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令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2022年09月21日
令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(厚生消防分科会) 名簿 開催日:2022年09月21日

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  1. 生駒市議会 2022-09-21
    令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2022年09月21日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯片山誠也委員長 ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  昨日に引き続き審査いたします。  本分科会は、厚生消防委員会の所管に係る各議案について、決算審査特別委員会運営フローに基づき審査いたします。  まず、消防本部の所管について審査いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯片山誠也委員長 それでは、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての消防本部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。川端消防長。 3 ◯川端信一郎消防長 それでは、改めまして、おはようございます。よろしくお願いいたします。  消防本部の所管に係ります決算の概要につきまして、決算書に基づき、説明させていただきます。  決算書の111ページをお願いいたします。  款7、消防費、項1、消防費、目1、常備消防費でございます。この費目につきましては、消防職員の人件費、研修費、庁舎や車両の維持管理費など、消防全般の運営に要した経費でございます。主な内容といたしましては、救急救命士の養成を始め、病院実習等の専門研修へ参加するとともに、ウェブ配信による救急研修を実施いたしました。また、応急手当では、市民の方々を対象にAEDの取扱いを含むWEB講習を活用した救命講習を実施いたしました。火災予防では、広報紙、ホームページ、ツイッター等のSNSを活用し、住宅用火災警報器の設置促進を行い、事業所等への立入検査を実施し、是正指導等を行いました。また、火災予防運動では、電話による一人暮らし高齢者宅への防火調査を実施いたしました。訓練関係では、緊急消防援助隊の緊急ブロック合同訓練への参加や府県の隣接する消防本部と第二阪奈トンネルにおいて無線通信訓練及び設備の確認を行い、関係機関との連携体制の強化を図りました。新型コロナウイルス感染症対策として、令和2年度から非常用救急車を専用車として、感染者を含む感染症疑いの傷病者を搬送する特別救急搬送専属隊の運用を開始し、団員の2次感染防止を図りながら、現在も活動を続けております。  次に、113ページの目2、非常備消防費でございます。この費目につきましては、消防団の運営に要した経費で、消防団長を始め、総勢193名の団員が地域に密着した防災機関として、災害出動や警備、警戒活動、自主訓練を含む各種訓練の実施など、多岐にわたって活動いただいたものでございます。また、春、秋の火災予防運動時には消防団車両による広報活動や女性広報指導分団の電話による一人暮らし高齢者宅への防火調査を実施していただいております。  次に、114ページの目3、消防施設費でございます。この費目につきましては、消防水利の維持管理に要する消火栓等の設備や消防施設の改修、消防緊急車両、資機材等の更新に要する経費となります。  節14、工事請負費で不用額1,960万円が生じておりますのは、消防本部庁舎の耐震補強設備の改修工事で、入札の結果、安価で落札となったため、不用額が生じたものでございます。  節17、備品購入費で不用額約1,604万円が生じておりますのは、消防ポンプ車、高規格救急車の更新などで、入札の結果、安価で落札となったため、不用額が生じたものでございます。令和3年度は、入札の結果、安価となったことにより生じた不用額の他に、令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年実施していた集合型の研修や合同訓練など、多くの行事等が中止、縮小されることとなり、全般的に不用額が発生したものと考えております。  以上が消防本部の所管に係ります歳出の主な施策の成果、決算内容となります。どうかよろしくご審議をお願いいたします。 4 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。
                 (「なし」との声あり) 5 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表消防本部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書111ページから113ページ、款7、消防費、項1、消防費、目1、常備消防費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 6 ◯惠比須幹夫委員 決算書の112ページの施策の成果の7ですが、新型コロナウイルスの感染症疑い傷病者を搬送する特別救急搬送専属隊の運用についてなんですが、これは何名の体制で、どういうローテーションで運用されていたんでしょうか。 7 ◯片山誠也委員長 池田警防課長。 8 ◯池田輝彦警防課長 1隊3名の体制で、3サイクルで回しております。 9 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 10 ◯惠比須幹夫委員 これ、コロナの波が度々来るわけですけども、その搬送先に困るというような事案はなかったんでしょうか。 11 ◯片山誠也委員長 池田課長。 12 ◯池田輝彦警防課長 令和3年度の救急搬送困難事案につきましては、コロナ関係では6件発生しております。ということで、全国的にも問題になっておりますけども、生駒市としましては少ない方だと考えております。 13 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 14 ◯惠比須幹夫委員 6件あったということで、内容的にはかなり重篤化された方なのか、中等症なのか、その辺の内容的にはどういうことだったんでしょうか。 15 ◯片山誠也委員長 池田課長。 16 ◯池田輝彦警防課長 搬送困難事案の実態を見ますと、やはり病院の診察時間外での発生が多いです。また、高齢者65歳以上の方の発生が多く、特に中等症以上の方が発生事案が多くなっておるという状況です。 17 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 18 ◯惠比須幹夫委員 3年度で言いますと、大体どの辺が、かなりこれ、総数としては172回、174人とかなりの搬送をしていただいているんですけども、大体ピークとしては、いつぐらいが、3年度では多い傾向にあったんでしょうか。 19 ◯片山誠也委員長 池田課長。 20 ◯池田輝彦警防課長 3年度につきましては、令和4年1月と2月ですね、第6波の時期に6件発生しております。その他の時期に関しては発生しておりません。 21 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 22 ◯惠比須幹夫委員 3年度のそういった状況を受けて、引き続き現年度も体制を組んでやっていただいていると思うんですが、この7波に入ってからの状況というのはどうだったんでしょうか。 23 ◯片山誠也委員長 池田課長。 24 ◯池田輝彦警防課長 第6波、1月、2月のときに月に51件の出動がありました。令和4年に入りまして、第7波が7月から発生しましたけども、8月に専属隊の出動としましては61件出動しております。これまでで最多の出動回数となっております。 25 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 26 ◯惠比須幹夫委員 これ、やっていただいている搬送というのは、特に7波のときなんかは私もよく相談を受けましたが、県の相談窓口もつながらない、保健所にもつながらないけども、体調が悪化しているというところがもう本当に命綱になって、一番肝心なところを担っていただいていると思っております。  その一番最多を記録したということを今、先ほどおっしゃっていましたが、今の人員体制でそれで十分間に合っているというふうに認識されているんでしょうか。さらに、追加が必要とかいうことも検討しなければいけないのか、その辺はいかがでしょうか。 27 ◯片山誠也委員長 池田課長。 28 ◯池田輝彦警防課長 第7波で、先ほど言いましたように、61件出動しております。多いときには1日に5件、6件という出動もありました。また、連続8時間出動したということもありましたけども、今現在では、1隊の専属隊で対応できるものと考えております。今後の状況を踏まえまして、また今後につきましては、検討したいと考えております。 29 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 30 ◯惠比須幹夫委員 これから8波は来ないことを望むばかりなんですけども、先ほども言いましたように、本当に市民の命を守るという点では、最後の命綱というところで踏ん張っていただいているので、引き続きちょっと体制堅持をよろしくお願いいたします。以上です。 31 ◯片山誠也委員長 ただ今のコロナの搬送専属隊について、関連した質疑ございますか。伊木委員。 32 ◯伊木まり子委員 先ほど、6件の困難事例があったということですけども、困難事例というのは、その定義と言いますか、どのようなものかを確認したいんですけども、お願いします。 33 ◯片山誠也委員長 池田課長。 34 ◯池田輝彦警防課長 救急搬送困難事案とは、総務省消防庁では、救急隊による医療機関への受入れ照会回数が4回以上かつ現場へ滞在時間が30分以上と定義されております。 35 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 36 ◯伊木まり子委員 この6例の方は最終的にはどうなったんですか。最終的にはちゃんと受入先があったということでよろしいんですか。 37 ◯片山誠也委員長 池田課長。 38 ◯池田輝彦警防課長 はい、そのとおりでございます。 39 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 40 ◯伊木まり子委員 その4回以上30分という、そういう関係でその遅れたがために何か問題になったとか、転帰がどうだったという、そういう方はないということですか。 41 ◯片山誠也委員長 池田課長。 42 ◯池田輝彦警防課長 搬送に時間を要したということで症状が悪化したということはございませんでした。 43 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。竹内委員。 44 ◯竹内ひろみ委員 消防隊員の方がコロナの感染者と接する機会も多いんですけれど、中で感染された方はどのぐらい出ておりますか。おられませんか。 45 ◯片山誠也委員長 松井総務課長。 46 ◯松井卓士消防本部総務課長 令和4年度9月1日現在で延べ20名となっています。 47 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 48 ◯竹内ひろみ委員 やはり、出ておられるんですね。それで、やっぱりかなり厳しい労働条件と言うか。(「業務関係」との声あり)勤務状況の中で。(「業務ですか。業務関係」との声あり)任務を。いいですか。 49 ◯片山誠也委員長 川端消防長。 50 ◯川端信一郎消防長 もう一回、ちょっと確認なんですけども、業務上で救急隊若しくは消防隊が出動して、隊員が感染した数字を今聞かれておられるかなと思いました。(「そうです」との声あり)というところで、で訂正させていただきたいと思いますけども、現在そういう消防が活動したところによる2次感染というのは0件でございます。訂正させていただきます。 51 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 52 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。他のところで、一般的なところで感染された方が、先ほどの数字でしたかね。やはり、厳しい勤務を果たされているわけですけれど、消防隊員の方の健康管理という点で、時間外勤務とか夜間、そういったところではきちっと健康管理がされているかということはどうでしょうか。 53 ◯片山誠也委員長 ちょっとコロナの搬送のやつからちょっと離れていますので、他と絡めて。 54 ◯竹内ひろみ委員 後で、じゃ。 55 ◯片山誠也委員長 うまいこと。はい。  改めて、搬送専属隊で質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 56 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。竹内委員。 57 ◯竹内ひろみ委員 消防隊員の方の健康管理はどのようにされているか、教えてください。 58 ◯片山誠也委員長 今里消防署長。 59 ◯今里考志消防署長 隊の安全管理等、十分注意を払っているところであります。また、コロナ専属隊、一月単位で交代をさせていただいております。その一月、出動していただいた後には面談等を行い、健康管理、またコロナでの出動状況についての面談等を行い、管理をさせていただいております。 60 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 61 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。吉村委員。 62 ◯吉村善明委員 昨年のこの委員会のときにもお聞きしたんですけども、自主防災会の訓練というのがあれば、多分ここに記載されているかと思うんですけども、昨年、いわゆる令和2年度も、3年度も、その自主防災会という文言すらないということは、昨年同様、令和3年度も自主防災会の訓練というのは要請がなかったということなんでしょうか。 63 ◯片山誠也委員長 久保消防署南分署長。 64 ◯久保大寿消防署南分署長 令和3年度に関しましては0件でございます。 65 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 66 ◯吉村善明委員 今、天候が不安定でどんな災害があるか分からないときに、市民の安心、安全というのは、やっぱり自分らで守ってもらうという意味でも、自主防災会というのは非常に重要な位置付けになってきているんじゃないかなというふうに感じております。私自身も消防団として月2回訓練していても、分からないことも多々あるわけなので、これ、2年間全く自主防災会の訓練がないというのは、それはコロナの影響で仕方がないことかもしれませんけども、ちなみに今年はどこと聞くのもあれですけども、今年はどんな状況なんでしょうか。 67 ◯片山誠也委員長 西川消防署北分署長。 68 ◯西川浩一消防署北分署長 今年につきましては、消防署が出向した自主防災会については4件でございます。以上です。 69 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 70 ◯吉村善明委員 そろそろコロナも終息に向かっていると思いますし、また行動制限等もなくなってきていますので、できるだけ自主防災会の訓練というのも力を入れてやっていただきたいなというふうに感じておりますので、その辺、よろしくお願いしますとともに、昨年もお聞きしましたけども、その自主防災会の訓練に消防団が割とメインとなって指導に行くんだというふうなお話も少し聞かせていただいているわけなんですけども、その辺の状況、今後、やっぱり消防団だけで行くということも考えられておられるんでしょうか。 71 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 72 ◯西川浩一消防署北分署長 その計画でございます。  なお、先ほど申しましたように、まず今年につきまして、4件行きましたその訓練につきましては、消防団も同行しております。後者の質問につきましてですけれども、消防団単独で行うというのはまだ決定ではございません。まだ、現状、随行して行っていただいているということです。以上です。 73 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 74 ◯吉村善明委員 昨年も言いましたけども、その消防団が同行して訓練するということは非常に、やっぱり消防団のモチベーションも変わってくると思いますし、ふだん地域に根づいている消防団員ですから、その団員が、やっぱりそういうことを意識してもらうことによって、その地域全体が防災の意識も高まることにつながることだと思いますので、より一層、まあ2年間、自主防災会がなかったということで、より一層、またその方に推進していただきますようにお願いしておきます。以上です。 75 ◯片山誠也委員長 川端消防長。 76 ◯川端信一郎消防長 ありがとうございます。ちょっと説明だけさせていただきます。コロナ禍で0件というふうになっています。その代替としまして、ウェブで署員がこういうときにはこういう活動をしてくださいよというようなことを自作で作りまして、そしてツイッター、ホームページとかで紹介させてもらって、それを代替として運用させていただいておりますというところだけ、ご説明させていただきます。 77 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 78 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。改正委員。 79 ◯改正大祐委員 常備消防経費の3番の立入検査についてちょっとお聞きいたします。昨年、決算審査で実際の立入検査、コロナ禍で電話での調査みたいなことを言われていましたけども、令和3年度はどのような方法で立入検査をされたのか、教えていただけますか。 80 ◯片山誠也委員長 佐々木予防課長。 81 ◯佐々木一智予防課長 令和3年度ですが、令和3年度については、上半期に電話で是正指導を行いました。それで、下半期については、電話にて是正をされていない対象物に対して、感染状況を考慮しつつ、立入検査を実施しております。 82 ◯片山誠也委員長 改正委員。 83 ◯改正大祐委員 令和3年度は76施設と書かれていまして、昨年度、令和2年度を13台帳という表記なんですけども、この違いというのは、何か違いはあるんでしょうか。 84 ◯片山誠也委員長 佐々木課長。 85 ◯佐々木一智予防課長 表現の違いだけでありまして、対象物と施設とは同一のものとなっておる。今回から表記は4年度から変えておりますので。 86 ◯片山誠也委員長 改正委員。 87 ◯改正大祐委員 そしたら、4年度からは1台帳が1施設という認識でいいんですね。 88 ◯片山誠也委員長 佐々木課長。 89 ◯佐々木一智予防課長 そのとおりでございます。 90 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 91 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。改正委員。 92 ◯改正大祐委員 職員の採用経費のところです。5名採用して、そのうち4名が県消防学校に行かれたと。1名は消防経験者だったと。元々新卒を採用したという認識でよろしいんでしょうか。 93 ◯片山誠也委員長 松井課長。 94 ◯松井卓士消防本部総務課長 採用試験については、広く求めていますので、新卒、もちろん社会人経験者、消防経験者の事例もあります。
