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  1. 生駒市議会 2022-12-12
    令和4年第7回定例会 厚生消防委員会 本文 開催日:2022年12月12日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今から厚生消防委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、常任委員会運営フローに基づき、運営いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯惠比須幹夫委員長 1、審査事項、(1)議案第85号、生駒市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、内容につきましては既に説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。伊木委員。 3 ◯伊木まり子委員 18歳まで引上げをされるということですけども、奈良県の方は、引上げとかそういう何か考えがあるとか、県の方のお考えはどんな状況でしょうか。 4 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 5 ◯市川豊国保医療課長 今、子ども医療につきましては奈良県の方が基準を設けていただいておりまして、補助をいただいているという状況でございます。  現在、15歳までということなんですけれども、県のお話を幾らか、いろいろしているんですけれども、基本的には県内で全ての市町村が高校生までするとか、そういうような状況になればというお話はちょっと聞いておりますが、実際、今、高校生まで既にやっているのが11ぐらいの市町村だと思うんですけども、それ以上のところは、例えば39市町村がそろうということになれば、また県への要望等々、お話をしていけるんじゃないかと思っております。 6 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 7 ◯伊木まり子委員 市で18歳まで引き上げているところは県下ではどことどこなんですか。 8 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 9 ◯市川豊国保医療課長 葛城市が一番最初に始められまして、その次が香芝市です。今年の8月から大和高田市が始めておられます。 10 ◯惠比須幹夫委員長 他に。竹内委員。 11 ◯竹内ひろみ委員 ちょっと確認なんですけれども、これ、償還払い方式なんですよね。ということは、いったん窓口負担、払って、医療費も払って、後で口座から引き落としと、そういう形になるんですね。 12 ◯惠比須幹夫委員長 市川国保医療課長
    13 ◯市川豊国保医療課長 そのとおりでございます。 14 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 15 ◯竹内ひろみ委員 これは大体、県の他の自治体もそういった方式を採っているようですけれども、本市もそのようにしているということで。分かりました。 16 ◯惠比須幹夫委員長 他に質問ございませんか。伊木委員。 17 ◯伊木まり子委員 令和元年の9月に市に提出された行政改革の推進委員会による事務事業の見直しに関する意見として、そのときは子ども医療費助成事業については総合評価として見直しというようなコメントがあったかと思います。そこからまた状況も変わって、コロナでも状況が変わってということかと思いますけども、見直しするようにという意見からしたら、これは逆行しているものであると思いますけども、その辺はどういうお考えなのかというのが1点と、そのときに一緒に、その費用を、まあ言うたら今の500円とか1,000円についても負担していただくようにして、その分を、親が適切な判断ができるような取組とか、それから、学校を含めた関係機関によって子どもの健康施策とか親の支援を包括的に実施できるようなプラットフォームを市がつくるとか、独自の取組をやってくださいというような意見が出ていたと思うんですけども、その辺2点についてお考えをお聞かせください。 18 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 19 ◯市川豊国保医療課長 ありがとうございます。  まず1点目なんですけれども、行革の委員さんの方からご提言いただきました。小中学生は、今、私ども生駒市では、県基準が1,000円になっておりますけれども、そこは未就学の県基準と同じ500円にさせていただいております。その分が500円、市の持ち出しということになりますので、行革委員さんとしては、その分を1,000円にする方がいいんじゃないかというご提言を受けました。そのことは重く受け止めさせていただいております。  ただ、もう1点、県内を見渡しますと、この4月1日現在でも1,000円を500円にしております市町村がうちも含めて19市町村ございます。これに、無償化が町村で11ございますので、39市町村のうち30市町村が何かしらの緩和をしておるというような状況でもあるということでございます。  私どもはコロナ前の状況で行革の委員さんから提言をいただいておりますが、コロナ後、やはり経済状態と言うか、一般的にもお給料が上がらないとかいろんな、特に若い世代の方、子育て世代の方にとっては、消費税も上がりましたし、いろんなことも含めて負担が増えているのではないかなと考えております。その中で、今回このような形を採らせていただいて、少しでもお役に立てればというふうには思っております。  あと、もう1点、プラットフォームということなんですけども、なかなか難しい話で、私どもが全部そこまで所管しているわけではないんですけれども、当然、コロナ禍が始まりましてからいろんな施策が教育委員会とかいろんなところでしておられると思います。そういうふうなことで、従前よりはそういうところにも予算を割いて、いろんなケアをしておられるんじゃないかということでございます。よろしくお願いします。 20 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 21 ◯伊木まり子委員 状況は分かりましたけど、この行革の委員さんの方から、後者の方、今回のは子どもたちのために費用の負担を軽減するということですけども、そういう健康づくりとかいうようなところの取組もやってくださいというのも、また検討していただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。 22 ◯惠比須幹夫委員長 他に質問ございますか。上村委員。 23 ◯上村京子委員 中学校までは今まで無料だったんですが、今度は18歳まで伸びるということで、やはり子どもを育てるお母さん方にとっては病気が一番心配の種だと思うんですよ。風邪とかそういう軽いのだったらいいんですけど、中にはいろんな重い病気を持っている子どもさんも何人かいらっしゃって、そういう方にとったら、18歳まで医療費が無償になるというのはすごく喜ばれる施策じゃないかなと思っているんですけど。私個人の意見ですが、とてもよい施策だと思っております。 24 ◯惠比須幹夫委員長 質問は。 25 ◯上村京子委員 質問は特別ありません。 26 ◯惠比須幹夫委員長 意見だけでいいですか。 27 ◯上村京子委員 はい。 28 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 29 ◯市川豊国保医療課長 すみません、無償化ということではございませんので。今、幼小中と全部やっております償還払いの年齢を18歳まで拡大するということでございます。よろしくお願いします。 30 ◯惠比須幹夫委員長 山本副市長。 31 ◯山本昇副市長 もう少し説明させてもらいますと、高校生に関しては、今、現行においては通常の支払ということでございます。それを、高校生については令和5年4月1日から、通院においては償還払いで500円負担、それから、入院については償還払いで1,000円負担ということになります。以上でございます。 32 ◯惠比須幹夫委員長 他に質問等はございますか。改正副委員長。 33 ◯改正大祐副委員長 先ほどからコロナウイルス感染症という言葉が出てきているんですけども、その影響とかでこれをしたということではないんですよね。 34 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 35 ◯市川豊国保医療課長 元々、子育て支援ということを担当する私どもの課ですので、当然、近隣の状況等々を勘案させていただきまして、無償化とか、あるいは年齢拡大については常日頃いろいろ検討はさせていただいておりましたので、いろんなきっかけがございまして、今回、このような形で拡大をさせていただきたいということでございます。 36 ◯惠比須幹夫委員長 改正副委員長。 37 ◯改正大祐副委員長 今、何でこういうことを聞いたかと言いますと、補正予算の分の新規事業調書に「コロナウイルス感染症の影響により」というふうに書かれていたので、これ、コロナウイルスがなくなったらどうなのというふうにちょっと思ったので質問させていただきました。  本当にこれ、継続的にするんだったらこういう枕言葉は要らないのかなと思ったので、そういう指摘だけさせていただきます。 38 ◯惠比須幹夫委員長 他に質問はございますか。              (「なし」との声あり) 39 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。山下議員。 40 ◯山下一哉議員 今回、提出いただいた議案につきまして、就学前の子どもさんについては無償化、あと、中学生まで適用されておりました子ども医療費助成について18歳まで拡大ということで、後者の分については本年8月に市議会公明党として要望をさせていただいたことでもありまして、このことについては、特に保護者の皆さんから喜びの声と言うか、通ったらということになりますけども、次の動きに期待をされているというところであります。  報道資料にも一部出ていますけども、今回、未就学児の子どもさんに対して無償化になるのは、対象およそ5,000人ということでお聞きはしているんですけども、今回、拡大される16歳から18歳までの子どもさんについての対象人数というのは分かりますでしょうか。 41 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 42 ◯市川豊国保医療課長 約4,000人弱です。毎年、入れ替わりますのであれなんですけど、今、高校生の方、1学年は1,200人から1,300人ぐらいの間で推移しておられますので、大体4,000人弱と踏んでおります。 43 ◯惠比須幹夫委員長 山下議員。 44 ◯山下一哉議員 人数については承知いたしました。  既に対象になっておられる子どもさんに対しては、医療費受給資格証を配布していただいていると思うんですけども、今既に対象になっている方については、今回、令和5年4月1日から始まった後、差し替えとかそういうことは、必要な手続きを含めて何かあるんでしょうか。 45 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 46 ◯市川豊国保医療課長 高校生の拡大の方で申し上げますと、まず、今、中学3年生の方については既に子ども医療に申請いただいて、ずっと継続という取扱いで医療証だけ、受給資格証ですね、それを送らせていただこうと思っています。  新しく高校2年生とか高校3年生、17歳、18歳になられる方につきましては、いったん子ども医療が切れていますので、こちらの方から申請書を送らせていただいて、ご返送いただいて、処理をさせていただこうと。3月に受給資格証を送らせていただこうと思っております。 47 ◯惠比須幹夫委員長 山下議員。 48 ◯山下一哉議員 分かりました。ありがとうございます。  2点目で、先ほど委員の方からありましたけど、今現在、自動償還になっている分について、やはり現物支給方式に変えてほしいという保護者の方のご意見等がありますけども、そのことについて何か見通しとかお考えとかがあればお聞かせいただきたいです。 49 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。 50 ◯市川豊国保医療課長 今のところまだ、高校生までするかどうかまで、はっきりとは決まっていないんですけれども、去る10月なんですけれども、39市町村の首長さん、市町村長さんがお集りになりまして、うちの市長も一緒に行っていただきまして、そこでは現物給付を、小中については取りあえず実施していこうということでお話合いをしておられます。一応、現物給付を始めるには国保連合会のシステム改修等々、いろんなハードルがございますので、39市町村、奈良県は今までも統一してということを基本とさせていただいておりましたので、39市町村がそろってしようということで、一応、6年の8月をめどに始められるように、今、準備を進めておるところでございます。 51 ◯惠比須幹夫委員長 山下議員。 52 ◯山下一哉議員 分かりました。ありがとうございます。  特に、突然、子どもさんを病院に連れていったりする場合、例えばMRIとかレントゲンとか、やはり後から返ってくるということは分かっていたとしても、幾らかかるか分からない状態で子どもさんを病院に連れていく、いったん立て替えるという部分に非常に負担感を覚えておられる保護者の方もおられますので、今、見通しについてはお聞かせいただいたんですけど、是非、丁寧に進めていただきたいと思います。以上です。 53 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 54 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第85号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 55 ◯惠比須幹夫委員長 ご異議なしと認めます。よって、委員会といたしましては、議案第85号は原案のとおり可決することに決定いたしました。  それでは、ただ今から説明員が退室されますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 56 ◯改正大祐副委員長 (2)議員提出議案第6号、知的障がい者・知的障がい行政の国の対応拡充を求める意見書についてを議題といたします。  本案賛成者である惠比須委員長に代わって、私が委員長の職務を行います。  なお、本案の審査に当たり、提出者の成田議員に出席願っておりますのでご了承願います。本案についても先ほどと同様に直ちに質疑に入ります。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。竹内委員。 57 ◯竹内ひろみ委員 まず、この意見書で一番に言われていることが、法律の定義がないということとか、都道府県によって対応が違うということが問題とされております。このことによって福祉の現場ではどのような問題が起こっているのでしょうか。 