13
◯石田浩福祉健康部次長 この度は
入院患者さんを入院した
状態できちっと
感染管理と言うか、その
工事をするときに
間仕切り、
仮設間仕切りをきちっとした形で
感染が拡大しないとか、そういうふうなことは十分に保健所の指示を受けた形の使用した形で
工事の方をさせていただく予定でございます。
14
◯片山誠也委員長 塩見委員。
15
◯塩見牧子委員 感染の
間仕切りをしていれば、
陽性患者さんが入院した
状態のまま
工事に入ることが可能ということですか。
16
◯片山誠也委員長 古川管理者。
17
◯古川文男水道事業管理者 当然6床、
工事しますので使えません。12床、今、キープやってるんですけども、6床が使えないということで、6床は生きるんですけども、今、
病院さんの方は必死で考えていただいているのは、
工事する6床に呼応する
ベッドの数、これをどういうような形でキープをやっていくかということで、今、承っておりますのは、
四つはうまくクリアできるのと違うかなというような形で聞いているんですけども、一応12床の分がいったん若干下がりますというのが実態でございます。
18
◯片山誠也委員長 塩見委員。
19
◯塩見牧子委員 いったん、これ、
工事、いつ頃を予定しているんでしょうか。と申し上げますのは、今、もうほぼ11床とか12床、全部使い切っている、ほぼ全部使い切っているような
状態が続いているかと思います。おられるのを4床ほど移動させて、それでも10床ですよね。
20
◯片山誠也委員長 古川管理者。
21
◯古川文男水道事業管理者 今後の
コロナの
陽性患者さんの
推移が非常に大きなウエートを占めると。こちらの方はやはり
地域医療に支障が生じない、そういった時期を見計らいながら、最終的に
工事については、私、申しましたような形で、
バーターをしながらやっていくと。その
タイミングについては、今の
タイミングではできません。だけども、これがやはりそのワクチンの接種の絡み、あるいは周辺の都道府県の
状況、そういったことを慎重に加味しながら、一番いいようなところをキープすることができればと、これはあくまでも憶測しか今は申すことができないというような
状況でございますので、その点、よろしくお願いしたいなと思います。
22
◯片山誠也委員長 塩見委員。
23
◯塩見牧子委員 見極めがなかなか難しいと思うんです。これ以上どんどん増えていくようであれば、12床全部使っておかなければいけない。多少ちょっと
陽性者、県全体で減ってくれば、よその
病院に多少受け入れていただきながら、こちらの
陰圧工事に入れるのかなという気もいたします。その辺、
工事の時期というのは市独自だけで
判断できるものなのか、あるいは
奈良県ともご相談しながらその時期を見極めていくのか、どういった
タイミングで
工事の時期にゴーサインを入れるのか、その辺、お聞かせください。
24
◯片山誠也委員長 古川管理者。
25
◯古川文男水道事業管理者 計画をつくるというのは非常に難しいというのは、先ほど申しましたとおりです。
病院としても何が一番難しいかとなれば、
陽性患者さん、
軽症の方、基本的には受けていきます。
軽症の方が次の日にもう
中等症になっているおそれがあるんですね。それ、すぐに他の
病院に回すということが今の
状況ではなかなかできないんですね。だから、そういった
中等症が当然増えてくるやろうし、
中等症の方も次、分からないんですね。そういった今の
変異株と申しますのか、
感染力が強くて非常にきついというような
状況の中でスピードに付いていくためには、一番
患者さんにフィットするような
タイミングと、先ほどの話じゃないですけども、マックスの人数、それをどういうような形で
調整をやっていくのかというような
判断につきましては、やはり一
地方公共団体が定めるのではなくして、当然
奈良県さんの指導のもとに、あるいは
調整のもとにこれは考えていきたいというのが
状況でございます。
26
◯片山誠也委員長 塩見委員。
27
◯塩見牧子委員 その
辺り、見極め、本当に難しいとは思うんですけれども、できるだけ十分に
患者さんを受け入れられるように考慮しながら進めていただきたいと思います。
それと、ちょっと財源のことでお伺いしたいんですけれども、先ほど
伊木委員がおっしゃったように、先般の
補正予算の
臨時交付金、これを活用するということなんですけれども、もう一つその次の
ふるさと生駒応援基金の
繰入金、
