生駒市議会 2019-09-18
令和元年第5回定例会 決算審査特別委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2019年09月18日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時0分 再開
◯惠比須幹夫委員長 ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。
なお、市民、報道の傍聴を許可しておりますので、ご了承おき願います。
昨日に引き続き、審査いたします。
本日は、厚生消防分科会の所管に係る各議案等について、資料の一覧表のとおり、順次、審査いたします。
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午前10時0分 開議
2 ◯惠比須幹夫委員長 まず、厚生消防分科会の所管に係る議案第69号、平成30年度生駒市一般会計決算の認定について、関係部長から、順次、説明を受けます。
影林福祉健康部長。
3
◯影林洋一福祉健康部長 おはようございます。本日もご審査、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、議案第69号、平成30年度生駒市一般会計決算の認定について、福祉健康部の所管しております費目についてご説明申し上げます。
それでは、決算書の89ページ中段から90ページにかけてでございます。
款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費につきましては、社会福祉協議会への助成や民生委員・児童委員活動費の交付のほか、
生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業を始めとした各支援事業に要した経費でございます。また、新規事業といたしまして、就労準備支援事業を県内広域で取り組みました。なお、節23、償還金利子及び割引料におきまして1,641万円余りの不用額がございますのは、平成29年度に終了いたしました臨時福祉給付金の過年度返還金が当初見込みを下回ったことによるものでございます。
同じく90ページ下段から91ページ上段にかけてでございます。
目2、国民年金費につきましては、国民年金の適用や給付等に係る国民年金業務に要した経費でございます。
次に、91ページ下段から93ページにかけまして、目3、障がい者福祉費につきましては、障害者総合支援法に基づく介護給付や訓練等給付、また、補装具の支給や地域生活支援事業の実施、その他、障がい者手当等の給付や障がい者に対する交通費等助成を行うなど、障がい児・者の日常生活の安定、社会参加の促進を図るために要した経費でございます。節20、扶助費におきまして2,596万円余りの不用額がございますのは、主に障がい福祉サービス費における給付費が見込みを下回ったことによるものでございます。
次に、93ページ下段から95ページ上段にかけまして、目4、老人福祉費につきましては、高齢者の社会参加促進や生きがい対策事業として、金鵄の杜倭苑やRAKU-RAKUはうすの運営管理のほか、老人クラブやシルバー人材センターへの補助、高齢者交通費等助成などに要した経費でございます。また、養護老人ホームへの保護措置や緊急通報システムなど、高齢者への生活支援事業に要した経費でございます。なお、節13、委託料で2,015万円余りの不用額がございますのは、主に生きいきクーポン券の未使用換金分の予算残でございます。
次に、95ページ下段でございます。目5、後期高齢者医療費につきましては、後期高齢者に対する健康診査の経費及び療養給付費の市負担金、
後期高齢者医療特別会計に対する繰出しに要した経費でございます。
次に、96ページ上段の目6、介護保険費につきましては、市内の介護人材の確保に努めるための研修受講料の助成の経費、介護給付費の市負担分及び職員給与費等を介護保険特別会計へ繰出ししたものでございます。なお、節28、繰出金で6,290万円余りの不用額がございますのは、介護保険における給付費が当初見込みを下回ったこと等により、介護保険特別会計への繰出金が少なかったことによるものでございます。
次に、めくっていただきまして97ページ下段から98ページ上段の目8、福祉センター費につきましては、指定管理者である生駒市社会福祉協議会への管理運営委託により、障がい者の自立と社会参加の促進に向け、主に創作活動を主体とした各種教室の開催や
スポーツレクリエーション活動の実施、福祉センターの老朽化のための修繕工事、バリアフリー対応などの改修工事、剥離・落下による危険回避のための内壁の張替え工事及び駐車場用地の購入に要した経費でございます。
次に、同じく98ページ上段から100ページにかけまして、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうち福祉健康部が所管しておりますのは、子ども医療費や未熟児養育医療費の助成に要した経費でございます。
次に、少し飛んでいただきまして、103ページの中段から104ページ上段にかけまして、目4、母子父子福祉費のうち福祉健康部が所管しておりますのは、ひとり親家庭の自立と生活の安定を図るため、
ひとり親家庭等医療費の助成に要した経費でございます。
次に、105ページ中段から106ページ中段にかけまして、項3、生活保護費、目1、生活保護総務費につきましては生活保護関係職員の人件費と事務的経費でございます。
続きまして、106ページ下段の目2、扶助費につきましては、生活保護法に基づき、被保護世帯の最低生活を保障するため、生活扶助、住宅扶助や医療扶助などにより被保護世帯の自立の助長に努めた経費でございます。
次に、同じく106ページ下段から107ページ上段の項4、災害救助費、目1、災害救助費につきましては、小災害の発生による救助等に係る経費でございます。
次に、同じく107ページ中段の項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費につきましては、
国民健康保険特別会計の保険基盤安定事業、出産育児一時金の補填を繰出ししたものでございます。なお、節28、繰出金で1億5,300万円余りの不用額がございますのは、一般会計及び
国民健康保険特別会計の財政状況を踏まえ、同特別会計へ一部を繰出ししなかったことによるものでございます。
次に、107ページ下段から109ページ中段にかけまして、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費につきましては、職員の人件費や母子保健法に基づく妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査や
一般不妊治療費助成事業等の実施に要した経費でございます。マタニティコンシェルジュによる相談支援、生後4カ月までの乳児がいる家庭を訪問するこんにちは赤ちゃん事業や新生児・妊産婦訪問などを引き続き実施し、育児に対する悩みの相談等に対応いたしました。なお、節13、委託料で554万円余りの不用額がございますのは、主に妊婦健診の補助対象者数の減少によるものでございます。また、病院事業費につきましては、地方公営企業法及び総務省からの繰出金通知に基づき、病院事業会計へ繰り出した負担金及び補助金などでございます。また、市民の命を守る医療基金に基金利子を積立ていたしております。
次に、109ページ中段から111ページ上段にかけまして、目2、予防費につきましては、休日夜間応急診療事業及び乳幼児や高齢者等への予防接種事業、また、健康増進法による健康診査やがん検診などの各種保健事業の実施、その他、感染症対策等に要した経費でございます。また、健康づくり推進事業として、いこ
マイウォーキング倶楽部等のウォーキング推進事業や第3期食育推進計画に基づく
小学生メニューコンテストに要した経費でございます。なお、節13、委託料で1,533万円余りの不用額がございますのは、予防接種の対象児数の減少などによるものでございます。
次に、111ページ上段の目3、健康センター管理費につきましては、セラビーいこまの維持管理及び施設の老朽化に伴う外壁の改修工事や電話交換設備購入等に要した経費でございます。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願いいたします。
4 ◯惠比須幹夫委員長 続きまして、福田消防長、お願いします。
5 ◯福田一仁消防長 おはようございます。続きまして、消防本部に係ります決算内容につきましてご説明申し上げます。
決算書の143ページをお願いいたします。
143ページ中段から145ページ下段にかけまして、款7、消防費、項1、消防費、目1、常備消防費でございます。この項目につきましては、消防職員の人件費、研修費、庁舎及び車両の維持管理など、消防全般の運営に要した経費でございます。主な内容といたしましては、救急救命士の養成を始め、救急隊員の知識、技術を高めるため各種専門研修等へ参加するとともに、市民の方々を対象にAEDや心肺蘇生法の取扱いを含む普通救命講習や応急手当講習会を積極的に実施いたしました。火災予防では、街頭防火広報や広報紙、ホームページ等で住宅用火災警報器の設置促進を実施するとともに、市内各事業所等の立入検査や防火訓練指導、一般家庭や一人暮らしの高齢者宅防火調査を実施し、防火・防災意識の啓発に努めました。また、訓練関係では、
緊急消防援助隊近畿ブロック訓練等に参加するなど、消防の技術力向上と関係機関等との連携体制の強化を図り、消防力の強化に努めてまいりました。さらに、防火団体の育成では、各種防火協力団体の育成指導に努めるとともに、自主防災会に対して訓練指導を実施しております。
次に、145ページ下段から147ページ中段をお願いいたします。目2、非常備消防費でございます。この項目につきましては消防団の運営に要した経費で、団長を始め四つの機動分団と女性広報指導分団の総勢193名の団員が、地域に密着した防災機関として、災害出動や警備・警戒活動、各種訓練や研修への参加等、多岐にわたって活動いただいたものでございます。内容といたしまして、災害出動とともに水防警戒出動等を含め、消防操法訓練や歳末警備を実施するとともに、防火・防災訓練等に参加いたしました。また、消防団員礼式部隊訓練や奈良県消防学校における団員教育を受講し、団員の資質と技術の向上を図り、育成強化にも努めてまいりました。さらに、男性団員による一般家庭の火災予防広報活動を始め、女性消防団員による一人暮らしの高齢者宅防火調査や、幼稚園児を対象とした防火指導、中学生を対象にした普通救命講習での応急手当て指導を行うなど、火災予防等の広報活動に取り組みました。
次に、147ページ上段から147ページ中段をお願いいたします。目3、消防施設費でございます。この項目につきましては消防施設の整備等に要した経費でございまして、消防緊急車両の消防ポンプ車、高規格救急車、
小型動力ポンプ付積載車の更新や消火栓の整備を実施いたしました。なお、節15、工事請負費で600万円の不用額が生じておりますのは、旧消防団施設の撤去事業を当初予定しておりましたが、市全体の施設整備事業の優先順位から年度内の工事着手が困難となりまして、今年度に工事を行うことから未執行となっております。
以上が消防本部の所管に係るものでございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
6 ◯惠比須幹夫委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。
まず、歳入について質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
7 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、配布しております
一般会計決算所管別一覧表(厚生消防分科会所管分)の順に従い、歳出についての質疑に移ります。
まず、決算書89ページから90ページ、款3、民生費、項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費について、質疑等はございませんか。吉波委員。
8 ◯吉波伸治委員
生活困窮者就労準備支援事業ですけども、これ、5件あったということですけども、年度当初の利用者目標は何人だったんでしょうか。
9 ◯惠比須幹夫委員長 平田保護課長。
10 ◯平田勝久保護課長 利用者目標と言いますか、最終的に就労していただくという目標は5名程度を考えておりましたけども、これは就労準備支援事業の利用者ですので、この数と就労された方というのは結び付いておりません。
11 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
12 ◯吉波伸治委員 就労された方は、結局、何人だったんですか。
13 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
14 ◯平田勝久保護課長 就労された方は21名でございます。
15 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
16 ◯吉波伸治委員 この支援事業を受けられた方が5件ですよね。それで、最終的に就労されたのが21名。
17 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
18 ◯平田勝久保護課長 ですので、この制度を利用された方が5件ですので、くらしとしごと支援センターの方に相談に来られた方で、就労の支援が必要やという方が46名おられました。その方たちが就労されたのが21名でございますので、就労支援準備事業を利用してという形になりますと1名の方が就労されたということになります。
19 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
20 ◯吉波伸治委員 46名の方が就労されたということで。(発言する者多し)21名の方が最終的に就労されたんですね。まあまあかなというふうに思いますので、引き続きよろしく。
21 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等はございますか。成田委員。
22 ◯成田智樹委員 今の
生活困窮者就労準備支援事業でございますけれども、厚労省等の調査によると、支援を受けたいけれども、経済的な理由により、交通費等の支給ができないということで利用を希望しないというようなことがあるということで調査結果として挙がってきておりますけれども、生駒市としてはどのような対応をされておるんですか。交通費等の支給というのはできないという状況になっているんでしょうか。
23 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
24 ◯平田勝久保護課長 本市といたしましては、この制度の中で交通費の支給制度は設けておりません。ただ、社会福祉協議会の方の赤い羽根の募金を利用しました独自事業といたしまして、1カ月6,000円、最長3カ月までの給付事業をやっておりますので、対象の方はそちらの方を利用していただくということになっております。
25 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
26 ◯成田智樹委員 生活に困窮されている方が就労できれば、当然、生活困窮から一歩抜け出せるという、そういったための制度やと思いますので、できる限り、そういったところをしっかりと、その点についても支援の方をお願いしたいと思います。
その下のことでもいいですかね。
27 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、ちょっといったん。
ただ今の質疑に関連しての質疑等ございましたら。福中委員。
28 ◯福中眞美委員 その件なんですけれども、この
生活困窮者就労準備支援事業なんですけど、これは生活保護受給者でなくても受けられる就労支援というふうに考えてよろしいんでしょうか。
29 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
30 ◯平田勝久保護課長 生活保護の方につきましては、被保護者の就労支援事業というのが元々ございますので、生活困窮者の就労準備支援事業とは対象は別にしております。
31 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
32 ◯福中眞美委員 すごくいいプログラムだなということで私も見てたんですけれども、就労というのは本当に大切で、生活保護にもつながらないようになるというふうに思っています。
今、相談に来られた方が対象46人ということなんですけども、これは私からの要望になるんですけど、そういう方に、もう少しPRとか案内と言うんですかね、相談にもっと来ていただけるようにPRしていただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いしておきたいと思います。
33 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連した質疑。中嶋委員。
34 ◯中嶋宏明委員 その支援の施策の方法、どういった方法で指導と言いますか、就労支援をされた内容ですね、どんなことか。
35 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
36 ◯平田勝久保護課長 先ほど申し上げました就労の対象の46人につきまして、元々、
生活困窮者自立支援相談の方に来られておられます。その中で、いろんなプランを個別に立てまして、この方については就労が必要やという方が46人でございます。その個別のプランに従いましていろいろ支援をしていくわけなんですけども、ハローワークの方に付いていくだけで就労がかなう人もいらっしゃれば、履歴書の書き方、人との話し方、電話のかけ方、そういった全くの社会的な基本的なところから就労の支援をしていただかなあかん方もいらっしゃいますので、いろんなケースに個別に対応いたしまして、具体的な数字を申し上げますと、21人が就労されたということを先ほど申し上げましたけども、相談に来られただけで、ご自分で就職先を探してこられた方が3人おられます。残りの方でハローワークの方に一緒に付いていった方が5人、あと、就労準備支援事業の方、県の方に行かれた方が5人というような形の数字になっております。その中で最終的に21人の方が就労されたということになりますので、個別のプログラムでありますので内容はちょっと難しいんですけども、就労準備支援事業につきましては、皆さん、セミナーみたいな形で集められて、その中で模擬の事務所みたいな形で、電話の受け方であるとかそれぞれのコミュニケーションをとられるとかそういったものがあったり、それよりまだもっと前の段階で、ヨガをやったりストレッチをやったり、人と接するというようなところから始められているプログラムもございます。以上でございます。
37 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
38 ◯中嶋宏明委員 そういうことでしたら、すごく多岐にわたって事業を行ってられると思うんですけども、それは全て市の職員の方が講師となられてされているのか、外部の方とかも同じように支援の一端を担ってられるんですかね。
39 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
40 ◯平田勝久保護課長 生駒市のしごととくらし支援センターの方には専門の相談員を置いておりますので、その相談員は市の職員のOBなんですけども、ハローワークに行ったり、履歴書の書き方を一緒にやったり、そういうことをしております。
就労準備支援事業、広域で県でやっている方につきましては、橿原の
社会福祉総合センターの方にそういう教室等を設けまして、カウンセラーの方であるとか社会福祉士の方ですとか、専門的な技術を持った方が来られて、県広域で集まってこられた方について何かご指導されているということになります。
41 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
42 ◯中嶋宏明委員 あと、その支援を受けられる方というのは条件とか制限というのはあるんでしょうかね。
43 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
44 ◯平田勝久保護課長 元々の
生活困窮者自立支援法の中に生活困窮者という定義は広く捉えておりますので、金銭的、健康的、社会的、いろんな面で生活に困窮されている方がこの法律の網にかかるということになりますので、特段、いろんな制限は設けておりません。
45 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
46 ◯中嶋宏明委員 併せて、これからもまた頑張ってと言うか、しっかりとしていっていただいたらなと思いますので、よろしくお願いします。
47 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して他にございますか。
(「なし」との声あり)
48 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外の箇所でございましたら。成田委員。
49 ◯成田智樹委員 その下の子どもの学習支援事業、利用者数22名ということでございますけども、これについては、以前にも質問させていただきましたけれども、小学校4年生から中学校3年生までに対して市内3カ所で行っているということで、今現在も同じでございますかね。
50 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
51 ◯平田勝久保護課長 同じでございます。
52 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
53 ◯成田智樹委員 こちらの方は、当然ながら、今、市内3カ所、北コミ、南コミ、それと生駒駅前のセイセイビルですかね、コミュニティセンターで行っているということですけれども、これについては、小学生、中学生、どのような形でこの場所に来られているんでしょうか。
54 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
55 ◯平田勝久保護課長 原則的には、小学生の方につきましては親御さんの送迎を義務付けております。中学生につきましては、交通に十分注意して、単独で来られても構わないということになっております。
56 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
57 ◯成田智樹委員 生活保護世帯の子どもたちについてもこの支援が受けられるという事業やということですので、しっかりときめ細かく、そういったところの状況を見ていただいて、できる限り多くの子どもたちが利用できるような制度として運用してほしいと思います。
その上で、この22名の方、今年はまた若干増えているというようなこともお聞きしましたけども、この22名の方で、その成果と言うか、これによります何か効果と言うか、そういったものが出ておりますでしょうかね。
58 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
59 ◯平田勝久保護課長 なかなか学力の測定という部分では難しい部分はあるんですけども、成果につきましてはアンケート調査をしておりますので、本人さんと親御さん、それからボランティアさんという3種類のアンケートをとらせていただきまして、子どもさんについては、楽しかったとか、もっと勉強したいというような前向きなご意見も頂いております。親御さんについては、学力が上がりましたかという形でお伺いしたら、余り変わらないというような答えが多かったんですけども、成果としましては、中3の方が皆さん、高校に全員合格されておりますので、その辺りは成果かなと思っております。
あと、学力の向上という部分と、なかなか学校に行けないというような子どもさんの居場所づくりというような意味合いもございますので、不登校が続いているようなお子さんも参加されておられて、学校の方には行けないけども、この学習支援教室の方にはほぼ毎週来られるという子どもさんもおられます。ですので、教育委員会の方から、たまにその子どもさんの様子を見に来られたりというような実績もありますので、そういった部分が、今、成果かなというふうに理解しております。
60 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
61 ◯成田智樹委員 ちなみに、今現在、何人の方がこの支援を受けられているんですか。
62 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
63 ◯平田勝久保護課長 現在、34名でございます。
64 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
65 ◯成田智樹委員 昨年度が22名で、現在、34名の子どもたちがこの学習支援事業を受けていらっしゃるということで、大変重要な事業やと思いますので、これからも制度の充実をしっかりと図っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
66 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、ただ今の質疑に関連して他に。吉波委員。
67 ◯吉波伸治委員 これはどういうふうにして募集されると言うのか、どういう手続きでこの教室に入れるんですか。
68 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
69 ◯平田勝久保護課長 生活保護世帯につきましては家庭の状況を把握しておりますので、担当のケースワーカーの方から、直接、案内させていただいております。3月ぐらいの広報にも掲載させていただいております。それと、2月の校長会の方に、直接、説明に行かせていただきまして、学校の校長先生の方にこういう状況を説明させていただいて、募集させていただいているということでございます。
70 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
71 ◯吉波伸治委員 生活保護家庭の子どもでなくても、希望者であれば誰でも参加できるんですか。
72 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
73 ◯平田勝久保護課長 一応、そういう体制で実施しておりますけども、たまに、少し制度を勘違いされて来られる方もありますので、生活困窮者なのかどうなのかというのを、一応、親御さんと面会させていただいて、十分に説明させていただいた上で、この子にはやっぱりこの教室が必要なのかどうなのかというのを判断させていただいた上で参加していただいております。
74 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
75 ◯吉波伸治委員 やっぱりこの子は来るのにふさわしくないという子についてはお断りするということですか。
76 ◯惠比須幹夫委員長 基本的には生活困窮者ということですよね。吉波委員。
77 ◯吉波伸治委員 これは毎週何日ぐらいで何時から何時ぐらいまでされていますか。
78 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
79 ◯平田勝久保護課長 実施状況。(「はい、実施状況」との声あり)今、成田委員がおっしゃったように、北コミュニティセンターと南コミュニティセンターとそこのコミュニティセンターと、それが週に1回ずつですので週3回行っているのが頻度でございます。
80 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
81 ◯吉波伸治委員 何時から何時まで。
82 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
83 ◯平田勝久保護課長 夕方の5時から7時まででございます。
84 ◯惠比須幹夫委員長 他に関連して。伊木委員。
85 ◯伊木まり子委員 ここで子どもたちを指導する方は元教師と学生のボランティアだったかと思うんですけども、その人たち、十分な方がいらっしゃいますか。一人一人に対応されているのかなと思うんですが、人数的には足りているんでしょうか。
86 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
87 ◯平田勝久保護課長 十分かと申し上げるとなかなか苦しいところがございます。基本的には、指導員の方が元教員であるとか塾講師の経験の方をお願いしておりまして、各施設ごとに2名の方が指導員として来ていただいております。
学生ボランティアさんは、今の登録状況ではコミュニティセンターの方で20名、北コミュニティセンターの方で7名、南コミュニティセンターの方で5名、来ていただいておりますが、やっぱり学生さんのことですので、試験とかいろいろご都合もありますので、皆さんが来ていただけるというわけではありませんので、十分、マンツーマンぐらいのときもあれば、お一人の方が5人ぐらい受け持たなあかんというような部分もありますので、そんな形で運営させていただいております。
88 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
89 ◯伊木まり子委員 ボランティアには交通費が実費で支払われるんでしたでしょうか。
