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令和3年第3回定例会(第2号) 名簿 開催日:2021年06月03日
令和3年第3回定例会(第2号) 本文 開催日:2021年06月03日

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  1. 生駒市議会 2021-06-03
    令和3年第3回定例会(第2号) 本文 開催日:2021年06月03日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯吉村善明副議長 ただ今から令和3年生駒市議会第3回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯吉村善明副議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 3 ◯吉村善明副議長 日程第1、昨日に引き続き、一般質問を行います。  通告順に従い、順次、発言を許可いたします。  まず、2番中嶋宏明議員。              (2番 中嶋宏明議員 登壇) 4 ◯2番 中嶋宏明議員 それでは、議長の許しを得て一般質問を行います。本日は、コミュニティスクール地域学校協働活動に関わる学校施設の利活用についてお尋ねします。  令和の時代に入り、教育分野においては、国を始め、県でも変化の予測が難しい時代となってきています。生駒市においても例外ではないと思われます。子どもたち義務教育を基本に、現在から未来に立ち向かうために、自らの人生をどのように切り開いていくのか、また子どもたちがこの世の中を生き抜いていくためには、どんな力を育んでいくのか、今後学校がどのよう目標を持って、どのよう教育を進めていくのかが問われています。今までの教育は、あらかじめ解き方が定まっている問題を効率よく解く力を育んでいました。しかし、これからの子どもたちは社会の加速的変化の中、社会的、職業的にも自分の力が試されるようになります。  さらに、伝統や文化をよりどころとして、これまでの膨大情報の中から、自ら何が重要かを判断し、問いを立て、その解決を目指し、他者との協働によって価値を生み出していくことが求められ、新た学校文化の形成が必要とされています。  そこで、生駒市教育委員会では、生駒市の未来を担う子どもたち教育施策として、第2次生駒市教育大綱を令和2年6月に策定され、令和3年4月には、第2次生駒市教育大綱アクションプランを策定されました。中でも、昨年4校をモデル校として実施されたコミュニティスクールを全校設置することを目標として掲げられています。  そこで以下の質問をいたします。  1、コミュニティスクール進捗状況について。  現時点でのコミュニティスクールの設置状況を教えてください。また、スクールサポートスタッフにはどのよう業務を担ってもらっているのか、教えてください。
     二つ、地域学校協働本部との関係性について、どのよう連携、協働を目指すのか教えてください。  三つ、地域学校協働活動を実施するに当たり、小中学校の施設をどのように活用するのか、また現在の施設の利用状況を教えてください。  以上、登壇しての質問は以上です。この後は自席にて質問いたします。 5 ◯吉村善明副議長 原井教育長。              (原井葉子教育長 登壇) 6 ◯原井葉子教育長 それでは、中嶋議員のご質問、コミュニティスクール地域学校協働活動に関わる学校施設の利活用についてに関しましてお答えいたします。  まず、1点目のコミュニティスクール進捗状況についてですが、昨年度はモデル校として、生駒小学校あすか野小学校壱分小学校、生駒南第二小学校の4校で学校運営協議会が設置されました。本年度は市内全ての小中学校に設置されています。また、スクールサポートスタッフにつきましては、学校と地域をつなぐ役割として、会議や活動の日程調整や準備、連絡などの事務処理をしていただいています。また、地域学校協働本部の一員としても活動していただいています。活動を一緒に行う中で地域とのつながりも生まれ、運営がスムーズに進むことになると思います。  2点目の地域学校協働本部との関係性についてですが、各校の校長の学校運営の基本方針に基づき、連携、協働を進めていきます。育てたい子ども像や目指す学校像等に関する学校運営のビジョンを共有し、学校と地域が共通の目標を持つことで地域の方も積極的に子どもたちの教育に携わることができるようになり、子どもたちへの教育効果も大いに期待できると考えています。昨年度の取組を紹介させていただきますと、登下校の見守り活動や挨拶運動、コロナ禍での消毒、学校内の環境整備、放課後子ども教室、裁縫学習の補助や昔遊び、読み聞かせなど、学校の教育活動サポートなどがありました。学校教育の中で、学校を支える観点で協議を行う学校運営協議会と、社会教育の体制としての地域学校協働本部が相互に補完し高め合う存在として、相乗効果を発揮できる体制の構築を目指しています。  3点目の地域学校協働活動を実施するに当たり、小中学校の施設の活用と現在の施設の利用状況についてですが、地域学校協働活動を実施するに当たり、学校と地域が連携、協働し、地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支えるとともに、地域を創生することを目指す様々活動が考えられます。学校の施設を活用する例として、地域の会議の場、防災訓練などの活動、地域イベントの開催や長期休業期間中の図書室の開放などがあります。昨年度はコロナ禍による対応で、消毒や不特定多数の人の行動把握が難しいため、活動は制限されました。が、今後はこのよう活動を進めていけるようになると思います。  以上です。よろしくお願いいたします。 7 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 8 ◯2番 中嶋宏明議員 それでは、いただいた答弁を踏まえて、次の質問をさせていただきます。  まず、一つ目のコミュニティスクール進捗状況のことからです。教えてください。  モデル校4校の活動はどういったものでしたでしょうか。 9 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 10 ◯原井葉子教育長 先ほど申し上げましたモデル校の4校は、昨年度より学校運営協議会を立ち上げ、まず学校の運営方針や子どもたちの状況、どんな子どもたちを育てたいかということについて協議を行い、それとともに地域学校協働活動として、環境整備や子どもの見守り、教育活動の支援、放課後子ども教室の運営などの活動を行いました。  各校には地域と学校のコーディネーターとしての役割を担うスクールサポートスタッフを設置いたしました。 11 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 12 ◯2番 中嶋宏明議員 学校運営協議会地域学校協働本部スクールサポートスタッフの配置をモデル校は全てできたと認識しました。また、地域学校協働活動もしっかりと内容の濃いものをされているかということを思いました。  次に、学校運営協議会地域学校協働本部を設置したことによって、教職員の方や地域の方の意識の変化とかがありましたか。また、それはどんなようものでしたでしょうか。 13 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 14 ◯原井葉子教育長 学校の教職員にとりましても、また地域の方々にとりましても、互いに学校の状況や子どもたちの課題等を共有して、ともに地域の宝ある子どもたちを育てていこうという、そういう意識が高まったように感じております。 15 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 16 ◯2番 中嶋宏明議員 状況や課題を共有できるということは活動していく上で大変重要なと思っております。教職員の方も、これ、ちょっと話したらあかんかなとか、あと地域の人もちょっと教えてほしいけど、教えてほしいなと思っていてもなかなか聞けないこととか、そういったようものが聞きやすくなるんじゃないかなと思います。  次に、生駒市としてコミュニティスクールで目指していることというのは何でしょうか。また、行うとどのようになると思っていただいているでしょうか。 17 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 18 ◯原井葉子教育長 まず、生駒市としましては、学校と地域がつながることそして協働して活動する中で、子どもたちが笑顔あふれる、そんな学校、地域づくりを目指していきたいと思っております。そのことはまた地域の方にとっても生きがいややりがいにつながることあり、保護者にとっては、地域の方が見守っていただけるという安心感で子育てができることにつながっていくのはないかと考えております。 19 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 20 ◯2番 中嶋宏明議員 子ども、学校、地域のよい関係を築くことが大切と思います。生駒市ではないかもしれないですけど、保護者の方は学校に子どもを任せきりにしたりとか、あと地域の人においては、学校は自分が卒業したから関係ないところとか、子どもに限っては、子どもはやってもらうことが当たり前というようそれぞれ自分本位の考えをこのコミュニティスクールをすることによって、みんなが自分のことと思って行動してもらえたらと思います。  次に、コミュニティスクールの計画、実行、点検、改善の実践、PDCA、PDCAサイクルをどのようにされていくのでしょうか。また、発表とか、そういったようことも行われるとか、全体で行われるとかそういったようことはあるんでしょうか。 21 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 22 ◯原井葉子教育長 昨年度も2月に4校のモデル校が実践発表を行う機会を持ちましたが、今年度も2月に全体発表を行い、小学校2校程度、中学校で1校程度、発表をお願いし、全体で共有できたらと思っております。また、紙面発表という形でも、他校の取組を共有できたらというふうに思っております。 23 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 24 ◯2番 中嶋宏明議員 全体での発表はそれぞれの成果発表にもなると思いますし、また他校の取組を見聞きし、改善するというようこともできるんじゃないかなと、そういう機会じゃないかなと思いますので、是非行っていただければと思います。  次に、小学校、中学校単位での発信については、どのように発信されるようになっていますでしょうか。 25 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 26 ◯原井葉子教育長 各学校が発行しております、学校より、またツイッター等で各学校、地域の取組を積極的に発信してもらうよう、校長会、教頭会等には呼びかけております。また、それぞれの学校でそのよう形で発信を行っております。 27 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 28 ◯2番 中嶋宏明議員 あと、発信のことといいましたら、市のホームページにおいて、こちらの方にどういうふう表記とかされているんでしょうか。 29 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 30 ◯原井葉子教育長 市のホームページには、各校のホームページにつながる、そしてそこから学校よりを見ていただけるように、ホームページのURLやツイッターのURLを提示しております。 31 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 32 ◯2番 中嶋宏明議員 各校の取組が全体発表のときなく、定期的に、若しくはその事業が終わったときに、市のホームページとかに発信してもらって、それを他校の活動のヒントになるように見に行けると、そういったようことができるようになれば、活動もしやすいかなと思います。  先ほど言っていただいたモデル校4校の取組の中で、昨年度の取組をちょっと紹介してもらったとあるんですけども、これ以外にもたくさん活動というのはされていると思います。この活動の内容はこれから生駒市全域で地域活動協働本部、こちらの方を進めていく中で共有していただいて、それぞれにも交流を行い、情報交換して、また活動の幅を広げていくために使っていただいたらなと思いますので、こちらの方は申し上げておきます。  次に、地域学校協働本部の中に入っている人だけなくて、地域学校協働活動の中に入っている人だけの活動ではなくて、地域で活動している人も入っていただけるようにすればと思うんですけど、そのためにはどういうよう取組というのをされているんでしょうか。 33 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 34 ◯原井葉子教育長 本当に地域には学校のためにしてやろうという思いを持ってくださっている方や、またいろんな得意分野を持ちの方がたくさんいらっしゃいます。地域学校協働本部の方から各団体を通して呼びかけたり、また自治会にチラシを作って案内を出していただいたり、自治会のホームページに上げていただいたりというところもありますし、学校の方から学校よりを通じて地域の方にボランティアをお願いするというようこともやっております。 35 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 36 ◯2番 中嶋宏明議員 ボランティアとして、やりたいことをやりたい人ができるようにする環境というのをつくっていただければ、もっとたくさんの人が協力してもらえるんじゃないかなと思いますので、そういう呼びかけとか発信とか、心がけていただければと思いますので、その点もまたよろしくお願いいたします。  次に、現時点でコミュニティスクールは幾つできているのでしょうか。 37 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 38 ◯原井葉子教育長 市内小中学校で、北小中、南小学校、南中学校、それから鹿ノ台小学校、中学校は小中で一つのコミュニティスクールをしております。あとはそれぞれ単体で全ての学校で行っております。 39 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 40 ◯2番 中嶋宏明議員 ということは全校ということですよね。分かりました。協議会、こちらの方の協議会をされる委員は各学校どのよう方々が担っていただいているんでしょうか。 41 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 42 ◯原井葉子教育長 各学校によって、人選と言いますか、組織は少しずつ違うのですが、大体PTAの役員、保護司、自治会長、民生・児童委員、老人会、それから市民活動協議会などの方々にお願いをしております。 43 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 44 ◯2番 中嶋宏明議員 地域でよく子どもたちを知っている方々に協力をしてもらっているということ非常にいいかなと思います。  次に、スクールサポートスタッフ、こちらの方です。これ、スクールサポートスタッフはどのよう方がなっていただいているんでしょうか。 45 ◯吉村善明副議長 奥田教育こども部長。 46 ◯奥田吉伸教育こども部長 今現在スクールサポートスタッフの方ということ、学校、又は地域のことをよく知っていただいている方というのが適任と考えております。ですので、今年度ですけれども、今、スクールサポートスタッフを置いているところについては、全て元教員となっております。 47 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 48 ◯2番 中嶋宏明議員 分かりました。確かに元教員の方あれば、内情というのも分かっているので非常に安心できるのかなと思います。あと、それでそのスクールサポートスタッフの方はもう全校配置できているんでしょうか。 49 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 50 ◯奥田吉伸教育こども部長 まだ3校が人材が決まっていないという状況ございます。 51 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 52 ◯2番 中嶋宏明議員 できていないというのは、事業が始まって間もないというところもあるんですけども、できていないところは早急に設置の方をお願いしたいなと思います。恐らくその設置ができてないというところは、管理職の先生の方が代役を務められたりとかいうよう状況になるんじゃないかなと推測されますので、その点は設置の方を急いでいただいたらなと思います。  あと、そのことに関してですけども、市としてそのスクールサポートスタッフ体制づくりをどのように考えてられるのかなというのと、あとは、人材確保はどのようことを考えておられるんでしょうか。 53 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 54 ◯奥田吉伸教育こども部長 このコミュニティスクールですけれども、昨年4校がモデル校ということ今年、ほとんどの学校が1年目ということになってまいります。ですので、やはり経験をいただいたところを基に、こういうスタッフ会議というものを設けまして、そして情報共有を図っていくというふうに考えております。また、2点目、言われました人材確保という部分ございますけれども、やはり今後の課題となっております、学校の元教員だけがいいのか、又はその地域の方、やはり学校のことをよく知っていただいている方ということ今後については考えていきたいと考えております。 55 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 56 ◯2番 中嶋宏明議員 人の選定というのは非常に大切ことなというところもあります。その方によって事業の今後の活動、そういったようものも変わっていくんじゃないかなと思います。人当たりのよさとかそういったようところも考えられるんじゃないかなと思いますので、実際のところ、その人材確保というのはどこでもと言いますか、もうこの市役所の中でも、大体頭を悩ませるよう状況だろうと思っております。課題というのはすごく難しいところもあるとは思うんですけども、是非解決していただいて、していっていただきますよう、お願いを申し上げます。  あと、次に、そのスクールサポートスタッフの報酬の件んですけども、こちらの方は今、国、県の方から補助金が出ていまして、その資料を見ますと、9分の6が国、県から入っていて、生駒市の方が9分の3を持って設置をされているというふうになっています。こちらの方の補助金がなくなっても、設置の方は続けていっていただけるんでしょうか。 57 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 58 ◯奥田吉伸教育こども部長 まず、スクールサポートスタッフですけれども、コミュニティスクールのみならず、やはり働き方改革という部分がございます。そういった中では、当然ながら、やはり地域の方の役員さんも代わられる、学校での人事異動もあるということもございますので、できる限り予算要求はしてまいりたいと考えております。 59 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 60 ◯2番 中嶋宏明議員 やっぱりスクールサポートスタッフというのはコミュニティスクールにとって要になるところと思いますので、是非続けていただくようにお願いしたいと思います。  次に、コミュニティスクールの今後というのをどのよう形でされていくかというのを聞かせていただいたらと思います。 61 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 62 ◯原井葉子教育長 生駒市の子どもたちのために、また地域のために、今後も一層活動を充実して、持続可能な取組としていきたいというふうに思っております。 63 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 64 ◯2番 中嶋宏明議員 これからの子どもたちのためにとても重要事業と考えますので、そちらの方はよろしくお願いいたします。  続きまして、大きい二つ目の地域学校協働本部との関係性について質問の方をいたします。こちらの方の地域学校協働本部と地域学校運営協議会は、各校でどのように位置付けられているんでしょうか。 65 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 66 ◯原井葉子教育長 学校運営協議会地域学校協働本部はよく自転車の両輪と例えられるように、相互に補完し、高め合う存在として相乗効果を発揮していくものというふうに考えております。両者の関わり方につきましては、組織につきましては、並立型や系統型、統合型、内包型などいろいろタイプがあるのですが、それぞれ学校や地域によって規模やメンバーも違いますので、その実状に合わせた組織となっております。 67 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 68 ◯2番 中嶋宏明議員 答弁いただいたよう相乗効果をもって推進の方を期待していきたいなと思います。また、関わり方というのは地域によっての実状が様々と思いますので、組織の在り方も、今後見極めていっていただければなと思っております。その中に、市民自治協議会との関係性があると思うんですけども、このコミュニティスクールの中に市民自治協議会も参加されていると思います。こちらの方はどのよう形で関わっておられますでしょうか。 69 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 70 ◯原井葉子教育長 生駒市に二つ、今、市民自治協議会がありまして、そのメンバーの方々もたくさんこの学校運営協議会に関わっていただいております。子どもに関すること、学校に関することにつきましては、地域学校協働本部、そして地域全体に関することは市民自治協議会の活動となりますが、当然地域の挨拶運動あったり、防災訓練など重なる部分も多くあります。 71 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 72 ◯2番 中嶋宏明議員 今、教えていただいたみたいに、確かに活動が重なる部分というのが非常にあると思います。コミュニティスクールというのは教育と地域の協働あって、市民自治協議会はまちづくりを目的とされているものと思いますので、今後とも連携の方をとっていただいて活動を一緒にしていただければなと思います。  今言っております市民自治協議会、こちらの方や市内全域の自治会の方も活動に参加されていくと思います。こちらの方は、教育こども部だけはなく、所管は地域活力創生部になるとは思います。これと同時に生涯学習グループとか、寿大学所属のグループ、家庭教育支援チームなど、生涯学習部も関連してくるんじゃないかなと思われます。これらのことについて、庁内の連携とかはどういうふう形でされていくようになりますでしょうか。 73 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 74 ◯奥田吉伸教育こども部長 庁内連携ということのお話ございますけれども、当然のことながら、やはり庁内横断的事業を行っていく場合につきましては、当然協力体制をもって連携を図っていくということを考えております。 75 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 76 ◯2番 中嶋宏明議員 活動が活発になるとか、若しくは大きな活動になれば必然的に部をまたぎ、関わってくることあるかと思います。市長も昨日、部局間の連携についてということで答弁いただいていました。縦割りではなく、部局間で連携をとっていただき、推進していっていただいたらなと思います。私もこちらの方はお願いしたいなと思っております。  次に、学校は地域に対してどのよう姿勢で関わっていく必要があるとお考えんでしょうか。また、子どもたちの関わりについてもどのように考えられていますでしょうか。 77 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 78 ◯原井葉子教育長 これまでも学校は地域の方に様々支援をしていただいてまいりました。ただしていただくということはなく、学校にとって地域、学校ができる地域への役割というものもしっかりと考えていかなければならないなというふうに思っております。また、子どもたちの関わりにつきましては、校区探検や地域学習などの活動の中で、子どもたちに、自分たちは地域の一員あるということを自覚し、また自分たちは地域のために何ができるんだろうというそういう意識を持たせることが大切はないかなというふうに思います。例えば、公園の掃除をするとか、一緒に地域の方とクリーンキャンペーンに参加するとかそういうことも含めて、子どもたちの地域愛というのを育てていく機会にしていけたらなというふうに思っております。 79 ◯吉村善明副議長 中嶋議員
