生駒市議会 2023-09-06
令和5年第4回定例会(第3号) 本文 開催日:2023年09月06日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時0分 再開
◯吉村善明議長 おはようございます。ただ今から令和5年生駒市議会第4回定例会を再開いたします。
本日の会議につきましては、報道関係者と事務局職員による写真等の撮影を許可いたしておりますのでご了承願います。
開議に先立ちまして、今期定例会で委嘱に同意いたしました生駒市
法令遵守委員会委員を紹介し、挨拶を受けます。
生駒市
法令遵守委員会委員として、八木正雄さん、渡邊賢さん、中西伸之さん、以上3名を代表して、八木正雄さんから挨拶を受けます。
(八木正雄さん 登壇)
2 ◯八木正雄さん 皆様、おはようございます。ただ今ご紹介いただきました八木と申します。生駒市法令遵守委員会の3名の委員を代表いたしまして、私から一言ご挨拶申し上げさせていただきます。
この度、議会の皆様方から生駒市
法令遵守委員会委員としてのご同意をくださいまして誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。改めてその責任の重さを感じているところでございます。
本市におきまして
法令遵守推進条例が制定されてから早いもので16年になります。この間当委員会におきましては、適正かつ効果的、効率的な制度運営を実現するために微力ではございますが、尽力してまいった次第でございます。引き続き市民本位の開かれた市政の運営を推進するために、市民の皆様にご理解いただけるような、公正かつ透明性を確保したルールの確立をすることができるように委員一同努めてまいりたいと考えております。議員の皆様方におかれましては、今後ともご指導、ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げまして、甚だ略儀ではございますが、私のご挨拶とさせていきたく存じます。
本日はどうもありがとうございました。
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◯吉村善明議長 挨拶は終わりました。ただ今紹介し、挨拶を受けました3名におかれましては、専門技術性、公正中立性を発揮願い、市民福祉の向上と市行政の発展にご尽力を賜りますようお願いを申し上げます。
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午前10時3分 開議
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◯吉村善明議長 これより本日の会議を開きます。
本日の日程につきましては議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。
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日程第1 一般質問
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◯吉村善明議長 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
通告順に従い、順次発言を許可いたします。
まず、12番改正大祐議員。
(12番 改正大祐議員 登壇)
6 ◯12番 改正大祐議員 おはようございます。生駒を改めて正しく、改正でございます。
それでは、議長の許しを得まして一般質問を行います。今回は2問、1問目、子ども・
子育て支援交付金の支払いについて。
子ども・
子育て支援交付金とは、子ども・
子育て支援事業計画に従って実施される事業を実施するために必要な費用を充てるため交付されるものになります。この交付金を受け取ることができる事業として、延長保育事業、実費徴収に係る補足給付を行う事業、
地域子育て支援拠点事業、一時預かり事業、病児保育事業などの13事業があり、この中には市が事業を行っているもの、また事業者が行っているものがあります。これらを踏まえ、以下のとおり質問いたします。
1、事業者は子ども・
子育て支援交付金を受け取るためどのような手順を踏まないといけないのでしょうか。
続いて2問目になります。ハラスメントの対応についてお聞きいたします。
令和5年6月定例会において持続可能な組織づくりという一般質問を行い、設問の一つとしてハラスメントの研修、
ハラスメント調査委員会等について質問を行いました。引き続き職員が能力を十分に発揮できる勤務環境を保持し、質の高い行政サービスを提供するためにも
各種ハラスメントに対して適切に対応することは必須と考えます。これらを踏まえ、以下のとおり質問いたします。
1、前回の一般質問から3カ月弱たちますが、この間、ハラスメントに対して何か取組は行ったのでしょうか。
2、当初
ハラスメント調査委員会は職員だけだった。そして、昨年に弁護士に入っていただいたという6月定例会での答弁がありましたが、いつ
ハラスメント調査委員会ができたのか、また弁護士が入られた経緯はどのようなものでしょうか。
以上で登壇しての質問を終わり、2問目からは自席にて行います。
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◯吉村善明議長 鍬田教育こども部長。
(
鍬田明年教育こども部長 登壇)
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◯鍬田明年教育こども部長 おはようございます。それでは、改正議員の大きな1番目の質問に関しましてお答えをいたします。
子ども・
子育て支援交付金は一人一人の子どもが健やかに成長することができる地域社会の実現に寄与するため、子ども及びその保護者等、又は妊娠されている方がその選択に基づき、教育、保育、保健、その他の子育て支援を円滑に利用できるよう必要な支援を行うことを目的として交付されるものです。本市におきましても、議員のご質問のとおり、幼保こども園課が担う延長保育事業、一時預かり事業、病児保育事業などが該当しております。原則といたしまして、負担割合については国3分の1、県3分の1、市3分の1で事業者に対して交付されるものです。支払いの具体的な手順につきましては、まず事業実施の前の年の7月にそれぞれの予算確保のために事前協議として事業者から事業規模の報告を行っていただく必要があります。その後、事業実施年度に交付申請を行っていただき、事業完了後、事業完了届及び
補助金交付請求書を提出していただきます。子ども・子育て支援事業の多くは年度を通しての事業となるため、これらは年度終了後の翌年度4月に提出をいただくことになります。これらの書類の提出をしていただきましたら、幼保こども園課で書類審査し、額の確定を行った後で事業者への交付金を支払うこととなります。支払い時期につきましては、例年5月中旬から下旬となります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
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◯吉村善明議長 小林市長公室長。
(
小林弘幸市長公室長 登壇)
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◯小林弘幸市長公室長 それでは、改正議員の大きな二つ目のご質問についてお答えいたします。
まず1点目についてですが、ハラスメントを相談、解決するための体制について再検討を行ってまいりました。具体的にはこれまでの相談窓口に加え、奈良県
社会保険労務士会による
ハラスメント外部相談窓口を9月から新設するとともに、相談の結果、ハラスメントの調査を希望する場合、これまでは所属職員だけで対応していた事実確認の調査を社会保険労務士が行うなど、専門家による調査体制を整えました。また、理事者及び部次長級の職員を対象にカウンセリングの専門家を招いて
ハラスメント防止のための研修を実施いたしました。
次に、2点目についてでございます。
ハラスメント調査委員会は、職場におけるハラスメントの防止等に関する指針を作成した令和2年11月にハラスメントに関する事案の問題解決を図るための意見を求めるため設置したものでございます。また、令和2年の設置当初、
ハラスメント調査委員会委員の内訳は職員4名、外部委員として、学識経験者として弁護士1名でございましたが、外部委員の専門的な意見をより多く徴収し、問題を多角的に検討した上で解決を図ることができると考え、令和3年11月から弁護士を1名追加し、外部委員を2名としたところでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
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◯吉村善明議長 改正議員。
12 ◯12番 改正大祐議員 それでは、1問目、子ども・
子育て支援交付金についてです。何かいつもとテーマが違うなと言われましたけども、支払いというところをピンポイントでお聞きいたします。
事業者が事業完了後、幾つかの書類を提出、そして額が確定し、5月中旬、下旬に一括で支払いがされます。至って普通の話なんですけども、令和3年度の決算書を見てみますと、子ども・子育て支援のおのおのの事業の決算額が記載されています。例えば、
地域子育て支援拠点事業補助金、約3,500万円、長時間
保育実施事業補助金約1,400万円、
病児保育実施事業補助金、約7,000万円とあります。各事業には幾つかの事業所が入ってますので、一つの事業所に交付される金額ではありませんが、なかなか大きな金額になります。それが今現在一括で支払われることになっています。ちょっとこの交付金、補助金とは種類が違いますけども、金額が大きいので、例としてちょっと工事についてお聞きいたします。工事や工事系の設計業務に関して、支払い方法としてどのようなものがあるんでしょうか。
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◯吉村善明議長 川島総務部長。
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◯川島健司総務部長 公共工事等の支払いにつきましては、契約内容の全ての履行が完了した後の完成払い、この他に建設工事等の初期に必要な資金を手当てするために契約金額の一部を支払う前金払いの制度がございます。工事の場合は契約金額の4割以内、工事の設計、測量等の場合は3割以内の支払いがこの前金払いでできるということになっております。
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◯吉村善明議長 改正議員。
16 ◯12番 改正大祐議員 工事ですと前金払いという扱いになりまして、種類は違うというのは理解した上で契約金額の4割なり3割が支払うことができると。何が言いたいのかと言いますと、
キャッシュフローなんですね。例えば資金があるところ、大きな事業所なら一括でも大丈夫だと思うんですが、ただ何か動かそうとすると、運転資金で工事の資材も必要ですし、もちろん人件費も必要になってきます。先ほどお聞きした工事などは前金払いという扱いになりますけども、一括払い以外の支払い方法はあるのでしょうか。
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◯吉村善明議長 川島部長。
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◯川島健司総務部長 他に委託契約ですとか補助金の交付等におきまして事業完了前に未確定の金額の一部を概算によって支出をいたしまして、事業完了後、その金額が確定した際に精算を行います概算払いという制度がございます。
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◯吉村善明議長 改正議員。
20 ◯12番 改正大祐議員 法令上、概算払いといった支払い方法が今あると答弁いただきましたけども、現在子ども・
子育て支援交付金は一括払いとなっています。今、生駒市において概算払いを行っている交付金や補助金というのはあるんでしょうか。
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◯吉村善明議長 川島部長。
22
◯川島健司総務部長 市の方では、民間の事業を支援するために様々な補助金ですとか交付金を支出しているところでございますけども、特に必ずしも強い財政基盤を持っていないような市民団体ですとか、協議会等への補助金において概算払いを可能としているものが複数ございます。
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◯吉村善明議長 改正議員。
24 ◯12番 改正大祐議員 複数あるわけなんですね。ただ、子ども・
子育て支援交付金は行っていないと。何で行えないのかなと思うところなんですが、市として子ども・
子育て支援交付金を概算払いで行うことのメリットやデメリットというのはどのように分析されているんでしょうか。
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◯吉村善明議長 鍬田部長。
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◯鍬田明年教育こども部長 この子ども・子育て交付金につきましての部分払いや概算払いにすることによるメリット、デメリットでございますが、まずメリットでございますが、事業者にとっては資金の調達面での負担が軽減され、安定して業務を継続できるのではないかと考えております。これは議員がご指摘のとおりかと思います。市にとりましては部分払いであれば、事業の進捗状況を把握できますので、ニーズや課題がその都度見えてくるのではないかと考えております。また、年度末に1年分の多くの実績に係る書類を審査しておりますので、その審査を分散できることと考えております。デメリットではございますが、支払い回数が増えますので、その分、事業者、市とも事務的な手続きが増える点かと考えております。
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◯吉村善明議長 改正議員。
28 ◯12番 改正大祐議員 今、答弁していただいたように、いろいろとメリット、デメリットが挙がってくるわけなんですけども、ただ現状、一括払いなんですね。今回の質問の重要なところで、メリットとして挙げられた、事業者にとっては概算払いすることで資金面の負担軽減、運転資金の確保をすることができると。工事と違って、ほとんど人件費に充てられると思うんですけども、市としては支払金額が増えるわけでもなく、トータルとして支払う金額は同じですので、事業者が安定して継続的に事業を行うためにも一括払いではなく概算払いなど複数回の支払いは重要と考えますが、いかがでしょうか。
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◯吉村善明議長 鍬田部長。
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◯鍬田明年教育こども部長 ご指摘の点でございますが、他の団体からも年2回の概算払いについての要望をちょうだいしております。概算払いなどによって事業者が安心して業務を継続していける環境を整えることが安定的な保護者サービスにつながります。このことは安定的な保護者サービスにつながるということは、すなわち子どもたちの安定的な生活にもつながるということから、来年度に向けて部分払いや概算払いについては検討してまいりたいと考えております。
31
◯吉村善明議長 改正議員。
32 ◯12番 改正大祐議員 是非検討していただきたいんですけども、今回私、事業者の方から相談を受けて、この質問に至りました。先ほど他の団体から概算払いの要望があったというふうに言われました。多分概算払い、今出てきた話ではないというふうに思います。既に市に要望があったわけですから、把握されていたと思うんですけども、来年度に向けてと言わず、今年度からということは考えられないのでしょうか。
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◯吉村善明議長 鍬田部長。
34
◯鍬田明年教育こども部長 その辺り、各種要綱等の変更等もございます。そういった事務処理、それから年度も9月というような年度の半分まで来ているというような状態もございますので、その辺り、できるだけ早急にはやりたいですが、必ず今年度中にやりますというちょっとお約束はできかねる次第でございます。できるだけ早急にかかりたいと考えております。
35
◯吉村善明議長 改正議員。
36 ◯12番 改正大祐議員 お願いしたいと思います。一方でデメリットとして、市の事務処理が増えると、デメリットと言われてたわけなんですね。私、今年度からと事務処理を増やすようなことを言って、何か自分でも矛盾しているなと思いながら質問を続けますけども、実施するに当たっては、しっかり人を割り当てて対応すべきと思いますけども、その辺いかがお考えでしょうか。
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◯吉村善明議長 鍬田部長。
38
◯鍬田明年教育こども部長 限られた職員の中で担当職員の方は頑張っております。このことの給付金のみならず、他の業務もございますので、しっかりと業務に携わっているところでございます。ただ、社会全体の人的資源が限られている中で、現状においても幼保こども園の職員のみならず、市役所全ての部署で業務全体の見直しやIT化、職員の様々な工夫によって多様化する行政ニーズや増加傾向の業務に対応しているのが現状でございます。今後もそういった職員自体の工夫によって吸収できない場合については、人員の増員を要望させていただくことになりますが、それまで我々ができるいろいろな努力も継続し、子どもたちの教育、保育の充実に努めてまいりたいと考えております。
39
◯吉村善明議長 改正議員。
40 ◯12番 改正大祐議員 今、部長おっしゃったように、いろんな考え方あることは理解いたします。これは私の思いだけになるかもしれませんけども、是非人は割り当てていただきたいということ、もし人員を増やせるのであれば、交付金、補助金というお金の事務ですので、事務補助ではなく正職さんを配置していただきたいということは申し上げておきたいと思います。
1問目は以上で、では大きな2問目に移ります。
8月に入りまして、私、ぴっくり通りを歩いていますと、掲示板に9月16日に開催される
人権トークサロンの
ハラスメント講習会のポスターを見つけました。またタイムリーな内容だなと思ってたんですけども、人権施策課で予算要求の段階からこの内容は決まっていたとお聞きいたしました。本当に講演のお題になるぐらいハラスメントって本当に身近な問題になってきていると感じているところです。
さて、6月の一般質問に続き、ハラスメントに関して質問してまいります。
まず研修についてお聞きしていきたいと思いますが、理事者、部長級の職員を対象に
ハラスメント防止のための研修を行われました。行っていかがだったでしょうか。
41
◯吉村善明議長 小林公室長。
42
◯小林弘幸市長公室長 内容につきましてタイムリーな話もありまして、管理職として、部次長として、本当に心構え、具体的に言いますと、親の心、子どもの心、大人の心と、そういう具体的なお話を交えて例示していただきながら、結構和やかな感じで管理職の方からもいろんな意見が出る中でできたので、かなり効果的な研修であったとは思います。
43
◯吉村善明議長 改正議員。
44 ◯12番 改正大祐議員 6月の一般質問で、今年度できれば計画していきたいとの答弁をいただいたところで、早速実施していただいたことについては評価できるところだと思います。理事者、部次長級への研修というのはこれまで行ってこられませんでしたけども、まさか1回きりということはないと思うんですけども、今後計画的に実施していくべきと思いますけども、どのように考えておられますか。
45
◯吉村善明議長 小林公室長。
46
◯小林弘幸市長公室長 私どもの方もこれから計画的に実施していくべき内容だったと思います。
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◯吉村善明議長 改正議員。
48 ◯12番 改正大祐議員 是非これからも計画的に繰り返し研修を実施していただきたいと思います。
次に、管理職の方々なんですが、管理職の対象者のうち業務都合で対象者26人が研修に参加されなかったと、前回の一般質問のとき、答弁がありましたけども、この参加されていない管理職の中で、これまで一度もハラスメント研修に参加されたことのない方というのはいらっしゃるんですか。
49
◯吉村善明議長 小林公室長。
50
◯小林弘幸市長公室長 昨年度から今年度にかけて管理職を対象とした研修を実施したわけでございますが、これは初めて開催するものでして、ですのでご質問の一度も参加されていない人というのも26名となっております。