90 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
91 ◯平田勝久保護課長 これは、謝礼という形で交通費込みで1時間1,000円という形で払わせていただいておりますので、2時間来ていただきましたら2,000円、お支払させていただいております。
92 ◯惠比須幹夫委員長 他に。浜田委員。
93 ◯浜田佳資委員 生活保護世帯にはケースワーカーの方からご案内しているということなんですが、教育扶助の対象でいくと545人というデータになっておりますが、そこら辺でいきますと、まだまだこれからという状況なんでしょうか。
94 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
95 ◯平田勝久保護課長 そうですね。皆さん、来ていただけるということではありませんので、その中のご希望の方ということになります。
96 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
97 ◯浜田佳資委員 そのなかなか難しい点に関しては、例えば市内で3カ所という場所的な制約、そういったものとかが関連しているんでしょうか。
98 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
99 ◯平田勝久保護課長 そこまでちょっと私も考えが及ばないんですけども、例えばそこの場所に行くと、ご近所のことなので生活保護を受けているというのが同じ学校の者同士で分かってしまうとか、そういったことをおっしゃられる方もありますので、そういう方でしたら、もし場所の移動が許されるのであれば、北の方にお住まいの方でもコミュニティセンターに来られたり南コミュニティセンターに来られるのはやぶさかではないというご説明はさせていただいているんですけども、ひょっとしたらそういうことも原因の一つになっているかも分かりません。
100 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
101 ◯浜田佳資委員 そこら辺のことは、またケースワーカーの方から情報を収集して対応していってほしいと思いますが、去年、30年度から令和元年にかけて、今、成田委員の質問への答弁で増えているということもありますし、今後のことを考えますと、予算的にももっと多い必要性があるんじゃないかと思いますが、そこら辺はどういうふうに考えておられますか。
102 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
103 ◯平田勝久保護課長 担当とすれば、できれば予算は増やしていただきたいとは思うんですけども、こういうご時世ですので、できるだけ低い経費で頑張っていきたいと思います。
104 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して他にございますでしょうか。
(「なし」との声あり)
105 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、当該費目で他に質疑等ございましたら。
(「なし」との声あり)
106 ◯惠比須幹夫委員長 では、次へ移らせていただきます。
決算書ページ数、90ページから91ページ、款3、民生費、項1、社会福祉費、目2、国民年金費。質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
107 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、次へ移らせていただきます。
決算書ページ数、91から93ページ、款3、民生費、項1、社会福祉費、目3、障がい者福祉費。質疑等ございますか。成田委員。
108 ◯成田智樹委員 まず、障がい者福祉経費の中で、施策の成果等のところ、障害者総合支援法の円滑な実施に向け、認定審査会を開催したということで、これは22回開催ということで前年は17回ということでございますけれども、この回数が増えている要因を教えてください。
109 ◯惠比須幹夫委員長 石倉障がい福祉課長。
110 ◯石倉真由美障がい福祉課長 29年度は17回で30年度が22回という形になっております。これは、区分認定の対象者が29年度は167人、30年度が243人という形で80人近く増えているということでございます。
その要因としましては、この制度そのものが平成18年から始まっておりまして、区分認定に関しては有効期限が3年間有効ということでございますので、ちょうど30年度が、その3年ごとの認定利用者数が一番多い年に当たったということでございます。
111 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
112 ◯成田智樹委員 分かりました。
その上で、障がい者支援事業費22億円余りということでございますけれども、これは前年に比べて7.1%ですかね、多くは扶助費ということでお聞きしましたけども、7%と。28年から29年にかけても6.4%、6%以上の増ということになっているということで、年々増加しているわけなんですけども、平成30年度について7%以上の伸びとなったというのについては特殊な要因等はございますのでしょうか。
113 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
114 ◯石倉真由美障がい福祉課長 一番大きいのは扶助費の増加ということでございますが、30年度の特殊な要因ということに関しまして言えば、30年度に報酬単価の改正があったということが一つ要因としては挙げられます。
115 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
116 ◯成田智樹委員 それによって7%増だということかと思いますけども、いずれにしても、これ、20億を超える大変大きな額となっておりますけども、障がい者に対しての手厚い支援等も必要だということは当然なんでございますけども、この抑制と言うか、やはり一方では支出を抑えるということも重要かなと思いますけど、それについては、今後もこういった伸びで毎年毎年増えていくということなのか、何か支出を抑制するようなことが考えられるのかということについてはお教えいただけますでしょうか。
117 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
118 ◯石倉真由美障がい福祉課長 経年的に見ましても、特に扶助費関係が一番伸びている状態でございます。
障がい者数も年々増えておりまして、対前年比で見ましても3%、毎年二、三%ぐらいは増加しておられています。それとともに、障がい者の高齢化であったりとか重度化であったりとかということも背景としてございます。
特効薬にすぐにはなるとは思いませんけれども、当市としましては、適正給付にしっかり努めるということがまず第一だと思っております。それと、重度化させないための取組ですよね。それに関しては地域の方の理解啓発というような取組というのも一つ挙げられますし、あと、障がい者の高齢化とかもありまして、親亡き後、すぐに施設とかグループホームに入らなくても、何とか地域の中で住み続けられるように、相談体制の強化であったりとか、そういったことにも取り組んでいるところでございます。
119 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
120 ◯成田智樹委員 様々な形で支出の抑制についてもしっかりとチェックをしながら、障がい者に対しては制度に基づいて適正な支援を行っていくということが重要やと思いますので、よろしくお願いいたします。
121 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、ただ今の質疑に関連して、ございますか。
(「なし」との声あり)
122 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目でそれ以外の箇所で。福中委員。
123 ◯福中眞美委員 施策の成果等のところで2番の障がい者の日常生活の安定、社会参加の促進を図るということで、いろいろなサービスを行っていただいているというふうに思うんですけれども、アの中で、同行援護ですかね、あれなんですけども、平成29年度の数字が、昨年のを見たんですけれど載ってなかったと思うので、これはどういうふうになっているか教えていただけますか。昨年と今年の違いを知りたいんですけど。
124 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
125 ◯石倉真由美障がい福祉課長 29年度の人数ですけど、ちょっと表記する場所が変わっているんですけど、29年度は27名です。
126 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
127 ◯福中眞美委員 そうしましたら、平成29年度が27人で、平成30年度が28人ということで、これは増える傾向にあるんですか。
128 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
129 ◯石倉真由美障がい福祉課長 27年度26名、28年度28名、29年度27名、30年度28名という形で、大体、利用されている方というのは、若干、微増になるかとは思いますけども、そんなに大きくは増えないと思います。
130 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
131 ◯福中眞美委員 この同行援護なんですけれども、これは視覚障がい者のための援護だというふうに思うんですけれど、視覚障がい者の方から、もう少し増やしていただけないかという声、前にもちょっと質問させていただいたこと、何度もこれは要望しているんですけど、自治体によって時間数がかなり差があるというふうに私も理解しています。前も言いましたけれども、大阪では一律51時間、生駒市では、今、最大40時間となっていると思うんですけれども、余り増えていないのであれば、やっぱり社会参加というのがすごく重要だというふうに思うんですけれど、その辺、どのようにお考えですか。
132 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
133 ◯石倉真由美障がい福祉課長 障がい者の方の社会参加というのは重要だというふうに私たちも認識はしております。
大阪の方はちょっと支給量が多いというふうに私どもも聞いておりますけれども、奈良県下全体で見ましたら、生駒市がそんなに低いかと言ったらそういうことではないということと、30年度の実績で見ていまして、月平均の利用、平均なんですけども、支給量としては40時間をマックスとして出しているんですけれども、どれぐらい使われているかを見ましたら、月、1人当たり大体12時間ぐらいの時間になっております。ある月をとってみたんですけども、30時間を超えて使われたのは6名というような状態になっておりますので、外出に関しては本当に社会参加の部分ですので、通院とかそういった、絶対、必要不可欠の外出に関する支援はまた別のサービスで保障しておりますので、社会参加に関しては、人によって価値観であったりとか考え方が随分違うので、こういう結果になっているんだと思います。
134 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
135 ◯福中眞美委員 そうしましたら、視覚障がい者の方は、今、生駒で何人いらっしゃるんですか。
136 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
137 ◯石倉真由美障がい福祉課長 令和元年度の状態では250名です。
138 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
139 ◯福中眞美委員 そしたら、250人中、使われている方はもしかしたら少ないのかもしれないんですけれども、先ほども言いましたように、社会参加、健康寿命を延ばすということについてもこれはつながるというふうに思います。もっと出ていきたい。テニスでも音でテニスができるとか、囲碁将棋なんかでも、何か、目が見えなくてもできるというのもあるそうです。どんどん出ていきたいけれども、今の状態ではちょっと遠慮してなかなか出られないという方がいらっしゃいますので、下があるのは分かります。下も上もありますけれど、生駒市として、そういう障がい者の方に手厚い行動支援をしていただけたらと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。これは検討してください。
140 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して他にございますでしょうか。
(「なし」との声あり)
141 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目で、それ以外で質疑。中嶋委員。
142 ◯中嶋宏明委員 その下の2番、障がい児通所給付の中で放課後デイサービスの部分なんですけども、30年度は274名で29年度は236名というふうな形で、またこれも若干増えているような形と見えます。40名増えているということは1クラス分ぐらい増えているのかなと思ったんですけども、これは、何か認定の方法とかそういったようなものが変わったりとか、数が増えた要因というのは何か分かってられますでしょうか。
143 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
144 ◯石倉真由美障がい福祉課長 児童サービスに関しては比較的新しいサービスです。ですので、事業所が市内で新設されてきているということも要因の一つだと思っていますし、利用希望者が本当に増えてこられているということが要因だと思います。
145 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
146 ◯中嶋宏明委員 放課後デイサービスというのは、事業所を開設するに当たっては生駒市の方が開設を担っているような形ですかね。それとも違うところが。
147 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
148 ◯石倉真由美障がい福祉課長 事業所指定の認可に関しましては奈良県の方が実施しております。
149 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
150 ◯中嶋宏明委員 奈良県の方で認可された部分というのは、生駒市に対して、ここを開設しましたよとかいうような報告とか通知とか、そういったようなものというのは、随時、あるんでしょうか。
151 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
152 ◯石倉真由美障がい福祉課長 事業所の開設状況に関しましては奈良県のホームページの方で、随時、更新されて、市民の方も含めて見ることができます。それと、事業所さんによってはなんですけれども、この地域にこういった事業所をつくりましたという形でご挨拶に来られたりというようなこともございます。
153 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
154 ◯中嶋宏明委員 その放課後デイサービスの案内は、市に聞きに来られて、市の方からもそれを案内するということはあるんでしょうか。放課後デイサービスを受けたい方が市に聞きに来られて、市の方から、ここの放課後デイサービスがありますよというような案内というのはされているんでしょうか。
155 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
156 ◯石倉真由美障がい福祉課長 申請とか相談とかというのは、うち、障がい福祉課の方でもしていただくような形になっていますし、それもありますけれども、こども支援センターという相談の事業所がありまして、そちらの方に相談に見えられる方もたくさんおられます。
157 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
158 ◯中嶋宏明委員 これから放課後デイサービスというのは非常に増えてくる重要な事業になってこようかと思いますので、また、子どもたちの居場所づくりというようなことも考えられるところもありますので、また追って、しっかりと見ていっていただければなと思います。以上です。
159 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑等に関連いたしまして質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
160 ◯惠比須幹夫委員長 当該費目で、それ以外の箇所で質疑等がございましたらお願いします。福中委員。
161 ◯福中眞美委員 先ほどの同行援護の下にある行動援護なんですけれども、療育手帳をお持ちの方はこちらを使うという形になるんですか。
162 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
163 ◯石倉真由美障がい福祉課長 主に知的障がいの方、精神障がいの方という形で、利用できる要件を国の方が定めておりまして、先ほどご質問がありました障がい支援区分3以上であること等の要件がございます。
164 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
165 ◯福中眞美委員 こちらについても40時間になっているんでしょうか。
166 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
167 ◯石倉真由美障がい福祉課長 そのとおりでございます。
168 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
169 ◯福中眞美委員 ちょっとあれなんですけど、私も福祉センターの方で知的障がい者の方に参加してもらっていたんですけれども、その中で、そういう行動援護が付いていなくて、ちょっと暴力事件があったんです。つい最近なんですけれども、もうちょっとで傷害事件になりそうになったことがありまして、元気な方がたくさんいらっしゃるんですね、体が動いて、いろんな趣味をしたいという方がたくさんいらっしゃって、ひきこもりは駄目やと思うんです。そういう方にもどんどん社会参加していただきたいと思うんですけれども、そういう方については行動援護を付けてくださいとかということは、指導と言うか、そういうことは市からはあるんでしょうか。そのときにはたまたま付いてなかったんですけれど、ありますでしょうか。
170 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
171 ◯石倉真由美障がい福祉課長 相談されましたらご案内の方はさせていただくことはございますけれども、そういう方にサービスを必ず付けなさいというような指導というのはもちろんできませんので、ご案内という形で。(「してくださる」との声あり)はい。
172 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
173 ◯福中眞美委員 案内してくださっているということなのであれなんですけど、体が元気で、ちょっとキレたりとか、そういう子がいらっしゃいます。ふだんは普通なんですけれども、どんどん外へ出ていっていただきたいんですけれども、そういう事件を起こしてしまったら、結局、その子にとって、これからの人生にもすごくマイナスになると思うんです。できたら、引きこもらず、社会参加と言うか、元気で外へ出ていただきたいと思いますので、もう少し丁寧に声をかけていただけたらと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
174 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
175 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目でそれ以外の質疑等がございましたら。中嶋委員。
176 ◯中嶋宏明委員 4番の精神障がい者医療の中で、その二つ目、医療費助成の分で、件数が1万166件というのと、これは30年度ですけど、29年度は8,745件というふうな形で数字的に大幅に増えているような部分が見受けられるんですけども、これは何か要因があったんでしょうか。
177 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
178 ◯石倉真由美障がい福祉課長 こちらに関しましては、制度の周知もあろうかと思いますし、1、2級の手帳所持の方に出させていただいているものですので、手帳の所持者の増加ということが要因であろうかと思います。
179 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
180 ◯中嶋宏明委員 女性の件数が大幅に増えていて、級をそんなにたくさん出せるのかなというふうなところはあったりしますし、利用される方がたくさんおられてというのはコントロールできないものだと思うので、また、この件数は私も追っていきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。
181 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
182 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目で他に質疑等がございましたらお願いします。
(「なし」との声あり)
183 ◯惠比須幹夫委員長 では、次に移らせていただきます。
決算書ページ数93から95、目4、老人福祉費。質疑等はございますか。浜田委員。
184 ◯浜田佳資委員 94ページのRAKU-RAKUはうすの管理費なんですけど、RAKU-RAKUはうすの利用者に関しましては、この2年間で入館者数で19%減、プレイルーム利用者数で9%減というふうになっておりますが、そこら辺の分析とかはされていますでしょうか。
185 ◯惠比須幹夫委員長 武元高齢施策課長。
186 ◯武元一真高齢施策課長 利用者が減っておるというところは把握をしております。
楽しく過ごせる場所を提供して、高齢者の交流や社会参加を図る目的で設置した施設ではございますが、高齢者の方の様々な行動の多様化等によりまして減ってきておるというのが実状でございまして、これに歯止めをかけるために、まず、生きいきクーポンの利用を可能としたことで、有料化に関しまして一定の対応をさせていただいております。それと、その他の部分で、利用者を増加させるというようなことで、指定管理者と1カ月に一度、会議を持ちまして、自主事業の部分で何をするのか、どのようにしたら利用者が増えるのか、会議を開いて事業を検討いたしまして実行しておるところでございます。
やはり皆様、高齢者の方は大変健康に対する意欲と言いますか、ニーズが高いので、運動指導士をお招きして健康体操を企画しております。こちらが大変人気でございます。平成29年度は自主事業に190名の参加でしたが、平成30年度におきましては506人。266%増というようなことになっております。一定の負担をしてもよいので、もっともっとやってほしいというようなお話も聞いておりますので、今後も自主事業の在り方に工夫を凝らしてまいりたいと思っております。
187 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
188 ◯浜田佳資委員 なるほど。先ほど言われました人気の健康体操で、平成29年度から316人増えておりますが、ただ、その1年間で全体では744人減っていますので、プラスマイナスを考えますと、それ以外では1,000名以上が減っているということになるんですよね。そこら辺に関しましては、高齢者の方の多様化で、そもそもこの施設が高齢者の皆さんに広く集まっていただくという点で現在の状況では難しい、そんな理解なんでしょうか。
189 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
190 ◯武元一真高齢施策課長 1人で来られるような方というのが減っているということでございます。ただ、今申し上げましたとおり、高齢者独特のと申しますか、そういった高齢者が志向されます健康に関する意欲と申しますか、そういったことでは、今、ここの施設の役割としては一定果たせているのかなと思っておりますので、もっともっと来ていただけるように、事業に趣向を凝らしまして、更に利用者、参加者増につなげてまいりたいと。参加者がこの施設を知っていただきまして、ふだんも利用していただけるように、そういった方向に持っていきたいなと思っております。
191 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
192 ◯浜田佳資委員 506名来られた事業、健康体操なんですけど、これは1年間で何回開催されたんでしょうか。
193 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
194 ◯武元一真高齢施策課長 1年間で6回でございます。
195 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
196 ◯浜田佳資委員 ということは、こういった人気のある事業を、例えば月1に増やすというようなことをすれば、かなり利用者増が見込まれるし、また、パターンを変えた、例えばヨガとかいうことも含めてやりますと女性の方も来ていただけるとかいうようなのがいろいろあると思いますので、そこら辺はいろいろ検討して、またやっていってほしいと思います。
ただ、もう一つ、回数券というので何とか増やそうというのをやっているはずなんですが、そこら辺の効果はどうなんでしょう。
197 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
198 ◯武元一真高齢施策課長 回数券の方も、当然のことながらと申しますか、利用人数が減っておりますので販売実績の方は落ちております。平成29年で56万9,200円、平成30年度で49万6,000円ということでございます。その49万6,000円中、22万2,500円分がクーポンご利用ですので、一定数、クーポンもご利用いただいているということでございます。
199 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
200 ◯浜田佳資委員 なるほど。そこら辺はクーポンの効果が出ているというのは分かりました。
この施設なんですが、先ほどの高齢者の方の動向の変化とかを見ますと、こういった施設は、何が何でも参加者を増やすということでやっていくのか、それとも、いろんな努力はするが、一定、仕方がないなとするか、二つの方向性が考えられると思うんですが、その点に関してはどのように考えておられますでしょうか。
201 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
202 ◯武元一真高齢施策課長 今、施設の見直しということでファシリティマネジメント等もございますが、現時点では、やはりRAKU-RAKUはうすの利用者を増加させるために、今月も会議をやっておりますし、来月もする予定でございますので、是非とも増やして、高齢者の健康増進の方で力を入れていきたいなと考えておりますので、現時点では、やはり増やしていきたい、増やすための努力をするということで頑張っていきたいと思います。
203 ◯惠比須幹夫委員長 では、ただ今の質疑に関連で。伊木委員。
204 ◯伊木まり子委員 今の健康増進というのはRAKU-RAKUはうす以外のところでもできるような事業じゃないのかなと思うんですけども、やっぱりRAKU-RAKUはうすでなければ提供できないような内容と言うか、今、ファシリティマネジメントもされていますけれども、その辺、担当課としては、あそこの位置にあって、あそこの施設だからこういうのを提供したいという、何か他との差別化と言うのか、その辺のところでお考えはありますか。
205 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
206 ◯武元一真高齢施策課長 いろいろなメニューをやっております。あそこでしたら、30名ぐらいの比較的少ない人数で何回かやることができるということで、例えばスポーツ吹き矢でありますとか、カラオケ健康体操でありますとか、その施設を利用した、カラオケでしたら音も出ますし、RAKU-RAKUはうすでしたら、一軒家と申しますか、他に音も漏れませんので、そういったこともやっております。
健康とはちょっと別ですけれども、ビデオシアター、映画ですね、昔の古い映画をやりましたりですとか、駅前ということもございますし、お買物のついでと申しますか、そういったことでご利用いただけるような企画をやっているところでございます。他でもできるのかもしれませんが、あの場所にふさわしいイベント、企画等を考えてまいりたいと思います。
207 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
208 ◯伊木まり子委員 他の施設でもいろいろイベントをされていると思いますけども、RAKU-RAKUはうすに来られている方と他のところに行かれている方の、重なっている方が多いとか、それともRAKU-RAKUはうすはRAKU-RAKUはうすの方が多いとか、何かその辺、分析と言うか、情報を得ておられますか。
