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令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(都市建設分科会) 本文 開催日:2022年09月20日
令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(都市建設分科会) 名簿 開催日:2022年09月20日

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  1. 生駒市議会 2022-09-20
    令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(都市建設分科会) 本文 開催日:2022年09月20日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯片山誠也委員長 おはようございます。ただ今から決算審査特別委員会を開会します。  本会議から審査の付託を受けました令和3年度の各会計決算認定議案等10件について、決算審査特別委員会運営フローに基づき審査いたします。  なお、議案に対する質疑等については、簡潔に行うとともに、事業の内容など基本的な事項は各分科会委員が事前に調べ、質疑等を準備して審査に臨まれていることから、事業内容を確認するだけの質問や、他の分科会委員と重複する質疑等は行わないように願います。分科会外委員は、分科会委員による質疑等の終結後、質疑等のため発言をすることができますが、分科会委員が会派におられる場合は会派内で意見を交換し、分科会外委員の質疑等は分科会委員に意見集約するように努めるとともに、無会派の分科会外委員は質疑等が分科会委員又は他の分科会外委員と重複しないよう再度お願いいたします。また、理事者側の答弁につきましても、簡潔かつ明快にされますようお願いいたします。なお、決算議案等の審査方法は(1)から(10)までの決算議案等を一括議題とし、分科会ごとに所管に係る議案の説明を受け、質疑等を行い、26日の企画総務分科会終了後に議案ごとに採決することになりますので、ご承知おきください。また、分科会の審査の進め方につきましては各部単位で進めてまいりますが、各分科会での一般会計決算議案の審査では、分科会委員による質疑において目ごとの質疑を行った後、当該部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行いますので、ご了承願います。なお、分科会委員、分科会外委員ともに同一の箇所に関連する質疑については他の箇所の質疑に移る前に行いますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時3分 開議 2 ◯片山誠也委員長 それでは、ただ今から審査いたします。  審査事項(1)報告第7号、令和3年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告についてから、(10)議案第69号、令和3年度生駒市病院事業会計決算の認定についてまでの以上10件を一括議題といたします。  本日は、都市建設分科会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり、順次審査いたします。  まず、上下水道部の所管について審査いたします。  水道事業会計に係る報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第67号、令和3年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを一括して審査いたします。  岸田上下水道部長から説明を受けます。岸田上下水道部長、着座でどうぞ。 3 ◯岸田靖司上下水道部長 おはようございます。本日の決算審査特別委員会、どうぞよろしくお願いいたします。失礼して着座にて説明させていただきます。  それでは、報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第67号、令和3年度生駒市水道事業会計決算の認定についてを併せてご報告とご説明を申し上げます。  最初に、令和3年度水道事業会計決算について、別冊となっております水道事業会計決算書1ページ、令和3年度生駒市水道事業報告書をお願いいたします。  1、概況でございます。  (1)総括事項といたしまして、令和3年度は継続事業である中央監視制御設備更新工事を進めるとともに、鹿ノ台配水場の電気設備等改良工事真弓浄水池耐震補強工事に着手いたしました。また、継続して老朽水道管の更新を進めるとともに、管路更新計画の策定に着手いたしました。さらに、加圧施設を廃止できるよう、新たに水道管を整備することで排水区域の変更を行いました。また、災害時の応急対策として給水車を追加配備いたしました。  続きまして、(ア)業務概要でございます。令和3年度末給水人口は11万8,139人、年間有収水量は1,184万5,870立方メートル、有収率は98.5%となりました。  次に、(イ)建設改良工事でございます。中央監視制御設備更新工事を進めるとともに、鹿ノ台配水場電気設備等改良工事真弓浄水池耐震補強工事に着手いたしました。また、8.9キロメートルの管路を更新するなど、水道施設の改良に取り組みました。なお、建設改良工事の概要につきましては、4ページから6ページに記載しておりますので、ご清覧おき願います。  次に、(ウ)経営状況でございます。営業収益が約23億1,650万円に対し、営業費用は約25億5,034万円となり、営業外収益を加え、営業外費用を差し引いた経常利益は約1億5,718万円となりました。この経常利益に特別利益、特別損失を合わせた当年度純利益は約1億5,210万円となりました。
     次に、2ページをお願いいたします。  (2)経営指標に関する事項でございます。これらの事項は、地方公営企業法施行規則の一部改正により、令和3年度の決算から記載することとなったもので、市民の皆様に理解を深めていただけるよう、水道事業の経営の状況などについてまとめています。令和3年度の決算では、経常収支比率、料金回収率で健全経営の水準とされる100%を上回っています。また、有形固定資産減価償却率、管路経年化率は年々上昇しており、水道施設や管路の経年化が進んでいることを示しています。これらに対応するため、引き続き計画的な水道施設の更新に努めてまいります。  続きまして、7ページをお願いいたします。  3、業務でございます。(1)業務量に関する事項の主なものといたしまして、表の2行目、年度末給水人口は11万8,139人で、前年度と比較して482人減少しております。  次に、5行目、年度末給水戸数につきましては5万1,156戸で、前年度と比較して282戸増加しています。  次に、一つ下、6行目、年間総配水量につきましては1,202万565立方メートルで、前年度と比べ25万9,976立方メートルの減少となっています。  次に、8行目の年間有収水量は1,184万5,870立方メートルで、前年度と比べ15万9,173立方メートル減少しています。  また、次の行、有収率につきましては98.5%で、前年度と比べ0.7ポイント上昇しております。そして、一番下になります、1人1日平均配水量は279リットルとなっております。  次に、表の下の段をお願いいたします。  1立方メートル当たりの供給単価及び給水原価でございます。それぞれ192円87銭と182円40銭で、販売差益は10円47銭となっております。なお、括弧内に前年の値を、また供給単価につきまして、前年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、基本料金の減免を行いましたので、減免前の金額で算出した値を参考としてアスタリスクで記載しております。  さらに、8ページから9ページに、(2)事業収益、事業費に関する事項について、(3)給水原価構成について、10ページから11ページに、(4)会計として重要契約の要旨等を記載しております。  続きまして、決算書類についてご説明いたします。  14ページから15ページをお願いいたします。  令和3年度生駒市水道事業決算報告書でございます。  まず、(1)収益的収入及び支出の収入についてでございます。第1款の事業収益につきまして、決算額は29億5,203万8,994円で、予算額合計に比べ、6,665万1,994円上回っております。  次に、支出でございます。第1款の事業費用につきましては、決算額は27億2,019万5,013円、不用額は1億4,470万5,987円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用で、委託料について請負差額が生じたこと、第4項の予備費で充当がなかったことなどによるものでございます。  次に、16ページから17ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出の収入についてでございます。第1款、資本的収入につきましては、決算額は1億5,890万700円となり、予算額合計に比べ、2億2,119万3,300円の減となっております。この減につきましては、主に第5項の補助金において、中央監視制御設備更新工事が翌年度に繰越しとなり、当初予定していた補助金収入がなかったこと、また第2項の納付金で下水道工事に伴う水道管の移設工事を翌年度に繰り越したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款、資本的支出につきまして、決算額は11億3,108万4,853円となり、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は7,928万1,147円となっております。この不用額の主なものは、第1項の建設改良費の工事請負費や固定資産購入費において落札差額が生じたこと、第3項の予備費で充当がなかったことなどによるものでございます。  続きまして、18ページをお願いいたします。  令和3年度生駒市水道事業損益計算書でございます。1の営業収益につきましては、23億1,650万370円に対し、2の営業費用は25億5,034万115円となり、差引き2億3,383万9,745円の営業損失となっております。また、3の営業外収益につきましては3億9,976万6,939円に対し、4の営業外費用は874万7,524円となり、営業損失と合わせた経常利益は1億5,717万9,670円となっております。この経常利益に5の特別利益と、6の特別損失を合わせた当年度純利益は1億5,209万8,790円となり、さらにその額に前年度繰越利益剰余金を加えた当年度末未処分利益剰余金は6億9,957万2,279円となりました。  次に、19ページ、令和3年度生駒市水道事業剰余金処分計算書でございます。  令和4年度水道事業予算では赤字予算を計上しており、純損失が発生する見込みとなっています。これに加え、現在燃料価格の高騰による動力費の増加など、今後更に費用が増加する一方、事業収入の根幹を成す給水収益が減少していくことが見込まれています。このことから、現行の料金と健全な事業運営を維持するため、令和3年度決算におきましては、当年度純利益を資本金に処分せず、未処分利益剰余金にとどめ置くことといたしますのでよろしくお願いいたします。  次に、20ページから21ページは、令和3年度中における資本金及び剰余金の増減を表した剰余金計算書でございます。  続きまして、22ページから23ページ、令和3年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。  初めに、資産の部でございます。  1の固定資産につきましては、(1)の有形固定資産、(2)の無形固定資産を合わせて175億6万3,236円、2の流動資産につきましては、(1)現金預金、(2)未収金、(3)貯蔵品を合わせて49億3,883万5,156円で、資産の合計額は224億3,889万8,392円でございます。  次に、負債の部でございます。3の流動負債と4の繰延収益を合わせた負債の合計額は71億7,343万3,951円でございます。  次に、資本の部でございます。5の資本金と6の剰余金を合わせた資本の合計は152億6,546万4,441円となり、負債と資本の合計額は試算の合計額と同額の224億3,889万8,392円でございます。  次に、27ページをお願いいたします。  決算附属書類のキャッシュ・フロー計算書でございます。このキャッシュ・フロー計算書は事業年度における資金の流れを表示したもので、1の業務活動では5億4,053万1,539円の増加、2の投資活動では8億9,355万222円の減少となりました。また、3の財務活動につきましては、企業債等の借入れがなかったため、0となっております。  以上のことから、令和3年度における資金の増減額は3億5,062万9,204円の減少となり、資金期末残高は45億8,626万60円となっております。  次に、28ページから31ページは収益費用の明細書でございます。32ページから33ページは、固定資産の増減を表した固定資産明細書となっております。  以上が決算に係る説明でございます。  続きまして、報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。別冊となっております議案書、追送分の議案書の4ページをお願いいたします。  資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足額の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、水道事業会計でも資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒と記載しております。  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 4 ◯片山誠也委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第8号について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 5 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第8号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第67号の収入、支出について、一括して質疑等を行います。  質疑等ございませんか。沢田委員。 6 ◯沢田かおる委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、令和3年度事務事業評価シート、こちらの34ページ、お願いいたします。  応急給水対策事業、各地で地震や豪雨災害が発生しており、それらの災害から水道施設を守るための対策と同時に、災害や漏水事故などの発生により断水した場合に、効率的、効果的に応急給水活動を行う必要があるということで購入なんですけれども、この給水車の購入の費用、1,594万8,685円、こちらの方なんですけれども、予算額、こちらが2,085万6,000円に対して490万7,000円お安く買えた理由についてお聞かせください。 7 ◯片山誠也委員長 池田上下水道部総務課長。 8 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 まずは入札差額になるんですけども、予算計上時に見積徴収をさせていただいております。その際は、当然競争というものは発生しておりませんので、その見積自体は定価で積算されております。ただ、入札実施に当たりましては、当然競争が発生しますので、企業努力された結果と言えるのではないかなと思うんですけども、あえてその中で言うとすると、私どもの入札する際の仕様書、その仕様書では、例えばその車両のボディの寸法であったり、車両の総重量であったり、最大積載量であったり、そういったものは指定しています。給水車ですので、その車載するタンクにつきましても、仕様書内では同様に指定してるんですけども、その仕様書内でメーカーまでは当然指定してませんので、そういったところも含めて企業努力されたのかなというところでございます。 9 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 10 ◯沢田かおる委員 企業努力もあって、こちらの方なんですけれども、1,594万8,685円で購入といういう形で、こちら、評価シートの方を見てみましたら、次の現年度の方、予算額の方、こちら予算になるんですけれども1,958万6,000円と上がってますが、決算額1,594万円と安く買えてますけれども、3,000リットルではなくて、この1,600リットルを購入というのは、理由はなぜでしょうか。 11 ◯片山誠也委員長 池田課長。 12 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 令和4年度、今年度ですけども、購入予定しております分が1,600リットルなんですけども、緊急時の給水について、地理的に狭あいな場所、そういったところにも対応できますように、比較的小回りの効く、一般的に汎用性の高いものを選定したことになります。この3年度、その3トンの給水車を購入した理由ですけども、大規模な災害が発生した場合、他の自治体、こちらの方にも応援給水、こういったところを考えて、遠隔地、そういったところにもできるだけ多くの水を運搬できるようにと積載量が多いものを選定した結果でございます。 13 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 14 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、令和3年度なんですけれども、他の自治体に応援の給水の要請といったものはあったのでしょうか。 15 ◯片山誠也委員長 池田課長。 16 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 令和3年度ですけども、災害による応援給水、これはございません。ただ、皆さん、ご存じのように、和歌山市の方の六十谷水管橋の崩落事故、これに伴う応援給水活動、これに参加させていただいております。 17 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 18 ◯沢田かおる委員 事業の概要の欄に一番劣化している給水車は廃車にする予定とあるんですけれども、廃車はいつされますか。今年度買って廃車という形でよろしいですか。 19 ◯片山誠也委員長 池田課長。 20 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 こちらの方で記載させていただいております給水車、廃車する予定の分ですけども、最大積載量1.8トンでございまして、現在はまだ使用は可能というところで廃車は見合わせてます。今年度購入させていただいた結果、廃車を検討するんですけども、ただ今年度、購入予定の給水車なんですけども、特殊車両になりまして、昨今の部品というところがなかなか調達できない状態ですので、年度内の購入というところがかなり厳しい状態ではあります。 21 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 22 ◯沢田かおる委員 年度内に購入が難しいという形なんですけれども、そうしましたら、今現在ある分、3,000リットルが4台でよろしいんですか。それと1.8トンのものが1台でよろしいですか。 23 ◯片山誠也委員長 池田課長。 24 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 いえ、まず内訳は1トンが1台、廃車予定の分ですけども、今は見合わせてますけども、その分が1.8トン、これが1台、2トンが2台、3トンが1台です。計5台です。 25 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 26 ◯沢田かおる委員 分かりました。ありがとうございます。本当に災害時に給水車、必要となりますので、十分な給水車、よろしくお願いいたします。そして特殊車両の方も購入が難しいということなんですけれども、早急に購入の方、よろしくお願いしておきます。以上です。 27 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 28 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 29 ◯中尾節子委員 この事務事業評価シートの続きで36ページ、応急給水設備整備事業についてお聞きします。緊急耐震貯水槽をまず6カ所というのがあるんですけど、これはどこでしょうか。 30 ◯片山誠也委員長 岡村工務課長。 31 ◯岡村祥宏工務課長 現在設置しております緊急耐震貯水槽ですが、フォレストデイセンター鹿ノ台、これと生駒台小学校、南コミュニティセンター駐車場、市役所駐車場、生駒東小学校、生駒中学第2グラウンドの6カ所となっております。 32 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 33 ◯中尾節子委員 次に、緊急遮断弁を設置した配水池3カ所はどこですか。 34 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 35 ◯岡村祥宏工務課長 小瀬配水池、ひかりが丘配水場、稲倉配水池の3カ所となっております。それに3年度設置しました、鹿ノ台配水場と、これから2カ所設置する予定となっております。 36 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 37 ◯中尾節子委員 今回鹿ノ台と真弓の配水場に給水設備を設置で災害時には住民の協力を得て設備を操作というふうにあるんですけれども、具体的にどのように地域住民に協力してもらうかなど、説明会とか地域住民の方にもされてるんでしょうか。 38 ◯片山誠也委員長 池田課長。 39 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 まず今の事業シートの緊急遮断弁と耐震貯水槽、こちらの方ではなくて、その住民さんと協力していきたいというところは給水装置の方にはなるんですけども、危機管理体制の強化というところで、施設の管理者であったり、市民自治会、自主防災組織さんとご一緒にさせていただく予定ではあるんですけども、例えば今現在でも施設管理者さん、合同で給水訓練を実施させていただいております。ご指摘のように、市民さん、自治会さん、自主防災組織さんとも防災訓練の実施時には、例えば緊急の耐震貯水槽の設置の施設、こちらの方で応急の給水訓練を実施させていただいております。ちなみに、2年度はコロナ禍で実施できてないんですけども、今後も応急給水設備の設置のある配水場、こちらの方で市の防災安全課さん、こちらの方とも情報共有をして、防災訓練実施時には災害に備えた市民との連携というところは考えて取組をしていきたいと考えております。 40 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 41 ◯中尾節子委員 実際、私の地域、貯水槽あるんですけれども、防災訓練のときにいつもやってるんですね、実際に給水の訓練とかを自主防災の人たちが。今度また新たにそうやって新しく、要はその設備ができるということで、やっぱり職員が来なくても、地域の人でできるようにしっかりと自治会とか、防災会に協力してもらえるという体制をつくっていただきたいので、できるだけ早く皆さんに周知していただきたいと思います。以上です。 42 ◯片山誠也委員長 応急給水設備に関して、他に質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 43 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。松本委員。 44 ◯松本守夫委員 同じくシートの37ページの一番上でありますけれども、現状と課題のところにアセットマネジメントを用いてと、こういう言葉があるんですが、ちょっとこの辺、教えてほしいんですよ。この資産運用をどういうふうに用いたのか、ちょっと理解しにくいんですが。ここのところの説明してください。 45 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 46 ◯岡村祥宏工務課長 今現在あります施設であるとか、管路なんですけども、実際に耐用年数というところが、法定耐用年数でいくと、例えば管路でいくと40年という形なんですけども、実際の耐用年数でいくと、もっと長く使えていくわけです。その40年で更新するというのは、まだ使えるものを更新するということになりますので、実際の耐用年数で更新するという計画を立てますと、その中で事業費自身もその年度によって、それを並べていったら、大きい年と少ない年というのがいろいろ出てきますので、そこを平準化しながらできるだけ今ある施設を使いながら更新していくという計画を立てております。 47 ◯片山誠也委員長 松本委員。 48 ◯松本守夫委員 このアセットマネジメントを用いてと、この辺が分からんのですよ、この部分が。 49 ◯片山誠也委員長 岸田上下水道部長。 50 ◯岸田靖司上下水道部長 今、委員お尋ねのアセットマネジメント、今、私どもの工務課長の方からご説明したものが正しくアセットマネジメントのご説明をさせていただいておるんですけど、いわゆる水道施設、例えば管路で言いますと、生駒市の特徴としましては、住宅地が高度経済成長期、昭和50年代とかに非常に大規模な住宅地が生駒市の場合、数カ所できております。できたということは、その同じ年代に、同じ水道管の資産が急激に増えていると、この資産が将来的には同じときに全てが悪くなっていきますよということになります。同じときに、一時に非常に更新費用がかさんでいくというのを前倒ししたり、逆に言うと、先延ばししたりということで、単年度の更新に係る投資額を押し並べて行くと、いわゆる平準化していくということで、逆に言うと、前倒し、後ろ倒しによる平準化によって単年度の事業費を抑えて水道事業の投資水準を平準化して経営を見ていくということを指しておりますので、いわゆる一時に更新費用が重ならないような考え方を取り入れているということでご理解いただければと思います。 51 ◯片山誠也委員長 では、管路更新について、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 52 ◯片山誠也委員長 松本委員。 53 ◯松本守夫委員 先ほどご説明いただきました、この会計決算書のいわゆる貸借対照表ですけども、貸借対照表の剰余金の話をされましたね。利益剰余金の分。今、社内留保は幾らなんですかね。社内留保は6億9,900万。 54 ◯片山誠也委員長 管路更新のお話ですか。今、管路更新ということで質疑ありませんかと聞いたんですけども。  では、改めまして、管路更新計画について、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 55 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。松本委員。 56 ◯松本守夫委員 先ほどの質問ですけども、先ほど説明いただきました利益剰余金の合計が6億9,900万やと。今年度の利益剰余金も6億9,900万。今年度の利益剰余金が、それを社内留保にしましょうと、こういうことですな。そういうことですね。