    95 ◯片山誠也委員長 改正委員。 96 ◯改正大祐委員 この1名は別に中途採用でもなく、その枠に入られたという認識ですね。 97 ◯片山誠也委員長 松井課長。 98 ◯松井卓士消防本部総務課長 はい、そのとおりでございます。 99 ◯片山誠也委員長 改正委員。 100 ◯改正大祐委員 そのうち4名は消防学校へ行かれましたけども、1名の方というのは経験者ということで、すぐ即戦力として入っておられるんですか。 101 ◯片山誠也委員長 松井課長。 102 ◯松井卓士消防本部総務課長 消防職員として必要な基礎教育を受講した者ですので、即戦力として4月1日から勤務という形になります。 103 ◯片山誠也委員長 改正委員。 104 ◯改正大祐委員 1名なので、そこまで影響はないと思うんですけども、やっぱり年齢の分布と言うか、そういうのも必要になってくると思うんですけど、そういうことは今後も考えていくんでしょうか、採用に関して。 105 ◯片山誠也委員長 松井課長。 106 ◯松井卓士消防本部総務課長 特に年齢分布で不足している部分に消防経験者、若しくは年齢の高いものを充てて採用するという計画はございません。 107 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 108 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等はございませんか。改正委員。 109 ◯改正大祐委員 ちょっと細かい話なんですけども、備品購入費でちょっと不用額が出ているんですけども、消防署の備品ですね。これ、ちょっと余っているんですか。何か原因はあるんですかね。17の備品購入費です。 110 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 111 ◯西川浩一消防署北分署長 大きなものとしましては、空気呼吸器を購入しております。そのときの購入で落札が、執行率が低かったもので、不用額が出ております。 112 ◯片山誠也委員長 改正委員。 113 ◯改正大祐委員 ちなみに執行率はどれぐらいですか。 114 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 115 ◯西川浩一消防署北分署長 56.72%でございます。 116 ◯片山誠也委員長 改正委員。 117 ◯改正大祐委員 工事でもないのになかなか低いなと思ったんですけども、これ、見積りはしっかり取られましたでしょうか。 118 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 119 ◯西川浩一消防署北分署長 失礼しました。先ほどの56.72%ではなくて、失礼しました、89.29%ですね。89.29%。失礼しました。 120 ◯片山誠也委員長 改正委員。 121 ◯改正大祐委員 80で不用額100万ですけど、それ、一つでこれだけ不用額が出たという認識ですか。 122 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 123 ◯西川浩一消防署北分署長 先ほど申しました空気呼吸器等と、空気の入っているボンベがございまして、その金額についても入っております。この空気ボンベにつきまして、予算が187万に対しまして、落札が107万6,900円となっております。これが執行率57.59%となっております。 124 ◯片山誠也委員長 改正委員。 125 ◯改正大祐委員 すみません。令和2年度が不用額が30万程度だったので、ちょっと今回、桁が違ったのでお聞きしました。以上、結構でございます。 126 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。伊木委員。 127 ◯伊木まり子委員 今のボンベ、そんなに値段の差と言うか、あるんですか。何かちょっと信じられないような感じなんですけども。1本幾らの見積りが幾らになるんですか。 128 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 129 ◯西川浩一消防署北分署長 空気呼吸器につきましては、小タイプのものは4基買っております。空気呼吸器用のボンベとなりますのが9リッターボンベで、通常活動する分なんですけども、10本購入しております。その分で購入をかけております。 130 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 131 ◯伊木まり子委員 もう一回。空気呼吸器とボンベはセットで購入ですか、それとも別々なのかという確認と、それからボンベが187万、10本でと考えていたところが107万になったということは、1本、まあ言うたら、18万のが10万ですか。半値に近いので、ちょっとそんな違いがあるのかなとちょっと素人と言うか、分かり兼ねるんですけど、その辺、一般的にそんなに値段が違うものなんですか。 132 ◯片山誠也委員長 西川北分署長。 133 ◯西川浩一消防署北分署長 空気呼吸器とボンベとは別々で購入をかけております。空気呼吸器用のボンベですけども、見積りを取りまして、購入をかけておりますので、正規の取扱いをしております。 134 ◯片山誠也委員長 川端消防長。 135 ◯川端信一郎消防長 質問はごもっともやと思います。私の方もいつも毎年、これがちょっと差がありますので、そちらの業者の方に申入れはしていたものの、見積り段階ではこういうことしかできないという回答で、いつもそういうようなやり取りが続いております。  また、さらにこういうことのないように、来年度は見積りをしっかりと取らせてもらうように。というのは、その業者が少ないわけで、その扱っている業者が。それで、また今後上がるかも分からないというような理由で、入札できる金額を示したら、こうなるという説明しかいただいておりませんということでご理解いただきたいと思います。 136 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 137 ◯伊木まり子委員 ボンベも命に関わる酸素を取り込むためにということでも、もちろん国の方の規格内の保証された商品なんでしょうけど、ちょっと疑問に思いましたということだけ。 138 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 139 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 140 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  113ページ、目2、非常備消防費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 141 ◯片山誠也委員長 では、最後に114ページ、目3、消防施設費、質疑等ございませんか。伊木委員。 142 ◯伊木まり子委員 14の工事請負費ですけども、これも入札の差額ということで2,000万近い不用額になっていますけども、自分たちの家なんかも耐震とかの工事をするときに、大体これぐらいかかるだろうと思っていて、こんなに下がるというのがちょっと私は分かり兼ねるんですけども、この2,000万差額というのはどの辺のところで、まあ工事差額は一般的にこれぐらいですよというのかもしれませんけども、安かろう悪かろうでは困るので、耐震というのも。その辺、下がったとしてもこれは大丈夫かと、その辺だけちょっとお聞かせください。 143 ◯片山誠也委員長 松井課長。 144 ◯松井卓士消防本部総務課長 これにつきましては、市の営繕課の方で試算をたたいてもらった上で、設計業者、専門の業者に設計していただいた中で出した金額からの入札の結果という形になっていますので、適正であると考えています。 145 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 146 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 147 ◯片山誠也委員長 ないようでございますので、目ごとの質疑を終結しまして、消防本部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 148 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 149 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の消防本部所管分に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 150 ◯片山誠也委員長 次に、福祉健康部の所管について審査いたします。  議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての福祉健康部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。近藤福祉健康部長。 151 ◯近藤桂子福祉健康部長 おはようございます。本日もご審査よろしくお願いいたします。  説明に先立ちまして、一言おわびを申し上げたいと思います。決算書の82ページ、施策の成果等におきまして、子育て相談件数が実際の数よりか少なく報告をいたしていましたこと、誠にご迷惑をかけて、申し訳ありませんでした。内容につきましては、正誤表のとおりでございますので、ご覧いただきますようよろしくお願いいたします。改めて、おわびいたします。  それでは、改めまして、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定について、福祉健康部の所管をしております費目についてご説明申し上げます。  決算書の65ページから66ページにかけまして、款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費につきましては、社会福祉協議会への助成や民生委員、児童委員活動費の交付のほか、生活困窮者自立支援法に基づく自立支援事業を始めとした各支援事業や住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金給付事業に要した経費でございます。  節18、負担金補助及び交付金において1億2,000万円余りの不用額がありますのは、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金について、家計急変世帯の申請件数が見込みを下回ったことによるものでございます。  同じく、66ページ中段からの目2、国民年金費につきましては、国民年金の適用や給付等に係る国民年金業務に要した経費でございます。  次に、67ページ上段から68ページにかけまして、目3、障がい者福祉費につきましては、障害者総合支援法に基づく介護給付や訓練等給付、また補装具の支給や地域生活支援事業の実施、その他、障がい者手当等の給付や障がい者に対する交通費等助成を行うなど、障がい児・者の日常生活の安定、社会参加の促進を図るために要した経費でございます。  節19、扶助費において5,500万円余りの不用額がありますのは、主に障害福祉サービス費や地域生活支援事業費などの給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。  次に、68ページ下段から70ページにかけまして、目4、老人福祉費につきましては、高齢者の社会参加促進や生きがい対策事業として、金鵄の杜倭苑やRAKU-RAKUはうすの運営管理のほか、老人クラブやシルバー人材センターへの補助、高齢者交通費等助成、やすらぎの杜優楽の空調設備更新などに要した経費でございます。また、養護老人ホームへの保護措置や緊急通報システムなどの高齢者への生活支援事業に要した経費でございます。  なお、節12、委託料で2,500万円余りの不用額がありますのは、主に生きいきクーポン券の未使用換金分の予算残及びやすらぎの杜優楽の空調設備更新に係る入札執行差額によるものでございます。  次に、70ページ下段から71ページ上段でございます。  目5、後期高齢者医療費につきましては、後期高齢者に対する健康診査の経費及び療養給付費の市負担金、後期高齢者医療特別会計に対する繰り出しに要した経費でございます。  次に、71ページ中段の目6、介護保険費につきましては、小規模多機能型居宅介護事業所及び定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の整備に係る経費の一部を助成する経費、市内の地域密着型サービス事業所における新型コロナウイルス感染症対策のための設備整備費を助成する経費、また介護未経験者が介護職や家族介護に携わるための一助として、基本的な介護知識を習得する介護に関する入門的研修や新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って影響を受けている市内の介護事業所に対する応援給付金の交付経費、ケアリンピック生駒の開催経費、その他、介護給付費の市負担分及び職員給与費等を介護保険特別会計へ繰出ししたもの等でございます。  なお、節12、委託料で1,016万円余りの不用額がありますのは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅介護家庭において、介護者が新型コロナウイルスに感染し、入院等となり、濃厚接触者である要介護者が在宅生活の維持が困難となった場合、感染症対策の取れる医療機関による支援を行うことで、要介護者や家族等介護者がともに安心して療養生活が送れるよう支援するための新型コロナウイルス感染症による濃厚接触者受入病床確保事業について相談件数が数件あったものの、実際の利用には結びつかなかったことによるものです。  節27、繰出金で4,990万円余りの不用額がありますのは、介護保険における給付費が当初見込みを下回ったこと等により、介護保険特別会計への繰出金が少なかったことによるものでございます。  次に、72ページ下段から73ページの目8、福祉センター費につきましては、指定管理者である生駒市社会福祉協議会への管理運営委託により、障がい者の自立と社会参加の促進に向け、主に創作活動を主体とした各種教室の開催及び施設用備品等の老朽化による修繕や購入等に要した経費でございます。  次に、73ページから75ページにかけまして、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうち、福祉健康部が所管しておりますのは、子ども医療費や未熟児養育医療費の助成に要した経費でございます。  次に、少し飛びまして、78ページ中段、目4、母子父子福祉費のうち、福祉健康部が所管しておりますのは、ひとり親家庭の自立と生活の安定を図るため、ひとり親家庭等医療費の助成に要した経費でございます。  次に、79ページ下段から80ページにかけまして、項3、生活保護費、目1、生活保護総務費につきましては、生活保護関係職員の人件費と事務的経費及び被保護者健康管理支援事業に要した経費でございます。  続きまして、81ページ上段の目2、扶助費につきましては、生活保護法に基づき、被保護世帯の最低生活を保障するため、生活扶助、住宅扶助や医療扶助などにより、被保護世帯の自立の助長に努めた経費でございます。  同じく81ページ中段の項4、災害救助費、目1、災害救助費につきましては、火災や地震により発生した小災害の救助等に係る経費でございますが、令和3年度も執行がございませんでした。  次に、同じく81ページ下段の項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費につきましては、国民健康保険特別会計の保険基盤安定事業、出産育児一時金の補填を繰出ししたものでございます。  次に、81ページ下段から83ページ中段にかけまして、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費につきましては、職員の人件費や母子保健法に基づく妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査や一般不妊治療費助成事業の実施に要した経費でございます。マタニティコンシェルジュによる相談支援、生後4カ月までの乳児がいる家庭を訪問するこんにちは赤ちゃん事業や新生児妊産婦訪問などを引き続き実施し、育児に対する悩みの相談等に対応いたしました。また、病院事業費につきましては、地方公営企業法及び総務省からの繰出金通知に基づき、病院事業会計へ繰り出した負担金及び病床確保に係る空床補償など、新型コロナウイルス感染症重点医療機関体制整備事業等の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金などでございます。また、市民の命を守る医療基金に基金利子を積立ていたしました。  なお、節18、負担金補助及び交付金で1億1,010万円余りの不用額がありますのは、主にコロナ陽性患者の入院受入れが増加し、空床確保対象病床数が見込みより減少したことによるものでございます。  次に、83ページ下段から85ページ中段にかけまして、目2、予防費につきましては、休日夜間応急診療事業及び乳幼児や高齢者等への予防接種事業、インフルエンザ予防接種費用助成に加え、新型コロナウイルスワクチン接種事業や自宅待機者、療養者の支援、またドライブスルー方式の地域外来検査センターの運営に要した経費でございます。また、健康増進法による健康診査やがん検診などの各種保健事業の実施に要した経費や健康づくり推進事業として、歩こう会等のウォーキング推進事業、第3期食育推進計画に基づく小学生メニューコンテスト等に要した経費でございます。  なお、節12、委託料で1億2,840万円の不用額がありますのは、主にはがん検診受診者が当初見込みより減少したこと、地域外来検査センター事業において、当初見込みより開設回数及び受検者数が減少したこと、新型コロナワクチン接種事業において、当初のスケジュールが大幅に遅れたことにより、一部繰り越して事業実施したことや実施体制の見直しにより、当初見込みより必要額が減少したことによるものでございます。  次に、85ページ下段から86ページ上段にかけまして、目3、健康センター管理費につきましては、セラビーいこまの維持管理及び施設の老朽化に伴う外壁の補修やハロン消火器の更新に要した経費でございます。以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 152 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。
                 (「なし」との声あり) 153 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員における質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表福祉健康部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書65ページから66ページ、款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 154 ◯惠比須幹夫委員 事業評価シートの22ページにございます生活困窮者自立支援金についてなんですが、これ、利用が当初見込みよりも下回っているということなんですが、なかなか基準を満たすのが難しいというような記述もありますけども、この辺については、どういう要因と捉えておられるんでしょうか。 155 ◯片山誠也委員長 西田生活支援課長。 156 ◯西田幸彦生活支援課長 これにつきましては、予算の段階でなかなか実数をはじき出すのが難しかったという部分もございまして、社会福祉協議会との連携をしながら進めているんですけども、当初見込みよりも若干、これ、基準につきましては、もう全国的な統一のものですので、生駒市だけが特別というわけではないんですけども、この点につきまして、若干予算に比べて下回ったというような現状でございます。 157 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 158 ◯惠比須幹夫委員 確認ですが、これは申請窓口というのは、くらしとしごと支援センターになるんでしょうか。 159 ◯片山誠也委員長 西田課長。 160 ◯西田幸彦生活支援課長 窓口としては、生活支援課の方でもお受けしているんですけども、くらしとしごと支援センターの方で相談なりした結果、お受けして、経由して、市の方にご提出いただいて、最終的には市からお支払しているというような状況でございます。 161 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 162 ◯惠比須幹夫委員 これ、周知、広報というのはどういう体制で臨まれていたんでしょうか。 163 ◯片山誠也委員長 西田課長。 164 ◯西田幸彦生活支援課長 当然、市のホームページ等々でも周知をさせてはいただいているんですけども、当然、お困りの方がくらしとしごと支援センターの方に行かれるケースも多いので、そういった社協さんのサイドの方でも周知徹底をしていただいております。 165 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 166 ◯惠比須幹夫委員 支援金を受給されて、就労につながった世帯もあるということなんですが、大体何世帯が受給されて、そのうち就労につながったというのはどれぐらいだったんでしょうか。 167 ◯片山誠也委員長 西田課長。 168 ◯西田幸彦生活支援課長 すみません。ちょっと手元の方に実際の就労につながった記述というのは、すみません、持ち合わせておりません。申し訳ございません。 169 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 170 ◯惠比須幹夫委員 それで、就労につながらず、受給期間が過ぎてしまったという場合、その辺は何らか継続的支援という手だてはあるんでしょうか。 171 ◯片山誠也委員長 西田課長。 172 ◯西田幸彦生活支援課長 この支援金につきましては、当初3カ月支給ということだったんですけども、それがこの長引くコロナの影響を受けまして、再支給ということで、さらに3カ月間、支給できるようになりました。この辺りは、国も状況を見ながら、継続的な支援というのを実施しているような状況でございます。 173 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 174 ◯惠比須幹夫委員 それでは、最大6カ月ということで、その間に就労についても求職の部分で努力をされるということですが、3年度はちょっと見込み違いもあったということなんですが、その状況を受けて、4年度についてなんですが、これ、3人以上世帯についてぐっと抑制された予算になっていると思うんですけども、その辺については、どういう見込みを変えられたんでしょうか。 175 ◯片山誠也委員長 西田課長。 176 ◯西田幸彦生活支援課長 これにつきましては、予算を作成する段階で、令和3年度の状況なり、またくらしとしごと支援センターさんとの情報共有なんかで数字の方ははじき出したというふうに聞いております。 177 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 178 ◯惠比須幹夫委員 現年度の申請状況というのは、どういう進捗になっているんでしょうか。 179 ◯片山誠也委員長 西田課長。 180 ◯西田幸彦生活支援課長 すみません。4年度の状況につきましては、すみません、今、持ち合わせておりません。申し訳ございません。 181 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 182 ◯惠比須幹夫委員 いずれにしましても、しっかりと必要な世帯へ支給の手が届くように、しっかりと広報、周知も含めて、よろしくお願いをしておきます。以上です。 183 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 184 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。上村委員。 185 ◯上村京子委員 3番の生活困窮者就労準備支援事業、実施利用件数が1件というのは、あまりにも少ないんじゃないかなという気がするんですけど、こういうことはどういうふうに考えていらっしゃいますかね。もうちょっと件数を増やす方策は考えてはりますか。 186 ◯片山誠也委員長 西田課長。 187 ◯西田幸彦生活支援課長 前年度、令和2年度が6件ということで、令和3年度が1件となってしまったということなんですけども、確実にこうだというのがなかなか市サイド、あるいは社協さんサイドでもつかめておりません。実際、このサポート事業というのは社会福祉協議会の方に委託をしております。その事業の利用の提案する対象となる就職活動困難者の合計というのが、前年度、令和2年度が88人だったんですけども、令和3年度が11人ということで、かなり減少しております。これにつきましては、いろんな自立支援金でありますとか、いろんな施策が今継続して実施をしておりますので、そういった要因もあるのかなというふうには分析をしております。 188 ◯片山誠也委員長 上村委員。 189 ◯上村京子委員 やっぱり、働けないということは、身体的な理由とかいろんな理由も含んではると思うんですね。それから採用する側もコロナの関係もありましょうし、すんなり就職に結びつくというのは本当に難しいと思うんですけど、きめ細やかな対応をよろしくお願いいたします。 190 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 191 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。惠比須委員。 192 ◯惠比須幹夫委員 66ページの施策の成果にあります、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業についてなんですが、これ、非課税世帯については、押しなべて把握ができるので、案内をしていくということだったと思うんですが、その結果、事業評価シート23ページにも書かれていますが、非課税世帯については9割が申請をされていると。