51
◯吉村善明議長 改正議員。
52 ◯12番 改正大祐議員 昨年度初めて開催されたので、結局26人の方は一度も研修を受けておられないということなんですね。結局昔、当たり前だったことが今ではアウトであったりと、本当時代が変わってきていると、対応していかなければいけないと思うんですけども、管理職という名がついている以上、管理職になる前から、管理職になる要件としてこういった研修が必要か、必要と言うか必須にするべきと思いますけども、いかがお考えでしょうか。
53
◯吉村善明議長 小林公室長。
54
◯小林弘幸市長公室長 おっしゃるとおり、管理職としては必須ということもございますが、今回特に管理職から始めさせていただいたんですけれども、こちらといたしましては、ハラスメントについては全職員に受けていただきたい研修であると考えておりますので、今後もできるだけ機会を設けてまいりたいと思います。
55
◯吉村善明議長 改正議員。
56 ◯12番 改正大祐議員 前回も申し上げましたけども、こういった研修は繰り返すということが重要です。先日、市議会で救命講習を受講いたしました。講習の最後、隣の神山災害対策副委員長が前回の受講が4年前で、中身忘れているような締めの挨拶があったところです。私は覚えていました。これは昨年2回ちょっと講習を受ける機会があったので覚えてたんですけども。いずれにせよ、繰り返し研修は実施して受講していただき、また全庁的に取り組むということなのでお願いしたいと思います。
次に、アンケートについてお聞きいたします。前回、川越市のハラスメントのアンケートを紹介して、これから勉強し、アンケートを前向きに検討していきたいという答弁がありました。この3カ月弱の進捗状況はどのようなものでしょうか。
57
◯吉村善明議長 小林公室長。
58
◯小林弘幸市長公室長 まだアンケートについては実施に至っておりません。
59
◯吉村善明議長 改正議員。
60 ◯12番 改正大祐議員 実施に至ってないのは、全然何も検討もされてないということなんでしょうか。
61
◯吉村善明議長 小林公室長。
62
◯小林弘幸市長公室長 まず相談体制の整備の方を先に進めておった関係で、まだ実施に至ってないということでご理解いただけたらと思います。
63
◯吉村善明議長 改正議員。
64 ◯12番 改正大祐議員 前回、現状を早く把握してほしいとの思いでこのアンケートを実施したらどうかと提案させていただきました。例えば市長のハラスメントのこととか、他のハラスメント関連の手紙が何通も届く中、市はハラスメントに対して現状をどのように思っているのかというところなんです。私なら現状がどうなのか知りたいというのが先に思うところなんですけども、市として速やかにアンケートなり、調査して現状を把握すべきと思いますけども、今のところどのようなお考えでしょうか。
65
◯吉村善明議長 小林公室長。
66
◯小林弘幸市長公室長 速やかに現状把握はすべきだとは考えておりますが、現状を把握する方法につきましては、アンケート以外にもあると思いますので、それも含めて検討を早急にしていきたいと思います。
67
◯吉村善明議長 改正議員。
68 ◯12番 改正大祐議員 現状を把握する方法をアンケート以外というのは、例えばどんなものがあるんでしょうか。
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◯吉村善明議長 小林公室長。
70
◯小林弘幸市長公室長 例えば、人事課の方から職員の方に対して個々のヒアリングを行うとか、そういう方法もあるかと思います。
71
◯吉村善明議長 改正議員。
72 ◯12番 改正大祐議員 ちょっと弱いなと思うところなんですけども、1回本当に一度調査していただきたいんですよ、どうなのか。例えば8月中旬のヤフーニュースに、滋賀甲賀広域行政消防本部で全職員の5%超が退職する異例の事態が起こっており、背景で消防本部内でハラスメント行為があったと訴えているニュースがアップされていました。実際、ハラスメントでこういう事態が起こっているのが事実です。問題が大きくなれば組織として成り立ちませんし、何よりも市民に迷惑がかかるということなんです。これは対岸の火事ではないと思います。市がちょっと後ろ向きかなと私は思っております。議会が動くのかとかいう、それは分かりませんけども、議員の有志でアンケートなり調査した方がいいのかなと思ってしまいます。これ以上申し上げませんけど、私は早急に現状を把握すべきということは申し上げておきます。
次に、
ハラスメント外部相談窓口です。ちょっと初めて出てきたもので幾つか運用についてお聞きいたしますが、まずこの外部相談窓口は9月から新設ということですけども、既に動き始めているという認識でよろしいですか。
73
◯吉村善明議長 小林公室長。
74
◯小林弘幸市長公室長 9月1日からということで職員の方には周知しております。
75
◯吉村善明議長 改正議員。
76 ◯12番 改正大祐議員 9月1日からということで、例えば指針とかの変更はされたんでしょうか。
77
◯吉村善明議長 小林公室長。
78
◯小林弘幸市長公室長 今回の改正内容に合わせて指針も変更しております。
79
◯吉村善明議長 改正議員。
80 ◯12番 改正大祐議員 1回目の答弁で外部相談窓口と相談体制というのを整えられたということですけども、指針はこの外部相談窓口と調査体制を整えた部分だけで、それ以外は同じということなんですか。ほか、変わった部分というのはあるんでしょうか。
81
◯吉村善明議長 小林公室長。
82
◯小林弘幸市長公室長 その他に、前の指針で言います
ハラスメント調査委員会の部分についても変更を行っております。
83
◯吉村善明議長 改正議員。
84 ◯12番 改正大祐議員 どういうふうに変更されたんですか。
85
◯吉村善明議長 小林公室長。
86
◯小林弘幸市長公室長 先ほどの1回目の答弁にもさせていただきました。ごめんなさい、そこはしていなかったですね、すいません。
ハラスメント調査委員会につきましては、まず構成の方を今まで職員4名と弁護士2名という構成でさせていただいてたんですけれども、そちらの方を弁護士、社会保険労務士、学識経験者、
行政経験者の、職員入らずに外部の方のみの構成とさせていただいております。
87
◯吉村善明議長 改正議員。
88 ◯12番 改正大祐議員 じゃ、
ハラスメント調査委員会も動いているという認識でいいんですね。
89
◯吉村善明議長 小林公室長。
90
◯小林弘幸市長公室長 すいません、指針の方は変更したんですけれども、人選の方がまだ調整中でございまして、実際には開催することができない状況になっております。
91
◯吉村善明議長 改正議員。
92 ◯12番 改正大祐議員 分かりました。ちょっと外部相談窓口に戻ります。そしたら、先ほどお答えいただきましたけども、奈良県社会保険労務士とどのような契約形態で外部相談窓口が新設されるんでしょうか。
93
◯吉村善明議長 小林公室長。
94
◯小林弘幸市長公室長 奈良県
社会保険労務士会との委託契約になります。
95
◯吉村善明議長 改正議員。
96 ◯12番 改正大祐議員 ネットでいろいろ社会保険労務士の方の相談とか調査の金額を調べてると、結構金額高いんですよね。こういう窓口つくって調査も行うということなんですけども、この外部相談窓口の調査の予算というのはどのようになっていますか。
97
◯吉村善明議長 小林公室長。
98
◯小林弘幸市長公室長 できるだけ外部相談窓口については早く設置する必要があると考えておりましたので、予算措置はしておらず、流用で対応させていただいております。
99
◯吉村善明議長 改正議員。
100 ◯12番 改正大祐議員 流用ですね、分かりました。外部相談窓口で相談を受けてからの流れというのはどのようになっていますか。
101
◯吉村善明議長 小林公室長。
102
◯小林弘幸市長公室長 外部相談窓口であります社会保険労務士への相談は事前予約制で専用電話での対応となります。相談日を月1回設けており、相談者は事前に専用電話で相談の予約を行います。相談日当日は担当者の社会保険労務士から相談者に電話があり、そこで相談する形となります。相談の結果につきましては相談者がハラスメントとしての調査を希望される場合は、本人からの了解を得た上でその手続きに入っていくことになります。
103
◯吉村善明議長 改正議員。
104 ◯12番 改正大祐議員 ちょっと詳細をお聞きしたいんですが、これまで
ハラスメント防止ハンドブックの相談、解決するための体制として記載されているんですけども、相談者が同僚、上司、心の相談室、産業医、人事課保健師、職員労働組合に相談ができますとなっています。そして必要に応じ、相談者の同意に基づき、ハラスメント相談窓口と情報共有という形でありましたけども、外部相談窓口では調査を希望した場合のみ、情報共有はされることになるんでしょうか。
105
◯吉村善明議長 小林公室長。
106
◯小林弘幸市長公室長 流れとしてはほとんど変わらないんですけれども、今までどおりこの同僚、上司、相談担当課、又は様々なところで相談していただく中でいろんなお話を聞かせていただきます。そしてその部分で解決できる分については、もうそこで解決させていただけたらと思っておりますし、さらにハラスメント調査を希望されるということであれば、改めてその手続きに入るという流れになります。
107
◯吉村善明議長 改正議員。
108 ◯12番 改正大祐議員 そしたらこれまで所属職員、人事課と思いますけども、事実関係の調査を行っておられたと思いますけども、これから調査は社労士が行う専門家による調査体制が整ったと答弁いただきましたけども、調査体制に社労士以外の専門家の方というのはいらっしゃるんですか。
109
◯吉村善明議長 小林公室長。
110
◯小林弘幸市長公室長 今回9月からの分につきましては社労士のみとなります。
111
◯吉村善明議長 改正議員。
112 ◯12番 改正大祐議員 社労士が調査をされるということなんですけども、そしたらこれから職員さん、人事課、課長になるのかな、所属職員は今後調査をしない、全部社労士さんが行うということなんですか。
113
◯吉村善明議長 小林公室長。
114
◯小林弘幸市長公室長 そのように予定しております。
115
◯吉村善明議長 改正議員。
116 ◯12番 改正大祐議員 新しい調査体制に全てを任せるということですけども、例えば、相談者が調査を希望し、社労士が調査を始めると。想像ですけども、何かハラスメント案件調査書みたいなのが出てくるんですかね。人事課長が必要に応じ意見を求めるため
ハラスメント調査委員会を開催するような流れでいいんでしょうか。
117
◯吉村善明議長 小林公室長。
118
◯小林弘幸市長公室長 流れ的にはそのような流れなんですけれども、9月以降、調査と言いますか、ヒアリングを社労士さんに依頼して報告を受けるのはその対象によって副市長又は公室長と変更しております。
119
◯吉村善明議長 改正議員。
120 ◯12番 改正大祐議員 確認です、外部相談窓口の報告は公室長、副市長という、今まで人事課長だったのが副市長、公室長になるということですね。
121
◯吉村善明議長 小林公室長。
122
◯小林弘幸市長公室長 対象によってそのように変更するということでございます。
123
◯吉村善明議長 改正議員。
124 ◯12番 改正大祐議員 その対象によってというのは誰が決めるんですか。
125
◯吉村善明議長 小林公室長。
126
◯小林弘幸市長公室長 具体的な話になっていくんですが、課長級以下の案件につきましては公室長、それ以上の案件につきましては副市長の対応とさせていただきます。
127
◯吉村善明議長 改正議員。
128 ◯12番 改正大祐議員 副市長、公室長が出てきて人事課長と同じような感じで、これは
ハラスメント調査委員会に意見を求めるというような判断をするということでよろしいですね。
129
◯吉村善明議長 小林公室長。
130
◯小林弘幸市長公室長 そういうことでございます。
131
◯吉村善明議長 改正議員。
132 ◯12番 改正大祐議員 一方で調査をもってハラスメントの事実が確認された場合、調査委員会に意見を求めず、人事課長なり公室長、副市長が判断することはあるんでしょうか。
133
◯吉村善明議長 小林公室長。
134
◯小林弘幸市長公室長 明らかに確認された場合はそのようなこともございます。
135
◯吉村善明議長 改正議員。
136 ◯12番 改正大祐議員 分かりました。今までちょっと聞いてきたことですけども、先ほど指針を変更されたということですけども、私、1日に変更されたということなので、ちょっと指針は見てないんですけども、こういった相談してからの流れを職員さんは
ハラスメント防止ハンドブックや指針を見れば一目瞭然で分かるという認識でよろしいですか。
137
◯吉村善明議長 小林公室長。
138
◯小林弘幸市長公室長 できるだけ分かりやすく伝えるべく、そのようにしておるつもりでございます。
139
◯吉村善明議長 改正議員。
140 ◯12番 改正大祐議員 指針は先ほど変更されたとお聞きいたしましたけども、
ハラスメント防止ハンドブックは今後、改定と言うか変更はされるでしょうか。
141
◯吉村善明議長 小林公室長。
142
◯小林弘幸市長公室長 指針と併せて改定しております。
143
◯吉村善明議長 改正議員。
144 ◯12番 改正大祐議員 分かりました。じゃあ、次行きます。次に、
ハラスメント調査委員会についてお聞きいたします。
3月の予算委員会の際にもお聞きしたんですけども、令和4年から5年に持ち越された案件が、2件とご答弁いただきました。現段階で持ち越されている案件は何件あるんでしょうか。
145
◯吉村善明議長 小林公室長。
146
◯小林弘幸市長公室長 昨年度から持ち越されている案件は1件でございます。
147
◯吉村善明議長 改正議員。
148 ◯12番 改正大祐議員 1件減りましたけども、引き続きハラスメントの案件はあるわけですよね。そしたら持越しの案件を含め現在ハラスメントの案件は何件あるんでしょうか。
149
◯吉村善明議長 小林公室長。
150
◯小林弘幸市長公室長 現在2件でございます。
151
◯吉村善明議長 改正議員。
152 ◯12番 改正大祐議員 6月の一般質問から3カ月弱たつわけなんですが、この間で
ハラスメント調査委員会は開催されたんでしょうか。
153
◯吉村善明議長 小林公室長。
154
◯小林弘幸市長公室長 1回開催しております。
155
◯吉村善明議長 改正議員。
156 ◯12番 改正大祐議員 1回、
ハラスメント調査委員会が開催されたということで少しは案件が前に進んだという認識でよろしいでしょうか。
157
◯吉村善明議長 小林公室長。
158
◯小林弘幸市長公室長 人事課といたしましては、できるだけ速やかに進めるよう努めております。
159
◯吉村善明議長 改正議員。
160 ◯12番 改正大祐議員 前に進んだんですよね、少しは。
161
◯吉村善明議長 小林公室長。
162
◯小林弘幸市長公室長 2件、昨年度から持ち越している案件については、今ちょっとストップしている状況にあります。新しい案件につきましては順次手続きを進めている段階でございます。
163
◯吉村善明議長 改正議員。
164 ◯12番 改正大祐議員 多分ストップしている、多分聞かれると思うんです、今答えられたので。何で3カ月間ストップしてるんですか。
165
◯吉村善明議長 小林公室長。
166
◯小林弘幸市長公室長 今体制の見直しのご説明をさせていただきましたが、今現在の
ハラスメント調査委員会に当たる部分の人選、まだできておりませんので、その部分についてストップしているような感じになっております。
167
◯吉村善明議長 改正議員。
168 ◯12番 改正大祐議員
ハラスメント調査委員会のメンバーが外部委員のみで今後構成されるわけなんですけども、実際外部委員だけで運営は多分できないと思うんですよね。事務局として人事課が入るということになるんでしょうか。
169
◯吉村善明議長 小林公室長。
170
◯小林弘幸市長公室長 そのように考えております。
171
◯吉村善明議長 改正議員。
172 ◯12番 改正大祐議員 メンバーを変えて外部委員で構成していただくのは結構なんですけども、前回、私、一般質問で、委員さんの発言に何か別に指摘するわけでもなく、指摘させていただいたのは、公正中立な事務局が審議に影響ある私見を述べているのは問題ではないかというところなんです。この点に関してはどのように改善しようとしてるんでしょうか。
173
◯吉村善明議長 小林公室長。
174
◯小林弘幸市長公室長 今までも事務局、人事課の方がそういう影響を与えるような発言はしておらないと認識しております。
175
◯吉村善明議長 改正議員。
176 ◯12番 改正大祐議員 相談している方や申立人の方というのはやっとの思いでハラスメント案件を相談して、そして結果ってどうなったのか一刻も早く知りたいと思うのはもう当たり前だと思います。相談者、申立人、また職員からも相談しても意味ないと思われたら元も子もないということは指摘させていただきます。これ以上申し上げませんけども。
あと、今進めているハラスメントの案件というのは調査委員会のメンバーが変わると最初から調査するのか、若しくは継続で行われるものなのか、どちらでしょうか。
177
◯吉村善明議長 小林公室長。
178
◯小林弘幸市長公室長 今ハラスメント委員会にかけて中断している分については、次の委員さんによってこの内容を検討していただいて、続きから行くのか、最初からヒアリングを行うかを決めることになります。
179
◯吉村善明議長 改正議員。
180 ◯12番 改正大祐議員 そしたら、
ハラスメント調査委員会の会議録って作成されてるんですか。
181
◯吉村善明議長 小林公室長。
182
◯小林弘幸市長公室長 会議録と言いますか、
ハラスメント調査委員会の報告を人事課の方にいただく形になりますので、記録的なものはとっております。
183
◯吉村善明議長 改正議員。
184 ◯12番 改正大祐議員 非公開の会議なので中身を私伺うことは知りませんけども、結果だけでメンバーが変わって案件の継続性というところはどのように担保しているんですか。
185
◯吉村善明議長 小林公室長。
186
◯小林弘幸市長公室長 その辺りも含めまして次の会議のメンバーの方に決めていただくことになります。
187
◯吉村善明議長 改正議員。
188 ◯12番 改正大祐議員 次の方々がどう判断されるのか全然、何をもって判断するのか分からないんですけども、結局のところは、結論までに時間もなんですけども、相談された方に寄り添えてるのかというとこなので、そこだけはお願いしたいと思います。もうこれだけにしておきます。
大きな、2問目に移ります。
まずちょっと確認させていただきたいんですけども、通告書にも書きましたけども、
ハラスメント調査委員会は職員だけだったこと、昨年弁護士には入ってもらったという6月の答弁と1回目の答弁にかなりかい離があるんですけども、1回目の答弁が正しいということでよろしいですか。
189
◯吉村善明議長 小林公室長。
190
◯小林弘幸市長公室長 そのとおりでございます。
191
◯吉村善明議長 改正議員。
192 ◯12番 改正大祐議員
ハラスメント調査委員会は職員だけだったということはないんですね。
193
◯吉村善明議長 小林公室長。
194
◯小林弘幸市長公室長 そのとおりでございます。
195
◯吉村善明議長 改正議員。
196 ◯12番 改正大祐議員 答弁はしっかりしていただきたいと思います。こちらの質問の前提も変わってきますのでよろしくお願いしたいと思います。この2問目の大事なところは委員会、会議の在り方というところです。この
ハラスメント調査委員会の位置付けというものはどのようなものになりますか。
197
◯吉村善明議長 小林公室長。
198
◯小林弘幸市長公室長 ハラスメント調査委員会は職場における
ハラスメント防止等に関する指針において、以前は人事課長ですけれども、今回は副市長、市長公室長がハラスメントに関する事案の問題解決を図るための意見を求めるために開催するものとなっております。
199
◯吉村善明議長 改正議員。
200 ◯12番 改正大祐議員 指針で調査委員会が位置付けられていますので、条例で定める附属機関ではなく懇談会等という位置付けということでよろしいですか。
201
◯吉村善明議長 小林公室長。
202
◯小林弘幸市長公室長 条例で定める審議会ではないと認識しております。
203
◯吉村善明議長 改正議員。
204 ◯12番 改正大祐議員 そしたらまずこの附属機関と懇談会等の違いについてお伺いいたします。附属機関、懇談会等の根拠なり役割、会議の運営はどのように行っているんでしょうか。
205
◯吉村善明議長 川島部長。
206
◯川島健司総務部長 附属機関、懇談会等につきましてはその取扱いに関する指針と手引において運用を定めておるというところでございますけれども、附属機関につきましては法律、条例に基づいて設置をされて審査、調査、調停等を行い、合議体として答申、提言等の意思決定を行うものであることに対して、懇談会等は要綱等の内部規程を根拠に外部の方の個別の意見聴取を行う会合で、組織としての意思決定は行わないものというところでございます。