    57 ◯片山誠也委員長 池田課長。 58 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 そのとおりでございます。 59 ◯片山誠也委員長 松本委員。 60 ◯松本守夫委員 ところが、この前ご説明いただいた定例の議案のところの26ページでありますけども、9月2日の。ここに貸借対照表が出てます。前、部長からご説明いただいて、貸借対照に上げてあるので、ご清覧くださいと、こういう話があったので、ちょっといろいろ調べさせていただいた。これを見ますと、まず5月31日が最終日ですね、いわゆる。計でいわゆる利益剰余金合計が4億5,400万ということですね。4億5,400万やのに、これが次へ持ち越してないんですかね。この時点の、これは今度のか、次ですか。違うね、次やね。いや、何が質問かと言うとね、見る度に、いわゆる当期利益剰余金というのが出てまして、利益剰余金合計とイコールなんですよ。見る度に、いわゆる内部留保が今までなかったと、ためてなかったというふうに見えるんです。だから、ちょっと質問してるんですけども。ちゃんと内部留保はあるんですか。きちっとされてますか。 61 ◯片山誠也委員長 岸田部長。 62 ◯岸田靖司上下水道部長 水道事業会計におきましては、先ほどご説明いたしましたとおり、当年度純利益が1億5,200万ありまして、その部分を今年度につきましては、処分せずに繰越利益剰余金としてとどめさせていただくということでご説明させていただいております。4億幾らというのは、下水道事業会計の方ではないかと思いますが。 63 ◯片山誠也委員長 松本委員。 64 ◯松本守夫委員 いや、水道ですよ、これ、26ページ、これの議案書の。それは結構です。今のいわゆるこの説明いただいたところでは、内部留保は今までなかったと、こういうことでよろしいね、こういう解釈で。だから、今までなくて、今度新しい利益剰余金を内部留保にしますということでよろしいですね。 65 ◯片山誠也委員長 岸田部長。 66 ◯岸田靖司上下水道部長 ご理解いただいているとおりでございます。 67 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 68 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。中尾委員。 69 ◯中尾節子委員 この水道事業決算書の2ページなんですけれども、この経営指標というのがあるんですけれども、この経営指標というのはどうやって決めてるんですか。 70 ◯片山誠也委員長 池田課長。 71 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 この経営指標に関する事項ですけども、この令和3年度の決算から追加になった分になります。地方公営企業法の施行規則、これの一部改正に伴いまして、この経営指標に関する事項、この項目が追加になってございまして、この経営指標の設定についてですけども、まず損益情報に注目した経営指標と資産情報に注目した経営指標となっております。まずその損益情報に注目した経営指標ですけども、経営の健全性、料金水準の妥当性、これを示すもの、これが必要になるということから、経営収支比率と料金回収率、これを選択させていただいております。もう一つの資産情報に注目した経営指標ですけども、同じく経営の健全性、施設の更新のバランス、これを示すもの、これが必要となることから、これも同じくですけども、経営収支比率、有形固定資産の減価償却率、管路の経年化率、そして管路の更新率とさせていただいたものでございます。 72 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 73 ◯中尾節子委員 その中で、ちょっとさっきの話になるかもしれないですけど、経営指標の推移で管路の更新率というので、令和3年、1.31で年々更新率、増やしてきているんですけれども、これね、他の自治体と比べてはどうなんでしょうか。 74 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 75 ◯岡村祥宏工務課長 令和2年度のデータにはなるんですが、全国平均でいきますと0.69です。類似団体でいきますと0.67となっております。 76 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 77 ◯中尾節子委員 ということは、全国とか類似団体に比べたら、生駒市はちゃんと管路の更新ができているということで、他の自治体さんでいろんな魅力的な施策してるけど、市民の目に見えないインフラ、特に水道管路の更新など放置しているとこがあるというのをちょこちょこ聞くんですけれども、生駒市は一応全国平均とか、類似団体よりはしっかり管路の整備をしてくれてるという、今、私の解釈なんですけれども。これ、さっきのアセットマネジメントとかもおっしゃってましたけど、この管路の更新って一応順調に進んでいるとお考えでしょうか。 78 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 79 ◯岡村祥宏工務課長 令和3年度につきましては、1.35ということで、元々1%を目標にやっておりますが、繰越しでありますとかあるので、多少増えたり、減ったりというところはあるんですが、予定どおりには進んでおります。 80 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 81 ◯中尾節子委員 やっぱりなかなか見えないところなんですけれども、管路の更新とかというのは、やっぱり市民の皆さんが安心して暮らせるように引き続き取り組んでください。 82 ◯片山誠也委員長 管路更新について、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 83 ◯片山誠也委員長 では、経営指標について、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 84 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。沢田委員。 85 ◯沢田かおる委員 その隣のページの3ページ、5の職員に関する事項、令和4年3月31日現在の職員数は事務職員さんが17名、技術職員さんが14名、合計31名となってるんですけれども、こちらの職員さんについて、水道事業ガイドラインに基づく業務指標、PIの数字の方から聞かせていただきます。C201という項目のところの水道技術に関する資格取得度というところです。こちらの方、人材育成に関してなんですけれども、平成28年度が指標2.06、平成29年度2.03、平成30年度が1.78、令和元年度1.03、令和2年度が1.34、ずっと数字が下がってきて、令和2年度でちょっとまた数字が上がってきてるんですね。こちら、令和3年度の資格取得度の見込み、今数字は言えないかもしれないんですけれども、見込みはどのようになっているんでしょうか。 86 ◯片山誠也委員長 池田課長。 87 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 令和3年度ですけども、このPIの指標につきましては、まだ公表になっておりません。予定では10月末までには水道事業年報と同様に公表させていただく予定はしておりまして、まだ公表にはなってないんですけど、令和3年度は1.58の予定になっております。 88 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 89 ◯沢田かおる委員 令和2年度が1.34で、令和3年度、まだ公表もされてないんですけれども、1.58と向上している。ただし、ちょっと同規模水道事業体の平均というのが2.16なんですね。まだまだちょっと不足しているかなと思いまして、水道ビジョンの方でもこちらの方、課題に上がっていると思いますけれども、今後どのように対策していくのでしょうか。 90 ◯片山誠也委員長 池田課長。 91 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 同規模の平均ですけども、令和3年度、これも公表になってないんですけど1.94になりまして、それでも生駒市の方は平均より下回っております。これにつきましては、毎年度、計画的に水道事業として必要なその資格を予算計上させていただきまして、順序立って職員さんには受けていただいております。ただ、やはり職員さんの退職であったり、あと当然人事異動もございまして、なかなかそこを充足できるというところも、今ちょっと至ってないのと、これからも継続的に計画的に進めていくんですけども、あと業務的なところで、例えば生駒市の水道事業であれば、業者さんに業務委託させていただいている分もありますので、特別な、特殊な資格、そこは要らないというものもあります。なので、一概に、この同規模団体の平均よりも下回っておりますけども、いろんな団体さんが当然いらっしゃいますので、そこがなかなか同じラインで比べることは難しいのかなというところもあるのかなとは思っております。 92 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 93 ◯沢田かおる委員 いろいろな団体さんの力も借りて、そしてまた予算もしっかりとって、職員さんの資格取得度を上げていっていただきたいと思います。そして、生駒のおいしいお水ですよね。生駒の水道水は深層地下水をくみ上げ、膜ろ過処理した浄水と、万葉集にもうたわれる美しい吉野川、自然に優しい高度浄水された宇陀川から受水した水をブレンドしていますというふうに書かれておりまして、そして本当に、皆さん、今までいろいろPRもしてくださって、生駒のおいしいお水、市民、本当に喜んでいただいておりますので、このおいしいお水、品質の方をどうぞ守ってください。よろしくお願いいたします。 94 ◯片山誠也委員長 ただ今の資格取得に関して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 95 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。中尾委員。 96 ◯中尾節子委員 水道事業会計決算書の7ページなんですけれども、3、業務のところで、たしか去年の決算のときでもおっしゃった、有収率が生駒市は98.5%でナンバーワンということで、更に令和2年度よりまだ上がっているということで、すごいことだと思うんですけれども、漏水調査もしっかりしている効果もあるというふうにお聞きしたんですね。8月の総合計画審議会の検証でもちょっと質問、出てたんですけれども、この今年度の事業でAI解析を用いた漏水調査ってされていると思うんですけれども、これは順調に進んでいるんでしょうか。 97 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 98 ◯岡村祥宏工務課長 衛星画像を用いたAI解析なんですけども、8月に完成しておりまして、漏水している、発生している箇所というのは特定しております。それを基に漏水確認調査業務というのを発注しております。9月5日に公告しておりまして、近々業者、決まりますので、これから現場の方に入って本当に漏れているかどうかというのを確認していきます。 99 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 100 ◯中尾節子委員 漏水調査、順調にいっているということで、結局AI解析で漏水調査、うまくいくと、次、来年度決算で有収率がもしかして、今は98.5だから99%とかというのもあるかなと期待していますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。以上です。 101 ◯片山誠也委員長 有収率に関して、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 102 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 103 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて収入、支出における分科会委員による質疑を終結いたします。分科会委員の質疑が終わりましたので、次に2件について一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 104 ◯塩見牧子委員 1点だけ、決算書で言うと7ページになるんですけれども、給水原価に関して、監査意見の53ページにもあるんですけれども、年々給水原価が上がっているんですけれども、その原因はどのように分析しておられますか。 105 ◯片山誠也委員長 池田課長。 106 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 給水原価の上昇ですけども、管路の更新、これに伴う減価償却費が増加しております。あと、この補正予算でも計上させていただきましたけども、燃料費の高騰に伴う動力費の増加、あとは機器の修繕であったりというところ、そういうところが影響しているのかなと考えております。 107 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 108 ◯塩見牧子委員 管路の更新だとか機器の更新、動力費は令和4年度に入ってからは結構影響は受けたと思うんですけれども、これまでの数年間においてはあまり関係なかったんじゃないでしょうか。 109 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 110 ◯岡村祥宏工務課長 令和元年度ぐらいまでは、その燃料調整費というのがかなり安くて、令和3年度も0.26ぐらいから始まりまして、だんだん上がってきていると。令和3年度から燃料調整費の影響がかなり大きくなってきているということです。 111 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 112 ◯塩見牧子委員 令和3年度は後半、本当の年度の終わりぐらいからは燃料調整費の高騰が大きく影響を受けているとは思うんですけれども、あと令和3年度でこの給水原価の計算の基になる小水力発電のコストと、それと特別損失、過年度損益修正損、これが大きかったように見えるんですけれども、それぞれの原因はどういったところにあるんでしょうか。 113 ◯片山誠也委員長 池田課長。 114 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 給水原価の構成は決算書の9ページ、こちらの方を見ていただければ、令和2年度と比較して増加している、減少しているというところの構成は分かるんですけども、今、委員おっしゃった小水力発電につきましては、給水原価からは除かれておりますけども。 115 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 116 ◯塩見牧子委員 7ページの計算式ですね。給水原価の求め方、事業費から受託工事費と小水力発電費、災害援助費、特別損失を引いていくということになっているんですけれども、なので小水力発電と特別損失が大きいと分母が小さくなるので、これに影響しているのかなと思うんですけど。 117 ◯片山誠也委員長 植村総務課課長補佐。 118 ◯植村仁美上下水道部総務課課長補佐 すいません、小水力発電費につきましては、金額が大きいというところは通常よりも修繕費の方がかかっているというようなところと、それから特別損失につきましては、漏水減免過年度分ということで、ちょっと処理させていただいた分の金額が通常よりも大きかったというようなことになります。 119 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 120 ◯塩見牧子委員 小水力発電の方は修繕費が例年より上増しされていると。過年度損益修正損については、毎年それは出ると思うんですけれども、令和3年度に関してはそれが大きかった、その原因というのは何か特別なものがあるんでしょうか。 121 ◯片山誠也委員長 植村課長補佐。 122 ◯植村仁美上下水道部総務課課長補佐 冬場、1、2月分の凍結等によりまして、ちょっと漏水の申請が多くありました。その分の審査といいますのが、通常修理してから検針2回分ぐらいの正常に戻ってからの審査になりますので、年度を越えた翌年度に処理をして減免の手続きをするというような流れになります。 123 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 124 ◯塩見牧子委員 ちょっと声が聞き取りにくかったんですけれども、何の審査ですか。 125 ◯片山誠也委員長 植村補佐。 126 ◯植村仁美上下水道部総務課課長補佐 漏水に係る申請につきまして、その申請が、いったん漏水が起こりまして、修繕がありまして、それから漏水の申請というようなことで減免の申請が出るんですけれども、その申請が出てから正常に戻るというような確認、水量が正常に戻るという確認をうちの方でしてから手続きという形になりますので、2カ月から4カ月後に手続きをするというような形になりますので、年度末に出たものにつきましては翌年度に繰り越して手続きをさせていただいて、それによって過年度修正損というようなところで処理をさせていただくということになります。 127 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 128 ◯塩見牧子委員 漏水の修繕の審査が、要はその年度の変わり目に多くあったという理解でしょうか。 129 ◯片山誠也委員長 岸田部長。 130 ◯岸田靖司上下水道部長 ちょっと敷衍してご説明します。今申し上げているのは過年度になりますので、3年度に対して過年度ということは2年以前、2年度以前の漏水減免、2年の、例えば令和3年の1月、2月ぐらいの厳寒期、寒い時期に漏水事案が発生します。そのときすぐに当然分かれば、皆さん修理、修繕されるんですけども、いわゆる検針のときに検針のお知らせで、水がたくさん使われていますよということで漏水が発覚するということで、そこでも若干のタイムラグが生じます。実際上、漏水が発覚して水道業者さんに市民の皆さん、頼まれて修繕されますよと、そのときに漏水減免の制度がありますよというご案内させていただいて、手続き的には実際上は年度を越えた、令和3年度4月以降に減免の決定をするという形になると。今年、この令和2年が特に多かったということかどうかというのは、冬の寒さによって若干その年によっては変わってくるんですけども、どうしても過年度損益の修正損というのは年度またぎの1月、2月ぐらいの寒いときの分が4月、5月ぐらいに処理させていただくということで、どうしても数字としては過年度損益として上がってくるということですので、そういうふうにご理解いただければと思います。 131 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 132 ◯塩見牧子委員 たまたまなのか、その年度によって寒さによるものなのか、その辺りは変動するものであるということは理解いたしました。給水原価が上がっているということで、それに伴って年々販売利益の方も利益幅が小さくなってきてしまっているんですけれども、本当に最終的には水道料金の値上げというようなところで対応していかざるを得ないと思うんですけれども、そこに至るまでの間に、水道事業に関してはちょっと動力費の方は置いておいて、業務改善だとかいろんなコスト減に努めてはいただいているんですけれども、さらにこの利益幅を持ちこたえさせていくための何か方策というのはお持ちでしょうか。 133 ◯片山誠也委員長 池田課長。 134 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 具体的にというところでは、今現在がないという状況ではありますけども、今現在安定したと言っていいのか、経営を行っているところではございますけども、今後おっしゃるように、必要なコストというところは増加していく状況、これが予想されますので、実際にはおっしゃるように、この給水原価と供給単価のこの利幅、ここ数年は徐々に下落傾向いうところになってございます。V字回復はないのかなというところはもう認識しておりまして、できる限りなだらかな下降にとどめたいというところではございますけども、実際にコストの削減というところで、今現在、これは以前からもですけども、例えば他の、例えば下水道課さんと共同で工事をやっていくとか、あとは先ほども出てましたけども、漏水調査、そういうところをしっかりやって有収率を上げて効率的に水を運ぶというようなところ、あとは例えば工事につきましても、できる限りの長寿命化、ダウンサイジング、そういうところを考えていきたいと、このように考えております。 135 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 136 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。浜田委員。 137 ◯浜田佳資委員 2ページなんですけど、経営指標の推移の表の上から二つ目、料金回収率、常に100%を上回っております。これは上の説明の方で料金水準の妥当性を示す料金回収率というふうにあるんですが、なぜ100%常に上回っているのか、妥当性を示すというので、数字的にはどういった数字の方が妥当性が高いのかという説明してもらいますでしょうか。 138 ◯片山誠也委員長 池田課長。 139 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 料金回収率ですけども、これは給水に係る費用がどの程度給水収益で賄えるかというところを表したものになってございまして、実際には100%を超えていないと賄えていないと、100%未満であれば、当然収益よりも費用がかかっているということでございます。 140 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 141 ◯浜田佳資委員 なるほど、つまり分母が給水費用で分子が給水収益ということですね。それは後でまた具体的数字の方はこちらで見ますけど、前年比4.64ポイント増えた、この要因は何なんでしょうか。 142 ◯片山誠也委員長 池田課長。 143 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 令和2年度と比べまして、おっしゃるように増えておるんですけども、令和2年度はコロナ減免、こちらの方をさせていただいてますので、この減免した分というのは収益に含まれておりません。ですので、それが影響して上がっているというところでございます。実際と言いますか、コロナ減免をしなかった場合ですけども、試算としまして107.01という形になってございます。 144 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 145 ◯浜田佳資委員 ということは、令和3年度は上がったというよりも、令和2年度が落ち込んだと、コロナの関係ということでね、分かりました。 146 ◯片山誠也委員長 料金回収率に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 147 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。浜田委員。
    148 ◯浜田佳資委員 さらにその二つ下の管路経年化率なんですけど、この変化とその下の管路更新率の数字の変化といいますと、到底追っつきそうにないなというふうに見えるんですが、この管路経年化率の算定の根拠になるのが法定耐用年数40年を基準にしてやっているので、これだけ大きい数字になっているし、どんどん増えていると。だから、実質管路経年化率で言うと、そうではない、心配ないということでよろしいでしょうか。 149 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 150 ◯岡村祥宏工務課長 この経年化率ですけども、40年、おっしゃるとおり、法定耐用年数40年を超えた管、ここでいきますと昭和56年以前に埋設された管の割合となっておりまして、ちょうどこの頃まだどんどん開発されて、どんどん管を入れている時期ですので、まだこれからちょっと上がっていくんですけども、実際の耐用年数、実耐用年数からいくとこれほどではないということです。 151 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 152 ◯浜田佳資委員 実質管路経年化率というのはお持ちで、それをベースにしていろいろ管路更新の計画とか立てると、そういう理解でよろしいですか。 153 ◯片山誠也委員長 岡村課長。 154 ◯岡村祥宏工務課長 実際そのなんぼかという数値はないんですけども、各それぞれその管種によって実耐用年数が違いますので、それに合った計画を立てていっているということです。 155 ◯片山誠也委員長 管路に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 156 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 157 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で水道事業会計に係る報告第8号と議案第67号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 158 ◯片山誠也委員長 それでは、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての上下水道部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。着座で結構ですので、岸田上下水道部長。 159 ◯岸田靖司上下水道部長 それでは、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定につきまして、上下水道部所管分についてご説明申し上げます。  決算書の87ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。  次のページ、88ページをお願いいたします。  節18の負担金補助及び交付金における浄化槽設置整備補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止し、生活環境の保全を図るため、合併処理浄化槽の設置者に対し、60基の設置補助を行ったものでございます。  次に、少し飛びまして、110ページをお願いいたします。  款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。本費目につきましては、下水道事業の執行に伴い、特定財源の不足する額、10億1,739万2,235円を一般会計から下水道事業会計へ補助を行ったものでございます。  なお、不用額につきましては、公共下水道管渠整備事業費等において不用額が生じたことによるものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 160 ◯片山誠也委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 161 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、上下水道部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書87ページから89ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費の中の浄化槽設置補助事業費について質疑等ございませんか。沢田委員。 162 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、浄化槽設置補助事業費の補助件数設置60基、そして浄化槽設置設備補助金2,902万5,000円、こちらについてお聞きします。簡単になんですけれども、令和2年度の決算書を見ましたら56基で、こちらが60基になっております。この60基の方の新しくおうちを建てられた方と、それから入れ替えられた方、この内訳だけ教えていただけますか。 163 ◯片山誠也委員長 細谷下水道課長。 164 ◯細谷徳幸下水道課長 令和3年度におきまして、新築について60基のうち41基、単独処理浄化槽から転換が13基、くみ取りから合併浄化槽との転換が6基、以上となります。 165 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 166 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、令和2年度と令和3年度の傾向としては特に変わってはいないという感じですよね、こちら。 167 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 168 ◯細谷徳幸下水道課長 単独転換につきまして、令和2年度が10基でしたが、令和3年に13基と、3基増えたというところで、一定の単独から合併浄化槽への転換という、今までの広報ができているのかなと感じております。 169 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 170 ◯沢田かおる委員 新規だけでなくて、単独の方から合併浄化槽への転換の方も進んでいるというのをお聞きいたしまして、安心いたしました。以上です。 171 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 172 ◯片山誠也委員長 では、最後に決算書110ページから111ページ、款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 173 ◯片山誠也委員長 それでは、目ごとの質疑を終結いたしまして、上下水道部所管分に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 174 ◯片山誠也委員長 それでは、質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。竹内委員。 