58 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 59 ◯成田智樹議員 今のご質問でございますけれども、現場でどのような問題が起こっているかということについては様々な問題が起こっているということは、皆様、既にご承知のとおりかと思いますけれども、一番の問題と言うか、この意見書の立て付けについてでございますけれども、何度もお読みいただきましたら分かりますが、この意見書で申し上げているのは、一番最後の「知的障がい行政、手帳制度を国の法律による全国共通の施策として展開することを強く求める」ということでございまして、前段は、最後の段落以外は事実について述べさせていただいているところでございます。  どのような問題が生じているかということで、自治体にとっては、交付対象が定義付けられていないということで、判定基準や次期判定年月日に法的根拠がなく、対応に苦慮しているとか、様々な分野でエビデンスに基づいた説明が求められるけれども、その説明責任が果たせないとか、当事者におかれましては、転入によって非該当となるケースが生じていると。私も、恥ずかしながら寡聞により今の実態というのを承知しておりませんでした。お子さんが療育手帳をお持ちの親御さんから様々、相談を承ったこともございますけれども、こういった状況というのは存じ上げてなかったと。皆様ご承知かと思いますけれども、療育手帳を交付するに当たって区分というものが設けられるわけです。奈良県は4区分に分かれていると。お隣の大阪は3区分であると。京都は2区分、和歌山は4区分、三重は2区分と。申請基準も様々でございますけれども、最終、分けられる区分が隣接している都道府県によってこれだけ違うということですので、当然、審査する方も困りますし、当事者はもっと困るわけです、隣に行ったら同じサービスが受けられないという状況がございますので。そういったところ、本当に私も今回この意見書を提出するに当たって調査をして分かったことですけども、こういった事実があるということについては一番大きな問題ではないかと思うところでございます。 60 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 61 ◯竹内ひろみ委員 そのような問題があるということを私も知りまして、やはり転居などで都道府県の違うところに行ったときに非常に問題になるということも起こっているようです。  もう一つは、その区分の仕方が、IQが70以下とか70から幾つまでと、IQによって区分されているようなんですが、こういった手帳の区分の仕方自体も問題と言われているようですね。というのは、知的障がいの場合は、身体や精神と違って医療的にはっきりした判定基準というのがあるわけではなく、やはり社会的なものなので、ただIQだけで区分するということは非常に問題だと。発達障害なんかの場合はIQが非常に高い場合でも障がいをお持ちの方もおられるということで、問題になっているというふうに聞いております。  そうしたことも含めたら、この区分の仕方については何かご意見をお持ちですか。 62 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 63 ◯成田智樹議員 今、IQのお話をされましたけども、IQは関係ない都道府県もあるようでございます。IQが判定の基準になっていないという都道府県もあるということで聞いておりますので。  国のいわゆる法律の定義もなく、基準も定められていないということで、各都道府県によって、要綱によって審査されていると。それを、国としてきちんと共通の基準を設けて、当然ながら、そのためには法律による定義も必要ということになるかと思いますし、今まで法によって定められていないということについては、これが課題と認識されながらもできていないということで様々な問題があると言われておりますけれども、きちんと国において、一定、基準を定めるというのが重要であろうかと思います。  意見ということで今求められましたので、今回の意見書の趣旨については、本年2022年2月16日の衆議院予算委員会第5分科会におきまして、私ども公明党の衆議院議員、金城さんという方がこのことについて具体的に質問されております。  その当時、国務大臣と言うか、厚生労働大臣は後藤さん、今は加藤さん。後藤さんと加藤さんでややこしいですけどね。当時、後藤さんでございまして、当時の大臣が以下のように述べております。これは衆議院予算委員会の議事録を検索していただきましたら確認できますので、またご確認いただけたらと思いますけども、その中に、これは後藤大臣の答弁ですけど、「これまで療育手帳の交付の実態について調査を実施してきておりますけれども、運用の統一については、これまで手帳の交付を受けてきた者が交付を受けられなくなる可能性があること、また、自治体に運用の変更を強いることになること、それから、療育手帳を活用している様々な他の制度に影響を与えるおそれがあること、例えば特別支援学級の適用だとかバスの割引等々、様々な懸念があることが判明しております。そうしたことから、療育手帳の運用の統一化、制度化につきましては慎重な対応が必要だと考えておりますけれども、様々なこうした懸念を念頭に置きながら、今後、国際的な知的障がいの定義や自治体の負担等も踏まえた判定方法や基準の在り方、運用統一化による関連諸施策への影響等もしっかりと含めて検討しながら幅広く調査研究を行ってまいりたい。委員ご指摘の問題は非常に重要である」ということを答弁しております。  是非、皆さん、様々なご意見もあるし、今申し上げたような経緯もあるということも承知をしておりますけれども、やはり本当の意味での共生社会とかノーマライゼーションというところに進んでおりますし、元々の法律も大変古い法律で、世の中の基準というのも変わってきております。その辺のところはしっかりとご理解いただいた上で、一定、国で基準も定めていただいて、それ以上のいわゆる上乗せであるとか、広げるとかいうことについては各自治体でそういった競争をしていただくということは非常に重要なことかと思いますけども、一定、国の基準というのを設けていただくということが今の時代に即したものではないかと思いますので、そういう意味で、この意見書を提出させていただいたということでご理解いただければと思います。 64 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 65 ◯竹内ひろみ委員 そのご趣旨は分かるわけですけれど、ただ、先ほど申しましたように、知的障がいの場合、非常に幅広い判定が必要だと思うんですね。社会的な面があるというようなことで、法律で一律にかちっと決めるということは、実際には様々な問題が出てくるのではないかということも言われておりまして、その辺りをしっかりと配慮した体制にする必要があると思うんですけれど、その辺については何か案と言うか、お考えを持っておられますか。 66 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 67 ◯成田智樹議員 ですので、この意見書の最後の段落に「国に対して国際的な知的障がいの定義や自治体の負担等も踏まえた判定方法や基準の在り方の検討を踏まえ」ということで述べさせていただいているということでございますので、ご理解賜われればと思います。 68 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 69 ◯竹内ひろみ委員 療育手帳を持っていると受けられる支援というのは各自治体によって違っているというのは当然なんですね。そのことによる自治体の負担も踏まえてというふうに書かれているんだと思うんですが、この辺は、負担がなるべくないようにとか、そういうことまでは考えておられないですよね。 70 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 71 ◯成田智樹議員 タイトルを読んでいただいたら分かるとおり、国の対応拡充を求める意見書となっております。先ほど紹介いたしました衆議院の予算委員会分科会での質疑の当事者であります金城さんというのは、お嬢さんが知的障がい者ということで手帳の交付を受けているということで、そういったところもあり、こういった質問をしたと聞き及んでおります。当然ながら様々、お立場によって懸念等はあろうかと思いますけども、国として一定の基準を定めて、行政も、また当事者の方にとっても分かりやすい、不公平のない、公正公平な制度として運用されるように。  また、これは法に定義がないということで、不服申立てについても不整備というような判例も出ておるようでございますし、そういったところをしっかりと認識しながら、地方から国に対して、こういった意見をしっかり上げていくのが重要ではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 72 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 73 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。  療育手帳についてですが、これが交付されていない自治体もあるというふうにありますけれど、療育手帳がないことによる不都合と言うか、そういうことは何か聞いておられますか。 74 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 75 ◯成田智樹議員 今のお話、質問の趣旨とちょっと。ないということであれば、それは国の基準がなくということでそういったことになっているということであろうかと思いますので、今のお話、私は療育手帳の制度がない、交付されていない自治体がどこにあるのかちょっと存じ上げませんけれども、当然ながら、それもこういった不備が原因かと思いますので、今おっしゃったことはこの意見書の趣旨に合致するものではないかと思うところでございます。 76 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 77 ◯竹内ひろみ委員 療育手帳が交付されていないと、一々、障がい者だということを判定してもらわないといけないというようなことも言われていまして、やはり療育手帳はあった方がいいということにはなります。なので、この辺り、都道府県において様々な扱い、対応がされているということが問題だということには私も賛同します。  しかし、これを法律で定めて一律にやるというのがいいのか、又は、今までのやり方で、厚労省がもう少し指導を強めて、全国的なモデルを示して指導していけばいいのではないかということも考えるわけですが、その点はいかがでしょうか。 78 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 79 ◯成田智樹議員 今おっしゃっている意味が分かりませんけども、一応、この意見書といたしましては、国としての基準を定めろということですので、今、竹内委員がおっしゃったことと同じことを私は申し上げているのではないかと思いますけれども。
    80 ◯改正大祐副委員長 竹内委員。 81 ◯竹内ひろみ委員 私の言いたいのは、ここで法律ということを非常に強調されているわけですけど、法律に定める以外に拡充の方法というのはあるんではないかということを一応申し上げたわけです。でも、この意見書の趣旨としては分かりますので賛同はいたします。 82 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等ございませんか。上村委員。 83 ◯上村京子委員 奈良県の状況をお知らせいただきたいんですが。奈良県の療育手帳に関する状況を教えていただけますか。 84 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 85 ◯成田智樹議員 奈良県の状況を今ここでお答えさせていただいても、都道府県によって基準がばらばらだということを申し上げておりますので、奈良県の基準がどうで、それに対して他の都道府県がどうでという話を細かく申し上げる必要がないと言いますか、先ほど申し上げたとおり、審査基準がどういう形であれ、最終的に区分として、先ほど申し上げたのは近隣で区分が二つから四つということでしたけど、全国的には二つから七つまで区分が分けられているらしいということで、これは確認しております。七つの区分があるところと二つの区分があるところで、当然ながら、当事者がその間で転居された場合には、ご存じのとおり、転居されれば新たな交付申請が必要だと。他の手帳とはその点が全く違うわけですよね。住所を書き換えればいいという手帳と、新たな交付申請が必要で、七つの区分を受けていた方が二つの区分になって、じゃ、どちらの区分に行くのか、それによって受けられるサービスが違うというようなことが実際に起こっているということでございます。奈良県の状況については、逆に、詳しくお調べいただけたらと思いますけどもね。 86 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。 87 ◯伊木まり子委員 私は、国の方で知的障がいとか障がい者というのが定義されていないというのにちょっとびっくりしているような次第で、やはりきちんとこういうことであると、それで、そういう方に、国としてここら辺までのサービスを提供しましょうとか、きちんと定めてほしいと思っている方なので、もちろんこの意見書の趣旨には反対するものではありませんけども、何で定義してこなかったのかというのがすごく不思議で、もしご存じでしたら教えていただけたらと思いますけども。すごく難しいようです。私もざっくり見てきたんですけども、非常に難しかったので、ご存じだったらで結構です。教えていただけたらお願いします。 88 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 89 ◯成田智樹議員 インターネットを検索するだけでも様々な理由が出ておるようでございますけれども、当時と言いますか、定義しない、今まで定義できなかった理由としては、基準と検査方法がないとか、合理的、科学的、客観的に数値化できる方法がないとか、そもそも知的障害者福祉法の精神にのっとるという意味では定義しない方がいいというようなことが出ておるようでございますけれども、意見書の中でも、国際的な知的障がいの定義という文言を入れさせていただいておりますけれども、国際的な知的障がいの定義が、当然ながら、いわゆる学者の中では様々、しっかりと研究をしておられて見直しもされているということでございますけれども、今現在で言いますと、世界保健機関の医学的診断基準であるICDですか、国際疾病分類、また、米国精神医学会の診断基準DSM-5まで出ているみたいですね。また、AAIDD、米国知的・発達障害者協会の定義等が国際的な定義としては一応、定まってきていると言うか、今現在の定義ということで国際的には使用されているということで、当然ながら、科学的な研究も様々進んでいるということですので、当事者間において、特に今回のこういったことで、非常に不具合と言いますか、生じているということであれば、それは政治としては、研究はともかく、法的な整理が必要であろうかということで、こういったところを意見書として提出させていただいているということでございます。 90 ◯改正大祐副委員長 伊木委員。 91 ◯伊木まり子委員 医学的とかは別として、政治として、皆さんに十分なサービスが行き渡るようにやってくださいという国への要望書だと受け止めました。  