    80 ◯2番 中嶋宏明議員 おっしゃっていただいたみたいに、学校も地域の一員あってということで子どもたちも相互に協力の方というのをしていただけるようによろしくお願いしたいと思っております。  次に、三つ目のところに移らせていただきます。  3点目、地域学校協働活動を実施するに当たり、小中学校の施設の活用等、現在の施設の利用活動、利用状況についてです。  1回目の答弁の中に学校の図書室の開放というふうにありましたが、どのように活用されていますでしょうか。 81 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 82 ◯原井葉子教育長 学校では、保幼小の接続事業の一環としまして、保育園や幼稚園の園児さんが図書室に来て読み聞かせをしたり、また本を体験的に読んでもらったりということをしております。また、長期の休みには開放日を設定して、地域の方々にも学校の図書室に足を運んでいただくというようことに取り組んでいる学校もあります。 83 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 84 ◯2番 中嶋宏明議員 今おっしゃっていただいているのも全てではないのかなと思います。現時点で、全てという学校が地域の人に対して開放しているということはなく、開放も難しいかなと思いますし、ですけど、そういったよう活動を広げていっていただいたらなと思います。保幼小連携の一環としては、先ほど図書室の開放の分のことがありましたけれども、その中に地域ボランティアさんとかが入っていただいたりとかして、ともに行っていただけるようことも取組の一つじゃないかなと思いますので、そういったようことも併せて、また広げていただいたらなと思います。  ちょっと次に、他市の事例ということになるんですけども、大阪市の話になりまして、大阪市の生涯学習ルーム事業というのをちょっとご案内するんですけども、こちらの方は市内の小学校特別教室を利用して講座を実施しているという部分です。中身としては、その中をちょっと読みますと、市民の日常生活にとって身近施設ある小学校を地域における市民の生涯学習活動の拠点として、地域住民への学習機会の提供と充実を図り、地域のコミュニティづくりにも寄与していますと。こちらの方は2009年ですけども、大阪市内の小学校区297校で開設されているというふうになっています。運営については、各小学校区において地域の学習ニーズに応える事業となるよう、地域住民を中心メンバーとして組織された生涯学習ルームの運営委員会というのが行っていて、それは誰がやっているかと言いましたら、市民ボランティアが担っているというよう部分があるんですけども、大阪市の特徴というのは、生涯学習施設や公民館ではなくて、学校の特別教室というのを使用して生涯学習を地域の方々が入っておられるようんです。学校施設の開放をそれでされているんですけど、規模も違う話にはなるんですけども、このよう取組はどのように見られますでしょうか。 85 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 86 ◯原井葉子教育長 大阪市の方は生涯学習施設があまりない、少ないために学校の空き教室を開放して生涯学習を行っているということもあるかと思うのですが、生駒市では生涯学習施設が整っているため、現在学校を開放して生涯学習ということはあまり行っていません。ただ、今後地域学校協働活動の拠点として学校施設を開放し、活用していく必要があるかと思います。 87 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 88 ◯2番 中嶋宏明議員 私も、全ての人がどんどん入ってというのは非常に考えるところと思うので、なんですけども、地域学校協働活動の拠点として学校施設の開放、活用することというのは非常に必要ことはないかなと思いますし、それはちょっと要望していきたいなと思います。今お話しいただいた地域学校協働活動の拠点として不可欠ある学校施設の利活用というのは既に行われていますでしょうか。 89 ◯吉村善明副議長 原井教育長。 90 ◯原井葉子教育長 地域と学校がともにするイベントあったり、活動あったり、会議あったりというところにつきましては、現在も学校の施設を使って行っております。ただ、それは平日にすることが多いです。土曜、日曜、休日にするときも学校の職員が参加しますので、そのときには学校を開けて使うことができます。休日について、学校の職員が参加しない地域だけの集まりということあれば、例えば北小中学校の多目的室は外からでも入れる地域玄関というのがありまして、休日でも、育友会の会議や地域のサークル活動、また会議の場として使用されております。生駒南第二小学校でも多目的教室を自治会の会議に貸出しを行ったりもしています。しかし、他校では、休日に外から学校の中に入る手だてがないのが現状あります。セキュリティ面も考えて、今後、改修等の際には、この点も踏まえて行われると、更に学校を地域に開放することが容易になるのはないかと考えております。 91 ◯吉村善明副議長 中嶋議員。 92 ◯2番 中嶋宏明議員 今おっしゃっていただいたみたいに確かにセキュリティ面というのはやっぱり一番に考えてもらいながら、学校施設、これをコミュニティスクール等、地域学校協働活動にとってやっぱり拠点となる、学校施設コミュニティスクール等、地域学校協働活動にとって拠点となるところになります。そして、学校の開放というのも、それにとって必要ことと考えます。全ての学校が同じつくりになっているわけはないですし、建て替えとか改修の時期も差があると思うんですけども、できるだけ早い段階でその鍵とか、その他の考えられる部分も踏まえて、整備の方をちょっと図っていっていただいたらなと思います。こちらの方は要望の方をしておきます。  最後に、新学習指導要領というのが幼稚園、小学校、中学校と順番に改定されました。そこにはこれからの教育課程の理念が書かれてあります。よりよい学校教育を通じてよりよい社会をつくるという目標を、学校と社会が共有し、それぞれの学校において必要教育内容をどのように学び、どのよう資質、能力を身につけられるようにするかを明確にしながら、社会との連携、協働により、その実現を図っていくということと、あと、さらに社会に開かれた教育課程というところには、3番にあるんですけども、教育課程の実施に当たって、地域の人的物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育と連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じず、その目指すところを社会と共有、連携しながら実現されることともあります。そして、生駒市教育委員会も、第2次生駒市教育大綱と、第2次生駒市教育大綱アクションプラン令和3年度の中にも、地域に開かれ、地域とともにある学校づくりの推進とあります。こちらの方は学校、保護者、地域住民の協働を通じて、子どもたちの豊か成長を支え、育むための地域の拠点となる地域とともにある学校の実現に向け、コミュニティスクールを推進しますとあります。これらのことから、やっぱり学習において、学校と地域が連携しないといけない、連携しないとできないようになっているんじゃないかなと思われます。現時点で、コロナ禍あり、今までのよう方法で活動がしにくくなっていると思います。これからの子どもたちの成長のことも考えて、コミュニティスクールの更なる推進の方をよろしくお願いいたします。モデル校4校以外は今年始まったばかりの事業ですので、よろしくお願いします。  以上で一般質問を終わります。 93 ◯吉村善明副議長 次に、19番中浦新悟議員。              (19番 中浦新悟議員 登壇) 94 ◯19番 中浦新悟議員 それでは、コロナワクチン接種誤注射に係る安全管理についての一般質問を行います。  4月28日のコロナワクチン接種誤注射に関し、5月18日に厚生消防委員会において報告を受けたところですが、改めて経緯や責任の所在、市及び市立病院の安全管理の対応などについて伺ってまいります。  一つ目、生理食塩水の誤注射をした方を特定するため、2回目の接種時に抗体検査を実施するとのことありましたが、どのよう結果となったのでしょうか。  二つ目、誤注射は、誰、どこの責任となるのでしょうか。また、誤注射により必要となった抗体検査費用などは、誰、どこが負担をすることになるのでしょうか。  三つ目、誤注射に関し、市への報告や検証などに時間を要したことについて、市及び市立病院はそれぞれどのよう見解をお持ちでしょうか。また、今後どのよう対応をしていくのでしょうか。  四つ目、生駒市立病院や、ほか自治体などで医療のミスを踏まえ、ワクチン接種に当たり、どのよう対策を講じていくのでしょうか。  以上、登壇しての質問を終わります、次回からは自席で行います。 95 ◯吉村善明副議長 近藤福祉健康部長。              (近藤桂子福祉健康部長 登壇) 96 ◯近藤桂子福祉健康部長 それでは、中浦議員のコロナワクチン接種誤注射に係る安全管理についてにつきましてお答えをさせていただきます。  まず、1点目の生理食塩水を誤注射した方を特定するため、2回目の接種時に抗体検査を実施するとのことあったが、どのよう結果となったのかについてございます。  4月28日、接種当日の被接種者ある市民39名及び市立病院等の医療従事者等15名、計54名に対して、ご本人の承諾を得た上で、5月12日から20日の間に医療従事者等に、また20日には市民に、それぞれ2回目接種に先立ち、採血による抗体検査を実施いたしました。その結果といたしましては、抗体ができている方が45名、抗体獲得とされる値に満たない方が9名おられました。この9名に対して、5月27日から29日にかけて採血を行い、2回目接種後の抗体価を測定した結果、抗体価の上昇が認められない方が複数名おられたことから、ワクチンの3回目の接種が問題がないかなどについて奈良県及び厚生労働省の見解を参考に、市立病院と協議の上、今後の方針を早急に決定したいと考えております。  次に、2点目の誤注射は誰、どこの責任となるのか。また、誤注射により必要となった抗体検査費用などは誰、どこが負担することになるのかについてございます。  各医療機関においては、予防接種を含め、医療ミスを起こさないよう必要手だてを講じていただくこと市民が安心して医療を受けることができると認識をしております。その上で、ご質問の誤注射は誰、どこの責任となるのかにつきまして、新型コロナウイルス感染症の予防接種は予防接種法に基づく予防接種とみなして行われており、全国自治体と公益社団法人日本医師会との間で締結している委託契約に加入するために、市と市立病院がそれぞれ権限の委任を行っている中で実施しているものございます。したがいまして、本件につきましては、その委託事業における事故となるものあり、最終的には事業の実施主体ある市にその法に基づく責任がありますが、具体的対応に当たっては新型コロナウイルス感染症の予防接種に係る委託契約の取決めに従い、事業の執行者ある市立病院と協議しながら進めていくことになると考えております。  次に、3点目の誤注射に関し、市への報告や検証などに時間を要したことについて、市及び市立病院はそれぞれどのよう見解か、また今後どのよう対応をするのかについてございます。  今回の誤注射事案については、予防接種に係る間違い報告として、事故の概要や原因、今後の対応方針と所定の項目について市に報告するよう取り決められており、その取決めに基づいて、市立病院から事故の概要や原因に合わせて、誤注射の該当者の特定方法と今後の対応方針及び作業手順等の見直し等再発防止策について、医療安全管理委員会の審議を得て、5月10日に市に報告されたものございます。今後は、市と市立病院との迅速連携体制を確立し、情報共有のための体制を整備できるように努めてまいります。  最後に、4点目の生駒市立病院や他自治体などでの医療ミスを踏まえ、ワクチン接種に当たり、どのよう対策を講じていくのかについてございます。  市立病院としては、使用、未使用のバイアルのトレー分け、生理食塩水による希釈前に未使用あることの確認、バイアルへの希釈者氏名への記入等、接種手順書を改正した上で、各工程において複数職員によるチェック体制を徹底し、再発防止に努め、安全安心接種体制を徹底することにより信頼回復に努めてまいります。また、厚生労働省に報告されている他自治体のワクチン接種の間違い事例として、接種間隔不足、再冷凍による保管方法の間違い、希釈充填作業での間違い、接種容量不足や注射針の再利用等が報告されており、接種回数の増加に伴い、様々間違い事例も生じています。本市といたしましても、今後、市立病院以外でも、市内の病院や診療所での個別接種、市の施設ある特設会場での集団接種、高齢者施設等での接種などが本格化する状況下、予防接種に携わっていただく医療機関や医療従事者に対し、安全管理を徹底してもらうよう予防接種に関するガイドラインの積極的活用や、国の通知文書等を改めて周知するとともに、国、県や医師会等との連携により、管理監督、報告体制を徹底していくこと安全安心予防接種に努めてまいります。  以上ございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 97 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 98 ◯19番 中浦新悟議員 まず、第1点目から、27日から29日までその9名のうちの方の中で更に抗体検査されているということですけども、その結果複数名、抗体価の低い方がおられた。その複数名、具体的に何人ですか。 99 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 100 ◯近藤桂子福祉健康部長 4名と聞いております。 101 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 102 ◯19番 中浦新悟議員 その対策として、今後の対応として国、県に問題ないかということを何か参考にしている、何を参考にしているんですか。何の話のか、ちょっとこの前、委員会の答弁の中では、医学的に問題がないという見解しか聞いてないものですから、何を参考に、何を問題ないということを位置付けたくて、今、検討に入っておられるのか、もうちょっと詳細に説明してください。 103 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 104 ◯近藤桂子福祉健康部長 先日の委員会において医学的に問題がないというのは、これは一部の研究の資料に基づきまして、免疫をつけていく上で、抗体価が低い方に対して、改めての接種を行うことブースター効果と言いますか、免疫をつけていくという、その効果が望めるというようデータもございましたので、その点について問題ないというふうにはお答えはさせていただきました。ただ、それを、それがよしとして全てに対してよしとできるのかどうのか、3回目の接種についての費用をどのように扱うのか、3回目の接種について、それぞれその4名の方々に対して行うことに対しての健康被害が生じたとき、若しくは、そういった辺り、誤接種の1名と、それ以外の3名の方は、それぞれ対応が違うかと思いますので、そういった辺りの見解を今現在、意見聴取をしているよう段階ございます。 105 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 106 ◯19番 中浦新悟議員 県厚労省から意見を聴取しているのか、何か今確認している状態、今相談をかけている状態ですか。 107 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 108 ◯近藤桂子福祉健康部長 今現在、国の方に対しまして、先ほど述べました、これも複数名おられることに対して、この複数名の方の3回目の接種ということの取扱いについて照会をかけているところございます。 109 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 110 ◯19番 中浦新悟議員 その見解は、いつ、その照会の答えというのはいつ出てくるんですか。 111 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 112 ◯近藤桂子福祉健康部長 明確にいつというようお答えはいただいてないんですけれども、この議会もございましたので、本当は今日には分かっておきたかったというのが正直ところございます。ですので、もう1週間も2週間も先ということはなく、近日中には示されるものというふうに認識しております。 113 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 114 ◯19番 中浦新悟議員 その見解と言うか、県と国の方針、見解いかんによって今後の対応が変わるということですね。 115 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 116 ◯近藤桂子福祉健康部長 はい、その見解を基に、市立病院とそれぞれどのように対応していくのかということを、早急に協議をいたしまして対応したいと考えております。 117 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 118 ◯19番 中浦新悟議員 何か委員会でのイメージが聞いてたイメージと何かえらい違うなという感想んですね。あのとき問題ないから、3回目接種していくんです。時期によっては、タイミングはこれからみたい感じだったと思うんですけども、何か場合によっちゃ打たない可能性もあるということですね、3回目。 119 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 120 ◯近藤桂子福祉健康部長 他自治体の例を見ますと、3回目接種されているところなんかが多うございますけれども、それに関しましてはまだ明確お答えがいただいてないところですので、市としても打つのか、打たないのかというようことは変わっていく可能性はございます。 121 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 122 ◯19番 中浦新悟議員 被害者という言い方、かわいそう言い方になるのかもしれないですけど、まさに被害者の方にどう説明しているんですか、現状。 123 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 124 ◯近藤桂子福祉健康部長 まず、9名の方に対して、今回2回目の採血を行われた9名の方に対して、それぞれに抗体価の値について説明をして、検査をしました病院の方から結果説明をしております。その中でその4名の方については、今後の接種に関しては、市と協議の上で決定をするので、いましばらく待っていただきたいというよう形で今お待ちをいただいているところございます。 125 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 126 ◯19番 中浦新悟議員 最終、それを、県、国の報告を受けて、市と市立病院とで協議をして、本人さんにお話を、今後どうしますよというお話をして、それでその本人さんの同意をいただいた上で対応していくということですね。問題がないようにしていただきたいんですけども、市で先ほど抗体価、改めて接種、抗体価、低い方も、免疫学と言うのかな、その辺の考え方では問題ないんですよという医学的見解もあるみたいことを言っていましたけど、そもそもこれ、副反応もある話んでね、抗体だけの話で言っているんじゃないと思うので、その辺りも当然知っていらっしゃる、理解はしていらっしゃる話と思うので、しっかりと安全に、本人さんが納得できるように、対応していってください。そこはもうお任せして、次、行きます。  契約の話です。これもまた委員会の場所では僕の認識で申し訳ないかもしんないですけども、市立病院と言うか、徳洲会と市の基本協定書に基づいて物事は動いているんというふう理解をしてしまいました。正にそういうやり取りもありました。今回、基本協定書に関しては一切触れられてもないんですけども、答弁で、基本協定書、どこ、行きましたか。どういう対応になるんでしょうか。 127 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 128 ◯近藤桂子福祉健康部長 私も委員会の中で、基本的にこの予防接種の報告、市立病院なければ予防接種法に基づくそういう取決めの中でということが、まず第1段階としてございますが、今回の事故を起こしたところが市立病院ということもございます。市立病院との協定書におきましても、医療事故等起こった際には速やかに市に報告するものというものもございますので、当然私の認識の中でも、これについては協定書に基づく報告というものも加えてあるものというふう認識でお答えはさせていただきました。 129 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 130 ◯19番 中浦新悟議員 実際、この基本協定書というのは今回のワクチン接種において何らか適用されるものんですか。 131 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 132 ◯近藤桂子福祉健康部長 この医療事故のケースに関しましても、いろいろケースが想定をされます。その中で健康被害が生じた場合、これに関しましては、先の予防接種法による救済制度、こちらを優先になりますけども、それ以外、そこに乗ってこない分に関しまして、やはり基本的には市と市立病院とのこの協定というものが生きてくるものかというふうに認識をしております。 133 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 134 ◯19番 中浦新悟議員 もう一回説明してもらっていいですか。すいません。 135 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 136 ◯近藤桂子福祉健康部長 申し訳ございません。なかなか表現、説明が不十分申し訳ありません。こちら、協定書におきましての16条に医療事故等の対応というところがございます。ご存じのことと思いますけれども、そこの中に医療行為等に係る事故により患者、又はその者に対し損害を与えた場合には、乙がその責任を負うものとする。その前項の場合において、乙は速やかに適切措置を採るとともに、甲に報告するものとする。これはご指摘いただいたことかと思います。これに関しまして、この医療事故についてを今回の市と市立病院との関係性の中で適用していくのかどうかといった辺りに関しましては、こちらの方も視野に入れながら、今、市立病院との協議をしているところございます。 137 ◯吉村善明副議長 古川管理者。 138 ◯古川文男水道事業管理者 すいません、簡単に言えば、市立病院とは基本協定を締結してございます。この基本協定という分については、医療行為の場合のリスク分担ということ医療行為に対して事故等があれば、これは指定管理者の責任ですよと、こういうよう形になっているのが協定書です。今回のワクチンの誤接種については、あくまでも接種をやって副反応等が出た医療事故、つまり損害賠償が発生するというよう形については、その対応についてはその契約書の中に定まっているんです。だから、ワクチン打って、副反応等が出れば、当然契約に基づいて対応をやっていきますよと。これはワクチンの法律に定まっている決め方です。けども、それ以外の分ってあるんですね。例えば、その工程、打つ段取りと言うんですか、打つその作業をやっている間に起こったケースとか、そういったものは、これ、被害があるかないかというのが、ちょっとそこが見えないようところ、そういった分については、甲乙協議という形になっているんです。その甲乙協議をするに際しては、相手がたまたま、委任先が市立病院ですので、だから、そことの協議になってくるときには、やはり協定書というのも一つの視点になってくるというよう説明ということでよろしくお願いできたらなと思います。 139 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 140 ◯19番 中浦新悟議員 今回の接種ミス、誤接種において現段階のままがいいんですけど、現段階では健康被害がまだ発生していないので、委託契約、また後で説明してほしいんですけども、委託契約の中では対応の事故なく、双方で話合いせえということですと、双方で話合いする中で、生駒市立病院としての考え方の中で基本協定書があるからそれも踏まえて話ししましょうという状態んですということですよね。それは分かりました。じゃあ、その委託契約の話、基本協定書ではないと。それ、ちょっと正直、これも委員会で全く触れられてもない、正直初めて聞いたぐらいの話んですけどね。委託契約とは一体何のか、どんな契約でワクチン接種が行われているのかというのをちょっと説明いただけますか。 141 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 142 ◯近藤桂子福祉健康部長 すいません。端的に説明させていただくことができるかどうか分かりませんけれども、今回のこの予防接種に関しましては、全国規模で実施を行う予防接種ということございます。ただ、予防接種の実施主体は市町村にあるということ市町村が実施主体として、費用の負担あったりとか、先ほど来あります健康被害が生じたときの対応あるとか、そういったものを担うものとしてうたわれているものございますが、それをそれぞれの全国規模で行われる各医療機関と各自治体が個々に行う、契約を結ぶということが非常に非効率かつ全国的アンバランスも生じるということ全国知事会と公益社団法人日本医師会、こちらの方が代表となって、それぞれに委任をして委託をする、実施をする、知事会の方には各自治体が、日本医師会の方には各医療機関が委任をして、委託契約という行為に基づいて、このコロナワクチン接種の事業を実施するというものございます。その委託契約の内容としましては、予防接種を行うことに関する目的あったりとか、その委任のための手続き、それと委託業務といたしましては接種対象者の確認、予診、ワクチンの接種、その他予防接種を行うために必要業務、これを市立病院、今回ですと、丁ある市立病院に委任をして、市立病院が受託をする形になって、それに基づいて予防接種を行うものございます。すいません、ちょっと、説明が。 143 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 144 ◯19番 中浦新悟議員 僕、これ、一般質問を出したことによって、正直この委託契約の存在、知りました。先ほども言いましたけど、委員会の場所で、僕は基本協定書に基づいて市立病院がワクチン接種という医療行為をしているんと認識していました。それが勘違いだったのかもしんないんですけども、でも蓋を開けてみたら別の契約があるんですと。説明してくださいよ。知らなけりゃ質問もできません。そういったことを、今、正直、口頭で説明してくださいと、正直丁寧に説明されても、こんなん、条文なんて、頭、入ってこうへんし、イメージもわかないんですけど、そういったことをきちんと報告する義務ってあると思いますよ。もっと今回みたいミスが起こって委員会が開かれて、そこで報告するにおいて、どうあるのか。そこで市の責務というのがあるわけですよね。先ほど、古川管理者も含めてですけど、答弁あったけども、その中には責任の在り方も書いてあるわけんですよね。そんなんきちんと説明していただかないと分からないですよね。そういったことを今後ちょっと注意していただきたい。これ、ちょっと苦言、呈しておきます。  あと、併せてちょっとその契約内容、細かく聞いてても分からないんですけど、結局、この委託契約によってワクチン接種することですけども、結局、市はどんな立場んですか。 145 ◯吉村善明副議長 古川管理者。 146 ◯古川文男水道事業管理者 ちょっと整理させてもらいたいなと思います。この新型コロナウイルスのワクチンに係る予防接種、これは中身が接種対象者を確認します。また、予診をします。また、ワクチンの接種をします。その他、本予防接種を行うために必要業務、この一つのくくりを生駒市が市立病院に対して委任するんです。それを今度市立病院は今申しました業務を受任するという、そういった契約が本契約になっています。これを全国的にやっていきますので、言葉、専門用語では集合契約という形態をとって、全国統一でやって進めますよというよう仕組みです。また、委託をするのが生駒市です。つまり、この委託をするという行為は何かと言うていったならば、このワクチンの接種は生駒市の仕事です。だから、その仕事を第三者に委託するというよう仕組みになります。つまり、生駒市の業務を第三者に委託しますよ、第三者の方はその業務を受託しますよ、そういった契約行為が一つのくくりというよう品物ということでご理解、よろしくお願いします。 147 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 148 ◯19番 中浦新悟議員 正直、僕ね、ご説明をもらって、その契約書に関してはさすがにちょっと目を通させてもらっているので、ある程度頭に入っているんですけども、また皆さん、裏で聞いてください。あと、結局今回のこの誤接種で、市って何の過失があったんですか。何らかの形で責を負うんですよね。協議の結果になるのかもしれないんですけど、市ってどんな過失があるんですか。 149 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 150 ◯近藤桂子福祉健康部長 責任といいますと、健康被害が生じた場合のその救済にかかる費用、こちらの方の支払い、その他賠償が行った場合にはその賠償を行う、こういった辺りの責任を負うものございます。 151 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 152 ◯19番 中浦新悟議員 その責任を負うのは契約書上そうなっていますよ。市の過失は、何の過ちを犯したんですか、市は。何の過ちも犯してないのに責任を負うんですか。 153 ◯吉村善明副議長 古川管理者。 154 ◯古川文男水道事業管理者 先ほど申しましたように、委託は市から第三者に委託します。今度は逆にその業務を執行することを受託するんですね。だから、その執行上で起こったことは受託した方のやはり第一義的に責任あるというよう形で考えております。