175 ◯竹内ひろみ委員 浄化槽の件なんですけれども、昨年の決算審査の際にもちょっと質問させていただいたんですが、浄化槽の管理ということで非常に大事な位置付けにある法定検査を受けてない方が多いということで市民の方から非常に不公正だという訴えがありまして質問させていただきました。受検率が、県から市に権限譲渡されてから非常に改善されていて、そのときで32%だったのが49%にまで改善されているということでしたが、依然として半分以上の方が受けないままに来ていると。そのことでやはり市民の方に、これは環境の面でも非常に大事なので、是非啓発していただきたいということと、やはり受けにくいいろんな事情もある、制度上の問題もあるということで是非改善していただきたいという要望も出しておきましたが、その辺りの取組についてお伺いしたいんですが、お願いします。 176 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 177 ◯細谷徳幸下水道課長 法定点検の受検率というところなんですけれども、昨年ちょっと今まで市のホームページ等でPRしてたのは補助金の金額面のことということでしたので、今回環境面も含めて、浄化槽を設置してくださいと、その旨また、あと法定点検の方をしてくださいという形でホームページの方、ちょっと一新させていただきました。あと法定点検でございますが、去年でも、一応ある程度の苦情が出たものに対しては市の方から直接職員が行って現場を確認して指導させていただいていると。また、こと受検に対してなんですけども、従来どおりホームページ、また自治会回覧という形でいろいろさせていただいているというところでございます。 178 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 179 ◯竹内ひろみ委員 それで昨年度に比べて、3年度は少しは改善されたんでしょうか。 180 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 181 ◯細谷徳幸下水道課長 令和2年度につきましては、49%ということを昨年度、報告していると思うんですけれども、令和3年度につきましては49.7%ということで0.7ポイント上がったということになっております。 182 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 183 ◯竹内ひろみ委員 少し改善されたということで、今後も是非継続して努力していただけると思いますが、今受けておられない方も様々お考えとか事情とか、例えば、1年1回、今、義務づけられているんですが、多過ぎるとか、申込みがなかなかやりにくいというようなこと、他の清掃なども別になってますので、それと費用がやはり1回4,000円という、それちょっと高いような気がするというようなこの思いも聞いておりますので、そういった市民の方の思い、要求、そういうこともちょっと聞き取っていただいているのかなと思うんですけど、そういった今受けてられない方については、どういったアプローチされているんでしょうか。 184 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 185 ◯細谷徳幸下水道課長 受けておられない方についてなんですけど、もちろん広報でやっているものと、あと下水道の水洗化率を上げるところで家に訪問したりしているんですけども、その中で浄化槽をまだ当分使うねんというような市民の方がおられましたら、法定点検を受けてくださいねというような形のビラもチラシも渡してちょっと広報しているというところでございます。 186 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 187 ◯竹内ひろみ委員 是非そういったきめ細かな指導をお願いしたいと思うんですが、やはりこの問題、生駒市、生駒は川の上流に当たりますので、非常に環境保全という面では重要な位置にあると思うんです。なので、是非市民の方の理解を深めていただいて、市も一緒にこの問題、取り組んでいっていただきたいということをまたお願いします。よろしくお願いします。 188 ◯片山誠也委員長 浄化槽に関して他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 189 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 190 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の上下水道部所管に係る質疑を終結いたします。  次に、下水道事業に係る報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第68号、令和3年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して審査いたします。  岸田上下水道部長から説明を受けます。岸田部長、着座で結構です。 191 ◯岸田靖司上下水道部長 それでは、報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第68号、令和3年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを併せてご報告とご説明申し上げます。  最初に、令和3年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。別冊となっております下水道事業会計決算書の1ページをお願いいたします。  令和3年度生駒市下水道事業報告書でございます。初めに、1、概況(1)総括事項といたしまして、令和3年度は流域関連公共下水道竜田川処理区において管渠整備工事を実施いたしました。また、老朽化した管渠等の維持管理を行い、施設の安全性を図るとともに、山田川浄化センター、竜田川浄化センターや各中継ポンプ場において各施設の設備機器の点検及び修繕を実施し、適正な汚水処理を行いました。  次に、ア、業務概要でございます。令和3年度末の供用開始区域内人口は8万5,340人で、下水道普及率は前年度に比べ0.4ポイントアップの72.2%となりました。  次に、イ、建設改良工事につきましては、流域関連公共下水道竜田川処理区において管渠整備工事を行い、管渠で延長1,126メートルの施工をいたしました。なお、建設改良工事の概要につきましては、5ページから6ページに記載しておりますので、ご清覧おき願います。  続きまして、ウ、経営状況でございます。営業収益、約9億295万円に対しまして、営業費用は約20億7,869万円となり、一般会計補助金、長期前受金戻入などの営業外収益、約17億4,682万円を加え、支払い利息等の営業外費用約1億2,241万円を差し引いた営業利益は約4億4,866万円となりました。この経常利益に特別利益と特別損失を合わせた当年度純利益は約4億1,255万円となりました。  次に、2ページをお願いいたします。  (2)経営指標に関する事項でございます。令和3年度決算につきまして、経営の健全性を示す経常収支比率は健全経営の水準とされる100%を上回っていますが、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを示す経費回収率については100%を下回っていることから、一般会計補助金に依存している経営状況であると言えます。また、使用料収入に対する企業債残高の割合を示し、企業債残高の規模を表す企業債残高対事業規模比率は企業債残高が減少したことから688.92%となります。そして、公共下水道への接続率を示す水洗化率は90.89%となっています。今後も水洗化率の向上に努めることで下水道使用料の増収を図ってまいります。  続きまして、7ページをお願いいたします。  3、業務でございます。(1)業務量に関する事項の主なものといたしまして、表2行目の年度末供用開始区域面積は1,241.76ヘクタールで、前年度と比較して6.58ヘクタール増加しております。  次に、3行目の供用開始区域内人口は8万5,340人と前年度と比較して193人増加しています。  次に、4行目の水洗化済人口は7万7,566人と、前年度と比較して326人増加しています。  続きまして、決算書類についてご説明いたします。  12ページから13ページをお願いいたします。令和3年度生駒市下水道事業決算報告書でございます。  まず(1)収益的収入及び支出の収入についてでございます。第1款の事業収益につきましては、決算額は27億4,080万4,796円で、予算額に比べ7,548万2,204円下回っております。この減少につきましては、主に第2項の営業外収益で一般会計補助金が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款の事業費用につきましては、決算額は23億1,867万8,830円で、不用額は6,462万4,170円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用で入札執行による残のほか、人件費や流域下水道維持管理負担金が減少したことによるものなどでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出の収入についてでございます。  第1款、資本的収入につきましては、決算額は4億206万1,630円となり、予算額合計に比べ1億6,203万3,370円の減少となっております。この減少につきましては、主に事業が翌年度に繰越しになったことにより、第1項の企業債及び第2項の補助金が減少になったことによるものです。  次に、支出でございます。第1款、資本的支出につきましては、決算額は13億1,544万7,982円となり、翌年度への繰越額を差し引いて、不用額は5,186万3,018円となっております。この不用額の主なものは、前年からの繰越し工事等の不用額、人件費、流域下水道建設負担金の減少等によるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。  令和3年度生駒市下水道事業損益計算書でございます。1の営業収益につきましては9億294万5,679円に対し、2の営業費用は20億7,869万3,352円となり、差引き11億7,574万7,673円の営業損失となっております。また、3の営業外収益につきましては17億4,681万7,218円に対し、4の営業外費用は1億2,241万2,556円となり、営業損失と合わせた経常利益は4億4,865万6,989円となっております。この経常利益に5の特別利益と6の特別損失を合わせた当年度純利益は4億1,254万8,042円となり、さらにその額に前年度繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は8億161万8,760円となっております。  次に、17ページの令和3年度生駒市下水道事業剰余金処分計算書(案)についてでございます。  剰余金の処分につきましては、議会の議決を経て行うものでございます。令和3年度末未処分利益である剰余金8億161万8,760円のうち、資本的収支における不足額を補填するため、4億5,112万718円を減債積立金の積立てとして処分するとともに、資本的収支の補填財源として使用するため、減債積立金を取り崩し、もとの未処分利益剰余金に振り替えるものでございます。また、令和2年度の剰余金処分計算書により、減債積立金として処分し、資本的収支の補填財源として使用した3億4,933万5,000円を資本金へ組み入れるものでございます。なお、処分後の繰越利益剰余金につきましては4億5,228万3,760円でございます。  次に、18ページから19ページは令和3年度中における資本金及び剰余金の増減を表した下水道事業剰余金計算書でございます。  続きまして、20ページから21ページの令和3年度生駒市下水道事業貸借対照表でございます。  初めに、資産の部でございます。1の固定資産につきましては、(1)有形固定資産296億2,003万441円、(2)無形固定資産28億3,049万3,473円を合わせまして、324億5,052万3,914円でございます。2の流動資産につきましては、(1)現金預金、(2)未収金を合わせまして、3億2,631万3,184円で、資産の合計額は327億7,683万7,098円でございます。  次に、負債の部でございます。負債の合計額といたしましては、3の固定負債、73億486万5,767円、4の流動負債12億5,427万8,126円、5の繰延収益185億1,450万6,285円を合わせまして、270億7,365万178円でございます。  次に、資本の部でございます。6の資本金と7の剰余金を合わせた資本の合計は57億318万6,920円となり、負債と資本の合計額は資産の合計額と同額の327億7,683万7,098円でございます。  次に、25ページをお願いいたします。
     決算附属書類のキャッシュ・フロー計算書でございます。このキャッシュ・フロー計算書は事業年度における資金の流れを表示したもので、1の業務活動では8億7,125万2,676円の増加、2の投資活動では2億495万3,538円の減少、3の財務活動では6億9,422万461円の減少となりました。よって、令和3年度における資金の増減額は2,792万1,323円の減少となり、資金期末残高は1億376万548円となっております。  次に、26ページから29ページは収益費用の明細書、30ページから31ページは固定資産の増減を表した固定資産明細書、32ページから34ページは企業債の明細書となっております。  以上が決算に係る説明でございます。  続きまして、報告第8号、令和3年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。追送の議案書の4ページをお願いいたします。  資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足率の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、下水道事業会計でも資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒で記載しております。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 192 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第8号について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 193 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第8号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第68号の収入支出について、一括して質疑等を行います。  質疑等ございませんか。中尾委員。 194 ◯中尾節子委員 下水道事業会計決算書の2ページ、先ほど上水の方でも聞いたんですけれども、この経営指標はどのように決めているんですか。というのは、上水は管路のことも経営指標に載ってたんですけど、下水の方には管路についての指標がないのでちょっとお聞きします。 195 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 196 ◯細谷徳幸下水道課長 この経営指標の管路が載ってないということなんですけれども、この経営指標の下水道事業に関して挙げるべき項目が経営の健全性と老朽化の状況の中で、老朽化の状況というところで水道でもありました有形固定資産、減価償却率とか、水道では管路経年化率というのが、下水で言いますと、管渠老朽化率、あと水道で言う管路の更新率というのが管渠改善率という指標があるんですけれども、下水につきましては、水道と違ってまだまだ整備途中であると。老朽化につきましても、3年度に300メートルの管更生工事をさせていただいて、それだけが老朽化率になってしまうということでなかなか数値的にはまだ上がってこないというところで、今回上げてないということでございます。 197 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 198 ◯中尾節子委員 分かりました。まだ上水の管路よりも下水の方は新しいということで、指標としては載せてないと。そしたらね、でもこれがまた10年後とか20年後もうちょっと後になったら指標としてもこの管路が指標に入るということですかね。 199 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 200 ◯細谷徳幸下水道課長 現在、ストックマネジメント計画というところも策定している中で、管渠についてもある程度更新をしなければいけないということに今後起こってくると思います。そのときある一定の数値が出るようであれば、上げていかなければいけないと考えております。 201 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 202 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。中尾委員。 203 ◯中尾節子委員 同じこの経営指標のところの経費回収率が低くて、この上の文章にも100%下回っているということで、一般会計補助金に依存している経営状況であると書いてあるんですけれども、他の自治体もそういう状況、どんな状況なんですかね、比べて。 204 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 205 ◯細谷徳幸下水道課長 この経費回収率と申しますのは、経費を下水道使用料で賄われてないということになって、一般会計のお世話になっているという状況を示しているわけなんですけれども、全国平均で言いますと、R2年末の数字なんですけど、83.8%。今度R3年の結果で県下で言いますと、市でいきますと下から2番目という形の低い状態になっております。これについては、やはりまだ生駒市、下水道の整備というのが今進めているところでございます。そういうところで、やはりなかなか上がってこないというところでございます。あとまた先ほど全国平均83.8と言いましたけれども、奈良県自体がちょっと平均的にも低いという状況になっております。 206 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 207 ◯中尾節子委員 全国より、それで奈良県よりもちょっと、この経費回収率が低いという、水洗化率がやっぱり低いからということだと思うんですけれども、生駒市は地形の問題もあってなかなか全て公共下水道に接続するというのは難しいと思いますし、何かコミプラとか合併浄化槽、併せて令和29年に100%水洗化を目指しているという計画だと思うんですけれども、今後、経費回収率を上げるためにはどのような取組をしていくおつもりですか。 208 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 209 ◯細谷徳幸下水道課長 経費回収率を上げるというのは、もちろん下水道使用料を上げるというところになりますので、従来から行っています、下の指標にもあるんですけども、0.18ポイントしか上がってないんですけど、この水洗化率を上げるというところで昨年度も多分説明させていただいていると思うんですが、整備をして3年たってまだ接続されていない家屋について戸別で切り替えてくださいねというような理由までちょっとお聞きして、水洗化率をアップするという形でさせていただきたいなと思っております。 210 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 211 ◯中尾節子委員 あとはもうそうやって戸別訪問とかしてという地道な取組になると思うんですけれども、頑張ってください。以上です。 212 ◯片山誠也委員長 ただ今の経費回収率に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 213 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 214 ◯中尾節子委員 この決算書の8ページ、事業費のところで、事業費6の工事請負費が大分令和2年度より増えているんですけれども、これはどのような理由で増えたんでしょうか。 215 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 216 ◯細谷徳幸下水道課長 この工事請負費、この3条予算に係る事業費なんですけれども、主に維持管理に係る工事費なんですけれども、昨年につきまして、真弓地内で管更生工事、管の改築更新と、先ほど老朽化で300メートルさせていただいたというところのものなんですけれども、これが約2,569万9,000円、この指標自体は税抜になっておりますので、ちょっと税抜で答えさせていただきました。2,569万9,000円が増えているということです。 217 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 218 ◯中尾節子委員 1ページのところの業務概要で、下水道施設で人孔鉄蓋をロック式に入れ替えるなどとか、あと管渠のテレビカメラとか、これも工事請負費に含まれているんですか。 219 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 220 ◯細谷徳幸下水道課長 6,991万1,000円の中に、人孔マンホール蓋、人孔の改修工事と、またカメラ調査についても入っております。 221 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 222 ◯中尾節子委員 この人孔鉄蓋のことなんですけれども、つい9月3日の大雨、昨日も台風、あまりすごくなかったのでよかったんですけれども、9月3日の大雨のときにマンホールの蓋が雨がすごくて飛んだという事例があるんですけれども、これはロック式じゃなくて、古いと言うか、あれだったから飛んじゃったということなんですかね。 223 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 224 ◯細谷徳幸下水道課長 9月の初頭にマンホールの蓋が飛ぶという事例が起きて大変申し訳なかったと考えております。鹿ノ台につきましては、その飛んだマンホールについては、従来、入替えしているロック式ではなく、普通に落とし込みという形で、入れるだけのマンホールになっておりました。 225 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 226 ◯中尾節子委員 ということは、ここにもロック式に入れ替えるというふうになってるんです。これは計画的にちゃんと計画に入っているんですかね。と言うか、やっぱり飛んじゃったとこというのは、多分同じ時期にその蓋も全部やっていると思うので、またその可能性がなきにしもあらずだと思うんですけれども、そこら辺どういう計画になっているんでしょうか。 227 ◯片山誠也委員長 細谷課長。 228 ◯細谷徳幸下水道課長 マンホールが飛んだのが鹿ノ台地区というところで、鹿ノ台地区につきましては、当初から計画を持ってマンホールの蓋を交換させていただいております。令和元年からさせていただいておるんですけれども、令和3年で鹿ノ台、約4分の1終わっているような状況です。今後も、今年度もさせていただいていますし、一応計画では今後4年で完了する予定やったんですけれども、今回の事故を受けて、もちろんこの飛んだマンホールについては全道、緊急で蓋をすると、蓋を変えると、プラスあとちょっと前倒しで進めていきたいなと考えております。また、その市内、鹿ノ台以外の地区についても計画的と言うか、道路工事とか水道工事に伴って、ロック式ではない人孔蓋については交換という形で進めていきたいと考えております。 229 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 230 ◯中尾節子委員 やっぱり雨がすごくて、この前の状況では雨がすごくて、そんな人が外に出られる状態ではないから、その開いているからって落ちちゃうということはないでしょうけど、やっぱりそういう可能性、雨が、水が引いて開いたままで、皆さん、気づかない状況だったら、そうやって落ちちゃうこともあるわけですよね。だから、やっぱり市民の安全第一に考えて、今後取り組んでいただきたいと思います。以上です。 231 ◯片山誠也委員長 マンホールに関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 232 ◯片山誠也委員長 では、工事請負費について他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 233 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 234 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて収入、支出における分科会委員による質疑を終結いたします。  分科会委員の質疑が終わりましたので、次に2件について一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 235 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で下水道事業会計に係る報告第8号と議案第68号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 236 ◯片山誠也委員長 次に、建設部の所管について審査いたします。  議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての建設部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。米田建設部長、着座でどうぞ。 237 ◯米田尚起建設部長 それでは、よろしくお願いいたします。令和3年度生駒市一般会計決算のうち建設部の所管に係るものについてご説明いたします。  決算書の100ページの中段から101ページ下段をお願いいたします。  款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。本費目は職員の人件費、事務的経費並びに建築管理事務費として、市が管理する建築物について、建築基準法の規定に基づく定期点検業務の実施に要した費用でございます。また、バリアフリー整備事業では、誰もが安心して暮らせるバリアフリーのまちづくりを推進するため、生駒市バリアフリー特定事業計画を策定し、特定事業に係る南生駒駅東西移動施設の設置検討を行ったものでございます。地域公共交通活性化事業費では、光陽台線のほか4路線のコミュニティバスを運行するとともに、公共交通サービスの整備優先順位が高い地区の対応方針等を検討しました。また、新型コロナウイルス感染症の影響を被りながらも、事業の継続に努める公共交通事業者に支援金を交付しております。節12、委託料で1,900万円余りの不用額が生じておりますのは、公共施設の定期点検委託の入札執行による不用額が生じたことなどが主な理由でございます。  次に、103ページ上段から103ページ下段にかけての項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。本費目は、職員の人件費及び道路の管理、地籍調査等に要した費用でございます。事業につきましては、道路台帳の整備を行うとともに地籍調査事業としまして、東菜畑2丁目、中菜畑2丁目の各一部地区の0.13キロ平方メートルにおいて、現地立会及び一筆地測量等を行うとともに、令和2年度に実施しました、中菜畑2丁目、西菜畑町の各一部地区の0.13キロ平方メートルにおいて調査成果の閲覧を実施しております。節12、委託費で1,700万円余りの不用額が生じておりますのは地籍調査事業の交付金内示率が減少したことにより、調査範囲を見直したため、事業費が減少したことが主な理由でございます。  次に、103ページ下段から105ページ中段にかけての目2、道路橋梁維持費でございます。本費目は、市道における安全、円滑な通行を確保するため、交通安全施設の設置及び点検、老朽化した道路の維持補修、橋梁の予防保全や耐震化、生活道路等の安全対策に要した費用でございます。事業としましては、区画線の維持補修やカーブミラーの点検整備、その他の交通安全施設の整備のほか、市内道路の主な維持補修工事として、奈良阪南田原線ほか4件の舗装等工事、舗装単価契約による45カ所の緊急を要する舗装補修、95件の道路維持補修工事を実施するとともに、生駒1号歩行者専用道整備事業負担金の支出を行っております。  続きまして、橋梁定期点検としまして、市が管理する道路橋60橋について、道路法に基づく点検業務を実施しております。  続きまして、橋梁予防保全事業につきましては、橋梁長寿命化計画に基づき、年次計画による中菜畑歩道橋における設計業務と、第二阪奈2号橋一般部ほか2件の補修工事を実施しております。  