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  1. 生駒市議会 2021-04-21
    令和3年第2回臨時会 予算委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2021年04月21日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後1時50分 開会 ◯片山誠也委員長 ただ今から予算委員会を開催いたします。  本会議から審査の付託を受けました補正予算議案2件について、本日から2日間の日程で審査いたします。  それでは、次第に基づき審査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時50分 開議 2 ◯片山誠也委員長 審査事項(1)議案第35号、令和3年度生駒一般会計補正予算(第3回)及び(2)議案第36号、令和3年度生駒病院事業会計補正予算(第1回)を一括議題といたします。  なお、議案の内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布、並びに先ほどの本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。伊木委員。 3 ◯伊木まり子委員 4月に入りまして、コロナ患者さん、急増しています。それで今回、市立病院の部屋の陰圧工事ということですけど、当初予算に計上せずに、今回補正予算として上げてこられたその理由をまず説明してください。 4 ◯片山誠也委員長 桐坂地域医療課課長補佐。 5 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 当初予算に計上させていただく時点では、まだ感染状況が落ち着いておりまして、実際、その予算計上後に感染患者数も拡大して、実際、今、陰圧個室の方が6室しかない状態でしたが、それが6室を超える日がかなり大幅に増加したこともありまして、病院側からの強い意向もありまして、こちらの今回、補正予算の方を計上させていただいた次第でございます。 6 ◯片山誠也委員長 伊木委員。 7 ◯伊木まり子委員 内容的には当初予算減額修正の分がこれに充てられたというふうに見させていただいたんですけども、それで間違いはないですか。補正予算で3月議会のときに上程された分で移動図書館の分を減額されました。その分の交付金がこちらに回ってきたのかなというふうに見させていただいたんですけども、その辺のところをご説明いただけますか。 8 ◯片山誠也委員長 石田福祉健康部次長。 9 ◯石田浩福祉健康部次長 委員のご指摘のとおりで、移動図書館についての分ということで、市全体のコロナ対策ということで、その臨時創生交付金、こちらの方、トータルで余った分と言うか、その経費の残と言うか、そちらの方でこちらの方を充てさせていただいているというふうなことで財政の方から聞いております。 10 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。塩見委員。 11 ◯塩見牧子委員 今のところ、陰圧が6室しかないけれども、それを超える日が結構あるということで、また新たに陰圧室をということなんですけれども、これ、入院患者さんがおられる状態工事はできるんですか。 12 ◯片山誠也委員長 石田次長
    13 ◯石田浩福祉健康部次長 この度は入院患者さんを入院した状態できちっと感染管理と言うか、その工事をするときに間仕切り仮設間仕切りをきちっとした形で感染が拡大しないとか、そういうふうなことは十分に保健所の指示を受けた形の使用した形で工事の方をさせていただく予定でございます。 14 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 15 ◯塩見牧子委員 感染間仕切りをしていれば、陽性患者さんが入院した状態のまま工事に入ることが可能ということですか。 16 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 17 ◯古川文男水道事業管理者 当然6床、工事しますので使えません。12床、今、キープやってるんですけども、6床が使えないということで、6床は生きるんですけども、今、病院さんの方は必死で考えていただいているのは、工事する6床に呼応するベッドの数、これをどういうような形でキープをやっていくかということで、今、承っておりますのは、四つはうまくクリアできるのと違うかなというような形で聞いているんですけども、一応12床の分がいったん若干下がりますというのが実態でございます。 18 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 19 ◯塩見牧子委員 いったん、これ、工事、いつ頃を予定しているんでしょうか。