    155 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 156 ◯19番 中浦新悟議員 すなわち、管理監督責任、市にあるんだろうなと僕は思っているんです。委託したから、じゃあ、相手が、相手に任せっきりですよ、そんな話じゃないですよね。市も当然責任を負うわけから、管理監督責任ありますよね。すいません、ちょっともう先、こっちで言っちゃいますけど、今回の委託契約、基本協定書と違って求償権はないですよね。求償権がないということは余計に市の責任が重たいということですよね。そんな状態ので、じゃあ、結局市の管理監督責任がどうだったのか、当然事故が起こったときのフォローも全部含めて、市は管理監督責任が僕はあると思っているんですけど、その認識は正しいですかね。 157 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 158 ◯近藤桂子福祉健康部長 管理監督と言いますか、全てに関しての管理監督の権限を市の方で与えられているかと言うと、医療行為に関しては厳しいところがございますが、予防接種を実施していただく、安全にしていただくという上におきましては、きちんと国が示す手引なり、そういった情報については、逐次提供してこの手引に基づいてきちんとやってくださいということを周知徹底するということは、市としては、行うべきことかなというふうには認識しております。 159 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 160 ◯19番 中浦新悟議員 管理監督という言葉にこだわる必要じゃないんですけど、市にはちゃんと委託先が適切に接種をするということに対して、物を言うじゃないですけども、しっかりと対応していただけるように、手引も含めてしていく責任があるんだろうと思っていますし、実際今回のこの委託契約の条文を見てたら、第4条の方に、丁、病院側ですね、丁は前項に定めるものの他、本委託契約の実施に関して丙が行う、市が行うんですね、市が行う個別の指示に従わなければならないという条文も入っていますよね。結局当然集合契約で全国一律の契約内容になっているとは言え、各自治体、各病院によって対応というのも、環境というのも変わってくるかもしれない。あるならば、市としても、その時々において、場所において、内容によって、それなりに指示する権限を与えられているわけですよね。権限、そういう指示をする権限があるいうことは僕、責任も当然発生するだろうし、指示をするイコール、監督することだろうと私は認識しているんですけどもね、そういう認識で合っていますかね。 161 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 162 ◯近藤桂子福祉健康部長 市といたしましても、国の方の示しているものだけは不足するというふう認識はございますので、先ほど申しましたように、周知徹底ということ間違い事例のことの情報提供あったりとか、チェックリスト、そういったものについて再度、毎年子どもさん向けの定期の予防接種の医療機関に向けては、そういったガイドラインなんかもお渡しをしていますが、渡したからといって、それで安心することなく、こういった事案が生じた際には、改めて確認をしていただけるようにという旨の文章は最低限発出してまいりたいというふうに思っております。 163 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 164 ◯19番 中浦新悟議員 でね、すいません、少し話、飛んじゃうんですけど、結局これで3回目のワクチン接種をする可能性があってしたとして、健康被害が生じた場合はどういう責任になっているんですか。誰がどう責任をとっていくことになるんですか。 165 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 166 ◯近藤桂子福祉健康部長 これまでいろいろと国、県等から聞いている情報に基づいての回答になりますけれども、3回目を打つ場合、抗体価が低くて3回目を打つ場合、1回目を無効として、3回目を2回目の予防接種として実施をするというふうに、そういう見解もございますので、そうなると3回目の接種は2回目の接種として、この予防接種法に基づく健康被害の救済の対象として手続きを進めていくことになります。 167 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 168 ◯19番 中浦新悟議員 すなわち誰の責任で、もしから健康被害が生じた責任というと、物の言い方、嫌らしいですけど、お金の話が発生した。じゃあ、誰の責任になるんですか。 169 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 170 ◯近藤桂子福祉健康部長 それに伴って生じる補償の額、お金に関しましては市の方から支払うことになります。 171 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 172 ◯19番 中浦新悟議員 すなわち、それが求償権がないということにもなるし、市の責任ですよ。今、3回目を2回目、1回目はなくして3回目を2回目とみなすみたいことの報告を言ってましたけど、その健康被害の中でもさっきも言いましたけど、副反応も含めて様々あり得ますよね。それも全部ひっくるめてやっぱり何か起こったら全部、市ということいいということですね。これ、ちょっと確認だけさせてください。 173 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 174 ◯小紫雅史市長 これは他のワクチンのときも一緒と思いますけども、何か健康被害が生じたときに、市の方からその健康被害に遭われた方に、これは国の制度ので、国からお金が来て、市を通して払うということになって、全国的制度と思います。これにつきましては、こちらの委託契約書の方にもあるように、市の方が、これは国の制度として国からそういう意味でお金が来るはずですけども、市の方から責任を持ってお支払いをすると、そういうことは、それは議員おっしゃるとおりかというふうに思います。 175 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 176 ◯19番 中浦新悟議員 そこも確認したかったんです。市の責任、市が払うことになる。国からお金、背景としては、出てくるんですか。 177 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 178 ◯小紫雅史市長 すいません、申し訳ございません。国の制度ですが、お金自体は市の予算から出すということございます。ワクチンの健康被害に対するこういうお支払い、損害賠償と言うか、お支払いというのは国の制度として一律ありますけれども、どこからお金が出るかというのは、すいません、失礼いたしました。正確に言うと市の予算を立てて市からお支払いをするということございます。 179 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 180 ◯19番 中浦新悟議員 責めるというんじゃなくて、僕、分からないので、ルール聞きたくて。結局、やっぱり市、背負うんですね。重たいですね。ないようにしていただきたいんですけども、こればっかりは分からないので。  今回、市立病院が対象やとなっているので、ややこしい部分もあったところもあるんですけど、結局これから、今現在からも、民間病院とかクリニックとか今、ワクチン接種をどんどん進めていってもらっていますよね。となった場合は、事故等の責任について今どういうふうに話が詰められているんですか。もし何かあったときにはどうなるよというのはどういう話をしているんですか、その民間クリニックに対して。 181 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 182 ◯近藤桂子福祉健康部長 民間のクリニックさんに関しましては、こちらの方でお願いをしているのはこの予防接種の委託契約に基づく行為をお願いしていますので、その範囲の中で市の方で負担すべきことは市で負担をいたしますけれども、それ以外のことに関しましては、基本、そこの医療機関の方で実施をしていただくことになります。ただ、どのようケースで、どのようことが起こっているのかというようことがまた個々にいろいろ状況もあろうかと思いますので、その際にはそれぞれ協議と言いますか、話合いを持った上で決定していきたいというふうに思っております。 183 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 184 ◯19番 中浦新悟議員 結局事件、事件が起こったら、今は市立病院の件もそうですけど、もし事件、事故が起こったら、事後的に協議しますよということですね。これは今後のクリニック、民間病院さんにおいても、全て何かが起こったら事後的に協議をしますという話で、事前に何か取決めがあるわけはないんですね。 185 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 186 ◯近藤桂子福祉健康部長 取決めというのは、費用負担とかそういうリスク配分の取決めということよろしいでしょうか。そういったものは特段特に明確事前の協議というものはございません。 187 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 188 ◯19番 中浦新悟議員 そこですごい気になるのは、今回市立から、基本協定書というのが多少あって、ベースとなるものがあって、求償権というものがあって物を考えられるけど、他の民間病院さんはないですよね。じゃあ、何でもって、その過失の割合を考えるんですか。今回みたい生理食塩水を注入しましたというよう事故だったら過失は何割ですよ。どっかの市みたいに、例えばもう注射器の針を再利用して刺しちゃいました。じゃあ、これはどんなんですよ。誰がどうやって物を決めるんですか、事後的に。あなた方は、これにかかった費用、もしこんな健康被害がない場合はこんだけは見てくださいよ、市はこんけ見ますよと、事前の何の話もなくて事後的に決めますってこれ、そのケース、ケースというのは分かりますよ。どんなミスが起こるのか、どんなことが起こるのか分かれへんからと言うけども、じゃあ、その都度、その都度そのジャッジメント、誰、するんですか。 189 ◯吉村善明副議長 古川管理者。 190 ◯古川文男水道事業管理者 予防接種法では、あくまでも健康被害が生じた場合については、やはり委託するもと、つまり市町村ですね。けども、被害が生じない、この作業道中に、例えば誤接種とか、あるいは液を間違ったとか、空の注射を打ったとか、そういったものはやっぱりその接種やったもの以外の行為については、あくまでも任意規定としてお互いに話ししましょうと。つまり、このケースは何割、このケースは何割やというのは、その協議の中でどれだけの過失があって、どういったケースという事例を一つずつ分析やった上で決めていく必要があるんですね。だから、あらかじめこういった分についてはこうこうというのはちょっとそれを決めるいうのはなかなか難しいと。だから、当然のことながら、それは一つずつケース、ケースにやっぱり従いながら、お互いに誠意を持って協議をしながら、そこは話合いの中で任意に定めますよというのがこの大きな枠組みの中の一つです。 191 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 192 ◯19番 中浦新悟議員 古川管理者、言ってることは分かるんです。僕も言うときながら、事前に何を決めれんのやろうというのは、理解はしているんです。とは言え、何か起こったときに、そのジャッジメントというのがあるわけですよね。結果もしこんな事例が起こったら、もし何かあったならば、これはもう裁判に任せます、これは国の判断に任せますなどなど言っておかないと、結局そこ何にも、民間からしてみたら何にも取決めもないまま、後で決めまっせ。どうやって後で決めまっせというのぐらいは、共通の理解をしておかないと、これトラブルの種でっせ。そういったところに不透明さが残っていたら、民間病院だって、これ、ワクチン接種、別にリスクあるからそれぞれ課題があるわけそのリスクに対してどうなっていくのかというのは知っておきたいところと思うんです。今まだ答弁聞いていると、具体にそんなことは詰まっていないよう雰囲気ですけども、詰めろと言いませんけども、民間、委託先等、市がおんなじ理解を持っているようにしてください。これからミスは起こらないようにすると思うので、ミスは起こらないと思うんですけども、そんなこと分かりませんのでね。そういうのはきちんとしておく必要があると思うので、これはお願いできますか。 193 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 194 ◯小紫雅史市長 今、中浦議員おっしゃっていることは、例えば、これから、今回市立病院の件でしたけれども、民間の病院、あとは各診療所、お願いするに当たって、やはり当然その接種に係る様々もちろん副反応もそうですし、いろんなミスも含めてリスクがあるということその辺りをある程度クリアにならないと、引き受けていいのかどうかという判断を左右する話あると、これは議員おっしゃっているとおりと思います。ただ、我々、申し上げられるのは、さっき古川特命監からもあったところと重複するかもしれませんが、まずは事前にという話で言うと、やはり今回その全国知事会と日本医師会の方で集団契約されて、丙丁という形で我々と個別診療所等の医療機関の契約になっておりますけれども、ここに定めておること、若しくはその周りに様々厚労省等から来ているいろんな通知等もあると思いますが、事前にある程度決められるのあれば、やっぱりそこの範囲内、範囲のことというふうには思います。その上で、それやったら事後に起きたときになかなかケース・バイ・ケースだけじゃ各診療さんとかも、この場合、どうのかなというのがよく分からないまま、手を挙げてええんかとかいうようそういうところがあるんじゃないかって、それは議員ご指摘、私もよく分かるんですが、こればっかりは本当に今全国でいろんなミスだったりとか、副反応もいろいろ報告も少しずつされていますけども、どういうふう状況が出てくるかというのがなかなか事前に予見しがたいところがあるというところございますので、一言で言うと、やはり実際にケースが起きた場合に、この事前の契約書に基づいて、もちろんその医療機関等、市の間でのいろんな議論をしていったりとか、厚生労働省だったりとかいうところと相談をしてどう対応していくのかということ、場合によっては訴訟とかなっていくのかもしれませんが、そういうよう形でやっていく以外はないということと思います。  ただ、先ほど来から答弁しておりますように、健康被害につきましては、国の制度で、市の方からお金をお支払いする、これはちょっと国の方から一定市の方にお金の流れがあるのかどうかというのは今ちょっと私、存じ上げてないので、そこについては、明確答弁ができなくて申し訳ないんですが、いずれにせよ、副反応、健康被害に対する対応というものは市に責任があってきちんとそれは対応するということ、それ以外の場合も、もちろん先ほどから指導監督、管理責任等のお話をいただいておりますけれども、実際に医療行為を行った医療機関とそれを管理監督というのがいいのかちょっと分かりませんが、予防接種という業務を行っている市というのは、それは市の責任というのはありますので、そこをどういうふうに話をしていくかというのは、これはやっぱり事後的にケースに応じてやっていくとしか申し訳ないんですが、お答えできないというところが正直ところございます。 195 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 196 ◯19番 中浦新悟議員 事後的もいいし、今できることが何できるのかなんて僕も分からないけども、ただ双方がちゃんと理解しておけるようにしておいてくださいね。その後、理解しててもトラブルなんて起こるかもしれんけど、トラブルになるかもしれんけども、ケースごとになるかもしれんけども、しっかり事前には理解してもらえるように、今どんどん民間病院さん、手伝ってねってお願いしている段階ですよね。正に今から始めていってくれるところも増えるわけですよね。そういうところをちゃんと事前に、今回のミス、これを踏まえてやっておかないといけないことじゃないのかなというふうに認識していますので、お願いします。  三つ目、報告、検証のことについて、正直これに関してはちょっと僕がっかりするようことも耳にしています。これね、ちょっと委員会で確認したことで申し訳ないんですけども、もう一回改めて、この4月28日に誤注射があって、それ以降、どういう対応だったのか、どういう経緯のかというのを、申し訳ない、同じことでもいいかもしれないですけど、改めて時系列含めてちょっと説明いただけますか。 197 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 198 ◯近藤桂子福祉健康部長 28日に誤注射がありまして、その後、間違いのポイントが2点あることを確認した上で、29日の休日を挟ん30日に予定どおり予約をされている方の予防注射を実施されました。その後、その夕刻に市の方に第一報、28日に生理食塩水を誤ってお一人の方に接種した恐れがあるというようことの一報がございました。それに併せまして、その後、病院として。改めまして、すいません、事案の概要について、報道の方に流しましたその内容でお答えさせていただきます。  概要といたしまして、病院におきまして、令和3年4月の28日水曜日、14時から16時の間に、市民39人と病院職員等15人に対して、7階講堂交流センターで新型コロナウイルスワクチン接種を実施しました。この接種で使用していたファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンは1バイアルの原液量が0.45ミリリットルで1.8ミリリットルの生理食塩水を足して希釈し、0.3ミリずつ6本の接種注射器にこの薬液を充填して使用するものです。接種と並行して充填作業を行っていたところ、全ての注射器への充填が完了したにもかかわらず、使われていないバイアルが一つ残っていることに看護師が気づき、空のバイアルに生理食塩水を足した可能性が想定されたため、その場で注射器に充填された薬液を目視で確認し、生理食塩水だけが入った透明度の高い注射器を取り除いた上で接種を継続いたしました。しかし、全ての被接種者への接種が完了した後、薬液が入ったままの注射器が1本残っていたことから、当日接種した人のうち1名に誤って生理食塩水を接種したことが判明したものです。  経過といたしましては、28日に接種終了後、直後に院長に報告し、事故原因究明のため、接種手順等の検証を開始、30日には接種手順の見直し等再発防止のための対策を講じた上で住民接種を実施し、当院、市立病院から市の担当者に夕刻17時30分に事故の概要を報告しております。その後、病院の中で事実関係を関係者に意見聴取した後、5月7日の金曜日に院内の医療安全管理委員会を招集し、検証結果を報告し、当該事故の原因究明及び今後の対応について協議し、より詳細現場検証を実施することを決定、5月11日火曜日、市の担当者、これは私と担当の次長の方とで現場検証を実施し、事故の経緯と原因を確定したものございます。 199 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 200 ◯19番 中浦新悟議員 その経緯の中でもあったこの4月30日の接種に関して、これは市立病院が独自の判断で接種しているんですよね、報告前ですからね。そのことについて委員会でもありましたけど、そのことについて、市の見解、市はどう考えているんですか。 201 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 202 ◯近藤桂子福祉健康部長 委員会の方でも述べさせていただきましたように、市と市立病院との関係性におきまして、この28から30日の2日間というのを行ってから報告することなく病院の判断で、30日に接種されたことについては、報告に関しては遅いということ市立病院の方にも申し上げております。 203 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 204 ◯19番 中浦新悟議員 30日の報告が遅いんじゃなくて、報告ないまま接種したことに対する市の見解はどうんですかと聞いてるんです。 205 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 206 ◯近藤桂子福祉健康部長 今現在生駒市といたしましては、本当に1人でも多くの方のワクチン接種を進めたい、こちらの思いはすごく持っております。今、各医療機関の方に接種のお願いをして回っていく中でも、今これだけ感染症の対策を講じているにもかかわらず、なかなか感染者数が減っていかない、ストップしない、こういう中におきましては、ワクチン接種こそが唯一のこの流れを止めていく手段あるというようことを、そういう医療機関の認識もございますし、関係するいろいろ団体さんからの意見もございました。 207 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 208 ◯小紫雅史市長 今、近藤部長申し上げたことも一部あるんですけれども、やはり28日に起こったことがまず第一報でもその直後に市の方に報告がなかったことについては、これは我々としては大変遺憾ございますし、同時にいろいろこれは市立病院の中でも、そのままの体制で30日のワクチン接種に臨んわけはなくて、当然そういうミスが起こらないように、彼らの方もきちんと一定の検証をして短時間の間、29日が休みありましたけれども、その時間なんかも使ってそこの改善を図った上での接種を30日にしておると、それはご理解をいただきたいんですが、とは言え、おっしゃるように、市の方にきちんと28日に報告がなくて、市も一定それを知った上で、30日の接種をどうしていくのかというようことをきちんと我々も入って、ちゃんとできていない中で30日の接種が行われたと。これはやはり28日に報告をいただいて、どう改善するのかというのを、市も入った形で考えた上で、30日の接種に臨むのあれば、そういうふうにしていくというのが、これが最も望ましい形というのは、それは我々そういう認識でおります。