続きまして、橋梁耐震化事業につきましては、千両山歩道橋及び北山橋の補修、耐震補強詳細設計業務を実施しております。また、生活道路安全対策事業につきましては、通学路の安全対策として、宮西峰線通学路安全対策工事のほか4件の工事と幹線道路の交差点安全対策として、小明上線ほか、交差点安全対策工事ほか1件の工事と、歩行者空間の整備として、小瀬観泉寺線支線3号歩行者空間整備工事ほか1件の工事を実施しております。節12、委託費で1,300万円余りの不用額が生じておりますのは、交付金の内示率が減少したことにより、設計内容を見直したため、事業費が減少したことが主な理由でございます。また、節14、工事請負費で5,400万円余りの不用額が生じておりますのは、交付金の内示率が減少したことにより、設計内容を見直したため事業費が減少したことが主な理由でございます。  次に、105ページ中段から106ページ上段にかけての目3、道路橋梁新設改良費でございます。本費目は職員の人件費及び企業誘致関連道路整備事業や、その他道路の新設改良事業に要した費用でございます。  まず、企業誘致関連道路整備事業につきましては、北田原中学校線道路整備工事、第3工区を実施しております。  次に、道路新設改良事業につきましては、谷田小明線道路改良事業における詳細設計業務及び物件移転等補償調査業務を完了させるとともに、1件の用地買収及び物件移転補償等補償契約を締結しております。また、地元からの道路拡幅、道路整備等の要望に基づき、主な工事といたしまして、弘前線支線3号ほか道路排水整備工事のほか2路線の道路改良工事を実施しております。節12、委託費で1,400万円余りの不用額が生じておりますのは、入札による請負差金が生じたこと及び事業の見直しにより事業費が減少したことが主な理由でございます。また、節14、工事請負費で2,200万円余りの不用額が生じておりますのは、設計の精査及び事業の見直しにより、事業費が減少したことが主な理由でございます。  次に、106ページ上段から106ページ中段にかけての目4、河川費でございます。  本費目につきましては、市の管理する河川水路や道路排水施設等の維持管理や整備に要した費用でございます。事業としましては、河川水路や調整池等の清掃、しゅんせつ及び排水ポンプの保守点検を実施するとともに、改修事業では市内の水路や側溝改修に要した費用として、壱分町地内調整池維持管理業務及び乙田中央線水路改修工事に伴う測量設計、土質調査業務を完了するとともに、菜畑西壱分線支線21号ほか、側溝改修工事ほか2件の工事及び河川水路清掃業務委託等を実施しております。節14、工事請負費で1,600万円余りの不用額が生じておりますのは、事業期間の見直しによる不執行が主な理由でございます。  少し飛びまして、110ページ上段から110ページ下段にかけての項4、住宅費、目1、住宅事業費でございます。本費目は、市内4カ所の市営住宅及び再開発住宅の維持管理等に要した費用でございます。  最後に、大きく飛びまして、135ページ下段から136ページ上段にかけての款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、道路河川等災害復旧費でございます。本費目は豪雨や台風等の影響により、道路等で発生した災害現場の復旧に要した費用でございます。  以上が建設部の所管に係ります決算の説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 238 ◯片山誠也委員長 暫時休憩いたします。              午前11時56分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 239 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。  これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 240 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、建設部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書100ページから101ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費について質疑等ございませんか。沢田委員。 241 ◯沢田かおる委員 よろしくお願いします。そうしましたら、決算書の100ページの方の施策の成果等のところで、建築管理事務費についてお聞きします。事前に配布していただきました一般会計不用額の主な内容、令和3年度、こちらのところで、建築管理事務費、予算現額が1,896万8,000円、執行額が749万1,000円、不用額が1,147万7,000円、不用率が60.5%、入札による請負差額というふうに記載されてはいるんですけれども、こちらの一覧の中で60.5%と、こちらがちょっと突出しているこの理由をお聞かせいただけますか。 242 ◯片山誠也委員長 田中営繕課長。 243 ◯田中洋営繕課長 まず、入札の請負率なんですけども、52.0%で落札をいたしました。これにより、不用額が生じております。 244 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 245 ◯沢田かおる委員 それは1件ですか。 246 ◯片山誠也委員長 田中課長。
    247 ◯田中洋営繕課長 これは定期点検業務の発注の請負率が52%で落札しました。 248 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 249 ◯沢田かおる委員 いろんな複数なのかなと思ってたんですけれども、一つという形で。 250 ◯片山誠也委員長 田中課長。 251 ◯田中洋営繕課長 定期点検業務と、あとデータ使用料と2件ありまして、データ使用料は定額なんですけども、定期点検の業務の方は入札をしまして、52%で落札したということでございます。 252 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 253 ◯沢田かおる委員 定期点検の方のみで52.6%で不用率が60.5%という形で、こちらの方、理解いたしました。どうもありがとうございます。 254 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 255 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。山下副委員長。 256 ◯山下一哉副委員長 今年度は36施設の点検をされたということですけれども、特にその点検された中で不具合ですとか、修繕等必要な箇所、場所というのはあったんでしょうか。 257 ◯片山誠也委員長 田中課長。 258 ◯田中洋営繕課長 不具合の内容なんですけども、非常用照明の点灯ができなかったもの、あと外壁打診調査の結果、モルタルの浮きがあったものなんですけど、これは生駒中学校の方で今現在外壁の改修工事と内装と合わせてなんですけども、かなり劣化が進んでいましたので、今改修をしております。あと防火設備、こちらの不具合もありましたので、これは指摘に挙げております。 259 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 260 ◯山下一哉副委員長 今、指摘と言うか、挙がった部分については、ちょっとその年度内で全て作業を終えるというということ、予定ですか。 261 ◯片山誠也委員長 田中課長。 262 ◯田中洋営繕課長 点検を実施しました次年度において改修をいたします。 263 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 264 ◯山下一哉副委員長 分かりました。あとその屋根の目視点検等で、AからDの各施設において、ランクづけをしているということなんですけれども、これについて、例えばその前年度でランクづけしてて、今年度についてそのランクが、その優先順位が入れ替わるとかというようなことというのはあったんでしょうか。 265 ◯片山誠也委員長 田中課長。 266 ◯田中洋営繕課長 昨年の点検におきましては、すごく劣化しているものがあまりなくて、市営住宅の第2元町住宅だけが二、三年前からちょっと把握はしてたんですけども、把握はしてて、職員である程度修繕はしてたんですけども、ちょっと業者さんにしてもらわなあかんなという状態になっていましたので、予算化をして今年度改修を済ませております。 267 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。中尾委員。 268 ◯中尾節子委員 これ36施設と書いてあるんですけれども、まだ公共施設、他にもあると思うんですけれども、これはいつと言うか、他の年にやったのか、今後やるのかとか、それ以外に点検しているところ、36施設以外にはないんですかね。 269 ◯片山誠也委員長 田中課長。 270 ◯田中洋営繕課長 36施設になっているんですけども、点検の内容として建築物の点検が3年に一度、建築設備の点検が毎年、防火設備の点検が同じく毎年なんですけども、防火設備のない施設だとか、小中学校、幼稚園の学校の用途の施設については、設備点検は職員の方でしていますので、数はちょっと年によって変わってきます。前年度はたまたま36施設でありました。 271 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 272 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。沢田委員。 273 ◯沢田かおる委員 その下のバリアフリー整備事業費についてお聞きいたします。1,059万200円ですね。備考欄のところにバリアフリー特定事業計画策定業務等委託料1,437万9,200円とあるんですけれども、この差額21万1,000円、こちら何に使われたんでしょうか。 274 ◯片山誠也委員長 谷事業計画課長。 275 ◯谷英也事業計画課長 それ以外の21万1,000円につきましては、この基本構想推進協議会の方を開かせていただきまして、委員さんの方に出席していただき、議論していただいておりますので、その委員さんへの謝礼として21万1,000円支出しております。 276 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 277 ◯沢田かおる委員 令和3年3月に生駒市バリアフリー基本構想に基づいて、重点整備地区、近鉄南生駒駅周辺地区内の駅や道路等について各事業者が作成した特定事業計画を取りまとめた生駒市バリアフリー特定事業計画を策定されました。その計画の中なんですけれども、令和3年度に対応されたもの、あればお聞かせください。 278 ◯片山誠也委員長 谷課長。 279 ◯谷英也事業計画課長 基本的に特定事業計画につきましては、令和3年度に策定しておりますので、原則、今年度、令和4年度から事業に着手するという形で規定はさせていただいているんですけれども、令和3年度におきましては南生駒駅の東西を結ぶ跨線横断歩道橋の整備に向けまして、整備可能域の検討作業を実施させていただいたのと、先行して南生駒駅北東側の小瀬観泉寺線支線3号という道路があるんですけれども、そちらの方の歩行者空間整備事業として80メートルの区間の水路に蓋がけを行うことによりまして、歩行者空間の整備を行っています。また、南生駒駅の近隣にあります南コミュニティセンター、そちらの方で敷地内の点字ブロックの改修を実施しております。以上です。 280 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 281 ◯沢田かおる委員 もしかしたら聞き逃してしまったのかもしれないんですけど、南生駒駅の東西移動施設の設置検討、こちらはどのようにされていますか。 282 ◯片山誠也委員長 谷課長。 283 ◯谷英也事業計画課長 南生駒駅の東西横断施設なんですけれども、令和3年度におきましては、既存の鉄道施設であったりとか、道路設備等の位置関係を整理させていただきまして、設置することが可能な位置がどこになるのかという部分の比較、検討作業を実施させていただきました。令和4年度はその検討結果に基づきまして、詳細な位置検討の作業をさせていただくための測量等を現在実施しているところでございます。 284 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 285 ◯沢田かおる委員 お話、聞かせていただきますと、着々と進んでいる、そんな印象を受けます。どうぞよろしくお願いいたします。以上です。 286 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。中尾委員。 287 ◯中尾節子委員 バリアフリーの関連のところなんですけども、18の負担金補助及び交付金で、令和2年のときは鉄道施設バリアフリー施設整備事業費補助金として345万9,000円上がってたんですけれども、さっきのお話も聞いてた、計画とかだけで、実際に3年は整備事業はなかったということなんですかね。だから、負担金とか補助金とかなかったんですか。 288 ◯片山誠也委員長 谷課長。 289 ◯谷英也事業計画課長 令和2年度におきまして、この鉄道施設バリアフリー施設整備事業補助金につきましては、生駒線の壱分駅と南生駒駅におきまして、内包線つきの点字ブロックの設置を近鉄側でされたことに伴う補助金を支出させていただいております。令和3年度につきましては、生駒市内で近鉄さんのそういった事業がありませんでしたので、生駒市としては支出がございません。 290 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 291 ◯中尾節子委員 近鉄さん、運賃も値上げすることですし、生駒市内の駅のサービス向上、取り組んでいただきたいと思います。以上です。 292 ◯片山誠也委員長 バリアフリー整備に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 293 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 294 ◯中尾節子委員 101ページ、地域公共交通活性化事業費の中の3の公共交通サービスの整備、優先順位が高い地区の対応、地域主催の公共交通サービス導入に向けたガイドブックを作成したってなってるんですけれども、具体的と言うか、簡単に内容とかあと配布対象を教えてください。 295 ◯片山誠也委員長 谷課長。 296 ◯谷英也事業計画課長 地域主体の公共交通サービス導入に向けたガイドブックですけれども、市では市民の皆様の買物や通院等、日常生活を行う上で必要となる活動機会を保障するためにこれまでからコミュニティバスたけまる号を運行してきているんですけれども、しかし市の財政状況も厳しいところであるというのと、たけまる号自身が適さない地域もだんだん出てきております。こういった状況の中で、現在の公共交通サービスを補完、連携するように、地域の皆様が中心主体となった公共交通サービスが必要となってきています。地域の移動について、地域の皆様で一緒に考え取り組んでもらえるような検討の第一歩として活用していただくことを目的としてこのガイドブックを昨年度1年間で作成しております。このガイドブックにつきましては、実際地域の皆様が取り組んでいただく内容という形になりますので、特に配布というようなものはしておりませんで、生駒市の方にそういったご相談に来られた際に、こういった手法がありますよというようなお示しするがための資料として作成させていただきまして、ご相談あった際にはお渡しさせていただいて一緒に検討作業を進めていくような形で考えております。 297 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 298 ◯中尾節子委員 ということは、ガイドブックと言うから、どっか置いてあるのかと思ったんですけど、そうじゃなくて、相談があった人に見せて説明する用の資料みたいな感じですね。ということは、自治会担当の課に配って各自治会にとかというんじゃないということですね。 299 ◯片山誠也委員長 谷課長。 300 ◯谷英也事業計画課長 おっしゃるとおりでございます。 301 ◯片山誠也委員長 ただ今のガイドブックに関して関連して質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 302 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 303 ◯中尾節子委員 そのガイドブックの下の4番の新型コロナウイルス感染症の影響を受けた公共事業者に支援金を交付したってとこなんですけれども、バス事業者147、タクシー事業者84台ってなっているんですけれども、タクシー事業者84台って、市内全タクシー事業者なんですか。申請していない事業者もあるんですかね。 304 ◯片山誠也委員長 谷課長。 305 ◯谷英也事業計画課長 タクシー事業者につきましては、生駒市内に営業所がありますのが3社ございまして、3社いずれも申請いただき、合計台数が84台となっております。 306 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 307 ◯中尾節子委員 ということは、生駒市内にタクシーが84台ということですね。個人タクシーとかはないということですね。 308 ◯片山誠也委員長 谷課長。 309 ◯谷英也事業計画課長 現在生駒市におきましては、個人タクシーは登録されておりません。 310 ◯片山誠也委員長 公共交通事業者への支援金に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 311 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 312 ◯中尾節子委員 18、負担金のところなんですけれども、令和2年の決算では急傾斜地県工事負担金として52万5,000円、谷田町地内が上がってたんですけれども、昨年の決算の際にはボーリング調査を実施しただけで工事はまだ終わってないと思うんですけれども、令和3年度の決算で支出がないんですけれども、この工事、どうなっているんでしょうか。 313 ◯片山誠也委員長 谷課長。 314 ◯谷英也事業計画課長 谷田地区の急傾斜事業につきましては、委員ご指摘のとおり、令和2年度に奈良県の方でボーリング調査を実施されまして、それに伴う負担金を支出させていただいたところなんですけれども、令和3年度につきましては、実際の工事に向けまして、奈良県の方が地元に入らせていただいているんですけれども、その中で地元の借地等につきましてご協力が現在まだいただけておりませんで、工事に着手することができなかったので、令和3年度につきましては支出がなかったということになります。 315 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 316 ◯中尾節子委員 ということは、今止まっている状態で、合意が得られれば工事は進むということでよろしいですか。 317 ◯片山誠也委員長 谷課長。 318 ◯谷英也事業計画課長 おっしゃるとおりで、今現在も奈良県と生駒市と協力しまして、地元の方に説得には入らせていただいているところでございます。 319 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 320 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 321 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。103ページ、項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費について質疑等ございますか。山下副委員長。 322 ◯山下一哉副委員長 節13、道路等管理システム使用料、Fix My Streetについてお聞きしますけれども、全体の通報件数というのは、3年度、何件でしょうか。 323 ◯片山誠也委員長 西岳管理課長。 324 ◯西岳由浩管理課長 令和3年度は276件の通報をいただきました。ちなみに、令和2年は121件となっておりました。 325 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 326 ◯山下一哉副委員長 随分と増えていると思うんです。去年の決算のときもLINEの活用をもっとすればいいんじゃないかとかいうような質疑もあったと思うんですけども、前年度に比べてかなり件数増えていると思うんですけれども、この辺りはどのような評価をされておられますか。 327 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 328 ◯西岳由浩管理課長 令和3年3月号になるんですけども、広報誌による4ページにわたる、職員がモデルになりまして広報活動させていただきましたので、令和3年度の投稿数は物すごい増えているという状況になっております。 329 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 330 ◯山下一哉副委員長 そういった広報等をご覧になって、こういうことができるんだなというふうに新たに知られた方もたくさんおられるとは思ってのこの数字になるかなというふうに思いますので、これも昨年の決算のときにあったんですけども、例えばそのカテゴリーを増やすとか、ちょっとごめんなさい、その前に、限られた人員の中で、これも昨年ありましたけど、最終的な通報をいただいてから最終的な結果を公表しないといけない。それに対してちょっと時間がかかってくるのが課題としてあるということを去年お聞きしておりますけれども、この辺りの対応、対策についてはどのようになりましたでしょうか。 331 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 332 ◯西岳由浩管理課長 令和3年度は物すごく令和2年に比べて倍以上の通報があるんですけども、職員みんなが一丸となって現場確認、対応してくれているので何とか乗り切れているというような状態でございます。 333 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 334 ◯山下一哉副委員長 恐らく大変な思いの中で様々対応いただいていると思うんですけれども、これも昨年ありましたけど、例えばカテゴリーを今後増やしていくとか、一つでも多くの課でこういったことに対してその対応をしていくように検討することも必要だというような質疑がありましたけれども、この辺りってどのようにお考えですか。 335 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 336 ◯西岳由浩管理課長 近々のカテゴリーの追加なんですが、令和4年1月なんですけども、建設部ではないんですけども、都市整備部のみどり公園課の方で公園遊具の追加というのをしていただきました。それ以前は、令和3年1月になるんですけども、また他の部局になるんですけども、不法投棄というカテゴリーも追加させていただきましたので順次増えていっているという状況でございます。 337 ◯片山誠也委員長 ただ今のFix My Streetに関して関連した質疑ございますか。中尾委員。 338 ◯中尾節子委員 令和3年度大分広報周知で増えたということなんですけれども、その分、自治会からとかあと口頭とか電話での通報というのは減っているんでしょうか、状況どうでしょうか。 339 ◯片山誠也委員長 西岳課長。
    340 ◯西岳由浩管理課長 Fix My Streetというのが自治会の中の方に浸透してきまして、一部の自治会からは、Fixで道路、水路の傷みの通報というのをいただいているのも実情でございます。 341 ◯片山誠也委員長 Fix My Streetに関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 342 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。松本委員。 343 ◯松本守夫委員 昔、もう10年ぐらいになるんですけども、笹子トンネルで天井から物が落ちてけがしたというふうなニュースがありましたね。それ以降、いろいろと点検調査をしていただいて、それから修理とか補修していただいているんですけども、この点検修理は誰がしたんですか。職員がやっているんですか、それとも全部委託ですか。 344 ◯片山誠也委員長 次の目らしいので、道路橋梁維持費でまたお聞きしてもらってもいいですか。 345 ◯松本守夫委員 2の2じゃないのか。 346 ◯片山誠也委員長 今、総務費です。では、改めまして、目1の道路橋梁総務費で他に質疑等ございますか。中尾委員。 347 ◯中尾節子委員 地籍調査事業費についてなんですけれども、調査対象が令和2年は555筆、令和3年度は854筆と301も増えているんですけれども、報酬のところを見ると、昨年とほぼ変わらないので人が増えているわけではないような感じなんですね。そしたら、大幅に調査対象が増えたのはどうしてでしょうか。 348 ◯片山誠也委員長 駒井土木課長。 349 ◯駒井利人土木課長 調査する箇所によりまして、例えば市街地やったら筆数が割と小さくて多くなってくるんですけども、ちょっと山間部に入ってくると筆数が小さくて数量が小さくなるということで、500とか800という差が出てくると思います。 350 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 351 ◯中尾節子委員 ただ、大幅に300増えたというのは、あれが小さいから数が増えた、いっぱいできるようになったということなんですね。 352 ◯片山誠也委員長 米田建設部長。 353 ◯米田尚起建設部長 おっしゃるとおりで、一つの地番でその土地の地番の面積というのはそれぞれ違うんですよね。たまたまその一つの地番の面積が大きければ筆数は小さくなってくるし、面積が小さければその分、数が増えてくるというだけのもので、やっている面積自体は去年も0.13キロ平米で、同じ大きさの枠の中に地番が何個あるかという差だけの話です。以上です。 354 ◯片山誠也委員長 地籍調査に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 355 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 356 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。103から105ページ、目2、道路橋梁維持費について質疑等ございませんか。松本委員。 357 ◯松本守夫委員 失礼しました。点検、調査についてお聞きしたいんです。どなたがやっておられるのか。業者なのか、職員さんなのか、それはどうでしょう。 358 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 359 ◯西岳由浩管理課長 施策の概要の説明の真ん中と言うか、中間ぐらいになるんですけども、橋梁の定期点検60橋をさせていただいたという報告させていただいておるんですけども、これは全て業者委託しているものでございます。 360 ◯片山誠也委員長 松本委員。 361 ◯松本守夫委員 そうすると、12番、委託料ございますね。それは実際にいわゆる工事をやった部分、工事と言うか、その修理等々やったお金と点検も入っているわけですね。点検だけでは幾らかかっているのか、ちょっと教えていただきたいんですが。 362 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 363 ◯西岳由浩管理課長 先ほど、60橋の点検をさせていただきましたというお話しさせていただいたんですけども、点検にもちょっと二つ、一般のコンサル業に発注するものと、近鉄線の上を超えている跨線橋の点検というのがございまして、一般橋梁で58橋の点検を発注させていただいて跨線橋が2橋して60橋になっております。合計といたしまして、点検だけで2,138万6,200円という形になっております。以上です。 364 ◯片山誠也委員長 松本委員。 365 ◯松本守夫委員 2,100万ですね、ざっとね。今おっしゃったように、線路上と言うか、一般の人間はなかなかできない、専門家が行かんとできないような場所もやっているんだというようなお話でしたけど、職員がするということはできないんですよね。 366 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 367 ◯西岳由浩管理課長 跨線橋というのはやっぱり鉄道の運行と密接な関係があるので、跨線橋は難しいと思うんですが、一般橋梁58橋やらせていただいたんですけども、今全て業者発注という形にさせていただいておるんですけども、今建設部に在籍している職員で橋梁の点検士という資格を、研修を受けて、試験を受けて、職員自らできるような体制はできないかということで今研修に参加している状態でございます。 