209 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
210 ◯武元一真高齢施策課長 個人情報まではおとりしていませんので、お聞きした話ではあるんですけども、国保で、体操を市役所の方でやっております。その方と同じ方を講師でお招きしておりますので、同じ方が来られているというようなことはお聞きはしております。言うたら、講師にひきつられてというのはおかしいんですけども、同じ方が参加しているということはお聞きはしております。
211 ◯惠比須幹夫委員長 では、ただ今の質疑に関連しての質疑等がございましたら。成田委員。
212 ◯成田智樹委員 一つだけ。RAKU-RAKUはうすって、どんどん利用者の数が減っているということなんですけども、今おっしゃった自主事業であるとかも含めて、利用促進と言うか、周知、広報はどういう形で行っているんですか。
213 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
214 ◯武元一真高齢施策課長 広報紙で周知をさせていただいております。
215 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
216 ◯成田智樹委員 広報紙のみですか。
217 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
218 ◯武元一真高齢施策課長 広報紙とホームページですが、高齢者ということがございまして、やはり広報紙を見ておられる方が多いというふうに聞いております。
219 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
220 ◯成田智樹委員 高齢化率が随分高くなっていて、60歳以上の方が利用できる施設なんですよね、65歳じゃなくて60歳以上からね。広報紙でも、一生懸命、力をかけて作られていて出されていることもよく存じ上げておりますけれども、思いのほか、ちゃんと見ている方は少ないんですよね、私の周りでも。何か広報紙とホームページ以外に、老人クラブのことも、クラブの方も大分減っているということもお聞きしているので、何かちょっと別の形の広報と言うか、こういった施設がありますよということについての周知をしていただけないかなと思うんですけども、何か考えてはりませんか。
221 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
222 ◯武元一真高齢施策課長 今おっしゃいました、例えば老人クラブでありましたり、民生委員さんでありましたり、そういったところでもPRしていただくように考えてまいりたいと思っております。
223 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等がございましたら。浜田委員。
224 ◯浜田佳資委員 以前の、何年か前だったんですが、同じように利用者数をどう増やすかという点で質問したところ、地域の自治会の方に案内をするという答弁をその当時の課長がされたと思うんですけど、そこら辺の引継ぎとか取組とかはどうなっておるんでしょうか。
225 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
226 ◯武元一真高齢施策課長 申し訳ございません。自治会までの案内というのはちょっと承知はしておらないんですが、今申し上げましたとおり、老人クラブは地域の組織でございます。ほぼ自治会の中に老人クラブがあるというような状況でございますので、今申し上げましたとおり、老人クラブの方で周知を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
227 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等がございましたら。
(「なし」との声あり)
228 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目で他に質疑等がございましたら。浜田委員。
229 ◯浜田佳資委員 先ほど話が出ましたけど、老人クラブに関してなんですけど、これも、この4年間で言いますと、61クラブから60クラブ、5,325人から5,253人に減り、そして、29年度が54クラブで5,007人、30年度が50クラブで4,724人とどんどん減っているということなんですけど、この減少に関する分析は何かされていますでしょうか。
230 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
231 ◯武元一真高齢施策課長 高齢者と申しましても、生活の多様化によりまして就労されている方も大分増えてまいりました。その影響もありまして、特に60代のクラブの会員さんが少ないというふうに聞いております。
ただ、連合会に加入していただいている単位クラブで見ますと、さほどの落ち込みというのはございません。ただ、連合会から脱退されるというクラブがございまして、その数が減っておるというのが、これが大きな原因でございます。老人クラブ連合会から抜けられる単位の老人クラブさんがあるということですので、減ってはおるんですけれども、地域で存続はされているというふうに聞いております。
このため、連合会といたしましては、魅力ある取組が必要、単位からもう一度また連合会に入っていただくというような取組が必要という認識をしておりまして、そのために、地域の特性や自主性を尊重した上で様々な取組を行っているところでございます。
232 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
233 ◯浜田佳資委員 答弁の中で、連合会から出ていく老人クラブの数が減っているというような答弁があったと思うんですが、それはちょっと発言が違うんですけど。
234 ◯惠比須幹夫委員長 老人クラブ連合会から抜けられて、その分、個別に活動される方の数が連合会から減っていくということですね。
235 ◯武元一真高齢施策課長 そういうことでございます。
236 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
237 ◯浜田佳資委員 多分そうだとは思っていたんですが、一応、確認しておこうかなということで、訂正していただいたということですね。
と言いますと、ここに出ている数字は連合会に入っている老人クラブの数ですので、それは減っているけど、老人クラブとしての数自身は減ってない。つまりそういった活動自身は減っていないという認識なんですね。
238 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
239 ◯武元一真高齢施策課長 単位の老人クラブの人数、連合会に入っておられる老人クラブだけですけれども、推移を見ておりますと、さほど激しい落ち込みということにはなっておりません。例えばある単位老人クラブが平成29年度から平成30年度にかけて、大変落ち込んでいる、会員数が大変減ったというふうにはなっておらないということでございます。
240 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
241 ◯浜田佳資委員 29年度からは4クラブ減り、300人近く会員数は減っているという状況ですし、27年度は61クラブで5,335人ですので、結構な減少はあるとは思うんですけど、それはあくまでも連合会に入っている老人クラブとしては減っているけど、老人クラブそのものは、出ても存続しているのがあるので、それを考えると、老人クラブとしては減ってはいないと。だから、それはそれとしていいという評価と理解してよろしいですね。
242 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
243 ◯武元一真高齢施策課長 さほど減っていないということです。例えば、今、老人クラブ連合会に入っておられる単位の老人クラブを比較してみますと、平成29年度から平成30年度は50名程度減っておられます。ですので、問題はないという認識ではありませんが、連合会に、また復帰していただくとか、連合会に入っていただいて、いろんな養成講座とかもやっておりますので、活発に会員数を増やしていただきたいと思っております。
244 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
245 ◯浜田佳資委員 連合会に入っている老人クラブと、そうでない老人クラブに関して、市としてはどのような対応、助成費が出る出ないということが、結局、ポイントだと思うんですけど、それ以外にもいろんな働きかけとか、いろんなことに参加していただくとか、そこら辺での市としての差異とか、困っている点はあるんでしょうか。
246 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
247 ◯武元一真高齢施策課長 目に見えて、これは困っていますよというようなことではありませんが、やはり老人クラブが活発化していただくことで地域力なども上がってまいりますので、例えばサポーター養成講座ということを先ほど申し上げましたけれども、百歳体操を地域でやっておられます。講師を養成して自主運営という形で、これは連合会の事業でございますので、こういったことを自主的に運営していただくように養成講座を連合会の方ではやっております。この結果、いきいき百歳体操は老人クラブの会員でないと参加できないということはやっておりませんので、どなたでも来ていただけます。ですので、それを契機に老人クラブに入っていただくというような仕掛けもやっておりますので、やはり老人クラブ連合会に入っていただくと言いますか、そういったメリットはあるんじゃないかと思っておりますので、入っておられない単位老人クラブにおかれましても連合会に入っていただきたいと思っております。
248 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して。吉波委員。
249 ◯吉波伸治委員 老人クラブはなぜ連合会から脱退されるんですか。その理由。
250 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
251 ◯武元一真高齢施策課長 やはり書類等々、活動に関しまして提出していただかないと駄目です。実績報告なりといったものが必要になってまいりまして、そういったところがなかなかしんどい。それと、自主的に、連合会に縛られずにと申しますか、自分たちだけでやっていきたいんだというようなことで抜けられるということはお聞きはしております。
252 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
253 ◯吉波伸治委員 先ほどRAKU-RAKUはうすの件を老人クラブに連絡するというふうにおっしゃいましたけど、結局、連合会に入っていない老人クラブにはそういうときには連絡が行かないということですか。
254 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
255 ◯武元一真高齢施策課長 今申し上げましたが、老人クラブ自体は自治会には属しておられると思いますので、そういった方向からも周知は可能かなと思っております。
256 ◯惠比須幹夫委員長 他、ただ今の質疑に関連しての質疑等がございましたら。福中委員。
257 ◯福中眞美委員 ちょっと関連です。今、書類が面倒だからということもちらっと言われた。前に役員のなり手ということも、いろいろ改善されているというふうには思っているんですけど、書類が面倒だということは、書類をもうちょっと簡素化するとか、そういうこともされているんでしょうか。
258 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
259 ◯武元一真高齢施策課長 簡素化はもちろんやっております。これは事務局である社会福祉協議会の事務にはなるんですが、そこで一定のお手伝いと申しますか、事務局としてしっかりとサポートするようにはやっておりますので、やるからなるべくというようなお話もしていきつつ、何とか維持と言いますか、増強してまいりたいと思っております。
260 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
261 ◯福中眞美委員 維持は、今の方にそういうふうにサポートされているということで、今言われたようにサポーター養成講座ですか、いろいろな活動をすごくやっていただいていると思うので、連合会からは脱退されているけれども、書類もこういうふうに簡単になりましたよとかそういうのも、自治会を通じてなのか分かりませんけれども、ちょっと言っていただけたら、また復帰していただけるところも増えるんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
262 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等が他にございましたら。
(「なし」との声あり)
263 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目で他に質疑等はございませんか。浜田委員。
264 ◯浜田佳資委員 高齢者交通費等助成事業費、いわゆる生きいきクーポンの件なんですけど、まず、94ページの下の方に使用率のところで1)2)とあります。分母に交付人数、その下に実交付人数とありまして、下の実という点から推測すると、この交付人数というのは交付対象人数ということだと理解しますが、これにつきましては、昨年の決算委員会でもそういう指摘がありまして、課長の方から「表記の方も検討いたしたいと思っております。以上です」という答弁があったんですが、変わってないように思うので、その点、いかがお考えでしょうか。
265 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
266 ◯武元一真高齢施策課長 申し訳ありません。去年は一段書きでありましたので、その部分、実際に届いた人数を記載すべきではないかというご指摘がございましたので、実際に届いた人数を今年は追加で記載させていただいておるということでございます。
267 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
268 ◯浜田佳資委員 課長の答弁で、「実務上、交付人数と呼んでおります。ちょっと紛らわしいような呼称になっておりますけど」というふうに書いておりますので、交付人数という言葉自身が紛らわしいというのは認めておられるわけで、これは、そのときも委員から交付対象者にすべきじゃないかという質問があったと思うんですけど、これはやっぱり分かりやすくするというのが、下の実というところから見たら分かるでしょうという、そういうう遠なやり方じゃなくて、その言葉だけで分かるようにすべきだと思いますが、その点、来年度に向けても変えるという気持ちはないんですか。
269 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
270 ◯武元一真高齢施策課長 今、分かりにくいというお話がございましたので、表記法を変えさせていただきたいと思います。分かるような形で書かせていただきたいと思います。
271 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
272 ◯浜田佳資委員 それと、使用率と書いて1)2)とあります。不用額の方でも、当初見込みから生きいきクーポン券使用率の減ということでこれだけの金額が不用額になっているとあるんですが、ここのところの使用率と言いますと、結局、パーセンテージで金額の方になると思うんですが、1)2)に書かれている方は分母、分子とも人数なので、何か次元が違うことをやっていると思うんですよね。
そこで、まず、順番にお聞きしたいんですが、高齢者、障がい者それぞれ交付対象者数、それから実交付人数、使用人数、使用率ということをお聞きしたいんですが、その点はデータはありますでしょうか。
273 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
274 ◯武元一真高齢施策課長 少し細かくなりますが、人数ですね。(「まずは人数ですね」との声あり)対象人数でございます。高齢者が2万3,210人でございます。障がい者が1,916人でございます。それで、実配布、実際に届いた方、高齢者が2万3,029人でございます。障がい者が1,891人でございます。
使用された方、高齢者が2万1,747人でございます。障がい者が1,673人でございます。
275 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
276 ◯浜田佳資委員 では、引き続きまして、使用率、結局、額になると思うんですよね。だから、500円のクーポン券が20枚ある。1枚使っても使用者としては1人、20枚使っても使用者としては1人、だけど、金額に関しては全然違う。不用額との関係で言えば、金額の方が問題になりますので、使用率という金額の方ではいかがでしょうか。
277 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
278 ◯武元一真高齢施策課長 合計で申し上げてもいいですか。(「高齢者と障がい者」との声あり)使用枚数です。高齢者が42万5,809枚です。障がい者が3万2,478枚でございます。
279 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
280 ◯浜田佳資委員 パーセンテージで言いますとどうなりますか。
281 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
282 ◯武元一真高齢施策課長 配布枚数に対しましての数で申し上げます。高齢者が92.5%でございます。障がい者が85.9%でございます。
283 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
284 ◯浜田佳資委員 配布枚数と今言われましたが、不用額との関係で言いますと、配布枚数ではなくて、対象者に全部行き渡った場合の金額から、実際は使用率はこれくらいなので、その差が不用額として出たと、こういうことですね。だから、交付対象者の割合ではもっと下がるということになりますね。
285 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
286 ◯武元一真高齢施策課長 そのとおりでございます。
287 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
288 ◯浜田佳資委員 使用率に関してなんですけど、増えている傾向なんでしょうか。減っている傾向なんでしょうか。
289 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
290 ◯武元一真高齢施策課長 増えております。ちょっと数字を去年との比較で申し上げます。
高齢者と障がい者と合わせた数字を申し上げます。交付人数はさっき申し上げましたが、再度申し上げます。2万5,126人です。実際に届いた方がそのうち2万4,920人でございます。使用人数が2万3,420人でございますので、交付人数に対する使用率は93.2%になります。この数字ですが、前年度は90.5%でございました。実際に交付された方に対する使用率が、今年度の場合は94%という数字になります。前年度は91.1%という数字になりますので、増えております。
291 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
292 ◯浜田佳資委員 それで、障がい者の方の使用率が高齢者と比べると低いという今の答弁なんですけど、そこら辺の分析と対策は何かされていますでしょうか。
293 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
294 ◯石倉真由美障がい福祉課長 利用に関して、1枚も利用されなかった方というのが、18歳未満の子どもさんの未使用率が高いということです。それと、障がい者の場合は市外に居住されている方も対象としております。生駒市から遠方施設に入所されている方とかも、従前から、スルッとKANSAIとかを配布していたときから対象としておりますので、そういった方の未使用率がちょっと高い傾向にあるのかなというふうに思っています。
295 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
296 ◯浜田佳資委員 事務経費の方に移っていい。
297 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して、他、よろしいですか。今の件。福中委員。
298 ◯福中眞美委員 ちょっとだけ教えてください、1点だけ。
今、上がっているということで、クーポンが使いやすくなったんじゃないかなということも考えられるんですけど、変えた点、具体的にちょっと教えていただけたらと思うんですけど。
299 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
300 ◯武元一真高齢施策課長 今まで市民の方、利用者の方からいろいろご要望を頂いておりまして、例えば使用期間を延ばしてほしいでありますとか、回数券が買える近鉄の場所を増やしてほしいですとか。それで増やしてまいりまして、使用期間も、債務負担行為をお願いしまして利用できる期間を長くしたりしております。細かいところで言いますと、百歳体操のおもりを追加してほしいですとか、あと、ノルディック・ウォークのポールを追加してほしいとか、そういった細かい点ではございますが、やはり利用者の方のお声を反映して、細かくグッズの入換えをやっております。
301 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
302 ◯福中眞美委員 有り難いと思います。その利用者の方の声というのはどういうふうに集められているんですか。
303 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
304 ◯武元一真高齢施策課長 コールセンターがございまして、やはりお電話でたくさんいろんなこと、使い方から、こんなんが欲しいとかこうしてくれとかいうようなお話は、当然、課にもかかってまいります。担当課、高齢施策の方にもかかってまいります。お電話が多いです。
305 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
306 ◯福中眞美委員 分かりました。
利用者の方の声をよく聞いていただいて、また30年度も使用結果の分析もされると思うんですけど、よろしくお願いしておきたいと思います。以上です。
307 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等は他にございますか。
(「なし」との声あり)
308 ◯惠比須幹夫委員長 では、当該費目の他に質疑等ございましたら。浜田委員。
309 ◯浜田佳資委員 生きいきカードに関しては、これまでも事務経費が割合高いというのがずっと言われておりまして、その点に関しては削減の努力もされておるようなんですが、その点についての実績はいかがでしょうか。
310 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
311 ◯武元一真高齢施策課長 コストについて申し上げます。
高齢者と障がい者と合わせた額で申し上げます。事務費が3,397万3,762円でございます。前年度が4,183万5,028円でございました。ですので、786万円ほど減っております。
事務費の内訳でございますが、クーポンとかガイド、こういった印刷に係る経費が475万2,000円でございます。書留郵便代等々、袋への封入でありますとかそういった郵送に係る経費が1,282万6,784円でございます。コールセンターに係る主に人件費と事務的経費でございますが、643万7,712円でございます。その他、換金に係ります経費が813万8,776円でございます。これに消費税が181万8,490円かかっております。
続きまして、扶助費でございます。先ほどの使用枚数に500円を掛けた数字でございます。扶助費が2億2,914万3,500円でございます。29年度は、この扶助費は2億2,731万7,000円でございました。合計が、事務費と扶助費を合わせまして2億6,311万7,262円でございます。29年度は2億6,915万2,028円でございましたので、603万円ほどの減額でございます。
312 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
313 ◯浜田佳資委員 29年度から30年度にかけて、結構下がったというのは非常にいいことだと思うんですけど、とりわけ下がったのはどの部分が下がったんでしょうか。
314 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
315 ◯武元一真高齢施策課長 とりわけ下がった分ですが、クーポンやガイドの作成費用、これを840万ほどから470万ほどに下げております。印刷の見直し、紙質の見直しでありますとか、枚数が多うございますので、そういったところでちょっと安価なものに変えております。それと、コールセンター、平成29年度は890万ほどのコストが付いておりましたが、30年度は640万。これも、人の張り付けと申しますか、そういったところを、少ないなと見込まれるときはちょっと絞ってというような形で対応をしました。この辺りが減額できた理由だと思っております。
316 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
317 ◯浜田佳資委員 問題は、これから更に絞ることが可能かどうかという点なんですけど、その点はどのように見込んでおられますか。
318 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
319 ◯武元一真高齢施策課長 若干の減額は可能かなとは思いますが、今の制度を維持していきますと、郵送代などは必ずかかってまいります。クーポン券の作成やガイドの作成費もかかってまいりますので、ほぼ底に近付いているなと考えております。
320 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
321 ◯浜田佳資委員 大きく下がっている一つでも、印刷費以外でいったらコールセンターで、30年度の場合は新規、要するに70から71に上がる、71歳以上というのは2年間続くわけなんですけど、30年度は71歳に上がったときでしたっけ。それとの関係で問合せの状況が変わってくると思うんですけど、そこら辺はいかがでしたか。
322 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
323 ◯武元一真高齢施策課長 特にその影響は、目に見えて多くなったということはございません。新規に対象になられる方というのは全体の中からしましたらさほど多くはございませんので、特に目に見えてということはありません。慣れていただいているという影響の方が大きいかと思います。
324 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
325 ◯浜田佳資委員 30年度は70歳から71歳に上がるときですので、新規の人がほぼ、基本的にいないという年度だったので、皆さん、よく分かっているので少なかったんじゃないかと思うんですが、31年度と言うか、令和元年度は新しく今年度中に71歳になった人が入ってきますので、そこら辺で、今年度はコールセンターは多いというような状況なんでしょうか。
326 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
327 ◯武元一真高齢施策課長 現在、集計中ではございますが、特に多くなったというふうなことはございません。
328 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
329 ◯浜田佳資委員 そこら辺は、来年度になりますと新規の人は基本的にいないという状況ですので、更に慣れていくと、この点に関してはまだ絞られる可能性はあるかなというふうに考えますが、なかなか全体としては非常に難しいというのはよく分かりました。以上です。
330 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
331 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、高齢者交通費等助成事業費で他に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
332 ◯惠比須幹夫委員長 では、目4、老人福祉費で他に質疑等はございますか。中嶋委員。