コロナに立ち向かおうキャンペーンで入れたこの
部分を使うかと思うんですけれども、今、この
基金、
コロナに立ち向かおうの
部分、
幾ら基金が積み立てられていて、そのうちの480万、どの分に対して、
幾らに対して480万なのか、お教えいただければと思います。
28
◯片山誠也委員長 古川管理者。
29
◯古川文男水道事業管理者 ちょっと調べてますので、申し訳ございません。
30
◯片山誠也委員長 武元
課長。
31
◯武元一真
行政経営課長 令和2年度の決算、まだ確定しておりませんので、暫定の形になりますが、
コロナに立ち向かおう
コースの
寄附額でございますが、4,088万3,000円ほど集まっております。そのうち
令和2年度に2,292万ほど
充当しております。
令和3年度の第1回の
補正で1,300万ほど繰入れをやっておりますので、
残りの480万、今回
充当をさせていただいておるということでございます。
32
◯片山誠也委員長 塩見委員。
33
◯塩見牧子委員 ちょっともう一遍確認させてください。
令和2年度末で4,088万、そのうち2,292万をもう
令和2年度において使っている。さらに、先般の
補正予算において1,300万、すいません、もう一遍お願いいたします。
34
◯片山誠也委員長 小澤課長。
35
◯小澤将之財政課長 すいません、もう一度私の方から言いますが、まず
コロナに立ち向かおう
コースとしまして、4,088万の
寄附金がございました。これは
令和2年の
寄附金としてございます。まず、
令和2年の
寄附金を積まずに、現
年充当として2,292万円
充当しております。それとR3の
補正予算の方で1,310万5,000円を活用させていただいて、
残り480万を今回活用というふうになっております。以上です。
36
◯片山誠也委員長 塩見委員。
37
◯塩見牧子委員 2,292万というのは現年の
充当ですか。
38
◯片山誠也委員長 小澤課長。
39
◯小澤将之財政課長 令和2年分として活用しています。
40
◯片山誠也委員長 塩見委員。
41
◯塩見牧子委員 令和2年分として活用したのが2,292万で、ちょっと質問を変えます。
令和3年度の当初
予算において、この
ふるさと生駒応援基金の
繰入金は全体では6,630万円繰り入れるということになっていましたけれども、その6,630万円のうち、
コロナに立ち向かおう
コースは
幾らですか。
42
◯片山誠也委員長 小澤課長。
43
◯小澤将之財政課長 令和3年の繰入れに関しましては、
コロナに立ち向かおう
コースは当初
予算では見込んでおりませんでした。それで
令和3年の当初
補正の方で、当初1,500万という見込みをしておりましたが1,310万5,000円になりまして、その
差額分を今回、繰り入れなくて、その後に
寄附金が増えましたので、今回480万円繰入れできたという形になっています。以上です。
44
◯片山誠也委員長 塩見委員。
45
◯塩見牧子委員 つまり、このために繰り入れたのがちょうど480万ということで、原資のその
基金の方には立ち向かおうの
コースのためにまだ残っているということですか。それとももう何も残っていないということ、使い切っちゃっている。これで使い切ることになるのか、まだ残っているのか、どちらでしょうか。
46
◯片山誠也委員長 小澤課長。
47
◯小澤将之財政課長 令和2年の
寄附金として頂いた分を積立て、行いますが、それを積んだ結果の繰入れ分としましては、この480万でほぼほぼ使った形になっております。以上です。
48
◯片山誠也委員長 塩見委員。
49
◯塩見牧子委員 それで
理解いたしました。使う順序としては、やはり
特定目的基金の方から
順番に、この国の
地方創生の
臨時交付金、これをまず第一に使うべき、その次にこの
ふるさと応援基金、こちらを使うべきだと思いましたので、それぞれにおいて、
順番に全て使い切っているということが確認できましたので、結構です。
50
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
成田委員。
51
◯成田智樹委員 先ほど
古川管理者の方から4床、移転させておいて
工事をするようなお話、ございましたけれども、昨日
時点で12床中12床使われている
状況で4床動かして
工事ができるということは、今、県が県内の
医療機関に
要請しているような
増床ということについて検討をされているということなんでしょうかね。