残りの1割なんですけども、それに対する再プッシュとか働きかけというのはあったんでしょうか。 193 ◯片山誠也委員長 西田課長。 194 ◯西田幸彦生活支援課長 1月末に一斉にプッシュ型で確認書の方を送付いたしております。取りあえずの申請期限が4月末ということで、この8,888人というのは3月末の数字です。プッシュ型で通知をしても、まだ確認書の誤送付がない方については、3月末の時点で勧奨の案内をさせていただいております。その結果、忘れられていたりというようなことで、改めて、ご提出いただいたりというような状況にはあるんですけども、先ほど不用額の説明ではございました家計急変世帯の方については、いろんな形での周知、広報はやっているんですけど、なかなか実績としては伸び悩んでいるような状況でございます。 195 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 196 ◯惠比須幹夫委員 決算によると、かなり大きく住民税非課税世帯等と同様の事情がある世帯については、今もおっしゃっていましたけども、大きなかい離があるんですけども、それの当初の見込みというのはどういうふうに立てられたんでしょうか。 197 ◯片山誠也委員長 西田課長。 198 ◯西田幸彦生活支援課長 当初、プッシュ型でお送りする世帯については1万世帯を想定しました。家計急変というのがなかなかちょっと読めない中で、その1万世帯の約2割程度が家計急変で申請をされる世帯じゃないかということで、2割ということで設定はしたんですけども、なかなか見込み違いというのか、そこまでの方がいらっしゃらなかったというような状況でございます。 199 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 200 ◯惠比須幹夫委員 それを受けて、現年度も2,500世帯ですか、これについてはどういう見込みが立てられたんでしょうか。 201 ◯片山誠也委員長 西田課長。 202 ◯西田幸彦生活支援課長 この2,500世帯につきましても、令和4年度、新たに非課税世帯になる方ということで、前年度からの継続的な事業の意味合いもございましたので、大体新規の対象となる方というのを2,100世帯というようなことで計算しまして、残り400世帯を家計急変世帯ということで、合わせて2,500世帯ということで、今、事業の方を進めておるところでございます。 203 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 204 ◯惠比須幹夫委員 それを受けての進捗というのは、非課税世帯については、同様、明確に分かりますのであれですけども、等という部分、非課税世帯等という部分については進捗はどういう具合なんでしょうか。 205 ◯片山誠也委員長 西田課長。 206 ◯西田幸彦生活支援課長 令和4年度の新たな非課税世帯への給付についても、プッシュ型のものについては3年度と同様、もうかなりの割合で支給をさせていただいているんですけども、同じように、やっぱり家計急変の世帯については、なかなか申請状況というのはそんなに多くないような状況でございます。 207 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 208 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。何らかちょっと工夫していただいて、広報、周知をして、そういった世帯にも光が当たるようにしっかりと取り組んでいただければと思います。これは要望しておきます。 209 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 210 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 211 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  66から67ページ、目2、国民年金費、質疑等ございませんか。改正委員。 212 ◯改正大祐委員 社会福祉総務費から8万円流用が入っているんですけども、この8万円の行方はどこに行っているんでしょうか。 213 ◯片山誠也委員長 川口福祉政策課長。 214 ◯川口和良福祉政策課長 そちらの8万円なんですけれども、国民年金システムの改修に関わる分の委託料の方に流用させていただいております。 215 ◯片山誠也委員長 改正委員。 216 ◯改正大祐委員 委託料はシステム改修委託料ということですね。 217 ◯片山誠也委員長 川口課長。 218 ◯川口和良福祉政策課長 はい、そのとおりでございます。 219 ◯片山誠也委員長 改正委員。 220 ◯改正大祐委員 これ、予算は何だったかなと思うんですけど、予算をちゃんと取ってやられたと思うんですけども、その上がってしまった原因というのは何なんですか。 221 ◯片山誠也委員長 川口課長。 222 ◯川口和良福祉政策課長 こちらのシステムの改修なんですけれども、税法の改正に伴いまして、システムの改修をする必要がございました。新年度に税制改正されるんですが、税制改正される前にシステムの方を改修しておりませんと、そのシステムが新たな制度に対応できないということがございましたので、流用させていただきまして、前年度に、先その部分について改修をさせていただいたというような状況でございます。 223 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 224 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 225 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  67から68ページ、目3、障がい者福祉費、質疑等ございませんか。吉村委員。 226 ◯吉村善明委員 ありがとうございます。節14の工事請負費に関してちょっとお聞きしたいんですけども、これは高山幼稚園の跡地、整備工事と思うんですけども、工事の内容をちょっと教えていただけますか。 227 ◯片山誠也委員長 平田障がい福祉課長。 228 ◯平田勝久障がい福祉課長 この工事につきましては、旧の幼稚園の管理棟、車庫の解体撤去、それと園庭内の遊具、飼育小屋等の撤去、それと屋外通路部分のコンクリート及びインターロッキングブロック等の撤去、それと地元自治会から園庭を今後利用したいという要望がございましたので、そこに仕切りのネットフェンスを新設する、この工事内容でございます。 229 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 230 ◯吉村善明委員 北部地域において障がい者支援サービスが少ないという背景から、市が全面的に協力したという事業だとお聞きしていますけれども、現在の活動状況などはいかがなんですか。 231 ◯片山誠也委員長 平田課長。 232 ◯平田勝久障がい福祉課長 現在、ひよりという名称で、主に知的障がいのある方の生活介護事業所として、同じ高山町地内で施設利用者自らが栽培し、収穫した野菜の販売、その野菜を用いた加工品を製造されていて、さらにカフェの営業も計画されておられます。  なお、園庭につきましては、コロナの影響もありまして、まだ地元自治会の利用は行われておりませんが、東屋が設置されておりますので、市民の憩いの場として提供されております。その場所では、将来的にはマルシェの計画もされているところでございます。 233 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 234 ◯吉村善明委員 市の公共施設がそういう市民、地域の方にも活用していただけて、活気が出るようなことは非常にいいかとは思うんです。今、ちょっと東屋が設置されていて、提供されていると、それは利用されているんですか。 235 ◯片山誠也委員長 平田課長。 236 ◯平田勝久障がい福祉課長 朝とかの散歩とかには使っていただいているか、分かるんですけども、細かいところまではちょっと私は把握しておりません。 237 ◯片山誠也委員長 吉村委員。 238 ◯吉村善明委員 ごめんなさい。ちょっと最後、知識不足で申し訳ない。マルシェって何ですか。マルシェ。レストランみたいなやつですか。マルシェと書いている。 239 ◯片山誠也委員長 平田課長。 240 ◯平田勝久障がい福祉課長 すみません。ちょっと、それも私、専門ではありませんので、うまくよう答えないんですけど、例えば何か加工品のパンとかをキッチンカーを持ってくるとか青空市場的なことであるとか、そういったものを私はマルシェやと思う。間違っていたら、ごめんなさい。そういうような集いの場を設けるという計画と理解をしております。
    241 ◯片山誠也委員長 鍬田福祉健康部次長。 242 ◯鍬田明年福祉健康部次長 もうほぼ課長が申し上げたとおりです。市場でございまして、恐らく地産品であるとか障がい者の方が作られたものとかを持ち寄って、若しくは地元の方が持ち寄ってというようなことを計画されているように聞いておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 243 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。上村委員。 244 ◯上村京子委員 いいですかね。 245 ◯片山誠也委員長 関連ですよ。 246 ◯上村京子委員 その高山の新しくできたひよりの件なんですが、すごく私も期待しておりまして、ただ、コロナが3年継続しておりますので、先ほどおっしゃったように、すぐには活性化するということは今後の課題になると思うんですが、今現在の利用者の人数をちょっと聞かせてほしいんですが。 247 ◯片山誠也委員長 平田課長。 248 ◯平田勝久障がい福祉課長 3年度決算ですので、このオープンが4月1日ということで、3年度の実績としては0ということになります。現在は定員20名を設定されているんですけども、13人がそこで活動されているということを伺っております。 249 ◯片山誠也委員長 上村委員。 250 ◯上村京子委員 ありがとうございます。障がい者の施設はどちらかと言えば、南の方はあったんですが、北の方にないということで、いろんな家族の方とか支援者なんかの要望を受けて、やっとできたということなんですが、将来的にはまたいろんな構想を持ってはると思うんですが、今、8050問題とか、親がだんだん高齢化になって、あそこにグループホームとか、そういう計画はまだ考えていらっしゃらないですかね。主に通所の施設ですね。ちょっと私もまだ行っていないから分からないんですが。 251 ◯片山誠也委員長 大畑障がい福祉課課長補佐。 252 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 高山の方は通所の生活介護の施設になります。委員さんがおっしゃっている8050問題に係るグループホームにつきましては、今、令和7年度までに、市内法人の大型のグループホームの建設の予定を聞いております。以上でございます。 253 ◯片山誠也委員長 上村委員。 254 ◯上村京子委員 ありがとうございます。今はできたばかりなので、通所の人は13名、いろんなお母さん方に伺ったら、やっぱり年を取ったときに、いずれはグループホームも、まあそことは限らず他の場所にもできると思うんですが、親御さんが結構高齢になって、障がい者を残して、親が亡くなった後というのがすごく大切な思いなので、またよろしくお願いいたします。すみません。以上です。 255 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 256 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。伊木委員。 257 ◯伊木まり子委員 障がい者の支援事業費についてですけども、資料提供いただき、ありがとうございました。  2)の方の相談支援事業運営委託料を中心に質問させていただきます。節12の委託料の一番上のところの相談支援事業運営委託料8,466万円は提供いただいた資料にあるように、(1)と(2)の二つの委託料から成っているということでよろしいんでしょうか。 258 ◯片山誠也委員長 平田課長。 259 ◯平田勝久障がい福祉課長 その委託料につきましては、生活支援センター運営委託料と地域活動支援センター事務委託料の二つから成っています。 260 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 261 ◯伊木まり子委員 この2番目の地域活動支援センター事務委託料というのは、平成30年まではなくて、令和元年からこの委託料を払われるようになったということで間違いないですか。 262 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 263 ◯鍬田明年福祉健康部次長 これ、地域活動支援センターというのは基本的に昔からある制度ではございます。費目のくくり方はちょっと今すぐには分からないです。 264 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 265 ◯伊木まり子委員 そうしましたら、生活支援センターの運営委託料というのは、それまで6,306万というのはずっと決算書に計上されてきたと私は記憶しているんですけども、ちょっと参考までに、30年までもこの四つの支援センターに同じようにほぼ同額の委託料が払われてきたということで、そういうふうでよかったんでしょうか。その辺、私は間違って受け止めていますでしょうか。 266 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 267 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 平成30年度までにつきましては、この相談支援事業というのは二つカテゴリーがございます。平成30年度までは障がい者相談支援事業のみを行っておりました。平成31年以降につきましては、基幹相談支援センター等機能強化事業ということで国庫補助を取って、さらに強化しております。以上でございます。 268 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 269 ◯伊木まり子委員 それはその自立支援協議会の方の資料等でも見させてもらって分かっているんですけど、その四つのセンターの委託料というのはほぼ同額なんですか。それとも、やっぱりセンターごとに変わるんでしょうか。ここの資料で提示していただいた委託料は1,632万ということから1,620万という、ほぼ同額になっていますけど、その辺、どうなんですか。 270 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 271 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 基本的には同額なんですけども、ただ生活支援センター、あすなろにつきましては、虐待対応については含まれておりません。児童虐待になって、ちょっと毛色が違いますので、他の3支援センターにつきましては、虐待対応込みで同額になっております。以上でございます。 272 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 273 ◯伊木まり子委員 この提供していただいた資料の方、3)の方に障害児施設給付費が示されています。それがこの運営委託料の関連でちょっと今確認したいんですけれども、こちらの方は人数に応じて、額が令和2年から令和3年と増えているというふうに見させていただきました。それで、平均するとお一人で児童発達は令和2年が53万が64万とか、放デイが93万前後で、相談支援は4万3,000円前後ということなんですけども、私がちょっと問題にしている相談支援事業運営委託料というのは、ほぼ同額でずっと来ているんですけども、ここで示された1,600万の前の平成30年までも、多少は変わるけど、四つの支援センターは同じだと。しかし、この3)で示されているように、令和2年から令和3年にかけてもかなりの数が増えていますね、この上から三つ。児童発達支援、放課後デイサービス、障害児相談支援とすごく増えています。  それで、平成27年から令和3年までのとこら辺を、私はちょっと調べてみたんですけども、児童発達支援では209人から337人、放デイの方は151人から408人とか、相談支援は367人から705人とすごく増えているんですけども、こういうふうに給付人数が増えるということは、その相談に来られる数がどんどん増えているんじゃないかと考えるんですけど、委託料はほぼ同じでずっと来ているんですけども、委託料については、どんなふうに積算されると言うか、大枠で、大まかでよろしいので、どういうふうに委託料というのは算定されるのかというのを教えていただけますか。 274 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 275 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 基本的には国の基準がございます。平成31年度から、先ほどご説明させていただいたように、委託料が大分上がったんですけども、そのときに国の基準に基づいて積算しまして、各事業者さんにお見積りをいただいております。その中で委託料の方を決定いたしました。この令和3年度が、令和2年度の相談件数に比べまして、かなり増えて、特にはかざぐるま等が増えておるんですが、これは主にコロナ関連の相談がかなり多かったのを聞いております。令和4年度につきましては、この令和3年度ほど増加というのはないかと予想しております。以上でございます。 276 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 277 ◯伊木まり子委員 今のお話だったら、国の基準があって、国の、まあ言うたら、算定式の中にその事業所さんの方から出されたデータを入れて出したところ、大体同額になったということなんですか。 278 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 279 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 そのとおりでございます。 280 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 281 ◯伊木まり子委員 ということは、この相談件数がどんどん増えてきても、ここの令和2年から令和3年はそんなに変わっていないと思うんですけど、先ほどちょっと紹介したように、27年から令和3年の給付費を請求していらっしゃる方の数を考えれば、相談件数もものすごく増えていると思うんですけど、これは毎年入れていくと委託料が変わってくるんですか。そんなことはないんですか。相談件数はそこの計算式の中には入らないということですか。 282 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 283 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 相談件数というのは、その中の算定式には入りません。その中のスタッフの専門職の人員であるとか、そういう体制についての積算になりますので。以上でございます。 284 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 285 ◯伊木まり子委員 相談支援事業というのは、個人負担はありませんね、ご本人。まあ無料で相談を受けに行かれますよね。 286 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 287 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 生活支援センターにつきましては無料となっております。以上でございます。 288 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 289 ◯伊木まり子委員 じゃ、この相談支援事業の財源はどのように手当されているんですか。 290 ◯片山誠也委員長 大畑補佐。 291 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 財源につきましては、障害児施設給付費の中に含まれておりますので、国庫補助が2分の1、県が4分の1、市が4分の1の負担になってございます。以上でございます。 292 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 293 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 294 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  68から70ページ、目4、老人福祉費、質疑等ございますか。竹内委員。 295 ◯竹内ひろみ委員 69ページの項目2なんですけれども、感染者の移送支援ということで出ております。これ、車1台を購入して、それで車などない人を移送するということでやったわけですけれど、これについての周知はどのようにされたんでしょうか。 296 ◯片山誠也委員長 後藤地域包括ケア推進課長。 297 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 この事業につきましては、ルートが二つございまして、どちらから申込みに来るかというのは、保健所を通じて、生駒市はこんな事業をしていますよということを市民にお知らせして、市民からうちへ入るルートと支援している介護事業所の方がPCR検査が必要ということをドクターに言われて、それからケアマネからうちへ入るルートがございます。そちらの方には、介護事業所につきましては事業者協会等を通じて周知させていただきましたし、保健所にも生駒市はこういう事業をしていますよということを周知させていただいています。一般市民の方につきましては、こちらの事業についてはあるということは周知はしておりません。あえてしておりません。 298 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 299 ◯竹内ひろみ委員 これ、実は私も車も運転できないし、実際、発熱して検査を受けに行くのをどうしたらいいかなと、本当に不安に思っていたんですね。なので、そういった情報というのは、やはり事前に知っておくというのが安心につながるかと思うんです。それを是非していただきたかったなと。今からでもいいのでしていただきたいなと思うんですが。  それで、利用者がそのためか、ちょっと少ないように思うんですね。利用が23件で25人、これはいつからいつまでの期間なんでしょうか。 