今、近藤部長から申し上げたことも、もちろん市立病院の方の思いとしてもありますし、我々も市民からワクチンを一日も早くということもありますけれども、やはり安全接種というようものをしっかりと構築した上でのスピード感というふう認識ございますので、これにつきましては、28日に一報がなかったということの非常に問題のここは大きいものというふうには考えてございます。その点につきましては、市立病院にもきっちりとお伝えをしておるということございます。 209 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 210 ◯19番 中浦新悟議員 そうですよね。いや、そういう説明もなく、何かいいのかな、容認したのかなというふうにも思っていました。これね、これからほんまに今後の対策のことばっかりですけど、もし何かがあって、発覚して、でもワクチン接種、すぐしなければいけない状態だったら、接種する前に市に報告してもらいましょ。市の指示のもと、次のワクチン接種をしてください。対策をどんなのか聞いてね。それ、当たり前のことですから、情けないことですけど、徹底してくださいね。市の責任のもとでやっているんですからね、ワクチン接種ってね。徳洲会、勝手にやってるのと違うんでしょ。市が委託して、市が、これ、やってねと言って、そこでミス起こったならちゃんとすぐにとめられるぐらいの勢いのことはできるようになっておいてくださいね。  今回の報告に関して、本来、先ほどご答弁もありましたけども、28日にこうこうで30日に報告あって、その後、安全管理委員会が7日ぐらいに開かれますみたいことも言われて、10日に正式報告書が上がってきて、11日、職員が行って、12日に記者会見して、被害者の方にも報告してという流れです。さあ、ここの間、14日間、ここまでで。この対応よかった、最初の2日間の報告は聞いていますけど、残り30日からこの12日までの間の対応、これは、市はどう評価していますか。 211 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 212 ◯近藤桂子福祉健康部長 これに関しましては、市役所内部での連携不足によって、その後の対応に影響が及んでしまった、大きな影響が及んでしまった。これについては、本当に54名の方を始めといたしまして、市民の皆様に大変ご迷惑かけておるというふうに思っております。本当にその点につきましては、おわび申し上げます。ですので、そういう市内部の連携不足ということに関しても、私どもは大きく受け止めておりますので、今後につきましては、病院に対しても一報をお願いを言っている以上、市の職員の中におきましても、こういうよう事案が起こったときには、まず第一報を市長に上げる、こういうことを徹底しなければならないというふうに認識をしております。 213 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 214 ◯19番 中浦新悟議員 いろいろちょっと飛躍したご答弁をいただいたんですけど、まず本来ならば、市はどんな対応をしてほしかったですか、徳洲会に、市立病院に。まず、事件が起こったら、ミスが起こったら、すぐ報告してほしい。それは言いましたよね。その後、どういう対応をしてほしかったですか。理想論をまず教えてほしいんです。 215 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 216 ◯近藤桂子福祉健康部長 病院に対してと言いますか、病院と市とともにという形になるかと思いますけども、まずは28日起こった段階で、市に一報をいただきたかった。いただくことによって、その一報をされた内容の具体的それがどういうふうことのかというようことを市としても判断できるよう材料を得るためには、その現場に行って現場検証をともにしていって、そこで市として市立病院の見解も踏まえながらどのように次の30日に対応すべきかというふうことを、市の内部としましても検討した上で30日に接種を行うのか、若しくは、このままあれば、接種が安全に行われないというふう判断を下した場合には、いったん本当に40人ほどの方の1回目、若しくは2回目のワクチン接種にかなり影響を及ぼしたかもしれませんけれども、そこのところで継続して行うもののか、それともいったん中止するのか、そういったようジャッジをした上で30日に臨む、それ以降についても、体制も改めて、市としても納得のいくよう体制の中で行っていただく、こういう流れの方が描けたのはないかなというふうに思っております。 217 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 218 ◯19番 中浦新悟議員 先ほどご答弁にあった市の連携不足について、ちょっと詳細に説明いただけますか。 219 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 220 ◯近藤桂子福祉健康部長 先ほどもちらっと言いました、判断するための材料、こういったものというのが1点キーワードになってくるかと思うんですけれども、30日の夕刻、17時30分に担当の方に一報が入ったときには、まだ何かしらの不明要素があったということその内容を確認するように、事実確認、どのようことが起こったのかということを確認するために、担当者としまして、そういう判断に基づいて再度病院の方にきちんとした判断ができる材料について提供するようにというふうに求めております。その結果として行われたのが、医療安全委員会での審議あって、10日に報告を受けました。ただ、その前に一報を私の方に、5月7日に私の方にも相談がございましたが、その段階でまだまだ判断をする材料がないということ改めてその事実確認を求めていたという辺りが実際のところ、市としての判断を下すまでに時間がかかったというようことございます。 221 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 222 ◯19番 中浦新悟議員 30日に徳洲会から一報が入りました。答弁によると石田次長に連絡入りました。その報告を部長は5月7日に受けたということよろしいんですか。と言うか、部長がこの件を知ったのはいつですか。 223 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 224 ◯近藤桂子福祉健康部長 5月7日に生理食塩水を注射したと明確に報告を受けました。ただ、先ほど4月の30日に関しましては、らしい、曖昧報告がございましたので、それについては、私の中では、事実として確認しないことにはそれが分からない。本当にそうのかどうのかということの確認の作業を指示いたしました。 225 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 226 ◯19番 中浦新悟議員 それをどうしたんですか。市長にはいつ報告したんですか。 227 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 228 ◯近藤桂子福祉健康部長 市立病院の方からの報告を受けました、10日ございます。 229 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 230 ◯19番 中浦新悟議員 4月28日に事件が起こって、市に一報が入ったのが4月30日夕刻で、そこから7日たって部長に報告が上がり、そこから3日たって市長に報告が上がる。それは対応、遅いですよね。申し訳ないけど、市長、これ、どう評価する、自分でどう思いますか。 231 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 232 ◯小紫雅史市長 本当にワクチンの関係、コロナの関係、職員、すごく頑張っていただいて、本当に頑張っているというふうに思って、いろいろ混乱、多忙の中でのそんないろんなミス等もそれはあるという中で、私からあまり申し上げるのは大変難しい答弁ではあるんですけれども、事実関係として、5月10日の午後に私に報告があったことについては、とても残念に思っています。これは危機管理の情報の在り方としては大変問題があるというふうに、もうこれは言わざるを得ないというふうに思います。その間、市立病院が何もしてないということはなくて、先ほど部長の答弁にもあったように、一定その内部の委員会等で事実関係の確認だったり、医療的分析等、そういう作業をしていたりとかいうようことはやってくれてはいます。いますが、その話と、私に報告が上がるのが5月10日ということはまた別で、やはり情報が、これこそ4月28日に市立病院からうちに報告があり、その時点で私に報告があるというのが、第一報があるというのが当然のことというふうにはそれは思います。ので、そこにつきましては、ただそれはもう職員だけのことじゃなくて、そういう情報管理体制をきちんと職員に徹底できてなかった。ずっと災害のとき、こういう緊急事態のときの一番大切のは災害対応と同じぐらい情報の流れ、発信とか収集というものが同じぐらい大切ということは常々私は申し上げておるんですが、それがやはりまだ組織で徹底されていないということにつきましては、私の最終的にはもちろんそれこそ私の責任ございますので、この点につきましては、中浦議員さん、また市議会の議員の皆様、そして全ての市民の皆様におわび申し上げなきゃいけないことというふうに思っております。 233 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 234 ◯19番 中浦新悟議員 正直、それ聞いてちょっと唖然としたんですけどね、それは市長も怒ったというのを耳にしましたが、それは怒るやろうと。だって今までの話、聞いてて、市、徳洲会に報告が遅いと言ってるんでしょう。細かこと決まる前にまず第一報を寄こせやと言ってるんでしょ。それはそうですよ。細かこと決まる前にまず市長に報告せえよと。そこから詳細ことを指示していく。さっき、30日の接種に関してどう思うと言ったけども、まず報告を受けて、おんなじ結果あったとしても、市が指示して、又は市が徳洲会、市立病院がやろうとしていることに同意をして行われているのか、知らないところで勝手にやられているのか、全然話が違うんですよね。それが責任の在り方やと思うんです。ほんで、おっしゃるとおり、市長、内部統制、もうちょっとしっかりとやっていただかないと、公室長、もっと研修をしっかりせなあかんのちゃうかなという思い、強くなっています。  ただ、これ、僕、この一般質問、出した際、徳洲会さん、市立病院さんの対応の遅さに問題を感じて出させてもらっているんです。でも、蓋を開けてみたら市の体制が、対応があまりにもずさんだったから、それは市立病院としては、始めの一報が遅かったのはしゃあないですよ、責任ありますよ、僕からしてみたら、悪いと思う。市もそう言っているけど。その後30日に市立病院、市に報告してから、市長、知らないんですから、そうですけど、何の指示もしてないんですよね。市立病院としては、報告した内容を淡々とやっていって、結果12日に記者会見して、被害者の方に報告してというその動き、これ、何も責められなくなっちゃったなと思っています。ちょっと今後何が起こるか分からへんけども、市長の言葉を使って、危機管理意識持って対応していただかないと、正直この報告が遅かった、この問題、甘く見てたのかなと思わざるを得んのですよね、担当課として。ちょっと気を引き締めてやっていってくださいよ。強く苦言しておきます。  後んですけど、とは言え、市の体制は当然整えていただく、これからも気を引き締めてもらうにしても、やっぱり医療機関、市立病院、今回だったけども、他の民間医療機関でも何が起こるか分からへん。じゃあ、記者会見まで、記者会見というよりかは被害者への報告はどのタイミングで、どういうふう速度感を持ってすべきのかも含めて、もっと考えるよう、市としても考えておいていただきたいんです。正直、今回、遅いです。あちこち、直近やったら、吹田とか堺とかいろいろとよそさんの市でもいろいろ事故、事件起こっているけども、日程見ていると、数日で記者会見して対応を出しているんですよね。もっとできるはずと僕は思うので、それはケース・バイ・ケースはあろうかと思うんけども、その辺り、しっかりと徹底していただきたいというのと、あと報告に関しては、口頭じゃなくて、さっき契約書、委託契約書の第4条の部分の第4条の2のところでも言いましたけど、市の指示ができるみたいことあるので、ちょっと文面にして各病院さんに指示として出していただけませんかね。速やかという言葉はね、今回の委員会で知りました。結構ゆっくりできるみたいので、直ちに物事を進めていただきたいんです。可能ですかね。 235 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 236 ◯小紫雅史市長 今の指示というのは、各病院への指示というのは何に関する指示ですか。 237 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 238 ◯19番 中浦新悟議員 報告ですね、もし何かがあったときの第一報の報告、市も先ほどから市立病院の今回のミス起こって、院長知ったら、すぐ知っておくべきだったという見解あるとおり、それを文面化しておいてほしいんです。速やかにじゃなくて、直ちに、にしておいてほしいんです。 239 ◯吉村善明副議長 小紫市長。 240 ◯小紫雅史市長 すいません、私、契約書は存じない、契約書のすごい細かいところまで読み込んでないのあれですけど、当然その契約書の中だったりに書いてないのかな、と思いますし、当然その各病院とか診療所に回って、今回引き受けていただく際に、そんな話をしているところもあると思うんですが、文書に、当然のことんですけど、今回こういうこともありましたので、ちょっと各病院、診療所でも、ご意向も聞いた上で、何かそういうものを形に、何かあったときにすぐ連絡ちょうだいという話とかもそうですし、他に何かそういう紙できちんとお渡ししておくようものがあれば、併せた形で何か明確に文書にすべきものがあれば、それはしていきたいと思います。ちょっと契約書自体にどういうふうに書いてあるかとか、今回、事故があったときの第一報の話以外に何かそういうよう形でやるべきものがあるのかとか、そんなことをちょっと改めて考えて必要対応は検討していきたいと思います。 241 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 242 ◯19番 中浦新悟議員 お願いします。一応理論で言うと、委託契約書の中に基づく医療機関向け実施手引みたいのがあって、その手引の中に、同じように速やかにという文言で報告のことが書かれてあるんですよね。ちょっと速やかにという言葉に疑惑が今回生じていますので、そこは強く直ちにお願いできればということです。可能な限りお願いします。もうこの件はこれで終えておきます。えらい反省してくれていると信じるので、反省してください。  最後、今後の対策ですよね。正直、思っている以上に毎日のようにこのワクチン接種のミスというのが全国で報道はあるんですよね。もう二度とないようにというのは、委員会でも、市から言われていましたけども、じゃあ、具体的にどうするのか、何か決まっていることがあったら、ちょっとお伝えいただきたい。ダブルチェックしますというのは聞きました。今回の生理食塩水の混入に関して、そこの時点でダブルチェックするというのを聞いたけども、いろんな事件、起こっています。じゃあ、一個一個ダブルチェックなんかしてられへんかもしれんけども、じゃあどうしていくんというのは、市として持っといていただきたいし、啓発も含めて、どうしていくのか、その対策に対しての手だて、ちょっと教えていただけますか。 243 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 244 ◯近藤桂子福祉健康部長 予防接種、新型コロナのこれだけにかかわらず、全ての予防接種に係ってくる間違いの防止というのがあろうかと思いますので、今現在、国のことを参考に、間違いの手引というのが作られている冊子がございますので、そちらの方を配布しておりますが、それの再度の内容の確認、それの活用、併せて今回の手引の中にも予防接種を適切に実施するための間違い防止チェックリストというものがございますので、このチェックリストについても、きちんとこれについては接種の前で受付の段階あったりとか、接種の場面あったりとか、いろんな場面での何をチェックすべきかというリストがございますので、このリストを必ず接種の会場、接種場所には持って、確認をしながらやっていただくようにということを、改めて文書なりを発出して、徹底をしたいというふうに考えております。 245 ◯吉村善明副議長 中浦議員。
    246 ◯19番 中浦新悟議員 可能な限りの情報提供というのは当然していただきたいし、それに対してチェックリストを作ってやっていくというのを当然やってほしいところんですけど、人、足らないの知ってますけどね、皆さん、忙しいの知っていますけど、民間病院さん、クリニックさんが実際どんなことを、どうなっているのかということをしっかりと指導できるように行ってほしいんですよね、ちゃんと。毎日行け、言いませんで。1日、毎日行けとかいうんじゃないけども、ちゃんとそのチェックどおりに行われているのか、別に抜き打ちチェックをせえというわけじゃないけども、問題ないのか、市が責任をとるわけんですから、最終的に。当然患者さんに対して、被害者をつくるわけにもいかないんですから、そういったこと、例えば民間病院さんあっても、民間クリニックさんあったとしても、立入検査じゃないけども、そういったこと、できませんかね。 247 ◯吉村善明副議長 近藤部長。 248 ◯近藤桂子福祉健康部長 今現在、個別のクリニックさんの方にご協力いただけるのかということを市の職員、福祉健康部の管理職の方で回らせていただいております。その中で、どこの場所でどんなふうにするのかという粗方について確認もしておりますので、同じように、実際に接種が始まった段階で、その後どうですかというようことでの確認はしていける、実施していければいいなというふうにも思っています。なおかつ本日実際予防接種、これに関しましては集合の契約に基づいてワクチンの配送あるとか、今までの予防接種とは違う扱いが生じておりますので、そういったことについて、どのよう手順で行っていただきたいのかというふうことを説明会議を本日、開催をして、各医療機関には説明をする機会を設けてございます。ですので、それの会議の開催も一つの方法かな。なおかつそれを、また動画で再度見ていただけるようそういうようツールも準備をしておりますので、そういったペーパー物もそうですし、そういう動画、こういったものを活用しながら、各医療機関さんの方でどのようにしていただくのかということをまずは情報発信、なおかつ、やっていく中でのどんな状況でやっていらっしゃるのかということの時折の定期的ちょっとチェックと言うか、管理監督、ちょっとそうなると、上から目線になるので、私はあんまり使いたくなかったんですけども、どのようにされているのか、どのよう心配事があるのか、お困り事があるのか、そういうようことを聞くよう機会は設けていきたいなというふうに思っております。 249 ◯吉村善明副議長 中浦議員。 250 ◯19番 中浦新悟議員 いや、僕、上から目線、上からというよりかは管理監督してくださいと思っているので。それが上とか下とかじゃなくて、市の責務と僕は思っているので。とともに、できる限りやってくれるということネットなんか見ていると、全国の対策、こんなことやっているんやというのをいろいろ事例集なんかもあるかと思うので、どんどんどんどんそんなんを取り入れて市としては、どんどん情報発信してほしいんですけど、息切らさんようにしてくださいね。このワクチン接種が今7月末に向けてスピードアップしている。それ自体はやっていかないといけないことだろうけども、ワクチン接種、いつまで続くのかと言ったら、分かりませんで。65歳以下の方、順次始めないといけない。正直、特効薬できない限りずっとワクチン打ち続けなあかんようことになりかねないですよね。来年も同じことしないといけないかもしれませんよね。でも気の抜けたときにミスって起こる可能性もあるんですよね。今のこのピーク乗り越えて、何か10月、11月ぐらいにやっているときにまたミス起こりましたなんてことも許されないんですよね。だから市自身が気を抜かないように、長くしんどいですけどね、チェック体制がとれるように、管理監督体制がとれるように、これ、していってくださいね。もう二度と起こさないんですよね。よろしくお願いしますね。これで終わります。 251 ◯吉村善明副議長 暫時休憩いたします。              午前11時56分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 252 ◯吉村善明副議長 休憩を解いて、引き続き一般質問を行います。  次に、1番山下一哉議員。              (1番 山下一哉議員 登壇) 253 ◯1番 山下一哉議員 それでは、議長のお許しを得まして一般質問をさせていただきます。テーマは大きく二つです。  一つ目のテーマは、市民の死亡に伴う行政手続きの対応についてです。  今後更なる高齢化によって、配偶者が高齢となるケースや、世帯構成、家族の形態の変化により、親族が遠方、又は疎遠になるケースが増え、遺族が行う死亡相続に関する負担の大きさは一層大きくなるものと考えます。身内が亡くなった際の手続きは、ご遺族は悲しみの中で行わなければなりません。心理的負担に加え、ふだん見ることのない書類を持ち、複数回、又は多くの窓口をまたぐ申請や変更の届出など、ご遺族にとって手続きそのものの負担だけなく、心の負担にもなっています。これらの課題に対し、市町村の中では市民に寄り添うべく、ご遺族支援コーナー、仮称ですが、おくやみコーナーを設置し、ご遺族の負担軽減に取り組む事例が増えております。そこで、現在の本市における死亡に伴う行政手続きの対応について質問をいたします。  1、当市に提出される死亡届の件数について、直近3年間はどうなっていますでしょうか。  2、死亡に伴う申請手続きの流れについてお聞かせください。  続きまして、二つ目のテーマは、ルールを守ったごみの分け方、出し方についてです。  市民の方より、ごみの分別の仕方が複雑で分かりづらいというようご相談や、私自身が生駒市清掃リレーセンターにごみを持ち込ん際、うまく分別ができておらず、職員の方に手間をとらせてしまうということもありました。ごみを出す人も、ごみを回収する人も、ごみを処理する人も、より安全よりストレスフリーごみの扱い方、環境に配慮したごみの扱いについて意識の醸成が必要と考えます。  そこで、家庭から排出される一般廃棄物の分け方、出し方について、本市の現状や今後の取組など、以下質問いたします。  1、生駒市清掃リレーセンターへの一般廃棄物の受入れ(市民の持込みの分も含む)の中で分別ができていなかった割合や具体的事例をお示しください。  2、家庭から出るごみの分け方や出し方について、本市はどのように市民に周知していますでしょうか。  以上、登壇しての質問は終わり、2回目以降は自席にて行います。 254 ◯吉村善明副議長 岡田市民部長。              (岡田敬市民部長 登壇) 255 ◯岡田敬市民部長 それでは、山下議員の一つ目のご質問、死亡に伴う行政手続きの対応についてお答えいたします。  1点目の当市に提出される死亡届の直近の3年間の件数についてございますが、令和2年度は1,109件、令和元年度では1,047件、平成30年度は982件となっております。  次に、2点目の死亡に伴う申請手続きの流れについてございますが、まず死亡の事実を知った日から7日以内に死亡届が市民課に提出されますと、火葬の許可証を発行いたしますとともに、お亡くなりになった方が市民の場合は、この3月にお作りいたしましたおくやみガイドブックを、死亡届を持参した方にお渡ししております。また、市の内部手続きとして、市民課から関係課に速やかに死亡の連絡票を渡しております。その後、市の発行した火葬許可書を持って火葬場でご遺体を火葬されます。そして、後日、遺族の方々がおくやみガイドブックを参考に、死亡された方に関する行政上必要手続きを関係各課で行っていただくことになりますが、お亡くなりになられた方が高齢者の場合、主には国保医療課での後期高齢者、又は国民健康保険の退出手続き、介護保険課での介護保険退室手続きとなっております。  次に、二つ目のご質問、ルールを守ったごみの分け方、出し方についてお答えいたします。  1点目の清掃リレーセンターへの一般廃棄物の受入れのうち、分別ができていなかった割合とその具体的事例についてございますが、分別が不十分指定袋の詰め直しなどが必要となる割合は全体のおよそ4分の1程度と把握しております。分別の不十分事例の主ものといたしましては、瓶、缶の袋に金属ごみを混入したり、プラスチック製容器包装に燃えるごみあるプラスチック製品を一緒にしてしまうなど、ごみの区分の間違いによるものございます。  次に、2点目の家庭から出るごみの分け方や出し方について、市はどのように市民に周知しているのかについてございますが、ごみ収集日程表を市民の皆様に年一度、配布しており、そこにはごみの区分ごとの収集日程の他、ごみの出し方やごみとして収集するものにつきましても、絵や図を用いて説明をいたしております。また、このごみ収集日程表とは別に、ごみの分別の区分や、それぞれの区分ごとに、ごみとして収集できるもの、ごみの出し方やリサイクルの流れなどを説明したごみガイドブックも作成し、配布もいたしておりますが、市のホームページにも掲載をさせていただいております。このごみガイドブックの巻末には、ごみ分別辞典として、主品目ごとの分別区分や説明事項を掲載しており、ごみを出すときの参考にしていただいております。また、市ホームページには、ごみの分け方、出し方のページ、分別区分ごとのごみとして収集できるものや出し方といった情報提供を行っています。清掃リレーセンターへ持ち込む場合につきましては、ルールを守ったごみの持込みにご協力をのページに、分別ルールを守っていただく旨、掲載しております。  