と申し上げますのは、今、もうほぼ11床とか12床、全部使い切っている、ほぼ全部使い切っているような状態が続いているかと思います。おられるのを4床ほど移動させて、それでも10床ですよね。 20 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 21 ◯古川文男水道事業管理者 今後のコロナ陽性患者さんの推移が非常に大きなウエートを占めると。こちらの方はやはり地域医療に支障が生じない、そういった時期を見計らいながら、最終的に工事については、私、申しましたような形で、バーターをしながらやっていくと。そのタイミングについては、今のタイミングではできません。だけども、これがやはりそのワクチンの接種の絡み、あるいは周辺の都道府県の状況、そういったことを慎重に加味しながら、一番いいようなところをキープすることができればと、これはあくまでも憶測しか今は申すことができないというような状況でございますので、その点、よろしくお願いしたいなと思います。 22 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 23 ◯塩見牧子委員 見極めがなかなか難しいと思うんです。これ以上どんどん増えていくようであれば、12床全部使っておかなければいけない。多少ちょっと陽性者、県全体で減ってくれば、よその病院に多少受け入れていただきながら、こちらの陰圧工事に入れるのかなという気もいたします。その辺、工事の時期というのは市独自だけで判断できるものなのか、あるいは奈良県ともご相談しながらその時期を見極めていくのか、どういったタイミング工事の時期にゴーサインを入れるのか、その辺、お聞かせください。 24 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 25 ◯古川文男水道事業管理者 計画をつくるというのは非常に難しいというのは、先ほど申しましたとおりです。病院としても何が一番難しいかとなれば、陽性患者さん、軽症の方、基本的には受けていきます。軽症の方が次の日にもう中等症になっているおそれがあるんですね。それ、すぐに他の病院に回すということが今の状況ではなかなかできないんですね。だから、そういった中等症が当然増えてくるやろうし、中等症の方も次、分からないんですね。そういった今の変異株と申しますのか、感染力が強くて非常にきついというような状況の中でスピードに付いていくためには、一番患者さんにフィットするようなタイミングと、先ほどの話じゃないですけども、マックスの人数、それをどういうような形で調整をやっていくのかというような判断につきましては、やはり一地方公共団体が定めるのではなくして、当然奈良県さんの指導のもとに、あるいは調整のもとにこれは考えていきたいというのが状況でございます。 26 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 27 ◯塩見牧子委員 その辺り、見極め、本当に難しいとは思うんですけれども、できるだけ十分に患者さんを受け入れられるように考慮しながら進めていただきたいと思います。  それと、ちょっと財源のことでお伺いしたいんですけれども、先ほど伊木委員がおっしゃったように、先般の補正予算臨時交付金、これを活用するということなんですけれども、もう一つその次のふるさと生駒応援基金繰入金コロナに立ち向かおうキャンペーンで入れたこの部分を使うかと思うんですけれども、今、この基金コロナに立ち向かおうの部分幾ら基金が積み立てられていて、そのうちの480万、どの分に対して、幾らに対して480万なのか、お教えいただければと思います。 28 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 29 ◯古川文男水道事業管理者 ちょっと調べてますので、申し訳ございません。 30 ◯片山誠也委員長 武元課長。 31 ◯武元一行政経営課長 令和2年度の決算、まだ確定しておりませんので、暫定の形になりますが、コロナに立ち向かおうコース寄附額でございますが、4,088万3,000円ほど集まっております。そのうち令和2年度に2,292万ほど充当しております。令和3年度の第1回の補正で1,300万ほど繰入れをやっておりますので、残りの480万、今回充当をさせていただいておるということでございます。 32 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 33 ◯塩見牧子委員 ちょっともう一遍確認させてください。令和2年度末で4,088万、そのうち2,292万をもう令和2年度において使っている。さらに、先般の補正予算において1,300万、すいません、もう一遍お願いいたします。 34 ◯片山誠也委員長 小澤課長。 