52
◯片山誠也委員長 古川管理者。
53
◯古川文男水道事業管理者 今のその4床については、
疑似症患者を受け入れる
ベッドが
四つあるんですけども、そこを
バーターに持っていけへんだろうかと。そこをやっていくというような形というのは、今度は、それは
陰圧しなくても、もうそこを位置付けることによって、今、県の方からかなり
要請が来ています。
市立病院とやっても、やっぱりその
要請に応えたいと。こういう時期だからなお一層、そういうようなことを考えていけば、計算上は12
プラス四つ。というのは、
陰圧工事をしなくても、一応は使おうと思ったら使えるというような図柄になるというような
イメージを持ってございます。
54
◯片山誠也委員長 成田委員。
55
◯成田智樹委員 16床になるのか分かりませんけども、
陰圧化するのは12床、
残りまた
四つ、
市立病院として
ベッドと言うか、
病床数、どれだけ増やす余裕があるのか、教えていただけますか。
56
◯片山誠也委員長 古川管理者。
57
◯古川文男水道事業管理者 今の5階の
西病棟をベースに考えてみれば、やはり無理無理の話が今の話です。だけども、基本的に
考え方というのはやはり12床、これが基本的な
考え方というような形で考えております。
緊急避難というような形で、どうかして工夫して、先ほど申しました数字というような形でご
理解をお願いできたらなと、かように思います。
58
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
59
◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による
質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
中浦委員。
60
◯中浦新悟委員 タイミングの話、
陰圧を入れる、落ち着いてから見極めていかないといけないような、今じゃないというようなお答えいただいていましたけども、では、じゃあ、落ち着いてからなのかというと、またそれも
目的と言うか、今求められているものからはちょっと外れちゃうのかなと思うんですけども、その
辺りについての見解というのをもう少し詳細に教えてほしいなと思うんです。明確に言うのは難しいとは思うんです。
理解はするものの、今ここで
予算をつけて、今、本当にこれまでにないぐらいの広がりを見せて、
病床もいっぱいになってきての中で、じゃあ、どうなったらいいのかというのは、何か他府県の様子とかそういうことをおっしゃっていましたけど、じゃあ、どうなったらいいのかというのがちょっと
イメージとしてわかないものですから、その
辺りちょっと詳細に教えてもらえませんか。
61
◯片山誠也委員長 古川管理者。
62
◯古川文男水道事業管理者 ベッドの数でいけば、引き算をやっていただいた
タイミングやと思っているんですけども、これ、
予算があってこそ執行というのが成り立ってまいります。やはり
予算をお願いいたしまして、そこで了解を得ておくことによって、どんな
タイミングでも融通効くというようなことを考えております。これ、いつから
工事をやっていったらいいのかというその
判断というのは、先ほど申しましたように、やはり全体を見る中である程度6床を
工事しますので、当然潰れます。潰してもいける
タイミングというのはいつだというのはなかなか今の
状況はどういうような
推移をやっていくかというのが見えないところがあります。しかしながら、
予算をキープしておくことによって、ある程度の
タイミングで発車ができるというような、こちらとしても弾力的に運営をすることができるというようなことで、まずはご
理解、お願いできたらなと、かように考えております。
63
◯片山誠也委員長 中浦委員。
64
◯中浦新悟委員 あと
工事期間、さあ今から動かしますよと、
工事しますよと言ってから、じゃあ、どれくらいの期間、とまることになるんですかね。
65
◯片山誠也委員長 石田次長。
66
◯石田浩福祉健康部次長 工事自身は約3カ月かかる予定でございます。
67
◯片山誠也委員長 中浦委員。
68
◯中浦新悟委員 6床しかなくて、その
残り6床は今
陰圧がかかっていない
状態で、看護師や医療従事者の皆さんに関しては
陽性患者さんを見ていただいている