あと、1点、すみません。自閉症という病名が出てきているんですけども、自閉症には知的障がいのある方とない方がおられるということでよろしかったですね。そこだけ確認をお願いします。 92 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 93 ◯成田智樹議員 当然、伊木委員がおっしゃるとおりでございます。  逆にと言いますか、交付対象が定義付けられていない、それと、IQが審査基準に入っていない自治体もあるということもあって、自治体の方の負担として、近年、認知症が疑われる高齢者は高学歴、国家資格を有する成人の申請等も増加しているというような事実もあるということでありまして、こういった自治体の方の負担が増えているということが逆に起こっているということも報告はされているということでございます。 94 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 95 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等がないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等はございませんか。塩見議員。 96 ◯塩見牧子議員 何点か教えていただきたいんですけれども、まず、第1段落の3行目の福祉サービスです。知的障害者福祉法で知的障がい者に対する福祉サービスは規定されている。この福祉サービスというのは、療育手帳の保持うんぬんに関係ある、区分によって何か福祉サービスに違いが出てくるものなんですか。 97 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 98 ◯成田智樹議員 福祉サービスについては規定されているということで、手帳を持っている持っていないにかかわらず、サービスが受けられるという自治体もございますので、法律にはこの書き込みがございますけども、運用について、どのような運用をされているのかというのは各自治体によってばらばらだということだと思います。手帳がなくても受けられるサービスというのも自治体としてはあるというふうなことも聞いておりますけども。 99 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 100 ◯塩見牧子議員 いわゆる障がい福祉サービスは手帳を保持しているしていないに関係なく、審査項目のシートがあり、それに該当して、さらに、審査会の中で、そこに更に受けるべきサービスが加味されたり加味されなかったり、それによって決まってくるもので、これは療育手帳とは、直接、関係のない福祉サービスですよね。 101 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 102 ◯成田智樹議員 1段落目はそのまま読んでいただいたら、福祉サービスは規定されているが、知的障がいあるいは知的障がい者の定義が規定されていないということを申し上げているところでございますので、療育手帳うんぬんはここにはございません。 103 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 104 ◯塩見牧子議員 つまり上のその福祉サービスというのは障がい福祉サービスということですね。この法律の中で規定されている福祉サービスというのは障がい福祉サービスですね。いわゆるそれぞれの自治体で、例えばバスの割引だとか助成金が出たりとか、そういうこととは別ですよね。そこだけ、まず確認させてください。 105 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 106 ◯成田智樹議員 これは各自治体のものではございません。法的なものでございますね。 107 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 108 ◯塩見牧子議員 次に、3段落目のところなんですけれども、知的障がいについては自治体で区分に差があると。自閉症の方への手帳交付が都道府県によって対応が異なっているということで、次の段落の精神障害者保健福祉手帳の交付のところ、療育手帳を交付するところ、両方を交付するところ、これが3段落目の具体的な内容ということでよろしいですか。 109 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 110 ◯成田智樹議員 おっしゃるとおりでございます。これは自閉症の方への手帳交付について、段落を変えていますけれども、精神障害者保健福祉手帳を交付するところ、療育手帳を交付するところ、また、その両方を交付するところと。生駒市においても確認しましたけども、当事者の家族の方の要望に応じてというようなことも答えておりましたけどね、そのときは。 111 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 112 ◯塩見牧子議員 一般的には自閉症、発達障がいというのは精神障がいの方の手帳になるのかなと思うんですけれども、先ほどもちょっと竹内委員からも触れられていましたけれども、例えば本当にIQが140ぐらいの方であっても発達障がいの方っておられるので、そういう方については精神の方だけなので療育手帳は交付されないよねというのは当然にあることだと思います。逆に、発達障がいもあり、知的にもということであれば、その両方が交付されるということも当然あることと言うか、当然なことだと思うので、様々な自治体があるというのは、1人の方が隣の県に行ったら療育手帳しか交付されない、あるいは精神保健福祉手帳しか交付されない、別の県に行ったら両方交付されるというような違いが現実に生じているということなんでしょうか。 113 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 114 ◯成田智樹議員 これは先ほどの国会の質問の議事録の中にも出てまいりますけども、このとおり出てまいっておりますし、それから削除もされておりませんので、事実としてこういった対応がなされている、こういった運用がなされているということでございますね。 115 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 116 ◯塩見牧子議員 あと、究極的には「よって」以下の段落、これがこの意見書の中で一番伝えたいことだということだったんですけれども、先ほど、国際的な知的障がいの定義ということで世界保健機関等、いろいろご紹介いただきましたけれども、国際的な知的障がいの定義って具体的にどんなふうに定義されてきているのかというところまで分かりますでしょうか。 117 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 118 ◯成田智樹議員 どういった形で定義されてきているかというのは、なかなか学術的な話になるかと思いますので、私も中身までは調べておりません。国際的な定義として、今、世界的に認められているものは、先ほど申し上げたような三つのものが国際的には定義として使用されているものだということです。 119 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 120 ◯塩見牧子議員 今、我が国においてはその定義が用いられていない、定義がないということだからそういうことなんですよね。だから、国際的な定義と言っても、基準とすべきような定義が幾つかあって、そのいずれになるのか、それのいいところ取りになるのか、ちょっと分からないんですけれども、何がしか定義をきちんと定め、その定義に基づいて手帳の交付をという趣旨でしょうか。 121 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 122 ◯成田智樹議員 先ほども申し上げましたけども、定義がございませんので、国が定義しておりませんので、各都道府県によって要綱を定めて運用されていると。先ほど申し上げたとおり、IQがその中に入っているところもあれば入っていないところもある。そういったことで、この意見書にも出てきていますとおり、厚生事務次官通知というのがありますけれども、それに基づいてはいるものの、各都道府県によっては様々な基準を用いて判定を行っているということが問題である、課題であるということでございますのでご理解いただければと思います。 123 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 124 ◯塩見牧子議員 あと、自治体の負担等とあるんですけれども、今、具体的にどういう負担があるのか、そして、定義が定められ、都道府県間で差異がなくなると、そのなくなる負担というのがどういうものなのか、その辺りをお答えいただけますでしょうか。 125 ◯改正大祐副委員長 成田議員。 126 ◯成田智樹議員 先ほど竹内委員の質問に対してご答弁させていただいたところと内容が重複するかもしれませんけれども、自治体としては、判定基準や次期判定年月日に法的根拠がないということで、これも様々、各自治体によってばらばらに決められているということであろうかと思います。  また、知的障がいとして審査を受ける、判定を受けられる方というのは、より重度の判定を求める方が多い。それは負担であるとかをできるだけ減らしたいという思いがある、それは当然なことでありますけれども、それに対しての説明に大変苦慮していると。また、本来、専門性を持った行政処分として療育手帳判定をすべきであるが、それをつかさどっております児童相談所は、昨今の児童虐待対応増加ということで、判定に十分なエネルギーを使えないという状況に陥っているということであります。当然ながら、行政として、各自治体としては、一番最初に申し上げた県外への転居時と県外での手帳使用について、転居の場合と県外で手帳を使用する場合において当事者に大変な不便を生じさせているということについては非常に懸念材料だというような報告も上がっておるところでございます。 127 ◯改正大祐副委員長 塩見議員。 128 ◯塩見牧子議員 都道府県によって区分が異なることによって、それぞれの都道府県レベルでのサービスを使うことができたりできなかったりするという、その辺のおかしさというのは理解いたします。  その上で、社会的モデルで捕捉される知的障がいというのが本当に定義できるのか、数値化できるものなのかというところは、ちょっと疑問と言うか、これ、定義するのは難しいだろうなと思いながら聞いているんですけれども、定義付けできるのかなと思いながらずっと皆様の質疑もお聞きしていたんですけれども、その辺だけ、今、ちょっと疑問が残っている状態でございます。以上です。 129 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 130 ◯改正大祐副委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議員提出議案第6号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 131 ◯改正大祐副委員長 ご異議なしと認めます。よって、委員会といたしましては、議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに決定しました。 132 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、ただ今から説明員が入室されますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 133 ◯惠比須幹夫委員長 2、調査事項、令和4年度生駒市立病院中間報告書について。  本件は、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 134 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、本件について、部長から報告を受けます。  近藤福祉健康部長。 135 ◯近藤桂子福祉健康部長 では、改めまして、おはようございます。  それでは、調査事項、令和4年度生駒市立病院中間報告書についてご説明申し上げます。  生駒市立病院につきましては、本年6月で開院から8年目に入り、市民に親しんでいただける病院として徐々に浸透し、本市の地域医療の充実に寄与していただいております。  先般の11月6日には、3年ぶりに開催された健康フェスティバルに約1,700人もの地域の皆さんにご来場いただき、終日、様々な体験等を通して市立病院に親しんでいただきました。  また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が第8波に入ったと言われているように、新規感染者数が増加してきており、インフルエンザとの同時流行も懸念されるなど、なかなか収束の兆しが見えてこないコロナ禍ですが、市立病院では感染拡大が始まった当初から帰国者・接触者外来を開設し、発熱等コロナ疑い患者への検査、診療に取り組み、令和2年1月からは陽性患者の受入れをスタートし、その後、感染拡大状況に応じて受入れ病床を迅速に増やしていただくなど、コロナ対策に積極的に取り組んでいただいております。また、救急についても、全国でコロナ疑い患者の搬送困難事例が発生している状況下、市立病院では、発熱患者も断らないというスタンスで高い救急応需率を維持してくれています。また、新型コロナワクチン接種についても、11月からは乳幼児の接種を開始するなど、接種体制整備に取り組んでいただいているところでございます。さらに、これらのコロナ対策に取り組む一方で、一般診療についても、常勤医師の確保、増員など人員体制の整備と、従前からの課題にも鋭意取り組んでいただいております。  本中間報告書につきましては、病院事業計画に設定された目標に対する本年度上半期の取組の評価、課題を明確にし、PDCAサイクルにより翌年度の事業計画に反映させていくものとして作成し、去る11月25日に開催いたしました生駒市立病院管理運営協議会においてご意見をいただき、確定したものでございます。  それでは、詳細につきまして、石田福祉健康部次長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 136 ◯惠比須幹夫委員長 石田福祉健康部次長。 137 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 それでは、令和4年度生駒市立病院中間報告書につきましてご説明申し上げます。  資料をお願いいたします。2枚めくっていただきまして1、2ページをお願いいたします。  まず、表の見方でございます。いつものとおり、表の横軸の一番左端が病院事業計画の欄、右に向かって順に年度事業計画、中間報告、補足説明、右端が取組の評価・課題の欄となっております。次に、表の縦軸でございますが、1ページから診療科目、病床数、人員体制、患者数の基本項目を、そして、9ページ以降は病院事業計画のコンセプトごとに区分をして記載しております。  それでは、これより資料の具体的な説明に入らせていただきます。  報告書1、2ページの診療科目をお願いいたします。  