35 ◯小澤将之財政課長 すいません、もう一度私の方から言いますが、まずコロナに立ち向かおうコースとしまして、4,088万の寄附金がございました。これは令和2年の寄附金としてございます。まず、令和2年の寄附金を積まずに、現年充当として2,292万円充当しております。それとR3の補正予算の方で1,310万5,000円を活用させていただいて、残り480万を今回活用というふうになっております。以上です。 36 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 37 ◯塩見牧子委員 2,292万というのは現年の充当ですか。 38 ◯片山誠也委員長 小澤課長。 39 ◯小澤将之財政課長 令和2年分として活用しています。 40 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 41 ◯塩見牧子委員 令和2年分として活用したのが2,292万で、ちょっと質問を変えます。令和3年度の当初予算において、このふるさと生駒応援基金繰入金は全体では6,630万円繰り入れるということになっていましたけれども、その6,630万円のうち、コロナに立ち向かおうコース幾らですか。 42 ◯片山誠也委員長 小澤課長。 43 ◯小澤将之財政課長 令和3年の繰入れに関しましては、コロナに立ち向かおうコースは当初予算では見込んでおりませんでした。それで令和3年の当初補正の方で、当初1,500万という見込みをしておりましたが1,310万5,000円になりまして、その差額分を今回、繰り入れなくて、その後に寄附金が増えましたので、今回480万円繰入れできたという形になっています。以上です。 44 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 45 ◯塩見牧子委員 つまり、このために繰り入れたのがちょうど480万ということで、原資のその基金の方には立ち向かおうのコースのためにまだ残っているということですか。それとももう何も残っていないということ、使い切っちゃっている。これで使い切ることになるのか、まだ残っているのか、どちらでしょうか。 46 ◯片山誠也委員長 小澤課長。 47 ◯小澤将之財政課長 令和2年の寄附金として頂いた分を積立て、行いますが、それを積んだ結果の繰入れ分としましては、この480万でほぼほぼ使った形になっております。以上です。 48 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 49 ◯塩見牧子委員 それで理解いたしました。使う順序としては、やはり特定目的基金の方から順番に、この国の地方創生臨時交付金、これをまず第一に使うべき、その次にこのふるさと応援基金、こちらを使うべきだと思いましたので、それぞれにおいて、順番に全て使い切っているということが確認できましたので、結構です。 50 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。成田委員。 51 ◯成田智樹委員 先ほど古川管理者の方から4床、移転させておいて工事をするようなお話、ございましたけれども、昨日時点で12床中12床使われている状況で4床動かして工事ができるということは、今、県が県内の医療機関要請しているような増床ということについて検討をされているということなんでしょうかね。 52 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 53 ◯古川文男水道事業管理者 今のその4床については、疑似症患者を受け入れるベッド四つあるんですけども、そこをバーターに持っていけへんだろうかと。そこをやっていくというような形というのは、今度は、それは陰圧しなくても、もうそこを位置付けることによって、今、県の方からかなり要請が来ています。市立病院とやっても、やっぱりその要請に応えたいと。こういう時期だからなお一層、そういうようなことを考えていけば、計算上は12プラス四つ。というのは、陰圧工事をしなくても、一応は使おうと思ったら使えるというような図柄になるというようなイメージを持ってございます。 54 ◯片山誠也委員長 成田委員。 55 ◯成田智樹委員 16床になるのか分かりませんけども、陰圧化するのは12床、残りまた四つ市立病院としてベッドと言うか、病床数、どれだけ増やす余裕があるのか、教えていただけますか。 56 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 57 ◯古川文男水道事業管理者 今の5階の西病棟をベースに考えてみれば、やはり無理無理の話が今の話です。だけども、基本的に考え方というのはやはり12床、これが基本的な考え方というような形で考えております。緊急避難というような形で、どうかして工夫して、先ほど申しました数字というような形でご理解をお願いできたらなと、かように思います。 