207
◯吉村善明議長 改正議員。
208 ◯12番 改正大祐議員 聞いている方に繰り返しますけども、附属機関は役割として行政執行の前提となる調停、審査、審議、調査をして、意見集約をして合議体として意思決定を表明すると。対して懇談会等は参加者から意見聴取、意見交換又は情報共有し、合議体として意思決定、意見集約を行うことなく意見聴取結果を市として取りまとめると、大体市の答弁と同じようなことを述べましたけども、よく覚えておいていただきたいんですけども。
さて、本題です。私、この
ハラスメント調査委員会の位置付けが附属機関ではないのかと思っております。市は条例によらない懇談会等の位置付けをされてますので幾つかの疑問についてお答えいただければと思います。
まず、附属機関及び懇談会等の取扱いに関する手引きという冊子があります。その3ページになりますけども、外部の者を含み調停、審査、諮問または調査等を行う合議制の機関は、全て附属機関に位置付けられるものとなりますので注意してくださいから始まります。そして、開催の根拠という段落があります。ちょっと読みます。懇談会等は要綱等の内部規程を根拠としますが、要綱を始め懇談会等に関するいかなる文書においても設置要綱や何々を設置する等の表現を用いないこととあります。私、ちょっと通告書では文言に気をつけた上で、いつ
ハラスメント調査委員会ができたのですかという問いに、公室長、登壇して答えていただきましたけども、令和2年11月にハラスメントに関する事案の問題解決を図るための意見を求めるため設置したもの、また令和2年の設置当初という設置という表現を使われています。これ、議事録残りますけど、大丈夫ですか。
209
◯吉村善明議長 小林公室長。
210
◯小林弘幸市長公室長 どうお答えしていいか分からないんですけれども、こちらといたしましては、
ハラスメント調査委員会については指針においても事案の問題解決を図るための意見を求める機関としてなっておりますので、附属機関には当たらないと判断しております。
211
◯吉村善明議長 改正議員。
212 ◯12番 改正大祐議員 文言の訂正の機会をあげたんですけども、それは指針で書かれているんですけども、手引きには用いないことと書かれているのでそういう答弁されたのでどうなんですかという質問をされたわけです。このまま行くと残ってしまいますのでどうかなと思うところで、もう流しますよ。
次に、名称というところでは個々の懇談会等の名称は審議会、審査会、調査会、その他附属機関と誤認されるような名称は使用しないこととあります。
ハラスメント調査委員会、誤認されませんか。
213
◯吉村善明議長 小林公室長。
214
◯小林弘幸市長公室長 名称等につきましては、誤解を与える可能性もないとは言えなかったので今回の指針においては変更させていただいております。
215
◯吉村善明議長 改正議員。
216 ◯12番 改正大祐議員 指針でどのような名称になったんですか。
217
◯吉村善明議長 小林公室長。
218
◯小林弘幸市長公室長 ハラスメント事案検討会議と変えさせていただいております。
219
◯吉村善明議長 改正議員。
220 ◯12番 改正大祐議員 次に、指針では
ハラスメント調査委員会に人事課長がハラスメントに関する事案の問題解決を図るための意見を求めるためとなっています。ですが、6月の一般質問で調査委員会の役割はハラスメントの有無を判断されると答弁されてるんですね。私、まさかと思ってそのときもう一回質問したんですけども、その事象がハラスメントであったかなかったかという判断をしていただいていますと答弁されました。調査委員会として意見を集約して意思決定しているから、有無の判断ができると思うんですけども、これでも
ハラスメント調査委員会は附属機関ではないと言えるんでしょうか。
221
◯吉村善明議長 小林公室長。
222
◯小林弘幸市長公室長 ハラスメントの事案についての判断、ハラスメント、どうかということについては、最終的な前の指針では人事課長の方が判断しておりますので、会議の方では判断していただいていないと認識しております。
223
◯吉村善明議長 改正議員。
224 ◯12番 改正大祐議員 じゃ、新しいその会議体の役割とは何ですか。
225
◯吉村善明議長 小林公室長。
226
◯小林弘幸市長公室長 会議体の名称は変わりましたが、ハラスメント事案についての意見を求める会議と認識しております。
227
◯吉村善明議長 改正議員。
228 ◯12番 改正大祐議員 多分こうなるんだなと思ってたんですよね。結局言葉遊びみたいになるんですよね。有無の意見を求めるみたいな。結局何でも意見を求めるになっちゃうんですよ。中身がどうなのかって話です。結局それはマルだ、ペケだって言ってるけども、そこで集約した意見が出てくるわけですよね。それを市が判断するわけです。そこは一応合議制でなってるわけじゃないですか。それを意見を求めるってちょっと無理があると思うんですけども、多分また言っても同じ答えになるのでもう聞きませんけども。私、何でこういうことを言うのかと言うと、市がそういう見解なら全然構わないんですよ。何で言うのかと言うと、平成25年に生駒市は裁判で負けてるからちょっと言わせていただいているんです。この負けた裁判の内容というのは理解されてますか。
229
◯吉村善明議長 小林公室長。
230
◯小林弘幸市長公室長 私の方の手元にはその資料はございませんので、お答えは控えさせていただきます。
231
◯吉村善明議長 改正議員。
232 ◯12番 改正大祐議員 用意しといてよかったんですけど、これね、ちょっと人事課と違いますけども、生駒市市民自治推進会議設置要綱に基づき生駒市市民自治推進会議が設置されたんですけども、附属機関に該当するので法律又は条例によって設置しないといけないんですが、法律、条例によらず、要綱に設置したから違法であると。例えば、指針で外形的に区別されているかもしれませんけども、結局は中身で判断されてしまいます。もしこのやり取り聞いて訴える人がいたら、同じことになるんじゃないかなということは忠告しておきます。もうこれ以上求めませんので、お願いします。また、この裁判の前には監査委員から住民監査請求の監査結果、庁内の委員会等の全てについてその設置目的、業務の実態等を精査して附属機関として条例に基づいて設置すべきとそうでないものを整理した上で適切な措置をして報告することと勧告を受けたことというのは覚えていらっしゃいますか。
233
◯吉村善明議長 小林公室長。
234
◯小林弘幸市長公室長 その辺りについては認識しております。
235
◯吉村善明議長 改正議員。
236 ◯12番 改正大祐議員 この勧告で市は4会議を新たに条例で設置、2会議は既存の条例改正により設置されるなど、他にもありますけども整理されました。喉元過ぎれば熱さ忘れるではないんですけども、こういった教訓が生かされているのかなと思うところなんですけども、いかがでしょうか。
237
◯吉村善明議長 小林公室長。
238
◯小林弘幸市長公室長 今の案件につきましては、これに該当するものではないと認識しております。
239
◯吉村善明議長 改正議員。
240 ◯12番 改正大祐議員 私、これまでも法令は大切ですと、公務員試験も要るんじゃないかとか、係長試験も要るんじゃないか、法務研修してくださいと、事あるごとに申し上げてまいりました。ただ、これらは手段であって、目的って法令を理解してどう判断するのかというこれに尽きると思います。
ハラスメント調査委員会も外部のメンバーが入って、弁護士の方が入るような答弁がありましたけども、今回いろいろ調べてますと、日弁連の地方公共団体における第三者調査委員会調査等指針についてというものがありました。この指針の中には先ほどの生駒市の裁判の例が紹介され留意しておくことが必要であると書かれていました。またハラスメントは職員の身分に関することです。調査委員会、本当に指針でいいのか。周りから見れば、条例設置されていない、しょせん指針で開催されているという委員会に見られてもしょうがありません。いま一度立ち止まって法令を確認した方がいいのではないかということを申し上げ、一般質問を終わります。
241 ◯吉村善明議長 次に、6番梶井憲子議員。
(6番 梶井憲子議員 登壇)
242 ◯6番 梶井憲子議員 おはようございます。それでは、議長の許可を得まして一般質問を行います。本日のテーマは清掃リレーセンターの運用についてでございます。
生駒市の焼却施設清掃センターへの一般ごみの搬入は清掃リレーセンターを経由する運用になっております。生駒市の人口は令和5年8月1日現在で11万7,402人、5万1,510世帯となっており、平成25年の12万1,331人をピークに人口は減少しています。平成3年の竣工から平成23年までの運用ではごみの量も多く、リレーセンターでのごみの中継や圧縮が必要であったと考えます。しかし、平成24年からごみ収集委託事業者のパッカー車は直接清掃センターへ搬入できるようになり、収集された可燃ごみはリレーセンターを経由しなくなりました。このことにより、リレーセンターへの可燃ごみの持込み量は人口増加期よりも減少しております。平成24年からリレーセンターの稼働状況は大きく変化しましたが、運用方法についてはその後、見直しされておらず、リレーセンターの役割や存在意義をいま一度再認識することが必要ではないかと考えます。今後さらにSDGsに着目し、将来を見据えた検討と見直しが必要と考えることから、以下の質問をします。
ごみ収集委託事業者が清掃センターへ直接搬入する以前から現在までのリレーセンターに運ばれるごみの量の推移を教えてください。また、リレーセンターから清掃センターに可燃ごみを移送するためのトラックの台数の推移を教えてください。こちらは1日平均と年間の台数をお願いいたします。
2、SDGsの観点からリレーセンターでは現在どのようなリユースの取組をされておりますでしょうか。
登壇しての質問は以上です。2問目からは自席にて行います。
243 ◯吉村善明議長 中谷市民部長。
(中谷正之市民部長 登壇)
244 ◯中谷正之市民部長 おはようございます。それでは、梶井議員のご質問につきましてお答えいたします。
まず、1点目のご質問につきましては、清掃センターへのごみの直送方式に変更となる以前の平成22年度における清掃リレーセンターへのごみの搬入量は約3万1,946トン、搬入台数は家庭ごみ収集の委託業者によるパッカー車両と一般車両を合わせまして4万7,819台でしたが、家庭ごみの収集パッカー車両を清掃センターへ直送方式に変更した後の平成24年度では、搬入量は4,474トン、搬入台数は5万8,505台、令和4年度では搬入量は3,219トン、搬入台数につきましては5万8,776台となっております。清掃センターへの搬送方式を変更したことにより、平成22年度と令和4年度を比較いたしますと、ごみの搬入量は従前の持込み量の約10%程度に減少した傍ら、センターへの搬入台数は約20%増となっております。
なお、1日平均としましては、平成23年9月までは清掃リレーセンターへの持込みは午後のみとしておりましたが、平成23年10月からは午前、午後ともに受入れ時間を拡大しておりますので条件が異なりますが、平成22年度では152台、平成24年度で184台、令和4年度では185台という推移結果となります。
次に、清掃リレーセンターから清掃センターへごみを移送する10トン専用トラックの搬送台数ですが、平成22年度では4,687台、直送方式に変更した後の平成24年度は998台、令和4年度では738台となり、台数比で比べますと、平成22年と令和4年度では84%の減少となります。
次に、2点目のご質問につきましては、清掃リレーセンターでは清掃センターへの中継基地としての機能に加えてリユース、リサイクルの取組の一環としてご家庭で使用されない食器を持ち寄っていただき再使用していただくために、もったいない食器市の開催を清掃リレーセンター事務所前にて月曜日から土曜日の9時から11時15分、また13時から15時30分の間で実施しております。もったいない食器市は平成20年に市と市民団体、事業者との協働事業として開始し、ディアーズコープいこま、北コミュニティセンター、南コミュニティセンターの3カ所で月に1回ずつ開催しておりましたが、新型コロナウイルス拡大により、現在は清掃リレーセンターで実施しております。また、平成29年から清掃リレーセンターに持ち込まれたご家庭で不要となった家具を再使用していただく家具リユース品販売会を入札やオークション形式で開催するなど、5Rへの積極的な取組を行っているところでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
245 ◯吉村善明議長 梶井議員。
246 ◯6番 梶井憲子議員 一つ目の質問で清掃リレーセンターの持込みごみの量の変化を確認させていただきました。ごみの焼却施設である清掃センターとごみの中継をする清掃リレーセンターなんですけども、ちょっと区別しやすいように私は清掃リレーセンターのことを以下、リレーセンターというふうに言わせていただきます。
それでは、平成24年度からリレーセンターの経由をやめまして運用の方を清掃センターへ直送方式に変更されたんですけども、これに至った経緯と目的というのをお聞かせください。
247 ◯吉村善明議長 中谷部長。
248 ◯中谷正之市民部長 まず、この変更した目的の方なんですけれども、目的としましては様々な分野での波及効果というものを生むことを目指しまして、事業内容の方を検討した中で周辺地域の環境の負担の軽減、例えばいわゆる周辺道路の交通問題ですとか環境負荷への軽減、これらを図ること、また住民サービスの更なる向上を図るということを目指しました。経緯としましては、家庭ごみにつきましては平成23年10月から、事業系ごみにつきましては平成24年4月からごみの搬送を清掃リレーセンターを経由して中継していたものを清掃センターの方の直送に変更させていただいたということでございます。
249 ◯吉村善明議長 梶井議員。
250 ◯6番 梶井憲子議員 直送方式にすることによって、この運用面ではどのような効果があったんでしょうか。
251 ◯吉村善明議長 中谷部長。
252 ◯中谷正之市民部長 それまでは市民ごみの持込みが午後のみというふうに限定されておりましたが、直送方式に変更したことによりまして利用の制限をする必要がなくなりましたので、これによって午前は9時から11時15分の受入れ、午後は13時から15時30分にリレーセンターへ持込めるようになりまして、多くの市民の方にご利用いただけるようになったということになっております。
253 ◯吉村善明議長 梶井議員。
254 ◯6番 梶井憲子議員 1回目の答弁でリレーセンターのごみの搬入量が90%もカットされ、以前の10%程度になった傍ら、搬入の台数が20%増えたというふうにお答えいただいたんですけども、これは時間が午後からも搬入できるようになったからという理由でよろしいでしょうか。
255 ◯吉村善明議長 中谷部長。
256 ◯中谷正之市民部長 そのとおりでございます。
257 ◯吉村善明議長 梶井議員。
258 ◯6番 梶井憲子議員 ごみの全体量が増えたというわけではなくて持ち込む人が増えたという解釈でお間違いないでしょうか。
259 ◯吉村善明議長 中谷部長。
260 ◯中谷正之市民部長 そのとおりでございます。
261 ◯吉村善明議長 梶井議員。
262 ◯6番 梶井憲子議員 職員の人員体制のこともお聞きしたいんですけども、職員さんの体制、もちろんこれだけごみの量が減ったので変わったと思うんですけども、どのように変化したのか、お聞かせください。
263 ◯吉村善明議長 中谷部長。
264 ◯中谷正之市民部長 職員の人員体制の方なんですけれども、平成23年、切り替えたこの10月の時点なんですけれども、いわゆる正職員、職員が10名と再任用職員が2名、そして会計年度任用職員の方が3名の計15名というスタッフでございました。それから、平成24年の時点では正職員が8名、再任用職員が1名、会計年度任用職員が3名の12名、令和4年につきましては正職員は5名、再任用職員が1名、会計年度任用職員の方が4名の10名ということになっております。この正職員につきましては一般的な事務職員の方は含めておりませんので、技能職員の方の数というふうに認識していただいたらということでよろしくお願いいたします。
265 ◯吉村善明議長 梶井議員。
266 ◯6番 梶井憲子議員 すいません、技能職員という方なんですけども、確認ですけども、技能職員というのは現場で作業に当たっていただいている職員さんということでよろしいでしょうか。
267 ◯吉村善明議長 中谷部長。
268 ◯中谷正之市民部長 現場での大型車両の運搬を担っていただいたりとか、そういうことをメインにしていただいている職員の方というふうにご理解いただけたらと思います。
269 ◯吉村善明議長 梶井議員。
270 ◯6番 梶井憲子議員 リレーセンターへの搬入量が減ったということで、人員が正職員さんが半分に、全体でも3分の2に減ったということで非常に大きな経費の削減効果になっていると思うんです。人件費は運用変更前に23年と令和4年を比較するとどれくらいの削減があったんでしょうか。
271 ◯吉村善明議長 中谷部長。
272 ◯中谷正之市民部長 細かな数字まではちょっと申し上げにくいんですけど、いわゆる概算額としてお伝えしますと、平成23年度と4年度を比較いたしまして、概数ですけども、約三千数百万程度の削減額になっているというふうに理解しております。
273 ◯吉村善明議長 梶井議員。
274 ◯6番 梶井憲子議員 かなり大きな額の削減になったと思います。また、人件費以外にも経費の削減効果というのはあると思うんですけども、その経費削減効果、どの程度あったんでしょうか。
275 ◯吉村善明議長 中谷部長。
276 ◯中谷正之市民部長 紹介いたしますと、清掃リレーセンターの維持管理費ということで比較させていただきますと、直送前の平成22年度、これにつきましては約4,900万要しておりましたが、直送開始いたしました平成24年度には3,300万円、令和4年度では3,900万というふうになっております。また、平成20年度以降、いわゆるその機器の補修業務等も発生しておりますが、これは生ごみなんかのリレーの搬入がなくなったということもございまして、設備への負担、これも軽減されておりまして、結果的に補修項目も見直されているということもあって経費の削減につながっているということでございます。
277 ◯吉村善明議長 梶井議員。
278 ◯6番 梶井憲子議員 運用を見直すだけでこれだけ経費が大きく削減されるということが分かりました。平成24年に経費が3,300万円で1,600万円の削減になっています。そこまで下がった理由と、令和4年度で3,900万円に600万円アップしているんですけども、この上がった理由、それぞれどういう理由でしょうか。
279 ◯吉村善明議長 中谷部長。
280 ◯中谷正之市民部長 平成24年度に直送になりまして、リレーセンターから清掃センターへの搬入台数が減少したということで、いわゆる主な理由としましては燃料費の方、これが22年度と比べまして、その翌年400万円ほど下がっております。また、ごみの搬入量の減少によりまして施設の光熱費というのも下がっておりまして、これが約400万円程度なので600万程度が下がっております。なお、平成22年度には臨時的な対応なんですけども、リレーセンターの中に隣接しております池がございまして、そのダイオキシン類の調査、これに要した費用というのが約600万円程度あったということで、これは臨時的な費用ですので、いわゆる先ほど約1,600万円の減少というような結果が出ておりますけども、実質比較すると1,000万円程度の減少になっているのかなというふうに考えております。また、令和4年度で約600万ぐらいの上昇があったということなんですけども、これも臨時的な設備の更新工事というのがございましたので、その分が計上されて上がっている原因となってございます。
281 ◯吉村善明議長 梶井議員。
282 ◯6番 梶井憲子議員 それでは、実質的には経費はもう本当にかなり下がっているというふうに解釈しております。このように思い切った運用の変更で直送方式になったことで何か新たな問題とか課題とかが発生したということはあるんでしょうか、あったんでしょうか。
283 ◯吉村善明議長 中谷部長。
284 ◯中谷正之市民部長 新たな問題というところなんですが、直送方式の変更で生じた大きな問題というのはこれまで生じてはおりません。ただ一つ懸念材料としましては、清掃センターの位置、これは平地ではなく、市街地の平地ではない生駒山麓中にございますので、例えば天候、悪天候、例えば降雪ですとか大雨、このような悪天候状況によりまして収集車が容易にそのセンターの方へ搬入できなくなるということが一つの懸念している材料ということでございます。
285 ◯吉村善明議長 梶井議員。
