香芝市議会 > 1992-06-25 >
06月25日-01号

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  1. 香芝市議会 1992-06-25
    06月25日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
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    平成 4年第3回 6月定例会          平成4年第3回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成4年6月25日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)   1番 奥 山 博 康 君        2番 吉 原 正 一 君   3番 松 村 睦 夫 君        4番 藤 本 みや子 君   5番 廣 瀬 哲 臣 君        6番 萬 慶 芳 貞 君   7番 西 里 晴 昭 君        8番 高 谷   廣 君   9番 小 川 正 晴 君        10番 角 田 博 文 君   11番 辰 已 亘 弘 君        12番 浜 口 藤 次 君   13番 田 中 信 好 君        14番 清 水 一 雄 君   15番 田 中   保 君        16番 吉 田 久 雄 君   17番 飛 鳥 誠 市 君        18番  欠     員   19番 西 村 忠 一 君        20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    助役     先 山 昭 夫   収入役    仲 田 武三朗    教育長    奥 嶋 岩 一   市長公室長  岡 田 紀 郎    総務部長   西 村 昭 一   民生部長   奥 山 誠 次    都市事業部長 竹 嶋   将   産業建設部長 吉 田   治    教委事務局長 堀 川 泰 弘   水道局長    欠   員6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 高 垣 政 範7 会議の事件は、次のとおりである。   報第7号 平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について   報第8号 平成3年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について   議第29号 香芝市の休日を定める条例の一部を改正することについて   議第30号 香芝市の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正することについて   議第31号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて   議第32号 香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて   議第33号 香芝市非常勤消防団員等に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて   議第34号 香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて   議第35号 平成4年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について   議第36号 平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について   議第37号 平成4年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について   議第38号 公共下水道管渠築造工事(第308号工事)請負契約の締結について   議第39号 公共下水道管渠築造工事(第402号工事)請負契約の締結について   諮第1号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて   諮第2号 人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。   12番 浜 口 藤 次 君        14番 清 水 一 雄 君   15番 田 中   保 君                              開会 午前10時08分 ○議長(田中信好君) おはようございます。 本日平成4年度第3回定例議会が招集されましたところ、議員諸侯には何かとご多忙の中、多数ご出席をいただきましてありがとうございます。 また、先の市長選で見事当選されました瀬田市長に改めてお祝いを申し上げます。香芝市民の信託に答えていただくよう、ご努力をいただきたいと思います。 本会議中に提案されております議案に対しまして、慎重にご審議をいただきますようお願い申し上げますとともに、何分不慣れな議長で、皆様方にいろいろご迷惑をかけることも多々あろうかと思いますが、よろしくご協力をいただきますようにお願いいたしまして、開会のあいさつにかえさせていただきます。 理事者招集あいさつ。 ◎市長(瀬田道弘君) 皆様おはようございます。 本日6月定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 本定例会におきましては、平成4年度一般会計補正予算並びに各特別会計補正予算を初め諸議案15件のご審議をお願い申し上げるものでございます。何とぞよろしくご審議をいただきまして、ご決議を、あるいはご承認を賜りますようよろしくお願い申し上げる次第でございます。 先ほどの議長のお許しを得まして、本日ここに私の就任のごあいさつを申し上げる機会をちょうだいいたしまして、誠にありがたく、心から御礼を申し上げる次第でございます。 私は去る5月17日の市長選挙におきまして、市民の皆様を初め、各方面のご支援を賜り、市政を担当することになりました。私はこれまで企業人として40年間の経験しかない人間でございます。そして、十数年前、このすばらしい香芝の地に居住し、かつて予想しなかった市長という職責を賜ることになりました。かつて行政は私にとって外側からしか見ることができない存在でございました。一市民として香芝市の発展を見守ってまいっておった次第でございます。 しかし、市長に就任以来、市民に直接触れ合い、生の声をお聞きし、政治を志す者の自覚と、市民が何を求めておられるか身にしみて感じるとともに、市長の責務の重大さを痛感いたしております。 私は住民本位の民主的な政治を基本にし、住民サービスの原点に立ち返り、住民生活に根差した心通う夢あるまちづくりを推進してまいりたと考えております。 このためには、市民との対話を重ね、常に市民とともに歩む姿勢で、市民の総意を反映した行政を進めなければならないと考えております。 香芝市は古い歴史と伝統を保ち、良好な自然環境に恵まれ、大都市近郊住宅都市として発展し、昨年には皆様方の並み並みならぬご努力によりまして市政が実現されました。さらに、都市化が急激に進んでくるものと実感いたしております。 今後のこうした都市化と人口の急増に対処し、自然と生活の調和のとれた潤いのある住宅都市を目指すため、市民の切実な願いであります福祉の充実、住みよい都市基盤の整備、時代を担う人づくりの教育の振興等、これらの諸施策を計画的に展開してまいりたいと存じております。 私は基本施策の推進に当たりましては、市民に開かれた市政の実現、すなわち市民参加の市政を推進し、その基本姿勢に立って緑あふれる豊かな生活環境と、暮らしやすいまちづくりに向かって職員ともども一丸となりまして力いっぱい頑張ってまいる所存でございます。 しかし、何を申し上げましても議員各位を初め市民の皆様方の力強いご支援、ご協力を賜らなければ実現できるものではございません。どうか議員の皆様方の格別のお力添えを賜りますようお願い申し上げまして、私の就任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(田中信好君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第3回定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(田中信好君) 署名議員でございますが、議長より指名して異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、12番浜口藤次君、14番清水一雄君、ご両名にお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(田中信好君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程について審議願っておりますので、委員長の報告を求めます。            (「緊急動議」との声あり) ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 緊急動議ですか。どういった内容の緊急動議か簡単にご説明をいただきます。 ◆14番(清水一雄君) これは民主主義の上から大変重要な問題と私は理解した上での発言でございます。 先日、私の担当する都市計画特別委員会におきまして3人に対して「市長が新しく慣れてないから発言を手かげんせよ」という、本当に民主主義を逆行するような発言封じがございました。これもその電話の筋は、すべて市長側近の身近な方からの訪問、あるいは電話によってのものでございます。市長が開かれた市政、議会、そして民主主義のルールにのっとって民意を十分反映するという、この公約を逆行するような形で議員の発言封じ、市民の代表、一人一人が市民の代表でございます。その議員の発言封じのようなことをされるということになりますと、今後瀬田市長が市政を担当されるに当たり、先の見通しが暗くてどうも先が案じられてなりません。 よって、この件につきまして議員諸侯のご判断により、今後このことのないようなお計らいをお願いしたいわけでございます。 以上、私の緊急動議の理由でございます。 ○議長(田中信好君) ただいま清水一雄君から緊急動議が出されました。 内容によりますと、議員の議会封じ、口封じという問題でございます。これに対しまして緊急動議に賛成の方の挙手を求めます……。 西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 緊急動議ではなしに議事進行という形でやられる方がいいと思います。            (「ちょっとだけ休憩を願います」との声あり) ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午前10時20分 休憩            午前10時21分 再開 ○議長(田中信好君) それでは、休憩を閉じて再開いたします。 お諮りします。 この際、清水一雄君の緊急質問について動議を日程に追加し、発言を許すことにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、清水一雄君の緊急質問について、この際日程に追加し、発言を許すことに決します。 それでは、清水一雄君の発言を許します。 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 大変失礼申し上げます。 議長の許可を得まして、発言を許していただくことになりました。私、なぜ早々からこのようなことを申し上げるかと申しますと、先日私の担当する都市計画特別委員会におきまして、私を初め、そして議員の名前は申し上げます。また、電話された、訪問された方の名前も申せと言われればここで申し上げますけれども、まず今のところは伏せておきまして、まず2番目に飛鳥誠市君の家に「発言を手かげんせよ」というご訪問の方が来られたということ。そして、3番目には廣瀬哲臣君のところに、議員みんなが横で聞いておるところに向けて「いい加減してやれよ」。これもゴルフ場から携帯電話でダイヤルをし、そして無理にある人に電話をかけさせたというような事態も発生しております。 それもすべて、その一番の策動されている方は瀬田市長の最も側近の、参謀でも一番重大な位置におられる方たちがそのようなことをされているということでございます。 私は非常に、こう申し上げましても瀬田市長は気の毒でございます。新聞にもいろいろと開かれた議会、開かれた市政、市民のための市民の政治をと公約されている。その上に取り巻きの方か市長が連絡されたのか、これも本当は私は究明したいわけでございます。だれが連絡してそのような発言封じをしたか。今日は西村議員のそういう発言もございましたので、瀬田市長に徹底究明は私は控えますけれども、もし瀬田市長がそういうことがあればこれは大変なことであります。絶対に公約違反でございます。これは絶対に処分に値する問題でございます。そのようなことがあっては瀬田市長が公約されてる民主主義の開かれた市政に対して、議員はすべてそれぞれ何人かの1,000人、あるいは2,000人の支持者を持った20名の議員が出ております。今19名でございます。それがすべてその人たちの代弁者として語るにつきまして、その発言を抑えるような形をとられるということは、瀬田市長の公約と逆行した形になるわけでございます。むしろ閉ざされた市政に入っていくわけでございます。私はそれを憂えてこの問題をまず議事に入る前にこの問題をしっかりと瀬田市長にも、また議員諸侯にも、あるいは理事者、何百人の職員諸氏にも私はこれは徹底して今後このようなことのないように守っていただきたいと、私はこういう危惧する点からこういう緊急動議を出したわけでございますが、議事進行の中におきまして緊急動議はやめておいた方がいいのではないかということでございますので、きょうはこの辺で置きますけれども、今後このようなことがありましたら、私は徹底して私の職をかけてその人と戦ってまいります。民主主義の基本理念を守るために、私は市民の代表の一議員といたしまして民主主義を徹底して守っていくという覚悟でおりますので、その点議員諸侯皆さんこの点よろしく私の申し上げていることをご理解願いたいと思います。 特に、市長を初め、理事者におきましては今後このようなことのないように特にお願いしておきます。 これをもって私の発言を終わります。 ○議長(田中信好君) これに対して答弁はよろしいですね。 ただいま清水一雄君から緊急質問がございましたように、開会中に議員に対して口封じともとれる動きがあったと、こういうことはあってはならないことでございます。今後もしこのようなことがあった場合は、堂々と申し出ていただきたいと思います。 それでは続きまして……。 はい、廣瀬哲臣君。緊急質問ですか。 ◆5番(廣瀬哲臣君) いや。ただいまの中で廣瀬哲臣という、発言の中に私の名前が出ておりましたので、できればこの問題について同じような形で関連的にそうした発言を許していただきたいと、かように思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) お諮りします。 廣瀬哲臣君から、同じような問題で緊急質問が出ておりますけれども、これについて賛成の方の挙手を願います。            (「議事進行」との声あり) 議事進行ですか。 はい、岸為治君。
    ◆20番(岸為治君) 私は先程来、清水議員の発言、緊急質問等言われておりますが、これをひそかに考えてみますと、瀬田市長は今就任されて非常に期間が少ないと。だから、議員が各々発言することについてそれを控えておけというような言い違いがあったやに聞きいるわけです。ただいまの発言の中においては。 私はそういうことが両議員、あるいはまた議会議員としてやはりそういう傾向になっていくということは大変困ると思いますので、今おっしゃるような点を具体的に一遍ここで話をしていただき、それが当然無理なことを議員が言っているんだ、あるいはその辺は当然就任早々の市長であれば我々としても考えなきゃならないじゃないかというような点もあろうかと思いますので、具体的に内容を言っていただいて、そして我々の判断をさせていただきたいと、こう思いますのでよろしく取り計らいのほどお願いいたします。 ○議長(田中信好君) それでは、廣瀬哲臣君の内容について発言を許可します。 廣瀬哲臣君。演壇の方へ。 ◆5番(廣瀬哲臣君) それでは、都市計画特別委員会におきましての私に対しての選挙は終わったのであるという形からの電話の状況なりをご報告申し上げたいと思います。 都市計画は当初1日の予定でございましたけれども、いろいろと議員の質疑に対しまして市長の答弁が議員の納得いく答弁でなかったのは、委員長報告なり、また議会の皆様方が議事録等一読していただければ、2日にわたって審議をする過程はご了解いただけるものと私は確信しております。 そうした中で、既に2日目になっての昼食を終えまして上に上がってまいりますと、これからこの問題をそういう依頼をなさった方が皆様方のご協議によりまして参考人として本議会なり、また運営委員会、あるいは問題が起こりました都市計画特別委員会でこの機会は、どの機会をとらえていただいても結構でございますけれども、明らかにしなければならないと私は思っておる一人でございます。 そうした中で、いわば2日目の、いわゆる特別委員会を開催中に、たまたまそのお方々はライオンズクラブという一つのグループの中でゴルフに行かれたそうでございます。そうした中、いわゆるハーフ終了後、こちらの事務局に電話があったみたいでございますけれども、我々の委員会の方がまだ審議中でございましたので、そこでは電話は一たん置かれたそうでございますけれども、今度は我々が昼食をとっているであろう昼の休憩中であろうという形のものを推察されまして、友人が持っておられた携帯電話によって私の方から選挙も終わったことでありますしと、まして都市特別委員会が2日間にわたって審議されることはかつてなかったようなものらしいと聞いているんだけれども、どうぞその点をご理解いただいて、瀬田たたきをしているのではないかというように思われてもあれなので、ひとつよろしくお願いしたいと頼まれている方があるということでございます。 私は皆様方にこういう公の場でございます。天地神明にかけましてもその電話を受けた後、議会議員として発言を手控えたり、そういう形のものは一切しておりませんこと、またこれ議事録等を読んでいただければ明らかでございます。 しかしながら、たまたまそういう話が話題に出て、電話でかかって私が出たならともかくも、あえて2度までも、それも携帯電話でそういう形のものが相当しつこいといいますか、執着的にそういう形で、選挙が終わったということは私も一市民、一議会議員でございますし、十二分に選挙の終わった、市長選が終わったことは私はその方からご連絡を受けなくてもわかっているわけでございます。にもかかわらず、選挙が終わっているから選挙は選挙ではないかという意味だろうと思います。 私は瀬田陣営に対しましてはあることがございまして、一切かばっていなかったのは事実であります。私ははっきり申し上げました。対立候補の陣営の中で毎日毎日真剣に支持の輪を広げる活動をしておったのも事実であります。しかし、瀬田、当時の立候補予定者、または市長立候補者に対しまして、何の形もないわけでございまして、そうした選挙が終わってからという形のこの発言に対して、私は非常に議会議員の発言に対しましてご理解していただきたいと、このような形で私もそのつもりで十二分に市長として望まれた形の今後の取り組みなり、またどういう姿勢で望まれるかという形につきましては発言はさせていただいておると、質疑もさせていただきました。答弁がかみ合わないときには再度お尋ねしたのも事実であります。しかし、何ら一瀬田氏としてとらえたのではないわけでありまして、いやむしろ市長の方から一瀬田としては答弁できないというような形のものもあったのも事実であります。しかし、私はあえてそこで一瀬田氏に私が質疑しているのではないんですと。香芝市長としてお尋ねしているのだという経緯もあったのは事実でございます。 しかし、こうした形で議会議員の質疑なり、発言を電話と言えども委員会の開催中にこのような形があると。このお方はこれからの議会における取り組み方によりましては、堂々とそのご依頼いただきました形をお名前を申し上げます。今現在その方を捏造して言う意味でなくして、本市におきましては都市計画審議会のメンバーの方でもございますし、本市における請負業者の代表者でもあります。これらを考えてみるときに、ではそのお方がご本人の発案として私の発言なり質疑に手心を加えてくれという形であるならば、どういう意図があってそのような形を述べられておるのか。 また、瀬田たたきという形でご発言があった中には、では誰かがご依頼があったんであるならばそのお方に対しまして、どなたからのご依頼なのか、その面を明らかにしていきたいと私は思うわけでございまして、これら議会の中でどのような形で全体協議会なり、あるいは運営委員会なりでいろいろご審議願ってひとつ明らかにしていただかなければ、今後私自身皆様方にそういう形ではなく、堂々と質疑、発言をしていく所存ではございますけれども、他の議会議員の方にもそういうものがあったということであるならば、これを明らかにしていく形のものが私は絶対必要だろうと、今後という形ではなくして、こういう問題が起こったのは事実でございますから、これを皆様方明らかにすることが議会制民主主義を守る最も大切なことだろうと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(田中信好君) 先ほど清水一雄君から廣瀬哲臣君、あるいは飛鳥誠市君の名前が出ておりましたので、この際飛鳥誠市君の質問を許します。 ◆17番(飛鳥誠市君) それでは、議長のお許しが出ましたので、その都市計画委員会、6月17日、18日、2日間にわたって行われました。先ほどの廣瀬議員なり、また清水議員なりの発言事項の中にありましたように、私はこの件についてきょうは新聞社の方も来られておりますし、また傍聴者の方も来ておられますので、誤解があったらいけませんので、具体的に申し上げます。 まず、私の発言事項は、よく聞いていただたいと思います。決して瀬田市長さんにいじめでも何でもございません。瀬田市長の政治生命に、政治姿勢を議論、論議したのでございます。 まず、瀬田市長は香芝市の議会は独善的な議会であると、独善的な議会であるから私が今度は市長になったならば、この独善的な議会を私がいって正すと、こういうような視点で私は瀬田市長にお尋ねをしたのでございます。 独善的な議会ということなれば、皆さんもご存じのように、私も永らく議会議員をしておりました。しかし、いささか私の不徳のいたすところで、今から3年前ああいう結果になって、3年は浪人しておりました。今から3年前は私は香芝町の議会議員として12年間おりました。その当時は私は共産党の議員でございます。この壇上で何回となく一般質問をし、また総括質問をした男でございます。決して独善的な議会、また私の共産党時代の発言に議長及び委員長の発言封じは1回もございませんでした。しかし、3年間の浪人した結果、その3年間は私はどのような議会が行われているのかわかりませんでしたので、そのときは瀬田市長は一住民で選挙期間中でございます。そのような形で香芝の議会を見ておられたということならば、私にもただす権利と義務がございましたので、議長及び、また都計の委員会の議員諸侯にもお尋ねいたしました。そのような私の3年間の留守中に、浪人中に、議会制民主主義を破壊するような議会であったのかどうかということもただしました。議員にもただし、瀬田市長にもただしました。 経過はこういうことでございます。これが17日の出来事でございます。 議会制民主主義の根源にかかわる問題点を私はお尋ねしたのでございます。決して瀬田市長いじめでも何でもございません。はっきり申し上げておきます。都計委員会の審議、内容のことについては審議できませんでした。これで1日終わりました。 そこで、清水委員長は都計委員会の内容について審議できないということの中で、18日に会期を1日延長したのでございます。 そして、18日の午前10時から開会ということで17日にその第1日の会議は終わりました。18日の午前10時から再開という宣言をされたのでございます。 そこで、私は18日の朝、遅れてはならじということの中で朝出ようとしました。ちょうど8時35分ぐらいですか、そのときにある五位堂のお方が私の家へ来られました。「飛鳥さん、きょうはまた10時から都計委員会がありまんなあ」、「はいそうです」。私はむしろその人は私の懇意にしている人でございます。親と私で5代目のつき合いのある方でございます。むしろ私は激励に来ていただいたもんなりと私は思っておりました。 しかし、結果はそうではありません。その内容のことについてもよく知っておられました。審議内容のことも、17日の審議内容のことも知っておられました。「何とかひとつうまいことしてやってほしい」ということでございました。しかし、委員長が10時開会と言われたのに、10時の時間がきました。しかし、私も義理のあるお方ですから帰ってくれとは言えません。審議内容なり、また来客された人にその審議内容を報告し、またその人の話も聞きました。しかし、刻々と10時に時間が近づいてまいっても、その人はお帰りにはなりません。困ったもんだと、早く行かなきゃ、私が行くことによって会議を開かれるのに、開かれなかったら困るなあと、私も長い議員生活の中に遅刻する場合は必ず通告し、欠席する場合は必ず通告もしてまいりました男でございます。そういう中で無断で時間がもう経過しました。10時を回りました。そこで議会の事務局から電話がかかってきたんです。「早く来てください」ということの中で、私はそのときに「もう出発してくださいと。おっつけ行きますので」と、内容のことは言いません。 そういう中で約1時間と15分おくれで委員会の部屋に入りました。そこで私は議事進行の中でその経過を委員長に報告したのでございます。廣瀬議員なり清水委員長は電話でございます。私は家庭訪問されたのでございます。これは完全議会の議員の口封じではございません。議員の足どめでございます。こんなことでこれから香芝の議会の議員諸侯の発言を口封じなり、足どめされるようなことになれば議会制民主主義の会でございます。 私は、この際議長のお許しを得ましたので、これは香芝市の市議会として100条委員会、調査特別委員会を設置し、徹底究明していただきたいのでございます。このことを提案いたしまして、私の発言を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午前10時52分 休憩            午前11時52分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 先ほど3名の議員から緊急質問がありました内容について、休憩中にいろいろ意見調整をしてまいりましたが、何分議会制民主主義の根幹にかかわる問題でもございます。今後こういったことは絶対あってはならない、こういうふうに思うわけでございます。きょうすぐに、この問題の解決というようにはなかなかいかないと思います。3名の議員の質問に対して市長として直接かかわる問題でございますので、答弁をいただき、なおこの問題に対しては正・副議長、あるいは運営委員長に一任をしていただいて取り組んでまいりたいと、このように思いますので、3名の議員、それでよろしゅうございますか。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 今、議長並びに副議長、運営委員長、これで今後の問題として取り組んでいきたいと、それは結構でございます。 しかしながら、この問題について市長自身がどのように位置づけされ、どうお考えなのか。 それからもう一つ、本会議場でご自身がどのようにかかわっておられたのか、これは本会議場でございますので、今後もしそれが全く関知しないなら関知しないと、ここで明らかにしていただきたいと思います。 その上において、もしそれが事実そうでなかったとするならば、今後今議長、副議長、あるいは運営委員長として預かる中で、これは本会議場において虚偽の形のものを申されたとなれば、それらも踏まえて責任という形の追及もしていかなければならない。全く関知されてないものとして仮に仮定して、今後こういう形のものがこういう形に現れてきたことに関してどのようにお考えいただいているのか、そういう形のものをはっきりしていただきたい、私はそう思います。よろしくお願いします。 ○議長(田中信好君) 飛鳥誠市君。 ◆17番(飛鳥誠市君) 最後に私が締めくくった言葉の中に、100条委員会、すなわち調査特別委員会も含んだ中で議長預かり、及び副議長預かりということであれば引き下がります。そういうことを含んだ中で議長、腹の中に入れていただいてお願い申し上げておきます。 以上。 ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 私は先ほどの質疑、質問に対しまして、いろいろと深くはこれ以上追及しないと私は終わったわけでございます。あと両名の名前を出たがためにいろいろと発言がございます。しかし、これは民主主義の根幹にかかわると議長も今おっしゃいましたとおり、今後こういうことはいかに議長、運営委員長、副議長預かりになっても、現在一応今日の市長として、一切関知されないということであっても、我々にあったことは事実だから、市長がこれに対してどのような、我々に対してどのように思っておられるのか、そういうことをひとつずつ述べていただかなければ、私はお任せするといっても私は納得できないわけです。私は本当に答弁はもらおうとは思ってませんでしたけれども、みんなが余り活発なご意見がございまして、こういう結果になりました。何とぞよろしく。 ○議長(田中信好君) 質問者に申し上げます。 いろいろ意見を述べておられます。その内容も把握した上で市長から答弁をいただき、それで納得されるかされないかわからない点が出てくるということも踏まえて議長、副議長、あるいは運営委員長にお任せをいただきたい、こういう計らいをいたしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 それでは、質問者の意向をとらえて、瀬田市長答弁。演壇の方へ。 ◎市長(瀬田道弘君) ただいまのご発言に対しましてご答弁申し上げたいと思います。 これは私の全く関知しないところで起こった問題だろうと思っております。もし、そういうことが私の後援者の中から出たとすれば、まことに遺憾なことだと思います。今、先ほど申されました清水議員、廣瀬議員、飛鳥議員様にはそういうことがある、事実本当にあるとすればまことに申しわけないことだと思います。 また、こういうことがあっては、議長さんもおっしゃいましたように民主主義の根源にかかわることだと私も深く思っております。どうぞ、これは私から何も依頼したことでなしに、また電話がかかったことでもなし、これは公明正大に誓ってここで申し上げておきます。 終わります。 ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後0時0分 休憩            午後1時3分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程について審議願っておりますので、委員長の報告を求めます。 西村運営委員長。 ◆議会運営委員長(西村忠一君) 過日、本定例会の会期並びに日程につきまして議運を開かしていただきました。全員出席のもと、開いたわけでございます。 まず、会期につきましては本日から7月3日までの9日間と決めたわけでございます。本日本会議、続きまして26日には総務文教委員会、27、28、両日は休会といたします。29日に民生水道委員会、30日に建設経済委員会、そして7月1日、2日、一般質問、3日に本会議と、このように決まったわけでございます。 また、一般質問につきましては日程の関係で今回は委員会の後としたわけでございますが、今後の定例会における一般質問の日程等につきましてはその都度決めてまいりたい、このように決めたわけでございます。 また、一般質問の質問の回数につきましては今回から3回となっております。そのために意見、要望はなくしたわけでございます。また、質問時間は答弁時間を除きまして3回で40分以内ということを確認したわけでございます。 また、配付しました中に質問の通告期限は6月26日、あす午後5時までとなっておりますのでご了解願いたいと思います。 そして、本日の日程でございますが、お手元に配付してありますとおりに進めてまいりたい、このようにいたします。また、付託議案につきましても配付のとおりでございますので確認を願いたいと思います。 なお、議員の発言に際しまして、先ほど3議員からも発言がありましたようにこの会期中におきましても議員の発言に対し手心を加えてほしいとか、またその他あらゆる要望があった場合には議長の方に報告をしていただきたい、このように思うわけでございます。また、そういう行為がありましても議員各位はそれに屈することなく正々堂々と自分の意見、あるいは質疑、質問を行ってほしい、このように希望するものでございます。 以上をもちまして会期並びに日程報告を終わらしていただきます。 ○議長(田中信好君) ただいまの議会運営委員長の報告に対しまして質疑をお受けします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので質疑を打ち切ります。 お諮りします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日25日から7月3日までの9日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、議会運営委員長報告どおり本定例会の会期は6月25日より7月3日までの9日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程のとおりでご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(田中信好君) 次に、監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますのでその写しをお手元まで配付いたしておきましたからご了承願います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 民生水道委員長報告(意見書第1号・請願第1号) ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、3月議会で民生水道委員会に付託され継続審査となっております意見書第1号、請願第1号を議題とし、民生水道委員長の報告を求めます。 吉原正一委員長。 ◆民生水道委員長(吉原正一君) 議長のお許しを得ましたので、民生水道委員会のご報告をさしていただきます。 去る3月定例議会において民生水道委員会に付託を受けました意見書第1号、請願第1号について6月19日当委員会を開催いたしましたので、その審議の経過及び結果について当委員会を代表して報告申し上げます。 まず、意見書第1号国民健康カードシステムの開発普及事業に対する意見書についてを議題として提出者の説明を受けた後、委員から健康カードを使用した場合プライバシーの保護という点で問題はないのかとただされ、兵庫県の五色町は使用する場合本人の了解が必要であり、奈良県三郷町の場合はプライバシー保護条例を設置しているとの答弁に対し、委員から患者に知らされたらいけない病気もこのカードに入力するのかとただされ、全国的にもまだ初歩的の段階であり、その点はまだ調査していないとの答弁がございました。 また、委員からこの健康カードはどこで入力されるのかとただされ、例えば保健センターに本体を設置し入力し、市内の開業医の協力で各診療所に端末機を設置するという形式になるとの答弁がありました。 また、委員から市内の開業医の反応はどうかとただされ、市内の開業医にどう理解してもらうかが今後の問題点である、今後調査研究したいとの答弁がありました。 また、委員から実施となればプライバシー保護の問題、医療機関との対応、財政的な面等多くの課題がある。非常によい制度であると承知するが、まだまだ調査しなくてはならない段階であり、今後十分調査研究してはどうかとの意見がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ意見書第1号については当委員会としては調査研究が必要であるため一時凍結といたしました。 続きまして、請願第1号白内障人工水晶体眼内レンズに関する請願書を議題とし、紹介議員の説明を受けた後、委員から市内でこの1年間で白内障の方が何人手術され、どれだけの負担があったのかとただされました。今年、4月から保険適用になり手術された方がかなりふえていると思う、国保加入者は把握できるが、それ以外の保険の方々については把握していないとの答弁がございました。 また、委員から健康保険適用後の自己負担分の医療費を市が助成するとなればそれ以外の病気も医療費を助成しなくてはならないが、その点どのように考えているのかとただされ、本来国民の健康というのは国や自治体が守るべきであるとの答弁に対し、委員から白内障だけに医療費を助成すると他の病気の方々も医療費の助成を要望されることも考えられる、また国保財政も赤字である点も考慮する必要があるとの意見がございました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論をお受けした後、採択の結果反対多数と認め、請願第1号については当委員会として不採択といたしました。 以上で当委員会に付託を受けました審査の結果についてのご報告を終わらしていただきましたが、私の説明等で報告漏れがございましたら委員の補足説明をお願い申し上げます。 以上で終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りします。 意見書第1号について、委員長の報告どおりに決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 異議ないようですので、意見書第1号については調査研究のため一時凍結とすることに決します。 続いて、請願第1号について討論に入ります。 委員長採択は不採択であります。 委員長報告に反対の討論をお受けします。 4番藤本みや子君。 ちょっと提案者が反対討論をするというのはおかしいので、松村君の反対でどうですか。 それでは、3番松村睦夫君の反対討論を受けます。 ◆3番(松村睦夫君) それでは、請願第1号に賛成いたします。委員長報告には反対をいたします。 白内障の眼内レンズに関する請願書でございます。現在全国的にも非常に高齢化が進んでおり、香芝市も例外ではございません。この中で老人性の白内障はふえております。白内障は普通の一般的には40歳から60歳までは5割、そして皆さん、70歳の人には9割の人が白内障の病気にかかっているわけでございます。今や全国では手術を受けた人たちは24万人にもなっております。皆さん、そのうちの8割以上が眼内レンズでございます。白内障は次第に目が見えなくなって、非常につらい思いをお年寄りの人がしているわけでございます。ですから現在、今年の4月から補助金を出すことになりました。しかし皆さん、国民健康保険は3割の負担でございます。ですから、7万円から9万円個人の負担がございます。そして皆さん、お年寄りの人は年金者の人、そして収入が全くないという方もいるわけでございます。全国的には政府が補助する金額では白内障が非常に難しい病気で、そして眼内レンズを導入すれば非常に目が見えるようになるというのがよくわかっているわけでございますけれども、しかし残念なことに負担金があると、7万円、9万円、そのために残念ながら手術を断念しているお年寄りもいるわけでございます。 ですから皆さん、香芝市として独自に老人のために白内障の補助金をつけて、そして一人残らず白内障の眼内レンズ手術をしてもらい老後の幸せな生活を送っていただくということが非常に重要でございます。眼内レンズは先ほども申しましたように政府はすべての全国で負担をしているわけでございますけども、香芝市で単独の眼内レンズ補助金をつくりますと非常に香芝市の老人の人たちは喜ぶわけでございます。ですから皆さん、住民の皆さんのためにも白内障の眼内レンズの請願書に賛同してくださるよう心からお願いするものでございます。 ○議長(田中信好君) 委員長報告に賛成の討論をお受けします。 浜口藤次君。 ◆12番(浜口藤次君) 請願第1号白内障人工水晶体に関する請願書に反対の意見を申し上げます。 提出者藤本議員の方から、委員会では白内障人工水晶体に対して自治体が助成してほしいという内容の請願であったと思います。私はこの保険適用が4月1日からなされました以前には、やっぱり全国の各自治体では何カ所の自治体の助成があったということは調査上聞いておりました。この問題はことしの2月4日ですか、予算特別委員会の席上で山下厚生大臣が4月1日から保険適用ということを決定していただいたわけでございます。ということは白内障も病気であると、病気であれば保険適用しましょうということであったわけでございます。保険適用する中で、提出者は自治体でそういう金もかかるから助成してもらいたいという意見の説明の内容であったと思います。 この問題になってくると、病気と認めればこれはもう保険適用なんだからほかの病気であってもこれ助成していくこともできるのかということに対して私も理事者にも聞いたんですけれども、恐らくこれは健康保険法を改正しないことにはできないことだろうし、お年寄りでもそういう病気で苦しんでおられる病気の方もおられるからそういう不公平なことはできないから、趣旨はよくわかるんですけれども、そういう保険適用の上で助成ということは、これは決して無理ではないかということで私はこの請願に対して反対する意見を申し上げました。どうか皆さんの、議員のご理解、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田中信好君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 請願第1号について、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(田中信好君) 賛成多数と認め、請願第1号については不採択といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 西名阪問題特別委員長報告 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、西名阪問題特別委員長の報告を求めます。 