300 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 301 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 令和3年7月から事業を開始しまして、年度末まで。今年度も当然やっておりますけれども。 302 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 303 ◯竹内ひろみ委員 これは介護事業所などを通じてだと、やはり高齢者になるわけですけど、高齢者には限らないんですね。 304 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 305 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 高齢者に限っておりません。実際、移送の年代別を見ますと、子どもさん、10代から40代の方、高齢者の方、半々ぐらいの割合になっております。 306 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 307 ◯竹内ひろみ委員 これ、本当に有り難い支援だと思います。多いときだったら、その1台では足りなくなるかもしれないというぐらい要望もあると思うので、また是非この制度を充実させていただきたいと思います。以上です。 308 ◯片山誠也委員長 ただ今の感染者等移送支援に関して、質疑ございますか。惠比須委員。 309 ◯惠比須幹夫委員 私もこれ、市民の方から相談を受けて、その方はご家族で濃厚接触で発熱されて、症状が出てきたのでということで相談を受けたんですが、その方は、その当時はこういう事業自体あることは調べなかって、私の方に来たんですが、それで担当課の方にも、担当課と言いますか、市の健康課でしたね、その当時は、確認をしてもなかなか情報が共有されてなくて、地域包括ケア推進課がやられているということが市役所内でも情報共有できていなかったという、調べて初めて分かったということがあったんですけども、今はその辺のところは大丈夫なんでしょうか、その辺の横と横の共有というのは。 310 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 311 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 基本的には福祉健康部、部内会議等がございますので、福祉健康部につきましては、こういう事業、あと買物支援の課でありますとか、庁内のほとんどの方はこの移送事業、うちで車を持ってやっているということは分かっていると思っております。 312 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 313 ◯惠比須幹夫委員 これは委託はどういった事業者にされているんでしょうか。 314 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 315 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 介護タクシーの事業者に委託を、入札の結果、そういう事業所に委託をしております。 316 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 317 ◯惠比須幹夫委員 緊急の場合は職員の方で対応されるというケースもあるんでしょうか。 318 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 319 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 実際、委託の件数として受検者25人ということですけれども、25人ですね。行政の職員が私も含めて行かせてもらっているのが12件ほどございます。やっぱり、その人を1日ずっと待機をしているというのは事業者も無理やというのは、当初の契約のときから申しておりまして、可能な限り調整はしていただけるんですけど、行けないときには、やっぱり行けませんというのはちょっと申し訳ないので、患者の方も熱を出して困っておられるという状況で、行政の職員、地域包括ケア推進課と生活支援課の協力も得まして、行っております。 320 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 321 ◯惠比須幹夫委員 対応された方の約半数は職員で対応されているということですね。当然ながら、これ、病院なり、医療機関へ行かれて、検査をされて、その結果が出て、また帰ってこられるということで、職員でされる場合は往復対応されているということですか。 322 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 323 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 基本、往復という形になります。救急搬送をされて、行きしなは救急車、帰りの送りは基本的に救急車はないので、その辺で病院からの依頼を受けて、行くというケースはございますけれども。 324 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 325 ◯惠比須幹夫委員 基本的には、そしたら事業者にお願いするという場合は、片道の部分で要請があった場合に事業者にお願いするということなんでしょうか。 326 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 327 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 事業者もご自宅から検査会場まで、検査の時間を待って、ご自宅まで、陽性の方でも現在なんかやったら、自宅待機、自宅療養という形なので、自宅まで送らせてもらうというので、基本的には往復という形になっております。 328 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 329 ◯惠比須幹夫委員 さっき、ちょっと答弁された中では、1日時間が取られると、ちょっと事業者も対応できないという話もあったかと思うんですが、その辺は基本的には事業者さんも往復必要な場合は往復対応されているということでよろしいんでしょうか。 330 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 331 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 往復対応ということです。当然、検査だけという形なので、ドライブスルーの検査が中心ですので、それほど時間はかからないということです。 332 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 333 ◯惠比須幹夫委員 今、7波も終息に向かっていると見受けるんですけども、これ、終息後も、例えば7波がほぼほぼ終息したという中でも、車両については引き続き維持していかれるという当面の予定なんでしょうか。
    334 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 335 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 当初、車両の購入のときに、将来、コロナが終息した場合という話も出ていましたけれども、車椅子対応の車でありますし、感染症はコロナだけでもございませんので、その辺、福祉車両として、児童も含めて対応でき、確保、そのまま使用できたらなというふうには考えております。 336 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 337 ◯惠比須幹夫委員 利用者の喜びの声も確かに聞いておりますので、引き続き、これについては対応していただけるように、よろしくお願いいたします。 338 ◯片山誠也委員長 関連で質疑ございますか。改正委員。 339 ◯改正大祐委員 その委託の内容なんですけども、事業者はその委託料金で何件でもってと言ったらおかしいですけども、対応できるものは全部対応していただけるという委託内容になっているんですか。 340 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 341 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 令和3年7月から始まった事業ですけれども、そのときはどれだけの件数があるかというのはなかなか予測しづらい状況でして、1日1万4,000円という費用、月で言うたら25日、事業者が空いていますので、それに1回搬送で防疫等の作業手当として5,100円という形をしていました。だけど、あまりにも件数が少ないということで、それ4カ月を契約で実施しまして、事業者とちょっと交渉させていただきまして、1回幾らという形で、実質2万円なんですけれども、1回行って幾らという形に契約をちょっと途中で変更させていただきました。 342 ◯片山誠也委員長 改正委員。 343 ◯改正大祐委員 今、ちょっと言われましたけども、現状は需要は少なかったなというような評価をしているんでしょうか。 344 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 345 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 そうですね。当初は1日1件程度を見込んでおったんですけど、そこまでいってないということで、当初の見込みよりも少ないかなというふうには感じています。 346 ◯片山誠也委員長 改正委員。 347 ◯改正大祐委員 何波の加減もあるので、なかなか難しいと思うんですけれども、令和4年度も行っているということなので、その後、終息した後も利用されるということなので、有意義に使っていただきたいと思います。以上です。 348 ◯片山誠也委員長 関連した質疑がございますか。              (「なし」との声あり) 349 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。伊木委員。 350 ◯伊木まり子委員 施策の成果等の70ページの終わりの方、健康寿命延伸環境整備事業で330万の決算額が上がっておりますけども、これは12委託料の一番上のレセプトデータ分析委託料の330万ということでよろしいですか。 351 ◯片山誠也委員長 石田福祉健康部次長。 352 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 はい、そのとおりでございます。 353 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 354 ◯伊木まり子委員 これは介護保険の特会の方に、159ページに一般会計の繰出金196万8,450円となっていて、これが説明を読むと同じような内容で、これが330万の一部ということなんでしょうか。 355 ◯片山誠也委員長 石田次長。 356 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 この委託料の財源といたしましては、二つございまして、一つは、先ほど委員おっしゃったとおり、介護保険特会の方から一般会計の方に繰入れをしていただきまして、保険者機能強化推進交付金ということでこれは196万8,450円と。それと、あともう一つが奈良県の後期高齢者医療の長寿健康増進事業補助金というのが頂けまして、それが133万1,550円ということで、両方で330万円の財源とさせていただいております。 357 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 358 ◯伊木まり子委員 ということは、一般財源からの市の持ち出しはないということですね。  それで、これ、何年度でしたか、主要な施策とか新規のところに書いていたと思うんですけども、これで、ここへ見ますと、資料を作成して、分析されたようなんですけども、この分析結果というのはどのように活用されたんでしょうか。 359 ◯片山誠也委員長 石田次長。 360 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 昨年度につきましては、昨年夏に生駒市の病院事業計画の見直しの時期がありまして、その見直しの検討に関する基礎資料としてこのレセプト分析をさせていただきまして、その資料をその会議のときに会議の基礎資料として提示させていただきましたことと、それから、あと在宅医療介護推進部会、こちらの方の会議の方で在宅に関するレセプトデータの分析、こちらの方を会議の基礎資料として出させていただきました。  あとはもう、そのデータに関して、その部内での情報共有とか、あとはもう地区医師会さんの方にも提供させていただきまして、その会議の中でご利用いただきたいというふうなことで提示をさせていただいております。 361 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 362 ◯伊木まり子委員 ここを見ますと、データ活用の環境づくりを行ったということなんですけども、ちょっとこの辺よく分からないんですけど、どんな環境ができて、今後どういうふうに活用していかれるのかというところをもうちょっと詳しく教えてください。 363 ◯片山誠也委員長 石田次長。 364 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 これは元々奈良県の事業で県の地域医療構想策定と、それとあと進捗管理につきまして、この医療と介護のレセプトデータの分析というのを奈良県さんの方がされておりまして、地域医療構想のそれぞれの会議でもグラフ化をされた分析データを基礎資料としてどんどん出されていたという経緯がございまして、これは奈良県全体のレセプトなんですけれども、そのうちの奈良県と協議をさせていただきまして、生駒市の部分だけを何とか活用できませんかということで協議させていただきましたら、ご了承いただきまして、奈良県さんと協定を結ばせていただいた上で、奈良県さんが委託している研究機関と、この330万がそうなんですけど、委託契約を結んだということで、その研究機関から、そのレセプトデータは、ご存じのように、すごく膨大なデータですので、それを生でぽんと持ってきても大概我々みたいな一般の事務職員がそれをエクセルとかでデータ分析したり、見える化するためのグラフ化というのはなかなかできない代物でございまして、それを生駒市とか奈良県さんの担当職員がオーダーをする、こういうふうな資料を作りたいんだというオーダーをすると、そのオーダーに合わせて、その膨大なデータを切ったり、連結したりというふうなことで、すごく普通のパソコンで、一般の事務職員がエクセルのピボットグラフですか、それのやり方ができるぐらいの方でも、その会議に出せるようなグラフ化がまずはできるというふうなこと、そういうふうなベースをレセプトデータの加工データを提供してくれることによって、市の職員がいろんな角度でその資料を出せるような、そういうふうなベースをつくっていただいていると、そういうふうなことだと思います。 365 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 366 ◯伊木まり子委員 これ、令和3年度で330万を使ってそういうことをやったということですけど、今後これは活用していくためには、予算計上していく必要はないんですか。 367 ◯片山誠也委員長 石田次長。 368 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 もう既にその330万で奈良県さんの方から加工したレセプトデータを頂いておりますので、いろんな角度から、それは今、そのデータを分析することは自由にできるんですけれども、ただ、今頂いているデータをコロナ前の令和元年度までのデータになりますので、その後は、ずっと奈良県さんが毎年毎年やっていますので、そのデータを活用しようと思えば、その年度更新をしていくためにはこの委託料というのを計上していく必要がございます。 369 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 370 ◯伊木まり子委員 ということは、また何年間に1回ずつそういうデータを分析して、医療とか介護の連携とか、いろんなことに使っていこうというお考えだということですか。 371 ◯片山誠也委員長 石田次長。 372 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 3年ごとの計画と5年ごとの計画であろうかと思いますけど、そのときに検討するために、その3年後と、あるいは5年ごとというふうなところでこの予算計上していって、その年度年度、更新したデータを頂くというふうなことになろうかと思います。 373 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 374 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。上村委員。 375 ◯上村京子委員 70ページの介護予防拠点施設管理費というところがあるんですが、182万1,044円。地域包括ケアシステムの構築及び介護予防を積極的に展開するため、介護予防拠点施設の管理運営を行ったと書いてあるんですが、具体的なのがちょっと分かりにくいんですが、管理運営はどういう内容か、教えていただけますか。 376 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 377 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 この拠点施設につきましては、あすか野の給食センターから降りたバス停の斜め右向かいの建物、元消防の倉庫として使っていた建物なんですけども、そこを介護予防の拠点施設として使っておりまして、1階部分は介護予防の拠点施設、2階部分はメディカルセンター、地域包括支援センター、訪問看護ステーションの事務所としてメディカルに貸しております。1階部分は月曜から金曜まで、市民の方が使う、又はうちの生駒市の介護予防の事業、そちらで実施するという、その建物を管理運営しております。 378 ◯片山誠也委員長 上村委員。 379 ◯上村京子委員 その運営のための予算ということですね。元々ここは包括の支援センターを前からやっておりまして、地域の方がよくそこで運動をやったり、いろんなことをやってはるんですけど、それにプラスして、介護予防のための管理運営を行ったということですね。これは初めてですね、前からある運営事業に対して。 380 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 381 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 前からずっと同じことで、委託料という形で、消防点検であるとか草刈りであるとか建物の修繕であるとか、そのような費用という形で、今回182万という、ちょっと高額に、例年より高い金額になっておりますのは、9月の補正予算でつけていただきましたクーラーがもう使えなくなったということで、110万ほどかけて、クーラーを入れさせていただいたということで金額が高くなっております。 382 ◯片山誠也委員長 上村委員。 383 ◯上村京子委員 ありがとうございます。  結構地域の方が、百歳体操とかのびのび体操とか、いろんなことで利用してはりますので、もっともっと高齢、特にあすか野とかは高齢の方がもう40%以上を超えておりますので、新しい施策をどんどんしていってもらったら有り難いと思っております。よろしくお願いいたします。以上です。 384 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 385 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。改正委員。 386 ◯改正大祐委員 高齢者交通費等助成事業費です。もう毎年出ていますけども、これ、令和3年度の事務費を教えていただけますか。 387 ◯片山誠也委員長 川口課長。 388 ◯川口和良福祉政策課長 令和3年度の事務費につきましては、高齢者分でよろしいですか、3,191万8,827円になります。 389 ◯片山誠也委員長 改正委員。 390 ◯改正大祐委員 先ほどの障がい者の分もあるので、ちょっと高齢者の分で言いますけど、例えば、今回、交付人数が2万4,828人と、1万円を交付するので、約2億4,000万ちょっとですね。交通費助成委託料が2億6,200万で、引いたら1,377万程度なんですけども、この差額というのは何か原因あるんですか。 391 ◯片山誠也委員長 川口課長。 392 ◯川口和良福祉政策課長 今、決算書に載せさせていただいております交付人数といいますのが対象者になりまして、一応クーポン券を受け取っていただける方の対象人数になりますので、実際に2万3,393人が一応ご利用されているということになりますので、そちらの利用者、全ての方が1万円全て使われたわけではございませんので、利用者から換算しますとそのような実績になるというふうになります。 393 ◯片山誠也委員長 改正委員。 394 ◯改正大祐委員 はい、分かりました。  毎年、どうすんのやどうすんのやというような、出ていますけども、これ、担当課に聞くにも酷な話なので、どうされるのかなということなんですが、何か見解があれば、教えていただきたいんですが。 395 ◯片山誠也委員長 川口課長。 396 ◯川口和良福祉政策課長 担当者としてです。担当課といたしましては、かなりの方、95%近くの方がご利用いただいているというような状況もございますので、新たな交通施策が構築されるまでにつきましては、継続して実施していけたらなというふうには考えております。 397 ◯片山誠也委員長 改正委員。 398 ◯改正大祐委員 担当者もかわいそうですね。以上です。 399 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 400 ◯小紫雅史市長 私、ちょっとお聞きしたいんです。これ改正委員はこれをやめるべきだという立場でのご質問ということでよろしいんですか。「担当者、かわいそうですね」とはどういう意味でしょう。 401 ◯片山誠也委員長 改正委員。 402 ◯改正大祐委員 今までいろいろ質問があったと思います。一般質問もあったと思いますし、決算のときもあったと思います。それで、市の意向としてどうなのかというところを聞いただけなので、いろんな方法はあると思うんでということです。 403 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 404 ◯小紫雅史市長 だから、担当者はかわいそうですねみたいな、意味不明なことをこの場でおっしゃっているということは、それはどういう趣旨でおっしゃっているのかということで、もうこれは、この事業自体をやめろということなのか、事務費をもう少し見直せということなのか、どういう前提でご質問されて、担当者はかわいそうですねみたいな、よく分からないことをおっしゃっているのかということで、そこは明快に言ってください。事業をやめろということなんですか。どうなんですか。 405 ◯改正大祐委員 市長の立場としてどうなのかということをお聞き、市の見解としてどうなんですかと聞いたときに。 406 ◯小紫雅史市長 質問に答えてくださいよ。 407 ◯改正大祐委員 担当者が答えると。 408 ◯小紫雅史市長 逃げるなよ、そこ。 409 ◯改正大祐委員 逃げてないですよ。 410 ◯小紫雅史市長 逃げるなと言ってんだ。やめろと言ってんだ。やめるべきだと。 411 ◯改正大祐委員 一言も言ってないじゃない。それは市長の言い分であって。 412 ◯小紫雅史市長 言い分じゃない。支離滅裂。自分がそう言うの。ちゃんと言ってくださいよ。やめるべきだから、どうですか。何が担当者かわいそうなのか、言ってください。何を言っているんですか。意味不明でしょう、それ。 413 ◯改正大祐委員 市の見解はどうですかって。 414 ◯小紫雅史市長 あなたの見解でしょう。だから、かわいそうなのは何でなんですか。何が担当者が。 415 ◯改正大祐委員 今後どうするんですかと聞いただけ。 416 ◯小紫雅史市長 だから、どういう立場でそれを聞いているのかと。 417 ◯片山誠也委員長 挙手してください。(「市長さん、やめろ、挙手して」との声あり)  小紫市長。 418 ◯小紫雅史市長 だから、質問に答えてください。その立場をきちんとやっていただかないと、我々、答え。(「反問権」との声あり)いや、反問権。だから、反問権ですよ。何をどういう立場でおっしゃっているのか。だから、もう改正委員としては、この事業をやめるべきなのに、何か私が無理に続けろと言っているから担当者かわいそうですねということをおっしゃっているのか。何をおっしゃっているんですか。意味不明な発言はしない方がいいと思いますから。議会の場ですからね。 419 ◯片山誠也委員長 改正委員。 420 ◯改正大祐委員 これ、前からずっとこういう話はしているわけですよ。市として、方針としてどうなのかというところを聞いているわけで、担当者が答えるのと、市の見解はどうなのかはちょっと違うと思って、聞いたまでです。 421 ◯片山誠也委員長 ですから、その担当者がかわいそうだというのはどういうことかということを聞いている。 422 ◯改正大祐委員 市の見解はどうなんですか。方針としてどうなのかと聞いているんです。 423 ◯片山誠也委員長 答えてもらえますか。その担当者かわいそうですというのはどういうことですか。 424 ◯小紫雅史市長 どういう前提に立っているから、どうなんですか。と言うか、まず委員がどう考えているのか、それでないと僕ら、答えられないでしょう。やめるべきだと思っておられるんですか。それだったら、そう言ってください、明確に。担当者かわいそうですがというのは、取り下げるようだったら、そう言ってくださいよ。何がかわいそうなんですか。あまりにも適当な発言をこの中でするのはおかしいでしょう。いい加減にしてくださいよ。 425 ◯改正大祐委員 市として方針はどうなんですかと聞いているんですね。なので、担当者が答えるのもかわいそうですねと言っただけですよ。