58 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 59 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦委員。 60 ◯中浦新悟委員 タイミングの話、陰圧を入れる、落ち着いてから見極めていかないといけないような、今じゃないというようなお答えいただいていましたけども、では、じゃあ、落ち着いてからなのかというと、またそれも目的と言うか、今求められているものからはちょっと外れちゃうのかなと思うんですけども、その辺りについての見解というのをもう少し詳細に教えてほしいなと思うんです。明確に言うのは難しいとは思うんです。理解はするものの、今ここで予算をつけて、今、本当にこれまでにないぐらいの広がりを見せて、病床もいっぱいになってきての中で、じゃあ、どうなったらいいのかというのは、何か他府県の様子とかそういうことをおっしゃっていましたけど、じゃあ、どうなったらいいのかというのがちょっとイメージとしてわかないものですから、その辺りちょっと詳細に教えてもらえませんか。 61 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 62 ◯古川文男水道事業管理者 ベッドの数でいけば、引き算をやっていただいたタイミングやと思っているんですけども、これ、予算があってこそ執行というのが成り立ってまいります。やはり予算をお願いいたしまして、そこで了解を得ておくことによって、どんなタイミングでも融通効くというようなことを考えております。これ、いつから工事をやっていったらいいのかというその判断というのは、先ほど申しましたように、やはり全体を見る中である程度6床を工事しますので、当然潰れます。潰してもいけるタイミングというのはいつだというのはなかなか今の状況はどういうような推移をやっていくかというのが見えないところがあります。しかしながら、予算をキープしておくことによって、ある程度のタイミングで発車ができるというような、こちらとしても弾力的に運営をすることができるというようなことで、まずはご理解、お願いできたらなと、かように考えております。 63 ◯片山誠也委員長 中浦委員。 64 ◯中浦新悟委員 あと工事期間、さあ今から動かしますよと、工事しますよと言ってから、じゃあ、どれくらいの期間、とまることになるんですかね。 65 ◯片山誠也委員長 石田次長。 66 ◯石田浩福祉健康部次長 工事自身は約3カ月かかる予定でございます。 67 ◯片山誠也委員長 中浦委員。 68 ◯中浦新悟委員 6床しかなくて、その残り6床は今陰圧がかかっていない状態で、看護師や医療従事者の皆さんに関しては陽性患者さんを見ていただいている状態になっているんですけども、今の現状においてはちょっとこれは対策としてはとれない内容になっているということですね。もう到底3カ月先、ひょっとしたら3カ月先までこんな状態になっているかもしれませんけど、そんなことにはなってないことを希望しながら考えても、到底今回の対策にはなってないということですね。  あと、先ほど軽症を受けて中等症になるんだ、うんぬんの話もありましたけども、そこに関して、例えば軽症、今、だから民間病院さん、奈良県としては民間病院、もっと受けてくれというような話、出てますよね。一方、公立病院ももうちょっとベッドを増やしてくれたらうれしいみたいな話もあって、じゃあ、その流れの中で軽症患者を、軽中等症を今、受けているのかな。更にそこから重症患者を受けるというような流れにはなってったりするお考えなんでしょうか。 69 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 70 ◯古川文男水道事業管理者 先ほども説明させていただいたように、その日によって症状が変わってくると、だから軽症の方がある日突然重症になる、あるいは中等症になると。そういった重くなればなるほど、やっぱり陰圧室というのはもう固定的に必要になってくるんですね。あと、ECMOとかそういうようなものも必要になってきますけども、まずは物理的に、室としては陰圧というのがベースになってきます。だから、少々容体が重くなっても、ある一定カバーできる、そういった仕組みはやっぱりつくりたい。これはやっぱり是非とも必要なことだと考えてございます。前は、中等症になったから、転院ですよとかいう形で、いろいろなところで転院とか連携を組んでできていたわけです。だけども、この4月に入ってからはなかなかそこがきちっと見えないというような状況に今後も、あるいは今後なっていくおそれがあるというようなこともございましたので、だから今回は一番いい最適なタイミングで執行部として、あるいは病院として工事ができる、そういった段取りをするために予算をお願いしながら、そしてやっていく時期についてはやはり都道府県の、奈良県さんの調整を図りながら、慎重に対応させてもらいたいと、そういった趣旨でございます。 