奥山西名阪委員長。 ◆西名阪問題特別委員長(奥山博康君) ただいま議長のお許しを得ましたので、西名阪問題特別委員会委員長報告をさせていただきます。 去る6月16日に開催いたしました西名阪問題特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表いたしまして報告いたします。 役員改選後最初の委員会でありますので理事者から西名阪植樹帯設置事業及び周辺整備の事業概要と経過について説明を求めて、休憩いたしまして植樹帯の整備工事現場を視察し、その後再開し、理事者から前回の委員会から今日までの取り組みについて報告を求めました。それによりますと、用地買収状況は平成4年1月31日から平成4年6月10日までの間に1,820平方メートル買収しており、率にして全体の12.62%であり、権利者数は5人、率にして6.76%、筆数は11筆、率にして9.7%、建物では6戸、率にして18.18%であります。また、全体から見て平成2年8月から平成4年6月10日までの用地買収済み面積は8,356平方メートルで、率にして57.96%、権利者数は38人、率にして51.35%、筆数は50筆、率にして44.25%、建物では16戸、率にして48.48%であります。 本年度予算については約35億円であり公団で予算計上をしているとの説明に対しまして、委員からインターから168号線へ出る左折付近は早急に工事に取りかかれないのかただされ、インターから168号線へ出る左折付近は県の開発公社が用地買収している。南側の168号線の付近については事業費の限度額は高架を挟み北側へ7億円、南側へ7億円であり、今年度は測量試験費ということで両側に3,000万円ずつの国費がつき、県と道路公団との協定が近々できる見込みでありますとの答弁がありました。 また、委員から沿道サービス業の用地買収についてただされ、用地買収については道路公団が用地買収の交渉をしている、市もそれを手助けするという形である。土地については問題はないが、建物補償、営業補償の点で現在協議中であるとの答弁がありました。 また、委員から基本協定では平成4年度に完成するという条件になっているが、今後の見通しはどうなのかただされ、平成4年度で用地買収が全部できればというような形を考えている。今後基本協定の見直しを考えていかなければならないとの答弁がありました。 また、委員から高架橋の若返り工事についてただされ、道路公団では平成4年度から本格的に夜間を全面通行止めにして調査を含め維持補修等抜本的に行う計画であり、これらについて関係機関と協議中であり、認可がおり次第全面的に改修をしていきたいとの答弁がありました。 また、委員から丸米付近については市が用地買収済みのところは工事を着手すべきであるが、その点どのように考えているのかとただされ、市の部分が全部買収できても道路の法線等により工事ができない区分が出てくる。よって、公団と市と同時期の施工が望ましいと考えている。公団と十分打ち合わせした中で、連続性のある場所から着手していきたいとの答弁がありました。 また、委員から北側の部分は現在全く工事の進展がないがどのように考えているのかとただされ、現在JRと協議中であるが、JRだけの判断でなく陸運局もかかわってくる。現在買収している官民境界の工事は可能であるが、県道上中・下田線、さらにJRの踏切の取りつけについての協議がまとまらないと取りつけが不可能であり、用地買収が一番のネックになっている。インターに入る道路部分が全部買収でき次第公団と協議して予算計上し工事に着手していきたいとの答弁に対し、委員から全体事業の中で一番重要な部分であるので用地買収済みで工事可能な箇所については随時工事を着手し、問題があれば協議をするという方向で今後前向きに考えていくよう意見がありました。 また、委員から事業地の残地の買収についてはどこが負担し、またこの残地は今後どのように利用するのかただされ、残地についてては道路公団が負担し利用方法を考えていくとの答弁がありました。 以上で当委員会の審議内容についての報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら所属委員各位の補足説明をお願いいたします。 終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対し質疑をお受けします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので質疑を打ち切ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 都市計画特別委員長報告 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、都市計画特別委員長の報告を求めます。 清水一雄委員長。 ◆都市計画特別委員長(清水一雄君) 日程に従いまして、順位どおり都市計画特別委員会の報告を申し上げます。 開催年月日は去る平成4年6月17日、同じく18日の2日間にわたって慎重審議を行われたわけでございますが、何で2日もかかったかという疑問もございましょうけれども、朝来よりいろいろと議論なされました問題、新市長に対する、都市計画というものはまちづくりの基本でございまして、市長の公約に対しましていろいろと質疑がございました。その中で朝来の問題も起きましたので時間が延長したわけでございます。初めに、そう皆さんにお断り申し上げておきます。だから、その説明は割愛さしていただきます。たってご希望の方は議事録がございますので、議事録を高覧願いましたら大変結構かと思うわけでございます。 初めに、地区計画制度というものについてこういうものを行っていきたいということから理事者から説明がございました。都市計画事業として駅前広場、幹線道路事業、土地区画整理事業等進める中で幹線道路沿い、また比較的狭い範囲の地区を単位とし、そこに住む住民の合意に基づいて地区に密着したまちづくりの推進を図っていきたいと、地区計画制度を活用するには区域内の土地所有者、利害関係者の意見聴取、または聴取会等民意を反映するための地区計画案を作成するための手続に関する条例の制定をすることになるという説明でございますが、今後その制度を活用する地域としてまず五位堂駅前北土地区画整理事業の幹線道路、駅前広場に面した街区を検討しているということでございます。 そこで、議員から質疑がございました。私権の権限について問題がないのか、またこの計画を進めていく上で住民同士の中で問題が生じたときの市の対応、指導はどのようにしていくのかという質問がございました。それに対しまして答弁は、都市計画の通常の手続は必要があれば公聴会、説明会を開くことになるが、それ以外に住民の理解を得た上で進めていくのが地区計画であるという答弁でございます。委員から非常によい計画である、一日も早く実現に向かって努力するよう意見があり、本件についてはこれをもって質疑応答は終わったわけでございます。 そして、2件目でございます。中和幹線及び168号線についていろいろと質問がございましたが、香芝市は中和幹線と国道168号線は非常に重要であり、中和幹線は下田東からストップしているが今後どう取り組んでいくのか、また国道168号線の近鉄大阪線から南側の拡張工事の今後の見通しと未買収の権利者はかなりの難題を持ちかけていると聞くが事実であるのかどうかという問いでございます。もし事実であるとすれば、168号線の拡張工事の早期完成に対して市長の考え方と見通しについて答弁を求められたわけでございますが、その中にまだ未買収で買収に応じてくれない人の名前も出ましたけれども、名前は今伏せておきます。答弁だけで終わりたいと思いますが、市長は用地買収については担当部下だけでなく自分も出向いて解決に臨むとの答弁があったわけでございますが、委員より早く早期解決が市民の願いに対しての最大のサービスである、ぜひ早期解決のため県、国に対しての働きかけ、また中和幹線について市単独事業も今後においても県単事業としてやっていただくよう市長の献身的なる政治努力を求めて本件の質疑答弁を終わったわけでございます。 それから、皆さんにここで申し上げておきますけれども、市長が各新聞紙上で公約されました中に「独善的な議会を」という発言に対しましていろいろと質疑応答がございましたけれども、今独善的でないということは理解しつつあるところであるという答弁もございました。今後一層に議会の活動、あるいは行動を研究して誤解のないように努めていくという答弁もございました。 そして、先ほどもございました、いろいろと朝来より厳しく追及されたことでございますので簡単に申し上げておきます。私初め3名に対しまして議員の発言に対するあつれき、圧力というような形のものがありましたが、それに対して「私は何も関知してないけれども、そういう事態があったとすれば私も遺憾に思う。今後そのようなことはないように努めていくが、今回はよろしくお許し願いたい」という陳謝もございました。これをご報告申し上げまして、私の都市計画特別委員会の報告を終わります。私の説明漏れ、いろいろございましたら各委員からの補足説明をお願い申し上げまして私はこれで終わりたいと思います。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 以上で特別委員長報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 市長施政方針 ○議長(田中信好君) 本日の日程に従いまして、市長の施政方針をお受けします。 市長、登壇願います。 ◎市長(瀬田道弘君) それでは、議長のお許しが出ましたので市長の施政方針を申し述べさせていただきます。 平成4年第3回定例市議会の開催に当たり、平成4年度一般会計補正予算並びに各特別会計補正予算を初め諸議案15件を提出いたしました。そこで、ご審議をお願いするに当たり市長就任に当たりまして私の施政方針と行政の一端のご報告を申し述べるとともに議員各位の格段のご理解とご協力を賜りたいと存ずる次第でございます。 さて、私市長に就任いたしまして3週間が経過いたしましたが、率直に申し上げまして行政の多種多様性を改めて認識するとともに、限られた予算の範囲内で計画的な予算執行に努め、複雑多種多様化する市民ニーズに対応しなければならない市長としての責任の重大さを痛感いたしておるところでございます。歴代の市長が長期間にわたって築いてこられたこの香芝を今私が受け継ぎ、飛躍発展させなければならない使命感でいっぱいでございます。現在の香芝は、先人の皆さんと先輩諸氏のたゆまぬご努力と苦難の道があってこそ今ここに存在するわけでございます。私はこれらの歴史の上に甚だ微力ではございますが、全力を投入して新たな歴史の1ページをつづる決意でございます。どうか議員諸氏にはこれらの意をお酌み取りいただき、よろしくお願いを申し上げます。 まず、私の基本姿勢といたしましては基本的には石田市政を継承しつつ、ハード、ソフト両面にわたる各施策に重点を置き、刷新で明朗かつ公正な市政を推進したいと存じております。また、行政を進める中におきましてすべての基本である市民サービスの原点に立ち返り、相違工夫により市民生活に根差した市民が夢を持てるまちづくりを進めなければならないと考えております。 さて、主な施策としましては次のような方向性を持って推進してまいりたいと考えております。まず、都市基盤の整備、今日のまちづくりの基本である都市計画事業は整然としたまちづくりには不可欠であり、現在市制を迎えた本市にとってぜひとも急がねばならない施策の一つでございます。特に本市は鉄道、国道等の交通機関が縦横に走り、大阪近郊という地理的条件に恵まれ、発展条件は具備していると申し上げてよいかと存じます。これらの条件をいかに活用し整備していくかが私たちに課せられた責務であり、香芝のまちの住環境づくりの基礎であると認識いたしております。幹線道路の整備、各駅前整備、下水道の整備等をなし遂げるには市民の皆様方のご協力もさることながらまちづくりを実行する信念と忍耐力が必要であると存じます。上級行政機関への陳情等による財源確保、あるいは土地買収へのあくなき努力など持てる力を出し切り、職員一丸となって達成すべきと考えております。特に国道165号線のバイパス的要素を持つ中和幹線につきましては国、県との折衝を保ちつつ土地権利者の理解を得た中で財源、土地買収、補償等の問題を一つ一つ解消し、一日も早い完成を目指して推進してまいりたいと考えております。 次に、社会福祉の充実について。現在、国家的課題として高齢化社会到来に伴う対応策が論じられております。これは深刻な問題であり、現在生きる私たちに課せられた大きなテーマでもございます。高齢化は本市においても例外ではなく、これらの社会環境の変化に対応すべく老人福祉政策はもとより、あらゆる福祉分野にわたってその充実を図っていかなければならないと考えております。これまで長生きは社会の一つの目標でありましたが、これからは単に長寿を目指すのではなく長寿を喜ぶことのできる社会を目標とすることが期待されております。いかに人生を有意義に過ごすことができるかというテーマに帰結されると存じております。また、これは生涯学習及び就業の場の確保とも大きく関係し、総合的な取り組みとして高齢化社会に対応してまいりたいと考えております。 本市では老人福祉センターが高齢者の皆様方を対象に老人の憩いの場としてご利用いただいておりますが、香芝の21世紀を展望した場合これらの老人福祉センターの機能を包含し総合的な福祉サービスを提供できる施設は不可欠でございます。今後、老人障害者、養護児童等に対して総合福祉サービスの提供を目標として研究、検討を深めてまいりたいと存じます。 次に、教育環境の充実について。教育施設につきましては、市としてかねてから整備充実に努力を重ねてまいったところでございます。将来的にも大規模開発等により人口増が予想され、長期的展望に立った教育施設の年次的整備を継続的に行っていくべきであろうと考えております。また、本議会に仮称旭カ丘小学校新設費に用地費ほか幼・小学校の増築、改造のための補正をお願い申し上げているところでございます。 さて、まちづくりを推進する中で人づくりは何よりもまして重要な行政施策の一つであると判断しております。学校教育、生涯学習を通じて人づくりに焦点を当て、幼児から高齢者まで生涯を通じて学習できる環境づくりを考えてまいりたいと思います。また、近年余暇時間の増大とともに生活の充実感を望む声が大きく、余暇時間の過ごし方が大きなテーマとなってきております。これからの行政は、これらの要望にこたえる施策の選択が必要であると考えております。本年4月に開館いたしましたふたかみ文化センターは生涯学習の拠点として位置づけ、だれもが集える施設として設けられたものでございます。今後、文化センターにおいては各種の事業、図書館の蔵書の充実、各種の展示会、ハイビジョンの大幅な活用等を図り、各世代の活用に対応できる体制を整備してまいりたいと考えております。 次に、財政健全化の推進、我が国経済が減速している中にあって、地方税収等は法人関係税の落ち込みなどによりその伸び率が鈍化していることから、地方財政の運営に当たりましては今後の経済動向を十分注視するとともに税収動向等を的確に把握していく必要があろうかと思います。また、近年国におきましては地方財政対策を通じまして中期的な財政の健全化のための措置が講じられてきております。本市の財政にとりましては昭和40年代後半から人口増により公共投資が大幅に増加し、その財源確保のため大量の地方債を発行したことから多額の借入金残高を抱えており、財政の健全化に向かって引き続き努力しなければなりません。 一方、本市は昨年10月の市制施行により市としてふさわしい将来像の重要政策課題を市民ニーズにこたえながら推進していくことが求められております。このため、これからの財政運営は引き続き財政の簡素、効率化と経費の節減合理化を推進し、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に徹し、節度ある財政運営を行うことを基本として財政健全化の推進に努めてまいりたいと考えております。 しかし、現在の厳しい財政状況の中で行政を執行する上において考えなくてはならないことはあくまでも健全財政を堅持しつつ最小の経費をもって最大の行政効果を上げられるようあらゆる角度から検討研さんを重ねなければならないことでございます。現在継続中の事業、これからなすべき新規事業等行政事業は多々あると思いますが、一度に実施することは困難であります。皆様のご意見等を拝聴し、優先順位を徹底した中で各施策を進めてまいりたいと考えております。しかし、これらの事業をなし遂げていくためには議員各位のお力添えを初め市民の皆様のご協力が不可欠であり、皆様方のご理解を得た中で市政を推進していきたいと考えております。 さて、平成4年度一般会計予算につきましては年度初めにおきまして骨格予算として認めていただいておりますので、今回本年度当初予算に対する肉づけ補正予算を提案させていただきました。主な内容といたしましては普通建設事業が中心となっており、市単独老朽ため池整備事業530万円、市道新設改良事業3億3,400万円、市管理河川改修事業2,000万円、中和幹線街路促進事業1,070万円、市営住宅建設調査委託料250万円、下田小学校大規模改造事業9,400万円、旭ケ丘小学校新設事業27億5,000万円、真美ケ丘東幼稚園園舎増築事業5,390万円、健民運動場排水設備等工事3,590万円など33億1,267万円のほか市政推進のため市民ニーズを把握する世論調査委託料として780万円、福祉施策の拠点施設となる総合福祉会館建設の調査委託料としまして450万円、ごみ減量化と再生資源化推進を図る集団助成金等358万円を含めまして一般会計の補正予算額は34億6,238万3,000円となっております。 一方、香芝市国民健康保険特別会計におきまして繰上充用金として4,569万4,000円と国庫補助金の一部が一般財源化されたことに伴う補正予算として1,100万円の増額及び香芝市下水道事業特別会計におきまして国庫補助事業枠内示によります補正予算として4,000万円の増額を含めまして補正予算総額35億5,907万7,000円を提案させていただいております。この結果、平成4年度香芝市一般会計予算の規模は167億9,738万3,000円となり、前年度当初予算152億3,000万円に比べて15億6,738万3,000円の増額で10.3%の伸び率となりました。地方財政計画の伸び率4.9%を上回る予算とさせていただきました。この一般会計予算の歳出全体に占める性質別経費での構成比につきましては人件費、扶助費、公債費などの義務的経費は33.4%でございます。消費的経費は9.5%、建設事業等の投資的経費は33.3%、その他の経費は23.8%となっております。 以上の一般会計予算のほかに、各特別会計予算の総額は63億4,1009万4,000円となっております。また、企業会計予算は16億6,233万2,000円で前年度に比べまして6.8%の減となっております。これら7会計の全予算総額は248億80万9,000円でございます。前年度に比べ15億805万8,000円、6.5%の増とさせていただきました。 次に、総務関係につきまして、市営住宅につきましては現在の住宅は昭和30年代に建築された木造平家建て住宅でございまして25戸を有しております。いずれも建築後三十有余年を経過し老朽化が進んでいるところから、市営住宅の建て替えが必要となってまいりました。今般、これらの建築を促進するため必要な調査費を計上いたしました。これらによりまして総合的な基礎調査を実施し建て替え計画を樹立するとともに、良質な市営住宅の確保と良好な住環境の形成を図るため市営住宅の早期実現を目指したいと考えております。 次に、五位堂駅前北地区で建設しておりました市営として初めての有料自転車駐車場が来る7月1日から供用開始とすることになりました。これにより近鉄五位堂駅北側周辺道路に自転車等の放置禁止区域も同じく7月1日から指定することによりまして地域住民の良好な生活環境と安全を確保し、駅前機能の低下防止と美観を維持していきたいと考えております。 次に、市長公室関係につきまして、完全週休2日制導入につきましては日本の労働時間は欧米主要国に比べて相当に長く、経済力の向上にもかかわらず真の生活の豊かさを実感できない要因の一つとなっております。また、労働時間の短縮は労働者の勤労意欲の向上や健康福祉の増進等を図る上で重要であるとともに経済構造の調整、内需拡大の観点からも重要な生活的課題であることから国の行政機関は本年5月から完全週休2日制を実施されたところでございます。地方公共団体においてもできる限り早い時期に導入するよう求められていることから、本市も県内各市と歩調を合わせ完全週休2日制を実施いたしたく関連の改正条例を本議会に提案させていただいておりますので、あわせてよろしくお願い申し上げます。 また、香芝市の将来のまちづくりを進める指針となる第2次総合計画の基本構想につきましては3月議会で議決を賜り、現在基本構想、基本計画をもとに各部門において施策の具体化に向ける実施計画の策定に入っているところでございます。来るべき21世紀を展望しつつ、社会環境の変化に対応した市政にふさわしい施策の実施を進めてまいりたいと考えております。 次に、民生につきまして、昨今の社会環境の変化に伴い福祉に対する住民ニーズも大きく変化してまいりました。