333 ◯中嶋宏明委員 高齢者福祉経費の最初の方です。救急医療情報キットの配布という部分ですけども、前々年は153、昨年は40、今年は80セットという形となっています。これは、私もホームページの方を見させていただきまして、65歳以上の人だけでお住まいの方に無料でお渡ししますということなので、件数的に差が出てくるというのは承知する部分なんですけども、実際にこの救急医療情報キット、これだけ配っていただいているので、いろんな条件が合致して、使っていっていただける人もあると思うんですけども、これの活用状況というのが、実際のところ、あるのかどうかというのを教えていただいたらと思うんですけども、分かられるようでしたら。(「質問の内容分かってるか」との声あり)
334 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
335 ◯武元一真高齢施策課長 消防の方でというのでなしに、実績。
336 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
337 ◯中嶋宏明委員 救急医療情報キットの使用実績と言うか、効果。
338 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
339 ◯武元一真高齢施策課長 配布実績でございますが、314件。
340 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
341 ◯中嶋宏明委員 今の配布された数は分かっている、配布と言うか、作った部分と言うか、この部分の数字は認識するところなんですけども、これを実際に活用されると言うか、配布された後、活用した数というのは。これは救急のところになるのか。ごめんなさい。それでしたら申し訳ないです。
342 ◯惠比須幹夫委員長 答えられますか。福田消防長。
343 ◯福田一仁消防長 救急医療情報キットということでしたので、活用事例ですけども、平成23年3月以降ですが、15例挙がっております。これについては、救急出動時、その方がしゃべられないとか情報が分からないというときに、冷蔵庫のところにシールを貼っていただいていて、それを確認して使ったというのがございます。以上です。
344 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
345 ◯中嶋宏明委員 高齢施策課のところで登録もされてというような形でなっておられると思いますので、実際に、今の使用状況を聞かせてもらったとおり、しゃべられない方というのがおられたり、緊急時になりますのでしゃべられない方というのが大半になってくるとも思いますので、この部分の活用をまたしていっていただいたらなと思います。
ホームページで出させてもらった部分で高齢の方が作ったりするというのはなかなか難しいかなとも思うので、実際のところ、作り方の指導であったりとか、冷蔵庫にマグネットを貼るということは、マグネットに印刷せなあかんというところにもなったりすると思うので、そこら辺の部分を、来ていただける方はお配りすると思うんですけども、実際にお作りになられる方と言われる部分の案内というのも、またしっかりとしていっていただいたらなと思います。以上です。
346 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等。吉波委員。
347 ◯吉波伸治委員 これの活用の仕方なんですけども、救急隊員が家に行きますよね。そしたら、必ず冷蔵庫にこのキットがあるかどうかというのを救急隊員の方は確認されるんですか。
348 ◯惠比須幹夫委員長 福田消防長。
349 ◯福田一仁消防長 救急隊員が情報がとれない、必要であるといった場合には、冷蔵庫の前に、情報キットが入っているというシールがあるんですけども、それを確認しましたら中を見せていただくということでございます。何も、毎回、冷蔵庫を開けるということはさせていただきません。
350 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
351 ◯吉波伸治委員 そのキットが冷蔵庫に貼ってあるかどうかはどうやって。一々確認されるということですか。
352 ◯惠比須幹夫委員長 福田消防長。
353 ◯福田一仁消防長 情報キットを配布させていただいたときに、使用方法といたしまして、冷蔵庫の中に自分の個人情報を入れたやつ、かかり付けの病院でありますとかお薬でありますとかを記入したやつを入れていただくというふうに説明させていただいて、入れていただいております。冷蔵庫の表のところに、こういうキットが入っていますよというシールがありますので、それがありましたら確認するということでございます。
354 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
355 ◯吉波伸治委員 ですから、救急隊員の方は必ずキットが冷蔵庫に貼ってあるかどうかを確認されるんですか、必要があれば。
356 ◯惠比須幹夫委員長 福田消防長。
357 ◯福田一仁消防長 先ほどから言うのは、家族とかがおられまして情報がとれるような場合でしたら冷蔵庫は確認しませんが、とれない場合、既に話ができないとかいうようなときに冷蔵庫の方を確認させていただくということでございます。
358 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
359 ◯福中眞美委員 関連なんですけど、先ほどホームページでとれるようにということは一般質問で提案させていただいて、やっていただいたのはすごく有り難いなというふうに思っています。
今、中嶋委員の方から、作り方が分からないとかいうこともありますけれども、一度、自治会の方なんかでも、ホームページにこういうやり方が載っていますと。あのときも提案させていただいたんですけれども、百均でこういう入れ物もあります。その中に、今でしたら個人情報の用紙なんかもホームページでとれるように提案させていただいたのをしていただきましたので、ちょっと広報するとか周知するとかというのを自治会の方にもやっていただけたらなというふうに思いますので、これはお願いですけど、よろしくお願いしておきたいと思います。
360 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑。成田委員。
361 ◯成田智樹委員 救急医療情報キット作成・配布を80セットしたということについてだけの費用はどれだけかかっているんでしょうか。これは全体で700万8,384円の高齢福祉経費ということなんですが、この700万のうち、このキットの作成・配布に係る費用は幾らかかったのか教えてください。
362 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
363 ◯武元一真高齢施策課長 ちょっと今すぐには出てきませんが、消耗品程度ですので、ほんの数万円とかそういうレベルです。
364 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
365 ◯成田智樹委員 700万の高齢福祉経費ということで、ここに施策の成果等という形で上がっていまして、前年を見ても、ほとんど同じ内容で1,331万円という数字が上がっているので、ここに書いている5行については、今おっしゃったとおり消耗品程度の支出やということで、昨年との差額を確認しましたら、福祉計画、介護計画の策定費用が今年は入ってませんということで、去年は去年で1,331万円の中にこのキットのことだけ書いてあるので、この書きぶりについては、他のところでも気になることがあるんですけれども、きちんとと言うか、700万のうちの数万円だけがここに特出しみたいな形で書いてあるので非常に分かりにくいと言うか、「何じゃ、これ」ということになっているので、その辺をちょっと工夫していただきたいと。
さっき言いませんでしたけど、社会福祉経費のところも、昨年より2,000万も減っているところの、そこのコメントが戦没者追悼式を行ったということで、それについては40万か50万の経費しか使っていないと。全体として何千万、何百万という経費になっている。今、記載が前年踏襲のような形になっていますけども、その辺をきちんと整理していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
366 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して、ございますか。福中委員。
367 ◯福中眞美委員 救急医療情報キットなんですけれども、今、配られているのが、一人暮らしの65歳以上ということで民生委員さんの方から配られていますよね、確認ですけど。
368 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
369 ◯武元一真高齢施策課長 キットの配布ですが、主に民生委員さんによって配られております。
370 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
371 ◯福中眞美委員 それでちょっと気になったのが、なぜさっき自治会にと言ったかと言いますと、お二人で住まわれていて、1人、出かけているときに倒れていたとか、いろいろあると思うんですよ。そのときに、他市なんですけれども、自治会全体でそういうことをやっていこうということで、一人暮らしだけじゃなくても、高齢者の方、そういうふうにふだんから気を付けておきましょうということでやっている自治体があったので、ちょっと自治会の方にとお願いしたので、よろしくお願いしたいと思います。
372 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
373 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、高齢福祉経費に関連して他の質疑等。伊木委員。
374 ◯伊木まり子委員 高齢者等支援事業費127万6,300円とありますけども、一人暮らしの高齢者等で病気の方に緊急通報装置を貸与ということですけども、実際にこれを貸出しされて、どれくらいの方が通報して、それにより病院にすぐ運ばれて助かったとか、その辺の実績と言いますか、その辺を教えていただけますか。
375 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員、今の箇所はどこになりますでしょうか。今、確認させていただきましたのは、高齢福祉経費に関して他に質疑等はございますかということです。
376 ◯伊木まり子委員 すみません、それじゃ、間違えました。
377 ◯惠比須幹夫委員長 その点についてはいかがでしょう、高齢福祉経費について、ないですか。
(「なし」との声あり)
378 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外、目4、老人福祉費でございましたらお願いします。伊木委員。
379 ◯伊木まり子委員 失礼いたしました。
94ページの下から三つ目の高齢者等支援事業費なんですけども、この緊急通報装置を貸与した結果、どのような効果があったのか、実状を教えてください。
380 ◯惠比須幹夫委員長 西川警防課長。
381 ◯西川勝也警防課長 実際に通報があった件数につきまして、平成29年から令和元年8月までで緊急通報装置による救急要請件数につきましては11件となっております。以上です。
382 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
383 ◯伊木まり子委員 使われて、それで、通報されて、その結果、件数は分かりましたけども、その効果と言うか、その辺については担当の方は把握されてないんでしょうか。消防はそういうふうに出動されたということですけど、担当課の方はその状況を把握されてないのでしょうか。
384 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
385 ◯武元一真高齢施策課長 この事業者の方から月間で、このようなことがありました、出動がございました、誤作動で押しましたというような個々の報告を頂いておりますので、その報告書でもって把握はさせていただいております。
386 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
387 ◯伊木まり子委員 人数的には前年と、61が57、大体五、六十というところなのかなと思いますけども、市としてはどれぐらいの方に貸与を想定されていますでしょうか。
388 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
389 ◯武元一真高齢施策課長 なかなか想定ということではないんですが、支援員と言いますか、お二人付けていただくことにもなっております。それで、主にはケアマネの方から、こういった状況でというようなことで相談がありまして、そういうことでしたらというような流れになってございますので、このぐらいを想定して見積りというところまでは、実際、計算はしておらないところでございます。
390 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
391 ◯伊木まり子委員 昨年されていた認知症の方の位置検索端末機の貸与というのは、人数が少なかったので今年度はやめられたということなんですけども、効果がどれぐらいあるのかとか、しっかりまた報告をお願いしたいと思いますので、よろしく。
392 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
393 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、目4、老人福祉費で他に質疑等はございますか。福中委員。
394 ◯福中眞美委員 一番下の介護予防拠点施設管理費についてちょっとお伺いしたいんですけれど、この利用者と言いますか、昨年、あすか野と言っていましたが、利用者数は何人ぐらいいらっしゃったのかって、分かれば教えていただけますか。
395 ◯惠比須幹夫委員長 後藤課長。
396 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 あすか野介護予防、まちかど保健室の利用人数なんですけど、平成30年度は延べ2,646人の方が利用されておられます。
397 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
398 ◯福中眞美委員 ということは、昨年とほぼ一緒という感じで推移しているというふうになってますか。前年度ね。
399 ◯惠比須幹夫委員長 後藤課長。
400 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 昨年度が2,891人という数字ですので、若干減少はしておりますけども、ほぼ同数ということで。
401 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
402 ◯福中眞美委員 この拠点施設については、市としてはどのように評価されているんでしょうか。
403 ◯惠比須幹夫委員長 後藤課長。
404 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 当初、高齢化の高いあすか野という地域をモデルと言いますか、選定させていただいたわけなんですけど、市の自主事業でありますとか、住民主体の活動に1週間、月曜から金曜に開けさせていただいています。すごく地域の方が集まっていただく、また、カフェなんかもやっていただいて憩いの場にもなっていっていますので、かなり介護予防に役立っている施設であるというふうに評価しております。
405 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
406 ◯福中眞美委員 今お伺いしましたら、地域の方々の交流が深められて、地域で活動をしていただいている、サロンなんかも開いていただいているということで、こういう施設については、生駒市では増やしていくような計画はお考えなんでしょうか。
407 ◯惠比須幹夫委員長 後藤課長。
408 ◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 当初、こちらの施設につきましては消防の訓練施設、倉庫ということで、いい場所があったわけなんですけど、今の時代、公共施設と言うか、新たにこういう施設を造っていくというのはなかなか難しい時代かなというふうには感じておりますので、こういう拠点につきましては、今で言う公民館であるとか自治会館の活用、また、今検討されています空き家の活用なども含めて、今後、検討していきたいなというふうに思います。
409 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
410 ◯福中眞美委員 今、空き家ということを言っていただいたので、空き家の方を検討していただけないかなというふうにちょっと思っていました。全国的に拠点施設というのをいろいろなところでされていて、本当に認知症予防になっているんじゃないかなというふうなことも思っておりますので、是非、検討していっていただいて、地元で交流できて、居場所が出来るというのは認知症や健康寿命を延ばすことに本当に重要なことだと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
411 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して他にございますか。
(「なし」との声あり)
412 ◯惠比須幹夫委員長 介護予防拠点施設管理費に関して他にございますか。
(「なし」との声あり)
413 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、目4、老人福祉費で他に質疑等ございますか。成田委員。
414 ◯成田智樹委員 その上の保健施設経費で、優楽の維持管理を行ったと。162万7,000円余りが記載されていますが、これって決算書のどこに入っておるんですかね。どこに計上されている。決算書の費目として、この162万7,000円はどこに上がっている。
415 ◯惠比須幹夫委員長 近藤福祉健康部次長。
416 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 こちらの方ですけれども、30年度に関しましては需用費の光熱水費であったりとか修繕費、すみません、修繕費は30年度はありませんけども、光熱水費と、あとは13番の委託料、この二つに上がっております。
417 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
418 ◯成田智樹委員 前年の決算書を見ますと、ほぼ同額の162万1,460円という形で上がっているんですけども、そこには給水施設等の修繕を行ったということで書かれていますよね。修繕を行った年と通常の維持管理を行った年で経費がほぼ変わらないというのはどういう理由なんでしょうか。
419 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
420 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 昨年度は貯水槽の修繕を行いましたけれども、今年度、30年度に関しましては主に下水道の使用料、こちらの方の金額が上がってきたことが主な理由となっております。
421 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
422 ◯成田智樹委員 修繕費でかかった費用よりも下水道使用料の値上げの方が大きかったということ。
423 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
424 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 実際に、29年度の実績といたしまして、光熱水費が128万円強、30年度の決算といたしましては136万強となっております。すみません。
425 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
426 ◯成田智樹委員 今の差額が。(「10万ほどや」との声あり)でしたかね。差額とその修繕費とを相殺してその金額だということなのかな。経費として上がっていますよね。修繕したときよりも修繕しない年の方が費用が増えてるんですけれども、ここを読むだけで言うとね。だから、その内容、下水道費がそんなに上がってるんですかね。
427 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、調べて、午後からお答えいただければと思います。
暫時休憩いたします。
午後0時1分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後1時0分 再開
428 ◯惠比須幹夫委員長 休憩を解いて、会議を再開いたします。
近藤次長。
429 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 午前中の質問に対するお答えでございますけれども、平成29年度に行いました修繕費用に関しましては10万円弱ということでしたので、その分が無くなりましたが、30年度、大きく差は生じていない状況でございます。
430 ◯惠比須幹夫委員長 これに関連しまして他に質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
431 ◯惠比須幹夫委員長 老人福祉費でそれ以外に質疑等はございますか。浜田委員。
432 ◯浜田佳資委員 シルバー人材センターの運営費のことなんですけど、シルバー人材センターの会員の方はこの2年間で786人から700人と11%減っておりますが、その点に関しての分析とかはありますでしょうか。
433 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
434 ◯武元一真高齢施策課長 シルバー人材センターの会員の方の減少についてでございますが、昨今、定年延長や、高齢者が生涯現役志向で働かれている、就業されているということもございまして、新規会員の減少に伴いまして、就業会員も高齢化している状況でございます。それに加えまして、夏季の作業、こういったことにも熱中症の関係で注意を払わなければならないということでございますので、会員数の低下に加えてこういったこともありますので、厳しい状況ではございますが、新たな事業等、会員増強も併せまして取り組んでいるという報告を受けておるところでございます。
435 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
436 ◯浜田佳資委員 これに関しては、とりわけ庭木のせん定などはかなりの人気があって、申し込んでもなかなか回ってこない。年の初めぐらいにやっておかないと来年に回るよぐらいのすごい状況なので、そこら辺はしっかりと取り組んでいってほしいと思います。
この運営費なんですが、28年度、29年度、30年度と同じですので、これは会員数とは関係なしに一定という理解でよろしいですね。
437 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
438 ◯武元一真高齢施策課長 事務的な経費でございますので一定でございます。
439 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
440 ◯惠比須幹夫委員長 シルバー人材センター運営費に関する質疑は他にございませんか。
(「なし」との声あり)
441 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、老人福祉費で他に質問がございましたらお願いします。福中委員。
442 ◯福中眞美委員 節20の扶助費なんですけど、29年度の決算では一人暮らし高齢者葬祭費というのが20万4,960円かな、出ているんですけど、今年度は無いのはどういう理由かだけ教えていただきたい。
443 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
444 ◯武元一真高齢施策課長 一人暮らしの方で、こちらで葬祭を行わなければならなかったものがなかったということでございます。
445 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
446 ◯福中眞美委員 ということは、無くなったわけではないけど、今回は対象者、利用者がなかったということでよろしいんですか。
447 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
448 ◯武元一真高齢施策課長 そのとおりでございます。
449 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
450 ◯福中眞美委員 1点だけ教えてください。その20万4,960円と載っていますけれど、これは何件あったと。
451 ◯惠比須幹夫委員長 武元課長。
452 ◯武元一真高齢施策課長 昨年度ですね。(「昨年度」との声あり)2件でございます。
453 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
454 ◯福中眞美委員 分かりました。ありがとうございます。
455 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して他に質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
456 ◯惠比須幹夫委員長 では、老人福祉費で他に質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
457 ◯惠比須幹夫委員長 では、次に移らせていただきます。
決算書ページ数95ページ、目5、後期高齢者医療費。質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
458 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんでしたら、次に移らせていただきます。
決算書ページ数96ページ、目6、介護保険費。質疑等はございますか。吉波委員。
459 ◯吉波伸治委員 介護人材確保のための事業なんですけども、助成人数が5人となっていますけれども、当初の目標は何人やったんですか。
460 ◯惠比須幹夫委員長 吉村介護保険課長。
461 ◯吉村智恵介護保険課長 当初目標は20人でございます。
462 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
463 ◯吉波伸治委員 4分の1ということで、なぜそんなに少なかったんでしょう。
464 ◯惠比須幹夫委員長 吉村課長。
465 ◯吉村智恵介護保険課長 27年の途中から始めているんですけれども、初年度は期間が短かったので3人だったんですけれども、あとは5人前後の推移でございます。特別、30年度が少なかったというわけではございません。
466 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
467 ◯吉波伸治委員 これはもう少し増やすということはできへんですかね。
468 ◯惠比須幹夫委員長 吉村課長。
469 ◯吉村智恵介護保険課長 介護人材の確保のために、この制度をできるだけご利用いただいて資格を持った方が増えていっていただきたいと思っておりますので、一般質問の方でもお答えさせていただいたんですけれども、ただ今、制度のPRの方に努めているところで、図書館であったり、あとは子育て支援センターでありましたり、少し子育てに余裕が出た方たちの目につくようなところにチラシを置かせていただいております。
470 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
471 ◯吉波伸治委員 備考のところに、この助成金が24万6,120円って、これは5人に対する助成金ですよね。えらい中途半端な数字なんですが、これは1人当たり5万円ぐらいと思うんですけども、何でこんな中途半端な数字になるんですか。
472 ◯惠比須幹夫委員長 吉村課長。
473 ◯吉村智恵介護保険課長 実際に研修に要した費用を助成しておりますので、研修期間によっても費用が変わってまいりますので、それによって、お一人の額に少し差が出ている状況です。
474 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
475 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、介護保険事業費に関しまして、ほかに。吉波委員。
476 ◯吉波伸治委員 介護保険システム改修委託料のところなんですけども、昨年度、システム改修されたんですけども、今年、また5月に改元されましたよね。そのときもシステム改修が要ると思うんですけど、去年やって、また今年5月にもシステム改修されたんでしょうか。
477 ◯惠比須幹夫委員長 吉村課長。
478 ◯吉村智恵介護保険課長 昨年度行っておりますシステム改修は、平成30年度は介護保険の報酬改定がございましたので、その改定に伴うシステム改修と、改元対応も併せて昨年度にやっております。
479 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