診療科目につきましては、計画どおり16診療科でございます。令和4年4月に小児科、内科、形成外科、腎臓泌尿器科の常勤医師を確保いたしました。  2ページの取組の評価・課題でございますが、評価といたしまして、「発熱外来においてコロナ疑い患者への検査、診療を精力的に行い、市内におけるコロナ対応の中心的な役割を果たしている」などを挙げております。  次に、課題といたしまして、「全体的に、ペイン外来、小児アレルギー外来以外は令和3年度よりも診療件数が落ちており、アフターコロナを見据えた受診動向を把握しておくことが必要である」としております。  次に、3、4ページの病床数でございます。  9月末現在、病床数は210床で、うち新型コロナウイルス感染症患者及び疑似症患者の入院受入れのための感染症病床として20床から最大28床まで、コロナ感染状況に応じて受入体制を整備いたしました。また、4ページの補足説明欄中段の表中、1日平均病床利用率は54.1%と、令和3年度中間期から5.1%増加をしております。  評価といたしまして、「新型コロナウイルス感染症患者の受入病棟を増床し、積極的に入院受入れを行うことにより、公立病院として市内及び北和地区におけるコロナ対応の中心的な役割を果たしている」などを挙げております。  課題といたしまして、「コロナ専用病床については、確保病床数に対して稼働病床数が低下しつつあることから、コロナ収束後を見据えた柔軟な病棟運用が必要である」としております。  次に、5、6ページをご覧ください。人員体制でございます。  9月末現在の常勤医師は23名となっております。グループ内転勤により1名、勤務希望者の募集により2名、医局人事により2名が入職いたしました。  次に、看護師は152名、その他といたしまして薬剤師、理学療法士等を合わせ146名、合計321名となっております。  評価といたしまして、二つ目の「外来部門の看護師を増員し、増加する発熱外来など地域の医療ニーズに対応できる体制を整えている」、三つ目の「医師事務作業補助者を増員し、医師の業務負担の軽減を図り、働きやすい職場環境を整えている」などを挙げております。  課題といたしまして、「入院医療を更に充実させるため、従来からの課題である内科、整形外科等の常勤医師の不足を解消するための取組を進める必要がある」や「令和6年度からの働き方改革の適用も視野に医師事務作業補助者を更に増員し、コメディカルによるタスクシフトの取組やICTの活用により医師の業務軽減を推進する必要がある」を挙げております。  次に、7、8ページをご覧ください。患者数でございます。  入院患者数は1日平均113.7人と計画の127.0人を下回っておりますが、外来患者数はワクチン接種者を除くと1日平均263.3人、ワクチン接種者を含むと1日平均298.3人と、どちらも計画の247.5人を上回っております。8ページの補足説明欄にありますように、入院患者数につきましては、内科での増加や形成外科での減少がございまして、合計いたしますと、前年度と比べ、入院でコロナ陽性者を除くと1日平均11.6人、コロナ陽性者を含むと1日平均は10.7人増となっております。  外来患者数につきましても、大幅な増減は内科や産婦人科での増加、形成外科での減少となっております。前年度と比べ、外来で、ワクチン接種者を含むと1日平均20.0人、ワクチン接種者を除くと1日平均43.8人の増となっております。  評価といたしまして、「オンライン医療講演会のお知らせやオンライン母親教室開催のお知らせなど、公式LINEを活用した情報発信を積極的に行った結果、公式LINEアカウント登録者数が増加している」などを挙げております。
     課題といたしまして、「1日平均入院患者数が計画を下回っており、引き続き、新型コロナウイルス感染症対応と一般診療とを両立しながら、地域の医療機関との病病連携及び病診連携をより一層進め、一般診療の更なる充実を図る必要がある」等としております。  次に、9、10ページをお願いいたします。質の高い医療の提供でございます。  手術件数は全診療科の合計で603件となり、前年度と比べ20件の減となっております。一方、補足説明欄中段ですが、患者の身体への負担が少ない腹腔鏡下手術は、令和3年度中間期よりも件数が伸びております。分娩件数につきましては149件となっており、令和3年度中間期からほぼ倍増しております。  評価といたしまして、二つ目、「整形外科の常勤医がいない状況でありますが、近畿大学奈良病院の協力を得て、整形外科の手術にも対応している」などを挙げております。  課題といたしまして、「様々な手術において患者の身体的負担が少ない低侵襲手術の実績を有する点を広くPRする必要がある」としております。  次に、11、12ページをご覧ください。主要疾病(4疾病)でございます。  がんにつきましては、地域がん診療連携拠点病院と連携のもと、治療体制を確保しております。脳卒中につきましては、近畿大学奈良病院、奈良県総合医療センターなどとの連携のもと、発病後できる限り早期に検査、診断、治療できる体制を確保しております。急性心筋梗塞につきましては、奈良県総合医療センターと連携のもと、緊急の心臓カテーテル検査・PCIが、24時間365日、可能な体制を確保しております。糖尿病につきましては、かかりつけ医と連携のもと、治療を実施しております。  次に、13、14ページをご覧ください。医療における安全管理に対する取組でございます。  医療安全管理委員会を毎月1回、医療安全カンファレンスを毎週1回開催するなど、医療事故の防止と医療安全対策の強化に努めました。また、院内感染対策委員会を毎月1回開催するとともに、ICTラウンドを毎週1回開催し、院内感染防止活動に取り組みました。  評価といたしまして、「毎月1回の医療安全管理委員会、毎週1回の医療安全カンファレンスを実施するとともに、eラーニングによる医療安全勉強会を実施するなど、医療安全管理体制の確保に努めている」などを挙げております。  課題といたしまして、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えて、奈良県を始めとする関係機関と情報交換しながら、院内における感染管理をより一層徹底し、感染拡大による医療機能の低下を防ぐ必要がある」としております。  次に、15、16ページをご覧ください。地域簡潔型の医療提供体制の構築への寄与でございます。  在宅支援機能の充実として、9月末時点で医療連携登録医は68施設、協力医療機関連携施設は65施設となってございます。  評価といたしまして、「地域の医療機関との病診・病病連携が進んだ結果、医療連携登録医からの紹介件数が増加している」などを挙げております。  課題といたしまして、「コロナ収束を見据え、これまで実施を見送らざるを得なかった病診連携懇話会の開催などを積極的に行っていく必要がある」としております。  次に、17、18ページをご覧ください。周辺の他の医療機関との連携でございます。  医療機器の共同利用として、医療機関からの照会により、市立病院のMRIやCTなどを利用していただいております。利用件数は記載のとおりでございます。  次に、紹介・逆紹介でありますが、紹介率は25.4%、逆紹介率は11.6%、また、補足説明欄にありますとおり、市内医療機関の市立病院利用率は71.9%となってございます。  評価といたしまして、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、MRIやCTなど医療機器の共同利用を進めるなど、地域の診療所との地域医療連携の推進に努めた」などを挙げております。  課題といたしまして、「医療連携登録医を増やし、地域医療機関との病病・病診連携の更なる推進を図るため、引き続き、医師会への入会を目指す必要がある」としております。  次に、19、20ページをご覧ください。救急医療の充実でございます。  救急受入件数が1,596件と、令和3年度中間期と比べ大幅増になっております。救急応需率は81.9%となっております。また、市内等輪番病院が当番日に受入れできなかった救急患者のうち、市立病院が受け入れた割合であります市内等輪番病院のバックアップ状況につきましては40%となってございます。  評価といたしまして、「コロナ禍において、24時間365日、救急患者の受入体制を整え、奈良県総合医療センター、近畿大学奈良病院などとの連携のもと、救急患者の状態に応じた適切な救急医療体制の充実に努め、新型コロナウイルス疑似症患者等の救急受入れを実施するなど、地域住民が安心できる医療体制を確保している」を挙げております。  課題といたしまして、「コロナ禍ではあるが、市内の二次救急医療体制で中心的な役割を果たすという使命を達成するためにも一層の救急応需率の向上が期待される」としております。  21、22ページをご覧ください。  救急に対する人員体制につきましては、1名の時間外担当医と1名の常勤当直医の2名、そして、外来看護師が2名、放射線技師、検査技師、薬剤師、事務職員それぞれ1名の当直体制を取ってございます。また、休日・夜間の診療対応レベルは、CT、MRI、エックス線、血液等の検査及び緊急入院に対応可能となっております。加えて、心臓カテーテル検査及び治療、内視鏡検査及び手術にも対応可能な体制を整えております。  課題といたしまして、外傷患者等への救急受入れが可能な体制の整備に向け、整形外科、脳神経外科の常勤医師を確保する必要があるとしております。  次に、23、24ページをご覧ください。小児医療の充実でございます。  4月に常勤医師を更に確保し、4名体制となりました。また、令和3年度に引き続き、北和小児科二次輪番体制へ月1回参加し、令和4年度上半期は合計51名の小児救急患者を受け入れております。  課題といたしまして、「北和小児科二次輪番体制の当番回数の増加に加え、医療的ケア児の大規模災害時等の一時受入れなど、地域の小児救急医療に対して更に貢献する必要がある」としております。  次に、災害時医療の確保についてでございます。  消防訓練、防災訓練につきましては、コロナの感染拡大により上半期は実施できず、下半期に実施する予定でございます。  次に、予防医療の啓発でございます。  疾病予防機能の強化として、市民の疾病予防を目的として、医療講演会を20講座開催し、305名の参加がありました。また、各種市民健診につきましては、補足説明欄に記載しておりますように4,198件となっており、前年度同期と比較して599件増加をしております。  評価といたしまして、「令和4年4月から小児定期予防接種の指定医療機関となっている」と、三つ目の「多種多様な内容のオンライン医療講演会を開催するとともに、自治会などへの出張講座や対面での特別医療講演会を開催するなど、コロナ禍においても、感染状況を見ながら積極的に市民の健康づくりや疾病予防の啓発に取り組んでいる」などを挙げております。  次に、25、26ページをご覧ください。市民参加による運営でございます。  評価といたしましては、「グループ全体で実施した入院・外来患者アンケートについて、その内容及び対応をホームページにて公開するなど開かれた病院運営を行っている」などを挙げております。  次に、環境に配慮した運営につきましてはご覧のとおりでございます。  最後に、27ページをご覧ください。収支についてご説明をいたします。  医業収入から医業費用を差し引いた医業利益は、計画のマイナス1,460万8,000円に対して6,618万5,000円であり、計画に対して8,079万3,000円の増となっております。  医業利益からその他費用、医業外収益、医業外費用を差引きした経常利益につきましては、計画のマイナス1億2,150万5,000円に対して6億757万1,000円であり、計画に対して7億2,907万6,000円の増となってございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 138 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今から本件について質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うため、質疑の度に関連した質疑が他にないか確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますようご協力、お願いをいたします。  本件について委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。竹内委員。 139 ◯竹内ひろみ委員 まず、6ページから行きます。  産婦人科医が4人から3人に減っておりますけれども、これによる影響、後の方の分娩とか患者の数は大分増えていますけれど、これで対応がきちっとできているのかどうかです。 140 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 141 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 産婦人科医につきましては、本年8月末に1名減となりまして、4名から3名に減っております。ということでありまして、この中間報告の実績につきましてはこの影響が数字には表れてきませんけれども、今後につきまして、病院の方にも確認を取っておるんですけれども、1名の減につきましては、3名のドクターと助産師等、産婦人科の今の現有スタッフによってカバーができており、現時点では分娩、診療等に特に影響はしないというふうなことはお答えいただいております。 142 ◯惠比須幹夫委員長 今の産婦人科医に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 143 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、それ以外で質疑等ございましたら。竹内委員。 144 ◯竹内ひろみ委員 同じページなんですけれども、医師の業務軽減のために医師事務作業補助者13名を、今度、増員したということで、この補助者の方の業務内容ってどんな内容なんでしょうか。 145 ◯惠比須幹夫委員長 天野地域医療課課長補佐。 146 ◯天野卓地域医療課課長補佐 医師事務作業補助者の業務内容でございますが、診断書などの文書作成代行でございますとか電子カルテの入力代行、診療に関するデータ整理・管理などがございます。以上でございます。 147 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 148 ◯竹内ひろみ委員 これはコロナ禍でのお医者さんの業務軽減のために、テレビでも見たんですけれど、お医者さんは非常に大変な思いをされて、深夜にデータを入力したりとかいうこともあるようだったんですが、そういう面が軽減されるということで非常にいいかなと思っております。ありがとうございます。 149 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の医師の業務軽減に関連した質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 150 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外の箇所で質疑等はございますか。伊木委員。 