これにより福祉政策も大きく転換し、各種の新しい施策を研究、検討、あるいは実施している状況でございます。このような中、21世紀の超高齢化社会の到来を迎えつつある現在、新しい時代に即応した総合的な福祉行政を具体的に進めるため総合福祉会館の整備計画を検討してまいりたいと考えております。これは市民のさまざまな要望や意見を的確に把握し福祉行政活動の向上、充実を図るための活動の拠点となる施設となるものでございます。本年度においては、計画の基礎となる調査研究を行ってまいりたいと考えております。 また、福祉につきましては今後ますます高齢化が進む中で長寿福祉社会を実現するための施策の基本的な考え方として在宅福祉、施設福祉等の事業について大きく推進を図る必要があろうかと考えます。今年度において老人保健福祉計画を作成し計画的な施設設置を始め、ホームヘルパーの確保等の事業を進めてまいりたいと考えております。 次に、衛生面でございますが、市民の方々が快適な社会生活を営む上で清掃行政は住民サービスの根源をなす重要な施策であると考えます。全国的にごみが急増し、最近のマスコミ報道でもこれに類することは頻繁に取り上げられております。このような中、本市におきましてもこれら減量化、資源化対策に取り組むべく平成3年度をごみ減量元年と位置づけし、庁舎内を初めとして市内各小・中学校の協力を得て減量化、資源化の推進に向けて基礎固めを行い、一応の成果をおさめてまいりました。本年度はさらに一層の推進を図るべく、市民の皆様方の理解と協力のもとコンポスト容器による生ごみの減量化及び団体による資源の回収等の事業に助成し、全市的なごみの減量化及び資源化運動を展開してまいりたいと考えております。 次に、国民健康保険特別会計につきましては平成3年度におきまして保険料、国庫支出金等の歳入財源の増額確保により単年度収支は1億1,026万4,000円の黒字となりましたが、実質収支では4,569万4,000円の赤字となる見込みからこの不足額を平成4年度予算から繰上充用金で補てんさせていただきました。今後とも引き続き健全財政の立て直し並びに国保事業の安定化に向け行政努力を図ってまいりたいと思います。 次に、都市事業計画につきまして、都市基盤整備につきましては昨年市制を施行し、現在各事業の完成に向けて全力を挙げているところでございます。これらの事業は潤いのある緑豊かな快適なまちを形成するためには不可欠であり、道路整備を始めとする都市基盤整備は急務でございます。今後も積極的な取り組みにより、各事業を推進したいと考えております。 まず公共下水道事業につきましては香芝第3汚水幹線下田・わたんど線の残工事の推進工法と下田西第1汚水幹線国道186号線、わたんど線合接点より香芝幹部派出所まで延長352メートル、口径900ミリメートルのミニシールド工法により、また香芝第1号汚水幹線、国道168号線、都市計画道路高・小森線合接地点より竹田川を超えた市道まで延長328メートル、口径900ミリメートルの推進工法で施工いたしたく、それぞれ株式会社奥村組、村本建設株式会社と仮契約を締結いたしましたので本議会でのご承認を賜りますようお願いいたします。 その他、補助単独工事においても発注すべく準備を進めております。今後も河川等の公共用水域の水質汚濁防止と快適な生活環境の確保に一層の努力を傾注してまいりたいと存じます。 また、事業継続中の街路事業でございますが、関屋駅前の尼寺・関屋線、穴虫・田尻線、また二上駅前線、中和幹線(穴虫地区)につきましても引き続き早期完成すべく地元権利者との用地交渉にご協力とご理解をいただけるよう一層の努力を重ねてまいる所存でございます。 さらに、中和幹線の未認可区間であります都市計画道路畑・分川線より東の県道上中・下田線まで延長1,890メートルにつきましては新規事業区間への採択及び多額な財政負担等のため一部県施行事業としていただけるよう国、県等関係機関に要望してまいりましたところ、平成4年度において畑・分川線から奈良西幹線までの1,135メートルの逢坂工区間を香芝市施行事業として新規採択になりました。また、これ以東の県道上中・下田線までの延長755メートルの下田工区間につきましても奈良県施行事業として同時に新規採択が決定になりました。 なお、本年度事業といたしまして両工区とも調査費の補助内示を受けており、現在、市・県とも事業認可を得るべく諸準備を進めております。早々に両工区間とも地元説明会を行い、測量調査等の事業着手に取り組む予定でございます。 続きまして、区画整理事業につきましては継続事業の五位堂駅北土地区画整理事業は今日まで主要な大規模施設がほぼ完成し、平成4年度は熊谷川改修と区画道路等の生活関連施設の整備を行い、事業の円滑な推進を図ってまいりたいと考えております。 現在、組合施行による旭ケ丘土地区画整理事業においても早期完成に向けて進められており、新たに穴虫地区に高山台土地区画整理事業が組合施行により組合設立に向かってその準備作業に入っております。本市といたしましても、健全かつ良好な市街地形成のため適切な行政指導に努めたいと存じます。また、これら各種都市計画事業の実施に当たりましては地域の関係各位のご理解とご協力を得ながら全力で推進を図ってまいる所存でございます。 次に、産業建設関係につきまして、西名阪植樹帯設置事業並びに周辺整備事業につきましては一部工事も完成し、用地買収も58%が買収済みとなっており、道路公団と市、県が一丸となって早期完成に向かって進めてまいりたいと考えております。 また、県関連事業でありますが、県道香芝・太子線改良事業は一部工事も完成し、残りの用地買収を進めております。 また、河川につきましては竹田川改修事業は用地買収も終わり、今年度より近鉄大阪線橋梁部分の工事施工を準備しております。葛下川改修事業は下田地区の改修工事発注準備を進めております。 また、高田バイパス事業につきましては近鉄線高架橋梁部分の工事発注準備をしております。また、市が施工する市道6-28号線(高村線)の改良工事は一部を残すだけで工事を完成しております。また、市道6-44号線(下田JR線)の改良につきましても用地買収を一部残すだけで工事発注も済み、現在工事中でございます。 その他、市管理の道路、水路等の地元からの要望に対して協議し工事着工の準備をしてまいりたいと考えております。 次に、ため池整備事業につきましては小規模ため池改修として鎌田、角田池、畑、新池、磯壁、米山池、穴虫、ミヨコ池の4カ所及び県単独土地改良事業として狐井、廻り池1カ所並びに県営大規模改修事業で旗尾池の改修事業について国費等の事業枠の見通しがそれぞれつきましたので地元との協議に入っております。 次に、教育関係でございます。本市の基本計画に市民の国際感覚を養うため啓発活動の推進、または学校教育において国際感覚豊かな人材育成に努めるとうたわれております。我が国の社会は21世紀へ向けて創造的で活力ある社会として発展し、その中において教育は国際社会に貢献するために教育の果たす役割は誠に大きいものがございます。それゆえ、教育の現状を把握し社会の変化に対応できる教育の実現を目指して国際化、情報化社会における市民の多様なニーズにこたえていくため人間尊重、豊かな創造力の育成、生涯学習社会の基礎整備等将来を開く教育振興のため全力を傾注しているところでございます。 今、我が国の学校教育において教育の全体構造と学校教育のあり方を根本から見直す中で新しい時代のあるべき社会を展望し、今日の教育の諸課題を検討し、解決の糸口として学校週5日制が取り上げられ、本年9月から公立幼稚園、小学校、中学校、高等学校において第2土曜日が休業日として実施されることになりました。本市においてもこの趣旨を十分に踏まえ学校週5日制推進委員会を設置し、未来を担う子供たちの望ましい人間形成の上から市民の皆様方のご理解と協力のもと学校、家庭、地域社会が一層密接な連携を図るよう、また学校週5日制が円滑に実施できるよう努力してまいりたいと考えております。 また一方、学習指導要領も改定され、これに即応して幼稚園においては平成2年度から、小学校においては本年度から体験学習を取り入れた遊び、体験学習を主とした生活科が新設され、市内各幼稚園、各小学校では教職員が研修研さんを積み、その指導に余念のないところでございます。 中学校においても国際化、情報化社会に備え本年2学期より外国青年を迎え、市内3中学校で生の英語指導を初め文化、生活習慣等の指導を受け、国際感覚を養わせていく考えでおります。また、情報教育においては学習指導要領の改定により技術家庭科で平成5年度から領域として取り入れられることになり、残る香芝西、香芝東中学校に夏休み中に国の補助事業でコンピューター教室を設置すべく作業を進めているところでございます。 次に、五位堂小学校大規模改造工事につきましては昨年度より2年事業で実施しているところであり、本年度は南館、給食棟の改修をすべく作業に取り組んでいるところでございます。また、下田小学校大規模改造事業につきましても建築後20年が経過しかなり老朽箇所があらわれております。今年度に屋内運動場、本館の改修を予定しております。今議会に補正予算として提出させていただいております。よろしくお願い申し上げます。 次に、仮称でございますが、旭ケ丘小学校新設事業でございます。旭ケ丘土地区画整理事業の進捗及び周辺整備の開発により下田・志都美小学校の児童の大幅な増加が見込まれ、規模の適正化を図るため平成7年開校を予定しており、今議会に補正予算として用地費を計上させていただいております。よろしくお願いいたします。 続きまして、真美ケ丘東幼稚園増築事業でございますが、幼児が年々増加しており、現在保育室6室ありますが、来年度には不足する見込みでございます。したがって、本年度に増築を予定し今議会に補正予算として計上させていただいております。よろしくお願いいたします。 次に、社会教育、社会体育の関係でございますが、長寿、余暇社会の中で私たちは物質的な豊かさよりも生きがい、ゆとり、充実感といった心の豊かさを求めるようになってきております。生涯学習、生涯スポーツの時代と言うことができます。本市では文化の拠点として平成2年度から2カ年事業で取り組んでまいりましたふたかみ文化センターは本年4月1日に開館式典を挙行し、翌4月2日より一般市民の皆さんに公開し、以来図書館においては5月末日で延べ2万5,751人の入館と6万5,000冊の図書の貸し出し、一方二上山博物館においては常設展示に加え4月29日より5月31日までの間「海を渡ってきた武人」をテーマとして記念特別展も開催いたしましたが、延べ5,380人の来館者があり、去る6月9日には入館者が1万人を突破したわけでございます。いかに市民の皆様方がこのような施設を期待されていたかがうかがわれると思います。今後も子供から高齢者まであらゆる世代の方々に中央公民館ともども大いにご利用いただき、生涯学習の拠点として充実を図ってまいりたいと考えております。 また、生涯スポーツにつきましても高齢者、婦人向きの軽スポーツの紹介、指導等スポーツの普及に努めており、また施設面の整備においては総合公園プールの整備工事は5月6日に着手し、去る6月17日に竣工いたしました。また、総合体育館及び地域体育館の屋根の補修工事も完了しております。 次に、市民運動の場として親しまれております県民運動場整備でございますが、運動場としての排水が悪く、本年度において排水工事、本部席の新設等を実施すべく本議会に補正予算を計上させていただいております。これもまた、よろしくお願い申し上げます。今後も市民の皆様方に使いやすい、親しまれる体育施設となるよう整備を行い生涯スポーツの振興に努めてまいりたいと考えております。 また、同和教育につきましてはこれらは民主教育の中核であり、人間の自由と平等にかかわる基本的人権の確立を目指すものであり、あらゆる差別の根絶を目指し、またよりよい香芝市のまちづくりのためにもより一層拡充推進に努めてまいりたいと考えております。 次に、水道事業でございます。水道事業につきましては6月1日から水道週間中に1日と2日の両日公認業者の協力を得て水栓器具等の点検並びに一部無料修理を実施いたしました。また、耐用年数の到来する量水器の取りかえ業務につきましては5月末より職員により実施いたしております。本年度計画個数2,300個余りについては10月末までに完了の予定でございます。 次に、浄水の供給につきましては漏水箇所の早期発見、修理と老朽管の改良等各施設の維持管理に万全を期すとともに、有収率を高めて安定した水道事業経営を目指し努力する所存でございます。 以上をもちまして行政の一端のご報告を兼ねて私の施政方針とさせていただきますが、私行政の取り組みについてはまことに日も浅く、議員各位を初め市民の皆様のご協力を仰ぎつつ、職員一丸となって香芝市充実のため全力を投入する決意でございますので、今後ともよろしくお力添えを賜りますようにお願いいたしまして私の施政方針を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中信好君) 署名議員の追加をお願いします。15番田中保君、よろしくお願いします。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) ただいま市長の施政方針があったわけでございますけれども、この施政方針におきましては先ほど議会運営委員長から今回より一般質問等、またそれ以外におきましてもこの議会中においてそれぞれ議員の皆様方が質疑なさる指針でもあるわけでございますが、過去に比べまして初めは都市基盤の整備から始まりまして社会福祉の充実、教育という順序でありながら、またそれらを実行すべく総務から民生、あるいはここに改めて都市事業として重ねてこういう形で報告が載っております。前半にかけましては市長の施政方針ではありますけれども、その後の総務からはほとんど報告でございまして、これらでありますと我々としましては市長の姿勢に対しましていろいろと質疑する形の中で非常に支障を来すものと考えられます。 また、この内容におきましていろいろと捏造語と申しますか、我々が理解しにくい言葉もこれからの機会をとりましてご指摘申さなければならないと思います。例えば、学校を休業日としてとらえるのか、休校日としてとらえるのか、また「法人関係税」、「法人税」という言葉はあるわけですね、しかし「法人税」という一つの熟語の中に関係という言葉を挿入なさる、一例を挙げたらこういう形であります。我々は報告を聞いたのではなくして、これらを行うについてどのような姿勢でこういう補正予算を上げてきたのか、これが施政方針だと私は理解しているわけです。しかし、このままのものであるならば何らこれからの一般質問なり、この議会中にこれらについて議員がただせない部分が多々ある。これについてどのようにお考えなのか、また議会としてどう対応なさるのか、市長並びに議長のお考えを聞きたいものであります。 ○議長(田中信好君) 廣瀬議員からの議事進行の中で、市長の施政方針に対する考えを述べられたわけでございますけれども、これから予算に対してはそれぞれの所管の委員会、また本日の施政方針に対して一般質問、それぞれの機会があると思いますので、そうした中で質疑をしていただきたい、このように思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) その質疑に対して支障を来す。また、そして今議長としての答弁を伺いました。市長の答弁はまだ伺っていない。その点、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後2時35分 休憩            午後3時47分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 休憩前に議事進行廣瀬哲臣議員から市長の施政方針に対するお尋ねがあったわけでございますけれども、休憩中にいろいろご理解をいただきました。この後、まだ一般質問、あるいは委員会、また総括質問、そうした中でお尋ねをいただくということでご了解をいただいております。理事者の方も、その辺を踏まえ、的確なご答弁をいただきたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 議案一括上程 ○議長(田中信好君) それでは、日程に従いまして議案の一括上程をいたします。 事務局から提案の目次朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 報第7号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について。報第8号平成3年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。議第29号香芝市の休日を定める条例の一部を改正することについて。議第30号香芝市の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正することについて。議第31号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて。議第32号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて。議第33号香芝市非常勤消防団員等に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて。議第34号香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて。議第35号平成4年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について。議第36号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。議第37号平成4年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。議第38号公共下水道管渠築造工事(第308号工事)請負契約の締結について。議第39号公共下水道管渠築造工事(第402号工事)請負契約の締結について。諮第1号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて。諮第2号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて。 以上。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 諮第1号 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして諮第1号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 諮第1号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて。次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成4年6月25日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市五位堂155番地。氏名、澤田順子。生年月日昭和7年3月24日。 以上。 ○議長(田中信好君) 理事者の提案理由の説明を求めます。 市長、提案理由説明。 ◎市長(瀬田道弘君) ただいま提案になりました諮第1号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明をいたします。 本案は、平成4年7月31日をもって任期満了となります澤田順子委員を本市人権擁護委員に引き続き推薦いたしたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 本人は、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けします。 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) お尋ねします。 私もこの人は存じております。しかし、理事者のいつも提案説明におきましては、再任の場合でも人格、識見ともにすぐれておるというような型どおりの説明でございます。実際において、この人たちの任期期間中の活動実績を調査されたことがあるか、ないか、これについてお尋ねいたします。 ○議長(田中信好君) 理事者、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) この澤田順子さんにつきましては、私も社会教育審議委員会の一メンバーでございまして、よく行動をともにしておりまして、いつも的確な判断を下される方で、人物的には間違いのない方だと存じております。 ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 今の答弁はおかしいです。個人的なつき合いにおいて私はよく知っていると、このような説明は通りません。ここは議会です。市長、何と心得ておるんですか、あんた。理事者として答弁になすべき調査をされているかということを聞いてるんですよ。その点、はっきり踏まえて答弁願いたい。 ○議長(田中信好君) 助役、答弁。 ◆14番(清水一雄君) 市長の答弁を要望します。 ○議長(田中信好君) 助役に答弁していただいて、そして納得いかなければ市長に答弁をしていただきますので。