71 ◯片山誠也委員長 中浦委員。 72 ◯中浦新悟委員 理想論なのかもしれないですけども、市立病院がこの辺りじゃコロナの中心になって動いてもらっている中で、陰圧という設備も付けていってる。多分、近隣の病院さんじゃあんまり付いてないとは思うんですよね。とは言え、県としても、この地域としても、今ある他の民間病院さんにはどんどん受けていってほしいというのはあるかと思うんですよね。そこに、じゃあ、今の市立と同じ状態でやってください。中等症までずっと受けてくださいとかいうのもなかなかハードルも高いかもしれないし、交渉もしにくい。であるんだったら、市立がどういった患者を受け入れていくんだ。さっき言った、その転院搬送という話もあったけども、市立が受けていく側になって、軽症患者さんに関しては民間に任せるとか、この辺り、理想論を言ってるんだろうなというふうには思うんですけども、そういったことを地域医療全体を見たときに、この市というのが調整していくべきなんだろうな。だから、今回、市立病院としては陰圧室も入れるから、より重症度の高い可能なレベルのところで受け入れていくから、どんどん周りも協力していってくれよという、ちょっと広い絵を描いていっていただきたいな。それは可能な限り早めにやっぱり手を打っていただきたいなと。そう簡単じゃないのは分かるんですけども、ただそういったことをしていかないと、市立病院だけで、これやります、あれやりますだけでもう追いつかないのなんてもう分かっているので、それは県も分かっているので。それの絵も描いていくのが皆さんの仕事なのかなというふうに思っているので、よろしくお願いしますというふうに終わっておきます。 73 ◯片山誠也委員長 近藤福祉健康部長。 74 ◯近藤桂子福祉健康部長 中浦委員さんの意見の中には二つポイントがあるのかなと思いまして、一つは状態像としての重症度というのと、後もう一つは感染力というようなポイント、この二つがあるのかというふうに思っております。今現在、市立病院において陰圧室を増やすというのは感染力の高い患者さんを受け入れるという視点で、院内の感染、よく受け入れている病院、大阪の方とかでも院内クラスター、そういったような問題も起こっている中で、より受け入れる病院の中での感染を抑えて、安全に今現在の病床を確保できるような体制をとるという意味での陰圧増床でございます。重症患者さんにつきましては、感染というよりは治療を行う御本人さんの状態、生命に関わるようなそういうような問題でございますので、今現在重症患者さんの受入れに関しては奈良県全域で重症患者を受け入れる病床というのを設備面とかを備えて、そこを埋めていくというようなことをされています。ただ、重症患者さんについて、設備を整えているところばかりに中等症の方を入れていくとなると、また重症病床が埋まってしまうということで、今現在何とか市立病院の方では、軽症と言ってましたけども、ある程度そこの市立病院の設備にもって中等症患者さんも受け入れて対応しているというような状況でございますので、今回の予算部分に関してはあくまでも感染症対策、ただおっしゃっているみたいに、重症と言うか、患者さんの状態像に応じての受入れに関しましては、これから先も県内での受入れ体制、生駒市域だけではなく、奈良県域全体の中での絵を描いていただく中での市立病院の位置付けというのを一緒に奈良県さんの方と考えていけたらいいかなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 75 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。改正委員。 76 ◯改正大祐委員 すいません、ちょっと1点だけお聞きします。金額なんですが、考え方なんです。交付金があって、その足らない分をふるさと生駒応援基金なり、繰越金で充当するというのは理解するんですけども、補正でブックモビルの場合、約1,800万ぐらいあったと思うんですが、今回、この1,300万というふうになって、この差額、500万弱ありますけども、まずそれを使ってふるさと生駒応援基金を使ったら、繰越金が、例えば600万でいけるんじゃないのかなというふうに思うんですけども、そこの考え方というのはどのように思っておられるんでしょうか。 77 ◯片山誠也委員長 小澤課長。 78 ◯小澤将之財政課長 すいません、差額を活用という形ですか。当初ブックモビルの1,800万ほどの減額でございましたが、その分が今回、2,900万ほどになりまして、臨時交付金自体1,300万ほどの充当となりますけれど、実際執行率自体がどうなるか分かりませんので、こういう形にさせていただいているのが現状でございます。 79 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。神山委員。 