286 ◯6番 梶井憲子議員 地形的に生駒はやっぱり坂が多いですし、しかもその清掃センターは山手にあるということなので確かに懸念されることはあるかと思うんですけども、実際にはこの11年間、何も特に大きな問題が生じていないということなので、考え方としてはこの直送方式うまく運用できていると考えています。しかし、リレーセンターの建物や設備の老朽化というのは避けられないものです。リレーセンターの老朽度についてお聞きしたいんですけども、実はこの前、いこまちの9月号の記事にも載ってますけども、現在清掃センターの方の改修が行われております。清掃センターの大規模な設備更新事業が展開されている中なんですけども、これと連動して運用しているリレーセンターの建物や機器類、中央監視施設などの老朽の度合いや耐用年数のレベルというのは現時点で現在どのような状況になっているんでしょうか。
287 ◯吉村善明議長 中谷部長。
288 ◯中谷正之市民部長 環境省のインフラの長寿命化計画というのがございまして、この中でごみ処理施設の耐用年数につきましては、一般的に20年から30年程度とされております。また、コンクリート系の建築物につきましては50年程度の耐用年数を備えていると言われております。以上のことから、清掃リレーセンターの建物につきましては平成3年に開業してから相当の年数を経過しており、老朽化しておりますが、建て替えの段階ではないというふうに考えております。しかし、機器類につきましては毎年度保守点検や維持補修というのを行っておるんですが、平成13年度にコンパクターと言われるもののオーバーホールを行った以外、大規模な更新工事というのは行われておりません。また中央監視設備につきましてもまた同様でして、当時の最新の設備というのを導入してはおりましたが、30年以上経過しておりますし、耐用年数も超えておるということで老朽化は否めない状況というふうに認識しております。今後主要な設備機器に対する改修計画というのは、これは必要ではないかなというふうに考えております。
289 ◯吉村善明議長 梶井議員。
290 ◯6番 梶井憲子議員 当時の最新の設備と言っても、もうさっきおっしゃられたように30年前の設備です。耐用年数をもう超えているということなんですけども、今のところ業務に支障というのはないんでしょうか。
291
◯吉村善明議長 中谷部長。
292 ◯中谷正之市民部長 重要な機器類の点検ですとか、部分修理といいますのは製造メーカーによります保守点検結果、これを基にしまして実施をしてきているところでございまして、例えば市民生活に非常に影響のあるような故障対応がないように対応してきたところではございますけれども、今、議員おっしゃられたような清掃センターのような基幹的な改良工事、大規模な改良工事、これは着手していないということもございまして、今後の長寿命化ですとか、あるいは設備機器の更新、これにつきましてはリレーセンターの在り方を含めた中で検討して取り組んでいく時期には差しかかっているというふうには認識しております。
293
◯吉村善明議長 梶井議員。
294 ◯6番 梶井憲子議員 清掃センターと同時期に竣工されたリレーセンターについても設備を更新することで経費が削減されたり、より安全に、より環境に優しい取組ができるのではないかと考えています。リレーセンターの主要な設備機器の改修計画の方もしっかりと進めていただきたいと思うところでございます。現在のリレーセンターではごみを圧縮してかさをぎゅっと小さくして、それをトラックに積み込んでまた清掃センターに運ぶというコンパクターコンテナ方式というのを採用されています。過去にパッカー車に直接積み込む方式への移行も検討されたと聞いたのですけども、聞き及んでいるんですけども、それはごみの量が従前の10分の1に減ったからです。現在の圧縮してごみをトラックで運ぶこのコンテナ方式、いつまで継続するべきなのか、今後も継続運用することになるのか、その辺り市の見解をお聞かせください。
295
◯吉村善明議長 中谷部長。
296 ◯中谷正之市民部長 いわゆる平成3年の開業時から現在の処理方式で運用させていただいていまして、30年以上経過している中で処理方式の見直しというのは、これを検討した経緯もございます。この中で処理方式の変更、これにつきましては大規模な設備の改修を要するということですとか、パッカー方式ということへの移行につきましてはいわゆる安全面の問題ですとか、例えば積替えによる場所、人員の確保、これが必要になるということで計画を1回取り下げたという経緯もございます。現時点では清掃センターへの中継基地としての役割が非常に大きいということで、現有している施設は清掃センターが現在の位置で稼働する期間、これは令和21年程度を目標にしておりますけども、この期間は可能な限り適切に現在の施設を維持管理して使用していくということが望ましいというふうには考えておるところでございます。ただ、今市民の皆さんのご協力も大変いただいておりまして、ごみの減量化というのも進みつつある中です。また、今後の社会情勢、これなども加味しながら施設の整備計画、これを策定して機器類の更新、これも併せまして総合的に検討していきたいというふうに考えております。
297
◯吉村善明議長 梶井議員。
298 ◯6番 梶井憲子議員 今後計画を進める中で中継基地としての大きな設備というのはもう必要がなくなってくるのではないかなと考えているんです。パッカー方式への運用や変更などはどのような状況になれば可能になるものと考えておられますでしょうか。
299
◯吉村善明議長 中谷部長。
300 ◯中谷正之市民部長 先ほどちょっと答弁と重複するかもしれませんけれども、清掃センター、今の清掃センター、これが長寿命化により令和21年を目標に稼働を続けるということは現在明確な状態です。よって、この時期までは現在のリレーセンターの処理方式というのは続けることが今は望ましいのではないかというふうに考えております。なおパッカー方式、いわゆる簡素化みたいな方式への変更につきましては、議員先ほどおっしゃっていただいているようにごみの量の減量化、これと密接に関わるものというふうには認識しておりますけれども、処理方式の変更をどうするかということにつきましては、いわゆる本市におきます中長期的に現在の清掃センターの在り方、あの場所でこれからもずっと稼働をしていけるかどうかというようなことですとか、現在奈良県内においてもいろんな動きがございますけども、近隣自治体との広域的なごみの処理の在り方、これらを含めて今の方式をどうしていくのかというのを考えていくべきものかと思います。
301
◯吉村善明議長 梶井議員。
302 ◯6番 梶井憲子議員 リレーセンターの稼働状況というのは物すごく大きく変化したんですけども、市としてはリレーセンターの役割や存在意義というのを現在どのように考えておられるんでしょうか。
303
◯吉村善明議長 中谷部長。
304 ◯中谷正之市民部長 リレーセンターの役割ということにつきましては、清掃リレーセンターは開業当時からなんですけども、市民の方や事業者の方から持ち込まれたごみの受入れ、また清掃センターへ運搬する中継基地としての役割を担ってきております。今後も同様の役割を担っていく必要はあるというふうにこれは十分考えておるところでございます。また、現在NPO法人の協力も得まして、現在行っているようなリユース品のオークション販売等、この拡充を図るということも一層本市が今推進しております5Rの強化ですとか、またSDGs未来都市としての一つの拠点施設になればと、ができればというふうに検討しているところでございます。
305
◯吉村善明議長 梶井議員。
306 ◯6番 梶井憲子議員 今後の人口減少時代や更なるごみの減量化、市民の努力によるごみの減量化などなどでリレーセンターへ搬入される家庭ごみの総量というのは徐々に減少していくものと考えられます。一方で、剪定枝などのごみって、これは減らないと思うんですね、木がある限り。持ち込まれているごみのうち事業者や公共事業による剪定枝の搬入量というのはどれくらいあるんでしょうか。
307
◯吉村善明議長 中谷部長。
308 ◯中谷正之市民部長 まず、公共事業による剪定枝の搬入量なんですけれども、令和3年度におきましては537トン、令和4年度については681トン、令和5年度の4月から7月までなんですけども、これで193トンというような状況でございます。一般の方ですとか事業者による剪定枝の持込み量はちょっとデータとしては今不明な状態になっております。
309
◯吉村善明議長 梶井議員。
310 ◯6番 梶井憲子議員 剪定枝を清掃センターへ直接持ち込むというふうに変更すれば、リレーセンターの負担が更に減って施設の設備等コンパクトに変えることにつながらないかなと思うんです。剪定枝の搬入方法を変更することによるメリットやデメリットについてお聞かせください。
311
◯吉村善明議長 中谷部長。
312 ◯中谷正之市民部長 剪定枝の方を直接、例えば清掃センターへ持込みするということになるとなれば、リレーセンターの負担は当然減ることになりますので、そういうメリットはあるかなというふうに考えております。ただし剪定枝の現在の持込み量自体、これが全体の約2割程度というふうな状況の中で、これがなくなれば設備が大幅にコンパクト化できるのかというのはちょっと現在のとこは不透明なのかなというふうに考えております。いわゆるデメリットの部分なんですけれども、これを清掃センターの受入れ側の設備がまた必要になるということで、例えば剪定枝の飛散防止対策等の変更、このような作業と言いますか工事が必要になってくるというのは考えております。また、計画収集、この家庭ごみの搬入は午前中行われております。こちらを優先しなければ収集時間の大幅なずれが生じますので、市民生活への混乱を来すということになりますので、剪定枝の受入れ時間は現状でいけば午後からになるという、時間制限が生じるということで、現在と比べまして行政サービスの低下につながるのではないかなというふうに懸念しております。
313
◯吉村善明議長 梶井議員。
314 ◯6番 梶井憲子議員 直接清掃センターへの持込みはちょっと難しいということで分かりました。リレーセンターの機器設備の縮小、サイズを小さくするに当たっては搬入されるごみの量の減量化というのは非常に重要な要素と思っています。そこで生駒市内で事業を進めておられる民間のバイオマス発電所への公共事業によって発生した樹木などを搬入することが可能になればごみの減量化、そして施設のコンパクト化にもつながるのではないかと思うんですけども、発生する剪定枝相当のバイオマス発電のエネルギーとなれば、市にとっても、環境にとっても大きな効果があるのではないかと思うんですけども、市の考えはいかがでしょうか。
315
◯吉村善明議長 中谷部長。
316 ◯中谷正之市民部長 今、提案していただいているような市内で事業を進めておられます民間のバイオマス発電事業所、こちらの方へ木質の資源、エネルギー源として市内で発生した剪定枝、これを搬入するということにつきましては老朽化している施設の負担軽減、これにもつながりますし、市としてもこれらの燃料が再生エネルギーとして生まれ変わるということについては市が目指すSDGs等の観点からも非常に有効なものではないかなというふうに考えております。
317
◯吉村善明議長 梶井議員。
318 ◯6番 梶井憲子議員 バイオマス発電の事業者さんと生駒市の連携というのは可能なんでしょうか。
319
◯吉村善明議長 中谷部長。
320 ◯中谷正之市民部長 現在事業者の方とはバイオマス発電におきます剪定枝の利用、搬入につきまして相互連携というような形でできるように前向きに協議の方を進めているというふうに担当部署の方から聞いておるところでございます。
321
◯吉村善明議長 梶井議員。
322 ◯6番 梶井憲子議員 年間、その事業者さん、どれくらいの剪定枝の量を引き取ってもらえるのかとかそういった調査や研究というのはもう進められているんでしょうか。
323
◯吉村善明議長 中谷部長。
324 ◯中谷正之市民部長 どれぐらいの量というところなんですけども、詳細につきましては今後の協議事項の中になってくるとは思いますけども、本市といたしましては、例えば公共事業で出るような剪定枝なんかにつきましては、特に全量を搬入できればなというふうに考えております。事業者様の計画書ですとか、いわゆる一般的に出されているようなホームページとかを見せていただきましても、事業の中で木質の廃棄物燃料というのは年間約9万8,000トンを使用されるというふうな事業計画になっております。また、事業のその考え方としましても、地産地消というような考え方に基づきまして事業を進めるというふうに宣言していただいているとこもございますので、十分これを使用していただくことは可能ではないかなというふうには考えております。
325
◯吉村善明議長 梶井議員。
326 ◯6番 梶井憲子議員 このように、民間とも連携してバイオマス発電等に剪定枝を回すことができたら、リレーセンターでのごみの中継の量を極力減らすこと、できると思うんです。そこでコストカット、そして機械設備の負担軽減、将来的には機械のサイズダウン化をした上で、又はパッカー車の利用などを試した上で、いずれこのリレーという中継するという運用自体を廃止することができるのではないかと思うんですけども、そういったものは考えられないでしょうか。
327
◯吉村善明議長 中谷部長。
328 ◯中谷正之市民部長 いわゆる最終的にリレーセンターの中継の廃止ということを今おっしゃっていただいているのかなと思うんですけれども、いわゆるダウンサイジング化ということも十分考えられますけども、最終的な中継の廃止に関しましては今現在家庭等からの持込みごみというのを全て清掃センターへ、これから自ら全部を搬入していただくという形にはなります。これに伴いまして何が必要になってくるかと言いますと、現在の清掃センター内の大幅な改築工事等が必要になってくるということが分かっております。これは不可能なことではないかなというようなこともありますけども、今施設が建っている敷地の方は国定公園内ということもございます。また、利用できる敷地面積もかなり限られているというような条件の中で、いわゆる全てのものを最終的にリレーを通さずに全てを清掃センターへ持ち込むということになれば、あの場所で様々分別ヤードの確保ですとか、進入路の確保等々非常に必要になってくるということで、すぐに早期の実現というのはかなりハードルが高いのかなというふうには考えております。
329
◯吉村善明議長 梶井議員。
330 ◯6番 梶井憲子議員 確かにすぐには難しいことかなと思うんですけども、今後中長期的に計画の方を進めていっていただけたらなと思います。
それでは、大きな2問目の質問に入ります。
3月定例会で惠比須議員の質問では、1月現在の取組ということで質問をされて答弁いただいてたんですけども、今の状況を踏まえて、現状を踏まえた質問をさせていただきます。
SDGsの観点から燃えるごみの量を減らすためにリレーセンターでリユースの取組をされているんですけども、現在実施している事業の今後の展望というのはお聞かせいただけますでしょうか。
331
◯吉村善明議長 中谷部長。
332 ◯中谷正之市民部長 今後更なるリース等の事業拡大の方を図っていきたいというふうに考えているところなんですけれども、現在使用している建物内だけでは非常に手狭ということもございます。十分なスペース、展示スペース等々確保できておりませんので、また市民の方々のアクセスも非常によくないというような状況でもございます。例えばリユースとともに今後リペア機能を持つ施設として、この辺りの整備を進めていくということにつきましては、まずリユース品、これをストックするスペースの確保が必要になってまいりますし、また例えばこれに伴って知識とか技術力を持ったシルバー人材の方など、これを活用して修理とかクリーニング、こういったプロセスを導入しまして品数も増やすなどの対応が必要になるかなというふうに想定しております。
333
◯吉村善明議長 梶井議員。
334 ◯6番 梶井憲子議員 現在大型家具などのリユースの取組なんかもされているんですけども、そちらは現在どのような状況でしょうか。
335
◯吉村善明議長 中谷部長。
336 ◯中谷正之市民部長 大型家具につきましては、ごみの減量化を目的としまして、家具類をリユース品として引き取らせていただいて、家具のリユース品の販売会、これを年6回程度実施させていただいております。持ち込まれた家具類ですけれども、これはそのままの状態でリユース品として供しておりまして、ストックする場所、これがないために修理、クリーニングが不要なものを選択してリユースを行っている状況です。
337
◯吉村善明議長 梶井議員。
338 ◯6番 梶井憲子議員 修理やクリーニングができたらもっと品数増えていいのになと思うところなんですけども。この家具のリユース品販売会、ホームページからも閲覧できるようになってるんですが、私が思うに、ネーミングと入札方式がちょっと市民になじまない要因の一つにあるのではないかなと思ってるんです。ホームページ開いたら、家具リユース品販売会(入札形式)と、これが見出しに出てるんですね。何か市民感覚でそこを見ても、あまりわくわくしない、楽しくない、しかも入札形式ってすごく難しそうやなというような感覚になるんですね。他市でそういうリユースの販売等をやっておられるところをいろいろ調べてみましたら、例えば鯖江市ではオークションをやっておられるんですけど、サバオクとかあるんですね。やっぱり名前って市民に親しまれることが大事やと思うので、是非何かオークションやったら、もう生駒オークションでイコオクとかもあるかもしれないし、入札でしたら一斉にぽんと何かみんなで、なんぼでポンみたいなとか、いろいろ名前は考えられるかなと思うんですけども、是非ネーミング等このやり方、方式の見直しというのも検討していただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
339
◯吉村善明議長 中谷部長。
340 ◯中谷正之市民部長 ご提案、ありがとうございます。いわゆる市の方でやっている名前として、入札みたいなちょっと堅苦しいネーミングがどうしても先行してしまいますので、市民の方により親しみやすいと言うか、参加していただきやすいそのネーミングというのもやっぱり大事かなというふうに感じておりますので、その辺、いろいろ知恵、今頂いたような他市の事例なんかもちょっと拝見しながら検討できたらなというふうに考えます。
341
◯吉村善明議長 梶井議員。
342 ◯6番 梶井憲子議員 これらの事業を頑張ってやっておられるのを前からずっと見ている状態なんですけども、事業を実施する中で具体的な問題点とか課題点と言うか、そういうところはあるんでしょうか。
343
◯吉村善明議長 中谷部長。
344 ◯中谷正之市民部長 課題といいますのは、先ほどもちょっと答弁の中で申し上げておりましたけども、いわゆるそのリユース品の販売ですとか、もったいない食器市の開催なんですけども、現在のリレーセンターの方でさせていただいているんですけども、いわゆる展示スペースが非常に限られているということ、またストック、品物をストックしておく場所がないと、市民の方が来ていただくには非常に徒歩ではかなり傾斜も厳しいですし、事務所へのアクセスがあまりよくないと、また十分な駐車スペースがないなど、これらの要因が挙げられるかなと思います。
345
◯吉村善明議長 梶井議員。
346 ◯6番 梶井憲子議員 先ほどおっしゃられた食器市なんですけども、コロナ対策で実施場所をリレーセンターに変えられているんですけども、コロナが5類になった今、南北のコミュニティセンターに戻すのか、それともリレーセンターでそのまま継続して実施するのか、どちらもやってみた結果、効果や手間、費用などを考えると、今後はどのようにされる予定でしょうか。
347
◯吉村善明議長 中谷部長。
348 ◯中谷正之市民部長 今後の考え方といたしましては、リレーセンターにつきましてはいわゆる今と同じと言いますか、常設型の開催が望ましいなというふうに考えております。これに対して、従前開催させていただいておりました北コミですとか、南コミにつきましてはイベント型の開催というのが非常に適しているのではないかなというふうに考えております。また、ただ食器市につきましてはNPOの方々のお力も借りて開催しているということもございますので、今後頻度ですとか開催方法、これなんかも含めまして協議しながら対応を考えていきたいなというふうに考えております。
349
◯吉村善明議長 梶井議員。
350 ◯6番 梶井憲子議員 リユースに係る業務と言うか、どんどん力を入れられて、今リレーセンターでの職員さんのお仕事なんですけども、やっぱりリユースに関する業務というのが今後どんどん増えてくるかなと思うんですが、今後の職員さんの展開についてはどのようにお考えでしょうか。
351
◯吉村善明議長 中谷部長。
352 ◯中谷正之市民部長 職員の働き方と言いますか、どういう業務に従事するかということになってくるかと思いますけども、将来的なこのリレーセンターの事業の方向性と言いますか、この辺りの整備の方向性等が決まり次第という形になってくると思うんですけども、いわゆる現在の施設、この機能に加えた機能を他でこういったものも、こういったものということになれば、当然人員の配置ですとか、業務の内容というのは変わっていくのかなというふうに考えます。
353
◯吉村善明議長 梶井議員。