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 別に個人的な意見ではございません。この公民館運営審議委員会において十分よく活躍しておられる方でございます。 ◆14番(清水一雄君) そういうことと人権擁護委員とどう関係あるんですか。人権擁護委員活動を実際にどのようにやっておられるか調査したかと聞いているんですよ。私の質問に対してかみ合った答弁をしてください。 ○議長(田中信好君) 答弁を終わってから、また再質問していただきますので。            (「休憩してもらいたい」との声あり) 暫時休憩いたします。            午後3時56分 休憩            午後3時57分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 暫時時間延長しておきます。 暫時休憩いたします。            午後3時58分 休憩            午後4時15分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 先ほどの清水一雄君の質問に対して、民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) 民生委員の活動状況でございますが、平成3年度の状況をもって少しご報告をさしていただきたいと思います。 平成3年度の……。 ○議長(田中信好君) 民生部長、人権擁護委員に対してです。 ◎民生部長(奥山誠次君) 申しわけございません。人権擁護委員の活動につきまして、平成3年度のご報告を申し上げたいと思います。 広報活動といたしましては、憲法週間の5月1日から5月7日の間におきまして特設会場における相談業務の開設をいただきました。また、人権擁護委員の日、6月1日におきます広報活動。また、7月5日から7月31日までの間におきます差別をなくす強調月間におきましては、特設人権相談所の開設等にご参加をいただいておるわけでございます。また、10月1日から7日におきます法の日の週間、それから12月4日から12月10日の人権週間におきましては、12月6日の日に明日香村におきましての相談業務等々ご参加をいただいておるわけでございます。 また、街頭啓発におきましては、香芝市の近鉄五位堂駅、下田駅、関屋駅におきまして12月4日に街頭啓蒙運動に参加をいただいております。 会議等におきましては、常務委員会議、また定例総会、各部長会常務委員会等にご参加をいたでいておりますのと同時に、ただいまの提案さしていただいております澤田委員につきましては婦人部会の部会長をいただいておりまして、月1回の研修会を行っていただいております。 また、香芝市への協力といたしましては、心配事相談、人権相談を毎月第1木曜、第3木曜日に開設をいたしておりまして、これにつきましては7名の委員さんを輪番制にご参加をいただきまして、澤田委員におきましては平成3年度におきましては4回の参加をいただいておるわけでございます。その他、人権相談等、日常業務として相談をお受けいただいているようでございますが、実のところこの内容につきましては人権等、プライバシーの問題もあり、私の方で把握できる範囲ではございませんので、人権内容等につきましての総括は葛城法務局でございます。 以上でございます。 ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 今の答弁は、決められた行事出席だけであって、なるほどまじめに出ていただいていることは理解できます。そして、いろいろ部長されてるとか、そんなことは私は聞きたくないんです。ただ、人権擁護委員として、内容は、これは個人の秘密を守るために私に対しての答弁の必要性はありませんけれども、人間的に気さくな方か、気さくにお世話していただいてる方かということもこれを聞いてるわけであって、そういう点を僕は危惧するわけです。よく聞くけども、あの人権擁護委員さんとこへ行ったら、何やぶすっと膨れつらして、偉そうにしてと、こういうようなよく聞くからね、その点を私たちはやっぱりそういうことのない人を選ばないといかんという観点からいろいろと聞いてるわけでありまして、私もあの人の人柄はよく知ってますけども、そんな決められた行事日程に出席したというようなことは聞かんでも、これは当然出るのが義務ですわね。義務出席であります。活動というのは、人権擁護委員としての個々に相談受けて、どういうふうな活動、やさしく相談にのってあげておられるかということを聞きたいわけです。そういう活動の調査したかということを聞いておるんですよ。 私はもうこれで、もう答弁はなしで、私の考え方でとめておきますけどもね、私もあの人の人柄はよく知ってますからこれでとめときますけども、本来ならあなたの答弁には私はもう一言申し上げたいところでございますけども、これで一応。そういうことで。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りします。 本案を簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、諮第1号については原案のとおり承認いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 諮第2号 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、諮第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 諮第2号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成4年6月25日提出。香芝市長瀬田道弘。住所、香芝市関屋1372番地。氏名徂徠俊彦。生年月日昭和7年11月6日。 以上。 ○議長(田中信好君) 理事者の提案理由の説明を求めます。 市長、提案理由説明。 ◎市長(瀬田道弘君) ただいま提案になりました諮第2号人権擁護委員推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明をいたします。 本案は、平成4年7月31日をもって任期満了となります徂徠俊彦委員を本市人権擁護委員に引き続き推薦いたしたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 本人は、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中信好君) ただいまの説明に対しまして、質疑をお受けします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りします。 本案を簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、諮第2号については原案のとおり承認いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程11 提案理由説明 ○議長(田中信好君) 続いて、理事者に提出議案の提案理由の説明を求めます。 市長、登壇願います。 ◎市長(瀬田道弘君) ただいま提案なりました全議案について、順を追って提案理由の説明をいたします。 報第7号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告についてでありますが、本案は平成3年度香芝市国民健康保険特別会計の収支不足額を今年度予算の売り上げ流用金で補てんするため、地方自治法第179条第1項の規定により平成4年5月30日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 補正の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,569万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,069万4,000円とする補正でございます。歳出は、繰上充用金に、またその財源には不確定財源ではございますが諸収入を見込んでおります。 続きまして、報第8号平成3年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてでありますが、本案は土地区画整理費の土地区画整理事業費におきまして、五位堂駅前北土地区画整理事業で物件移転補償費の繰越明許限度額を4,000万円として去る3月議会で議決をいただきましたので、平成4年度に繰り越しいたしました。繰越額は4,000万円で、その財源は地方債2,200万円、一般財源1,800万円とし、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 続きまして、議第29号香芝市の休日を定める条例の一部を改正することについてでありますが、本案はゆとりある社会の実現に向けて労働時間の短縮は重要な政策的課題であることから、国の行政機関はこの5月から完全週休2日制を実施したところでありますが、地方公共団体においてもできる限り早い時期に導入するよう求められております。このことから、本市といたしましても県内各市と歩調を合わせて完全週休2日制を実施するため条例の一部を改正するものであります。 この条例は、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲内において規制で定める日から施行したいのであります。 続きまして、議第30号香芝市の職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は香芝市の休日を定める条例の改正に伴い、すべての土曜日が休日となることにより、1週間の勤務時間数の範囲の改正と、勤務時間は月曜日から金曜日まで5日間において割り振りを行うものとすることが主な改正内容であります。 この条例は、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲内において規制で定める日から施行したいのであります。 続きまして、議第31号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は土曜日またはこれに相当する日に行われる宿日直手当の支給に関して規定いたしたものを、今回すべての土曜日が休日となることにより条文の整理を行い、「土曜日またはこれに相当する日」を「通常執務時間の2分の1に相当する時間である日」とする旨の規定に改正させていただくものであります。 この条例は、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲内において規則で定める日から施行したいのであります。 続きまして、議第32号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについてでありますが、本案は非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るため、非常勤消防団員等にかかわる損害補償の基準を定める政令の一部が改正(平成4年4月10日公布、施行)されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものであります。 主な改正の内容は、補償基礎額の最低額を「7,500円」から「8,100円」に、最高額を「1万2,600円」から「1万3,300円」に、さらに葬祭を行う者に対する補償額の定額を「25万円」から「26万5,000円」にそれぞれ引き上げるとともに、その範囲内で団員から団長までの各階級について別表第1のとおり引き上げるもの(平均6.62%を引き上げ)であります。 この条例の一部改正は公布の日から施行し、これらの措置は平成4年4月1日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに同日前に支給すべき事由の生じた傷病補償年金、障害補償年金、及び遺族補償年金で、平成4年4月1日以後の期間について支給すべきものについて適用するものであります。 続きまして、議第33号香芝市非常勤消防団員等に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の一部が改正(平成4年4月10日より公布、施行)されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものであります。 主な改正の内容は、非常勤消防団員退職報償金の最低額を「4万5,000円」から「5万円」に、最高額を「120万円」から「124万5,000円」に引き上げるとともに、その範囲内で団員から団長までの各階級について別表のとおり引き上げるもの(平均8.09%引き上げ)であります。 この条例の一部改正は公布の日から施行し、改正後の退職報償金支払額表については、平成4年4月1日以後に退職した非常勤消防団員について適用するものであります。 続きまして、議第34号香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについてでありますが、本案は消防団員に対する賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金の基準額を引き上げるため、消防表彰規程の一部が改正(平成4年5月22日消防庁告示第2号)されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するものであります。 主な改正の内容は、殉職者賞じゅつ金は「330万円以上1,700万円以下」から「410万円以上2,100万円以下」に、障害者賞じゅつ金は「1,375万円以下」から「1,720万円以下」に、殉職者特別賞じゅつ金は「2,000万円」から「2,500万円」にそれぞれ引き上げるとともに、障害者賞じゅつ金については、障害の等級の区分によって最低額を「130万円以上」から「160万円以上」に、最高額を「1,375万円以下」から「1,720万円以下」に別表のとおり引き上げるもの(平均25.1%引き上げ)であります。 この条例の一部改正は公布の日から施行し、平成4年4月1日から適用するものであります。 続きまして、議第35号平成4年度香芝市一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は平成4年度香芝市一般会計当初予算につきまして、市長の任期満了を6月2日に迎えていたことから骨格予算とさせていただきましたので、このたび肉付け予算として補正をお願いするものでございます。 予算規模といたしましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ34億6,238万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ167億9,738万3,000円とし、前年度当初予算に比べ10.3%の伸び率にいたしたいのであります。 なお、補正予算の主な内容といたしましては、総務費では一般管理費において生活環境備品購入費160万円。文書広報費において、市政に市民のニーズを反映させて広報広聴の拡充を図る世論調査委託料等で780万円。交通安全対策費において、本年7月1日供用開始の五位堂駅前北自転車駐車場運営管理費等で2,278万2,000円。民生費では、社会福祉総務費において福祉施策の拠点施設となる総合福祉会館建設の調査委託料として450万円と、国民健康保険にかかる事務費負担金の人件費及び助産費補助金の一般財源化に伴う繰出金4,300万円。衛生費では、清掃総務費においてごみ減量化の推進を図る再生資源集団助成金等で358万円。じんかい処理費において残灰処理委託料として2,200万円。農林商工費では、農業費においてため池の市民憩いの場構想化に基づく池活用整備事業等委託料としまして530万円。土木費では、道路維持費において市道補修工事費2,000万円。道路新設改良費において、市道新設用地費と工事費等で3億3,400万円。河川維持費において、水路改修工事費2,000万円。都市計画総務費において、下水道事業特別会計繰出金240万円。街路促進事業費において、中和幹線高山台地区埋蔵文化財発掘事業費1,070万円。住宅管理費において、市営住宅建てかえの調査委託料として250万円。教育費では、事務局費において本年9月から実施の学校週5日制に伴う対策として指導員設置費等131万8,000円。旭ケ丘小学校新設費において、用地購入費27億5,000万円。下田小学校大規模改造事業費9,400万円。学校管理費において、国際化推進のため本年8月から来年3月まで市内中学校におけるイギリス青年招致事業費537万円。真美ケ丘東幼稚園園舎増築事業費5,390万円。文化センター費において総合管理業務委託料1,361万円。体育館費において、市民の体力づくりの一環として第2回市民ウォークラリー開催事業費として58万5,000円。地域体育費において、健民運動場排水設備工事費3,590万円などの補正でございます。 これらの財源といたしまして、使用料、国庫支出金、寄附金、繰入金、市債などの増額に求めたものでございます。 また、第2条の地方債の補正につきましては、臨時地方道整備事業債、組合施行土地区画整理事業債、義務教育施設(用地)整備事業債、幼稚園園舎増築事業債を追加することと、小学校大規模改造事業債の限度額を増額変更することによる起債の限度額、起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものであります。 続きまして、議第36号平成4年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億169万4,000円にお願いするものでございます。 補正の内容は、事務費負担金の中の人件費相当分及び助産費補助金が一般財源化されたことに伴う補正でございまして、歳出において助産費の支給額の引き上げにより1,100万円を追加し、繰入金で4,300万円を追加補正するものでございます。 続きまして、議第37号平成4年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億8,000万円に補正をお願いするものでございます。 歳出の主な理由といたしまして、下水道建設費の公共下水道事業における補助事業枠が当初予算において5億円計上しておりましたが、このほど補助事業枠内示額5億4,000万円を受けましたことによる補正でございます。この財源として、国庫補助金、繰入金、市債等を見込んでおります。 また、第2条の地方債の補正は、公共下水道事業債として限度額3億2,460万円に変更をお願いするものでございます。 続きまして、議第38号公共下水道管渠築造工事(第308号工事)の請負契約についてでありますが、本案は公共下水道事業に関する整備工事について、契約金額2億9,767万円で株式会社奥村組取締役社長奥村俊夫氏と請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事の主な内容は、下田派出所前を発進基地とし、国道168号線の岡本歯科医交差点までの延長352メートルをミニシールド工法で管口径900ミリメートル、及び平成元年度に工事完了しております香芝第3汚水幹線大武宅前より西へJR踏切を越えて岡本歯科医交差点までの延長140メートルを圧気推進工法で管口径1,200ミリメートル、また一部開削工法により延長39メートルを口径200ミリメートル等の工事を実施するものであります。 工期は、契約締結の日から平成5年3月22日までとしております。 指名業者は、株式会社浅沼組、株式会社奥村組、株式会社錢高組、大末建設株式会社、三井建設株式会社、村本建設株式会社、株式会社森組、株式会社森本組の8社でございます。 続きまして、議第39号公共下水道管渠築造工事(第402号工事)の請負契約についてでありますが、本案は公共下水道事業に関する整備工事について、契約金額1億9,364万円で村本建設株式会社、代表取締役村本豊嗣氏と請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 工事の主な内容は、国道168号線をルートとし、旭ケ丘土地区画整理事業区域進入路入り口交差点(第4接続点)を発進基地として、北今市竹田川南側までの延長328.1メートルを管口径900ミリメートルで、超泥水加圧推進工法及び一部推進工法で工事を実施するものであります。 工期は、契約締結の日から平成5年2月15日までとしております。 指名業者は、株式会社浅沼組、株式会社奥村組、株式会社熊谷組、大日本土木株式会社、村本建設株式会社、株式会社森組、株式会社森本組の7社でございます。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。慎重ご審議の上、原案可決、あるいはご承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程12 総括質疑 ○議長(田中信好君) それでは、日程に従いましてこれより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しております議案については、所属委員会の各委員の質疑はできるだけご遠慮を願います。 それでは、総務文教委員会に付託を予定しています議第29号から議第35号について総括質疑をお受けいたします。 