80 ◯神山聡委員 陰圧工事のその工事内容というのは、2020年7月の臨時議会で補正で上がっていた陰圧工事と同じ内容の工事という理解でいいんでしょうか。 81 ◯片山誠也委員長 石田次長。 82 ◯石田浩福祉健康部次長 基本的には前回と同じ形でございまして、ダクトの方から排気量を増加させる空調設備の追加というのがメインでございまして、あと排気口の手前にHEPAフィルターをかまして、排気する空気を浄化した形で外に出すというふうなこと。あるいは、あとは陰圧、等圧を切り替える形でアフターコロナにも対応できる、こういうふうなもの、前回とほぼほぼ一緒でございます。 83 ◯片山誠也委員長 神山委員。 84 ◯神山聡委員 その6床6室というのは、前回の説明では配管ダクトの吸気と排気がワンユニットで6室になっていて、6室という数字になっていたと思うんですけど、今回も同じ理由から6室ということでしょうか。 85 ◯片山誠也委員長 石田次長。 86 ◯石田浩福祉健康部次長 基本的にはもうそのとおりでございます。 87 ◯片山誠也委員長 神山委員。 88 ◯神山聡委員 工事内容としても、6室という数字も一緒なんですけど、前回の陰圧工事予算額って2,500万だったと思うんですね。今回、それより500万ほど予算額としては多いんですけど、その多くなっている理由はどこにあるのか教えてもらえますか。 89 ◯片山誠也委員長 石田次長。 90 ◯石田浩福祉健康部次長 増額に関しましては、約450万、前回より多い想定になっておりますけども、先ほど、一番最初に私も説明をさせていただいたんですけど、この度は陽性患者を入れての5階西病棟の北半分を工事エリアとするということで、その間仕切りは造るんですけども、その間仕切りが前回とちょっと工事搬入部材とか、それから作業員の動線、こういったものが変わってきますので、そういったところで間仕切りの長さが前回よりもかなり長くなっている部分と、その間仕切り自身が、本来リースで今までは借りていたんですけれども、その業者さんによっては、それは感染のリスクもあるのでということで、買取りをしてくださいと、その後、廃棄ということもあって、かなりその間仕切り自身も割高になっているということ、それから作業員が作業するのに、もう全て防護具を完全に着てするという、そういったこととか、着手前にもう全体をがあっと漏れなく消毒をするということも保健所から指示があって、その辺の感染管理で費用がかかっているというふうなことがほとんどの理由でございます。 91 ◯片山誠也委員長 神山委員。 92 ◯神山聡委員 分かりました。増額の件は分かりました。先ほど工事の期間として3カ月ほどということをおっしゃってたんですけど、前回、7月に補正予算上がって、大体10月に完成させるという話をされてて、12月の議会で確認すると、そのときまだできてないというような回答をされてたんですね。今回、3カ月でできるということなんですけれども、それは前回のその経験を踏まえて、もう3カ月で必ずできるというふうにお考えなんでしょうか。 93 ◯片山誠也委員長 石田次長。 94 ◯石田浩福祉健康部次長 前回12月末で一応工事の方はほぼ終了という形で、もう1月から陽性患者を入れると。ベッド自体は稼働しておりましたので、それが大体3カ月ぐらいというふうなこともあったのと、それから今回、前回のノウハウもありますので、そういった意味では3カ月からまだできるだけ短縮をできるような形で業者、病院、三者で協議しながら、その辺、短く、できるだけ短くしようというふうなことは今後も模索をしていくつもりでございますが、一応3カ月というのは業者と市立病院とうちとの話合いの中でやっぱり3カ月ぐらいはかかるなというふうなことで上げさせていただいているということでございます。 95 ◯片山誠也委員長 神山委員。 96 ◯神山聡委員 分かりました。状況状況感染がこれ以上拡大していくということになったら、早期にこの整備をしていかないといけないということになってくると思うので、その辺、3カ月ということであれば、しっかりとそれが必ずできるという状態で進めていってもらいたいと思います。以上です。 97 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。浜田委員。 98 ◯浜田佳資委員 6床の工事によって6床分をどうするかという話が大分出てたんですけど、そもそも5階の西病棟コロナで対応できるようにという説明が去年もあったと思うんですけど、そもそも5階西病棟で何病床ありますか。 99 ◯片山誠也委員長 石田次長。 100 ◯石田浩福祉健康部次長 病床自身は、5階西は52床ございます。 101 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 102 ◯浜田佳資委員 市立病院のホームページから見ると、ちょっと52数えられないんですけど、52床ある。ただ、6床を工事するということで他のやりくり、非常に大変だということは、この6床、陰圧でないと受けられない患者さんというのが結構いて、実はそこがこれから大きくなるんじゃないかという。