以上ございます。よろしくお願いいたします。 256 ◯吉村善明副議長 山下議員。 257 ◯1番 山下一哉議員 それでは、大きな二つ目のテーマあります、ルールを守ったごみの分け方、出し方について、こちらの方から2回目以降の質問を続けさせていただきます。  今、ご答弁ありましたリレーセンターへの受入れの中で、全体の4分の1の方が分別について不十分あったと、25%、これ、多いと捉えるのか、75%の人ができているじゃないかというよう様々捉え方あると思うんですけれども、やはりここは分別100%を目指すべきじゃないかなというふうに考えています。その中で分別が不十分指定袋の詰め直しなどが必要となる場合が全体の4分の1と、ご答弁がありましたけれども、その際、その後、市としてどのように対応されているんでしょうか。 258 ◯吉村善明副議長 岡田市民部長。 259 ◯岡田敬市民部長 分別が不十分場合ございますけれども、まず職員の方から、分別の正しいルールをご説明させていただきますとともに、大型ごみ処理券というものもあるんですけど、それの使い方、そういったことをまず説明させていただきます。その後、もし持ってこられたときにその指定袋あるとか、大型ごみの処理券、持っておられないとか、足りないという場合は、事務所の方で追加で購入していただきまして、リレーセンターの駐車場がございますので、そこで詰め直しをしていただいて、再度搬入に持ってきていただくということをさせていただいております。 260 ◯吉村善明副議長 山下議員。 261 ◯1番 山下一哉議員 私も以前、先ほどの1回目のときにもお伝えしましたけど、持ち込んときにうまいことできてなくて、大変すいませんでしたというようことがあったんですけども、例えばこの分別についてでもそうんですが、市民の方から問合せというのは、ふだん入っているんでしょうか。 262 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 263 ◯岡田敬市民部長 リレーセンターと環境保全課で承っておるんですけれども、日常的に、1日約80件のお問合せをいただいている状況です。 264 ◯吉村善明副議長 山下議員。 265 ◯1番 山下一哉議員 80件ということかなり問合せがあって、それぞれ職員の方も対応が大変なというよう印象を受けます。問合せの内容についてですけれども、やはりその分別についての問合せが多いということでしょうか。 266 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 267 ◯岡田敬市民部長 お電話の内容を私もちょっと横で聞いていますと、これ、どのように捨てたらいいんだろうかと。ですので、議員さん、おっしゃるように、分別についてのご質問がほとんどございます。 268 ◯吉村善明副議長 山下議員。 269 ◯1番 山下一哉議員 かなり生駒市においても分別が細かくなっているとは思うんですけども、先ほどのご答弁にありました、例えばそのごみガイドブックですとか、ごみの分け方、出し方のホームページの中に、過去そういうお問合せを受けた事例についてとか、今、ガイドブックとかそのホームページの方に、そういう市民からの問合せはどんなふうに反映されているんでしょうか。 270 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 271 ◯岡田敬市民部長 1日80件ということその中で、いただいた中でこれはもう分かりにくいとか、そういう意見、多くいただいたものにつきましては、今まで改定もしておりますし、今後もそうしていきたいと考えております。 272 ◯吉村善明副議長 山下議員。 273 ◯1番 山下一哉議員 そういったよく分別されにくいケースとかも、データとしてしっかり統計をとっていただいて、そのようホームページに載せると、随時更新していくとかいうことで情報提供していただきたいなというふうに思います。やはり80件ある問合せもどんどんと減ってくれば、職員の方の負担も軽減されるのはないかなというふうに考えます。ごみの分け方ですとか、出し方という部分について、今現在の評価あったり、課題として感じていることはありますでしょうか。 274 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 275 ◯岡田敬市民部長 市民の皆さんの多くの方々は、このごみの分別、ご理解いただいているというふうに感じております。しかし、集積場で集めるという形を採っているんですけれども、そこで誤ったごみ出しがあるよとか、そういったことも聞いておりますし、特に最近品物が様々ものがある、分別しにくいということもあるんでしょうけれども、特にご高齢の方がごみの分別の判断というのを難しくなってきているという状況もありまして、それと単身でお住まいの方、そういった方が分別のルールを十分理解していただいてなくて、それでごみ出しをしているというようことを市民の皆さんからのお問合せの中でそういったこともございます。ですので、周知というのはずっと続けていかなければならないなと考えております。 276 ◯吉村善明副議長 山下議員。 277 ◯1番 山下一哉議員 今おっしゃっていただいた集積場のことですけども、私のもうすぐ家の前にある集積場については、燃えるごみの日というのはそんなに感じないんですけども、特にプラごみの日ですとか、瓶、缶の回収の日なんかは、知ってか知らずか、分別されてない袋がぼんとそのまま置いてあって、その月のごみの当番の方が様子を見つつ誰も回収しに来ないので、袋をばらして洗って、またちゃんと分別をして出すというよう非常にちょっと手間がかかって困っているというようお声も聞いています。このようことを防ぐために、他の自治体とかでごみ袋に名前を書いて出すというよう自治体もあるというふうに聞いたんですけども、これちょっと個人情報ですとか、プライバシーの部分から言っても極論かなというふうに思います。様々媒体でいろいろそのごみの分別等について周知をしていただいているということですけども、例えばその回覧板ですとか、ホームページを含めたSNS等を活用して、分け方や出し方についてもう少し積極的に案内をしていただくことはできないでしょうか。 278 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 279 ◯岡田敬市民部長 ご案内の方法といたしましては、先ほども申しましたけども、収集の日程表とか、ごみが、どこかがまずあるんですけれども、それ以外にプラスチック製容器包装の分別のチラシあるとか、ミックスペーパーと今、雑紙とか私ども言っているんですけれど、それの分別のチラシ、それとフードドライブというもの、協力していただいている団体さんもありますので、それの案内チラシというの用意はさせていただいて、環境保全課の前とかに置かせていただいている状況です。また、自治会様からのご要望に応じまして、必要資料をお配りするということもさせていただいていまして、それを地域で回覧を行っていただくというようお願いもしております。それと令和2年度の話になるんですけれども、広報いこまちの方に、「生駒、エコ日和。」というコーナーを設けまして、毎月んですけども、ごみの分別あるとか、減量の取組という紹介を行ってまいりました。「生駒、エコ日和。」は令和2年度1年の企画だったんですけれども、そういう名前ではないにしても、広報紙を使わせていただいて、分別の方法というのを定期的に掲載していきたいと考えております。 280 ◯吉村善明副議長 山下議員。 281 ◯1番 山下一哉議員 分別の紹介を定期的に行っていただくということですので、例えばこういうケースの場合、仕分けができてなかったというよう具体的例えば、例あったり、Q&Aを記載していただくですとか、特集の特出しのページを作っていただいて、より多くの周知の機会を是非つくっていただきたいなということこれは要望とさせていただきます。それとごみ分別アプリ、さんあ~るについてなんですけども、この辺り導入を考えてみたらどうかなと思うんですが、いかがでしょうか。 282 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 283 ◯岡田敬市民部長 現在、ごみの分別について、スマートフォンあるとか、パソコンの方でご確認いただける内容といたしましては、市のホームページにあるんですけれども、ごみの収集日程表、ガイドブック等を載せさせていただいて、ご確認いただけるよう状況になっております。また、それとともに、ウェブアプリで5374(ごみなし)というやつんですけれども、それもちょっと作らせていただいて、収集日程ありますとか、その日にその地区で何が出せるのかというようこともご確認いただけるようになっております。ただ、この6月定例会で計画策定のご報告をさせていただきます一般廃棄物処理基本計画におきましては、AIを使ったごみ分別案内あるとか、ごみに関するポータルサイトの開設というのを取組施策として掲げておるところございます。ですので、今後ご提案のさんあ~るも含めて、様々サービスを参考に検討して実施していきたいと考えております。 284 ◯吉村善明副議長 山下議員。 285 ◯1番 山下一哉議員 ごみ分別アプリさんあ~るの特徴んですけど、今部長がおっしゃっていただいたのは、例えばごみの収集日、これがカレンダー機能でアラームもついてお知らせしてくれる機能があったりですとか、あとはもちろんそのごみの分け方、出し方あったり、ごみの分別が五十音順で検索できる、これは私も使ってみましたが、かなり細かい分別と言うか、ワードで検索できるようになっていました。やはり、お金もちょっとかかりまして、初期設定費用が初回の5万円のみ毎月のサーバー使用料が1万円ですと。ただ、ごみの分け方、出し方の疑問点が解消されて、お知らせ機能による環境エコへという市民の皆様への意識向上に役立つというふうに考える。また、日常的問合せや分別ができていないことによる、ごみを受ける職員の皆さんの負担軽減を考えれば、決して高い買物ではないかなというふうに思っています。奈良県内でも、斑鳩町、葛城市、広陵町、大和高田市、御所市の5市町が、これ導入をしているということありますので、是非参考にしていただきたいと思います。  今、ご答弁にありましたウェブアプリ5374に関しては大変申し訳ないんですけど、この一般質問を通じて私も知ったので、そもそもどれだけの方にこれが認知されているのかということもありますし、今私がご紹介しましたこのさんあ~ると比較していただいて市民目線に立って、どちらが使いやすいかということの調査も含めて、是非ご検討をお願いしたいなというふうに思います。特にネット世代と呼ばれる若者の皆さんへのごみ問題の啓発あったり、情報提供の充実の観点、全ての市民の皆様へのサービスの向上という部分においても、是非要望はしておきます。ふだんごみに関すること先ほど、お問合せも含めてですけれども、市民の皆さんの声を聞いたり、逆に市民の皆さんにご説明をする機会というのはあるんでしょうか。 286 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 287 ◯岡田敬市民部長 日々のお問合せの際に、ご意見を聞くということがまずございます。それ以外といたしましては、生駒市のどこでも講座ということ地域は限られますけれども、そういったところに出向かせていただきましてご意見を伺うとか、あとは自治会懇談会の方これもお呼びいただいたところだけというふうになってしまうんですけど、そういうところで意見をお聞きするということもさせていただいております。 288 ◯吉村善明副議長 山下議員。 289 ◯1番 山下一哉議員 分かりました。ありがとうございます。たまに市民の方から問合せを受けるんですけども、例えば、今現在7リッターは黄色の袋では一番ちっちゃいかなと思うんですけど、さらに小さめの、例えば1リッターとか3リッターとか、そういった袋も採用する予定というのはないでしょうか。ちょっと問合せがありますので。 290 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 291 ◯岡田敬市民部長 小さい袋をという声は私もちょっとお聞きしたことがあるんですけれども、ただ、今お店の方で売っていただいているという関係もありまして、まず袋の種類を増やすとなりますと、保管場所とか、あるいは販売の面積が増えてしまうというまず一つ問題があるのかなと思います。また、逆に、7リットル、すごく愛用されてて慣れている方にしますと、袋の種類を増やさないということになりますと、7をやめて例えば3にするのかとか、そのよう話にもなってくるかなと思うんですけれども、今後どういった形で、そのごみの量の推移とかもあるんですけれども、現時点ではちょっとその3とか1とかいうのを入れるという考えはございません。 292 ◯吉村善明副議長 山下議員。 293 ◯1番 山下一哉議員 ありがとうございます。何のために、誰のためにそのごみを分別するのかという、こういうことをしっかりと市民の皆さんに知っていただくために、今も数々質疑させていただいたんですけども、あらゆる機会、あらゆるツールを活用していただきたいということを要望したいんですけども、これに関して市としての考えをお聞かせいただけませんでしょうか。 294 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 295 ◯岡田敬市民部長 非常に手間をおかけして、分別をしていただいているという、まず目的んですけれども、また先ほど言いましたけども、新しい一般廃棄物処理基本計画にもありますけれども、市も循環型社会の実現というのを目的としておりまして、これに基づきまして、ごみの正しい分別ということを市民の皆様にもうちょっと理解をしていただきまして、そのために今後もホームページはもちろんんですけれども、広報紙とかいろんな手段で啓発に努めていきたいというふうに考えております。 296 ◯吉村善明副議長 山下議員。 297 ◯1番 山下一哉議員 今のご答弁を踏まえまして、高齢者の方へはもちろんですけれども、生駒市の将来を担う子どもたちにも理解できるよう言葉で是非案内、周知に努めていただきたいなというふうに思います。全国で20代から50代の男女400人にインターネットで調査したごみの分別に関する意識調査の結果が発表されました。新型コロナウイルス感染症の影響により、企業がテレワークを促進している中で在宅時間が増えている。そのため、家事に関わる時間も増加し、ふだんよりも家事に関するストレスを感じやすい傾向がうかがえるというデータがあります。今回の調査結果によると、約7割の人がごみの分別ストレスを感じているということがこのデータで分かったそうです。また、半数以上の方が外出自粛前と比べ、名もなき家事の存在を実感して、それらに負担を感じているというふうに回答されたそうです。ストレスと思うごみの分別作業の第1位が段ボールを潰してまとめる、これが1位そうです。2位がペットボトルのラベル剥がしという結果になり、これは私、結構好きですけど、さらにこのごみの分別が十分にできていない理由として1位は、面倒から、手間がかかるからというようデータがあります。ただ、理由もなく、市として決まっているからということでごみの分別を推進するということはなくて、先ほども申し上げたよう何のために、誰のためにごみの分別をするのかというこの理解がしっかりと深まると、今後のごみの分別について、ごみを出す側の方のストレスも軽減されるというふうに感じます。引き続き、市民の皆様への周知、啓発をよろしくお願いしたいと思います。これでルールを守ったごみの分け方、出し方についての質問は終わらせていただきます。  続きまして、死亡に伴う行政手続きの対応についての方に移らせていただきます。  当市に提出される死亡届の直近3年間の件数をお聞かせいただきました。年間1,000件前後、月平均で数えると90件前後というようことありました。今回の一般質問のテーマを決めるに当たって、大きな出来事がありました。それは、25年間、母と連れ添ってきた義父がこの5月20日に亡くなったことあります。生駒市に住んでたわけはないんですけれども、憔悴し切った母の付添いで、大阪府内のある市役所に行ったときの自身の体験も踏まえて質問を続けさせていただきます。  今の部長のご答弁にもありましたが、亡くなった方の立場や家族構成にもよるんですけれども、人が亡くなると、具体的手続きとして、先ほどおっしゃっておられた死亡後すぐに発生する死亡届の提出あるこの死亡の届出、その後に死亡届を届出後、葬式、火葬が一段落したところに発生する行政機関、年金、民間機関への手続きある死亡に関する手続き、その後、遺産分割協議前に発生する、亡くなった方の出生から死亡日まで連続した戸籍謄、抄本を全て集めて、法定相続人の調査、亡くなった方が契約していた機関へ提出する。また、不動産の調査、遺族がすべき資産の情報を把握する手続きある、遺産分割協議後に発生する金融資産等の名義変更、相続税の申告等で、遺産分割協議後、この四つ、大きく、人によりますけれども、行われないといけない。中には期限が切られている手続きもあるということあります。  質問に移りますけども、市の内部の手続きとして、市民課から各関係課に速やかに死亡の連絡票を渡しているというふうに先ほどのご答弁ありましたけれども、各課に渡す目的というのは何でしょうか。その情報をどんなふうに使われておられるんでしょうか。 298 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 299 ◯岡田敬市民部長 代表的ものといたしましては、国民健康保険、又は後期高齢者の医療保険の保険料、あれは月割りで納めていただいているんですけど、お亡くなりになりますと、その額が変わってきますので、それはできるだけ速やかに計算するというのが主目的ございます。月に1回、そういった情報というのは更新はしているんですけれども、随時にというとなっておりませんので、できるだけ早くということ市民課の方から回させていただいている状況です。 300 ◯吉村善明副議長 山下議員。 301 ◯1番 山下一哉議員 その連絡票を関係課に回していただいているということあれば、エクセルとかを使って住所、氏名、個人の名前、生年月日など、ご遺族が書くべき申請用紙について、最低限必要部分だけでも入力、印字等できないものでしょうか。 302 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 303 ◯岡田敬市民部長 手続きがやはり市民課だけで終わるかというと、かなり幾つもの課にまたがっておりまして、様式も様々あるということですので、ちょっと全庁的に検討させていただく必要があるかなと思います。 304 ◯吉村善明副議長 山下議員。 305 ◯1番 山下一哉議員 課ごとにフォーマットがばらばらあるということですので、書類を一括して作成できるように、是非知恵を絞っていただいて改善をお願いしたいというふうに思います。これは要望です。  続けますが、死亡に伴う申請手続きについて、市内にある出張所においては、この市役所に行かずともできるという手続きというのはあるんでしょうか。 306 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 307 ◯岡田敬市民部長 現在、今、市民サービスコーナーは市内に4カ所ございますけれども、そこでは証明の発行のみをさせていただいておりまして、したがいまして、死亡に伴う手続きというのはできない状況です。 308 ◯吉村善明副議長 山下議員。 309 ◯1番 山下一哉議員 分かりました。市役所以外、例えば先ほどお伝えしたよう相続ですとか、そういったものの手続きに関して、市としてサポートしている内容等ありますでしょうか。 310 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 311 ◯岡田敬市民部長 お亡くなりになられた方の事情はそれぞれ違いまして、あるもの、ないもの、当然あると思います。それひとつお助けというと言い過ぎかもしれませんけれども、ご参考にしていただけるのがおくやみガイドブックかなというふうに考えております。 312 ◯吉村善明副議長 山下議員。 313 ◯1番 山下一哉議員 今、ご答弁ありましたこのおくやみブック、おくやみガイドブックについての活用、現在の活用状況を聞かせていただけますか。 314 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 315 ◯岡田敬市民部長 死亡届を提出いただきまして、お亡くなりになられた方が市民の方の場合、その死亡届を出していただいた方にお渡しするんですけれども、ほとんど葬祭業者の方が来られます。葬祭業者の方には、これ、必ずご遺族の方に渡していただいて、よく見てもらってくださいということを一言添えましてお渡ししている状況です。 316 ◯吉村善明副議長 山下議員。
    317 ◯1番 山下一哉議員 今回の義父の死亡に伴う様々手続きを、県、府内の市役所で行ったんですけども、その自治体は、後ほど質問させていただくおくやみコーナーですとか、今ご答弁のありました、おくやみガイドブックもなく、市役所内で行う手続きと窓口の案内を書いた、本当にA4の裏表の紙1枚を渡されたのみありました。私も同席した上で葬儀屋さんが丁寧に説明をしてくださったので、何とか理解できたんですけども、すごく不親切なというふうに感じたのが記憶としてあります。  生駒市で3月からお渡しをしていただいておりますこのおくやみガイドブックにつきましては、先ほど申し上げたよう市役所内外の手続きも含めて分かりやすくまとめられておりますので、是非引き続き積極的にご活用いただきたいというふうに思います。この現在の死亡に伴う諸手続き、対応、体制について、これは市として今どのように評価をしておられますでしょうか。 318 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 319 ◯岡田敬市民部長 市の中での情報交換というのは先ほど申し上げましたけれども、速やかに連絡票という形で、それはさせていただいております。遺族の皆様につきましては、後日窓口を回っていただくんですけれども、現状ではそのおくやみガイドブック、それをご活用いただいているという状況です。 320 ◯吉村善明副議長 山下議員。 321 ◯1番 山下一哉議員 遺族は大切方を失った悲しみの中でも、死亡、またその相続に関する手続きをどんどんと進めていかなければならないです。遺族にとって死亡や相続に関する手続きというのは生涯で繰り返し発生するものはないので、当然慣れておられません。慣れない手続きについて、手続きの漏れ、必要書類の不備によって何度も窓口を転々とする負担が生じていると。この問題というのはもちろんその市町村の手続きの問題だけはないというふうに思っているんですけども、遺族に負担ののしかかっているこの死亡相続の手続きというのは民間企業も含めて、国全体で見直していかないといけない、そういう部分もあると思います。遺族が、市町村の内部の複数の課をぐるぐると回される、いわゆるたらい回しというのは、本当に遺族の立場に立ったサービスを提供しているのかなと、そんなふうにも感じます。  ちょっと話変わりますけども、諸手続きする際の申請書の提出というのは幾つの窓口に分かれているんでしょうか。 322 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 323 ◯岡田敬市民部長 お亡くなりになられた方の事情によって違うんですけれども、75歳以上の方ありましたら、主には後期高齢者医療保険の、ですから国保医療課、それと介護保険の関係で介護保険課と、この二つが大きい窓口です。 324 ◯吉村善明副議長 山下議員。 325 ◯1番 山下一哉議員 義父は75歳で亡くなったんですけども、市役所の中だけで3カ所窓口、回りました。ご答弁ありました窓口以外に、例えばマイナンバーの返却があったので市民課に行ったりしました。年金、固定電話、携帯電話の名義変更、また解約で戸籍謄本が何枚もいるんですけれども、本籍地が同じじゃなかったので、その市役所から本籍地のある市役所へ書類の発行を依頼したりとか、様々手間が人によってはあるなというふうに感じました。これは様々手続き、市役所の中だけでもかなりあるんですけども、実際ワンストップ対応というのは可能でしょうか。 326 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 327 ◯岡田敬市民部長 ある程度は可能かと思います。しかし、人によって状況も違いますし、聞き取りで十分聞き取れてなくて漏れ落ちがあるという場合もあろうかと思います。 328 ◯吉村善明副議長 山下議員。 329 ◯1番 山下一哉議員 この申請書の記入にかかる時間は大体どれぐらいでしょうか。 330 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 331 ◯岡田敬市民部長 それぞれの窓口で10分から15分ぐらいと聞いております。 332 ◯吉村善明副議長 山下議員。 333 ◯1番 山下一哉議員 この諸手続きに関して、それぞれの窓口で時間短縮のための取組というのは何か行っているんでしょうか。 334 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 335 ◯岡田敬市民部長 それぞれの課の者がみんな気をつけていることんですけれども、できるだけ迅速手続きをさせていただくとともに、丁寧対応をするということは窓口のみんなで心がけておるところございます。 336 ◯吉村善明副議長 山下議員。 337 ◯1番 山下一哉議員 先日、母と付添いで行ったんですけども、市役所の中だけで1時間半かかりました。一つ目の市民課の窓口に行った時点で、もう母は疲れ果てて、その後の書類とかはほとんど私が代筆で書いたというのが現実です。市役所の後、その後、水道局ですとか死亡時の病院の支払い等に走りまして、実際その日、半日かかりました。それでもまだ様々手続きが残っています。本人、ご遺族本人1人で行った場合、また高齢者の場合だったら、もっと時間かかっているんじゃないかなというふうに思っています。先ほどもありましたけど、その持っていくものを忘れてしまった場合、出直しというようこともあります。