松村睦夫君。 ◆3番(松村睦夫君) それでは、まず最初に今度の補正後の平成4年度は、平成3年度に比べまして伸び率、平均が10.3%と私は聞いております。それで、この総務関係、積立金、伸び率、15倍の何と155.4%の伸びですね。これはすごい突出しております。 もう一つの言い方で言いますと、伸びが、平均が10%に対して155%です。そして、性質別の構成比、これたしか10%ぐらい。それで、前年度は4.3%ぐらいだと思うんですけども、そうしますと構成比に対しましてもこれは倍以上の伸びだと。ほかは大体7%ぐらいの伸びなのに、これがどうして155%の伸びになったかということです。 そして、累積赤字が何ぼか細かくわかりませんけれども、わかれば検討をお願いしたいと思うんです。大体ことしの春で30億円ぐらいの積立金が出てきます。 一体、そういうような伸び、そして構成比。構成比は、先ほど言いましたように10%です。ですから、投資的経費にも建築の構成比とか人件費、その次に大きなこのようになった、ここ数年でこのようになったわけですね。一体なぜなのか。この答弁を求めたいと思うわけです。 次に、私は完全週休5日制、土曜日休みになってるわけですけども、その場合、それは賛成なんですけれども、住民サービスの低下について、それに対してどのような対処をしておられるのかお答え願いたい思います。 さらには、市営住宅の調査費250万円ですか、出てるわけですけれども、今回香芝市が市になりまして、福祉事務所が責任として設置してるわけですけども、母子家庭における母子寮が香芝市にはございません。ですから、この調査費に対して市営住宅内に母子寮の考えはあるのかどうか。 さらには、身体障害者の生活は苦しい、収入がないというので、そのためのスロープつきの住宅等がこの補正予算に入ってるのかどうか、それを聞きたいと思います。 さらに、残廃処理費、2,200万円でありますが、ここはどこの場所か。関屋と、そして真美ケ丘3丁目、これすべて完了するのか。完了はいつか。そして、トン当たりの処理費は幾らか等、お答え願いたいと思います。 さらに、もう一点。総合福祉会館のもし内容が具体的に、大体このようなことを考えてると、大まかでもわかれば答弁を求めるものでございます。 ○議長(田中信好君) ただいまの質問に対して、西村総務部長、答弁。 ◎総務部長(西村昭一君) まず、一般会計の補正予算についてのご質問でございます。 先ほど、性質別の比較表をもってご質問をいただきました。まず、積立金の分でございます。これにつきましては、今回の補正ではやっておりません。この数字は、あくまでも当初予算の数字でございます。今の数字ではございませんので、ご理解いただきたいと思います。 それから、補正の中で繰入金の問題でございます。なるほど、今回の繰入金の財源といたしましては、財源の内訳の中で繰入金が4億8,850万円占めております。これにつきましては、一般財源につきましては当初予算ですべて見込めるだけは見込んでおります。そういったことから、今回の補正につきましては市債と繰入金が主になっておるわけでございます。 それから、住宅費の件でございます。250万円の調査委託料でございます。この件につきましては、今現在25戸の住宅がございますが、市に移行しましたので、これらにつきましても今後建てかえる計画をするについての基礎調査の委託料でございます。 そういった中で、ただいまご質問の、この住宅の中に母子寮を設置するのかというご質問でございますが、その考え方は持っておりません。 ○議長(田中信好君) 民生部長、答弁。
    ◎民生部長(奥山誠次君) 調査費の450万円の件でございますが、現在の老人福祉センターが非常に狭隘であり、前々から増築等の検討の申し入れがございまして、ご要望もございました。そうした中から福祉5法、いわゆる老人福祉法、身体障害者福祉法、精神薄弱者福祉法、母子福祉、児童福祉という福祉の全般にわたっての福祉総合会館を検討をいたしたいわけでございまして、これの建設につきましては先ほどいただきましたような母子寮ということでの具体的な考えは今のとこないわけでございます。 これらの調査委託でございますが、調査委託につきましては、現状の把握と今後の課題、そして福祉計画整備の目標、将来計画、そして基本計画というふうな進め方を行っていきたいというふうに思うわけでございまして、所管といたしましては所管の厚生課長をプロジェクトのチームリーダーといたしまして福祉事務所長が副リーダーとし、ほか関係する各課の課長補佐または係長を約10名ほどのメンバーでそのチームをつくり、検討していきたいというところでございます。 ○議長(田中信好君) 公室長、答弁。 ◎市長公室長(岡田紀郎君) 完全週休2日制につきましては、土曜日を完全に休み、閉庁するという考え方で進んでいるわけでございまして、これについては既にご承知のようにゆとりのある豊かさの生活を求められている現在、週休2日制を取り入れていくわけでございます。 これにつきましては、開庁部門と閉庁部門との振り分けも考えなければなりませんし、市民の方の理解、協力も十分に得る必要がありますので、そのための周知も必要かとなってくるわけでございまして、庁内には土曜閉庁問題の検討委員会を設置し、既にその検討にも入っているわけでございまして、一部7月からでも開庁部門の施行という形も行っていきたいという考え方も持っております。 実施に向けては、お説の問題も十分検討して入っていきたいと、こう思うわけです。 ○議長(田中信好君) 残廃処理場の問題について、民生部長。 ◎民生部長(奥山誠次君) 残廃処理につきましては、フェニックスの関係がおくれたことから、一時関屋の処理場に山積みにして置いたために、それら処理いたしますにつきましては、今フェニックスへ運ぶことができない理由の一つに、そこへ積んでおります中には、俗に言う混載、普通の灰と粗大ごみを破砕した分とが混ざってあの地に山積みにさしていただいたわけでございまして、これはフェニックスでは受け取ることができないと。と申しますのは、フェニックスはご承知のように海でございまして、そこへ搬入をするわけでございますが、非常に浮遊物が、浮く物が非常に多いということから、フェニックスへ搬入することができないということから、県内の産業廃棄物処理業者に依頼をいたしまして処理をしたいというふうな予算でございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 松村睦夫君。 同僚議員にまた託していただいて。 西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 簡単なことですけども、この中に市長車があるわけで、私見る限り、あの市長車はまだ来年の3月ぐらいまで使えると。市長に就任されて早々の補正予算で市長車の購入の提案をだれかがしたとしても、これ、遠慮すべきじゃなかろうか、このように思うわけで、これは市長から答えていただきたい。 それから、24ページに再生資源集団回収助成金というのがあるわけでございますが、現在焼却場へ運搬して、1トン当たりどのくらいの処理費が要るのか、これをお聞きしたい。 ○議長(田中信好君) 以上、2点について。 市長車について、市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 市長車につきまして、予算を計上させていただいておりますが、これは一応市長車ということになっておりますけれども、あくまで公用車ということで、私も使わせていただきますけれども、三役も部長さんも必要に応じて使っていただくということで予算を計上させていただきました。 ○議長(田中信好君) 民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) トン当たりの処理費用でございますが、平成3年度のトン当たり処理費用は4万382円でございます。 ○議長(田中信好君) 西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 市長は苦しい答弁されたと思うんですね。それやったら公用車としとけばよろしい。なら市長車と違うんでね。そやから、こうしたらもうはっきり市長車なんですね。金額も550万円と出ている。これは市長車ということですので。 これはまた総務委員会の付託ですので、そこで審議してもらったら結構と思います。 今トン当たり4万円余りと言われたわけで、そこで今度はこれを集めるPTAとかに幾らか上げようと、こういうことなんですね。これ見たら、トン当たり2,000円だと。交付するわけでしょう。それなら、10トン集めても2万円。それを集めないであそこへ市の費用で運んだ場合、4万円。それにわずか1キロ2円ぐらいで。どういうわけで2円ぐらいの考えをされたのか。もう少し何とか、助成するためには喜ばす程度の助成すべきじゃなかろうかと思うんですけど、これはまた委員会でやってもらいますけども、部長の簡単な答弁で結構です。 ○議長(田中信好君) 民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) ただいまのお尋ねでございますが、1人当たりの搬出されます1日の量を申し上げますと、本市におきましては719グラム、県下平均956グラムで、全国平均でいたしますと、1,082グラムからしますとかなり本市の場合少ないわけでございますが、この少ないごみの中で再生資源になる可能性の物が三、四割あるだろうというふうなことを考えておるわけでございまして、現実には現在各子供会なりPTAが古紙の回収をしていただいておるわけでございまして、そうした中に、わずかではございますが重量に応じた助成をいたしたいなというふうなことでございまして、まず今年度テスト的に2円ということで実施をしていきたい。ちなみに、県下では奈良市、高田市、天理市、五條市、生駒市、郡山市ということでこの重量制による補助をされておりまして、一応これらに合わさしていただいたというふうなことが実情でございます。 ○議長(田中信好君) 西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) こういう制度いいと思うんです。だけども、2円とは本当にわずかやと言うことなんです。1トン預けても2,000円。一々書いて、申請までするというようなこと。もっと何かの方法があるのではなかろうかと、こういうことです。 終わります。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 吉原正一君。 ◆2番(吉原正一君) 市長は、今回の選挙におきまして、教育環境の充実という公約の中で、中学校、小学校のマンモス化を解消していくために小・中の建築を急ぎたい、このように述べられておられるのを私も聞いてるわけです。 今回、小学校の仮称旭ケ丘ですね、この小学校の用地購入費としまして27億5,000万円の補正を組まれている。非常に結構なことなんですが、中学校に関しましては一つも触れられておらない。 ここでお尋ねしたいのは、中学の方はどのような規模で、いつごろのそういう建築をお考えなのか、お尋ねしたいと思います。 それとも全然考えておられないのか。 ○議長(田中信好君) 議第35号の補正予算の中の教育予算の中に絡んで。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 申し上げます。 香芝北中学校新設については、議会でも生徒の中JR利用者に対する保護者負担の問題、自転車……。 ○議長(田中信好君) 市長、中学校問題についてです。今度の補正の中で組まれてないと。小学校用地は組まれていると。市長が中学校の建築を公約の中で強く言われていたと。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 申し上げます。 中学校も実は考えておりますけれども、まだ用地難で今用地を探しております。これが大体めどがつき次第お諮りする予定をしておりますけれども、大体平成9年をめどに考えております。 実は、用地に困っております。これは、旭ケ丘の住宅地、それからまた校区の問題がありますので、志都美校区、今度旭ケ丘小学校はどこの校区になるかということからまた校区の問題もありますので。どこでもいいというわけにいきませんので、大体その辺の校区のところで今用地を物色中でございます。まだはっきりしたことは申し上げられませんので、とにかく用地の確保には奔走してるというところでご勘弁願いたい。 ○議長(田中信好君) 吉原正一君。 ◆2番(吉原正一君) ただいまのご答弁の中で、私がお尋ねいたしました、中学校はどの程度の規模、いわゆる敷地面積をお考えになっておられるのか、また建築費等、大体のそういう案がございましたらお答えしていただきたいということをお聞きしたわけなんですが、それはちょっとまた後ほどお答えしていただきたい。 そこで、再度市長にちょっとお尋ねしたいんですが、あなたのマンモス校の解消というお言葉の中に、マンモス校、いわゆる生徒数、どの程度いわゆる生徒数が市長としてはマンモス校であるとお考えなのか。 市内に小学校の数、幾つあるのかもちょっと把握なされてないかもわかりませんけども、私の方から申し上げましょう。9校ございます。その中に、五位堂小学校が342人、それから下田が784人。一番少ないのが五位堂小学校で、一番多いのが下田小学校。それから、中学校は3校ございます。西、東、香芝中学と。その中に、西が485人、東が695人、香芝中学1,174人。今申し上げました数で私自身思いますのは、大体600人前後の数ぐらいが児童の生徒数並びに教員からすれば、町のどこかでその生徒を見ましても、その学校の校長なり先生方が本校の生徒であるというような把握をするのにベターであるといいますか、一番いい環境ではなかろうかと思うわけなんです。 そういうことを考えますと、中学も、いわゆる香芝中学1,174人。先ほどのお話ちょっとありましたけども、保護者のご意見の中に通学が危険だとか遠いとか云々がございますが、そういったものは、もう中学生といいますのは既にもう12歳や13歳という年ごろですので、そういう通学の距離が遠い云々というものは私自身は余り問題に取り上げてないわけです。むしろ、それよりもマンモス校というのはこういった生徒数のこういう数によってむしろ中学の方が急務であり、急いでいただかなくてはならないのではなかろうか、そういった市長のお考えをもう一度聞かしていただきたいことと、先ほどの答弁になかった、もしご計画の中にあるならば、どれぐらいの大きさの規模でどれぐらいの予算をお考え、青写真をお持ちなのか。もしお考えであるならば答えていただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 教育委員会事務局長、答弁。 ◎教育委員会事務局長(堀川泰弘君) 吉原議員さんのご質問でございますが、学校基準では適正規模校とは12学級から24学級となっております。大規模校が25から30学級、過大規模校が31学級からとなっております。ご指摘の中学校の件でございますが、確かに現在香芝中学校は普通学級31、障害者学級3学級、34学級ございます。そういうことから考えまして、過大規模校となっております。 そういうことから、できるだけ早期に中学校を、北中学校の建設はやっていかなければならないと思うわけでございますが、さきに小学校区を決める必要から、今回旭ケ丘小学校の用地費を計上させていただいたわけでございます。市長が先ほど申し上げられましたように、9年度の開校を目指して現在取り組んでいるところでございまして、規模は18学級を考えております。よろしくご理解のほどをお願いいたしたいと思います。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 飛鳥誠市君。 ◆17番(飛鳥誠市君) それでは、聞かしていただきたいと思います。 第6款土木費。25ページです。補正予算です。 この項のところに住宅費。市営住宅建設調査委託料と、これは一般財源で250万円計上されています。この件について、もう青写真、それなりのものができているのかどうかというのが1点。 それから、同じページの第8款の教育費。その項の小学校費の中に、公有財産購入費、小学校用地費ということで27億5,000万円が計上されております。今の全般の提案されている補正予算は、34億6,238万3,000円です。その中で、旭ケ丘用地が27億5,000万円。補正予算の全体の構成比率からしたら、約80%になっている。34億6,238万3,000円から27億5,000万円引いたら、結局残りは7億1,238万3,000円である。もうほとんど8、2の割でございます。 そこで、私は本論に入って聞きたいのは、27億5,000万円で学校を建てることに対しては賛成の立場なんです。しかし、私のお聞きしたいのは、これは公社で一部持っておられる土地もあったというふうに記憶しています。間違ってたらごめんなさい。しかし、旭ケ丘の一部用地も買われるように聞いております。また、農地も買われるようにも聞いております。間違ったらごめんなさい。では、全体で27億5,000万円の大きな買い物ですから、一体何坪買うのか。この面積が決まりましたら1坪単価がおよそ出てくると思います。大変な大きな買い物でございますので、この件について今私、即答せえとは言いません。ひとつ以上の点を、私総務委員会にこのことをお尋ねしておきますので、具体的に、詳細にわたって総務委員長報告の中で改めてその委員長報告に対し質問、質疑をしたいと思いますので、この2点について宿題としておきます。 以上です。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) まず、議第32号から議第34号につきまして、市長のお考えを聞きたいものであります。 香芝町時代に常備消防が設立されたわけでございますけれども、その意義と、その常備消防が現在あるわけですけれども、それに対して今後の消防団をどのようにお考えなのか、その位置づけについてお答え願いたいと思います。 それから、実は今他の議員さんからいろいろと質疑が出ておりましたので、少し角度を変えてお尋ねしたいと思いますが、この中で金額の多少は別として、今後非常に本市の取り組みとして重要なものだけ少しくピックアップさしていただきます。 実は、小学校についても、私も買収予定価格と申しますか、どれぐらいのそれを実は聞きたかったんですけれど、総務委員会で十二分にやっていただけるということでございます。これは割愛さしていただきます。 まず、23ページの裏側ですか、総務管理費のいわゆる調査委託料、これはどのようなことを調査、またこれを何に調査されて反映させられるのか、これをお尋ねしたいと思います。 それから、総合福祉会館の整備計画の委託料450万円。これ、先ほど福祉5法ですか、これをすべて網羅した形のものに聞き及んだんですけれども、そのとおりなのか。と申しますのは、そうした福祉5法すべてを網羅されたものを建設するお考えであるならば、これは非常に結構なことでございます。しかし、そのような形にもなりますと、規模の点にも少しく、またこの調査費で十分なのかということもお尋ねしたいわけであります。 それから、小学校の用地買収でございますけれども、これがなぜ歳入見るに補助対象外となっているのか。今現在、大都市圏におきまして……。市長、聞いといてくださいね。大都市圏においていろいろ空き教室のみならず学校の統廃合が行われている現在、これは単に大都市のみならず、既に衛星都市にもその波及効果が出てまいっております。本市にあっても、今まで人口は増の一途をたどってきたわけでありますが、ここ二、三カ月、死亡、転出が多く、出生、転入が少なくなり、人口が少し減の状態。これを一時現象としてとらえられるのか。まして、人口よりももっと問題にしなければならないのは、学校に関しては対象の児童数であろうかと。こうした段階において、今他の議員の答弁を聞くに、現在この小学校を設立する影響を受ける小学校は、さほど現在ではピークからややそのピークが下がってきておるわけでございます。そして、これを設立なさる平成7年度において、これら影響を受ける小学校の児童数の激減をどの程度に把握しておられるか。これが、まずお尋ねしたいと思います。 また、国が補助対象外に外すには、それなりの人口の統計調査、あるいは学校の教育においての文部省とのいろいろな関係もあり、あえてそれに逆らって学校を増設するとなれば、用地買収ですら27億5,000万円でございます。これが、国、県の見通しとして今後どうしても取り組まなければならないものであるならば国の補助対象であろうと思います。それを逆らってまでこういう形を設立なさるお考えについて、私ならばまず中学校のいわゆる過大規模──大規模じゃなくして過大規模である、この解消が吉原議員のみならず私もそちらの方が緊急ではないか。先ほどの答弁を聞くと、小学校区を決めてからという形の教育事務局長の答弁でありましたけど、絶対それでなければならないのか。この点について、市長のお考えをお尋ねいたします。 それから、長期総合計画につきまして、市長はいろいろな機会をとらえましてこれに真剣に取り組んでいただけるように聞いておりましたが、この補正予算においては都市基盤の整備、そういったもので上がってきているいわゆる都市計画の費用が、当初補正予算の前の額から見てわずか1%にも満たないのであります。あなたの姿勢と、この補正予算に出された形のものの数字から見ると、まことにそれに取り組む姿勢が消極的であると言わざるを得ないと思います。