だから、52床をうまく回していけば、6床ぐらい何とかなるんじゃないかという話ではないということですね。 103 ◯片山誠也委員長 石田次長。 104 ◯石田浩福祉健康部次長 今、県の方に陽性患者を受け入れる人数が12人という形で出してもらって、それを満額、大体今12人なんですけど、これ自身は全て個室対応ということで、個室は12床ですので、そちらの方で陰圧化を予定しておるということでございます。 105 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 106 ◯浜田佳資委員 となると、南の方にも4人部屋が幾つかあるんですけど、ここら辺は陽性患者さんを受け入れないということですか。 107 ◯片山誠也委員長 石田次長
    108 ◯石田浩福祉健康部次長 今現在は疑似症患者さんの病床ということで、4床室に1人というふうな形で活用をしております。 109 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 110 ◯浜田佳資委員 それが4人分ということは、多分4人部屋を1人ずつ使っているのかなという気はするんです。要するに、お互いに感染がこれ以上広がらないということかと思うんですが、それって北側の方にまだ病室、ありますので、そこら辺を活用すれば、いろいろやりくりできるんじゃないかとは思うんですが、そこら辺はどのように考えておられるでしょうか。 111 ◯片山誠也委員長 石田次長。 112 ◯石田浩福祉健康部次長 今、疑似症患者自身は南側の4床室でやっているんですけど、これをあと残りの北側の分とかあると思うんですけど、こちらの方も病院側と協議する中で、ここも例えば疑似症とか、そういった形で使っちゃうと、この5階西病棟というのが、感染管理が非常にやりにくくなるというふうなことが病院側の実務の中で協議されていることでありまして、これについては片方の4床室については、そういう使い方はちょっとできないというふうなことを明確にこちらの方に説明は受けております。 113 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 114 ◯浜田佳資委員 あと、この陰圧室の必要性について、部長の方から感染力が強いという患者さんらに対応したいということで、今、イギリス型の変異株は通常型より1.5倍前後は強いというふうに言われています。そこら辺を念頭に置いて、陰圧室工事をできるだけ早くしたいと、こういうことで予算を出されているということですね。 115 ◯片山誠也委員長 近藤部長。 116 ◯近藤桂子福祉健康部長 今現在は、当初はもう少し先に波が来るやろうということを思っておりましたので、そういった視点でもって極力早いうちに感染力の強い株にも対応できるようにということで整えたいということがございました。ただ、全国的にと言うか、反対に関西の方で変異株の流行が早まったということもありましたので、ちょっと想定よりかは今現在の流行に対応はできないものの、今後どのような形の感染力の強いウイルスがやってくるか分からないということを考えた場合、院内感染を予防するという観点では少なからず、今の6床分についても陰圧工事をして感染の予防に努める方がよいかというふうな判断でしております。 117 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 118 ◯浜田佳資委員 その変異株感染力の強いということに対応するということでは、例えば大阪の近畿大学の病院では、その病院の中で変異株かどうかを検査して、時間はかかるんですけど、変異株同士の患者さんを一つのグループとして集めて、そこで治療なりをしていくと。そうすれば、もう広がる心配はないんだということでやっているということなんです。そういうことも考えますと、この市立病院もいずれそういったことの検査をやる、自分でやるか、外注するかは別にして、やるということをやらないと、変異株がどんどん変わってきて、感染力の強い、より強いものの患者さんなのか、いや違うのかということを分けていかないと、うまく対応できなくなるように思うんですけど、そこら辺もにらんでいるんでしょうか。 119 ◯片山誠也委員長 近藤部長。 120 ◯近藤桂子福祉健康部長 検査体制につきましては、まだ市立病院でどのような体制になるかは分からないというところが正直なところでございます。ただ、先日、市立病院の方で12床のところを13床、13人の方を受け入れたというようなことがございます。というのは、同一家族の中で介護が必要な方をご家族で一緒に入ることによって、お二人一緒に安心して過ごされるということがございましたので、例えば同じ感染源で同一家族というような極めて同じ株であろうというような方については同じ部屋でということは、今後は想定できるかなというふうに思っております。 