151 ◯伊木まり子委員 6ページのところですけども、中間報告のところに研修制度の充実、資格取得のための支援などを実施し、働く意欲につながる取組を行っておられるということで、評価のところに保育所とか時短の勤務とか奨学金制度などを紹介されていますと、この病院でもっと働きたいなと思ってもらえるような取組が行われているように思いますけども、具体的に、研修を受けたり資格を取るために補助を出すとか、何かもうちょっとその辺の具体的なところを説明いただけますか。 152 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 153 ◯天野卓地域医療課課長補佐 看護師確保対策としまして、法人の方になるんですけれども、奨学金という形で月5万円の支給がございます。大学4年間、短大3年課程、短大2年課程という形で、それぞれ資格取得のために大学へ通われた場合、支払う形になります。こちらの方は、貸与期間と同期間、例えば4年間お借りになられた場合、4年間、こちらの法人の病院の方で働いていただきました場合、全額免除という形になりますので、非常に利用しやすいものとなってございます。院内保育所の方もございまして、学童利用も可能という形でさせていただいているところでございます。以上になります。 154 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 155 ◯伊木まり子委員 今の学童利用というのは、保育所に預けてない小学生とかのお子さんをお持ちの方をその院内保育所で預かってということでしょうか。 156 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 157 ◯天野卓地域医療課課長補佐 おっしゃるとおりでございまして、ほとんど夏休み中の利用になるんですけれども、お母様が勤務される際とかに預けておられるというような形で使っておられます。以上でございます。 158 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の看護師、医療スタッフ等の確保対策に関連した質疑、他にございますか。              (「なし」との声あり) 159 ◯惠比須幹夫委員長 この同じ6ページで他に質疑等ございませんか。改正副委員長。 160 ◯改正大祐副委員長 整形外科の常勤についてお伺いします。  昔、昔と言うか、整形外科の常勤の方がいらっしゃらなくて患者さんにご迷惑が掛かったというのが記憶に新しいところなんですけども、課題にも挙げられていますけども、不足の解消をするための取組を進めると。これは多分、常勤は絶対に必要だという意思の表れだと思うんですけど、今、どのような取組をされていますでしょうか。 161 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 162 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 整形外科の常勤医の確保につきましては、市立病院の方ではあらゆる手を使ってあれしているんですけど、例えば法人本部の方に医師対策の専門部署がありまして、そちらの方にもかなりアプローチをかけておりますし、また、大学の医局へのアプローチも鋭意しておりますし、また、紹介会社といったものを経由して募集、こういった取組を、鋭意、実施しておるところでございます。 163 ◯惠比須幹夫委員長 改正副委員長。 164 ◯改正大祐副委員長 ちょっと素朴な疑問なんですけども、例えば脳神経外科とか専門的なところってお医者さんの絶対数が少ないような感じがするんですけども、整形外科のお医者さんって全体的にパイが結構多いのかなというようなイメージなんですけども、実際、人数は多いけどもなかなか見つからないって、何か理由とかはあるんでしょうか。 165 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 166 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今申しましたように、あらゆる角度からアプローチをかけております。実際、全くいないというんじゃなくて、該当と言うか、そういう方はおられるんですけど、マッチングをしまして、最終段階でどうしてもマッチングがうまくいかないというふうな状況ということは聞いております。 167 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の整形外科の医師確保に関連した質疑等はございますか。伊木委員。 168 ◯伊木まり子委員 整形外科、常勤はおられないですけど、非常勤で1.07となっていて、私の知る限りでは、近大奈良病院の教授で、背骨の圧迫骨折で背中が曲がって困られるお年寄りが多い、それの治療の第一人者である戸川教授が午後診か何かで来られていて、他も非常勤で診察は毎日のようにされていますけど、あの非常勤で来られている方というのは、以前は奈良の市立病院とか他の病院からも来られていたように思いますけど、今は非常勤の先生はどんなところから来られているんですか。 169 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 170 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今、委員がおっしゃったとおり、近大の方から1人、かなり有名な先生が非常勤で来られておりまして、近大の方から後2人、非常勤として来られております。近大の方から合計で3名、非常勤で来られているということで、今のところは他の病院からは来ておりません。 171 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の整形外科に関する質問、他にございますか。              (「なし」との声あり) 172 ◯惠比須幹夫委員長 この同じページで他に質問等はございますか。改正副委員長。 173 ◯改正大祐副委員長 この人員なんですけども、令和4年9月30日現在ということなんですが、脳神経外科の常勤医が1名いらっしゃいますけども、今はいらっしゃるんですよね。 174 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 175 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 脳神経外科は1名、常勤がおります。 176 ◯惠比須幹夫委員長 改正副委員長。 177 ◯改正大祐副委員長 ちょっとページが飛んじゃうんですけど、22ページの課題のところに脳神経外科の常勤医師を確保する必要があるというようなことが明記されているんですけども、これは常勤を増やすという意味なんですか。 178 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 179 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今、1名の常勤医師なんですけれども、やはり脳神経外科の開頭手術とか大きな外科手術といったものはできなくて、今の先生では、どっちかと言うと、内科的な保存治療を中心にしておるところでございます。そういった意味で、外科的な、そういうふうな治療なんかをするためには更に充実する必要があるということです。 180 ◯惠比須幹夫委員長 改正副委員長。 181 ◯改正大祐副委員長 そうしたら、事業計画では脳神経1名となっていますけども、2名にしようということですね。 182 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 183 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 そうですね。更に充実をということで。 184 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の脳神経外科に関して他に質問等はございますか。              (「なし」との声あり) 185 ◯惠比須幹夫委員長 この同じ6ページで質問等ございませんか。              (「なし」との声あり)
    186 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外の箇所で質問等ございましたらお願いします。伊木委員。 187 ◯伊木まり子委員 2ページに戻っていただいて、その他というところにペイン(痛み)外来というのがありますが、一般質問でも、ワクチンとか帯状疱疹のことについてされていましたけど、私、このペインを見ると、帯状疱疹後神経痛の方で大変困られている方は市立病院で治療されているのかなと思ったりするんですけど、あまり件数は多くないようですけども、帯状疱疹後神経痛とかの治療もされているのか、ちょっと細かいですけど、教えていただけましたら。 188 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 189 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 このペイン外来につきましては、元々、がんの疼痛緩和とか腰痛とか、こういったことを中心にしておるんですけども、帯状疱疹後の神経痛につきましても結構な患者さんが来られているということは病院から報告を受けております。 190 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今のペイン外来に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 191 ◯惠比須幹夫委員長 では、この同じ2ページで他に質問等はございませんか。              (「なし」との声あり) 192 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外のページ箇所で質問等ございましたらお願いします。竹内委員。 193 ◯竹内ひろみ委員 10ページなんですけれども、科目別手術件数の下に「上記以外の件数」というふうになっております。これは、いわゆる低侵襲治療と言うか、そういうものに当たるわけでしょうか。 194 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 195 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 すみません、この表の枠外の「上記以外の件数」につきましては、いわゆる手術室以外のところでの処置でございまして、内視鏡的手術については内視鏡センター、そして、心カテの治療につきましては、CAGと言いまして血管造影の機械のあるところでございますけども、そちらの方で処置をしておる、この件数でございます。 196 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 197 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。これは普通の手術の数には含まれないということなんですね。 198 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 199 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 病院の方で確認しますと、手術室での件数というのが手術の件数ということで、何かその辺は峻別されているということでございます。 200 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 201 ◯竹内ひろみ委員 低侵襲手術の実績をPRするということを課題として挙げられておりますけれども、低侵襲手術という、この言葉と言うか、それが一般的には非常に分かりにくいんですけれど、もしPRするとしたらもう少し分かりやすくする方法はないかなと思ったりするんですけど、いかがでしょうか。 202 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 203 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 低侵襲というのがなかなかあれですけども、もうちょっと分かりやすいようなパンフレットを作ったりというふうな形で、病院の方も、この小さいパンフレットを作ったりとかいうふうなことはしておりまして、難しい低侵襲と言うよりも、痛みとかもできるだけ緩和できるようなと言うか、抑えられるような形、低侵襲と言いますと、今の「上記以外の件数」以外に腹腔鏡下手術とかこういったものも低侵襲で、これは、ばさっとおなかを切り開けるんじゃなくて、三つぐらいの小さい穴をおなかに開けて、そこからカメラを入れて手術すると言うか、取り除くというふうな形なので、かなり負担が軽減される手術、こういったものも、今、推進をしておると聞いております。 204 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 205 ◯竹内ひろみ委員 そういった手術というのは、私も受けられた方、何人かに話を聞きますと、やはり負担が軽いということで非常にいいかなと思いますので、大いに広めていったらいいかなと思います。 206 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。伊木委員。 207 ◯伊木まり子委員 今の低侵襲手術の件ですけども、管理運営協議会の委員さんで、管理運営協議会の席上、高齢者にとっては低侵襲手術が有り難い、腹腔鏡の手術、是非進めてほしいという声がありました。それで、9ページの医療機器等の整備というところを見ましたら、そういうのを新しくされているのかなと思って、管理運営協議会で出てきた市民の皆さんとか医療関係者の声がこういう計画に反映されているのかなと思いながら見ていたんですけど、その辺は、いや、単に古くなったから替えましただけなのか、いや、今言われたように、もっとどんどん低侵襲手術をやろうということでもっと新しいのを入れられたのかとか、その辺、ご存じだったら教えてください。 208 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 209 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 腹腔鏡下手術につきましては件数もかなり増えてきておりますけれども、外科医の先生は今3名いてますけども、そのうち1名の方が腹腔鏡下手術の方をかなり推進して、件数もこなしておるということで、そういったところもありまして、この医療機器とかも整備をしてどんどん推進していこうということでございます。もちろん管理運営協議会でも委員の皆さんの声とかもありましたので、そういったことは、当然、市立病院の方には届いているということでございます。 