354 ◯6番 梶井憲子議員 やっぱりその場所での業務内容が変わると職員さんのお仕事も当然変わってくるんですけども、ここでちょっと紹介したいことがあります。今年の8月17日の環境省の報道発表資料によると、使用済み製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業で令和5年度は愛知県蒲郡市、神奈川県座間市、東京都八王子市の3件の事業が採択されましたとあります。ちょっと調べてみたんですけども、職員さんの働き方や事業内容とか新しい取組をされる予定になっています。愛知県の蒲郡市さん、令和4年度から粗大ごみをネットショップで販売する取組を実施している。今年度は市職員が限られた時間で対応してきた出品や引渡し等の作業をシルバー人材センターに委託することでリユース割合の向上を目指すと、神奈川県の座間市さん、まだ使えるが、自分には不要になったもの、大切に使ってくれる人に譲りたいものを所有する市民とそれを必要とし製品の状態や思いを理解し、もらい受ける市民同士のマッチングを促し、地域内でのリユース品の循環を推進する取組、そして東京都八王子市です、不要となった再生利用可能な品物をごみとして出す前に市民から受け取り、オンラインを活用して引取りを希望する方へ有償又は無償にて引き渡す取組、これらを市の取組として実施する予定になっております。他にも東京都町田市では社団法人さんがリサイクルショップをオープンしておりまして、そこではシルバー人材センターの方々が不用品として回収された家具などの修理、そして販売を行っていますと。また、ジモティーにも出品するなど様々な雇用の場としても開かれていますと、こういった取組があります。リサイクルの場を就労の場としてシルバー人材などを活用することについてはどのようにお考えでしょうか。
355
◯吉村善明議長 中谷部長。
356 ◯中谷正之市民部長 これはまず今後の事業、この方向性が決まってからの内容になると考えますが、例えばリユースですとかリサイクルの施設としての位置付け、これがなされれば、ご提案の例えばそのシルバーの方等々の就労の場の提供として家具の修理、それから販売、リユース品の展示などを含めまして、先進地の事例などを含めまして就労の場の提供としても今後検討する余地は十分あるのかなというふうに考えます。
357
◯吉村善明議長 梶井議員。
358 ◯6番 梶井憲子議員 先ほど紹介したその環境省の使用済み製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業の採択事業についてですけども、実は助成金と言うか補助金が出まして、1事業当たり上限400万円の必要経費に係る支払いを行うことが可能というふうになっております。次年度も募集があるかどうか分からないんですけども、もしもあれば是非とも生駒市も何か新しい取組を考案していただいてモデル事業としてトライしていただきたいと考えています。最近はメルカリやヤフオクなど全国でネット販売をするアプリの他にも、先ほども出ましたけども、ジモティーなどの地域を中心としたアプリも人気です。地域コミュニティアプリのピアッザを使った事業展開を検討しているというふうに、以前、議会の方の答弁であったんですけども、検討の結果、現在どうなっているんでしょうか。ピアッザの生駒市エリアでの登録者数、もし分かれば教えてください。
359
◯吉村善明議長 中谷部長。
360 ◯中谷正之市民部長 まず、この地域コミュティアプリのピアッザの方なんですけども、令和5年5月現在の生駒市エリアの登録者数は932アカウントというふうになっております。現在どうなっているかということなんですけども、清掃センターでのピアッザの活用につきましては現在SNS的な情報発信をするにとどまっておりますが、市としてどのような品物をどのような条件で出していくかということを検討しているところですけれども、できるだけ早期に実施したいと考えております。一例としましては、恐らく販売することまではしないというような品物、このようなリユース品をピアッザを通じて無料配布するとかということなどは考えたいなと思っております。以上です。
361
◯吉村善明議長 梶井議員。
362 ◯6番 梶井憲子議員 ピアッザはアプリなんですけども、市と連携しているやつですね。今年1月から生駒エリアが追加されて運用されているんですけども、私もダウンロードしまして面白いなと思って見ているところです。今のところ生駒市ではツイッター的な感じのツイート的な発信しかされてなくて、まだ販売や具体的なそういう譲渡なんかには至っていないんですけども、今後そういった展開もしていっていただきたいなと期待して待っているところです。以前、私一般質問でしたんですけど、例えば学校の制服のリユースですとか、そういったことももったいない市なんかも実際に現場に行って、見るだけじゃなくて、どんどん写真でアップして取りに来てもらうというようなそんな地元アプリを使うのはとても有効かなと思います。やっぱり販売の方にも新しくそのピアッザの利用を展開、検討していただきたいんですけども、いかがでしょうか。
363
◯吉村善明議長 中谷部長。
364 ◯中谷正之市民部長 いわゆる市が今後行いますリユースの取組内容としては、どの辺りまでを市の方で行うのが適切なのかというのは施設の整備内容に加えて研究、検討するべき課題ではないかなというふうに考えておりますし、できるだけ今おっしゃっていただいたようなピアッザの活用、これについては有効な非常に手段の一つというふうに認識しておりますので、これだけにかかわらず様々な手法を活用しながら事業のPRというのはしていきたいと思います。
365
◯吉村善明議長 梶井議員。
366 ◯6番 梶井憲子議員 今ちょっと思い出したんですけど、ジモティーで保護猫を譲りますというのが載っていたりというのも、生駒市の保護猫の団体さんがジモティーで里親さんを募集したりもしていました。そんなふうにこういう地域の情報、アプリ、どんどん利用していただけたらと思うんですけど、やっぱりまだユーザー数が932アカウントということでまだまだ少ないなというのが本音です。リユースの促進を図るのであれば、やっぱりジモティーとかメルカリとかそういったものも併用しながら検討していただけたらなと思います。私、メルカリ、大好きなんですね。メルカリ、ジモティー、愛用者なんですけども、出品するとなるとやっぱりメッセージの返信とかコメントのやり取りなんかにもかなり手間がかかったり、発送するのも割と丁寧にやったりとかいろいろ手間もかかるお仕事になると思うんですけども、是非そういうところにも雇用の促進ということでシルバー人材さんの採用なんかも今後やることになったら、ご検討いただけたらと思います。将来的なセンターの在り方を事務レベルで検討されたことがあるというふうに聞き及んでるんですけども、具体的にどのようなことを検討されたのか、お聞かせいただけますでしょうか。
367
◯吉村善明議長 中谷部長。
368 ◯中谷正之市民部長 センターの在り方というところでは、基本的にまずごみの持込み施設として市民サービスを継続するために必要なごみの搬入受付、また清掃センターへのごみの運搬機能というのは、これはまず維持するべきというふうに考えております。また、既存の清掃センターの方が先ほどもお答えしておりましたが、令和21年度まで稼働するという計画がまずありますので、それまでの間は清掃リレーセンターも現在のごみの流れというのを大きく変えることなく持込みを受け付ける施設として活用する必要があるというふうには考えております。あと、現在行っておりますリユース品のこの販路と言いますか拡充、これは今後もNPO法人の方々なんかと連携しまして、市民と共に5Rということを推進していく拠点施設という方向性も入れてリレーセンターの在り方を今検討をしているというような状況です。
369
◯吉村善明議長 梶井議員。
370 ◯6番 梶井憲子議員 リレーセンターの将来的な構想についてはどのような整備になるにしても、計画とか実施に至るまでには相当の時間と費用が必要になると考えられます。それまでの間に何かできること、現状の施設内で今すぐ取り組めるようなことというのは、そういった事業は検討されてないんでしょうか。
371
◯吉村善明議長 中谷部長。
372 ◯中谷正之市民部長 今おっしゃっていただいたように、施設を全面的に更新するという場合は計画策定ですとか、更新工事に相当の費用と期間を要するということはどなたでも想像できるかなというふうに思いますが、現時点では取りあえず今の施設を維持していくということが基本になっておりますので、早期にあの施設、あの用地の中で何ができるかということなんですけども、可能性のある事業として今考えているところでは、例えばですけども、今の空いている敷地を活用させていただいて、その中に例えばプレハブ等を置かせていただいて、現在清掃センターで行っておりますリユース、リサイクル事業の拡充等ができないかというのを検討しているところでございます。
373
◯吉村善明議長 梶井議員。
374 ◯6番 梶井憲子議員 今のリレーセンターの弱点と言うか、弱いなと思うところ、やっぱり利用できるスペースがすごく少ないなって思うんです。今後の事業計画の考え方とか中長期的なスケジュールというのをお聞かせください。
375
◯吉村善明議長 中谷部長。
376 ◯中谷正之市民部長 いわゆる今年度につきましては、事業整備の方向性の方を事務レベルの方で検討しているところでございます。事業の方向性について、これが定まっていけば、次年度以降に事業の可能性についての具体的な調査とか検討に入っていきたいというふうには考えております。
377
◯吉村善明議長 梶井議員。
378 ◯6番 梶井憲子議員 私、利用者として、リレーセンターの利用者として思うんですけども、やっぱりリレーセンターって道路から入って、県道から入っていく道、そこも十分な道幅もなく急勾配な道路になっています。蛇道になっていて敷地も雛壇になってて、やっぱり有効な活用面積というのは限られてます。車だったら割と行きやすいんですけども、やっぱり駅からは遠くて徒歩でのアクセスというのは非常に悪い地形となっています。今のスペースではやっぱり複合的な施設を例えば1カ所に集約させるというのはちょっと難しいかなと思ってます。多くの市民に来場いただくためにはやっぱり駐車場の確保というのも要るかと思うので、現状の状況では難しいかなと思うのが私の感想です。たくさんの課題はあるんですけども、今後のリレーセンターでの事業の展望についての計画というのはどのようなことを想定されてるんでしょうか。
379
◯吉村善明議長 中谷部長。
380 ◯中谷正之市民部長 議員おっしゃっていただいたみたいに非常に立地とか地形とか、敷地面積、形状と非常に複雑な場所にあるということで、その活用をどうするかというのは非常に今後の大きな課題ではあるかなというふうに考えておりますけども、リレーセンターがある場所自体が、まず市の中心部に位置しているということもございまして、また周囲に民家等もございませんので、まず市民の方が持っていただくごみの持込み場所としては非常に有効というふうには考えております。先ほどからちょっと申し上げてましたけども、ここのごみの中継所という施設に加えまして、もううちとしてはリユース事業の拠点としての性格も併せ持つような複合的な施設としての視点を加えて検討したいというふうに考えますし、先ほども言っていただいたような、市民にまず親しまれる施設として有効活用したいなというふうには考えております。ただ、複合的な施設というふうになると、やっぱり相当の面積も要る、どれぐらいの規模というのもございますけれども、現在の敷地としては使用できるスペースにはかなり限りがございますので、先ほど申し上げた、当面今ある敷地をうまく活用しながら段階的な活用といった整備という形も必要になってくるかも分かりませんけども、当面はリサイクル、リユースの拠点として空いているところを活用して展開していくと。そして、どんどんその事業の範囲を広げるということになれば、やはり先ほどおっしゃっていたような、面積足りないということもございまして、近隣の用地の活用、これらも含めて検討することが必要になってくるかなというふうに考えております。
381
◯吉村善明議長 梶井議員。
382 ◯6番 梶井憲子議員 是非とも近隣の用地の確保の問題も含めて検討を進めていただきたいなと思います。これまでに取り組んでこられている家具のリユースやもったいない食器市、あとフードドライブだとか、ちょっと提案させていただいている制服などの学用品のリユースなんかも一括して複合的にできる施設が実現すればいいなと思ってます。また、昨年度はメルカリ教室なんかも市の方でされておりましたし、やっぱりSDGsや環境のことなどについて学べる研修室と言うか、研修用のスペースとして活用するなどSDGs未来都市として取り組むべきリユース、リサイクルを含めた5Rの体験ができるとさっきもおっしゃっておられましたけども、そういった複合的な環境施設としての整備を理想とすることを要望します。
最後になるんですけども、これまでリレーセンターはごみの中継所としての役割を担ってきました。生駒市では普通に思われているこのリレー方式自体がちょっと目線を変えれば、他の自治体ではこのリレー方式を採用しているところ、あんまりないんです。焼却施設に直送されていることがほとんどになっております。そういうことも踏まえまして、やっぱりこれからは燃えるごみの搬入量、最小限に減らして将来的にこのリレーセンターをごみの中継所という観点ではないようになくすことができたら、大きな経費の削減にもつながります。運用を見直していただくことに加えて、将来的には市民の皆さんに愛されて親しまれるSDGsの拠点施設になるような方向で進めていただくことを要望して一般質問を終わります。
383
◯吉村善明議長 暫時休憩いたします。
午後0時1分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後1時0分 再開
384
◯吉村善明議長 休憩を解いて、引き続き一般質問を行います。
午前中の梶井議員の一般質問における発言及び執行部側の答弁において適切でない発言があったように思われますので、記録を調査の上、措置をいたします。
それでは、一般質問を再開いたします。
最後に、18番浜田議員。
(18番 浜田佳資議員 登壇)
385 ◯18番 浜田佳資議員 今回の一般質問は2点について行います。まず、壱分北地区の開発についてですが、現在壱分町から東生駒さつき台にわたる壱分北地区の開発については周辺地域の市民から様々な不安、意見、要望等が出されています。草木が繁茂している状況から、どうなっているのかとの話も聞かれます。昨年の9月議会でも質問しましたが、あれから1年が経過し、業者と市との協議等も進展し、生駒市都市計画審議会も行われました。そこで、次の点をお聞きいたします。
1、全体の流れの中で現時点の位置はどこにありますか。
2、周辺地域の市民の不安、意見、要望等についての聴取も含め、この1年間でどのような進展等があったのでしょうか。
3、上記2の点について、特に道路の安全、災害対策についてはどうでしょうか。
4、開発事業はこれからまだまだ続きますが、市は事業者に対して今後どのように対応していくのでしょうか。
次に、大きい2問目に行きます。市民の意見等の聴取方法についてです。
市民の意見等の聴取の重要性は言うまでもないことです。重要な計画でのパブリックコメント、日常的なメールなどにより市民からの意見等を受ける取組もなされています。ただこの間、市民から、以前あったききみみポストがなくなったのはなぜなのか、あれは気軽に意見等出せるのでよかったのにとの話が度々出されます。廃止されてから相当時間がたっていますが、それだけ意識の中にあるということだと思います。デジタルの進展に伴い、その方法での意見聴取が進むのはよく分かりますが、さりとてこれまであったアナログの方法をなくすこととは別問題です。
そこで質問いたします。
1、ききみみポストを廃止した理由は何でしょうか。
2、ききみみポストを再度設置する考えはありませんでしょうか。市民からの意見等の聴取の方法は多様であることが必要かつ有用であると考えますが、どうでしょうか。
以上で、登壇しての質問を終わり、2回目からは自席にて行います。
386
◯吉村善明議長 北田都市整備部長。
(北田守一都市整備部長 登壇)
387 ◯北田守一都市整備部長 それでは、浜田議員の大きな一つ目の質問について、他の所管に係るものもありますが、1回目を私からお答えいたします。
まず、1についてですが、当該開発は都市計画法に基づく開発行為の許可と用途等の都市計画変更の手続きが必要となり、まず開発行為の手続きとしましては生駒市宅地等開発行為に関する指導要綱に基づく事業者と庁内関係各課との協議や、開発行為により市に移管されることとなる道路、公園、防災調整池などの公共施設の管理に関して都市計画法第32条に基づく協議が本年4月に完了し、8月には同法第29条に規定する開発許可申請を本市から奈良県に進達し、今後は奈良県で開発行為の審査が行われる予定でございます。
次に、都市計画変更の手続きとしましては、昨年以降に開催された4回の都市計画審議会で開発行為の手続き状況の報告を行い、本年6月の同審議会で地元自治会との合意形成を含め手続きについて地元自治会からの要望書や図面を資料としながら詳細に説明し、その上で本市の都市計画案が了承され、現在9月末からの同法第17条に基づく都市計画案の縦覧に向けた作業をしているところでございます。
次に、2につきましてはこの1年間の地元自治会等への対応として、事業者により、壱分町東、東菜畑2丁目、ハートフルビレッジ菜畑、さつき台の4自治会に対する説明会が本年2月に開催されました。この説明会は自治会によって3回目若しくは4回目となる説明会で、これまでの懸案事項であった将来の交通量推計結果と推計を踏まえた交通安全対策案が説明され、一定の合意形成が図られてきました。地元自治会のうち東生駒南自治会はかねてから開発により新たにできる幹線道路の接続位置の変更を求められており、その回答として、昨年11月に開発許可基準と道路の安全性の点から現計画の接続位置は妥当であり、安全対策について検討中である旨、文書で回答いたしましたが、本年1月に生駒東小学校西側に幹線道路を接続する計画に反対する署名が市に提出されました。また、2月には生駒東小学校区の15自治会から成る東地区自治連合会から、幼児、児童・生徒、地域住民の安全確保についての要望が提出されました。これらへの対応として昨年夏頃から警察、奈良県交通規制課、生駒署となりますが、警察と奈良県郡山土木事務所、市、事業者の4者で協議していた交通安全対策案がまとまったため、その内容を事業者が四つの自治会説明会で説明するとともに、東生駒南自治会へのエリアへは説明資料が各戸配布されました。東地区自治連合会の要望に対しては会長と各自治会長宛てに開発概要、これまでの取組に加え、交通安全対策案をまとめ3月に文書で回答し、また地域住民の方々によりご理解いただくための回覧用のチラシも併せて作成し、送付いたしました。市としても開発規模が大きいことから、通常は事業者が担うべき内容も含め、地域住民の意見等に丁寧に対応してきております。
次に、3につきましては、道路の通行の安全確保については当初から最優先課題と認識しており、当該開発に伴い、新たに発生する交通量が周辺に与える影響について事業者が実施した将来の交通量推計調査の結果から開発に伴う周辺道路に与える影響は処理能力の範囲内であることを確認し、推計結果を基に警察など4者で慎重に協議を重ね、旧の国道168号、東小学校西側の市道東生駒南36号線、生駒東小学校及び菜畑幼稚園周辺の生活道路、通学路などについて現時点で考えられる交通安全対策案等をまとめました。これらの交通量推計や安全対策案については都市計画審議会でも説明し、交通専門の学識経験者にも確認していただいております。
災害対策につきましては、下水、雨水、排水や調整池などの治水対策、土地造成に関する対策、また緊急車両の通行などが考えられますが、下水、雨水、排水施設及び開発区域の流末となる排水施設については本市に移管され、開発完了後に維持管理を行うことになるため、担当部局が事業者と協議を重ねて現在の計画に至っております。また、当該開発地は特定都市河川流域に指定されている大和川流域であり、雨水を貯留するための防災調整池の設置が必要で降雨強度器や流出量の算定、流下断面の算定など災害時の治水機能を保持するために様々な基準が定められており、防災調整池は市が将来の管理者として確認し、最終的には奈良県が基準に基づき審査を行います。造成行為や崖面の保護、擁壁の構造などについては都市計画法の基準に加え、特定盛土等規制法の基準に基づき奈良県が今後審査を行っていきます。災害時の緊急車両の通行という点では計画の幹線道路は歩行者も車両も安全に通行できる幅員や構造を有しており、妥当であると考えています。
最後に、4につきましては今後県により開発許可の審査がなされていくことになりますが、地元自治会と計画の一定の合意形成と工事期間中の地元自治会の理解が大切と考えており、引き続き当該開発に理解が得られてない点のある自治会に対しては事業者に説明会等の開催により、一定の合意形成に向け取組を指導しています。また、開発工事が開始されるまでには事業者に工事説明会の開催を促し、工事協定書等を地元自治会と締結するよう指導もしています。さらに、工事期間中についても工事施工計画書などを確認しながら安全対策について事業者と協議しながら行う予定をしています。
以上です。よろしくお願いいたします。
388
◯吉村善明議長 小林公室長。