状態になっているんですけども、今の現状においてはちょっとこれは対策としてはとれない内容になっているということですね。もう到底3カ月先、ひょっとしたら3カ月先までこんな
状態になっているかもしれませんけど、そんなことにはなってないことを希望しながら考えても、到底今回の対策にはなってないということですね。
あと、先ほど
軽症を受けて
中等症になるんだ、うんぬんの話もありましたけども、そこに関して、例えば
軽症、今、だから民間
病院さん、
奈良県としては民間
病院、もっと受けてくれというような話、出てますよね。一方、公立
病院ももうちょっと
ベッドを増やしてくれたらうれしいみたいな話もあって、じゃあ、その流れの中で
軽症患者を、軽
中等症を今、受けているのかな。更にそこから重症
患者を受けるというような流れにはなってったりするお考えなんでしょうか。
69
◯片山誠也委員長 古川管理者。
70
◯古川文男水道事業管理者 先ほども
説明させていただいたように、その日によって症状が変わってくると、だから
軽症の方がある日突然重症になる、あるいは
中等症になると。そういった重くなればなるほど、やっぱり
陰圧室というのはもう固定的に必要になってくるんですね。あと、ECMOとかそういうようなものも必要になってきますけども、まずは物理的に、室としては
陰圧というのがベースになってきます。だから、少々容体が重くなっても、ある一定カバーできる、そういった仕組みはやっぱりつくりたい。これはやっぱり是非とも必要なことだと考えてございます。前は、
中等症になったから、転院ですよとかいう形で、いろいろなところで転院とか連携を組んでできていたわけです。だけども、この4月に入ってからはなかなかそこがきちっと見えないというような
状況に今後も、あるいは今後なっていくおそれがあるというようなこともございましたので、だから今回は一番いい最適な
タイミングで執行部として、あるいは
病院として
工事ができる、そういった段取りをするために
予算をお願いしながら、そしてやっていく時期についてはやはり都道府県の、
奈良県さんの
調整を図りながら、慎重に対応させてもらいたいと、そういった趣旨でございます。
71
◯片山誠也委員長 中浦委員。
72
◯中浦新悟委員 理想論なのかもしれないですけども、
市立病院がこの
辺りじゃ
コロナの中心になって動いてもらっている中で、
陰圧という設備も付けていってる。多分、近隣の
病院さんじゃあんまり付いてないとは思うんですよね。とは言え、県としても、この地域としても、今ある他の民間
病院さんにはどんどん受けていってほしいというのはあるかと思うんですよね。そこに、じゃあ、今の市立と同じ
状態でやってください。
中等症までずっと受けてくださいとかいうのもなかなかハードルも高いかもしれないし、交渉もしにくい。であるんだったら、市立がどういった
患者を受け入れていくんだ。さっき言った、その転院搬送という話もあったけども、市立が受けていく側になって、
軽症の
患者さんに関しては民間に任せるとか、この
辺り、理想論を言ってるんだろうなというふうには思うんですけども、そういったことを
地域医療全体を見たときに、この市というのが
調整していくべきなんだろうな。だから、今回、
市立病院としては
陰圧室も入れるから、より重症度の高い可能なレベルのところで受け入れていくから、どんどん周りも協力していってくれよという、ちょっと広い絵を描いていっていただきたいな。それは可能な限り早めにやっぱり手を打っていただきたいなと。そう簡単じゃないのは分かるんですけども、ただそういったことをしていかないと、
市立病院だけで、これやります、あれやりますだけでもう追いつかないのなんてもう分かっているので、それは県も分かっているので。それの絵も描いていくのが皆さんの仕事なのかなというふうに思っているので、よろしくお願いしますというふうに終わっておきます。
73
◯片山誠也委員長 近藤福祉健康部長。
74 ◯近藤桂子福祉健康部長
中浦委員さんの意見の中には二つポイントがあるのかなと思いまして、一つは
状態像としての重症度というのと、後もう一つは
感染力というようなポイント、この二つがあるのかというふうに思っております。今現在、
市立病院において
陰圧室を増やすというのは
感染力の高い
患者さんを受け入れるという視点で、院内の
感染、よく受け入れている
病院、大阪の方とかでも院内クラスター、そういったような問題も起こっている中で、より受け入れる
病院の中での
感染を抑えて、安全に今現在の