210 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の腹腔鏡下手術に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 211 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外、この同じページで質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 212 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等ございましたらお願いします。伊木委員。 213 ◯伊木まり子委員 15ページなんですけども、中間報告のところ、真ん中辺の下ですけども、「地域医療連携室において、紹介元の開業医が紹介患者の電子カルテを閲覧できるスペースを設け、病診連携に努めました」と書いてあるんですけど、以前はほとんど使われてなかったようなことを聞いたように思うんですけど、現在、どれぐらいの先生が来られているとか、どれぐらいこのスペースを使われているとか、何かその辺が分かりましたら教えてください。 214 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 215 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 こちらの電子カルテにつきましては、市内の開業医の先生、何人かは年に数回程度ということで、ちょっとなかなか、そういった意味では件数は少ないんですけれども、ただ、連携の医療機関なり施設なりの連携担当の方というのはかなり来ていて、年間200件とか、220件ほどですかね、来ているということで、ドクターではないんですけど、そういった形では活用されております。今後また、開業医の先生方にも是非来ていただきたい、推進をしていきたいということは病院の方で言っております。 216 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 217 ◯伊木まり子委員 ということは、ドクターが見ているよりは、病院の事務関係の方とか連携関係の方が相談に来られてというような意味合いですか。 218 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 219 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 ドクターが来ている例も年に何回か、何人かの方はおられますけども、それ以外は相談に来られたりというふうなことで行き来されているということです。 220 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 221 ◯惠比須幹夫委員長 では、この同じ15ページで他に質問等はございますか。              (「なし」との声あり) 222 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等はございますか。竹内委員。 223 ◯竹内ひろみ委員 ちょっと戻りまして13ページなんですけれど、事故防止のいろんな取組をされておりますけれど、この間、令和4年度中間なんですけれど、医療事故というのは起こっていないんでしょうか。 224 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 225 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 いわゆる医療事故というのは起こっておりません。 226 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 227 ◯竹内ひろみ委員 院内感染とかもないですかね。 228 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 229 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 院内感染につきましては、11月18日に1例、一つの病棟で感染が確認されまして、その濃厚接触者の検査結果から2例の感染が確認されて、入院患者2名とその対応した職員が1名ということで3名、感染者が出ました。  これにつきましては、すぐに県と密接に連携しまして、早期検査、感染対策の徹底等、迅速に対応しました結果、利用者の診療制限を全くせずに対応することができたということで、そういった意味で、通常どおりの運営がずっとできていたということは聞いております。 230 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 231 ◯竹内ひろみ委員 本当にコロナがいつ収束するか分からない状況で、しっかりとやっていただいていると思います。よろしくお願いします。以上です。 232 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。伊木委員。 233 ◯伊木まり子委員 今言われた事例というのはコロナに関することですね。それで、他は特にないということですね。 234 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 235 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 コロナ以外と言うか、今以外のやつの院内感染については聞いておりません。 236 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 237 ◯惠比須幹夫委員長 では、同じ13ページで他に質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 238 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等ございますか。伊木委員。 239 ◯伊木まり子委員 19ページですけども、19、20、本当にたくさんの救急要請件数に応じていらっしゃるなと思ったんですけども、19ページの救急医療体制、中間報告の上から一つの○のところ、応需率が、去年とか、一時、九十何%というときがありましたが、81.9%と低いですけども、その辺の理由をご説明いただけますか。 240 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 241 ◯天野卓地域医療課課長補佐 救急受入件数でございますが、数の方は前年度比904件から1,596件と、およそ1.6倍増えております。ただ、要請の件数の方が、昨年度3年度の中間報告時点で982件から今年度は1,948件と倍増している状況でございます。  市立病院の方は限られたスタッフで精一杯対応しているんですけども、それを超える要請が来たというのが実状でございます。 242 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 243 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 ちょっと補足でございますけど、結局、要請件数も増えていると言いますのは、このコロナ禍におきまして、例えば各病院でクラスターとか院内感染とかで診療制限をされていたりということで、発熱患者さんとか、患者さんをなかなか受け入れられないというふうな状況になっておりまして、そういった方たちも市立病院で、ある一定、かかってきて受けるというふうなことで件数が増えてきているという状況でございます。 244 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 245 ◯伊木まり子委員 ということは、コロナの影響で、今までだったら受けていたところが受けられなくなって、その患者さんたちの件で電話がかかってくると。だけど、キャパから言うたら倍の要請なので、やむを得ず「今はちょっと対応中で、できません」とかいうことで断ったから下がったということですね。 246 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 247 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 そのとおりでございます。 248 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 249 ◯惠比須幹夫委員長 では、この同じ19ページで他に質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 250 ◯惠比須幹夫委員長 他の箇所で質疑等ございましたら。竹内委員。 251 ◯竹内ひろみ委員 前の18ページなんですけれども、医師会のことを課題に挙げられていますけれど、ずっと医師会への入会を目指しておられて、いまだにまだできていないという。今の状況はどうなっていますでしょうか。 252 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 253 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 医師会の方から聞かせていただきますのは、本年3月下旬に市立病院の方から入会申請を提出させていただいた後、医師会さんの方で、鋭意、審査をしておるところということで、まだその結果が出ていなくて、本年度中には結論を出したいというところまでは聞いております。 254 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 255 ◯竹内ひろみ委員 医師会の方が受け入れない理由と言うか、原因というのは何なんでしょうか。 256 ◯惠比須幹夫委員長 近藤部長。 257 ◯近藤桂子福祉健康部長 医師会の方の考えでございますが、そこまで市の方に、その理由というのはまだ明確に示されているような状況ではございません。市医師会という体制もございますし、地区医師会もございます。その上には県医師会ということもございますので、医療機関、ドクターなりの様々な見解があった上での、最終、やはり皆さんから受け入れてもらえるという段階を整備した上でということと私たちは考えております。 258 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 259 ◯竹内ひろみ委員 医師会にまだ入れていないことの影響と言うか、どういう点が問題として挙げられますか。 260 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 261 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 医師会に入れていないということで、奈良県から来る情報で県の医師会を通して来る情報とかがあるんですけど、そういったものが一部、市立病院ではちょっと入ってこないなというふうなところもございますけれども、やっぱり一番大きなデメリットと言うか、困ることは、市立病院はあくまでも生駒市の地域医療連携を推進する公立病院でありますので、例えば医療機器、入れておったものをどんどん地域の医療機関に使ってもらったり、こういうふうな共同利用をしていただいたりとか、あと、市内の別の病院が、例えば医療でこういうふうな強みがあるということでしたら、率先して連携をしてもらうとか、そういうふうなことをしたいんですけれども、その意見交換とか情報交換とかをする機会が、全然ということはないんですが、やっぱりないというふうなことがあるので、医師会に入会させていただくことで、医療機関、特に病院同士、病院間のそういうふうな意見交換とか情報交換、こういったことをすることによって更に信頼関係とか連携関係が深まるということで、今は、そういった意味で、医師会に入らせてもらえないとその辺がちょっとまだ弱いかなということでございます。 262 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 263 ◯竹内ひろみ委員 やはり公立、公的な病院ですので、ここが医師会に入っていないというのはちょっと考えられないことだと思うんですよね。だから、こちらからも、もっと積極的に働きかけとかができたらと思うんですけど、その辺りはされていますか、働きかけというか。 264 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長。 265 ◯小紫雅史市長 当然やっております。  医師会と一緒にやっていくことで、より効果的にできることももちろんありますので、引き続き医師会入会の申請は、引き続きと言うか、もうずっとして、向こうの結果待ちという状況ではあるんですけれども。  確かに公立病院でございますので、また、今回、コロナの対応なんかも市立病院がかなり積極的な役割を果たしておるということは他の病院、診療所さんもご理解をいただいておるということもありますので、それはまた一つの契機にもなっていくのかなとも思っておりますけれども、もちろん入れるに越したことはありませんし、入ることで効果的にできることもありますけれども、もちろん積極的に我々もお願いも、要請もしておりますけれども、これにつきましては、今、医師会の方のご判断を待っておるというところでございます。  また、全くコミュニケーションができていないということではないんです。市の方でも病院とか医療、介護、福祉のそういう連携なんかはやっておりますので、先日も、3年ぶりでしたっけね、私が会長なんですが、各病院長さんにも集まっていただいて、いろんな病院間の事業連携でありますとか、認知症とか在宅医療とかそういうふうなもので、もう数年間、積極的に連携をしておりますけれども、コロナ禍でちょっと活動が止まっていたところもありますが、それを再開していこうということで、コロナがありましたので、コロナによる影響とか、それをどういうふうに未然防止していったり、仮にコロナが少し発生したときにどう対応していくのかみたいな事例報告を共有して、今後の、コロナを含めた感染症対策をみんなで連携してやっていこうとか、コロナ禍であっても病院とか、あと、介護福祉施設の連携、情報の共有をどういうふうにしていこうかとか、かなり積極的に、市の方を中心にしているそういう連携事業の委員会の方でも、それも再開をしておりますが、一定きちんとできております。むしろ先進的にそういうことはやっておるんですが、やはり医師会に入ることで、先ほどありましたように、医師会ルートのいろんな情報だったり、医師会に入った方が、更に他の診療所と、先ほど申し上げたような協力事業が進んでいくというようなこともありますので、我々がコロナでしっかりと対応したということも評価をいただいておるところだと思っておりますけれども、そこは医師会の方の連絡待ちということでございます。積極的な要請もしていますし、市として、市立病院としてできることは、今、連携事業、コミュニケーションも含めてしっかりとやらせていただいているということはご理解をいただきたいと思います。 266 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 267 ◯竹内ひろみ委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。 268 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の医師会に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 269 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、この同じページで他に質疑等はございますか。