(
小林弘幸市長公室長 登壇)
389
◯小林弘幸市長公室長 それでは、浜田議員の大きな2問目につきましてお答えいたします。
ききみみポストは市民の皆様から市政に対する提案や意見などを集めるため、平成7年8月1日に設置を開始し、平成30年3月31日に一定の役目を終えたと判断し廃止いたしております。開始時点では市内10カ所、最終的には市内35カ所に設置しておりました。廃止した理由といたしましては、ききみみポストの目的は市民の皆様から市政に対する提案などを集め、市政に反映することでしたが、投函が年々減少傾向にあったことに加え、投函された内容が不明瞭なものやききみみポストを設置している施設の要望が多かったこと。また回収、整理、各課との調整に少なからず手間がかかったこと、市政に対する提案や意見は市ホームページのお問合せホームや電話窓口で受け付けており、ききみみポスト廃止後においても別の方法、対応が可能であることから廃止に至っております。
以上の理由から、今後も再度設置する考えはございませんので、ご理解賜りますようお願いいたします。
390 ◯吉村善明議長 浜田議員。
391 ◯18番 浜田佳資議員 それでは、順次質問をしていきます。
まず大きな1問目ですが、1回目の答弁なんですが、かなり詳しく答弁されましたが、その代わり専門的で分かりにくい感じがありましたので、全体の流れを簡潔に言うとどうなりますでしょうか。
392 ◯吉村善明議長 北田部長。
393 ◯北田守一都市整備部長 開発許可に係る手続きとしましては、現時点の状況を簡単に申しましたら、市での様々な協議が完了しまして、市としての役割が一定終わった段階で今後は開発の許可権を有する奈良県が審査されていく段階でございます。
394 ◯吉村善明議長 浜田議員。
395 ◯18番 浜田佳資議員 では、都市計画法に基づく開発行為の手続きに必要な現時点での市としての役割は終わったということですね。
396 ◯吉村善明議長 北田部長。
397 ◯北田守一都市整備部長 許可に係ります必要な役割は終わっております。
398 ◯吉村善明議長 浜田議員。
399 ◯18番 浜田佳資議員 では、都市計画法に基づく開発許可について、今後市が関わることはないということですか。
400 ◯吉村善明議長 北田部長。
401 ◯北田守一都市整備部長 今の段階で開発許可について市が関わることはないと思っております。
402 ◯吉村善明議長 浜田議員。
403 ◯18番 浜田佳資議員 今の段階と言うか、今後の話になりますけど、多分ないということだと思います。都市計画変更の手続きとしては今後どのような流れになるんでしょうか。
404 ◯吉村善明議長 北田部長。
405 ◯北田守一都市整備部長 都市計画変更につきましては、この9月末に都市計画案の縦覧を行いまして、その後、都市計画審議会に諮問していく予定をしております。
406 ◯吉村善明議長 浜田議員。
407 ◯18番 浜田佳資議員 この開発の様々な手続きに関しては市の方で以前まとめられたこういったメモが、手続きに関するメモがありまして、それと今の答弁等を照らし合わせていきますと、全体の流れの中で現時点では割と最終の方に近いこの地点にあるということが理解できました。法的な手続きに関しては分かりましたが、もう一つ行政としての在り方についてこれから重ねて質問させていただきます。
これ以降にあるんですけど、まず東生駒南自治会からの開発により新たにできる幹線道路、開発地の幹線道路ですが、その接続についての要望内容はどのようなものでしょうか。
408 ◯吉村善明議長 北田部長。
409 ◯北田守一都市整備部長 幅員12メーターの新たにできる幹線道路、生駒東小学校前に接続する現計画に反対でございまして、新たな幹線道路は別のルートで検討を求められているものでございます。
410 ◯吉村善明議長 浜田議員。
411 ◯18番 浜田佳資議員 その別のルートの市の検討についてはどうだったでしょうか。
412 ◯吉村善明議長 北田部長。
413 ◯北田守一都市整備部長 別ルートの検証について、市としてもかなり慎重に実は検証してきておりまして、まず一つ目としまして、東生駒南自治会の幹線道路に接続する他の道路は幅員が6.1メーター以下であるため、開発許可基準の幅員の6.5メーターに満たしておらず接道要件となり得ないこと、このことは許可権のある奈良県にも確認しています。
次に、二つ目として新たに建設される幹線道路は道路構造令の規定を踏まえると、道路線形についても見通しがよく、道路の傾斜、勾配が緩やかで歩行者や車両も安全に通行できる必要があると考えておりまして、これら二つの点から現計画はまた災害時や緊急車両の経路確保なども期待できることから妥当であると判断いたしました。
414 ◯吉村善明議長 浜田議員。
415 ◯18番 浜田佳資議員 接道の許可基準の幅員が6.5メートルとなった根拠は何でしょうか。
416 ◯吉村善明議長 北田部長。
417 ◯北田守一都市整備部長 この許可基準は都市計画法33条及び同法施行令第25条の規定に基づきまして奈良県が定めている技術基準であり、開発の目的や規模に応じて道路の幅員が異なりまして、今回の開発計画では6.5メーターとなっております。
418 ◯吉村善明議長 浜田議員。
419 ◯18番 浜田佳資議員 開発行為の目的及び基準に応じてということをこの開発に当てはめるとどういうことになるんでしょうか。
420 ◯吉村善明議長 北田部長。
421 ◯北田守一都市整備部長 まず目的は今回の開発は住宅だけでなく店舗の立地も予定されていることから、目的はその他の開発に該当しまして、規模については3ヘクタール以上に該当いたします。
422 ◯吉村善明議長 浜田議員。
423 ◯18番 浜田佳資議員 ということは、住宅地だけでなく商業地もあるということで人や車がたくさん来るだろうということ、そして3ヘクタール以上でたくさんありますと、当然その後に設置されるとか、造られる住宅地の戸数も相当数があると。となると、たくさん車が来るとなると一定の幅の道路が必要だと、幅員が必要だと、こういうことで6.5メーター以上となっているという理解でよろしいですね。
424 ◯吉村善明議長 北田部長。
425 ◯北田守一都市整備部長 そのとおりでございます。
426 ◯吉村善明議長 浜田議員。
427 ◯18番 浜田佳資議員 その点は分かりました。では、東地区自治連合会からの幼児、児童・生徒、地域住民の安全確保についての要望内容はどういったものでしたでしょうか。
428 ◯吉村善明議長 北田部長。
429 ◯北田守一都市整備部長 頂きました要望書は、市が広く関係住民の意見を聞いて、市が方向性や進展状況を発信し、市が主導権を持って開発計画の検討、実施を進めること。特に道路設置については幼児、児童・生徒の通学、通園の道路となることを考慮し、この道路を使うべき全ての旧住民と新しく道路を使う新住民が安全に通行できるようにと要望されております。
430 ◯吉村善明議長 浜田議員。
431 ◯18番 浜田佳資議員 では、その要望内容に関してはどのように回答されたんでしょうか。
432 ◯吉村善明議長 北田部長。
433 ◯北田守一都市整備部長 今回頂いた要望は、その要望の中では市が全ての決定権を有しているような内容でもあったことから、今回の開発計画は市主導の開発計画ではなく、あくまでも民間事業者が自らの土地利用の権利に基づく開発行為で奈良県知事が都市計画法のほか、様々な法律に照らし合わせて許可を行われる行為であることをまず説明しております。そして、市の役割は市の開発指導要綱に基づきまして事業者に行政指導することで関係法令の規定等に照らし、事業者と十分な協議を行い、地元説明会の開催等によりまして地元自治会と一定の合意形成を図るよう指導していること、また交通問題に関しましては開発後の交通量を検証するため、将来の交通量推計調査の実施を事業者に指導し、警察など4者で検討を重ねてきた交通安全対策案を示しまして、市も現住民の方と新たに住民となられる方双方を始め、様々な年代層の方々が将来にわたり気持ちよく住み続けられるまちづくりのため、地元自治会の皆様と一定の合意の形成を図るよう事業者に対して継続した行政指導を行っているところですということを回答しました。
434 ◯吉村善明議長 浜田議員。
435 ◯18番 浜田佳資議員 では、そういったことによる地元自治会との合意形成の状況認識はどうでしょうか。
436 ◯吉村善明議長 北田部長。
437 ◯北田守一都市整備部長 1回目にも答弁させていただきましたとおり、東生駒南自治会では理解いただけてない部分もあると認識しております。その他の自治会については一定の合意形成が図られてきたものと考えております。
438 ◯吉村善明議長 浜田議員。
439 ◯18番 浜田佳資議員 そういった地元自治会との合意形成と手続きとの関係というのはどのようになっておりますでしょうか。
440 ◯吉村善明議長 北田部長。
441 ◯北田守一都市整備部長 合意形成と法手続きの話になるんですが、これまで市は地元自治会との合意形成に向けまして時間をかけて、かなり時間をかけて実は取り組んできております。しかし、都市計画法には開発許可の条件に近隣住民の同意や合意は含まれておりません。開発許可手続きについては法的に必要な要件を満たしているにもかかわらず、手続きが進まない状況であれば、所有者等の権利を妨げ、権利侵害となるおそれもあります。市も対応が権利侵害などの原因にならないよう手続きを進めざるを得ないということでご理解ください。
442 ◯吉村善明議長 浜田議員。
443 ◯18番 浜田佳資議員 所有者との権利侵害との関係で侵害になる可能性が高いとなりますと、裁判すると逆に行政側が負けるということが当然予想できます。法的で考えますと合意形成が条件となっていないということは理解するんですけど、そうは言っても、開発で影響を受けるのは地元住民、周辺の住民の方々なので、事業者に対しても今後引き続き合意の形成が図れるようにしっかりと指導を要望しておきます。
次に、ではなかなか合意形成が難しい東生駒南地区に対しては今後どういった対応でカバーしようと考えているんでしょうか。
444 ◯吉村善明議長 北田部長。
445 ◯北田守一都市整備部長 非常に難しいところもあるんですが、事業者には今後も引き続いて一定の合意形成に向けて取り組むこと、また今後開発工事が開始されるまでには工事の地元説明会の開催を促して、地元自治会と工事協定書等を締結するよう引き続いて指導していきたいと考えております。
446 ◯吉村善明議長 浜田議員。
447 ◯18番 浜田佳資議員 その点はしっかりとお願いいたします。
続いて3なんですが、3の中の道路問題について質問をさせていただきます。
答弁の中で事業者が実施した将来の交通量推計調査の結果から、開発計画に伴う周辺道路に与える影響は処理能力の範囲内とありましたが、これはどういうことでしょうか。
448 ◯吉村善明議長 米田建設部長。
449 ◯米田尚起建設部長 開発地から発生する発生交通量、そして新しくできる道路へ転換する転換交通量、あと交差点評価をそれぞれ安全側となるよう厳しく設定条件を用いた交通量推計を行った上で最も交通量が多いと想定される時間の1時間当たりの各交差点、菜畑、東生駒2丁目、福祉センター前の各交差点の車線別の混雑度及び交差点需要率が基準値内に収まってるということから交通量は一定増加するものの、信号処理できると考えております。
450 ◯吉村善明議長 浜田議員。
451 ◯18番 浜田佳資議員 一番問題となっています生駒東小学校西側道路なんですが、そこの市道東生駒南35号線での影響と対策はどのようになっていますでしょうか。
452 ◯吉村善明議長 米田部長。
453 ◯米田尚起建設部長 36号線でよろしいでしょうか。東生駒南36号線、その交通量は南向き、現在の795台から4,073台に増加する等の影響が考えられます。対策としましては開発幹線道路との交差点部に対しては防護柵を設置するなど徹底した安全対策を講じるとともに、その他の既存交差点においても県警本部と現地立会い等により必要な箇所について現在本市で行っているような交差点対策、ボラードの設置等を行っていくこととしています。また、今後の交通量の大幅な増加などがあった場合には信号設置、交通規制などを警察に要望を行っていきたいと考えております。
454 ◯吉村善明議長 浜田議員。
455 ◯18番 浜田佳資議員 今問題になっているのは、これ事業者の資料なんですけど、生駒東小学校の学童の施設の前に開発の幹線道路が接道するということで、今は南側、南向きと言っているところはその接道するところから南側に向いているという、この方向の道路ということでよろしいですね。
456 ◯吉村善明議長 米田部長。
457 ◯米田尚起建設部長 そのとおりでございます。
458 ◯吉村善明議長 浜田議員。
459 ◯18番 浜田佳資議員 そこの対策になっているボラードの設置等というのは具体的にどういったものでしょうか。
460 ◯吉村善明議長 米田部長。
461 ◯米田尚起建設部長 市道東生駒南36号線での交通安全対策としましては、現在横断歩道が設置されている4カ所の交差点部分において、車両から歩行者を守るためのボラード、車止めを設置する計画となっております。なお、設置位置については県警本部交通規制課のご協力のもと、検証を行っております。
462 ◯吉村善明議長 浜田議員。
463 ◯18番 浜田佳資議員 この資料を見る限り、ボラードもあれば車両用防護柵、視認性をよくする、要するに運転手や児童からの状況がよく見れるとするために街路樹の撤去を8本を行う等も書かれておりますので、こういったところで安全を確保しようということだろうと思いますが、答弁の中でも今後の交通量に大幅な増加があった場合にはいろんなことを考えるというふうに言われてたんですけど、今の答弁の中の交通量推計を数字で計算しますと、約5倍に増加するという状況なんですが、それは交通量の大幅な増加ということには当たらないんでしょうか。
464
◯吉村善明議長 米田部長。
465 ◯米田尚起建設部長 信号機による制御や交通規制などは警察による交通管理については現在想定されている約4,000台の通行量では必要がないとの回答が県警本部から出されている状況でありまして、この想定交通量を上回って交通規制等が必要と県警本部にて判断された場合には何らかの処置が講じられるものと考えております。
466
◯吉村善明議長 浜田議員。
467 ◯18番 浜田佳資議員 問題はそういった対策での地元の市民の皆さんの不安を払拭できるのかというのが疑問なんですよね。交通量が約5倍に増加するということは現状と比べて相当地域の危険性は上がらないのかという不安がかなりあると思うんですが、その点はいかがでしょうか。
468
◯吉村善明議長 米田部長。
469 ◯米田尚起建設部長 市道の東生駒南36号線については、現在歩車道が分離された相当の幅員のある道路として整備されております。現在想定されている約4,000台の交通量であっても、十分安全を確保できる道路であると確認しております。
470
◯吉村善明議長 浜田議員。
471 ◯18番 浜田佳資議員 想定されている約4,000台の交通量というのが開発の西で接する旧国道168号線の現在の交通量の数字上、約75%ということになるので、168号線と比べると道路の幅員は6.5メーターありますし、歩道もしっかり確保されているという点から安全を確保できると考えているということでしょうか。
472
◯吉村善明議長 米田部長。
473 ◯米田尚起建設部長 そのように考えております。
474
◯吉村善明議長 浜田議員。
475 ◯18番 浜田佳資議員 もっと増えると、危ないんじゃないかというようになって信号の設置とか交通規制などを警察に要望を持っていくと。そういった大幅な増加があった場合というのはどの程度の交通量を想定しているんでしょうか。
476
◯吉村善明議長 米田部長。
477 ◯米田尚起建設部長 現在の推計交通量である4,000台、1日4,000台では信号機による制御や交通規制の必要がないと県警本部の見解であることから、今後それらを上回る場合、又はあってはいけないことですが、交通事故が多く発生するなどの場合には警察と協議を行っていく必要があると考えております。
478
◯吉村善明議長 浜田議員。
479 ◯18番 浜田佳資議員 それはしっかりと対応していただくとして、以上の話は学童保育施設から南方向の市道の話なんですが、北方向には生駒東小学校がある、菜畑幼稚園がある、住宅地も非常に多いということで、そういった周辺の生活道路への通過交通の進入を防ぐ対策というのが必要じゃないかと思うんですが、それはどのように考えておられるんでしょうか。
480
◯吉村善明議長 米田部長。
481 ◯米田尚起建設部長 通過交通の進入対策として部分的な狭さく、狭めることですね、狭さくによりドライバーが心理的に進入しづらい状況をつくり出すこと、また本市交通指導員による登下校を中心とした立哨指導に加えて、今後の交通状況に応じて更に警察との連携強化を図っていきたいと思っております。
482
◯吉村善明議長 浜田議員。
483 ◯18番 浜田佳資議員 その場合、ドライバーの心理との関係になると思うんですが、この接続するところに左折します。左折の先には狭さくの部分ありますという表示がないと、通過交通をしようとするドライバーに対する心理的な影響を与えることにならないので、そういったことも検討していただきたいと思いますが、この対策について、先ほど述べられた対策については地元自治会からの意見等は聴取されているんでしょうか。
484
◯吉村善明議長 米田部長。
485 ◯米田尚起建設部長 県警本部、それと生駒警察署、奈良県郡山土木事務所、私ども建設部、そして事業者の4者で行ってきた協議の中では策定された開発地周辺の道路対策については、事業者から対象となる周辺各自治会へ説明し、合意形成を図っていくこととなっていますが、その後の結果については現時点では聞き及んでないという状況でございます。
486
◯吉村善明議長 浜田議員。
487 ◯18番 浜田佳資議員 それに関しましては、東生駒南自治会の中からは菜畑幼稚園からバス通りまでわずか約400メートルの道幅7.2メートルの道路に8カ所、これは資料になりますと、その8カ所が大体示されていますが、50メートルに1カ所狭さく杭が打ち込まれ、3メートルの道路幅にその部分はなると。宅配の車、介護訪問の車、救急車、消防車は入れるんでしょうか。自分の車でさえガレージに入れられない住宅もできるということとか、杭を打たれる住民は猛烈に反対することは必至である。住みにくい住宅になり、地価も下落すると。通りにくくなった道路を避けて残りの7本の東西の道路を車が分かれて通り抜けするだけで、住宅内に流れ込む車の台数は変わらず、住宅内のあちこちで交通事故が発生し、死傷者が出るかも分からない。全く交通安全の対策になっていないということが自治会から言われております。また、指導員のことに関しましては、生駒市交通指導員は生駒市で3名しかおられないが、この3名が小学校に直結するこの交差点に未来永劫立哨指導してくれるのか、生駒市職員も未来永劫立哨指導をしてくれるのかというような声があります。非常に不安もあれば疑問も強く出されているという状況なので、こういった声を真摯に受け止めてどう対応していくのか、どう安全を確保していくのかということを含めてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
これを強く要望しておきまして、以上は開発する幹線道路を通じて車が増えることを前提での対策でしたが、そもそもそういう車が入ってこないようにできないのかということなんです。もう168号線にあります東菜畑2丁目と中菜畑2丁目の間の歩道橋があるんですけどね、その歩道橋から東生駒3丁目に続く東菜畑2丁目の道路の途中に一番上の高いところなんですが、2本の杭があります。鍵は自治会で管理しています。だから、車は絶対に通れないという状況になっているんです。これはかなり前に杭の設置に関わった方から聞いた話なんですが、この道は通学路となっているが狭い道を通り抜ける車が多く危険なので、県に働きかけて通行できないようにしてもらったということでした。このことから、今回の開発において整備される幹線道路について説明された対策では児童や地域の安全が到底確保できない状況になった場合、東菜畑2丁目内の道路のように通り抜けできないように閉鎖するなどの対策は可能なんでしょうか。
488
◯吉村善明議長 米田部長。
489 ◯米田尚起建設部長 今回の開発において整備される地区の東西を結ぶ幹線道路につきましては、その位置付けからも通り抜けを阻害するような物理的な措置を講ずるべきではないと考えております。また、火災等を含む災害発生時において緊急車両等の侵入経路が複数あることは非常に望ましいことであり、そういった観点からも行き止まりの道路を造るべきではないと考えております。
490
◯吉村善明議長 浜田議員。
491 ◯18番 浜田佳資議員 その結論は通学時間帯においても同じということでしょうか。
492
◯吉村善明議長 米田部長。
493 ◯米田尚起建設部長 そうですね、時間帯を限定した通行規制についても、警察が行う交通規制の一つであって、現時点では考えていないと県警本部からも回答を得ているところでございます。
494
◯吉村善明議長 浜田議員。