368 ◯片山誠也委員長 松本委員。 369 ◯松本守夫委員 ということは、それを目指しているということですか。 370 ◯片山誠也委員長 米田部長。 371 ◯米田尚起建設部長 おっしゃるとおり、職員の点検の資格というのは順次増やしていって、資格を取って、いずれか先には職員で点検できるような方向で考えていきたいと思っております。 372 ◯片山誠也委員長 松本委員。 373 ◯松本守夫委員 そうすると、いずれかはこの2,100万は浮いてくると、こういう考え方でよろしいですか。 374 ◯片山誠也委員長 米田部長。 375 ◯米田尚起建設部長 ただ、先ほども説明させてもらったとおり、橋梁にも規模がいろいろありまして、職員でできる範囲と委託に頼らなければできない範囲というのはやはりございます。だから、その辺は見極めて、できるだけ経費縮減に向けて頑張っていきたいと思います。 376 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 377 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等。(「この道路橋梁」との声あり)の点検とか委託とか、その辺です。沢田委員。 378 ◯沢田かおる委員 すいません、失礼いたしました。そうしましたら、同じく道路橋梁維持補修費の主な業務委託、門前町地内斜面崩落に伴う林地崩壊防止施設設備業務、こちらについてお聞きします。備考欄で斜面崩落防止施設整備業務委託料3,160万7,000円、こちらだと思うんですけれども、まずこちらの斜面崩落に至った原因についてお聞かせください。 379 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 380 ◯西岳由浩管理課長 この災害なんですけども、令和3年5月20日から21日にかけて線状降水帯と言いますか。生駒山系を雨雲がずっと通り、豪雨災害というのが発生したときに発生した災害の一つでございます。 381 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 382 ◯沢田かおる委員 その豪雨災害によって崩落したんですけれども、この整備業務された分ですけど、どのように補修、改善されたんでしょうか。 383 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 384 ◯西岳由浩管理課長 場所が生駒の門前町の宝山寺さん、あると思うんですけども、宝山寺さんから生駒山上遊園地、生駒山上ですよね、上っていく遊歩道があるんですけども、ちょうど宝山寺さんを過ぎまして山の方へ登っていっていただきましたら、ハイキング道と近鉄の鋼索線と言いますか、ケーブルカーですよね、並走している部分があるんですけども、並走している部分で道路の法面が滑り、近鉄さんの鋼索線の軌道敷に流れ込んだという形で復旧をさせていただきました。以上です。 385 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 386 ◯沢田かおる委員 その復旧した結果なんですけれども、昨日もすごい豪雨だったんですけども、もう問題はないという形でよろしいですね。 387 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 388 ◯西岳由浩管理課長 本復旧が終わりまして、そのような通報というのはいただいておりません。以上です。 389 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 390 ◯沢田かおる委員 もうきちんと整備されてて安心だということを聞いて安心したんですけれども、やはり昨日もすごい豪雨でした。ですので、山ありまして、斜面もありますので、また気をつけて見ておいてください。以上です。 391 ◯片山誠也委員長 ただ今の斜面崩落に関して関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 392 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか、では。中尾委員。 393 ◯中尾節子委員 交通安全施設整備費のゾーン30のことをお聞きしたいんですけれども、ゾーン30って市内に何カ所あるんですか。 394 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 395 ◯駒井利人土木課長 市内には4地区ございます。 396 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 397 ◯中尾節子委員 4地区ですか。 398 ◯駒井利人土木課長 四つの地域です。ゾーンが五つ。 399 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 400 ◯中尾節子委員 ちょっとどこか教えていただけますか。 401 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 402 ◯駒井利人土木課長 まず、平成25年度、桜ヶ丘小学校地区のゾーン30の工事をさせていただきました。それと、平成26年度におきましては東生駒1丁目、ちょうど東生駒駅前ですね。次に、平成27年度におきましては、東生駒月見町及び東菜畑をさせていただきまして、最後に平成29年度、東生駒2丁目、3丁目、4丁目、東小学校内辺りを施工させていただきまして、その地区で4地区ということです。 403 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 404 ◯中尾節子委員 この東生駒が多い感じするんですけれども、これってどうやって決めたんですかね。要望とか、地域のなんですかね。 405 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 406 ◯駒井利人土木課長 元々地元さんの要望もあるんですけども、それに関しましては、まず規制に係ることですので、警察さんを窓口としまして、うちの防災安全課を通じて工事の方もうちの方、土木課の方は路面標示とかの工事をさせてもらって、警察は規制看板を設置したり、規制に係るものを、施工を同時にさせてもらっています。 407 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 408 ◯中尾節子委員 そのゾーン30って警察で手続きとか、横断歩道とか、停止線とかって警察の管轄だから全部、これもゾーン30も警察がこの補修と言うか、やってくれるのかなと思ったんですけど、今のお話だったら、路面はゾーン30の市で補修して、看板と言うか、標識とかは警察がやってくださるということでよろしいですか。 409 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 410 ◯駒井利人土木課長 看板でも規制に係る、例えば30キロという規制の看板ありますね、あれは警察の方で維持管理しているんですけども、それ以外の路面標示の30とちょっと派手めのがやつあるんですけども、あれに関しましては、路面標示ということで市の方で施工させていただいております。あと、グリーンベルト等も市の方で施工はさせていただいております。 411 ◯片山誠也委員長 ゾーン30に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 412 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。中尾委員。 413 ◯中尾節子委員 18の負担金補助及び交付金のところで、道路等管理負担金で支出済額が1,695万8,657円、令和2年度より約700万も増えているんですけれども、これはなぜでしょうか。 414 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 415 ◯西岳由浩管理課長 施策の概要の説明にもあるんですが、中段より下側なんですけども、道路橋梁維持管理費の中にございます、生駒1号歩行者専用道整備事業負担金というのを支出させていただいた増でございます。 416 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 417 ◯中尾節子委員 ちょっと具体的にどんなことをされたんですか。 418 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 419 ◯西岳由浩管理課長 生駒1号と言いますか、生駒駅のちょうど南側になるんですけども、生駒のぴっくり通り商店街から生駒駅に上がる通路と言いますか、それは1号デッキなんですけども、そこに隣接しますアクタスビルさんというのがあるんですけども、アクタスビルさんのエレベーターの経年劣化によるリニューアル工事というのをされまして、それの負担金でございます。アクタスビルというのが5階まであるんですけども、市の方で使わせていただいているのが、1階から2階のデッキ上がるまで使わせていただいているいう負担金でございます。 420 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 421 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。中尾委員。 422 ◯中尾節子委員 すいません、連続で。生活道路安全対策事業費で、小学校の通学路安全点検において対策が必要とされた箇所についてという整備なんですけれども、何カ所されたんでしょうか。 423 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 424 ◯駒井利人土木課長 通学路の点検の方なんですけども、基本的に令和2年度で点検させてもらった箇所を令和3年度で工事の施工をさせてもらっております。対策必要箇所数としましては46カ所ありました。そのうち市道が36カ所で、我々建設部が対応させてもらうところが17カ所、全て令和3年度に施工、完了しております。 425 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 426 ◯中尾節子委員 ちゃんと令和3年度で完了したということで、毎年夏休みの猛暑の中の点検してもらっていて、私もいつも同行しているんですけれどもね、やっぱり子どもの通学路もそうですけど、あそこ通学路ですけれども、やっぱり高齢の方とかいろんな人が、赤ちゃんとか小さい子とかも通るので、やっぱりこれは素早い対応をしていただきたいなと思っていたんですけれども、いつも早く対応していただいてますので、有り難いと思っています。以上です。 427 ◯片山誠也委員長 ただ今の通学路の点検と整備に関して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 428 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 429 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。105から106ページ、目3、道路橋梁新設改良費、質疑等ございませんか。山下副委員長。 430 ◯山下一哉副委員長 施策の成果の欄の道路新設改良事業費の谷田小明線道路改良事業についてなんですけれども、3年度、用地買収契約は1契約ということで、七つの買収契約をいただければ、一応その用地買収については完了するということで昨年お聞きしてたと思うんですけれども、昨年の質疑の中で、ちょっとぶっちゃけ1年ぐらい進捗、延びそうだというようなことも昨年お聞きしてたんですけれども、現在の進捗ってどのような感じですか。
    431 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 432 ◯駒井利人土木課長 委員おっしゃるとおり、もう1年、3年、4年、5年度まで用地買収はかかると思うんですけども、令和3年度におきましては、決算書に載っておりますように、1契約させていただきました。今年令和4年度におきましては、7契約全部あるんですけども、今のところ目標としては五つの契約で、令和5年度、ラスト1というふうに予定はしてるんです。今年、5契約分に関しましても、四つの契約まで締結させてもらっております。残る1件をこれから年度内に交渉、行こうと思っているんですけども、7契約なんですけども、全体で買収するべき筆数というのが14筆ございます。今のところ、9月現在で14筆中10筆まで契約できている状況でございます。予定どおりなんですけども、3年、4年、5年で用地買収させてもらって、6年、7年、2カ年で工事の完成を目標としております。以上です。 433 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 434 ◯山下一哉副委員長 かなりスピード感持って進めていただいているというふうに今感じました。ここの道については、当然車の往来も多いゆえに子どもさんも含めた歩行者の行き来というのもかなり多い道路でもありますので、今すごくスピード感を持っていただいていると思うんですけども、その中でも丁寧に進めていただきたいと思います。以上です。 435 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 436 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 437 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。106ページ、目4、河川費、質疑等ございませんか。山下副委員長。 438 ◯山下一哉副委員長 施策の成果の欄の河川水路改修事業費ですけども、要望を受けて対応されているということですけど、全体の要望数については何件ぐらいあったんでしょうか。 439 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 440 ◯西岳由浩管理課長 施策の概要の方に書いておる件数としまして、主な工事としまして、菜畑西壱分線支線21号ほか、側溝改修工事、乙田線支線4号雨水管敷設工事、壱分町地内調整池改修工事というのを3年度しか上げさせていただいてないんですけども、それ以外の工事として少額ではありますが、いろんなご要望いただいているので、ちょっと件数というのはなかなか把握していないのが状態でございます。 441 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 442 ◯山下一哉副委員長 そこそこ件数的にあるということですけれども、これは今ご要望いただいている部分については、3年度内に全て完了するのか、ちょっと持越しになりそうだというようなことはあるんでしょうか。 443 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 444 ◯西岳由浩管理課長 当年度に要望いただきまして、予算計上をさせてもらわな対応ができないというのは4年度になるということで、一応3年度というのは少額なものについては対応させていただいております。以上です。 445 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 446 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。沢田委員。 447 ◯沢田かおる委員 その上の河川水路維持費の河川水路清掃77カ所、1,446万1,700円についてお聞きいたします。あと、年に清掃の方は何回されるんでしょうか。 448 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 449 ◯西岳由浩管理課長 少し細かい数字になるんですけども、河川水路清掃77カ所の内訳の方を説明させていただきましたら、1年間を通して定期清掃を行う箇所が77カ所のうち64カ所になっております。そのほか13カ所残るんですけども、前年度に地元の方からご要望をいただいた13カ所の施工となりました。そのうち頻度なんですが、定期清掃64カ所のうち22カ所については、氾濫とかいろんなごみの詰まりとか、問題があるところについては毎月点検、清掃をさせていただいております。そのほか42カ所については、年間1回から5回という清掃を施工させていただいております。 450 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 451 ◯沢田かおる委員 ごみが詰まるところは毎月清掃というふうに丁寧な対応をしていただいて本当に有り難いなと思っているんですけれども、だんだん清掃と言うか、土砂がたまってきて、そして川底が浅くなって災害時に水があふれることが懸念もあるんですけれども、そういった対策、これは清掃になるのか、ちょっと分からないんですけれども、その辺りはどうされているんでしょうか。 452 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 453 ◯西岳由浩管理課長 未然に予防するために、市内の64カ所の定期清掃をさせていただいておりますし、先ほど地元による要望13カ所と説明させていただいたところなんですが、それが今ご指摘の急に土砂がたまったとかいうような要望をいただいた箇所の清掃をさせていただいた箇所に当たります。以上です。 454 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 455 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、地元さんの方から要望があって、土砂もとっていただいて、災害とかで水があふれることはない状態であると理解してよろしいですね。 456 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 457 ◯西岳由浩管理課長 未然に予防させていただいておるんですけども、何せ近年例に見ない雨が降るということをよく言われているんですけども、全てそれでクリアできるとは思っていないんですけども。 458 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 459 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、また今も地元の自治会さんからの要望があって、清掃もしていただいているというふうにお聞きして安心しまして、これからも予防のためにも清掃の方、そしてまた地元さんの意見の方、聞いていってください。よろしくお願いいたします。以上です。 460 ◯片山誠也委員長 河川水路の清掃に関して、質疑は他にございますか。              (「なし」との声あり) 461 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 462 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。110ページ、項4、住宅費、目1、住宅事業費、質疑等ございませんか。山下副委員長。 463 ◯山下一哉副委員長 施策の成果の欄の住宅管理費の市営住宅77戸の件なんですけれども、維持管理について主立った修繕の内容というのは分かりますでしょうか。 464 ◯片山誠也委員長 田中課長。 465 ◯田中洋営繕課長 まず、空き家改装の工事が417万5,600円、給湯器の取替えが57万円、アコーデオンカーテンの取替えが32万5,600円、内装の流し台とか風呂の分なんですけど、タイルの補修が37万9,500円、その他分電盤の修繕等で合計565万750円でございます。 466 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 467 ◯山下一哉副委員長 ありがとうございます。これは昨年の決算のときにあったんですけども、元町のC棟、D棟については、土砂災害特別警戒区域になっていると。この分については、そういう警戒区域に入っている公営住宅の取扱いについて、国の動きを見ながらちょっと対応は考えていくということだったんですけれども、その後、動きは何かありましたでしょうか。 468 ◯片山誠也委員長 田中課長。 469 ◯田中洋営繕課長 奈良県ですとか、あと県内の市町村の意見なども今お聞きしているところなんですけども、今のところは入居者の方に避難所とかの情報を提供するとか、あとこういうときには気をつけてくださいというようなことを何か文書で作って配布するようなことを考えております。 470 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 471 ◯山下一哉副委員長 ということは、今のところすぐ廃止になるとか、そういうことは考えられないということですね。 472 ◯片山誠也委員長 田中課長。 473 ◯田中洋営繕課長 今のところは考えておりません。 474 ◯片山誠也委員長 市営住宅に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 475 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 476 ◯片山誠也委員長 では、最後に135から136ページ、款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、道路河川等災害復旧費、質疑等ございますか。沢田委員。 477 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、道路河川災害復旧費1,236万7,960円についてお聞きします。令和3年度の被害状況についてお聞かせください。 478 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 479 ◯西岳由浩管理課長 令和3年度につきましては、大きな災害と言いますか、水防体制を引かせていただいたのが4回ございました。1回目が5月20日から21日、先ほども説明させていただいた物件と、7月8日で1回、7月15日、1回、8月15日、1回、合計4回となっております。 480 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 481 ◯沢田かおる委員 どのような被害があって、それをどのように対応されたんでしょうか。 482 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 483 ◯西岳由浩管理課長 箇所数を申し上げますと、一番初めの5月20日から21日が56カ所の災害、2番目の7月8日といいますのは1カ所、7月15日といいますのが7カ所、8月15日なんですけども、1カ所という形で、合計65カ所の災害が発生しております。それと対応なんですが、職員による現場確認といろんな業者発注と言いますか、災害の協定を結んでおります生駒建設業協会又は生駒庭石造園組合さんにも依頼して災害対応を行っております。以上です。 484 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 485 ◯沢田かおる委員 災害協定を結んでいるところに助けてももらってという形で、聞きましたら、箇所数、意外と本当に多いなと思いましたので、きちんと対応していただいて有り難いんですけれども、今後、昨日もそうなんですけれども、すごい雨降りました。ですので、注意してまたこちらの方も対応していただきたいなと思っております。以上です。 486 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 487 ◯片山誠也委員長 それでは、目ごとの質疑を終結いたしまして、建設部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 488 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 489 ◯改正大祐委員 すいません、1点だけ、地籍調査のところで、あと何年かかるんですかみたいなこと聞きませんけども、当初どおり、予定どおり3年度は進んだという認識でよろしいですか。 490 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 491 ◯駒井利人土木課長 予定どおり進んでおるんですけども、いつものことに進捗率の方なんですけども、令和3年度におきましては12.13、前回のときにはたしか10.7%という報告をさせてもらったんですけども、若干いつもよりはパーセントが伸びているということでよろしくお願いしたいと思います。 492 ◯片山誠也委員長 改正委員。 493 ◯改正大祐委員 それでちょっと不用額のところの資料を頂いてるんですけども、地籍調査で不用率31.8%出ていると。当初見込みから県負担金の減による不執行という原因が書かれているんですけども、進められて何か負担金が減ったというような要因があるんでしょうか。 494 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 495 ◯駒井利人土木課長 詳しい要因は定かじゃないんですけども、いつも通年ですと90%以上の交付率があるんですけども、3年度に関しましては70%ぐらいの交付率がありまして、それで不用額が出てしまったということであります。 496 ◯片山誠也委員長 改正委員。 497 ◯改正大祐委員 ちなみに今年はどうなんですか。 498 ◯片山誠也委員長 駒井課長。 499 ◯駒井利人土木課長 今年は若干戻りまして、85%ぐらいの交付率になります。 500 ◯片山誠也委員長 地籍調査に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 501 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。竹内委員。 502 ◯竹内ひろみ委員 100ページの南生駒駅のバリアフリーの計画なんですけれども、今年度中に基本設計をして、あと令和5年から6年に詳細設計というふうにお聞きしました。駅の東西移動、建設の計画なんですけれども、駅前の道路の状態とか駅周辺の関連する土地の関係とか見ますと、非常に狭くて、このままではちょっと計画、本当にできるのかなというような状況だと思うんです。ということは、河川のあそこ、改修計画も県の方で持っておられるんですけれど、それで道路の関係も変わってくると思うんですけど、そこらとの関連はどう見ておられますでしょうか。 503 ◯片山誠也委員長 谷課長。 504 ◯谷英也事業計画課長 議員ご指摘のとおり、南生駒駅の西側、線路と河川に挟まれている非常に狭あいな位置になりますので、当然郡山土木さん、奈良県さんが実施されます河川整備、これと併せて面整備というのを考えていかないといけないんですけれども、現時点におきましてまだ詳細な河川整備計画というのが示されておりませんので、今後奈良県さんとも協力しながら、河川整備計画と併せて駅西側の在り方について一緒になって検討していきたいと考えております。 505 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 506 ◯竹内ひろみ委員 そうしますと、時期的にちょっと不明な点があると言うか、お聞きしました令和5年、6年での設計ということはちょっと難しいと言うか、見通し、どんなふうに思っておられますか。 507 ◯片山誠也委員長 谷課長。 508 ◯谷英也事業計画課長 今、議員さんおっしゃいました内容につきましては、あくまでもまず東西跨線橋、そちらの部分を先行してさせていただくという形になりまして、現在、駅の地下道、駅の部分の地下道を通って東西移動していただいている部分につきまして、当然浸水が懸念される場所ですので、線路をまたぐ跨線橋を今ある範囲の中で施工させていただくというのをまず第一優先でさせていただきまして、東側については、線路の東側は結構広いスペースあるんですけれども、西側につきまして、交番とかお店とかいろいろ建ち並んではいますけれども、今の現道の旧168号に至るまでのあの区間の中で、近鉄さんの敷地の中で何とか跨線部分だけを施工したいという計画で今現在設計等を進めているところです。 509 ◯片山誠也委員長 竹内委員。 510 ◯竹内ひろみ委員 それでできるんでしたらいいんですけれど、何か無理無理やって、不十分な感じに出来上がると困るなという気持ちがしておりますが、その辺りは大丈夫でしょうかね。 511 ◯片山誠也委員長 谷課長。 512 ◯谷英也事業計画課長 ご不明な点等あると思うんですけれども、何とかその中で収まる形で、けれども、きちっと当然エレベーター等も設置させていただきながら、バリアフリーな東西通路ができるように現在鋭意設計中でございますので、もうしばらくお待ちください。 513 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 514 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。塩見委員。 515 ◯塩見牧子委員 歳入の34ページ、財産収入の土地建物貸付収入なんですけれども、一般質問でも少し触れてたんですけれども、高山2号線の一般社団法人市民エネルギー生駒さんへの道路占用許可なんですが、令和3年度において、この中に含まれる本来この市民エネルギー生駒さんから徴収すべき占用料の額というのは幾らなんでしょうか。 516 ◯片山誠也委員長 西岳課長。