                 (「なし」との声あり) 270 ◯惠比須幹夫委員長 では、他の箇所で質疑等はございますか。伊木委員。 271 ◯伊木まり子委員 24ページに飛びますけども、小児の二次輪番体制に入られて、入院、外来、合計51人の方を受け入れたという、外来診療だけもありますけど。このうち生駒市民の方はどれぐらい診察を受けられたり入院されたりしたのでしょうか、教えていただけますか。 272 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 273 ◯天野卓地域医療課課長補佐 小児の方でございますが、生駒市の方で入院の方は1名、外来の方は19名受け入れてございます。それ以外は、市外の方が入院5名、外来26名というふうな数字になってございます。 274 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 275 ◯惠比須幹夫委員長 では、この同じ24ページで質疑等はございますか。竹内委員。 276 ◯竹内ひろみ委員 検診の数なんですけれど、令和3年の中間からずっと減っているようなんですけれど。違います。反対でした。事業計画に比べて令和4年の中間がかなり減っていると。(発言する者あり)計画に対してですね。 277 ◯惠比須幹夫委員長 23ページの計画に対してということで。 278 ◯竹内ひろみ委員 24ページにその結果が出ておりますよね。これによりますと、団体検診は増えているんですね。ごめんなさい。  この結果についてどのように評価されているんでしょうか。 279 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 280 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 委員ご指摘の件ですけれども、事業計画の方は1年間フルでということですので中間期の数字ではございません。そういった意味で、数字だけ見たら減っているような感じでございますけども、こちらとしての評価といたしましては、各種のがん検診につきましては、コロナ禍での受診控え等の影響もあって、上半期の推移では、計画比で少し下回っている形で推移しているかなというふうには思っておりますけれども、一般健診とか人間ドックにつきましては、かなり市立病院の営業努力と言うか、あれなんですけど、例えば団体契約をしている企業さんへの定期的な案内とかという経営努力が実ったかはあれなんですけど、リピーターの方が増加をしており、計画どおりかそれ以上で推移していて、前年の中間期から、今はかなり増加してきているというふうには評価しております。 281 ◯惠比須幹夫委員長 竹内委員。 282 ◯竹内ひろみ委員 すばらしいと思います。今後もこういった方向で頑張っていただきたいと思います。以上です。 283 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 284 ◯惠比須幹夫委員長 では、この同じページで他に質疑等はございますか。伊木委員。 285 ◯伊木まり子委員 ここに、ちょうどその上のところですけども、子宮頸がんワクチンの効果と副反応というのをオンラインでされたと書いています。これは聞いていないんですけど、私もオンラインってものすごく便利で、家にいて、どなたでもと言うか、気軽に聞けるなと思って有り難いなと思っていたんですけど、市の方でも頸がんワクチンの接種を勧めてられる、何か、市と連携して、こうでやってくださいとか、そういう要請をされたということではないんですか。 286 ◯惠比須幹夫委員長 近藤部長。 287 ◯近藤桂子福祉健康部長 こちらの医療講演会については、市の方でこの内容でということではなく、病院の方で計画的にされているということで、たまたま今回、頸がんワクチンのことをこのタイミングで掲載させていただいたということでございます。 288 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 289 ◯伊木まり子委員 いつされたんですか、頸がんワクチン。ちょっと知らなかったので。 290 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 291 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今年の4月25日でございます。 292 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 293 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外、この同じ24ページで質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 294 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等はございますか。伊木委員。 295 ◯伊木まり子委員 24ページの。(発言する者あり)ちょっと違うんですけど、そこでいいのかどうかちょっと分からないんですけど、最近問題になっている医療機関へのサイバー攻撃というのは。(「全体的な部分」との声あり)後にしましょうか。ちょっと見落としたんですが、ここの災害と関係あるのかなとか思って。(「後ほどまた」との声あり)またお願いします。 296 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所、この24ページ以外の箇所で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 297 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、ここで伊木委員、お願いします。 298 ◯伊木まり子委員 災害と関係あるのか、最近、医療機関へのサイバー攻撃の対応ということで、いろんな医療機関で問題になっていますけども、市立病院の方はどうなのかをちょっとここで聞かせていただけたらと。 299 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 300 ◯天野卓地域医療課課長補佐 市立病院の方のいわゆる電子カルテシステムでございますが、こちらの方は外部システムと連携せずに、法人内でのネットワークだけでつながったシステムとなっております。こちらの方は、いわゆるVPNと言います仮想の空間を使いまして、プライベートネットワークになるんですけれども、こちらの保守と、ファームウエアという、いわゆるソフトウエアになるんですが、こちらの更新を、今回の事件を受けて、早速していただいたということでございます。  なお、大阪府下で発生しまして、非常に大きな事故でございましたので、奈良県庁の方でも早速動いていただきまして、先般、県内の公的医療機関向けにサイバー対策をしっかりしましょうという通知を出していただいて、勉強会をさせていただいて、その動画の方もアップしていただいたような状況でございます。 301 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 302 ◯伊木まり子委員 じゃ、徳洲会はグループとしてきちんと対応しているからという意味合いですね。ああいう心配は全然ないというふうに受け止めてよろしいですか。 303 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 304 ◯天野卓地域医療課課長補佐 おっしゃるとおりでして、徳洲会は関連会社がございまして、そちらの方のSEの方が全ての情報を取り去れるということで、大阪府下の事例というのは外部業者さん、具体的には給食業者さんでしたけども、こちらの方が持ってこられたデータに、マルウエアですか、それが仕組まれていたということでございましたので、そういった外部の方が触られたり外部の方と連携するということがないようになっているということでございますので、そういった心配は、今のところ、ないかなと考えております。 305 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。 306 ◯伊木まり子委員 担当の方でもよろしくお願いします。 307 ◯惠比須幹夫委員長 今の質疑に関連しての質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 308 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 309 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。成田議員。 310 ◯成田智樹議員 市議会公明党の成田でございます。  全体と言うか、私、手元に去年の12月に説明いただいた資料を持っているんですが、事前に確認できればよかったんですけど、他のことでかかり切りになっておりましたので。ちょっと確認でございますので教えていただきたいんです。  内容は、前年に頂いている資料と数字が違うというところでございますけども、全て、右側の令和4年度中間報告の補足説明のところの表の数値でございますが、まず、2ページの上の表の乳腺・甲状腺外来(外科)の令和3年中間の数字が、私が持っている昨年の数字では522件でなく819件になっている。それと、4ページの一番上の表、実稼働可能病床数というところが、これ、去年の資料がおととしと全く同数で上がっているので、それが間違っているのかもしれませんけれども、私の手元で言うと、令和3年の数値は、上から210、5と19は一緒ですが、87、91、8は同数と。だから、実稼働可能病床数が210、内科系が87、外科系が91という数字が私の手元にあると。それと、18ページの上から四つ目の協力医療機関連携施設、これ、令和3年は、私の手元の資料は64ではなく65となっております。それと、その次のページ、20ページ、上から六つ目の救急患者の転送率について、令和3年中間の一番下の転送計は、私の持っている資料では3.8ではなく3.9%となっております。最後に、27ページ、収支ですけれども、収支については、今年の3月24日に厚生消防委員会において調査された内容で頂いた資料の令和4年9月末というのが令和4年度事業計画の数値に当たるのではないかと、当たるんだろうと思いますけれども、その数字が上から2,026,581となっていますけども、私が頂いている資料では20億3,685万1,000円、2,036,851となっています。その次の医業費用についても同様に、2,041,189ではなく2,043,216。これは差引きでしょうけども、医業利益はマイナス636万5,000円となっておりまして、その他の費用については同額が示されております。医業外収益が、私の持っている資料では2,026万6,000円ではなく1,000万、医業外費用が0、経常利益は、若干の違いでございますけども、1億2,150万5,000円ではなく1億2,150万1,000円という資料を手元に持っとるんですが、私、どこかで聞き落としているかもしれませんし、正誤表が回っていたかもしれませんけれども、ちょっとこの内容について教えていただければと。  その上で午後の審査をしたらいいんじゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 311 ◯惠比須幹夫委員長 では、暫時休憩いたします。              午前11時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 312 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、休憩を解いて、委員会を再開いたします。  答弁ございますか。石田次長。 313 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 先ほど成田議員さんからご指摘を受けました5点につきまして、ちょっと整理させていただきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。  資料の、まず2ページのところの補足説明欄の乳腺・甲状腺外来の令和3年度中間の件数、これが去年、令和3年の中間報告のときには819件となっていたやつが522件ということでございます。これにつきましては、誠に申し訳ございません、その後に市立病院の方から訂正が入った部分がありまして、こういう数字に訂正させていただきました。これはアナウンスができておりませんで、誠に申し訳ございませんでした。  そして、次の4ページの補足説明欄につきましての病床数でございますけれども、これにつきましては、前回の実施状況調査から、ここの数字は、今回、コロナの専用病床ということで5階西病棟が52床ありまして、そのうち使えるのがこの時点でしたら20床で、後残り32床につきましては休止病床ということで、実質、稼働していないという病床でございましたので、こういうふうな形で補足説明欄で、210床丸々稼働しているんじゃなくて、コロナの専用病床による休止病床というのがあるので、ここは全然使えませんので、ここを落とした実質上の稼働病床というのを、今回、書かせていただいた部分が、前回の実施状況調査のときからあるんですけども、そういったところで、この辺も当初の私の説明のときに、こういう形で変更しましたというふうな形で説明させていただけたらよかったかなというふうに申し訳なく思っております。  そして、18ページの、これも補足説明欄でございますけども、真ん中の協力医療機関連携施設の真ん中の64、これが前回の令和3年中間報告のときには65というふうになっておりましたけれども、こちらの方も説明不足で申し訳なかったんですけれども、今回、令和3年となっておりまして、令和3年度の中間期の数字ではなくて令和3年度末の数字、令和4年の3月31日時点の件数ということでちょっと変えさせていただいた部分がございます。そういったところも説明不足で申し訳ございませんでした。  そして、20ページの、これも補足説明欄、救急患者の転送率の令和3年中間の転送計の方ですけれども、これにつきましては、上の転送件数を計算して、割ると、令和3年中間期で3.9になっておりますので、そういう形だったんですけれども、この3.8につきましては、上の県内転送と県外転送を足して3.8という形で、計算式が、この上の二つを足した数字というふうになっておりますので、そういった意味で、こちらの方も修正というふうな形で誠に申し訳なく思っております。  あと、最後の27ページの収支、令和4年度の事業計画、9月末の事業計画の数字でございます。これにつきましては、確実に入力のところで転記のミスをしておりまして、この数字については、議員さんがおっしゃるとおりの数字が正しいということで、こちらの方も、今、お配りしている数字というのは修正が必要だと思います。  