病床を確保できるような体制をとるという意味での
陰圧の
増床でございます。重症
患者さんにつきましては、
感染というよりは治療を行う御本人さんの
状態、生命に関わるようなそういうような問題でございますので、今現在重症
患者さんの受入れに関しては
奈良県全域で重症
患者を受け入れる
病床というのを設備面とかを備えて、そこを埋めていくというようなことをされています。ただ、重症
患者さんについて、設備を整えているところばかりに
中等症の方を入れていくとなると、また重症
病床が埋まってしまうということで、今現在何とか
市立病院の方では、
軽症と言ってましたけども、ある程度そこの
市立病院の設備にもって
中等症の
患者さんも受け入れて対応しているというような
状況でございますので、今回の
予算の
部分に関してはあくまでも
感染症対策、ただおっしゃっているみたいに、重症と言うか、
患者さんの
状態像に応じての受入れに関しましては、これから先も県内での受入れ体制、
生駒市域だけではなく、
奈良県域全体の中での絵を描いていただく中での
市立病院の位置付けというのを一緒に
奈良県さんの方と考えていけたらいいかなというふうに思っておりますので、ご
理解いただきたいと思います。
75
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。改正
委員。
76 ◯改正大祐
委員 すいません、ちょっと1点だけお聞きします。金額なんですが、
考え方なんです。
交付金があって、その足らない分を
ふるさと生駒応援基金なり、繰越金で
充当するというのは
理解するんですけども、
補正でブックモビルの場合、約1,800万ぐらいあったと思うんですが、今回、この1,300万というふうになって、この差額、500万弱ありますけども、まずそれを使って
ふるさと生駒応援基金を使ったら、繰越金が、例えば600万でいけるんじゃないのかなというふうに思うんですけども、そこの
考え方というのはどのように思っておられるんでしょうか。
77
◯片山誠也委員長 小澤課長。
78
◯小澤将之財政課長 すいません、差額を活用という形ですか。当初ブックモビルの1,800万ほどの減額でございましたが、その分が今回、2,900万ほどになりまして、
臨時交付金自体1,300万ほどの
充当となりますけれど、実際執行率自体がどうなるか分かりませんので、こういう形にさせていただいているのが現状でございます。
79
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございますか。神山
委員。
80 ◯神山聡
委員 陰圧化
工事のその
工事内容というのは、2020年7月の臨時議会で
補正で上がっていた
陰圧化
工事と同じ内容の
工事という
理解でいいんでしょうか。
81
◯片山誠也委員長 石田次長。
82
◯石田浩福祉健康部次長 基本的には前回と同じ形でございまして、ダクトの方から排気量を増加させる空調設備の追加というのがメインでございまして、あと排気口の手前にHEPAフィルターをかまして、排気する空気を浄化した形で外に出すというふうなこと。あるいは、あとは
陰圧、等圧を切り替える形でアフター
コロナにも対応できる、こういうふうなもの、前回とほぼほぼ一緒でございます。
83
◯片山誠也委員長 神山
委員。
84 ◯神山聡
委員 その6床6室というのは、前回の
説明では配管ダクトの吸気と排気がワンユニットで6室になっていて、6室という数字になっていたと思うんですけど、今回も同じ理由から6室ということでしょうか。
85
◯片山誠也委員長 石田次長。
86
◯石田浩福祉健康部次長 基本的にはもうそのとおりでございます。
87
◯片山誠也委員長 神山
委員。
88 ◯神山聡
委員 工事内容としても、6室という数字も一緒なんですけど、前回の
陰圧化
工事の
予算額って2,500万だったと思うんですね。今回、それより500万ほど
予算額としては多いんですけど、その多くなっている理由はどこにあるのか教えてもらえますか。
89
◯片山誠也委員長 石田次長。
90
◯石田浩福祉健康部次長 増額に関しましては、約450万、前回より多い想定になっておりますけども、先ほど、一番最初に私も
説明をさせていただいたんですけど、この度は
陽性患者を入れての5階
西病棟の北半分を
工事エリアとするということで、その
間仕切りは造るんですけども、その
間仕切りが前回とちょっと