    517 ◯西岳由浩管理課長 今ご指摘のやつは4号機と思うんですけども、占用料条例の中で太陽光発電という形の生駒市の条例の金額の規定がございませんが、国の国土交通省の占用料を参考に試算いたしますと、占用料は1年につき1平米なんですけども、1,300円となります。しかし、1,300円と言いましても、周りの道路の維持管理の協力と言いますか、草刈り等を年間の維持管理というのをしていただきましたら、10%に減ずるということがありまして、正味1平米、試算しますと、年間130円となります。今回、4号機なんですが、700平米という面積がございまして、それを130円掛けさせていただきますと、年間の占用料としまして9万1,000円となります。以上です。 518 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 519 ◯塩見牧子委員 草刈り等の協力を得れば、10%になると、それで算出すると9万1,000円ということなんですけれども、こちらにつきましては、減免申請は出ているんです。出ているんですけれども、その減免申請の必要性を証するような文書というのはなくて、本来そういったものを徴収すべきではなかったのかと思うんですけれども、そのことに対する見解、そして今後どのように対応をしていかれますでしょうか。また、この金額の算出根拠の添付書類もなかったということにおいて、どのようにご見解をお持ちですか。 520 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 521 ◯西岳由浩管理課長 減免申請というのは提出していただいておるんですけども、それと同時に、生駒市と今設置、占用されました市民エネルギー生駒さんと協定書という形を結ばれておるのが、ちょっと日付順に言わせていただきましたら、29年4月12日に生駒市と市民エネルギー生駒と協定書を結ばせていただいておりまして、今占用の料金発生、占用の許可というのは同時期4月11日に道路占用の許可をさせていただきまして、そのとき減免申請書というのを添付しております。その中身としまして、協定書、決裁へ回る途中なんですけども、今のSDGsに当たると思うんですけども、そこからの建設部への合議という形で生駒市と市民エネルギー生駒で占用するに当たって減免をしますよという協定を結ばれているのを受けまして、減免もさせていただいております。占用の期間が5年という形でさせていただいておりまして、この前に更新もさせていただいております。以上です。 522 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 523 ◯塩見牧子委員 一般質問でもご指摘申し上げたように、協定書ももちろんあって、その中には政策上の市の政策に合うからということで減免の対象であると、そういう内容のことももちろんその協定書の中に盛り込まれているんですけれども、でも、その減免の必要性、要は市民エネルギー生駒の方にそれだけの負担する能力がないとか、だから減免してくださいというようなそういう必要性まで証するようなものは必要ではないのかということと、それと今お答えいただけなかったんですけど、その価格の根拠、算出根拠、それを証するものが併せてこういった書類に、行政手続き上、必要じゃないですかということなんですけれども、いかがでしょうか。 524 ◯片山誠也委員長 石田管理課課長補佐。 525 ◯石田利彦管理課課長補佐 一応今の協定書の中、占用料という項目ありまして、この中で普及啓発及び環境学習に積極的に取り組んでいるとか、環境省グッドライフアワード及び新エネルギー大賞において表彰を受け、その公益性を高く評価されているとか、収益の一部を本市施設に寄附することで地域への還元を実施しているというようなことがございましたので、そういう項目が入っておりましたので、管理課の方としいたしましては合議をして減免の対象にしているということです。 526 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 527 ◯塩見牧子委員 要は、先方さんが減免してほしいという、その意思を表す文書がないんですということなんです。 528 ◯片山誠也委員長 谷課長。 529 ◯谷英也事業計画課長 許可申請の起案書、私ですので、私の方からお答えさせていただきますけども、減免申請書の方につきまして、今回のこの案件の許可に対しても同時に提出されておりまして、既にお手元にお持ちと思うんですけれども、その減免申請書をもって、相手方からの減免をしてくださいという意思表示としての書類として頂いております。相手方に対して、これこれこれだけの金額を減免しくださいという意思表示、その金額までの意思表示はこの手続きにおいては求めておりませんで、基本的に、議会で議決いただいております占用料の金額というのが金額表として例規集にも載っておりますので、算出根拠としては、その金額になる。今回の場合、太陽光発電、生駒市の条例の方にはないんですけれども、国の準則、そちらにつきましては、既にもう国の方でオープンにされている内容ですので、基本的にそれに準じるという形で計算をすると、先ほど言いました9万1,000円という金額になるというのが、おのずと算出、ある程度できますので、それで対応するという形になります。以上です。 530 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 531 ◯塩見牧子委員 ここの4号機に関してはまだ他の課と違って、ちゃんと減免申請書を出しているだけまだ手続き的にはいいんです。なんですけれども、やっぱりその減免の理由、要はその申請書は出してあるんですけれども、その必要性、減免してもらう必要性がありますという文書でなくていいのかということですね。申請はしてるんです。申請してるのでそれに基づいて市は許可を出しているんだと思うんですけれども、減免の申請書そのものに理由を付さないのはどうなのかというところです。 532 ◯片山誠也委員長 谷課長。 533 ◯谷英也事業計画課長 基本的に減免ができる内容につきましては、本市の要綱の方で減免、箇条書でこの場合については減免できるという形で既に規定されております。その中で相手方の経済的な理由で減免してくれとかそういうもので減免できるものではありませんので、何らかの要件に合致すれば減免することは可能となっておりまして、今回の太陽光発電につきましても、その減免要綱の中で合致すると判断させていただければ減免しますし、減免申請が出されても、生駒市が合致しないと判断すれば、減免しないという結論になります。 534 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 535 ◯塩見牧子委員 ここはまだ減免申請ついているので、それについてはここまでにしておきます。あと、その価格の算定根拠、国の基準に、国土交通省の基準があるからそれに照らし合わせてこうなんだということなんですけれども、説明書類というのはそれを見に行けでいいんですかね。 536 ◯片山誠也委員長 谷課長。 537 ◯谷英也事業計画課長 全ての有料となる占用物件、あるいはその占用物件ごとにそれぞれの値段というのはありますけれども、それにつきまして、こちらから、ご質問があれば、これ一本なんぼですよねという提示はしますけれども、基本的には窓口にも置いておりますけれども、占用金額一覧表、例規の方で載せさせていただいている占用金額一覧表をご参照いただいて、それぞれの物件ごとの占用金額を算出するという形ですので、今回の案件につきましても同様と考えております。 538 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 539 ◯塩見牧子委員 それはどちら側がその書類を見て計算するんですか。 540 ◯片山誠也委員長 谷課長。 541 ◯谷英也事業計画課長 道路占用につきましては、市行政側の方で金額の算出を行います。相手方については、概算、多分これぐらいになるだろうというのは、それを見ていただければ分かるという形で、申請時点において、この占用物件について料金が幾らですよという表示は申請の中ではございません。 542 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 543 ◯塩見牧子委員 要は、本来これだけとらなければいけないところだけれども、今回はその政策的な目的もあることだし、それを減免して0円にしますという、本来幾らのところを減免しているのかという、それを文書に残さなければいけないのではないんでしょうか。 544 ◯片山誠也委員長 谷課長。 545 ◯谷英也事業計画課長 この物件に限らず、減免させていただいている物件というのは多数存在するんですけれども、一件一件に対して、本来この金額であったけれども、この要綱に基づいて0円になりましたというような書類は残しておりません。 546 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 547 ◯塩見牧子委員 それ逆に徴収しているものについては、ちゃんと出てるんですよね。 548 ◯片山誠也委員長 谷課長。 549 ◯谷英也事業計画課長 徴収しているものにつきましては、許可書の中に、この物件について占用を許可するに当たりこれだけの占用料を納付してくださいという形で明記されております。 550 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 551 ◯塩見牧子委員 なのであれば、本来これだけのものを納付してください。でも、これに限っては減免対象ですというそのもとのところを1枚添付する必要があるんじゃないでしょうか。 552 ◯片山誠也委員長 石田補佐。 553 ◯石田利彦管理課課長補佐 一応市の書式といたしまして、道路占用許可書という形でお返ししている分あるんですが、この中に占用料という項目がございまして、この占用料の中で免除する場合には、生駒市道路占用料に関する条例第5条の規定により免除という形で書かせていただいておりまして、金額を入れるということは今までもしておりません。この物件、今谷課長が話しさせていただいたみたいに、この物件だけを免除という形で書いているのではなくて、他の占用物件に関しましても、免除に関しましてはこういう記述を書かせていただいているというのが事実です。 554 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 555 ◯塩見牧子委員 ここまでにしておきますけれども、去年、普通財産の貸付けで金額の根拠がなかった理由が何となく分かるような気がしました。以上です。 556 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 557 ◯片山誠也委員長 他に質疑等はございませんか。塩見委員。 558 ◯塩見牧子委員 決算書の105ページ、道路新設改良事業費の主な事業として一番上に上がっている菜畑西壱分線道路改良工事なんですけれども、この工事内容はどのようなものでしょうか。 559 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 560 ◯西岳由浩管理課長 場所的に壱分町の生駒神社の前の道路なんですけども、道路の舗装と道路側溝、L型側溝という形の側溝を整備させていただいたんですが、若干今現在舗装させていただいた道路敷なんですけども、生駒神社さんの私有地やということで、道路として使っていいよという承諾をいただきまして、道路を一部広げたような施工をさせていただきました。以上です。 561 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 562 ◯塩見牧子委員 舗装とL型側溝の整備の工事ということではあるんですけれども、すいません、同じような名称で106ページの河川水路改修事業費、ここにも菜畑西壱分線支線21号の側溝改修工事というのがあるんですけれども、これとはもう何か位置的にも全然別のものという、別工事、全くの別工事ということですか。 563 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 564 ◯西岳由浩管理課長 壱分町だけ同じなんですけども、壱分町の側溝改修工事といいますのが、第二阪奈のちょうど北側に翠光台という住宅があると思うんですけども、現在下水道事業というのを順次進めてもらっているんですけども、その道路の両側に側溝というのがございまして、漏水しているという形、地元からの要望をいただいておりますので、下水道事業の先行をして側溝の改修を行いますし、公共下水が整備されたら全て公共下水で本復旧をしていただいたら、きれいな道路があるという形で事業をさせていただいておりますので、ちょっと別の場所でございます。 565 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 566 ◯塩見牧子委員 その最初のこの生駒神社前の舗装プラス側溝整備工事なんですけれども、年度が明けてから同じところをまた工事していたんですけれども、その工事の内容、3年度の工事と同じ内容なのでしょうか。 567 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 568 ◯西岳由浩管理課長 令和3年度と、令和4年度にかけてさせていただいてたんですが、令和3年度というのをさせていただいて、先ほど舗装と側溝の改修工事ということで計画させてもらっていただいてたんですが、ちょうど場所が生駒神社の前と言いますか、もう鳥居の前なんですけども、ほとんど道路勾配ない道路で、水の方が南から北に流れるという形の道路なんですけども、当初計画させていただいていました、水が流れないという形で何カ所か集水升というのを造らせていただいたんですが、先ほど言ったように勾配がないもので、道路勾配を修正させていただいたんですが、工事竣工後、道幅が広い道路ができておりますので、通過交通のスピードも速くなり、危ないですよという形でご指摘もいただきまして、ちょっと恥ずかしいんですが、集水機能を少し低下させた状態で、走行の安全性の方を確保するという形で、少し升の高さの調整をさせていただいたのが事実でございます。 569 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 570 ◯塩見牧子委員 令和3年度において工事を行ったところ、勾配があまりなかったものだから、集水升を造って対応した。それと道路を広げたことによってスピードが出ることになって、すいません、その集水升とスピードが出ることとの関連をちょっともう少し説明していただけますか。 571 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 572 ◯西岳由浩管理課長 道路勾配がほとんどなく、令和3年度はL型側溝、道路に降った水ですよね、それを一瞬で集まるように道路の高さを集水升付近で調整をさせていただいて、速やかに水がはけるようにさせていただいたんですが、施工完了後に道が、道路と言いますか、広く、生駒神社の提供も受けましたので、センターラインはないんですけども、両側、交互通行できるような広い道ができましたので、南行きにその集水升が重なっておるんですけども、スピードを上げると水を寄せるために、道路の舗装面を少し下げて施工させていただきましたので、スピードが速くと、ジャンプ台と言うたら怒られるんですけども、そのような状態が続いたので、少し升の方を上げさせていただいて、集水機能を少し落として施工させていただいたというのが事実でございます。 573 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 574 ◯塩見牧子委員 ようやく理解できました。要は升を造ったために、そこを低くしたところ、そこを通過する車がちょっとジャンプしてしまうと。確かにちょっと軽トラックに置いてた荷物が走行中に道路の外に飛び出してしまうんだというようなご相談を受けたことがございます。これ、令和3年度と同じ事業者に引き続きしていただいたということなんでしょうか。追加費用なんかは生じているんでしょうか。 575 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 576 ◯西岳由浩管理課長 令和3年度に行った業者の方に施工はしていただきました。現場の方を熟知しているので有効かなと。また、先ほども説明させていただきましたが、当初の計画で発注者としまして、道路勾配のない道路ですので、水はけというのが今までは地道の砕石の駐車場も横にございまして、雨の日には少し水たまりの状態があったということで、管理者としまして水はけを優先させていただいたんですけど、結局スピードの問題、振動問題とかいろんなございまして、道路管理者の責務あるかなという形で4年度は道路管理者の方で発注させていただきました。 577 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 578 ◯塩見牧子委員 追加の分が幾らかかってるんですか。 579 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 580 ◯西岳由浩管理課長 詳しい金額はちょっと今回持ち合わせてないんですが、100万前後だったと記憶しております。以上です。 581 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 582 ◯塩見牧子委員 一般的には、いったん工事が終わったら、それに対して検査をして、それでオッケーだったらもうそこでおしまいということになるんだけれども、今回はその検査としては、いったんその水はけをよくするという検査においては合格していたけれども、別の事由で改良する必要が生じたという、そういう、だから、その検査としては別におかしくなかったんだということですね。 583 ◯片山誠也委員長 西岳課長。 584 ◯西岳由浩管理課長 そのとおりでございます。 585 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 586 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 587 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の建設部所管分に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 588 ◯片山誠也委員長 最後に、都市整備部の所管について審査いたします。議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての都市整備部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。北田都市整備部長、着座でどうぞ。 589 ◯北田守一都市整備部長 失礼いたします。それでは、都市整備部の所管に係る費目について説明いたします。  101ページ中ほどから102ページをお願いいたします。  款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費は関係職員の人件費や特定行政庁としての建築確認事務を始め、耐震改修、既存住宅解体工事、住宅省エネルギー改修等の補助金や、中古住宅や空き家の流通促進としての既存住宅流通等促進奨励金の交付、いこま空き家流通促進プラットホームの運営支援、住替え実態や住宅の流通状況調査による住宅施策の検討に要した経費が主なものでございます。  なお、令和3年度のいこま空き家流通促進プラットホームの取組では、情報提供物件が22件、売買などによる成立が20件となりました。  次に、103ページ下段からの項2、道路橋梁及び河川費、目2の道路橋梁維持費について、104ページの節18、負担金補助及び交付金において再開発関連道路維持管理費として、グリーンヒルいこま及びアントレいこま1の市民が利用する通路等の維持管理費に対する負担金を支出しています。  次に、少し飛びまして、106ページ中ほどから107ページの項3、都市計画費、目1、都市計画総務費は関係職員の人件費、都市計画審議会等の運営経費を始め、都市計画法などに基づく各種届出等の審査事務に要した経費、都市計画マスタープラン策定の経費や学研北生駒駅中心地区まちづくりの推進、生駒駅南口周辺の取組に要した経費が主なものでございます。  なお、令和3年度の特定生産緑地の指定は141件の申出があり、約9ヘクタールを指定し、最終的に令和4年12月末までに指定等の手続きを完了します。また、次期都市計画マスタープランは令和3年6月に策定し、市民への周知として、広報いこまちで特集として掲載し、今後同時に作成したミニ冊子も活用し、まちづくりワークショップ等、様々な機会を通じ、自治会や市民への周知を図っていきたいと考えております。  学研北生駒駅の中心地区まちづくりについては、まちづくり協議会委員とともに先進地視察を行い、まちづくり基本計画(案)の作成など、準備組合の設立に向けた取組を進め、生駒駅前南口周辺地区についてはエリアプラットフォームの構築に向けた地区内関係者へのヒアリングや、未来ビジョン検討の基礎資料となる現況調査を実施いたしました。  次に、107ページ中ほどから108ページ中段の目2、公園整備費は、関係職員の人件費、公園街路樹の維持管理費を始め、生駒山麓公園及びふれあいセンターの管理費、公園施設長寿命化事業、公園等整備改修に要した経費が主なものです。  なお、生駒山麓公園の年間利用者数は昨年より約2万人増加し、少し回復をしましたが、18万5,167人となりました。また、令和3年度末の障がい者の就労等は96人となっております。  次に、108ページ中段から109ページ上段の目3の緑化推進費につきましては、花壇の整備などの活動支援に係る経費、市民懇話会の運営経費、花のまちづくりセンターの管理運営経費、花や緑に関する各種教室の開催や緑化意識を高めるコンテスト、イベント開催に要した経費が主なものです。  次に、109ページ中段から110ページ上段の目4、北部地域整備促進事業費は学研高山地区第2工区におけるまちづくり計画の検討、市有地の草刈りなどの維持管理に要した経費が主なものです。なお、令和3年9月に学研高山地区第2工区マスタープラン素案を取りまとめ、その後、民間事業者の事業アドバイザー、立地等検討企業の募集など、事業化に向けた新たな段階に進めました。なお、委託料の不用額はマスタープランを取りまとめる中で事業スケジュール等見直し、令和3年度業務の一部を見送ったことによるものです。  以上です。ご審査賜りますようよろしくお願いいたします。 590 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 591 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、都市整備部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書101ページから102ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費について質疑等ございませんか。山下副委員長。 592 ◯山下一哉副委員長 102ページ、施策の成果等の欄の2番、建築審査経費についてなんですけれども、令和2年度が19件に対して、令和3年度が33件、補助金交付ということですけれども、前年度に比べて増えている要因というのは何だというふうにお考えでしょうか。 593 ◯片山誠也委員長 井上建築課課長補佐。 594 ◯井上雅至建築課課長補佐 これに関しては、建築物の耐震化を補強する方法と古い家屋を解体する二通りの方法があります。今回は33件のうち14件が解体、2件が耐震補強、残りの17件が耐震診断の結果を見て検討中ということになっております。解体が増えた要因としましては、耐震性がない、さらに築年数が経過している。
    595 ◯片山誠也委員長 清水建築課長。 596 ◯清水一彦建築課長 19件が33件に増えた理由というのは、昨年コロナ禍で、耐震診断というのは家の中で主に作業するものですから、それを避けられたためじゃないかなというふうに考えております。 597 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 598 ◯山下一哉副委員長 理解できました。最初にお答えいただいたのは、次その33件の内訳をお聞きしようと思ったんですけども、もうお聞きできたので結構です、ここは。 599 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 600 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。中尾委員。 601 ◯中尾節子委員 空き家対策事業についてお聞きします。102ページの空き家対策事業費1のいこま空き家流通促進プラットホームの取組について、成約件数が20件で、令和2年度の9件から倍以上に増えているんですけれども、その要因は何でしょう。 602 ◯片山誠也委員長 内蔵住宅政策室長。 603 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 近年の価値観の変化に伴いまして、中古住宅を選ぶ人が増えているということが影響しているんですけども、その他要因としましては、プラットホームの参画事業者が空き家ごとに丁寧な対応を行っていることの積み重ねが結果となって現れたものと考えております。 604 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 605 ◯中尾節子委員 参画事業者の地道な、地道で丁寧な対応ということなんですね、じゃ。このプラットホームが始まってからの累計はどのぐらいでしょうか。 606 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 607 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 プラットホームは設立してから4年が経過するわけでございますけども、これまで情報提供が111件、成約が56件でございます。 608 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 609 ◯中尾節子委員 情報111件中56件ということは、約半数が成約しているということなんですけれども、この結果、どのように評価されていますか。 610 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 611 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 一般的な市場では流通が困難な物件を扱っておりまして、その中でその半数以上が成約しているというのは非常に大きな成果を上げていると評価しております。 612 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 613 ◯中尾節子委員 なかなか扱いにくい物件がそれでもたくさん成約できているというのはすごい評価、本当できることだと思います。先ほど、プラットホームを設立して4年ということで、空き家対策計画も策定して4年が経過していると思うんですけれども、この進捗状況はいかがでしょうか。 614 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 615 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 空き家対策計画では、基本的な方針としまして、三つ方針を挙げております。空家等の発生予防と適切な管理の推進、それから空き家等の利活用、流通促進、そして三つ目が管理不全な空き家等の解消、この三つを挙げております。この方針に沿いまして、関係課や事業者とも連携しながら各取組を進めているところでございます。先ほどのプラットホームの取組もその取組のうちの一つでございます。 616 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 617 ◯中尾節子委員 この空き家対策計画では成果指標というのを定めていたと思うんですけれども、この指標について詳しくお聞かせください。 