申請書を書いていただくうち、自筆で記入しないといけないものというのはどれぐらいあるんでしょうか。 338 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 339 ◯岡田敬市民部長 いろいろかなりございます。現状ではそれを一つ一つ自筆で書いていただいている状況ございます。 340 ◯吉村善明副議長 山下議員。 341 ◯1番 山下一哉議員 この作業が一番大変でした。違う窓口で住所、個人の名前、連絡先、配偶者の住所、氏名、年齢、何回も同じようことを別の窓口で書きました、印鑑も何度も押しました。そこでそのご遺族が死亡の手続きを行う際に負担を軽くできて、窓口業務の時間削減にもつながる、ご遺族支援コーナー、仮称おくやみコーナーのようものを、生駒市でも是非実施すべきと考えているんですが、ご見解としてはどうでしょうか。 342 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 343 ◯岡田敬市民部長 コーナーを設置するとなりますと、やはり人員をどうするのかというものがまずございますし、どこに置くのかという場所の問題もございます。費用対効果というのも考えていかなければなりません。また、これ、いろんな課にまたがることですから、全庁的課題でもございます。ですので、今すぐできるかと言われると難しいという認識です。 344 ◯吉村善明副議長 山下議員。 345 ◯1番 山下一哉議員 今の市の職員の方の数から考えても現状は十分理解でき、お金もかかることかなとは当然思います。このおくやみコーナーについて、市民、またご遺族にとってのメリット、また行財政改革の一環として実施している自治体もたくさんあるんですけども、行政側としてのメリット、双方あると思うんですが、どのようものがあると考えられますか。 346 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 347 ◯岡田敬市民部長 まず、ご遺族の方々にとりましては、やはり議員さんもおっしゃいますように、幾つもの課を回らなければならないと。それが解消されて、1カ所で手続きができますと、手続きの負担の軽減になりますし、時間も短縮されるというのがご遺族の方にとって、メリットありますし、手続きがどこに行けばいいのか分からないという方の場合は、そこに行けば、教えてもらえるというようこともメリットで、心強く感じていただけるんじゃないかなと思います。行政の方行財政改革ということんですけど、費用はちょっと置いておくとしますと、市民サービスの向上という点は、先ほどご遺族のとこで申し上げましたけれども、そういったこともかなり喜んではいただけるのかなと思います。職員の方としましても、その分、事務処理が円滑化につながるということになりますと、窓口担当の職員の負担の軽減あるとか、作業効率の向上というメリットが考えられるかと思います。 348 ◯吉村善明副議長 山下議員。 349 ◯1番 山下一哉議員 平成28年度設置の別府市役所、平成29年度設置の松阪市役所を皮切りに、平成30年度には6自治体、令和元年度には16自治体が、このおくやみコーナーを設置しているということです。これからも増加していくというふうに思います。お隣の奈良市におきましても、令和元年11月より、県内初のおくやみコーナーを設置したということでお話を伺ってきました。3人の再任用の方が対応されておられて、専用の端末を使いタッチパネルで質問に答えていくと、住所、氏名が印字され、各窓口での申請書が一括で作成できると、その窓口でご遺族の方が必要書類を出せば、ご遺族が帰った後に職員の方が今日の申請分ですということで各課へ職員の方が提出に行ってくれるということもう本当にワンストップあります。ご遺族の方も、以前に来たときは、あちこちの窓口を回って、そこで更にまた待たされて本当に疲れたけれども、今回は1カ所で終わったので助かったというようお喜びの声をいただいているということで職員の方から聞きました。また、松阪市役所におけるおくやみコーナーの利用者アンケートをとったそうんですけど、おくやみコーナーの対応についての満足度が93%、おくやみコーナーによる申請書の補助についての満足度が92%でかなり高い数値になっています。ご遺族の手続きは大変と聞いてたんですけども、このコーナーのおかげで安心して手続きをすることができましたと、パンフレットもよかったですということですから、これは恐らく生駒で言うこのおくやみガイドブックのことのかなというふうに思います。たくさんの方の喜びのお声をいただいているということあります。令和2年5月15日、内閣官房情報通信技術の総合戦略室発行のおくやみコーナー設置ガイドライン第1版というのが出ておりますので、是非こういったのも参考にしていただきたいというふうに思います。仮におくやみコーナーが設置できないとしても、書類作成の共通化、手続きのフローチャートの確立、マニュアルの作成等で遺族の負担を減らす対応というのは、当市においても可能ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 350 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 351 ◯岡田敬市民部長 フローチャートありますとか、マニュアルにつきましては何度も申し上げることになって申し訳ないんですけども、このおくやみガイドブックである程度それで代用が可能ではないかなというふうに考えております。書類作成の共通化は先ほども申しましたけれども、いろんな課に関わることございますので、検討が必要かなというふうに考えております。 352 ◯吉村善明副議長 山下議員。 353 ◯1番 山下一哉議員 奈良市の場合は先ほども申し上げたとおり、特設のおくやみコーナーがあって、そこに常時2名から3名の方がおられて対応しているということですけど、基本的に今飛び込みと言うか、ぱんと来られた方に対しても対応できますけど、基本的には予約制ということんです。というふうに考えると、例えば何月何日の何時頃に何々さんのご遺族が来られるということがあらかじめもし分かっているのあれば、例えば仮設のコーナーとか、別の部屋にご案内をして、そこで様々諸手続きをすることによって、かなりワンストップに近いようこともできるんじゃないかなと思うんですけど、この辺りどうでしょうか。 354 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 355 ◯岡田敬市民部長 確かにおっしゃいますように常設なければ、そういう人的負担というのは減ってくるかと思います。しかし、やはり随時ありましても、人がつくというようことで人的課題もございますし、どこまでの内容をご案内するのかというのもございます。ですので、もう少し検討が必要かなと思います。 356 ◯吉村善明副議長 山下議員。 357 ◯1番 山下一哉議員 同じ用紙を、申請用紙を書くのも、それぞれの窓口に行って書くのと、同じ場所で違う課の書類を書くのとでは、ご遺族はもう全く動かなくて済むので、かなり違いがあるんじゃないかなというふうに思います。おくやみコーナーの先進地ある別府市の担当者の方は、費用が必要となるシステムの改修をせずとも、市民のために何かできるサービスはないかという思いから、今できることを実施しているというふうこともおっしゃっておられました。マイナンバーカードの活用、私も前回の議会でも一般質問しましたが、マイナンバーカードの活用によって手続きの簡素化が進むということも、これ期待できるんじゃないかなというふうに思っているんですけども、今後の見通しと、当市として進めていきたいと考えていることはありますか。 358 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 359 ◯岡田敬市民部長 国の方令和4年度末にはほとんどの方がマイナンバーカードを持っていただけるようにということで施策を進めていただいていて、我々も交付の事務等させていただいているところんですけれども、同じく令和4年度末までに、子育てとか介護とか、被災者支援、自動車保有というのは、これは県の対象になると思うんですけども、全部で31の手続きを積極的かつ集中的にマイナポータルを活用した手続きのオンライン化を進めるということを国の方で定めております。ですので、本市といたしましても、国からの財政的とか技術的支援を活用しながら、これらの施策に遅れることのないようオンライン化の対応を進めていきたいというふうに考えております。また、今回のご質問の内容とも深く関わるんですけれども、死亡相続のワンストップサービスということも、国の方で今検討されているようです。ですから、そちらの動向も注視してまいりたいと考えております。 360 ◯吉村善明副議長 山下議員。 361 ◯1番 山下一哉議員 ありがとうございます。国の動きを注視しながらということあると思うんですけども、市民の皆様に喜んでいただけるそのデジタル化を進めていただきたいというふうに思います。今回、義父が持っていましたマイナンバーカード、今回の手続きにおいては残念ながら、何の役にも立たず、ただ返却しただけありました。これからデジタル化が加速していく中で、こういったマイナンバーカードも、できること、活用術という部分も非常に期待したいなというふうに思います。今回、私自身の経験を通し、様々質問をさせていただいたんですけども、今この質疑の間に深い悲しみを抱えながら手続きに来られている方がいらっしゃるかもしれません。ひょっとしたら明日、そういう方が市役所に来られるかもしれません。そのときに、そのときからこそ、ご遺族の立場に立って、その人のために何ができるのかということを是非考えていただきたい、そういうことをお願いしまして私の一般質問を終わります。 362 ◯吉村善明副議長 次に、13番惠比須幹夫議員。              (13番 惠比須幹夫議員 登壇) 363 ◯13番 惠比須幹夫議員 それでは、議長の許しを得まして一般質問を行います。今回は、一般廃棄物及び資源ごみの収集、処理の在り方について質問を行います。  1、令和2年度の小型家電の回収実績についてどのように分析、評価しておられるのか、聞かせてください。  2、小型金属類など小さな燃えないごみは、現状一定量各世帯で貯留した後、電話申込みによる収集を予約するか、清掃リレーセンターへ直接持ち込む必要があり、多くの市民の皆さんからも、もっと利便性を高めてほしいとの声が私のもとへも寄せられております。  高齢化が進む中、より身近場所へ気軽に小さな燃えないごみを出せる手法の検討が必要かと考えます。市としての見解を聞かせてください。  3、令和2年度のまごころ収集の実績についてどのように分析、評価されているのか聞かせてください。  4、コロナ禍において、本市におきましても、日々感染者が増加し、直近では若干落ち着いてはおりますが、奈良県全体の感染拡大の影響から、自宅待機を余儀なくされる感染者も増加していると認識をいたします。いつ、誰が感染しても不思議はない状況下にあって、自宅待機中のごみの保管方法やごみ出し等に関する情報をあらかじめ周知しておくことが望ましいと考えます。見解をお聞かせください。  以降の質問につきましては、自席にて行います。 364 ◯吉村善明副議長 岡田市民部長。              (岡田敬市民部長 登壇) 365 ◯岡田敬市民部長 それでは、惠比須議員のご質問、一般廃棄物及び資源ごみの収集、処理の在り方についてお答えをいたします。  1点目の令和2年度の使用済み小型家電の回収実績についてどのように分析、評価しているのかについてございますが、現在清掃リレーセンターを含め、市内12カ所で回収を行っております。回収量といたしましては、令和2年度1万6,776キログラムとなっており、平成26年10月以降、毎年増加しております。  なお、引取りにつきましては、平成30年度までは売却代金ということで市の方に歳入を得ておりましたが、令和元年度につきましては、それが0円になり、令和2年度におきましては、逆に16万6,430円を支出して、処理委託という形で処理をしている状況ございます。また、収集箇所を順次増やしてまいりましたけれども、増やすことによって回収量が増えているとともに、既に設置済みあった箇所につきましても、それぞれ回収量が増えております。広報いこまちや生駒市ホームページ等による案内により、使用済み小型家電の回収が市民の皆様に浸透しつつあると考えております。  次に、2点目の小型金属類など小さな燃えないごみの利便性を高めた回収方法についてございますが、本市では、複合型コミュニティづくりとして、自治会の集会所や公園等日常的に歩いて集える場で、地域の担い手や外部の支援者がともに地域課題や社会課題を解決することを目的として、多様交流や自立的サービスが生まれる拠点づくりを進めておりますが、その取組の一つとしてごみの回収があり、環境保全課といたしましては、取組の支援としてごみの回収を行ったり、相談を受けたりしております。また、これとは別に家庭系の燃えないごみを自治会単位で収集することも検討いたしております。いずれも費用が発生するものございますので、費用対効果を伴う行政サービスの向上を検討し、今後の人口高齢化に対応していきたいと考えております。  続きまして、3点目の令和2年度のまごころ収集の実績についての分析、評価ございますが、令和2年度におきましては176世帯、4万9,200キログラムを収集しておりまして、件数、重量とも年々増加している傾向あり、これは高齢化の進展もございますけれども、まごころ収集のサービスというのが浸透してきたことによるものと考えております。今後も利用世帯数、ごみの量も増えるのはないかと予測しております。  最後に、4点目のコロナ禍における自宅待機中のごみの保管方法やごみ出し等に関する情報の周知ございますが、現在生駒市ホームページにおきまして、感染症対策、ご家庭でのマスク等の捨て方という題目でその記事を掲載し、啓発しておるところございます。内容といたしましては、マスク等を小袋に入れてから、黄色の有料のごみ袋に入れる、空気を抜いて口をしっかり縛る、ごみに直接触れない、ごみを捨てた後は手を洗うといった内容を記載しておりまして、奈良県が作成されましたチラシのデータをリンクに張りつけて市民の皆様に周知しているところございます。  以上ございます。よろしくお願いいたします。 366 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 367 ◯13番 惠比須幹夫議員 それでは、順次お聞きしてまいります。  最初の小型家電、使用済み小型家電についてですが、まず確認ですが、年々増加、回収量は増加しているということんですが、単純にボックスの設置箇所が増えた、増えないにかかわらず、認知度が高まって、集荷量が増えている、回収量が増えているということよろしいでしょうか。 368 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 369 ◯岡田敬市民部長 はい、そのように認識しております。 370 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 371 ◯13番 惠比須幹夫議員 これ、回収ボックスの設置箇所によっても、大小、増減があるかとは思うんですが、その辺の設置箇所の多いところ、少ないところ、ざっくりとで結構ですので、ちょっと教えていただけますか。 372 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 373 ◯岡田敬市民部長 2年度の実績ございますけれども、一番多かったのが北のコミュニティセンターございます。ここで3,506キログラム集めております。逆に一番少なかったとこございますけれども、リレーセンターを除きますと、エコパーク21ございます。こちらはもう265キログラムという実績ございます。 374 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 375 ◯13番 惠比須幹夫議員 日常的に行きやすいところ、集まりやすいところとの差で相当増減が出ているのかなとも思います。ちょっと12カ所全体の市内での配置状況を見ますと、北地区が3カ所、西地区が1カ所、中地区が3カ所、東地区がリレー含めて2カ所、清掃リレーセンター含めて2カ所、南地区が3カ所という配置状況になっているんですが、これでいくとちょっと西地区が手薄かなと思うんですが、その辺は何らか今後の手だて等は考えておられるんでしょうか。 376 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 377 ◯岡田敬市民部長 西地区だけはないんですけれども、既にある箱が、次回回収までにもういっぱいになっているというようところもございますので、ご協力いただける大型店舗がありましたら、そちらの方にはご協力をお願いしていこうかなというふうに考えております。 378 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 379 ◯13番 惠比須幹夫議員 あと市民の方が日常的に行かれるということを考えると、例えばガソリンスタンドとかもいいのかなとは思うんですが、その辺は今まで当たられた経緯とかあるんでしょうか。 380 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 381 ◯岡田敬市民部長 ガソリンスタンドまではまだ今までのところはないんですけれども、今後考えていきたいと思います。 382 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 383 ◯13番 惠比須幹夫議員 是非そういうことも含めて対策を進めていっていただきたいと思います。それと小型家電の回収んですが、これは今まで回収を始めた当初は、使用済み小型家電リサイクル法の認定事業者に引き渡してこられたという経緯があったかと思うんですが、それが最近業者を変更されたと認識するのですが、これはどのよう経緯、理由で変更されたのか、教えてもらえますか。 384 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 385 ◯岡田敬市民部長 一度目の答弁でも申し上げたんですけれども、以前は小型家電を集めて、持っていってもらいますと、お金を頂いてたよう状況だったんです。ところが、売却代金がどんどん下がってきて、元年度にやっていただいた業者、ここについてはもうプラスマイナスゼロで、収入も支出も元年度についてはゼロでやっていただいたんですけれども、令和2年度はもう16万6,000円、市がお支払いするという状況になりました。それで、令和3年度はちょっと業者さんの方を変えさせていただいて、3年度は委託料なく、売却代金を頂くというよう形で進めております。 386 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 387 ◯13番 惠比須幹夫議員 先ほども言われたように、逆有償化が進んでしまったということにしてもキロ10円ぐらいでの引渡しですので、そんなべらぼうに出費がかさむということもなかったかとは思うんですが、そこで法の趣旨に照らしまして、希少金属を適切に回収、再生利用する、そういった業者が望ましいということと思うんですが、現行の引渡し先、お金つけて戻ってくるということはあるんですが、適切に希少金属も回収されているということが確認されているんでしょうか。 388 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 389 ◯岡田敬市民部長 そこまではしていないというふうに確認しております。ただ、それいつまでもというわけにいきませんので、その業者さんとも協議しまして、何らかいい方法がないかというのを模索しているところございます。 390 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 391 ◯13番 惠比須幹夫議員 それでその認定事業者について、今まで三重の三重中央開発ですか、してたんですけども、それ以外にも、近畿近辺で登録されているところがあるんですが、しかも、希少金属も、例えば基盤あったら、精錬に出したりとか、きっちりやられているところがあるんですが、そういったところというのはヒアリング等をされた経緯があったんでしょうか。 392 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 393 ◯岡田敬市民部長 三重中央開発さんにお願いするときんですけれども、引取りの価格、希少金属とかそういった観点ではなかったんですけれども、引取り価格が一番安くしていただけるとこはというよう形で3社ほど声をかけさせていただいて、一番安価あったところが三重中央開発さんだったという結果ございます。 394 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 395 ◯13番 惠比須幹夫議員 その当初ですね。直近例えば三重中央開発さんから切り替えるときに、周辺の状況等、調査と言うかヒアリングされたことがあったんでしょうか。 396 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 397 ◯岡田敬市民部長 それはしておりません。 398 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 399 ◯13番 惠比須幹夫議員 見受ける限りでは周辺にかなり優良業者さんもおられるように、登録の一覧から見るとしますので、ちょっと一度、その辺はその次の手ということで考えていただければと思います。それと、現状、何できるか、取りあえず今お金もらえる業者さんに出しつつ、なおかつ希少金属もきっちりと回収していける、法の趣旨に照らしてということを考えると、以前、三重中央さんに渡してはるときには、パソコンとか電子機器は分別されてましたですよね。それで三重中央さんが、これだけ有価希少金属が回収できるので、こんだけにしましょうということをされてたと思うんですけども、今はもう一緒くたで全部行ってしまうということあれば、ちょっとそれは電子機器とか、パソコンについては、当面の方策としては、分別して、別の事業者に出すとかということも検討すべきはないかなと思うんですが、その辺のところについてはいかがですか。