495 ◯18番 浜田佳資議員 では、開発後においていろいろ対策を行いましたが、結局生駒東小学校西側道路が危険となったという場合の対応策の検討はどこが行うんでしょうか。
496
◯吉村善明議長 米田部長。
497 ◯米田尚起建設部長 必要に応じて道路管理者である私ども建設部を始めとした市の関係部局と県警本部や生駒警察署、教育委員会、学校PTA等の学校関係者と連携しながら検討し、市で対策を講じていきたいと考えております。
498
◯吉村善明議長 浜田議員。
499 ◯18番 浜田佳資議員 この開発地の通り抜け、要するに東生駒南自治会の方々が非常に心配されているのは、旧の国道168号線から開発地の中を通って、そして東生駒の住宅地の中に車がどんどん入ってくるということなんですよね。だから、こういった通り抜けをどうするかというのはドライバーの心理との戦いと言うか、対応になると思います。国道168号線から生駒東小学校方向への通り抜けというのは、ドライバーからしてみると菜畑の交差点で右折時の混雑を避けたいという心理があるわけなんですよね。ここはスムーズにいけば、右折1回で富雄方向に行けるわけで、開発地の中を通り東生駒の住宅地内を右左折して東生駒2丁目の交差点、ケーズデンキのところですが、そこでもう一回右折しなければいけないというのと比較すると随分楽だと感じられて、国道168号線から東小方向へ通り抜けようとする意識は相当小さくなるのではないかというふうに考えられます。今、菜畑の交差点は南方向から富雄方向への右折レーンがあり、時差式信号で右折しやすくはなっていますが、結構混雑も生じています。そこでこの時差式の時間をもう少し長くすれば、もっとスムーズに右折できるようになると考えられます。東生駒2丁目の交差点の南方向から富雄方向への右折信号の時間、当初より長くして混雑を緩和したという実例もありますので、こういったことを関係機関等含めての検討をよろしくお願いいたします。
次に、旧168号線に対する影響と対策についてなんですが、まず交通量の増加はどのように推計されていますでしょうか。
500
◯吉村善明議長 米田部長。
501 ◯米田尚起建設部長 開発地と168号線が交わる新しい新設の交差点、そちらから北側につきましては現在の交通量が5,342台から7,616台、約1.4倍増えます。そして、その新設交差点から南側は現在5,342台から6,290台、約1.18倍程度になります。
502
◯吉村善明議長 浜田議員。
503 ◯18番 浜田佳資議員 北向きと南向きで台数が異なるのはどういった理由でしょうか。
504
◯吉村善明議長 米田部長。
505 ◯米田尚起建設部長 今回の開発に伴うその発生交通量の推計については、現在の開発地周辺における人口動態等から換算して行われており、開発地から国道168号への推計交通量については開発地から北西及び南西へそれぞれする発集する車両数を計上しているものでございます。
506
◯吉村善明議長 浜田議員。
507 ◯18番 浜田佳資議員 多分これかな、商業地があるということ、それから住宅地が520戸ほど予定されるということになると、商圏をどこに置くのかということ。住宅に住んでる人が168号線出てどちらの方向に行きたいのかというそこら辺があって、多分、北向きの方が台数が多いだろうというふうに、多分そういう推計ではないかと思いますが。そうなりますと、この北向きの道路というのは結構狭くて歩道もないということなんですよね。そこで東菜畑2丁目とハートフルビレッジ菜畑の説明会では、その歩道の安全確保、北向きの方と、そして一分駅までのこの南の部分の歩道の確保ということが強く出されたんですが、そこら辺に関してはどのようにしようと考えておられるんでしょうか。
508
◯吉村善明議長 米田部長。
509 ◯米田尚起建設部長 開発幹線道路と新しい交差点との南北の一定区間については、右折レーンの確保や歩道の設置を行います。また、それ以外の区間については既存の道路側溝への蓋かけによる路側帯の確保を行って歩行者空間の確保をしていくよう事業者と協議しております。
510
◯吉村善明議長 浜田議員。
511 ◯18番 浜田佳資議員 北側の方が交通量推計から今の1.42倍になるということですので、ここは今でもそんなすごく昔と比べたら、バイパスができたおかげで大分楽になりましたけど、だからと言って狭い、歩道がないということで、割と小さいお子さんのおられる家庭もありまして、菜畑の交差点を通って菜畑駅に行くとかいうときに非常に危ない、危険を感じておられる方が非常に多いということなので、そこら辺しっかりと取り組んでいってほしいと思います。
初めの方の説明で転換交通量という話がありました。北向きがちょっと多いのもこれに関わるんじゃないかと思います。南の方向がさつき台の方から東生駒2丁目の交差点へ行って、そこで左折して菜畑の方へ行くと、生駒の方へ行くという車のうちの半分が幹線道路を通って国道168号線へ出て、そして北向きに行くというふうに推定をされています。やはりそういうこともあって、特に朝方なんか、車もたくさん増えれば、人もたくさん歩くというそういった一番危ない状況なので、そこら辺の安全対策というものを特に強くお願いさせていただきます。
次に、ここの国道168号と開発の幹線道路接続部なんですが、信号ができるということなんですが、信号機は設置するが横断歩道はないT字路ということになっています。ここに横断歩道を設置してくれという声が結構あるんですが、この点に関してはどうなんでしょうか。
512
◯吉村善明議長 米田部長。
513 ◯米田尚起建設部長 今回整備される新設交差点につきましては、道路西側に歩行者が信号待ちすることができるだけの十分なスペースを確保することができないことから、奈良県警察本部と事業者との協議の中で新設交差点への東西方向への横断歩道は設置しないこととなったと聞き及んでおります。
514
◯吉村善明議長 浜田議員。
515 ◯18番 浜田佳資議員 では、歩行者はどこで国道168号線を横断するのか。開発地には商業施設はできるし生駒東小学校への通学にも利用されるのではないかと考えますが、その点いかがでしょうか。
516
◯吉村善明議長 米田部長。
517 ◯米田尚起建設部長 現在も生駒東小学校の通学路としては、開発地の北西側にある横断歩道を渡っていただいていることとなっておりますので、そちらを利用していただくような形になろうと思います。
518
◯吉村善明議長 浜田議員。
519 ◯18番 浜田佳資議員 まだ開発地ができてませんからね、そこの道はありませんから、となると歩道橋のところを渡るしかないと。ただ、歩道橋のところまでの道が狭い、交通量が1.42倍に増えるというような状況なんです。そうした場合、そこを歩くよりも168号線を横断して開発地を歩いた方が、ここは歩道がしっかり確保されていますから、そっちの方が安全ではないかと思うんですね。そのための待機場所がないということなんですが、この道路、この図面なんですけど、この道路の構造を若干東の方に振れば、そういった待機スペースを確保できるんじゃないかと考えるんですが、どうなんでしょう。
520
◯吉村善明議長 米田部長。
521 ◯米田尚起建設部長 おっしゃっていることは理解してるんですが、対象となる国道の168号線につきましては、奈良県が管理する道路でありまして、また信号機の設置及び交差点内における横断歩道の設置につきましては、奈良県警察本部の管轄となることから、現段階では本市にそこまで強く要望する権限はございません。ただ、今頂いたご意見等につきましては県警本部にお伝えさせていただき、協議していきたいと感じております。
522
◯吉村善明議長 浜田議員。
523 ◯18番 浜田佳資議員 そういったことを含めて警察とも、奈良県の郡山土木とも協議して、ここの安全の方をしっかりと確保していってほしいと思います。
続いて災害対策の方について話をさせていただきますが、最終的には奈良県が基準に基づき、この災害対策ちゃんとできているかどうかということは審査を行うということなんですが、市の方からしての懸念材料というのはあるんでしょうか。
524
◯吉村善明議長 米田部長。
525 ◯米田尚起建設部長 奈良県では様々な基準に照らして審査されます。市も指導要綱に基づき関係各課との必要な協議や事業完了後に市に移管する公共施設に関しての仕様や安全性の確認をしておりまして、特段の懸念材料は現在ございません。
526
◯吉村善明議長 浜田議員。
527 ◯18番 浜田佳資議員 本開発地は特定都市河川流域に指定されている大和川流域であることから、雨水を貯留するための防災調整池の設置が必要ということだったんですけど、通常の場合と何が異なるんでしょうか。
528
◯吉村善明議長 米田部長。
529 ◯米田尚起建設部長 通常大和川流域以外のその他の流域、生駒市でいけば淀川流域になって天野川とか大和川になるんですけども、につきましては1ヘクタール以上の開発行為を行う場合、宅地及びゴルフ場等開発に伴う調整池技術基準に基づき、設計対象降雨として30年確率降雨を使用して洪水調節容量及び許容放流量を設計しております。本開発地につきましては、大和川流域になりますので5ヘクタール以上となるため、宅地及びゴルフ場等開発に伴う調整池技術基準と大和川流域調整池技術基準の二つを適用して、基準がより厳しい大和川流域調整池技術基準を採用している開発地になります。
530
◯吉村善明議長 浜田議員。
531 ◯18番 浜田佳資議員 本開発が12.5ヘクタールですので、十分それに該当すると。その結果、調整池の容量や許容放水量はどのようになるんでしょうか。
532
◯吉村善明議長 米田部長。
533 ◯米田尚起建設部長 洪水調整のうち洪水調節容量は同じになるんですが、許容放流量は大和川流域調整池技術基準を採用することで通常よりも厳しく抑制されることとなります。
534
◯吉村善明議長 浜田議員。
535 ◯18番 浜田佳資議員 となると、調整池が受けた雨水をどんどん放流できないということになるわけですから、調整池の容量を大きくする必要があるんではないかと考えますが、その点は大丈夫なんでしょうか。特にもう基準について昨今の雨の降り方というのがゲリラ豪雨というのも反映されてない前の基準だと思うので、その点が不安なんですが、その点はいかがでしょうか。
536
◯吉村善明議長 米田部長。
537 ◯米田尚起建設部長 防災調整池は大和川流域調整池技術基準に基づき設計されていますが、昨今の雨の降り方、いわゆるゲリラ豪雨等に対しての基準の改定はされておりません。しかしながら、本市では生駒市排水施設設置基準に基づき計画されているため、管渠、管とか、四角い管みたいなものですね、及び三面張り水路等においては水深の2割又は60センチの断面の余裕を見込んでいるため一定の余裕があると考えています。
538
◯吉村善明議長 浜田議員。
539 ◯18番 浜田佳資議員 一定の余裕を持たせた基準となっているということなんですけど、問題はその基準には昨今の雨の降り方というのが反映されていない。その基準の前提は以前の雨の降り方だからと思うんですよね。そこで昨今の雨の降り方を反映した基準の検討を国交省へ市としても全国市長会等を通じて要望してはどうかと考えるんですが、その点いかがでしょうか。
540
◯吉村善明議長 米田部長。
541 ◯米田尚起建設部長 奈良県の基準になりますので、取りあえずは庁内関係課と協議して、県、関係部署にも問い合わせていきたいと考えております。
542
◯吉村善明議長 浜田議員。
543 ◯18番 浜田佳資議員 それはよろしくお願いします。
4についてなんですけど、開発の隣接地というのが直接の影響を受けるんですけど、そこでの話合い、調整、合意というのは十分にできているんでしょうか。
544
◯吉村善明議長 北田部長。
545 ◯北田守一都市整備部長 開発の隣接地、面している隣の家の敷地のことかなと思うんですが、開発許可について隣接地との合意形成は事業者の一番大きな、非常に大きな役割でございまして、市は隣接の方との話合いや調整につきましても、事業者として対応できるものについてはきちんと対応するよう指導はしています。ただ、本開発は非常に大規模な開発行為でありまして、市が民民間の全ての状況の把握することはやっぱり難しくございます。あくまでも民と民の調整ですので指導には限界があるというふうにはご理解ください。
546
◯吉村善明議長 浜田議員。
547 ◯18番 浜田佳資議員 それは分かりますが、民と民といいましても、対等とは住民からしたらとても言えないんですよね。開発業者に対して一人一人、一戸一戸の家、これを民と民と言われてもというのもありますので、そこら辺は状況を見て市の方としてもいろいろ対応していってほしいというふうに要望しておきます。
工事が始まるまでの事業者への指導等の対策はどのように行う予定ですか。
548
◯吉村善明議長 北田部長。
549 ◯北田守一都市整備部長 まずは奈良県による開発許可の動向を注意していきますけれども、先にも述べましたとおり、今後開発工事が開始されるまでには事業者に地元説明会、工事の説明会ですね、そして工事協定書の締結というところを事業者に指導していきます。
550
◯吉村善明議長 浜田議員。
551 ◯18番 浜田佳資議員 工事協定書等の締結って非常に重要になってくると思いますが、工事期間中の対策についてはどうでしょうか。
552
◯吉村善明議長 北田部長。
553 ◯北田守一都市整備部長 市としましては、工事期間中の災害対策とか安全対策につきましても、工事施工計画書なるものを出されてきますので、それらを確認しながら適切に対応していきたいと考えております。
554
◯吉村善明議長 浜田議員。
555 ◯18番 浜田佳資議員 この開発については市の方も大変努力されているというのは理解はできます。その代わり市の方も地元住民の不安が相当大きいものであるということもしっかり理解していただいて、この開発はこれからも何年も続きます。市民の不安、意見にしっかりと向き合ってください。また、今回様々な質問をさせていただきましたが、今後は県の許可がどうなるかも含めて県に確認していきたいと思います。1問目は以上です。
続いて2問目に移ります。
今回なぜこのような質問をしたかと言いますと、廃止されてから相当期間がたっているにもかかわらず度々この話が出るんですよね。つまりそれだけ意識の中にある、市民の意識の中にあるということだと思うんです。市民の中にはデジタルでの対応が苦手だという方もおられますし、忙しい窓口の職員にわざわざ言うのもねと言う方もいます。その場でとなったらスマホを操作してというよりも紙に書く方が圧倒的に早い。これデジタル推進に向けてのある講演の中で、大分前になりますが、講師の方がこのデジタル推進、言うのは簡単なんですが難しいんですよ、皆さんも今、紙でメモしてるでしょうというふうな話だったんですよね。だから紙でメモしてやるというのはいかに早くて楽かというのがそういったところには現れてると思うんですね。市民から広く意見や提案を聞こうとしたら、聞くチャンネルの設定は広く、意見表明のハードルは低くが基本ではないかと考えますが、この点はどう考えていますでしょうか。
556
◯吉村善明議長 小林公室長。
557
◯小林弘幸市長公室長 おっしゃるとおり、市民から広く意見や提案を聞こうとする場合は、聞くチャンネルの設定は広く、意見表明のハードルは低くが基本であると考えております。
558
◯吉村善明議長 浜田議員。
559 ◯18番 浜田佳資議員 この点については合意が得られましたので、それを前提に話を進めさせていただきます。開始時点で10カ所あったということなんですが、どこの10カ所でしょうか。
560
◯吉村善明議長 小林公室長。
561
◯小林弘幸市長公室長 かなり前の話で当時の資料が残っておりませんので、明確には分かりません。
562
◯吉村善明議長 浜田議員。
563 ◯18番 浜田佳資議員 最終的に35カ所、これは廃止からだったら5年5カ月ぐらいになると思うんですが、それぐらいなら資料が残っているかなと思うんですが、その35カ所ぐらいは分かりますか。
564
◯吉村善明議長 小林公室長。
565
◯小林弘幸市長公室長 35カ所につきましては、市内の学校教育施設とか幼稚園、保育園を除くほぼ全ての公共施設に設置されております。
566
◯吉村善明議長 浜田議員。
567 ◯18番 浜田佳資議員 市民の方に聞きますと、生駒駅にもあったとのことなんですよね。10カ所から35カ所に増やしたという理由はどういうことでしょうか。
568
◯吉村善明議長 小林公室長。
569
◯小林弘幸市長公室長 こちらもちょっと明確には分からないんですけれども、多分多くの市民の方が市政に対するご意見やご提案をする場を増やすということが目的だったと予想されます。
570
◯吉村善明議長 浜田議員。
571 ◯18番 浜田佳資議員 つまり聞くチャンネルの設定は広くという基本に即してなされていたということだと思います。それで、にもかかわらず廃止されたということなんですが、その中でのいろいろ理由を1回目の答弁で述べられていましたが、投函数が減っていったということはまず挙げられていますが、数の問題ということなんでしょうか。
572
◯吉村善明議長 小林公室長。
573
◯小林弘幸市長公室長 数の問題というのは設置場所の問題という。
574
◯吉村善明議長 浜田議員。
575 ◯18番 浜田佳資議員 投函数です。
576
◯吉村善明議長 小林公室長。
577
◯小林弘幸市長公室長 投函数につきまして1回目でもお答えしたとおり、減少傾向にあったこと、廃止の理由につきましては内容が不明瞭なものや、ききみみポスト施設への要望が多かったこと、また事務作業として回収、整理、各課との調整にある程度の手間がかかることなどが主な廃止の理由となっております。また、投函されたご意見を毎月1日と15日に回収をした上で担当課と連絡して、そこから回答が必要で、回答を望まれておる分につきましては文書で回答又はメールで回答というふうなことで担当も時間がかかっておった次第でございます。一方でインターネットによるお問合せメールも併せて運用しており、市民の皆様がこちらを利用されるようになったことが投函数の減少の一番の理由だと認識しております。
578
◯吉村善明議長 浜田議員。
579 ◯18番 浜田佳資議員 どういったチャンネルで市民からの意見、要望等、内部で調整してそれから答える必要があるのは答えるという手間がかかるのは全部同じだと思うんですよね。メールで来た場合、メールで返せるのは早いとかいうのを手紙でやるかどうかの違いぐらいあると思うんですが、そこら辺はあんまり理由にならないし、あまりそれを理由にすると、仕事したくないんだみたいな感じになりますので、それはちょっと違うかなと思うんですよね。まず数の問題に関しましても、例えばパブリックコメントにしても、常に多く返ってくるというわけじゃないですよね。0の場合もある。だからといってしないでいいかと言うと、そんなことにならないです。市民が意見を表明する場を提供することそれ自体が大事だから、数の問題じゃないんです。だからそこをまずしっかり押さえた上でやらないと、他の方がだんだんおかしくなってきかねないということをまず指摘しておきます。また内容が不明瞭なものがあると言っても、市民の皆さんが別にプロじゃないんですよ、市政の。だから書いてる内容がこうかなと書いててもちょっとよく分かりにくかったというのはよくある話で、それを文句言うのは行政としてやっちゃいけないことだと思いますね。それも理由にしてはいけないというふうに思います。設置している施設の要望が多かったというのは、やっぱり言いたいことが多いということがあるんだと思いますので、窓口で言ったらいいじゃないかと言いますけど、市民の人からしたら、忙しい窓口の人に言うのはちょっとはばかられると言う人もおられるんですよね。だから紙に書いてそっと入れておこうというのがありますので、そこら辺を考えるとあんまり理由にならないかなというふうに思いますが。だからそういった経験と言うか、うまくいかなかった部分を含めて、じゃあどのように改良していったら当初の目的も達成しつつ、そして行政側としても言うほど手間はかからずにということを考えなかったのかという点が問題になるんですが、それを考えずに、まあいいや、やめちゃおうという、こんな感じで廃止されたんですか。
580
◯吉村善明議長 小林公室長。
581
◯小林弘幸市長公室長 決してそういうわけで廃止したものではないんですけれども、まず実はききみみポストにつきましては一つデメリットもございました。それは実際この回答に当たりましては、ボックスのところに紙、用紙をつけて鉛筆もぶら下げて用意をしておるような状態です。そこにご意見をいただくと、お返事が必要な場合はこの連絡先、ご住所であったりメールアドレスであったりそういうのを書いて一緒に入れていただくという形になっておりました。そういう形でやっておったんですけれども、まず一つは回答を希望する方が実際平成28年度で16%、かなり低い状態だったんです。そうなりますと、意見は言うけども返事が返ってこない状態になるんです。例えば、市の方で対応できるものについては対応させていただくということで現場の方ですぐ対応するにはしてたんですけれども、なかなかそれを対応できないものについてはご説明する機会がないんです。ですので、言うたけどもなってないじゃないかという、そういう行政に対する不満も出てくるというデメリットもありましたので、そういうところも含めて大きな理由ではないんですけれども、大きな理由は投函数が減ってきて、お問合せメールの方の利用が増えてきたということがありましたので、廃止、一定の役割を終えたと判断をさせてもらったものでございます。ちなみに、投函数が平成21年から29年の8年間の間で3分の1に減少しております。またお問合せメールにつきましては、平成29年度廃止の辺りが1,062件だったものが、令和4年度には2,428件と倍増しておりまして、そちらの方がもうかなり利用していただいていることからききみみポストの方はもう一定の役割を終えていると判断をしております。