480 ◯吉波伸治委員 そしたら、今年はもう5月の改元のためのシステム改修は必要なかったということですね。必要なくて、それはやっていないということですね。
481 ◯惠比須幹夫委員長 吉村課長。
482 ◯吉村智恵介護保険課長 はい。今年、改元に対するシステム改修は発生しておりません。
483 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
484 ◯惠比須幹夫委員長 介護保険事業費、他に質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
485 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、介護保険費で他に質疑はございますか。
(「なし」との声あり)
486 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、質疑等ないようでございますので、次に移らせていただきます。
決算書ページ数97から98ページ、目8、福祉センター費について質疑等はございますか。成田委員。
487 ◯成田智樹委員 福祉センター、駐車場用地を購入したということでございますけれども、これはいつ購入されたんでしょうか。
488 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
489 ◯石倉真由美障がい福祉課長 30年4月でございます。
490 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
491 ◯成田智樹委員 ですから、年度初めに購入されたということで、それによる使用料及び賃借料が減っているということやと思うんですけれども、これについて、駐車場用地購入によります削減のコストはどれだけ図られたんでしょうか。
492 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
493 ◯石倉真由美障がい福祉課長 ちょっと正確な額まではあれなんですけど、30万強でございます。
494 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
495 ◯成田智樹委員 30万というのは月額。
496 ◯惠比須幹夫委員長 大畑障がい福祉課課長補佐。
497 ◯大畑勝士障がい福祉課課長補佐 年額でございます。
498 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
499 ◯成田智樹委員 分かりました。
あと、バリアフリー対応のための工事を行ったということで。(発言する者あり)あかんのかな。違いますね。駐車場用地の件で。
500 ◯惠比須幹夫委員長 それじゃ、ただ今の質疑に関連して他に質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
501 ◯惠比須幹夫委員長 当該費目で他に質疑等ございましたら。成田委員。
502 ◯成田智樹委員 整備事業費ということで1,712万円ですか、上がっておりますけども、これはバリアフリー対応のための工事と建物老朽化に対する内壁の張替えと書いておりますけども、バリアフリーと内壁の張替えに係る費用、それぞれどの程度かかったか教えていただけますか。
503 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
504 ◯石倉真由美障がい福祉課長 ちょっと、すぐ調べます。すみません。後で。
505 ◯惠比須幹夫委員長 では、後で答弁、お願いします。
それ以外に今の質疑に関連してございますか。成田委員。
506 ◯成田智樹委員 内訳は後で教えていただくとして、毎年、建物の老朽化等による補修、改修等を行っているようでございますけれども、建物竣工から30年近くたっている建物やということなんですけども、今後も改修費等で同じぐらいの金額が毎年かかるということを見込んで、この建物をこれからも使用していくという計画なんでしょうか。
507 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
508 ◯石倉真由美障がい福祉課長 建物そのものが老朽化しておりますので、修理箇所というのは年によって変わってくるのが実態でございますけれども、長寿命化に向けて、故障箇所を修理していくという形で修繕はしていく予定でございます。
509 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
510 ◯成田智樹委員 当然、施設の性格上、高齢者の方とか障がい者の方が多数利用される施設かと思いますので、その辺、しっかりとチェックをしながら適切な補修費、改修費を支出していただくというのは結構なことなんですけども、その点、しっかりと確認をしながら、今後もその費用の支出をしていただきたい、チェックをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
511 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
512 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
513 ◯石倉真由美障がい福祉課長 先ほどご質問の工事費に関する金額でございます。
バリアフリーのための間仕切りの部分の工事と、点字ブロックに関する工事、駐車場の屋根の修理費に関する工事等をやってございます。タイルの張替えの工事と点字ブロック等の工事に関して397万円かかってございます。2階の研修室なんですけれども、遮熱フィルムとかを付けましたので、そういった工事代金が36万円かかってございます。合計で433万円でございます。
514 ◯惠比須幹夫委員長 福祉センター費、それ以外で質疑等がございましたらお願いします。
(「なし」との声あり)
515 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、次へ移らせてもらいます。
決算書ページ数98ページから100ページ、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費。これにつきましては子ども医療費助成事業費、未熟児養育医療事業費についてでございます。質疑等ありますか。吉波委員。
516 ◯吉波伸治委員 中学卒業までの通院まで拡充されたということですけども、これにより、生駒市への転入・定住の促進に、どの程度、効果があったんでしょうか。分かりますか。
517 ◯惠比須幹夫委員長 答えられますでしょうか。影林部長。
518
◯影林洋一福祉健康部長 子育て世代の負担軽減にはつながっていると思うんですけども、それが直に転入の増に結び付いているかどうかはちょっと分かりません。
519 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
520 ◯吉波伸治委員 まだやって1年足らずですので効果は分からないと思いますが、その辺も長い目でちょっと検証していっていただきたいと思います。
521 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
522 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、児童福祉総務費、それ以外で、関係箇所でお願いします。伊木委員。
523 ◯伊木まり子委員 100ページの未熟児養育医療事業費なんですけども、去年、下村議員さんが質問されたのに関連してご回答をお願いしたいと思っております。
今回、件数が115件で、市内で分娩される数は、母子手帳の発行数を見ると今年は798件となっていますので、七、八人に1人が未熟児かなというふうに、この数字を見て受け止めたんですけども、この割合、かなり多いということについて、市の方ではどのように捉えておられますでしょうか。
524 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
525 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 この115件の方々が全て低出生体重というわけではございませんで、胎児での成長が未熟であったがために何らかの治療が必要な状態の方ということで件数が挙がっております。ただ、要因といたしましては、妊娠期間中の母体の体調が悪いとか管理が悪いとか、そういうような背景というのは特に感じられませんので、これが明確な理由ですということはないのかなというふうに思っております。
526 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
527 ◯伊木まり子委員 幾つか質問しようと思ったら先に結論を出してくださったんですけど、これは所得の少ない方対象ですよね。ですけども、生駒市内の800件近い出生に対して、所得制限とかがかからなかったら、こういう事業の対象になる人というのはどれぐらいあるんでしょうか。その辺は把握していますか。
528 ◯惠比須幹夫委員長 市川国保医療課長。
529 ◯市川豊国保医療課長 助成の対象なんですけれども、世帯の所得額に応じて自己負担していただく部分がございますので、利用できないというわけではございません。
530 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
531 ◯伊木まり子委員 ほぼこれぐらいの方がいろんな条件、2,000グラム以下とか病的な状況であるというようなお子さん、1歳まで治療が必要というお子さんですけど、これ以外にどれぐらいあるとか、その辺は何か数的に把握していらっしゃるものはありますか。
532 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
533 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 それ以外というのは未熟児養育医療のこと、それとも乳幼児の医療のことでしょうか。すみません、ご確認。
534 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
535 ◯伊木まり子委員 未熟児養育医療の対象になるような状態の方は生駒市内にどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。
536 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
537 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 具体的な数字は把握しておりません。
538 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
539 ◯伊木まり子委員 とにかくかなり多いなという印象だったので、市としてはどんなふうに。いろんな病気の方も含まれていますので。
そしたら、体重が2,000グラム以下の方というのに限ってはどれぐらいか分かっていらっしゃいますか。
540 ◯惠比須幹夫委員長 川島課長補佐。
541 ◯川島光健康課課長補佐 2,000グラム以下ですと、今、手持ちの新しいデータですと、年間に20名ほどという数です。
542 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
543 ◯伊木まり子委員 去年の下村議員さんの質問の関係で、少子化ということを言っていますけども、この数を見て、低体重だけでなくて、かなりいろんな病気のお子さんがいらっしゃるなと。それで、しっかりとフォローしていっていただいて、いい状態で生まれてきていただきたいなと思っていたんですけど、先ほどの回答だったら、そういう母体との関係というのは20人ぐらいということなんですか。
544 ◯惠比須幹夫委員長 近藤次長。
545 ◯近藤桂子福祉健康部次長兼健康課長 低出生体重のお子さんがそれぐらいということでして、あとは、未熟児養育医療に関しましては、例えば一過性として呼吸の障害、呼吸がきちんとできてないということで一時的に保育器に入られたりとか、そういうような方々の医療費も含まれております。そのような方に関しましては、この未熟児養育医療を受けられたということで必ず情報が回りますので、市の保健師、若しくは妊娠期間中からでしたらマタニティコンシェルジュ、そういった専門職が速やかに出生直後からお子様の様子であったりとか、どのような状態かということのご連絡をさせていただきまして、必要な支援とかにつなげているような状況でございます。
546 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
547 ◯伊木まり子委員 何が言いたいかというのは、生まれるまでにしっかり何か手当てができるように。去年は70人でしたね。それでも10人に1人ぐらいはこういう医療制度の対象になる人がいらっしゃる。その中で、生まれるまでにしっかりフォローできる人はどれぐらいか。それで、それをどのようにフォローしていったらいいかというのをしっかりと検討いただきたいということで、詳しいとこら辺については、また別途、尋ねたいと思います。結構です。
548 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
549 ◯惠比須幹夫委員長 未熟児養育医療事業費について、その他、質疑ございますか。
(「なし」との声あり)
550 ◯惠比須幹夫委員長 確認いたします。児童福祉総務費で先ほど質疑がありましたが、それ以外にございませんね。
(「はい」との声あり)
551 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、次に移らせていただきます。
決算書ページ数103ページから104ページ、目4、母子父子福祉費。これについては
ひとり親家庭等医療費助成事業費についてでございます。質疑ございますか。
(「なし」との声あり)
552 ◯惠比須幹夫委員長 ないようでしたら、次に移らせていただきます。
決算書ページ数105から106ページ、項3、生活保護費、目1、生活保護総務費。質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
553 ◯惠比須幹夫委員長 では、次に移らせていただきます。
106ページ、項3、生活保護費、目2、扶助費について質疑等はありますか。成田委員。
554 ◯成田智樹委員 昨年から進学準備給付金というのが制度として始まったということで、今回、5人の方に支払を行ったということなんですけども、5人の方は皆さん、大学へ進学されたということでございましょうか。
555 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
556 ◯平田勝久保護課長 制度的には大学及び専門学校も大丈夫なんですけども、この5人につきましては、どちらに行かれたかは私は把握しておりません。
557 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
558 ◯成田智樹委員 これは5人の方ということで、昨年の春に入学した方に対して助成を行ったということなんでしょうか。
559 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
560 ◯平田勝久保護課長 この制度が施行されましたのが30年の10月でございます。施行された時点で30年の1月まで遡ってということになりますので、実際に入学されたのは30年の4月に入学された方と31年の4月に入学された方が対象になりますので、その方に30年度中に給付金を出したということになります。
561 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
562 ◯成田智樹委員 どれだけの数の方がこれに該当するかということについては、年齢的な形では把握されていますか、大体どれぐらいの方か。
563 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
564 ◯平田勝久保護課長 実際に、今のところ、私は把握しておりません。
565 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
566 ◯成田智樹委員 把握されていないということで、年齢については、世帯の状況は分かっていらっしゃると思いますし、当然ながら、これは貧困の連鎖を断ち切るための施策ということで推進をしていただきたいと言いますか、推進されている制度であると思います。こういった制度があるということについてはしっかりと周知をしていただきまして、できるだけ多くの方が制度を知っていただいて、それと、進学についても経済的な事情によって進学をあきらめるというようなことが決してないような、そういった生駒市にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
567 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございますか。浜田委員。
568 ◯浜田佳資委員 先ほどの答弁で、30年の4月と31年の4月というふうにお答えがあったんですけど、それぞれ何人ずつでしょうか。
569 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
570 ◯平田勝久保護課長 すみません、ちょっと数字を持ち合わせておりません。
571 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
572 ◯浜田佳資委員 これは先ほどの答弁で30年の1月に遡ってということでしたので、基本的にはその年度の次の4月に入学する人が対象になる。だから、例えば令和元年の予算で言えば、令和2年度の4月入学の人が対象になる、こういう理解でよろしいですね。
573 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
574 ◯平田勝久保護課長 制度の趣旨が、大学に進学するときの準備にお金が必要やろうということですので、入学される年度の前にお渡しするということでございます。
575 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
576 ◯浜田佳資委員 先ほどの年ごとの人数は次の決算の比較のときに大事なので、後で教えてください。以上です。
577 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
578 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、扶助費の他の箇所で質疑ございますか。浜田委員。
579 ◯浜田佳資委員 扶助費なんですけど、平成28年、29年、30年の世帯や人数の推移を見ますと、教育扶助でだんだん減り、2年間で100世帯以上減っていますし、人数で言えば200人減っている。その代わり、介護では年々増えているという状況から見ると、保護世帯の高齢化が進んでいるという理解でよろしいでしょうか。
580 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
581 ◯平田勝久保護課長 そうなります。
582 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
583 ◯浜田佳資委員 しかも105ページの世帯数と人数の推移と関連付けると、一人暮らしの高齢保護世帯が増えているという理解でよろしいでしょうか。
584 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
585 ◯平田勝久保護課長 そのとおりでございます。
586 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
587 ◯浜田佳資委員 そのようになりますと、今まで以上に、より丁寧な対応というのが必要になってくるんじゃないかと思いますが、その点で言いますと、今後の予算とか人員との関連では何か影響があると考えていますでしょうか。
588 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
589 ◯平田勝久保護課長 保護世帯自体をどうかするというのはなかなか難しいと思うんですけども、生活困窮者の自立支援事業をやっておりますので、その中で、ご夫婦で片一方が亡くなられたとか、そういった形でも困窮される方もおられますので、そういった第二のセーフティネットのときに何か支援の手が差し伸べられればと思いますので、そちらの方に力を入れていきたいと思います。
590 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
591 ◯浜田佳資委員 生活保護は、基本的に受け身にならざるを得ない。つまり経済状況の変化とか、若しくは年金制度がどうなるかによって生活保護が必要となる世帯や人数も相当変わってきますのでそういった面があるんですけど、そこら辺は基本的人権だということを踏まえてしっかり取り組んでください。以上です。
592 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
593 ◯平田勝久保護課長 すみません、ちょっと漏れましたけども、実際に生活困窮者の自立相談支援事業の中で、高齢者の方で年金制度であるとか介護保険の制度とかをご利用していらっしゃらない方もありますので、そういった相談の中で、例えば障がい者の手帳をとられたらどうですかとか、介護、こういうふうなのを申請されたらどうですかというようなアドバイスもさせていただいております。庁内連携会議も持っておりますので、その辺り、庁内一丸となってその方たちを支えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
594 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
595 ◯惠比須幹夫委員長 扶助費で他に質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
596 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんでしたら、次に移ります。
決算書106ページから107ページ、項4、災害救助費、目1、災害救助費。質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
597 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんようですので、次へ移らせていただきます。
決算書107ページ、項5、国民健康保険費、目1、国民健康保険費。質疑等はございませんか。浜田委員。
598 ◯浜田佳資委員 不用額が相当出て、これは事務費、財政安定化支援事業を出さなかったと。これは法律で必ずというふうに決まっていないということなんですが、これに関しては29年度決算でも同じような理由で出していないということなんです。ところが、29年度決算では執行しなかったにもかかわらず、30年度予算では復活しているんですよね。ですからこういう状況になっているんですけど。ということは、30年度予算では、これはいったんやめたけど、いや、やっぱり出すべきだというふうに考えたからこそ復活したはずなんですが、そういう点はどのように考えていますでしょうか。
599 ◯惠比須幹夫委員長 岡田財政経営課長。
600 ◯岡田敬財政経営課長 29年度の決算なんですけれども、本当に年度末に国保の繰出しというのをやめさせていただくという判断をさせていただきまして、そのとき30年度予算を編成している作業の途中でございました。ですから、おっしゃるように、29をやめたなら30も予算に上げたらおかしいんじゃないかということはよく分かるんですけれども、ちょっと作業が間に合わなかったということでございます。
601 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
602 ◯浜田佳資委員 ということは、30年度予算は、多分、これは執行することはないだろうなという思いを持ちながら、時間切れで出したという感じですかね。
603 ◯惠比須幹夫委員長 岡田課長。
604 ◯岡田敬財政経営課長 編成作業の都合で結果的にそうなってしまったということでございます。
605 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
606 ◯浜田佳資委員 去年の決算だと思いますが、他にも予算で計上し、議会を通しておきながら、例えば山麓公園のLED化みたいに執行しなかったというのが幾つかあったんです。その理由としては、とにかくその前の2年間が単年度実質収支で赤字だったので、黒字化せんといかんということだったんですが、この30年度の不執行もそういったことと同じ理由なんでしょうか。
607 ◯惠比須幹夫委員長 岡田課長。
608 ◯岡田敬財政経営課長 国保の繰出金につきましては、黒字の基調を続けていきたいということもございまして、29年度に引き続き、ちょっと取りやめをさせていただいたところでございます。
609 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
610 ◯浜田佳資委員 結局、一般会計の黒字のためという理由はよく分かったんですが、この点は、今年度、令和元年度の予算に関しても指摘しましたけど、こういった削減なんですけど、国保会計にしわ寄せが行き、その予算のときも問題になって、最終的に基金がどうなるんだという話がありましたが、結局、基金の急激な減少につながるので、一般会計が苦しいからと言っても、何から削っていくかはその姿勢、判断が問われるんだと考えるんですよ。その点で、市民の命と健康に関わることは避けるべきであって、ここを削るというのは大きな問題だというふうに、これは指摘だけさせていただきます。
611 ◯惠比須幹夫委員長 岡田課長。
612 ◯岡田敬財政経営課長 ご指摘、ごもっともかと思いますけれども、当然、私どもも国保の会計がどうなってしまってもいい、それでも一般会計に入れていくという考えではございません。あくまでも基金を活用してお助けいただいているという考えでございまして、いつまでも国保の事務費の繰出しを無くしていくというような考えではございませんので、ご理解いただきたいと思います。
613 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
614 ◯浜田佳資委員 その点につきましては、企画総務委員会での大綱で、令和6年度から、そのときになるとそれを含めて11億7,000万円の赤字になると。赤字が10億円を超えるときにはこれを復活すると。赤字を更に大変にするということなんですが、やりたいということで、そこら辺は一応は理解しておきます。
615 ◯惠比須幹夫委員長 岡田課長。
616 ◯岡田敬財政経営課長 今のまま、行政改革をしていかなければという、行革大綱に載せさせていただいたグラフというのはそういう意味なんですね。
令和6年度というのは、私、去年の予算委員会かで、「じゃ、いつまで国保の繰出しってやめるの」というご質問を頂いて、5年間ぐらいというお答えもしました。基金の残高というのも、国保の方でも見ていただいて、それから考えると、令和6年、一般会計がもし苦しくても国保会計に頼るわけにはいかないなということで、あのグラフに入れさせていただいております。
617 ◯惠比須幹夫委員長 関連して他に質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
618 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、目1、国民健康保険費で他に質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
619 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんので、次に移らせていただきます。
決算書107ページから109ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費。質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
620 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ございませんので、次に移らせていただきます。
決算書109ページから111ページ、目2、予防費で質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
621 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ございませんので、次に移ります。
決算書111ページ、目3、健康センター管理費。質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
622 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんので次に移ります。
決算書ページ143から145、款7、消防費、項1、消防費、目1、常備消防費。質疑等はございますか。吉波委員。
