければならないのではないかと思います。この点について市長として毅然とした態度を今市民は要求しているのでございます。そのために私たち市民は市長を選んだのでございます。そういうような立場をお考えになっていただけないかどうか、再度お伺いしたいことと、その点について市長はどう思われるかお尋ねいたします。 市長がなぜ選ばれたかという点についても、その点であると思います。 それと、ご苦労でございますけれども、建設を今模索しているということでございます。しかし、今緊急に特別養護老人ホームが香芝には必要なのでございます。昨年県でも特別養護老人ホームの香芝の予算が取られました。しかし、できない事情がございまして中止になりましたけれども、この点について香芝としてもどうしても必要だと思われます。今香芝での老人ホームの入所待機者は19名でございます。そして、1年以上も待たなければならないという状況でございます。当麻園とか大和園に依存しているデイサービスは平成3年度で490回利用しております。各園では町内の送迎には非常に香芝に来るまでには非常に時間がかかり、その迎送の間を節約すれば、入浴車ももう少し入れられる。最近ではデイサービスの利用者も増えていると言われております。この点についても他町村の特労にご迷惑をかけております。そういうような点でも香芝では模索するだけではなく、早急にするというお考えに立っていただけるかどうかお尋ねいたします。 それから、先ほど学校5日制で学童保育所を午前から開設することについては、今のところないような考えを聞いておりましたけれども、学童保育所は共働きや母子家庭、父子家庭の働く権利を狩り、学童の生活の権利を守るために欠かせないものでございます。土曜日の午前中、子供が弁当を持って運動場をうろうろさせてはならないと思います。香芝はせっかく学童保育所が制度化され、充実されているのでございます。これを利用しないということはないと思います。どうかこの学童保育所開設して、今後は毎週土曜日が将来は休みになるのでございます。その点についても対応が迫まられるのではないかと思います。その点についてもお尋ねいたします。 それから、今先ほどコーナン前の歩道について、コーナン前とかいろいろな歩道についても逐次考えて、168号線の拡幅と同時に考えているということでございますけれども、建設省としてもあの郵便局の横の歩道については、私が前に辻衆議院議員と交渉したところでは、やってもいいというようなことも聞いてます。そういうような点でも香芝として建設省にあそこだけでも早急にやれるかどうか、その点について言っているのかどうか私はなかなかできないので不思議に思っているところでございます。その点について再度お尋ねいたします。 袋小路の対策についてでございますけれども、これについても一例を挙げますれば、下田のところなのですけれども、あの道にしても少し新設を道路をすれば、ずっと回っていける通路になると思うわけなのです。池とか電車の横の道とか、畑の道とかいろいろ買収とかそういうようなトンツ池のこととか考えれば、袋小路は解消できるような気が、素人目で見たわけですけど、すると思うのです。そんな点についても検討していただけないかどうか。 また、上中の方でも袋小路のところがございます。その点についても今後どういうように計画立てるか、上中の方に地域の点については私も余りどうしたらいいかわからないのですけれども、藤山のところについては素人目でも市が努力すれば解決できるような感じがいたします。その点についてもお伺いいたします。 ○副議長(田中保君) 藤本議員、1番の問題について市長は的確に答えていたと思いますが、質問者の意に反してたかどうかは別にして、これまた答弁求めますか、よろしいですか。 それでは、1番のみ市長答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 先ほども答弁させていただきましたように、私も毅然とした態度でPKO法に賛成いたしておりますので、ご了承いただきたい。 ○副議長(田中保君) それでは、2番目、3番目について、特に再質問であった点について奥山民生部長。初めのと同じ答えではなく、特にあった点について。 ◎民生部長(奥山誠次君) 養護老人ホームにつきましては、先ほどお話いただきましたように、確かに香芝市に養護老人ホームの予算がついたというか、それは香芝市ではなしに、あれはそうした篤志家の方が申請をなさきまして、その方に補助を香芝市で設置されるということでついたわけでございますが、あれにつきましても前々回の議会でもお話申し上げましたように、事情があってお取りやめになられたと、私たちといたしましては、そうしたことで一時的にでもしようという心をお持ちいただいたことに非常に感謝を申し上げているという状況でございます。 引き続き、先ほどの答弁のように、公営で行うということは考えてはおりませんが、社会福祉法人また外郭団体、また奈良県に許認可をお取りにおみえになるときに、香芝市でひとつ開設をなさってはいかがですかというような、許認可関係の段階でもひとつ香芝市の方によろしくということで、極力とお願いを申し上げているという事態でございます。 