    400 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 401 ◯岡田敬市民部長 確かにそのとおりございます。検討させていただきたいと思います。 402 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 403 ◯13番 惠比須幹夫議員 それで次に、その法に照らして、まず電子機器等は特定品目になっているわけですけども、それ以外に制度対象品目というのがあります。それについては、今は単純に市はボックス回収だけやっていますので、ボックス15センチ掛ける35センチに入るものだけがそこに回収できるということんですが、それ以外の電子レンジとか炊飯器、一応制度対象品目んですが、それは今はリレーに持ち込んときは、リレーセンターに持込みされてきたときは有料になるんでしょうか。 404 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 405 ◯岡田敬市民部長 現状では、ボックスに入らないものを大型ごみという形で回収しておりますので、黄色い袋に入れていただいているということで有料となっております。 406 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 407 ◯13番 惠比須幹夫議員 その辺は以前も提案させていただいたかと思うんですが、その制度対象品目、ボックスはボックスでできるものとして、それ以外についても回収を法に照らしてしていくべきはないかなと考えるんですが、今後の方向性としては、いかがでしょうか。 408 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 409 ◯岡田敬市民部長 今後考えてまいります。 410 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 411 ◯13番 惠比須幹夫議員 それで、今さっき山下議員の話もありましたけども、リレーセンターに持ち込まれて、黄色の袋の中に混じり込んでいる小型家電類というのは、抜き出して無料で処分できる、リサイクルできるということでよろしかったですか。そこのその場で抜き出した場合ですね。 412 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 413 ◯岡田敬市民部長 ボックスに入る大きさあれば、ボックスに入れていただいて無料で、リレーセンターで有料というわけにまいりませんので、その部分については無料になります。 414 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 415 ◯13番 惠比須幹夫議員 それでは、小型家電については、先ほど検討していただくところは幾つかございましたので、しっかりとお願いできればと思います。  次に、小型金属類の回収等についてなんですが、これは以前もご提案したかもしれませんが、定期収集便、回収されている自治体が結構ございます。例えば奈良市さんは月2回、大和郡山市は月1回、天理市は小型金属、小型家電も一緒に、有害ごみも一緒に月2回、橿原市さんは1回、桜井市さんは月2回等々、定期収集で回収一緒にされているところが結構多いんですけども、そんなにコストが変わらないのあれば、それも一つの方策かなと思うんですが、身近に利便性を高めて出せる、市民の方が出せるという意味では、その辺はいかがでしょうか。 416 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 417 ◯岡田敬市民部長 定期収集で瓶、缶につきましては、今、透明の袋に入れていただいているということで無料ございます。鉄くずとかにつきましては、金属類、これはちょっと有料というふうにさせていただいていますので、その同じ日に収集をしますと、混ざってくるんじゃないかとか、そういう混乱が考えられます。そういったこと自治会単位で金属類、収集できないかということ今ちょっと仕組みを考えさせていただいているところございます。 418 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 419 ◯13番 惠比須幹夫議員 自治会単位の拠点回収、それはそれで考えていただいているということでしたら、それはそれで詰めていただいたらと思うんですが、それに当たっては、特に自治会の協力というのが不可欠になってくるかと思いますし、自治会の会員の皆さんに過重負担がかからないように何かマニュアル等を作るとかという方向性で進めていただければと思いますので、お願いいたします。  それと定期収集便ですが、来年度にはもう次の収集の契約というのも決まっていくと思うんですけども、来年度末に決まっていくと思うんですが、それに向けてちょっと定期収集便についても、是非検討していただきたいなと思うんですが、単純に缶、瓶はちょっとかさ高い、無料ですけども、かさ高いもの。その同じダンプに、例えば小型のコンテナを入れといて、そこへ小型金属は全部入れていくとかいうことも十分可能だと、現場対応としては可能だと思いますので、是非ちょっとその辺についても、次の契約へ向けて検討、検証していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。そういうものも含めて検討をお願いできそうでしょうか。 420 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 421 ◯岡田敬市民部長 次期の可燃物も含めてなんですけど、契約の更改に当たりましては、やはりその費用ももちろんんですけど、市民さんの利便性というのも十分考えていかなければならないというふうに認識しております。ですので、本日のご提案は検討させていただきたいと思います。 422 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 423 ◯13番 惠比須幹夫議員 是非費用面も検証して、合うようでしたら是非ともお願いをしておきます。それとちょっと資源の回収に関連して少しお聞きしたいんですが、先日委員会でもちょっと触れましたが、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案が令和3年に閣議決定されまして、今国会、204通常国会に提出されており、審議されている。恐らくこれはそれがそのまま成立して公布へ至るのはないかと想像するんですが、市町村においては、これによりますと、プラスチック資源の分別収集を促進するため、容器包装リサイクル法ルートを活用した再商品化を可能にするとされています。また、市区町村と再商品化事業者が連携して行う再商品化計画を作成し、主務大臣が認定した場合、市区町村による選別、梱包等を省略して、再商品化事業者が再商品化を実施することを可能にすることも説明されています。直接業者さんが取りに来るということですね。こちらで加工しなくてもという方向性を打ち出しはしているんですけども、詳細については、法が成立して以降になってきますので、この今の現状は確認程度にとどめておきますが、ただこれからプラスチックを回収、資源化していくということについては、間違いなく方向性としてはありますし、ここ数年の間にうちも着手しなければならないということは間違いないことと思います。その中で、今、何ができるかということを、またそうなった場合にどう即座に対応しているかということを考えた場合に、まずは組成調査と思うんですよね。組成調査をして、実際対応するものがどんだけできるのかというのを知っておくか、知らないかによって収集の仕方も、出し方も全て変わってくると思いますので、またCO2排出にどんだけ影響があるのかということも分かると思いますし、その辺の組成調査、有料化する前にはされてたと思うんですけども、この辺については、そろそろ備えとしてやってみるという方向性はいかがでしょうか。 424 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 425 ◯岡田敬市民部長 組成調査につきましては、毎年実はさせていただいています。ただし、今プラスチックを分けてないんですね。燃えるものと、残さとかそれ以外の紙とか、ですので中身にプラスチックというのを入れていきたいと思います。 426 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 427 ◯13番 惠比須幹夫議員 せっかくやっておられるんでしたら是非ともお願いしたいと思います。お願いと言うか、それをして備えていただければと思いますのでよろしくお願いをいたします。  次に、3点目の、まごころ収集の実績についてなんですけども、これは今現状、さっき数字、利用された人数、件数、言われてましたけども、それは総額としてどれぐらいあるもんんでしょうか。 428 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 429 ◯岡田敬市民部長 収集のお金ということでしょうか。 430 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 431 ◯13番 惠比須幹夫議員 ではなくて、利用されている方の人数がどれだけ今おられて、人数と言うか、件数ですかね。どんだけまで対応できるかということですね。 432 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 433 ◯岡田敬市民部長 人数につきましては、176世帯、件ございます。今の可燃物の収集運搬の契約の中でまごころ収集はさせていただいているんですけれども、契約上は250件まで可能でございます。今の金額で可能でございます。 434 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 435 ◯13番 惠比須幹夫議員 まだ当面は枠としてはということだろうかとは思うんですが、ただちょっと微妙に条件にかなわなくて、最近もあった事例ですが、直接業者さんに事業系ごみと同じよう扱いで業者さんと契約をして出されるというようケースが今は増えていると言います。これ、やむにやまれず費用負担してもということとは思うんですが、それでいきますと、もうちょっと利用条件、要件というものを緩めて、もうちょっと枠を広げて、より多くの方が利用していただけるよう方向性もありかなと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 436 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 437 ◯岡田敬市民部長 先ほど山下議員のご質問の際にも申しました、一般廃棄物処理基本計画の中では、まごころ収集を今議員さんおっしゃったように拡充していくというよう施策も掲載しております。現在でも、ご相談いただけますと、お医者様の診断書とか、そういったものはちょっと見せていただくことになるんですけれども、その要件に必ず当てはまらない方も、対象にさせていただいているという例はございます。 438 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 439 ◯13番 惠比須幹夫議員 私に声をかけてきてこられたご高齢の方は、要支援ということで対象外となってしまったんですけども、体は結構ごみを持つにはちょっとしんどそうやなという状態でもあるんですが、もうちょっとこのざっくりと要件定めて、招き入れてあげるというのも、一つの方法と思うんですが。例えば香芝市なんかでしたら、高齢者、身体障害者などでごみを出すことに困っておられる方々を対象として収集しますということ70歳以上の高齢者だけの世帯、介護保険の適用を受けておられる方、ごみ出しに困っておられる方、世帯を対象として審査、審査はあるんですけども。例えば、橿原市なんかでしたら、要支援、又は要介護の認定を受けている方、総合事業のうち介護予防、生活支援サービス事業を受けている方、身体障がい者の手帳の交付を受けている方、70歳以上の方、ちょっとざっくりと言うんですか、より余裕を持った受け止めとして、できますという体制になっていますので、まだ総枠に余裕があるということでしたら、その辺の利用条件、要件についてもちょっと検討していただけないかなと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 440 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 441 ◯岡田敬市民部長 次期収集運搬契約、令和4年度で今期の、終わりますので、そのときに一緒に考えていけたらなと思います。 442 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 443 ◯13番 惠比須幹夫議員 仮にそれでそのときに設定された総枠がもう相当上回ってしまったというところにあっては、シルバー人材センターと連携するとか、若しくは先ほどのお話ししましたよう業者さんとの連携をしていくとか、それでカバーをしていくとか、有料あってもカバーしていけるのかと思いますので、是非検討をお願いできればと思います。  最後に、コロナ禍にあってのごみの出し方等についてなんですが、本市でご家庭でのマスク等の捨て方というところのページで紹介はされているんですが、一つは環境省の情報まとめサイトにリンクされている。これもちょっとリンクされて行った先が非常に情報がもう膨大に出てて、なかなか何にアクセスしたらいいのか分からないということもありますし、それと、あとは県の1枚物のところが見れるようになっていたりとか、ご案内がということもあるんですが、もうちょっとオリジナル性を出していただいて市民にしっかりと届くようにしていただきたいなと思うんですが、大阪市なんかでしたら、出典は環境省にしているんですが、全部自分の言葉で書いてあるんですね、それぞれ区切りをつけて。なおかつ、これはどこが出典かというのはちょっと調べないとあれんですが、ペットボトル容器包装プラスチック等を出す場合についての注意事項もその流れで明示されているんです。それでいきますと、そういう感染した、また疑いがあるご家庭から排出されるペットボトル、容器包装プラスチック、紙パック等を含む紙製容器包装については普通ごみとして出してくださいとあるんですが、熱処理してくださいという話と思うんですけどね。ありますとか、同じように空き缶、空き瓶、金属類の生活用品については、3日間程度待ってから、資源ごみとして出してください。それが困難場合は、さっきと同じく可燃ごみの中に入っていてもいいですよという話になっているんですけども、この辺についても、あらかじめお知らせしていくというのはどうんでしょうか。 444 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 445 ◯岡田敬市民部長 今ご紹介いただいた他自治体の事例、そういうのはもう再度見させていただいて、ちょっと検討させていただきたいと思います。 446 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 447 ◯13番 惠比須幹夫議員 是非もう一度整理し直して検討していただければと思います。何よりも、以前もお話ししましたが、そういうウイルスが付着している直接のものがその袋の薄皮1枚の中に入っていると。本来は、中身的には感染性廃棄物ですから、特別に本来あれば扱わなければならない、缶に密封するとか、プラスチックで密封するとかいうよう類いのものがその中に入っているという恐れがある。しかもそれを毎日人が収集しているという観点に立てば、よりこれについては、市民の方に浸透させて、事前に、あらかじめこういうコロナのときあるからこそ浸透させておく必要があるのかなとも思っております。その周知方法としては、例えば先日警報を出された、感染拡大警報、出されたときは赤い1枚が掲示板で私も貼らせていただきましたけども、自治会の方にもそういったものを配布して、あらかじめ日常的に目がつく状態にしていくのも一つの方法かなとは思うんですが、それも含めて何か考えられることはございますでしょうか。 448 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 449 ◯岡田敬市民部長 ホームページ、確かに見ていただけない方、まだたくさんいらっしゃると思います。そういったことも考えていきたいと思います。 450 ◯吉村善明副議長 惠比須議員。 451 ◯13番 惠比須幹夫議員 掲示板の掲示も含めてご検討いただければと思います。  以上で私の質問を終わらせていただきます。 452 ◯吉村善明副議長 暫時休憩いたします。              午後2時22分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時35分 再開 453 ◯吉村善明副議長 休憩を解いて、引き続き一般質問を行います。  最後に、4番梶井憲子議員。              (4番 梶井憲子議員 登壇) 454 ◯4番 梶井憲子議員 それでは、議長の許可を得まして一般質問を行います。本日は、性に関する教育と支援についてお尋ねします。  昨今、LGBTに対する理解を促進するための法案についての議論が注目されております。本市では、4月からパートナーシップ宣誓制度の施行など先進的に取り組んでおられますが、性の多様性への理解と啓発を進める中で、子どもたちへの性に関する教育は不可欠です。日本の性教育は世界から遅れていると言われていますが、インターネットが普及し、様々情報があふれる中で、子どもたちが安全に生きていくために正しい性の知識をどのように学ぶかが課題となっています。文部科学省は令和2年6月に性犯罪、性暴力対策の強化の方針が決定されたことを踏まえ、今年4月から生命(いのち)の安全教育を始めました。これは幼稚園から小学校、中学校、高校、大学まで、発達の段階に応じて命を大切にする、性暴力の加害者にならない、性暴力の被害者にならない、性暴力の傍観者にならないための教育です。自分の身を守り、また他者に対する思いやりや性の理解を深めるためには学校や家庭におけるより丁寧的確性に関する教育と支援が必要となります。これらを踏まえ、以下の質問をいたします。  1、性の多様性を始めとする本市の性に関する教育の取組をお聞かせください。  2、生命の安全教育についてどのように取り組んでいくのかをお聞かせください。  登壇しての質問は以上です。以降の質問は自席にて行います。 455 ◯吉村善明副議長 奥田教育こども部長。              (奥田吉伸教育こども部長 登壇) 456 ◯奥田吉伸教育こども部長 それでは、梶井議員のご質問、性に関する教育と支援についてにつきましてお答えをさせていただきます。  初めに、1点目の性の多様性を始めとする本市の性に関する教育の取組についてのご質問ございますが、小学校では生活科や理科、道徳、保健の授業の中で教科横断的に学習しており、養護教員によります保健指導の中でも性に関する指導も行われております。この他、出前授業による命の大切さを知る教育にも各校で取り組んでいるところございます。また、性の多様性については、特別活動の時間等に人権教育の一環として取り上げ、学習をいたしております。中学校では、主に保健体育の授業で性に関する内容を学習するとともに、道徳や特別活動などの時間にも教科横断的に学習をしており、出前授業による学習を計画している学校が増えているところございます。  さらに、性に関する取組といたしましては、男女混合名簿を始め、学校生活や行事、トイレの使用、着替えなどについて、一人一人の意向に沿って対応いたしております。全中学校では、制服の選択も可能としており、性的マイノリティーやジェンダーについて職員研修などで理解を深めながら、子どもたちが相談しやすい雰囲気をつくり、そういったところを努めているところございます。  次に、2点目の生命の安全教育についてどのように取り組んでいくかとのご質問ですが、小学校では、命の大切さについて学習する取組の中で人を傷つけることや傷つけられることから、身を守ることについて考える機会を設けております。また、中学校では命の尊さを知る教育や、デートDVに関する認識について出前授業を活用して行っているところございます。さらに、子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、教育、啓発を行っているところございます。  以上ございます。よろしくお願いいたします。 457 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 458 ◯4番 梶井憲子議員 それでは、先ほどの答弁を踏まえ、お尋ねしていきます。  性の多様性について、学校でも学習面の他、様々配慮や取組をされているとのことですが、学校生活の面ではどのよう取組をされているのか、もう少し詳しく教えていただいていいですか。 459 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 460 ◯奥田吉伸教育こども部長 先ほども答弁の中で申し上げておりましたけれども、中学校の制服、そちらの選択制の導入ございますね、それを始めまして、男女混合名簿の移行、そして敬称の統一、また多目的トイレの利用というものがございます。こういったものを性の多様性に対応した環境づくりということを進めているところございます。 461 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 462 ◯4番 梶井憲子議員 それでは、生駒市内で現在、体の性と心の性が一致していない、いわゆるトランスジェンダーの児童・生徒はいるのか、把握されていますでしょうか。 463 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 464 ◯奥田吉伸教育こども部長 トランスジェンダーにつきましては、学校に相談があった件数というものを把握いたしております。 465 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 466 ◯4番 梶井憲子議員 その件数と言うか、相談の件数、数件の相談があるということは数名おられるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 467 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 468 ◯奥田吉伸教育こども部長 はい、はっきりした人数というふうには申し上げにくうございましたので、数件という表現をとらせていただきました。よろしくお願いいたします。 469 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 470 ◯4番 梶井憲子議員 その数件の方んですけど、学校に入学されるときから申し出されているんでしょうか。申出と言うか、相談されているんでしょうか。 471 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 472 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはり入学前にご相談を受けまして、そのときに保護者を踏まえて、そういったご相談を受けております。 473 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 474 ◯4番 梶井憲子議員 幼稚園や学校では、本人、また保護者にそういった性に関する相談をカミングアウトと言うか、ご相談いただけるようを促すよう取組というのは何かされているんでしょうか。取組とか声かけですね。 475 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 476 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはり相談ということは、幅広く受けております。性の相談に限らず様々相談というものを受けております。 477 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 478 ◯4番 梶井憲子議員 例えば、入学時の説明会とか学級懇談、個人懇談も含めてですけど、そのときにLGBTの方、性に関してご相談のある方はお気軽に申し出てくださいねというようことを声かけすることで相談がしやすくなったり、その周りにいる当事者以外の方もLGBTを身近に感じたりできるのはないかなと思うんです。ちょっとこういったことというのはなかなか相談しにくかったり、言い出しにくいことと思いますので、是非こちらからきっかけをつくってあげる取組と言うか、声かけですね、してあげていただきたいなと思います。これ、提案しておきます。具体的にそのトランスジェンダーあろう子に対して、学校では具体的にどのよう対応をされているんでしょうか。 479 ◯吉村善明副議長 奥田部長。
    480 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはり教師は相談をしやすいよう状況をつくること、また気づくことということを心がけて相談の方には乗っております。また、相談があった場合についてございますけれども、やはり本人、またその保護者の方と寄り添い、詳しくお話を聞かせていただきながら、個々の対応に応じたものにできるように、親身になってご相談を受けている状況ございます。 481 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 482 ◯4番 梶井憲子議員 親身になって相談していただくのはもちろんのことんですけども、この対応のベースにしているマニュアルのようものというのが何かあるんでしょうか。 483 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 484 ◯奥田吉伸教育こども部長 いわゆるマニュアルというものは、作成というのはいたしておりません。国が作成をしております、生命の安全教育、こういったものが教材として使えていけますので、それをベースにマニュアルということで使わせていただいております。 485 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 486 ◯4番 梶井憲子議員 学校の規模や、大規模校とか小規模、児童・生徒数の少ない学校など、地域、学校の規模の他にも地域性などにもよって状況でそれぞれ異なると思いますので、学校ごとの状況に応じた細やか配慮をお願いしたいと思います。学校独自のマニュアルみたいものがあってもいいのかなと思いますので、ちょっとご検討いただけたらと思います。  先ほど答弁の中で、制服が選択制になったとのことんですが、制服を始めとする校則は中学校では生徒会が決めることになっていると思うんですが、制服だけなく、髪型などについて、例えば、体は男の子ですけど、心が女の子というよう子がやっぱり短髪は気になる、髪を伸ばしたいとかそういう場合もあると思うんです。そういった子に対すること、そういう髪型のことなどについては、学校で協議されているんでしょうか。髪型だけじゃなく、例えば夏のプールの水着、やっぱりパンツでは恥ずかしいと思う男の子もいるかもしれないということそういった対応は何か協議されているでしょうか。 487 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 488 ◯奥田吉伸教育こども部長 トランスジェンダーに対応したということ協議というものはやはり保護者の方にも寄り添いながら進めておるところでして、ただ先ほどご案内いただきました校則というものについては、やはり学校と生徒会がともにつくり上げていく。ただ、これまでの経緯といたしまして、その校則についても、非常に経緯がございます。住民の方、これまでの制服あったとか、例えば制服なくなるとか、そういった規則でどう変わるかと、そういった観点も踏まえて、地域の方のご意見も入ってこの校則というのが決められていってます。個々の対応ということを非常に大切にしながら、保護者、また当人さんと併せまして寄り添いながら協議を進めていくということございます。 489 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 490 ◯4番 梶井憲子議員 トランスジェンダーの子が現れてから、そういう子が入学してから校則を見直すのはちょっと遅いかなと思いますので、もしそういう子がいても安心して入学し、通学できるように、今から校則の見直し等を検討していただきたいと思います。教職員はトランスジェンダーに関する研修というのを受けておられるんでしょうか。 491 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 492 ◯奥田吉伸教育こども部長 教職員に関しましてですけれども、県の教育研究所が職員向けにということまず養護教諭、そして初任者教諭、新採者の教員、その者が受けております。また、各学校で出前授業が実施されるときには、教師もともにその授業を受けるということで行っております。 493 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 494 ◯4番 梶井憲子議員 受講者の対象者が分かったんですが、人数とかはどれくらいの方が受けられているんでしょうか。そしてまた内容も少し教えていただけますでしょうか。 495 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 496 ◯奥田吉伸教育こども部長 本年ございますけれども、養護教諭、各校おりますので19人、そして初任者につきましては、今年については14人ということございます。