623 ◯吉波伸治委員 救急車の適正利用の件ですけども、昨年度、救急車の出動件数のうち何%が不適切な使用だったんでしょうか。
624 ◯惠比須幹夫委員長 西川警防課長。
625 ◯西川勝也警防課長 昨年度の救急出動件数につきましては4,793件となっております。あと、その中での不適切というものにつきましては、いろんな状態がありまして、例えば救急要請時、餅が喉に詰まった、息ができないといったものにつきましては緊急度が高いという判断には当然なりますし、行ったところで餅が取れていたということになれば、いったん搬送しますが、それは軽症になってしまうということで、適正か不適正かというところを判断するのはかなり難しいと考えております。
626 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
627 ◯吉波伸治委員 昨年度、不適切な利用を防ぐための努力をされたと思うんですけども、その効果はありましたか。
628 ◯惠比須幹夫委員長 西川課長。
629 ◯西川勝也警防課長 適正利用の効果につきましても、今申しましたとおり、救急搬送するにつきまして、まず、それが適正かどうかという判断が難しいといったところと、あと、救急搬送の実態につきまして、今年度から国の方の調査が始まったというところで、今後、その辺が明らかになっていくものと考えております。以上です。
630 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
631 ◯吉波伸治委員 その辺、明らかにすることをよろしくお願いします。
632 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
633 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外で質疑等ございますか。浜田委員。
634 ◯浜田佳資委員 144ページの3の一番最後、住宅用火災警報器啓発用パンフレット約1,100部配布というのがありますが、これは何部作っての1,100部でしょうか。
635 ◯惠比須幹夫委員長 今里予防課長。
636 ◯今里考志予防課長 4,000部を作成して1,100部の配布を行ったものであります。
637 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
638 ◯浜田佳資委員 あと2,900部は、今、残っているんでしょうか。それとも、以前にも既に配布している中に入っているんでしょうか、2,900部。
639 ◯惠比須幹夫委員長 今里課長。
640 ◯今里考志予防課長 一昨年の分も入っておりまして、今、消防本部全体で、残といたしましては7,980枚ほど残っております。毎年4,000枚ほど購入させていただいていますので、残枚数もございます。
641 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
642 ◯浜田佳資委員 ということは、毎年4,000部つくって、30年度は1,100部で、そうなると、どんどん積み上がっていって7,000になっている。ということは、まだまだあるのに4,000、毎年発注すると。こういうことなんですか。
643 ◯惠比須幹夫委員長 今里課長。
644 ◯今里考志予防課長 1種類ではなく複数の種類を作成していますので、枚数としてはそういうふうな形になっております。
645 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
646 ◯浜田佳資委員 以前の決算でも、ここだけではなかったんですけど、パンフレットとかいろんな配布物を作って、だけど、かなり残っていると。それはもったいなくはないのかという話があったんですよね。7,000部残って、これはどう活用されるんですか。
647 ◯惠比須幹夫委員長 今里課長。
648 ◯今里考志予防課長 今後におきましても、街頭防火広報、また、一般家庭への防火広報の際に使用していきたいと思っております。
649 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
650 ◯浜田佳資委員 30年度のように1,100部やっても、ということは、この7,000を活用するまで新たに4,000を頼むということはしない、だから、令和元年度は、今年度なんですけど、頼んでいないということでしょうか。
651 ◯惠比須幹夫委員長 今里課長。
652 ◯今里考志予防課長 そのとおりであります。
653 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
654 ◯浜田佳資委員 ただ、単純に考えると6年間かかるんですけど、そこら辺はどのように考えておられますか。
655 ◯惠比須幹夫委員長 今里課長。
656 ◯今里考志予防課長 住宅用火災警報器等の広報につきましては継続的に行っていきたいというふうに考えております。
657 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
658 ◯浜田佳資委員 ですから、単純に計算すると6年以上かかるんですよね。7,000以上残っていて、年1,100だと6年半ぐらいかかるんですけど、あるものは、現時点では仕方がないので、これは早急に、火災が起こると大変ですから、普及啓発のためにしっかりと活用してください。以上です。
659 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
660 ◯惠比須幹夫委員長 啓発用パンフレットについても質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
661 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外、常備消防費で質疑等ございましたら。中嶋委員。
662 ◯中嶋宏明委員 常備消防経費の中、救急救命士の再教育病院研修というのが23名、今回、行ってられると思います。29年度にも21名行ってられて、こちらの方の金額が大体23万7,500円かそれぐらいの金額を使ってられて、行っていると思います。これについてなんですけども、再教育というような形になっていると思いますので、救急救命士を取られてから、その後の再研修になると思うんですけども、この期間というのは、いつになったら再研修というのをされるようになるのでしょうか。
663 ◯惠比須幹夫委員長 西川警防課長。
664 ◯西川勝也警防課長 救命士の再教育の病院研修の期間につきましては1年ごとというふうになっております。以上です。
665 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
666 ◯中嶋宏明委員 これはどちらの方に、どんなような形で研修は行かれるのでしょうか。
667 ◯惠比須幹夫委員長 西川課長。
668 ◯西川勝也警防課長 近畿大学奈良病院の方に48時間ということで研修に参ります。
669 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
670 ◯中嶋宏明委員 こちらの中の部分をちょっと調べておりましたら、これは気管挿入というのをされてというような形のものも踏まえて救急救命士の方はされているのかなと思ったりするんですけども、救急救命の中で気管挿管認定救急救命士の方というのは大体どれぐらいおられるんでしょうか。
671 ◯惠比須幹夫委員長 西川課長。
672 ◯西川勝也警防課長 19名おります。
673 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
674 ◯中嶋宏明委員 気管挿管をするという部分には非常に条件があるとも思うんですけども、気管挿管をしたというような事象であったり、それによって延命率みたいなものが上がったというような部分というのは何かあるでしょうか。
675 ◯惠比須幹夫委員長 福田消防長。
676 ◯福田一仁消防長 気管挿管を行う事象ということでございますが、心肺停止、心臓も呼吸も止まっている患者さんに行う特定行為の一つでございます。
気管挿管と言いますと、皆さんご存じのように、口の中から管を入れて、肺の方へ直接空気を通す管を入れるということでございますので、有効な気道確保の一つになっております。
それに伴いまして救命率が上がったかどうかにつきましては、窒息の患者さんで挿管を行ったときに空気の通り道ができて呼吸が戻った、脈が戻ったという患者さんはいるんですけども、実際に社会復帰まではなかなかつながっていないところでございます。
677 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
678 ◯中嶋宏明委員 今お聞きしまして、19人おられるというような形も聞かせていただきましたので、それは生駒市消防の方で非常に心強いかなと思っております。
今後、また人数の方が増えていって、安心安全の部分に寄与していただいたらと思いますので、よろしくお願いします。以上です。
679 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
680 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、常備消防費、他の箇所で質疑等はございますか。成田委員。
681 ◯成田智樹委員 今と同じところの6番でございますけど、自主防災会の育成を図るため、訓練等の指導を行ったと書いていますけども、これは自主防災会からの依頼を受けて訓練等の指導を行っているということなんでしょうかね。
682 ◯惠比須幹夫委員長 佐々木北分署長。
683 ◯佐々木一智消防署北分署長 そのとおりです。市民の自主防災会の方から訓練の依頼がありまして、消防隊の方が出向しております。
684 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
685 ◯成田智樹委員 27回で2,863人ということで1回当たり100名以上の方が参加されているということやと思うんですけども、私も地元の自主防災会に入っていますけども、自主防災会でこんなにたくさんの方が、1回当たり100人以上の方が来られているというのは、どこか大規模なところがあって、こういう数字になるんですかね。
686 ◯惠比須幹夫委員長 池田副署長。
687 ◯池田輝彦消防本部副署長 平均しますと約100名となりますけども、鹿ノ台地区自主防災会、また、あすか野自主防災会と大規模な自主防災会もございますので、その辺、多くなっております。以上です。
688 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
689 ◯成田智樹委員 分かりました。
その上で、これは27回の開催ということなんですけれども、前年は40回で3,000人以上の方が訓練に参加されているということのようですし、こっちの分が減った分、防災安全課の方の訓練と言うか、こっちは防災意識の高揚に努めたということになっていますが、そちらも数としては減っていまして、違うことをやっているのか、同じようなことをやっているのか、ちょっとあれですけども、基本的にどっちも、いわゆる自主防災会や自治会からの依頼が減っているということだと思うんですけども、防災意識は、私、うちの自治会だけかもしれませんけど、すごく高まっていると思っているんです、市民の方の防災意識って。しかしながら、そういった依頼が減っているということについてはどのように考えておられますか。
690 ◯惠比須幹夫委員長 佐々木北分署長。
691 ◯佐々木一智消防署北分署長 消防主体の訓練指導が、今回、27回となっております。あと、防災安全課、そして自主防災会と、訓練内容によって出向する職員が違います。講話のみの場合は市の防災安全課が出向しております。消防に関しては、実技を伴うものに関しては消防が出向して指導しているというところで、消防は27回となっております。
692 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
693 ◯成田智樹委員 違いは今ご説明いただいて分かりました。両方合わせて減っていることについては、状況としてはどんな状況やというのは、依頼を受けたから行っているんやという話かもしれませんけれども、防災意識については、下がっちゃっているのか。すごく上がっていると私自身は思っているんですけども、その分析等はされていますか。
694 ◯惠比須幹夫委員長 佐々木北分署長。
695 ◯佐々木一智消防署北分署長 前回が出向回数40回というところであると思います。消防が、一応、27回出向しておりまして、防災安全課が単独で行っているのが、私が聞いているところでは20回ですので、合わせると年間に47回やっていると感じておりますけど。(発言する者多し)
696 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
697 ◯成田智樹委員 いや、難しい話やと思うんですけども、基本的に、つい最近も千葉県は大変な状況になっておりますし、災害からの復興・復旧、まだまだ図られていない地域もあって、ついこの前の日曜日にも、うち、東松ヶ丘で自主防災会の会合をやりましたけども、いざとなったときに地域でどないするかということは、皆さん、非常に関心があることだと思っていますし、関心のある方が多くて意識の高い方も多い、この時期は特に多いんじゃないかと思いますので、防災に関する啓発に関しては、消防としてはどのような形で、今、行われておられるんでしょうか。
698 ◯惠比須幹夫委員長 杉浦総務部長。
699 ◯杉浦弘和総務部長 ご質問の防災に関しては、もちろん消防単独で動いておられることもあるんですけれども、基本的には防災安全課とタイアップした中でいろいろ施策を展開してございます。
ご指摘のとおり、件数としては、いろんな自治会とか自主防災会の実状がある中で、共同されて実施されておったり、今年、残念ながら実施されなかったようなケースもあろうかと思います。現状としては、市民といろいろ交流する中において、防災意識としては年々上がっていっているという思いは我々は十二分に持ってございます。ですので、そのニーズに合わせた訓練と言いましょうか、アドバイスと言いましょうか、いろんな手法を用いてさせていただいておりますので、数字化でお示しする内容は、残念ながらケースが減ってはございますけれども、いろんな形でアプローチはさせていただいておりますので、ご理解の方、よろしくお願いいたします。
700 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
701 ◯成田智樹委員 理解しますけども、高齢化も進んでいますので、意識があってもなかなか動きが鈍いということなのかもしれませんけれども、しっかりとそちらの方の啓発、こういった時期も捉まえて、しっかりとしていただきたい、打っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。
702 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
703 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、常備消防費で他に質疑等はございますか。成田委員。
704 ◯成田智樹委員 その下の消防職員採用経費なんですけども、これについても、各5人が消防学校へ派遣されていると思うんですけども、前年、30年度については各3人となった理由というのは何なんでしょうか。
705 ◯惠比須幹夫委員長 金田総務課長。
706 ◯金田和彦消防本部総務課長 この数字につきましては、新規採用者の数となっております。新規採用で初任教育・救急科と、消防現場に携わる前に消防学校に入る人数となっておりますので、当時は3人の採用、前年度は5人の採用という形で入校しております。
707 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
708 ◯成田智樹委員 新規で入職された方全てが行かれているんですか、これ。
709 ◯惠比須幹夫委員長 金田課長。
710 ◯金田和彦消防本部総務課長 そのとおりでございます。
711 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
712 ◯成田智樹委員 ということは採用の数が減ったということだと、単純にそういうことだと思うんですけども、採用の数が減ったについては、減らしたんですかね。
713 ◯惠比須幹夫委員長 金田課長。
714 ◯金田和彦消防本部総務課長 定数137名に対して退職者数は、年々、一定ではございません。それを考慮しながら、ある程度、平準化した採用に努めております。
715 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
716 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、常備消防費、他の箇所での質疑等はございますか。中嶋委員。
717 ◯中嶋宏明委員 5番の奈良県消防防災ヘリコプターというところなんですけども、奈良県消防防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金というのが48万4,000円という部分と、あと、通信指令事務協議会負担金というふうな形で2,125万9,438円というふうなところで、多分、支出という形でされていると思うんですけども、これは奈良市との部分で消防指令業務というのは共同運用というふうな形でされていると思うんですが、一応、そこは指令業務をされていると思うんですけども、その指令業務以外というのを共同で運用みたいな部分というのは、何かする考えとか、していっているよとかというのはあるんでしょうか。
718 ◯惠比須幹夫委員長 福田消防長。
719 ◯福田一仁消防長 今の質問なんですけども、奈良市と生駒市で通信指令業務について共同運用をやっております。それは119番を受けたり、指令を出したり、いろいろなシステム、集計等々のシステム、無線設備とかあるんですけども、そちらの方で共同させていただいています。
それ以外の共同運用というのは事務等々を考えていただいていると思うんですけども、消防事務、他のこちらの予防事務とか警防事務等については共同の運用は考えておりません。
720 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
721 ◯中嶋宏明委員 今、広域消防というのは、実際のところ、生駒市と奈良市というのは入っていなくて、奈良市、生駒市は独自でしているというふうなところになっていっていると思います。
そこの中で、広域のメリット、デメリットというふうなところはあると思うんですけれども、生駒市においては実際に広域に入らない方がきっちりできるというようなところにはなっているんでしょうか。
722 ◯惠比須幹夫委員長 川端消防本部次長。
723 ◯川端信一郎消防本部次長兼消防署長 きっちりできているかどうかと言うよりも、奈良県の地図を見てみましたら、生駒市の位置は一番北西部にあります。その左側は大阪と面しております。この位置関係からして、出動体制を充実させるには大阪からの応援をもらうということも一つ大きな利点だと思っております。そういったところから、広域連携というところで都道府県を越えた連携ということで、今、活動しております。
724 ◯惠比須幹夫委員長 中嶋委員。
725 ◯中嶋宏明委員 実際のところ、私も消防団等の活動で、四條畷の方とかそういったようなところで訓練に参加したりとかもしています。実際に、やはり近隣の都市との連携というふうなところも考えていって、市民の生命、財産を守っていかないとというところもありますので、また連携の方は密にしていっていただけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
726 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
727 ◯惠比須幹夫委員長 常備消防費で、それ以外で質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
728 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんので、次に移ります。
決算書145ページから147ページ、目2、非常備消防費について質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
729 ◯惠比須幹夫委員長 ございませんので、次へ移ります。
決算書147ページ、目3、消防施設費。質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
730 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、本分科会所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質問を行います。質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
731 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等ございますか。塩見委員。
732 ◯塩見牧子委員 歳入のところで59ページの款20、諸収入、項4、雑入、目4、雑入、節4、雑入の下から五つ目、生活保護費返還金についてお伺いいたします。
まず、この生活保護費返還金というのはどういった性質のものか、どこから返還されてくるのか、お答えいただけますでしょうか。
733 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
734 ◯平田勝久保護課長 生活保護費につきましては、毎月の初日にその月の分の生活保護費を支給させていただいております。その中で、何がしかの理由で返還金が生じます。例えば就労していたのを申告していなくて、それが後で返還の対象になる、それとか、年金が遡及されて何カ月後かに入ってくるというような場合がございます。それについては、2カ月を超えた分については返還ということで請求をさせていただきますので、その分を返していただいた分がここの収入として上がってくるものでございます。
735 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
736 ◯塩見牧子委員 基本的には、支払い過ぎたものについてはその次の月で戻ってきて、過少支給だったものはその翌月に支払われるということですか。
737 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
738 ◯平田勝久保護課長 手続きとして、例えば月の途中で入院されて、居宅の基準と入院の基準が変わって、すぐ計算ができるものであれば、その次の月で戻入という形で調整させていただく場合もあるんですけども、私が申し上げましたような例ですと、かなり月をまたいだ形で発覚いたしますので、その場合は、2カ月を超えたものについては改めて納付書を発行させていただいて、本人さんにこの分を返してくださいということで請求させていただいて、その納付書で納付していただいております。
739 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
740 ◯塩見牧子委員 そういう事由が生じてから何カ月ぐらいたって発覚するか、長いものだったら、結構、何カ月分もたまってからその事情が分かるということなんでしょうか。
741 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
742 ◯平田勝久保護課長 これもいろんなケースがあるんですけども、代表的なものとしましては、収入の無申告でしたら、課税調査を行いますので、確定申告の時期に事業所から報告がきますので、それがまとまって私らが分かりますのが6月の段階になります。ですので、その前の年の収入について発覚するものでありますので、これでしたら最長1年半前のことになりますよね。
年金でよくあるのは、半年ぐらい遡及して支給されることがありますので半年とか、そういったものが主でございます。
743 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
744 ◯塩見牧子委員 ちょっと教えていただきたいんですけれども、生活保護法の第61条には、被保護者は収入支出その他生計の状況について変動があったときうんぬんとあって、速やかにその旨を届け出なければいけないとあるんですけれども、途中で就労しただとか、そういったことは届け出ずに、そんな1年半もたってから分かるというようなことは間々あるんでしょうか。
745 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
746 ◯平田勝久保護課長 基本的には、おっしゃっていただいているように、申告をしていただいております。ただ、そこに故意があるのかないのかということで、法律上は63条の処理、78条の処理というのがありますので、徴収する側としては、請求書をお渡しして支払っていただくということについては余り違いはないんですけども、後の債権の処理としては少し処理方法が違うんですけども、法律としては63条、78条で、そこで悪意性があるかどうかというのを判断させていただいております。
747 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
748 ◯塩見牧子委員 例えば資力があるにもかかわらず保護を受けていたというような場合は、もちろんその返還義務というのが生じるので、それは当然なんですけれども、故意であるか過失であるかにかかわらず、申請を怠っていて、後日、それが分かって返還を求めた、そういう件数というのはどれぐらいあるんでしょう。あと、金額。金額はトータルでこれなんですけれども、件数はどれぐらいあるんでしょうか。
749 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
750 ◯平田勝久保護課長 すみません、金額は押さえているんですけど、件数までは押さえておりません。
751 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
752 ◯塩見牧子委員 じゃ、逆に、何らかの事情で過小支給になっていて、少なく支払われていたというようなことがあって、後ほど遡って支給されるということもあるんでしょうか。
753 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
754 ◯平田勝久保護課長 先ほど申し上げましたように、その月分を月の初日に支払いますので、当然、追給という形で後の支払が発生する場合がございます。
755 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
756 ◯塩見牧子委員 それは、先ほどおっしゃった2カ月超えてから戻ってくるということもあるんですか。
757 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
758 ◯平田勝久保護課長 追給につきましては、分かり次第、出させていただいていますので、2カ月とかそういう関係はございません。
759 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
760 ◯塩見牧子委員 あと、あってはならないんですけれども、市の事務側のミスで過少支給だとか、あるいは過払いになっている分というのはこれまでにありましたでしょうか。
761 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
762 ◯平田勝久保護課長 お恥ずかしい話なんですけど、制度がかなりころころ変わったりしますので、その中で、子どもさんの分で対象のものを見落としていたとか、そういうのもあるんですけども、その分については年度内で必ず決着をつけておりますので、余り報告するような大きな失敗というのはありません。
763 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
764 ◯塩見牧子委員 大きなものはないということなんですけれども、人間ですから、当然、事務上の手続きのミスというのはあるとは思うんですけれども、そういうことはどれぐらいの件数、1年のうちにあるんですか。
765 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
766 ◯平田勝久保護課長 実数まではつかんでおりません。
767 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
768 ◯塩見牧子委員 結構、よその自治体を見ていましても、年に一、二件とか、もうちょっとあるとか、いろいろなんですけれども、だから、どこともきっとあることだと思って見ているんですけれども、そういった場合に、やっぱり過少給付であっても、逆に過払いで後から返してくださいというような場合であっても、一時的に被保護者の方々の生活保障の権利、憲法25条に保障される健康で文化的な生活を送る、その権利を一時的にでも奪ってしまっているということになるので、事務手続上のミスであっても、やはりそこは十分に気を付けていただかなければいけないところだと思うんですけれども、そういった場合に、どのぐらいの重みでそのミスを受け止めておられるかどうかは分からないんですけれども、被保護者の方にしてみたら、一定期間であるにしても、やはりかなり苦しい時を過ごさなければいけないわけなので、一回、そういったミスがあった場合には、やはり二度と同じようなミスを犯さないというような、市としてそういった取組が必要ではないかと思うんですけれども、そういったミスがあったときには、課の中でどういった処理の仕方と言うか、課の中で共有されているかとか、そういった何がしかの取組ということはされているんでしょうか。