工事搬入部材とか、それから作業員の動線、こういったものが変わってきますので、そういったところで
間仕切りの長さが前回よりもかなり長くなっている
部分と、その
間仕切り自身が、本来リースで今までは借りていたんですけれども、その業者さんによっては、それは
感染のリスクもあるのでということで、買取りをしてくださいと、その後、廃棄ということもあって、かなりその
間仕切り自身も割高になっているということ、それから作業員が作業するのに、もう全て防護具を完全に着てするという、そういったこととか、着手前にもう全体をがあっと漏れなく消毒をするということも保健所から指示があって、その辺の
感染管理で費用がかかっているというふうなことがほとんどの理由でございます。
91
◯片山誠也委員長 神山
委員。
92 ◯神山聡
委員 分かりました。増額の件は分かりました。先ほど
工事の期間として3カ月ほどということをおっしゃってたんですけど、前回、7月に
補正予算上がって、大体10月に完成させるという話をされてて、12月の議会で確認すると、そのときまだできてないというような回答をされてたんですね。今回、3カ月でできるということなんですけれども、それは前回のその経験を踏まえて、もう3カ月で必ずできるというふうにお考えなんでしょうか。
93
◯片山誠也委員長 石田次長。
94
◯石田浩福祉健康部次長 前回12月末で一応
工事の方はほぼ終了という形で、もう1月から
陽性患者を入れると。
ベッド自体は稼働しておりましたので、それが大体3カ月ぐらいというふうなこともあったのと、それから今回、前回のノウハウもありますので、そういった意味では3カ月からまだできるだけ短縮をできるような形で業者、
病院、三者で協議しながら、その辺、短く、できるだけ短くしようというふうなことは今後も模索をしていくつもりでございますが、一応3カ月というのは業者と
市立病院とうちとの話合いの中でやっぱり3カ月ぐらいはかかるなというふうなことで上げさせていただいているということでございます。
95
◯片山誠也委員長 神山
委員。
96 ◯神山聡
委員 分かりました。
状況が
状況で
感染がこれ以上拡大していくということになったら、早期にこの整備をしていかないといけないということになってくると思うので、その辺、3カ月ということであれば、しっかりとそれが必ずできるという
状態で進めていってもらいたいと思います。以上です。
97
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。浜田
委員。
98 ◯浜田佳資
委員 6床の
工事によって6床分をどうするかという話が大分出てたんですけど、そもそも5階の
西病棟を
コロナで対応できるようにという
説明が去年もあったと思うんですけど、そもそも5階
西病棟で何
病床ありますか。
99
◯片山誠也委員長 石田次長。
100
◯石田浩福祉健康部次長 病床自身は、5階西は52床ございます。
101
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
102 ◯浜田佳資
委員 市立病院のホームページから見ると、ちょっと52数えられないんですけど、52床ある。ただ、6床を
工事するということで他のやりくり、非常に大変だということは、この6床、
陰圧でないと受けられない
患者さんというのが結構いて、実はそこがこれから大きくなるんじゃないかという。だから、52床をうまく回していけば、6床ぐらい何とかなるんじゃないかという話ではないということですね。
103
◯片山誠也委員長 石田次長。
104
◯石田浩福祉健康部次長 今、県の方に
陽性患者を受け入れる人数が12人という形で出してもらって、それを満額、大体今12人なんですけど、これ自身は全て個室対応ということで、個室は12床ですので、そちらの方で
陰圧化を予定しておるということでございます。
105
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
106 ◯浜田佳資
委員 となると、南の方にも4人部屋が幾つかあるんですけど、ここら辺は
陽性患者さんを受け入れないということですか。
107
◯片山誠也委員長 石田次長。
108
◯石田浩福祉健康部次長 今現在は
疑似症患者さんの
病床ということで、4床室に1人というふうな形で活用をしております。
109