    426 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 427 ◯小紫雅史市長 市としては、先ほど川口課長が申し上げたように、他の代替の取組がどういうことができるか、我々、これはすごく真摯に市民のタウンミーティングもして、年齢を上げていくことで、75歳まで上げていくと。事務費については、本当は事務費を下げるのが一番いいんだけれども、これを取りに来るときに交通事故をしたり、駐車場で事故があったりとかというのがかなりありました。なので、そこは郵送という形で事務費が上がるけれども、そういうような形でやるということで、議会でもさんざん申し上げておりますように、いろんな観点から考えて、使い方であったりとか、いろいろ課題があるのはそうなんですけれども、95%以上の方が使われて、非常に喜んでおられる方もおられます。  ただ、これ自体が課題がないわけではないのは、一般質問でいろんな方からご質問をいただいていて、これをどういうふうにしていくのかというふうに、ちゃんと今、真摯に検討していきたいと思いますが、これも、じゃ、これをぽいとやめて、じゃ、わしら、車を運転ができへんと。その買物とか医療を受けるのどうしたらいいのかというような声が今すごく高まっているという。私はいろんなところに話を聞きに行きますので、そういう声がすごく高まっているということで、今すぐ、これを廃止するというのは、やはり現実的じゃないだろうというのが市の見解なんですね。それはずっと申し上げているとおりです。もうここで聞かれるまでもなく、いろんなところで申し上げております。それが市の見解でもありますし、そのようないろんな課題がある中で、当面はこれを何とか課題に対応しながら続けていかなきゃいけないというのが、これは担当課の方も同じ見解だと思います。  そういうことはずっと申し上げておりますのに、担当者はかわいそうですねというのは、どういうことですか。生駒市の市長とか副市長とか部長とかが何か無理やりこれやるんだというふうに言って、担当者はこんなんもうやめたいなと、ほんま早くやめたいと思っているのに、無理やり従わされているということがおっしゃりたいんですかということ。  そもそもその前提として、そんなふうなことをおっしゃるのであれば、この事業自体は改正委員としてはもうやめるべきだ、おかしいという前提ですと明確にここで言っていただきたい。なのに、市として、トップがそういうのを無理やり続けると言っているから担当者が苦しんでるのではないかということであれば、そういうふうに明快におっしゃってください。その自分の立場をきちんと言わないのに、担当者がかわいそうだとかという意味不明な言動をここでするということは、あまりにも議員として無責任で、大変資質に欠ける行為だと思います。 428 ◯片山誠也委員長 ちょっと議会事務局からも、担当者かわいそうですねの、その趣旨を確認するのは反問権になるというお話でしたので、その点については、別に答え。 429 ◯小紫雅史市長 この事業に対する賛否もちゃんと言ってください。反対だったら反対だと言ってください。その上で、だから、何で担当者はかわいそうだと。それも全部ワンセット。 430 ◯片山誠也委員長 ですから、それ。(「全部反問」との声あり)それは反問権になるということでしたので。 431 ◯小紫雅史市長 答えられないんだったら、撤回してください。(「委員長、裁いてください」との声あり)委員長、お願いします。 432 ◯片山誠也委員長 ですから、その点に関して反問権になるということで事務局からもありましたので、別に答える必要は改正委員にないということですので。 433 ◯小紫雅史市長 答えなくていいんですね。そう、逃げたということでいいんでしょう。 434 ◯片山誠也委員長 改めて、改正委員、何かありますか。 435 ◯小紫雅史市長 ないんです。何も言えないんですか。 436 ◯片山誠也委員長 改正委員。 437 ◯改正大祐委員 ルールを守ります。 438 ◯小紫雅史市長 何、言ってんだ。逃げんなよ。 439 ◯片山誠也委員長 静粛にしてください。(「よろしいですか、今の意見で」との声あり)  じゃ、もうよろしいですか、改正委員。 440 ◯改正大祐委員 はい。 441 ◯片山誠也委員長 では、高齢者交通助成事業に関し、他に質疑等ございますか。上村委員。 442 ◯上村京子委員 今のご意見で、私は市長の意見に賛成でございます。生駒市というのは、金額のいろいろ出入りがありますが、やっぱり市役所というのは一般の市民の人から見たら、住民サービスということは必ずあると思うんです。やっぱり、生きいきカードを今まで続けてこられたというのは、高齢者の問題、障がい者の問題も含めておりますので、個人的な意見としては、生きいきカードは続けていただきたい、私はそう思っております。生きいきクーポンですね。 443 ◯片山誠也委員長 単に意見言う場だけではないので、質疑をして意見を言ってください、次から。  関連して、高齢者交通助成で質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 444 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 445 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  70から71ページ、目5、後期高齢者医療費について質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 446 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  71から72、目6、介護保険費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 447 ◯片山誠也委員長 次に、72から73、目8、福祉センター費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 448 ◯片山誠也委員長 では、次に73から75、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうち、子ども医療費助成事業費と未熟児養育医療事業費について質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 449 ◯片山誠也委員長 では、次に78から79、目4、母子父子福祉費のうち、ひとり親家庭等医療費助成事業費について質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 450 ◯片山誠也委員長 次に、79から80ページ、項3、生活保護費、目1、生活保護総務費について質疑等ございますか。伊木委員。 451 ◯伊木まり子委員 令和2年からレセプトや健康受診情報のデータを収集して、生活改善とか生活習慣病予防につなげているとして、健康管理支援事業を実施されていますけど、この費用はどこに計上されているんでしょうか。 452 ◯片山誠也委員長 西田課長。 453 ◯西田幸彦生活支援課長 12の委託料の中に生活保護システム等委託の中に含まれております。 454 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 455 ◯伊木まり子委員 この事業をちょっと期待して、前から聞かせていただいていたんですけど、この決算額とその内訳を大まかに説明していただけますか。 456 ◯片山誠也委員長 西田課長。 457 ◯西田幸彦生活支援課長 決算額としましては22万円でございます。 458 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 459 ◯伊木まり子委員 これは何かルピナスの発行費用ですか。ではないんですか。 460 ◯片山誠也委員長 西田課長。 461 ◯西田幸彦生活支援課長 これにつきましては、レセプトデータと実際の健診の生活保護者の健診のデータを突合する作業をしていただいたものになります。 462 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 463 ◯伊木まり子委員 何か、その前の事業の説明のときには突合して、それで問題のある方については、訪問して指導するとかいうふうに伺っていて、毎年何人か抽出して訪問するというふうに聞いていたと思うんですけれども、そういう事業でこれの中でレセプトデータの突合に係るのが22万円ということですか。ちょっと分かっていないので、もう一度、教えてください。 464 ◯片山誠也委員長 西田課長。 465 ◯西田幸彦生活支援課長 実際、訪問させていただいて、栄養指導なりする前段階の状況確認ということで、このデータ突合というのを実施いたしております。令和3年度におきましては、実際の訪問までは実施はしておりません。生活保護者の方につきまして、健診の受診率が非常に低いということで、令和3年については勧奨ということで、健診の受診率を上げようというような取組をしていまして、実際、各世帯への訪問につきましては、令和4年度、今年度から順次、実施しているような状況になります。 466 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 467 ◯伊木まり子委員 ルピナスという、何か機関紙みたいなのを出してらっしゃいますね。それもこの事業の中の一部だとは思うんですけど、これはここの委託料じゃなくて、印刷製本費か何かに計上されているということですか。 468 ◯片山誠也委員長 西田課長。 469 ◯西田幸彦生活支援課長 ルピナスにつきましては、令和3年度から生活支援課の方に会計年度任用職員、管理栄養士の方を採用しまして、その者が作成しまして、あと印刷につきましても、庁内で印刷をかけておりますので、特段その発行について予算が特にかかっているというような状況にはございません。 470 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 471 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 472 ◯片山誠也委員長 暫時休憩いたします。              午前11時56分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 473 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて、委員会を再開いたします。  それでは、説明書ページ79から80、項3、生活保護費、目1、生活保護総務費、質疑等ございませんか。竹内委員。 474 ◯竹内ひろみ委員 80ページの生活保護事務費のところなんですけれども、被保護世帯数と被保護者数については書いてありますが、これの相談件数は分かりますでしょうか。 475 ◯片山誠也委員長 西田課長。 476 ◯西田幸彦生活支援課長 令和3年度の相談件数につきましては320件となっております。 477 ◯片山誠也委員長 竹内委員。はい、どうぞ。 478 ◯竹内ひろみ委員 これ、生活保護を受けたいと思って、相談にこられていると思うんですけれども、この320件の方に対して、窓口としては、どのような何か支援の道を紹介されたり、あとつなげたりされたのか、その結果は分かりますか。 479 ◯片山誠也委員長 西田課長。 480 ◯西田幸彦生活支援課長 相談者全てが生活保護につながっているというわけではございません。実際、いろんな事情をお聞きして、適切なアドバイスをさせていただいて、実際はこの320件のうち、申請件数につきましては48件、それで開始の件数が39件ということで、これ以外につきましても、生活困窮者自立支援制度の各種施策での案内をさせていただいたりして、適切な支援につなげたり、あとは継続的に相談も1回だけじゃなくて、何回も継続して行われる場合も非常に多いということで、もうその辺りは細かい、まだ継続してこれから生活再建につながっていく方もいらっしゃると思いますので、引き続ききっちりと対応はしていきたいと考えております。 481 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 482 ◯竹内ひろみ委員 相談件数の推移を見てみましたら、昨年の決算のときにお聞きしていたんですが、令和元年で215件、人数にして117人、令和2年が218件で128人、そして令和3年になりますと320件と非常に増加しております。人数についてはお聞きしていないんですが、このうち、生活保護につながっている方が令和3年で48件ですね。このように相談件数が増えている一方で、上の被保護世帯数を見てみますと、これを昨年聞いたんですが、令和元年で560世帯で708人、令和2年で501世帯で610人、今年度は478世帯、567人と、徐々にこれ、減ってきているんですけれども、この相談件数が増加している一方で、こういった保護世帯数が減ってきているということは、この辺りをどのように見ておられますか。 483 ◯片山誠也委員長 西田課長。 484 ◯西田幸彦生活支援課長 平成25年度から平成30年度までにおきましては、保護の開始件数と廃止件数というのは大体同数で年間70件から80件程度ということで、全体として、数字としては大きな変動は30年度まではございませんでした。令和元年度以降についてなんですが、廃止件数につきましては、それまでと同様、大きな差はなく、年間70件から80件程度で推移をしているんですけども、開始件数については減少傾向になっております。それが全体的に減っているというふうなことです。具体的には、令和元年度で開始件数が30件、令和2年度で17件、令和3年度で39件ということで、廃止件数よりも大きく下回っていると、このことが全体的に保護世帯の方が減少しているような結果となっております。  これにつきましては、第2のセーフティーネットである生活困窮者自立性支援事業であったり、自立支援金などの各種給付金、こういった効果があって、生活再建につながった世帯が多かったものと分析をしております。 485 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 486 ◯竹内ひろみ委員 分かりました。相談はあっても、その開始数が減っていると言っても、令和3年度はその前の年の倍ぐらいにはなっておりますね。しかし、この相談に対して保護を開始する件数が本当に少なく、また減ってきているということがその背景にどういうことがあるのかなといろいろ思うわけですけれども、自立支援の策と言うか、給付金などもある、コロナの影響の中で、政府の施策もだんだん行われて、そういう道も確かに増えてはおりますが、それで将来にわたって、本当に困窮状態が解決するかというと、その保障はないというのが正直なところじゃないかと思うんですね。一時金を受けても、その後はもう保障されない。そういうことで、やはり本当にその方の生活がずっと成り立つように支援していくということが必要だと思うんです。そういう点で、本当にその一人一人に寄り添った支援に、保護と言うか、それにつなげていけているかというとこら辺はどのように考えておられますか。 487 ◯片山誠也委員長 西田課長。 488 ◯西田幸彦生活支援課長 今、コロナ禍ということもあって、非常にお困りの方が増えていたり、あと物価高騰という影響も、今もそうですし、これからもうますます物価高騰を受けて、生活が厳しくなっていくだろうというふうに考えておりまして、本当にお困りの方が増えていくというような状況になってくるのかなと思っています。これはもう全国的な状況と同様だと思うんですけども、生駒市におきましても、本当に保護が必要な方については、やっぱり必要な対策と言いますか、必要な施策というのを進めていく必要がありますし、何がこの方にとって何が必要なのかというのも、保護が必要なのか、あと自立支援制度で生活再建につなげられるのかどうかということも含めて、寄り添って、きっちりと親身になって対応していきたいというふうに考えております。 489 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 490 ◯鍬田明年福祉健康部次長 今、課長が申し上げましたとおりなんですが、昨年度、それから昨今、生活保護に関する様々なお話というのをちょうだいいたしました。我々職員一同、委員おっしゃられるように、市民に寄り添った対応というのが、やはり必要になってきますので、この辺りは、今、職員一同、意識を新たにして取り組んでおりますので、この辺り、ご理解をいただきたいと思います。 491 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 492 ◯竹内ひろみ委員 本当にその点よろしくお願いしたいんですが、また確認をちょっとしたいんですけれども、この相談件数320件とお聞きしました。この方たちはあそこの生活支援課の窓口に来られると思うんですけれど、やはり生活に困って、生活保護をできたら受けたいなと思って来られる方がほとんどじゃないかと思うんですね。その人に対して、自立支援策という方に、自立ということをすごく重要に思われて、そちらにとにかくいったん誘導したいというようなことにはなっていませんか。 493 ◯片山誠也委員長 西田課長。 494 ◯西田幸彦生活支援課長 生活支援課という、以前は保護課ということだったんですけども、令和2年度ですね。生活支援課ということで、生活を全般的に支援するというような形で進めておりますし、相談者がいきなり、私も窓口に来られている方、ほとんどが保護の相談かなというふうに思ったんですけども、相談記録を見てみますと、決していきなり保護というわけじゃなくて、今、生活に困っているけど、何か支援してもらえるような施策はないですかといったような相談というのは非常に多いということで、そういう自立支援制度にいきなりそちらの方に誘導しているんじゃなくて、必要により、先ほど申しましたように、この人たち、何が今必要なのかというのも、十分に把握して対応しているようなところでございます。 495 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 496 ◯竹内ひろみ委員 是非その点しっかりお願いしたいと思います。ケースワーカーさんにもよると思うんですけれども、やはり今、厚労省の方も生活に困った方にきっちりそういう保護の施策、支援が届くようにということで、様々改善したり、条件を緩和したりとか、いろいろしておりますので、そういうところもケースワーカーさんがきっちりと勉強していただいて、ケースワーカーさんで何か対応が違うということがないようにしっかりやっていただきたいと思います。これ、要望しておきます。 497 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 498 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 499 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。  81ページ、目2、扶助費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 500 ◯片山誠也委員長 では、次に同じく81ページ、項4、災害救助費、目1、災害救助費、質疑等ございますか。