769 ◯惠比須幹夫委員長 平田課長。
770 ◯平田勝久保護課長 生活保護法にのっとってやりますと、ケースワーカー、現業職員と呼ぶんですけども、ケースワーカーと、それを統括する査察指導員、スーパーバイザー、SVですね、その制度にのっとって、うちもやっております。
うちの体制としては、係員がケースワーカーで、その間に主幹を挟みまして、私がスーパーバイザーをやっておるわけなんですけども、何がしか、相談するような事象がありましたら、ケース会議という形で、これは不定期で事あるごとにやっておりますので、お金の支払も含めまして、保険の関係とか車の関係とか、いろいろケースがあるんですけども、そういった形で必ずケース会議を開いておりますので、軽微な追給という形でやるもの以外については必ずケース会議に上がってきますので、私はここにおって1年半ほど経験しておるんですけども、そういった、支払いが非常に滞って迷惑をかけたというような例は今のところ記憶にありませんので、もしかそういうことがあれば、ケース会議の場でみんなで話し合って、適切な解決を図っていくということになると思います。
771 ◯惠比須幹夫委員長 塩見委員。
772 ◯塩見牧子委員 きっちりと対応されておられるということをお聞きいたしましたが、例えば大阪市なんかは、いったんちゃんと報道資料に上げて謝罪した上で、どういう事務処理が行われて、どういうミスがあったのか、原因究明はこういうふうにしました、今後はこういうふうにしますというような対応も含めて、そういったことをオープンにして、ホームページにも上がっています。別に報道までとは言いませんけれども、でも、ミスがあった場合の話ですけれども、やはりどういうふうな対応をしたのかというようなところはきっちりと出していっていただければと思います。以上、よろしくお願いいたします。
773 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑等はございませんでしょうか。上村委員。
774 ◯上村京子委員 93ページ、障がい者の支援事業費の件なんですけど、障がい福祉サービスの円滑な実施に向け、障がい者の生活支援センターを設置し、相談機能の充実やサービス利用支援の推進に努めたというふうに書いてありまして、今現在、4カ所の生活支援センターがあると思うんですけど、そちらを4カ所、挙げていただけますか。
775 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
776 ◯石倉真由美障がい福祉課長 名称ということでよろしかったですか。(「そうです」との声あり)生活支援センターあけび、生活支援センターかざぐるま、生活支援センターコスモールいこま、生活支援センターあすなろでございます。
777 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
778 ◯上村京子委員 ありがとうございます。
現在、国の政策で精神障がい者の病院から地域移行へと政策が変わりつつあるんですけど、この4施設では、わたし的には足りないのじゃないかなと思っているんです。家族の方も増やしてほしいという要望があるんですけど、生駒市の方はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
779 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
780 ◯石倉真由美障がい福祉課長 生活支援センターの数が足りないというようなことはちょっと聞いてはいないんですけれども、ただ、相談件数が年々増えてございますので、30年度から相談員の方、各支援センター1名ずつ増員しております。
781 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
782 ◯上村京子委員 ありがとうございます。
病院から地域へということで、障がい者が病院から地域に戻られても生活する場が、親御さんがいらっしゃる方はまだいいんですけど、高齢になって一人で暮らす方たちが増えているんです。現在、グループホームとかに入って生活していらっしゃる方がおられるんですけど、もっと増えるんじゃないかなと予想されるんです。ですから、一気にはできないでしょうけど、病院の病床を減らす問題というのはすごく大変な問題で、すぐにできる問題ではないから、受け皿がないと病院から地域へ移行しても生活が。
783 ◯惠比須幹夫委員長 支援センターと関連しての話ですか。質問お願いします。
784 ◯上村京子委員 はい。できれば支援センター、それに施設もたくさんありますけど、もう少し増やしてほしいと思っております。
785 ◯惠比須幹夫委員長 今のは要望でよろしいですか。
786 ◯上村京子委員 はいよろしくお願いします。
787 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
788 ◯上村京子委員 ちょっと分からないことがありまして、相談支援事業の13番の委託料ですね。
789 ◯惠比須幹夫委員長 何ページでしょうか。
790 ◯上村京子委員 92ページです。13番の委託料、ここに金額を書いていますけど、不用額というのが516万5,198円ということは、これは30年度の不用額ですよね。(発言する者あり)そうですよね。このお金は次年度に、また繰り入れられるんですかね。ちょっとそこが分かりませんけど、お願いします。
791 ◯惠比須幹夫委員長 岡田課長。
792 ◯岡田敬財政経営課長 不用額でございますので、いわゆる事業を繰り越してやるというのと別物でございまして、30年度はそれだけ余ってしまったという結論でございます。
793 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
794 ◯上村京子委員 それでは、使われなかったということですよね。(「そうです」との声あり)また、わたし的には、516万残っているということは最初の予算よりこれだけ余ったということなので、先ほど申しました、障がい者の数も増えておりますし、是非、次年度に有効に役立てていただきたい、そう思っております。
795 ◯惠比須幹夫委員長 要望でよろしいですね。
796 ◯上村京子委員 はい。それともう一つ。
797 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
798 ◯上村京子委員 それから、同じページなんですけど、地域生活支援拠点事業委託料が263万924円ですね。その下、地域生活支援事業委託料は68万2,000円なんですけど、拠点事業、拠点ですから住むところですね。下は事業委託料なんですね。そこの違いを教えていただけますか。(発言する者あり)
799 ◯惠比須幹夫委員長 今質問されていましたのは、備考にあります地域生活支援拠点事業委託料と地域生活支援事業委託料の違いということですか。
800 ◯上村京子委員 そうです。
801 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
802 ◯石倉真由美障がい福祉課長 違いということで簡単にご説明させていただきます。
地域生活支援拠点事業と言いますのは、障がい者の高齢化に伴う親亡き後の問題を解決するために、緊急時の受入れ事業であったりとか、一人暮らし体験事業であったりとか、一人暮らし相談事業であったりとかをやっているものでございます。
一方、地域生活支援事業の委託料に関しましては、地域生活支援事業の中の、それはたくさんあるんですけれども、扶助費的なものではなくて、委託という形で、精神障がい者に係る啓発事業等をやっているものでございます。
803 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
804 ◯上村京子委員 ありがとうございました。
29年度の地域生活支援事業委託料は68万3,553円、30年度は68万2,000円で、減っているんですよね。地域生活支援事業というのはこれから増えるんじゃないかなと思いまして、予算のここの欄は全部見せてもらったんですけど、増えているところもありますが、施設に入っている方、それから地域生活で支援するためには増えるんじゃないかなと予想されますので、この点をまた次年度にも考慮していただきたいと思います。よろしくお願いします。
805 ◯惠比須幹夫委員長 要望でよろしいですか。
806 ◯上村京子委員 はい。
807 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
808 ◯石倉真由美障がい福祉課長 ちょっと言葉を読み間違いされているのかなと思いますけれども、29年度に関しましての六十何がしかに関しては地域生活支援拠点事業でございます。それが30年度、二百何十万に変わったということでございますので、ちょっと一緒になっているんじゃないかなというふうに思います。減っているということではございません。増えています。
809 ◯惠比須幹夫委員長 上村委員。
810 ◯上村京子委員 上の拠点事業が増えているのは分かっております。次の委託料というのが、少しですけど減っているということをお話ししてるんです。
811 ◯惠比須幹夫委員長 石倉課長。
812 ◯石倉真由美障がい福祉課長 地域生活支援事業の委託料に関しましては30年度の新規事業でございます。
813 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しましての質疑等は他にございませんでしょうか。
(「なし」との声あり)
814 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外に質疑等がございましたら。
(「なし」との声あり)
815 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、質疑等ないようでございますので、以上で議案第69号に係る厚生消防分科会所管分の質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
816 ◯惠比須幹夫委員長 次に、議案第71号、平成30年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について、影林福祉健康部長から説明を受けます。
817
◯影林洋一福祉健康部長 それでは、議案第71号、平成30年度生駒市介護保険特別会計決算につきましてご説明を申し上げます。
決算書の183ページをお願いしたいと思います。まず、歳入でございます。
款1は保険料でございまして、めくっていただきまして184ページ下段から185ページ中段にかけまして款3は国庫支出金、185ページ下段から186ページ中段にかけまして款4は支払基金交付金でございます。款5は県支出金で、それぞれ法定による負担割に応じた歳入でございます。平成30年度より国庫支出金におきまして保険者機能強化推進交付金が追加をされております。
188ページから189ページにかけまして、款7、繰入金につきましては、介護給付費や地域支援事業、職員給与費及び事務費等の一般会計からの繰入金及び介護給付負担金、地域支援事業費補助金の前年度概算交付分の返還のための介護給付費準備基金からの繰入金等で、歳入合計は、191ページにお示ししておりますとおり、80億3,103万円となっております。
次に、めくっていただきまして192ページをお願いいたします。歳出でございます。
款1、総務費、項1、総務管理費につきましては職員の人件費及び事務経費等に要した経費でございます。193ページ下段から194ページにかけまして、項3、介護認定審査会費につきましては、要支援・要介護認定に関する調査や審査等に要する経費でございます。
次に、195ページから197ページ上段にかけまして、款2、保険給付費につきましては介護サービス受給者に対する保険給付等で、71億4,858万2,000円と、前年度と比べまして約3億330万3,000円、4.4%の増加でございます。また、1億6,209万円余りの不用額がございますのは、居宅介護サービスや地域密着型サービスの利用が見込みより少なかったことなどによるものでございます。
次に、197ページ上段から200ページ下段にかけまして、款3、地域支援事業費につきましては、被保険者が要介護状態になることを予防し、要介護状態になった場合でも、できるだけ地域で自立した日常生活を送れるよう、介護予防日常生活支援総合事業を展開しております。地域リハビリテーション活動支援事業、送迎付き介護予防事業の実施や、地域ケア会議を含めた地域包括支援センターに関する事業委託に要した経費、生駒市医療介護連携ネットワーク協議会における在宅医療・介護連携及び認知症対策の協議に要した経費、在宅医療・介護連携推進事業といたしまして、医療・介護関係者向けの相談窓口の運営や多職種連携研修及び市民フォーラムに要した経費、認知症対策として認知症地域支援推進員の配置や認知症高齢者見守り事業、生活支援体制整備として生活支援コーディネーターの配置等に要した経費でございます。なお、地域支援事業費につきましては3億3,934万円と、前年度に比べ約2,379万6,000円、約6.6%の減少でございます。また、9,796万4,000円の不用額がございますのは、介護予防生活支援サービス事業の利用が見込みより少なかったこと、また、認知症地域支援推進員や第2層の生活支援コーディネーターを見込みどおり配置できなかったことなどによるものでございます。
次に、200ページ下段の款4、基金積立金につきましては準備基金の運用利子等を基金に積み立てたものでございます。
最後に、飛んでいただきまして、202ページをお願いいたします。
歳入総額80億3,103万2,113円に対し、歳出総額77億7,547万2,002円で、歳入歳出差引額2億5,556万111円につきましては介護給付費準備基金に繰入れをいたしております。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
818 ◯惠比須幹夫委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。
まず、歳入について質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
819 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、歳出についての質疑に移ります。
質疑等はございませんか。吉波委員。
820 ◯吉波伸治委員 介護予防についてなんですけども、介護予防事業、いろいろやられていますけども、その効果を知りたいんですけども。
821 ◯惠比須幹夫委員長 ページ数は。
822 ◯吉波伸治委員 197の介護予防・日常生活支援総合事業というのがありますけども、これの効果を知りたいんですけども、今、生駒市の要介護認定率というのは何%なんですか。
823 ◯惠比須幹夫委員長 田中次長。
824 ◯田中明美福祉健康部次長 ただ今、14.2%です。
825 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
826 ◯吉波伸治委員 全国平均は幾らですか。
827 ◯惠比須幹夫委員長 田中福祉健康部次長。
828 ◯田中明美福祉健康部次長 すみません、直近のデータが、今、手元にございませんので、第7期の介護保険の事業計画に基づいてお伝えさせていただきます。
平成29年度の認定者数で、全国が18.1%で、奈良県が17.8%というデータになってございます。
829 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
830 ◯吉波伸治委員 今の数字で分かるように、生駒市の介護予防事業というのは非常に先進的で、全国からも注目されて、視察なんかにも来られると思うんですけども、全国平均が18ぐらいで生駒市が14ぐらいで、かなり生駒市は要介護認定率が低いので、非常によく頑張っておられると思いますので、引き続きその辺り、介護予防の事業、よろしくお願いいたします。
831 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
832 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外に質疑等ございますか。吉波委員。
833 ◯吉波伸治委員 199ページの認知症対策についてなんですけども、生駒市の認知症予防対策の効果が分かるような数字はございませんか。先ほどのように、要介護認定率が全国平均でこれだけで生駒市はどうだというのは、あれでよく分かりましたね。それと同じように、認知症予防対策の効果が分かるような数字、もしありましたら。
834 ◯惠比須幹夫委員長 田中次長。
835 ◯田中明美福祉健康部次長 現在のところ、認知症対策は進めておりますけれども、これをもって完全に効果があるという科学的なデータ等は持ってございません。
836 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
837 ◯吉波伸治委員 認知症予防についても生駒市は積極的にやっておられると思いますので、もし分かるようなデータがございましたら、今後で結構ですので、示していただきたいと思います。
838 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しましての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
839 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外で質疑等ございましたらお願いします。吉波委員。
840 ◯吉波伸治委員 同じく199ページの在宅医療・介護連携の事業なんですけども、これはヒアリング調書の42ページ、43ページに在宅医療・介護連携についての新規事業、重要事業が載っているんですけど、ここの会計が一般会計と書いてあるんですけども。42、43ページ。これは特別会計の間違いなのかどうか。
841 ◯惠比須幹夫委員長 田中次長。
842 ◯田中明美福祉健康部次長 市町村の持ち出し分になります包括的支援事業ですので、19.5%が市町村の持ち出しになりますので、そちらの費用だと思います。
843 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
844 ◯吉波伸治委員 決算書では199ページに書いていますよね。だから、これは特別会計の決算ですよね。ヒアリング調書では、この事業は一般会計の事業やと書いてあるんですけど、その辺がよく分からない。(発言する者多し)
845 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
846 ◯吉波伸治委員 ヒアリング調書では会計区分が一般会計と書いてあるんですよね。
847 ◯惠比須幹夫委員長 ちょっと資料名をもう一度言ってください。
848 ◯吉波伸治委員 これは平成30年度新規・主要事業ヒアリング調書の42ページ、43ページ。(発言する者多し)
849 ◯惠比須幹夫委員長 影林部長。
850
◯影林洋一福祉健康部長 ヒアリング調書の43ページの医療介護連携の推進のところですね。(「はい」との声あり)それの会計区分。介護保険特別会計の間違いです。申し訳ないです。
851 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
852 ◯吉波伸治委員 間違いですね、分かりました。42ページ、43ページ、また訂正をお願いします。
853 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
854 ◯吉波伸治委員 それで、在宅医療・介護連携も強力に進められておるようですけども、どの程度、進んだかというのは分かりますか。それもまだ分からん。
855 ◯惠比須幹夫委員長 影林部長。
856
◯影林洋一福祉健康部長 在宅医療・介護連携と認知症対策部会というのが医療介護連携ネットワークという医療・介護関係事業者とか行政が入りまして、結成してやっているんですけれども、その中にも在宅医療・介護連携の部会がございまして、そういった中では入退院調整マニュアルということで、医療から介護につなぐ、あるいは介護から入退院へつなぐ、それから、医療・介護の情報ナビとか、これはホームページにも出ておりますけれども、そういったこともやっていますし、今回、新規事業で市民フォーラムということで、多く市民の方に、みとりと言うんですか、そういったことについての研修会とか、そういった形でいろんな事業を実施しておりますので、そういった中で医療介護の連携も進んでおりますし、周知も広がっていっているというふうに考えております。
857 ◯惠比須幹夫委員長 吉波委員。
858 ◯吉波伸治委員 引き続き、よろしくお願いします。
859 ◯惠比須幹夫委員長 他に今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
860 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
861 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
862 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第71号に係る質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午後2時45分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時0分 再開
863 ◯惠比須幹夫委員長 休憩を解いて、引き続き、審査を行いますが、先ほどの決算書の100ページ、款3、民生費、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費における答弁について発言の申入れがございましたので、発言を許可いたします。市川国保医療課長。
864 ◯市川豊国保医療課長 100ページの未熟児養育医療事業費の部分でございます。
給付件数の方が115件というふうになっております。これについては、実際に給付した件数でございまして、子どもさんの数ではございません。実際の平成30年中にこの未熟児養育医療をお使いになったお子様の数といたしましては58人となっておりますので、115人の方がということではございませんので、そこだけ、修正の方をよろしくお願いいたします。
865 ◯惠比須幹夫委員長 次に、議案第72号、平成30年度生駒市
国民健康保険特別会計決算の認定について、影林福祉健康部長から説明を受けます。
866
◯影林洋一福祉健康部長 それでは、議案第72号、平成30年度生駒市
国民健康保険特別会計決算につきましてご説明を申し上げます。
決算書の205ページをお願いいたします。まず、歳入でございます。
205ページから207ページ上段にかけまして、款1、国民健康保険税につきましては、前年度に比べ、被保険者数の減少や保険税の軽減の拡大などの影響により調定額が下がったため、前年度に比べ、9,840万円弱の減収となっております。
次に、208ページ上段の款4、療養給付費交付金につきましては、退職等により一般の医療保険から国保に加入した退職被保険者等の医療に係る交付金でございます。
次に、同じく208ページ中段から209ページにかけまして、款5、県支出金の保険給付費等交付金につきましては、平成30年度の県単位化に伴い新設されたものであり、市町村の医療給付に要した費用を交付する普通交付金と、市町村の財政状況に応じて財政の調整のため交付される特別交付金として交付されたものでございます。
次に、210ページ上段の款7、繰入金につきましては、国保の保険基盤安定等に対する一般会計からの繰入金と国保税の県内統一に向けた保険料の差額を補填するためなど、その不足分を基金から繰り入れたものでございます。
少し飛びまして、214ページをお願いいたします。歳出でございます。
款1、総務費につきましては、人件費、事務費及び国保税の賦課徴収に係る費用等でございます。総務費全体で2,640万円余りの不用額が生じておりますのは、委託料において、県単位化による事務の共同化により、保健事業などで当初見込みより安価に事業実施できたことによるものでございます。
次に、217ページ中段から221ページ上段にかけまして、款2、保険給付費につきましては、医療費のほか、出産育児一時金、葬祭等の給付等に係る経費でございます。保険給付費全体で3億5,500万円余りの不用額が生じておりますのは、一般療養給付費や退職療養給付費などにおいて見込みを下回ったものでございます。
次に、221ページ中段をお願いいたします。款3、国民健康保険事業納付金につきましては、平成30年度から始まりました県単位化に併せまして、本市から奈良県に支払う納付金でございます。内容といたしましては、医療給付費や後期高齢者支援金、介護納付金等でございます。
次に、224ページ、款6、保健事業費につきましては、特定健康診査、保健指導の実施や、生駒地区薬剤師会及び協会けんぽと協力し実施いたしました残薬バッグ事業などにかかった経費でございます。委託料におきまして2,000万円余りの不用額が生じておりますのは、当初予定よりも特定健診の受診率が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
次に、226ページ上段からの款9、諸支出金でございます。項1、償還金及び還付加算金、目3、償還金は、前年度の療養給付費負担金等の精算による国への返還金でございます。
最後に、228ページをお願いいたします。
歳入総額109億8,579万2,220円に対しまして、歳出総額109億8,579万2,220円で、歳入歳出額が同額となっております。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
867 ◯惠比須幹夫委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。
まず、歳入について、質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
868 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、歳出についての質疑に移ります。
質疑等はございませんか。福中委員。
869 ◯福中眞美委員 225ページ、保健事業費のところで、保健事業普及費についてちょっと質問させていただきたいと思います。
先ほど説明がありましたけれども、残薬バッグの事業です。生駒地区薬剤師会、全国健康保険協会奈良支部と協働で残薬バッグを利用した残薬調整運動を実施したとありますけれども、この190万6,840円のうち、これは幾らになるんでしょうか。
870 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
871 ◯市川豊国保医療課長 消耗品で2万5,000円。残薬バッグというビニールの袋なんですけれども、協会けんぽ様と一緒に作りましたので、その半額を負担しております。2万5,000円でございます。
872 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
873 ◯福中眞美委員 2万5,000円ということで、薬局で配られたというふうに思うんですけれど、何薬局さんが協力してくれたんでしょうか。
874 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
875 ◯市川豊国保医療課長 協力いただきましたのが生駒地区薬剤師会の26薬局でございます。配布したのが約1,000枚弱ほどでございます。実際、薬局の方で残薬バッグということで配布していただいた数が332枚ということでございます。
876 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
877 ◯福中眞美委員 これの評価と言いますか、どのように考えてはるんでしょうか。
878 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
879 ◯市川豊国保医療課長 この残薬バッグ運動自体は、いわゆる飲み残し、処方されたお薬を飲み残したり、飲み間違えたり、あるいは古くなってしまったものを飲んでしまうということもございますので、そういうものをまずは無くしていこうと。そういうことの運動です。ですから、332枚お配りしたんですけど、74人の方が実際にご利用いただいたということを聞いておりますので、その中で、薬の管理と言うんですかね、薬自体をちゃんと飲んでいただくというきっかけをまずつくっていって、飲み残しがないように、あるいは重複で処方されるようなことがないようにというふうなことも含めて、ご本人さんに薬剤師さんがいろいろ説明をしていただくと。それについて、薬のことをよく分かっていただくということが目的でございますので、一定の成果はあったのかなと思っております。