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
110 ◯浜田佳資
委員 それが4人分ということは、多分4人部屋を1人ずつ使っているのかなという気はするんです。要するに、お互いに
感染がこれ以上広がらないということかと思うんですが、それって北側の方にまだ病室、ありますので、そこら辺を活用すれば、いろいろやりくりできるんじゃないかとは思うんですが、そこら辺はどのように考えておられるでしょうか。
111
◯片山誠也委員長 石田次長。
112
◯石田浩福祉健康部次長 今、
疑似症患者自身は南側の4床室でやっているんですけど、これをあと
残りの北側の分とかあると思うんですけど、こちらの方も
病院側と協議する中で、ここも例えば疑似症とか、そういった形で使っちゃうと、この5階
西病棟というのが、
感染管理が非常にやりにくくなるというふうなことが
病院側の実務の中で協議されていることでありまして、これについては片方の4床室については、そういう使い方はちょっとできないというふうなことを明確にこちらの方に
説明は受けております。
113
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
114 ◯浜田佳資
委員 あと、この
陰圧室の必要性について、部長の方から
感染力が強いという
患者さんらに対応したいということで、今、イギリス型の
変異株は通常型より1.5倍前後は強いというふうに言われています。そこら辺を念頭に置いて、
陰圧室の
工事をできるだけ早くしたいと、こういうことで
予算を出されているということですね。
115
◯片山誠也委員長 近藤部長。
116 ◯近藤桂子福祉健康部長 今現在は、当初はもう少し先に波が来るやろうということを思っておりましたので、そういった視点でもって極力早いうちに
感染力の強い株にも対応できるようにということで整えたいということがございました。ただ、全国的にと言うか、反対に関西の方で
変異株の流行が早まったということもありましたので、ちょっと想定よりかは今現在の流行に対応はできないものの、今後どのような形の
感染力の強いウイルスがやってくるか分からないということを考えた場合、院内
感染を予防するという観点では少なからず、今の6床分についても
陰圧工事をして
感染の予防に努める方がよいかというふうな
判断でしております。
117
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
118 ◯浜田佳資
委員 その
変異株の
感染力の強いということに対応するということでは、例えば大阪の近畿大学の
病院では、その
病院の中で
変異株かどうかを検査して、時間はかかるんですけど、
変異株同士の
患者さんを一つのグループとして集めて、そこで治療なりをしていくと。そうすれば、もう広がる心配はないんだということでやっているということなんです。そういうことも考えますと、この
市立病院もいずれそういったことの検査をやる、自分でやるか、外注するかは別にして、やるということをやらないと、
変異株がどんどん変わってきて、
感染力の強い、より強いものの
患者さんなのか、いや違うのかということを分けていかないと、うまく対応できなくなるように思うんですけど、そこら辺もにらんでいるんでしょうか。
119
◯片山誠也委員長 近藤部長。
120 ◯近藤桂子福祉健康部長 検査体制につきましては、まだ
市立病院でどのような体制になるかは分からないというところが正直なところでございます。ただ、先日、
市立病院の方で12床のところを13床、13人の方を受け入れたというようなことがございます。というのは、同一家族の中で介護が必要な方をご家族で一緒に入ることによって、お二人一緒に安心して過ごされるということがございましたので、例えば同じ
感染源で同一家族というような極めて同じ株であろうというような方については同じ部屋でということは、今後は想定できるかなというふうに思っております。
121
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
122 ◯浜田佳資
委員 となると、場合によっては4人部屋も1家族という形で使うということもあり得るという。そうすると、受入れ側の枠が広がるんですが、そういうことは考えないんでしょうか。
123
◯片山誠也委員長 古川管理者。
124