                 (「なし」との声あり) 501 ◯片山誠也委員長 同じく81ページ、項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 502 ◯片山誠也委員長 次に、81から83ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 503 ◯片山誠也委員長 では、次に83から85ページ、目2、予防費、質疑等ございますか。伊木委員。 504 ◯伊木まり子委員 委託料の一番最後にあります健康づくり推進事業委託料という中に、令和元年からでしたか、禁煙プログラムを使ってというような、100人対象ぐらいの禁煙の事業があったと思うんですけど、それはここに含まれているんですか。 505 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 506 ◯吉村智恵健康課長 今ご覧いただいております健康づくり推進事業委託料は、これは健康づくり推進員さんに活動していただくのにお支払している委託料でございます。  禁煙に関する事業につきましては、予算としては禁煙支援プログラムというものを178万計上させていただいていたんですけれども、コロナ対応で保健師がほぼ手を取られてしまいまして、実際、この事業は実施できておりません。 507 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 508 ◯伊木まり子委員 じゃ、今の178万は不用額になったとということなんですね。 509 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 510 ◯吉村智恵健康課長 はい、不用額の一部に入っております。 511 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 512 ◯伊木まり子委員 今後、何か今年、ついさっき見ましたら、ネット、SNSを使って、20人対象の事業というふうになっていて、あれ、これに変わったのかなと思ったんですけども、前のを続けていかれる予定はないということなんですか。 513 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 514 ◯吉村智恵健康課長 今年度新たに新しいプログラムで始めさせていただいております。今回につきましては、禁煙パッチなども自宅に届きましたり、あとは禁煙指導のトレーニングを受けた専門職がSNSの面接機能を使って、定期的に面接を行ってくれるというようなシステムになっております。 515 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 516 ◯伊木まり子委員 すみません。ちょっと3年度は不用額になったということですけど、一応、2年間やられてその評価だけちょっと聞かせていただけたらと思うんですけど。不用額にしたのはすごい残念やったというような思いなのか、まあまあそんなにと思ってはるのか、その辺。 517 ◯片山誠也委員長 渋谷健康課課長補佐。 518 ◯渋谷英生健康課課長補佐 今年度始めました禁煙プログラム、SNSを使った分なんですけれども、昨年度、実は50周年事業ということで、昨年度からやる予定をしておりました。昨年度、コロナの影響でワクチン対応のためできなかったので、今年度初めて実施するものでございます。 519 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 520 ◯伊木まり子委員 不用額となった方の評価をちょっと聞かせておいていただけたらと思うんですけども。 521 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 522 ◯吉村智恵健康課長 すみません。昨年度も同じシステムで開始する予定をしておりましたけれども、それが開始できなくて、令和4年にずれ込んだということになっております。令和3年も同じシステムでする予定でございました。 523 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 524 ◯伊木まり子委員 じゃ、禁煙サポートプログラムというのは、令和3年の1年、2年やったのはもうやらない予定だった、やらない、新しいのに変えたということやったんですね。 525 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 526 ◯吉村智恵健康課長 令和2年度までは違う形の禁煙支援をしていたと思うんですけども、令和3年度から今の新しいシステムを導入する予定だったんですけど、それが1年延びたということになります。 527 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 528 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。惠比須委員。 529 ◯惠比須幹夫委員 84ページの施策のところで、予防接種事業費の中の子宮頸がんの予防接種についてなんですが、これについては令和2年10月に厚生労働省から通知が出まして、個別通知を行っていくという方針が示されて、ただ2年度については本当に11月、もう年度の最終盤からのスタートでしたので、なかなか数字的には、全面的に伸びるということはなかったかと思うんですが、この3年度、その周知、どのような周知が行われていたのか、ちょっと教えてもらえますか。 530 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 531 ◯吉村智恵健康課長 令和3年11月に、国の方から子宮頸がんの積極的な勧奨を再開するということで通知が参りましたので、ホームページでお知らせするとともに、接種期限の迫っている高校1年生の方に対しては、まだ未接種の方につきましては全員に案内を送っております。 532 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 533 ◯惠比須幹夫委員 令和3年度が、今おっしゃった通知と言うか、発送されたということですね。分かりました。  その結果が前年の2倍という結果につながっていったという理解でよろしいですか。それを受けて、現年度の周知の状況というのはどういう形になっていますでしょうか。 534 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 535 ◯吉村智恵健康課長 令和4年度につきましては、受けそびれた方にもキャッチアップ接種というのが行われております。開始しておりますので、対象となられる年齢の方、未接種の方につきまして、全員案内を送付しております。 536 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 537 ◯惠比須幹夫委員 勧奨を控えていた期間の方にも該当する年齢の方も遡って受けれる体制の形になったということで、それについて、まだ年度途中ですけど、進捗としては、さらに延びそうな状況でしょうか、進捗としては。 538 ◯片山誠也委員長 吉村課長。 539 ◯吉村智恵健康課長 すみません、先ほどちょっとお伝えし忘れたのが、キャッチアップ接種のご案内をお送りしましたのと、期間中、自費で接種を受けられた方に対してその費用を補助しますという案内を送らせていただきました。  すみません、ワクチン接種の今年度の実績のちょっと伸びというのが今のところ資料を持っていないので、お答えできないんですけれども、費用補助の方につきましては、もうほぼ予算額を超えるような勢いで申請を出していただいていっている状況です。 540 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 541 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 542 ◯片山誠也委員長 では、最後に85から86ページ、目3、健康センター管理費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 543 ◯片山誠也委員長 それでは、目ごとの質疑を終結しまして、福祉健康部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 544 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。塩見委員。 545 ◯塩見牧子委員 まず、34ページの歳入です。財産収入の財産貸付収入、土地建物貸付収入についてなんですけれども、市民エネルギー生駒さんへの太陽光パネルの設置の土地、優楽の土地の一部をお貸しているということなんですけれども、これも一般質問でも申し上げたとおり、減免の申請書がついていませんでした。価格の根拠は、こちらについてはきっちりと算出されていたので、そこはいいんですけれども、肝腎の減免の申請書がついていなかったにもかかわらず減免しているという、この行政手続きについて、これは適当であったかという点について、まずお答えください。 546 ◯片山誠也委員長 川口課長。 547 ◯川口和良福祉政策課長 市民エネルギー生駒と生駒市の協定書におきまして、使用料を徴収しない旨を規定しておりまして、双方合意しているものでありまして、減免の意思が書面で確認できているものと、そういうふうに考えておりまして、以上、適正に執行できているというふうには考えております。 548 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 549 ◯塩見牧子委員 昨日は協定書を結んでいるんだけれども、減免の申請書はあった。あったり、なかったり、何かそれぞれの課で全然統一されていないんですけれども、本来、協定は協定であるんですけれども、手続きとしては減免申請があり、それを受けて減免しという、それが流れとしては正しいんじゃないかと思うんですけれども、協定だけで、いや、じゃ、昨日のは何だったんだろう。庁内でばらばらなんですね。なので、そこはもう統一していただかないと、何が正しいのか本当分からないので、今の状態だと何かその減免の申請もされていないのに減免していたら、手続的な何か減免の必要性がないのに市の方が勝手に減免してあげているみたいな形になっちゃうと思うですね。なので、そこをちょっと統一した手続きということを一度きちんとお示しいただかないと、これからも同じようなことが起こり得ると思うんです。なので、そこはちょっと統一的なことなので、市長か副市長、お答えいただけますか。 550 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 551 ◯山本昇副市長 今おっしゃっている話については、昨日、管理課の話につきましては、私の判断としては、条例とかに基づくものについての対応ということで、道路とかに対して、そういったものに対しての対応という説明であったというふうに思っております。今、そうでないものに対しての対応ということで、今、課長から話があったというようなことで、どちらにしましても、今、委員さんがおっしゃったような形のきちっとした整理をしておかないと、それがばらばらであれば、やはりおかしいと思いますので、その辺りはきっちりと、まず精査して、対応してまいりたいと思います。 552 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 553 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。塩見委員。 554 ◯塩見牧子委員 次に、40ページ、雑入のちょうど真ん中辺りなんですけれども、生活保護費返還金2,592万6,099円と。この中に先般、ちょっと報道資料にもあったんですけれども、令和3年度の厚生消防委員会のテーマ別調査の中で発覚した生活保護に関する事務のうち、今般のこの報道があった遡及年金の取扱いの誤りについて、この分もここに含まれているんですかね。返金を求めていたということですね。 555 ◯片山誠也委員長 西田課長。 556 ◯西田幸彦生活支援課長 毎年度そうなんですけど、通常、生活保護法63条の返還金であったり、78条の返還金についての収入については、全てこちらの方に含まれることになります。 557 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 558 ◯塩見牧子委員 これ、ちょっと年金の遡及だとかその生活保護の遡及だとか、聞いていて少しややこしい案件なんですけれども、あまりご存じいただいていない方もおられるかと思うので、去年の厚生消防委員会の調査でちょっと分かったことを少し簡単に触れながら申し上げますと、この事案というのは、今回、報道の方で市の方から報告された3件のうちの1件のケースなんですけれども、元々は厚生消防委員会の調査の中で社協の専門員さんが、委員会が行われたヒアリング調査の中で、かつて生活保護費を受給しておられた当事者の方が後に年金受給権があると分かって、それまでの保護費の返還を求められたんだけれども、一部、当事者に瑕疵がある78条返還というふうにされたということなんですけれども、でも、それは一番最初に生活保護を申請するときに、市の方の年金受給権の調査が不十分だったのではないかという指摘がありまして、委員会の方でももう一度、市の方に実態を調査していただきたいということで依頼いたしました。  その結果、今年4月、まだ前の委員会の任期が残っていた時期だったんですけれども、これは消えた年金記録問題に由来するものだったから仕方がなかったんだと、やむを得なかったんだと、そういうご回答をそのときはいただきましたけれども、結局、こういう結果だったわけなんですね。今でもこの最初の年金受給権の調査には、やっぱり問題がなかったというふうな認識を持っておいででしょうか。 559 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 560 ◯鍬田明年福祉健康部次長 どういうような経緯で年金受給権を調査したのか、詳細については分かりませんけども、確かに言えることについては、年金の分については、調査が完了しているというような形で調査書の方には書かれておりましたので、私ども、今、それ以上の答えというのは持ち合わせておりません。 561 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 562 ◯塩見牧子委員 調査は完了していたけれども、具体的にどのような調査が当時、なされたのかどうかまでは分からなかったということですね。(「はい」との声あり)ただ、ここにもあるように、この消えた年金記録の問題というのは平成19年です。その直後にこの例の事務連絡も出ていたということなんですけれども、この当事者の方がこの生活保護を受給し始めたのは、それより前でしょうか、後でしょうか。 563 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 564 ◯鍬田明年福祉健康部次長 事それぞれのケースについて、こちらの方で、議会でお話しするというのは、ちょっと個別的なことですので、難しいかなとは思いますが、今、ご質問のあったケースについては、後というふうな形で考えております。 565 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 566 ◯塩見牧子委員 後なんですね。年金を受給しておられる、受給資格があったということは元々お勤めの記録、要は職歴、勤務歴があったということが十分当時も想定されたと思うんです。にもかかわらず、普通、先ほども相談に来られて、まず事情をお聞きするというようなことも、もちろん申請に当たっては、いろんなその方の背景とか勤務歴だとか、それも含めて調査されないと、まずおかしいんですね。 567 ◯片山誠也委員長 西田課長。 568 ◯西田幸彦生活支援課長 生活保護を実際開始するかどうか判断するに当たりましては、その方の資産があるのかどうかというのを、生活保護法第29条調査というのを各金融機関でありますとか年金事務所の方にも照会をかけまして、それで資産の活用ができるのかどうかというのを総合的に判断して決定をいたします。全ての事例について、年金受給権があるのかどうかというのもその時点では、調査はするんですけども、今回の件については、その中では判明しなかったということで考えております。 569 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 570 ◯塩見牧子委員 判明しなかったんだけれども、でもこういう年金の問題がちょうど上がってきていた。でも、その人には当然職歴等があった。ということは、本来あるかもしれないと思って、調べて当然だったんじゃないかなと思うんですけど。首振っておられますけれども。前の支援課長、どうですか。 571 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 572 ◯鍬田明年福祉健康部次長 恐らく、今おっしゃられたように、当然、職員であるならば、調べて、保護を開始するか否かというようなことの判断というのはしていると思います。 573 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 574 ◯塩見牧子委員 ところが、分からなかったんですね。でも、これ、今回こうやって5年以上前の遡及年金ということで670万3,480円が今回、返還されたと。されるのかな、されたのか、ちょっとまだ分からないですけど。なんですけれども、じゃ、5年未満の年金の部分というのは、これは全部で幾らだったんですか。委員会のときには、5年以上前の部分と5年未満の部分で、ほぼほぼ1,000万円近くあったというふうにお聞きしていたんですけれど。 575 ◯片山誠也委員長 西田課長。 576 ◯西田幸彦生活支援課長 約370万だったと記憶しております。 577 ◯塩見牧子委員 その年金受給権が実はあるんだということが分かったときに、それぞれ370万の方ともう一つ、670万のうち、当事者の方の手元に一体幾ら残して、返金を求めたんですか。 578 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 579 ◯鍬田明年福祉健康部次長 その370万、80万前後だと思うんですが、その辺りにつきましては、金額をある一定残したという形では聞いております。過日の報道にもございましたように、670万の方は全額をちょうだいしております。 580 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 581 ◯塩見牧子委員 分かった時点で670万全額戻させてしまったと。本当になんか、それで全て生活していけという状態だったわけですね。もちろん年金は新たに入ってくることは分かっているんですけれども。実際のところ、さらに市に返金していく中で、年金のその次の受取が来るまでの間に、その方はそれこそ生活費が底をついて、非常にしんどい思いをしておられた。それを社協の専門員の方が支えておられたというようなこともお聞きしているんですけれども、じゃ、今回、この利子も含めて返還するということなんですけれども、この利子はこの3件で幾らあったのですか。 582 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 583 ◯鍬田明年福祉健康部次長 3件合わせまして、266万266円でございます。 584 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 585 ◯塩見牧子委員 この利子の分はどこから出るんですか。市ですか。国と市、両方ですか。 586 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。
    587 ◯鍬田明年福祉健康部次長 これは市単独の持ち出しという形で聞いております。 588 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 589 ◯塩見牧子委員 じゃ、そのうち、この委員会の調査で上がってきていた分の利子というのは、この方が多分一番、金額としては多いんですけれども、幾らですか。 590 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 591 ◯鍬田明年福祉健康部次長 240万でございます。約ですが。 592 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 593 ◯塩見牧子委員 この利子の計算の仕方、遡る分だけなので、この670万の方だと思うんですけれども、利子計算はどういう計算をされているんですか。ちょっと内訳を教えていただけますか。 594 ◯片山誠也委員長 西田課長。 595 ◯西田幸彦生活支援課長 民法で年5%と定められておりますので、それでその返還を受けた日から計算して、はじき出した数字が、先ほどの約240万円ということになっております。 596 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 597 ◯塩見牧子委員 返還を受けた日から今に至るまでということなんですけど、2年ほど前に金利3%になったのと違うんですか。 598 ◯片山誠也委員長 西田課長。 599 ◯西田幸彦生活支援課長 民法の改正で令和2年4月ですか、3%になったんですけど、それ以前の事象については、そのまま5%が継続されるということになっております。 600 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 601 ◯塩見牧子委員 令和2年3月までは5%、令和2年4月以降は3%で計算しているということですね。 602 ◯片山誠也委員長 西田課長。 603 ◯西田幸彦生活支援課長 その事実があった日以降は3%なんですけど。ですので、今回、3件がミスがあったということで、その3件目の方は令和2年4月以降の返還の分でしたので、その方は3%なんですけど、それ以前の方については、令和2年4月以降も5%の計算で利息の方を計算しております。 604 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 605 ◯塩見牧子委員 5年を遡る分については、ご本人に瑕疵がない。78条の返還を求めていたというのは、この670万の全額ですか、一部ですか。 606 ◯片山誠也委員長 西田課長。 607 ◯西田幸彦生活支援課長 あくまで今回、生活保護法第63条の返還ということで、78条の返還はまた別にございました。 608 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 609 ◯塩見牧子委員 じゃ、この年金に関する部分は全て63条返還ということで、78条の分はないということですか。 610 ◯片山誠也委員長 西田課長。 611 ◯西田幸彦生活支援課長 基本的には63条が多いのかなと思います。78条というのは、あくまでも不正受給ということでは、収入がありながら、一切申告がなかったということになりますので、ほぼ年金の分については63条を適用されるケースが基本的なものかなと考えております。 