618 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 619 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 成果指標は市全域の空き家数でございます。平成29年3月時点で1,444棟であった空き家数が10年後には1,900棟まで増加すると予測しております。適切な計画の推進によりまして、空き家数を1,650棟以下に抑えることを目標としております。来年度は計画期間の中間地点になりますので、市全域の空き家数の調査を実施して計画の進捗を確認したいと考えているところでございます。 620 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 621 ◯中尾節子委員 空き家ってなかなか全部を把握するって難しいと思うんですけれども、やっぱりその地域の方の情報とかも必要だと思うんですけれども、引き続きプラットホームなど、空き家対策をしっかり推進しつつ計画の進捗管理もしっかりとお願いします。以上です。 622 ◯片山誠也委員長 空き家のプラットホームに関して他に質疑等ございますか。沢田委員。 623 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、プラットホームの制約の事例で主なものをちょっと教えていただけますか。 624 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 625 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 これまで成約した事例というのは様々ございますけれども、例えば昨年度の実績で言いますと、空き家が学童保育に生まれ変わったという事例がございます。この物件は鉄筋コンクリート造で床面積も大きくて、なかなか住宅としてそのまま活用するというのは難しかったんですけれども、それでなかなか成約しなかった物件を学童保育という住宅と違う使い方にすることを提案して成約に至ったということでございます。 626 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 627 ◯沢田かおる委員 なかなか成約しにくかったのを学童保育に利用と、非常にいいケースだと思います。プラットホームの利用者の声とかは聞いていらっしゃいますでしょうか。 628 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 629 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 利用者にはアンケート調査を行っているんですけども、その声、代表的なものを言いますと、売手に寄り添った対応がよかったとか、根気よく交渉して成約に結びつけてくれたなど、約9割の方からいい評価をいただいております。 630 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 631 ◯沢田かおる委員 9割の方からよい評価を受けているということで、プラットホームの工夫とか改良点とかはあるんでしょうか。 632 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 633 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 これまで行ってきたその改良点としましては、流通促進に向けた会議の運営や取扱い中の物件の進捗管理などにグループウエアを活用しまして、情報の共有や事務の効率化を図っております。そのほか、令和3年度の実績で言いますと、DIYイベントをプラットホーム参画事業者が中心に実施するなど、プラットホームの自立自走に向けた取組をしているところでございます。 634 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 635 ◯沢田かおる委員 今自立自走とおっしゃられてたんですけれども、市は活動に対してどのような支援をされているんですか。 636 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 637 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 主に周知などを行っているわけですけども、プラットホームの周知につきましては、毎年プレスリリースとか納税通知書にチラシを同封するなどで活動を支援しているところでございます。 638 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 639 ◯沢田かおる委員 こちらの空き家の方、生駒市の空き家に対する取組なんですけれども、今年度に入ってからなんですが、ようやくに視察の方が復帰してきまして、本当に多くの市の方が視察に来て注目してくださっているよい事例だと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  同じ空き家のところで別の場所、よろしいですか。 640 ◯片山誠也委員長 では、プラットホームでほかございますか。              (「なし」との声あり) 641 ◯片山誠也委員長 なければ、では、どうぞ、沢田委員。 642 ◯沢田かおる委員 続きまして、同じところの空き家対策事業費の5番目、生駒市空き家等の適正管理に関する条例に基づき、指導等を行ったとあるんですけれども、指導等により改善されたものが12件とありますけれども、改善されなかったものというのはあるんでしょうか。 643 ◯片山誠也委員長 清水課長。 644 ◯清水一彦建築課長 指導によって改善したものは12件でしたが、改善されなかった、現状でも指導しているものは20件程度あります。 645 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 646 ◯沢田かおる委員 今現在、指導されている20件というのはどのような指導をされていらっしゃいますか。 647 ◯片山誠也委員長 清水課長。 648 ◯清水一彦建築課長 改善されてない空き家については、うちの方で現地を確認して、悪い部分を写真撮影し、文書とともにその所有者に送っております。所有者から反応がある場合は改善する内容に付け加えて、空き家の利用方法についての聞き取り調査、そして解体補助や改修補助などの利用を促して、利活用できるような物件であれば、空き家のプラットホームなんかへも誘導も考えて協議を行っております。 649 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 650 ◯沢田かおる委員 こちらの方の固定資産をお持ちの方にという形で、生駒の家、どうしようというリーフレットを入れていただきまして、そしてこちらの方、環境保全課の方ということになるんですけれども、こちらリーフレットの方に空き地、空き家の雑草を放置していませんかという文言の方を入れていただきまして、本当にどうもありがとうございます。こちらの空き家の方なんですけれども、このチラシにもプラットホームのこと、そして利用申込みのお問合せもきちんと書いてありますので、今後とも丁寧な対応の方、よろしくお願いいたします。以上です。 651 ◯片山誠也委員長 ただ今の空き家の指導に関して関連した質疑ございますか。山下副委員長。 652 ◯山下一哉副委員長 指導を行っていただいて改善された空き家というのが12件あるということでお聞きしているんですけども、この12件というのはそもそもどういう状態のものだったんでしょうか。 653 ◯片山誠也委員長 清水課長。 654 ◯清水一彦建築課長 この12件については、築年数がほぼ40年以上経過する古い家屋がほとんどでございます。家屋全体が崩壊するというようなものは全くなく、屋根の一部が破損したものとか、外壁の一部がめくれているものとか、樋の一部が落下しそうなものなど様々でございました。以上です。 655 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 656 ◯山下一哉副委員長 応急的にその悪い部分を修繕したのが5件ですか。 657 ◯片山誠也委員長 清水課長。 658 ◯清水一彦建築課長 この12件の改善の内容についてなんですが、解体されたものが4件、建て替えが3件、悪い部分を修繕したものが5件でございます。 659 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 660 ◯山下一哉副委員長 解体される、またその建て替えされるという部分で言うたら、もう改善にもちろんなると思うんですけども、悪い部分を修繕というのはこれあくまで応急的な対応ということで、最終的なその空き家の対策、空き家の解消にはなってないというふうには感じるんですけども、その辺りは市としてどのようにお考えですか。 661 ◯片山誠也委員長 清水課長。 662 ◯清水一彦建築課長 確かに委員おっしゃるように、空き家の修繕は一時的なものであって、そういった空き家については、また違った部分が劣化し、修繕が必要になってくるという可能性も否定はできません。市としては、所有者に空き家の使用方法などについて、先ほども答弁しましたが、聞き取り調査をよくして、補助の内容とか、利活用できるものはプラットホームなど誘導も踏まえ、十分な協議を行っていきたいと考えております。 663 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 664 ◯山下一哉副委員長 先ほどからおっしゃっていただいたように、空き家でその所有者がきちっと分かっていて、修理、修繕されたものというのは位置的に改善されるというふうに思うんですけども、空き家の所有者の方が特定できない場合というのは、市としてはどのように対応されるお考えなんでしょうか。 665 ◯片山誠也委員長 清水課長。 666 ◯清水一彦建築課長 その空き家をどう修理するかというその内容にもよるんですが、公道などを利用する方々に影響がある場合は、道路管理者とか関係機関と協議を行って通行者等に被害が出ないように、バリケードや注意喚起の看板などの応急措置を道路側で行って、その間に所有者の特定を急ぎながら、現場の経過観察に努めたいと考えております。 667 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 668 ◯山下一哉副委員長 分かりました。特にその空き家に隣接している方、隣接されているところに住んでおられる方からのお問合せとか要望って私もよくよくお聞きをさせていただくんですけれども、管理不全のために市民の方にご迷惑をおかけしないように、今先ほどバリケード等様々対応も検討していくということでありますけれども、こういったお声が住民の方からありましたら、是非迅速に対応していただきたいと思います。以上です。 669 ◯片山誠也委員長 ただ今の空き家の指導に関して、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 670 ◯片山誠也委員長 では、空き家に関して他に質疑等ございますか。中尾委員。 671 ◯中尾節子委員 4番の市内の住み替え実態や戸建て住宅の流通状況等調査と書いてあるんですけれども、この住み替え実態の調査ってどうやってしたんですかね。 672 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 673 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 市内のこの住み替え実態調査につきましては、市役所に転入、転出、転居の届出をされた方を対象に、引っ越しの際にどのような住宅を選択しているのかなどを把握するための転入転出転居者アンケートの実施分析や、市内の共同住宅に住む世帯を対象に、居住実態や住み替えニーズなどを把握するためのマンション等居住者アンケートの実施分析などを行いまして、転入促進や市内定住促進に向け、どのような施策が必要か検討したものでございます。 674 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 675 ◯中尾節子委員 市役所に転入とか転出とか届出しに来た人へのアンケートというのはやりやすいと思うんですけど、これもう1個、マンションなど居住者アンケートというのはどんな方法でしたのでしょうか。 676 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 677 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 昨年度は市内の共同住宅の分布状況等も把握してございますので、そのマンションの中から抽出したところに直接アンケート調査票を持っていって配っております。 678 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 679 ◯中尾節子委員 戸別訪問して、アンケートをお願いしたということですか。 680 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 681 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 マンションを抽出しておりますけども、そのマンションに行って、その中から更に20世帯とかに配ったということです。 682 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 683 ◯中尾節子委員 それは対面してアンケートしてもらったのか、それともまた何か送り返してもらうとか、市役所にそれこそホームページじゃなくて、インターネットで返してもらうとか、メールで返してもらうとか、どんなやり方だったんですか。 684 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 685 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 アンケートをポストにポスティングして、回答は郵送による回答か、ウエブでの回答かということです。 686 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 687 ◯中尾節子委員 分かりました。なかなか地道なことをやっていらっしゃるんだと思ったんですけど、転入転出、要は窓口に来た人のアンケートについてちょっと詳しくお聞かせいただけますか。 688 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 689 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 このアンケート調査は令和3年1月12日から12月28日まで約1年間実施しております。アンケートの回収数ですけども、転入が1,044世帯、転出が856世帯、転居が336世帯でございます。アンケートの主な結果といたしましては、転入の特徴としては転入後の住宅として賃貸共同住宅を選択する世帯が最も多く、約半数を占めています。転居の特徴としましては、賃貸共同住宅を起点とした市内転居が多く、特に戸建て持家への住替えが多い状態でございます。転出の特徴としましては、単身者の割合が多く、就職、転職、転勤を機に転出する世帯が約半数を占めております。さらに、家族構成別に分析した結果ですけども、転入、転出、転居全体で新婚世帯の約8割が引っ越し後の住宅として賃貸共同住宅を選択しています。また、子育て世帯の6割以上が持家又は賃貸の戸建て住宅を選択しているという状況でございます。 690 ◯片山誠也委員長 中尾委員。
    691 ◯中尾節子委員 このアンケートってやっぱり今後の転入促進の施策にとってすごく貴重なアンケートだと思うんです。この調査結果から、転入、定住促進に向けて今後どのような取組をしていくおつもりですか。 692 ◯片山誠也委員長 内蔵室長。 693 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 子育て世帯が求めるその戸建て賃貸住宅の充実や、中古住宅の更なる流通促進、また新婚世帯が求める賃貸共同住宅の充実を図る必要があると考えております。今年度は戸建て住宅賃貸化促進奨励金制度の創設や、住まい選び相談などを開始しまして、また賃貸共同住宅の供給、流通促進策の検討を進めているところでございます。 694 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 695 ◯中尾節子委員 最近新聞でも生駒市の空き家対策についてすごい取り上げられてて、私、朝日新聞なんですけど、実は先週の9月15日にも恋文不動産という、すごくステキな名前の空き家の利活用を促進する事業が紹介されてたんです。今後も、転入定住促進につながるような事業に積極的にどんどん果敢に取り組んでいただきたいと思います。今すごく生駒市、注目されていると思いますので、今後もよろしくお願いします。 696 ◯片山誠也委員長 ただ今のアンケートや流通状況等の調査に関して、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 697 ◯片山誠也委員長 では、空き家対策に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 698 ◯片山誠也委員長 では、この目の建築指導費で他に質疑ございますか。山下副委員長。 699 ◯山下一哉副委員長 同じ102ページの建築審査経費の3番についてお聞きしたいんですけれども、既存住宅の耐震改修工事に対して5件補助金交付ということでありましたけれども、そもそもの見込みというのは何件の見込みだったんでしょうか。 700 ◯片山誠也委員長 井上補佐。 701 ◯井上雅至建築課課長補佐 予算では12件の改修工事を見込んでいましたが、木材高騰などによる改修工事費が割高になる傾向があったことと、耐震改修工事はいろいろな業者が家屋の中で作業を行う必要性があることから、コロナ禍で工事をちゅうちょされたことの原因であると考えております。予算では12件の改修工事を見込んでおりました。 702 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 703 ◯山下一哉副委員長 分かりました。様々なコロナの影響等もあってちゅうちょされたのも原因だということでお聞きさせていただいたんですけど、今後市として住宅などの耐震化を進めていく部分についてどういうことが重要だというふうにお考えでしょうか。 704 ◯片山誠也委員長 井上補佐。 705 ◯井上雅至建築課課長補佐 地道な啓発活動とともに、令和2年度に耐震改修促進計画を策定し、耐震化が進んでいない地域を重点的に啓発することで耐震化を進めることが重要であると考えております。また、令和3年度より地区を選定し、職員自ら地区内に足を運び、住宅を確認しながら啓発活動もいたしました。以上でございます。 706 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 707 ◯山下一哉副委員長 今おっしゃっていただいた職員の方が自ら地区内の住宅を確認して、啓発活動を行っていただいているということですけれども、具体的にどのように啓発活動されているんでしょうか。 708 ◯片山誠也委員長 井上補佐。 709 ◯井上雅至建築課課長補佐 夏場に関しては熱中症等のことがありますので、朝早くから特定の地域を回らせていただきました。以上です。 710 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 711 ◯山下一哉副委員長 ありがとうございます。時間帯、いろいろ見ながらご苦労していただいているのが理解できました。今行っていただいているその耐震化が進んでない地域に対して啓発活動をされているということは非常に重要なことだというふうに思ってますし、今後も継続的に行っていただいて、市民の方が安心・安全に暮らしていただけるようにつなげていただければと思います。以上です。 712 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 713 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。沢田委員。 714 ◯沢田かおる委員 101ページの建築指導費職員給与費、節の2、給料3,101万9,402円のところになると思うんですけれども、職員さんが8人とありますが、この職員さんの8人なんですけれども、どのような資格をお持ちでいらっしゃるのでしょうか。 715 ◯片山誠也委員長 清水課長。 716 ◯清水一彦建築課長 8名中7名が建築士の資格を持っておりまして、そのうち2名が建築主事の資格を持っております。 717 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 718 ◯沢田かおる委員 建築主事が2名いらっしゃって、7名が建築士という形で。(発言する者あり)7名の中で建築主事がお二人ですね。建築主事なんですけれども、行政職員さん、そして1級建築士、建築行政や建築確認検査業務に関して2年以上の実務経験が必要、建築基準適合判定資格者検定に合格、都道府県知事又は市町村長からの任命という形、これだけの試練を乗り越えて建築主事になられたと理解してよろしいでしょうか。 719 ◯片山誠也委員長 清水課長。 720 ◯清水一彦建築課長 そういった長い試練を越えて、実務経験も必要でございまして、建築課で実務が四、五年を積んでいただいてやっと建築の審査スキルができるというわけでございます。以上です。 721 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 722 ◯沢田かおる委員 本当にそれだけ長い時間かけて、そしてまた本当に、まず1級建築士になられるにしても100万、そしてまたこの建築基準適合判定資格者検定になるのにもやはり経費と言うか、お金はかかっていると思います。非常にお金たくさんかかって主事になっていただいているんですけれども、例えば民間とかでしたら、業務に必要な資格というのはもう全部会社負担だったりしますし、また他の市町村とかでも負担割合がかなり高いところもありますので、こちらの方は、これはお願いなんですけれども、業務に必要な資格を取るには、本当にそちらの方を予算化していただきたいなと思います。そして、こちら専門職ですので、職員の育成には力を入れていただきますようよろしくお願いいたします。以上です。 723 ◯片山誠也委員長 ただ今の資格補助などに関して、関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 724 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。よろしいですか。              (「なし」との声あり) 725 ◯片山誠也委員長 では、建築指導費についての質疑を終結しまして、暫時休憩いたします。              午後3時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時15分 再開 726 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。  では、説明書ページ103から105、項2、道路橋梁及び河川費、目2、道路橋梁維持費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 727 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。106から107ページ、項3、都市計画費、目1、都市計画総務費、質疑等ございませんか。中尾委員。 728 ◯中尾節子委員 都市計画事務費のところで特定生産緑地の指定についてお聞きします。特定生産緑地、令和2年度の申出は48件、令和3年度は141件と約3倍に増えているんですけれども、この進捗状況をお聞かせください。 729 ◯片山誠也委員長 澤都市計画課長。 730 ◯澤ひろみ都市計画課長 生産緑地は、市街化区域内の良好な生活環境の確保に効用がある農地を計画的に保全するために都市計画で定めております。市街化区域内の農地を30年間営農することを条件に税制優遇が受けられるのが生産緑地制度で、指定後30年を経過する前にこの制度を更に10年間延長可能とするのが特定生産緑地制度でございます。当初、平成4年に指定した生産緑地が指定から30年、本年12月が最終となりますので、それを前に昨年度は特定生産緑地の指定の申出が増加したものでございます。 731 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 732 ◯中尾節子委員 今、30年で、今年の12月、令和4年の12月までにという申出の期限があるということですね。今年の12月までに申出をしないと、生産緑地の指定をしてもらえないということでよろしいですね。 733 ◯片山誠也委員長 澤課長。 734 ◯澤ひろみ都市計画課長 12月25日なんですけれども、そこまでに手続きが完了してないといけないので、それまでには11月の都市計画審議会に意見聴取を行いまして、そこから12月25日までの期間、手続きの期間として必要でございます。 735 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 736 ◯中尾節子委員 この指定の意向というのはどうやって把握されてるんですかね。 737 ◯片山誠也委員長 澤課長。 738 ◯澤ひろみ都市計画課長 平成30年から毎年制度の周知を行っております。令和元年9月から指定の申出の受付を開始して、主たる従事者の方々へ文書で案内を送付しまして、電話や窓口への相談に適宜対応し、今では主たる従事者の全員のご意向を把握している状況でございます。 739 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 740 ◯中尾節子委員 すごい全員の意向を把握しているということなんですけれども、その中で指定の意向はあるけども、まだ申出してないという、期限もうすぐなんですけれども、申出まだしてないという人もいらっしゃるんですかね。 741 ◯片山誠也委員長 澤課長。 742 ◯澤ひろみ都市計画課長 令和3年度末時点では、共有者の方を含めてまだの方というのは20名いらっしゃったんですけれども、現時点では後数名になっております。 743 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 744 ◯中尾節子委員 後数名ということで、もし全員が意向、分かっている人で、申出したいと分かってて、12月25日に間に合ったら、最終的には何パーセント、特定生産緑地に指定される予定なんでしょうか。 745 ◯片山誠也委員長 澤課長。 746 ◯澤ひろみ都市計画課長 現時点なので最終ではないんですけれども、対象となる生産緑地の80%以上を特定生産緑地に指定できる見込みとなっております。 747 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 748 ◯中尾節子委員 80%というと、この指定、大体他の地域と比べたらどうなんでしょう。 749 ◯片山誠也委員長 澤課長。 750 ◯澤ひろみ都市計画課長 県内で言いますと、他市では多いところで90%程度あるところもございます。他に70%ぐらいのところもございます。生駒市で言いますと約8割ということで、平均的な値なんですけれども、大阪に近くて利便性の高い立地の生駒市としては、8割という数字は評価できると考えております。 751 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 752 ◯中尾節子委員 ちょっと私そこら辺がよく8割で高いかどうかというのはなかなか分からないんですけれども、残りの2割の方、要は指定しない理由というのは何かお聞きになってるでしょうか。 753 ◯片山誠也委員長 澤課長。 754 ◯澤ひろみ都市計画課長 ちょっとご意見を伺うケースもありまして、高齢で後継者がいないというケースとか、それから他の土地利用を図ることにしますというケースもございます。 755 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 756 ◯中尾節子委員 なるほど農家、高齢化という問題もあって、そういうのがあってなかなか難しいというのがあるんでしょうけど、あとは土地利用を違うふうに変えるとかというのもあるんでしょうけど、やっぱり生駒市って緑が豊かなまちというのですごく皆さん生駒市の印象をそう持っていらっしゃるし、やっぱり良好な住環境を維持するためにも生産緑地制度を活用してまちなかに適度な緑を残せるようにこれからも取り組んでください。