9月以降どのような形で取り組まれるのか、それについてもご答弁を願いたいと思います。 特に、先ほどの世論調査委託料、これと総合福祉会館との整備をされる考え方の中に、あなたは「私は私の考えを持っている」と、これは都市計画であったわけですけども、「しかしながら、一般住民の方々のお考えも参考にしたい」という形であるならば、まずアンケート調査としての──これに対しては私はいいと思う。しかし、これらを建てられるについて、県に対してもどのような形で取り組まれるのか。例えば、老人福祉会館をA型にするならA型、B型にするならB型、こういった点に県の折衝もあった上での、ここに挙げておられたのか。それが全く白紙の状態であるならば、これ、本年度中にこの予算消化も非常に時期的にいろいろ。というのは、アンケート調査をやったりいろいろしたり、そうした中でこれに取り組めるのかどうか、私は非常に危惧するわけであります。その辺について、的確にご答弁をお願いしたいと思います。 以上。 ○議長(田中信好君) 瀬田市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 一度にたくさん申されましたので、ちょっと整理がつきかねておりますけれども……            (5番廣瀬哲臣君「議事進行、議長」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 一度にたくさんの質疑で、的確に整理ができてないのであれば、整理できるまでお待ちさしていただきます。休憩してください。 ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後5時33分 休憩            午後6時18分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 それでは、先ほどの廣瀬哲臣議員の質問に対して、市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) では、先ほどの廣瀬議員からのご質問にお答えいたします。 消防団の位置づけについてのご質問でございましたが、現在本市消防団の現状では、5つの分団、団員数123名で、水災害、その他あらゆる災害の防御に当たるとともに、訓練、調査、広報にと広く活躍をしていただいております。そして、平成元年4月1日、広域消防として発足した香芝広陵消防組合本部及び隣接する広陵町消防団との連携を密にしていただきまして、地域防災の中核としてあらゆる災害の未然防止にと、重要な役割を果たしているものでございます。今後も当市としてこれは必要と考えております。 次に、世論調査でございますが、この調査の目的は市民の定住意識や居住地域に対する考え方、また市政に対する要望などを把握するとともに、社会福祉についての市民のニーズを把握し、行政の参考資料とするものでございます。福祉関係の調査結果においては、今後計画されている総合福祉会館の建設に向けて、市民意向の基礎資料とさしていただく予定でございます。 次の3番目の総合福祉会館の問題でございますけれども、これは福祉5法をすべて網羅することは考えておりません。仮に老人福祉法に関する施設で、国の補助対象施設としては特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、老人福祉センター、老人憩いの家、老人休養ホームなどあるわけでございますが、広域的な観点で行うもの、また民間が行うもの、市が行うのが最も適切と考えられるものと、いろいろあるわけでございます。現在福祉センターを含む住民意識調査を中心とした民意を十分に反映できる施設としたいわけでございます。これは先ほどの世論調査の中に含まれております。それから、国の補助金の手当ては、現時点ではできておりません。地域福祉推進特別対策事業債、充当率75%については、当局へ話を所管課が行っているところでございます。 それから次に、小学校の用地に対する補助金でございますけれども、これは母体校が大規模で31学級以上ないと用地の補助金が出ないということでございますので、志都美小学校につきましては18学級でございますので、対象外となっております。平成7年度における新設校、いわゆる旭ケ丘、仮称としますと、平成7年度で15クラス、児童数では約480人の見込みをしております。志都美校では11クラス、300人、そのような推移になっております。 それから、中学校の場合、母体校となる香芝中学校は現在31学級であるので、過大規模校として用地費に対する補助の対象となるものと考えております。 なぜさきに中学校をやらないかというお尋ねでありましたが、小学校の校区を決めないと中学校をつくることはできないという制約がございまして、それと中学校の敷地が3万平米必要である、小学校ですと2万2,000平米ということから、用地の確保ができたのが小学校用地でございます。現在中学校の用地を物色中でございます。 それから、各小学校の生徒数、クラス数の推移でございますけれども、下田小学校では平成4年では27クラス、781名、平成5年ではやはり27クラスで820名、平成6年では27クラス805名、平成7年で27クラス821名、大体横ばいでございます。それから、志都美小学校、平成4年18クラス、562名、平成5年18クラス、562名、平成6年18クラス568名、平成7年18クラス、571名、このような推移をたどる予定でございます。それから、香芝中学でございますが、平成4年度では34クラス、1,175名、平成5年では33クラス、1,174名、6年では34クラス1,185名、7年では34クラス1,220名、大体横ばいの推移をたどる予定でございます。 それから、最後の都市基盤整備でございますけれども、都市計画費で1%の補正にすぎないではないかということで、9月議会でどのように考えているかという質問でございますが、これは都市計画事業については、本年度は既に内示もあり、その拡大は非常に難しいと思われます。平成5年度においては新規事業と今までの継続事業費の拡大、増額に向かって県並びに上級機関に強く要請していきたい、かように考えております。 終わります。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) ただいま事細かにご答弁いただいたわけでございますけれども、これらにつきましてはまたそれぞれの付託の委員会で十二分に審議していただきたいと思いますけれども、少しく私の質問の意図と反するもの、またその根拠となったものをお尋ねしたいと思います。 1番初めに、順番は後先になりますけれども、小学校の児童の推移のこの数字を上げられた根拠はどのような形のものなのか。まず、それ第1点をお尋ねしたい。 それから、その答弁の中に、小学校区が決まらないと中学校は建てられないと言いますけれども、本市のどこで小学校区が定まってないのか、私は旭ケ丘の小学校を建てるよりも中学校を優先せよといえば、今現在下田小学校なり二上小学校なり志都美小学校の校区というものは決まってるわけです。小学校区が定まってないというのはどのような考えなのか。どうしてもこの新設というものを頭に置いてしか物が考えられないのか。この点を聞いたわけで、これは再質問という形でとってもらっては困る。 それから、1番初めは常備消防、あるいは消防団、これは非常に消防団の方の自分の命をも顧みず、人の生命なり財産を守っていただくと、それらに対してのいろいろな補償であります。しかしながら、これが一部の地域の人たちによって維持されてないのも否めない事実であります。一例を挙げますと、市長のお住まいであります西真美にそういった消防団ございますか。香芝市民がひとしくその任務を分けるならば、今後その取り決めをどのようにお考えなのか、それが位置づけであります。現状の報告を私は伺っているのではないのです。私は今市長が答弁されたことはすべて承知しております。はっきり申し上げときます。消防団にあっては香芝広陵お互いに行かないと、しかしあなたの答弁は、両方連携を密にしてと答弁であります。これは全くその事実はございません。この点についてどのようなお考えなのか、再度的確なる答弁を求めるものであります。 次に、福祉会館の考え方であります。あなたは都市計画の審議会において、私の考えは持っているんだけれども、まだそれを固めていないんだと、住民のニーズ、それに関しての世論調査は、私はこの補正に組まれてこられたのは適切な考えであると思います。しかし、今述べられたのは、福祉5法をすべてを取り組まないんだと、じゃあ何と何とを取り組むわけですか。その考えが定まらない間におきまして、どのような調査の項目を定めていくのですか。それすらも日数はたつわけであります。それから、質問事項なり設問、それらをすべてつくるだけでも2カ月はかかるでありましょうし、またそれを無作為にどのような規模でアンケート調査をなさるのか。それによって、またこれの回収においても最大限あなたの言われるとおり、最小限の費用をもって最大の効果をなされるならば、これは真剣に取り組んでいただかねばならないとなれば、これまた2カ月、3カ月は当然であります。そして、その住民のニーズ、あるいは議会議員の意見、これらを取り入れられて、どういう形になろうかというときには、もう既に県の予算等のあなたの要望なりそれらは、既に過ぎてしまっている点を私はご指摘申し上げているわけであります。これら日数的に無理であると、にもかかわらずここに450万円という調査委託料を出してこられたわけであります。これの根拠が、私が危惧するわけでありますけれども、あなたはどんなことあってもこの予算消化をなさると、責任を持ってなさると言われるならば、その日数の、いわゆる詳細にどのようにお考えなのかをご答弁いただきたい。 以上であります。 ○議長(田中信好君) 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) ただいまの小学校区が決まらないと中学校ができないということにつきましては、教育委員会の事務局の方から説明させていただきます。 それから、消防団につきましては、おっしゃるとおり新しい団地には消防団が結成されておりません。これは西真美だけではなく、新しい新興団地には皆ないと私は聞いております。これにつきましては、総務部の方でいろいろ検討してくれておりますので、総務部の方からも説明さしていただきます。            (5番廣瀬哲臣君「ちょっと答弁待ってもらいたい。議長」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 総務部長とかそういう方々は現状の報告であります。私は、これからあなたがどう取り組んでいかれるかということであります。新興住宅にはございませんと言われるけども、どの辺を新興住宅にされるかそれは別として、東良福寺ございます、あるでしょ、それを今の現状の報告を私あなたから改めて聞くまでもなく、全部承知さしていただいてます。そのないのに対してあなたがどう取り組んでいくのかと、それを聞きたいわけです。だから、これ総務部長なり小学校区どうのこうのと言われるけど、あなたの考え方の中にないと、香芝に小学校区が定まってないところはどこもないんですわ。家1軒なりありますか、小学校区が決まってないのあったら言うてくださいよ。小学校区が定まってないからそれはできませんと、その答弁がおかしいんです。こんな答弁やったら、私はこれから再度の質問もできません。議長、こんな答弁何ぼ聞いてもあかん。 ○議長(田中信好君) その2点について、瀬田市長、答弁。            (5番廣瀬哲臣君「その2点と違う、さっきから質問何回もさしてもらってますやないか、2点だけと違いますよ、今あえて2点が余りにもおかしい答弁やからご指摘さしていただいた」と呼ぶ) 廣瀬議員に申し上げます。今質疑をしている問題は付託をされる、これから付託をされて委員会で十分審議をしていただく内容のものでございますので、ここで十分納得得られない答弁もあろうかと思いますが……            (5番廣瀬哲臣君「それは議長おかしい」と呼ぶ)            (14番清水一雄君「議事進行」と呼ぶ) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 総括質問を行うのは、所管でないから十分に時間の許す限り総括質疑をやるということでございます。なければ、あとは所管の委員会でまた再度詰めていくわけでございますけれども、今の議長の判断は、私はもう一度考慮し直してほしいと思います。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 私もその点はっきり言うときますよ。私2度のまだ質問と十分にかみ合うてないから再質問と違うとご理解いただきたい言いながら、ご指摘申し上げている。まだあと2回やらしてもらわないと、私の議員としての立場がないですよ。議長からそういう形で、もう付託するからてね、私その委員会に入ってたらもっとやりたいですよ、細かいことまで。市長の方針を聞いているのであって、現況の報告なんか私聞いているのと違うんですから。その方針を述べてもらわない限り私の質疑と答弁絡みませんやないか。そうしたら、付託を受けられた委員長なり、私の質問の答弁があって、再度そこらの詳細にわたってかみ合うた形ができないと思います。そういうことでございます。 ○議長(田中信好君) 質問者の意向をくんで、市長の今後の取り組みについてという考えを答弁いただきたいと思います。 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 中学校につきましては、先ほども申しましたように、これからの用地を探しまして、積極的に取り組んでいきたいと思います。 旭ケ丘小学校ができますと、そこに校区ができますので、それから志都美をそこに入れるのか、そういう意味でございます。そういう校区ができてから中学校を建てる、こういうことでございます。 消防団の取り組みについては、私はまだ現状を十分把握しておりませんので、検討課題とさしていただきたいと思います。 それから、福祉会館につきましては、先ほど申し上げましたように、福祉5法を取り組むかとは考えておりませんけれども、その中で住民のニーズをとにかく聞き出さないといけない……            (5番廣瀬哲臣君「だから、時間的に無理と違うかというのが僕の質疑」と呼ぶ) 時間的無理とおっしゃいますのはよくわかりませんが、とにかくよく調査をして住民のニーズを聞いてから、それからとりかかっていきたい、かように考えております。ですから、時期的なものはまだ決めておりません。いろんな調査項目がございますけれども、香芝市の今の位置がどこにあるか、それから人口動向、都市化の動向、福祉行政の方針、これからの問題です。それから、現状の福祉施設の状況や活動の実態についても調べる必要がある。それから、福祉施設の現状とか利用状況とか福祉活動の実態とか、何が不足しているのか、不足している施設の整理もやっていかないといかんと、それから福祉施設の課題と問題点、福祉活動の課題と問題点、いろいろ調査項目がございますし、作業項目がございます。そういうことも含めていろんな調査をやった上で、福祉会館のアウトラインを決めていきたいと、かように考えております。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) その数字を上げられた根拠というのは全然聞いてない。私の質問に対しての答弁抜けがあります。 ○議長(田中信好君) 小学校の生徒数の推移に対する根拠、これに対する答弁。 ◆5番(廣瀬哲臣君) まだここに反論するだけの資料持ってますよ。中途半端なこと勝手に答弁してもろたら困る。 ○議長(田中信好君) 市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 生徒数の学年進行による数値につきまして、住宅建設戸数に対する需要の発生率0.28を乗じて推定をしたものでございます。国の発生率は0.45でございます。市の現状の発生率は0.28でございます。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) ただいまの答弁は全然かみ合ってない。あなた今0.28と言われました。じゃあそれであるならば、住宅の建設の戸数がどのように伸びてきて、いわゆる旭ケ丘の、あるいはその周辺の戸数がどれだけ伸びてきて何戸数ぐらいになっていくんだという、まずその根拠を出して、0.28というのは、これは三、四年前の資料でしょう、今現在0.25ですよ。それ一つ取り上げてもそういう形のものでない。 それから、先ほどの答弁の中で、私は現状を把握していないと、把握してもらわな困ります。しかし、百歩譲って把握しなかっても、これからあなたがどう取り組むかという形のものは言えるでしょう。どこにどの消防団があって、何人の隊員がおって、それを聞いてるんじゃないんですよ。あなたがこれから香芝全体の消防団をどういう形にしていくのかと、これをお尋ねしてるわけです。となれば、これからの問題だけと違って、本町香芝町時代における常備消防がどのような経緯で設立されたか、これらあなたが所管の部長なり、ときによってはその課長、十二分なヒアリングをして臨んでいただきたいと都市計画で申し上げてまいりました。全然やっておられないと、ある部分についてはやっているけど、しかし本会議に臨むあたり、そのような答弁を繰り返されると、私に対しての答弁の誠実さではなくして、議会軽視も甚だしいと言わざるを得ないのであります。再度私の質問をお聞きの上、整理していただいた上で答弁を受けない限りは、私としてはその答弁を答弁として認めるわけにいかない。上げてきた形の根拠は全く、その根拠としての体をなしていない。これは一例ですよ、住宅問題の戸数なり、これらについては所管の部長がちょっちょっと答弁されたらよろしい。だけど、こういう形だからと、私の言ってるのは、小学校を今建てるより中学校の方が大事ですと、旭ケ丘小学校を建てようとするから校区変更が出てくるわけでしょう。この480名ですか、これであれば北今市の一部を校区変更していかなければならないわけです。そういう答弁があると、北今市の方々に校区変更すると、あなた方が考えてる当初の目的が達成できるのかと、そうじゃないでしょう。これから今それだけのお金を、市民の血税です。まだ用地買収で27億5,000万円です。これが償還時においてどのような形で、国庫支出金なら目的があります。幾ら入ってきたかわかるわけです。しかし、これの償還において何%か交付税で見返りなんです。そうすると、その交付税の中にそれが事実入ってるか入ってないか、色がついてるわけではないわけです。わからないわけです。だから、それまでの巨大な経費を使って小学校を建てる必要があるのかないのか、ここに論議を持っていってるわけです。あなたはその私の意図を全く察知されないで幾ら答弁なさっても、今この小学校の問題だけを取り上げてもかみ合わない。私はまた吉原議員の名前まで挙げてあなたにわかりやすく言ったつもりです。過大規模の香芝中学の解消が優先ではないかと、2万1,000平米ならあるけど3万平米はございませんと、じゃあ、なければあそこに永久に中学校を建てる気もないのだと、それがあなたの姿勢として堂々と言われるなら、市民も公約違反というような形で、あなたに対しての批判も出てくるわけです。私たち議会議員は、あなたの公約をそのままああそうですかということで、追及もなくして議会議員の務めはおけないわけです。この真意をくみとっていただきたい。善意にとっていただきたい、悪意でなくね。これが議会議員の我々の務めなんです。それに答弁できないようでは、我々議会これ進められない。きょう初日ですよ、これが前に行かなければ、はっきり申し上げて、きょうここまで提案されてきたこれら準備不足であると、議会軽視も甚だしい、我々議会議員、非常勤でありながら公務最優先で、朝9時からここに集まってるわけです。その答弁がかみ合わないならば、我々がここへ来たことが無になります。議会軽視ということは、そういうことを指して言うわけであります。真剣に取り組んでくださいよ。まだあなたがわからない数字とか、そういうようなのは所管の説明を受けられたらよろしい。しかし、これからあなたがどう組むかの姿勢は、堂々と自信を持って香芝市民にあなたの意思を表明する義務があるんです。それが市長たる責のものでありましょう。勉強不足だ、整理ができませんとか、そういう形で私の質問を、場合によってははぐらかしていると、これまでとれるわけであります。この点について明確に答弁していただくまでは、我々議会議員深夜になっても待ちます。過去において待っていただいた事実もあります。答弁いただくまで議長よろしくお願いします。            (14番清水一雄君「議事進行」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 今の廣瀬議員の質問に、消防団の問題については、市長は答弁されるのもよし、しかし学校問題については、まず教育長の所管であるので、教育長から答弁をさせることにされてはどうかと私思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田中信好君) それでは、消防の今後の考え方、非常勤消防に対する考え方に対して、市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) 消防団につきましては現状を把握した上で、もう少し拡大していきたいと私は考えております。            (17番飛鳥誠市君「議事進行」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) 議事進行ですか、飛鳥誠市君。 ◆17番(飛鳥誠市君) 議長、一回ここで、教育長答弁されると思いますけどね、また間違ったことで答弁されるならば、余計議会が紛糾しますので、的確に市長なり教育長お答え、後から、休憩していただいてお答えにしろ、一回議長休憩とられて、本当に廣瀬議員の納得のいくような答弁なされたらどうですか、私提案したいと思います。廣瀬議員も深夜になっても的確な答弁を受けたいと、こうも言ってられますのでね、ひとつ廣瀬議員の熱意あるこの質疑を理事者も受けとめられて、議長ひとつ、私も待ちます。また議員諸侯も待ってもらえると思いますので、再度一回休憩してもらって、議長も含めて意見調整していただきたい、かように思います。 以上です。 ○議長(田中信好君) 議事進行について、清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 廣瀬議員や飛鳥議員に言葉を返すわけじゃございませんけれども、私は教育学校施設の問題については、ここでもう幾ら休憩して協議を願っても、的を得た答弁は市長には得られないと私は判断した上で、やっぱり教育問題は別でございますので、市長はまちづくりの計画をする立場で、一応計画したものを教育長に任されまして、教育長は別にそれを執行していかれるという立場から専門職でございますので、そのように取り計らっていただく方が議事もスムーズに進むんじゃないか。私は廣瀬議員も飛鳥議員も、おっしゃることはよく理解できます。しかし、このままじゃいつまでたっても同じところで車が足踏みしているだけであって、空回りしとるだけであって、前へ進まないということから、この辺で議員諸侯のご理解をいただいて、特にご本人にご理解いただいて、そうされる方がいいのと違いますか。私は提言します。でも、そこは議長の判断によって、飛鳥議員の議事進行、あるいは廣瀬議員の意思を十分尊重していただきたいと思いますよ。            (「ここでちょっと休憩してください」との声あり) ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後6時55分 休憩            午後8時32分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 休憩前に廣瀬哲臣議員から質疑がございました点に対して、瀬田市長、答弁願います。 学校問題に対しては教育長から答弁いただきます。 ◎市長(瀬田道弘君) 答弁さしていただきます。 まず、消防団の位置づけについてでございますが、まず私といたしましては現状を把握いたしまして、現在の状況がいろいろ消防団の運営にもさまざまな要素を含んでおるように思われます。ですから、現状をまず把握して、それから検討をさせていただきたいと思っております。 それから、福祉会館の調査費でございますけれども、まず基本調査をとにかく年度内に行い、そしてできる限りの努力をしていきたいと思っております。 ○議長(田中信好君) 教育長、答弁。 ◎教育長(奥嶋岩一君) 学校建設につきましてお答えをいたしたいと思います。 新設の中学校が小学校建設よりも急務ではないかと、こういうご指摘であろうかと、かように思うわけでございます。ご指摘のとおりでございまして、香芝中学校におきましては、現在普通学級が31クラス、そして障害児クラスが3クラスと34クラスでございまして、生徒数におきましても1,175名と、こういうような状況でございます。こうしたことから、過大規模校と、このようになっておるわけでございます。こうした中で、中学校の新設につきましても、何とか敷地の確保を図りたい、こういうことで今日まで何カ所かの候補地を検討を加えてまいっているところでございますが、まだ用地買収、あるいは敷地の決定には、段階には至っていないのが現状でございます。何分にも中学校の工事につきましては、敷地におきましては約3万平米の有効面積が必要となってまいろうかと思うわけでございます。どうしてもそこらの面積の確保という点につきましては、大変苦慮いたしているのが現状でございます。またしかしながら、こうした中学校の過大規模校でございますので、早期解消を図っていかなければならない。こういう中で今後さらに一層新設校の用地の確保に最大の努力を払ってまいりたい、かように考えておるところでございます。 また、旭ケ丘地域におきますところの旭ケ丘小学校の新設でございます。これらにつきましても、旭ケ丘区画整理事業の仮換地の供用開始も近く行われると、こういうような状況でございますし、またそうなってまいりますと、志都美小学校区で、いわゆる生徒一同を受け入れていかなければならないという状況もございますし、また現実におきましては、志都美校区におきましても住宅開発が進んでいるわけでございます。そうした形の中で、今日まで児童数が増加をいたしまして、教室の、いわゆる校舎の増築もいたしてまいったわけでございます。しかしながら、志都美小学校区におきましては、小学校の敷地におきましては、大変敷地全体が、市内の小学校から行ってみますときに、かなり狭隘の状況があるわけでございます。今日までも議会におきましても、いわゆる遠隔地であるための、いわゆる対応策をどう考えているのかという点にもご指摘もいただいてまいったわけでございますし、また志都美小学校の用地の確保につきましても、ご指摘をいただいてまいっておるわけでございますが、しかしながら小学校の周囲におきましては、私道なり、あるいは里道等もあって、なかなか用地の確保も困難な状況でございます。こういった中から、年々児童の増加もございまして、現状におきましては、運動場におきましては児童1人当たりの面積が5.87平米と、大変市内でも一番狭隘の状況でございます。こうしたことから、子供たちが運動場で体育なり、あるいは放課時間におきましても、大変狭隘の中で子供たちが運動いたす状況から、接触することもあるわけでございます。小学校におきましてもやはり早期に建設をしていかなければならない。こういうことで今回この予算の中に小学校の用地の取得予算を計上さしていただいているところでございます。今後はさらに中学校におきましても、早期解消を図るための最善の努力をとってまいりたいと、かように考えておりますので、ご了解賜りたいと思います。 ○議長(田中信好君) 廣瀬哲臣君、それでよろしいですか。 廣瀬哲臣君。 ◆5番(廣瀬哲臣君) 付託案件でございますので、あす総務委員会ございます。そういった形でいろいろとご審議いただきたいと、かように思います。 ただ1点だけ、消防団については、先ほど市長は団の組織を拡大していく考えである旨言われ、今検討課題だと、この答弁の後退について、これは少しく問題があるので、これに対して、どういう形で変えられたものか、これも踏まえて、総務の付託案件としてよろしくお願いしたいと思います。かように思います。答弁が後退してるのは、これは事実でございますので。よろしくお願いします。 ○議長(田中信好君) 付託案件でございますので、廣瀬議員の質問内容も委員会で十分審議をしていただきたいと思います。 ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 続いて、民生水道委員会に付託を予定しています報第7号、議案第36号について総括質疑をお受けします。 藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) 報7号でございますけれども、皆さんのご努力によりまして、不足額が4,569万円となっておるんですけれども、平成2年度が1億5,000万円ほどの不足額というふうなことでなってたんですけれども、国民健康保険財政、それでいきますと、1億1,000万円ほどの平成3年度は黒字になってるわけなんです。この黒字からしますと、今年度もまた黒字にはなると思うんです。そうしたら、その点で黒字額が今年度も5,000、累積も黒字になると思うんです。そういうふうな黒字のお金は国保料に値下げしたり、そういうようなことができると思うんですけれど、その点についてお考え、どういうふうに考えておられるか。 ○議長(田中信好君) 民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) 先ほど数字的におっしゃっていただきました。全くそのとおりでございます。おっしゃるように、単年度におきましては黒字を、出ておるわけでございますが、とりあえずは累積といたしまして4,569万円の赤字を依然として持っておるわけでございます。仮定いたしまして、来年度これ以上の額が単年度黒字になると、当然に累積も黒字になるということは当然のことでございます。しかしながら、私どもといたしましては、その年度によりまして医療費の動向等によりましては、まだまだ危険性があるというふうに思うところでございまして、とりあえずは健全財政の立て直しに努力をいたしてまいりたいと、そしてその次に健康保健維持のための保健施設事業というものを行ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) 健康管理維持というふうなことで、具体的にはどういうふうな形で今後考えられているんかどうか、その点についてお聞きしたいことと。 もう一つは、議36号なんですけれども、国庫支出金が3,200万円カットされているんですけれども、その部分の内容がどのようなものであるのかどうか。そして、このカットされた部分がどのような形で補充されていくのかどうかお尋ねいたします。 ○議長(田中信好君) 民生部長、答弁。 ◎民生部長(奥山誠次君) まず、第1点目の国民健康保険の健康維持指導事業でございますが、高齢者保健指導事業でございまして、65歳以上の高齢者に対しまして健康調査を行い、それらのデータを分析しながら健康保持に努めるべく指導を実施してまいります事業と、もう一つは総合データバンク事業でございまして、健康管理データバンクの整備を行いまして、年次的にそのデータを蓄積し、健康教育等の活用を行っていきたいという事業でございます。国の補助事業にもなるわけでございまして、ただいま県を通じまして国の方へ採択をお願いをいたしておるところでございます。 次に、補正第2号の点でございますが、これは財源振り分けで、国庫支出金が減額をされておって、一般財源として2,767万円ということで、一般管理費の方へ財源内訳を行っておりますが、これは交付税措置を受けて、従前は国民健康保険特別会計の人件費に対する事務費負担でございましたが、平成4年度からは交付税に算入されるということでございますので、財源内訳を変更さしていただくための補正でございまして、減額をしたものではございません。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 続いて、建設経済委員会に付託を予定しています報第8号、議第37号から議第39号について総括質疑をお受けします。 ございませんか。 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 簡単にお尋ねいたします。いつもながらの問題でございますけれども、この私、議第38号契約問題でございます。議第38号、議第39号についてお尋ねします。 いつもながら各社何社かを形式的に指名し、そして契約されるのはいつも奥村、村本でございます。そこで、この指名競争入札といいながら、いつも同じ業者になるということは、業者談合されている懸念が私はあると思います。この点について十分所管が調査されて、その点を、そういうことのないように配慮の上で入札をされておるのか、これをお聞きしたいわけでございます。 そしてもう一つ、後になりましたけれども、設計金額の何%で落札されたか、これが市長は申されてなかったと思うので、この点をお聞きいたします。 それから続いて、その答弁次第では再度質問をさしていただきます。 ○議長(田中信好君) ただいまの質問に対し、竹嶋都市事業部長。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) まず、1点目の毎回奥村ないし村本ではないかと、同じ業者でないかというご質問でございます。本事業の執行に当たりましては、適正かつ円滑な事業を行う、これはもちろんのことでございます。本市におきましては建設工事請負選定要領がございまして、原則といたしましては競争入札を行っておるわけでございます。その指名に当たりましては、選定委員会というものを開いた中で、今回のこの事業につきましては、事業の性質上、あるいはまた過去の実績等勘案の中で、7社ないし8社を指名しておるわけでございます。村本あるいは奥村と同じ業者が毎回あるではないかということでございますので、これらにつきましては企業の努力の結果ではなかろうかと確信しているところでございます。 また、2つ目の請負率でございますが、308号工事につきましては97.94%、それから次の402号工事につきましては97.72%でございます。 ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) いつもながら同じようなパーセンテージで落札されておるということと、そして私は選定に欠陥があるのではなかろうかと思うわけでございます。いつも同じメンバーで組まれておって、いつも落ちる業者は決まっておると、そういうところにもっと着眼点を変えて、業者選定を変えていく必要があるのではなかろうかと思うが、この点についても答弁願いたい。 そして、私は恐らくこれは業者間に何かがあるんだろうと私は思いますけれど、工事の円滑のために十分選定しておると申されてますけれども、そうじゃないと、選定においては粗雑であると、大手の業者の入札だけじゃないと思う。香芝市内の業者の入札にも私は問題が出てくるのではなかろうかと、談合については。私はそれを危惧するものでございます。こういう点について、そこで市長にお尋ねしたい。私はこういう問題を今後どのように取り組んでいかれるのか、市長の所見をお尋ねしたい。 以上、答弁願います。 まず、竹嶋部長にお願いします。 ○議長(田中信好君) 竹嶋都市事業部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 今回の業者の選定に当たりましては、先ほど申しました選定要領によりまして、工事金額が1億8,000万円以上につきましては、奈良県の土木部で設けておられます工事請負資格審査要領の特定企業という業者を8社ないし……            (14番清水一雄君「議長、発言中ですけど、僕そんなこと聞いてません。それはあなたが県で決められた基準を言うとるだけでしょ。議長」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) 清水一雄君。 ◆14番(清水一雄君) 私はそんなこと聞いてないですよ。いつ入札やっても同じ業者に落ちるから、メンバーを変える必要があるのではなかろうか、そういうところへ着眼を持っていくのが一つの考え方と違うかということを聞いてる。それについてあなたが答弁しなさい言うてるんです。 ○議長(田中信好君) 竹嶋部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 今回の業者の内容を変える必要があるんではないかというご質問かと思いますが、これらにつきましては過去の実績等踏まえた中で選定をしておるというのが現状でございますので、御了解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(田中信好君) 入札の基本的な考えについて、瀬田市長、答弁。 ◎市長(瀬田道弘君) この入札につきましては、香芝市建設工事請負業者選定要領にしたがって、厳正に、かつ公平に取り組んでまいる所存でございます。 ○議長(田中信好君) 清水一雄君の3回目の質疑をお受けいたします。            (19番西村忠一君「ちょっと議長」と呼ぶ) ○議長(田中信好君) はい、議事進行、西村忠一君。 ◆19番(西村忠一君) 3回目を受けますてね、質疑は2回なんです。 一般質問は3回です。質疑は2回ですから、特別に認めます言うならともかく、3回目を認めるというのはちょっとこれ訂正してほしい。 ○議長(田中信好君) 議長の手違いでございます。特別に質問がかみ合ってないということで、質疑を許します。
    ◆14番(清水一雄君) それでは、議長の特別の許しを得まして、私の質問の意図するところを的確に答弁願えないので、私は再々度質問いたしておるわけでございます。いろいろと竹嶋部長は、その請負業者のいろいろと実績やそういうものを、そんなことを聞いてるんじゃないんですよ。あなた私の質問わかってるんですか、意味が。いつでも同じ業者に落ちるから、今度組みかえのところに着眼点を置いたらどうかと言っている。それに対して、選考委員長、助役の答弁を議長もらってください。 ○議長(田中信好君) 助役、答弁。 ◎助役(先山昭夫君) 先ほど指名審査の厳正化という問題でご指摘がございました。ご指摘のように、指名に当たりましては公正で、かつ的確に行われるようされておりますのが、指名競争入札の最も基本でございまして、ご指摘のとおりであろうと思います。本市におきまして、特定業者が今日、今の例からいたしまして落札をしておると、こういうような結果がありますけれども、先ほど部長の方からご答弁を申し上げましたように、これは公正に入札されたものであって、それぞれの企業努力の結果であろうと、このように受けとめております。今後、こうした皆さん方に誤解を招くことのないように、なお一層入札指名に当たりましては厳正かつ公正に扱ってまいりたいと、かように思うわけでございます。 ◆14番(清水一雄君) 議長、最後に、私はどうしてもこの答弁には納得いきませんので、付託される所管の委員会では、もっと詰めた質疑をお願いしたいと思います。それを要望して、私の質問を終わります。 ○議長(田中信好君) 付託案件でございますので、質問の要旨を十分踏まえた中で、委員会で取り組んでいただきたいと思います。 ほかにございませんか。 藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) 入札価格の、2つとも97%でしたか、そこらのかなりの高い入札価格になってるんですけど、予定価格よりも、これまで市内業者の場合はどれぐらい、97%までいってるのかどうか、平均してどういうふうな入札価格、市内業者の場合、どうなんでしょうか。1億8,000万円以下の仕事……。 ○議長(田中信好君) 入札金額に対して、議第38号の方は97.94%。 議第39号に対しては97.72%、こういう数字になっております。それで了解。 藤本みや子君。 ◆4番(藤本みや子君) これ一応そういうふうなパーセントなんですけれども、かなり高いと思うんです。それで、今まで1億8,000万円以下の分の仕事の場合だと94%とか、そこらになってるんですけれども、この大きな工事の場合は価格が高いというんですか、なぜこれほど接近できるのかどうか、そこら出し方によって、もう少しできなかったものかどうか。余り高いのではないかなと思うんですけど、この価格。その点どうなんでしょう。 ○議長(田中信好君) 竹嶋部長、答弁。 ◎都市事業部長(竹嶋将君) 率から申しますと、平均的な数字ではなかろうかと、また高いからいい、安いからいいというのではなく、設計に合わせた落札金額ということで考えております。もちろん入札に当たりましては、予定価格、さらには入札書類比較価格等入れた中で入札を行っておるのが現状でございますので、妥当ではなかろうかと、かように考えている次第でございます。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 藤本議員はもう2回質問されて、しかも清水議員から質問も出ている契約の内容でございますので、委員会で十分やっていただくということを前もって申しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 委員会付託 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、委員会付託を行います。 議第29号から議第35号については総務文教委員会、報第7号、議第36号については民生水道委員会、報第8号、議第37号から議第39号については建設経済委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようですので、それぞれ各委員会に付託することに決します。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 明日26日総務文教委員会、29日民生水道委員会、30日建設経済委員会となっております。議員諸侯には各委員会の付託案件について慎重審議、よろしくお願いいたします。 来る7月1日及び2日は一般質問が日程になっておりますので、議員諸侯の格段のご協力をお願いいたします。 本日これで全部日程が消化したわけでございますけれども、議長の不手際で時間延長の末、大変遅い時間まで手間取りましたこと、深くおわび申し上げまして、本日はこれにて散会いたします。                              閉議 午後9時00分...