次に、学童保育所でございますが、なるほど子供に欠かせない施設であるということを認識のもとに、我々といたしましては、夏休みにおきましても学童保育所を開設し、実施をいたしているわけでございますが、これにつきましての土曜日の学童保育所の利用状況等々ご承知いただいているのかどうかという点でございます。 それで、先ほどのご答弁で、実績等を踏まえた中で土曜日の午後に開設をいたしましたと、こういうことで、そうした計画をもって第1回目9月5日に開設をしたわけでございますが、この日の利用状況も後日また申し上げたいというように思います。なるほどおっしゃるような子供に欠かせない施設かどうか、疑問に思う節がございます。 終わります。 ○副議長(田中保君) 竹嶋都市事業部長。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 郵便局の東側の歩道のことと思いますけど、これにつきましては県並びに市も努力いたしまして、一日も早く設置できるように頑張ってまいりたいと、かように思いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(田中保君) 藤本議員の質問を受けます。 はい、藤本みや子議員。 ◆4番(藤本みや子君) 市長は今PKOについて毅然として、PKO法に対して毅然として合致していると言っておりますけれども、本当にそのように思っているのですか。私は本当に市長の見識を疑いたいと思います。このようにポル・ポト派が停戦違反を繰り返しているという常識の中で、そのように思っておられるのでしたら、市民の考えている、私たちが考えている市長とは全く私は反するものだと思います。市長は市民が本当に金権腐敗をなくして、市民のためになっていただく市長、市民の平和と健康と生活と安全を守るためにやっていただける市長だと思って選んだわけでございます。そのような市民に対して市長が市民にそのようなお答えをするのは、また問題であると思います。今後もっともっと考えていただいて、そして深く反省していただく、また次の機会に反省の宿題とさせていただきます。よくPKO、また平和のために考えていただきたいと思います。            (発言する者多し) ○副議長(田中保君) ご静粛にお願いいたします。質問中でございますので、ご協力のほどよろしく。 ◆4番(藤本みや子君) また、学童保育所の土曜日の問題でございますけれども、土曜日午前の開設でございますけれども、学童保育所土曜日は人数が少ない、それは当然でございます。土曜日全然子供たちが行く学童保育所を使用できないように親御さんたちが土曜日休みになれば一番よいことでございます。しかしながら、一人でもそういう子供さんがいるということであれば、やはり開設するべきではないかと思います。今後また学童保育所に通っておられるお母さん方も、またご父兄からも要望があると思います。その点についてもよく考えていただけるかどうか、この点について、民生部長はできないとしても、市長その点について今後お考えになられるかどうかお尋ねいたします。 ○副議長(田中保君) 藤本議員、答弁もらいますか。 ◆4番(藤本みや子君) 今すぐということができないということですので、今後検討、状況を見てどういうように検討していくかという点について、情勢が変わればしなければならないと思いますので、その点についてもご検討していただけるかどうか。 ○副議長(田中保君) 1番目のPKOの問題で市長はそんな市長は法律に基づいてやってると言っておられるので、これ以上やはり市長の答えは一緒だと思いますので、市長がPKO賛成されたわけではないし、そういうことで。 それでは、学校5日制の問題に対しまして、3回目の質問にお答えをいただきます。 民生部長。 ◆4番(藤本みや子君) 市長です。民生部長だったら同じ答えになるから。 ○副議長(田中保君) ちょっと任しといてください。 ◎民生部長(奥山誠次君) 先ほど実績と申し上げました、実績で1人でも開設しなければならないというようにおっしゃっていただきます。実績を申し上げますと、土曜日に、大体この学童保育所は1カ所20名ほどのところでございますが、普通のときの土曜日、今日まで行ってきた土曜日で1名の園が4カ所ございます。しかしながら開設を行っております。せっかく開設をいたしましたにもかかわりませず、9月5日の日には1名もおみえいただかなかった園が6園ございます。これが実態でございます。 また、親御さんの職業等についてもいろいろと検討をさせていただいております。そうしたことから、さきに決めましたとおりで実施を当分することが望ましいだろうというような考えでございます。 ○副議長(田中保君) それでは、大きな3番について、市長の方から答弁を求めます。 市長。 ◎市長(瀬田道弘君) お答えいたします。 先ほど民生部長の方から説明がありましたとおり、現行のままで進んでまいりたいと考えております。 ○副議長(田中保君) 以上で特にございませんね。 それでは、藤本議員の一般質問を終わります。 本日の日程はこれで終了いたしました。 明日30日は最終の本会議となっておりますので、議員諸侯の格段のご協力をよろしくお願い申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。                              閉議 午後4時40分...