612 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 613 ◯塩見牧子委員 ここは別に何か78条の方の請求していたということがあるということなんですけれども、でもそもそもこの方が最初に生活保護になったというのは、その年金の受給権がなかったことによるんじゃないですか。年金があると分かっていたら、最初からその生活保護を受ける理由がなかったわけなので、そこに対しても何か不正の収入があったけど申告しなかったと言うけれども、そもそも生活保護を受けざるを得なかったというところのは、その年金のことが分かっていなかったんだから、それに対しても78条の請求をしてしまうんですか。 614 ◯片山誠也委員長 西田課長。 615 ◯西田幸彦生活支援課長 保護開始の段階ではなくて、保護開始後、一定経過してから、通常は収入があれば、申告をいただくんですけども、まれに申告いただかない、いただけないケースがございます。その場合は78条を適用するのかどうかというのも協議した結果、78条の返還を求めたということになります。 616 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 617 ◯鍬田明年福祉健康部次長 年金の他にも、他の要素、お金というのもあったと聞いております。それが78条というような形でございまして、その当時、詳しくはどういうようなやり取りがあったかというのはちょっと定かではないんですが、やはり報告してねというようなことを言っていてされていなかったのか、その辺りは、詳細は分からないんですが、78条というような形で判断せざるを得ないというような措置というのはあったかと考えております。 618 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 619 ◯塩見牧子委員 そもそも生活保護の必要がなかったけれども、その年金を受け取れるということが分からなかったからその生活保護につながっているのに、それを基に何か78条の方で請求されるというのはどうなのかなと思います。何かありますか。 620 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 621 ◯鍬田明年福祉健康部次長 何度も繰り返しますが、他の要素のお金であったというようなことも一部聞いておりますので。 622 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 623 ◯塩見牧子委員 じゃ、その他の要素は生活保護に関することじゃないんですか。 624 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 625 ◯鍬田明年福祉健康部次長 詳細につきましては、個々個別のことですので、ご家族の中には故人の方もおられます。この場で言うのがということもありますので、これにつきましては、また委員に、もしあれでしたら、直接お話をしたいと思います。 626 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 627 ◯塩見牧子委員 あと、最後に、この雑入の2,592万6,099円のうち、本件の当事者が令和3年度中にここに返還していた63条返還というのは含まれていたんですね。幾らになりましたか。 628 ◯片山誠也委員長 西田課長。 629 ◯西田幸彦生活支援課長 当時、3件の、今回の遡及年金5年以上前の年金については、一括でご入金いただいていますので、この分については令和3年度の予算には含まれてはおりません。 630 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 631 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。塩見委員。 632 ◯塩見牧子委員 あと1点だけ。67ページの障がい者福祉費に当たるかと思うんですけれども、障がい者の就労施設等からの物品等の調達の実績、令和3年度においては発注内容、発注先、発注金額はどのようになっておりますでしょうか。 633 ◯片山誠也委員長 平田課長。はい、どうぞ。 634 ◯平田勝久障がい福祉課長 すみません。ちょっとその資料を持ち合わせておりません。すみません。 635 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 636 ◯塩見牧子委員 決算で資料がないというのはどうなのかなと思うんですけれども、報告が出ているので、明細は申し上げませんけれども、総額で397万5,362円だったというふうにホームページには上がっております。これ、今年3月だったかな、一般質問でお聞きしていたんですけれども、これはここの管轄ではないんですけれども、good cycle ikomaのコンテンツの更新業務がこの3号随契を使って、発注されていたということなんですけれども、これは毎年、どれぐらいの見込みがあるのかということの目標額を出しておられますね。令和4年度も、こちらで申し上げますね、前年度から同じ200万円になっていました。今般、そのgood cycle ikomaの方がプロポーザルに外れたので、3号随契にはならないと思うんですけれども、good cycle ikoma、令和3年度中においては308万1,442円。397万のうちの308万円がgood cycle ikomaのコンテンツ更新業務でした。なので、それ、残りを差し引くと、本当に90万ぐらいになってしまうと思うんですけれども、この200万円という目標の設定は達成できる見込みですか。 637 ◯片山誠也委員長 平田課長。 638 ◯平田勝久障がい福祉課長 すみません。ちょっと私、十分把握できていないんですけども、今後目標に向けて、頑張っていきたいと思います。 639 ◯片山誠也委員長 鍬田次長。 640 ◯鍬田明年福祉健康部次長 目標というのは、優先調達が確か25年ぐらいでしたっけ、始まりまして、そこから実際に積み上げてきたものです。先ほど委員おっしゃられた計画の策定の時期にぼーんと上がったというのはgood cycle ikomaがあったような形で上がったというのがあります。今、課長申し上げましたけども、やっぱり今、いろいろな形で障がい者の働き口というのがだんだん広がってきています。ただ、やっぱりこういったコロナ禍で、経済的にも厳しい情勢というのもあります。  そういったことも踏まえながら、今日の朝のお話でもあった、例えば北で様々なマルシェやるとかというような小さな取組、こういったものも含めまして、計画に向けて、やっていきたいと。また、委員さんの中にも、何か買っていただける分があったら、またご協力をお願いしたいと。これはもう営業マンになって、よろしくお願いしたいと思います。庁内にも営業をかけて、優先調達の数字、なるべく早く到達できるように頑張ってまいりますので、お願いいたします。 641 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 642 ◯塩見牧子委員 達成できるように頑張ってください。終わります。 643 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 644 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 645 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の福祉健康部所管分に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 646 ◯片山誠也委員長 次に、議案第64号、令和3年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について、近藤福祉健康部長から説明を受けます。近藤福祉健康部長。この後の特別会計とか全部、病院事業会計の全部、着座で結構です。 647 ◯近藤桂子福祉健康部長 それでは、議案第64号、令和3年度生駒市介護保険特別会計決算につきまして、ご説明申し上げます。  決算書の145ページをお願いいたします。  まず、歳入でございます。  款1、保険料は65歳以上の第1号被保険者から徴収した保険料でございます。  145ページから146ページにかけての款3、国庫支出金、146ページ下段から147ページ上段の款4、支払基金交付金、147ページ中段の款5、県支出金で、それぞれ法定による負担割に応じた歳入でございます。  148ページから149ページにかけまして、款7、繰入金につきましては、介護給付費や地域支援事業、職員給与費及び事務費等の一般会計からの繰入金及び介護給付負担金、地域支援事業費補助金の前年度概算交付分の返還のための介護給付費準備基金からの繰入金等で、歳入合計は149ページにお示ししておりますとおり、90億8,610万4,908円となっております。  次に、150ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1、総務費、項1、総務管理費につきましては、職員の人件費及び事務経費等に要した経費でございます。  151ページ中段の項3、介護認定審査会費につきましては、要支援、要介護認定に関する調査や審査等に要する経費でございます。  次に、152ページから153ページにかけまして、款2、保険給付費につきましては、介護サービス受給者に対する保険給付等で81億3,468万965円と、前年度と比べ、約3億830万、約3.9%の増加でございます。また、2億3,388万円余りの不用額がありますのは、居宅介護サービスや地域密着型サービスの利用が見込みより少なかったことなどによるものでございます。  次に、153ページ下段から157ページにかけまして、款3、地域支援事業費につきましては、被保険者が要介護状態になることを予防し、要介護状態になった場合でもできるだけ地域で自立した日常生活を送れるよう、介護予防・日常生活支援総合事業の展開とそれらの活動を地域全体でサポートする環境の整備を推進しております。脳の若返り教室や体操教室等の介護予防事業、75歳以上の高齢者への基本チェックリストの送付による生活機能の把握事業、地域リハビリテーション活動支援事業や地域ケア会議を含めた地域包括支援センターに関する事業委託に要した経費、生駒市医療介護連携ネットワーク協議会における在宅医療、介護連携及び認知症対策の協議に要した経費、在宅医療・介護連携推進事業として、医療、介護関係者向けの相談窓口の運営、認知症対策としての認知症地域支援推進員の配置、生活支援体制整備として、生活支援コーディネーターの配置等に要した経費でございます。  なお、地域支援事業費につきましては、3億5,265万2,590円と前年度に比べ約1,848万円、約5.5%の増加でございます。また、約5,770万円の不用額がありますのは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、介護予防生活支援サービス事業の利用が見込みより少なかったことや一般介護予防事業等を一時休止したことなどによるものでございます。  次に、157ページ中段の款7、基金積立金につきましては、介護給付費準備基金の運用利子や剰余金を基金に積み立てたものでございます。  最後に、159ページをお願いいたします。  歳入総額90億8,610万4,908円に対し、歳出総額88億5,674万6,193円で、歳入歳出差引き額2億2,935万8,715円につきましては、介護給付費準備基金に繰入れをいたしております。以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 648 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 649 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、歳出についての質疑に移ります。質疑等ございませんか。惠比須委員。 650 ◯惠比須幹夫委員 まず、決算書154ページの上段、施策の概要等の介護予防・生活支援サービス事業費に該当すると思うんですが、事業評価シートの24ページですが、認知症予防・介護予防の取り組みの推進、生活支援サービス事業の充実のところですが、これ、様々な取組をされて、評価のところでは介護認定率が減少しているというふうにあるんですが、これはどの程度の減少幅ということなんでしょうか。 651 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 652 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 総合事業というのが始まった平成27年度当初は15.2%という数字になっております。令和3年度につきましては14.4%、全国平均が18%台だと思いますので、それに比べてもかなり低い。年々15.2から14%台に下がってきておる状況で、令和4年度につきましては、若干まだ全ての数字は出ていませんけども、若干上がるかなというふうには思っております。 653 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 654 ◯惠比須幹夫委員 確認ですけども、申請された数に対して、何ぼ認められて認定されたかということでよろしいんですか。 655 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 656 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 高齢者65歳以上の方、被保険者と要支援、要介護認定を取られている方を計算して、認定率というのははじき出しております。 657 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 658 ◯惠比須幹夫委員 それで通所型、訪問型、これ、ともに今回、今の状況、コロナ2年目という段階だったと思うんですが、その辺の影響というのはございませんでしたでしょうか。 659 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 660 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 こちらに書いてあるパワーアップPLUS、パワーアップ教室などにつきましては、コロナ禍におきましても、一切休止はしておりません。一般的にいう、介護、デイサービスとかと同じような扱いでやっておりますので。その中でも若干、やっぱりコロナが怖いから教室へ通うのはちょっと控えておくわというような状況はございましたけれども、基本的には休止なく行っておりますので、回数等につきましては、例年どおりという形になっております。 661 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 662 ◯惠比須幹夫委員 訪問型サービスBなんですけども、これは生活圏において、地域のボランティアによる支援を得て、実施するということなんですけども、これは現行ではどれぐらいの地域で行われているんでしょうか。
    663 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 664 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 地域の助け合いの活動というのは、うちが把握していない部分も含め、かなりやられているんですけども、訪問型サービスB、介護保険の事業の中でやるものなんですけれども、これは2年ほど、モデル的に中地区でワークショップ等、数十回させていただいて、始めているもんなんですけども、まだ内部の中でいろいろ議論があって、支援は入っているんですけども、形としては本実施できるような状況ではない、今年度中ぐらいには制度を固めて、地域へ広げていきたいなというふうには思っておりますけれども。 665 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 666 ◯惠比須幹夫委員 それで、それに対する市の方からのサポートと言うか、関わり方と、あと予算的にはどれぐらい手当されているのかというのをちょっと教えてもらえますか。 667 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 668 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 市のサポートといいますのは、市の総合事業の一つのメニューでありますので、もう全面的な、実際にサービスを提供するのは、住民さんが全て行うということなんですけれども、あと、そこへの関わりと言いましたら、認知症地域支援推進員であるとか包括職員であるとか第2層の生活支援コーディネーター、各包括に入っていますので、そのサポートは十分させていただいているんですけれども、ちょっと費用につきましては、開設初期の費用として5万円程度だったと思うんですけれども、あと、コーディネーターの人件費という形で月1万程度の費用を支給はしております。 669 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 670 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。  あと最後一つ、総額として、約3,700万程度の執行残が出ていると思うんですけども、これはどういう要因で出ているもんなんでしょうか。 671 ◯片山誠也委員長 後藤課長。 672 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 3,800万ですかね。(「はい」との声あり)これにつきましては、コロナの影響と一言で言うてしまえば、それなんですけども、この中にはいろいろな要素がございまして、一つはケアマネジメントを款3、項1、目1の節18の負担金補助及び交付金なんかにおきましては、第1号従前相当サービス事業費、こちらの不用額というのが大きな割合を占めておりまして、やっぱりコロナによって、サービスの控えというのが一定あったかと思いますので、その辺が大きいというのが一つの要因と、やっぱり予算上、組ませていただくときに、高齢者の伸びがかなり多くございます。その辺、予算を組むに当たって、介護予防の効果がこれだけあるから減額するというのは、なかなか予算上組みにくい部分がございますので、それを加味して、一定、予算を組むときには高齢者の伸びに応じて、5%ほど上げているということも不用額の増につながっているのかなと考えております。 673 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 674 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 675 ◯片山誠也委員長 質疑等、他にないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 676 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第64号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 677 ◯片山誠也委員長 次に、議案第65号、令和3年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について、近藤福祉健康部長から説明を受けます。近藤福祉健康部長。 678 ◯近藤桂子福祉健康部長 では、議案第65号、令和3年度生駒市国民健康保険特別会計決算につきまして、ご説明申し上げます。  決算書の161ページをお願いいたします。  まず、歳入でございます。  161ページから162ページ上段にかけましての款1、国民健康保険税につきましては、前年度に比べ、被保険者数の減少や新型コロナウイルス感染症の影響による保険税の減免などの影響もあり、前年度比で約6,804万円の減収となっております。  次に、162ページ中段の款3、国庫支出金につきましては、国庫補助として、新型コロナウイルス感染症に係る保険税の減免分の災害臨時特例補助金を収入しております。  次に、同じく162ページ下段から163ページ上段にかけましての款4、県支出金の保険給付費等交付金につきましては、主に市町村の医療給付に要した費用を交付する普通交付金と市町村の財政状況などの事情に応じた財政の調整のために交付される特別交付金として交付されたものでございます。  なお、特別交付金につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る保険税の減免分の補助金を含んでおります。  次に、163ページ下段から164ページ上段にかけましての款7、繰入金につきましては、国保の保険基盤安定等に対する一般会計からの繰入金と歳入不足を補填するため、基金からの繰入金でございます。  少し飛びまして、166ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1、総務費につきましては、人件費、事務費及び国保税の賦課徴収に係る費用等でございます。総務費全体で1,467万円余りの不用額が生じておりますのは、委託料において、レセプト件数の減少により、当初見込みより処理委託料が減少したことによるものでございます。  次に、168ページ下段から172ページにかけまして、款2、保険給付費につきましては、医療費のほか、出産育児一時金、葬祭費の給付等に係る経費でございます。保険給付費全体で2億2,000万円余りの不用額が生じておりますのは、全体的に給付費の伸びがあったものの、新型コロナウイルス感染症に係る影響が残っており、見込みを下回ったものでございます。  次に、172ページをお願いいたします。  款3、国民健康保険事業費納付金につきましては、平成30年度から始まりました県単位化に合わせて本市から奈良県に支払う納付金で、内容といたしましては、医療給付費や後期高齢者支援金、介護納付金等でございます。  なお、その他納付金が昨年度より4億9,700万円ほど増加しましたのは、令和2年度までは奈良県で事前調整することにより、歳入歳出の事務処理がなかった金額が県の会計処理方法の変更により、いったん、県支出金として交付され、収入した金額の同額を事業納付金として県に納付する方式になったためでございます。  次に、173ページ下段、款6、保健事業費につきましては、特定健康診査、保健指導等の実施にかかった経費でございます。  最後に、177ページをお願いいたします。  歳入総額110億2,889万7,131円に対しまして、歳出総額110億2,889万7,131円で、歳入、歳出が同額となっております。以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 679 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 680 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、歳出についての質疑に移ります。質疑等ございませんか。惠比須委員。 