内容につきましては、保健に関する内容全般の研修を受講しているということございまして、また受講いたしました養護教諭が各校に戻りまして、養護教諭が今度はいわゆる講師になって各校で進めていくということにしております。さらに、本年ございますけれども、トランスジェンダーの当事者をお迎えいたしまして、講師に、そして小中学校を対象にトランスジェンダーも含む性の多様性に関する研修を行うという予定ございます。 497 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 498 ◯4番 梶井憲子議員 養護教諭を通じて全職員が受けられるということで安心いたしました。男と女の二分化が男と女しかいないという常識が、常識とされるその時代には、学校でも男子はこうあるべき、女子はこうあるべきというように指導されてきた私たち世代にとって、ジェンダーにはグラデーションがあって、二つに限らず、今はLGBTQや+もあるというよう感覚がなかなか理解しがたいかもしれません。親が教えるというよりも、むしろ親を含めた大人全般が学ばなければいけないかなと思います。子どもだけなく、人権教育として、大人に対するLGBTなど性に関する理解を促進する取組が併せて必要かと思うんですが、大人の市民に向けた取組の実績というのは何かありますでしょうか。 499 ◯吉村善明副議長 岡田市民部長。 500 ◯岡田敬市民部長 過去におきましては、人権教育講座のやまびこというのをさせていただいてまして、そこで性的マイノリティーの方の理解をいただくための講座、そういったものを開催させていただきまして、多数ご参加をいただいていたところございます。今年度におきましては、まず広報いこまちの4月号に、性の多様性と自分らしさをテーマといたしました特集記事、そのまま、ありのままという記事んですけれども、それを掲載させていただいてます。また、今年度のイベントで予定しておりますのが、7月17日に、差別をなくす市民集会ということトランスジェンダーの弁護士さんの仲岡しゅんさんという先生んですけれども、その方を講師にお迎えしまして講演会の方を予定していて、講演会終了後には個別の相談会も行っていただけるという予定ございます。また、新型コロナウイルス感染の状況にもよるんですけれども、当事者間の交流会というのも計画をしております。  さらに、本年の4月1日からパートナーシップ宣誓制度というのを議会の方にもご説明させていただいたものんですけれども、施行させていただいて、ホームページ等で周知に努めているところんですけれども、5月末時点で1組の方がもう宣誓していただいたというよう状況です。  最後になるんですけれども、中学生、高校生向けに配布するという予定で、これは前年度になるんですけれども、令和3年3月にリーフレット、自分らしく生きるLGBTQというリーフレットんですけれども、これは大人の方が私も含めてなんですけど、読んでいただいてもこの性的マイノリティーのご理解につながるよい内容ございますので、もう市のホームページに公開させていただいておりますとともに、公共施設等で配布もいたしておりますし、成人対象の講座等でも配布して幅広い年代の啓発につなげたいと考えております。 501 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 502 ◯4番 梶井憲子議員 とてもいい取組、たくさんされているなと思っています。人権施策課が作られたLGBTQ+の冊子んですけど、私も見させていただきました。とてもいいものと思いますので、是非学校でも子どもたち全員に行き渡るように配布していただけたらなと思います。今後、人権施策課が声を上げていただいて、市Pなどにつなげていただき、PTA全体にこういう取組が広まるようにお願いしたいと思います。これは要望しておきます。  次に、現在、生駒市内の小中学校に男性の養護教諭、いわゆる保健の先生んですけれども、男性の方というのはいらっしゃいますでしょうか。 503 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 504 ◯奥田吉伸教育こども部長 現在、市内で男性の養護教諭は在籍しておりません。 505 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 506 ◯4番 梶井憲子議員 性の平等化が進んで、看護婦さんが看護師さんになって、昔、保母さんと言われてたものが保育士さんへと変わってきました。今は養護教諭も女性ばかりの時代だったんですけど、これからは男性の場合も考えられるんでしょうか。 507 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 508 ◯奥田吉伸教育こども部長 当然ながら、ご存じいただいていますように、教職員の採用につきましては、県の方が実施をいたしております。男性あるか女性あるかというそういう区別はございませんので、考えられることと思っております。 509 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 510 ◯4番 梶井憲子議員 そのときには、女性の保健を指導するよう先生も必要かなと思うんですけども、その辺りどうお考えでしょうか。 511 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 512 ◯奥田吉伸教育こども部長 まず、保健体育ということで中学校の方になりますので、保健体育の担当というのは、男性教諭と女性教諭、双方が在籍しているようになっております。ですので、それぞれ男子生徒と女子生徒に対しての保健の授業を実施するということございます。 513 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 514 ◯4番 梶井憲子議員 男女の職業が平等という時代んですけども、今現在まだ男性の養護教諭に対してなかなかオープンになっていないのが現状かなと思います。是非とも声かけしやすい体制と環境づくり、敷居の低い保健室づくりに是非とも取り組んでいただきたいと思います。  続いて、家庭での性に関する指導の支援についてお尋ねします。  幼稚園や小学校、中学校でどのよう内容の性に関する教育がされているのかを、保護者の方は把握されているんでしょうか。 515 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 516 ◯奥田吉伸教育こども部長 幼稚園、小学校、中学校の方というふうございますけれども、まず園よりとか、それから学校より、こういったものを始めまして学級通信というものも出させていただいております。その他、保健よりとか、いろんな情報についてを各家庭にお届けをいたしております。また、学級の懇談会でそういったものを利用いたしまして、この指導をしている内容についても保護者の方についてはお知らせをさせていただいているところございます。 517 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 518 ◯4番 梶井憲子議員 ひとり親家庭で母子家庭、父子家庭、またおじいちゃんやおばあちゃんが子どもを見ているという家庭において、異性の子に対する指導が難しい場合があります。私もシングルんですけども、息子に対してどの時期にどんな話をしたらいいのか、思春期の息子にどんな言葉で、どんな声かけをしたらいいのか全然分からなかったんです。体の変化についても自分自身が実体験がないので、具体的ことが何も分からず、結局、中学、高校時代は息子と性についての話にあまり触れられなかったよう気がしてるんです。同じように、シングルファーザーと娘さんのご家庭などでも同じようことがあるのはないかと思います。そういうところにフォローが必要かと思うんですけども、学校での取組は何かされていますでしょうか。 519 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 520 ◯奥田吉伸教育こども部長 保護者の方につきましても、この個人懇談、こういったものを通じまして、そういう相談の方に乗っております。また、この内容によりましては、養護教諭やスクールカウンセラー、そういったものにも、共有をしながら、そういったものを紹介して相談に乗っているというところございます。 521 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 522 ◯4番 梶井憲子議員 なかなか異性の親子のコミュニケーション、難しい時期もあるかと思うんですけども、一つ、今、紹介したいアプリがあります。生理の管理アプリんですけども、今どき若い子はみんなパソコン、スマホで管理しているというふうによく聞くんですが、お勧めしたいのはケアミーというアプリがありまして、そのアプリのいいところは、相談チャットとペアリング機能というのがついています。その相談チャットというのは、生理や妊娠の不安をチャットを通じて、産婦人科医や知識のあるスタッフが一人一人の相談に丁寧に返答してくれると。そして、医学的に正しい情報などを伝えてくれるという機能があります。もう一つのペアリング機能というのが、自分以外の特定の人にその生理の日や排卵日などをラインで通知できる、共有できる機能です。そのパートナーとなる人や共有したい人にいつ何を通知するのかは各自が設定できるようになっています。これ、どのように使うかと言いますと、妊活の他にも、夫婦やカップルで生理の周期中に外出したくないとか、性交渉をしたくないということをパートナーに察知してほしいとき、あと生理前のいらいらなど身体の不調のことを理解してほしいときなどにも楽という声があるそうです。  もう一つが、ここんですけど、親子で共有すること子どもの例えば、ナプキンの補充を伝えたり、体調のことも分かるので、シングルファーザーで娘さんとのコミュニケーションにも活用されている例が多数あるそうので、こういった便利アプリもありますので、もし保護者さんや子どもたちから相談があったときは、こういうものも紹介してあげていただきたいと思います。  あと、保健よりや学級通信などで授業の内容を伝えているとの答弁があったんですが、学校と家庭との連携を図るためにも、その授業の内容を後で報告する形じゃなくて、事前に告知することというのはできますでしょうか。 523 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 524 ◯奥田吉伸教育こども部長 まず、その性に関することだけはなくして、やはりいろんなものの情報提供ということは必要性があると私も感じております。親御様との機会というのはこのコロナ禍の中、非常に少なくなってまいりました。ですが、やはり学級懇談会とかそういったところで話題に上げまして、そして情報発信の工夫をしていきたいと思っております。 525 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 526 ◯4番 梶井憲子議員 いつ、どんな内容の授業が行われるか保護者が把握すること家庭と子どもとお話をするきっかけになるのはないかと考えます。子どもは親に話すことで授業をフィードバックできるし、親も子どもの知識を確認できる、子どもに補足説明できることもあるかもしれません。家庭にも協力を求めて、学校だけに頼らない教育を連携して進めることが望ましいと思います。是非内容や指導日を事前に知らせていただいて、効率よく家庭と学校と連携していただけたらなと思います。お願いします。  続いて、性教育の位置付けについて、少し話、お伺いします。  性教育の最大の目的というのは、ずばりどういうことか、教えてください。 527 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 528 ◯奥田吉伸教育こども部長 性教育の最大の目的ということございますけども、国におきましては、児童・生徒の発達段階に応じた性に関する科学的知識、そして生命尊重、人権尊重、男女平等の精神に基づく異性観、そして自ら考えを判断する意思決定能力を身につけること、そして望ましい行動がとれるようにするため、学校教育活動を、全般こちらを通して性教育の充実に努めることということを目的といたしております。 529 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 530 ◯4番 梶井憲子議員 各学校で保健の授業や性に関する学習で指導の内容に差があるようんですけども、その辺りは把握されていますでしょうか。 531 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 532 ◯奥田吉伸教育こども部長 各学校で行っております出前授業、そしてゲストティーチャーによります講演とかがありますけれども、こういった報告は受けておりますけれども、その内容に差があるかということに関しましては、ちょっと掌握はしておりません。 533 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 534 ◯4番 梶井憲子議員 昨年の教科書採択のときんですけど、保健の教科書をめぐって教育委員会で意見が分かれておりましたよね。結局別教材で補足するという内容の附帯意見がついたんですけども、教師がどこまで掘り下げて教えるか、また選ぶ教材によっても差が生じるのはないかと思うんですけども、どうでしょうか。 535 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 536 ◯奥田吉伸教育こども部長 おっしゃっていただいているように、補足のための教材というもの、こういったものには差がつかないように、やはり学校間で差がついてはいけないということもございますので、またこういったものの教材に扱うものにつきましては、国や県、そちらの方が示されたよう参考資料を活用いたしまして取り組みたいと思っております。 537 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 538 ◯4番 梶井憲子議員 各教科で横断的に学習しているという答弁が先ほどあったんですけども、各教科で学習しているものを横串刺して、その包括的ものにする役割というのはどの教科が担うんでしょうか。 539 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 540 ◯奥田吉伸教育こども部長 先ほどもご答弁させていただいた中で、教科横断的にということございます。やはり担任が特別活動の授業の中で行うのが中心ございますけれども、先ほど申し上げました教科横断的にということございますと、総合的学習の時間、そして生活科、理科、道徳、こういったものが担っていくということございます。 541 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 542 ◯4番 梶井憲子議員 なるほど、分かりました。それらの授業で、教員の指導で性教育の目的、先ほどおっしゃられた性教育の目的というのは達成できるんでしょうか。 543 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 544 ◯奥田吉伸教育こども部長 やはり教員だけの指導ということは達成は困難かとは思っております。 545 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 546 ◯4番 梶井憲子議員 限られた授業の時間内でいかに内容を充実させるかというところが課題になるかと思うんですが、性に関する教育は保健教育や人権教育の他の多くの側面があるため、大変難しいと思うんです。担当教員の負担を減らすためにも、ALTと同様にゲストティーチャー、専門家の方に指導を頼んではどうかと思うんですけど、いかがでしょうか。 547 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 548 ◯奥田吉伸教育こども部長 先ほど教員の指導だけは達成できないというふうに申し上げております。ですので、やはり出前授業、そしてゲストティーチャーを招致いたしまして、こういった性教育を深掘りしていくようものとか、専門的部分については、そういったものを活用しながら進めているところございます。 549 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 550 ◯4番 梶井憲子議員 性教育の講師として、ちょっとご紹介したいんですが、分かりやすい、楽しい、恥ずかしくない、押しつけない、脅さない、責めない、聞いて得する性教育というので講演活動を行っている、元小学校・高校の保健の先生んですけども、そういう方もいらっしゃいます。その方いわく、性について詳しく教わった記憶はないけれど、今まで困った経験がない、又はわざわざ教えなくてもこういうものは自然と知るもので教える必要がないといった考えを持つ大人もいる中で、そうじゃないよ、性教育は健康教育の一つで、安全教育、人権教育あるとの考えのもと、大人に向けても、子どもたちにも分かりやすいよう情報発信をされている、にじいろさんという先生がいらっしゃいます。こういった専門的知識やノウハウを持ったゲストティーチャー、いらっしゃいますので、こういう方たちを招いての指導を検討していただきたいと思います。  では、二つ目の質問に行きます。生命の安全教育についてお伺いしていきます。教職員のセクハラに関する研修というのは、市では行われているでしょうか。 551 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 552 ◯奥田吉伸教育こども部長 市の方はなくして、県の教育研究所の方で実施しております。先ほどもご案内させていただきました、初任者研修、また管理職研修の中で実施をいたしております。 553 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 554 ◯4番 梶井憲子議員 それは職員同士のセクハラの研修でしょうか。それではなく、さらに職員が受ける子どもに対するセクハラの研修というのは行っておられますでしょうか。 555 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 556 ◯奥田吉伸教育こども部長 先ほどの初任者研修、管理職研修の中で総合的にそういったお話を研修の内容になってございます。 557 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 558 ◯4番 梶井憲子議員 心の部分をしっかりとやっていただくこと、学校での性暴力や性犯罪の防止、また気づかないうちに先生が加害者になってしまうということも防げると思いますので、是非全職員にしっかりと研修をして、学校内でのそういう性犯罪なども防止していただきたいと思います。  次、中学校での出前の授業、出前授業をされているということんですけども、内容や回数というのは、市内の学校、どこも統一されているんでしょうか。 559 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 560 ◯奥田吉伸教育こども部長 テーマの方については統一をさせていただいております。内容については、今デートDVということを市内の中学校の方は共通で学んでいただいております。講師の方につきましては、学校が協議を進めて行っておりますので、詳細はこちらではつかんでおりませんけれども、そういった学習を進めております。 561 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 562 ◯4番 梶井憲子議員 どの学校でも十分学べるように充実させていただきますようお願いいたします。今後、学校でこの生命の安全教育の教材を使って授業を進める予定でしょうか。 563 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 564 ◯奥田吉伸教育こども部長 生命の安全教育というのは、本年度から文部科学省の方から通知がございました。これに関する教材活用の通知ということございまして、各学校につきまして、こちらを適切に活用するようにという指示を下ろしております。 565 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 566 ◯4番 梶井憲子議員 では、この教材を使った授業、どの教科で誰が指導されるんでしょうか。 567 ◯吉村善明副議長 奥田部長。
    568 ◯奥田吉伸教育こども部長 特別活動の時間や道徳ということございますので、これは担任が担ってまいります。 569 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 570 ◯4番 梶井憲子議員 人権教育の中でこのよう分かりやすい教材を資料にして、大人にも啓発してみてはどうかと思うんですけども、例えば生命の安全教育の説明とともに、ホームページなどで具体的内容が見れるようことを検討していただけないでしょうか。 571 ◯吉村善明副議長 岡田部長。 572 ◯岡田敬市民部長 どういった形で載せるかということも含めて検討させていただきます。 573 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 574 ◯4番 梶井憲子議員 是非ともよろしくお願いします。今年の1月に放送があったNHKのウワサの保護者会という番組で、いつから始める?性教育というテーマの放送がありました。大阪のある小学校で性教育の取組を紹介されていたんですけども、その学校では1年生から6年生まで段階的に全校挙げて、学校の皆で性教育に取り組んでいる学校でした。テレビで取り上げられていたのは1年生んですけども、プライベートゾーンと言われるところ、口と、あと水着で隠れる部分のことを、プライベートゾーンと教え、そこを見ない、見せない、触らない、触らせないという四つの約束を小学校1年生の子たちに教えられていました。そこも家族ならオーケーことと、家族でも駄目ことなどを子どもたちと一緒にしっかりと小さいうちから教えるということを取り組んでおられます。性教育に取り組むようになってから、学校での暴力、けんかや暴力が減って、相手を思いやる心が育ってきたというふうに、その学校の先生もコメントされていました。小さいときほど素直にいろんなことを受け入れやすく、性教育が特別ことないというよう感覚を本市でもしっかりと育てていただきたいと思います。大人に近づいていく児童・生徒たちの性の安全を保障するための授業を行うことは、学校教育として当然の義務あると考えます。思春期になってからスタートするのはなく、幼稚園から義務教育が終わる中学3年生までの段階を踏ん計画的かつ一貫性のあるカリキュラムを組んで市独自の取組をしてほしいと思っています。  インターネットの普及により、簡単に性が商品化されたよう画像などを見ることができる環境に今現在あります。思春期になると、興味を持つ子どもも増えると思うんですが、暴力的ものや、女性を制圧するよう内容のものも多く、それは正しい学びの材料ではないということをきちんと理解しないといけないと考えます。そういう知識がないと、知らない間に加害者となってしまうこともあります。学校における生命の安全教育推進事業が都道府県、市区町村教育委員会などを対象に申請することができるモデル事業の2次募集、今現在出ているんですけども、そちらの検討というのはいかがでしょうか。 575 ◯吉村善明副議長 奥田部長。 576 ◯奥田吉伸教育こども部長 ご案内いただきました安全教育推進事業ということでのモデル事業ございます。こちらも承知はいたしております。本年度につきましては、各校、指導の年間指導計画というものを立てております。その中で既に取組は進められているということございますし、このモデル事業につきましては、予算の必要性が生じてまいります。ですので、現段階におきましては、この応募というものは見送っております。コロナウイルス感染症拡大の状況が収まった状況の中で、来年度そういったものに応募ができるかということについては、予算の時期に再度考えていって考慮してまいりたいと思っておりますし、また教員の負担にならないよう形で進めていきたいというのも兼ね備えて考えております。以上です。 577 ◯吉村善明副議長 梶井議員。 578 ◯4番 梶井憲子議員 今後またこのよう推進事業の募集があれば、ホームページによると、令和4年度も募集予定というふうになっておりましたので、是非とも応募を検討していただきたいと思います。  私たちの世代が学校教育で性に関する正しい知識を十分に得られないまま大人になってしまったこと望まない妊娠や健康への被害、性暴力、性犯罪、性的マイノリティーへの差別など、様々問題が起きてきました。これからの時代を生きていく子どもたちをこのようリスクから守るためには、学校での性に関する教育を充実させることと家庭との連携がとても大事になってきます。中学3年生が義務教育最後の砦です。今やる教育や取組は10年後、20年後の社会の常識をこれまでの常識と変える大きな力になることと思います。デートDVや性暴力、性犯罪の防止、またそれらの被害者支援等については、またお聞きしたいのですが、今日は時間がもうありませんので、またの機会に改めて質問したいと思います。それまでに、今、学校としてできる最大限の努力をお願いいたします。  知識があれば守れる健康、守れる命があります。生駒市と生駒市教育委員会には、更に先進的取組を実施していただくよう要望し、質問を終わります。 579 ◯吉村善明副議長 以上で本日の一般質問を終わります。  以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議については、明4日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後3時19分 散会 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....