◯古川文男水道事業管理者 あくまでも1対1です。今のお話については、それは物理的に可能やというような形で思うんですけども、やはり医療する立場からいけば、1対1。それは基本のラインやと思います。しかしながらという話の中では、そういった考えもあり得るというようなご
理解でお願いできたらなと思います。
125
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
126 ◯浜田佳資
委員 だから、この間、非常に
生駒でも
感染症
患者さん、増えていて、4月で昨日までに134人という
状況になっています。ただ、その中で無症状が19人で、
軽症は115人なんですが、管理者が途中で、
軽症であっても、
中等症、重症になりやすい。これは確かに
変異株の特徴なんですけど、そういった事例はこの4月にあったんでしょうか、この134人の中で。
127
◯片山誠也委員長 古川管理者。
128
◯古川文男水道事業管理者 患者さんは今の症状についてはどうやというような詳細な報告はないんですけども、私、申しましたのはあくまでもこれは
奈良県の話になるんですけども、重症の
病床が今、たしか30やと思います。30に対して、やはり70%超えている使用率と言うんですか、稼働率というような形になってございます。そういった形のことを考えていけば、今、
病床の方は一般
病床全ての分については過日まで376、今は385、だんだんだんだん増えているんですけども、その増えるスピードよりも、症状が変わっていくことによって、度合いに応じて、どういうような形でまくばっていくのかというのが今一番問題とされているような
状況というような形で承っております。そういったことを、それは先ほどの話じゃないですけども、一つの団体で考えるのではなくして、
奈良県全体の中の枠組みの中でうまく機能の連携を組んでいけないだろうかというような
状況の中でいろいろと
調整をとっていただいているというようにこちらの方は
理解をいたしてございます。
129
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
130 ◯浜田佳資
委員 具体的にこの134名の方がどうだったかという話じゃないんですけど、まだ現
時点で3名の
中等症、1名の重症の方はまだ治癒されてないという
状況なので、そこら辺、なかなか大変かなと思いますが、それで一つ気になるのが、昨日の
時点で93名の
生駒市在住の
患者さんがいらっしゃるということなんですが、この方たちは皆、何らかの
病院なり、療養施設で診ている、そういった
状況なんでしょうか。
131
◯片山誠也委員長 近藤部長。
132 ◯近藤桂子福祉健康部長 そのような
状況については、
生駒市の方には届かない情報でございますので、把握していないということでございます。
133
◯片山誠也委員長 浜田
委員。
134 ◯浜田佳資
委員 といいますのも、自宅待機が
奈良県全体で424人いるということで、自宅待機の場合は一番大変なのが、特に
変異株は急変する。ただでさえ
コロナは急変するのに、自宅だとそれに対応できないということがあるので、そこら辺を含めて、確かに4月の
状況を見て、前半の1日から10日まで見ると、59名のうち75%、44名の方はもう治癒されてはいるんですが、多分それから後
辺り、非常に強いたちの悪い
変異株になってくると、なかなかそうはいかないので、そこら辺の自宅待機でえらいことになるということにならないように、もっと
市立病院の活用の方を、よろしくご検討ください。以上です。
135
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
136
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ないようでございますので、以上で
議案第35号及び
議案第36号に対する
質疑を終結いたします。
以上で本
会議から付託された
議案の
質疑は全て終了しました。次の
委員会は23日午前10時から再開いたします。
なお、
議案に対する
委員会修正案の提出締切日は22日午後5時までとなっておりますので、ご承知おき願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後2時37分 散会
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