681 ◯惠比須幹夫委員 174ページの施策の成果等の上の方ですね。特定健康診査等事業費についてなんですが、3年度は受診者数が5,618ということで、これ、対象全体のパーセンテージからするとどれぐらいになるんでしょうか。 682 ◯片山誠也委員長 市川国保医療課長。 683 ◯市川豊国保医療課長 令和3年度、実施率ということになります。一応、今、連合会から最終でちょうだいしておりますのが32.1%ということでちょうだいしております。 684 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 685 ◯惠比須幹夫委員 これ、この5,618が約3割ということですね。(「はい」との声あり)これについては、特に目標とかいうのは、年度年度でありますんでしょうか。 686 ◯片山誠也委員長 市川課長。 687 ◯市川豊国保医療課長 この特定健診につきましては、国の方が6割とか7割とかという目標もございます。実際、コロナ前まではうちも一番高いときで36%近くあったわけなんですけれども、令和2年の、やっぱりコロナのときからかなり落ちてしまいまして、それとあと、その当時、順番に後期高齢の方に移っていかれるんですけども、70歳以上の方の受診率がかなり、いわゆる高齢者の方の受診率が高かったので、その分の移動も含めますと、ちょっと減ってきているというふうな状態なので、今、ちょっとまた特に若年層がかなり低うございますので、40代、50代の方にいかにこの受診をしていただけるかというところを今ちょっと何か工夫することはないかと思って、いろいろ、以前もICTとかというのもあった、いわゆるネットを使ってとかいう保健指導も考えたりしていたんですけれども、そこら辺のところをちょっと今後やっていかないといけないかなと思っております。 688 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 689 ◯惠比須幹夫委員 そういう周知の部分、これから、今年度も工夫されているんだと思うんですけども、それで、3年度で特に実施された勧奨というのはどういうものがあったんでしょうか。 690 ◯片山誠也委員長 市川課長。 691 ◯市川豊国保医療課長 特に勧奨の、今、コロナでなかなか、コロナと相まって、オレオレ詐欺とかもありまして、お電話がなかなかできない状態にありましたので、今、お電話については、うちの市役所から直接電話をさせていただいているのと、それとあと受診勧奨通知というのがあるんですけれども、その送り方をちょっと工夫して、何度かに分けて、対象者もいろいろ工夫してかけさせていただいています。 692 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 693 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。これ、医療費全体にもめぐりめぐって関わってくる課題だと思いますので、しっかり、現年度も含めて、取組をよろしくお願いします。 694 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 695 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 696 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して、分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 697 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第65号に係る質疑を終結いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 698 ◯片山誠也委員長 次に、議案第66号、令和3年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、近藤福祉健康部長から説明を受けます。近藤福祉健康部長。 699 ◯近藤桂子福祉健康部長 議案第66号、令和3年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算につきまして、ご説明申し上げます。  決算書の179ページをお願いいたします。  まず、歳入でございます。  款1、後期高齢者医療保険料の収入済額は、被保険者数の増加もあり、前年度に比べ、約1.7%の増加でございます。  次に、179ページ下段の款3、繰入金につきましては、一般会計からの事務費及び保険基盤安定に対する繰入金、その下の款4、繰越金は令和2年度収入分の保険料の一部を令和3年度に繰越ししたものでございます。  次に、181ページをお願いいたします。  歳出でございます。  款1、総務費につきましては、後期高齢者医療事務に係る職員給与費や事務費、コンビニ収納などの保険料徴収に係る経費でございます。  次に、182ページ上段の款2、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、後期高齢者医療広域連合に支払う保険料基盤安定負担金、その他の経費の負担金でございます。  最後に、184ページをお願いいたします。  歳入総額22億881万8,661円に対しまして、歳出総額22億352万3,861円で、歳入歳出差引き額529万4,800円となっております。この歳入歳出差引き額につきましては、昨年度と同様、繰越金として、令和4年度に振替しております。以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 700 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 701 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、歳出についての質疑に移ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 702 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員の質疑を終結いたします。  次に、一括して、分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 703 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第66号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 704 ◯片山誠也委員長 最後に、病院事業会計に係る報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてと議案第69号、令和3年度生駒市病院事業会計決算の認定についてを一括して審査いたします。近藤福祉健康部長から説明を受けます。近藤福祉健康部長。 705 ◯近藤桂子福祉健康部長 では、報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第69号、令和3年度生駒市病院事業会計決算の認定についてご説明申し上げます。  まず、令和4年9月2日追送分の議案書の6ページをお願いいたします。  報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率についてご報告させていただきます。  病院事業会計につきましては、資金不足額が生じなかったことから、資金不足比率につきましては、横棒の記載となっております。以上でございます。  次に、別冊になっております令和3年度生駒市病院事業会計決算書をお願いいたします。  議案第69号、令和3年度生駒市病院事業会計決算についてでございます。  まず、1ページをお願いいたします。  令和3年度生駒市病院事業報告書でございます。
     1、概況(1)総括事項といたしまして、令和3年度新型コロナウイルス感染症に対する取組といたしまして、令和2年度に引き続き、帰国者接触者外来として検査、診療の実施、重点医療機関として、陽性患者及び疑似症患者の入院受入れの体制の整備、さらに新型コロナワクチンの個別接種を行いました。  また、小児科常勤医師の増員により、令和3年10月から県の小児科病院輪番体制に参加することができました。  また、令和3年度生駒市立病院の管理運営に関する年度協定書に基づき、指定管理者負担金として2億6,600万7,234円を収入しております。  建設改良事業といたしまして、病院空調設備改修工事を施工し、令和2年度に施工いたしました6室と合わせて、陰圧化対応個室は12室となっております。  次に、ア、業務概要につきましては、後ほど、4ページでご説明申し上げます。  また、イ、収益的収支の状況及びウ、資本的収支の状況につきましても、後ほど、8ページから11ページにかけてご説明申し上げます。  エ、新型コロナウイルス感染症に係る補助金につきましては、奈良県新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金を全額指定管理者に交付金として支出しております。また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及びふるさと生駒応援基金繰入金を財源として、病室空調設備改修工事に係る建設改良費を支出しています。  次に、地方公営企業法施行規則等の一部を改正する省令により、令和3年度決算から新たに(2)として、経営指標に関する事項を事業報告書様式に追加させていただいております。令和3年度決算における経営成績については、表中一番上の経常収支比率は104.04%と、健全経営の水準とされる100%を上回っています。また、その下、累積欠損金比率は1,134.01%と高い比率となっていますが、指定管理者負担金を収入した令和元年度以降、数値は改善しています。3段目の、病床利用率につきましては、新型コロナウイルス感染症対応の影響により、50.78%となっています。一番下の有形固定資産減価償却率は30.53%と年々増加しております。  3ページの(3)議会議決等事項から(5)職員に関する事項につきましては、ご覧のとおりでございます。  4ページをお願いいたします。  2、建設改良費の概要、(1)新設改良費につきましては、病室空調設備改修工事に係る設計業務及び工事監理業務委託料並びに工事請負費でございます。  3、業務の(1)業務量、ア、許可病床数につきましては、一般病床210床、イ、診療科目につきましては、16診療科で、変更はございません。ウの入院及び外来の状況では、入院患者数は1日平均106.6人と前年度から1.1人減少、外来患者数は1日平均282.2人と、前年度から80.7人増加しております。  次に、5ページをお願いいたします。  (2)事業収益・事業費用に関する事項でございます。ア、事業収益、イ、事業費用の区分ごとの構成比率及び増減率につきましては、ご覧のとおりでございます。  6ページをお願いいたします。  4、会計の(1)重要契約の要旨につきましては、ご覧のとおりでございます。  (2)企業債、長期借入金及び一時借入金の概要につきましては、ア、企業債の本年度末残高が26億3,145万2,954円、イ、長期借入金の本年度末残高が32億440万2,651円となっております。  続きまして、IIの決算書類でございます。  8ページから9ページをお願いいたします。  1、令和3年度生駒市病院事業決算報告書でございます。この決算報告書につきましては、予算額と対比して、その執行状況が明らかになるよう税込み金額を記載しております。  (1)収益的収入及び支出の収入、第1款、病院事業収益、第1項、医業収益につきましては、市立病院の文書等交付手数料、救急告示病院等に係る一般会計負担金等でございます。  第2項、医業外収益につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る一般会計補助金、病床割等に係る一般会計負担金、指定管理者負担金及び長期前受金戻入等でございます。  なお、長期前受金戻入につきましては、建設改良費を財源とした企業債の元金償還に係る一般会計負担金について、建物の減価償却見合い分を順次収益化するため計上しており、現金の収入は伴わないものでございます。  次に、支出でございます。  第1款、病院事業費、第1項、医業費用につきましては、病院用地の賃借料及び新型コロナウイルス感染症等に係る市立病院への交付金等の経費、市立病院の建物及び建物附属設備等に係る減価償却費等でございます。  なお、減価償却費につきましては、長期前受金戻入と同様に、現金の支出を伴わないものでございます。  第2項、医業外費用につきましては、企業債等の支払利息等でございます。  10ページから11ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出でございます。  収入の第1款、資本的収入、第1項、補助金につきましては、病室空調設備改修工事に対する一般会計補助金、第2項、負担金交付金につきましては、地方公営企業繰り出し基準に基づき、企業債の元金償還の一部について繰り出されたものと第3項、他会計からの長期借入金につきましては、生駒市減債基金を取り崩した上で、一般会計から借り入れたものでございます。  次に、支出でございます。第1款、資本的支出、第1項、建設改良費につきましては、病室空調設備改修工事に係る設計業務委託料、工事監理業務委託料及び工事請負費でございます。  第2項、企業債償還金につきましては、病院建設に係る工事費や委託料等の財源として借り入れた企業債の元金償還金でございます。  12ページをお願いいたします。  2、令和3年度生駒市病院事業損益計算書でございます。  なお、このページ以降につきましては、企業の実質的な経営成績や財政状態を明らかにするため、税抜きで表示しております。  1、医業収益と2、医業費用を差し引いた医業損失は19億4,185万1,328円、医業損失から、3、医業外収益、4、医業外費用を差し引いた経常利益は8,226万2,518円となり、当年度純利益からさらに前年度繰越欠損金を減じた当年度未処理欠損金は8億9,685万4,633円となります。  13ページの3、令和3年度生駒市病院事業欠損金計算書、4、令和3年度生駒市病院事業欠損金処理計算書につきましては、ご清覧をお願いいたします。  14ページから15ページ、5、令和3年度生駒市病院事業貸借対照表でございます。  資産の部、1、固定資産と2、流動資産を合わせた資産合計は68億4,214万4,605円でございます。  次に、負債の部でございます。3、固定負債、4、流動負債、5繰延収益を合わせた負債合計は75億3,899万9,238円でございます。  次に、資本の部でございます。6、資本金と7、剰余金を合わせた資本合計はマイナス6億9,685万4,633円となり、負債・資本合計は資産合計と同額の68億4,214万4,605円となります。  16ページから18ページは注記でございます。  令和3年度の当病院事業会計の消費税計算については、その基準期間である令和元年度から指定管理者負担金の納付が始まったことから、課税売上金が5,000万円を超えたこと等により、これまでの簡易課税方式から本則課税方式である全額控除方式が適用され、それにより、仕入れ控除税額を計算しております。このことから、17ページ、III、その他の注記には、仕入れ控除税額の計算方法等、留意事項を記載させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  19ページから25ページのIII、決算附属書類及び27ページのIV、公営企業の経営の健全化、1、資金不足比率につきましては、ご清覧をお願いいたします。  なお、資金不足比率につきましては、冒頭で報告いたしました令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率に関する資料となっております。  決算書の説明は以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 706 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第8号について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 707 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第8号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第69号の収入、支出について、一括して質疑等を行います。質疑等ございませんか。改正委員。 708 ◯改正大祐委員 まず、当期純利益として約8,200万上がっています。まず、市として、この病院事業会計の決算をどのように評価されていますか。 709 ◯片山誠也委員長 石田次長。 710 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今年度、令和3年度も当期純利益で8,200万上がっておりますので、につきましては、先ほどもちょっと説明があったと思うんですけれども、令和元年度から、市立病院の方から、指定管理者の方から指定管理者負担金約2億6,000万、これが入ってきておることから、令和元年度から黒字と言うか、経常黒字の方が続いておるということになってきておりまして、当年度の繰越欠損金と言うか、未処理欠損金、こちらの方が徐々に少なくなっているということで、そういった形で続いていくだろうというふうに見ております。 711 ◯片山誠也委員長 改正委員。 712 ◯改正大祐委員 近年、コロナウイルスの関連のお金というのが非常に大きいんですけども、令和3年度も病床確保も入れて、約15億5,000万ほど入っているわけです。これがなかったらどうなるんかなと。まあまあコロナが悪いわけじゃないんですけども、実は入っているわけで、もしこれがなくなったらどうなるんかな。金額、本当に赤字に落ち込むのかなというようなところなんですけども、今後、令和4年度もこの間補正がありましたけども、なくなったときを見据えて、市としてどのようなことを考えておられるのか、その考えを教えていただければと思うんですが。 713 ◯片山誠也委員長 石田次長。 714 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今のご質問ですけれども、先ほど申しましたように、生駒市の病院事業会計につきましては、このコロナの補助金に関しましては、入ってきたものをそのまま全額、病院の方に送っておりますので、このコロナの補助金によって、市の病院事業会計自身は変わるものではありません。ただ、指定管理者の方の収支に関しましては、令和2年度、令和3年度の経常利益の黒字が出ておりますけど、これにつきましては、病床確保料などのコロナの補助金によるものが大きいというふうに認識をしております。  一方で、このコロナ禍において、診療控え等の傾向もあったり、それから市立病院として、1病棟、52床分、これについてコロナの専用病床としておりまして、そのことから休止病床ということで、使えない病床というふうなものも出てきておりますので、210床のうち、それを引くと、158床ということで、実際、一般診療に利用できるのがそれだけということで、減少はしておるというふうなことから、やはりその病床利用率が、こちらにもありますように50%というふうなところで、低いところで推移をしているというのが、そういった意味では、実際、この補助金自身がなくなってしまうと、赤字になるというふうなことでございます。  ただ、これがおっしゃるように、コロナの補助金がなくなってしまった後でございますけども、こうなってしまいますと、例えば県との今後の協議もございますけれども、今、コロナ病床として52床をコロナの専用病床としてフィックスしている部分につきまして、こちらの方を一般の診療ができる病床に一定復元をするということで、ただウイズコロナの時代が続くと思いますので、当初やっておりましたように、例えば4床とか、そういった最小限の病床だけは感染区画をしながら、そちらの方もやりながら、今の最大52床の一般病床で使えないものについては、そちらの方を、キャパシティーを増やしていくというふうなことがまずございます。  そしてあと、先日の実施状況調査でもありましたけれども、課題の方でもるる申し上げましたけれども、従来から不足している診療科、整形外科とか脳神経外科、こういったところの常勤医師の確保を鋭意さらに確保をしていくと、努力をするというふうなこととか、今、内科とか小児科で新しい先生が来ておりますので、そういった方たちの専門領域というのを、例えば専門外来なんかをかなり積極的にしていくことによって、その診療領域を広げていって、患者を糾合していこうというふうなこと、あとは広報活動とか、それから地域の医療機関との紹介、逆紹介の推進など、そういった連携を深めていくというふうなこと、こういったことを地道にしていくことで、今の病床利用率、あるいは患者数を最低限、まずは平成30年度のときに、ちょうど収支がプラスマイナスゼロになったぐらいのときなんですけど、その病床利用率が60%ぐらいなんですけれども、それぐらいにはちょっと戻していこうというふうなことで、病院とも日々協議はしておるところでございます。 715 ◯片山誠也委員長 改正委員。 716 ◯改正大祐委員 病院に限らずなんですけども、補助金は麻薬みたいなもんで、なくなってしまうと立ち行かなくなるというのが一番怖いので、本当、今言われたような、地道なところ、目標も60%と言われていましたので、そこを目指して、まず頑張っていただきたいとしか言えませんので。以上です。 717 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 718 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 719 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて収入、支出における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、2件について一括して分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 720 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で病院事業会計に係る報告第8号及び議案第69号に係る質疑を終結いたします。  以上で厚生消防分科会の所管に係る決算議案等に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は、明22日の午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後2時39分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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