880 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
881 ◯福中眞美委員 残薬バッグなんですけれども、この取組は続けていかれるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
882 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
883 ◯市川豊国保医療課長 そうですね、今年もまた地区薬剤師会様と協会けんぽ様とご相談はさせていただいて、継続して取り組んでいきたいとは考えております。
884 ◯惠比須幹夫委員長 福中委員。
885 ◯福中眞美委員 今言っていただきましたように、もちろん本人さんの、古い薬を飲んだらあかんとかそういうことももちろんなんですけれども、これは日本全国で残薬を集めると約500億円の医療費を削減できる可能性があるというふうにも言われております。残薬バッグの取組は、昨今、高齢者の医療費の増加問題にも有効だ、そのようなことも言われています。また、薬剤師さんの方に話を聞きますと、飲み忘れや病院受診の間隔によって薬が余ることなんかも、実際、起こっていますけれども、3日から5日分ぐらいの残薬は災害時、いざというときに備えてもらうということにも有効に使えるというふうにも聞いています。ですけれども、残薬バッグの取組を進めることによって医療費の削減にもつながるというふうに思いますので、できましたら続けていただいて、薬局の方にも協力いただいて、この取組のPRとか宣伝とかも、もう少し力を入れてやっていっていただけたらと思いますので、よろしくお願いしておきます。
886 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。伊木委員。
887 ◯伊木まり子委員 30年度の新規・主要事業ヒアリング調書のところでは、当初、50薬局に働きかけるというようなことが書かれてあるんですけど、今回、26薬局に限られたということなんですけど、その辺、どんな様子だったんでしょうか。
888 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
889 ◯市川豊国保医療課長 働きかけはさせていただきまして、ご賛同いただいた薬局が26ということでございます。
890 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
891 ◯伊木まり子委員 私も福中委員がおっしゃったみたいに、非常に大切なことだと思うんですけど、24薬局が賛同してくださらなかった、その理由はどういうことでしょうか。
892 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
893 ◯市川豊国保医療課長 一つは、かなりご説明をしていただいて袋をお渡ししていただくというところもあるかと思います。説明していただいて袋をお渡しいただいて、また袋に入れていただいたら、その薬はこうなってます、ああなってますという説明もございますので、そこら辺のことがネックになったのかなと思ったりはしておるんですけれども、また今年度、令和元年度もそこら辺、いろいろ工夫したいと思っております。
それと、今回やっていただいた薬局の中でも小児科の近くの薬局さんは、やっぱりほとんど実績がなかったですので、やはり小児科の方は親御さんがちゃんと飲ませておられるようで、そういうことで言うと、やはり高齢の方の方がメーンになるのかなというふうには考えております。
894 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
895 ◯伊木まり子委員 そしたら、小児科の近くの薬局は最初から外しておくとしたら、もうちょっと、40薬局ぐらいが対象になるのかなと思って聞いていたんですけど、しっかりと働きかけしていただいて、患者さんが自分の薬を自分できちんと管理する、何飲んで、何はやめとく、自分から医者にも言っていくというようなきっかけにもなると思いますので、是非、進めていただくようにお願いいたします。
896 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
897 ◯惠比須幹夫委員長 普及費に関しましての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
898 ◯惠比須幹夫委員長 じゃ、それ以外で質疑等はございませんか。成田委員。
899 ◯成田智樹委員 215ページなんですけども、共同事業負担金ということで、県単位化に併せて市町村国保事務の共同化、県域での医療費適正化等の取組を進めていると書いていますけれども、1番で、国保の医療費に対する認識を深めてもらうための医療費通知を年6回と、後発医薬品利用差額通知、年4回と書いていますけども、これは以前からやっていた事業だと思うんですけども、これって、医療費通知は年6回、合計で何件送られたんですか。
900 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
901 ◯市川豊国保医療課長 ちょっと調べさせてもらいます。すみません。
902 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
903 ◯成田智樹委員 そうしましたら、その下のジェネリックの年4回、前年は6回で4,365件ということで書いていますけども、年4回で何件送られたか、それも併せてお願いできますか。
904 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
905 ◯市川豊国保医療課長 すみません、お待たせしました。
まず、医療費通知なんですけれども、年6回で計7万1,698件送らせていただいております。それから、ジェネリックの方なんですけれども、年4回で2,173件送らせていただいております。
906 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
907 ◯成田智樹委員 ジェネリックの方は回数が減っているということのようですけども、医療費通知について年6回というのは数の増減はあったんですかね。
908 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
909 ◯市川豊国保医療課長 29年度までは生駒市で送らせていただいておりました。29年度は6回送らせていただいておりますので、ジェネリックは2回少なくなっておりますが、医療費通知自体については変わっておりません。
910 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
911 ◯成田智樹委員 県単位化に併せて、こちらの方にこの様々な事業について共同事業負担金を支払うということで、平成30年度については1,020万2,000円ですか、払ったということなんですけど、この金額というのはどこで決まるんですか。
912 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
913 ◯市川豊国保医療課長 平成30年度から県が保険者になりまして、共同事務をやると言うか、事務支援センターというのをつくって、それで事務をしていくということになりました。
それについては、今まで市町村でやっていたやつを県の方でお集めになりまして、そこでいろいろ予算化して、入札等もされて、業者を決めてやられるということになっています。それを応分負担ということでの負担を割り当てるということになっております。
914 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
915 ◯成田智樹委員 その応分というのは被保険者数とかいうことになるんですか。
916 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
917 ◯市川豊国保医療課長 そうですね。その枚数と言うか、件数が大体予測できますので、それに応じてはじき出すということになります。
918 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
919 ◯成田智樹委員 今の説明で言うと、これは毎年、金額が変わるということなんだと思いますけれども、単純に平成30年度の1,020万という金額は、前年の平成29年度のこれに関わる費用に比較して増えておるんですか。
920 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
921 ◯市川豊国保医療課長 平成29年度決算書の中で出ております、多分、共同事業のを見ていただいているかもしれないんですけど、29年度はこの事務はございませんので、30年度から新しくできたものでございます。
922 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
923 ◯成田智樹委員 いや、それは分かってて、目が増えてるのを見てるんですけど、単純に、ですから、生駒市で同様のことをやっていましたね。それ以外のことについてもやってたと思うんですけども、それらの費用と比べて、県に単位化されて応分を負担するという状況になって、費用の増減についてはどのような形になっているかということ。
924 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
925 ◯市川豊国保医療課長 いろんなものの負担があるんですけれども、例えばジェネリックも6回送っておりましたので、それの郵送費であるとか、もう一つ、特定健診の電話での勧奨も市独自で行っておりました。これが共同事業になりまして、県の方がまとめて県内の市町村分を全部するということになりまして、実際は規模が10分の1ぐらいになってしまいましたので、ちょっとその分はかなり減っているかと思います。通常、29年度までに電話で特定健診の勧奨事務というのをやっておったときは大体600万ぐらいかかっておったんですけれども、それがなくなって、数十万の負担になっておりますので、そこの部分でいくと、かなり減っております。
926 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
927 ◯成田智樹委員 今後、この共同事業負担金の額というのは、当然ながら、国保医療費が増えていけば負担金も増えていくということで単純に考えたらいいんですか。
928 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
929 ◯市川豊国保医療課長 今、連合会と一緒にいろんな事業をやるということで、いろいろ考えていただいております。その事業の中身とか規模によって、この金額は変わってくるかと思います。
930 ◯惠比須幹夫委員長 成田委員。
931 ◯成田智樹委員 その事業の中身については、生駒市の意見というのは相当反映されるんでしょうか。
932 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
933 ◯市川豊国保医療課長 今、県がおっしゃっていますのは、基本的にはエビデンス、要するに、効果がある程度やっぱり見込まれるものをしましょうということをおっしゃっておられます。ですから、生駒市として、こういうことが効果があるということが提案できるかどうかというのが重要になってくるんですけども、医療費分析も含めて、なかなか難しいところもございますので、取りあえずは今やっている事業をどういうふうにやっていくかというふうなところと、あと、市単独での事業もできないということではございませんので、それは市単独で、例えば先ほど言いました電話の勧奨事務なんかは、今年度は市単独でやる予定をしておりますので、そういうふうに、若干、変更をかけるという場合も出てくるかとは思います。
934 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。伊木委員。
935 ◯伊木まり子委員 今のところの4番目に書いている第三者行為に係る求償事務というのはなかなか難しいのかなと思って、県単位化になると、求償、請求がしやすくて入ってくるのかなと思って様子を見ていたんですけど、現状としては、例年の入りに比べて30年度は第三者行為に係るこの辺のお金が増えたとか、その辺、どうでしょうか。
936 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
937 ◯市川豊国保医療課長 第三者納付と言いますのは、いわゆる交通事故とか、要するに第三者の方にけがを負わされたとか、医療費がかかるような行為があった場合に、第三者の方にその分を応分負担していただくというふうなものなんですけれども、その年その年によって、被害者になられた方が国保で、大きな事故が起こったような場合はそれが金額的には大きくなると。ですから、年度によっては無い年とか、すごく少なかったりというので、毎年の増減がかなりあります。
先ほど申し上げました共同事業の事務の中にそういう第三者の分も入っておりまして、平成30年度からは連合会が専門の方を雇用されておられまして、その方が中心に動いていただくということになります。ですから、金額としては、ちょっと予測がつかないと言うか、今この時点でも、例えば事故が起こっている可能性もございますので、はっきりと見込みみたいなのがなかなか出せない状況でございます。
938 ◯惠比須幹夫委員長 伊木委員。
939 ◯伊木まり子委員 例年、これが十分請求できてないなというような指摘が国保運営協議会の中でありましたもので、県単位化になって、どう変わっていくのかなということなので、期待して見ていきたいと思いますが。
同じところの一つ前の3番目の、療養費の2次点検を実施しという、その辺についても県と一緒になってやって効果が上がっているとか、市単独のときに比べてどのような状況でしょうか。
940 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
941 ◯市川豊国保医療課長 いわゆる療養費と言われるものですね、柔道整復とか、あんまとか、はり、きゅうということなんですけれども、一応、毎年の額で申し上げますと、それがだんだん減っておる形になっておりますので、一定、この成果というのは出ておるのかなというふうには考えております。
942 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しましての質疑等はございませんか。浜田委員。
943 ◯浜田佳資委員 1の医療費通知、年6回なんですけど、これ、6で割りまして、上の平均世帯数と比較しますと2,744の差があるんです。この世帯は、要するに、全然、国保を利用していない世帯という理解でよろしいですね。
944 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
945 ◯市川豊国保医療課長 そうですね、利用されておられる方には医療費通知を全て送っているので、そういうことになろうかとは思います。
946 ◯惠比須幹夫委員長 今の質疑に関連しての質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
947 ◯惠比須幹夫委員長 では、共同事業負担金で他に質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
948 ◯惠比須幹夫委員長 では、それ以外で質疑等ございましたらお願いします。成田委員。
949 ◯成田智樹委員 さっきも課長がおっしゃいましたけど、224ページの特定健康診査等事業費ということで、ここに健診受診者数が5,708人と書いていますけれども、これは前年と比べますと数も減って、被保険者に対する割合もこれで減っていると思うんですけれども、これは先ほどおっしゃったコール・リコールかな、様々な受診勧奨が県単位化になって減ったからということなんでしょうかね。
950 ◯惠比須幹夫委員長 市川課長。
951 ◯市川豊国保医療課長 今の速報値で言いますと、去年が36.2%でした。今年が今の時点で言うと33.9ぐらいで、最終は10月に出るんですけれども、大体2ポイントから3ポイントの間ぐらい落ちるかなと思っております。
受診者数が減っていますので、当然、何でかなというところは委員おっしゃるとおりで、その中で、ちょっと私どもの方でも、特に電話が圧倒的に少なかったですので、それは今回、令和元年については復活させたということでございます。他にも要因があるかもしれないんですけど、ちょっとそこら辺はまだ今のところ分析はできてないんですけど、一番大きいのは電話かなというふうには考えております。
952 ◯惠比須幹夫委員長 ただ今の質疑に関連しての質疑等はございますか。
(「なし」との声あり)
953 ◯惠比須幹夫委員長 それ以外で質疑等ございますか。
(「なし」との声あり)
954 ◯惠比須幹夫委員長 では、質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
955 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第72号に係る質疑を終結いたします。
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956 ◯惠比須幹夫委員長 次に、議案第73号、平成30年度生駒市
後期高齢者医療特別会計決算の認定について、影林福祉健康部長から説明を受けます。影林部長。
957
◯影林洋一福祉健康部長 それでは、議案第73号、平成30年度生駒市
後期高齢者医療特別会計決算につきましてご説明を申し上げます。
決算書の229ページでございます。まず、歳入でございます。
款1、後期高齢者医療保険料の収入済額は、被保険者数の増加もあり、前年度に比べ約8.4%の増加でございます。
次に、230ページ中段の款3、国庫支出金につきましては、高齢者医療制度円滑運営事業補助金として保険料軽減率の変更に伴うシステム変更にかかりました費用の補助でございます。
その下の230ページ下段の款4、繰入金につきましては一般会計からの事務費及び保険基盤安定に対する繰入金、その下、231ページ上段の款5、繰越金は平成29年度収入分の保険料の一部を平成30年度に繰り越したものでございます。
次に、少し飛んでいただきまして、233ページをお願いいたします。歳出でございます。
款1、総務費につきましては、後期高齢者医療事務に係る職員給与費や事務費、平成30年度から開始しましたコンビニ収納の費用などの保険料徴収に係る経費でございます。
次に、234ページ中段の款2、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、後期高齢者医療広域連合に支払う保険料、基盤安定負担金、その他、経費の負担金でございます。
最後に、236ページをお願いいたします。
歳入総額18億5,191万9,354円に対しまして、歳出総額18億4,468万754円で、歳入歳出差引額723万8,600円となっております。この歳入歳出差引額につきましては、昨年度と同様、繰越金として令和元年度に振り替えいたしております。
以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
958 ◯惠比須幹夫委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。
まず、歳入について質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
959 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、歳出についての質疑に移ります。質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
960 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
961 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第73号に係る質疑を終結いたします。
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962 ◯惠比須幹夫委員長 最後に、病院事業会計に係る報告第11号、平成30年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてと、議案第76号、平成30年度生駒市病院事業会計決算の認定についてを一括して審査いたします。影林福祉健康部長から説明を受けます。影林部長。
963
◯影林洋一福祉健康部長 報告第11号、平成30年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、及び議案第76号、平成30年度生駒市病院事業会計決算の認定についてご説明を申し上げます。
まず、令和元年9月3日追送分の議案書の5ページでございます。
報告第11号、平成30年度決算に基づく生駒市資金不足比率についてご報告させていただきます。
病院事業会計につきましては、資金不足額が生じなかったことから、資金不足比率につきましては横棒の記載となっております。以上でございます。
次に、別冊になっております平成30年度生駒市病院事業会計決算書をお願いいたします。
それでは、議案第76号、平成30年度生駒市病院事業会計決算についてご説明を申し上げます。めくっていただきまして1ページでございます。
平成30年度生駒市病院事業報告書でございます。
1、概況、(1)総括事項といたしまして、市立病院は4月から許可病床210床をフルオープンし、5月からはそのうち7床をHCUとして稼働いたしました。また、9月には補正予算の議決を得まして、HCU室内の非常用電気設備増設工事を施工し、平成31年2月に完成いたしております。
次に、アの業務概要については後ほど3ページでご説明を申し上げます。
次に、イ、収益的収支の状況、及びウ、資本的収支の状況につきましても後ほど8ページから11ページにかけてご説明を申し上げます。
めくっていただきまして2ページの(2)議会議決等事項から(4)職員に関する事項につきましてはご覧のとおりでございます。
3ページをお願いいたします。
2、建設改良費の概要、(1)新設改良費につきましては、生駒市立病院非常用電気設備増設に係る設計業務委託料及び工事請負費でございます。
3、業務の(1)業務量、ア、許可病床数につきましては一般病床210床、イ、診療科目につきましては16診療科となっております。平成30年度に新たに標榜いたしました診療科はございませんでした。
続きまして、ウ、入院及び外来の状況でございます。入院患者数の延べ人数は4万7,155人、前年度に比べて3,257人増加しております。1日平均患者数は129.2人、前年度に比べ8.9人増加しております。外来患者数の延べ人数は7万7,237人、前年度に比べて1万3,400人増加しており、1日平均患者数は211.6人、前年度に比べ36.7人増加しております。
次に、4ページをお願いいたします。(2)事業収益・事業費用に関する事項でございます。
ア、事業収益、イ、事業費用の区分ごとの構成比率及び増減率につきましてはご覧のとおりでございます。
5ページをお願いいたします。
4、会計、(1)企業債、長期借入金及び一時借入金の概況につきましては、ア、企業債につきましては、前年度末残高に本年度借入高を加えました額から本年度償還高を引いた本年度末残高が55億5,931万2,624円、イ、長期借入金につきましては、前年度末残高に本年度借入高を加えた本年度末残高が21億7,433万7,897円となっております。
めくっていただきまして、II、決算書類でございます。8ページから9ページをお願いいたします。
1、平成30年度生駒市病院事業決算報告書でございます。
予算額は税込み表示をしているため、対比させて執行状況を明らかにするため税込み表示としております。
まず、(1)収益的収入及び支出につきまして、収入の第1款、病院事業収益、第1項、医業収益につきましては、市立病院の診断書等の文書交付手数料、救急告示病院に係る一般会計負担金等でございます。第2項、医業外収益につきましては、市立病院の病床割に係る一般会計負担金や長期前受金戻入等でございます。
なお、長期前受金戻入につきましては、建設改良費の財源とした企業債の元金償還に係る一般会計負担金等について、建物の減価償却見合い分を、順次、収益化するため計上しており、現金の収入は伴わないものでございます。
次に、支出でございます。第1款、病院事業費用、第1項、医業費用につきましては、病院用地の賃借料等の経費、市立病院の建物及び建物附属設備に係る減価償却費等でございます。なお、減価償却費につきましては、長期前受金戻入と同様に現金の支出を伴わないものでございます。第2項、医業外費用につきましては企業債及び長期借入金の支払利息でございます。
次に、10ページから11ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出でございます。収入の第1款、資本的収入、第1項、企業債につきましては、市立病院の非常用電気設備増設工事費に充てるため、借り入れたものでございます。第2項、負担金交付金につきましては、地方公営企業繰出基準に基づき、企業債の元金償還の一部について一般会計から繰り出されたものでございます。第3項、基金からの長期借入金につきましては生駒市減債基金から借り入れたものでございます。
次に、支出でございます。第1款、資本的支出、第1項、建設改良費につきましては、非常用電気設備増設工事に係る設計業務委託料及び工事請負費でございます。第2項、企業債償還金につきましては、病院の建設工事費や、実施設計、工事監理業務委託料等の財源として借り入れた企業債の元金償還金でございます。
めくっていただきまして12ページをお願いいたします。
2、平成30年度生駒市病院事業損益計算書でございます。なお、このページ以降は、企業の実質的な経営成績や財政状態を明らかにするため、税抜き表示としております。
1、医業収益、2、医業費用、3、医業外収益、4、医業外費用を差引きしました結果、当年度の純損失は2億564万2,523円となり、前年度繰越欠損金と合わせた当年度未処理欠損金は12億1,245万7,530円となっております。
13ページの3、平成30年度生駒市病院事業欠損金計算書、4、平成30年度生駒市病院事業欠損金処理計算書についてはご清覧をお願いいたします。
14ページから15ページをお願いいたします。
5、平成30年度生駒市病院事業貸借対照表でございます。
1、固定資産と、2、流動資産を合わせた資産合計は71億8,910万6,642円でございます。
次に、負債の部でございます。
3、固定負債、4、流動負債、5、繰延収益を合わせました負債合計は82億156万4,172円でございます。
次に、資本の部でございます。
6、資本金と、7、剰余金を合わせた資本合計はマイナスの10億1,245万7,530円でございます。負債合計と資本合計を合わせた負債・資本合計は資産合計と同額の71億8,910万6,642円となります。
16ページから17ページをお願いいたします。
下段の、6、注記のIII、その他の注記でございます。
1、長期借入金については条例改正に伴う長期借入金の取扱いに関して記載をしております。また、2、消費税及び地方消費税の会計処理につきましては、免税から簡易課税となったことによる消費税及び地方消費税の会計処理について記載をしております。
19ページから24ページのIII、決算附属書類、それから、25ページのIV、公営企業の経営の健全化、1、資金不足比率につきましてはご清覧をお願いいたします。
なお、資金不足比率につきましては、冒頭で報告いたしました平成30年度決算に基づく生駒市資金不足比率に関する資料となっております。
説明は以上でございます。よろしくご審査賜りますよう、お願い申し上げます。
964 ◯惠比須幹夫委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。
まず、報告第11号について質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
965 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第11号における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、議案第76号の収入支出について、一括して質疑等を行います。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
966 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、これにて収入支出における分科会委員による質疑を終結いたします。
次に、2件について一括して分科会外委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
967 ◯惠比須幹夫委員長 質疑等ないようでございますので、以上で病院事業会計に係る報告第11号及び議案第76号に係る質疑を終結いたします。
以上で、厚生消防分科会の所管に係る決算議案等に対する質疑を終結いたします。
次の委員会は明日の午前10時から再開いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後3時44分 散会
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