121 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 122 ◯浜田佳資委員 となると、場合によっては4人部屋も1家族という形で使うということもあり得るという。そうすると、受入れ側の枠が広がるんですが、そういうことは考えないんでしょうか。 123 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 124 ◯古川文男水道事業管理者 あくまでも1対1です。今のお話については、それは物理的に可能やというような形で思うんですけども、やはり医療する立場からいけば、1対1。それは基本のラインやと思います。しかしながらという話の中では、そういった考えもあり得るというようなご理解でお願いできたらなと思います。 125 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 126 ◯浜田佳資委員 だから、この間、非常に生駒でも感染患者さん、増えていて、4月で昨日までに134人という状況になっています。ただ、その中で無症状が19人で、軽症は115人なんですが、管理者が途中で、軽症であっても、中等症、重症になりやすい。これは確かに変異株の特徴なんですけど、そういった事例はこの4月にあったんでしょうか、この134人の中で。 127 ◯片山誠也委員長 古川管理者。 128 ◯古川文男水道事業管理者 患者さんは今の症状についてはどうやというような詳細な報告はないんですけども、私、申しましたのはあくまでもこれは奈良県の話になるんですけども、重症の病床が今、たしか30やと思います。30に対して、やはり70%超えている使用率と言うんですか、稼働率というような形になってございます。そういった形のことを考えていけば、今、病床の方は一般病床全ての分については過日まで376、今は385、だんだんだんだん増えているんですけども、その増えるスピードよりも、症状が変わっていくことによって、度合いに応じて、どういうような形でまくばっていくのかというのが今一番問題とされているような状況というような形で承っております。そういったことを、それは先ほどの話じゃないですけども、一つの団体で考えるのではなくして、奈良県全体の中の枠組みの中でうまく機能の連携を組んでいけないだろうかというような状況の中でいろいろと調整をとっていただいているというようにこちらの方は理解をいたしてございます。 129 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 130 ◯浜田佳資委員 具体的にこの134名の方がどうだったかという話じゃないんですけど、まだ現時点で3名の中等症、1名の重症の方はまだ治癒されてないという状況なので、そこら辺、なかなか大変かなと思いますが、それで一つ気になるのが、昨日の時点で93名の生駒市在住の患者さんがいらっしゃるということなんですが、この方たちは皆、何らかの病院なり、療養施設で診ている、そういった状況なんでしょうか。 131 ◯片山誠也委員長 近藤部長。 132 ◯近藤桂子福祉健康部長 そのような状況については、生駒市の方には届かない情報でございますので、把握していないということでございます。 133 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 134 ◯浜田佳資委員 といいますのも、自宅待機が奈良県全体で424人いるということで、自宅待機の場合は一番大変なのが、特に変異株は急変する。ただでさえコロナは急変するのに、自宅だとそれに対応できないということがあるので、そこら辺を含めて、確かに4月の状況を見て、前半の1日から10日まで見ると、59名のうち75%、44名の方はもう治癒されてはいるんですが、多分それから後辺り、非常に強いたちの悪い変異株になってくると、なかなかそうはいかないので、そこら辺の自宅待機でえらいことになるということにならないように、もっと市立病院の活用の方を、よろしくご検討ください。以上です。 135 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 136 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第35号及び議案第36号に対する質疑を終結いたします。  以上で本会議から付託された議案質疑は全て終了しました。次の委員会は23日午前10時から再開いたします。  なお、議案に対する委員会修正案の提出締切日は22日午後5時までとなっておりますので、ご承知おき願います。  本日はこれにて散会いたします。              午後2時37分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....