以上5点につきまして取り急ぎ見させていただきまして、収支計画などのこの原因につきまして、また本課の方でしっかり究明して、こういったことは一切起こらないような形で、今後、チェックを二重、三重にさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。誠に申し訳ございませんでした。 314 ◯惠比須幹夫委員長 成田議員。 315 ◯成田智樹議員 私は今日の調査が始まってから確認させていただいて、今の全部、数字の違いというのを見つけましたけど、もっとよく見たら他にも間違いがあるんじゃないかと疑わざるを得ないような状況に、今ちょっとお話を聞いていて、なっています。  20ページの、先ほどの救急患者の転送率というのは、通常、この表は2.4と1.4を足して3.8という表にはならへん、ならへんと言うか、繰り上がれば繰り上がっちゃいますので、全体としてはどうなんやというのは別の数字なので、これ、どっちが正しいのかというのは確認されてますか。 316 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 317 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 ここのアスタリスクの中に注釈を付けさせていただいておりまして、表中のパーセンテージは小数点以下第2位を四捨五入しているために、計と内訳の計が一致しない場合がございますというふうな形で表記をさせていただいているにもかかわらず足してしまっているので、これは、議員さんがおっしゃるとおりの3.9が正しいというふうなことで。 318 ◯惠比須幹夫委員長 成田議員。 319 ◯成田智樹議員 これは一応、中間報告書として議会の調査のための資料でございますでしょうから。これは差し替えないで今の訂正だけでいきはるんですかね。 320 ◯惠比須幹夫委員長 石田次長。 321 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 こちらにつきましては、早急に正誤という形を作らせていただきますとともに、この部分を修正して、溶け込ませた形で差し替えさせていただくと、差し替えと言うか、また配らせていただくという形でさせていただこうと思っておりますが、いかがでしょうか。 322 ◯惠比須幹夫委員長 成田議員。 323 ◯成田智樹議員 きちんとした形で、外に出て間違いないという数字で資料を作っていただいたら結構かと思います。  他の数字もありますので見ていただけたらと。しっかりとチェックしていただいた上で、それについてもまた、もし訂正箇所があれば、後刻、訂正しましたということでお伝えいただきたいと思いますし、重々承知のとおり、昨年の9月28日付けの生駒市立病院令和2年度実施状況調査報告書(3カ年)のまとめに係る修正についてということで、市長名で「本市といたしましても、市立病院から提出された実績値等については市立病院側への確認等を徹底するなど、チェック体制をより一層強化する所存でございます」ということで市議会議員宛てに文書もちょうだいしております。今一度、お忙しいとは存じますし大変な仕事をしていただいているのもよくよく承知しておりますけれども、是非とも、資料については本当に正確性が大事なのは言うまでもないところでございますので、議会の調査の信頼性を損なうようなことがくれぐれもないように、くれぐれもご注意いただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 324 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の数字の修正、訂正に関連しての質問はございますか。白本議員。 325 ◯白本和久議員 数字が多方面にわたって間違うてるので、差し替えをして、もう一回この委員会やってくれまっか。いやいや、これは報告やね。(「そこまで言うてへん」との声あり)俺が言うてるねん。でないと、これ、分からへんやん、こんだけ言われたら。これ、調査報告書やろ。報告書やのにこんな5カ所も、最低限でも5カ所間違うとるわけや。せやから、それはそちらの方で考えてもろうて、それで、改めて出してもろうて、ほんで、皆さんの意見と言うか、そんなんを聞いてもらうと言うか、質問に答弁してもらうと言うかね。そうしてもらわんと、こんなん数字がこれだけあやふややったら分からない。 326 ◯惠比須幹夫委員長 近藤部長。 327 ◯近藤桂子福祉健康部長 この修正と言うか、差し替えに関しまして先ほど石田次長が申しましたのは、ただ単に正誤表でしてしまうと分からないということもございましたが、ご指摘いただいた分、また改めて調査した結果、新たに出てきたものがあればそれも含めてですけれども、今回お渡しした分、最終的に、いわゆる正誤表というものを付けた上で、それと、正しいものの冊子、これを付けてご報告させていただく予定をしておりますので、今現在、改めて、それを見ていただいた上でご質問等があるかどうかというところが重要なポイントかなと思うんですけれども、内容につきましては、今回のご報告の内容の分でご質問いただいたら、その分が中間報告書に議員さんのご意見をいただく場だと私たちは思っておりますので、それと、正誤表プラス新しいもの、それを見ていただいた上で、なおかつご指摘がありましたらご意見をいただけたらと思うんですけれども、それをもって、報告書の内容について、この委員会までも開いていただく必要があるのかどうかという点につきましては、またちょっと、すみません、これは担当としては必要かどうかというとこら辺については、わざわざお集まりいただいて、していくほどのものと言ったら言葉は悪いですけども。(「それはあかんやろ」との声あり) 328 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長。 329 ◯小紫雅史市長 まずは、すみません、数字が間違っておりましたことを心からおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。  まず、特に収支のところのように、単に転記ミスというようなものは、特に収支のところは数字が非常に大事なところでもありますのに、そういう転記のミスがあったことについては本当にこれはもう、言い訳のしようもないと言うか、大変申し訳ない限りでございます。本当にこのようなことがないように、細かい数字がたくさん出てくる報告書ではありますので、二重チェック等はしてくれていると思いますけれども、それでもミスが出てくるところではございますが、やはり病院に関しては、皆さん、ご質問も多々いただく部分、市民の関心も高い部分でございますので、このようなことがないように、一層しっかりと取り組んでまいります。  あと、それ以外の、例えば令和3年度の中間期においてはこういう数字というふうなものがあったけれども、その後の病院を取り巻く環境とか病床の考え方みたいなものとかが年度末にかけて少し変わってきたりして、その結果、数字が変わったり、定義が少し変わったり、計算の仕方が変わったりというので変わっている数字も、先ほど石田から申し上げたように、これはございます。これは単純なミスということではなくて、理由があって数字が変わっている部分も幾つかあったかと思いますけれども、ただ、こういう部分も、先ほど成田議員がおっしゃっているように、去年の数字と今年の数字を照らして、増減等からご質問いただくようなケースがこの委員会でも多いことを踏まえれば、やはり数字が変わった理由はこちらにもあるんですけれども、そういう部分はきちんと議会にもお知らせをするような形で、何で変わってるのかというのを、できれば事前にきちんとお伝えをするということはさせていただきたいというふうに思っております。  最後、白本議員からございました委員会を開き直した方がいいんじゃないかという話は、これは最終的には議長、委員長がお決めになることかもしれませんけれども、我々といたしましては、先ほども数字の訂正を石田からもさせていただいております。今日のこの委員会で質疑、議論するために必要な数字ということであれば、それは後ほど正誤表とか、また新しい資料もお配りいたしますけれども、今日の委員会で必要な数字やということであれば、口頭できちんと、さっきの5点、申し上げますので、その数字をベースにして今日はご質疑をいただきまして、それでもなお、いや、それじゃあかんということであれば、またご検討いただければと思います。  今、正しい数字というのはちゃんとこちらの方で持っていますので、そのために必要な数字はあります。なので、その数字が必要であれば、もう一度、ご説明をいたしますので、それをベースに、今日は質疑を継続していただきたいというふうに思っておりますので、委員長、議長、またよろしくお願いいたします。我々の見解は以上です。 330 ◯惠比須幹夫委員長 白本議員。 331 ◯白本和久議員 これ、初めてではないわけですわ。市長が言われたの、よう分かりますねん。この収支なんか、僕は監査しとるから、数字が間違うてたら話にならへんのよ。市長が言いはるとおりです。せやけど、これ、二重、三重にあれしますと言うけど、そんなん前から、他の委員会でも数字が間違うてて、そのとき僕が言うた、これからは2人で読み合わせをちゃんとしやなあかんやんかと。それをして、やっとこれ、議会に持ってくるのと違うかと言うとるわけや。それ、聞いてないんと違うか。他の部署で言うてるから自分らはそんなん知らんがなって。みんなこれ、次の時間があるかどうか分からん忙しい人ばっかりや。そこで、こんな一番最後の数字みたいなん、誰が見ても確認取れるやないか。こんなん単純ミスで済まへんで、一番大事な数字やのに。また他の委員会でもこんなんがあったら同じことを言わなあかん。答えも一緒や。これからはないように、二重、三重にします、2人で読み合わせしますと言いはるねん。初めてやったら俺もしゃあないなと思うねんけど、2回目か3回目やねん、この話、数字を間違うというの。  こんなん差し替えって、そこを考えてもらわんと、決めはるのは委員さんで決めはるから僕は一つの意見として言わせてもらうだけであれやけど、こんなん、ちょっと数字に対して失礼と違うかと僕は思います。以上です。 332 ◯惠比須幹夫委員長 他に関連して質疑等はありますか。              (「なし」との声あり) 333 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外の箇所で質疑等はありますか。神山議員。 334 ◯神山聡議員 さっきサイバー攻撃の話があったのでちょっと聞きたいんですけど、専任のSEとか仮想プライベートネットワークを使用していることで大丈夫というような答弁だったと思うんですけど、多くのサイバー攻撃って人的ミスが原因になっているんですね。私物のパソコンとかモバイルとかUSBを接続してウイルスが入ると。その点の人的ミスに対してどういう対応策をされているのか。 335 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 336 ◯天野卓地域医療課課長補佐 すみません、ちょっと説明が不十分で申し訳ございませんでした。
     私が申しましたのは、まず、システム全体として、そういった最先端の設備を導入していますということと、人的な部分なんですけれども、データのやり取りは全て、先ほど申しました関連会社のSEのみが扱うことになっています。ですので、ドクターさえもデータを抜かないというふうな形で聞いておりますので、そういう意味では、SEが何らかをしでかすのと違うかというところはあるかもしれませんが、SEの方が徳洲会内部のシステムの方にアクセスしてデータ取り出ししておりますので、そういった意味では、他の出入り業者がない分、幾分、危険性は減るかなというふうに認識しております。以上です。 337 ◯惠比須幹夫委員長 神山議員。 338 ◯神山聡議員 分かりました。そのSEを信じない限りは切りがないので、そこは一定、安心はしなきゃいけないのかなと思うんですけど。  あと、6ページの補足説明の一番下に新人研修、入職時研修とあるんですけど、サイバー攻撃に対する研修とかはこういうところで行っているのか、今のような体制だと、サイバー攻撃に対する研修等は行っていないのか、その点を教えてもらえますか。 339 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 340 ◯天野卓地域医療課課長補佐 サイバー攻撃、具体的にそういった研修をしているというふうな報告は聞いてないんですけれども、今般、大阪の方で事件があったということがありましたので、朝の例会等で訓示をしたということでは報告は受けております。 341 ◯惠比須幹夫委員長 神山議員。 342 ◯神山聡議員 分かりました。  あと、さっき仮想プライベートネットワークの部分で安全性が、ある程度、確保できるという話で、それもオープンSSLとかVPNの機器自体のぜい弱性を悪用してのハッカーによる侵入というのも過去にあったみたいなんですが、その場合だと、バックアップシステムの方が重要になってくるのかなというふうに思うんですけど、バックアップのデータが仮に漏えいして、それ自体が解読できないような暗号化とかそういうことはされているんですかね。 343 ◯惠比須幹夫委員長 天野課長補佐。 344 ◯天野卓地域医療課課長補佐 バックアップの方は、先ほど申しました徳洲会インフォメーションシステム株式会社という関連会社がありまして、こちらの方で全てしていただいているということでございました。当然、そういった外部に漏えいする危険性も踏まえた上で対策は取っておるということで報告は受けております。 345 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 346 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所で質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 347 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  それでは、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今後、これまでの事業実績などの調査状況を踏まえまして来年度の事業計画を策定されますので、来年度の事業計画が策定された際に報告を受けるということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 348 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、次回の調査では来年度の事業計画の報告を受けますので、理事者側におかれましては、同計画が策定された場合は速やかに報告をお願いいたします。  その他の項につきましては発言の通告がございませんでしたので、これにて厚生消防委員会を終わります。              午後1時21分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               厚生消防委員会委員長   惠比須 幹 夫               厚生消防委員会副委員長  改 正 大 祐 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....