以上です。 757 ◯片山誠也委員長 生産緑地に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 758 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。沢田委員。 759 ◯沢田かおる委員 まちづくり推進事業費の3番目、生駒駅南口周辺地区都市空間再編事業についてお聞きします。  令和3年度事務事業評価シートの32ページになります。生駒駅南口周辺都市空間再編事業、こちらの方は生駒駅南口周辺において、生駒市の玄関口として、また宝山寺の門前町にふさわしいにぎわいと風格のある拠点形成を進めていくための事業でありますが、予算が990万円に対して決算額が319万円となっていますけれども、その要因を教えてください。 760 ◯片山誠也委員長 有山拠点形成課長。 761 ◯有山将人拠点形成課長 令和3年度予算990万円でございました。これにつきましては、全額国の補助金での歳入予定で予算化させていただいておりましたけれども、約3割の補助金交付となったことが大きな要因でございます。また、事業評価シートにも記載させていただいてますとおり、事業推進方法を見直したことも要因の一つでございます。以上です。 762 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 763 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、こちらの事業の目的として、生駒市の玄関口にふさわしい、にぎわいと風格のある生駒市の個性や魅力あふれる拠点形成を進めるとありますけれども、どのようなことをされるのでしょうか。 764 ◯片山誠也委員長 有山課長。 765 ◯有山将人拠点形成課長 生駒駅周辺地域は、ご承知のとおり本市の都市拠点に位置付けております。6次総合計画でありましたり、都市計画マスタープランでの記載内容を転記したものでございますけれども、にぎわいと風格という点で申しますと、商業店舗の集積であったり、人が集う場所としてのにぎわい、それから宝山寺の門前町としての趣があって、そして統一感、景観的な上品さ、そういったことが備わった風格、そういったものがあることではないかと考えます。また、本市の生駒市の個性や魅力という点では、交通の利便性というところ、それから本市のシンボルでございます生駒山がすぐそば、背後にございますけれども、そういった自然景観的要素、それから先端大を始めとする最先端技術、そして何よりも市民の力、市民力でございますけれども、そのような要素が兼ね備わった、またこれらの要素を生かした拠点形成を図るということで考えてございます。 766 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 767 ◯沢田かおる委員 エリアプラットフォーム、こちら構築とあるんですけれども、今進捗状況どうなっていますでしょうか。 768 ◯片山誠也委員長 有山課長。 769 ◯有山将人拠点形成課長 エリアプラットフォームにつきましては、昨年度、構築予定をしておりましたけれども、先ほど申しましたように、事業推進方針を見直しましたことから、今年度に設立、プラットフォームの構築ということで取り組んでおります。 770 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 771 ◯沢田かおる委員 地区関係者のご意見とか聞いていらっしゃいますか。 772 ◯片山誠也委員長 有山課長。 773 ◯有山将人拠点形成課長 令和3年度につきましては、地区の関係者に丁寧にご意見を伺うということを中心に進めてまいりました。その中でヒアリングの内容といたしましては、地区の現状と課題であったり、まちづくりの方向性、そういったこと、それから商店街の活性化に向けた取組やアイデア、それから北口のように大きな再開発するのかどうなのか、そういったことにつきまして、地区内の個人、団体さん含めまして、約17名の方にヒアリングをしてまいったということでございます。 774 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 775 ◯沢田かおる委員 あと奈良先端大との意見交換とあるんですけれども、どのようなことをされましたか。 776 ◯片山誠也委員長 有山課長。 777 ◯有山将人拠点形成課長 先端大の皆さんとの意見交換でございますけれども、昨年度連携協定を締結したこともございます。そういった中で生駒駅前を先端大さんの実証実験フィールドとして何かできないか、また都市づくりに対しての協力について打診をしましたところ、快く受けていただきました。その中で、先端大の情報科学領域の研究室の先生、それから地域共創推進担当の先生方との意見交換を行ってきたということでございます。 778 ◯片山誠也委員長 沢田委員。
    779 ◯沢田かおる委員 試行的プロジェクトの企画はどのようになっていますか。進んでいますか。 780 ◯片山誠也委員長 有山課長。 781 ◯有山将人拠点形成課長 事務事業評価シートの方に記載させていただいた内容の質問であると思いますけれども、まず先ほど先端大との意見交換というお話をさせていただきましたけれども、この中で駅周辺の来街者、人流調査ということ、それからこの南口に集まってこられる方のお考えをつぶやいていただくことの、つぶやき要綱を集めるといったこと、それからぴっくり通り商店街に、滞在空間というのが今南口には不足しておりますので、そういった公共空間の中に滞在空間をつくった場合の効果や課題、そういったことについて検証していこうということが試行的なプロジェクトの企画でございます。 782 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 783 ◯沢田かおる委員 スケジュールの確認なんですけれども、令和3年度は何をして、令和4年度は何をする予定となってるんでしょうか。 784 ◯片山誠也委員長 有山課長。 785 ◯有山将人拠点形成課長 令和3年度につきましては、先ほど申し上げました地区内の地域の関係者の皆さん方へのヒアリングを中心に行ったことと、それからエリアの現況調査を行っております。これは人口動態であったり、市街地の状況、土地利用、建物用途別現況であったり、そういったことについて詳しく調査を行ってまいりました。今年度につきましては、まずは最終目標としましては、エリアプラットフォームの構築と、それからこの地域の未来ビジョンの策定を今年度の目標としております。 786 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 787 ◯沢田かおる委員 私も毎日通る場所ですので、こちらの再編事業の方、すごく期待しておりますので、丁寧に進めていってください。以上です。 788 ◯片山誠也委員長 生駒駅南口再編事業に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 789 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。山下副委員長。 790 ◯山下一哉副委員長 107ページ、同じところのまちづくり推進事業費の2、学研北生駒中心地区まちづくりですけれども、昨年の決算のときに地権者とのヒアリング、個別のヒアリングがコロナ禍の影響を受けてなかなかできなかったことで今後の進捗に影響が出るかもしれないというようなことをおっしゃっておられたんですけど、現在の進捗についてはどのようになっていますでしょうか。 791 ◯片山誠也委員長 有山課長。 792 ◯有山将人拠点形成課長 今、委員おっしゃいましたとおり、学研北生駒のまちづくりにつきましては、やはりコロナ禍の中での役員会の開催が度々見送ったということがございます。それと、学研北生駒につきましては、学研高山地区の玄関口でもございまして、第2工区との事業の進捗、そういったことも併せながら事業を検討して進めていかねばならないということもございますので、その辺りを見極めながら、地権者さんと協議なりをしてまいってきておるところでございます。昨年度につきましては、以前に委員会の方でご提示させていただきました構想図から、基本計画(案)を昨年度、作成をいたしておりますけれども、今年度につきましては、この基本計画(案)を地域の地権者の皆さんと共有するところから進めていきたいと考えております。以上でございます。 793 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 794 ◯山下一哉副委員長 その辺り、丁寧に進めていただきたいなというふうに思っているのと、この施策等のところの先進地に行ったということですけども、この辺りちょっと詳細、場所ですとか、詳細を教えていただければ。 795 ◯片山誠也委員長 有山課長。 796 ◯有山将人拠点形成課長 昨年度、コロナ禍のちょっと合間を縫って、先進地視察に行きました。場所につきましては、南海の和歌山大学駅前周辺地区というところがございます。なぜここを選定したかと申しますと、学研北生駒駅につきましては以前ご説明させていただきましたように、高低差が20メーター程度あるというところがございます。視察先のこの和歌山大の駅前につきましては、同じような丘陵地形、それから駅前立地であること、それから背後に戸建て住宅地、それから和歌山大学が位置しておるということでございまして、北生駒の特性によく似ているといったことから、この場所を選定させていただきました。何を見に行ったかと言いますと、先ほど申しました基本計画(案)をつくるときに、まちのデザインについてもその計画の中に盛り込むというようなことになっております。そういったことから、そのまちのデザインであったり、それから敷地の高低差の解消をうまくここはされておりますので、そういったバリアフリーの関連につきまして、それから歩行者ネットワークという、歩いて暮らせるという駅前の視点、そういった視点を持って視察に行ったということでございます。以上です。 797 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 798 ◯山下一哉副委員長 そういった先進地のいい例を見ていただいて、真似できるところは取り込んでいただければというふうに思います。協議会への参加人数についてなんですけれども、協議会の運営自体は7名の役員の方が運営しているということで、地権者の方が31名いらっしゃって、昨年お聞きしたときは23人が協議会の加入をされているということで、当時の委員から質問あったと思うんですけども、残りの地権者の方への参加の呼びかけ等はどのようにされてるんでしょうか。 799 ◯片山誠也委員長 有山課長。 800 ◯有山将人拠点形成課長 こちらにつきましては、昨年度コロナ禍の状況の中で行ける範囲でございますけれども、戸別に地権者のお宅を回ってヒアリングをさせていただいたときに、加入のご案内をさせていただいておりますけれども、現在のところ、以前からその加入率については変わってございません。以上でございます。 801 ◯片山誠也委員長 学研北生駒駅のまちづくりについて、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 802 ◯片山誠也委員長 では、他にその他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 803 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。107から108ページ、目2、公園整備費、質疑等ございますか。中尾委員。 804 ◯中尾節子委員 108ページの公園整備事業費で長寿命化計画に基づき、6公園10基の遊具を撤去更新とあるんですけれども、具体的に教えてください。 805 ◯片山誠也委員長 河島みどり公園課長。 806 ◯河島貴司みどり公園課長 順に申し上げます。西松ヶ丘児童公園と東新町児童公園の複合遊具、それから大瀬ふれあい公園の幼小向けの遊具、イモ山公園の木の橋とデッキ、あすか野スポーツ公園では防球ネット、鹿ノ台スポーツ公園ではバックネット、防球フェンス、以上の更新を行いましたので、合計6公園の10基の施設になると思います。 807 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 808 ◯中尾節子委員 更新はされずに撤去だけされたというのはあるんですか。 809 ◯片山誠也委員長 河島課長。 810 ◯河島貴司みどり公園課長 長寿命化計画に基づくものにつきましては、遊具は更新を行うということを考えておりますので、撤去のみしたというものはございません。 811 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 812 ◯中尾節子委員 令和2年度の健全調査でD判定になったところで撤去したというのを聞いたんですけれども、撤去するときというのは、撤去とか更新とかもそうなんですけれども、地元自治会とかと、こういう計画あるんですとかって合意得たりする話合いとかはしてるんですか。 813 ◯片山誠也委員長 河島課長。 814 ◯河島貴司みどり公園課長 おっしゃるとおりでございまして、今回の言っていただきました滑り台に関しましては、まず地元の自治会の方に説明に上がりまして、そしてそこで合意形成を図らせていただいた後に撤去させていただいたものでございます。 815 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 816 ◯中尾節子委員 やっぱり公園って利用する人たち、子どもが使ったり、それこそ自治会だけではなかなか声は届かない、役員だけの声って届きにくいと思うので、そこら辺はやっぱり慎重に動いていただきたいと思います。公園の長寿命化は以上です。 817 ◯片山誠也委員長 遊具の撤去更新について他に質疑ございますか。沢田委員。 818 ◯沢田かおる委員 すいません、先ほどの中尾委員の質問の中なんですけれども、自治会さんや公園利用者の声を聞いてやっているという形なんですけれども、どのように取り入れていらっしゃいますか。 819 ◯片山誠也委員長 河島課長。 820 ◯河島貴司みどり公園課長 地元自治会と、これは2年度なんですが、ワークショップを行うなど、利用者の意向を取り入れた形をというふうにはしております。令和3年度でやった事例といたしましては、市ホームページにアンケートフォームを用意して記入していただくという方法と、それと地元の自治会、それからそこの公園の周辺の幼稚園であるとか、保育園とか、その辺にもお声がけさせていただきまして、そういうアンケートフォームがあるよというチラシを配布して、そちらにご記入いただくという方法もとらせていただきました。実際に、その公園に出向きまして、そこに実際に来ておられる方に、こういう遊具、やろうと思ってるんですけど、どうですかという形でシールを貼ってもらうようなアンケート調査もとらせていただくということもさせていただきました。 821 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 822 ◯沢田かおる委員 本当に幅広く、そしてまた丁寧にご意見聞いていただいて、すごく有り難いと思っております。すいません、一つだけ教えていただきたいんですけれども、砂場にお砂がなくなったとかそういう場合は、今回コロナ禍の感染対策で要望が、砂は違いますか、維持管理のところなんですけれども、ある公園見たら、ぼこっとへこんでたんですよ、砂がなくなっててというのがあるんですけれども、そういうのは、例えば感染対策でも砂を撤去してほしいとかそういう話が入ったとかそういうことはなかったんですか。 823 ◯片山誠也委員長 河島課長。 824 ◯河島貴司みどり公園課長 実際この長寿命化計画とかに基づくようなものでは、それは実際ありませんでしたけれども、そういう砂場に不具合があるような場合でしたら、みどり公園課の方、ご相談いただきまして、現地確認の上でまた別に調査させていただいて、対応できるものは対応したいというふうには考えております。 825 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 826 ◯沢田かおる委員 本当に非常に丁寧に対応していただいて有り難いなと思います。ちょっとここから外れるのかもしれないんですけれども、定期点検される際なんですけど、遊具もそうなんですけれども、テーブルが破損してたり、椅子が破損してたり、公園の外壁がちょっとひびが入ってたりいろんなケースございます。そちらの方も注意して見ていただきたいなと思っております。これは要望です。以上です。 827 ◯片山誠也委員長 遊具の撤去、更新に関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 828 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。中尾委員。 829 ◯中尾節子委員 歳入歳出の決算、施策の成果を説明する書類の9ページに、公園LEDランプ取替工事492万3,000円ってあるんですけれども、令和3年度の実績はどのぐらいなんでしょうか。 830 ◯片山誠也委員長 河島課長。 831 ◯河島貴司みどり公園課長 令和3年度におきましては、34基のLEDに取り替えさせていただきました。 832 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 833 ◯中尾節子委員 これって全体のどのぐらいなんですかね。 834 ◯片山誠也委員長 河島課長。 835 ◯河島貴司みどり公園課長 市内にございます灯部につきましては、全691ございます。そのうち3年度末で292基の交換が完了しております。ですので、LED化率というふうに表現しましたら、42.3%ということになります。 836 ◯片山誠也委員長 中尾委員。 837 ◯中尾節子委員 ということは、後6割弱残っているということですよね。残りの6割弱の公園のLEDというのは、今後どうやっていくおつもりですか。 838 ◯片山誠也委員長 河島課長。 839 ◯河島貴司みどり公園課長 引き続き進めてまいりたいと考えておりまして、令和8年度を目標に全ての公園灯のLEDを完成させたいというふうに考えてはおります。 840 ◯片山誠也委員長 公園のLEDに関して他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 841 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 842 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。108から109ページ、目3、緑化推進費、質疑等ございませんか。山下副委員長。 843 ◯山下一哉副委員長 108から109にかけての花のまちづくりセンター管理費なんですけども、昨年の決算のときに当時の委員の方から、ボランティアさん含めて運営スタッフの方、検便をしないといけないという運営方針がある中で、令和2年度についてはできてませんでしたというやり取りがあったと思うんですけども、その後どうなったんでしょうか。 844 ◯片山誠也委員長 松本花のまちづくりセンター所長。 845 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 令和3年度に関しましては、実施いたしております。 846 ◯片山誠也委員長 山下副委員長。 847 ◯山下一哉副委員長 令和2年度の指摘の後についてはどうなったんでしょうか。3年度はできたということですね。去年のやり取りがあった後はどうなったかということです。 848 ◯片山誠也委員長 北田都市整備部長。 849 ◯北田守一都市整備部長 昨年9月の決算時のときにご指摘を受けまして、3年度分については年度内に実施しております。 850 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 851 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 852 ◯片山誠也委員長 では、最後に109から110ページ、目4、北部地域整備促進事業費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 853 ◯片山誠也委員長 それでは、目ごとの質疑を終結いたしまして、都市整備部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 854 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。塩見委員。 855 ◯塩見牧子委員 1点だけです。決算書の106ページ、都市計画事務費になるんですけれども、先ほど生産緑地の話が出ていましたけれども、令和3年5月から6月にかけて、ほぼその同じ時期に集中して同じ町内の同じ地域で従事者の故障による買取り申出というのがあったんですけれども、同じ地域、同じ時期というのは何か同時に故障者が出るというような何か事由があったんでしょうか。 856 ◯片山誠也委員長 澤課長。 857 ◯澤ひろみ都市計画課長 令和2年、令和3年の辺りで買取り申出は、事例としてはございましたけれども、故障とか死亡とかに関わるものなんですけれども、その時点というのは、個人さん、いろいろな時点になってまして、たまたまその時期に多くできたというものになっています。 858 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 859 ◯塩見牧子委員 たまたまなんですけれども、件数にしたら17件、人数にしたら9人、9人同じ時期に申出があると。とても不自然なんですよね。もうぶっちゃけ申し上げると、壱分北の開発地域内です。6月の一般質問だったかな、そのときにこの令和2年2月に開発事業者の方から最初に話があったのはこの時期だという説明、令和2年2月だったですけれども、でもこの買取り申出に当たって、農業委員会から主たる生産事業者の証明が要るんですよね。その証明はもう1月10日に取られているんですよ。だから、もしその農業委員会からそういった証明が相次いでいるというような情報がこの都市計画の方にあれば、もっと早くに開発のことをキャッチできたんじゃないかなと思うんですけれども、そういった農業委員会とこの都市整備の方で何か意見交換みたいな場は全然ないんですか。 860 ◯片山誠也委員長 澤課長。 861 ◯澤ひろみ都市計画課長 適宜情報交換はしているんですけれども、例えば、それで開発がされるのではないかという推測というのには至っていなかったと思います。 862 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 863 ◯塩見牧子委員 同じ地域で本当に10人近い人が一斉に申出したら、やっぱりその土地で何かあるやろうと思うのが普通やと思うんです。認識はなかったということなので、これはここまでにしておきますけれども。ほとんどの場合は、その従事者の故障によるというものだったんですけれども、1件、生産者がお亡くなりになっているという事例がありました。筆数にしたら3筆なんですけれどね。生産者が実は平成29年の末に既にお亡くなりになっていたにもかかわらず、令和3年4月の生産緑地の買取り申出が従事者の死亡でしたというケースがあったんですけれども、これ申出の事由、手続きとして適切ですか。 864 ◯片山誠也委員長 澤課長。 865 ◯澤ひろみ都市計画課長 手続きとしては適切と考えております。生産緑地の買取り申出には、生産緑地に係る農業の主たる従事者等についての証明書が発行されるかどうかがポイントになってございます。本市の農業委員会が定める事務取扱要綱では、証明願の提出日が買取り申出事由の発生日から1年を経過した場合は、事業者証明を行わないものとしており、その場合に買取り申出はできないこととなります。しかし、やむを得ない事情があると認められて、従事者証明が行われた場合は、買取り申出の受付が可能となる場合がございます。申出が遅れるケースとしては、相続の協議に時間を要している案件などがございますけれども、あくまで申し出る制度であるために、申出が出ない限り、死亡されているという事実を把握できない状況でございます。死亡されると、相続人が確定している場合はその方が、相続人が確定してない場合はその法定相続人の全員が申し出ることとなりますが、あくまでも申出制度でございますので、何年かたってという方もいらっしゃるということが事実でございます。
    866 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 867 ◯塩見牧子委員 実際にはもうこれ、相続されていました。なんだけれども、結局3年半たってから初めてという、でもご本人の申出がなかったからこちらとしては知りようがなかったということなのかもしれません。が、実際にそこが生産緑地として指定されていて、お亡くなりになった後も、その3年半の間、これは生産緑地として機能していたのかどうかというようなことは、これはこちらの方ではなくて農業委員会の管轄になるのかなと思いますので、これはまた来週明けにちょっと聞きたいと思いますが。こういったこの3年半、何かそのまま動きが、何の手続きもなされていなかったということに関して、生産緑地買取り等検討委員会、副市長が委員長だと思うんですけれども、その中では特にこの買取り申出に関して問題にはならなかったんでしょうか。 868 ◯片山誠也委員長 澤課長。 869 ◯澤ひろみ都市計画課長 あくまでも申出によるものになりますので、問題がないと判断されております。 870 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 871 ◯塩見牧子委員 問題がないというふうに判断されたのか、別に問題にもならなかったのか、どちらでしょうか。 872 ◯片山誠也委員長 北田部長。 873 ◯北田守一都市整備部長 一応、3年半というのは理解してるんですけれども、さほど問題なく手続きは進めました。 874 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 875 ◯塩見牧子委員 問題意識もなかったということで理解してよろしいですね。 876 ◯片山誠也委員長 北田部長。 877 ◯北田守一都市整備部長 意識はなかったかと言われたらそうでもないんですが、手続きとしては問題なく進めました。 878 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 879 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 880 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の都市整備部所管分に係る質疑を終結いたします。  次に、議案第63号、令和3年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、北田都市整備部長から説明を受けます。着座で結構です。北田都市整備部長。 881 ◯北田守一都市整備部長 それでは、議案第63号、令和3年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算について説明いたします。  141ページをお願いいたします。  この特別会計は開発行為等について、指導要綱に基づき事業者から頂いた協力金及びその運用益を公共施設整備基金に積み立てるものでございます。  まず、141ページの歳入でございますが、款1、財産収入は基金の運用利子を19万1,991円、款2、寄附金は公共施設整備寄附金が0円、歳入総額は19万1,991円となっています。この歳入総額を次の142ページの歳出におきまして、公共施設整備基金に積み立てたものでございます。  以上です。ご審査賜りますようお願い申し上げます。 882 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 883 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、歳出についての質疑に移ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 884 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 885 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第63号に係る質疑を終結いたします。  以上で、都市建設分科会の所管に係る決算議案等に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は、明21日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後3時55分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....