582
◯吉村善明議長 浜田議員。
583 ◯18番 浜田佳資議員 メールの方はたくさん増えていると、ききみみポストは減っていると言われますけど、市民の皆さん、みんなデジタルだけじゃないんですよ。今朝、議員のレターケースに令和4年度生駒市市民実感度調査結果報告書というのが入ってました。これを見ますと68ページに、あなたは生駒市の情報が必要なときにどこから情報を収集しますかというところで、広報紙というのが多いんです。じゃ、次はホームページ。だけど、これ、年代によっては違うんですよね。年代が上の方になればなるほど広報紙、若い人はホームページ、やっぱりデジタルとアナログは世代によって大分違いますので、デジタルがこれだけ増えたから、アナログはもういいやということにはならないと。これは3月議会で市行政のDX化について質問したときも、デジタルなどを進めても、かといってアナログをなくすわけじゃありませんというような、うまく両方ともいいとこ取りして市民の皆さんとの対話をうまくやっていくんだというようなことも言われてましたので、それがあり得ますので、片一方はこれだけ増えて片一方が減っているからというのを理由にするのはおかしいんじゃないかと思うんですが、その点は変わりませんか。
584
◯吉村善明議長 小林公室長。
585
◯小林弘幸市長公室長 一つの大きな理由としては、ご説明させてもらったんですけれども、デジタル以外にも本市といたしましては広聴機能として電話でのお問合せであるとか、要望書や窓口での対応も行っておりますし、また政策形成の際には市民の方を交えたワークショップを開催したり、市長が市民団体等にお伺いしてティーミーティングを行ったり、また職員もできるだけ地域に出て市民の皆様と関わることで様々なご意見、ご提案を聞くようにもしておりますので、デジタル以外のアナログの面につきましても、それ以降、市としては頑張って対応していると認識しております。
586
◯吉村善明議長 浜田議員。
587 ◯18番 浜田佳資議員 アナログでいろいろやっていると言いますけど、これ実際どれだけの市民の方に意見表明の場を提供できるかというと、これはなかなか難しいんちゃいますか。ワークショップといっても、どれだけの市民の人が全体の中でいたら、これに参加できるのか等々ありますと。だからもっとフリーに自由に自分が参加したいときに参加できる、そういったチャンネルが必要じゃないかと思うんですが、その点いかがですか。
588
◯吉村善明議長 小林公室長。
589
◯小林弘幸市長公室長 そういうご意見とかご提案ございます場合は、できるだけ市としても対面でお話ししながらご意見いただけるような形がいいのではないかと考えておりますので、できたら窓口又は電話でご連絡いただけるようにお願いできたらと思います。
590
◯吉村善明議長 浜田議員。
591 ◯18番 浜田佳資議員 それは行政の都合なんですよ。市民の都合でどうかというのを考えないと、市民の参画、市民との協働ってなかなか進まないと思いますよ。この問題に関しましては、いまだにやっぱりこれつけてくれというの多いし、また先ほど伊木議員とも話しましたが、伊木議員もかつて一般質問でこのききみみポストのことを聞いたことがあるという。そのことを市民の人から聞かれるんですよね。それだけ定着していたということだし、今でもやっぱり必要だということあるんですよ。先ほど回答するのはなかなか難しいという話もありましたが、民間なんかではそういったボードを作って、そこに質問と答え貼るとかいうような形もやっているんです。このききみみポストを市役所の1階であったのを見たんですが、ききみみポストという箱があって鉛筆と紙がちょこっとあるだけで、たまに紙がないこともあると。それでは市民がなかなか寄ってこようとしないです。だから市としての回答や、市としてこういうことをやってます、こういうことを教えてくださいということも含めてちゃんと分かりやすくする、そういったことで取りあえず市役所、コミセン、図書館に限定するとか、市役所に限定してやるとか、そうすれば回収も楽なんですよね。管理も楽なんです。やり方はいろいろあると思うんです。要は市民の都合で考えていくのかどうか、これが基本だと思いますので、しっかり検討していってほしいと思います。以上です。
592
◯吉村善明議長 以上で一般質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第2 議案第46号 生駒市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
593
◯吉村善明議長 日程第2、議案第46号、生駒市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本案は、過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
594
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
595
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第2、議案第46号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第46号 生駒市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
原案どおり可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第3 議案第47号 生駒市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
596
◯吉村善明議長 日程第3、議案第47号、生駒市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本案も過日市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
597
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
598
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第3、議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第47号 生駒市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て
原案どおり可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第4 議案第48号 生駒市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
599
◯吉村善明議長 日程第4、議案第48号、生駒市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
600
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
601
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第4、議案第48号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第48号 生駒市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
原案どおり可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第5 議案第49号 生駒市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
602
◯吉村善明議長 日程第5、議案第49号、生駒市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
603
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
604
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第5、議案第49号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第49号 生駒市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
原案どおり可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第6 議案第44号 令和5年度生駒市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)
605
◯吉村善明議長 日程第6、議案第44号、令和5年度生駒市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。
本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
606
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
607
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第6、議案第44号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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議案第44号 令和5年度生駒市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)
原案どおり可決確定
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日程第7 議案第50号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表
示の方法
608
◯吉村善明議長 日程第7、議案第50号、住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてを議題といたします。
本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
609
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
610
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第7、議案第50号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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議案第50号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法に
ついて
原案どおり可決確定
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日程第8 議案第52号 市道路線の廃止について
611
◯吉村善明議長 日程第8、議案第52号、市道路線の廃止についてを議題といたします。
本案も過日、市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
612
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
613
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第8、議案第52号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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議案第52号 市道路線の廃止について
原案どおり可決確定
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日程第9 議案第51号 市道路線の認定について
614
◯吉村善明議長 日程第9、議案第51号、市道路線の認定についてを議題といたします。
本案も、過日市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
本案についてこれより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
615
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入るのでありますが、通告がございません。よって討論なしと認め、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
616
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、日程第9、議案第51号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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議案第51号 市道路線の認定について
原案どおり可決確定
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日程第10 議案第42号 令和5年度生駒市一般会計補正予算(第5回)
議案第43号 令和5年度生駒市介護保険特別会計補正予算(第1回)
議案第45号 令和5年度生駒市病院事業会計補正予算(第2回)
617
◯吉村善明議長 日程第10、議案第42号、令和5年度生駒市一般会計補正予算(第5回)から、議案第45号、令和5年度生駒市病院事業会計補正予算(第2回)までの以上3議案を一括議題といたします。
3議案も過日市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
3議案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
3議案は、議案審査付託表のとおり、予算委員会に審査を付託いたします。
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日程第11 報告第 9号 令和4年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書
報告第10号 令和4年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について
報告第11号 令和4年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について
議案第55号 令和4年度生駒市一般会計決算の認定について
議案第56号 令和4年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定につい
て
議案第57号 令和4年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について
議案第58号 令和4年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について
議案第59号 令和4年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について
議案第60号 令和4年度生駒市水道事業会計決算の認定について
議案第61号 令和4年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定
について
議案第62号 令和4年度生駒市病院事業会計決算の認定について
618
◯吉村善明議長 日程第11、報告第9号、令和4年度生駒市水道事業会計継続費精算報告書から、議案第62号、令和4年度生駒市病院事業会計決算の認定についてまでの以上11件を一括議題といたします。
これら11件も、過日市長の議案提案理由説明を受けたとおりでございます。
11件について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
これら11件は、配布しております資料のとおり20名の議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
619
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。よって、11件は配布しております資料のとおり、20名の議員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定いたしました。
お諮りいたします。
この際、決算審査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
620
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、決算審査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。
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追加日程第1 決算審査特別委員会委員の選任について
621
◯吉村善明議長 追加日程第1、決算審査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長と議会選出監査委員を除く20名の議員を指名することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
622
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、決算審査特別委員会委員については議長と議会選出監査委員を除く20名の議員を選任することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午後2時20分 休憩
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午後2時26分 再開
623
◯吉村善明議長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。
休憩中に決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、その結果を報告いたします。委員長に改正大祐議員、副委員長に山下一哉議員。
以上で決算審査特別委員会の正副委員長の互選の結果報告を終わります。
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日程第12 意見書 ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上
の評価等を求める意見書(案)
624
◯吉村善明議長 日程第12、意見書、ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書(案)を議題といたします。
本意見書の案文については、過日の全員協議会で協議いたしましたとおりであります。
お諮りいたします。
配布しております意見書(案)を提出することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
625
◯吉村善明議長 ご異議なしと認めます。
よって、本意見書を提出することに決定いたしました。
なお、提出先については議長にご一任願います。
以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。明7日から25日までは、委員会審査のため休会いたし、26日午前10時から再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後2時27分 散会
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